山形市議会 > 2003-03-20 >
平成15年 3月定例会(第7号 3月20日)

  • 岐阜市議会(/)
ツイート シェア
  1. 山形市議会 2003-03-20
    平成15年 3月定例会(第7号 3月20日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成15年 3月定例会(第7号 3月20日)   平成15年3月20日(木曜日) 〇出席議員(40名)     1 番   今 野 誠 一 君     2 番   阿 部 典 子 君     3 番   石 澤 秀 夫 君     4 番   金 峰 聡 和 君     5 番   菊 池 文 昭 君     6 番   長谷川 幸 司 君     7 番   後 藤 誠 一 君     8 番   須 貝 太 郎 君     9 番   五十嵐 吉 信 君    10 番   斎 藤 武 弘 君    11 番   渡 辺 ゆり子 君    12 番   高 橋 啓 介 君    13 番   豊 川 和 弘 君    14 番   長 瀬 洋 男 君    15 番   斎 藤 淳 一 君    16 番   高 橋   博 君    17 番   加 藤 賢 一 君    18 番   鈴 木 善太郎 君    19 番   渡 辺 弥寿雄 君    20 番   峯 田 豊太郎 君    21 番   高 橋 嘉一郎 君    22 番   加 藤   孝 君    23 番   佐 藤 義 久 君    24 番   尾 形 源 二 君    25 番   高 橋 伸 行 君    26 番   竹 田 和 義 君    27 番   阿 部 喜之助 君    28 番   会 田 邦 夫 君    29 番   佐 竹 盛 夫 君    30 番   渡 辺 秀 夫 君    31 番   酒 井 靖 悦 君    32 番   枝 松 昭 雄 君    33 番   佐 藤   稔 君    34 番   大 沢   久 君
       35 番   浅 野 泰 孳 君    36 番   小野寺   建 君    37 番   中 村 幸 雄 君    38 番   宝 沢 啓 輝 君    39 番   深 瀬 悦 男 君    40 番   武 田 一 夫 君  ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者   市長      吉 村 和 夫 君  助役        市 川 昭 男 君   収入役     佐 藤 忠 明 君   総務部長    池 野 勇 男 君  財政部長      横 倉 明 雄 君   企画調整部長  舟 山 政 紘 君  市民生活部長    会 田 佐武郎 君   環境部長    會 田 善 夫 君  健康福祉部長    佐 藤   武 君   商業労政課長  茅 原 秀 英 君  農林部長      信 夫 紘 治 君   建設部長    渡 辺   肇 君  都市開発部長    岡 崎 教 雄 君   下水道部長   鈴 木 是 行 君  消防長       丹 野 鬨 夫 君   済生館長    峯 田 武 興 君  済生館事務局長   駒 谷 修 二 君   水道事業管理者 伊 藤 光一郎 君  水道部長      深 瀬 淳 一 君   教育委員長   逸 見   啓 君  教育長       相 田 良 一 君   教育部長    伊豆田 民 弥 君  選挙管理委員長   細 谷 伸 夫 君   選管委事務局長 杉 本 政 則 君  代表監査委員    折 原 信 義 君   監査委事務局長 増 子 紀美廣 君  農業委員会長職務代理者   農業委事務局長 鈴 木 正 人 君            高 橋 功太郎 君  ――――――――――――――――――――事務局職員出席者   局長      齋 藤 健 司   総務課長    會 田 芳 男    議事課長        鈴 木 康 友   議事課長補佐  須 藤 正 博    議事係長        鈴 木 好 善   主任      奥 山 敏 行  ―――――――――――――――――――― 〇議事日程第7号   平成15年3月20日(木)午後2時開議  第 1 最上川中部水道企業団議会議員選挙  第 2 山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員の推薦について  第 3 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて  第 4 議第41号 山形市監査委員の選任について  第 5 議第42号 山形市教育委員会委員の任命について  第 6 議第43号 山形市固定資産評価審査委員会委員の選任について  第 7 議会案第1号 山形市議会委員会条例の一部改正について  第 8 議会案第2号 国連を中心にした平和秩序を求める意見書の提出について  第 9 議会案第3号 介護保険制度の改善を求める意見書の提出について  第10 議会案第4号 少人数学級の制度化及び山形大学教育学部の存続を求める意見             書の提出について  第11 議第9号 平成15年度山形市一般会計予算  第12 議第10号 平成15年度山形市水道事業会計予算  第13 議第11号 平成15年度山形市立病院済生館事業会計予算  第14 議第12号 平成15年度山形市国民健康保険事業会計予算  第15 議第31号 山形市手数料条例の一部改正について  第16 議第33号 山形市生活支援型ホームヘルパー派遣条例の一部改正について  第17 議第35号 山形市介護保険条例の一部改正について  第18 議第36号 山形市国民健康保険税条例の一部改正について  第19 議第14号 平成15年度山形市介護保険事業会計予算  第20 議第13号 平成15年度山形市老人保健医療事業会計予算  第21 議第15号 平成15年度山形市区画整理事業会計予算  第22 議第16号 平成15年度山形市財産区会計予算  第23 議第17号 平成15年度山形市公共下水道事業会計予算  第24 議第18号 平成15年度山形市交通災害共済事業会計予算  第25 議第19号 平成15年度山形市駐車場事業会計予算  第26 議第20号 平成15年度山形市中央卸売市場事業会計予算  第27 議第21号 平成15年度山形市農業集落排水事業会計予算  第28 議第22号 市道路線の認定について  第29 議第23号 市道路線の廃止について  第30 議第24号 市道路線の変更について  第31 議第25号 「業務委託契約の締結について」の一部変更について            (山形新幹線関連道路事業業務)  第32 議第26号 組合による簡易水道事業の経営について  第33 議第27号 山形市防犯推進条例の設定について  第34 議第28号 山形市都市計画法第34条第10号イの政令で定める開発区域の            面積の特例に関する条例の設定について  第35 議第30号 山形市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について  第36 議第32号 山形市福祉医療給付金支給条例の一部改正について  第37 議第34号 山形市児童遊園条例の一部改正について  第38 議第37号 山形市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一            部改正について  第39 議第38号 山形市体育館等設置,管理及び使用に関する条例の一部改正につ            いて  第40 議第39号 山形市立病院済生館使用料及び手数料条例の一部改正について  第41 請  願 9件  第42 特別委員会の中間報告  第43 閉会中の委員会活動について  第44 議員派遣について  ―――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程第 1 最上川中部水道企業団議会議員選挙  日程第 2 山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員の推薦について  日程第 3 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて  日程第 4 議第41号 山形市監査委員の選任について  日程第 5 議第42号 山形市教育委員会委員の任命について  日程第 6 議第43号 山形市固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第 7 議会案第1号 山形市議会委員会条例の一部改正について  日程第 8 議会案第2号 国連を中心にした平和秩序を求める意見書の提出について  日程第 9 議会案第3号 介護保険制度の改善を求める意見書の提出について  日程第10 議会案第4号 少人数学級の制度化及び山形大学教育学部の存続を求める               意見書の提出について  日程第11 議第9号 平成15年度山形市一般会計予算  日程第12 議第10号 平成15年度山形市水道事業会計予算  日程第13 議第11号 平成15年度山形市立病院済生館事業会計予算  日程第14 議第12号 平成15年度山形市国民健康保険事業会計予算  日程第15 議第31号 山形市手数料条例の一部改正について  日程第16 議第33号 山形市生活支援型ホームヘルパー派遣条例の一部改正につい              て  日程第17 議第35号 山形市介護保険条例の一部改正について  日程第18 議第36号 山形市国民健康保険税条例の一部改正について
     日程第19 議第14号 平成15年度山形市介護保険事業会計予算  日程第20 議第13号 平成15年度山形市老人保健医療事業会計予算  日程第21 議第15号 平成15年度山形市区画整理事業会計予算  日程第22 議第16号 平成15年度山形市財産区会計予算  日程第23 議第17号 平成15年度山形市公共下水道事業会計予算  日程第24 議第18号 平成15年度山形市交通災害共済事業会計予算  日程第25 議第19号 平成15年度山形市駐車場事業会計予算  日程第26 議第20号 平成15年度山形市中央卸売市場事業会計予算  日程第27 議第21号 平成15年度山形市農業集落排水事業会計予算  日程第28 議第22号 市道路線の認定について  日程第29 議第23号 市道路線の廃止について  日程第30 議第24号 市道路線の変更について  日程第31 議第25号 「業務委託契約の締結について」の一部変更について              (山形新幹線関連道路事業業務)  日程第32 議第26号 組合による簡易水道事業の経営について  日程第33 議第27号 山形市防犯推進条例の設定について  日程第34 議第28号 山形市都市計画法第34条第10号イの政令で定める開発区              域の面積の特例に関する条例の設定について  日程第35 議第30号 山形市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について  日程第36 議第32号 山形市福祉医療給付金支給条例の一部改正について  日程第37 議第34号 山形市児童遊園条例の一部改正について  日程第38 議第37号 山形市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例              の一部改正について  日程第39 議第38号 山形市体育館等設置,管理及び使用に関する条例の一部改正              について  日程第40 議第39号 山形市立病院済生館使用料及び手数料条例の一部改正について  日程第41 請  願 9件  日程第42 特別委員会の中間報告  日程第43 閉会中の委員会活動について  日程第44 議員派遣について  ―――――――――――――――――――― ◎午後2時 開議 ○議長(武田一夫君) これより本日の会議を開きます。  出席議員は,定数に達しております。  本日の議事は,日程第7号をもって進めます。  ――――――――――――――――――――最上川中部水道企業団議会議員選挙 ○議長(武田一夫君) 最上川中部水道企業団議会議員の任期が,来る3月31日をもって満了いたしますので,この際,選挙を行っておく必要があります。  日程第1 最上川中部水道企業団議会議員の選挙を行います。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(指名推選) ○議長(武田一夫君) 13番 豊川和弘議員。 ○13番(豊川和弘君) この際,動議を提出いたします。  最上川中部水道企業団議会議員の選挙の方法については,投票の煩を避け,地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選によることとし,議長において指名されるよう,動議を提出いたします。 ○議長(武田一夫君) ただいま,豊川和弘議員から提出されました動議を議題とするに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,指名推選の動議を議題といたします。  お諮りいたします。ただいまの動議のとおり決するに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,最上川中部水道企業団議会議員の選挙については,指名推選によることとし,議長において指名することに決しました。  ただちに指名いたします。  最上川中部水道企業団議会議員に,斎藤淳一議員峯田豊太郎議員佐藤義久議員を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました各議員を,最上川中部水道企業団議会議員選挙の当選人とすることに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,最上川中部水道企業団議会議員に,斎藤淳一議員峯田豊太郎議員佐藤義久議員が当選されました。  当選されました各議員が出席していますので,会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員の推薦について ○議長(武田一夫君) 日程第2 山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員の推薦についてを議題といたします。  この際,地方自治法第117条の規定により,豊川和弘議員峯田豊太郎議員小野寺建議員はご退席願います。 〔関係議員 除斥〕 ○議長(武田一夫君) 市長から,山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員の推薦依頼がありましたので,委員の推薦を行います。  山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員の推薦については,議長において指名したいと思いますが,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,議長において指名いたします。山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員に,豊川和弘議員峯田豊太郎議員小野寺建議員の3名を推薦いたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会委員に,豊川和弘議員峯田豊太郎議員小野寺建議員の3名を推薦することに決しました。 〔関係議員着席〕  ――――――――――――――――――――人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて ○議長(武田一夫君) 日程第3 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。  お手元に配布しております文書のとおり,市長から人権擁護委員の候補者について意見を求められております。  お諮りいたします。人権擁護委員の候補者として,柳橋幸男さん,早坂君子さん,嶋倉しげのさん,大寿昭芳さんを推薦することに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,人権擁護委員の候補者として,柳橋幸男さん,早坂君子さん,嶋倉しげのさん,大寿昭芳さんを推薦することに同意されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議第41号ほか2件 ○議長(武田一夫君) 日程第4 議第41号から,日程第6 議第43号までの議案3件について一括して上程いたします。  この場合,提案者の説明を求めます。吉村市長。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ◎提案理由の説明 ○議長(武田一夫君) 吉村市長。 〔市長 吉村和夫君 登壇〕 ○市長(吉村和夫君) ただいま上程されました議案について,ご説明申し上げます。  議第41号の議案は,本市監査委員のうち折原信義委員が,来る3月31日をもって退職いたします。  つきましては,折原委員にかわり,新たに横倉明雄氏を監査委員に選任することについて同意を求めようとするものでございます。  議第42号の議案は,本市教育委員会委員のうち,武田節子委員の任期が来る3月31日をもって満了いたします。  つきましては,同委員を引き続き任命することについて同意を求めようとするものでございます。  議第43号の議案は,本市固定資産評価審査委員会委員のうち,浜田敏委員の任期が来る3月31日をもって満了いたします。  つきましては,同委員を引き続き選任することについて同意を求めようとするものでございます。  以上が提出議案の大要でございますが,よろしくご審議のうえご同意くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(武田一夫君) 以上で,提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(武田一夫君) これより質疑に入ります。  上程議案に対しご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご質疑なしと認めます。これをもって,質疑を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(武田一夫君) 13番 豊川和弘議員。 ○13番(豊川和弘君) この際,動議を提出いたします。  ただいま上程されました議第41号から議第43号までの議案3件については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会への付託を省略して審議されるよう,動議を提出いたします。 ○議長(武田一夫君) ただいま,豊川和弘議員から提出されました動議を議題とするに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,委員会付託省略の動議を議題といたします。  お諮りいたします。ただいまの動議のとおり決するに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,議第41号から議第43号までの議案3件については,委員会付託省略の動議が可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(武田一夫君) これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので,討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(武田一夫君) これより採決いたします。  お諮りいたします。議第41号から議第43号までの議案3件を,原案のとおり決するに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,議第41号から議第43号までの議案3件は,いずれも原案のとおり同意されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議会案第1号ほか3件 ○議長(武田一夫君) 日程第7 議会案第1号から,日程第10 議会案第4号までの議会案4件を,一括して上程いたします。  この場合,提案者の説明を求めます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第1号)      山形市議会委員会条例の一部改正について  山形市議会委員会条例の一部を改正する条例を次のように制定する。   平成15年3月20日提出                     提出議員 豊 川 和 弘 同 佐 竹 盛 夫                       同  石 澤 秀 夫 同 斎 藤 武 弘                       同  高 橋 啓 介 同 斎 藤 淳 一                       同  峯 田 豊太郎 同 尾 形 源 二                       同  小野寺   建        山形市議会委員会条例の一部を改正する条例 第1条 山形市議会委員会条例(昭和41年市条例第41号)の一部を次のように改正する。  第2条の表総務委員会の項中「企画調整部」の次に「,合併推進部」を加える。 第2条 山形市議会委員会条例の一部を次のように改正する。  第2条の表総務委員会の項及び建設委員会の項中「10人」を「9人」に改める。    附 則  この条例中第1条の規定は平成15年4月1日から,第2条の規定は同年5月1日から施行する。    理 由  山形市議会議員定数条例の施行に伴い常任委員会の定数を変更するとともに,行政組織機構の改革に伴い規定の整備をしようとするものである。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第2号)      国連を中心にした平和秩序を求める意見書の提出について  山形市議会は,次のとおり,国連を中心にした平和秩序を求める意見書を提出する。   平成15年3月20日提出                     提出議員 阿 部 典 子 同 高 橋 嘉一郎                       同  金 峰 聡 和 同 斎 藤 武 弘                       同  豊 川 和 弘 同 高 橋   博                       同  佐 竹 盛 夫 同 渡 辺 秀 夫                       同  大 沢   久        国連を中心にした平和秩序を求める意見書  現在,論議されているイラク問題は,世界の平和を脅かす緊急の事態となっております。  国連憲章では,国際的な紛争や事態を正義と国際法の原則にもとづく平和的手段によって解決することとしており,このたびの事態においても国連憲章と国際法を遵守すべきであることは当然であります。  よって,政府においては,国際紛争の解決に関する国連の役割を重視する観点から,国連憲章に沿った平和秩序を確立する努力を尽くされるよう強く要望いたします。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。                               山 形 市 議 会  内閣総理大臣┐  外務大臣  │  衆議院議長 │あて  参議院議長 ┘   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第3号)
         介護保険制度の改善を求める意見書の提出について  山形市議会は,次のとおり,介護保険制度の改善を求める意見書を提出する。  平成15年3月20日提出                     提出議員 渡 辺 弥寿雄 同 菊 池 文 昭                       同  今 野 誠 一 同 長谷川 幸 司                       同  長 瀬 洋 男 同 佐 藤 義 久                       同  浅 野 泰 孳 同 小野寺   建                       同  宝 沢 啓 輝        介護保険制度の改善を求める意見書  介護保険制度の開始から3年を経て,介護サービス利用者の着実な増加が示すように,制度の定着と普及が見られる反面,当初から懸念されていた問題を始め,施設介護と在宅介護の負担の格差,施設入所申込者の増大など,様々な問題が浮き彫りになってきている。  よって,国においては「在宅重視」や「自立支援」など,介護保険制度の目指す理念を達成するため,国庫負担の増額を含め,下記事項について措置を講じるよう強く要請するものである。                記 1 医療保険制度との役割分担を明確にし,在宅と施設における自己負担の問題など,制度内の不均衡を是正すること。 2 施設入所申込者の増大に対応するため,高齢者向けの多様な住施策を推進するとともに,きめ細かな助成を行うこと。 3 介護予防の充実を図るとともに,低所得者への負担軽減策の充実を図ること。 4 地方などからの現場の声を反映しながら,介護認定業務の簡素化など制度運営の効率化と充実を図ること。  以上,地方自治法第99条の規定に基づき,意見書を提出する。                               山 形 市 議 会  内閣総理大臣┐  厚生労働大臣│  衆議院議長 │あて  参議院議長 ┘   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第4号)      少人数学級の制度化及び山形大学教育学部の存続を求める意見書の提出について  山形市議会は,次のとおり,少人数学級の制度化及び山形大学教育学部の存続を求める意見書を提出する。  平成15年3月20日提出                     提出議員 鈴 木 善太郎 同 石 澤 秀 夫                       同  後 藤 誠 一 同 渡 辺 ゆり子                       同  高 橋 伸 行 同 竹 田 和 義                       同  阿 部 喜之助 同 会 田 邦 夫                       同  酒 井 靖 悦 同 枝 松 昭 雄        少人数学級の制度化及び山形大学教育学部の存続を求める意見書  本県は,県民の強い要望であった少人数学級について先駆的な実施に踏み切り,県民から絶大な期待を集めている。  ところが,山形大学教育学部を廃止し,少人数学級に見合った教員の計画的養成から手を引くという事態が,文部科学省の指導のもとに進んでいることは,極めて遺憾に堪えない。  また,少人数学級の実施に伴う財政負担が地方だけに任せられる現状は,義務教育が国の責任で遂行されるとする日本国憲法の精神と合致しないばかりか,教育学部の廃止は地域に根ざす教員の計画的養成を不可能にし,地元青少年の教職への夢が絶たれてしまうと危惧される。  少人数学級の推進と教育学部の存続は表裏一体の関係にあり,地方における人材養成の重要な役割を担っているものである。  国家百年の計と言われる教育に力を注ぎ,先進国並みの少人数学級を大胆に導入すれば,教育現場に活気を呼び戻し,教育学部存続への道を開き,国民を大きく励ますものになることは疑うべくもない。  よって,政府においては,30人学級(少人数学級)を国の責任で制度化するとともに,一県一国立大学一教育学部を堅持し,山形大学教育学部を存続するよう強く要望する。  以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                               山 形 市 議 会  内閣総理大臣┐  文部科学大臣┘あて   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎提案理由の説明 ○議長(武田一夫君) 議会案第1号について,29番 佐竹盛夫議員。 〔29番 佐竹盛夫君 登壇〕 ○29番(佐竹盛夫君) ただいま上程されました議会案第1号の議会案について,提出者を代表して提案理由を申し上げます。  議会案第1号 山形市議会委員会条例の一部改正について申し上げます。  改正の内容につきましては,平成14年3月定例会において,現在の40名の議員定数を38名に削減する,山形市議会議員定数条例を議決したことに伴い,平成15年1月1日以後の一般選挙から適用されることとなるため,委員会条例第2条に規定する常任委員会の定数を改正する必要が生じましたので,所要の改正をしようとするものであります。  あわせて,平成15年4月から「合併推進部」を新設するための,山形市部設置条例の一部を改正する条例を,平成15年3月7日に議決したことに伴い,委員会条例第2条に規定する,常任委員会の所管事項について,改正しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが,なにとぞよろしくご賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(武田一夫君) 次に,議会案第2号について,21番 高橋嘉一郎議員。 〔21番 高橋嘉一郎君 登壇〕 ○21番(高橋嘉一郎君) ただいま上程されました議会案第2号について,提案者を代表して提案理由を申し上げます。  つい先刻,イラクへの攻撃が始まった。今,世界の平和はイラク問題により,脅かされるという緊急の事態となっております。  思えば20世紀は,二度の世界大戦をはじめ,さまざまな戦争がありました。しかし,21世紀こそは,戦争のない平和な時代であることを願う「イラク攻撃反対・平和的解決」と言う人々の声は,今や国際世論となっております。武力の衝突は,多くの人々が犠牲になるとともに,土地も荒廃するなどその惨禍は計り知れません。  結局,武力での解決は,お互いに傷つき,憎しみを増幅させ,また新たな争いを引き起こすなど,根本的な解決とはならないのです。  国連憲章においても,国際的な紛争や事態を正義と国際法の原則に基づく,平和的手段によって解決することとしており,このたびの事態においても国連憲章と国際法を遵守すべきであることは当然であります。  よって,政府に対し,国際紛争の解決に関する国連の役割を重視する観点から,国連憲章に沿った平和秩序を確立する努力を尽されるよう,お手元に配布しております文書のとおり,意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが,ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田一夫君) 次に,議会案第3号について,5番 菊池文昭議員。 〔5番 菊池文昭君 登壇〕 ○5番(菊池文昭君) ただいま,上程されました議会案第3号介護保険制度の改善を求める意見書の提出について,提出者を代表して提案理由を申し上げます。  平成12年度からスタートした介護保険制度は,今年で3年を経て,山形市においても居宅介護支援事業者や訪問介護などの,介護指定業者の着実な増加が見られ,あわせて,サービス利用者の増加が示すように,制度そのものが広く市民に認知されるようになってきております。  しかし,制度が定着するに伴い,施設介護と在宅介護の利用者負担の格差や,施設入所申込者の増大など,さまざまな問題が浮き彫りになってきております。  介護保険制度本来の理念である「介護が必要な状態になっても,できる限り自宅で自立した日常生活が送れるようにすること」を目指し,利用者本位の多様なサービス提供と制度内の不均衡を是正することが国の責務と考えます。  よって,国に対し,介護保険制度の改善を強く要請するため,お手元に配布いたしております文書のとおり,意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが,ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田一夫君) 次に,議会案第4号について,3番 石澤秀夫議員。 〔3番 石澤秀夫君 登壇〕 ○3番(石沢秀夫君) ただいま上程されました議会案第4号について,提出者を代表して提案理由を申し上げます。  本県は,県民の強い要望であった少人数学級について,「さんさんプラン」として先駆的な実施に踏み切り,県民から絶大な期待を集めております。  ところが,文部科学省の指導のもと,山形大学教育学部を廃止し,少人数学級に見合った,教員の計画的養成から手を引くという事態が進んでいることは,極めて遺憾に堪えません。  少人数学級の実施に伴う財政負担が,地方だけに任せられている現状は,義務教育は国の責任で遂行すると定めた日本国憲法の精神と合致せず,また,山形大学教育学部の廃止は,地域に根ざす教員の計画的養成を不可能にし,地元青少年の教職への夢が絶たれてしまうと危ぐされます。  少人数学級の推進と教育学部の存続は,表裏一体の関係にあり,地方における人材養成の重要な役割を担っていくものと考えます。  国家百年の計と言われる教育に力を注ぎ,先進国並みの少人数学級を大胆に導入すれば,教育現場に活気を呼び戻し,教育学部存続への道も開けると確信いたします。  よって,政府に対し,少人数学級を国の責任で制度化するとともに,一県一国立大学一教育学部を堅持し,山形大学教育学部を存続するよう,お手元に配布しております文書のとおり,意見書を提出しようとするものであります。  以上で提案理由の説明を終わりますが,よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(武田一夫君) 以上で,提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(武田一夫君) これより質疑に入ります。  ただいま上程されました議会案に対し,ご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご質疑なしと認めます。  これをもって,質疑を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(武田一夫君) 13番 豊川和弘議員。 ○13番(豊川和弘君) この際,動議を提出いたします。  ただいま上程されました議会案第1号から議会案第4号までの議会案4件については,会議規則第37条第2項の規定により,委員会への付託を省略して審議されますよう,動議を提出いたします。
    ○議長(武田一夫君) ただいま,豊川和弘議員から提出されました動議を議題とするに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,委員会付託省略の動議を議題といたします。  お諮りいたします。ただいまの動議のとおり決するに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,議会案第1号から議会案第4号までの議会案4件については,委員会付託省略の動議が可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(武田一夫君) これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので,討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(武田一夫君) これより採決いたします。  最初に,議題に供している案件のうち,日程第7 議会案第1号 山形市議会委員会条例の一部改正についてを採決いたします。 〔退席者あり〕 ○議長(武田一夫君) お諮りいたします。ただいまの議会案1件を,原案のとおり決するに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,議会案第1号 山形市議会委員会条例の一部改正については,原案のとおり可決されました。 〔退席者着席〕 ○議長(武田一夫君) 次に,日程第8 議会案第2号から日程第10 議会案第4号までの議会案3件を,一括して採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの議会案3件について,原案のとおり決するに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,日程第8 議会案第2号から,日程第10 議会案第4号までの議会案3件については,いずれも原案のとおり可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議第39号ほか29件,請願9件 ○議長(武田一夫君) 日程第11 議第9号から,日程第40 議第39号までの議案30件,および,日程第41 請願9件を一括して議題といたします。  ―――――――――――――――――――― ◎委員長報告 ○議長(武田一夫君) この場合,各委員会における審査の経過と結果について,委員長の報告を求めます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎総務委員長報告 ○議長(武田一夫君) 総務委員長 2番 阿部典子議員。 〔総務委員長 2番 阿部典子君 登壇〕 ○2番(阿部典子君) 総務委員会における審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。  議第30号山形市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,請願について申し上げます。  請願第3号「国連を中心にした平和秩序を求めることについて」は,願意妥当と認め,採択すべきものと決しました。  継続請願第5号「国に対し有事法制3法案の制定を断念し,廃案とするよう求めることについて」,継続請願第6号「有事関連3法案に反対することについて」,継続請願第7号「有事関連3法案反対について」,継続請願第8号「有事関連3法案に反対することについて」の4件については,いずれもさらに調査研究が必要であることから,継続審査すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本委員会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎厚生委員長報告 ○議長(武田一夫君) 厚生委員長 19番 渡辺弥寿雄議員。 〔厚生委員長 19番 渡辺弥寿雄君 登壇〕 ○19番(渡辺弥寿雄君) 厚生委員会における審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。  はじめに,議第27号山形市防犯推進条例の設定についての主な質疑を申し上げます。  委員から,今回の条例の第2条と第3条に,市と市民の責務という内容があるが,この条例により具体的にどのような施策が出てくるのか,あわせて,住民同士が監視しあうことにはならないか,との質疑があり,当局から,現在実施している暴力のない明るい社会をつくる市民大会や,地域安全運動のさらなる充実,身近な犯罪に対する声掛けなどの啓発活動実施などを考えている。この条例により,住民同士が監視しあうことなどはないと考えている,との答弁がありました。  大要以上の後,議第27号については全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第31号山形市手数料条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から,住民基本台帳カードは,発行枚数が多くなれば安くなるのか,また,国からの交付税措置があるため500円で住民に交付できるが,この措置はいつまでも続くのか,との質疑があり,当局から,発行枚数に関わりなく1枚500円であり,国の交付税措置はこれからも続くものと考えている,との答弁がありました。  また,委員から,個人情報保護法が制定ならない中での,住民基本台帳カード交付に関する条例改正であり反対する,との意見がありました。  大要以上の後,採決の結果,賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に,議第32号山形市福祉医療給付金支給条例の一部改正については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第33号山形市生活支援型ホームヘルパー派遣条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から,介護保険との関係で,介護保険のホームヘルパー報酬が上がったから,生活支援型ヘルパーの利用料金も上がる,というのはいかがなものか,また,このまま同じ状態で進むのか,との質疑があり,当局から,この制度は介護保険に認定ならない方が事業の対象であるが,介護保険のホームヘルプサービスの単価に習っているのが各市の例であり,また整合性を取るためにも,介護報酬のホームヘルプサービス単価の1割を負担してもらうのは続けて行きたい,との答弁がありました。  また,委員から,この条例改正により市の負担はどれくらい減るのか,との質疑があり,当局から,社会福祉協議会に対する委託料は3,900万円であり変化はないが,歳入が140万円から50万円増え190万円になる,との答弁がありました。  また,委員から,50万円程度の収入増であり,市独自の事業であるので,現在のままの負担金額で実施することは可能と考える。市民の負担を増やす,この条例改正には反対する,との意見がありました。  大要以上の後,採決の結果,賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に,議第34号山形市児童遊園条例の一部改正については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第35号山形市介護保険条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から,特別会計には基金があり,これを取り崩せば,今回の値上げをしなくても良いのではないか,との質疑があり,当局から,基金の取り崩しは市町村の判断であるが,制度の安定的運営のためにも,一定額の基金を残しておきたいと考えた。また試算では,基金を全額投入しても保険料は現在より高くなる,審議会などでも説明をし,おおむね今後の制度運営のためには,妥当だとの意見などもあり,今回の改定を提案している,との答弁がありました。  次に,委員から,サービス利用者が増えない原因は,利用者の負担が大きいためであり,この条例改正には反対する,との意見がありました。  大要以上の後,採決の結果,賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に,議第36号山形市国民健康保険税条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から,介護保険の制度矛盾もあるが,値上げは消費の冷え込みにも結びつくことになり,この条例改正による値上げには反対する,との意見がありました。  大要以上の後,採決の結果,賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に,議第39号山形市立病院済生館使用料および手数料条例の一部改正については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,請願第4号 介護保険料引き上げ反対についての主な質疑を申し上げます。  委員から,介護保険料の引き上げには反対であり,願意妥当と考える。採択すべきである,と意見がありました。  また,委員から,すでに委員会で議論のうえ決定していることであり,不採択にすべき,との意見がありました。  大要以上の後,採決した結果,賛成少数により不採択と決しました。  次に,請願第5号 山形市国民健康保険税の引上げ凍結についての主な質疑を申し上げます。  委員から,値上げをしないと事業会計が赤字になることから,凍結には賛成できない。不採択にすべきである,との意見がありました。  また,委員からは,内部努力での赤字解消の方法があり,願意妥当と認め採択すべき,との意見がありました。  大要以上の後,採決した結果,賛成少数により不採択と決しました。  次に,継続請願第10号 広域ごみ処理場半郷立地の再検討と早急な撤回については,さらに調査検討が必要なことから,継続審査すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本委員会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎産業文教委員長報告 ○議長(武田一夫君) 産業文教委員長 18番鈴木善太郎議員。 〔産業文教委員長 18番 鈴木善太郎君 登壇〕 ○18番(鈴木善太郎君) 産業文教委員会における審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。  議第26号組合による簡易水道事業の経営については,当局の説明を了承し,全員異議なく同意すべきものと決しました。
     次に,議第38号山形市体育館等設置,管理及び使用に関する条例の一部改正について主な質疑を申し上げます。  委員から,プールや体育館について有償で譲渡を受けるというが,譲渡価格はいくらか,との質疑あり,当局から,一施設それぞれ10,500円の価格で3つの施設を合わせると,合計で31,500円となる,との答弁がありました。  また,委員から,施設の維持管理費や耐用年数はどのくらい見込んでいるのか,との質疑があり,当局から,体育館の維持管理費については,南部体育館を含め,3つの体育館で年間660万円の経費がかかっている。また,プールについては霞城プール,みなみ市民プールを含め,3つのプールを財団法人山形市スポーツ振興事業団に,年間2,350万円で委託している。施設の耐用年数については,北市民プールが昭和53年,福祉体育館が昭和56年,江南体育館が昭和61年に,それぞれ開設されており,鉄骨造りの建物であることから,耐用年数を30年とすると,あと5年から10年間は大丈夫と見込んでいる,との答弁がありました。  大要以上の後,議第38号山形市体育館等設置,管理及び使用に関する条例の一部改正については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  最後に,請願について申し上げます。  請願第1号「少人数学級の制度化,一県一国立大学一教育学部の維持を求めることについて」は,願意妥当であるとの意見と,さらに調査研究すべきである,との意見があり,採決した結果,賛成多数で採択すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本委員会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎建設委員長報告 ○議長(武田一夫君) 建設委員長 17番 加藤賢一議員。 〔建設委員長 17番 加藤賢一君 登壇〕 ○17番(加藤賢一君) 建設委員会における審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。  はじめに,議第22号市道路線の認定について,議第23号市道路線の廃止について,および,議第24号市道路線の変更について,主な質疑を申し上げます。  まず,委員から,東北中央自動車道の側道には,カーブミラー等がなく危険な個所もある。安全対策の現状はどうか,との質疑があり,当局から,日本道路公団と現場の調査を行った。カーブミラー等の安全対策については,現在,最低限のことはしているが,予算的なこともあるため,新年度で危険個所について再度調査し,費用負担についても日本道路公団と協議していきたい,との答弁がありました。  大要以上の後,議第22号市道路線の認定について,議第23号市道路線の廃止について,および,議第24号市道路線の変更については,いずれも全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第25号「業務委託契約の締結について」の一部変更について(山形新幹線関連道路事業業務)は,当局の説明を了承し,全員異議なく同意すべきものと決しました。  次に,議第28号山形市都市計画法第34条第10号イの政令で定める開発区域の面積の特例に関する条例の設定については,当局の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第37号山形市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についての主な質疑を申し上げます。  委員から,蔵王みはらしの丘での建物の色の規制はどのようなものか,との質疑があり,当局から,建築物の外壁,および屋根の色彩は,低彩度の落ち着いた色を基調とすることとしている。屋根についても,平屋根ではなく,周辺と調和するような形状となるよう指導していく,との答弁がありました。  大要以上の後,議第37号山形市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本委員会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎予算委員長報告 ○議長(武田一夫君) 予算委員長 28番 会田邦夫議員。 〔予算委員長 28番 会田邦夫君 登壇〕 ○28番(会田邦夫君) 予算委員会における審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。  本委員会に付託されました案件は,議第9号から議第21号までの新年度予算13件であります。  本委員会は,3月4日に開会し,当局から説明を受けた後,大綱質疑を行いました。  主な質疑を申し上げますと, 1.雇用対策について 1.下水道と農業集落排水事業との関わりについて 1.学校教員の研修について 1.少人数学級編成と学校週5日制について 1.財政の見通しについて 1.市税等の収納対策について 1.市債について 1.管理運営を委託している施設への対応について 1.教育施設の耐震調査について 1.国体開催のあり方について 1.特認校となった双葉小学校について 1.国の財政改革に対する対応について 1.住基ネットワークシステムと個人情報保護について 1.市民カードについて 1.ごみ減量対策について 1.清掃工場建設について 1.農薬問題について 1.国保制度のあり方について などであります。  これらの質疑に対し,それぞれ当局から答弁があった後,案件を各分科会に分割付託しました。  次に,委員会を3月18日に再開し,各分科会における審査の経過と結果について報告を受けた後,採決に入りました。  まず,議第9号平成15年山形市一般会計予算について採決した結果,賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に,議第10号平成15年度山形市水道事業会計予算,議第11号平成15年度山形市立病院済生館事業会計予算,および,議第12号平成15年度山形市国民健康保険事業会計予算の議案3件について,一括して採決した結果,賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に,議第14号平成15年度山形市介護保険事業会計予算について採決した結果,賛成多数で可決すべきものと決しました。  最後に,議第13号,および議第15号から議第21号までの議案8件について,一括して採決した結果,全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本委員会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(武田一夫君) 以上で,各委員長の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質疑 ○議長(武田一夫君) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し,ご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご質疑なしと認めます。  これをもって,質疑を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎討論 ○議長(武田一夫君) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので,これを許します。11番 渡辺ゆり子議員。 〔11番 渡辺ゆり子君 登壇〕 ○11番(渡辺ゆり子君) 日本共産党山形市議団を代表し,議第9号,10号,11号,12号,14号の新年度予算に関わる5件,議第31号,33号,35号,36号の条例一部改正に関わる4件については反対の立場から,請願第4号,5号については賛成の立場から討論を行います。  最初に,議第9号平成15年度山形市一般会計予算について述べます。  新年度,不足している高齢者施設,保育施設増設や学校耐震診断の予算など一定の評価をするものですが,容認できない問題点があります。第1点として,2市2町の合併を強力に進めるための予算が計上されている点です。自治体の合併については,さまざまな論議がありますが,心配されるのは住民のための行政レベルが維持できるのか,後退しないのか,大きな市域になることによる住民自治の低下です。そして何より問題なのは,住民が理解し判断できるような情報提供と,議論の場が圧倒的に不足している現状です。  国は,あからさまに地方への財政支出を減らすことをねらって,市町村合併を強力に上から推進しています。国も地方も財政危機打開を掲げ,効率的自治体運営を合併推進の理由の一つにあげています。しかし,合併した自治体で財政危機が解決されたかと見るとそうではありません。むしろ,合併特例債という借金の返済と地方交付税の大幅減のダブルパンチに見舞われる危険大で,住民にとって今後の暮らしの見通しは,決して明るいものでなくなることを指摘しておきます。  第2点として,国民健康保険税,介護保険料の引き上げを前提として予算が組まれている点です。現在,市民生活は,長引く不況と国の経済政策の失政で大変厳しい状況にあります。こういう時だからこそ,自治体は知恵をしぼり,一般会計からも医療や福祉の保険会計にもっと応援する姿勢を示すべきです。  第3点として,住民基本台帳ネットワークシステムの二次稼働と,市民カード発行が予定されている点です。プライバシー保護に対する不安は解消されず,住民の理解は得られていません。  第4点として,ドーム型競技場建設基金積立金約5,000万円が計上されている点です。平成15年度,約4億5,000万の積立金で25億になったら工事着手ということですが,市民からは疑問の声が上がっています。市政の切実な課題は,数多くあるにもかかわらず,不要不急のドーム型施設の積立金はやめるべきです。医療,福祉の要望はもちろんのこと,教育委員会でも,学校施設の耐震化,少人数学校への対応,体育施設の維持,改築などの課題をかかえており,そちらを優先すべきです。また,ドーム型競技場については規模の大小や内容によって,若干の違いはあるものの,多額の建設費用と維持管理費がかかることが予想されます。  当局は,青少年に夢を与えるもの,と答弁しました。しかし,将来にわたる借金も背負わせるものになりかねません。ドーム型競技場建設積立基金については,総合的な観点から見直すべきです。  以上4点にわたる問題点を指摘し,議第9号の新年度一般会計予算に反対するものです。  次に,第10号平成15年度山形市水道事業会計予算,第11号平成15年度山形市立病院済生館事業会計予算について,いずれも消費税が転嫁されています。最近の不況のもとで消費税の負担は,ますます重く感じられます。特に,生活必需品全てにかかる日本の消費税は,世界でも例がありません。また,病院会計では,消費税収入より消費税支出が10倍以上という制度矛盾が存在します。一番の問題は低所得者に負担が重い逆進性の税制である点です。  近年は増税の論議もありますが,むしろ廃止へ向け,当面税率引き下げや生活必需品非課税にすべきと主張し,議第10号,11号の消費税転嫁に反対するものです。  次に,議第12号平成15年度山形市国民健康保険事業会計予算について,国保税の大幅引き上げが見込まれた予算であること,滞納者の増加や疾病の重症化が心配される点,国の強力な平準化推進で低所得者の方々の引き上げ率が大きいこと,また財源不足を丸々国保加入者に負担させる内容となっている点など,多くの問題があり,認めるわけにはいきません。市民の健康を守るための国民健康保険制度の後退には反対をするものです。  議第14号平成15年度介護保険事業会計予算,議第35号山形市介護保険条例の一部改正について,議第36号山形市国民健康保険税条例の一部改正については,いずれも介護保険料,介護納付金課税額の引き上げを内容とする条例とそれを前提とした会計予算となっています。  介護保険制度は,多様な介護サービスが選択できるとして発足したものですが,施設を始めとする基盤整備も不十分であり,利用料や限度額の問題もあって,必要な高齢者が充分な介護サービスを受けられる状況にはありません。それにもかかわらず,さらに介護保険料や介護納付金課税額が引き上げられるのでは,市民は納得できません。また充実を望めば即負担増に跳ね返る制度の矛盾も改善が必要と主張し,関係する3議案に反対するものです。  議第31号山形市手数料条例の一部改正については,住民基本台帳カード発行の交付料を定めるものです。私たちは,電子機器を活用して住民の利便性を向上させることは,否定するものではありません。しかし,住民基本台帳ネットワークシステムについては,政府自身が約束していた個人情報保護法も整備されておらず,法成立したとしても自治体と住民のプライバシー保護に大きな不安があります。また,電子機器をどう導入し活用していくのか,住民の間での議論も不十分なままネットワークシステムが始まっており,カード発行には反対するものです。  議第33号山形市生活支援型ホームヘルパー派遣条例の一部改正については,介護報酬の改正に伴って派遣手数料を引き上げるものです。私たちは適切な介護を行うために,介護報酬の単価を見直すことは当然だと考えます。  しかし問題は,それが利用者に跳ね返ることです。生活支援型の事業は介護保険以前の予防事業として重要な役割を果たす福祉施策であり,利用者の負担増となる手数料引き上げには反対をします。  続いて,請願2件について賛成討論をいたします。  請願第4号は,介護保険料引き上げ反対を内容とするものです。介護保険料については,それぞれの医療保険とともに,また高齢者は年金から差し引かれ,納入することになっています。  請願にあるとおり,現在経済情勢は大変厳しく所得減少や失業の話もよく聞きます。年金も目減りしています。しかも,先に述べたように基盤整備が不十分なこと,利用料の負担もあって決して導入時に言われた「選べるサービス」になっていないことは明らかです。制度創設3年を経過し,保険料見直しが全国的に行われていますが,経済情勢を踏まえ,保険料を据え置いて,ふんばる自治体も出てきています。介護保険料引き上げ反対の請願は,誠に切実な声で採択を強く主張するものです。  請願第5号は,国民健康保険税引き上げ凍結を求める内容です。すでに12月議会から国保税引き上げ反対の要請や声が,議会や当局にも寄せられてきました。国保税は医療保険の中でも負担が重く,そのため滞納者を増やし,受診を抑制し病気の重症化を招いています。高齢者と退職者を除いて,政管健保と比較すると市町村国保の高額療養費の件数は5.6倍にもなっており,かえって医療費の増大につながっていることがみてとれます。  もともと国民健康保険制度は,社会保障および国民保健の向上に寄与するものです。  国が削減した国庫負担を戻すこと,保険証取り上げをやめること,県や市町村が国保制度を守る責任を果たすことが強く求められています。まして失業者が増大し,国保加入者が増えている時です。引き上げをせず,病気を軽いうちに治療できるようにした方が大きい社会効果があります。  現に,長野県は県下の19町村の自治体で,国保の負担軽減を行い,結果的に医療費が少なくなっています。要は自治体の姿勢が問われているのです。住民生活が厳しい実態にあるからこそ,山形市が市民の健康を守る自治体の役割をしっかり果たすよう求めて,請願第5号 国保税引き上げ凍結の採択を強く主張するものです。
     以上で討論を終わります。 ○議長(武田一夫君) これをもって,討論を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○議長(武田一夫君) これより採決いたします。  最初に,議題に供している案件のうち,日程第11 議第9号平成15年度山形市一般会計予算を起立により採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの議案を原案のとおり決するに,賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田一夫君) ご着席願います。起立多数であります。  よって,日程第11 議第9号平成15年度山形市一般会計予算については,原案のとおり可決されました。  次に,日程第12 議第10号平成15年度山形市水道事業会計予算から,日程第18 議第36号山形市国民健康保険税条例の一部改正までの議案7件について,一括して採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの議案7件を,原案のとおり決するに,賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田一夫君) ご着席願います。起立多数であります。  よって,日程第12 議第10号から,日程第18 議第36号までの議案7件については,原案のとおり可決されました。  次に,日程第19 議第14号平成15年度山形市介護保険事業会計予算について採決いたします。 〔退席者あり〕 ○議長(武田一夫君) お諮りいたします。ただいまの議案を原案のとおり決するに,賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田一夫君) ご着席願います。起立多数であります。  よって,日程第19 議第14号平成15年度山形市介護保険事業会計予算については,原案のとおり可決されました。 〔退席者着席〕 ○議長(武田一夫君) 次に,日程第41 請願9件のうち,請願第1号少人数学級の制度化,一県一国立大学一教育学部の維持を求めることについてを起立により採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの請願を願意妥当と認め,採択するに,賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田一夫君) ご着席願います。起立多数であります。  よって,日程第41 請願9件のうち,請願第1号少人数学級の制度化,一県一国立大学一教育学部の維持を求めることについては,願意妥当と認め採択と決しました。  次に,日程第41 請願9件のうち,請願第4号介護保険料引き上げ反対について,および,請願第5号山形市国民健康保険税の引き上げ凍結についての請願2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの請願を願意妥当と認め,採択するに,賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(武田一夫君) ご着席願います。起立少数であります。  よって,日程第41 請願9件のうち,請願第4号介護保険料引き上げ反対について,および,請願第5号山形市国民健康保険税の引き上げ凍結についての請願2件は,不採択と決しました。  次に,日程第20 議第13号から日程第40 議第39号までの議案21件,および日程第41 請願9件のうち残り6件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの議案21件,請願6件を各委員長報告のとおり決するに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって日程第20 議第13号から日程第40 議第39号までの議案21件は,いずれも原案のとおり可決および同意。日程第41 請願9件のうち残り6件は,それぞれ各委員長報告のとおり決しました。  ――――――――――――――――――――特別委員会の中間報告 ○議長(武田一夫君) 日程第42 特別委員会の中間報告を行います。  最初に,広域行政特別委員長 36番 小野寺建議員。 〔広域行政特別委員長 36番 小野寺建君 登壇〕 ○36番(小野寺建君) 広域行政特別委員会の活動状況について,その概要をご報告申し上げます。  最初に,昨年3月25日,2市2町の正副議長,および,広域行政所管の特別委員会正副委員長の出席のもと,広域行政懇談会を開催いたしました。その中で,各市町議会における活動状況が報告され,合併重点支援地域について,説明を受けました。  次に,6月定例会中の6月17日,委員会を開催し,第4回2市2町助役会での協議の内容について,および,1市2町の動向について,それぞれ報告を受けた後,意見交換を行いました。  主な意見を申し上げますと,助役会では,現実的な課題を明確にして協議を進めるべきであり,内容についても公表してもらいたい,などでありました。その後,議員の特例措置について,説明を受けました。  次に,閉会中の7月には,静岡市,水戸市,あきる野市,浜松市の各市へ視察を実施いたしました。  静岡市では,新設合併を予定しており,水戸市では,すでに編入合併が行われております。また,あきる野市では,すでに新設合併が行われ,浜松市では,すでに編入合併が行われているなど,各市の先進事例について,さまざまな角度から調査をしてまいりました。  次に,9月定例会中の9月24日,委員会を開催し,第5回合併検討2市2町助役会での協議の内容について,および,山辺町で実施されました,市町村合併に関するアンケートの調査結果について,それぞれ報告を受けた後,合併後の議員年金制度について,説明を受けました。  次に,12月定例会中の12月16日,委員会を開催し,第6回,第7回合併検討2市2町助役会での協議の内容について,および,広域合併団体別懇談会の開催状況について,それぞれ報告を受けました。  次に,12月18日,委員会を開催し,中山町で実施された住民アンケートの結果について,報告を受けました。  次に,1月20日,委員会を開催し,1月17日に行われた,2市2町首長会議の結果について報告を受けました。  主な意見を申し上げますと, 1.法定協議会の設置は6月頃に延期し,新しい議会で議論をすべきではないか。 1.合併について,なるべく多くの議員が参加した,特別審議会のようなものを作るべきではないか。 1.任意協議会では,合併を前にしての,駆け込みの事業や行政運営は認めないようにしてほしい,などの意見が出されました。  次に,2月14日,委員会を開催し,2月10日に行われました第1回山形市・上山市・山辺町・中山町合併検討協議会の結果について報告を受けました。その中で,任意協議会に県がオブザーバーで入ることは,市・町の自主的な合併にそぐわないのではないか,などの意見が出されました。  最後に,今定例会中の3月14日に開催された委員会では,3月9日に行われた,第2回山形市・上山市・山辺町・中山町合併検討協議会の結果について報告を受けました。  主な意見を申し上げますと, 1.法定協議会の委員である学識経験者については,肩書きがたくさんある人ではなく,多くの市民の声をすくい上げ,反映することができる人を選ぶべきである。 1.学識経験者の委員のうち,自治組織関係の枠については,市民に,興味を持ち,また,知っていただくためにも,広く公募してはどうか。 1.2市2町の人口の規模を比較した場合,法定協議会の予算は人口割なのに対し,委員の数が同じというのはおかしいのではないか。 1.本市は,1市2町に比べ人口が多いので,より多くの市民の意見を吸い上げるために,合併協議会とは別に,本市独自の協議会のようなものを作ってはどうか,などの意見が出されました。  また,3月25日に開催が予定されている2市2町広域行政関係特別委員会正副委員長懇談会において,本市予算委員会総務分科会での,かみのやま競馬に関する議論に関して,上山市議会において「内政干渉ではないか」という発言があったことについて,今後は,お互い各分野にわたって信頼関係を持った議論をしていくことを,正副委員長において確認してほしい,との意見がありました。  以上が,今日までの本委員会の調査活動の大要でありますが,ご理解を賜りますようお願い申し上げまして,中間報告といたします。 ○議長(武田一夫君) 次に,河川環境特別委員長 12番 高橋啓介議員。 〔河川環境特別委員長 12番 高橋啓介君 登壇〕 ○12番(高橋啓介君) 河川環境特別委員会の活動状況について,その概要をご報告いたします。  本委員会は,一昨年9月10日に須川の浄化に関すること,馬見ヶ崎川の流水確保に関すること,河川改修に関すること,および,河川生態系に関することを調査研究するために設置されたものであります。  まず,最初に,今年度の活動状況について報告いたします。閉会中の4月11日には,須川の睦合橋付近から,飯塚橋付近,反田橋付近を経て,三河橋付近まで,須川の国管轄部分と県管轄部分の河川改修について,現場視察を行いました。  次に,6月定例会では,参考人として永年須川の調査研究をしておりました佐藤明令先生を招致し,蔵王温泉の酢川,蔵王川,須川の概況について説明を受け,須川の浄化に対しての意見をもらいました。  次に,閉会中の8月6日には,蔵王鉱山の鉱さい堆積場跡,今の猿倉イベントパーク,蔵王鉱山元山,酢川の源流部,県営蔵王山麓鉱毒対策事業跡地を,当局の説明を受けながら視察を行いました。特に,蔵王鉱山元山では,金属事業団の担当者から説明を受けました。  次に,9月定例会では,村山総合支庁建設部砂防課との懇談会を開催し,村山総合支庁建設部砂防課側から,須川および馬見ヶ崎川の県管轄部分の河川改修について,ならびに馬見ヶ崎川の流量について説明を受け,意見交換を行いました。  次に,閉会中の11月には,岐阜市,柳川市,寝屋川市の各市へ視察を実施しました。  まず,岐阜市へは,清流として名高い長良川の地下水保全について,また,柳川市へは,水辺の環境づくりについて,そして,寝屋川市へは,河川環境の保全と創造性について,各市でさまざまな角度から調査してまいりました。  次に,12月定例会では,須川の浄化に関して意見交換を行いました。各委員からは, 1.人の集まる川を目指し,その後浄化を考えればよい。 1.浄化を望みたいが,費用面を考えると難しいのではないか。 1.農業用水としては,現在最上川の水を利用しており,浄化したとしても利水関係が明確でないことを踏まえ,経費面を考えれば,その必要があるのか,等の意見が出されました。  最後に今定例会中の3月14日には,これまでの本委員会の調査状況を総括して,意見交換を行いました。  各委員からは,さまざまな意見が出ましたが,須川の浄化については,経費的な負担もかなりあるので,今後とも浄化することを将来の目標としていくこととし,まずは,親水空間としての利用を重視し,河川敷に桜を植えたり,河川公園を整備したりしながら,人の集まる川を目指していこう,という結論に達しました。  また,馬見ヶ崎川の流水確保については,馬見ヶ崎川の中流部が,典型的な扇状地であるために,相当な伏流がある。今後,本市としても,流水確保に向け,各関係機関等にも働きかけていくことが必要だ,との結論に達しました。  なお,詳細につきましては,お手元に河川環境特別委員会の調査報告書をお配りしておりますので,そちらをご覧ください。  以上が,今日までの本委員会における調査活動の大要でありますが,ご理解を賜りますようお願いを申し上げまして,中間報告といたします。 ○議長(武田一夫君) 次に,市街地活性化特別委員長 20番 峯田豊太郎議員。 〔市街地活性化特別委員長 20番 峯田豊太郎君 登壇〕 ○20番(峯田豊太郎君) 市街地活性化特別委員会の活動状況について,その概要をご報告いたします。  まず,昨年6月定例会では,当局から,旧山形松坂屋ビルの利活用について説明を受け,また,十日町土地区画整理事業および七日町土地区画整理事業の進ちょく状況について現場視察を行い,また市内各商店街の役員から現況を把握するため懇談会も行いました。  次に,他市の先進事例等を調査するため,7月には北海道釧路市を訪問し,中心市街地における商業の活性化策,および,市民参加のまちづくりについて視察し,また,8月には大阪府岸和田市,および,京都府舞鶴市を訪問し,中心市街地の活性化について視察を行いました。  次に,昨年9月定例会では,当局から,旧山形松坂屋ビル「ナナビーンズ」の利活用状況等について説明を受けました。  また,7月に行った行政視察について報告を受けた後,意見交換を行いました。  各委員からは,釧路市では,幣舞橋やフィッシャーマンズ・ワーフがしっかりとしたランドマーク的存在となっていた。本市でも,街中にランドマークを造る必要があるのではないか。民間に対して,市民オール観光ガイド的な指導をなすべきではないか。文翔館や専称寺など,市街地観光の目玉をPRする標識等を設置する必要があるのではないか,等の意見が出されました。  次に,昨年12月定例会では,8月に行った行政視察について報告を受けた後,意見交換を行いました。
     各委員からは,岸和田だんじり祭は,まちを挙げての熱意ある取り組みにより,観光効果も高い。また,祭りの持つ市街地活性化に対する影響力はすごく大きいと感じた。本市も大いに見習うべきではないか。舞鶴市は2市が合併してできたため,中心市街地が二極化し,市全体としてのまとまりがないと感じられた。市街地を活性化するには,それぞれのまちに合った地道な取り組みが必要である。街中の居住人口が少なく,人と人との交わりが希薄である。今後のまちづくりでは,町内会活動の活発化が大きな要素を占めてくると思われる。本市がこれ以上市街化区域を増やしていって,果たして需要と供給のバランスが取れるのか,また,広大な市街化区域を維持管理できるのか,という問題がある。20年,30年先に視点を置いたまちづくりを展開すべきである。他都市のTMOは,ほとんど失敗しているが,逃げるのではなく,それを踏まえてどうするかを考え,商工会議所が先頭に立って旗を振らなければ,中心市街地の活性化は進まない,等の意見が出されました。  最後に,今定例会では,市街地活性化への取り組みについて,意見交換を行いました。  各委員からは,本市の商店街には,店舗自身のアイデア,店づくり等の努力が欠けていると思われる。個人努力を促すような取り組みも必要と考える。まちの中では,必ずしも広い道路,ゆったりした空間だけが安心感・暖かみを与えるものではない。人の絶対数が少ない中では,狭くても活力があり,何となくホッとするような通りや空間がなければ,寂しいと感じる。中心商店街の歩道には,まちを歩く人が気軽に座って休める,安らぎや憩いの場を造るべきである。ヨーロッパのまちのように,露天にパラソルを差したカフェテリア等が所々にあっても良い。境港のゲゲゲの鬼太郎通りや長浜の黒壁スクエアなどには,車が入れない小路や横町があり,まちに安らぎを与えている。このようにリピーターが訪れるよう努力しているところが,集客能力を高めている。一頃,街中からさまざまな公共施設が郊外へ移転したが,今後建てようとする公共施設を街中に集中させれば,人はおのずと集まってくる。山形の歴史・文化は,城下町特有の非常にすばらしいものがあるが,なかなか掘り起こされていない。最上義光公ゆかりの場所も多々あるが,駐車場も整備されておらず,人を呼ぶ土台ができていない状態である。今後は,コース観光的な要素も取り入れ,誘客を進めていくべきである,等の意見が出されました。  こうすれば市街地がすごく活性化する,という名案はなかなかないが,これまで本委員会で調査・研究してきた内容が,複合的に結び付くことによって,街中に活性化が生まれると考えます。  以上が,いままでの本委員会の調査活動の大要でありますが,ご理解を賜りますようお願い申し上げまして,中間報告といたします。 ○議長(武田一夫君) 以上で,特別委員会の中間報告を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎閉会中の委員会活動 ○議長(武田一夫君) 日程第43 閉会中の委員会活動についてを議題といたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                          平成15年3月20日  山形市議会議長 武 田 一 夫 様                     議会運営委員長 豊 川 和 弘                     総務委員長   阿 部 典 子                     厚生委員長   渡 辺 弥寿雄                     産業文教委員長 鈴 木 善太郎                     建設委員長   加 藤 賢 一        閉会中の委員会調査申出書  本委員会は,下記の事件について,閉会中もなお調査を要するものと決定したので,会議規則第104条の規定により申し出ます。           記 1.議会運営委員会  (1) 議会の運営に関する事項について  (2) 議会の会議規則,委員会条例に関する事項について  (3) 議長の諮問に関する事項について 2.総務委員会  (1) 行政管理,地方分権及び行政改革について  (2) 広報,広聴及び国際交流について  (3) 防災対策,消防について  (4) 財政,財産及び税について  (5) 総合計画及び土地利用計画について  (6) 文化振興及び男女共同参画について  (7) 合併について  (8) 地域情報化,情報システムについて  (9) その他,総務委員会の所管に属する事項について 3.厚生委員会  (1) 戸籍及び住民基本台帳について  (2) 市民相談,情報公開について  (3) 国民健康保険及び国民年金について  (4) 環境保全及び清掃について  (5) 社会福祉,保健衛生及び介護保険について  (6) 病院事業運営について  (7) その他,厚生委員会の所管に属する事項について 4.産業文教委員会  (1) 商業,工業及び勤労者福祉について  (2) 観光及び物産について  (3) 農業,畜産及び林業について  (4) 中央卸売市場運営について  (5) 学校教育,社会教育及び保健体育について  (6) その他,産業文教委員会の所管に属する事項について 5.建設委員会  (1) 道路,河川及び公営住宅について  (2) 都市計画及び都市整備について  (3) 下水道について  (4) 水道事業運営について  (5) その他,建設委員会の所管に属する事項について   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武田一夫君) 各委員長から,会議規則第104条の規定により,お手元に配布いたしております文書のとおり,申出書が提出されております。  お諮りいたします。閉会中の委員会活動について,4月1日から4月30日までの1カ月間,各委員会申出書のとおり決するに,ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,閉会中の委員会活動については,各委員会申出書のとおり決しました。  ―――――――――――――――――――― ◎議員派遣について ○議長(武田一夫君) 日程第44 議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。お手元に配布しております文書のとおり,議員を派遣することに,ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田一夫君) ご異議なしと認めます。  よって,お手元に配布しております文書のとおり派遣することに決しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                          平成15年3月20日        議員派遣について  地方自治法第100条及び会議規則第159条の規定により,次のとおり議員を派遣する。           記 1 第55回東北市議会議長会定期総会  (1) 派遣目的 第55回東北市議会議長会定期総会出席のため  (2) 派遣場所 盛岡市  (3) 派遣期日 平成15年4月2日〜平成15年4月3日(2日間)  (4) 派遣議員 深瀬悦男   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武田一夫君) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。  ―――――――――――――――――――― ◎あいさつ ○議長(武田一夫君) この際,折原代表監査委員,横倉明雄さん,武田節子さん,および吉村市長から発言を求められておりますので,順次これを許します。  ―――――――――――――――――――― ◎折原代表監査委員あいさつ ○議長(武田一夫君) 折原代表監査委員。 〔代表監査委員 折原信義君 登壇〕 ○代表監査委員(折原信義君) このたび3月31日を持ちまして退任させていただくことになりました。在任中は温かいご指導をいただき誠にありがとうございました。厚く感謝申し上げます。今後の市政のますますの発展と皆々様方のご隆盛を心からお祈りいたしまして,ごあいさつといたします。ありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎横倉明雄氏あいさつ
    ○議長(武田一夫君) 横倉明雄さん。 〔横倉明雄君 登壇〕 ○(横倉明雄君) 一言ごあいさつを申し上げます。ただいまは監査委員の選任につきましてご同意賜り,ありがたく厚く御礼を申し上げます。職責の重さを強く痛感をいたしておるところでございます。微力でございますが,誠心誠意務めてまいりたいと存じますので,よろしくお願いを申し上げたいと存じます。議員の皆様方のご指導,ご鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げまして,御礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎武田節子氏あいさつ ○議長(武田一夫君) 武田節子さん。 〔武田節子君 登壇〕 ○(武田節子君) ただいまご紹介いただきました武田節子でございます。このたび教育委員を再任ということで,皆様からご同意を頂戴いたしまして,厚く御礼を申し上げます。教育界では,新しい指導要領によって学校週5日制,また少人数学級編成,開かれた学校づくり,体験学習の推進等,次々と新しい取り組みが行われております。私は,学習の基本基本はもちろんですけれども,子供達が若いときに本当に美しいものを美しいと,また周囲のものに対する感謝の心とか,人の悪口を言わないとか,どんな時代にも変わらない人間として大切なことを身につけてほしいと思っているところでございます。  学校・社会・家庭のおのおのの役割をしっかりと担って,育てていかなくてはならないと思っております。私は4年間一生懸命この責務を全うさせていただきたいと思いますので,どうぞ議員の先生の皆様方,ご指導ご助言をいただきまして,よろしくお願いしたいと思います。本日は本当にありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎吉村市長あいさつ ○議長(武田一夫君) 吉村市長。 〔市長 吉村和夫君 登壇〕 ○市長(吉村和夫君) 平成15年3月市議会の最終日の本会議に,山形市選出の40人の市会議員の先生方が全員おそろいで,これまで最後の検討をしていただきまして,心から厚く御礼を申し上げたいと思います。特に,今回はお辞めになる人,さらに今からもう一度,あるいは連続市会議員に立候補して,さらに頑張っていかれる方,二つの分かれる道だと思います。しかし,それぞれ今日おられます市会議員の先生方は,私に対しまして,陰に陽にご支援,ご鞭撻を賜ったものでありまして,この席を借りまして心からお礼を申し上げたいと思います。お陰様で一応体を悪くしましたけれども,無事に市政のかじ取りをやったと自負をいたしております。今後とも,立場は変わってもさらに私たちに対し,一層のご指導,ご鞭撻のほどまずもってお願いをいたしたいと思います。  このたびの議会は,議員各位にとって現在の任期における最後の定例会となったのでございますが,任期中に賜りました数々のご尽力,ご功績に対し,改めて深甚なる敬意を表しますとともに,衷心より感謝を申し上げます。また,今期を最後として後進に道を譲られる方々は,くれぐれも健康に留意され,今後ともご指導,ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。そして,引き続き市議会議員に立候補される皆様につきましては,全員当選されますよう心からご祈念を申し上げます。  最後になりましたが,各位には今後とも環境先進都市やまがたの実現のため,大きな力添えを賜りますよう,心からお願いを申し上げ,ごあいさつといたします。  本日は,誠にありがとうございました。 ○議長(武田一夫君) この際,小職からも一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  今定例会は今期最後の定例会でございまして,提案されました各案件につきまして,議員各位の真摯な討論の中でご決議,ご同意いただきましたことに改めて感謝を申し上げます。  さて,この4年間を振り返ってみますと,私の思うがままに一言述べたいと思います。  一つは,公共工事をめぐる談合事件等,そして市長が辞職するという極めて前代未聞の遺憾な出来事があったのではないかとこのように思い,残念に思うところでございます。しかし,新たに第16代の市長として吉村和夫市長が誕生し,山形市民の幸せのために数多くの事業を推進されたことは,非常に喜ばしくうれしく思うところでございます。改めて,御礼を申し上げたいと思います。  さて,この4年間の中でまた介護保険制度の開始,あるいは特例市への移行,IC活用の開始など,あるいは中央自動車道の開通など,さらにはまた,つばさの新庄延伸など,数多くの山形県民あるいは山形市民にとって,喜ばしい事業が推進されたのではないかというふうに思うところでございます。  また,広い意味で考えますと,時代も21世紀に入りまして,あの痛ましいアメリカにおける同時テロ事件,アフガン問題,さらには直面にイラク問題など,私も心を痛くする思いであります。県内にあっては構造改革論のもとに政策が進められてきておりますが,先の見えない経済不況,低迷の中で回復を期待せざるを得ないものが多くあるというふうに思われます。早くこの長期不況を打開するために,国民挙げて取り組まなければならない多くの課題もあろうかと思うところでございます。  そして,失業・就職難の解消など雇用問題がいち早く政治課題,社会環境から離れて幸せな生活ができることを願わずにはおられない気持ちでいっぱいであります。  さらに,時代は今や国の計画のもとに地方の自立自助による生きる姿をつくっていかなければならない厳しい環境に立たされていることも事実でありますし,これらを考えながら今後一層の努力が求められているものではないかというふうに考えざるを得ません。  加えて,昨年第53回の山形県における植樹祭におかれまして,天皇皇后両陛下がご来会いただきまして,市民の温かい歓迎そして市民が喜ばしく思われたあの思い出深いことは,忘れることのできない思い出になるだろうというふうに考えられるところでございます。  さて,議会にあっては時代に遅れることなき活性化の実践を図りつつ,市民に応える市政が強く求められていることを痛感するものであります。さらに,市政発展のために活躍されてまいりました議員各位に対し,心から敬意を表し,再び挑戦されます各位におかれましては,全員当選され,歴史と伝統のある本市議会の議員として活躍されることを念じてやみません。さらに,この機に後進に道を譲られる議員各位におかれましては,本議場には感慨深いものがあるものと思われます。これからも,健康に留意されまして本市の発展のためにさらなるご尽力を賜りたいものと考えるものでございます。  結びになりますが,当面する2市2町の合併の推進や財政難といえども,市民のためにやらなければならない多くの課題を抱えて,吉村市長はじめ職員の皆さんのご奮闘に心から感謝と敬意を表する次第であります。今後の一層のご活躍を期待をいたしたいと思います。  私ごとも皆様方の温かいご指導をいただきながら,32年間にわたり本議会の議員として活躍,活動されましたことはこんなに嬉しいことはございません。改めて議員各位のご指導とご支援に心から感謝を申し上げる次第でございます。加えて,市長はじめ職員の皆様方にご指導賜りましたことに,改めて御礼を申し上げ,私のあいさつとさせていただきます。  ―――――――――――――――――――― ◎閉会 ○議長(武田一夫君) 以上をもって,平成15年3月市議会定例会を閉会いたします。     午後3時44分 閉 会      議  長 武 田  一 夫      副議長  深 瀬  悦 男      署名議員 高 橋  嘉一郎      署名議員 酒 井  靖 悦...