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  1. 山形市議会 2001-09-26
    平成13年予算委員会( 9月26日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成13年予算委員会( 9月26日)   平成13年9月26日(水曜日) 〇出席委員(38名)        今 野 誠 一 君    阿 部 典 子 君        石 澤 秀 夫 君    金 峰 聡 和 君        菊 池 文 昭 君    長谷川 幸 司 君        後 藤 誠 一 君    須 貝 太 郎 君        五十嵐 吉 信 君    斎 藤 武 弘 君        渡 辺 ゆり子 君    高 橋 啓 介 君        豊 川 和 弘 君    長 瀬 洋 男 君        斎 藤 淳 一 君    高 橋   博 君        加 藤 賢 一 君    鈴 木 善太郎 君        渡 辺 弥寿雄 君    峯 田 豊太郎 君        高 橋 嘉一郎 君    加 藤   孝 君        佐 藤 義 久 君    尾 形 源 二 君        竹 田 和 義 君    阿 部 喜之助 君        会 田 邦 夫 君    佐 竹 盛 夫 君        渡 辺 秀 夫 君    酒 井 靖 悦 君        枝 松 昭 雄 君    佐 藤   稔 君        大 沢   久 君    浅 野 泰 孳 君
           小野寺   建 君    中 村 幸 雄 君        宝 沢 啓 輝 君    深 瀬 悦 男 君 〇欠席委員(1名)        高 橋 伸 行 君  ――――――――――――――――――――説明のため出席した者   市長      吉 村 和 夫 君  助役      市 川 昭 男 君   収入役     佐 藤 忠 明 君   総務部長    池 野 勇 男 君  財政部長    横 倉 明 雄 君   企画調整部長  舟 山 政 紘 君  市民生活部長  伊 藤 弘 子 君   環境部長    會 田 善 夫 君  健康福祉部長  会 田 佐武郎 君   商工観光部長  新 海 武 久 君  農林部長    内 海 秀 次 君   建設部長    丹 野 鬨 夫 君  都市開発部長  岡 崎 教 雄 君   下水道部長   森     一 君  消防長     杉 本 政 則 君   済生館事務局長 向     裕 君  水道部長    東海林   強 君   教育長     相 田 良 一 君  教育部長    伊豆田 民 弥 君   選管委事務局長 岩 田 充 巨 君  監査委事務局長 増 子 紀美廣 君   農業委事務局長 信 夫 紘 治 君  ―――――――――――――――――――― ◎午後2時6分 開議会田邦夫委員長  これより,予算委員会を開きます。  欠席通告委員は,高橋伸行委員であります。  それでは議事に入ります。  議第72号から議第75号までの補正予算4件を一括議題といたします。  ――――――――――――――――――――分科会委員長報告会田邦夫委員長  これらの案件については,各分科会分割付託のうえ,審査をお願いしておりますので,その経過と結果について,各分科会委員長報告を求めます。   ~~~~~~~~~~~~~~総務分科会委員長報告会田邦夫委員長  最初に,阿部総務分科会委員長。 ○阿部典子総務分科会委員長  総務分科会における審査経過と結果について,ご報告申し上げます。  議第72号平成13年度山形一般会計補正予算付託部分について申し上げます。  最初に,一般会計歳入及び第3条についての主な質疑を申し上げます。  まず,委員から,起債残高が995億円とのことだが,最近の推移から見てどうか,との質疑があり,当局から,平成12年度発行額は,決算で74億円に対し,平成13年度は55億7,400万円なので年々下回っている状況である,との答弁がありました。  これに対し,委員から,下回っているのは好ましいが,これからの見込みはどうか,との質疑があり,当局から,平成13年度の普通交付税は,前年度に比べて5億円ほど減額になっているが,算定方法が変更になったことによる影響額を試算すると,10億6,000万円ほど減額になる。この影響額については,平成13年度から平成15年度の3カ年間,臨時財政対策債発行することができると国から示されており,100%交付税算入されるものである。参考までに,5億円と10億6,000万円の差額は,平成13年4月から特例市になったことによる1億4,000万円の増額やほかの基準財政需要額があがったことによるものである。山形市では,当初予算臨時財政対策債を計上していないため,税収の落ち込みや減債基金及び財政調整基金の取り崩しの取りやめも考慮しながら,12月補正でしかるべき措置を講じなければならないのではと考えている。起債残高は10億円ほど上回る見込みである,との答弁がありました。  次に,一般会計歳出付託部分についての主な質疑を申し上げます。  まず,委員から,ICカード実証実験を行うにあたり,当初,カード市民全員に配布されると聞いていたが,3万人にしか配布しないことになったのはなぜか,との質疑があり,当局から,この事業は,国から実験都市採択を受けて実施しているわけだが,当初の採択予定である10地区より多い,21地区になったため実験の規模が小さくなったなどの経緯がある。実験最低枚数が2万枚と国から示されており,その5割増の3万枚とした,との答弁がありました。  また,委員から,ICカードにより,自動交付機住民票印鑑登録証明書発行することもできるわけだが,市内における自動交付機設置場所5つとはどこか,との質疑があり,当局から,本庁,霞城公民館江南公民館東部公民館元木公民館である,との答弁がありました。  これに対し,委員から,設置場所選定基準は何か,との質疑があり,当局から,住民票等自動交付は,公的施設で職員などの監視のもと行わなければならないとの規定があり,加えて平日の午後5時以降,土曜日と日曜日も発行するとの考え方から,市街地公民館設置することとし,公民館選定については,地理的バランスを考えた,との答弁がありました。  また,委員から,民間ICカードを利用できるサービスはないのか,との質疑があり,当局から,買い物した時のポイントカードとして利用してもらい,ポイントが貯まるといろいろなサービスが受けられるようにする。実験参加店については,民間サイドであたっているが,試験器具が100台の割り当てなので,中心市街地を対象に100店舗を予定している,との答弁がありました。  また,委員から,ICカード官民で連動し,民間からの発行はできないのか,との質疑があり,当局から,今実験では,制度的及びシステム的に山形発行とせざるを得なかったが,民間発行カードについては,大きな課題と捉えており,今後,官民共同サービスが可能なシステムを研究していく,との答弁がありました。  大要以上の後,議第72号平成13年度山形一般会計補正予算付託部分については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜りますようお願いいたします。   ~~~~~~~~~~~~~~厚生分科会委員長報告会田邦夫委員長  次に,渡辺厚生分科会委員長。 ○渡辺弥寿雄厚生分科会委員長  厚生分科会における審査経過と結果について,ご報告申し上げます。  議第72号平成13年度山形一般会計補正予算付託部分における主な質疑を申し上げます。  最初に,第3款民生費について主な質疑を申し上げますと,委員から,学童クラブの建物・指導者は重要であるが,土地についてはどうなっているのか,との質疑があり,当局から,蔵王子供クラブについては,地区運営委員会が借り上げることになっている,との答弁がありました。  また,委員から,児童扶養手当について,申請が漏れている人はいないのか,との質疑があり,当局から,これまでは県の事業であり,調査事務は来年度から移譲を受ける。移譲を受けた後は漏れのないように努めていきたい,との答弁がありました。  次に,第4款衛生費について主な質疑を申し上げます。  委員から,アパートに住んでいる人などで,生ごみ処理機で処理したものを利用できない人にはどのように指導しているのか,との質疑があり,当局から,余る分については,生ごみに出す可能性もあると考えるが,できるだけ活用していただくよう指導している,との答弁がありました。  大要以上の後,議第72号平成13年度山形一般会計補正予算付託部分については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第73号平成13年度山形市立病院済生館事業会計補正予算について主な質疑を申し上げます。  委員から,機械の発注は特定の業者になるのか,との質疑があり,当局から,製造業者は3社ある。病院内で機種選定委員会を設け,最適な機器を調査し,指名競争入札にかけていきたい,との答弁がありました。  また,委員から,収益的なことはどうなっているのか,との質疑があり,当局から,5年の減価償却期間で1億6,000万程度の利益が見込まれる,との答弁がありました。  また,委員から,企業債はどこを使うのか,との質疑があり,当局から,財政融資資金企業債予定している。5年償還で利率については未定である,との答弁がありました。  大要以上の後,議第73号平成13年度山形市立病院済生館事業会計補正予算については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に,議第74号平成13年度山形国民健康保険事業会計補正予算について,及び議第75号平成13年度山形介護保険事業会計補正予算については,当局説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   ~~~~~~~~~~~~~~産業文教分科会委員長報告会田邦夫委員長  次に,鈴木産業文教分科会委員長。 ○鈴木善太郎産業文教分科会委員長  産業文教分科会における審査経過と結果について,ご報告いたします。  議第72号平成13年度山形一般会計補正予算付託部分について申し上げます。まず,第1条一般会計歳出について申し上げます。第6款農林水産業費については,当局説明を了承いたしました。  次に,第10款教育費についての主な質疑を申し上げますと,委員から,各小中学校教職員に配付する防犯ブザーはどのようなものか。学校敷地は大小様々だが,どれくらいの範囲まで届くのか。また,警察にすぐ通報なるのか,との質疑があり,当局から,今回購入予定している防犯ブザーの目的としては,不審者を発見した場合の威嚇と,警察に通報する機能は持たないが,近くにいる方々への注意の喚起の2点である。性能については,グラウンドから校舎まで届くものを考えており,80デシベルくらいの性能のものもあるが,あまり音量が低くても意味がないので,100デシベル以上の性能のものを購入する予定である。どこのメーカーのどの製品を購入するかについてはいまだ決まっていない。購入数は千数百個となるので,単価は1,500円程度予算計上している,との答弁がありました。  また,委員から,大阪の池田小の場合は,防犯ブザーを持っていても無意味のように思えた。暴漢に対して武術で抵抗できる先生がどれだけいるか疑問である。先生自らが児童を置いて逃げたということも聞いた。護身術を身に付けるなど,先生方対応策も必要ではないか,との質疑があり,当局から,護身術を身に付けることは,特に教員に対し言っていないが,山形市内先生方は,自ら逃げるということはないと確信している,との答弁がありました。  次に,委員から,商業高等学校クラブハウス火災原因は,新聞報道では火遊びとなっていたが,具体的にはどのような原因だったのか,との質疑があり,当局から,剣道部室にある跳び箱の布の部分に火を付けて遊んでおり,帰るときに火が残っているのに気付かなかったのが原因である,との答弁がありました。  また,委員から,その遊びはいつもやっていたのか,との質疑があり,当局から,初めてであり,当日は,南陽市で県大会があり,出場して負けて帰ってきて,心情的な気持ちもあったのだと思う,との答弁がありました。  また次に,委員から,平成14年度から完全学校週5日制が始まるが,今まで以上にスポーツ少年団等施設利用が増えてくると思われる。また,生涯教育の場としても社会体育施設整備がますます求められてくる。今ある市街地公民館体育館の他にも,郊外地域での社会体育に備えるための施設整備計画も,スポーツ振興審議会審議がなされるのか,との質疑があり,当局から,昨年9月に国のスポーツ振興基本計画が出てきた。その柱として,生涯スポーツ社会体育を重要な観点として,総合型地域スポーツクラブが提唱されている。これからますますこれまでの学校企業等でのスポーツの他にも,社会での体育スポーツ振興という方向性が流れとして出てくる。来年度から完全学校週5日制がスタートするが,子供たちを家庭,地域でどう育成していくかが課題となる。これからの市のスポーツ振興をどうしていくかを,生涯スポーツ社会体育という観点も含めてスポーツ振興審議会の中で議論いただくことになる,との答弁がありました。  また,委員から,これまでの既設の体育館の他にも,できれば東西南北に拠点となる体育施設を造るべきと思うがどうか,との質疑があり,当局から,スポーツ振興審議会の中で,完全学校週5日制に関わるものも併せ,体育スポーツ振興策総合スポーツセンター後期整備計画等も含めて検討することになる。市全体として大きな視点で捉えて,東西南北になるかはわからないが,施設あり方学校施設の開放のあり方等も含めて検討してもらって,答申を受けたいと思っている,との答弁がありました。  また,委員から,スポーツ施設整備は,平成4年のべにばな国体以降,ほとんどゼロに近い。整備したのはジャンプ台くらいで,あとは維持管理のみである。公認トラックも持たず,野球場サッカー場も情けないもので,山形市はスポーツ施設に関して発展途上都市となっている。これからのスポーツ施設整備は,どれくらいまでの時期を目標に計画しているのか,との質疑があり,当局から,スポーツ施設整備については,少なくとも10年単位の中で一つ一つ考えていかなければならないと考えており,スポーツ振興審議会答申を受けたうえで計画的に実施していきたい,との答弁がありました。  次に,第2条債務負担行為について申し上げます。  委員から,鈴川公民館の現在の敷地はどれくらいなのか,との質疑があり,当局から,約1,600㎡となっており,実測はまだであるが,今回取得予定している2,400㎡と併せて,約4,000㎡となる予定である,との答弁がありました。  また,委員から,現在の鈴川公民館は,決して良い場所にあるとは言えない。鈴川地区は人口24,000人を抱える大地区なので,もっと大きい土地取得できなかったのか,との質疑があり,当局から,平成8年度に地元中心委員会設置し,建設用地の検討をしてきた。当初は地区の真ん中に大きい土地を確保する考えもあったようであるが,土地取得が困難であることから,最終的に現在地に設置となった,との答弁がありました。  大要以上の後,議第72号平成13年度山形一般会計補正予算付託部分については,全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。   ~~~~~~~~~~~~~~建設分科会委員長報告会田邦夫委員長  加藤建設分科会委員長。 ○加藤賢一建設分科会委員長  建設分科会における審査経過と結果について,ご報告申し上げます。  議第72号平成13年度山形一般会計補正予算付託部分について主な質疑を申し上げます。  委員から,道路の維持補修に要する経費について,今年度の工事内容の割合はどうなっているのか,との質疑があり,当局から,当初予算では,側溝補修及び水路改修経費が3億9,100万円,舗装道補修が1億5,000万円,路盤改良が8,000万円,舗装新設が2,900万円となっている。今回補正する3,750万円は側溝水路整備にあてるもので,延長は約860mの予定である,との答弁がありました。  また,委員から,側溝水路整備への,各町内会などからの要望状況はどうか,との質疑があり,当局から,8月末現在で669件となっている。これをすべて整備するには約28億円かかる。年次計画で進めていきたい,との答弁がありました。  次に,委員から,整備優先順位,選択の基準が必要ではないか。そのガイドラインをつくって,市民に示すなど,もっとわかりやすいシステムが必要ではないか,との質疑があり,当局から,現在,第一に危険な個所,次に通学路を優先して整備している。側溝整備についての重点路線は32路線あるが,そのうち12路線は完了し,20路線については3カ年の評価システムにのせて進めている。重要路線残延長は約10kmで,経費は約5億6,000万円を見込んでいる,との答弁がありました。  さらに,委員から,今回の予算協議には,側溝水路整備に対して,どのくらいの額を要求したのか,との質疑があり,当局から,当初予算補正予算を合わせて,昨年度の額を目標に要求した,との答弁がありました。  これに対し,委員から,前年度並みの予算では,市民要望に十分こたえられない。市民要望の多い,側溝水路整備に重点的に予算を配分すべきである,との意見・要望が数多く出されました。  大要以上の後,議第72号の付託部分については全員異議なく可決すべきものと決しました。
     以上で報告を終わりますが,本分科会決定どおりご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○会田邦夫委員長  以上で,各分科会委員長報告は終わりました。  ――――――――――――――――――――質疑会田邦夫委員長  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し,ご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○会田邦夫委員長  ご質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ―――――――――――――――――――― ◎採決 ○会田邦夫委員長  これより採決いたします。  議第72号から議第75号までの補正予算4件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。ただいまの補正予算4件を各分科会委員長報告のとおり決するに,ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○会田邦夫委員長  ご異議なしと認めます。  よって,議第72号から議第75号までの補正予算4件については,いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で付託案件審査は全部終了いたしました。  ―――――――――――――――――――― ◎閉会 ○会田邦夫委員長  これをもって予算委員会を閉会いたします。     午後2時31分 閉 会      予算委員長 会 田  邦 夫...