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平成13年 3月定例会(第2号 3月 1日)

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  1. 山形市議会 2001-03-01
    平成13年 3月定例会(第2号 3月 1日)


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    平成13年 3月定例会(第2号 3月 1日)   平成13年3月1日(木曜日) 〇出席議員(40名)     1 番   今 野 誠 一 君      2 番   阿 部 典 子 君     3 番   長谷川 幸 司 君      4 番   後 藤 誠 一 君     5 番   須 貝 太 郎 君      6 番   五十嵐 吉 信 君     7 番   斎 藤 武 弘 君      8 番   菊 池 文 昭 君     9 番   斎 藤 淳 一 君     10 番   加 藤 賢 一 君    11 番   渡 辺 ゆり子 君     12 番   石 澤 秀 夫 君    13 番   高 橋 啓 介 君     14 番   金 峰 聡 和 君    15 番   鈴 木 善太郎 君     16 番   渡 辺 弥寿雄 君    17 番   佐 竹 盛 夫 君     18 番   高 橋   博 君    19 番   高 橋 伸 行 君     20 番   長 瀬 洋 男 君    21 番   高 橋 嘉一郎 君     22 番   豊 川 和 弘 君    23 番   加 藤   孝 君     24 番   峯 田 豊太郎 君    25 番   会 田 邦 夫 君     26 番   渡 辺 秀 夫 君    27 番   竹 田 和 義 君     28 番   小野寺   建 君    29 番   阿 部 喜之助 君     30 番   尾 形 源 二 君    31 番   酒 井 靖 悦 君     32 番   枝 松 昭 雄 君    33 番   武 田 一 夫 君     34 番   佐 藤   稔 君
       35 番   大 沢   久 君     36 番   浅 野 泰 孳 君    37 番   深 瀬 悦 男 君     38 番   宝 沢 啓 輝 君    39 番   佐 藤 義 久 君     40 番   中 村 幸 雄 君  ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者   市長      吉 村 和 夫 君   助役       市 川 昭 男 君   総務部長    佐 藤 忠 明 君   企画財務部長   池 野 勇 男 君   市民生活部長  會 田 善 夫 君   環境部長     向     裕 君   健康福祉部長  会 田 佐武郎 君   産業部長     新 海 武 久 君   建設部長    伊 藤 光一郎 君   都市開発部長   岡 崎 教 雄 君   下水道部長   杉 本 政 則 君   消防長      伊豆田 民 弥 君   済生館長    櫻 田 俊 郎 君   済生館事務局長  横 倉 明 雄 君   水道事業管理者(兼)水道部長           東海林   強 君   教育委員長    石 垣 克 之 君   教育長     相 田 良 一 君   教育部長     斎 藤 健 司 君   選挙管理委員長 細 谷 伸 夫 君   選管委事務局長  岩 田 充 巨 君   代表監査委員  折 原 信 義 君   監査委事務局長  今 川 政 弘 君   農業委員会長職務代理者         産業推進監(兼)農業委事務局長           武 田 清一郎 君            内 海 秀 次 君  ―――――――――――――――――――― 〇事務局職員出席者   局長      鈴 木   啓   総務課長    信 夫 紘 治     議事課長     堀   勝 弘   議事課長補佐  菅   澄 子     議事係長     金 澤 孝 弘   主任      鈴 木 直 之  ―――――――――――――――――――― 〇議事日程第2号   平成13年3月1日(木)午前10時開議  第1 市政一般方針に対する質問  ―――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程第1 市政一般方針に対する質問  ―――――――――――――――――――― ◎午前10時 開議 ○議長(中村幸雄君) これより本日の会議を開きます。  出席議員は,定数に達しております。  本日の議事は,日程第2号をもって進めます。  ―――――――――――――――――――― ◎市政一般方針に対する質問 ○議長(中村幸雄君) 日程第1 市政一般方針に対する質問を行います。  質問者は通告により,議長において指名いたします。  なお,質問は会議規則第57条の規定により答弁を含めおおむね1時間とし,再質問は原則として3回までといたします。また,関連質問は許さないことにいたします。  市長をはじめ答弁者は,時間の都合上簡潔にして要を得るよう,ご協力をお願いいたします。  それでは,指名いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎加藤賢一君 質問 ○議長(中村幸雄君) 「資産税関係の検討について」ほか2項目について,10番 加藤賢一議員。 〔10番 加藤賢一君 登壇〕 ○10番(加藤賢一君) おはようございます。  冒頭に,平成13年3月定例議会,すなわち西暦2001年・21世紀最初の本会議におきまして,質問の栄誉にあずかり,厚くお礼申し上げます。今世紀は「戦争と革命,そして科学技術」の世紀といわれた20世紀のいろいろな遺産を引き継ぎ,人類が未知の世界へ「英知と勇気」をもって,挑戦する世紀であると言われております。特にわが国において,20世紀は明治維新以来の「富国強兵」による軍事大国の敗北,そして敗戦後めざした「産業貿易」による経済大国の挫折という2度の欧米化(近代化)の失敗に見舞われました。更に平成に入ってからの「失われた10年」の後遺症は大きく,いまだ立ち直っておりません。金融財政問題をはじめ,外交防衛,歴史認識,憲法論争,教育改革,政治不信,地方分権等,内外にわたって多くの問題を抱えております。かかる多事多難の混迷期において,山形市政「なせばなる」の精神をもって,果敢に取り組む,吉村市長に大いなる敬意を払い,以下通告の順にしたがって,質問させていただきます。 1.資産税関係の検討について  当市,平成12年度の一般会計当初予算額は,776億2,800万円であり,その歳入の内訳のうち,市税収入見込額は,348億2,900万円となっております。その他の諸収入や繰越金等を加えると,自主財源比率は50%以上をクリアしております。その市税内訳は,個人市民税,法人市民税,そして固定資産税・都市計画税に加え,たばこ・軽自動車・入湯・特別土地保有税の9品目からなり,予算上に計上されております。その税のうち,市民税関係の収入は,景気動向や,政府の景気対策減税の対象となり,必ずしも一定したものではありませんが,一方これまで,資産税関係は,土地の上昇や,宅地開発,大規模商業施設,工場等の進出により,増収をみてきました。現在,山形市においては地価の下落している所も見受けられますが,全体として,いまだ税収に影響を及ぼしていない様子です。しかし,今後,予断を許さないものと考えられます。  さて,市民税と資産税の割合ですが,個人市民税と法人市民税の合算額は,147億8,600万円であるのに対し,一方固定資産税・都市計画税・償却資産税等を合算した税額は,180億3,200万円を示し,市税総収入額の51.8%を占めております。このように,市税の50%以上を占める,資産税の課税対象となる面積は,当市3万8,158haのうち,44%にあたる1万6,700haが該当します。さらにその中で,都市計画税が課税される市街化区域面積は,4,093haであり,資産税課税面積の25%に当たります。そしてさらに,中心市街地とされる山形駅東口から旧県庁までの周辺162haは全市街化区域面積の4%であり,固定資産税が課税される全市面積のほぼ1%に当たります。そこで,その中心市街地といわれる地域の税額でありますが,固定資産税額は19億4,800万円,都市計画税は4億6,400万円であり,合計税額は24億1,200万円となり,全市の固定資産税と都市計画税を合算した157億5,800万円の実に15.3%を占めています。面積にして1%の地域が,全市の15%分を負担しているわけであります。この実数が高いか,低いかは評価の分かれるところであり,一概に評することは困難と思いますが,これが実態であることも,また事実であります。しかし,先程,述べましたように,今日,中心市街地の衰退が叫ばれ,地価下落を招いているような状況では,必ずしも,現状のまま推移するとは限らず,税収の減収を招くことが懸念されます。現在,当市における固定資産税の税率は100分の1.4であり,また市街化区域のみに課税されている都市計画税は100分の0.3であり,市街化区域については,実質的資産税は100分の1.7となっているのが現状であります。そもそも,都市計画税とは,本来「都市計画の事業又は土地区画整理事業に要する費用に充てるための目的税で,市街化区域所在の土地及び家屋に対し,その評価を課税標準として課することができる。」と規定されており,さらに法第702条では「市街化調整区域内において,特別の事情がある場合は,当該市街化調整区域のうち,条例で定める区域内の土地及び家屋に対しても都市計画税を課することができる。」とされており,「その他特別の事情がある場合とは,この都市計画法の開発行為の事業が施行されることに類するような特別の事情があり,それに伴い市街化調整区域のうち一定の区域を課税区域としなければ,市街化区域を課税区域としていることとの均衡を大きく失するような場合をいうもの」とされています。具体的には「市街化調整区域の既存集落に街路や下水道事業等,特に地元の利益となる場合がこれにあたる云々…」とされています。すなわち,市街化区域と同水準の行政サービスを受給されている市街化調整区域内の土地・家屋に対して,都市計画税を付加してもよいと解釈されます。現に,山形市の街路,公園,下水道の整備である都市計画事業はこれまでも,市街化区域のみではなく,山形市全域をカバーしてきており,平成12年度計画予算では街路18億7,000万円,公園12億2,000万円,下水道27億円の歳出となっており,当然,一般財源の一部として都市計画税を充当しております。現在,当市においては,ニュータウンを除き,50ha以上の大規模区画整理もあと2,3を残し,ほぼ完了しており,市街化区域への編入地域も限られ,今後は5ha程度のミニ開発が中心になるとみられております。それに山形市がこれから実施しようとしている田園定住区住宅地供給事業によって開発される宅地や,すでに民間や県住宅供給公社によって造成されたA団地(11ha),B団地(5ha),C団地(3ha)等は,このままですと,市街化区域には編入されず,都市計画税課税対象外となっており,大きな問題をはらむものと考えられます。今後の課題であろうと思われます。  いよいよ,今年4月より当市も特例市として出発し,近い将来,合併を通して30万都市を実現し,中核市への昇格をめざすわけですが,30万都市になると「事業所税」を課税しなければなりません。この税は資産割合(床面積1,000㎡を超える事業所)と従業者割(100人を超える事業所)のいずれかに該当する事業所に課税され,その課税対象は主に中心市街地に所在する事業所や,工場になるものと考えられます。すでに東北の30万都市は平成8年度において,秋田市14億7,000万円,郡山市16億7,000万円,いわき市21億8,000万円の事業所税を徴収しており,大きな財源となっています。これらの類似都市の税額から推定しますと,当市の事業所税の税収は,およそ15億円と見られております。この税も多分に資産税的要素があり,収益に関係せず,対象者は納付しなければなりません。危機に瀕している中心市街地の事業者にとって,固定資産税や都市計画税への上乗せであり,大きな負担となることは疑う余地もないものと考えられます。  東北の他都市では都市計画税を課税せず,固定資産税の税率を100分の1.6としている青森市,八戸市,秋田市のような例もみられます。そこで山形市をこの方法で試算してみますと,ほぼ174億円となり,現在の固定資産税,都市計画税,償却資産税の合算よりも,若干減額するようですが,将来の事業所税を加算すれば,財源確保に,不足をきたすことはないものと考えられます。30万都市,中核市を視野に入れ,今後の開発行為に伴う課税もれの矛盾や,税制の公平性,簡素化なども考慮し,さらに自主財源確保を図るため,長期的展望に立って,資産税関係をはじめ,歳入に対する抜本的検討に入る時期に到ったものと思われますが,市長のご所見をお伺いいたします。 2.中心市街地の活性化対策について  連日,新聞,テレビをはじめ,各マスコミで報道されている中心市街地の空洞化現象の歯止め,及び再生化について,以下取り上げますので,よろしくお願いします。  平成9年11月20日に,馬見ヶ崎土地区画整理地へ売場面積1万9,370㎡を持つジャスコ山形北店がオープンし,その地域は山形駅前の商業集積度と同規模になりました。さらに平成12年に入ると,山形駅前のビブレ山形店が1月11日閉店,そして七日町に昭和31年,県内初のデパートとして開店し,44年の歴史を持つ,老舗山形松坂屋も8月21日に閉鎖し,同年11月24日に吉原土地区画整理地へ2万4,430㎡という県内一の売場面積をもつジャスコ南店がオープンし,山形の商圏は北部,南部,そして中心市街地の三極化を示すにいたりました。この状況を踏まえ,山形新聞は昨年度県内10大ニュースのトップに「県都中心街の空洞化に拍車」の見出しで,“中心街の空洞化現象は,県都商店街といえども例外ではなかった。云々…この結果,買い物客をめぐる商店街と郊外の綱引きはますます激化,街づくりとしての中心街の今後のあり方が問われる”という記事を掲載しており,新年に入ってからは,「県都商店街新生への道」第1部現状として,3日より13日に渡って特集を組み,この現象を,ただ単に中心市街地の商業機能の喪失としてだけではなく,山形市の歴史・文化・伝統機能の危機としてとらえ,その崩壊を食い止めるべき道を模索しようとしています。その内容は“商圏分散による吸引力ダウンに伴う歩行者減少”“空き店舗増加に伴う空洞化”“郊外大型店による新商圏”“ドーナツ化による居住人口減少”“深刻な後継者不足”“行政施策,投資の難しい個別支援”と7回までは現状を分析し,8回より“にぎわい創出への再開発・ミニ区画整理”“集客効果に驚きの声・ナイトバザール”“利用客順調な伸び・100円バス”“消費刺激する力に・共通買物券”“起業へ燃える若手・チャレンジショップ”と,解決策への手がかりとなる,いろいろな試みを紹介しています。すでに商業関係者の間でも,昭和50年代中頃から,県庁をはじめとする公共機関の郊外への移転や,大型区画整理による宅地造成や,郊外道路の整備によって,新たな商業集積が郊外へシフトし,商圏内のパイの分散化傾向に危機感を抱き,平成に入ると,中心市街地の街路整備をはじめ,駐車場誘導システム,山形コミュニティFM放送開局,共通駐車券事業,得々買物券発売,中心街循環バス実施運行等を行っていますが,いまだ暗中模索の状態と申せましょう。 (1)中心街循環バスについて  現在運行されている中心街100円循環バスは,平成12年4月1日より平成13年3月31日までの期間で行われ,国・県・市の補助と,商工会議所,商店街等の負担金・広告収入,そして利用者の乗車料金によって運営されています。当初,この循環バスは中小企業庁の補助事業「商店街活性化先進事業」として,総事業費2,500万円の予算で,平成11年10月20日から平成12年1月9日までの82日間を無料循環バスの運行という形式で,中心市街地コースと,郊外2コースを運行したことにはじまりました。その利用実績は,中心市街地コース82日間で15万3,247人を数え,一日当たりの乗車人数が1,864人もあり,その後の利用者アンケート結果から,バス利用者の3分の2が山形市民であり,特に休日においては,約半数の利用者が市民以外の人であることが判明しました。広域からの集客もあり,商業のみではなく,観光の面でも大きな効果があると判断され,さらに高齢者が買物や飲食等の目的で中心街へ来る「きっかけ」となっていることがわかりました。また約97%の人が「循環バス継続」を望んでおり,うち100円以上の有料でも利用するとの回答が67%もありました。その結果,現在も中心街100円循環バスとして運行されております。その実績を調べますと,平成12年4月1日より,平成13年1月31日までの299日間の利用者数は31万2,393人,一日当たり1,047人,乗車料金収入額2,903万975円,一日当たり9万7,094円となっています。最近2カ月間の状況は,12月分(31日間)4万2,783人,一日当たり1,380人,乗車料金収入月額392万2,834円,一日当たり12万6,543円となり,さらに1月分(28日間)4万3,934人,一日当たり1,569人,乗車料金収入月額412万5,161円,一日当たり14万7,327円であり,一日分の運行委託費13万6,646円に見合う乗車人数に達する状況に近づきつつあるようであります。ところで,本年度も4月1日より,翌年3月31日まで,現行同様の方式で運行すべく計画しております。かかる事業は中心部に回遊性をもたらし,中心市街地活性化に大いなる貢献をしているわけですが,平成13年度までの3カ年をもって,国の支援が終了します。仮に自主運営をする場合,毎年4月1日より翌年3月31日までの1年間の経費を5,000万円と想定し,一日当たり平均乗車人数を1,000人とした場合,年間の乗車料収入額は3,650万円となり,商工会議所,商店街負担金計230万円,その他の収入150万円を加え,収入総額約4,000万円となり,1,000万円の不足をきたすことになります。今後とも,市民の足と化したこの100円循環バスを継続するためには,高齢者福祉バスのように,市が民間バスを借り上げて行うのか,それともTMOに基づいた一連の事業を行う「街づくり会社」を設立させ,その一環として事業化を進めるのか,それとも全く発想を異にする新たな方法を考えるのか,更に3カ年計画では支援するとしているが,中心街循環バス運行には一切かかわらず,商工会議所や商店街・バス会社に任せ,立ち消えとなったらそのまま廃止させるのか,いろいろ考えられますが,今後の展望をお伺いいたします。 (2)ほっとなる広場周辺の開発計画について  県都中心市街地の七日町地区は歴史と文化の集積地であり,県都随一の商店街でもあります。そして,この地区に居住する高齢者は著しく多く,平成7年の国勢調査時における65才以上の高齢人口のうち,3,002人を数え,中心市街地居住人口比では22.4%となっています。また平成9年度住民基本台帳による山形市総人口25万1,194人に対し,この地区の居住人口は1万1,982人であり,わずか4.8%に過ぎず,居住人口の増加を図らなければ,各小学校の児童数も激減し,学校運営が成り立たず,学区再編成を行う必要に迫られると思われます。  これからの街区形成,街づくりは,これまでの「店のための街,商店街」から「暮らしのための街,生活の街」への発想転換を行い,“住む・働く・学ぶ・遊ぶ”という賑わいの空間を創造し,特に新たな都市型産業(医療・情報通信・省エネ等)と,生活支援型産業(子育て・介護・日常必需品等)を一体とした都市施設を持つ複合体が望ましいと思われます。そこで,以前から話のあった「ほっとなる広場周辺地区開発計画」が,吉村市長の誕生とともに浮上してきました。住友生命の所有する面積1,107㎡の土地を中心にその一帯約7,700㎡のミニ区画整理を行い,中心市街地の再生をめざす「721開発計画」こそ,今日的条件に合致する最適の場所であろうと推察されます。しかも隣接地には,優良建築物の対象となった店舗と賃貸マンションを併用した“いとう金物店ビル”や“荘内銀行山形本店”も所在し,成功事例も見受けられます。ぜひ,この計画の成功を期待する次第であります。  さらに,この事業を至急,成功裡に導かなければならない理由があります。昨年8月に山形松坂屋の閉店以来の,この地域の急激な空洞化現象であります。山形商工会議所が2年ごとに行う中心街の歩行者通行量(休日・平日の2日間)によると,七日町フクヨネ金物店前,平成10年の休,平日とも1万2,106人,平成12年11月,休日9,378人,平日4,426人であり,旧松坂屋通りに面している岩渕茶舗前では,平成10年休日,平日ともに7,726人,平成12年休日,3,906人,平日2,356人であり,ほっとなる広場手前の蜂屋本店前でも平成10年,休,平日ともに7,882人,平成12年,休日6,280人,平日2,956人となっています。岩渕茶舗前の平成12年の歩行者数は,平成10年に比べ,休日で50.5%,平日で30.49%であり,蜂屋時計店前も平成10年に比べ,休日79.6%,平日37.5%となっており,松坂屋撤退後の影響がいかに甚大であるかを伺い知ることができます。そこで,現在,「ほっとなる広場周辺開発計画」通称721計画の進ちょく状況をご説明お願いします。 (2)山形駅東口ペデストリアンデッキと山形駅開業100周年事業について  平成13年,西暦2001年,21世紀の幕開け1月1日,山形市の新しきランド・マークである「霞城セントラルビル」が華々しくオープンしました。多くの市民は,駅西開発の対象であるこの巨大ビルの出現に,次なる山形の姿を重ね合わせたものと思われます。常時このビルに通勤する人数は870人,同ビルに付帯する霞城学園高校に通学する人数は150人であり,合わせて1,000名を超え,また本年4月にオープンする勤労福祉センター・山形テルサに勤務する職員も75名を数え,この地域の日中人口の集積度が著しく高まっています。さらにオープン時より1月末までの「霞城セントラル」への来訪者や見学者数は,約35万人を数え,2月18日までの累計では約52万人とされております。なお,来館調査をした結果,平日である2月7日水曜日は7,600人,日曜日である2月11日は1万3,300人の来館者がありました。完成したばかりで,もの珍しさという現象もあろうかとは思われますが,その人数には目を見張るものがあります。ましてや,山形テルサが開設され,さらに県の総合文化センターが着工完成すれば,急増することは論を待つまでもありません。そこで西口の業務地区と東口の商業地区の一体化を期すために,長年要望していた「山形駅東口ペデストリアンデッキ」が,本年3月末までに,実施設計が終了し,13年度着工,14年度中に完成を見ることは,まさにタイムリーであります。  上り下りがなく,霞城セントラルビルから自由通路アピカ,駅ビルを通り,旧ビブレ前の駅前大通りに一直線で抜けられることは,市街地活性化に大きな効果をもたらすものと,固く信じております。ところで,当初山形駅東口ペデストリアンデッキは,3本の計画でしたが,地権者の調整や財政上の理由から,1本に絞られたと聞いております。そうすると,当分の間,この1本のペデストリアンデッキが,東西の架け橋となるわけですが,その規模や内容は,今後予想される業務人口・利用者数,さらに観光客等の動向を充分に把握し,バリアフリー化に対応した施設であるべきと考えられます。私も4,5年前より各地を視察し,昨年夏には屋根のある秋田駅前,そして今年2月8・9日の両日にわたり,冬の状況を見学するため,オープン型の長野駅前,高崎駅前,大宮駅前のペデストリアンデッキをつぶさに視察してきました。その結果,山形は計画どおりオープン型が望ましいと判断しております。そこで,幅員,凍結をはじめとする雪対策,高齢者,交通弱者に対するバリアフリー化,さらに従来の地下道との兼ね合い,橋上広場の確保,景観との調和,そして県に要望している南北ペデストリアンデッキの実現性,駅前広場の拡張等をはじめとする計画が,どのように進ちょくしているか,お尋ねいたします。  なお,山形駅を中心として,急速に東西駅前の一体化が進められており,誠に喜ばしいところであります。そのようなムードのもとに,奥羽本線駅開業100周年の祝賀行事をJR山形駅とともに駅東の4商店街と駅西の3商店街の計7商店街が一同に集まり,一緒になって,本年4月11日より,15日までの5日間にわたって行うと決定し,すでに企画し,進行しているわけですが,具体的にはどのような催しを行うのか,併せてお尋ねいたします。 3.第一小学校現校舎の今後の利用について  昭和2年に竣工し,山形で最初に建設された鉄筋コンクリートの小学校であり,落成直後,全国産業博覧会の会場となった第一小学校現校舎は74年の歳月を経過し,山形市内で最も古い校舎であり,歴史の重みを感じる建物であります。ここ数年,この小学校の改築に伴い,現校舎を残すか,新築するかの多くの意見が出され,平成9年より12年暮れまで,この建築物の耐久度と歴史的文化的価値を調査してきました。  当初,その耐震性においては,構造体100%,外壁,すなわち老朽化40%とされ,外壁の補修を行えば,十分に学校として使用に耐えうるとされ,また歴史文化的価値においては,東京大学建築史研究所,鈴木博之教授の調査の結果,山形市における近代化の歴史上における位置,わが国の鉄筋コンクリート建築史上における位置,わが国の学校建築史上の位置の観点から,近代山形市における社会史的重要性,鉄筋コンクリート建築史上の技術的重要性,そして学校建築史上の計画学的・意匠的重要性を有するものとし,後世に残すべき歴史的遺産であると結論付けられました。しかし,その後,詳細な耐久度調査によって,学校建築物の耐震度に問題があり,現校舎を学校として利用することを断念し,新築に踏み切ることになりました。そして現校舎については,歴史的文化的見地から,そのまま登録文化財として保存し,いずれ折りを見て,昭和の重要文化財として指定されることをめざすと聞いております。  この校舎の床面積は5,019㎡(約1,520坪)を要し,ここ中心市街地に一大空間が実現し,利用可能とあいなりました。まさにこの近代化遺産を中心市街地の街づくりに活用させるべきと考えます。この地域には中央公民館のアズがあり,多くの人々に利用されています。中央公民館との連携のもとに,機能の強化を図るべきものと思われます。さて現在県立図書館である「遊学館」は街の中にあり,山形東高,山形北高の高校生をはじめ,年配者や主婦の利用度が多いと言われております。それに比べると,旧山商跡地の市立図書館の利用度は低く,場所として不便であるとも言われております。その点,一小は山形市街地の真ん中であり,市内10カ所の高校や山形大学からも比較的便利な位置にあり,循環バスをはじめ,多くのバス路線の停留所があり,中心市街地の商業地に近接し,多くの人が集まりやすいところです。市立図書館を一小現校舎に移転してはいかがでしょうか。併せて,私が以前から提案しております,「山形文化資料館」の開設,「子供科学館」「山形教育資料館」,さらに南部公設市場に移転させた「山形市郷土資料収蔵所」,西部工業団地にある「山形市産業歴史資料館」をも移転させ,また「最上義光歴史館」で展示しない,前後の山形の歴史を一望するような「郷土歴史館」の開設,また,いま羅列したようなものをすべて含む「山形歴史総合博物館」とも言うべきものを開館し,広く市民に郷土の歴史・風土・文化を理解してもらい,次なる山形を創造していく糧とすべきかと思います。そして,山形市を訪れる観光客をはじめとする来形者に山形を知ってもらう上からも,是非必要な施設と考えられます。なお,付帯施設として,会議室や研修室を設け,市民の学術・文化の殿堂として,山形市のシンボルとすべきものと思いますが,市長のお考えはいかがなものでしょうか。  以上,これをもちまして,第一回目の質問を終わります。 ○議長(中村幸雄君) 吉村市長。 〔市長 吉村和夫君 登壇〕 ○市長(吉村和夫君) ただ今の加藤議員の質問にお答え申し上げたいと思います。非常に格調の高い質問でありまして,本当に非常に難しい点もありますけれども誠意を持ってお答えを申し上げたいと,こう思います。  最初の税の問題でございますけれども,自主財源という言葉がありますけれども,自主財源というものは何かというと,いろいろ細かくあります。その中で,税,これが基本になっております。その点山形市は,おかげさまで,自主財源につきましては税が50%以上ということで非常にありがたい市だと,こういうように思っております。先程から,その固定資産税と,都市計画税につきまして見直しをしてはどうかと,いうような高まいなご意見でございますが,非常に難しい問題もあり,また実際どうすればいいのだという,迷っている首長もたくさんいると思います。また,事務方も迷っていると思います。山形の場合申し上げますと,まず今年度当初でお願いしております議案の中で,計上している見込額,市税全部で356億2,759万4,000円,固定資産税で153億4,870万4,000円,都市計画税として27億9,759万円ということを計上しまして,財源として貴重な財源でございまして,ご審議を願っているわけでありますけれども,まず固定資産税から申し上げますと,見直しをしようといって,固定資産税を据え置くということをやった市が,6年ほど前,米沢市がちょっとやったような記憶があります。また,都市計画税をどうするかというふうなことで検討した市もあるわけでありまして,その結果,まだ調べておりませんけれども,ただ都市計画税というのはおっしゃるとおり目的税でありまして,都市計画に絡んだものでございますので,そういう性質がまず違うということですね,それを入れてというよりも,全部に税は平等だからということもありますが,山形市のドーナツ化現象,これはある意味で固定資産税が関与していますので,ドーナツ化現象とか,そういうことを考えた場合,固定資産税を見直ししなければならないのかどうか,いわゆる都市計画税というものをすべて市にいっていいのかどうか,こういう問題は非常に大きな問題でありますので,この件につきましては,ただ今回はそのまま上げておりますが,今後の大きな課題としまして,調査研究をさせていただきたいと,このように思います。ただ,すぐ秋田市や青森市と税額そのものは少し安いのだと言っても,中身が違いますので,その点精査しながら,今後の重大な,市にとりましても財源ですから,調査研究をさせていただきたいと,このように思いますので,いろいろ知恵をお貸し願いたいと,このように思います。  中心街の問題でございますけれども,先程のとおり,中心街バスの問題ですが,このバスはおかげさまで定着していると,いま認識を我々はやっております。ちょうど昨年,商工会議所の方からバスを運行したいと。ところが,国,県の方から出るのが6月からだから,4月,5月というものの運行に自主運行しなければならない。したがって市の方で助成してもらいたいと,いうことを商工会議所の会長さんから,陳情がありましたので事務方で検討した結果,これはぜひとも必要であると,いうことで昨年度350万円計上させていただきました。今年度も引き続き350万円を計上しております。これは14年度も含めまして続けていきたいと,我々は続けていきたいと。ただそのコースでありますけれども,今100円もらっておりますから,中身は前よりも良くなったし,ある程度,収支も取れているのではないかと,こういうふうな予測をしております。したがって中心街駐車対策モデル事業実行委員会というものがありますので,それと14年度に向けて検討していきたいと,13年度は実施していきたいということで,350万円,今議会にお願いをしております。  次のほっとなる広場を中心とした721計画の再開発ですね,721,七日町二丁目一番地というようなことで721という,縁起の良い数字だけ並んでいるなと,私見ているのですけれども,この件につきましては今年度から着工しようということで作業に入っております。ご案内と思いますけれども事業期間は13年度から19年度までを予定しております。今年中に事業認可を申請しまして,それを受けて本格的な事業に入っていきたいと。概要を申し上げますと,112号線沿いに600㎡の広場公園を造りまして,その区画道路を整備していきながら,広場には賑わいのためのイベント等を活用していきたいと,このように考えております。造り方につきましては地元に721開発計画委員会がありますので,これらの方々と検討しながらやっていきたいと。現在の構想としましては,広場に面して開かれた店舗の展開,並びに区画道路,ほっとなる広場でございますけれども,面しての縁日風の店舗展開,上層階の都心居住,複合ですね。そういうものを考えておりますけれども,いずれにせよ721開発計画委員会と検討しながらやっていくと,このように考えております。この件もだいぶ長い間の懸案でございましたけれども,我々も中心街にとってはどうしてもあの地区を新しくつくっていった方が活性化のためになるといった判断から,今回着手して,19年度,もっと早く完成したいと思いますけれども,取り組んでいきたいという考えでございます。  次に,ペデストリアンデッキのことと,駅の100周年のことにつきましてのご質問がありました。まず,ペデストリアンデッキでありますけれども,何のためにつくるのだと,いうふうな理由につきまして,いろいろ新聞紙上で出ておりますので,はっきりと申し上げたいと。これは一つには山形駅を中心として東西間の都市機能を連結すると,いうことが第一であります。第二は周辺地区の活性化,ひいては中心市街地の活性化をはかる施設と考え,そして中心部としての東西の架け橋と,いうことを想定してつくるものであります。したがって一個人の企業のためとか,そういう考えは毛頭ございません。我々市としましても,せっかく霞城セントラルビルができたのですから,多くの方々が今来ております。1万5,000人くらい,1万から1万5,000人入っていますので,非常にありがたい。こういう方々を西口だけではなくして,東口というもの,ひいてはそこから中心街と,七日町と,こういうふうに持っていくようなことを環境整備したいと,こう考えております。その一環がペデストリアンデッキでございます。参考に申し上げますと,内容は12mから5.5mが幅員,延長70mです。エレベーター2機を造ります。エスカレーター1機でございまして,上の面は消雪対策としまして,電熱ヒーターで検討中であります。いずれにせよ,これは今後もまだ地元の方々と商店街の方々と検討しながら,どのような方法でやれば一番良いのかというふうなことを模索しながらやっていきたいと,このように考えますので,この点も駅前を代表する市会議員の一人としまして,いろいろご知恵を拝借できればありがたいと,このように思います。  なお,100周年問題でございますけれども,先程来のご質疑のとおり山形駅は明治34年4月11日に開業して100周年を迎えるわけであります。誠におめでたい限りでありまして,また歴史的なことでありまして,立派ないわゆるフェスティバル的なものを開催したいと,いうことを考えておりまして,4月11日から15日までの5日間,これを記念式典をはじめ,鉄道模型試走や物産市,郷土芸能など,100周年にふさわしいフェスティバルを開催すべく現在作業中でございます。100周年という一つの区切りでございますので,さらに200年に向けてのお祝いということになるわけでありますので,盛大に,かつなるべく金をかけないようにしてやっていきたいと,こう思いますので,ご理解を賜りたいと思います。  最後に第一小学校の問題でございますけれども,これも山形市にとりましては非常に大きな問題であります。これは歴史的にも,文化的にも,教育的にも,あらゆることを考えまして第一小学校の問題につきましては,どのようにするかということ,非常に大きな問題でございます。これは我々山形市だけでは決められないと思いまして,山形県の意向も知事から直接お聞きをいたしました。知事の考え方は「遊学館のように,そのままにして施設を使えないか」とこういうような話もありました。そうするとあそこの建物は先程のご説明のとおり,東北では一番古い鉄筋コンクリートの建造物であります。したがって山形にとりましては,学術調査の意味からも登録文化財として大切なものであります。それを残しながら教育できないかと,いうことで耐震性とか,そういう調査をしました。ところがあのままでは授業はできないと,いうようなことでありましたので,やむを得ず現状のものを残して,それで新しい第一小学校を別に建ててやっていくしかないと,こういう判断から,その作業に現在入っております。そして,その中で今までの古い体育館をどのように使うかと,いうことにつきましては,先程お話ございました,いろいろなことがあると思いますけれども産業歴史資料館とか,今,加藤議員がおっしゃった産業歴史資料館とか,文化的なものとか,そういうものを全部あわせまして,一つの歴史的で文化的で産業的,欲深いですけれども三つを兼ねたものが分かるようなものを作っていきたいと,このように考えております。その他に新しい校舎を作っていきたいと,いうふうなことで現在作業を進めております。  以上,第一回の質問としまして,ご説明,ご答弁を申し上げました。以上です。 ○議長(中村幸雄君) 加藤賢一議員。 ○10番(加藤賢一君) ただ今,市長の方から私の質問に対して,答弁もれもあるわけですけれども,非常に,熱意,誠意のあるご回答をいただきまして,誠にありがとうございます。  ただですね,先程から私,申し上げているんですけれども,やっぱり秋田,青森,八戸が都市計画税も含めてと言いますか,都市計画税という名称がないわけですけども,山形では1.4,それを1.6という形で全市にくまなくやっていると。ましては30万人になりますと,事業所税というものが入ってきましてですね,これも先程の指摘のとおり資産税でございますので,そこら辺の兼ね合いをですね,十分考えながら30万人都市に向けてですね,やはり抜本的に改めると言いますか,検討すべき時期にきたのではないかと思いますので,再度その点に関しましてはよろしくお願いしたいと思っております。  先程の質問の中でですね,特にペデストリアンデッキの関係ですけれども,市の方は霞城セントラルから真っ直ぐ,西と東の機能を一体化するために1本つくるわけでありますけれども,県の方に南北のペデストリアンデッキをお願いしていると,いうふうなことで駅前商店街,町内会をはじめ,確か要望書を出していると思います。どういうふうな県の方から話があったのか,これがまず1点であります。それから第一小学校の件でございますけれども,ほぼ歴史的,文化的な博物館に関しましては市長もそういう形で検討するという話でありましたけれども,先程ですね,私の話としましては図書館と言いますかですね,どうしてもやはりそういう施設が他の地域では結構中心市街地にあって,それを利用しているケースが多い。例えば松山市などもそうだっと思いますけれども,そんな意味でやはり,遊学館は非常に利用率が良い。しかし先程話しましたとおり,旧山商跡地の方の利用が,どうしても限られているということで,図書館などが一つの中心市街地に人が,いわゆるこれからの高齢化社会でございますので,そんな意味でも人が寄ってくる施設にはなってくるのではないかと。それがまた中心市街地に賑わいを出しながら,老いも若きも,その中で山形市の中心市街地の買い物客として転化していくのではないかと思われるのですけれども,そこら辺についてはいかがなものでしょうか。 ○議長(中村幸雄君) 吉村市長。 ○市長(吉村和夫君) 先程の答弁で,ちょっと2点ほど間違った点を訂正させていただきたいと思います。一つは循環バスの実験運行事業費でございますけれども,12年度は350万円でしたが,今年度は230万円。これは料金収入等で利益が上がったのでそれで大丈夫だと,いうふうなことから,230万円でございます。先程350万円と申しましたけれども,慎んでご訂正を申し上げたいと,こう思います。  それからペデストリアンデッキでございますけれども,わが方でやるペデストリアンデッキは2カ年でやりたいという考えで,事業費は18億円であります。そのうち,今年度お願いするのは9億円と,いうことで提案しております。県の方では,県の方にもありますので,これはわが市道関係としたものですから,県道は県道でやってもらいたいと,いうようなことをお願いしておりまして,県の方もやるというふうなことを内々,考えているということを聞いております。これをやっていくのと同時に,始まってから,さらに強く県の方にも要望して立派なペデストリアンデッキというものを造っていきたいと,このように考えております。  なお,第一小学校のことにつきましての旧校舎につきましての使用法としましては,十二分に議員の考え方も入れましてやっていきたいと,こう思いますのでよろしくお願いいたしたいと。図書館の件はもう少し精査させて,我々も考えていきたいと思いますけれども,すぐ結論は今のところ出ませんので,あしからず,ご理解を賜りたいと,このように思います。 ○議長(中村幸雄君) 加藤賢一議員。 ○10番(加藤賢一君) いろいろとお答えありがとうございました。  今年は非常に大雪でありまして,市民の方々が大変難渋いたしました。が,市長の専決処分で英断を持ちまして,除雪費,排雪費,非常に増額いただきまして,市民の方々が大変よろこんでおります。そんなとこでですね,実は中心市街地,駅前から七日町を通りまして,ロの字型商店街の無散水消雪道路,これが非常に市民の方々に好評であります。以前,私も9年の12月のときも,この問題に関してちょっと見通しのお話しをさせてもらったわけでありますけれども,今回,長源寺通りをはじめ,駅前十字屋の東側が整備されまして,今後ですね,停車場桜町線,いわゆる明治パーラーから篠田病院前のところも3カ年計画に入っているということで,非常に雪対策にとりましては,大きな援助ではないかと思っております。またですね,ちょうど,七日町周辺になっているんですけれども,花笠通り飲食店,これは山形県内,山形市でも随一の飲食街でありますけれども,まだなっておりません。非常に観光客,並びにそれを求めている客がですね,非常に難渋しております。そんな意味で,まだまだこれから山形も無散水消雪道路を整備しなくてはならないと思うのですけれども,今後どのような計画でございますか。それも併せてご質問させていただきます。
    ○議長(中村幸雄君) 吉村市長。 ○市長(吉村和夫君) まず,議会に対してお礼を申し上げたいと思います。今回の排雪に関する多額の専決をさせていただきましたものがございます。議会の同意がなければできないわけでありますが,私たちと同じように,議会の方もお考えをいただきまして,そして除雪関係につきましては,まだ審議中でございますけれども,意見としまして,良いと,いうようなご意見をいただきまして,お礼を申し上げたいと。そういうようなことがあればこそ,専決処分がやれたと,こういうように私は理解をしております。そこで申し上げたいのが,気象庁のことを考えますと,このごろの気象庁は10のうち3つくらいしか当たりませんので,山形市の除雪体制,これは1月10日の初市,これを元にしてやった方が,一つの基準が出てくると,このような今回の例を踏まえまして,どんな大雪でも,今年は20年来の大雪でございますから,除雪体制をする基準を1月10日の初市,を中心としてやった方が良いのではないかなと,いうふうな考えから事務方の方で今後の体制はそういう体制でやっていきたいと,いうことをまずご報告しておきたいとこう思います。  そこで無散水消雪道路の件でございますけれども,駅前から十日町,七日町,旭銀座・長源寺通り,これはすでにできております。すずらん街,大手町,これもできております。東西,いわゆるコの字のものは,ご承知のとおりできておりますので,あと現在,山形停車場から桜町線,この件とか,残ったやつですね,今,精査しながら急いで頑張ってやっていきたいと,引き続きやっていきたいと,このように考えておりますので,ご理解をいただきたいと,このように思います。 ○議長(中村幸雄君) 加藤賢一議員。 ○10番(加藤賢一君) 今,大変,無散水消雪道路に関しましても,市長の意欲的な答弁をいただきまして,誠にありがとうございました。本当に今日,いろいろな質問をさせていただいたわけでございますけれども,市長の方から誠意あるご答弁をいただきまして誠にありがとうございます。  これを持ちまして,私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 以上をもって,加藤賢一議員の質問を終わります。(拍手)   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎宝沢啓輝君 質問 ○議長(中村幸雄君) 次に,「少子・高齢化社会を支える若者が定住する街づくりのために」,37番 宝沢啓輝議員。 〔37番 宝沢啓輝君 登壇〕 ○37番(宝沢啓輝君) 新世紀の夜明けを迎えた最初の定例会において,一般質問の機会を与えていただいた議員各位に,深く感謝の意を表させていただきます。  また,長年にわたって山形市の行政に参画され,市政の発展,市民生活の向上に大きく寄与されて,この3月をもって後進に道を譲り,退任される40名の市職員の方々に,市民を代表して,その労をねぎらい,今後,それぞれの分野において,さらなるご活躍を賜りますよう,心から念願する次第であります。  さて,ここ数年にわたり,とくにバブル崩壊後のわが国は,あらゆる面において,文字どおり,世紀末的様相を帯びた日々でありました。それだけに,新しい時代,21世紀にかける期待は大きかったわけであります。しかし,時代は変わっても,政治の混乱,経済の低迷は依然として変わらず,日本の基幹産業である農業をはじめ,商工業は,長く続いた不振,不況で,疲弊の極に達しており,社会面でも,暗い世相が連日のように報道されている現状に,国民は大きな不安を抱えております。  この時に,国は国民のために,市は市民のために,その不安を解消し,新世紀に賭けた夢,期待の実現に向けて,最大限の力をつくすのが行政の責務であり,私たち議会の務めであることは申すまでもありません。  厳しい財政事情は,国も地方自治体も変わりませんが,国では「財政構造改革元年」と位置付けた平成9年以来,地方財政対策においても厳しく歳出を抑え,公共投資基本計画の見直しもあって,今,地方が抱えている多様な行財政課題に,適正に対処されるかどうか不安視されているところであります。  本市は,4月からいよいよ特例市として新しいスタートを切るわけでありますが,本市の新年度当初予算は,国や県同様,歳入の伸びが期待されない中で,平成13年度末の市債残高を1,000億円未満に抑えた点など評価されますが,環境先進都市をめざす本市が,さらなる節減合理化を進めながら,「新重点プロジェクト」を積極的に推進し,総合的にして具体的に,市民福祉の向上を図っていくことを,市民は強く要望しております。厳しい財政の中で,掲げた政策をどのような順序と方法で実施していくのか,そこに市長の英知と決断が要求されるわけでありますが,私は,少子,高齢化,そして不況が続く中で,これを支えていく「若者が定住する街づくり」を進めるために,市長に,通告の順にしたがって,いくつかの質問をさせていただきます。なお詳細については,各担当部長から答弁をいただきたいと思います。  最初に,高齢者福祉の今後の進め方についてお尋ねいたします。  平成8年10月に市が,市民2,000人を対象に行った意識調査によると「重点行政課題への期待」で,「高齢者の福祉対策」が,第1位で58%にのぼっております。また,本年1月11日,この本議場で市内中学生による「中学生議会」が開催され,38名の生徒が質問に立ちましたが,その中で5名が福祉の問題を取り上げており,家庭や学校の中でも,いかに「福祉」が大きな課題になっているか,改めて痛感させられました。  日本の社会福祉の仕組みを根本から変える制度ともいわれた介護保険が実施されて約1年が経過しました。考えながら実施し,実施しながら考えていくというような制度でありましたから,当初から不安な面が少なくなかったわけでありますが,実施半年後の昨年10月に山形市で行った利用者のアンケート調査結果を見ても,期待と不安が交錯しているのが伺われます。  介護保険制度の基本理念が在宅介護にあり,家族介護の軽減が大きな狙いであって,その柱となっているのが訪問介護でありますが,この中で,夜間,とくに深夜帯の訪問介護利用者の減少が見えてきたと聞きます。それはもちろん,欧米との生活習慣の違いもあるでしょうが,このサービスの報酬単価が,他のサービスと比較して割高で,希望どおりに利用すると,他のサービスを減らさなければならないからというのも大きな原因とみられます。だから,在宅より施設に入所した方が安くつくと考える高齢者や家族が増えてきたと言われます。  国では,短期施設入所の利用日数の拡大や,訪問介護事業者指定の規制緩和,要介護認定手法の見直しなど,制度の手直しを進めているということでありますが,本市では,すでに,介護保険利用者の負担額軽減を実施しており,さらに新年度からは,保険の利用者負担が原因でサービス利用を抑制せざるを得ない人に,市単独で利用者負担助成金を支給するなど,他都市に比べて綿密に,積極的に対応されているのは評価されると思います。それでも,例えば,指定介護療養型医療施設に入所した被保険者が,介護保険と医療保険の利用の仕方など,なかなか分かりにくい面が少なくない現状であります。これから,在宅重視の環境づくりや,サービスの質の向上を,どのように進めていくのか,また,「要介護認定」を受けない,いわゆる,元気高齢者に対する施策を,どうやっていくのか。その基本的な面についてお尋ねいたします。  次に,子育て支援対策についてお尋ねいたします。高齢者が増えても,並行して子供がたくさん生まれ,若者が増加すれば,高齢化率は上がらず,財政も安定していくのは自明の理でありますが,「90年1.57ショック」の言葉が生まれて11年を過ぎて,この間,国では,少子化問題を「国民的課題」として取り組んできたものの,我が国の出生率は,依然として低下の一途をたどっております。少子化は,先進国の共通の現象とは言われますが,合計特殊出生率1.34という数字は,イタリアの1.19に次いで,世界で2番目に低い数字となります。少子化の大きな原因の一つに,女性の晩婚化傾向が挙げられております。親と同居して,いつまでも結婚しない若者を「パラサイト・シングル」と名付けた学者もおりますが,平成11年の国の調査では,2人だけの世帯が全世帯の20%を越えた一方,18歳未満の子供がいる世帯が,全体の30%を下回るなど,世帯の小規模化が進み,夫婦と未婚の子供が同居する世帯が増えているということであります。  結婚する,しない,子供を産む,産まないは個人の選択だとしても,女性が安心して結婚・出産できる環境の整備は,行政の役目になります。社会不安が広がる中,育児への負担感がさらに不安を生み,出生率低下の一因となっております。1年前に,ある新聞社が行った世論調査では,出生率低下は,「子育てや教育にお金がかかり過ぎる」が64%,「働く女性の出産や子育てを助ける制度や施設が不十分」というのが51%の数字を示し,30代女性の72%が,出産・子育て支援の不十分さを指摘しております。  また,平成10年7月に,山形市が,20歳以上の男女2,000人を対象に,「男女平等に関する意識調査」をやった結果を見ても,少子化の原因に「子育てにかかる費用の負担が大きいから」が約54%で最も多く,次に「子育てと仕事の両立が難しいから」が,約30%を占めております。  子供を産み,育てやすい環境づくりの一つに,児童手当の問題があると私は思います。本市の児童手当が,昨年の6月から,それまでの3歳未満までを,義務教育就学前までに改正されたのは大きな福音でありますが,第1子,第2子の月額5,000円,第3子以降の月額1万円の支給額を,とくに第3子以降を,もっと増額されないものか,まず最初にお聞きいたします。  また,乳幼児医療給付については,本市ではすでに,対象年齢を,単独事業として,3歳未満から就学前までに引き上げて実施しておりますが,今度,県でも,これを制度化して実施していく方針を示されたのは喜ばしいことであります。しかし,扶養義務者の前年の所得が330万円以内という制限があるわけで,これが緩和されないものか,県の制度とのかかわり合いもありますが,見通しはどうか,お伺いいたします。  子供を産み,育てやすい環境づくりで,大きな課題となるのは,女性の就業に関してであります。山形市をはじめ本県は,女性の就業率が高く,出産後も働く女性が多くて,夫婦共働き世帯率も高い数字を示しております。このため,育児・介護休業制度等への企業の取り組みが問題になります。国では昨年6月に,「男女共同参画基本法」を施行し,12月には,「基本計画」を策定しましたが,基本法では,地方公共団体の責務として,「その地域の特性に応じた施策を策定し,実施する」ことを求めており,本市では,平成10年に「男女共同参画都市」を宣言して,様々な対応をしてきましたが,本年1月31日には「山形市女性の施策推進協議会」の名で,市長に「いきいき山形男女共同参画プラン」を答申して,この中の第3章「基本方針と具体的施策」の目標3で「母性保護に関する労働環境の整備促進」が明記され,「企業・事業主などに対する母性健康管理の周知徹底」「職場における母性保護等についての啓発」を行うとあります。  これは,好ましい環境づくりの面から評価されると思いますが,これを具体的にどのようにやっていくのか,大略で結構ですからお知らせいただきたいと思います。  子育て支援のための施設で,最も市民の要望が高いのは,やはり保育所の問題であります。  本市では市立,民間立で22カ所,さらに無認可保育園20カ所を有し,これは他市に比べて決して少ない数字ではなく,新年度には新たに,民間立保育園に「子育て支援センター」を設置し,また2カ所で33名の定数増を見込んでいるなど,当局の努力は評価されますが,それでも,入所待機者が約200名もいると聞きます。乳幼児一人当たりの施設スペース,保育士の数と入所定数の問題なども含めて解決策はないのか,また,現在,休日保育をやっているのは民間立保育所1カ所だけということでありますが,休日保育,深夜保育,一時保育など,保護者の要望に応えるために,保育の充実について,最近,保育所とは反対に入園児の減少が見られている幼稚園との関連も視野に入れながら,今後どのように対処していくのか,それに,相当老朽化した保育園も見受けられますので,これへの整備計画も併せてお聞きいたしたいと思います。  さらに,乳幼児保育と同時に大事なのは,放課後児童の対策であります。平成11年の本市の統計では,本市の小学生の留守家庭児童の数は2,513名で,全児童の16.3%にのぼっております。これに対して,放課後児童クラブを設けて対応しているのは23カ所で886名ということであります。これは,留守家庭児童数の35%で,残りの多くの児童が,保護者のいない自宅か,他の方法で放課後を過ごしていることになり,これは,最近の,子供をめぐる社会問題が多発している中で,きわめて重要なことであると思います。新年度では,補助金の増額や,新クラブ4カ所の新設計画など,積極的に対応されておりますが,留守家庭児童の数からみて,まだ不足しているのが実態であります。退職された先生方の中には,もし小学校の一部を解放してもらえるならば,このような児童をボランティアとして指導してもよいという声を少なからず耳にします。これは,校舎の管理面など,教育委員会との係わり合いがありますが,児童の健全育成の面から,留守家庭児童の対策を,今後どのように進めていくお考えか,お聞きいたします。  次の質問は,中心市街地の活性化についてであります。これについては,先程,加藤賢一議員からも質問がありましたが,今なぜ,中心市街地なのか。この問題は全国的課題として,相当以前から論じられてきました。平成9年3月定例会でも私が,都市計画道路諏訪町七日町線をはじめ,市街地を取り巻く道路網の建設促進を含めて一般質問を行い,また多くの議員からも,提言や質問がありました。若者が集まる街が栄えるのは当然でありますが,山形市の中心商店街は,ここ数年来若者離れが目立ち,最近は,とみに人出が減っております。本市の北部と南西部に二大商圏が誕生してこれに拍車をかけ,山形駅前ビブレの撤退,七日町の山形松坂屋の閉店につながり,さらに空き店舗の増加が懸念されております。郊外の新商圏,とくに大型店の集客力が大きいのは,商品の数や駐車場の面から予想されたことであり,中心商店街が,郊外の新商圏と競うには,新しい商圏では満たされないものを目玉としていかなければならないのも当然であります。  平成11年に,山形大学人文学部の「街づくり研究会」が実施したアンケート調査では,中心商店街は,「買物を楽しむことができない」が75%を占めており,その理由として,「商品の数が少ない」「時間を楽しくつぶせる場所がない」「駐車場が不便」というのが大きな数字になっております。  「都市が拡大しながら人口を吸収する都市化の時代は終ろうとしている。商業の衰退や中心性の喪失等に見られる中心市街地の空洞化や都市機能の無秩序な分散立地,今日まで継承してきた歴史的な建造物や町並みの喪失など,様々な問題を抱えている。さらに今後とも無秩序に都市機能が分散立地し,低密度な市街地の拡大が続くならば,行政投資の増大もさることながら,エネルギー使用量が増大し,環境に大きな負荷を与えることになり,その結果,一方では美しい農村の風景が崩壊し,また一方では,中心市街地をいっそう空洞化させ,街の顔を喪失させてしまう。  これは,昨年10月に策定された「山形県新総合発展計画後期プロジェクト」に盛り込まれた「コンパクト交流文化都市構想」の一文でありますが,この中で,街中での住宅整備,公共施設の中心部への配置,駐車場の整備などを挙げ,「買物目的だけでは街の賑わいはつくれない」という考えから,街中に残る建造物を活かした景観形成,文化的資源の発掘,発信など,文化や歴史を活かした都市づくりを提言しております。  また,このほど県が行った「21世紀の山形らしい都市づくり」についての調査でも,中心市街地の活性化対策で,「渋滞のない道路環境と駐車場の整備」,とくに女性からは,「文化施設,役所,病院など,公共施設の集積」を望む声が最も多い数字を示しております。まさに都市の歴史は,そこに居住する人々の誇りであり,アイデンティティーの形成につながるといわれます。また,アメニティを求める人々の心に訴える文化的資源であり,街の賑わいと,人々の交流の拠り所となるはずであります。  加藤議員が先程,第一小学校現校舎の活用について質問されましたが,私も,これを,たとえば松本市の開智学校のように,文化教育資料館として整備し,文翔館や旧山形師範学校本館などの歴史的建造物とリンクして,駐車場建設も考慮しながら,「市街地回遊観光」の目玉として位置付け,市街地活性化の起爆剤としてはいかがかと思いますので,この点について,申し訳ございませんが改めて,市長のご答弁をいただきたいと思います。  次の,七日町「721計画」につきましては,先程,加藤議員が質問され,市長から詳しくご答弁がございましたので省略させていただきたいと思います。  このたび山形市が,経済産業省が新年度から始める「ICカード普及によるIT整備都市研究事業」の実施都市に選ばれ,年度後半にはICカードが市民に発行されるということでありますが,これにより,さらに大きな行政サービスが期待されると同時に,民間サービスの面でも,中心市街地活性化対策の一つとして活用されるわけであります。これまでも山形市では,ワンコイン循環バス運行やナイトバザールなど賑わい創出,また買物券や駐車券など共同事業を支援してきましたが,これが,ICカード利用により,さらに事業の進展が見込まれると思います。  ところで,当面の問題として,このICカード利用を,いかに多くの市民に理解していただき,定着させていくかということだと思いますので,これについてのお考えをお聞きしたいと思います。  最後の質問は,中心市街地に限らず,街の発展に欠かせない,本市の交通アクセスについてであります。私はこれまで「戦後半世紀の間,山形市で最も遅れてきたものの一つが道路づくりである」といつも申し上げてきました。  山形市は,山形駅を起点に「ロの字型」の市街地を中心として発展してまいりました。この中心市街地を走る道路で,国道112号や,都市計画道路山形停車場松波線,また,美畑天童線の一部などは歩道の電線地中化,消雪などの整備が進められておりますが,南北を結ぶ幹線道路の諏訪町七日町線,旅篭町八日町線は依然として旧態のままであります。都心幹状道路と位置付けられているこの2本の道路は,文字どおり,本市都心,すなわち,山形市の市街地の消長に大きくかかわっております。幸い諏訪町七日町線は,産経新聞社以南は,市の十日町区画整理事業,ならびに山形停車場松波線の整備と連動して進められ,産経新聞社から三鴻深瀬菓子店の区間は,今年度中に用地測量を完了し,新年度中には,事業認可申請のための協議に入る予定と聞きます。  メーンストリートの国道が一方通行であるという不名誉なイメージを一掃し,若者が定住したくなる,活力ある街をつくるためにも,この道路の建設改良は急ぐべきであると思いますが,見通しはどうなっているのかお聞かせいただきたいと思います。  また,旅篭町八日町線は,駅環状の一翼を担う,十日町双葉町線や東原村木沢線,さらに双月志戸田線,旅篭町千歳橋線とも関連する重要路線であります。  一部国道112号と重なり,山形新聞社前の交差点改良とも関係しますが,これの見通しについてもお伺いいたします。  さらに,双月志戸田線であります。これも旅篭町千歳橋線と関連しますが,この道路は,東北横断自動車道と東北中央自動車道を結ぶ,最重要広域幹線道路であります。そして,本市都心部と郊外を結ぶ交通アクセスであるばかりでなく,児童・生徒の通学路でもあって,朝夕ラッシュ時の交通渋滞は深刻化しております。本市の県都としての機能を満たし,市勢発展の面からも,施工主体である県に強く要望し,早期整備を図るべきと思いますが,どのようなお考えかお聞きいたします。  さらに,都市計画道路に限らず,市内の道路は,歩道も幅員が狭く,これの改良は,昔から市民の切実な願いになっております。  冒頭に申し上げた,市民の「重点行政課題への期待」では,「高齢者の福祉対策」に続いて多いのが,「道路・側溝の整備」でありました。本来,道路とは,人も車も,安全で便利で快適なものが望ましいわけでありますが,これを満たす道路は,滅多にお目にかかれないのが実態であります。この冬のような大雪の年は例外としましても,高齢者,障害者や子供たち,そこを通る人たちに優しい道路づくりが,今の,そしてこれからの,山形市の発展を促す大きな課題であると思います。  たとえば,山形駅東口前交通のアクセスでありますが,駅舎に向かう横断歩道は,南側と北側に1カ所づつしかなく,あとは,旧ビブレ前の地下道だけであります。これは以前から,障害者や高齢者だけでなく,一般通行人にも不便をきたしております。平成14年度完成を見込んでいる,ペデストリアンデッキともかかわりを持つと思いますが,この地下道のバリアフリー化などできないものか,これの整備方針はどうなりますか,お聞きいたしたいと思います。この他,山形市の道路建設整備につきまして,大局的に,どのような構想を持っておられるのか,これは建設部長にお聞きしたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。  ご静聴ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 吉村市長。 〔市長 吉村和夫君 登壇〕 ○市長(吉村和夫君) 私を含めまして,高齢化社会で生きていく,非常に関心のあります質問に対しまして,機微に触れてご意見を入れての質問をありがとうございます。これは本当に私今,申し上げましたのは深刻であります。なぜかというと,山形市の人口は現在25万5,000人,そのうちで有権者は20万人なんです。したがいまして,5万5,000人しか19歳以下はいないという人口構造になっております。しかもその20歳以上の中で,65歳以上が5万人ということになりますと,もう少子化どころか,大変な人口構造になっているということを議員の先生方は,ほとんどご承知と思いますけれども,これは本当に認識をしていかないと大変なことになると,思っている一人でございます。幸いにして,65歳以上の5万人の中で,今,前段に出ました,介護問題出ましたけれども,介護保険を受けているのが6,000人,したがって元気なお年寄り,4万4,000人いるということ。これまた非常にありがたい限りでありまして,そういうことを頭に入れながら,質問に対してご答弁をしていきたいと,このように思います。  まず,最初の高齢者福祉対策でございますけれども,今,申し上げましたとおりに,本当に私も入っておりますが,本当に大変大事なことだと,いうことを申しておりまして,介護保険がされましてから,1年になりますけれども,その中で,在宅重視の基本理念というものを変わっておりません。我々も在宅重視の基本でいこうと,いうようなことで,現在もやっている次第でございます。これは山形市高齢者保健福祉計画というものがあります。これに基づき,現在やっているわけでありますけれども,環境整備,介護サービスの基盤整備,併せまして,施策を進めていきたいと。ちょっと細かくなりますけれども住宅生活の環境づくりとしましては,住宅の中でバリアフリー化を始めていきたいと。おかげさまで,もう倍以上の申し込みがありまして,本当に山形市の中では元気なお年寄りから見れば,快適な生活ができているのではないかと,このように考えております。それから,ヘルパーとかありますけれども,ホームヘルパーにつきましては,これは基盤整備の中に入ります。現在,特別養護老人ホーム1カ所,痴呆性高齢者グループホーム5ユニット,1ユニットは9人が一組になっております。通所介護1カ所等の整備を現在進めております。今後は計画の見直しなどを検討して,本当に万全を期してやっていきたいと,こう思いますけれども,やったばかりでありますので,今回予算に計上しております介護保険に対する見込み違いもございました。当然,入所が多いと思った人が減ったと,そういうようなこともあります。したがって,まだ1年なっておりません,4月1日で1年でございますから,その中でいろいろなことが出てきますので,そういうものを精査しながら,今後,しっかりした介護保険導入による,山形の介護というものをつくりながら,元気なお年寄りというものについて取り組んでいきたいと,このように考えております。  新規としまして,健康づくりの面では,現在,市が実施している健康検診とか,健康教育,健康相談,訪問指導などのサービスを要介護予防の視点から,推進しております。特に平成13年度は高齢者インフルエンザ,今,非常に風邪がはやっております。そういうものに対する接種事業についても実施いたしたいと,このように考えております。そういうことを考えながら,今やっておりますけれども,さらにもう少し精査しながらやりたいと,このように考えております。いろいろな問題が出てまいると思いますので,一つ,私たちも勉強しますので,議会からもいろいろなご提言を願いますとありがたいと。なにしろまだ1年になっておりませんので,よろしくお願いいたしたいと,こう思います。  それから,子育てに対することでございますけれども,これまた非常に大事なことでありまして,私の今度の新重点プロジェクトと中にのびのび環境プロジェクト,子育て応援計画というものを入れてあります。次代を担う子供たちを安心して産み,育てやすい環境づくり,そのために頑張っていきたいと,このように考えております。児童手当の他に乳幼児医療給付の拡大に対しましては,まずチャイルドシート購入費の助成制度をやりました。これも引き続きやっております。保育料の負担軽減としまして,約30%の施策を実施しております。児童手当につきましては昨年6月から,支給対象年齢を従来の3歳未満から,小学校就学前までに引き上げました。さらに,今年6月からは所得制限も緩和され,支給対象児童も大幅に拡充されております。今後におきましても国の動向に合わせて,適切に対応していきたいと,このように考えております。乳幼児医療制度の所得制限緩和についてでございますけれども,この制度の充実をはかるために,県内一律に所得制限の緩和が図られるよう,引き続き重要要望事業として,要望をしていきたいと,このように考えております。  男女共同参画の街づくりで,「男女共同参画のまち山形」をつくるために,ぜひそれを実現しなさいというご提言でございますけれども,まったくそのとおりでありまして,現在私が就任して1年と1カ月になりますけれども,私が就任してから,変わった委員会,これには女性の3割を入れております。4割というふうな話が答申されましたけれども,その4割に向かって頑張っていきたいと,こう思いますけれどもなかなか大変であります。一つの例を上げますと,山形市の職員は現在2,481名が定員でございますが,女性が800名おります。その中で,良いことなんですけれども夫婦で勤めておられる方々が7割くらいおります。非常に良いことだと私は喜んでいる次第でございます。ただこれを他の企業に対して言うことは,ちょっと私としては意味が違うのではないかと。市はこうですよと,真似しろというと内政干渉になるし,こうしてくださいということは企業に対しては言えないので,山形市はこうですよという取り組みの姿勢は大いにアピールしながら啓発をしていきたいと,できるだけご婦人が参画した社会というものが好ましいわけでありますから,そういうものをするためには,そのような努力をしていきたいと,このように考えております。ただ,押しつけとか,これというのはなかなか,内政干渉になりますので,その辺ちょっと今からいろいろ勉強して取り組んでいきたいと,こう思います。  保育園の問題でありますけれども,私も過日,保育園を見てまいりました。つくも保育園と白鳩保育園を見てまいりまして,私なりにある程度考えを持って今回の予算措置に望んだ次第でございました。質問の中身は定数を超えて待機している児童がいるので,その人を100%入れなさいと,いうふうなご質問ではないかと思いますけれども,私たちの調べでは,だいたい200人~300人ですね,そのうちで今回いろいろお願いしまして,増員をお願いしまして,120名,市の方が10カ所ありますから,民間立が22,先程おっしゃったとおりでありますので,お願いをしまして,120名くらいは消化できると,あと残りの80名,その中で,50名くらいは選ぶ方がいるわけです,父兄がですね。あの保育所は嫌だ,この保育所は良いと,それがないと大丈夫,全員は入れるということでありますが,我々もご父兄に対して説得しますけれども,それが一番大切なことだなと。やっぱり選ばれますと,なかなか全部が消化できるということになりませんので,その点ご協力,議会の先生方からも協力をしていただきたいと,このように思います。待機者が一人もいないということになれば,すばらしい保育実績になるわけですから,よろしくお願いいたしたいと,このように思います。現在,時間の休日の保育と深夜保育,山形市の方では,つばさ保育園が時間の延長をやっております。午前7時から午後7時までと,いうことでやっております。全部というとなかなか大変でございまして,なにしろ今から週5日制になりますと,企業もおそらく週5日制になるでしょうから,その間どうするのかという問題もありますけれども,休日はやっぱり休んでもらって,子供さんと一緒に,親子が一緒に遊ぶということも大事なことではないかと,こういうことを考えている一人でございます。  それから中心街の問題でございますけれども,先程,加藤議員の質問にも答えましたけれども,重複しますので,時間もありませんので,ご提言のありました松本市,開智学校,これは私見ておりませんので,事務方に議会が終わりましたら,長野に行って見てこいと,松本に行って見てこいと,そこは教育県でございますので,ぜひそれは見た上での取り入れをしたいと,こう思います。旧山形師範学校本館等の歴史的建造物につきましては,これは垂石さんと一緒に建設にかかわった一人でございますので私も承知をしております。ただこの開智学校だけは分かりませんので,1回,教育委員会の方から見てもらいまして,そしてそういう博物館的な建物が旧第一小学校の旧校舎でやるということができるかどうかということを入れて検討したいと,このように思います。  それから道路の問題,中心街の問題もこれも,これ宝沢議員からの答弁の指名が,会田健康福祉部長と,伊藤建設部長と,岡崎都市開発部長と,ありますが,後ほど申し上げますけれども,池野部長,これは今答弁しながら申し上げます。具体的に申し上げますと,出ました例の道路の問題でございますけれども,具体的な諏訪町七日町線,これは三鴻深瀬から産経の山形支局まで530mの区間でございますけれども,13年度中,事業認可を申請しまして,下りましたらただちに入りたいと,このように思います。その先はそれを見まして,同様測量入るかどうかということも考えながら,地元と相談しながらやっていきたいと,このように考えております。旅篭町八日町線の件でございますけれども,豊田アーチストから八日町までの間は,これは市のものでございますけれども,県でやるか,市でやるかということで,ちょっといろいろな問題がありますので,この辺,少し精査をさせてもらいたいと,このように思います。諏訪町七日町線でございますけれども,完成まで5年間と我々はふんでおります。それから双月志戸田線につきましては,山新角を整備いたします。昭和橋の問題もありますけれども,これは30mの幅員に都市計画決定しているんですね。国道でありますから,なるべく急いでやるということを要望しますけれども,わが方はとりあえず山新角を整備することに着手したいと,このように考えております。  あと一番今,当面して大事なことは,山形市が電子市役所をつくるために,最も求めておりました,ICカードの件でございます。まったくタイミングが良くて,どうしようかなと迷っていた矢先でございました。東北では46全部で,はじめ10ということを旧通産省ですね,経済産業省が考えていたのですけれども,46の希望者があったと,その希望者の中で10くらいと思ったのがどうにもならなくて,21決定したわけであります。東北では山形市と会津若松市というふうなことになりました。非常にありがたい次第でありまして,いよいよそれを中心としたIT革命ということもありますし,山形市を電子市役所にすべく,頑張っていきたいと。これまた1週間前でございますので,このことについて担当しております池野企画財務部長の方から答弁をさせたいと思いますので,よろしくお願いいたしたいと,このように思います。  以上,与えられた私に対する質問をとりあえず終わりたいと思います。 ○議長(中村幸雄君) 伊藤建設部長。 ○建設部長(伊藤光一郎君) 道路整備について申し上げます。山形市の骨格となる国道や県道などの幹線道路につきましては,重要事業として国,県に要望してまいりましたが,引き続き整備の促進を要望していく必要があると,考えております。そして中心部の幹線道路につきましても,都市計画道路を県と市が役割分担をしながら整備をしているところでございます。山形市の道路整備方針といたしましては,これらの幹線道路の機能を補完し,交通ネットワークを図ったり,広域都市圏内の交流を促進したりする道路の整備を中心に,質の高い新たな交通軸を形成するべきものと考えております。また,交通渋滞を解消し,経済効果を高める道路,国,県,市が進める開発計画や各種プロジェクト等関連する道路など,魅力ある街づくりを支援する道路の整備も欠かすことができません。さらに,市民の住環境の向上を図り,暮らしの安全を守る道路の整備,これらも必要と感じております。緊急車両や福祉サービスの車両が通行できない道路の解消,高齢化社会に対応したバリアフリー仕様の道路,防災・防火に配慮した道路などの整備を進める必要があり,これによって安全で安心できる地域社会を形成できるものと考えております。道路の整備は環境先進都市を実現するのに,もっとも基本となる社会資本だと認識しております。以上でございます。 ○議長(中村幸雄君) 池野企画財務部長。 ○企画財務部長(池野勇男君) それでは私の方からICカードの活用をどのように市民に周知し,定着させていくのかというような,ご質問に対してお答えをしたいと,いうふうに思います。このたびのICカードの普及,研究事業につきましては,この事業を私どもは電子市役所の構築と地域情報化の進展に向けた,大きな契機として活用してまいりたいと,いうふうに考えております。今回の実証実験計画は現在,約15万枚交付しております印鑑登録手帳,これをICカードに一斉に切り替えるとともに,公民館などの市民の身近な場所で,住民票とか,あるいは印鑑登録証明書を自動交付するシステムを,ぜひ実現していきたいと,いうふうに考えております。これに加えて,民間系のサービスといたしましては,実証期間中につきましては中心市街地の活性化と関連したサービス導入の研究を進めてまいります。もらって良かったと言えるようなICカードを作り,その普及とPRに努め,進めてまいりたいと考えております。ICカードはカードを使ってサービスを追加,変更することが比較的容易に行えるため,この1年の実証期間終了後においても,新規サービスの提供に対して柔軟に対応することが可能でありますので,行政と住民の共創,あるいは共存による地域情報化の道具として活用してまいりたいと,いうふうに考えております。カードの発行,運営につきましては,民間系のサービスの拡大等を今後考慮いたしまして,すでに市内にITを活用した地域活性化方策を研究するため,産学官,60団体で構成する「バーチャルシティやまがた研究会」というのを,平成12年に結成されまして,これまで研究を重ねてきております。したがいまして,これらが参加する企業が中心となって,新法人を3月下旬に設立のうえ,進める予定となっております。設立世話人会では実証実験までに増資を行い,広く地域情報化推進に賛同する,地元企業の資本参加などを求めていく方針でありまして,本市といたしましても,今後,出資することなども視野に入れながら積極的に支援してまいりたいと,いうふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(中村幸雄君) 宝沢啓輝議員。 ○37番(宝沢啓輝君) 大変,懇切なご答弁でございまして,ありがとうございました。二,三再質問させていただきます。それは先程も申し上げましたが,少子化対策としましての,第3子以降の児童手当,これをやはり何とかもう少し増額されないものかと,これとですね,県が今度,新年度から幼稚園の早朝保育とか,それから夕方保育に補助金を出すと,いうふうなことでありますが,この幼稚園と関連して,先程,延長保育ですか,そういったものも今後の課題として検討されないのか,ということは,さっきも市長が申されましたが,山形市に行けば子供が産みやすいと,あるいは子供が育てやすいのだと,いうふうな風土をつくる意味におきましても,思い切ってこういった面で予算を計上してもらえれば,その関係する,お母さん方ではなくて,山形市民そのものが非常に息が上がるのではないかなと,いうような考えでございます。  それからもう一つなんですが,介護保険,これ市長が先程,山形らしい介護方式をつくると申されました。大変心強いお言葉でございますが,実は女性の皆さん,あるいは議員のみなさんもご案内と思いますけれども,約2年前ですが,市長の代わりはいても夫の代わりはいないと,いうふうな言葉を残して,4期努めた,大阪の高槻市長の江村さんが退任されたのですが,これは非常に私,重く受けとめております。つまり高槻市というあれほど大きな市のトップにありながら,それよりも自分の家内と言いますか,そういったひと一人の命の尊さにかけたと,いうふうな意味で非常に重く受けとめておりますが,この中で江村さんは市長当時から,非常に疑問に思ったと言っております。それは介護保険のいわゆる一律の介護保険制度。これに対して国にも相当具申したらしいのです。しかしながらやっぱり国の方針ということで,従わざるを得なかったと,いうふうなことでありましたが,やはりさっき市長が申されましたように,山形の介護と,山形らしい介護というふうな意味から,私は国の方針とは沿わない面が出るかもしれませんが,そういう全国一律ではない,山形の介護保険というふうなものを一つぜひ作っていただきたいと思うのです。そういったことを含めまして,もう一度ご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(中村幸雄君) 吉村市長。 ○市長(吉村和夫君) 宝沢議員の考えておられること,私,まったく同感なんです。介護の精神はヒューマニズムだと思うんです私。ヒューマニズムがない限りは,形だけでは絶対できないと,いうようなことからいろいろ児童手当の問題もありましたので,私見てきました,施設を。良いところと悪いところ,それから私立と公立と,いろいろありますから,見てきまして非常に感を深くしております。いずれ具体的な政策を出して,そして議会の方にご相談したいと,こう思っております。なお,手当のことでございますけれども,ちょうど通告の中に会田健康福祉部長が入っておりましたので,君が懇切ていねいにやるようにと,こう言っておりますので代わってさせますので,よろしくお願いいたします。 ○議長(中村幸雄君) 会田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(会田佐武郎君) 児童手当の額につきましては,今,第3子が1万円でございますが,額の改定につきましては国の方の動向と合わせて考えていきたいと,いうふうに考えてございます。ただ,6月からは所得制限の緩和によりまして,相当数対象者が増加になります。今現在,児童手当の受給者は子供さんで,約1万人が該当しておりまして,親御さんの数では7,300人です。現在そうなんですが,今後,6月からの改正では1万3,800人が見込まれまして,親御さんで約1万人というふうに拡大されます。そういったことで相当児童手当の恩典が受けられるのではないかと,いうふうに考えてございます。 ○議長(中村幸雄君) 宝沢啓輝議員。 ○37番(宝沢啓輝君) ただいま,市長並びに担当部長の方から非常に力強いご答弁をいただきましたが,時間の関係もありますので,ぜひ,ただいま答弁されましたことを施策の中で実施していただきたいと。そしてあくまでもこれが山形市なのだというふうな一つの独特ある政策として推進していただきたいと,いうことを提言しまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 以上をもって,宝沢啓輝議員の質問を終わります。(拍手)  この際,午後1時まで休憩いたします。     午前11時57分 休 憩  ――――――――――――――――――     午後1時     再 開 ○副議長(佐藤義久君) 休憩前に引き続き会議を開き,一般質問を続けます。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎石澤秀夫君 質問 ○副議長(佐藤義久君) 「『環境先進都市をめざして』の具体化に向けて」ほか1項目について,12番 石澤秀夫議員。 〔12番 石澤秀夫君 登壇〕 ○12番(石沢秀夫君) 2001年1月1日午前0時,私は駅西カウントダウン会場で,多くの市民の皆さんとともに,感動と興奮の中で,新世紀を迎えました。21世紀が世界人類にとって,平和で安全で安心して健康のうちに暮せる社会であることを祈りつつ。  20世紀を振り返ってみると,世界中が戦争や紛争に明け暮れ,地球環境を痛めつけた世紀でした。日本においては,戦争という暗い影を落とした時代を経て,国民の努力と科学技術の長足の進歩により,一定の豊かさと経済繁栄を得ることができました。その反面,環境破壊や一極集中,地域崩壊,社会的モラルの低下や心のひずみをもたらしました。  21世紀はまさに,これらのことをどう克服していくのかが問われています。自治体もまさにこのことを十分に意識した,地球環境と人にやさしい街づくりを求められています。  今話題の田中康夫長野県知事が支持率,86.8%という,高い率を示しているわけでありますが,支持率一桁台の人から見れば,うらやましい限りだと思います。知事室を1階にして,みんなに見えるところにしたという,パフォーマンスの話題性や連日マスコミに取り上げられると,こういったようなことばかりでなく,自分たちの気持ちを見てくれる,という目で長野県民は知事の一挙手一投足を期待を込めて見守っているのではないでしょうか。田中知事の透明性,県民との対話,市民の目線で分かりやすい,福祉予算70%台,生活関連90%台の増という新年度予算など,従来の形にとらわれない新鮮さと期待感が込められていると思います。  さて,吉村市長についてであります。3階の市長執務室の壁を取っ払い,市民に開放し,新清掃工場建設場所選定の管理者会議を公開にするなど,透明性と分かりやすさを求めていることに敬意を表したいと思います。市長は,これからの市政運営の指針として,「環境先進都市をめざして」と題した新重点プロジェクトを策定しました。また,新年度には,大幅な機構改革を行い,いよいよ吉村カラーが発揮されるものと思います。  私はこのことを踏まえつつ,新重点プロジェクトの具体化に向けて,7点にわたって市長に質問をいたします。  第1点目は,資源循環型社会への取り組みについてであります。  21世紀は「環境の世紀」と言われるように温室効果ガスの削減,資源の有効利用というテーマが,自治体にとっても市民にとっても重要な課題となっています。  「循環型社会基本法」が昨年5月26日成立しましたが,この基本法は,資源の消費を抑え,環境への影響が少ない「循環型社会」を構築することが目的ですが,建設資材,食品,容器包装,家電等の各リサイクル法やグリーン購入法など7つの個別法を束ねるものです。これを受けて政府は2003年までに「循環型社会形成の基本計画」を策定するとしていますが,当然自治体においても,これに合せた個別具体的な方針が確立されなければならないと思います。
     このような状況を踏まえつつ,市長はこの4月からリサイクル推進室を新設されるわけですが,リサイクル・ごみ減量化に向けたきめ細かな市民ニーズに添った具体的な施策の展開を強く求めたいと思います。  そこで伺いますが,環境への負荷が少ない製品を優先して使うよう義務付けたグリーン購入法に基づいて,文具や機材や車両など,グリーン製品を優先して購入できるような財政措置を含めた対策を講じるべきだと思いますがいかがでしょうか,お聞かせください。  次に,今や地球温暖化防止は全人類的な課題となっています。CO2を排出する化石燃料の消費を減らすため,脚光をあびているのが自然エネルギーです。特に日本においては,太陽光発電が政府,自治体,電力会社の設備補助金制度もあって,世界一の設備容量を誇っています。山形市においては,家庭太陽光発電への支援策はどうなっているのか,また,市の施設建物にも積極的に取り入れるべきではないかと思いますが,お尋ねいたします。  2点目は,バリアフリーの環境づくりについてです。  昨年11月25日,「高齢者,身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」という長ったらしい法律が成立施行されました。いわゆる交通バリアフリー法です。これをはじめ,最近,新築の公共施設,ビルのバリアフリー義務付け,国土交通省法,改正進めるとか,都市部の新設道路においては,歩道・自転車道を義務付け,車優先を転換などの新聞記事が目立つようになってきています。  果たして山形市の交通バリアフリーはどうなっているのか。道路や公園入口の段差解消,誰でも乗り降りしやすい低床バス,今年は豪雪だったこともありますが,通園通学路が非常に危険だったという指摘が多くあります。交通渋滞によるイライラ,ストレスもかなりあり,山形駅は下りのエスカレーターがないなど市民の声が寄せられています。ぜひ,改善をしてほしいと思います。  特に交通渋滞解消は多くの市民の強い要望であります。  青信号5回に1台しか進まないなどという所もあったり,交通渋滞解消は二酸化炭素の削減,時間の有効活用などの面からも重要な緊急の課題であります。その解決策として先進都市では,市街地の入口に大きな駐車場を設け,そこからシャトルバスで目的地に向かうとか,バス専用レーンの確保など,市街地へのマイカー乗り入れ自粛と公共交通の整備に力を注いでいます。山形市内の車の台数のピークは平成16年と聞いておりますが,それに対応するための,例えば十日町双葉町線の道路整備をはじめ,道路網の整備も必要でありますが,先程言いましたような,何らかの対策を講じるべきではないかと,いうふうに思いますので市長の所見を伺いたいと,このように思います。  公共交通手段がないために市街地へなかなか出かけられない交通弱者がたくさんいます。昨年の3月議会でわが会派の武田一夫議員の一般質問でもあったように,バス路線から外れている郊外地域やバス停から一定の距離にある地域と市街地を結び,あるいは住宅地を縫って走るコミュニティバスの運行に向け,本格的に検討してはどうでしょうか。その際,低床バス,あるいは停留所周辺にポケットパークを設けるとか,利用者に利用しやすい配慮もしてほしいと思います。この事業は,武蔵野,金沢,萩など多くの都市ですでに実施され,大好評を得ている,ということも付け加え,市長の取り組む姿勢をお聞かせいただきたいと思います。  介護保険導入の際,元気な高齢者の生きがい対策をどう進めるかが議論されましたが,その割には,これと目につくようなものがないように思います。そこで私はパークゴルフをお勧めいたします。平成になってから全国的に爆発的に普及したのがパークゴルフ場であります。残念ながら山形県内ではたった一カ所,飯豊町にあるだけであります。パークゴルフとは,芝生があり,バンカーがあり,池があり,ホールがあるところはゴルフと同じですが,ボールは大きく芝生を転がすだけ,18ホールで約1町歩,老若男女誰でも手軽にできるゴルフです。  私は一昨年2度にわたって宮城県田尻町のパークゴルフ場を視察し,9月の一般質問でも,山形県内初のパークゴルフ場をと訴えましたが,飯豊町に先を越されました。その飯豊町では今年パークゴルフ東北大会が開かれるとのこと。  田尻町では,町長がたまたま北海道に行った際,パークゴルフに出会い,これは町の人から喜ばれるぞ,健康増進で医療費の削減にもつながる一石二鳥の事業だと直感し,早速町長の即断即決で,町の高台にある花見,芋煮の名所,加護山公園にレストラン,売店,宿泊,お風呂付のクラブハウスを備えた36ホールのパークゴルフ場を平成4年にオープンしましたところ,押すな押すなの大盛況,平成11年度の入場者数は3万9,000人を数え,1日プレーしても300円という,そういう状況なのに町からの開発公社への補助金は年間2,100万円と,こういうふうな状況であります。ちなみに,本市の友好姉妹都市中新田町でも今年5月オープンを予定しているとか。また,田尻町ではさらに18ホールの造成中であり,隣の町も建設をしている大変なブームであります。見晴らしの良いところで,良い空気を吸って,心身ともにリフレッシュするパークゴルフが1番です。市長,ぜひ,今年5月には中新田のパークゴルフ場を訪れてはいかがでしょうか。前向きに取り組んでいただくようにお願いを申し上げます。  3点目は,宅地政策,土地利用についてであります。  村木沢地区に「田園定住区構想」に基づくミニ住宅団地の造成が開始されました。小,中学校の生徒数の減少に歯止めをかけ,地域の活性化につながるものと期待をしております。  さて,最近よくこのようなことを耳にするのですが,それは馬見ヶ崎,白山,吉原に続いて芸工大前,成沢そして昨年暮れ,嶋土地区画整理事業が立ち上がりました。それに加え,1,700戸,7,000人の山形ニュータウン,田園定住区も村木沢含め7カ所,優良田園住宅促進法に基づく8カ所,中心市街地には高層マンションが林立,一方,少子化,大きな企業誘致も見込めないなど人口の伸びも期待できない中で,一体どこから人が来るのか,という心配も含めた話であります。私も同感であります。  そこで市長にお伺いをいたします。新年度予算の中に,北部地区土地区画整理事業(べにばな団地)を推進する基本計画策定に向けた予算が計上されていますが,先程申し述べましたような状況のもと,本当に大丈夫かという声もありますので,ぜひ,市長のその後の見通しについて,お聞かせをいただきたいと思います。  昨年5月,民間開発ですが,明治地区中野目に「ガーデン赤坂」というハイカラな名称の宅地を売り出しましたところ,146区画がほぼ完売しました。坪単価9万7,000円という値段に魅力があったのではないでしょうか。良質で安価なサラリーマンが入手可能な宅地の造成こそ求められているのであります。  そこで私はまず,田園定住区の候補地,村木沢以外の6カ所を早急にこの事業を展開すべきだと思います。また,農村の現状をみると,広い屋敷に広い家,住んでいるのは老夫婦という光景も少なくありません。むしろそこには,優良田園住宅促進の好条件があるのではないでしょうか。大型の区画整理事業よりも,きめ細かな宅地政策こそ市民が求めている宅地政策だと思いますので,併せてご検討いただきたいと思います。  4点目は,水辺に遊ぶ空間を求めてであります。  今年1月から環境事業団山形事務所が市役所9階に開設され,仮称西公園が16年の完成に向け本格的に動き出したものと西部地区の期待をこめて歓迎するところであります。私は,この西公園を起点にして,須川,富神川,富神山,ユキツバキ,ミズバショウが群生する白鷹山麓を,都会の人が憩い,自然を求めて子供が遊ぶ,そういう場として一体的に整備したらどうかと,いうふうに思っております。  以下2点にわたって要望も併せてお伺いをいたします。  一つは,白鷹山山麓に群生するユキツバキは,山形が北限とされ,学術的にも貴重なものと聞いております。季節の良いさわやかな5月,地元では盛大にユキツバキ祭りが行われますが,是非この一帯を自然公園として整備してはどうかということであります。  もう一つは,須川の浄化と温泉についてであります。  昨年11月,須川沿岸改修議員連盟による秋田県玉川浄化施設を視察してまいりました。玉川の場合は石灰による中和でありましたが,国土交通省においても,カキ貝の殻を使った実験をしているということを、以前に聞いたことがあります。山形市内を流れる最大の川「須川」の水の浄化は,25万市民の憩いの場として大きな価値のあるものと思います。吉村市長は以前からこの課題について熱心に取り組んできたと、お聞きをしておりますが,市長のその思いは今年4月の河川課新設によっても伺い知ることができます。是非,吉村市長の手で,21世紀の豊かな環境づくりにつながる須川の浄化を実現してください。須川のほとりに温泉を,と併せて市長の決意をお伺いいたします。  馬見ヶ崎川に清流を,魚が泳ぐ須川,とうとうと街の中を水が流れる五堰,これは25万市民共通の願いであり,夢です。杜の都仙台,そして隣は水の都山形と言われるように、ぜひしたいものです。  5点目は,ものづくりの大切さについてであります。  「ものづくり大学」が大きな話題になっていますが,そんな矢先,「ものづくりが日本を救う」という一冊の本が目にとまり,目を通してみました。製造業が海外に工場を移し,産業の空洞化、高度熟練技術者の高齢化,それらの技術者の養成には時間がかかるわりには,社会的評価,賃金が十分ではない,など多くの危機感の中から,これではいかんと運動を起こし,昨年3月12日「ものつくり基本法」が成立いたしました。そのいきさつと,これからの展望についてまとめた本でありました。  私は,農林業,製造業,山形の伝統工芸産業など,第1次,第2次産業が元気にならなければ経済の再生もありえないと考えていますが,そして,国も自治体も手厚く支援策をし,額に汗して働く人たちが報われる政治,社会でなければならないと思います。併せて,地域,学校を通してのものづくりのできる人づくりが必要なのではないでしょうか。  そこで提案ですが,平成14年から第一小学校と双葉小学校が特認校となります。特認校のめざすものは,特色ある教育と生徒数の確保です。私は双葉小学校については,自然環境ももちろんですが,「ものつくり」という特色をもたせ,全国から生徒を募集してはどうかと思います。少年自然の家に寮を作り,そこからは専用バスで学校に通学するとか,あるいは親子で来る場合は双葉地区の空き家を提供するとか。「ものつくり」の中味は,笹舟,竹トンボから始まり,縄ない,木工,粘度細工,農林業の手伝いなどであります。一考してみてはいかがでしょうか。  6点目は,消防2署制についてであります。  今年の冬は大変な豪雪で,消防自動車や救急車が現場に到着するのが遅れるのではないか,心配する向きもありましたが,消防職員の普段の訓練と現場での適確な判断力,そして市民,ドライバーの協力により,特に大きな混乱もないまま過ごすことができたということを聞き,大変安心をしておりますが,また大変ごくろうさまでしたと,申し上げたいと思います。とは言え,山形市は奥羽線によって東西に分断され,その交通渋滞のひどさは先程申したとおりであります。また,救急業務については,年々増え昨年は6,383件もの出動があったと聞いております。このような現状をみるにつけ,さらに一層の安心,安全を確保するために,特に線路より西側に住んでいる者にとって,消防2署制は大きな関心であり期待であります。一日も早い消防2署制を実現していただきたいのでありますが,市長の考え方をお聞かせいただきたいと思います。  消防職員の一当務,24時間拘束,の勤務時間は,14時間40分しかみられておりません。県内の他の消防は,ほとんどが16時間という中にあって,県都山形市が遅れをとっていることに,情けない感じもいたすわけであります。ぜひ,この現状を踏まえながら今後,改善に取り組んでいただきたいと思います。  7点目は,男女共同参画社会の推進であります。  1930年代,今の日本と同じように少子高齢化社会に突入したスウェーデンでは,「家事労働と職業生活という二重の労働でいったら,恐らくますます女性が子供を産まなくなる傾向は避けて通れない。社会として男性としてサポートできる部分は何かを,男性も巻き込んだ社会全体の問題として議論していかないと,少子化の傾向に歯止めはかからない。」という問題提起をし,少子・高齢化社会を見事に克服した経験を持っております。まさに男女共同参画社会の推進は,少子化対策の重要な柱の一つであったと言えますし,そのことを大いに学んでいかなければならないと思います。  さて,市長は,この4月から,市民生活部女性青少年課から企画調整部男女共同参画課に位置付けをするとのこと。今,市役所の中の25ぐらいの職場で女性政策を取り扱っていると,いうふうに聞いておりますが,それを一つにまとめてというよりも,いろいろ相談業務とか,あるいは調整,そういったものができる形になったと,いうことについては大いに期待をしたいと,このように思います。私がこれまで申し上げてきました,女性センターファーラの民間委託,市民の自立の早期実現のために,女性団体のとりまとめ役としての女性の館長を置くべきではないかということを主張してまいりましたが,この点についても今後大いに期待をしたいと,このように思います。  女性団体のこれまでの運動が実り,山形市の各種審議会,委員会等への女性の割合は26%となり,目標の30%に順調に近づいていると思われますが,市長のブレインネットワークに女性が一人しか入っていなかったことは大変残念であります。女性の施策推進協議会は向こう10年間で,その割合を40%にしてほしいと要望を出しているとのこと。大いにパワーを発揮していただきたいと思います。  先日の新聞に,「女性職員についても,吉村市長は大胆な抜てき人事を検討している模様で注目される。」と掲載されていましたが,大いに期待したいと思います。  そこで質問ですが,現在,職員等で構成される各種検討委員会については,充て職が多いと,こういうふうに思われておりますが,ぜひ女性の意見を施策に反映させるための,委員の一定割合での女性職員を委員に選出してはいかがでしょうか。  その他の項目として1点だけお伺いをいたします。  職場あげて,また市民の協力を得て,全庁的に行財政改革に取り組んでいる最中でありますが,新年度予算の中にも,例えば,山形駅東口ペデストリアンデッキ建設,中国吉林市からの留学生受け入れ,べにばな団地などまだまだたくさんの説明をしなければならない,そして,そうしなければ市民の理解が深まらない,そういった課題もたくさんあろうかと思います。市長は常々,アカウンタビリティ(説明責任)を言っているわけでありますが,今後とも十分にそこに心掛けてほしいと思います。  そこでお伺いします。農業委員の報酬が約23%引き上げられるとのことでありますが,きのうの新聞にも国民所得,県民所得の低下が報じられ,また東北県都市の中でも高水準の実態にある。そして何よりも唐突の感が否めない状況にありますので,ぜひこの点を,いろんな角度から再検討をしていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。ということを申し上げまして第1回目の質問を終わります。 ○副議長(佐藤義久君) 吉村市長。 〔市長 吉村和夫君 登壇〕 ○市長(吉村和夫君) 非常に質問が各般にわたってありますので,ちょっと時間が気になりますので足早にやりたいと思います。また,時間がありましたら,いきたいと思います。  カウントダウン,私も参加させていただきまして,そして21世紀の幕開けでございましたけれども,非常に私の人生にとりましても,大変な経験をしたわけでありまして,心からお礼を申し上げたいと思います。特に若者が集まった姿を見まして,山形はまだまだ活気があるなと,いうふうな認識をいたしました。1万人近い若者が集まって,夜を徹してお祝いをしたわけでありまして,周辺にはご迷惑をちょっと掛けたと思いますけれども,100年に1回だから勘弁してもらえるのではないかなという気持ちもありましたけれども,私は非常にうれしかった次第であります。  先程来,長野県の田中知事のこと,いろいろお話ありましたけれども,長野県は長野県でありまして,山形市は山形市でございますので,山形市に合ったものについて,私は先程,石澤議員の言うとおり,21世紀は人づくりの時代と,このように考えております。そういうことを考えながら,市政運営をやっていきたいと,このように思っております。  交通渋滞に対するバリアフリーの問題でございますけれども,信号機の問題,道路のギャップ,それからもっと広く言いますと,踏切も,踏切ですね。これも交通渋滞に関するものの一つのバリアフリーだと思っております。だから交通渋滞をどうするかと,いうふうなことになりますと,なかなか大変だと思います。それぞれの分野がみんな違うと,いうことでありますけれども,しかし,それを一つ一つやっていかなければならない。これが行政だと思います。したがって,やれるものから一つ一つやっていきたいというのを基本にしていきたいと,このように考えております。そこで来年度は交通事業者や市民との意見交換を行いながら,交通マスタープランを策定しながら,本市の実情に合った交通施策の展開について,また優先道,信号これは警察でありますけれども,あるいは歩道,そういうものに対する優先度や実現性の高い施策から実行していきたいと,このように考え,大きい意味では踏切の解消に関する調査費も今回の予算で計上してご協議をいただいているものであります。あとは道路のバリアフリーというと,ギャップとかありますけれども,これもそのつど,そのつど,検討してまいりたいと。非常に広範囲なものですので,その選び方をどうしようかと,いうことについても今後,真剣に検討していきたいと,このように考えております。  それから,パークゴルフの件でございますけれども,これは私もレクリエーションの会長をしておりますから,非常に良いものは分かっているのです。ただやる場所というとある程度決まってまいります。それはいわゆる河川敷の中で,芝生があるところ。あるいは,もうちょっと具体的に申し上げますと,うちの方のスポーツセンターの広場の脇,ちょうど芝生がありますから,雨漏りしないようにあるところの脇が芝生です。そういうところを利用してやれるかどうか,早速検討してみたいと,このように思います。お話ですと,中新田,田尻町にあるパークゴルフはブームを呼んでいるという話ですから,私はまだ見ておりませんので,誰かスポーツ課の方から,教育委員会の方から派遣しまして,見せまして,それを見て山形市で作れるならば,直ちに作っていきたいと,このように考えております。それから西公園,西公園には今度,今やっている西公園が3haほどありますので,そこを一つのモデルとして作ってみようかなと,いう考えも持っております。今からつくる西公園ですね。なお,良い知恵があったら一つ。やっぱり良いことはどんどんやった方が良いと思うんですよ。やれるときにですね。私はそういう考えですから,一つなんなりと注文付けてください。  それから区画整理の問題を兼ねた土地改良事業を含めまして,採算がとれるかどうかと,という問題がありました。非常に難しいと思います。しかし,やらなければならないと思います。なぜかと言うと,山形は中核市を狙っております。これは金澤さんから始まった,金澤さんは50万都市と,私は35万都市ということでやったわけでありまして,50万都市はちょっと不可能でしょう。したがって30万というものをつくるには,どうしても受け皿を作らなくてはならない,受け皿。その受け皿が今のところまだないと,見ておりまして,受け皿をつくるにはどうしても土地区画整理事業をやっていかなければならないと,こう思います。そして合併というのがあります。合併でやるということも一つの選択肢だけれども,自力でやったらどうかと,自力で30万になるのに今4万5,000ですから,これは事務方にも相談しておりませんけれども,4万5,000を増やせば良いのですから,おそらく10年から20年かかるでしょう。それを予測しながら,あえてぎりぎりかけた合併ではなくて,我々でやるなら我々でやっていくというのが一番の私は良いことではないかと,こういうことも考えますので,そのためにも一つの受け皿を作っておかなければならないと。私はあらゆるものを考えて現在,一歩一歩やっておりますので,一つよろしくお願いいたしたいと,このように思います。  須川の問題,須川の浄化の問題,これはまったく同感です。ご案内と思いますけれども,最上川の支川の中で一番大きいのが須川であります。54kmあります。残念ながら,この須川は建設省の魚の住める川から除外されております。54kmで,支川で一番大きいやつが,最上川が入っておりますけれども,須川は外されております。なぜか,魚が住まないからであります。ご承知と思います。そこで市の方でも市議会の方でもこの間視察に行っていただきました。ちょうど出かけるときお会いしました。ありがたいなと思いました。今まで市議会の方でも,何回も西部地区の方々が集まって,須川の浄化問題について取り組んでいると,いうことを私,側聞しておりました。それはなぜかというと,私,県の方におりまして,須川水質汚濁に関する,私が副委員長としてやっておりましたので,そこで良かったなということで,市の方も頑張ってもらっているなと,いうことで思っておりましたので,おおよそのことは知っておりますが,現在,須川の二つに分かれている上流ですね,蔵王川と酢川とあります。蔵王川というのは硫黄鉱山の元山から出てくる,これは毒性です。それから酢川,これは蔵王温泉の方から出ている,これは酸性の強い水であります。先生方が見に行ったところで言いますと,こっちは秋田の玉川と同じ水質,こっちの方の蔵王川の方は岩手の赤川と同じ水質です。これは毒性です。砒素が入っております。こっちは入っていません。それがずっと流れてまいりまして,竜王橋の上で一緒になって須川に入ると,これが須川の源流であります。そこで今,平成8年から10年までが県で,蔵王川の方の調査を終わりました。2年間で。金額が1,500万円でやりまして,現在,今年で終わると思いますけれども,旧通産省,今の経済産業省ですか,の外郭団体であります金属事業団,これが今,調査入っています。で,終わりますと,さてどうするかという問題になります。それは赤川のようにダムを作って沈下するか,そして須川に流すかと,こういうようなものが出てくると思います。こっちの方の酢川の方は建設省の方にお願いして,調査をしてもらわなくてはならないと,こう思います。したがってこのままで行きますと,須川の浄化について,現在取り組んでおりますが,議会の先生方も大いに頑張っていただきまして,そしてやって5年後くらいは手がつくのではないかと,そういう希望と期待を持っている次第でございます。完成して須川に魚が泳ぐようになるには,須川の中で生きるということになるには,10年だなと,こういうように考えております。ただ,須川はどんなに日が照っても今まで,枯れたことのない川でございます。これを絶対に魚が住む川にすれば,山形市の大変なものになるのではないかと,あらゆる点で利用できるすばらしい川になると,このように思いながら,県の方とも相談しながらやっていきたいと,こう思っております。  それから,五堰のことでございますけれども,御殿堰,笹堰,八カ郷堰,宮町堰,双月堰と全部で115kmあります。そのうち,石積みが8kmでありまして,こういう五堰も整備しながら,きちんとした姿で自然を残していくのが,山形の親水空間の大事な資源ではないかと,こう考えて,すでに河川課の方にも建設部の方にもそのような指示をいたしております。コンクリートで作りますと,仕事は速いですけれども,生態系を壊しますから,だから石積みのものは石積みで,大変だけれどもそれで,なるべく伸ばしていけと,いうことで指示をいたしております。いろいろ事業費もありますけれども,これは予算の中に入っておりますから。  それからユキツバキ,ミズバショウ,そういう花を大事にしてはどうかと,それについてあれしなさいと,いうようなご提言でございましたけれども,これはせっかく山形市に野草園がありますから,野草園はミズバショウ,座禅草というものが有名でありますので,そこを整備しながらこういう大事な花を活かしながら群生させたいと,このように考えております。  それから,次の双葉小学校の特認校制度でありますが,これは実施していきたいと,こう思っております。これは教育委員会,わが方の範ちゅうでございますから,だから特認校,これは教育委員会とも相談しましたけれども,教育長はやりましょうと,いうふうなお考えでございましたので,そのようにやっていきたいと思っております。なぜかというと,隣の山本小学校,無着のやまびこで有名な学校。来年,残念だけれども入学者が一人もいないと,いうふうな話も聞いております。そうしますと,やっぱり地域だけではどうにもならないと,いうことで教育長と教育委員会の判断で,特認校制度を利用した,どこからでも募集できる学校と。その中でものづくりとか自然とか,そういうものを体験させ教育の中で入れまして,豊かな自然を満喫した中で,立派な人間ができるような形成作りをしていきたいと。そのためには特認校制度を採用していきたいと,このように思っております。  消防の問題もありましたけれども,今,私たちは消防署の2署体制作りを考えながら,作業に入っております。まだ実際的な予算の要求がありませんので,どのようなことをやるかという方向付けだけをある程度やっておりますので,ちょっと申し上げますと,2署体制については,3カ年実施計画において,消防本部庁舎建設及び2署制導入検討委員会を設置し,内部検討を行っているところであります。また,初動体制の強化は特に重要な課題でありますので,消防署の2署体制の早期実現をはかるべく,取り組んでまいりたいと考えております。このほかに,霞城セントラルビルができたものですから,115mです。そうしますと,もしもあそこで災害が出た場合におきましては,レスキュー隊が必要であるということが一つと,それから今,あらゆる化学物質が入ってきての火災が多いので,化学消防隊と併せてどのようにするかと,いうことを考えながらやっていきたいと,こう思っております。  次に,男女共同につきまして,先程もお尋ねございましたけれども,今度新しく男女共同参画課というものを作って,そして男女共同30%,今現在,先程も申し上げましたが,委員会では30%ということで,私になってからは全部そのようにやっております。ただ,委員会によって違うこともあるのです。それは何かと言うと,委員の性質,専門職で決まっているところがあります。それ以外は30%を堅持しながらやっていきたいと,そして40%というものを見込みを付けていきたいと,このように考えております。  農業委員会の農業委員の問題につきましては,私たちもいろいろ考えましたけれども,農業委員が公職選挙法に基づいて選ばれている限り,報酬というものは責任を持ってきちんとしなければならないという考え方,それから今回新たに農林部を立ち上げるわけでありますけれども,農地というものは日本にとりまして,一番大事なものだと思います。その農地というものを管理,守るのが農業委員の私は責任だと考えております。そういうことの格付け,というものをきちんとしたうえで,新しい農業,それから都市型農業,施設農業,というようなものを考えてもらいたいということから,きちんと姿をつくるべきだと考えまして,今回議会の方にお願いをしているわけであります。いずれにせよ最後に石澤議員から言われました,市政におきましても市民に対して,アカウンタビリティ,見て分かるというふうなものを重点に置きまして,同時に説明責任というものを併せて今後,開かれた市政というものを作っていきたいと,このように思いますので,よろしくお願いいたしたいと思います。  とりあえず以上でございます。 ○副議長(佐藤義久君) 石澤秀夫議員。 ○12番(石沢秀夫君) まず先程,宝沢議員の質問の答えの中で,市の職員,女性800人いて,そのうちの7割が市の職員同士の夫婦のように私聞こえましたので,そこ正確にあとで言っていただきたいと,このように思います。  それから答弁漏れでお聞きしたいのは,グリーン製品の中で特にハイブリット車が,前に2台入りましたけれど,車の購入なんかについては,毎年1台くらいずつそういうのを入れるとか,そういったものを考えていってもいいのかなという気持ちもあったものですから,質問した次第です。  それから太陽光発電についてもぜひお願いをしたいと,このように思います。  それからパークゴルフについて,スポーツセンターの芝生のところでやってみたいと,いうことですので,ぜひ小規模でもやってみて,市民の反応を見ていただけばいいのではないかなと,こういうふうに思っております。  もう一つ,特認校ですが,先程山本小学校の例がありましたが,私はそういうことになるのを恐れているわけであります。そういう意味でもう少し力を入れて対策を講じていかないと,山本小学校と同じようになってしまうかなと,こういうふうな気もしますので,その点も併せてよろしくお願いしたいと,このように思います。  質問ですが,べにばな団地の関係ですが,区画整理事業の土地が非常に高いと,それでサラリーマン入手がなかなかできない。そのためにこれまで中山,山辺,天童等々に山形市民が行ってしまった例もいっぱいあると,こういうようなことから見れば,例えば先程言いましたガーデン赤坂のような形で作っていけば,すぐ満杯になるわけですから,優良田園住宅構想も出されておりますので,きめ細かにそういった住宅政策をやっていく方が,市民のニーズ,あるいはサラリーマンのニーズに合っているのではないかなと,こういうふうな気がしますので,再度その点についてお伺いいたしたいと思います。 ○副議長(佐藤義久君) 吉村市長。 ○市長(吉村和夫君) 先程,答弁漏れしたものから申し上げますと,グリーン購入法でございますけれども,現在,購入している文房具類や用紙類などの指定用品,これ190品目のうち,環境に配慮した商品として契約している品目は57品目で,30%の割合となっております。また,PPC複写機においても使用用紙は古紙配合率が100%を使用し,また電力消費が少ないこと,使用時のオゾン放出が少ない機種選定を行い,環境対策の推進を図っているところでございます。グリーン購入法の基本方針に則り,価格,機能,品質だけでなく,環境の視点を重視し環境への負荷ができるだけ少ないものを優先的に購入するよう,前向きに前進して行きたいと思います。  次に,太陽光発電のことでございますけれども,これは地球温暖化の主な原因の一つである二酸化炭素を排出しない,クリーンなエネルギーを作り出すもので,地球温暖化対策の大切な要因の一つとして現在推進されております。この発電を個人が設置する際の補助制度につきましては,平成5年度から国において実施しておりますが,以前と比べ,設置費用がかなり安くなっておりますので,次第に普及が進んでいるというような格好でございます。今年1月に策定した山形市新環境計画では地球温暖化対策を重点的な取り組みと位置付けしており,太陽光発電を含む自然エネルギーの活用については,国の制度を活用して建設関係団体等の協力などを得ながら,様々な角度から取り上げ,普及促進をはかってまいりたいと考えております。なお市役所におきましてはクリーンな自然エネルギーの活用として,地下水の熱を利用した無散水消雪道路の建設,本庁舎のソーラーによる温水の供給等,一部すでに実施をしております。また,仮称西公園の整備にあたっては,太陽光発電の活用を考えております。地球温暖化対策推進法に基づき,市有施設自体からの温室効果ガスの排出抑制等の実行計画の策定に向けて,現在作業中であり,この中で自然エネルギーの活用についても検討を進めている次第でございます。ただ,ソーラーの場合ですけれども,蓄電の関係でいまいちではないかと,このように考えております。私も自然破壊というのでなくて,そういう熱源に変わるものということで,研究もしておりますし,できればと思っていろいろ考えておりますけれども,山形市の場合は特に冬場の蓄電がないと大変だと,いうような,夏場の蓄電もですね,それがもう一つだということを聞いておりますし,そういう点も含めながらあれしていきたいと,このように考えております。  女性職員の800人のうち,共稼ぎしている職員の比率が約70%,800人のうち。市の職員だけでなく,会社で働いているものもおります。だから,働いているのが700人,共稼ぎしているのが700人。ということだと思いますね。以上です。 ○副議長(佐藤義久君) 石澤秀夫議員。 ○12番(石沢秀夫君) 住宅団地の問題できめ細かくやるべきでないかと,こういうふうに思いますが。いわゆる区画整理事業のような形でなくて,サラリーマンが買えるような値段のものをこまめに少しずつ造っていったほうが良いのではないかと,こういうふうな考えを持っていますので,いわゆるあわせるのを,買う方の気持ちになってあわせてほしいと,こういうふうなことでの提起ですので,もう1回ご答弁いただきたいと思いますが。 ○市長(吉村和夫君) 時間もないようですから,あとで私の方がお伺いしますから,教えてください。ゆっくりでいいですから。 ○副議長(佐藤義久君) 以上をもって,石澤秀夫議員の質問を終わります。(拍手)   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎長谷川幸司君 質問 ○副議長(佐藤義久君) 次に,「新世紀の山形の重要なポイント3K」ついて,3番 長谷川幸司議員。 〔3番 長谷川幸司君 登壇〕 ○3番(長谷川幸司君) 21世紀の幕開けを飾ります,本3月議会におきまして,一般質問の機会を与えていただきましたことに対しまして,まずもって感謝を申し上げる次第であります。  私自身,3回目の一般質問となりますが,吉村市長に対しましては,初めての一般質問をさせていただくわけであります。よろしくお願い申し上げ,通告に従いまして始めさせていただきたいと思います。  さて,私は一昨年12月に行わせていただいた一般質問の中におきまして,21世紀の山形の扉を開き,新しい山形を築くための重要なポイントは3つのK,すなわち環境・観光と教育であると申し上げ,以来,機会あるごとに各方面に訴えさせていただいてまいりました。  このたび,環境先進都市を目指して策定されました新重点プロジェクトの趣旨は,まさしく私の年来の主張に合致しており,その実現に向けて私といたしましても全精力を傾注していきたいと考えるところであります。今回の質問に当たりましては,ただいま申し上げました3つのKに観点を置き,環境・観光と教育の3項目の問題に関しまして吉村市長のお考えをお聞かせいただきたいと存じます。  では,第1番目の質問に入らさせていただきます。  環境問題の取り組みはわが山形市のみならず,全地球規模での喫緊の問題であります。とりわけ地球温暖化の進行を食い止める方策の確立は我々人類の生存に係わる最重要課題であるとの認識から,その一策として自動車税の排気ガスによる大気汚染を軽減させることを目的とした,いわゆるグリーン化税制が税制改正大綱として先ごろ政府与党の税制調査会より答申され,本年4月より導入の運びとなりました。  この自動車税のグリーン化税制は,2001年,2002年に新車登録した車が対象でありますが,窒素酸化物の排出量の最新排ガス規制値に対する軽減率に応じて,自動車税を最大50%から10%まで減税するというものであります。ただし,これに対しては買い替えの需要動向から見て,排ガス汚染が劇的に改善されるような効果は期待できないとの意見も一部にあるやに伺っておりますが,いずれにいたしましても,こうした環境税の導入は将来の温暖化対策に不可欠であり,時代のすう勢であろうかと考える次第であります。  そこで市長にお尋ねいたします。こうした環境面への配慮から,先程石澤議員からもありましたが,市長の公用車をはじめとした山形市所有の車両,できれば各公社所有の車両も含めまして,今後買い替え予定分に関しまして,ハイブリッドカーや窒素酸化物排出量を低減させた,いわゆるエコカーの導入を検討されてはいかがでしょうか。  行政自らが環境問題に積極的に取り組むという姿勢の一つといたしまして,市民各位に強くアピールすることは無論,大気汚染の問題を身近に考えていただく良い契機になるのではないかと考える次第であります。市長のご英断にご期待申し上げたいと存じます。  次に,環境問題について2点目,ゴミの分別問題とリサイクルについての質問をさせていただきます。  昨年,立谷川リサイクルセンター工場内におきまして,収集されたゴミの中に混入していた使い捨てライターが爆発し,ボヤ騒ぎになった事件は皆様ご記憶に新しいと存じます。大事に至らなかったことは不幸中の幸いでありましたが,いまだゴミの分別が徹底し切れていない現実は,一部市民のモラルの欠如と相まって誠に残念な風潮と申し上げなければなりません。  大量生産・大量消費・大量廃棄型社会から省資源・循環型社会への転換をめざし,地球温暖化対策推進法・循環型社会形成推進基本法・容器包装リサイクル法,さらには家電リサイクル法の制定等,法制度の整備が進められつつあることは評価すべきでありますし,わが山形市をはじめ,各自治体も様々な施策を通してゴミ問題の解決に向けてかなりの実績を挙げていますことはご案内のとおりであります。  しかしながら,市民一人ひとりの意識という観点に立てば,その道はいまだ途中にあると考えざるを得ません。  ところで,ここ1,2年前からフリースという商品が全国的な流行になっていることは皆様ご承知のことと存じます。セーターとトレーナーの中間的機能を持つ秋冬物のこの商品は某衣料品メーカーが大々的に仕掛け,このメーカー単独でも700万着から800万着の販売を記録したと報じられております。かく申す私もプライベートではフリース愛用者の一人でありますが,低価格でありながらなかなか機能的な衣料で,まだ体験されたことの無い皆様に是非一度着用されてみてはとお奨めするものであります。  さて,このフリースという商品はそのほとんどが中国で生産され,なおかつ原料の大半が日本,アメリカ,ヨーロッパ,東南アジアから輸入されたペットボトルの廃品及び屑でまかなわれております。その量は日本からの輸入分だけで年間約1万2,000tに及び,化繊生地や再生ペットボトルの材料として再利用されているわけであります。これこそがまさしく国境を越えたリサイクル事業と申せましょう。  さて,なにゆえ,ことさらフリースとペットボトルの事例を引き合いに出したか,それは,ゴミの分別とリサイクルの問題が,環境保全への対症療法的観点からのみ論じられる傾向が強いと考えるからであります。  もちろん,無論それ自体必要なことではありますが,リサイクル問題に関して市民各位のさらなるご理解と積極的な関与を促すためには,こうして前向きで身近な事例を行政が率先して告知していくべきではないでしょうか。  廃物を再利用した商品が開発され,国境を越えた生産体制,流通システムが確立し,ゴミの分別,リサイクルに対する市民一人ひとりの心掛けが,グローバルなリサイクル事業をバックアップする。民間企業による消費者向けPRだけではもの足りない部分を行政が積極的に補完していく。各自治会や町内会,あるいは,市内小中学校においてきめ細かい,なおかつ具体的な事例を盛り込んだ啓蒙活動を展開していくことが,今こそ求められていると申し上げたいのであります。さらには,あえて行政が多国間でのリサイクル事業の提携先を模索し,関係強化の音頭を取る。幸い,わが山形市は中国の吉林市と友好姉妹都市関係にあり,今後あるいはこうした事例を共同で推進できるかも知れません。そうした積極的な考え方も視野に入れて,今後の検討の材料にしていただきたいと念ずる次第であります。  市当局は平成13年度予算においてゴミの減量化,リサイクル推進事業を拡充事業と位置付け,環境問題を重要視する姿勢を打ち出していただいておりますが,以上申し上げた観点から,市長にはぜひ前向きなご答弁を頂戴したいと存じます。  環境問題の確かな前進に向けて,市長の強いリーダーシップが発揮されますことにご期待申し上げ,また,我々議員も最大限努力し,ご協力申し上げることをお誓い申し上げ,次の質問に移らさせていただきたいと存じます。  2つ目のK,すなわち観光について述べさせていただきたいと思います。  近年,山形市を訪れる観光客数は減少の状況にあります。バブル崩壊以降,なかなか回復しない景気と安・近・短,いわゆる,安い費用で,近い場所へ,短い期間の旅行という言葉に象徴される旅行消費動向のもと,首都圏と関西大都市圏からの来形者が減少しているのが主な原因と言われておりますが,果たしてそれだけなのでしょうか。
     本県における高速交通網の整備・拡充は沿線沿道都市の観光客誘致に非常に寄与すると期待されましたが,ふたを開けてみれば銀山温泉周辺地区に代表される最上地方や西川町等の一人勝ちといった結果に終わり,天童や東根の温泉を抱える都市は努力不足という側面があったにせよ,その期待を大きく裏切られたというのが実情であろうかと思われます。同様にわが山形市もこうしたハード面の利点を活かし切れず,そしてソフト面の充実が立ち遅れた結果,観光客数の減少を招いたと言えるのではないかと考える次第であります。  幸い本市の新総合計画案の「産業はつらつプロジェクト」の中で,山形らしさを伝える観光の振興という観点から,都市型観光の推進と通年観光の推進を重点事業に挙げられており,特に通年観光の重要性を認識いただけたことは,誠に喜ばしい限りであります。  近年,物の豊かさから心の豊かさへという価値観の変化に伴い,観光,あるいはレジャーに対するニーズの多様化が進展する中,人々は生命を育み,国土・環境を保全して来た農林水産業に大きな関心を寄せ,豊かな自然に囲まれた農山漁村の潤いある生活に郷愁と憧れを抱く傾向にあります。こうした流れの中から,農山漁村におけるゆとりある余暇活動を意味するグリーンツーリズムが脚光を浴びるに至り,わが山形県でもグリーンツーリズム推進協議会が設立され,以来積極的な活動を展開しております。無論,本市も県内他市町村に決して劣らない豊かな自然の素材に恵まれているわけであり,実際に地区単位で組織立ってその魅力のPR活動を行っている事例も見受けられるわけであります。皆さん十分にご承知のこととは思いますが,山形市は蔵王・山寺は言うに及ばず,奥羽山脈の懐に抱かれた東山地区とそこに繋がる高瀬地区,ここ最近は蕎麦の生産地と認められつつある西蔵王地区,そして最も山形らしい田園風景を残す村木沢・大曽根地区と,素材には事欠かないわけであります。仮にその周辺を隣接する2市2町にまで,広げるとするなら,グリーンツーリズムの舞台として,これほどまで恵まれた地域は他に類を見ないと確信する次第であります。山形市のような典型的な地方都市では,その成立の歴史的経緯からも,都市型観光の推進は確かに重要であろうと理解するにやぶさかではありません。しかしながら,私は山形は大いなる田舎で良い,何も無い田舎で大いに結構とあえて申し上げたいわけであります。我々が祖先から受け継いだこの豊かな自然,決して飽きることの無い四季折々の表情,幼いころからなれ親しんだ身近な風景,さらには日本人が失いつつある優しさ,これらすべてが私たちの大いなる財産,資源であると申し上げたいのであります。春は山に入って山菜を採りましょう。初夏は美味しいサクランボがたわわに実り,郊外の丘陵には蕎麦の花が,紅花が咲き乱れます。秋には燃え盛るもみじの中で,玉こんにゃくをほおばってください。きのこ狩りも楽しんでください。河原に行けば,熱々の芋煮が湯気を立てて待っています。美味しい新米の季節です。冬になれば,スキーは無論のこと,青菜漬けや新蕎麦,数多くの地酒。  旅行会社のPRめいてしまいましたが,今申し上げた素材は,お客様としてただ食べ見て帰るだけのものではなく,実際に植え付けや収穫,つくる現場を体験していただけるものばかりなのであります。しかも特別の施設は要りません。「まじゃってけらっしゃい,手伝っていってけらっしゃい,ゆっくりしてってけらっしゃい」そんな普段着でおもてなしすることが何よりなのであります。  史跡を整備し,街の景観づくりに努力することは確かに必要かと存じます。先ごろ策定されました新総合計画の3カ年実施計画において,観光地域の整備促進をうたっておられますが,ここでポイントになるのはハード面の整備やイベントの創出だけではなく,市民と行政が一体となってもてなす心,ソフトの充実を優先させるべきという点であります。人々は山形に何を求めて訪れるのか,山形で何を感じたいのか。どうしたら,また山形に来てもらえるのか。グリーンツーリズムというものを一つの切り口として,一度,山形の素材を別の角度から見直し,山形のテーマについて,金をかけずに知恵を出し合うというスタンスに立って考えることも必要ではないかと申し上げたいのであります。  吉村市長には,民間の広い視野から意見を吸い上げ,山形の街づくりに反映させるべく,ブレインネットワークを設けられました。  以上,私が申し上げた点につきまして,こうした機関で統一性と戦略性を持った議論を行っていただきたい旨,ご提案申し上げ,これに対する吉村市長のお考えをお聞かせいただきたいと存じます。  最後に3つ目のK,教育の問題に移らさせていただきますが,本質問におきましては,コミュニティにおける世代間交流と教育の場としての公民館の位置付けにポイントを絞って申し上げたいと思います。  学童クラブ運営費補助事業に対し,財政事情の厳しい中,平成13年度から3カ年,「のびのび環境プロジェクト」におきまして,児童健全育成事業を拡充事業として位置付けていただきました。同クラブにお子さんを預けていらっしゃるご家庭にとりましても,非常に明るいニュースではないかと存じます。こうした市当局の施策は高く評価させていただくといたしまして,あえて同事業へのさらなるご配慮をお願い申し上げたいと考える次第であります。  現在,わが山形市内には,公民館が29カ所,他に集会場が各地区,町内会にも設置されております。それぞれで様々な集会,イベント,学習会が開催され,まさしくコミュニティの核として機能しているわけでありますが,さらに進めてこの施設に地域住民の皆さんのニーズに応じて学童クラブの施設としての機能を付加するべく施設の開放をできないものか,市当局のお考えをお聞かせいただきたいと存じます。  無論,地域によっては,そうした目的で集会場の有効活用がなされてはおりますが,公民館に限りますと,様々な制約から融通が効かないというのが実情であります。  また,学童保育の現状は,劣悪とまで申し上げないまでも,運用面も含めて,決して恵まれた環境にないことも,また,事実なのであります。  無論,実現するとなれば,設備の改善等,費用等が発生するわけではありますが,どうすれば子供たちにとって一番プラスになるのか,環境や,行き帰りの利便性を考慮して努力すべきであると考える次第であります。  一方,山形市にお住いの65歳以上の高齢者は,高齢者とお呼びするのが,はばかられるほどお元気な方もいらっしゃいますが,2000年12月末の時点で4万9,851人,率にして約19.8%となっております。これらの方々には,吉村市長をはじめとして,まだまだ現役で頑張っていらっしゃる方もおいででしょうし,悠々自適の毎日を送っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。ただ,皆さんに共通しているのは,豊富な人生経験をお持ちであること,様々な活動や交流を通して社会に参画し,貢献したいという熱い想いを抱いていらっしゃるということではないかと存じます。  そこで,市長にお尋ねいたします。こうした方々について地域ごと,あるいはそれぞれに得意な分野ごとにネットワークを作り上げ,学童クラブでのスタッフとしてお手伝いいただくことをご検討いただけないでしょうか。  また,リタイアされた皆様の中には,無論,教育関係の有識者,経験者も多数いらっしゃるでしょう。核家族化の進行に伴い,世代間の交流が難しくなりつつある今こそ,行政がバックアップしながら諸先輩のお力をお借りする体制を市民と共に作り上げていくべきではないかと考える次第であります。先人の経験は我々にとりましても非常に貴重な財産であります。その財産を提供していただきながら,さらに次の時代に伝えていく。ひいてはそれが市民のニーズに応えていくことにつながると確信する次第であります。  2002年度から完全学校週5日制が実施されるにあたり,グループ学習や異年齢集団による学習,地域住民の参加による学習,さらには地域の自然や施設を積極的に活かした学習等,いわゆる「総合的な学習の時間」が新設されます。この新学習指導要領の実施・定着に向け,先に申し上げた学童クラブの制度の充実と経験豊富な先輩方の社会参加こそが,まさしく大きなきっかけになるのではないでしょうか。  我々には子供たちに対して地域の歴史や伝統・文化を理解し,豊かな感性を身に付ける機会を与える義務があります。そして,その義務を果たしてこそ,最終的には男女共同参画社会の実現と,真にゆとりある教育が行われることにつながると確信申し上げる次第であります。市長をはじめ担当各位には実現に向けて人的・財政面でのご配慮を熱望するものであります。  最後になりましたが,生まれて良かった・住んで良かった・訪ねて良かった山形市,吉村市長には是非強力なリーダーシップを発揮していただき,より良い街づくりにまい進していただくことをご期待申し上げ,また,最大限のご協力をさせていただくことを重ねてお誓い申し上げ,私の第1回目の質問を終了させていただきます。  大変ご静聴,ありがとうございました。 ○副議長(佐藤義久君) 吉村市長。 〔市長 吉村和夫君 登壇〕 ○市長(吉村和夫君) ただ今,新進気鋭の長谷川議員から,ご質問をいただきまして私も率直に申し上げますと,うらやましい限りであります。かつて私も,県会で一年議員のときには思い切って質問した記憶がございます。今,考えますと感無量でございます。それも先程来,話ありました中に私も入っていると,いうことでございますので,そういうことを頭に入れながらご答弁を申し上げたいと,このように思います。  順序良く申し上げますけれども,新世紀の山形の重要なポイント3つについて,3Kでございますけれども,まさにそのとおりだと思います。一つは環境,一つは観光,一つは教育だと,このように私も認識いたしております。その中でございますが,自動車の問題が出てまいります。環境のことにつきまして全く別な視点から見られた質問だと,私思います。市長の公用車につきましては,ちょっと後で申し上げまして,ハイブリッドカー,いわゆるエコカーについて,どうなのかということで,調べてみました。ハイブリッドカーについては山形市では平成10年5月に2台購入しております。それでメリットは低燃費,音が静かだと,いうメリットがございます。デメリットは購入価格が高い。普通のガソリン車の2倍だそうです。それからトランクが小さいので荷物をたくさん積むことができない。バッテリーを搭載しているため,約7年でバッテリーの交換が必要だと。現在の価格で約40万円だそうであります。事故に合った場合,容易に触れないと,なぜかと言うと288ボルトの高電圧のためと,こういうふうな調査結果がでております。ちなみに東北6県の県庁所在地における低公害車の導入状況について申し上げますと,山形市で2台,青森市が0,秋田市が1台,盛岡市が1台,仙台は16台,福島市が2台となっております。しからば県内の13の市ではどうかと見ますと,米沢で2台,鶴岡0台,酒田市2台,新庄市1台,寒河江市1台,上山市0,村山0,長井市0,天童市1台,東根,尾花沢,南陽が0とこういうのが現況であります。しかし確かに公害のない自動車というのはもう,今はもういろいろなメーカーで検討しておりますし,いずれこういう時代になるのではないかと,こういうふうに私は考えております。その間,私は今のところ自分の車で来たわけで,市長公用車で来ましたけれども,私が乗っている公用車も9年目です。はじめ取り替えてくれと,去年当選してすぐ,センチュリーですから,大きいですから,小さいのに取り替えてくれと申し上げたら,駄目だとこう言うのです,秘書課がですね。なぜかと言うと,なるほどなと私,納得したのですが,どんな交通事故が出るか分からないと。今の車だと中に乗っている人,手の1本くらいはもげても命は生きているそうです。それほど頑丈です。ということ言われたときに分かったと,それじゃ乗るだけ乗りましょうと,いうことで現在乗っているのがセンチュリーであります。実際はまだあるのですよ,なぜ乗るかというのが,執務室です。車の中が執務室になっております。ということは何が出るか分からない,どういう連絡があるか分からない,それを的確にやれるというのが市の公用車で,少なくとも市長車の場合は100%対応できます。そういう設備もちゃんと付いておりますので,動く執務室ということであります。議員の先生方もおそらく自分の車は自分の城だということで,あらゆるものが入っているのではないかと,こう思います。ただ問題は高いから悪いとか,安いから良いのだという時代はもう過ぎたと,そういう時代は過ぎたと,こういうふうに私は認識しております。より効果的に,より実効性のあるものでなければならない。それがいわゆるそれぞれの責任者が乗る車であり,またそれだけの活用をしなければならないと,いうことを考えております。  リサイクルの問題でございますけれども,一番目の中でリサイクルの問題ですけれども,いろいろ申し上げたいことがありますけれども,ペットボトルのリサイクルにつきましては,すでにご案内と思いますけれども,現在容器包装リサイクル法に基づいてやっております。指定法人ルートにより処理しながら,山形市におきましても,山形広域環境事務組合において,中間処理の後,同様に国内のリサイクル工場で再商品化されております。現在の状況は国内で生じた廃棄物は,なるべく国内で適正に処理するというのが法の趣旨であり,廃ペットボトルを海外に出すことについては慎重に取り扱う必要があると思われます。現在の廃ペットボトルの引き取り状況は処理施設も増強され,安定したリサイクル処理がされていると認識しており,適正処理に努めてまいる所存でございます。山形市役所の玄関にマットがあります。あれはペットボトルの再生品であります。非常に高価です。我々が考えている以上に高い値段であります。参考のために。今のようにこれは議会の方々も大いに関係があるわけですけれども,広域環境事務組合というものを作りながら,今,将来に向けたごみ処理場の建設というものを考えながら,今やっているわけであります。その中でいろいろなご意見がありますけれども,まず,分別というものを中心にやっていこうということで,現在,分別というものを中心にやっております。いずれにせよ間もなくごみ処理場の今月中に場所の選定をして,それから環境アセスメントというようなことに入っていきたいと,こう思って鋭意努力をしている最中でございます。なるべく早く選定しまして,議会の方にご報告をいたしたいと,このように考えております。  次に,観光について申し上げたいと思います。長谷川議員が何もしないでも良い自然という,全くそのとおりであります。山形の財産です。本当に何もしないでいて,例えば今,この間雪が降りました。私,霞城セントラルに上ってみました。良いんだね,雪景色がね。本当になんとなく良いんですよ。そういうものの自然,すばらしい自然というものが山形でありますので,これを大いにやっていこうと,宣伝しながら利用していこうと,人集めのためにもね。というようなことで考えております。では何をやるのだということでありましょうけれども,まず今あるもの,春,桜が咲きます。その桜,観桜会ですね,それを見せてはどうかということで今回の議案に提案しましておりますけれども,馬見ヶ崎の河畔1,700m,桜周りにライトアップします。これは見事だと思いますね。そういう新しい事業を展開いたします。霞城公園の中の桜も例年どおりやります。観桜のためにライトアップします。ただそのライトアップするときの日ですけれども,これはそれに合わせていくと,寒かったり,暖かかったりしますので,だいたい平均値を取りまして,もう決めちゃえと,決めてそれを旅行会社とか,それに話をしますと,旅行会社は今度は人集めに売り物になりますから,そういうものをぜひやったらどうかということで,今整理をしておりまして,山形の桜の開花はいつだと,いうことを決めておくと,今ご承知と思いますけれども桜前線を追って旅行団が大移動して歩きますから,バス付きでずっと。その中に入ればすばらしくなるのではないかと,そうするとちょうど河原ですから,玉こんにゃくも売れるのではないかと,こう思っております。  それからグリーンツーリズムでございますけれども,これは正直なことを申し上げます。ヨーロッパで流行ったやつでありまして,今から4年前,私も見てまいりました。行って。3,000人規模です。町がですね。町長がホテルの社長でした。いわゆる民宿ですから,で,隣のところで朝起きたら,モーとこう牛が鳴くのです。都会から来た人は非常に驚いて,そして楽しくやっているわけですね。我々はもう馴れていますから,それから日本とグリーンツーリズムをやったヨーロッパとの違いを二つ申し上げます。それは一つは,1カ月くらいのバカンスがあるということです。ヨーロッパは。日本はバカンスがありません。したがって1日か2日の旅行,あるいは夏休みか,という長期滞在がない,できないということですね。ヨーロッパは長期滞在をしなければならない。1カ月バカンスがありますから。それが一つの大きな違い。これはあんまり言いたくありませんけれども,今,一生懸命山形市で議会の皆様方とともに下水道の完備をやっております。できあがるのが20年,下水道。21年になりますと100%ですから中山間も入れまして,そしたら私はグリーンツーリズムに対して全力をあげて頑張っていきたいと,それまではあんまり頑張っていきたくないと,こう思っております。理由は申し上げません。この二つがヨーロッパと日本の違いだと,このように私は認識をいたしております。  次に,教育の問題でございますけれども,まさにおっしゃるとおりであります。子育てというのはいかに大事であるかということ。それに対する児童クラブの扱い方,あるいは公民館ももっと利用したら良いのではないかと,いうふうなことでありますけれども,これも教育委員会と一緒に相談をしました。ところが現在,公民館というのは社会教育法に基づき,生涯教育の場で使っていくのが公民館だそうでございます。したがって,現在社会教育委員会に公民館のあり方,広い意味の使用について諮問しておりますので,答申を受け次第,検討していきたいと,公民館についてはですね。そのように思います。  児童クラブ,私も先程申し上げましたけれども,視察してまいりました。むしろ私は私学の幼稚園にですね,お願いするべきではないかと思いまして,そして山形県の私学の幼稚園の責任者である,菅藤先生に一つ真剣に考えてもらいたいと,いうことを申し込んでおります。13年度,幼稚園協会もそれではいわゆる放課後の児童受け入れ態勢を取れるかどうか,真剣に相談してみようというふうなことでございますので,私としましては大いに期待をしているところでございます。以上です。 ○副議長(佐藤義久君) 長谷川幸司議員。 ○3番(長谷川幸司君) 今,市長よりご答弁を頂だいしたわけですけれども,私が最初に話をさせていただきましたが,その市長の車を含めたというふうな話をさせていただきたかったわけでありますけれども,その前に石澤議員の方からもありましたように,1台1台,毎年でもいいからどうだと,いうふうなことがありましたが,私もですね,その市長の思いが環境先進都市というふうなものであるとするならばですね,市民に分かりやすく,そして優しく市民の方々に浸透していけるようなものとして,やはりそういったハイブリッドカーを買ってですね,やっていくということが市民に対しまして分かりやすい,まさに環境先進都市ではないかなと,思う次第です。私のその市長の車をハイブリッドカーを乗って毎日来てくれと,いうふうなことを申し上げたいわけではなくてですね,そういった象徴的な部分で毎年そういうふうな車にするとかですね,そういうことを考えていただけないかどうかということをまず,再度ご質問をしたいということと,先程市長の話の中でバッテリーの効果が7年というふうな話がありましたけれども,いろいろ調べてみますと,通常の車の耐用年数は6年で代替えをしていると,いうような話をお伺いをしたと思いますので,そういったことも含めてですね,毎年でもいいですから,確かに車の部分は200万円くらいして,税制優遇で30万円前後ぐらいの優遇があると思いますが,そういった部分でそういったことをご検討いただけるかどうか,まず一点,お聞かせいただきたいと思います。 ○副議長(佐藤義久君) 吉村市長。 ○市長(吉村和夫君) ただ今の長谷川議員のこれは検討します。早速ね,検討します。やっぱり市でもね,ただ公用車のことについてもいろいろ種類がありますので,その点やっぱり格好をつけなくてはならない場合もあります。わが方でですよ,わが方で。だから,そういうものを考えながら,なるべく長谷川議員の先程申し上げたとおりのものをやっていきたいと,こう思っております。 ○副議長(佐藤義久君) 長谷川幸司議員。 ○3番(長谷川幸司君) ありがとうございました。それではその次に入りたいと思いますけれども,私が先程ですね,フリースという話とペットボトルの話をしたのは,先程話が出たようで,容器包装リサイクル法に基づいて指定ルートに沿った形でリサイクル工場での再商品化をすると,いうふうな話だと思いますけれども,グローバルなリサイクルというものを循環型社会を形成する中でですね,私がここに今,手元に資料を持っていますけれども,中国からですね,国家環境保全保護総局というところから,廃物輸入者申請証明書というのをいただいたのです。あとは購入引受書というものがあるのですが,これは大連の方でですね,何とかそういうふうにしてよこしていただきたいと,いうふうな話なんです。それは国で保証するから何とか大連で,というふうな話なんですけれども,ぜひ,そういうふうなことをですね,ペットボトルがごみだというふうな考え方ではなくて,再利用する資源だという考え方でですね,ぜひ中国に恒久的に中国が保証してくれるのであれば,ぜひ中国に買っていただいて,それをまたフリースなり,いろんな先程市長がお話をされました,そのマットレスの話とかですね,そういった形でまた循環して返ってくると,いうふうなことを全地球規模まではいきませんけれども,わが市は吉林市とも友好姉妹都市関係にあることですし,そういったことを今現在できないにしてもですね,そういうことを考えて,お互いの友好という意味でも考えていけないかどうかということをまずお尋ねしたいと思います。  また,先程,グリーンツーリズムの話ですけれども,私もグリーンツーリズムが日本に定着できるかどうかというような疑問なところもいっぱいあるわけです。先程の安・近・短に象徴されるようにですね,バカンスが短いというふうな部分も確かにありますし,農家の方々の受け入れる体質だったり,いろいろするわけです。それは先程申し上げたとおり一つの切り口としてですね,お考えをいただき,例えばボランティアでも何でも良いと思いますけれども,日本一の芋煮会のときもボランティア,大勢の方から来ていただいていますけれどもね。そういった意味でいろいろ旅行会社さんとタイアップしながら,芋煮の作り方を勉強しながらやっていけないかとかですね,やっぱりデメリットをメリットに変えていく方法というようなものを考えていかなければならないのではないかなと思うわけです。尾花沢市とか大石田町では雪下ろしをお金を払ってまで来てもらって,雪下ろしをしているというふうな事例でもあるようにですね,マイナス思考ではなくてポジティブな発想を持って考えていかなければいけないのでないのかなと,いうふうな思いをいたしております。  もう1点,子育て支援の中でですね,公民館をという話を私は申し上げたのですけれども,市長から幼稚園でもと,いうふうな話を今,ご回答いただいたわけです。確かに幼稚園が入園者が少なくて,保育園が増えているというふうな間違いない現象で,先程,200人がというふうな話もあったようにですね,どうしても共働きをしていかないことには一家当たりの収入が少ないがために,お母さんも働かなければならないし,生きがいという部分もあるのだろうと思いますけれども,そういった部分で幼稚園もそうですし,今後建替える,特に金井で建替えという話をこの前,市長わざわざ金井までお越しをいただいて話をしていただいたわけですけれども,そういったことのこれから建てる施設と言いますか,公民館も視野に入れてですね,ぜひそういった施設のあり方というものをご返答いただきたいと,いうふうに思うわけであります。まずでは,そんなところで3点,よろしくお願いします。 ○副議長(佐藤義久君) 吉村市長。 ○市長(吉村和夫君) リサイクルの問題,吉林市ですね,平成13年度,つばさを計画しております。やっぱり向こうに行って,向こうの高官と,せっかく市長さんも今度は吉林市では最高の書記になられたものですから,ちょうど良いと思いまして,そのときにいろいろ話を詰めてみたいなと,こう考えています。文通するよりも行って,ぜひ一緒に長谷川議員も行ってもらいまして,知恵を出してもらいたいとこう思います。  それからグリーンツーリズムのやつはですね,私はやりたいのです。グリーンツーリズムというのは,今,長谷川議員が言った自然,どこに行っても山形は自然売りますから。売れるというのは悪いことではないですよ。見て価値があります,どこに行ったって。それをどんどん出したいのですよ,ただ,それは1回きりではないのです。ヨーロッパのグリーンツーリズムみますとね,もう予約なんですよ。同じ人なんです。バカンス決まっているのです。この次はここ行く,来年はこっちと交代でやっている。だいたい1カ月間いて,猪狩りとかね,狩猟が好きな人は猪狩りとか,そういうものをやっているのですよ。それからまた,牛と遊ぶとか,いわゆる自然と遊ぶということですね。だからそういうもの,山形はいらないわけですから,どこへ行ったって珍しいわけですから,都会の人は。だから21年とこう申し上げましたけれども,そうなったら私は先頭に立って,グリーンツーリズムを山形にということで,やりたいと,こういうふうに思っております。  それから子育て,この問題については公民館のことについて答申しますから,これが返ってき次第,検討してやりたいと。今度予定している金井でつくる公民館ですね,大いにそういうことを入れた話も聞いておりますけれども,大いにそういうものを入れた公民館を作った方がよりベターではないですか。やっぱり50年先というものを考えた,今までの公民館でなくて,あらゆる角度で使える公民館,そういうものをみんなで考えていただいて,やってもらいますと教育委員会の方も,私たちも賛成ということになるのではないかと思います。 ○副議長(佐藤義久君) 長谷川幸司議員。 ○3番(長谷川幸司君) ぜひ,吉林に行かれるときには私も自費でまいりたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。  次ですが,グリーンツーリズムという,ぜひ市長もそういうふうなときには,全面に立って頑張っていただけるという話でありますけれども,一つ山寺と先程蔵王という話をしましたけれども,やはり全体的な観光客が減っているというのは,スキー客も確かに需要としてあるわけですけれども,私もナイターでスキー,1回か2回滑りに行きますが,スノーボーダーが絶対的に多いのですね,蔵王だけのことを考えて申し上げますと,それでスキー客,私はスキーしかしませんけれども,そういったボーダーの需要というのはですね,ぜひ前向きにパイプ何とかという,滑りながら回転したりする施設がないがためにですね,だいぶ不満があるという話をスノーボードの方に聞いたこともありますし,そういうふうなことも含めてですね,ぜひ,要は来る人が同じ人が毎年来てほしいというような思いが強いわけですから,増えなければそういうふうにしていただきたいということでありますので,ぜひそういうふうにしてリピーターをどうやって増やすかという方法をですね,お考えをいただきたいと思います。それについて,ちょっとご回答をいただきたいと思います。  あと子育て支援の中で話をしましたように,公民館というものをこれから検討していただけると思いますが,3月議会におきまして,再任用制度のあり方というものをこれから議論をしていくと思います。その中で,どうしても年金の支給制度が65歳まで法制化して上げられると,いうふうなことでありますので,市の職員として退職された方々をですね,教育関係に従事されたり,そういうふうなことで子供たちとの問題であったり,いろんなことで能力のある方をですね,ぜひ再任用していただいて,そういったところに保育園を公民館にお建てをいただく,そして近くのですね,退職された方も例えばAというところに,近所歩いて10分ぐらいに行けるんだとすれば,お勤めいただける。そしてそういうことによって,例えば誰々さんが,またいらっしゃってるんだなと,いうことで地域の住民からもですね,いろんな意味で行政の相談もされると思うのです。そういったことも含めまして,再任用の制度も含めて,ぜひご検討いただきたいと思いますので,その辺よろしくお願いしたいと思います。  また保育園の今の現状を見てもですね,なかなか保育所の施設が老朽化している施設がいっぱいあるわけですね。それで急いでほしいと,いうことで私も思いがあるわけですけれども,例えば今ある現在の施設の中で,独自の安全基準を設けてですね,基準以下であれば何とか早急に対応していただくような手段もぜひ,ご検討いただけないかということをご質問したいと思います。 ○副議長(佐藤義久君) 吉村市長。 ○市長(吉村和夫君) 安全基準はちょっとまだ考えていません。ちょっとあとで事務方と相談してみます。そこまでまだ考えていませんので。あとは先程,お辞めになった人は今年度から出ますから,再任,任用ですね。そういう中で,考えていけるし,今の最後のやつはですね,ちょっと考えさせてください。 ○副議長(佐藤義久君) 以上をもって,長谷川幸司議員の質問を終わります。(拍手)  以上で,本日の日程は全部終了いたしました。  ―――――――――――――――――――― ◎散会 ○副議長(佐藤義久君) なお,本会議は,明日午前10時より開会いたします。  本日は,これをもって散会いたします。     午後2時53分 散 会...