和歌山市議会 1994-09-29 09月29日-05号
しかし、いつも私がこの壇上で申し上げるように、残念ながら住金の背後地の住民生活に対する改善はひとつも進んでおりません。 住金公害の切り札、住工分離の概念に基づき、住金公害をもとから断つことを目的に始めた西防沖埋立地の移転計画が、住金の都合で中断しているのでございます。旧態依然とした住金の公害対策、これは目標数値にこだわり、本当の環境改善をごまかしているにほかならんのでございます。
しかし、いつも私がこの壇上で申し上げるように、残念ながら住金の背後地の住民生活に対する改善はひとつも進んでおりません。 住金公害の切り札、住工分離の概念に基づき、住金公害をもとから断つことを目的に始めた西防沖埋立地の移転計画が、住金の都合で中断しているのでございます。旧態依然とした住金の公害対策、これは目標数値にこだわり、本当の環境改善をごまかしているにほかならんのでございます。
市の衛生研究所が最近住金の背後地住民の要請により井戸水の飲料水を検査したところ、亜硝酸窒素、または硝酸窒素が多量に含まれている事実が発見されたという。果たしてこの原因として考えられることは、住金のコークス炉、焼結工場、共同火力等から排出されているNOX が雨によって地中に浸透されて、このような状況を醸し出しているのではないかと思われるのであります。
この埋立問題は、もともと、これ以上公害を減らすことはできないので、沖を埋め立てて、公害発生源となっているコークス炉や焼結工場、その他の施設を沖出しして、背後地住宅街より遠ざけて、公害源をもとから絶やすために埋立申請に協力してほしいと住金から申し入れてきたものであります。
過去10年、また、10数年にわたって、私は住金の背後地にある地区の住民が、コークス炉の悪臭と粉じんに悩まされてまいりました。 ただ、悪臭という言葉で、ああ臭いのかと、においぐらいでは辛抱できるのではないかというふうに思われておったのではないかと思うのでございます。 しかし、このにおいにこそ、人間に最も有毒な一酸化炭素、二酸化窒素、二酸化硫黄等の有毒ガスが含まれているということでございます。
当河川は俗に言う天井川であるため、今回、河床を背後地地盤より低く掘り下げ、また河道幅を約15メートル拡幅し、排水を容易にするよう計画されています。また上流の県道粉河加太線との交差箇所でありますが、河道幅が拡幅されるため当然、橋梁のかけかえが必要となってまいります。土木部といたしましても、地元説明会等に県とともに出席し、地元の要望事項のうち、市に対する要望であれば前向きに対応してまいります。