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平成29年第2回定例会 (第1号 6月16日)

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  1. 高野町議会 2017-06-16
    平成29年第2回定例会 (第1号 6月16日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    平成29年第2回定例会 (第1号 6月16日)                平成29年         第2回高野町議会定例会会議録(第1号)        第1日(平成29年6月16日 金曜日)          午前 9時50分 開会     第 1 会議録署名議員指名     第 2 会期決定     第 3 諸般報告     * 町長行政報告並びに提案理由説明 * 2 出席議員(10名)    1番 所   順 子         2番 﨑 山 文 雄    3番 下垣内 公 弘         4番 上 野 幸 男    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 谷 保 幸         8番 大 西 正 人    9番 松 谷 順 功        10番 負 門 俊 篤 3 欠席議員(0名)
    4 事務局職員出席者   事務局長  倉 本 文 和   書記    大 谷 燎 平 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       角 濱 正 和   会計課長      植 田 達 夫   総務課長      下   勝 己   税務課長      和 泉 ひろみ   防災危機対策室長  井 上 哲 也   企画公室長     辻 本 幸 弘   福祉保健課長    苗 代 千 春   建設課長      小 西 敏 嗣   富貴支所長     茶 原 敏 輝   消防長       中 西   清   教育次長      中 西   健   診療所事務長    中 上 浩 貴   生活環境課長    松 本 嘉 文   産業観光課長    中 尾   司                午前 9時50分 開会議長(所 順子) 皆さん、おはようございます。  昨日は、晴天の青葉まつり当局方々、お手伝いしてくださった方々に、お疲れさまでございました。  ただいまから議会を始めさせていただきます。  平成29年第2回高野町議会定例会を開催いたします。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員会議規則第126条の規定により、議長において、3番下垣内君、4番上野君を指名いたします。  日程第2、会期決定についてを議題といたします。  お諮りします。本定例会会期は、本日から6月27日までの12日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日から6月27日までの12日間と決定しました。  お諮りします。議事の都合により、6月17日、18日、19日、20日、21日、23日、24日、25日を休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。  したがって、6月17日、18日、19日、20日、21日、23日、24日、25日は休会とすることに決定いたしました。  日程第3、諸般報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本定例会説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。  高野監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月出納監査報告についてはお手元に配付の報告書をもって報告とします。  当局からの報告事項はありませんか。  なしと認めます。これをもって諸般報告を終わります。  平野町長行政報告並びに提案理由説明を求めます。  平野町長。 ○町長平野嘉也) 皆様、おはようございます。  このたび平成29年第2回高野町議会定例会を御案内申し上げましたところ、議員皆様におかれましては御出席を賜りまして誠にありがとうございます。  昨日、そして一昨日と青葉まつり、また前夜祭、議員皆様もかなり出仕していただきました。町役場としましても、奉賛会が主導する民間のこの青葉まつりに対して、職員一丸となって出仕させていただきました。お天気もよく、かなりの人出が来られ、非常に山上のほうはにぎわっておったのかなというふうに思っております。私自身も数年来、大師音頭を踊らせていただいて、住民方々にも期待されておるのかどうなのかわかりませんが、それぐらいしっかり仕事をしなさいと言われるぐらい一生懸命踊ってまいりました。後ほどいろんなことで祭り等のこともお話しできればというふうに思っております。  後ほど説明させていただきますが、今回の案件は報告3件、議案7件、諮問1件、同意1件でありますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。  さて、193回の通常国会は6月18日に会期末を迎えますが、天皇の退位等に関する皇室典範特例法案、また組織犯罪処罰法改正案テロ等準備罪等重要法案が成立し、また性犯罪を厳罰化する刑法改正案も今国会において成立する見込みとなっております。  また、内閣府の5月の月例経済報告によりますと、景気は一部に改善のおくれも見られるが緩やかな回復基調が続いておるとされております。また、先行きについては、雇用、所得環境改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されております。ただし、海外の経済の不確実性金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとされております。今後も国の情勢世界情勢には十分注視していかなければならないというふうに思っております。  4月から6月にかけて、主な行政報告も交えて説明させていただきたいというふうに思っております。  まずは企画公室関連でございます。  歩いて周遊できる庭園整備イメージパース作成委託業務に関しまして、平成46年、2034年弘法大師御入定1200年入定御遠忌に向けて、世界遺産に配慮した地域景観を保全・継承した庭園をイメージする、歩いて周遊できる高野山を具現化する仕掛けとして、高野山真言宗総本山金剛峯寺周辺庭園イメージパース画作成しておるところでございます。  また、歴史的風致維持向上計画策定も進めております。高野山開創以来、金剛峯寺を中心とした山岳寺院における仏教などの宗教的行事参拝客用土産等販売店などが立ち並ぶ町場が形成されるなど、聖俗混合した高野山では、地域住民生活と一体となって歴史、文化が形成されてきました。本町の歴史的建造物伝統行事等地域固有の風情、情緒、たたずまいを醸し出している良好な環境維持向上を図るため本計画策定いたします。平成29、30年度の2カ年で計画策定して、平成31年から平成40年までの計画期間予定しておるところでございます。平成29年の5月、新年度に入ってからの5月に、庁内作業部会設置し、計画案等策定中でございます。  また、これらに関しましては、当然、高野山、いわゆる御本山の考え、また山内塔頭寺院住職、また住民のさまざまなお考えがある中で、町として、行政として、高野山に合った都市計画を考えていかなければなりませんので、先頭を切って進めてまいりたく思っておるところでございます。  また、平成28年度ふるさと納税の決算が確定しました。寄附金は4億1,512万2,493円で、寄附件数は5,922件となりました。また、事業の財源として、28年度は基金より8,300万円を活用させていただいておるところでございます。総務省より指導等もございまして、十分それらを検討して、この地域活性化の策を引き続き、続けてまいりたいというふうに考えております。  また、高野山大学との地域連携講座も進めております。本年で2年目となっております。高野町と高野山大学との友好協力協定、もうこれは古くは西田町長のころからある協定でございますが、さらに改定もさせていただいて、地域連携科目として4月から7月までの間、私含め職員を派遣し、学生を対象に7回の講義予定しております。もう大分進んでおります。今後、議会働き等議会仕組み等議員による講義も来年度入れていければ、非常にこの地域連携講座が充実されるのかなというふうにも思っておりますので、そのときには御協力をお願いしたいと思います。  また、これは観光もかんでるんですが、産業観光課もかんでるんですが、中国大連市への観光客ですね、それの招客促事業についてということで、先月26日から29日にかけて、県議会議員、また自治体橋本かつらぎ、九度山、また紀北川上農協などから訪問団を結成いたしまして、県産品販売並びに観光招客促進のため、かつらぎ町長井本さんが団長となり、中国大連訪問させていただきました。この事業は、柿の販売を目的に、過去5回、6回ほど訪問しておりましたが、今年より観光客の誘致をしっかりしていくということが入り、県議会議員、また各自治体から参加要請がございまして、高野町は初めて参加させていただきました。  観光内容としては、高野山高野町のプレゼンのみをさせていただき、高野町、また紀の川沿線観光を私が説明させていただき、そこでは徳パック説明し、必ず実現にこぎつけたいというふうに思っております。本年は大連から小・中学生、保護者等が300名が来県されることになっており、次年度以降は高野町への訪問も考えられますので、引き続き、訪日中国人観光客誘客に向けてのプロモーションを図っていきたいと思っております。  診療所関係でございます。  6月より金曜日が宿直、夜中の対応が加わり、就任してから週1回が週3回に夜間救急対応が増加することができました。今後は常勤のドクター、またコメディカルと連携しながら、現状のスタッフに過度な負担がかからないように、今後も引き続き県立医科大学、そして東京にあります地域医療振興協会、そして伊都医師会県医師会と密に連携してまいりたいというふうに考えております。  防災関係でございます。  いろいろ事業をしておるんですが、先日、職員約25名が出まして、台風、また梅雨に備えて土のうの作成も始めました。今後、豪雨が予想されることもございますので、役所等で準備し、また消防団にもお願いすることが出てくるかもしれません。そのときはどうぞよろしくお願いしたいと思います。  産業観光課関連でございます。  高野町に対しての入り込み数は、引き続きよい方向が出ておるように思います。6月3日は世界遺産追加登録を記念して実施しております高野参詣道トレッキングイベントの五つのうちの一つ、女人道ウオーク高野産業観光課主催、そして県、近隣市町村協力ということでさせていただきました。参加人数は165名で、けがなく、参加した方々が非常に喜んでいただきました。  6月11日からは議員の中でも出席していただいた方もいらっしゃいますが、高野町石道の道普請をすることになりました。高野らい語り部会主催のボランティアによります道普請で、土入れや溝の清掃等をさせていただきました。役場職員は約30名出仕させていただいておるところでございます。  また、7月15日、来月なんですが、関西国際空港から高野山までのリムジンバス、それが11月末まで就航することになっております。また、高野熊野バス、前年度期間限定、また土日等ということでしておりましたが、4月1日より高野熊野間は毎日就航しておるところでございます。実績としても、昨年度より2倍を超える方が乗ってくれてるということで、非常にうれしく思っております。和歌山県、またJR西日本、南海電鉄、関西交通、また周辺自治体とこれからも協力して、とにかく路線定着に向けて努力してまいりたいと思いますので、御理解、御協力、お願いしたいというふうに思います。  また、第2回のウルトラマラソン、6月10日、来年になりますが、6月10日開催の予定になっております。名称も変更して、高野山龍神温泉ウルトラマラソンという名前に先日決まりました。最低でも2,000人を迎えたい中で、これから関係機関、国、県等とともにしっかり進めてまいりたいと思います。  また、ビジターセンターの件でございます。新年度3月の補正等でお認めいただいたビジターセンターの件でございますが、この件に関しましては、総長様、金剛峯寺総長様初め、また担当部局の方、それと係の方と、随時協議を進めてまいり、いろいろな議題の中でこのビジターセンターの件もしっかり進めていこうというようなお話になっておるところでございます。  また、金剛峯寺内での3合同委員会の中で、建設的な、前向きな意見をたくさんいただいております。高野高野山に建てるもの、ワンストップ和歌山県全体のPRができる、そして夜間、先になるであろう夜間外国人の交流の場の設定等も考えては、このビジターセンター等が必ず必要でございます。そういった中で、御本山、また各塔頭寺院合同委員会委員さんの意見をいろいろ考えた中で、少し皆様に御協議していただきたく思い、今回、補正予算のほうで上げさせていただいておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  また、教育関連ではまちかどサロンも開館し、いろいろな方々からサロンを使いたいというようなお声もかかっております。昨日も有志の方が店番といいますか、そういうことをしていただいて、観光客の方にもいろいろ対応してくれておりますので、このまちかどサロンに対する町民が、いろんな方々がファンになっていただいて、そのファンクラブがこの運営にかかわっていただくことを願っておりますし、そう進めていかなければならないというふうに思っております。  富貴支所関係でございます。  保健師の配置をさせていただきました。4月1日より富貴支所保健師が配置されたことを受けて、週2回をめどに富貴筒香地区での保健指導住民希望対応を行っております。今後、独居老人宅の巡回や保健指導等計画的に実施していく予定でございます。  また、地域公共交通夢たまハイランドタクシー路線変更新規車両の導入ということで、6月1日より新たにあやの台南口停留所を設けることで、橋本市民病院へのアクセス、また橋本市内への買い物の利便性向上させるため、和歌山運輸支局等路線認可等の手続を行いました。車両新型車両議会先生方に承認していただいた内容のものを購入して、コミュニティーバスとして利用できるようになりました。ありがとうございます。  それと、建設課関連でございます。  新たな道路網の構想で今動いておるところは、議会皆様も御承知のことだというふうに思っております。本日も夕方から高野、野迫川、五條市、天川村の首長国交省の幹部との協議に向かいます。ルート168から高野間等で、額はこれから交渉なんですが、国の調査費等も29年度の国の予算につけてもらうことができました。和歌山全国会議員、そして奈良の田野瀬議員、そして和歌山のここの地区の堀県会議員の御協力もあり、今後もこれを積極的に進めていき、2034年までにはいろいろな形にしてまいりたいというふうに思っております。  生活環境課関連でございますが、昨年同様、本年もふるさと納税を活用したごみ袋の配布を7月1日からすることにいたしました。前回の議会でも御指摘ございましたごみ袋の形状につきましては、ただいま担当課でも協議しておりますが、残量、またかかるコストについて、検討しながら進んでまいりたいというふうに思っておるところでございます。  福祉教育にかかわる件でございますが、新年度にお認めいただきました子育てクーポン事業については、年度末、そして新年度に入ってから、保護者等意見交換におきまして、さらに公平性が保たれ、出産・育児に町として応援できるように、ただいま担当課と議論を交わしておるところでございます。昨年度ぐらいから出生率近隣町村よりよくなってきておりますので、さらに町として応援できるようないい形をつくっていきたいなというふうに思っております。  初め提案しておりました事業に関しましては、どうしても所得になるということで、この件に関しましては内閣府初め、国等への働きかけも昨年度からしておりますが、現時点では例のないことということで、課税対象になってしまっているのが現状でございます。今後、それぞれの自治体人口減少の仕方が違う中、自治体独自でする、そのような活性化策に対して優遇されるような制度ができるように、我がまち高野町、私が先頭となって、平成30年度以降、全国首長連合会議体等をつくって動けないものか研究していきたいなというふうにも考えておるところでございます。  また、最近新聞でもよく出ておりますが、高知県の大川村の町長が、町村総会を検討すると表明されました。非常にショックを受けておるところでございます。高知県の大川村だけではなく、日本全国町村にふりかかっている課題ではないのかなというふうに考えております。今後、30年度には、現在県下から、下から3番目の給与でございます。この給与改定も視野に入れ、次世代の議員が育つ環境づくりというのも平成30年度にはしていきたいなというふうにも考えておるところでございます。  それでは、本定例会において御審議いただく議案等について御説明させていただきたく思います。  報告は3件でございます。  報告第1号、平成28年度高野一般会計繰越明許費繰越計算書報告につきましては、平成28年度から平成29年度へ繰越明許した10事業についてのものでございます。総額といたしまして、1億7,038万2,000円となりました。  報告第2号、平成28年度高野国民健康保険富貴診療所特別会計繰越明許費繰越計算書報告につきましては、平成28年度から平成29年度へ繰越明許した富貴診療所多目的トイレ増築工事についてのものでございます。繰越額は2,060万6,000円となりました。  報告第3号、平成28年度高野下水道特別会計繰越明許費繰越計算書報告につきましては、平成28年度から平成29年度へ繰越明許した下水道長寿命化に伴う実施設計委託事業についてのものでございます。繰越額は800万円となりました。  議案は7件。  議案第35号、高野まちかどサロン設置及び管理に関する条例の制定につきましては、地方自治法第244条第1項及び第244条の2第1項の規定に基づき、高野まちかどサロンに係る設置及び管理について条例を制定するものです。  議案第36号、高野公共下水道高野山下水処理場建設工事委託に関する基本協定の締結につきましては、高野山下水処理場長寿命化建設工事平成29年から33年3月まで5カ年の基本協定を締結するものでございます。  議案第37号、平成29年度高野一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ3,940万円の増額となり、予算総額は39億6,940万円となりました。歳入で主なものとしましては、前年度繰越金1,300万円の増、町債3,280万円の増などによるものとなっております。また、歳出で主なものとしまして、商工費観光費3,569万6,000円の増、災害復旧費1,290万7,000円の増に伴う補正でございます。  議案第38号、平成29年度高野下水道特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,500万円の増額となり、予算総額は3億8,600万円となりました。歳入では国庫支出金750万円の増、町債750万円の増、また歳出では、下水道長寿命化対策支援業務1,500万円の増に伴う補正です。  議案第39号、平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,430万円の増額となり、予算総額は3億1,330万円となりました。歳入では繰越金1,430万円の増によるものです。また、歳出では公債費1,430万円の増に伴う補正でございます。  議案第40号、町道路線認定につきましては、町道高野天川線から金剛峯寺第2駐車場への進入路を整備するための町道認定でございます。  議案第41号、財産取得につきましては、高野町消防署における救助工作車Ⅰ型の購入であり、高野町議会の議決に付するべき契約及び財産取得または処分に関する条例第3条の規定によるものでございます。  諮問は1件。  諮問第1号、人権擁護委員推薦につき意見を求めることにつきましては、前任者任期満了による後任候補者として法務大臣への推薦のためです。  同意は1件でございます。  同意第3号、高野農業委員会委員任命につき同意を求めることにつきましては、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、農業委員会委員の選出が公選制から市町村長議会同意を得て任命する任命制に変更されたためでございます。
     議案等については以上でございます。各議案等の詳細につきましては担当課長より御説明いたしますが、どうぞ慎重審議を賜りまして、御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に当たりの提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(所 順子) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれで散会します。  御苦労さまでございました。            午前10時18分 散会...