山形市議会 2005-12-07
平成17年予算委員会(12月 7日)
平成17年
予算委員会(12月 7日)
平成17年12月7日(水曜日)
〇出席委員(37名)
斉 藤 栄 治 君 遠 藤 吉 久 君
渡 辺 元 君 折 原 政 信 君
小 野 仁 君 遠 藤 和 典 君
丸 子 善 弘 君 長谷川 幸 司 君
今 野 誠 一 君 阿 部 典 子 君
石 沢 秀 夫 君 鑓 水 一 美 君
菊 池 文 昭 君 斎 藤 淳 一 君
後 藤 誠 一 君 須 貝 太 郎 君
五十嵐 吉 信 君 斎 藤 武 弘 君
渡 辺 ゆり子 君 高 橋 啓 介 君
豊 川 和 弘 君 佐 藤 義 久 君
高 橋 博 君 加 藤 賢 一 君
鈴 木 善太郎 君 渡 辺 弥寿雄 君
長 瀬 洋 男 君 峯 田 豊太郎 君
高 橋 嘉一郎 君 酒 井 靖 悦 君
枝 松 昭 雄 君 佐 藤 稔 君
高 橋 伸 行 君 小野寺 建 君
議案書4ページ,
事項別明細書43・44ページをお願いします。
第8款第4項の土地区画整理費につきましては,区画整理事業会計への繰出額金の減額補正をお願いするものであります。
次に,
債務負担行為の補正について,ご説明申し上げます。
議案書7ページ,
事項別明細書63・64ページをお願いいたします。
馬見ヶ崎プール及び野草園の
指定管理料につきましては,平成18年度から
指定管理者制度を導入することに伴い,
事務手続きに要する平成17年度から指定期間の最終年度までを期間とし,また,指定期間に合わせた
指定管理料の限度額をそれぞれ設定するにあたり,所要の
予算措置をお願いするものであります。
続きまして,議第102号山形市区画整理事業会計
補正予算について,ご説明申し上げます。
議案書18・19ページ,
事項別明細書131ページからであります。
歳出から申し上げますので,
事項別明細書139・140ページをお願いいたします。
第1款第1項の
総務管理費でありますが,職員の人件費につきましては,所要の措置を講ずるものであり,負担金補助及び交付金につきましては,吉原,嶋,芸工大組合にかかる水道配水管工事費の確定及び工事の繰越に伴い補助金の減額をお願いするものであります。
第2款山形駅
西区画整理事業費につきましては,電線共同溝及び水道管移設等の補償費について補正をお願いするものであり,第3款十日町区画整理事業費につきましては,前年度繰越金の確定等による財源の補正をお願いするものであります。
第4款七日町区画整理事業費につきましては,補償費が確定したことや前年度繰越金の確定等に伴い,財源の補正をお願いするものであります。
以上の歳出にかかる歳入につきましては,
事項別明細書133ページからでありますが,
国庫補助金,市債,繰越金をもって措置しようとするものであります。
次に,議案書19ページの地方債の補正でありますが,本年度の許可見込み額に基づき,限度額の変更をお願いするものであります。
以上で説明を終わりますが,よろしくご審議の上ご決議くださいますようお願い申し上げます。
○
須貝太郎委員長 飯野
下水道部長。
○飯野
下水道部長 下水道部関係の
補正予算について,ご説明申し上げます。
初めに,
一般会計について申し上げます。
議案書は4ページ,
事項別明細書は43・44ページでございます。
第8款土木費第5項下水道費につきましては,公共下水道事業会計への繰出金の減額をお願いしようとするものでございます。
次に,議第103号平成17年度山形市公共下水道事業会計
補正予算について,ご説明申し上げます。
議案書は20ページから,
事項別明細書は149ページからでございます。
このたびの補正は,前年度の繰越額の計上と国の補助制度の変更による事業費の変更に伴う補正,人件費の補正及び
債務負担行為の補正が主なものでございます。
初めに,第1条
歳入歳出予算の補正について,ご説明申し上げます。
事項別明細書153・154ページをお願いいたします。
先に,歳出から申し上げます。
第1款総務費第1項公共下水道管理費,第2款建設費第1項公共下水道建設費及び155・156ページの第3項特定環境保全公共下水道建設費のうち,下水道総務費につきましては,職員の人件費について所要の措置を講じたものでございます。
次に,第2款建設費第1項公共下水道建設費及び第3項特定環境保全公共下水道建設費のうち,汚水管渠建設費につきましては,国の内示に伴う
国庫補助金及び汚水処理施設整備交付金の決定による事業費の減額,並びに補正に伴う財源の変更をお願いしようとするものでございます。
次に,これらにかかります歳入について,ご説明申し上げます。
151・152ページをお願いいたします。
歳入第3款第1項
国庫支出金につきましては,
国庫補助金及び汚水処理施設整備交付金の決定に伴う減額補正であります。
第5款第1項繰越金につきましては,前年度の決算剰余金を全額計上したものでございます。
第7款市債につきましては,起債対象事業費の変更に伴い,減額補正をお願いしようとするものでございます。
これらのことから,第4款第1項繰入金につきまして,
一般会計からの繰入金を減額しようとするものでございます。
次に,第2条
債務負担行為の補正について,ご説明申し上げます。
議案書22ページをお願いいたします。
下水道事業のより一層の整備促進を図るとともに,早期発注を可能にし,景気浮揚を促すとともに,工事の適時化と平準化を図るため,公共下水道・汚水管渠建設事業において4億円,特定環境保全公共下水道・汚水管渠建設事業において3億円の
債務負担行為をお願いしようとするものでございます。
第3条の地方債の補正につきましては,起債対象事業の変更に伴い,限度額の変更をしようとするものでございます。
以上で説明を終わりますが,よろしくご審議の上ご決議くださいますようお願い申し上げます。
○
須貝太郎委員長 城戸口教育部長。
○城戸口教育部長 教育委員会関係の
補正予算について,ご説明申し上げます。
議案書は5ページ,
事項別明細書は49・50ページでございます。
第10款教育費第2項小学校費第3目学校建設費につきましては,アスベスト対策として,除去工事を行う小学校について,所要額を計上したものでございます。
次に,
債務負担行為の補正について,ご説明申し上げます。
議案書は7ページ,
事項別明細書は63・64ページでございます。
議案書第2表の総合スポーツセンター等
指定管理料及び蔵王体育館
指定管理料につきましては,平成18年度から
指定管理者制度を導入することに伴い,
事務手続きを開始する平成17年度から指定期間の最終年度までを期間として,指定期間に合わせたそれぞれの
指定管理料の限度額の
予算措置をお願いするものでございます。
以上で説明を終わりますが,よろしくご審議の上ご決議くださいますようお願いを申し上げます。
○
須貝太郎委員長 小関水道部長。
○小関水道部長 議第98号平成17年度山形市水道事業会計
補正予算について,ご説明申し上げます。
議案書は8ページ,
事項別明細書は67ページからでございます。
議案書により,ご説明申し上げます。
第2条収益的収入及び支出,第3条資本的収入及び支出につきましては,一般職の職員の例にならい,水道部職員の基本給及び配偶者の
扶養手当等を引き下げるとともに,期末手当から本年4月以降の
官民較差分の減額を行うものであります。
また,現在進めております松原浄水場新築整備にかかる1,2系浄水処理施設について,遠隔操作による自動運転を開始したこと,及び水道部組織の見直し,並びに4月の人事異動,その他所要見込みに基づく職員給与費の補正をお願いするものでございます。
第4条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては,職員給与費を補正後の額に定めようとするものでございます。
以上で説明を終わりますが,よろしくご審議の上ご決議くださいますようお願い申し上げます。
○
須貝太郎委員長 以上で当局の説明は終わりました。
――
――――――――――――――――――
◎質疑
○
須貝太郎委員長 それでは質疑に入ります。
なお,申し合わせにより,本委員会の議題に対する質疑は,款項に対する大綱質疑とし,また,自己の所属する分科会の事件については,できるだけ質疑をしないことになっておりますので,委員の皆様のご協力をお願いいたします。
それでは,議第97号から議第106号までの
補正予算10件について,総括的な質疑がありましたらお願いをいたします。質疑ございませんか。高橋嘉一郎委員。
○高橋嘉一郎委員 教育部長にお伺いしますが,アスベストの工事というような,そういうこと出ておりますけど,アスベストの被害とかね,それらしきというような,そういう調査なり,出たとかというような,そういうことはいかがなもんですか。
○
須貝太郎委員長 城戸口教育部長。
○城戸口教育部長 教育関係についてのアスベストの調査についてはですね,今回47カ所について調査いたしました。その中で,教育関係の施設の中にアスベストが入ってある。吹き付けロックウールの中にアスベストがあるというのがわかったのが7カ所でございます。そのうち小学校が5カ所,そして中学校が1カ所,それからその他が1カ所になってございます。それで,被害についてはございません。
子供の被害についての調査については,こちらとしてはまだ受けておりません。ないと思ってございます。
○
須貝太郎委員長 高橋嘉一郎委員。
○高橋嘉一郎委員 被害の調査が見当たっていないというような,そういうことだったなと思っていますけども,これは大変全国的に問題になっておりますのでね,それなりの対応,調査をしたと思うんですけれども,肝心の児童に対する,あるいは市民に対する被害が出たか出ないかということが大変重要なことだというような,そういう点での調査を今後ともやる考えなのか,あと終わりなのか。そこら辺はいかがなものですか。
○
須貝太郎委員長 城戸口教育部長。
○城戸口教育部長 アスベストによる被害というのは,だいたい30年ぐらい経ってから出るらしいということで聞いてございまして,まだ小学生の6歳から13歳くらいまでについては,まだ調査をすることに対しては対象としなくてもよろしいんじゃないかと思ってございます。
○
須貝太郎委員長 高橋嘉一郎委員。
○高橋嘉一郎委員 30年ぐらい経たないと出ないというふうなことなので,今の小学校については分からないというような,そういうふうになると思うのだけれども,何年頃アスベストを使ったかというような,そういうことからね,だいたい30年近くかかった中で出なかったとかって,そういう調査もしないとね,30年経たないと分からないというようなことでは私としては納得できないわけだね。いつ頃そのアスベストを使って,そのときの子供たちが大きくなって,30年後どういうふうな結果に出たかというような,害出なかったのが出るのかというような,そこら辺まで追究しないと,このアスベストの問題というのは,正確ではないんじゃないかというようなことを思うわけだね。ただ,被害あるあるというだけでは話にならないわけだ。そこら辺の追究調査というのは,やる考えあるのかどうかということをお伺いしたい。
○
須貝太郎委員長 城戸口教育部長。
○城戸口教育部長 今回調査した施設については,昭和50年頃の学校でございましたけれども,教育施設でございますが,だいたい定量的にはだいたい1%から6.9%ぐらいでしょうか。そのくらいの定量というふうなことでの,状況でございますので,現在のところではこちらとしては被害はないだろうということで調査はしないと考えてございます。
○
須貝太郎委員長 渡辺ゆり子委員。
○渡辺ゆり子委員 今のアスベスト対策ですけれども,30年から40年後に被害で出るというようなことで,一番心配されるのは,そういう被害を今後出さないというふうなことだと思うんですけれども,今,小学校のアスベスト除去という,そういうふうなところでは,まず学校に対してのその対策というふうなことで今,力を入れておられると思うんですけれども,一番直接的に被害を受けるのは,関係する労働者の方だというふうに言われています。加工業者の方,それから建設労働者の方,建設労働者の方々はもう今から10数年も前からこのことを取り上げていろいろ運動をしてきたと,けれども被害対策,救済が全然取られていないというふうなことに対して腹立たしさを抱えていると。このたびの工事に関してもそうですし,今後,市の公共工事,こういったことに対しての労働者に対する予防対策といいますか,そういったことがぜひきちんとやっていくというふうなことが,これから数十年後の被害を防ぐことにつながると思うんですけれども,その辺の対策については,この部分もそうですけれども,どうなのか担当のところにお聞きしたいと思います。
○
須貝太郎委員長 建設部長からお願いします。渡辺建設部長。
○渡辺建設部長 今のご質問でございますが,これは公共工事今からやっていく上で十分配慮していきたいと思っております。
○
須貝太郎委員長 渡辺ゆり子委員。
○渡辺ゆり子委員 解体工事とかで,今からは使わない方が多いんでしょうけれども,今から解体とかそういった場合に出てくるんではないかなというふうに思いますし,この点については国も業界もまだ未着手の部分が非常にあると思うんです。ですから,山形市だけでというふうなわけにはいかないと思いますけれども,そういう関係機関と一緒になって,やっぱりルールというか,そういうきちんとした建設労働者の方々を,関係者の方々を守るような,そういうルール化を一緒につくっていくというふうなね,そういうことが必要ではないかと思うんですけれども,その点について,ぜひ積極的な答えをお願いします。
○
須貝太郎委員長 渡辺建設部長。
○渡辺建設部長 これまでもですね,アスベストに対しては調査をしてまいりました結果,基準よりはだいぶ山形市の場合は下回っていると,そういう関係では安全であるという方向性を生み出しております。今,解体の話出ましたけれども,業界も一緒になりまして,アスベストに対しては解体も含めてですね,講習会等を開きまして,労働者には十分配慮していると思っております。
○
須貝太郎委員長 高橋嘉一郎委員。
○高橋嘉一郎委員 今の答弁ですとね,安全であると,安全であれば何も心配ないわけだな。学校のアスベストの問題も今の答弁だと安全だと,山形の場合は安全だ。何も心配ないわけだ。いろいろな予算出すというのは,する必要があるのか,ないのかということだって出てくるわけだね。そんなことではおかしいんじゃないかというような,危険性が十分あるというようなことで騒いでいると思うわけだね。そこら辺はどうなんですか。山形は安全だと。
○
須貝太郎委員長 渡辺建設部長。
○渡辺建設部長 安全であるというか,基準値以内であったと,そういう中では山形市は安全であると私言ってしまいましたけれども,基準値以内であったとそういうことでございます。解体にしても,解体業者,やれる業者が決まっておりますので,その辺に対しては十分いろんな講習とか処分含めてですね,講習なりそういった指導をしておるところでございます。
○
須貝太郎委員長 高橋嘉一郎委員。
○高橋嘉一郎委員 十分ね相当の注意をはらって対処すべきだと思いますけれども,教育部長が最後に答弁した。調査をする考えはないと。これの答弁またおかしいというのよ。いろいろ可能な限りの調査をする必要があると思うわけだね。アスベストは良くないというようなことが出てるんだと,その学校で教育を受ける。そこの中ではいろいろな障害が出る可能性があるわけだね,危険性があるわけだ。だから騒いでいるんだからよ。そいつを調査する考えないなんて,そんな調査する可能なとこはやっぱり一定程度調査をするとかというのは,いろんな取り組み方があると思うわけだね。そこら辺はどうなもんですか。それでも調査する考えはない。アスベスト使われておった。それを直す。それで終わり。そんな考えなんですか。
○
須貝太郎委員長 城戸口教育部長。
○城戸口教育部長 今回のアスベスト対策については,市民の安心,それから安全ということに対してのまず事前での配慮の工事だと理解してございます。今回の浮遊物でしょうか。その調査の結果についても現在のところではその数値としては,日常的な数字の範囲を出ていない数字であるわけでございますけれども,これについてはただ安全ということが,100%かと言われれば,ちょっとまだそこまでは言いきれないと思いますけれども,安心ということに対しての対応というようなことで,市民の方々が不特定多数のいる場所,そしてまた,これから時代を担う子どもたちの安心のためにということで現在の数値では大丈夫なわけですけれども,これに対しての対処を先にやろうという考え方での工事でございます。
○
須貝太郎委員長 加藤賢一委員。
○加藤賢一委員
会田商工観光部長にお尋ねをいたします。
商店近代化促進事業の補助金ということで街路灯にお金を出してるわけでありますけども,今日の山形新聞の一面にもありましたとおり,七日町のいわゆる防災に関しましてですね,放送設備が完成したんですね。そんなことでですね,これだと総務部長にも関係してくると思うんですけども,この間五十嵐議員の方もですね,いわゆる周辺部に対してのそういった防災関係の放送設備の話もしてました。ただ中心部の方がですね,逆に少ないと。初めて七日町において,今回の放送設備が設置なったと,非常に中心部には人が集まるんですね。その場合に対する対処というのがあるわけですけども,そんなことから考えますとですね,第7次総合計画のアンケートの調査の第1番目がやっぱり安心・安全ということで,防災都市を非常に目指しているわけであります。そんなことでですね,無散水消雪道路の方はロの字型商店街,終わりました。
しかし,そういった人が一番集まってですね,何かあった場合に放送しながら,いわゆる誘導,そしてまた安心を得るためにですね,当然必要な設備と思っているわけですけども,七日町はなんとなくではありますけども,今後はやはり主要商店街をですね結びながら,街中に来た方々に対する安心・安全を図るべきであると。そういう点からしますとですね,逆にそういうものを進めながら,商工関係の方で,それなりの補助金を出していくという形が非常に私は,今後まちづくりにとっては重要なことかと思っております。そこら辺に関しましてですね,七日町終わったわけでありますけども,今後どういう状況にあるのか。そういった場合どういうふうに行政としては援助していくのか。七日町の方も当然商工関係の方から補助金をもらっているわけでありますけども,そこら辺についてのお考えをちょっとお聞きしたいと思っております。
○
須貝太郎委員長 会田商工観光部長。
○
会田商工観光部長 中心商店街の防災関係の街路灯放送設備ということでは,七日町が一番最初なわけですが,その後のそれ以外の商店街の計画というものは今のところまだございません。そういう話があった段階で商店街と協議をしながら,今回と同じような方法をとらさせていただきたいと思っております。以上です。
○
須貝太郎委員長 加藤賢一委員。
○加藤賢一委員 私も先ほどですね,これはおそらく商工関係ではなくて,総務関係についてではないかと申し上げたんですけれども,そこでね,総務部長ね,そういうことを踏まえて,ただ商店街からこういう話があるから,じゃ援助しましょうとか,補助金出しましょうじゃなくてですね,逆にそういう政策を進めていくことにおいて,いわゆる第7次総合計画の安心・安全という部分も図れるわけですね。そうですよ。そういうことでね,そうことでやはり,むしろですね,そういう施策を進めていくという形のことをですね,逆に今の活気ない,まさに空洞化している商店街であるがゆえにですね,それを活気で盛りたてるためにはですね,そういうこういう商店街というのは安心なんだと,そういったこともね私は非常に重要なことかと思っております。
そんなことでですね,ぜひ総務部長ね,そこら辺に関してですね,積極的にいわゆるその各商店街からあがってからじゃなくて,むしろ施策として,いわゆる啓蒙をしていくというか,そういうことでですね,やはり私は防災関係,そして安心・安全という関係の中でね,やはり進めていくべきだと思いますけども,その点に関してどういうふうにお考えですか。
○
須貝太郎委員長 芳賀総務部長。
○
芳賀総務部長 防災関係につきましては,ご承知のとおり,それぞれ緊急時に備えまして,3日分の食料なり,あるいはというようなところで備えております。そんなことで備えておりますので,なおかつ,その商店街というようなことで,今回放送設備なんかも備えたというようなことで,それらの有効性なんかも十分勘案しながらですね,今後検討してまいりたいと思っております。
○
須貝太郎委員長 加藤賢一委員。
○加藤賢一委員 私はね,なってからいわゆるその乾パンがあるとか,水があるとかじゃなくでですね,災害時が発生したときに,どういうふうに人を避難させ,どういうふうに安全な場所に誘導させるかということがね,そういうことも含めてね,やはり検討すべきだと思うんです。いわゆる中心市街地を活性化すると言っているわけですよ。そういった場合に商工関係の中でも補助金は出してるけれども,そういうことを全体的にね,進めていく施策が必要であると。そういう点で今日の
予算委員会をですね,機会にとらえてお聞きしておきますので,ひとつよろしく。そういう形でですね,ぜひ,市としては今後いろいろね,今日のことを踏まえて,ひとつ施策に反映することをご期待しながら,ひとつ指摘をしておきたいとそういうふうに思います。
○
須貝太郎委員長 その他に質疑ありませんか。高橋啓介委員。
○高橋啓介委員 先ほどぐらいから,指定管理者の関係ずっとあったんですけれども,この中でですね,限度額の関係,これの基本的な考え方がどういうふうになってですね,出されてきたのか,その背景をお尋ねしたいというふうに思います。
○
須貝太郎委員長 荒井財政部長。
○
荒井財政部長 今回の限度額の設定につきましては,3年と5年のものについては差がございます。基本となりましたのは,実は今回の指定管理者で公募をさせてもらった案件が2件ございます。その時にいわゆる削減を目標としまして,17年度の当初予算の委託料から公募する際の限度額としまして,3年間につきましては5%削減すると。3年スパンですので初年度で5%やる場合でもありますし,あるいは毎年3年間振り分けて減額する場合もありますし,あるいは最後の年度で5%削減するというふうな選択肢はございますが,それを公募の上限額として定めさせていただきました。
3年については,今回いろんな事情で,公募をしなかった指定管理者の指定につきましても限度額をそれにならいまして,3カ年による5%の削減を努力目標にしていただきたいということを定めました。あわせまして,5年間のものにつきましては,それにならいまして,5年間で7%の削減をしていただくということで,それぞれ限度額を設定させていただいた経過がございます。
○
須貝太郎委員長 高橋啓介委員。
○高橋啓介委員 それでね,非常にこれ問題があるんですね,人員分布の関係ね。現段階はいいと思うんです。現在の段階ではいいと思うんですけども,人員分布の関係で30年度がそういった部分で動いている部分は全体的に,特に人件費の関係なんですけれども,長く20年,30年やってる部分については一定の流れが出てくるんですけれども,これがね新規で出てきた場合に,今部長の方から17年度をベースにとこういうふうに言っているんですけれども,新規に出てきた場合はどうしてもね安くならざるを得ない。こういうふうな状況も一方で考えないと,ちょっと受けるにしてもね,非常に大変になってくる状況も出てくると思うんですよね。分布の関係,あと施設が新しい場合の状況。だから私はできれば人件費の関係は年齢で,例えば42歳を標準にしながら,ここは何人ぐらい必要だと,これは計画書の中で出てくるんでしょうけども,そういった部分がないと17年度を起点にする。あるいは何年度を起点にするというような形になってくると,非常に後々民間で受けようが,今の公社が受けようが,非常に大変な状況になってくる。3年であと終わりだなんていうふうな形にすればね,いわゆる低賃金構造をずっとつくってくるような状況になってくるわけですから,そういった部分を考えて,これから,今回はまだだいたい今まで動いてた数字だろうというふうに思いますけど。そういったこともですね,頭に入れながらすべきではないかなというふうに思いますけど,その点どうですか。
○
須貝太郎委員長 荒井財政部長。
○
荒井財政部長 今回,公の施設の指定管理制度の導入ということで,今回,あるいは債務負担の予算をお願いしておりますけれども,これまでもですね,市の施設が新たにスタートした場合はですね,財政担当としましては,いわゆる人件費あるいは維持管理費あたりが当面は流動的です。実際に設計した当初で電気代はどのぐらいかかるだろうとかいうふうな試算は当然出てきますが,それらはやっぱり使ってみないと分からないというふうなことがございまして,当面の間は臨時費扱いをしながら,当然初年度よりも2年度にその変化を適用させて,委託料等についても増減しております。
ですから,今回今後新たな
指定管理者制度にのっかるような公の施設が出てきた場合については,例えば新設の場合はある程度の幅を持たせたような形での限度額を設定して,それである程度落ち着いた時点で,将来の見込みを立てながら,先ほど申し上げた5%とか,あるいは7%とか,そういう努力目標をお願いするような格好にしなければいけないのかなと思っておりますので,その辺は実態に合ったような形での限度額を定める必要があるというふうに認識しております。
○
須貝太郎委員長 ほかにご質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
須貝太郎委員長 ご質疑なしと認めます。
以上で質疑を終わります。
――
――――――――――――――――――
◎分科会付託
○
須貝太郎委員長 本委員会に付託されました案件を付託案件表のとおり,各分科会に分割付託します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
付託案件表
(総務分科会)
議第97号 平成17年度山形市
一般会計補正予算のうち第1条第1表歳入,歳出第1款,第2款(第3項を除く),第3款第4項,第9款,第13款,第2条第2表(山寺芭蕉記念館
指定管理料,最上義光歴史館
指定管理料),第3条
(厚生分科会)
議第97号 平成17年度山形市
一般会計補正予算のうち第1条第1表歳出第2款第3項,第3款(第4項を除く),第4款,第7款第2項,第2条第2表(総合福祉センター
指定管理料,まんさくの丘
指定管理料,老人福祉センター(漆山やすらぎ荘)
指定管理料,老人福祉センター(大曽根さわやか荘)
指定管理料,老人福祉センター(黒沢いこい荘)
指定管理料,あたご荘
指定管理料,山形学園
指定管理料)
議第99号 平成17年度山形市
国民健康保険事業会計補正予算
議第100号 平成17年度山形市
老人保健医療事業会計補正予算
議第101号 平成17年度山形市
介護保険事業会計補正予算
(産業文教分科会)
議第97号 平成17年度山形市
一般会計補正予算のうち第1条第1表歳出第5款,第6款,第7款第1項,第10款,第2条第2表(農業研修センター
指定管理料,商店街近代化促進事業補助金,産業歴史資料館
指定管理料,山形国際交流プラザ
指定管理料,
観光案内センター指定管理料,総合スポーツセンター等
指定管理料,蔵王体育館
指定管理料)
議第105号 平成17年度山形市
中央卸売市場事業会計補正予算
議第106号 平成17年度山形市
農業集落排水事業会計補正予算
(建設分科会)
議第97号 平成17年度山形市
一般会計補正予算のうち第1条第1表歳出第8款,第2条第2表(道路維持補修事業,駐輪場
指定管理料,馬見ヶ崎プール
指定管理料,野草園
指定管理料)
議第98号 平成17年度山形市水道事業会計
補正予算
議第102号 平成17年度山形市区画整理事業会計
補正予算
議第103号 平成17年度山形市公共下水道事業会計
補正予算
議第104号 平成17年度山形市駐車場事業会計
補正予算
~~~~~~~~~~~~~~
○
須貝太郎委員長 委員会は,12月13日午後1時より再開し,各分科会委員長の報告を求めることにします。
各分科会のご協力をお願いいたします。
――
――――――――――――――――――
◎散会
○
須貝太郎委員長 本日は,これをもって散会します。
午前11時16分 散 会...