3
欠席議員(0名)
なし
4
事務局職員出席者
事務局長 倉 本 文 和
書記 大 谷 燎 平
5 説明のため出席した者の
職氏名
町長 平 野 嘉 也
副町長 西 上 邦 雄
教育長 角 濱 正 和
会計課長 辻 本 寛 美
企画公室長 中 尾 司
総務課長 辻 本 幸 弘
税務課長 和 泉 ひろみ
産業観光課長 茶 原 敏 輝
福祉保健課長 苗 代 千 春
建設課長 小 西 敏 嗣
生活環境課長 松 本 嘉 文
防災危機対策室長 井 上 哲 也
診療所事務長 中 上 浩 貴
消防長 中 西 清
教育次長 中 西 健
富貴支所長 植 田 達 夫
午後10時10分 開会
○議長(
大西正人) ただいまから平成31年第1回
高野町議会臨時会を開会いたします。
これから本日の会議を開きます。
本日の
議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録の
署名議員は
会議規則第126条の規定により、議長において、4番上野君、5番中迫君を指名します。
日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。本
臨時会の会期は本日1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(
大西正人) 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定をいたしました。
日程第3、諸般の報告を行います。
地方自治法第121条の規定により、本
臨時会の説明のため出席を求めたものは町長並びに
教育長であります。
当局からの
報告事項はありませんか。
〇当局(「なし」)
○議長(
大西正人) なしと認めます。これをもって諸般の報告を終わります。
平野町長に
提案説明をお願いいたします。
○町長(
平野嘉也) 皆様、おはようございます。
平成31年第1回の
臨時会を招集しました
ところ、皆様におかれましては御出席いただきましてありがとうございます。
本議会に提案する議案は、平成30年度
一般会計補正予算(第8号)の1件であります。
ふるさと応援寄附金制度による
寄附金が増えたことから、
歳入歳出それぞれ118億円の増額となり、
予算総額は234億7,800万円となっております。
ふるさと応援寄附金に関しては、30年度
重要課題というようなことで、役所の中で一生懸命取り組んできてまいりました。特に、9月ごろから各種のいろいろな国、またいろいろな
ところの情報、情勢を判断して、戦略的に進めてきた結果であるのかなというふうにも思っておる
ところでございます。後ほど質問も多々あるかなと思いますので、質疑のほうでいろいろとお話しさせていただけたらというふうに思っておる
ところでございます。
補正予算の詳細につきましては後ほど
担当課、
担当課長よりも説明することになると思いますが、
慎重審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
○議長(
大西正人) 日程第4、議案第1号、平成30年度高野町
一般会計補正予算(第8号)についてを議題とします。
本案について、
提案理由の説明を求めます。
中尾企画公室長。
○
企画公室長(中尾 司)
皆さん、おはようございます。
それでは、議案第1号につきまして御説明を申し上げます。
平成30年度高野町
一般会計補正予算(第8号)
1ページ目をごらんください。
平成30年度高野町
一般会計補正予算(第8号)
平成30年度高野町の
一般会計補正予算(第8号)は次に定める
ところによる。
(
歳入歳出予算の
補正)
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ118億円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ234億7,800万円と定める。
2
歳入歳出予算の
補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに、
補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成31年2月18日提出。
高野町長 平野嘉也。
7ページをごらんください。
2 歳入。
17
款寄附金1項
寄附金4目
ふるさと寄附金、
補正額118億円、
補正後の額198億円、1節118億円。
次のページをごらんください。
歳出。
2
款総務費1項
総務管理費5目
財産管理費、
補正額43億1,153万8,000円、
補正後の額72億4,350万5,000円、25節43億1,153万8,000円。6目
企画費、
補正額215万円、
補正後の額1億467万4,000円、3節215万円。20目諸費、
補正額74億8,846万2,000円、
補正後の額126億9,119万8,000円、8節59億3,040万円、11節249万3,000円、12節1,166万8,000円、14節15億4,390万1,000円。
14
款予備費1項
予備費1目
予備費、
補正額215万円の減、
補正後の額3,078万9,000円。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) これで
提案理由の説明を終わります。
これから質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、松谷君。
○9番(
松谷順功)
皆さん、おはようございます。
7ページをお願いします。
寄附金の歳入がもう考えられないような数字、118億円の追加と、
補正という形になっております。これの内容につきまして、少し説明いただけたらありがたいです。
それから、歳出につきまして、8ページでございます。1番
財産管理費の
ところ、25節です。
ふるさと基金の
積立金43億1,153万8,000円、この件と、
謝礼品代59億3,044万円。それから、14節の
ふるさと納税システム使用料15億4,390万1,000円、この3件につきまして説明をお願いしたいと思います。
以上、よろしくお願いします。
○議長(
大西正人)
中尾企画公室長。
○
企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。
9番議員御質問の、まず歳入の
ふるさと基金寄附金118億円ですが、これにつきましては、12月に入りまして
寄附金額が急増しました。1月につきましても引き続きたくさん御寄附をいただいたということで、最終的に118億円の補正をさせていただくということになりました。
補正後の額が198億円ということで、大変たくさんの御寄附をいただいております。
歳入につきましては以上なんですが、そのうち
積立金といたしまして、今回の
補正で43億1,153万8,000円を計上させていただいております。先ほど御質問のありました8節の
報償金が59億3,040万円、そして14節の
ふるさと納税システム使用料が15億4,390万1,000円ということなんですが、この内訳としましては、まず14節の
ふるさと納税システム使用料につきまして、大体15%程度の
使用料ということで算出をしております。それと
報償費であります
返礼品につきましては約5割を、寄附いただいた方の5割という
ところで算出をしております。その後、必要な諸
経費等を除いて、
最終積み立てに回させていただける額が43億1,053万8,000円という
ところになっております。
年間を通じて、合計をいたしまして大体寄附いただいた額の35%から37%程度が
積み立てに回せるのではないかということで試算をしております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
大西正人) 9番、松谷君。
○9番(
松谷順功) この
ふるさと納税につきましては、大変ありがたいことなんですが、いろいろ批判も出てます。それから、来年度については、
ふるさと納税については
指定制を採用するというような新聞の記事もあります。あるまちでは
アマゾンギフト券を使って、非常に
総務省から怒られたという話で、いうような例も出ております。
今回、高野町も12月から1月、非常に多かって、1月で一応
予定商品が終了したというようなお知らせがホームページでも出ております。これはなぜかということを一つお伺いしたいと思います。非常に金額が大きくなり過ぎて大変だったということはよくわかるんですが、なぜ1月でやめたのか、その辺の
ところをお聞かせいただけたらありがたいです。
といいますのは、前年度の質問で、これ私の質問です。12月議会だったと思いますが、
ふるさと応援寄附金については、31年度から何らかの規制がかかるようなんですが、どこまで続けられるのかという質問に対しまして、現状では少なくとも3月まで今の
仕組みを継続するということで対応していますと。
法律改正等があれば何らかの
仕組みを変えるということは必要なのかもしれませんが、現状のまま継続する予定ですという答弁がございましたので、その辺の
ところをちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。
ふるさと応援寄附金、
通称ふるさと納税に関して、昨年の10月末に一つの判断する時期がございました。それまでに
総務省、また
和歌山県
市町村課を通じて、今後どうするのか、うちの商品の中で指摘されている商品を今後続けていくのかというような問いが、9月に頻繁にございました。その中で、やはりうちの商品というのは、静岡県の小山町、また
泉佐野市等がしている
アマゾンギフトを出していくというようなものと性質は全く違うというふうに私は考えております。やはり高野町の中、
高野山がございまして、天下の総
菩提所高野山という
ところに足を運んでいただく。また、全国に
高野山に関連するいろいろな
ところがございます。その地域もいろいろ
過疎問題に直面しておるというふうに考えております。
地方創生を考える中で、やはりそれぞれの地域に、
過疎の地域に、困っている地域に人が行く。国も言ってます
交流人口を増やしていこうというようなことで、やはり人がそれぞれの地域に足を運ぶということが、
地域活性化の今後のしていかなければならないことなのかなというふうにも考えてます。
だから、高野町としてはその
旅行券というのはただただの
旅行券じゃなくて、うちとしてはお大師さん
ゆかりの
ところ、
空海ゆかりの場所に、全国に足を運びましょうというような考えのもとにしておりました。それも、これからも機会があればそういう品物を提供していきたい、それはこれからの交渉になってくるかなというふうにも思います。
だから、国がいう
地方創生の、1丁目1番地は
交流人口を増やすということがそういうことですので、うちの町の考えは全く間違いないというようなことと私は思っておる
ところでございます。
また、その中で
法整備ですね、6月以降、
総務大臣に申請して許可を受けた
ところだけその対象のまちになるというようなことでございます。当然、うちのまちでも今後とも、今回10万から15万人ぐらいの方々から御寄附をいただいておるということは、それ以上の方が今後も高野町の
ふるさと応援寄附金のサイトに見に来てくれるはずでございます。今後もその
閣議決定、また
法整備されていった内容で、しっかりお客様、寄附していただける方のパイが増えましたので、しっかりと高野町としての
ふるさと応援寄附金をやっていきたいなというふうにも思います。
また、1月末で判断を変えたということでありますが、10月に一つの判断を、決断をしてから10月、11月、12月というようなことで、かなりの
寄附者が高野町に対してしていただくようになりました。それに伴って業務の増大というようなことで、
先生方も
御存じのとおり、2階の
会議室も
ふるさと応援寄附金の処理する部屋というふうになり、また人も雇ってというようなことで、主に言いますと
企画公室関連の仕事が、
ふるさと納税だけじゃありませんので、全くできない状況になってきてる。これはあれなんですが、もう毎年行っている忘年会も新年会も、
歓送迎会もできてないというようなことでありますし、これを3月末まですることも可能でありますが、しかし、3月末までするということは、新年度にもわたって、またこれが5月、6月、7月、8月ごろまでその処理に追われてしまうというようなことになるのではないかというようなことで、1月末をもって一つの区切りにしたいなというふうなことで、1月末で一つの指摘を受けていた
返礼品に対して取り下げていくというような判断をしたというのが現状でございます。
○議長(
大西正人) 9番、松谷君。
○9番(
松谷順功) 高野町が問題になってたというか、一番注目されていたその商品、これ
ギフトカードだと思うんですけれども、高野町は今町長のお話ではただの券ではないということで、空海の
ゆかりの土地をめぐってほしいというような意味での
カードであるというふうなお話でございました。これ続けなかった、1月を一応基準にしたというか、まだいろいろ後処理の
問題等々含めて、一応終了したということでございます。
今後、これをどうされるのか、どういうふうに利用されるのか、このお金ですね、どのように利用されるのか。もう1点、今町長がおっしゃられました中で、この
ギフトカード以外に、高野町もしくは
和歌山県にどれだけ
経済効果があったのか、その辺の
ところをお聞かせいただけたらありがたいと思います。それと、あと今後の方針をお聞かせいただけたらありがたいです。
以上、お願いいたします。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。問題にというか、特に問題にはなってないと思います。マスコミがわいわい騒いでるだけやというふうに思います。が、しかし、先日の
総務大臣会見の後に、近隣の市になりますが
最終キャンペーンというようなことで、
総務省からの指摘もあったというのは
先生方も
御存じかなというふうにも思っております。
そのような中、今後これをどう続けていくかというようなことなんですが、当然、今の
ところ、いろいろな
ところに働きかけておる中で、県、
和歌山県であったら、内の商品であったらいいだろうというような、
和歌山県だけじゃなくて、各
県単位での
返礼品なら地場産という
ところでいけるんじゃないかというようなことも、自民党、公明党の
幹事長、また
国対委員長、また
菅長官もそのようなことも言うていただけてるというようなことなんですが、高野町としては、やはり全国にある
高野山ゆかりの
ところに行ってもらうツールをぜひ続けていきたいということをこれからもまだまだ交渉していきたいし、うちは
ゆかりの品ということでずっと行くというふうに、国のほうにも、
総務省のほうにも伝えておる
ところであります。
ゆかりの品といいますと、お大師さん
ゆかりの品ということで、全国にたくさんございます。お大師さん
ゆかりの品を買っていただければ高野町だけが得するんじゃなくて、全国津々浦々、お大師様に関係あるとこが少しは潤うんではないのかなというふうにも考えております。
和歌山県全体での経済の
波及効果という
ところも考えますと、数字的にはちょっと現時点ではわかりませんが、うちもそうですし、北山村もそうですし、湯浅町もそうですし、しっかり
皆さん頑張ってますので、それなりの効果は必ず出てくるのかなというふうにも思いますが、うちが期待している、高野町が期待している効果というのは、
日本全国の
高野山ゆかりの
ところ、そういった
ところが
経済効果が出るために、そういった商品をできるように国等に働きかけていきたいというふうに考えてます。
また、今後の方針というようなことなんですが、当然、このいただきました大きな額になります。平成28年度に一番ピークの4億円をいただいた年がございました。その年で換算すると約49年分いただいたということになり、一時的なお金というよりも、高野町にとっては
自主財源の確保ができたというふうにも言っていいんではないのかなというふうにも考えています。
その中で今後どうしていくかという
ところで、当然、
公共施設、
教育施設ですね、そういったものを初め、いろいろと考えていかなければならない。これは平成31年度内に考えて、32年度からの予算にしっかりと反映していきたいなというふうに考えてます。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
2番、
﨑山君。
○2番(
﨑山文雄) それでは、少し質問をさせていただきます。
日本の3大仏都というんですか、
高野山というネームもあり、それと
返礼品のすぐれているという
ところから、
ふるさと基金がたくさん寄せていただいたものと私はこのように思っております。非常にうれしいというんですか、結構なことでありますが、それに対していろいろな問題が起こってくるんではないかという心配も出てまいります。
先日、
石田総務大臣を表敬訪問させていただいて、
ふるさと納税のことについていろいろ御意見を聞いてまいりました。そして、また昨今課題になっております
泉佐野の件でございますが、これも
皆さん、既に知っておられると思うんですが、
マスメディアを通じていろいろなことを言われております。
私なりにこの
泉佐野の状況を分析してみますと、
泉佐野においてでも
返戻金が30%、そして100億というものを還元するというような、
ギフト券で還元するというようなことをPRとして話題になっておりますけれども、これにつきましても100億円というのは20%に相当する
ところで、打ち切られるんではないかと、打ち切られるような様子のように思われます。
考えてみますと、高野町と
泉佐野がああしていろいろ問題になってますけれども、大体
待遇関係は同じような格好になっているように思います。
そこで、できれば
町当局のほうにお願いしたいと思うんですけれども、
ふるさと基金としては198億円が入りました。そして、
ふるさと基金の
積み立てとして43億何がしを
積み立てていく。
返礼品として50%に当たる59億3,000万円が支出されていきます。そして、また
ふるさと納税の
システム使用料として15%ほど出ていくそうでございまして、15億4,300万
あまりでございます。それに伴います経費というものもかかっていると思います。先ほども話にもありましたですけれども、職員の手当とか、あるいは
臨時職員の手当とかというものが支出されていくわけであります。
そこでお願いしたいのは、この
返礼品の59億3,000万円に対する
内訳表というんですか、明細というものを出していただくわけにはいかないものでしょうか。どのような
ところにどのようなものが交付されていくんだと。
返礼品としてこういうものが出されていくんだと。そして、またクーポンとして、率からいうたらこのぐらいのものが出ていくんだというような明細を出していただきたいとこんなふうに思いますが、いかがなもんでございましょうか。
それと、やっぱり今の
ところあまり高野山、高野町というようなことで
マスメディアが取り上げておりませんですけれども、こういう高野町の小さいまちにこれだけの大きな
ふるさと納税が入るということについては非常にありがたいことでありますけれども、これに伴いまして
特別交付税とか、あるいは
地方交付税というものに関係して、今後、関係してくるようなことはないんでありましょうか。そういった
ところにちょっと心配があります。
そういった点につきまして、この
返礼品に対する今申し上げましたとおり
内訳表というんですか、明細を出していただきたいとこのように思いますのと、今後の問題として、
地方交付税とか、
特別交付税とかというものには関係してこないんでありましょうか。
それと、もう
一つ心配なのは、先ほど町長の話とはちょっと関係が、反対のような関係になってくるわけですけれども、この5月、6月以降ですか、
ふるさと納税に対する法令が少し変わるようでございまして、今後、その法令に従わなければ今までのような
優遇措置が受けられないというようなことも言われております。6月、5月からですか、そういうものが施行されることによって、
総務省の自治体に対する
許可制度というんですか、
認定制度というたらいいんですか、そういうものが受けられなければ
指定町村として優遇が受けられなくなるような格好になるというようなことも聞いておりますが、その辺の状況はいかがなもんでしょうか。
○議長(
大西正人)
中尾企画公室長。
○
企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。
2番議員御質問の3点につきまして、まず
返礼品の明細の件ですが、
返礼品の明細につきましてはまだ
最終確定をしておりませんので、最終、
返礼品が年度末に確定いたしますので、その確定した時点でお出しできるのかなと思っております。
それと、
交付税の影響につきましては、具体的に今、何か示されたという
ところがございませんので、今ここでお答えすることができませんが、大きな影響はないのかなとは思っておりますが、まだ未確定という
ところでございます。
法改正、6月以降の
法改正後の取り扱いにつきましても、3割を超えるなという
ところと
地元産品に限るという大きな二つが、今示されているという状況です。具体的な中身につきましては、まだ細かい中身が示されておりませんので、こちらにつきましても、今後、
総務省との話し合いの中で決まっていくのかなと考えている
ところでございます。
以上です。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。
地方交付税、また特交に関して、収入があったということで何かしらこれから
ペナルティーがあるのかなというような質問であるかなというふうにも思います。もしかそういうふうな
ペナルティーを科せられるようなことがあれば、当然、それはおかしいだろうというようなことで、しっかり高野町としてそれに反映させないように訴えていく。
総務省がつくった制度ですので、
総務省のつくった制度の枠内でしっかり
寄附金を集めたというようなことで、その制度内で寄附いただいたお金が多かったから
地方交付税を減らすぞって、そんなことやったら本末転倒な話になりますし、町としてもこの
ふるさと応援寄附金の大きく使い方という
ところも考えておるような状況の中で、今後、それに響いていくということはまずあり得ないと。そういうことを国はすることはない、するというぐらいのことを考える余裕があるんだったら、もっといろいろな施策を、
地方創生に関してしていただいたらいいんじゃないのかなというふうに思ってます。
以上です。
○議長(
大西正人) 2番、
﨑山君。
○2番(
﨑山文雄) ありがとうございます。
そういうことで、
返礼品、あるいは
ふるさと納税システム使用料等についての明細が年度末にはいただけるということでございますので、
一つ明細をよろしくお願いいたしたいと思います。これは私たちの知識というんですか、
ふるさと納税に対する知識の蓄積のためにお伺いするわけでありますので、一つよろしくお願いいたしたいと思います。
それと、
地方交付税、
特別交付税、
和歌山県
特別交付税、今後さじかげんが出てくるんと違うんかなと、私はそういうふうに思ったんですけれども、そういうことはあり得ないというお話をいただきましたので、これも一つ安心できた
ところであります。疑問に思っている
ところが私としては解除できたということでございます。ありがとうございます。一つよろしくお願いいたします。
先ほども少し申し上げましたですけど、
返礼品や寄附募集方法の適正化というんですか、適正かどうかということは今後
総務省のほうで確認して、そしてそれを確認できた町村においては、この方式を認めていくと。何か認定をされて、そしてまたそれが
ふるさと納税が受けられるというようなことになっていくという、
法改正があるということを聞いております。
そうなりますと、地場産業というのが中心になるようでございまして、
ゆかりの品というんですか、そういうクーポンを出すというようなことが果たしてそれが可能なのかどうかということもちょっと心配している
ところであります。そういうことでございますので、その点について町長のお考えを聞かせていただいたらとこのように思います。
それと、これも余分なことになりますけれども、うちのほうの町税で3億4,400万円何がしが入るわけですけれども、この中にはうちから外へ
ふるさと納税を出しているということはないんでありましょうか。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。
ゆかりの品で今後それは対象外にされるんではないのかなというような御心配だと思います。
ゆかりの品ですね、それはしっかりと認めてもらうようにするのが私の仕事でありますので、認めてもらえるようにしっかりと働きかけていきたい。
県内産もいけるというふうにもなってきたのは、いろんな自治体が動きました。
和歌山県、私もそうです。それによって与党の
幹事長からのそういう発言もございましたので、今後、やはり
ゆかりの品も認めていってほしい、認めるべきだということをしっかり国に対して訴えていきたいなと思います。
しかし、
総務省の立場で考えると、1,700
あまりある自治体で、一つ一つこの物品はいけるか、いけれんかと、そんな細かい作業は多分できへんと思うんですね。
和歌山県の
市町村課等が窓口となって、今後いろんな協議に入っていくのかなというふうにも思いますが、しっかりと
高野山というお大師様のいろいろな考え、また全国にいる信者さん、またお大師様の今ファンクラブというのもできてきてますので、その方たちに応援していただくということが、高野町、
高野山に対しての
地方創生のまず一つにもなるのではないのかなというふうにも思っておりますので、なかなか一律に地場産、3割以下というのはどこの自治体でも厳しいと思います。みんなのとこがゼロからのスタートというふうにもなりますし、また国のほうも選別する作業、大変になるかなとも思いますので、しっかり丁寧な議論をして、いい
ふるさと納税制度を、問題、問題じゃないんでしょうけど、問題であった7自治体という
ところで高野町もされてますけど、問題のちょっと飛び出た7自治体が先頭に立って、逆にいい
ふるさと応援寄附金制度に対して発言をしていきたいなというふうに考えてます。
その他の質問は
担当課長に説明させます。
○議長(
大西正人) 和泉
税務課長。
○
税務課長(和泉ひろみ) 失礼いたします。
ただいまの2番議員さんの質問にお答えいたします。
高野町の納税者の中で
ふるさと納税をされている人数ということでよろしかったでしょうか。
○2番(
﨑山文雄) はい。
○
税務課長(和泉ひろみ) 30年度につきましては十数名だったと把握しております。この来年の31年度、30年中にされている件数についてはやはり増えておりまして、倍以上になっていたかと。今ちょっと申告の最中ですけれども、申告特例の件数でしかまだ把握できておりませんが、申告特例でも倍ぐらいにはなっておりますので、それ以上の件数になるかとは思っております。
以上です。
○議長(
大西正人) 2番、
﨑山君。
○2番(
﨑山文雄) いろいろとすみません。それじゃあ、一つよろしくお願いしておきます。
とにかくこの
ふるさと納税につきましては、観光客を中心ではなくて、やっぱり住民の対象に物事を考えていっていただきたいというような町民の要望もありますので、一つ今後ともそういった考えでよろしくお願いいたしたいと思います。
この前にもちょっと質問させていただきましたですけれど、この謝礼品の59億という金が出ていくわけですけれども、それに対する地場産業なりが中心になっておれば、それなりに高野町が潤うわけでございますし、それに対するまた地方税も入ってくるということになりますが、これが外へ出ていくということになりますと、59億何がしの金を支出しても、それに対する納税なり、それに対する何々が入ってこないということにもなりますので、そういったことについても御配慮いただきたいとこんなふうに私は考えております。
それから、町税に対する、うちからもやっぱりよそへ
ふるさと寄附金として出ているというお話をいただきました。この高野町からはどんなふうになっとるのかなというのがちょっと疑問に思いましたので、この件について質問させていただきましたですけど、19名ほどのものがほかの町村へ
ふるさと納税されているということを聞かせていただきました。ありがとうございます。
以上でございますので、特にこの高野町の
ふるさと納税に対しましては、今後、どのようにこれを使用していくかという問題が残るわけでありますが、今申し上げましたとおり、観光客を中心ということも、観光客に対するということも考えていかないかんと思いますけれども、そのまた反面に、住民に対しましてもサービスにつながっていくというようなことも御配慮いただきたいとこのように思いまして、質問を終わります。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
6番、中前君。
○6番(中前好史) 失礼いたします。
1点だけお聞きさせていただきます。
先ほどから
返礼品、そのこともあるわけですけれども、全国各地から、日ごろから町長がやっておりますように弘法大師
ゆかりの各地の方からこのようなありがたい御寄附をいただいているということであります。それに対して、先ほどから町長はこのいただいたお金を32年度から住民にも生かしていくような方針を立てていくということは、これは期待しているわけです。
その中で、全国各地からのこの
ふるさと寄附金をいただけたわけですけれども、
返礼品に対して現在約50%をしているわけですけども、今後はどのように続けていくような考えかを聞かせていただきたいと思います。それで、また全国から多くの
寄附金をいただいた中で、またその考えもあるんではなかろうかと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。
ふるさと納税でこういった質問が、質疑応答ができるというのは本当にありがたいことであります。振り返りますと、数年、二百数十万円だったのが、逆に
交付税が減らされるん違うかというような議論になるというようなことで、本当にありがたい限りでございます。
先ほど6番議員がおっしゃられた中で、50%というのは返礼率というような考え方でよろしいんですか。
もう1月31日時点で、
和歌山県内の品、それと30%以下に全部しております。しっかり政府の
閣議決定前に準備完了しておりますので、6月からもそういった考えで進めてまいりたいなと思っております。
また、32年度から住民に対してというようなことでありますが、当然いただいた
寄附金を短期的に当然使うわけでもなく、20年、30年、40年というようなスパンで使える、使っていくというふうにも考えてます。今までも26年度に
ふるさと応援寄附金を少しいじってから、伸びたり下がったりしてきました。その中で、当然ごみ袋、ちょっと今ごみ袋、ちょっと小さいよと言われたりもしますが、ごみ袋の引きかえ券、引きかえですね。それとか町内会の電気代とか、あと教育の無償化とか、タクシーチケットの配布とか、いろいろな
ところで
ふるさと応援寄附金も使っているというようなことであります。
今後、どう皆様に還元していくかということはいろいろ考えてるんですが、やはり公平に
皆さんが享受できるように、またうちのまちが直面してる少子、そして高齢化、それと1次産業をしっかりさせていかなければならないというふうな
ところに、しっかり投資をしていきたいなというふうにも思ってます。
生活する中で、新たにいろいろとしていく、新たにスタートしていくというようなための投資というんですか、そういったことをしていきたい。当然、それには観光行政にもありますし、周辺集落の活性化に対しても考えていかなければならないかなというふうにも思っておりますので、そのあたりはいろいろな案を当局、私初めとしていろいろな部署で考えて、そんな毎年予算規模が大きくならないようにしっかりそういったものを引き締めていきながら、有効に活用してまいりたいというふうに考えております。
○議長(
大西正人) 6番、中前君。
○6番(中前好史) よくわかりました。そうしましたら、いただかせていただいた応援
寄附金を十分考えながら、今後生かしていただくようによろしくお願いします。
以上です。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
5番、中迫君。
○5番(中迫義弘) 私も1点だけ質問したいと思います。
8ページのシステム利用料の15億。これ先ほどの説明ですと、
企画公室長の説明ですと15%というふうなお話を聞かせていただきました。単純計算で
ふるさと応援寄附金をたくさんいただいて200億と計算しますと、30億がこの
システム使用料で出ていってるかなと。
ふるさと基金積立金が43億、
システム使用料が30億。これどないかならないかどうか。どんなふうに考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(
大西正人)
中尾企画公室長。
○
企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。
5番議員御質問の
システム使用料についてですが、これは今年から何とか
寄附金を増やそうということで、新たにサイトを増やそうという中で、たくさん御寄附を集めているサイトがありましたので、そちらにぜひお願いしようということで、当初の契約で
システム使用料。契約的にはもう少し割合少ない、予算上15%ということで計上させていただいてますが、
システム使用料をお支払いして
寄附金を増やそうということで契約したサイトの
システム使用料でございますので、契約上、この率でお支払いするという契約になっておりますので、金額的にはこの額でお支払いをするということになっております。
それと、最終的には今年度、大体70億円程度の
積み立てができるのではないかなと考えておりますので、当初、何度も
補正していただきましたように、当初予定しておりました額よりたくさんの
積み立てができるということになりましたので、このいただいた
寄附金を有効に活用して、今後事業に使っていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(
大西正人) 5番、中迫君。
○5番(中迫義弘) 今ちょっと
企画公室長の話を聞かせていただいて、大体は納得しとるんですけども、端的に答えていただきたいと思います。
泉佐野単独の何かシステムというんか、独自のやつを使用して、その還元で100億云々というふうな話、テレビのほうであれしとんですけども、高野町ではそれは可能なことですか、不可能なことですか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。職員の正常な勤務をしっかりしていただくためには、不可能でございます。
○議長(
大西正人) 5番、中迫君。
○5番(中迫義弘) そしたら、業者の言いなりになるのではなくて、少しでも支出を減らしていくという、そういった努力はされますか、されませんか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。契約のとおりこれはやっておりますので、今回の額に対しての
システム使用料、これが1億円であってもその割合でのお支払いということになりますので、契約段階でそういうふうな形で各サイトとシステム利用料ということをしておりますので、これがどうこうなるということはないというふうに考えております。
ただ、しかし31年度からまたいろいろとしていく中で、今後、サイトに関して当然利用料というのは発生しますので、全部自治体の中でそれを、サイトを運営してやっていけというふうに、議会の
先生方が皆そう言っていただけるんやったらそうしますが、そういうのはやっぱり無理やと思いますので、ある程度こちらも交渉も、当然今までもしっかり交渉してます。その結果がこれでありますので、今後も引き続き同じように交渉して、少しでも
寄附金を集められるように頑張りたいと思います。
○議長(
大西正人) ほかに質疑はありませんか。
4番、上野君。
○4番(上野幸男) 失礼します。
単純なことでちょっと恥ずかしく思うんやけども、一応
返礼品をお渡しするのに3割以内ということをこれからやっていくと言われる中で、クーポン券とかいうのはもう外すわけですか。それと、今まで、現在クーポン券以外にも
返礼品に対して50%を、何にしてでも50%という割合でやっとったものか。それ二つお聞かせ願います。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) お答えいたします。今までも30%以内、1月31日からは地場産品、
和歌山県内の地場産品、また3割以下というようなことでやっておる
ところであります。また、クーポンに関しては、今後いろいろな情勢ですね、それを総合的に判断していろいろ考えてまいりたいと思います。
○議長(
大西正人) 上野君、どうですか。4番、上野君。
○4番(上野幸男) 今聞かせてもうていただいて、クーポン券は使うか使わないかはまだ先の話ということなので、地場産業にこだわってやってくれるということで、意外と今
総務大臣と
泉佐野がいろんなことでトラブってるみたいなので、それの矛先が同じ
和歌山県選出の議員、大臣さんに高野町も指摘されるというようなこともないんかなと思って心配してるもんなんですけども、そのクーポンというのも、そりゃまあ実際いうてどこの市町村もやりだしたらどこでもできるような、説明はつけれるようなもんで、それだけにこだわって今現在
高野山も宗教離れということで、昔からの宗教にまつわるようなお客さんとか、檀家さんというのが大分減ってきてあるみたいで、そういう類いのお客さんというよりも、一応観光的な世界遺産というて来られてるほうが、まちの中を歩いとってしたら、聞く話はそういうほうが多いみたいなんで、それはお大師さんを信仰してもらうのはありがたかって、昔でいうたらお大師さん信仰でお墓もお大師さんの近くということでいろいろできましたけども、それをもうちょっと高野町が生かせれへんかなと思うものはないかなと思って僕らも考えてみましたんですけども、なかなか難しいもんで、大体国の条件に合うようなことでやってもらって、より一層多くの方が
高野山へ
ふるさと納税されるということはありがたいと思いますので、実際いうて役場だけと違って、僕らでも、町会議員でもやっぱりいろいろそういうことをどないか何かええもんがないかなと思っていう考えもしている中、これからよろしく、3割になって一気に納税者が少なくなったということになったら、今まで町民もタクシーチケットや給食費ただや、何やかんやというような、ごみの袋も年に何回かくれるというのが消えていく可能性もあるんで、一応そういう心配もちょっとしているように思うんですけども、大変やと思いますけども、これからも頑張ってそれを実行していってください。ありがとうございました。
○議長(
大西正人)
平野町長。
○町長(
平野嘉也) 御心配ありがとうございます。
お答えいたします。4番議員がおっしゃるような今現在している施策ですね、ごみ袋の配布とか、電気代の補助とか、教育の無償化というのは、最低でも30年はやめないでいけるのかなというふうにも思ってますし、しっかりこれからも
寄附金ゼロということはあり得ませんし、しっかり高野町として、地場産品、また魅力のある商品を募集して、次につなげていきたいというふうに考えてます。
また、ツイッターとか、いろいろインターネットでも
先生方も見てはると思うんですが、おおむねほとんど旅行の券ですね、旅行ギフトか、それで
高野山に行かせていただきます、これでお大師さん
ゆかりの
ところに行きますという書き込みが物すごく多いです。一定の効果、
高野山ゆかりの
ところ、またこの
高野山に来ていただく一つの大きなきっかけになっとるのは間違いのないというようなことでありますので、しっかりそのあたりの主張も、今後、国に対して、してまいりたいというふうに思います。
○議長(
大西正人) いいですか。