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  1. 山形市議会 2000-12-12
    平成12年産業文教委員会(12月12日 産業文教分科会・予算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成12年産業文教委員会(12月12日 産業文教分科会予算産業文教委員会 産業文教分科会補正予算)   日   時   12月12日(火) 10時18分〜11時30分 場   所   第4委員会室 出席委員    斎藤淳一斎藤武弘今野誠一阿部典子須貝太郎,         峯田豊太郎竹田和義尾形源二酒井靖悦枝松昭雄 欠席委員    なし 当局出席者   産業部長産業推進監(兼)農業委員会事務局長教育長,         教育部長関係課長 委員長席    斎藤淳一 審査事項    1.議第118号  平成12年度山形一般会計補正予算         2.議第126号  平成12年度山形中央卸売市場事業会計補                   正予算      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  委員長が,一般会計補正予算のうち,人事院勧告実施に伴う給与改定等人件費補正については,冒頭に,各部等主管課長から一括して説明を求めて審査することを提案し,了承された。 (産業部農業委員会関係) 1.議第118号  平成12年度山形一般会計補正予算
     〇一般会計歳出   ・第6款農林水産業費    ・第1項農業費(第3目(農業振興費),第7目(中央卸売市場費)を除く)    ・第2項林業費   ・第7款商工費    ・第1項商工費(第2目(商工業振興費)を除く)     産業部農業委員会における人件費補正について,商工課長説明を了承した。   ・第6款農林水産業費    ・第1項農業費     ・第3目(農業振興費)       農政課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   中山間地域等直接支払事業財源配分はどうなっているのか。 ○農政課長   負担割合は,法指定地域は国が2分の1,県が4分の1,市が4分の1で,知事特認地域は国が3分の1,県が3分の1,市が3分の1となっている。ただし,県・市の負担分にかかる財政措置として,法指定地域特別交付税で措置され,県・市の負担はゼロとなり,知事特認地域は県・市負担分の2分の1が普通交付税で措置され,市の実質負担は6分の1となる。 ○委員   山形市として,この制度を受け入れるにあたり苦労はなかったか。 ○農政課長   この制度が発表され,県の要綱がまだ決まってない段階で市町村に下りてきて,途中でいろいろ考え方が変わり苦労した。また,各地域集落ごと説明をさせていただいた。そういう状況で今回は25カ所に手を挙げていただいたが,地域の中では高齢者がほとんどで,代表になっていただく方がいないという地域も事実あった。それから,5年間の継続ということで,農家の方の不安があった。今年度からスタートするが,13年度も,まだ実施していない地域説明に伺い,ぜひ活用していただけるよう努めていきたい。 ○委員   5年以内にやめると,もらった交付金は返さなければならなくなるが,交付金返済免除要項はあるのか。 ○農政課長   農業者の死亡・病気,自然災害土地収用法による土地の買収などの場合,免除される。また,全部は返さなくていいなどの規定があるが,市としては,途中で返す,途中で止めるということがないよう,できなくなったら別の人が代わりにやっていくなど,なるべく交付金を返すということがないよう指導していきたい。 ○委員   高速道法面カメムシ対策は,どうしているのか。 ○農政課長   高速道法面や河川敷については,道路公団河川管理者に草刈りの徹底をお願いした。     ・第7目(中央卸売市場費)       市場業務課長説明を了承した。      大要以上の後,第6款第1項,第2項については,全員異議なく可決すべきものと決した。   ・第7款商工費    ・第1項商工費     ・第2目(商工業振興費)       商工課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   西部工業団地案内板設置事業の総額はいくらなのか。 ○商工課長   約450万円となっている。 ○委員   案内板所有権はどこにあるのか。 ○商工課長   実施主体団地連合会ということで,そちらで管理を行っていくことになる。  大要以上の後,第7款第1項については,全員異議なく可決すべきものと決した。 2.議第126号  平成12年度山形中央卸売市場事業会計補正予算  市場業務課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   卸売協同組合の方から,屋根をかけた簡易保管所を作ってほしい,との要望が出たと伺っているが,どうなっているのか。 ○市場業務課長   永年の懸案事項で,鮮度の問題,安全管理の問題を含め,必要な施設であると認識しており,第7次卸売市場整備計画の中にも挙げている。これにより,補助事業で対応できるが,そうすると非常に使用料がかかる。市場で建設した場合は,1カ月130万円ほどの使用料をいただく計算になる。また,作った場合に,本当に使用してもらえるかという心配もある。これをPFI方式で対応することにより,1カ月20万円前後と,非常に安くあがるということで,現在検討中である。 ○委員   景気低迷により取扱高が減ったとのことだが,景気が低迷すると,野菜や魚を買わなくなるのか。そうではないと思う。今はインターネットでも物が買えるなど,流通形態が変わってきた。この流通革命の中で,中央卸売市場の役割も以前より低くなってきていると思う。よって,市場形態も時代に対応したものに改善する必要があると思うがどうか。 ○市場業務課長   取扱高減少原因は,景気低迷による消費の落ち込み,輸入青果物増加および食生活変化等が考えられる。輸入食料品は,これまでは貯蔵性の高い食品が中心であったものが,低温輸送低温貯蔵技術の進歩によって,生鮮食料品にも増加傾向が見られる。また,需要面では,不況による購買意欲の減退や,女性の社会進出による食生活変化若年層青果物魚離れなども,消費低迷原因として挙げられる。また,流通面では,量販店等仕入れ機構変化により,産地直送や商社からの大量仕入れ等市場外流通が拡大している。これらの要素が複合的に絡み合って,取扱高が減少しているものと分析している。それらに加え,卸売市場法規制が厳しいことが大元の原因として考えられる。この規制緩和も一つの課題ということで,市場のあり方や活性化方策など,いろいろ検討している。 ○委員   公設市場の無い方が流通過程が合理化されるというような状況になってきている。決して無くていいとは思っていないが,せっかく市民の税金を使った市場が有効に機能しないというのでは困る。今後の対応について十分研究し,やっていってもらいたい。  大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決した。 (教育委員会関係) 1.議第118号  平成12年度山形一般会計補正予算  〇一般会計歳出   ・第10款教育費    ・第1項教育総務費    ・第2項小学校費    ・第3項中学校費    ・第4項高等学校費    ・第6項社会教育費(第4目(少年自然の家費)の一部,第5目(文化振興費)を除く)    ・第7項保健体育費    ・第8項市民会館費     教育委員会における人件費補正について,(教)管理課長説明を了承した。    ・第6項社会教育費     ・第4目(少年自然の家費)      少年自然の家所長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   少年自然の家の野外音楽堂が西向きで,西日が当たって楽器に影響があるので,ひさしを付けてほしいとの要望が出ていると思うが,どうなっているのか。 ○少年自然の家所長   設置が可能か,技術的な課題があるかを調べ,前向きに検討していきたい。     ・第5目(文化振興費)      文化課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   山形市には,建造物国指定重要文化財はどのくらいあるのか。 ○文化課長   建造物は8件あり,立石寺の中堂,立石寺三重小塔鳥居ヶ丘石鳥居,蔵王成沢の八幡神社石鳥居,旧済生館本館,旧山形師範学校本館山形県旧県庁舎及び県会議事堂,蔵王半郷の旧松應寺観音堂となっている。  大要以上の後,第10款については,全員異議なく可決すべきものと決した。...