新宮市議会 2023-12-21
12月21日-04号
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第77号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第78号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第78号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第79号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第79号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第80号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第80号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第83号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第83号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第84号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第84号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第85号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第85号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第86号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第86号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第93号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第93号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第94号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第94号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程11 議案第81号 新宮市印鑑条例の一部を改正する条例
△日程12 議案第82号 新宮市会館条例の一部を改正する条例
△日程13 議案第88号 令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△日程14 議案第89号 令和5年度新宮市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
△日程15 議案第90号 令和5年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
△日程16 議案第91号 令和5年度新宮市
と畜場特別会計補正予算(第1号)
△日程17 議案第92号 令和5年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)
△日程18 議案第95号 令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)
○議長(三栗章史君) 日程11、議案第81号、新宮市印鑑条例の一部を改正する条例から日程18、議案第95号、令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)までの8件を一括議題といたします。 付託となった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 14番、
榎本鉄也議員。
◆14番(榎本鉄也君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に付託となりました議案第81号、新宮市印鑑条例の一部を改正する条例から議案第95号、令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)までの8件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 議案第95号、令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)について、委員中より、施設整備及び
医療機器等の補正内容について詳細を求めたところ、当局より「病院内の空調設備と医療機器の更新で、主なものは耳鼻咽喉科で使用している内
視鏡ファイバーの更新です」との答弁がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、付託されましたこれら8件の議案については、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(三栗章史君) ただいまの報告について一括して質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 これより各号分離の上、討論を行い、採決をいたします。 まず、議案第81号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第81号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第82号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第82号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第88号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第88号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第89号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第89号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第90号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第90号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第91号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第91号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第92号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第92号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第95号について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第95号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程19 議案第87号 令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(三栗章史君) 日程19、議案第87号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 分割付託となった総務建設、教育民生各
委員会委員長の報告を求めます。 なお、各
委員会委員長の報告の都度、質疑を行いますので、御了承願います。 まず、
総務建設委員会委員長の報告を求めます。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
総務建設委員会に分割付託となりました議案第87号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第6号)の本委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第87号中、本委員会に付託された部分につきましては、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(三栗章史君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 次いで、
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 14番、榎本議員。
◆14番(榎本鉄也君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に分割付託となりました議案第87号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第6号)の本委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 3款民生費、広域入所運営費では、委員中より児童数の増加について詳細説明を求めたところ、当局より「年度によって状況が変わるため正式な人数は把握できていませんが、転入者1名と市内の施設利用を希望していた方で広域に行かれた方が2名います」との答弁がありました。 続いて、生活保護扶助費では、委員中より「医療費が増加傾向にあるが医療扶助費の対象は何件か。また、高齢化等により今後も増加することが想定されるのか」との質疑があり、当局より「世帯数は把握できていないが、保護申請数も増加しているため、今後も増加が見込まれます」との答弁がありました。 また、4款衛生費、公衆浴場運営費では、委員中より「冬場は寒く、また暗くなるのも早いため営業開始時間を1時間早めることはできないか」との質疑があり、当局より「協議したいと思います」との答弁がありました。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種推進事業費では、委員中より「新型コロナウイルスワクチン接種により死亡者が出たと聞いているが、年齢等確認はできるか」との質疑があり、当局より「個人情報の特定につながるため、公表は控えたいと思います」との答弁がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第87号中、本委員会への付託部分については、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(三栗章史君) 委員長の報告について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 以上で、各
委員会委員長に対する質疑を終わります。 各
委員会委員長報告は、いずれも原案を可決すべきものとの報告であります。 以上をもって、議案第87号について討論を行い、採決いたします。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 各委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第87号は各委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。
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△日程20 議案第96号 新宮市
農林漁業体験実習館の
指定管理者の指定について
△日程21 議案第97号 新宮市
高田健康保養館の
指定管理者の指定について
△日程22 議案第98号
新宮市新熊野体験研修センターの
指定管理者の指定について
△日程23 議案第99号 新宮市多目的軽
スポーツ施設の
指定管理者の指定について
○議長(三栗章史君) 日程20、議案第96号、新宮市
農林漁業体験実習館の
指定管理者の指定についてから日程23、議案第99号、新宮市多目的軽
スポーツ施設の
指定管理者の指定についてまでの4件を一括議題といたします。 地方自治法第117条の除斥の規定により、11番、竹内議員の退場を求めます。 (11番、竹内弥生議員退場)
○議長(三栗章史君) 付託となった
総務建設委員会委員長の報告を求めます。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
総務建設委員会に付託となりました議案第96号、新宮市
農林漁業体験実習館の
指定管理者の指定についてから議案第99号、新宮市多目的軽
スポーツ施設の
指定管理者の指定についてまでの4件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 なお、本4件については、当局から選定結果報告書等、
指定管理者選定に際しての各種資料の提出を受け、資料も確認する中で慎重審査を行いました。 それでは、審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 議案第96号から議案第99号までの4件の
指定管理者の指定についてに関し、委員中より「選定結果通知書に要請事項が記載されているが、公募時にも条件を付していたのか」との質疑があり、当局より「
指定管理者変更時の職員の継続雇用といった点については、募集要項にも記載しています。その他、指定管理候補者によって求めるものが変わるため、本通知書には個別の要請事項も付しております」との答弁がありました。 次いで、委員中より「各施設はかなり老朽化しており、市としてどのような対応を行うのか」との質疑があり、当局より「一番古い施設で40年経過しているため、市において大規模修繕も検討していかなければならないと考えます」との答弁がございました。 さらに、委員中より「現在の
指定管理者は、コロナ禍の中、金融機関からの借入れや給料などのコストカットも行い事業を継続してきたと思うが、選定に当たり、そのような実績は考慮されていたのか」との質疑があり、当局より「財務諸表等でも確認しておりますが、今回の
指定管理者選定の上で大きなウエートを占めているとは感じておりません」との答弁がありました。 また、委員中より「新しく
指定管理者に選定された団体は、プレゼン結果などを見る限り、突出した点数となっている。どのようなところがよかったのか尋ねたい」との意見があり、当局より「申請団体は、それぞれ独自の強みを生かした提案でしたが、特に候補者は自主事業の企画提案だけではなく、情報発信や食堂関係においても熱い訴えの下、地域と連携して施設運営に当たりたいとの提案がありました。現
指定管理者のノウハウと新管理候補者のノウハウの相乗効果により、より満足度の高い施設になるのではないかとの期待感を選定委員が持った結果の点数ではないかと思います」との答弁がありました。 その他、委員中より「今回の
指定管理者選定については、議決前から非常に注目を集めており、来年4月からの開始時までに何らかの風評被害が起きないよう、市には十分配慮してもらいたい」との意見があり、当局より「長年、現
指定管理者が安定的な運営をしてきた中での変更となるため、雇用等の課題もあるかもしれませんが、丁寧な交代をしていただくため、市としても十分に支援しなければならないと考えます」との答弁がありました。 また、委員中より「本4施設の歴史的背景を考えるに、持続可能な経営を願う。そのためには
指定管理者だけに任せず、市も慎重に管理指導してもらいたい」との意見があり、市長より「管理候補者の新たな取組により、さらに発展していけるよう、市としてもしっかりバックアップしたいと思います」との答弁がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第96号から議案第98号までの3件については、挙手採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定し、議案第99号については、「
指定管理者の候補者の選定に当たり、まだ考慮すべき点が残っていると考え反対する」との討論があり、挙手採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(三栗章史君) ただいまの報告について、一括して質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 これより各号分離の上、討論を行い、採決いたします。 まず、議案第96号について討論ありませんか。 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 私は、この議案に対して反対の立場で討論いたします。 総務建設常任委員会でも申し述べましたとおり、
指定管理者の選定に当たってまだまだ考慮されるべきところが残っていると私は気づいたからであります。限られた時間ではありましたが、開示された資料の中から指摘することができます。 今回、
指定管理者の選定にあっては、向井副市長が委員長の立場で、向井副市長を含め当局から4名、民間から2名の計6名の選考委員が、資格のある3業者の評価を各委員、持ち点100点で12項目を評価し、合計点が満点の場合600点となるものであります。当然、得点の多い業者が指名されることになりました。私も、この総合評価点数方式に異論を挟むものではありません。 私が注目したのは、最後の審査項目の3業者が提示した指定管理料の申請価格についての評価結果であります。審査にあっては、申請価格が最も低い額になっているかが基準になっています。通常であれば、市が提示している年額860万円、5年間で4,300万円の指定管理料を下回る4,050万6,000円を提示した株式会社さくらコーポレーションが、30点満点の中で23点の評価であります。比べ、丸々そのまま4,300万円を提示したA団体の点数が一番低い13点と評価されても当然のように思われました。 しかし、A団体は、これまでの5年間で、コロナ禍にあっては旅行や飲食が自粛され宿泊者が来なくなった経営危機に際して、1年据置きの金融公庫からの借入れと人件費の大幅なカットにより、経営を維持されております。当然、借り入れたお金は令和3年度より毎月返済が始まり、令和8年度まで継続されることとなります。これは、財務諸表により明らかになっております。A団体にとって、指定管理料を抑えようとしても抑えられない状況にあると思われます。 私が申し上げたいのは、指定管理料の申請価格が最も低い額になっていることで高得点にしてよいものかという点であります。私は、審査の公平性からして、12項目の指定管理料の申請価格を評価の対象にすべきではなかったと考えております。コロナという不可抗力の経営悪化に見舞われたA団体と景気が回復してから新規参入される株式会社さくらコーポレーションとは、12項目めに限って言うと条件が違い過ぎるからであります。 私の見解を言わせていただければ、A団体のプレゼンの内容は、長年やってきた自分たちだったら、今後5年間継続するとすると経営はこうなるであろうという体験値であり、株式会社さくらコーポレーションのプレゼンは、私であれば5年間の間にここまで経営を改善していくであろうという期待値であると思われます。期待値が上回ったということでしょう。 私は議会の一員であります。公平性を重んじたいと考えております。審査項目の12番目において考慮すべき点があったにもかかわらず、なされていないと考えます。私は、議案第96号において賛成いたしかねます。よって反対いたします。 また、これまで建物の老朽化にもかかわらず長年おもてなしの心でもって経営を続けてこられたA団体に対し、心からの敬意と感謝の気持ちを申し述べて、私の反対討論といたします。
○議長(三栗章史君) 次いで、賛成討論。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) この案件、初日に上程されました。私、
教育民生委員会の委員として、
総務建設委員会に付託されますゆえ、その日の当日、質疑させていただきました。 そのとき、当局はじめ市長、副市長の答弁を聞かせていただき、また先般の
総務建設委員会での質疑の内容、答弁の内容等々傍聴もさせていただき、聞かせていただきました。その際に、プレゼンされたときの資料というのも見せていただくことができました。私も拝見させていただきました。そのときの当局の御答弁、いろいろ鑑みまして、現況、反対する理由には当たらずと考えました。 この上は、プレゼンの計画書にあったように、そちらの会社が高田区のため、新宮市のために頑張っていただくことを希望しまして、賛成の討論といたします。 以上です。
○議長(三栗章史君) 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) (登壇) 本件について、賛成の立場であえて討論を行います。 あえてという意味は、本案についての疑義の主な要因は、指定管理候補者の親族が現職の市議会議員である、政治倫理上問題ではないか、また既存の業者は長年にわたって運営してきた実績、功績がある、それに対する配慮、評価が薄いのではないかというものであります。 そこで、私は現在、新宮市の議会選出の監査委員であります。私の議員としてのポリシーのメインは、行政の公平性の確保、すなわち利権政治の排除であります。それゆえに、かねてより市長、議員もしくは市長、議員の親族が経営する業者が市が行う事業の請負などを受注すると、市当局の公平・公正な監督、指導、また議会のチェック機能を阻害する要因になるおそれがあり、現実的にも、過去において大きな不祥事が発生した経緯もあることから、私は政治倫理の観点から、市長、議員の親族が請負、
指定管理者になることは強く反対の主張をしてきたものであります。それゆえに、以前、本件と類似の寿楽荘の指定管理について、現職議員の配偶者が代表の業者を指定したことに反対をしているものであります。 でありますから、本件について賛成するということは、前の議員のときには反対しておいて今般の議員には賛成するのは矛盾するのではないかとの批判を受ける懸念があるからであります。誤解しないでいただきたい。 その後、これらの経緯も踏まえて議会に政治倫理条例策定特別委員会が設置され、慎重な調査、審議の末、現在の政治倫理条例が全会一致で可決、制定されたものであります。そして私は、本政治倫理条例に賛成し、その理由について賛成の討論を行っているのであります。 そこで、本案について検証するに、本案は、事前に希望者の募集を行い、審査選定委員会を設置し、応募のあった指定管理希望業者がプレゼンテーションを行い、公正・公平な審査により選定したものでありますから、審査選定委員会の選定過程において何ら瑕疵がない以上、本案に反対することは、候補予定者に対して憲法第12条自由権、第14条法の下の平等、すなわち人権侵害、差別になるおそれがあるからであります。要するに、本案に反対する何らの理由がないから賛成するということであります。 また、本市の他の部署においても業務委託等増加し、その上、随意契約が非常に多く見受けられるのが現状であります。既存参入業者の貢献度、実績評価は、えてして業者とのなれ合い、癒着に陥り、また新規業者の参入を困難にするなど、行政の公平性の確保、事業経費の合理化・節減の弊害になる原因ともなります。このことは、我々新宮市のみならず国、また和歌山県の財政が非常に逼迫している現在において、市が行う事業の請負、業務委託等の業者選定については情実を排して、本案のごとく競争入札等、公正・公平な業者選定を充実させるなど、地方自治法の理念、すなわち地方自治法第2条第14項「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」という理念を徹底し、事業の合理化、財政の健全化を図ることが最も重要であります。 今後とも、
医療センターなど他の部署の請負、指定管理、委託業者の選定についても、本案の審査選定作業に倣って、情実を排し公正・公平な競争による業者の選定をより一層充実させることを重ねて期待し、本案に賛成するものであります。 以上。
○議長(三栗章史君) 8番、東原議員。
◆8番(東原伸也君) 賛成の討論をいたします。 この件では、市民から疑問の声をいただきました。それは、事業者の親が市議会議員であるということです。議員の特権をもって優遇されるのではないか、利益を得る立場ではないかと漠然と思われているところです。これは、法律においても、法令、また新宮市政治倫理条例においても何も問題はありません。この議案を提出した市長、副市長、そして審議する我々議員ともに、この条例をつくった者です。違反をするはずはありませんし、チェックしなければならず、今後も絶対に守らなければならない立場の者です。 本議案は、そもそも事業者が高田の諸施設の管理者として適当かどうかという審査です。事業者においては市民の期待の声も聞いております。プレゼンの資料の精査や市長、副市長、当局の答弁、ともに将来に向けて期待のできる内容であると理解しました。 今後、当局と共に協力して地域の発展に寄与していただけることを期待し、賛成の討論といたします。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 これより本案について起立により採決いたします。 委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(三栗章史君) 起立多数であります。 よって、議案第96号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第97号について討論ありませんか。 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 先ほどの議案と同様、反対いたします。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 これより本案について起立により採決いたします。 委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(三栗章史君) 起立多数であります。 よって、議案第97号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第98号について討論ありませんか。 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 議案第96号と同様、反対いたします。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 これより本案について起立により採決いたします。 委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(三栗章史君) 起立多数であります。 よって、議案第98号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第99号について討論ありませんか。 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 議案第96号に準じて反対といたします。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 これより本案について起立により採決いたします。 委員長の報告に賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(三栗章史君) 起立多数であります。 よって、議案第99号は委員長の報告のとおり原案のとおり可決いたしました。 11番、竹内議員の入場を許可いたします。 (11番、竹内弥生議員入場)
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△日程24 請願第2号
小児インフルエンザワクチン接種費用の助成について
○議長(三栗章史君) 日程24、請願第2号、
小児インフルエンザワクチン接種費用の助成についてを議題といたします。 付託となった
教育民生委員会委員長の報告を求めます。 14番、
榎本鉄也議員。
◆14番(榎本鉄也君) (登壇)
委員長報告を行います。
今期定例会において、
教育民生委員会に付託となりました請願第2号、
小児インフルエンザワクチン接種費用の助成についてにつきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 本請願の趣旨は、多くの方がインフルエンザワクチンを接種することにより、集団免疫や脳症など重篤な合併症を防ぐ効果が期待でき、ひいては疲弊する地域医療を死守することにもつながるため、小児へのインフルエンザワクチン接種費用の助成を求めるものであります。 審査に当たって出されました主な意見等について申し述べます。 まず、委員中より「今年はインフルエンザが流行しており、今後も学級閉鎖などが懸念される。また、子供のいる家庭においては医療費負担を強いられるため、ぜひとも補助していただきたい」との意見がありました。 さらに、委員中より「この制度が制定された場合、いつから開始され負担額は幾らになるのか。また、既に接種している子が2回目以降から補助対象となった場合、1回目に遡及して対象となるのか」との質疑があり、当局から「制度設計はこれからとなるため、議会で採択されましたら、検討していきたいと思います」との答弁がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。 なお、本委員会において、会議規則第135条第2項により、市長に対し本請願の送付並びにその処理の経過及び報告を請求することが適当と決定した旨、併せて報告いたします。 以上で報告を終わります。
○議長(三栗章史君) 委員長の報告について質疑に入ります。 8番、東原議員。
◆8番(東原伸也君) 1点だけお願いします。 来年度以降のこのインフルエンザの予算というものについての話はありましたか。
◆14番(榎本鉄也君) 採択すべきかという議論で終わりましたので、ありません。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、請願第2号は委員長の報告のとおり採択し、併せてその処理の経過及び結果の報告を市長に請求することに決定いたしました。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前10時51分
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△再開 午前11時04分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程25 議案第104号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程25、議案第104号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第104号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、戸籍法の一部を改正する法律が令和元年5月24日に成立し、それに関連して地方公共団体の手数料の標準に関する政省令が本年12月6日にそれぞれ公布され、改正戸籍法の第5号施行日が令和6年3月1日に決定したことに伴い、そのことに合わせて新宮市手数料条例別表に関連する発行手数料及び交付手数料に関する規定を新たに追加するなど、所要の整備を図るものです。 恐れ入りますが、2ページをお願いします。 別表第1の15と16の改正につきましては、新たに交付を開始する届書等情報内容証明書の交付及び閲覧の手数料を追加するものでございます。なお、届書等情報内容証明書とは、戸籍届書の内容を証明するものでございまして、婚姻届や出生届など戸籍届書等の書類をスキャンして画像情報として作成された届書情報を用いて、その届書の写しを原本証明するものでございます。 3ページをお願いします。 別表第1の16の2の改正につきましては、新たに発行を開始する戸籍電子証明書提供用識別符号を1件につき400円の発行手数料を、4ページをお願いします、16の3の改正につきましては、同じく新たに発行を開始する除籍電子証明書提供用識別符号を1件につき700円の発行手数料をそれぞれ追加規定するものでございます。 なお、戸籍電子証明書提供用識別符号につきましては、今後、パスポートの申請など各種行政手続などにおいて、これを取得することで戸籍謄本の添付を省略できるものとされておりますが、今後の取得方法や活用については、現在、国が関係省庁と調整中で、詳細については今後示されることとなっております。 最後に、附則といたしまして、この条例は令和6年3月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) 今、課長、御説明ありがとうございました。 1点、パスポートを今言ったね。ただ、マイナンバーカードとか、あれで戸籍抄本、謄本は要らないということですか。
◎
市民窓口課長(栗林圭一君) おっしゃるとおりでございまして、今後、この識別符号を取得することによりまして戸籍謄本の添付が省略できるということになります。
◆6番(福田讓君) そしたら、振興局の総務課へ行って、私も切れまして、振興局へ行くときは、別に戸籍謄本を持っていかずに、マイナンバーカードと電子証明の番号を持っていって申請できるということでいいんですね。
◎
市民窓口課長(栗林圭一君) そのための今回、手数料条例の設定にはなるんですが、現時点ではまだできずに、早くても令和7年3月頃ということになっておりますので、まだ現時点ではちょっとできない状態にはなっております。
◆6番(福田讓君) 了解しました。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第104号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第104号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第104号は原案のとおり可決いたしました。
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△日程26 議案第105号 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程26、議案第105号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林
市民窓口課長。
◎
市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第105号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政省令の整備に関する政省令が本年7月20日に公布され、令和6年1月1日から施行されることに伴い、本条例の一部に所要の整備改正を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案書の2ページをお願いいたします。 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の表中、第26条第3項は、出産被保険者、すなわち出産する女性の産前産後期間に係る所得割額及び均等割額の減額について新たに規定するもので、単胎妊娠の場合は4か月分、多胎妊娠、すなわち双子以上の場合は6か月分、出産する女性の国民健康保険税の所得割額及び均等割額を減額するというものでございます。 3ページをお願いいたします。 第28条の3は、出産する女性の産前産後期間の国民健康保険税の減額に係る届出について新たに規定するもので、第1項は届書の記載事項を、4ページをお願いいたします、第2項は届書への添付書類を、第3項は、届出は出産予定日の6か月前からできる旨を、第4項は、減免を受けるには原則として届出が必要ですが、出産後も届出がない場合の配慮として、市が出生届などで必要な事実を確認できる場合には職権で免除できる旨を、それぞれ定めるものでございます。 最後に、附則といたしまして、この条例は令和6年1月1日から施行し、本条例の改正後の規定は、令和6年1月以後の期間に係る国民健康保険税について適用し、令和5年12月以前の期間に係る国民健康保険税については、なお従前の例によるというものでございます。 以上、誠に簡単でございますが、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) ただいまの課長からの御説明、大体分かりました。 これ、今これから結婚されてお子様を産んでいただいて、今、課長がおっしゃったように、双子とかは半分になるとか、だからそういったことが本当にここで一応議決になったら来年からでしょう。そしたら、今の若い子たちが結婚されて、そういう詳しいことは子育てのほうでそういう妊婦さんの方らにもちゃんと説明してくれるんやね。広報等でやるんですか。
◎
市民窓口課長(栗林圭一君) 今回の周知方法といたしましては、1月からもう始まるということで、まず12月から子育て推進課を通じまして、母子手帳等をまず妊娠されたら取りに来られますので、その際にお知らせのチラシのほうを配付させていただきます。で、12月と1月に広報新宮ホームページのほうですね、こちらにも掲載して周知させていただきます。
◆6番(福田讓君) 了解しました。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第105号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第105号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第105号は原案のとおり可決いたしました。
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△日程27 議案第106号 令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第7号)
○議長(三栗章史君) 日程27、議案第106号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第106号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に4億3,465万1,000円を追加し、補正後の予算額を197億4,791万7,000円にするというものであります。 第2条では、地方債の変更は第2表地方債補正によるというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、18ページをお願いします。 給与費明細書1の一般職、(1)総括について、比較欄に記載のとおり、
会計年度任用職員の報酬が135万6,000円の増、職員手当は時間外勤務手当により229万8,000円の増、共済費については
会計年度任用職員分16万1,000円の増で、合計381万5,000円の増額であります。 また、職員手当の内訳はその下の表に、
会計年度任用職員以外の職員と
会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、ア及びイに記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入ります。12ページをお願いします。 3歳出、3款民生費1項1目社会福祉総務費の新宮市住民税非課税世帯等支援給付金給付事業は、物価高騰対策として、家計への負担が大きい住民税非課税世帯等に対し、1世帯当たり7万円の給付金を支給するものであります。 14ページをお願いします。 4款衛生費1項2目予防費の新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、新型コロナウイルスワクチン接種に関する予防接種法の健康被害救済制度に基づく給付金の申請案件について、補正予算(第6号)に計上した1例目に続き、厚生労働大臣より本市における2例目の認定が通知されたため、健康被害給付金を支給するものであります。 16ページをお願いします。 10款教育費6項2目体育施設費の総合体育館天井改修工事につきましては、当該工事の施工により天井材の撤去を実施したところ、天井材の上に構造された屋根材に一部欠損箇所が確認されたことから、使用者の安全を確保するため、落下防止ネットの設置に伴う増額を行うものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、10ページをお願いします。 2歳入、14款国庫支出金について、金額、名称等、その内訳につきましてはいずれも説明欄記載のとおりであります。 21款市債については、事業の名称、充当率、いずれも説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 次に、4ページをお願いします。 第2表地方債補正でありますが、1件の変更で、起債の目的、限度額、借入れや償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) 御説明ありがとうございます。この説明を受けまして質疑をさせていただきます。 先般、私の一般質問の中で提起をさせていただきましたこの予算提案ですね。これについて、まず今回このように事業化されて、新宮市としては本日の議決に生きているところなんですが、これ、給付金は本年中にできるようになったんでしょうか、そのあたりをお聞きしたいんです。
◎福祉課長(前地秀高君) 福祉課、前地より答弁させていただきます。 現在、発送の準備をしており、本日議決いただき次第、発送できるように進めました。年内、12月28日に支給できるよう、25、26日にお送りしました確認書を返送いただいたら最終日、12月28日に支給できるように進めております。
◆6番(福田讓君) 分かりました。当局が一生懸命やっていただいたことに感謝申し上げます。やはり新宮市の職員のおかげです。質疑ですので、前に質疑もしました。本当にありがたいんです。 そしたら、25日、26日ということは土日重なってくるんですよね。今、郵便局は土日、配達しません。私のこれ質疑ですから、本日議会で可決になった場合の仮定ですよ。すぐにそれが発送できるんですか。
◎福祉課長(前地秀高君) もう議決をいただき次第、発送できるよう準備しております。
◆6番(福田讓君) 郵便局、本日午後持っていったら明くる日になってくるんよね。私も知っています、しょっちゅう手紙を出していますから。そしたら土日にかかってくるんですよね。そうしますと、本当に皆さん方、一生懸命やってくれた、これも市長の主導でやっていただいたと思うんですが、那智勝浦町は12月7日の当初に、この間申し上げましたとおりです。うそじゃないんですよ。当初に上げてきたんですよ。だから福祉課の方、そして財政の方、財政当局が、うちで言わせたら。仮の話ですよ、仮ということは、当初7日に提案しておいたら即決で那智勝浦町もしたという話なんですが、そこがちょっと遅く出てしまったということなんですけれども、そういうことは事実なんでね。しかし、あなた方が一生懸命やっていただいて、市長からのいろんな話もあって、よくやっていただきました。喜んでいますよ。だから私は、これが年末に、今、課長のお話では25日、26日でやりますと。そしたら、これ銀行振込にできる期日というのは市としては何日を想定されていますか。銀行として、市が返ってきたと言っていましたね。ということは、書類を今までどおり封筒で送ると思うんですよ。そして、それを確認してもらう。それはやっぱり新宮市のすばらしいところなんですよ、職員の。他の市町村ではもう申請不要でやっていますけれども、もし何かあったときは市の職員の不手際になりますから。うちの職員はしっかりしています。必ず相手にオーケーをもらう。サイン等、今までどおりやるんですね。ちょっとお聞きします。
◎福祉課長(前地秀高君) 議員おっしゃられるとおり、今までどおり確認書を送付して、その返送をもって支給事務に取りかかるというふうな段取りになっております。 また、まず1回目の支給日については今月末、12月28日を予定しておりまして、支給に係る準備のため、26日に提出いただいた確認書については処理できるという段取りになっております。
◆6番(福田讓君) 郵便局、本日午後から。恐らく那智勝浦町の予算で見ますと2億2,050万円計上されます。うちは約3億8,000万円ですね。7万円で割りますと大体5,000人以上あるということです。すごい数です。それをあなた方はよくやっていただいた。かなり御苦労なさったと思います。市長、本当にありがとう。感謝しています、職員のすばらしさに。 ところが、郵便局が相手でございますので、郵便局は土日は配達しないと。そうしますと、郵便局の職員の方も一生懸命配達をしていただけるが、そうしたときに、今お話を聞きますと、25、26日と。そして28日の銀行の開いているときに最終的に振り込む、ありがたいことです。ところが、郵便によって前回も遅れた、3日もかかったところがあるわけなんですよ。そういったときはどうしてもできないと。それはもう致し方ないということになると思うんですが、26日の
熊野川行政局、三輪崎支所、それで本庁、26日の5時15分で閉庁の対象になってしまったときに、そのあたりの考えはどのようにされているんですか。
◎福祉課長(前地秀高君) 三輪崎支所、高田支所、
熊野川行政局においては5時15分というふうに考えております。それまでに提出いただいた方はこちらで回収して実際に事務処理を行いますので、こちらの別館に設置する事務室においては、職員のおる間は受け付けたいと考えております。
◆6番(福田讓君) 私も、これだけ職員の皆さん一生懸命やってくれた、市長も頑張って指示を出していただいたということ、近隣町村にはないはずです。うちだけだと思います。那智勝浦町も私、昨日聞きました、行ってきて。準備するけれども支給は来月やと。だから、年末にこのような7万円の支給をしてくれるところは恐らくないと思います。やっぱり新宮市は大したものだと、私は本当にありがたいお言葉をいただきました。これは職員の皆さんのおかげです。僅かこれ1週間でやったんですよ、あんた方。大したものです。私は、それは感謝申し上げます。しかし、質疑は質疑でしておきます。 さあこれ25、26日、かなり入ってくると思います。だから、御本人か誰か代理でも、新宮市のどこかの部署に恐らく垂れ幕でも作って、ここが支給のところですよと、ここへ持ってきてくださいというような形はしていただけると思うんですが、いかがですか。
◎福祉課長(前地秀高君) 市役所内1階に事務室の案内の掲示を今まで同様に行います。またこちらも、議決いただいてからになりますが、明日あさってのうちには、こういう給付金がありますと、26日までに提出いただいた方は28日に振り込みますというような新聞広告もお願いする予定にしております。
◆6番(福田讓君) 分かりました。新聞広告等もしていただけるということは、紀南新聞は私の想像では1万ですか、それで熊野新聞さんも8,000ぐらいの部数があります。でも、その中で新聞記事を見た方が、「あ、新宮市はしてくれるんか」ということで、本当にこの間も申し上げたんですが、さきの議会で先週ですか、生活保護ですね、扶助費の金額、5,000万円も今度増えています。だから、このコロナによってやはり御商売人の方とかいろんな方が生活に苦労されている。なおかつガスは上がる、ガソリンは上がる、電気代は上がる、やっぱり年の瀬を越えるためには皆さん苦労されています。本当によかったんですが、私、そこだけ気になってね。 高齢者の方でしたら、車でぱっと来て窓口へ行って、三輪崎支所は5時15分、
熊野川行政局は何時か、同じだと思うんですけれども、うちの本庁だけが少し長くしていただいて受け入れたら、今の御答弁では26日までに本庁へそれを持参していただくか、郵便では遅いですよ、もう。郵便局はもう3日以上かかりますから。だからそのあたり、しっかりと御対応していただいて、別に来年でもいいという人はごゆっくりしていただいても結構なんですが、やはり生活資金にお困りの方が多くあるということなんで、本当によかったと思います。それは私も今お聞きして、新聞広告もしていただくと。やっぱりきめ細かな対応をしていただいた。本当にありがたいと思います。 ただ、郵便局の配達員の方がどうされるかということだけが気がかりで、これは我々には言えませんので、相手は民間会社ですからね。まあ、よくやっていただきました。 ただ、心残りはやっぱり、これ当初予算に上げていただいていたら、これは課長のところじゃないと思います。財政の担当の、総務部でしょう。そのあたりのあれで、当初5日にこれを計上されていたらもっと楽にいけたと思います。しかし、近隣町村では今年中に、この支援の給付をできるところは恐らくないと思います。だから、よくやっていただきました。ほんまに職員の皆さんが市民の福祉のために、こうやって低所得者のためにやっていただく。支給してくれるのは間違いないんですが、今年中にやった、僅か1週間でやったということは私も感心しました。今後とも福祉課の皆さん、しっかり頑張っていただいて市民のために働いていただくように、ぜひともお願いします。 質疑を終わります。
○議長(三栗章史君) 7番、濱田議員。
◆7番(濱田雅美君) 17ページの総合体育館天井改修工事なんですけれども、これ改修の箇所が新たに必要になったということの予算計上だと思うんですけれども、修繕工事の完了予定はどのようになって体育館の再利用はどのような予定になっているか、再度教えていただけますか。
◎生涯学習課長(野本渉君) 生涯学習課、野本より答弁させていただきます。 今回、追加工事が発生いたしまして、今後、本日予算が認められましたら資材を発注し、確保するまでにある程度の期間が必要となります。でも、できるだけ早く再開を目指して、できれば2月中に工事を完成して、その後利用を再開したいと、このように考えております。
◆7番(濱田雅美君) 当初の予定よりもまた延びてしまうと思うんですけれども、それをまた皆さん、市民の御利用いただく方に広報していただかないといけないんですけれども、そちらのほうはどのようにお考えでしょうか。
◎生涯学習課長(野本渉君) その点につきましても、本日議決いただきましたら速やかにお手紙、文書等、あと必要に応じてお電話で連絡させていただいて、御理解を求めていくという形で考えております。
◆7番(濱田雅美君) お願いします。再開を楽しみにしていらっしゃる方のお声も聞いておりますので、またそちらのほうに、延びたということをしっかりと周知していただきたいと思います。 以上です。
○議長(三栗章史君) 5番、月輪議員。
◆5番(月輪匡克君) 2ページの第1表歳入歳出予算補正の21の市債がありますよね。それで、次の4ページに第2表地方債補正とあるんですけれども、これは市債の一部が地方債として記載されているんですか。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) 今回の天井材の追加工事につきまして400万円の事業費ですけれども、その点を過疎債の地方債の財源を用いて実施していこうというものでございます。
◆5番(月輪匡克君) これは、地方債というのは市債の一部になるということですか、見方としては。それでよろしいんですか。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) 市の借入金ですけれども、地方債の一部でございます。
◆5番(月輪匡克君) ありがとうございました。
○議長(三栗章史君) 9番、百村議員。
◆9番(百村匡洋君) 重ねての質疑になるんですけれども、給付金についての支給日です。26日までに回答があれば28日ということだったんですけれども、27、28日に回答があった場合、年明け等の対応もよろしければ回答願います。
◎福祉課長(前地秀高君) 福祉課、前地より答弁させていただきます。 第1回目の給付については12月28日を予定しておりますが、その後、確認書の返送が着いた分について順次支給となりますが、どうしても正月休みに入りますので、第2回目は10日から中旬、第2週か中旬頃になろうかと思いますが、できるだけ早く支給したいと考えております。
◆9番(百村匡洋君) ということは、26日に回答があって28日のように届いて2営業日後の振込等ではなく、1月おおよそ2週目に一括して支給を予定しているということですか。
◎福祉課長(前地秀高君) どうしても、返送いただいた分については支払いのための事務処理ですとか、ある程度日数が必要になります。銀行さんへの提出期限もありますので、そのあたりは事務処理の状況を見ながら、ある程度まとまった額で支給できるようになると思いますが。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。事務処理等々、26日の反応を見て、ちょっと年明け以降もどういうふうにしていくか、まだ未定ということ。
◎福祉課長(前地秀高君) この同様の給付金、10万円、5万円とありましたが、今までの状況を見ますと、発送後、このたびのように木曜日、金曜日に発送して週明けに着くというよりは、ある程度、2、3週間後に到着の件数がかなり一気に増えます。大体1か月程度で8割方は給付するんですけれども、どうしても件数が恐らく多くなると思いますので、こちらも二重チェック等を行う必要がありますので、第1週、9日程度はちょっと難しいかなとは考えております。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。先日の一般質問から急ピッチでされていらっしゃるので、まずは28日、年内というところもあったと思うんですけれども、また決まれば何かしらでお示しいただければと思います。よろしくお願いします。 あと、別件で大浜体育館について質疑させていただきます。 現状利用できない箇所というのは体育館になるかと思うんですが、トレーニング室等は現状も利用できるということなんですが、今回の新たな改修に当たっても変更ないでしょうか。
◎生涯学習課長(野本渉君) そのとおりでございます、変更はございません。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 以上です。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第106号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第106号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第106号は原案のとおり可決いたしました。 以上をもって
今期定例会の日程は全て終了いたしました。
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△市長挨拶
○議長(三栗章史君) ただいま田岡市長より本定例会閉会に際し挨拶の申出がありますので、発言を許可いたします。 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) (登壇) それでは、12月定例会閉会に当たりまして御挨拶を申し上げたいと思います。 改めまして、皆様におかれましては、今定例会におきましても提出させていただきました議案に対しまして慎重審査をいただき、全ての議案に了解いただきましたこと、心よりお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。 特に、今可決いただきました物価高騰対策の中での住民税非課税世帯等への給付金に関しては、先週、一般質問で大変強い御指導をいただいた中、年内に一部給付をするということが実現できました。このことは、もともと年内給付は無理だということの中での議員からの一般質問でありまして、可能になったということで、改めて、やれない理由を並べるのではなくて、やれるように頑張る、頑張れるということが証明された事例でもあったというふうに思っておりまして、今後の「市政は市民のためにあり」の市政運営にとって非常に大きな手本ともなる事案でございましたこと、本当に心より感謝もしているところであります。本当に質問ありがとうございました。 今後も、持続可能な財政運営の上、市民生活に密着した施策の推進によって、誰もが住みたいまちへとつなげてまいりたいと存じます。どうか議員各位におかれましては、なお一層の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 いよいよ今年もあと10日ほどで終わります。皆様におかれましては、健康には十分留意され、新しい、すばらしい年を迎えられますことを心より祈念して、御挨拶といたします。どうもありがとうございました。
○議長(三栗章史君) 市長の挨拶を終わります。
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△閉議及び閉会の宣告
○議長(三栗章史君) 去る12月5日開会以来本日まで、議員各位におかれましては、終始御熱心に審議いただき、また議会運営に対し絶大な御指導と御協力を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
今期定例会に付議されました諸案件につきましては、その議了を見ましたので、以上をもって令和5年12月新宮市議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午前11時44分地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 新宮市議会議長 三栗章史 新宮市議会副議長 大石元則 署名議員 月輪匡克 署名議員 吉良康利...