• 殉職(/)
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  1. 山形市議会 2003-06-16
    平成15年予算委員会( 6月16日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成15年予算委員会( 6月16日)   平成15年6月16日(月曜日) 〇出席委員(37名)        斉 藤 栄 治 君    遠 藤 吉 久 君        渡 辺   元 君    折 原 政 信 君        小 野   仁 君    遠 藤 和 典 君        丸 子 善 弘 君    長谷川 幸 司 君        今 野 誠 一 君    阿 部 典 子 君        石 沢 秀 夫 君    鑓 水 一 美 君        菊 池 文 昭 君    斎 藤 淳 一 君        後 藤 誠 一 君    須 貝 太 郎 君        五十嵐 吉 信 君    斎 藤 武 弘 君        渡 辺 ゆり子 君    高 橋 啓 介 君        豊 川 和 弘 君    加 藤   孝 君        高 橋   博 君    加 藤 賢 一 君        鈴 木 善太郎 君    渡 辺 弥寿雄 君        長 瀬 洋 男 君    峯 田 豊太郎 君        高 橋 嘉一郎 君    佐 藤 義 久 君        酒 井 靖 悦 君    佐 藤   稔 君        高 橋 伸 行 君    阿 部 喜之助 君
           尾 形 源 二 君    宝 沢 啓 輝 君        小野寺   建 君  ――――――――――――――――――――説明のため出席した者   市長      吉 村 和 夫 君  助役      市 川 昭 男 君   収入役     佐 藤 忠 明 君   総務部長    池 野 勇 男 君  財政部長    荒 井   満 君   企画調整部長  瀧 井   潤 君  合併推進部長  舟 山 政 紘 君   市民生活部長  会 田 佐武郎 君  環境部長    深 瀬 淳 一 君   健康福祉部長  佐 藤   武 君  商工観光部長  鈴 木 是 行 君   農林部長    鈴 木 正 人 君  建設部長    渡 辺   肇 君   都市開発部長  岡 崎 教 雄 君  下水道部長   石 沢 清 喜 君   消防長     丹 野 鬨 夫 君  済生館事務局長 駒 谷 修 二 君   水道部長    市 山 孝 弘 君  教育長     相 田 良 一 君   教育部長    伊豆田 民 弥 君  選管委事務局長 城戸口 庄 悦 君   監査委事務局長 高 橋 保 雄 君  農業委事務局長 小 林 喜四郎 君  ―――――――――――――――――――― ◎午前10時 開会 ○後藤誠一委員長  おはようございます。ただいまより,予算委員会を開きます。  それでは,議事に入ります。  議第45号および議第46号の補正予算2件,ならびに,報第1号から報第3号までの報告3件を一括議題とします。  ――――――――――――――――――――分科会委員長報告後藤誠一委員長  これらの案件については,各分科会分割付託のうえ,審査をお願いしておりますので,その経過と結果について,各分科会委員長報告を求めます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜総務分科会委員長報告後藤誠一委員長  斎藤総務分科会委員長。 ○斎藤武弘総務分科会委員長  おはようございます。総務分科会における審査経過と結果について,ご報告申し上げます。  最初に,議第45号平成15年度山形一般会計補正予算付託部分についての主な質疑を申し上げます。  委員から,市民税の徴収の見込みはどうか,との質疑があり,当局から,平成14年度の決算見込では,個人市民税予算額確保できるが,法人市民税予算より減額となり,市民税全体としては,予算より若干の減となる見込みである,との答弁がありました。  また,委員から,情報システム調査合併を踏まえて,情報システムの今後の方向性を出すための調査なのか,との質疑があり,当局から,情報システムをどう統合するかは,合併先進例を見ると,1つのシステムに統合する方法,それぞれのシステムを生かす方法,まったく新しいシステムを導入する方法がある。今後の方向性合併協議の動向を見ながら決めていきたい,との答弁がありました。  これに対して委員から,平成17年3月までの合併となると,情報システムを統合するための準備期間が短くて,市民生活支障が出ないか,との質疑があり,当局から,準備のために,正直言って2年は欲しい。まだ合併協議中のため,今は予測できない点が多い。合併方式が定まれば,具体的な話ができるようになる。いずれにしても,合併の時点で,支障なくスタートできるように努めたい,との答弁がありました。  これに対して委員から,合併方式が決まってから予算補正するべきではないか,との質疑があり,当局から,今回の補正予算は,情報システムを統合するための予算ではない。3月定例会債務負担行為のための補正をいただいたもので,あくまで本市の情報システム現状調査するものである。仮に合併しない場合でも,全国的な流れである事務共同処理などにも役立てることができる調査である,との答弁がありました。  さらに,委員から,この調査には,グループウエアや,ホームページのサーバーなども含むのか,との質疑があり,当局から,あくまでホストコンピュータ関係調査を予定している,との答弁がありました。  次に,委員から,各消防団ポンプ車などを更新する基準はあるのか,との質疑があり,当局から,ポンプ車などの部品の交換期間や,老朽化状況などを見ながら,おおむね20年以内に更新したいが,現状は23年くらいがめどとなっている,との答弁がありました。  また,委員から,更新のための積立金を設けてはどうか。また,小型ポンプ積載車は順次ポンプ車に切り換えていくべきではないか,との質疑があり,当局から,合併を控えている中,組織体制をも含めて,さまざま検討していきたい,との答弁がありました。  また,委員から,先日,他市で,消防職員消防活動中の殉職があった。このようなことがないように,本市ではどう取り組んでいるのか,との質疑があり,当局から,決して対岸の火事ではない。さっそく全職員に対し,安全管理指揮命令系統の確認を指示した。消防隊員は,自らの安全を確保してこそ,所期の目的を達することができる。警防規定を遵守するとともに,内容を検証し,二次災害の防止に努めていく,との答弁がありました。  また,委員から,消防団員確保が難しく,困っている地域が多い。これについてどう考えているのか,との質疑があり,当局から,そういった状況は認識している。今後,団員定数を含めて検討していく,との答弁がありました。  これに対して委員から,現状では,定数確保は難しい。時代に対応し,消防団の位置付けも変えていく必要はないか,との質疑があり,当局から,消防団の運営の中で,若い人たちの気質となじまない部分もあるかもしれない。消防団の良い面は受け継ぎ,若い人たち気持ちを大切にしながら,地域で活躍しやすい環境を整えていく必要がある。地域を思う気持ちを,うまく消防団活動に引き出すような方法を検討したい,との答弁がありました。  大要以上の後,議第45号平成15年度山形一般会計補正予算付託部分については,全員異議なく可決すべきものと決定しました。  最後に,報第1号 専決処分承認について(平成14年度山形一般会計補正予算)は,当局説明を了承し,全員異議なく承認すべきものと決定しました。  以上で報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜産業文教分科会委員長報告後藤誠一委員長  菊池産業文教分科会委員長。 ○菊池文昭産業文教分科会委員長  産業文教分科会における審査経過と結果について,ご報告を申し上げます。  議第45号平成15年度山形一般会計補正予算付託部分について申し上げます。  まず,第6款農林水産業費について,主な質疑を申し上げます。  はじめに,委員から,そばへの転作を奨励しているが,他県に比べて収量が少ないと聞いているが,どのような指導をしているのか。また,現在は,減反による転作補助があるので栽培していると聞いている。価格や品質の面で将来性はどうなのか,との質疑があり,当局から,県の平均で全国と比較をすると収量は確かに低いが,山形市だけの収量を見ると,少なくとも2俵はとれているので全国的に平均収量となっている。また,価格は,国産では8,000円が平均であり,山形産は12,000円の値がついている。栽培の指導については,水はけを良くするよう排水に工夫をするとか,連作障害があるので大豆とローテーションを組みながら栽培するように指導している,との答弁がありました。  また,委員から,農産物出荷する前に農薬検査をして,農産物の安全を確保するため,おおむね20戸の農家を単位に集団化するというが,農家数が15戸程度しか集まれなかった場合はどうなるのか,との質疑があり,当局から,県の方から,農産物によっては生産農家が少ないことも考えられるので,農家状況を判断して20人以下でも集団化を認める回答を得ている,との答弁がありました。  また,委員から,土壌の農薬残留濃度基準値以下と判断されて,キュウリを栽培し,出荷前の検査では,食品衛生法基準値をオーバーしたために,出荷を停止された農家はないのか,との質疑があり,当局から,農協からの情報では,食品衛生法における基準値をオーバーし,出荷停止になった農家があったと聞いている。それらの農産物については,市場の流通に乗らないように廃棄処分している,との答弁がありました。  これに対して委員から,農薬残留濃度基準値から判断して大丈夫だと言われて栽培したにもかかわらず,出荷前の検査でだめと言われてしまったのでは,生産農家からすれば死活問題である。基準値をオーバーした農家には,それなりの補助がある一方で,市場に出せない農家への手立てが遅れているのが心配である。農産物の買取りなども含めた所得補償などの対策をすぐにして欲しい,との意見がありました。  次に,第10款教育費についての主な質疑を申し上げます。  委員から,心の教室相談員はどの学校に,どのような基準で配置されているのか,との質疑があり,当局から,中学生が悩みを気軽に相談できるよう教員経験者を配置し,子供達のストレスを可能な限り和らげることを目的としている。本年度は,スクールカウンセラー教育相談員がいる学校や少人数校を除いて,一中をはじめ6つの中学校に配置をしたところである,との答弁がありました。  また,委員から,スクーリングサポートネットワーク事業は,不登校児童生徒に対して,どのような取り組みを考えているのか,との質疑があり,当局から,今も,児童生徒および保護者対象にした相談室山形学習センター内に設置している。不登校児童生徒の中には相談室にも来れない方もいるので,福祉関係医療関係専門家を通じて,ネットワークを組みながら,どのような指導ができるかを調査,研究する事業である,との答弁がありました。  大要以上の後,議第45号平成15年度山形一般会計補正予算付託部分については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  最後に,報第3号 専決処分承認について(平成14年度山形農業集落排水事業会計補正予算)は,当局説明を了承し,全員異議なく承認すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜建設分科会委員長報告後藤誠一委員長  石沢建設分科会委員長。 ○石沢秀夫建設分科会委員長  建設分科会における審査経過と結果について,ご報告申し上げます。  最初に,議第45号平成15年度山形一般会計補正予算付託部分の主な質疑を申し上げます。  委員から,ニュータウン開発に関し覚書を取り交わしているとのことだが,どのような状況でなされているのか,との質疑があり,当局から,事業計画の認可を得るために,公共施設周辺環境整備については,地元自治体が責任を持って行うということで,その役割分担公団,県,2市で覚書を取り交わしている。この中で,調整池については2市が整備することとなっている,との答弁がありました。  次に,委員から,ニュータウン周辺緑地整備に関しても相当の金額負担している。須川調整池整備への負担はどの程度になるのか,との質疑があり,当局から,須川調整池の17年度までの全体の事業費については,山形市と上山市の2市で2億8,000万円程度である。山形市と上山市の負担協定により,山形市が70.86%の約2億円を負担することとなる,との答弁がありました。  次に,委員から,今後,負担に関して,県に働きかけていくことなどは考えているのか,との質疑があり,当局から,調整池整備には県の負担はないものの,ニュータウン全体の事業費から見ると,県6割,市4割の金額負担となっており,県の負担が少ないということではないと考えている,との答弁がありました。  次に,委員から,公団が中心となって推進する開発事業に対し,市がどこまでも持ち出しをすることは問題であると考える,との意見がありました。  大要以上の後,議第45号平成15年度山形一般会計補正予算付託部分については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第46号平成15年度山形区画整理事業会計補正予算および,報第2号 専決処分承認について(平成14年度山形区画整理事業会計補正予算)は,いずれも当局説明を了承し,全員異議なく可決および承認すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜わりますようお願いいたします。 ○後藤誠一委員長  以上で,各分科会委員長報告は終わりました。  ――――――――――――――――――――質疑後藤誠一委員長  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し,ご質疑ございませんか。高橋博委員。 ○高橋博委員  産業文教委員長にお尋ねいたします。  この教育総務費の中で情緒障害児等指導支援事業,そして心の教室相談員活用調査研究事業スクーリングサポートネットワーク事業というふうにありました。今の説明で概略がわかるんです。わかるんですが,このことに関しては小学校中学校生徒対象というふうな感じで私は受け止めております。しかしながら,今子供達情緒とか心の教室とか,現実的には保育園児から始まっていると私は思っております。現実的に私も民間立保育園の顧問をさせていただいておりますが,その中で子供達保育園児がまさに情緒不安定で,保育園先生方に迷惑をかけ,逆に小学校に入学する前から保育園先生方がその入学する小学校に行って,ずっと環境づくりをして子供達のことを見守っている。私は何を言いたいかというと,要するに当局説明からですね,これは小学校中学校教育の問題だけではなくて,これは所管が違う,要するに産業文教所管と,保育園となれば,児童福祉ということで厚生委員会管轄とこうなる。この辺のリンクをとりながら,教育委員会としてはきちっと精査をしていきますというような答弁があったかどうかだけお尋ねしたい。 ○後藤誠一委員長  菊池産業文教分科会委員長。 ○菊池文昭産業文教分科会委員長  はい,この予算の中での審議の中でそのような議論にはなっておりませんでした。 ○後藤誠一委員長  高橋博委員。 ○高橋博委員  まったくないという答弁でありましたが,ないものはないでいいんです。ただ,これからまさに子供達教育をということであれば,ぜひ当局側としては教育委員会管轄産業文教厚生委員会管轄これは抜きにして,お互いに連携をとりながら子供達教育を考えていくというふうにぜひとっていただきたい。そして,そういうことを提起しながら執行部はやるべきだということを申し上げ終わります。 ○後藤誠一委員長  ほかにご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○後藤誠一委員長  ご質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎採決
    後藤誠一委員長  これより採決いたします。  議第45号および議第46号の補正予算2件,ならびに,報第1号から報第3号までの報告3件を一括して採決します。  お諮りします。ただいまの補正予算2件および報告3件を各分科会委員長報告のとおり決定することに,ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○後藤誠一委員長  ご異議なしと認めます。  したがって,議第45号および議第46号の補正予算2件,ならびに,報第1号から報第3号までの報告3件については,いずれも原案のとおり可決および承認すべきものと決定しました。  以上で付託案件審査は全部終了しました。  ―――――――――――――――――――― ◎閉会 ○後藤誠一委員長  これをもって予算委員会を閉会します。     午前10時23分 閉 会      臨時予算委員長 宝 沢  啓 輝      予算委員長   後 藤  誠 一...