田辺市議会 2010-03-15 平成22年 3月定例会(第5号 3月15日)
徳島県のケースでは、基地局ができてからミツバチが死滅したり、池のコイが死滅するという現象が報告されたり、周辺住民が不眠や倦怠感に悩まされるようになり、医師の診断を受けたところ、電磁波過敏症の疑いという診断であったことや、兵庫県川西市では稼働後、住民が耳鳴りや吐き気、不眠などの症状を訴えるようになり、地元自治会が稼動停止を求めたが、受け入れられなかったことから、公害調停を申し立て、基地局の土地所有者が
徳島県のケースでは、基地局ができてからミツバチが死滅したり、池のコイが死滅するという現象が報告されたり、周辺住民が不眠や倦怠感に悩まされるようになり、医師の診断を受けたところ、電磁波過敏症の疑いという診断であったことや、兵庫県川西市では稼働後、住民が耳鳴りや吐き気、不眠などの症状を訴えるようになり、地元自治会が稼動停止を求めたが、受け入れられなかったことから、公害調停を申し立て、基地局の土地所有者が
次に、先日、新聞各紙で、住友金属が排出するばいじんなどで健康を害されているとして、周辺住民が製鉄所の移転を求め、国の公害等調整委員会へ調停申請していたが、委員会から「国の調整委が担当する重大な健康被害に当たらない」などとして、管轄を県の公害調停委員会に移送すると報道していました。
私は先日、全国で初めてゴルフ場の農薬、肥料による公害調停を行っている滋賀県志賀町に調査に行ってきました。ここは琵琶湖からわずか 500メートルしか離れていない丘陵地帯に京阪ローズタウンという住宅地があり、5,000 戸、2万人が住んでいます。
今、私の手元に吉野津風呂湖ゴルフ場公害調停の記録があります。これは吉野町の津風呂などの地内の中にゴルフ場建設をすることをめぐって、地域の住民が農薬、化学肥料の使用について調停を求めたものです。この公害調停を戦う思いについて「豊かな森と美しい水や大気を大切に守り、次の世代に引き継ぐことは今を生きる人間の務めであり、母の願いである。