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09月13日-03号

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  1. 印南町議会 2023-06-16
    09月13日-03号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年  9月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより令和5年第3回印南町議会定例会第3日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、          2番 木村栄一君          3番 岡本庄三君を指名いたします。 日程第2、議案第42号 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -教育課長- ◎教育課長 それでは、議案書3ページでございます。 議案第42号 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を次のように定める。 まず、提案理由についてご説明申し上げます。 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第13次となります地域主権一括法が令和5年6月16日に公布されてございます。この中で、指定都市及び中核市における認定こども園の認定または認可に係る都道府県への事前協議を事前通知に見直すため、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部が改正されることに伴い、同法を運用する本町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の所要の整備を行うものでございます。 また、保育所保育方針の制定権限が厚生労働大臣から内閣総理大臣に移ったことに伴う規定の整備を行うものでございます。 1枚おめくりいただきまして、4ページでございます。 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を次のように改正する。 改正内容につきましては、右のページ、5ページの新旧対照表でご説明いたします。 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例新旧対照表。 表の右側が現行、左側が改正後の条文でございます。 第15条第1項第2号中、「同条第11項」を「同条第10項」に引用先の繰上げについてでございますが、今回の法改正により、政令指定都市及び中核市における認定こども園の認定または認可手続において、法第3条第10項に規定されていました都道府県知事に申請書の写しを送付しなければならないという規定が削除されることに伴い、第11項が第10項に繰上げされるものでございます。 なお、この改正規定につきましては、指定都市及び中核市における手続の改正となりますので、本町の事務手続に影響があるといったものではございません。 次に、第4号及び第45条につきましては、こども家庭庁の設置に伴い、保育所における保育の内容を定める指針の制定権限が厚生労働大臣から内閣総理大臣に移ったことに伴う改正でございます。 左のページにお戻りいただきまして、附則でございます。 附則、この条例は公布の日から施行する。ただし、第15条第1項第2号の改正規定は、第13次一括法の施行日となります令和5年9月16日から施行するでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 課長、基本的な確認なんですけれども、そもそも特定教育・保育とか、特定地域型保育って一体何ぞやということの確認なんです。 それで、印南町には条例というのが定められております。今、提案されている条例なんですけれども、そこに直接関わらないこともあるんですけれども、ちょっと確認ということで、そもそも、これ子ども・子育て支援法というのが、国の法律ができまして、それにのっとって進められているわけなんですけれども、印南町は条例を制定して、認定するために、基準をこの町の条例で定めていると思うんです。 確認なんですけれども、特定教育・保育施設というのは、印南町から認定された、印南町でいうたらこども園、これがあると思うんです。それで、ほかにも幼稚園とか保育園などがこの分野に入ってくると思うんです。その次の特定地域型保育事業というのは、これ、4つほどあると思うんです。小規模保育事業家庭的保育事業事業所内保育事業居宅訪問型保育事業ということで、ここのところは、印南町では、実際にその業者が参入して保育をやっているということではないと思います。 それで、この4つ保育事業を、財政の支援などを受けるためには町の基準を満たさなあかんということで、もしこの事業が参入してきたら基準を設けなあかんので、印南町もこの条例を定めているというふうに思うんです。だから、そういうような形の印南町では認定こども園、ところが、この4つの保育形態の事業というのは印南町では行われていないと、そのような認識でよろしいですね。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 議員おっしゃるとおりでございます。 まず、特定教育・保育施設ですけれども、印南町ではいなみこども園、認定こども園でございます。こちらのことになっています。 2点目、特定地域型保育事業につきましては4つの形態、議員おっしゃるとおりでございまして、印南町には今のところ該当するものはございません。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 最後の質問です。 先ほど、課長からも提案理由のところにあったんですけれども、第45条の取り扱う方針の中で、厚労大臣から総理大臣に変更になったという提案理由があったんですけれども、保育事業のもともと、総理大臣になったというんですけれども、畑がいっこも違うと思うんですけれども、これは、厚労省から総理大臣になったという理由はどうしてでしょうか。それだけです。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 厚生労働大臣から内閣総理大臣に権限が移ったということでございますけれども、本年4月からこども家庭庁が設置されてございます。認定こども園の認定について、今回でいいますと法第35条の保育所保育方針を定める制定権限というものですけれども、これにつきましても厚生労働大臣からこども家庭庁を所管する内閣総理大臣に権限が移ってございます。そのための改正となります。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第42号 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第3、議案第43号 印南町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -教育課長- ◎教育課長 それでは、議案書7ページでございます。 議案第43号 印南町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について。 印南町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を次のように定める。 まず、提案理由についてご説明いたします。 国の子ども・子育て支援交付金の対象となる放課後児童健全育成事業の内容について定める通知が改正され、放課後児童支援員とみなすことができる研修修了予定者の内容が変更されています。これに伴い、本町が定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の所要の改正を行うものでございます。 1枚おめくりいただきまして、8ページ、印南町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。 印南町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を次のように改正する。 改正内容につきましては、9ページの新旧対照表でご説明いたします。 放課後児童健全育成事業とは、当町では、いなみっ子交流センターで実施しております印南町学童クラブのことでございまして、この学童保育指導員につきましては、条例本則第10条第3項において、保育士の資格を有する者や社会福祉士の資格を有する者、教育職員免許状を有する者等々のいずれかに該当する者であって、都道府県知事が行う研修を修了したものでなければならないと規定がされておりますところ、条例附則第2条におきまして、この研修修了につきましては、一定期間の猶予が経過措置として定められてございます。今回、この経過措置として定められている第10条第3項の読替規定について、「この条例の施行の日から平成32年3月31日までの間」を「当分の間」に、「平成32年3月31日までに修了することを予定している者を含む。」を「その者の研修計画を定めた上で、放課後児童支援員としての業務に従事することとなった日から2年以内に当該研修を修了することを予定している者を含む。」と改めるものでございます。 なお、本町の学童保育指導員は5名であり、今年度から、印南小学校学習支援員から学童保育指導員に移っていただいている1名を除いて、4名は当該研修を修了してございます。 左のページにお戻りいただきまして、附則、この条例は、公布の日から施行するでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 今回、附則ということで、職員に関する経過措置の部分が改正されています。 それで、条文に当たるのは、条文の中に第10条の第3項というのがありまして、支援員の研修を定めた条文です。先ほど課長のほうからも、どういう人らがこの支援員なのかということで、それは(1)から(10)と間で定められています、条文の中で。それで、研修の対象者が示されているわけなんですけれども、条文中にこんなにあります、支援員の人数は支援の単位ごとに2人以上となっていますと。ただし、補助員を配置できるとなっているんですけれども、この補助員の方も研修を受けなければ対象になるんでしょうか。
    議長 -教育課長- ◎教育課長 補助員につきましては、補助員用の研修もございまして、そちらを受けていただくことになります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、私の認識が間違っておったら、また指摘していただきたいんですけれども、今、現行の経過措置は平成32年3月31日までの間でというふうに示されているんです。平成32年といえば西暦でいうたら2020年なんですけれども、現在は2023年で、現行で示されている年数もをもう経過しているわけなんですよ。本来ならば、定められている期限以前にこの条例の改正を出してくるべきではないんかなと、ゆうべちょっとこの議案を見ながら思ったんですけれども、間違っているでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 国からの通知でございますけれども、令和2年3月31日に一旦通知がございまして、その通知によりますと、令和5年3月31日までに研修を修了するということに経過措置が一旦延びてございましたが、これにつきましては、本町では経過措置を適用する職員はその当時おらなかったということで、経過措置を適用する必要がないということで、条例改正は行っていなかったというふうに認識してございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 経過は分かったんですけれども、でも、条例で定めていることを、もうそれはそこでちゃんと対応しておかなければ、空白期間というのが生まれるんと違うんかなと思うんですけれども、別にそれはそれで課長のほうでは正しい判断だということで、それは認識だったらそれでよろしいんですけれども、そこら辺どうですか。きちんと条例で定められていることですから、そこのところはきちんと、時期を過ぎているということになったら、それまでに対応せなあかんの違うかなと思っているんですけれども、意見の食い違いだというのであれば、もうはっきり言うてもらったらと思うんです。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 条例改正につきましては、すべきであったかも分かりませんが、私どもは国の通知に従い研修をしておりますので、通知からファウルをしているという事実はございませんので、今回の改正をさせていただくということでございます。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第43号 印南町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第44号 損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第44号 損害賠償の額を定めることについて。 次のとおり公用車の物損事故による損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 提案理由でございます。 去る令和5年8月22日午前10時頃、町道西ノ地小谷前線において、工事現場確認のため、公用車軽バンでございますが、勾配の路肩付近に駐車させ、車両を離れた間に車両が下り勾配に従って動き出し、公用車前方の駐車していた無人の相手方車両、軽の箱バンでございますが、これに接触し、相手方車両の一部を破損させたものでございます。 今般、相手方との円満解決に至ったことを受け、議会の議決を求めるものであります。 なお、今後はこういったことが起こらないよう、公用車の安全運転の徹底を図ってまいります。 それでは、本文に移らせていただきます。 まず、相手方でございます。住所、●●●●●●●●●●●●●●●、氏名、●●●●。 次に、事故の概要でございますが、先ほどの申し上げたとおりでございます。 次に、損害賠償額21万8,195円でございます。 以上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 課長、少しお聞きします。職員のこういう事故、それとか交通事故とか、そういうのは年間大体どれぐらいあるものかということと、これ、このことによって、私らは普通共済を掛けるときに、事故を起こすと翌年から掛金が3年間ぐらいですか、また等級が上がったりもするんですけれども、その辺についてはどれぐらいの支障があるのかということと、こういう職員の不注意ですよね、サイドブレーキの引き忘れということは。職員に対するペナルティーというとあれだが、注意とか、何かそういうものはあるのか、その程度なんですけれども、お聞かせいただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 3点あったかというふうに思います。 どれぐらい年間にしてこういったことがあるんかということでありますけれども、例えば今年度、今年ということでありますけれども、特に大きな事故ではございませんけれども、例えば駐車するときにカーブミラーをちょっと当てたとか、あるいは、逆に相手方に後ろから止まっているところにごつんとやられたとかというようなことで、今年につきましては3件ほどということで報告を受けてあります。 次に、今回のことで保険料の増えるんじゃないかというようなことでありますが、これは確認してございますけれども、これぐらいのものだったらそんなに変わらないというようなことでご回答を得てございます。 次に、職員のペナルティーというようなことであります。これにつきましては、十分注意するようにということも話はしてございますけれども、懲罰委員会を開いていただいて、その中で本人の事情を聞き取り、今後一切このようなことが起こらないようにということの中での顛末書、そういうのを出していただいてということで、十分な注意を与えているところであります。 以上であります。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 町道に附属されているグレーチングの蓋が跳ね上がって車の持ち主に損害を与えて賠償するという議案というのは、僕も何度か経験あるんですけれども、今回の事故を教訓にして、公用車を使用する場合には、いろんな現場に向かうと思うんですけれども、この事件・事故を基に、もしやっておったらあれなんですけれども、公用車にやっぱり歯止めを積んでおく必要があるんと違うんかなと思うんですけれども、それはもう積んでいるんでしょうか。積んでなかったら、やっぱり今回の事故の教訓を基にして、歯止めを積んできちっと車を止めておくということが大事なんと違うかなと、それが教訓ではないかなと思いまして、どうでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 勾配にあるところにはくれぐれも止めないようには基本ということで、課長会においてもそのことを含めて周知をしてございますけれども、いかんせん工事現場ということもございますので、その辺も含めて、一度また皆さんにその周知を図っていきたい。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第44号 損害賠償の額を定めることについてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第45号 令和5年度印南町一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第45号 令和5年度印南町一般会計補正予算(第4号)。 令和5年度印南町一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,494万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億4,163万4,000円とする。 2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条、(地方債の補正)、地方債の追加及び変更は「第2表 地方債補正」によるでございます。 提案理由について申し上げます。 令和5年度一般会計補正予算(第4号)につきましては、がん患者等の療養生活における質の維持向上、また社会参加への支援事業としまして、印南町がん患者アピアランスケア支援事業の実施、また新型コロナウイルスワクチン接種事業、そして、6月2日の台風2号の影響による豪雨災害に係る災害復旧事業、また河川監視カメラの取替え修繕更新、また緊急避難場所整備事業、町有地管理事業等に係る所要の経費の計上並びに増額、そして、令和4年度の決算処分に伴う繰越金、財政調整基金への積立金、また繰入金、返還金等の予算補正が主なものでございます。 それでは、1枚おめくりいただきまして、第1表 歳入歳出予算補正から及び16ページまでの同事項別明細書につきましては省略させていただきます。後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 20ページをお開きください。 詳細でございます。これにて説明を申し上げます。 歳入でございます。11款.1項.1目.地方交付税では5,380万円の増額。 次に、13款.1項.5目.農林水産業施設災害復旧費負担金では86万6,000円の計上。 次に、15款.1項.2目.衛生費国庫負担金では407万9,000円の増額。 次に、3目.公共土木施設災害復旧費国庫負担金では4,215万5,000円の増額。 次に、2項.3目.衛生費国庫補助金では116万7,000円の増額でございます。 1枚おめくりいただきまして、7目.農林漁業施設災害復旧費国庫補助金では1,456万7,000円の計上でございます。 次に、16款.2項.1目.総務費県補助金では190万円の増額。 次に、2目.民生費県補助金では104万1,000円の増額。 次に、3目.衛生費県補助金では35万円の増額、和歌山県のがん患者アピアランスケア支援事業費への補助金であります。 次に、5目.教育費県補助金では2万円の増額。 次に、19款.2項.1目.特別会計繰入金では858万1,000円の計上、後期高齢者医療及び介護保険事業等々の前年度精算によるものであります。 1枚おめくりいただきまして、20款でございます。1項.1目.繰越金では6,576万5,000円の増額。 次に、21款.3項.1目.弁償金では100万円の増額。 次に、2目.雑入では35万6,000円の増額。 次に、22款.1項.2目.緊急防災・減災事業債では1,140万円の増額。 次に、3目.臨時財政対策債では120万円の減額。 次に、5目.災害復旧事業債では2,910万円の計上でございます。 では、2枚おめくりいただきまして、歳出でございます。 1款.1項.1目.議会費では109万1,000円の増額。 2款.1項.1目.一般管理費では8,461万9,000円の増額、財政調整基金等々の積立金が主なものであります。 次に、4目.財産管理費では730万円の増額。 次に、9目.防災諸費では1,290万円の増額、河川監視カメラ等の取替え修繕の設置及び緊急避難場所整備、これの事業費の増額であります。 次に、3款.1項.1目.社会福祉総務費では13万7,000円の増額。 次に、2目.障害福祉費では2,488万8,000円の増額、前年の事業費の精算によるものであります。 1枚おめくりいただきまして、3目.高齢者福祉費では45万5,000円の増額。 次に、5目.保健福祉医療費では311万6,000円の増額。 次に、10目.住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付費では2,000円の計上。 次に、4款.1項.2目.母子保健事業費では6万円の増額。 次に、5目.健康増進事業費では40万円の増額、アピアランスケア支援事業費助成金でございます。 1枚おめくりいただきまして、7目でございます。新型コロナウイルスワクチン接種事業費では524万6,000円の増額。 次に、6款.1項.1目.商工費では150万円の増額。 次に、8款.1項.2目.非常備消防費では100万円の増額。 次に、3目.消防施設費では349万9,000円の増額であります。 1枚おめくりいただきまして、9款.3項.3目.紀の国緑育推進事業費では2万円の増額。 次に、10款.1項.1目.農地農業用施設災害復旧費では1,732万6,000円の増額。 次に、2目.林業施設災害復旧費では660万1,000円の増額。 次に、2項.1目.道路橋梁災害復旧費では6,320万2,000円の増額。 次に、3項.1目.公立社会教育施設災害復旧費で150万円の計上であります。 1枚おめくりいただきまして、12款.1項.1目.予備費では8万5,000円の増額、予算調整であります。 1枚おめくりいただきまして、第2表 地方債補正、追加及び変更でございます。 最初に、追加であります。起債の目的、災害復旧事業債。限度額、2,910万円。起債の方法、証書借入。利率、年3.0%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)。償還方法、政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政上の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、又は繰上償還もしくは低利に借換えすることができるものであります。 追加する2,910万円につきましては、今回の補正予算にて計上してございます令和5年の農地施設災害復旧工事請負費、また令和5年の林業施設災害復旧工事請負費、そして道路河川災害復旧工事請負費、これの財源とするものであります。 次に、変更であります。起債の目的、緊急防災・減災事業債。補正前限度額500万円から1,140万円を追加し、補正後限度額1,640万円とするものでございます。限度額のみの変更であります。これにつきましては、緊急避難場所整備事業、また、小型動力ポンプ購入事業への財源でございます。 次に、起債の目的、臨時財政対策債。補正前限度額1,900万円から120万円を減額し、補正後限度額1,780万円とするものでございます。臨時財政対策債発行可能額の確定によるものでございます。 以上、ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。5点ほど。 まず1点目、28、29ページの2の1の9の12節の委託料380万円で、これ、河川監視カメラ設置業務委託料というご説明だったわけなんですけれども、詳細について、場所と、先ほど課長からは取替え修繕というようなお話だったんですけれども、取替え修繕なのか、新規でやり替えるものなのか、その辺について、場所と詳細についてご説明できるところはお願いできますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、監視カメラの設置ということのご質問であります。 現在、河川監視カメラにつきましては、旧庁舎の屋上、それから切目の社協センターの屋上に設置してございます。これの経年劣化もございまして、映り具合とか、あるいは夜だったら若干映らないというところもございまして、その性能アップ、あるいはズームとかそういうこともできるということの中での取替えであります。以上の2基が今般やり替えるということであります。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 性能アップということなんで、修繕じゃなしに新規にやり替えるという認識でいいのかということと、これ、旧庁舎屋上ということなんですけれども、旧庁舎はこれをやり替えるということで、当面触らないと、あそこへ置いとくという認識でいいんか、そこだけお願いできますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 現在、印南川の河川監視ということで、まずは量水板もその手前にございます。その中での河川監視ということでございますので、現在のところそちらのほうに設置して、河川監視を見られるようにできるということであります。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本、2点目です。 同じく28、29ページの2の1の9の14節の工事請負費400万円というのがあるんですけれども、緊急避難場所整備工事請負費の詳細。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 緊急避難場所の整備工事、それから用地購入と、これ、両方でありますけれども、当初約200平米ほどを買い取ってということで、そちらのほうで逃げる場所とか、そういうふうには考えてございましたけれども、何分、地域あるいは浜地区、地方地区の緊急避難場所にもなります。強い要望もあり、また、何よりも所有者の方の深いご理解がございまして、今般、部分的によりも一筆全て協力させていただくよというような快諾を得ました。そのことによって、今回の補正ということであります。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。再質問です。 これ、今課長からも少し説明あったんですけれども、6月議会だったですか、予算があって、全て合わせて500万円だったか、あったと思うんですけれども、6月議会時点では一部分だったのが、今回合わせて全てということで、それが合わせてという、だから、6月は6月で決着ついた部分で、残りの部分が今回のこの予算という認識でいい。 工事請負費ということなんで、これ何か整備工事、整備されるんよね。その整備される詳細と、課長、さっき次の公有財産についてもちょっと触れたんですけれども、そのことは僕、まだ聞いていませんので、一問一答なんで、そこはここでやり取りするのもおかしいんで、次ということに回しますけれども、その辺、総面積、当初が200平米だったということなんですけれども、合わせて幾らになるのかと、その工事内容、どういう工事をされて、どういうことになるのか、そこをお願いできますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 この予算につきましては、当初3月議会に、当初議会ということでお諮りをいただいて、可決していただいたものでございます。当初は、工事費については300万円ということで計上してございました。今般は平米数が増えまして、約680平米ほど増えますので、その分の造成工事と。 造成工事の内容でございますが、かなり宅造するとか、そういう意味ではなくて、今、畑でございます、現状、木も生えています。そういうことの中で、平らにして、木を切って砕石を敷くというようなことを考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、3点目です。 同じく28、29ページの2の1の9の16節の公有財産購入費ということで、510万円というのが緊急避難場所整備用地購入費ということなんですけれども、この詳細についてご説明いただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 内容はということであります。 これにつきましても、先ほどの工事請負費とセットでということで考えてございまして、これにつきましては、用地の購入として当初200平米を予定してございましたけれども、今回一筆で全てで約880平米、これを譲っていただけるということの中で、680平米ほど増えた分の増額ということで、今回の予算計上であります。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問なんですけれども、今回660平米増えたということなんですけれども、その金額が510万円という認識で、先ほどちょっと、前のときには地目が畑だということなんですけれども、これ、勘定したらいいんでしょうけれども、単価が幾らで購入されたものなんか、これ割ったらいいんかも分かりませんけれども、課長の口からお答えいただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 当初、3月議会にもご案内しているところでありますけれども、これから契約に移っていくというような話でございます。 その中でいきますと、これまでの公共工事の価格を参考にしてございますので、大体8,000円から1万円というような間でございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、4点目です。 30、31ページです。4の1の5の18節.負担金補助及び交付金の40万円ということで、先ほどアピアランスケア支援事業助成金ということで総務課長からの説明があったわけなんですけれども、これ、がん患者等のいろいろ補助されるんでしょうけれども、いろいろ髪の毛であったりとか、そういうことなんかなと理解するんですけれども、この補助率というんか、何かつけるとかあれするのに、手術とかするのに幾ら、10万円要るとか、20万円要るとか、30万円要るといったときのどれぐらいの補助率なのかと、それで上限があるのかとか、その辺のことについて詳細を教えていただけますか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 今、議員からご質問いただきましたアピアランスケア事業でございます。 先ほどもおっしゃっていただきました、がん患者の方で、治療により抗がん剤の使用等で脱毛であったりとか、そういう場合のウイッグであったり、乳房の切除による人工乳房・乳頭の装着であったりとか、その補整下着の装着に対する、購入に対する助成ということになってございます。 先ほどおっしゃっていただきました、この事業の概要でございますけれども、まず購入してきていただきまして、その領収書を基にお支払いするものでございますが、いろいろとありまして、ウイッグ、かつらにつきましては2万円を上限に、乳房補整下着、これは1万円を上限に、人工乳房、人口乳頭につきましては左右各2万円ということで、これを上限に助成させていただくというものでございます。 金額につきましては、ウイッグの金額につきましてはやっぱり高いものもございますが、今のところはこの上限額でお支払いをさせていただくということになってございます。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問で、課長、ちょっと確認で教えていただきたいんですけれども、予算額として40万円と、補助率でいろんな場所によって1万円とか2万円ぐらいが上限ということなんですけれども、40万円を予算で組んでいるということは、割とそういう必要とされる方は結構いてるんかなと。その辺、もし大体過去のあれでどれくらいあるものなんか、年によってまちまちなんか、言えないこともあるんかも分かりませんけれども、おおよその分かる範囲で、説明できなければできないでいいんですけれども、分かる部分があれば教えていただきたいと。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 実際、今年度からの事業でございまして、なかなか近隣の方もそういう情報が難しいところなんですけれども、和歌山県におきまして、がん登録という制度がございます。印南町のがん登録の状況のところを見てみますと、最新の情報が令和元年度で少し古いんですけれども、65名のがん登録の方がいらっしゃると。いろんながんがございますので、一概には言えないかとは思いますけれども、そういうところで抗がん剤を使われるとなると、そういうことも起こってくるのかなというふうに思っております。なので、今回の予算措置につきましては、大体5件から7件ぐらいを想定してということで、初め予算措置をさせていただいておるところでございます。 先ほど、少しウイッグとというふうな形で申したんですけれども、今、県の助成、補助事業も活用しながらということでございますが、県の補助の規定以外にもウイッグの種類であったりとか、そういうところも印南町独自で考えて、できるだけ幅広く使えるような形では考えさせていただいておるような状況でございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 最後、5点目です。 34、35ページです。10の3の1の12節の委託料150万円というのが、社会体育施設災害復旧測量設計委託料というのがあるんですけれども、この詳細についてご説明いただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 10款.3項.1目の公立社会教育施設災害復旧費の社会体育施設災害復旧測量設計委託料150万円についてでございますけれども、令和5年6月2日の梅雨前線豪雨により、若者広場のテニスコート裏山が延長約20m、高さ約20mにわたり土砂崩れが発生してございます。これを復旧するための測量設計委託料を計上するものでございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。再質問です。 若者広場のテニスコートの裏山というと、横の一番奥のところかなと思うんですけれども、これが山林ですよね。町有山林であるということなんでしょうね。町有の山林が社会体育施設に該当するんか、総務課の財産管理ではないんか、その辺、社会体育施設に該当する根拠をご説明いただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 テニスコート裏ですけれども、管理道がございまして、その管理道と山、そこに山止めのブロック積みがございます。それが倒壊してございます。社会体育施設でございますので、その範囲内で復旧工事を行うというものです。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 最後だけ確認しておきますけれども、その管理道と山、20mかける25mですか、山も社会体育施設の、教育課の管理やという認識でいいんですね。確認だけ、もう最後なんで、別に難しい話じゃないんですけれども、そこだけ確認しておきますけれども、よろしいですね。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 災害復旧工事で工事する範囲内は、社会教育施設にするということでございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。4点ほどあります。 まず最初に、歳出のところで、29ページに、4目の財産管理費、24節に財調が積まれています。このこととの関連なんですけれども、ちょっと私の意見を聞いてください。 今、ガソリンが非常に高い。どこに行っても日常の会話に出てきます。それで、ガソリンだけではなくて、全体的に物価高騰がなかなか収まらないということで、町民の方の負担も相当なものになっていると思います。 それで、ここからなんですけれども、もし間違っておったらまた指摘をもらえたらと思うんですけれども、地方創生臨時交付金の第2回目の申請の締切りが10月の頭に迫っていると聞きました。それで、国のほうでは、令和5年度の第1回目の実施計画の提出を踏まえた実施計画の状況というのを示されています。それで、1回目の5月申請の結果、都道府県レベルでいうたら2,407億円、市町村でいうたら3,421億円、合計で5,828億円もの交付金の残高があると言われています。これを何とか活用できんのかいなと昨日思いながら質問を考えていたんですけれども、印南町にはもう臨時交付金の残金というのは残っていないんでしょうか。 それで、2回目の締切りが10月2日に迫っているんですけれども、2回目の申請というのは、町としては交付金の申請というのはできないんでしょうか。ちょっと基本的なところだけ。 ○議長 -企画産業課長- ◎企画産業課長 これまで、令和2年以降、国の臨交金、コロナワクチン、コロナ対策ということで、所管である私どものほうでは、皆さんご存じのように、かえるの応援券第3弾であったりとか、様々な住民さんの生活支援あるいは商工業の経済的な支援を行ってきたところでございます。 精査いたしますと、今、議員のほうから、もう残っていないんかというお話でありますけれども、かなり一般財源も活用しながら、そういった応援券等に充当してございますので、これまでの交付金については最大限充当しながら政策展開をしてきているということでご理解願いたい。 それと、令和5年度の10月申請でございますけれども、これにつきましては非常に少額な金額が、印南町の算定から算出される交付金の金額というのが提示されてはございますけれども、それも含めて今のところ留保しながら、これまで運用してきたコロナ対策費への充当も含めて、今のところ留保させていただいているという状況でございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 臨交金は、もう一般財源も活用しながら筒いっぱい使うているという今のご答弁だったと思うんですけれども、2回目の臨交金を申請しても額が小さいということだと思うんですが、具体的にどれほどの額の範囲で申請をできるのかということなんです。 それで、私がちょっと思ったのは、財調というのは目的基金ではないので、活用方法というのは門戸が広くなっていると思うんです。いろんなところに使えると思うんです。それで、2回目の分は金額が小さいということなんですけれども、もしその額も教えていただきたいんですけれども、さらに8,440万円を財調に積まずに、この金額も活用して、やっぱり今、物価高騰で困っている町民の皆さんの負担軽減というのを対策として、政策的に実行してはどうかという、私、ゆうべ、ちょっと考えていたんですけれども、私の意見に対してちょっと答弁いただけたらと思うんです。 ○議長 -企画産業課長- ◎企画産業課長 1点目の、直近に迫られております申請額ということで、ちょっと手元の方、資料を用意はしてございませんけれども、記憶の範囲でいいますと数百万円程度ということでございます。 それと、2点目の意見につきましては、今回補正を提案させていただいていますように、財政調整基金の積立てということでご理解を願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 行政の方の意見は分かりました。 あと、30ページから31ページなんですけれども、1項.2目の22節に返還金の計上がされています。それで、特に前年度の障害者の自立支援給付金、国から国庫金の返還金が1,341万円何がしかと非常に金額が大きいんですけれども、これは何か要因があるんでしょうか。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 前年度障害者自立支援給付費の国庫負担金とか、県の負担金の返還金が大きいというご指摘でございました。 これにつきましては、大体予算を立てるときに、前年度の実績であったりとか、そういうところを加味しながらしていくのでありますけれども、比較的前年度、令和4年度の利用が少なかったというところです。1件に対しての、1件動くとかなり、何十万円というところで動きますので、減りますと、おのずとこのような形で多額の返還金が生じてしまうと、そういうような状況でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 同じページの5項の18節のアピアランスケア支援事業助成金については、先ほど質疑の中で内容が分かりました。 それで、これからこういう制度が活用できるんだということで、町民の皆さんへの周知の方法をというのは、今現在、町のほうではどのようにお考えになっていますか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 アピアランスケア支援事業の周知についてでございますが、まずは1点、町のもちろんホームページ、広報紙に掲載していく予定でございます。 また、がん支援の病院、そういう相談室があるような病院のほうにチラシ等を持っていって説明させていただいて、チラシを置いていただく等のことを考えてございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、この支援事業は、基本的には県の事業というふうに僕は認識しているんですけれども、これから印南町もスタートするということで、どのぐらいの患者さんが申請するかということで、そこのところはまだ分からないんですけれども、県のほうは今回予算的に35万円、そして町のほうで5万円ということで、全体で40万円ということになっていますけれども、このアピアランス支援事業をスタートする状況の中で、県としてはほかに何か支援策というのは、印南町に対して支援するということは何かあるんですか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 アピアランスケアの支援事業に対しての県の、これ補助金以上の支援ということかと思いますけれども、今のところ具体的なところはございませんので、この現状でということでございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 最後の質問です。 6款の1目の商工費の18節にスタンプラリー事業ということで、今回、一般財源から150万円の計上がされています。 それで、ちょっと過去の補正予算を繰ってみますと、令和3年度では330万円、令和4年度の補正で220万円、これはいずれもコロナの臨交金のお金で対応しているわけなんですけれども、これは主に国からの予算で対応していたと思うんです。それで、令和3年と令和4年のお金の計上で実際に対応したということで、目に見える成果、効果があったから今回もスタンプラリー事業ということで150万円のお金の計上をしたと思うんですけれども、令和3年、令和4年でこういう対応をして、こんな成果があったとか、前向きなものがあったと、そこのところはどんなに総括されているんでしょうか。 ○議長 -企画産業課長- ◎企画産業課長 印南3店舗スタンプラリーということで、印南町商工会に補助金を歳出して取り組んでおる事業でございますけれども、簡単に事業の内容を申し上げますと、このスタンプラリーの期間中、参加店で500円以上の買物またはサービスの提供で、参加店のスタンプをスタンプ台紙に1個押します。その参加店3店舗の押印を集めて応募すると抽選で景品、参加店賞が当たるという仕組みになってございます。 利用者も含めて、商工会からのヒアリング等でのお話もお伺いしてございますけれども、非常に利用者の方々に期待をされている事業であるということでございます。例えば、印南町商工会員で、今現在、直近で申し上げますと、この事業に参加している事業者というのが73事業者ございまして、令和4年度の抽選会につきましては、大体1万7,500件の抽選会が実施されているということであります。非常に令和3年、あるいは令和4年、交付金を利用したこのスタンプラリー強化を図ったところ、いろいろ好評の声はいただいているのは事実でございます。 今回、150万円の補正ということでありますが、先ほど議員もご指摘の中にもありましたけれども、物価高騰、これが非常に住民生活に大きなダメージを与えているんかなというようなことも鑑みまして、今回、引き続いて150万円の補助をすることにより、そういったことへの対応も含めて、商工事業者とタイアップした事業推進を図っていきたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、古川眞君- ◆7番(古川) 1件だけ質問させていただきます。 先に岡本議員のほうから質問あったんですが、28、29、2の1の9の12節なんですが、委託料380万円、この設置完了はいつ頃を予定されていますか。
    議長 -総務課長- ◎総務課長 この予算が可決次第、取り組もうというふうに考えてございますけれども、できる限り早い時期にというふうには考えてございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ◆7番(古川) はい。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第45号 令和5年度印南町一般会計補正予算(第4号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま10時7分です。25分まで休憩いたします。 △休憩 10時07分 △再開 10時25分 ○議長 ただいま10時25分です。 休憩前に引き続き議案審議を進めます。 それでは、日程第6、議案第46号 令和5年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、39ページでございます。 議案第46号 令和5年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ714万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億5,652万1,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるでございます。 提案理由でございます。 令和5年4月1日付人事異動に伴う人件費の補正及び人件費に係る職員給与費等繰入金の予算調整及び令和4年度保険給付費等交付金の精算並びに実績確定に伴う各種交付金、負担金等の返還金等の計上であります。 続きまして、46ページをお開きください。 詳細にて説明させていただきます。 歳入の詳細でございます。 5款.1項.1目.一般会計繰入金につきましては13万7,000円の増額でございます。令和5年4月1日付人事異動に伴う人件費によるものでございます。 6款.1項.1目.繰越金につきましては355万9,000円の増額、前年度の繰越しでございます。 7款.3項.1目.雑入につきましては340万9,000円の増額、診療報酬減額査定分でございまして、2月診療分の国保連合会からの請求は審査会の審査前の概算請求であるため、国保連合会との支払いについて調整し、返還請求するものでございます。 8款.1項.1目.出産育児一時金臨時補助金につきましては3万7,000円の増額でございます。令和5年度から出産育児一時金が42万円から50万円に増額されることによる補助金で、引上げ分8万円の3分の2を地方交付税措置することに加えて、1件当たり5,000円を追加で補助することとなっております。昨年度実績により9人分、4万5,000円を計上しておりましたが、82%程度の補助率となっております。 1枚おめくりいただきまして、48ページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては5,000円の増額。 2項.1目.賦課徴収費につきましては13万2,000円の増額、いずれも職員の人事異動に伴う人件費の増額でございます。 2款.3項.1目.出産育児一時金につきましては、財源振替のみでございます。 1枚おめくりいただきまして、50ページ、7款.1項.1目.一般被保険者保険税還付金につきましては16万円の増額、税の還付金でございます。 3目.償還金につきましては466万7,000円の増額、これにつきましては、前年度の実績確定に伴う県への返還金でございます。 9款.1項.1目.予備費につきましては217万8,000円の増額、歳入歳出予算の収支調整によるものでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第46号 令和5年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第47号 令和5年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、53ページでございます。 議案第47号 令和5年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ369万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,235万6,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるでございます。 提案理由でございます。 令和4年度決算処分により確定した令和4年度事務費の精算に伴う一般会計繰出金の補正及び令和4年度出納整理期間中に賦課収納された広域連合へ納付する保険料と負担金の計上が主なものであります。 続きまして、60ページをお開きください。 詳細にて説明させていただきます。 歳入の詳細でございます。 4款.1項.1目.繰越金につきまして369万3,000円の増額でございます。これは前年度繰越金でございまして、前年度歳入歳出差引額470万4,177円から令和5年度当初予算1,000円と今回補正の369万3,000円を差し引いた額101万177円は留保財源というふうになってございます。 1枚おめくりいただきまして、62ページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては82万円の増額、事務費の前年度精算金の一般会計への繰り出しでございます。 2款.1項.1目.後期高齢者医療広域連合納付金につきましては287万3,000円の増額、令和4年度出納閉鎖期間中の4月、5月中に賦課収納された保険料等を広域連合に支払うものでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、62ページから63ページに、今、広域連合への納付金のことが提案されたんです。後期は、これ、今第1回目の補正ということで、当初予算には約2億4,600万円の納付金が納められているわけなんですけれども、先ほど課長からの説明で出納云々という話があったんですけれども、当初予算があって、すぐに287万3,000円の広域連合へ納付金ということの説明をちょっとお願いしてほしいんです。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 4月、5月中ということですので、滞納であったりとか、そういうところで収納された方とか、転入とかによって賦課が新しくなったとか、そういうことの形でこういう金額になったんですけれども、それで、それを収めたということでございます。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第47号 令和5年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第48号 令和5年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、65ページでございます。 議案第48号 令和5年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)。 令和5年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,184万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億8,443万2,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるでございます。 提案理由でございます。 職員の共済掛金率の変更に伴う人件費の補正及び令和4年度決算処分により確定した介護給付費及び地域支援事業費に係る国・県支払基金への返還金の補正並びに介護給付費等の精算に伴う一般会計繰出金の計上が主なものであります。 続きまして、72ページをお開きください。 詳細にて説明させていただきます。 72ページ、歳入の詳細でございます。 7款.1項.1目.一般会計繰入金につきましては5万8,000円の増額、職員の給与の変更に伴う人件費の補正であります。 8款.1項.1目.繰越金につきましては6,178万5,000円の増額、社会保険診療報酬支払基金一般会計等への精算分でございます。 前年度歳入歳出差引額1億3,315万7,282円から当初予算額補正額を差し引いた7,137万1,282円は留保財源ということになってございます。 1枚おめくりいただきまして、74ページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては781万9,000円の増額。4節の共済費につきましては5万8,000円、人件費の増額でございます。27節の繰出金につきましては776万1,000円、前年度精算金の一般会計への返還でございます。 7款.1項.3目.償還金につきましては5,402万4,000円の増額でございます。国・県支払基金への前年度精算による返還金でございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第48号 令和5年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第49号 教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 -副町長- ◎副町長 議案第49号 教育委員会教育長の任命について。 下記の者を印南町教育委員会教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 住所、印南町大字●●●●●●●●●●、平尾潔司、生年月日は●●●●年●月●●日であります。 平尾潔司氏の経歴につきましては、既にご承知のこととは存じますが、教職一筋に務められ、平成29年10月6日から現在にまで2期6年間、教育長として印南町の教育行政全般に真摯に取り組まれています。 1期目の在任期間中には、園小中連携、義務教育12か年計画の立ち上げ、小学校の空調整備、GIGAスクール構想、小学校の洋式トイレ等の整備、2期目では、コロナ禍における教育活動と感染対策の両立を図りながら、オンライン授業、また、子どもたちによりよい環境の確保を図るため、中学校統合への推進など、ハード・ソフト面において教育環境の充実に取り組むとともに、各種サークル等の協力を得て、子どもたちに地域の歴史文化の伝承活動を深めてきました。 今般、子育て・教育の充実の最も核となる統合中学校の建設及び開校が本格化してきます。この機に、経験と熱意を持ち備えた平尾潔司氏を引き続き教育長として選任したく、同意をお願いするものであります。 なお、任期につきましては、10月6日から向こう3年間、令和8年10月5日までであります。 何とぞご審議の上、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第49号 教育委員会教育長の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり同意されました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 10時41分 △再開 10時41分 ○議長 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 日程第10、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -副町長- ◎副町長 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、法務大臣に対し、下記の者を人権擁護委員候補者に推薦したいので、議会の意見を求めるものであります。 住所、印南町●●●●●●●●●●●、氏名、大谷せい子、生年月日は●●●●年●月●●日であります。 推薦理由について申し上げます。 現人権擁護委員の大谷せい子氏の任期が令和5年12月31日で満了となるため、引き続き同氏を推薦したくご提案するものであります。 大谷せい子氏は、人権擁護委員として、平成26年10月から3期9年間務めていただいており、女性の立場から子どもたちの人権教育、啓発に積極的かつ誠実に活動されています。引き続き人権擁護委員として推薦するものであります。 なお、今回の任期につきましては、令和6年1月1日から向こう3年間であります。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり適任と決定いたしました。 日程第11、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -副町長- ◎副町長 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、法務大臣に対し、下記の者を人権擁護委員候補者に推薦したいので、議会の意見を求めるものであります。 住所、印南町●●●●●●●●●●●、土井佳子、生年月日は●●●●年●月●日であります。 推薦理由について申し上げます。 現人権擁護委員の土井佳子氏の任期が同じく令和5年12月31日で満了となるため、引き続き同氏を推薦したくご提案するものであります。 土井佳子氏は、これまで社会教育委員や母子保健推進員も務められています。人権擁護委員としては令和3年1月から1期3年を務めていただいており、特に子育て中の女性や子どもたちの人権教育、啓発活動に積極的かつ誠実に取り組んでいます。引き続き人権擁護委員として推薦するものであります。 なお、今回の任期につきましては、同じく令和6年1月1日から向こう3年間であります。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり適任と決定されました。 日程第12、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -副町長- ◎副町長 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、法務大臣に対し、下記の者を人権擁護委員候補者に推薦したいので、議会の意見を求めるものであります。 住所、印南町●●●●●●●、氏名、池下誠志、生年月日は●●●●年●●月●●日であります。 推薦理由について申し上げます。 池下誠志氏は、昭和57年3月に和歌山大学教育学部を卒業し、同年4月から令和2年3月まで、小学校教諭また学校長として教育現場一筋に38年間奉職され、退職後も、きのくに学力定着フォローアップアドバイザーを務めるなど、積極的に教育活動に取り組んでいます。地域での人望も厚く、性格は温厚で見識も広く適任でありますので、人権擁護委員として推薦するものであります。 なお、今回、池下誠志氏は新任であり、前任は稲原の中善市氏で、任期満了に伴う退任であります。 池下誠志氏の任期につきましては、同じく令和6年1月1日から向こう3年であります。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり適任と決定されました。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま10時48分です。11時まで休憩いたします。 △休憩 10時48分 △再開 11時00分 ○議長 ただいま11時です。休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第13、認定第1号 令和4年度印南町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第20、認定第8号 令和4年度印南町水道事業会計決算の認定についてまで一括上程し、議題といたします。 町長より一括して説明を求めます。 -会計管理者- ◎会計管理者 認定第1号から認定第8号は、令和4年度印南町一般会計歳入歳出決算及び国民健康保険事業、後期高齢者医療、介護保険事業、滝ノ岡専用水道事業、農業集落排水事業、同和対策新築家屋貸付金の各特別会計歳入歳出決算認定並びに水道事業会計決算の認定についてでございます。 私の方からは、令和4年度印南町一般会計決算の外6事業特別会計決算を、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書をつけて提出し、認定を求めるものでございます。 令和4年度決算全体の説明の前に、決算書の構成についてご案内いたします。 最初に、認定第1号から認定第8号までに続きまして、監査委員の令和4年度印南町決算審査意見書を、その次に令和4年度印南町決算附属資料を、さらに別冊の一般会計決算書ですが、その冊子末尾の162ページからは財産に関する調書をつけてございます。 また、その次の別冊は、認定第2号から第8号までの6つの特別会計決算書と印南町水道事業会計決算報告書となってございます。水道事業については、後ほど生活環境課長から報告がございます。 なお、監査委員の意見書の資料として、令和4年度会計別実質収支一覧表、町税等の収納状況一覧表を添付してございますので、ご高覧賜りたいと存じます。 それでは、まず全体の概要につきまして、令和4年度印南町決算附属資料についてご説明申し上げます。こちらでございます。よろしいでしょうか。 おめくりいただきまして、1、2ページをご覧ください。 令和4年度決算状況について、各会計別にご案内してございます。 まず、特別会計を含む全体の合計から申し上げますと、収入済額は99億6,900万1,000円で、前年比6,003万4,135円の増でございます。不納欠損額は合計430万2,289円で、前年比20万3,609円の減でございます。一般会計で95万6,164円の減、国保で68万8,155円の増、農集では6万4,400円の増となってございます。 次に、収入未済額は、合計14億8,498万5,428円で、このうち繰越事業による収入未済額として、国庫支出金2億2,258万3,000円、県支出金6,584万4,000円、基金3,600万円、地方債10億7,680万円が含まれてございます。 続きまして、支出済額は合計95億9,688万8,573円で、前年比1億1,085万4,648円の増でございます。また、翌年度繰越明許額は14億4,232万3,000円で、前年比6億4,775万1,000円の増でございます。 以上、一般会計並びに6事業特別会計の歳入歳出差引合計では3億7,211万2,427円の黒字決算でありますが、国民健康保険事業特別会計につきましては、和歌山県国民健康保険財政安定化基金から1,900万円の借入れを受け356万67円の黒字決算となるものでございます。 1枚おめくりいただきまして、3ページ、一般会計に限っての歳入の分析で、項目別に構成比率を算出し前年度と比較してございます。 まず、歳入でございます。 科目1款.町税は10億6,879万4,718円で、前年比3,662万6,215円の増でございます。3款.利子割交付金は39万8,000円の減、4款.配当割交付金は64万1,000円の減、5款.株式等譲渡所得割交付金は300万7,000円の減、6款.法人事業税交付金は214万円の増、7款.地方消費税交付金は494万7,000円の増、8款.ゴルフ場利用税交付金は216万214円の増、9款.環境性能割交付金は196万7,109円の増でございます。 10款.地方特例交付金は691万7,000円で、前年比1,322万6,000円の減でございます。 11款.地方交付税は25億108万5,000円で、前年比3,562万6,000円の減でございます。 15款.国庫支出金は12億169万6,322円で、前年比1億5,466万3,458円の減でございます。 16款.県支出金は5億1,760万8,863円で、前年比6,038万1,820円の減でございます。 17款.財産収入は2,231万8,443円で、前年比253万1,821円の減でございます。 18款.寄附金は1億1,740万5,500円で、前年比3,127万8,240円の増でございます。 19款.繰入金は1億2,597万7,000円で、前年比3,168万3,000円の減でございます。 22款.地方債は7億2,960万円で、前年比1億2,010万円の増でございます。 続きまして、4ページ、歳出でございます。 1款.議会費は6,913万5,474円で、前年比58万9,076円の増でございます。 2款.総務費は18億5,514万8,599円で、前年比1億1,041万6,161円の増でございます。 3款.民生費は11億4,995万6,506円で、前年比1億1,993万5,330円の減でございます。 4款.衛生費は6億4,612万3,275円で、前年比1,385万7,564円の増でございます。 5款.農林水産業費は3億1,274万5,992円で、前年比2億5,827万6,472円の減でございます。 6款.商工費は4,977万6,029円で、前年比3,841万7,884円の増でございます。 7款.土木費は11億2,528万8,549円で、前年比1億5,866万9,122円の増でございます。 8款.消防費は1億6,629万141円で、前年比94万7,835円の減でございます。 9款.教育費は7億2,696万7,633円で、前年比9,711万7,787円の増でございます。 10款.災害復旧費は483万4,437円で、前年比5,261万5,801円の減でございます。 11款.公債費は7億149万781円で、前年比6,256万818円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、5ページには、一般会計の歳出性質別経費の状況について、科目別の構成比と前年度との比較を表にしてございます。 まず、人件費については、前年比4.19%増の7億1,602万9,000円でございます。 2番目の物件費については、前年比13.67%増の9億8,663万4,000円でございます。 3番目の維持補修費については、前年比23.4%減の1,690万円でございます。 4番目の扶助費については、前年比18.31%減の6億4,551万6,000円でございます。 5番目の補助費等については、前年比23.72%増の12億4,488万5,000円でございます。 7番目の積立金については、前年比17.37%減の7億6,413万8,000円でございます。 11番目、投資的経費については、前年比6.58%減の12億3,844万4,000円でございます。 続きまして、6ページをご覧ください。 令和4年度末地方債現在高合計は87億3,395万9,000円でございます。令和4年度は8億2,078万5,000円を償還しましたが、新たに一般会計、農集会計、水道事業会計において7億3,980万円の地方債を発行してございます。 なお、新規借入れの中には、実質地方交付税に代わる臨時財政対策債3,880万円も含まれてございます。 1枚おめくりいただきまして、次の7、8ページには款別決算財源内訳表でございます。 また、9から20ページには、令和4年度中に実施しました主な事業とその効果について、21から26ページについては、各種団体事業に対する補助金交付状況について記載してございます。後ほどご高覧賜りたいと存じます。 続きまして、27ページは引上げ分の地方消費税収に伴う市町村交付金で、これは年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化に対処するための社会保障4経費に対する市町村交付金の一覧表でございます。 それでは、28ページをご覧ください。 同和対策新築家屋貸付金の決算明細書についてのご案内です。 28ページの一番上の区分見出し「起債償還」と、29ページの一番上の区分見出し「個人償還」とが対になってございます。町が国や県に返済するものを「起債償還」、個人が町に返済するものを「個人償還」として表示してございます。 現在、起債償還の残っている分でございますが、1枚おめくりいただきまして30ページ、後ろから3列目、4年度末で現在高合計はゼロでございます。 また、個人から償還してもらうものにつきましては、31ページ中央部分の一番下、4年度末未償還元金の合計は1,222万3,761円でございます。この同和新築貸付金についての滞納は、現在、元金利子を含めまして、右欄の6件、1,497万1,808円で、貸付額10億4,596万円に対して1.43%の滞納状況でございます。 全体の概要、附属資料につきましては以上でございます。 それでは、続きまして、一般会計の決算書に移らせていただきます。 認定第1号 令和4年度印南町一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 まず、歳入についてご説明申し上げます。 印南町一般会計歳入歳出決算書の1、2ページをご覧ください。 1款.町税の収入済額は10億6,879万4,718円で、内容的に見ますと、1項.町民税では、個人町民税は596万9,006円の増、法人町民税は企業の増収により2,088万8,100円の増となり、全体で2,685万7,106円の増、2項.固定資産税は666万1,757円の増、3項.軽自動車税は117万6,400円の増、4項.町たばこ税は193万952円の増、6項の法人事業税交付金は214万円の増となってございます。 11款.地方交付税25億108万5,000円の内訳は、普通交付税22億3,334万3,000円、特別交付税2億6,774万2,000円でございます。 1枚おめくりいただきまして、3、4ページ。 15款.国庫支出金の収入未済額2億3,091万2,000円は、翌年度に繰り越した事業のものでございます。 18款.寄附金は1億1,740万5,500円で、前年比3,127万8,240円の増でございます。 19款.繰入金は1億2,597万7,000円でございます。 その詳細についてご説明いたしますので、40、41ページをご覧ください。 1項.基金繰入金は1億764万9,000円で、前年比3,841万4,000円の減でございます。内訳は、3目.漁業振興基金繰入金1,177万9,000円、4目.安全安心基金繰入金548万6,000円、5目.森林環境譲与税活用基金繰入金536万9,000円、6目.未来投資基金繰入金1,311万2,000円、7目.ふるさと応援基金繰入金7,190万3,000円の取崩しでございます。 2項.特別会計繰入金は1,832万8,000円で、前年比673万1,000円の増でございます。内訳は、後期高齢者医療特別会計繰入金521万7,000円、1枚おめくりいただきまして、42、43ページ、介護保険事業特別会計繰入金1,311万1,000円でございます。 それでは、申し訳ございませんが、お戻りいただきまして、5、6ページをご覧ください。 歳入合計、収入済額は70億2,851万8,258円で、前年比4,384万365円の減となってございます。不納欠損額は250万1,534円、収入未済額は14億5,005万7,379円でございます。 以上が、一般会計の歳入でございます。 続きまして、歳出でございます。 歳出につきましては、令和4年度の特色について事項別明細書のほうでご説明申し上げます。 52、53ページをご覧ください。 2款.総務費は18億5,514万8,599円の支出で、前年比1億1,041万6,161円の増でございます。その主なものを項目別に見ていきますと、2枚おめくりいただきまして、56、57ページ、1目.24節.積立金は総額5億6,348万2,000円、前年比1億4,143万5,000円の減、それぞれの目的基金へ積立てでございます。詳細は備考欄をご高覧ください。 4目.財産管理費は6,168万2,158円の支出で、前年比587万9,116円の増でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、58、59ページ、12節.委託料で、町管内図修正委託料748万円を実施したことが主な要因でございます。 1枚おめくりいただきまして、60、61ページ。 6目.企画費は3億7,051万2,435円の支出で、前年比2,275万1,931円の増でございます。10節.印刷製本費が287万400円、1枚おめくりいただきまして、62、63ページ、ふるさと応援寄附金の増加に伴い決済手数料が592万8,444円の増、事務手数料が1,411万1,061円の皆増、12節.委託料で3,000円の増でございます。14節.工事請負費は皆減、18節.負担金補助及び交付金で2,173万5,595円の増、24節.積立金は総額1億8,729万円、前年比2,106万6,000円の減、それぞれの目的基金へ積立てでございます。詳細は備考欄をご高覧ください。 7目.電子計算費は6,434万638円の支出で、前年比442万2,713円の減でございます。 1枚おめくりいただきまして、64、65ページ、8目.広報公聴費は1,060万3,905円の支出で、前年比257万1,173円の増でございます。12節.委託料でホームページ更新業務を実施したことが主なものでございます。 9目.防災諸費は4,735万8,702円の支出で、前年比553万1,264円の減でございます。1枚おめくりいただきまして、12節.委託料で302万1,350円の減、14節.工事請負費で180万2,900円の減、16節.公有財産購入費は皆減、17節.備品購入費で111万3,985円の減、18節.負担金補助及び交付金で646万8,445円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、68、69ページ、11目.新型コロナウイルス感染症緊急対策事業費は3億8,312万2,446円の支出で、1億8,950万4,923円の増でございます。主なものは18節で、オールいなみ印南にかえる応援券(第3弾)に1億6,451万5,000円、農業用施設燃油緊急対策事業補助金に1,684万2,203円、物価高騰対策印南町生活支援商品券に1億6,614万7,000円、物価高騰対策印南町大学生等生活応援給付金に1,930万円を支出しています。 1枚おめくりいただきまして、2項.徴税費、2目.賦課徴収費、12節.委託料で1,763万5,691円の増でございます。1枚おめくりいただきまして、72、73ページ、固定資産評価更新業務委託料の増や各種制度改正に対応したものでございます。 3項.戸籍住民基本台帳費は3,864万5,578円の支出で、前年比1,342万4,251円の増でございます。主な要因は、12節.委託料で戸籍システム改修委託料の増や、1枚おめくりいただきまして、74、75ページ、社会保障・税番号制度システム整備費によるものでございます。 続きまして、4項.選挙費で2,099万6,125円の支出でございます。2目.参議院議員通常選挙費で691万8,508円、1枚おめくりいただきまして、3目.和歌山県知事選挙費で660万8,199円、4目.和歌山県議会議員一般選挙費で194万9,211円の支出でございます。 1枚おめくりいただきまして、78、79ページ、3款.民生費は11億4,995万6,506円の支出で、1億1,993万5,330円の減でございます。その主なものを項目別に見ていきますと、1項.1目.社会福祉総務費は1億9,858万5,110円の支出で、前年比2,578万3,325円の増でございます。1枚おめくりいただきまして、主な要因は、12節.委託料で、昨年度に実施した地域福祉計画策定業務委託料の皆減、18節.負担金補助及び交付金で、印南町社会福祉協議会補助金287万円の減、27節.繰出金で1,631万6,829円の増によるものでございます。 1枚おめくりいただきまして、82、83ページ、2目.障害福祉費は2億3,258万3,843円の支出で、前年比1,362万519円の増でございます。12節.委託料で、障害サービスの増加やシステム改修委託料の増と、1枚おめくりいただきまして、19節.扶助費の障害福祉サービス費全般で679万8,763円の増、22節.償還金利子割引料で471万4,497円の増などによるものでございます。 3目.高齢者福祉費は2億3,270万5,785円の支出で、前年比427万9,251円の減でございます。1枚おめくりいただきまして、主な要因は、12節.委託料で、敬老会委託料などで458万9,520円の増、18節.負担金補助及び交付金で131万1,020円の減、高齢者生活管理指導員等派遣事業給付費の減が主なものでございます。27節の介護保険会計への繰出金で、前年比1,197万1,637円減の1億5,592万9,200円でございます。 1枚おめくりいただきまして、88、89ページ、4目.地域包括支援センター費は1,988万6,870円の支出で、前年比44万8,168円の増でございます。 5目.保健福祉医療費は5,066万2,876円の支出で、前年比187万8,399円の減でございます。19節.扶助費でひとり親医療費が増加していますが、重心医療費、乳幼児医療費、子ども医療費の減少によるものです。 2枚おめくりいただきまして、92、93ページ、8目.後期高齢者医療費は1億5,602万3,337円の支出で、前年比793万9,691円の減でございます。後期高齢者医療会計への繰出金の減少によるものでございます。 9目.福祉のまちづくり拠点整備費は、防災福祉センター建設工事請負費前払金5,000万円と水道加入負担金46万7,500円を支出しております。 10目.住民税非課税世帯等に係る臨時特別給付費では2,562万5,137円の支出で、前年比6,337万8,709円の減でございます。 1枚おめくりいただきまして、11目.価格高騰緊急支援給付費では5,110万5,274円の支出でございます。 引き続き、2項.児童福祉費は1億2,009万778円の支出で、前年比1億3,120万1,653円の減でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、3目.子育て世帯生活支援特別給付金は880万9,400円の支出で、前年比237万1,840円の増、また、4目.子育て世帯への臨時特別給付費の減が主な要因でございます。 4款.衛生費は6億4,612万3,275円の支出で、前年比1,385万7,564円の増でございます。その主なものを項目別に見ていきますと、1項.1目.保健衛生総務費は177万9,336円の減、人件費の減と、1枚おめくりいただきまして、18節.備考欄、御坊市外五ヶ町病院経営事務組合負担金611万4,000円増が主なものでございます。 続きまして、2目.母子保健事業費で251万4,635円減、主に人件費の減でございます。1枚おめくりいただきまして、19節.扶助費でいなみ子宝サポート事業などで114万4,722円の増でございます。 続きまして、3目.感染症等予防費は3,705万8,047円の支出で、前年比31万9,242円の増でございます。主なものは、10節.需用費の感染症対策資機材79万4,376円の皆減、12節.委託料で小児個別接種委託料410万2,110円の増でございます。 続きまして、4目.環境衛生費は1億2,073万5,958円の支出で、前年比1,230万6,758円の増でございます。これは、1枚おめくりいただきまして、斎場火葬炉設備更新のため14節.工事請負費1,694万円、皆増が主な要因でございます。 1枚おめくりいただきまして、5目.健康増進事業費は2,170万5,534円の支出で、前年比315万6,156円の減でございます。1枚おめくりいただきまして、104、105ページ、12節.委託料で電算委託料239万8,000円が改減、胃内視鏡検診委託料で141万1,650円減が主なものでございます。 続きまして、6目.子育て世代包括支援センター費は1,155万675円の支出で、前年比571万8,806円の増でございます。1枚おめくりいただきまして、106、107ページ、18節.負担金補助及び交付金で出産子育て応援給付金545万円を支給したためです。 続きまして、7目.新型コロナウイルスワクチン接種事業費は5,632万45円の支出で、前年比1,073万6,369円の増でございます。7節.報償費で1,088万1,525円の減ですが、22節で国庫補助金返還金等2,891万7,271円が発生したためでございます。 2項.清掃費は1億7,002万9,494円の支出で、前年比875万2,749円の減でございます。これは、1目.18節のクリーンセンター運営費負担金並びに清掃センター運営費負担金の減額が要因でございます。 1枚おめくりいただきまして、108、109ページ、3項.水道費は8,060万5,603円の支出で、前年比97万9,265円の増でございます。人件費と水道事業会計補助金が増えたことによるものです。 続きまして、5款.農林水産業費は3億1,274万5,992円の支出で、前年比2億5,827万6,472円の減でございます。項目別に前年度との相違を見ていきますと、1項.農業費は1億3,917万4,982円の支出で、前年比742万1,088円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、110、111ページ、3目.農業振興費は2,634万7,749円の支出で、前年比1,049万2,686万円の増でございます。主なものは12節.委託料594万円の皆増、18節の次世代野菜花き産地パワーアップ事業補助金で422万7,000円の増などによるものです。 1枚おめくりいただきまして、112、113ページ、4目.農地費は4,274万706円の支出で、前年比43万6,312円の増でございます。これは、12節.委託料全体で前年比456万2,000円の減ですが、18節.負担金補助及び交付金で、ため池等整備事業負担金522万6,000円の増が主なものでございます。 続きまして、6目.鳥獣害対策費は1,224万6,242円の支出で、前年比144万6,943円の減でございます。有害駆除捕獲報償費の減等によるものでございます。 1枚おめくりいただきまして、2項.林業費は2,125万2,476円の支出で、前年比7,137万1,239円の減でございます。これは主に工事請負費6,974万円の皆減によるものでございます。 3項.水産業費は1億5,231万8,534円の支出で、前年比1億9,432万6,321円の減でございます。 1枚おめくりいただきまして、2目.漁港建設費は工事請負費などで822万3,300円の増ですが、3項.漁港維持費は工事請負費などで2億214万3,334円の減となっています。 続きまして、6款.商工費4,977万6,029円の支出で、前年比3,841万7,884円の増となっています。1目.商工費でシルバー人材センター補助金が100万円の増、2目.観光費で4,163万4,859円の支出で、前年比3,740万9,504円の増でございます。14節.工事請負費3,109万7,334円の支出が主なものでございます。 続きまして、7款.土木費は11億2,528万8,549円の支出で、前年比1億5,866万9,122円の増でございます。1枚おめくりいただきまして、その主なものを項目別に見ていきますと、2項.2目.道路維持費は4億3,790万9,876円の支出で、前年比2億5,716万519円の増でございます。12節.委託料で1,796万5,722円の減、1枚おめくりいただきまして、14節.工事請負費で切目橋架替工事請負費などにより2億7,923万1,668円の増でございます。なお、工事に関連する1億1,776万4,000円は翌年度へ繰り越してございます。 続きまして、3目.道路新設改良事業費は2億2,332万6,101円の支出で、前年比1億4,139万6,398円の減でございます。12節.委託料で前年より1,016万6,200円の減、14節.工事請負費で前年比1億6,851万7,600円の減、16節.公有財産購入費は2,471万3,264円の増、21節.補償補填及び賠償金では1,282万5,499円の増となっています。なお、工事に関連する2億470万円は翌年度へ繰り越してございます。 4目.辺地対策事業費は1億228万2,200円の支出で、前年比2,433万8,424円の増でございます。14節.工事請負費で2,948万9,500円の増、1枚おめくりいただきまして、21節.補償補填及び賠償金で80万7,400円の増、町道峰ノ段山下向い線工事に関するものでございます。 続きまして、5項.住宅費は前年比899万170円減の1,930万4,930円の支出でございます。1枚おめくりいただきまして、既設住宅解体撤去工事の棟数の減でございます。 6項.地籍調査費は2億8,706万5,174円の支出で、地籍調査委託料の増額等により、前年比2,127万4,810円の増でございます。なお、委託料等9,583万2,000円は翌年度に繰り越してございます。 2枚おめくりいただきまして、130、131ページ。 9款.教育費は7億2,696万7,633円の支出でございます。前年比9,711万7,787円の増でございます。その主なものについてご説明申し上げます。 1枚おめくりいただきまして、1項.教育総務費、3目.教育諸費全体で382万7,928円の増でございます。感染症対策等支援用品、事業支援ソフト利用料の増加、ICT教育用端末導入によるものでございます。 2枚おめくりいただきまして、136、137ページ、2項.小学校費は4,191万1,963円の減、11節.需用費で修繕料など329万741円の減。 1枚おめくりいただきまして、12節.委託料で437万5,905円の減、14節の工事請負費では3,685万2,200円の減でございます。前年度には切目小学校屋内運動場空調設備設置工事がありましたので減少しています。 1枚おめくりいただきまして、3項.中学校費は1億2,230万9,258円の増、1目.学校管理費では259万2,055円の減、1節.報酬、学習支援員報酬等419万8,748円の減、1枚おめくりいただきまして、10節.需用費では、光熱水費の値上がりや修繕料の増加により406万2,253円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、5目.統合中学校建設事業費で用地購入費、物件補償費などで1億3,305万1,372円の支出でございます。 4項.社会教育費は、前年比757万278円増の4,386万2,618円の支出でございます。 2枚おめくりいただきまして、148、149ページ、2目.社会教育施設費では、前年比872万8,961円増の2,300万9,935円の支出でございます。10節.需用費の修繕料で施設の修繕が主なものでございます。 1枚おめくりいただきまして、5項.保健体育費では2,169万7,046円の支出で、前年比527万5,918円の減でございます。 2枚おめくりいただきまして、3目.体育施設費、10節.修繕費の減、前年度は町民プールの修繕があったことが主な要因でございます。 続きまして、6項.幼児対策費は2億9,665万3,431円の支出で、前年比914万8,639円の増でございます。1目.幼児教育費、12節.委託料で1,375万1,980円の増、広域保育園園児委託料の増でございます。18節.負担金補助及び交付金で775万3,845円の減、こども園運営費補助金、こども園施設型給付費、ゼロから2歳児の減が主な要因でございます。 2枚おめくりいただきまして、158、159ページ。 10款.災害復旧費は483万4,437円の支出で、前年比5,261万5,801円の減でございます。今年度は人件費のみの支出でございます。 1枚おめくりいただきまして、11款.公債費は7億149万781円の支出でございます。元金の返済が6億7,617万6,184円、利子につきましては2,531万4,597円を償還してございます。 一般会計の歳出合計、支出済額は68億775万7,416円でございます。 ここで、申し訳ございませんが、11ページまでお戻りいただきまして、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額70億2,851万8,000円、歳出総額68億775万7,000円でございます。歳入歳出差引額2億2,076万1,000円のうち、翌年度へ繰り越すべき財源として、3,999万6,000円を差し引いた実質収支額1億8,076万5,000円の黒字決算でございます。 一般会計については以上でございます。 なお、162ページからの財産に関する調書につきましては、建物の取壊しや地籍調査の実施等により若干の変動はございますが、後ほどご高覧賜りたいと存じます。 続きまして、特別会計決算書についてご説明申し上げます。 認定第2号 令和4年度印南町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 国民健康保険事業特別会計の運営につきましては、依然として厳しい状況が続いてございますが、その概要についてご説明申し上げます。 1、2ページをご覧ください。 まず、歳入でございますが、1款.国民健康保険税は、前年比1,120万8,926円の増。 3款.県支出金は普通交付金の増により6,544万1,830円の増。 また、5款.繰入金は一般会計繰入金が631万6,829円増。 6款.繰越金はゼロ、前年比972万7,645円の減でございます。 7款.雑入で479万9,686円の増、3目.第三者行為納付金、7目.雑入で診療報酬減額査定分でございます。 8款.町債は、財政安定化基金貸付金1,900万円の借入れでございます。 歳入合計、収入済額は15億248万5,500円で、前年比9,685万726円の増でございます。 続いて、歳出でございます。1枚おめくりいただきまして、3、4ページ。 2款.保険給付費では10億3,040万2,855円の支出で、前年比7,287万6,677円の増でございます。 3款.国民健康保険事業費納付金は、前年比1,352万1,179円増の4億2,868万6,877円でございます。 1枚おめくりいただきまして、歳出合計は、前年比9,225万3,607円増の14億9,892万5,433円でございます。 さらに1枚おめくりいただきまして、7ページ、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額15億248万5,000円、歳出総額14億9,892万5,000円、和歌山県国民健康保険財政安定化基金から1,900万円の借入れを受けましたので、歳入歳出差引額356万円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第3号 令和4年度印南町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定でございます。 26、27ページをご覧ください。 まず、歳入でございますが、1款.後期高齢者医療保険料は前年比503万2,282円の増でございます。 3款.繰入金は前年比789万691円の減。 4款.繰越金は前年比345万9,915円の増。 5款.諸収入は前年比294万6,980円の増でございます。 歳入合計、収入済額は2億5,381万2,242円で、前年比354万8,486円の増でございます。 続いて、歳出でございます。1枚おめくりいただきまして、28、29ページ。 1款.総務費は前年比89万8,374円の増でございます。 2款.後期高齢者医療広域連合納付金は前年比1,210万8,985円の増。 4款.諸支出金はゼロ、前年比770万2,045円の減でございます。 歳出合計、支出済額は2億4,910万8,065円で、前年比530万5,314円の増でございます。 1枚おめくりいただきまして、30ページ、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額2億5,381万2,000円、歳出総額2億4,910万8,000円、歳入歳出差引額470万4,000円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第4号 令和4年度印南町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 第8期介護保険事業計画の2年目です。前年度と比較し、介護保険給付費が減少してございますが、その概要についてご説明申し上げます。 39、40ページをご覧ください。 歳入についてでございます。 1款.保険料は前年比64万4,798円の増でございます。 次に、3款.国庫支出金で1,692万3,260円の減。 4款.支払基金交付金で390万8,000円の減。 5款.県支出金で1,133万6,906円の減。 7款.繰入金では介護給付費繰入金などで1,197万1,637円の減。 8款.繰越金は3,902万2,634円の増となっており、歳入合計、収入済額は10億7,795万5,381円で、前年比450万3,707円の減でございます。 続いて、歳出でございます。1枚おめくりいただきまして、41、42ページ。 2款.保険給付費は、居宅介護サービス給付費の減及び施設介護サービス費の減により前年比6,260万4,369円の減でございます。 3款.地域支援事業費は、介護予防生活支援サービス事業費等の減により前年比213万1,029円の減でございます。 7款.諸支出金においては、前年度国・県負担金交付金返還金の増により1,925万7,570円の増となってございます。 歳出合計、支出済額は9億4,479万8,099円で、前年比4,238万4,368円の減でございます。 さらに1枚おめくりいただきまして、43ページ、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額10億7,795万5,000円、歳出総額9億4,479万8,000円、歳入歳出差引額1億3,315万7,000円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第5号 令和4年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 まず、歳入でございます。64、65ページをご覧ください。 3款.繰越金では23万5,864円の減。 4款.諸収入は341万5,000円の増でございます。 歳入合計、収入済額は1,686万7,197円で、前年比326万1,338円の増でございます。 続いて、歳出でございます。1枚おめくりいただきまして、66、67ページ。 1款.総務費は、光熱水費の値上がりと修繕費の増により前年比619万5,008円の増でございます。 歳出合計、支出済額は1,530万1,159円でございます。 1枚おめくりいただきまして、68ページ、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額1,686万7,000円、歳出総額1,530万1,000円、歳入歳出差引額156万6,000円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第6号 令和4年度印南町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 古井・山口・共栄3地区の農業集落排水事業特別会計は、毎年度、基金を繰り入れながら厳しい財政状況が続いているところでございますが、その概要についてご説明申し上げます。 まず、歳入でございます。73、74ページをご覧ください。 1款.分担金及び負担金では、前年比250万8,000円減の31万3,500円。 3款.国庫支出金、国庫補助金は300万円の収入。 5款.繰入金では、基金繰入金等で777万9,000円の増。 6款.繰越金は194万9,283円の減。 7款.町債は110万円で180万円の減でございます。 歳入合計、収入済額は8,850万7,613円で、前年比463万75円の増でございます。 続いて、歳出でございます。1枚おめくりいただきまして、75、76ページ。 1款.総務費は前年比21万6,613円の増でございます。 歳出合計、支出済額は8,098万7,951円で、前年比4,699円の減でございます。 1枚おめくりいただきまして、77ページ、実質収支に関する調書でございます。 歳入総額8,850万8,000円、歳出総額8,098万8,000円、歳入歳出差引額752万円のうち、翌年度へ繰り越すべき財源として110万円を差し引いた実質収支額642万円の黒字決算でございます。 続きまして、認定第7号 令和4年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計歳入歳出決算の認定でございます。 詳細につきましては先ほど附属資料の中で説明させていただきましたので、ここは実質収支に関する調書について申し上げます。 90ページをご覧ください。 歳入総額85万4,000円、歳出総額1万円、歳入歳出差引額84万4,000円の黒字決算でございます。 認定第1号から認定第7号につきましては以上でございます。 監査委員の意見書も十分にご案内申し上げませんでしたが、ご高覧賜りたいと存じます。分かりにくいところも多々あったかと存じますが、ご審議の上、全ての決算について認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私の方からは以上でございます。 ○議長 ここで暫時休憩いたします。 ただいま11時49分です。1時まで休憩いたします。 △休憩 11時49分 △再開 13時00分 ○議長 ただいま13時です。休憩前に引き続き会議を進めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、認定第8号 令和4年度印南町水道事業会計決算の認定についてであります。 令和4年度印南町水道事業会計決算について地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見書を付して議会の認定を求めるものであります。 水道事業会計につきましては、会計の仕組みが官庁会計から企業会計となってございます。 それでは、決算報告書に基づきご説明申し上げます。 決算書の95ページでございます。 収益的収入及び支出の収入が2億996万4,789円、支出が2億2,159万5,907円でございます。 続きまして、資本的収入及び支出の収入が9,343万5,100円、支出が1億3,424万2,602円で、どちらも税込みでございます。合計は、収入で3億339万9,889円、支出が3億5,583万8,509円でございます。 次に、96ページ、97ページでございます。 収益的収入及び支出の詳細で、税込みでございます。 収入の内訳としまして、営業収益1億3,917万8,357円、営業外収益6,816万6,191円、特別利益262万241円でございます。 支出の内訳としまして、営業費用1億9,541万6,368円、営業外費用2,610万1,219円、特別損失7万8,320円でございます。 次に、98、99ページでございます。 資本的収入及び支出の詳細で、こちらも税込みでございます。 収入の内訳としまして、他会計負担金1,201万2,000円、企業債910万円、他会計補助金6,471万円、負担金761万3,100円でございます。 支出の内訳としまして、建設改良費3,121万9,029円、企業債償還金1億302万3,573円でございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する額4,080万7,502円につきましては、過年度損益勘定留保資金で補填してございます。 100ページ、損益計算書につきましては税抜きで表示してございます。 令和4年4月1日から令和5年3月31日の間の収益と費用を明らかにし、水道事業の経営成績を報告するものでございます。 営業収益1億2,674万5,339円に対しまして、営業費用1億8,782万7,823円で、営業損失は6,108万2,484円でございます。営業外収益6,783万4,676円に対し、営業外費用1,859万2,180円で、営業外利益は4,924万2,496円となり、営業外利益と営業損失を合算しますと、経常損失が1,183万9,988円となりました。これに特別利益262万241円、特別損失7万8,320円を合計し、令和4年度の純損失は929万8,067円となりました。給水収益が若干の増収となったものの災害等による保険金収入等の特別利益が減少、物価高騰による電気代や修繕費等の営業費用が大幅に増加したことが主な要因でございます。 また、当年度未処理欠損金につきましては、前年度の繰越欠損金と当年度純損失を合算し、6,777万5,373円となりました。 続きまして、101ページ、102ページの欠損金計算書でございます。 当年度末の資本残高は4億4,060万1,205円でございます。 次に、103ページ、欠損金処理計算書でございます。 当年度末の繰越欠損金は6,777万5,373円でございます。 続きまして、104ページ、105ページ、貸借対照表でございます。これも税抜き表示となってございます。 令和4年度末(令和5年3月31日)時点の資産と負債、資本を一覧表示した報告書でございます。資産の部には現金預金といった資産が、負債の部には企業債といった返済義務のある負債が記載されてございます。 資産の合計と負債及び資本の合計がそれぞれ23億4,303万7,442円で、貸借が一致するものでございます。 次に、106ページ、キャッシュフロー計算書でございます。 現金の流れを3つの活動に分けてございます。1番の業務活動では、1,594万6,438円のプラスでございます。2番の投資活動では、5,162万5,988円のプラスでございます。3番の財務活動では、9,392万3,573円のマイナスとなっており、3つの活動による資金増減額はマイナス2,635万1,147円で、資金期末残高は1億6,876万1,616円となってございます。 次に、107ページ、108ページにつきましては注記でございます。重要な会計方針等に係る事項を記載してございます。 109ページ、事業報告書でございます。 1、概況の経営指標に関する事項につきましては、経営の健全性を示す経常収支比率では、前年度から4.26ポイント下降し、95.50%に、料金水準の妥当性を示す料金回収率では5.92ポイント下降し、82.43%になりました。2つの指標とも、物価高騰に伴う電気料金等の営業費用が大幅に増加したことにより、低下してございます。また、償却対象資産の減価償却状況を示す有形固定資産減価償却率は3.15ポイント上昇し、22.24%になりました。 次の議会議決事項につきましては、予算議決3件、繰越計算書報告1件、決算認定1件でございます。 1枚おめくりいただきまして、2、工事では、道路改良工事に伴う配水管移設工事が3件、配水管の布設工事が1件でございます。 次の111ページ、3、業務量につきましては、給水人口7,722人、給水戸数3,814戸、年間総配水量は131万7,568立方メートルで、年間総給水量96万7,654立方メートル、有収率は73.4%でございます。 次の事業収入に関する事項以降につきましては、収支の前年度との比較を表示してございます。 次に、113ページ、4、会計の企業債につきましては、令和4年度償還額1億302万3,573円、借入額910万円で、令和4年度末残高は9億2,258万5,834円でございます。 次の114、115ページにつきましては、3条予算の収益的収入及び支出の明細でございます。 次の116ページは、4条予算の収益的収入及び支出の明細でございます。 次の117、118ページは固定資産の明細書でございます。 次の119、120ページは企業債の明細書でございます。 これらにつきましては、後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上であります。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 以上で、提案理由の説明は終わりました。 ここでお諮りします。ただいま議題となっています令和4年度決算の8件につきましては、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、それに付託の上、閉会中の継続調査とすることにしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。よって、本件は11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、それに付託の上、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 お諮りします。ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員選任は、委員会条例第7条第4項の規定により、1番、黒井美晴君、2番、木村栄一君、3番、岡本庄三君、4番、谷章資君、5番、中島洋君、6番、片山智文君、7番、古川眞君、9番、玉置克彦君、10番、榎本一平君、11番、前田憲男君、12番、堀口晴生の以上11名を指名したいと思います。 ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、決算審査特別委員会は11名の諸君をもって選任することに決定いたしました。 ここで、委員会条例第8条第2項の規定により、正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。 △休憩 13時12分 △再開 13時15分 ○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 決算審査特別委員会の委員長、副委員長の互選の結果を申し上げます。 委員長に前田憲男議員、副委員長に黒井美晴議員が選任されましたので、報告いたします。 日程第21、報告第3号 令和4年度財政健全化判断比率及び資金不足比率についてを上程いたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 報告第3号 令和4年度財政健全化判断比率及び資金不足比率について。 令和4年度財政健全化判断比率及び資金不足比率を、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、次のとおり報告するものであります。 1枚おめくりいただきまして、財政健全化判断比率及び公営企業会計に係る資金不足比率につきましては、地方公共団体財政健全化法の規定により、毎年度、監査委員の審査に付した上で議会に報告し、公表しなければならないとされているものでございます。 初めに、財政健全化判断比率につきましては、4つの比率、区分がございます。 普通会計としましては、一般会計、同和対策新築家屋貸付金特別会計、そして滝ノ岡専用水道事業特別会計のこれら3会計を対象とした実質赤字比率、そして、一般会計と6特別事業会計及び水道事業会計全ての会計を対象とした連結実質赤字比率、また実質公債費比率、将来負担比率につきましては、一般会計と6特別事業会計及び水道事業会計全ての会計に一部事務組合等の会計が対象となってございます。 令和4年度決算における実質赤字比率は、普通会計全て黒字決算であり、表記はございません。また、連結実質赤字比率につきましても、対象となる会計全て黒字決算であり、表記はございません。 次に、実質公債費比率についてでございますが、実質公債費比率はごく簡単に申し上げますと、歳入、いわゆる地方税、普通交付税によって経常的に収入される一般財源でありますけれども、これに対する借入金、起債の返済額の占める割合を示してございます。その比率が5.5%でございます。昨年度、令和3年度の決算と同率となっており、この比率が25.0%ではイエローゾーン、35%でレッドゾーンというようなことであります。当町におきましては、健全な財政運営がされているという一つの判断できる指標であります。 次に、将来負担比率についてでございますが、これは将来、財政を圧迫する可能性の度合いを示すものでございます。これにつきましては、いわゆる負担額に対し、地方債に係る交付税や基金等の充当可能財源、これらが大きく上回っているため、比率の表記はなく、財政状況が健全であると判断できるものでございます。 次に、公営企業会計に係る資金不足比率についてでございますが、対象会計につきましては、印南町水道事業会計、農業集落排水事業特別会計の2会計でございます。いずれの会計においても資金不足は発生しておらず、比率の表記はございません。 次のページ以降でございますけれども、監査委員意見書を添付してございます。後ほどご覧いただきますようお願い申し上げます。 以上、ご報告でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 以上で、報告第3号の報告を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 13時19分 △再開 13時20分 ○議長 休憩前に引き続き会議を続けます。 日程第22、発委第1号 防災・減災、国土強靱化等に資する社会資本整備の推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。 事務局長により議案を朗読させます。 ◎事務局長 発委第1号 防災・減災、国土強靱化等に資する社会資本整備の推進を求める意見書の提出について。 上記の議案を次のとおり、地方自治法第109条第6項及び印南町議会会議規則第14条第3項の規定により、提出します。 令和5年9月13日、総務産建委員会委員長、木村栄一。 防災・減災、国土強靱化等に資する社会資本整備の推進を求める意見書。 本年6月の台風第2号に伴う豪雨により和歌山県北部を中心とした地域が大きな浸水被害を受けたように、近年では全国どこでも激甚な豪雨災害に見舞われてもおかしくない状況である。また、今後起こり得る南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備えることも急務となっている。本町においても、平成30年度補正予算からの「3か年緊急対策」及び令和2年度補正予算からの「5か年加速化対策」により、津波避難施設の整備や危険箇所への事前対策を推進してきたところであるが、いまだ道半ばであり、住民の生命と財産を守るためより一層の対策が必要である。 さらに、本年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置づけられたことで、3年の長きにわたる「コロナ禍」もようやく終息が見え、様々な社会経済活動が再び活発化してきている。特に地方では観光産業の復活に期待が大きく、国内外からの来訪者が安心で安全な旅行先として本町を選んでもらうためにも、自然災害への備えをより一層充実させることが必須である。 以上のことから、国において下記の事項に特段の措置を講じられるよう強く要望する。 記。 1、防災・減災、国土強靱化や地方創生に資する社会資本整備を推進するため、地方自治体への補助事業、防災・安全交付金及び社会資本総合交付金について必要な予算を確保すること。 2、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を推進するために必要な予算を例年以上の規模で確保すること。 3、本年6月に成立した改正国土強靱化基本法を踏まえ、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」終了後も、引き続き国土強靱化を推進するため、必要な予算が安定的に別枠で確保されるよう措置を講じること。 4、令和5年度においても、地方自治体ができるだけ早い時期に補正予算案が組めるよう、政府において国土強靱化予算を含む経済対策を早急に取りまとめ、一刻も早く補正予算を成立させること。その際、臨時交付金による地方負担軽減策を併せて講ずること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和5年9月13日。 和歌山県日高郡印南町議会議長、堀口晴生。 提出先、衆議院議長殿、参議院議長殿、内閣総理大臣殿、財務大臣殿、農林水産大臣殿、国道交通大臣殿、内閣官房長官殿、内閣府特命担当大臣(防災)殿。 以上です。 ○議長 本案について提案者に提案理由の説明を求めます。 -2番、木村栄一君-
    ◆2番(木村) それでは、防災・減災、国土強靱化等に資する社会資本整備の推進を求める意見書についての提案理由を説明させていただきます。 印南町におきましては、これまで庁舎の高台移転をはじめ、避難道路の整備など、国の進める防災・減災、国土強靱化計画に基づきインフラ整備を行ってまいりました。 しかしながら、通学路の整備や切目橋架替事業、学校統合事業など残事業を多く抱え、5か年加速化対策を推進するために必要な予算確保を強く望むものであります。また、引き続き国土強靱化を推進するための予算が安定的に別枠で確保されるよう、印南町議会としても国に対し特段の措置を講じていただきたく、本意見書を提出するものであります。 なお、令和5年度では、この関係する法律において6億1,698万9,000円、平成29年から令和昨年4年までの6年間では、本町で36億3,770万5,000円の予算が投じられてきました。この数字から見ても、いかにこの予算を確保することが大事であるか痛感できるものと思います。 以上、ご承認のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより発委第1号 防災・減災、国土強靱化等に資する社会資本整備の推進を求める意見書の提出についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第23、議員派遣の件についてを議題といたします。 お諮りします。議員派遣の件については、会議規則第128条の規定によって、お手元に配付しました議員派遣の件のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付しました議員派遣の件のとおり決定いたしました。 日程第24、閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。 各委員長から目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によってお手元に配付しました申出のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 ここで、教育長より発言を求められていますのでこれを許します。 -教育長- ◎教育長 議長より発言のお許しをいただきましたので、高いところからではございますが、教育長就任に当たりご挨拶を申し上げます。 日裏町長よりご指名をいただき、先ほど議員の皆様方から全会一致で選任の同意を賜り、3期目として教育長に就任させていただくことになりました。今、この場に立たせていただき、改めて職責の重さに身の引き締まる思いであります。 私は、これまで6年間、印南町の教育行政を預かる者として、就任時に述べさせていただいた、一人一人を大切にし主体性と自立心を育む、一人一人の個性を認め可能性を引き出し、伸ばす。夢や希望を抱きチャレンジできる環境をつくるを教育信条として、家庭教育、幼児教育、学校教育、社会教育の連続性を大切にして取り組んでまいりました。 具体的には、2期目の3年間には、議員各位のご理解とご協力により、地域と学校が連携した防災教育、歴史、文化の保存と継承、GIGAスクール構想、中学校統合の推進等に取り組んでまいりました。しかし、2期目任期中は、コロナ禍の真っただ中で、未知のウイルスであった新型コロナウイルス感染症の対策や対応で挫折しそうになることもありましたが、町長、副町長、課長の皆さん、そして議会の皆様方にご指導やご助言を賜り、また、保護者や町民の皆様方にご理解とご支援をいただき、ここまでやってこれたと思っています。 これからの中学校統合事業は、造成、校舎建築、校名、通学路、通学方法の決定等を進めていかなければなりません。町の大事業です。教育委員会の長として、プロジェクトチームの一員として、子どもたちの希望あふれる未来のために中学校統合事業を進めていくことが、3期目の私に課せられた大きな責務であると考えています。 終わりに、住民とともに築く、希望あふれるまちづくりのために、町民の皆様の生きがいづくりと、ときめく子どもたちの未来のために、微力ですが誠実に努力することをお誓いし、議員の皆様方にはこれまで以上のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、3期目就任のご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長 ここでお諮りします。本定例会の会議に付された事件は全て終了しました。 会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日で閉会することに決定いたしました。 これで本日の会議を閉じます。 令和5年第3回印南町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 13時34分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      令和  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...