商工課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
大型小売店と
地元小売店との割合はどうなったのか。
○
商工課長 小売業での使用のうち,売場面積3,000㎡以上の小売店が約36%,500㎡以上の小売店が約27%で,約63%が大型店での使用となった。
大要以上の後,
全員異議なく認定すべきものと決した。
・第6
款農林水産業費
・第1項農業費
・第1目(
農業委員会費)
農業委員会事務局長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
認定農業者は当初500人を目標としていたが,現在225人と伸びない理由をどう考えているのか。
○
農業委員会事務局長 現状は当初目標の半分となっているが,これが山形市の状況ではないかと思われる。今後も県や各団体と連携して認定者を増やし,支援していきたい。なお,平成11年度は21人を認定している。
・第2目(
農業総務費),第3目(
農業振興費),第4目(
農業研修センター費),第5目(
畜産業費)
農政課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 委員から,
スーパーL資金は,米価下落で大変な稲作農家に
借り入れ需要があると思う。
経営指導とあわせてどう考えているのか。
○
農政課長 スーパーL資金のほか,
後継者育成資金,
認定農業者育成推進資金などもあり,
経営形態に合わせて
制度資金活用を指導している。
○委員
認定農業者になった
メリットを作る必要があると思うがどうか。
○
農政課長 認定農業者には
融資制度,税制面,
農地利用集積,
研修制度など国や県・市からの数々の支援があり,
メリットはあると思う。今後も,やる気のある農業者には積極的に支援していく。
○委員 新
山形園芸産地緊急拡大事業の中の
戦略品目とは何か。
○
農政課長 村山地域での
戦略作物は
ストック,バラ,ナス,キュウリ,セルリー,
トマト等となっている。山形市農協ではバラ,
ストック,
山形農業ではナスのハウスを建てて農家に貸し付けている。
○委員
戦略品目は県で決めているのか。
○
農政課長 奨励品目を各市町村の
検討委員会で検討して,県が定めている。
○委員
農業女性の力はすごく,いろいろなアイデアも持っている。そういった
農業女性の声をどう吸い上げ,育てていくのか。
○
農政課長 現地視察や講演会,講習会など,
農業女性を対象にした「いきいき
楽農セミナー」を年3回開催しており,参加率も良く好評である。また,
海外派遣についても,性別にとらわれず,女性の参加を募っていきたい。
○委員 山形市は
都市型農業を進めているが,
オーストラリアへ
海外派遣して果たして勉強になるのか。
○
農政課長 オーストラリアでは,
施設型農業が進んでおり,花,果樹,野菜などの市場や農場や国のいろいろな
農業機関などを研修してきている。帰ってきてからも研修の成果を活かし,頑張ってやっている。
○委員
海外派遣は市独自でやっているのか。
○
農政課長 市単独でやっていた時期もあったが,現在は寒河江,天童,村山などと合同で実施している。平成11年度は合計12名で行っている。
○委員 今までの
農業施策は生産の部分だけを考え,流通・販売や
消費動向を考えた宣伝などの施策があまり見えないのではないか。
○
農政課長 消費宣伝については,農協が主体的に取り組んでおり,市でも支援しながら進めている。米や野菜,牛肉などは大
規模消費地に出向いて
宣伝活動を行っており,また,市内でも,駅の自由通路で米やラフランスなどの宣伝を行ってきている。
○委員
消費宣伝はどれもマンネリ化したイベントになってきている。もっと
インパクトのある,観光の目玉となる施策に集中して取り組むべきではないか。
○
農政課長 山形の農産物を1カ所に集めて宣伝した方が
インパクトがあり,効果的と思われる。今後の課題としていきたい。
○委員
農業関係団体支援事業について,
山形農協へ300万円の支援をしているが,
合併農協に対する支援は山形,上山,山辺,中山で按分して負担すべきである。今後の課題としてほしい。
・第6目(農地費)
田園整備課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 長井ダムの見通しはどうなっているのか。
○
田園整備課長 建設は平成元年度から始まった。本来は今年で終わる予定であったが,事業が遅れて,今年の9月に
本体工事に入り,これから本格的に事業が進んでいく予定である。今までは年間約30億円の
予算規模で来たが,今年から100億円を超える予算で進められ,平成22年の完成予定となっている。
○委員
農業用水堰に
生活雑排水が流れ込み,悪臭苦情などが発生しているところもある。
農業用水堰の実態についてきちんとした調査をすべきであると思うがどうか。
○
産業部長 幹線水路については手入れがなっているが,そこから分かれた枝線については管理がなされていない現状にある。それらの水路をすべて
土地改良区や水利組合で管理するのは困難となっている。手だてを考えていくため,現在,市で
実態調査をしようということで,
関係部課との話し合いがなされてきており,これから進んでいくものと思われる。
○委員
村山東部農道はいつ完成するのか。
○
田園整備課長 農林サイドについては,平成14年度からの供用開始を予定している。
建設サイドで高瀬駅の北の跨線橋の用地問題が解決したと聞いているので,その区間の工事が終われば全面開通となる。
○委員 この道路は農道であるが,山寺の観光にとっても大いにプラスになるので,一日も早く完成させてほしい。
・第7目(
中央卸売市場費)
市場業務課長の説明を了承した。
大要以上の後,第6款第1項については,
全員異議なく認定すべきものと決した。
・第2項林業費
林務課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 現在,林業家はどれくらいいるのか。
○
林務課長 専業でやっているのは2,3人である。
○委員 これは大変である。認識を広く持ち,行政で幅広く支援していってほしい。
○委員
循環型環境が注目されているが,間伐材は現在どのように利用されているのか。
○
林務課長 有効利用ということで,約3割が
林道開設工事の
法面保護工や
工事標識,水路の保護工などに使用されている。
○委員 間伐材を肥料化したり,行政主導で環境に戻す自然にやさしい使い方をしているところも出てきている。
調査研究は行っているのか。
○
林務課長 今のところやっていない。ただ,木炭を作って農地の改良剤とか,水質の浄化に使っているところもある。
○委員 ぜひ研究して,「
環境先進都市やまがた」にふさわしい
有効利用を図っていただきたい。
大要以上の後,
全員異議なく認定すべきものと決した。
休 憩 11時54分
再 開 13時01分
・第7
款商工費
・第1項商工費
・第1目(
商工総務費)
商工課長の説明を了承した。
・第2目(
商工業振興費)
関係課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 新
分野開拓対策知識集約化グループ育成事業費補助金について,277万円の執行額であるが,こういったものがこれしかないということは,山形市の場合,こういった活動があまりないということなのか。
○
商工課長 11年度に補助を行ったのは2件であるが,県や国においても同様の事業があり,その制度を活用している企業もある。
○委員 こういった需要がもっと活発に出てくるようでなければ,工業の振興ではない。今後の課題として,
地場産業をベースにした新しいものを積極的に研究し,開発し,送り出していく必要がある。現在は,こういった動きが,国や県の対応だけで間に合っていると理解していいのか。
○
商工課長 金額的なこともあって,県や国の方を使う場合もある。さらに,いろんな団体とも話をしながら進めていきたい。
・第3目(
企業誘致費)
商工課長の説明を了承した。
・第4目(観光費)
観光物産課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 観光客の動向はどうなっているのか。
○
観光物産課長 山形市全体としては,平成11年度で底を打った動向だった。その中で,主要な観光地である冬の蔵王については,10%減少している。
蔵王地区の皆さんとも協議し誘客に努めていきたい。
○委員 外国からの観光客の
受け入れはどう考えているのか。
○
観光物産課長 東南アジアや台湾,韓国などをターゲットにして,全県的にも温泉,雪,おしんなど誘客の素材はすばらしいものがあるので,広域的に県とも協議しながら考えていきたい。
○委員 海外から誘客を図るなら,
観光案内表示をもっと考えるべきである。英語のほかに
ハングル語や中国語でも表示しないと誘客は図れないのではないか。
○
観光物産課長 英語,
ハングル語を併記している案内板もあるがまだ少ない。今後,改善に努力していきたい。
○委員 東北のまつりを見てきているが,花笠と比べ他のまつりは迫力が全然違う。花笠はリズムが単調で同じパターンを繰り返し,ロボットが踊っているようである。
フリータイムで自由に踊らせたり,リズムを変えたりして,若い人が参加したくなる楽しむ踊りにしていく必要がある。また,まつりの途中でお客さんが帰るのは
花笠まつりだけである。どう考えていくのか。
○
観光物産課長 今年から踊りの音楽を2種類にしたり,休憩のときは間奏を流すようにした。しかし,全ての参加者が,真の喜びを持って,自発的に踊りに参加しているとは言い切れないところもある。今後は,1日,2日目は伝統的な踊り,3日目はフリーで踊ってもらうなどの案も出ており,協議会と共に考えていきたい。
○委員
空港利用拡大については,
企画調整課で所管しているが,観光,ビジネスにも大いに係わることから,実務現場は産業部と考えられる。どう取り組んでいくのか。
○
産業部長 広域的な取り組みということで
企画調整課が所管しているが,
産業部サイドとしても連携をとってバックアップしていきたい。
○委員
観光案内センター施設整備事業については,
財政負担が大変大きくなるということで予算にも反対したが,
ランニングコストも莫大なものであり,認定できない。
大要以上の後,第7款第1項については,採決した結果,賛成多数で認定すべきものと決した。
・第11
款災害復旧費
・第1項
農林水産施設災害復旧費
・第1目(
農地農業用施設災害復旧費)
田園整備課長の説明を了承した。
・第2目(
林道災害復旧費)
林務課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
林道災害復旧費の
繰越明許分はいつ完成したのか。
○
林務課長 平成12年10月に完成している。
大要以上の後,第11款第1項については,
全員異議なく認定すべきものと決した。
〇山形市
中央卸売市場事業会計
市場業務課長の説明を了承し,
全員異議なく認定すべきものと決した。
〇山形市
農業集落排水事業会計
田園整備課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
農業集落排水は
公共下水道とジョイントできないのか。宝沢地区では下から
公共下水道を上げ,上から
農業集落排水が下りていくがどうか。
○
田園整備課長 宝沢の
農業集落排水の計画時は,
公共下水道がいつ来るかわからないということで始められたが,その後,
公共下水道がどんどん進み,
農業集落排水の近くまで行った。これは山形だけに限らず,全国的な問題となっている。
建設省サイドでは
受け入れしてもかまわないという見解であるが,
農林省サイドではまだそこまでいっておらず,将来的に協議しなければならないという話は聞いている。
○委員 下手をすると二重投資にもなりかねないので,これからの計画で十分考えていってもらいたい。
大要以上の後,
全員異議なく認定すべきものと決した。
〇
一般会計歳出
・第10
款教育費
・第1項
教育総務費
・第1目(
教育委員会費),第2目(
事務局費)
(教)
管理課長の説明を了承した。
・第3目(
教育指導費)
学校教育課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 市内で転校した場合の父母の
経費負担はどの様になっているのか。
○
学校教育課長 市内での転校に関わる経費はみていないが,転校先の学校で転校以前に積み立てている
修学旅行積立金等の支払いをお願いする場合がある。もとの学校でも
修学旅行積立金などの残金がある場合は返金することとなっている。
○委員 各学校で使用する体育着は男女間に違いがあり,男の子と女の子のいる家庭では兄弟間でのお下がりができず,
修学援助を受けている家庭などでは大変であるとの話も聞く。体育着などは男女一緒でも良いのではないか。
○
学校教育課長 転校時の体育着に関しては,転校先の学校において前の学校の物でも良いとの説明を行っており,転校先の指定の物でなければならないということはない。また,学校によっては上級生の体育着の寄付を受け保管している所もあり,相談していただきたい。
○委員
父母負担の軽減からも体育着に関しては男女別を取り払うよう
校長会等での指導はできないものか。
○
学校教育課長 この件に関しては各学校長の判断であるが,これまで培ってきた長い歴史的な部分の問題をクリアーしていかなければならない問題であると考える。今年は校長会における指導は行っていない。
○委員 学校における子どものけがに関する報告等はあるのか。
○
学校教育課長 学校で遊んでいる最中に転び,コンクリートの角に頭をぶつけた子どもがいたが,幸い打撲程度ですんだ。その他,打撲やトゲを刺した等の報告があった。
○委員 先日,
レーザーポインターによる角膜障害に関する
テレビ番組があったが,
レーザーポインターで遊んでいる子どももおり,失明する場合があるなど危険なため,学校において指導願いたい。
○委員
外国語指導助手について,小学校への
派遣状況と今後の計画はどの様になっているのか。
○
学校教育課長 平成11年度は,行事や総合的な授業などで12校に派遣を行った。なお,今年度は,これまで16校に派遣を行っている。
外国語指導助手は現在12名いるが,13年度以降は全ての中学校に1名ずつ配置されることを希望しながら,要望のある小学校全てに対応できるようにしていきたいと考えている。
○委員
私立高等学校生徒への
修学支援の該当者が315名とのことだが,支援を受けながらも退学した事例はあるのか。
○
学校教育課長 私立高等学校の退学者のデータは取っていない。なお,平成11年度は奨学金を受けている生徒の退学はなかった。
○委員
私立高等学校生徒への
修学支援補助の決定は,前年度の市民税の
課税状況によって判断するのか。
○
学校教育課長 修学支援補助の申請は年度毎となっており,前年度の市民税の
課税状況によって決定する。
○委員 昨年度の
課税状況で支援の対象外であったが,その後の状況で支援を受けなければならなくなった例はないか。
○
学校教育課長 現在までそういった相談は受けていない。
○委員 支援を受けても,なおかつ
経済的理由で退学しなければならなくなるといったことがないよう,何らかの支援を検討していただきたい。
○委員
幼児ことばの相談で実数71名が相談を受けているようであるが,小学校に入学後も通級している児童はいるのか。
○
学校教育課長 小学校に入学後も通級している児童もいる。言葉についてはできるだけ早い時期から相談をいただき対応することが早く治る方法で,大切なことである。
○委員 一頃よりも学校内におけるいじめや非行の話を聞かなくなったが,小・中学校や,高校における状況はどうなっているのか。
○
学校教育課長 最近は非常に減ってきている。今年は,小学校において1校1件,暴力をふるわれるとの相談と,中学校では,仲間外れ・無視といった「いじめ」の相談が2校3件あった。山商からは報告は受けていない。
○委員 公金その他の公の財産を公の支配に属さない教育などに支出してはならない旨をうたった憲法第89条を踏まえた,
教育委員会における私学助成に対する考えを伺いたい。
○
学校教育課長 確認して,後ほど回答する。
○委員 教職員に対する
道徳教育の研修はどの様になっているのか。
○
学校教育課長 道徳教育については,現在非常に重要視されており,教科ごとの研修の中で
道徳講座を設けるなど,行っているが,具体的には調べて後ほど回答する。
大要以上の後,第10款第1項については,
全員異議なく認定すべきものと決した。
・第2項
小学校費
(教)
管理課長の説明を了承し,
全員異議なく認定すべきものと決した。
・第3項
中学校費
(教)
管理課長の説明を了承し,
全員異議なく認定すべきものと決した。
・第4項
高等学校費
商業高等学校事務長の説明を了承し,
全員異議なく認定すべきものと決した。
・第5項
幼稚園費
学校教育課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
私立幼稚園にこにこ子育て支援事業費補助金について,園児一人当たりにいくらぐらい補助を行っているのか。
○
学校教育課長 後ほど回答する。
大要以上の後,
全員異議なく認定すべきものと決した。
休 憩 15時02分
再 開 15時15分
・第6項
社会教育費
・第1目(
社会教育総務費),第2目(
公民館費)
社会教育課長の説明を了承した。
・第3目(
図書館費)
図書館長の説明を了承した。
・第4目(少年自然の家費)
少年自然の家所長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員 山形県外からの
受け入れはどのくらいあるのか。
○少年自然の家所長 昨年度は県外から1校で,約600人を
受け入れている。
・第5目(
文化振興費)
文化課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
霞城公園整備事業に伴う
調査事業の執行額64,000円というのは何なのか。
○
文化課長 本丸跡の
発掘調査事業とは別に,山形城の概要等,過去の資料について
山形城跡調査委員会に調査をお願いして,報告をしてもらう形で取り組んだ事業の
委員会運営経費である。実質上は平成9年度以降新しい資料が見つからない状況である。なお,本丸の整備については,
公園緑地課の方で進めている。
○委員
発掘調査を実施したとあるが,余りにも金額が少額なので,どういう調査をしたのか疑問であるがどうか。
○
教育部長 この事業は,
山形城跡調査委員会が,
公園緑地課の整備前に史実に基づくデータを収集するなど,大変少額になっているが,新しい事実を見つけるための作業である。
発掘調査自体は,
公園緑地課所管の
霞城公園整備事業ということで,1億4,957万8,000円の総額で実施している。
○委員
山形市内では,旧
石器発掘の
ねつ造発覚に関連しては問題ないか。
○
文化課長 山形市内で確認されている旧石器時代の遺跡は,現在のところないので,問題ない。
○委員
山形市内で
発掘調査を行った総額は把握しているか。
○
文化課長 後ほど回答する。
○委員
埋蔵文化財の調査は,明治以前のものは全部調査することになっているのか。
○
文化課長 中世以前,すなわち
室町時代以前のことを調査するのが一般的であるが,山形市の場合は
最上義光という
江戸時代の遺跡も存在しているので,地域の特色を勘案した調査も行っている。
○委員 駅西や若宮の一部などは,文化庁からやりなさいということではなく,
最上義光の時代を明かすための独自の調査と理解していいのか。
○
文化課長 最上時代のことについては山形市独自と考えてよい。若宮については,中世以前の
平安時代ということで調査している。
○委員 そうすると,駅西については独自にやってくれということで,主体は東ソーということで,東ソーの費用で
発掘調査をお願いしたことになるのか。
○
文化課長 経費については,調査員に係る費用は市に職員がいるので市で持つが,
発掘作業や
報告書作成などは原因者に負担してもらっている。
大要以上の後,第10款第6項については,
全員異議なく認定すべきものと決した。
・第7項
保健体育費
・第1目(
保健体育総務費),第2目(
体育施設費)
保健体育課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
○委員
スポーツ振興に関し,
完全学校週五日制移行後の
学校スポーツと
社会スポーツとの関係はどの様になっていくのか。
○
保健体育課長 完全学校週五日制実施後の
スポーツ活動の受け皿の整備については大きな課題である。基本的に土・日は子どもを地域に返すのが狙いであるため,
体育活動についても
社会体育の受け皿のなかで行っていくことになると思われる。現在,本市には
体育指導員が111名,また31地区に
体育振興会が組織されている。これらの既存の組織と指導員の力を
地域社会体育にどの様に組み込んでいくか,また,
学校体育スポーツと
社会体育スポーツの連携をどの様に図っていくかといった
ソフト面を,選手の強化策なども含め検討していきたい。
○委員
射撃場建設整備についてはどのような状況になっているのか。
○
保健体育課長 今年の夏に
建設促進協議会が組織され,適地と思われる個所の視察を行った。音の問題など環境の問題,
取り付け道路の問題など難しい点があり,もう少し詳細な調査が必要と思われる。