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03月19日-07号

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  1. 印南町議会 2013-03-31
    03月19日-07号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成25年  3月 定例会(会議の経過) △開議 8時58分 ○議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は11名であります。定足数に達しています。 これより平成25年第1回印南町議会定例会第7日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、         5番 井上孝夫君         6番 玉置克彦君を指名いたします。 日程第2、諸般の報告を行います。 会議規則第128条の規定により、実施した議員派遣の件については、お手元に配付しています議員派遣結果の報告のとおりです。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、日程第3、議員派遣の件についてを議題といたします。 お諮りします。議員派遣の件については、会議規則第128条の規定により、お手元に配付しました議員派遣の件のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付しました議員派遣の件のとおり決定しました。 日程第4、議案第27号 平成25年度一般会計予算についてを議題といたします。 質疑については、お手元に配付の一般会計予算書の質疑に係る区分の順にて行います。 まず、1ページから19ページまでの歳入、第13款.使用料及び手数料までの質疑を行います。 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。おはようございます。 まず、17ページです。農林水産業費負担金小規模土地改良事業負担金、これは500万円の増額になっています。 それから、維持管理適正化事業負担金、これについては新規ということですけれども、実施する事業内容とそれから負担金、それから相手方の割合について説明をお願いしたいと思います。 それから、もう一点、土地使用料ですけれども、土地使用料町有地使用料129万3,000円、この内訳についてご説明願います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 おはようございます。 17ページの小規模土地改良事業500万円の内訳でございますけれども、これは、現在、要望調査しまして、8カ所で約1,000mに幅員2mから3mの舗装工事で集計しておりまして、後ほどごらんいただく支出に1,000万円を上げています。その2分の1の500万円の負担金でございます。 以上です。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私のほうからは、同じく農林水産業費負担金維持管理適正化事業負担金でございます。 負担金の額につきましては220万8,000円ということで、内訳でございます。 まず、古井地内の五味水路が154万8,000円、それと南谷地内、中田頭首工につきまして66万800円でございます。いずれも新規の事業ということで、五味水路につきましては、通常これは5カ年で5年間分納し、納入するところなんですけれども、五味水路につきましては、県下の予算の配分の中で、25年度、▲▲▲▲町が当初この事業にのっかっていたわけなんですけれども、災害復旧事業でそれを実施したということで、そのスペースがあいたところに五味水路が入ってございます。通常は5カ年で分納なんですけれども、▲▲▲▲町がもう既に全額納入しているということでございましたので、地元水利組合と調整の上、一括納入ということでございます。 以上でございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私のほうからは、町有地使用料ということですけれども、内訳ですけれども、滝ノ口のふる里産品所薬草研究会です。それと、それからドコモ基地局の設備ですね。それから、移動通信基盤協会携帯基地局、それからFTTH基地局、ケイ・オプです。それからKDDI株式会社、そして浜のハヤタさんです。そしてWSB和歌山いなみ、そして熊谷組関西支社。これは、真妻小学校、中学校ということになります。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 土地使用料についてですけれども、かえるの里の予算計上というのは、駐車場の貸し出しているところ、これは入っていないのですか。 これは、現在も使われていますけれども、かえるの里の町有地については、カルフール・ド・ルポの駐車場ということで一時使用を認めていると思うんですけれども、ここはいつまで貸し出すつもりにしているのか。ほんで、かえるの里の土地を特定の法人に対して長期に貸し出しをしているということについてどのように考えているのか。ほかの駐車場用地を探すよう求めているのか。今回予算にのせていないということは、もう4月以降は貸し出しをしないのか。その辺お聞かせください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 かえるの里ですけれども、これにつきましては24年の契約では25年3月31日までという契約になってございまして、本年度、25年度にのせていないというのは、また、かえるの里につきましてカルフール・ド・ルポでは周辺で土地を探しております。そして、半数の台数分については、今現在、民有地で借りて、そこに駐車しているところですけれども、あと1カ所のところについても地域の住民の方と交渉しているということなんですけれども、今現在まだ交渉中ということでございます。 そういうことで、3月の中ごろ、もう少し貸していただきたいということで協議が来てございます。それで、協議の中では、その部分の隅というんですかね、端のほうでということで、途中それで民間の方の貸していただけるところが努力してくれということで言うてあります。そして、それができ次第、撤去するということで、今協議を進めているところです。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) もう一つようわけのわからん説明ですけれども、貸さないんですか、貸すんですか。4月について、3月の中時分って、どの時期をもって中時分というんか知らんけれども、今、僕からしたら中時分やと思うんやけれども。 申し出があるということは、貸すということになるので、貸さんのだったら貸さんではっきりしたらええんちゃいますか。その辺どうもはっきりとした説明もなしに、いやいや、またそのまま契約して、来年の3月ぐらいに土地使用料をまたのせるんやというようなことのないように、こんなわかってるようなことをきちっと予算計上するべきじゃないんかなと、僕は思うんですけれども、そこらはどうですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 この当初予算を計上するときは2月ですので、そのころは、もう3月末でということであったので、当初にはのせてございません。しかし、貸す方向で今調整しているところでございます。 以上です。
    ○議長 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) おはようございます。 25年度の一般会計予算は、去年の予算に比べて約3億800万円の増額をしての平成25年度の予算案となっています。 行政がその年その年の予算を組むときには、例えば長期総合計画というのをつくっているというふうに思うんですけれども、それに沿って、どういうふうに行政運営をするんか、それに係る予算をどういうふうにつけていくんかと。このような、特に基本的にはそういう長期総合計画なんかも参考にしていくとか、あと町長自身の思いとかいうのがいろいろあると思うんですけれども、町長にお伺いするんですけれども、まず平成25年度の一般会計予算の中で、今年どういう分野に重点を置いた予算編成にしているのか。町長の見解を私はまずお伺いをしておきたいと思うんです。 それと、歳入の部分ですけれども、13ページから14ページに町税に関連しての予算が載っています。個人町民税は、前年度に比べて860万円ほどのアップをしています。法人税は317万円のマイナス計上固定資産税は510万円のマイナス計上、たばこ税は大きく1,500万円のプラス計上ということで、たばこ税に関連しては、この間、課長のほうからも県からの税源移譲の関係でこんだけふえてきてるんやという説明があったんですけれども、町税というのは、やはり一般会計の中で基本中の基本だというふうに思うんですけれども、まず、そこの町民税に関連してプラス計上マイナス計上になっています町民税・法人税・固定資産税、それぞれ増減の理由について簡単に説明をいただきたいというふうに思います。それをお願いします。 それと、私いつも質問するんですけれども、16ページです。地方交付税についてなんですけれども、地方交付税というのは印南町の一般会計予算の全体の中で非常に大きな割合を占めます。この平成25年度の予算案全体の中でも、地方交付税は約4割を占めるということですから、大変大きな大変貴重な財源になるんですけれども、国の動向を見てみますと、私たちの地方に係るお金の関係する特に地方税とか臨時財政対策債とか地方交付税、これがそれぞれ地方の関係する予算の主な分野だと思うんですけれども、これは、2013年度は去年に比べて0.2%のアップ、ほぼそんなに差がないということなんですけれども、今回計上されている規模は、印南町でいえば一般会計予算は前年度と同じ規模になっています。ところが、国の動向を見ていますと、地方交付税は全体でいうたら約3,900億円ほどの減額の傾向になっているんですけれども、今回の、これはあくまでも案ですから、まだこれから先、いろんな動向はあると思うんですけれども、ここら辺のことしの地方交付税の動きというのは、課長のほうではどんなに把握されているんか。ちょっと基本的な見解があればお聞かせください。 以上です。 ○議長 -町長- ◎町長 今年度の予算ですけれども、一口で申し上げますと防災対策を充実させたい。そういったことで予算を計上しております。 以上です。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 ただいま議員ご指摘されました町税の件でございますけれども、町税につきましては今回8億1,275万5,000円という前年当初に比べまして1.9%増の予算を組ませていただいたところでございます。これにつきましては、景気が上昇してきたということの中で増額予算を組んだわけでは全くございません。細かい点につきましては、各税ごとにちょっとご説明をさせていただきたいと思います。 まず、初めに個人町民税でございますけれども、これにつきましては、議員もご承知のとおり、平成24年度におきましては4億300万円という大きな所得の減少があったわけでございます。私どもといたしましては、ほぼもう底の状態に来ているんじゃないかというふうに見てございます。そうした中で、もうこれ以上下がるということはないということの中で見て、今回24年度の見込みと合わせまして860万円の増額予算を組ませていただいたところでございます。 次に、法人町民税でございますけれども、これにつきましては、町内企業の町外への転出とか景気低迷等によりまして、増収はまず見込めないであろうということで、今回317万円の減少の予算を組ませていただいたところでございます。 次に、固定資産税でございますけれども、これにつきましては、土地につきましては、特に今、下落が続いてございます。その中で、ことし25年度におきましても、まだまだ下落はとまらないといった状況の中で、500万円程度固定資産も落ちるんではないかというふうには見てございます。また、家屋につきましては、これは新増分の家屋がありますので、その分で300万円程度の増収は見込めるというふうには見てございます。 また、償却資産につきましては、やはり企業のほうが大変低迷しておる中で、新しく機械、装置等の入れかえというのは見込めないということの中で、償却資産等につきましても減額という形の中で、全体で510万円の減額予算を組ませていただいたところでございます。 次に、国有資産につきましては、川又国有林の地籍の見直し等によって若干ふやしていただいてございます。 次に、軽自動車税でございますけれども、これにつきましては、台数は年々減少してございます。その中で、普通自動車から軽自動車への乗りかえ等が結構見られてございます。そうした中で、町におきましては、普通軽自動車、軽乗用自動車ですか、これが約50台程度ふえてございます。そうした中で、全体的に見た中で減額にはなるんですけれども、大きな減額にはならないであろうというふうに見ておるところでございます。 次に、町たばこ税でございますけれども、これにつきましては、平成23年度の地方税の改正等の中で、法人実効税率の引き下げに伴う課税ベースの関係で県が増収、町が減収ということになってございます。こうしたことの調整を図るために、県たばこ税から町たばこ税への税源移譲が本年4月1日売り渡し分から実施されることになってございます。 たばこにつきましては、健康志向の関係で本数は年々減ってございます。しかしながら、そういった状況の中で見ましたら540万円程度の増収が見込めるというふうに見てございます。私どもといたしましては、24年度の見込みとあわせもって1,500万円増の4,500万円を組ませていただいたところでございます。 全体的にふえてはあるんですけれども、なかなか景気がまだ戻らないといった状況の中で厳しい状況であるということは変わりない状況ではございます。 以上が、簡単でございますけれども、町税の概要でございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私のほうからは地方交付税についてでございますけれども、議員おっしゃられているとおり、前年比約3,900万円の減ということで、前年比2.2%の減ということでございます。 それにつきまして、それに影響する減ということで約3,000万円強の減額が見込まれるところでございますけれども、これを地域の元気づくり推進費、仮称ですけれども、それの創設をしていくということの中で、予算の説明の中でも申し上げましたけれども、平成5年から平成9年までの職員数から平成20年から平成24年の平均職員数の削減率と給与削減額に見合った事業費を基準財政需要額に加算しましょうということでございます。 それでいきますと3,000万円強のプラスがあるということでございまして、前年同様の減り幅、上げ幅がほぼ同じということで同額を計上させていただいているところです。 以上です。 ○議長 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) ことしの予算全体の重点ということで、町長が言われました防災対策、もちろん私もそうやと思うんです。私は予算書を見たら、例えばことしは上道の改良住宅の建てかえのためにたくさん予算を計上しています。それも重点施策じゃないんですか。 また、新規の公共事業で、特に地域の皆さん方がニーズを持っている町道の稲原道成寺1号線、これは立石から日高川町に抜けるあの道の改良工事やと思うんですけれども、非常にあそこも利用者が多くて、改良してほしいということでニーズがあると。そして、もう一道、宇杉川端線は、以前の金鳥の前の細い道、あそこを今回新規で拡幅するというんでしょう。これも住民の皆さんのニーズに沿った重点施策だと私は思うんですけれども、なぜそのことをおっしゃらないのか。 僕は率直に言うて、防災分野の問題だけをこの25年度の予算の中では重点になっていないと。上道の改良住宅の建てかえの計画も重点施策だし、そういう社会資本の総合交付金を使っての町道の改良というのも、私はこの25年度の重点施策だというふうに思うんですけれども、そこのところちょっと認識が違うんですけれども、基本的な見解をお聞かせください。私は、防災対策だけではないと思うんですよ。私の指摘です。 それと、あと税関係のところでは、課長のほうから、かなり景気のほうがいろんな税に対する収入のところで影響をしておるということなんですけれども、特に法人税のところでは、企業の転出とかそういうのがあるということなんですけれども、やはりもう今のご時世でいえば、町内に企業に来てもらって営業をしてもらって、それで町のほうに税金を入れてもらうというようなことは、行政のほうでは、企業を導いてくるというんですか、そういうことが基本的には考えていないのかどうか。 それと、町民税のところでは、特に私は町税は町民の皆さんが納める義務だというふうに思うんですけれども、きちっと納税義務者の把握をするということも大変大事だというふうに思うんですけれども、落ちこぼしがないようにきちっと対象者を把握するということでいえば、印南町の場合はどのような作業をして納税義務者の把握をされているのかどうか。 あと、固定資産税なんですけれども、増築・改築をされたところもあると思うんですけれども、そういう家屋の評価はきちんとされているのかどうか。ちょっとそこのところ対応をお願いしたいと思います。 あと、地方交付税のところについては、今、課長のほうから職員数の削減と基準財政需要額について説明がありました。ここでは、今回、私は1つ確認をしておきたいんですけれども、印南町の場合は、ことしの7月、ことしに限って国家公務員の給与を7.8%削減するということで、先ほどの課長の答弁との関係でいうたら、うちは職員の皆さんのそういう大幅な給与カットはないというふうに、この場で一度確認をしていきたいというふうに思うんです。 それと、きょう私はひとつそういう国の動きに対して強く抗議をしたいし、町長のほうもやっぱり町村会なんかでも抗議をしていただきたいんですけれども、本来、地方公務員の給与というのは国が決めるものではないと思うんです。これは地方で決めることであると思うんです。それがなぜ今回こんな大胆なことになってきたんかということになれば、ちょっといろんな文献を読んでみますと、地方に係るお金というのは、先ほども言いましたけれども、そんなに前年度と差がないんですけれども、一方で社会保障に係るお金がたくさんやっぱりあるということで、その分をどこでカバーするかということでターゲットにされたのが、ここの給与カットの部分なんです。 ですから、もちろん地方交付税というのは、印南町が行政を進めていく上で、印南町固有のお金だと思うんです。そこのところに給与をカットして基準財政需要額を減らして、そして地方交付税を減らそうかと。こういう言うたら国から地方に対する縛りをかけてくる。僕はこんなことは、国から何にもしてくる権限もないし、私は印南町だけと違って今回のどこの各自治体も抗議せなあかんと思います。これは全く国の越権行為やということで、そこのところはきちっと、そういう政策誘導というんですか、国の政策を進めるためにここの部分にお金が要る。その穴埋めにどうするんか。地方の職員の給与カットをするために、基準財政需要額を減らして、地方交付税も減らしていく方向にしていくと。このようなことは、私は断じて許されないことやし、しっかり国に抗議をしてもらわなあかんというふうに思うんですけれども、ちょっとそこのところ、まとまった話でわかりにくかったと思うんですけれども、ぜひやっぱり声を上げていただきたいと思うんですけれども。 2回目です。お願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 私のほうから、3点のご質問に対してお答えさせていただきたいと思います。 まず、初めに個人町民税の納税の落ちこぼれ把握ということでございますけれども、これにつきましては、ただいま3月15日まで、もう既に終わったわけでございますけれども、申告した後の処理の中で、当然、未申告者が出てまいります。こうした形の中で、今後、第2弾としまして未申告者に対して申告指導をして、なるべく落ちこぼれのないような形の中で対応しているといった状況でございます。 それと、2点目の法人の企業の呼び込みということでございますけれども、これにつきましては、直接、私、税務課のほうから申し上げるんかどうかと思いますけれども、やはり一番大事なことは、企業が来やすい環境をつくるということが一番大事でないかと思うんです。そうした中で、やはり税の軽減策というのも視野に入れた中で、法人等の呼び込みというのは今後していく必要があるんではないかなというふうに、私、税務課としては考えているところでございます。 それと、3点目の普通固定資産税、特に家屋の増改築の把握でございますけれども、これにつきましては、私ども増築等をされた場合につきましては当然家屋評価にまいります。一応こちらのほうで確認をずっとしているわけでございますけれども、そうした中で、増築・改築の形の中で対応しているといったところでございます。 以上でございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、国からの一方的な地方公務員給与の削減についてということであって印南町は削減しないんでしょうねということです。 それにつきましては、給与につきましては、国の7.8%の削減ということで、ラスパイでいきますと、それを7.8%減額したことを100として、それを基準として、国としてはそれを上回る部分について削減しなさいよというか、してくださいよということでございます。 印南町の場合、その場合でも100を上回らないということで、給与削減は行わなくてもいいと思うんですけれども、期末勤勉手当、それから管理職の管理職手当、その辺については、今後、国から詳細なことはまだ出ていないんですけれども、それについてはカットということもあり得るということでございますけれども、これにつきましては近隣の町村とも十分協議しながら進めてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -町長- ◎町長 一口で防災対策というふうに表現させてもらいましたが、金鳥のところへつける道につきましても避難道を兼ねた防災対策でございますし、上道改良住宅につきましても耐震も来ております。そういったことも含めれば、大きい意味で防災に対する考え、その流れの中で進めてきたと、そういうふうに思っております。 ○議長 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 先ほど総務課長のほうから、ことしの予算の特徴というのは、国の動向ですよ、2012年度の補正予算と一緒に見ていくことが大事やということもよく言われています。それで、先ほどちょこっと課長のほうから元気臨時交付金の話も出されましたけれども、ちょっときょうは提案なんですけれども、今議会に平成24年度の補正予算の教育分野のところで、藤薮議員のほうから学校施設のことで質問があって、取り組みの進め方について質疑がありました。そのときに教育委員会からは、これからクーラーの設置も検討課題にしているんやという答弁もあったかと思うんですけれども、今回の2012年度の国の補正予算案については、地方の公共事業の地方分担というのは非常に有利な状況になっているというふうに聞いたんです。 補正予算債というのがあるんですかね。これも充当が100%で、元利の償還金なんかも交付税措置がされるということで、非常に有利なお金になっているということで、この元気の出る臨時交付金、これを全体的でいえば1兆4,000億円ほどの規模というふうに聞いたんですけれども、それでは具体的に地方にどれだけというのは僕もよう認識していないんですけれども、このお金を使って、先ほど教育委員会から言われたクーラーの設置なんかにお金を活用するというきょうは提案ですけれども、ちょっと考えてみてもらえんでしょうか。どうでしょう。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 議員おっしゃられるように、国では15カ月予算と言っていますけれども、印南町の場合は3月ですね、13カ月予算といたしましては、今、25年度で見ている46億円から48億円というところが補正と含めてということで、13カ月予算でいきますと48億4,315万円という数字になってきております。 その補正予算でかかった部分についての一般財源のうち8割が交付金でということでありますけれども、まだそれは決定したものではございません。この元気交付金というのもまだ確定ではないんですけれども、仮称ということの中で出ていますので、それについては5月、国の当初が決まるときに確定するんじゃないかというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 今年度、25年度の当初予算について、榎本議員から今質問もありましたが、町長にお伺いします。 防災を重視した予算を組んでいると、先ほど答弁されていましたが、私もこの予算に目を通させていただいた中で、防災を重視した予算というんか、箇所、余り見えないのですが、私もこの3月議会で防災について質問をさせていただきました。その中で、防災備蓄倉庫、防災センター、印南町についてですが、地方地区の洪水対策、浸水対策についても質問もさせていただきましたが、ポンプの配置、給水ポンプの予算、新年度にそういう防災について、住民に対して一番大事な予算が、今年度25年度の当初予算にのっていないと。町長が防災を中心とした予算やと言うけれども、今回そういう予算がのっていないということについて、町長、どのように考えていますか。 そして、どの点が町長が防災を重視した点やということをちょっと説明よろしくお願いします。 ○議長 -町長- ◎町長 備蓄倉庫につきましては、先般もいろいろご説明させていただいたと思いますけれども、本年度、調査をいたしまして、現場、また自主防災会の皆さん、また区長さんの皆さん、いろいろ検討していただいた中で進めていきたいと、そういうふうに考えてございます。 また、地方地区のポンプにつきましては、今、田辺のほうにポンプがございまして、近畿の場合はそこを借りるということで、県のほうを通じて対応できるようにはしてございます。まだ実際に印南町でそれをどうするんかという具体的なところまでは、行っておらないのは事実でございます。しかし、このことにつきましても、いろいろ申し上げましたが、前を見て進むように検討しているということはご承知おきいただきたいと思います。 そして、防災のことでございますけれども、繰り越しの分もかなりございますが、避難道の設置、とにかく一人も犠牲者を出さないという思いで逃げる道を確保するという、そういったことで力を入れていきたい。そういうふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 今回、防災津波対策とかいろんなあれで優先順位も決めるということの中で、避難道についても、余りそういう予算というんか、計上されていないと思いますが、どこのところを優先順位で進めていく考えを持っているのか。 先ほど町長から、備蓄倉庫、防災センターについては、本年度、調査費をあれすると言われましたけれども、これは今年度、調査費も何も上がっていない、補正か何ぞで調査費を上げてくるつもりであると思いますけれども、そして、このポンプについても西牟婁のほうから借りるということですけれども、町でもテレビを見たと思いますけれども、今回の津波予想範囲というんか、そういうときには和歌山県全体、近畿、東海のほうから全体が、もうほんまに機能せんような状況の中で、大雨の時の対応というのは、ポンプでもこれ印南と西牟婁のほうとの降る量というんか、途中で切目も南部も挟んである中で、借れるというようなこと言われるけれども、ほんまに借れるんですか。 そこらは一般質問みたいな形になってくるんですけれども、やはり防災を重視するということであれば、当初予算できっちりとこうやって組んで予算を上げてくるべきだったんと違いますか。どうですか。 ○議長 -町長- ◎町長 備蓄倉庫につきましては、企画費の新規事業の中で調査するということで対応をとりたいと、そういうふうに思ってございます。 それから、ポンプにつきましては、当然、印南町だけ降るんではなくて、全体に雨は降ると思います。そういった中で、先に申し込みをしないと回ってもらえないというふうなこともございます。そういったことも県のほうと十分連絡をとりまして早く対応していただきたい。そういうふうに考えてございます。 ただ、その途中で道路がどういうふうな状況になっているかということは、今、想像できることではございません。十分その場その場で対応してスムーズに機能するように頑張っていきたいと、そういうふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 それでは、第13款.使用料及び手数料までの質疑に対して、皆さん、ほかにございませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 それでは、質疑を終わります。 次に、19ページの歳入、第14款.国庫支出金から27ページ、第21款.町債までの質疑を行います。 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) おはようございます。 20ページの総務費国庫委託金の外国人登録事務国庫委託金の2万円、金額は知れているんですけれども、これは昨年10月から外国人登録については住民票で登録されたと思うんですけれども、25年度についても委託金は要るんでしょうかということと、22ページの農林水産業費県補助金の「山の恵み」活用事業ですけれども、この事業内容についての説明をお願いいたします。 それと、これは24年度は補正で減額されていましたが、25年度改めて実施するんでしょうか。補正の説明では、「山の恵み」事業の事業名が特用林産物生産復旧支援事業補助金というように答弁があったように思うんですけれども、25年度も事業はあるんでしょうか、お聞きします。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 おはようございます。 私のほうからは、20ページの国庫委託金、総務費国庫委託金の外国人登録の事務の国庫委託金の件についてでございます。 まことに申しわけないんですけれども、この分については名称が変わってございまして、委託金については入ってきてございます。これにつきましては、住所地の変更であったり、あるいは特別永住者の許認可事務についての委託金ということで、これは入ってくるんですけれども、名称が中長期在留者住居地届出等事務委託費という形になってございます。まことに申しわけございません。失礼しました。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 それでは、私のほうから、22ページの「山の恵み」の件でございます。 私の説明不足ですけれども、24年度の事業を振りかえたのは、わさび田の件でありまして、たまたま県の補助事業が変わって「山の恵み」の事業でせよということでしただけです。 それから、ことし計画しているのは、去年の場所とはまるっきり関係ございません。ことし、今計画しているのは、後ほどの支出もございますけれども、炭窯2基の補助と千両施設を「山の恵み」事業を活用するということです。重ねて申し上げますけれども、昨年度の場所とはまるっきり別の場所でございます。 以上です。 ○議長 ほかにございませんか。 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 2点ほどお聞きします。 21ページですね。衛生費県負担金、養育医療給付費県負担金、これ3万円とあるわけなんですけれども、細かい話なんですけれども、このことと、24ページです。財産運用収入500万円と基金運用収入となっているわけなんですけれども、これは予算額500万円の根拠、内訳を会計管理者の説明を願います。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そしたら、私のほうからは、まず21ページの養育医療給付費県負担金の件についてご説明申し上げます。 この分につきましては、いわゆる権限移譲の流れの中で、この4月1日から養育医療給付を市町村の窓口で取り扱うということになっています。養育医療と申しますのは、生まれて1歳未満の方が、赤ちゃんですけれども、2,000g以下の体重で生まれた場合に、そのときに係る医療費の支給を支弁するという形でございます。この分につきましては、財源割合といたしましては、国が2分の1、県が4分の1、市町村が4分の1と、こういう形の中で財源割合になるという形になっています。 以上でございます。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 私のほうからは、24ページ、財産運用収入500万円の内訳でございますけれども、まず1つは、安全安心基金の基金収入が300万円、それとその他もろもろの基金運用があるんですけれども、それがトータル200万円程度です。合計500万円です。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 昨年、20年の長期国債10億円ですね、これが売却されてあるわけなんですけれども、現在、この長期の国債運用はどのようになっているのか、その辺について。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 昨年の長期国債10億円の運用なんですけれども、2件あるんですけれども、1件目は、1月28日に国債、20年物なんですけれども、利付国債20年物、これを購入しております。約定金額が4億9,925万5,000円でございます。それと、もう一件は2月20日、約定金額が4億9,748万円、これのほうは利付国債10年物でございます。この2口で運用しております。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 今説明あったように現在は国債をまた買われたということなんですけれども、昨年売却したわけなんやけれども、結果としてこれは損失を与えたわけであって、これは誤りであったということなんですか。買うたということは。ただ、1年解約して置いといたということになるんと違いますか。その辺、会計管理者としてはどのような。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 昨年、解約したときには、損失は与えていないということで聞いております。ですから、これも運用として今回20年物と10年物で購入いたしました。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 損失は与えていないって、20年物を持っていたら1.6か1.7でずっと回っていたと思うんやけれども、これは普通ただの定期預金に入れといたわけじゃない。その差額というのは損失じゃないんですか。これは、あくまでも元本割れしていたわけでもない、それはあれだろうけれども、本来持っていたらそれだけの運用益があったということなわけやのに、今の会計管理者としての答弁というのはおかしい。 それと、これは500万円ということなんですけれども、運用益でもっともっと、先ほどのことを聞いたら、こんな間ではなしに、もっともっと上げるべきじゃないかなと思うんですけれども、その辺についてはどうですか。責任ある答弁をしてください。自分の考えを言ってください。 ○議長 -会計管理者- ◎会計管理者 今回、5億円、5億円で、約定金額4億9,900万円と4億9,700万円なんですけれども、それと昨年10億円ずっと持っていたら利率で損をしないかということなんですけれども、昨年度、解約するときに聞いておりますのは、今後、不安定だということで、元本割れもできてくるかということで、当時解約したと聞いておるんですけれども、今後は、この約定金額で持っておると、10年物と20年物の運用、これは最終まで取り崩さないという信念でございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 答弁がちょっと不満足なんで、お許し願いたいと思います。 今、会計管理者の方は、当時、聞くことによると元本割れするということだったんですけれども、これ、運用指針というのがつくられているわけで、それに沿ってすれば何も問題なかったわけで、そのような判断をしたのがおかしいわけですよ。 だから、町長、このことについて、あなたは任命責任をどのように感じていますか、お答え願います。 ○議長 -町長- ◎町長 当時そのように判断したということは誤りではないと、そういうふうに思っております。 ○議長 もう一回認めます。 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。ありがとうございます。 町長、今、誤りではないということを言われたわけなんですけれども、議場の場でそんなこと言うても大丈夫ですね。損失を与えているんですよ。いいんですか。 最後だけ。もう長くなるんで、確認しておきます。 よろしいですね。今後、問題にならないか。よろしいですね。 ○議長 -町長- ◎町長 この先がどういうふうに動いていくかということは、大変不透明な状況であったというふうに認識しております。そういった中で、そういった判断を下したということは当然のことである。そういうふうに思っております。 ○議長 はい、次の方。 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 26ページです。雑入、2点だけお伺いします。 雑入の一般コミュニティ助成金500万円、それで旧真妻小学校倉庫補償費とあるんですけれども、この2点について詳細をお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私のほうから、一般コミュニティ助成金ということです。これにつきましては、宝くじの助成ということで、地域の祭り道具であったり、そういうものに対しての費用でございます。今年度は、元村地区と島田地区を予定してございます。 以上でございます。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まず、旧真妻小学校の倉庫の補償費の関係でございますけれども、これにつきましては、真妻小学校の校舎の横側にコンクリートブロックの倉庫がございます。その倉庫を、県のダムの関係でございますけれども、貯水の放流の際の周辺住民に周知する放送の拡大機設置をそこへするということで、撤去になります。歳出にも撤去費を計上してございますけれども、その補償費でございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、玉置克彦君- ◆6番(玉置) 6番、玉置です。 1点だけちょっとお聞きします。 26ページの第2目.雑入、第1節.雑入、森林病害虫防除事業損失補償金の11万2,000円であります。24年度も13万3,000円ということで、そんなに差はないんですけれども、この事業内容だけ、ちょっと説明だけお願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 ご質問の件ですけれども、これは松くい虫の防除のために伐倒した。それに基づいて国の補助金がいただけるものです。量については、実施を行って変更がございますけれども、当初としてこれを上げさせていただいております。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 まず、1点目は21ページです。総務費県補助金1,148万9,000円、和歌山県のパワーアップ補助金ですけれども、この事業内容についてご説明願います。 それから、23ページの教育費県補助金の79万9,000円、人権教育推進地域事業ということですけれども、これもちょっと内容を教えていただきたいと思います。 次が24ページになります。財産運用収入の第2目ですね。不動産貸付収入、これの第1節土地貸付収入ですけれども、これについても外ヶ浜ときちっとした契約の中でこうなったのか。その辺ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 それから、25ページの財政調整基金繰入金ですけれども、当初の財源調整としての繰り入れだと思いますけれども、昨年と比較して増額ということですけれども、どのような理由からそうなったのかお願いします。 それから、最後に町債ですけれども、25年度当初に緊急防災・減災事業債が計上されていないということで、昨年度までの事業計画では25年度も予算分があったと思うんですけれども、なくなった理由についてお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、まず1点目のパワーアップです。 パワーアップ補助金の内容ということですけれども、これにつきましては家具転倒防止器具の設置、そして自主防災への補助金ですね。防災資機材等購入についてということです。そして、自主防災連絡協議会の講演会とか、その講師の旅費であったりとか、自主防のワークショップであったりです。 そして、自主防補助金で通常の補助ということで各自主防48分会への均等と世帯割への補助、それから津波ハザードマップ作成委託、それから海抜表示板の設置、それから海抜表示の測量、それから衛星電話、それから避難誘導標識、それからソーラー誘導灯、このパワーアップに係るものは以上でございます。 それから、事業用定期借地権設定用地貸付収入ということですけれども、まだ契約というのは正式には交わしておりませんが、金額についてはもう確認してございます。 それから、その次の財政調整基金繰入金につきましては、議員おっしゃるとおり予算調整ということで、このようにさせてもらっております。それで、まだ国・県の動向が決まらない部分を一般財源で見ておりますので、今年度は膨れ上がっているということでございます。 そして、最後の町債のところで緊急防災・減災事業の起債の項目がないのではないかということでございます。 これにつきましても、国の当初予算が5月連休前後に確定するということで、それが確定した時点で、ここに上がってくるものと考えております。 以上です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 私のほうから、23ページの教育費県補助金の人権教育推進地域事業県補助金についてでございますけれども、これにつきましては平成24年度の年度途中から実施しているわけでございます。 具体的に申し上げますと、切目の小学校・中学校、それからこども園、3者、また切目の高齢者の方、公民館分館を中心としてですけれども、そういう方々が、ともに人権についてということで、平成24年度につきましては社教センターの前、上道区の入り口のところに花壇を整備して、花いっぱい運動というふうなことで実施したわけでございます。そういう中で、地域ぐるみの中で人権教育の推進を図っていくという事業でございます。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 県のパワーアップ補助金について、かなりいろいろあったんで、ちょっと抜けているかもわかりませんけれども、これは自主防災会への補助も入っているということなんですけれども、これは大体1団体どのぐらいの補助になるんか、わかったらお願いします。 それから、ソーラー誘導灯とか避難誘導標識、これの具体的な設置場所について、どのようになっているのか。また、どういった優先順位の中で決定したのか、お聞かせください。 次に、財政調整基金の繰り入れについてですけれども、国のあれが決定せん中で今のところこの財政調整基金をということなんですけれども、要は財調基金の繰り入れをせんことには25年度の事業ができんということになっているんじゃないですか。 財源不足についてを財調を取り崩せばいいという安易な考え方でやっていくと、ちょっと大変なことになっていくんではないかなと思うんですけれども、その辺どのように考えているのか、お願いいたします。 それから、ちょっと理解がもうひとつできんねんけれども、24年度まで緊急防災・減災事業債でというような説明があって、いろんなところに使っていたと思うんです。これは23年度から5年間の事業があるはずですけれども、その中であるのにもかかわらず、国の決定がされなければできないということは、この緊急防災・減災事業債というのは、国の予算の中にはもうないということなのかどうなのか、ちょっとお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、1点目のパワーアップ補助金でございます。 各自主防災会につきましては、23年度から続いています自主防災会の支援費ということで、1団体当たり均等割3万円と戸数で300円ということでございます。それからソーラーの誘導灯です。これにつきましては切目小学校敷地内に2基設置予定です。 そして、避難誘導標識につきましては、この辺のワークショップで避難路等を皆さんから伺い、それを今まとめておりまして、約30カ所設置するということで、場所がここということは、まだ決定してございません。 それから、次の財政調整基金繰入金についてでございますけれども、歳入を見込めないのを安易に財政調整基金をということではだめじゃないかということでございます。これにつきましても、やはりどうしても当初から予算計上しないと執行できないというものについて計上しているものでありまして、今回どうしてもこれだけ膨れ上がったということでございます。 そして、もう一つの町債のところですけれども、緊急防災ですけれども、これにつきましては、地方公務員給与の削減額によりまして4,550億円でしたか、その部分を緊急防災・減災事業債に充てるということで、今、国の当初予算にそれを計上していくと。それが5月の連休前後に決定されるだろうということの中で、それを待って予算計上することとしてございます。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 このパワーアップ補助金については、繰り越し事業で実施する無停電屋外灯について、設置場所、これは同一のことを含んであるのかなと思うんですけれども、ちょっとその辺、確認だけお願いします。 それから、財調についてですけれども、これは、要は今まで緊急防災・減災事業債とか、そういったことではめていたやつを、はまらんから財調でまず出しておくというようなことじゃないんでしょうね。 この辺の財政調整基金、20億円ぐらいあると思うんですけれども、こういったことで今回2億4,400万円ということですけれども、毎年こんなことをしていたら10年もたずに財調を使い果たしてしまうということの中で、財政所管課としては、もう少しこの辺、注意していただきたいんですけれども、今後、財調を取り崩していくようなことにはならないのか、予測ですけれども、見通しを教えていただきたいなと思います。 今まで緊急防災・減災事業債で、ずっと新庁舎も含めて5年間の中で、これがあるからやっていくんやと言うけれども、ここへ来て、5月に国の予算が決定せんとつけないという、その弱気になった理由については、もう一度きちっとお話しください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 先ほどのパワーアップのことですけれども、繰り越しでの蓄電池式の防犯灯ということです。それにつきましては、これとまるっきり別個のものでございます。 それと、財政調整基金の運用についてでございますけれども、これにつきましては、当初予算ヒアリング、その後の総務課、財政の調整で十分調整しながら、今回これだったら行けるだろうということの中でやってございます。 以上でございます。 ○議長 ここで暫時休憩いたします。 ただいま10時14分ですけれども、10時30分まで休憩いたします。 △休憩 10時14分 △再開 10時27分 ○議長 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 19ページから27ページ、第21款.町債までの質疑を続けます。 ありませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 それでは、質疑を終わります。 次に、28ページの歳出、第1款.議会費から46ページ、第2款.総務費までの質疑を行います。 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。5点お願いします。 31ページの1目.一般管理費、第13節.委託料、人事評価制度運用支援業務委託料166万1,000円と人事評価システム、これの業務の内容をお聞きします。 3点目に、32ページの第2目.文書費、第13節.委託料105万円、地域主権改革推進支援事業委託料、この内容はどういうものかお願いします。 それと、次、36ページの中ほどの第6目.企画費の第19節.負担金補助及び交付金のところの若者定住新築住宅等取得助成金2,000万円のところで、先日の補正のところでの説明では、今後この拡充策としてSAへ広報、パンフレット、そういうものを置いて拡充を図っていきたいということでしたけれども、今回1,000万円の減額になっているので、そこらあたりをお聞きします。申請者が少ないという見込みで減額だと思いますけれども、そこらあたりの説明をお願いします。 次、最後に41ページお願いします。 41ページの第13節.委託料、一番下段のところの戸籍副本データ管理システムSI作業委託料、これについてお聞きします。 戸籍の副本は役場で備えていると。副本は法務局ということで、今回の町長の所信表明にもこういうことが書かれていたと思います。副本管理、法務局御坊支局の管理権限のもと、御坊でということで、それで、このシステムの構築、国が行う。国からのということで、国からの費用負担というのかな、そういうのがないんか、それをお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私からは、31ページの第13節.委託料、人事評価制度運用支援業務委託料と、31ページでは人事評価システム構築委託料、どういうふうな内容かというところでございます。 これにつきましては、業務委託料につきましては、今年度から試行をしてまいります。その中での目標設定研修、そして評価者の研修、それのヘルプデスクということをしていくということの中のそれに係る業務の費用ということでございます。 それから、人事評価システム構築委託料といいますのは、その研修をしていく中において、人事評価が各個人個人のパソコンから自分の目標を入力、また自己評価を入力し、それを評価者が自席でそれぞれの職員の評価をまたしていくと、そういうふうなシステムでございます。その構築費でございます。 それから、その次のページの文書費の地域主権改革推進支援事業委託料でございますけれども、これにつきましては、さきの議案でもございましたが、地域主権の1次、2次の条例化の支援をしていただきました。今年度も3次について、それの支援料ということで今予算を計上しているところでございます。 それから、36ページの若者定住新築住宅等取得助成金ということでございます。 これにつきましては、前年度より1,000万円の減額となってございます。昨日の予算説明の中でも説明させていただきましたが、24年2月末現在で15件ということで、今1,500万円支出してございます。今後もその推進については十分していきたいと思いますが、超える部分については補正等で対応していきたいと考えてございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、私のほうからは、41ページの第13節.委託料の戸籍副本データ管理システムSI作業委託料ということでご説明申し上げます。 これにつきましては、国の法務省のほうから、いわゆるデータセンターへ一括して保存するシステムを構築されているということでございます。この9月に向けて、そのデータセンターが構築されるということでございますが、市町村としましては自町システムの対応を改修によってお願いしたいということでございます。 なお、その保存センターにつきましては国の予算で、あるいは市町村への端末機等についても全て国の予算でするというものでございます。 スケジュールといたしましては、9月ぐらいまでにはそのシステムを設置、稼働されて、当町といたしましては、ちょうど11月には現在の戸籍の総合システムの5年によるリースの入れかえがございますので、それと同時に、このシステム改修を上乗せしてやっていきたい。若干軽減されるものでございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。 この人事評価で、ちょっと先ほど一緒に言うたらよかったんですけれども、ちょっと漏れたので、申しわけないですけれども、第14節の使用料及び賃借料の人事評価システム使用料63万円、これは何カ月分で計上か、1カ月にして5万円ちょっとになるんかな。それで計算したら、これは4月から運用ということになるのか、それをお願いします。 それと文書費、先ほど地域一括法のほうで、ほかにも町道のあれもあったと思いますけれども、条例で今回対象となっているのは、ほかにどんなものが対象となっているのか。 そして、若者定住のほうですね。これは28年9月末までが期限だったと思いますけれども、財源の確保というのは十分されているのか。 というのは、24年度で1,500万円、15件の問い合わせがあって、1,000万円の減額というのは、十何件の問い合わせがあったら補正でということなんですけれども、財源は大丈夫ですかということで、それだけお願いします。 ○議長 -総務課長-
    ◎総務課長 まず、1点目の第14節.人事評価システムの使用料ということでございます。 まず、当初ですけれども、一応5万円の12カ月ということで見てございます。これが、使用する期間が短くなれば減額ということになります。 それから、地域主権のどういうものがあるかというのですけれども、今、手元にございませんけれども、後ほどまた調査しまして。 それと、若者定住の財源はということですけれども、これにつきましては一般財源で行っているわけでございますけれども、これは若者定住の施策ということでありまして、様子を見ながら28年9月までは実施はしていきたいと。また、その後についても十分協議をしながら、どのように進めていくか、内容等も含めて検討してまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。 そしたら、1点だけ人事評価のことで町長にお尋ねします。 町長は、以前、こちらに座っているときは、人事評価というのは反対の意見だったと思います。今回、町長に就任されて、人事評価というのはやっぱり必要やということで、一旦凍結されていたことですけれども、人事評価を取り入れていくということで、予算ということだと思います。 その中で、企業も今はもう人事評価を取り入れてやっているんですけれども、企業の場合と自治体の人事評価というのは、企業というのは営利なので、人事評価の勉強の仕方も違うし、評価の仕方も若干違ってくると思います。企業とかは、売り上げに対してとか、取り組みとか、そうなってくるかと思います。 町長は、人事評価を取り入れるに当たって、一応一番重要な目的というのかな、これをどういうふうに捉えて、この人事評価というのを考えていますか。それだけお願いします。 ○議長 -町長- ◎町長 人事評価の目的ということでございます。 今回の人事評価につきましては、平成24年度、本年度でありますが、検討委員会をつくりまして評価マニュアルを作成してございます。そして、25年度からマニュアルに沿った評価を試行していきたいと、そういうふうに考えてございます。 運用の時期等につきましては、職員がそれぞれ統一された基準のもとで人事評価ができるようにということを思っております。 ただいま井上先生が質問されましたように、私もこのことにつきましては大変慎重にしていかなければいけないと思っております。と申しますのは、やはり評価をすることによってモチベーションが下がるということはあってはならない。評価をすることによってモチベーションが上がるという人事評価にしていかなければいけない。そういうふうに考えてございます。 企業におきましては割と導入がしやすい部分があるのは、今おっしゃられましたとおりでございますけれども、私もそのように考えてございます。ただ、行政のほうでそれをするということには大変慎重にしていかなければいけない。その中で、そのことがマイナスになるのではなくて、プラスになる、モチベーションが上がるという、そのことを最大の目標に思っております。 以上です。 ○議長 はい、ほかの方。 -1番、村上誠八君- ◆1番(村上) 1番、村上です。 3点ほどお願いいたします。 まず、ページ31の一般管理費、区分19で、今年度、平成25年度の退職予定者、これにつきましては定年と早期予定を合わせた人数と、平成26年度、来年度の雇用はどのぐらい想定されているのか、まずお伺いします。 それと、ページ35です。 交通安全の区分15で工事請負費、交通安全施設費ですけれども、この事業におかれましては、ガードレールの設置費用と聞いておるんですけれども、毎年この経費が計上されています。その中で、この事業に対して、この費用内でガードレールの設置をされているのか。または、必要であれば費用を補正で上げてくるのか。そして、それに対して新設か修復も含めてのこの費用なのか、内容についてお伺いします。 それと、次にページ38の区分15.防災費です。 先ほどから、ソーラー誘導灯なり避難誘導標識の設置についてお伺いされておりましたので、大体内容が把握できましたですけれども、この避難誘導標識のことに関して、大変高価なものと判断させていただきます。今後、切目小学校近辺以外にも設置を考えられておられるのかお伺いします。 それから、グリーンニューディール事業で切目小学校の太陽光発電の設置ですけれども、これについては緊急じゃなしに避難所としての電源の確保ということで活用されると思っているんですけれども、この発電量と切目小学校で日常必要とされる電源、備蓄も含めてですけれども、その値というんですか、それで十分補えていけるのか。また、電力が余れば関電のほうで買ってもらえることができるのか。その点、お伺いしたいと思います。 以上です。お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 ここにある31ページの第19節の職員退職手当特別負担金というのですか。これについては、今現在、退職する人とかではないんですけれども、過去に退職した職員の退職手当負担金の加算分、その費用ということでございます。それから今年度、24年度の退職者ですけれども、これについては3月31日で3名ございます。それから6月末に1名ございました。それを含めますと24年度中は4名の退職でございます。 それで、今後どのような採用になっていくのかということでございますけれども、人員適正化計画ということの中で、今、第4次適正化計画のところでございます。27年度までがそのようになってございまして、目標値では100名ということの中で設定してございます。それにつきまして、今現在は91名ということになってございますけれども、その28年度から32年度まで、32年度で今80名という設定でございまして、そのペースでいきますと3名から5名程度というところが、そのときの退職者の状況を見ながら採用を進めていきたいと考えてございます。 それから、35ページの交通安全施設整備工事請負費というのは、議員おっしゃるようにガードレールであったりガードパイプであったりというところでございます。これにつきましては、今、予算の範囲内でということでやってございますが、危険なところで、どうしても設置が必要という所であれば、補正対応もしていかなければならないと考えてございます。 それから38ページですけれども、避難誘導灯の設置工事ということで、切目小学校に2基ということでございます。これにつきましても、避難施設となるところで順次、財源とも調整しながら設置については考えていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 切目小学校の太陽光の発電設備の設置ですけれども、これにつきましては、あくまでも避難時の避難所としてということが目的でございまして、通常の学校での運営のためにこれで賄えるかといえば、当然賄えないということでございます。一部それには活用しますけれども、当然賄うことはできません。 そして、発電量につきましては10kw、それを蓄電しまして、畜電量としましては15kwまで膨らむということでございます。 それと、売電でございますけれども、売電については、この事業を活用してということもございまして売電はしないと。学校で、昼はこの部分、一部であっても活用するということでございます。 以上です。 ○議長 -1番、村上誠八君- ◆1番(村上) 1番、村上です。 この発電の設置事業ですけれども、ほかの避難場所への設置も今後考えられるのか。それだけお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 これについても、やはりグリーンニューディールというふうな有利な財源等が引き続きございましたら、こういうことも考えていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 4点ほどお願いします。 歳出の30ページ、一般管理費、旅費165万円、特別研修旅費であります。これは区長会の研修費やと思うんですけれども、昨年は135万円計上されていましたけれども、今回増額された理由はなぜか、ちょっとお伺いします。 そして、33ページ、財産管理費、第12節の役務費の切目中継局保守点検料、これありますけれども、今まで印南切目中継保守点検とこうあったんですけれども、アナログから地デジに変わって、印南のテレビ組合も印南へ中継局を設置してあるんですけれども、これは印南の中継局の保守点検料というのか、何も上がっていないんですけれども、この点どのようになっているのか。 そして、36ページの企画費、委託料3,000万円、これは新規事業調査委託料で上がっていると思います。これ、先ほど町長から、防災センター、備蓄倉庫についても調査費を上げていくということの中で、この中に含まれているのかどうか、お伺いします。 そして、39ページの防災諸費の備品購入費でございます。600万円、これは備蓄倉庫の収納ラックで上げていますが、どこの施設を整備するのかお伺いします。 以上、4点についてお願いします。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 私のほうからは、区長会の特別旅費についてお答えします。 この費用につきましては、24年度においては当初予算といたしまして、区長は33名おられるんですけれども、27名の計上でした。とりあえず今年度は33名ということで計上させていただいて、旅費をようけ使うとかそういう趣旨はございません。33名分を一応計上しました。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私からは、33ページの役務費の切目テレビ中継局保守点検料ということでございます。 ここに書いていますのは切目テレビ中継局のみでございますが、この内訳といたしましては、切目テレビでは168万6,300円、それから印南テレビでは21万円ということになってございます。それを合算して入れてございます。 それから、36ページの企画費の委託料、新規事業調査委託料の中に、印南の備蓄倉庫分について、それも含まれているのかということで、この中に含まれてございます。 それから、39ページの備品購入費の備蓄食糧収納ラックについてでございます。 これにつきましては、今4カ所にございますけれども、今後、水とかそういうものが入ってきます。そうしたときに、ラックを備えておきますと出し入れもしやすく収納がしやすいということの中で、それを導入するものでございます。 以上です。 ○議長 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 この特別旅費について、今回33名のあれを上げているという、過去さかのぼって、この研修については何名参加されているのか、お伺いします。 また、33ページの切目中継局について、これは印南も含まれていると言うけれども、印南って何にも載っていないんやけれども、説明の文書についてはちょっと過ちがあったということですか。 そして、企画費の3,000万円については、備蓄倉庫と防災センターの調査費も上がっているということで、この項については前向きに事業を進めていただきたいと思います。 そして、この備蓄食糧のラックの収納の場所の整備について、私は聞いたんですけれども、どこの箇所へ設置するのか。そこを詳しく説明をよろしくお願いします。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 区長の特別研修旅費でございます。 今までの実績といたしましては、15名から20名程度の参加でした。この研修については、できるだけ区長の皆さんに参加していただけるよう、日程とか場所とかいろいろ考えているんですが、なかなか参加していただいておりません。今回も議員ご指摘のとおり、そんなに実績がないんだったら少ないのでいいかというような指摘もございますが、とりあえず33名分計上させていただいております。余分に使うというようなことは考えておりません。 以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私からは、33ページの中継局の関係ですけれども、これにつきましては細節のほうの表示が印南切目というふうに表示だったんですけれども、これがちょっと表示ミスであるということでございます。 それから、収納ラックですけれども、これについては、今現在備蓄してございます4施設、稲原幼稚園跡、それからまづま保育園、それから切目川保育園跡、それからあけぼのふれあいセンター、その4カ所でございます。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。 2点お願いします。 34ページ、財産管理費、工事請負費ということで250万円、切目駅前駐輪場改修工事請負費かな。この駐輪場の改修工事なんですけれども、どのような経緯から改修されるのかということと規模はどのような改修を予定されているのか。そして、今後この管理についてはどうされるのかというのをまず1点。 それと、38ページの防災諸費、工事請負費のソーラー誘導灯設置工事が344万円と避難誘導標識設置工事が766万5,000円となっているんですけれども、これには設計・施工管理についての予算が計上されていませんけれども、施工はこれでできるんでしょうか。その点についてお聞きします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、1点目の切目駅前駐輪場ですけれども、これにつきましては現地を確認しましたところ、もう支柱等が腐食してございまして大変危険な状態であるということでございます。そういうことでございまして、これにつきましては、土地についてはJRの土地であり、町が借り入れております。その上に町が今現在駐輪場ということで施設を整備しているんですけれども、町管理ということでやっていまして、それについて腐食してもう危険な状態であるということの中で、やはり切目川地区からの自転車での通学であったりとか、自転車を利用して切目駅から乗る人の雨なんかのときでも屋根のあるところでの着がえというのも必要であります。だから、これにつきましては、やはり今ある規模と同じ程度の駐輪場を予定してございます。 それともう一つは、工事請負費のソーラー誘導灯設置と、それから避難誘導標識設置工事ということでございますけれども、これらにつきましては既製品とそれから基準的な基礎工事というのがもうございます。だから、それに基づいて金額を入れていけばできますので、これは委託料ですか、設計費を持たなくてもできるということでございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。 今、説明いただきまして、大体わかったんですけれども。JRを利用する住民の人は利便性図れるんじゃないかと思うんですけれども、これはJRの協力というのはないんでしょうか。この土地というのは3万7,000円の借地料を歳出で払っていると思うんですけれども、これは全て町費でされるんですか。 JRに対して費用の負担の協力をしてほしいというのと、ほかにも稲原駅とか印南駅にも駐輪場というようなしっかりしたものがないので、今後この2カ所の駐輪場に対しても予算は計上していただけるようなことも考えてよろしいんでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今、駐輪場の件で、JRにも幾らかの費用負担は要求していないのかということでございますけれども、JRに対しては、稲原の駅であったりとか印南の駅であったりしてもそうですけれども、お客さんに対してのサービスということの中での施設整備ということで幾度かもう要求はしているんですけれども、その整備については町のほうでしていただきたいということで、費用負担というのはなかなか望めないところであるんですけれども、でも今後も引き続きそれについての要望はしていきたいと思っております。 そして、稲原駐車場なんかにおきましても、駐輪場がないということでありますが、用地等のことも十分調査しまして一度協議検討はしてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 4点ほどあります。 まず、36ページですね。電子計算費、委託料、財務会計システム機器更新委託料393万8,000円、それと住民情報システム機器更新委託料1,546万7,000円、この機器更新委託とはどういうことなのかという詳細についてご説明。 2点目です。39ページです。 防災諸費、負担金補助及び交付金、自主防災組織支援補助金571万円ということと、同じく自主防災組織連絡協議会補助金の32万円ですね。このことについて、この詳細と、それと同じく津波避難昇降路設置事業負担金10万円とあるわけなんですけれども、これはどのようなことなのかお願いします。 続きまして、3点目です。40ページですね。 賦課徴収費、役務費28万円と、これはコンビニ収納手数料のことだと思うんですけれども、コンビニ収納の実績についてご説明いただきたいと思います。 最後、4点目です。45ページです。 報酬ですね。工業統計調査、それと住宅・土地統計調査、第11次漁業センサスとは、これは一体何のことなのか。 それと、指定統計費、賃金7万3,000円とあるわけなんですけれども、このことについて詳細をご説明いただきたいと思います。 以上、お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、まず36ページの委託料、財務会計システム機器更新委託料と住民情報システム機器更新委託料ということでございます。 これにつきましては、機器の更新ということで、リースが5年、それでプラス再リース1年ということで、今現在運用を行っていますが、6年間使用した時点での交換というのが、今まで補修についてもなくなりますので6年で更新ということをしてございます。その中で、財務会計システムの機器といいますと、サーバー1台、それからソフトウエアがこの財務会計システムです。そして、住民情報システムにつきましては、サーバー1台と各課にございますパソコン20台、それからプリンター17台、それとそれに係るソフトということでございます。 それから、自主防災組織支援補助金571万円ということでございます。 この中の、まずそのうちの300万円というのが自主防災組織への1組織上限20万円ということの中の資機材の整備であったりとか避難路整備、それから訓練する費用とか、そういうもので上限20万円にいたしまして、まず15組織ということで予算化を今300万円してございます。これについては、次年度も引き続き実施したいと。それで、あとの残りにつきましては、防災資機材の購入ということで、光川が前年度設立したんですけれども、なかなか資機材の置く場所が決まらなかったということで、今年度、その資機材40万円、1分会当たり40万円ということでありますので、それと、それから各48団体への運営補助、均等割3万円、それから、運営補助の同じく世帯割ということで1戸当たり300円の今現在2,900世帯ございまして、それの費用です。 それから、自主防災連絡協議会への32万円の補助ということですけれども、これは講演会に対して、講演に来てくれる方の講演費10万円、それで旅費10万円。それから、また引き続きワークショップを実施していくということで、講師先生への費用ということで12万円を見てございます。 私は以上でございます。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私のほうからは、39ページの第19節.津波避難昇降路設置事業負担金10万円についてご説明申し上げます。 この事業は、県単事業といたしまして、急傾斜地崩壊対策事業で設置いたしました構造物に階段を設置して津波からの避難をするという事業でございます。具体的に申し上げますと、本郷地内の本郷集会所近くの昇降路に階段を設置して高台への避難を県単事業ですると。その負担金、1割でございますけれども、全体事業費が約100万円とお聞きしてございますので、10万円の負担金を計上しているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 私のほうからは、40ページの役務費の中のコンビニ収納手数料ということでございますけれども、これにつきましては、平成24年度は軽自動車税について実施したところでございます。 まず、24年度の実績件数から申し上げます。軽自動車税につきましては、調定件数が6,514件ございます。その中で、今回コンビニで対応した件数は540件、納付率にしまして8.34%、金額にしまして285万6,200円をコンビニで対応させていただいたところでございます。 また、引き続いてことし25年度につきましても固定資産税についてコンビニ収納を実施する予定となってございます。これにつきましては、全体的な中で他町村の方も多くおられるということの中で、対応することについて納付率が上がってくるんじゃないかというように見ておるところでございます。 以上でございます。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 私のほうから、45ページ、指定統計費の中の報酬の中の内訳で、まず工業統計調査ということはどういうことかということですが、ここに書いております、我が国の工業の実態を明らかにし、産業政策、中小企業の政策など把握するために調査するものであって、調査対象となった地域内、印南町の事業所の総費用や従業員数、業務内容などを調査するものであります。6万3,000円に対しましては、調査員2名程度を見込んでおります。 次の住宅・土地統計調査でありますが、これは住宅・建物に関する住居指定世帯に関する実態を調査し、全国的な推移を見るものであります。この調査におきましての25万6,000円に対しては、約5名程度を見込んでおります。 次の漁業センサスでありますが、これは5年に一回調査する漁業の調査でありまして、漁村、水産物流通・加工業の漁業を取り巻く実態を把握するものでございます。全国一斉の調査でございます。この26万1,000円については、98戸の漁家の調査を行っております。これを配分して2名か3名の調査員で行っていきたいと考えております。 次の7万3,000円の臨時職員賃金ですか、いろいろな調査がことしありますので、もし集計等にアルバイト等が必要になった場合を計上していますが、これは事業的に賃金、旅費と見ておりますが、今のところは対応しなくてもいいと思っていますが、予算上の計上でございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 36ページの件なんですけれども、課長のほうから、これは6年のあれが済んで、更新のことだというわけなんですけれども、コンピューターの買いかえならば、これは委託ではなくて備品購入費で予算措置するのではないかということ。リース料は昨年と比較して減額されているわけなんですけれども、リース対応はできないのかということ。委託で物を買ったらあかんでと。備品で買えば700万円以上は議会議決が要るわけなんですけれども、その辺についてどうなんでしょうか。 それと39ページの自主防災支援補助金のことなんですけれども、説明ではおよそのことはわかるんですけれども、前年は317万4,000円だったわけですが、ことし570万円ということで、かなりふえていることなので、先ほど聞いた説明ではあれなんですけれども、去年とふえた分についてはどこが充実されたのかということ。 それと40ページのコンビニ収納の件なんですけれども、25年度から固定資産もする予定だと。以前から、とりあえず軽自動車からやって、順次やっていくということなので、25年から固定資産もするという課長の答弁だったわけなんですけれども、今後それ以外に計画、取り組まれることは何か予定されているか、その辺について。 それと45ページの指定統計費の賃金7万3,000円って、これは項目どりというのか、予算対応しなくてもいいということなんですけれども、割と7万3,000円ってリアルなあれなんですけれども、どうでもいいというたらいいのかもわからんのですけれども、その辺についてお答え願えますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私のほうからは、まず36ページ、委託料で持つべきではないんじゃないかということでございます。これにつきましては、機器の更新であり、システムの構築ということもありまして、これにつきましては委託料ということで構築してございます。ソフトウエア分につきましても、システム構築ということの中で、以前からも委託料ということの中で予算計上をさせてもらっているところでございます。 それと自主防災組織につきましては、主に上がったのは300万円というのが増でございます。でも、差額が253万6,000円ではないかということでございますけれども、これについては前年度に新たに自主防災会を設立したということの中で40万円の補助であったりとかがございましたので、300万円の差にはなってございませんけれども、その差がそうでございます。 以上でございます。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 ただいまのコンビニ収納の今後の対応はということでございますけれども、先ほども申し上げましたように25年度は固定資産税をやらせていただきます。そして、26年度におきましては、町・県民税、27年度において国民健康保険税という形で、一応私どものほうは計画しているところでございます。 こうした中で、全体的な中で、先ほども申し上げましたけれども、納付窓口の拡大を図ることで徴収率をふやしていきたいと、かように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 私のほうから、指定統計費の賃金の7万3,000円の内訳でございますが、これは県の委託費でほぼ10割、100%の抽出数に基づく事業でございますので、賃金は一応当初計画でのせておる状態でございます。 これは細かい数字でございますが、お知らせいたします。工業統計調査1,000円、住宅統計調査6,000円、漁業センサス活動調査6万4,000円、経済センサス調査区管理費2,000円で、合計7万3,000円を事業計画しているところでございます。 以上です。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 36ページの電子計算機の件なんですけれども、課長の答弁では、何か過去のこの間から全協でも問題になったように不確か不誠実な曖昧な答弁である。そやさかい、この場はこれでいいですけれども、後できちっとしたあれを示していただきたい。 それと、最後にこれだけお聞きしておくわけなんですけれども、住民情報システムを新しくするんやと思うんですけれども、今後このことによって住民サービスは、これだけの費用を投じるわけなので、どのように変わるか。その辺についてご説明いただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 これについては、住民サービスが変わるとかではないんですけれども、6年を経過すると故障するという可能性が多いということの中で、故障することは避けなければいけないということの中で、定期的な更新ということでございます。 ○議長 ほかの方で。 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 何点かお願いします。 36ページの企画費、委託料300万円の新規事業調査委託料について、先ほどの堀口さんのほうからも聞かれたんですけれども、今年度は印南地区の防災センターの調査ということが入っているんやということですけれども、これについては備蓄倉庫じゃなしに防災センターも一緒に考えるということで、多分防災センターと考えていいんかなと思うんですけれども、その場合、防災センターとなりますとかなり金額的に要ってくると思うんですけれども、ここの建築に対する予算の見通しというのは立てているのかどうか、ちょっとお聞かせください。 次に、38ページの防災諸費の中の賃金の20万円、海抜測定ですけれども、これはもう各地区の電柱に海抜が表記していると思うんですけれども、どこをどんな目的で測定するのかお聞かせください。 同じく防災諸費の需用費の1,209万6,000円の非常用備蓄食糧ですけれども、それについては単費で賄うのか、それか特別交付税の対象にはならないのか、その辺をお聞きしたいと思います。 それから、同じく地域防災計画と津波ハザードマップについても委託料で出されているんですけれども、これは十分に25年度でできるのかどうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 それから、43ページですけれども、参議院議員の通常選挙の報酬です。 これについては、12月議会だったですかね、立会人等を一般募集により行うことを検討しているという総務課長の答弁もあったと思うんですけれども、町議選も含めて25年度実施される2つの選挙に対して、募集をかけるというような協議をしているのかどうか、お聞かせください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、1点目の企画費の委託料、36ページでございます。 これにつきましては、この新規事業調査料の300万円の中に、印南地区の食糧備蓄ということの中で、防災センター的機能も兼ね備えたということでお話しさせていただいたと思うんですけれども。これについては、この前の一般質問でもお答えさせていただきましたけれども、今年度、この費用を使いまして、地域の地元の自主防災組織の方であったりとか、そういう方と、どれくらいの規模のものであったりとか、どのような内容にするのかということを調査していきたいと、そのように考えてございます。 そして、海抜測定のところでございますけれども、これにつきましては、まだ十分に表示盤が設置できていないところ等について考えていきたいと思っております。避難場所として指定した場所、その辺についても表示しておく必要があるのではないかということで考えてございます。 それから、非常用備蓄食糧でございますけれども、これにつきましては、今年度、アルファ米と水を導入する予定にしてございます。これについては単費ということでございます。 そして、地域防災計画の見直し策定業務と津波ハザードマップ策定ということでございますけれども、県の想定が24年度中ということで聞いてあるんですけれども、近いうちにできるということでございますので、それを受けて、実情に合ったような防災計画の見直し、ハザードマップを策定していきたいと。そういうことで今年度中にはできると考えてございます。 それから、43ページの選挙に係る立会人等の人選でございます。 これにつきましては、担当とも話してございますし、4月に入れば、すぐに募集というような感じで住民に対して、1年であるのか2年続けてであるのか、その辺の期間内も決めていかなくてはいけないんですけれども、募集ということで対応していきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 防災センターの調査ですけれども、自主防災に何が必要かどうかと、はなから食糧費の備蓄するときに地域に何軒あって何が必要かというぐらいのことを予定して備えているわけで、そんなことを一々聞いている話じゃなくて、もし建てるとしたらば、建築に要する財源についても見通しは立てた中でやっているのか。どんな調査に、何か知らんけれども、調査して、それで置いとくんやということになると、無駄なお金になるんじゃないかなというふうに思います。その辺、もう一度お願いします。 それから、防災諸費の海抜については、避難場所に対する海抜測定を毎回するということの理解でよろしいんですか。抜けているところというのはないんでしょう。あるんだったら、どこが抜けているかぐらい把握はしていると思うんですけれども、抜けているんであれば、どこが抜けているかぐらいは教えてください。 それから、参議院の選挙に対する報酬ですけれども、これについて一般募集ということで考えていただけるということで、ありがたいというんですか、一つの進歩だと思うんですけれども、これについては予算の中で十分その報酬費というのは反映されているのかどうかだけお聞かせください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、1点目の先ほど言われた規模とか、食糧のそんなんでわかるんではないかということなんですけれども、津波のときに避難してきたときに雨風をしのげるようなものでもあってほしいということもあって、それをどこまでの機能を持つものにするのかということでありますので、その辺も十分検討していかないといけないということでございます。 それから、海抜測定ですけれども、今回のワークショップにおいて、さらなる避難場所が高い位置になったというところがございます。だから、そこへ行くまでの途中の海抜というのも目安のために必要になってくるのではないかということでございます。 それから、選挙の報酬ですけれども、これについては国の基準の費用ということで、それと人数ということでもう予算化してございます。 はい、以上です。 ○議長 ほかにございませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 それでは、質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま11時34分ですが、1時まで休憩といたします。 △休憩 11時34分 △再開 12時57分 ○議長 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 次に、46ページから54ページまでの歳出3款.民生費について質疑を行います。 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 1点だけお聞かせください。 50ページです。老人福祉費の負担金補助及び交付金、シルバー人材センターの分ですけれども、この補助金支出の内訳について、どのようなものか、もう一度ご説明ください。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、50ページのシルバー人材センターの補助金117万円ですけれども、去年と同額ということなんですが、これは事務所の人件費補助が96万円と、あと42万円の事務費ですが、その2分の1の補助をしてございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 このシルバー人材センターについては、将来的には法人化というふうなことになろうかと思うんですけれども、その辺についての進みぐあいというんですか、見通しについて、ちょっとお願いします。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 役員さんの方々とお話ししている中では、将来的には法人格をとりたいんだというお話をされています。いかんせん、その中でも販売額ということが非常にネックになっているんだということで、今後、販売額が上がれば、将来的には法人格をとって、いわゆる法人格の会員になれば、県のほうに一緒に会費払いとなって、その中で事業運営のさらなる充実を図るということで、そんな希望はございますけれども、今現在のところは販売額が上昇にならないということもあり、若干無理なところもあるんかなというふうに認識してございます。 以上でございます。 ○議長 ほかにございませんか。 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。 1点だけお願いします。 49ページの上段のほうの14節.使用料及び賃借料23万4,000円、障害者台帳管理システム使用料、これについて昨年は123万6,000円使用料を予算措置しています。今回かなり減額になっています。システムの保守費用が昨年も同じ7万4,000円ということは、保守料が同じで費用減額と。それで、システム使用料というのは、これはリースになっているのか、そこらあたりちょっとお願いします。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 障害者台帳の管理システムでございますが、これにつきましてはリースでございます。リースで5年経過しまして、ことしの6月からは再リースという形をとります。2カ月間は、今の5年間を終わりまして再リースをとりまして、再リースは1カ月2,600円という形でございます。その中で消費税ともで23万4,000円という形になってございます。保守料につきましては、一定の保守ということの中では、これは同額でございます。 以上でございます。 ○議長 ほかにございませんか。 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 49ページでちょっと目についたところなんですけれども、2目の障害福祉費の20節の扶助費というところで、平成24年度に比べまして全体で大きく約1,265万円のマイナス予算となっております。これの主な原因というのは、どういうことなんでしょうか。制度変更によるものとか、規模の減少とか、そういうのがいろいろ多々あると思うんですけれども、特に厚生医療給付費や共同生活介護給付費、生活介護費とかいう部分がマイナス計上になって、それが積み重なってマイナス1,265万円ということになっていると思うんですけれども、ちょっとそこの原因だけ、それだけです。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 まず、更生医療給付のほうからご説明させていただきます。 この分につきましては、昨年、被生活保護というんでしょうか、生活保護を受けられた方が1名お亡くなりになりました。その分につきましては、月々三十四、五万円の更生医療という形になっていたんですが、その部分が丸々なくなったということが主なマイナス要因でございます。 それから、生活介護費でございますけれども、昨年は7,700万円という形の中で予算計上しておりましたが、ことし決算見込みの中では、ほぼ7,000万円ちょっという形の中で決算見込みをしてございます。この分につきましては、前年は25名予定していたんですけれども、ことし実績としては22名の今現在の利用の方でございます。 以上、3名の方が途中でおやめになったとか、そういう形の中で現在とっておりますので、その減が大きくございます。 また、就労継続支援(B型)、これにつきましても昨年は1,890万円、それが今回1,490万円ということで、これが大きく400万円ほど下がってございます。これも同じく利用者が昨年は12名、ことしについても11名という形なんですけれども、その通所日数あるいは時間日数によって若干時間数が減ってきたということで、平均の利用料が伸びていないということの中でマイナス要因となってございます。 以上でございます。 ○議長 ほかにございませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、54ページから60ページまでの歳出、第4款.衛生費について質疑を行います。 -1番、村上誠八君- ◆1番(村上) 2点だけお願いします。 57ページの感染症予防、区分13の委託料ですけれども、この中で、子宮頸がんワクチンの接種委託事業は載っていないんです。もう廃止になったんですか。 もう一つ。がん検診ですけれども、早期発見、早期治療ということで、このがん検診、総合で印南町のがん検診率は向上しているのか。その2点だけお願いします。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そしたら、57ページの13の委託料の子宮がん検診等ワクチン接種がなくなったということなんですが、これは、この4月1日から子宮頸がんワクチン、それから小児用肺炎球菌、それからヒブワクチンという、この3種類が含まれてございますが、この3種類については法定化、いわゆる法定接種として、この4月から実施されるということでございます。よって、この小児個別接種委託料の中に、ことしは全て子宮頸がん等ワクチンの3種をこの中に盛り込んだものでございます。それについては、合計、その差額全てがほとんどが子宮頸がんワクチンということでございます。 それから、先ほどのがん検診でございますが、今のところ胃がん検診で申し上げれば22年は21.5%、23年は33.2%であったりとか、あるいは肺がん検診では20年は26%、23年は40%と、24年度におきましても、今現在まだ実施中でございますが、ほぼこれを下ることがないということで、今のところ上り調子ということでございます。 以上でございます。 ○議長 ほかにございませんか。 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 堀口です。 59ページ、清掃費の委託料2,340万円、これ今年度10万円昨年と違って減額になっている理由はなぜか。そしてまた、この清掃委託については、契約が1社は7年と、もう一社が5年という中で、来年度更新切れとなっている中で、前に私が聞いたときには、一緒に調整できるように、5年、7年ということで入札日をこうやって調整したということを言われたと思うんですけれども、その入札の月というのが4カ月か5カ月ぐらいの年度で差があるんですけれども、その調整についてはどのようにされるのか。それで、来年度に向けてどのように進められるのか、お伺いします ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 まず、10万円の違いですけれども、これを契約するときから、委託の内容でございますけれども、初めにしたときには委託費の算定方法については、人件費、燃料費、保険料、車検費、印紙代、修繕費、税とか、労災保険とか、消耗品とか、福利厚生とか、車両の償却等で毎年算定して1年ごとに契約してございます。後から契約したほうにつきましては、印南町長期継続契約に関する条例に基づき契約してございまして、これはもう毎年見直すんではなしに、毎年決めた額で、同じ額でという、やり方が違うということで10万円の違いが出てございます。 次ですけれども、今議員おっしゃられたように、最初に契約した業者につきましては7年契約という複数年契約をしております。それは平成19年10月に契約して、平成26年9月末までの契約でなってございます。後から契約した委託者につきましては、平成21年6月1日から平成26年5月31日までの5年間ということで契約してございます。ということは、今議員おっしゃられたように4カ月の差があるわけでございます。 委託料の額については、最初に契約した業者のほうが高くなっております。それから、後で契約したほうは安くなっております。後で契約したほうが5年間ということで、後から契約したんですけれども、委託期間が4カ月早く来るということで、一応今考えておりますのは、次のことを考えて、次は同じときに同じような契約といいますか、期間を同じくしたいということで、4カ月間は随意契約等によりまして、早く委託期間が来るところに継続して4カ月だけやってもらったらなというふうに今のところ考えております。 それで、そうなると26年10月1日からの再契約ということでございますけれども、次の委託方法とかいろいろ内容につきましては、まだ種々検討する必要があります。基本的には入札方式をとり、契約する予定でございます。ごみの収集委託につきましては、まず住民サービスを第一に考えていかなあかんということで、今の委託している2業者につきましては、その辺のところは十分できているということでございます。また、そういうことも含めまして整合性のあるようなやり方でやっていきたいと、そのように考えております。 以上でございます。 ○議長 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 2業者については、きっちりと対応というのか、住民の苦情もなしに、前に行政でやっていたときよりもちゃんと処理をしていくと。苦情がないということで、私は随時、この2業者というのか、そういう金額の違いは、そのときにある程度こうやって調整というのか、考えていくということについて、その対応、また新たに来年度入札ということになってきたら、新規に新しい業者が入ってくる可能性もある中で、金額が下がったり、今の金額より下げてくるような入札になった場合には、民間に対して、町民に対して行き届いた収集ができるかということの問題が生じてくると思うので、その点ちゃんと行政のほうで話し合いを持って進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 先ほどの繰り返しになりますけれども、地方公共団体における委託契約になりますと、自治法でも、できるだけ安く抑えということでございます。だから、競争の原理に基づく競争入札制度をしていくのが一番であるとは考えます。 ただ、ごみの収集につきましては、先ほども言いました、議員も今おっしゃられたように、住民サービスが、これが第一やと。もともとごみ収集につきましては行政が責任を持ってやらなければならないということで、それを民間に委託してあるわけでございます。だから、住民サービスがうまくいくということが一番大事であろうと。もちろんそれが安く上がればそれにこしたことはないということで、次のときにも基本的には入札でできるだけ安く、また住民サービスが低下しないということをまず第一に考えていきたいと、そのように思っております。 そういうことで、やり方については今後検討していくんですけれども、基本的には総合評価というやり方で、もちろん総合評価するときには先ほども言いましたように住民サービスが低下しないと。だから、この2業者については、議員もおっしゃられたようにサービスがある程度確保できていると。直営でやっていたときよりも苦情は少ないということを見ましても、総合評価の中で、ある程度実績というのは加味していきたいと、そのように考えております。 ただ、まだどういうふうにするかというのは、来年度のことでありますので、これからじっくり検討していきたいと、そのように考えております。 以上でございます。
    ○議長 ほかにございませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、60ページの歳出、第5款.農林水産業費から68ページの第6款.商工費までの質疑を行います。 -5番、井上孝夫君- ◆5番(井上) 5番、井上です。 2点お願いします。 1点目、63ページをお願いします。 4目.農地費で、19節.負担金補助及び交付金、五味水路改修工事負担金154万8,000円と、その下の中田頭首工修繕工事負担金93万円でちょっとお聞きします。 この中田頭首工、これ御坊市のほうと関連していると思いますけれども、御坊市との負担金の割合というのかな、そこらあたりちょっとお聞きします。 それと、13節.委託料に五味水路改修工事の設計委託料が上がっていますけれども、中田頭首工は土地改良区へのということで上がってないということでよろしいんですか。もしそうだったら、五味水路改修工事が設計委託料で上がっていますけれども、この五味水路の改修工事は、水土里ネットへ入らなかったのかお聞きします。この五味水路というのが、ちょっと場所的にわからないもで、場所もお願いします。 2点目に、65ページをお願いします。 1目.林業振興費、19節.負担金及び交付金のところの一番下の産業振興団体補助事業補助金で1点お願いします。これは6月議会で同じ項目で同じ金額が補正されています。今回この補正が当初予算で上がってきたということでよろしいんですか。前の補正と内容で変わったところないんですか。これだけお願いします。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私のほうからは、63ページの19節.五味水路改修工事負担金154万8,000円と中田頭首工修繕工事負担金93万円ということで、ちょっとご質問、前後してお答えになるかもわかりませんけれども、ご了承いただきたいと思います。 まず、五味水路の場所でございます。五味水路につきましては、古井地内の水路でございます。この水路につきましては、平成23年の被災がございまして、ただ、道路の中に暗渠というような形で、いわゆる石積みが水路機能をつくっているというところで、そこが崩れまして、被災している面積15.5mを改修する工事金でございます。 それと、中田頭首工につきましては、南谷地内でございます。主に切山地区の受益地を中心にしているところなんですけれども、ご質問にありますように、中田頭首工の場所につきましては御坊市のエリアということでございます。当然、属地主義で申し上げますと御坊市が主体的に取り組むべき事業内容でございますけれども、ここの水利組合の構成でいいますと、全体で23名の組合員がございまして、受益面積が5.1haということでございます。そのうち御坊市の組合員の方が10名、印南町の組合員の方が13名ということでございます。受益者の面積につきましても、その8割が印南町、2割が御坊市という割合になってございます。 この件につきましては、歳入の特定財源負担金のほうでも申し上げましたけれども、いわゆる御坊市域の事業でございまして、負担金の割合につきましては、本来4割は受益者負担ということでございますけれども、御坊市の農業政策の中で、この受益者負担の4割分は、市が2割、2分の1を補助しているということでございます。したがいまして、御坊市のルール、あるいは受益者の構成人数、面積ということで負担割合を調整してございます。 それと、測量設計委託料が中田水路についてはないんではないかというご指摘でございます。 頭首工の工事については、特殊な工事でございます。具体的に申し上げますと、ここはいわゆる風船と言われるゴムを膨らませて、一時的にダムをつくって、そこから農業用水を取水するということでございます。もともとこの中田頭首工につきましては昭和53年に設置してございまして、当時の事業者については会社が存続されていないということでございます。その事業を請け負った会社に調査を昨年から依頼しまして、そこで工事費を、いわゆる維持管理費の維持管理というふうな枠組みの中で事業費を算定していただいてございます。したがいまして、それをもちまして、いわゆる設計というふうに押さえてございます。 それと、委託費をいわゆる土改連のほうに納入して、それをもって工事実施ということでご質問でございますけれども、基本的に工事費につきましては、町が工事を発注して実施していくと。負担金云々につきましては、土改連のほうに納入金を納めまして、後ほど国費と県費とをもって補助金請求していくという枠組みでございます。 以上でございます。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 私のほうからは、65ページの産業振興団体補助金事業補助金200万円についてお答えいたします。 これは、今議員おっしゃられました24年度の6月補正と同じ項目です。端的に申しますと森林組合の補助でございます。去年の6月も申し上げましたけれども、組合合併に向けて進んでいると、それまでの維持と申しますか、経営状況の手だてとして出していると。この根拠については、いわゆる事業量が少なくなって、それまでは事業量によって一部負担金を出しておった金額が少なくなったので、一定金額を支出すると。このように申し上げたと思いますし、今も変わりございません。 ただ、組合の合併につきましては、昨晩も会議がございましたけれども、国の施策、補正予算等により、公用地、国有林等を持っているところについては、大きく延命措置と申しますか、補助金があるので、延びてきまして、皆さんの意識がなかなかまとまらない状況です。本組合につきましては、公用地も少ないので、これ以上事業できないので、美山との業務提携をしていくと。こういうことになっております。 ただ、この200万円につきましても、組合のほうは、これを当てにして経営の一部にするようなことは絶対しないでくれと。いつまでも出せるものではないしと。こういうことは申し述べております。ことしも計上させていただきましたが、今しばらく計上しなければならないかなと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長 -8番、廣野英幸君- ◆8番(廣野) 8番、廣野です。 3点ほどお願いします。 5款の農業振興費、3目の農業振興費の19節ですけれども、青年就農給付金事業補助金についての詳細についてご説明をお願いします。その下の農業体質強化基盤整備事業負担金についてもお願いします。 それから、63ページの6目の鳥獣害対策費についての8節の報償費です。有害駆除捕獲報償費ですけれども、1,159万円上がっております。それに対する捕獲の大体の予測についての頭数と、それから、24年度の捕獲頭数がわかればお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 それでは、62ページの負担金、青年就農給付金225万円についてお答えいたします。 これは、人・農地プランの中で青年給付金、年間所得250万円、45歳以下の人について、150万円を支給する制度がございます。本町については2名該当しております。これにつきまして、昨年、ことし、来年と、2人について3年間該当いたします。ことしの225万円は、150万円と75万円でございます。それに基づいて該当するものがございましたので、ここに計上させていただいております。 それから、その下の農業体質強化基盤整備事業負担金でございますけれども、これは平成24年度の補正で岡本議員も質問になりましたけれども、平成24年、平成25年で西ノ地地区について畑かんを改修する費用でございます。費用については、補助残額80%の残り20%、10%ずつ川辺土地改良区と印南町が負担すると。この金額が561万2,000円です。延長は598m、このように計画しているとのことでございます。 それから、有害駆除の1,159万円でございますけれども、これは捕獲頭数、イノシシ、鹿全部合わせまして1,190頭をとる計画でございます。24年度の実績は、まことに申しわけないんですけれども、今ここに上がってないんですけれども、約1,000頭と。このように思っております。 以上です。 ○議長 -8番、廣野英幸君- ◆8番(廣野) 8番、廣野です。 ただいまの青年就農給付金ですけれども、これは3年間、2名ということで、もう2名の限定ということで、ほかの受け付けはないということですか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 今申しましたように、まず所得制限と年齢制限がございます。それから、一番大事なことは、農業再生協議会という団体で、この方が、地域のまとめ役といいますか、認めていただかなければ、マスタープランにのらないと支給することができません。本町において今現在2名でございます。 ただ、後継者等の方々に補助金が、光が当たらないと、よそから来た人だけがいいのかと。こういう大きな根本的な問題もございますけれども、現制度においては、今そういうことで該当するのは2名ですし、今後どういう方があらわれてくるかもわかりませんけれども、再生協議会でまず認めていただいて、マスタープランにのると。このことが最低条件であります。 以上です。 ○議長 ほかにありませんか。 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。 1点だけお願いします。 67ページの観光費、これの15節の工事請負費ですけれども、これは共栄公園整備事業工事請負費で1,848万円計上されているんですけれども、これは公衆トイレの整備ということでお聞きしていますが、管理については公園として管理をするんでしょうか。そして、公衆トイレとしてはどこが管理をするのか。委託するんでしょうか。お聞きいたします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 これにつきましては、町有地の一部ですので、当然管理は町で行います。 それから、委託については総務課のほうですけれども、できた後の委託については地元とも十分協議して、でき上がったけど委託する人がないという状況にはならないように配慮しております。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。 よくわかりました。 これはちょっと違うのかもわかりませんけれども、山口の小学校跡地にも区の管理するトイレがありますが、区民以外でもトイレを使用する方がいるように聞いております。管理費もかかってきますので、区の方々は、町に管理してほしいという声もあるんですけれども、これを町で管理することはできませんか。お考えをお聞きしたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今の藤薮議員の案件について、今、私、初めて聞いたところなんですけれども、どういう状況でどうであるのかというのを山口区の方と一度相談しまして、どんな状況か調べてから一遍考えてみます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。 ありがたいことだと思います。 このトイレというのは、前の小学校跡地なので、ちょっと奥まったところにあるので、割と使いやすいらしくて、一般の方も使われることが多いらしいんですよ。そうすると、掃除もせんなん、トイレの紙も補充せんなんということで、かなり区にも負担がかかってきているようにもお聞きしますので、前向きに検討していただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長 -6番、玉置克彦君- ◆6番(玉置) 玉置です。 1点だけお聞きします。 67ページ、1目.地域活性化対策事業費、12節.役務費、結婚相談業務27万9,000円であります。これは、24年度は50万円計上されていて、今回、約半分近くなっていると思うんですけれども、多分申込者が少ないのかなというのもあります。今までの実績状況をとりあえずお聞きしたいと思います。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 これについては、若者定住とあわせて前町長がリーダーシップをとっていただきまして、契約したところです。昨年度は4名ございましたけれども、ことしはゼロでございます。 それから、この金額が減っているのは、決して後ずさりしたわけではございません。今まで10万円のコースというのが最低でしたけれども、今後いろんなことをしていく中で、所得制限のない、一番誰でも入りやすいような、最低が9万3,000円でございます。人数は3人ですけれども、それで金額を少なくしたということです。 この施策につきましては、なかなか効果はそんなにすぐ出ないのでありますけれども、広く呼びかけて、これだけではございませんけれども、いろんな後継者対策の一つとして計画していきたいと、こんなふうに考えております。 以上です。 ○議長 -6番、玉置克彦君- ◆6番(玉置) 玉置です。 効果的には、すぐに出るというものではないと、僕もそのような感じがします。そして、毎年、商工会とかJAも婚活という形でされていると思うんです。その中で、今年度、25年度は商工会もJAもされるのか。そして、される中で、行政もそこへ会議等で協議に行かれるんですか。 このことに対して、いろいろ個人情報とかプライバシーの関係で皆役場のほうへ来にくいというのは多々あると思うんです。そして、一応申し込んだ中で、和歌山のほうへ出向いて、いろいろ調査なり調べた中で、和歌山へ行かなあかんということなんですけれども、その点も、この会社ですね、申込者が何人かあれば、印南町へ出向いていただけるとか、そういう方向性というのも考えられないんですか。ちょっとそこの点をお聞きします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 1点、これだけの施策じゃないし、今おっしゃられるように商工会もやっていただく。これへももちろん町も力を入れていかなければなりませんし、JAさん、ことしどういうふうになされるのかわかりませんけれども、これもJAからいただいている補助金をそのままお返しして婚活事業へは支援しております。今後も幅広くやっていきたいと思います。 それから、ここにありますツヴァイのあれですけれども、これはセールスポイントであり、ウイークポイントでございます。出向いて受け付けはできるんですけれども、やっぱりいろんな調査とかそういうことで、1回向こうへ行っていただかなければならない。これは避けて通れないところでございます。ただ、こちらのほうへ来て、一通りのまとまりがあれば、そういう呼びかけもしますよと。こういう話も当初からいただいております。 議員もいろいろ後継者についてはアイデアもいただいておりますし、ことしも十分吟味して、一つの方法にこだわらず広く対応を図っていきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 1点だけお聞かせください。 63ページの鳥獣害対策費の報償費1,159万円ですけれども、この値に対して、先日もあったんですけれども、鳥獣害対策実施隊員が猿とか鹿なんかをとるということですけれども、そのときは、これの報償は払うということですか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 原則的に6,000円というのは、それも含んで、この間の審議から6,000円にしております。ただ、大きく囲い合って何十頭もとれたと。これで大きくお金が、1匹3万円で50匹とれて、150万円と。ここについては、向こうの会議と協議してはいかなければならないんですけれども、そこまで効果あればいいんですけれども、今までの実績でそのようにとれないという状況でございます。 原則的には、6,000円というのは、ここで1匹3万円が出せるから、そこで6,000円という話も含んだ中での対応でございます。ただ、今も言いましたように、全体的な中では猟友会と協議して、皆さんに納得できるような方向にはしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 鳥獣対策実施隊員というのが非常勤の職員になって、その人らがとった分について報償費を払うということが適切かどうかという点ですけれども、ちょっとその辺もう一回すみません。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 ご指摘のとおり、項目的には支障が出てくる。ただ、猟友会への対応という、出ていただくのは個人ですけれども、そういう中での協議もあります。ただ、ご指摘のように会計上つじつまの合わないようなことにならないようには十分注意していきたいと思います。まだ具体的にすぐというわけではございませんし、いろんなメンバーの選定もこれからですので、そこら辺も十分考えて対応させていきたいと、こんなに考えています。 以上です。 ○議長 ほかにございませんか。 ○議長 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 66ページの水産業振興費について、印南町漁業振興協議会補助金100万円の内訳について説明をお願いします。 また、そして印南町漁業者共同利用施設整備事業補助金、説明では冷蔵庫の設置、整備ということでお聞きしていますが、これは漁業振興基金から取り崩して補助金を出しているのかお伺いします。 そして、もう一点、3項の13節.委託料、放置艇解体撤去収集運搬処分委託料の250万円について、詳細よろしくお願いします。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 それでは、私のほうから、66ページの漁業振興基金についてでございます。 これについては、まさに漁業の振興のために使っていただくと。こういうことで、いろんな加工、取り組みとか、また共同設備、救難艇のボートといいますか、ライフジャケットとか、そういうものを備えていただけるような、まさに農業と同じように漁業振興基金ということで毎年出しております。ことしも同じ項目でございます。 それから、漁業者共同利用施設整備事業611万円でございますけれども、これは漁業振興基金を充てております。協議の上、ここで支出しております。 それから、この費用の項目というか、内訳でございますけれども、冷蔵施設の設備取りかえと、総務課長の説明もありましたけれども、野外タンクの色塗りでございます。 以上です。 ○議長 ほかにございませんか。 -建設課長- ◎建設課長 私のほうから、66ページの13節.委託料、放置艇解体撤去収集運搬処分委託料250万円の計上につきましてご説明いたします。 この放置艇がされている場所でございます。印南漁港内の西、ゲートボール場であるとか、あるいは、かえるフェスティバルで、馬場の近くにあるところでございますけれども、そこの漁港区域内に今現在12艇の放置艇がございます。これにつきましては、数年来から地元から撤去要望があり、あるいは台風とか強風のときに、この船がほかに影響がないかというふうなご心配の声も住民の方々から伺っていたところでございます。 今回、その12艇につきまして処分を行うということでございます。昨年来から事務を進めてまいりまして、いわゆる船にある車検番号というんですか、そういったところにつきましても調査をいたしまして、そのほとんど、12艇分の11艇につきましては、もう所有者がいないというふうなことでございます。残る1艇については、所有者を確定しまして、今現在撤去の指導をしているところでございます。 したがいまして、25年に入りまして、約1カ月の処分告示を行いまして、処分をしていきたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 漁業振興費の100万円の内訳というのは、課長から説明を受けたんですけれども、水害とか台風時にごみが港にあふれるということについても、この100万円の中から撤去する費用に充てることもできると考えているんですか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 現在まで、この中から出していただいておりますけれども、大きくなれば、100万円を超える、例えば去年でしたら180万円か出しております。振興基金で全てのごみを取っていくのは私もどうかとは思うんですけれども、自分らの共同の位置で、施設の範囲の中では、この費用を使っていただいております。ただ、大きくなってくれば、これは災害なりいろんなことで対応するのが本来の筋だと、こんなに私は考えております。 以上です。 ○議長 ほかにございませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 次に、68ページの歳出、第7款.土木費から77ページ、第8款.消防費までの質疑を行います。 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 74ページです。よろしいですか。住宅改善事業費負担金補助及び交付金というのに20万円ございます。この具体的な補助金の内訳についてと、同じく物件補償費700万円、この詳細についてご説明いただきたいと思います。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは、74ページの19節.上道改良住宅建替準備会支援事業補助金20万円、この内訳につきましてご説明申し上げます。 この支援補助金につきましては、平成24年度の9月議会で補正計上し、10万円の補助を支給してございます。続けて、平成25年度も20万円の補助金ということで、具体的には、建てかえ事業を推進する上で入居者との意見調整、あるいは今後、25年実施される6軒分の建てかえ事業に係る入居者の選定、あるいは取りまとめ、そういったところについて昨年来から準備会と行政との間で調整をしてございます。当然、会議費によるお茶代であったり、あるいは会議資料のペーパー代であったりということで、支出を予定しているところでございます。 続きまして、22節の物件補償費700万円の詳細についてでございます。 700万円のうち100万円については、今回、児童館跡地に設置する住宅の中に老人クラブが所有する小屋がございます。それに100万円の補償を計上してございます。残る600万円でございますけれども、これにつきましては、入居者1件につきまして100万円の物件補償費ということで、その内訳につきましては引っ越し費用も含む予算計上を考えてございます。 具体的に申し上げますと、本来、町営住宅の増築分については、入居者が退去するときに、みずから撤去し、原型に復するというのが、公営住宅法の中でも規定してございます。ただ、この上道改良住宅につきましては、昭和47年度から51年度まで5カ年で90戸の改良住宅を整備し、入居時から、印南町と入居者の間において15年間の家賃納入をもって払い下げ譲渡契約というのを締結してございます。 議員ご承知のとおり、本事業は同和対策事業の一環として、地域住民、運動団体、行政が一丸となり、課題解決に向けた一つの取り組みであったと推測されます。こういった諸般の事情を鑑みまして、今回増築分についての撤去費ということで物件補償費を計上しているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 2点お願いします。 70ページの道路維持費、工事請負費が3,000万円となっています。昨年より1,000万円増額されていますけれども、この予定されている事業についてお聞かせください。 それから、76ページの非常備消防費、備品購入費200万9,000円、消防団員用救命胴衣。救命胴衣については、これは団員200何名かの分だとは思うんですけれども、どのような理由でこれの整備を図っていくのか。団員全部にこれは必要なものかどうか。その辺お聞かせください。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 私のほうからは、70ページの道路維持費、工事請負費3,000万円の計上についてご説明いたします。 24年度につきましては、年度当初2,000万円の予算を計上いたしました。9月補正、12月補正と1,200万円を補正し、24年度ベースで3,200万円の工事請負費を計上させていただいているところでございます。 通年といいますか、23年の9月12号災による一般的な維持修繕について、地元で非常にご辛抱をしていただいているということでございます。今回につきましては、美里地区の側溝の工事、樮川地区、西ノ地地区、蕨野地区というところにつきまして、増額計上しているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私のほうからは、76ページの消防団の備品購入費です。 これは、消防団であると同時に水防団でもあるということでございます。そういうことでございまして、近年、特に河川の増水であったり、大雨というのが非常に多くございます。そういうことから、河川の監視等も消防団にしていただくことが多々ございます。そういうことから全員分のライフジャケットを今回準備したいということで、今回上程させていただきました。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 これについて、常備させるということですけれども、通常は各班ごとで消防車庫とかへ置いているんやと思うんですけれども、そこにこの分のスペース、どのぐらいのかさになるかわからんのですけれども、その辺のスペースがあるのかどうか。 それから、そういった消防車庫等へ置いておいていいのか、常備で団員が常時自分のところへ置いておくのか。その辺どう対応するのか教えてください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今の議員のご質問ですけれども、その辺のところも、消防団員とも管理体制ですね、自宅で常に自分の車で持っているのか、移動するところの車で、有事の際の火事のときでも、何かのときでも、はっぴは車に積んでいるというようなこともございます。そういうことから、この辺についても消防の役員会等と相談しながら一番最適な管理方法をしていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -8番、廣野英幸君- ◆8番(廣野) 70ページの3目.道路新設改良事業費についての15節の工事請負費、また公有財産購入費、賠償金等について、稲原道成寺線についてのことですけれども、これについては関係地区におきましては長年の願望であって、24年度から取り組んでいただいているということで、今回、工事費等を含めて8,000万円の事業費であると思います。それについての財源としましては、辺地債、また社会資本整備総合交付金ということで8,000万円予算計上していただいております。社会資本整備総合支援交付金がこの道路整備に使われたということは、いろいろと目的があってのことだと思いますけれども、それについて詳細をお伺いできればと思います。 計画については、3カ年計画ということであって、今回8,000万円の予算計上をされていますけれども、3年間、または短縮できるのかということと、それから日高川町とつながっているということで、同時進行していっているのか。その3点について。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは、70ページの15節.工事請負費の稲原道成寺1号線工事請負費1,700万円、17節.同じく稲原道成寺線の用地購入費2,200万円、それと71ページですけれども、22節.報償費の4,100万円ということでお答えさせていただきます。 議員ご指摘のとおり、本事業につきましての特定財源につきましては、社会資本整備交付金ということで、今回、国、8,000万円の事業費に対して、6割の補助をいただいてございます。6割の補助をいただいて、その残りの4割については辺地対策事業債の充当を考えているところでございます。特定財源あるいは国庫補助金も含めて、有利な事業なっているということでございます。 また、この事業の計画ですけれども、全体で延長720mを計画してございます。幅員につきましては5mということで、平成25年、今回は100mの工事延長を予定し、1,700万円を計上しているところでございます。計画につきましては、25年、26年、27年と、当然財源の確保を重点的にイメージしながら事業化をしていきたいということでございます。補償費につきましても、それに伴う用地購入費でございます。 71ページの4,100万円、これにつきましては、すぐ近くをJRの紀勢線が走ってございまして、JRさんとの協議を重ねているところでございます。JRさんの今の見解では、トンネルのところを横断する形で町道整備があるということでございます。具体的に申し上げますと、トンネルが大丈夫かというふうな視点で地質の調査をしてくださいよと。それに伴う工事をしてくださいよというところで、補償費4,100万円の中に、いわゆるJRさんへの受託事業ということで補償工事分もここに入れているということでございます。 以上でございます。 ○議長 ほかにございませんか。 -6番、玉置克彦君- ◆6番(玉置) 6番、玉置です。 1点だけお聞きします。 75ページ、1目.常備消防費、19節.負担金補助及び交付金、県防災ヘリコプター運行連絡協議会負担金77万1,000円でありますが、これは市町村割での負担金なのか。それから、利用した回数によっても金額的に変わるのか。そこの点をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 これにつきましては、市町村割で、国勢調査の人口割であったりとか、そして市町村人口割、均等割30%、人口割70%、それによって負担額が決定しております。利用したからということでふえるということではございません。 以上です。 ○議長 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 75ページ、1点だけです。 2目に地籍の調査事業ということで、その関連の予算が13節の委託料、今予算では1億9,500万円の予算計上となっていますけれども、ことしの計画についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは、75ページの地籍調査事業費の13節.1億9,500万円の詳細についてでございます。 ことしのいわゆる調査面積につきましては、昨年よりも多ございまして、7.18ha、k㎡を予定してございます。筆数につきましては4,883筆ということで、昨年度と比較しまして約3,500筆減少してございます。この減少によりまして、ことしの事業費が圧縮されているということが主な理由でございます。 新規地区につきましては、上道、西ノ地、高垣、樮川、それと継続地区につきましては、川又、美里、古井地区。 以上でございます。 ○議長 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) この地籍調査の事業というのは、大体行政のほうでは何年ぐらいをめどに進めていっているというふうに見ておいたらよろしいんでしょうか。それだけです。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 今のところの計画でございますけれども、平成36年度をめどに最終トータルでいいますと108k㎡、これは河川であったりとか、あるいは換地処分しているところについて、省いた面積でございます。今年度、24年度の末の進捗につきましては29.9%、面積でいいますと32k㎡ということで、ここ2年間につきましては、動員、あるいは面積、筆数についてもスピードアップを図るということで、平成36年度の完成を目指してございます。 以上でございます。 ○議長 ほかにございませんか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 ここで暫時休憩したいと思います。 ただいま2時1分ですが、2時10分まで休憩いたします。 △休憩 14時02分 △再開 14時12分 ○議長 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 次に、77ページから95ページまでの歳出、第9款.教育費について質疑を行います。 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 4番、岡本です。 6点ございます。 まず1点目、87ページです。よろしいですか。 社会教育総務費の負担金補助及び交付金の20万円の詳細について、まずお聞きします。 次、2点目です、92ページです。 体育施設費、需用費の160万円、昨年と比較して増額されているんですけれども、この理由についてお願いします。 3点目です。 同じく92ページの体育施設費で、工事請負費567万円ですね。この詳細についてお聞きします。 4点目が、93ページです。 幼児教育費委託料582万6,000円、これは延長保育委託料のことだと思うんですけれども、このことについて、委託料が昨年に比べてかなり増額されているわけなんですけれども、利用者はどれぐらいふえたのか。97万3,000円これはふえているわけなんですけれども、その辺についてお願いします。 それと5点目が、同じく幼児教育費の負担金補助及び交付金で2,750万円、これは認定こども園の補助金だと思うんですけれども、昨年に比べて350万円増額しているわけなんですけれども、増額した理由、それをお願いします。 最後、6点目です。 93ページの同じく幼児教育費の負担金補助及び交付金の246万円、このことについて、これは認定こども園の短時間保育助成金だと思うんですけれども、今年度から予算措置されているわけなんですけれども、内容はどのようなものなのか。その辺についてお聞きします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まず最初、87ページの19節の負担金補助及び交付金の中の市民教養講座の負担金の20万円です。 これにつきましては、昨年度まで広域の関係で御坊市のほうで実施したわけでございますけれども、広域の基金を利用してということでやっておりましたけれども、それが解散といいますか、なくなりまして、その後、各町村で一部負担をしてほしいという申し出がございまして、各町村ごと負担をしている部分でございます。その部分で印南町の部分が20万円の負担というものでございます。 それから、92ページの修繕費の160万円についてでございますけれども、これにつきましては、今回、社会体育施設等で修繕の部分でございますけれども、町民プールの部分等の、夏場にオープンするわけでございますけれども、ろ過装置等が非常に老朽になってきてございます。その装置等の取りかえ部分が今回の増額の部分に入ってございます。 それからもう一点、同じページの15節の工事請負費の567万円でございます。 このことにつきましては、先般、若者広場のバックネットを修繕したわけでございますけれども、今回その外野側のフェンスまたは一部内野側のフェンス、高さにしますと1m二、三十程度の高さでございますけれども、かなり老朽により傷みが激しくなってございます。そのフェンス等について全て取りかえをしたいというものでございます。 そして、幼児対策のほうでございますけれども、幼児対策の認定こども園の延長保育でございますけれども、582万6,000円。これにつきましては、延長保育の委託費につきまして、県からの補助等で示された金額がございます。そして、今現在、通常は延長保育、平均10人程度の利用でございます。それが8人以上であれば金額が増額するというものでございまして、平成25年度においては当初から8人以上の委託の単価を適用してございます。 それから、次に認定こども園の運営費でございますけれども、これにつきましても、今回、各5歳児・4歳児・3歳児につきまして、加配の保育士をプラスしてございます。正規職員ではないんですけれども、加配ということで臨時的任用で雇用するというものでございます。その部分が3名程度ふえてございます。その部分が今回の増額の部分でございます。 それともう一点、短時間部分でございますけれども、これにつきましては24年度までは委託費で払っていたんですけれども、短時間時の払い方等につきましても、民設民営ということで基本的には園が保育料を徴収するというものでございます。ところが、短時間の場合につきまして、一律1万円で委託ということでやっていたんですけれども、その部分について、個人から保育料を徴収した部分を差し引いた残りを補助するというふうに設定してございます。その補助は、基本的な考え方では、個人が一度こども園に1万円を支払う。そして、その差額分について町が個人に補助するという考え方でございます。それを任意払いということで、町がこども園にその差額分を補助として出すというものでございます。 以上でございます。 ○議長 -4番、岡本庄三君- ◆4番(岡本) 1番目の87ページですけれども、これは各町村で負担しているということなんですけれども、この補助金の内容です。どういうことをされるのか。 続いて、2点目の92ページの160万円の件ですね。町民プールろ過装置ということなんですけれども、これはもうかなり古くなってきているのかなと思うんですけれども、今後、ろ過装置以外にもそのような何か改修していかなければならないものがあるのか。その辺についてお願いします。 3点目、567万円の件なんですけれども、昨年も課長の答弁にありましたが、バックネット等をやりかえてきれいになって、こけら落としで山口の球技大会、真っ先に使わせてもらっていますけれども、考えてみますと、その当時から、去年のことしということなので、これは計画的な整備を図れなかったのか。これは合理的な整備になっているのかということ。一体的に改修したほうが、割安にもなって、費用面においても合理的ではなかったのか。その辺についての考え方をお聞きします。 それと、93ページの幼児教育費の582万6,000円の件なんですけれども、10人程度が8人だと増額したということなんですけれども、今後の予定として、このような同じような推移でいくのか。その辺のことは考えられているのか。 それと、5点目の2,750万円の件なんですけれども、これも同じく加配の保育士3名程度ということなんですけれども、幼児数が250名近くある中で、今後もやっぱり同じように加配されていくのか。ことしだけではなく、今後もそのようなことを続けられるのかということ。 それと、6点目の93ページの246万円の助成金の件なんですけれども、ちょっと課長の説明いただいたんですけれども、積算の根拠というのは、先ほど聞いたんですけれども、ちょっとわかりにくいというのか、ゆっくり考えたらわかるのかもわからないんですけれども、今後もやっぱりこれはずっと続いていくんだろうなということ。その辺もう一回詳しくお願いします。 以上です。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 市民教養講座のまず最初に20万円の内容でございますけれども、これにつきましては、市民教養講座その時々に講師をシリーズ的に呼んでということで、従来どおり同じでございますけれども、講師料等につきまして、その財源を求めていたところがなくなったというふうな中で、御坊市を中心としまして各市町村に負担を求めてきたものでございます。内容的につきましては、昨年度と同様な市民教養講座を実施するというふうに聞いてございます。 それから、社会体育施設の修繕費で、町民プール等につきまして、ほかにも老朽に伴って修繕が出てこないかでございますけれども、一部かなり塗装部分につきましても老朽が見えてきてございます。ですけれども、その中からできるだけということで、絶対に修繕が必要という部分を25年度に実施しようというふうに考えてございます。今後も出てくるというふうに予想はしていますし、年次的に計画的に実施していきたいというふうに考えてございます。 工事請負費の若者広場のフェンス等についてでございますけれども、バックネットをやって、ことしはまたフェンスかというふうなことだと思うんですけれども、このことにつきましても、社会体育施設、例えば夜間照明も含めてでございますけれども、夜間照明の安定器等の老朽の部分もございますし、いろいろと施設の修繕が必要となってきてございます。その中で、若者広場にとれば、バックネットだけをやりかえようということで24年度にやったわけでございます。25年度につきましても、若者広場はフェンスをして、例えば、もし有利な財源があればトイレ等もできないかというふうなことは、内部的に協議はしてございます。それがうまくのるような事業があれば実施したいというふうに教育委員会でも考えておりますけれども、その財源がないという段階では見送っていこうというふうに考えてございます。 また、幼児対策の関係ですけれども、幼児対策の認定こども園の加配の件でございますけれども、加配につきましても毎年必要になってくると思います。その人数等につきましては、毎年入園のときに、個人面談といいますか、子どもの状態等を把握してございます。その状態に応じて、うちところの担当の者とこども園と協議をしまして、加配が必要なのかどうかということも踏まえた中で、人数的なものを調整してございます。加配の部分につきましては、臨時的任用というふうな形で雇用をお願いしているところでございます。ですので、毎年同じようなことは出てくるということでございます。 それから、延長保育でございますけれども、延長保育の582万6,000円、この金額につきましては今後も大きく変わることはございません。ほぼ軌道に乗ってございますので、10人程度の枠で実施していれば、ほとんどいけるというふうに考えてございます。多少の増減はあるにしても金額的には大きく変わりはないというふうに押さえてございます。 それと、短時間保育の部分でございますけれども、これにつきましては、以前は保育料、委託料として短時間の13節のほうで予算を持っておりました。そして、その短時間の保育料、こども園の長時間の保育料もそうでございますけれども、保育料自体、町が徴収して、その部分も含めた金額をこども園に委託費として渡していたんですけれども、民設民営という中で、保育料は園が集めるものだというふうな指導がかなり厳しく来てございます。ですので、25年度から、その部分に対する保育料はこども園が集めるということになってございます。 そして、基本的に私立幼稚園というのは、町が委託をするものではなくて、個人、保護者がその園と幼児教育の中で実施していくという指導も、かなり厳しく入ってございます。その中で、町が幼稚園の保育料を抑制してございますので、抑制部分は、町が個人に対して支援するものであって、園に支援するものではないというふうにも指摘されてございます。 そういう中で、結果としてこども園に入るんだからということで、個人から委任状をとりまして、町がその差額分をこども園に補助として出すというふうなことでございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。 2点お願いします。 86ページの社会教育総務費、報償費の活動謝金ということで42万3,000円、交流センター休日管理とあるんですけれども、条例では交流センターは休日は休館日ということになっていると思うんですけれども、休日の管理というのはどのようなことをまずするのかなというのと、それで、42万3,000円の金額というたら割と高額になるんじゃないかなと思うので、そうなりますと条例の改正というのも必要になってくるのと違うのかなと思うんです。その点についてお聞きしたいと思います。 それ1件と、87ページの社会教育総務費、19節の負担金及び交付金で、印南町文化協会40周年記念事補助金ということで100万円ついているんですけれども、事業内容についてお聞きしたいんですけれども、何か40周年といいますと中途半端な時期やなというようなくくりもするんですよ。10年、30年、50年というような時期であればあれやけれども、40周年といいますと、何か40周年という重みのあるものなんでしょうか。ただ40年が経ったさかいに40周年をやろうかというんじゃないんだと思うんですけれども、その辺詳しく説明をお願いします。
    ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まず最初に、活動謝金の交流センターの休日管理でございます。 条例からいいますと、休日、土日等につきましては休館としてございます。その中で、試行的でございますけれども、休日、土日等、祭日も含めてでございますけれども、午後から一度あけないかということでございます。子育て中のお母さん方等が、園庭は開放しているんですけれども、休みのときも中の遊具といいますか、おもちゃといいますか、それで遊びたいという声がございますので、それがどれだけのニーズがあるかということも知りたいという中で、一度試行的に開いてみようと。ただ、午前中からということではなしに午後から半日だけ開いてみようということで、予算措置をさせていただいてございます。それが、もし定番といいますか、効果があるようであれば、条例改正へというふうに考えてございます。 それから、印南町の文化協会の関係で40万円、40周年記念ということで、特枠で40万円を計上してございます。これにつきまして、30周年のときには一度やったんでございますけれども、10年を経って、一つの節目ということで文化協会から申し出がございました。 ◆9番(藤薮) 100万円ですね。 ◎教育課長 ごめんなさい、100万円です。 100万円のほうは、40周年ということで、節目ということで申し出がございまして、その内容をいろいろ聞かせていただきました。例えば、30周年のときに、切目王子にちなんで石見神楽を呼んで舞っていただいたとか、そういうふうなことも聞いてございます。その中で、そのことが非常に印象強いといいますか、ございまして、そういうイベント的なことを40周年にやりたいということが、文化協会から申し出がございました。それを受けまして、内容等をいろいろ協議させていただいた中で、50年ということはあれなんですけれども、30周年から10年が経った40周年で一度やりましょうかというふうなことで、実施して計上しているものでございます。 40周年の内容につきましても、やはり切目王子を題材としました島根県から石見神楽等を呼ぶと。もう1カ所、2カ所ぐらいからというふうなことも、いろいろ今協議を進めているようでございますけれども、かなりの熱意を持った活動というふうに捉えております。その結果、100万円の補助が妥当ということで予算計上してございます。 以上です。 ○議長 -9番、藤薮利広君- ◆9番(藤薮) 9番、藤薮です。 よくわかりましたけれども、神楽というのは、なかなか難しいものだと思うんです。それで、場所も体育館を利用してするんだろうと思うんですが、こういうのは広く町民の人にも見ていただかないと、せっかく神楽に来てもらっても、なかなかどうだったという話になりにくいので、ここらはどうなんですね。町民の方というのは、神楽に対してかなり関心度もあるんでしょうか。こういう言葉は失礼かもわかりませんけれども、ただ協会が満足できたという実績づくりでやるんだったら、かなりの人に来てもらわないと、せっかくやるんやからというのもあると思うんです。 ほんで、広く皆さんにわかっていただけるような広報の仕方というのも考えていかないと、ただやればいいというものでもないんじゃないのかなと。辛口かもわかりませんけれども、否定するわけではないんですけれども、ちょっと考えてもえいいんじゃないのかなと思うんです。ひとり歩きしている感はないのかなと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 できるだけ多くの方に神楽自身も見ていただきたいし、熊野古道といいますか、そういう歴史的なもの等についても、これをきっかけに興味を持っていただきたいということで実施するというふうに聞いてございますし、今おっしゃられましたそういう意見等につきましても、十分文化協会のほうにお伝えしまして、前向きに取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 2点お願いします。 88ページの社会教育施設委託料126万円、公共施設予約システム導入ということで、これはかなり予約するのが楽になるのかな思ったりするんですけれども、この予約システムの概要について、詳しくちょっと説明をお願いします。どういったものなのか。 それから、92ページの和歌山国体の中の自転車競技設計業務の委託料が400万円と。自転車競技の設計業務って、これは一体どういったことなのか、ちょっと説明お願いします。 2点お願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 まず最初に、公共施設予約システム導入委託料でございます。 これにつきましては、特に公民館、また若者広場、体育館でございますけれども、その中で、例えば、いろいろ会議していたときに、今度の日曜日に体育館があいているのかどうかというふうなこともあろうかと思います。それがインターネットで検索できるというふうなシステムでございます。それを活用していただきまして、その日に体育館があいていれば、仮予約ということで、そこから入力できるシステムでございます。かなり何カ月前からということもなりますので、その辺については、あくまでも仮予約ということにしてございます。そして、最終的に予約が確認されれば、決定をしまして、昼間仕事の合間を縫って公民館に申請書を書きにきてもらうのではなくて、当日にでも書いていただくというふうなことでございます。そのシステム料が126万円でございます。 それからもう一点、国体関係の自転車競技の設計でございますけれども、これにつきましては、特に安全対策の設計が主なものでございます。県におきましても基本的な安全対策の設計は既にしてございますけれども、自転車競技の場合に、例えば電柱に何かクッション的なものを巻くとか、橋の欄干に何かをするとかいうふうなもの等も含めまして、安全対策をどのようにするかというふうなことを実際にどの道具を使ってというふうな設計をしてもらうというものでございます。 それとプラスアルファ、この場所につきましては、例えばテントを幾張り張れるとか、また、ここでおもてなしというんですか、そういう広場がとれるとか、そういうことも踏まえたものを設計していただくものでございます。 以上です。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 和歌山国体の自転車競技の業務委託料400万円ですけれども、今回の国体費用について、一般財源でということは、全て町費で賄うということで。前々から私のほうから質問していたと思うんですけれども、特に自転車競技については、県からの委託というんですか、印南町が手を挙げてやった事業ではないにもかかわらず、結局一般財源で印南町の負担ということで、これは僕、ずっと前から、これについては交渉してくれと、きちっと質問でもやっていたと思うんだけれども、これができない理由についてはどういったことか、説明をお願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 特に自転車競技の場合につきまして、議員おっしゃられました後から印南町が頼まれてということがあるので、そういうことを国体の推進室等にも伝えてございます。 その中で、そういうことも話には出るんですけれども、実際にロードレースの場合つきましては、平成26年8月、来年の8月に一度プレイベントとして協議を行います。そのプレイベントについて、1年前倒しでやる部分については、町で設計とかそういうものをお願いできないかということでございます。そして、27年度の実際の国体になった場合につきましては、安全対策の部分につきまして10分の10を持つというふうなこと、また、ほかの運営の部分につきましても3分の2を持つ、一部につきましては2分の1を持つというふうなことを今現在協議中でございます。その部分については十二分向こうも理解してくれていますし、こちらのほうも強く伝えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 11番、堀口です。 社会教育費については、大半が一般財源となっていると思います。県、国のお金をもっと積極的にとってくる勘弁をしていただきたいと思いますが、その中で87ページの役務費、これは出演料で人権啓発事業の150万円計上されていますが、この150万円は何回の公演というか、出演料に対して、こういう150万円を出されているのか。そこのところよろしくお願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 この人権啓発の出演料につきましては、基本的には1回でございます。平成24年度につきましても1回で、先般、女優であります東ちずるさんと、もう一人、歌のほうでしたけれども、その方2名が同時に出演していただいたというものでございます。ですので、150万円以内で実施するわけでございますけれども、基本的には1回の出演料ということになってございます。そして、財源等につきましては、県から2分の1の補助というものでございます。 以上です。 ○議長 ほかにございませんか。 -11番、堀口晴生君- ◆11番(堀口) 県から2分の1の補助ということですけれども、2名で1日で150万円の出演料という、これは有名人を呼んでしたということですけれども、こんだけ金額が、高いんか安いんか僕わからんねんけれども、僕から見たら2名で150万円出演料を出すということについて、ちょっと高いんではないかと私は思うんですけれども、その点どうですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 今回、24年度で実施しました東ちづるさんの公演等でございますけれども、実際には2名で130数万円だったと思います。また、それと音響等いろいろとございますので、誰を呼ぶかというのは、今のところでは25年度は誰というのは決定していませんけれども、150万円の範囲内で実施していきたいというふうに考えてございます。 ただ、知名度が高い方につきましては、かなりそういう交渉はするんですけれども、値段がこれくらいになってくるといいますか、100万円を超してくるのが常でございます。 以上です。 ○議長 いいですか。 質疑を終わります。 次に、95ページの歳出、10款.災害復旧費から112ページの一般会計予算書の最後までの質疑を行います。 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 7番、榎本です。 96ページの1項に公債費の予算が示されています。元金と利子ということで約6億5,000万円ということなんですけれども、過去に借りた地方債の元利償還と一時借入金の利子が計上されておるわけなんですけれども、これは現在の印南町の起債の残高と、そして公債費比率はどうなっているのか。よく公債費比率は10%を超えるとイエローカード、20%を超えるとレッドカードやと言われているんですけれども、うちの今の現状をちょっとご報告いただきたいというふうに思います。 それと、職員の給与関係のことなんですけれども、102ページですけれども、102ページの(2)のところに給料及び職員手当の増減額の明細が示されております。職員手当ということで253万9,000円ということで、右側にその内容が示されています。その中に、制度の改正に伴うものとして198万6,000円。この制度改正というのは、超勤手当の支給額の改定によるというふうに示されています。そして、もう一項が、その他ということで55万3,000円ということなんですけれども、ここの制度改正があったということなんですけれども、これは具体的にどんな内容なのかということです。 その2点だけです。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 ただいまの榎本議員のご質問のまず起債の残高についてですが、平成23年度末の残高につきましては57億円程度、24年度末の見込みで58億円程度ということで見込んでおります。また、先生ご質問の公債費についてですが、現在、実質公債費比率、これにつきましては21、22、23年の3カ年平均で印南町は8.8%という実質公債費比率になってございます、これにつきましては、21年度約7.46%、平成22年が9.34%、平成23年度単年でいいますと9.80%の、この約3カ年の平均で約8.8%ということでございまして、今年度、平成24年度につきましては、単年でいいますと10%に乗ってしまうかなという見込みというか、予測をしております。 また、この実質公債費比率につきましては、18%以上になりますと、今現在、起債の借り入れというのは、同意書に基づいて借り入れをしているんですけれども、許可制ということになってきます。そのときには、公債費負担適正化計画というものも提出する必要が出てくることになっております。また、25%以上になりますと起債制限団体になると。一部の起債の借り入れができないと、このような状況になってきます。 今現在は3カ年平均8.8%ということですので、今後、起債の借り入れ等にも十分注意を払いながら、実質公債費比率の適正化に努めてまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 私からは、102ページの職員手当の制度改正に伴う。制度改正とは何かということですけれども、これにつきましては、超勤の支給単価ですけれども、これは条例では、国家公務員地方公務員の基準にのった単価基準はあったんですけれども、運用といたしまして、時間当たり1,200円と設定してございました。24年度からその運用を廃止したということによる制度改正ということでございます。 以上です。 ○議長 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 1時間1,200円の運用規程を廃止したということなんですけれども、そしたら、どのような基準でこの金額というのを算定されているのかどうかと、それから公債費のところで、3年間の平均の数値を今ご報告いただきました。24年度分でいえば10%に乗るだろうということなんですけれども、ここら辺、過去の推移を見てみますと、じわじわと確実に上昇をしてきているわけなんですけれども、特に、これからここのところをふやさないような取り組みというのは、具体的にどのような計画を持っているのか。お金を借りないことが一番ですけれども、そういうわけにはいかないと思うんですけれども、そういう状況の中で、どんなにしていくんやという基本的な方向というのは持たれていますか。 2つだけです。以上です。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 1点目のどの単価でというのは、今詳細を持っていませんので、後ほど議員にお渡ししたいと思います。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 もう一点の実質公債費比率の上昇について、どのように今後取り組んでいくかということですが、事業の重点化といいますか、全ての事業をしていくということになれば、起債の借り入れというのも当然多くなってくるものと考えますので、その事業の重点化というものを図りながら、起債の抑制抑制だけでは事業が進みませんので、そのように重点目標を持って、今後、適正な起債の借り入れに努めていきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長 いいですか。 ◆7番(榎本) 先ほどの資料だけちゃんとお願いします。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 1点だけ。 先ほども榎本議員からも出ましたけれども、108ページの起債の残高についてですけれども、年度末残高が60億円を超えています。今後どのようになってくのか。昨年度までの状況と変わってきていて、特に23年度までは8.8%、ところが24年度になっていきなり10%超えるような起債にということですけれども、これについてどのように考えていますか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 先ほど榎本先生にもお答えしましたように、適正な起債の借り入れというのは大変重要になってくると考えます。全ての事業を行うというのは、ある程度そこら辺で制限といいますか、重点的に今年度はこの事業をするというような重点化を図りながら、起債の借り入れに努めていきたいと。財政を受け持つ者として、そのように考えております。 以上でございます。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 60億円を超えていく中で、先ほども副課長のほうから、起債の借り入れについては十分注意をしながらということですけれども、そんな中で、総務課または町長については、庁舎の移転について、新たな土地を求めて移転するんやということで、それが十分な国の補助とかもない場合、町単独でもやるのかどうか。もしやったとなって、町単独でやって起債を借りるとなると、これはもう自殺行為にも匹敵するようなことになってくるというふうにも思います。そういった場合に公債費というのはどのようになっていくのか、分析はされているんですか。 それから、先ほどの中でも質問させてもうたけれども、こういった中で、基金の財調なんかを簡単に崩していくということの財政担当課として実際にこういったことを考えてやっているのかどうか。もう少し今年度予算についても、もっと精査した中でやっていくべきじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺どのように考えていますか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 当然、基金の残高も見ながら、また有利な起債というものも考えながら、総合的に判断しながら今後も適正化等に努めていきたいと。このように考えております。 以上でございます。 ○議長 -10番、西山徹君- ◆10番(西山) 10番、西山です。 そういった中で本当に庁舎移転が可能なのかどうか。現在でもこういった起債の実質公債費比率が上がっていっている中で、財政主管課として、町長の言われる新庁舎を新たな場所に模索するというようなことをやっていけるのかどうか。これについて返答をお願いします。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 その点につきましても今後十分に精査しながら進めていきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ◆10番(西山) やっていけるかどうかだけ言うてよ。やれるんかどうか言うて。 庁舎移転できるんかどうかだけ言うてよ。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 やっていけるように頑張っていきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 最後に、歳入歳出全般にわたり質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 以上をもって、印南町一般会計予算についての質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第27号 平成25年度印南町一般会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第29号 平成25年度印南町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議案第29号 平成25年度印南町後期高齢者医療特別会計予算。 平成25年度印南町後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる、でございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億1,858万6,000円と定める。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該部分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、4,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)各表に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の款の流用、でございます。 1枚おめくりください。 第1表歳入歳出予算、歳入といたしまして、第1款.保険料、第1項.後期高齢者医療保険料で6,238万3,000円。 第2款.使用料及び手数料、第1項.手数料で1,000円。 第3款.繰入金、第1項.繰入金で1億5,429万8,000円の計上でございます。 第4款.繰越金、第1項.繰越金で1,000円。 第5款.諸収入、第1項.延滞金及び過料で2,000円、第2項.預金利子で1,000円、第3項.雑入で190万円。 歳入合計2億1,858万6,000円とするものでございます。 次のページでございます。 歳出でございます。 第1款.総務費、第1項.総務管理費で903万円、第2項として徴収費30万6,000円。 第2款.後期高齢者医療広域連合納付金、第1項.後期高齢者医療広域連合納付金で2億864万7,000円。 第3款.公債費、第1項.公債費で10万円。 第4款.諸支出金、第1項.償還金及び還付加算金で50万1,000円。 第5款.予備費、第1項.予備費で2,000円でございます。 以上、歳出合計2億1,858万6,000円とするものでございます。 次のページに移りまして、事項別明細書は省略させていただきます。 1枚おめくりいただきまして、34ページでございます。 詳細に移らせていただきます。 それでは、歳入といたしまして、第1款.保険料、第1項.後期高齢者医療保険料、第1目.後期高齢者医療保険料で6,238万3,000円、前年度並みの所得を見込んだものとなってございます。 第2款.使用料及び手数料、第1項.手数料、第1目.手数料で1,000円。 第3款といたしまして、繰入金、第1項.繰入金、第1目.一般会計繰入金で1億5,429万8,000円でございます。内訳といたしましては、事務費繰入分、広域連合分でございますが、526万1,000円、それから保険基盤安定繰入金として2,954万4,000円、これにつきましては政令軽減分を補填するものでございます。また、療養給付費繰入金として1億1,145万9,000円、これにつきましては、後期高齢者医療費の町負担分12分の1、約8%でございます。以上3件につきまして、広域連合に納付するものでございます。また、職員給与費繰入金467万6,000円、事務費繰入金335万8,000円の計上でございます。 次のページでございます。 第4款.繰越金、また第5款.諸収入の第1項.延滞金及び過料、第2項.預金利子につきましては、科目どりでございます。 第3項でございます。雑入、第1目.雑入で190万円の計上。これにつきましては、人間ドック補助金で50人分を見込んでございます。 1枚おめくりいただきまして、歳出でございます。 第1款.総務費、第1項.総務管理費、第1目.一般管理費で903万円、この目につきましては、1名の人件費、第13節の委託料、電算委託料でございますが180万円、人間ドック委託料190万円が主なものでございます。 次のページでございます。 第2項の徴収費、第1目.賦課徴収費で30万6,000円、納付書の印刷、郵送料が主なものでございます。 続きまして、第2款でございます。後期高齢者医療広域連合納付金、第1項.後期高齢者医療広域連合納付金、第1目.後期高齢者医療広域連合納付金で2億864万7,000円、前年比296万3,000円の減額でございます。内訳といたしましては、保険料等負担金6,238万3,000円、これにつきましては、徴収した保険料を広域連合へ納付するものでございます。また、先ほど一般会計繰入金で説明させていただきました事務費負担金で526万1,000円、前年比299万1,000円の減額でございますが、これにつきましては、広域連合の電算システムの経費削減等によるものが主なものでございます。また、保険料基盤安定制度負担金では2,954万4,000円、療養給付費負担金で1億1,145万9,000円の計上でございます。 続きまして、3款でございます。公債費、第1項.公債費、第1目.公債費で10万円。 第4款.諸出金、第1項.償還金及び還付加算金、第1目.保険料還付金で50万円。第2目でございます。還付加算金で1,000円でございます。 1枚おめくりください。 第5款でございます。予備費、第1項.予備費、第1目.予備費で2,000円でございます。 以下、給与費明細書等につきましては、後ほどご高覧ください。 以上、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について、質疑を行います。 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 歳入の部分で、ちょっと確認をしておきたいんです。 34ページの第1目の保険料のところに関係して、平成25年度の被保険者数の人数の状況はどうなっているんでしょうか。また、平成24年度と比べて25年度の推移というのはどんなになっているのか、それです。 もう一つは、保険料にかかわっての質問ですけれども、被保険者が負担せなあかん保険料というのは所得割と均等割の2つで計算をすると思うですけれども、その保険料の金額についてと、2年に一回の保険料の見直しがこの後期高齢者医療制度では行われます。これは広域連合との関係もありますんですけれども、次回の保険料の見直しの時期というのは、保険料の被保険者の負担というのはどのような見込みになっていくのかどうか。 以上です。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そしたら、1点目の被保険者数の動向でございます。 平成25年2月末現在では、被保険者数は1,628名ございます。ここ1年間ずっと見ていますと、4月から1,630人、ずっと1,627人とかいう形の中で、横ばいの状況ということでございます。今後の見込みといたしましても、横ばいの状況でいくんではないかというふうには認識してございます。 それから、保険料の見直し時期でございますが、今現在のところ2年に一度見直すということを言われてございます。今年度は見直しの時期ではございません。去年24年に変わりましたので、24年、25年と2年間は同じ料率でということになってございます。 それから、今後ふえるかどうかという見込みでございますが、これは全く見込みの話でございますが、保険料というのは、基本的に医療費がふえれば、もちろん皆さんのところには負担が重なってくるわけでございますが、例で言いますと、印南町の場合は、後期高齢者医療費というのは平成23年度で全体で月平均が約1億1,900万円、医療費を使ってございます。これは印南町の分ですけれども、それが、前年比、22年度に比べますと12.3%、この部分が医療費がふえているという状況でございます。これから見込みにしますと、かなり今後も医療費はふえる動向にある中で、保険者の負担というのは、幾らか制度改正とか、あるいは基金を繰り入れない限りは、伸びていくのかなというふうには認識してございます。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 討論を行います。 後期高齢者医療制度は、国が負担をしなければならない医療費を削減するために導入された制度です。もう皆さんもご存じのように、75歳以上の高齢者だけを全く別枠の医療制度に移し、後期高齢者医療制度をつくりました。私は、大きな問題として、今課長からもありましたけれども、保険料の上昇はやはりとめられないということであります。2年に一度の見直しがされますけれども、75歳以上の年齢といえば、医療費給付の増加は誰が考えても明らかであります。それに比例して保険料にはね返ってくる。これがもう決定的な欠陥制度です。 もう一点は、後期高齢者の人口増にも関係をしてきます。後期高齢者の人口比率が増加することにより、保険料の財源割合がふえる仕組みになっている。これも大きな問題であると思います。 お年寄りが長生きをすればするほど高い保険料を払っていかなければならない、こんな制度はどこにもありません。先日も国保の条例が提案されたときにも指摘をしましたけれども、後期高齢者医療制度は、75歳以上の人がごっそりと国保から抜けて、国保会計の運営の大変さに拍車をかけてきます。私は、この結果、国保会計にも大変多大な影響を与えているのが後期高齢者医療制度であると認識をしています。私は、この後期高齢者医療制度そのものにも賛成することはできませんし、特別会計にも賛成することはできません。 以上で討論といたします。 ○議長 ほかにないですか。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第29号 平成25年度印南町後期高齢者医療特別会計予算についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。        賛成9、反対1(7番) 起立多数であります。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第30号 平成25年度印南町介護保険事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 議案第30号 平成25年度印南町介護保険事業特別会計予算。 平成25年度印南町介護保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる、でございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億4,318万4,000円と定める。 第2項として、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、8,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりとさだめる、でございます。 1号として、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用、でございます。 1枚おめくりください。 第1表歳入歳出予算、歳入といたしまして、第1款.保険料、第1項.介護保険料で1億6,510万1,000円。 第2款.使用料及び手数料、第1項.手数料で1,000円。 第3款.国庫支出金、第1項.国庫負担金で1億7,578万3,000円、第2項として国庫補助金で8,846万4,000円。 第4款.支払基金交付金、第1項.支払基金交付金で2億9,181万1,000円。 第5款.県支出金、第1項.県負担金で1億5,062万3,000円、第2項として財政安定化基金支出金で1,000円。 第6款.財産収入、第1項.財産運用収入で1,000円。 第7款.繰入金、次のページでございます。第1項.一般会計繰入金で1億6,120万5,000円、第2項として基金繰入金で470万円。 第8款.繰越金、第1項.繰越金で548万7,000円でございます。 第9款.諸収入、第1項.延滞金、加算金及び過料で2,000円、第2項.預金利子で1,000円、第3項.雑入で4,000円でございます。 以上、歳入合計10億4,318万4,000円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、歳出でございます。 第1款.総務費、第1項.総務管理費で1,975万3,000円、第2項として徴税費で52万円、第3項.介護認定審査会費で1,500万2,000円。 第2款.保険給付費、第1項.介護サービス等諸費で9億3,300万円、第2項.介護予防サービス等諸費で4,503万円、第3項として、その他諸費で103万5,000円、第4項.高額介護サービス費で1,951万円、第5項として高額医療合算介護サービス費で405万円。 第3款.地域支援事業費、第1項.介護予防事業費で385万8,000円、第2項として包括的支援事業・任意事業費74万1,000円。 第4款.財政安定化基金拠出金、第1項.財政安定化基金拠出金で1,000円。 第5款.基金積立金、次のページでございます。第1項.基金積立金で1,000円でございます。 第6款.公債費、第1項.公債費で10万円。 第7款.諸出金、第1項.償還金及び還付加算金で15万1,000円、第2項.延滞金で1,000円。 第8款.予備費、第1項.予備費では43万1,000円でございます。 以上、歳出合計10億4,318万4,000円とするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、歳入歳出予算事項別明細書につきましては省略させていただきます。後ほどご高覧ください。 1枚おめくりいただきまして、54ページでございます。 詳細について説明させていただきます。 歳入といたしまして、第1款.保険料、第1項.介護保険料、第1目.第1号被保険者保険料で1億6,510万1,000円の計上でございます。前年度比較259万円の増額でございます。これにつきましては、平成24年度決算見込みからくる調定額を計上してございます。なお、2月末現在の被保険者数は2,857名でございます。 第2款.使用料及び手数料、第1項.手数料、第1目.督促手数料で1,000円。 第3款.国庫支出金、第1項.国庫負担金、第1目.介護給付費負担金で1億7,578万3,000円。 次のページでございます。 第2項として国庫補助金、第1目.調整交付金で8,720万7,000円。559万円の増額でございます。保険給付によるものでございます。第2目.地域支援事業交付金で125万7,000円の計上でございます。 第4款としまして支払基金交付金、第1項.支払基金交付金、第1目.介護給付費交付金で2億9,069万3,000円でございます。第2目といたしまして、地域支援事業交付金では111万8,000円の計上でございます。 また、第5款では、県支出金、第1項.県負担金、第1目.介護給付費負担金で1億4,999万3,000円の計上でございます。第2目.地域支援事業交付金で63万円の計上、第2項として財政安定化基金支出金、第1目.交付金で、これにつきましては1,000円でございます。 1枚おめくりください。 第6款でございます。財産収入、第1項.財産運用収入、第1目財産運用収入で1,000円。 第7款でございます。繰入金、第1項.一般会計繰入金、第1目.一般会計繰入金で1億6,120万5,000円の計上でございます。説明欄のとおり、介護給付費繰入金1億2,529万9,000円、事務費繰入金として1,953万1,000円が主なものでございます。第2項としまして基金繰入金、第1目.介護給付費準備基金繰入金で470万円。 第8款.繰越金、第1項.繰越金、第1目.繰越金では548万7,000円でございます。 次のページでございます。 第9款.諸収入、第1項.延滞金、加算金及び過料及び第2項.預金利子、第3項.雑入、これらにつきましては科目どりでございます。 1枚おめくりください。 歳出でございます。 第1款.総務費、第1項.総務管理費、第1目一般管理費で1,965万2,000円の計上でございます。主な内容といたしましては、職員2名の人件費、それから第13節.委託料のシステム保守料が主なものでございます。 次のページでございます。 第2目.連合会負担金で10万1,000円、これにつきましては、和歌山県国民健康保険団体連合会への負担金でございます。第2項として徴税費、第1目.賦課徴収費で52万円、納付書等の郵送料等が主なものです。第3項.介護認定審査会費、第1目.介護認定審査会費で956万1,000円、御坊広域介護認定審査会の分担金でございます。第2目.認定調査等費として544万1,000円、これにつきましては、要介護認定に係る訪問調査等を行うための予算計上でございます。12節の役務費、主治医意見書作成料として346万5,000円、また13節.委託料の認定調査委託料として173万9,000円が主なものでございます。 続きまして、第2款でございます。保険給付費、第1項.介護サービス等諸費、第1目.介護サービス等諸費で9億3,300万円。この目では、要介護1から5までの方の介護サービスにかかわる給付費でございます。説明欄のとおり、居宅介護サービス給付費、この中には、通所介護、--デーサービスでございますが--訪問介護、ホームヘルプサービス、あるいは短期入所生活療養介護--ショートステイでございますが--等が3億7,000万円でございます。 また、施設介護サービス給付費としては4億2,500万円、これにつきましては、介護老人福祉施設--特養でございます--あるいは老人保健施設等への入所分でございます。 1枚おめくりいただきまして、居宅介護サービス給付費で4,350万円の計上でございます。これにつきましては、ケアプラン作成費でございます。それから、特定入所者介護サービス費5,600万円、これにつきましては、低所得差の施設利用時の食事あるいは居住費の負担軽減分の支給分でございます。 それから、次に地域密着型サービス給付費として3,200万円、これにつきましてはグループホーム利用分の計上でございます。 続きまして、第2項です。介護予防サービス等諸費、第1目.介護予防サービス等諸費で4,503万円、この目では要支援1・2の方の介護予防サービスに係る給付費でございます。実績に基づき、前年度比較198万円の減額でございます。説明欄のとおり、介護予防サービス給付費、通所介護、訪問介護等で3,730万円、介護予防サービス計画給付費で450万円、これらが主なものでございます。また、第3項では、その他諸費、第1目.審査支払手数料で103万5,000円の計上でございます。 第4項.高額介護サービス費、第1目.高額介護サービス費で1,950万円、サービス利用時に係る自己負担額の上限超過分を給付するものでございます。第2目です。高額介護予防サービス費で1万円。 次のページでございます。 第5項.高額医療合算介護サービス費、第1目.高額医療合算介護サービス費で400万円、これにつきましては、医療と介護の両サービスを利用した方について、その自己負担を合算して、ある一定の限度額を超過した場合に給付されるものでございます。利用者の負担軽減を図る制度であります。第2目.高額医療合算介護予防サービス費で5万円。 続きまして、第3款.地域支援事業費、第1項.介護予防事業費、第1目.一次予防事業費で385万8,000円。この目では、倒れんジャー、いきいきサロン、あるいはシニア学園、あるいは生活管理指導員等派遣事業や認知症予防教室等が主な事業内容でございます。次に、第2項といたしまして包括的支援事業・任意事業費、第1目.介護予防マネジメント事業費で36万4,000円でございます。 1枚おめくりください。 第2目.包括的・継続的マネジメント事業費で7万7,000円、ここでは地域ケア会議等の開催が主なものでございます。第3目.任意事業費で30万円の計上でございます。 第4款.財政安定化基金拠出金、第1項.財政安定化基金拠出金、第1目.財政安定化基金拠出金につきましては、科目どりでございます。 次のページでございます。 第5款.基金積立金、第1項.基金積立金、第1目.介護給付費準備基金積立金で1,000円でございます。 続きまして、第6款でございます。公債費、第1項.公債費、第1目.利子で10万円の計上。 第7款.諸支出金、第1項.償還金及び還付加算金、第1目.第1号被保険者保険料還付金で15万円の計上でございます。第2目.第1号被保険者還付加算金につきましては、これは科目どりでございます。また、償還金は廃目でございます。 第2項.延滞金、第1目.延滞金につきましては、科目どりでございます。 1枚おめくりいただきまして、第8款でございます。第1項.予備費、第1目.予備費については、予算調整でございます。 以下、給与費等明細等につきましては、後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上、ご審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について、質疑を行います。 -7番、榎本一平君- ◆7番(榎本) 本年度の介護保険事業の被保険者数は、先ほど課長から報告の中でありました。ちょっとお聞きするのは、印南町の要介護認定者数なんですけれども、うちは第5次の介護計画というのを策定しているというふうに思うんです。それで、平成25年度は、その計画によれば487人で、平成26年度には500人に到達するだろうという見込みを持っていますけれども、これはあくまでも計画の中での人数の推移だというふうに思うんです。実際、要介護認定者数の数というのは、第5次の計画の数字からしたらかなり増加しているのかどうか、介護計画に沿った人数に大体合致しているのかどうか、ちょっと実態をお聞きしたいと思います。 それから、61ページの1項の1目の第1次予防事業費ということで、13節の委託料のところで、地域の介護予防活動支援事業ということで約340万円の計上がされておりますけれども、これは、先ほど課長からもご報告がありましたけれども、介護にお世話にならないように予防するための対策ということで、倒れんジャーとかいうことでさっき報告があったと思うんですけれども、ちょっと1つ、その中に認知症のことも報告されたんですけれども、印南町では、やはり認知症にかかっていく人というのはかなりふえてきているのかどうか。そこの実態をお聞きしたいと思います。 それだけです。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 そうしたら、まず1点目の計画値と今実績との差がどんなものかということでございます。今現在、認定者数は、2月末現在ですけれども、576名いらっしゃいます。これにつきましては、平成24年度の計画値では556名と、20名のオーバーといいましょうか、20名が増加しているという現状でございます。パーセント的には3.6%上昇しているものでございます。 これにつきましては、前倒しでかなり認定数がふえているものでございますが、最近の認定者数の動向を申し上げますと、9月には562名ありまして、10月にかなり573名と大きく11名認定者数がふえたところでございます、しかしながら、10月、11月、12月というふうに572あるいは573というふうな形の中で、1人ないしは2人ずつ若干ふえている状況でございます。 しかしながら、新規認定者数といいますのは、現在7名から約11名の間を推移してございます。その中で、この1年間調べますと、介護認定者数を受けられていてお亡くなりになられた方というのが約8割6分ぐらい、86%ぐらいいらっしゃいます。その中では、介護認定者数は7名から11名、新規で入っているにもかかわらず、572名、573名、あるいは576名といった形の中で、ほぼ右肩上がりがある程度弱まった形の中というのは、いわゆる介護認定を受けた方々が、それぞれに次に新規になった方が今度亡くなられた場合に、後押しするというかな、そういう形の中でサイクルを組んでいくように考えています。その中でいきますと、ほぼ認定者数につきましては、若干上り調子が平らになったといいましょうか、そんな形に考えてございます。 そういう意味でいいますと、今後、介護給付費がどうなるのかという話でございますが、ある一定、ことしの予算上では1,500万円あるいは1,700万円ぐらいの上昇しか組んでございませんけれども、今、この3カ月、4カ月を見ていますと、ほぼもうこれでいける見込みということで予算計上させていただいています。 それから、もう一点の認知症でございますが、一般的には印南町は認知症の方が多いというふうな程度しか私どもも認識してございませんので、また詳しくは後ほどご資料をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長 それでは、質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第30号 平成25年度印南町介護保険事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。 したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第31号 平成25年度印南町簡易水道事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 議案第31号 平成25年度印南町簡易水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成25年度印南町簡易水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる、でございます。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億9,892万3,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による、でございます。 第2条、地方債といたしまして、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還んの方法は、「第2表 地方債」による、でございます。 次の一時借入金の条文ですが、議案書では第2条となっています。すみませんが、第3条に訂正をお願いいたします。 それでは続けさせていただきます。 第3条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、1億円と定める、ものでございます。 次の74ページでございます。 第1表歳入歳出予算の歳入の部でございます。 第1款.分担金及び負担金、第1項.負担金168万円の計上です。 第2款.使用料及び手数料、第1項.使用料1億3,710万円の計上です。 第3款.国庫支出金、第1項.国庫補助金1,000円。 第4款.財産収入、第1項.財産運用収入5万円の計上です。 第5款.繰入金、第1項.繰入金8,229万円の計上です。 第6款.繰越金、第1項.繰越金1,000万円の計上です。 第7款.諸収入、第1項.預金利子1,000円、第2項.雑入1,300万1,000円の計上です。 第8款.町債、第1項.町債5,480万円の計上です。 歳入合計といたしまして2億9,892万3,000円の計上でございます。 次に、76ページの歳出の部でございます。 第1款.総務費、第1項.総務管理費1億3,093万4,000円の計上です。 第2款.事業費、第1項.事業費9,484万6,000円の計上です。 第3款.公債費、第1項.公債費6,686万6,000円の計上です。 第4款.予備費、第1項.予備費627万7,000円の計上です。 歳出合計として2億9,892万3,000円の計上でございます。 次の77、78ページの事項別明細書は、説明を省略させていただきます。 次に、詳細についてご説明申し上げます。 79ページ、歳入の部でございます。 第1款.分担金及び負担金、第1項.負担金、第1目.負担金168万円で、水道加入負担金として前年度と同額の20件分を計上しております。 次に、第2款.使用料及び手数料、第1項.使用料、第1目.上水道使用料1億3,710万円で、前年度より100万円の減額となり、水道使用料の減少によるものでございます。 次に、第3款.国庫支出金、第1項.国庫補助金、第1目.衛生費国庫補助金につきましては、科目どりの1,000円でございます。 次に、第4款.財産収入、第1項.財産運用収入、第1目.財産運用収入は、前年度と同額の5万円でございます。 おめくりいただきまして、第5款.繰入金、第1項.繰入金、第1目.一般会計繰入金は、辺地債事業分、起債分など合わせて8,229万円の計上で、前年度より718万7,000円の増額でございます。 次に、第6款.繰越金、第1項.繰越金、第1目.繰越金は、前年度と同額の1,000万円の計上でございます。 次に、第7款.諸収入、第1項.預金利子、第1目.預金利子は、科目どりの1,000円でございます。第2項.雑入、第1目.雑入は1,300万1,000円の計上でございます。消費税還付金300万円、国道425号改良に伴う水道管移設補償費500万円、上道改良住宅建てかえ工事に係る水道管移設補償費500万円などでございます。 次の81ページ、第8款.地方債、第1項.地方債、第1目.簡易水道事業債は5,480万円の計上ということで、前年度より1億2,060万円の減となってございます。 次に、82ページの歳出の詳細でございます。 第1款.総務費、第1項.総務管理費、第1目.一般管理費は、前年度と比較して1,188万5,000円の増で1億3,093万4,000円でございます。主な予算につきましては、第2節から第4節までは職員2名分の人件費等でございます。第7節.賃金560万円は検針賃金の410万円などで、第11節.需用費4,184万5,000円は光熱水費の2,300万円、薬品代350万円、修繕料の1,500万円等の計上が主なものでございます。なお、光熱費につきましては、電気料金の値上げに伴い、前年比400万円増の計上となってございます。次に、第12節.役務費1,020万6,000円は、水質検査料の570万円が主なものでございます。 次のページ、第13節.委託料1,710万円は、公営企業法適化計画策定委託料1,700万円が主なもので、簡水から上水道に移行するために必要な計画策定委託料でございます。次に、第14節.使用料及び賃借料2,509万2,000円は、多目的用水使用料の2,500万円が主なものでございます。第15節.工事請負費1,000万円は、国道425号改良に伴う水道管補償工事500万円及び上道改良住宅建てかえに伴う水道管移設補償工事500万円でございます。次に、第16節.原材料費600万円は配管材料、第18節.備品購入費300万円は薬品注入及び送水ポンプの購入費でございます。 次に、84ページ、第2款.事業費、第1項.事業費、第1目.事業費につきましては9,484万6,000円の計上で、継続事業の切目川簡易水道統合整備工事に伴うものでございます。 次に、第3款.公債費、第1項.公債費、第1目.元金は4,634万4,000円、第2目.利子は2,052万2,000円で、合計6,686万6,000円の計上でございます。 次に、第4款.予備費、第1項.予備費、第1目.予備費は前年度より339万7,000円の増額で、627万7,000円の計上でございます。 次に、85ページ、第2表地方債でございます。 起債の目的は、簡易水道事業債で、借入の限度額は5,480万円でございます。 起債の方法は証書借入で、利率は年3%以内、ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公営企業等金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率、であります。 償還の方法は、政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政上の都合により措置期間及び償還期限を短縮し、又は繰上償還もしくは低利に借りかえすることができる、でございます。 86ページから93ページまでは、給与費明細及び地方債の現在高の見込みに関する調書を添付しておりますので、後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。ご審議の上、可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長 本案について、質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第31号 平成25年度印南町簡易水道事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ここでお諮りします。議案調査のため、3月21日を休会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、3月21日を休会とすることに決定いたしました。 お諮りします。ただいま議案審議の途中ではございますが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います、これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定いたしました。 本日の会議はこれをもって延会いたします。ご苦労さんでした。 △延会 15時42分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      平成  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...