新宮市議会 > 2024-02-29 >
02月29日-03号

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  1. 新宮市議会 2024-02-29
    02月29日-03号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 6年  3月 定例会          令和6年3月新宮市議会定例会会議録             第3日(令和6年2月29日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員15名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  湊川大介君                             4番  大石元則君                             5番  月輪匡克君                             6番  福田 讓君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  百村匡洋君                            10番  吉良康利君                            11番  竹内弥生君                            12番  中山忠吏君                            13番  榎本友子君                            14番  榎本鉄也君                            15番  三栗章史君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程  令和6年2月29日 午前10時開議 日程1 議案第2号 令和6年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程2 議案第3号 令和6年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程3 議案第4号 令和6年度新宮市介護保険特別会計予算 日程4 議案第5号 令和6年度新宮市と畜場特別会計予算 日程5 議案第6号 令和6年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程6 議案第7号 令和6年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程7 議案第8号 令和6年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程8 議案第9号 令和6年度新宮市土地取得特別会計予算 日程9 議案第10号 令和6年度新宮市水道事業会計予算 日程10 議案第11号 令和6年度新宮市簡易水道事業会計予算 日程11 議案第12号 令和6年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程12 請願第3号 高森地区への道路新設を求める請願書---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第2号 令和6年度新宮市国民健康保険特別会計予算から 日程12 請願第3号 高森地区への道路新設を求める請願書まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長職務代理者副市長       向井雅男君               企画政策部               部長               福本良英君               参事(港湾担当)         小渕 学君               商工観光課長           津越紀宏君               総務部               部長               南  守君               次長兼財政課長          小林広樹君               参事(防災及び危機管理担当)兼防災対策課長                                竹田和之君               市民生活部               部長               西山和視君               市民窓口課長           栗林圭一君               国民健康保険直営熊野川診療所事務長                                渡爪 薫君               生活環境課長           廣井和樹君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        中上清之君               次長兼地域保健課長        辻本美恵君               参事(地域医療・新型コロナワクチン担当)                                小内洋二君               健康長寿課長           西 洋一君               健康長寿課主幹          萩原桂二君               建設農林部               部長               木村雅洋君               都市建設課長           工藤英二君               管理課長             岩上賢志君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        下路 拓君               医療センター               事務長              福嶋律文君               庶務課長             岡本真治君               水道事業所               所長               望月敬之君               業務課長             佐藤尚久君               工務課長             城 弘樹君               消防本部               消防長              垣内一男君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               尾崎正幸君               次長兼教育政策課長        馬込克彦君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長               岡崎友哉               次長補佐             杉岡 睦               庶務係長             中尾 愛               議事調査係長           大居佑介             第3日(令和6年2月29日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(三栗章史君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。--------------------------------------- △日程1 議案第2号 令和6年度新宮市国民健康保険特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程に入ります。 日程1、議案第2号、令和6年度新宮市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第2号、令和6年度新宮市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 議案書の259ページをお願いします。 第1条は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億9,386万7,000円に、直営診療施設勘定では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,019万1,000円とするものでございます。 第2条は、一時借入金の限度額を事業勘定で10億円と定めるものでございます。 第3条は、歳出予算各項の金額を流用することができる場合を定めたものでございます。 それでは、事業勘定について歳出から御説明いたします。 272ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費は3,571万2,000円で、主なものは、市民窓口課保険年金係3名分の人件費と諸経費などです。保険証廃止等に伴うシステム改修委託料が増加しております。 2目連合会負担金211万7,000円は、県国保連合会への負担金です。 274ページをお願いします。 2項1目賦課徴収費3,011万9,000円は、税務課市民税係と収納係3人分の人件費と、諸経費として郵便料、国民健康保険税システム関連業務委託料などです。 276ページをお願いします。 3項1目運営協議会費は36万9,000円で、支出の主なものは本国保運営協議会の委員報酬です。 278ページをお願いします。 2款保険給付費1項療養諸費は18億5,535万3,000円で、1目療養給付費18億3,025万9,000円は医療費のうち保険者負担分を計上しております。 2目療養費1,817万8,000円は、補装具や柔道整復施術に係る医療費です。 3目審査支払手数料691万6,000円は、国保連合会への支払手数料です。 280ページをお願いします。 2項高額療養費は3億4,091万5,000円で、1か月に支払った医療費の自己負担が一定額を超えた分を支給するもので、1目高額療養費は3億4,031万5,000円、2目高額介護合算療養費は60万円です。 282ページをお願いします。 3項1目移送費は10万円で、医師の指示で他の病院に移送された場合等に要した費用について、審査で認められたときに支給するものです。 284ページをお願いします。 4項出産育児諸費1,150万5,000円で、その主なものは、1目出産育児一時金で出産された被保険者に1件当たり50万円を支給するもので、23件分1,150万円の計上です。 286ページをお願いします。 5項1目葬祭給付費は、亡くなられた被保険者の葬祭費用として1件当たり3万円を支給するもので、60件分180万円の計上です。 288ページをお願いします。 6項1目傷病手当金は、令和5年5月7日までに新型コロナ感染により療養のため労務に服することができない場合に被用者や自営業者に支給するもので、15万円の計上です。 290ページをお願いします。 3款国民健康保険事業費納付金は、県内市町村が被保険者から徴収した保険税や保険税軽減分の繰入金等を県へ納める納付金で、1項1目医療給付費分5億3,632万1,000円、292ページの2項1目後期高齢者支援金等分1億9,885万3,000円、294ページの3項介護納付金分7,163万4,000円と合わせて、8億680万8,000円の納付金額を計上しています。 296ページをお願いします。 4款保健事業費1項1目特定健康診査等事業費3,840万6,000円は、健康増進を行う地域保健課への一般会計繰出金で、事業委託する特定健康診査、特定保健指導の事業費です。 298ページをお願いします。 2項1目保健事業費は995万8,000円で、市民窓口課の会計年度任用職員2名分の人件費や、脳ドック健診を医療センター南和歌山医療センターに委託する費用などで、2目医療費適正化特別対策事業費は422万9,000円で、主なものは、医療費通知郵送料や国保連合会へのレセプト点検業務委託料などです。 300ページをお願いします。 5款1項1目国民健康保険事業基金積立金1,000円は、科目設定のための計上です。 302ページをお願いします。 6款公債費1項1目利子22万5,000円は、資金不足のため一時借入れした場合に発生する利子です。 304ページをお願いします。 7款1項償還金及び還付加算金は2,225万円で、1項1目保険税還付金225万円は、被保険者が修正申告や遡って国保の資格を喪失した場合等で国保税に還付が生じた場合に、その加算額も含めた支払いのための費用、2目償還金2,000万円は、過年度分の保険給付費交付金特別調整交付金等の実績確定により返還する必要が生じた場合に、県等へ差額分を償還するものです。 306ページをお願いします。 2項1目直営診療施設勘定繰出金2,385万円は、熊野川診療所分の県交付金と赤字補填の繰出金です。 308ページをお願いします。 8款1項1目予備費は、大地震などの災害や疫病など多くの被保険者に影響が大きい不測の事態に備えるもので、1,000万円を計上しております。 以上が歳出の説明となります。 続きまして、歳入を説明させていただきます。 恐れ入ります。266ページにお戻りください。 1款1項1目国民健康保険税は、被保険者から納付される保険税で、5億3,395万9,000円を見込んでいます。 2款1項手数料20万5,000円は、1目督促手数料1件につき50円で20万円の計上、2目証明手数料1件につき300円で5,000円の計上です。 3款1項国庫補助金は934万7,000円で、その主なものは、2目社会保障・税番号制度システム整備費補助金の保険証廃止等に伴うシステム改修費、郵送料等に対する補助金です。 4款1項県補助金は22億5,553万8,000円で、1目保険給付費等交付金22億5,153万8,000円は県からの保険給付費等の交付金で、268ページをお願いします。 2目財政対策補助金400万円は、和歌山県の基準に基づいて市町村が行う老人医療費、重度心身障害者医療費の公費負担制度によって各保険者が受ける国保財政への影響分を緩和するため、県から交付される補助金です。 5款1項1目一般会計繰入金は3億3,516万5,000円で、法令で定められた国・県・市からの繰入金や、熊野川診療所の赤字補填のための繰入金で、2項1目基金繰入金は2,000万円で計上しております。 6款繰越金1,000円は、科目設定のための計上です。 7款諸収入1項延滞金400万1,000円は保険税滞納による延滞金、270ページをお願いします。 2項預金利子5万円は基金積立てによる預金利子、3項雑入3,560万1,000円は交通事故等による第三者行為求償による納付金などです。 以上が歳入の説明となります。 なお、312ページから315ページまで、給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 ここまでが事業勘定の予算の説明となります。 続きまして、直営診療施設勘定について歳出から御説明いたします。 326ページをお願いします。 1款総務費1項1目一般管理費は6,221万4,000円で、主なものは、医師や看護師、事務員の職員人件費や会計年度任用職員の報酬と、熊野川、小口、玉置口の三つの診療所の維持管理費です。なお、増加要因といたしまして、備品購入費として電子カルテの導入を予定しております。 330ページをお願いします。 2款1項医業費は1,697万6,000円で、主なものは医療に要する診療材料や薬品費等で、昨年12月から院外処方に完全移行したことに伴い、医療材料費が大幅に減少しております。 332ページをお願いします。 3款1項基金積立金1,000円は、科目設定のための計上です。 334ページをお願いします。 4款1項予備費は、不測の事態に備えるため100万円を計上しております。 以上が歳出の説明となります。 続きまして、歳入を説明させていただきます。 恐れ入ります。322ページにお戻りください。 1款1項外来収入は4,701万6,000円です。内容につきましては、熊野川、小口、玉置口の三つの診療所における診療報酬収入で、歳出同様、昨年12月から院外処方に完全移行したことに伴い、診療報酬収入も大幅に減少しています。 2款1項手数料27万2,000円は診断書料です。 324ページをお願いします。 3款1項事業勘定繰入金は2,385万円で、国保特別会計事業勘定からの熊野川診療所分の県交付金と赤字補填の繰入金です。 4款1項繰越金1,000円は、科目設定のための計上です。 5款諸収入1項雑入は630万2,000円で、主なものは、熊野川小中学校における学校医報酬や、熊野川町内にある福祉施設2件の嘱託医受託料です。 6款1項県補助金は275万円で、電子カルテ機器購入に伴う県からのへき地医療対策費補助金となります。 以上が歳入の説明となります。 なお、338ページから341ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 ここまでが直営診療施設勘定の予算の説明となります。 以上、誠に簡単ですが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  お尋ねいたします。 熊野川診療所の関係で、これ熊野川の診療所で大変お世話になっております。これ、今から質疑することは患者様から聞いた話なんですが、今回、熊野川診療所の先生が本人から替わられるという話を聞いたと。そして、今のドクターは熊野川園の専属医師としても行っていただいています。今回、同じようにもしそれが本当に替わるんだったら、私は聞いておりませんので、患者様から聞いた話なんで、もし替わった場合、今度来られるお医者さんですか、その方もやっぱり熊野川町の熊野川園ですか、あそこの専属ドクターとしてやっていただけるようにお願いするんですか。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  熊野川診療所、渡爪より回答させていただきます。 現在の医師は、和歌山県からの派遣で、令和4年度と5年度の2年間来ていただいておりました。次の先生は、同じように和歌山県からの派遣で、令和6年度来ていただける予定になっております。嘱託医の受託ですけれども、熊野川診療所の業務ということで、これも次の先生に引き継いで受けることになっております。 ◆6番(福田讓君)  先生が地元の熊野川園のために働いていただくのは大変結構なんですが、その場合、嘱託医として熊野川園へ行った場合は、あくまでもうちの国保の直営ですから、熊野川園へ行っている日は大体私は、聞いた話ですよ、午後ということを聞いているんですが、その場合の対価、それはあくまでも熊野川園からそれに見合った対価は頂いているんですね。それとも、うちからそれは出すわけじゃないと思うんですが、そのあたりちょっとお聞きしたいんですが。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  熊野川園からの嘱託医の手当ということで、市の歳入のほうに振り込まれております。そして、その中から先生に手当として支給しております。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。ありがとう。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  本案について質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程2 議案第3号 令和6年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程2、議案第3号、令和6年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第3号、令和6年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の343ページをお願いします。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億7,855万1,000円とするものであります。 第2条は、一時借入金の限度額を定めたもので、3億円とするものであります。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。 恐れ入ります。354ページをお願いします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費は1,565万7,000円で、主なものは、市民窓口課の職員2名の人件費と会計年度任用職員1名の報酬と、保険証等の郵送料などの諸経費です。 356ページをお願いします。 1款2項1目徴収費265万2,000円は、保険料徴収に伴う郵送料や帳票類作成等の諸経費です。 358ページをお願いします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金9億5,727万9,000円は、後期高齢者医療広域連合に支払う保険料及び療養給付費等の負担金です。 360ページをお願いします。 3款保健事業費136万3,000円は健診等委託料で、脳ドックを医療センター南和歌山医療センターへ委託するもので、来年度は医療センターに相談し増枠いたしております。 362ページをお願いします。 4款公債費50万円は、資金不足のため一時借入れした場合に発生する利子です。 364ページをお願いします。 5款諸支出金1項償還金及び還付加算金は60万円で、被保険者が修正申告や遡って資格を喪失した場合等で過年度納付の保険料に還付が生じた場合に、その加算額も含めた支払いのための費用です。 366ページをお願いします。 6款予備費は、不測の事態に備えるため50万円を計上しております。 続きまして、歳入を説明させていただきます。 恐れ入ります。350ページへお戻りください。 2歳入、1款保険料は被保険者から納付される保険料で、3億9,579万1,000円を見込んでおります。 2款使用料及び手数料2万円は、1件につき50円の督促手数料です。 3款繰入金5億8,150万1,000円は、法令で定められた国・県・市からの一般会計繰入金です。 4款諸収入は123万8,000円で、その主なものは、市で負担した被保険者への保険料還付金や前年度分の療養給付費負担金に対して、精算に伴い後期高齢者医療広域連合から支出されるものや、市で実施する脳ドック健診に対する同広域連合からの補助金です。 352ページをお願いします。 5款繰越金1,000円は、科目設定のための計上です。 なお、368ページから371ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 以上、誠に簡単ですが、説明といたします。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  351ページなんですが、今御説明いただきました歳入で滞納繰越分とありますが、これ、生活にお困りになって、やはりもうお支払いができないという方がかなりあるんですか。相当あるんですか、やっぱり滞納分というのは。
    市民窓口課長(栗林圭一君)  令和4年度の収納率は約99%となっており、1%ほど滞納の方がいらっしゃいます。 ◆6番(福田讓君)  そしたら、ほとんどの方が滞納されていないことでよろしいんですね。ここに上がっている金額を見たらありましたので、大変苦しい方もいらっしゃるのかなということを思ってお聞きしたわけなんです。今のお答えでは、99%やとほとんどの方が大体滞納なく、していただいているという状態ですね。そういった答弁ということでよろしいですか。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君)  基本的には年金のほうから控除されていきます。あとは、それができない方とかは口座振替等で滞納分があっても引き落としさせていただいておりますので、ほとんどの方は引き落としという形で納入していただいております。 ◆6番(福田讓君)  それから、後期高齢者ですから一般の我々は国民健康保険なんですが、収入によって年金で差引きして2か月に1回になると。これ、でも御本人から自分で支払いたいといった場合は、もう年金事務所へ行ってしていただかなければならないんですか。それとも、一定の所得によってその方は自分でも市役所の窓口で支払いができると、そこのあたり、ひとつ説明していただきたいんですが。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君)  市民窓口課のほうに来ていただきましたら、年金の控除をするか、あとは口座振替にするかといったような形で手続をさせていただきます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、これは本人の希望でできるんですか。我々、私も普通の一般の会社で勤めていましたので、所得によって2か月に1回頂ける年金によって、その金額によってもう自動的に市のほうと調整しながら引かれるものと、そう思っていましたので、中にはやっぱりそういう自由に、自分で市民窓口課へ来て支払いをできるように、そういうこともできるということですね。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君)  年金の控除を希望されない方は、口座振替限定ということで、納付書払いのような形はできませんが、口座引き落としということは御希望されればできます。 ◆6番(福田讓君)  続いて、昨年も脳ドックですか、ここに予算が上がっていますけれども、後期高齢者の。割と少ないんですか、お申込みされる方というのは。ある方なんかは夫婦で来ていたという話もありましたので、ああよかったですねということで、やっぱり抽せんで当たったんだなということが。そのあたり、申込みの今、国民健康保険に加入されている方と後期高齢者で別々ですね、抽せんは。今回の予算は後期ですから、後期のほうで申し込まれた方よりも実際に来られた方が、人数のあれですか、受検される方と申込者のあたりの大体抽せんの率、どんなのでしょうか。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君)  後期高齢者に関しましては、今年度は定員15名のところに62名の応募がございまして、4.13倍という形がございました。一方、国民健康保険のほうの脳ドックの申込みは、70名の定員に対して48名の申込みがありました。0.69倍ということです。国保の22名分なんですけれども、そちらの枠がございましたので、医療機関のほうに相談いたしまして、その22名分を後期のほうに振り替えて今年度は対処させていただきました。 来年度の予算につきましては、医療センターと相談させていただきまして10枠ほど増加させていただく予定になってございますので、倍率の解消に向けて取り組んでまいりたいと思います。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。 国民健康保険の方と後期高齢者で、後期高齢者のほうがやっぱり多いんですね。だから、国民健康保険の方は75歳までですから、少なかった場合はそこを調整されて今回やられたということで、引き続きそのようにやっていくわけなんですね。 それで、先ほど言いやった田辺の、昔、国立と言ったんですが、そこと医療センターと二通りあったんですか。私は医療センターばかりだと思っていたんですが、今回から医療センターでできるんですか。 それで、私の知っている人がかかって、退職された中井院長先生の、意見書の中に中井先生になってあるけれども、中井先生いらっしゃるんですかということを聞いてきたので、いや中井先生、医療センター退職されて、立派な方やったんですけれども、年齢的に68歳以上は退職されたと思うんですけれども、やっぱりこちらへ応援に来ていただいているんですか。医師の所見の中で、私、聞いたんですよ、中井先生のあれやったというて。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  医療センター庶務課長の岡本から答弁させていただきます。 週に1度、中井先生、当院にいらっしゃって診療していただいています。 ◆6番(福田讓君)  これ医療センターのことやないんでね。 先生の所見の中で、医療センターの立派な中井先生の名前が印鑑を押してあったと聞いたんで、当院も来ていただいているんですね。分かりました。 人間ドックは、後期高齢者の方ってやっぱり脳梗塞というのもだんだん増えてくるということで、お聞きしますと、何か年を取ってやっぱり脳を使わなければ脳が萎縮してくるという、だからそのあたり、多くの方にやっぱりこの脳ドック、せっかく市が市民のために5,000円でやっていただいているという。なかなか当たりませんけれども、でも当たる方は当たるし、そのあたりはもう仕方がないことなんですが、もっとPRして今まで以上に、やっぱり脳は大事ですから。脳の萎縮というのは今だんだん高齢に伴って来るらしいですので、今後とも人間ドックを広報していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君)  1点だけお願いします。 去年の暮れにプレス発表があったと思うんですけれども、8年前の後期高齢者医療広域連合の職員のミスで余分に払戻しがあった中で、新宮市においては該当する被保険者はいたんでしょうか、いかがですか。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君)  こちらの対応につきましては、後期高齢者の広域連合のほうで対応となってございまして、新宮市のほうにその方が対象だったかどうかというところまでの連絡が来ていないのが現状でございます。ただ、後期広域連合で責任を持ってその方に連絡を取って対処するというふうには広域連合のほうからは連絡がございました。 ◆4番(大石元則君)  ということは、市のほうでは直接徴収に当たらなくてもいいという理解でよろしいんでしょうか。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程3 議案第4号 令和6年度新宮市介護保険特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程3、議案第4号、令和6年度新宮市介護保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(西洋一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第4号、令和6年度新宮市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の373ページをお願いいたします。 令和6年度新宮市介護保険特別会計予算は、第1条第1項で歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億328万円と定めるものです。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものであります。 第2条は、一時借入金の借入れの最高額を5億円と定めるものです。 第3条は、歳出予算の経費の金額を流用できる場合を定めたものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の386ページ、387ページをお開き願います。 3歳出、1款1項1目の一般管理費4,517万4,000円の主なものは、説明欄1の一般管理経費、2の職員7名分の人件費でございます。 388ページ、389ページをお願いいたします。 2項1目賦課徴収費608万2,000円は、介護保険料の賦課徴収に係る会計年度任用職員報酬と、賦課に係るシステム開発・運用支援委託料などであります。 390ページ、391ページをお願いいたします。 3項1目介護認定審査会費923万4,000円は、介護認定審査会委員報酬等です。 2目認定調査等費3,437万2,000円は、認定調査等事業に係る費用で、主に認定調査に従事する会計年度任用職員6名分の報酬と主治医意見書の作成手数料でございます。 392ページ、393ページをお願いいたします。 2款保険給付費は、要介護・要支援認定者に対する保険給付費で、総額38億428万2,000円を計上しております。 1項の介護サービス等諸費ですが、要介護認定者が居宅において介護サービスを受けたとき、また介護保険施設において施設サービスを受けた際のサービス給付費を計上しております。 給付費の内訳につきましては、1目の居宅介護サービス給付費から394ページ、10目特例居宅介護サービス計画給付費まで記載のとおりでございます。 396ページ、397ページをお願いいたします。 2項介護予防サービス等諸費7,692万2,000円は、要支援と認定された方に対する介護予防サービス給付費で、給付費の内訳につきましては1目から8目まで記載のとおりでございます。 398ページ、399ページをお願いいたします。 3項1目審査支払手数料341万4,000円は、国保連合会が行う保険給付費の審査支払い業務に対する手数料です。 400ページ、401ページをお願いいたします。 4項高額介護サービス等費9,534万7,000円は、要介護及び要支援者の方の1か月の利用者負担額が所得階層ごとに設けられた所定の額を超えた場合に、その差額分を払い戻すための費用でございます。 402ページ、403ページをお願いいたします。 5項1目高額医療合算介護サービス費1,216万9,000円は、同一世帯の要介護者が医療保険・介護保険の両給付を利用し、自己負担額が著しく高額になる場合に、医療・介護を通じた限度額を適用し、限度額を上回った額を支給するものであります。 404ページ、405ページをお願いいたします。 6項特定入所者介護サービス等費9,213万7,000円は、低所得者の負担を軽減するため、介護保険施設における居住費・食費の基準費用額と負担限度額の差額相当分を介護保険財源から補足給付するものでございます。 406ページ、407ページをお願いいたします。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金は、3年間の財政運営を行うため、令和6年度に見込まれる第1号被保険者の保険料の剰余金を積み立て、次年度以降の保険料の不足に充てるものでございます。科目設定でございます。 408ページ、409ページをお願いいたします。 4款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費1億3,451万3,000円は、要支援1と2の方と事業対象者に係る介護予防・日常生活支援総合事業に係る費用で、説明欄の記載のとおり、第一号事業サービス事業費負担金が主なものでございます。説明備考欄1番の短期集中型サービス事業費負担金171万2,000円につきましては、今年度から始める事業で、筋力低下などにより日常生活が困難な高齢者を対象に週1回以上、元気な体を取り戻すため効果的な介護予防プログラムを短期集中型サービスとして3か月間実施するもので、要介護状態になることを防ぐものでございます。 2目介護予防ケアマネジメント事業費4,112万9,000円は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る会計年度任用職員専門職6名分の報酬とケアマネジメント委託料に要する費用でございます。 410ページ、411ページをお願いいたします。 2項1目一般介護予防事業費230万9,000円は、要介護・要支援の状態にない一般高齢者に対し、各種予防教室や啓発活動を通し、要介護状態になることを予防するための事業で、説明欄のとおりでございます。 2項2目介護予防事業総務費2,222万1,000円は、介護予防事業に係る職員2名分の人件費と会計年度任用職員1名の報酬及び熊野川地域における介護予防事業の委託料でございます。 412ページ、413ページをお願いいたします。 3項1目総合相談事業費1,483万1,000円は、地域包括支援センターにおける会計年度任用職員専門職3名分と事務職1名分の計4名分の人件費でございます。 2目権利擁護事業費21万1,000円は、高齢者の権利擁護に係る弁護士の相談手数料等によるものです。 3目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費15万5,000円は、介護支援専門員の支援研修等に係る費用でございます。 4目任意事業費4,445万8,000円は、説明欄記載のとおりで、主なものは2の家族介護用品給付事業、3の配食サービス事業となってございます。 414ページ、415ページをお願いいたします。 3項5目包括的支援事業・任意事業総務費2,048万6,000円は、新宮市地域包括支援センターの事業費と、社会福祉協議会へ委託する熊野川地域包括支援センターを運営するための経費及び職員1名分の人件費でございます。 6目在宅医療・介護連携推進事業費768万5,000円の主なものは、新宮市医師会の協力を得て設置いたしました在宅医療の相談窓口業務に係る委託料でございます。 416ページ、417ページをお願いいたします。 7目生活支援体制整備事業費1,388万6,000円は、高齢者の生活支援のネットワークづくりに向けた社会福祉協議会への委託料で、第1層の市内全域に1名、第2層のうち高田・熊野川地区に1名の計2名のコーディネーター配置費用です。 8目地域ケア会議推進事業費47万円は地域ケア会議開催に係る費用を計上しており、9目認知症総合支援事業費44万9,000円は、認知症の早期発見、早期対応につなげる医師、保健師、介護支援専門員等の専門職で構成する認知症初期集中支援チームに係る費用でございます。 418ページ、419ページをお願いいたします。 5款1項1目公債費利子は、給付費等の支払いに財源不足が生じた場合における一時借入金の利子を計上しております。 420ページ、421ページをお願いいたします。 6款1項償還金及び還付加算金は、第1号被保険者介護保険料の還付金等です。 以上で歳出の説明を終わらせていただきます。 次に、歳入につきまして御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、380ページ、381ページにお戻り願います。 1款保険料1項1目第1号被保険者保険料は、現年度の特別徴収保険料・普通徴収分及び滞納繰越分の普通徴収保険料を合わせまして6億7,003万2,000円を計上しております。 2款使用料及び手数料は、いずれも科目の設定でございます。 3款国庫支出金1項1目の介護給付費負担金は、令和6年度の給付費見込額のうち、施設分としての15%、その他のサービスとして20%相当分を計上しております。 2項国庫補助金1目から5目の交付金及び補助金は、説明欄記載のとおりでございます。 4款支払基金交付金は、第2号被保険者の介護保険料負担相当分を社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、1項1目介護給付費交付金、次のページの2目地域支援事業支援交付金は、それぞれの事業費の27%相当分を計上させていただいております。 382ページ、383ページをお願いいたします。 5款県支出金ですが、1項1目の介護給付費負担金は、現年度分として、施設分は見込額の17.5%、その他のサービスは12.5%相当分となっております。 2項県補助金1目及び2目の地域支援事業交付金は、説明欄記載のとおりでございます。 3項1目貸付金、6款財産収入は、いずれも科目の設定でございます。 7款繰入金は、市の一般会計からの繰入金で、1項1目介護給付費繰入金から3目の地域支援事業繰入金は説明欄記載のとおりでございます。 4目その他一般会計繰入金は、介護保険事業に携わる職員7名分の人件費、事務経費及び低所得者保険料軽減に係る経費をそれぞれ一般会計から繰り入れるものでございます。 384ページ、385ページをお願いいたします。 2項1目介護給付費準備基金繰入金は、介護給付費、地域支援事業に充当するため基金を取崩しするものでございます。 8款繰越金から9款諸収入の1項から3項2目の返納金までは、科目の設定でございます。 3目雑入の説明欄5介護予防支援費収入1,267万5,000円は、要支援1、2の方に係るケアプラン作成の手数料でございます。 説明欄6総合事業ケアマネジメント収入1,267万5,000円は、総合事業に係る介護予防ケアプラン作成の手数料でございます。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。 なお、422ページ以降に給与費明細書を添付いたしておりますので、御参照のほどお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  今回、今、課長から御説明あった新しい事業で出てくる形ですね、これについてちょっと詳しく御説明してください。令和6年度から新しい、409ページに何か介護予防サービスの関係で御説明いただきました。詳しく御説明をお願いします。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  今年度から始める予定の短期集中型サービス事業費なんですけれども、これにつきましては、入浴や調理、買物、趣味活動等の生活行為に支障のある方を対象に、おおよそ週1回以上、生活行為の改善を目的として、効果的な介護予防プログラムを短期集中型サービスとして3か月間実施するものでございます。これにつきましては、先生並びに保健師、看護師さんに付き添っていただきまして3か月間集中的に、自分の悪い、ちょっと衰えたところを集中的に改善し、生活に支障のないようにやっていくというものでございます。 ◆6番(福田讓君)  御丁寧なる御説明をいただきました。 今までになかった事業というものなんですね。今まで、お風呂へ入れない方に対するお風呂サービスがあったんですが、今度はお医者さんがそれを所見を全部していただいたり、看護師さんがついていただいたりという形になっていくんですね。本当にいいことです。これは、あくまでも介護に行っていない、要支援の方、入った方じゃなしに、お買物とか生活に困窮されている方に対する、本当にこれ、うちだけですか。近隣町村もあるんですか、こういう。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  近隣町村はまだしていないと思います。和歌山県内では、やっているところはございます。 ◆6番(福田讓君)  いいことじゃないですか。これだけやっぱり新宮市、他町村に先駆けてやっていただくことは。私も感謝しています。だから、その内容的に3か月間集中的にやるということに対してどのようにされるのか、ちょっとお聞きしたいんですが、先生の所見を聞きながら、これはあくまでも介護のあれですね。要介護じゃない人ですね。だから、物すごくいいことですよ、これ。うちだけこれ、やること、隣の那智勝浦町とか太地町とか串本町はやっていないんでしょう。私は本当に感謝いたします。 そのあたり、これ市民の高齢者の方で買物にも行けない、料理もできない方、そういってトイレも行けない方をこれしていただけることは、本当にありがたいことじゃないですか。いいことではないですか。だから、もうちょっと詳しく説明してほしいんですよ。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  対象とされる方につきましては、要支援1、2の方、また事業対象者という方を対象者としていきたいと思っております。 先生につきましては、健康運動指導士が先生で、それの安全性を保つために付添いで保健師並びに看護師についていただきまして、週1回以上その方に合わせた、膝が悪い人については膝を強化するとか、肩が悪い人は肩の筋肉を強化するとか、先ほど議員おっしゃっていただきましたように、お風呂に入るのがちょっと大変な方についてはそういう筋力をつけていただいて、3か月間そういう運動をして筋力をつけていただいて生活を改善していくというようなことでなっております。 ◆6番(福田讓君)  いや、もう聞けば聞くほどすばらしいじゃないですか。これ、新宮市の高齢者もう45%を超えてきて、熊野川町も50、60%ぐらい高齢者です。本当に私も感謝します。ありがたいです。だから、ほかの町村まだやっていないことをやっぱりうちがやれるということはいいことじゃないですか。だから、私はそれに対して感謝していますし、ただこれ先生の所見とかいろんな診断を受けて、かなりの人がいらっしゃいますが、今のところで当局ではどのような方を把握されていますか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  これにつきましては、3か月ワンクールでさせていただこうと思うんですけれども、1回で10人から15人程度を考えております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、これはもちろん医療センターのドクターじゃないと思いますし、新宮市内で25人の開業医の方がいらっしゃいますが、その方にお願いしてとか、本当にいいことなんで、喜ばしいことだと思いますよ。 これ質疑なんですから、私も聞いていかなんだら、初めての事業ということで、だからもう手厚い、高齢者の方で身体に障害をお持ちの方に対してしていただけると。近隣市町村で誰もやっていないというんで、いいことじゃないですか、本当に。これはほんまにいいニュースですよ。私も聞いて、ああすごいなと、やっぱり。 新宮市にお住まいしておられる高齢者の方、要支援1、2でもやはり体の不都合によって介護に行けない方、その介護のランクが上がらない方もいらっしゃる。今厳しいですからね、国の査定は。なかなか10年前だと違いますよ。その当時だったら簡単にと言っては申し訳ないんですが、要支援から介護の1に上がるのはそれほど難しいこともなかったけれども、今、厳しいでしょう、査定が。そういう方に対して新宮市がこれだけのサービスをやるということは思い切ったことではないですか。課長、どうですか。副市長、どうですか。他町村にないと言ってますよ。 ◎市長職務代理者副市長(向井雅男君)  医療、介護との連携は本当に密接に連携してくると思いますので、その辺はフレイル対策も含めていろんな形で、お互いの国保、後期高齢、介護をいろんな連携しながら、それぞれの医療費の抑制に努めていく必要があると思いますので、新規事業でやるということについては効果があるのかなというふうに思ってございます。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。 あと、ちょっとお聞きしたいんですが、介護の認定をさせていただいた方に必ず点数がありますから、その点数を使い切ってしまった場合は10割負担とかいう、そのあたりの兼ね合いを私ちょっとお聞きしたいんです。 休憩していただけませんでしょうか、もう11時ですから。 ○議長(三栗章史君)  会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前10時59分--------------------------------------- △再開 午前11時14分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆6番(福田讓君)  議長、休憩を取っていただきましてありがとうございます。 先ほどの409ページを引き続き質疑させていただきます。 本当に課長、いいことですし、他町村にもない新しい取組ということでお聞きしたんですが、もう一度かみ砕いて、これ教育民生委員会できちっと教育民生委員会の委員の皆さんは詳しく聞けるけれども、我々はここしか聞けないんで、もう一度かみ砕いて、あれは教育民生委員会ですから、そのあたりもお聞きしたいんで、もう一度御説明お願いいたします。 ◎健康長寿課主幹(萩原桂二君)  健康長寿課、萩原より答弁申し上げます。 具体的に申し上げますと、この事業の対象者なんですが、先ほども言いましたように要支援1、要支援2、そして基本チェックリストという27項目程度の心身の衰えを調査する調査がありまして、それで心身の状態が衰えているということが判明した方ということを対象としております。 そのうち、具体的に言いますと、退院後に一時的に体の衰え、筋力の低下がある方、運動すれば改善が見込まれる方を対象として、健康運動指導士の方または看護師、保健師の方にも一緒にサポートしていただいて、筋力低下を改善するための運動をしていただく。短期間、3か月程度をめどに運動していただくということになっております。 基本的には改善して要介護状態にならないようにすることが目的でありますので、家で要介護状態にならないように努力できる方、もうええんや、ヘルパーさんに来てもらうんやよというような方ではなしに、そういう意欲のある方を対象に取り組んでいこうと考えております。 ◆6番(福田讓君)  御丁寧、御丁重なる説明をいただいて、分かりました。 本当にいいことですし、再度質疑いたしますが、要支援1、2、またチェックリスト、要介護に行かないようにするために、おけがなどして病院から入院して帰ってきて、自分本人が、高齢者の方、歩きやすい、動きやすいようにしたいという人に対しての手厚い新宮市が今度、来年度から始める事業であって、一旦お聞きしたいのは、整体師じゃなしに健康士ですか、そういった方と介護の看護師さんが一緒になって、これあれですか、1か所とかそういう先ほど15、6人ということを聞いたんですが、個別にそこの御自宅へ行くんじゃなしに、1か所かどこかの場所へ来て、そのような形に整体師や健康士の方の指導を受けながら、もう自分で生活を謳歌したいと、そういう形の方に対して、そういう御希望のある方に対して新宮市がそういう事業を行うということで理解してもよろしいんでしょうか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  3か月間クールでやらせていただこうと思っておりますので、5月から7月までを旧市内の春日隣保館でやらせていただきたいと思っています。     (「もう一度言ってください」と呼ぶ者あり) ◎健康長寿課長(西洋一君)  5月から7月までが春日隣保館のほうで開催したいと思っています。 また、夏はちょっと暑いのもあります。熱中症対策もありまして、10月から12月の3か月は高田地区に、また1月から3月までを佐野会館で行う予定としております。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。 そうしましたら、施設、会館等にそういった整体師の専門の方、骨格のことに関して詳しい方に来ていただいて、そこまではやっぱり自前でというんですか、今おっしゃったように春日、高田、佐野という形なんですが、そこへは大体15人程度の方を決められて、そこへ行っていただくのは実費なんですか。それとも何かほかの交通手段で行かねばならないんでしょうか。その辺お答え願います。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  基本的には、自分で来られる方につきましては自分で来ていただきたいんですけれども、ちょっと場所が遠いとかそういう場合はうちのほうで送迎を考えております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、そういった方に対しては介護保険が適用になっている方、適用になっていない方がありますね。要支援1、2の場合は介護保険が適用になって、それを申請して認めてこられた方。しかし、病院へ行ってまだそれがなっていないという方でしたら介護認定を受けていませんから、全部10割負担ですか、1割負担ね。大体所得によって違ってますからね、介護保険は。だから、そのあたりは介護保険の事業を使ってやるんですか。それとも別の事業でやるんですか。そこだけお聞きします。 ◎健康長寿課主幹(萩原桂二君)  本事業は介護保険の個人の限度額以外のところで実施します。そして、本人負担は頂かないということにしております。 ◆6番(福田讓君)  今のお言葉でしたら介護保険を使わないと。全額、市からのサービスという形なんですか。そこだけちょっとお聞きしたいんですが。 ◎健康長寿課主幹(萩原桂二君)  今回、171万2,000円予算計上させていただいておりますが、負担としては本人負担はございません。しかしながら、財源としましては国・県・市、介護保険の財源と同じように財源がついております。 ◆6番(福田讓君)  もう一点お聞きしたいんですが、そこへ自前で行けない人は市のほうで何とかするという形の御答弁をいただいていますが、それはうちの職員がしていただけるんですか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  基本的に、タクシーにお願いしたいと思っております。 ◆6番(福田讓君)  タクシー認定。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  すみません。タクシーを利用して送迎したいと思っております。 ◆6番(福田讓君)  タクシーとなったら個人タクシーになってきますし、市役所にも車がありますね。健康長寿課、どこでも所有している車があると思うんですが、そういうのでなしに、今15人程度を目標にするということでございますので、1名2名じゃないんで、何回も送迎していただけるんですか。 国からの補助金をくれるからできるというのは分かりました。ただ、職員の方、それに対してそれを一緒についていっていただいて、そこまで健康のために治療を受けるためのところまでは、うちの職員が案内するかそういうタクシーを出すということ、そのタクシーも国からの補助はくれるんですね。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  タクシー代も対象になっております。 ◆6番(福田讓君)  何回も言いますけれども、本当にありがたいことですし、やっぱり自分で歩いて、それをやりたいという意欲のある人だけですね、これは。あくまでも、ヘルパーさんに来ていただきたいんです、看護師さんに来ていただきたいんじゃなしに、なるべく介護保険の負担を少なくするため、そうですね。介護保険は、皆さんから皆保険ということで、40歳の方の若い方々にも頂いて、そして65歳から受益者ということで皆さん払っています。なるべく新宮市の介護保険を健全に使うために皆健康であってほしいと、そういうことでこれを始めるということで、いいことであると思います。また詳しいことは教育民生委員会で御説明していただいたら結構です。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程4 議案第5号 令和6年度新宮市と畜場特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程4、議案第5号、令和6年度新宮市と畜場特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 廣井生活環境課長。 ◎生活環境課長(廣井和樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第5号、令和6年度新宮市と畜場特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の427ページをお願いいたします。 令和6年度新宮市と畜場特別会計予算は次に定めるというもので、第1条第1項では歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,118万4,000円と定め、同条第2項では、款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 第2条では、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的等は、第2表地方債によるというものでございます。 それでは、事項別明細書にて御説明いたします。 歳出より説明いたします。 436ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費は2,621万2,000円となってございます。その主なものとしましては、437ページの会計年度任用職員報酬合計307万6,000円、光熱水費388万2,000円などでございます。 次に、438ページをお願いいたします。 2款1項公債費497万2,000円は、平成27年度に実施しました排水施設改修事業実施に係る起債の元金償還及び利子でございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 戻りまして、434ページをお願いいたします。 1款1項1目と畜場使用料157万2,000円、その内訳としましては、と畜場使用料150万3,000円を計上してございます。また、冷蔵庫使用料として6万9,000円を計上してございます。 2款1項1目衛生費県補助金は、211万9,000円を計上してございます。 3款1項1目一般会計繰入金は、1,687万5,000円を計上してございます。 4款1項1目財産貸付収入は2,000円、5款1項1目諸収入は21万6,000円を計上してございます。 6款1項1目と畜場事業債は、1,040万円を計上してございます。 なお、440ページに給与費明細書、441ページに地方債の現在高の見込みに関する調書を記載しておりますので、御参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  まず、確認なんですけれども、439ページの償還金の金額、ちょっと聞き違えたあたら悪いんですけれども、違う数字やったような気がしたんですけれども。四百九十何万と言ったかな。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 497万2,000円ということでございます。 ◆8番(東原伸也君)  合計してね。そういうことね。はい、分かりました。 437ページのと畜場改修事業なんですけれども、これ新規になりますか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  こちらは、来年度耐震診断、その設計ということで新規に上げさせていただいたものでございます。 ◆8番(東原伸也君)  そうすると、この結果でまた事業費が再来年度に上がってくるということになるんですよね。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  そのとおりでございます。 ◆8番(東原伸也君)  歳入で県費が落ちているというのはちょっと心配なんですけれども、その辺はどうですか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  県費の対象事業からちょっと外れているものが今回ございまして、それは今先ほど説明いたしました耐震診断ですね。そちらの設計については対象外ということなので、その分ちょっと県費のほうが減っていると。事業費としてはしっかり上がってございます。 ◆8番(東原伸也君)  そうすると、再来年度の事業費ということになれば県費も投入していただけるという見込みですよね。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  県費につきましては、これまで期限を切られて、まず3年間頂いて、それの延長の申入れを市からさせていただいたところ、来年度も県費は延長されております。今後も、それが延長されて、もちろんその工事費にも充てられるように、これからも要望をしっかりしていきたいと思います。 ◆8番(東原伸也君)  まさに今言ってもらったように、国・県要望の中で僕は重点的にやってほしいと前から言っているわけですが、今回も同じように添えて、教育民生委員会にあとはお任せしたいと思います。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程5 議案第6号 令和6年度新宮市駐車場事業特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程5、議案第6号、令和6年度新宮市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 津越商工観光課長。 ◎商工観光課長(津越紀宏君) (登壇) ただいま議題となりました議案第6号、令和6年度新宮市駐車場事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書443ページをお願いいたします。 新宮市駐車場事業特別会計の歳入歳出予算は、第1条第1項で歳入歳出の総額をそれぞれ608万1,000円と定め、第2項で、歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明させていただきます。 452ページをお願いいたします。 1款1項1目管理費の予算総額は250万1,000円で、その主なものは、手数料82万1,000円、警備委託料66万円でございます。 次に、2目一般会計繰出金につきましては、駐車場会計における収支差益分227万9,000円について一般会計へ繰り出すというものでございます。 454ページをお願いいたします。 2款1項1目公債費の元金につきましては駐車場事業債の償還元金130万円、2目利子につきましては駐車場債の償還利子の1,000円でございます。 次に、歳入について説明いたします。 450ページへお戻りお願いいたします。 1款1項1目の駐車場使用料につきましては607万9,000円で、一般駐車は一月当たり約720台、月ぎめの定期駐車は35台を見込んでございます。 2款1項1目の繰越金、3款1項1目の雑入につきましては、科目の設定でございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  450ページ、2歳入の使用料及び手数料なんですけれども、昨年度より11万6,000円歳入として上回っていますよね。その根拠はどういうところでしょう。それで、日に720台、月ぎめは何台でしたっけ。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より御説明させていただきます。 まず、450ページの使用料の比較、昨年度より上がっている分ですが、今年は世界遺産20周年もございますので、利用客数が増えるということを見込んで増加で計上させていただいております。 定期駐車は35台を想定しております。 ◆5番(月輪匡克君)  35台は去年と同じですか。それとも今年は増える目標で。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  昨年も同じ、同等の数字で上げています。 ◆5番(月輪匡克君)  720台というのは月平均720台ということですよね。今年になってからというか、コロナが明けてから増えていますか、減っていますか。何台ぐらい。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  昨年に比べて増えておりまして、今、月平均で1,240台ですね。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。以上です。 ○議長(三栗章史君)  2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  ただいまのと重複しましたので結構です。 ○議長(三栗章史君)  14番、榎本議員。 ◆14番(榎本鉄也君)  毎年もうこれ借金も終わって、一般会計に200万円ぐらい、230万円かな。大体毎年このくらい繰り出しているわけでしょう。以前ちょっと市長に質問したことがありますけれども、わざわざもう特会をずっとこれ残しておいて、一般会計に繰り出すみたいな形でやっているんやけれども、使い道というのは何か特別に設定しているんですか、商工観光か何か。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  財政課、小林より答弁いたします。 特会から頂いている繰出金ですけれども、頂いた後、特に使途は定めておりません。基本的には一般財源ということで、これまで償還している時点でうちから繰り出していたということもございますので、一旦それで頂きまして、一般財源として取り扱うこととしております。 ◆14番(榎本鉄也君)  だから、一般財源でぽっと入ってしまうので、それやったら、前も言ったと思うんですけれども、もう市でやらずに、これやったら観光協会にその分委託したら、観光協会の補助金も少ないと言われているんやから、ましてやさっき津越課長からあったように、世界遺産の20周年とかそういうのが今あって観光の産業というのをもう少し盛り上げていこうという、そういう流れの中にあるんであれば、わざわざこれ特会でずっと残して特会でこれで一般財源に繰り出してみたいな、そんなことするんであれば、もうこの部分は観光協会のほうに委託して、駐車場の管理はね。そこで観光協会の一つの財源に使っていただければと思うんですね。 これから観光協会のあそこもかなり、人件費なんかももう少し考えてあげられるんではないかなというふうに思うんですけれども、その点いかがですかと聞いたら質疑にはならんのか。 ◎市長職務代理者副市長(向井雅男君)  以前にも榎本議員から同じような質問があったかと思います。 今のところ、用地を整備させていただく、駐車場として整備していただく中で、JRを使っての駐車場、また新宮市内へのまち歩きの駐車場として利用していただいておりまして、また近くの勤務をしておられる方の月ぎめの駐車場として広く利用されている中で、その資金の明確化を含めて特別会計で処理をさせていただいております。 一方では、観光協会のほうへも補助金を出しておられますし、その辺もまた含めて、議員おっしゃっていることも一理あると思いますので、その議論は引き続きさせていただきたいというふうに思います。 ◆14番(榎本鉄也君)  ちょっと考えてみてください。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程6 議案第7号 令和6年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程6、議案第7号、令和6年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岩上管理課長。 ◎管理課長(岩上賢志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第7号、令和6年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の457ページをお願いいたします。 第1条第1項は、歳入歳出の予算の総額を685万3,000円と定め、第2項で、歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の最高額は1,000万円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。 466ページをお願いいたします。 1款1項1目の住宅資金貸付事業費につきましては、説明欄記載のとおり、8万2,000円を計上しております。 2目の一般会計繰出金についてですが、予算額677万1,000円を一般会計に繰り出すというものでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 464ページにお戻り願います。 2歳入、1款1項1目の一般会計繰入金及び2款1項1目の繰越金につきましては、科目の設定でございます。 次に、3款1項1目の住宅資金貸付金元利収入につきましては、説明欄のとおり、滞納繰越分の元金収入としまして587万4,000円、同じく利子収入として100万4,000円の収入見込みで、合計685万1,000円を計上しております。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 5番、月輪議員。
    ◆5番(月輪匡克君)  465ページの滞納者分の収入とありますよね。それと滞納利子分の収入がありますけれども、これ、あくまでも目安なんで、こう入るであろうということですよね。 ◎管理課長(岩上賢志君)  そのとおりでございます。 ◆5番(月輪匡克君)  464ページの比較で45万7,000円減っていますよね。ということで、やっぱり入ってくるお金も減るということを想定しているんですよね。その根拠的なものはどういうところから来ているんでしょうか、昨年度と今年度。 ◎管理課長(岩上賢志君)  調定額が減額したことにより、収納額も減っていくというような形になってきます。 ◆5番(月輪匡克君)  調定額を減らしたということはどういう根拠だったのでしょうか。 ◎管理課長(岩上賢志君)  納付により、繰越調定額が減るということになります。 ◆5番(月輪匡克君)  分かりました。ありがとうございました。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程7 議案第8号 令和6年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程7、議案第8号、令和6年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 廣井生活環境課長。 ◎生活環境課長(廣井和樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第8号、令和6年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の469ページをお願いいたします。 令和6年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算は次に定めるというもので、第1条第1項では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,049万5,000円と定め、同条第2項では、款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるというものでございます。 それでは、事項別明細書にて御説明いたします。 歳出より説明いたします。 478ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費は3,044万3,000円となってございます。主なものとしましては、479ページの会計年度任用職員報酬合計227万9,000円、光熱水費796万2,000円、施設管理委託料528万円などでございます。 次に、480ページをお願いいたします。 2款1項1目蜂伏団地共同汚水処理施設基金積立金1,000円は基金の積立てでございます。 次に、482ページ、3款1項1目利子5万円につきましては、一時借入金に伴う利息分でございます。 次に、484ページをお願いいたします。 4款1項1目予備費として1,000円を計上しております。 続きまして、歳入について説明させていただきます。 少し戻りまして、476ページをお願いいたします。 1款1項1目施設費負担金22万円につきましては処理施設への加入金で、年間1件を見込んでございます。 2款1項1目施設使用料2,628万9,000円、現年分2,611万2,000円、滞納分17万7,000円につきましては、施設の使用料でございます。 3款1項1目利子及び配当金2万6,000円につきましては、基金積立てに伴う利子相当分でございます。 4款1項1目基金繰入金395万9,000円につきましては、処理施設基金繰入金でございます。 5款1項1目繰越金につきましては、1,000円の科目の設定でございます。 なお、486ページ以降に給与費明細書を記載しておりますので、御参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  477ページをお開きください。 ただいま課長から御説明いただきました。年間1件増えると、そういう形で、これは私も市議会議員にさせていただいて今5期目なんですけれども、あそこの蜂伏団地、県営が市のほうへ委託になったということで、うちが処理しているんですが、これ、家の大きさとかそれによって使用料というんですか、これ収入が2,600万円ですね。何軒ぐらい今いらっしゃるんですか。まだあそこもまだ新しい家を建てられる十分な土地もありますし、今現在何軒ぐらいいらっしゃるんでしょうか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 今現在、令和5年6月現在になりますが、349世帯が在住してございます。 ◆6番(福田讓君)  477ページで、蜂伏団地の処理施設基金繰入れということで、今までの積立てがあって基金へ入れてくれているんですけれども、今の状態で蜂伏は若い方がいらっしゃいましてありがたいし、人口の増加にもつながっていると思うんですけれども、基金としては今もうほとんど残っていない。残っているんですか。現在の状態で、令和5年度で。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  令和5年度、11月末の時点のものでございますが、2億7,786万3,000円ということになってございます。 ◆6番(福田讓君)  それだけまだ残っているんですか。分かりました。 ただ、ここへ新しく家を建てていただける方、ありがたいんですが、その収入というのは1軒に対して皆同じなんですか。家の大きさによって、土地の大きさ、あれによって使用料というのは違うんですか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  まず、用途によって、家庭用、あと学校とか事務所でちょっと異なりまして、さらに基本料金がそれぞれ用途で異なり、さらに使用する量によって金額の設定がございますので、それぞれ異なります。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、使用料というのは水道料金のようにメーターをつけているんですか。普通浄化槽というのがありますね。合併浄化槽で皆さんつけていただいています。あれと別に、そこから出てくるいろんな、あそこ一帯のお住まいの方の皆さんの処理をしていただいている、本当にありがたいのですが、その量というのはどないして量るんですか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  量につきましては上水道の使用料を基礎として算出しております。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。 会議中ですが、午後1時まで休憩いたします △休憩 午前11時56分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中の当局の答弁において訂正の届けが出ておりますので、これを許可いたします。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  すみません。貴重な時間をいただきありがとうございます。 午前中、福田議員から質疑がありました短期集中型サービスの事業費につきまして、ワンクール15人と答弁させていただきましたが、10人に訂正させていただきます。誠にすみませんでした。     (「はい、了解いたしました」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  ありがとうございます。--------------------------------------- △日程8 議案第9号 令和6年度新宮市土地取得特別会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程8、議案第9号、令和6年度新宮市土地取得特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岩上管理課長。 ◎管理課長(岩上賢志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第9号、令和6年度新宮市土地取得特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の489ページをお願いいたします。 第1条第1項は、歳入歳出の予算の総額をそれぞれ2,783万6,000円と定め、第2項で、歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により、歳出から御説明いたします。 498ページをお願いいたします。 1款1項1目の用地取得費につきましては、説明欄1の用地購入費における土地購入費といたしまして2,778万9,000円を計上しております。その他補償金につきましては、科目計上となっております。その下の用地取得一般経費につきましては、普通旅費ほか、説明欄記載のとおりでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 496ページにお戻り願います。 2歳入、1款1項1目の繰越金につきましては、前年度繰越金として2,783万4,000円を計上しております。 2款1項1目の預金利子、3款1項1目の不動産売払収入は科目の設定となっております。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  499ページ、用地購入費になっていますよね。これはどこの土地を購入する予定としたんですか。 ◎管理課長(岩上賢志君)  土地取得特別会計につきましては、道路事業等の少額の土地取得で補正予算が間に合わないケースに備えるためのものでございます。 ◆5番(月輪匡克君)  予備費みたいな感じで捉えたらいいですか。 ◎管理課長(岩上賢志君)  そのとおりでございます。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程9 議案第10号 令和6年度新宮市水道事業会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程9、議案第10号、令和6年度新宮市水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 佐藤水道事業所業務課長。 ◎水道事業所業務課長(佐藤尚久君) (登壇) ただいま議題となりました議案第10号、令和6年度新宮市水道事業会計予算について御説明申し上げます。 恐れ入ります。予算書の501ページをお願いいたします。 第1条は総則規定でございます。 第2条は業務の予定量を定めるもので、給水契約件数を1万5,650件、年間総給水量を335万立方メートルとし、以下記載のとおり定めるものでございます。 次の第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入では、営業収益、営業外収益及び特別利益を合わせまして、第1款水道事業収益を6億5,996万4,000円と見込み計上いたしております。また、支出では、営業費用、営業外費用、特別損失及び予備費を合わせまして、第1款水道事業費用を6億1,760万4,000円と見込み計上いたしております。 次の第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入では、第1款資本的収入を3億3,495万9,000円と見込み計上いたしております。 次の502ページ、503ページをお願いいたします。 支出では、第1款資本的支出を7億1,043万7,000円と見込み計上いたしております。 なお、括弧書きにつきましては、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を補填する財源の内訳を記載いたしております。 次の第5条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を表のとおり1件定めるものでございます。 次の第6条は、企業債の目的、限度額などを定めるもので、3億3,100万円の借入れを予定いたしております。 次の第7条は、一時借入金の限度額を定めるもので、1億円と定めております。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものでございます。 次の第9条は、職員給与費及び交際費については、議会の議決を経なければ流用することができない旨を定めるものでございます。 また、第10条は、たな卸資産の購入限度額を924万3,000円と定めるものでございます。 それでは、内容につきまして、実施計画明細書により御説明申し上げます。 恐れ入ります。522ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出のうち、まず収入の1款水道事業収益、1項1目の給水収益は6億3,580万円を見込んでおります。 2目その他営業収益は、手数料及び他会計負担金で、131万3,000円を見込み計上いたしております。 2項1目の受取利息配当金7万1,000円は定期預金等の利息、2目の長期前受金戻入1,955万6,000円は補助金等の減価償却見合い分を順次収益化するもの、また3目の雑収益60万4,000円は浄水場内の駐車場の貸付料など、さらに4目の消費税及び地方消費税還付金261万9,000円は消費税等の還付見込額であります。 3項1目の過年度損益修正益は、科目の設定であります。 524ページをお願いいたします。 次に、支出でございますが、1款水道事業費用、1項1目の原水及び浄水費1億2,272万4,000円は、取水や浄水に伴う費用と浄水場の維持管理に要する費用で、主なものは委託料、動力費及び薬品費であります。 526ページをお願いいたします。 2目の配水及び給水費6,005万1,000円は、配給水管や配水池などの維持管理に要する費用で、委託料及び修繕費が主なものであります。 528ページをお願いいたします。 3目の総係費1億233万5,000円は、検針や料金徴収、会計事務などの委託料及び人件費、その他一般管理等に係る経費であります。 530ページをお願いいたします。 4目減価償却費2億7,907万4,000円は、建物や構築物等の減価償却費であります。 5目の資産減耗費558万4,000円は、改良工事に伴う除却費であります。 2項1目の支払利息4,728万6,000円は、企業債の償還利息55件分が主なものであります。 3項1目の過年度損益修正損は、過去の執行実績を参考に5万円を見込み計上するものであります。 4項1目の予備費は50万円を計上いたしております。 以上が収益的収入及び支出でございます。 続きまして、532ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出について御説明申し上げます。 まず、収入の1款資本的収入、1項1目の企業債は3億3,100万円を予定するものであります。 2項1目負担金395万9,000円は、消火栓の新設に係る一般会計からの負担金であります。 534ページをお願いいたします。 次に、支出でございますが、1款資本的支出、1項1目の改良費4億1,824万4,000円は、配水管布設替工事のほか、委託料や手数料等であります。 2目量水器費95万1,000円は、新品量水器の取付けに伴う費用の見込み計上であります。 3目の固定資産購入費4,755万円は、水道用地の取得などを予定するものであります。 2項1目の企業債償還金2億4,369万2,000円は、企業債の償還元金55件分であります。 以上が資本的収入及び支出でございます。 なお、505ページから521ページに、実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表及び予定損益計算書を付しておりますので、御参照のほどお願いいたします。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程10 議案第11号 令和6年度新宮市簡易水道事業会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程10、議案第11号、令和6年度新宮市簡易水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 城水道事業所工務課長。 ◎水道事業所工務課長(城弘樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第11号、令和6年度新宮市簡易水道事業会計につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります。予算書の537ページをお願いいたします。 第1条は総則規定でございます。 第2条は業務の予定量を定めるもので、給水契約件数を734件、年間総給水量を13万7,559立方メートルとし、以下、記載のとおり定めるものでございます。 次の第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、営業収益、営業外収益、特別利益を合わせまして第1款水道事業収益を7,779万7,000円見込み計上いたしております。 また、支出につきましては、営業費用、営業外費用、特別損失を合わせまして第1款水道事業費用を1億2,149万円見込み計上いたしております。 次の第4条は、建設改良費の資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、第1款資本的収入を1億96万5,000円見込み計上いたしております。 次に、538ページをお願いいたします。 支出につきましては、建設改良費、企業債償還金を合わせまして、第1款資本的支出を1億391万3,000円見込み計上いたしております。 次の第5条は、企業債の目的、限度額などを定めるもので、4,100万円の借入れを予定しております。 第6条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものであります。 次の第7条は、職員給与について、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として定めるものであります。 第8条は、たな卸資産の購入限度額を定めるもので、23万9,000円を限度額としております。 続いて、予算の内訳につきましては、実施計画明細書より御説明申し上げます。 恐れ入りますが、556ページをお願いいたします。 まず、収益的収入及び支出のうち、1款水道事業収益につきましては7,779万7,000円を見込んでおり、1項営業収益2,156万4,000円の内訳としましては、1目の給水収益が2,127万6,000円、2目その他営業収益が28万8,000円でございます。 次に、2項営業外収益5,623万2,000円の内訳ですが、1目の受取利息は科目設定でございます。 2目の他会計負担金3,384万7,000円は、一般会計からの繰入金でございます。 3目の長期前受金戻入は1,797万2,000円で、減価償却費に含まれる補助金等を順次収益化するものでございます。 4目の雑収益の2,000円は、水道用地の貸付料でございます。 5目の消費税及び地方消費税還付金は、441万円を見込み計上いたしております。 3項1目過年度損益修正益は、科目設定でございます。 続きまして、558ページをお願いいたします。 次に、支出でございますが、1款水道事業費用1億2,149万円のうち1項営業費用の1億1,543万1,000円の内訳としましては、1目の原水及び浄水費2,191万9,000円は取水から浄水に係る費用と維持管理に要する費用で、主なものは光熱水費、手数料、修繕費でございます。 次に、560ページをお願いいたします。 2目の配水及び給水費547万3,000円は、配水管や配水池等の維持管理に要する経費で、委託料、手数料、修繕費が主なものでございます。 562ページをお願いいたします。 3目総係費2,640万4,000円は、検針業務、会計事務等の委託料及び職員人件費、その他一般管理費等に関する経費でございます。 564ページをお願いいたします。 4目減価償却費6,113万8,000円は、建物や構築物等の償却費用でございます。 5目資産減耗費49万7,000円は、改良工事に伴う除却費でございます。 2項の営業外費用605万7,000円の内訳としまして、1目支払利息605万5,000円は、企業債償還利息36件分でございます。 2目の雑支出、3目の消費税及び地方消費税、3項の特別損失は科目設定でございます。 次に、566ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして御説明申し上げます。 1款資本的収入の1億96万5,000円につきましては、1項1目の企業債は、三津ノ簡易水道配水管移設工事及び敷屋浄水場の水質計器等の更新に伴う借入れでございます。 2項1目の負担金は、三津ノ簡易水道配水管移設工事の消火栓新設に伴う新宮市消防署からの負担金でございます。 3項1目の他会計出資金は、企業債元金の償還に伴う一般会計からの出資金でございます。 568ページをお願いいたします。 1款資本的支出の1億391万3,000円のうち1項建設改良費4,464万1,000円の内訳としまして、1目の改良費1,386万円は、三津ノ簡易水道配水管移設工事等に伴う委託料及び工事費でございます。 2目量水器費13万5,000円は、量水器の購入費でございます。 3目固定資産購入費3,064万6,000円は、敷屋浄水場の水質計器等の機械及び装置の更新費用でございます。 次に、2項1目の企業債償還金5,927万2,000円は、施設整備事業等に充当した企業債に対する償還元金34件分でございます。 以上が資本的収入及び支出の概要でございます。 なお、539ページから555ページに予算実施計画、キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表、予定損益計算書、注記表を添付しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  基本的なことをお聞きしてすみません。 簡易水道というのは、これはどこら辺の地区を中心というか、いろいろ分かれているような感じもするんでお聞きしたいんですけれども、お願いします。 ◎水道事業所工務課長(城弘樹君)  水道事業所工務課、城からお答えさせていただきます。 高田の西高田地区と熊野川町の日足、旧三津ノ村なんですけれども、三津ノ地区と小口地区、敷屋地区、宮井地区の5地区でございます。 ◆5番(月輪匡克君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程11 議案第12号 令和6年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程11、議案第12号、令和6年度新宮市立医療センター病院事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第12号、令和6年度新宮市立医療センター病院事業会計について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の571ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定です。 第2条は業務の予定量を定めるもので、病床数を285床、延べ患者数を入院6万5,340人、外来患者11万8,500人、1日平均患者数を入院179人、外来488人と、記載のとおり定めるものであります。 第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、医業収益、医業外収益、特別利益を合わせまして、第1款病院事業収益の合計額63億6,644万1,000円を見込み計上しています。その内訳につきましては、第1項医業収益が59億226万1,000円、第2項医業外収益4億4,089万7,000円、第3項特別利益が2,328万3,000円となっております。 次に、支出につきましては、医業費用、医業外費用、特別損失合わせまして、第1款病院事業費用の合計額74億5,491万3,000円を見込み計上しております。その内訳につきましては、第1項医業費用が73億8,269万9,000円、第2項医業外費用が6,901万2,000円、第3項特別損失が320万2,000円となっております。 第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、第1款資本的収入合計額8億6,118万3,000円を見込み計上しています。その内訳につきましては、第1項企業債3億2,340万円、第2項負担金交付金が5億3,778万1,000円、第3項固定資産売却代金2,000円となっております。 次に、支出につきましては、第1款資本的支出合計額12億5,970万1,000円を見込み計上しています。その内訳につきましては、第1項建設改良費が3億2,505万6,000円、第2項企業債償還金が9億2,804万5,000円、第3項貸付金が660万円となっております。 これにより、括弧書きに記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億9,851万8,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものといたします。 恐れ入りますが、572ページをお願いいたします。 第5条は、看護師助産師奨学金貸付事業について、令和6年度中に令和7年度貸付開始分の募集と貸付対象者の決定を行うため、債務負担行為の設定を行うものです。 第6条は企業債について定めるもので、起債の目的、限度額等につきましては表に記載しているとおりです。令和6年度は、先ほど御説明させていただいたとおり3億2,340万円の借入れを予定しております。 第7条は一時借入金の限度額を定めるもので、5億円と定めております。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものです。 第9条は、議会の議決を必要とする流用経費として給与費を35億8,188万1,000円、交際費を120万円に定めるものです。 第10条はたな卸資産の購入限度額を定めるもので、16億6,817万3,000円を限度額としています。 第11条は、重要な資産の取得といたしまして、手術支援システムなどの購入を行うというものです。 続きまして、予算実施計画明細書について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、592、593ページをお願いいたします。 まず、収益的収入及び支出の予算額でございます。 収入の予算総額として、病院事業収益63億6,644万1,000円を見込み計上しております。 1項の医業収益59億226万1,000円の内訳は、1目入院収益は39億5,870万2,000円で、延べ入院患者数6万5,340人を見込んでおります。 2目外来収益は17億3,104万8,000円で、延べ外来患者数は11万8,500人を見込んでおります。 3目その他医業収益は2億1,251万1,000円で、室料差額等です。 次に、2項医業外収益4億4,089万7,000円の内訳は、1目受取利息配当金9万円は定期預金の利息です。 2目他会計負担金4,672万円は、企業債償還利息に対する一般会計からの負担金及び産婦人科医師に対する割増手当の財源として、周辺市町村から受け入れる負担金のうち、新宮市分を計上するものです。 3目長期前受金戻入3億774万2,000円は、補助金や一般会計負担金等が充当された対象となる資産のうち、資産の減価償却見合い分を順次収益化するものです。 4目国庫補助金は、科目の設定であります。 5目県補助金239万3,000円は、和歌山県指定のがん診療連携推進病院の機能強化を図るために設けられた補助金等、県補助金の受入れであります。 6目負担金交付金1,283万9,000円は、産婦人科医師に対する割増手当の財源として周辺市町村から受け入れる負担金のうち、新宮市以外の他町村の分を計上するものであります。 7目その他医業外収益7,111万2,000円は、食堂、売店等の施設使用料等です。 次に、3項特別利益2,328万3,000円の内訳といたしまして、1目過年度損益修正益、2目固定資産売却益は、科目の設定であります。 3目その他特別利益2,328万円は、補助金や一般会計負担金等が充当された対象となる資産のうち過年度において減価償却が済んでいる分について、順次収益化するものです。 次に、594、595ページをお願いいたします。 支出の予算総額として、病院事業費用74億5,491万3,000円を見込み計上しております。 1項医業費用の1目給与費35億8,188万1,000円は、正職員299人と会計年度任用職員106人の給料・手当・報酬及び法定福利費並びに退職給付費・賞与引当金繰入額です。 2目材料費15億1,690万1,000円は、薬品費や診療材料費等です。 次に、596ページ、597ページをお願いいたします。 3目経費16億5,641万9,000円は、光熱水費や燃料費、修繕費、賃借料、委託料、謝金等です。 次に、598ページ、599ページをお願いいたします。 4目減価償却費5億8,624万4,000円は、建物や医療機器等の償却費用です。 5目資産減耗費952万1,000円は、医療機器の除却等に伴う費用です。 6目研究研修費3,173万3,000円は、医学図書の購入や、医師や看護師などが学会や研修会に参加する費用が主なものです。 次に、2項医業外費用の1目支払利息及び企業債取扱諸費5,712万1,000円は、企業債利息35件分及び一時借入金の利息です。 2目雑損失は、科目の設定です。 3目消費税及び地方消費税1,068万4,000円は、消費税等の納税見込額です。 4目補助金120万6,000円は通院等にバスを利用される方々の運賃の一部を助成するものです。 次に、3項特別損失の1目過年度損益修正損200万円は、過年度分の医療費還付等の見込み計上です。 2目固定資産売却損は、科目の設定です。 3目その他特別損失120万円は、奨学金の貸付けを行った看護師が貸付期間と同等の期間を当院で勤務したことに伴い、奨学金の返還を免除するものです。 以上が収益的収入及び支出でございます。 次に、600ページ、601ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして御説明申し上げます。 1款資本的収入といたしまして、8億6,118万3,000円を見込み計上しております。 1項1目企業債3億2,340万円は、医療機器及び施設設備改修等への充当を予定しております。 2項1目他会計負担金5億3,778万1,000円は、企業債償還元金に対する一般会計からの負担金です。 3項1目土地売却代金及び2目建物売却代金は、科目の設定です。 次に支出でございますが、1款資本的支出といたしまして12億5,970万1,000円を見込み計上しております。 1項1目施設整備費4,200万円は、施設設備の改修工事やそれに関わる設計業務委託に係る費用で、今年度は吹き抜け周りの外壁防水工事等を予定しております。 2目資産購入費2億8,305万6,000円は、手術支援システムなどの医療機器等22点の購入を予定するものです。 次に、2項1目企業債償還金9億2,804万5,000円は、企業債の償還元金35件分です。 次に、3項1目看護師等貸付金660万円は、奨学金貸付対象者11人分です。 以上が令和6年度予算の概要となります。 なお、573ページから591ページには実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定貸借対照表、注記表、予定損益計算書を付しておりますので、御参照願います。 以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 9番、百村議員。 ◆9番(百村匡洋君)  1点だけ教えていただきたいんですけれども、597ページの委託料の夜間休日受付警備業務委託料で、令和5年度がおよそ5,000万円で来年度2,500万円、半分ぐらい数字が少なくなっていて、ちょっと遡ると令和元年、2年度ぐらいから上がり始めているのでコロナ関連かなとは思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  こちらにつきましては、議員御指摘のとおり、コロナの面会受付がなくなった分等がマイナスになっております。 ◆9番(百村匡洋君)  コロナの面会受付だけでこのぐらいの差額、委託料というのが発生してくるような感じですか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  全額がイコールではないんですが、大部分がそちらの委託料がなくなることになっております。約2,000万円弱がそちらの額になっています。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 委託業者さんというのは何年間の契約でされてらっしゃるんですか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  こちらの分については、基本的には3年契約という形です。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 3年の中でも、業務内容がコロナの関連で変わることでこの委託料も御相談できたということですね。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  当初の時点でそういう条項を入れておりましたので、途中で解約という形です。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  597ページの謝金なんですけれども、これは今年度は増えているんですか、減っているんですか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  こちらにつきましては増加傾向にあります。中でもやっぱり産婦人科の非常勤医師に対するお金とかが伸びている状況です。 ◆8番(東原伸也君)  主にそういう感じでよろしいんですね。 診療指導と、それから応援医師等招へいですけども、大体何件とかというのは大体考えられているんですか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  各診療科、いろいろ交代交代で先生がいらっしゃるので、トータル何人来られるかというのはなかなかちょっと申し上げにくいところなんですが、大体実数にして80人程度の予定になっております。 ◆8番(東原伸也君)  分かりました。 もう一点だけ、例えば手術の際に先生に来ていただくと、医療センターへ。これもここの中に含まれるんですか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  はい、含まれております。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程12 請願第3号 高森地区への道路新設を求める請願書 ○議長(三栗章史君)  日程12、請願第3号、高森地区への道路新設を求める請願書を議題といたします。 請願第3号は、お手元に配付の請願文書表のとおり総務建設委員会に付託いたします。     (「医療センターやろ。俺、総務建設委員会やから医療センターの質疑しようと思ったら言えなんだ。何聞こうかなと思って。あるやろうと思うがな、医療センターのことやから」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  大西議員、議事進行でちょっと言うていただけたら。     (「議事進行やない、質疑やから」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  議事進行で聞かせていただきます。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  1番、大西議員、議事進行。 ◆1番(大西強君)  セクハラ禍も終わって、やっとまともな質疑をさせてもらえる思てよ。 それで、医療センターの予算について質疑するつもりやったんやけれども、その質疑の内容は、医療センターは企業会計やから、分かりやすいから、医療センターもそやけど、質疑する趣旨は、行政全般についての質疑になるんでみんなに聞いてほしかったんや。それで議長、当局にただしてほしいのは、議長、あんたにも関係することやで。いいですか。和歌山県知事が県民にこうコメントしたんや。ええか。公共事業で重ねた借金の返済が今後大きくなることが判明したと。何も対策を講じなかった場合、2025年度には貯金が底をつき、予算を組むのが困難になるという。すぐに対応する必要があるとして県独自に財政危機警報を発令したんや。こんなことを今頃知事は言うとるんや。大西は20年前からこれ言うとるんや。その間助かったのは、合併したからや。100億円からの予算が組めたから今まであったんや。医療センターもコロナ禍があって息継いどるだけや。それで合併特例債も全部使い果たして、これからや。合併前、コロナ禍前に戻るんやで。物すごいえらいで。知事は、このままやったら2025年に底をつくんやよ。財政を組めんようになるいうて、すぐに対応せなあかんということや。 そこでや。みんな20年も前から言うとるやろ。20年前の医療センターのことを言おうか。20年前や。医療センターの売上げは54億円、今56億円やで。2億円しか伸びてないで。2億円しか伸びてないんや。ところがや、50%やった、給料。24億円の給料が今34億円や。医療費に関する給料の比率が50%やったのが今60%や。 そこで謝金、だから20年前や。平成13年や。医者に払う謝金が6,100万円やったのが今1億4,500万円や。9,000万円上がっとるんや。委託費は、20年前3億5,700万円やったんやで。今7億9,700万円。売上げが上がっていないのに給料は10億円上がる、医者の謝金は上がる、委託費がどんどん上がっとるんや。 そこで、今度の予算、この予算の組み方はどうなっとると思うんな、これ。予算の組み方や、これ。みんな、議長、我々議会もしっかりせなんだら、これ今度の医業収益を59億円組んどるんや。それで医業費用73億円やで。どういうことな。予算やで。病院として、もうける金59億円や。ところが患者を診るのに費用が73億円や。その差が4億円みたいなやけれども、収入のところへ医業外収益や、これ。コロナの県からの補助金4億4,000万円入ったあるんや。この4億4,000万円は、これ入ってこなんだら収支8億円の赤字やで。予算を組むのに8億円の赤字を組むんや、これ。コロナで去年も4億1,000万円、県からの補助金があったから、それで赤字が3億円か4億円になっとるけれども、これ入ってこんようになったら毎年8億円、次の年は9億円、次の年は10億円いうて、この医療センターの借金は新宮市民が皆負わなあかんのや。 そこで、すぐ対処せなあかんと言うとるんや。これ、今まで委託料が凍結された時期があったんやだ。これ見てくれよ。努力やで、経営努力の話や。委託料が凍結された年、平成22年の売上げが55億円やったんやだ。ほいで23年に4億円増えて、24年に63億円になったから8億円増えたんやだ。この売上げが2年間で8億円増えたときに委託料が下がっとんのや、パーセンテージが。この医業収益に対するパーセンテージが12.3%やったのが、初めて、ずっと上がっていた委託料が下がったときがあるんや。ずっと上がってきたんや。それがずっと上がってきたんやで。ずっと上がってきて下がったときがあるんやだ。下がったときに8億円から伸ばしとるんや、売上げ。謝金も二、三百万円増えただけで売上げが8億円上がっとるんや。このとき誰が経営者しやったんな。俺が一番うるさかったときや、これ。だから、委託料は委託するんやから全部損害と違うんやだ。だけど、入札をきっちりして業者選定をきっちりして委託料の値段を下げよ。随契ばかりやないか。そうして経費を下げる努力をせなあかん。 してもね、議長、しても言うように、この医療センターの経営はそんなに改善されると思えんのや。これから漫然と何億円も出る、今年から。4億4,000万円必ず入ってくるのかどうか聞きたかったけれども、聞く間なしに行ってったさか誰か聞いてくれよ。教育民生委員会で聞いといてくれよ。見込んだあるんやで。コロナの県の補助金4億4,000万円入ってくるのを見込んだあるけど、これ入ってこなんだら今度の医療センターの赤字8億円になるんやで。4億円くれても4億円赤字や。何でかいうたら、去年の医業収益が2億8,000万円赤字やで。分かった。そしたら、今度の予算、その前の収入に欠損した2億8,000万円を乗せたんやで。これ見てみ、営業費用73億8,200万円や。だから、去年赤字になった分を今年も赤字になるやろうと増やしてきとるんや。ほいたら今年赤字になるやろ。赤字になったらまた2億8,000万円赤字かというたら違うやないか。前の年からしたらもう4億円からの赤字になるんやで。そやから、予算を組むとき、さっき駐車場で言いやったやろ。何でその収入増えたんな言うたら、今年はコロナも明けて観光客が増えるさか、上がるやろうと思うて上げとるんやろ。だから、予算を組むときには、前これだけ赤字になったからいうて赤字を乗せてくるんや。だから、こうして収入を増やす、医療費を増やす、支出金をこうして制限しとく、そやんで予算を組むときに収入をアップさせて予算提案して、8億円全部言いないで。半分は改革して支出原因を減らすと、ようけ出費。それで上げてくるんやったらええわよ。借金を目いっぱいした前の年の収入を上げて、ほいで支出も前の年赤字になった分を上乗せしてくるから、いつまでたってもずっと赤字になってきよるんや、これ。 そこで議長、あんたにも、この医療センターのこれから持続可能な経営をするのには、この前も言ったんや。病院の努力だけではもう無理や、これは。そこでや、知事は見直す言うてくるんや。この間まで我がらは広域と協定してみんなで頑張って知事に陳情して、医療センターの経営を改善する、助成してくれいうて頼むと言ってたんやで、あんたに。その知事が、このままやったら予算を組めんから見直すと言うたんやで、これ。補助してもらいに行こう思いやる矢先に、えらいさかあかんと言われとるんやで。どうするんな。ここに書いたある。何も対策を講じなかった場合はすぐに対応する必要がある。この医療センターの経営、何もしなかったらどうなるんな。毎年5億円も6億円もの借金ずっと払い続けんなんやろ。直ちに対応する必要があるんとちゃうか。 ○議長(三栗章史君)  分かりました。 ◆1番(大西強君)  いや、だから財政は、県の財政は知事やけども、新宮市の財政は市長や。すぐに手を打たなあかんのちゃうんか。 そこでや。議長に言うのは、ずっと俺言うとるんや、委員会でも。だから、この医療センターの改善は到底医療センターの経営努力だけで果たしていけるんかなと。そうなってきたときに、我々議員は一丸となって県に対してこれを要望なりを強めなあかんのと違うんかと思うんで、俺は総務建設委員会やから、教育民生委員会のほうは言えんから、そこら辺、だからこの医療センターについては意見を言おうかと思うたら誰も言わんさかい質疑したんやけれども、そんなことで、医療センターのことについては意見を言う機会がないんで、医療センターの今後の持続可能な経営のために議長もちょっと立ち上がってよ。 ○議長(三栗章史君)  分かりました。 ◆1番(大西強君)  頼みます。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの大西議員の御意見、しっかりいただきまして、対応のほうを早急にやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  6番、福田議員、議事進行。 ◆6番(福田讓君)  議事進行は議長の権限で許すことなんで、別にそれに対しては我々は言えないと思いますけれども、今、大西議員が言われたことも、本当に確かなことであると私は思っています。知事がそういうことでメッセージを出したということを大西議員は監査委員をしているからよく知っていると思うんですよ。 だから、医療センターはどうあるべきかと。それは議長、市長は今病院に入院されておりますし、市長だってやっぱり自分のこの間、いろんな病気で、私の伺っている病気も聞いていますけれども、医療センターのため、医療センターの先生の名誉のためにも彼は医療センターで手術されたと思います。しかし、大西議員がおっしゃっているのは確かにそのとおりなんですよ。 でも、これ二十何年前に市議会でやったんでしょう。私は市議会へ来てなかったけれども、あそこへ移転するということで相当な金額、100億円以上の借金ですか、起債をつけたと。これは私も聞いております。 だから、これは議事進行ですからね、議長。議長に申し上げることですから執行者に答弁を求めませんよ。だから、議長がしっかりしている議長ですから大丈夫だと思っていますけれども、知事もあそこまで言われたというんだったら、それは我々議会としてもやはり県の補助金がなかったらやっていけないと。当然ですよ。だから、医療センターの使命というのは、高収入な市民とか低収入の人と一緒じゃないんですよ。公平公正にするために、もうからない診療科目だってそれは、今18診療科目があるんです。営利を目的とするんだったら、いつでももうからない診療科はもう切っていったらいいんですよ。簡単な話です。だから、病院経営というのは、確かに大西議員が言われるように難しいと思います。やっぱり収入も大事。そして、あそこで働いている人のほとんどの事務員の方はニチイの方と、それだけでも努力していると思うんですよ。これ、一般職員あそこで100名もいたら物すごい収入が減ると思います。それでもやはり経営的にニチイの方にも来ていただいて年度の契約をされて、そして少しでも経費を少なくしていることも事実なんです。 しかし、これ御坊市だってそう。県下でも七つぐらいあるでしょう、公立病院。どことも大変です。前ありましたね、二、三年前に。那智勝浦町の町立温泉病院は、そういう赤字が続くから、これはやっぱり名前を上げて指摘されていましたよね、全国から。そのとおりだと思います。しかし、市立病院の使命というのは、市民のため、近隣町村8万人のために公平公正にやっていく。収入の多い少ないは関係ないんですよ。そこの経営は確かに難しいんだと思います。大西議員が言われるとおり、全くそのとおりだと思いますよ、私。だから今回、議長は議事進行で大西議員に対しても議会の進行は終わったけれども、議事進行として聞いていただいたんですよ。私はそれでいいと思います。 今後とも、ここで答弁を求めることじゃないんで、私も言わせてもらえば、医療センターは公立として、市民のため、近隣町村のため、近隣の市民のためにも含めて8万人の方の利用している中核病院です。知事からも言わせたら、これ医療の支援病院でしょう。地域医療支援病院のメニューの札を、こういう病院であるということも県からも証明してくれているところなんです。一部ではあるでしょう、問題になっているのは。民間にしたらいいと、赤字を落とすためには別の経営者を持ってきてね。ところが、私も申し上げます、議長。我々議会は市民の代表です。医療センターが民営になったときどうなるかということを私は危惧します。確かに民営に、今まで10年前、私は前任、前々の院長とかなり対峙しました。民営化すると言っていました。民営化したら看護師さんの給料は上げます、もっと楽になりますと、働きやすくなる。人口が減っているんですよ、今。人口2万7,000人、これが5年後に何人になるんか分かっているでしょう。だから、医療センターの経営についてはやはり市議会の全員が知恵を出し合って市長を先頭に、こういうときこそ地域医療支援病院という名誉ある肩書をいただいている以上は知事だってそんなにむげに、赤字だから駄目だということはないと思いますよ。 だから議長、これからやっぱり医療は本当に大事なんです。人間の命を守るのは医療しかないんですよ。だから、今、大西議員がおっしゃったように、やはり切っていくところは切っていく。委託費用だってもっと安くしていく。今、大西議員が言われたことは当然だと思います。ずっと同じようなシステムでいったらやっぱり赤字も増えていく。大変だと思います。ただ、コロナによって、今回の予算を見ていましたが、それがあればこそこうやって補填していただいている。これからコロナが5類になって県からの補助金がなくなってきたときに、だから私は市長にも、今度の一般質問で申し上げますけれども、那智勝浦町との協力を断って、県に対しても協力して、経費を少なくして、しかしながら市民のサービスは落としたら駄目です。だから議長、先頭に立って頑張ってください。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  ありがとうございます。 当局と議会としっかりと話し合いながら、最善の方向へ向けるようにこれからも努力してまいりますので、皆様、御協力よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △休会について ○議長(三栗章史君)  以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日3月1日から3月4日までの4日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、明日3月1日から3月4日までの4日間、休会とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(三栗章史君)  以上により、次回の本会議は3月5日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。 △散会 午後2時04分...