海南市議会 2020-12-02 12月02日-04号
この事業は、海南市、紀美野町及び有田川町を実施区域とし、出力4,500キロワットの風力発電機を15基設置しようとする大規模な計画であることから、環境影響評価法に基づき、環境アセスメントの手続が義務づけられております。 この手続は、段階的に、配慮書、方法書、準備書、評価書、報告書という5つの手続を行うこととなっておりますので、これまでの進捗状況について改めて御説明いたします。
この事業は、海南市、紀美野町及び有田川町を実施区域とし、出力4,500キロワットの風力発電機を15基設置しようとする大規模な計画であることから、環境影響評価法に基づき、環境アセスメントの手続が義務づけられております。 この手続は、段階的に、配慮書、方法書、準備書、評価書、報告書という5つの手続を行うこととなっておりますので、これまでの進捗状況について改めて御説明いたします。
昨年の台風21号においては、町内の梅本地区において、大きな土砂災害が発生し、住民が一時避難するという事態になったことが示すとおり、多くの地すべり地帯を有する町内において、山の頂上に風力発電機や道路を設置する計画であることから、山の下方への土砂災害が危惧されることに加え、希少動植物への影響も考えられる。
どうしてもこの事業者が説得したいならば、海外にあるという4,500キロワット級の風力発電機に出向いて、騒音測定を行い、そのデータを示すべきだと考えます。そして、大型であっても、1,300キロワット級の風力発電に比べても低い数字だから心配ないということをわかってもらうしかないと思うんですよ。
海南市で暮らす人々と全ての生き物たちが安心して暮らせる環境を守るため、(仮称)海南・紀美野風力発電事業に反対しますという表現で、9人の自治会長の署名のもとに提出された文面を見ますと、稼働実績のない巨大風力発電機は地域住民への健康面や環境面への影響や土砂災害の懸念があると書かれています。 ことし6月定例会において、橋爪議員からの質問で市長答弁をいただきました。
対象となる事業実施区域については、(仮称)紀の川風力発電事業では紀の川市及び紀美野町、(仮称)海南・紀美野風力発電事業では海南市、有田川町及び紀美野町としており、現在のところ本市に関係のあるところでは、海南高原カントリークラブ周辺の有田川町との境界付近と黒沢ハイランド北側の紀美野町との境界付近に風力発電機が設置予定となっております。
また、9月15日の朝日新聞には、シンガポールのエクイスエナジーという会社が海南市、紀の川市、有田川町、紀美野町の山間部に72基の風力発電機を設置し、最大32万4,000キロワットの発電を見込んでいるという記事が掲載されていました。2020年8月ごろに着工し、23年の4月ごろに運転開始を予定しているそうです。
本市の予定地につきましては、森林公園雨の森から南側周辺と黒沢ハイランドから北側周辺の2カ所が風力発電機の設置予定範囲となっております。 風力発電機については、高さ約150メートル、ブレードの回転直径約130メートル、出力4,500キロワット程度を全域で72基程度設置し、最大出力32万4,000キロワットを予定しておりますが、現時点では事業の早期段階であるため具体的な設置場所は固まっておりません。
早くからこの問題に取り組んでいるヨーロッパでは、大体半径300メートル以内に人家のあるところでは、風力発電機を設置してはならないことになっているそうです。 また、高速道路を大型車が通る際の橋梁の振動が空気を通して低周波音を発生させ、そして被害を生じせしめるというメカニズムも既に確認されております。
二つ目に、風力発電機の導入についてお伺いいたします。私は、6月議会で、温室効果ガスの排出削減について質問しましたが、当市の目標であります2004年度までにその5パーセントを削減することは、大変難しくなってまいりました。また、世界的に見ましても、アメリカが京都議定書からの離脱宣言やロシアも経済発展の重視から批准が遅れる見込みとなりました。