4
事務局職員出席者
事務局長 倉 本 文 和
書記 大 谷 燎 平
5
説明のため
出席した者の
職氏名
町長 平 野 嘉 也
副
町長 西 上 邦 雄
教育長 角 濱 正 和
会計課長 辻 本 寛 美
企画公室長 中 尾 司
総務課長補佐 辻 本 和 也
税務課長 和 泉 ひろみ
観光振興課長 茶 原 敏 輝
福祉保健課長 苗 代 千 春
建設課長 小 西 敏 嗣
生活環境課長 松 本 嘉 文
防災危機対策室長 井 上 哲 也
診療所事務長 中 上 浩 貴
消防長 中 西 清
教育次長 中 西 健
富貴支所長 植 田 達 夫
午前9時50分
開会
○
議長(
大西正人) ただいまから
平成30年第3回
高野町議会定例会を
開会します。
開会に当たりまして一言申し上げます。
去る7月に
西日本を中心に記録的な
豪雨に見舞われ、甚大な
被害が発生し、複数の府県で220人を超える尊い命が奪われました。お亡くなりになられた
方々、また御遺族の
皆様に対しまして深くお悔やみ申し上げますとともに、被災された
皆様に対しまして心よりお見舞い申し上げます。
被害にあわれた
皆様の
生活と心が一日も早く平穏に戻りますよう、そして甚大な
被害が及んだ
地域の一日も早い
復旧、復興なされますよう心よりお祈り申し上げます。また、今なお行方不明となられている方の
救助活動初め、
復旧作業に従事されている
関係者及び
ボランティアの
皆様には深く敬意を表します。
本町においても日々の
災害対策や
訓練等に取り組み、
災害に強い
まちを町民の
皆様とともにつくり上げなければならないと痛感しているところでございます。ここで、今回の
災害により犠牲になられました
方々の御冥福をお祈りして哀悼の意を表すため1分間の
黙祷をささげたいと思います。
皆様御起立お願いいたします。
黙祷。
ありがとうございました。御着席ください。
それでは、ただいまより本日の
会議を開きます。
本日の
議事日程は、あらかじめお
手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録の
署名議員は、
会議規則第126条の
規定により、
議長において、9番松谷君、10番
負門君を
指名します。
日程第2、
会期の
決定についてを議題とします。
お諮りします。本
定例会の
会期は、本日から9月21日までの18日間としたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〇
議員(「
異議なし」)
○
議長(
大西正人)
異議なしと認めます。
よって、
会期は本日から9月21日までの18日間と
決定しました。
お諮りします。
議事の都合により、9月5日、6日、7日、8日、9日、10日、15日、16日、17日、18日、19日を
休会にしたいと思います。これに御
異議ありませんか。
〇
議員(「
異議なし」)
○
議長(
大西正人)
異議なしと認めます。
したがって、9月5日、6日、7日、8日、9日、10日、そして15日、16日、17日、18日、19日は
休会とすることに
決定いたしました。
日程第3、
諸般の
報告を行います。
地方自治法第121条の
規定により、本
定例会の
説明のため
出席を求めた者は、
町長並びに
教育長であります。
高野町
監査委員から、
地方自治法第235条の2第3項の
規定による
例月出納監査報告については、お
手元に配付の
報告書をもって
報告といたします。
当局からの
報告事項はありませんか。
なしと認めます。
これをもって
諸般の
報告を終わります。
平野町長に
行政報告並びに
提案理由の
説明を求めます。
平野町長。
○
町長(
平野嘉也)
皆様、おはようございます。
このたび、
平成30年第3回
高野町議会定例会の御案内を申し上げましたところ、
議員の
皆様におかれましては御
出席賜り誠にありがとうございます。後ほど
説明させていただきますが、今回の案件は
報告1件、
認定12件、
承認1件、
議案10件、
同意2件でございます。どうぞ御
審議のほどよろしくお願い申し上げます。
本日、
台風21
号接近、その
対応のため
高野町としては午前6時に
配備体制1号を敷き、午前7時に
避難準備、
高齢者等避難開始を発令させていただきました。当町には
暴風警報、また
大雨警報が午前4時8分に発令されたことから、今の
体制をとっておるところでございます。この
台風、過去の死者・行方不明202名を出した第2室
戸台風に非常によく似ているということであります。先週から
防災担当者が情報収集して、昨日
会議を2回開かせていただいて今の
対応となっております。この後も
台風災害に対しまして、しっかりと
行政として進んでまいりたいというふうに思いますので、どうぞ御理解のほど御協力お願いしたいと思います。また、この
台風によりましての
被害が少ないことを祈っておるところでございます。
さて、国の
平成31年度
予算編成が始まりまして、各省庁からの
概算要求が出ております。また、10月には県の新政策と
予算編成、方針が公表される予定でございます。国・県に対しては毎年、
町単独また
町村会を通じて
提案要望を行っております。その要望したことがどれだけ反映されているかを検証するとともに、しっかりと
内容を精査し、
本町が活用できる
支援策があれば積極的に新
年度予算案に盛り込んでまいりたいというふうに考えております。
まずは7月から9月にかけての各
当局の
各課関連の動きを御
報告させていただきたいというふうに思います。
福祉保健課関連でございます。
主な
事業を抜粋させていただきます。
交通弱者対策としてのタクシーの
補助券に対しては9月3日時点で74.7%ということでおおむね順調に広がっているというふうに思っております。
企画公室関連でございます。
2年越しにようやくつくり終えようとしてます、
歴史的風致維持向上計画の策定、今までも御
説明させていただいておりますが、2034年の
弘法大師御入定1200年御遠忌に向けて、良好な町並みの
維持、また再生や
歴史的建造物の保存を積極的に進めるため、
歴史まちづくり法に基づき
高野町
歴史的風致維持向上計画を作成しておるところでございます。今年度中の国の
認定を目指し、本日も東京のほうに
担当者が
国土交通省、農林省のほうに赴いて
協議を進めておるところでございます。
高野町
行政報告会の開催も議会までには終わろうとしておりましたが、いろいろな事情で今現在も行っておるところでございます。今年度で通算75
地域を回ることになります。現場に直接赴いて
地区の
住民のいろいろな意見を吸い上げ、しっかりと
行政に
予算をつけていき、
地域力向上のためにもしっかりとこの
タウンミーティングを続けてまいりたいと思います。
災害義援金でございます。
平成30年の7月
豪雨の
西日本豪雨における
義援金の受付を7月14日から8月8日まで集めさせていただきました。102万3,908円が集まり、8月8日に
日本赤十字宛てに送金させていただいております。
ふるさと納税関係でございます。
専決で3億させていただきましたが、今回の
補正予算でも1億
補正として出させていただいておるところでございます。おおむね順調でございます。多くの
事業に毎年充てておる貴重な財源でありますので、支出の面においてもきっちりと精査した上で今後も取り組んでまいりたいと思います。
大河ドラマ関係でございます。
善通寺市また奈良市、五條市、下市、大淀、天川、野迫川各首長のところに赴きまして協力のお願いをし、快諾していただいております。今後は四国4県、近畿、また
弘法大師ゆかりの自治体のところに積極的に一緒に動く、協働して動こうというような
活動をしっかりと進めてまいりたいと思います。また、
旅行会社団体では
吉野高野ビューローにもお願いしておるところでございます。
建設課関連、農林です。
高野町の
富貴産
ホップの
収穫についてということで、8月19日に第1回目の
収穫を行いました。
収穫祭ということで多くの
関係者、また地元の方も来ていただいて盛大に開催することができました。今後は面積もふやしていき、しっかり育つことを定着させ、今後は
金剛峯寺に対して御
大師様に雑事のぼり、御
大師様に奉納したり、また
事業の拡大も視野に入れてしっかり取り組んでまいりたいというふうに思っております。
企画公室関連、もう1件ございました。
南海りんかんバスの
ICカード導入についてでございます。
高野町そして橋本市、
和歌山県、
国土交通省、この4者で
ICカード導入できないか、今
協議しておるところでございます。
町なかの渋滞の緩和、また
外国人の
対応に
導入してはどうかということで4
者協働で動いておるところであります。
導入に向けては
高野町の
負担金というのも発生しますが、この
ICカード導入をすることによって少しでも
住民に
利益が出るために
協議もしておる最中でございます。31年度の当初にはこの
ICカードの件も出てくることになると思います。
防災危機対策室関連でございます。
8月19日、
バイクの日に
バイク事故防止のために
安全運転を呼びかけております。この
高野山地区内は
道路であろうと役場であろうと
郵便局であろうとお巡りさんであろうと全部
金剛峯寺のお庭の中でございます。その考えを来ていただけるライダーの方、また
観光バスの
運転手の方、
参拝者はわかっていると思うんですが、
観光客の
方等にしっかり啓発して、静寂であるこの山上の地というものをしっかり啓発してまいりたいというふうに考えます。
また、先ほど冒頭に
黙祷をささげた
西日本豪雨のところなんですが、8月10日、金曜日に役所の
ボランティアとして
岡山県
岡山市東区のほうに
災害ボランティアとして私も含め13名で行ってまいりました。非常に
作業は地味ではありましたが、
災害復旧に関してはそういった地味な仕事もようさんあるというのをしっかりと認識させていただきました。もし
高野町、また近隣の
市町等が
災害等が発生することがございましたら、しっかり今回行ってきた
内容を取り込んだ中で
災害対応に当たっていきたいというふうに思っておりますし、今後も即応ではなかなか行けませんが、そういった
活動を
高野町としてもやっていきたいというふうに思っております。
生活環境課関連でございます。
90周年、60周年の
記念事業の一つとして
御廟付近を流れる玉川の水を
高野町の
住民、
高野山地区の
住民の
皆様は飲んでいらっしゃいます。その水をペットボトルにして今制作中でございます。10月中にはでき上がるもの、本数にして1万2,000本をつくろうということで
高野山の水というような名前で広く、10月以降は出ていくものかなと考えております。
観光振興課関連でございます。
7月2日に
高野山観光情報センターを
開館させていただきました。セレモニーには
金剛峯寺の総長様また導師が多く
安全祈願、御法楽をいただいて、また
富貴地区在住のチェロのデュプイさんにも演奏をお願いするなど、
開館にふさわしい
出発式となりました。2カ月で大体1万5,000人の
来場者がございます。平日では大体200から300人、また
土日祝日では多いときには約800人から1,000人の方が来館するというようなことで、今後
吉野高野ツーリズムビューロー、また堺市、
和歌山県ぐらいの人口のある堺市、また近畿大学とは
ふるさと協定を結んでおりますので、その近大の
学生たちもそこを使っていろいろ授業をしたいなというふうにも考えておるというふうに聞いております。今後は年間を通じてどのような入れ込みがあるか、それらをしっかりと検討した上で
開館時間の
検討等も進めてまいりたく思い、また
高野山観光情報センターにいろいろな各部署が今後入ってきて、初めから言っております
ドリームチームが徐々につくり上がっていくものであるのではないかというふうに考えております。
また、8月20日なんですが、
和歌山県、
高野町、
金剛峯寺、また
京阪バス、
南海りんかんバス等で京都から
高野町の
直通バスをしないかというような
協議を始めております。今後インバウンドの動向をしっかり見ながらこれも進めてまいりたいと思います。
富貴支所関連でございます。
7月1日の異動で
保健師を配属させていただき、週3から週5の配置となりました。
住民の
健康教育の充実、
住民の
保健師への
要望対応等が早くなったということでございます。
教育委員会関連でございます。
8月1日、2日には
善通寺市、
高野山中学校の
交流事業が今年度は
本町で行われました。この
事業は
高野町が進めております
徳パックも利用していただいております。
歴史友好都市であります
善通寺市17名、
高野町8名の中学生が親睦を深める2日間となりました。秋には
善通寺市の
スポーツ大会として
高野の
少年野球クラブも招待されて、私も
善通寺市長、また
当該教育委員会のほうから呼ばれておりますのでそちらのほうに行って
交流をしてきたいなというふうに思っております。
町制施行90周年、
富貴合併60周年
記念事業の
夏期巡回ラジオ体操、みんなの
体操も8月26日に晴天の中ですることができました。
議員の
先生方も多く御参加していただきまして盛大に、約400名集まって開催することができました。日頃、
ラジオ体操、またいろいろな
交流が必要だというのをまさに感じさせていただいた
事業の1つでございました。
最後に、
総務課関連でございます。
公共施設の整備、そして整理の再編に向けての
協議をしっかり断続的に進めておるところでございます。また、
光ファイバー事業、
筒香富貴地区の
事業も入ってるというふうにも聞いております。
富貴、
筒香地区の
活性化、
ホップまた給食のための米の栽培、そして
光ファイバーも入れていくというようなことで、この
地区の
地域活性化をしっかり町としても頑張ってまいりたいというふうに考えております。
それでは、本
定例会において御
審議いただく
議案等について御
説明させていただきます。
報告第4号、
平成29年度
高野町
財政健全化判断比率の
報告につきましては、
地方公共団体の
財政健全化に関する法律第3条の
規定による
報告で、それぞれの
比率は
健全財政を十分
維持できる数値となっております。
認定は12件。
認定第1号、
平成29年度
高野町
一般会計歳入歳出決算認定については
認定第2号から
認定11号までの10
特別会計の
歳入歳出決算認定について及び
認定第12号、
平成29年度
高野町
水道事業会計決算認定でございます。
一般会計決算の
実質収支額は1億616万2,000円の
黒字となり、10
特別会計、1
企業会計の
決算におきましても
黒字となっております。
承認は1件であります。
専決処分の
承認を求めることについて、
平成30年
高野町
一般会計補正予算(第3号)、
ふるさと応援寄附金の
寄附金額が前年度に比べて増えたことから、急遽
補正が必要となり行った8月10日付の
専決処分について
承認を求めるもので、
歳入歳出それぞれ3億の
増額補正をしております。
議案は11件でございます。
議案第34号、
平成29年度
高野町
水道事業会計未
処分利益余剰金の
処分については
地方公営企業法の定めるところにより、未
処分利益余剰金3,906万8,000円を
処分するものでございます。
議案第35号、
平成30年度
高野町
一般会計補正予算(第4号)については、
歳入歳出それぞれ2億680万円の
増額となり、
予算総額は40億7,500万円となりました。
歳入で主なものとしましては、
普通交付税4,782万2,000円の増、
ふるさと応援寄附金1億円の増、前年度繰越金7,654万6,000円の増、
財政調整基金繰入金3,000万円の減、
臨時財政対策債2,016万8,000円の減などによるものでございます。また、
歳出で主なものとしましては、
基金積立金8,800万2,000円を含む
総務費1億5,738万4,000円の増に伴う
補正でございます。
議案35号から
議案第43号につきましては、
平成30年度
高野町
国民健康保険特別会計補正予算1号を初めとする7
特別会計と1
企業会計の
補正予算でございます。
同意は2件でございます。
同意第2号、
高野町副
町長の選任につき
同意を求めることについては副
町長の
任期満了による
再任に伴うものでございます。
同意第3号、
高野町
教育委員会委員の任命につき
同意を求めることについては
委員1名の
任期満了による
再任に伴うものでございます。
議案等につきましては以上でございます。各
議案等の詳細につきましては
担当課長より御
説明いたしますが、どうぞ
慎重審議を賜りまして御
同意いただきますようにお願い申し上げ、
開会に当たりの
提案説明とさせていただきます。
以上、よろしくお願いいたします。