和歌山市議会 1995-02-24 02月24日-04号
「破砕帯の発達する地帯については、生活の知恵としての利用目的の制限、竹林による地盤保護など、古くから工夫がなされてきたが、近年、『土木技術の進歩』『設計・施工の工夫』によって、次々と大規模宅地造成がなされてきた。そのことから、あたかも防災面は克服されたかのように見えるが、果たしてそうであろうか。
「破砕帯の発達する地帯については、生活の知恵としての利用目的の制限、竹林による地盤保護など、古くから工夫がなされてきたが、近年、『土木技術の進歩』『設計・施工の工夫』によって、次々と大規模宅地造成がなされてきた。そのことから、あたかも防災面は克服されたかのように見えるが、果たしてそうであろうか。
墓地霊園の計画地になっているこの山というのは、もともとミカンが栽培をされておりまして、そしてそれと一緒になって一面竹林にもなっているんですね。これはなぜかというのは、先祖代々この山のやわらかさっていうんですか、やわらかい山であって、そういう性質を先祖の人たちというのはよく知っていた。