○(水)
総務課長 互助会負担金,
健康診断の負担金や
薬品購入費などである。
○委員 職員への
厚生関係だが,水道部独自で行っているものはあるのか。
○(水)
総務課長 独自で行っているものはなく,市長部局と同じである。
○委員
水道料金を
コンビニで支払えるようになったのは,いつからか。
○
営業課長 平成20年1月15日以降に発行した納付書から行っている。
○委員 状況としては順調なのか。また,
コンビニに対しての手数料の仕組みは,どうなっているのか。
○
営業課長 コンビニ収納を始めて1カ月半になるが,20,500件のうち
コンビニで支払いを行ったのは4,000件ほどになっている。数字的には,今後ももう少し上がると考えている。また,手数料については,1件につき金額の区別なく54円の手数料を支払っている。
○委員 平成21年度に向けた下水道との統合は,どのようになっているか。また,新たに水道管を引く場合の
判断基準はどうなっているのか。
○(水)
総務課長 現在,
下水道部と職員課,
行政管理課とで,組織や人数,
サービス向上策等について協議しており,年内に決定していきたい。
○
経営企画課長 配水管の敷設については,部内に陳情や要望等を検討する委員会を設けている。基本的には5軒以上まとまって要望があった場合,検討することになっている。
○委員 会計的には2つだが,会計も統合するのか。
○(水)
総務課長 企業会計として独立していく。
○委員 水道水の異臭味が増えた理由は何か。また,
漏水調査はどんな方法なのか。
○
浄水課長 一昨年の12月と昨年9月の大雨によって,蔵王山系の水がたまる蔵王ダムにたまった堆積物が撹拌されたのが主な原因だった。この時に異臭が出て,この対策として活性炭を使用したが,今後も予想されるので予算的にも対策をしている。
○
管路維持課長 漏水調査は以前毎年行っていたが,効率性を考え新しいところは3年に1回調査をしている。
○委員 滞納者に対する徴収の対策は,どのようにしているか。
○
営業課長 転出者については
追跡調査を行ったり,
支払い方法については分納等も考慮しながら,いろんな対策を考えている。
○委員 涵養林の現在の状況はどうなっているのか。また,給水管の未
給水区域の状況はどうか。それから,
水道工事や
道路工事などが重なるが,調整はどのようにしているのか。
○(水)
総務課長 水源涵養林として人工林が40ヘクタール,天然林が31ヘクタールとなっており,人工林は昭和30年に針葉樹を植えているが,順次広葉樹に植えかえしている。
○
経営企画課長 99.92%の普及率になっており,
立谷川工業団地付近等に未
給水区域がある。
○
管路維持課長 水道や下水道,ガス,電力,NTT,
最上川中流などの団体で構成している
埋設物連絡協議会で年4回会議をして,工事などについて住民に迷惑のかからないように調整している。
○委員 未
給水区域からの要望・陳情の現状はどうか。また,
水源涵養林植林の計画は何年を想定しているのか。それから,災害における
危機管理対策はどうなっているのか。そして,
健全経営を進めていく状況の中で,制度的以外からの考え方を持っているか。
○
経営企画課長 配水管布設の要望・陳情が昨年2件あったが,それについては実施していきたい。今後も要望等があれば検討していく。
○(水)
総務課長 植林については毎年3,000平方メートル程度を植栽しながら,自然林も生かしていきたい。
危機管理については,
自然災害が発生したときの初動体制が重要と考えている。なお,平成18年度から,
耐震管布設や18時間供給できる
自家発電装置を設置している。また,3水系を中ブロック化して被害を最小限に食いとめる手法もとっていくし,平成21年度に200立方メートル程度の
震災用緊急貯水槽を新たに1カ所つくりたい。さらには,
災害訓練については独自で行っているが,今後は住民を含めた形でも行いたい。
○委員 上山市との合併を考えた場合,将来的に負担が出てくると思うがどうか。また,
管工事組合と
災害協定を結んでいるが,
関連工事が減っている中でうまく機能していくのか。そして,業者の技術員の質も心配だが質の高い技術員の確保などの見通しはどうか。
○
水道部長 あくまでも仮定としてだが,上山市の配水管は老朽化もあるし
関連施設もいろいろあるので,改良には相当の費用がかかると見ている。合併を視野とすれば料金も変わってくると思う。それから,技術員の質については一部問題もあるので,組合としても講習会も行っている。市としても育成強化を図りたいし,何らかの援助はしていきたい。
○委員 消火栓の移転はどうなるのか。
○
工務課長 消防側と協議しながら行っている。
○委員 給水率100%を目指してる中で,5軒程度がまとまらないと布設できないとなっているが,緩和策についてどうか。
○
経営企画課長 基準のあり方については,平成20年度に見直しについて考えていきたい。
大要以上の後,議第9号については,
全員異議なく可決すべきものと決定しました。
休 憩 11時09分
再 開 11時15分
【
建設部関係】
1.議第8号 平成20年度山形市
一般会計予算
〇歳出 第8
款土木費 第1項
土木管理費
〇第2条
債務負担行為(山形市
土地開発公社の
事業資金借入に対する
債務保証)
関係課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
債務負担行為の山形市
土地開発公社の
事業資金借入に対する
債務保証の限度額150億円とあるが,利用実情から見てこれで十分なのか。
○(建)
管理課長 土地開発公社は,平成4年度から設置して150億円の
債務保証でスタートし,最高の保証額は平成7年度において198億4,000万円であった。その後,買い戻しや売却等を行い,平成19年度の残高が89億円となっている。今後も,買い戻しや産業団地の保有地の売却に努力していく。
○委員
建築基準法の改正で,審査が厳しいから
住宅着工件数が少ないと聞くが,
申請手続きを迅速にする手だてとか,
住宅着工件数が減っていることへの考え方はどうか。
○
建築指導課長 建築基準法の改正により,提出書類が増えたり訂正による差しかえなども認められないなど確かに煩雑になったし,増築の場合は既存の古い建物も改正法に合わせないと認められなくなった。
確認申請の受付は市と民間で行っているが,昨年と比較すると2月末現在では山形市全体で15.8%の減となっている。
木造住宅等の
建築確認の日数は法定期間が7日だが,問題のないものは現在約5.9日でおろしているし,
確認申請受付事務を柔軟に運営していく。
○委員
電子入札を行っていくとのことだが,申請する業者からも
入札内容を理解してもらう必要がある。今後の手だてや対応についての考え方はどうか。また,県の
設計単価が積算根拠になっているが,単価が安く利益も出ないのでないか。このような現状をどのように考えるか。
○(建)
管理課長 電子入札の目的や効果としては,契約に係る透明性の向上や事務の効率化,
受注希望者の
コスト節減などが見込まれるが,
契約方法の運用は状況を見ながら検討していきたい。また,
設計単価は工種ごとに県の単価に基づいて設計しているが,
落札価格が低い場合は低
入札価格調査制度があり,工事の質や労働者へのしわ寄せがないか等を調査し決定している。
○委員
公共工事が減っている中で,他の業種が参加し低価格で落札されるのは危険と思う。低入札についての考え方はどうか。また,
建築確認申請の受付数が市と民間では差があるようだが,民間にも迅速にしてもらいたいし,民間とも打ち合わせをして速やかな対応を願いたいがどうか。
○(建)
管理課長 入札参加登録制度には,1社で5つの業種を希望できるようになっている。業種ごとに点数でランクづけされており,発注する工事の金額に応じて,該当するランクであれば入札に参加いただくことになる。低入札でなければ,通常は
最低落札業者に
落札決定している。また,
総合評価落札方式は,品確法に基づく
契約方法であり,4種の類型があるが,今年度,本市では簡易・型で2件試行している。簡易・型は
技術提案と価格を総合的に評価して落札者を決めるものであるが,
落札決定まで60日くらいの期間が必要である。今後は簡易・型も含めて試行を続け,検討していきたい。
○
建築指導課長 民間側の
受付件数が減っている理由としては,
審査状況の中で判断に迷いがあり,時間がかかっているようだ。国でも取り扱いについて協議しているようだが,まだ決まっていない。決まり次第,民間とも同様な対応をしたい。
○委員 福島県では
一般競争入札から
指名競争入札に移行しているようだが,検証してほしい。業者にとっていいのか,慎重に行ってほしいが考え方はどうか。
○(建)
管理課長 談合があったことから
一般競争入札を全面的に採用してきた中で,一部
指名競争入札が復活した状況のようだ。どれを行えば大丈夫だとは確立していないが,いろいろ組み合わせて,バランスをよく受注機会を与えられるよう検討する必要がある。
○委員
総合評価方式もいろいろ問題があるので,業者のことも考えながら仕組みについて検討してほしい。
○委員
総合評価方式での点数は,公表されるのか。
○(建)
管理課長 入札終了後には公表される。
○委員
電子入札への今後の予定はどうか。
○(建)
管理課長 今後の
スケジュールとして,応札の準備やノウハウも必要なので,平成20年度で初期設定などの準備をして平成21年秋から試行し,平成22年4月から本格的に実施したい。
○委員 今年度から行った
木造住宅耐震診断事業の状況は,どうだったのか。また,新年度からの新しい事業である
木造住宅耐震改修補助金とは,どのような内容なのか。
○
建築指導課長 木造住宅耐震診断事業は平成19年度から行い,平成12年以前に建てられた
木造住宅を対象に今年度50戸について診断を行った。結果としては,標準を1とするとほとんどが0.4,0.5のランクに集中し,耐震性に問題があるとの結果だった。また,新年度からの
新規事業である
改修補助金は,今年度行った
耐震診断を受けた方で,耐震性に問題がある住宅を対象に工事費の3分の1かつ60万円を限度に補助していくものである。10戸分を計上している。
○委員 通常,改修にはどのくらいの費用がかかるのか。
○
建築指導課長 改修内容にもよるが,平均で176万円かかるようだ。
○委員
住宅耐震診断事業を行ったが,
申し込みの状況はどうだったのか。
○
建築指導課長 設定した締め切りまでは50戸に達しなかったが,その後も引き続き
申し込みを受け付け,予定した50戸の診断を行った。
休 憩 11時55分
再 開 13時00分
〇歳出 第8
款土木費 第2項
道路橋りょう費(第1目,第2目)
〃 第3項河川費
第11
款災害復旧費 第2項
公共土木施設災害復旧費(第2目)
河川道路整備課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
河川台帳の必要性については,どのように考えられるか。
○
河川道路整備課長 準用河川の台帳の整備は法律で義務づけられており,現在の整備率は約28%となっている。
○委員
河川台帳の整備を今後どのように行っていくかという考えが必要と思うが,どうか。
○
河川道路整備課長 予算も勘案しながら,少しずつ整備する必要があると思っている。
○委員
整備路線が34路線あるが,主に
新規路線なのか。
○
河川道路整備課長 新たな路線もあるし,
既設道路の拡幅などの整備もある。
○委員
区画整理地域と接している周辺がうまく整備なっていない状況と感じているが,場所によっては
緊急自動車が通れないなどのこともある。このようなことからも住民の利便性や安全性が重要と思うが,今後の道路の整備についての考え方を聞きたい。
○
建設部長 市街地と郊外の
道路整備に不公平感があるとのことだが,これまで市街化区域内は
区画整理事業で整備をしてきており,街並みをつくるのは
区画整理事業で行うのがよいと思う。ただ,事業費が多額になるのが問題になる。市街地における狭あい道路の整備については,
都市開発部と連係していく必要がある。また,地域間を結ぶ道路については,
優先順位をつけて整備していきたい。
○委員 部分的な道路の拡幅を行うような場合であっても,用地を買収するような方法についてを,今後検討する考えはあるのか。
○
建設部長 一部の自治体では買収しているところもあるが,相当の経費もかかり全国的にも課題となっている。一部区間の拡幅だけでなく全体的な
スケジュールや投資効果の問題もクリアしないと厳しい。これらのことを行うとすれば政策的なものにもなるので,幅員の計画も含め今後の研究課題にしたい。
○委員 中部3号線の工事の見通しはどうなっているのか。また,
パークタウンから
宮浦小学校へ向かう道路の
変形交差点に,信号機が必要と思うが計画はあるのか。
○
河川道路整備課長 中部3号線は,平成18年度に着工し平成20年度に完成予定である。交差点の
信号機設置については,
関係機関と調整している。道路は,平成21年4月に供用開始なので要望していきたい。
○委員 その先の
事業延伸の予定はあるのか。
○
河川道路整備課長 その先については現在,
都市計画道路東原村木沢線まで計画している。その先については,今後の
交通状況や地元との調整,財政事情などを考慮して検討していきたい。
〇歳出 第8
款土木費 第2項
道路橋りょう費(第3目,第4目)
第11
款災害復旧費 第2項
公共土木施設災害復旧費(第1目)
道路維持課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 橋梁の
長寿命化計画に対する現状と考え方はどうか。
○
道路維持課長 市で管理している橋梁は369橋で,
長寿命化事業として平成20年度に
予備調査,平成21,22年度に実地点検,平成23,24年度に
長寿命化修繕計画を策定していく予定である。
○委員 橋の修繕には莫大な予算が必要となり,限られた予算ではなかなか難しい。危険なところからなどの
優先順位をつけていくなども考えられると思うが,今後の
取り組みについてどうか。
○
道路維持課長 少ない予算で長もちさせていく考えだが,
長寿命化修繕計画を策定すれば国から補助が出るので,それらの制度を利用しながら
優先順位をつけて安心・安全な橋梁として,予防的な修繕及び架けかえを行っていきたい。
○委員 予算に
用地補償費があるようだが,
道路維持課はこのような予算を持たないと認識しているが,どうなのか。
○
建設部長 用地補償費を伴う
道路整備は,一般的に
河川道路整備課で担当しているが,このたびの予算は
交通渋滞対策としての
元木交差点改良工事の
用地補償によるものである。
○委員 除排雪の関係だが,一般的な舗装と石畳的な道路では,どちらが雪が解けやすいのか。
○
道路維持課長 一般的な舗装の方が解けやすい。
○委員 各地で消雪剤をまいているが,希望があれば消雪剤をいただけるのか。
○
道路維持課長 町内会や商店街など,まとまった団体からの要望であれば配布していきたい。
〇歳出 第8
款土木費 第6項住宅費
住宅課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
南山形住宅の建てかえを予定しているが,
エレベーター設置の考えはあるのか。
○
住宅課長 南山形住宅の1期工事では,
エレベーターの設置を考えている。また,現在では高層棟の住宅6カ所に
エレベーターが設置なっている。
○委員 例えば,高齢者の方が高層棟から低層棟への移住はできるのか。
○
住宅課長 住みかえ制度があり,病気や身体の障がい,高齢者,世帯構成の変化などの理由があれば可能である。なお,原則的には同じ団地内になる。
○委員 要件として居住年数も関連するのか。
○
住宅課長 3年以上入居している方となっている。
○委員
あじさいタウンもまだ埋まっていないが,住宅の需要と供給の見直しについての考えはどうか。また,
高齢者向け優良住宅への希望と現状はどうか。
○
住宅課長 現在,
ニュータウンや嶋地区の分譲もある中で,
あじさいタウンのような50戸程度の分譲はなかなか難しい。また,
高齢者向け優良賃貸住宅については,現在満室の状況であるが,
市営住宅の
シルバーハウジングや
単身住宅等で対応している。さらに,これから建てかえをする
南山形住宅においても
バリアフリー化を計画している。なお,
シルバーハウジングについては,
南山形住宅建替事業の2期以降の計画で検討していきたい。
○委員 これからの
住宅政策の見通しはどうか。
○
住宅課長 建てかえ事業としては,
南山形住宅建替事業が最後である。今後は,今ある
市営住宅を修繕しながら長もちさせていきたい。
○委員 既存の
市営住宅にも
エレベーターの設置が必要と考えるが,どうか。
○
住宅課長 エレベーターを設置していない
市営住宅もあるので,
高齢化率も見ながら今後検討していきたい。
大要以上の後,議第8号の付託部分(
建設部関係)については,
全員異議なく可決すべきものと決定した。
4.議第18号 平成20年度山形市
駐車場事業会計予算
道路維持課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
霞城セントラル駐車場は2泊3日で2,400円となっているが,
東口駐車場はどうか。
○
道路維持課長 24時間で上限1,200円としているので,2泊3日では同額である。
○委員 利用拡大にもっとPRしてほしい。
大要以上の後,議第18号については,
全員異議なく可決すべきものと決定した。
休 憩 14時38分
再 開 14時52分
【
都市開発部関係】
1.議第8号 平成20年度山形市
一般会計予算
〇歳出 第8
款土木費 第4項
都市計画費(第1目,第3目)
都市計画課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 十日町双葉町線の山形駅南側における
アンダーパス工事はJRが施工しているが,なぜ工期が長いのか。
○
都市計画課長 工事が駅構内の線路の地下ということで,線路に影響を及ぼさないように,かつ安全性を確保するために,手堀りなどの特殊工法で行っているので長くなる。
○委員 東原村木沢線の
拡幅工事が本格化しているが,
美畑天童線はわずかな区間が残っている。これらを完成させてから,次の路線に着手すべきと思うがどうか。
○
都市計画課長 現在進めている路線は,あと3,4年でおおむね
事業完了のめどがつくと考えられるが,
事業着手までは,通常測量や地元との合意形成などに3,4年を要するので,現在その業務を行っている。今後も,現在施工中の路線については,着実に整備を行っていく。
○委員 東原村木沢線の一部で未供用部分があって,投資した成果があらわれていないのが現状だ。
城南橋東側の進捗状況はどうなのか。
○
都市計画課長 一部の地権者から,なかなか理解を得られない状況になっている。また,暫定4車線での供用の可能性について検討していると聞いている。
○委員 県の
用地買収手法の促進について,市としても地元として強く働きかけてほしい。
○委員
中心市街地活性化基本計画の素案が示されたが,市街地の現状をどのようにとらえているのか。また,
コンパクトシティとの関連はどうか。
○
都市開発部長 中心市街地は,まちを代表する顔として大事な場所であり,市としても,頑張って
まちづくりをしなければならないと考えている。
コンパクトシティは,
中心市街地はもちろん,周辺地区においても自動車に頼らず歩いて生活できるような
まちづくりを目指すものであり,これらの地区間や
中心市街地とのアクセスについては,
公共交通機関等で有機的に結び,まち全体を暮らしやすいまちとするものである。
〇歳出 第8
款土木費 第4項
都市計画費(第2目,第7目)
〇第2条
債務負担行為(
ニュータウン開発整備用地取得事業)
都市整備課長からの説明を了承した。
〇歳出 第8
款土木費 第4項
都市計画費(第4目〜第6目)
公園緑地課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 西公園の足湯の
源泉温度低下があったが,見通しはどうか。また,西公園の管理は直営だが,今後はどうしていくのか。
○
公園緑地課長 足湯は平成17年にオープンしたが,57.5度Cあった源泉の温度が平成18年ごろから40度Cぐらいに下がった。冬期間に
専門業者といろんな実験を行った。その中で,ポンプの位置を下げたり,くみ上げ量を毎分120リットルから300リットルへ増やしたところ,53.5度Cまで上昇した。今後は,さまざまな手続きを踏まえながら平成20年度中に対応策を講じていきたい。また,公園の管理についてはほとんどが直営であるが,西公園は
テニスコートなどの
有料施設や樹木の手入れの面で,将来的には
指定管理者への移行を検討したい。
○委員
長谷堂城跡公園への
取り組みと見通しはどうか。
○
公園緑地課長 NHKの
大河ドラマでも話題になっているが,
歴史公園としての位置づけの中で,将来的にわたって
リピーターがあるような整備を考えていきたい。
○委員 足湯は西公園の目玉なので万全な対策をお願いしたい。
公園管理については
専門業者もあるが,軽易な作業などは
シルバー人材センターにお願いするなどの考えはどうか。また,
長谷堂城跡公園の整備については,どこから行っていいかもわからないし,直江兼続と山形の関連は立場が違うので,逆効果にならないように先を見ながら計画してほしい。
○
公園緑地課長 西公園の
管理手法については,前向きに考えていきたい。
長谷堂城跡公園に関しては,
駐車場整備等の
実施設計や
駐車場整備,
トイレ設置,誘導板や説明板の設置等の整備を行いたい。
○委員
長谷堂城跡については,
商工観光部と連携し,観光客が
リピーターとしてくるような
整備計画が必要でないか。また,
成沢城跡も同じような整備が必要でないのか。
○
公園緑地課長 長谷堂城跡や
成沢城跡とも,
歴史公園として少しずつ整備していく計画であるが,
NHK大河ドラマ「天地人」の放映があるため,
商工観光部のソフト事業とも連携を図りながら,
長谷堂城跡については計画を前倒しして整備することになった。
成沢城跡については,公園の全体計画の中で考えていきたい。
○委員 長谷堂合戦が放映になるのか不安だが,放映されるのには相当な努力が必要である。コンセンサスをどのようにとっているか。
○
公園緑地課長 テレビ放映については,観光課とも話をしているが取り上げてもらえるように全力を尽くすと聞いている。
○委員 テレビ放映にならなければ大変な問題になると思うが,どのように考えるか。
○
都市開発部長 長谷堂城跡と
成沢城跡は少しずつ整備を進めてきたが,
大河ドラマの関係ばかりで整備を行っているわけではない。少しづつ着実に整備を進めていきたい。
○委員 それでは,成沢にもトイレなどの整備が必要でないのか。
○
都市開発部長 将来は必要となるが,整備時期については考えさせてほしい。
○委員 霞城公園の本丸が瓦れきの山になっているが,もう少し本丸を整備すべきでないのか。
○
公園緑地課長 文化庁や国土交通省と協議しながら進めており,平成20年度は県体育館前の堀や土塁,本丸一文字門広場の整備を行う予定である。
○委員 霞城公園は山形の観光の中心であることを示すべきであり,やぐら門など完成した施設から常時開放したり,出土品などを展示するスペースを設けたりする必要があるのではないか。
○
公園緑地課長 やぐら門についてはイベント時の開放のほか,平成20年度は観光シーズンに合わせ,年3回程度期間限定で開放する。また,アンケート調査を行い,ニーズを把握していきたい。
大要以上の後,議第8号の付託部分(
都市開発部関係)については,
全員異議なく可決すべきものと決定した。
3.議第15号 平成20年度山形市
区画整理事業会計予算
都市整備課長の説明を了承し,議第15号については,
全員異議なく可決すべきものと決定した。...