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03月10日-01号

  • "感染予防対策"(1/1)
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  1. 印南町議会 2022-03-24
    03月10日-01号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年  3月 定例会(会議の経過) △開会 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより令和4年第1回印南町議会定例を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、          10番 榎本一平君          11番 前田憲男君を指名いたします。 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りします。今期定例会の会期は、本日から3月24日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月24日までの15日間と決定いたしました。 日程第3、発議第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議についてを議題といたします。 本案について提案者に趣旨説明を求めます。 -11番、前田憲男君- ◆11番(前田) おはようございます。 ただいま上程されました発議第1号につきまして、提出者を代表しまして趣旨説明を申し上げます。 本案は、ロシアによるウクライナへの一般市民を巻き込んだ武力での侵略に対し強い憤りを感じるとともに、北方での領土問題を抱える日本にとっても脅威でしかありません。一日でも早いロシアの無条件撤退を願い決議を行うものであります。 以下、文案を朗読して提案の趣旨説明に代えさせていただきます。 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議について。 別紙のとおり、印南町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。 令和4年3月10日提出。 提出者、印南町議会議員、前田憲男。 賛成者、印南町議会議員、木村栄一、同じく中島洋。 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議。 ロシア軍によるウクライナ侵攻は、国際社会の平和と安全を脅かす断じて容認することができない暴挙であります。 また、ロシアプーチン大統領が、軍事侵攻に際して核兵器の使用を示唆するような報道がありました。このことは唯一の被爆国日本の核兵器廃絶と世界の恒久平和を切に願う思いや、昭和60年に非核自治体宣言を宣言している我々印南町民の思いを踏みにじるものであり、ロシアに対し、ロシア軍の侵攻に厳重に抗議し即時撤退を求めます。また、国においては、国民生活への影響対策に万全を尽くし、国際社会と連携のもと、一日も早い平和的解決に全力で取り組むよう強く要請します。 以上を決議する。 令和4年3月10日。 印南町議会議長、堀口晴生。 以上です。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより発議第1号 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議について採択いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第3号から諮問第1号までの21件の議案を一括して上程し、議題といたします。町長より説明を求めます。 -町長- ◎町長 皆さん、おはようございます。 本日、令和4年第1回印南町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはお忙しい中ご出席を賜り、誠にありがとうございます。 最初に、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に対して哀悼の意を表するとともに、今もなお療養中の方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。そして、この厳しい状況下で、懸命に感染予防対策を講じてくださっている町民・事業者の皆様、また第一線で感染症と日夜闘っていただいている医療従事者をはじめとする方々に対しまして、改めて感謝申し上げます。 また、11年前の明日(3月11日)14時46分、東日本大震災が発生し多くの方々が犠牲になられました。お亡くなりになられた方々に対して哀悼の意を表するとともに、今もなお避難所生活を余儀なくされている方々に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。 さて、華の3月議会、新年度予算編成に臨むにあたり、私の町政運営に対する所信を申し述べるとともに、諸般の事項についてご報告を申し上げます。 最初に、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。 2月5日から和歌山県全域にまん延防止等重点措置が適用されていましたが、去る3月6日で解除されました。しかし、18都道府県につきましては、今なお解除されていません。御坊保健所管内においても、感染者数は減少傾向であるものの、まだまだ予断を許さない状況であります。 感染力が極めて強く、急速に拡大するオミクロン株の脅威から、命と暮らしを守るという強い思いの下、先手先手の対策を講じています。臨時議会でも申し上げましたが、やはり感染拡大防止、収束の決め手はワクチン3回目接種であります。 当町では、地域の医療関係者の協力の下、住民福祉課を中心に全職員が一丸となりトップスピードで集団接種を実施しています。3月6日時点における3回目接種率は73.7%となり、県下においてもトップクラスであります。引き続き、スピード勝負でこの見えざる敵との戦いに総力戦で取り組んでまいりますので、議員各位のご協力を切にお願い申し上げます。 次に、危機管理・防災対策についてであります。 先ほども申し上げましたが、未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生から明日で11年が経過しようとしています。毎年のように、全国各地で地震や大雨等による大規模な自然災害が頻発し、甚大な被害が発生しています。震災の記憶を風化させず、未来へつなげ、地域を挙げての防災意識の向上がますます重要であると感じているところであります。 大震災から得た教訓を決して忘れることなく、近い将来起こると言われる南海トラフ地震に備え、「一人の犠牲者も出さない、出させない」、このことを今一度、住民の方々と共有し、「強靱で安全・安心の希望をもてるまちづくり」を推進してまいります。 次に、福祉分野についてであります。 福祉のまちづくり拠点整備事業、(仮称)印南町防災福祉センター建設事業についてであります。 この事業のスタートは、令和2年10月の臨時議会においても申し上げましたが、庁舎のすぐ隣に公共施設用地が確保できれば展望が開けると思っていたところに、土地所有者の方のご理解とご協力で、公共施設を建設するのであれば町のほうに譲ってもいいとのお話をいただき、よし、念ずればかなうものと、善は急げでスタートできたものであります。 高台への福祉拠点を整備し、大規模災害が発生しても、復旧・復興活動が機能する、この実現のため、令和2年度に用地取得、基本計画を策定し、令和3年度においては、調査・設計を行ったものであります。いよいよ本年度、令和4年度に建設工事に着手、年度内の完成を目指すものであります。今議会に関係予算を計上していますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、国民健康保険事業、保険税率の見直しについてであります。 当町の国民健康保険税の税率の見直しは平成30年度に税率の引下げを実施しておりますが、大幅な見直しについては平成26年度以来となります。 国民健康保険事業は、平成30年度より県から示された、確定納付金を県に納付するシステムに変更されました。 具体的には、各市町村の被保険者数及び世帯数並びに所得等の県内におけるシェアを求めて、県全体の保険給付費に乗じて確定納付金を算出するものであります。この制度が始まってから令和4年度で5年目となりますが、当町から県に納付する確定納付金は、当初の平成30年度より約6,000万円の増額となっています。 年々増加する確定納付金に対応するため、令和2年度、令和3年度と税率見直しを考えましたが、コロナ禍において厳しい会計運営ではありますが、税率見直しは行うべきではないと判断し見送ってまいりました。 しかし、令和3年度は赤字決算となる見込みであります。このような状況下で、会計健全化のためには税率見直し以外に方法はなく、断腸の思いではありますが、税率見直しをすることとしました。 見直しの主な内容としましては、所得割額の税率を5.1%から6.2%、資産割額の税率を22%から20%、被保険者1人当たりに係る均等割額を2万円から2万5,000円、1世帯当たりに係る平等割額を1万9,000円から2万2,000円にそれぞれ見直しするものでありますが、子育て支援策として18歳までの子どもについては均等割額を2分の1、半額に減額する改正を併せてご提案するものであります。議員各位のご理解を切にお願い申し上げます。 次に、企業産業分野についてであります。 まず、農業振興についてであります。 コロナ禍において、農業分野についても厳しい状況が続いております。特に、施設園芸農家の皆さんは、昨年から、燃油価格の高騰により経費の増大等、農業経営を圧迫している状況であることから、新たな支援策として印南町農業用施設等燃油緊急対策事業を実施します。あわせて、農業生産の効率化を目指すスマート農業への取組を支援し、生産性の向上及び農業の近代化を図るため、次世代野菜花き産地パワーアップ事業についても引き続き取り組んでまいります。 また、平成11年に策定された印南町農業振興地域整備計画について、2か年をかけて本年度より全面見直しを行い、今後、国から法定化される予定である人・農地プランの策定についても、農業振興地域整備計画と併せて取り組んでまいります。 次に、林業振興についてであります。 和歌山県と日高川町、印南町、そして周辺の林業事業体とで構成する紀中地域林業躍進プロジェクト推進協議会において、航空レーザ測量や森林情報のクラウド等スマート林業を活用した事業を展開していきます。本事業については、森林環境譲与税を活用した取組を図るものであります。 次に、漁業振興についてであります。 高齢化や後継者問題、また、コロナ禍による影響は漁業にも及んでおり、漁業を取り巻く環境は非常に厳しい状況であります。こうした状況ではありますが、資源管理型漁業の推進、漁港施設の機能保全強化事業に引き続き取り組んでまいります。 次に、商工観光分野についてであります。 2025大阪・関西万博が令和7年4月から10月まで開催され、国の試算では、期間中2,800万人の入場者が想定され、和歌山県においても外国人の誘致強化が図られています。 本町においては、現在、新型コロナウイルス感染症の影響により町外からの観光客が減少している状況でありますが、落ち着きを期待しつつ、観光協会を中心として観光事業の活性化を図るため、歴史文化の掘り起こしを住民の皆様の協力を得ながら、印南4王子を中心とした周遊観光事業に着手したいと考えています。関連予算を計上していますので、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 次に、建設分野についてであります。 まず、県営事業についてであります。 豪雨や地震等による堤体決壊からため池下流の民家や人命を守るべく、印南地区の片見谷池及び古井地区の大池において、ため池防災工事に着手します。ため池の整備については、近年、流域治水の観点から、特に片見谷池においては、降雨前に事前放流を行うなど調整池の役割を兼ねることで、慢性的に発生する内水対策に効果があるものと期待しているところであります。 次に、切目橋架替事業についてであります。 昨年10月より既設橋の撤去工事に着手し、おおむね撤去が完了するなど、順調に工事が進んでいます。できるだけ早い完成を目指し、継続して次の工程へと、橋脚基礎部の工事請負契約を今議会に提案していますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。完成までの間、地域の皆様にはご不便をおかけしますが、引き続きご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 次に、地籍調査事業についてであります。 令和4年度は7地区(津井、印南原、西ノ地、羽六、皆瀬川、西神ノ川、高串)7.9k㎡一筆地調査を行うこととしています。このことにより、令和4年度末の進捗率は80.38%となる見込みであります。 次に、生活環境分野についてであります。 最初に、印南町斎場火葬炉設備の更新についてであります。 昭和63年に竣工した斎場も今年で34年を経過し、火葬炉設備の老朽化が進行しております。2炉ある火葬炉は定期的に部分修繕を行うことで長寿命化を図ってまいりましたが、これも限界に来ていることから、炉内れんが全面積替えと制御機器等の更新を1炉ずつ2年かけて行い、さらなる長寿命化を図るものであります。 次に、合併処理浄化槽設置補助金についてであります。 生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止するため、合併処理浄化槽設置補助金を交付しているところでありますが、新年度から国庫補助対象の拡大に伴い、くみ取り便槽から合併処理浄化槽への転換に際し、便槽の撤去補助金9万円を新設し、より一層の転換促進を図ってまいります。 次に、圏域1市5町で構成する御坊広域行政事務組合が運営する御坊クリーンセンターの新施設建設事業についてであります。 御坊クリーンセンターは、昭和63年にし尿処理施設として供用開始後、増設、改築を行ってまいりましたが、老朽化が著しいため現施設の隣接地に新施設を建設することになりました。現在、総合評価一般競争入札で発注業者の選定を進めているところであります。総事業費は約59億5,000万円で令和4年度から着工、令和8年4月から稼働予定となっています。この事業により、長期にわたり安定した廃棄物処理が図られることとなります。関連予算として新年度予算にクリーンセンター運営費負担金を増額計上していますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、農業集落排水事業についてであります。 共栄地区の汚水処理施設は、平成22年4月の供用開始から間もなく12年が経過することから、新年度において機能診断調査を行い、施設の機能低下度合いを把握し、整備工法、時期等を検討してまいります。 次に、教育分野についてであります。 印南町立統合中学校建設事業について、去る3月3日に、印南町立中学校統合委員会委員長から、委員総意で第1の建設調査候補地である宇杉ケ丘東地区建設予定地として適地であると判断した旨の中間報告を受けました。このことを受け、今後はスピードを加速させ、実施設計等開発許可事務を進めると同時に、地権者の皆様に対しまして、さらなる協力依頼を行っていく所存であります。できる限り子どもたちにより良い教育環境の確保のために全力で取り組んでまいりますので、議員各位のご理解ご協力を切にお願い申し上げます。 なお、今議会に統合中学校建設事業関連予算として1億6,253万円を計上していますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、3月7日に印南町立中学校において卒業式が執り行われました。今回の卒業生は、1年生の3学期からコロナ禍の生活、臨時休業や新しい生活様式でのマスク生活が日常となり我慢や困難の連続でしたが、当日は元気に卒業式を迎えられたと伺っています。私も、コロナ禍のため子どもたちの巣立っていく姿を直接拝見することができませんでしたが、各中学校の取り計らいによりお祝いのメッセージをビデオで送ることができました。卒業生の皆さんに心からお祝いを申し上げます。 次に、令和4年度予算編成の基本方針及び概要を申し上げます。 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた上で、第6次印南町長期総合計画「住民とともに築く、希望あふれる郷」及びまち・ひと・しごと創生印南町総合戦略(第2期)等の計画に基づき、引き続き新たなる挑戦を重ね、チャレンジする印南町を前面に打ち出し、機動的かつ効果的な施策を展開していく時期であります。 強靱で安全・安心なまちづくりへ、公共施設等の高台への拠点整備(仮称)防災福祉センター建設事業統合中学校建設事業、切目橋架替事業、町道上野山線改良事業が本格的にスタートします。住民サービスを低下させず、子や孫といった次の世代が暮らす次の100年においても、我が町への愛着と誇りを醸成する、未来へ向けた投資を着実に進めます。 改めて、税の重要性に観の目を持って、事業の再検証と地方創生の取組に最小限の経費で最大の効果を上げるべく、職員一人一人のさらなる工夫が望まれます。目指すべき「希望あふれる郷いなみ」へ、緊急性や住民ニーズがより高い施策を重視した攻めと守り、「安かろう、よかろう」をモットーに事業展開をしていきます。 予算は自治体の施策決定であることを肝に銘じ、新たな課題に柔軟かつ適切に対応し、住んでよかった印南町、希望を持てるまち印南町の実現を目指し、チャレンジとスピードアップ、希望を持てるまちづくりを住民目線で推し進めることとします。 次に、予算の概要でありますが、予算規模は一般会計で65億214万8,000円と、前年度に比べ13.2%の増額予算であります。 また、特別会計では、国保、後期高齢、介護保険、滝ノ岡専用水道、農業集落排水事業及び同和対策新築家屋貸付金の6事業が、総額27億2,698万5,000円と、前年度に比べて1.5%の増額予算、公営企業会計を適用した水道事業会計については3億5,134万1,000円で1.3%の減額予算となっています。 一般会計、特別会計、公営企業会計を合わせますと、総額95億8,047万4,000円となり、前年度に比べて7億9,371万7,000円の増額予算であります。 一般会計の歳入として、町税では1,722万8,000円の増額で、町民税、個人住民税の増額によるものであります。 また、地方譲与税では486万8,000円の増額、森林環境譲与税の増額によるものであります。 また、地方消費税交付金で1,100万円の増額であります。さらに、地方交付税では2億4,000万円の増額で、地方財政計画に基づく増額であります。 一方、地方特例交付金では940万円の減額で、新型コロナウイルス対策地方税減収補填特別交付金の減額であります。国庫支出金では1億7,563万5,000円の減額で、主に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、また、ワクチン接種対策費国庫負担金及びワクチン接種体制確保事業費国庫補助金の減額によるものであります。 また、県支出金では9,186万2,000円の減額で、海岸保全施設整備事業県補助金及び地籍調査費県負担金の減額が主なものであります。繰入金では3億9,435万1,000円の減額で、財政調整基金繰入金等の減額によるものであります。 なお、令和3年度当初予算において、過疎対策事業債の充当予定額について、財政調整基金繰入金に計上し、補正時に財源のうちかえを行ったため、当初予算額対前年度比では、令和4年度において大幅に減額となったものであります。 また、町債では10億7,490万円の増額です。先ほども申し上げましたとおり、過疎対策事業債についても令和4年度においては当初予算で計上しているため、当初予算額対前年度比では大幅に増額となっています。加えて(仮称)防災福祉センター建設事業の財源として、緊急防災・減災事業債で7億8,350万円を計上しています。 次に、歳出の主立ったものについてご説明申し上げます。 総務費では6,301万5,000円の減額、主なものは、新型コロナウイルス感染症緊急対策事業費の減額によるものであります。民生費では8億3,375万6,000円の増額、主なものとしては、国民健康保険事業後期高齢者医療の各特別会計への繰出金、各種扶助費の増額、(仮称)防災福祉センター建設事業費の計上等であります。衛生費では855万1,000円の減額、清掃センター運営費負担金で、新型コロナウイルスワクチン接種事業費の減額によるものであります。農林水産業費では3億7,984万6,000円の減額、防災重点ため池劣化調査業務の減額、また、林道本川西神ノ川線改良事業及び水産物供給基盤機能保全事業海岸保全施設整備事業の皆減によるものであります。商工費では594万4,000円の増額、印南浜西公衆トイレ改修工事設計業務の増額によるものであります。土木費では1億4,366万6,000円の増額、切目橋架替事業及び町道上野山線改良事業費の増額によるものであります。教育費では1億6,514万円の増額で、4中学校統合に向けた統合中学校建設事業に係る建設予定地測量調査設計業務及び建物等調査業務委託料の計上、広域保育園園児委託料、また、こども園保育教諭の処遇改善に係る補助金等の増額によるものであります。 次に、性質別の主な経費についてであります。 人件費においては7億241万4,000円で、782万9,000円の増額、職員給料等によるものであります。物件費では8億1,120万3,000円で、1億251万6,000円の増額、固定資産評価更新業務及び(仮称)防災福祉センター備品購入費の増額によるものであり、扶助費では6億5,282万2,000円で、828万8,000円の増額、こども園施設型給付費及び就労継続支援給付費等の増額によるものであります。補助費等では8億4,929万1,000円で、1億6,478万9,000円の減額、オールいなみ元気にかえる応援券(第2弾)の減額によるものであります。普通建設事業費では20億7,629万6,000円で、7億1,093万2,000円の増額、(仮称)防災福祉センター建設事業及び切目橋架替事業、町道上野山線改良事業等の増額によるものであります。積立金では1億8,969万6,000円で、2,486万8,000円の増額、未来投資基金積立金及びふるさと応援基金積立金の増額によるものであります。 続きまして、今議会に提案しております議案についてご説明を申し上げます。 議案第3号は、療養給付費及び高額療養費の増額に伴う令和3年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)で、既定の歳入歳出予算の総額に1億7,417万8,000円を追加し、14億8,149万2,000円とする専決処分事項の承認を求めるものであります。 議案第4号は、デジタル改革関連法の施行に伴う印南町個人情報保護条例の一部改正についてであります。 議案第5号は、国の人事院勧告に基づく職員の給与に関する条例及び印南町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。 議案第6号は、妊娠、出産、育児等との仕事の両立支援のために講じる措置の施行に伴う職員の育児休業に関する条例の一部改正についてであります。 議案第7号は、消防団の処遇改善に伴う印南町報酬及び費用弁償条例の一部改正についてであります。 議案第8号は、国民年金法等の改正に伴う印南町消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてであります。 議案第9号は、税率見直し及び子育て支援策に伴う印南町国民健康保険税条例の一部改正についてであります。 議案第10号は、切目橋架替工事に伴う工事請負契約についてであります。 議案第11号は、国道425号の整備に伴う町道路線の認定及び廃止についてであります。 議案第12号は、燃油高騰に対する農業経営支援対策保育教諭等の処遇改善、町道上野山線改良事業費及び学校における感染症対策費等の増額並びに各種事業実績に伴う令和3年度印南町一般会計補正予算(第8号)で、既定の歳入歳出予算の総額に3,511万7,000円を追加し、66億6,790万2,000円とするものであります。 議案第13号は、決算見込みに伴う令和3年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)で、既定の歳入歳出予算の総額に551万8,000円を追加し、2億4,921万2,000円とするものであります。 議案第14号は、同じく決算見込みに伴う令和3年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)で、既定の歳入歳出予算の総額から44万6,000円を減額し、8,363万6,000円とするものであります。 議案第15号は、チャレンジとスピードアップ、希望をもてるまちづくりを推し進める令和4年度印南町一般会計予算で、歳入歳出予算の総額を65億214万8,000円と定めるもので、前年度に比べて7億5,696万8,000円の増額であります。 議案第16号は、保険税率の見直しと子育て支援に伴う令和4年度印南町国民健康保険事業特別会計予算で、歳入歳出予算の総額を13億4,112万5,000円と定めるもので、前年度に比べ3,492万8,000円の増額であります。 議案第17号は、令和4年度印南町後期高齢者医療特別会計予算で、歳入歳出予算の総額を2億4,672万9,000円と定めるもので、前年度に比べ1,321万6,000円の増額であります。 なお、令和4年度は2年ごとの保険料率の改定の年となっています。 議案第18号は、令和4年度印南町介護保険事業特別会計予算で、歳入歳出予算の総額を10億4,103万2,000円と定めるもので、前年度に比べ898万4,000円の減額予算であります。 議案第19号は、令和4年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算で、歳入歳出予算の総額を1,121万7,000円と定めるもので、前年度に比べ1万8,000円の減額であります。 議案第20号は、令和4年度印南町農業集落排水事業特別会計予算で、歳入歳出予算の総額を8,683万円と定めるもので、前年度に比べ274万8,000円の増額であります。 議案第21号は、令和4年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算で、歳入歳出予算の総額を5万2,000円と定めるもので、前年度に比べ37万4,000円の減額であります。町から県・国への借入金の返済は、令和3年度をもって終了しています。令和4年度においては、個人からの償還のみとなります。 議案第22号は、令和4年度印南町水道事業会計予算で、3条予算の水道事業収益は1億9,993万3,000円で、前年度に比べ177万3,000円の減額、事業費は2億1,549万8,000円で、前年度より128万7,000円の増額であります。 また、4条予算の資本的収入は9,241万1,000円で、前年度より709万8,000円の減額、資本的支出においても1億3,584万3,000円で、前年度より605万4,000円の減額であります。 最後に、諮問第1号は、任期満了に伴う人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求めるものであります。 以上、専決処分事項1件、条例の改正6件、工事請負契約1件、町道路線の認定及び廃止1件、令和3年度一般会計、特別会計補正予算3件、令和4年度一般会計、特別会計及び公営企業会計予算8件並びに諮問1件の計21件であります。 議案の詳細については、その都度、副町長、教育長並びに担当課長よりご説明いたしますので、ご審議の上、全議案可決賜りますようお願い申し上げます。 以上で、諸般の報告並びに議案の説明とさせていただきます。長時間、ご清聴ありがとうございました。 ○議長 ここでお諮りします。都合により、明11日を休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、明11日を休会とすることに決定いたしました。 ○議長 ここでお諮りします。ただいま、議案審議の途中ではございますが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定いたしました。 本日の会議はこれをもって延会いたします。
    △延会 9時50分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      令和  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...