高野町議会 > 2014-03-11 >
平成26年第1回定例会(第4号 3月11日)

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  1. 高野町議会 2014-03-11
    平成26年第1回定例会(第4号 3月11日)


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    平成26年第1回定例会(第4号 3月11日)                平成26年         第1回高野町議会定例会会議録(第4号)        第8日(平成26年3月11日 火曜日)          午前 9時30分 開会     第 1 議案第24号 平成26年度高野町一般会計予算について 2 出席議員(11名)    1番 負 門 俊 篤         2番 所   順 子    3番 中 迫 義 弘         4番 中 前 好 史    5番 掛   正 和         6番 大 谷 保 幸    7番 西 辻 政 親         8番 大 西 正 人    9番 松 谷 順 功        10番 平 野 一 夫   11番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  奥 坊 恒 雄
      書記    森   みどり 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        木 瀬 武 治   副町長       中 島 紀 生   教育長       上中居 悦 弘   会計管理者     上 江 良 幸   総務課長      尾   和 哲   企画財政課長    辻 本 幸 弘   健康推進課長    阪 田 圭 二   建設課長      山 本 剛 久   富貴支所長     中 山 秋 夫   消防長       中 西   清   教育次長      下   勝 己   診療所事務長    中 尾   司   生活環境課長    井 上 哲 也   まち未来課長    佐 古 典 英                午前 9時30分 開議 ○議長(負門俊篤) これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、議案第24号、平成26年度高野町一般会計予算についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  歳出8款の説明を求めます。  辻本企画財政課長。 ○企画財政課長辻本幸弘) おはようございます。  それでは、8款について御説明をさせていただきます。76ページをお願いいたします。  8款土木費1項土木管理費1目土木総務費、本年度4,789万6,000円、2節2,716万7,000円、3節1,072万1,000円、4節760万4,000円、9節11万2,000円、11節23万1,000円、12節2万6,000円、次のページをお願いします。19節203万5,000円。2項道路橋梁費1目道路維持費、本年度4,367万6,000円、2節527万8,000円、3節227万4,000円、次のページをお願いします。4節150万円、7節234万3,000円、11節257万2,000円、12節93万6,000円、13節1,720万2,000円、15節450万円、16節636万9,000円、次のページをお願いします。18節68万9,000円、27節1万3,000円。2目道路新設改良費、本年度6,780万1,000円、13節1,040万円、14節170万1,000円、15節4,700万円、22節870万円。3目地方道路改良費、本年度2億2,200万円、13節2,000万円、15節1億3,900万円、22節6,300万円。4目橋梁維持費、本年度4,000万円、13節500万円。15節3,500万円。次のページをお願いします。3項河川費1目河川維持費、本年度1万円、11節1万円。4項都市計画費1目都市計画総務費、本年度174万7,000円、1節10万円、9節2万5,000円、11節28万円、13節25万円、15節5万円、19節104万2,000円。2目公園費、本年度58万円、11節12万8,000円、12節3万1,000円、13節42万円、次のページをお願いします。15節1,000円。3目景観形成費、本年度17万4,000円、1節12万円、11節5万4,000円。4目都市環境整備事業費、本年度100万円、19節100万円。5項住宅費1目住宅管理費、本年度1,574万8,000円、2節340万3,000円、3節163万1,000円、4節93万7,000円、8節3万円、11節683万円、次のページをお願いします。12節62万円、13節227万1,000円、14節2万1,000円、23節5,000円。  以上、8款の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 歳出8款の説明を終わります。  これから質疑を行います。歳出8款について、質疑はありませんか。  8番、大西君。 ○8番(大西正人) 失礼いたします。  78ページです。13節委託料除雪委託料というところで1,300万円上がっております。今回、2月に非常に雪が多くありました。そして、各事業の方に来ていただいておるわけなんですけれども、契約というのがありまして、ここの通り、ここの通りというような契約に関して除雪を行うと。その費用がこの1,300万円であろうと思います。  それで、どうしても車が通れないというようなことになってしまったとか、生活に支障を来すようなことがあれば、枝道のほうであっても来ていただいてるわけなんですけれども、どうしてもここのところ、皆さんの生活スタイルが変わってきて、雪が降るときれいに雪を取ってしまわな、お年寄りのところとかそういうところへ孫とか子供が車で入って、そして乗せて下へ買い物に行ったり、友達のところへ送っていったり、病院へ行ったりというようなスタイルに変わってきてます。そうするとどうしても枝道のほうに除雪に入っていただきたいというような要望が多くございます。  それで、幾らでも金額をつぎ込めば除雪はできるわけなんですけども、やはり全てのトータルのことを考えますと、なかなかそこだけを増やすわけにいかないという事情もわかっておりますけれども、昨今、そういう要望が多いので、この予算1,300万円でありますが、今度またそういう要望が多くなったときに、どういうふうな対応をされるのかというようなことも含めまして、この1,300万円について答弁をいただきたい、ちょっと御説明をいただきたいとそういうふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) 除雪費、毎年1,300万円の費用がかかっているわけなんですが、その中身を少し説明させていただきましたら、まず除雪と融雪というふうに分かれております。融雪というのはもちろん塩カルをあらかじめまいてもらったりというようなこと、それと除雪は重機を使って除雪してもらうということです。それで、二つの作業に分かれておりまして、その次には何があるかといいますと、契約している路線ということです。  契約している路線につきましては、高野山内だけのことで申しますと、国道と町道等々が入り乱れております。もちろん町のほうで発注いたしますのは町道に限っておりますが、住民の方から見られたら、国道も町道も多分見た目は一緒だと思うんで、その除雪の具合とかいうのでは、少しあれっと思うようなこともあるかもわからないんですが、まず道路の除雪というのは、国道、町道にかかわらず幹線ですね、中心になっている道路を除雪して交通を確保するというようなことがメインなので、どうしても国道からまずいたします。その次には町道に入っていくわけなんですが、町道に入りましても、例えば8番議員さんがお住まいの明遍通りでいいましたら、まずは1本ですね、国道から上まで上がるという1本というところを契約しております。それは明遍通りだけではなくて、いろんな字におきましてもまずは1本というふうな契約をしております。  なぜ1本にしているかといいますと、基本にある役場の考えとしまして、自分たちの町内は自分たちで守っていただくとか、ある程度の作業はしていただくというような、地域の活動として見守ってほしいというようなことから1本だけというふうにしているんです。その1本のところまで細かいところの路地の雪を出してもらえれば、それは契約の中で運んでいただくというふうなことで進めておるわけなんですが、多分先日のような雪が一時に積もりますと、住民の皆さんにすればどうしても路地の細いところまでかいてほしいという心情はわかるわけなんですが、まず1,300万円程度要るということの中には、まず細い路地は入っていないわけなんです。  そういった中で、冬の間中、少し積もって、少し除雪したらまた道路が回復するというようなときだったら、地域の皆さんに細かい路地の雪かきはお願いしながらでもやり過ごせると思うんですが、一時に降って、しかもその雪が重かったり、二、三日置いておくとかたくなるというようなときには、どうしてもそんな連絡はいっぱい来るわけなんです。しかし、無尽蔵にお金があるんならどんどんどんどんお願いしたいわけなんですが、どうしてもうちの財政状況から見て、除雪費に使えるお金というのは1,300万円ぐらいが、今までの平均のような額をとってきたときにそれが適当かなと思っているわけなんで、住民の方とか町内会長さんには大変断りにくいんですが、ちょっとどうしても契約に入っていないんだとか、高齢の方ばっかりで申し訳ないんやけども、何とか自分たちで、少しでも若い人の力を借りて雪かきをしてくださいというふうにお願いを、ずっとずっとしてたわけなんですが、この間の雪ではどうしてもそれがそんなことばっかりも言っていられなくなって、それで上司とも相談しまして、契約以外のところも業者に入ってもらいました。  しかし、そうなれば、ちょっとうちのほうでもまだわからないところがあって、1,300万円の範囲の請求というのは大体毎年やってますから想像がつくんですが、それ以外のところで富貴のほうでもあったわけですし、高野山のほうでも1本を大変困っていそうなんで入ってもらいました。そしたらそれを見てた違う筋の方が、あそこは入ったのにうちも入ってほしいというようなことがあって、一回許すとどんどんどんどん次々と増えて、結局住民の皆さんは喜んでくれるからお金をかけてもいいんかなとは思いますが、しかし限られた予算の中でというときには大変そこは苦慮しているところなんですが、そういったことでお金はかかってます。  ちょっと話がごちゃごちゃになったわけなんですが、特別な、どかっと降ったようなときには住民の皆さんが望むような雪かきを役場が業者を頼んでしたら、やっぱりそれなりの費用はかかると思います。したがって、本年度も1,300万円ではおさまらないんじゃないかなと私のほうでは予想しております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 8番、大西君。 ○8番(大西正人) 課長の答弁の中でもいろいろ苦慮しているというのがよくわかります。住民の要望のほうも、やはり高齢化になってきて、重たい雪の場合はどうしても私らも若い部類に入りますので、兄ちゃん、済まんなというて、いつも礼を言うてくれます。僕らもやっぱりあまり続けてやりますと腰も痛くなってくるし、背中に汗をかいて風邪を引くというような場合もあります。若い人に頑張っていただくんですけれども、それもいつも家にいるわけでもなく、仕事にも出ております。どうしてもお年寄りが軽い雪かきの棒を持って出てくるんですが、重い雪をそんなものでとれへんのですけど、若い人が1人、2人やっているのに悪いなと思って出てくる姿を見ておりますと、何とかしてあげたいなと思って、今年も雪がたくさん降ったときには、休みではありましたが、役場に行って、そのときにおった建設の担当者の方と事情を説明して、早く何とか措置をしてもらえないだろうかというようなかけ合いもしました。それは自分の気持ちをちょっとでも楽にするためにそういう行動を私がとったんかもわかりませんけれども、やはり各地で雪のときに難儀をしておるその姿を見ておりましたら、この1,300万円というのが妥当かどうかとそういうことも、私らの責任やと思います。  そして、また住民の方にもそれでその金額を増やせばほかのサービスが低下するかもわかりませんよ、我慢してもらわなあかんところが増えるかもわかりませんよというコンセンサスをとらないままにそこを増やすわけにもいきませんけれども、やはり何かこういうときにはこういうことで出動します、ここも特別にやらせてもらいますというような安全な、心のよりどころといいますか、そういうものがあれば、こちらのほうからでも、おばあちゃん、ちょっと今回は大変な雪やさかいに、ちょっとかけ合うてやってもらうようにするよとか、そういうふうな方策もとれるんですけども、その辺はそういう方向性をここで聞けたらなと思って質問しておるわけでございます。  おっしゃることはよくわかるんです。いろんなところから電話がかかってきて、対応が大変だと思うんです。建設のほうばかりじゃなくて、仕事を発注するのは建設のほうと思いますけれども、やはり各連合町内というのがありまして、21町内、山内にはあるわけなんですけど、山内だけを言いますと、そこから私のほうにも電話がかかってきて、心やすい会長さんからは、あんたのとこもうかきに来てくれたかいというようなそんな情報も入ります。そのときに、総務のほうへ私は今回連絡をとったわけなんですけども、除雪の状況ですね。ここの町内に入って、まだここは来てない、せやさかいもうちょっと待ってよというようなことがわかれば、もうすぐ、ここは済んでるさかい、次はこっちの番やと思うで、まあちょっと待っといてよ、というような話も各会長はできると思うので、そういう情報を総務のほうか何かにもわかるような形で伝えておいていただければありがたいんじゃないかなと、自治会のほうではそう思います。そういうことも伏せてちょっと御見解をお願いしたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) やはり住民の皆さんが困っているときにはやっぱり行ったほうがいいと思ったりもするわけなんですが、役場のほうでも建設課が普通の業者に発注して除雪をするのが建設課のほうなんです。それとあと総務課のほうでは去年も今年も皆さんが、防災の関係だったと思うんですが、総務課が主導となって、それで雪が降ったときには行ってくれました。そんなときには住民の皆さんにとったら業者の方が来てくれるのも、役場の防災として行っているのも一緒くたになってしまってというようなこともあって、そんなときにはもうごちゃごちゃになってしまって、何か建設課としても動きづらいときもあるわけなんです。  その辺は動くときには役場としては防災として住民の皆さんを助けるために行くというときと、通常の除雪というのは区別はこれからもしていかなければなりませんと思ってます。  しかし、建設課で持っている情報というのは防災のほうで動いてもらうときにも、こういったところは契約に入っていないからこっちを先に行ってくださいというような、その辺の打ち合わせは今後進めながら、効率よく、できるだけ高野町内の中を効率よく雪かきに防災のほうにしても行ってもらえるような体制はとりたいと思います。  割と困っているのはどこかといいますと、山外のほうが何か住民の皆さんが不安になるようで、高野山の中だったら近所が割とあるんですが、東又であるとか、そういった山外のところへ住んでいる方は少し、ほんま1人、2人のところですが、そこが雪で閉ざされたときには物すごく不安になるようなので、できれば防災のほうで行くときには、どちらかというとそういった不安の多いような地域から行けるような調整は、建設課と防災、総務課のほうとで調整をしながら、今後は進めていけたらいいなと思っております。 ○議長(負門俊篤) 8番、大西君。 ○8番(大西正人) 今年も大雪のときには全課の職員の方がいろいろな地域を手分けして来ていただいた姿を見て、住民の皆さんは本当にありがたいことやなと、何か安心感があるといいますか、そういう行政の方の姿勢を見て、私たちのことを考えてくれておるんだなというようなお話もしておりました。それは総務課長が先頭に立って町長の指示のもとやられると思うんですけども、本当に自治のほうからしますとありがたい話で、そういう姿勢には感銘を受けております。  これからも、今建設課長のほうも山外のほうが大変で、防災の面からいくと大変であるというようなお話もあって、そこら辺は物すごく気にかけていただいておるということなので、これからもその姿勢は貫いていただけるんだと思いますけれども。  やはり除雪のことでトラブルといいますか、住民間で不満がたまらないように、建設業者の方は、去年はここへ行ったさかいに、今回はここを先に行かせてもらうとか、そういうような細かいことも配慮してくれておるようなことも聞いてます。そういうことも住民の方へ伝えながら一生懸命やっておるということは我々のほうも伝えますけれども、大雪が降ったときの体制というのは、少し費用がかかることもあるかと思いますけども、素早く対応していただいて、町の判断が必要と思いますけども、その辺のところは全体のお金の流れも考えまして、住民のニーズにこたえるような動きもまた今年度もしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 失礼いたします。  79ページということで、道路新設改良費ということで、今回予算が上がっております。当然、国道、県道、町道ということで、町道の整備、新設改良という形で科目は上がっているんですけども、その中で特に設計料の委託料。当然、土木なんかは職員さんも専門性の中で雇用されていると思うんですけども、委託に出されている委託料。高い安いは別としてでも、当然非常にこの委託設計料というのが、次の地方道路改良費においてもそういう形で2,000万円という形で出てきてますし、上の新設については1,040万円ということでございます。  この点について、やはり町職員さんの中にそういう専門性を置きながら対応はできないかということが1点あるわけですね。そうしますと、その人件費の中で賄いながら委託費を少し改善していけるという方向もあるわけなんです。  なかなか限られた町財政の中でいろんな知恵を絞っていかんなんのがこれからの時代だと私は思います。その点について1点、少しお聞きしたいということでございます。  それと、その測量設計委託料については、基本的には業者さん、専門の業者があるんですが、これは当然委託ということになるんですけども、せめてその委託料を少し入札制度で改善できないかということも、当然そういうことによって、先ほど8番議員が質問された中へ資金が回るとか、全体のことを考えますと。そういうことでの町当局の考え方をお願いしたいのが1点ですね。  それと、補償、補填及び賠償金ということで、今回家屋移転補償費ということで800万円上がっております。これは多分新しく道路を町道として整備するに当たって家屋移転費ということで計上されていると思うんですけども、これも当然どこの場所でどれぐらいのもんかということを少し詳しく御説明いただければありがたいなと思うわけでございます。  それと、橋梁維持費の中の工事費3,500万円、橋梁修繕工事費3,500万円ということで、これも18号台風によっての町道の橋梁が少し傷んでいるからやることであるのか。当然、金額的には非常に大きな金額になっております。この点についても、当然町の指名業者が入札に入ると思うんですけども、金額が3,500万円ということでございまして、これが例えば少し橋梁の修繕の設計単価が、基本設計ですけどね、こういう形で3,500万円と出ている。入札すると大体今のところ100%この金額では落ちるという問題ではないと思うわけですね。90%ぐらいか、そこらあたりも含めて、どう予算の中で少し改善していけるかということも必要だと思いますので、この点についてもよろしくお願いします。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) まず、委託料の件でございます。今回この822と823で委託料が高額が上がっているわけなんです。それとうちの職員の中の技術職との絡みなわけなんですが、よくうちの建設課には技術職が今育っている途中も含めて4人おるわけなんです。その4人が現場に行って、いろんな災害現場であるとか、普通の道路関係の仕事の測量をしてきて、全部できるかといったら、そこまではできないんです。軽微なといいますか、小規模な道路災害であるとか、道路の舗装というのはできるわけなんですが、大規模になりますと相当大層になって、それは委託業者に出すわけなんです。  委託業者に出すと何ができるかといいますと、測量してくれて、数量というのを出してくれるわけなんです。その数量というのが一番大事であって、出してもらった数量をうちの技術職がその数量をもとに設計書を組むという作業をするのがうちの技術職の仕事なんです。その数量に基づいて設計書を組んで、その資料をもとに入札にかける、そして発注になるというような進み方をするわけなんですが。  割と手がすいているときといいますか、時間的な余裕があるときにはうちの4人でそこそこ、測量はもちろんできるものばっかりなんですが、するわけなんですが、どうしても昨年の台風18号の関係で物すごく災害のことが突発的なものですから、物すごくそれで時間をとられているんです。それで去年の12月にやっと設計を組んで、査定を受けて、今年になって2月の入札でやっと出せたというような状況で、これからも今年1年と、もしかしたら来年までかかって災害復旧の工事だけで物すごく時間がとられるわけなんです。  そういったことがある中で、この822に乗っているこの15節にある舗装工事ですね。ここで4,700万円とあるわけなんですが、これは深山1号線、法会に向けての深山1号線の舗装と側溝の改修、それと金剛峯寺の宗務所と南都銀行さんの間にある五大連絡線というところ、あそこもメインになりますので、あそこの道路の舗装も改修をしたいということで、実は昨年度、25年度の補正予算で持たせてもらってたんですが、災害があったためにどうしても消化できなくなって、減額させてもらって、また再びここで当初予算へ載ってきたわけなんですが、そういったことの測量とか、そのほかもろもろですね。821ですね、前のページの78ページにあるような町道の修繕工事等々の全部のことの設計を自分のところだけでは手が回らなくなったために、今回、特に設計委託料というところが増えておりまして、もう業者に頼らざるを得なくなって、自分のところだけでは回らなくなったということから、出させてもらっているわけなんです。  割と何でここで大きな数字が上がっているかといいますと、災害のせいということが主な原因になるかと思います。  それと、823ですね、その下の測量設計委託料2,000万円、これにつきましては測量設計委託料という名前で出ておりますが、これの中身はそういった道路の設計ではなくて、ストック点検という委託料なんです。これは何年か前に笹子トンネルの中で崩落事故が起きたということもあって、その後、国のほうから高野町の中で道路とか橋梁とか、トンネルですね、それの点検をしなさいという点検をするための委託料の2,000万円ですので、ちょっと通常の工事の委託料の中身とは違う委託料でございます。点検のための委託料です。  次に、その下ですね。22節の中の家屋移転補償費です。これが800万円上がっておりますが、これは国道371、南小田原なんです。南小田原のもう皆さんも御存じだと思いますが、一番曲がりにくい角がありますね。あの角がずっとずっと前からあそこが回れないということで、いろいろ車の通行が困ってたわけなんです。それで今現在、県のほうで環状道路という道路をつくってくれてまして、今年度で完成するわけなんですが、その環状道路全長で4キロあるわけなんですが、その中で唯一この371号線ですね。相ノ浦へ行くこの国道が唯一ちょうどど真ん中ですね。真ん中の2キロ地点で平面交差をしているところもあって、以前には環状道路ができるんだったらいろんなお客さんの商売のこととかいろいろ考えて、取りつけ道路というようなこともこの場でも結構御質問もいただいたわけなんですが、その取りつけ道路をつくるつくらないは、ずっと私が答弁してたのは、環状道路ができてから交通の流れを見てからでもいいんではないかというふうにはずっと答えてたんですが、それとは別に、唯一もともとある371号線で、ちょうどど真ん中で、環状道路と平面交差をしていてというのは、物すごく便利な道だとは町のほうでは考えております。それで何か事故が多分環状道路はいい道ですので、設定速度は60キロぐらいになると思うんですが、すいてたら結構スピードで走られると思うんで、事故が起こったりしたときには物すごく大規模な事故のなる場合もあるというようなことを考えたときに、大型の消防車が入りやすくなるとか、高規格の救急車が入りやすくなるというときに、どうしてもあの角が入りにくいということもあって、長年の懸案だったんですが、今回その方と少しお話をして、もしこの予算を御承認いただければ、こういった金額であの場所を立ち退いてもいいよというような、決定ではございませんが、内諾ですね、そういったものをいただいておりますので、今回それの予算を上げさせてもらっております。  次に、三つ目です。橋梁の修繕工事3,500万円ですが、これは先ほども言いましたように、道路ストック点検等々で、危ない橋の橋梁の調査を二、三年前から進めております。その中で大変危険な橋梁があったわけでして、町道の城谷線といいまして、場所で言いましたら東細川の辺ですね。あの辺からずっとずっと線路の上を渡っていく橋、町道城谷線というのがあるんですが、その橋梁が大変危険だということで、その修繕工事プラス高野幹線をずっと下ってもらってたら、極楽橋の駅へ入るところがあるんですが、左に入るところがあるんですが、その少し先に橋が見えてますね。その橋も大変危険やということで、その二つの橋の修繕工事ということで3,500万円を計上させてもらってます。調査の結果、危険やったということで、早急に修繕をするものでございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 測量設計委託料については、災害、台風18号ですか、あの災害によっての職員さんの技術職だけでは間に合わなかったということで、理解させていただきました。  この家屋移転補償費、当然環状道路へつなぐ、当然南から上がってきた角のところの、台風18号でも少し床上浸水をされた箇所だと思うわけなんですけども、その点、家屋、上の家だけの800万円ということで、地べたは当然これは金剛峯寺になると思うんです。そうしますと並行して、やっぱり金剛峯寺にそういう場所の提供とかいうすり合わせがいるわけなんです。ただ単にこの家屋だけを補償費で、金剛峯寺は当然それには協力はしていただけるということは、今まではそういう形で来ておったわけですね。  そういう意味で、当然そのことを少しこの家屋移転の費用を今、水面下では金剛峯寺とのそういう協議はなされているんかということが1点出てくるわけですね。その点につきましても、少しどこら辺まで進んでいるということを御答弁いただければありがたいなと思うわけでございます。  そういう1本、例えば環状道路から371、そして国道371で町行政が負担せんなんもんか、これは当然国道ですから、町道がどこまであるかは、その371というルートの中で町が少し国からおりてきたお金の中で要するにここへ予算が上がっているのかということは、ちょっと私は理解できないんですけどね。どっちでもいいんですけど、町単の一般予算ですけど、どこかで例えば国道371というのはずっと相ノ浦へ向いて通っている道なんですよ。そうしますと、例えば補助金等に、国費についておりてきた分を一旦町の予算に乗せてやっているんかどうかということも少しお尋ねしたいわけでございます。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) まず金剛峯寺さんとの交渉ですが、まだ具体的には進めておりません。といいますのは、まず予算というのもありますし、先々にちょっと金剛峯寺さんのほうに相談をかけるのもどうかなということもあって、まだ声はかけてないんですが、割と金剛峯寺さん、今まででも町道として大門の西部の、大門に入る道が広くなったところ、児童公園のすぐ上の乃木線ですかね、あそこが広くなったときに、道を広くするために、1.5メートルぐらい広くするために金剛峯寺さんには土地を今までだったら無償貸与というような契約書を結んでというようなことをしてくれてたんですが、今回、割と御理解いただいてて、町道道路敷として使ってくれる場合には、たまたま地籍があるときだったんで、もうそのまま地籍調査でそのようにしてくれたらいいよというような、物すごくありがたいような話があって、広くしていただいたような経緯もあって、全体的にもそういった流れで来ていると思いますので、まだ相談はしておりませんが、今後相談次第で道路が広くなるということに対しては御理解はいただけるものかと思って、今回先に予算は計上させてもらっておる次第です。  それと、あともし移転してもらった後の工事ですが、もちろん国道ですので県の管理になります。その県の管理になる道路を町がさわりいくというわけにもいかないんですが、もしあの場所を移転してもらったら、家屋の解体というのは町のお金でしなければならないと思います。それで更地になったところを金剛峯寺さんと交渉しまして、道路敷としていただけるような交渉をしたいと思います。その後、工事ですが、その辺は県のほうで国道の拡幅というようなことでしていただけるんではないかというような、言葉での内諾というようなものは少しいただいておりますので、その部分はしていただけるよう今後交渉を重ねてやってまいりたいと思います。そうなりますと、その後はその部分は国道敷ということになりますので、県のほうの管理、隅のところですね、角の隅を少しいただいたところは、県の管理になっていくと思います。 ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 今の答弁の中で、当然、環状道路、それから道路整備の計画書というのはできてなかったらいかんわけです。それで行き当たりの状態でやりますと、金剛峯寺さんでもそうですけど、非常にある日突然みたいな形になりますと、今賃貸契約で当然この対象の家屋移転の方はされてるわけですね。そうしますと、先ほどからちょっと少しあれした、私はこの800万円はこうおって返すの中で費用を含んでるのかなと思ったんですよ。といいますのは、家屋の当然査定、ここら辺がどこら辺の査定が正しい、正しいというよりも一般的な標準かということが1点出てくるわけです。  近年、ここ1年ぐらいの間でいろんなところが、要するに金剛峯寺が当然家屋をそのまま金剛峯寺の土地、家を返すとなったら、当然借ってる人が更地にして返すと。それで大体一般的に更地にする費用としては、大体それぞれの事例の中で200万円から250万円というような形で、今要するに産廃処理しなければならないので分別せないかんですね。そうしますと、安いところでも大体200万円から250万円かかるわけです。そうしますと、その建物自体が今、例えばそのまま住もうと思ったら費用がかかるわけですね、この方は。そうすると、この800万と査定した根拠、ここらあたりがどうやということを私はちょっと尋ねたいわけですね。  例えば築30年、40年でありますと、固定資産の評価はほとんどないと思うんです。例えば固定資産の評価を基準とした場合は、当然今築30年を超えてあるとすれば、当然評価は上がってきません、ほとんど。70万円か80万円ね。そうするとこの物件自体の800万円という査定を入れた根拠づけというのがお聞きしたいわけですね。  それと、事業計画に応じては、当然道路改修というのは、要するに外周、環状道路がついてどういう引き込みをするというのは、当然整備計画の中でなかったらいかんことです。なかったらいかんことの中で、やはり金剛峯寺とのすり合わせというんですか、こういう計画がありますので、この件については賃貸契約を結ばれている方との交渉を進めていますのでということを、予算が通ったさかいにそれから入りますじゃなしに。  当然、私の経験から言いますと、少しさかのぼって平成5年ですか、南山苑のあそこの建物の上を向いての道、これは高野山大学と金剛峯寺ですけど、まずは目的、どういうことでこの道をつけるのに貸していただけるか、提供してくれるかということで、そういう書類を出したわけなんですね、先に。そして、出したところ、並行して前町長さんが、それはいいことやと、緊急避難、要するに道路敷として向こうの道へつなげたいと。それに対してどうするかということで協議はそれから3ヶ所になったわけです、高野山大学と。当然、今言ったように、金剛峯寺、そして町当局とお話をさせていただく中で、ああいう形で町の御協力を得まして。それはどういうことかといいますと、あそこで道がとまってたわけですね。そうしますと、当然火災とか災害とかになりますと抜ける道がないということで、そういうお願いをしたところ、快く金剛峯寺さんも提供していただいたわけなんです。  それも確かに、当然そういう計画を、整備計画ということの中ですり合わせながら、金剛峯寺と協調していくということが非常に大事なことだと思うんですね。一番ポイントは、この家屋移転補償費というのは、先ほどからの課長の答弁ですと、それにまだ個別の費用がかかるということは、例えば1,000万円ということになるわけですね。1,000万円をちょっと超えると、全体的なグロスからいうと。ほんなら安いか高いかになったときに、今当然、ほかの箇所でこぶって返す、例えばそのまま築何年とかいうその査定の根拠というものを少し示していただければありがたいなと思うわけでございます。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) 当初、今議員おっしゃるとおり、金額を今まで交渉したことがないものですから、どういった金額を提示して御相談にいけばいいのかというところは、確かに悩んだところなんです。  それで、今までの建設課の中での、10年前なんですが、東富貴のほうで家の補償をしたことがあったという事例がありました。それは東富貴で住んでいない倉庫ということで、どうしても道路を改修するときに移転、取り壊しをしてもらわないけないというようなときに、平米4万6,300円で交渉したというような資料が出てまいりました。それをもとに今回800万円というのを出させてもらったわけなんです。東富貴と高野山というようなことから、そのときの金額をもとに、今の南小田原の件はほぼ143平方メートルあるわけなんですが、それを掛けまして798万8,000円というぐらいの金額が出ておりましたので、その金額で交渉をさせてもらったわけなんです。  根拠というのは、以前にあった例をもとに根拠にしておるということで、その土地の評価であるとか、そういったことは加味されていないというような中での800万円という金額を出しております。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  2番、所君。 ○2番(所 順子) これに関連した質問を続いてさせてもらいたいと思っております。家屋の移転補償費の中のお金のことと、それと81ページの報償費で、景観審議会委員報酬12万円、そしてその下の100万円、修景施設整備助成工事補助金100万円について、質問いたしたいのですけれども。  今、7番議員さんがたくさん質問をしてくださったんですけれども、この居宅ですか、前々から売りに出していたようなこともちらほらとは聞いておりましたです。そんな中で、今、西辻議員さんが800万円、これが妥当かどうかということを質問いたしておりましたけれども、これが今の高野町の標準売り価格ですね。それよりも少し高いかなというふうなにおいも感じられるような気もしないことはございません。
     そして、町が買い上げればもちろん地代が発生してくると思うんですよ。先ほど壊し代も言いましたけれども、町が買い上げたから地代がそれでは10年分払わなくていいかなという、その分も含められてくると思うんです。そうすることによりましたら、壊し賃プラス地代10年分、それも発生してくるわけで、もっと金額は上がってくるものと懸念をいたしておるところです。  町やから地代が要らんとなれば、皆町民が、またこれはなんで町が買い上げたのも同じ意味じゃないかというふうな問題も出てこないとは限らないと思っておりますので、この辺のところもやはりもっと吟味して、7番議員さんがおっしゃるように、計画を立てて、全てのことが成立した上でこんなように予算を出してくださっているというふうな形が一番いいのではないかと私も思います。いつも出来レース的なことでここに予算を載せてこられたのでは、後でまた追加金なりなんなり、また補正予算で出てくるというふうな問題に発生するのではないかと思っております。  後は自席で質問いたします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) まず81ページの景観審議委員の報酬ですが、これは景観条例に基づいて高野町の建物を改修するときにはその申請を出してもらうわけなんですが、出された内容、それが景観条例に合ってるかどうかということを審議してもらう景観審議委員さん12名に対しまして、1万円の年額です、報酬を払っている分でございます。  下の修景施設整備助成工事補助金100万円ですが、町のほうで環境維持基金等々を使って、景観に配慮した改修等々を行ってくださった方に補助金として出す分の予算の100万円を見ております。  それと、先ほどの家屋の移転補償の件なんですが、町のほうではこれは組んでいる節が22節の補償補填でございまして、土地の購入ということではなくて、移転してもらうための補償をするということです。その後、建物の撤去をしますので、金剛峯寺さんのほうでは町が買うということではないので、名義がかわるときの手数料というんですか、志納金ですかね、それは発生しないはずなんです。  ただ、国道敷として国、県が金剛峯寺さんの土地を、角のところなんで隅の部分だけを国道敷として無償で貸していただくのかどうかということに対しては、ちょっと順番がおかしいんですが、これからの交渉になると思いますので、その志納金等々の発生には至らないです。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 名目は補償ということではございますが、明らかに町が買い上げるというふうな私はにおい的なものがございます。というのは、やはり金剛峯寺でも空き家を買い上げるということをたくさん今やっているように思うんですよ。でも、やはり補償費を払うというふうな形にはなっているんですけれども、町が買ったみたいに住民たちは認識するかもしれません、この辺の内容は。でも、あそこの角はまさにあそこの道が不便だというのも認識はできます。  ただ、ほかのあの辺の近くの方のおうちを仮に売りたいなと思ったときに、あの辺が、あそこは町が800万円で買い上げてくれたから、もうちょっとうちらも高く売りたいなといったときには、売れなくなってくるようなにおいもなきにしもあらずで、評価的なものも出てくるんではないかなと。今はもう高野町では古家は、本当にお値段がお安く皆さん売ったり買ったりしている、時代が変わってまいりましてそういうふうなときでありますので、これが住民たちにどのように響いてくるかなと、その辺のところが少し懸念されるようなというか、ただ私はその辺のところが少し心配したという、そのようなところでございます。  これが妥当かどうかというのは、それは町が判断した金額でありましょうが、その辺のところは少し懸念をする部分も少し残るのではないかと思っております。  そして、またこの景観条例の100万円出ておりますが、今までに新年度予算以前にこういうのを修景して金額は大体何件ぐらい、今までありますか。そして、また1軒当たりお幾らぐらいの金額が出ていらっしゃいますか、その辺のところをお聞きしたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) 家屋移転補償費につきましては、確認の意味で、あくまでも購入ではなくて、あそこを移転してもらうという補償費でございますので、購入ではございません。  それと、その金額が今後のあの辺の相場になるんではないかというような御心配ですが、あそこの場所というのは、町でもちろん買うわけでもありませんし、もし購入でもしてそこに何かを、町の施設でも建てるというようなときだったらそないになるんですが、別にあの辺の土地を買ってほしいという人がおったとしても、道路を広げるためということでこちらから進めているんでありますから、道路を広げる必要のないようなところは、町も今後も移転補償のようはお話は進めるわけもなく、そういったことは基準にはならないかとは考えております。  それと、環境維持基金のほうですが、建設課のほうでは環境維持基金を使って景観に配慮してくれた方には補助金を出そうということで、3分の2というような補助率で補助金は出しております。部分的改修であったら最高100万円、全面的だったら200万円というようなことで進んでおりまして、今までにも常喜院さんの改修であったり、それ以前だったら小堀さんとか、西小田原、東小田原、あの辺のお店の皆さん、最近でも花屋さん等々のところには出すようになっております。基準、町の補助金の交付する要綱に基づいて補助金を出すようにしております。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 先ほど、ちょっと言い方が悪かったんかな、そういうのを踏まえて私は質問させてもらったとは思っているんですけれども、そりゃ道路にするのと家の買って何かを建てるとか、そういうのとは違うということもこちらも認識をしております。あの角は道にしかなりません。ほかにそこを買って家を建てるとか、そういうふうには私は認識しているおぼえはございません。その辺のところを勘違いしないようにしていただきたいと思います。わかっての質問です。ただ、あの周りの方がどう思うのかなという懸念をしているという、ただそれだけの質問をしただけで、決して売買とか、そういうふうなことを思って質問しているわけではございません。その辺のところを勘違いしないようにしてください。  角は広く道がなれば、あの道が通りやすくなるというのは現実だとは思っておりますが、この評価について、価格について少し懸念をしたというだけの問題でございましたですけれども、住民からのクレームがないような、町が仮に補償で買い取った、買い取りではないとはおっしゃいますけれども、町がこれだけのお金を払うんですから、やはり町が買い取ったと思われても仕方がないように思います。ですから、その辺のところもいろいろ研究をなさってやっていただければありがたいかなと思っております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 勉強会のときちょっと勉強足らずだったので、ここに一つ残ってしまいましたのでお尋ねしたいと思います。  79ページに大型図面コピー機、その下にも大型図面コピー機とあるんですね。上のほうは賃借料です。コピー機をお金を出して借りたわけですね。その下にはコピー機使用料。この使用料というのはコピーをさせてもらうために使用する料金だと思うんですけれども、この上の機械を利用すればこの部分が要らんのと違いますかということをお尋ねしたいんです。あるいは賃借する機械が役場のほうにあって、下のほうは外部にあるためにそこへ印刷に行くための費用であるということもここで考えられるんですけども、これについて一つどうなっているかということをお尋ねしたいと思います。  先ほどから土地の問題でいろいろ言われておりますが、土地の問題については答弁に回りたいような気がいたしております。また、課長ともいろいろ話をしてみたいと思っております。  このお尋ねの分だけよろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) 大型図面コピー機です、建設課のほうで大型ですね、A0とかB0の大型のコピー等々をするための機械です。上にあります31万3,000円といいますのは機械の借り代です。機械だけの借り代です。その下にあります使用料といいますのは、何枚刷ったかとかいう使用料なんです。それが定額で契約をしておりまして、その下につきましては1カ月何枚刷っても1万円掛ける12カ月分ということで、機械の借り代と、あとは枚数に応じて変わる、1枚当たりの単価のような契約になっております。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 説明いただけてわかるんですけれども、機械を借りるのに、賃借料で機械を借りる。借りた機械で1年間借りた、その期間中に何枚刷ろうと、刷るまいと、値段は変わらないというような感じがするわけですけれども、この機械で印刷する紙代というのは当然当局が持つわけですから、その一本的なものの考え方というのはできへんのかなと、こんなふうに思うんですけれども、いかがですか。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) コピー機の場合には消耗品というのがありまして、トナーですね、トナー等々があって、トナーというのは自分のところで買って、借りてる機械に自分で勝手に入れるんではなくて、決まったもののトナーがあって、それを用意してくれてて、それの使用料が大部分になると思います。  もちろん紙につきましては用紙ということで、それはそれで自分のところで買うわけなんですが。消耗品ですね、そういったことも含めて保守的な意味も含めて、それと消耗品のトナー代も含めての月額1万円掛ける1カ月分ということなので、機械の借り代とは別に発生する、ほかの役場の1階にあるようなコピー機等々に関してもそのような仕組みになっていると思います。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 内容はわかりました。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) 質疑なしと認めます。  歳出9款の説明を求めます。  辻本企画財政課長。 ○企画財政課長辻本幸弘) 失礼します。  それでは、9款を御説明させていただきます。82ページをお願いいたします。  9款消防費1項消防費1目常備消防費、本年度1億4,265万8,000円、2節6,488万1,000円、3節4,232万3,000円、次のページをお願いします。4節1,842万4,000円、7節255万7,000円、8節2,000円、9節52万1,000円、11節592万4,000円、12節161万7,000円、次のページをお願いします。13節51万3,000円、14節47万円、18節383万5,000円、19節144万8,000円、次のページをお願いします。27節14万3,000円。2目非常備消防費、本年度2,792万4,000円、1節1,318万5,000円、5節1万円、8節253万8,000円、9節12万7,000円、10節10万円、11節284万1,000円、次のページをお願いします。12節67万4,000円、14節1万5,000円、18節16万円、19節788万5,000円、27節38万9,000円。3目消防施設費、本年度2,899万3,000円、11節34万6,000円、13節1,627万円、19節1,237万7,000円。  以上、9款の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) しばらく休憩いたします。  これから質疑を行います。歳出9款についての質疑はありませんか。            午前10時39分 休憩            午前10時51分 再開 ○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  これから質疑を行います。歳出9款について、質疑はありませんか。  8番、大西君。 ○8番(大西正人) 86ページです。負担金、補助及び交付金、19節になるんですけれども、ここには今非常備消防の中で、実は1分団、山の上の分団ですけれども、1分、2分、3分団とあります。山の上は1分団なんですが、そこに1部、2部、3部と部が三つあるわけなんですけれども、その中に消防のタンク車というのがあります。タンク車が配備されているのは2部と3部、中央の屯所と大門の近くにある屯所です。そこにタンク車がありまして、これが今までは普通免許で乗れておったんです。ところが、最近新しく入った消防団員、非常備なんですけども、その消防団員は大体普通免許しか持っておりません。それは今まで私らみたいに普通免許の者やったら乗れるんですが、新しく免許をとったものは中型免許がないと乗れないような法律の改正でなっております。  そこで、中型免許を取ろうと思えば、新たに試験場に行って講習を受けて取るわけなんですが、その費用が大体12万円から14万円ほどかかります。全員がもちろん必要というわけでは今ありませんけれども、まだ2部や3部のそれにこれから乗ろうという若い人らにとりましたら、中型免許を取りにいかないとそれに乗れないと。そういうものが配備されているわけですから、やはりここで補助金のようなものを出していただけないかというふうなことを思うわけでございます。  今、消防長のほうではいろいろ県下の助成のあり方がどうされているかというようなことも調べていただいておるようなわけでございますが、ここで見解といいますか、これから後補正に上がってくるんかどうかというようなことも含めまして、お考えをいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) よろしくお願いします。  8番議員により御質問のありましたタンク車の免許取得の件についてですが、これは以前より8番議員さんのほうから要望がございまして、消防本部のほうについても、今後、消防団員の活性化の一環として取り組んでいかなければならない事項として検討しております。  また、これは消防団だけじゃなしに、消防本部のほうにつきましても、若い職員は普通免許しか持ってなくて、タンク車に乗れないということが今後発生してまいりますので、この点も加え検討していかなければならないので、今後はそういう点も踏まえ、消防職員、団員とも補助金等を出して免許取得していける方向で考えて取り組んでいきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 8番、大西君。 ○8番(大西正人) 御配慮のほうをよろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) すみません、1点だけ。84ページの備品購入費で383万円上がってます。その内容、354万円、13万円、6万8,000円、9万6,000円と上がっているんですけども、その内容。どういうものかちょっと説明をお願いします。 ○議長(負門俊篤) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) ただいま6番議員より御質問のありました18節備品購入費について、御説明申し上げます。  まず、初めに心電図モニター購入費として354万1,000円。この心電図モニターといいますのは、救急車に積載している資機材で、救急現場において最も使用頻度が多く、心電図波形、血圧、脈拍数、酸素飽和度等を測定するための資機材でございます。今回の購入に当たっての予算計上は、耐用年数を大幅に超えたことによる資機材の更新で、この資機材の整備事業にあっては過疎債を活用します。  次に、クアドラフォグノズル購入費として18万円計上しております。このクアドラフォグノズルといいますのは、建物火災現場において操作性、機動力にすぐれていることから、建物内へ侵入する場合に非常に適しているノズルであります。また、火災の状況に応じた最適な放水量や放水パターン、ストレート放水や噴霧放水とかいう放水パターンを手元で調整できるため、隊員の安全性が確保できる資機材で、隊員の安全性を確保するために今回導入に当たりました。  続きまして、救急活動用タブレット・WiFiルーター購入費として6万8,000円計上しております。この救急活動用タブレット・WiFiルーターといいますのは、救急隊が現場において傷病者の状態に応じた医療機関の検索や選定、収用交渉等を行うに当たり、和歌山医療情報ネットシステムを活用するために使用したり、救急に関するさまざまなデータや症例を入力しておき、これらを活用することによって救急活動がスムーズに行えると、非常に便利な資機材であります。なお、WiFiルーターはこのタブレットをインターネットに接続するための必要な通信機器であります。  最後に、軽量空気ボンベの購入費なんですけれども、これは火災現場といわず、災害現場で必要に応じて消防隊員が装着する空気呼吸器のボンベです。エアーを入れてあるボンベの購入で1基買います。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) さっきのクアドラフォグノズル購入費18万円と言うたんですけども、13万円にすみませんけども後で訂正してください。  上の三つに関しては、消防署に関係する購入費というように解釈しました。下の空気ボンベ購入費、これも消防署に置かれるものかな、そこら辺のところをすみませんけども。 ○議長(負門俊篤) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) ただいまの御質問なんですが、そのとおり消防本部に配備するもので、現在のところ、消防団のほうには空気呼吸器は配備しておりません。今後も空気呼吸器については消防団には配備する予定はございません。  まことに申し訳ございません、クアドラフォグノズルにつきましては13万円でございます。失礼しました。 ○議長(負門俊篤) 6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) わかりました。すみませんけども、有意義に使って行動してください。お願いしておきます。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  10番、平野君。 ○10番(平野一夫) 2点、お尋ねいたします。  救命士関係委託料3万2,000円、そして各種助成費183万円、これについてちょっと説明願いたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) ただいま10番議員より御質問のございました救命士関係の委託料について、御説明させていただきます。  救命士関係委託料といいますのは、救急救命士の生涯学習の一環として行っている病院実習の委託料及び救急出動に伴う特異な事例を医師に検証していただくための委託料でございます。  なお、病院実習につきましては、1回5,000円として4名、この病院実習は日本赤十字社和歌山医療センターと、和歌山県立医科大学附属病院で行っております。それと、医師に研修していただくのは1回1,000円掛ける12回ということで、1万2,000円でございます。  続きまして、非常備消防費の中の19節各種助成金183万円についてですが、これは消防団のほうで行っている出初式とか、秋季火災予防運動行事の総合訓練であるとか、消防役員会を運営していくために支払っている助成金でございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 10番、平野君。 ○10番(平野一夫) 救命士の委託料につきましては、そういう和歌山医大、それから日赤、この指導してくれるドクターはいわゆる救急救命士のそういった救急を勉強されている特殊なドクターから受けると思いますが、何かそういう方の資格か何かあるんですか。これは例えばこの近隣の市民病院、あるいは高野山病院、そういうところで受けることはできないのか、それを尋ねることと、また救急救命士の資格を持っている方がそれを受けるというのは、今以上にその技術を習得するためにその勉強に行かれるということだと私は思いますが、そういう点の勉強の仕方をちょっと教えてください。  それと、各種の助成費のことでございますが、これは出初式とか、あるいは消防の訓練とか、役員会と、何か消防の関係の方が集まる役員会というか、それというのは、これは役場の総務課で運営してさせるべきじゃないかなと私は思うんですが、その点、消防と総務課との連携のほうを一つお尋ねしたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) まず、救命士の生涯学習の一環として行っている病院実習なんですが、これは高野山総合診療所でも受け入れてもらって行っております。ただ、日赤と和歌山医大については、これは3次医療機関ということで、ここで専門の先生についていただいて、救命士の、新たに資格を取得するんじゃなしに、今の現状から落ちない程度にずっと医業を維持していくために必要な講習でございます。  それと、役員会についてなんですが、これは消防団の部長以上が出席して、さまざまな行事についての打ち合わせ等を行う役員会で、もちろん消防本部からも署長、私、事務担当者が出席して行われる役員会です。また、場合によっては町長にも出席していただく役員会もございます。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 尾総務課長。 ○総務課長(尾 和哲) すみません、先ほど総務課と消防という連携でございましたけども、一応出初式等については、消防署の役員会とか何とかいうのは、消防本部にやっていただきます。そこへ総務のほうが毎年お手伝いに行っているということで、連携はとっておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 10番、平野君。
    ○10番(平野一夫) ただいまの件は了解いたしました。もちろん消防署のほうでイニシアチブをとるということでございますので、予算は消防のほうで出していただくということで、了解しました。  救命士につきましては、そういう資格というか、ベテランの救急救命士の方も、あるいは改めて新しい技術を学びにいくといったことは、例えば日赤のそういう特殊な技術を持った人たちが特別にまた教えていただくというような段階になるのか、それとも新しく救急救命士の資格をとった方がそこでとにかく知っておいてもらわなきゃいけない技術をそこで学んでくる、いわゆる初歩的なことを学んでくるというような、そういう日赤、和歌山医大に行って受けるというような感じなのか、それをお尋ねしたいと思います。その答えをいただいたらありがたいなと思います。 ○議長(負門俊篤) 中西消防長。 ○消防長(中西 清) ただいまの10番議員の御質問に対して御説明申し上げます。  まず、救命士に教えていただく医師については、3次医療機関のドクターが救命士に指導を行ってくれております。また、救命士については、現任の救命士が生涯学習の一環として数年に一度、そのような講習を受講しに、日赤もしくは和歌山医大のほうへ派遣しているわけでございます。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) 質疑なしと認めます。  歳出10款の説明を求めます。  辻本企画財政課長。 ○企画財政課長辻本幸弘) それでは、10款の説明をさせていただきます。87ページをお願いいたします。  10款教育費1項教育総務費1目教育委員会費、本年度146万1,000円、1節102万円、8節8万5,000円、9節17万1,000円、10節10万円、11節2万円、19節6万5,000円。2目事務局費、本年度7,113万2,000円、2節3,702万5,000円、3節1,350万円、次のページをお願いします。4節908万1,000円、9節6万7,000円、11節68万円、12節87万3,000円、14節49万5,000円、19節934万7,000円、27節6万4,000円。次のページをお願いします。3目教育諸費、本年度860万7,000円、8節7万円、11節13万7,000円、13節235万7,000円、14節390万6,000円、19節213万7,000円。4目奨学金費、本年度71万5,000円、21節60万円、25節11万5,000円。次のページをお願いいたします。2項小学校費1目小学校管理費、本年度2,174万7,000円、7節495万3,000円、8節14万円、11節1,031万円、12節176万9,000円、13節237万6,000円、次のページをお願いします。14節126万1,000円、18節48万8,000円、19節45万円。2目教育振興費、本年度200万9,000円、11節19万5,000円、12節3万5,000円、13節31万円、次のページをお願いします。18節42万1,000円、19節84万8,000円、20節20万円。3項中学校費1目中学校管理費、本年度1,145万8,000円、7節161万6,000円、8節5万7,000円、11節614万9,000円、12節108万9,000円、次のページをお願いします。13節95万8,000円、14節82万7,000円、18節24万6,000円、19節51万6,000円。2目教育振興費、本年度248万6,000円、11節15万円、次のページをお願いします。12節2万円、18節40万4,000円、19節168万7,000円、20節22万5,000円。3目セミナーハウス費、本年度15万円、11節15万円。4項社会教育費1目社会教育総務費、本年度757万2,000円、1節6万円、2節222万9,000円、3節83万5,000円、次のページをお願いします。4節61万3,000円、7節219万円、8節10万円、9節6万5,000円、11節6万円、12節43万1,000円、13節12万円、19節86万9,000円。次のページをお願いします。2目公民館費、本年度1,741万5,000円、2節344万5,000円、3節239万6,000円、4節98万4,000円、7節219万円、8節23万円、9節18万2,000円、11節284万8,000円、12節80万9,000円、次のページをお願いします。13節139万1,000円、14節205万円、18節54万5,000円、19節34万5,000円。3目社会体育費、本年度390万2,000円、1節9万円、3節17万3,000円、9節10万円、次のページをお願いします。11節55万6,000円、12節3万4,000円、13節36万8,000円、14節6万4,000円、19節251万7,000円。4目総合レクセンター費、本年度103万5,000円、7節28万4,000円、11節72万3,000円、12節2万8,000円。5目青少年センター費、本年度87万6,000円、1節34万円、次のページをお願いします。3節3万円、9節6万5,000円、11節5万2,000円、19節38万9,000円。6目高野山会館費、本年度439万9,000円、11節291万7,000円、12節9万5,000円、13節138万7,000円。次のページをお願いします。7目高野山学推進事業費、本年度181万2,000円、8節34万円、9節2万円、11節88万3,000円、12節52万9,000円、14節4万円。5項保健体育費1目保健体育総務費、本年度166万6,000円、1節78万4,000円、13節75万6,000円、19節12万6,000円。2目体育振興費、本年度133万6,000円、9節24万5,000円、次のページをお願いします。11節57万3,000円、13節51万8,000円。3目給食センター費、本年度3,677万2,000円、11節32万円、12節17万8,000円、13節3,605万7,000円、18節16万円、19節2万9,000円、27節2万8,000円。6項文化財費1目文化財管理費、本年度3,110万6,000円、1節9万円、次のページをお願いします。2節688万円、3節233万9,000円、4節191万6,000円、7節84万8,000円、8節44万円、9節66万1,000円、11節71万4,000円、13節75万6,000円、14節23万9,000円、15節1,482万4,000円、19節139万9,000円。次のページをお願いします。2目参詣道保存管理費、本年度70万円、11節10万円、13節54万8,000円、14節5万2,000円。3目世界遺産費、本年度57万6,000円、9節2万6,000円、11節30万円、19節25万円。  以上、10款の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 歳出10款の説明を終わります。  これから質疑を行います。歳出10款について質疑はありませんか。  7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 2点、少しお尋ねを申し上げます。  まず、ちょうど今年、世界遺産認定になって、平成16年7月7日に認定になったわけなんですけど、ちょうど10周年を迎えるわけでございます。そうしますと、この予算の中で10周年に対して参詣道の道でそれぞれ各市町村もいろんな企画をしているわけなんですけども、今回、体育費の中で世界遺産高野山ツーデーマーチ実行委員会補助金として200万円、これは当然実行委員会へ補助金として出されてるのは通年と変わらんもんであるのか。例えば10周年に際して少し上乗せして予算を計上したのかというのが1点御説明いただければありがたいなと思うわけでございます。  それと、世界遺産費として載ってる中には、103ページなんですけどね。需用費、印刷製本で30万円、ここらあたりがどういう内容のものを世界遺産の10周年の中で載せたものか。ただ、毎年そういう形で予算を計上しているのかということをお尋ね申し上げます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの御質問に対して御説明させていただきます。  まず、世界遺産10周年ということで、今年のツーデーマーチのところに200万円計上しております。これはいつもですと170万円でした。今回10周年ということで、30万円の上乗せということで、10周年ということで今までよりも少しボリュームをアップしたようなツーデーマーチにしたいということで200万円の予算を計上させていただいております。  それから、世界遺産費のほうの103ページに印刷製本費30万円あります。これは世界遺産10周年ということで、小・中学生を対象に副読本のような、世界遺産のわかりやすいような冊子をつくりたいということで30万円計上しております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) ツーデーマーチで予算を計上30万円プラスされたということでございますけども、特に周辺では世界遺産の道としての認定を受けた以外に、少し追加していくようなコースを検討されているということも聞いてるわけなんですけどね。それで、いいか悪いかは別として、当然コース的なもの、またツーデーマーチ、当然宿泊されながら来られる方、また日帰りの方、いろんなコースを設定するわけなんですけど、私が望むのは、基本的な高野山の宿坊なり、そういうところへ泊まっていただきながら、やはり高野山をよく知って帰っていただくような方法がいいんではないかなと思うわけですね。  いろんな未来課とも事業をやってるんですけども、その中で例えば未来課で各種歩くいっこの中で外人さんに対応したり、ここらをセットしながらうまく発信できるということが非常に大きな力になってくるんではないかなと。ただ、教育は教育、例えば未来課は未来課という問題じゃなしに、やっぱりそれをうまく合わせながらやっていけることが非常に大事なことじゃないかと思うわけですね。その点につきまして。  それと、当然追加で仮に今認定されている場所以外に教育委員会というんですか、教育のほうで新たなそういうコースを設けることを今検討しているかということも少しお尋ねしたいわけでございます。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの御質問について説明させていただきます。  ツーデーマーチは毎年行っておりますけども、2日間のコースというのもありまして、今日と明日ということで、宿泊をしていただいているコース設定も毎年あります。なるべくお寺に泊まっていただいて、高野山を知っていただきたいと、そういう方向でも考えております。  それと、あといつものコースの中で町石道も九度山から歩いております。それと、不動坂も活用させていただいて、コースの中へ入れております。  先ほどから言われている世界遺産に登録されていない場所ということもありまして、去年からちょっと測量とか、いろいろ県との協議もしておるんですけども、あと不動坂の追加登録とか、それから女人道の追加とか、黒河道とかいろいろあるんですけども、その辺の追加登録に向けても県と協議をしております。ツーデーのコースの中でもそういうところを活用して、また歩いていただけたらいいんではないかと、そういうふうに考えております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) できるだけ今年10周年ということでございますから早く立ち上げて、立候補していくということが大事なことではないかなと思うわけです。  それと、当然、高野山では三山といいまして、ちょうどお大師さんの御廟三角のちょうど真ん中というんですか、底辺のところにお大師様が御入場されているわけなんですけど、その三山めぐり、これは昔の役行者から始まった歴史があるわけなんです。そして、またその三山について、去年は先ほど課長の答弁では少し毎年やっているということでしたけども、これは多分毎年じゃない、去年は中止しているはずなんです。その点、少し訂正をお願いしたいと思います。  その三山、これも少し歴史的な中でのコースということで取り上げていただくような形も非常にいいんではないかなと。大体三山をめぐりますと、最終的には奥の院の納骨堂のところへ出てくるわけなんです。もしくは高野山霊園のところへおりてくるコースがあるわけですね。それで納骨信仰じゃないですけども、当然昔は亡くなった方が納骨して、逆に転軸山へ行きますと弥勒の浄土が待っているわけなんですけども、そういう意味でも、基本的に高野山へ来ていろんな人がいろんなことを少し学びながら、また発信できるような、そういう取り組みを行っていただくよう、強くお願いいたすわけでございます。  早急にそのツーデーマーチにつきましては、少しいろんな国へも発信できるような形の中で予算が使われることを願いたいわけでございます。その点につきましては、少し予算の中身というのをボリュームアップする中を世界に発信していくような形のものができるか、できないかということで、少し最後答弁をいただければありがたいなと思っております。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの御意見に対して回答させていただきます。  まず、議員おっしゃるように、10周年にもなりますし、今年は早く立ち上げて検討していきたいと思います。  それと、毎年といいましたが、昨年、台風の加減で中止となっておりました。失礼いたしました。  三山めぐりというのも、第1回目にコースの中へ入れてました。これは賛否両論ありまして、大変きついという参加者がかなりおりまして、ちょっとそれからは省いているような状況になっております。また、めぐっていただいても結構かと思いますので、また検討していきたいと思います。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) ツーデーマーチ、昨年は水害関係で急遽中止をさせていただきました。今年は世界遺産の10周年で、ぜひとも行いたいと思っております。それと、2年前から町石道絡みで、今回は教育の予算ですけれども、先ほど7番議員さんが言われたように、まち未来課とのタイアップという話が出た中でも、観光にももちろん生かし、観光資源として生かしていかなければいけないという、そういう基本的な考えも持っております。  それと、町石道絡みで、九度山町の町内を回るという、そういうようなコース設定もいたしております。九度山町にもこのツーデーマーチの中の企画員というような形でお願いをした中で、九度山町も快く引き受けていただいて、予算のほうも九度山町も出していただいております。さらにボリュームアップしていくんではないかと思います。  観光の部分で話をさせていただきますと、九度山町、もちろんかつらぎ町も含めてですが、その辺の部分は広域的な部分でタイアップをした形の中でこのツーデーマーチを生かしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  2番、所君。 ○2番(所 順子) 少し内容説明をお願いいたします。  まず、95ページの賃金のところで、臨時雇賃金219万円と、次のページの96ページにまた賃金で臨時雇賃金、同じ金額が219万円と出てるんですよ。これはどういうことか、これの内容説明を求めます。  それと、102ページ、委託料、この奥院大名、奥の院のことだと思いますが、奥院大名墓原図作成委託料75万6,000円と、その下の工事請負費1,482万4,000円、歴史の道保存整備工事、これは前に私があまり木を切らないようにというような、女人道の続きの文化通りの奥の道かと思うんですけど、これの内容説明をお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの質問につきまして、御説明させていただきます。  まず、95ページの219万円です。これは去年から引き続きまして図書室の司書に来ていただいております。すみません、同じ金額なんで。  すみません、95ページのほうの公民館のほうの賃金は、公民館のほうで今町史編さんのほうが今年で終わります。それで後のいろいろな整理とかもありますし、社会教育のほうで少し仕事がいろいろありますので、アルバイトということで臨時賃金を1人見ております。 ○2番(所 順子) 何人。 ○教育次長(下 勝己) 1人です。  それと、96ページの賃金につきましては、先ほどちょっと言いかけましたけども、図書館司書の1人雇う分の賃金でございます。  それと、102ページの奥院大名墓原図作成業務委託料です。これ75万6,000円ありますけども、これは25年度から奥の院の中の大名墓の調査を始めております。墓の図面を作成する委託料で予算を持たせていただいております。  それと、102ページの15節工事請負費です。1,482万4,000円。これは昨日ですか、ありましたように相ノ浦へ行く道の整備事業の工事費でございます。 ○2番(所 順子) どこからどこまで。 ○教育次長(下 勝己) 文化通りの上からずっと林道があります。それが笠松峠という付近まで、車で軽四ぐらいやったら行けます。そこの途中から相ノ浦へおりていく道です。工事の区間としては約500メートルの区間でございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 同じ賃金が219万円、全く同じ金額ですので、給料が同じというようにみなしていいかなというふうに思います。  この図書館1人の方についてですけど、これは募集などをして選んだんですか。それとも、これはどのような選定をされてお選びになったのかというのをちょっとお聞きいたしたいと思います。  そして、奥の院の大名墓の委託料ですけど、これは持ち主はどちらのものなのでしょうか、その大名墓というのは。本山さんか、それとも個人のお寺さんなのか、その辺のところは持ち主はどうなっているのでしょうか。その辺のところをお尋ねします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの質問につきまして、御説明させていただきます。  図書の司書のほうは、去年図書館の充実ということで、緊急雇用という形で募集をかけさせていただきました。そして、司書の免許を持っている人で、面接に来られて採用したものでございます。 ○2番(所 順子) 何人ありましたか。 ○教育次長(下 勝己) 1人です。それで、緊急雇用ということやったんですけども、今年その制度がありませんので、引き続いて町費のほうで雇いたいということでございます。  それと、大名墓のことなんですけども、墓はいろいろ各寺院で管理されていると思います。それのより細かい調査なりをしていきたいということでございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 寺院の持ち物ということでございますが、これは何かを高野町がつくるためにこれをやるんですか。これは寺院の持ち物であるということですので、これは高野町がやる仕事なのかなというふうには思ってしまいますけれども、この辺のところは何か計画があってこの大名墓の作成を委託をして、何かをつくるためにやっているんでしょうかね。内容自体がちょっと把握できかねますし、これはお寺さんの持ち物でもあるし、個人のものをこうやって委託して、高野町の税金で何かを作成してというふうなところじゃあ困るわけで、これが町として何か計画的なものがあってこれを委託して出しているのでしょうか。その辺のところをもう1点だけお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの質問に対しまして御説明させていただきます。  まず、この奥の院の数々ある大名は各寺院で管理はされております。しかし、以前に県の教育委員会のほうで、ここの墓は誰の墓とか、例えば豊臣秀吉の墓とかあります。そういうざっとした図面はできているんですけども、ただ、全国的にも有名な高野山の奥の院の大名のお墓の詳細な調査をしたことがないと。それで、これは全て高野町にある文化財という捉え方をしております。  それで、今まで調査を県のほうもしているんですが、より詳しいそういう本として刊行されていないということなんです。ですから、今回、この教育委員会のほうが文化財ということで、各一の橋から奥の院までにある大名の墓を全て平面図をつくって、実測もして、それから写真も取り入れということで、最終的には高野町の文化財、大名墓の報告書というようなものをつくり上げるということで進めております。 ○2番(所 順子) それをどうするの、つくって。 ○教育次長(下 勝己) つくって、これは高野町の財産ということになります。それを見ていただいて、観光客の人もよくわかるし、お墓へそれを持っていって、ここがこの墓かというような、そういう本を出したいということです。 ○2番(所 順子) 売るんですか。 ○教育次長(下 勝己) そこまではまだ考えておりませんけども、ただ、詳細な調査をして、そういう今まで出したことのないような本を発刊すると、そういうふうに考えております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) しばらく休憩いたします。  再開は1時です。            午前11時46分 休憩            午後 1時02分 再開 ○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  歳出10款について、質疑はありませんか。  10番、平野君。 ○10番(平野一夫) 4点ほど質問します。  まず90ページの13節委託料、プールろ過装置の保守点検委託料。  続いて、91ページの14節AEDの賃貸料。
     続いて、先ほどの90ページに続いて、中学校費の中での13節委託料、プールろ過装置の点検委託料。  そして、98ページの13節委託料、ジュニア駅伝委託料。  そして、100ページの保健体育費の1節報酬、これについて説明をお願いしたいと思います。  中学校のプールは使用していなければ、この2番目の93ページの中学校費のこれは省略してもらっても結構です。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの質問につきまして、御説明させていただきます。  まず、90ページのプールろ過装置保守点検委託料です。これは高野山小学校のプールのろ過装置をいつも点検していただいてる委託料になっております。  それから、91ページのAEDの使用料です。これは高野山小学校と花坂小学校にAEDをリースで借りております。その賃借料です。  それと、93ページのプールのろ過装置保守点検委託料、これは富貴中学校にプールがあるんです。それの分のろ過装置の点検委託料になっております。  それから、98ページのジュニア駅伝委託料というのがあります。これはジュニア駅伝、毎年参加している駅伝に行くための費用を見ている分でございます。  それと、100ページの報酬です。これは保健体育総務費のところにあります、学校医と学校歯科医、それから学校薬剤師ということで、各学校のほうで歯の検査とか、学校医ということで、高野山の場合はここの高野山診療所の院長が学校医になってくれております。それから、富貴の場合は診療所の医者が学校医ということになっております。それから、学校薬剤師というのも各学校のほうで水質検査とかいろいろやってくれている先生にお渡しする報酬でございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 10番、平野君。 ○10番(平野一夫) ただいまのプールのろ過装置、これについてはよくわかりました。  富貴の中学校、これにつきましてもプールのろ過委託料ということで、2万1,000円ということを使っているということでございます。これはよくわかりました。  続いて、AEDなんですが、これは花坂と高野山小学校に、中学校は置いておりませんですか。高野山中学校。AED。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 高野山中学校のほうにもAEDはありますが、今説明しているのはリースで、借りている分が花坂と高野山小学校にはあるんです。高野山中学校のほうは買い取りということで、役場のほうにもあるような形で設置しておりますので、そのリース料としては計上しておりません。 ○議長(負門俊篤) 10番、平野君。 ○10番(平野一夫) AEDなんですが、これの使い方、これについて教員の先生方はもちろんのことだと思いますが、もし万が一先生方がいらっしゃらないときにそういうことが起こった場合に、5年生以上の児童だったらこれを操作することができます。これの教育の仕方、また今後どういうふうにされるか。せめて5年生以上の児童にはこれの使い方の指導していただきたいと私はこのように思っております。  それと、プールの件はよくわかりました。  ジュニア駅伝の件でございますが、非常に毎年本当に参加することに意義があるというような感じで、いつまでも、いつ見てでも私たちは、たまたまこの駅伝をやるときには大概和歌山へおりますので、和歌山のところで私たちは応援するんですが、悲しいかな、本当にいつも実力が出ていないというような感じでございます。近隣の市町村が上位になっていくのに、高野町が本当にいつまでもというような感じがいたします。何としてでもやっぱり指導者の問題だと私は思うんで、ここで再度、学校のほうでこれの教育、指導を、もっと体力的に研究して、山の上の高野山の子供でもこんな立派な成績がとれるんだということを天下に知らせてほしいなと私はいつも思っているわけでございます。これの指導者の選び方、また子供のセレクトについても関係があると思いますが、そういう点にもしっかりと力を入れて、競技大会に今後参加していただくようなことをお考えとしては、そういう点についても御意見いただきたいと思います。  それから、最後に100ページの学校医並びに学校歯科医、学校薬剤師のこの手当の報酬というのは、非常に何十年とこの費用は変わっておりません。非常にお医者さんも少ない中、また歯医者さんも高齢化してきておる。薬剤師にいたしましてでも、この報酬の見直しをしてもらわな、それぞれの先生方、例えば薬剤師だったら学校内の黒板の照度とか、あるいは部屋の明るさとか、またプールの検査とか、いろんな自分の持ち出しの費用がかさんできます。また行くのにも例えばそういう費用もかかってきます。そういったことを考えた場合に、やはりこの費用ではもうちょっと郡内のそれぞれの学校医、並びに学校歯科医、薬剤師の費用、こういったものについての再検討をお願いするわけでございます。その点について、お聞かせください。 ○議長(負門俊篤) 上中居教育長。 ○教育長(上中居悦弘) 今、平野議員のほうから質問をいただきました。平野議員におかれましては、この前も学校の防災についてということで一般質問のほうで伺ったことがあると思います。  まず、AEDの使用について。子供たちについては、常々、各学校で策定した学校防災マニュアルというのがございます。それに基づいて、計画的に防災、あるいは緊急時の対応ということで訓練しております。その中で、もちろん地震とか、火災とか、不審者とか、そういうような形で、各学校、年間3回なり、4回訓練しております。その中でAEDを使った取り組みというのもその中で、子供たちも含めて実際。ただ、1回だけではだめなので、繰り返して練習するように、これからも指導させていただきます。  あと、ジュニア駅伝の件です。ジュニア駅伝、今年は2月26日にございました。県営紀三井寺陸上競技場から和歌山県庁前まで、21キロの距離を10人で走ります。なかなか高野町の場合、基本的には小学校5年生以上中学校3年生までということで、10人を確保しなければなりません。ところが、小学生にしても、中学生にしても、人数が非常に少ないです。エントリーシートは一応16人エントリーできるんですけど、高野町の場合13人しか書き込むことができませんでした。  一応、特に小学校高学年の女子については、2区間があるんですけど、この分については去年もそうだったんですけど、6年生の女子2人出ていただいたんですけど、控えは4年生になりました。  そういうことで、人的な子供の数が少ない、児童・生徒の数が少ない中で、12月から大体スポーツ推進員さんが中心になって指導いただいております。ただ、そのときに町のほうからウインドブレーカーとか、あるいは靴の購入とかについても補助を出させていただいております。そして、特に報酬とかは全くないんですけれども、無報酬なんですけど、移動とかそういうので経費がかかる分、予算を組んでいただいております。  今年は結果、一応和歌山県では30市町村あるんですけど、29市町村中28位ということで、昨年、大体21キロを1時間23分で去年は走ったんですけど、去年までは高野町記録を更新してまいったんですけど、今年はちょっと向かい風が非常に強くて、ちょっと1時間24分台の記録に終わってしまいました。ということで、ただ子供たちは非常に素直で、そして非常に特に12月中ごろからは積雪の中にもかかわらず頑張って練習をしてくれております。  ただ、今、平野議員がおっしゃったように、これから練習の仕方、あるいはトレーニングについて、まだまだ検討の余地はあると思います。来年、またできるだけというか、来年はもっともっと人的な厳しさは増してまいりますが、エントリーして、子供たちが満足のいく成果を得られたらと思っております。  あと、三つ目の学校医の件ですけど、学校医、去年から眼科のほうが、今までは県のほうから学校医、お医者さん、田中先生と、あと廣内先生にプラスして、眼科の先生も学校医になります。あと、学校医、眼科と内科医と、それから学校歯科医と、そしてあと学校薬剤師ということで、今平野議員がおっしゃったように、大体年度初めの各子供たちの健診と、あと例えばインフルエンザとか、感染症が発生したときには、学校医と連携してともに、あと教育委員会、学校現場、養護の先生、そして学校医と連携して、感染症の予防等に努めたりもしております。  また、学校薬剤師さんには、学校の保健の環境の整備ということで、いろいろ御指導いただいております。あとプールの塩素濃度のチェックとか、通常の業務もいただいております。  あと、学校保健委員会というのを各学校では必ず3医師3医師というと、学校医、学校歯科医、学校薬剤師に集まっていただいて、保護者の方も含めて学校の保健について協議いただいております。  ただ、この費用については一応近隣、今回特に学校眼科については、高野口の眼科医さんが入ってくれておるんですけど、近隣の学校の相場というか、県の眼科医師会とかと協議の上、決めさせていただきました。決して現状では安くはなかったと自分は記憶しておるんですけど、またほかの歯科医さん、内科医さんについてはちょっとまだ、ずっとこの値段で来ておりますので、あと薬剤師さんについてもこの値段で来ておりますので、ちょっとまた確認させていただきたいと思います。ということで、返答とさせていただきます。 ○議長(負門俊篤) 中島副町長。 ○副町長(中島紀生) 私からもちょっと何点かお答えさせていただきます。  まず、ジュニア駅伝に関してでございますが、議員が毎年和歌山にいらっしゃるとおっしゃるのと同様、私も毎年ジュニア駅伝のレースを最後尾のほうから見ながら高野町の応援をしております。そうした中で、今年は1区でトップ争いをしておりまして、その後、次第に順位は落としましたが、最後尾で姿を見ることは一度もありませんでした。見事昨年を上回って2チームを後ろに従えてゴールしたと、立派であったと思います。  昨年、僕の記憶が確かであれば、議員は、最下位を脱出した、後ろに2チームがあった高野町チームを評してよう頑張ったと、もっと予算をつけてやれと、ありがたい御質問をいただいたかと思うんですが、今年はちょっと下に2チームと、さらに昨年より順位を上げておるんですが、ちょっと厳しい御意見であったかなというような気もいたします。  そうした中で、やっぱり指導体制、強いチームは現場の先生方もかなりしっかりかかわっていただいております。そのあたりを含めまして、また教育委員会を通じてお願いして、さらにいいタイムを、いい順位をとれるように頑張ってもらいたいというふうに思っております。  もう1点、学校3医師ですね、先ほど話が出ました、この方々の報酬の関係でありますが、これもたまたま私、以前その3医師会を担当しておりましたもので、和歌山県内の市町村の相場といいますか、県立学校も含め、ある程度把握しております。一方、あわせてそれぞれの学校医さん、学校歯科医さん、学校薬剤師さんがどのぐらい学校に熱心にかかわっていただいておるかという部分もある程度把握しております。先ほど教育長が答弁しました学校保健安全委員会というのを通じて、子供たちの健康のためにいろんな形で皆さんにかかわっていただいております。そうした取り組みと、それから県内の3医師の皆さんへの報酬と、そういうような状況を勘案しながら、適切な報酬、それから子供たちのために適切ないろんなお取り組みを、特に業務に専念していただく学校医さん、学校歯科医さん、学校薬剤師さんにお願いもしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 2点ほどお伺いします。  まずは93ページの教育費のところで、トイレくみ取り手数料、これプールと聞いております。これについての御説明をいただきたいということと、それから99ページでございますが、高野山会館の光熱費、226万4,000円。これは中学校の管理費のところで光熱水費が220万5,000円と出ていまして、要するに中学校の管理費よりも高野山会館の光熱代のほうが高いというような形になっています。御説明のほどよろしくお願いします。これは去年かちょっと忘れましたが、以前にもお尋ねしたことがありますが、改善されていませんのでお尋ねします。よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの質問について、御説明させていただきます。  トイレくみ取りの件でございますけども、富貴の中学校のプールがまだくみ取りになっておりまして、年間20日ぐらいしか使わないんですけども、くみ取り代ということで予算を上げております。  それと、99ページの高野山会館の光熱水費です。主に電気代が大半を占めておりまして、電気代で200万円そこそこの予算を持っております。ああいう大きな施設の電気の料金の基本料金とか、そういう面が結構高くなっておりまして、使用はあまりないんですけども、電気の料金の掛け方というのがデマンド方式とかということで、急激に電気を使ったときの一番使用料の出たところの値段で来年の電気代が決まるというようなシステムになっておりまして、高いんですが、これで仕方がないんかなというようなことで、予算を組ませていただいております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) まずトイレのくみ取りの件ですが、プールで年間20日しか使わないからくみ取りでいいんだという考えはちょっとおかしいというふうに思います。特に、プールとなりますと、できれば合併槽にして、洗えるような形にしておかなければ、ウオシュレットでもつけてあげて、洗えるようにしてあげるのが本来の衛生上の問題に関係してくるんではないかなと。プールの中できれいになると考えられてるんですか。そんなことじゃあないでしょう。  ですから、やはり20日しか使わないということよりも、きれいな体でプールに入っていただくというふうに考えるのが適切じゃないかというように思います。  それから、もう一つ、光熱費の件ですが、基本料金について、前回も同じような回答だったと思うんですが、要するに関電さん等々と交渉されたことはあるんでしょうか。要するに年間これだけしか使わないんだけども、どないかする方法はないんだろうかとか、デマンド方式とか今おっしゃってましたけども、基本料金を下げる方式について、交渉は今まで過去されてますでしょうか。その辺のところをお伺いします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの質問について、説明させていただきます。  確かにプールがあまり使わないということで、そのままくみ取りのような形を続けてきているんですけども、今の指摘のこともありますので、今後またちょっと検討させていただきたいと思います。  それと、電気代なんですけども、関西電力と特に料金を下げることについての協議ということはしておりません。関西電力のほうの料金システムに合わせているといったらそれまでです。今後また契約の方法とか、ちょっとまた検討したいと思います。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) くみ取りにつきましては検討いただけるということでございます。  料金については、一度関西電力との交渉をやってみると。ぜひこれでなるかならんかわかりませんが、そういう料金を下げるための交渉というのはやってみてもいいんではないかと。  いろいろあるんですが、私どもでも機械を使ってまして、例えば10キロワットで契約してましたが、今は2キロワットしか使わへんのだよという形になれば、2キロワットの契約で済ませているような、下げれるような状態になっております。このデマンド方式というのはちょっとわかりませんが、年間にこれだけしか使用しないんで何とかしてくれないかというような交渉はできるんではないかなというふうに思うんですが、一つその辺のところ努力もしてほしいと。  以上で終わります。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 先ほどから質問が出ておりました奥の院の大名墓の原図作成事業委託料、この事業は高野町教育委員会が主体でやられるんでしょうか。県、国がいっちょうかみするというんですか、指示があってやられる事業なんでしょうか。  そして、お尋ねのもう1点は業務委託先ですね。どういう団体にこれを委託してやろうとしておられるんでしょうか。  そして、結果的にはどういう成果が出てくるんでしょうか。どういう成果を期待しておられるんでしょうか。  そして、期間はどのぐらいかかるんでしょうか。先ほどちょっとお聞きしたのには、相当時間がかかるようにお話しされておられました。予算からいえば700万円、700万円でこんな事業ができるんかなと思って、ちょっと先ほどお尋ねしたわけですけれども、そういう点からどのぐらいの期間でやろうとしておられるんでしょうか。  そして、完成まで大体どのぐらいほどの費用がかかるのか、委託料がどのぐらいかかるのか。あと何年かかるのか。それを合計して委託料がどのぐらいかかるのか。そういうところをちょっと説明していただきたいと思います。  そして、この事業については補助金の対象になるのか、ならないのか。  そういう結果、成果、このぐらいの期間がかかって、このぐらいのお金がかかって、これだけの成果が得られるんだ、そして最終的にはこれをこのように活用していくんだというような全体像を紹介しておいていただければ、皆さんもよくわかっていただけるんじゃないかと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの御質問に説明させていただきます。  奥の院の大名墓の原図作成ということで、今年は70万円ぐらいの費用を持っております。去年ぐらいから調査を始めていこうかということで、これは10年計画とか、まだ詳しいそういう計画をきちっと立ててというところまではまだ行っておりません。とりあえず前に、昔、県の教育委員会が作成したことのある平面図というのを足がかりに、もっと詳しいものをつくっていこうということで、今うちの文化財の担当のものと高野山大学の木下先生と、それからあと調査員で結城さんという方がいるんですけどもその方と3名。それとあと今年から山影先生のほうにもちょっといろいろ協力を得てということで、とりあえずは今、26年から6、7、8、3年ぐらいで図面をつくり、成果を原寸の測量なりをしていって、何年後にということははっきりわかりませんけども、今の段階では27年、28年ぐらいに第1回の報告書のようなものを出していこうかという計画を考えています。  その後、もっといろいろ調査の範囲とか、その期間でできないもの、まだまだあると思うので、その後の調査によって第2刊が発刊されてというような形を考えています。  最終的には一つの報告書のような、大名墓の報告書というような本にして、高野町の文化財ですので、教育委員会で実施していきたいと、そういうふうに思っております。  成果というのは、この奥の院の大きな大名墓の全てがわかるというような本が高野町にあってもいいんではないかと。これを観光の人も、全国的にこの本が出ることによって、観光のあれにもなるし、文化財の貴重なものにもなると、そういうふうに考えております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) これは教育委員会が主体でやられるわけですか。県、国はもう関係しないという事業になるんですか。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) 今のところは教育委員会が主体ということで、県、国の補助というのは今のところはありません。今後において、また検討していくところもあると思いますので、また検討していきます。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) こういった事業をやろうとするときには、足場を固めて、そして順序立てた設計書をこしらえて、そして最終的にはこういう結果が出ますというものを頭の中に入れた中で、こういうようなところに提案していただくと。ただここを見せていただくだけであれば、その内容がわかりませんので、今後、予算化されることについては、全体像がわかるような内容で示していただきたい。そして、また説明を加えていただきたいとこう思うわけです。  ここで先ほどから説明をしていただく中で、結果的には奥の院の大名墓の調査が進まれて、一つの書物にしてそれを公開されていくと。これが一つの成果であるというようなことになるんだろうと思います。  奥の院の史跡、一の橋から奥の院までの史跡等につきましては、これは県の文化財関係で図面はできているはずなんです。1メートルの角のものが動けば、その図面と対照すれば、動いたな、さわったなということがわかるものができているはずです。と同時に、そういうことを変更するということについては、現状変更届許可申請を出して、それを許可をもらわなければならない。それが高野町の教育委員会がその許可を出せるという内容に変わってきているものと考えております。そういうことも踏まえて、こういう事業をやるときにはやはり当初から終わりまでの設計図をこしらえて、事業にかかっていただくと。そして最終的にはこういう成果が出ますというようなことをお考えの中で事業を進めていただきたいと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  8番、大西君。 ○8番(大西正人) 失礼します。  私のほうからは、97ページ、1節体育指導員報酬というところで9万円上がっております。9人の指導員の方、今スポーツ推進員ですか、そういう名前になっていると思います。9人の方の報酬だと思いますが、先ほどからジュニア駅伝のことで携わっていただいておるというようなことはわかったんですけど、ほかにどのような活動をされているのか。社会教育のほうで、この場以外でも聞く機会はあったんでございますが、今日は機会をいただきましたので、よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの質問について御説明させていただきます。  体育指導員、スポーツ推進員です。最近では主にはジュニア駅伝のほうの、下へ連れていったり、その指導に最近では当たっております。それから、ツーデーマーチなんかのときも手伝いをしてくれたりもしております。それから、時々ノルディックのウオーキングとか、そういう教室も開いたり、アーチェリー教室とかもやっております。あと、そういうときに手伝いに出ていただいたりしているのと、県のほうでスポーツ推進員のそういう講習とか、そういうものもあって、去年、和歌山県で全国スポーツ推進員の大会とかもありまして、そちらのほうへ2日、3日、出ていただいて、いろいろ大会の協力に参加していただいております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 8番、大西君。 ○8番(大西正人) ジュニア駅伝以外にもツーデーマーチとかウオーキング、アーチェリー、また県の講習、全国の大会があったときのお手伝いなど、幅広く活動していただいているということがわかりました。
     実は、もう10年以上も前になりますけれども、私も木瀬町長も体育指導員というお役目を得ておったときがございます。そのときにスポーツ推進事業というようなものを国から指定を受けまして、これも予算を伴うものでありまして、その中で巡回指導というようなものをさせていただきました。  どういうものでありますかというと、各学校区に屋内体育館がありまして、富貴の体育館、また筒香の小学校の体育館、それから、花坂の屋内体育館。高野山小中学校の屋内体育館で、その学校区の近くの人たちに来ていただいて、ミニサッカーであるとか、キンボールであるとか、そういうことをこちらから出前のような形で講座に行って、そして近くの人に来ていただいて楽しんでいただくというようなことをした覚えがございます。そのときに、特に地域の人たち、あまりふだん体を動かすような機会のない人も来ていただいて、汗を流していただいて、一緒にスポーツをしたと、そういう思いがあるんですけども、そういうことをまた考えていただくようなことができないのかなと思うわけです。  この社会体育のところですね。せっかくそういう体育指導員という9名の立派な方がいらっしゃるんですから、そういうことも考えていただけないのかなと。そういうことを考えていただけとったら、いろいろと補助金及び交付金のほうにまた費用のほうも入ってくるかなと思って見ておったんですが、ここに載っておらないということなので、ちょっとそういうお尋ねをさせていただいているわけです。  今後のちょっと見通しといたしまして、そういうことを考えられないのかなということの御見解をお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 下教育次長。 ○教育次長(下 勝己) ただいまの御質問について説明させていただきます。  スポーツ推進員が各地へ出向いていって巡回指導というふうなことは、今ちょっと初めて聞かせていただきまして、以前はそういうことが行われていたんだなということです。  スポーツ推進員についてもそういう考えもできるかなと、富貴のほうでアーチェリー教室とかしたときには行ってくれたりしてます。  それと、スポーツ推進員じゃないんですけども、今3B体操の会員の人たちが来てくれて、各地、学校単位が多いんですけども、花坂へ行ったり、富貴へ行ったりとか、3Bの体操をしに行ってくれてます。そして、湯川地区でもお年寄りの方、結構集会所へ集まってくれてるということなんで、そこへ3B体操も行って、皆でやってもらおうかというような取り組みをやってますので、またそういう地区で集まってくれるところがありましたら、そういう3Bの教室とかも考えていきたいと、広めていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 8番、大西君。 ○8番(大西正人) 私のほうは体育指導委員ということで、今スポーツ推進員さんですか、その方を中心にということで考えておったんですけど、3B体操、来年の国体に向けてデモステもしっかりやっておるようでございますし、今お聞きしますと、花坂や富貴のほう、そしてまた湯川地区のほうでもそういう催しを考えておられるということなんで、そこら辺。  私はそのスポーツ推進事業のときに、その地域の方が目を輝かせてというような印象があったんです。ああ、高野山のほうからスポーツに関係する人が来てくれて、自分のところの地区へ来てくれて、こんなことをやってくれてるんや、ちょっと参加してみよう、おもしろいなというふうなそんな興味があって来てる人が結構おったんと違うかなと、そういう印象があったもので、そういう試みはどうかなという提案でございましたけれども、そういうことも3Bを中心に各地へ出向いていくというような事業も考えておられるし、今までもしておったということでございますので、またそういうことも含めてお考えいただければと思います。  どうもありがとうございます。失礼しました。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) 質疑なしと認めます。  歳出11款から14款までの説明を求めます。  辻本企画財政課長。 ○企画財政課長辻本幸弘) 失礼します。  それでは、11款、12款、13款、14款の説明をさせていただきます。103ページをお願いいたします。  11款災害復旧費1項農林業施設災害復旧費1目災害復旧費、本年度2,650万7,000円、3節19万円、7節168万円、11節30万円、13節108万円、次のページをお願いします。15節2,325万7,000円。2項公共土木施設災害復旧費1目災害復旧費、本年度1億7,086万8,000円、3節37万2,000円、11節1万円、13節1,800万円、15節1億5,248万6,000円。  12款公債費1項公債費1目元金、本年度3億6,413万9,000円、23節3億6,413万9,000円。2目利子、本年度4,727万4,000円、23節4,727万4,000円。3目公債諸費、本年度1万円、12節1万円。  次のページをお願いします。13款諸支出金1項普通財産取得費1目土地建物取得費、本年度1,000円、17節1,000円。  14款予備費1項予備費1目予備費、本年度2,000万円。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 歳出11款から14款までの説明を終わります。  これから質疑を行います。歳出11款から14款までについて、質疑はありませんか。  7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 借入、公債費の中身で、当然公債費に対して元金償還、利息の償還というふうな形で、ちょうど104ページの中で一時借入金利子と町債償還利子ということで区分けされております。当然、健全財政の中で取り組んでおられるわけなんですけども、その中で、一時借入金というのは、当然市中銀行からの貸し出しと私は理解しているんですけども、例えばつなぎの部分で借っていく予算を上げているとは思うんですけど、ただ、例えば利息が150万円ということは、大体1億円借りて1.5%ですと大体これぐらいの金額になるわけなんですけども、そうするとこの予算、こういう形で借らなければいけない理由というんですか。例えば、少し一時借り入れを銀行から借入しなくても、内部留保の中で少しうまくしてやっていけないか、これは流用になりますからあれなんですけども、そこらも含めて、この分についての少し中身を御説明いただければありがたいなと思います。よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。 ○企画財政課長辻本幸弘) 失礼します。  ただいまの7番議員からの御質問で、104ページ、一時借入金150万円についてどのようなことかということでございますが、一般会計、当初予算におきましては、1ページ、ごらんいただいたらわかるんですけれども、1ページに一時借入金の限度額ということで6億円ということをうたわせていただいております。これに伴いまして、ここ近年、一般会計におきましては、資金がなくなって一時借入金をしたことはございません。そんな中で万が一資金のやりくりにおいて過不足が生じた場合に、上限6億円の範囲内で借り入れた場合に発生する利息ということで、150万円を計上しております。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 今、企画財政課長から御答弁をいただいて、最初の借り入れの6億円を定めると書いてるわけですね。そうしますと、利息の歳出の例えば市場で調達する場合、どれぐらいの金利のパーセントで見込んでいるかということがあるわけですね。そうしますと、当然市中から借る予定の予算ですけれども、例えば今市中金利の貸し出しということの中では大体0.8、もしくは銀行の中身というか、取引内容にもよるわけなんですけども、当然仮に1%としたら1年間1億円借りて大体この100万円程度で済むわけですね。1億円を1年間借れば。そうしますと、この利息の読み方をどう読んでいるかということを答弁いただければよく理解できると思います。よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。 ○企画財政課長辻本幸弘) ただいまの利息の件でございますが、基本的に一度借りたら1年間借りるということではございません。あくまでも資金のやりくりで借りるということになりますので、例えば年度末等でございましたら、資金が要る、そういった中で仮に不足が生じているということになった場合は、次の交付金であったり、入ってくる時期が決まっております。交付金は4月、6月、9月、12月。特別交付金で3月というふうなことで、ある一定の期間で資金は入ってまいります。ですので、その間のつなぎの借入金ということになりますので、10日借り入れるのか、15日借り入れるのか、それはそのときの状況によって変わってきますので、一応年間を通した中で150万という予算を計上させていただいてます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) それは理解できてるんですけども、ただ市中貸し出しするときに、例えば南都銀行とか、紀陽銀行とかいう銀行が相手があるわけなんです。そうしますと、例えば銀行さんに我々が6億の枠の中で1年間少しうまく回るような形でしているわけなんで、例えばここは指定金融機関は、銀行は紀陽銀行だと思うんですね。そうしますと、銀行さんが仮にこちらで今言うように、資金が少し先ほどからの説明で何回かに分けて交付金がおりてくるわけなんですけども、その間でレートを設定してというんですか、ある程度決めてなかったらというときに、1.5と銀行の言うとおりにお金を借るよりも、当然今私が少しあるところで調達している中で、例えば1.2%とか、0.8とかという調達があるわけです。これは長期ですよ。例えば10年で、要するに償還をするについてでも、大体レートが0.8から1.2ぐらいのレートでしているわけなんです。そうなると、短期で借る場合に、例えば0.5で設定をして、銀行と交渉してますよとかいうことがなければ、当然、この中で確かに予算は150万円ですけども、金利がレート設定ができてなかったらいかんと思うんですよ。その点を先ほどから少し話の中でお聞きしたかったわけなんです。レートが例えば0.8で銀行と話して、いつでも出ますよとか、例えば0.5で出るとかということ、かなりレートが違いますとあれなので、もしそこは決めてなければ、今後の中でそういう形のことを交渉するいっこの中には必要ではないかなと思うわけです。その点、よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。 ○企画財政課長辻本幸弘) ただいまの御質問で、レートがどうかということでございます。私、財政を担当しまして6年から7年になるわけなんですけれども、実際、この中で借り入れをした時期は一切ございません。そんな中で、例年予算組みをさせていただいております。そして、もし資金繰りでどうしても借り入れが必要になったというときにつきましては、当然まず銀行のほうから率が示されるものと思われます。そうした中で、町としましても指定金融の、恐らく紀陽銀行になってくるとは思いますけれども、そちらと十分交渉した中でその金利のほうを定めて借り入れをしていくというふうな流れになるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) 104ページの工事請負費のところなんですけれども、2,325万7,000円、その明細として1,342万3,000円と983万4,000円になってるんですけども、これは今回25年度の災害復旧の件だと思うんですけど、これが全額の工事費なのかどうかちょっと聞きたいのと、下の公共土木施設災害復旧費の15節の工事請負費とあわせて、すみませんけどもお願いします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) まず104ページの上の農林施設の災害復旧の工事費のほうです。一部、まち未来課のほうとまざっている分があるんですが、建設課に関しましては下の段の983万4,000円の分が林道の分なんです。これは一連の台風18号の件でございまして、25年度で消化できそうにないものを26年度の当初予算に持ってこさせてもらったものでありまして、林道災害13件のうちの2件分だけをどうしても25年度中の処理、繰り越し、25から26へ繰り越しをしながらでもまだ消化できないという分を26年度の当初予算に持ってこさせてもらっている分でございます。  その下の公共土木のほう、これは町道のほうの災害なんですが、これにつきましても全部で32件あったうちの16件分を、林道と同じ理由で26年度の当初予算に持ってこさせてもらった分です。 ○議長(負門俊篤) 6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) 林道13件の2件ということは、11件分に関してはもう発注されてるということかな。下の32件の13件分というのは、19件分かな、これはもう発注されてるという解釈でいいのかな。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) 林道のここに載っていない分は25年度にあるわけなんですが、その発注につきましても、林道も町道におきましても2月の入札で初めて8つの路線が出たばかりでございますので、まだまだ25年度の分につきましてもまだまだ発注には至っておりません。これから順次、年度が3月の入札はとてもとても無理でございますので、4月以降の入札になって、年度内の完成を目指して着工していくつもりでございます。 ○議長(負門俊篤) 6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) 農地の件、誰か。 ○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 6番議員さんから御質問いただきました農地災害の件でございます。104ページ、災害復旧工事1,342万3,000円の工事でございますが、これは26年度に新たに工事する分で、農地、農業用施設ということで、台風18号災害の関連分です。8件、8カ所ございます。花坂1地区、中筒香2地区、上筒香4地区、富貴1地区ということで、予算を上げております。  25年度当初で、先日、繰越明許で若干年度をわたる工事にも送ったわけでございますが、護岸工事、御存じのとおり、筒香地域の川が氾濫して、護岸工事等の関連で工事が25年にかかれなかった部分、それと入札に至らなかった分、新年度予算で8カ所計上してございます。これで農地関係の分は全て終了という形になってまいります。  それで、財源ですけども、災害復旧工事の1,342万3,000円のうちで、昨日から御審議いただいております歳入予算の中で御説明させていただいたとおり、激甚災害の指定を受けまして、工事費の97.5%が補助事業を活用できるということで、1,342万3,000円のうち1,308万7,000円が国のほうの補助事業として適用になるということで、残りにつきましては受益者負担、それと町負担という形になってまいります。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) この費用、出ている分、これで台風の事業関係の総予算というのは、これで全部というように解釈していいのかな。工事26年、27年度にもかかるというふうな話を聞いてるんですけども、また27年度分については、これとは別格の予算になるのかな、そこら辺のところをすみませんけども。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) 台風関係の災害に関しましては25年度で繰り越しした分と、当初予算の26年度で見てもらった分で全部で、金額は完了になります。ただ、26年度当初予算で持たせてもらったうち、どうしてもまたできない場合は、26年度の予算の27年への繰り越しということはもしかしたら発生するかもわかりませんが、大部分は26年度の年度内で完了予定になっております。 ○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 農地に関しましても、今建設課長が言ったとおり同じ考えでおります。基本的に26年度で完成ということですけども、ただ、何らかの関係、もちろん議員も御存じのとおり、河川の改修、その後農地の改修という形で、河川がおくれれば農地の改修もおくれてくるということですので、都合によったら26年度予算を繰り越しにするのか、一旦減額して27年に新たにとるのかということになってくると思うんですけど、基本的な考え方では26年度で終了予定です。ただ、農地に関して、災害査定のかからなかった分、事業費の40万円以下の部分というのが若干また出てくるということも想定しております。その場合、97.5%の補助率というのが全然使えませんので、昨日もここでお話させていただいたんですけども、高野町の農業振興地域、いわゆる農地面積が少なくなってくるということで、今後の農業振興を考えていく中において、そういうことも考えていかなければならないかなと考えております。  ただ、率がどういうふうになるかとか、何ぼ補助金を出せるかとかいうのは、一応違うところで議論になると思いますので、災害については今の予算計上のとおりです。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) 質疑なしと認めます。  それでは、平成26年度高野町一般会計予算について、総括で質疑はありませんか。  9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 1点、地籍調査についてお聞きします。  最近、私のところにも都会の方から2名、高野町に山があるはずなんだけども、調査してくれないかということで、委任状が届きまして、内説帳等を見せていただいて、司法書士さんに図面を見ていただいて、現場を案内してほしいという話だったんですが、それの現場がわかる人がいないというのが現状であります。平成8年から調査を開始したそうで、今まで16年間かけておられるみたいです。進捗率は高野町は12.3%、九度山町は78.6%、かつらぎ町が65.8%、非常に高野町がおくれてるわけです。毎年約3,000万円あまりの費用をかけて行っていただいているわけですが、単純計算をしますと114年ぐらいあとかかるという計算になります。これにつきましてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長山本剛久) 今まで地籍調査のことの年数でよく100年かかるというふうなことをよく聞いておりまして、私は最初その100年というのは大きな物事のたとえとして、根拠もなくそれぐらいかかるというふうな意味で言っているもんだとばかり思ってて、それが建設課へ行って、担当に聞いてみますと、本当に100年かかるというようなことを聞いてびっくりしたことがあります。  地籍調査を担当しているものとしまして、100年というような単位の計画というのは、とても皆さんの理解は得られないと思いますし、妥当でもないと思いますので、やはり公費を使って行政が計画を立てるときには10年とか、長くても20年というようなスパンで計画は立てなければならないものかなというふうには考えております。  それで、高野町の例というか、現状でございますが、面積137.08平方キロメートルのうち、国有林を抜いたら20平方キロメートルぐらいありますから110ぐらいになるんです。その中で、今議員がおっしゃったとおり、平成8年から始めておりまして、約十五、六年間で12%、それで面積で13平方キロメートルぐらいしかまだできてないわけなんですが。  この近隣を例にとりますと、かつらぎ町は面積が高野町よりも相当広くて150ぐらいだったと思います。それでも進捗率が7割ぐらい、九度山は面積は高野町よりも半分以下ぐらい、50ぐらいだと思いますが、それでも8割ぐらいの進捗率があるというのは聞いておりまして、どちらも少し前に問い合わせたことがあるんですが、あと5年ぐらいで終わるというようなことは言うております。  なぜ5年ぐらいで終わるのかということを聞いたら、かつらぎの場合は職員2人プラスアルバイト1名、3人体制の7班ですから、職員だけでも14人ぐらいの体制でずっとやっているそうです。九度山においては、3人の3人体制で9人ぐらいですね。そんな体制でやっている中で、あと5年ぐらいで終わるというふうな見込みが立っているようです。  それで、高野町の場合なんですが、毎年3,000万円ぐらいの事業をやっておりまして、ほぼ補助基本も3,000万円弱でございますので、2分の1が国費で、あとの25%が県費ということで、一般財源は町は25%見るだけという、本当に一般的な補助金をもらえる事業なわけでございまして、県の担当のほうに、幾らうちがいっぱいしたいと言っても、県のほうで補助金等々をつけてもらわなければ意味がないので、一度問い合わせたことがあるんですが、最近では和歌山県ではもう終盤に近づいている町村が多いものですから、県の枠としては地籍調査費というのは相当余ってきているらしいので、高野町がしようと希望すれば今の3倍から5倍ぐらいの予算はつけてあげれるよというようなことは確認で聞いているわけなんですが、ですから、せめて高野町の場合も10年、20年で完了するような計画は立てたほうが、山のことだけに関していえば、山の状況をわかっている方の寿命も限られているものですから、やはり一日も早く地籍調査は完了するべきかなとは考えております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 今の山本課長のお話ですと、県の地籍調査の費用、いわゆる県費でつけていただける分は余裕が出てきつつあると。できれば今の山主さん、もともと山を守っていただいたような方々が元気な間に、地籍を進めていったらどうかというふうなお話だったと思うんですが、10年から20年という話になりますと、今114年かかるやつの5倍以上のスピードでせなあかんという計算になります。これは人事のことにも当然絡んでくると思いますので、町長さん、その辺の意見はいかがでしょうか。地籍を積極的に進めるお考えはあるんでしょうか。その辺のところを聞かせていただきたいんですが。 ○議長(負門俊篤) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 9番議員さんにおかれましては、一般会計のときにも地籍の質問があったわけです。そのときにも答弁をさせていただきました。  地籍の進捗状況の数字的なものは課長のほうから説明をしたわけなんですけども、一時、地籍を凍結、高野町においては凍結をした時期がございました。私が理事者になって、この間の一般会計のときにもお話をさせていただきましたが、倍の予算をつけて、できるだけ速やかに進めていきたいという、そういう方向性でもって臨んでおります。  ただ、今までの年数と進捗のパーセント云々で114年という数字が議員さんのほうから示されたわけですが、一時凍結をしておった時期がありますので、一概に114年かかるという数字が出てくるとは限りません。その辺のところは御理解をいただきたいと思います。  人事、担当の配置という部分でありますので、その辺のところは速やかに進めていけるような人事配置等は考えてはおります。ただ、4月の段階でその人事ができるとは限りませんので、その辺のところは御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 一時凍結時期があったということで単純計算の114年ではないよということでございますが、町長とされまして、あと何年で地籍を終わらせようと考えられておられるんでしょうか。それだけ最後にお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 何年という確実な数字はここでは答弁することはできませんが、できるだけ114年かかるというような、そういう数字ではなしに、先ほどと同じ答弁になるわけなんですけども、できるだけほかの近隣市町村に追いつけるような状況に持っていきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  2番、所君。 ○2番(所 順子) 2点ほどあります。  一つ目は子育て支援のところで、民生費214万円出ておりました。そして、ここには人件費は出ていないんですよね。それで課長の答弁におきましては、認定こども園に付随するものと説明を受けたわけでありますけれども、認定こども園があるにもかかわらず子育て支援の中で認定こども園に行かない子供たちを見るためのところに保育所で働いていた先生方2人を充てるというふうなような答弁をいただいたような気がいたしますけれども、これは何か認定こども園になったらゼロ歳から始まって預かってくれますし、こんなもの二重になってしまうというふうに私は思ってしまうんですけど、これはなぜこういうものが必要なのか、何のために今まで一つにするといっていろいろ説明を受けてきたか、意味がわかりませんね。そして20人ぐらいの子供たちを2人の先生で見るということは、1人10名を見ると、これが増えたらまたいいんですけれどというふうな説明もあったんですけど、ここに増えていったんじゃあ、認定こども園にした意味がなくなってしまうんではないかなと思って、これは不思議な答弁をいただきました。これはこういうものはあってはいけないんでしょう、今回一緒にしたんですから。ここに全部認定こども園に子供たちを入れて見ていくという方向に持っていかなくてはいけないものを、そういうふうな説明を受けたように私は認識してしまったんですけれども、この辺のところを1点お伺いいたしたいと思います。  もう一つは、宿坊組合寄附金720万円が寄附をされておりましたが、昨年まで観光協会の補助金として600万円を提出していたにもかかわらず、知らない間に分かれておったように思いますし、そして新しい町長の説明では、高野町を観光協会という名をもって新たに5人の人事を置きまして、観光協会になるというような説明をされておりました。一般質問をなさる議員さんもいらっしゃるから、そこで一生懸命聞いてくれとは言われましたんですけれども、ここで私、予算書の中ですので、やっぱり聞いておかなくてはいけないと思っておりますので、ここでお尋ねをしているわけでございます。この点についてもう一度説明をお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 失礼します。
     昨日でしたか、この質問があったのは。私として、地域子育て支援事業の趣旨を申し上げたつもりなんですけれども、悲しいかな、ちょっと説明が不足していたというところかと思います。  地域子育て支援センターというのは、保育士が子供を預かってどうのこうのという事業ではございません。あくまでも支援センター、相談支援事業が主になってます。ですから、昨日もどういった方が対象になるかというお話をしたつもりなんですけども、基本は在宅で就学前の子供さんを育てておられる保護者の方、あるいは子供さんに対してのいろいろな育児上の問題等について相談に乗るというのが一番大きな事業です。それと、やはり在宅で孤立しないように、そういった集いの場というのを逐次設けていくと。  当面は、事務所につきましてはこども園内に設置できることはできません、許可の問題がありまして、できたら近くの公共の施設、例えば社会福祉センターの一室を使用して窓口を開設すると、社会福祉センターの一室を使って窓口を開設すると、そのように考えております。これはまだ予定です。でももう3月になってますので、4月1日からスタートという事業でございますので、早急にそれは準備を進めていきたいと。  ですから、事業の趣旨として、昨日も申しました。こういったことを言うたら非常に消極的になるかわからないけどということで、認定こども園を立ち上げるに当たって必須事業としてついてきます。やらなければならない。認定こども園を立ち上げるに当たって、これは国の指針で決まっているやつです。ですから、任意でやったらええわとか、そういう事業ではないんです。それだけは御理解いただきたい。  もう一つ、4月からオープン予定の認定こども園は1歳から5歳です。ゼロ歳児は預かりません。そういうことになっております。  それともう一つ、保育士2名を配置するという答弁はしてないと思います。してないですよ。人件費はどないなってるのということで、それは企画財政課長のほうでお答えさせていただいたと思います。まだまだ4月、人事異動というのは確定しないとどの予算にどの職員の人件費を張りつけるというのは、まだ予算計上の時点ではできないということですね。ですから、人件費に関しては暫定的な予算計上になっておりますと。昨日の御質問の中で、保育士2名を配置するとは説明していなかったように私は記憶しております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) ちょっと2番議員の内容的にわかりにくかったんですけども、宿坊協会、宿坊組合という形で720万円の寄附金が上がってます。この分の御質問やったかなと思うんですけども、この分につきまして、例年どおり52宿坊から寄附金を集めて、町へ例年納めていただいているという寄附金です。昨年も720万円、その前も720万円だったと思うんですけども、720万円という額を宿坊協会のほうで各寺院から集めて、町の寄附金という形で納めていただいておるという形を例年ずっととっておりますので、26年度もそういうふうに納めていただけるということで予算計上しております。 ○2番(所 順子) そんなことは聞いてなかったでしょう。補助金で600万円ほど出ていたけれども、今年は出ていないので、観光協会になるというふうに、聞いてくれてなかったんですか、私の言うた質問。 ○まち未来課長(佐古典英) 例年予算取りするときに各事業所から26年度の要望なり、事業所の中の事業計画をいただくわけです。26年にこういう事業をするんで補助金をつけてください。こういう内容のことをするんで26年に予算計上してくださいという書類をいただきます。商工会から初め、いろんな団体からいただきます。それを精査して、今の予算書へ載ってくる中で、観光協会から書類が出てこなかったということです、要らないということで。 ○2番(所 順子) それはわかりますよ。でも、新たな。要望がなかったというのは聞いております。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) まだ私が質問したことに全然答えてくれてないんやけど。 ○議長(負門俊篤) 2番議員、再度1回質問していただけますか。 ○2番(所 順子) 私2回目になるからちょっと損やけども。3回しかできへんのに。  私が質問したのは、新たに新設して観光協会で5人ほど雇ってするということを町長に答弁いただいているので、この辺のところを今回600万円補助金が出ていなかった理由なのかなと思って、そのことを課長に説明をしていただきたかったんですよ。新たな名前をとって高野町観光協会にするということを町長は答弁の中でおっしゃっておりましたので、その中に5人ほど雇うというふうなことを伺いをしましたので、再度これをお尋ねをしているわけですよ。その中で、5人ほどというのはどういうふうな人事の設定に予想というか、考えていらっしゃるのでしょうかねということもお尋ねしたいなと思います。  そして、3回しか言えませんので、認定こども園のことですけど、声を荒げてゼロ歳から入園までの方のそういうふうなことをなさる事業だということを今お聞きしましたですけれども、それについても、そしたらこの認定こども園の保育士さんたち3人の給料が出てないんですよね。どこに出てるんかな、その人たちの給料というか、こちらに戻ってきたらそこら辺が私もちょっとわからない部分があるなと思って、これも聞いているんですが、どこに配置されるのかなという部分もあるし、その辺もちょっと私の分野ではわからないなという部分もあるんですよ、認定こども園については。  この認定こども園については、私は随分と、ずっと質問してきましたので、何か不満だらけなんです。その中での質問をここでもさせていただいているという。なぜ認定こども園になるのに、子育て支援でまた子供たちをといったら、説明を聞きましたからある程度認識はできましたけれども、何となくなぜこんなことをせなあかんのかなというふうな部分のにおいも持ってます。そういうところですね。また3回目にはまた聞かせてもらいます。  ですから、町長にお尋ねしたいのは、そこのどういうふうな人事で、新たな高野町観光協会になさるのかなというふうなことを、どうして、なぜこのような形になったのかということをやっぱりお尋ねしないと、この問題はこれで私は納得しないので、この予算書では通過することはできないなと思ってこの質問をさせていただいております。  例年、本当に補助金として600万円ほど出ておりましたものが、突然これ、この中で消されているわけなんですよ。向こうに要望がなかったからといって、なくなってしまっているわけです。そうすることによりますと、やっぱり議会にかけてやな、これこれこうなったから、これがなくなるんやとか、そういうことも聞いてないのにやな、私たちは何の突然でこれを消えてというふうなことで、議場でびっくりしてるというふうな気がいたしますので、そこのところも一切聞いておりません。それで一般質問で大西議員さん、8番議員さんがこれがあるから聞いてくれというような。皆さん、これ存じ上げてない方のほうが多いんじゃないですか。私は全くこの新たな立ち上げて高野山観光協会、高野町観光協会ですか、できるということ自体も知りませんでした。議場でここのところの予算のところでなぜこれがないのかなと思ってお尋ねしたら、こういう状況が出てきたという、全く寝耳に水の予算でありましたので、お尋ねをしているわけでございます。  その辺のところをもう少し説明していただかないと、私は納得できないというか、この問題に関してはやっぱり説明義務もあるんじゃないですか、そういうふうな状況になったというのを。この辺のところを説明いただきたいと思って総括で質問しているんですよ。 ○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 議員の言われている意図を今、何となしに理解しました。観光協会の例年出している補助金、今年載ってないやないかという、そこからあと寄附金のことを質問されとったんかなと思ったんですけど、寄附金じゃなしに、高野山観光協会の補助金が今年載ってないやないかという、そこからのスタートの質問やということですけども。  町長の昨日のお話を聞く中で、新たに26年度、高野町の観光協会を設立という町長の答弁があったと思います。その中で、高野町の行政の中での観光協会じゃなしに、法人格、社団法人なり、公益法人なり、法人化を目指して将来やっていくという中で、町の中での観光協会、第三セクターのような形の観光協会じゃないかなと私なりに理解しております。  その中で、観光協会の予算がここに載ってないからどうなったというよりも、観光協会としたら25年度、観光協会としての業務を行わないということで補助金が要らないということの意思表示ということで、26年度、補助金の要望が出てこなかったということで、予算書に計上していないということで、高野町から補助金を出す団体が一つ消えたという、消えたというんですか、今まで出しておった高野山観光協会の業務が26年度に行わないので、じゃあ補助金は必要ないということで計上してないと、こういうことです。 ○2番(所 順子) 高野町とは切ったということでしょう。切り離したというわけですよね。 ○まち未来課長(佐古典英) いやいや、高野町と切ったというより、高野町観光協会として観光協会業務をやっておるという観光団体に対しての補助金ですけども、その業務が行わなくなったので、補助金は必然的に不用になってくるということで、計上してないという、こういう解釈です。  じゃあ、その次の段階において、多分所議員質問されてるんじゃないかなと思うんですけども、その辺については、また昨日ですか、町長が説明しておったとおりのお話につないでいただいたら御理解いただけるんじゃないかなと思います。  ただ、予算上の、今日は予算審議ですので、500万円今年ないよ、何でないんよ、観光協会としての業務が26年からしなくなったから補助金を切りましたと、こういう原因と思いますので、御理解ください。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 私の聞くところによりますと、これは全く別のものになるというふうなことを聞いております。宿坊組合は法人格になったものでありまして、全くこの問題は別個の問題であると私は認識をしているんです。新たな部署ができるわけですよね、高野町観光協会という名前をとるというようなことを町長はおっしゃってますので、昨日の答弁ではそういうふうにはおっしゃったように私は認識をしております。  そしたら、これはどういうふうな名前に。それは後では答えてください。でも昨日の。 ○議長(負門俊篤) しばらく休憩いたします。            午後 2時35分 休憩            午後 3時55分 再開 ○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  先ほどの質問の中で問題となった点について、説明いたします。  仮称になるかもわからないという前置きの上で、高野町観光協会という名で進めている旨の発言はありましたが、高野町観光協会という名称に決定した旨の発言はありませんでした。また、現在の質問内容については、平成26年度予算に計上されていない計画の中で、観光協会に対する質問であり、本議案に対する質問から外れておりますので、議長において取り下げをします。  改めて2回目の質問から受け付けます。  2番、所君。 ○2番(所 順子) 取り下げるというのもおかしなわけで、1年前の予算に載っていることは、関連とありますので、取り下げられる意味はないと思っております。今年の予算の中に突然予算が消えてしまってないわけで、水面下ではその予算を省いておりますけれども、新たな事業が観推としてあるわけで、もう宿坊組合は法人になって分かれたという事実はありますので、これはやはり次のときから、この4月からはここに出てきておりません、宿坊組合の観光協会を立ち上げて業務をしなくちゃいけないというふうにはなるんじゃないですかね。それが関連なくて取り下げるというのは、じゃあ観推事業ですね、観光事業ですね。じゃあ、もうお休みですか、これは。全てが決まるまではなきものと思っていいんですか。そしたらそれは予算から全部省いていかなくちゃいけないということになりますので、予算というのはそんな簡単なものじゃないと思っております。25年度予算、26年度予算、予算の中で高野町観光協会みたいなものを立ち上げようとしているのが、取り下げる、関係ない予算と言われましたら、これはとんでもない話で、1年前に予算に載っておりました。25年度に。それは本日のこの予算とは関連ありますから取り下げるということはできませんよ。その辺のところは今の議長のお言葉、ちょっと私は不服でございます。とんでもないことに、何で取り下げられなくちゃいけないんですか。困りますね、それは。  そして、続きを言わせていただいて、この質問はやっぱり続けたいと思っております。ここで一応一般会計予算書が終わるわけでありますから、ここのところで言っておかないと、これが通過してしまったとなれば、そのままこの高野町観光協会、部署ができるように私は思うんですよ。新たな部署をつくるというふうに思ってましたらやな、設置条例はそしたらいつ出してくるんですか。じゃあ6月に出してくるんですかね。じゃあ終わってから出してくるんですか、この設置条例、高野町観光業務の設置条例というものが、やっぱり新たな部署でしたら要ると思ってますよ。  前にもそうでしたけれども、前の町長のとき、新たな部署をつくりまして、富貴に行かされた職員の方もいらっしゃいました。そういうときもございました。私は聞くところによりますと、この新たな高野町観光協会になるんですか、その辺の名称はわかりませんが、天下りの方が行かれるのではないかというふうなうわさも聞いておりますし、そこの今度新しく観光協会をつくろうとしている中の職員さんも、宿坊組合からはお二人ほど行かれるということも聞いております。そういうふうな部署ができるのであれば、やはり設置条例案なりなんなり、ここで説明すべきだし、議員さんにも諮るべきだと私は思っております。その方たちのお名前まで私は聞いております。宿坊組合の、仮にOさんと、Uさんという方にしておきましょう。そういう方もそこに行かれるというふうなお話も、これはうそか本当かございませんが、聞いております。  その中で、もしそういうのができるのであれば、人件費についてをお伺いいたしたいですね。人件費は高野町の職員として5人の方を出されるんでしょうか。案でしょうけれども、その辺のところはどのような計画があるのかもお尋ねをいたしたいと思います。  これ、議長、私2回目ですよね。もう一回ありますね。じゃあ、その辺のところで。2回目になるんですよね。じゃあ、この分の答弁をお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 取り下げる部分は、高野町観光協会という名称の部分であります。 ○2番(所 順子) 名称を取り下げるというだけですか。これは案としてしか出てなかったということに受けとめていいんですね。そういうふうなテープでございましたよね。案でしたよね。でも、このことに関して、説明をいただきたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 2番議員、非常に誤解をしてると思います。部署、部署というのはどこの部署か。その辺のところが私も理解をしかねる部分であります。  前回の予算の中で2番議員の質問に対して、こちらも仮称の高野町の観光協会という名称になるかもわかりませんよという答弁はさせていただきました。  高野町、今は高野山観光協会です。近隣の、和歌山県下を見ていただいてもわかるとおり、各自治体の観光協会というのは、白浜にとっては白浜町観光協会です。串本町にとっては串本町観光協会です。町として、町全域の観光協会というような形で成り立っております。今現在は宿坊組合と高野山観光協会が一体となった中で、高野山観光協会という、山というのは一つの字であります。高野山観光協会をこの間の理事会総会において、一旦、宿坊組合から切り離すという話は総会の中で決定をしたそうであります。そこから先、これから観光協会というのは必要になってきますので、その運営をそちらのほうで運営をしていただくと。  高野町役場と仮称高野町観光協会とは別組織です。理解していただけますか。一つの別組織の中で、高野町全体の観光協会として設立をするということであります。  高野町観光協会という一つの組織が立ち上がった場合に、社団法人的な、先ほど課長が第三セクターというような話があったわけなんですけども、社団法人的な組織づくりが必要になってくるんではないかと思います。その社団法人仮称高野町観光協会の中で、協会としてこれからの事業展開をしていただくと。  高野町の役場の中にはまち未来課、観光行政というのがあります。観光行政と仮称高野町観光協会とは別物でありますので、その辺のところは御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) では、高野町とは全く別物と今町長が答弁していただきましたですので、そうすることによりますと、今案が出ているこの観光。 ○町長(木瀬武治) 高野町とは別物とかそんな答弁はしてないです。 ○2番(所 順子) 高野町とは別というふうなニュアンス的な答弁をしたんじゃないですか。 ○町長(木瀬武治) 高野町の観光行政とはまた違うんですよという話をしたんですよ。 ○2番(所 順子) 分かれたものではないんですか。別のものとはいうふうなニュアンス的にはとれたんですけれども、その辺のところはもう一度答弁くださったらよろしいんで、続けさせていただきたいと思います。  今お聞きしましたら、別個のものと私は把握しちゃったんですけれども、そうすることによりましたら、仮にこれが別のものか、高野町の観光業務とは切り離して観光業務をするということになるような、ちょっとややこしいようなニュアンス的な答えをいただいたんですけれども、そうすることによりますと、仮にこれが5人の職員さんが働いたとしましょう。人事はどなたがどう入ってくるのかもわかりませんが、そうすることによりますと、ここで働く人たちは高野町の職員になるのか、それともならないのかというふうなところによりますよ。そういうことをはっきりしてくださったら、高野町の関連事業であるのか、ないのかということがはっきりわかるので、町から給料を出すのか、出さないのかという、そこのところをお伺いしたいと思います。  それで、私の聞くところによりますと、宿坊組合からお二人いらっしゃる方、それはうそかほんまか知りませんが、1年間は切り離したもので、お給料的なものは宿坊組合から出しますと。2年目からは勝手にそちらで見ていただかなくては具合悪いというふうなことになっているとお聞きはしております。ということになれば、それは高野町の職員として入られるのかなと私は思ってしまいましたので、そうなれば、前に議長さんをされてた方がトレードをして、高官、本山の職員としまして知らない間に職員になっていたという形もあったように思います。かすかではございますが、そういうふうな形になって、はい、新たな観光部署ができました。そしたら1年間はそういうふうな人を雇いました、その2年目からは高野町の職員になりました、では高野町から給料が出ました、そういうふうになられたんであれば、ちょっと心配でありますので、懸念をしてこの質問を私は最後の質疑のところでさせていただいているわけなんですよ。それに対しまして、最後のお答えをいただきたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 先ほど答弁をさせていただいたことが全然御理解をしていただいてないのは、非常に寂しいことであります。先ほど、仮称高野町観光協会ができたら一つの社団法人的なものになると。観光行政とは全然別のもんだという話をさせていただきました。当然、別物の一つの法人になりますので、高野町役場の職員ではありません。  白浜、串本等々の先ほど例をとって話をさせていただいたわけなんですけども、そちらのほうの事情等々もお聞きをさせていただいたら、役場の職員がそちらのほうに出向に行ったりしてる、そのようなところもございません。役場の職員とは全然違う、2番議員が言われている、部署云々ということがもう一つ理解がこちらもしにくい部分があるんですけども、役場の中の一つの組織ではございません。その辺のところは理解をしていただきたいと思います。  高野町観光協会になって、仮称ですよ、なった場合には、全体とした高野町の観光を盛り上げる一つの協会ができるわけです。観光行政とまた金剛峯寺、宿坊組合等々のいろんなタイアップした中で、高野町全体の観光を盛り上げていただける一つの組織ができ上がっていくと思います。  それと、今回は予算の初めにもお話をさせていただきましたが、骨格予算であるということを念頭に置いていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 失礼いたします。  先ほどから平成26年度の高野町一般予算ということで審議が進んできまして、先ほどから当初の骨格予算という審議の中で、非常にいろんな各課で少し努力をしていただきながら、来年の開創法会に向かっての整備、そしてまたそれぞれ基本的な健全財政を保つ中での安全、安心なまちづくりを目指した予算ということで、私は判断いたしました。  その中で、特に国は今どう進めているかといいますと、コンパクトシティというふうな形を目指した中で、地方自治の行政改革を平成17年から法案を成立し、地方分権が進んでいる現状でございます。地方自治が今後自立して、次の世代へどう安心、安全を続けていく暮らしをできるかということが、町の使命ではないかなと私は思うわけでございます。  そして、また今回は世界遺産10周年を迎え、その中で少しながらの予算ですけど、多少10周年を加えた中の、本当に苦肉の中での限られた予算の中で予算編成をされていると私は判断しております。  特に、その中で先ほどから教育関係の、世界遺産は要するに教育の予算の中の教育費の中で見ているわけなんですけど、それと未来課のネットワーク、ここらあたりが少しどう進んでいくかなということが非常に大事なことではないかなと思うわけです。この点につきまして、少し未来課の課長及び最終町長さんにも少し御答弁をいただければ非常にありがたいんではないかなと、貴重な時間を拝借いたしまして、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 佐古まち未来課長。 ○まち未来課長(佐古典英) 7番議員から、今世界遺産10周年を今年迎えるということで、教育委員会の先ほどの質問事項で、世界遺産10周年に向けてどういうふうに取り組んでいくかというふうなお話あったと思うんですけども、当然、この世界遺産登録というのは観光にとってすごい大事な事業でもあり、海外に売り込みに行くときの大きなツールでもございます。  そういう中で、外国でインバウンドする中において、高野山、世界遺産登録の地であるというのと、ミシュランの三ツ星をいただいたと、これはすごいヨーロッパに行っても評価は高いです。  そういう中で、今高野山観光をどういうふうに考えていくかという中で、平成28年以降、高野山をどのような形の町をつくっていかないけないかというのが目先の大きな事業になってきていると思います。平成27年までは高野山大法会ということで、本山を中心にPRされているわけですが、じゃあ法会が終わってから高野山はどんな町になっていくんよという、そこにも大きな着眼点を置いて、高野山の観光というものを考えていく中において、世界遺産10周年という大きな事業もあるわけですけども。  これは今まち未来課でいろいろ取り組んでいる中において、世界遺産10周年ってそんなことよりも、1年後の大法会に向けて、いろいろ取り組んで、その後の27年、28年に向けて、この町の観光の仕組みをより一層充実していくというのが、やはり大きな事業かなと考えています。  それで、教育委員会で道ということで、いろいろツーデーマーチであるとか、高野山の町石道であるとか、小辺路であるとかという世界遺産のルートを活用したいろんな事業を考えておられる予算を組まれとったんですけども、観光の場合、やはりこの町、大字高野山、この地域のことを考えて、この地域が世界遺産ですよという中で、やはり集客を求めていかなければならないということで、10周年事業で予算化は何もしてないんですけども、実は世界遺産劇場という団体が、世界遺産の場所でいろんなコンサートとか、イベントを行っている団体があります。それで、そこの団体の方と私も知り合いで、10周年記念に高野山で何かやってほしいよというふうなことに対して、若干動いてくれています。  というのも、世界遺産劇場高野山10周年記念ということで、まだ具体的な案はお示しいただいてませんし、上司にもまだ相談してないんですけども、そのような動きをしていただいておるということで、当然予算も100%、その団体持ちで、高野山でじゃあ記念に何かしようよというふうなお話もいただいているわけですけども、そういう民間の方のお力もいただいて、事業ということで、実は先ほど町長が言われとったとおり、骨格予算という位置づけの中で、民間の方がいろんな高野山を注目される中で、そういう事業を高野山で落としていただいたら、10周年記念というにぎわいのイベントにもなりますし、そのような動きもあります。  しかし、この高野山、これから将来的に考えて、観光で生きていくこの町において、どのようにしていくという中で、議員御指摘のとおり、当然世界遺産協議会の窓口になってます教育委員会と連携を図りながら、高野山観光ということを十分これから推進していかなければならないかなということは、まち未来課の観光担当部署としても十分把握してございます。  それで、10周年においても、高野山の町の中で世界遺産登録の地という看板は本当に高野山は上がってないというのも、僕も常に思ってるんですけども、よそへ行けば、世界遺産登録の地とかと、かつらぎに行っても、九度山へ行っても、世界遺産の何々と上がっているんですけども、高野山の町中を見ても世界遺産という看板は本当に見かけません。これはやはり1200年の大きな歴史のほうが勝ってるというんですか、この地域は世界遺産になって当然ですよ、それよりも1200年のこの歴史文化という、こういう大きなものが高野山にはあるというのが現実じゃないかなと思います。  だから、どこの商店においても、あえて世界遺産をうたわなくても、世界遺産よりも大きな1200年の歴史がある町ですよというのが、やはり町民の思いじゃないかなというふうに若干感じるときもあるんですけども。  議員おっしゃるとおり、教育委員会と当然連携を図りながら、高野山の観光、そして世界遺産というものを推進していく。その中に生まれてくるのがやはりお客さんが高野山に来てくれる、ここが一番重要なことで、お客さんが来ればお金も落ちる、経済効果も出てくる、このように総合的なものを今後図っていかなければならないかなと感じてますので、十分連携、町の中ではネットワーク、また外部、県なり、民間団体とネットワークを結んだ上で推進していきたいなと考えますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 今、未来課の課長から、少し私が思っているのは、当然1200年祭は国内向けを対象とした1個の戦略であると。そして、また世界遺産の10周年は世界に発信できるグローバル化の観光の中での発信の仕方を御希望するわけでございますね。  当然、ヨーロッパでアッシジと姉妹都市も結んでおります。そうしますと、いろんなネットワークを使った、世界遺産で新たな観光資源を誘致していくというような施策を打っていただきたいというのが御希望なんですね。  この違いがどこが違うかというと、例えば今1200年祭は総本山金剛峯寺を中心とした、要するに集団としての事業へ町が少しサポートしていくという主体。町が主体的に動くのは、世界遺産を中心として、町の中でどう発信していくかということなんだと私は思うわけですね。  そうしますと、その中で今言ったように、観光立国というて、今日本が世界に売り出しているわけです。そして、またおもてなしというふうな形で和歌山県は動いているわけですね。それを踏まえた中身は、当然世界へ発信できるそういう世界遺産という記念すべき10周年を迎えるわけですから、早くやはりそういう体制の中で発信できることを願うわけですね。その点を少し全体的に、最終的には町長さんの御意見をお聞きしたいなと思うわけでございます。 ○議長(負門俊篤) 木瀬町長。 ○町長(木瀬武治) 7番議員、指摘のとおりだと思います。もちろんこの地には1200年の歴史があって、もちろん文化もあるわけであります。そんな中で、常日ごろ、この議会、ほかに挨拶に行ったときも話をさせていただくわけなんですけども、我々住民としてはこの地に生活させていただいておることに感謝をしなければならないと。それともちろんこの歴史ある、文化あるこの地に生活をしていることに自信と誇りを持って生活を営んでいかなければならない。その辺の部分で、また観光とも絡みがもちろん出てくると思います。  今回、骨格予算という形で予算案を計上させていただきまして、この後、また採決等々に入ると思うわけなんですけども、今回、町長選絡み等があって、骨格予算になったわけです。補正案等も、今いろんな企画をした中で予算も考えております。町長選が終わったら、すぐ臨時議会というような形でまた招集をさせていただきまして、御審議をいただかなければならない案件等多数ございます。  もちろん世界に発信をしていくようなプログラムといいますか、企画といいますか、それも今までと同等以上の、先ほどの2番議員さんが言われた観光関係の質問もあったわけなんですけれども、その辺のところも含んだ中で、また補正のほうで対応をして、皆さんにお示しをさせていただきたいと思っております。  この辺にさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
    ○議長(負門俊篤) 7番、西辻君。 ○7番(西辻政親) 当然、町長さんのお答えの進みの中では、当然4月に向かっての1個の住民さんの審判を受けるわけなんですけれども、その中で、特にやはり高野山が将来的に自立していける町ということを願うわけでございます。  歴史は1200年ある。明治から開けた町という、住民が住んでる町。そしてまた将来、住民が安心、安全で住める骨格的な方向性を御指導いただければありがたいなとこう思うわけでございます。そういうことでは、子供、孫が少し高野町を誇りに思って住める町ということでお願いして、私の質問を終わります。  以上です。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) 質疑なしと認めます。これで平成26年度一般会計予算についての質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  2番、所君。 ○2番(所 順子) 討論いたします。  議会にも諮られていない仮称高野町観光協会的なことをいろいろと論議してまいりましたですけれども、何も議会では何事も諮られる必要なしと思っている議題でありますし、意味が私もさっぱりわかっておりませんので、この件に関しては反対をいたします。 ○議長(負門俊篤) 次に、原案について賛成の発言を許します。  賛成者の発言はありませんか。  しばらく休憩いたします。            午後 4時05分 休憩            午後 4時45分 再開 ○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  討論はありませんか。  2番、所君。 ○2番(所 順子) 私、26年度予算にはこの予算書が載っていないので、関連しないので、取り下げさせていただきます。  以上。 ○議長(負門俊篤) 討論はもうありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) これで討論を終わります。  これから平成26年度高野町一般会計予算についてを採決します。  お諮りします。本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、平成26年度高野町一般会計予算については、原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全て終了しました。  本日はこれで散会します。  御苦労さまでした。                午後 4時46分 散会...