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  1. 山形市議会 2005-12-15
    平成17年12月定例会(第4号12月15日)


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    最終取得日: 2021-06-17
    平成17年12月定例会(第4号12月15日)   平成17年12月15日(木曜日) 〇出席議員(38名)     1 番   斉 藤 栄 治 君      2 番   遠 藤 吉 久 君     3 番   渡 辺   元 君      4 番   折 原 政 信 君     5 番   小 野   仁 君      6 番   遠 藤 和 典 君     7 番   丸 子 善 弘 君      8 番   長谷川 幸 司 君     9 番   今 野 誠 一 君     10 番   阿 部 典 子 君    11 番   石 沢 秀 夫 君     12 番   鑓 水 一 美 君    13 番   菊 池 文 昭 君     14 番   斎 藤 淳 一 君    15 番   後 藤 誠 一 君     16 番   須 貝 太 郎 君    17 番   五十嵐 吉 信 君     18 番   斎 藤 武 弘 君    19 番   渡 辺 ゆり子 君     20 番   高 橋 啓 介 君    21 番   豊 川 和 弘 君     22 番   佐 藤 義 久 君    23 番   高 橋   博 君     24 番   加 藤 賢 一 君    25 番   鈴 木 善太郎 君     26 番   渡 辺 弥寿雄 君    27 番   長 瀬 洋 男 君     28 番   峯 田 豊太郎 君    29 番   高 橋 嘉一郎 君     30 番   酒 井 靖 悦 君    31 番   枝 松 昭 雄 君     32 番   佐 藤   稔 君    33 番   高 橋 伸 行 君     34 番   小野寺   建 君
       35 番   尾 形 源 二 君     36 番   宝 沢 啓 輝 君    37 番   加 藤   孝 君     38 番   阿 部 喜之助 君  ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者   市長       市 川 昭 男 君   助役      池 野 勇 男 君   収入役      横 倉 明 雄 君   総務部長     芳 賀 賢 二 君   財政部長    荒 井   満 君   企画調整部長   瀧 井   潤 君   市民生活部長  鈴 木 正 人 君   環境部長     安 達 重 晴 君   健康福祉部長  佐 藤   武 君   商工観光部長   会 田 幸 雄 君   農林部長    榎 森 正 志 君   建設部長     渡 辺   肇 君   都市開発部長  浅 沼 義 明 君   下水道部長    飯 野 典 男 君   消防長     市 山 孝 弘 君   済生館長     平 川 秀 紀 君   済生館事務局長 富 田   博 君   水道事業管理者  岡 崎 教 雄 君   水道部長    小 関 幸 一 君   教育委員長    逸 見   啓 君   教育長     大 場   登 君   教育部長     城戸口 庄 悦 君   選挙管理委員長職務代理者                                佐 藤 章 夫 君   選管委事務局長  駒 谷 修 二 君   代表監査委員  山 口 正 志 君   監査委員事務局長 高 橋 保 雄 君   農業委員会会長 高 橋 功太郎 君   農業委事務局長  小 林 喜四郎 君  ――――――――――――――――――――事務局職員出席者   局長       舟 山 政 紘   総務課長     菊 地 利 一     議事課長    会 田 芳 男   議事課長補佐   笹 原 信 之     調査係長    岡 崎 健 巳   主幹       高 橋 一 実     主査      増 川 悦 裕  ―――――――――――――――――――― 〇議事日程第4号   平成17年12月15日(木)午後2時開議  第 1 諸 報 告  第 2 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて  第 3 議第140号 山形市固定資産評価審査委員会委員の選任について  第 4 議会案第13号 市議会議員の給与の特例に関する条例の設定について  第 5 議会案第14号 山形市議会議員定数条例の一部改正について  第 6 議会案第15号 山形市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正につい              て  第 7 議会案第16号 議会制度改革の早期実現を求める意見書の提出について  第 8 議会案第17号 真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書の提出につい              て  第 9 議会案第18号 米問題「基本計画」実施にあたっての万全な対策の確立を求              める意見書の提出について  第10 議会案第12号 山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例              の一部改正について  第11 議第122号 指定管理者の指定について(山形駅東口交通センター)  第12 議第123号 指定管理者の指定について(中央駐車場,香澄駐車場,大手町             駐車場,済生館前駐車場及び山形駅西口駅前広場駐車場)  第13 議第124号 指定管理者の指定について(済生館前地下駐輪場及び霞城セン             トラル駐輪場)  第14 議第125号 指定管理者の指定について(野草園)  第15 議第126号 指定管理者の指定について(馬見ケ崎プール)  第16 議第 97号 平成17年度山形市一般会計補正予算  第17 議第 98号 平成17年度山形市水道事業会計補正予算  第18 議第 99号 平成17年度山形市国民健康保険事業会計補正予算  第19 議第100号 平成17年度山形市老人保健医療事業会計補正予算  第20 議第101号 平成17年度山形市介護保険事業会計補正予算  第21 議第102号 平成17年度山形市区画整理事業会計補正予算  第22 議第103号 平成17年度山形市公共下水道事業会計補正予算  第23 議第104号 平成17年度山形市駐車場事業会計補正予算  第24 議第105号 平成17年度山形市中央卸売市場事業会計補正予算  第25 議第106号 平成17年度山形市農業集落排水事業会計補正予算  第26 議第107号 指定管理者の指定について(山寺芭蕉記念館)  第27 議第108号 指定管理者の指定について(最上義光歴史館)  第28 議第109号 指定管理者の指定について(総合福祉センター)  第29 議第110号 指定管理者の指定について(まんさくの丘)  第30 議第111号 指定管理者の指定について(漆山デイサービスセンター,菅沢             デイサービスセンター及び銅町デイサービスセンター)  第31 議第112号 指定管理者の指定について(あたご荘)  第32 議第113号 指定管理者の指定について(菅沢荘)  第33 議第114号 指定管理者の指定について(大曽根さわやか荘,漆山やすらぎ             荘及び黒沢いこい荘)  第34 議第115号 指定管理者の指定について(山形学園)  第35 議第116号 指定管理者の指定について(産業歴史資料館)  第36 議第117号 指定管理者の指定について(山形国際交流プラザ)  第37 議第118号 指定管理者の指定について(観光案内センター)  第38 議第119号 指定管理者の指定について(農業研修センター)  第39 議第120号 指定管理者の指定について(蔵王体育館,南部体育館,江南体             育館,福祉体育館,北市民プール及びみなみ市民プール)  第40 議第121号 指定管理者の指定について(総合スポーツセンター)  第41 議第127号 最上川中部水道企業団規約の変更に関する協議について  第42 議第128号 山形市固定資産税等の納期の特例に関する条例の設定について  第43 議第129号 山形市在宅介護支援センター条例の廃止について  第44 議第130号 山形広域都市計画事業山形西土地区画整理事業施行条例等の             一部改正等について  第45 議第131号 山形市消費者保護条例の全部改正について  第46 議第132号 山形市農業委員会委員の選挙区及び定数に関する条例の一部改             正について  第47 議第134号 山形市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に             ついて  第48 議第135号 山形市中央卸売市場業務条例の一部改正について  第49 議第136号 山形市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正に             ついて  第50 議第137号 山形市火災予防条例の一部改正について  第51 議第138号 山形市立学校設置条例の一部改正について  第52 議第139号 山形市水道給水条例の一部改正について  第53 請   願 1件  第54 議員派遣について  ―――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程第 1 諸 報 告  日程第 2 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて
     日程第 3 議第140号 山形市固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第 4 議会案第13号 市議会議員の給与の特例に関する条例の設定について  日程第 5 議会案第14号 山形市議会議員定数条例の一部改正について  日程第 6 議会案第15号 山形市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正に                ついて  日程第 7 議会案第16号 議会制度改革の早期実現を求める意見書の提出について  日程第 8 議会案第17号 真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書の提出に                ついて  日程第 9 議会案第18号 米問題「基本計画」実施にあたっての万全な対策の確立                を求める意見書の提出について  日程第10 議会案第12号 山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する                条例の一部改正について  日程第11 議第122号 指定管理者の指定について(山形駅東口交通センター)  日程第12 議第123号 指定管理者の指定について(中央駐車場,香澄駐車場,大               手町駐車場,済生館前駐車場及び山形駅西口駅前広場駐車               場)  日程第13 議第124号 指定管理者の指定について(済生館前地下駐輪場及び霞城               セントラル駐輪場)  日程第14 議第125号 指定管理者の指定について(野草園)  日程第15 議第126号 指定管理者の指定について(馬見ケ崎プール)  日程第16 議第 97号 平成17年度山形市一般会計補正予算  日程第17 議第 98号 平成17年度山形市水道事業会計補正予算  日程第18 議第 99号 平成17年度山形市国民健康保険事業会計補正予算  日程第19 議第100号 平成17年度山形市老人保健医療事業会計補正予算  日程第20 議第101号 平成17年度山形市介護保険事業会計補正予算  日程第21 議第102号 平成17年度山形市区画整理事業会計補正予算  日程第22 議第103号 平成17年度山形市公共下水道事業会計補正予算  日程第23 議第104号 平成17年度山形市駐車場事業会計補正予算  日程第24 議第105号 平成17年度山形市中央卸売市場事業会計補正予算  日程第25 議第106号 平成17年度山形市農業集落排水事業会計補正予算  日程第26 議第107号 指定管理者の指定について(山寺芭蕉記念館)  日程第27 議第108号 指定管理者の指定について(最上義光歴史館)  日程第28 議第109号 指定管理者の指定について(総合福祉センター)  日程第29 議第110号 指定管理者の指定について(まんさくの丘)  日程第30 議第111号 指定管理者の指定について(漆山デイサービスセンター,               菅沢デイサービスセンター及び銅町デイサービスセンター)  日程第31 議第112号 指定管理者の指定について(あたご荘)  日程第32 議第113号 指定管理者の指定について(菅沢荘)  日程第33 議第114号 指定管理者の指定について(大曽根さわやか荘,漆山やす               らぎ荘及び黒沢いこい荘)  日程第34 議第115号 指定管理者の指定について(山形学園)  日程第35 議第116号 指定管理者の指定について(産業歴史資料館)  日程第36 議第117号 指定管理者の指定について(山形国際交流プラザ)  日程第37 議第118号 指定管理者の指定について(観光案内センター)  日程第38 議第119号 指定管理者の指定について(農業研修センター)  日程第39 議第120号 指定管理者の指定について(蔵王体育館,南部体育館,江               南体育館,福祉体育館,北市民プール及びみなみ市民プー               ル)  日程第40 議第121号 指定管理者の指定について(総合スポーツセンター)  日程第41 議第127号 最上川中部水道企業団規約の変更に関する協議について  日程第42 議第128号 山形市固定資産税等の納期の特例に関する条例の設定につ               いて  日程第43 議第129号 山形市在宅介護支援センター条例の廃止について  日程第44 議第130号 山形広域都市計画事業山形西土地区画整理事業施行条例               等の一部改正等について  日程第45 議第131号 山形市消費者保護条例の全部改正について  日程第46 議第132号 山形市農業委員会委員の選挙区及び定数に関する条例の一               部改正について  日程第47 議第134号 山形市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改               正について  日程第48 議第135号 山形市中央卸売市場業務条例の一部改正について  日程第49 議第136号 山形市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改               正について  日程第50 議第137号 山形市火災予防条例の一部改正について  日程第51 議第138号 山形市立学校設置条例の一部改正について  日程第52 議第139号 山形市水道給水条例の一部改正について  日程第53 請   願 1件  日程第54 議員派遣について  ―――――――――――――――――――― ◎午後2時 開議 ○議長(阿部喜之助君) 本日の会議を開きます。  出席議員は,定数に達しています。  本日の議事は,日程第4号をもって進めます。  ―――――――――――――――――――― ◎諸報告 ○議長(阿部喜之助君) 日程第1 諸報告を行います。  最初に,平成16年12月21日から平成17年12月15日まで行われた議員派遣については,お手元に配布している文書のとおりであり,それぞれ議長あて報告書が提出されています。  次に,監査委員から,平成17年11月執行の例月出納検査結果が,地方自治法第235条の2第3項の規定により,議長あて報告されています。  また,すでに配布しています文書のとおり,10月から11月までに実施した定例監査結果が,地方自治法第199条第9項の規定により報告されています。  以上で,報告を終わります。  ――――――――――――――――――――人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて ○議長(阿部喜之助君) 日程第2 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題とします。  お手元に配布しています文書のとおり,市長から,人権擁護委員の候補者について意見を求められています。  お諮りします。人権擁護委員の候補者として,須賀まり子さんを推薦することに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,人権擁護委員の候補者として,須賀まり子さんを推薦することに同意されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議第140号 ○議長(阿部喜之助君) 日程第3 議第140号山形市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを上程します。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ◎提案理由の説明 ○議長(阿部喜之助君) この場合,提案者の説明を求めます。市川市長。 〔市長 市川昭男君 登壇〕 ○市長(市川昭男君) ただいま上程されました議案について,ご説明を申し上げます。  議第140号の議案は,本市固定資産評価審査委員会委員のうち,大泉治夫委員の任期が来る12月21日をもって満了となるため,同委員を引き続き選任することについて同意を求めようとするものであります。  以上が提出議案の内容でありますが,よろしくご審議の上ご同意くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(阿部喜之助君) 以上で提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(阿部喜之助君) これより質疑に入ります。  上程議案に対し,ご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご質疑なしと認めます。  以上で,質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(阿部喜之助君) 26番 渡辺弥寿雄議員。 ○26番(渡辺弥寿雄君) この際,動議を提出します。  ただいま上程されました議第140号については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会への付託を省略して審議されるよう,動議を提出します。 ○議長(阿部喜之助君) ただいま渡辺弥寿雄議員から提出されました動議を議題とすることに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,委員会付託省略の動議を議題とします。  お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,議第140号については,委員会付託省略の動議が可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(阿部喜之助君) これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので,討論なしと認めます。以上で討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(阿部喜之助君) これより採決します。  お諮りします。日程第3 議第140号山形市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを,原案のとおり決定することに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,日程第3 議第140号山形市固定資産評価審査委員会委員の選任については,原案のとおり同意されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議会案第13号ほか5件 ○議長(阿部喜之助君) 日程第4 議会案第13号から,日程第9 議会案第18号までの議会案6件を,一括上程します。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第13号)      市議会議員の給与の特例に関する条例の設定について  市議会議員の給与の特例に関する条例を次のように制定する。   平成17年12月15日提出                     提出議員 渡 辺 弥寿雄 同 石 沢 秀 夫                      同   遠 藤 吉 久 同 長谷川 幸 司                      同   今 野 誠 一 同 阿 部 典 子                      同   菊 池 文 昭 同 斎 藤 淳 一                      同   後 藤 誠 一 同 高 橋 伸 行        市議会議員の給与の特例に関する条例 1 市議会議員の報酬月額は,平成18年4月1日から平成19年4月30日までの間に係るものに限り,山形市特別職の職員の給与に関する条例(昭和26年市条例第8号。以下「特別職給与条例」という。)第3条第2項の規定にかかわらず,特別職給与条例別表第2に定める額から20,000円を減じて得た額とする。 2 前項の規定は,特別職給与条例第3条第3項後段に規定する期末手当の額の計算の基礎となる報酬月額の算定については,適用しない。    附 則  この条例は,平成18年4月1日から施行する。    理 由  市議会における行財政改革を一層推進するため,市議会議員の報酬月額を市議会議員の在任期間に限り,減額しようとするものである。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第14号)      山形市議会議員定数条例の一部改正について  山形市議会議員定数条例の一部を改正する条例を次のように制定する。   平成17年12月15日提出                     提出議員 渡 辺 弥寿雄 同 石 沢 秀 夫                      同   遠 藤 吉 久 同 長谷川 幸 司                      同   阿 部 典 子 同 菊 池 文 昭                      同   斎 藤 淳 一 同 後 藤 誠 一                      同   高 橋 伸 行        山形市議会議員定数条例の一部を改正する条例  山形市議会議員定数条例(平成14年市条例第31号)の一部を次のように改正する。  本則中「38人」を「35人」に改める。    附 則  この条例は,公布の日から施行し,同日以後初めてその期日を告示される一般選挙から適用する。    理 由  市議会における行財政改革を一層推進するため,市議会議員の定数を減じようとするものである。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第15号)      山形市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について  山形市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例を次のように制定する。   平成17年12月15日提出                     提出議員 渡 辺 弥寿雄 同 石 沢 秀 夫                      同   遠 藤 吉 久 同 長谷川 幸 司                      同   今 野 誠 一 同 阿 部 典 子                      同   菊 池 文 昭 同 斎 藤 淳 一                      同   後 藤 誠 一 同 高 橋 伸 行
           山形市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例  山形市議会政務調査費の交付に関する条例(平成13年市条例第20号)の一部を次のように改正する。  第3条第1項中「月額140,000円」を「月額120,000円」に改める。    附 則 この条例は,平成18年4月1日から施行する。    理 由  市議会における行財政改革を一層推進するため,政務調査費の交付額を減額しようとするものである。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第16号)      議会制度改革の早期実現を求める意見書の提出について  山形市議会は,次のとおり,議会制度改革の早期実現を求める意見書を提出する。   平成17年12月15日提出                     提出議員 渡 辺 弥寿雄 同 石 沢 秀 夫                      同   遠 藤 吉 久 同 長谷川 幸 司                      同   今 野 誠 一 同 阿 部 典 子                      同   菊 池 文 昭 同 斎 藤 淳 一                      同   後 藤 誠 一 同 高 橋 伸 行        議会制度改革の早期実現を求める意見書  国においては,現在,第28次地方制度調査会において「議会のあり方」について調査・審議を行っており,このような状況を踏まえ全国市議会議長会は,先に「地方議会の充実強化」に向けた自己改革への取り組み強化についての決意を同調査会に対し表明するとともに,必要な制度改正要望を提出したところである。  しかしながら,同調査会の答申を見ると,全国市議会議長会をはじめとした三議長会の要望が十分反映されていない状況にある。  本格的な地方分権時代を迎え,住民自治の根幹をなす議会がその期待される役割と責任を果たしていくためには,地方議会制度の改正が必要不可欠である。  よって,国においては,現在検討されている事項を含め,とりわけ下記の事項について,抜本的な制度改正が行われるよう強く求める。                記 1 議会の招集権を議長に付与すること 2 地方自治法第96条第2項の法定受託事務に係る制限を廃止するなど議決権を拡大すること 3 専決処分要件を見直すとともに,不承認の場合の首長の対応措置を義務付けること 4 議会に付属機関の設置を可能とすること 5 議会の内部機関の設置を自由化すること 6 調査権・監視権を強化すること 7 地方自治法第203条から「議会の議員」を除き,別途「公選職」という新たな分類項目に位置付けるとともに,職務遂行の対価についてもこれにふさわしい名称に改めること  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                               山 形 市 議 会  衆議院議長 ┐  参議院議長 │あて  内閣総理大臣│  総務大臣  ┘   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第17号)      真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書の提出について  山形市議会は,次のとおり,真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書を提出する。   平成17年12月15日提出                     提出議員 遠 藤 吉 久 同 丸 子 善 弘                      同   渡 辺   元 同 後 藤 誠 一                      同   豊 川 和 弘 同 佐 藤 義 久                      同   高 橋 嘉一郎 同 高 橋 伸 行                      同   宝 沢 啓 輝        真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書  三位一体の改革は,小泉内閣総理大臣が進める国から地方への構造改革の最大の柱であり,全国一律・画一的な施策を転換し,地方の自由度を高め,効率的な行財政運営を確立することにある。  地方六団体は,平成18年度までの第1期改革において,3兆円の税源移譲を確実に実施するため,昨年の3.2兆円の国庫補助負担金改革案の提出に続き,政府からの再度の要請により,去る7月20日に残り6,000億円の確実な税源移譲を目指して,国庫補助負担金等に関する改革案(2)を取りまとめ,改めて小泉内閣総理大臣に提出したところである。  政府・与党においては,去る11月30日,三位一体の改革について決定され,地方への3兆円の税源移譲,施設整備費国庫補助負担金の一部について税源移譲の対象とされ,また,生活保護費負担金の地方への負担転嫁を行わなかったことは評価するものであるが,地方の改革案になかった児童扶養手当や児童手当,義務教育費国庫負担金の負担率の引き下げなど,真の地方分権改革の理念に沿わない内容や課題も多く含まれ,今後,真の地方分権改革の確実な実現に向け,地方の改革案に沿って平成19年度以降も第2期改革として,更なる改革を強力に推進する必要がある。  よって,国においては,平成18年度の地方税財政対策において,真の地方分権改革を実現するよう,下記事項の実現を強く求める。                記 1.地方交付税の所要総額の確保  平成18年度の地方交付税については,基本方針2005の閣議決定を踏まえ,地方公共団体の安定的財政運営に支障を来すことのないよう,地方交付税の所要総額を確保すること。  また,税源移譲が行われても,税源移譲額が国庫補助負担金廃止に伴い財源措置すべき額に満たない地方公共団体については,地方交付税の算定等を通じて確実に財源措置を行うこと。 2.3兆円規模の確実な税源移譲  3兆円規模の税源移譲に当たっては,所得税から個人住民税への10%比例税率化により実現すること。  また,個人所得課税全体で実質的な増税とならないよう適切な負担調整措置を講ずること。 3.都市税源の充実確保  個人住民税は,負担分任の性格を有するとともに,福祉等の対人サービスを安定的に支えていく上で極めて重要な税であり,市町村への配分割合を高めること。 4.真の地方分権改革のための第2期改革の実施  政府においては,三位一体の改革を平成18年度までの第1期改革にとどめることなく,真の地方分権改革の確実な実現に向け,平成19年度以降も第2期改革として地方の改革案に沿った更なる改革を引き続き強力に推進すること。 5.義務教育費国庫補助負担金について  地方が創意と工夫に満ちた教育行政を展開するため,地方の改革案に沿った税源移譲を実現すること。 6.施設整備費国庫補助負担金について  施設整備費国庫補助負担金の一部について税源移譲割合が50%とされ,税源移譲の対象とされたところではあるが,地方の裁量を高めるため,第2期改革において,地方の改革案に沿った施設整備費国庫補助負担金の税源移譲を実現すること。 7.法定率分の引き上げ等の確実な財源措置  税源移譲の伴う地方財源不足に対する補てんについては,地方交付税法の原則に従い,法定率分の引き上げで対応すること。 8.地方財政計画における決算かい離の同時一体的な是正  地方財政計画と決算とのかい離については,平成18年度以降についても,引き続き,同時一体的に規模是正を行うこと。 9.国と地方の協議の場の制度化  真の地方分権改革の確実な実現を推進するため,国と地方の協議の場を定期的に開催し,これを制度化すること。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                               山 形 市 議 会  衆議院議長        ┐  参議院議長        │  内閣総理大臣       │  内閣官房長官       │あて  経済財政政策・金融担当大臣│  総務大臣         │  財務大臣         ┘   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第18号)      米問題「基本計画」実施にあたっての万全な対策の確立を求める意見書の提出について  山形市議会は,次のとおり,米問題「基本計画」実施にあたっての万全な対策の確立を求める意見書を提出する。   平成17年12月15日提出                     提出議員 斉 藤 栄 治 同 折 原 政 信                      同   遠 藤 和 典 同 今 野 誠 一                      同   鑓 水 一 美 同 斎 藤 淳 一                      同   高 橋 啓 介 同 渡 辺 弥寿雄                      同   峯 田 豊太郎 同 佐 藤   稔        米問題「基本計画」実施にあたっての万全な対策の確立を求める意見書  国の「食料・農業・農村基本計画」の見直しが閣議決定され,食料自給率目標45%が引き延ばしになる中,世論調査では圧倒的多数の国民が食料自給率の向上を求め,安全な国産食料への願いを強めている。  とりわけ主食である「米」は,生産費を大きく下回る生産者米価の暴落に歯止めがかからず,政府がすすめている「担い手」農家への打撃は最も深刻である。さらに,豊作基調で米価が暴落し続ける異常な状況の中で,政府が発動を準備している集荷円滑化対策により,農家手取りがさらに減少することへの農家の不安は高まるばかりである。  こうした事態の原因は,政府の「米改革」による米の流通責任の放棄と大量の古米放出,備蓄米の買い入れ抑制を推進したことにある。  よって,国の責任において食料自給率の向上を基本に捉え,頑張っている農家が安心して農業ができ,すべての国民が将来に展望のもてる「基本計画」の実施が図られるよう,万全の対策の確立を強く要望します。 1.生産費を大幅に下回る異常な米価を正常化するための緊急対策として,政府米買い入れを拡大し,安定した備蓄に努め,また政府米の「超古米」の主食用売却を行わないこと。
    2.ミニマムアクセス米の輸入をこれ以上拡大せず,輸入量の削減を図ること。 3.メリット措置とされた稲作所得基盤確保対策,担い手経営安定対策が意欲あるすべての稲作農家の経営安定に役立つ制度となるよう改善し,財源を確保すること。 4.地産地消や地域農業振興,担い手確保のための自治体や農家の自主的取り組みへの支援を充実させること。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                               山 形 市 議 会  衆議院議長 ┐  参議院議長 │  内閣総理大臣│あて  農林水産大臣│  経済産業大臣┘   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎提案理由の説明 ○議長(阿部喜之助君) この場合,提案者の説明を求めます。  議会案第13号から議会案第16号までの,議会案4件について,11番 石沢秀夫議員。 〔11番 石沢秀夫君 登壇〕 ○11番(石沢秀夫君) ただいま上程されました議会案第13号から議会案第16号までの議会案4件について,提案者を代表して提案理由を説明申し上げます。  はじめに議会案13号,14号,15号について申し上げます。  現在,地方分権改革の骨格をなす三位一体改革が,一応決着をみたところでありますが,その内容はまだまだ満足のできるものではありません。地方にあっては,依然として厳しい財政状況が続く中,民主的で能率的な行政の確保と住民の福祉の増進を図る地方自治の確立が至上命題となっております。また,住民自治の根幹をなす議会の役割と責任も大なるものがあります。  つきましては,行財政改革と活性化を一層推進するため,市議会が自ら条例の整備を行おうとするものであります。  まず,議会案第13号 市議会議員の給与の特例に関する条例の設定については,議員報酬を平成18年4月1日から平成19年4月30日までの議員の在任期間の間,報酬月額から2万円を減額しようとするものであります。  次に,議会案第14号 山形市議会議員定数条例の一部改正については,議員定数を次回の一般選挙より,現在の38人から3人減じ35人に改めようとするものであります。  次に,議会案第15号 山形市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正については,政務調査費の交付額を平成18年4月1日から月額14万円を2万円減じ月額12万円に改めようとするものであります。  最後に,議会案第16号 議会制度改革の早期実現を求める意見書の提出について申し上げます。  現行の地方自治法は制定後60年経過し,議会と首長との関係等にかかわる状況が変化しているにもかかわらず,これまでほとんど見直しが行われてこなかったため,議会にかかる制度が実態にそぐわなくなってきております。このことから本市議会では議会制度全般にわたる見直しが急務であると考え,今年6月,国に対し地方議会制度の充実強化を求める意見書を提出したところであります。しかし,残念ながら地方制度調査会の答申を見ると,意見書の要望が十分反映されているとは言えない状況にあると思われます。  今日,本格的な地方分権時代を迎え,住民自治の根幹をなす議会が,その期待される役割と責任を果たしていくためには,時代の趨勢に対応した地方議会制度の改革が必要不可欠なものだと考えます。  よって,国に対し,現在検討されている事項を含め,抜本的な制度改正が行われるよう,お手元に配布しております文書のとおり,議会制度改革の早期実現を求める意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが,よろしくご賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(阿部喜之助君) 次に,議会案第17号について,7番 丸子善弘議員。 〔7番 丸子善弘君 登壇〕 ○7番(丸子善弘君) ただいま上程されました議会案第17号について,提出者を代表して提案理由を申し上げます。  三位一体の改革については,地方六団体が昨年の3兆2,000億円の国庫補助負担金改革案の提出に続き,政府からの再度の要請により,平成18年度までに残り6,000億円の税源移譲を確実にするため,国庫補助負担金等に関する改革案を,7月に改めて小泉内閣総理大臣へ提出しました。  その後,去る11月30日に,政府・与党において,三位一体の改革についての合意が決定され,3兆円の税源移譲が基幹税により行われるとともに,建設国債対象経費である施設整備費の一部が税源移譲の対象とされ,また,生活保護費の地方負担が回避され,2度にわたる改革案の提出は一定の成果があったものと思われます。  しかし一方で,児童扶養手当や児童手当,義務教育費国庫負担金の負担率の引き下げなど,真の地方分権改革の理念に沿わない内容や課題も多く含まれる結果となりました。  よって,今後,真の地方分権改革の確実な実現に向け,地方の改革案に沿って平成19年度以降もさらなる改革を強力に推進する必要があることから,国に対し,お手元に配布しております文書のとおり,意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが,よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部喜之助君) 次に,議会案第18号について,4番 折原政信議員。 〔4番 折原政信君 登壇〕 ○4番(折原政信君) ただいま上程されました議会案第18号 米問題基本計画実施にあたっての万全な対策の確立を求める意見書の提出について,提案者を代表して提案理由を申し上げます。  食料・農業・農村基本計画については,5年ごとの見直しによる新たな計画が,平成17年3月に閣議決定されましたが,新たな計画では,基本的には食料として国民に供給される熱量の5割以上を国内生産でまかなうことを目指しつつも,当初,平成22年度で45%だった食料自給率目標が平成27年度へ引き延ばしとなりました。  世論調査では,圧倒的多数の国民が食料自給率の向上を求め,安全な国産食料への願いを強めていますが,とりわけ主食である米は,生産費を大きく下回る生産者米価の暴落に歯止めがかからず,政府が進めている担い手農家への打撃は最も深刻であります。さらに,豊作基調で米価が暴落し続ける異常な状況の中,政府が発動を準備している集荷円滑化対策により,農家手取りがさらに減少することへの農家の不安が高まっております。  よって,国に対し,食料自給率の向上を農政の基本に据え,農家が安心して農業に取り組め,すべての国民が将来に展望の持てる基本計画の実施が図られるよう,万全の対策の確立を求めて,お手元に配布しております文書のとおり,意見書を提出するものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが,よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(阿部喜之助君) 以上で,提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(阿部喜之助君) これより質疑に入ります。  上程議案に対し,ご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご質疑なしと認めます。  以上で,質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(阿部喜之助君) 26番 渡辺弥寿雄議員。 ○26番(渡辺弥寿雄君) この際,動議を提出します。  ただいま上程されました議会案第13号から議会案第18号までの議会案6件については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会への付託を省略して審議されるよう,動議を  提出します。 ○議長(阿部喜之助君) ただいま渡辺弥寿雄議員から提出されました動議を議題とすることに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,委員会付託省略の動議を議題とします。  お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,議会案第13号から議会案第18号までの議会案6件については,委員会付託省略の動議が可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(阿部喜之助君) これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので,討論なしと認めます。以上で,討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(阿部喜之助君) これより採決します。  議題のうち,最初に,日程第5 議会案第14号 山形市議会議員定数条例の一部改正についてを採決します。  お諮りします。ただいまの議会案第14号について,原案のとおり決定することに,賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(阿部喜之助君) ご着席願います。  したがって,日程第5 議会案第14号 山形市議会議員定数条例の一部改正については,原案のとおり可決されました。  次に,日程第4 議会案第13号及び日程第6 議会案第15号から日程第9 議会案第18号までの議会案5件について,一括して採決します。  お諮りします。ただいまの議会案5件を,原案のとおり決定することに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,日程第4 議会案第13号及び日程第6 議会案第15号から日程第9 議会案第18号までの議会案5件は,いずれも原案のとおり可決されました。  この際,議事の都合上,暫時休憩いたします。     午後2時20分 休 憩  ――――――――――――――――――     午後4時55分 再 開 ○議長(阿部喜之助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際,ご了承願います。  会議の半ばにおいて,会議規則第9条第1項の定める,定刻午後5時を経過することが予想されますので,その際は,時間を延長して続行することにします。  この際,議事の都合により,暫時休憩いたします。     午後4時56分 休 憩
     ――――――――――――――――――     午後5時10分 再 開 ○議長(阿部喜之助君) 休憩前に引き続き,会議を開きます。  ―――――――――――――――――――― ◎議会案第12号ほか議案42件,請願1件 ○議長(阿部喜之助君) 日程第10 議会案第12号及び日程第11 議第122号から日程第52 議第139号までの議案42件,日程第53 請願1件を一括して議題とします。  ―――――――――――――――――――― ◎委員長報告 ○議長(阿部喜之助君) この場合,各委員会における審査の経過と結果について,委員長の報告を求めます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎総務委員長報告 ○議長(阿部喜之助君) 総務委員長 2番 遠藤吉久議員。 〔総務委員長 2番 遠藤吉久君 登壇〕 ○2番(遠藤吉久君) 総務委員会における審査の経過と結果について,ご報告いたします。  まず,議第107号山寺芭蕉記念館に係る指定管理者の指定については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第108号最上義光歴史館に係る指定管理者の指定について申し上げます。  委員から,山寺芭蕉記念館最上義光歴史館の両方に言えることだが,開館日や開館時間など来館者への対応について,今までの管理委託とは違うようなことで要望した点はあるのか,との質疑があり,当局から,これまでも開館日を増やすよう要望し,山寺芭蕉記念館の場合は,従来月曜が休館日であったのを,冬期間以外は休まず,11月いっぱいまで全日開館してもらっている。このような具体例を含めながら,さまざまな面で改革改善案を提案するよう市から財団へお願いしているところである,との答弁がありました。  大要以上の後,議第108号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第128号山形市固定資産税等の納期の特例に関する条例の設定については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第136号山形市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について申し上げます。  委員から,近年,救急出動が増えているとのことだが,その中身をどう精査しているのか。また,南出張所の専隊化について,これまで兼務隊としていたことで何か不都合があったのか,との質疑があり,当局から,近年は市民にとって,救急隊の存在が身近になったこともあり,気軽に利用いただいている面があると思われる。兼務隊での弊害については,火災出動の場合,地区管内だけでなくさまざまな所へ出動するので,その間は地区管内や近隣に救急隊が出動することができなくなる。昨年は,ほかの出張所から救急車が駆けつけた例が6件あった,との答弁がありました。  また,委員から,救急車を気軽に利用するとなると,悪質な利用例はないのか,との質疑があり,当局から,悪質か悪質でないかの判断は付けにくいが,全国的な傾向としては,病院に行く際,タクシー代わりに利用する例も見受けられる,との答弁がありました。  また,委員から,今後,西消防署の設置も控えており,人員が足りなくなることも考えられる。民間と一緒に防災体制をつくるという意識がないと,消防体制は常に増えざるを得ないものと思われる。消防全体として,体制の見直し等をどう考えているのか,との質疑があり,当局から,現在,総務省消防庁で,救急搬送業務における民間活用に関する検討会を設置している。この検討会では,タクシー代わりに利用するような部分を民間活用で行えないか,その線引き等も含めて検討している。この検討状況を見守りながら,他市の状況等も踏まえて,民間活用を検討する必要があると考えている,との答弁がありました。  大要以上の後,議第136号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第137号山形市火災予防条例の一部改正について申し上げます。  委員から,この条例改正により,火災警報発令中に山林や原野等で喫煙した場合,罰則規定はあるのか,との質疑があり,当局から,消防法に基づく罰則規定がある。見掛けた方が注意を促しても止めない場合,通報いただき警察と相談しながら罰則を適用できるかどうか判断する。罰則は罰金30万円以下である,との答弁がありました。  また,委員から,火災警報が発令されていない場合でも,山林や原野等での火災発生防止のため,喫煙すべきではないと思われるがどうか,との質疑があり,当局から,通常の場合,山林や原野等での喫煙については,ポイ捨て禁止の看板を設置するなど,注意を促している。山林火災の原因は,たばこの吸い殻の投げ捨てがほとんどであることから,完全に吸い殻の始末をしていただければ,喫煙することに問題はないと思われる,との答弁がありました。  また,委員から,火災警報が発令されたら,住民への周知はどのように行うのか,との質疑があり,当局から,住民への火災警報発令の周知は,山形市地域防災計画で定めている。警報が発令された時は,まず消防本部の庁舎に火災警報発令中の立て看板を設置する。その後,消防本部備え付けのサイレンや消防団,各地区分団のサイレンを鳴らす。そして,各消防署や消防団の車両で管轄地域を回り,火の取り扱いに注意するよう広報に当たる。また,それだけでは十分ではないので関係機関等にも連絡し,広報依頼をしたり,テレビやラジオの放送局へ広報の協力依頼を行う流れとなっている,との答弁がありました。  大要以上の後,議第137号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議会案第12号 山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例の一部改正について申し上げます。  委員から,全て公募にするということは,原則公募に比べ問題がある。9月議会で原則公募という答弁を得て議決したにもかかわらず,3カ月で全て公募にする条例改正案を提案する理由は何か,との質疑があり,提案者から,今回の条例改正案は来年4月以降に新たに適用すると付記しているので,今回提案された指定の事件決議は除かれる。また,追加条文は公募するものとするという文言であり,必ず100%公募しなければならないというものではない。あくまで柔軟性を持たせたものである,との答弁がありました。  次に,委員から,原則公募という趣旨であれば,現条例でも問題ないと思われるし,あいまいな表現では混乱が生じると思うがどうか,との質疑があり,提案者から,市民に対して公募という言葉を明示することが重要である。内規だけでは市民に公開されないため今回の提案に至った,との答弁がありました。  次に,委員から,本会議や委員会で検討してきた経過の重さをしっかり考えていく必要がある。6月,9月の議決の重さをどう踏まえているのか,との質疑があり,提案者から,9月の時点では,執行部で条例改正案を出してくるという予測があり,公募できない施設は明確な理由を明示すべきと主張し,そういう議論は尽くしてきているし,議決の重さも十分承知している。その後,執行部が改正案を出してこなかったため,議員提案として,あえて今回の提案となった。決して議会を軽んじているものではない,との答弁がありました。  これに対し委員から,6月,9月の議決の重さを承知しているとのことだが,今議会に改正案を提案すること自体,踏まえていないのではないか。本議案には反対せざるを得ない,との意見がありました。  また委員から,提案者の話では,すべて民間にさせるわけにもいかないと言っており,追加条文の意味も,原則公募であるととらえている。よって,わざわざ公募という文言を入れる必要はない,との意見がありました。  また,委員から,この条例改正案は,条例中に明記して,原則公募を市民に知らしめるものであり,理由を問わず全部公募にするというものではない。また,市民の目に触れない内部文書を表に出すことにより,当局は,指定管理者制度により真剣に取り組むことが期待されると思う,との意見がありました。  大要以上の後,議会案第12号については,採決の結果,賛成少数で否決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎厚生委員長報告 ○議長(阿部喜之助君) 厚生委員長 17番 五十嵐吉信議員。 〔厚生委員長 17番 五十嵐吉信君 登壇〕 ○17番(五十嵐吉信君) 厚生委員会における審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。  議第109号総合福祉センターに係る指定管理者の指定について,議第110号まんさくの丘に係る指定管理者の指定について,議第111号漆山デイサービスセンター菅沢デイサービスセンター及び銅町デイサービスセンターに係る指定管理者の指定について,議第112号あたご荘に係る指定管理者の指定について,及び,議第113号菅沢荘に係る指定管理者の指定については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第114号大曽根さわやか荘,漆山やすらぎ荘,黒沢いこい荘に係る指定管理者の指定について,主な質疑を申し上げます。  委員から,候補者を選ぶ際の審査は書類審査だけなのか。応募団体によるプレゼンテーションなどは行わなかったのか,との質疑があり,当局から,書類審査と担当課長からの聞き取りは行ったが,団体からの聞き取りは行っていない,との答弁がありました。  次に,委員から,審査内容はどのようになっているのか,との質疑がありました。  この件について,所管している総務部長の説明を受けるため出席を求め,審査基準は,公の施設の設置目的を効果的・効率的に達成できること。公の施設の管理を安定的に行う能力を有することなどの4点であったこと。審査項目は,利用者の増加を図るための具体的な方策,管理経費の具体的縮減方法,事業計画の適正,安定的運営が可能となる経営基盤など,10項目であったこと。審査は,審査委員会の各委員それぞれの採点で行われ,その結果,社会福祉法人やまがた市民福祉会が,利用者の増加及びサービスの向上のための提案や管理経費の縮減方法などが高く評価され,指定管理者の候補者となった,などの説明を受けました。  これに対し委員から,審査委員会の構成メンバーや審査方法,審査項目などについて他自治体の情報を収集するなど,十分な検討はなされたのか,との質疑があり,当局から,身近に山形県の例があり,これにならったものである,との答弁がありました。  次に,委員から,公募によらず,やすらぎ荘といこい荘の2施設の指定管理者に指定される社会福祉協議会は,さわやか荘の指定管理者として,公募により選ばれたやまがた市民福祉会との間に,サービス内容などに差が生じないよう努力してもらわなければならないと考えるがどうか,との質疑があり,当局から,社会福祉協議会にも努力してもらい,互いの団体が切磋琢磨していくようにしていきたい,との答弁がありました。  次に,委員から,指定管理者の公募が行われた大曽根さわやか荘は,周辺住民の方の利用も多いと思われるが,地元の方々に対し指定管理者を公募する旨などの説明は行われたのか,との質疑があり,当局から,このたびは地元に対する説明などは行わなかった,との答弁がありました。  これに対し委員から,地元の方々の不安解消のためにも,これまでの経過を含めた説明会を早急に行うべきではないか。さらに,今後は指定を受けるやまがた市民福祉会と,地元代表者による話し合いの場など,設けていくべきではないか,との質疑があり,当局から,地元の方々に対する説明を行わなかったことは申しわけなかった。至急説明を行いたい。また,やまがた市民福祉会と地元との関係がうまくいくよう,話し合いの場の設定などの仕組みを検討していきたい,との答弁がありました。  大要以上の後,議第114号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第115号山形学園に係る指定管理者の指定について,議第127号最上川中部水道企業団規約の変更に関する協議については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第129号山形市在宅介護支援センター条例の廃止について,主な質疑を申し上げます。  委員から,これまでも在宅介護支援センターでは,ケアマネージャーがさまざまな事務にあたり大変であった。今後14カ所の地域型在宅介護支援センターが10カ所の地域包括支援センターになる,とのことで利用者が不便になることはないのか,との質疑があり,当局から,新設される地域包括支援センターには3名の専門職員が配置される。また,これまでの在宅介護支援センターについては,3年間は継続して地域の相談窓口として地域包括支援センターとの連携を図っていただき,利用者が不便とならないように取り組んでいくこととしたい,との答弁がありました。  大要以上の後,議第129号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第131号山形市消費者保護条例の全部改正について,主な質疑を申し上げます。  委員から,消費者に関するトラブルが以前と比べものにならないほど増加し,今後も新たな問題の発生が懸念される。審議会を活発に活用し,消費者行政に消費者の意見を反映させるべきと考えるがどうか,との質疑があり,当局から,必要に応じ開催し意見を聞きながら消費者施策を進めていきたい,との答弁がありました。  大要以上の後,議第131号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  最後に,議第134号山形市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎産業文教委員長報告 ○議長(阿部喜之助君) 産業文教委員長 1番 斉藤栄治議員。 〔産業文教委員長 1番 斉藤栄治君 登壇〕 ○1番(斉藤栄治君) 産業文教委員会における審査の経過と結果について,ご報告を申し上げます。  議第116号産業歴史資料館に係る指定管理者の指定について,その主な質疑を申し上げます。  委員から,申請した団体2者の申請書の収支予算書の中で,指定管理料が違うのはなぜか,との質疑があり,当局から,募集要項と仕様書を提示し,指定管理料の上限については説明している,それぞれの団体の試算によるものである,との答弁がありました。  また,委員から,審査基準の点数も公表して,第三者にもわかるようにすべきではないか,との質疑があり,当局から,審査委員会の場では施設の概要は説明しているが,審査員がつけた点数とその内容についてはわからない,との答弁がありました。  また,委員から,申請団体が提示した事業計画について,現場でのチェックはどのようにするのか,との質疑があり,当局から,商工課で工業団地も所管しており,係員が常に工業団地も回っているので,その中で確認していきたい,との答弁がありました。  大要以上の後,議第116号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第117号山形国際交流プラザに係る指定管理者の指定について,その主な質疑を申し上げます。  委員から,利用料金制をとらない理由は何か,との質疑があり,当局から,全庁的方針として,非公募の場合は利用料金制をとらず,公募に切り替える際に料金制をとっていく,という考え方に基づいたものである,との答弁がありました。  また,委員から,市として特に支出を抑えていく部分の希望は伝えているのか,との質疑があり,当局から,利用者のサービス向上に重点を置いてほしいことと内部管理経費の抑制について要請している,との答弁がありました。  大要以上の後,議第117号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第118号観光案内センターに係る指定管理者の指定について,その主な質疑を申し上げます。  委員から,非公募の場合の指定管理者選定についても公表するのか,との質疑があり,当局から,行政管理課が一括して告示後にホームページで公表することになっている,との答弁がありました。  大要以上の後,議第118号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第119号農業研修センターに係る指定管理者の指定について,その主な質疑を申し上げます。  委員から,仕様書の中で施設の保守点検,維持管理を指定管理者が行うとしているが,修繕についても指定管理者が行うのか,との質疑があり,当局から,市としての全体的なルールの中で原則として1件130万円までのものについては,指定管理者が行い,それを超えるものについては市が行うことになっている,との答弁がありました。  これに対し委員から,130万円は指定管理者の負担としては大きな額であり,市としての適正な管理の基準があるべきではないか,との質疑があり,当局から,その年々で状況が違うので,今回添付した収支予算書で固定するものではない。現場と毎年協議していきたい,との答弁がありました。  また,委員から,農業振興公社そのものが果実だけでは運営できない状況になっている中で,施設の維持管理に加えて研修業務も増やした理由は何か,との質疑があり,当局から,今回の指定管理者制度の導入にあたって,行政管理課と協議してきた中で,施設の維持管理だけでなく,今まで市が直営で行ってきた農業振興のための研修などの業務も含めて,委託することが制度の趣旨であることからこの内容となった。研修事業はこれまで公社が自主事業でやってきた経緯もあり,そのノウハウを生かしてやっていこうということである,との答弁がありました。  大要以上の後,議第119号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第120号蔵王体育館,南部体育館,江南体育館,福祉体育館,北市民プール及びみなみ市民プールに係る指定管理者の指定について,及び議第121号総合スポーツセンターに係る指定管理者の指定については一括審査しました。その主な質疑を申し上げます。  委員から,総合スポーツセンターの収支予算書は詳細な部分も評価できるが,蔵王体育館や他の施設については,使用料など指定管理料以外の記載がなく,大ざっぱであり,数字合わせの感が強い。きちんと精査しているのか,との質疑があり,当局から,申請書の内容については精査している。非公募扱いの施設については,利用料金制をとっておらず,指定管理者への収入はない,との答弁がありました。  また,委員から,自動販売機の収入や電気料などはどのように取り扱っているのか,との質疑があり,当局から,自動販売機は他の施設でも設置しているが,目的外使用の許可を取り,電気料も市の収入にしていただいている。蔵王体育館も同様にしており,蔵王温泉観光協会に貸している事務所も目的外使用で貸し出し,使用料もいただいている,との答弁がありました。  大要以上の後,議第120号及び議第121号については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,議第132号山形市農業委員会委員の選挙区及び定数に関する条例の一部改正について,議第135号山形市中央卸売市場業務条例の一部改正について,及び議第138号山形市立学校設置条例の一部改正については,それぞれ当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に,請願について申し上げます。
     請願第6号 米問題基本計画実施にあたっての万全な対策の確立を求めることについては,願意妥当と認め全員異議なく採択すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎建設委員長報告 ○議長(阿部喜之助君) 建設委員長 23番 高橋博議員。 〔建設委員長 23番 高橋博君 登壇〕 ○23番(高橋博君) 建設委員会における審査の結果と経過について,ご報告申し上げます。  はじめに,議第122号山形駅東口交通センター指定管理者の指定について,議第123号中央駐車場,香澄駐車場,大手町駐車場,済生館前駐車場及び山形駅西口駅前広場駐車場指定管理者の指定について,議第124号済生館前地下駐輪場及び霞城セントラル駐輪場指定管理者の指定について,議第125号野草園の指定管理者の指定について,議第126号馬見ケ崎プール,ジャバの指定管理者の指定についての議案5件については,公の施設の管理を行わせる指定管理者を決定するための議案であるため,当局から一括して説明を受けた後,質疑に入りました。その主な質疑を申し上げます。  まず,委員から,プールや駐車場は民営のものもあり,指定管理者制度を導入してもいいが,野草園は少し異質であり,元々,利益を上げるために開設した施設でもないため,それらと同様に扱うのには疑問が残る。必ずしも民間になじまないものもあるので,指定管理者制度を活用するにあたり,その辺も踏まえて検討していくべきだと思うがどうか,との質疑があり,当局から,指定管理者制度の趣旨は確かに利益のみを追求していくものではない。現在,市で委託している施設をお願いする際,受託する方にも目的に沿った管理をお願いしていくことになる。施設の目的を大切にし,できるだけ多くの市民が利用しやすい管理運営に努めていきたい,との答弁がありました。  また,委員から,指定管理者候補者審査委員会の進め方について伺いたい,との質疑があり,当局から,今回は公募を行わなかったが,審査の内容は公募した場合でも基本的に同じである。市で作成した仕様書に基づき,指定管理者の候補団体から事業計画書を提出してもらい,その内容を審査会において審査する。これらの作業を9月から開始したが,公募となればもっと時間をかけていく必要があると考えている,との答弁がありました。  また,委員から,仕様書の中にはどのようなことが書かれているのか,との質疑があり,当局から,危機管理体制の整備,職員研修の充実,利用促進の充実等を事業計画に盛り込むよう仕様書を作成している,との答弁がありました。  また,委員から,次回の指定管理者を設定する際,その契約期間はどうしていくつもりなのか,との質疑があり,当局から,受託団体の立場になれば,設備投資やノウハウの習得等の問題があり,単年度契約は難しいと思う。ある程度の複数年契約になると思うが,今後の検討課題である,との答弁がありました。  また,委員から,現在,開発公社は管理運営業務が主体となっており,公有地の先行取得という設置当初の目的を果たさなくなってきている。指定管理者を公募した時のことも見越して,今後の方向性を持っていくべきだと思うがどうか,との質疑があり,当局から,これまで公の施設は,公が出資している団体に管理させることになっていたが,このたびの法改正で民間団体等も管理できる指定管理者制度が設けられた。そのため現在お願いしている受託団体は,民間と競争するための努力をする必要が出てきた。開発公社については,市が開設した経緯もあり,将来のあり方について庁内で十分検討していきたい,との答弁がありました。  大要以上の後,議第122号から議第126号までの議案5件については全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  次に,議第130号山形広域都市計画事業山形西土地区画整理事業施行条例等の一部改正等についての主な質疑を申し上げます。  委員から,法改正により条例が変更になるわけだが,法改正された主な内容は何か,との質疑があり,当局から,区画整理事業を施行するにあたり,これまでの施行者に加え,株式会社や有限会社でも行えるようになった,との答弁がありました。  大要以上の後,議第130号については全員異議なく可決すべきものと決定しました。  最後に,議第139号山形市水道給水条例の一部改正については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。  以上で建設委員会の報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎予算委員長報告 ○議長(阿部喜之助君) 予算委員長 16番 須貝太郎議員。 〔予算委員長 16番 須貝太郎君 登壇〕 ○16番(須貝太郎君) 予算委員会における審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は,議第97号から議第106号までの補正予算10件です。  本委員会は12月7日に開会し,当局から説明を受けた後,大綱質疑を行いました。  主な質疑を申し上げます。一つ,アスベスト除去工事における,被害調査及び現状での健康への影響について。一つ,商店街における防災放送等設備の必要性について。一つ,指定管理料に係る債務負担行為における限度額設定の根拠等についてであります。  これらの質疑に対し,当局から答弁があった後,案件を各分科会に分割付託しました。  委員会は,12月13日に再開し,各分科会における審査の経過と結果について報告を受けた後,議第97号から議第106号までの補正予算10件を一括して採決した結果,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(阿部喜之助君) 以上で,各委員長の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(阿部喜之助君) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し,ご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご質疑なしと認めます。  以上で,質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(阿部喜之助君) これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので,討論なしと認めます。  以上で,討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(阿部喜之助君) これより採決します。  議題のうち,最初に,日程第10 議会案第12号 山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例の一部改正についてを採決します。  この採決については,長谷川幸司議員,後藤誠一議員,渡辺弥寿雄議員から,記名投票による表決の要求書が,議長あて提出されておりますので,会議規則第71条第1項の規定により,記名投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕 ○議長(阿部喜之助君) ただいまの出席議員数は,議長を除き37人です。  職員に,投票箱を改めさせます。 〔投票箱 点検〕 ○議長(阿部喜之助君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。議会案第12号を,可とする議員は白票を,否とする議員は青票を,点呼に応じて順次投票願います。  なお,重ねて申し上げます。棄権は,否とみなします。  それでは,これより投票を行います。  議事課長に点呼させます。 ○議事課長(会田芳男君) それでは,お名前を申し上げます。  投票の際は,演壇に向かって右の方から登壇いただきまして,順次投票をお願い申し上げます。  投票の後は,左の方から降壇し議席に戻られるようお願い申し上げます。  それでは申し上げます。   1番 斉藤 栄治議員  2番 遠藤 吉久議員   3番 渡辺  元議員  4番 折原 政信議員   5番 小野  仁議員  6番 遠藤 和典議員   7番 丸子 善弘議員  8番 長谷川幸司議員   9番 今野 誠一議員 10番 阿部 典子議員  11番 石沢 秀夫議員 12番 鑓水 一美議員  13番 菊池 文昭議員 14番 斎藤 淳一議員  15番 後藤 誠一議員 16番 須貝 太郎議員  17番 五十嵐吉信議員 18番 斎藤 武弘議員  19番 渡辺ゆり子議員 20番 高橋 啓介議員  21番 豊川 和弘議員 22番 佐藤 義久議員  23番 高橋  博議員 24番 加藤 賢一議員  25番 鈴木善太郎議員 26番 渡辺弥寿雄議員  27番 長瀬 洋男議員 28番 峯田豊太郎議員  29番 高橋嘉一郎議員 30番 酒井 靖悦議員  31番 枝松 昭雄議員 32番 佐藤  稔議員  33番 高橋 伸行議員 34番 小野寺 建議員  35番 尾形 源二議員 36番 宝沢 啓輝議員  37番 加藤  孝議員 以上でございます。 〔各議員投票〕 ○議長(阿部喜之助君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕 ○議長(阿部喜之助君) これより開票を行います。
     会議規則第31条第2項の規定により,開票立会人に,遠藤吉久議員,長谷川幸司議員,今野誠一議員,菊池文昭議員を指名します。それでは,立ち会いをお願いします。 〔開     票〕 ○議長(阿部喜之助君) 投票の結果を,事務局長に報告させます。 ○事務局長(舟山政紘君) 投票の結果について,ご報告いたします。    投票総数  37票  これは先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち,    賛成  13票    反対  24票  以上のとおりであります。 ○議長(阿部喜之助君) 以上のとおり,賛成が少数であります。  したがって,日程第10 議会案第12号 山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例の一部改正については,否決されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  議会案第12号を可とする議員の氏名   遠 藤 和 典 君  丸 子 善 弘 君   長谷川 幸 司 君  後 藤 誠 一 君   須 貝 太 郎 君  五十嵐 吉 信 君   斎 藤 武 弘 君  鈴 木 善太郎 君   渡 辺 弥寿雄 君  長 瀬 洋 男 君   峯 田 豊太郎 君  尾 形 源 二 君   宝 沢 啓 輝 君  否とする議員の氏名   斉 藤 栄 治 君  遠 藤 吉 久 君   渡 辺   元 君  折 原 政 信 君   小 野   仁 君  今 野 誠 一 君   阿 部 典 子 君  石 沢 秀 夫 君   鑓 水 一 美 君  菊 池 文 昭 君   斎 藤 淳 一 君  渡 辺 ゆり子 君   高 橋 啓 介 君  豊 川 和 弘 君   佐 藤 義 久 君  高 橋   博 君   加 藤 賢 一 君  高 橋 嘉一郎 君   酒 井 靖 悦 君  枝 松 昭 雄 君   佐 藤   稔 君  高 橋 伸 行 君   小野寺   建 君  加 藤   孝 君   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(阿部喜之助君) 次に,日程第11 議第122号から,日程第15 議第126号までの議案5件について採決します。  この場合,地方自治法第117条の規定により,関係議員はご退席願います。 〔関係議員除斥〕 ○議長(阿部喜之助君) お諮りします。ただいまの議案5件を,原案のとおり決定することに,ご異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,日程第11 議第122号から,日程第15 議第126号までの議案5件は,いずれも原案のとおり可決されました。 〔関係議員着席〕 ○議長(阿部喜之助君) 次に,日程第16 議第97号から,日程第52 議第139号までの議案37件,及び,日程第53 請願1件を,一括して採決します。  お諮りします。ただいまの議案37件及び請願1件を,各委員長報告のとおり決定することに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,日程第16 議第97号から,日程第52 議第139号までの議案37件は,いずれも原案のとおり可決,日程第53 請願1件は,採択と決定しました。  ―――――――――――――――――――― ◎議員派遣について ○議長(阿部喜之助君) 日程第54 議員派遣についてを議題とします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                          平成17年12月15日        議員派遣について  地方自治法第100条および会議規則第159条の規定により,次のとおり議員を派遣する。         記 1 第114回山形県市議会議長会定期総会 (1) 派遣目的 同上出席のため (2) 派遣場所 上山市 (3) 派遣期間 平成18年1月12日〜平成18年1月13日(2日間) (4) 派遣議員 加藤孝   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(阿部喜之助君) お諮りします。お手元に配布している文書のとおり,議員を派遣することに,ご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,お手元に配布している文書のとおり,派遣することに決定しました。  この際,お諮りします。ただいま議決された議員派遣について,変更の必要が生じた場合,議長において措置したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。  したがって,議員派遣に変更の必要が生じた場合は,議長において措置します。  以上で,本日の日程は全部終了しました。  ―――――――――――――――――――― ◎市川市長あいさつ ○議長(阿部喜之助君) この際,市長から発言を求められていますので,これを許します。市川市長。 〔市長 市川昭男君 登壇〕 ○市長(市川昭男君) 12月市議会定例会が閉会されるにあたり,一言ごあいさつを申し上げます。  去る11月30日に招集の今次市議会定例会に提案いたしました各案件について,慎重なるご審議を賜り,それぞれご決議ご同意いただきまして誠にありがとうございました。会期中において,議員各位から寄せられましたご意見ご要望等につきましては,十分尊重いたし,今後の市政経営に取り組んでまいりたいと存じます。  今年も余すところわずかとなりました。議員各位をはじめ市民の皆様におかれましては,健やかに新年を迎えられますことを心からお祈り申し上げるとともに,今後とも市勢発展のため,なお一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げまして,ごあいさつといたします。  本日は,誠にありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎閉会 ○議長(阿部喜之助君) 以上で,平成17年12月市議会定例会を閉会します。     午後6時8分 閉 会      議  長 阿 部  喜之助      副 議 長 加 藤    孝      署名議員 折 原  政 信      署名議員 須 貝  太 郎...