印南町議会 > 2021-03-15 >
03月17日-03号

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  1. 印南町議会 2021-03-15
    03月17日-03号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-08
    令和 3年  3月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより令和3年第1回印南町議会定例会第3日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、          6番 木村栄一君          7番 岡本庄三君を指名いたします。 日程第2、請願第2号 「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」の提出を求める請願についてを議題といたします。 本件について総務産建常任委員会の報告を求めます。 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 皆さん、おはようございます。総務産建常任委員会より報告させていただきます。 請願第2号、請願審査報告について、本委員会に付託された請願の審査について、次のとおり報告します。        令和3年3月15日 印南町議会議長、堀口晴生様 総務産建常任委員長、藤本良昭        請願審査報告書 本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条の規定により報告します。        記 受理請願、令和3年請願第2号 付託年月日、令和3年3月11日 件名、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」の提出を求める請願について 委員会の意見。 本件については、3月15日に委員会を開催し、紹介議員から請願趣旨の説明を受け、慎重に審議を行いました。 まず、請願の内容は、「世界で唯一の被爆国である日本政府は、国際社会をリードし、2017年に国連に採択された核兵器禁止条約に署名・批准すべきであり、非核自治体宣言を行っている印南町としても、国に対し意見を述べるべき」との内容であります。 振り返れば、我が印南町において、昭和60年に当時の町民7,000名を超える核兵器廃絶を訴える署名や、また、町長に対し非核自治体宣言を求める5,000人を超える署名が寄せられ、当議会の先輩たちも、こういった声を背景に、同年12月議会において、非核自治体宣言を決議したものであります。 また、この宣言の中には、「核兵器廃絶を緊急の課題として取り上げられるよう、政府及び各国に働きかけること」と宣言されており、これらのことからも、請願は理解できるものであります。 よって委員会の意見として、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求めることは、印南町においては歴史的な使命があり、請願は採択すべき」と決定いたしました。 以上、報告します。 本議案書に対する審査結果は、全会一致で採択であります。よろしくご審議のほど、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長 本件について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより請願第2号 「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」の提出を求める請願についてを採決いたします。 お諮りします。請願第2号に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、請願第2号 「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」の提出を求める請願については、委員長報告のとおり採択することに決定しました。 日程第3、議案第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(令和2年度印南町一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第1号 専決処分事項の承認を求めることについて。 次の事項について、地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。 1枚おめくりいただきまして、専決第1号、専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、次のとおり専決処分するであります。専決処分日は令和3年2月17日でございます。 次のページでございます。 令和2年度印南町一般会計補正予算(第8号)。 令和2年度印南町一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによるでございます。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ930万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ73億8,989万8,000円とする。 2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるでございます。 提案理由についてご説明申し上げます。 本補正予算につきましては、長の行政報告にもございましたが、一日でも早く安心してワクチン接種ができるよう、その接種体制の確保を図るべく、対応するものでございます。 具体的には、接種方法等専用相談窓口コールセンターの設置、緊急時の薬品等医薬材料また資機材の備え、医療従事者に係る接種費用等、接種体制の構築に係る所要の経費の計上でございます。 なお、専決処分日につきましては令和3年2月16日付、厚生労働大臣より令和3年2月17日から令和4年2月28日までの期間、当該予防接種を行うよう指示があったことから、これを受けて令和3年2月17日として対応するものでございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算補正」、歳入としまして、15款.1項.国庫負担金で113万9,000円の増額、2項.国庫補助金では816万1,000円の増額でございます。 以上、歳入合計930万円を追加し73億8,989万8,000円とするものであります。 次のページでございます。 歳出でございます。 4款.1項.保健衛生費で930万円の増額でございます。 歳出合計930万円追加し73億8,989万8,000円とするものであります。 なお、次の事項別明細書につきましては省略させていただきます。後ほどご高覧ください。 2枚おめくりいただきまして、歳入詳細でございます。 15款.1項.2目.衛生費国庫負担金で113万9,000円の増額。説明欄のとおり新型コロナワクチン接種対策費負担金でございます。 次に、2項.3目.衛生費国庫補助金では816万1,000円の増額であります。新型コロナワクチン接種体制確保事業費国庫補助金でございます。 次のページでございます。 歳出でございます。 4款.1項.7目.新型コロナウイルスワクチン接種事業費で930万円の計上であります。ワクチンの集団接種実施へ向け、より安全で安心な体制確保への準備として、その所要の経費の計上でございます。 以上、ご審議の上、可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) 1番、中島です。 一つだけお聞きかせください。 新型コロナウイルスワクチン接種の準備については、今まさに職員の皆さんが一丸となって準備に取り組んでいただいているものと思います。お答えできる範囲で結構ですので、ワクチン接種の具体的な日程、スケジュールや接種予約の方法などはどのようになっていますか、お聞かせください。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 ただいま中島議員からご質問のございましたワクチン接種の具体的な日程、スケジュール、予約方法についてお答えさせていただきます。 3月15日月曜日に開催いたしました新型コロナウイルスワクチン接種推進プロジェクトチーム会議におきまして、集団接種のスケジュール、予約方法について事務局よりお示しさせていただきました。 印南町における65歳以上高齢者向け接種は、5月1日の土曜日及びその翌日、2日日曜日に印南町体育センターにおいて集団接種を開始いたします。 また、接種模擬訓練、シミュレーションにつきましては4月17日土曜日を予定していますので、議員各位のご協力をお願い申し上げます。 接種に先立ち、65歳以上高齢者の方の接種券を3月26日ないしは29日に郵送発送をいたします。接種券を送る封筒には、希望調査票を同封いたしますので、ワクチン接種希望の有無を記入して返送していただきたいと考えてございます。 希望調査票を返送いただいた方の中で調整をさせていただき、予約の日時を記載したはがきをお送りさせていただきますので、この予約はがきを当日、接種会場に持ってきていただきたいと思います。 また、バス送迎の有無につきましても、この希望調査票に記入していただきたいと考えております。 ワクチン接種の日程、予約方法については、以上でございます。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) ありがとうございます。 今、5月1日土曜日、2日日曜日と聞きましたが、何人の方が接種できるかお伺いします。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 ワンクール目となります5月1日、2日は約500人の接種を予定しています。 ワクチン接種希望者には、5月1日、2日以降のワクチン配分量に応じ、引き続き順次接種していただけるよう準備してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上です。
    ○議長 ほかにありませんか。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 1点だけお願いします。 7目の18節の備品購入費です。新型コロナウイルスワクチン接種事業備品359万5,000円ですけれども、多分体育館等でされるのに、安全・安心なということで備品購入されると思うんですけれども、どういうような備品購入をされるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 接種会場運営に必要な備品を購入したいと考えております。具体的には、ノートパソコンであったり、玄関入り口で体温測定をするサーマルカメラ、ワクチン接種の針、シリンジ等を消毒する乾熱滅菌器、そして、もし具合が悪くなった方がおられたときのためのストレッチャーやベットといったものを購入いたします。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 それはそしたら、印南の体育館からスタートされると思うんですけれども、500名の方が最初にされるんかなと思うんですけれども、この間のときも切目の社協センターのほうでもされるという方向性で出していただいていると思うんですけれども、ほかの稲原地区とか、切目川、真妻等、切目と印南は集団接種というのありますけれども、そういう地域の稲原とか、切目川の地域についてはどのような、集団接種ということを考えていないのか、あるのか、その点だけお聞きしたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 ただいまの質問でございますけれども、まずは印南町体育センターから始めまして、その後、今のところは切目社協センターで引き続き行うということを考えてございます。 ご質問のほかの地区では考えていないのかということでございますけれども、できるだけ送迎バス等で来ていただきたいなと考えております。それでも来られないという方には、医師による訪問による接種、そういうことも考えてございますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 課長、ちょっと基本的な点でお聞きするんですけれども、接種の原則は、一応住民登録をしている所在地でということで認識しておいたらいいのかどうかということなんです。 例えば、町内出身の大学生の人とか、単身赴任なんかもされておられる人もいてると思うんですけれども、こういう人らは住民票をこっちに置いて大学に行ったり、勤務先に行ったりとかいうケースもありますし、住民票を向こうへ持っていって学生生活したり、仕事したりしている人もいろいろケースあると思うんですけれども、そういう状況の中での対応というのは、どういうことになるのかということなんです。 現時点で実際に住まれている居住地でのワクチン接種というのは可能なのかどうか、ちょっと基本的なことなんです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 ただいまご質問の単身赴任であったり、学生であったり、また施設に入所されている方とか、そういうことで印南町に住民票を置いているけれども、住んでいるところは別の市町村という方につきましては、住所地外接種申請というのをお住まいの市町村にしていただければ、認められれば接種が可能となります。お住まいの市町村での接種が可能でございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 最後です。 接種委託料として113万9,000円ということで予算計上がされています。これは、委託するのは多分、日高の医師会というふうに思うんですけれども、この接種料として113万9,000円という、この予算の計算方法というのは、国から定められた法律の中に何かそういう様式というのがあって、こういう予算計上が必要ということなんですか。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 今回、接種委託料として計上させていただいている金額につきましては、優先接種される医療従事者分の人数分の接種委託料でございます。医療従事者としまして、人口の約3%ということで250人分の接種費用を計上しております。接種単価につきましては2,277円、これは国が示しております全国統一の単価になります。250人分の2回接種で2,277円で113万9,000円を計上してございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、5月1日、2日で500人だということなんですけれども、町内の65歳の該当する方、希望者になるんでしょうけれども、一応該当とされる方は何名おられて、500人で足りるのかということと、それと、これ3週間後ぐらいに2回接種ということなんですけれども、この同じものが3週間後に、同じ薬剤が打てるのか、それか当初から同じものを半分、500人分ということは1,000回分を割って、1回目は500にして、残り500は3週間後まで冷凍保存しておくという考え方でいいのか。そこだけお答えいただけますか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 まず、接種の対象者でございますけれども、令和3年1月1日現在で65歳以上の高齢者の方は3,105人でございます。 このうちの中から希望調査票をお送りいたしますので、接種を希望する、希望しないの意思と、接種をできるだけ早く打ちたいか、後からでも、ちょっとしばらく様子を見てからでもいいよというような希望調査票をお送りいたしますので、できるだけ早く打ちたいと思われている方について、予約はがきをお送りさせていただきたいと考えております。 もう一点でございますけれども、ワクチンですけれども、ワクチンは4月19日の週に1箱、約1,000回分のワクチンが印南町に届くことになってございます。ですので5月1日、2日で接種できる500人分というのは2回分のワクチンでございます。2回目の接種は5月22日、23日、1回目を接種した方に接種していただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 令和3年1月1日現在で65歳の方が3,105名。ほんで500人で希望調査して、優先順位つけるということなんですけれども、だんだんと難しい判断されることになっていくのかなと思うんですけれども、それが、もしかしたら500人割る可能性もあるし、極端な例で言いますと3,105人がもう即打ちたいとかいうようなこともあるかと思うんですけれども、その辺の判断基準、優先順位、細かく絞り込んでいく何かマニュアルというか、決め事みたいなものはあるのでしょうか。もうそこだけで結構です。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 3,100人の方々の中からできるだけ早く打ちたいという希望を出していただける方の数というのを、ちょっとまだ見込めませんので、その希望調査をしていきたいと考えてございます。 しかし、5月1日、500人の中に入れなくても、引き続き、接種は続けていきますので、5月1日でなければならないというのもあれですので、できるだけ希望する皆さんには接種を受けていていただけるよう、準備をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(令和2年度印南町一般会計補正予算(第8号))を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり承認されました。 日程第4、議案第2号 印南町長期総合計画基本構想の策定についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第2号 印南町長期総合計画基本構想の策定について。 次のとおり印南町長期総合計画基本構想を定めることについて、印南町議会の議決すべき事件に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 提案理由でございます。 本計画の基本構想の策定につきましては、平成28年3月策定の第5次印南町長期総合計画後期計画を基本的に踏襲しながら、計画策定以降の国内外の社会経済情勢の変化、まち・ひと・しごと創生による人口ビジョンや総合戦略等、当町を取り巻く様々な変化について策定委員会で審議いただき、去る2月24日に答申を受け、それを基に基本構想を策定したものでございます。 今回の長期総合計画の基本方針は、前回より2つ増加し、7つの政策の基本方針を定めております。また、5つの重点施策を設定し、行政施策の推進を図るものでございます。 それでは、おめくりいただきまして、16ページ、全文を読み上げ説明とさせていただきます。 第6次印南町長期総合計画基本構想。 第1章、本町の基本理念と将来像。 第2章、将来像実現のための基本方針。 第3章、今後の重点施策。 基本方針、指針につきましては、3章の構成でございます。 第1章、本町の基本理念と将来像。 第1節、まちづくりの基本理念。 「まちづくりの基本理念」とは、町職員や住民がまちづくりを行う際の行動規範ともいえるものでございます。次節で記述するとおり、本町のまちの将来像は「住民とともに築く、希望あふれる郷」です。そのような郷の実現を目指し、町職員、住民はどのような規範の下、まちづくりを行う必要があるのか、この点を明記したものが基本理念になります。そして、本計画における基本理念は以下の4点です。 基本理念1、地域固有の資源を継承・発展し、「住みたい・住み続けたい」と思える「希望をもてる」郷づくりを行い、次代に引き継ぐ。 基本理念2、先人への感謝、現役世代の役割と次世代育成の重要性を認識。 基本理念3、住民をはじめ、多様な主体が郷づくりに参画できるように努める。 基本理念4、時代の流れに柔軟かつ適切に対応できるよう、機動的かつ効果的な施策展開を目指す。 第2節、まちの将来像。 まちづくりの基本理念を踏まえ、今後10年を見通した中で、本町が目指すまちの将来像は、「住民とともに築く、希望あふれる郷」です。本計画は、その実現を果たす架け橋となるものでです。 「住民とともに築く、希望あふれる郷」 「希望あふれる郷」は、健康・福祉、教育、文化・スポーツ、防災、産業振興など多くの施策分野における施策充実の先に実現されると同時に、住民一人一人が人としての思いやり、優しさを持ち、周りの人と良好な関係を育む中で実現させる「郷の姿」でもあります。そのような郷を、全ての住民と共に協働しながら築き上げていくという気概を、このまちの将来像に込めています。 第3節、将来目標人口。 将来目標人口については、まち・ひと・しごと創生印南人口ビジョンとの整合性を図ります。人口ビジョンでは、令和42年(2060年)の将来目標人口6,000人としています。 令和42年(2060年)の将来目標人口6,000人。 第2章、将来像実現のための基本方針。 今後10年における本町の将来像「住民とともに築く、希望あふれる郷」を実現するために、7つの政策の基本方針を定めました。 基本方針1、思いやりと安らぎのある健康・福祉の郷。 住民自らが、健康意識を高め、住み慣れた地域で健康的に暮らし続けられる郷に。 医療、介護分野の専門家をリーダーに、住民が支え合う助け合いの郷に。 社会参加機会を拡充し、高齢者、障害者が生きがいを持ち続けられる郷に。 基本方針2、豊かな心・自立心を育む子育て・教育の郷。 若者や子育て世代が安心して、働き、結婚し、子どもを産み、子育てできる郷に。 町立学校の教育環境を充実し、「確かな学力」、「豊かな心」、「健康な体」を育む郷に。 ICT教育、外国語教育、読書活動を充実し、社会で能力発揮できる教育の郷に。 自然、歴史、伝統文化を生かしながら、個性を育み、能力発揮できる教育の郷に。 基本方針3、住みたい・住み続けたいと感じられる魅力あふれる郷。 子どもから高齢者、障害者の誰もが生涯を通じて、学び、スポーツができる郷に。 地域の歴史・文化を学ぶ機会を拡充し、自分たちの地域を誇れる郷に。 文化活動、スポーツを通じて住民同士や町外の人との交流を深め、魅力ある郷に。 平和と人権意識の向上に取り組み、誰もが尊重され、平等に社会参加できる郷に。 基本方針4、豊かな自然とくらしが調和した安全・安心の郷。 道路整備、公園緑地、社会インフラ整備を適切に行い、快適に暮らせる郷に。 遊休農地、町有地・空き家を活用し、若者が移住・定住する上で魅力のある郷に。 最先端技術を活かして防災、減災対策を進め、安全・安心で強靱な郷に。 災害時に住民が互いに助け合い災害に立ち向かう郷に。 基本方針5、魅力的で働きがいのある仕事が持てる郷。 農林水産業、商工業、観光、医療・福祉など様々な仕事が選べる郷に。 既存企業の支援充実とICT環境の整備・遊休資産活用による新規企業誘致を推進する郷に。 子育て世代が働きやすい職場環境の整備を推進する郷に。 基本方針6、多様な主体が活躍、交流、協働する郷。 住民、事業者、関係団体だけでなく、2拠点居住を希望する関係人口を町内で増やし、住民との交流による新たな郷づくりの流れを生み出す郷に。 基本方針7、時代の流れに柔軟かつ適切に対応できる郷。 医療、消防のみならず様々な分野での広域行政を推進し、圏域の魅力を高める郷に。 ICT等の先端技術を活用し、行政サービスを効率的、効果的に提供する郷に。 将来にわたって健全な財政を維持できる郷に。 21ページの下でございますが、第3章、今後の重点施策でございます。 本計画期間(令和3年度から令和12年度)における重点施策としては、次の5施策が挙げられます。 重点施策1、公共施設等の高台への拠点整備の推進。 今後30年以内での発生確率が70から80%とされる南海トラフ巨大地震による津波に備えるため、津波浸水エリアに位置する福祉・教育・消防等の公共施設の高台移転の早期実現を目指します。 重点施策2、中学校の統合。 中学校において確かな学力や豊かな心を養成するため、中学校1校への統合を推進します。このことにより、生徒同士のコミュニケーション機会を増やし、様々な考え方に触れることで、多様な価値観を受け入れられる感受性を養います。また、部活動の活発化による健康な体づくりにも貢献します。 重点施策3、ICTスマートタウンの実現。 人口減少下においても、充実した行政サービスの提供を行うため、パソコン、タブレット等の情報通信機器を全ての世帯に普及させるとともに、行政のデジタル化を進めます。また、ICT等に詳しい職員の育成を図り、行政のデジタル化に不安を抱く住民への支援や、住民からのニーズがある講習会等を開催します。以上のことを通じて、住民のICT活用による行政サービスの利便性・満足度の向上や生活の利便性向上を目指すICTスマートタウンを実現します。 重点施策4、ICTを活用した先端教育の展開。 令和2年度に小学校・中学校における校内無線LAN構築や生徒1人1台の教育用端末の整備が完了し、校内のICT利用環境が整ったことにより、今後はICTを活用した先端教育を展開します。また、災害時や感染症拡大時期等においては、教育用端末を介したリモート教育を展開し、教育機会の確保を促します。また、授業だけでなく、教職員間での児童・生徒の学力等の情報共有の手段としても、ICTを活用します。 重点施策5、いなみ防災広場の整備。 印南サービスエリア北側で建設を予定しているいなみ防災広場について、災害時の避難場所としての活用に加えて、平時における活用策を踏まえた整備を推進します。この広場は、印南サービスエリアに近接する高台への建設を予定しており、県中央部に位置することから、南海トラフ巨大地震等の大規模災害時には、広域支援防災拠点として機能を発揮できるよう整備を図ります。 以上、基本構想についてご説明をさせていただきました。ご審議くださいますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 1点だけお聞きしたいと思います。 第3節の将来目標人口ということで、18ページの中に、令和42年(2060年)の将来人口、目標人口が6,000人とここ明記されているんですけれども、こんだけいろんなことを書いて、いいこと書かれているのに、何でこれ今の人口より減らす、6,000人、何で減らすという目標にするんですか。もっとこう、よそから連れてきてでも増やすという考え方はできないんでしょうか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 本当に、そういう思い、願いの部分については議員と共有できるというふうに私も考えているわけなんですけれども、実は、もう日本の人口は、これからどんどん減るということが、国のシンクタンクのほうからシミュレーションが出てございます。2060年の国のシミュレーションでいいますと大体8,000万人ぐらいまで減っちゃいますよという状況であります。 印南町に置き換えますと、このまま何も手だてをしなければ2060年には3,630人、これが国の機関が発表している印南町の将来人口であると。 我々は、この3,630人になる、この現実を何とか人口減少対策を打ちながら、6,000人の目標人口を設定したところでございまして、当然、子どもの出生数なんかも減ってきてございますし、高齢化社会の中でお亡くなりになる方もどんどん増えてくると。こういう社会の構造的な中で申し上げても、印南町が将来人口6,000人を設定するということは、非常にハードルの高い目標設定ではないかなというふうに考えてございますので、8,000人が1万人に、1万人が2万人に、こういった人口増が今後、日本の人口構造の中で起き得るというのは、まさに奇跡に等しい考えでございますので、いかに現状を維持しながら将来目標人口を達成するかということが、行政施策全般に対しても評価をいただける内容になろうかなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 よく分かりました。 私、1点、ここで思うんですけれども、山間部などでは子育てするのに、ちょっと問題違うか分からんですけれども、通学するのに歩いていかんなん、こんなところに住むよりも、やっぱりよその便利のいいところへ住むほうがいいんだというような方、言われる方もございます。やはり小学校でもバス通学というのを今後考えていただいて、どこへ行っても住める、住んでも便利がええんだというようなことを考えていけば、やはりその町に残ってくれるんじゃないかなと思うんですけれども、今のままだったら、山間部とか、中山間部だったらどうしても便利が悪いんで、よそへ行ったりすることも考えられますので、その点も今後考えていったらどうかと思うんです。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 国勢調査の分析につきましては、担当課のほうで進めていただいているというふうに報告は伺っております。 昨日、一般質問の中でも答弁させていただきましたけれども、大体7,500人を切るか否かというのが、5年前のシミュレーションでございましたが、7,722名という暫定値でございますので、人口の減少の鈍化という、緩やかにブレーキがかかっているという評価はいただけるんかなと。 ただやはり地域別ですね。沿岸部のやっぱり印南地区については人口増。しかしながら中山間、山間につきましては人口減。こういったことが、今後ますます分析結果で明らかになってくるだろうということでございますので、その点は、地域でのいろんな問題はあるにしても、長が常々申し上げているように、オール印南で一致団結してまちづくりしていくんだというようなことも踏まえた中で、いろいろな施策展開をしていきたいなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ほか。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、今までの10年間の第5次印南町長期総合計画について、この10年間をどのような評価されて、検証をされたのか。今後、このことについて、過去この10年間でやり残したこと、これが全部できたよ、いやいやこういう課題は残ったよということもあるのかと思うんですけれども、それらのことを踏まえて、この第6次、今後の10年間はどのようにされていくのかと思うわけなんですけれども、この前期の第5次と今後の第6次の違いについて、どのようにされるのかお答えいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 第5次の反省、あるいは課題の抽出、住民ニーズの変化、それと、そのことを踏まえた中での第6次の総合計画への引継ぎといいますか、こういったご質問でございますけれども、第5次の中で、一定目標人口を設定したのは7,500人の目標人口でありました。これはもう、後期計画は、全てアンケート調査から、基本構想につきましても議会でのご承認をいただきましたけれども、その目標人口7,500人に対して、先ほど申し上げたように、暫定値でありますけれども、令和2年の国勢調査の人口は7,722名ということでございますので、目標をクリアしながら、またアンケート調査につきましても、住みたい、住み続けたい郷、それぞれパーセンテージは第6次のアンケート調査でも上昇しているということでございます。 同じ質問を、第5次のときと第6次のときに行っているわけなんですけれども、そのほとんどでパーセンテージが上昇しているという評価を、アンケート調査の分析の中でもさしていただいてございます。 そういった施策展開が、住民の皆様方から一定の評価をいただいているということは、計画審議会等の中でも共通の認識としてご意見を賜っているということでございます。 それを踏まえた中で、第6次につきましては、第5次とどこがどう違うんか、どこがどう前進しているんかということでありますけれども、先ほど基本構想でも説明をさせていただきましたように、よりきめ細かな行政サービスを展開するということで、基本方針につきましては、健康福祉から始まりまして、子育て、教育等々の基本方針を5つから7つ、要は2つ増やしてございます。これは、よりきめ細かな行政サービスを展開するということで、7つに増えているということと、さらに、第5次では特段重点施策ということで、基本的な福祉であったり、教育であったり、あるいは防災であったり、産業振興であったり、こういった基本的な柱については重点施策というような位置づけの中で運営はしてきてはおりましたけれども、今回、21ページから24ページまで重点施策を5つ、より分かりやすく表現をさせていただいています。これまでとは違う長期総合計画のつくり込みを、計画審議会の中でより明確に、これは10年間の中でやっていくんだと、やらなければいけないんだというようなことを取りまとめていただいたのが、重点施策5つでございますので、議員各位におかれましても、踏み込んだ書き方だなと感じていただけたらと思います。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 私もこれを読んで、私の気のつくところでは、真っ先に行財政改革ということが、まず抜けているんかなということを感じたわけなんですけれども、これ計画の基礎となるものだと私は思うわけなんですけれども、まずそれが財政がならないと、この計画というものは成り立っていかないのかなと思うわけなんですけれども、課長おっしゃるように人口もだんだん減っていくと、緩やかな下げ止まりでもあるんだということですけれども、確実に減るんだということなんですけれども、人口が減るイコールその地方交付税の減収、それが町道や公共施設の管理というのは今までと変わらなく、人口減ったからとその管理が少なくなるかというたら一緒だと、まだまだますます増えていくんだろうなと思うわけなんです。 行財政改革の柱となるのは、やはり職員の適正化計画、職員数、人件費ですよね、やっぱり一番の財政の中で占める割合というのは。私も十数年前に議員になった当初、職員の平均が、間違うていたら悪いんですけれども、平均というんか、大体55歳ぐらいが職員の平均というようなときだったかなと思う。逆三角形のそういう組織だったんかなと。今はかなり若くなって、もっと平均年齢というのは若くなっているんだろうなと思うんですけれども、これからは公務員の定年の延長化、まだなっていませんけれども、62歳、65歳とかなっていくんだろうなと予測されるわけなんですけれども、ますます経費がかかってくる。圧迫してくる。今は若いからいいんですけれども、10年先、20年先、長期総合計画なんて、将来やはり、それが一番町財政を圧迫してくるんだろうなと想像できるわけなんです。 この中で、第6次の中で職員の適正化計画とか、公債費適正化計画というのは作成されているのか。今は国の基準を超えていなくて財政はいいんだよと言っているわけなんですけれども、何度も言いますが、10年、20年先、これやっていけるのか、どうなのかということを、私は不安に思うんですけれども、その辺についての見解、ご説明をいただきたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 まさしく行財政改革、我々行政が担うべき重要な課題であるというふうな認識を持ってございます。 先ほどの基本方針のところでもご説明させていただきました。 基本方針7、時代の流れに柔軟かつ適切に対応できる郷、印南ということで、この政策1のところで、時代に合った行財政運営という文言、現状と課題の分析、それと基本方針、それに対する主要施策、こういったことにつきましても計画の中には明記されてございますし、政策の2としましては、健全な行財政運営ということでございます。当然、現状と課題や基本方針、ご指摘のあった町債のいわゆる起債等の適正管理であったりとか、行政経費の節減であったりとか、自主財源の確保、こういったことについても、基本方針7のところで取りまとめてございますので、また出来上がった次第には、ご説明等も含めてご検討いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、再度、確認するんですけれども、職員適正化計画、それと公債費適正化計画は作成されていますか、どうですか。そこだけはっきり、しているか、していないかだけお答えいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 健全な行財政運営のところで、町債の適正管理ということで明記をしてございますし、職員の適正化計画につきましては、その具体的な文言につきましては、明記してございますけれども、職員の意識改革、能力開発、それと行政機構の整備、組織の見直し、こういったものについても明記をさせていただいてございます。 以上でございます。 ◆7番(岡本) 議長。 ○議長 もう3回しているので。 -6番、木村栄一君- ◆6番(木村) 私は、基本的に賛成の立場でちょっと質問させていただきます。 2点ございます。 まず1点ですが、基本方針の5で、魅力的で働きがいのある仕事が持てる郷ということで、最初に農林水産業、商工業とあるんですが、町長の、よく施政方針で、住民の命と暮らしを守る防災がよく言われます。それと第1次産業の振興策ということで、非常に大事だということもよく言われています。その中で防災については、今後の重点施策の中にも入っております。教育等も重点施策の中にも入っています。でも、農林水産業、第1次産業については、これだけなんですよね、項目とすれば。そういう軽くは見ていないとか、とは思っておりませんが、第1次産業の重点というか重さが、ちょっと私には、これだけでは感じられないというか、そういう若干不安な面がございます。その点について、まずお聞きしたいのが1点です。 2点目は、先日、中学校の統合について、中島議員の質問に教育長が、印南町立中学校適正規模検討委員会を設置しということで、そこでまた検討してもらうという答弁があったと思います。それと今後の重点施策で、中学校の統合ということを推進しますとうたわれています。そうすると、その印南町立中学校適正規模検討委員会というのは、統合するという前提で答申がなされてしまうとなると、教育長が検討委員会を設定しという、その検討委員会が形骸化というとちょっと失礼になるか分かりませんが、どういう意味合いを持ってくるのか。ここの重点で推進すると、10年で推進すると言っているんで、もうタイムスケジュールとか、私は12月議会で質問させていただきましたが、そういう方向で進んでいけばいいのではないかなという立場でちょっとご質問させていただきます。 以上2点です。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 第1次産業の振興策について、少し弱さが感じられるのではないかというご指摘でございますけれども、基本方針5の魅力的で働きがいのある仕事が持てる郷、ここでは第1次産業といたしまして、政策1で農業の振興をうたわせていただいてございます。当然、現状と課題の分析を行って、基本方針を立てて、主要施策を展開していくと。政策2では林業の振興、政策3では水産業の振興といったことについても現状と課題を整理いたしまして、その中で基本方針、主要施策と、位置づけの中で明記をさせていただいている次第でございます。 とにかく、現状認識から始まりまして、できることは、どういったことができるんだろうか。例えば販路の拡大であったりとか、インターネットを通じた、そういう仮想ネット上の産品所運営であったりとか、当然農協さんともタイアップしながらスマート農業の振興であったりとか、国庫補助等々を活用する中での農業基盤の整備促進であったりとか、こういったことについても明記をさせていただいてございまして、当然これは役場の職員で考えたものではございませんので、各種団体から、例えば、学識経験者も踏まえまして、21名の構成の策定委員会でご議論していただいた流れの中での答申でございますので、その答申を受けて、長がこのことを真摯に受け止め、長期総合計画の基本構想ということでの、今回提案でございます。 それと、これは私のほうでお答えをまずさせていただきますけれども、そういった策定委員会の中で中学校の統合、アンケート調査等々を見ながら、あるいは実際、PTAの役員さんであったりとかも策定委員でございますので、そういった方々のご意見を賜りながら重点施策2を取りまとめさせていただいているということでございますので、過日、教育長がこれからの進め方について具体的な案を示させてはいていますけれども、この基本構想の中で考えた皆さんの総意としては、中学校の統合ということでの明記でございます。その点ご理解を願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -6番、木村栄一君- ◆6番(木村) ありがとうございます。 第1次産業の振興策については、そういう政策があるということで安心しました。 統合について、PTAとかいろいろ立場の人が入って、その中で決めたんだということでおっしゃいました。それもよく分かるですが、そうすると、何も文句言うんじゃなしに、適正規模検討委員会もPTAの役員とか、先日の教育長の答弁では、そういういろんな立場の人が入って、また検討委員になってもらうという話だったと思います。そうなると、結局、ダブるわけですね。だから、そこでもうある程度、中学校のアンケートとかを取って、もうこれは決めたんだということであれば、あえてそういう、また適正規模検討委員会をやって、そこで話し合って、さらに教育委員会が再度決定して町長に上げるということをおっしゃったと思うんですが、それが必要なのかどうかというのを、私はちょっと疑問に感じるところなんです。 というのは、私は統合ももう進めていったらいいと思っている立場なんでそう言うんですが、だから、結局、適正規模検討委員会をやっても、統合で話がまとまる。それとも、もう統合について具体的な話を適正規模検討委員会でやるのか。いや、統合ということを議論するんであれば、これ重点施策の中でもううたっているんだから必要あるのかどうかという。丁寧にやるという意味合いではそういうことが必要だというかもしれませんが、そこだけちょっと教育長の見解でもいただければ、お願いします。 ○議長 -教育長- ◎教育長 この議会の中でもいろんな形でご答弁をさせてもらっているわけですけれども、将来的には、もう絶対、統合は避けられないですよねということで、議員の皆さん方にも共通理解ができているところではなかったかなと思っております。そういう中で、この長期総合計画については、基本方向、そのことが示されているものと私自身は捉えさせてもらっています。今後10年間の中での基本、方向性であると。 それについて、先日から我々が取り組んでるのは、より多くの皆さん方の、議会の皆さん方や、保護者の皆さん方や、地域の皆様方が、本当にどんなことを考えているんだろうなと。しっかり統合できたときに、その学校を支えていただけるんかなと。そういう思いの中で10回、地域にも出向かせてもらって、意見を伺ってきたところであります。 そういう意見とか、また教職員のアンケートとかも取らせてもらっているところでありますけれども、そういったところも含めて、各界の代表者の皆さん方にお示しをさせていただいて、最終的な答申をいただきたいと。そういう上で、皆さん方の合意が図られた中で、しっかりとよりよい中学校ができればと、そう思っているところであります。そういう形の中で進めさせてもらっているところであります。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 1点だけ、23ページの重点施策5、いなみ防災広場整備のことなんですけれども、今回、第6次ということで、令和3年から令和12という10年間ということなんですけれども、これ読みます。24ページですけれども、「平時における活用策を踏まえた整備を推進します。この広場は、印南SAに近接する高台への建設を予定しており」と書いておられますが、高台への建設をどのような格好で計画されているのか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 いなみ防災広場の構想、建設等々につきましては、これまでも一般質問等でお答えはさしていただいてございますけれども、今まさにNEXCO西日本と国土交通省の工事発生残土を町有地に搬入していると。搬入した後の土地利用はどんな形で町として考えているのかということにつきましては、令和元年12月に町主催の行政報告会を行いまして、関係団体と連携しながら、構想でありますけれども防災広場というようなことを示しているところでございます。 したがいまして、まだまだ時間はかかりますけれども、この10年間の構想の中では、大規模災害に耐え得る町の防災機能の向上と住民の命を守る、そういった土地利用を建設も含めた中で検討するということで、ご提案をさせていただいているということでございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 ここの防災広場については、確かに大規模災害について備えるというのは大事なことであると思うんですけれども、印南町においても、ここの場所というのは、高速があり、サービスエリアがあり、やっぱり印南町のPR等々をするのに一番大事な場所かなというのは、私は実感しております。 今、印南町においても、印南に商店街がございますけれども、なかなか今、シャッターが閉まっていて、なかなか後継者不足というのもありますけれども、なかなか景気回復ができないということで、ここが防災広場拠点になるに当たって、そういう商売人に対しても、そのテナント等建てていただいて、そこからPRをする、印南町を発信するというのは、一番重要な課題になってくるんかなと思うんですけれども、その点、そういう構想、これから構想を立てると思うんですけれども、そういう構想を考えているのか、考えていないのか、その点お聞きしたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 この長期総合計画の中で、今後10年間における社会情勢の変化というのを幾つか取りまとめておるわけなんですけれども、その中で、観光面における情勢の変化ということを記述してございます。 例えば、今年12月に、有田インターから印南インターの間で、まず4車線化が完了するということ。それと、印南インターからみなべインターまでも事業認可が済んでいるということでありますので、当然、関西圏等々から白浜とか、熊野古道などを訪れる観光客の交通の利便性がまず向上していくというご指摘、それと、訪日外国人の増加ということで、2025年には大阪・関西万博が開催されます。4年後でございます。 こういった、当然、新型コロナウイルスの感染症との戦いを見越した終息後の増加基調というようなことを考えてございますが、当然そういった情勢の変化を捉えながら、本町の周辺エリアへの訪日外国人の客数というのも増加を見込まれるということでございますので、サービスエリアを中心とした観光誘致、印南町のPR、こういったことについても、当然検討の範囲ということで、ご理解を願いたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) 8番、藤本です。 第6次長計につきまして、各議員から多くの意見が出ていることに対して、大変こういう関心度の高さというのを感じていただけたと思いますけれども、私は、第2章、基本方針3ということで、ページは19、20ページにまたがるわけです。特に20ページの上に書いています「地域の歴史・文化を学ぶ機会を拡充し、自分たちの地域を誇れる郷に」、また、その下に「文化活動、スポーツを通じて住民同士や町外の人との交流を深め、魅力ある郷に」ということでございますけれども、このことについてちょっとお聞きしておきたいと思います。 まず、印南町はどんどんと、先ほどお話あったように、全国的にも同じですけれども、人口が減る中で何かを打っていかないかんという中で、農業ももちろんそうでございますけれども、いわゆる眠れる資源といいますか、海から山まで多くの自然がいっぱいの自然の宝庫、観光資源の宝庫であります。これをいかに勧めるかということについても、人口減を阻止するというんですか、防止する一つの役目であろうかと思います。 そこで、この直近の考えておられる文化活動、スポーツ、このことにつきましては、印南町の場合は、割合低位にあるんじゃないかな、ほかの町村のことを比べると、特に文化活動につきましては、印南町のいわゆる4つの王子があるという中で、どんどんとPRもしていかないかんし、スポーツの面ではコロナ禍のこともありますけれども、割合実施、執行部として、行政として、力を入れていない部分もあるんじゃないかと、私は想像しますので、その点について、この計画の中でどれぐらいの計画を立てておられるか、ちょっと前もってお聞きしておきたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、基本方針3の住みたい・住み続けたいと感じられる魅力ある郷、印南という中の、特に文化活動、地域、歴史というご質問であろうかと思います。 ここの部分で言いますと、政策2のところで、魅力ある文化、歴史の発展と継承というものを、本計画書の中では謳ってございます。現状と課題ということで、人口減少で難しくなる地域文化と歴史の継承ということであります。 これは、今、議員ご指摘にもありましたように、印南町には熊野王子が、4つの神社がございます。こういったところを、もう少し歴史を掘り下げまして、情報発信をしていくと。私ども担当課でありますけれども、4王子のキャラクターを制作いたしまして、王子カードというものも、もう少しすれば皆様方にご披露できる、こういった活動であったり、当然、その歴史、文化の研究会、非常にかつおぶしの歴史であったりとか、あるいは真妻わさびの歴史であったりとか、こういった自主サークルの研究会の方々が非常に力を発揮いただいてございます。 また、広域的なライオンズクラブ様のほうからも、王子の看板の寄贈といったこともご提案をしていただいている次第でございますので、貴重な歴史文化について掘り起こしながら、きちっと情報を発信していくと、より多くの皆様に印南町の歴史文化を知っていただいて、それで触れていただく。そういった活動を積極的に支援していくというようなことを柱に明記してございますのが政策2でございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、藤本良昭君- ◆8番(藤本) ありがとうございました。 確かに、この項につきまして、全体的に関連することでございますけれども、例えば具体的にちょっと申し上げますと、以前といいますか、現在、かえるの宿で、東南アジア、あるいはアメリカ等、受入れして、どんどんとこの印南町をPRしてまいりました。3月25日の計画では一応解散して、御坊市、あるいは日高郡内一本の協議会をつくって、教育旅行協議会というのをつくって打っていこうということです。印南町も、こういう趣旨に賛同して、いわゆるボランティア的な観点から、そういう活動をこれからも進めていくということで、この間、設立総会がありました。 こういう中で、印南町には、先ほど申し上げましたように、どんどんと人を減らさないような方向で頑張っていくためには、こういう観光資源、自然を売り物にする、一つの自然やとか、文化財産を売っていって、印南町に人が住んでもらえるような、そういうような環境づくりというのは一番大事じゃないかと思います。 特に、この第6次長計が本当に計画どおりに進むならば、本当にすばらしい町になろうかと思いますし、絵に描いた餅にならんように、どんどんとこういうものの計画どおりに進めていただけたらと思いますが、この点について、所見をお聞きしたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 本当に、議員ご指摘のとおり、印南町には、当然自然豊かな、あるいは歴史文化、こういったことについて、オリジナリティーな文化遺産、歴史遺産が私もあると思いますし、ご指摘のありました日高広域の教育誘致、教育旅行の誘致協議会につきましても、印南町として補助金を歳出する、そういう予算計上もさせてはいただいてございます。 したがいまして、大きな流れの中で印南町を知っていただく機会というのは、これだからこれ、あれだからあれというような考え方ではなくて、SNSも含めた中でより多くの方々に見ていただく、体験していただく、こういう考えで長期総合計画の中でも取りまとめをさせていただいているということで、ご理解を願いたいと思います。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 先日の町長の行政報告と、21ページから22ページにかけての今後の重点施策について関連して質問します。 町長は、11日の行政報告の中で、この総合計画について経過を述べられました。令和元年度から策定準備にかかってきたんだと、住民アンケートを取ってきたんだと、それで行政三役へのインタビューを行った、各課のヒアリングをして、策定委員会を経て、2月24日に答申を受けたんだということなんです。 この2月24日という日付が非常に大事なんですね、これ。なぜかと言いますと、この時期はまだ4中学校区での統合に関する説明会が行われている真っ最中です。にもかかわらず、もうこの時点で、答申で重点施策2として、中学校統合1校へということがはっきりと書かれておるということは、これは対応としておかしいのではないかというふうに、私は思うんですけれども、見解をいただきたいと思います。 ○議長 -教育長- ◎教育長 先ほどの木村議員のご質問と重なってくるところであると思いますけれども、先ほどもご説明させてもらったように、将来的に統合は避けられないと、そういう認識にあった。皆さん立たれて、共通理解はされてきていたのかなと思っております。 その中で、長期総合計画というのは、あくまでも今後の基本方向ということでありますので、そういう形で、そこへ長期総合計画の中で、10年間の基本方針の中で、そこへ書かれているものと認識しております。 私どもは、具体的に去年の9月2日に町長に報告させてもらった後、住民の皆さんや議会の皆さんももちろんですが、保護者の皆さん、地域の皆さん方に具体的にいかがでしょうかと、そういう形でご意見を聞かしてもらっていたということでございます。 そういう中で、先日の一般質問の中でも出された意見とか、そういったこともご報告させていただきましたけれども、そういう形の中で、こういった意見でしたよと。そして、そういったことを含めた中で、いま一度、各界の代表の皆さん方から意見をいただいた中で決定をしていただきたいと。だから、そこのところは一つも整合性がないということではないと思っております。 そういう、具体的な形の中で意見を聞かせてもらった中で、一方は方向性で計画を出されたものであると、それを具体的に、住民の皆さん方から聞かせてもらっているということでありますので、先ほども、木村議員の中で言わせてもらったように、やはり学校ということについては、学校だけが頑張った中で子どもたちは成長できるものではございません。地域の皆さん方とか、保護者の皆さんの協力の中で、子どもたちは健やかな成長をしていくものだと思っていますので、そういった形の中で、しっかり意見をいただいた中で進めていくということが我々としてのスタンスでございますので、そこのところは何ら問題はないと思っております。 以上です。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 事務局的な見解ではございますけれども、これは町が策定委員会に諮問を行いまして、答申を2月24日に受けているということでございます。したがいまして、その内容を吟味しながら、3月11日に議案としてこの構想を上程しているということでご理解を願いたいと思います。 あくまでも、委員会としての答申は2月24日、その間の3月11日までの間に吟味をして、議案上程をしているということでございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 行政側がどういう方針を持って臨むのかというのは、それは当たり前やろと思うし、僕もそれが正しいと思います。一定の考え方は持っておかなあかんですからね。 4中学校区の教育委員会からは、校長会とか、区長会とか、こども園の保護者とか、各階層に説明をしてきたんだと。その上で、4中学校区の説明会を計画したと述べられていました。共通して言われとったのは、教育委員会の考えを聞いてもらって、これは、ここの部分のところは、今、教育長や、課長がいただけたところだと思うんです。それは当たり前だと思うんですけれども、集まった人にしっかり意見を聞かせてほしいと。こんなに言うているんですよ。丁寧な説明も行いたいと言われています。しっかり説明して、意見をいただくと強調をしているのに、今回の対応というのは、私、どうしても納得いかんのです。 それで、先日の一般質問の中にも、統合の話が、これから委員会のほうに渡りますから、そこでどうなっていくかということもまだ分からんということです。僕が物すごい違和感持つのは、説明会をする、それを聞きに住民の皆さん方が来る。相手のあることに対して意見を求めている中で、既にこの1校統合推進をするんだというところに、非常に私、違和感を感じているんです。この対応は、やっぱり住民の方とか、保護者の方とか、先生方に誠実な対応ではないのではないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長 -教育長- ◎教育長 先ほどからも、ご説明させてもらっているとおりでございますんですけれども、あくまでも、これについては、将来的には統合は避けられないと。そういう認識で、皆さん方、合意できているんと違うかなと、私は思っているところでございます。そういう中で、基本的な方向をここで出てくるというのは何ら問題はないと思っているところであります。 ただ、私たちも、教育委員会、町長の考えも一つの1校という形が望ましいん違いますかということで説明は行かしてもらっているんです。その上で、保護者の皆さんや住民の皆さん方が、どのようなお考えでしょうかねと、私たちは、ここでは何も決めていませんよと、方向性はあるけれどもと。そういう中で、今まで意見を聞かせていただいてきたところであるんです。 そういうところで、意見をいただいたところ、各界の代表者に説明させてもらって、最終的に答申をいただけたらありがたいかなと思っておるところです。先日も一般質問の中では、その答申を最大限尊重していきたいと、そういう形でお答えさせてもらっているところであります。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 私は、今提案されている議案第2号について納得いかない部分がありますので、討論を行います。 全体的な内容については、異論はございません。特に、20ページの基本方針4に示された、公園緑地の整備なども挙げられています。この問題は私が一般質問で取り上げた問題ですので、印南町では特に小さな子どもさんを持つ世帯から公園を造ってほしいという声が、要望が多々ありますので、実践の部分でぜひ実現をしていただきたいと考えます。 どうしても納得いかないのは、22ページに示されている中学校統合について、2月24日の答申があった時点で、既に1校への統合を推進するということを述べていることです。教育委員会の4中学校区を回って説明会を開いているさなかであります。私は4中学校の説明会に参加しました。そこで、教育委員会が、参加者に共通して強調されたのは、計画をまだ決定していません、たくさんの人に説明し、たくさん意見をいただきたいとの強調点でした。このように発しながら、既に1校統合への推進が示されている。これはこの基本構想の中にです。納得いきません。今回の対応は、住民や保護者、先生方など、多くの町民の方々に誠実な対応ではないと考えます。 先日の一般質問でも、今後の対応が示されましたが、今後の議論もこれからです。私は統合を進めるなどの文章に改めることを求めて、討論といたします。 以上です。 ○議長 -1番、中島洋君- ◆1番(中島) 私は賛成の立場で討論します。 今、いろいろお話を聞いてきた中で、これは令和3年から令和12年度にかける総合的な方向性です。教育長が、今、一般質問に対しての、私に対する答弁とか、さっきから木村さん、そして榎本さんに対する答弁を聞いて、方向性はしっかり持って、町として持っていっている。でも、教育委員会としては、それを無視しているんじゃない、方向性はあって、でも、やっぱり皆さんの意見は大事なんで聞くという姿勢は物すごく伝わりました。何ら勝手に進めているわけではないという立場も分かりましたので、私は賛成の立場として討論いたします。 ○議長 討論を終わります。 これより議案第2号 印南町長期総合計画基本構想の策定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       賛成10、反対1(10番) ○議長 起立10名であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま10時29分です。10時40分まで休憩いたします。 △休憩 10時29分 △再開 10時40分 ○議長 休憩前に引き続き議案審議を進めます。 日程第5、議案第3号 印南町ふるさと応援基金条例の制定についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第3号 印南町ふるさと応援基金条例の制定について。 印南町ふるさと応援基金条例を次のように定めるでございます。 提案理由でございます。 現行のふるさと応援寄附金につきましては、印南町ふるさと応援寄附金条例第4条に基づきまして、印南町安全安心基金へ積み立てることとなってございます。 今回、年々増加している寄附金について、分かりやすい受入れ環境を整え、より見える化を図る中で適正に管理し運営するため基金条例を制定するものであります。 26ページでございます。 条例制定でございますので、全文を読み上げ、説明とさせていただきます。 印南町ふるさと応援基金条例。 第1条、(設置)、印南町ふるさと応援基金条例に基づき寄附された寄附金を適正に管理し、運用するため、印南町ふるさと応援基金(以下「基金」という。)を設置する。 第2条、(積立て)、基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算(以下「予算」という。)の定めるところによる。 第3条、(管理)、基金に属する現金は、金融融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。 第4条、(運用益金の処理)、基金の運用から生じる収益は、予算に計上してこの基金に編入するものとする。 第5条、(繰替運用)、町長は財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率を定めて基金に属する現金を歳入歳出現金に繰り替えて運用することができる。 第6条、(処分)、町長は、寄附金条例第1条の目的のため必要があると認めるときは、予算に計上して基金を処分することができる。 第7条、(委任)、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、町長が別に定める。 附則、(施行期日)、1、この条例は、令和3年4月1日から施行する。 2、印南町ふるさと応援寄附金条例の一部を次のとおり改正する。 第4条中、印南町「安全安心基金」を「印南町ふるさと応援基金」に改める。 28ページの新旧対照表につきましては、後ほどご高覧ください。 以上、審議賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長 本案について質疑を行います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。課長、幾つかお聞きします。 今回、そのふるさと応援寄附金を財源とする、ふるさと応援基金を創設し、安全安心基金と区別して管理していくことについては理解します。 ふるさと応援寄附金については、これまでで13年ぐらいになりますが、多くの方々がご協力いただいているものと思っております。新たな基金へ移管する前の寄附金の管理状況は、当然、把握されているものと思います。 印南町では、寄附申込書には寄附金の使い道を、6つの分野と事業指定なしとで7つに分けて指定できるようになっているわけなんですけれども、この7分野ごとの今までの寄附状況と、その活用状況を金額でご説明いただけますか。 それと、今回その基金を設置するときの設置時には、立ち上げるときには幾ら繰り入れるのか。まずそこをお答えいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 これまでのふるさと応援寄附金の経過、取りまとめということでございます。 この寄附金制度につきましては、平成20年度よりスタートいたしまして、平成20年度は6件で55万5,000円でございました。 この令和2年度、昨年の12月末までで、まず事業区分の中で、産業振興に関する事業でございますが、これは件数でいいますと560件、金額で695万2,000円。それと、事業区分の2、環境に関する事業、これで申し上げると、件数が511件の692万4,000円。それと、事業区分3、健康及び福祉に関する事業、これにつきましては387件で、543万8,000円。それと、事業区分4、教育及び文化に関する事業、これが815件、948万5,000円。それと、まちづくりに関する事業、これが273件で、428万6,000円。その他、町長が別に定める事業ということで、これが最も多い1,846件で、2,681万156円の計4,362件、5,989万5,156円がこれまでの寄附金の集まった、あるいは事業区分ごとの数字でございます。 それで年度当初の基金の予算額でございますけれども、これまでご説明しましたように、約6,000万円の寄附金がございますので、この寄附金を繰り入れ、それと、令和3年度の寄附金の集まり状況を、3,000万円予算を想定してございますので、合わせて9,000万円の基金を当初に繰り入れるという考えでございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君-
    ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 今後、そのふるさと応援寄附金は、この基金に積み立てて有効活用していくものと思いますが、従来からある基金との整合性については、どのように解釈されているのか。 例えば、その令和元年度決算書では、福祉基金には4億9,810万円があるわけです。義務教育施設整備基金には10億2,365万5,000円、漁業振興基金には1億5,102万8,000円というのが、令和元年の決算書ではあるわけなんですけども、これそれぞれその福祉、教育、産業といった、ふるさと応援基金の使い道と一致するわけなんですけれども、既存の基金と今後どのように区別されて運営されていくのか。当然その整理されているものと思いますが、この整合性についてご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 従来ある基金につきましては、当然目的が明記されてございまして、行政上の予算、財政上の予算管理、こういったことで今まで構築をされているということでございます。 今回、ふるさと応援寄附金の基本的な基金の立ち上げにつきましては、一般の、町外からあるいは県外から多くの方々が印南町に興味を持っていただいて、それで5,000円であったり、あるいは1万円であったり寄附をしていただく。そういう個々の思いの集約が、このふるさと応援寄附金の各事業区分で明記されてございますので、そういったところの部分は、一定の区分を入れておくと。 それと、我々行政が目的基金と持っておるものについては、当然、議員方に決算報告も含めまして見ていただく。そういった意味では、組織的な管理運営というところと、個人的な思いというのは、ここの受皿としてふるさと応援寄附金の中で運用していきたい、このように考えてございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 印南町では、今後具体的なビッグ・プロジェクトとして中学校統合に伴う学校建設とか、福祉センター建設などがあるわけなんですけれども、教育分野、福祉分野において相当額の財政出動を予定するものと思うわけなんですけれども、それぞれの目的基金やふるさと応援基金の活用を検討する必要があると私は思うわけなんです。既存の目的基金との使い分けや違いはどのようなものなのか、再度説明してください。 それと、またふるさと応援寄附金には、まちづくりに関する事業や、その他町長が別に定める事業といった使い道があるわけなんですけれども、 その具体的なイメージはあるのか。町長が別に定める事業とは、一体何なのか。どのように定めているのか、分かりやすくご説明ください。 それと、先ほど一番最初の中で、過去13年間の寄附金の中で、事業指定なしというのが、金額の説明がなかったのかなと思うんですけれども、もし抜けていたのであれば併せてご答弁、これ最後になるので、議長、漏れのないようによろしくお願いします。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 申し訳ございません。第1点目の事業指定なしのところにつきましては、事業の6のところで、町長が特に定める事業という枠内に入ってございますので、ご理解を願いたいと思います。 それと、町のビッグ・プロジェクト、いわゆる行政施設等々の建設なんかは、当然、これからの行政課題であるわけなんですけれども、私どもは、このふるさと応援寄附金の運用につきましては、できるだけ、個々の皆様方が、一般の住民の方々が、印南町の様々な行政施策について応援をするという思いを受け止めながら各事業展開をする中で、予算を出動していきたい、そのように考えてございます。 例えば、新しい取組をスタートさせる。来年は、印南町制65周年という区切りの年でもあるわけなんですけれども、こういったことにつきまして、長の判断によりまして、何か実行委員会的な組織づくりをする中で、まちが元気づくようなイベントなんかも検討研究し、それを計画を立てて決定していく。 それに必要な予算についての充当、これはまちづくりという事業区分の中でも、この財源を担保とした事業計画というのもあり得るのかなというふうに思ってございますので、既存の事業にこのふるさと応援基金を振り分けて運用するというのも一つでございますが、できるだけ新しいチャレンジする印南町を支援する政策展開について、こういった個々の思いをつなげていく、そういう財政運用を検討しているところでございます。 以上です。 ◆7番(岡本) 議長、抜けている。その町長が別に定める事業というのはどういうことか。どういう定めになっているかというのを、できているはずや、そんなん。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 町長が特に定めるということにつきましては、条例等々で研究をしていく中で、まちづくり等に寄与する活動というくくりの中で考えているところでございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。課長、もうほんまに基本的なことだけ質疑します。 28ページに対照表が記載されています。現行では寄附金は安心安全基金へということになっているんですけれども、改正では、そのふるさと応援基金へ積むということになっているんですけれども、これは、なぜその変更になったのかという理由をお聞かせください。 今課長から、ちょっと説明の中で、増加している下で明確にするためだというお話だったんですけれども、ちょっとそこのところご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 先ほど、このふるさと応援寄附金の運用スタートにつきましては、平成20年と申し上げました。時間的経過の中で、非常にこの応援寄附金の寄附件数であったりとか、あるいは寄附額、令和2年度ももう3,000万円を達成してございますけれども、年間の当初の寄附額というのは、例えば平成20年であれば55万5,000円、平成21年度であれば25万円、平成22年度であれば23万円、こういったケースが、平成25年まで三、四十万円程度の寄附の金額でありました。 しかしながら、平成26年度から200万円、平成27年度から600万円等々増えてきてございまして、令和2年度の見通せる金額は3,000万円ということでありますので、当初は、目的基金を設立するというボリューム的なものではなかったものですから、安全安心基金と、既存の基金に積み立てていくということで整理をしてきてございましたが、この件数、推移を見てみますと、やはり明確化していく、きちっと管理運営もしやすいように、皆様方に印南町のふるさと応援寄附金はどれぐらい集まっているのかと問われると、決算書で基金を見ていただくというような分かりやすさと見える化を図りたい、それが基本的な考えでございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今、課長のご答弁の中に、平成25年度までは30万円から40万円の金額を推移してきたというご答弁だったんですけれども、一方で平成26年度からぐっと増額になってきたということは、そこの要因についてお聞かせいただきたいのと、あと、この基金は一定額積まれればどのようなことに活用されるのかと。 関連して、第5条で繰替運用ということで示されていますけれども、この基金は目的基金で、必要であれば目的以外にも使えるという意味の内容のことを、ここには記述されているのでしょうか。ちょっとお願いします。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 ふるさと応援寄附金の事務の経過の一つのターニングポイントは、平成26年からポータルサイトを導入をいたしました。 それまでは、要は直営といいますか、印南町のホームページのみで広報しながら寄附を集めるという、そこから専門的なポータルサイトと委託契約を行いまして、そこから寄附額が増加に転じてきているということでございます。 それと、第5条の繰替運用、これにつきましては、町長は財政上必要があると認めるときという規定でございます。したがいまして、基金に属する現金を歳入歳出現金に繰り替えて運用することができる。他のまちづくりであったりとか、主産業であったりとか、そういったところで一般財源が少なくなってきて財政措置が必要であると、こういったときにつきましては、この基金を、歳入歳出現金に繰り替えて運用することができるという規定でございます。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第3号 印南町ふるさと応援基金条例の制定についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第4号 印南町介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、議案第4号でございます。 印南町介護保険条例の一部改正について。 印南町介護保険条例の一部を改正する条例を次のように定めるでございます。 提案理由についてご説明申し上げます。 介護保険法第117条に基づき、市町村は3年を1期とする市町村介護保険事業計画を定め、介護給付費等対象サービスの見込み量等に基づいて算定した保険給付に要する費用の予想額及び地域支援事業等に要する費用の予定額等に照らし、計画期間の保険料を算定いたします。 今回、令和3年度から令和5年度までの第8期介護保険事業計画期間における保険料を定めるため、印南町介護保険条例の一部を改正するものでございます。 長の行政報告にもございましたように、第8期事業計画期間におきましても、健やかに安心して暮らせるまち、印南を基本理念に掲げ、第7期に引き続き、介護予防、重度化防止に向けた取組や、地域ぐるみの支え合いに重点を置き、この実現に取り組んでまいりたいと考えております。 第8期事業計画期間3か年の保険給付費及び地域支援事業費の合計見込額を28億7,172万円と見込み、保険料基準月額を5,800円、前期比14円の減額となります。年額は6万9,600円、前期比168円の減額となります、とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、印南町介護保険条例の一部を改正する条例。 印南町介護保険条例の一部を次のように改正する。 改正内容につきましては、32ページ新旧対照表でご説明申し上げます。 印南町介護保険条例新旧対照表。 第2条、保険料率、第1項の改正でございます。第7期事業計画期間、平成30年度から令和2年度までを、第8期事業計画期間、令和3年度から令和5年度までに改めるものでございます。 次に、第1号に規定する所得段階第1段階の保険料を、3万4,884円から3万4,800円に改め、第2号では、第2段階の保険料を、5万2,326円から5万2,200円に、第3号は、第3段階の保険料を、5万2,326円から5万2,200円に改めるものでございます。 第1段階から第3段階につきましては、第8期期間におきましても軽減措置が継続されます。後ほど第2項から第4項でご説明させていただきます。 次に、第4号は、第4段階の保険料を6万2,791円から6万2,640円に、第5号は、第5段階の保険料を6万9,768円から6万9,600円に改めるもので、この第5段階の月額保険料が介護保険料の基準月額となります。今回の改正で、月額5,814円から月額5,800円と14円の引下げを行うものでございます。 次に、第6号は、第6段階の保険料を8万3,721円から8万3,520円に、第7号は、第7段階の保険料を8万3,721円から8万3,520円に、第8号は、第8段階の保険料を10万4,652円から10万4,400円に、第9号は、第9段階保険料を11万8,605円から11万8,320円に改めるものでございます。 次に、第2項から第4項におきましては、消費税引上げ分を財源とした低所得者に対する軽減措置でございます。 第2項は、第1段階の保険料を、基準額に対する割合0.3といたしまして2万880円とするものでございます。 第3項は、第2段階の保険料を基準額に対する割合0.5としまして、3万4,800円に、第4項は、第3段階の保険料を基準額に対する割合0.7としまして、4万8,720円とするものでございます。 すみません、31ページにお戻りいただきまして、附則でございます。 第1条、施行期日、この条例は令和3年4月1日から施行する。 第2条、経過措置でございます。改正後の印南町介護保険条例第2条の規定は、令和3年度分の保険料から適用し、令和2年度以前の年度分の保険料については、なお従前の例によるでございます。 以上よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 今、課長から提案理由の説明の中にありましたけれども、今提案されている料金については3か年事業計画の中での料金設定ということで、第8期の事業ということです。 それで、2月19日にも、私、住民福祉課からこの介護保険のことでいろいろ説明を受けて勉強させてもらったんですけれども、第8期の事業は、御坊・日高管内どこの自治体でも一斉に行われております。この御坊・日高管内の自治体の保険料の状況、特にぐんと大きく保険料が跳ね上がったとかいうような自治体というのはありますか。分かったら状況をお聞かせください。それと印南町と比較して、状況はどうでしょうか。 それと、あと印南町が低く料金設定をできている一番の要因は、どのようなことだと考えられていますか、お願いします。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 日高管内の他市町の保険料の状況でございますけれども、まず、この保険料につきましては、どこの自治体も、今議会、3月議会で提案されておると思いますので、その議会の状況というのは、ちょっとこちらも把握できませんので、確定的な数字ではないということをあらかじめ申し上げさせていただきます。 保険料が最も上がった管内自治体としまして、御坊市が第7期6,520円から、情報としましては7,480円に上がるという情報を把握してございます。これにつきましては確定ではありませんので、よろしくお願いします。 2点目の質問の、印南町が低い保険料を設定できている理由としまして、まず、介護保険料の月額の減額要因としまして、認定者数の減少が最も多い最大の要因であると考えますが、それ以外の要因としまして、文教厚生常任委員会でもご説明させていただきました繰越金の投入が一因であると考えております。 令和元年度決算におきまして、歳入歳出差引残額3,944万1,285円でございましたけれども、ここから国・県社会保障診療報酬支払基金、一般会計への返還分を差し引きまして、2,380万3,000円が実質収支でございました。 この金額が令和2年度への繰越額となってございまして、令和2年度の給付実績の推移から、令和2年度年度末において1,500万円の黒字、8期に繰り越しできると見込んでございます。これらを加味しました上で保険料月額を設定できたと考えております。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 今の課長のご答弁、よく分かりました。 それで、介護保険事業は、2015年に介護保険制度が変更されまして、総合事業という事業が導入されました。これは介護予防と生活支援サービス事業というのと、それで一般介護予防事業と大きく2つの事業があると思います。 それで2015年までは、介護保険事業というのは国が責任を持って対応しておったんですけれども、この総合事業というのは、市町村が主体となって行う事業の一つということで設定をされるようになったんです。 それで、この総合事業というのは、対象者というのは、要支援者ですね。要介護認定がされなかった方々と、チェックリストといって、たしかあれは25ほどの項目があるんですけれども、それに該当する人だというふうに認識をしております。 それで、印南町ではこのチェックリストというのは、行われているのか行われていないのか、ちょっとその介護認定を希望する方が、どういう手続で段取りを踏んで、このチェックリストがどこの位置にあるのかというのをちょっと説明いただけますか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 印南町でも総合事業、一般介護予防事業を行っておりまして、これらの対象者は、榎本議員おっしゃるように要支援者とチェックリスト該当者でございます。 当然印南町におきましても、介護予防サービスを受けていただく方、要介護認定、要支援認定を受けておられない方につきましては、チェックリストによりまして、チェックリスト該当者につきましてはサービスを受けていただくという形にしてございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、もし間違うとったらまた言うてほしいんですけれども、保険料ともに関係をしてくるんですけれども、19日の説明会を受けたときに、今課長からちょっと説明あったんですけれども、平成25年度から令和2年度にかけての要介護の認定率が、ずっと印南町は低くなってきているんだという資料も示していただきました。また、どうしてそうなっているのかということは、今先ほどの課長からの答弁にもありました。 総合事業というのは町が主体となって行っていますから、その成果も大変大きいと思います。 それで、一つ僕が思うのは、介護認定を希望する方がチェックリストの認定作業を行えば、介護認定を希望する方は、チェックリストのところでもうはじかれてしまうんですね。本来ならば、順番でいうたらお医者さんの意見もうたり、そういう段階があると思うんですけれども、そういう認定作業をする作業の段階で、このチェックリストの人々は、はじかれるという状況にあると思うんです。認定作業そのものに行き着かない人が、このチェックリストで振り分けられるというふうに考えるんです。 それで、大切なのは、印南町では介護認定の申請を希望する方が、この3年間でどれほどあったのかということと、チェックリストで、介護認定で、そこまでいかんとはじかれる人がどれだけあったのかということも、大きく関わってくると思うんですけれども、ちょっと見解をお願いしたいと思います。間違うとったら、すみません。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 議員ご質問の、どれくらいの人数というのですけれども、今ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、細かい数字ちょっと答弁は控えさせていただきますけれども、介護認定希望者が認定を受けられないと、そういうことはございませんので、そのあたりはご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第4号 印南町介護保険条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第5号 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -教育課長- ◎教育課長 議案第5号 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について。 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を次のように定めるでございます。 まず提案理由でございます。 子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、引用法令の条項ずれが生じ、所要の改正を行う必要があることから、議会の議決を求めるものでございます。 改正内容でございますが、条例第2条の23号は、特定地域型保育事業の定義を規定するものでありますが、その引用先の子ども・子育て支援法が、地域型保育事業を行う者に対する確認について、事業所が所在する市町村以外の市町村による確認を不要としたことにより、法第43条第2項が削られ、法第43条第3項が、法第43条第2項に項ずれが生じたため改正するものであります。 それでは36ページをお開きください。 改正文でございます。 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を次のように改正する。 第2条第23号中「第43条第3項」を「第43条第2項」に改める。 附則としまして、この条例は、公布の日から施行するでございます。 なお、新旧対照表につきましては、説明を省略させていただきますので、後ほどご高覧をお願いします。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第5号 印南町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第6号 印南町辺地総合整備計画の変更についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第6号 印南町辺地総合整備計画の変更について。 印南町の辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 提案理由を申し上げます。 辺地に係る公共的施設の整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定に基づいて、町内の3辺地に係る印南町辺地総合整備計画の変更について、議会の議決を求めるものであります。 計画変更につきましては、いずれも道路改良事業に係る事業費の増額でございまして、工事内容もしくは財源の追加、これに伴う事業費、財源内訳の変更でございます。 それでは、1枚おめくりいただきまして、計画書本文であります。 初めに、辺地総合整備計画樮川辺地でございます。 第1項また第2項につきましては変更はございません。 第3項、公共的施設の整備計画について変更してございます。 施設名は町道峰ノ段下向い線、事業主体名、印南町、変更前事業費1億8,000万円、財源内訳としましては特定財源が9,000万円、一般財源が9,000万円、うち辺地対策事業債の予定額は9,000万円でございます。次に、変更後の事業費でございますが2億8,000万円、財源内訳としましては、特定財源が1億4,000万円、また一般財源が1億4,000万円、うち辺地対策事業債の予定額は1億4,000万円でございます。 次のページに移りまして、辺地総合整備計画の下真妻辺地であります。 計画書本文でございます。 第1項また第2項については変更はしてございません。 1枚おめくりいただきまして、第3項でございます。公共的施設の整備計画について変更をしてございます。 施設名は町道崎ノ原軍道線、事業主体名は印南町、変更前事業費3億7,840万円、財源内訳としましては特定財源が2,000万円、一般財源が3億5,840万円、うち辺地対策事業債の予定額は3億5,790万円でございます。次に、変更後事業費でございます3億8,600万円、財源内訳としましては特定財源が1,600万円、一般財源が3億7,000万円、うち辺地対策事業費の予定額は3億6,800万円でございます。 なお、次の林道本川西神ノ川線につきましては、変更はございません。 次のページであります。 辺地総合整備計画川又辺地についてであります。 計画書本文でございますが、第1項また第2号につきましては変更はございません。 第3項でございます。公共的施設の整備計画について変更してございます。 施設名は林道野々古川又線、事業主体名は印南町、変更前事業費が1億5,500万円、財源内訳としましては特定財源が8,500万円、一般財源が7,000万円、うち辺地対策事業債の予定額は6,980万円でございます。次に、変更後事業費でございます1億5,700万円、財源内訳としまして、特定財源が8,635万円、一般財源が7,065万円、うち辺地対策事業費の予定額7,060万円でございます。 以上、ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 簡単な質疑なんですけれども、この40ページの町道峰ノ段下向い線というのはどの辺になるんですか。交通量が多いと書いているんですけれども、場所が分からないんですけれども。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 工事を担当しています建設課のほうでお答えさせていただきます。 場所につきましては樮川地区、畑峯地蔵の下のほうの町道になってございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 畑峯地蔵というかこんにゃく地蔵の下ということは、その下に住宅というのか、あれありますね。あそこの地点ということですか。分かりました。 ○議長 質疑を行います。 手を挙げな分からんようになるやろ。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 失礼しました。2点、質疑します。 40ページの町道峰ノ段下向い線、これは樮川地区にあると思うんですけれども、事業年度がもう令和3年度で終了する予定ということになっていると思うんですけれども、そういう状況の中で、事業の予算が1億円ということで、かなり大きな金額の増額となっていますけれども、その要因についてお聞かせいただきたいと思います。 それから、42ページの町道崎ノ原軍道線、これは真妻地区だと思うんですけれども、事業費として760万円の増額ということですけれども、一般財源を1,160万円増額して特定財源を400万円減額しているということで、一般財源でこの1,160万円の増額変更している理由について、ちょっとお聞きしたいんです。 以上2点です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、峰ノ段下向い線の事業費であります。これにつきましては、3年前ないしは4年前から計画があったということの中で、その中で事業費をはじき出してございます。単位当たりにつきましては1m幾らというような換算になっているんですけれども、その後、森垣内橋、畑峯橋ということで、橋が2橋ございます。その中の、いわゆる設計等、出来上がってきまして、その詳細のところでこの事業費がはじき出されてきて、こういう事業費の内容等について精査した中で、現在の額になったということであります。 また、次の崎ノ原軍道線であります。これにつきましては、当初特定財源2,000万円、これが1,600万円ということでありますけれども、これにつきましては、地方単独のいわゆる町道を直す事業につきましては県の補助金ということで、当初2,000万円ということでありましたけれども、本年度の実績につきましては1,600万円、事業費の約4割ということであります。この精算で1,600万円ということであります。後の本来の変更につきましては、今後繰り越す事業予算ということの中での変更であります。 以上であります。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第6号 印南町辺地総合整備計画の変更についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第7号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第7号 印南町農業委員会委員の任命についてということでございます。 この後、議案第19号まで任命同意の議案が続きますので、この各議案の説明に入る前に、全体的な経緯をご説明いたします。 平成28年4月1日に農業委員会法が改正され、農業委員の公選制から町長による選任制になり、さらに農地利用最適化推進委員の新設で、農業委員会が委嘱することとなってございます。 今議会に上程している農業委員は13名。農業委員会職の農地利用最適化推進委員は10名であり、それぞれ令和2年12月14日から令和3年1月15日まで公募を行いました。その後、印南町農業委員会委員候補者評価委員会を令和3年2月10日に開催し、その結果に基づき、議案を上程しているものでございます。 なお、任期は、各委員とも令和3年4月27日から令和6年4月26日までの3年間でございます。 それでは、議案に入らせていただきます。 議案第7号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、濱中芳光、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 濱中芳光氏は、平成29年より印南町土地改良区の理事長を務めており、印南土地改良区より印南町農業委員の候補者として推薦されてございます。平成27年より選任されている現職の農業委員であり、印南町の認定農業者資格を有してございます。施設野菜を中心に60aの農地で農業を経営しており、農業経験も豊富で温厚実直、農業委員としての見識を備えられている方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えております。ご同意いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今、課長のほうから最初、全体のことについて説明がありましたので、私はこの方のやつで、全体ちょっとお聞きしたいんです。 農業委員会等に関する法律というのがありまして、その第9条に、市町村長が委員を任命しようとするときは、あらかじめ農業者が組織する団体その他の関係者に候補者の推薦を求めるとともに、委員になろうとする者を募集しなければならないと規定されているわけですけれども、今述べたような対応をしながら、今回13名の委員を議会へ提案しているということなのかということと、もう一点は、農業委員に関する法律の第8条の第5項に、委員の任命に当たっては、認定農業者が過半数を占めなければならないと、このように述べられているんですけれども、印南町の現状はいかがかということで、その2点だけです。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 まず、1点目の公募の関係でございますが、先ほど申し上げたように、令和2年12月14日から令和3年1月15日まで公募を行ってございます。 これから各議案で、各地区の推薦であったりとか、あるいは公募に対して、のっとり、手続等の説明もさせていただきますけれども、こういった経過を見て、今回評価委員会を経て、議案上程をしているというところがまず1点でございます。 それと、委員会の過半数の認定農業者要件ということが、ご指摘のように第8条の第5項で規定されてございますので、今回、13名の定数に対しまして、7名の認定農業者を確保しているということでございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第7号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第10、議案第8号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第8号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、塩路利幸、生年月日、●●●●●●●●●●●●でございます。 塩路利幸氏は今回、地元地方地区の農業者より、印南町農業委員の候補者として推薦され、平成24年より選任されている現職の農業委員でもあります。印南町の認定農業者資格を有しており、花卉を中心に120aの農地で農業を経営しておられます。人望厚く、農業経験豊富であり、農業委員としての見識を備えられた方でございます。 先日、先立って行われてございます印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えてございます。ご同意いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第8号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第11、議案第9号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第9号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、森本智行、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 森本智行氏は、地元光川地区の農業者より、印南町農業委員の候補者として推薦され、平成27年より選任されている現職の農業委員であります。印南町の認定農業者資格を有しており、施設野菜、花卉など130aの農地で農業を経営しておられます。農業経験豊富で地域の農業に精通しており、農業委員としての見識を備えられている方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員として適性が評価され、農業委員に就任いただきたいと考えてございます。ご同意いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第9号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第12、議案第10号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第10号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、依岡正憲、生年月日、●●●●●●●●●●●●生まれ。 依岡正憲氏は、地元山口地区の農業者より、印南町農業委員の候補者として推薦され、平成30年より選任されている現職の農地利用最適化推進委員でもあります。印南町の認定農業者資格を有しており、施設野菜、露地野菜など100aの農地で農業を経営しておられます。農地利用最適化推進委員の経験もあり、農業委員として見識を備えられている方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価され、農業委員に就任いただきたいと考えてございます。ご同意いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第10号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第13、議案第11号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第11号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、中治、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 中治氏は、地元白河地区及び南畑地区の農業者より、印南町農業委員の候補者として推薦されました。平成30年より選任されている現職の農地利用最適化推進委員でもあります。現在は、施設野菜、果樹など75aの農地で農業を経営しておられますが、平成29年に退職された元印南町職員であり、生活環境課長などを歴任されました。行政と農業の両方の見識を兼ね備えられた方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えてございます。ご同意いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。
    ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第11号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第14、議案第12号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第12号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、東岩雄、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 東岩雄氏は、今回地元明神川地区及び南谷地区の農業者から、印南町農業委員の候補者として推薦されてございます。現職の農業委員でありますが、昭和63年から現在まで非常に長期にわたって務められており、また平成15年からは農業委員会会長を務められております。このほか、一般社団法人和歌山県農業会議副会長に在任中で、農業士会会長、区長連絡協議会会長など数多くの役員をご歴任されてございます。印南町の認定農業者資格を有し、施設野菜中心に150aの農業経営をされてございます。農業経験も豊富で、温厚実直、農業委員としての見識を備えられている方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員にご就任いただきたいと考えてございます。ご同意いただけますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第12号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第15、議案第13号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第13号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、橘英幸、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 橘英幸氏は、地元島田地区の農業者から、印南町農業委員の候補者として推薦されてございます。農業は施設野菜、果樹など170aの農地で経営しており、農業経営者も育っておられ、農業経験も豊富で、農業委員としての見識を備えられている方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えてございます。ご同意いただけますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第13号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第16、議案第14号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第14号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、為橋晶之、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 為橋晶之氏は、地元元村地区の農業者から、印南町農業委員の候補者として推薦され、平成30年より選任されている現職の農業委員であります。ミニトマトを中心に50aの農地で農業を経営しており、印南町の認定農業者となってございます。現在では、全国的に知られたミニトマト、赤糖房を先駆的に栽培し、JAにおける赤糖房部会の初代役員として、栽培方法の確立とブランド化に尽力されてきた経歴をお持ちの方です。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価され、農業委員に就任していただきたいと考えてございます。ご同意いただけますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第14号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第17、議案第15号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第15号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、久堀優次、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 久堀優次氏は、地元上道地区の農業者から、印南町農業委員の候補者として推薦され、平成27年より選任されている現職の農業委員であります。施設野菜を中心に50aの農地で農業を経営されており、また、農作物への鳥獣被害の対策に熱心で、有害鳥獣対策従事者としても活躍されてございます。これまでも農業委員としての活動に非常に熱心で、地域の農業者の模範となられる方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員にご就任していただきたいと考えてございます。ご同意いただけますようよろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第15号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま11時48分です。1時まで休憩いたします。 △休憩 11時48分 △再開 13時00分 ○議長 ただいま、1時零分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 日程第18、議案第16号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第16号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、中松康治、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 中松康治氏は、地元宮ノ前地区と古屋地区の農業者より印南町農業委員会の候補として推薦されました。現在は80aの農地で露地野菜を中心に農業を営んでおられますが、平成22年に定年退職された元役場職員であり、生活環境課長、建設課長などを歴任されました。印南町の農業委員としては、平成24年から再任されている現職の農業委員であり、行政と農業両方の見識を兼ね備えた方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員として適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えております。ご同意いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第16号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第19、議案第17号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第17号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、脇野俊次、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 脇野俊次氏は、地元樮川地区の農業者より印南町農業委員の候補者として推薦され、平成24年から選任された現職の農業委員であります。現在に至るまで長年交通指導員も務められ、地域の活動にも積極的に取り組まれております。果樹を中心に80aの農地で農業を経営するとともに、農業経験が豊富で温厚実直、農業委員としての見識を兼ね備えている方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えております。ご同意いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第17号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第20、議案第18号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第18号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、久保年、生年月日、●●●●●●●●●●●●。 久保年氏は、皆瀬川地区、崎ノ原地区及び松原地区の農業者より印南町農業委員の候補として推薦されてございます。印南町の認定農業者資格を有しており、合併以前のみなべいなみ農協の元職員であります。同農協を定年退職された後、専業農家となられましたが、紀州農協の理事を務められております。花卉を中心に90aの農地で農業を経営されており、農業経験豊富で温厚実直、農業委員としての見識を備えられている方でございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えております。ご同意いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第18号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第21、議案第19号 印南町農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、議案第19号 印南町農業委員会委員の任命について。 下記の者を印南町農業委員会委員に任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるでございます。 記。住所、●●●●●●●●●●●●、氏名、腰前妙子。生年月日、●●●●●●●●●●●●。 腰前妙子氏は農業者ではありませんが、農業委員会等に関する法律第8条第5項の農業者でない者を農業委員とする規定、いわゆる中立委員を設ける規定により任命しようとするものでございます。腰前妙子氏は、平成30年に定年退職された元印南町役場職員であり、現職の農業委員、中立委員であります。行政経験豊富であり、農業に関しては何ら利害を有しない候補者であることから、中立委員の立場から独自の意見をお願いしたいと考えてございます。 先立って行われました印南町農業委員会委員候補者評価委員会の審査で委員としての適性が評価されており、農業委員に就任いただきたいと考えてございます。ご同意いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第19号 印南町農業委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり同意されました。 日程第22、議案第20号 令和2年度印南町一般会計補正予算(第9号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第20号 令和2年度印南町一般会計補正予算(第9号)。 令和2年度印南町一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによるでございます。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億924万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ74億9,914万7,000円とする。 2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条(繰越明許費)、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は「第2表 繰越明許費」によるでございます。 第3条(地方債の補正)、地方債の追加及び変更は「第3表 地方債補正」によるでございます。 初めに、提案理由について申し上げます。 本補正予算につきましては、国の補正により、財源確保に伴って、その事業費の計上及び各種事業の実績等、これに伴う予算の調整が主なものであります。 具体的には、地籍調査事業費の増額、こども園、小・中学校の新型コロナウイルス感染症予防対策の事業費の計上、また、道路事業の実績に伴い、予算の組替えを行い、事業推進を図る予算補正、繰越事業でございます。そして、ふるさと応援寄附金及び町内ゴルフ場の活性化支援事業補助金の増額計上並びに決算見込みに伴う歳入の予算調整等が主なものでございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算補正」、歳入といたしまして、13款.1項.負担金で314万3,000円の増額。 15款.1項.国庫負担金で557万円の減額。2項.国庫補助金では2,844万3,000円の増額でございます。 次に、16款.1項.県負担金で8,171万1,000円の増額。2項として、県補助金では1,018万8,000円の減額。 18款.1項.寄附金で1,000万円の増額。 19款.1項.基金繰入金で1,800万円の減額。 22款.1項.町債では1,944万円の増額でございます。 以上、歳入合計1億924万9,000円を追加し、74億9,914万7,000円とするものであります。 次のページでございます。 歳出でございます。 2款.1項.総務管理費で1,590万8,000円の増額。 3款.1項.社会福祉費で257万8,000円の減額。2項.児童福祉費では732万4,000円の減額。 4款.1項.保健衛生費で148万9,000円の増額。2項.清掃費では1,137万3,000円の減額でございます。3項.水道費では190万円の減額。 次に、5款.1項.農業費で473万1,000円の減額。2項.林業費では297万1,000円の減額であります。3項.水産業費では79万8,000円の増額でございます。 7款.2項.道路橋梁費で458万3,000円の増額。4項.砂防費では302万3,000円の増額でございます。 1枚おめくりいただきまして、6項.地籍調査費では1億612万3,000円の増額です。 次に、9款.1項.教育総務費で645万9,000円の増額。2項.小学校費では28万円の増額。5項.保健体育費では60万円の増額。6項.幼児対策費では50万円の増額でございます。 13款.1項.予備費では36万3,000円の増額でございます。 以上、歳出合計1億924万9,000円を追加し74億9,914万7,000円とするものでございます。 次の事項別明細書につきましては、省略をさせていただきます。後ほどご高覧ください。 65ページでございます。 それでは、歳入詳細としまして、13款.1項.3目.農林水産業費負担金で39万円の増額。ため池等整備事業負担金でございます。次に、4目.土木費負担金では302万3,000円の増額。急傾斜地崩壊対策事業負担金でございます。 次に、15款.1項.1目.民生費国庫負担金では557万円の減額。主なものは4節.児童手当国庫負担金の減額。実績見込みによるものであります。 1枚おめくりいただきまして、2項.1目.総務費国庫補助金では2,716万2,000円の増額であります。主なものは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額でございます。これにつきましては、国の3次補正分でございます。特定の国庫補助事業を行っている市町村に交付される交付金でございます。 次に、2目.民生費国庫補助金では50万円の増額。保育対策支援事業国庫補助金であります。3目.衛生費国庫補助金では133万9,000円の減額。4目.土木費国庫補助金では108万円の減額。町道南谷山口2号線の改良工事の完了に伴うもので、また大規模修繕・更新、これは切目橋架替事業の工事への交付金でございます。 次に、5目.教育費国庫補助金で320万円の増額。学校保健特別対策事業費補助金でございます。 次に、16款.1項.1目.民生費県負担金では165万4,000円の減額。主なものは児童手当県負担金で、実績見込みによるものであります。 次のページで、3目.土木費県負担金では8,336万5,000円の増額であります。地籍調査費の県負担金であります。 次に、2項.1目.総務費県補助金では25万円の減額。次に、3目.衛生費県補助金では183万7,000円の減額であります。4目.農林水産業費県補助金では410万1,000円の減額。主なものは中山間地域等直接支払事業交付金で、実績によるものであります。次に、6目.土木費県補助金では、市町村道路県補助金で400万円の減額。 18款.1項.1目.一般寄附金では、ふるさと応援寄附金で1,000万円の増額であります。 1枚おめくりいただきまして、19款.1項.1目.財政調整基金繰入金では300万円の減額。次に、5目.未来投資基金繰入金で1,500万円の減額。これにつきましては、教育費で電子黒板の財源として充当してございましたが、今般、先ほどの新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金、これが確保できたことにより財源の振替であります。 次に、22款.1項.1目.辺地対策事業債で910万円の増額。財源確保に伴うものでございます。次に、2目.過疎対策事業債で610万円の増額。こちらも有利な財源確保に伴うものでございます。次に、6目.一般会計出資金で190万円の減額。9目.減収補填債で614万円の予算計上であります。これは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、各種交付金及び地方税の減収に対する補填でございます。対象は、地方消費税交付金、市町村たばこ税、地方揮発油譲与税でございます。 次のページであります。歳出でございます。 2款.1項.1目.一般管理費においては1,030万円の増額。主なものは25節.安全安心基金積立金であります。次に、4目.財産管理費においては50万円の増額。6目.企画費においては460万8,000円の増額。12節.ふるさと応援寄附金の増額によるもので、ふるさと応援寄附金の決済手数料の増であります。次に、12目.新型コロナウイルス感染症緊急対策事業費では50万円の増額。 次に、3款.1項.1目.社会福祉総務費では120万4,000円の増額。国保会計への繰り出し等実績見込みによるものであります。次に、3目.高齢者福祉費では281万8,000円の減額。主なものは、今年度新型コロナウイルス感染症に伴う、これによる敬老会の中止、また、次のページでございますけれども、介護保険繰出金の減、いずれも実績によるものであります。次に、7目でございます。国民年金事務費では8万5,000円の増額。8目.後期高齢者医療費で104万9,000円の減額。 次に、2項.1目.児童福祉総務費では41万1,000円の増額。2目.児童措置費では773万5,000円の減額。 次に、4款.1項.1目.保健衛生総務費で722万3,000円の増額。次のページでございます。3目.感染症等予防費では61万8,000円の増額。各種予防接種の実績見込みによるものでございます。次に、4目.環境衛生費では635万2,000円の減額。主なものは、19節.浄化槽事業補助金でありまして、実績見込みによるものであります。 次に、2項.1目.清掃総務費では1,137万3,000円の減額。クリーンセンター運営負担金及び清掃センター運営負担金の減でございます。 次に、3項.1目.水道調整費で190万円の減額。印南浄水場非常用発電機設置事業の完了に伴うものでございます。 次に、5款.1項.1目.農業委員会費では、財源内訳の変更であります。次に、3目.農業振興費で61万8,000円の減額。これは、実績見込みによるものでありまして、主なものは農業水利施設保全合理化事業負担金であります。次に、4目.農地費、ため池等整備事業負担金で195万円の予算計上。これは、県営事業として実施するため池改修事業に係る負担金でございます。次に、5目.中山間地域等直接支払事業費、また、6目の鳥獣害対策費、そして7目の多面的機能支払事業費では、いずれも実績見込みによるものでございます。 次に、2項.1目.林業振興費で297万1,000円の減額。主なものは「山の恵み」活用事業補助金等、これらも実績見込みによるものであります。 次のページであります。 3項.2目.漁港建設費では79万8,000円の増額。和歌山県の漁港協会費の増額であります。 次に、7款.2項.2目.道路維持費では1億9,520万円から変更はございません。内容としましては、橋梁長寿命化修繕事業、また橋梁点検業務完了に伴い、切目橋の架替事業への事業費の持ち変えでございます。 次に、3目.道路新設改良事業費では102万6,000円の減額。町道改良事業における各種委託事業費の精算、また、これに伴い事業進捗を図る路線への事業費の持ち変えでございます。 1枚おめくりいただきまして、4目であります。辺地対策事業費、町道崎ノ原軍道線工事請負費で560万9,000円の増額であります。 次の4項.1目.砂防費では302万3,000円の増額。工事箇所数の増であります。 次に、6項.2目.地籍調査事業費で1億612万3,000円の増額であります。財源確保に伴い事業費を増額し、事業進捗を進めるものであります。 次のページであります。 9款.1項.3目.教育諸費では645万9,000円の増額。主なものは、小・中学校における感染症対策等であります。 次に、2項.小学校費、1目.学校管理費、また、次の5項.3目.体育施設費では、いずれも修繕費の増額でございます。 次に、6項.1目.幼児教育費で50万円の増額。こども園運営補助金であります。 次に、13款.1項.1目.予備費で36万3,000円の増額。予算調整によるものであります。 1枚おめくりいただきまして、次に「第2表 繰越明許費」でございます。 5款.農林水産業費、3項.水産業費、事業名、海岸保全施設整備事業、金額は9,454万円であります。切目海岸における海岸保全工事請負費であります。 同じく事業名、水産物供給基盤機能保全事業、金額は3,073万2,000円であります。印南漁港における漁港施設の機能保全工事請負で、物揚げ場の保全でございます。 次に、7款.土木費、2項.道路橋梁費、事業名、道路メンテナンス事業、金額は2,574万円であります。今回増額補正をしてございます切目橋の架替事業に係る事業費であります。 同じく2項.事業名、防災・安全社会資本整備交付金事業で、金額は6,692万1,000円であります。 同じく事業名、地方創生道整備推進交付金事業で、金額は2億9,444万9,000円であります。今回補正を行ってございます町道峰ノ段下向い線改良事業、また町道奈良井白河線改良事業、これらに係る工事でございます。 同じく事業名、辺地対策事業、金額は1,500万円であります。町道崎ノ原軍道線改良の事業費でございます。 次に、6項.地籍調査費、事業名、地籍調査事業、金額は1億4,106万円であります。 次の9款.教育費、1項.教育総務費、事業名、学校保健特別対策事業、金額は545万9,000円でございます。 次のページであります。「第3表 地方債補正」(追加)でございます。 最初に、起債の目的、減収補填債、限度額614万円、起債の方法、証書借入、利率、年3.0%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)。償還方法、「政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政上の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、又は繰上償還もしくは低利に借換えすることができる」ものであります。こちらは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、各種交付金、また地方税の減収に対する補填するものであります。 1枚おめくりいただきまして、「第3表 地方債補正」(変更)でございます。限度額のみの変更であります。 最初に、起債の目的、辺地対策事業債、補正前限度額1億1,800万円に910万円を追加し、補正後限度額1億2,710万円とするものであります。追加部分につきましては、町道崎ノ原軍道線改良事業の財源とするものであります。 次に、起債の目的、過疎対策事業債、補正前限度額4億6,100万円に610万円を追加し、補正後限度額4億6,710万円とするものであります。追加部分につきましては、切目橋架替事業、また町道為線改良事業、JR印南駅前開発事業の財源となるものであります。 次に、起債の目的、一般会計出資債(水道事業)、補正前限度額930万円から190万円を減額し、補正後限度額740万円とするものであります。減額部分につきましては、印南浄水場の非常用発電機設置事業の事業完了に伴うものであります。 なお、起債の方法、利率、償還方法につきましては、変更はございません。 以上、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 歳出の、70ページから71ページにかけまして、1項.1目の保健衛生総務費、19節の負担金ということで病院経営事務組合負担金、これが720万1,000円の減額計上となっておりますけれども、これは何か要因があったのかということです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 4款.1項.1目.19節の御坊市外5ケ町病院経営事務組合負担金でございますけれども、令和2年度特別交付税の算定におきまして、公立病院の地域医療の確保の算定項目が増額となったことから、この増額分を事務組合へ交付するものでございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) もう一つが、73ページに2項.2目の道路維持費ということで、切目橋の架け替えに関連する予算がずっと計上されています。13節の委託料に900万円、15節の工事請負費に1,374万円、また、22節には補償費として300万円というのがありますけれども、そもそも、この間の町長の行政報告では、新年度からいよいよ工事にかかるんだという報告もあったと思うんですけれども、新切目橋の架け替えについては、何年先をめどにして今完成予定を目指しているのかという、全体の像です。 それから、さっき言うた900万円と1,374万円と300万円の内容について、それぞれ内容の説明のご答弁をいただきたいと思います。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 何点かちょっとご質問ございました。 まず、予算のほうなんですけれども、この900万円につきましては、長の行政報告にありましたように、令和3年のこの秋頃から落橋にかかる予定をしてございます。それに伴いまして、工事着手に当たって周辺家屋の調査、もし振動とかいろいろとございますので、それの影響を考慮して、両岸、橋台から半径50m範囲の家を調査対象とする建物調査委託料でございます。 また、22節の補償費につきましては、架け替え工事に伴いまして、橋の手前、県道部分でございますけれども、そこにNTTの線が入ってございます。そこに対しまして、線を添架し直す、そのための補償費でございます。 そして、切目橋架替工事1,300万円ですけれども、これについては、今予算確保できますので、そのまま、まだ工事はこの秋からですけれども、そのための予算を持ってございます。 そして、何年ぐらいかかるかということでございますけれども、この3年から落橋に入りまして、下部工、また上部工、全体的には5年程度見越してございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 補償費の300万円ということで、これもちょっと以前に聞いたことがあるんですけれども、今改めて課長からご答弁があって、橋のところにNTTの線がほうているんです。それを移動せなあかんということで、この300万円で工事、線をどこかへ移していく作業に係る予算ということですか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 NTTの線が、もうずっと元村からまた島田へ向いてずっと通ってございます。橋梁、橋の部分ですね、それについては、NTT側でやっていただける。ただ、元村のところに県道が走っています。その部分につきましての補償になります。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今、後者で答弁してくれたところも、これはNTT独自でもう対応はせんという協議はちゃんとしているんですか。それで、もう、うちがお金出すということで協議しているということで、段取り進んでいるということですね。 ○議長 -副町長- ◎副町長 ただいまの質問でございますけれども、もともと切目橋のところに並行して走っている部分なんですけれども、もともとのNTTとの交渉では、全体で3,000万円の補償金が必要やということだったわけでございます。そういう中で、長と話をしまして、それは納得いかんと。NTTがそれを自分がつけて、うちところ、まだ橋の部分を貸しているのではないかというふうな中で、かなり難航の交渉だったんですけれども、そういう経過を踏みまして、橋にぶら下がっている部分については、もういいですよというふうなこととなったわけであります。 ただ、道路部分に埋設している部分の300万円については、どうしても見ていただきたいということで、交渉というくくりで協議は済んでいるというところであります。3,000万円から300万円ということであります。 以上であります。 ○議長 同じ質問か、別か。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 コロナ対策ということで、75ページの1項.教育総務費、11節の需用費に360万円として感染対策用品ということが計上されております。それと、同じくコロナなんで一緒に言わせていただきます。6項の1目の幼児教育費、19節の負担金50万円とありますけれども、こども園の運営費補助金としてコロナウイルス対策ということなんですけれども、それぞれちょっとどういう内容か、ご答弁いただきたいと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 教育諸費の中でのコロナ対策なんですけれども、これについては、第3次補正の感染症対策等で、国の補助対象事業費が1校80万円ということで来る予定になっております。そのうち2分の1が国の補助ということで、半分の320万円が、先ほどの歳入のほうでも説明あったかと思うんですけれどもついております。その640万円、全体事業費にはなるんですけれども、そのうち需用費では360万円、これを感染症対策用品ということで買おうとしているところです。 そして、14節の使用料及び賃借料の285万9,000円については、ここに載っているとおり、授業支援ソフト利用料ということで、学校教育活動を円滑に継続するということで、ソフトを入れる予定としております。 それから、幼児教育費の19節の50万円についても新型コロナウイルス対策ということで、これは10分の10なんですけれども、補助が来まして、こども園にそのまま補助金として出して、こども園で空気清浄機等を買う予定となっております。 以上です。 ○議長 ほかに。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 4点。まず1点目、69ページの2の1の1の13節.委託料に住民訴訟弁護士委託料30万円というのがあるんですけれども、この詳細について。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、13節.委託料の住民訴訟弁護士委託ということで30万円の内容ということであります。 これにつきましては、既に議会でもご報告を申し上げてございますが、平成30年に土地の所有権の確認等損害賠償請求事件ということで訴えがございました。その件においては、和歌山地方裁においては勝訴という結果がございました。その中で、また原告から大阪高裁へということで控訴がございました。それが2年3月4日でございますけれども、控訴があって、それで、その後は7月29日、これにおいては口頭弁論がございまして、9月30日に判決が出て、控訴は全て棄却ということで、地方裁判所において出た判決は、全て高裁で支持されたというような経過でございます。よって、町が勝訴ということで結審となったり、これに対する弁護士の費用であります。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君-
    ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 2点目です。同じく69ページの2の1の6の12節の役務費として、ふるさと応援寄附金決済手数料630万8,000円というのが計上されているわけなんですけれども、寄附金は総額幾ら集まって、これだけの要ったということの内容と、それと、関連というか、あれなんですけれども、返礼品というのは、この中に含まれる、これは事務手数料だけという感覚なんか。これ以外に、別にその返礼品は幾らかあったのかということなんですけれども、実質、最終的に手取り幾らだったんよということをお答えいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、企画費の役務費630万8,000円のふるさと応援寄附金の決済手数料ということでございます。 3月16日、昨日現在でございますが、ふるさと応援寄附金、令和2年度の実績値で申し上げますと、2,832件、3,007万円の寄附を頂いてございます。 当初2,000万円の寄附を想定した中で、それに係る費用、返礼品であったりとか、いわゆる決済手数料等々の生じる必要経費については1,079万4,000円を計上してございました。この増額予算の経過によりまして、決済手数料630万8,000円を計上しているということでございます。 それと返礼品につきましても、この中で、返礼品につきましては寄附の30%も含まれてございますので、その点ご理解を願いたいと思います。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、確認するんですけれども、3,007万円だったということで、この630万8,000円の中には返礼品も含まれると、今の答弁だったらそう解釈して、単純にこれすると、手取り2,400万円弱と捉えたらええんかな。それではすごい実入りええという感じなんですけれども、そうなんですか。もう一回、分かりやすく言うていただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 必要経費につきましては、大体6割ぐらい要る見込みでございます。例えば、返礼品の30%であったりとか、その返礼品を送る送料、あるいは振込の手数料、あるいは決済の手数料、事務手数料、システム利用料等々、手元に残るのは、およそ4割強ぐらいを想定してございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 次、3点目です。 72ページの5の1の6の1節の報酬、鳥獣害防止対策実施隊員報酬ということで28万2,000円、これ減額、落としているんですけれども、これは当初からすると、何もしなかったと理解したらええのか、そこをご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 狩猟の実施隊の報酬でございますけれども、令和2年度につきましては3回の計画でございまして、そのうち1回が実施できなかったということでございます。実質2回実施した実施隊の実績精算で、減額補正ということでございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 次、4点目いきます。 73ページの7の2の2で、先ほど議員からも質問あったんですけれども、これ、3つ合わせてということで、切目橋の架け替えという予算があったかと思うんですけれども、令和3年秋ぐらいから着工して、5年後ぐらいという建設課長のご答弁だったわけなんですけれども、今からでは、細かい話は無理かも分かりませんけれども、総額、これ完成までにどれくらいの予算を見込まれているのか。分かる範囲でというんか、それぐらいは分かっているんだろうと思うんで、お答えいただけますか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 切目橋の架け替えにつきましては、令和2年度から測量調査等々をしてございます。そして、全体の事業費といたしましては、約17億円程度を見込んでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第20号 令和2年度印南町一般会計補正予算(第9号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第23、議案第21号 令和2年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、議案第21号でございます。令和2年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)。 令和2年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ299万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億2,739万9,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるでございます。 提案理由について申し上げます。 令和2年度決算見込みに係る国民健康保険税、県支出金及び保険給付費、保健事業費等に係る歳入歳出予算調整についての補正でございます。これにより、当初予算で計上しておりました基金繰入金のうち1,000万円の積み戻しを行うものでございます。 1枚おめくりいただきまして、80ページでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」、歳入でございます。 1款.国民健康保険税、1項.国民健康保険税700万円の増額。 3款.国庫支出金、1項.国庫補助金160万円の増額。 4款.県支出金、1項.県補助金301万4,000円の減額。 6款.繰入金、1項.一般会計繰入金120万4,000円の増額。2項.基金繰入金1,000万円の減額。 7款.繰越金、1項.繰越金620万6,000円の増額。 以上、歳入補正合計299万6,000円を増額し、補正後の歳入予算を13億2,739万9,000円とするものでございます。 続きまして、歳出でございます。 2款.保険給付費、2項.高額療養費400万円の増額。 3款.国民健康保険事業費納付金、1項.医療給付費分につきましては、財源内訳の振替で金額の変更はございません。 5款.保健事業費、1項.保健事業費98万3,000円の減額。2項.特定健康診査等事業費41万2,000円の減額。 9款.予備費、1項.予備費39万1,000円の増額。 以上、歳出補正合計299万6,000円を増額し、補正後の歳出予算を13億2,739万9,000円とするものでございます。 次のページ、歳入歳出補正予算事項別明細書1の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 1枚おめくりいただきまして、84ページ、歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般被保険者国民健康保険税につきましては700万円の増額でございます。保険税の各節における収納状況及び決算見込みによる予算調整でございます。 3款.1項.2目.災害等臨時特例補助金につきましては160万円を計上。新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者に対する保険税の減免額の10分の6がこの災害等臨時特例補助金で、残り10分の4につきましては、特別調整交付金で補助されるものでございます。令和2年度減免額に対する特例補助金の計上でございます。 続きまして、4款.1項.1目.保険給付費等交付金につきましては461万4,000円の減額でございます。1節.普通交付金で高額療養費増額見込みによる400万円の増額。2節.特別交付金につきましては、交付額確定交付見込みに伴いまして861万4,000円の減額でございます。特別調整交付金分で新型コロナの影響による保険税減免額の10分の4,161万6,000円等によりまして248万円の増額計上でございます。 続きまして、2目.財政対策補助金につきましては、交付見込みにより160万円を計上。 6款.1項.1目.一般会計繰入金につきましては120万4,000円の増額でございます。保険基盤安定繰入金で、額の確定による保険税軽減分60万3,000円の増額。保険者支援分で60万1,000円の増額でございます。 2項.1目.基金繰入金につきましては、先ほどの説明のとおり、当初予算で計上しておりました3,300万円の基金繰入れのうち1,000万円の積み戻しを行い、年度末基金残高を1,000万円とするものでございます。 7款.1項.1目.繰越金につきましては620万6,000円を計上。令和元年度の決算繰越金でございます。 続きまして、86ページ、歳出の詳細でございます。 2款.2項.1目.一般被保険者高額療養費につきましては400万円の増額。決算見込みによる増額でございます。保険給付費につきましては、全額が普通交付金で措置されるものでございます。 3款.1項.1目.一般被保険者医療給付費分につきましては、県支出金、一般会計繰入金と一般財源の財源内訳の振替でございます。 5款.1項.1目.保健衛生普及費につきましては98万3,000円の減額。つれもてドック委託料の実績見込みによる減額でございます。2項.1目.特定健康診査等事業費につきましては41万2,000円の減額。つれもて健診委託料の実績による減額でございます。 9款.1項.1目.予備費につきましては39万1,000円の増額。歳入歳出予算調整でございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、1点だけご答弁いただきたいと思うんです。 86ページの歳出なんですけれども、5款.1項.1目の保健衛生普及費ということで、つれもてドックに関連する予算が98万3,000円の減額補正となっておりますけれども、私も今年つれもてドック受けたんですけれども、これは、町が当初目標設定をして、実際につれもてドックを受けた人数が目標より少なくなっておったんで減額補正をしたということなんでしょうか。本来はどれだけの目標であって、実際受けたところまで分かったらご答弁いただきたいと思います。 それと、あと、つれもてドックの受診がコロナの感染問題に関連して影響を受けていないのかどうかということで、そんだけです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 つれもてドックの実績見込みでございますけれども、議員おっしゃられますように、コロナの影響で受診者数が減少してございます。 当初見込み、北出コースで220人を予定しておりましたが、実績見込みは北出コース177名の予定でございます。北出の脳ドック、北出の心血管コースにつきましては、定員それぞれ30名のところ30名が受診されております。したがいまして、当初見込みより受診の減少が43名ということになります。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第21号 令和2年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第24、議案第22号 令和2年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、議案第22号でございます。令和2年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)。 令和2年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ104万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,374万9,000円とするものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるでございます。 提案理由について申し上げます。 保険料の軽減措置に係る負担金の確定による予算調整でございます。 1枚おめくりいただきまして、90ページでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」、歳入でございます。 3款.繰入金、1項.繰入金104万9,000円の減額。 以上、歳入補正合計104万9,000円を減額し、補正後の歳入予算を2億3,374万9,000円とするものでございます。 続きまして、歳出でございます。 2款.後期高齢者医療広域連合納付金、1項.後期高齢者医療広域連合納付金につきましては104万9,000円の減額。 以上、歳出補正合計104万9,000円を減額し、補正後の歳出予算を2億3,374万9,000円とするものでございます。 次のページの歳入歳出補正予算事項別明細書1の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 1枚おめくりいただきまして、94ページでございます。 歳入の詳細でございます。 3款.1項.1目.一般会計繰入金104万9,000円の減額でございます。低所得者や被用者保険の被扶養者であった人に対しての保険料の軽減措置がありまして、公費で補填されます。この財源は一般会計から繰り入れられます。令和2年度の軽減額の確定によりまして、当初見込みから減額となったため繰入金を減額するものでございます。 続きまして、歳出の詳細でございます。 2款.1項.1目.後期高齢者医療広域連合納付金につきましては104万9,000円の減額でございます。繰り入れた保険料軽減分を後期高齢者医療広域連合へ納付するものでございます。令和2年度の軽減額の確定により減額とするものでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第22号 令和2年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第25、議案第23号 令和2年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、議案第23号でございます。令和2年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)。 令和2年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)でございます。既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,990万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億7,382万3,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるでございます。 提案理由について申し上げます。 令和2年度決算見込みに係る保険給付費の減額に伴う国・県支出金並びに支払基金交付金等の予算調整及び御坊広域認定審査会費分担金の減額が主なものでございます。 1枚おめくりいただきまして、98ページでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」、歳入でございます。 1款.保険料、1項.介護保険料552万8,000円の減額。 3款.国庫支出金、1項.国庫負担金516万7,000円の減額。2項.国庫補助金785万5,000円の減額。 4款.支払基金交付金、1項.支払基金交付金1,700万2,000円の減額。 5款.県支出金、1項.県負担金355万9,000円の減額。 7款.繰入金、1項.一般会計繰入金206万2,000円の減額。 8款.繰越金、1項.繰越金2,126万7,000円の増額。 以上、歳入補正合計1,990万6,000円を減額し、補正後の歳入予算を10億7,382万3,000円とするものでございます。 続きまして、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は、財源内訳の振替で金額の変更はございません。3項.介護認定審査会費106万8,000円の減額。 2款.保険給付費、1項.介護サービス等諸費1,883万8,000円の減額。 3款.地域支援事業費、1項.介護予防・生活支援サービス事業費は、財源の振替でございます。 以上、歳出補正合計1,990万6,000円を減額し、補正後の歳出予算を10億7,382万3,000円とするものでございます。 次のページ、歳入歳出補正予算事項別明細書の1総括につきましては、説明を省略させていただきます。 1枚おめくりいただきまして、102ページ、歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目.第1号被保険者保険料につきましては552万8,000円の減額。保険料の決算見込みによる予算調整でございます。 3款.1項.1目.介護給付費負担金につきましては516万7,000円の減額。保険給付費の決算減額見込みに伴う国費で施設分15%、その他分20%の減額でございます。 2項.1目.調整交付金につきましては725万7,000円の減額。3目.地域支援事業総合事業交付金につきましては53万8,000円の減額。5目.介護保険事業費補助金につきましては6万円の減額。いずれにつきましても、交付額決定に伴う予算調整でございます。 続きまして、4款.1項.1目.介護給付費交付金につきましては1,532万7,000円の減額。2目.地域支援事業支援交付金につきましては167万5,000円の減額。保険給付費地域支援事業費の決算見込みに伴う支払基金分27%の減額でございます。 続きまして、5款.1項.1目.介護給付費負担金につきましては355万9,000円の減額。同じく保険給付費の決算見込みに伴う県費で施設分17.5%、その他分12.5%の減額でございます。 7款.1項.1目.一般会計繰入金につきましては206万2,000円の減額。御坊広域行政事務組合の介護認定審査会運営費分担金の人件費減による分担金106万8,000円の減額及びシステム改修費国庫補助金、国庫補助額確定によりまして、事務費繰入金100万8,000円の減額。また、第1から第3段階の低所得者保険料軽減額の確定により、公費負担分への繰入金105万4,000円の減額でございます。 続きまして、8款.1項.1目.繰越金につきましては2,126万7,000円の増額でございます。令和元年度の決算繰越金でございます。 続きまして、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては、国庫補助金と一般会計繰入金の財源内訳の振替でございます。 3項.1目.介護認定審査会費につきましては106万8,000円の減額でございます。先ほどの人件費の減による御坊広域行政事務組合介護認定審査会運営費分担金の減額でございます。 2款.1項.1目.介護サービス等諸費につきましては1,883万8,000円の減額。給付実績を基に推計した居宅介護サービス給付費、居宅介護サービス計画給付費の決算見込みによる増額及び地域密着型サービス給付費の決算見込みによる減額でございます。 3款.1項.1目.介護予防・生活支援サービス事業費(第1号事業)につきましては、国庫補助金支払基金交付金と一般財源の財源内訳の振替で、金額の変更はございません。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 104ページの2款.1項.1目の19節なんですけれども、今課長からご報告ありましたように、地域密着型のサービス給付費ということで200万円の計上されています。これ、介護保険制度の解説書なんかを見てみますと、地域密着型サービスというのは、全部で9つほどサービスがあるということですね。例えば小規模多機能型介護とか、認知症の関係する人らがかかる認知症対応型通所介護とか、いろいろ9つほどあるみたいです。 それから、条件的には要支援になっている人が使えないサービスもあるということで解説書なんかに載っているんですけれども、この200万円というのは、どういう形の介護事業に係る予算なのかということです。そんだけです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 地域密着型サービスにつきましては、今のところ、うちでは4事業行っております。認知症対応型共同生活介護、地域密着型介護老人福祉施設、小規模多機能型居宅介護、地域密着型通所介護の4事業でございます。これらにつきまして、決算見込み、給付の見込みによりまして200万円を増額しているものでございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 104ページの1目の介護認定審査会費の106万8,000円の減額です。 先ほど課長からご説明のあったように、人件費による減額だと聞いたんですけれども、印南町においては介護認定者数というのは今何名おられるのかというんと、そして審査会にかける件数です。多分認定とかけて、チェックリストからはじかれる方もおられると思うんですけれども、その人数は何名おられるか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 今現在の認定者数でございますけれども、直近の数字ですけれども、約400名でございます。そして認定件数ですかね、ちょっと申し訳ございません。そこはちょっと資料を持ち合わせてございませんので、すみません、申し訳ございません。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第23号 令和2年度印南町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第26、議案第24号 令和2年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、議案第24号でございます。 令和2年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ88万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,036万7,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。 提案理由を申し上げます。 県営事業である切目川河川整備事業に伴う水道施設の機能回復に係る補償費用の実績見込みによる予算調整でございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入でございます。 4款.諸収入、2項.雑入は88万5,000円の減額。歳入合計を88万5,000円減額し、補正後の歳入合計を1,036万7,000円とするものでございます。 続きまして、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は88万5,000円の減額。歳出合計を88万5,000円減額し、補正後の歳出合計を1,036万7,000円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、次のページの歳入歳出補正予算事項別明細書の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 1枚おめくりいただきまして、歳入の詳細でございます。 4款.2項.1目.雑入につきましては88万5,000円の減額でございます。切目川河川改修補償費の減額でございます。 続きまして、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費は88万5,000円の減額でございます。切目川河川整備事業に伴う水道施設の機能回復補償に係る修繕費の減額でございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第24号 令和2年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第27、議案第25号 令和2年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、議案第25号でございます。 令和2年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算の補正)、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ346万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,952万1,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 提案理由を申し上げます。 農業集落排水への新規加入による加入負担金の増額。前年度繰越金の計上に伴う下水道基金繰入金の調整及び前年度に実施した機能強化事業による消費税還付金収入に伴う下水道基金への積立金の計上による予算補正でございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入でございます。 1款.分担金及び負担金、1項.負担金は62万6,000円の増額。 6款.繰入金、1項.繰入金は500万円の減額。 7款.繰越金、1項.繰越金は483万7,000円の増額。 8款.諸収入、2項.雑入は300万4,000円の増額。 以上、歳入合計を346万7,000円増額し、補正後の歳入合計を8,952万1,000円とするものでございます。 続きまして、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は300万5,000円の増額。 4款.予備費、1項.予備費は46万2,000円の増額。 歳出合計を346万7,000円増額し、補正後の歳出合計を8,952万1,000円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、次のページの歳入歳出補正予算事項別明細書の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 1枚おめくりいただきまして、歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目.負担金につきましては62万6,000円の増額でございます。農業集落排水への新規加入による増額でございます。 6款.1項.2目.基金繰入金は500万円の減額。下水道基金からの繰入れを減額するものでございます。 7款.1項.1目.繰越金は483万7,000円の増額。令和元年度繰越金の確定によるものでございます。 8款.2項.1目.雑入は300万4,000円の増額。令和元年度に機能強化事業を実施したことによる消費税の還付金でございます。 次のページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費は300万5,000円の増額でございます。先ほどの消費税還付金を下水道基金へ積み立てるものでございます。 4款.1項.1目の予備費は46万2,000円の増額でございます。予算調整によるものでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 118ページで、1項.1目の負担金ということで62万6,000円、今課長からの報告の中にもありました加入負担金ということで、どの地区の何世帯の方が加入されたものの予算計上かということと、年度末の時点で3地区の加入率というのは、それぞれ実情としてはどのようになっていますか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 加入負担金の62万6,000円の内容につきましては、山口地区で2件、2世帯の加入がございました。この2件を加えまして、山口地区では加入戸数が146戸になります。加入率97.33%。古井地区でいいますと、加入戸数123戸、加入率91.11%、共栄地区、加入戸数59戸、加入率83.1%となっております。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、ちょっと参考にお聞きをしておきたいんですけれども、農業集落排水事業も、今後公営企業の運営方法に変わっていくという視野に入っているということで認識しておいたらよろしいでしょうか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 農業集落排水事業の今後につきましては、今は官庁会計という会計なんですけれども、総務省からの通知がございまして、令和6年度からは公営企業会計で始めなさいというような通知が来ておりますので、今議会に提案しております令和3年度の当初予算におきまして、そちらのほうに移行する準備をする予算も計上してございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第25号 令和2年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第28、議案第26号 令和2年度印南町水道事業会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、議案第26号 令和2年度印南町水道事業会計補正予算(第4号)でございます。 まず初めに、提案理由について申し上げます。 印南浄水場非常用発電機設置事業及び水利施設等保全高度化事業負担金の実績見込みによる予算調整でございます。 それでは、予算の説明をいたします。 第1条(総則)、令和2年度印南町水道事業会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 第2条(資本的収入及び支出)、令和2年度印南町水道事業会計予算第4条本文括弧書き中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額38,371千円は、引継現金38,371千円で補てんするものとする。」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額38,295千円は、引継現金38,295千円で補てんするものとする。」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入、第3款、資本的収入、既定の金額から748万4,000円を減額し1億2,650万7,000円に、第2項、国庫補助金、既定の金額から128万4,000円を減額し496万6,000円に、第4項、他会計出資金、既定の金額から190万円を減額し740万円に、第6項、企業債、既定の金額から430万円を減額し3,160万円とする。 支出、第4款、資本的支出、既定の金額から756万円を減額し1億6,480万2,000円に、第1項、建設改良費、既定の金額から756万円を減額し6,516万2,000円とする。 1枚おめくりいただきまして、第3条(企業債)、予算第5条に定めた限度額は、次のとおり補正する。 限度額のみの補正でございます。 起債の目的は、水道事業債、補正前限度額の3,590万円から430万円を減額し、補正後限度額を3,160万円とするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は変更ございません。 次のページ、1.令和2年度印南町水道事業会計予算実施計画。資本的収入及び支出の収入でございます。 3款.2項.1目.国庫補助金。既定の金額から128万4,000円を減額し496万6,000円とする。印南浄水場非常用発電機設置事業の完了による国庫補助金の減額でございます。 4項.1目.他会計出資金。既定の金額から190万円を減額し740万円とする。印南浄水場非常用発電機設置事業に係る一般会計出資金の減額でございます。 6項.1目.企業債。既定の金額から430万円を減額し3,160万円とする。印南浄水場の非常用発電機の事業及び水利施設等保全高度化事業の実績見込みによる水道事業債の減額でございます。 続きまして、支出でございます。 4款.1項.1目.配水設備改良費、既定の金額から756万円を減額し6,306万2,000円とする。その内訳です。工事請負費、既定の金額から428万7,000円を減額し3,975万2,000円とする。先ほどの印南浄水場の非常用発電機の事業の完了による減額でございます。続いて、負担金、既定の金額から327万3,000円を減額し2,331万円とする。川辺畑かんの県営水利施設等保全高度化事業負担金の減額によるものでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第26号 令和2年度印南町水道事業会計補正予算(第4号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここでお諮りします。ただいま、議案審議の途中でございますが、本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定しました。 本日の会議はこれをもって延会いたします。 △延会 14時26分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      令和  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...