• 渋谷区(/)
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  1. 山形市議会 1998-03-17
    平成10年建設委員会( 3月17日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成10年建設委員会( 3月17日) 建設委員会   日   時   3月17日(火) 10時01分~14時43分 場   所   第5委員会室 出席委員    長瀬洋男加藤賢一,加藤 孝,高橋民夫鈴木善太郎,         峯田豊太郎,荒井 啓,枝松昭雄中村幸雄 欠席委員    なし 当局出席者   建設部長都市開発部長下水道部長水道部長関係課長 委員長席    長瀬洋男 協議事項    1.議第20号  市道路線認定について         2.議第21号  市道路線廃止について         3.議第22号  市道路線変更について         4.議第24号  工事請負契約締結について(公共下水道緊特第                 22工(雨水工事)         5.議第25号  工事請負契約締結について(公共下水道緊特第                 25工(汚水・流関)工事)         6.議第33号  山形地区計画区域内における建築物制限に                 関する条例の一部改正について         7.議第37号  土地取得について(市道半郷黒沢線及び市道半
                    郷住宅松尾川線道路用地)         8.議第38号  業務委託契約締結について(山形新幹線関連道                 路事業業務)         9.報告事項         (1)市道除雪状況について         (2)下水道利用状況について         (3)都市計画マスタープラン策定状況について         (4)山形周辺整備事業進ちょく状況等について         (5)松原浄水場新築整備事業基本計画について         (6)市有施設及び市管理施設安全管理状況調査について         10.閉会中の委員会活動について      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1.議第20号  市道路線認定について 2.議第21号  市道路線廃止について 3.議第22号  市道路線変更について  以上3議案について道路維持課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   市道認定条件幅員が6m以上で,すみ切りが確保されていることだと思うが,場所によっては6mに満たなくても市道認定されるものなのか。 ○道路維持課長   庁内に市道認定委員会があり,指導要綱に合致したものが認定される。車道は幅員が6m以上,自転車歩行者専用道路幅員3m以上で,都市計画路線や公共的な施設をつなぐ路線が対象となる。以前は6m以下でも認定されたものがあったが,現在は6m以下のものは認定していない。 ○委員   農道市道認定してもらう場合は,土地は無償で提供しているが,金を払った例があるのか。また,市道として認定するのは,地元住民からの要望があった所を認定しているのか。それとも,市で道路行政上必要と認めた所を認定するのか。 ○道路維持課長   基本的には,農道,私道については寄附行為となっている。また,山形市が市道認定したいとなると,用地買収かなりの金がかかるので,実情は地元要望による認定がほとんどである。 ○委員   土地改良では,土地を出し合って道路を造っており,市の道路行政には大いに貢献していることを認識してほしい。 ○委員   6mの幅員がなくても,需要のある密集した地域においては,街づくりなどの面からも市道認定すべきと考えるがどうか。 ○道路維持課長   認定する際の条件として,一線を引いておかないとすべて認定となってしまう恐れがあるので,幅員が6m以下の所であっても,生活関連道路については,補修等の改善を行っている。 ○委員   一線を引くということは理解できるが,都市計画税を納めている中で,幅員が若干足りなくても,需要の高い所は配慮があってもいいのではないか。都市づくり一環としての整備が遅れていると聞くが,快適な生活空間をつくる上からも十分配慮してほしい。 ○委員   旧飯塚踏切は,以前,人道ボックス計画があり,その後,廃止になったと聞いているが,そこを今回,市道として新しく認定するということはどういうことなのか。 ○道路維持課長   当初は人道ボックス計画であったが,用地買収に応じてもらえなかったことと,それほどの効果も期待できなかったことから,市道として認定することで,旧飯塚踏切の代替として,県施工城南橋拡幅工事に併せて施工することが可能になるものである。なお,設置に関しては,グレードアップした自転車歩行道とするよう県に要望している。 ○委員   東部広域農道との係わりはどうなのか。 ○道路維持課長   東部広域農道整備事業一環として,市道部分については市で施工することになっている。 ○委員   広域農道市道として造るということになるが,事業年度はいつからいつまでなのか。 ○道路維持課長   新山寺線平成10年度から13年度の事業となり,広域農道についても13年頃までと思われる。  大要以上の後,議第20号から議第22号までの3議案については,全員異議なく可決すべきものと決した。 4.議第24号  工事請負契約締結について(公共下水道緊特第22工(雨水工事) 5.議第25号  工事請負契約締結について(公共下水道緊特第25工(汚水・流関)工事)  以上2議案について下水道部建設課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   緊特第22工工事期間がだいぶ長いようだが,その間,通行への支障はどうなのか。 ○(下)建設課長   篠田病院から西へ城南橋を下った地点に発進立坑を設置し,そこからシールド工法地下を掘進し,平成12年頃に最終地点タケダスポーツの所に到達する。その際にも到達立抗を築造することになり,その時は片側通行になるが,その他は地下を進むので支障はない。 ○委員   契約の比率はどうだったのか。 ○(下)建設課長   緊特第22工は,大成が60,大末が30,山建が10の割合であり,緊特第25工については,大日本土木が50,地崎工業が30,渋谷建設が20の割合となっている。 ○委員   6:3:1という割合のものは,これまでなかったのではないか。1割となると残務整理やゴミ拾いの仕事になるのではないか。普通は5:3:2くらいではないのか。 ○(下)建設課長   地元業者ができる工事については,立抗の築造や残土搬出等1割程度工事量となるのでこうなったものである。 ○委員   以前から地元企業育成に力を入れてほしいと要望しているが,これまでの間に地元企業育成ができなかったということを反省してほしい。 ○委員   緊特第25工において埋蔵物が出ることは予想されないのか。 ○(下)建設課長   地下8~9mの所を掘り進むが,深さから考えると支障はないと思われる。 ○委員   一般競争入札には何グループが参加したのか。 ○(下)建設課長   緊特第22工には7グループ緊特第25工には9グループの参加があった。 ○委員   一般競争入札指名競争入札の使い分けはどうなっているのか。 ○建設部長   土木工事については5億円以上,建築工事については10億円以上が一般競争入札になる。  大要以上の後,議第24号及び議第25号の2議案については,全員異議なく同意すべきものと決した。 6.議第33号  山形地区計画区域内における建築物制限に関する条例の一部改正について  建築指導課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   成沢に限らず,他の地区も同様の計画になっていると思われるが,敷地面積最低限度200㎡という基準のもとになるものは何か。 ○建築指導課長   建ぺい率60%,容積率200%を考慮しても70坪程度の家が建てられるように200㎡となっている。   大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決した。 7.議第37号  土地取得について(市道半郷黒沢線及び市道半郷住宅松尾川線道路用地)  道路維持課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   1㎡当りの単価はいくらになるのか。 ○道路維持課長   1㎡当り3万2,000円,坪当り10万6,000円になる。 ○委員   この道路から半郷交差点まで拡幅してほしいという要望があるが,将来どう考えているのか。 ○道路維持課長   半郷交差点までの約200mについて,幅18mに広げる予定で,路線の測量が終わっている。地元も協力してくれるというので,予算的措置があれば進めていきたい。また,13号線と交差する重要路線でもあるので,できれば県費でやってほしいので,今後,県にお願いしていきたい。 ○委員   買収の際に鑑定してもらった結果の価格なのか。 ○道路維持課長   鑑定してもらっている。買収道路としてできあがった後の価格になっている。  大要以上の後,全員異議なく同意すべきものと決した。 8.議第38号  業務委託契約締結について(山形新幹線関連道路事業業務)  道路河川課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   山形新幹線新庄延伸について,県でも1兆円もの債務を抱えている中での事業であるが,沿線市町には負担をかけないという話であったが,山形市にも莫大な金があてにされている。県とはどんな話になっているのか。また,それだけの投資効果があるのか。 ○道路河川課長   延伸に伴う工事のほとんどが踏切解消工事となっており,北志田線の所も,道路改良事業として当然やらなければならない所でもある。なお,新幹線延伸事業地元市町負担は5%となっている。山形市も3カ年実施計画に盛り込んでおり,平成14年までには完成させ,交通緩和を図り,有効に活用していきたい。 ○委員   平成4年開通ミニ新幹線の話が出た際,開通の前から踏切安全対策について何度となく要望してきたが,対処されずに今日に至っている。山形駅から北については,開通の前に予算的な手立てをすることは納得できない。山形駅から南の踏切についての今後の安全対策がどう計画されているのかを書類で提出してほしい。                休 憩  11時52分                再 開  13時03分  道路河川課長から,資料に基づき,各踏み切りごとの今後の計画について説明があった。 ○委員   今回の委託契約は,山形市が直接契約せずに山形県が6市2町に代わってJR契約するというが,これまでに県に委託して事業をやったのは蔵王ダム建設の際の1件だけであり,違法ではないが,合法とはいえないのではないか。 ○道路河川課長   地方自治法上からも違法ではなく,県が中心となり,沿線の市町が協力して進める事業でもあり,6市2町に代わり,県が一括工事をしようとするものである。 ○委員   新幹線新庄延伸に伴い,東根市などは18~20%の予算の伸びを示しているというが,県事業地元負担が少ないといっても,何でもこういう形でやられるのは地方分権に逆行することではないのか。 ○道路河川課長   6市2町が足並みをそろえてこの事業に取り組んでいくもので,JRがらみの特殊な工事でもあり,協議かなりの時間を要するため,県が一括してJR協議の上,委託契約をするものである。 ○委員   今回の委託契約は特殊なものであり,特例として認識していいのか。また,山形以南についてはどう考えているのか。 ○建設部長   一般的には,このような形のものはないので,特例と認識している。山形以南踏切解消については県に要望していきたい。 ○委員   県が入札をした結果,差額が生じた場合はどうなるのか。 ○道路河川課長   差額については年度末に精算される。  大要以上の後,全員異議なく同意すべきものと決した。 9.報告事項 (1)市道除雪状況について   道路維持課長から別紙資料に基づき報告があった。 (2)下水道利用状況について   下水道部管理課長から別紙資料に基づき報告があった。 (3)都市計画マスタープラン策定状況について   都市計画課長から別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   市民を集めて話を聞くというのは大変な作業だとは思うが,もう少し意見を集約すべきであった。聞き取りが形式的だったのではないか。 ○都市計画課長   今回のは全体構想についての説明会として行った。来年に地域別構想について,地区を分けて意見を聞き,案を作る。 ○委員   南山形天童線の西側の整備は,農振がネックとなっていると思うがどうか。 ○都市計画課長   市街化区域の設定では優良農地となっているので,緩衝緑地として開発していきたい。 ○委員   農振はどうするのか。 ○都市計画課長   将来的には外していきたい。
    (4)山形周辺整備事業進ちょく状況等について   新都市拠点整備課長から別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   東ソーの残土について,無害だとは思っていないので,環境検査のデータを見せてほしい。 ○委員   Bブロック東ソーの換地は残らないのか。 ○新都市拠点整備課長   残る可能性はあるが,使い道については今後検討する。 (5)松原浄水場新築整備事業基本計画について   浄水課長から別紙資料に基づき報告があった。 (6)市有施設及び市管理施設安全管理状況調査について   建設部長から別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   危機管理について,緊急の場合,どこに連絡するのかが明らかでなかった。そうした連絡体制については協議されたのか。 ○建設部長   施設安全対策会議の中で検討していきたい。 ○委員   五堰の管理について,担当がどこなのか市民はわからない。たらいまわしになるのでは困ると思うがどうか。 ○道路維持課長   ほとんどの市民道路維持課へ連絡をよこすので,たらい回しをせず田園整備課等の職員を呼んで対応している。 10.閉会中の委員会活動について  会議規則第104条の規定により,閉会中の委員会調査について,議長あて申し出ることとした。...