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1. 印南町議会 2015-12-18
   12月10日－01号

   
   取得元: 印南町議会公式サイト
   最終取得日: 2024-09-10
   平成２７年　１２月　定例会（会議の経過） △開会　９時００分 ○議長　皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。　これより平成27年第４回印南町議会定例会を開会いたします。　直ちに本日の会議を開きます。　本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。　ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。　会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、を指名いたします。　　　　　　　　　６番　野村正明君　　　　　　　　　７番　村上誠八君　日程第２、会期の決定についてを議題といたします。　お諮りします。今期定例会の会期は、本日から12月18日までの９日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員　「異議なし。」 ○議長　ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月18日までの９日間と決定いたします。　日程第３、諸般の報告を行います。　今期定例会において本日まで受理しました請願については、お手元に配付の請願文書表のとおりで２件であります。　請願第２号、第３号については文教厚生常任委員会に付託したいと思います。よろしくご審議のほどお願いいたします。　次に、会議規則第128条、及びただし書きの規定により実施した議員派遣の件については、お手元に配付しています「議員派遣の結果の報告」のとおりです。　以上で諸般の報告を終わります。　ここで町長より発言を求められていますので、これを許します。　－町長－ ◎町長　みなさん、おはようございます。　本日、平成２７年第４回印南町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には師走のあわただしい中、ご出席を賜り誠にありがとうございます。　また、９月の第３回定例議会以降、「紀の国わかやま国体」をはじめ、「敬老会」、「豆ダムマラソン」、「かえるのフェスティバル」などの各種行事に際しまして、例年にも増して多様な議員活動にご協力いただきましたこと、改めて厚くお礼申し上げる次第であります。　さて、私事となりますが、今議会が１期目の任期の最終の定例議会となりました。去る９月議会において、次期町長選への出馬表明をさせていただきましたが、これまでは無我夢中の中で、目の前にある課題に向き合ってきた４年間でありました。振り返りますと、新庁舎の建設、避難道の整備や避難センターの建設等の防災対策、紀の国わかやま国体の開催など、数多くの案件に取り組んで参りました。任期初年度の６月議会においては、町政運営の基本姿勢ということで、「５つの思い」を掲げ、いろいろな施策も表明させていただきましたが、その中にはまだ途半ばや実現できていない分野もあり、また、新たな課題もございます。今後も現状に満足することなく、「強靭で、安全・安心なまちづくり」を基本に、引き続き町政運営を担わせていただき、印南町の更なる発展のため、全身全霊を傾注していく決意を新たにしたところであります。　そして、折しも今年度は、「第５次長期総合計画後期基本計画」と『まち・ひと・しごと創生法』に基づく「印南町人口ビジョン・総合戦略」の策定の年であり、現在素案を作成し、最終調整の段階を向かえております。今後はこれら計画の整合性を図りつつ、新しいまちづくりの指針として、住民がいきがいを感じながら、安心して暮らせ、誇りを持てる印南町を築いていきたいと思っておりますので、議員皆様のご理解とご協力をお願いするところであります。　一方、町行政につきましては、平成27年度もすでに後半に入り早や来年度予算編成に向けた検討を始める時期でもあります。このような中での議会ではございますが、議案の説明に先立ちまして、９月議会以降の町政の主だった執行状況及びその概要とその他諸般の報告など、順次ご説明申し上げます。　最初に、『紀の国わかやま国体』についてであります。　先ず以って、議員や競技関係者の皆様をはじめ、全ての町民の皆様に対しまして、改めて心より厚くお礼申し上げます。振り返りますと、平成２０年９月にゴルフ競技、また、平成２４年３月には自転車競技ロードレースの会場として選定され、その後平成２５年６月には印南町実行委員会を組織化させていただき、国体の実施目標を「町民協働による大会」、「生涯スポーツの振興を図る大会」、「まちの魅力を発信する大会」、「心温まる大会」とすることを決定いたしました。昨年８月には自転車ロードレースリハーサル大会、本年７月には皇太子殿下が「平成２７年度全国高等学校総合体育大会」への御臨場の際には、短い時間ではありましたが、無事にお迎えすることができました。さらに、翌８月には印南町炬火イベント、またこの間にも、「心のおもてなし」として、花いっぱいやクリーンアップ運動など、多くの皆様のご参加、ご協力のもと、３日間の競技大会を無事終了することができました。何分にも初めての取り組みで、様々な課題はあったものの、私にとってこの大きな節目の年に、印南町長として大過なく務めさせていただきましたこと、大変うれしく光栄の極みと感じているところであります。　次に、『新庁舎の建設』についてであります。　去る１０月２３日に、施工業者による工事の安全祈願祭（地鎮祭）が執り行なわれ、現在は周辺を仮囲いし、計画どおり工事が進捗していると報告を受けております。約１年余りの工事期間でありますが、周辺の方々への安全対策はもとより、工事の進捗管理を徹底し、業務開始予定の平成２９年４月に向け、緊張感を持って対応するよう、担当課に指示をしているところであります。今議会に、新庁舎の建設に伴う移動式書架等の物品棚購入に関する議案をご提案しておりますので、ご審議のうえ、可決賜りますようにお願い申し上げます。　次に、『マイナンバー制度』についてであります。　当初は１０月から個人番号の通知「番号通知カード」の発送を予定していましたが、当町においては１１月１６日から送付が開始され、すでに住民の皆様に交付をされているところであります。しかしながら、１１月末現在の送付総数３，２４４件のうち、郵便諸事情等により返却された件数は２４０件であります。その返却分につきましては、本人あるいはご家族等に確実にお届けすべく、対応を行っているところであります。何分にも新たな制度の導入であり、円滑な実施と個人情報の保護並びに住民説明に万全を期すよう、担当課はもとより全職員に指示を出しているところであります。　次に、『第５次印南町長期総合計画の後期基本計画並びに印南町人口ビジョン・総合戦略の策定』についてであります。本計画につきましては、住民の皆様にアンケートをお願いし、印南町の住み心地や今後のまちづくりについてのご意見等をいただいたところであります。それを基に、庁内職員で構成する「印南町まち・ひと・しごと創生総合戦略本部」や、住民の代表の方々で構成する「計画審議会並びに総合戦略策定委員会」で審議をしていただいている真最中であります。なお、去る１２月３日にも「第３回計画審議会」等が開催され、その場においても貴重なご意見等をいただいております。今後はいただきましたご意見等を再度検討・協議しながら、計画を策定していくこととなっております。　次に、『国勢調査』についてであります。５年に一度の国勢調査が、本年９月から１０月にかけ実施されました。現在、集計・分析作業中ではありますが、速報によりますと、当町の人口集計は８，０００人を維持している旨、担当課より報告を受けております。作業が進み確定数値等が公表できる段階になれば、いち早く皆様方にお知らせさせていただきたいと考えております。　次に、『いなみプレミアム商品券』についてであります。「地方版総合戦略」のひとつである「地域消費喚起型」を活用した「いなみプレミアム商品券」の利用期限が、１２月３１日までとなっております。１１月末現在の商品券換金額は、約９千３００万円、還元率にしまして、約９１．５％であると担当課より報告を受けております。事業完了後、事業委託した印南町商工会と連携を図りながら、初期の目的である消費喚起による商店街活性化等に、どのような効果をもたらしたのかという分析・検証をすることとなっております。　次に、『建設事業関係』についてであります。　最初に、「避難道の整備」についてでありますが、町道印南促進住宅線につきましては、工事も順調に進捗し、現在すでに供用を開始しております。また、本郷地区の避難道整備につきましては、地元区をはじめ関係者のご協力を得て、工事が着手する運びとなりました。冒頭にも申し上げましたが、「強靭で、安全・安心なまちづくり」への取り組みの一つとして、今後も住民の命を守る避難道の整備を図っていきたいと思っております。　次に、「町道の廃止」についてであります。ご承知のように、現在、和歌山太陽誘電株式会社が事業拡大を進めております。これに伴い、町道の一部払下げの申し出がありました。この町道は企業団地建設に当たり、団地内道路として整備を図ったもので、工場拡張による払い下げを前提に「町道奈良井白河線支線３号」の廃止を行うものであります。今議会に、この町道廃止の議案をご提案しておりますので、ご審議のうえ、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。　次に、『職員採用』についてであります。先の議会におきましても、今年度の職員採用試験を実施する旨、ご報告したところでありますが、９月２０日に第１次試験、１０月２５日に第２次試験を経て、１１月１３日に来春採用予定者、一般事務職７名、土木技術職１名の計８名を内定公表したところであります。本年は民間における採用状況の好転などが影響し、当初見込みを下回る応募者の中での採用試験となりましたが、昨年に引き続き優秀な人材が確保できたものと考えております。入庁後は研修などを通して、より資質の高い職員の育成に努めていく所存であります。　次に、『学校教育環境の整備』についてであります。中学校の学習環境の改善を図るため、空調設備設置の調査設計を実施いたしました。真夏の猛暑に対して、子どもたちの健康管理だけではなく、学力向上を図るという目的で、中学校普通教室等への空調設備を設置する工事請負費等を補正予算として、計上しております。来年の夏までに間に合わせたいという思いと有利な財源を確保できたということから、今議会への提案となったものです。今回は一校のみの設置ではありますが、残る三校につきましても、引き続き取り組んで参りたいと思っておりますので、議員皆様のご理解をお願いするところであります。　次に、今議会にご提案しております議案について申し上げます。　議案第５９号は、去る７月１６日から１７日にかけての台風１１号豪雨による災害復旧費について「専決処分事項の承認を求める」ものであります。　議案第６０号は、マイナンバー制度に伴う独自利用等に関する「印南町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定」についてであります。　議案第６１号は、同じくマイナンバー制度活用に伴う「印南町国民健康保険税条例及び印南町介護保険条例の一部改正」についてであります。　議案第６２号につきましても、同じくマイナンバー制度活用に伴う「印南町保健福祉医療費の支給に関する条例の一部改正」についてであります。　議案第６３号は、地方税の改正等に伴う「印南町税条例等の一部改正」についてであります。　議案第６４号は、賃貸住宅に対し、民間活力をより活用できるよう「印南町民間活力を利用した賃貸住宅建築促進条例の一部改正」についてであります。　議案第６５号は、関連法である厚生年金保険法等の一部が改正されたことに伴う「印南町消防団員等公務災害補償条例の一部改正」についてであります。　議案第６６号は、計画期間を平成２６年度から平成２７年度までとする「印南町過疎地域自立促進計画の変更」についてであります。　議案第６７号は、計画期間を平成２８年度から向こう５年間の平成３２年度までとする「印南町過疎地域自立促進計画の策定」についてであります。　議案第６８号は、先ほども申し上げましたが、新庁舎の建設に伴う「動産の購入契約」についてであります。　議案第６９号は、同和対策新築家屋貸付制度に伴う「権利の放棄」についてであります。　議案第７０号は、しらこ協栄企業団内に立地している和歌山太陽誘電株式会社の工場拡張に伴う「町道路線の廃止」についてであります。　議案第７１号は、地籍調査事業に伴う「字の区域の変更」についてであります。　議案第７２号は、「平成２７年度印南町一般会計補正予算（第５号）」で、既定の歳入・歳出予算の総額から８千６６３万７千円を減額し、６９億８千２３７万５千円とするものであります。　議案第７３号は、「平成２７年度印南町国民健康保険事業特別会計補正予算（第３号）」で、既定の歳入・歳出予算の総額に３千２９９万３千円を追加し、１６億７千９９９万６千円とするものであります。　議案第７４号は、「平成２７年度印南町後期高齢者医療特別会計補正予算（第２号）」で、既定の歳入・歳出予算の総額に２千９７万円を追加し、２億３千６３３万１千円とするものであります。　議案第７５号は、「平成２７年度印南町農業集落排水事業特別会計補正予算（第２号）」で、既定の歳入・歳出予算の総額に１３０万円を追加し、９千２２８万６千円とするものであります。　議案第７６号は、「平成２７年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計補正予算（第１号）」で、既定の歳入・歳出予算の総額に１９９万１千円を追加し、５４５万２千円とするものであります。　次に、諮問第１号は、平成２８年３月３１日付けの任期満了に伴う「人権擁護委員候補者の推薦」についてであります。　以上、専決処分１件、条例の改正及び制定６件、過疎地域自立促進計画の変更及び策定２件、動産の購入契約１件、権利の放棄１件、町道路線の廃止１件、字の区域の変更１件、平成２７年度一般会計、特別会計補正予算５件、諮問１件の計１９件であります。　議案の詳細については、その都度、副町長、教育長及び担当課長がご説明申し上げます。　ご審議のうえ、全議案可決賜りますようお願い申し上げ、諸般の報告と議案の説明とさせていただきます。　長時間ご清聴有難うございました。 ○議長　ここでお諮りします。都合により12月11日を休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員　「異議なし。」 ○議長　ご異議なしと認めます。よって、12月11日を休会とすることに決定いたしました。　以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。　本日の会議はこれをもって散会いたします。 △散会　９時２５分地方自治法第１２３条第２項の規定により、下記に署名する。　　　　　　平成　　年　　月　　日　　　　　　　　印南町議会議長　　　　　　　　印南町議会議員　　　　　　　　印南町議会議員...