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  1. 山形市議会 2001-03-09
    平成13年建設委員会( 3月 9日 建設分科会・予算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成13年建設委員会( 3月 9日 建設分科会・予算) 建設委員会 建設分科会(予算)   日   時   3月9日(金) 10時00分~16時04分 場   所   第5委員会室 出席委員    高橋伸行金峰聡和後藤誠一高橋啓介佐竹盛夫,加藤 孝,         渡辺秀夫小野寺建,佐藤 稔,深瀬悦男 欠席委員    なし 当局出席者   建設部長都市開発部長下水道部長水道部長関係課長 委員長席    高橋伸行 審査事項    1.議第7号  平成13年度山形市一般会計予算         2.議第13号  平成13年度山形市区画整理事業会計予算         3.議第15号  平成13年度山形市公共下水道事業会計予算         4.議第17号  平成13年度山形市駐車場事業会計予算      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (建設部) ◎議第7号  平成12年度山形市一般会計予算  〇一般会計歳出   ・第8款土木費
       第1項土木管理費    関係課長から説明を受けた後質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   市内の住宅新築状況,および,持ち家住宅建設資金貸付事業の利用は,どのような状況か。 ○建築指導課長   住宅の新増設について,本年度の建築確認件数では,平成13年2月現在,1,246件となっており,前年度比で約15%の減となっている。しかし,持ち家住宅建設資金貸付事業を利用した住宅の新築は増えており,現在も問い合わせが多い。  〇一般会計歳出   ・第8款土木費     第2項道路橋りょう費のうち      第1目(道路橋りょう総務費)      第2目(道路橋りょう新設改良費)     第3項河川費   ・第11款災害復旧費     第2項公共土木施設災害復旧費      第2目(河川災害復旧費)    道路河川課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   三本木線について,かつてウルグアイラウンド対策国庫補助がついたが,今はどうなのか。 ○道路河川課長   以前,ウルグアイラウンド対策として別枠で補助金をもらったが,今は通常の国庫補助である。 ○委員   山形白鷹線改修期成同盟会への負担金が計上されているが,この同盟会は,まだ継続する必要があるのか。 ○道路河川課長   この同盟会は,山形市,白鷹町,山辺町,朝日町の各首長,および沿線の住民代表で組織しており,会長は山形市長となっている。山形白鷹線整備は,まだまだ不十分であり,今後も同盟会を通じて,県に整備を要望していく必要がある。 ○委員   山形白鷹線改修期成同盟会は,見直すべき時期にきているのではないか。 ○委員   法定外公共物譲与申請は,平成16年度までなのか。 ○道路維持課長   地方分権一括法の施行により,市に無償譲与されるもので,平成12年度から平成16年度までの5年間で,対象は全市内である。平成12年度は,今後の作業計画書を作成し,13年度から各地区の譲与申請を開始し,順次,作業を進めていく。 ○委員   一般への払い下げは行うのか。 ○道路維持課長   一般からの払い下げ申請があれば,機能を有していない法定外公共物について,払い下げをしていく。 ○委員   この冬の豪雪では,除雪についての電話がたいへん混雑した。災害時などにおいて,市民が知りたい各種の情報をすぐ得られるようなシステムづくりが必要ではないか。 ○道路維持課長   防災に関する総合的な窓口を受け持つ予定の市民生活部と連携を密にしながら,体制を充実していきたい。 ○委員   4月から家電リサイクル法が施行され,不要となった家電製品の河川などへの投棄が心配される。対策は考えているのか。 ○道路河川課長   家電リサイクル法の施行について,庁内で関係機関を交えて検討している。河川への投棄は,すでに多く見うけられ,法の施行後が一層心配される。市民のモラル向上や,パトロールの強化などを図っていきたい。 ○委員   河川改修にあたっては,すべてコンクリートで固めるのではなく,魚など動植物の生息できる川にするための工法が,全国的にとられている。これについて,本市ではどう考えるか。 ○道路河川課長   本市でも,これまで河川改修のあり方を見直しており,自然に優しい,多自然型の河川改修を心がけていきたい。 ○委員   野呂川の改修の経過と,今後の予定はどのようなものか。 ○道路河川課長   野呂川は1級河川であり,本来は県管理河川だが,昭和60年の法改正により県庁所在都市事業ができることとなった。山形流通団地山形国際交流プラザ整備と,下水道雨水施設放流先などの関連で,奥羽本線と仙山線の中間から国道13号線までの間,延長約2,000mは,市で改修することとし,平成元年に着手した。平成12年度末で,78%の進捗状況となっており,平成16年の完了をめざしている。 ○委員   国道13号線より上流の改修はどうなるのか。市で改修する考えはないか。 ○道路維持課長   国道13号線より上流は,県の管理となっており,具体的な整備計画は聞いていない。市で実施することは,現在のところ考えていない。 ○委員   緊急地域雇用対策事業の内容と,雇用の効果について伺いたい。 ○道路河川課長   雇用,就業機会の創出を図るため,国費により県で設置した特別基金によって補助金が100%交付される事業で,現在,市道立谷川北志田線埋蔵文化財調査を行っている。雇用の効果としては,平成12年度の実績では,作業員はのべ5,790人,平成13年度の見込みは960人,合計でのべ6,750人となる。  〇一般会計歳出   ・第8款土木費     第2項道路橋りょう費のうち      第3目(道路橋りょう維持管理費)      第4目(交通安全施設等整備事業費)   ・第11款災害復旧費     第2項公共土木施設災害復旧費      第1目(道路橋りょう災害復旧費)  〇第2条 債務負担行為道路維持補修用資材置場整備事業)   道路維持課長の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   平成13年度道路維持課整備計画図にある,側溝の整備補修個所などは,13年度で完了するのか。 ○道路維持課長   市道延長1,178kmのうち,約35%にあたる700kmについては,側溝が未整備である。整備計画図にある個所は,単年度で完了するものもあるが,完了しないものについては,継続して実施していく。 ○委員   踏切安全対策事業は,どこの踏切で実施するのか。 ○道路維持課長   白山,吉原の区画整理地内で,山形市作業センターの南にある踏切を人道ボックス化し,踏切を廃止するものである。 ○委員   文翔館北側親水空間について,下流である西側の水が汚い。これについて,どう対処しているのか。 ○道路維持課長   地下水を汲み上げて循環しているが,泡が発生し,水が腐る現象が起きており,年数回,清掃を行い,水を取り替えている。きれいな親水空間を維持できるように,今後とも努力していきたい。 ○委員   抜本的な対策はないのか。 ○道路維持課長   循環式なので難しい。 ○委員   以前,ある地区での下水道工事の際に,家のブロック塀にひびが入った。今度同じ所で,側溝改修の要望があるが,またひび割れなどが起きた場合,市で対処するのか。 ○道路維持課長   工事が原因でひび割れなどが起きたのが明確であれば,各事業者で補償する。 ○下水道部長   下水道工事では,開削前に構造物の写真を撮り,地主から確認してもらってから掘削する。もし,ひび割れなどが起きれば,開削前の写真と比較し,工事が原因だと明らかになれば,補償を行う。道路などの工事でも同様である。 ○委員   十字屋前の地下道は,階段しかなく,車椅子が通れない。横断地下道バリアフリー化について,どう考えているか。 ○道路維持課長   十字屋前の地下横断施設は,管理が4月から市に移管される予定で,バリアフリー化をどうするか苦慮している。現在,鉄砲町で建設中の地下道には,スロープが設置されるなど,今後設置される地下道については,バリアフリー化される。 ○委員   七日町などへのタクシーベイの設置について,どう考えるか。 ○道路維持課長   道路の幅員が十分にあれば,タクシーベイを設置できる。しかし,現状では,七日町や,山形駅前は,スペースが狭いので,警察は許可しないと思う。今後も,地元と対策を協議していきたい。 ○委員   崖八幡建設土砂集積施設用地について,所有者はすべて判明したのか。また,今後の建設土砂集積施設の予定は,どうなっているのか。 ○(建)管理課長   崖八幡には,一部,共有地があり所有者がわからない場所があるが,エリアのはずれの方なので,そこを除外しても影響はない。現在使用している沼木の施設は,平成13年5月か6月まで利用し,その後は,西公園予定地へ約1年間搬入する。その後,平成14年から15年半ばまで,また沼木を使う予定である。 ○委員   入札の改善策が平成12年度から試行されたが,平成12年度の反省に立ち,平成13年度はどのようにしていくのか。 ○(建)管理課長   平成13年度の方針は検討中である。大きくは変えない。 ○委員   自転車対策に要する経費のうち,運営管理委託料の約8,500万円とは,どのような経費か。 ○道路維持課長   済生館前,山形駅東口交通センター霞城セントラル内の各駐輪場についての,維持管理費および開発公社への管理委託料である。 ○委員   毎年計上していくのか。 ○道路維持課長   そのとおり。 ○委員   委託料について,公社にすべて任せるのではなく,維持管理の内容を常によく吟味し,削減できるところは削減して欲しい。  〇一般会計歳出   ・第8款土木費     第6項住宅費  〇第2条 債務負担行為    (公営住宅建設事業)    (田園定住区(村木沢地区開発整備事業)   住宅課長の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   薬師町住宅について,シルバーハウジングの36戸は,1階に配置されるのか。 ○住宅課長   薬師町住宅の1階は,駐車場駐輪場などになる。薬師町住宅は,エレベーターが設置され,車椅子にも対応できる住宅なので,シルバーハウジングについては,一般の方との交流を図るために,各階に配置する予定である。 ○委員   デイサービスセンターは同じ建物内か。 ○住宅課長   デイサービスセンターは別棟の1階部分で,薬師町住宅とつながっている。 ○委員   菅沢住宅団地の買い戻しについて,抵当権が設定された区画もあったが,その後どうなったのか。 ○住宅課長   菅沢住宅団地では,当初に分譲したうち,住宅が建設されていない区画が3区画あり,そのうち2区画について,今回買い戻しの予算を計上した。もう1区画は,倒産した方のものであり,問題が多いので買い戻しできない。買い戻しの特約は,平成13年に切れるが,その区画は競売にかかると思われる。 ○委員   宅地の購入条件や,審査方法の見直しについての検討はどうなったのか。 ○住宅課長   申し込み時の指導はしているが,購入者の資産まで調べることはできない。なお,買い戻しの際の違約金は,これまでの3%から20%としている。 ○委員   買戻しの際の20%の違約金は,高すぎないか。 ○住宅課長   裁判によらなければ買い戻しができない場合の裁判費用を想定して,20%とした。買い戻しをお互いに合意できる場合は,これまでどおり3%とする。 ○委員   高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業について,平成12年度は,対象が1件だったが,13年度の見込みはどうか。 ○住宅課長   現在,2件の希望がある。予算は12戸分を計上しているので,2件のうちから庁内調整で絞っていく。 ○委員   1件に絞らずに,補正して対応しても良いのではないか。 ○住宅課長   国・県の補助事業であり,県と協議していきたい。  大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決した。 ◎議第17号  平成13年度山形市駐車場事業会計予算  道路維持課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   大手町駐車場について,県立中央病院移転後に,どう対応していくのか。 ○道路維持課長   月極め駐車分を増やす予定である。 ○委員   済生館駐車場について,患者の付き添いなどで駐車場を利用する方の負担軽減策をどう考えているか。また,今は管理開発公社に委託しているが,病院サイドでの管理について,検討すべき時期ではないか。これについてどうか。
    道路維持課長   済生館では,長時間の付き添いの方などのために,20台分を用意しており,申し出があれば許可証を出すとのことである。病院サイドでの管理については,駐車場建設時に都市計画道路付属物として補助を受けている関係で,起債の償還が終わるまでは,移管ができない。 ○委員   東口交通センター駐車場について,民間駐車場には料金の上限を定める所もあり,これについて検討して欲しい。また,東口交通センター駐車場は,特に夜間,上の階は空いている。周辺に勤務する従業員など,100件以上の月極めの需要があるので,柔軟に対応を検討してはどうか。 ○道路維持課長   東口交通センター駐車場では,ビブレ撤退への対応策として,月極め駐車部分を増やしている。今後,機械の更新時にあわせ,それらについて検討していきたい。                休 憩  12時03分                再 開  13時00分 (都市開発部) ◎議第7号  平成12年度山形市一般会計予算  〇一般会計歳出   ・第8款土木費     第4項都市計画費      第1目(都市計画総務費)      第3目(街路事業費)  〇第2条 債務負担行為    (都市計画街路事業(十日町双葉町線))    (都市計画街路事業薬師堂上桜田線))   都市計画課長補佐の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   東原村木沢線用地買収の状況はどうか。 ○都市計画課長補佐   つばさ食堂から山形産婦人科までは県の街路事業であるが,後で追加予算も計上されて,かなりの部分で用地買収が進んでいるようである。用地買収で難航しているとは聞いていない。 ○委員   美畑天童線用地買収の状況はどうか。また,供用開始はいつか。 ○都市計画課長補佐   県事業県立中央病院のところは4車線で開通している。全体の開通予定は平成15年度であると聞いている。  青柳では用地買収は進んでいないのでこの辺が若干遅れてくるのではないか。スポーツセンターまでのところは時間がかかる可能性がある。 ○委員   東北横断道酒田線からスポーツセンター間も歩道をつくるのか。 ○都市計画課長補佐   歩道は設置している。 ○委員   街路灯設置事業費補助金ということで,4車線化電線地中化との兼ね合いで,街路灯の設置に補助金を出すのは初めてで,これについては評価する。ただし,商店会があれば補助金が出るが,商店会が形成されていないところに新しく道路をつくる場合,ほとんど街路灯がない。その対応について今後どのように考えているのか。 ○都市計画課長補佐   今回はじめて4車線の道路電線地中化した部分については,街路事業補助金を出す。商店会がなくとも,町内会でまとまって申請すれば補助する。中心市街地幹線道路は,将来すべて電線地中化をしていきたい。 ○委員   街並み,景観を研究していると思うが,街並み,景観に配慮した街路灯は,町内会ではできないので,防犯上,歩行者の安全を確保するためにも市で設置して,維持管理町内会とすべきではないか。 ○都市開発部長   全体的な事業費の枠があるので,市道の全部は難しい。第1段階として中心市街地電線地中化されている4車線の道路はすべて街路灯設置をやっていく。なるべく対象道路を広げるような努力をしていきたい。 ○委員   中心市街地活性化推進事業費の中身は何か。 ○都市計画課長補佐   都市開発部所管としては,昭和61年に策定したシェイプアップマイタウン計画に基づいてそれぞれの課で事業を行っているが,それを取りまとめている。また,市長が全国26都市の中心市街地活性化推進協議会の会長をやっているので,それに関わる経費である。 ○委員   市内の道路信号機について,右折レーンに矢印がないなどの問題がある。また,市民も交通関係については役所の窓口もいろいろあってどうしていいのかわからない,どう考えているか。 ○都市計画課長補佐   交差点については右折レーンがないあるいは時差式信号がない等の問題がある。それらについて,年1回,交通問題研究会で協議をしている。信号機の問題が出されるが,公安委員会からは交通管制センターでその都度信号機を監視して制御しているとの回答がある。山形市の窓口については,現時点では市民生活課となる。 ○委員   時間帯に応じてものすごく混むところが何箇所かある。ハード面の関係も一生懸命しなくてはならないが,信号機の長さを変えるなど,ソフト的な対応で幾分緩和される。ハード整備と同時に,信号機で緩和すべきところは緩和すべき。交通問題研究会も年1回ではなくて3カ月に1回くらい開催すべきである。公安委員会委員人たち道路の大変な状況を知らない。 ○委員   街路灯の設置の工事は,地権者にとっては大変な負担である。長源寺通りは,コミニュティ道路ということで全部市でやっているのに,県道は補助だけである。不公平である。全庁的に検討すべきである。 ○委員   東原村木沢線について,地蔵町通りまでは事業認可が下りているが,そこまで終わったら早急に山大前通りまで延ばすべきだと思うがどうか。 ○都市計画課長補佐   まもなく東原村木沢線薬師堂上桜田線とドッキングする。市の街路事業は現在4路線取り組んでおり,また新規路線も計画している。厳しい財政状況の中ではあるが,事業費の調整を図り,できる限り山大前通りまで整備していきたい。 ○委員   街の真ん中の事業なので,ぜひ山大前通りまでつないでもらいたい。  薬師堂上桜田線は,寺が移転するのに3年かかるのか。 ○都市計画課長補佐   用地の移転先は決まったが,今補償費の交渉をしている。寺の墓地の中に,無縁仏があり,それについては,以前は全国紙で公告しなくてはならなかったが,現在は,墓地に1年間公示する必要がある。それらを考えた場合,移転完了まで3年くらいはかかる見通しである。  〇一般会計歳出   ・第8款土木費     第4項都市計画費      第1目(都市計画総務費)      第2目(土地区画整理費)    都市整備課長の説明を了承した。      第4目(公園管理費)      第5目(公園整備費)      第6目(緑化推進費)    公園緑地課長の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   野草園管理委託しているが,入場者数についてはどう考えているのか。 ○公園緑地課長   野草園は平成5年度に開園し,開園当時は多くの人に利用されてきたが,年々減少し,平成5年度は94,000人,平成6年度は47,000人,それからは横ばいで,平成9年度から下がって,平成12年度は28,700人である。  入場料収入が減少しているなかでも,維持管理経費は同様に要している。  しかし,野草園は勉強の場,色々な植物・生態系を探索したり余暇を楽しむところである。小学校,幼稚園でも来ている。また,写真を撮りにくる人もいる。雨の日はビデオを見せるとか,春には山菜,秋にはきのこを食べてもらうなどの催しをいろいろ研究しており,今後の利用拡大に努めている。 ○委員   野草園は魅力がないため,入場者が少なくなる。西側には自然の家とかあるので,複合的な,楽しめる施設をつくるべきではないか。 ○公園緑地課長   4月に現場を見て,子供が来たときはブランコなどの遊具があってもいいのではないかと思った。いろいろやってみようと思い,とりあえずすべり台を置いたが,ちょっと珍しいものを置いてPRするとか,考えていきたい。これまで以上にPRを行い,今後ビデオなども作り,各施設等に配ることも検討していきたい。 ○委員   松原緑地整備の内容がどのようになっているか。 ○公園緑地課長   松原緑地については用地を買っていく。6ブロックあり,10,180㎡である。平成13年度は800㎡買収する。残りが1,850㎡あり,平成16年頃までに買っていく。近くに五堰の水路があるが,農林部と調整を図りながら,進めていく。ライトアップとの兼ね合いは考えていないが,その辺は連動していかなくてはならないと思っている。 ○委員   長谷堂城址公園整備は進むことになったが,成沢城址公園整備の取り組み方はどうなっているのか。 ○公園緑地課長   長谷堂城成沢城史跡公園として整備されるが,両方を一緒に整備するのは,難しい。市内の公園整備との調整を図りながら進めていく。地元から具体的な案が出てくるのを期待している。 ○委員   成沢城地権者土地代金を出し合って,田畑をなくしてはならないということで奥の院を建てた。そこを理解してもらいたい。 ○委員   市街地に公園未整備地区が何箇所かあるがどう進めていくのか。 ○公園緑地課長   本市には街区公園が170ほどあるが,中心市街地に公園の空白地区が8地区ある。基本的には街区公園のないところを何とかしたいと思っており,土地を買っていきたい。道路が新設されたときの残地などを利用したい。3カ年実施計画などにものせて調整を図って進めていきたい。 ○委員   公園の空白地区については,優先順位をつけて整備すべきではないか。 ○都市開発部長   都市公園整備用地買収した例はない。区画整理であけてもらって対応している。3カ年計画でもランク付けが低い。道路拡張残地等を利用したりするなど工夫をしていきたい。環境先進都市ということで進めていきたい。    第7目(都市拠点総合整備事業費)     新都市拠点整備課長の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   ベデストリアンデッキについて,県道を南北に横断する部分については,県との話し合いはどのようになっているのか。  地下道の広告がなくなってきているが,地下道はどうするのか。  ビブレの跡地について,用地買収は難しいとのことだが,地権者からも話が出てきている。どう考えているのか。 ○新都市拠点整備課長   ペデストリアンデッキの県道を南北に横断する部分については県にぜひ建設するように要望しているが,いい返事はもらえていない。今後とも要望していく。  地下道については,ペデストリアンデッキができても活用していきたい。 ○都市開発部長   ビブレの跡地については結論が出ていない。ホテル側は,あきらめていないようである。地権者の考えがしっかりしないと判断できない。  ビブレの跡地がどのような土地利用になろうと,ペデストリアンデッキは着手していくが,ペデストリアンデッキをうまく利用して新しい事業展開をしてくれるよう期待している。公園という話もあるが,これまでの計画どおりペデストリアンデッキ整備して,あの土地の魅力を出して新しい事業を誘導したいと思っている。 ○委員   ペデストリアンデッキについてはいいものができることを期待する。一番心配なのは,ビブレ跡地地権者同士の合意ができていない面である。バラバラ売られては不安なので,対応をしっかりしてもらいたい。    第8目(ニュータウン開発整備事業費)     ニュータウン推進課長の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   中核施設のことについては,水面下でどの程度進んでいるのか。  山形短期大学にも介護の学科が設置される。東北福祉大にも介護の学科を設置するとなればその関連はどうなるか。  また,東北福祉大の進出する際の支援はどうするのか。 ○ニュータウン推進課長   中核施設については,県はミュージアムパークということで,平成13年から調査を行っていく。市は,不動川周辺整備構想をやっていく。不動川と隣接している3.6haについては,市,県だけでなく施工者の公団も入って検討していきたい。東北福祉大については,同校のOBで組織している誘致委員会から,山形校を誘致したいという協力要請を市長あて受けている。ただ,大学側の考え方が出ていないので答えられない。 ○都市開発部長   学科については,東北福祉大学は,介護福祉学科,観光福祉学科等を想定しており,目的は介護福祉についての学問の追求であり,山形短期大学は介護福祉士の養成する機関と考えている。役割分担できるし,東北福祉大学もそれを十分理解したうえで学科構成を考えている。両立できるような形で誘致したと考えている。  学校用地については,不動川の左岸に8haあるが,下の方がまとまって5haある。そのうち,平場として利用できるのが3.6haである。上の方に3haあるが,傾斜が70度くらいあるのでほとんど使えない。誘致するとすれば3.6haのところが一番の適地である。小中学校の用地は別に学校ゾーンとして確保しているが,場合によっては考えなければならない。  支援については,市としても何らかの支援は必要であろう,ということを念頭においてやっている。大学側から進出したいという話があれば検討していきたい。大学に意向を照会しており,なるべくニュータウンの事業認可前に回答してくれるように言っている。その回答を待って支援を検討したい。 ○委員   県の中核施設は,ミュージアムパーク構想ということになるのか。 ○ニュータウン推進課長   県のミュージアムパークの内容としては,眺望に優れた美しい公園機能,環境・アートなどを取り入れた豊かな文化空間機能,体験や学習のできる交流空間機能を主に中身を検討していくとのことである。大学ができればそれとあわせた計画を立てていきたいと聞いている。  大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決した。 ◎議第13号  平成13年度山形市区画整理事業会計予算  〇歳入(第1款,第3款,第4款)  〇歳出(第1款,第3款,第4款,第5款)  〇第3条地方債   都市整備課長の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   区画整理地内において,工事の関係で通学路がよく変わる。その際,臨時の通学路に街路灯がなかったり,また,どこを通っていいのかわからないことがある。行政としてどう対応しているのか。 ○都市整備課長   通学路については,それぞれの区画整理組合に対し図面表示,看板表示等をするよう指導したい。 ○委員   特に中学生は部活もあり,帰宅が遅くなるので,通学路に街路灯がないと危険である。臨時的な街路灯の設置などのきめ細かな対応をしてもらいたい。 ○委員   円応寺地区は電線地中化になっていない。区画整理の際は,組合が解散しないうち電線の地中化や街路灯の設置を組合の責任でやらせるべきである。そうしないと将来必ず「行政に造れ」などの問題が起こってくる。
    都市整備課長   街路灯の設置については部内で話し合いをし,各組合とも話し合っていきたい。 ○委員   十日町区画整理事業について,中心市街地は高齢者が多い。協力したいがいつ死ぬかわからないので,早くやってもらいたいという人もいる。 ○都市整備課長   数人相談にきているが,仮換地の計画を見直しながら,説明会を開き,意見を聞きながら進めていきたい。高齢者に早く移転させるようなことも考えていきたい。 ○委員   シルバーハウジングのようなものも造って,高齢者に入ってもらうなども考えてもらいたい。街の中心部から人を出さないのが区画整理街路事業の基本である。特別養護老人ホーム等の建設はできないのか。 ○都市開発部長   可能な限りそのような対応をしたいが,地権者事業費の関係で簡単には実現できない。 ○委員   諏訪町七日町線については,産経新聞山形支局から北については十日町区画整理事業とのかかわりの中で出てきた話である。十日町の区画整理事業が進まないなかで,諏訪町七日町線が進んでしまうのはいかがなものか。 ○都市整備課長   諏訪町七日町線については,CCB工事等の関係から,平成16年度から工事に入れるよう部内で考えている。十日町については,平成13,14年度に南西部分からやっていき,一番北側も少しずつ動ける人から動いてもらい,諏訪町七日町線周辺の人々も動かしていきたい。 ○委員   後から出てきた話の方が先行しないようにしてもらいたい。  〇歳入(第2款)  〇歳出(第2款)   新都市拠点整備課長の説明の後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   霞城セントラルから山形テルサまで行く道路はどこで整備するのか。 ○新都市拠点整備課長   山形テルサは3月22日竣工式であるが,山形テルサまでの文化軸の車道については竣工式まで完成させたい。歩道についても文化軸の西側に一部仮設で整備をして,オープンまで間に合わせたい。現在のテルサに行く道路は,Dブロックの土地に仮設で通しているものであり,いずれは廃止したい。 ◎議第7号  平成13年度山形市一般会計予算  〇一般会計歳出   ・第8款土木費     第5項下水道費    (下)管理課長の説明を了承し,全員異議なく可決すべきものと決した。 ◎議第15号  平成13年度山形市公共下水道事業会計予算  〇歳   入  〇歳   出   ・第1款総務費     第1項公共下水道管理費(第1目,第2目)     第2項流域下水道管理費   ・第3款公債費   ・第4款予備費  〇第3条 地方債  〇第4条 歳出予算の流用   (下)管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   下水道事業会計の企業会計への移行について,どう考えているか。 ○(下)管理課長   平成20年までに下水道普及率100%を目指して整備を進めているが,平成17年か18年ころに下水道普及率が90%を超える見込みで,そのころをめどに,企業会計への移行を考えている。 ○委員   下水道使用料の納付について,水道料金とともに,毎月納付を選択できるようになったが,申し込みの状況はどうか。 ○水道部長   水道料金・下水道使用料の毎月納付については,これまで利用者へのダイレクトメールの発送や,広報へのチラシの折り込みなどで周知を図ってきた。2月19日の時点で,約21%の方から,毎月納付の申し込みをいただいている。 ○委員   水道料金・下水道使用料の毎月納付については,若い人では増えるかもしれないが,年金生活者の場合,年金の支給が2カ月に1回なのであまり増えないのではないか。 ○委員   約2割の人が下水道を利用していない。すでに下水道を利用している人に比べ,あとから下水道に加入する人は,下水道使用料が安く済み,不公平である。一般会計からもっと繰り入れるべきではないか。 ○下水道部長   長期展望に立ちながら,財政計画を見直し,雨水の公費負担なども考慮しながら,方針について協議していきたい。  〇歳   出   ・第2款建設費     第1項公共下水道建設費(第1目,第2目,第3目)     第2項流域下水道建設費     第3項特定環境保全公共下水道建設費  〇第2条 債務負担行為   建設課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   公共下水道と農業集落排水の一体化について,検討の状況はどうか。 ○建設課長   公共下水道と農業集落排水の接続については,平成12年12月に,当時の農林水産省と建設省で合意している。現在,すでに処理している所を下水道につなげられるか,県と協議中である。課題としては,現在の公共下水道の使用料と農業集落排水の使用料に差があるので,負担の公平性に整合が取れるように留意していきたい。 ○委員   下水道工事の際の除排雪費用は見込んでいるのか。 ○建設課長   現場管理費の中で見込んでいる。 ○委員   西蔵王について,3つの集落のうち,1つの集落が農業集落排水で,2つの集落が公共下水道でやっていくことになった。当初で農業集落排水の調査費が計上されていたが,その経過はどうなのか。 ○建設課長   農業集落排水の部分については田園整備課であり,下水道部では関知していないが,公共下水道部分については,排水基本計画に基づいて地域を決定している。つなぐかつながないかはこれから協議する。 ○下水道部長   農業集落排水の部分については,今年から,農業集落排水事業の調査費を計上してやっていくということであった。  〇歳   出   ・第1款総務費     第1項公共下水道管理費(第3目)   ・第2款建設費     第1項公共下水道建設費(第4目)    浄化センター所長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   前明石ケーキ処理場の運営状況はどうか。 ○浄化センター所長   同処理場でつくるコンポストは,青森や岩手など県外で約6割を売っていた。しかし,今はそれらの県でもコンポストをつくっており,今後は,県内での売り上げを伸ばす必要があるため,積極的にPR活動を展開しており,各学校や公共施設への配布も計画している。また,処理場の設備が老朽化したので,更新が必要になっており,今後,処理場をどうしていくか,現在検討している。  大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決した。...