田辺市議会 2022-09-15 令和 4年第5回定例会(第2号 9月15日)
市としましては、これまでも地球温暖化防止や生物多様性保全を目的に化学肥料などの低減による特別栽培や、こうした資材を使用しない有機栽培への取組を支援する環境保全型農業直接支払交付金事業を実施してきたところであり、引き続き環境保全に効果の高い有機栽培などによる営農活動を支援しながら、まずは一番影響の大きい肥料価格の高騰対策に重点を置き、化学肥料の使用量の低減を推進してまいります。
市としましては、これまでも地球温暖化防止や生物多様性保全を目的に化学肥料などの低減による特別栽培や、こうした資材を使用しない有機栽培への取組を支援する環境保全型農業直接支払交付金事業を実施してきたところであり、引き続き環境保全に効果の高い有機栽培などによる営農活動を支援しながら、まずは一番影響の大きい肥料価格の高騰対策に重点を置き、化学肥料の使用量の低減を推進してまいります。
現在、田辺市におきましては、この事業を活用し営農を行っている団体につきましては、事業要件の関係で14戸の農家で構成した1団体だけでありますが、これ以外にも独自に47戸の農家の方が梅やミカンを中心に化学合成農薬や化学肥料を使わない有機栽培や、これらの農薬肥料を5割以上低減した特別栽培に取り組んでおります。
耕作放棄地を活用しようとする方には、市の遊休農地再生奨励金制度、自然農法を始めようとする方には、国の環境保全型農業直接支払交付金、農産物の付加価値をさらに高める特別栽培農産物認証やエコファーマー認定などさまざまな制度がありますので、周知と活用を図るとともに、さらなる自然農法の振興について研究していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(古川祐典君) 10番。
中辺路、大塔地域におきましては、梅、シシトウ、ラッキョウなどが栽培されており、米では清浄な環境と清流を生かした特別栽培米「霧の精」が生産されています。
これを受けて、和歌山県におきましても平成20年3月に、和歌山県有機農業推進計画を策定し、有機農産物の栽培を推進しており、これまでの農薬と化学肥料を半分以下にして栽培される特別栽培農産物認証制度や環境に優しい農業を実践するエコファーマー認定制度とあわせて取り組んでおります。
和歌山市の水田農業は野菜や果樹との複合経営により発展してまいりましたが、御指摘のとおり、米の価格が非常に安い今日にあって安定的な経営を進めるためには、特別栽培米など付加価値の高い米づくりや収益性の高い野菜への転換を進める必要があると考えますので、水田農業推進協議会において制度充実に関する検討を進めていきたいと思います。
また、木塾や特別栽培、パープルクイーンなどの個性化商品への取り組みや安全安心の追求、さらには梅に大きく傾斜している農業経営の改善のため、梅を補完する作物との複合経営の推進にも取り組む必要があります。 こうしたさまざまな課題に対して、農協、生産者組織、関係団体等と協力し、取り組みを進めることで産地の安定化と農業経営の維持を図ってまいりたいと考えております。 以上です。
市としましても、県研究機関、農協等と協力し、減農薬栽培技術の試験研究と普及を進めるほか、土づくりと化学肥料や化学合成農薬の低減による環境保全型農業として取り組んでおります特別栽培農産物の認証やエコファーマーの認定をより推進し、農薬使用量の削減と安全安心な農産物生産に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。