印南町議会 > 2019-10-01 >
03月19日-05号

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  1. 印南町議会 2019-10-01
    03月19日-05号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成31年  3月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は11名であります。定足数に達しています。 これより、平成31年第1回印南町議会定例会第5日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は          7番 岡本庄三君          8番 藤本良昭君を指名いたします。 日程第2、「議案第22号 平成31年度印南町一般会計予算について」を議題といたします。 本案について質疑を行います。質疑については、お手元に配付の「一般会計予算書の質疑に係る区分」の順に行います。 まず1ページから、19ページの歳入13款.使用料及び手数料までの質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 1ページから19ページの間ということで、1つは、13ページの町税に関わるところです。1項.1目の個人町民税、そして2項.2目の法人町民税ということで状況が書かれておりますけれども、合わせて前年度と比べて1,800万円のマイナス計上となっています。この主な要因についてご答弁をいただきたいと思います。 それから、14ページの2目.環境性能割というのが今回出ています。35万円です。これと、16ページの8款.1項.1目に自動車取得税交付金がありますけれども、ここと関連して質問させてもらいます。自動車取得税は自動車を購入した人に課税されるわけです。税率は、新車とか中古とかそれぞれ購入状況に応じて違うんですけれども、基本的には、対象は自動車と軽自動車ということになります。それで、この10月に消費税が10%に増税されるので、これまでの自動車取得税交付金が基本的に廃止されて、14ページに掲載されている環境性能割という制度が導入されるというふうに、ネットなんかで見ますと、報道されております。そこのところはそういう認識でよろしいのですか。 あと、14ページの2款.1項.1目の自動車重量譲与税、これは地方譲与税の一つで、自動車重量税の3分の1が印南町に配分されると思うんです。これは市町村が管理する道路の面積とか延長距離で按分して譲与されるわけですけれども、本年度は前年度に比べて100万円の増額となっております。ここは、そういう道路の関係で増額計上になっているのですか。 15ページですけれども、6款.1項.1目の地方消費税交付金です。消費税は、まず一旦税務署が預かりまして、そして国に納められるということで、地方消費税は自治体の人口等の条件によって配分されます。国税分と地方税分ということで、それぞれ割合があると思うんです。現在は8%、今の時点では国税分が6.3%、そして地方税が1.7%という割合で定められていると思うんです。本年度予算の地方消費税交付金は1億円以上ということで、大きく増額となっております。10%になった場合、この国税と地方税の割合はどのようになるのですか。 以上の4点です。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 まず、町民税の個人と法人の減額の要因というご質問だったかと思います。まず個人住民税なんですけれども、昨年の台風の影響であるとか、1月、2月の低温というか寒かったあたりも考慮しまして、概算であるんですけれども、去年より減ということで予算計上しております。 法人町民税は、どうなるかなかなか読みにくいんですけれども、ある一部の大法人といいますか、所得の大きな法人について、毎年増減が結構激しくて、隔年で減になっているような感じなので、今年は減と予想して、少し安全策で減額予算を計上したわけでございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 個人の所得割のところで大きく1,200万円の減ということで、今、課長からのご報告がありました。やっぱり一番の原因は台風21号ですか。それだけではないと思うんですが、そういう自然災害の関係で、特に農家の方々の所得に関係してくるんでしょうか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 他はそれほど大きな増減を見ていなくて、やはり農家の方の所得でそういった減が生じるのではないかと予想している次第でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、そしたら分かったらでいいんですけれども、そういう台風の影響で、昨年の所得と比較して大体平均どのぐらいの金額のダウンということになるんですか。そこのところ分かりませんか。平均で。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 そこまでは数字をつかんでいないところでございます。 ○議長 次。 -税務課長- ◎税務課長 14ページの環境性能割のご質問であったかと思います。環境性能割につきましては、議員おっしゃるように平成31年10月1日から現行の自動車取得税が廃止され、普通車は都道府県、軽自動車は市町村が課税主体となる環境性能割が導入されます。環境性能割は軽自動車の取得費に課税され、税率は、電気自動車とか平成32年の燃費基準プラス10%達成車とかは非課税となっております。平成32年の燃費基準達成車は1%、その他は2%の税率で課税されていくわけでございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そしたら、これはもちろん新しく出てきた項目やと思うんですけれども、この環境性能割という部分でいうたら、住民の皆さん方が自動車を取得する場合は有利な制度になるんですか。それとも税金は変わらないのかどうか。今、特に--今、軽自動車と言われたんかな--ハイブリッドとかいろいろ性能の良い車があると思うんですけれども、住民の側からしたら、車を取得する場合には有利に働くと認識したらよろしいんでしょうか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 自動車取得税が廃止されて環境性能割が導入されたわけでございまして、ほぼほぼの車は2%、自動車取得税のほうは2%だったか、その点、現在調べていないので、はっきり有利となるかどうかというのは……。物によっても変わる可能性があるので、ここでは確答することができません。 それと、これも予定の話でまだ決まっていないんですけれども、自家用車については10月から1%減税というのも予定はされています。 以上です。
    ○議長 よろしいか。 次。 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、14ページの自動車重量譲与税の関係でございます。これにつきましては議員ご指摘のとおり、4月1日現在の市町村道の延長及び面積によって按分されるものでございます。今回100万円増額しているのは、平成30年度の実績見込みと地財計画等々から100万円のアップを見込んでいるものでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 次。 -総務課長- ◎総務課長 次に、15ページの地方消費税交付金でございます。これにつきましても、今現在であれば8%のうち6.3%が国、それから県・町は1.7%でございます。この割合が10月1日以降、消費税が10%になった時には、国が7.8%、県・町が2.2%の割合となります。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10月からの国と地方との割合が、課長から今ご答弁ありました。そしたら、地方で言いますと、県と、例えば印南町だったら印南町で、またこの2.2%の配分率が変わると、その分が今回計上されている地方消費税交付金分ということでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 そうでございます。県に配分されまして、県から町のほうにまた配分されるものでございます。 それから、今回の増額している部分につきましては、10月から消費税がアップするわけでございますけれども、交付の基準時というのがございます。来年度、平成32年の3月に交付される部分は、10月から12月の収入分でございます。ですので、10月からスタートしましても、年明けてから3月分までにつきましては翌年度に反映されます。今回、平成31年度で配分されてくるのは、10月から12月に消費があった部分で、3月に配布されるものでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 次。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。3点あります。 まず1点目、13ページです。1款.2項.1目.普通固定資産税の1節.現年課税分ということで、償却資産が去年よりも5,300万円増額しているのは、昨日の説明では風力発電の収入だということです。これ、たしか13基あったかと思うんですけども、1基当たり幾らの試算なのか。それと、今後の償却年数と税収の予定。それと、この5,300万円増額した中には、町内に最近増えているソーラー発電とかもあるのであれば、その詳細についてお答えいただけますか。 2点目です。18ページです。13款.1項.2目.土地使用料の説明欄で、総務課の町有地使用料143万2,000円。昨年の説明では、カルフールの駐車場や切目川中学校の跡地を、ドコモやNTTに。これ、同額で変わっていないかなと思うんですけれども、私の聞きたいのは、ここにない分で、最近カルフール前の町有地に事務所等が建設されて、半分使われていると思うので、これは一体どこに反映されているのかということ。それと、この相手先、それと貸し付け面積、それと単価、それといつまでのことなのか。これ、私の記憶では2月から3月にかけて建設されたと思うのですが、先日の議案審議の中で、30年度一般会計補正の中でも反映されていなかったので--それは済んだ話かも分かりませんけれども--ここで併せて聞こうと思って置いていたんです。そのことについてお願いします。 3点目です。同じく18ページの13款.1項.5目です。1節の住宅駐車場使用料ということで、切目川団地の駐車場。これは昨年、土地開発基金の用地解約で駐車場を増設したと記憶しているんですけれども、この収入が反映されていないのではないか。これ、切目川の駐車場だけで見ると、ここ3年間、29年、30年、今年の予算では50万4,000円しか計上されていません。これは、必要だということでせっかく作られたのですけれども、どこに反映されているのか。 以上、とりあえず3点です。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 まず、印南風力発電の13基の1基当たりについてというご質問であったかと思いますけれども、全体で5,000万円程度ということでご容赦いただきたいと思います。1社しかございませんので、あまり詳細にお答えするのはどうかとも思いますので、ご容赦願いたいと思います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 それ以外に、私の1回目に通告したのは、太陽光等があるのであればその詳細、答えられていなかったので、もう一回併せて答えていただきたい。それと、もう一回ついでなんで、言うておきます。1社だけなので1基当たりに割ったらということなんですけれども、この5,000万円は今年度、31年度ですが、償却年数は何年か。17年か、18年か、20年なのか。償却年数によってだんだん下がっていくと思うので、その辺の経過。最終的にどうなって、トータル何年でどれくらいか。さっきの1回目で答えられなかった分と併せて答えていただけますか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 まず、太陽光の部分でございますけれども、約180万円程度増ということで含んでおります。 償却でございます。耐用年数は一定ではありませんが、13基ある羽根の部分は17年でございます。17年でどこまで償却するかというと、取得価格の5%まで償却する。どんどん毎年落ちていくわけでございます。20年間で、本当に大体なんですけれども、5億から6億ぐらいはあるのかなとつかんでおります。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 ちなみに太陽光の180万円というのは、どれくらいの面積で180万円か。今年、31年で増えた分か。それとも、今までここ数年前からある分を合わせてということなんでしょうか。もちろんそうだと思うんですけれども、この面積等、そこ最後です。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 今のは31年度で増加した分ということでございます。 面積については、現在資料を持っておりません。 以上です。 ◆7番(岡本) 面積について後日資料をいただけますか。 -税務課長- ◎税務課長 議会事務局を通じて、お渡しするようにいたします。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 私のほうから、18ページの土地の使用料であります。その中で、町有地使用料で予算計上しているのが143万2,000円。それについてはもう議員ご承知のとおりだと思います。今、ご質問されたのは、予算に計上されていない部分の話かと思います。 今、詳細な資料は持っていませんけれども、カルフールの前の貸している土地だと思います。それにつきましては、2月1日から翌年、平成32年1月31日までの期間ということで貸してございます。価格はその1年間で180万円でございます。そして、貸し付け面積は1,680㎡であります。 それから、貸し付けするに当たりまして、各条件と言いますか、いろいろと制限をかけてございます。「こども園の通園する時間帯はかなり交通量が多くなる、そういう時については注意する」こととか、こども園またカルフールもあわせてですけれども、「あらゆるイベント等がある時には、できるだけそこの土地も貸していただきたい、使わせてやってほしい」というふうなことを条件として貸してございます。 相手方は鉄建建設株式会社でございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 単純な質問なんですけれども、計上されない理由はどういうことですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 何も特段の理由はございませんけれども、また決算の時に一度お目を通していただきたいと思います。 以上です。 ○議長 次。 -建設課長- ◎建設課長 それでは、私のほうからは住宅駐車場使用料についてであります。切目川団地の駐車場の使用料についてのお問い合わせだったと思います。50万4,000円と、昨年度と同額ということであります。これにつきましては、1台3,500円ということで、住宅を使っている方にご使用いただいています。台数については現在12台ということで、昨年度と同様の予算計上とさせていただいてございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 ほんなら駐車場を作った分は必要なかったのか。それとも元々12台だったということなのか。去年確か150万円かけて駐車場を作ったと思う。そうじゃなかったのか。私の勘違いだったらあれなんですけれども。増設したあれはどういうことだったのか。風力発電の事務所に貸していた裏側の部分を、前の部分とあわせて増やした。今の家庭は大概2台欲しいので必要やということで。前は、町有地に皆勝手に置いていたみたいなんですけれども、きちっと整備されて作られた。そこのこと、納得させていただければ。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 駐車場の件でございますけれども、町有地の中で駐車場となってございます。その中で町有地の確保というものもございます。切目川団地8戸につきましては、今現在満室で入ってございますが、その中でも、今現在も駐車場1台貸してほしいんだとかいう話が随時あるわけであります。その面に対応してということもありまして、現在、町有地の確保という意味でもありますし、駐車場をより多くということであります。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 皆さんどうだったのか分からんけど、私は何かよう理解できへんのです。長引いても悪いので、また後ほど詳しく説明いただけるのであれば、もうこれでいいです。 ○議長 ほかにありませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、19ページの歳入14款.国庫支出金から、28ページ21款.町債までの質疑を行います。 -9番、古川眞君- ◆9番(古川) 28ページ、2目.過疎対策事業債の中の切目駅舎リノベーション事業のところで1,590万円という収入があります。切目駅舎は最初無償提供の依頼をしているということだったんですが、これは無償提供の下でこの収入があるということですか。それと、このリノベーションの事業をもし始めるとなった場合、工期はいつぐらいになるのか。それと、この工事の内容、どの辺まで改修されるとか、その辺お聞きしたいんです。お願いします。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、28ページの過疎対策事業債の切目駅舎リノベーション事業1,590万円ということでございます。1点目、無償でということでございますが、結果的に無償で駅舎を受けることになってございます。ただ、JRのものを町が引き取る条件について、いろいろ私どもで最終的な詰めを行なっています。 それと、歳出の部類、37ページで持っている工事請負費、その内容についてもあわせてここでご説明させていただきます。まず、工事の内容でございます。施設の耐震化、それと、調査の段階でシロアリ被害等々が確認できてございますので、そういった構造体の機能強化を図ります。それと待合室、それとオープン的なスペース(キッズルーム等々)を今検討してございまして、このキッズルームや待合室には歴史展示館等々、切目の歴史文化にふさわしい駅舎を今検討中でございます。 このような内容の下で、この事業の着手につきましては、大体5月、6月ぐらいを目途に工事の発注を行いまして、9月末あるいは10月ぐらいまでの完成を目指したいと、今のところ考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -9番、古川眞君- ◆9番(古川) すみません、改修するに当たって、今、切目駅の中にJRの機器があると思うんですけれども、そういう機器はもうなくなってしまうという理解でよろしいですか。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 JR所有の、どうしても切目駅の中で保管しなければならない電気設備等、こういったものはJRに管理責任が生じてございます。そこの部分については、一部そういった部屋も設ける予定にしてございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 次。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。1点だけお聞きします。 28ページの町債の2目です。この中に農業集落排水施設機能強化事業というのがありますけれども、これは3地域ございますけれども、どの地域の強化事業になるんでしょうか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 平成31年度につきましては、山口地区の処理場を計画してございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 もう少し詳しく内容についてお聞きしたいんです。どのようなことをされるのか、そしてまた、今後ほかの地域も来年度、再来年度とやっていくんでしょうか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 内容につきましては、古井処理場をやったとおり、膜・ポンプの交換・修繕、そういうものをします。一応計画では、昨年度(30年度)古井地区、今年度(31年度)山口地区、この2年間での完了を目指してございます。ただ、翌年に繰り越す場合もございますけれども、一応2年間での完了と。共栄地区につきましてはまだ新しいので、当分先になるかと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。28ページまでは3点ございます。 1点目は、20ページの2項.1目の総務費国庫補助金の1節、今話題になっておりますプレミアム付商品券に関連して国からの予算が入ってくるということで1,500万円の計上となっております。このプレミアム付商品券の制度は、どのような目的で、どこが対応して、どのような人たちがこの商品券を活用することができるのか。基本的な概要についてご答弁いただきたいと思います。 それから、21ページの3項.1目.1節の総務費国庫委託金のところに自衛官募集事務国庫委託金ということで、金額はそんなに大きくないんですけれども2万1,000円。印南町の場合は、若い世代の方をリストアップして、それを自衛隊のほうに情報提供されているのかどうか、お聞きしたいんです。 次、23ページなんですけれども、2項の1目.総務費県補助金の1節、権限移譲事務市町村交付金ということで69万円の予算が計上されております。これは、本来県が行わなければならない仕事というか、事務的な作業というか、そういうのを新たに町が引き受けるための予算ということですか。 その3点です。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 私のほうからは、プレミアム付商品券の関係のところをご答弁させていただきます。担当する課は住民福祉課と、内部で調整済みでございます。我々住民福祉課が対応するということでございます。 このプレミアム付商品券というのは、消費税率の引き上げによる消費活動に与える影響を緩和し、地域における消費を喚起、下支えを行うことを目的として、全国的に導入される商品券ということになってございます。ただし、販売対象者の方が2パターンございまして、1つは住民税が非課税の方で、課税基準日--本年の1月1日でございますけれども--に印南町で住民登録をされている方(ただし、住民税課税者と生計が同一の配偶者や被扶養者また生活保護被保護者については除く)ということになってございます。2つ目が、3歳未満の子どもが属する世帯の世帯主で、基準日が本年の6月1日に印南町で住民登録されている方ということでございます。 販売するプレミアム付商品券ですけれども、2万円で2万5,000円相当の商品券が購入できるということでございます。まだ商品券の販売開始日、それから使用可能なお店とか、そういうことにつきましては、新年度始まって、具体的に国からもいろいろと示される中で的確に対応していきたいと考えてございます。今回はそういったところで予算を持たせていただいているということでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 前にあったプレミアム付商品券は、商工会が中心に対応されたというふうに思うんです。今回のプレミアム付商品券の対応については住民福祉課が中心になって対応するということで、私が大変心配しておるのは、予算は国から補助金という形でつくんですけれども、実際、この役場の中で作業する段取り、事務手続をする段取り、非常に仕事の量が増えると思うんです。そこら辺は課長も率直に、そういう危惧はないのかどうか。 それからもう一つは、今回、このプレミアム付商品券の対象となるのが、小さい子どもさんを持つおうちと、それから所得の少ない方々のおうちが対象者ということになったんです。そうなりますと、そういう方々がプレミアム付商品券を持って地域の商店に買い物に行くと「あそこの家の人はプレミアム付商品券持って買い物に来たな、所得の低いおうちなんやな」と、個人情報が丸裸になってしまう可能性はないですか。そこのところも大変心配します。いかがでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 まず、1つ目の余分な仕事が入ってきて大変と違うのかということだと思うんですけれども、率直に申しますと、当然臨時の仕事ですので、その分、住民福祉課の仕事量が増えるというのは、そういうことだと思います。ただ、国の補助金の中には、軽減策(アルバイトの雇用)というのも認めていただいています。また、後ほど歳出のところでも議論があろうかと思いますけれども、そちらのほうにアルバイト賃金も措置させていただいています。 あと、税情報の関係で、個人情報がどうなっているのかということでございます。住民税が課税された後、税務課のほうから住民税の課税されている世帯の方に通知されるわけですけれども、通知されない方に対しまして、臨時福祉給付金の時のチラシと申請書と同じような形で「住民税非課税世帯です」「住民税が課税されていませんよ」ということのお知らせと、プレミアム付商品券の状況を説明したものをつけて、それで暗に「申請に来てください」と通知するということでございます。したがいまして、購入に来られる時には「自分は住民税が課税されていない」ということを認識した上で、なおかつ「この商品券を購入したい」という思いで来るということでございます。特に我々が個人情報を漏らして皆さんにお知らせするということではないと思います。 それと、あと商品を購入する段階において、ばれないのかどうなのかということでございます。今、国に確認しているところでは、購入される方につきましては、そういった住民税非課税世帯の方から委託・委任を受けた方が購入に来る場合もある、また、本人が来る場合もある、また、3歳未満のお子さんを持たれる家族の方が来ることもあるということで、購入に来られた方が即どの方なのかは分からないということであります。個人情報が漏れる、個人情報の保護に努めていない、という解釈にはならない。国に確認しましたら、そういうことでございました。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 通知の段階では別に構わんと思うんです。問題は、今、課長のほうからは、個人情報が漏れないように委任の人を作るとかというご答弁があったんですけれども、これも、印南町でこのことを実践するかは別にして、大変複雑になってきていると思うんです。委任を受けた人が本人に代わって買い物に行く、そしたら漏れないんじゃないかとか。ややこしいですよね、非常に。実践するかは別にして、大変複雑になってきているというのはよく分かりました。 それから、あともう基本的な見解をお聞かせください。課長、プレミアム付商品券というのは1回限りだと思うんですけれども、今、課長からもご答弁があった、10%の増税の影響緩和ということに値するのかどうか、基本的な見解をお願いしたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そもそもこの事業につきましては、国の事業で実施されるということでございます。その事業に乗っかる自治体につきましては、どうぞやってくださいということになってございます。2万円で2万5,000円ということですので、5,000円分は得をするということでございます。それでその5,000円が10%の引き上げに関連してどの程度影響があるのかというのは、我々には分からないところではございますけれども、確実に言えるのは、2万5,000円の商品券が2万円で購入できるということ。それと、もちろん現金が要りますので、「いきなり2万円というのはなかなか難しいよ」という方に関しましては、4,000円で1,000円のプレミアムが付いた5,000円券というものも発売していこうかなとも考えてございます。 まだ、情報が国のほうからも確実に100%届いていない状況ですので、先ほどの議員の質問にもお答えしていませんでしたけれども、その商品券を販売する方法、どこかに委託するとか、または直接町がやるかとかも含めて、総合的に勘案しまして最適の方法でやっていくということでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、21ページのところの総務費、国庫委託金の自衛官の募集事務の国庫委託金であります。金額は2万1,000円でございますけれども、これにつきましては、自衛官の募集の広報を委託されている部分でございます。そして印南町におきましては、その時々に懸垂幕を庁舎の前に掲げたり、または広報紙を活用して、その募集のことを載せたりということでございます。その委託の関係で2万1,000円をいただいています。 ただ、議員が言われました、住民情報を閲覧させる、リストを提供する等につきましては、昨今、国のほうでもいろいろ議論があったかと思います。印南町における取り扱いは総務課のほうに、自衛隊法に基づきまして要請があり、それを住民福祉課に依頼するわけです。今、現実にやっているのは閲覧作業ということで、閲覧させて筆記で抜き取っていただいています。ただ、それが良いのか、今後簡素化するかは、今後の課題でございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 私たちもそうですけれども、住基ネットに登録されている住民の皆さんの情報は、もちろん閲覧はできますけれども、抜き出したり、書き出したり、プリントしたりとか、そういうことはできません。 課長、確認なんですけれども。個人情報が今非常に厳格に定められているわけです。うちの場合は、若い人のお名前、住所、電話番号、そういう個人情報を自衛隊のほうにペーパーで提供しているという事実はないんですね。それだけ確認しておきます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今現在につきましては、それを閲覧させて抜き取っていただいているということでございます。ただ、議員のおっしゃいました、一般の方々につきましては閲覧ということでございますけれども、自衛隊法等の国の法律によりまして、今後、できるだけスムーズにということの中で、わざわざ筆記させるのが良いのか、ペーパー上で集約してそれをもってということが良いのか、今後の課題でございます。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 その次に23ページであります。23ページの権限移譲事務の市町村交付金であります。具体的にどの事務がというのは、今手元には持っていませんけれども、「和歌山県の事務処理の特例に関する条例」というのがあります。また、「和歌山県の事務処理の特例に関する条例に基づき、市町村で処理する事務の範囲を定める規則」もございます。その条例等に基づきまして、もう既に権限移譲と言いますか、ストレートに言いますと、県知事の権限の部分を市町村が担っていて、その事務処理分の交付金でございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 行政のほうの中身は私もあまりよく分からないし、疎い分野なんですけれども、これは、予算をつけたということは、県のそういう条例に従って、県が行う作業を新たに市町村が担うということですか。 先ほどのプレミアム付商品券のところでも議論したんですけれども、大変お仕事が増えてくるし、さらにまた県の仕事が市町村の役場の職員の皆さんにかぶさってくるということになったら、かなり労働がハードになってくるのではないか。それこそ先日議論した働き方改革、職員の方が100時間近いお仕事をせなあかんような状況が、実際この印南町役場でも発生するのではないかと思います。ここのところは新たに事務の仕事が役場の中で増えると理解しておいたらよろしいんでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今回のこの予算の部分に関しましては、新たにではなくて今までもあった部分であります。毎年、その部分について県から委託金、交付金が入ってくるというものであります。 以上です。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、最後に、今回はこの交付金として69万円という予算があったんですけれども、これは、毎年歳入のところで、県からの補助金ということで予算は計上されていなかったと思います。今回、計上されておるので、また新しい仕事が下りてきたんかなという認識で今日は質問させてもらったんですけれども。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 ここの部分につきましては、実績等での決算のところでも出てくると思いますけれども、平成29年度の実績でありましたら74万某という数字もありますので、新たにというのではございません。今までやっていた部分の交付金ということで理解していただきたいと思います。 以上です。 ○議長 ほかに。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 27ページの20款.3項.2目.雑入、中段に建設課で協力金100万円とあるんですけれども、この詳細の説明だけで結構です。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは私のほうから、雑入の協力金のところです。100万円についてであります。この部分につきましては、崎山の島田漁港ですけれども、降り口に、地元管理の道がございます。その部分が波等により被災したため、ブロック積みや擁壁工により、約10mにわたり修繕を実施予定であります。これに対しての地元協力金であり、町、それから漁業振興基金を活用し、それぞれ3分の1ずつの負担でこの事業を実施、後の漁業振興にということであります。 以上でございます。 ◆7番(岡本) 結構です。 ○議長 ほかにありませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、29ページの歳出1款.議会費から、49ページ2款.総務費までの質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。3点ございます。 35ページの19節の負担金補助ということで、集会所等長寿命化改修補助金で1,200万円が計上されております。これは、先日の当初予算の説明の時に、総務課長のほうから、これは最終年度の計画なんだということで触れられておったと思います。町内の集会所の長寿命化計画は、大体全面的にそういう対応が行われて、今年、平成31年度は、具体的にどの地域のどの集会所の計画かご答弁いただきたいと思います。 それから37ページの19節の負担金補助、印南町未来投資事業負担金ということで700万円の計上をされております。これも新しい事業と聞きましたけれども、具体的な内容とその目的についてご答弁いただきたいと思います。 最後に、3点目として、42ページの1目.税務総務費、19節の負担金補助、ここは地方税回収機構の負担金として、印南町から62万2,000円をということなんですけれども、今日聞きたいのは、和歌山県下でも税を滞納しているおうちに対して、税の回収機構が大変冷たいというか、冷酷な対応をしておるという話も聞いたんです。例えば、預金を取り上げるとか、子育てされているおうちだったら、児童手当という項目で入ってくるお金を、税金が遅れておるということでかっさらっていくとか、そういう冷酷な対応も聞いたんです。印南町の場合、実際にこの税の回収機構の状況というのは、例えば昨年であれば何件対応したのかとか、そういう厳しい取り立ては実際行われていないのかどうかとか、そのことを確認したかったんです。 その3点です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうから、まず最初に、35ページの集会所等の長寿命化の補助金でございます。これにつきましては、今年度が5年目ということで最終です。スタート時点の平成27年度につきましては600万円の予算を計上しまして、希望が多いということで平成28、29、30年度は800万円ずつ予算計上したところであります。そして、31年度、最終ですというアナウンスを各区長さん方にしますと、希望が今現在で12件出てきてございます。それらについて、いろいろ絞るところを絞ると、約1,200万円程度要ることになってきてございます。今、その12件の全ての集会所等の資料等は持っていませんけれども、それで希望のところはできるのかなと思っております。 そして、長との話の中で、5年間やってこれを一度振り返りまして、新たにまだ必要であればリニューアルをして、再度そういう制度を出していくということでございます。希望が多ければ、良い制度であれば、リニューアルしたいと考えてございます。一応5年で振り返るということでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 次。 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、私のほうから37ページ6目.企画費、19節.負担金補助及び交付金、一番下段の印南町未来投資事業負担金700万円についてご説明させていただきます。 先の長の行政報告にもありますように、子や孫といった次の世代が暮らす次の100年においても、我がまちへの愛情と誇りを醸成する未来へ向けた投資を確実に進めていくことが重要と考えてございます。今回は、町道殿平農免線整備事業の410m区間におきまして水道施設を整備し、周辺用地が宅地になりやすいインフラ整備を行い、民間活力を利用した高台での住宅用地確保、防災対策、人口減少対策、若者定住促進を図ることを目的として、その整備費を予算化したものでございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 基本的な構えとしては、私たちの子どもさんや孫さんの世代の時代にも印南町に愛着を持ってもらえるようにということは分かりました。そしたら、この700万円の活用は、どちらかと言えばソフト面の対応と認識させてもらったらよろしいんでしょうか。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 まず、住宅整備を考えてイメージした時に、やっぱり必要なものは水道施設あるいは排水施設。電気については電気事業者が引っ張っていただける環境でございます。ソフトではなしに、水道の施設を整備する予算を、こちらから負担金ということで町の水道会計へ繰り出します。その繰り出した予算の中で担当課が水道の整備工事を行う。こういったインフラ整備をすることによって、宅地化しやすい環境作りに努めるということでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 次。 -税務課長- ◎税務課長 私のほうからは、42ページの1目.税務総務費、19節の負担金補助及び交付金の和歌山地方税回収機構負担金の68万2,000円についてで、その中で回収機構の対応が冷たいのではないかというご質問であったと思います。一応印南町としては回収機構のほうに移管しておるわけでございまして、中身が冷たいかどうかと言われますと、何とも言えないんですけれども、法に則って回収していただいていると存じております。 件数は、去年は4件、今年は6件予定しております。 以上です。
    ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) それでは、具体的に課長、この回収機構がどのような対応をされておるのかということは、また後ほど下へ聞きに行った時には教えていただけますか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 言える範囲で対応させていただきたいと思います。 ○議長 ほかに。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置でございます。2点だけお聞きしたいと思います。 34ページ、4目の財産管理費の中の役務費の公衆トイレ管理業務費84万円でございます。平成29年は36万円、30年度は60万円ということで、30年度の時には切目駅が増えたということで増額になっていると思うんですけれども、今回の84万円の詳細についてお聞きしたいと思います。 そして、41ページでございます。10目の防犯対策費でございます。13節の委託料、見守りカメラ保守点検委託料、30年度は10万8,000円、今回は22万円です。30年度に2ヶ所増設して点検委託料が増えたということで認識させてもらってよろしいですか。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず最初に、34ページであります。34ページの公衆トイレの管理業務でございます。これにつきましては、金額的には増額しないんですけれども、項目を細節のところで固めてしまったために、今回84万円となってございます。 場所は浜公園、それから印南駅、稲原駅、切目駅、宮ノ前の共栄の所、それから真妻でございます。それぞれの所につきましては、全て今までと同じ金額で委託しているものであります。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 6ヶ所ですね。6ヶ所に対しての計上だと思うんですけれども、金額的に管理していただくのに、今でも真妻だったら年間6万円ぐらいかな、現状は分かりませんけれども、全体を見て平等性と言いますか、6ヶ所に対して大体同じような金額を出しているのか。その点だけお聞きしたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 同じ金額で、月額1万円で実施してございます。そして、浜公園、印南駅、稲原駅、切目駅、共栄の所等につきましては、作業所「陽」さんにお願いしてございます。ただ、距離的なものがございまして、真妻地域については地元の方にということでございます。金額は月額1万円でございます。 以上です。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 その次に、41ページの防犯対策の見守りカメラの保守点検でございます。今回の見守りカメラ等につきましては、今までは4ヶ所でございましたけれども、31年度からは6ヶ所、2ヶ所が増えてきます。その増えた部分につきましては、清流小学校前、それから印南駅前が増えています。そして6ヶ所ということでございます。その維持管理の部分でございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 この質問をさせていただいたのは、関連して言わせていただきたいんです。29年、30年と見守りカメラ設置委託料で計上されましたけれども、今回されていないのはどういうことなのか。その点だけお聞きしたいんです。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 見守りカメラ、防犯カメラにつきましては、以前も議会でいろいろとご議論いただきましたけれども、どんどん設置していきたいと、安全・安心のためということでありますし、長の指示も受けてございます。けれども、現段階において県からの2分の1補助--例えば100万円1基を設置するのであれば50万円まででしたが--それが切れてしまったので、当初予算からは一度外してございます。今後、新たな何かがあればということの中で、今現在も諦めずに検討を続けているところでありますし、地元からは「まだ設置してほしい」という要望等もございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、総務課長のほうからお話があった、どんどん付けていきたいということなんです。今回2分の1の補助が廃止になったということで、考えていかなあかんと。そやけど、町長、この3月議会でも「チャレンジとスピードアップの印南町」「実感できるまちづくりを推し進める」ということですけれども、このことについてはやっぱり町単独でもやるべきじゃないんかなと思うんです。4小はされましたけれども、これからまた切目駅も利用もされ、人も多くなり、4中もまだされていないことを思えば、やっぱり町単独でもやるべきであると思うんです。その点いかがですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 当然、長の行政報告にもありましたけれども、「やれることは全てやれ」ということであります。その前段としまして、強固な財政基盤の安定というのもございます。そういう中で、しばらくお待ちいただければ有利な財源が見つかる可能性もありますし、「知恵を絞れ」という指示も出てございますので、知恵を絞りまして新たに補正予算等でも対応していきたいと思います。 ただ、何もなければ、また長の判断により単独予算でということもありますけれども、今の段階では当初からは外させていただいています。 以上です。 ○議長 ほかに。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。申し訳ない、大分カットしたんですけれども8点。 35ページです。まず1点目、2款.1項.4目.13節.委託料で庁舎夜間警備の506万2,000円。これ、昨年462万7,000円で43万5,000円も上がっているわけなんですけれども、これは業務内容が増えたのか。その辺についての詳細な説明。 2点目です。37ページの2款.1項.6目.13節.委託料で、切目駅舎のリノベーション工事管理委託料95万6,000円と15節の工事請負費1,500万円の件です。先ほど説明はあったわけなんですけれども、これが印南町に払い下げられたのはいつか。いつ印南町のものになったのか。その辺についての説明をお願いします。 3点目です。同じく37ページの2款.1項.6目.19節の負担金補助及び交付金で、先ほどもありました印南未来投資事業負担金の700万円です。水道管を410m、整備するのは生活環境課でされるのかと思うんですけれども、この管路はどれだけのものをされるのか。例えば、この間の水道加入金では13mmだったら8万8,000円、75mmだったら292万8,200円、これくらいかかるわけなんですけれども、どれだけのものをここへ設置されるのか。 将来を見越してということですけれども、近々に何か建てられる予定があるのか。あるさかいこれに700万円も投資されるのだろうと思うんですけれども。何もないのに700万円も投資はしない。10年先、20年先やっていくことではないと思うのですが、この宅地面積はどれくらいのものを想定されていて、何軒ぐらい建てられるのか。その辺、分かる範囲でお答え願えたらと思います。 4点目、38ページの2款.1項.8目で11節の需用費のPRグッズ製作費で53万円計上されているんですけれども、この詳細、内容だけで結構です。どういうものであるのか、お願いします。 5点目、39ページの2款.1項.9目の11節の需用費で、総務課の防災用資材が240万円、昨年よりも90万円増額されているんです。これは何を買われるのか、どういうものでやるのか。その説明で結構です。 6点目です。40ページの2款.1項.9目の13節.委託料、建設課で避難路整備測量設計委託料200万円、それと不動産登記業務委託料が100万円ということなんですけれども、この内容について。どういう計画であって、どのようなものに使われるのか。 それと7点目、40ページの2款.1項.9目で17節の公有財産購入、避難路整備用地購入費ということで100万円計上されているんですけれども、これもあわせて建設課でお願いします。 最後、8点目です。49ページの3款.1項.1目の11節の需用費でコピーチャージが140万1,000円。昨年が62万1,000円だったわけなんですけれども、これが大幅に増額されている。その説明だけで結構です。 以上、8点よろしくお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、まず最初に庁舎の管理であります。庁舎管理の予算が上がっていまして、現在も交渉中でありますけれども、内容については同じであります。人件費等の関係で、国の最低賃金のこともありますし、労働条件のこと、働き方改革のこと等もありまして、協議を重ねた結果、やはり増額は認めざるを得ないというところもあります。その増額幅については現在もまだ調整中であります。この予算の範囲内で、できるだけ「安かろうよかろう」で、ただし、常識のある金額で、ということも踏まえて対応しているところでございます。 以上です。 ○議長 -11番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番です。 ○議長 あ、ごめん。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 昨今、どことも人手不足やというのはよくニュースでも耳にするんですけれども、これは多分入札されているのかな。まだ確定していない、今検討中やということですけれども、単純に今ここで勘定しても、43万5,000円上がるということは8%ぐらいになるのかな、単純な考えなんですけれども。職員の給料は人事院勧告でも8%も上がっていないと思う。元々の基本ベースがかなり低いので一概には言えないし、その辺についてとやかくいうことでもないのかなと思うんですけれども、その辺の詳細。入札されて、公平性というか整合性はとれているのか。そこだけで結構です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 当然、「ここは今、認めざるを得ないな」とか「アップしてもいけるな」とか、私たちも整合性のとれるように中身を精査してございます。そういうところについては、何もなしで上げるということはございませんので、ご心配なく、よろしくお願いします。 以上です。 ◆7番(岡本) 入札は。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 入札はこの新しい庁舎に来る時にしたところであります。そういう中で、やはり入札したところについて認めざるを得ないところは認める。ここは、完全に入札があったところの競争の部分については、それを生かしていくということであります。その点については、中身は十二分に私たちが精査しているというところを認めていただきたいと思います。 以上です。 ○議長 次。 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは私のほうから、37ページ6目.企画費、13節.委託料の切目駅舎リノベーション工事監理委託費、それと15節.工事請負費の切目駅舎リノベーション工事請負費1,500万円についてご説明させていただきます。内容につきましては、先ほどの古川議員の質問の答弁のとおりでございますが、JR西日本との事務手続についてのご質問かと受けとめ、ご答弁させていただきます。 JR西日本の和歌山支社におきまして、本年1月に、文書により譲渡についての協議事項について整理させていただいてございます。和歌山支社の上部、本社で、事務手続を今進行中というアナウンスでございますので、間もなく払い下げによる土地の受け渡し契約に着手するところでございます。 以上です。 ○議長 -11番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 議長、7番です。2回目なので。 ○議長 ごめん、気を付けます。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 課長、単純な質問なんですけれども、今年の1月に協議されて、今手続中だと。まだ確定していない段階--これは単純な質問なんですよ、嫌らしいことではないので勘違いせんといてほしいんですけれども--確定もしてない段階で予算計上することは、問題ないのか。別に当初予算なので、まだ執行されてないのであれなんですけれども、その辺だけ。今後の参考のためにお聞かせください。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 先ほどの説明のとおり、この切目駅舎の払い下げについては、1月に和歌山支社と文書でやりとりさせていただいてございます。和歌山支社の見解は、「間違いなく印南町にこの駅舎について払い下げを行う」という見解でございました。私どももそういった点について支社のほうに要望もする中で、「本社決裁を待っていただきたい」「ただ、この文書については担保していただきたい」という説明でありました。したがいまして、今回予算計上に至ったということでございます。 以上です。 ○議長 次。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 未来投資の件でございます。水道工事を担当するところは生活環境課です。先ほど企画政策課長からもありましたように、延長410m、口径75mmを今回布設いたします。その布設場所につきましては、ご存じのとおり殿平という所で、廃線敷また町道、そして国道側へ、そこをループ化する、そういうことも計画の中に入ってございます。宅地造成のみだけではなくループ化して、そこに何かあった時のための防災対策を講じるようにしてございます。 以上でございます。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 未来投資を行なって、どのような効果を狙っているのか、狙いである宅地化が進むのか、あるいは宅地としてどれぐらいの面積か、というご質問でございます。この沿線、今現在まだ工事の途中でございますが、非常に日当たりも良くて、土砂災害の少ない所でございます。地元の方にお問い合わせすると、もう既に所有されている方々のところに「譲ってほしい」と、「宅地化したいのでその用地を購入したい」との申し出もあるということでございます。 面積的にどれぐらいが見込まれるのかということでございますが、今現在100坪あるいは150坪ぐらいの用地の中に新築されている物件もございます。平均的な面積からすると、最低でも15区画ぐらいの宅地が整備される見通しが持てると考えてございます。国道から、石橋石油さんのほうから上がってくる所については、もう既に民間の方々が4区画を整備して、そのうち3軒が新築でおうちを建てられてございます。この未来投資事業によりまして、さらにそういう宅地化が見込まれると考えてございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 生活環境課長からは410mで75mmをループ型に配管されるということで、企画政策課長からは大体15区画ぐらいになるのではということです。私ら素人なので分からないんですけれども、これ、15区画ぐらいだったら、75mmのパイ(φ、「直径」の意味)のもので間が詰むのか、用が足りるのかという単純な質問です。75mmがマックスやったんかな、一番太いやつだったんで良いのかということ。 それと、企画政策課長からは、地主の方から「いろいろ用地購入したいという話とかは聞く」ということです。現在3軒ほど建っているというのは、もう早くから自分で建てられていたのかなと。ここの水道は、もう今使われているということだったら、自分でどこかから引かれたのかなと思うわけなんですけれども、単純に何か、未来投資なので良いんでしょうけれども、担保もないのに、その辺については良いんですね。というか、分からんのに、確定していないのに投資するということについては。未来投資ということなので。そこだけ、もう最後簡単で。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 宅地計画の中で15区画ということで、75mmで十分対応できるというように確信してございます。 以上でございます。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 区画の15という数字がひとり歩きしないように。僕の見たところ最低15区画程度は宅地化が見込まれるということです。この殿平農免線の整備事業によって、周辺用地の利便性が良くなる、宅地化の第一歩である道路整備が完了する、そういうところで、そういう数字を用いさせていただきました。 それと、これはもう議員とこれまでもいろいろ議論させていただいていますけれども、例えば町有地を売却して民間の賃貸住宅を整備する、この件についても、方向とすれば良しなんだけれども、行政が行う担保(例えば土地売買の金額)についてはどうかということも、これまでもご議論をさせていただきました。それで今、実際どういう状況なのかと言えば、カーサ・ラーナ、これはインターチェンジの所でございますが、18軒満室という状況でございます。 あわせて、第2弾として切山団地も同じトライをさせていただきますけれども、やはり「住みたい、住み続けたい」を実現する。こういった実感できるまちづくりを進めるに当たって、宅地を整備する。これは、もう町が直接ハード整備をするという手法もございますが、民間の活力を生かしながら、民間の守備範囲の中で人口減少対策や防災対策を行うというような、未来を見越した投資でございます。 一定、見解の相違はあるにしても、我々は、この700万円については印南町の未来に対して有効な予算であると認識してございます。 以上です。 ○議長 次。 -企画政策課長- ◎企画政策課長 それでは、38ページの8目.広報公聴費、印南町のPRグッズ製作費53万円の内容ということでございます。このPRグッズにつきましては、移住定住体験フェアの時とかに、印南町をPRするものをイメージしてございます。具体的には、今現在、平成31年度も使用してございますけれども、カエルのロゴを入れたトートバックあるいはクリアファイルといったものを考えてございます。それと印南町のPR用の幟、それと移住体験フェアなんかで希望者と協議する時のテーブルクロスとか椅子カバーを今現在考えてございます。 以上でございます。 ○議長 次。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 49ページということで民生費に入りますけれどもご答弁させていただきます。需用費のところのコピーチャージ料が140万1,000円と、対前年度で言えば78万円の増額になっているということでございます。これにつきましては、保健衛生係が4月から本庁へ帰ってまいります。そういう関係もございまして、元々保健衛生費で予定していたコピーチャージの予算は0円にしています。隣保館費の予算とか、戸籍基本住民台帳費のところでもコピーチャージ料を持っているんですけれども、トータルしますと200万2,000円となるわけです。 平成30年度当初予算との対比では確かに増額になっていますけれども、12月議会で増額させていただく中で、平成30年度の現計予算が現在203万2,000円となってございます。これとの対比で申しますと、3万円の減額となってございます。 以上でございます。 ◆7番(岡本) 結構です。飛んだので、総務課長。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 39ページの防災諸費であります。その中の防災用資機材ということであります。この防災諸費のところでも予算額についてはかなりアップしてございます。これも長の行政報告にもありましたように、安全・安心が長の行政上の一丁目一番地だということでございます。 そういう中で、防災用資機材については、特に若い職員等も課を越えていろいろ協議したところでございます。その中で31年度、今現在において、先般の台風のこともありまして、ブルーシートとか、もし断水した時のための給水用タンクとかを、というものでございます。その給水用タンクも、家庭用ではなくて、水道事業者が使用するような大きなもの、それも置く場所ということの中で、折りたたみ式のものがあるそうでございます。そういう部分についても今回購入してみようと。また、停電が長かったことも受けまして、ランタン等も各地域に配備しようということでございます。 そして、以前にもご説明はさせていただきましたけれども、この防災用資機材をはじめあらゆるところにつきまして、今回の当初予算はこうでございますけれども、新たな資機材等が出た場合等につきましては、補正予算でスピード感を出して対応していきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 次。-建設課長- ◎建設課長 それでは、私のほうからは40ページの防災諸費の関係で、建設課所管の避難路整備測量設計委託また不動産登記、それから17節の避難路整備用地購入ということの中でまとめてご説明させていただきます。 避難路整備の部分につきましては、浜地区の避難路整備であります。昨年9月の補正によって、浜集会所前から東側向いて(西山蒲鉾店向いて)今現在改良延長30m、幅員約3mの避難路整備を行なっております。それに引き続きということで、今度は要害山へ逃げる避難路へ結びつける約25mをさらに延長して、今回の予算を計上してございます。用地のご協力をいただきながら、幅員3mをできるだけ確保し、要害山への逃げる道ということで実施してまいりたい。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。次。 もう1点あるん違うか。 ◆7番(岡本) 用地購入100万円もあわせたので……。 ○議長 もういいか。 ◆7番(岡本) そしたら、私のは終わります。 ○議長 -9番、古川眞君- ◆9番(古川) 9番、古川でございます。3件ございます。 最初に、37ページ15節.工事請負費、先ほど企画政策課長のほうから説明いた、今回は切目駅ですけれども、印南町には稲原駅もございまして、稲原駅も今後こういう計画がございますか。それが1件目です。 2件目なんですけれども、37ページの19節.負担金補助及び交付金の中のシルバー人材センター補助金(JR委託業務)というのがございます。これは乗車券の販売をされている方の給料かなと思うんですけれども、この乗車券を今販売されている方は、いつまで勤務できますか。将来的には印南も無人になってしまうんじゃないかなと心配しておりまして。 あと、3件目なんですが、40ページ19節.負担金補助及び交付金の中の自主防災組織支援補助金というのがございます。448万円。この支援補助の内容をお聞きしたいと思います。 以上です。 ○議長 -企画政策課長- ◎企画政策課長 まず1点目の、町内に3つあるJRの駅舎で、印南、切目と稲原駅はどうするのかというご質問でございますが、今はそういう議論にも至ってございませんので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。 それと、6目.企画費、19節.負担金補助及び交付金の下段から2つ目、シルバー人材センターの補助金(JR委託業務)ということで、平成31年度からJRの切符販売に係る事業は印南駅のみで行われます。切目駅につきましては無人化、この月末をもって閉じるということでございます。この委託業務の内容でございますが、今のところ管理員につきましては、JRのOBさんの方々3名を予定してございます。それで、当然人件費の見直しとか、あるいは販売手数料を差し引きまして、今回135万円の補助金を交付するということです。シルバーさんとは縷々協議もしながらですけれども、町の方針についてはご理解を願っているということでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 次。 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、40ページの19節の自主防災会組織支援補助金448万円についてであります。これにつきましては、町内に自主防災会が48ございます。そのうちの47の自主防災会--1つにつきましてはその自主防災会を束ねるための1つということでございますので、48のうちの47自主防災会--に対しまして、均等割として各自主防災会に2万円、それから運営の関係で、世帯割として1世帯200円を配布してございます。 そして、その補助の内容等につきましては、各自主防災会の中で避難訓練をしたり、防災について研修を深めたりというものでございます。その補助金ということで出してございます。また、この448万円の中には資機材の補助もございます。1つの自主防災会に20万円を上限として、購入費用の10分の10の補助を出すものでございます。「今年はこういう資機材を自主防災会で買う」と申請していただき、その中で約15件について実施するものでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。ただいま10時37分です。10時55分まで休憩いたします。 それと、先ほど岡本議員の議席番号を間違えました事を謝罪します。どうもすみません。 △休憩 10時37分 △再開 10時55分 ○議長 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 次に、49ページから58ページまでの歳出3款.民生費について質疑を行います。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。1点だけ教えていただきたいと思います。 51ページの2目.障害福祉費の13節の委託料でございます。今回、新規事業ということで、社会的ひきこもり者早期社会復帰支援事業委託料の24万5,000円でございます。これについて、今回15歳から59歳の方を対象ということなんですけれども、印南町において今そういう方は何人ぐらいおられるか。その点、把握されているのかお聞きしたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 このひきこもりの事業ですけれども、美浜町にありますNPO法人に委託をするということで現在考えてございます。我々の行政のほうで把握しているひきこもりの方の対象者としては、5名を見込んでございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長からお話あった、印南町において把握されているのが5名の方ということなんです。今回美浜町のNPO法人に委託されるということなんですけれども、事業内容と言いますか、そのNPO法人の方が訪問されてどういうケアをされるのか。その点、把握されているのかお聞きしたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 現在予定している事業につきましては、まず病気の方は対象にならないということでございます。原因がよく分からず、自宅に引きこもって社会的参加をしない状態が6ヶ月以上持続しているというのが一つございます。そして、今言いましたように、引きこもっている原因が精神科等の専門医療を必要とする疾患ではない、原因が分からない方に対して行います。 どういうケアをするかと言うたら、まず、専門医の方がそちらの自宅へ相談に伺っていただいて、どういう状況にあるのか詳細に見ていただきます。その状況から、必要な対策を一応カリキュラム化して、そこから徐々に家から出てこられるように。そして出て行く先である--まだ契約はしてございませんけれども--NPO法人ヴィダ・リブレと言いまして、そこに専門医がいらっしゃいます。和歌山の紀の川市のほうに在住の先生ですけれども、この先生がそこにいらっしゃいます。ひきこもりの方に対する対応が県下でもかなり有名な方でございます。まずは訪問していただくなりして、今後の対策を講じていきます。そしてそこへ足を向けていただいて、きっかけを作っていくところから始めると、こういうことでございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長からもお話があったように、病気でないひきこもりの方が対象ということで、専門の先生にもご相談して対応していくということなんですけれども。今、5名の方が把握されている中で、年間通じて何回行かれるのか。24万5,000円ということは、金額的にほんないんかなと、1ヶ月に1回も行けるんか、2ヶ月に1回になるんかなというのもあるんです。NPO法人、ボランティアの団体でありますから、利益じゃない、していただけるとは思うんですけれども、大体月に何回とか、そういう方向性まで決まっているんですか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 一応、継続相談につきましては、上限で5回までと考えてございます。訪問相談につきましても、上限を5回と今考えてございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。1点お聞きします。 57ページの3款.2項.1目の19節.負担金補助及び交付金で住民福祉課の病児・病後児保育事業負担金50万円です。これ私も一昨年9月議会でも質問させていただいたんですけれども、いざという時のための政策なので、使わないのが一番良いわけです。これ今度実施されるということなんですけれども、まず、どこで受け入れていただけるのか。受け入れ場所です。施設。2点目は、対象者。どのような方を対象とされるのか。3点目は、対象の病気です。4点目が、利用方法と料金。この4点。あと、こんなんもありますよ、というのがあったら説明していただければ。詳細の説明、分かるのであれば。もうそれで結構です。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 まず、病児・病後児保育とはどういうものかでございます。入院を必要としない程度の病状で、病気のいわゆる急性期から回復期に当たり、家庭や集団生活での保育が困難なお子さんを一時的にお預かりする事業でございます。したがいまして、お医者さんのほうで受け入れが不可能と判断された場合には、利用できない場合もあるということでございます。 条件に該当するのは、印南町に居住している方で、生後9週目から就学前ということでございます。ただし、特に必要な場合には、小学校3年生まで受け入れが可能ということでございます。 保護者の就労、保護者の疾病、それから冠婚葬祭等、社会的な理由によりまして、家庭での保育が困難な状況を対象としてございます。 対象となる病気ですけれども、風邪、それから腸炎とか、子どもが日常的にかかる病気。それから2つ目が麻疹、水ぼうそう、風疹等の伝染病疾患でございます。それから、ぜんそくなどの慢性疾患。それから骨折、やけどの外傷性の疾患の方が対象となってございます。 利用先ですけれども、これは北出病院の病児保育室「ひまわり」というところでございます。ここに委託という形で実施するわけです。この委託ですけれども、今現在、御坊市それから美浜町、日高町、由良町、日高川町と、日高管内で印南町だけがこの事業を実施していなかった。今回うちが加入することによりまして、合同で運営していくことになってございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、答えられなかったんで、どうこうない問題なんですけれども、料金等抜けていたのかなと。それと時間、何時から何時まで。そこだけで結構です。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 すみません。料金ですけれども、前年度の町民税が課税世帯と非課税世帯というふうに考えてございまして、課税世帯につきましては1日2,000円、半日1,000円。それから非課税世帯につきましては1日1,000円、半日500円と考えてございます。生活保護世帯につきましては免除でございます。 では半日とはどれだけかということですけれども、5時間以内の保育と考えてございます。利用時間につきましては、平日の午前8時から午後6時まで、ただし、延長保育は原則行わない、あと土曜、日曜、祝祭日、年末年始は休業日というふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 50ページですけれども、20節に扶助費として、これは「しょうさいがい」見舞金と読むんでしょうか。これ金額は4万円とそんなに大きくないんですけれども、どういう内容なのですか。 それと、玉置議員からも質問がありましたけれども、51ページのひきこもり者の早期社会復帰支援事業委託料です。社会から人目を避けてひきこもりになった方の回復を進めていくということです。概要は先ほど課長からもご答弁があり、ここのところはスタートしたばかりですけれども、継続相談、訪問相談にそれぞれの限度については、今後見直していく方向で考えなければならないのではないかと思ったんです。基本的な見解をお聞かせください。 53ページの13節です。平成30年度の予算には高齢者筋力向上トレーニング事業ということで25万2,000円が計上されておりました。決算のところはまだ決算書がないので分からんのですけれども、31年度の予算にはこの事業が計上されておりません。この事業は、極端に利用者が少ないとかそういう事情の中で、もうやめてしまったということですか。 あと55ページの18節の備品購入費、社教センターの中の管理備品で、175万9,000円が計上されております。これは具体的にどういう備品を購入するための費用なのですか。 3点です。
    ○議長 ここで榎本一平議員に申し上げます。 質疑においては、自らの考え等は述べずに、疑義内容のみ質疑していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆10番(榎本) はい。 ○議長 答弁求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 まず、3款.1項.1目の20節のところの小災害見舞金です。これは災害または火事等によりまして、全壊・全焼した家庭に3万円、それから半壊・半焼した家庭に1万円というふうに予定してございます。 それから3款.1項.2目の13節のところにある、先ほども質問あったひきこもりの件でございます。まず大変難しい、扱いにくいケースというふうに考えてございます。今までも保健師とか、近くの民生委員さんとか、ヘルパーさんとかが行ったりしており、我々も放ったままとかいうことは決してございません。何らかのアプローチはしているんですけれども、なかなかそういった生活から脱却できていないのが現実でございます。その都度その都度、その人に合った対策を講じていく必要があるかと考えています。そういうこともございますので、状況が変わるというか、方向性が変わってくるということも十分あるかと思います。 それから……、すみません。一問一答ですね。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) それでは、今の課長のご答弁から言うたら、ひきこもりの方の支援事業は、スタートしたばかりですけれども、5回の上限があるということについては、今後大分時間をかけて改善していかなければいけない内容だと。課長もそういう認識でよろしいんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そういうことで対応してまいりたいと考えております。 ○議長 次。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 高齢者福祉の委託のところ、筋トレです。これ、今年の予算の中にないんと違うかということだと思うんです。筋トレにつきましては、現在、町内各地でやってございますが、もう我々行政が出かけていってやらなくても、各地で自主的にやっていただけるほどにグループも育っているという判断から、一旦ここでは予算を計上していないということです。また、介護保険の特会のところでも、地域密着型とかの予算、地域でやるべきところの予算もございますので、ここでは減額になっていますけれども、トータルでは減額ではないということでございます。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 隣保館の備品ですけれども、机・椅子等がもうかなり古くなってございます。これにつきまして、計画的に入れ換えをしているんですけれども、今回、主に2階の大会議室ですけれども、あそこにある机・椅子を買い換えるということで、175万9,000円の計上をさせていただいています。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ほかに。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 2点お伺いします。 51ページの13節の障害者等緊急時相談支援事業委託料、内容についてお聞きしたい。 それともう1点は、条例で手話奉仕員の養成というのがあったと思うんです。手話奉仕員養成研修事業委託料ということで10万円なんですけれども、これは何回ぐらい研修する予定にしているんでしょうか。そして何名ぐらいを研修の対象とされるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 まず、13節のところにある障害者緊急時相談支援事業の24万円ということでございます。これにつきましては社会福祉協議会のほうに「24時間あんしんコール」ということで委託してございます。印南町民の方に相談事由が起こった時にそちらへ電話をする、すると社会福祉協議会の職員が24時間体制で対応する。その必要経費として、こちらのほうへ委託料として24万円措置させていただいてございます。これは、今年が初めてではなくて、もう以前から継続してやっている事業でございます。 それから手話奉仕員の養成研修事業委託料につきましては、日高管内、御坊市を含む日高管内の自治体で、共同で設置します。今回平成31年度は美浜町が当番町になっていまして、そちらの美浜町中央公民館で毎週、週に1回実施してございます。したがいまして、年間で52週になろうかと思います。この必要経費が年間で60万円要るということでございますので、6市町で均等に10万円ずつ持ってやってございます。手話講座は入門編と基礎編という構成になっており、平成30年度において我が印南町から受講され、卒業された方は、入門編で6名、それから基礎編で5名の、11名でございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 最初の質問で、24時間対応してくれるということなんですけれども、その方というのは、対応していただける方は、数名おられるんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 連絡すれば、必ず誰かが出る体制になっているということでございます。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、58ページから64ページまでの歳出4款.衛生費についての質疑を行います。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 60ページでございます。2目.母子保健事業費の扶助費、新生児聴覚検査費の55万円でございます。生まれたら検査するということで、今は1年で生まれるのが五十何名ぐらいかな、その方々が対象だと思うんです。このことについて、30年度は出ておらなかったので、新事業になるのかなと思うんですけれども、これは今までもされていたと思うんです。なぜ今回こうやって出てきたのか、その点お願いします。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 新生児の聴覚検査ですけれども、これにつきまして、元々は医療機関で実施されていたわけです。ただ「これは一部負担金の中に入っている」とか「いや、これはもう病院の出産育児金の中に含まれている」とか、正しい、きちっとした認識が医療機関等で持たれていなかったということがございます。そういったことから、印南町以外でも日高川町とかがこの事業をもう昨年度から実施してございます。聴覚検査の費用が要った分に関して上限1万円で費用を負担する、という制度が日高川町で始まりました。こういうこともありまして、我々も医療機関に確認すると、1万円の限度額--大体1万円程度で収まるらしいんですけれども--それについてはいただくということで、出産手当の中には含まれていなかったという判断でございます。したがいまして、他町村でももう実施しており、やらないとなるとまた大変なことになります。医療機関に任せておけないなということで、我々は新生児聴覚の検査費用を公費で負担するという意思をはっきりとさせた、こういうことでございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 たしかに、補助してあげるというのは「子育てをするなら印南町」と打ち出しているので、上限1万円と今おっしゃいましたけれども、1万円と言わんともう少しでも出していただければ有り難いなと思うんです。55万円ですから今回55人の方が生まれるという体でこれ出しているのかな。その点はどうですか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そういうことでございます。 ○議長 ほかに。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。2点あります。 61ページの4款.1項.4目の15節.工事請負費の750万円、斎場非常用発電機設置。これは去年の台風等で停電があって、斎場の運営に支障を来たすということだったと思うんですけれども、この機械の容量。それと、流用というか、例えば災害時に停電があって斎場を使っていない時とかに、ほかで使うことできるのか。それとも備え付けで動かせないものなのか。それがまず1点です。 2点目です。63ページの4款.2項.1目の19節.負担金補助及び交付金で、清掃センター運営負担金の1億1,282万1,000円。去年よりもかなり増額しているんですけれども、この増額理由と、今後の動向等について分かればお知らせ願えますか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず1点目の斎場の発電機ですが、容量としましては今のところ100kVAを考えてございます。そして、固定式ではなく可動式という方向で考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 流用と言うのたは、何かの時に他へ動かして使えるかどうか。使えるか使えないかだけ。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 動かすことはできます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 動かして、例えば公民館に持ってきて使えるか。ほかで使えるか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 もちろん使えます。 ○議長 次。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 清掃センターの負担金1億1,282万1,000円でございます。昨年度の当初に比べますと4,380万円の増。これにつきましては、清掃センターの基幹的整備改良工事を平成32年から35年にかけて行います。それに向けて、工事費で約3,000万円、資材倉庫新設で2,000万円、道路拡幅で700万円、焼却設備の点検業務委託料で5,800万円とか、いろいろ増えてきてございます。それに対する印南町への分担率で決定してございます。 それと今後の状況ですけれども、ごみ処理につきましては32年から35年まで基幹的に工事を実施してきます。それで32年度での工事費としては4億3,000万円、また33年度では7億円。旧施設なり廃プラヤードの建設費がかかってございます。基幹工事としましては32年度で3億6,000万円、33年度では11億7,000万円、また34年度では12億8,000万円、35年度(最終年度)では14億2,000万円と計画してございます。今後は、それに対する負担金が増えてくると考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 単純な質問です。数字は覚えていないんですけれども、増えた要因が、32年から35年に改良工事をして約3,000万円から5,000万円ぐらい増える、32年から35年の動向としては縷々何億とかということです。単純に、印南町への負担割合は全体で7億円とか12億円とかいろんな金額は今お聞きしたんですけれども、今言われた4年ぐらい先までに、当町に及ぶ金額的な影響はどういう増減があるのか。細かく、そこだけで結構です。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 先ほどの工事につきましては、全額かかるということではなく、その内交付金事業というか、補助事業でされますので、全部がかかってくるというわけではございません。一般財源的に言いますと、32年度で9,400万円、また33年度では3億4,000万円、34年度では1億5,500万円、35年度で1億8,300万円、これを1市5町で分担します。そのうち印南町としましては、今のところの分担率で言いますと、13.6%からそこらで前後してございます、その分の分担金が発生すると考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 平たく言うと、さっきの4,000~5,000万円ぐらいというのが、今回分けた13.6%かそれくらいで推移するという理解でいいんですか。今の説明は。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 過去からの率を言いますと、大体13%台初めごろから13.6~7%が印南町の分担率となってございますので、その部分を今後分担すると思います。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 58ページから59ページにかけてですけれども、19節の負担金補助の部分です。御坊市外五ヶ町病院経営事務組合負担金ですけれども、30年度に比べますと大きく6,901万円の増額計上となっております。先日、予算説明の中で、この予算の計算方法が変わってこういう予算計上になったとのご報告がありました。印南町にはこの病院経営の負担金には様々な条件があって、それに基づいて計算されていると思うんですけれども、今回はその計算内容がどのように変わったのですか。それで、それぞれの町の負担が増えるような計算方法になったのかと思いましたけれども、そこら辺分かりやすくシンプルにご答弁いただきたいと思います。 あと62ページから63ページにかけてですけれども、これは本年度から子育て世代包括支援センター費ということで目を起こしています。特に、13節と20節の部分の内容について、どのような取り組みをされるのかとご答弁いただきたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 まず、日高病院の関係の負担金でございますが、特に負担金が増えるという特殊事情があって今回こうなったのではありません。 平成30年度までは、基本的な負担金の部分と申しますか、通常分、ルール分の負担金をまず持つ。それから普通交付税が算定されて、印南町がその交付税をもらっているんだから病院の経営事務組合に当然渡さなければならないですよというものもあります。それから、特別交付税と言うて特別なルールの交付税、これもまた計算された上で日高病院にお渡しする。そのような、3段階の形をとっておったんです。 しかし、日高病院が慢性的な資金不足になってございまして、そういったルールに基づくのは間違いないけれども、予め、交付税の措置額も予想される中で、「当初の段階でその分を負担金としていただけないでしょうか」という話も過去から縷々ございました。そういうことから、日高管内の状況も見ながら、もう我々も「それでは当初予算でこの必要な分を見て、それから必要な請求に応じていこうやないか」ということで、長もそういう判断をして、今回当初予算からこれを持たせていただいているということでございます。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 すみません。この予算の説明の時に私が申し上げたのは、予算の「計算上」ではなくて予算の「計上」でございます。計上の仕方を、今回からは当初予算から持って、補正はできるだけしないというルールで、ということでございます。大変申し訳ございません。予算計上の仕方によって増額していますということでございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 基本分と普通交付税の算定と特別交付税ということで、それが基本になっていると、課長のご答弁で基本的な部分が分かりました。それから、今回は病院側の資金不足が深刻だということで、ここのところは議会のたびに広域議会に出席している議員のほうからも、その赤字の件は報告されます。ですからここの、議員の皆さんも、よく認識されていると思います。そのことを受けて、町として積極的に当初から予算を投入するとなると、当初予算にそれだけ先行してお金を出すとなれば、今までは補正予算の中にもその都度その都度この負担金の額は計上されておりましたけれども、平成31年度からはそういう補正予算での計上がなくなっていくと見ておいたらよろしいんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そういうことではなくて、もう元々から印南町の持ち分は決まってあります。その持ち分の中で負担金がどういう構成になっているかと申しますと、例えば日高病院の一般病棟の改築の工事をしましたけれども、平成31年度分ではその中の1,418万8,000円が印南町の分ですよというようなルールがあります。それとか、あと専門学校の新築負担金として今年は268万7,000円ですよとか、医療機器一式の購入費の負担金として226万円であるとか、そういうふうに細かく計算されています。これにつきましてはもう当初から予定されてあると。 ただ、負担金の支払いの仕方につきましては、総務課長も言いましたけれども、今まではまずは基本的な部分を当初予算で持つ、それから、普通交付税のルールで支払うべきものは補正予算で持つ、特別交付税の分につきましてはまた補正して持つ、ということでございます。トータル的には何も変わるわけではございません。ただ、あと精算というのが当然出てくると思うんです。今回我々は見込みの負担金を支払っていますので、最終的な段階ではそれを精算するということもあろうかと思います。 また、組合議会のほうで臨時的な、平成31年度の会計において突発的に徴収しなければならない事態が起きた時には、当然また組合議会で議論されて、長がそこで判断するということもあろうかとは思います。現段階ではルール上の負担金の支払いのみでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 整理をしますと、印南町は印南町独自で持たなあかん分のお金が必要だということが一つ、そしてもう一つとして交付税関係--交付税というのは補正予算にも出てきますので、その時々の対応もしなければならないし、臨時の会計もある--その2本柱で本年度からは対応していかなあかんと。基本的にはそう理解しておいたらよろしいんですね。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 当初からそれらを持って請求に備えるということでございます。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 続きまして、子育て世代包括支援センター関係の、新たに目を起こして実施する事業の内容についてでございます。 今現在考えてございますのは、そこの委託料のところで、まず「産後ケア事業」というのを予定してございます。「産後ケア」という事業の名前ですけれども、これは妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援とかを実施しようやないかということです。産後鬱の予防とか育児不安解消への支援といたしまして、医療機関や助産所におきまして、そういった産後鬱にかかった方に対しまして、デイサービスを行う、また訪問を行う、あるいは、重症になれば宿泊を伴うというケースもございます。そういった方々に対して事業を実施する予定でございます。 それとあとは、妊婦健診というのはもう当然皆さんご存じだと思うんですけれども、「産婦健康診査」(産婦健診)というのも実はございまして、出産後に現在もやっています。この分を公費で持とうやないかということでございます。大体平均5,000円程度で実施されているんですけれども、これを保障しようやないかということで、今回これを予算化してございます。 それとあと「新生児訪問事業」、これは専門的な視点から、産後の家庭へ助産師さんに回ってもらおうということです。これも産後ケアといえば産後ケアになるわけですけれども、そういう事業も予定しております。 そういう事業が主な今回の新たな事業ということになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、64ページの歳出5款.農林水産業費から、71ページ6款.商工費までの質疑を行います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。3点。 まず、68ページの5款.2項.1目の13節.委託料です。森林経営管理意向調査委託料、100万円というのがあるんですけれども、詳細の説明。 2点目です。69ページの5款.3項.3目の13節の委託料で、海岸保全施設測量設計業務、1,700万円。これの内容。 3点目です。71ページの6款.1項.2目の19節.負担金補助及び交付金で、印南駅屋根改修事業負担金で500万円。これはここ2年ぐらいで駅舎屋根等を改修されたかと思うんですけれども、どうしてまた500万円も必要なのか。 この3点、詳細説明をお願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 まず68ページです。林業振興費の中の13節.森林経営管理意向調査委託料の100万円の詳細でございます。これにつきましては、森林法等が改正されて新たな森林管理制度がこの平成31年度より施行されることになります。それに伴って、町内の--これは人工林を対象にした調査でございますけれども--人工林の所有者に対し、経営管理権の設定に対する意向調査を実施しなければならないと。単年で実施するわけではなく、31年度から計画的に実施するものでございます。そのための費用を今回100万円計上させていただいたと。100万円の金額の根拠でございますけども、これはあらかじめ国が示しておる単価がございまして、1ha当たり8,000円を基準に、当初予算においては125haの実施を見込んで今回100万円の予算を計上したところでございます。 ただ、何分新しい制度の施行でございますので、あくまでも暫定的に計上したものでございます。財源につきましては、当初一般財源でこの100万円を措置しているところでございますが、現在国会で審議されております森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が公布・施行された段階におきまして、当町においても補正予算として財源を今後市町村に交付されることとなる森林環境譲与税に振り替えていきたいと考えております。 以上です。 ○議長 次。 -建設課長- ◎建設課長 それでは私のほうからは、69ページの3目.漁港維持費の中で13節.委託料の海岸保全施設測量設計業務1,700万円についての内容の説明であります。これにつきましては、西ノ地、元村の国道沿いにあります、切目海岸の越波対策で実施する工事の測量設計であります。これについて現在計画してございますのは、パラペットのかさ上げ、またその前の海に面して消波ブロックがございますけれども、この消波ブロックのかさ上げです。これにより、高潮また台風による越波の民家への浸入を防ぎたいということで、今回この調査設計費を予定してございます。 以上でございます。 ○議長 次。 -産業課長- ◎産業課長 続いて、71ページです。観光費の中の負担金補助で500万円、印南駅舎の屋根の改修事業負担金でございます。これについては、駅舎ですけれども町の管理物件となったわけでございます。観光発信の拠点、多目的な利用の拠点整備ということで、印南駅舎の管理については観光分野、産業課で所管させていただいているところでございます。 昨年の台風21号によって屋根に大きな被害を受けて、これについては復旧を行なったところでございます。しかしながら、今後の台風の襲来に対し、今の屋根は万全の状況にないと考えております。列車への運行等にも影響が懸念されるということでございまして、議員もご指摘があったように、平成29年度に710万4,000円の事業費をかけてリニューアル改修したわけでございますけれども、屋根の部分、スレート瓦の葺き替えは行なっておりません。保護剤の塗装、それとペンキを塗ったという状況でございまして、質的にはあまり改善されていません。それと、駅舎のホーム側を工事するには、JRの列車の運行等との関係上、非常に複雑な手続が必要であったため、屋根のスレート瓦全面については基本的に手を加えていませんでした。 このような状況で、今後施設を管理していくには大きなリスクが伴う。特に、列車の運行に支障があった場合は、町に対して損害賠償等も求められかねない。このような状況を解消したい、改善するということで、今般JRさんと協議させていただきました。この事業負担金の500万円は、詳細な試算の中で計算された数字でございます。その数字をもって、補助金をもってJRに負担をする。JRが主体として屋根の葺き替え工事を実施する事業内容でございます。度重なる改修、また、費用面で負担もかさむということでございますけれども、何とぞ安全管理面にご配慮いただきまして、ご理解を賜りたいと存じます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 嫌こと言うんじゃないんですけれども、元々駅舎は老朽化でかなり--年数は私も把握できてないんですけれども--かなり古いもので、せっかくここ数年でやり替えたのに、できていなかった。その時の見積もりがどうだったのか分からないんですけれども、二度手間で、その時やればもっと安価にできていたんではないか。また一から、例えば足場組むとか不意な作業が500万円には含まれるんかと思うので、今後はこういうことのないように。やる時は一気にしないと余計高くつくのではないのかなと思うんです。その辺の見解、最後お聞かせ願えるかな。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 結果として、昨年の台風で大きな被害を受けた。今後そのような状況の中で管理するには支障があると判断させていただいた。したがって、今回500万円の予算を要するようになって、今回ご審議いただいているという状況です。 ただ考えてみますと、29年度の改修当時、そこまで詳細なことを考えたか考えていないか、費用的な積算の中で断念したかということについては、私は把握しておりませんが、少なくとも平成29年度までは何十年とJRさんの駅の管理において被害を受けていなかった現実がございました。たまたま平成29年度で改修した後、30年度の台風21号で大きな被害を受けたという結果に基づいて、今回は私どもで判断させていただきました。度重なる負担ではございますけれども、皆さんのご理解をいただきまして、万全な体制を整えたいと考えております。 何分、同じような工事をするということでございますので、なるほど議員指摘のように、一度でやっていたら合理的にとは考えられます。しかし、いろいろな段階を踏まえて、今回、今の時点において正しい判断をさせていただいたということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長 ほかに。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。1点だけ、お願いします。 69ページの2目の15節、工事請負費の漁港施設機能保全工事請負費で、これ印南漁港とお聞きしています。ここにこの前、説明資料をいただいて--これを基に質問しないようにということだったんですけれども--新規事業ということなので再度お聞きしたいんです。ここに「浚渫」とか「水深の確保」と書かれていまして、その後に「その他」と書かれているんですけれども、その「その他」というのは何でしょうか。お聞きしたいと思います。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 69ページの2目の漁港建設費の15節.工事請負費の漁港施設機能保全、3,200万円の内容ということであります。この部分につきましては、議員ご指摘のように「浚渫」ということであります。平成29年に企てました印南漁港の泊地機能保全の計画書により、今回初年度としてこの浚渫を実施するということであります。この計画については5年間ございまして、浚渫を主としております。「その他」というのは軽微な手直しなどでございますが、3,200万円の主なものは浚渫であります。今後5ヶ年の計画で、少しずつ進めていくということでございます。 以上です。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 ただいま、課長から浚渫ということでお聞きしたんですけれども、今、印南漁港は浚渫しないといけないぐらい詰まっているんでしょうか。かなり水深はあるように見受けられるのですが、どのようなものでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 前回の調査結果で申し上げますと、もちろん漁会からも浚渫をとの話はかねがね承ってございます。特に、平和橋から出た河口にかなり堆積していると、地元からお聞きしてございます。 この浚渫につきましては、ハイウオーターから、またローウォーターから、いずれも2.5m確保のため浚渫して、合わせますと約5mの深さを保ちます。現在はそれが確保されていないので、これに対応したいということでございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 70ページですけれども、1目の商工費で19節の負担金補助、シルバー人材センターに関係する予算が計上されております。昨年度との比較で200万円の減額計上です。シルバー人材センターもかなり忙しいということも聞いているんですけれども、これはもう、センター自身の経営の収支で賄っていくことができるという判断でこの減額になったのですか。 それから、2目.観光費の19節.負担金補助なんです。印南駅の屋根の改修事業に500万円もお金を出すと、私これどうしても合点いかんのです。これまで町内3駅のトイレも、あれ過疎債を使ってですか、駅一つ当たり3,000万円以上のお金を出して、それかける3駅。今回は、切目駅の無人化ということでリノベーション事業。この駅の利用については、住民の皆さんが不便にならないように、また完全無人化に伴う対応にということで、町がかなり知恵とお金を使って住民の皆さんのために取り組んできたと、私は認識しています。でも、この屋根に500万円の予算をつける。先ほど課長のほうからも「平成29年まではJRの管理の下では被害はなかった」という話もあったんですけれども、私はもう少し、JRと行政は対等平等に議論すべきではないかと。私の目から見たらどうしても、JRの言い分に対して譲っているふうに見えるんです。今まで印南町が工夫してやってきた、そしてお金をかけてきた、そこにJRがどんどんつけ込んで、「口は出させんけれども金を出せ」という言い分で、ずっと来られているんじゃないかなと思うんです。ここのところは私、どうしても納得いかんのです。どうでしょうか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 まず、1点目ですけれども、シルバー人材センターの補助金が今年度商工費100万円になったと。昨年は指摘のように300万円計上させていただいております。昨年の12月議会で、人材センターの運営に関する補助金と駅の切符の売りさばきに関する補助金を、分けて補正予算計上させていただきました。先の質問にもあったかと思いますけれども、JRの切符の売りさばき部分については、企画政策課の所管として企画費に200万円を計上して、商工費としては100万円と。300万円を100万円と200万円に分けました。 その経緯を踏まえて、今回当初予算においても基本的な人材センターの運営経費100万円は変わりません。ただ、今回は切目駅を閉めて印南駅で切符を売りさばくということもございました。その中で200万円が135万円に減額されています。これもう当然、理論的な計算の中で135万円ということでございますので、決して切符の売りさばき員、それからシルバー人材センターさんには不利益はないと考えております。当初予算比較では200万円の減額でございますけれども、企画費と商工費をトータルすると妥当である、特に質が変わって補助金が減ったということではございません。 以上です。 ○議長 よろしいか。 次。 -産業課長- ◎産業課長 今回、500万円の費用をかけて駅の屋根を改修すること、直接的にはご指摘いただいていないかなとは考えますけれども、その経過を踏まえてJRと協議はさせていただきました。当然、JRからは無償で払い下げを受ける段階において、リニューアルされてから町が移管を受けるということも考えられる範囲ではございます。そういった部分も含めて交渉はするわけでございます。しかし何分JRさんの考えでは、やはり不採算性が顕著に現れている路線であって、駅の管理となりますと基本的には取り壊しが前提の交渉となる。ただ、歴史ある駅を取り壊して簡単な駅に変えることについては、行政としてもかなり抵抗がある、できるだけ多目的な町民の利用を想定した中で、公共財産として管理していきたい、そのような判断の中でこういった経緯があるということでございます。 JRさんには町に対して、あくまでも経営的な観点から整理したいと交渉してこられます。うちとしても主張はするわけでございますけれども、結果としては整理するという結論に達しますので、やむを得ない判断であったかなと思います。合理的な判断をもって、駅を町の財産として管理していく、多目的に利活用していきたい、今回はそれに対しての必要経費であるというふうに考えております。 以上です。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今課長のご答弁から言うたら、僕が納得できんと言うところはもう平行線になると思うんです。でも、紀勢本線は赤字ですけれども、JR西日本全体で言うたら都会もあるし、決して赤字一方的な経営はされていないと思います。それで、JR自身がリニューアルしてから引き継ぐのが本来の筋だというふうに、僕は課長の今のご答弁のとおりだと思うんです。家を借りて、出て行く時には持ち主が家をきちんと整理して相手方に渡す、というのと同じ理屈だと思います。 もうここのやりとりは平行線になると思うんで。でも僕自身としてはこの対応にはどうしても合点がいかんということだけ付け加えておきたいと思います。 もう終わりです。 ○議長 -9番、古川眞君- ◆9番(古川) 1件だけ私質問させていただきます。 70ページの一番上なんですが、維持修繕工事請負費。この前の説明では島田漁港の修繕という話を聞いております。この内容なんですけれども、どの部分に対する修繕なのか教えてください。 以上です。
    ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは70ページの15節.工事請負費についてご説明させていただきます。 歳入のところで、岡本議員から質問もございまして、説明させていただいたんですけれども、崎山の庄門丸さんから島田漁港へ下りる所であります。途中で、急に鋭角に曲がる所がございます。そこから東向いて下りる管理道が波によって被災しています。その部分について、その補強を行うために擁壁またブロック積みで約10mの補強工事を行うということであります。これを地元--元々地元管理ですので--地元、町、それから漁業振興基金、それぞれが3分の1を充てて修繕回復を実施していくということでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。ただいま12時2分です。13時15分まで休憩いたします。 △休憩 12時02分 △再開 13時15分 ○議長 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 次に、71ページの歳出7款.土木費から、79ページ8款.消防費までの質疑を行います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。2点ございます。 73ページから74ページにかけて、7款.2項.3目の15節.工事請負費の3億6,110万円。これ7つの工事があるかと思うんですけれども、工事内容について説明。 2点目です。77ページの7款.6項.2目の13節.委託料で、地籍調査委託料の1億7,391万5,000円の委託先と、今年度の場所、それと今後の予定。そのことについてお答え願えますか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは、私のほうから7款.2項.3目.道路新設改良事業費の15節の工事請負費の全体の概要について、ご説明させていただきます。 初めに、町道稲原道成寺1号線工事請負費についてであります。今般9,300万円を計上してございます。社会資本総合整備交付金を活用し実施する事業でありまして、先日の3月補正の繰り越し約4,000万円に加え、今回の9,300万円で全長の改良事業を全て終わるという予算を組んでございます。全改良延長については724m、全ての改良を終える予算計上であります。 次に、町道殿平農免線改良工事であります。この部分については、平成29年に設計し、30年に工事、また31年、今回の当初予算ということで実施しております。全体390mの道路の新設また拡幅であります。現在、平成30年度まで56%の進捗率でございまして、今般、6,700万円につきましては、改良区間を全て工事し、完成を目指す予算であります。この件については、地方創生道整備交付金の国庫補助金を2分の1活用し施工するものであります。 次のページでございます。 町道南谷山口2号線工事請負費2,600万円であります。場所につきましては稲原駅の西側に面しておる町道でありますけれども、全改良延長110mの拡幅を目指しております。平成30年度、本年度は約60m完了しまして、残す50mを31年度の当初予算で実施していくものであります。計画については、平成31年度をもって完了予定であります。 次に、町道奈良井白河線工事請負費7,100万円であります。この工事につきましては、全改良延長670mの道路拡幅を計画してございます。白河の企業団地の中を通る町道であります。現在の進捗率は26%。平成30年度においては用地買収、あるいは補償、また、まずは白河から入る入り口の拡幅ということで、法面対策を施行しております。7,100万円につきましては、地方道整備交付金を活用して実施しておます。交付金の状況により、この分で進捗率20%から30%を見込みたいと考えてございます。 次に、法面対策工事請負費210万円でございます。場所につきましては、稲原中学校前からJRの高架をくぐって約200m行ったカーブの所で、約20mが劣化、またひびが入ってございます。その部分についての施工であります。 次に、町道印定寺中学校線工事請負費5,100万円でございます。この路線につきましては、印南のココカラファイン店から印南小学校の体育館先までということで、全改良延長190m、この道路の拡幅を考えております。先般、3月補正の中で、用地また補償費を可決いただいたところです。速やかに契約を済ませ、1年度で工事を実施し、平成31年度において完成したいと考えてございます。町道の概要でございますけれども、車道幅は5m、また、歩行者が多い、あるいは通学路ということもございますので、歩道幅を1mから1.5m確保したいと考えています。また、側溝も入れて約6.5~7mの道になろうかと考えてございます。 次に、町道印南山口線工事請負費5,100万円でございます。この部分につきましては、上平医院さんの角の拡幅です。交差点を拡幅することにより、より安全な道路にということで実施してまいります。全改良延長が140m、Aコープ前からかえる橋へ向かい、町道との交差点で、印南中学校側の左レーンを拡幅し、また、最大約2mの歩道も設置します。平成31年度5,100万円の予算内で全て完了予定です。より優先的に実施する道路改良工事と考えてございます。 以上でございます。 ○議長 次。 -建設課長- ◎建設課長 それでは、77ページの2目.地籍調査事業費の13節.委託料の1億7,391万5,000円について、今後の計画、地籍調査する対象地域ということでございました。平成31年度につきましては、5地区の実施を予定してございます。中越地区、樮川地区、南谷地区、奈良井地区、宮ノ前地区であります。筆数は全部で2,403筆を予定していまして、範囲は7.03k㎡であります。今現在、平成30年度の現時点では約55%の進捗率でございますけれども、平成31年度実施することによって、60%近くになります。 今後の計画につきましては、県負担金の事情により、1年間にできる限り5地区ないしは6地区進めてまいりたい。本年度はできる限り早くということで、昨年よりも約1k㎡増して地籍調査を実施していく予定であります。 以上であります。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 1個だけ。課長、最終年度は、町内全部の完了は、いつを目指すのか。そこだけで結構です。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 平成23年、24年でしたか、地籍調査の長期計画を見直して企ててございます。予定では平成36年度完了見込みで今現在取り組んでおるところであります。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、79ページから96ページまでの歳出9款.教育費について質疑を行います。 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。2点だけお願いします。 86ページの1目.学校管理費でございます。13節の委託料、清流中学校法面草刈り業務の18万6,000円です。これは、29年度は18万円計上されていて、30年度は計上されていなかった。それで今回ということは、2年に1回草刈りをされるのかなというのはあるんですけれども、この草刈りは誰がするのか。それと何㎡あるんか、お聞きしたいと思います。 次に、93ページでございます。3目の体育施設費でございます。14節の使用料及び賃貸料でございます。毎年決算委員会では、町民プールの敷地借上げ料の件でいろいろな議論ありますけれども、29年度から31年度にかけて、1割カットぐらいでずっとされているんかな。339万円あって300万円、そして今度271万2,000円ということです。職員の皆さん大変ご苦労されているんかな。「値下げしてくれよ」と言うても、向こうが「はい、分かりました」とは、なかなか言うてくれん。かなり努力をこれに費やしていただいたのかな。それに対しては敬意を表するものでございます。これは32年の6月で契約が切れるということなんですけれども、契約が切れた後、継続するのかどうか。もしくは、どういう形になるのか。こうやって1割カットずっとされていくのか。お話の中でどういう経緯になっているのか、その点だけお聞きしたいと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 それでは、まず86ページの中学校費、学校管理費の委託料、清流中学校法面草刈り業務ということで18万6,000円の計上。委託先は、去年も紀中森林組合でございます。 それと、面積については今資料が手元にございません。実施時期についてですけれども、夏休み中の盆前ぐらいに行いたいと思ってございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今課長から、森林組合の方にしていただくということです。多分、2年周期でやられているのかなと思うんです、去年はやっていないということで。何㎡あるかと僕が聞いたのは、こういう形で草刈りを隔年にやるんであれば、今、草が生えんようにするとか、吹き付けするとか、そういう対策を講じるほうが、これから先も良いと思うんですけれども、その点はどうですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 玉置議員からは、前々から議会でそういう一般質問もあったとか思うんですけれども、今は法面の吹き付け等は考えてございません。 現状、県道からセメントの法が立ち上がって、その上が土身(つちみ)で、そこへ草が生えています。これはグラウンドの雨水対策というか、雨水の排出も土身がある部分で良くなっています。グラウンドに雨が降った後、乾きが割合早いと聞いています。 以上です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 93ページの町民プールの使用料、賃借料でございます。 本年度は271万2,000円計上してございます。これについては、今年度30年度から安くなったということで、前回からかなり苦労して契約の見直しをされたおかげで、今年30年度は1割減、31年度は2割減の271万2,000円を持ってございます。 あと、更新時期ですけれども、一応その時の覚書で、自動契約というか、来年から4年間、平成36年度までは、4割減の200万円となってございます。36年度まではこのままいくということです。その後の契約等については、更新とか、やめるとかは、今後36年度までに検討していきたいと思ってございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今課長からお話のあったように、31年度は2割減と。それ以降、36年までは4割減の200万円ということで、かなり努力していただいたんかなと思います。36年以降は不透明というか、方向性を考えていないということですけれども、もう4割減が最低ラインなのかな。それ以上はなかなか向こうも首を縦に振らんのじゃないかなと思うんです。これからどういう形になっていこうとも、税金を投入するものであるから、できるだけ努力していただきたい。町民のプールなので、皆さんがより継続して使っていただけるように、頑張っていただきたいと思います。その点何卒これからもよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 81ページから82ページにかけてで、3目の教育諸費、19節の負担金のところです。これまでずっと、パンの輸送補助ということで--金額的にはそんなに多くないんですけれども--30年度で見たら1万6,000円ほどあります。それ以前も対応されていたと思うんですけれども、31年度の予算には、パンの輸送補助金がなくなっております。これは、もうパン給食がなくなるということなんでしょうか。理由をご答弁いただきたいと思います。 それから、20節の扶助費に関係するところなんですけれども、今回、入学準備金ということで47万5,000円が予算計上されております。平成31年度からは、入学準備金が拡充されるということも聞いております。その具体的な内容についてお願いします。それと、拡充された分をなぜ今年31年度の予算に計上されていないのかなというのも疑問です。 それから、83ページの1目の学校管理費の7節と、85ページの1目の学校管理費の7節の賃金の関係なんですけれども、印南町では、全ての学校に支援員の方を配置されていると思うんです。それで、支援員の方の労働条件なんですけれども、県の職員への対応であれば、期末手当も出るし、交通費も出るしということで、そういう条件が整っております。印南町の場合は、支援員の皆さんには、賃金のみの対応になっているのかどうか。それと、昨年度の実績で言えば、支援員の皆さんの1人当たりの平均賃金はどのぐらいになっているのかどうか。分かったらご答弁いただきたいと思います。 その3点です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まず1点目、パン給食の輸送賃金の1万6,000円が今年計上されていないということです。元々の始まりは、上洞小学校、真妻小学校、真妻中学校など、印南から遠い地域の学校への輸送代がかかるということで交付していたものです。今はもう道路事情が良くなり、また遠い所でも稲原、清流中学校になっていますので、稲原も清流もそんなに変わらないということで、今年から廃止したものでございます。 以上です。 ○議長 次。 -教育課長- ◎教育課長 82ページ扶助費の要保護、準要保護の関係で、31年度から基準が変わって増えているのではということだと思います。要保護児童生徒援助費補助金の標準単価が4月1日から上がっております。それで、一番多く上がるのが新入学児の部分で、1万円ぐらい上がっております。それと、学用品等については1,700円程度。それと、修学旅行についても少し上がっております。学用品等、修学旅行等も、消費税の上がる関係で、多少上がっている部分がございます。 それと、その部分について予算の計上はないのかということです。今、予算計上している額については、実績及び見込みで計上させていただいているんですけれども、準要保護等の困窮者については、随時見直しをかけて対応するようにしてございます。多少の余裕を持って計上しておりますので、その中で対応したいと考えております。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そうですね、課長今ご答弁があったように、単価のアップと僕も聞いているんですけれども、例えば学用品で言うたら、具体的にどういうものが挙げられるのか。今回はこの中に、制服なんかも入るんですか。そこのところ具体的にお聞かせください。 それから、修学旅行については、これは中学校どまりになっていると思うんです。これが5万7,590円から6万300円に単価も上がっていると思うんですけれども、新たに入学準備金の対象になる項目というのは、今回の対応の中にはございませんか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 何点かあったと思うんですけれども、抜けていたらまた言ってください。学用品等の内容ということで、具体的には書かれていないと思うんですけれども、ノートとか参考図書とか、そういうものであると思います。そして、制服等については、新入学でということで、その中に入っていると思います。全体の1万円の中ということです。 それだけですかね。 ◆10番(榎本) 新たに入学準備金の対象になる項目は。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 新たに要保護の中で、アルバム代とかということも含まれております。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そしたら、今課長のご答弁の中では、実績とか見込みの関係で随時対応していくということですが、また補正予算の中にも、こういう費用的な面は反映されていくのでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 現状は当初予算で余裕を持っていますので、その中で随時対応していきたいと思います。また、その中で不足した場合については、補正対応でいきたいと思っています。 以上です。 ○議長 -教育長- ◎教育長 学習支援員の件であったと思います。県職員と同じ処遇であるかとか、そのようなご質問であったと思います。勤務時間については、県の職員と同じ様に、7時間45分を1日という形で計上させてもらっております。その上で、1日の賃金は8,000円で計上させてもらっております。 ただし、いろんな形の処遇を検討してきているところでございますが、社会保険とかについても改善させてもらっているところであります。現在はそういった処遇でございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今具体的に1日の賃金がお幾らだと教育長のほうからご答弁がありました。支援員の方には社会保険も対応されているということです。私は、今の教育長のご答弁を聞いて、同じ勤務時間内だと、県職の方と同じだということなら、同じ学校現場に来て、正規の職員の皆さんと同じ仕事をするわけですから、支援員の方にも交通費とか期末勤勉手当--なかなか全額というわけにはいかないかも分からんですけれども--そこら辺の労働条件は、見直していくべきではないかと考えます。どうでしょうか。 ○議長 -教育長- ◎教育長 同じ学校現場で勤務しているわけでございますけれども、学習支援員は教諭という形の職員とは同一の職務をすることができません。単独で授業をできるかと言えば、できないことになっております。ですので、担任や教科担当が授業をする中で支援していく。そういう形で勤務してもらっているものでございます。ただし、いろんなところで検討はしていく必要があるかなと思っています。 以上です。 ○議長 よろしいか。ほかに。 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。1点だけお聞きします。 93ページの19節.まめダムマラソンで今回増額されていると、この前お聞きしたわけなんですけれども、増額理由について、今一度説明いただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まめダムマラソンの補助金、今回10万円増額計上しております。まめダムマラソンは健康マラソンとして、広く各階層・各地域からの参加を得まして、完走する喜びと健康維持増進及びランニングスポーツの振興を図るということで行なっているものであります。そのスムーズな大会運営や安全管理のための機器等をということで、今回10万円増額計上させていただいております。 以上です。 ○議長 -4番、藤薮利広君- ◆4番(藤薮) 4番、藤薮です。 今、安全を確保するための機器とお聞きしたわけなんですけれども、今までここで大会を催してきた中で、それをしないといけない問題が何かあったのでしょうか。あったのであれば、それはしようがないと思うんですけれども。どうしても、それが新たに必要でしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 今、安全管理上と強調したわけですけれども、この大会については、約700人前後のマラソンランナーが参加してくれております。その中で、安全上ということで、順次スムーズな流れを呼び込もうとして、音声システムとかの機械を入れていくということであります。 そして、今までは60万円の中でギリギリの運営をしておったわけですが、今回10万円の追加補助をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長 ほかに。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。3点。 83ページの9款.2項.1目の11節.需用費の修繕費の141万2,000円の詳細内容。 89ページの9款.4項.2目の11節.需用費の修繕費の229万5,000円。 3点目が93ページの9款.5項.3目の11節.需用費の修繕費の331万6,000円。この3点についての詳細の説明を求めます。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 それでは、83ページ、小学校費の需用費、修繕費についてでございます。これについては主なものが、印南小学校とかの体育館の雨漏りと、あと各小学校の遊具の修繕等でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、1点だけ。印南小学校の雨漏りは、去年の台風の影響とかではないんですか。例えば保険入られていて、もし台風の影響であれば保険対応できたものではないのか。その辺だけ。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 台風の影響ではございません。 以上です。 ○議長 次。 -教育課長- ◎教育課長 社会教育総務費の中ですか。社会教育施設費の需用費でございますね。229万5,000円です。これにつきましては、一番大きなものが非常用電源の改修ということで、公民館です。今公民館には、現状5.2kWの発電機があるわけなんですけれども、その部分について、停電した時に自動でつくような改修をして、最低限の災害時の対応をしようということです。公民館のIP電話や緊急地震速報、パソコンの電源、あと1階の電気、そういう最低限の電気を賄おうということです。現状、非常用発電機は外にあり、停電時、台風とか雨降った時とかも、外へ行って発電機をかけているわけです。かなり危険な状態でかけていることや、大雨の時には機械の中へ雨が入ることから、電源等を引き込み、自動で立ち上げるような改修をして、その電源をもって公民館の中の必要最低限の電源を確保しようという改修でございます。 そして、もう1点、エレベーターが公民館に付いているんですけれども、そのUPS、蓄電バッテリー、その交換が主なものでございます。 以上です。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、ちょっと分からなんだので確認です。これはその電源自体を購入じゃなくて、外にある非常用電源を中へ引き込むだけの作業という理解でよろしいのか。それと、動かせない、固定式ということか。そこだけです。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 この発電機については、公民館の外にございます。それはもう固定しておって、動かすことのできない電源であります。今現状はそこからコードリールを引くのですが、それをしなくて済むような改修をしようということです。 以上です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 体育施設費の修繕費ということです。大きなもので言いますと、稲原西運動場のフェンス改修であります。皆さんもご存じのとおり、ゲートボールする所の運動場のフェンスであります。道側のフェンスが98mぐらいございます。その部分を撤去しまして、1.5mぐらいの高さのフェンスを新設するものでございます。 そして、若もの広場の入り口に看板あると思うんですけれども、その看板の改修をしようということであります。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 次に、96ページの歳出10款.災害復旧費から、115ページの一般会計予算書の最後までの質疑を行います。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) ここでは1点だけ質問させていただきます。 104ページなんですけれども、「ウ 級別職員数」ということで一覧表が示されております。その中で「技能労務職」というところがあるんですけれども、ここのところは、30年度と31年度の比較をしても、ないということです。印南町の場合は、技能労務職、免許を持った方ですか、技術屋さんと言うんですか、そういう職員の方を雇用する計画は、もう当面ないんでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 印南町においては、ないということでございます。印南町は全員が一般行政職ということで対応してございます。技能職の中には、例えば運転を主とする者もありましたけれども、今はもう一般行政職で全て対応してございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 最後に、歳入歳出全般にわたり質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 以上をもって、平成31年度印南町一般会計予算についての質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 討論を行います。私は、平成31年度の一般会計予算に同意できないという立場から討論を行います。 先日、総務課長からは、本予算の方針についての大きな柱などの説明を受けました。前年度と比較して約1億4,600万円の増額、3ポイントのプラスということで、積極的な予算と思いました。 まず申し上げたいのは、私が各議会の一般質問で取り上げた内容について、何点か早速予算に計上してくれています。風疹対策、そして新生児聴覚検査、また病児・病後児保育事業への参加、ひきこもり者への支援のスタートなど、各方面への対応として予算計上されていることに対しては敬意を表します。また、町内3ヶ所のJR駅への対応は、町民の移動手段の確保、駅周辺の環境整備、無人化に対応するため、様々な工夫をして、予算も計上されています。予算全体は一括で提案されている関係上、計上されている内容を全面的に否定するものでもありませんし、積極面は支持します。 一方、31年度の予算は、消費税10%増税が盛り込まれています。先日審議した議案第5号が私の基本的な立場です。今の経済状況で消費税増税となれば、住民の皆さんの暮らしは窮地に追い込まれ、深刻な消費不況が加速します。議案審議の中では、町税が大きく後退している。それは、農家の皆さんの収入が減ったためだとの課長からのご答弁もあり、こういう状況での増税は、私はさらに認められない要素になっていると思います。 また、消費税増税に伴うプレミアム付商品券の関連予算計上にも疑問があります。賛成できません。今回は役場でその対応しなければならないと聞きましたが、事務作業がべらぼうに増えることが懸念されます。また、対象者は子育て世帯と低所得世帯です。プレミアム付商品券を使用することで、個人情報が丸裸になってしまう、こういう事業には賛成できません。そして何よりも、根本的な経済対策にはならないと考えます。一番の経済対策は消費税を上げないことです。 もう一点、先ほども議論しましたけれども、どうしても合点がいかないのは、これだけのJRの駅周辺関連で行政が苦労して取り組んできているのに、さらに屋根の改修に500万円ものお金を使う、このことには賛成できません。JRの態度を改めるように行政の努力を求めたいと思います。 以上、積極面は支持するとともに、消費税増税には賛成できない立場から、31年度の予算には同意できないというのが私の立場です。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第22号 平成31年度印南町一般会計予算について」を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。        賛成9、反対1(10番) ○議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。ただいま14時です。14時15分まで休憩いたします。 △休憩 14時00分 △再開 14時15分 ○議長 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 日程第3、「議案第23号 平成31年度印南町国民健康保険事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議案第23号 平成31年度印南町国民健康保険事業特別会計予算。 平成31年度印南町国民健康保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ12億8,333万円と定める。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、1億4,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 予算の概略についてご説明させていただきます。 和歌山県と共同して運営に当たる、新たな国民健康保険事業がスタートいたしまして2ヶ年目の予算となります。旧制度からの赤字と保険税現年賦課額の減収や、前年度国庫補助金の超過交付金返還等による支出の増額のため、平成30年度決算におきましては赤字が見込まれます。このことから、先日議決いただきました補正第4号におきまして、この赤字補填と平成31年度保険税率を昨年並みに据え置くことを目的に、合わせて7,000万円の町単独の税率調整交付金として、一般会計から繰り入れを行なったところでございます。 このことから、平成31年度当初予算につきましては、歳入で、平成31年度確定納付金が3億7,814万円と、対前年度比2.4%アップの891万円の増額となります。また、保険税収納必要額が2億8,540万円、前年度比で3%アップの保険税構成となってございます。また、前年度比0.1%ダウンとなる療養給付費等に連動した県支出金8億7,882万円がこの会計の主な財源となっており、本年度は、歳入合計で12億8,333万円、前年度比279万7,000円の増額計上となってございます。 一方、歳出につきましては、保険給付関連で直近3ヶ年平均の伸び率が100.5%となる一般被保険者分に対し、退職者医療は69.3%と大幅な減額となったことから、前年度比で609万円減額の8億6,872万9,000円の計上としてございます。また、県への支払い分となる国民健康保険事業納付金は3億7,814万1,000円となっており、これらが歳出の主なものでございます。 1枚おめくりいただきまして「第1表 歳入歳出予算」歳入でございます。 1款.国民健康保険税、1項.国民健康保険税2億6,843万9,000円。 2款.使用料及び手数料、1項.手数料8万円。 3款.県支出金、1項.県補助金8億7,882万6,000円。2項.財政安定化基金交付金1,000円。 4款.財産収入、1項.財産運用収入1,000円。 5款.繰入金、1項.一般会計繰入金1億1,392万1,000円。2項.基金繰入金2,200万円。 6款.繰越金、1項.繰越金1,000円。 7款.諸収入、1項.延滞金及び過料5万2,000円。2項.預金利子1,000円。3項.雑入8,000円。 以上、歳入予算額12億8,333万円とするものでございます。 1枚おめくりください。歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費1,083万7,000円。2項.徴税費674万1,000円。3項.運営協議会費15万1,000円。 2款.保険給付費、1項.療養諸費7億5,652万8,000円。2項.高額療養費1億530万1,000円。3項.出産育児諸費630万円。4項.葬祭諸費60万円。 3款.国民健康保険事業納付金、1項.医療給付費分2億4,546万3,000円。2項.後期高齢者支援金等分9,002万6,000円。3項.介護納付金分4,265万2,000円。 4款.共同事業拠出金、1項.共同事業拠出金1,000円。 5款.保健事業費、1項.保健事業費951万9,000円。2項.特定健康診査等事業費741万2,000円。 6款.公債費、1項.公債費10万円。 7款.諸支出金、1項.償還金及び還付加算金100万2,000円。 8款.基金積立金、1項.基金積立金1,000円。 9款.予備費、1項.予備費69万6,000円。 以上、歳出予算額を12億8,333万円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、歳入歳出予算事項別明細書は説明を省略させていただきます。 次に、8ページの歳入詳細でございます。 1款.1項.1目.一般被保険者国民健康保険税2億6,800万円の計上でございます。昨年度並みの税率に据え置いての予算となってございます。対前年度比で1,200万円の減額でございます。2目.退職被保険者等国民健康保険税43万9,000円の計上でございます。退職者被保険者の減少に伴う減額が大きな要因でございます。対前年度比で526万4,000円の減額となってございます。 続きまして、2款.1項.1目.督促手数料8万円。 3款.1項.1目.保険給付費等交付金8億7,882万6,000円の計上でございます。出産育児一時金及び葬祭費以外の保険給付費が交付されます。また、市町村の特殊事情への財政措置として、特別交付金が交付される予定となってございます。 2項.1目.財政安定化基金交付金1,000円。予期せぬ事情で納付金が納められない事態等になった時に備え、臨時的な貸付交付を受けるための科目留保でございます。 続きまして10ページ、4款.1項.1目.財産運用収入1,000円。科目留保でございます。 5款.1項.1目.一般会計繰入金1億1,392万1,000円の計上でございます。一般会計からの基準内繰り入れでございます。 続きまして、2項.1目.基金繰入金2,200万円の計上でございます。これが平成30年度会計で町単独税率調整交付金を財源にいただいたうち、2,200万円を今回国民健康保険事業基金積立金として積み立てた分でございます。 続きまして、6款.1項.1目.繰越金1,000円。科目留保でございます。 7款.1項.1目.一般被保険者延滞金5万円。2目.退職被保険者等延滞金1,000円。3目.過料1,000円は科目留保の分でございます。 2項.1目.預金利息1,000円。 3項.1目.滞納処分費1,000円。2目.違約金及び延納利息1,000円。3目.一般被保険者第三者納付金1,000円。4目.退職被保険者等第三者納付金1,000円。5目.一般被保険者返納金1,000円。6目.退職被保険者等返納金1,000円。7目.雑入2,000円。これらにつきましては科目留保となってございます。 続きまして、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費959万3,000円の計上でございます。主なものは人件費(小計で521万7,000円)と国保連合会の委託業務(291万4,000円)が主なものでございます。 2目.連合会負担金124万4,000円の計上でございます。 続きまして、2項.1目.賦課徴収費674万1,000円。税務課の課税業務等の関連の経費でございます。 3項.1目.運営協議会費15万1,000円。これは、運営協議会の委員報酬分でございます。 2款.1項.1目.一般被保険者療養給付費7億2,200万円。対前年度比で600万円増と、若干アップの計上としてございます。 2目.退職被保険者等療養給付費1,500万円。逆に退職者につきましては、被保険者の減少ということで、900万円の減額とさせていただいてございます。 3目.一般被保険者療養費1.600万円の計上でございます。 4目.退職被保険者等療養費70万円。 5目.審査支払手数料282万8,000円。 2項.1目.一般被保険者高額療養費につきましては1億200万円。これは給付実績等により、前年度比で200万円の増額とさせていただいております。 2目.退職被保険者等高額療養費、こちらは300万円ということでございます。 3目.一般被保険者高額介護合算療養費で30万円の計上。 4目.退職被保険者等高額介護合算療養費1,000円の科目留保でございます。 続きまして、3項.1目.出産育児一時金630万円の計上でございます。15名分の出産ということで見込んでございます。 4項.葬祭諸費、1目.葬祭費60万円の計上でございます。こちらは20名分の葬祭費ということでございます。 3款.1項.1目.一般被保険者医療給付費分2億4,521万2,000円の計上でございます。これは、和歌山県から示された納付金ということでございます。前年度比で460万9,000円の増額となってございます。 2目.退職被保険者等医療給付費分25万1,000円。167万6,000円の減額となってございます。 2項.1目.一般被保険者後期高齢者支援金分8,991万9,000円の計上でございます。こちらも前年度比で556万3,000円の増額となってございます。 2目.退職被保険者等後期高齢者支援金等分につきましては10万7,000円の計上でございます。 3款.1目.介護納付金分4,265万2,000円の計上でございます。介護納付金につきましても、前年比105万6,000円の増額となってございます。 4款.1項.1目.その他共同事業拠出金1,000円。科目留保でございます。 5款.1項.1目.保健衛生普及費951万9,000円の計上でございます。主なものにつきましては、人間ドック250名分の経費を見込んでございます。 続きまして、2項.1目.特定健康診査等事業費741万2,000円の計上でございます。主なものにつきましては、特定健診の委託料537万7,000円でございまして、目標として650名、受診率40%を目指すものでございます。 続きまして、6款.公債費、1項.公債費の1目.利子10万円。一時借入金利子の科目留保でございます。 7款.1項.1目.一般被保険者保険税還付金100万円の計上でございます。 2目.退職被保険者等保険税還付金1,000円の計上でございます。 3目.償還金につきましても1,000円。科目留保でございます。 8款.1項.1目.国民健康保険事業基金積立金1,000円。科目留保でございます。 9款.1項.1目.予備費69万6,000円の計上でございます。こちらは、予算調整となってございます。 次の20ページから26ページまでの給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 8ページに関連して、平成31年度の被保険者の世帯と人数についてご答弁いただきたいと思います。それとあわせて、平成31年度の法定減免措置を受ける世帯は、全体の何%になりますか。 それから、保険税に関連して、先ほども課長のほうからご報告ありましたけれども、一般と退職合わせて予算書を見ますと、前年に比べ約1,720万円の減額になっています。なぜそういうことになっているのですか。お願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 まず、被保険者数と世帯数ということです。1,454世帯、被保険者数が2,996人と、賦課時に推計してございます。 続いて軽減世帯のパーセンテージということであったかと思います。軽減世帯は、世帯で57%ほど、人数で51%ぐらいと踏んでおります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君-
    ◆10番(榎本) 課長、今日もこの議会で、福祉基金から30年度一般会計にお金を入れて、国保会計に繰り入れて税率アップを抑えた、というご報告は随所でお聞きしました。30年度は自然災害とか、そういう要素が加わって、結局被保険者の所得が大きく落ち込んだ。それに対して、標準保険税率というのが県から示されていると思うんですけれども、その税率で計算をすれば、県が示す納付金どおりに納められない。平成31年度の標準保険税率ももう示されていると思うんですけど、本来ならば標準保険税率を平成31年度からアップするところ、そのお金を国保のほうに入れて保険税のアップを抑えたと。ちょっと頭の中整理できていないんですけれども、そういう流れでいいんでしょうか。 それとあと、平成31年度の県が示した標準保険税率は、30年度と比べて変化していないんでしょうか。それだけです。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 まず、平成31年度の標準税率が変化していないのかというご質問については、平成31年度の確定納付金が890万円、30年度より上がっております。それを払うための標準税率も、若干上がっていると思っております。 以上です。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) それを考慮に入れたら、印南町の国保税も上がってくる。そこをカバーするために、抑えるために、今回のお金のやりとりで対応したと。そこを抑える対策だと認識したらいいんですね。それでよろしいですね。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 はい、そうです。税率を据え置くために、基金から繰り入れていただいたということでございます。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第23号 平成31年度印南町国民健康保険事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案どおり可決されました。 日程第4、「議案第24号 平成31年度印南町後期高齢者医療特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議案第24号 平成31年度印南町後期高齢者医療特別会計予算。 平成31年度印南町後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億1,882万9,000円と定める。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、4,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 予算の概略についてご説明いたします。 平成20年度の制度開始から、本年度は第6期目の保険料改定2年目となります。昨年の12月27日現在の被保険者情報から、賦課総額1億848万5,535円、被保険者数1,598人。低所得者均等割軽減及び被扶養者軽減合計額3,641万6,197円、1,117人分を控除した調定見込み額として、7,190万500円をもとに徴収率98.8%として7,111万6,000円、対前年度比で434万8,000円の増額計上でございます。また、和歌山県後期高齢者医療広域連合納付金と連動した療養給付費の繰入金1億404万7,000円が、歳入の主なものでございます。歳入合計で2億1,882万9,000円、対前年度比で436万7,000円の増額計上となってございます。 歳出につきましては、平成31年度から日高病院の脳ドック45名分、これを減額いたしまして、替わりに、特定の医療機関でしか受診できなかった高齢者の特定健診をつれもて健診で受診できるようにし、受診者100名分の経費を新たに計上いたしました。これは国からの補助率が、31年度は2分の1に、32年度は4分の1になり、平成33年度ではドックの補助金廃止となっていることから、その対応策として町内の各地の集会所で実施してございます「つれもて健診」で、高齢者の方も気軽に特定健診を受診できるよう、そういったサービス転換を図るためのものでございます。これによりまして受診者数230名と見込み、県平均の受診率が15%となっていますので、この受診率を目指していこうということになってございます。なお、歳出におきましては、保険料の増加分及び療養給付費負担金の増による広域連合納付金2億1,258万2,000円、前年度比で643万8,000円が主なものでございます。以上、歳出計で2億1,882万9,000円、対前年度比436万7,000円の増額計上となってございます。 続きまして、28ページ「第1表 歳入歳出予算」でございます。 1款.保険料、1項.後期高齢者医療保険料7,111万6,000円。 2款.使用料及び手数料、1項.手数料1,000円。 3款.繰入金、1項.繰入金1億4,763万2,000円。 4款.繰越金、1項.繰越金1,000円。 5款.諸収入、1項.雑入7万9,000円。 以上、歳入当初予算額を2億1,882万9,000円とするものでございます。 次に、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費540万7,000円。2項.徴収費23万円。 2款.後期高齢者医療広域連合納付金、1項.後期高齢者医療広域連合納付金2億1,258万2,000円。 3款.公債費、1項.公債費10万円。 4款.諸支出金、1項.償還金及び還付加算金51万円。 以上、歳出当初予算額を2億1,882万9,000円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、歳入歳出予算事項別明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 32ページにお進みください。歳入の詳細です。 1款.1項.1目.後期高齢者医療保険料7,111万6,000円の計上でございます。前年度比で434万8,000円の増となってございます。被保険者数の増及び軽減特例の見直し等によるものでございます。 2款.1項.1目.手数料1,000円。科目留保でございます。 3款.1項.1目.一般会計繰入金1億4,763万2,000円の計上でございます。前年度比183万8,000円の増ということで、前年度比で2.1%の増となる療養給付費繰入金が主な増額の理由となってございます。 4款.1項.1目.繰越金1,000円。科目留保でございます。 5款.1項.1目.雑入7万9,000円。これにつきましては人間ドックから「つれもて健診」への変更による補助金で、前年度比で181万9,000円の減額としてございます。 1枚おめくりください。歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費540万7,000円の計上でございます。前年度比で203万9,000円の減額となりましたが、その主なものにつきましては、本年度より人間ドックを取りやめ、集団検診であるつれもて健診に移行させるための委託料の減でございます。 続きまして、2項.1目.賦課徴収費23万円の計上。 2款.1項.1目.後期高齢者医療広域連合納付金2億1,258万2,000円の計上となってございます。対前年度比で643万8,000円の増額となりますが、歳入の保険料や療養給付費の増額による納付金の増となってございます。 3款.1項.1目.公債費10万円。 4款.1項.1目.保険料還付金50万円。2目.還付加算金1万円。これらは前年度並みの計上とさせてもらってございます。 次の36ページから42ページまでの給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 32ページの1項の保険料に関連してなんですけれども、先ほど課長のほうからも、前年度に比べて約434万円増えているということです。特別会計のところで言えば、お金が入ってくるのが増えるんですね。しかし、これまでずっと軽減措置の対応がされておったんですけれども、本年度からはそれが完全になくなってしまうという影響もあって、増額計上なんだと。私は、ここのところは、軽減措置がなくなったら保険料の大きなアップにつながると思うんです。そこのところ、制度の廃止の内容、そして大体どれぐらいの人がこれに当てはまって、平均でどのぐらいの保険料のアップになりますか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 軽減特例の見直しが31年度でされる分につきましては、自身が後期高齢者医療に加入する前日まで社会保険等の被扶養者であった方で、5割軽減があった方の軽減がなくなってしまうというのが、今回の特例軽減の見直しの大きな一つであると思います。まず、75歳になるまで被用者保険の被扶養者だった方で5割廃止に伴う影響を受ける方は、我々の試算では62名の方で、この方々1人当たり月額で1,903円の負担増、総額で今回141万6,115円の増額と見込んでございます。 また、政令軽減というのがございまして、7割、5割、2割と政令で定まっている均等割の軽減--これは被用者保険の被扶養者だけでなく、関係なく、どなたにでも当てはまり、所得の状況等によって軽減の額がいろいろと分かれてくるんですけれども--政令軽減の7割軽減の方々に対して2割を上乗せした9割の方、それから1.5割を上乗せした8.5割の方というふうな特例措置が設けられてありました。それが今回の措置の中で、9割軽減の方が8割軽減になられたという方がいらっしゃいます。この方々につきましては358名でございまして、1人当たり月額で381円の負担増、総額で163万9,998円の増額を今回見込んでございます。 ただし、この方々につきましては10月の段階で介護保険料を改正する予定でございます。この条例改正は次回の6月議会ということになろうかと思うんですけれども、月額で452円の軽減を図る予定にしてございます。それと、これは国の政策で年金生活者支援給付金として、年金に月額で5,000円の加算がされる予定と聞いてございます。そのことで、直接的な影響は受けないとの試算が国のほうでもされていると、こういうことでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。簡潔に討論します。 今、課長からのご答弁にもありましたけれども、軽減措置が廃止されました。同意できません。 それと、この制度は75歳以上の高齢者のみの医療保険です。病気をたくさんされる方が多くなる。そういう中で医療費が上がってくる。ですから、この保険料は2年に1回の見直しが行われます。このような制度がある限り、対象者の保険料がどんどんと上がっていくということであります。 この2点で私は賛同することができません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第24号 平成31年度印南町後期高齢者医療特別会計予算について」を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。        賛成9、反対1(10番) ○議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第5、「議案第25号 平成31年度印南町介護保険事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議案第25号 平成31年度印南町介護保険事業特別会計予算。 平成31年度印南町介護保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、第1項、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億85万9,000円と定める。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、9,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 予算の概略について説明させていただきます。 平成31年度介護保険事業特別会計につきましては、第7期事業計画期間の2年目の予算となります。1号被保険者の負担を抑え、保険料を据え置いて事業をスタートさせましたが、当初の見込みどおりの保険料収納必要額も確保できる見込みであることから、安堵いたしているところでございます。 片や保険給付につきましても、計画に比して若干施設サービス費が増加する傾向にあるものの想定内の範囲であることから、おおむね計画初年度につきましては良好な運営ができているものと、こちらも安堵しているところでございます。 予算の概要でございます。保険料につきましては、平成30年度の現年分1億9,641万8,000円に対しまして、31年度は1億9,710万7,000円と、68万9,000円の増額計上をしてございます。また、施設介護サービス給付費の15%分と居宅介護サービス給付費の20%分となる国庫負担金1億6,413万8,000円、27%分の持ち分となる支払基金交付金で2億5,457万2,000円、施設介護サービス給付費分の17.5%分と居宅介護サービス給付費分の12.5%分となる県支出金として1億4,229万1,000円が主なものでありま。これらは保険給付費の減額により、小計で前年度比1,093万7,000円の減額となってございます。歳入合計で10億85万9,000円、対前年度比で419万円の減額となってございます。 一方、介護給付費及び予防給付費は、平成30年度実績精査等により、平成30年度9億6,135万5,000円に対しまして、平成31年度は9億4,297万7,000円となり、1,837万8,000円の減額計上とさせてもらってございます。主な増減といたしましては、居宅サービス給付費が1,700万円増の3億4,700万円、地域密着型サービス費が1,100万円減となる3,400万円、介護予防サービス給付費が2,150万円減の1,450万円となってございます。また、平成29年度より開始いたしました介護予防生活支援サービス事業費につきましては、対象者増に伴い給付費が増えておりますので、平成30年度では1,572万円に対し、平成31年度は2,515万円となり943万円の増額計上とさせていただいております。以上、歳出合計で10億85万9,000円、対前年度比で419万円の減額計上でございます。 44ページでございます。「第1表 歳入歳出予算」歳入。 1款.保険料、1項.介護保険料1億9,710万7,000円。 2款.使用料及び手数料、1項.手数料で1,000円。 3款.国庫支出金、1項.国庫負担金1億6,413万8,000円。2項.国庫補助金8,033万2,000円。 4款.支払基金交付金、1項.支払基金交付金2億6,240万6,000円。 5款.県支出金、1項.県負担金1億4,229万1,000円。2項.県補助金396万4,000円。3項.財政安定化基金支出金1,000円。 6款.財産収入、1項.財産運用収入1,000円。 7款.繰入金、1項.一般会計繰入金1億5,060万9,000円。2項.基金繰入金1,000円。 8款.繰越金、1項.繰越金1,000円。 9款.諸収入、1項.延滞金、加算金及び過料2,000円。2項.預金利子1,000円。3項.雑入4,000円。 以上、歳入当初予算を10億85万9,000円とするものでございます。 続きまして、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費1,182万6,000円。2項.徴税費62万8,000円。3項.介護認定審査会費1,395万7,000円。 2款.1項.介護サービス等諸費8億9,700万円です。2項.介護予防サービス等諸費2,110万円。3項.その他諸費77万7,000円。4項.高額介護サービス費2,005万円。5項.高額医療合算介護サービス費405万円。 3款.地域支援事業費、1項.介護予防・生活支援サービス事業費2億8,009万6,000円。2項.一般介護予防事業費82万8,000円。3項.包括的支援事業・任意事業費181万7,000円。4項.その他諸費10万円でございます。 失礼しました、先ほど1項の介護予防・生活支援サービス事業費につきましては、2,809万6,000円でございます。訂正させていただきます。 4款.財政安定化基金拠出金1,000円。 5款.基金積立金、1項.基金積立金1,000円。 6款.公債費、1項.公債費10万円。 7款.諸支出金、1項.償還金及び還付加算金15万1,000円。2項.延滞金で1,000円。 8款.予備費、1項.予備費で37万6,000円。 以上、歳出当初予算を10億85万9,000円とするものでございます。 1枚おめくりください。次の歳入歳出予算事項別明細書につきましては、説明を省略させていただき、50ページにお進みください。 歳入の詳細です。 1款.1項.1目.第1号被保険者保険料1億9,710万7,000円の計上でございます。第1号被保険者3,035名分、対前年度比で68万9,000円の増額の保険料を見込むものでございます。 2款.1項.1目.督促手数料1,000円の科目留保でございます。 3款.1項.1目.介護給付費負担金1億6,413万8,000円の計上とさせてもらってございます。前年度比で361万1,000円の減額でございます。保険給付費の減額見込みによる国庫負担金の減でございます。 2項.1目.調整交付金7,071万1,000円の計上。こちらも前年度比で503万1,000円の減となってございます。2目.地域支援事業交付金68万8,000円。3目.地域支援事業総合事業交付金725万4,000円の計上でございます。総合事業につきましては給付が伸びており、前年度比で242万6,000円の増額計上とさせてもらってございます。4目.保険者機能強化推進交付金、保険者機能の強化推進交付金として平成30年度の補正でさせていただきましたけれども、この分といたしまして167万9,000円の新たな事業ということで計上させていただいてございます。 4款.1項.1目.介護給付費交付金2億5,457万2,000円の計上とさせてもらってございます。2目.地域支援事業支援交付金につきましては783万4,000円の計上でございます。 5款.1項.1目.介護給付費負担金1億4,229万1,000円。介護給付費負担金の現年度分でございます。 2項.1目.地域支援事業交付金で33万9,000円の計上でございます。2目.地域支援事業総合事業交付金で362万5,000円の計上とさせてもらってございます。 続きまして、3項.1目.交付金1,000円。 6款.1項.1目.財産運用収入につきましては、科目留保の1,000円となってございます。 7款.1項.1目.一般会計繰入金1億5,060万9,000円の計上で、対前年度比で349万6,000円の増額となってございます。主なものにつきましては、前年度の当初予算で職員1名とさせてもらっていたんですけれども、今回から2名ということの予算計上となってございまして、その分の増額が主なものでございます。 2項.1目.介護給付費準備基金繰入金1,000円。 8款.1項.1目.繰越金1,000円。 9款.1項.1目.第1号被保険者延滞金1,000円。2目.過料1,000円。 2項.預金利子、1目.預金利子1,000円。 3項.雑入、1目.第三者納付金1,000円。2目.返納金1,000円。3目.雑入2,000円。全て科目留保となってございます。 55ページの歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費1,173万4,000円の計上でございます。対前年度比で427万6,000円の増となっております。介護保険特別会計支弁の職員、先ほど申しましたけれども、前年度は当初予算で1名としてございましたが、今回からは2名の支弁という予算計上でございます。 2目.連合会負担金9万2,000円。 2項.1目.賦課徴収費で62万8,000円の計上。 3項.1目.介護認定審査会費で914万4,000円。 2目.認定調査等費で481万3,000円の計上とさせてもらっております。 2款.1項.1目.介護サービス等諸費8億9,700万円の計上でございます。前年度比で500万円の増額となってございますが、居宅介護サービス費で若干伸びがありますので、それらを見込んでございます。 2項.介護予防サービス等諸費、1目.介護予防サービス等諸費2,110万円でございます。対前年度比で2,233万円の減としてございますけれども、地域支援総合事業への移行に伴う減額が、主な理由でございます。 3項.1目.審査支払手数料66万7,000円。 2目.電算処理システム料11万円の計上でございます。 4項.1目.高額介護サービス費で2,000万円の計上。 2目.高額介護予防サービス費で5万円の計上となってございます。 5項.1目.高額医療合算介護サービス費で400万円の計上。 2目.高額医療合算介護予防サービス費で5万円の計上とさせてもらってございます。 3款.1項.1目.介護予防・生活支援サービス事業費2,515万円の計上でございます。前年度比で943万円の増額となってございますが、介護予防サービス等諸費から移行してきた日常生活支援総合事業予算に係る増額分となってございます。 2目.介護予防ケアマネジメント事業費で294万6,000円の計上でございます。 2項.1目.一般介護予防事業費82万8,000円。 3項.1目.包括的・継続的マネジメント事業費で10万3,000円。 2目.任意事業費で13万6,000円。 3目.在宅医療・介護連携推進事業費で134万3,000円でございます。日高管内、御坊含め共同で設置する在宅医療サポートセンターに係る運営委託料が主なものでございます。 4目.生活支援体制整備事業費2万1,000円。 5目.認知症総合支援事業費21万4,000円の計上でございます。 それから、4項.1目.審査支払手数料10万円。 4款.1項.1目.財政安定化基金拠出金1,000円。 5款.1項.1目.介護給付費準備基金積立金で1,000円。 6款.公債費、1項.公債費、1目.利子10万円の計上となってございます。 7款.1項.1目.第1号被保険者保険料還付金で15万円の計上。 2目.第1号被保険者還付加算金で1,000円の計上とさせてもらってございます。 2項.1目.延滞金1,000円。 8款.1項.1目.予備費37万6,000円は、予算調整のための計上となってございます。 次の63ページから69ページ、給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 以上、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。課長、1点だけ。 57ページの2款.1項.1目の介護サービス等諸費に関連してなんですけれども、今、介護保険制度ではホームヘルパーさんが自宅を訪問して1ヶ月の基準回数以上の生活救援サービス--例えば御飯を炊いたり、洗濯したり、お掃除したり--をケアプランの中に盛り込んだ時に、ケアマネさんが町に届け出ることが義務付けられているんですね。 ここからが問題なんですけれども、基準回数というのが設けられています。例えば要介護1だったら20回以上とか、要介護5だったら30回以上とか、そんな基準が決められています。それで、ケアプランの内容を検証して不適切と判断されたら、この基準が少なくされる、そういう仕組みも今、介護保険制度の中に入っているんです。 印南町は、昨年度からこのような対応をされておるのかどうか。もしやっておれば、平成31年度もそのような対応を引き続きやる予定なのか。そして、基準を超えたケアプランを届け出たケアマネはありますか。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 すみません、ちょっと手元に細かい資料を持ち合わせてございませんので、また後日ご説明させていただきたいと思います。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第25号 平成31年度印南町介護保険事業特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。ただいま15時11分です。15時30分まで休憩いたします。 △休憩 15時11分 △再開 15時30分 ○議長 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 日程第6、「議案第26号 平成31年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 議案第26号 平成31年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算。 平成31年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,069万1,000円と定める。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は300万円と定める。 提案理由について申し上げます。 本年度の予算の内容でございますが、昨年度に比べ91万5,000円の増額となってございます。切目川河川改修に伴います補償費及び経費の増額等、また消費税率の改正を見込んだ予算としてございます。その他につきましては、昨年度と同様の通常経費の予算計上でございます。 1枚おめくりください。 「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.使用料及び手数料、1項.使用料は90万1,000円でございます。 2款.財産収入、1項.財産運用収入は1万円でございます。 3款.繰越金、1項.繰越金は250万円でございます。 4款.諸収入、1項.預金利子は1,000円でございます。2項.雑入は727万9,000円でございます。 歳入合計は1,069万1,000円でございます。 歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は1,011万8,000円でございます。 2款.公債費、1項.公債費は5万円でございます。 3款.予備費、1項.予備費は52万3,000円でございます。 歳出合計は1,069万1,000円でございます。 1枚おめくりください。 74ページ、75ページの歳入歳出予算事項別明細書の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 76ページ、歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目の上水道使用料は90万1,000円でございます。消費税率の改正を見込んでございますが、29年度の実績、30年度の状況を考慮いたしまして、昨年度より10万円減額してございます。 2款.1項.1目の財産運用収入は1万円で、昨年度と同様です。基金運用利子でございます。 3款.1項.1目の繰越金は、前年度より50万円増額の250万円でございます。 4款.1項.1目の預金利子は1,000円の科目設定でございます。 2項.1目の雑入は、前年度より51万5,000円増額の727万9,000円でございます。これにつきましては、切目川河川整備計画の改修工事に伴う機能回復補償費の増額によるものでございます。その内訳は、紀ノ郷管理組合運営協力金500万円、切目川河川改修補償費227万9,000円となってございます。 78ページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費は、前年度より109万1,000円増額の1,011万8,000円でございます。修繕料で100万円の増額が主なものでございます。 2款.1項.1目の利子は5万円で、昨年度と同額でございます。 3款.1項.1目の予備費は52万3,000円で、予算調整によるものでございます。 以上でございます。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 76ページの1項.1目の使用料に関してです。実績の見込みで、前年度に比べて10万円の減額計上だということですけれども、確認しておきます。今回は特別会計に消費税を転嫁すると、今、課長のほうからご答弁がありました。一方この間の議案審議では、水道会計の場合は、集めた消費税を国に納める必要がないとご答弁があったんですけれども、それはそのとおりか、確認しておきたいんです。 それと、あと歳出の78ページの1目の一般管理費、11節の需用費で、修繕費ということで350万円の計上がなされておりますけれども、内容のご説明をお願いいたします。それだけです。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず、1点目の90万1,000円でございます。それにつきましては、前回もありましたように、消費税は含んでございます。29年度の実績で言いますと、99万764円となってございます。30年度はまだ途中でございますが、今、約月7万6,000円ぐらいの使用料となってございます。そして、消費税を払うのかということですが、滝ノ岡専用水道事業会計につきましては、基準年度で1,000万円を超えてございませんので、消費税を納める団体ではございません。 2点目の修繕費の350万円ですが、これについては、例年250万円を予算化させていただいて、それには漏水修繕、また止水栓の交換等を例年やってございます。今年につきましては、浄水場の加圧薬注ポンプの更新を100万円かけて計画してございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 討論を行います。もう簡潔です。 消費税は取るけれども、納めなくてもいいという、今、課長からのご答弁がありました。先日審議した議案第5号の立場からも、私は今年の平成31年度水道事業特別会計には賛同できません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第26号 平成31年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算について」を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。        賛成9、反対1(10番) ○議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第7、「議案第27号 平成31年度印南町農業集落排水事業特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 議案第27号 平成31年度印南町農業集落排水事業特別会計予算。 平成31年度印南町農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億6,740万1,000円と定める。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(地方債)、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。 第3条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、300万円と定める。 提案理由について申し上げます。 本年度の予算の内容でございますが、昨年度に引き続き、施設の機能強化に向けて膜分離装置やポンプなどの工事費、また停電時の対応のための非常用発電機の購入等、また消費税率の改正を見込んでの予算としてございます。その他につきましては、通常経費の予算計上でございます。 1枚おめくりください。 「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.分担金及び負担金、1項.負担金は1,000円。 2款.使用料及び手数料、1項.使用料は1,960万1,000円。 3款.国庫支出金、1項.国庫補助金は3,667万円。 4款.県支出金、1項.県補助金は565万1,000円。 5款.財産収入、1項.財産運用収入は30万円。 6款.繰入金、1項.繰入金は8,067万7,000円。 7款.繰越金、1項.繰越金は250万円。 8款.諸収入、1項.預金利子は1,000円。 9款.町債、1項.町債は2,200万円。 歳入合計は1億6,740万1,000円でございます。 1枚おめくりください。歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は3,831万1,000円。 2款.事業費、1項.下水道事業費は8,071万5,000円。 3款.公債費、1項.公債費は4,787万7,000円。 4款.予備費、1項.予備費は49万8,000円。 歳出合計は1億6,740万1,000円でございます。 85ページ、86ページの歳入歳出予算事項別明細の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 87ページ、歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目の負担金は1,000円の科目設定でございます。 2款.1項.1目の下水道使用料は1,960万1,000円で、前年度より20万円の増額でございます。 3款.1項.1目の農林水産費国庫補助金は前年度より67万円増額の3,667万円で、機能強化事業の国庫補助分でございます。 4款.1項.1目の農林水産業費県補助金は565万1,000円でございます。 5款.1項.1目の財産運用収入は、前年度より10万円増額の30万円でございます。 6款.1項.1目の一般会計繰入金は6,967万7,000円で、起債償還分と機能強化事業(過疎債分)でございます。2目の基金繰入金は1,100万円で、前年度より100万円増額してございます。 7款.1項.1目の繰越金は250万円で、前年度と同額でございます。 8款.1項.1目の預金利子は1,000円で、科目設定でございます。 9款.1項.1目の町債は2,200万円で、機能強化事業の下水道事業債分でございます。 90ページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費は3,831万1,000円で、前年度より719万1,000円の増額でございます。非常用発電機の購入及び県補助金の積み立てによるものでございます。 2款.1項.1目の農業集落排水事業費は8,071万5,000円でございます。今年度から旅費、需用費、役務費、使用料及び賃借料を一般管理費と分けて計上してございます。 3款.1項.1目の元金は4,006万4,000円で、前年度より43万円の増額でございます。2目の利子は781万3,000円で、前年度より26万円の減額でございます。 92ページ、4款.1項.1目の予備費は49万8,000円で、予算調整によるものでございます。 「第2表 地方債」。 起債の目的:下水道事業債。限度額:2,200万円。起債の方法:証書借入れ。利率:年3.0%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行なった後においては、当該見直し後の利率)。償還の方法:「政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政上の都合により据置期間及び償還期間を短縮し、又は繰上償還もしくは低利に借り換えることができる」。 94ページに起債に関する調書を添付してございますので、後ほどご高覧いただきますようお願いいたします。 以上でございます。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長 本案について質疑を行います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。課長、2点ほどお聞きします。 まず1点が88ページの6款.1項.2目.基金繰入金1,100万円。これ、昨年よりも100万円増額ということですけれども、昨年29年度決算では基金残高が1億6,535万2,000円だったかと思うんです。これは、今後基金をこれだけずっと入れていくことによって、今後の見通し、単純に勘定すればあれかも分からんですけれども、今後どのようなことを想定されるのか。そこ1点。 2点目、90ページの3款.1項.1目の18節.備品購入で、非常用電源の購入152万7,000円ということですけれども、この発電機はどこに設置されるものなのか。詳細の説明。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず、1点目の基金繰入金でございます。昨年より100万円増額して1,100万円。今で30年度末での基金残高が--ちょっと手元に詳しい資料を持ち合わせていなくて、大変申し訳ない--1億5,000万円ぐらいだったかと思います。毎年1,000万円ずつ繰り入れていきますと、15年で枯渇するということでございます。平成26年に使用料の見直しをしていただいたところでございますが、それまでにはまた検討していかなくてはならないと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、今平成26年に見直しされたということなんですけれども、今のこの状況でいくと、今後の見直しについても、何かお持ちですか。何年後とか、どれくらいの値上げになるとか、その辺が分かるのであれば。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 今、詳細というか、いつどのくらいというのは持ち合わせてございません。また、長と相談して、今後、検討してまいりたいと思ってございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 そういう答弁じゃなしに。平成26年に見直して、この状況では先が見えてくるんかなと、だんだん人口も減っていくし。そんな中で今後ということで、もっと踏み込んだあれはないんですか。なければないでいいですけど。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 いつどれぐらいというのは、今のところ持ち合わせてございません。 以上でございます。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 発電機の件についてでございます。 場所は決まってございません。昨年に停電が多々ございまして、そのためにマンホールポンプが稼働できなかった。そのためにいろいろと問題がございまして、その対応のためにまずは1基から購入させていただいて、ポンプを動かすための発電機と考えてございます。固定式ではございません。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 昨年台風の後に、今後検討したいとご答弁されていたかと思いますのでお聞きしたんです。町内でポンプアップした箇所が、たしか3地区で三十何ヶ所だったかと思うんですけれども、古井地内では宅内に噴き上げたとかいうこともありますし、うちの山口地内でもマンホールが噴き上げた所も何ヶ所もあります。予算的なこともあるのか分かりませんけれども、どうなんでしょう。何か「1台ではなあ」というところがあるんで。とりあえず1台しか買えないんだったら、その辺何かもっと良い方法というか、何かほかにも対応を考えられたのか。例えば、どこかで調達するとかリースするとか、何かほかにも知恵を出されたのかどうか。そこだけ。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず自前で1台持つということ。委託先であります日高浄化槽協会、そちらで1台ないし2台購入すると。また、こちらを受け持っていただいています印南清掃さんでも1台購入すると伺ってございます。そういうことで、生活環境課のほうでは、今のところ1台を考えてございます。 以上でございます。 ○議長 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 87ページの1項.1目.使用料のところで質問します。 平成31年度の農業集落排水3地区に加入されているおうちは、全体でどうなりますか。 それから、この農業集落排水は消費税が転嫁されまして、納金せなあかんということですけれども、大体平均で1世帯どのぐらいの住民の方の負担が増えると考えているのですか。 それと、91ページの2款.1項.1目.農水事業費、15節.工事費が大きく8,027万円。平成31年度の強化事業ということですけれども、特に予算の大きな部分だけでよろしいので、概要の説明をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず、1点目の加入率と言いますか、今、山口、古井、共栄地区を合わせまして、対象戸数で357戸、加入者は今329人の方がなってございます。加入率といたしまして92.16%でございます。 消費税が上がったことによります1軒当たりの負担増、先日も説明させていただきましたが、4人家族で1ヶ月約99円の増、1年間にしますと1,188円の増となります。全部で約40万円の増になるかと見込んでございます。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 工事費、ご説明いただけますか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 工事請負費の件でございますけれども、これについては山口処理場の膜分離装置、スクリーン、ポンプ、ブロアー等の更新・補修でございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 先ほど課長からも負担増の具体的な数字が出されました。第5号の立場から、住民の皆さんの負担増になることから、同意できません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第27号 平成31年度印南町農業集落排水事業特別会計予算について」を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。        賛成9、反対1(10番) ○議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第8、「議案第28号 平成31年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第28号 平成31年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算。 平成31年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ118万4,000円と定める。2項として、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 3枚おめくりいただきまして、歳入の詳細でございます。 その前に、提案理由について申し上げます。 この同和対策新築家屋貸付金につきましては、ご承知のとおり既に制度は終了し、平成8年度以降新たな貸し付けは行なっておらず、借入金の返済と個人からの償還が続いている状況であります。町から国・県への借入金の返済が平成33年度まで、個人からの貸付金の償還が平成32年度をもって計画期間が終了する運びとなってございます。 予算の内容としましては、歳出予算118万4,000円のうち、そのほとんどである112万7,000円が借入金の返済に充てられるものであり、これに対し歳入予算につきましては、個人からの償還に加え、不足する部分は減債基金からの繰り入れにより対応するものでございます。 それでは詳細について申し上げます。 1款.1項.1目の貸付助成県補助金、1節の償還推進補助金として1,000円の計上。 2款.1項.1目の財産運用収入、1節の基金運用利子として同じく1,000円の計上。 3款.1項.1目.1節の減債基金繰入金として75万4,000円の計上でございます。 次に、4款.1項.1目.1節の前年度繰越金として5万2,000円の計上でございます。 5款.1項.1目.1節の預金利子として1,000円の計上。 2項.1目.1節の貸付金元利収入として37万3,000円。また、2節の過年度分貸付金元利収入としては1,000円の計上でございます。 3項.1目.1節の延滞金として1,000円の計上でございます。 1枚おめくりいただきまして、次に、歳出についてでございます。 1款.1項.1目.同和対策総務費として3,000円の計上でございます。 2款.1項.1目.元金として105万3,000円の計上。 2目.利子として7万4,000円の計上でございます。 3款.1項.1目.予備費として5万4,000円の計上でございます。 次の地方債に関する調書につきましては、説明を省略させていただきます。後ほどご確認ください。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第28号 平成31年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算について」を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第9、「議案第29号 平成31年度印南町水道事業会計予算について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 議案第29号 平成31年度印南町水道事業会計予算についてでございます。 まずは、提案理由について申し上げます。 今年度の予算の内容ですが、町道の改修に伴う配水管の移設工事2件及び新規の配水管布設工事2件を計画し、管路の耐震化や、非常時への対応のための管路のループ化等、また消費税率の改正を見込んだ予算をしてございます。その他につきましては、通常経費の予算でございます。 それでは、予算の説明をさせていただきます。 第1条(総則)、平成31年度印南町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 第2条(業務の予定量)、業務の予定量は、次のとおりとする。第1号、給水戸数は3,900戸を見込んでございます。第2号、年間総給水量は100万5,000立方メートルを予定してございます。浄水場からの総水量でございます。第3号、1日平均給水量は2,850立方メートルを予定してございます。 第3条(収益的収入及び支出)、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入でございます。 1款.事業収益は1億9,975万円。1項.営業収益は1億3,556万7,000円で、水道使用料金等でございます。2項.営業外収益は6,254万5,000円で、他会計補助金、長期前受金、加入負担金等でございます。3項.特別利益は163万8,000円で、平成30年度に長期前受金として収益化できなかったもの等でございます。 支出でございます。 2款.事業費は2億2,644万円でございます。1項.営業費用は2億172万3,000円で、原水及び浄水、配水及び給水に要する経費、減価償却費、人件費などの総掛かり費でございます。次のページでございます。2項.営業外費用は2,466万6,000円で、企業債償還利子、消費税等でございます。3項.特別損失は5万1,000円で、過年度損益修正損等でございます。 第4条(資本的収入及び支出)、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3,620万3,000円は、引継現金3,620万3,000円で補てんするものとする。) 収入でございます。 3款.資本的収入は8,313万6,000円でございます。1項.負担金は950万円で、町道の改良に伴います水道管移設補償費でございます。2項.他会計負担金は700万円で、一般会計からの事業負担金でございます。3項.企業債は1,050万円で、水道事業債の借入れでございます。4項.他会計補助金は5,613万5,000円で、一般会計からの補助金で、公債費の元金の償還分でございます。5項.固定資産売却代金は1,000円で、科目設定でございます。 支出でございます。 1款.資本的支出は1億1,933万9,000円でございます。1項.建設改良費は3,152万7,000円で、水道管の移設・新設の工事費、水利施設等保全高度化事業負担金等でございます。2項.企業債償還金は8,781万2,000円で、起債償還の元金でございます。 第5条(企業債)、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。起債の目的:水道事業債。限度額:1,050万円。起債の方法:証書借入れ。利率:年3.0%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行なった後においては、当該見直し後の利率)。償還の方法:「政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、企業財政その他の都合により繰上償還又は低利に借り換えすることができる」。 第6条(一時借入金)、一時借入金の限度額は、1億円と定める。 第7条(予定支出の各項の経費の金額の流用)、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、営業費用と営業外費用との間、でございます。 第8条(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)、次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。 第1号、職員給与費の1,393万2,000円でございます。 1枚おめくりください。 第9条(他会計からの補助金)、統合水道に係る統合前の簡易水道の建設改良のために発行された企業債の元利償還金に要する経費について一部を充当するため一般会計からこの会計へ補助を受ける額は、6,472万3,000円でございます。今まで同様の、一般会計から繰り入れられる起債の償還金でございます。 第10条(たな卸資産購入限度額)、たな卸資産の購入限度額は、200万円と定める。水道量水器の購入費等でございます。 109ページからは予算附属明細書でございます。1枚おめくりください。平成31年度印南町水道事業会計予算実施計画についてご説明いたします。 収益的収入及び支出の収入でございます。 1款.1項.1目.給水収益は1億3,322万2,000円で、水道使用料金でございます。2目.その他の営業収益は234万5,000円で、消火栓等の維持管理負担金でございます。 2項.1目.受取利息及び配当金は15万円で、預金利息でございます。3目.他会計補助金は858万8,000円で、一般会計からの繰り入れの起債の利子償還分でございます。4目.加入負担金は174万4,000円で、新規加入を20件予定してございます。6目.長期前受金戻入は5,206万2,000円でございます。8目.雑収益は1,000円で、科目設定でございます。 3項.2目.その他特別収益は163万7,000円で、償還金の据置期間分を収益化したものでございます。3目.過年度損益修正益は1,000円の科目設定でございます。 112ページ、支出でございます。 2款.1項.1目.原水及び浄水費は5,639万1,000円で、主に修繕費、薬品代、受水費、光熱水費でございます。2目.配水及び給水費は2,164万2,000円で、修繕費、委託料、光熱水費、材料費等でございます。4目.総係費は2,914万3,000円で、人件費や委託料が主なものでございます。1枚おめくりください。5目.減価償却費は9,454万6,000円で、事業目的で取得した資産、水利権等でございます。6目.資産減耗費は1,000円で、たな卸資産減耗費の科目設定でございます。 2項.1目.支払利息及び企業債取扱諸費は1,661万6,000円で、企業債利息1,651万6,000円と一時借入金利息10万円でございます。2目.雑支出は5万円でございます。3目.消費税及び地方消費税は800万円を予定してございます。 3項.1目.固定資産売却損は1,000円で、科目設定でございます。6目.過年度損益修正損は5万円で、過年度水道使用料還付金でございます。 1枚おめくりください。資本的収入及び支出の収入でございます。 3款.1項.1目.負担金は950万円で、町道の改良に伴い支障となる水道管の移設に伴う補償費でございます。 2項.1目.他会計負担金は700万円で、印南町未来投資事業負担金でございます。 3項.1目.企業債は1,050万円で、水道事業債の借入れでございます。 4項.1目.他会計補助金は5,613万5,000円で、一般会計からの繰り入れに係る起債償還分の元金でございます。 5項.1目.固定資産売却代金は1,000円で、科目設定でございます。 4款.1項.1目.配水設備改良費は2,944万9,000円でございます。2目.資産購入費は207万8,000円でございます。 2項.1目.企業債償還金は8,781万2,000円で、企業債償還金の元金でございます。 1枚おめくりください。平成31年度印南町水道事業予定キャッシュ・フロー計算書でございます。 1番の業務活動によるキャッシュ・フローの当年度純利益がマイナス2,287万5,000円となってございます。これは3条予算の収益的収入及び支出を税抜きで収支したものでございます。これらは現金が動かない、現金での支出等を必要としない費用で、これには減価償却費や長期前受金があり、これらを差し引くことで現金のみの流れを把握でき、業務活動においては1,906万1,558円のプラスとなってございます。 2番の投資活動によるキャッシュ・フローは、4条予算の資本的収入及び支出で、当年度の固定資産の取得に係る費用で、建設改良費のうち量水器分を除いた3,144万9,000円に対し、起債元金償還分の一般会計からの補助金や負担金の収入の7,263万5,000円をそれぞれ税抜き金額で差し引きますと、3,740万2,820円のプラスとなってございます。 これら2つの業務活動と投資活動におきましては、良好であると考えてございます。 3番の財務活動によるキャッシュ・フローでございますが、これにつきましては、今までの建設改良に要した企業債の償還でございます。この支出が非常に大きく、7,731万1,884円となってございます。全体のキャッシュ・フローでは、資金残高が期末において2,084万7,506円がマイナスとなる予算となってございます。 1枚おめくりください。120ページから125ページの給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。 126ページでございます。平成31年度印南町水道事業予定貸借対照表(当年度分)、平成32年3月31日時点の分を、126から128ページに掲載してございます。 資産、負債、資本の部に分けてございます。 貸借対照表とは、以前にも申し上げましたとおり、決算日時点など、ある一定時点での企業の財務状態を表すもので、損益計算書と並ぶ重要な財務諸表でございます。毎年の決算日をその区切りとし、資金の調達源泉、すなわちお金を誰に出してもらったか、あるいは誰にお金を返さなくてはならないかといったことを、貸方、借方で表します。貸方には返済を必要とするものとそうでないものとに分かれ、返済が必要なものを負債、必要でないものを資本と呼びます。貸方を資産と呼び、企業の財産を表します。 このように、貸借対照表は資産、負債、資本といった3つに大きく分かれます。資産イコール負債プラス資本という式が成り立ってございます。 続きまして、129ページでございます。平成30年度印南町水道事業予定損益計算書(前年度分)、30年度分でございます。平成30年4月1日から平成31年3月31日までの分でございます。 損益計算書とは、3条関係の収益的収入及び支出で、会計期間1年間の経営成績を表す計算書でございます。費用と収益を比べ、その差額を利益として表してございます。これにより、費用、収益、利益を把握することができ、会計期間における経営状況を知ることができます。 131ページ、平成30年度印南町水道事業予定貸借対照表でございます。平成31年3月31日の分を、131ページから133ページに載せてございます。また、ご覧いただきたいと思います。 134ページ、工事請負費明細書でございます。配水設備工事でございます。 1番、町道印定寺中学校線配水管移設工事。位置は印南地区。工種は管路移設。延長200m、口径150mm、管種HPPE。工事費は800万円。 2番、町道印南山口線配水管移設工事。位置は同じく印南地区。工種は管路移設。延長40m、口径150mm、管種はHPPE。工事費は150万円。 3番、浜地区配水管布設工事。位置は印南地区。工種は管路布設。延長170m、口径75mm、管種HPPE。工事費は500万円。 4番、本郷地区配水管布設工事。位置は印南地区。工種は管路布設。延長410m、口径75mm、管種はHPPE。工事費は700万円。 135ページから137ページの注記につきましては、説明を省かせていただきます。後ほどご高覧ください。 以上でございます。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。課長、2点ほどお聞きします。 まず初めに、105ページの会計予算、総則で第2条の業務予定量というところで、(1)に給水戸数が3,900戸と説明されたわけなんですが、去年が3,800戸で100戸増えていると。(2)の中で年間給水量が100万5,000立方メートルで、昨年が104万250立方メートルということで、3万5,250立方メートル減っているわけなんです。1日平均給水量は2,850立方メートルで昨年と一緒なわけで、何か見るからに違うんですけれども、この説明をまず1点お願いしたい。 ページ飛びまして130ページなんですけれども、これは前ページの129ページからの平成30年度印南町水道事業予定損益計算書(前年度)、これは1年の経営成績を表すものだと、今、課長の説明があったわけなんです。私もこの会計はなかなか難しくて分からないんですけれども、昨年度予算のここを見て、130ページの真ん中の当年度純利益、ここではマイナス3,364万8,000円、30年度はここにはないんです。マイナス2,986万7,111円となっていたわけなんです。今年が去年よりも増えているということですね、マイナスなんですけれども。マイナスが増えていると。改善はされていないとここからは読み取れるんかなと思うんで。間違っていたらまたご指摘ください。前年度繰越利益剰余金のマイナス3,139万5,364円を足すと、当年度未処分利益剰余金がこの一番下のマイナス6,504万3,364円ということになるんかな。前年のマイナス2,986万7,111円から赤字が増えたということでいいのか。そこを累積で単純に言うと増えていると。改善もされていないし、累積では増えているんやと私は読み取ったんですけれども、そういう解釈でいいのか。それと、今後の対応。 今のこの2点をお答え願えますか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず、1点目の105ページの業務予定量のところでございます。 本年度は3,900戸、昨年度は3,800戸で予定してございました。実際、最近アパート等を多く建てていただいてございます。それを見込んでございまして、今年は100戸多い3,900戸。実際に、もう今一番多い30年度でも3,820戸余りのところがございました。 2点目の年間総給水量が減っていることについてでございますけれども、皆さん節水に取り組まれているように思います。それに基づいて減らしてございます。それと、今のところ30年度のまだ途中でございますけれども、約98万㎡余りの予定給水量を見込んでございますので、それより若干多い目で給水量を予定してございます。 ○議長 次。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 先ほど議員おっしゃったとおり、当年度の純利益は三角の3,364万8,000円ですので赤字。また前年度繰越利益余剰金、平成29年度分でございます、3,139万5,364円の赤字で、トータルしますと6,504万3,364円の累積赤字となってございます。今後の見通しにつきましても、31年度の予算でも大変厳しい状況で、3,000万円近くの赤字を見込んでございます。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 課長、あまり難しいことを言うのもあれなんですけれども、累積で増えていると、改善されていないんやということをお認めになったわけなんですけれども、何か改善策はお持ちなのか。それと、こういう状況であるということはもう前からも分かっていると思うんで、適正化計画には取り組まれているのか、策定に入られているのか。もしくは何も考えられていないのか。もう簡単で結構なんで、お答え願えたら。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 経費につきましては、もう絞って絞っての経費の計上でございます。 あと改善策、赤字を改善していくためには、もう収入を上げなくてはならないと思ってございます。そのためにどうするか、何点かあるかと思うんですけれども、1つは料金を上げるとか、そういうことも今後、近々に考えていかなくてはならないかと考えてございます。 もう1つ、適正化計画につきましては、認識不足で申し訳ないんですけれども、確認をとれてございません。 以上でございます。 ○議長 -7番、岡本庄三君- ◆7番(岡本) 7番、岡本です。 改善策として幾つかある中で、料金の値上げということも今課長言われたんですけれども、課長だけのあれなのか、執行部で考えられていることなのか。 それと、課長単独の考えなんかどうかも今まだ分かりませんけれども、もしそれを出すまでに適正化計画に取りかかっていなかったら、そういうことも進まないのかなと思うんです、ちぐはぐなんかなと。その辺については今の課長の答弁では納得しかねるんかなと思うんですけれども、最後もうそこだけ。別にどうこう責め立てるつもりもございませんので、考え方だけ。町長の考えももしお聞きできるのであれば、最後そこだけよろしく。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 先ほどの料金の見直しについてですけれども、予算ヒアリング等々でもお話しさせていただいてございます。 そしてもう1つ、適正化計画、経営戦略というのが先日でき上がったばかりでございます。それにつきましても、また皆様にご紹介できればと考えてございます。 以上でございます。
    議長 -総務課長- ◎総務課長 今、財政のヒアリングの中でということがございましたので。料金の改定等も踏まえて、改善策は種々検討を重ねてございますし、経営戦略等につきましても、先日でき上がってきているところでございます。 ただ基本的に、単純に赤字を解消する値上げはいかがなものかというのが私たちの意見でございます。仮に料金を値上げするのであれば、あわせて何か住民の方々が納得するような施策を打っていくべきではないかということでございます。また、皆様方でいろいろとこの数字を見ていただきながら、改善策があれば提案していただきたいと、そのように思っております。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 110ページなんですけれども、1目.1節の給水料金です。消費税を10%に増税しますと、1世帯当たりどれほどの増税になるのですか。 そして、同じく110ページの1款.2項.4節に、ここに加入負担金ということで174万4,000円が計上されております。これは加入ということなので、住民の皆さんが支払う加入金と考えたらよろしいんでしょうか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず、1点目の水道料金の値上げのところでございます。先日の条例改正の時もご説明させていただきましたように、幾つもパターンは作っていないんですけれども、一般家庭で25立方メートルを使った場合、約1ヶ月に50円の増、1年にしますと600円の増を見込んでございます。 そして、加入負担金につきましては、一般家庭が加入した場合、13mmで8万6,400円、また10月からは条例で上げさせていただいた8万8,000円、件数はそれぞれ10戸・10戸の計20戸を予定してございます。この分の計上でございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 1つ、その加入負担金です。今、課長のほうから、これは住民の方に負担してもらうということですから、本来は料金会計として、1項の営業収入として扱う必要があるのではないかと思うんです。それで、平成29年度の決算の収益計算書でも、加入負担金が245万8,520円の決算となっているんですけれども、営業外収益というところで扱われているんです。平成31年度の110ページを見ましても、加入負担金が営業外収益のところに分類されているんです。これは本来で言うたら、1項の営業収益のところに入るべき性質のものではないかと考えるんですけれども、そこの見解をお聞かせいただきたいと思います。 それと、あと115ページの2項.1目.支払利息に関係して、ここの年間の利率はどういうふうになっているのですか。例えば3%から5%とか、高い利率で対応していませんか。そうだったらもっと改善の余地があると考えるんですけれども、そこの現状についてご答弁いただきたいと思うんです。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず、1点目の加入負担金が営業収益ではないかということでございますけれども、営業収益はこちらがものを作って売る、そういうものが営業収益になるかと考えてございます。企業経営の中にも、こういう項目はここへ入れなさいという項目がございます。その中でやってございます。 企業債の借入れについては、借入れ利率が決まってございますので、当課において見直しができない性質のものだと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 加入負担金のところで、でも1目の水道収益のところでは、水道料金も企業収益ということになっています。加入負担金は実際に住民の方が支払うお金ですから、私は1項のところに入れるのが本来の対応であると思うし、法律でも原則的にはそのようにしなければならないのではないですか。 それと、あと利率について、115ページのところについては、具体的に何%の利率で対応しているか、そこは分かりますか。分かったらご答弁いただきたいと思います。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 1点目の加入負担金につきましては、先ほど申し上げましたように、水道料金でしたら、こちらが作ってその方に売るというものでございます。加入負担金は、顧客の方から水道のほうへの申し込みということの中で考えてございますので、営業しての売り上げではないと考えてございます。 もう1つの利率につきましては、持ち合わせがございませんので、ご答弁控えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長 よろしいですか。わかりましたか。 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 同意できないという立場で討論いたします。 1点は、消費税増税で住民の皆さんの負担が増えることです。 そして、もう1点は、今課長からも加入負担金の説明を受けましたけれども、これは料金会計として営業収益にすべきであると考えます。これは企業会計の原則ということで、法律でも定められております。今課長のご答弁では納得できないという立場で、討論といたします。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより「議案第29号 平成31年度印南町水道事業会計予算について」を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。        賛成9、反対1(10番) ○議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第10、「閉会中の継続調査の申し出について」を議題といたします。 各委員長から、目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によってお手元に配付いたしました申し出のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 お諮りします。本定例会の会議に付された事件は、全て終了しました。会議規則第7条の規定によって、本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日で閉会することに決定しました。 これで本日の会議を閉じます。 平成31年第1回印南町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 16時40分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      平成  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...