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1. 山形市議会 1998-03-20
   平成10年厚生委員会（ 3月20日 厚生分科会・予算）

   
   取得元: 山形市議会公式サイト
   最終取得日: 2021-06-17
   平成10年厚生委員会（ 3月20日 厚生分科会・予算） 厚生委員会 厚生分科会（新年度予算） 　 日　　　時　　　３月２０日（金）　１０時０７分〜１２時００分 場　　　所　　　第３委員会室 出席委員　　　　高橋啓介，高橋　博，澤渡和郎，石沢忠八，佐藤義久， 　　　　　　　　小野寺建，会田邦夫，渡辺秀夫，武田一夫，加藤　正 欠席委員　　　　なし 当局出席者　　　助役，市民生活部長，環境部長，健康福祉部長， 　　　　　　　　済生館事務局長，建築指導課長，関係課長 委員長席　　　　高橋啓介 審査事項　　　　１．議第５号　　平成１０年度一般会計予算第２条債務負担行為 　　　　　　　　　　　　　　　　（特別養護老人ホーム施設整備事業補助金） 　　　　　〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 １．議第５号　　平成１０年度一般会計予算第２条債務負担行為（特別養護老人ホーム施設整備事業補助金） ○委員　　　助役の出席を求め，社会福祉法人七日町こまくさ会の特別養護老人ホーム建設計画の経過について，経過の中で，計画者から申請を取り下げたいとの申し出があったかどうかについて，行政手続き条例が制定された背景について，この債務負担行為について４月臨時会まで継続して審議が可能かどうかについて確認したい。 ○委員　　　助役の出席を求めるべきである。 　以上の後，分科会として助役の出席を求めることとし，議事の都合上休憩とした。 　　　　　　　　　　　　　　　休　憩　　１０時１２分
   　　　　　　　　　　　　　　　再　開　　１０時５８分 ○助役　　　（仮称）社会福祉法人七日町こまくさ会の特別養護老人ホーム建設計画の経過については，平成７年に特別養護老人ホーム建設についての相談を受け，１０月に計画の概要について，平成８年３月には事業計画についての協議をしている。また，平成９年５月に事業計画書の提出を受け，庁内の関係部課と審査し，１０月に県とも事前に協議を行っている。平成１０年２月にも国への要望のため県と協議を行っている。 　なお，申請後，申請者から取り下げたいとの話はなかった。 　行政手続条例制定の背景については，国の行政手続法が平成５年１１月１２日に公布，平成６年１０月１日から施行されたので，山形市でも法律の第３８条の趣旨を受けて，平成９年３月３１日に条例を公布し，同年４月１日から施行している。 　この事業については来年度に法人の認可を受けるために４月に入ればすぐに県の指導，事前審査を受けながら準備を進める必要がある。そのためにも資金の裏付けとして債務負担の議決が必要であり，ぜひ３月で議決をいただきたい。 　なお，施設に入所する方の安全を第一に考えるという認識に立ち，事前の指導を行っており，安全確保を十分に図っていくようにしたい。 ○委員　　　平成７年に相談を受け，平成９年，１０年に内部で検討しているということであるが，今回の予算の審議の中で防災上の問題が出てきてから，はしご車を使い現地調査を行ったりしている。内部検討する中で，防災対策についても十分論議したのか。 ○助役　　　深く反省している。施設の安全管理については関係各課と連携し，検討していきたい。 ○委員　　　昨日の協議した事業予定者との検討課題についてどうなったのか。 ○健康福祉部長　　　南側からの専用入り口と通路の確保を含めて，全体的な安全対策について話し合いをした。専用入り口を発券機の東側に設けることなどの了解をいただいたので，今後は消防の方とも協議し，指導を受けながら，安全対策については万全を期してまいりたい。 ○委員　　　図面を見るかぎりではこの施設は建築基準法上建てることができないのではないのか。用途地域が第１種商業地域であり，建蔽率からみても，建築基準上問題がある。 ○委員　　　建築指導課長の出席を求めてはどうか。 　以上の後，委員会として建築指導課長の出席を求めることとし，休憩に入った。 　　　　　　　　　　　　　　　休　憩　　１１時３５分 　　　　　　　　　　　　　　　再　開　　１１時４０分 ○委員　　　建設予定の特別養護老人ホームの建物の図面をみるところ，ここの用途地域は近隣商業地域であり，準防火地域である。実際この土地の用途地域は何に指定されているのか。 ○建築指導課長　　　第１種住居地域である。 ○委員　　　建設が予定されている建物は道路からセットバックになっているが，実際建てられるのか。 ○建築指導課長　　　建物の位置がその道路の境界から下がって建てられている場合，その距離を道路の反対側に同じ距離のみなし道路としてみることができる。その合計の１．２５倍までの高さであれば建築可能である。 ○委員　　　この図面を見るかぎりでは，建築はできるのか。 ○建築指導課長　　　図面では，４．５ｍ離れているので，階高が４ｍであれば可能である。 ○委員　　　いろいろ議論してきたが，助役の考えも聞いたし，南側からの消防自動車の進入路の確保についても事業予定者から確認できたと理解する。なお，４月には県への事前審査を予定しているという日程的なものもあるので，安全対策については，問題が生じないように要請してほしいという付帯的な意見を付けて，この案件については同意する。 ○委員　　　この種の問題については，今までも一連の事件があったので，事前に勉強会的なものを開き，もっと議会に情報を出してほしい。議会から言われてから資料を出すようではいけない。なお，議会が時間を費やして嫌がらせをしているように思われても困る。あくまでも，入所者に平穏な余生を送ってもらいたいということで議論してきたものである。 ○健康福祉部長　　　今後十分注意をしていきたい。そこで生活する方が，安全で安心して生活できるような施設にしていきたい。 　大要以上の後，全員異議なく可決すべきものと決した。...