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平成30年第3回定例会 (第2号 9月11日)

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  1. 高野町議会 2018-09-11
    平成30年第3回定例会 (第2号 9月11日)


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    平成30年第3回定例会 (第2号 9月11日)                平成30年         第3回高野町議会定例会会議録(第2号)        第8日(平成30年9月11日 火曜日)          午前10時20分 開議     第 1 報告第 5号 平成29年度高野町財政健全化判断比率の報告について     第 2 議案第34号 平成29年度高野町水道事業会計処分利益剰余金の処                分について     第 3 認定第 1号 平成29年度高野町一般会計歳入歳出決算認定について     第 4 認定第 2号 平成29年度高野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算                認定について     第 5 認定第 3号 平成29年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計歳                入歳出決算認定について     第 6 認定第 4号 平成29年度高野町簡易水道特別会計歳入歳出決算認定                について     第 7 認定第 5号 平成29年度高野町富貴財産区特別会計歳入歳出決算認                定について     第 8 認定第 6号 平成29年度高野町下水道特別会計歳入歳出決算認定に                ついて
        第 9 認定第 7号 平成29年度高野町農業集落排水事業特別会計歳入歳出                決算認定について     第10 認定第 8号 平成29年度高野町介護保険特別会計歳入歳出決算認定                について     第11 認定第 9号 平成29年度高野町生活排水処理事業特別会計歳入歳出                決算認定について     第12 認定第10号 平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計歳入歳                出決算認定について     第13 認定第11号 平成29年度高野町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決                算認定について     第14 認定第12号 平成29年度高野町水道事業会計決算認定について     第15 一般質問 2 出席議員(8名)    1番 大 西 正 人         2番 﨑 山 文 雄    3番 下垣内 公 弘         4番 上 野 幸 男    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    8番 (欠員)            9番 松 谷 順 功   10番 負 門 俊 篤 3 欠席議員(1名)    7番 大 谷 保 幸 4 事務局職員出席者   事務局長  倉 本 文 和   書記    大 谷 燎 平 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       角 濱 正 和   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     中 尾   司   総務課長      辻 本 幸 弘   税務課長      和 泉 ひろみ   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    苗 代 千 春   建設課長      小 西 敏 嗣   生活環境課長    松 本 嘉 文   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    中 上 浩 貴   消防長       中 西   清   教育次長      中 西   健   富貴支所長     植 田 達 夫               午前10時20分 開議 ○議長(大西正人) 皆さん、おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  議事に入る前に一言申し上げます。去る9月4日、正午ごろから夕方にかけて、四国、近畿地方を横断した台風21号は、本町にも多大な被害をもたらしました。幸いにして人的被害はなかったようでありますが、記録的な強風により、家屋の屋根がはがれたり、倒木による停電、道路の通行不能箇所など多数発生しております。被災された皆様に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。  特に、生活に大きな影響を及ぼす停電が多くの地区で長時間にわたり発生し、今なお復旧がならずに不自由な生活を強いられている地区もあり、早期の復旧を願うばかりでございます。  そして、昼夜を問わず懸命に復旧対応に当たっていただいております町長を初め町職員の皆様及び関係者の皆様には、心から御慰労を申し上げたいと思います。誠に御苦労さまでございました。  また、9月6日には北海道において震度7の地震が発生し、40人を超える方が犠牲になられたほか、家屋の損壊や電気、水道などのライフライン等に大きな被害が出ています。お亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、災害に遭われました皆様に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。  それでは、ただいまより議事に入ります。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、報告第5号、平成29年度高野町財政健全化判断比率について、報告を求めます。  中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 皆さん、おはようございます。  それでは、報告第5号につきまして御説明申し上げます。  報告第5号、平成29年度高野町財政健全化判断比率の報告について。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条の規定により、高野町財政健全化判断比率について、高野町監査委員の財政健全化審査意見書を付して、別紙のとおり報告します。  平成30年9月4日。  高野町長 平野嘉也。  この報告は、地方公共団体の財政状況を把握し、早期に破綻を防ぐため、平成19年度決算より義務づけられました。四つの比率につき監査委員の審査を受け、意見書をつけて議会に報告し、公表しなければならないこととなったもので、これに基づく報告でございます。  次のページに監査委員の意見書を添付してございますが、3枚目をごらんください。  判断比率には四つの比率がございます。実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率であります。中ほどに早期健全化基準として、左から15%、20%、25%、350%とありますが、このうち一つでも基準値を超えると財政健全化計画の策定が義務づけられます。  そこで、平成29年度の高野町の比率ですが、実質赤字比率につきましては黒字ですので、横棒で表示をしております。これは一般会計の実質赤字額標準財政規模に対する比率となります。  次の連結実質赤字比率につきましても黒字ですので、横棒で表示をしております。これは一般会計を含む全ての会計の実質赤字額標準財政規模に対する比率となります。  次の、実質公債費比率につきましては、平成27年度から平成29年度の3年間の平均の比率となっております。平成29年度は7.2%となりました。これは一般財源の規模に対する公債費の標準財政規模に対する比率となっております。  次の将来負担比率につきましては、充当可能財源が将来負担額を上回ることにより分子がマイナスとなるため、横棒で表示をしております。これは一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率となっております。  参考としまして、下の段の表ですが、平成27年度から3年間の推移をあらわしております。先ほどの横棒であらわした箇所を数値で記載した場合は、三角表示の数値となっております。  次のページ以降に判断比率の算出資料を添付しております。説明は省略をさせていただきます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) これで報告第5号を終わります。  日程第2、議案第34号、平成29年度高野町水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) おはようございます。  議案第34号について説明いたします。  平成29度高野町水道事業会計処分利益剰余金の処分について。  平成29年度高野町水道事業会計処分利益剰余金を別紙のとおり処分したいので、議決を求める。  平成30年9月4日提出。  高野町長 平野嘉也。  提案理由。  未処分利益剰余金を処分したいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、この案を提出するものです。  次のページをお願いいたします。  平成29年度高野町水道事業剰余金処分計算書。  次の欄の未処分利益剰余金について説明いたします。  当年度末残高3,906万8,702円。議会の議決による処分額3,900万円。そのうち減債積立金の積み立てへ1,600万円、資本金への組み入れ2,300万円、処分後の残高、当年度末残高3,906万8,702円から議会の議決による処分額3,900万円を差し引いた額6万8,702円を次年度へ繰り越すものです。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) 討論なしと認めます。  これから議案第34号、平成29年度高野町水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって議案第34号、平成29年度高野町水道事業会計処分利益剰余金の処分については、原案のとおり可決されました。
     日程第3、認定第1号、平成29年度高野町一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第14、認定第12号、平成29年度高野町水道事業会計決算認定についてまでの12議案を一括議題とします。  本件について、提案理由の説明を求めます。  辻本会計課長。 ○会計課長(辻本寛美) おはようございます。  それでは、認定第1号から認定第11号まで、あわせて御説明させていただきます。  まず、お手元に配付の平成29年度高野町一般会計歳入歳出決算書の表紙から2枚目をごらんください。地方自治法第233条第2項の規定により、監査委員の決算審査意見書をつけさせていただいております。平成29年度高野町特別会計歳入歳出決算書についても同じです。こちらにつきましては、13日と14日に開催されます決算審査特別委員会におきまして、各担当課から詳細に説明させていただきますので、そのときに御審議のほどよろしくお願いいたします。  それでは、本日はあわせてお配りさせていただいております平成29年度決算総括資料(一般会計・特別会計)に基づきまして御説明させていただきます。  まず1ページ、平成29年度一般・特別会計歳入歳出決算収支の状況です。  一般会計からです。予算額、41億2,018万2,000円。歳入決算額39億2,529万円。歳出決算額37億5,867万9,000円。差引額1億6,661万1,000円。翌年度に繰り越すべき財源6,044万9,000円、実質収支は1億616万2,000円で、単年度収支はマイナス735万5,000円、積立金5,295万2,000円、積立金取崩額1億100万円で、実質単年度収支はマイナス5,540万3,000円となっております。  続きまして、国民健康保険特別会計です。予算額6億5,176万9,000円、歳入決算額6億6,632万2,000円、歳出決算額5億6,362万2,000円、差引額1億270万円で、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス2,155万2,000円、積立金2万円、実質単年度収支はマイナス2,153万2,000円となっております。  次に、国民健康保険富貴診療所特別会計です。予算額1億181万9,000円、歳入決算額1億291万4,000円、歳出決算額9,175万2,000円、差引額1,116万2,000円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス98万円、実質単年度収支も同額です。  次に、簡易水道特別会計です。予算額3,244万8,000円、歳入決算額3,284万4,000円、歳出決算額2,495万9,000円、差引額788万5,000円、翌年度に繰り越すべき財源227万7,000円、実質収支は560万8,000円です。単年度収支は286万9,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、富貴財産区特別会計です。予算額509万9,000円、歳入決算額509万5,000円、歳出決算額474万9,000円、差引額34万6,000円、実質収支も同額です。単年度収支は16万2,000円、積立金20万円、実質単年度収支は36万2,000円です。  次に、下水道特別会計です。予算額3億9,452万1,000円、歳入決算額3億817万4,000円、歳出決算額3億59万5,000円、差引額757万9,000円、翌年度に繰り越すべき財源55万円、実質収支は702万9,000円です。単年度収支は220万8,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、農業集落排水事業特別会計です。予算額1,086万3,000円、歳入決算額1,078万8,000円、歳出決算額876万円、差引額202万8,000円、実質収支も同額です。単年度収支は28万9,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、介護保険特別会計です。予算額5億8,357万8,000円、歳入決算額5億8,290万6,000円、歳出決算額5億5,717万7,000円、差引額2,572万9,000円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス1,207万1,000円、積立金1,000円、実質単年度収支はマイナス1,207万円です。  次に、生活排水処理事業特別会計です。予算額1,814万8,000円、歳入決算額1,805万7,000円、歳出決算額1,680万4,000円、差引額125万3,000円、実質収支も同額です。単年度収支は12万1,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、高野山総合診療所特別会計です。予算額3億1,643万2,000円、歳入決算額3億1,569万2,000円、歳出決算額2億8,343万4,000円、差引額3,225万8,000円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス110万5,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、後期高齢者医療特別会計です。予算額1億4,639万2,000円、歳入決算額1億4,680万6,000円、歳出決算額1億4,189万5,000円、差引額491万1,000円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス677万9,000円、実質単年度収支も同額です。  以上、合計といたしまして、予算額63億8,125万1,000円、歳入決算額61億1,488万8,000円、歳出決算額57億5,242万6,000円、差引額3億6,246万2,000円、翌年度に繰り越すべき財源6,327万6,000円、実質収支は2億9,918万6,000円となっております。単年度収支はマイナス4,419万3,000円、積立金5,317万3,000円、積立金取崩額1億100万円、実質単年度収支はマイナス9,202万円となっております。  2ページ、歳入歳出決算比較表です。  まず、一般会計につきましては、前年度に比べまして歳入の増減で4億2,806万3,000円の減、歳出の増減で4億5,952万3,000円の減となっております。以下、特別会計がありまして、一番下の合計欄をごらんください。合計、歳入の増減で4億1,082万2,000円の減、歳出の増減で4億827万1,000円の減となっております。  3ページ、4ページをあわせてごらんください。歳入決算を款別に並べた内訳表でございます。主なものといたしましては、1款町税、収入済額3億6,107万2,000円、不納欠損金34万1,000円は不納欠損処理をしております。収入未済額は383万3,000円となっております。  次に、10款地方交付税。収入済額18億1,590万4,000円です。  次に、13款使用料及び手数料。使用料の主なものは、住宅やその他町所有の施設使用料になります。また、手数料の主なものは、戸籍・住民・印鑑証明等の手数料、指定ごみ袋の手数料です。収入済額7,805万1,000円、収入未済額1,339万8,000円となっております。  14款国庫支出金、収入済額1億9,940万5,000円で、15款県支出金、収入済額1億4,130万2,000円です。17款寄附金、こちらについてはふるさと応援寄附金が主なもので、収入済額2億1,990万円です。  収入済額合計は39億2,529万円となっております。  5ページ、町税の収納率をあらわした表でございます。一番下の合計欄をごらんください。調定額合計が3億6,524万6,000円、収入額合計3億6,107万2,000円、不納欠損額34万1,000円、収入未済額383万3,000円、徴収率は、現年度分99.6%、滞納分41.0%、合計98.9%となっています。  6ページ、歳出決算を款別にあらわした内訳表でございます。支出済額合計は37億5,867万9,000円で、2款総務費、3款民生費、4款衛生費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費につきましては、翌年度への繰越額、合計2億5,031万9,000円が発生しております。この繰越額につきましては、6月議会、報告第1号、平成29年度高野町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてで報告させていただいております。  7ページ、8ページ、歳出決算を性質別にあらわした内訳表でございます。平成29年度決算額、人件費8億2,840万円、物件費7億6,361万1,000円、維持補修費590万7,000円、扶助費1億3,797万5,000円、補助費等3億2,908万5,000円、公債費3億6,040万1,000円、積立金1億7,788万円、投資及出資、貸付金6,060万円、繰出金4億5,925万8,000円、投資的経費6億3,556万2,000円で、歳出合計決算額37億5,867万9,000円となっております。  9ページ、一般会計から企業会計、特別会計への繰出金、あと特別会計から一般会計への繰入金の表です。繰出金の合計は平成28年度4億8,127万1,000円だったものが、平成29年度は4億7,684万円と減少しております。特別会計からの繰入金ですが、富貴財産区特別会計から200万円、介護保険特別会計から53万3,000円、後期高齢者医療特別会計から1,510万4,000円で、合計1,763万7,000円となっております。  10ページ、交付税並びに標準財政規模の推移でございます。一番下の平成29年度の交付税合計が18億1,590万4,000円、標準財政規模額が20億4,425万8,000円となり、平成28年度額より若干減っています。  11ページ、桜ヶ丘団地売却状況です。全体で138区画ございまして、平成28年度以前に91区画が売却済みです。平成29年度に3区画を売却し、平成29年度末で残っていますのが44区画となっております。  右側が高野町基金の増減の状況でございます。主なものといたしまして、財政調整基金、平成28年度末残高12億7,108万4,000円、そちらに利子と新規積み立てをし取崩額を差し引きまして、平成29年度末残高が12億2,363万1,000円。奨学金基金、平成28年度末残高4,605万円、利子を積み立て取崩額を差し引きまして、平成29年度末残高が4,545万5,000円。環境維持基金、平成28年度末残高1,968万6,000円、利子を積み立て取崩額を差し引きまして、平成29年度末残高が1,768万8,000円。ふるさと応援基金、平成28年度末残高3億6,170万3,290円、利子と新規積み立てをし、取崩額を差し引きまして、平成29年度末残高が3億1,657万7,290円で、一般会計小計平成29年度末残高、19億7,449万9,290円、特別会計小計、平成29年度末残高1億3,952万1,198円、総合計といたしまして、平成29年度末残高21億1,402万488円となっております。  12ページ、平成29年度中高野町環境維持基金について。高野町環境維持基金条例第10条による報告です。寄附金等使途項目が5項目に分かれていまして、平成28年度末残高合計1,968万6,000円、平成29年度寄附金等は、利子が2,000円、取崩額200万円、平成29年度末残高合計1,768万8,000円となります。基金取り崩し内容は、第2項住環境基盤整備、まちを見守る街並み環境整備修景事業に200万円を取り崩しています。  13ページ、地方債現在高の状況です。町が借りております起債の残高です。下の合計欄をごらんいただきますと、平成28年度末現在高33億1,829万4,000円、平成29年度発行額4億5,436万1,000円、元利償還額を差し引き、差し引き現在高が34億3,352万5,000円となっています。  14ページ、起債の借入先及び利率別現在高をあらわした表でございます。下から3行目をごらんいただきますと、差し引き現在高合計34億3,352万5,000円で、全体として3.5%以下の利率の借り入れとなっております。  15ページ、こちらについては平成30年度から平成40年度までの年度別償還の計画でございます。  16ページ、主な財政指数ということで、和歌山県内30市町村の財政状況をあらわした数字を比較した表になっております。  まず、財政力指数です。平成29年度高野町は26位、0.201になっています。これは市町村の財政状況をあらわす数字で、自主財源が多いほど指数が増えることになります。  次に、経常収支比率。平成28年度高野町は22位、93.1%です。  次に、実質公債費比率、平成28年度高野町は12位、7.4%です。  将来負担比率には、高野町は将来負担が発生しないため問題はありません。  17ページ、18ページにつきましては、財政指数の用語説明となっております。  認定第1号から認定第11号までの説明は以上でございます。  それと参考資料として平成29年度高野町主要施策成果報告書をつけさせていただいております。こちらにつきましては、各担当課での主要施策、業務についてまとめておりますので、御参考にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、認定第12号、平成29年度高野町水道事業会計決算認定について御説明させていただきます。  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成29年度高野町水道事業会計決算別紙監査委員の意見をつけて議会の認定を求めます。  平成30年9月4日提出。  高野町長 平野嘉也。  それでは、表紙から5枚目の1ページ、2ページをごらんください。  平成29年度高野町水道事業決算報告書。こちらは全て税込みの金額となっております。  (1)収益的収入及び支出。  収入。  1款水道事業収益、予算額1億2,563万円、決算額1億3,141万1,290円で、578万1,290円の増でございます。1項営業収益、予算額1億1,342万5,000円、決算額1億1,855万9,640円で、513万4,640円の増。2項営業外収益、予算額1,220万5,000円、決算額1,285万1,650円で、64万6,650円の増でございます。  次に、支出。  2款水道事業費用、予算額1億2,563万円、決算額1億1,450万116円、不用額1,112万9,884円。1項営業費用、予算額1億1,360万1,000円、決算額1億372万3,336円、不用額987万7,664円。2項営業外費用、予算額1,087万7,100円、決算額1,077万6,780円、不用額10万320円。4項予備費、予算額115万1,900円、決算額ゼロで、不用額115万1,900円でございます。  3ページ、4ページ。  (2)資本的収入及び支出。  収入。  3款資本的収入、予算額1,000万円、決算額1,000万円。6項一般会計出資金、予算額1,000万円、決算額1,000万円です。  支出。  4款資本的支出、予算額6,488万9,000円、決算額6,196万491円、不用額292万8,509円。1項建設改良費、予算額2,137万6,000円、決算額1,844万7,652円、不用額292万8,348円。2項企業債償還金、予算額4,351万3,000円、決算額4,351万2,839円、不用額161円。  なお、資本的収入が資本的支出額に不足する額5,196万491円は、消費税資本的収入調整額136万6,492円、減債積立金2,300万円及び損益勘定留保資金2,759万3,999円で補填されております。  5ページ。  平成29年度高野町水道事業損益計算書。このページ以降は税抜きの金額です。  1営業収益。給水収益1億860万4,312円。受託工事収益24万1,005円。その他の営業収益100万3,045円。合計、1億984万8,362円。  2営業費用。原水及び浄水費2,902万2,604円。配水及び給水費788万6,544円。受託工事費9万7,077円。総係費1,210万7,089円。減価償却費5,057万7,932円。資産減耗費186万4,270円。その他の営業費用3万9,053円で、合計1億159万4,569円です。営業収益から差し引きまして、営業利益が825万3,793円です。  次に、3営業外収益。受取利息及び配当金はゼロ。雑収益218万6,787円、負担金ゼロ。他会計補助金174万円。長期前受金戻入878万1,782円で、合計1,270万8,569円です。  次に、4営業外費用。支払利息及び企業債取扱諸費541万7,680円。雑損失ゼロで、合計541万7,680円。営業外収益から差し引きまして729万889円。経常利益1,554万4,682円となっております。  当年度純利益1,554万4,682円。前年度繰越利益剰余金52万4,020円。その他未処分利益剰余金変動額2,300万円で、当年度未処分利益剰余金が3,906万8,702円となっております。  6ページ。平成29年度高野町水道事業剰余金計算書。まず、資本金で当年度末残高が2億4,435万4,905円、右側剰余金の資本剰余金合計の当年度末残高1億2,619万4,121円。中段剰余金の利益剰余金合計の当年度末残高が5,306万8,702円で、資本合計の当年度末残高が4億2,361万7,728円となっています。  その下の平成29年度高野町水道事業剰余金処分計算書につきましては、先ほど議案第34号で可決されましたとおりでございます。お手数ですが、案を消しておいてください。  続きまして、7ページ。平成29年度高野町水道事業貸借対照表。  資産の部。  1固定資産。  有形固定資産。土地1億1,598万3,427円。立木100万円。建物1億7,560万6,161円から減価償却累計額7,607万7,254円を引きまして、9,952万8,907円。構築物6億5,458万7,313円から減価償却累計額3億1,695万5,414円を引きまして、3億3,763万1,899円。機械及び装置10億7,969万8,248円から減価償却累計額9億1,056万9,707円を引きまして、1億6,912万8,541円。量水器1億896万7,530円から減価償却累計額6,119万4,526円を引きまして、4,777万3,004円。車両運搬具840万円から減価償却累計額788万4,998円を引きまして、51万5,002円。工具器具及び備品959万5,456円から減価償却累計額895万8,112円を引きまして、63万7,344円。建設仮勘定はございません。有形固定資産合計は7億7,219万8,124円です。  投資その他の資産。破産更正債権等62万7,170円から貸倒引当金62万7,170円を引きまして、合計ゼロで、固定資産合計は7億7,219万8,124円でございます。  2流動資産。  現金預金7,589万1,373円。未収金、本年度未収金181万1,460円と過年度未収金204万5,530円から、貸倒引当金198万2,274円を引きまして、合計187万4,716円です。貯蔵品1,057万1,046円。仮払金2万円。流動資産合計8,835万7,135円で、資産合計8億6,055万5,259円となっています。  続きまして、負債の部。  3固定負債。  企業債2億1,093万3,833円。固定負債合計も同額です。  4流動負債。  企業債4,401万2,603円、未払金491万223円。預り金7,970円。賞与引当金98万1,009円。法定福利費引当金19万2,708円。一時借入金ゼロで、流動負債合計5,010万4,513円です。  5繰延収益。  長期前受金6億993万4,186円。収益化累計額マイナス4億3,403万5,001円。繰延収益合計1億7,589万9,185円で、負債合計4億3,693万7,531円となっています。  次に、資本の部。  6資本金。  合計2億4,435万4,905円となっています。  7剰余金。  資本剰余金。受贈財産評価額657万6,000円。国(県)補助金892万681円。再評価積立金2,076万5,116円。工事負担金4,376万7,191円。他会計補助金2,631万3,963円。寄附金1,985万1,170円で、資本剰余金合計が1億2,619万4,121円です。  利益剰余金。減債積立金1,400万円。当年度未処分利益剰余金3,906万8,702円で、利益剰余金合計5,306万8,702円。剰余金合計1億7,926万2,823円。資本合計4億2,361万7,728円で、負債資本合計8億6,055万5,259円となっております。  次の9ページ以降につきましては、決算審査特別委員会におきまして担当課から説明させていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(大西正人) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。ございませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(大西正人) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  お諮りします。本件については4人の委員をもって構成する一般会計決算審査特別委員会と、3人の委員をもって構成する特別会計・事業会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
    〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、本件については4人の委員をもって構成する一般会計決算審査特別委員会と、3人の委員をもって構成する特別会計・事業会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました一般会計決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第2項の規定により、議長において、2番﨑山君、4番上野君、6番中前君、10番負門君の4名を指名したいと思います。また、特別会計・事業会計決算審査特別委員会委員には、3番下垣内君、5番中迫君、9番松谷君の3名を指名したいと思います。これに御異議ございませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を一般会計決算審査特別委員会委員及び特別会計・事業会計決算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  一般会計決算審査特別委員会は9月13日、特別会計・事業会計決算審査特別委員会は9月14日、それぞれ午前9時30分から委員会室において開会をしたいと思いますので、委員皆様の御出席をお願いいたします。なお、監査委員の出席もお願いいたします。  しばらく休憩します。再開は15分からお願いいたします。               午前11時10分 休憩               午前11時15分 再開 ○議長(大西正人) 日程第15、一般質問を行います。質問の通告がありましたので、順番に発言を許します。  6番、中前君。 ○6番(中前好史) 一般質問のほうですけれども、機会をいただきましたので、私からは町民の健康増進・促進についてということで質問させていただきます。  本高野町では安全・安心ということで、常々、当局は考えておられますが、高野町総合診療所では遠隔外来として、現在、遠隔医療支援システムの利用とのことですが、最近利用したことでどのような効果があったかを聞かせていただけますか。高野町ではすぐれた医師先生が勤務されてることは承知しておりますが、専門分野において遠隔医療支援システムの利用をするのでしょうか。その辺をしっかり聞きたいと思います。  あとは自席で聞かせていただきます。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  ただいま6番議員のほうから御質問がございました遠隔医療支援システムのことについて述べさせていただきます。  遠隔医療支援システムとは、インターネット回線を利用したテレビ会議システムで、一つ目に、議員おっしゃったとおり、遠隔外来、当診療所で和歌山県立医科大学附属病院の専門医のアドバイスを受けることができるということです。二つ目に、遠隔講義聴講、和歌山県立医科大学で行われる大学院講義、講演、セミナー等を聴講でき、遠隔地から質問も可能なことでございます。三つ目に、遠隔救急支援、救急患者の専門的治療の必要性について助言を受けられ、遠隔地で撮影した画像の診断補助も可能ということです。当診療所では、和歌山県立医科大学と遠隔医療支援システムに関し、平成26年4月からシステム端末の使用許可、システムを利用した遠隔診療に関する協定を締結しております。  また、本システムは県内の19の医療機関に設置されております。その中で、平成28年に橋本市民病院と遠隔救急支援モデルとして、CT画像等をモバイル端末で専門医が確認し、遠隔から助言等を実施ということをいたしました。それは腸管気腫症と右上顎洞内出血という2症例を実施したものでございます。このモデル事業等を実施し、和歌山県医務課が遠隔救急支援の体制づくりを進めております。それに加えて、最近では、和歌山県立医科大学附属病院で毎月開催されるプライマリーケア勉強会の参加や、研究会への参加が多くされております。会場まで行かず、終業後、当診療所医師が参加できるものでございます。  遠隔外来については、現在のところ画像だけの判断で全てがカバーできないという点もあり、また遠隔外来については予約も必要であるため、和歌山県立医科大学附属病院の直接外来受診の予約で現在のところは対応しております。  遠隔外来についてはおおむねこのとおりでございます。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 非常にいいシステムを活用しているということでございますよね。その辺につきましては、一般の方というより、医師先生方も実になるような勉強会もしていけるということのようですけれども、その辺は高野町の診療所の先生方も参加させていただいているんですかね。その辺をお聞かせください。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  6番議員御質問の当診療所の医師の参加ですが、当然、毎回メール等で、どの教授、助教が講師されるかということも情報をいただいてますし、以前に当診療所、病院で勤めておられた先生方が講師となって開くという場合もございます。そういうときは、漏れなく院長を初め、勤務医は必ず聴講に参加するようにしております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 専門的なことを学んでいただけ、また住民の命が助かるようなそういうシステムかと思います。  そんな中で、住民としましては、こういうシステムが高野山診療所のほうで使うことによってなお安心できるというような気持ちになれるような、そういうことも住民の方には伝わっているんですかね。その辺を聞かせていただけますか。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  そういう点につきましては、もう常日ごろからスタッフ一同、心がけておるところでもございます。町外、ここに観光に来られて体調を崩した方とかももちろんですし、町民の方々も当然のことでございます。それで、中には回復したお礼をわざわざ言いに来てくれる事例もございます。それで、常日ごろからその辺は十分心がけてスタッフ全員臨んでおる状態でございます。よろしく御理解ください。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 先ほど聞かせていただきましたら、橋本市民病院ともやりとりができるということで、非常にいいシステムだと思います。  和歌山県下で19カ所ということは、高野町はかなり進んだシステムを使っているのかなと今思っている次第でございますけれども、そんな中で、また別の件になりますけれども、医療についてですけれども、またその辺をしっかり活用して医療にもつなげていけるような、その画像を見ることによって治療に役立つというようなことは、これから進んでいくような状態ですかね。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  画像等の診断につきましても、その機器、あるいはソフトについてもやはり日々進歩してまいっております。ですので、十分診断に相応する画像判断できるものを診れるということでございます。  それと、今、しょっちゅう、月に一、二回は絶対医大ともやりとりはしておるんですが、その中で画像の鮮明度等もチェックはしております。それで十分対応を今しておるところでございます。よろしく御理解ください。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) このシステムにつきましてはよくわかりました。  次に、その医療についてですけれども、住民の方、また観光客がけがをしたとした場合、診察の結果、骨折などの場合であればどのような処置を高野山診療所のほうではしているのか、聞かせていただけますか。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。骨折とけがの場合の対応ということでございますが、そういう疑いがある場合には、医師の判断により、専門医での受診が必要となる場合は、当該医療機関への紹介及び予約取得、あるいはこれは緊急性があるということでしたら緊急搬送の要請もしてまいっておる次第でございます。けが等の対応ということではそういう対応をとっております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) そうしましたら、高野町の診療所では骨折の場合はそういうような手当をすぐさましていただけるということですね。安心して手当がしてもらえる、そういうことにとらえたらいいですかね。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  うちの常勤医が診察に当たられる場合は、漏れなくそういう対応をとっております。ただ、時間とか、そのときによって応援医師が来ていて、そういうのが対応できないという場合もないとは言い切れません。うちの常勤医では必ず対応しております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 少し安心しました。よく救急搬送でこの麓の病院へ行く方もいるようなことを聞きましたので、診療所でもどんな対応をしているかということを聞かせてもらったところです。  それと、高野町は、またこの高野山にしましては観光地でありますので、多くの観光客が来られます。そんな場合に、これは心の問題かもしれませんけれども、けがをする、病気をするのは非常に残念なことですけれども、高野山に観光してきたおかげでといいますか、高野山で治療ができたので安心できた。そういう安心できる、そういうような心のケアとか、そういうことも考えておられますかね、診療所では。 ○議長(大西正人) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長(中上浩貴) 失礼いたします。  高野山を訪れた人たちに対してということで、あまり知らないところでそういう体調を崩されたりという方の不安を取り除くということが第一で、スタッフ一同もその辺は不安を与えないような心遣いということは心がけております。  一つ、今ちょっと私思い出したんですが、以前、海外からお越しになった外国の観光客の方が、体調を崩されてうちを受診されて、帰国され、何カ月かたってから、その国の領事館を通じて礼状が届いたという事例もあったようです。そういう点も含めて、院長を初め、全員でそういう不安を取り除く、安心して受診されるということを心がけておりますので、よろしく御理解をお願いします。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 今の答弁をいただきまして、非常に安心したところです。というのも、高野山の観光の方々が、高野山に来てけがをして残念な結果なので、次は来たくないというよりも、そういう安心な手当をしてもらったおかげで、また高野山を訪ねてみたい、そういうまちになっていけるんではないかと思います、医療にしてはね。  次にですけれども、町民の健康を願い考えての福祉増進についてを聞かせていただきます。  福祉増進といいますと、まずそのケアを、病気をするまでに自分自身が健康でありたい、けがをしたくない、そういう思いで皆さん生活をされているわけです。特に、高齢になってくると、いつけがをするかもしれない。そんな中で、高野町のほうではどのような政策をされているか、改めて一つ聞いてみたいと思います。お願いします。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  6番議員さんからの質問につきまして、福祉保健課から説明させていただきます。  今現在、福祉保健課のほうでは、病気予防の講習会等を年4回程度開催しております。テーマにつきましては、糖尿病、認知症、また栄養士による食生活の見直し、時には二本立てで講座を開くときもございます。昨年なんですが、住民さんのほうにもアンケートをとらせていただきまして、高野山地区、花坂地区、富貴地区、3カ所のほうでアンケートのほうをとらせていただいております。  主に、テーマとしては、「正しく知って怖がる糖尿病」、これは高野山総合診療所の田中先生のほうに講師に来ていただきまして、糖尿病についてお話をしていただき、その後、栄養士によります食事指導のほうを開催しました。認知症予防につきましては、高野町包括支援センターの職員が説明し、その後、栄養士による認知症の食事改善で、こういうものを食べればいいですよというお話をまたいただいております。  前回、平成29年度につきましては、高野地区で18名の参加のほうがございました。花坂地区でも同様の18名の方に参加いただいております。富貴地区では9名の方に参加していただきました。今年30年度も同様の3回から4回のほうを、病気予防ということで、この10月からスタートしていくような形になっておりますので、もし議員さんのほうで、こういうテーマでお話ししていきたい、こうしよう、どうですかということを情報をいただければ、今後の検討とさせていただきますので、こちらのほうもいろいろな情報をいただければありがたく思います。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 年4回ほど皆さんに聞いていただいているということですよね。そして、また本年も同様に行うということで今聞かせてもらったんですけども、その中で、課長のほうから何かテーマがあればということを聞かせていただきましたので、例えばですけども、70代の10人の人一人が脊椎症狭窄症といいますか、何かそういうような骨に関するような事柄の病気を発症されるということを聞いております。そのようなときに、どのようにすればそういう病気にならないかというようなそんなことなんかも、お願いというような形をとっていけば、提案していけばそういうことも考えていただけるということですかね。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  6番議員さんからの質問に説明させていただきます。  先ほどの脊柱管狭窄症ですが、骨髄が納まっている一部が狭くなり、神経血管が圧迫されることによって生じる病気でございます。今現在、多くの70歳以上というお話をいただきました。確かに多くの高齢者の方が発症する状態でありまして、体の変化により、長く歩くと足が痛いとか、疲れやすい、手足のしびれ、足のしびれですね、そういうことが生じる病気になっております。  当課のほうでは、今この脊柱管狭窄症に関する予防講座とかは開催しておりませんが、日常で、おうちでできることといいましたら、簡単なストレッチであるとか、日常体操していただく、これはお若いときからしていただくのがいいと思います。そのことによって、姿勢もそうなんですけど、私もちょっと曲がっているんですが、姿勢のほうも正していっていただくというのが予防につながるということです。  なかなかこの脊柱管狭窄症の公開講座というのは難しいかもわかりませんが、体操などを通じて、また町及び関係機関と連携し、さまざまな予防事業の中に組み込んでいければと思いますので、今後検討していきたいと思っています。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) そうですね。そのように前向きな姿勢で進めてもらったら何よりかと思います。誰しも健康でありたい、それは願っていても体自体が何か不足したり、運動が不足したり、そういうことによってそういう症状が発症するというようなことかと思いますので、進んでそういう講座に参加しようとか、また書物を読んでみようかとか、そういうことに目を向けることは町民自身、本人なんですけども、課としてももっと広く多くの方に知っていただくようなこととすれば、方法をもっと考えていただけたらと思うんですけども、それも今後どのようなお考えですかね。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。  6番議員さんの質問に説明させていただきます。  広報活動を今現在、保健師のちょっとアドバイスというのが見ていただいてあると思うんですけど、そちらのほうで載せさせていただくであるとか、以前は、高齢者を対象にしました体操教室を実施しておりました。それが今現在、参加者のほうが非常に少なくなっておりますので、そこのほうをまた改善して、より多くの方が参加していただけるような体制をとっていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) そうですね。先ほど聞かせてもらいましたら、若い年代から積極的にそういうことを知っておけば、年齢がいったときにはそういう発症が少なくなるというようなことを聞かせてもらってます。そうしましたら、年代の若い人にも多く、楽しく参加していただくような、そんな広報の仕方もより一層考えてもらえたらいいかと思うんですけども、その辺もどうですかね、若い方にも多く知ってもらうというようなことですけども。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼します。  今現在、町のほうでは若い人向けの体操等は実施しておりませんが、民間さんで3B体操さんとかやっておりますので、そちらの御協力を得ながら、今、周辺の地域におきまして御協力いただいて、御高齢者の方が主なんですが、一緒に年一度だけですが3B体操をやっております。そこをもう少し当課のほうでも検討して、広く参加していただけるように、また改善していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) ありがとうございます。そのように前向きに考えていただいたらありがたいです。  そんな前向きに進めるという中で、課を越えて、診療所の方々とも相談をしてというのは、今は進めてますかね。 ○議長(大西正人) 苗代福祉保健課長。 ○福祉保健課長(苗代千春) 失礼いたします。  今、うちの公開講座につきましては、高野山総合診療所の先生のほうに講師先生として来ていただいて実施しておる次第でございます。また、総合診療所のほうのリハビリ等もございますので、リハの先生に、こういう症状のときはどうしたらいいやろうという御相談等はかけさせていただいておりますが、住民様のほうにわかるような連携というような形は表向きには出ておりませんので、今後、診療所と連携し、より多くのテーマを提供できるように進めてまいりたいと思ってます。  以上です。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。
    ○6番(中前好史) ありがとうございます。  安心・安全で生活できるこの高野町をつくっていく上で大切なことです。町長も日ごろからそういうことを考えておられると思いますけども、何か特にこういうことを、今後ということがあれば聞いてみたいと思いますけれども、あればですけれども。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 6番議員の中前先生の質問に対してお答えさせていただきます。  高野町総合診療所院長を初め、全てのドクター、スタッフですね、日々臨床をしっかりして、また自己勉強ですね、そういったものをして、総合診療、まずの第1次の医療をしっかり対応しておるというようなところでございます。また、専門外来としては眼科、そして整形の先生も来ていただいて、適切に住民の医療に対応しているというふうにも思っております。  また、緊急の場合、そういったときは消防本部の隊員、また救急救命士と総合診療所の医師、またスタッフと緊密に連携をとって、適切、的確な判断のもと、適切な医療機関に送っているというようなとこでございます。  また、外国人、また高野山にお越しいただいております参拝の方とか、観光客の方、そういった方にも適切に現場サイドではやっていただいておるというふうにも思っておりますし、今後もそういったことに不安を与えないように、100%ということはなかなか難しいことではありますが、診療所、また消防のスタッフ、全職員とともに心がけて進んでまいりたいというふうにも思っております。  また、2階の理学療法に関しても非常に住民の方からもいいお声を聞いておるところであります。患者様がもっと増えていくように、増加傾向ではございますが、しっかり定着するように、診療所スタッフ、役場も福祉も一緒に、充実していきたいというふうにも思っておるところでございます。それと、健康増進のために、いろいろ福祉のスタッフがいろいろな講座とか、広報に載せるとか、いろいろな手段もとって頑張ってくれております。  そういった中で、若い人の、若いときから健康にしっかり関心をもっていただこうというような取り組みも担当課のほうでも頑張ってくれておりますし、とにかく運動を皆さんしようというようなことで、町の体育協会のほうも、教育委員会とも協力して、今年から運動会というようなことを始めるようになりました。また、その運動会もただただ競技するというんではなくて、少しでも運動するくせをつけていくというようなことがまず主軸になっておるというふうにもなっておりますので、そういった機会を多くつくって、これから若い方から高齢者の方までの健康、そして福祉に関係することとか、そういったものを全町民で共有できるように、担当課とともに取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 6番、中前君。 ○6番(中前好史) 答弁ありがとうございます。  そうですね。本当に高野町に来れば皆健康で元気やねと言うてもらえるような、そんな町民であることを願いますので、どうぞ前向きな姿勢をどうぞよろしくお願いします。  以上で私からの質問を終わります。 ○議長(大西正人) それでは、しばらく休憩いたします。  再開は昼1時から、13時から行いますので、お願いをいたします。               午前11時50分 休憩               午後 1時00分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、一般質問を行います。  通告がありましたので、発言を許します。  9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 質問の機会を与えていただきまして誠にありがとうございます。  去る台風21号によりまして、町職員の皆様方も非常にお疲れの様子、特に町長はちょっとお元気がないんじゃないかなというふうに、少しやせられたんじゃないかなというふうに思います。  私からの質問は、観光情報センターについてでございます。  7月2日に開館しまして、約2カ月が過ぎました。9月4日の議会冒頭、町長の行政報告によりますと、観光情報センターの入館者数は2カ月で約1万5,000人、平日で200から300人、祝祭日で多いときには800から1,000人というふうに報告されました。私もこれ単純計算で計算しますと、1万5,000割る60日で割りますと1日平均250人ということで、非常に多い日と少ない日とのばらつきがあるんではないかなというふうには思います。  まず、第1番目ですが、観光情報センターの設置です。これ条例が出たわけでございますが、第1条に、高野町が高野町におけるDMO団体等と協働し、高野町の来訪者に対する情報提供及び休憩、休息、交流・情報の収集と分析、観光戦略の策定と催事の事業化等を促進するためにその拠点として高野山観光情報センターを設置するというふうに決まっておるわけですが、まずDMO団体と協働ができているか、ここをまずお答えいただきたいと思います。それ以降の質問につきましては自席で行いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 9番議員さん御質問の件ですけれども、DMO団体との協働ができているかということですけれども、現在、一般社団法人高野町観光協会と高野山観光情報センター、インフォメーションの部分について協働しながら、例えば自転車であったり、EVこうやくんであったり、来られる方への来訪者対応、そういったことも含めてやらせていただいておりますし、事業としても和歌山県観光連盟の事業に対して協働で参画するということで、連絡を取り合いながら進めていったりしております。また、この9月の後半には、インバウンドの関係ですけれども、東京で行われる大きなツーリズムエキスポみたいなものに対してやはり協働で出展をするということで、7月2日オープンしてから、少しずつですけれども、団体との共同化を図って事業のほうを進め始めているところです。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 今、観光振興課長のほうからDMO団体と協働ができているというお話でございましたが、去る8月の29日、高野町観光協会と議会、DMOの中心が観光協会だというふうに基本的に思ってください。議会との懇談会が自由参加の形で開催されました。そんな中、一番最初に出たのは、なかなか観光協会としての全体像をこの高野山観光情報センターに移行することが難しいという意見でございました。これはなぜかと申しますと、要するにそのスペースがないと。スペースが物理的に不足しているということでの理事さんからの御意見がございました。これにつきましてどうでしょうか。一部の方については、確かにこの観光情報センターに移行されて仕事はされているようですが、全体像を移すにはスペースが狭過ぎるという意見でございました。それにつきまして、お答えいただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今のお話ですけれども、8月29日の水曜日に観光協会と議会との懇談会ということで、私も出席をさせていただいて、お話を聞かせていただき、意見も述べさせていただきました。その席上、来年4月をめどに観光情報センターのほうにしっかりと合流をして、事業をもっとやっていきたいんだということを理事長の加藤氏が明言をされております。このことを受けまして、町としても観光協会さんが本格的に協働して一緒にやっていくために、スムーズに受け入れられるような準備を進めていきたいと思っております。  今、議員のほうがおっしゃったスペースがないんだという話ですけれども、現状としては、以前からお話ししておりますように2階にある事務室の一部屋、これを観光協会さんのほうでお使いいただくということで現状進めているところです。  ただ、観光協会さん、さまざまな事業を行っております。例えば野球大会であったりとか、例えば桜の集いであったりとか、報恩高野市であったりとか、さまざまな事業に伴って必要となってくる資材、資料、そういったものが大量にございます。その中からその全てを観光情報センターの2階に詰め込むことは物理的にはできない状況です。  ですが、まずは中心となる事務局の職員が全て入っていくと。その中で綿密にいろんなことを話し合いながら、協働化をより深めていければなというふうに考えております。  当然、この懇談会の席上でも私もお話しさせていただきましたけれども、当然、大きな催しになったときにバックヤードがないという中では作業は進みませんので、現状の霊木の家であったりとか、例えば高野山森林公園の管理棟であったりとか、そういった施設を活用するということも含め対応していく必要があるのかなというふうには思っております。  私たちも7月2日に入って事務をいろいろとやっていきます。その中で、確かにちょっとここは改善したほうがいいかなと思うような部分というのは確かに感じるところがあります。そういったところについては、今後、改善の余地があるようであれば、いろいろと検討して改善をしたいなというふうには思っています。  例えば、1階のカウンタースペースの中に観光振興課の者全体が入るということをお話をさせていただいたんですけども、なかなかそこが思うほどうまくいけてないということもあって、せっかくの状況ですのでどう動くかわかりませんけれども、カウンタースペースを広げるようなことも一つ想定としてはあるのかなというふうには思いますし、例えば2階部分、懇談できるスペース、休憩できるスペースを吹き抜けの上に設けております。この部分についても、実際使って会議とかをしますと話し声が下に漏れてしまう、そういう側面もやっぱりあります。ですから、例えばアクリル板を張る、もしくは少し防音の壁を張るというようなことをするだけで独立した会議室として使えるような部分もありますので、5月の臨時会のときに大きな専決補正をお願いしてあるという都合もあります。できる限り今いただいている予算の中で対応できるような改善が可能であったら、それはそれでちょっと前向きに考えていきたいと思います。  ただ、今後、観光協会さんとすり合わせをしっかりやっていく中でどうしたらいいかということの方向性を見て進めていけたらなというふうに思っておりますので、今、大きなお金をかけて、また皆さんに御協力いただいてということも難しいかなと思いますので、そういう方向で改善できるところは改善して、あそこの観光情報センターとしての機能ですか、来客に対するものであったり、先ほど議員言われたプランニングであったりとか、そういったものがうまくいくような形にできる部分は変えていきたいなというふうには思います。  ただ、すり合わせをしっかりやらせていただくつもりでおります。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 今おっしゃられたように、なかなかDMOがうまく今のところはいってないというよりも、スペースがないということでございます。まず、町の観光振興課、観光協会、国際交流員、県世界遺産センターの職員、宿坊組合、金剛峯寺等で、町長のおっしゃられるドリームチームですね、ドリームチームを編成するのにはスペースが足らないよということが、今現在、浮き彫りに出てきているんではないかなと思います。  できれば、私もう何回かこれは発言したんですが、2階のスペースじゃなしに、1階にそういうスペースを、これ平面積、今500平米近くぎりぎりですんで、それを超えますとまた構造計算をやり直さなあかんということも出てきますので、それ以下でおさめるには1階でスペースを考えるということが必要なんではないかなというふうに思います。これは後ほどまたちょっとお話しします。  それから、このときに出た意見ですが、これが何の根拠に基づいてというのは難しいんですけれども、人の流れが悪く、自転車、電気自動車の利用が以前よりも減っている。要するに霊木の家のときよりも減っている。内拝券の売れ行きも以前ほどでもないというような意見が出ました。  これ数字が何ぼだというようなことではないんですが、この中の会議の中で、懇親会の中での意見でございました。これを解消するのにはどないかする方法はないのかということで、できたらこれも提案ですが、釈迦文院様側から歩いて入れるようにすればどうだという意見が出ました。  これは、調べてみますと里道という形になってます。里道と申しますと国有地でございます。金剛峯寺管理の里道、ちょっとおかしな形、高野山ではちょっとおかしな形になってるんですが、金剛峯寺管理の里道ということで、これを今お借りしている人も快く、Nさんですが、快く使っていただいたらいいよということで、釈迦文院さんから歩いて中に入れるように、ちょうど外部のトイレと建物との間、間のちょうど木を切った位置があるわけですが、そこのところに何かの柵を、簡単な柵をつくって、木の根っこを抜くんじゃなしに、簡単に柵でもつくって人が入れるようにしたらどうかというような意見が出ました。  それから、職員の駐車場ですが、駐車場スペースが今ありません。これ実はこの釈迦文院様側からずっと奥のほうに入っていきますと、N氏の借地以外に金剛峯寺の土地がございます。そこがちょうどアスファルトで舗装してない部分がそうらしいです。となりますと、そこを借りれる可能性がないわけではないんです。そういうことで、その奥を通させて、借地の部分を通過さえさせてもらえれば、そういう駐車場のスペースをつくることができるというふうに思いますので、この辺も検討してみたらどうかと思います。これにつきまして、いかがでしょうか。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今御質問いただいた件ですけれども、懇談会の中でその話がしっかり出ておりまして、金剛峯寺様が管理する里道、奥に境内地を持つというところで、境内地に入るための里道ということで金剛峯寺様が管理されているという中で、以前、金剛峯寺の担当課長さんがいろいろとその里道について県の振興局の担当者にもお問い合わせいただいてるみたいなんですけれども、少し難しいような回答だったということで、本当でしたらこの一般質問、お答えする前に、そのあたり、金剛峯寺さんであったり、振興局といろいろと詰めてするべきなんですけれども、通告を受けてから台風21号の災害ということで対処をしておりまして、こちらもですし、振興局、金剛峯寺さんのほうも非常に多忙な中で十分なすり合わせをする時間を設けることができずにきてしまっております。その関係で、この部分については今後、金剛峯寺さん、振興局、そのあたりといろいろ協議をさせていただいて、可能性としてあるのであれば、歩道として使うことで霊宝館のほうから来られた人の動きが、そこを通って観光情報センターに入ってくるということであれば非常にいいのかなと思いますし、また、観光情報センターの前に車いす用のスロープを設けるというお話を今ペンディングにしております。  その関係もあって、確かに釈迦文院さん側の里道のほうを利用しましたら、駐車場のほうへ入ってくるところ、ほんの少し手を加えることで、車いすの通行スペースもでき上がる可能性はあります。ただ、釈迦文院さん側の里道にしても斜面になっておりますので、一般的にいう車いすの通行する角度よりも優しいのかきついのか、そのあたりもはかってみないといけないわけなんですけれども、そういったことをしながら、一度方向性があれば取り組ませていただけたらどうかなというふうには思っております。  ただ、先ほども言いましたように、費用という点で、今いただいている部分を使っていくようなことになるかと思いますので、あれもこれもやっていくことはできないと思いますので、そのあたりも少し考えた上で、できる範囲を見つけていきたいと思っております。  それと、今職員の車のことについて御質問をいただきました。現状としては、この役場の駐車場の裏の駐車スペースを職員は使って、あと公用車を使ったり、徒歩で観光情報センターに入っていっております。今のところそれで職員から大きな不平不満というものは出ておりません。  本来、勤めているところのすぐそばにマイカーがあれば便利なわけなんですけれども、やはりあのスペースというのは金剛峯寺さんが管理する来山者用、参拝・観光客用の駐車場として整備をされて、大体58区画ぐらいあるわけなんですけれども、そこを職員の車を置いてしまって減らしてしまうと、来山者、観光客に対して非常にマイナスになるということで、観光に携わっている課の職員であるということで、職員としてはこちらへ置いて歩く、もしくは公用車で動くというところで理解をしてくれているところです。  ですから、1段上がった、一般の方が金剛峯寺さんから借りられている部分の奥のスペースを、使う使わないというところはまた今後検討はさせていただくんですけども、一旦はまず高野山の観光を担っている課の職員であるという中で、やはり職員としての協力というか、当たり前の動きとしてそういったこともやってほしいなと私は思っておりますので、まずそこを優先かなというふうに思います。  ただ、全く使わないというわけではなくて、方法があってその利便性がよくなるのであれば、それはそれにこしたことはないんですけど。ただ、金剛峯寺さんとしても、恐らく観光客が少なくなって駐車場をほとんど使わないような時期になれば、またその駐車場について少し職員の車を置かせていただくようなことについてもある程度の御協力はいただけるかなとも思っておりますので、いろんな面で少しその点は考えさせていただければなというふうに思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 職員の皆様は何も不便をしてないんでなければ別に結構ですよ、こちらから歩いていただいても結構ですが、あまりにも歩いて通勤というわけではないですが、あそこまで行かれる、移動される時間の無駄を考えれば、あそこをお借りするのも一つの方法かなというふうなことで提案させてもらいました。  また、あそこの間に2台駐車してます車ですね。あの車も移動できるんではないかというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。あれをよければ、釈迦文院さん側からの歩行者もスムーズに入れるんではないかとそのように思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今御質問いただいたところですけども、今の駐車場用の身障者のトイレと観光情報センターの間のデッドスペースに対して車を、公用車を2台とめさせていただいているところです。先ほどのお話で、釈迦文院さん側からの里道を使って車いすを入れていくということになりましたら、その入り口が今言われているところの前後になってくる可能性が非常に高くなります。それはやはりそういったことも考えて、その場合にはやはり2台置くスペースはなくなるだろうなというふうには思います。そのあたりは少しいろいろとお話を皆さんと、金剛峯寺であったり、県であったりとかに聞きながら、どういうやり方が一番いいのか。どれぐらいのスペースをとるのかというのは考えながら進めたいなというふうに思います。  現状は2台置いておりますが、一般の方が置けないデッドスペースに置かせていただいているので、そこを一般の方に使っていただくというのはちょっと難しい、現況としては難しいかなと思ってますので。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) いえいえ、私はそこを使っていただくんじゃなくて、そこを歩けるようにしたときに、その車の2台をよけたほうがいいんではないかと、そういう意味です。ちょっと誤解のないようにしてください。  それから、先ほど、これも町長、非常に気にされていると思うんですけれども、人の流れが悪く、電気自動車や自転車の利用度が低いというふうに言うたんですけども、これは非常に目立ちにくいということ。看板の設置等が必要であると、非常に目立ちにくいよということでございます。  それともう一つは、あそこで駐車スペースが満車になったら、満車の表示が出るんですね。大きな看板で満車というのが出ます。それが出ますと、全く人の動きがとまってしまうという形になるそうです。ですから、できればこちら側からも入れますよというような、逆に言えば誘導する、満車の人が誘導するような形も考えたらどうかというような、これ観光協会からのかなり積極的な意見でございます。  そういうことで、それにつきましてどうでしょうか。交通案内をしてくれる人たちにも協力願って、こちらから入れるよというような表示、それから新たな看板を設置する、非常に情報センター自体がわかりにくい、その辺の御意見もございましたので、それにつきまして、課長どうでしょうか。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今の御質問ですけれども、懇談会のときにも非常に具体的な提案が出ておりました。というか、観光情報センターを開くに当たって、浄菩提院さん側の部分に観光情報センターの大きな看板が要るという、何か御指摘があったということを、すみませんが、そのとき初めて私も聞きまして、現状立てておりませんので、「第2駐車場こちら」という看板の付近を利用させていただいて、来年度になるかと思いますけれども、看板の設置については御提案をさせていただいたらどうかなというふうに思っております。  それと、霊宝館側、大師教会本部の裏口のすぐ横に駐車場を示す看板が立てられておりました。この台風でその看板が倒れてしまいました、根元から折れて。ということで、駐車場を示す部分も今なくなっておりますので、その復旧もあわせて、今議員言われた部分、懇談会で出ておった部分は具体化できるのかなというふうに思いますので、そこも検討させていただきたいと思います。  あそこに満車のときに看板を立てるというのは、どうしてもスロープから後ろに車がつながりましたら目抜き通りの交通を阻害してしまうということで、交通渋滞を引き起こすということがあって、警備員のほうも、早くに満車になった場合は看板を立てます。その関係で、やはり看板を立てると車が入れないし、人もちょっと圧迫感があるのか、入りにくくなる部分があるのはあるみたいです。  ただ、警備員のほうも、上で説明しているよとか、案内してるよということは声もかけてくださってますし、あともともとあそこは段差があって上の段に立てるということで、やはり今言われているような人の動きが少し難しいということはそもそも想定をされていたところですので、それをやはり打ち破って利用効果を上げていかないといけないということですので、交流スペース、広いスペースをいただいてるところを利用して、セミナーをやる、今回は写真展をやってましたけれども、いろんな企画をすることで、積極的に人を吸い上げていくようなところのソフト面の努力をやっていく必要があるかと思ってますので、当然、今言われたハード面の部分もですけれども、ソフトの部分も気をつけて進めていきたいなというふうに思います。やはり積極的に使っていって、皆さんに来ていただく、それがあそこの利用方法だと思っておりますので、御理解いただけたらと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) ちょっと課長に一言だけ注意をしておきます。先ほど里道側で身障者用の歩道をとるという話が出ましたが、とってみたらどうかという話が出ました。これはとれないものと見とってください。なぜかと申しますと、75センチごとに段差をつけらなあかんので、12分の1勾配ですか。75センチいったらまた平面とらなあかんという形になりますので、まずあれを歩道にすることはちょっと難しいと。歩道はこちら側に、逆側にある、今現在使っている歩道で、身障者用の歩道があるということで適用除外になると思いますので、それで逃げなければ仕方がないかなというふうに思います。  それから、3番目に移ります。これはちょっと大きな問題です。これ職員からの要望です。要望というよりも苦情です。職員は休日出勤しているのに、振りかえ休日がとれない。これについて、これ課長の責任じゃないんですか。これ高野町の職員、勤務時間、休暇等に関する条例に違反しとるんではないかと私は思うんですが、あなたはきっちりとらせてますか。お答えください。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今の御質問ですけれども、現在、土曜日、日曜日、祭日、7月2日以降、観光情報センターをあけていくということで、観光振興課の職員がかわるがわるで日直業務に入っております。日直業務につきましては、手当のほうの支給をいただいておるところであります。また、観光担当、地域振興もそうですけれども、やはり催し物が土曜日、日曜日、祭日等に行われることが非常に多く、その関係上、必然的に休日勤務、代休ということですね、この回数が多くなってきている嫌いがあるというのはそのとおりです。  ただ、この7月、8月、9月の3カ月間で夏休みを3日いただいているわけですけれども、これについても、一部を除いて2日もしくは3日のお休みを使わせていただいておるところですし、9月の終わりまでに夏休みの取得について申請をしてきて、許可をさせていただいているところです。代休についても、積極的にとるように、本人が申し出をしてきたら、こちらとしては許可をしていく、休むなということは一切言っていないので、逆に休みをとってくれということを言っているところです。  ですから、確かに土日の出勤が多い、休日勤務、代休が多いというほんと嫌いがあるので、その点については職員みんな努力をしてくれている、助かっている部分がありますが、やはり反面、やっぱり代休をとらせてあげたいというふうに私は思ってますので、とってくれるようにお話をしているところです。とるなとは一切言っておりませんので。  ですから、今後、また人の配置であったり、あと観光情報センターを夜間に向けて延ばしていくというようなことも踏まえて、いろいろとこういう面も含めながら考えさせていただけたらどうかなというふうには思っております。  ただ、やはりせっかくたくさんのお金を入れてつくっていただいた施設ですので、やはり有効利用していくというのも職員としての責任がありますので、その点とあわせながら、本当に休みたいのに休めないとなったらストレスになりますので、そういう部分ができるだけないように努めておりますし、今後も努めさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 手当で処理してるんですか、一部は。今、さっき手当で処理してるというふうに一部、おっしゃいましたけれども、この辺、ちょっともう一度はっきりお願いしたいと思います。  それから、休みをとってくれと言っている、これは本当ですか。職員がとれないと言ってるんですよ。積極的にとらせてあげたい、とるなとは言っていないと、とってくれと言っていると、これは本当ですか。課長が本当だと言うんなら本当だと思いますが、職員はとれていないと。要するに精神的なものもあるんでしょう。皆さんが休まれてないのに私だけ休むわけにいかないというようなこともあって、実質的にとれてないんかもわかりませんが、職員の一部によりますと、もう1年ももちませんでと、こんな状態では1年ももちませんと。子育て世代の方は非常にかわいそうと思います。  これ高野町の職員の勤務時間、休暇に関する条例の3条に、3条と地方公務員法に基本的には違反しないんでしょうか。日曜日及び土曜日は週休日とするというのがこれ基本なんです。これ建物ができる前から僕も指摘させてもらったと思うんですけれども、要するに休日出勤をしなければならないというのは現状だろうと思います、土日が一番多いということで。ただし、そこを休みとするというふうに決めている以上、これ総務課長の担当になるんですか。その辺のとらせ方、それから休ませ方、どのようにお考えでしょうか。僕はちょっと担当課長としか書いてないんで、適切かどうかわかりませんが。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問で、職員の休暇等についてのことでございますが、やはり休暇時間というのは4週間を超えない期間につき1週間当たりで38時間45分ということに決まっております。ですので、当然、勤務時間を超えることができないということになりますし、また、振りかえ休ですね。これは土日出勤した場合は振りかえ休ということで、その振りかえする日の前4週間から振りかえた日の後8週間、この以内に振りかえ休をとるということになっておりますので、これもこの規則にのっとってやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 総務課長にちょっとお伺いしますが、現状、振りかえはきっちりとれておりますでしょうか。先ほど課長のほうからは、観光振興課長のほうからはとれているということでございましたが、職員はきっちりとれてますでしょうか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  振りかえ休等につきましては、各担当課におきまして、担当課長の決裁をもって許可をするというふうになっておりますので、細かい部分についてまでこの総務課のほうでなかなか把握はできておりませんが、基本、月に一度、前月分の出勤状況というような形で報告はいただいておりますので、その中では振りかえ休をとってある日数であるとか、そういったものは出てきますけれども、正しく全ての方が全ての部分をとれているのかと、そこまでは総務課のほうでは把握はできておりません。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 代休について、全てがとれていると私は言ってないので、とれていない部分があるのでとってくれるように、とれるように休みを出してくれということを言っています。ですから、基本的に、やはり先ほど議員も言われましたけど、土日、観光として一番忙しいときがあって、なかなか土日の勤務が多い中で、代休がたまりがちになるという側面があります。ですからそういったところを、やはり先ほど言われたように、ほかの者がとってないからとりにくいとかいうような意識でとらないという方向はいけないので、この時代、働き方改革の中で非常に問題になっておるので、とりやすい環境をつくっていくということで、とるようにということで話をしていると。ですから、少し時間がかかるかもわかりませんけれども、とらせていくということになりますし、あとやはりとりやすい環境をつくっていくというところが、私も観光振興課の職員の休日については責任がありますので、そこは努力をしていくという形になります。
     土曜日を出る、日曜日を出る、それにあわせて例えば金曜日であったり、月曜日を強制的に休ませるみたいなところもいろいろと職員の中でも話をしながら検討していっているところですので、全体あわせてやはり職員として休みがとれる、家庭のこともできるという状況はつくっていきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 今、課長はとりやすい環境をつくっていこうと、課長の気持ちはわかりますが、これ職員に通じらんとどうしようもないわけです。何らかの形で文書を回すなりして、とれというような指示をしたらどうでしょうか。きっちりとってくださいよという指示でもできませんでしょうか。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、議員がおっしゃられた部分ですけれども、毎朝、8時半から朝礼をしております。その中で、各職員に対して今の部分についてしっかり伝えて、やはりとれるように、とりやすくするようにやっていきたいと。現状としても、本当にうちとしては休みたいということは言えば休ませているので、それにとってかかってきて、職員みんなが相互補完をしていけばいいので、誰がいないと回らないという形ではいけないかと思ってますので、そのような形で徹底していきたいと思います。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) この出勤に対して非常にこれ嘆きのような話ですので、ぜひとも朝礼等で徹底していただいて、とりやすい環境をつくっていってあげていただきたいと思います。  それから、次に移ります。今、設計上、職員は事務所スペースが2階とされているため、1階でパンフレットを配布しているインフォメーションのカウンターの中でも事務がされているというのはこれ現状だと思います。もちろん公文書もございますでしょうし、個人情報も出てくるかもわかりません。セキュリティーの問題。これも含めて、あの現状のような混雑したような状態、いろんな組織の人が入ってくる。要するにドリームチーム、混成チーム、その状態で、あそこでそういう仕事をしてもよいのかというようなことについてお聞きしたいと思います。課長、お答えください。実際、作業はそこでされております。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今の議員の御質問ですけれども、今、私が一番困っているのは、役場の仕組みの中でインターネットであったりとか、メールとか、それを使っていこうと思うと、今、議員が言われたように1階ではセキュリティーの関係があって使えないということです。ですから、その部分については使っておりません。一部、簡単な事務処理をカウンター内で進めたりはしておりますけれども、個人情報であったりとか、役場全体に影響が出るようなセキュリティーの部分については一切1階ではできないので、やっておりません。それがために、やはり少し時間外の勤務が発生したりしてきている嫌いがありますので、今後、観光協会さんが入ってこられる中に金剛峯寺さんであったりとか入ってくるということになって、混成チームでやっていく形になりますので、現状の役場のセキュリティーの中でそれを押し通していくのがいいのか、観光情報センター独自のネットワークを組むほうがいいのかというところは、担当課とも今後も協議をしながら方向性を見出していって、勤務のしやすい環境はつくりたいというふうに思っております。  実際、今困っているのはそこの部分ですので、その点については今後考えていきたいなというふうに思っております。  観光については個人情報を扱う部分というのがほとんどございません。職種がら、個人の部分というのはほとんどありませんので、地域振興については空き家の情報であったりとか、いろいろと個人情報を扱う部分があるので2階で勤務をさせているような状況ですので、ただ、先ほどの職員の勤怠のこともありますので、そこは仕事がしやすいような環境、どうしていったらいいのかというのは、また担当課と相談をしながら、予算上、議会に対してもお願いする部分が出るかもわかりませんけれども、検討させていただけたらなというふうに思います。  以上です。 ○4番(上野幸男) 議長。 ○議長(大西正人) はい。4番、上野君、何でしょうか。 ○4番(上野幸男) マイクもっと上手に使うてくれな、ぼそぼそぼそぼそで昼寝をさせてくれるんかなというぐらいにしか聞こえへんで。 ○議長(大西正人) 皆さん、聞こえておりますか。 〇議員(「聞こえてます」) ○議長(大西正人) ということでございます。上野議員のほうからは、もう少しマイクをうまく使うようにという御発言でございました。そういうことも気をつけて答弁をお願いいたします。  9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) こういうセキュリティーに関しては課長も御理解の上だというふうに思います。ただ、これ現状を見ていただいてもわかりますように、2階に事務所というのは非常に使いづらいと私は思っております。これまた予算の問題が出てきますので、必ずしもどうせいということは言えませんが、1階に事務所スペースを考えたらどうかというふうに思います。混成チームでございますので。  それから、先ほども課長から、みずから発言してくれたんでわかっていただけてると思いますが、2階の休憩スペース及び打ち合わせ談話室ですね、これが物置化していると。下にものがよく聞こえるため、音が聞こえるため使われないというのが現状ですんで、この辺の対策を考えなければならないかというふうに思いますが、課長はパネルでも張ったらどうよというような話が出ましたので、その辺のところの検討をお願いしたいと思います。  せっかくつくった重要な施設でございます。有効利用のために、再度、平面計画を見直したらどうかと。これ各ドリームチームをつくるためにももう一度平面の検討をしたらどうか。  それから、ある技術職の人の話ですが、これもお金のかかる話ですが、要するに1、2階をホームエレベーターでつないだらどうかと。あまりにも階段が狭過ぎるという話もありました。  そんなようなことで、私の希望ばかりでございますが、その辺の計画につきまして、課長、何かありましたらお答えください。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今の点につきましては、冒頭述べさせていただいたような形で、7月2日に入って以降、やはり業務をやっていく上で少し改良したほうがいいのかなと思う点があります。2階の談話スペース、声が漏れるというのもそうですし、あとカウンターについても、ちょっと確かに観光振興課全て入れようと思うと手狭なので、そういったところは再度、今後観光協会さんも本格的に入ってこられますので、そういった方ともいろいろと話をさせていただいて、できる範疇で手直しをすべきであれば手直しをするということも考えてやっていきたいと思います。逆に、議会の皆様にまた御無理を言う点も出てくるかもわかりませんけれども、せっかくの施設をやはり有効利用していくために、もう少しお願いする面があるかもわかりませんし、一旦は今いただいている範疇でできる限りのことを対応したいとは思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 提案です、一つの提案ですが、これもお金がかかることで申し訳ないんですが、要するに正面玄関を入って左側、インフォメーションの左側約5メートル、壁から5メートル、これ全体を事務所にしたらどうでしょうか。事務所というよりも、あれだけでいいと思います、カウンターだけでいいと思います。カウンターで仕切ったらどうかというふうに私は思います。その辺のところは検討でお願いしたいと思います。  もう時間も迫ってきましたので、最後に町長にお聞きしたいと思います。これもこの間の意見で出た、会合での意見で出たんですが、ドリームチームをつくるに当たって、未来についての意思統一、確固たるビジョンがないのではないかというふうな話が出ました。これにつきまして、町長の御意見がございましたら、こういう形でこんなものをやりたいんだよというようなことがありましたら、ぜひお願いしたいと。なかなか確固たるビジョンが出てこないよというふうな意見がございました。これにつきましてお願いいたします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 観光情報センターの件についてお答えさせていただきます。  7月2日からオープンさせていただいて、さまざまな課題、今後勉強していかなければならない課題等がたくさん出てきております。これもやはり役所の中で観光係がこの庁舎の中で仕事をするということを、外に出ていって、現場に出ていって、先頭に立ってするというようなことになって、初めていろいろと出てくる課題であるというふうに思っております。  やはり高野町、高野山、第1次産業はサービス業というところで、観光産業も観光行政としてしっかり取り組んでいかなければならないし、大きな収入源にもなっているのが現状でございます。  そのような中、観光情報センターをオープンさせていただいて、今日、今日は9月10日ではございますが、台風が来たという影響で、来る方の数というのが少々乱れているのかなというふうにも思いますが、大体1日二百から三百人、多いときには七、八百、九百人来るというようなことで、当然、職員の勤務状況、また職員のマイカーの件とか、いろいろと議員御指摘、御心配していただけるというのは、本当にありがたいことでございます。  当初、職員の車もあの周辺にというふうにも考えておりました。今後もそれも考えていかなければならないというふうにも思っております。季節の中で近くまで行けるようなことも考えなければならないのかなと思います。また、この庁舎の裏の職員駐車場にとめて、町なかを歩きながら自分の職場に行く、観光情報センターに行くというところで、観光客の、また参拝者の目線となって気づく面も多々あるかなというふうにも思います。そういったところも大切にしていきたいなというふうにも考えております。  スペースの面も今後、役所の仕事とほかのいろいろな業種の方が入ってくる中で分けていかなければならないところもありますし、今までと同じようにするのではなくて、新しい考えのもとで守秘義務をしなければならないところはしっかりやって、一歩、二歩、先進的な取り組みになっていけばというふうにも考えておるところでございます。  私もあそこが開館されて以来、土曜日とか平日、日曜日、たまに見にいったりいたします。車を置いて町なかに出ていく方、その方がよくあそこを利用されるというのもありますし、先ほど議員がおっしゃられたように、気づかなくて通り過ぎてしまう方もいらっしゃいました。そういったところを考えると、しっかり「ここは観光情報センターだよ」というようなサイン等があれば、十分に人は流れに乗ってくるのではないのかなというふうにも思いますので、今後、秋にかけて多くの方が来ていただけます。そのときも、仕上がりにはなりませんが、そのときの人の動きも見て、人の流れをうまくあそこに流れるように、役所としても努力してまいりたいというふうにも思っております。  また、南海りんかんバスにも提案もしようと思っております。南海りんかいバス、停留所までは行かないかもわかりませんが、金剛峯寺前、また霊宝館前の案内をするときに、観光情報センターの存在、働きをアナウンスにも入れていただけるように、高野町からお願いはしていこうというふうにも考えておるところでございます。  それと、先ほど言われましたドリームチームでというようなことであります。宿坊協会、観光協会、そして高野町、そして金剛峯寺の皆さんが集まった中で、観光協会の理事長さんが、ドリームチームを何とかつくっていこうよというようなことでおっしゃっていただきました。まさにいろいろな枠組みを越えた中で、仕組みを越えた中でドリームチームをつくっていきたい。じゃあ、どういうドリームチームをつくっていくのか。そこで受け身となっている方がまだまだ多いのかなというふうにも思っております。  ビジョンが見えないというような意見も当然出てくるかなとは思うんですが、やはり今までのこの高野町、そしてこの高野山の観光にかかわる方々の意識をみんな高めていく。非常に温度差がある団体もあるかなというふうにも思います。そういうところを考えると、高野町全体であそこを観光の拠点にする、高野山、金剛峯寺、高野町、そして和歌山県、宿坊協会、観光協会、商工会が、またいろんな団体が、あそこで一緒に高野山、そして和歌山県、日本を発信していこうよというような、基地にしようというような大きな目標に向かっていけるように、町としても旗を振って、そして皆さん、議員先生の皆さんともともにあの場所の存在意義というのをしっかり考えながら、あそこの活性化に努めてまいりたいと思いますので、どうぞこれからもいろんな視点で御助言、御指導いただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) 9番、松谷君。残り時間5分となりました。 ○9番(松谷順功) ありがとうございました。  最後です。今町長からお話がありましたように、ドリームチームを早くここで結成できるように、スペース的なことも一生懸命検討していただきたい。また、観光のワンストップ、ここで全てが整えるような形になりますように希望して、質問を終わりたいと思います。課長から何かありましたらお答えください。もうなければこれで結構でございます。ありがとうございました。 ○議長(大西正人) 順番に発言を許します。通告順でお願いをいたします。  2番、﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 一般質問の許可をいただきましたので、ただいまから一般質問に入らせていただきたいと思います。  今回の台風20号、21号の影響で、二十数年ぶりの被害が発生いたしました。町長初め、役職員の皆さんには、被害調査、復旧計画、後始末に奔走され、今日に至るまで出動されましたことにつきまして感謝を申し上げ、労をねぎらいたいとこのように思います。まだ作業は完了していないようでありまして、この式場におられます職員の皆さん方の服装を見ますと、まだその体制が続いているような服装であります。  これは私の所感、ちょっと考えでいかんのですけれども、9月、今始まっております議会は、提案されました議案審理でございますので、この服装で座られておりますと、何か違和感を感じるような状況であります。災害復旧に関しましての相談ごとというんですか、質疑ということであれば、こういったユニフォーム、服装も問題がないんではないかと思いますが、私はそんなふうに少し考えましたので、これはもう答弁も何も要りません、私の所感でございますので、私の考えを聞いていただいただけで結構でございます。  そして、事実上、9月の議会が始まりました。皆さん方には非常にお疲れのこととは存じますが、提案されております議案につきましては、慎重審議させていただきまして、これから一般質問に入らせていただきます。簡潔に焦点を絞り込みまして質問をさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。  先ほどの議員さんと同じように、高野山観光センターに関することでありまして、私はこの運営面について、少し話をさせていただきたいと思います。  平成30年8月25日、高野山観光協会理事さんと役員との間で、議会議員7名が出席をいたしまして懇談会が開催されました。今後の観光事業を進めていく中で、課題や諸問題について、意見交換や情報交換を行いたいという理由で開催されたわけであります。観光事業を執行する側と議会の間には考え方に温度差がある、このように言われるわけでありまして、これを少しでも是正していきたいという願い、考えから、第1回目の懇談会が開催されたようであります。  私も順番によりまして意見を求められましたが、その時点では、運営方針等についての建設的な考えはありませんでした。そのようにお伝えしてとしながらも、この観光事業に住民がどのようにかかわっていくのがよいかという点から、2例を挙げて意見を申し述べさせていただいたわけであります。  と申しますのは、平成27年の7月25日に一般社団法人を立ち上げました。いきいきわくわく推進クラブ、これ高齢者の会であります。お接待どころを立ち上げました。場所は金剛峯寺が所有する作業館をお借りしてのことであります。観光客や参拝客へのおもてなしを実施し、お茶の接待を中心に展開いたしました。そして食事の場所としてでも提供しておったようであります。住民や観光客が何の違和感もなく出入りし、接待に回る高齢者の方も健康で、生き生きわくわく動き回り、歓声も上げており、話がけもあって、人のコミュニケーションができて、生きがいを感じていたようであります。  毎日10人ほどの会員が、住民が出仕し、月間で延べ250人が出ておったと思います。年間に直しますと2,500人がかかわっていたことになります。町民の生きがいの場所でもあり、小規模な観光情報の提供、こういった間にもなっていたように思われます。高齢者が社会に貢献していく喜び、人の前に出ることで、こぎれいに装いすると。こんな住民が参加できる運営が大切であると私はこのように考えて、そのように申し上げました。  もう一例を申しますと、これは雰囲気の問題ですけれども、田辺市に道の駅のような施設がありまして、ここでおかき類を販売、施設内で製造工場があり、工場を見学できると。そういう広場に休憩するロビーがこしらえてありまして、50から60席が用意されておりました。そして、コーヒーメーカーも8カ所ほど設置され、無料で自由に利用できるような形をとっておられました。こういった雰囲気を醸し出すことも必要ではないかと思います。  本施設におきましては、こういった待遇ということは非常に経費もかかることでありまして、同じことということは考えにくいところでありますが、やはり住民が自由に出入りして、そして来られる人へのおもてなしをするという、こういった行為というのは、話題を外に持ち出て、住民の皆さんに、こういうことがあった、ああいうことがあった、PRできる、そういうことによってあの施設がPRされていくというようなことで非常に大事ではないかと、こんなふうに申し上げたわけであります。  そこで、次のような質問をいたしたいんですけれども、これも次期この懇談会を催すということが話されておりましたので、これを運営していくためには、この部分を運営していくためにはどういうような御意見を申し上げたらいいか、今後の勉強のためにと思いまして、次のような質問をさせていただきたいと思います。  一つに、この施設を運営する年間費用はどのぐらいかかることになるやろな。人件費、需用費、施設の維持管理費、これを合わせてどれぐらいかかることになるでしょうねと。これから31年度の予算編成期に入ります。12月の定例会には数字で報告いただきたいと、これは概算になろうと思うんですけれども、大体そういったころには試算もできていることだと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それと、申し上げました一般社団法人の目的だった、地域活性化と高齢者の生きがいづくりにつながる活動というのがこの社団法人の目的でありました。住民を巻き込む、言葉が悪いんかな、住民が参加していただける事業計画で、この施設の一部を運用していくというようなことも考えていくことが大事ではないかなとこんなふうに思います。住民から、あの施設とは何よと言われるんじゃなくて、その施設へ出入りする住民によって、また住民が話題として町内に持ち帰り、いろいろ話されることが、あの施設の存在感というんですか、PRにつながっていけるものだとこのように思うわけであります。  それから、今のところ、この施設から収益事業というんですか、収益は考えられない状況にあると思われます。しかしながら、今後、この施設の運用によりまして観光客が増えて、経済的効果が見込めれば、税収にはね返ってくることは間違いないと思います。信徒施入が増えれば、また某寺院からも寄附金が集まるんではないかとこのように思われます。  このような収入が見込めないということになれば、毎年、何千万という予算が消費していってしまうようなことになりがちであると。そうなりますと、やはり町民の負担となることになりかねません。こういったことは避けていかなければならないと思います。直接、税金を産む施設ではありませんが、何かの形で貢献していく姿を町民に見ていただけるような動きをしていかなければならないのではないかということで質問を申し上げたいと、質問を申し上げるわけであります。  2番目の質問で、流出している個人情報の回収についてというのがありますが、通告表を見せていただきますと、最後のところに同じ議員の質問がありますので、このことにつきましてはそこの点に委ねて回答を待ちたいとこのように思います。  重要な個人情報が外部に流出している問題で、回収作業はどのように進んでいるのですか、進捗状況をお願いしますというのが私の伺いでありました。同じような質問が出ておりますので、そのところでよろしくお願いいたしたいと思います。  そうしまして、通告はしていないんですけれども、防災に関することであり、今回の災害で体験したことでありますので、今後のために申し上げたいとこのように思います。  蓄電池付の防犯灯、街灯の設置が必要ではないかなとこんなふうに思いました。先日、9時ごろ帰ってまいりまして、南都銀行さんのところにまいりますと、セコムの車がとまっております。そして数人の人がざわざわしております。ああ、何かあったんかな。セコムに少し関係がありますので、おりまして、「何かありましたか」と尋ねてみますと、「電気がついたので、今リセット、それぞれの機械のリセットをしておるんや、したんだ」というようなことでありました。「電気がついたんですか」、「つきました。」そうしまして、警察のところに行きますと、信号がついておりました。五の室を向いてみますと、お寺の会下の電気がずっとついておりました。やっと電気がついたんだということで、鶯谷の峠まで帰ってきまして、峠から向こうへ帰ったら、真っ黒。蛍の光もついていないような状況でありました。まるで走ってきて、電気のついてないトンネルへ飛び込むような状況でありました。  こういったところに何カ所か、こういったLEDプラスバッテリー、そのバッテリーを充電するのに太陽光発電でそれを充電して。 ○4番(上野幸男) 議長。 ○議長(大西正人) 発言中です。 ○4番(上野幸男) そんな話、何か趣旨に合うとんか。何かわけのわからんことばっかり言うとるけど。 ○2番(﨑山文雄) 真っ黒なところを蛍の光でもあれば安心できるというようなことになりますので、そういったことも今後の問題としてお考えをいただきたいとこんなふうに思いましたので、これも一つよろしく御検討をいただきたいと思います。  和歌山県の防災担当のまち総合総務課ですか、危機管理準備室の話では、こういったランプも結構明るいですよと、十分防犯灯になりますよという考え、計画があるようであります。  以上のようなことを申し上げまして、このことにつきましては、やりましょ、やりませんの問題じゃなくて、こういうことがありまして、少しでも明るさがあれば非常に安心感ができるんではないかとこのように思います。  この間にちょうど集会所、会館ですか、会館の周辺で、時間はどのぐらいですかわかりませんですけれども、ぱっと明るい状態が続きました。それで付近の人が、あそこに何か事故があったんかなというようなことで声がかかりまして、そしてしますと現場までよく見にはいきませんでしたですけれど、道周辺にすうっと明るい照明がついておりました。こういった照明が非常に安心感をもたすということを感じましたので、それも報告を申し上げておきたいとこのように思います。  以上でございますので、よろしく御回答いただきますようお願いいたします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、2番議員さんのお話、御質問ですけれども、まず高野山観光情報センターを運営するに当たっての費用の面につきましては、先ほど議員おっしゃられましたように、平成31年度の予算編成のときに明確にお示しさせていただいたらなというふうに思っております。  現状でお話しできるのは、私たち職員の給与等というのはもちろん当たり前に計上させていただいておりますが、今回の補正予算の中に挙げておりますのが、外国人対応する臨時職員というものを7月から2名ほど雇用させていただいております。一人ほぼ大体週に3日ずつ勤務をしていただいて、時給1,500円、月で換算で14万程度ということで支給をさせていただいております。臨時職員として、社会保険とか労働保険についても加入をさせていただいてる。この関係で、当初予算に組ませていただいた金額では足らずが出ておりますので、補正のほうに足らずの分について計上させていただいております。  また、同じくやはり外国人が多い中、観光情報センターを運営していく上において国際交流員、これが8月2日に着任をしまして、非常に活躍をしてくれております。週35時間ということで、1カ月28万程度の支給ということで、社会保険、労働保険も加入してやっていただいております。  この国際交流員、CIRという制度につきましては、学校の英語の補助のALTと同じく、国のほうの普通交付税の算入対象となっておりますので、この金額につきましては、全額、国庫より補填されていくということになっております。ですから、CIRにつきましては本当に活躍していただいていけば、非常に当町についてはメリットになるのかなというふうに思っております。  あと、細かいところですけれども、観光情報センター自身はオール電化ということでやっております。その関係で、8月の電気代、調べさせていただきましたら、1カ月で6万7,690円、7月につきましては4万5,632円と、まあまあ費用はかかっておるんですけれども、今のところむちゃくちゃ大きな何十万というような費用にはなっておりません。ただ、これから寒くなっていきまして、クーラーで暖房をやっていこうとしたときには、一体どれぐらいになるのかというのは全くちょっと読めないところがあって、このあたりが少し難しいかなというふうに思っております。  また、先ほども言いましたけれども、あそこをやっぱり活用していくに当たっていろんなことを、催し物も開催をしていかないといけない。それに対する費用、消耗品であったり、ものによっては謝礼金、そういったものも今後継続的に必要になってくるかなと思います。  ただ、あそこは利用することによって、議員先ほど言われましたように周辺に対しての経済効果をもたらす。もしくはあそこでの、観光協会さん中心に、例えば自動販売を設置していただくとか、喫茶スペースを設けるとか、そういったことも踏まえて活用し稼いでいただくことで、町としてではなく、まち全体と見たときに経済効果を引き出していく施設になればいいなというふうに思っておりますので御理解いただけたらと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 2番、﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 御回答いただきました件で、年間どれぐらいかかるかということについては、先ほど申し上げましたとおり31年度の予算編成期に入っていきますので、12月ごろになれば概算のものが出てくるんではないかと。そういった数字も踏まえて、次回の懇談会等の資料にもしていきたいとこんなふうに思うわけです。  いろいろ運営等についての意見というのは、なかなかこのような方法で運営してくださいよというような具体的な考えは持っておりませんでしたので、一例として申し上げたのが、町民が参加できるような何かをしなければならないんではないかと。経費はかかるけれども、どんなメリットがあるんかというところが私の一番問題とするところであります。  直接収入がなくとも、高野山全体が経済的効果が上がるようなことになれば、これはもう税収ではね返ってくるということになりますので、そういった数字があらわれてくれば町民も納得していけるところだと思いますし、町民が、あの前を通るけれども出入りしないというようなことは、非常に残念であると私はそのように思います。今後、この運営を考えていく中でそういったことにも御配慮をいただきたいとこんなふうに思います。  金はかかるけれども、何もメリットないというようなことは、お互いに考えていく、そんなことは考えることはないでしょうけれども、そういうことのないように、努力をしていきたいとこんなふうに思います。  それと、これに関しての一例ですけれども、前にあそこの今申し上げました接待所に来られておられた参詣者、参拝者が「縁」をちょこちょこ利用しておるようですね。「縁」を利用しておるその人がいつまで続くか、続くのか、もう中途でやめるのか、それはまた「縁」の運営の仕方だろうとこのように思います。  そして、この「縁」のほうへ奉仕に行っとった、接待どころで奉仕に行っとった住民の何人かがあそこでイベントを始めた。イベントの手伝いに行ったということも報告を聞いております。ありがたいことであるとこんなふうに思います。  町民が活動できる、町民が動きをするということが非常に大事であると、町民全体に理解をしていただけると。「あれ何よ」と言われるのが一番つらいところでありますので、そういったことについて配慮をしていっていただきたい、こんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それで、町民があそこを使えるような物の考え方というのは、今の時点では考えておられるのか。将来、そういったことも考えていかなければならないというようなお考えがあるのか、よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 2番議員の御質問ですけれども、開館にあわせて地元の写真家である永坂嘉光氏の写真展を開かせていただきました。9月2日で展示が終わって、今撤収して、交流スペースということで、机、椅子を出して皆さんに使っていただけるような状況を行っております。  今後も近畿大学との関係の中での展示であったりとか、例えば吉野大峰・高野の観光圏の活動であったりとか、そういったところで活用していくんですけれども、当然、町内の方からも何人か、あそこを使って展示をしたいよというようなことをちらっと伺っております。そういった形で町内の方にもああいう展示スペースをしっかり使っていただくことで、やはり自分たちで使える施設ということで意識していただけたらなというふうに思います。  また、現状、今まちづくり支援員の活動の一環としてですけれども、天文同好会さんが秋に天体観測会をやりたいという中で、ここも使えるよということで、逆にこちらから提案をして、使ってもらえるような方向で今お話を進めたりしております。まだ確定ではございませんけれども、そんなふうに、私もできるだけ地域の方にやっぱり知っていただく、使っていただくということも大事だというふうに思っておりますので、そういったことを、小さなことの積み上げ、繰り返しになるかもわかりませんけども、続けていければなというふうに思っております。  以上です。
    ○議長(大西正人) 2番、﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 課長のほうから回答をいただきましたですけれども、町民の人が今こういう施設に使っておりますということで、永坂さんの写真展のことを聞かされました。これも相談はさせていただいたんですけれども、橋本の駅ですね、橋本の駅、鉄道の移り変わりをずっと写真に撮っておりまして、それを公開したらどうかなということもちょっと相談させていただいたことがあるんですけれども。永坂さんの写真を見せていただく限りでは、やっぱり大きさ、雲泥の差があることに気がつきまして、私もちょっと思案をしているような状況であります。あそこを使用するということについては、いろいろ考えも持ち、提案もしていくわけですけれども、なかなか思うどおりにいかないというところもあります。  この前、手前みそのような格好になりますが、私の孫が高野へ来ておりまして、教育長とも表敬訪問させていただいて、あそこの施設で3日ほどしか山におる機会がなかったですけれども、1日奉仕して帰れということを申し上げて行かせたんですけれども、英語のもう既に通訳のできる先生がお二人おって、昼ごろまでおったんだけれども、あまり用がないということで、親の心子知らず、おじいの心孫知らずのような格好で帰ってきましたですけれども、常に私たちもあの施設の運営等については考えておりますので、一つ担当者とする者におかれましては、努力をしていただいて、いい方向に導いていっていただくようにお願いいたしたいと、こんなふうに思います。  これからも観光協会の理事さん、役員さんらと懇親を持っていくことになりますが、やっぱり議会と何というんですか、観光協会、執行される側とでは若干の物の考え方が違ってくるのはやむを得ないと私はそう思うわけですけれども、私たちが、このようにせい、あないようにせいということで通るものではないし、中で展開するものについては、それぞれの考えでいかれるんではないかと思います。  私、こんなことを想像してみたんです。相撲の土俵を考えてみますと、相撲の土俵の中で力士がすばらしい相撲をする。そうしますと、その力士の技量によって、力量によって観客が増えてくる。観客が騒ぐ。それだけ盛んになって収入も増えるというのが相撲界だと思います。その周辺に審判というのが座っておりまして、この相撲の競技を見ておると、審査しておるというような一つの組織があります。  これに振りかえて考えてみますと、観光協会の施設というのは、観光協会の者、組織、全体が執行部になるわけですね。その動きを権限の範囲で意見を申し上げていくとか、考えを申し上げていくというのが議会であると、私はそんなふうに思うんです。行政としたらどっちにも土俵の部分にもかかっている、土俵の外にもかかっているというような立場で動かれるんではないかと、そんなふうに思うんです。そういう中で、我々はこの施設に対し、この中で展開される運営等については、議会という範囲の中で権限を行使していくと、考えをアドバイスしていくということになっていくんではないかと。そういったことで今後の懇談会等につきましては意見を申し上げ、物言いをしていかなければならない。こんなようなところから今日の質問をさせていただいたことになるわけであります。  そこで、念を押すようでは悪いんですけれども、やっぱり、何というんですか、何か住民、高齢者があそこに自由に出入りして何かをするというような物の考え方というのは、今後、考えていくようなことができないでしょうか。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今の点ですけれども、また福祉保健課とも相談をさせていただいて、町民皆さんが使えるスペースということでもありますので、方向性についていろいろ考えていきたいと思います。また、御提案がいただける分がありましたら教えていただいて、参考にさせていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ○議長(大西正人) 2番、﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) そういうことで、よろしくお願いしたいと思います。  ただ、関係者、あそこで事業をする団体だけがあそこで執行していくというか、展開していくとか、物事を考えていくということも目的の中心であると思いますが、やはり高野住民があの建物、あの建物の執行、運営というものについては関心を持っておられますので、批判の起こらないような状況であそこへ町民も参加さす、出入りさすというような形も今後考えていっていただきたいと、そういう考えも持っていただけるような内容でありますので、その点はよろしくお願いをいたしたいと思います。  そういうようなことで、この高野山観光情報センター運営等につきましては、私の考えを申し上げさせていただきましたので、次回にまた移してまいりたいと、次回の懇談会のほうに移してまいりたいとこのように思います。いろいろ答弁いただきまして、ありがとうございます。  これで終わります。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 2番議員の観光情報センターに対するいろいろな御質問ありがとうございます。  初めの9番議員と同じく、観光情報センターというところ、あそこはドリームチームが育っていくところ、ドリームチームって、夢の団体というんですよね。小さいまちですので、よく失敗を恐れがちで、他の批判をやっぱりよく気にしてしまう土地柄でもあるのかなというふうにも思います。いろんな事業、担当課、また住民の方にもやっていただきたいなというふうにも思ってます。そして、あそこの観光情報センターの1階を使って、観光協会にももうけてもらいたいし、そのつながりで商工会さんにももうけていただきたいしと、いろんなことでお話をどんどんどんどん、可能性があるかないかは別として、広げていくのが一番大切なことではないのかなというふうにも思います。  観光情報センターの職員にも、失敗を恐れずにどんどんどんどんやり込んでいきましょうということで、責任はこっちにあるんだからということで、積極的に進めるようにしてもおりますので、議員の先生方も、あそこでこんなんしたらどうな、あんなんしたらどうなというような、参加型でいろいろなことをあそこでやっていけたらというふうにも思っておりますので、これからもよろしくお願いしたいと思います。  また、あそこにかかる経費なんですが、今まで観光協会等に出すお金というのも大きなお金でありました。人件費等、若干膨らむところもありますが、国からの交付金等で賄う部分もありますので、そう目をむくほど大きくなるということはないだろうというふうにも考えておるところでございます。  今後ともあの情報センターを楽しいスペースになるように、町としてもしっかりと考えて活用してまいりたいというふうにも思っております。  また、これ質問でも何もなかったんですが、8月4日の午前6時に避難準備情報を出させていただいて、その時間帯に配備体制というのもしいております。そこからずっと配備体制1、2、そして警戒体制の1、そして晩には情報収集体制ということで、今この時間帯も警戒体制1ということで、災害対応に当たっております。別にそう威圧するつもりで来てるわけでもなく、僕も朝をここの庁舎でこの姿で迎えたんで、背広に着がえに帰る間もないというようなことで、靴だけは雪駄長靴でしたので、ちょっとブーツにだけは履きかえさせていただきましたが、全く別にパフォーマンスでもないし、これが警戒するときのやはり必要な装備、心構えの一つかなというふうにも思いますので、御理解していただけたらなというふうに思っておるところであります。  そういうようなところで、今後とも町の観光行政に対していろいろと御助言、御指導いただくように願いまして、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西正人) 2番、﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 御苦労に敬意を表しておりますので、先ほど申し上げたとおりでございます。終わります。 ○議長(大西正人) それでは、しばらく休憩します。  再開は、午後2時40分からになります。よろしくお願いいたします。               午後 2時35分 休憩               午後 2時40分 再開 ○議長(大西正人) 休憩前に引き続き、一般質問を行います。  発言を許します。3番、下垣内君。 ○3番(下垣内公弘) 一般質問をさせていただく前に、このたび台風21号及び北海道地震で被害に遭われた方、亡くなられた方に対して、心よりお見舞い、お悔やみ申し上げます。また、高野町において、当局の皆様初め、消防署員、消防団の方におかれましては、適切かつ迅速な対応をしていただき、心より感謝を申し上げたいと思います。  さて、近年、特に甚大なる災害が全国で多発してきました。一度災害が起きれば全てのことに対して不自由になってきます。事前に対応できることもありますが、対応のできない事柄として、停電ではないかと私は思います。世界遺産観光のまち高野山、一方、高齢者の方にとりましても、特に長きにわたる電源喪失は、生活をしていく上で大変厳しいものになると思います。  そこで、今後、高野町の中で緊急時に電気の供給ができるような対策を当局として何か考えをお持ちになっているか、答弁願いたいと思います。  なお、この質問は直接地方創生にはつながらない質問かと思いますが、できれば答弁願いたいと思います。 ○議長(大西正人) 通告外でございますが、当局のほうで答弁できる範囲で答弁できるのであれば、有事ということでもあり、答弁を願いたいと思います。  井上防災危機対策室長。 ○防災危機対策室長(井上哲也) ただいまの御質問ですけども、高野町でも以前より、電源については発電等をかなり購入して進めてきたわけなんですけども、今回のこの大規模な停電につきましては、なかなかそれだけでは全て対応できるものではありませんでした。その発電というのも、大体避難所単位ですとかそういうことで考えておりましたので、今回、全ての御家庭ということで、全ての世帯に対応するまでには、まず町のほうではなかなか難しい状況にあるかなというふうには思っております。  今回、関電さんも一生懸命頑張ってくれたんですけれども、そういう中でプロが頑張ってもこれだけの日数がかかる、今現在も停電の地域があるというところで、これを町としてどう考えるかというのは、ちょっと今のところ、何というんですか、思い当たらないというところもあります。  そういう発電ですとか、今度発電は買うているんですけれども、バッテリー式のそういう蓄電池型の非常用電源というのもありますので、そういうのはこの先そろえていこうとは思っていたところなので、そういうところからちょっと少しずつでも進めていきたいなというふうには思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 特別に、ただいま町当局は1号の警戒体制であるということで、有事ということで、通告外でありますが、答弁を町当局の配慮でしていただきました。  3番、下垣内君、どうぞ。 ○3番(下垣内公弘) 今おっしゃられたとおり、僕も以前、答弁させていただいて、発電等を増やしていただいて、対応していただいてます。これに対しても、確かに家庭で1台1台というのはとても無理な話です。  しかしながら、今後、温暖化の影響を受け、今回のような台風の発生が増えてくると思われます。高野町のように土砂災害や倒木により町全体が孤立状態に陥り、復旧が遅くなることを考えれば、ハードルは高いと思いますが、電源の確保について、ぜひ当局とともに議会としても考えていかなければならない課題かと思っていますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、地方創生に入りたいと思います。  まず、先ほどからいろいろ地方創生に関連する質問やと思いますけども、情報観光センターの話、ほかの議員も話をされていましたんですけれども、私としては、立ち上げるまでは、オープンするまではいろいろ議論もあり、話し合いもさせていただきました。そして、7月2日オープンして、今に至ってるんですけれども、私の考えといたしましては、オープンされてからまだ2カ月。いろいろ職員の方にとっても、町長本人にとっても、今とにかく一生懸命やっとる段階やと思います。  今、どうのこうのという話をする前に、私個人の考えとしましては、とにかく、1年、2年、しっかりいろんな問題に遭うとは思いますけれども、自分たちが描いてきたような考えで前へ進めて行っていただきたいという思いは、私個人としては持っています。今後も精査するのは1年後、2年後になるかもわかりませんけれども、とにかくやり始めた以上は前へ向いて進んでいってもらいたいと思います。  そして、地方創生の施策として、外国人観光客の増加、荒れ地の活用、ふるさと納税の対応など、さまざまな取り組みをされ、それについての結果も少しずつ出てきてると思います。今後、山内に来られる外国人観光客には、宗教のまちをアピールするだけではなく、楽しく遊び、喜んでいただくような施策、対策も必要ではないかと思っています。また、特に私は子供連れの家族の観光客が少ないように思えますが、それに対しての当局としての今後の対応施策があれば答弁願いたいと思います。 ○議長(大西正人) 中尾企画公室長。 ○企画公室長(中尾 司) 失礼いたします。  3番議員の御質問です。地方創生ということでございましたので、まず私のほうから、地方創生、あと町が取り組んでおります総合戦略について、簡単に説明させていただきます。  地方創生と申しますのは、東京一極集中と少子高齢化によりまして、加速度的に進む地方の人口減少と活力の低下を是正するため、2014年に第2次安倍政権が打ち出した政策でございます。各地域がそれぞれの特徴を生かした、自立的で持続的な社会を創生することを目的、目指しております。  具体的には、地方自治体がみずから策定した地方版総合戦略の実施に対して、国による人的、財政的な各種支援により、地方における安定した雇用の創出や地方への人口の流入、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえ、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域間の連携を推進することで、地域の活性化とその好循環の維持の実現を目指すものでございます。  高野町では、平成27年5月に、高野町地方創生推進委員会を設立し、同年12月に高野町人口ビジョンを策定、平成28年3月にはこの人口ビジョンと国の地方創生総合戦略を踏まえ、まち・ひと・しごと創生高野町総合戦略を策定しました。  この計画の重点目標を、子育て、人育ての環境をつくり、全ての世代が生き生きと暮らせるまちをつくるとし、四つの基本目標を定めて、目標実現のための具体的な事業を計画しました。計画期間は平成31年度までで、現在、計画に基づく事業を実施しているところです。  議員御指摘のとおり、観光関係事業につきましては、計画の中で大きなウエートを占める事業であります。四つの基本目標の一つに、観光産業を生かした、住んでよし、訪れてよしのまちをつくるという目標を設定しております。詳細につきましては観光振興課長のほうから御説明をさせていただきますが、町の総合戦略の中で重要な事業でございます。ぜひ効果的な事業を実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) すみません。今、総合戦略の概要について、企画公室長のほうからお話をさせていただきました。こちらからは、今、議員おっしゃられる子供連れの観光客が少ないよと。それに対して具体的な何か施策を考えているのかということかと思います。  かつてやはり林間学校というのが非常に優勢だった時期というのは、7月後半になるともう子供であふれかえるような状況がございました。その林間学校がほとんどゼロに近いような状況にまで減ってしまっている。その中で、23年ほど前から少年野球、軟式野球ですよね、これの大会を開くことで、子供のころ高野山へ来ていただいたら必ず大人になっても高野山というのを知ってリピートしてくれるという、そういう切り口から、子供の野球大会をすることによる子供の誘客ということをやってきました。  当然、高野山は52宿坊があって、大体1日に3,000人という宿泊客を泊めることのできる非常に宿泊のかたいまちです。その宿泊できる環境というのを活用していくということで、今町長自身が道の、柔道であったり、剣道であったり、道のつく部分を誘致をしたいということもあって、本年度においては、観光のほうで主になって柔道大会というのを開催したりしていく予定もございます。  この道の部分について、例えば高野山大学には弓道場がありまして、非常に設備が整った弓道場ということで、この近畿圏内でも有数の施設になっております。そういったものの活用であったりとか、あとテニスコートであったりとか、野球場であったりとか、そういったものというのを整備をしていくことで、子供たちが高野山に来れるような、そういう環境というのがつくれないかということは少し検討させていただいているところです。  特に、いろいろと設備のほうの改修が必要で、お金がかかってくる部分ですので、TOTOの補助金というんですかね、これが活用できないかということで、町長からのほうの指示も受けて、来年度に向けて議会の皆様に説明できないかということで準備を進めているところです。  子供のころに高野山に来ていただいたら、本当に大人になってからもまたリピートして高野山へ来てくれると思いますので、子供が集える環境というのはつくっていきたいなというふうには思っております。  以上です。 ○議長(大西正人) 3番、下垣内君。 ○3番(下垣内公弘) 私の考えとしては、どうしても子供、小さい子供さんであったりとかのほうに目を向けていってしまうんですけれども、やっぱりここへ来て宗教も学びながら、遊びながら、いろいろ考えていくという、お金のかからない施設というんですかね、まだそこに雇用も生まれるん違うかなと。とにかくこの高野町、高野山に来ていただいて、なじんで、まずなじんでいただくということは僕は大切かなと思って、今質問させていただいたんですけれども。  それと、もう1点、外国人の方にとっても、多くの方が来られて、歩いている姿はしょっちゅう見ますしあれなんですけれども、目玉というんじゃないですけれども、高野山にとっても、外国人方は何かお風呂が好きなみたいなんで、高野山特有の資材を生かしたそういう簡単で、でも高野山ならではのお風呂というんですか、単純な考え方かもわかりませんけれども、あるものを生かしながら、そういった形で喜んでもらえるような、外国人の方にも喜んでもらえるようなものを考えていったらなという私の思いで、今回は質問させていただいたんですけれども。それが災害のときにも住民の皆さんにも役立つん違うかなと。  今回はもう私とこはたまたま停電というのはなかったんですけれども、20年ぐらい前には1週間から停電になったときに、最終的にはお風呂というものがやっぱりなかって、皆困ったという記憶があるので、そういうことにも生かせるような施策というんですかね、考えていってくれたらなという思いで質問させていただきました。  質問は以上ですけれども、最後、答弁願えたらと思います。 ○議長(大西正人) 茶原観光振興課長。 ○観光振興課長(茶原敏輝) 今、3番議員さんお話しいただいた、外国人観光客ですけれども、高野山に来られている外国人観光客が、平成29年1年間で8万4,000人ぐらいになっております。大多数がキリスト教圏、英語圏の方になります。アジア、中国であったりとか、韓国については、若干少ない感じなんですね。基本的には英語圏、キリスト教圏という形になります。  その中で、今議員がおっしゃられた入浴について、外国の方が日本的な入浴というのはなかなかする機会がないので楽しみにされている反面、向こうはシャワールームでシャワーを浴びるというのが基本になっている関係上、たくさんの人の中で裸になるということがなかなか抵抗があると。そういったこともあって、なかなか宿坊のお風呂とかを一緒に入れないという国の方もいらっしゃいます。タイとかの人なんかは極端にそれが強くて、個室にバスルームがあるようなところでないと泊まれないということで、それがアジア圏が少し少ない原因の一つにもなっている面があるんですけれども。  ただ、その中で、高野山の宿坊においてもいろんなことをやられております。例えば、高野マキでつくられた、全て高野マキでつくられたような昔ながらのお風呂が1軒、宿坊にございます。そういったところは、その雰囲気を外国の方、非常に楽しまれるみたいです。あと、薬湯(くすりゆ)ということで、薬湯(やくゆ)ということで、漢方薬とかを入れてそれをお風呂に入れることで、違った趣を出されているところもあります。あと、ヒノキ風呂ということで外国人に提供されているところもありますし、1軒だけ温泉を掘られて、その温泉を活用してお風呂を使われているところもあります。いろんな意味で宿坊さんも努力をされて、そういったところに対応していくというふうなことをやっております。  ただ、先ほど言ったように、ちょっと人前で服を脱ぐのがというようなことがあって、ほかの市町村の例ですけれども、群馬県のみなかみ町というところが今インバウンドが非常に多くなっています。そこなんかでしたら露天風呂があって、アジアの方なんかがそこをよく利用するんですけど、やはり人前で脱げないということで、湯浴み着、お風呂の中に入れる着物、浴衣です。それを使って外国人の方も気にせずにお風呂に入っていただくようなことをやったりとか、いろんな努力をされておりますので、またそういったことも観光協会さんの集まり等でお話をさせていただいて、外国の方がお風呂に入りやすいような環境というのはつくっていかせていただけるのかなというふうに思ってます。  何しろ高野山の魅力がお寺に泊まるということで、日本国内においても高野山みたいに気軽に、言葉は悪いですけれども気軽にお寺に泊まれるところというのはほとんどありません。それが外国人にとっても日本に来たときの魅力の一つになって、高野山の人気がずっと保たれているのかと思いますので、そういったところで外国人の皆さんに喜んでいただけるようなおもてなしができるような動きというのも、観光のほうでいろいろと気をつけてやらせていただけたらなというふうに思っております。  すみません、今後ともいろいろやっていきたいと思いますので、どうぞ御支援をお願いいたします。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) 3番、下垣内君。 ○3番(下垣内公弘) 今説明をいただいたんですけれども、次回からはできるだけ声を大きく、先ほど上野さんからもあったんですけれども、なかなか前におっても聞こえにくいという面がありますので、次回からは答弁ではなるべく大きな声でお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 3番議員の質問にお答えさせていただきます。  地方創生についてということで、今後の高野町のあり方というような趣旨の御質問であったと思います。平成28年の3月に、まち・ひと・しごと創生高野町総合戦略、これは議会の先生にも出席いただいてこれをつくったということで、全ての職員、また議会の先生方も御存じのところだというふうには思いますが、先ほど企画公室長が言われましたように、観光産業を生かして、住んでよし、訪れてよしのまちをつくるというような中で、交流人口の拡大、また観光産業のさらなる活性化、また地域資源の文化財の整備等を挙げております。町としては、この中で交流人口の拡大というのは非常に好調で、多くの外国の方が、また日本の方が来てくださっております。  平成28年からは徳パックという独自の制度を始めまして、観光客、また高野山に人が来る、その方々を導く最前線にいらっしゃる森林セラピーをなされている寺領森林組合さんのほうからの言葉なんですが、高野町のあの徳パック、これがまさにじわじわと効いてきていると。日本人がこの高野山に少し戻ってきている。ぜひこの制度を続けてほしいという、唯一お褒めの言葉をいただいております。  数字的にも増えてきているのもあるんですが、この徳パック制度が現場の最前線の方によるとじわじわ効いてきているというようなことでございますので、このあたりをまた積極的にも進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。  それと、観光産業、また地域資源、文化財の整備等云々ありますが、まずは今、取りかかっております日本農業遺産への登録、有田川、高野山・有田川流域の農林業システムというものを、高野町、そしてかつらぎ、有田川のまち、そして和歌山県とともにやっております。高野山ではお大師様にお供えするお花、また高野六木を1200年培ってきたというようなシステムを認めていただこうということで、第1次審査が通って、第2次の審査、プレゼンテーションに東京のほうで、多分私自身がプレゼンをしに上京することになるのかなというふうにも思います。これを世界農業遺産に続けていけるように、しっかりと努力してまいりたいというふうにも思います。  また、地域資源、文化財の整備ということで、歴史的風致維持向上計画というのも策定させていただきました。2年かかりました。大体1月か2月ぐらいに国土交通省、また農林水産省、国交省の中の文化庁等の認定がおり、今後の地域資源の維持、そして活性化に向けての一つの材料となるかというふうにも思っておりますので、今後も地方創生、高野町のまち・ひと・しごと総合戦略を柱にいろんなことを頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(大西正人) 通告がありましたので、発言を許します。  5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 失礼いたします。  9月4日に近畿地方を襲った台風21号は、当町におきましても倒木等による電柱の倒壊、電線の切断で、数日間の停電を余儀なくされた地域の方々、屋根、塀の倒壊等多大な被害をこうむった方々に対し、慎んでお見舞い申し上げます。また、町長初め職員の皆さんの素早い対応にも感謝いたします。  そして、私にとりましても、電気のありがたさ、防災対策の不手際を痛感させられた数日でありました。私は今回の9月議会におきまして、役場玄関前に設置されている急速充電器について質問をしたいと考えております。  まず、設置年はいつごろで、費用等は業者負担であったのか伺います。  次に、高野町内で所有の電気自動車の台数は5台程度かと思われますが、使用状況、町負担の電気代等は年間どのぐらいになるのか伺います。  あとは自席にて質問させていただきます。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいま5番議員からの御質問でございます。そのことにつきまして御説明を申し上げます。  まず、平成24年1月、平成23年度に電気自動車の普及促進等、電気自動車利用の利便性を図るため、地域ニューディール環境基金補助金で100%の補助事業を活用し、高野町役場に設置したものでございます。平成24年4月から平成27年3月の3年間で実証試験は終了し、平成27年7月から運用を開始しております。  お問い合わせの、御質問の設置年はいつか、また費用等は業者負担かということでございますが、今申し上げましたとおり、平成24年1月、平成23年度に設置をしております。これは先ほども申し上げました地域ニューディール環境基金補助金を活用いたしまして、補助金が100%の事業ということで、町が主体として設置したものでございます。事業費につきましては、728万7,000円ということになってございます。
     また、使用状況等につきましては、現在、利用者の使用している統計等は特にとっておりませんが、おおむね月10台から20台ぐらいが利用されているのかなというふうに考えております。もちろん観光客等の方も御利用されているというふうに考えております。  それから、充電器の電気代でございますが、こちらにつきましては充電器のみの電気代ということで請求は来ませんので、役場の中に全体として入っているということでございますので、この部分だけに対してのちょっと電気代というのは、現状わからない状態でございます。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 設置年月日につきましては、平成23年の1月に100%補助事業で運用されたということをお聞きいたしました。そして、使用状況ですけども、月10台から20台。恐らくお名前を書いて使用するという、そんな形をとられてるんかどうか。  私も今ハイブリッドまでは乗ってるんですけども、電気自動車まではまだちょっと手が届かないので、どんなあれをしたらいいのかわかりませんし、車種というか、メーカーによって全部の車が使用できるかどうかも、そこら辺もあわせてお願いして、聞いてみたいと思います。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) ただいまの御質問で、利用するときに氏名等を記載するのかということでございますが、今現状につきましては、電気自動車を利用されている方は、カードをお持ちになっております。基本的にはそのカード、会員になっていただいて、そのカードを購入していただくということで、そのカードを役場に設置している機械であればそこにそのカードをつけていただければそのまま利用できるということになっておりますので、いつ、どこの誰が使ったというように署名するといったことは、今現在ございません。  何かありましたですか。 ○5番(中迫義弘) メーカー。 ○総務課長(辻本幸弘) そのカードですけども、一応ちょっと見にくいんですけども、動物のゾウさんですね、その絵が描いたカードがあるんです。これがその下の機械にもその絵を描いております。ですので、これがNCSカードというようなことになりまして、全国的に一番多く使われているカードです。例えばトヨタ、日産、そういったとこもカードを発行しておるんですけれども、このNCSカードが利用できる充電器ですね、下にあるような。それとネットワークがつながっておればどこでも利用できるということで、考え方はこのゾウさんの絵のついたところであれば、どこでも利用できるというふうには聞いております。  以上です。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 営業車等も利用されてるかなとは思うんですけども、今後、増設の予定。恐らくこれから電気自動車が非常に増えていくんじゃないかなというふうに思っております。機械自体、高速充電器の増設は考えているのかどうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 充電器の増設ということでございますが、先ほども申しましたように、大体1月10台から20台ぐらい、現状ですが、利用ということで、役場前ではなかなか混んだ状況というのは見当たりません。そういったこともございますし、高野町といいますか、高野山の中には役場を含めて8カ所の充電器が設置されております。これはあくまで個人の事業者さん等がつけられているものでありますけれども、そういったもので、ただ役場についているのは急速充電器といいまして、最高で1回30分までということになっております。そして、それ以外のところには普通充電器というのがついておりまして、そちらは充電がゼロから満タンまでするのに約8時間程度かかるというふうなものでございます。町といたしましては、これから普及してきて、その使用状況等を見ながら今後増設が必要であるかというのは、また今後検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) ICカードというんですか、それを購入した人で利用できると今お聞きしたんですけども、そのカードというのはどのぐらいの費用がするものなのですか。  それと、恐らく受益者負担というのが普通じゃないかなと思うんです。ガソリンは自分で買いますし、そこら辺も踏まえて、今後、受益者負担というのは考えていかれるのかどうか、そこら辺もあわせてお願いしたいと思います。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまのそのカードの金額、利用料等のことでございますが、先ほど申しましたように、NCSカード、日本充電サービス株式会社が発行しているものなんですが、急速充電器を、これ役場に備えているものですね、これにつきましては月額3,800円の費用がかかります。そして、1分間15円の費用がかかります。最高で1回30分間で1分15円というふうになります。また、普通充電器のほうにつきましては、役場にはございませんが、月額1,400円の会費、また1分間2.5円というふうなことで利用料金は決められております。ですので、役場の充電器を利用されている方につきましては、1分間15円ということで、そのカードを使って利用料はいただいているということになっております。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) 恥ずかしながら、丸っきり知りませんでしたので、非常に参考になりました。  地球温暖化が叫ばれ、二酸化炭素削減を合い言葉に世界が動いている中で、当町のように自治体みずからが率先してクリーンな電気自動車の普及を推進していくことは非常に大切なことだと考えています。  ちなみに昨年の議員研修では小水力発電を利用して電灯を点灯したり、町なかに電気バスを走らせたりと、自然を守っていこうと取り組んでいる宇奈月プロジェクトの視察に行き、感銘を受けて帰ってきたのを覚えております。  以前、平野町長も町なかを散策の道というんですか、歩いて散策する、そういったことをやってみたいなという要望もあったようなお話を聞かせていただいたこともあります。先進地のこういった取り組みも視野に入れながら、電気自動車等、こういったこと。ちょっと無理な話かもわかりませんけども、世界遺産に登録された高野町にふさわしい計画的な取り組みをお願いしたいと思います。そういった御意思はございませんか。町長のほう、お答えいただけたら、答えていただける範囲でよろしいと思いますので、お願いします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 5番議員の質問にお答えさせていただきます。  電気自動車の普及ということで、今後、ガソリン車、化石燃料を使う車はどんどん減っていくのではないのかなというふうに思っております。数十年たちますと、もしかしたら二酸化炭素ゼロの車が日本中、世界中走っている、またドローンのような飛行機車みたいな、そういうのも出ておるかもしれないというので、今後、いろんなことが楽しみな状況でございます。  そのような中で、高野町として、先生言われたように、私も以前、歩いて散策できるような環境のいいまちになればというようなことで、そのためにも歴史的風致維持向上計画というものを策定させていただいて、五大連絡線のような、車が少しでもちょっと遠慮して走るような道を、町道ですね、高野山地区内の町道を主にそういうふうにやっていきたいという思いがすごくあります。それは入定1200年までにはどないかしたいというふうにも自分では目標を立てているところでございます。  この環境の車ということで、急速充電器、充電施設を増やすというところは、いろいろなところの利害関係も今後大きく絡んでくることになってくるかなというふうにも思います。国の施策で、一気に電気自動車になるというふうになりますと、当然、今のガソリンスタンド屋さんはいろいろな考えのもとで工夫もしなければならないというところで、大きくそれらを見ながら、高野町としてどういった電気自動車対策がとれるのかというのを、長い目でいろいろこちらも研究して進んでまいりたいというふうに思っております。 ○議長(大西正人) 5番、中迫君。 ○5番(中迫義弘) いろいろとありがとうございました。  よりよい高野町に進めていくために私たちも協力したいと思いますので、今後ともどうかよろしくお願いしたいと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。 ○議長(大西正人) 通告がありましたので、発言を許します。  10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) 一般質問の機会を与えていただきましたので、ありがとうございます。  現在、行われている裁判の進捗状況についてを一つ。2番目、個人情報の早期返還についてをちょっとお聞きしたいと思います。  今回、裁判は民事裁判でも刑事裁判でもなく、住民監査請求による住民訴訟ですか、それを答弁をお願いいたします。  2番に、住民訴訟の場合、原告は住民監査請求を行った人で、被告は高野町ですか。これ二つ、ちょっと答弁をお願いします。  あとは自席でやります。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいま10番議員さんの御質問について御説明を申し上げます。  まず、一つ目ということで、こちらの通告の中には、裁判は民事裁判ですか、刑事裁判ですかというふうなことを記載されておるわけですが、今議員さん言われましたように、今回は、高野町に対して提起されている訴訟は住民監査請求に基づく住民訴訟になり、行政訴訟の一部ということになりますので、民事裁判、刑事裁判でもないということになります。  また、今回の裁判になりましては、原告、もちろんこれは訴えた方が原告となりまして、訴えられた方、これは高野町長が被告ということになります。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) 住民訴訟の場合、原告は住民監査請求を行った人で、被告は高野町と今聞かせていただきましたけども、これ住民監査請求について、民事裁判でも刑事裁判でもなく、普通は、どういうてええかな、住民訴訟をするのに、これはちょっとお聞きしたいんやけども、住民、違うんやな、これでええんかな。住民監査ってこれそうやろ。  町が被告人ですけども、僕は被告が、ちょっと、私が、負門議員は被告人であるかのようなことを議会広報に掲載されたのですが、被告人というのは、被告は高野町ですか。広報に掲載されたので、これどない言うたらええんかな、説明。難しいなこれ。  町長さんにお聞きしたいんですけども、僕が被告人であるかのようなことを議会広報に掲載されたのですが、それは誤りですか。それを一回、町長さん、一回答弁よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問で、被告人等々のお話でございます。まず、一般的に、刑法で起訴された方が被告人ということになります。民法で訴えられたのが被告ということになりますので、今回の裁判につきましては高野町長が被告ということでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) 高野町長さんが被告ですか。僕は被告人でも被告でもないんですか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいま言われましたとおり、被告は高野町長ということでございます。負門議員につきましては、補助参加人ということで参加をされております。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) 負門本人、僕は補助参加人ということで、今言っていただきました。ありがとうございます。  誤りであることがわかっていながら、誤った情報を訂正せず掲載した広報を発行したのは、町の責任ですか。答弁よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問は、議会が出されている「清福」のことかと思います。こちらにつきましては、町としてはどういうこういうというような立場にございませんので、説明のほうは控えさせていただきます。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) 町の責任でないのであれば、広報委員会と編集・校正している質問者の責任となりますが、それでよろしいですか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  町といたしましては、どちらが責任ある、ないということは、控えさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) わかりました。  広報委員会では、松谷議員が下垣内議員に、「負門議員は被告人とも違いますよ」と言ったら、下垣内議員は「被告人やさかい被告人」と委員会で発言されましたが、松谷議員は「負門議員は被告ではない」と言ってくれております。  今回の訴訟が長引いているのは、私のせいであるかのように書かれていますが、訴訟参加人として協力を行っていますが、町は遅延行為があったのに認識をしてますか。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  ただいまの御質問でございます。この裁判が遅延しているのは、私が原因があるのかというふうなことかと思います。この裁判が遅延している原因がどこにあるのかということですが、遅延をしているという認識はございません。負門議員は補助参加人となり、補助参加人とは、訴訟に利害関係のある第三者に訴訟参加の機会を与える制度ということでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) ありがとうございます。  個人情報の扱いについてお聞きしたいと思いますが、個人情報の扱いについては、一般住民の方であっても個人情報保護法は守るべきだと思います。まして議員である方が個人情報の取り合いや慎重でないことは遺憾であり、高野町では個人情報が漏えいした場合はどのような手続を行うことになっているのか、お答えください。答弁のほうをよろしく。 ○議長(大西正人) 辻本総務課長。 ○総務課長(辻本幸弘) 失礼いたします。  個人情報がどうかという件でございます。基本的には個人情報を漏えいするということは想定をいたしておりませんが、今回の一件がございましたので、職員関係者のほうにつきましては処分をいたしております。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) ありがとうございます。  個人情報の早期返還について、会計課から持ち出された負門俊篤個人情報を取り戻せますか。ちょっと答弁よろしくお願いします。 ○議長(大西正人) 辻本会計課長。 ○会計課長(辻本寛美) 失礼いたします。  10番議員の御質問について御説明させていただきます。  文書の写しについては相手方弁護士に渡しているとのことであり、町顧問弁護士に確認したところ、弁護士にも守秘義務がありますので、個人情報がほかには流出しないとのことで、返却してもらう必要はないとのことなので、いまだ返却には至っておりません。
    ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) 行政は、個人情報を前議長が会計課長からコピーをとり、それを議員に渡している、S議員に渡している。会計課から、個人情報のことですので返還してほしいとS議員に内容証明まで出して返還手続を求めているが、いまだ返還してもらってない。弁護士に渡しているということだそうですけども、当局についてお聞きしたいんですけど、私の個人情報を出した責任は最も重く受けとめ、町長さんから返還していただき、早期解決に努力してもらいたく強く要望しときます。町長さん、ちょっとこれ御挨拶、ちょっと返答をお願いします。 ○議長(大西正人) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 10番議員の質問にお答えさせていただきます。  おさらいになるんですが、これは民事裁判でも刑事裁判でもございません。25年、26年の住民監査請求に基づく住民訴訟となり、行政訴訟の一部ということで、被告は私、高野町長となっております。そのような中で、裁判のほうは顧問弁護士にお任せしておるということで、意図的に遅延しているとか、そういったことは全くございません。  それと、広報高野じゃなくて、議会だよりですね。議会だよりの件で先ほど負門議員のほうから御質問がありましたが、議会広報委員会の責任のもとに発行されている文書であるというふうに、当局のほうは、私のほうは思っております。  出す前に、このような内容でよろしいかというような文書は回ってきますが、多分そこでは、被告は私じゃないですかねというようなことは下垣内議員にはお伝えしてるかなというふうにも思っております。その後の処理については、議員の先生方が一番御存じなのかなというふうにも思います。  とにもかくにも議会だよりが、先月、さきの2回ぐらいですか、1回は怪文書のような形でチラシのように回って、休刊せざるを得ないというようなことで、なかなか事実、その言葉というのがしっかり伝わり切れていない、誤りも出されているというようなことで、住民にとっては非常に大切であるこの議会の通信というところに、町としては物すごく危惧をしておるところでございます。  そのような中、このようなテレビ中継、ネット中継とかされるようなことで、今後、住民には正確な議会情報が出ていくんではないのかなというふうにも期待しておるところでもありますし、議長の指示のもと、議会の広報特別委員会の中で、町議会であることをしっかりと凝縮していただいた広報を出していただきたいと切に願っておるところでございます。  以上です。 ○議長(大西正人) 10番、負門君。 ○10番(負門俊篤) 﨑山議員から当弁護士に、負門議員の個人情報を受け取ることは理解できないと話していたが、その事情が必要とあれば、また参考人として聞いてもらったらいいと思います。  これで私の一般質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(大西正人) これで一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全て終了しました。  議事進行の都合により、明日9月12日は休会としたいと思います。御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(大西正人) 異議なしと認めます。したがって、明日9月12日は休会とすることに決定しました。  本日はこれで散会します。  御苦労さまでした。               午後 3時40分 散会...