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平成11年12月定例会(第2号12月 6日)

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  1. 山形市議会 1999-12-06
    平成11年12月定例会(第2号12月 6日)


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    平成11年12月定例会(第2号12月 6日)   平成11年12月6日(月曜日) 〇出席議員(40名)     1 番   今 野 誠 一 君      2 番   阿 部 典 子 君     3 番   長谷川 幸 司 君      4 番   後 藤 誠 一 君     5 番   須 貝 太 郎 君      6 番   五十嵐 吉 信 君     7 番   菊 池 文 昭 君      8 番   齋 藤 武 弘 君     9 番   斎 藤 淳 一 君     10 番   加 藤 賢 一 君    11 番   渡 辺 ゆり子 君     12 番   石 澤 秀 夫 君    13 番   高 橋 啓 介 君     14 番   渡 辺 弥寿雄 君    15 番   金 峰 聡 和 君     16 番   鈴 木 善太郎 君    17 番   高 橋   博 君     18 番   高 橋 伸 行 君    19 番   佐 竹 盛 夫 君     20 番   峯 田 豊太郎 君    21 番   高 橋 嘉一郎 君     22 番   豊 川 和 弘 君    23 番   加 藤   孝 君     24 番   酒 井 靖 悦 君    25 番   長 瀬 洋 男 君     26 番   竹 田 和 義 君    27 番   小野寺   建 君     28 番   阿 部 喜之助 君    29 番   会 田 邦 夫 君     30 番   渡 辺 秀 夫 君    31 番   枝 松 昭 雄 君     32 番   武 田 一 夫 君    33 番   佐 藤   稔 君     34 番   大 沢   久 君
       35 番   浅 野 泰 孳 君     36 番   渡 辺 卓 弥 君    37 番   深 瀬 悦 男 君     38 番   宝 沢 啓 輝 君    39 番   佐 藤 義 久 君     40 番   中 村 幸 雄 君  ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者   市長      佐 藤 幸次郎 君  助役        山 口 寿 男 君   収入役     今 野 和 子 君   総務部長    市 川 昭 男 君  政策財務部長    佐 藤 忠 明 君   市民生活部長  會 田 善 夫 君  環境部長      向     裕 君   健康福祉部長  会 田 佐武郎 君  産業部長      新 海 武 久 君   建設部長    伊 藤 光一郎 君  都市開発部長    岡 崎 教 雄 君   下水道部長   杉 本 政 則 君  消防長       伊豆田 民 弥 君   済生館長    櫻 田 俊 郎 君  済生館事務局長   池 野 勇 男 君   水道事業管理者 梅 津 久 勇 君  教育委員長     音 山 幸 子 君   教育長     相 田 良 一 君  教育部長      斎 藤 健 司 君   選挙管理委員長 柿 崎 喜世樹 君  選挙管理委員長職務代理者                                横 川 恒 雄 君   選管委事務局長 岩 田 充 巨 君  代表監査委員職務代理者                                佐 藤 登美子 君   監査委事務局長 今 川 政 弘 君  農業委員会長    鈴 木   博 君   農業委事務局長 内 海 秀 次 君  ―――――――――――――――――――― 〇事務局職員出席者   局長      鈴 木   啓   総務課長    信 夫 紘 治    議事課長      堀   勝 弘   議事係長    金 澤 孝 弘    調査係長      菅   澄 子   主事      奥 山 敏 行  ―――――――――――――――――――― 〇議事日程第2号   平成11年12月6日(月)午前10時開議  第1 市政一般方針に対する質問  ―――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程第1 市政一般方針に対する質問  ―――――――――――――――――――― ◎午前10時 開議 ○議長(中村幸雄君) これより本日の会議を開きます。  出席議員は,定数に達しております。  本日の議事は,日程第2号をもって進めます。  なお,横倉水道部長から,欠席の届け出があります。  ―――――――――――――――――――― ◎市政一般方針に対する質問 ○議長(中村幸雄君) 日程第1 市政一般方針に対する質問を行います。  質問者は通告により,議長において指名いたします。  なお,質問は会議規則第57条の規定により答弁を含めおおむね1時間とし,再質問は原則として3回までといたします。  また,関連質問は許さないことにいたします。  市長をはじめ答弁者は,時間の都合上簡潔にして要を得るよう,ご協力をお願いいたします。  それでは,指名いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎竹田和義君 質問 ○議長(中村幸雄君) 「PFIの活用について」ほか2項目について,26番 竹田和義議員。 〔26番 竹田和義君 登壇〕(拍手) ○26番(竹田和義君) おはようございます。今議会でトップバッターで一般質問の機会を与えていただきましたことに感謝を申し上げながら,通告に従い質問をさせていただきます。市長におかれましては,簡潔にして,明瞭なるご答弁をよろしくお願い申し上げます。  すでに皆様ご承知のとおり,今年7月下旬に,「民間資金の活用による公共施設等の促進に関する法律」いわゆるPFI推進法が国会で成立し,同9月24日に施行されたところであります。  このPFIは,英語のプライベート・ファイナンス・イニシアチブを略した用語で,道路や庁舎などの公共施設の建設に際し,従来は,建設だけを民間事業に発注していたものを,設計・建設・管理・運営までを一貫して発注することにより,公共事業のコストを少なくし,財政の持ち出し分をそれだけ減らすことを狙いとした政策手法であり,イギリスで確立されたものであります。  このPFIという手法をうまく活用すれば,公共セクターは財政的な制約にとらわれないタイムリーな事業の推進が可能になります。また,民間企業は,新たな事業機会を得ることができますし,さらには,国民,市民はより少ない税負担で,より質の高い公共サービスを享受できるようになると言われております。それと同時に,少子・高齢化が急速に進展する中で,財政健全化が緊急課題となっている国や地方自治体にとって,このPFIが21世紀に向けた社会資本整備の手段として,魅力的な政策手法であることに間違いないとも言われております。  このイギリスで生まれたPFIという手法が今,我が国で取り上げられ始めた背景を若干述べさせていただきます。  日本の財政は,70年代の2度の石油危機を経て,経済成長が鈍化する中,歳入が伸び悩んで赤字が構造化する傾向に変わってまいりました。こうした状況を背景に,行財政改革が重要な課題として取り上げられるようになり,82年の臨時行政調査会の第3次答申では,民間の活力を基本として,官民の調整,民間の補完に重点をおく行政への移行が提案されたのであります。  これに基づき,86年には民活法,87年にはリゾート法などを基本に,第3セクター方式を推進する様々な環境整備が進み,バブル経済のもとで空前の民活ブームが起きたのであります。ですが,この当時に立ち上がった事業の多くは,バブル崩壊及び,その後の環境変化に加え,事業の選定などは行政の裁量にゆだねられる部分が大きく,具体的な採算性の検討がおろそかになりがちだった。事業開始後の環境の変化に際しても最終的なリスク分担が不明確だったので,軌道修正をすることなく,問題を先送りにしたなどなど,総じて,官民の責任や,役割の分担が瞹眛であったために,多くのセクターが破綻の危機に直面し,大きな問題になっているところであります。  このような失敗例を教訓とし,公共セクターから,民間事業者への適切なリスク移転を前提に,事業運営を全面的に民間に任せることを原則としたPFI方式が,98年5月に衆議院に上程され,約1年間の審議を経て,今年7月に道路や鉄道,駐車場,リサイクル施設など24事業を対象として生まれてきたものであります。  政府でも,この法律の推進のために,総理府の中に民間人を中心とした,PFI推進室を設置する,さらには,国の債務負担行為による支出年限を特例として30年に延長する。PFI推進の障害となる現行法を改正するなどなどを進めながら,省庁横断で体制を整備しているところでありますし,また,この12月には,民間事業者の責任や官民のリスク分担などの基本方針が示されるところであります。  このPFIの導入に当っては,これを利用するのは国よりも地方自治体が中心になるだろうとも言われております。  その理由の第1には,地方自治体の財政が現在,非常に逼迫した状況にあることであります。  わが山形市も例外ではなく,事業予算連続減,借り入れ残高は本年度末で1,019億円と,極めて厳しい財政状況であることは皆様既にご承知のとおりであります。  バブル崩壊後に加えて経済低迷の中,税収減が慢性化する一方,経済対策に伴う公共投資負担の増加などで,歳出がふくらみ,山形市を含めた各地方自治体は,抜本的な財政再建の必要に迫られている。こうした中,今後の公共サービス提供に必要な資金を確保するための手段として,PFIへの期待は大きいと考えられています。  第2の理由としては,自治体は,地方分権が推進される中,戦略性や独自性の発揮を一段と求められております。7月に地方分権一括法が成立したことで,住民に身近な行政サービスについては,自治体に大幅とは言えないものの権限が委譲されることになりました。これを契機に,各自治体は,今後国の基準にとらわれない,独自の戦略を打ち出すことが不可欠となります。そのためには,これまで以上に,民間の発想や,運営ノウハウを活用することが有効になり,PFI導入の潜在的なニーズは大きいものと考えられます。  3番目の理由としては,住民に対する行政のアカウンタビリティ(説明責任)がより強く求められる傾向にあります。公共サービスに対する国民・市民の視線は一層厳しくなり,新規事業を実施するには,その意義や効果などを,従来よりも明確にする必要があります。PFI導入で効率的の向上を目指すことは,住民へのアカウンタビリティを高める有効な考え方であることに間違いはありません。  以上のようなことから,現在多くの都道府県や地方自治体が何らかの形でPFI導入を検討していると言われており,特に財政事情が厳しい自治体ほど,早期にPFIを活用した,事業の具体化を目指しているところであります。  東京都では,浄水場に熱電併給システムをPFIで建設することをすでに決めておりますし,その他の自治体でも,99年度中に導入予定が2箇所,2000年度中に導入を検討している自治体は35箇所,それ以後の実施に向け検討中の自治体が39箇所と,多くの自治体が,PFI導入に向けて動きはじめているところであります。  わが山形市におきましても,先程も述べたとおり,1,019億円と多額の借金を抱えている中,市税収入が来年度もマイナスと見込まれているなど,財政事情は一段と厳しくなってきております。しかしその一方では,清掃工場の立て替えや給食センターの立て替え,さらには消防の2署制や学校・公民館の立て替えなどなど,推進して行かなければならない,大型事業を数多く抱えている状況でもあります。そこで,これらを初めとするこれからの様々な大型事業については,PFIを積極的に活用して,財政の支出を極力押さえて行くべきと考えますが,このPFI導入に対して,市長はどのように考えておられるのかをまずお伺いをいたします。  次の質問に移ります。最近,環境管理の国際規格である「ISO14000」シリーズの認証を取得する自治体が増えております。自治体の外郭団体や,NGOと呼ばれる非政府組織など,約80団体で構成する「環境ISO自治体ネットワーク」がまとめた調査によりますと,導入団体は,10月31日現在で,大阪府や仙台市など,自治体単位で取得したのが15件,ほかに県の研究機関が3件,清掃工場や下水処理場など事業所ごとに10団体の計28団体が取得しており,このほかに,東京都や京都府・浜松市など,約40の自治体・事業所が今年度中に認証を取得する見通しであり,2000年度中の取得を目指している団体も40前後あると言われております。  このISOは,スイスのジュネーブに本部を置く,国際標準化機構(International Organization Standardization)の組織の名称であり,製品規格や品質管理,環境管理などの世界共通の規格を策定しているところであります。  ISOの定めた規格のほとんどは,物の寸法や形状などを,細かく定めた製品規格が主でありますが,物の規格などだけではなく,品質管理や環境管理などのシステムを対象とした規格も定めており,環境管理システムは,製造や製品及びその他各業務による環境負荷を自ら設定した目標に沿って管理・改善を図っていくための一つの基準を示しているものであります。  このISO14000シリーズの認証を取得した自治体では,冷暖房に使うガス・重油の使用をおさえ,前年比で5,000万円の経費を削減した例や,下水道組合では,リンの排出量を国の法定基準よりさらに減らした例などなどに加え,用紙や電気などの資源の節約や,ゴミの排出削減が図られたなどの効果が得られたと報告されております。  今後は,規制条例作りやリサイクル率の向上などで,住民や域内企業への協力を求めるとともに,企業向けの講習会の開催や研修テキストの作成などで啓発活動を進める。さらには,公共事業の契約には環境への配慮を委託先の選定基準に加えるなどなどを進めながら,さらに環境への意識を地域に根付かせて行く方針とも報告されているのであります。  わが山形市では,平成5年という早い段階に山形市環境計画を策定し,「まちのすがすがしさ」,「自然の豊かさ」,「まちのうるおい」,「まちの誇り」,「環境教育の推進」の五つのテーマに添って,さまざまな活動を推進し効果を上げてきており,また,策定後の状況の変化に応じて,現在,新環境計画の策定に向けて準備を進めていると伺っております。  そこで,この新環境計画の策定に併せて,環境管理のお墨つきであるISO14000シリーズの認証取得に挑戦し,さらなる環境先進都市・山形を目指すべきと考えますが,市長のお考えはいかがでしょうか,お伺いをいたします。  次に,ケナフの栽培について申し上げます。ケナフという木をご存じの方は多いと思いますが,改めて紹介をさせていただきます。  ケナフという木は,アフリカ産の一年草でアオイ科の植物であります。栽培はいたって簡単で,約半年間で3m~6mに成長する木であります。この木の特徴は,CO2(二酸化炭素)の吸収力が非常に高いことであり,このことから,CO2の排出を抑制し,地球温暖化の防止に大いに役立つと言われておりますし,また,この木から紙ができることから,木材パルプの使用抑制をとおして森林資源の保護につながるということで,最近注目を浴びている木であります。  このケナフの効用に注目し,ケナフ普及による環境向上活動を推進しようという主旨で,「山形ケナフの会」が今年の4月に設立され,活動を始めたところでありますし,また,大変おこがましい話ではございますが,私どものNECでも,国内外全てのNECの事業上で,ケナフの全社活動を展開し,環境保護活動に取り組んでいるところでもあります。  そこで,山形市でも,このケナフの栽培を通して,地球環境の保護活動に積極的に取り組んではと提案するものであります。  まず,手はじめに,市内の小学校で,児童生徒にケナフを栽培してもらい,その木から,学校で使う紙の一部を作成することから始まれば,地球環境保護活動とともに,環境教育の実践活動にもつながり,一石二鳥の効果か得られるものと考えますので,ぜびご検討のうえ,ぜひ実施してもらいたいと思いますが,市長のご見解をお伺いをいたします。  最後にその他で3点,今までの一般質問でお尋ねした事項について,その後の経過をお伺いいたします。  一点目は,昨年12月議会の一般質問で,市民サービスの向上を図るためにも,各種証明書の自動交付機を導入すべきと提案し,市長からは,国の住民基本台帳ネットワークシステムの動きを見ながら検討を進める,との答弁がありました。この住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては,今年8月住民基本台帳法の一部改正法が成立したことにより,今後3年以内に整備が進められるものと考えますが,この整備に併せて,前回市長答弁のとおり各種証明書の自動交付機導入についても検討されるものと理解しておりますが,そのとおりでよろしいのでしょうか。市長のお考えをお聞かせください。  2点目は,平成9年3月議会の一般質問で,枝松議員と私が,蔵王産業団地へのアクセスとして,福田橋を改良するなどの整備を急ぐべきではないか,と質問したところであります。  それに対して市長は,福田橋の改良については,十分検討して対処してまいりたいと考えております,との答弁があったところでありますが,あれから約2年8カ月が経過した現在でも,状況は何ら前と変わっておりません。市長の十分検討して対処してまいりたいという答弁はいったいどうなったのか,お伺いするものであります。  3点目は鈴川公園の整備についてであります。この件につきましては,6月議会の一般質問で,菊池議員が質問したところであります。鈴川公園の整備につきましては,現在,沼の辺拠点区と馬見ヶ崎拠点区の整備はほぼ終わったものの,それ以外は,一部の土地の買収は終えたものの,何ら進展していない状況にあります。その状況を踏まえて,早急に整備を進めるべきと菊池議員が質問したのに対し,岡崎都市開発部長は,県の公共事業再評価委員会において議論をしていただいている。この内容を踏まえて,今後検討していくが,実施時期については,今後の財政状況の推移を見ながら決定してまいりたい,との答弁がされております。  この答弁につきましては,財政状況などから十分理解するものでありますが,そこで,様々な条件から,今一気に整備を進められないのであれば,立派にできた沼の辺拠点区と馬見ヶ崎拠点区を結ぶ散策路だけでも,途中にあずま屋を配置しながら,早急に整備を進めていただきたいと思います。そうすることによって,沼の辺拠点区と馬見ヶ崎拠点区が,さらに生きてくるものと考えますが,この散策路の早期整備について市長のお考えをお聞きするものであります。  以上で第一回目の質問を終わります。ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) 第1番目のPFIの活用についてご答弁申し上げます。  PFI方式での公共施設等の整備・運用については,既存の公共施設等の効率的な活用を含めて,設計と建設,維持管理,運営等に関する民間の資金とノウハウが活用されるということで,非常に効率的,且つ効果的な公共サービス提供が期待されているのであります。  このような,財政の支出の軽減が図られるということが,最も基本的になっておりますし,イギリスで開発されて,そしてこの方式いわゆる財政事情が今日のような状況の中において,最も期待されているやり方でございます。ただ,地方公共団体が,事業主体となることを前提とする例が多いということもございまして,私ども,この方式については,非常に有効,且つ効果的に考えられると,こういうことから市上げてこれを考えを検討していく必要があるというふうに思います。  政府の基本方針案が検討されておりますので,はっきりした段階において,私どもこの地方公共団体もこういった方式を採用していくことがいいのではないかと,このように思っているところでございます。
     2番目のISO14000シリーズについては,新環境計画策定後の実行面において,市内部の推進にかかる管理システムとして有効なものと聞いております。  従いまして,環境計画の実施に際しましては,ISO14000シリーズの考え方を取り入れていくように検討してまいりたいというふうに考えております。山形県の工業技術センター,仙台市がISOの14000シリーズの取得に向けて,作業を進め,あるいは,取得しておりますので,関係情報等も収集し参考にしてまいりたいというふうに考えております。  また,ケナフにつきましては,非常に効果のあるアフリカ産の1年草の植物であるというふうなことでございまして,こういったこと地球温暖化防止につながるものと期待が寄せられておりますから,山形市の小学校において環境教育の教材の一つとして,このようなケナフというものを栽培することを教育委員会の方でも検討を進めているところでございます。  住民基本台帳法の一部改正については,施行にあたって個人情報の保護に万全を期すため,個人情報保護法の制定が前提となってございます。  また,地方公共団体が適切に住民基本台帳ネットワークシステムを運営することができるように,自治省が十分な指導を行うことになっております。  従って,自治省が指導するこのシステムの内容等をよく見ながら,引き続き山形市としてもこの証明類の自動交付についてやれるように,そういうふうな内容をもとに検討を進めていきたいというふうに思っているところでございます。  福田橋については,現在のところ現状のルートを極力活かして,現在の道路でございますが,拡幅で対処したいという方針でございます。  これまで,長年検討してまいりましたが,地元の地権者のご協力を得られれば,こういうことで行きたいというふうに思います。  福田橋に関しましては架け替えとなりますと,最短でも,約2年間の通行止めの期間が生じることから,現在の福田橋を供用しながら,その隣下流の方に2車線の道路を造っていきたいと,このような考えでございます。  地権者の協力を得られれば,平成12年度からボーリング調査,その他に入っていきたいというふうに思っております。  この福田橋の事業については,蔵王産業団地の交通の便のことからいっても,国道13号線に隣接する団地として,やはりこのりっぱな両方の道路が通れるようにしていかなければならないというふうに思います。そうすることによって,産業団地の利用が一層スムーズに,やれるんじゃないかというふうな気持ちでございます。  地元地権者をはじめ,関係者の協力を得られるように特段のご協力をお願いしたいというふうに思っているところでございます。  次は,鈴川公園でございます。非常に財政事情が窮屈でございまして,新規の事業がなかなか思うようにいかないと,こういう状況の中で,馬見ヶ崎拠点地区の整備の方は,進んで整備がだいたい終了したのでございますが,鈴川の方が非常に遅れているとこのような状況にありますから,私は,この全体事業は,やはり,遅れるのはやむを得ないと勘弁してもらって,市民の方にご迷惑かけますが,このところは十分に,私ども考えて,そして,今後の問題に対処していく必要があろうかというふうに思います。  その中で,馬見ヶ崎拠点地区と鈴川いわゆる沼の辺地区の拠点地区の相互連絡とこのような考えから,2.5kmのうち300mをやって行きたいというふうに思っております。ただ,公園内の道路でございますから,大幅な確保とかそういうふうな方はやめて,現在ある道路について整備を少しして,そして,あずま屋的なものを造って整備を行いたいというふうに思います。全体構想としては,平成15年までに,ほぼ2分の1ぐらいの事業に縮小していきたいというふうに思っているところでございます。  以上,お答え申し上げました。 ○議長(中村幸雄君) 26番 竹田和義議員。 ○26番(竹田和義君) ご答弁ありがとうございました。まず,PFIの活用については,政府の基本方針が出た段階で採用していく方向で検討するということでございますが,ぜひ,採用する方向で検討進めていただきたいというふうに思います。  私は,このPFIの活用につきましては,財政の支出を削減する,あるいは,民間のノウハウを活用するという点の他にですね,今の問題になっている事項ではございますが,PFI推進法の第8条には,事業の選定は客観的な評価によらなければならないということで,事業所の選定については,今までのような不透明さというものを排除しろということが,PFI推進法の第8条で規定されているわけでございますので,今問題になっている談合とかですね,そのような不透明な部分も発注に際しては,だいぶ透明にされるのではないかいうふうに考えているところでございます。そのようなことで,財政の支出を削減する一方,事業の公平,透明さを確保するという点でも,非常にPFI推進法は期待されているところでございますので,そのような点からも,ぜひ,早い時期での採用を検討していただきたいというふうに考えているところでございます。  ISO14000につきましては,すでに,今取得を挑戦するとかしないとか,具体的な答弁がいただけなかったような気がいたします。周りの状況の情報を収集して参考にしてまいりたいという抽象的なご答弁になったと思いますが,それを基にして,山形市として認証取得に挑戦するのかしないのか,市長としての今の段階でのご決断の心をお聞きしたいというふうに思います。  また,ケナフにつきましてですがね,非常に環境面で期待をされているということで,二酸化炭素,先程申しましたが,吸収力が非常に高いということで申し上げましたが,針葉樹の2倍,広葉樹の約3倍から8倍の二酸化炭素の吸収能力があると。100万kwの火力発電所の二酸化炭素の排出量が年間で5,000t。それの浄化に必要な森林の面積は約3,600㎡というふうに言われておりますが,ケナフであれば,その半分の1,800㎡で済むということで,すばらしい効果があるということでございますし,また,ケナフ1本から取れる紙につきましても,1本から0.4kgの紙が取れると,パルプの場合は1㎡,0.9kgということで,非常に差があるということでございます。このケナフを6本とった場合,A4サイズでですね,コピーの用紙が250枚,それから画用紙が100枚取れるということで,名刺や資料さらにはハガキやティッシュということで,その用途も非常に期待されるという状況でございます。  また,最近の新聞につきまして,鶴岡の鳥海小学校でですか,児童が栽培したケナフを紙に漉いて,それで,ハガキを作って,東京都の学校と交流を深めて,お互いに環境改善に努力しましょうという交流も進めているということも聞いております。ぜひ,教育委員会とそしてまた環境部とですね,共同で学校に植えていただき,そしてそこで紙を漉く実践をするというようなことをとおしてですね,地球環境の保護あるいは,子供たちに対する教育の実践というものを強力に進めていただければありがたいというふうに思っているところであります。  住民台帳基本法の一部,自動交付機についてでありますが,前回,私の質問では,自動交付機の導入を進めるべきじゃないかという質問をいたしたところであります。それに対して,住民基本台帳カードあるいは,自動交付機を作るには,市民の1人1人が自分のカードを作らなければならないと,ですからこれは,住民基本台帳ネットワークシステムができれば,住民基本台帳をその中で作らなければならないので,今作ると二重手間になると,ですから,住民基本台帳ネットワークができた段階で検討していきたいと,市長の前回のお考え方であったのではないかなというふうに思います。  そういうことで,今の答弁では自動交付機については,やれるように検討して行きたいというご答弁があったので,それで了としますが,これは,住民基本台帳ネットワークは施行されてからですね,3年以内に整備しなさい。さらには,住民基本台帳カードについては,施行されてから5年以内に整備しなさいということになっていると思いますので,ぜひ,その期間内で整備をされて,カードを整備され,そして自動交付機の導入を図っていただきたいというふうに強く要望しておきたいと思います。  これは,今各公民館をFAXで結んで,いろいろな証明書の発行をやっているわけでございますが,市役所が休みの時間,特に土曜日,日曜日,そしてまた,夜間には全然使えないという条件があるわけでございます。ただ,市民の皆さんは土曜日,日曜日そしてまた,夜間でもそういうものを発行して欲しいという要望が一番強いわけでございますので,市民の皆さんのそういう強い要望に答えるという意味でも,この先程申し上げました3年以内,あるいは5年以内という期間内でぜひ交付機の検討について,実施ができるように進めていただきたいというふうに思います。  それから,福田橋でございますが,今の市長の答弁で地権者の理解が得られない。けれどもこれからいろいろやりながら来年度からボーリングをしながら下流に2車線の道路を造りたいというご答弁でございましたが,私はですね,今まで前回の質問から2年8カ月が経過しているわけですよ。その中でいろいろな事情はあったということは,十分理解はできますけれども,2年8カ月もね,市長がきちんと答弁をしておきながら,何ら変わらないというのは,いったい何なのかということを非常に疑問に思っているところであります。これが民間であれば,こんなことじゃ到底済まされない問題なのですね。もう少し真剣にですね,前向きに全力で,全力で取り組んだとは思いますが,早めに物事を進めていただきたいということを要望したいです。  特に,産業文教委員会でも申し上げているのですが,あの産業団地は市が造ったのでしょうと。そしてそれを売ったのでしょうと。造ったものはアフターサービスをする義務もありますし,また,今製造物責任法,PL法というのがあるのだよと,だから最後まできちんと面倒を見なければだめなんじゃないですかということを産文の企業誘致課の皆様にも申し上げたところでございますが,そういう考えをですね,造って売ったから後はもういいんだという考えではなくて,やはり,あそこを使う人の利便性のために努力をするのだという,いつでも努力をするのだという,そういう姿勢を私は欲しいと思うのです。それが,無いから2年8カ月も延々と市長はやりますというふうに答弁したものの何ら進まない結果ではないのかなと,悪く言えばですね,というふうに取ってるところでございますので,また,2年後当たりに一般質問回ってくると思います。その時にも追跡調査をぜひやらせていただきたいというふうに思います。とにかく,あそこを利用している人は非常に不便をきたしているということでございますので,積極的にできるだけ早い時期に造っていただきたいということを,再度要望させていただきたいというふうに思います。  それと,鈴川公園につきましてはですね,財政が厳しいので,全体的な遅れはやむを得ないということでございます。これは,本当に理解はしますし,また地元の皆様も山形市民の皆様もある程度の理解は示しているのではないかなというふうに思います。  そういうことで,私は散策路だけでも早く造るべきだということで,お話し申し上げたというのは2.5kmの内300mしかできないというのは非常に少ないのではないかなと,少ないとも半分くらいの1,250mくらいぜひやってほしいものだなというふうに思っているところでございます。  りっぱな道路でなくても結構だと思うのです。今までの道路を砂利を敷いて整備するとかですね,簡単な方向での散策路でも自然の中の道路でございますので,それで十分だと思います。そういうことでできるだけ金の掛からない方向で300mとは言わず,できるだけ早い時期に全面的に整備をしていただければありがたいというふうに思っているところであります。  それとこれは,通告にはございませんが,今鈴川公園という名称になっているわけでございます。ただ,鈴川地区にあるから鈴川公園なのかということになりますと,馬見ヶ崎拠点区は小白川地区にあるわけです。そういう意味で山形市全体の公園だと,市民の全体の公園だというふうに思っているところでございますので,果たして鈴川公園という名前がいいのかどうかと,私は常々疑問に思っているところであります。何だおまえ鈴川のくせに鈴川公園の名前外すとは何事だと地元の人から言われるかもしれませんけれども,山形市民全体の公園であるならば,もっとそれにふさわしい名称にするとか,あるいは,市民から公募してですね,市民に親しまれる名称を付けるとか,そういうこともやってもいいのではないかなという考えもいたしておりますが,その辺,その名称の件について,市長はどのように考えておられるのかどうかということ。それから,鈴川公園の散策路300mでなくて,本当に金のかからない道路で結構ですので,1,2年くらいで全部やれないのかどうか再度検討できないかどうかという点。ケナフにつきましては,検討していきたいということではございますので,ぜひ,教育委員会と環境部でやっていただきたい。それから住民基本台帳3年以内5年以内に住民カードを作って,検討して欲しいじゃなくて,その期間内にやるという答弁をいただければありがたいというふうに思いますし,今申し上げましたことにつきまして,再度答弁をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) ISOの14000シリーズについては,環境計画の実施に際してISOシリーズの考え方を取り入れるように検討してまいりたいと考えております。  次に,福田橋については,2年以上この検討を進めて,いろいろ地権者と交渉,そして工法の問題等を考えてまいりました。今回できるだけ早めにこの解決をして,そして,皆さんに福田橋の架け替え,いわゆる下流の方に2車線の道路,橋を造って行くとこういうふうな考え方でございますのでご了承賜りたいと思います。  蔵王産業団地については,山形市で分譲,そして皆さんに分譲しているわけでございまして,この振興のため,工業の振興のために両方の道路が早めに整備されると,こういうことが必要でございますので,なお一層がんばってやって行きたいというふうに思います。  それから,鈴川公園については,名称について,いわゆる馬見ヶ崎の方が非常にプールができたり,いろんな物ができて,あっちの方の整備が先に進んだわけでございます。鈴川公園については,沼の辺周辺の整備,そういったことに今までやってまいりました。そういうふうな方法でございますから,名称について,どのようにしたらいいかということについては,部内でそれをもう一度検討し直して考えて行きたいというふうに思います。  散策道路の300mについては,今のところ予算はその程度でございますが,都市開発部でどのようになっておりますか。都市開発部長,もしできたらご答弁をお願いしたいというふうに思います。以上です。 ○議長(中村幸雄君) 岡崎都市開発部長。 ○都市開発部長(岡崎教雄君) 双月地区につきましては,まだ用地未買収地もあるのではありますけれども,用地買収は少し時間がかかるではないかとそういうふうに思っております。そういうふうな中で遊歩道につきましては,現在のところ,来年度の予算としましては,その300m程度をお願いしたいということで今お願いしているところでございまして,平成15年までの中で,もう少し可能な限りですね,お金をあまりかけないような工夫をしながら,なるべくその馬見ヶ崎,沼の辺がつながるような形で整備を進めていきたいと,こういうふうに思っておるところであります。以上であります。 ○議長(中村幸雄君) 26番 竹田和義議員。 ○26番(竹田和義君) 今,それぞれご答弁をいただきましてありがとうございました。それと,いろんな事項については,できるだけ,できるだけじゃなくて前向きに取り組んでいただきたいというふうに考えております。それからまた,今いろんな問題で市役所の中が非常に沈滞ムードじゃないかなというふうに,私ども周りから感じているところでございますが,嵐の中でも時は経つ,朝の来ない夜は無いということも申しますので,ぜひ,皆さんの努力で明るさを取り戻して,市政の発展に前向きに取り組んでもらいたいということを最後に要望いたしまして,私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 以上をもって,竹田和義議員の質問を終ります。(拍手)   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎佐竹盛夫君 質問 ○議長(中村幸雄君) 次に,「農政一般について」ほか2項目について,19番 佐竹盛夫議員。 〔19番 佐竹盛夫君 登壇〕(拍手) ○19番(佐竹盛夫君) 一般質問の機会を与えてくださった緑新会の皆さんに感謝申し上げながら通告の順に従って質問いたします。  農業問題を論じておると,最近あまり良い話しが無い。暗い。そんな中で最近の農業新聞に,大きな見出しで働き盛りの39歳以下の新人農家が,11年ぶりに1万人台を突破したとこういう報道がありました。すばらしい最近に無い農業問題での明るい話しでありました。  最近話題になっている,農業生産法人への就職は別としても,自立農家が増えて,しかも就農準備校でもサラリーマンの姿が目立つとしており,リストラで仕方なく就農するのではなく,積極的に自らの職業として選択する姿勢が伺われると報じてありました。  21世紀の花形産業として農業は発展するなとこのような感動を覚えながら質問に入ります。  山形市が平成3年3月議会で「米等の自給確立都市宣言」を行い皆さんとともに議決してまいりました。県都山形市の都市型農業の発展を願い多目的な施策をきめ細かく行ってまいりました。全国でも珍しく,山形県でも初めてだったのであります。  私は山形市は執行部と議会は先見性を持ち,認識にたっていると心を新たにしているものであります。  ところで不勉強でわかりませんが,山形市の自給の割合,これは品目別に,どれがどの程度自給なっているのかということを産業部長にお尋ねをいたします。  今年の7月に農業基本法が改定されましたことは,議員の皆さんもご承知のことと思います。  新たな基本法,食料,農業,農村基本法が制定され,食料の安定供給の確保,多面的な機能の発揮,農業の持続的な発展,農村の振興といった四つからなる基本理念が示されました。  また,この新たな基本法には,国,地方公共団体の責務,農業者,事業者の努力,農業者への支援,消費者の役割が明記され,今後の農政展開に大きな希望を与えるものとされております。日本にとって自給率が一番低いとされている麦・大豆を従来の転作から本作へ促すなど,それに加えて助成金体系の整備などによって国の明確な狙いが示されたわけであります。従来の国,都道府県から下りてきた転作行政と異なり,市町村の農政が重視されることを認識せざるを得ない。麦,大豆の自給向上が日本の期待でもあると言われても,昔から瑞穂の国と言われた日本の水田農業が麦,大豆に塗りかえることができるでしょうか。一言で言えば,米は必要なだけ作り自給の低い麦や大豆を作れと言っているのであります。  山形市は,農業振興10カ年計画を立て環境に合ったきめ細かい振興計画を立てていることには敬意を表します。  そこで産業部長にお尋ねします。基本法が示しているように,減反作物としてでなく本作物として,麦,大豆の生産を拡大しようと考えているのかお聞きしたい。  去る10月27日の日に農業委員会主催による山形市内の農業団体の交流会が開かれました。これは,山形県農業会議会長でもある岸参議院議員をお迎えしての交流会でもありました。  こういう21世紀に向けての国の農政が大変革をきたしております。その中で農業委員会としては,どのように取り組みながら,今後農業団体と交流をし,連帯をし,山形市の農業のために,どう考えているのかを農業委員会事務局長にお尋ねします。  山形市では,今年の異常高温に,8月24日,対策本部を設置して,いち早く農作物の管理徹底を呼びかけるチラシを市内全農家に配布するなどして,その対策には高い評価をいたすものであります。しかし結果的には,ブドウ,米などの品質の低下につながってしまった。  山形県産米の等級をみると,一等米比率が県平均で53.1%と大きく割り込んだ。  主力品種である「はえぬき」ですら59.7%でありました。幸い当山形農協管内では「はえぬき」で84%。平均で82.7%の成績が出ております。これも行政と市内農業団体とが一丸になり懸命な努力の結果と深く感謝を申し上げます。だがカメムシの異常発生の情報提供や水田の水の適正な管理が積極的に行われていれば被害ももっと少なめに済んだであろうと思っております。  異常気象は常にやってくることを念頭に置きながら対策を考えてもらいたい。  山形市にはご案内のとおり西の方からは長谷堂風,ご存知ですか。あと南からは蔵王おろしの二つの風の道があります。時々に山形市に局地的な災害をもたらします。その局地的な災害の場合,災害対策本部も設置ならず,補助事業も該当しない。この様な災害の復旧を支援する低い利息の融資制度を創設したらどうでしょうか。これは市長にお伺いいたします。  山形市の高温対策本部は,何を反省し,今後どのような指導を考えているかを産業部長にお聞きいたします。  次には,山形市農業振興公社についてでありますが,今年の9月定例議会のなかで斎藤淳一議員が一般質問なされました。13億5,000万円の原資を持ちながら,その果実は,設立された当初に比べると超低金利とは言え,10分の1にも満たない600万円台であります。これでは当初の目的に機能が十分に発揮できるのか。非常に疑問があります。中には公社が所有している農機具類を例にとります。トラクターを除いては,他の機具は耐用年数をほとんど超えております。にもかかわらず,減価償却引当が行われていないとの噂があります。単なる噂だろうと聞いておりますが,現在,公社に対する期待感は非常に強い。高齢化,担い手の減少などにより,公社への農作業の受委託がまだまだ増加していきます。早急に機能充実に努めるべきではないではないでしょうか。  次は,農業用廃プラについてでありますが,廃プラの回収は環境上から言っても大事なことであります。今年の回収の状況はどうだったのでしょうか。県でも助成金を出すことに決まりました。農家の意識も日に日に高まってまいります。これまで以上に廃プラの回収には取り組んでいただきたいのであります。今年の回収の状況はどうだったでしょう。これも産業部長です。  次に,残念なことだったのですが,カモシカの食害対策についてであります。個体数調整が初年度,平成3年2月より実施されました。私は山形農協の理事時代であって,文化庁,環境庁に陳情するなどそういう経緯を持っております。今年より2年間休止することにしたと,新聞に報道されておりました。  ここで確認したいのは,2年後再開される時は,申請手続き上に問題もなくすんなりと再開できるかを確認しておきたい。これも産業部長です。  最後になりましたが,これは私の夢であります。開発インターチェンジについてであります。私はこの前の一般質問でも申し上げました。  高速道路の沿線で都市開発事業,工業団地造成事業などの開発が行われる場合において開発事業者の負担によって,新たなインターチェンジを造ることができるとあります。本県においては,庄内空港インターチェンジがその例であります。地域振興に寄与することが非常に期待されております。  そこで,東北中央自動車道と宮城酒田線との交わる地点,つまり大郷であります。只今大郷ジャンクションが建設中でありますが,私は,ジャンクションでなくて,開発インターチェンジにしたらどうでしょうかとご提案申し上げます。太平洋と日本海との物流の拠点になります。  その周辺は山形県を代表する農産物の宝庫でもあります。近くに山形農協の中央営農センターもございます。ジャンクションエリア内には13haの土地もあります。その土地の利用については現在市では検討中とは聞いておりますが,前にもご提案申し上げたのですが,その13haの場所に交通の利便性の高さが必要な中央卸売市場の移転を検討してはどうでしょうか。4日に開通した新幹線の新庄延伸の関係自治体が多額の事業費を負担しながらも,喜びをかみしめ,希望を持って向っている姿が将来の夜明けとなるでしょう。こんなことを思っております。  私が提案しているのは,人的交流,観光行政だけでなく,地域の山形市の産業振興,広域的な物流の拠点となることを願いを込めながら提案いたすものであります。市長のご所見をお伺いいたします。以上をもって第1回目の質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) 最初に私への質問では,異常高温による山形市の対応と,局地的な災害を受けた場合は,この融資制度についてどのように考えているかとこういうことでございます。今回の異常高温による気象状況については,山形市もさっそく対策本部を作って,そして皆さんのご協力でこの非常時を乗り切るとこういうことでやってまいりました。その結果については,平成12年度の予算に示していきたいというふうに思っております。  また,この局地的な災害があった場合は,市でどういうふうなことをやっていくんだというご質問でございます。これについては,前向きに制度化を検討してまいりたいというふうに考えてございます。  次に,ジャンクションにつきましては,高速道路を直接接続するもので,設計速度においても高規格で設定されておりまして,ここに一般の道路と乗り入れするインターチェンジを建設することは,山形市の場合は構造上無理があるとこのように言われております。  また,高速道路の沿線に開発インターを設置することは,開発者が建設費を負担することから現時点においては採算の面で非常に難しい面があるとこのように思われます。  建設省では,現在地域活性化インターとして,都道府県インターチェンジを建設できる新しい整備方法を検討しておりますが,建設から料金収受,維持管理まで県・市の負担となりますので,莫大な費用を要することで,現状では非常に難しいのではないかとこのように思います。  全国で32カ所のインターが,ジャンクションがございますが,これらについては,今までの方法と,そして,これから造っていく場合の経費の問題,そういったものを勘案して,非常に難しい問題である。そして,まだもう一つ構造上が非常に無理があると,このように言われておりますので,非常に大変なことではないかというふうに思います。  山形市は今のところこのジャンクションにつきましては,構造上無理があると建設省高速の方から言われておりますので,開発その他については,整備計画を持っていないというふうにお答えしたいと思います。  ジャンクションの土地の利用については,都市計画マスタープランの中で,工業流通系の土地利用区域と位置付けておりまして,現在,土地利用転換について検討をしているところでございます。  今,中央卸売市場というお話しでございましたが,現在ではまだ今の中央卸売市場が使えますので,この点については,十分に検討して,山形市として土地利用について,今後考えて行かなければならないというふうに思います。  もう一つは,霞城公園を総合公園として整備する。異常高温について,産業部長,こういうふうにありましたが,本人からの佐竹議員からの質問でございます。お答えして私からの答弁としたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 新海産業部長。 ○産業部長(新海武久君) では,私の方から,農政一般につきましてお答えさせていただきたいと思います。  最初に,本市の品目別の自給率でございますけれども,生産量と消費量から見ました自給率でございますが,肉類の生産が足りませんけれども,米・野菜・果実などの主要な農産物につきましては,自給率100%以上となってございます。  次に,土地利用型作物としての麦及び大豆の生産拡大につきましては,これまでも農業団体等と連携を取りながら取り組みを行ってきたところでございますけれども,麦につきましては,この収穫期が梅雨の時期と重なりまして,良品質の生産が難しかったこと。また,大豆につきましては,連作障害とか紫斑病などの発生が見られまして,排水対策によります団地化やブロックローテーション化が困難なことなどから,なかなか定着してこなかったという経緯がございます。今後の取り組みにつきましては,山形市の安定しました水田農業経営の確立を図るために地域振興作物とともに団地化等について,農業団体等とはこれまで以上に緊密な連携を図って行かなければならないというふうに思っているところでございます。  次は,農業公社に関することでございますが,議員からご指摘のとおり,超低金利の影響を受けまして,基本財産の収入につきましては,非常に厳しい状況になっております。このようなことで,公社の運営委員会におきまして採算性のある新たな事業の発掘とか,そしてまた,機械などの充実を図るための資金借入れなど,公社の経営改善に向けまして,鋭意今検討重ねているところでございます。  山形市の農業を守るためにも,青果物の価格安定事業,そしてまた,農作業の受託事業が重要な事業でございますので,維持発展を期すために収入の確保,そしてまた,なお一層の効率的な運営に取り組んで行きたいというふうに思っているところでございます。  次に,農業用の廃プラスチックの回収状況でございますが,昨年度は84tございましたけれども,今年度11月末現在で約100tというふうなことで,すでに,昨年の回収量を上回っている状況でございます。これは,ここ数年生産者の意識が高まってきたこととか,そしてまた,広報車などでの啓蒙活動に力を入れてきたためと思われるところでございます。これから,3月にも回収を予定しておりまして,なお一層適正処理の推進を図ってまいりたいというふうに思います。  最後に,カモシカの食害対策ということで,平成元年から防護網,防護ネットですね,を設置しましたところに平成2年度から個体数調整を実施して来たところでございます。その効果がございまして,農作物の被害が減少したことから,個体数調整を休止いたしまして,当面は防護網による食害防止に努めてまいりたいというふうに思っておるところです。休止後に農作物の被害が増大した場合には,被害の対策協議会などとの関係団体と個体数調整を再開するかを協議してまいりたいというふうに思っているところでございますけれども,被害の程度につきましては,平成2年度の被害状況が一つの目安になるのではないかというふうに考えているところでございます。なお,再開するためには,県との事前協議とか,あといろいろな許可が必要となりますので,許可申請に必要な農作物の被害状況,あとカモシカの推測頭数等の把握につきましては,休止期間中におきましても調査を実施する予定でおるところでございます。以上です。 ○議長(中村幸雄君) 内海農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(内海秀次君) 10月の27日に山形市の農業関係団体交流会を農業委員会の運営委員から世話人になっていただきまして,開催させていただいたことでございます。これにつきましては,市内の農業協同組合土地改良区あるいは農業共済組合等からのご協力いただきまして170名のご参加をいただきまして盛大に開催することができました。今後の計画につきましては,市の農業委員会運営委員会で検討重ねさせていただき,市内の農業関係団体・機関とも十分協議を重ねさせていただきまして,検討を重ねさせていただきたいと,このように感じているところでございます。 ○議長(中村幸雄君) 19番 佐竹盛夫議員。 ○19番(佐竹盛夫君) 高速道路のインターチェンジなのですが,あれは北部,私の住まいの近くなのですが,なんで構造上問題があるのかと不思議でたまらないのですよ。あんなもう平坦地にね,構造上問題があるなんていうことはおかしいと,金が無いのなら金が無いと言った方がいい。そう言ってもらった方がむしろ諦めもつく,ただしですよ,今年の8月の山新に,たった40億円でできますと書かれてある。たったの40億円で。山形市の大プロジェクトから見ればね,たった40億円ですよ。もっともっと研究していただきたいな,やはり庄内と宮城,南は東京から青森まで行く道路の交差点なのです。そこにね,そのジャンクションは無いでしょう。そんなこと思っております。もっともっと研究していただきたいなとこのように思います。  それから,ずっと産業部長にご答弁をお願いしたわけですが,ちょっと気になるのは,農業公社の件なのです。13億5,000万円の原資を崩しても,本当に言うことは市長は言っていないようですけれども,借金しても農機具何千万円全部合せれば何千万円ですよ。それを,借金して買えというのか。市の一般会計から充当するのか,そう言ったことを,まず市長だな,市長。
     それから,先程質問にお答えになっておったのですが,局地的な災害,先程言ったうちの蔵王おろしに長谷堂風。それが山形市の平坦地を襲うのです。長谷堂風が吹けば西の方,蔵王おろしが吹けば東の山すそと,このような局地的な被害を被る場合があるのよ。先程言ったように,やはり対策本部も全市的なものでないものですから,対策本部もつくられない。補助金も出ないとこう言ったとき,まず復旧するに金が無いから,安い利息でどうか山形市に貸してくれという農家が局部的に現れます。これが山形市の農政の親切なのではないかなとこのように考えておりますので,ぜひ,来年度また局地的なひょうが降ったりする場合あります。そういった方々のために支援,救済,こういったことを勇断をもって市長にお願いしたいなとこのように思います。以上です。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) 農業公社の問題については,今の金を持っている農業公社,それを利用してもらう。存続が非常に大変になってきたとそういうときには,再度検討したいと思いますが,今の時点では,12億円若干の金がありますが,その金を使っていきたいというふうに思っております。  なお,災害の際の局地的な面においても,制度上利用できるように検討して行きたいというふうに思います。 ○議長(中村幸雄君) 以上をもって,佐竹盛夫議員の質問を終わります。  この際,午後1時まで休憩といたします。     午前11時20分 休 憩  ――――――――――――――――――     午後1時    再 開 ○議長(中村幸雄君) 休憩前に引き続き会議を開き,一般質問を続けます。   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎大沢 久君 質問 ○議長(中村幸雄君) 「入札制度について」ほか4項目について,34番 大沢久議員。 〔34番 大沢久君 登壇〕 ○34番(大沢久君) 一般質問の機会をいただきありがとうございます。通告の順序に従って,順次質問に入らせていただきます。  最初に,この度の競争入札にかかわる妨害容疑で再三にわたる市庁舎内の捜査は,佐藤市長のお膝元である秘書課にまで及び,代表監査委員が起訴されるという事件は,市政に対する市民の信頼を著しく失墜させたものとして,私どもも大きなショックを受け,責任を感じているところであります。  逮捕,起訴された代表監査委員は,平成7年12月ちょうど私が議長の職にあたったときの議会で万場一致で同意されたことを思い出しております。  佐藤市長からの信頼も,極めて高かったと言われるだけに誠に残念でなりません。  私はこれまで,長い間市議会に席を置き,働かせてまいりましたが,6月の定例市議会に続いて12月と,1年のうちに2回も本会議の冒頭で市長が,陳謝をするという事態は,今回が初めてでございます。  不況が深刻化し,雇用不安が一層拡大する中で,年の瀬を控え,多くの市民がどのようにして自分の生活を守っていこうかと,今必死になっているときだけに,厳しい糾弾の声が私どもに寄せられております。市議会も佐藤市政の総与党と化し,執行部も緊張感をなくし少々弛んでないか。弛んでないか。こう言った痛切な声も聞かされる昨今であります。11月22日の全員協議会の報告,本会議冐頭の陳謝はありましたが,佐藤市長以下執行部はどのようにして市政に対する信頼を回復していこうとしているのかを,まず明らかにしていただきたいと存じます。  また,代表監査委員の任期は,12月末日となっており,このほど議会の代表者会議に,市長の考え方が下ろされたようであります。  私どもも,これから慎重に討議をしたいと思います。どのような立場にあり,職務への適正や人格を含めて,どのような人を選任するのか,選任していくのか。今,内外から注視されておりますだけに,もう少し時間をかけて討議していかなければならないと思うのであります。  新しい代表監査委員の選任の同意案件は,この12月の議会でなくとも,年を越して,臨時議会を開くなどして,提案するようにしていいのではないか。私こう考えますので市長の見解を伺っておきます。  第2の質問は,入札制度の改善についてであります。山形市入札制度検討委員会が設置されて,山口助役を委員長に総務・政策財務・産業・建設・都市開発・下水道・水道の各部長を委員に,また建設部長を幹事長とする幹事会が設けられており,幹事会では,これまで,13回にも及ぶ討議を行い,最低制限価格,予定価格をはじめ,多様な入札方式など,各般の検討に入っているようでございますが,いつごろ結論を出し,どのように入札制度を改善していくのかを伺っておきます。  公正な透明性のある事業の執行が,これまで以上に強く望まれておりますだけに,どのような点に重点をおき,討議しているのか市民の前に明らかにして欲しいのであります。  私としては,例えば,建設工事などにかかわって最低制限価格を設けているようでありますが,これは,撤廃してもいいのではないか。また,青森市やその他の市でも,予定価格の事前公表を実施していると聞いておりますが,この運用で,どのような入札に改善がなっているかも,情報をしっかり取って,こう言った点も参考にしながら対処していく必要があるのではないかとこう存じます。  公共事業にかかわっては,いろいろと業種団体がありますが,この際,業界に対してモラルの喚起と徹底を図る必要を痛感しております。  この度の事件発生に際し,業者に対しては文書による指導・要請を行ったと伺いましたが,各業種団体役員の方々に,直接市長が会って,強くモラルの喚起を市民の立場から声を大事にして要請すべきと考えますがいかがでございますか。  次は,教育の問題についてでございます。  私は,昭和2年の兎年の生まれですから,私の年はすぐ分ってもらえると存じます。  昭和の初めから平成へと激動の世をこれまで生きてまいりました。青春とは,人生のある時期を言うのではなく,心の様相を言うと教えてくれた先人に学び,今,年を忘れて走り回っておりますが,世間一般で言われる青春の時代には,第2次世界大戦太平洋戦争の真っ只中にあって,七つ釦は桜に錨のあの海軍少年飛行兵として,厳しいまでの特政訓練を受け,日の丸の鉢巻,君が代,一死以て君思に報いん,神国日本は必ず勝つ,神風がそのうち吹くのだ。こう徹底的に教え込まれ,叩き込まれての軍隊生活を,中国は青島海軍航空隊で,敗戦を迎え終りを告げました。この中国において,いかにひどいことを日本の軍人がしてきたことか,ここに戦後50年山形の戦争と平和という県平和センターが作った本がございます。この中に上山市出身の元陸軍憲兵土屋芳雄さんの「人から鬼へ,鬼から人へ」の写真で中国の人方をたくさん刺し殺したその記録が載せられております。  土屋さんは,中国撫順の戦争犯罪人戦犯管理所におきまして中国人民と政府に,328人の中国人を私は殺しました。1,917人の中国人を逮捕し,取調べ,投獄をいたしました。こう告白いたしております。  私は,敗戦によって,蒋介石の軍隊とアメリカの軍隊から武装解除を受け,しばらく捕虜収容所で生活,その後日本に帰国することとなりましたが,港まで貨車に乗せられ運ばれたわけですけれども,あの日のことをどうしても忘れられません。貨車に乗った私ども目掛けて,中国の人たちは,罵声を浴びせることはもちろん貨車目掛けて石ころをびゅんびゅんびゅんびゅん投げつけてまいります。危なくて,危なくて毛布で頭や顔を隠しながら,ようやく港まで辿り着いたことを思い出しております。日本の軍隊が,いかに中国人民を凌辱し,苦めたことか,そのお返しが,石のつぶてとなって私どもに返って来たのであります。  また,帰国して上陸の地は,長崎県内佐世保港の近く,元の海軍兵舎に入れられましたが,ここで大暴動,凄まじいばかりの怒声,そして怒り狂った民衆を見せつけられました。それは,戦争中,韓国や朝鮮などから,強制的に連行されて来た人たちが,敗戦によって,怒りに狂い,賃金を補償しろ,食事をよこせ。こう言った大騒ぎが展開されておったので思わず身の縮むほどの有り様でありました。  私の青春時代と言われれば,あの不幸な忌まわしいむなしい戦争下での生活が次から次に浮かんでくるのであります。  私は,敗戦後,戦争犯罪人として,中国で捕まり,銃殺されていった人々の声を載せた冊子の中の「遺言」こう題した一文を読んで深く考えさせられたものがありました。書いてきましたので,ちょっと読んでみましょう。  「遺言」 靖国神社と天皇陛下様  銃殺刑を前に,遠く日本の皆さまに訴える。靖国は,侵略戦争を反省,各国に,お詫びする神社にしてください。「英霊,勲章」は拒否します。戦争で,日本は,大変に悪いことをしました。私たちに殺された遺族の皆さまに,申し訳ない。「聖戦」ではなく侵略であります。天皇陛下も,侵略を各国にお詫びしてください。お詫びは,恥ではなく,日本の良心です。日本は,かつてドイツにならぬよう,二度と武器を持たないでください。国民党蒋介石軍の戦犯処刑の実態を,帰国者から知ってください。岡村寧次総司令官などの戦争責任者や石井細菌部隊こそ,厳重に処罰してください。  吾が身をつねり,殺される立場になってその痛さを知りました。朝鮮民族の伊藤博文に対する憎しみも,日本に対する怒りも分かりました。祖国日本の平和と良心は,民族の反省なくしては得られません。私たちは,日本軍の罪を背負って銃殺されていきます。  “蜂となり吾もゆきなむ靖国の花は平和に咲きにおう日に”  昭和21年夏,北京国民党第11戦区草嵐子監獄において,22年12月4日戦犯死刑執行,靖国神社合妃元憲兵准尉高見勝。銃殺されていった高見さんの遺言でございます。  私は,今,この夏の臨時国会で,新ガイドライン関連法案をはじめ国旗,日の丸,国歌君が代の法律,憲法調査会を設置する国会法改正など,戦後の保守政治ができなかったことを,自民,自由,公明の三党が,一挙に,数を頼んで強行してきたこと,まさに,暴力的な国会運営が行われ,議会制民主主義そのものが問われた国会であったと思います。  日本防衛協力のためのガイドライン関連法の柱である周辺事態法が,施行された今日,日本軍事同盟体制を強化する政策や,イデオロギーが,自治体をも巻き込んで,強く打ち出されてくるものと警戒せずにはおられません。国家主義が頭をもたげ,キナ臭い匂いが漂いはじめたことを,この肌で感じざるを得ません。  私が,小学校に入ったときは,一番はじめに習った片仮名は「サイタ サイタ サクラガサイタ」であり,次は「ススメ,ススメ,ヘイタイ,ススメ」でした。長ずるに従って「朕思うに」から始まる教育勅語を,何回も,暗唱させられるという,明治以来の富国強兵,軍国家の教育が,強引に進められ,学校を包む環境は,まさに,戦争一色であり,一人一人の教育目標が,戦争のための優秀な兵士と銃後の守りに統一され,国家と天皇のために生命を棒げる大人になることにあったと断言できます。  戦後,54年を経た今日,平和と民主主義,基本的人権の尊重の戦争の放棄などを規定した今の憲法が生き生きと教育行政,市政執行の中で,活かされることを願わずにはおられない気持ちで一杯であります。と同時に自由と平和は,お互いの不断の努力で守り続けなければならないことをこの100年の歴史が,私どもに教えております。  多くの反対のなか,十分な論議もないままに,日の丸,君が代が法制化されました。相田教育長はこの日の丸,君が代について小・中学校の現場にどのように指導しようとしているのかを伺っておきたいと思います。  次に,教育長にもう一つ,あなたは就任して,ちょうど2カ月が過ぎましたが,本市,小・中学校の現状をどう捉え,21世紀に向けた教育の課題をどう分析し,どのように教育行政を推進しようとしているのかあなたの抱負をお聞かせいただきたいのでございです。  さて,今年は,海外,国内からも多くの映画関係者が,山形に集まって,国際ドキメンタリー映画際が,成功裡に終わったことを高く評価いたします。関係者の皆さまの努力に敬意を表するものでありますが,来年は2000年に当ります。次のミレニアムに向かって,平和についてを山形から世界に問い掛ける契機とするためも,第2回目の平和都市会議を来年度山形で開催してはどうかと考えるものであります。市長はいかがお考えでしようか。  次は,財政問題について,予算編成について正しておきます。  本市の財務状況は,平成11年度一般会計における公債費は,109億円余となり,市債借入残高見込みで,1,019億円に達するなど,財政の硬直化が一層進み,厳しい財政運営を強いられております。歳出につきましても,義務的経費の増加が続き,投資的経費の財源が年々圧縮されています。加えてこの不況から税収の伸びは全く期待できません。  4月からは,介護保険制度がスタートしますし,西口新都心ビル,勤労者福祉センターが完成し,駅西地区の開発事業が大きく前進する年度であり多額の一般財源を必要とし,新総合計画の掲げる「人いきいき,豊かさ実感都市」の実現をめざして,重点プロジェクトの着実な展開を図る必要がございます。予算の柱をどこに設定し,来年度予算を編成しようとしているかを,まず伺いたいのであります。  次に,本年度の予算の中では,行財政改革に向けた取り組みといたしまして,旅費食料費をはじめとした需要費などの内部管理経費の見直しで,約2億2,200万円,業務の見直では,敬老祝金等支給事業や総合福祉センター等施設の運営管理委託料などで,5,500万円の削減,さらに,補助金,負担金では,原則として一率10%の削減で見直しを行い,約2億1,700万円の減,一般会計では,合計で4億9,400万円にのぼる削減を行っているのでありますが,来年度の行革はどう進められるのか,また,経常経費比率70%台堅持の目標はしっかり守っていくべきだと思いますがこの点について伺っておきます。地方分権法が成立,制定をみた現在,依然として,税,財源の殆んどを,中央が,がっちり握って放そうとしない中では分権とは名ばかり,自主的に自立的にそれぞれの自治体が,住民の意志に基づいての行政執行は,不可能に近いと言われざるを得ません。税,財源の大幅な確保のため,国税,地方税比率の見直し,相対的に地方の側の財政力を高めるという,第2次の分権改革に向かって,全国市長会,全国市議会議長会など関係の団体でもう一度政府に向って財政確立を目指して立ち上がらなければならないと思います。市長の分権に向けた今後の姿勢についてお聞かせてください。  また,県も行財政改革を進めております。昨年の12月に改定した,県行財政改革大綱によりますと,山形ニュータウン開発整備事業については中核施設の整備の見直し,山形駅西口文化施設整備事業については,整備手法の再検討,結果によっては着工延期,子どもの国構想では,中止を含めた事業の見直し,こういうことが,掲げられておったことは,皆さんご案内のとおりであります。本市の西口開発事業の計画に影響を及ぼすこととなると思われますが,県とは,どのように話し合いをしているのかを,この3月の議会で質問をいたしましたが,佐藤市長は,駅西地区の文化施設整備事業は,県の新総合計画発展計画の中に,明確に位置づけされているものであり,市の事業計画との関連を図りながら,今後とも十分協議してまいりたい,と答弁をされました。  しかし,先ごろ,文化施設の着工延期が大々的に報じられ,県議会としても今,大問題になっているようございますので,現時点における県との話し合いの状況,見通し等についてここで明らかにしていただきたいと思います。  もう一つ,駅の東口玄関正面のビブレ,1月をもって撤退しようとしております。撤退することによって,駅正面のあのビルが電気も消えた真っ暗になった。このようなことになれば一体どうなることでございましょう。山形駅前は真っ暗になるはずであります。この建物は誰が今管理し,撤退後はどうなるのか。地元の方々,特に後藤誠一議員などは一生懸命走り回っているとこういうふうに聞きましたけれども,市の方では駅前商店街その他とどのように連絡を取り合いながらどうしようとしているかをお聞きいたします。  次の質問は,中小企業に対する施策についてであります。  中小企業は,日本経済の基盤であることはもちろん皆さんもよくご存知のとおりであり,今後とも景気回復の先導役として,また,雇用の受け皿として,中小企業の役割は,ますます重要になってくるものと考えます。  今開かれております臨時国会には,小渕内閣が中小企業基本法の改正案を提案し,中小企業国会と位置付けながら,中小企業の定義を変更し,その範囲を拡大するため,資本金の基準額を引き上げるなどして,新たに1万6,000社ほどを,中小企業として認定し,信用保証や低利の融資などを利用できるようにしていこうとしておりますが,長期不況の中,中小企業を取り巻く環境は,厳しさを増しており,不況のしわ寄せは,下請けいじめ,倒産する企業もあとを絶ちません。  社会問題となっている商工ローンに表象されるように,資金繰りは,依然として厳しく,銀行の貸し渋りも止んでいないと言われております。  中小零細の企業がいきいきと活動してこそ,街に活気が戻ってくると思います。  これらの情勢を踏まえ,中小,零細の企業に,きめ細かな実態に見合った十分な支援策が今こそ必要と思いますが,市長は,中小企業者のナマの声をどのように受け止めているのか。また,雇用創出の観点から,定年退職した方や女性が,新たに起業家となって事業を行う場合は,市としても何らかの助成措置を講ずるべきと思うが,どうですか。  また,中小零細企業を支援するため,どのような新しい施策考えているのかも明らかにしていただきたいと思います。  次は,今,市民の話題となっております無料循環バスの運行についてお尋ねしておきます。  国からの補助金1,250万円,県からも同額の補助,商工会議所が20万円,併せて2,520万円の事業費で,商工会議所が事業の実施主体となって,中心市街地コース,山形駅始発で,1日2台で55回運行,期間は10月20日から来年9日まで毎日計82日間,郊外コースとして,東部コース,西部コースと11月27日から1月9日までの土・日・祝日,12月29日から1月3日まで毎日を1日13回運行で走っております。  商工会議所では,アンケートを取るなどその結果を見て,今後の対応を考えようとしているようでございますが,市としても,何らかの対応策が必要と思いますので,市長はどのように考えているのでございましょうか。  次に,吉原土地区画整理事業地内の特別養護老人ホーム建設を断念したと新聞が大きく執じられた問題について伺います。  ダイエーがだめになり,今また特老がだめ。不安が一杯の区画整備事業になっているのではないか。こう思います。私は,いささか行政指導に問題がなかったのかと地権者から強く訴えられております。  本市としては,今年度予算に5,000万円の土地購入補助金を計上,また,来年度から20年で5億7,000万円を補助することを債務負担行為で議決。約6,000㎡の土地と温泉が掘られておりますが,3,000㎡の土地併せて9,000㎡が宙に浮いた格好になるわけであります。一体ここには特別養護老人ホームが建たない,こういうことになるのか,何方かが引き受けてこの土地を活用することになるのか,市はどんなふうに考えているかをお聞かせいただきたいと思います。  市民の保養および福祉の増進を図る目的で造られたべにばな荘,今度の議会には,廃止の提案がなされております。誠に残念でございます。べにばな荘の運営については,これまでも,殿様商法的でないか,いろんな批判がございまして,私も経営努力が足りなかったのではないかとこうも思います。  しかし,もうすでに蔵王ではスキー場開きが行われました。来年の4月廃止ですから,この12月から3月いっぱい,精一杯このべにばな保養所にたくさんの人を迎え入れて,サヨナラセール,こういうものを考えて見てはどうか。そして,少しでもこの赤字を減らす努力を最後まで続けるべきではないかとこういうふうに思いますので,この点についての回答もお願いしたいと思います。  最後に質問になりますが,最後は,この本市の外郭団体の問題であります。  ここには,数多くの市役所職員のOBが雇用されておりますが,その雇用期間が人によっては違っておったり,OBの職員を雇用する必要性などについては,どうなんだとこう言った市民からの疑問の声もあがっております。  一つの職に長いこと勤めている人も中にはおるようでございまして,特定の人,特別優遇するようなふうに取られるのも困るものと思います。  市としては,一定の方針を定めこれを遵守しなければならないと思いますので最後にこの点について伺っておきます。  以上で私の質問は終わらせていただくわけですが,市長さん毎日本当にご苦労です。どうか一つ3月の議会でも私言いましたけれども,健康には十分ご注意いただいて,市長以下執行部,まさに今一丸となってこの難局を乗り切っていただきたい。私ども議会も市民の先頭に立って,山形市の新しい街づくりのために頑張ることを申し添えて私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) 最初に談合の問題でございます。これについては,議会の冒頭でも,市民そして皆様方にお詫び申し上げました。  今日改めて質問ありましたので,これについてお答えしたいというふうに思います。今回の代表監査委員が談合の容疑で逮捕,起訴されたということでございまして,私,この議会にお諮りして,そして,代表監査委員となっただけに,本当に不明を恥じているわけでございます。  今回の事件につきましては,私は,市民の信頼を回復することが,最も大事なことだというふうに思っております。これまでのいろんな調べに対しまして,改めるべきところはきちんと改めて,市民にお詫び申し上げながら,二度とこのような事件を起こさないようにしていかなければならないというふうに思いますし,私自身,市民の職員の先頭に立って,そして,信頼回復とともに今回の事件がないようなことを率先してやっていかなくてはならないというふうに思っております。みなさんにご迷惑をかけたことを心からお詫び申し上げたいと思いますし,今後市民本位の行政をさらに深めて行くために先頭に立ってがんばって行きたいというふうに思います。  今回の建設業界の皆さんをこの文書で今までやってまいりました。私はやはり業界の皆さんをおいで願って,業界の中で,こういった談合の問題のおこらないようにしていく必要があると,もちろん発注者側での入札制度の改善こういったことを今やっております。今年度中には,この結論を出して,はっきりした山形市は談合事件がないと,すっきりした内容でやっていかなければならないとこういうふうに思います。受注者の側である建設業界の意識がもっともっと高くしてもらいたいとこのように思っているところでございます。談合がなくなるようにこういったことを改めて,入札制度の改善とともに,真剣になって,私ども考えていく必要があるというふうに思っているところでございます。  もちろん,先程申し上げましたように,建設業界には,直接,私自ら指導して行きたいとこのように思っているところでございます。  代表監査委員は,地方自治法によって人口が25万人以上は4人の監査委員が必要であると,そのうちの1人が代表監査委員であるというふうに定められております。今回の事件から,この代表監査委員がいなくなったわけでございます。法の趣旨からいっても,地方自治法の195条この法律からいってもこういう難局,私にとって,そのように理解しておりますから,今回の皆さんにお願いしたのもその中で見識,そして,これまでの経験,財政問題に非常に詳しいとこういう人柄からお願いしたわけでございます。今,大沢議員から2月でもいいんだろうとこの時期にやるほうがいいんじゃないかとこういう質問でございましたが,私は,法の趣旨から言っても,早く皆さんにお願いして,そして,決めていただきたいとこういうことで皆さんに理解をお願いしたわけでございます。  多くの一般の市民の方々といろんな候補者がございましたが,私自身として,市役所のOBではございますが,辞めて7年も経過していると,そして,特に財政問題を中心としたその経歴そう言ったことを重んじて今回議会にお願いしたものでございます。できるだけ早く討議に出られるように努力したいというふうに思っているところでございます。  次に,世界平和都市会議in山形を来年度に開催してはどうかと,山形市を中心にした都市としてやっていかなければならないのではないかとこういうご提言でございます。  平成9年に世界平和都市会議in山形を開催し,それぞれの国から国を代表した形を以って友好都市の方々と皆胸襟を開いて,平和問題を話し合いました。  この催しは,平和メッセージを山形から世界に発信するとこういう意味では私は成功したものとこのように思います。こういう内容のものを来年度やってはどうかとこういうことでございますが,やはりいろいろ準備がありまして,私は来年よりももっと後の方がいいのではないかというふうに思っております。準備その他がございますから,西暦2000年を過ぎた時点でこういった問題について,検討しながら,準備をしながら,再び山形から平和メッセージを全世界にお送りしたいとこのように考えております。従いまして,準備の期間等がございますので,来年度ということじゃなくて,その後に計画を検討していきたいというふうに思っているところでございます。  次は,予算編成に当って,どのようなことを注意しながら,来年度編成していくかとこういうことでございます。現在やっている新しい事業としては,できるだけ抑制,抑えていきながら,継続的なものについては,やはり,これは継続性があることでございますから,やっていかなければならないというふうに思っております。その中で,やはり,一番の経費がかかるのは西口新都心ビルの中心とした西口開発でございます。いずれも,事業が始まっておりますし,これを途中でやめるということは,非常に困難な状況にあります。今やっているものについては,極力山形市として,努力しながらこの完成を目指して,都市機能の充実した山形市を建設して行きたいというふうに思っております。  来年度の予算編成に当っては,国,県の動向を的確に把握して財源の確保に最大限の努力を払いながら財源の重点的,効果的な配分を行うとともに,徹底した行財政改革の推進を図って行くと,これが私が平成12年度に向けての予算編成に当っての方針でございます。新しい事業については,極力伸ばしていくか,そう言ったことを考えながら市民にもこの難局に当って我慢してもらうとこういうふうな考えでおるわけであります。  次は,中央分権について,どのように考えているかとこういうことでございます。  ご指摘のとおり,税財源の措置と一体として事務委譲の推進が図られるべきものであるとこのように考えております。  しかし,この度の分権の推進におきまして,事務委譲に伴い,税財源の措置が講じられなかったことは,誠に残念なことだというふうに思います。  先の国会での,一括法案の審議の過程におきましても同様の指摘がなされ,地方税財源の充実・確保について,今後経済情勢の推移を勘案しつつ,必要な措置を講ずるべしと付帯決議を行っているのでございます。今後は,全国市長会をはじめとして,地方6団体のお力添えもいただきながら,抜本的な税,財源の措置が速やかに講じられるように働いていくとこのように考えているわけでございます。  先程,予算編成に当たって,経常収支の比率が70%確保しているのかとこういうことでございます。減税の補てん債を含みますと,交付税,その他を見ますと,78.9%でございます。実際のやはり起債を全部含めますと,81.3%でございます。交付税は後で交付税として算定するからこういうふうな見方をとってよろしいとこういう考えで行われております。  私は,ぎりぎり70%台を確保しているとこのように考えているところでございます。  次は,県の文化施設,県民にとって,早期完成を待ち望んでいるところでありますが,県が先程のいろんな経費の節減,そして事業の引き延ばし,そういったことを発表されました。一番大きな問題は,山形駅西開発について,Bブロックこれを予定どおり県に買っていただいて,そして,国民文化祭,平成15年でありますが,こう言ったこと影響はできるだけ少ないようにやっていく必要があるというふうに思っております。ただ,このBブロック駅西に建設を予定しておりました県の施設関係が平成15年までにはだめだと,造らないとこういうふうになってまいりまして,国民文化祭をどうやるかと,この前,知事から私に話しがございました。これは,スポーツセンターをアリーナ方式でやって行きたいと,スポーツセンターを会場として,やっていけないものかとこういうことでございました。  スポーツセンターは,ご存知のように,マイク関係が音響関係があまり良くございません。そういう設備で造ったわけでございませんので,この関係について,県の方で改善をしてスポーツセンターを使っていったらどうかなとこういう相談もありました。私は,非常に結構なことじゃないですかということを申し上げました。もちろんこの関係については,県の方で考えて行くということでございましたから,そのようにお願いしたいというふうに思っているところでございます。  その他,いろいろ影響がありますが,山形市としてもこの影響をできるだけ少なくして抑えて行かなければならないというふうに思っているところでございます。  次は,吉原の区画整理事業についてでございます。今回の吉原の区画整理組合の中に,さくらんぼ関係の特老が建設断念とこういうことになりました。議会の皆様にもお願いして,そして,土地代とそれから建設費関係について,20年かかって造っていくんだと,金を出していくんだとこういうことでお願いしたわけでございますが,その経営主体となる方が財源の関係でできなくなったとこういうことでございまして,私どもこの吉原区画整理組合がこの事業をやらないことによって大きな影響を受けるとこういうことでございますから,この保留地,介護保険制度を円滑に運営するため,やはり現在の今予定している場所に改めて,その特老関係をやっていきたいという方,そういった方を,今,二つほどございますが,いろいろ相談をしながら,やっていかなければならないと,早急にはすぐ決めるとこういうことはできませんので,介護保険の方に来年の7月頃完成でござましたから,この間どうしてやっていくんだと,介護保険の50何名ぐらいになる予定でごさいましたが,100名以上がまた待機者となるとこういうことでございますから,介護保険の制度が4月から実施なりますが,この制度に対応して新たな事業やれるところとこう言ったところを探すか,それともまた,この区画整理事業地内において,当該用地の利用を含め検討しているところでございます。併せて当組合区画整理組合に事業に影響があまり生じないようにしていかなければならない。適切な保留地処分についても吉原土地区画整理組合と協議を行っているところでございます。
     一番早い時点で,この新しい事業が行われるとこういうことがはっきりすれば場所の問題ございますが,改めてご相談申し上げたいというふうに思います。  次が,ビブレの駅前の問題でございます。現在は建物を所有する会社が新たなテナント誘致に努力している状況にあります。  山形市としても,新たな活性化に資する利用が図られることを期待しておりますが,今後の対応について,所有会社や商工会議所,商店街等々協議をしているところでございます。大沢議員がご指摘のとおり,山形駅前が空洞化すると,こういうことのないように,十分なる論議をしてこの誘致をできるだけ早い時期にやって行きたいというふうに思います。全力を挙げてこの駅前のビブレを持っておった会社その他と話し合いをしながら,進めて行きたいというふうに思っております。 ○議長(中村幸雄君) 34番 大沢久議員。 ○34番(大沢久君) 教育長の答弁も残っているものですからどうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○市長(佐藤幸次郎君) あと四つほどありますが。中小企業に対する施策についてでございます。中小零細企業が高度技術等の習得のために県工業技術研修所などの公的研修機関に社員を派遣し人材育成を図る場合においては,その講習費用の2分の1を助成しております。今後とも融資枠の拡大を含めたより一層の支援をしてまいりたいとこのように思います。  次に,市内のバスでございます。アンケート調査をやっておりますから,商工会議所を中心にして,この有料でもいいかとこういうふうな方法をアンケート調査でございます。この方法結果を見まして,山形市の対応を考えて行きたいというふうに思います。  できれば運行して行きたいというふうに思います。ただ,あまりこのバスがいいと言っても,タクシー業界からはいやひどいと客が減って非常に困っているとこういう話しも出ております。ですから,難しい問題だなというふうに私は思っております。  次が,市民保養所をやめるについて感謝祭をやってはどうかと,これはやらせていただきたいとこのように思っております。  最後に,3年間の基本的にはそのような考えでございます。今後ともこの3年以上たったものとその特殊事情がありますが,基本的にはそのような方法で行きたいというふうに思います。  大沢議員には,戦後の非常に困難期に大変なご努力によって今日の質問を今聞いておりましたが,非常にご苦労様でございました。ありがとうござました。 ○議長(中村幸雄君) 相田教育長。相田教育長に申し上げますけれども,時間の都合上簡潔にして要を得るようにご協力のほどをお願い申し上げます。 ○教育長(相田良一君) 一つは,児童・生徒に対する国旗,国歌の指導ということでございます。国際社会に生きる日本人としての資質を養うという観点からいたしまして,四つの視点で指導してまいりました。  一つは,国旗や国歌はいずれの国でも持っていること。これが一つでございます。  二つめは,国旗や国歌はどの国でも象徴として大切にされており,互いに尊重し合うことが必要であること。  三つめは,わが国の国旗と国歌は長年の慣行により日章旗が国旗であり,君が代が国歌であることが,広く国民の認識として定着していることを踏まえて法律により定められていること。  四つめは,国歌君が代は,日本国憲法においては,日本国民の総意に基づき天皇を日本国及び日本国民統合の象徴とするわが国の末永い繁栄と平和を祈念した歌であること。ということで学年進行に応じて指導してまいりたいと,こういうことでございます。  二つめは,2カ月間経っての教育長としての教育の課題と今後の抱負ということでございます。二つございます。  一つはですね,進展する国際化,高度情報化,生涯学習などの社会展開の対応ということでございます。  二つめは,心と体,豊かな心を育てると言われている心と体,いわば心身の教育ということでありますが,それへの対応,その二つであるというふうに考えておるところでございます。  抱負としましては,一つめの社会展開の対応では,特に国際理解教育に力を入れたいというふうに思っております。  就任後間もなくでございましたが,山形国際ドキュメンタリー映画祭がございました。その中で外国語力が非常に弱いということ,それからそういうことで外国人とせっかくおいでになった外国人の方と交流がうまくいかなかったということで私はぜひともこの外国語力の向上と,国際教育を頑張っていきたいとこういうことでございます。  心身の教育につきましては,お話しを聞きますと,山形の子供たちが大変素直で明るい,しかしややたくましさに欠けるというお話しがございます。そういうことで自然環境などを十分に活用しまして,心豊かなたくましい山形の子供が育つように頑張ってまいりたいとこういうことを考えております。よろしくお願いします。 ○議長(中村幸雄君) 34番 大沢久議員。 ○34番(大沢久君) 市長からはですね,丁寧なご回答をいただきました。  私申し上げましたように,山形市政には大変な課題が山積しておりますね,財政面からくるもの,そして,市民はいろいろ要望しても金が無いからできないとか,断られたとかいろいろ私どもに訴えが来ます。なんかこの山形市をもっと金が無くともですね,明るく生き生きとした街にするために,そう言った努力をぜひしていただきたい。例えば,この間三中がブラスバンドで全国で金賞をもらいましたね。市民は拍手喝采です。こういう大変な時代でも頑張っているところあるわけですからそういうこのエネルギー引き出して,山形市はどこにも負けないんだよ。来年からはね決意を新たにもう一回出発するぐらいの気持ちで市長以下全部頑張っていただくこと特にお願いをいたしまして,終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 以上をもって,大沢久議員の質問を終わります。(拍手)   ~~~~~~~~~~~~~~ ◎長谷川幸司君 質問 ○議長(中村幸雄君) 次に,「入札制度の早急な改革と代表監査委員のあり方について」ほか4項目について,3番 長谷川幸司議員。 〔3番 長谷川幸司君 登壇〕 ○3番(長谷川幸司君) 去る6月議会におきまして,一般質問をさせていただきました中で,働く女性を支援する目的から,民間施設を活用しての24時間,365日体制の保育の実現の可否を市当局にお尋ねいたしましたところ,若干内容の変更はありましたが,早速対応していただきました。  また,山形市陸上競技場の改修につきましても,芝の張り替え工事等を実現していただく方向で極めて前向きにご検討していただくことになりました。  市当局の迅速な対応によりまして,女性の社会進出に大きな手助けとなりましたし,一方,競技場を利用する市民の皆さんにとりましても,利用の機会がより一層拡大するであろうと確信する次第であります。  この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。  さて,12月議会の一般質問に入らせていただきます。  先般来,市民に多大なる不信と不信感を与えております山形市発注の下水道工事における入札妨害摘発の問題でありますが,誠に遺憾ながらわが山形市の代表監査委員の逮捕,起訴という事態にまで進展しております。事ここに至ってと申し上げるべきか,あるいはこの機会にこそと申し上げるべきか,市民の負託を受けた我々議員と市政を託されている市当局とが,速やかにしかるべき対応をとらなければ,増大する市民の不信感を取り除くことはかなわないと考える次第であります。  今こそ,ここで「うみ」を出し切ることで市民,市当局相互の信頼感を取り戻し,今後の市政発展につなげなければならないと考える次第であります。  その意味におきましても,罷免を含めた一連の経過は,遅まきながらとは申せ,それなりに評価されてしかるべきかと考えます。  一方,平成12年4月より介護保険法が施行させるに当たり,山形市におきまして,この10月より要介護認定作業が開始されております。  しかしながら,中央では,来るべき総選挙をにらんだ党利,党略による綱引きが今だに横行しており,実務に携わる自治体の現場は混乱の極みにあります。  また,教育の現場を見ますと,昨今「学級崩壊」と呼称される社会秩序の崩壊があり,幼児虐待をはじめとする「家庭内暴力」の多発,そして「逆ギレ」といった自己規制の働かない傷害事件の低年齢化と,社会全体が秩序と自信を喪失したかのような混沌とした状態にあります。  このような時代に,我々地方議員も,市民,行政と一体となって今後の国と地方が進むべき方向性を模索しなければならないと考える次第であります。今回の事件に関する現在の状況と今後に対する市当局のより具体的かつ詳細な対応策,まずは入札制度の改革,次に代表監査委員をはじめとする市全体の人事の問題等を含めた見解について,ぜひ市長にお尋ねしたいと存じます。  次に移らさせていただきます。  平成12年度の山形市の予算について,本年度に引き続いて全事業の予算を一律10%削減するマイナスシーリングの方針が打ち出されたことは,すでにメディア等で報告されているところであります。  また,市債の借入残高も,平成10年度末の1,010億円から,本年度末には9億円増えて1,019億円となる見通しとなっていると伺っております。平成11年度の公債費に限りましても,当初予算759億円のうち,実に14.3%を占めるに至っているわけであります。  このように非常に厳しい状況の下,市当局全体が夢を持ってビジョンを語ることができなくなっているのではないか。特に若い世代の職員にその傾向が強いのではないかと危惧する次第であります。  先般,私は福岡県北九州市に行政視察にお邪魔いたしまして,当市が昭和42年から展開された行財政改革について色々とご説明を頂載してまいりました。  北九州市はご案内の通り,官営八幡製鉄所以来,鉄鋼の町として国の基幹産業を支えてきた一大工業都市であり,改革への取り組みが始まった昭和42年は高度経済成長期の真っ只中にあって繁栄を謳歌していた時代でありました。  あえてこの時期に改革に着手し,以来平成5年度まで第3次にわたる行財政改革を推進してこられたわけであります。さらには,平成6年度から仕事シェイプアップ作戦,平成8年度から10年度には新たな行財政改革と,実に30年を越えた長期間に連続した改革を実施し,素晴らしい成果を挙げつつ現在に至っておられます。  当然のことながら,市政の成り立ちも都市の規模も違うわけですが,改革の理念や手法には学ぶべき点が非常に多いと思われます。  特に,職員の意識改革,組織風土改革を目指したCI(コーポレートアイデンティティー)運動の展開は,市民志向,積極志向,未来志向,人材志向を強めていくために,わが山形市においてもぜひとも着手していただきたいと考える次第であります。  また,先例,習慣の見直し,優先順位とコストパフォーマンスを考えた事業運営を目指し,同時に全員参加型,特に若手職員の意識を重視し,タブーを認めず,トップが確固たる意識で改革に臨むならば,必ずや市民の賛同を得て,力強い市政を実現できると確信する次第であります。  そして,21世紀の山形市政を担う若い職員の方々が,単なる縮み志向に陥ることなく,市民とともに未来の山形像を語れる様に図って行くことが,求められていると考える次第であります。  さて,21世紀の山形を考えるとき,ポイントになるのは三つのK,すなわち環境,観光,教育であると考えます。次代を担う子供達にこの美しい山形の自然をいささかも損なうことなく伝えるため,単に経済効率に走ることなく環境に配慮した街づくりを考え,そして,その延長に有効な観光資源としての山形も存在する。そして,この山形を素直に愛せる様な教育を整えていく。これらのことは我々にとっての急務であると申せましょう。  このうち環境と教育につきましては,厳しい財政状況のもと,市当局には概ね相当のご理解を頂載しているわけですが,観光事業に対しましてはもう一段のご理解をお願いしたいと考える次第であります。  6月の定例会におきまして,私は,観光事業にも優先順位をつけ,経済効果の拡大を図っていただきたい旨の質問をさせていただきました。  現在,山形市では若い世代の団体を中心に大花火大会や日本一の芋煮会フェスティバル等のイベントが開催されております。特に後者についてはパブリシティーや県内外からの参加者の消費額等を計算いたしますと,一説には4億円から6億円の経済波及効果をもたらしているといわれております。当然山形市も主催者の一員であり,平成11年度,第11回のフェスティバルに対しまして,前年比10%減の1,080万円の助成金を交付していただいておりますが,単純に投資効果として考えますと実に40倍から60倍の効果を得ているわけであります。無論,これらのイベントの他にも有形,無形の経済効果をもたらす「まつり」が数多く開催されているわけでありまして,地域の伝統文化に根ざしたイベントを新たに創出することは大切でありますが,既存の観光事業に対する助成金の交付の問題にいたしましても一律カットが果して妥当であるか否か,また,以前に申し上げたとおり,経営者的感覚をもって,伸ばすべきものを伸ばすという観点に立てないものか,再度ご検討願う次第であります。  市長とは,一般企業におきまして,社長であります。ぜひ,佐藤市長には果敢に決断と決済を行っていただきたいとお願いいたします次第であります。  続きまして,議員定数の削減問題と山形市の財政問題について述べさせていただきます。先頃制定されました地方分権一括法の中で,地方公共団体の行政体制の整備・確立という項目がございました。これによれば,山形市議会議員の定数を削減する条例を廃止し,新たに山形市議会議員の定数条例を制定し平成15年1月1日より施行することとなっており,この結果人口20万人以上30万人未満の市については,わが山形市はまさしくここに該当するわけでありますが,定数を38名以下にとされています。  広域合併の問題もあり,今後幾多の曲折も予想されているところではありますが,次回の地方統一選挙においては新定数のもと,選挙が行われるわけであります。  行財政改革が急務である昨今,我々議員も痛みを分かち合うことは当然のことであり,これによって市民各位のご理解を得られるであろうと確信する次第であります。  一方,行政に対しましても相応の負担が求められ,また市民もそのことを期待しておられると考えます。一例を挙げさせていただきますが,現在山形市において,39の項目にわたって「特殊勤務手当」が支給されております。これは地方公務員法第19条「一般職特殊勤務手当」によって「不健康」「危険」「不快」「困難」と認定された職種に対して支給される手当であり,平成9年度についてだけでも総額2億5,900万円が支給されております。  当然のことながら,先に述べました四つの条件に該当する職種,例えば老人介護等手当の中での死後処理,防疫手当,斎場勤務手当,し尿投入槽等清掃手当,消防職員等による夜間特殊業務手当,夜間看護手当等はその勤務内容から申し上げても存続させるべきでありましょう。  しかし現在の業務体制や施設・器具の進歩・改良の結果,先の条件に該当するとは認定しがたい職種,または,民間における同様の職種に対する評価等を勘案いたしますと,速やかに廃止すべき内容のものまで一律に支給されているのが現状であります。  個々の案件は別として市の職員として妥当な勤務手当であるか否か,市民感情との乖離が生じていることが歴然としていることを強く申し上げたいと考えます。  残すべきものは残すという姿勢は当然認められるでしょうし,画一的なリストラの功罪は民間企業の実例を挙げるまでもありません。  しかしながら,私は敢えてこれについての大幅な見直し若しくは廃止を行うべきであるとご提案申し上げる次第であります。  先述した平成9年度におけるこれら39の手当の支給総額について検討を加えましたところ,見直しまたは廃止によって約1億円が節減できる計算となります。  金額の多い少ないはもちろん大切ではありますが,切迫した市の財政と,ともすれば行政不信に陥りがちな昨今の社会情勢と市民の感情のもと,一方的に行政だけに負担を強いるというラジカルな議論を行うのではなく,我々議員もそして市民の皆さんも等しく痛みを分かち合うという姿勢が肝要であり,ただその際は議会なり,行政が率先して改革に取り組むべきではないかと申し上げたいのであります。  特に市当局におかれましては,これらの問題に市職員が主体的に取り組み,加えて市長に強いリーダーシップを発揮して,ことにあたっていただき,その姿勢と成果を市民に呈示していただきたいと念願する次第であります。市長のご英断をご期待申し上げます。  次に,ベンチャービジネスをはじめとする新事業への支援体制についてご質問を申し上げます。  この問題は通産省の所管であり,地方行政が関与しうる部分はごく限られているわけでありますが,自治体としても何らかのバックアップができないものか考えるべき時期に来ているのではないでしょうか。  山形にインターネット関連の企業で「シックメン」という企業がございまして,創業者は松田充弘君という25歳の青年であります。  彼は東北芸術工科大学の第1期の卒業生でありますが,本日ご出席の議員諸兄,そして市当局の皆様の中にも彼をご存じの方が数多くいらっしゃるかと思います。かつてさくらんぼテレビジョンのイメージコマーシャルを製作し,その作品はギャラクシー賞という広告業界の権威ある賞に輝きました。いわば地方にあってその才能を全国的に認められながら着実に成長しつつある青年実業家の一人であります。彼の存在は芸工大の建学の精神を見事に体現していると申せましょう。  しかし,残念ながらこうした先端産業で彼のように山形にベースを置いて活動している若者はごくまれであり,その多くは中央に活動の拠点を置かざるを得ないのが現実であります。  高速大量情報網が発達した現代において,こうした業界では地域間格差は他業種に比較して縮小しているわけであり,裏を返せば山形でもそうした産業が十分成立し得るということになります。  また,近年,女性による起業,業を起こすという意味の起業でありますが,これが非常に盛んになって来ております。さらには高齢化社会の到来を控え,シルバー人材の有効活用という問題も制度として定着させるべき重要な問題となっています。そして,異業種間の交流の中から新しいビジネスが生まれ来る動きも活発であります。  この様な全国的な流れの中で,我が山形市も産業部を中心として,研究開発基盤の強化,あるいはニューファクトリー化の促進,山形ブランドの創造と山形マインドの育成等の基本計画のもと,様々な施策を実施しておられるわけですが,予算面での限界や先に申し上げましたとおり国の政策との整合性の問題から,思い切った手段を講じることがなかなか困難であるのが現状であると思われます。  大都市圏への一極集中が加速する中,松田君の様な若い人材,意欲溢れる女性起業家,経験豊富なベテランがこの山形から流出していくこと,または埋もれたままになっているという現実に当市にとって誠に甚大な損失であると言わざるを得ません。  そこで市当局にお尋ねしたいのは,例えば創業時の不動産取得における税制面での優遇措置や期限付きでの事業税,市町村税の減免措置,還付措置等を講じる施策の可能性の有無,稼働率の低い公共施設の開放等の実現の可否についてであり,以上の内容について,ご検討いただきたくお願い申し上げる次第であります。  山形のような地方都市が,先に述べた様な諸制度をはじめとする受け皿を用意しておく,または,システムを構築していくことは,今後の頭脳集約型の産業をより発展させるためにも,そして,人材に刺激を与える新事業の創出に弾みをつけるためにも必ずや役立つであろうと確信する次第であります。  この点についてご答弁賜りたいと存じます。  最後にバリアフリーの問題についてお尋ねいたします。  バリアフリーについては皆様すでに十分にご理解していらっしゃるとは存じますが,この場をお借りしまして,ご説明をさせていただきます。  バリアフリーとは,障害者や高齢化に伴い身体機能が低下した人が生活する上で,行動の妨げになる障壁を取り去った障害者に優しい生活空間のあり方を示し,具体的には,住宅では段差のない床,手すりのついたトイレや風呂,また,車椅子でも移動できる様に広げられた廊下等であり,物理的な障壁を取り除き,障害者や高齢者が社会参加する道をひらくことが重要な目的であります。  先日,私は,車椅子に乗りまして,山形市役所の地下から市庁舎3階まで移動してみました。  わが山形市役所も障害者の方々に対してそれなりの配慮のなされた設計になっておりましたが,私自身,これまでとは違う目線で見た世界があるという点を再認識し,バリアフリーの重要性を改めて痛感した次第であります。  ところで,平成8年度に警察庁交通局より発表されました交通事故統計によりますと,過去1年間の65歳の交通事故死者は4,896人でありました。  一方,厚生省が同年発表いたしました人口動態統計では,住宅にかかわる不慮の事故死の状況が,同じ65歳に限りましても,実に7,585人にのぼる旨が指摘されております。  内容について若干ご説明いたしますと,溺死が32.4%で約2,500人,同一面での転倒,これはいわゆる段差等が原因でありますが,これが10%で約760人,階段からの墜落,転倒が3.7%で約280人となっており,住宅の構造上の不備によって合計3,540人もの方が亡くなっております。  ちなみに,こうした事故死の多くは新聞等で報道されることはございません。  さらにはこのデータには障害者の方々が巻き込まれた事故は含まれておりませんので,実態はこれ以上に深刻な結果になると考えられます。  これは,構造上の欠陥自体の問題もさることながら,福祉用具の活用にあたって,今までの日本型の住宅構造が実情に合わなくなって来ていることに起因している要素が大なのであります。  改めてこうした具体的な事例に接しますと,この問題は昨今様々に議論されております。高齢者の交通事故の問題に匹敵する重大な状況下にあると申し上げなければならないのであります。  さて,わが国が行ってきた高齢者に対する住宅対策は,1965年度から公営住宅への優先入居に始まり,主として公営住宅を中心に展開され,一方,個人住宅に関しては,住宅金融公庫の融資を軸にいくつかの施策が講じられて来たわけであります。  また,国全体としては,1966年に制定されました「住宅建設計画法」に基づいて1986年に定められた「第5期住宅建設5カ年計画」において,初めて高齢者対策が提示され,この頃から全体での意識が高まって来たという経緯があるわけでごさいます。  さらに,1995年に建設省住宅局長名で「長寿社会対応住宅設計指針」として全国の市町村に対して通達され,高齢者住宅の新たな時代が始まったのであります。
     また,埼玉県で実施されている障害者向けの住宅政策に関しましても,障害の程度によるという条件付ではありますが,改造費36万円を基準とした66万円を上限とする住宅改造費の助成制度,県営住宅への優先登録制度,同住宅の家賃減額制度,公団住宅の当選率の優遇制度,さらには,住宅金融公庫融資の割り増し制度等の施策が実施されており,こうした流れは全国的なものとなっていると申せましょう。  一方,山形県では「平成11年度バリアフリー施設整備推進事業補助金交付要項」を制定し,障害者の社会参加と福祉のまちづくりに向けて前進しておられます。  これによりますと,ホテル,旅館,病院,店舗等の不特定多数の人々が利用する民間の公共的な施設について,障害者の利用に配慮した改修を実施する事業者に対して,補助対象経費と200万円のいずれか低い方の額に2分の1を乗じて得た額を助成するとしております。  加えて,平成11年度には社会福祉法人「山形県身体障害者福祉協会」を実施主体として,公共性の強い施設について,障害者向けの整備状況を調査し,ガイドマップを作成して障害者の社会参加に役立てるという「バリアフリー施設ガイドマップ作成事業」が実施されております。  以上,申し上げてまいりましたとおり,全国の各自治体におきましても,厳しい財政事情のもと,それぞれに工夫を凝らして様々な助成制度の制定あるいは,事業の展開を図っているわけでありますが,わが山形市でもぜひとも,高齢者と身体障害者のための優しいまちづくりを実施していただきたいと強く念じる次第であります。  私は,今こそ全市民を挙げて,心のバリアフリー実現しなければならないと確信する次第であります。  佐藤市長におかれましては,良い意味での行政主導という観点にお立ちいただきまして,速やかな対応をお願い申し上げる次第でございます。  最後に重ねて申し上げるご無礼をお許しいただきますけれども,あらゆる局面におきまして,今ほど市長としての指導力,主体性が問われている時代は無いと申し上げる次第であります。  そして,21世紀を目の前にし,山形市政がこれからも発展し続けるか否か,市政に託されている当局の皆さんと市民の付託を受けた我々議員の責任は重大な問題であると申せましょう。  市長が今後示されるご英断にご期待申し上げまして,私の一般質問を終了させていただきます。  ご静聴,ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) この度の事件を省みまして,非常に私は,市民の皆さんに申し訳ないとこのような考えでおります。  代表監査委員が12日に辞職いたしましたが,この事件で大変な市民にご迷惑を掛けたことに対して心から再度お詫びを申し上げたいというふうに思います。  代表監査委員は,先程申し上げましたように,地方自治法によって25万人人口がいるところでは4人いなければならないとこういうふうになってございます。  代表委員は,そのうち常勤でございまして,その4人のうちの1人が代表監査委員とこういうふうな内容になってございます。  今回,市民を含めて一般の市民を含めて検討いたしました。その中で,やはり今回お願いした人材が最も適切で市民の信頼を得られるとそういうふうな考えで議会にお願いしたものでございます。  先程申し上げましたように,議会としても同意をお願いして,早急にこの監査委員制度4人が体制の中でやっていただきたいというふうに思います。識見そして経験その他からいってもそん色のない人材だと私は思っておりますし,そういうことからやっていかなくてはならないというふうに思っているところでございます。  入札制度のことについても,先程3月までに検討委員会をその結論を出したいというふうに申し上げました。平成7年にこの入札制度を改革しましたが,改正いたしましたが,この度の事件を契機に最も入札制度の検討事項として考えて私なりに考えているものは,最低制限価格の撤廃問題,予定価格の事前公表,条件つき一般入札の拡大,下請け業者等の把握,こういったものを中心にして改正を行っていきたいというふうに思っているところでございます。  次に,山形市内でイベントをやった際に,効果が非常に大きいものについては,減額することなく予算措置を講じてはどうかというふうな問題でございます。  今,こういったイベントで1,000万円以上のものについては,大花火大会が1,620万円,花笠踊りが1,350万円で,日本一の芋煮会が1,080万円とこのようになってございます。これは,財政の中で1割カットと,こういうふうな方針で平成11年度はこうなって来たわけでございます。非常に効果があるということでございますので,主催団体,民間関係機関と十分に協議して,来年の予算措置を決めていきたいというふうに思っております。  特殊勤務手当についてでございますが,39項目ございます。これは,議員のご指摘のとおりでございます。組合といろいろ話し合いをしながら,20項目を無くしていきたいと,39のうち20項目を減額,若しくは,無くしていきたいとこういうふうに思っているところで,現在組合と話し合いを通じて,3月中には決着を見たいというふうに思っているところでございます。  次が,ベンチャービジネスでございます。中小企業国会というふうに位置付けられた臨時国会が現在開催中でございます。中小企業支援策,新産業創出を目指した,創業支援策など総括的に審議されているところでございます。  本県においても,コンピューターソフトウェア関連産業を中心にベンチャー企業の創出が活性化しております。また,製造業においても,大学等研究機関の民間企業への技術移転を進める動きが出ております。起業家支援といたしましては,政府系金融機関の貸し付け制度のほか,平成11年度において,県が相談窓口の開設や支援情報の提供,そしてベンチャーキャピタルが投資を行う際の原資の貸し付け等の支援事業を展開しているのでございます。  山形市としても,関係機関と協議しながら,本市としての支援施策を検討してまいりたいとこういうふうに思っております。  全体的にこのベンチャー企業ビジネスの問題については,県なり国が基本的にやっておりますので,山形市としてやれるものは,補足的なものになるのではないかとこのように考えているところでございます。  次は,バリアフリーの住宅問題でございます。山形市の高齢者保健福祉計画,障害者福祉計画に基づきまして,バリアフリーの街づくりに努めなければならないとこのように考えます。  また,介護保険導入に伴い制度の理念である在宅介護重視の考え方を推進するため,障害者及び高齢者の住宅のバリアフリー化に対する補助事業について平成12年度に実施に向けた検討を進めているところでございます。  介護保険に伴って20万円までがこの制度に伴っての補助事業でございます。これにプラスアルファをしまして,山形市独自のこのバリアフリー化を考えていきたいというふうに思います。  この予算編成に当りまして,平成12年度の予算編成期に向けて,この額を決めて,この制度を発足させたいとこのように思っているところでございます。以上でございます。ありがとうございます。 ○議長(中村幸雄君) 3番 長谷川幸司議員。 ○3番(長谷川幸司君) 最初にご質問させていただきました入札制度と代表監査の問題でありますけれども,大沢議員もその中で触れられましたので,入札制度については触れませんけれども,私が日常の生活をしてですね,市民の方から言われることは,こういうことを言われるわけです。  また,市役所OBの方が代表監査委員になるのかということを私はよく市場なり仕事をしながら言われるわけで,果たしてこの方が問題があるとかないとかということではなくて,前議会におきましてもですね,今回の奥山さんは,そういう形で間違いない方だということで推薦し,そして,逮捕されたわけでしょうけれども,そうではなくてですね,その代表監査という仕事柄ですね,そういう内容に精通していなければ,大変難しい問題であるというのは重々承知しておりますし,山形市の監査委員条例の中にも,当然4人であるということと,代表監査は必ず常勤であるというふうな項目がありますけれども,あと議員が2人というふうなことがありますが,ご検討いただきたいということをお願いしたいと思っていますし,あとは,敢えて言うならばですね,銀行を退職されて,それで,孫を見ながらですね,悠々と時間をつぶすというような方もいらっしゃると思いますし,会計事務所なり税理事務所をですね,息子が免許を取って悠々できる先生方も話しを聞けばいるという話も聞いております。そういった方の採用もですね,ぜひご検討いただいて,山形市の監査委員条例を根本的に見直すというふうなことも考えていかないとですね,また市役所OBかという声が本当に非常に強いということを申し上げておきたいというふうに思いますし,その辺の4年という任期があるのでしょうから,今回間に合うかどうかわかりませんけれども,その辺のご検討をぜひお願いしたいというご答弁をまずお願いしたいと思います。  あとは2番目ですけれども,効率的な補助金の交付についてでありますけれども,日本一の芋煮会に本当に多大なる1,080万円という金額をいただいておりまして,芋煮会の話しをしたくて今日話しをしたわけではないのですけれども,必要であるかないかというその事業に対して,この事業は必要だったら増やしていく,そういうふうなですね,決断と決済を市長にはぜひ求めていきたいと思いますし,多く例えば50%以上増やさなければならない事業に対しては,市長が本当に前向きにご検討いただき,これはいらないというふうに思うことであればですね,英断をぜひお願いしたいというふうに思っておる次第であります。その辺についてよろしくお願いしたいと思います。  また,先程,特殊勤務手当ということで20項目についてご検討いただいて3月までには労働組合との話しをしていくということでありますけれども,その辺をぜひですね,対岸の火事にならないように,われわれ議員定数も含めてですね,皆で痛みを分かち合っていくということが求められると思いますので,その辺をぜひ強くお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) 代表監査委員については,一般市民からとこういうことでございますが,いろいろ検討しまして今回お願いした方が最適任者であるとこのような考えで議会にお願いしたものでございます。  それとともに,2月ではなくて,今早急に決めなければならないという重要な時期でございますので,そのようにお願いしたところでございます。  それから,芋煮会その他の観光イベントについての補助金の問題でございますが,私なりに考えて,そして関係者と十分に検討してこの問題についてはやっていきたいというふうに思っております。  従いまして,今すぐ増やすと,そういうことではなくて全般的に見てそういう流れにおいて検討していかなければならない問題ではないかというふうに思います。  特殊手当については,39のうち20については廃止を柱に検討を進めて,組合にもお願いして話し合いをしているところでございます。3月までその決着を見たいというふうに思いますので,議員がおっしゃるように必要なものは必要だとこういうふうな方法で必要なものについては残していくというふうな考えで,今,時勢に合わないとこういうふうなものについては廃止なりそういう考えで組合と交渉しているとこういう内容でございます。 ○議長(中村幸雄君) 3番 長谷川幸司議員。 ○3番(長谷川幸司君) ありがとうございました。これからもですね,そういう点では何らかの形でですね,質問なりいろいろご意見をさせていただきたいと思っております。  また,そのベンチャービジネスの支援というふうな話しがありましたけれども,私はですね,具体的に申し上げたいのは,例えばその今山形市が持っている施設でですね,例えば一番具体的に言えば学校というものが教室が空いている部屋がいっぱいあるわけですけれども,そこにベンチャービジネスのあれを入れるということではないのですけれども,そういう空いたですね公共施設や固定資産税についてもですね,1年ぐらい頑張ってやってそれで大きくこの儲けていただいて返していただくというふうな形をですねぜひ山形方式と申しますか,山形らしい形でそのベンチャー支援というものをやっていけないものかどうかということを申し上げたいとともに,先程この中で話しをしましたけれども,異業種間のですね,いろんな形での交流の中から新しい産業が出て来ているというのは,我々その仲間からもあるわけであります。そういった中で山形らしさというものをですね,ぜひお出しいただいて,あの時に佐藤市長さんから大変お世話になったというふうに言われるようにですね,ビル・ゲイツまではいきませんけれども,そういった山形らしさの支援はやっていけないものかということをまずお尋ねしたいと思います。  また,住宅のバリアフリーですけれども,実際その役所の下からずっと上がってみますとですね,初めて乗ったわけですから,大変だったというのは感想ですけれども,その私の家によくその障害者が来るのですけれども,その方々が言っているのは,その点から点の移動の時に,その例えば横断歩道も歩きづらいとかですね,そういったこともまず感じている方がいっぱいいらしゃるわけですし,介護保険との整合性もあるのでしょうけれども家で在宅介護をするということがあった場合にですね,認定が受けられなくている人に対してもちょっとした支援でですね,本当に段差を無くしていくということは十分可能だと思いますので,それについては,12年度のバリアフリー実施の計画の編成の中で話しをしていただくということでありますけれども,そのベンチャーについてのですね,こういった形でちょっとした手を差し伸べてあげるということをご検討していただけるのかどうか一つお尋ねしたいと思います。 ○議長(中村幸雄君) 佐藤市長。 ○市長(佐藤幸次郎君) 先程申し上げましたように,これは,山形市がやる場合は,補足的なものになるのではないかとこういうふうに申し上げました。これの支援策となりますと,主体的になっていくわけでございますから,こういったことを含めて全体でやれるものかどうか,主体的にやれるものかどうか,これを十分に検討してお答えしていきたいというふうに思います。 ○議長(中村幸雄君) 3番 長谷川幸司議員。 ○3番(長谷川幸司君) 内容があまりにも多くてですね,なかなかご答弁も難しいと思いますけれども,以上の内容につきまして,ぜひまた再度質問させていただきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(中村幸雄君) 以上をもって,長谷川幸司議員の質問を終わります。(拍手) ○議長(中村幸雄君) 23番 加藤孝議員。 ○23番(加藤孝君) 只今の長谷川議員の発言の中にですね,議会選出のこの議会から監査を出すことについての発言がございました。前提条件という発言,前提条件でいわゆるこのバランスシート退職対象者云々という話しもあったのですが,議会からこの監査を出すということについては,改選期において代表者会議の中で十分に検討してね,そして,法律に基づいてそれぞれ各会派の話しの中で出して来たという経緯があるのですね,十分にそのことを踏まえた上の発言というふうにならないと,何かここの議会だけで何とでもなるというふうになりかねない発言でもありますので,その発言の内容,ぜひ精査をしていただいて,問題点等についてはね,議運なりさらには代表者会議の中での扱いということにしていただきたいというふうに思いますので以上申し上げたいというふうに思います。 ○議長(中村幸雄君) 只今の長谷川議員の発言については,後日調査の上議長において処置することといたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  ―――――――――――――――――――― ◎散会 ○議長(中村幸雄君) なお,本会議は,明日午前10時より開会をいたします。  本日は,これをもって散会いたします。     午後2時45分 散 会...