新宮市議会 2023-12-05 12月05日-01号
同市は、戦後は大規模災害に遭っていない中でも、昭和49年には防災都市づくりを開始し、昭和50年に都市の安全性を考える委員会が設置され、昭和52年に「地域における防災まちづくりの推進」、「市民の自主参加」などの都市防災の在り方の答申がなされることで、市全体で防災に対して関心が高まりました。
同市は、戦後は大規模災害に遭っていない中でも、昭和49年には防災都市づくりを開始し、昭和50年に都市の安全性を考える委員会が設置され、昭和52年に「地域における防災まちづくりの推進」、「市民の自主参加」などの都市防災の在り方の答申がなされることで、市全体で防災に対して関心が高まりました。
これには、災害から住民の生命・財産を守り、都市の機能を確保するため防災都市づくりを基本理念として、まさに都市計画に求められている新宮市の未来像が描かれているかというふうに思っております。この都市計画マスタープランを机上の本立てに、私は、置いておくだけではなく、これを生かしたまちづくりを積極的に進めていただきたいという思いで、議会の中でこの大事さを訴えてきております。
都市計画では、災害からの住民の生命、財産を守り、都市の機能を確保するため、防災都市づくりを位置づけております。この都市マスの中にも、防災に関する項目が随所に書かれております。防災対策と都市計画とは切っても切れない関係にあろうかと思います。都市計画が進んでいるまちと進んでないまちでは、もう大きなまちの成り立ち、落ちつきに差ができてきておるというふうに思います。
東京と言いますのは、南関東地域で地震の特定強化地域に指定をされているわけで、それだけに進んでいると思うわけですが、この和歌山市でも、先進都市の状況を見て、十分に調査をしながら、和歌山市の防災都市づくりというのを進めていく必要があるんではないかと思うんですが、そういう点でですね、各部でどのような防災に対する見直しが進められているのかということで、今回は2点、都市計画部と建築部についてお尋ねをしたいと思
さて、最近、注意を引いたことが、記事があったわけでありますけれども、ちょうどこの2月25日の日にいろいろと書かれておって、肝心なとこだけ言いますと、「死亡した五千余名の方がたや今なお死亡しつつある人びとを含め、これらの方がたは、実は自然現象としての地震で死んだのではなくて、開発に狂奔し、防災都市づくりを起こしたり、防災計画をないがしろにしてきた国、自治体の行政の無責任さによるものだということが見えてきて
今、多くの市民は、この隣の町で起こった未曾有の大災害を見て和歌山市当局に求めているのは、「他山の石」ととらえて、多くの犠牲の上に示された状況を分析し、和歌山市の防災都市づくりにどれだけ役立てるか、その能力を見守っているのだとも思います。まさか対岸の火事だと、茫然と眺めているだけではないはずであります。 私は、この震災で2つのことについて当局の考えをお伺いいたしたいと思います。