3
欠席議員(1名)
10番 負 門 俊 篤
4
事務局職員出席者
事務局長 倉 本 文 和
書記 大 谷 燎 平
5 説明のため出席した者の職氏名
町長 平 野 嘉 也
副町長 西 上 邦 雄
教育長 角 濱 正 和
会計課長 植 田 達 夫
総務課長 下 勝 己
税務課長 和 泉 ひろみ
防災危機対策室長 井 上 哲 也
企画公室長 辻 本 幸 弘
福祉保健課長 苗 代 千 春
建設課長 小 西 敏 嗣
富貴支所長 茶 原 敏 輝
消防長 中 西 清
教育次長 中 西 健
診療所事務長 中 上 浩 貴
生活環境課長 松 本 嘉 文
産業観光課長 中 尾 司
午前10時35分 開会
○議長(所 順子) ただいまから平成29年第4回
高野町議会定例会を開催します。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録の
署名議員は
会議規則第126条の規定により、議長において、8番大西君、9番松谷君を指名します。
日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月11日までの12日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(所 順子) 異議なしと認めます。
よって、会期は本日から12月11日までの12日間と決定しました。
お諮りします。議事の都合により、12月1日、2日、3日、4日、7日、9日、10日を休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(所 順子) 異議なしと認めます。
したがって、12月1日、2日、3日、4日、7日、9日、10日は休会とすることに決定いたしました。
日程第3、諸般の報告を行います。
地方自治法第121条の規定により、本定例会の説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。
高野町
監査委員から、
地方自治法第235条の2第3項の規定による
例月出納監査報告については、お手元に配付の報告書をもって報告とします。
当局からの
報告事項はありませんか。
なしと認めます。これをもって諸般の報告を終わります。
平野町長に
行政報告並びに
提案理由の説明を求めます。
平野町長。
○町長(平野嘉也) 皆様、おはようございます。
このたび平成29年第4回
高野町議会定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様におかれましては御出席賜りまして誠にありがとうございます。後ほど説明させていただきますが、今回の案件は承認2件、議案12件、同意1件でありますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
さて、安倍首相は11月1日に第4次安倍内閣を発足し、全閣僚を再任させました。また、
特別国会の会期は12月9日までの39日間となりました。
首相は新内閣発足直後の初閣議で、2017年度
補正予算案の編成を指示、第4次内閣の基本方針に、復興の加速化、
人づくり革命の断行、一億総活躍社会の実現、世界の中心で輝く日本、の4本柱を掲げました。17年度
補正予算案と18年度当初予算案は、
特別国会終了後の12月下旬にかけて閣議決定し、年明けの通常国会に提出されるとしております。今後の国の情勢、また海外の情勢には十分注視していく必要がございます。
さて、10月から12月にかけての
行政報告等、またその後に
提案理由の説明をさせていただきます。
企画公室関連でございますが、第37回
北方領土返還要求和歌山県民大会を開催させていただきました。
松下講堂黎明館が満員となり、県民一人一人が北方領土問題に対し正しい理解と認識を深めるため、
北方領土返還要求県民大会が開催されました。この大会の中で、
高野山中学校中学生生徒6名による
北方領土中学生現地研修報告がなされました。とてもすばらしい内容で、この研修会に講義で来ていただいた先生方も、中学生の発表は金メダルというふうにおっしゃっていただきました。学校で生徒の持つ力を最大限引き出すような指導をくださいました中学校の先生方、また
教育委員会に感謝するところでございます。
産業観光課関連でございます。
地域づくり交流フェスタ2017が
森林公園管理棟、
こうや暮らしの
情報センターで開催いたしました。参加団体31団体、来場者数約800人、模擬店、産直、木工体験、
移動動物園、昨年は水族館に来ていただいたんですが、今年は動物園に来ていただきました。あとは
和太鼓演奏などを実施して、大変盛り上がったところでございます。毎年の課題ではございますが、今後は大学、また高野町の
町民文化祭との連携、そういったところを模索して、よりにぎわいをつくってまいりたいというふうに考えております。
それと、11月11日から1週間ばかしなんですが、
高野山ギャラリー、
中門作業館におきまして、
高野山伝統産業展、
公募写真展を開催させていただきました。
地域おこし協力隊が中心に、
産業観光課の職員、また県のほうからもたくさんの方が見にきていただきました。高野山の歴史、高野町の歴史の中で、寺院の営みとともに育まれてきた伝統的なものづくり、文化を広く皆様に御紹介することができたというふうに思っております。職人さんのブースを23ブース、写真数が34点ということで、新たな発見がいろいろとできたというふうに思っております。今後も引き続き、体験のスペース、また開催に関して新たにできる
高野山観光情報センター等が、こういった催しができるのではないのかなというふうに考えておるところでございます。
福祉保健課関連でございます。今期も
ふるさと応援寄附金、
ふるさと納税を利用させていただきまして、子供に対するインフルエンザの予防接種をさせていただいております。集団感染がならないように、多くの方が医師の相談のもとに接種していただけたらというふうに思っております。また、知っておきたい
口腔ケアの実施ということで、まちかどサロン「縁」で開催させていただきました。誤嚥性肺炎の予防、入れ歯の正しい使い方などをテーマに、医師が
口腔ケアについて説明をさせていただきました。
富貴関連でございます。台風21号、22号に対する
防災対応をしっかりやっております。いずれも早期に警戒の2号体制、そして
警戒配備体制ということで、全庁を挙げて、選挙戦とも重なりましたが、何とか台風被害を最小限に町としては食いとめることができたのかなというふうに思っておるところでございます。
しかしながら、今後の
異常気象、これは
異常気象ではなく普通の気象になるおそれがございます。今後、町として、また
議員先生ともいろいろ協議した中で、町全体で災害に対する対応を考えていかなければならないというふうに思っております。
また、
富貴支所関連の
五條土木事務所への今後の働きかけというのも必要かなというふうに思っております。先日、
高野天川線の
陳情活動の中で、
五條土木の職員さんに伺いましたところ、筒香・富貴の方たちは、橋本・五條方面とはあまり関係がないのか、高野山とのつながりのほうが深いのかというような認識不足がありました。そういった中で、しっかりと
五條土木、そして
奈良県知事に対して、私と、それと全議員とともに来春にかけて本格的に
陳情活動計画をつくっていきたいというふうに思いますので、そのときはどうぞ皆さん、御協力をお願いしたいというふうに思っております。
防災関連でございます。11月1日に町民一斉
地震安全行動訓練ということで
シェイクアウト訓練をさせていただきました。また、11月16日に
自主防災組織の立ち上げということで、全町内会を
自主防災組織とする、したいというような意向を町内会に伝えさせていただきました。今後、
自主防災組織の構築というところで、地区の編成等も視野に入れながら、しっかりこれは進めていきたいというふうに考えておるところでございます。目指すは全町100%
自主防災組織をつくるというのが目標でございます。
また、12月17日なんですが、
避難所運営リーダー養成講座も開催いたします。大規模災害時に混乱しがちな
避難所運営について、中心となってもらう人材を養成するものでございます。町内会の役員、また町職員のほか、約30名程度で実施する予定でございます。本町の
防災危機対策室はもちろんのこと、和歌山県
防災企画課との共催でやらさせていただきます。
消防関係でございます。12月26日から31日までの6日間、
特別警戒を消防団でしていただくことになっております。本年は27日、28日両日とも
警戒活動の慰問に私自身が行きたいというふうに考えております。
12月13日、再来週水曜日に
救助工作車納車式がございます。26年が経過する消防車両を更新させていただくことになりました。
完成検査実施後に
消防署車庫内で納車式をとり行う予定でございますので、
議員出席のほどよろしくお願いしたいと思います。
診療所関連でございます。平成4年11月18日、25年ぶりになります。当時は看護師、そのころは看護婦と呼んでいましたが、
濵田加壽代さん以来の和歌山県ナース賞を2名、高野町で受賞することができました。
高野山総合診療所の
平田看護師、また
富貴診療所の
大海看護師が受賞されました。
議員先生方におかれましても、
平田看護師、また
大海看護師に一言、「御苦労さま、これからも頑張ったってな」というような声をかけていただければ、今後の励みになるのかなというふうに考えておるところでございます。
教育関連でございます。先日、
教育総合会議を招集させていただきました。議論の中で、
小中一貫の一部連携の話も出ております。30年度より、校舎は別として、一部的な連携を始めていくというような話を伺いました。ぜひこの
小中一貫、数年先には一つの校舎でできるような
仕組みづくりをこの一部連携をスタートに頑張っていただきたいというふうに考えております。
また、
町民文化祭では、先生方、ちょうど研修に行かれておったというふうに思います。文化賞には
道上敏子さん、
文化功労賞には中谷富代さん、
文化功労賞には梶谷隆一さんが受賞されました。その中で、
道上敏子さんは書道、俳句、そういったものを非常に盛んにやっておるんですが、五つの句の中で非常に心に残った、すごく優しい思いやりがある句がありました。「根深汁ちちの歳超えははも超え」「根深汁ちちの歳超えははも超え」。根深汁、正月に食べるお汁、冬に食べるお汁、それを飲むごとにお父さんのことを思い出し、そして知らん間にお母さんの年も越してしまったんだな。次なるいろんな方々に対して文化的なことも通じてしっかりしていきたいなというような言葉であったというふうに思っております。この3名の方にも、また議員の先生からもお声をかけていただけたら励みになるかなというふうに思います。
4日には公民館の2階で
文化祭発表会がございました。とても大盛況でございました。また、5日にはまちかどサロン「縁」において読み聞かせの会も開いております。私も見にいったんですが、非常にいい雰囲気のもと、子供たちもたくさん集まって読み聞かせがされておりましたことを見ますと、あの会館をつくってよかったなと、今後もしっかり使っていくようなことも考えていかなければならないなというようなことを実感いたしました。
12月2日に高野七口女人道巡り、高野七弁天巡りが開催されます。10月22日に台風等で、また選挙等で中止になりまして、延期で今週末に開催される予定でございます。
青少年連絡協議会が一生懸命頑張っておりますので、皆さんでしっかり応援していきたいなというふうに思います。
それと、本年度で4回目となる高野町
行政報告会、
タウンミーティングを開催しております。第1回目を10月2日の大滝地区において開催して、全町15会場で行っております。本日晩が今年の最後、筒香地区で開催させていただく予定でございます。4年間で延べ60地区に回らせていただきました。その中で、多くの方々から地域の課題等を聞かせていただいて、100点回答ではないですが、行政としてすぐに動けるような内容を少し
議員先生方とともに協議して進めていかなければならないこと等ございましたので、この60地区からいただいた御意見をしっかり行政として受けとめ、町政に反映してまいりたいというふうに思っております。全体としては非常に
なごやかな雰囲気のもと進ませていただきました。段取りしていただきました各町内会長の皆様に、心から御礼申し上げたいというふうに思っておるところでございます。
それでは、本定例会において御審議いただく議案等について御説明させていただきます。
承認は2件でございます。
承認第13号、
専決処分の承認を求めることにつきましては、平成29年度、高野町
一般会計補正予算(第3号)による
衆議院解散に伴う選挙費用の補正でございます。
歳入歳出690万円の増額、
予算総額は40億2,820万円となりました。
承認第14号、
専決処分の承認を求めることにつきましては、平成29年度高野町
一般会計補正予算(第4号)による10月の台風21号に伴う災害に関する
補正予算でございます。
歳入歳出それぞれ4,340万円の増額となり、
予算総額は40億7,160万円となりました。歳入で主なものは、
県支出金820万9,000円、
災害復旧費2,650万円の増などによるものでございます。また、歳出で主なものとして、総務費232万6,000円、
災害復旧費4,130万7,000円の増額に伴う補正でございます。
議案は12件でございます。
議案第54号、高野町
職員給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成29年度
人事院勧告に基づく手当等の一部改正に伴う一部改正です。
議案第55号、
高野町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例につきましては、
公営住宅法の一部改正に伴い、
町営住宅の整備基準を定めるほか、所要の改正及び規定の整備を行うための一部改正でございます。
議案第56号、平成29年度高野町
一般会計補正予算(第5号)につきましては、
歳入歳出それぞれ1億2,980万円の増額となり、
予算総額は42億140万円となりました。歳入で主なものとしては、
国庫支出金4,897万2,000円、
県支出金1,232万6,000円、町債3,240万円の増などによるものでございます。また、歳出で主なものとしましては、総務費1,274万3,000円、民生費781万9,000円、
災害復旧費1億185万2,000円の増などに伴う補正でございます。
議案第57号から議案第65号に関しましては、平成29年度高野町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)ほか7
特別会計及び1
企業会計の
補正予算につきましても、所要の補正を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
同意は1件でございます。同意第5号、高野町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつきましては、任期満了による再任に伴うものです。
議案等につきましては以上でございます。
各議案等の詳細につきましては担当課長より御説明いたしますが、どうぞ
慎重審議を賜りまして、御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に当たりの提案説明とさせていただきます。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(所 順子) 日程第4、中迫君に対する懲罰の件についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定により、中迫君の退場を求めます。
(
中迫議員 退場)
○議長(所 順子) 本件について、委員長の報告を求めます。
懲罰特別委員長、中前君。
○6番(
中前好史) それでは、始めます。
中迫議員に対する
処分要求書に関する
懲罰特別委員会委員長報告。
本委員会は平成29年9月定例会において、所議員より、9月8日の
全員協議会の中、
中迫議員の行動により侮辱を受けたとのことから処分を求められたことにより、委員7名をもって設置され、
中迫議員に対する懲罰についての審査を付託されたものです。この件につきまして審査を行いましたので、その結果について御報告申し上げます。
委員会は平成29年10月2日に開催いたしました。
処分要求の内容は、4名の
広報委員の辞職願により、議会の広報機関が機能をなくしたとのことで、議長が4名にこの謝罪を求め、
中迫議員が謝罪の文を読み上げました。議長が謝罪文のコピーを求めたところ、メモ書きであり、提出用ではないとのことで破棄された行動、「これは議長に渡せば何をされるかわからない」この発言が
パワハラと感じる言葉であり、この行動、
パワハラを許しませんと
処分要求を求めたものです。
委員会で出された意見としまして、「何をされるかわからない」の発言は議長に対してよい発言ではなく、
パワハラに値する。「何をされるかわからない」との言葉は問題である。謝罪の文章を書いたメモを破棄した行為は、破るようなものをつくるべきではなく、程度は別として、懲罰を科するべきである。
中迫議員に依頼し、その個人のメモを破っただけにすぎない。4人が謝罪した件を懲罰にかけると、今後の
議会運営に支障が出るのではないか。このように審議が進む中、委員から賛否をとるよう提案があり、懲罰を科すべきか否かについて、採決の結果、懲罰を科すべきものとするものは賛成少数で、懲罰を科すべきでないものと決しました。
以上でございます。
平成29年11月30日。
懲罰特別委員会委員長 中前好史。
○議長(所 順子) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
下垣内君。
○3番(
下垣内公弘) 今の委員長の発言に対して、反論をしたいと思います。
○議長(所 順子) 質疑やで、質疑やで、討論違うで、質疑やで。
○3番(
下垣内公弘) はい、わかってます。反省文を破り捨てる
行為そのものが議長に対する侮辱であり、反省しているとはとても思えない態度でした。ほかの議員は今後の
議会運営に支障が出るのではないかといった意見が出てましたが、それは全くの逆で、今後の
議会運営のためにも、罪の重さは別として、やはり罰を科すべきだと私は思っています。それは今後の本人のためにもなることであり、それが一般社会の常識であると私は思っています。
また、最も罪を受ける要因に挙げられるのは、議長にコピーを渡せば何をされるかわからないといった言動は許しがたい言いわけであり、特に
中迫議員は校長までなった教育者であり、なお罪が重い。それを他の議員もこの件にかかわっていたとはいえ、それは別な話であり、自分自身のためにも厳しくあるべきであると。私はそばにいて話を聞いていた中で、そう実感しました。
それによって、先ほどから今の発言ではありますが、こういった発言は議長軽視も甚だしいし、議長に対していつまでも挑戦的な態度をとっていては、今後の
議会運営に成り立たないし、襟を正すところは襟を正していくべきだと私は思っています。そういう点では、やっぱりほかの議員の方も簡単に、自分たちもかかわっていた問題ではあるとは思いますが、もうちょっと
慎重審議の上で、議長に対しての、からの懲罰というものを重く受けとめて、やはりそういうところをしっかり検討していくべきじゃないかと私自身は思っています。
以上です。
○議長(所 順子)
中前委員長。質疑に対しての答弁ですよ。
下垣内議員に対する答弁です。
○6番(
中前好史) 今、質疑ということでいただきましたけれども、前回の委員会の中で審議し、それを委員会で決めたことでありますので、先ほどの私の
委員長報告のとおりでございます。
○議長(所 順子) ほかに質疑はありませんか。
上野君。
○4番(
上野幸男) 失礼します。
ただいまの
中迫議員の話ですけども、一応
懲罰委員会にかけられて何もなかったということは、その懲罰を科せられることを反対する人間が少なくて、済みません、間違いました。懲罰をかけらんでもいいという議員が多数について、懲罰はなかったということで、そういうこと自体すらおかしいと思う議員さんがおられへんというのがちょっと疑問に思うのと、またそれと違って一人の議員が謝罪文を清福に載せられて、これ高野町全体的にわかるようなことです。そういう中であって、何もなかったというこのこと自体が、何か不思議に感じられると思うんです。
だから、議員さんが何でもかんでも賛成、賛成というて、ええほうへ行かれるのはよろしいですけども、考えにくいようなことをされるということは、何につけても賛成をしてあって、現在までにもいろんな問題があると思います。そういうことをちゃんとしていかなくてはいけないと思って、私自身も反省、ほかの議員さんももう一度、そういうことに関してはある程度罰則のつけらんなんというものはつけて、片一方はつけて、片一方はつけないというようなことは、今後こういうことをされていくということは議会にとっても町にとっても大変恥ずべきことではないかと思いますので、これからどういうふうになるかわかりませんけども、もう一度考えをただしてほしいと思います。
これで終わらせていただきます。
○議長(所 順子) 答弁、中前君。委員長さん。
○6番(
中前好史) 委員会といたしましては、先日、委員会を開き、委員の方々から言葉をいただいて、それで決定したものでございますので、本日の委員長の報告としては先ほどのままでございます。
以上でございます。
○議長(所 順子) ほかに質疑はありませんか。
4番、上野君。
○4番(
上野幸男) 済みません、また言わせてもらいますけども、委員長が言われたように、委員会で決まったことやからというのは、実際いうて、決まったことというのはちょっと言葉がおかしいん違いますか。片一方は罰せられる人間もおって、片一方は何もおとがめがない。じゃあこれから議会でも何でも言うたものが勝ちというのがちょっと言葉的には悪いですけども、ほんまにこれから議会というのは、そういうことをしても多勢に無勢で、賛成者というより、反対するものが少なかったらだめ、賛成するのが多かったらよし、そういうことになってきたら、何をこれから言われても、何をしてもいいというような感じにしかとらわれんのですけども。
そういう考えはお持ちであるのか、お持ちでないのかわかりませんけども、これから先、そういうことで済むんでしたら、本当にこれから先、何が起こるかわかりませんよ。それだけは言っておきたいと思います。失礼します。
○議長(所 順子) 答弁、中前君。
○6番(
中前好史) 委員会というのは御存じだと思いますけれども、委員会の中で審査して、それで今回は決定したものでございます。私個人の言葉では申し上げません。委員長の立場から、先日の委員会、委員長の言葉として報告いたしました。
以上です。
○議長(所 順子) ほかに質疑はありませんか。
下垣内君。これ質問で、討論とは違いますからね、討論は後にまたあります。
○3番(
下垣内公弘) 今の
中前委員長の答弁ですけども、質問に対しての答えですけども、上野議員が言うように、委員会の中で多数決で決まったことは報告しましたということですけれども、委員会というのはそういう意味じゃなしに、中身を掘り下げて意見とか、皆さんの意見の中にやはり反対の意見、これはいけないことや、破り捨てることはいけないことや。さっきも僕言いましたけども、一番の問題としては、やはり議長に何されるかわからんと、そんなことに対して議論を重ねた中で、今、今日は欠席していますけども、ある議員の方は、そういう意見の中で反対していて、多数決のときは、それはおかしいと言いながら、多数決のときは罪を科すべきじゃないと。こういった結果も実際に出ているというのが、今のこの議会の中身だと僕は思っています。
だから、懲罰というのはもっと真摯に議員の方も受けとめるべきで、それを委員長である結果だけを報告、この場でするんじゃなしに、もっとそのときに中身をもっといろんな形で議論に持っていくのが委員長の務めだと私は思っています。
﨑山議員の場合は、議長に対して、うるさいんじゃ、おまえ出ていけと、そういった中で、皆さん全員が懲罰をこれは科すべきやと。その上で罪の重さ、軽い、4段階、議員の中では4段階ありますけども、その中で一番軽いのでいいん違うかな、いやいや、もう一つ重いん違うかなと、そういう議論というのがほんまの議会の運営の仕方と違うんかなと。なぜ今、ある意味、僕からしてみたら、もっと
中迫議員は、議長に対して侮辱というよりか、もっと重い言葉をあのときに言っていたし、懲罰をかけなかったことが、その後に皆さんも知ってますけども、
広報委員会の中で議長に対してのああいう発言が出てくる。反省の色もない。だから自分はほんならそんなに勝手なことをやっていいんかと。そういう暴言も吐く。本来ならば、教育者である
中迫議員は、そういう教育を子供に対してしてきたんかと。時代は変われども間違ったことは間違ったで、いろんな形の反省の仕方を促すのが教育者でもあるし、また議員も同じだと僕は思うんですわ。それを、今までずっとそうですけども、﨑山議員に対しての懲罰以外は、全て何をしても結局否決してきたと。そういう体質そのものが僕は間違っていると思うんですけども、もう少し
中迫議員も僕よりもずっと先輩やし、そういう点でやっぱりまとめ方というのももうちょっと考えていかなあかんのと違うかなと僕は思っています。
以上です。
○議長(所 順子) 中前君。
○6番(
中前好史) そのことにつきましては、委員会の折にもっと協議をしておくべきであるのではないかのようにも今感じておるわけです。その委員会の折にもう少し時間をとり、意見をお互いに言う中で、先日の委員会の折には早く賛否をとったらどうな、そういうことがありましたので、先日の委員会では賛否をとり、賛成が少ないということでこのような結果になったわけです。それを本日は委員長の報告とさせてもらっております。
以上です。
○議長(所 順子) 委員会の中では、早く採決をとれということは言うてませんでしたよ、それは。
下垣内君。
○3番(
下垣内公弘) 今、議長から言うたみたいに、おっしゃったみたいに、早く採決をとれとは言ってない。仮に、早く採決をとれと言ったから早くとったと、そういう答弁自体が間違いじゃないですか。それをまとめるのが、早く答弁とれと言うたけど、大事な問題に関しては時間を割いてまで議論をしようとする姿勢を持つのが委員長の責任じゃないんですか。その辺のところは、僕は委員長としての責任を私自身は問いたいと思ってます。
だから、幾ら懲罰をかけたって何の意味もなしに、何事もなかったかのように数の力で結局は終わってみたら、結局何も前へ進まない。懲罰というものは、かけられる者もかける側も非常につらいもんやと私も思ってます。仮に僕が懲罰かけられたら100%可決します。でも、幾ら悪いことというか、あれだけの議論の中でいっぱい、それは間違ってない、ええことやと言うた人間は一人もいてないんやから、だから懲罰というのはそれだけかけられる側もかける側も一緒なんですけども、同じ、まあいうたら罪の重さというのはあると思いますよ。特にかける側もつらい立場ですわ。しかしながら、受ける側は真摯に受けとめるという姿勢がなかったら、いつまでたったってこの議会というのは町民のためにもなり得へんことやし、その辺の理解をもう少し委員長として、中前さんも理解していただきたい。そのように私は思ってます。
○議長(所 順子) 中前君。
○6番(
中前好史) 先日は委員長の役目として各委員に意見を求めておったところでございました。その中で、意見をいただき、それで採決をとり、結果が出たかと思います。その辺は委員会の進め方として、委員長の役目として、皆さんに意見を求めておりましたので、それを結果として出したものでございます。
以上です。
○議長(所 順子) ほかに質疑はありませんか。
﨑山君。
○2番(﨑山文雄) 皆さん、よく考えていただきたいと思うんですけれども、みそぎが済んだ﨑山に対し、いつまでも懲罰にかけた、こういう結果に終わったということを言い続けるのですかということを疑問に思います。これ自身が問題な言葉ではないかとこのように思います。あのときも結果をさばいて、原因をさばいてないじゃないですか。結果をさばいて、原因をさばいてない。私はこの件につきまして、県、国と相談してみましたですけれども、いろいろ意見をいただきました。そういうような中で非常に辛抱しているところがあります。原因をさばかずに結果をさばいたんやと、この
懲罰委員会は。そういうこともしっかりと心にとめていただきたいとこのように思います。
○議長(所 順子) 﨑山君、これ自分の懲罰のこと。
○2番(﨑山文雄) また、本件につきましてですけれども、私の場合には包丁で刺したるという言葉まで出ておるんです。
○議長(所 順子) ちょっと、ちょっと、ちょっと﨑山さん、全く。
○2番(﨑山文雄) そういうことでありますので、皆さんの発言は十分気をつけて発言をしていただきたいとこのように思います。
○議長(所 順子) これね、中迫さんの問題で、あなたの問題と違いますよ。全然違う質問をここでしてどうするんですか。
○2番(﨑山文雄) しかし﨑山、﨑山って何遍も言うとるやん。それぐらいのこと分からへんのかい。
○議長(所 順子) 﨑山さん、あなた中迫さんの今問題で、あなたの問題で討議しとるわけではないんですよ。
○2番(﨑山文雄) ほんなら何でおれの名前が出てくる。
○議長(所 順子) ちょっと、もうちょっと議員として、ちゃんとこの議場で言っている、進行していることの内容を掌握していただきたいと思いますわ。委員長に対する質問ですよ。
下垣内君。
○3番(
下垣内公弘) 一言だけ申し上げたいと思います。僕が今﨑山議員の名前を出したのは、﨑山議員みずからが、おれは議長に対してうるさいんじゃ、おまえ出ていけと言うただけで懲罰かけられて、議場でも謝ったのに、そういう言葉を委員会の中で言うたから僕はそれをあえて例えとして言うただけでありまして、別に﨑山議員に懲罰、懲罰って言われる筋合いもないですわ、私は。そういう以前の問題です。
以上です。
○議長(所 順子) ほかに質疑はありませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(所 順子) なければ、これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。討論。
下垣内君。
○3番(
下垣内公弘) 私、先ほどから質疑と討論とのまざったところもあるんですけども、私はこの件に関してはやはり最後まで皆さんの賛成、懲罰をかけるべきじゃないと言った4名の皆さんがいて可決されましたけども、私としてはやはりどうしても納得いかないのは、今後、
議会運営のことを考えていくんであれば、やっぱり議員だからといって、皆さん、私も含め特別ではない。人間、受けなければならない罪は、大きい、小さいにしても、やはり受けなければ前に進んでいかない。本人も、私もそうですけども、そこで反省することによって次につながっていくのであって、そのときに罪を逃れたら、この前の
中迫議員のような態度にまた繰り返しになっていくだけのことで、またそこで懲罰や、ほら何やとなっていくだけのことにしかならないと思いますわ。これは町民にとっても不幸なことやし、こういうことはもう今後、二度とあってはいけないと思うし。
あまり、議員の皆さんに言いたいんですけど、この問題に関して、結局は皆さん、賛否に加わった皆さんもこの謝罪文、出してる人がほとんどですよ、これ。そういう意味でいうたら、仲間意識をあまり持つべきではない。そういった仲間意識を持つことによって、
議会運営も前に進んでいかない。また、町長も朝、言うとったけども、この議会のことをやっぱり町長も、不信感というか、議員のことは議員の中でやってくださいと。そういうふうに心が思っていると思うんですけども、そういうふうに思われないために議長も、朝の意見やないけど、議会として、議会の長として言うべきことはやはり言ったと思うんですけども、今までもそうしてきたし、そういう思いでやっぱり議員の皆さんも一つにならんことには、お互いが傷のなめ合いするようなことをしていては、いつまでもようならんと僕は思っています。
以上です。
○議長(所 順子) 賛成討論はありますか。
松谷君。
○9番(松谷順功) 賛成討論と言いますより、今回、懲罰事案のことですが、本議会や委員会で無礼な言葉を使用したり、他人の私生活にわたること、言論をした場合ということで、法132条で処罰に当たるよということでございます。
今回の件ですが、いわゆる懲罰にかけるという話のときに、この清福で、今出させていただきましたように、謝罪文を作成する途中のことでございました。個人のメモ書きだったと私は思っています。読みかけて、それをコピーしてくれと言うたら丸めました。捨てなかったですけど、丸めました。それは事実ですが、それについては今回、謝罪文を4名で書かせていただきまして、4名がもちろん絡んでおるわけですけど、4名で書かせていただきまして、広報にも掲載するということで掲載もさせていただきました。社会的な制裁は十分受けていると私は思っております。よって、懲罰は必要はないんではないかというように思っております。
以上です。
○議長(所 順子) ほかに反対討論はございませんか。反対討論はございませんか。
〇議員(「なし」)
○議長(所 順子) これで討論を終わります。
これから中迫君に対する懲罰の件についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本件に対する委員長の報告は、中迫君に懲罰を科すべきではないとするものです。
お諮りします。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。
〇議員(賛成者起立)
○議長(所 順子) 起立多数です。したがって、中迫君に懲罰を科すべきではないと可決されました。
中迫君の入場を許可します。
○4番(
上野幸男) 今、賛成何人おるん。下垣内君、賛成何人。
○議長(所 順子) 反対2でほかは皆賛成です。
○3番(
下垣内公弘) 2人だけです。いつもどおりです。
○4番(
上野幸男) 決まったこと。何度やってもこれや。腐りきっとるわ、この議会は。
(
中迫議員 入場)
○議長(所 順子) 中迫君に申し上げます。本件について、懲罰を科すべきではないものと決定をいたしました。
日程第5、大谷君に対する懲罰の件についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定により、大谷君の退場を求めます。
(大谷議員 退場)
○議長(所 順子) 本件について、委員長の報告を求めます。
懲罰特別委員長、﨑山君。
○2番(﨑山文雄) 大谷君に対する
懲罰特別委員会委員長報告をいたします。
平成29年9月定例会において、
下垣内議員より、大谷議員に対する
処分要求書が提出されました。
地方自治法第133条の規定により、9月25日の本会議において議題として取り上げられ、懲罰特別委員会が設置されました。
委員会条例第6条の定める懲罰動議は処分書によって7人の委員が決められ、
会議規則第111条によって、議会は委員会に付託されました。議会は委員会に付託されました。よって、10月13日金曜日、午後1時から委員会を開催し、
下垣内議員から提出された、大谷議員に対する侮辱を受けたという
処分要求書に対し審査し、協議を行いました。
協議を進める中、全委員による統一見解を見出すことは認められず、望めることができず、少数意見といえども尊重すべきは尊重し、議員が議員たる精神を重んじ、また互いに互助の精神を涵養し、今後の議会及び委員会の運営に役立ててもらうという思いから、採決に入りました。その結果、
下垣内議員の
処分要求書は有効とはならず、大谷議員に対しては懲罰を科せないことを賛成多数で可決されました。
申し添えることができるんであれば、大谷議員に対しては、議長注意でとどめたいと思料しますが、議長自身、委員会に出席し意見を述べておられましたので、中立の立場から、委員長が議長にかわり、委員長の注意をもって本件を終了いたしたいとこのように思っております。しかし、これについては議会の承諾を求めたいと思います。
平成29年11月30日。
懲罰特別委員会委員長 﨑山文雄
以上であります。
○議長(所 順子) 一言だけつけ加えておきますけれども、この
委員長報告は議長は見ておりません。それは本当は目を通さなくてはいけないと思うんです。これは見ておりませんよ。
○2番(﨑山文雄) 許可いただければ提出いたします。
○議長(所 順子) いやいや、これを読む前に提出していただかなくてはいけないと。
○2番(﨑山文雄) そんなことないわ。承認してもらわんと。
○議長(所 順子) まだ承認してませんよ。
ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。これに対する大谷さんの質疑。
下垣内君。
○3番(
下垣内公弘) 今の
委員長報告でありますけれども、ちょっと僕、理解できないんですけども、たしかあのときには賛否をとって、賛成4名、反対2名で可決されたと思うんですけども。
これもさっきの問題と同等な問題なんですけども、皆さんの意見からしてみたら、やはり言動というものは非常にまずいと。そういう意見もたくさんあったし、一方で、今委員長がおっしゃったみたいに、注意でええんと違うんかとおっしゃった。最終的にはまとまったと思うんですけども、これも先ほどと一緒で、懲罰というものは間違っているとほかの議員の方も認めてる部分もたくさんあるにもかかわらず懲罰にならないということ自体、おかしいことだと思うし、たしか僕の認識では、そのときに委員長である﨑山議員が、先ほど僕が言うた、おれはそれを言うただけで懲罰になっとるのにということを言ったと思うんですけども、やはり自分の心の中にそういう気持ちが持ってあるのに、罪を全く科さないという理論は僕はおかしいと思ってます。そういうところをもう少し皆さんも考えていただきたいと、今後のためにも。私はそう思うんですけども。
皆さんの認識はいつまでたっても同じことだと思うんですけども、いま一度、そういう認識をもって、懲罰をかけられる、かけられた側のやっぱり責任というものをもう少し重く認識していただきたい。
以上です。
○議長(所 順子) 﨑山君。
○2番(﨑山文雄) 特別委員会の内容をちょっと説明させていただきますと、この
懲罰委員会というのは、私は以前において2回の懲罰にかかっておりまして、この
懲罰委員会というのは3度、4度開催されております。そういうことが頭にありましたので、今回のこの
懲罰委員会を開催するに当たって、皆さんに報告申し上げたんですけれども、まず最初に、委員長を決定するのに、議長が決定しようとされたので、委員会にお任せくださいよと何度か申し上げました。そして、委員会にお任せいただいた。そうしますと、例によりまして、年長議員が座長を務めるということで、委員長を選出させていただきました。委員長選出には三つの方法がありますよと申し上げて、その結果、私が任命されましたので、委員長としてお受けさせていただいたわけであります。そして、私が委員長になりましたために、順番といたしまして副委員長を選出させていただきました。負門君であります。
そして、この委員会を進めるために私はこのように申し上げました。
下垣内議員から出されました
処分要求書を審査すると。とにかくどういう内容か、これを精査する、審査する。そして、第1次質疑を行いたいと。そして、その内容によっては大谷君の意見、言い分を聞きたいと、このように申し上げた。大谷君、出席しとんかよというような言葉もそのときに出ました。そして、第2次質疑を行って、そして結論を出していきたいと、私はそのような考えを皆さんに申し上げて、この委員会を進めようとしたのでありますが、どういうことか、シナリオのようなものができておりまして、今日は1日でやってしまうんやというようなことで、そこで私も念を押したんですけど、今日は1日でこれを解決してしまうんですか、やってしまうんですかと、そういうことですということでありました。
そこで、また追加で申し上げたんですけれども、議員が議員をさばくことになるので、議員としての自覚と常識をもって審査してほしい。感情的にさばくのではなく、議員の常識をもって客観的な事実に基づいて審査し、できれば全委員統一見解が出せるよう質疑を重ねていっていただきたい。そのためには互助の必要があります。少数意見といえども尊重すべきは尊重しなければならないと、こういうことを申し上げたわけであります。それでも決まらないときには、これはもう採決、議会民主主義、多数によって決めなければならない。時間が決められております。ですから、採決によって決めさせていただきました。
その採決の数等につきましては、これは何法ですかな、発表すべきでないという記録がありましたので、その数字は申し上げません。賛成多数で可決されたということを申し上げて、終わります。
○議長(所 順子) 下垣内君。
○3番(
下垣内公弘) 今の﨑山さんの答弁ですけども、私理解できへんのですけども、理解しにくいところがあって、大谷議員がいてるんかという話ですけども、
懲罰委員会にかけられた人間は、別に言い分を聞くというあれはなかったんじゃないかなと僕の認識では思ってるんですけども。
それと、今﨑山さん、一生懸命、﨑山委員長が説明してくれたんですけども、僕の言った質問とちょっとかみ合わへんとこがあるじゃないかと思うんですけどね。僕が聞きたいのは、先ほども言うたみたいに、そういう問題に関して、こういった広報を取り上げたという問題に対して、どう皆さんが思ってるんかと。議員の方の中にも、これは近年ではそういう言葉の言動がひどい場合には懲罰をかけるべきであると言うた議員の方もおられるんで、そう言いながら、最終的には賛成に回るというのは私自身が理解できへんとこで、これ全てにおいてそうですけれども、やっぱり友達意識を持つんじゃなしに、やっぱり物事によったらやっぱり是々非々で物事を解決していくのが当たり前と違うんかなと思うんですけども。
﨑山さんの先ほどの答弁は僕の質問に関しての答弁になってないと思うんですけども、その辺はどう解釈されるんか、僕にはほんまに理解不能ですわ、そういう意味では。もう一番の、まあいうたらこの高野町の長老である﨑山議員に対して失礼かもわからないけども、また副議長としてもう少しきちっとしたまとめた話をしてもらわんと、僕は頭が悪いところもあるんですけれども、私自身理解しにくいです。
以上です。
○議長(所 順子) ちょっとその前に、
委員長報告は委員会の中で報告書を読まなくてはいけないようにはなってると思います。それが、特別委員会の中で、先ほどお読みになった﨑山議員の報告書は私は聞いておりません。これはどこでどのようにしてこの報告書を発表されたんですか。委員会で私は聞いておりませんよ。議長として出席しておりますが、この報告書は耳にはいたしておりません。勝手につくってこの場で報告できるということになっておりますし、事務局にも報告書を提出もしておりませんし、私はこれを許可して判をついておるわけでもないですし、この報告書は委員会で報告されてない報告書になります。私は聞いておりません。
下垣内君に対しての答弁を許可いたします。私に対してではなく、下垣内君の言った質問に対しての答弁です。
○2番(﨑山文雄) 議員の常識をもって、客観的な事実に基づいて、これは公平ですね。議員としての常識をもって客観的な事実。客観的な事実に基づいて審査をお願いしますということを申し上げて、その結果を出していったということであります。
皆さん、よく考えてみてください。陪審員の前で告訴人と被告人と2人置いて、陪審員に物言いさすというふうな、そんなことは事実上できますか。そういう議会、委員会の空気も踏まえた中で、
下垣内議員においては出席されておって、そして傍聴席に移って、そして一部始終、その動きを見ておられたということでありますので、誰がどのような発言をされた、そして論点はどこにあったかということについては、一部始終知っておられるはずであるとこのように思いますが、どういう意図で質問されておるのか、私はよくわかりませんが。ほかに私がやったことについては問題があるでしょうか。
議員の常識をもって客観的な事実に基づいて意見を申し上げてくださいよ。その意見の統一的な答えが出なかったんで、議会民主主義によって、多数決によってそれを採決しなければならなかった。時間は1日と決められておったようです。僕は念を押したんですけれども、そういうような形でありました。どこに落ち度があったんでしょうか、御指摘いただきたいとこのように思います。
○議長(所 順子) 下垣内君。
○3番(
下垣内公弘) 今の答弁ですけど、僕にどんな落ち度があったんか、本人はそないおっしゃってますけども、先ほどまず2件僕は聞きたいんですけども、1点目のときに、最初のときに
中前委員長が読み上げた、委員長に対しての報告。あれは今までもそういう形で報告して、結果報告、それは僕わかったんですけども、﨑山さんがここで最初に結果報告として読み上げたやつは、あれは何か書面で事務局に出されたものか。
それと、もう1点だけお伺いしたいんですけど、何か間違いがあればって、間違いだらけと言うたら悪いんですけども、僕の答弁に答えてほしいんですけども、大谷さんに、本人に聞くというのが当たり前と違うんかというて、1日で終わるんかという話もそうですけども、それはどうなんですか、これ。僕の印象では、思いでは、あのときは皆さんがほかの議員の方が、いやいや、そんな懲罰にかけられてる者からの聞き取りはないと僕は聞いて、あのときたしか来てなかったと思うんですけども。その辺を僕聞いてるんです。それが正しいことか、僕が間違っているんか。その辺のところ、2点だけお伺いしたいと思います。
○議長(所 順子) しばらく休憩いたします。この問題は、しばらく休憩。
再開は13時からです。
午前11時50分休憩
午後 1時00分再開
○議長(所 順子) 休憩前に引き続き、議事を進行いたします。
○2番(﨑山文雄) 2番、﨑山。
○議長(所 順子) ちょっとお待ちください。議事進行中でございます。
2件の
委員長報告については、事務局のミスと委員長のミスで、本来なら委員会の中でこの報告書を諮って、この議場で報告するようにはなっておりますけれども、報告もしていないことですし、そして議長も目を通しておりません。ですが、1件につきましては議場で採決をとりましたので、これを無効とすることはできなくなりましたので、最初の懲罰の
委員長報告はもう通過をいたしましたですけれども、この大谷議員の
委員長報告は、本件については
委員長報告の内容が委員会及び議長の承認を得ておりませんでした。採決に至っておらないため、再度、懲罰特別委員会を開催し、
委員長報告について検討することといたします。つきましては、本件は日程を変更して審議いたします。
なお、
中迫議員の懲罰の件については採決しており、有効となってしまいました。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれで散会します。
御苦労さまでございました。
午後 1時02分 散会...