高野町議会 > 2017-03-21 >
平成29年第1回定例会(第7号 3月21日)

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  1. 高野町議会 2017-03-21
    平成29年第1回定例会(第7号 3月21日)


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    平成29年第1回定例会(第7号 3月21日)                平成29年         第1回高野町議会定例会会議録(第7号)        第20日(平成29年3月21日 火曜日)          午前9時35分 開議     第 1 議案第29号 平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計予算に                ついて     第 2 議案第30号 平成29年度高野町後期高齢者医療特別会計予算につい                て     第 3 議案第31号 平成29年度高野町水道事業会計予算について     第 4 議案第32号 町道の路線廃止について     第 5 議案第33号 高野町生涯学習のまち宣言について     第 6 同意第 1号 高野町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を                求めることについて     第 7 同意第 2号 高野町富貴財産管理委員の選任につき同意を求めるこ                とについて  追加日程第1 請願第 2号 3月の本会議での今年度予算について     第 8 請願第 1号 富貴地区における三つの公共事業に関して委員会で不採                択になった件に関して(委員長報告
        第 9 議員派遣の件について     第10 委員会の閉会中の継続調査(審査)について 2 出席議員(8名)    1番 所   順 子         2番 﨑 山 文 雄    3番 下垣内 公 弘         4番 上 野 幸 男    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    8番 大 西 正 人         9番 松 谷 順 功 3 欠席議員(2名)    7番 大 谷 保 幸        10番 負 門 俊 篤 4 事務局職員出席者   事務局長  倉 本 文 和   書記    大 谷 燎 平 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       角 濱 正 和   会計課長      植 田 達 夫   総務課長      下   勝 己   税務課長      和 泉 ひろみ   防災危機対策室長  井 上 哲 也   企画公室長     辻 本 幸 弘   福祉保健課長    上 江 良 幸   建設課長      奥 坊 恒 雄   富貴支所長     茶 原 敏 輝   消防署長      亀 田 修 平   教育次長      中 西   健   診療所事務長    中 上 浩 貴   生活環境課長    松 本 嘉 文   産業観光課長    中 尾   司                午前 9時35分 開議 ○議長(所 順子) 皆さん、おはようございます。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  議事進行に先立ちまして、当局より報告の申し出がありましたので、これを許可します。  下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) おはようございます。  本日、消防長出張のため欠席となっております。かわりに署長、亀田署長が出席しておりますので、御報告させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) 日程第1、議案第29号、平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計予算についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) おはようございます。  議案第29号について御説明させていただきます。  平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計予算。  平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計予算は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算)  第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億9,900万円と定める。  2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  (地方債)  第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。  (一時借入金)  第3条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、3,000万円と定める。  平成29年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  4ページをごらんください。  第2表 地方債。  起債の目的、過疎対策事業。  限度額、1,030万円。  起債の方法、証書又は証券借入。  利率、4.5%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)  償還の方法、償還の方法・償還期限については、借入先の条件に従う。ただし、町財政の事情により償還期間を短縮し、もしくは繰上げ償還又は低利に借換えすることができる。  7ページをお願いします。  2 歳入。  1款診療収入1項外来収入1目国民健康保険診療報酬収入、本年度1,680万1,000円、1節1,680万円、2節1,000円。2目社会保険診療報酬収入、本年度1,344万1,000円、1節1,344万円、2節1,000円。3目後期高齢者診療報酬収入、本年度5,040万1,000円、1節5,040万円、2節1,000円。4目一部負担金診療収入、本年度1,861万円、1節1,860万円、2節1万円。5目その他の診療収入、本年度1,318万9,000円、1節30万円、2節160万円、3節456万円、4節672万8,000円、5節1,000円。次のページをお願いします。2項その他の収入1目その他の収入、本年度620万1,000円、1節620万円、2節1,000円。  2款使用料及び手数料1項使用料1目使用料、本年度101万3,000円、1節101万2,000円、2節1,000円。2項手数料1目文書料、本年度90万1,000円、1節90万円、2節1,000円。2目手数料、本年度2万4,000円、1節1,000円、2節2万3,000円。  次のページをお願いします。3款繰入金1項一般会計繰入金1目一般会計繰入金、本年度1億5,300万円、1節1億5,300万円。2項事業勘定繰入金1目事業勘定繰入金、本年度441万円、1節441万円。  4款繰越金1項繰越金1目繰越金、本年度977万9,000円、1節977万9,000円。  5款諸収入1項病院群輪番制補助金1目病院群輪番制補助金、本年度75万9,000円、1節75万9,000円。次のページをお願いします。5款諸収入2項雑入1目雑入、本年度17万1,000円、1節17万1,000円。  6款町債1項町債1目過疎対策事業債、本年度1,030万円、1節1,030万円。  次のページをお願いします。  3 歳出。  1款総務費1項施設管理費1目一般管理費、本年度2億3,518万5,000円、1節303万4,000円、2節8,059万6,000円、3節6,285万7,000円、4節2,709万円、7節3,093万9,000円、9節25万6,000円、10節10万円、次のページをお願いします。11節592万6,000円、12節167万8,000円、13節115万8,000円、14節453万3,000円、15節28万1,000円、18節172万円、19節1,450万3,000円、27節51万4,000円。2項研究費1目研究費、本年度の額25万円、9節15万円、11節10万円。  2款医業費1項医業費1目医業衛生材料費、本年度4,695万6,000円、11節1,238万8,000円、次のページをお願いします。12節6万5,000円、13節2,027万4,000円、14節267万3,000円、18節1,155万6,000円。  3款公債費1項公債費1目公債費、本年度1,239万6,000円、23節1,239万6,000円。  4款予備費1項予備費1目予備費、本年度421万3,000円。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  松谷君。 ○9番(松谷順功) おはようございます。  3点ばかりちょっと御説明いただきたいんですが、13ページをお願いします。一般管理費の中の15節工事請負費エアコン設備工事、これにつきまして御説明願いたいと思います。多額の金額を投入しまして工事を病院につきましては、診療所につきましては工事を行ってきたにもかかわらず、またここで設備工事が出てると。これはなぜかというのを御説明いただきたいと思います。  それから、18節で備品購入費、公用車の購入費ということで172万円と出てます。これにつきましての説明をお願いします。  それから、続きまして14ページです。18節で備品購入費1,155万6,000円、医療機器購入費。どういう医療機器を購入するのか御説明願いたいと思います。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  それでは、9番議員御質問に答えさせていただきます。  まず、1款1項1目の15節工事請負費エアコン設備工事でございます。実はこれ点滴室のエアコンの新設ということです。1診、2診、検査、レントゲンカメラ室等全部ついているんですが、この点滴室だけ扇風機で対応していたものです。28年の夏、大変暑い日がございまして、そのとき複数の点滴処置を受けている患者さんがおられまして、そのときに担当したドクターが、もうこれはクーラー、エアコン設備したらんと、ということで、この本体工事が落ちついてから、来年度でいいんでということで要求させていただきました。  それと、公用車購入ですが、これは御存じのとおり、通所リハが始まっておりまして、訪問看護の車や総務課管理の車で今のところ対応しておるんですが、中にはやはり車いすを利用されている利用者さんが複数名おられまして、その車の乗り降りと車いすの移動で転倒とかの危険も伴いますので、ぜひ車いすでそのまま乗り込めるウインチがついた軽のワンボックスというか、軽の箱バン状のもので、スロープがあって電動のウインチがついている福祉車両でございます。車いすの移動用ということで計上させていただいております。  それと、14ページの医療機器購入費でございます。これ三つございまして、俗に言うレントゲン画像処理の装置でございます。これが平成14年8月購入の、俗に言うCR機というんですけども、コンピューティッドラジオグラフというやつなんですけども、それがもうメーカー保証期間も経過して、ぎりぎり今のところ使えてるんですが、早急に入れかえをしなければならないような状態になってきております。それで、今主流となっております通称フラットパネルと呼ばれる装置に買いかえを、更新を行いたいというものです。  それと、もう一つ、X線のFPDというのが820万8,000円です。  それと、フォルター心電図、要は心電図を24時間計測する機械なんですが、これも平成19年10月の既存の機械で、耐用年数も過ぎておりますし、最近、故障が続くため、レンタル、そのメーカーのを借りてその間やってるとかいう状況ですので、買いかえをお願いしたいということです。フォルター心電図が75万6,000円でございます。  それと、これ新規にもう一つは血圧脈波検査装置というもので、血圧と動脈硬化血管年齢を検査できる装置でありまして、両手両足につけて動脈硬化とか血管年齢を知れるということで、受診率の向上にも役に立つのではないかということで、これが151万2,000円でございます。  これを過疎債と国民健康保険調整交付金でも申請していこうと考えております。  以上でございます。 ○議長(所 順子) 松谷君。
    ○9番(松谷順功) 昨年度、大規模に本体並びに工事をやったにもかかわらず、このときに一緒に考えとけばよかったんではないかなと。点滴室が扇風機で行われておりまして不具合があるということでエアコンを設置したいということだと思いますが、こんなんも一緒にやるときに同時にやったらどうかと私は思います。  それから、備品購入費の中では、要するに車いす通所リハビリ、今総務課の車を使っているらしいですが、車いすでそのまま乗れる電動式の軽四のものだということで了解しました。  それから、備品購入費ですけども、レントゲン画像処理装置ですか、が平成14年で不具合が出てるということで、828万円ですか、出てるということ。それから心電図を測定するものに利用するということと、それからあと血圧、脈拍を測れるもので必要な機械を設置するということで、いずれも年数、経過年数が過ぎて、要するに使用年数が過ぎて、買いかえの必要性があるということでございました。  医療機器につきましては問題ないと思うんですけども、設備工事でとうとうここで不具合出ました、ここで不具合出ましたということでは具合悪いんで、工事を行うときは全体を見てこれからやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  議員御指摘のとおり、診療所の施設、かなりの年数がたっておりますので、いろんな設備、計画的に直していくとこは直していくという計画を一回立てらないけないなというとこは、去年工事してくれた業者も、いろんなところも来てるんで、計画的にされたほうがいいような気がしますねというアドバイスもいただいておりますので、その辺は運営委員さんにも御審議いただきながら進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) 松谷君。 ○9番(松谷順功) 今、エアコンが出たわけですけども、その他ですね。これから計画的に大規模に直さなあかんところも出てくるんじゃないでしょうか。雨漏れ等の話もなきにしもあらず、それから屋根につきましても、この前、前回指摘させてもらいましたけども、一緒にやったらどうかというような意見も出させてもらいましたが、計画的にということでございますので、これからどんな計画を立てるんか、今わかる範囲で答えてください。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  議員御指摘のとおり、今現在で把握できているのは、議員御指摘の屋根、もうそろそろさびが出てるということで、屋根をしなければならないということと、屋上の防水も具合悪いところがあるということで、その辺の一応見積もりはとってございます。それをどういう優先順位でしていくかというのはこれから審議していきたいと思っております。  それと、暖房のスチームのヒーターの機器も、この改修工事が終わって蒸気を通し出したら、そこらでシューシューシューシューと漏れる音がしまして、簡単な部品交換で済んでるうちは対応できてるんですが、これも計画的に更新していくほうがよいというふうに把握しております。  以上でございます。 ○議長(所 順子) ほかに質疑ございませんか。  大西君。 ○8番(大西正人) 失礼いたします。  7ページなんですけれども、収入、歳入のほうで、下のほうに第4節、通所リハビリ収入というのがあります。672万8,000円ですか。このことなんですけれども、通所リハビリを開始するに当たっていろんな説明がありましたが、そのときもう少しこの金額が多かったんではないかと、見込みやったとは思うんですが、お医者さんであるとか、またリハビリに対応していただける療法士の方とか、そういう経費も含めて大体よう似た額になるんではないかというような御説明でございましたが、どういう人数でこのぐらいの収入が上がるのか、その辺を説明いただきたいと思います。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  8番議員御質問の収入のところの4節通所リハビリのところでございます。現在、サービス開始中なんでございますが、若干、当初予定というか、見積もっていたよりも、いろいろケアマネとかの事情によって、最初から満タンというサービス利用者が今見込めておりませんので、それと昨年度の予想というか、見込みで上げていたところの加算の一つの項目が、それを満たせる体制じゃないということで加算が一つ減らされております。その分でちょっと減っております。  現在は、利用者の登録、契約している方が11名います。11名で、今のとこ、1日五、六人というまだ利用の体制でございます。その3人でどうやって事故なく見守っていくかというのも、今一生懸命スタッフがやっております。その中で、徐々にもうちょっと増えていけばというふうに思いますし、4月からスタートする介護予防日常生活支援総合事業というふうな部分でも、若干この利用者さんが増えてくるのかなというふうに見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(所 順子) 大西君。 ○8番(大西正人) 説明していただいた事業を始めるまでの説明のときよりも若干減っておると、見込みがというようなことで、現在、五、六名の方が通所してリハビリをされておられるというようなことでございます。また、4月からは総合事業のほうで少し増えてくるんではないかなということでございましたが、私が少し聞いておりますのは、夕方まで1日リハビリ兼またさまざまなサービスを受けられると、一番収入が多いということで、そういうふうなことを望んでおるのかわからないんですけども、昼ぐらいに一遍送って、もう家へ帰りたいよとか、もう少し柔軟な対応をしてほしいよというような声が聞こえてまいります。勝手使いのようなことはなかなか対応できないとは思いますが、できるだけ利用者の声を聞いていただいて、利便性の高い使用になればいいなと思うんですけれども、その辺はあまりここの額を、収入を増やそうとしますと、利用者との間に乖離ができますので、その辺をしっかり見きわめていただいて、収入も上げなければいけないんですが、使っていただける利用者の方が気持ちよく使っていただいて、そしてリハビリが終了して、また元気になられるというようなことが一番だと思いますので、その辺の考えを少しお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  今、8番議員御指摘の柔軟な利用というところなんですが、毎月レセプトの請求を私が機械入力してやらさせていただいております。何でこんなふうに時間を変更するんやということで聞かせていただいたら、やっぱり利用者さんの負担が1分、2分で変わってくるということで、1時間以上2時間未満、3時間未満とか8時間未満というところで、未満にかかるように配慮は、うちのスタッフもしておるようでございます。  それと、午前中の利用で、朝はうちから迎えに行くんですが、途中で帰られる場合は御家族さん等が迎えに来るというふうになっておりますので、午後から利用される人、午前中で帰られる人、そのパターンも現時点でもございます。ですので、要望はしていただいたらスタッフは受け入れると思いますので、その辺、よろしくお願いしときます。 ○議長(所 順子) 大西君。 ○8番(大西正人) 今、事務長のほうから要望していただければスタッフは受け入れると思うということでございましたので、もしそういう要望がございましたら、対応をよろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(所 順子) ほかに質疑ございませんか。  中前君。 ○6番(中前好史) 失礼します。  1点だけお聞きしたいと思います。12ページの13節委託料のところです。医療廃棄物処理委託料、この部分ですけども、本年はどのようなものを処理するような委託でありますかということを聞きたいと思います。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  医療廃棄物処理委託料ということでございますが、これは感染症と非感染症、瓶等の廃棄物ということで、医薬品の指定されているものの処分について、注射針も含めてやっております。  それと、これと同時に消防のほうからも出るいろんな医療廃棄物という部分も一緒にここで業者に委託して引き上げてもらっているということです。  以上です。 ○議長(所 順子) 中前君。 ○6番(中前好史) 29年度分に関しましては15万2,000円という金額を計上しておりますけども、大体これでいける予算組みですかね。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  一応、これ複数業者から見積もりを得て、仕様書というか、どういうものを処分するということで見積もりをとりまして、年2回、1回7万円の消費税で年2回分を見ております。それで十分、今は対応できております。  以上でございます。 ○議長(所 順子) 中前君。 ○6番(中前好史) よくわかりました。 ○議長(所 順子) ほかに質疑ございませんか。  﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 2件ばかりお尋ねをいたしたいと思います。  13ページです。先ほど公用車購入の件について質問されまして、車いすつき車両ということで運用方法等については説明を聞きました。こういうことですぐ内容がわかるわけであります。そういうことで、説明をつけていただくということが非常に大事ではないかなとこんなふうに思うわけです。  お尋ねのところは、その上にタクシー使用料188万6,000円ですか、年間これだけのものが要るということです。タクシー使用タクシー使用って、どういうことにお使いになられるんか、用途をお願いいたします。  そして、12ページに自家発電設備点検委託料とあるんですけど、自家発電が設置されておられるということになりますと、停電した、すぱっと自家発電が働いて、コンピューター等の電源が切られることのないというような設備なんでしょうか。いやいや、停電した、しばらくしてから自家発電に切りかえようか、そういうような設備なんでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。 ○議長(所 順子) 中上診療所事務長。 ○診療所事務長中上浩貴) 失礼いたします。  2番議員の御質問に答えさせていただきます。  まず、自家発電点検委託料、要はこの自家発電は停電になったときに非常灯等、最小限の電灯、施設内につくようになって、自動切りかえになっている分でございます。それと、パソコン類はUBS、無停電のバッテリーで対応しております。  それと、タクシーなんですが、これは応援医師の送迎用ということで、毎週金曜日来ていただいている2診の先生の橋本からの送迎を見込んでおります。それと、積雪時の応援医師、主に医大から木曜日の当直に来ていただいている先生の中で雪道にふなれな先生が多いので、かつらぎ町から高野診療所間で、市民病院で来てくれている整形の先生の中にも雪道に対応できない先生がおられますので、その先生。できる限り私が送迎したりするんですけども、会議等で行けない場合はタクシーをお願いしておる分でございます。  以上です。 ○議長(所 順子) 﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 結構でございます。そうですね、橋本から医師が来ていただいてるということにつきましては、もう既に説明をいただいてよく知っておるわけですけれども、タクシーで送り迎えするということも大変な経費であるなというようなことも考えるわけでありますけれども。これがいいとか悪いとかということは申し上げられない状況にあると思います。  それと、自家発電の件ですけれども、これも了解できます。心配する、しておったということになりますと、停電する、すかっと働いてコンピューターを使っている、そのコンピューターの資料がなくなるということのないような状況かなということを知りたかったんですけれども、それについてはバッテリーにすぐに切りかえて対応ができているということでありました。それで状況は把握できたということでございます。  自家発電に切りかえるというのは防犯灯というんですか、入り口はこちら、出口はこちらというような、患者の安全を期するための状況に切りかえていくというようなことのようでございます。  そうですね、このタクシーの件なんかでも、タクシー使用料の後へ医師の送迎用とかとちょっと入れておいていただいたら、質問する必要もありませんし、しますので、今後においては事前に勉強会をするとか、説明会をするとかいうようなことをしていただければ、こういうことを今尋ねたようなことは尋ねられると、ように思いますので、今後一遍お考えをいただきたいとこのように思います。終わります。 ○議長(所 順子) ほかに質疑ございませんか。ほかに質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第29号、平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、議案第29号、平成29年度高野町立高野山総合診療所特別会計予算については原案のとおり可決されました。  日程第2、議案第30号、平成29年度高野町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  上江福祉保健課長。 ○福祉保健課長(上江良幸) おはようございます。  それでは、議案第30号について御説明申し上げます。  1ページ目をお願いいたします。  平成29年度高野町後期高齢者医療特別会計予算。  平成29年度高野町の後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算)  第1条 事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億3,550万円と定める。  2 事業勘定の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  (一時借入金)  第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入の最高額は、5,000万円と定める。  平成29年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  すみません、6ページをお願いいたします。  2 歳入。  1款保険料1項後期高齢者医療保険料1目後期高齢者医療保険料、本年度4,899万9,000円、1節2,958万円、2節1,913万9.000円、3節28万円。  2款使用料及び手数料1項手数料1目督促手数料、本年度1,000円、1節で1,000円。  3款繰入金1項繰入金1目一般会計繰入金、本年度8,450万円、1節で334万6,000円、2節で1,712万7,000円、3節で6,382万5,000円、4節で20万2,000円。  次のページをお願いいたします。4款繰越金1項繰越金1目繰越金、本年度199万7,000円、1節で199万7,000円。  5款諸収入1項延滞金、加算金及び過料1目延滞金、本年度1,000円、1節で1,000円。2項預金利子1目預金利子、本年度1,000円、1節で1,000円。3項雑入1目雑入、本年度1,000円、1節で1,000円。  次のページをお願いいたします。次の9ページ目です。  3 歳出。  1款総務費1項総務管理費1目一般管理費、本年度6万円、11節で6万円。2項徴収費1目徴収費、本年度8万3,000円、11節で7万円、12節1万3,000円。
     2款後期高齢者医療広域連合納付金1項後期高齢者医療広域連合納付金1目後期高齢者医療広域連合納付金、本年度1億3,329万7,000円、19節1億3,329万7,000円。  3款公債費1項公債費1目公債費、本年度5万円、23節で5万円。  次のページをお願いいたします。4款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目保険料還付金、本年度50万円、23節で50万円。2目還付加算金、本年度1,000円、23節で1,000円。  5款予備費1項予備費1目予備費、本年度150万9,000円。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。質疑ありませんか。  﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 会計処理のことについてお聞きしたいんですけれども、6ページに滞納繰越分とありますが、28万円という数字が出ております。これが損益勘定でゼロにした場合、ゼロになる場合、ゼロになる場合の条件というのがあったように思いますけれども、これゼロになった場合は、例えば28万円というのがもう収入にならないという見込みでゼロにした場合は、会計的にはこのゼロになった数字というのはもう自動的に消えてしもうて、支出、収入には関係してこないんでしょうか。どのような処理をされるわけでしょうか。滞納の条件について一つお願いしたいと思います。滞納繰越金というのはここの勘定だけでなくてほかにもありますので、総合的に説明していただければと思います。 ○議長(所 順子) 上江福祉保健課長。 ○福祉保健課長(上江良幸) 失礼します。  6ページ目の滞納処分繰越分なんですけども、保険料については時効が2年ございます。その2年の期間の中で納付してもらうというのが大原則なんですけども、仮に2年が過ぎて、納付ができないとか亡くなったりとかという場合に不納欠損という処理があって、処理はさせていただくんですけども、全てが全てゼロ円で全く滞納がなくなるということはないんです。担当のほうとしたら一応滞納がないように督促とか電話勧奨とかいろいろ処置はするんですけども、どうしてもちょっと残ってくる部分がございます。  そんな関係で、滞納の繰越分が予算上でゼロになるということはなかなか難しい状況ですので、収納率的にいうたら年金からの天引きですので、かなりそれできっちりは引かれるんですけども、すぐに天引きでなしに普通徴収といいまして、納付書で納めてもらわなあかん期間が若干出てきます。その分で納め忘れとかがある場合があって、どうしてもちょっと残ってくる場合がありますので、その分については繰り越しさせていただいて、2年以内に納めていただくように努力するという形になっております。そんな形で、ゼロにはちょっと難しいかなと思っております。  以上です。 ○議長(所 順子) 﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) そういうことでなくて。条件はわかりました、2年以内に納めていただくように努力されているということです。2年を超えれば回収も少し難しくなってくる、そういうお話。死亡する場合等の話も聞かせていただきました。  ゼロになるということの意味じゃなくて、ここで今28万円が計上されております。ここで次の年度に10万円というものを損益勘定でもう消してしもうたということになれば、その10万円というのはどこかへ出てくるんでしょうかねということをお尋ねしたいんですけど、お尋ねしたわけですけれども。 ○議長(所 順子) 上江福祉保健課長。 ○福祉保健課長(上江良幸) 失礼します。  仮に10万円が入ってきたと、滞納繰越分のうちで10万円が入ってきましたよということやと思うんですけど、一応歳入歳出の予算の中で入ってくる分について、その歳入をどこにまあいうたら歳出のほうに充てるかというところが出てきます。今回の場合、この28万円の場合は歳出のほうの主に給付関係になってくると思うんですけども、給付関係でいいますと、9ページの後期高齢者医療広域連合納付金というのがあります。9ページ目にほとんどの医療費の給付が後期高齢者のほうから請求が来まして、そちらのほうへまたうちから納付しているというような状況です。そういう医療関係の給付費のほうへ充てられますので、保険料につきましてはそういう部分で、この滞納だけでなしに特別徴収も普通徴収も全て給付のほうへ回りますので、そんな関係で、入ってきた分については給付のほうへ回させてもらうというふうな処理になります。 ○2番(﨑山文雄) 消えた分は。 ○福祉保健課長(上江良幸) 消えた分は、消えたというか、仮に10万円はそれで、当然それで入ってくると。当然残りますわね。残る分についてはまた滞納として残っていって管理をしていく形になるんですけども。 ○2番(﨑山文雄) 損益勘定でなくしてしまえるって話。もうこれは入ってきませんっていう。 ○福祉保健課長(上江良幸) それもあれです、不納欠損という処理。 ○2番(﨑山文雄) それはどこへ数字入れとん。 ○福祉保健課長(上江良幸) 不納欠損につきましては、一応この歳入のところで年度末でそこで不納欠損処理をして、そこで処理を差し引きさせてもらうような形なんです。歳入のほうのところで差し引きして決算を打つということです。  以上です。 ○議長(所 順子) 﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 終わります。 ○議長(所 順子) ほかに質疑ございませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第30号、平成29年度高野町後期高齢者医療特別会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、議案第30号、平成29年度高野町後期高齢者医療特別会計予算については原案のとおり可決されました。  日程第3、議案第31号、平成29年度高野町水道事業会計予算についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  松本生活環境課長。 ○生活環境課長(松本嘉文) おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第31号について御説明いたします。  1ページ目をお願いします。  平成29年度高野町水道事業会計予算  (総則)  第1条 平成29年度高野町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。  (業務の予定量)  第2条 業務の予定量は、次のとおりとする。  (1)給水戸数1,526戸。  (2)年間総配水量50万4,800立方メートル。  (3)一日平均配水量1,383立方メートル。  (4)主要な建設改良事業、電子式水道メーター更新事業、事業費2,011万7,000円。  (収益的収入及び支出)  第3条 収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。  収入。  第1款水道事業収益1億2,563万円、第1項営業収益1億1,342万5,000円、第2項営業外収益1,220万5,000円。  支出。  第2款水道事業費用1億2,563万円、第1項営業費用1億1,364万4,000円、第2項営業外費用1,001万8,000円、第4項予備費196万8,000円。  (資本的収入及び支出)  第4条 資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5,488万9,000円は当年度分消費税資本的収支調整額158万2,000円、減債積立金2,300万円及び損益勘定留保資金3,030万7,000円で補てんするものとする。)  収入。  第3款資本的収入1,000万円、第6項一般会計出資金1,000万円。  支出。  第4款資本的支出6,488万9,000円、第1項建設改良費2,137万6,000円、第2項企業債償還金4,351万3,000円。  (一時借入金)  第5条 一時借入金の限度額は3,000万円と定める。  (予定支出の各項の経費の金額の流用)  第6条 予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  (1)営業費用及び営業外費用。  (2)建設改良費及び企業債償還金。  (議会の議決を経なければ流用することのできない経費)  第7条 次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。  (1)職員給与費2,295万円。  (他会計からの補助金)  第8条 水道事業運営のため一般会計からこの会計へ補助を受ける金額は174万円である。  (たな卸資産購入限度額)  第9条 たな卸資産の購入限度額は100万円と定める。  平成29年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  7ページ目をお願いいたします。  当初予算事項別明細書。  収益的収入及び支出。  収入。  1款水道事業収益1項営業収益、本年度予定額1億1,342万5,000円、1目給水収益、本年度予定額1億1,234万1,000円、1節1億1,209万6,000円、3節24万5,000円。2目受託工事収益、本年度予定額21万3,000円、1節21万3,000円。3目その他の営業収益、本年度予定額87万1,000円、1節14万2,000円、2節72万9,000円。2項営業外収益、本年度予定額1,220万5,000円、1目受取利息及び配当金、本年度予定額1,000円、1節1,000円。2目雑収益、本年度予定額152万2,000円、1節152万2,000円。3目負担金、本年度予定額16万2,000円、1節16万2,000円。4目他会計補助、本年度予定額174万円、1節174万円。5目長期前受金戻入、本年度予定額878万円、2節339万7,000円、4節435万3,000円、5節103万円。  次のページをお願いいたします。  支出。  2款水道事業費用1項営業費用、本年度予定額1億1,364万4,000円、1目原水及び浄水費、本年度予定額3,479万7,000円、2節349万3,000円、3節174万円、4節43万2,000円、5節104万2,000円、7節8万7,000円、9節8万4,000円、11節5万5,000円、12節38万9,000円、13節2万3,000円、16節87万7,000円、17節3万4,000円、19節407万3,000円、22節402万円、26節1,540万8,000円、35節304万円。2目配水及び給水費、本年度予定額1,239万7,000円、1節545万4,000円、3節10万円、次のページをお願いします。5節91万円、7節はございません。10節3万5,000円、11節4万7,000円、13節2万6,000円、17節78万1,000円、19節88万4,000円、22節75万1,000円、27節10万8,000円、28節4万4,000円、35節325万7,000円。3目受託工事費、本年度予定額20万3,000円、11節1万1,000円、13節2万6,000円、28節11万7,000円、35節4万9,000円。4目総係費、本年度予定額1,358万9,000円、2節456万1,000円、3節156万2,000円、4節63万3,000円、5節129万9,000円、7節10万6,000円、次のページをお願いします。8節153万1,000円、9節8,000円、11節6万3,000円、12節17万5,000円、13節8万9,000円、14節4万7,000円、17節89万6,000円、18節43万4,000円、22節98万6,000円、23節5万7,000円、24節11万9,000円、31節2万円、33節13万7,000円、34節1万9,000円、36節4万5,000円、37節74万5,000円、38節5万7,000円。5目減価償却費、本年度予定額5,066万3,000円、1節5,066万3,000円。6目資産減耗費、本年度予定額186万5,000円、1節固定資産除却費186万5,000円。次のページをお願いします。7目その他の営業費用、本年度予定額13万円、1節13万円。2項営業外費用、本年度予定額1,001万8,000円、1目支払利息及企業債取扱諸費、本年度予定額551万8,000円、1節541万8,000円、2節10万円。2目消費税及び地方消費税、本年度予定額450万円、1節450万円。4項予備費、本年度予定額196万8,000円、1目予備費、196万8,000円、1節196万8,000円。  資本的収入及び支出  収入。  3款資本的収入6項一般会計出資金、本年度予定額1,000万円、1目一般会計出資金、本年度予定額1,000万円、1節1,000万円。  次のページをお願いいたします。  支出。  第4款資本的支出1項建設改良費、本年度予定額2,137万6,000円、1目営業設備費、本年度予定額2,011万7,000円、1節1,100万1,000円、3節911万6,000円。4目原水設備改良費、本年度予定額125万9,000円、2節125万9,000円。2項企業債償還金、本年度予定額4,351万3,000円、1目企業債償還金、本年度予定額4,351万3,000円、1節4,351万3,000円。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑ありませんか。質疑ありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
     これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第31号、平成29年度高野町水道事業会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、議案第31号、平成29年度高野町水道事業会計予算については原案のとおり可決されました。  日程第4、議案第32号、町道の路線廃止についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  奥坊建設課長。 ○建設課長(奥坊恒雄) おはようございます。  それでは、議案第32号について御説明申し上げます。  議案第32号、町道の路線廃止について。  下記のとおり町道の路線を廃止することについて、道路法第10条第1項の規定により議会の議決を求める。  平成29年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  まず、路線名、町道内子谷1号線。起点高野町大字高野山241番地先、終点高野町大字相ノ浦810番地先。備考としまして、延長4,119.2メートル、幅員7.2メートルから14.3メートルです。  路線名、町道内子谷2号線。起点高野町大字相ノ浦504番地先、終点高野町大字相ノ浦470番地先。備考、延長1,999.5メートル、幅員7.2から13.9メートルです。  この道路の廃止についてなんですけども、実は平成27年3月議会において、町道認定をいただいた国道371号、南小田原地区から相ノ浦八幡橋までの間についての引き渡しに伴う移管条件工事完了までの間、併用道として運用してきておりましたが、工事が完了したことから、昨年12月27日、和歌山県において当区間の国道廃止と町道内子谷線を国道480号として告示を行ったことに伴い、町道の路線廃止を行うものであります。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。  大西君。 ○8番(大西正人) 国道480号に内子谷線がなるということでございます。議会の議決が要るということで、今日は提案されておりますけれども、これが議決されればといいますか、伊都振興局のほうが管理することになると思います。以前より、9番議員のほうから、この道を毎日通っているということから、シカや野生動物による落石や小さな崩土、またのり面に施工したコンクリの剥離などがある。それがひどくなっている。対策を講じるようにというような申し入れがあったと思います。議決されれば、そのことを含め管理については今度は伊都振興局のほうがやっていただくというふうになると思うんですが、そのことをしっかり伝えていただければと思うんですが、よろしくお願いいたします。  それと、図面上で、赤い線が1キロ少し途切れているところがあると思うんですが、そこは国道にならない、県道にならない、町道にならない、私道なのか、何なのか、そこはちょっとわかりませんが、そこを少し御説明いただきたい。この二つ、よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) 奥坊建設課長。 ○建設課長(奥坊恒雄) 失礼いたします。  8番議員さんの質問について御説明させていただきます。  まず、落石等、この件については、県の引き渡しとの交渉というんですか、協議の際に県のほうも十分把握していただいております。そんな中で、うちのほうも今後、うちというんですかね、県のほうも今後そういうところに費用がかかるというのは認識されておりまして、順次直していっていただけるとは私のほうは思っております。  それと、内子谷線の中の途中で途切れている件なんですけども、この道については一応かつらぎ町の町道になっております。ですから、かつらぎ町のほうで路線の廃止を行うと思います。昨年の12月に行ってある県の告示においては、この分も含めて国道480号として告示されております。  以上です。 ○議長(所 順子) 大西君。 ○8番(大西正人) かつらぎ町の町道というのは知りませんでして、今初めてお聞きした、私はですよ、お聞きしたようなところでございます。同じようになっていくというようなことだと思うんですけれども。  それで、いつでしたか、28年の11月1日でしたね、月曜日。これは自治会館のほうに町長も、また建設課長も同行されて、私も陳情に、480、有田高野間のことで副知事が同席された席に行かせていただいたんですけれども、ここで町長は、高野山には木製のガードレールがふさわしいのでぜひ推進してほしいというようなことをおっしゃられておりました。その中で、私も久田参事官、このときは建設部長ですか、振興局の、来られておりましたので、相ノ浦に通じる内子谷線が国道に振りかえられる予定なんだがどうなっていくんかと。また、のり面の剥離等がひどいことをしっかり対応してほしいというようなことを言わせていただきました。  そのとき、参事官のほうは内子谷線の剥離等は承知していると。しっかり管理していくというようなお言葉をいただきましたけれども、うちの建設課長もこの3月いっぱいをもちまして、長年勤めていただきましたが、本当に御苦労さまでございましたが、かわられるということです。その久田参事官のほうも、どうなるかわかりませんけれども、引き続き、そういったあと責任をもってやっていただける方に、町として、また建設課としてしっかりまた要望していっていただきたいと、そういうことをまた新しい課長にも伝えていただきたいということをここで言いたかったなということでございます。  奥坊課長におかれましては、長年どうもありがとうございました。また、後任の方にそういうことをしっかり伝えていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  どうですか、最後に一言。 ○議長(所 順子) 奥坊建設課長。 ○建設課長(奥坊恒雄) どうもありがとうございます。  私のほうもこの3月31日で退職ということになっております。  当然のことながら、道路管理に関しては、国道、県道と各協議会を設けておりまして、その中で関係市町村共同で要望等を行っております。  議員さんのおっしゃられた昨年の11月の話ですが、これも有田高野間の国道480号整備促進協議会だと思うんですけども、その中で、今回12月に認定されまして、今後県のほうの管理になると思いますけども、またその際にも、またほかにも事あるごとに、当然のことながら高野町内の道、直していっていただきたいという要望は続けていきたいと思っております。  それと、また後任の課長においてもきっちりとその旨は伝えておくようにしますので、どうぞまた議員先生方も御協力のほうよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(所 順子) ほかに。  松谷君。 ○9番(松谷順功) 路線廃止についてですが、まず1点ですが、玉山弁天さんのところを御存じだと思うんですけども、国道480号の推進協議会の看板が立っております。これは町で撤去するのか、県が撤去するのかちょっとわかりませんが、この看板も国道480号となりますと必要なくなってきますので、この辺のところをどうされるのか、一つお願いしたいと思います。  それから、落石するところにつきましては、表示板が大分つけられております。ただ、町が危険だよという看板をつけている、町道内子谷線の入り口の表示板の下周辺あたりですね、ここかなり危険なんですけども、以前から町当局に対して大分頼んできたんだけども、非常にお金がかかるということで対策がなされておりません。  ここにつきまして、県の表示板がないんです。町の立て看板だけがあるということでございますんで、この辺のところも県と話をしていただきまして、表示を上げていただき、またあと落石の防止をやっていただきたいと。もうまともに表示板に当たるような状況でございますんで、なかなか草で隠れてわからないんですが、この辺のところもよろしくお願いしたいと思いますが、最後に答弁をお願いします。  以上です。よろしく。 ○議長(所 順子) 奥坊建設課長。 ○建設課長(奥坊恒雄) 失礼いたします。  今回、この議会で一応町道の廃止のほう認めていただければ、一応371号線と、旧371号ですね。それと新しい480号線、区切りのほうがはっきりしますので、今までは併用道として利用してきた面もありましたので、ちょっと後手後手に回っている分もあったんですけども、そこら辺の区切りのところで、再度県のほうとも協議しまして、うちの看板、残っているところとかまたうちのほうも調査しまして、ちゃんと整理していきたいと思いますので、よろしくお願いしときます。 ○議長(所 順子) 松谷君。 ○9番(松谷順功) もう1点言うた、その落石のところ、要するに480号線で八幡橋からちょうど曲がるところの手前に表示板があるわけですけれども、その表示板の周辺が非常に危険なんです。町のほうは落石注意の表示があるんだけども、県のほうの落石注意の表示は今現時点ありません。ですから、その辺のところも県へ申し入れていただきたいということでございます。 ○議長(所 順子) 奥坊建設課長。 ○建設課長(奥坊恒雄) 失礼いたします。  先ほど説明させていただいた内容としまして、一応そういうとこも含めて、必要であると感じるところもまた県のほうへ最終ちゃんと要望して処理していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしときます。 ○議長(所 順子) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 9番議員の質問にお答えいたします。  この480号に関しましては、県のほうもこれからしっかり整備していくと。大門から花園に向けて観光バス等が抜けれるような道にしないといけないというような認識を持っていただいております。  というのも、最近、高野山から天川のほうに抜ける道等を強力に要望している中で、矢立から大門までの1本だけではやはり高野町は、山の上、高野山地区に関しては、何かが起こったときには大変孤立状態になるので危惧しておるという旨を再三申し上げておる中、県としてはまず168号への道も当然検討はする段階には持っていきたいというのはあるんですが、まず480号に関して、あそこの、9番議員の近所にある橋もそうです。そこから向こうの花園に向いてもそうです。そちらのほうをしっかり整備していきたいというふうに県もおっしゃっておるので、それに本町としてもしっかり協力して、また懸案であります落石等も、県、また国等が管理するところでありますが、町のほうからもしっかりと訴えていきたいというふうに考えております。 ○9番(松谷順功) ありがとうございました。 ○議長(所 順子) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第32号、町道の路線廃止についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、議案第32号、町道の路線廃止については原案のとおり可決されました。  しばらく休憩します。  11時5分から。            午前10時53分 休憩            午前11時05分 再開 ○議長(所 順子) 休憩前に引き続き、議事を進行いたします。  日程第5、議案第33号、高野町生涯学習のまち宣言についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  中西教育次長。 ○教育次長(中西 健) 失礼いたします。  それでは、議案第33号について説明させていただきます。  議案第33号、高野町生涯学習のまち宣言について。  高野町生涯学習のまち宣言を制定したいので、高野町都市宣言の議決に関する条例第2条の規定により議会の議決を求める。  平成29年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  提案理由といたしまして、まちなかに町民誰もが気軽に集い交流できる場として新たに拠点施設を設置することをひとつの契機に、より町民の文化的意識と生涯を通じて学ぶための意識を高めるきっかけづくりとなることを願い、新たに宣言しようとするものでございます。  次、めくっていただきまして、高野町生涯学習のまち宣言(案)  わたしたち高野町民は、世界遺産をはじめとする歴史及び文化、郷土の自然を大切にする心を育み、ひとりひとりが生涯にわたり自ら楽しく学びながら、心豊かな生きがいのある生活を送ることができるまちづくりの実現を目指します。  ここに高野町を「生涯学習のまち」とすることを宣言します。  高野町長 平野嘉也。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。質疑はないですか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
     これから議案第33号、高野町生涯学習のまち宣言についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、議案第33号、高野町生涯学習のまち宣言については原案のとおり可決されました。  日程第6、同意第1号、高野町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  本件について、提案理由の説明を求めます。  和泉税務課長。 ○税務課長(和泉ひろみ) おはようございます。  それでは、同意第1号について御説明申し上げます。  同意第1号、高野町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて。  下記の者を高野町固定資産評価審査委員会の委員に選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求める。  平成29年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  記。  氏名、坂口弘和。生年月日、昭和13年7月25日、満78歳。住所、和歌山県伊都郡高野町大字東富貴487番地。  提案理由、平成29年6月18日任期満了のため。  略歴につきましては次のページにありますので、御確認ください。  よろしくお願いします。 ○議長(所 順子) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) もうちょっと大きい声で言うてね。討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから同意第1号、高野町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。  この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(所 順子) 全員起立であります。したがって、同意第1号、高野町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定しました。  日程第7、同意第2号、高野町富貴財産管理委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  本件について、提案理由の説明を求めます。  茶原富貴支所長。 ○富貴支所長(茶原敏輝) おはようございます。  同意第2号について御説明をさせていただきます。  高野町富貴財産管理委員の選任につき同意を求めることについて。  下記の者を高野町富貴財産管理委員に選任したいので、高野町富貴財産区管理会条例第3条の規定により、議会の同意を求める。  平成29年3月2日提出。  高野町長 平野嘉也。  まず、氏名ですけれども、林阪俊彦。住所が高野町大字西富貴512番地。生年月日は昭和27年2月27日。現在、西富貴の区長さんとなっております。  泉平和廣。高野町大字上筒香333番地。昭和25年9月10日生まれ。現在上筒香の区長さんです。  山本長広。高野町大字下筒香353番地。昭和37年9月24日生まれ。現在下筒香の区長です。  提案理由につきましては、委員の死亡及び区長の交代、任期満了に伴う後任として御同意をいただきたいということです。任期につきましては、平成31年5月31日となっております。  よろしくお願いいたします。 ○議長(所 順子) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから同意第2号、高野町富貴財産管理委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(所 順子) 起立全員であります。したがって、同意第2号、高野町富貴財産管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  本日、請願第2号が提出されました。  お諮りします。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、本件を日程に追加し、追加日程第1とし議題とすることに決定をいたしました。  しばらく休憩をいたします。  再開は1時からでございます。            午前11時17分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(所 順子) 休憩前に引き続き、議事を進行いたします。  追加日程第1、請願第2号、3月の本会議での今年度予算についてを議題とします。  お諮りします。写しを配付しております請願第2号については、議員全員による特別委員会を設置し、これに付託して、閉会中の継続審議とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、請願第2号、3月の本会議での今年度予算については、議員全員で構成する特別委員会を設置し、これに付託して閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。  日程第8、請願第1号、富貴地区における三つの公共事業に関して委員会で不採択になった件に関してを議題とします。  本件につきまして、請願に係る特別委員会委員長の報告を求めます。  中前君。 ○6番(中前好史) 失礼いたします。  請願第1号、富貴地区における三つの公共事業に関して委員会で不採択になった件に関しての請願に係る特別委員会委員長報告。  高野町議会3月定例会において、本特別委員会に付託された請願第1号について、その審査の経過と結果について報告いたします。  請願の内容は、昨年提出された高野町富貴地区における三つの公共工事の不正に関する請願が特別委員会で不採択となったことに関して、なぜ補正予算で220万円を戻入、戻出の行為に賛成したのか。理由を聞かせていただきたい。また、請願に対して真摯な対応もせず不採択とした議員が当局と再度の議会運営を行ってきたことは許すことはできない。当局と議員の関係は癒着としか思えない。よって、即座に解散して出直すべきであるというものです。  特別委員会は2回にわたり審査いたしました。第1回目は、請願人が出席され、富貴地区の220万円の工事の件について、誤って負門さんに振り込まれた工事費を負門さんが返すと言ったのに、皆が返さなくてもよいと言って請願を不採択にした。にもかかわらず、なぜ1カ月半の間に負門さんが工事費を返すことになるのか、説明してほしいとのことでした。  これについて、12月定例会の全員協議会のときに、監査請求が出ているのでこの補正はしないほうがよいと思い、町長に補正予算を出し直してはどうですかと言ったが、町長の議場での過年度分の処理ができるかどうかと検討した結果、地方自治法の中で過誤払い金の訂正処理の仕方がわかりましたので、これにのっとって執行していきたいとの発言により、誤払い金の処理の方法が規定されていることが見つかったとのことで、これに基づいた提案であると聞き、この処理が正しい方向へただそうとするものだと理解したので賛成したとの回答を行ったが、請願者は納得できないと理解を得られなかった。  また、解散して出直すべきであるということに対しては、議員は住民から選ばれたものであり、安易に辞職して解散するべきではないとの意見がありました。  特別委員会では採決の結果、賛成少数により不採択と決定いたしました。  平成29年3月21日。  富貴地区における三つの公共事業に関して委員会で不採択になった件に関しての請願に係る特別委員会委員長、中前好史。  以上です。 ○議長(所 順子) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  下垣内君。 ○3番(下垣内公弘) 今の答えなんですけども、当局が誤払い金の処理は発見されたときに速やかに処理をするとの方法が記載されているので、規定されているのが見つかったとのことで、これに基づいた提案であると聞き、この処理が正しい方向へ行くものだと理解したので賛成したとの答弁でした。  請願者からは、理解を得られなかったと7名の議員は言っていますが、これまで何回か請願者を交えて議論をしてきたが、ほとんどの議員は貝の口。早く結論を出そうとそればかり7名の議員は考えてきたとしか思えない。議会の場は議論する場ではないのか。振り込み間違いも誤払いも一緒のはずだが、その点は7名の議員はどう思っているのか。年60万も払って当局にはお抱えの弁護士がついているのに、弁護士なら当然わかっていたと私は思うが、弁護士には聞かなかったのか。また、最初からわかっていて、﨑山、負門議員のように、所議長を犯人にしようと話のすりかえに加担したとしか思えません。その辺のところをいま一度答弁していただきたいと思います。  また、数の力で何でも通すんであれば、議員は要らないのではないか。町当局に言われたからといって、不採択にする議員であるんであれば、全く議会の意味を、体をなしてないと思うんですけども、その辺のところの答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(所 順子) 答弁はできれへん。 ○3番(下垣内公弘) 失礼しました。 ○議長(所 順子) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  下垣内君。 ○3番(下垣内公弘) 今、質疑させていただいたんですけども、議員からの質疑がないようですので、私なりの結論を言わせていただきたいと思います。  今までさまざまな問題に対し、間違いとわかればすぐに訂正するのは当たり前だと私は思っていますけれども、そうではないのか不思議でなりません。  また、2番目、我々議員も町長も町民に選ばれた人間。町民の大切な税金から報酬を受けている以上、弁当だけ食べるのではなく、正しい方向に向けて議論していくのが議員の務め。それを貝の口になって議論もしないで結論を出すなど、町民をばかにしているのか。  3番目、こんな小学生でもわかるような問題を町長に言われたからといって考えを覆すようなことをしているから、町と議員の関係は癒着であると思われている。だから、請願者もあきれて、町長が右と言えば右へ向くような議会であれば解散したほうがよいとまで請願者に言われ、町も議員ももはや狂っていると言われ、あなた方は恥ずかしく思わないのか。私にしてみれば、全くそのとおりであると私は思っています。  また5番目として、所議長を犯人扱いにした﨑山、負門議員は議員としての道義的責任を負うべきである。貝の口で黙っておれる立場ではないのではないか。  6番目として、あなた方議員は町長にごまをすって寄り添っているのに、議長や請願者の思いを無視して、法に訴えたほうがいいなどと、町を法の場に差し出したようなことをして本当に恐ろしい人たちである。  7番目、幾ら二十二、三年も、すみません、訂正します。7番目として、いつも議長が話をしていることだが、是々非々がわからない議員はやめるべきである。また、わかっていて是々を通せない議員はなお悪である。あなた方は道徳を語る資格がない。町民に選ばれた議員だからこそ解散すべきである。  8番目として、最後ですけれども、委員会ではうその答弁をする場ではなく、請願者に対しては真摯な対応をするべきである。地方財務提要で息子から聞いたといって松谷議員と﨑山議員だけが知っていたこと自体、このことについてもおかしなことであって、私にしてみたら委員会を通すべき問題であったと思っています。
     以上が。 ○議長(所 順子) 反対討論。これは討論ですから、反対討論。 ○3番(下垣内公弘) 反対いたします。今の委員長報告に対しての反対の討論です。  以上です。 ○議長(所 順子) これに関し、賛成討論はありませんか。  大西君。 ○8番(大西正人) 失礼いたします。  今回の請願の要旨に、私には不採択にしておきながら、当局の補正予算の220万円についてなぜ賛成したのか理由を聞かせていただきたいということについて、私は賛成の理由を回答させてもらいましたが、請願者、御本人には理解を得られませんでした。請願の要旨には、当局と議員の関係は癒着としか思えない。議会はむちゃくちゃというよりは狂っている。この問題を不採択にした副議長である﨑山議員ほか6名の議員に、町民の大切な税金で給料を払うぐらいなら、即座に議会を解散して、一日も早く出直すべきであるという願意、内容には賛同することは、私はできません。  よって、委員長報告のとおり、不採択とすることに賛成をいたします。  以上でございます。 ○議長(所 順子) ほかに反対討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 賛成討論の方、ございませんか。  﨑山君。 ○2番(﨑山文雄) 先ほどから﨑山、﨑山という言葉がよく出てきておりますが、ちょっと問題違いじゃないかと思うところであります。  私は今委員長の報告によります賛成討論をするわけでありますが、私はこの事件を知ったのは昨年の6月17日、冒頭、町長の行政報告の中でこういった事件が起こっているんだなということを知ったわけであります。その後において、いろいろ議論をされてこられた中で、私は思うのですが、220万円を誤って振り込んだ問題と3件の工事の問題とは、つながりはありますけれども、これは別個に物事を考えるのが普通であると、私はこのように思います。  220万円を誤って送金した、そのことがわかって、3者が寄って話し合いをした。3者というのは負門本人、そして事業者である奥さん、そして高野町、振り込んだほうの高野町、3者が寄って話し合いをして、そしてそこで話がまとまった。それでこの件については一件落着というのが私の考えであります。これをたびたび言っておりますのが、相殺整理をしたということです。  確かにこういったやり方というのはベターではないと私は思います。褒めることのできないことであったと思います。しかしながら、この件についてはこれで一件落着しております。税金云々という言葉もよく出てきますが、この税金が不要に使われたというところはありません。誰が得して誰が損したかという問題がありません。その時点において、町民から意見が出たということもありません。それで一件落着した。一件落着というんですか、解決したということであります。  そういう中で、なぜその後において、寝ている子を起こすというんですか、なぜそれを問題化しなければならなかったのかというところに僕は非常に不審に思うところであります。解決しているものをなぜ掘り起こしてきたんだというところが私にはわかりません。  そういうことがあって、行政のほうとしては誤送金したということでもとに戻せるものならというような意味で補正予算を組んで、受け入れして、そしてそれで支払いするというような方法がとれるというような内容でありました。そういうときに、私も今申し上げたようなことを申し上げ、そしていろいろ意見が出てきたので、今申し上げております補正予算で処理できれば一番ベターではないかというような意味の話を聞かせていただいたので、私はそれに賛成したわけであります。誤送金等については、私はそれで問題が起こっていないと思います。  この工事については、私はもう一つよくわかりません。どういう不正があって、どういうような誤りがあったのか、なかったのか。その点について、追及されるんであれば、耳を傾けることができるんですけれども、この誤送金等についての今回の処理等については、私は一応賛成はいたしましたですけれども、当初の考えからいえばベターでなかったと、こんなふうに思っております。  2回にわたる委員会が設置されて、そしてそこでいろいろ協議がされました。たくさん意見を言われる人、意見を言われなかった人、これについて区別して批判することは私はできないと思います。黙っておる人は黙っておる人で、それなりに賛成の意を表しておるということであります。  議会というものの本筋をもう少しみんな真剣に考えていただいて、我々議員としては物事をおさめていくということに集中しなければ意味がないとこのように私は思います。地方自治法をよく読めと私も言われますけれども、そういう地方自治法を読みますと、今のやっているような行き方には問題があるとこのように思います。  今回の結論をいたしまして、委員長が読み上げた内容については、私は賛成をいたします。  以上であります。 ○議長(所 順子) これに関して、反対討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) 賛成討論はありませんか。  松谷君。 ○9番(松谷順功) 委員会で私の名前も今出していただきましたんで、これは御理解いただきたいと思います。  誤払いと過渡しの違いについて、その訂正処理を説明されたいということで、地方財務実務提要に、12月6日以降、この条文というか、提要が発見されまして、回答としまして、誤払いとは、支出の原因にないにもかかわらず誤って支出されたことをいい、過渡しとは、正当債権者に対する支払いであるが計算違い等により正当な債務金額を超えて支出されたことをいうものです。誤払い金は発見次第速やかに訂正処理をしなければなりません。その辺を迷ったというんですか、わけです。なぜか支出の原因にもないにもかかわらず、誤って支出されたということをいうてます。その後は、いずれもこのときの処理方法は、その後はいずれも当該支出をした経費に戻入することになりますが、その手続は戻入の決定をし、納入通知書に相当する戻入の通知書を発行して戻入することになります。  ここからが大きな問題だと思うんですけど、なお、年度を経過した場合の誤払い金については、現年度の歳入として処理をしなければなりません。ということで、これが実務提要に出てたというのが12月6日以降に発見されたということです。  それから、地方自治法施行令、それに伴いまして地方自治法施行令に第159条、誤払い金の戻入ということ。それから、160条に過年度の収入ということで、今回の処理は正しかったんではないかというふうに思っております。  よって、賛成させていただきます。 ○議長(所 順子) ほかに討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(所 順子) これで討論を終わります。  これから請願第1号、富貴地区における三つの公共事業に関して委員会で不採択になった件に関してを採決します。  この採決は起立によって行います。この請願に対する委員長の報告は不採択です。請願第1号、富貴地区における三つの公共事業に関して委員会で不採択になった件に関してを採択することに、不採択に賛成の方は起立願います。 〇議員(賛成者起立) ○議長(所 順子) 起立多数です。ちょっとすみません、事務局のちょっと手違いで、これ多と書いてないから、ちょっとすみません。  起立多数です。したがって、請願第1号、富貴地区における三つの公共事業に関して委員会で不採択になった件に関しては、不採択とすることに決定をいたしました。  日程第9、議員派遣の件についてを議題とします。  議員派遣の件については、会議規則第127条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣を行います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については配付のとおり決定しました。  日程第10、委員会の閉会中の継続調査についての件を議題とします。各委員長から、目下、委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定しました。  以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。本日をもって閉会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(所 順子) 異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日をもって閉会することに決定しました。  閉会に当たり、町長の挨拶をお願いします。  平野町長。 ○町長(平野嘉也) 議会閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げたいと思います。  28年度補正予算、29年度当初予算、また各議案に対し、慎重審議賜りましたことを、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。また、今議会において、課長等による誤解を与える答弁、また資料等の不備等がありましたこと、改めておわび申し上げます。二度とこういうことのないように心がけてまいりたいと思っております。  また、私自身に対する不信任案も、1人の議員の勘違いにより動議提出成立し、議長を除く8名の議員の方々に信任をしていただきましたことに対し、深く感謝するところでございます。また、富貴選出の下垣内議員が私を不信任ということでございましたが、最後まで不信任にもかかわらず、私の提案した全議案に対しまして、御意見、またおつき合いいただきましたことを、厚く御礼申し上げます。  今後はこれらを真摯に受けとめ、高野町の住民サービス向上のため、万里一空の気持ちで皆様と進んでまいりたく思っております。  また、新政策等を進めていく上で今回のようなことにならないようにするためにも、どのような策が適切か、それを頭の中でめぐらせているところでございます。政策立案等を進めていく過程で、行政と議会との中で一線を引いておかなければならない中、さてどうするか。今の仕組みでの限界を痛烈に感じております中、今後行われるであろう議会改革の中でも、本会議での予算上程前の説明する場等が必要ではないかなというふうに思っております。今後当局もしっかり議員の先生方に新政策などはしっかり説明すること、そして、議会の求め等に対し今回のようにならないよう、積極的に当局も応じてまいりたいと思います。  そして、今、町に対してさまざまな事案がふりかかってきております。係争中のことも含めてでございます。地域の活性化のためには、その地域の住民が手に手をとって一致団結し、我が集落、我が村を伸ばしていこう、そういう気持ちがなければ、幾ら町が必死に何かをしようとしても、逆にその地域の足を引っ張ってしまうのではないのかと、最近よく思ったりするようになります。  主役は当然住民であり、そのお手伝いは町としては何らためらうことはありませんが、今後これらを総合的に判断して、次年度以降、予算執行してまいりたいと思います。  タウンミーティング等で住民から生の声を毎年聞き、それを予算に反映し、住民サービスの向上に努めておるところではございますが、今回のように、よかれと思いその住民、地区の方々に対していろいろなことをしていく中で、今回の係争中になったことに関しては、町として非常に悲しく、困惑しておるところでございます。  地域づくりにはよりよい雰囲気の中で、町と地域とが一緒になって地域づくりをしていくためにも、先ほども申しましたように、いろんな流れを総合的に判断して進んでまいりたいというふうに思います。  春を迎え、29年度も町には多くの参拝、観光客の方々が多く来られます。おもてなしをする中で、役所としても職員一丸となって取り組んでまいることをお誓いいたしまして、今議会に関してさまざまな議論をしていただきましたことを厚く御礼申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(所 順子) 閉会に当たり、議長といたしまして一言御挨拶申し上げます。  当議場におられます上江保健福祉課長、奥坊建設課長におかれましては、3月31日をもちまして定年退職を迎えられます。長年にわたり、町発展のために日夜御尽力いただきましたことを改めて感謝申し上げ、厚くお礼申し上げる次第でございます。今後とも健康に御留意されまして、一層の御活躍をお祈り申し上げます。この場をおかりいたしまして、一言お礼と送別の御挨拶とさせていただきます。拍手で、ちょっとここで拍手をお願いします。  以上で平成29年第1回高野町議会定例会を閉会いたします。  長時間、大変お疲れさまでございました。                午後 1時30分 閉会   この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する   平成29年3月21日   高野町議会   議長   所   順 子   議員   大 谷 保 幸   議員   大 西 正 人   議員   松 谷 順 功...