高野町議会 2020-03-25
令和 2年第1回定例会 (第6号 3月25日)
第11 発議第 2号 虐待から子どもの命を守るための速やかな対応を求める
意見書(案)について
第12 議員派遣の件について
第13 委員会の閉会中の継続調査について
2 出席議員(10名)
1番 大 西 正 人 2番 松 谷 順 功
3番 菊 谷 元 4番 新 谷 英一郎
5番 中 迫 義 弘 6番 中 前 好 史
7番 大 谷 保 幸 8番 所 順 子
9番 負 門 俊 篤 10番 﨑 山 文 雄
3 欠席議員(0名)
4
事務局職員出席者
事務局長 倉 本 文 和
書記 大 谷 至 子
5 説明のため出席した者の職氏名
町長 平 野 嘉 也
副町長 西 上 邦 雄
教育長 角 濱 正 和
会計課長 辻 本 寛 美(午前)
会計係長 岡 本 多賀子(午後)
企画公室長 中 尾 司
総務課長 辻 本 幸 弘
税務課長 和 泉 ひろみ
観光振興課長 茶 原 敏 輝
福祉保健課長 苗 代 千 春
建設課長 小 西 敏 嗣
生活環境課長 松 本 嘉 文
防災危機対策室長 井 上 哲 也
診療所事務長 中 上 浩 貴
消防長 中 西 清
教育次長 中 西 健
富貴支所長 植 田 達 夫
午前9時32分 再開
○議長(
大西正人) 皆さん、おはようございます。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、議案第18号、令和2年度高野町富貴財産区
特別会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
植田富貴支所長。
○
富貴支所長(植田達夫) おはようございます。
議案第18号、令和2年度高野町富貴財産区
特別会計予算について説明させていただきます。
1ページ目をお願いします。
令和2年度高野町富貴財産区
特別会計予算。
令和2年度高野町の富貴財産区
特別会計予算は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算)
第1条
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ480万円と定める。
2
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、「第1表
歳入歳出予算」による。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
6ページ目をお願いします。
2 歳入。
1
款財産収入1項
財産運用収入1目利子及び配当金、2万4,000円、1節2万4,000円。2目補償収入、466万2,000円、1節466万2,000円。
2款繰越金1項繰越金1目繰越金、11万4,000円、1節11万4,000円。
7ページ目をお願いします。
3歳出。
1款総務費1項
総務管理費1目
財産管理費、463万6,000円、1節7万円、10節3万3,000円、11節1,000円、18節233万2,000円、24節20万円、27節200万円。
2款予備費1項予備費1目予備費、16万4,000円。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。ありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第18号、令和2年度高野町富貴財産区
特別会計予算についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第18号、令和2年度高野町富貴財産区
特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
日程第2、議案第19号、令和2年度高野町
下水道特別会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) おはようございます。
それでは、議案第19号について説明いたします。
1ページ目をお願いします。
令和2年度高野町
下水道特別会計予算。
令和2年度高野町の
下水道特別会計予算は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算)
第1条
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億3,170万円と定める。
2
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、「第1表
歳入歳出予算」による。
(継続費)
第2条
地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額は、「第2表 継続費」による。
(地方債)
第3条
地方自治法第230条第1項の規定により起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。
(一時借入金)
第4条
地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、3,000万円と定める。
(歳出予算の流用)
第5条
地方自治法第220条第2項但書きの規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
(1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での、これらの経費の各項の間の流用。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
4ページ目をお願いいたします。
第2表 継続費。
設定年度、令和2年度。1
款公共下水道費1項管理費、
事業名地方公営企業法適用公営事業会計支援事業、総額3,950万円。年度。令和2年度年割額1,150万円。令和3年度1,600万円。令和4年度1,200万円。
設定年度、平成29年度。1
款公共下水道費2項
公共下水道建設改良費、
事業名高野山下水処理場長寿命化対策事業、総額10億1,500万円。年度、平成29年度年割額1億9,000万円、平成30年度2億5,330万円、令和元年度2億5,584万円、令和2年度1億4,600万円、令和3年度1億6,986万円。
第3表 地方債。
起債の目的、
下水道事業。
限度額、5,130万円。
起債の方法、証書又は証券借入。
利率、4.5%以内(ただし、
利率見直し方式で借り入れる政府資金及び
地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、
当該見直し後の利率)
償還の方法、償還の方法・償還期限については、借入先の条件に従う。ただし、町財政の事情により償還期間を短縮し、もしくは繰上げ償還又は、低利に借換えすることができる。
起債の目的、
過疎対策事業。
限度額3,980万円。
起債の方法、利率、償還の方法につきましては、先ほどと同じです。
計。限度額9,110万円。
8ページ目をお願いいたします。
2 歳入。
1款分担金及び負担金1項分担金1目
公共下水道分担金、本年度10万円、1節10万円。
2款使用料及び手数料1項使用料1目
下水道使用料、本年度1億673万8,000円、1節1億643万7,000円、2節30万1,000円。2項手数料1目
総務手数料、本年度2万9,000円、1節2万9,000円。
3
款国庫支出金1項
国庫補助金1目
下水道国庫補助金、本年度8,432万円、1節8,432万円。
4款繰入金1項他
会計繰入金1目
一般会計繰入金、本年度4,600万円、1節4,600万円。
5款繰越金1項繰越金1目繰越金、本年度331万2,000円、1節331万2,000円。
6款諸収入1項雑入1目雑入、本年度10万1,000円、1節10万1,000円。
次のページをお願いいたします。7款町債1項町債1目下水道債、本年度9,110万円、1節5,130万円、2節3,980万円。
3 歳出。
1
款公共下水道費1項管理費1目総務費、本年度4,325万6,000円、2節1,292万6,000円、3節888万8,000円、4節398万3,000円、8節11万6,000円、10節125万5,000円、11節37万6,000円、12節1,207万3,000円、次のページをお願いいたします。18節207万9,000円、22節3万円、26節153万円。2目管渠費、本年度520万5,000円、10節29万8,000円、12節380万6,000円、14節85万3,000円、15節24万8,000円。3目
ポンプ場費、本年度1,102万6,000円、10節566万4,000円、11節19万5,000円、12節516万7,000円。4目処理場費、本年度4,364万1,000円、10節1,283万4,000円、11節35万1,000円、12節3,035万6,000円、17節10万円。2項
公共下水道建設改良費1目
建設改良費、本年度1億6,490万6,000円、12節1億5,400万円、13節90万6,000円、14節1,000万円。
次のページをお願いいたします。2
款特定環境保全公共下水道費1項管理費1目細川処理区管理費、本年度256万8,000円、10節67万5,000円、11節39万2,000円、12節148万9,000円、18節1万2,000円。
3款公債費1項公債費1目元金、本年度5,101万6,000円、22節5,101万6,000円。2目利子、本年度818万5,000円、22節818万5,000円。
4款予備費1項予備費1目予備費、本年度189万7,000円。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) おはようございます。1点だけお願いします。
11ページをお願いします。歳出のところで、総務費が922万4,000円の増になっております。なぜ総務費がこれ増になっているのかどうか。前年度に比較しまして増になっているのかどうかという点と、あともう一つは、13ページの
建設改良費のところです。これも9,427万2,000円が減額になっています。これは処理場の
長寿命化対策の事業が今回減額されているんで、それの減額だと思いますが、以上、2点につきましてお願いいたします。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
それでは、11ページ、12節の委託料の、失礼いたしました、922万4,000円の増ということでございますが、その件につきましては、12節の委託料、
法適用検討支援業務委託料1,150万円というもので増加してございます。これにつきましては、総務省のほうから、令和2年度から令和5年度まで
下水道会計を法適用の企業会計にしなさいという指導がございまして、それに基づいて今回、予算を上げさせていただいております。それにつきましては、令和2年度から令和4年度までの3年計画で実施する予定でございます。
それと、先ほどの13ページ、
建設改良費の9,427万2,000円の減額ということでございますが、それにつきましては、
長寿命化工事の減額が大きくございます。また、新たにこの
雨水管路改築というものを1,000万増額しておりますが、このようなマイナスとなってございます。
以上です。
○2番(松谷順功) 結構です。ありがとうございます。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) 13ページの1億5,400万円。一応説明は少しはしていただいておりますが、改めてここで説明をもう一度していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
13ページの、12節委託料1億5,400万円の
長寿命化対策支援業務委託料でございますが、これにつきましては、平成29年度から32年度までと、32年ですかね、までの5年計画で、
高野山下水処理場の改築工事を行っておりまして、今年につきましては、
中の橋ポンプ場というところの施設の改築をする金額1億5,400万円となってございます。
以上でございます。
○議長(
大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) 5年契約で1億1,000万円ということをお伺いいたしましたけど、私らにはちょっと理解のしにくい。中の橋のポンプと言われても、どんなもんかはちょっと私らには理解ができないんですけれども、その辺のところはどんなもんで、この辺というのを聞きたかったんですけれども。
そして、私、先日の一般質問の中か、どこかでも言ったんですけれども、高野山の水道管、やっぱり一番古いんですし、やはり電線開設とかそういうのより先にしなくてはいけないんではないかなというふうには私は思っているんです。なぜかと申しますのは、やはり水道管、結構地面で破裂して漏れるということが多いんですよね。それが、そこの自費というか、やはりお金もかかってきます。それはやはり水道管が古いからそういうふうな現状になきにしもあらず。ましてや地震なんかが来たときには、水道管が破裂して漏れる。そのときは一体どうするのかなという心配もありますよ。
そして、私も経験上、直していただいたんですけど、大変なやっぱり水道課の方たちの御苦労というかな、穴を掘ってくれて、その水道管を修理してくれているのを見てますと、やはり大変だな。そして、委託されて修理の方もいらっしゃるとは聞いてはおりますが、やはり古さには勝てないというか、やはり一番大事な水のことですので、やっぱりその辺のところは、水道課の課長さんにこれを言ったって、予算もありますし、町の問題でございますんですけれども、その辺のところもどのようにお考えかなというのをちょっとお示しいただきたいと思います。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
まず最初に御質問のございました、
中の橋中継ポンプ場はどういうところであるかということでございます。それにつきましては、
高野山下水処理場は
高野山処理区の一番下流にございまして、高台にございます。そこの
御殿川付近に下水を集めているポンプ場がございまして、そこから
高野山下水処理場のほうへポンプアップする施設でありまして、その施設には、入ってくる砂をかき上げたり、し渣を取ったりする機械がございます。その辺のところを改築する工事でございます。
それと、水道の老朽が激しいよということでございました。それにつきましては、先日もお答えさせていただきましたように、計画を立てて、財源につきましては
国庫補助金3分の1、もしくは10分の4をいただいて、計画的に整備していく予定でございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) これだけの大きな金額が出ておりますし、大体のめどで、委託先はこれは入札するんか、それともどのような形で、大体めどはついてらっしゃるか、その辺のところを1点お伺いいたしたいです。
そして、水道の古い管ですね。それは町長にお答えいただきたいんですけれども、徐々に直していく気があるのかどうかということをお答えいただきたいです。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
業者は決定しているのかというお話であったかと思います。
○8番(所 順子) 入札。
○
生活環境課長(松本嘉文) それにつきましては、継続費ということで、平成29年度から令和3年度まで5年間で同じ業者というふうな契約になってございますので。
○8番(所 順子) どちら。
○
生活環境課長(松本嘉文)
下水道事業団というところと協定を結んで行っておりまして、
下水道事業団のほうで
一般指名競争入札ということで入札していただいて、決定した業者がうちのほうに工事をしに来るというふうなものでございます。
○8番(所 順子) どことは言えれへん。
○
生活環境課長(松本嘉文) そこの業者は、入札を行いますんで、まだ決定はしてございません。
○8番(所 順子) 5年やから、もう初めから決まっとると今言うた。
○
生活環境課長(松本嘉文) 決まっとる、協定を結んでいる事業団というところがありまして、そこが入札をしていただけるわけで、毎年。それなので、今年の分についてはまだ。
○8番(所 順子) 誰かわからへん。
○
生活環境課長(松本嘉文) はい。入札を行ってからということになってます。
以上です。
○議長(
大西正人) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 8番議員のお尋ねにお答えさせていただきます。
水道管は古いということは、本町のもともとの課題でもございます。
長寿命化等で随時更新していかなければならないということで、先ほどの課長の説明のように、今後、そのような形で進めていくつもりであります。
以上です。
○8番(所 順子) 具体的にはどのような計画。あるかないか。
○議長(
大西正人) 具体的にありますか。
○町長(平野嘉也) また、そのあたりの内容等は、担当課長からまた説明するように、議会終了後でも説明するようにさせていただきます。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) せっかくでございますので、一つお尋ねしたいと思います。
13ページで、雨水管路の改築で1,000万円予算をとっておられますが、これは雨水管、雨水が下水道管に入るこの改路というんですか、改修するというようなことになるんでしょうか。
雨水管路改築、この中を流れる水が下水道に入ることを、何というんですか、改修するというような意味なんでしょうか。その点、よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
今御質問いただきました13ページ、
建設改良費の中の
工事請負費1,000万円、雨水管路ということでございますが、高野山の
公共下水道には汚水管と雨水管がございます。
高野山処理区の雨水管にしている、指定しているというところはたくさんあるんでございますが、今回のこの1,000万については、御殿川の周辺地区において大雨時に浸水する地区がある。そこのところの御殿川の川底を掘削して、深くして、その浸水を少しでも軽減できるというふうな工事の分でございます。
ですから、雨水管というのは暗渠になった丸い雨水管もございますが、御殿川も雨水管ということで、
公共下水道のほうでしてございます。
以上です。
○議長(
大西正人) 10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) 説明でわかりますけれども、結局、上下水道、下水道管、いわゆる下水道管へ雨水が入る、これを防ぐというような工事でないということであるわけですけれども、川底を掘り下げて川があふれてこないように対応するといった工事になりますと、これは土木関係になるんではないですか。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
下水道の雨水管ということで指定しておりますと国費、
国庫補助金が2分の1いただけるというふうな形で、うちのほうで管理しておるということもございまして、うちのほうで工事するのが正しいであろうと思います。
以上です。
○議長(
大西正人) 10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) 了解です。いわゆる下水道管、大雨などでこれがあふれてきますと、川へ分けて流すというようなことをやっておられます。そういう状況から、担当区域に入るという内容だったと思うんですけれども、それはそれで了解でございます。
できるだけ下水道管に雨水が入らんような対応策というものも考えていかなければならないんじゃないかと。大水、災害以外で雨水が下水道に浸入する、入っているというようなところも見かけますので、そういったところの発見と改修、これは大事であるとこんなふうに思います。今後ともよろしくお願いします。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
今、御質問いただいたといいましょうか、お尋ねいただいた件でございますが、確かに下水道管の中に雨水も浸入するというところもございますが、今回のこの雨水管というのは、御殿川を断面を増やして水量を多く下流へ流すというふうな工事でございまして、浸水していたところを少しでも浸水しないようにするというふうな工事でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はございませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第19号、令和2年度高野町
下水道特別会計予算についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第19号、令和2年度高野町
下水道特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
日程第3、議案第20号、令和2年度高野町
農業集落排水事業特別会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
それでは、議案第20号について説明をいたします。
1ページ目をお願いいたします。
令和2年度高野町
農業集落排水事業特別会計予算。
令和2年度高野町の
農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算)
第1条
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,000万円と定める。
2
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、「第1表
歳入歳出予算」による。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
6ページ目をお願いいたします。
2 歳入。
1款使用料及び手数料1項使用料1目
処理施設使用料、本年度258万3,000円、1節258万2,000円、2節1,000円。
2款繰入金1項他
会計繰入金1目
一般会計繰入金、本年度650万円、1節650万円。
3款繰越金1項繰越金1目繰越金、本年度91万7,000円、1節91万7,000円。
国庫支出金はございません。
3 歳出。
1款農村整備事業費1項農業集落排水事業費1目農業集落排水事業費、本年度526万1,000円、10節187万2,000円、11節141万円、12節197万9,000円。
2款公債費1項公債費1目元金、本年度371万2,000円、22節371万2,000円。2目利子、本年度61万8,000円、22節61万8,000円。
次のページをお願いいたします。3款予備費1項予備費1目予備費、本年度40万9,000円。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。質疑ありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第20号、令和2年度高野町
農業集落排水事業特別会計予算についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第20号、令和2年度高野町
農業集落排水事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
日程第4、議案第21号、令和2年度高野町
介護保険特別会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) おはようございます。
それでは、議案第21号、令和2年度高野町
介護保険特別会計予算について御説明いたします。
令和2年度高野町
介護保険特別会計予算。
令和2年度高野町の
介護保険特別会計予算は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算)
第1条
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億7,000万円と定める。
2
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は「第1表
歳入歳出予算」による。
(一時借入金)
第2条
地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、2,000万円と定める。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
8ページ目をお願いいたします。
2 歳入。
1款保険料1項介護保険料1目第1号被保険者保険料、本年度9,940万1,000円、1節9,940万円、2節1,000円。
2款使用料及び手数料1項手数料1目督促手数料、2,000円、1節2,000円。
3
款国庫支出金1項国庫負担金1目介護給付費負担金、9,177万7,000円、1節9,177万6,000円、2節1,000円。2項
国庫補助金1目調整交付金、5,010万7,000円、1節5,010万7,000円。2目地域支援事業交付金、1,126万円、1節335万2,000円、2節790万8,000円。3目保険者機能強化推進交付金、73万1,000円、1節73万1,000円。
4款支払基金交付金1項支払基金交付金1目介護給付費交付金、1億4,151万7,000円、1節1億4,151万6,000円、2節1,000円。2目地域支援事業支援交付金、362万1,000円、1節362万円、2節1,000円。
次のページをお願いいたします。5款県支出金1項県負担金1目介護給付費負担金、7,856万7,000円、1節7,856万6,000円、2節1,000円。2項財政安定化基金支出金1目貸付金、1,000円、1節1,000円。3項県補助金1目地域支援事業交付金、563万円、1節167万6,000円、2節395万4,000円。
6
款財産収入1項
財産運用収入1目利子及び配当金、1,000円、1節1,000円。
7款寄附金1項寄附金1目一般寄附金、1,000円、1節1,000円。
8款繰入金1項
一般会計繰入金1目介護給付費繰入金、6,551万6,000円、1節6,551万6,000円。2目地域支援事業繰入金、563万円、1節167万6,000円、2節395万4,000円。3目その他
一般会計繰入金、535万1,000円、1節535万1,000円。4目低所得者保険料軽減繰入金、850万3,000円、1節850万3,000円。
次のページをお願いいたします。9款繰越金1項繰越金1目繰越金、237万8,000円、1節237万8,000円。
10款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目第1号被保険者延滞金、1,000円、1節1,000円。2目過料、1,000円、1節1,000円。2項預金利子1目預金利子、1,000円、1節1,000円。3項雑入1目第三者納付金、1,000円、1節1,000円。2目雑入、2,000円、1節2,000円。
14ページをお願いいたします。
3 歳出。
1款総務費1項
総務管理費1目一般管理費、本年度43万2,000円、10節24万円、12節9万7,000円、13節1万円、18節8万5,000円。2項徴収費1目賦課徴収費、23万3,000円、10節16万3,000円、11節4,000円、12節6万6,000円。3項介護認定審査会費1目介護認定審査会費、198万円、18節198万円。2目認定調査等費、255万3,000円、8節3万円、11節178万2,000円、12節74万1,000円。4項趣旨普及費1目趣旨普及費、11万1,000円、10節11万1,000円。5項運営協議会費1目運営協議会費、12万5,000円、1節12万5,000円。
2款保険給付費1項介護サービス等諸費1目介護サービス等諸費、4億5,500万円、18節4億5,500万円。次のページをお願いいたします。2目介護予防サービス等諸費、1,023万円、18節1,023万円。2項その他諸費1目審査支払手数料、40万4,000円、11節40万4,000円。3項高額介護サービス等費1目高額介護サービス等費、1,430万円、18節1,430万円。4項高額医療合算介護サービス等費1目高額医療合算介護サービス等費、220万円、18節220万円。5項特定入所者介護サービス等費1目特定入所者介護サービス等費、4,200万円、18節4,200万円。
3款基金積立金1項基金積立金1目介護給付費準備基金積立金、2,000円、24節2,000円。
4款地域支援事業費1項介護予防・日常生活支援総合事業費1目介護予防・日常生活支援総合事業費、1,138万8,000円、18節1,138万8,000円。次のページをお願いいたします。2目介護予防ケアマネジメント事業費、139万7,000円、18節139万7,000円。2項介護予防事業費1目介護予防一般高齢者施策事業費、58万円、7節47万2,000円、10節10万8,000円。3項包括的支援事業等費1目包括的支援事業等費、2,100万6,000円、2節711万7,000円、3節295万2,000円、4節209万6,000円、7節29万4,000円、8節4万5,000円、10節13万円、12節692万1,000円、13節38万3,000円、18節106万8,000円。2目任意事業費、80万4,000円、11節4万4,000円、19節76万円。次のページをお願いいたします。4項その他諸費1目審査支払手数料、4万6,000円、11節4万6,000円。
5款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目第1号被保険者保険料還付金、15万円、22節15万円。2目償還金、100万円、22節100万円。3目第1号被保険者還付加算金、1,000円、22節1,000円。
6款予備費1項予備費1目予備費、405万8,000円。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) 18ページの介護予防日常生活支援サービス139万7,000円。ここに当たるかどうかわからないんですけれども、ちょっとこの辺は難しいので。おうちに老人がお食事の用意とか、そういうサポートをしていただくのがありますよね。あれは今のところは十分そういう方たちが足りて、前から質問しておりますが、十分足りているのかどうか。ちょっとクレームも聞くんですね。やっぱりお料理の質が悪いと。来てくれても下手くそとかね、食べたくないわという老人も結構耳にするんですよ。ですから、そういうところはどのように吟味してこの方たちをお雇いになっているのかと。
やはり年寄りになったら食事がやっぱり楽しみというか、家でおって。そういうのもあるんで、やはりそういうのを、何というんですか、シミュレーション的に教育するとか、そういうことも考えていって、食事のローテーションをそこのおうちにある材料でつくるんですけれども、このような味つけとかいう、そういう、何というんですか、努力が見られない。講習なりそういうものもされて、食事が上手に提供できるというか、そういうふうなこともやっていかんと、やはりお年寄りの方は結構、うちのお父さんも亡くなりましたですけど、結構来てくれてて、つくってくれるのはすごくありがたいんですけれども、お味がちょっとまずいなというときもたまにはありました。ですけども、相対的にうちに来てくれてた方はまあまあしてくださったと思うんですけれども、やはりそういうことが聞こえてまいります。議員にそういうふうなことを聞かされるというのはね、やはり充実していないんだろうと。そういうところをもう少し改善して、そしておうちに来てくださる方が足りているかどうかですね。その辺のところも、この問題はずっと私質問しておりますんで、よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) 苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
8番議員さんの質問について御説明させていただきます。
先ほどの質問はヘルパーさんの人員が足りているのかということと、どのような研修を行っているかということだと思います。
高野町におけますヘルパー事業所、高野町内におきましては、高野町社会福祉協議会のほうでヘルパー派遣事業所のほうを行っております。そのほか、高野町外からヘルパーとして1事業所なり来ていただいてるんですけども、高野町の中のヘルパー事業所の内容にいたしまして、今現在、ヘルパーの人数は足りているという状況になっております。
○8番(所 順子) 何名。
○
福祉保健課長(苗代千春) ヘルパーが、ちょっとお待ちくださいね。社会福祉協議会がやっておりますので、ちゃんとした人数というのがあれなんです。大体富貴でアルバイトさんを含めて2人、富貴地区で2人と、高野山地区でアルバイト含めて5名ほどはいらっしゃったかと思います。
○8番(所 順子) お年寄りは何名、それを使ってる。
○
福祉保健課長(苗代千春) 居宅事業所を使ってる高齢者に関しましては、ちょっと後ほどまた調べさせていただきます。
ただ、社会福祉協議会であったり、他の事業所さんがヘルパー事業所として上がってきていただく場合には、各事業所で質の向上であるとか、そのような研修というのは行っております。ですので、年1回、いろんな講習があったり、実施はしておるんですけども、それが和歌山県下全域で統一された研修になっているかというのは、そういうところはございませんので、おのおのの事業所で質の向上についてという協議、または講習のほうは、今現在行っているという状況です。
議員おっしゃるように、いろんなお声を今聞かせていただきましたので、再度、高野町がかかわっている居宅介護事業所のほうに、ヘルパーの研修、質の向上等を含めまして、こちらのほうからも意見としてお伝えさせていただこうと思ってます。
以上です。
○議長(
大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) 事業所が社会福祉センターのことで、福祉課長が答えてくださってちょっと申し訳ないなと思っておりますけれども。質の向上、やはりお年寄りにちょっと少ない材料の中でもちょっとでも味のいいものを提供していただけるように、よろしくしていただければいいかなと思います。そんなところでございます。
以上です。
○議長(
大西正人) ほかに質疑ございませんか。
6番、中前君。
○6番(中前好史) 失礼します。1点だけお聞きします。
19ページ、4款3項1目の12節のところの分ですけども、認知症初期集中支援チーム医師委託料ですけれども、これはどのようなことを行う予定なんですかね。先生方に来てもらうとするとかなり費用がかかるはずなんですけども、8万円の費用で委託されるというのは、どういうことをしていただけるか、聞きたいと思います。
○議長(
大西正人) 苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
6番議員さんの質問について御説明いたします。
19ページ、12節、認知症初期集中支援チームの医師委託料8万円に関しましては、高野町地域包括支援センターの中におきまして、認知症初期集中支援チームのほうを立ち上げております。この認知症初期集中支援チームといいますのは、認知症にかかられる前に、家族さん等から御相談がありましたら、指定させていただいております認知症の勉強をしていただいている医師に依頼をしまして、包括支援センターと一緒に訪問、そして適正な医療機関につなぐということを行っております。
高野町におきましては1人の医師のほうにお願いしておりますので、この支援チームが稼働しましたら、この委託金ですね、先生に対する委託金のほうが発生しますが、もしそのような認知症に関する、先生がかかわるような案件がなければ、費用のほうは発生しないということになっております。
以上です。
○議長(
大西正人) 6番、中前君。
○6番(中前好史) 今の説明でわかりました。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 1点だけお願いします。
19ページをお願いします。12節の委託料の中の生活支援コーディネーター業務委託料、これ多分社協のことだと思うんですけども、地域の支え合いのコーディネーター、高齢者の生活支援、介護予防の整備の推進役のようなことで説明がありましたですけれども、政府が指導するふれあいまちづくりの事業に向けての社協に籍を置き事業を推進するものと、役割というような説明がありましたですけども、もう少し詳しくお願いしたいと思います。
○議長(
大西正人) 苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
2番議員さんの質問について御説明いたします。
19ページの生活支援コーディネーター委託費に関しましては、議員おっしゃるとおり、高野町社会福祉協議会のほうに委託のほうをさせていただいております。なかなか生活支援コーディネーターと聞きなれない言葉だとは思うんですけども、高野町内のほうで、高野町全域で1人のコーディネーターのほうをお願いし、各地域の問題ごと、そして訪問等を課題抽出いたしまして、高野町協議体というところと地域包括支援センターが協働で地域課題を解決し、民間事業所のほうでこういうことができないか、細かいヘルパーではないですけど地域助け合いができないかという協議をしたり、もうちょっと地域の寄り場のサロンを増やせないか、どういう人が困っているのかというような話し合いを今現在行っております。
最終的に国が目指しております地域包括ケアシステムというところにつながってくるかとは思うんですけども、地域生活支援コーディネーター、介護保険のほうでおりまして、その部分と、また子供のほうで子ども包括支援センターも立ち上がります。いろんな関係機関、医療機関であったり、子供の部分、あらゆる機関と連携し、まちが一体となって住みよいまちに進めていくというのが地域包括ケアシステムです。それの一番の担い手というところで、今、あちこちの地域を走り回っていただいている状況です。
そして、富貴地区で今、余暇活動としてゲートゴルフですかね、それのほうを実施していただいてて、それに関してもすごく好評ですので、そういう地域の運動活動とか、そういうことも担っていただく人になっております。
以上です。
○議長(
大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) このコーディネーターの方は専属で1人おられるのかどうか、その辺のところをお答えください。
○議長(
大西正人) 苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
議員おっしゃるとおり、今専属で1名の方が配属していただいております。
以上です。
○議長(
大西正人) よろしいですか。
○2番(松谷順功) はい、結構です。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第21号、令和2年度高野町
介護保険特別会計予算についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第21号、令和2年度高野町
介護保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
日程第5、議案第22号、令和2年度高野町
生活排水処理事業特別会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
それでは、議案第22号について説明いたします。
1ページ目をお願いします。
令和2年度高野町
生活排水処理事業特別会計予算。
令和2年度高野町の
生活排水処理事業特別会計予算は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算)
第1条
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,700万円と定める。
2
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、「第1表
歳入歳出予算」による。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
6ページ目をお願いいたします。
2 歳入。
1款使用料及び手数料1項使用料1目浄化槽使用料、本年度833万9,000円、1節833万7,000円、2節2,000円。
2款繰入金1項他
会計繰入金1目
一般会計繰入金、本年度750万円、1節750万円。
3款繰越金1項繰越金1目繰越金、108万円、1節108万円。
4款諸収入1項雑入1目雑入、8万1,000円、1節8万1,000円。
8ページ目をお願いいたします。
3 歳出。
1款個別排水処理事業費1項管理費1目一般管理費、本年度587万7,000円、10節32万5,000円、11節499万6,000円、12節5万5,000円、18節50万1,000円。
2款特定地域生活排水処理事業費1項管理費1目一般管理費、本年度672万3,000円、10節45万5,000円、11節621万3,000円、12節5万5,000円。
3款公債費1項公債費1目元金、本年度314万円、22節314万円。2目利子、本年度69万3,000円、22節69万3,000円。
4款予備費1項予備費1目予備費、56万7,000円。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。質疑ありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第22号、令和2年度高野町
生活排水処理事業特別会計予算についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第22号、令和2年度高野町
生活排水処理事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
日程第6、議案第23号、令和2年度
高野町立高野山総合診療所特別会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
中上
診療所事務長。
○
診療所事務長(中上浩貴) おはようございます。
それでは、議案第23号について説明させていただきます。
1ページ目をお願いします。
令和2年度
高野町立高野山総合診療所特別会計予算。
令和2年度
高野町立高野山総合診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算)
第1条
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億500万円と定める。
2
歳入歳出予算の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、「第1表
歳入歳出予算」による。
(地方債)
第2条
地方自治法第230条第1項の規定により起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。
(一時借入金)
第3条
地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、3,000万円と定める。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
4ページをお願いします。
第2表 地方債。
起債の目的、
過疎対策事業。
限度額、90万円。
起債の方法、証書又は証券借入。
利率、4.5%以内(ただし、
利率見直し方式で借り入れる政府資金及び
地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、
当該見直し後の利率)。
償還の方法、償還の方法・償還期限については、借入先の条件に従う。ただし、町財政の事情により償還期間を短縮し、もしくは繰上げ償還又は、低利に借換えすることができる。
7ページをお願いします。
2 歳入。
1款診療収入1項外来収入1目国民健康保険診療報酬収入、本年度1,404万1,000円、1節1,404万円、2節1,000円。2目社会保険診療報酬収入、1,380万1,000円、1節1,380万円、2節1,000円。3目後期高齢者診療報酬収入、本年度4,620万1,000円、1節4,620万円、2節1,000円。4目一部負担金診療収入、本年度1,776万円、1節1,776万円。5目その他の診療収入、本年度1,616万6,000円、1節96万円、2節108万円、3節272万4,000円、4節1,140万円、5節1,000円、6節1,000円。次のページをお願いします。2項その他の収入1目その他の収入、本年度880万1,000円、1節880万円、2節1,000円。
2款使用料及び手数料1項使用料1目使用料、本年度81万6,000円、1節81万5,000円、2節1,000円。2項手数料1目文書料、本年度90万1,000円、1節90万円、2節1,000円。2目手数料、本年度2万4,000円、1節1,000円、2節2万3,000円。
3款繰入金1項
一般会計繰入金1目
一般会計繰入金、本年度1億5,200万円、1節1億5,200万円。2項事業勘定繰入金1目事業勘定繰入金、本年度402万9,000円、1節402万9,000円。
4款繰越金1項繰越金1目繰越金、本年度2,858万1,000円、1節2,858万1,000円。
次のページをお願いします。5款諸収入1項病院群輪番制補助金1目病院群輪番制補助金、本年度75万9,000円、1節75万9,000円。2項雑入1目雑入、本年度22万円、1節22万円。
6款町債1項町債1目
過疎対策事業債、本年度90万円、1節90万円。
次のページをお願いします。
3 歳出。
1款総務費1項施設管理費1目一般管理費、本年度2億4,696万6,000円、1節469万7,000円、2節8,535万1,000円、3節7,123万4,000円、4節2,956万4,000円、7節2,567万3,000円、8節34万3,000円、次のページをお願いします。9節30万円、10節640万1,000円、11節117万8,000円、12節444万8,000円、13節392万4,000円、次のページをお願いします。14節70万5,000円、18節1,265万7,000円、26節49万1,000円。2項研究費1目研究費、本年度25万円、8節15万円、10節10万円。
次のページをお願いします。2款医業費1項医業費1目医業衛生材料費、本年度4,715万1,000円、10節1,264万1,000円、11節9万2,000円、12節2,874万8,000円、13節319万5,000円、17節247万5,000円。
3款公債費1項公債費1目公債費、本年度860万9,000円、22節860万9,000円。
4款予備費1項予備費1目予備費、202万4,000円。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。質疑ありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) 8ページの医師住宅使用料81万5,000円。そして、9ページじゃなくて、11ページ、常勤医師給料1,795万7,000円。そして、その報償費のところで応援医師謝礼2,500万。そして、14ページの、これは何ですか、応援医師委託料1,400万円。
このことについて、説明をいただきたいのですけれども、あとは自席で質問いたします。一応これについての質問をいたします。
○議長(
大西正人) 中上
診療所事務長。
○
診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。
まず8ページ、医師住宅使用料、一応、これ医師住宅2名分と看護師3名分、それと研修医7カ月分の分で見込んでおります。
○8番(所 順子) 看護師何名。
○
診療所事務長(中上浩貴) 3名です。
それと、11ページ、常勤医師給与。これは院長代理、名誉院長、派遣医師3名分です。
それと、応援医師謝礼、これは木、金の宿直、それと土日祝日の日直で、あと土曜の宿直の応援医師をいただく分の謝礼です。今までは賃金で組んでたんですが、今年度から謝礼ということで変えております。
それと、委託料ですね、応援医師委託料。これは地域医療振興協会、第2、第4の土曜の当直と日曜の日直、その分と、来年度から月に3回入ってくれる予定の土曜日の日直、市民病院です。それと、今、週に2回来てくれている市民病院の整形外科、月4回の眼科、5月から予定している毎週水曜日第2診の総合内科のドクター、それと毎週火曜日の午前中、認知症専門外来、それらの委託の料金になります。
以上です。
○議長(
大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) この医師住宅使用料、2名、3名とかおっしゃってましたですけれども、時々見たら車2台とまっております。しかしながら、これを町が職員の住宅に町長権限で変えるということになっておりますけれども、そしたら、この方たちは一体これからもしこのような形でありましたらどうなっていくんか、その辺のところがちょっとわかりませんね。職員も入る、そしてまた医師2名、看護婦3名、これ計上しておるんですよ。そして、今回通過しました職員住宅を、職員も入れるというふうに皆様が可決したわけですし、これはその辺のところはどのようなことを計画しているんですかね。その辺のところをもう一度お伺いしたいと思っておりますのと。
そして、毎年ですね、これいっこも繰入金が減ってないんですよね。前の病院のときと診療所を比べましたら、病院のときのほうが繰入金が少なかったように思います。診療所になってから1億5,000万、大体続いておりますよ。これじゃあ、病院であったほうがよっぽどよかったかなというふうな思いも持ちますし、あのときは予算が足りないとかそういうことで、議員さんたちも、この中にいらっしゃる議員さんたちで診療所ということに決めていったわけです。今はコロナウイルスの時代でもございます。ベッドも皆さんが返上してベッドもありません。そして、予算だけは膨らんで、この現状。とても信じられない状況にあると思いますよ。
ですから、これコロナ対策、一体ベッドもありませんし、もし高野山でコロナが発生した場合は、どの辺の病院。もうそのころには和歌山県もパンデミックになったときには高野山のは受け入れてくれる患者はないように思えて仕方ありません。そういうときにはベッドもない、医者も少ない、夜は医者も増えてないような状況でありますので、この状況を打破していく気はないんですかねといつも思いますよ。
宿直医、増えているような気配もございません。夜の、3日、3回。土曜日、日曜日だけはあると説明いただいたんですけれども、お昼は結構9時から5時までは何名かが来てくださるというふうな町長の答弁にもございましたですけれども、この現状、決してこの診療所になって住民は喜んでいるんかなというふうな部分を持ちます。結構、余計不便になって、経費だけは結構出てるんじゃないかと。そうすることによりますと、お医者さんも夜も泊っていただいてお昼も見てくださるという医者のほうが、よっぽど高野町の住民にしてみたらありがたいんじゃないかなというふうには思っております。
そして、この3名分の内訳、誰が幾ら、誰が幾らとか、そういうふうに説明をしていただきたいと思っております。
そして、町長にお伺いします。もしコロナウイルスが高野町に仮に出た場合、どこの病院とか、そういうふうなことは計画の中ではおありでしょうか。それは出たときは県に相談し、保健所に相談して行うというふうなことだけでしか考えてないんでしょうかね。もしパンデミックが起こった場合には、その辺のところも全く受け入れてはもらえないのではないかなという懸念もいたしますので、その辺のところは、今高野町はどの辺にお考えでしょうかね。
この世界的、全国的に大変な時期、ますます増えておりますよ、全国的にも。そういう分に関しまして、高野山でも風評もいろいろ出ております。高野山では何人かがダイヤモンドに乗ってたんやとか、もう個人情報でありますのでそういうことはもう陰性であればいいんですけれども、いろんなうわさが今高野山では渦巻いておりますので、その辺のところも皆さんもやっぱり心配している部分だと思うんですよね。ですから、それをやっぱりそういうときにはこのような計画があるとか、そういう計画案、対策本部を一番に立ち上げた高野町でございますので、その辺のところの計画なんかは、どのように町長さんもお考えなんかなというふうには思いますので、その辺のところもちょっと教えていただければありがたいかなと思っております。
○議長(
大西正人) 中上
診療所事務長。
○
診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。
それでは、御質問の医師住宅の使用状況なんですが、看護師住宅の。一応、4月から派遣される医師が使うであろうということで、1名プラスアルファで2名分見込んでおりました。それと看護師住宅は4軒のうち3人が使用するということで見込んでおります。ですので、現在のところ医師住宅はあいております。
○8番(所 順子) 違う、違う、これからの職員が入るというふうな計画が通ったでしょう、この条例で。
○
診療所事務長(中上浩貴) それで、満室になるようにはしません。どちらも余裕をもって確保するように、派遣されて使用する医師があらわれた場合、すぐ使用できるように心がけてまいりたいと思います。
それと、繰入金なんですが、昨年度から100万円だけちょっと減額させていただき。
○8番(所 順子) そんなん変わらへん。
○
診療所事務長(中上浩貴) それと、いろいろ医師不足とかってあるんですが、今いてる院長代理等の努力によって禁煙外来を新たに始めたりとか、それと自治医大のほうの調査研究事業ハイジャンプといいまして、24時間血圧計をつけて血圧の追跡調査をする事業ですとか、地道にですが、いろいろ手をかえながら取り組んでいっております。新たに訪問診療の件数とかも、在宅医療ということで考えていってくれております。
それと、常勤医師給与の内訳ですが、医師3名分、名誉院長で681万6,600円、院長代理で689万7,600円、派遣医師で424万2,300円を計上させていただいております。
以上です。
○議長(
大西正人) 苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。
8番議員さんの質問の中で、コロナウイルス対策についての御質問があったかと思います。今現在、コロナウイルスの国の方向性、また県の方向性といたしましては、仮に高野町でコロナウイルスが発生した場合、定点機関というのがございますので、一旦は県の指示により定点機関であります紀北分院さんのほうで受け入れしていただくことになります。
何分、今の現状、医療機関が少ないんではないかという住民の皆様の不安もあろうかと思いますが、伊都橋本圏域では、コロナウイルスの発生は今のところ報告はございません。ですので、もし発生した場合は、県の指示により紀北分院、またはその病院があふれた場合、受け入れてくれる病院に関しては全て和歌山県の指導のもとに動きますので、高野山総合診療所のほうで受け入れるようなことはなかろうかと思います。
以上です。
○議長(大西正人) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 8番議員さんのお尋ねにお答えさせていただきます。
診療所に関して、繰入金が減額しておるがそこまで減ってないというような御指摘もございます。私の責任としては、私が就任した当時の診療所をどのように充実させていくのかというのが僕の仕事であると思います。そのような中で、医師の確保というところで、来年度以降、少しだんだん形づくれてきたかなというふうにも考えております。
最後の話でも次年度からの医療体制の話もさせてもらいますが、その中で、今の院長代理においては、夜間に対して高野山総合診療所で診れるような患者がおれば、何かしら対応ができないかというようなことも模索していただいております。また、以前から当直とか日直がかなり増えております。そのことが診療報酬を考える中で、かなり人件費が出て行ってしまうというようなことでこのような状況になっとると思います。体制が充実していくにもかかわらず患者が少ないということで、やはり診療報酬が少ない、入ってくるのが少ないということでこのような状況でございます。
今後は病院の運営委員会等でも、この夜間を今後どうしていくのかというようなことも議題に上がっているというふうに私のほうも報告を受けております。患者がゼロのときもありますし、1回にかかる医師のお金が多額であるというようなことから、バランスを考えて、今後、もう少しコストがかからないような安全安心材料を提供できるようなことができないかというのが今後の課題なのかなというふうに思います。
また、コロナに関してなんですが、高野山総合診療所とか富貴診療所とか、そういう診療所では患者さんは入院とかはできません。感染対策として、陰圧の、外部にウイルスが漏れないようにしている病室とか、呼吸器という機械がたくさんあるような施設でないと入院は当然できません。議員おっしゃるように、今後、日本の中でもパンデミックが起こる可能性も十分にございます。そうならないように、今コロナなれしているような感じもしますが、全国民がもう一度このコロナ感染に危機感を持って対応することがパンデミックを防ぐ方法なのかなというふうにも思います。
また、それとこの議場で議長から言ってもらったらいいんですが、個人が特定されるような表現というのはあまりよくないのかなというふうにも思います。陰性イコール風評被害というような発言を議員はされておりますが、これは、高野町内での話をするということは、暗に特定をしてるというふうに私は思えてなりません。だから、そのあたりはこの議会というところで話をするものなのかということは、議員の皆さんも、議長も、この発言のときは十分注意していただいたほうがよろしいかなと思います。
もう特定されてるようなもんですんで、もともとの発言がやはりそういう趣旨であるというふうに思いますし、当然、この発言を聞いてる住民は非常に悲しい思いをしてるんじゃないのかなというふうに思いますので、議会に対して、それは議長にもそうですが、8番議員にも注意を促したいというふうにも思いますので、今後そのような個人の特定されるような発言がされないような議会であってほしいと思います。
以上です。
○議長(大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) とても特定は私はしていないつもりでもございますし、風評が出てるのは現実でありますし、そういうことは思ってはおりません。その方たちももしそうで、乗っていらした方がいるというふうなうわさの中では、やはりその方たちも大変だっただろうなとは思いますが、私もこういうことは言いたくございませんが、住民より、私も議員であるがゆえに言われるんですよ。その方が、よそのお宅に行って、乗ってたんやということをおっしゃってるので、その辺のところは、やはり本人さんが言ってしまったらまあ個人の秘密にもなりませんし、ですから、その辺のところはやはりその方は事実かどうかはわかりませんが、何軒か行って、乗ってたんやと自分で言ってるらしいので、そういうのは風評被害になりかねませんよ、正直なところ。そういうのがやはり、そしたらその方も言ったらいけませんわな。ということを私言われてますので、それはやはり私は個人は特定してございません。ですから、その辺のところはやはり勘違いというか、私は個人名も出していただきたくもございませんし、その方も、まあいえば被害者になりますので、いじめに遭われたりそういうことをされることもだめなんかなと思います。町長さんがこうやってね。
○議長(大西正人) 所君に申し上げます。そういう個人的な話を広げるようなことはお控えいただきたい。
○8番(所 順子) いやいや、町長がこうやって出ていくというのも問題があると思うんですよ。
○議長(大西正人) 会議ではそういうことは言わないようにというふうになっております。よろしくお願いいたします。
○8番(所 順子) いや、もちろん個人の特定なんかは聞いても、お名前なんかも聞いてもおりません。しかしながら、やはり。
○議長(
大西正人) まだ続けるおつもりですか。
○8番(所 順子) いや、続けるというか、町長さん、なぜ出ていかれたんですか。議長さん、おとめにならなあかんの違いますか。
○議長(
大西正人) 所用があるんではないですか。体調的な所用があると思いますけれども。
○8番(所 順子) そしたら、あんた、出ていきますとかいって言わなあかんやんか。
○議長(
大西正人) こちらのほうに会釈をされていきました。
○8番(所 順子) それは議長さん、全然違うわけでしょう。そういう町長の先ほどの発言もおかしいし、そういうのもちょっとおかしいと思います。私、個人的攻撃をした覚えもございません。
○議長(
大西正人) 所議員、議員のほうもちょっとこちらに会釈をして出ていかれます。町長もそのように、こちらに少し向かって出ていかれましたので、そのように私は思っております。
○8番(所 順子) ですけど、答弁側でしょう。それまた別でしょう。私たちが立つのと、答弁の本人が立って出ていくなんて、ちょっと別ですよ。それはちょっと違うでしょう。何も言わんと出ていったじゃないですか。答弁中にですよ。おかしいでしょう。そんな個人攻撃なんて、私もやはりそういうことはできません、議員の立場ですので。その辺のところはしませんし、その方たちも守っていかなあきませんよ。
○議長(
大西正人) しばらく休憩します。
午前10時59分 休憩
午前11時12分 再開
○議長(
大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま町長のほうが、急なことで少し離れるということでございまして、1時から再開ということにさせていただきたいと思います。
しばらく休憩いたします。
午前11時13分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(
大西正人) 午前中は町長が体調不良というところで休憩となりました。
再開に先立ちまして、議員も御承知とは存じますけれども、質疑に関してでございますけれども、議題以外にわたったり、自己の意見を述べるというようなことができません。今は特別会計の予算に関する質疑、発言ということに徹していただきたいと存じます。
それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
議事に入る前に、当局より報告の申し出がございますので、これを許可いたします。
辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
本日、午後から会計課長の辻本が例月監査のため欠席となってございます。代理といたしまして、会計係長岡本が出席しておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(
大西正人) また、7番議員大谷君も少しおくれるという申し出がございましたので、報告をさせていただきます。
それでは、引き続きでございますが、議案第23号の令和2年度
高野町立高野山総合診療所特別会計予算についてを議題としております。
質疑の後の答弁というところが残っております。答弁がございましたら、どうぞ。
平野町長。
○8番(所 順子) 私ももう一回質問せんと、おれへんようになったやん。
○町長(平野嘉也) 8番議員の、質問でもないんでしょうけど、お答えさせていただきます。
先ほどは、途中まで普通の質問だったのに、途中から横道にそれてというところで、本当にびっくりしました。ちょっと退席して、所さんが言われる某方と。
○8番(所 順子) 所さんと違う、8番議員。
○町長(平野嘉也) 8番議員の所さんがいう風評被害をもたらしてる。
○8番(所 順子) そんなんはもういいから、答弁答えてよ。
○議長(大西正人) お静かにしてください。答弁中です。
○町長(平野嘉也) 風評被害をもたらしてる陰性の方とお話をしてたんですが、公費であるならこの議場で質問等をされてもそれは仕方がない。公費で旅行へ行くとかやったら仕方がないけど、自費で行ってる分でそういうことを言われるのはおかしい話じゃないのかなということで、まして病院の特別会計のときにその質問は的外れだろうというようなことをおっしゃっておられました。
○8番(所 順子) そんな質問してない。コロナに対してや。
○町長(平野嘉也) とにかくその本人も非常に残念がっておりました。
その間に、人権擁護委員とかにも私も相談もしながら、今後、どういうふうにこのことを持っていったらいいのかなというふうにも頭を悩めておりましたが、やはり町民を守る側の議員ですよね。その議員たる、町民を守る側の、今回であれば8番議員の所さん、本人、所議員がおっしゃる風評被害をもたらした陰性の患者さんの人権を。
○8番(所 順子) そんなことは質問してないし、まだそういうことをおっしゃりたいんですか。私はそんなことを質問の中で詳しく言えとも言うてませんし、まだそこを言うんですか。
○議長(大西正人) 答弁中ですので、お静かにいただきたいと思います。
○8番(所 順子) 発言中って、それはあおってるんでしょう、何が言いたいのか知りませんけど。そういう答弁も答弁がなってない。
○議長(
大西正人) また、平野町長に関しましても、個人のことに関する議論を展開しないように。
○8番(所 順子) 違う、違う、町長さんの答弁がなってないですわ、私の聞いたことに答えたらよろしいやろ。そんな答弁は要りません。
○町長(平野嘉也) いや、聞いたでしょう。
○8番(所 順子) 何をおっしゃってるんですか。個人的なことはもう聞いてませんから。
○議長(
大西正人) 勝手な発言をしないように。
○町長(平野嘉也) もう気が済みました。
○8番(所 順子) 全然。
○町長(平野嘉也) 本人の人権を尊重しないで、8番の所議員は侵害するような発言は非常に残念です、高野町として。議会としても恥ずかしい発言ではないのかなというふうにも思います。
○8番(所 順子) 全然、私はどなたかも聞いてもおりませんし、個人的なことは聞きたくもございません。
○町長(平野嘉也) 本来であったら、そのような風評被害とか、そういうのを言うんではなくて、本人たちも陰性であるのに肩身を狭くしておるんですよね。そういう中で、8番議員がおっしゃる、所さんが言われる。
○8番(所 順子) そんな肩身狭くしてるかどうか私も知りませんよ。そういうことは聞いてないですよ、そういうことは。
○町長(平野嘉也) 風評被害のもととして扱われている人たちの、そういった方の心のケアをどうしていくのか。
○8番(所 順子) もちろん。
○町長(平野嘉也) 町として、その本人たち、またその周囲の人たちへの心のケアをどうしていくのかというような質問を本来であればするべきであると思います。
○8番(所 順子) しましたよ、先日の一般質問で。
○町長(平野嘉也) そのようなことで、議員もいろいろ本人を特定したいとか、いろいろあるんかなと思いますが。
○8番(所 順子) いいえ、そんなことはしたくございません。
○町長(平野嘉也) 町民を守るような質問。
○8番(所 順子) もちろん、守りたいですよ。
○町長(平野嘉也) そういうようなことを発言していただきたいなというふうにも思っておりますので、どうぞこれからもそのような観点でまちのことを考えていただきたいなと思います。
以上です。
○8番(所 順子) はい、8番。
○議長(
大西正人) もうありません。
○8番(所 順子) 私、2回目、3回目ですよ。あのとき町長は答弁してませんから、3回目です。
○議長(
大西正人) もうないですね、発言は3回となっておりますので、これで終わります。
○8番(所 順子) 町長のおっしゃる私、個人的なことはお伺いはしてないんですよ。私も住民のために。
○議長(
大西正人) 発言は3回で終わりですので、これで終わります。
○8番(所 順子) いやいや、私、あのときは答弁するにも町長がおりませんから、あのときは2回目でございます。今で3回目でございます。
○議長(
大西正人) いや、それはもう認められておりません。
○8番(所 順子) それは違いますよ。あのときは町長さん、いらっしゃらないじゃないですか。答弁なんかしてませんよ。
○議長(
大西正人) しばらく休憩します。
午後 1時07分 休憩
午後 1時16分 再開
○議長(
大西正人) それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
ほかに質疑はありませんか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 何点か質問したいと思います。
12ページをあけてください。12ページ、10節の需用費の中の修繕料116万円。
それから、次のページの13ページの高野山総合診療所改修工事70万5,000円。改修工事につきましては随分やってきたと思うんですが、
工事請負費で出てますので、御説明のほどをよろしくお願いします。
それから、目は変わりますけれども、次のページ、14ページをお願いします。医業衛生材料費のところでの修繕料100万円、需用費ですね、これも100万円出てます。それから、17節のところで備品購入費、医療機器購入費です、247万5,000円。
以上につきまして、説明のほどよろしくお願いします。
○議長(
大西正人) 中上
診療所事務長。
○
診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。
2番議員御質問の、まずは12ページ、修繕料。一応、これは緊急時用ということで、建物の緊急修繕に70万、給排水の緊急修繕で10万、自動車の緊急で5万の3台分、電気関係の緊急修繕料で5万、あと車検代で16万持っております。
それと、13ページの改修工事となってますが、これは実は看護師住宅のブロック塀の改修工事です。県のほうから、控え壁の間隔が広いという指摘を受けまして、当初は撤去してアルミフェンスにかえようという計画やったんですが、いろいろ従前の話を聞いておりますと、数回、冬季にスリップして車に突っ込まれているという事実がございました。ですので、ブロック塀の強度を上げて、上に目隠しのフェンスなりを追加しようというふうに今考えております。
それと、14ページの修繕料、これも医療機器の緊急修繕対応ということで100万持ってます。
それと、医療機器の購入費ですが、内視鏡のイメージレコーダー、要は今現在はDVDに入れるタイプを使っておりますが、これをもうちょっと性能のよいUSBとかフラッシュメモリーに対応するというふうに買いかえるものです。それと、もう一つ、一酸化窒素ガス分析装置、要は小児ぜんそくとかをすぐはかれるという医療機器です。故障対応として100万持ってます。それで合計で247万5,000円となっております。
以上です。
○議長(
大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) わかりました。
この修繕費、何件かあるんですけども、まずは需用費のところの修繕、これも緊急対応用の予備費のような意味合いを持つというような内容だったと思います。建物であったり、給排水であったり、車の車検代というのは要りますわね。要りますけども、そういうような意味で、この金額を持ってますよということでございました。
それから、
工事請負費については、ブロック塀。これは控え壁をようけ入れるんかな、基準に合うように。昔のやつは基準には多分合ってないと思うんで、控え壁の補強になるのかなと思いますけども、これも基礎の周辺もきっちり見ていただいて、間違いのないように。組積造の基準も変わっておりますんで、きっちりやっていただきたいと思います。
それから、次の14ページの修繕料につきましても、医療機器の緊急用の費用だということでございます。
それから、備品購入費については、内視鏡、USB対応の内視鏡を購入するというような話でございました。それから、もう一つはぜんそくの測定用というようなお話でございました。
そういうことでございましたので、その後は結構でございます。ありがとうございました。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。質疑ありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) まともな答弁もしていただけなく、個人攻撃的なことを私は答弁いただいてると思っておりますし、流れが、質疑にしていますのに答弁らしき答弁もいただけなかったというか、とんでもない議員が質問しているやり方やと私は思っておりますし、個人攻撃をされているのは私かなというふうなにおいもなきにしもあらずでございます。そういうことはやめていただきたい。
そして、これだけの予算を使うのであれば、夜間も充実すべきでありますし、病院のときよりも予算をたくさん使っておりますので、夜間ももう少し、この予算があれば充実すべきでありますということで、コロナに対してもまともな答弁もいただけなく、病院のことをもう少し私も答弁の中で聞かせていただこうと思いましたですけれども、町長が途中でいなくなり、1人でしゃべっているというこの状況の中で2回目と扱いをされましたことに、すごく憤慨を感じております。
でも、これだけの予算投入、毎年、最近しております。病院のときよりも予算をたくさん使っておりますので、やはり夜間も充実すべきであると思いますので、そして答弁が何よりまともにいただけなったことに残念であります。
そのようなことで、やはり議員として質問していることに対して真摯にお答えをしていただきたい。そして、個人攻撃、それはもう私もだめとは思っております。ですけど、私も町長に出初式のときには個人攻撃されておりますので、そのようなことを言っちゃだめだと思っております。
○議長(
大西正人) 所君、討論をお願いいたします。
○8番(所 順子) それはやめていただきたい。
ですから、今回もそういうふうに8番議員を名指しされて町長に言われておりますのは困ります。
○議長(
大西正人) 所君、討論をお願いいたします。
○8番(所 順子) よって、反対をいたします。
○議長(
大西正人) ほかに討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第23号、令和2年度
高野町立高野山総合診療所特別会計予算についてを採決いたします。
この採決は起立によって行います。本案に賛成の方は起立願います。
〇議員(賛成者起立)
○議長(
大西正人) 起立多数です。したがって、議案第23号、令和2年度
高野町立高野山総合診療所特別会計予算については、可決されました。
日程第7、議案第24号、令和2年度高野町
後期高齢者医療特別会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。
それでは、議案第24号、令和2年度高野町
後期高齢者医療特別会計予算について御説明いたします。
令和2年度高野町
後期高齢者医療特別会計予算。
令和2年度高野町の
後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算)
第1条 事業勘定の
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億3,800万円と定める。
2 事業勘定の款項の区分及び
当該区分ごとの金額は、「第1表
歳入歳出予算」による。
(一時借入金)
第2条
地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、5,000万円と定める。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
6ページ目をお願いいたします。
2 歳入。
1款保険料1項後期高齢者医療保険料1目後期高齢者医療保険料、本年度予算5,035万4,000円、1節2,988万円、2節2,034万円、3節13万4,000円。
2款使用料及び手数料1項手数料1目督促手数料、1,000円、1節1,000円。
3款繰入金1項繰入金1目
一般会計繰入金、8,470万円、1節360万9,000円、2節1,861万8,000円、3節6,247万3,000円。
4款繰越金1項繰越金1目繰越金、279万円、1節279万円。
5款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目延滞金、1,000円、1節1,000円。2項預金利子1目預金利子、1,000円、1節1,000円。3項雑入1目雑入、15万3,000円、1節15万3,000円。
次のページをお願いいたします。
3 歳出。
1款総務費1項
総務管理費1目一般管理費、32万2,000円、8節4万7,000円、10節11万6,000円、12節15万9,000円。2項徴収費1目徴収費、23万8,000円、10節22万4,000円、11節1万4,000円。
2款後期高齢者医療広域連合納付金1項後期高齢者医療広域連合納付金1目後期高齢者医療広域連合納付金、1億3,603万2,000円、18節1億3,603万2,000円。
3款公債費1項公債費1目公債費、5万円、22節5万円。
4款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目保険料還付金、40万円、22節40万円。2目還付加算金、10万円、22節10万円。
5款予備費1項予備費1目予備費、85万8,000円。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 1点だけお願いします。
8ページをお願いします。2款後期高齢者医療広域連合会納付金が894万9,000円増えております。これはなぜなのかということを御説明ください。
以上でございます。
○議長(
大西正人) 苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
2番議員さん御質問の8ページ、18節の後期高齢者の納付金につきましては、後期高齢者医療のかかってる人が増えたという、単純に人口で後期高齢者医療になられてる方が増えることによって、納付金の金額が上がるということになります。
○2番(松谷順功) 何名ぐらい増えるとかわからへん。
○
福祉保健課長(苗代千春) 人数に関しては、ちょっとまた自席に戻ってから調べます。すみません。
○8番(所 順子) 議長、私、ほかの仕事で判つかんなん人が来てると思うんやけど、これどうなるの。1時半でしょう。局長、違います。
○議長(
大西正人) 今、議会中ですので、また個別に対応できると思いますけれども。
○8番(所 順子) 言うてくれてるの、じゃあ、その来てる人に。監査2回、押さんなんのや、判。それ1時半でしょう。
○議長(
大西正人) 大谷さんにちょっと行ってもらいます。
監査の件に関しましては、別の日を設定したいということです。
○8番(所 順子) いや、もう今日は来てもらう。私、今日の約束なんです。ですから、来月に回ったらあかんので、ほかの日に変えらすわけにはいきませんでしょう。来てるんですよ、だから。
○議長(
大西正人) いや、私のときもそうさせていただきました。
○8番(所 順子) いや、あなたのときはそうでも、私は今、判を押しにいきたいんですよ。
○議長(
大西正人) しばらく休憩します。
午後 1時33分 休憩
午後 1時46分 再開
○議長(
大西正人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
答弁を。苗代
福祉保健課長。
○
福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。
お時間いただき、ありがとうございました。
2番議員質問の何名ほど増えたのかという御質問だったかと思います。31年度が796人の方が後期高齢者医療になっておりまして、そこで12名の方が増員となっております。ですので、808人分として計算させていただいているとともに、この後期高齢者医療の納付金に関しましては、後期高齢者医療広域連合のほうから請求のほうが参ってますので、簡単に言いますと、一人頭の医療費が個々に増えてきたということも増減の理由になっております。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(
大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 今の回答は、要するに後期高齢者の方が12名ですか、12名増えましたよと。ただ、単純にこれ計算しても合わんので、個々の要するに医療費がだんだん増えてきてますと、そういう回答やったと思います。それで結構です。ありがとうございました。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第24号、令和2年度高野町
後期高齢者医療特別会計予算についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第24号、令和2年度高野町
後期高齢者医療特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
日程第8、議案第25号、令和2年度高野町
水道事業会計予算についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
議案第25号について説明いたします。
1ページ目をお願いします。
令和2年度高野町
水道事業会計予算。
(総則)
第1条 令和2年度高野町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。
(業務の予定量)
第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。
(1)給水戸数1,507戸。
(2)年間総配水量50万5,000立方メートル。
(3)一日平均配水量1,384立方メートル。
(4)主要な建設改良事業、高野山浄水場オゾン発生設備更新工事事業費、5,544万円。
(収益的収入及び支出)
第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。
収入。
第1款水道事業収益1億2,356万円、第1項営業収益1億1,458万9,000円、第2項営業外収益897万1,000円。
支出。
第2款水道事業費用1億2,356万円、第1項営業費用1億127万6,000円、第2項営業外費用458万3,000円、第4項予備費1,770万1,000円。
(資本的収入及び支出)
第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3,639万4,000円は当年度分消費税資本的収支調整額555万3,000円、減債積立金2,100万円及び損益勘定留保資金984万1,000円で補てんするものとする。)
収入。
第3款資本的収入6,040万円、第1項企業債5,540万円、第6項一般会計出資金500万円。
支出。
第4款資本的支出9,679万4,000円、第1項
建設改良費6,108万3,000円、第2項企業債償還金3,571万1,000円。
(企業債)
第5条 起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。
起債の目的、上水道事業債。
限度額、5,540万円。
起債の方法、証書又は証券借入。
利率、4.5%以内。
償還の方法、償還の方法・償還期限については、借入先の条件に従う。ただし、企業財政の事情により償還期間を短縮し、もしくは繰上げ償還又は、低利に借換えすることができる。
(一時借入金)
第6条 一時借入金の限度額は3,000万円と定める。
(予定支出の各項の経費の金額の流用)
第7条 予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。
(1)営業費用及び営業外費用。
(2)
建設改良費及び企業債償還金。
(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)
第8条 次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。
(1)職員給与費1,891万9,000円。
(たな卸資産購入限度額)
第9条 たな卸資産の購入限度額は、100万円と定める。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
8ページ目をお願いします。
当初予算事項別明細書。
収益的収入及び支出。
収入。
1款水道事業収益、本年度予定額1億2,356万円。1項営業収益、1億1,458万9,000円、1目給水収益、1億1,327万1,000円、1節1億1,302万1,000円、3節25万円。2目受託工事収益、21万7,000円、1節21万7,000円。3目その他の営業収益、本年度予定額110万1,000円、1節14万5,000円、2節95万6,000円。2項営業外収益、897万1,000円、1目受取利息及び配当金、1,000円、1節1,000円。2目雑収益、2万5,000円、1節2万5,000円。次のページをお願いします。3目負担金、本年度予定額16万5,000円、1節16万5,000円。5目長期前受金戻入、878万円、2節339万7,000円、4節435万3,000円、5節103万円。
支出。
2款水道事業費用、本年度予定額1億2,356万円。1項営業費用、1億127万6,000円、1目原水及び浄水費、4,222万1,000円、2節370万3,000円、3節151万円、4節47万8,000円、5節110万6,000円、7節9万3,000円、9節8万4,000円、11節17万6,000円、次のページをお願いいたします。12節39万6,000円、13節2万7,000円、16節191万円、17節5万4,000円、19節351万8,000円、22節1,404万6,000円、26節1,512万円。2目配水及び給水費、824万8,000円、1節はございません。2節205万6,000円、3節97万円、5節47万9,000円、10節2万7,000円、11節15万9,000円、13節3万1,000円、17節75万4,000円、19節105万1,000円、22節230万9,000円、次のページをお願いします。27節22万円、28節9万3,000円、35節9万9,000円。3目受託工事費、23万3,000円、11節3万3,000円、13節3万1,000円、28節11万9,000円、35節5万円。4目総係費、1,429万6,000円、2節456万8,000円、3節198万3,000円、4節57万1,000円、5節129万4,000円、7節10万8,000円、8節124万1,000円、9節1万2,000円、11節10万5,000円、12節17万5,000円、13節9万2,000円、14節5万4,000円、17節101万8,000円、18節47万2,000円、次のページをお願いします。22節87万4,000円、23節83万6,000円、24節13万9,000円、31節1万1,000円、33節11万5,000円、34節1万3,000円、36節12万円、37節41万3,000円、38節8万2,000円。5目減価償却費、3,614万6,000円、1節3,614万6,000円。6目はございません。7目その他の営業費用、13万2,000円、1節13万2,000円。2項営業外費用、458万3,000円、1目支払利息及企業債取扱諸費、358万3,000円、1節348万3,000円、2節10万円。2目消費税及び地方消費税、100万円、1節100万円。4項予備費1,770万1,000円、1目予備費、1,770万1,000円、1節1,770万1,000円。
次のページをお願いいたします。
資本的収入及び支出
収入。
3款資本的収入、本年度予定額6,040万円。5項企業債、5,540万円、1目企業債5,540万円、1節5,540万円。6項一般会計出資金、500万円、1目一般会計出資金、500万円、1節500万円。
4款資本的支出、本年度予定額9,679万4,000円、1項
建設改良費、6,108万3,000円、1目営業設備費、396万円、2節396万円。4目原水設備改良費、5,712万3,000円、2節5,712万3,000円。2項企業債償還金、3,571万1,000円、1目企業債償還金、3,571万1,000円、1節3,571万1,000円。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 1点だけお願いします。
支出のところ、18ページをお願いします。原水設備改良費で5,712万3,000円が出てます。5,500万円超えになってます。これまた議会の承認が要るんではないかなというのが一つ、入札のときですね。その辺のところ、お答えいただきたいのと、どういう装置を入れられるのか、オゾンの装置だということでございますが、それをお願いしたいのと。
もう一つ、これ一応確認なんですが、今回、これ単純に割りますと1戸当たり6,336円という形になろうかと思うんですけど、水道代ですね、水道代の平均。単純に割りますとね、六千数百円になると思うんです。これは、この前の議会でも8%や、10%やという話が出ましたですけども、これあくまでも内税で10%という形になったということでよろしいでしょうか。内税で、みなしで10%ですよという形で統一したと思うんですけども、それでよろしいでしょうか。その辺のところをお答えください。
以上です。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
まず、18ページの2節
工事請負費の5,544万円という金額についてでございますが、これは高野山浄水場のオゾン発生装置という機械がございます。これは高野山浄水場のメインの機械でございまして、どんな機械かと申しますと、色を脱色する装置でございまして、雨で茶色くなっても、このオゾンを吹き込むことによりまして色が取れるというふうな装置でございます。これにつきましては、平成4年度から運用をしておりまして、そこのオゾンを放電する部分の機器、また制御ユニットがもうないということで、今回、更新をさせていただくものでございます。
続きまして、先ほどの。
○2番(松谷順功) 議会の議決、入札。
○
生活環境課長(松本嘉文) この議会の議決につきましては、地方公営企業法によりますと5,000万を超えても必要がないというふうなことも出てございますので、入札までにはその辺のところをちゃんと調べまして、議決が必要であれば議決していただくというふうなことでお願いしたいと思っております。
それと、内税10%かというお話でございますが、消費税増税のときに内税10%だというお話をしたとおりでございます。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) 2番、松谷君。
○2番(松谷順功) 高野山浄水場のオゾン装置につきましては、脱色用の装置でありますということで、平成4年に取りかえてから取りかえてないということでございます。これについては、議会の議決が要るかどうかというのは一度調べますということですが、公営企業法で必要ないかもしれないということでございました。
それから、もう一つ、確認でしたが、要するに今回の水道代金値上げに関しまして、内税かどうかということで、内税でございますということでございます。それで結構です。ありがとうございました。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
6番、中前君。
○6番(中前好史) 1点だけお聞きします。
18ページの1項の2節のところの探知機ですけども、これは、この探知機は増やすということの意味でここにつけ加えていると思うんですけども、今現在、その探知機というのは高野町のほうでは何台ぐらい持っているか。また、今回の探知機の性能とかはどんなものか、ちょっと聞かせてほしいです。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼します。
18ページ、2節の探知機でございますが、この探知機は相関式探知機というものでございます。平成元年に一つ購入してあったんでございますが、今年度つぶれてしまいまして、これは新しく一つ購入するというものでございます。
この機械は、消火栓が二つあれば、そこのところに機械を設置すると。その間に漏水があれば、その消火栓から何メートル離れたところで漏水しているというふうな、わかるようなものでございまして、今回は追加するというものではなくて、買いかえるというものでございます。
ほかの探知機としましては、耳につけて路面で音を聞く探知機であるとかいうのは1台ございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) 6番、中前君。
○6番(中前好史) やっぱり調べる機械というのは大事なので、以前のものが壊れておるんであれば、導入するのがいいかと思います。わかりました。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) ページは11ページと12ページについてお尋ねするわけですけれども、これだけではなくて、全体的にこういうものの考え方があるんではないかなと思うんです。修繕費とか委託料がありますね、11ページの修繕費。そしてまた12ページの修繕委託費。これ予算にして1,000台まで出てるんですね、1,000円台まで出とる。我々思うのに、起案する。建設物価なんかを見て予算化する。そして、それが可能になれば、業者を選定して、見積もりを一遍出して見いよ。見積もりを調整して工事をやらす。こういうような段取りで物事を考えるんですけれども、そうなのか、そうでないのか。予算としては1,000円台まで出とるのはどうかなと、このように思うんですけれども、この辺の説明をお願いいたしたいと思います。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
今の御質問、11ページ、12ページの委託料、修繕料と端数が出ているという御質問であったんですが、浄水場の設備の修繕であるとか、機械の点検であるとかは、建設物価を見てうちのほうで設計するものでは、できるものではございませんで、見積もりによる修繕費、委託料というふうな形でここに記載させていただいております。
以上でございます。
○議長(
大西正人) 10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) わかりました。
ということは、こういうことをやりたい。そして、業者に見積もりせい。その金額をもって予算化して、ここへあらわしてくるというように解釈すればいいわけですね。
できるもの等については、やっぱり予算ですから、きっちり行かなくてもいいと思うんです。この事業をやりたい。そして、やりたいというものについてあらかた自分らが設計するというか、予算化してみるとか、そういうようなことをして、そして業者に物言いすると、こういう順序のほうが、何かえらい職員、しっかりしとるなというような形になっていくんではないかな。事によります。そういったことができない業種もありますけれども、仕事の内容によってはそういうことになると思いますけれども、できるだけ職員が手を出す、頭を出すというんですか、知恵を出すというんですか、そういうようなことで業者選定し、業者と物言いして予算化をしていく、見積もりを出さす、そういうような動きで物事を考えていただきたいと、こんなふうに思います。
そういう希望を申し上げておきますので、これについてはどうですか、やっぱりそれはあまり感心しないと言われるのか、そういうような動きにしたいと、そういうような考えも取り入れていきたいというふうなお考えなんでしょうか。
○議長(
大西正人)
松本生活環境課長。
○
生活環境課長(松本嘉文) 失礼いたします。
修繕費、委託料等につきましては、専門的な技術が必要であるというところでございまして、その辺のところについては、設計できなくもないでしょうけれども、見積もりでさせていただくのが一番スムーズに行くのではないかなと考えております。
設計部門ということでございますと、道路を掘削したり、本管や枝管をやりかえるときには設計できる人もおりますので、その辺のところはうちのほうで設計してございます。知恵も出すし、体力も出してると、自分たちで工事もするというところもたくさんございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) 10番、﨑山君。
○10番(﨑山文雄) ありがとうございました。
業者から言わせば、あの職員と物言いしたら、あいつはよう知っとるさかいというイメージを与えていくということは大事であると、このように私は思いますんで、私の経験から申し上げておりますので、できるだけそういったものの考えで進めてほしいと、このように希望を申し上げておきます。
以上です。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。質疑ございませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第25号、令和2年度高野町
水道事業会計予算についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議案第25号、令和2年度高野町
水道事業会計予算については、原案のとおり可決されました。
日程第9、同意第1号、高野町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。
本件について、提出理由の説明を求めます。
辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
それでは、同意第1号につきまして御説明を申し上げます。
高野町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて。
下記の者を高野町
固定資産評価審査委員会委員に選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求める。
令和2年3月3日提出。
高野町長 平野嘉也。
記。
氏名、中尾秀次。
生年月日、昭和37年10月31日(満57歳)。
住所、高野町大字東富貴661番地。
提案理由、前任者の任期満了による選任でございます。
任期期間、令和2年6月19日から令和5年6月18日の3年間となっております。
次のページにつきましては、略歴書を添付しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
8番、所君。
○8番(所 順子) この方の選任された理由と選任方法をお願いします。
○議長(
大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) ただいまの8番議員の御質問につきまして御説明を申し上げます。
現在、評価委員につきましては高野町で3名おられます。高野山上で1名、高野山周辺で1名、富貴・筒香地区で1名、合計3名ということになっておりまして、今回、富貴地区の委員さんが6月に任期満了になるということで、今回、同意の案件を上げさせていただいたものというものでございます。
委員につきましては、当該市町村の住民、市町村税の納税義務者であるもの、または固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから議会の同意を経て市町村長が選任するということになっておりますので。
○8番(所 順子) 選出したのは誰。
○総務課長(辻本幸弘) 選出ですか。選出は基本的には推薦になりますので、町長ということになっております。
そういうことで、今回同意の案件を上げさせていただいたということでございます。
以上です。
○議長(
大西正人) よろしいですか。
8番、所君。
○8番(所 順子) 町長の推薦理由は何ですか。
○議長(
大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。
先ほども申しましたが、富貴地区の方が任期満了になるということで。
○8番(所 順子) それはわかってますよ。
○総務課長(辻本幸弘) 今回、富貴地区から1名の方を選任するということで、先ほども申しましたように、当該市町村の住民または納税義務者等々ということで、適任者であるということで推薦をさせていただいたというものでございます。
以上です。
○議長(
大西正人) 8番、所君。
○8番(所 順子) いやいや、そんなことよりも、選んだ理由ですよ。町長さんがこの方にといって推薦されたこの方についての理由は何ですかと質問してるんですよ。そのことについて答弁をいただかんと、全然違う答弁じゃないですか。だから、この方をお選びになった理由ですよ。それを答弁ください。
○議長(
大西正人) 辻本総務課長。
○総務課長(辻本幸弘) 失礼します。
町長が適任者と認めたからでございます。
以上です。
○8番(所 順子) 理由なしで認めたわけ。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。ございませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから同意第1号、高野町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。
この採決は起立によって行います。本件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。
〇議員(賛成者起立)
○議長(
大西正人) 起立多数です。したがって、同意第1号、高野町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定しました。
日程第10、発議第1号、所得税法第56条の廃止を求める意見書(案)についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
5番、中迫君。
○5番(中迫義弘) 失礼いたします。
発議第1号について御説明申し上げます。
所得税法第56条の廃止を求める意見書(案)について。
上記の意見書を提出したいので、高野町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
令和2年3月19日。
提出者、中迫義弘。
賛成者、新谷英一郎。同じく﨑山文雄。同じく所順子。同じく松谷順功。
提案理由としましては、所得税法第56条は、個人事業者が生計を一にする親族に給料や家賃を支払っても、経費としては認められていません。家族従業者の働き分は事業主の所得となり、家族の働き分については、配偶者で上限86万円、配偶者以外の家族で上限50万円が控除として認められるだけです。この制度によって家族従業者は、一生懸命働いても社会的に一人前扱いされないことや、社会保障や行政手続上、様々な不利益が生じています。
「青色申告にすれば」との声がありますが、すでに白色申告者も記帳は義務化されており、青色申告者との本質的な違いがありません。申告方法によって差別するのは大きな問題です。
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど、世界の主要国では、家族従業者の働き分を必要経費と認めています。
つきましては、皆様の御賛同をお願いし、所得税法第56条の廃止を求める意見書の採択を要望します。
次をめくっていただきたいと思います。
所得税法第56条の廃止を求める意見書(案)について。
個人事業者は生計を一にする親族に対し、給料や家賃を支払っても経費としては認められない。こうなっている原因は所得税法第56条の規定にある。個人事業主と生計を一にする家族従業者の働き分は事業主の所得となり、家族の働き分については、配偶者で上限86万円、配偶者以外の家族で上限50万円を控除として認めるだけである。所得税法第56条によって、配偶者と家族従事者は、社会保障や行政手続上で様々な不利益を受け、社会的にも一人前扱いされない状況に置かれている。
「青色申告にすれば給料を経費にできる」(所得税法第57条)が、申告方法の選択によって差別が生じるのは大きな問題である。収入と支出を正確に記帳することは、白色申告者にも義務化されており、もはや青色申告者との間に本質的な違いは存在しない。
我が国の所得税法第56条は、明治時代の戸主中心の考え方を残すものであり、配偶者や家族を、人格を持つ独立した個人として認めないものである。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどの世界の主要国では、家族従業者の働き分を必要経費として認めている。
我が国の「第4次男女共同参画基本計画」は、「女性が家族従業者として果たしている役割が適切に評価されるよう、税制等の各種制度の在り方を検討する」ことを求めており、この方向にこそ時代の要請がある。
制度を廃止しなければ、個人事業者のもとで生計を一にする配偶者とその他の家族従業者の社会的な地位の向上及び基本的人権は保障されないと考える。
よって、高野町議会は、「所得税法第56条」のすみやかな廃止を求めるものである。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年3月19日となっておりますが、25日に訂正をしていただきたいと思います。
高野町議会議長
大西正人。
提出先。
参議院議長。衆議院議長。内閣総理大臣。財務大臣。総務大臣。厚生労働大臣。
以上でございます。
○議長(
大西正人) これで、提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから発議第1号、所得税法第56条の廃止を求める意見書(案)についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号、所得税法第56条の廃止を求める意見書(案)については、原案のとおり可決されました。
日程第11、発議第2号、虐待から子どもの命を守るための速やかな対応を求める意見書(案)についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
6番、中前君。
○6番(中前好史) 失礼いたします。
発議第2号、虐待から子どもの命を守るための速やかな対応を求める意見書(案)について。
上記の意見書を提出したいので、高野町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。
令和2年3月19日。
提出者、中前好史。
賛成者、大谷保幸。賛成者、負門俊篤。賛成者、
大西正人。賛成者、菊谷元。
(提案理由)
和歌山県内の児童虐待相談件数も年々増加しており、児童相談所における対応件数も2018年度で1,328件と2009年度の460件と比べ約3倍になっている。また、過去には死亡事故も起きている。
県内3カ所に児童相談所及び分室が設置されているが、橋本市を含む6市7町を管轄している施設も件数の増加により人的不足や、一時保護施設が慢性的な満杯状態になっている。
ついては、かけがえのない子どもの命を守り、健全に育成するために、皆様のご賛同をお願いし、意見書の採択を要望します。
1枚めくっていただいて。
虐待から子どもの命を守るための速やかな対応を求める意見書(案)
児童虐待については、虐待相談対応件数が増加の一途をたどり、平成30年3月には東京都目黒区で女児が虐待により死亡する事件が発生するなど、多くのかけがえのない子どもの命が失われる深刻な事態が起こっている。また、家族や地域における養育力の低下、子育ての孤立化や不安・負担感の増大等により、複雑・困難なケースも増加している。政府は、このような現状に鑑み、平成30年7月に「児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策」を取りまとめるとともに、同年12月には「児童虐待防止対策体制総合強化プラン」を策定し、2022年度までに児童相談所の児童福祉司を2,020人程度、児童心理司を790人程度増員する、また、子ども家庭総合支援拠点を全市町村に設置し、児童相談所や市町村の体制と専門性を強化することとした。
しかし、昨年1月に千葉県野田市で起きた児童虐待事件は、社会に大きな悲しみを与えると同時に、関係機関が関わりながら児童虐待による死亡事故が発生したことに対して児童虐待防止対策の重要性を再認識させることになった。
このことを受け、児童虐待防止対策のための制度改正や、緊急総合対策をはじめとした児童虐待防止対策の抜本的な強化を図るための対策を決定している。
また、対策を実施するため、第198回国会において「児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案」が全会一致で可決された。
和歌山県内の児童虐待相談件数も年々増加しており、児童相談所における対応件数も2018年度では1,328件と2009年度の460件と比べ約3倍になっている。また、過去には死亡事故も起きている。
県内3カ所に児童相談所及び分室が設置されているが、橋本市を含む6市7町を管轄している施設も件数の増加による人的不足や、一時保護施設が慢性的な満杯状態になっている。政府は、今回の改正により、5年を目途に中核市及び特別区が児童相談所を設置できるよう支援等を講ずる。また、専門職の増員を始めとする児童相談所の体制強化と併せて、相談体制及び専門性の強化を図るとしているが、現場は待ったなしの状況である。
かけがえのない子どもの命を守り、健全に育成するために、次の事項について、早急に取り組むよう強く要望する。
1 市町村が実施する児童虐待防止対策に対して十分な措置を講じること。
2 保護すべき子どもがきっちりと保護されるよう施設の充実を図ること。
3 人口規模、地理的用件などに鑑み、和歌山市を除く紀の川筋を管轄する新たな児童相談所を設置すること。
4 児童相談所OBや
警察官OBなどの配置も含め人材育成、増強を行うこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年3月25日。
高野町議会議長
大西正人。
提出先は和歌山県知事です。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) これで、提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(
大西正人) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから発議第2号、虐待から子どもの命を守るための速やかな対応を求める意見書(案)についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、発議第2号、虐待から子どもの命を守るための速やかな対応を求める意見書(案)については、原案のとおり可決されました。
日程第12、議員派遣の件についてを議題とします。
議員派遣の件については、会議規則第127条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣を行います。これに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、配付のとおり決定しました。
日程第13、委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。
各委員長から、目下、委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。したがって、各委員会とも、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査等に付することに決定しました。
以上で本日の日程は全て終了しました。
閉会に当たり、町長の挨拶をお願いいたします。
平野町長。
○町長(平野嘉也) 閉会に当たりまして、一言御挨拶をさせていただきたいと思います。
この3月の議会で、令和2年度の重要な案件を慎重審議の上同意していただきまして、誠にありがとうございます。また、会期の中で、今日もそうなんですが、議事、また日程等がおくれてしまった一つの一因をつくってしまったということで、議員の皆様、また各職員の皆様におわび申し上げたいというふうに思います。今後、議長からも指摘されたように、真摯な答弁をしっかりしなさいということを肝に銘じて、議会に対応してまいりたいと思いますので、どうぞ御指導のほどよろしくお願い申し上げます。
もうこの議会が始まってからは当然コロナウイルスの関係で、いろいろと世の中の事情がとまったり、動いたり、いろいろなことがあります。とりわけ政府のほうから、根拠法のない要請で各地方自治体が判断しなければならないというところで、高野町としてもいろいろな考え方で進まさせていただいております。
3月の3日から14日間、子供たちの休校、休業をするというようなことで、3年生、もしくは6年生に当たっては、大切な卒業前の時間をこのような形にしてしまったということで、当然不安もあり、寂しい思いをさせたということは、本当に申し訳なく思っております。今後、新学期がどのような形で始まるかというのは国が示していただける、文科省が示すガイドラインに沿って、入学式を無事に挙行して新学期に向かっていくと同時に、このようなときにオンライン教育というものが大切なことを改めて認識させていただきました。すぐには動くことはできませんが、しっかり研究して、こういったときにも対応できる教育内容、教育活動を、学校、そして教育委員会、町とともに、また議会の先生方ともいろいろお話をしながら、早急に進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。
そのようなことで、コロナ関係で暗い話も多いんですが、宿泊等の影響も出ておりますが、一つの話題で、昨年の外国人の入り込み宿泊者が、和歌山県内で一番多くなりました。和歌山市とか白浜よりも高野町が一番、約11万人という宿泊者で多くなりました。これは非常にうれしいことだというふうに思います。しかし、今後、1月、2月、3月のキャンセル等がたくさん出てきまして、大きな損害も出てきております。議会でも申し上げましたが、多くのキャンセルが出て、億単位の損害も出ているということもございますので、今後、高野町内の各機関、総本山金剛峯寺、また宿坊協会、観光協会、商工会、また高野町と関係が深い南海電鉄と、時期で言えば3月30日なんですが、まず第1回目の事務レベルでの緊急経済対策の担当者会議というものをやりまして、どのようなことを高野町、高野山が求めるのか、また求めているのか。そして、終息してからなのか、終息するまでにキャンペーンを打っていくのかとか、そのようなことをしっかり話をした上で、また4月中に議会の先生方にも相談して、早急な動きにつなげてまいりたいというふうに思っておるところでございます。
入り込み数が減っておるということで、先ほどの答弁も同じでありますが、和歌山県でいえば那智勝浦町が早期の経済対策をしたというようなことでございますので、近隣市町村の、また多くの観光地の経済対策も見きわめながら、かつ高野町ならではの手厚い、分厚いキャンペーンをできればなというふうにも思っておりますので、どうか議員の先生方も御協力をお願いしたいと思います。
それと、昨日、東京オリンピックが1年ほど延期というふうな報道はもう皆様も御承知のことかと思います。これに伴って、4月11日に予定されておりました聖火リレーも延期というふうなことにもなっております。今後、延期するということで、コロナが回復して勝利をつかんで、来年のオリンピックに向かうというようなことも首相もおっしゃっておられましたので、これをいい機会に、いい方向に、気持ちも盛り上げていけるように、高野町としても努力してまいりたいというふうに思います。
それにかかわってくるんですが、6月に行われるウルトラマラソンの開催も少し検討していかなければならないのかなというふうにも考えております。これも延期の方向になる可能性も十分あるということを皆様にお伝えしときたいというふうに思います。
さて、新年度が始まります。新しい人事も行い、新しい課長さんも出てくるということは、退任される課長さんもおられるということでございますが、職員一丸となって住民サービスに努めてまいりたいというふうに思います。
その中で、議員の先生方に改めて承知していただいてほしいのが、新年度の事業に関することでございます。まずは、債務負担行為で通していただきましたあの債務負担行為を、各議員からも御指摘あったように、しっかり住民に対しても説明して、丁寧に進めていきたい。時間はあまりないんですが、しっかり教育委員会とともにやっていきたいというふうに思います。
また、これですね、あまり小さくて申し訳ないんですが、ようやくホップの形がだんだんなってきました。宿坊で飲める限定販売というのを、できたら青葉祭りぐらいからできたらいいのになというようなことで担当課も動いております。また、その後、いろいろな事業もあります。初めに言いましたように、日本遺産の登録、そして日本農業遺産の再チャレンジ、そしてふるさと納税の復帰への動き、そして生薬を栽培するための土壌の改良、またワーケーションの計画、そして高野山総合診療所、富貴診療所の連携等、多方面にわたって高野町の事業を進めていきたいと思うんですが、またこれも議会の先生方に6月ぐらいにお示しできるのかなと思いますが、以前、健康寿命日本一を宣言させていただきました。その流れとして、高野町と和歌山県立医科大学と日本高血圧学会が協力関係になりまして、血圧ゼロのまちというのを一度目指して計画を立てて。高血圧ですね。血圧ゼロやったら気を失ってしまいますんで、高血圧ゼロのまちプロジェクトというのを動かそうかなというふうに考えています。
約100台の血圧計、また固定の血圧計を各所に置いて、多くの方の血圧をはかって、自分が高血圧だということを知らない人もいますので、そういった方は診療のほうにつなげていくような動き、それが早ければ早いほど医療費の軽減にもなってくるかなと思いますので、健康寿命のまちを宣言している高野町として、そういったことも進めてまいりたいというふうに思います。
それと、何よりも富貴分校が開校いたします。これは富貴の住民、筒香の住民、また高野町全体としても本当にうれしい話であります。入学式は高野山小学校で同じようにするんですが、改めて富貴の分校で、子供とまた地域の方、そして我々との対面式というものも企画して、富貴の学びやがまた続けられるよというような記念式典も開催したいというふうに考えておりますので、どうぞ先生方にも御出席賜ればというふうに思っておるところでございます。
そのようなところで大体言うたと思うんですが、慎重審議いただきました今議会、いろんな意見を賜りましたことを肝に銘じて前に進んでいきたいと思います。
最後になんですが、これはシンガポールの首相のコメントをちょっと読まさせていただきます。コロナ関係のことですね。今、私たちの社会結束力と心理的な体制、これが問われている。恐怖と不安は人間の自然な反応である。私たちは誰でも新しい未知の病気から自分自身や家族を守りたいと思うのです。しかし、恐怖はウイルス自体よりも大きな害を及ぼす可能性があります。恐怖にかられると、オンラインでネット等で根拠のないデマを流したり、マスクや食料を買い占めたり、ウイルスの流行を特定の人々のせいにしたり、パニックに陥ったり、事態を悪化させたりする可能性があります。このストレスフルな状況を私たちは勇気を奮い起こして、新型コロナウイルスの流行に団結して対峙していきましょう、というすばらしい言葉がございますので、高野町としても多くのお客様がこれから来ていただく、また来ることから、予防策をしっかり講じて、助け合い、そして落ちついて住民に情報提供をして、日々の生活を続けていただけるように邁進してまいりたいというふうに考えております。
結びになりますが、新年度に向かっていろいろな、感染症、また季節の変わり目というのもございますが、議員の皆様、また町民の皆様には、くれぐれも健康に御留意していただきまして、いい新年度を迎えていただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
今議会、どうもありがとうございました。
○議長(
大西正人) 閉会に当たり、議長といたしまして、一言御挨拶申し上げます。
当議場におられます中上総合
診療所事務長におかれましては、3月31日をもちまして退職されます。長年にわたり、町発展のために日夜御尽力をいただきましたことに、改めて感謝いたしますとともに、厚くお礼を申し上げる次第です。今後とも健康に御留意されまして、一層の御活躍をお祈り申し上げます。この場をおかりいたしまして、一言お礼と送別の挨拶とさせていただきます。
中上事務長、皆さんに何かありましたらお願いいたします。お疲れさまでした。
○
診療所事務長(中上浩貴) 貴重な時間を頂戴しまして申し訳ありません。
私ごとではございますが、この3月末をもって早期退職させていただくこととなりました。昭和59年に入職させていただきまして約36年間。何回かちょっと病気で長期休暇をとらせていただいたこともありますが、無事勤めさせていただきました。本当にありがとうございました。
○議長(
大西正人) どうも長年ありがとうございました。
最後でございますが、先ほど町長の挨拶にもございましたが、金剛峯寺、商工会、宿坊協会、観光協会、高野町と緊急経済対策を持っていただけるということでございます。今日、新型コロナウイルスによるさまざまな困難に、日本が、全世界が直面しております。しかしながら、私たちは全ての人々と協力し、この高野町も一丸となって、みんなで力を合わせてこの困難を乗り越えていかなければなりません。みんなで乗り越えていきましょう。皆さん、どうかよろしくお願いいたします。
これで本日の会議を閉じます。
令和2年第1回高野町議会定例会を閉会いたします。
長期間、大変お疲れさまでした。
午後 2時46分 閉会
この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する
令和2年3月25日
高野町議会
議長 大 西 正 人
議員 所 順 子
議員 負 門 俊 篤...