新宮市議会 > 2023-09-12 >
09月12日-02号

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  1. 新宮市議会 2023-09-12
    09月12日-02号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 5年  9月 定例会          令和5年9月新宮市議会定例会会議録             第2日(令和5年9月12日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員14名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  湊川大介君                             4番  大石元則君                             5番  月輪匡克君                             6番  福田 讓君                             7番  濱田雅美君                             9番  百村匡洋君                            10番  吉良康利君                            11番  竹内弥生君                            12番  中山忠吏君                            13番  榎本友子君                            14番  榎本鉄也君                            15番  三栗章史---------------------------------------欠席議員1名、氏名は次のとおり。                             8番  東原伸也君---------------------------------------議事日程 令和5年9月12日 午前10時開議 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(1)から---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(1)から(4)まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               福本良英君               参事(港湾担当)         小渕 学君               企画調整課長           勢古口千賀子君               商工観光課長           津越紀宏君               総務部               部長               南  守君               次長兼財政課長          小林広樹君               参事(防災及び危機管理担当)兼防災対策課長                                竹田和之君               秘書課長             竹田和博君               総務課長             赤木博伯君               選挙管理委員会事務局長監査事務局長                                木田和彦君               市民生活部               部長               西山和視君               生活環境課長           廣井和樹君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        中上清之君               次長兼地域保健課長        辻本美恵君               参事(地域医療・新型コロナワクチン担当)                                小内洋二君               健康長寿課長           西 洋一君               子育て推進課長          梶田卓哉君               建設農林部               部長               木村雅洋君               都市建設課長           工藤英二君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        下路 拓君               医療センター               事務長              福嶋律文君               水道事業所               所長               望月敬之君               消防本部               消防長              垣内一男君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               尾崎正幸君               次長兼教育政策課長        馬込克彦君               教育政策課企画員         富田英之君               生涯学習課長           野本 渉君               文化振興課長           峪中直樹君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長               岡崎友哉               次長補佐             杉岡 睦               庶務係長             中尾 愛               議事調査係長           大居佑介             第2日(令和5年9月12日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(三栗章史君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 なお、本日、東原議員より忌引のため欠席の申出がありましたので、報告いたします。--------------------------------------- △日程1 一般質問 ○議長(三栗章史君)  日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、一般質問通告表により、その番号順に従って順次発言を許可いたします。 当局の答弁は、備付けのマイクを通して明快に答弁願います。 なお、今期定例会一般質問は、議会運営の都合上、会議規則第54条の2の規定に基づき、あらかじめ発言時間の制限を答弁を含め1人90分といたします。 なお、通告表の番号1、大西議員一般質問に際しては、会議規則第148条に基づき、議長においてあらかじめ資料の配付を許可しておりますが、個人情報保護のため質問終了後資料を回収いたしますので、御了承願います。 それでは、一般質問を行います。     (「議事進行、1番」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  大西議員、どういった議事進行でしょうか。 ◆1番(大西強君)  議長、この開会日、5日に、議長に大西の一般質問、当局の顧問弁護士に質問したいんで招聘してくれという議事進行をお願いしたんですけれども、これが紀南新聞で報道されているんですよ。とにかくこの紀南新聞は大西の発言、今回は大西議員議事進行と名前が書いたある。これで議事進行をかけた内容が報道されているんですよ。これに異議はないんですよ。これ議長、また暫時休憩の後、向井雅男副市長が答弁。地方自治法第121条の解釈を顧問弁護士に聞き議長に回答するとしたことで大西議員も了解した。これはいいんですよ。さらに、福田議員議事進行し、議事進行は議長の権限であり、議事進行に当たらないと判断すれば止めなければならないというてすぐ載せてるんですよ。この報道を見たら、大西の議事進行議事進行に当たらんと、否定的に載せるんですよ。議長、僕の議事進行議事進行に当たらないんですか。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの議事進行に対してお答えいたします。 今回、大西議員議事進行、私は受けましてそのままお聞きさせてもらいましたので、議事進行に当たると思ってそのまましていただきました。 ◆1番(大西強君)  それで議長、私は福田議員議事進行のほうが議事進行に当たらんと思いますよ。議長に対して議事進行に当たらんと思ったら、判断したら止めるのは当たり前のことやないですか。大西の議事進行に対して止めなけりゃならんということは、大西の議事進行議事進行に当たらんと言やるということなんですね。そうでしょう。 それで、回答があったんですか。 ○議長(三栗章史君)  弁護士より回答がございまして、当局と同様の見解という回答をいただいております。 ◆1番(大西強君)  了解。 ○議長(三栗章史君)  それでは、一般質問を行います。--------------------------------------- △大西強君 ○議長(三栗章史君)  1番、大西議員。 ◆1番(大西強君) (質問席) おはようございます。一般質問を行います。 6月議会で、セクハラ問題の事実確認にほとんど時間を割いているわけですね。この件については、ちょうど9月や。平成30年9月議会で発生したんで、ちょうどこれで5年目です。5年間ずっとやっているんです。その間、新聞でも議会からも、このセクハラ問題をいつまでやっているんだと、もっと市民の大事な案件について議論せえといろいろ批判もあった。それを取り上げているその責任は、ほとんどマスコミも大西を批判しているんですよ。これは違うと思うんですよ。それと、そのセクハラ問題は市民生活に何にも関係ないと言うてる。そうですかね。 これ、5年前なんで、教育長、人事評価のリスク、弊害について、大西はこれは差別制度だと、基準もなく能力を査定することがこれは差別制度につながるということで、その一例として、人が人を評価するときに常に基準がなければ、公正・公平な評価ができるんかという私はそのポリシーを立証するために例として挙げたんです。それは、平成30年9月は教育長はそこに座っていないんですよ。なぜこれを上げたかといったら、もうその事情を知っているのは6人しかないんですよ。教育長も知らない。9人事情を知らないんですよ。ほいで教育長がそこへ座ってから一緒に来た議員がおりますから、その人はちょっと知ったあるんや。ほいたら、今度来た6人はまるっきり知らんのですよ。だから、いつまでもそのセクハラ問題をやっていると批判が来る。これは当然なんですよ。そうじゃないんです。 だから、これが起こったとき、現在と一緒なんです。財務省の事務次官が女性記者を夜、その女性記者は財務省の担当記者です、新聞社のね。夜呼んで、そしてその女性記者にセクハラしたということで大問題になっているんです。この事務次官が更迭されたんですよ。それで、その頃からセクハラ問題について物すごく社会がね。そのときやったんですわ。だから、そこで大西はベテラン議員ですよ。それが若い新人の女性議員セクハラしたということで、それで議会がセクハラしたセクハラしたというて言われたんで、セクハラしてないということを証明するためにこれは発生したんです、9月に。 それで、現在何で大西がこれにこだわるかということは、これ毎日ですよ。ジャニーズ、性加害認め謝罪、ジャニーズの問題から、これはこの間、音楽フェスティバルで歌手が観客から触られたということで物すごくもめているじゃないですか。そうでしょう。猿之助の問題、歌舞伎役者の。自殺の問題、それで我々議会でも女性議員が政治に参画しにくいのはハラスメントがあると、毎日じゃないですか、これ。あんたとこも、教育委員会性犯罪履歴確認、塾なども義務化を。塾の先生が今までそうでしょう。あんたとこも全国で毎年300人ぐらい生徒に対するセクハラで処分を受けているじゃないですか。どんどん増えているやないですか。そうでしょう。ほんだら今度は塾も、300人やけれども、これ公立学校の統計じゃないですか。私立の学校も入れたらそれで済まんと思うんですよ。それが社会問題になっている。塾に通う子を性被害から守る。 ジャニーズの件、国連部会、実効的救済をと。子供に付け込む性的グルーミングあるいは性暴力だった。これ議会もや。これ、議会やで。市議会。子連れの市議、一般質問の抽せんを断られる。一般質問の発言順位を決める抽せん会この間あったんや。僕1番。これ、子供が病気で守りができんで、女性議員抽せん会へ子供を連れていったら議長があかんと言うて抽せんさせてくれなんで一般質問ができなんだんや。こんな議会もおるんやで。考えられんで。ここへ子供を連れてきたらと言うたら、それでも構わん思うけどね。けど、抽せん会女性議員が子供を連れてきたらあかん言うてくじ引かさんと、こんな議会もあるんやで、現在。 ほんで、このセクハラした維新の議員、不適切言動、維新から除名というて、セクハラがや。そしたら、何で大西が怒るかやで。そうでしょう。人事評価も教育長、このセクハラ問題も方向が一緒でしょうと言やんやで。 例えばジャニーズ、社長があるわけでしょう。若い子をオーディションで、してくるわね。ほたら、この若い子らデビューしたいさか、あるいはええ役をもらいたいから頭が上がらんわけや。それをええことにこの社長は、親方は我がの性的な欲望を満たすわけや、弱い子に対して。だから、人事評価は権力者が部下を採点するんや。それ基準がなかったら、どうしても部下はつらかっても我慢せんならんと、そういうことになるじゃないか。評価者に対するごますらんならん。だから医療センターの看護師さんは看護師長に気を遣うんです。そんなことは看護に用事ない、うっとうしいさか人事評価をやめさせてくれと。当たり前やないですか。それが直接言えんでしょう、職員は。ほいたら大西に言いに来るんや。言えるんやったらみんな言うたらええやないかい。市長に言いたいんやけれども、成績のことやから人は言えん。そやから匿名、あるいは実際、知ったある者は直接言うてくるでしょ。それを言うているのに、大西はベテランの実力者やないか。そこへ入ってきた若い女性議員に痴漢行為をした。そしたらジャニーズと一緒や。違いますか。 この間不意に、何日か前に三輪崎へ行ったら、三輪崎の若い衆にジャニー強やいうてからかわれたと言うたら議長は、もう強兄やん、あれ取り下げてくれよと言うたでしょ。言うたけれども、その議長が、屋敷議員が大西に痴漢やのロシアのプーチンや言うたのをあんたがそれ、構んと言うたんやだ。ジャニー強やとてがわれたて、それは取り下げてくれと言うて、大西にロシアのプーチンやの痴漢やのと言うて、そんなのは構んって大西の人権はどないなんのや。そんなんやのに。 そこでや。教育長の、もう5年や。だから、発生のときはあなたはそこへまだ座ってない。だから知らんのや、いきさつはね。それで、私はセクハラしてないということを証明するために懲罰特別委員会にかけたんや。侮辱やというてその女の子にここで言われたから、それでかけたけれども、この前、屋敷議員に侮辱発言を受けて懲罰特別委員会にかけたでしょう。そのときはもう教育長、あんたはそこへ座ったある。だから4年は見てきとるんや。そのときに懲罰特別委員会は、この屋敷の発言は侮辱発言に当たるというて僕の訴えを認めてくれたんや。ところが本会議で否決されたんや。分かりますか。だから議会の懲罰特別委員会なんか信用してないんや。というのは、議員はだからその審査をするときにどうしても党利党略、派利派略、我がらの利益のことを考えるんや。そんなことを偏見あるいは先入観を排して真実はどうかと見極める議会やったら裁判ら起こしてないんですよ。 それで、懲罰特別委員会にかけたあるけれども、議員は懲罰特別委員会にかけたあるんやったら裁判ら起こすな、無駄な税金を使うなと言うさか、だから私は、公平な裁判所でセクハラがあったかなかったか裁判してもらうと。そこで裁判でセクハラあったと認定されたら、私は不本意であっても、法治国家やから裁判所の裁定に従いますから、議員を即座に辞職するんで懲罰特別委員会の決定を裁判が終わるまで待ってくれ言うたんや。ほいで裁判を起こしたんですよ。ほいで3月に裁判が終わったんや。そのときに、裁判が終わる直前、平成30年12月に教育長はそこへ座ったんや。 ほいで3月に裁判が終わって、私はここで、資料7、裁判が終わった直後やで、3月12日に。裁判が終わったのが3月1日。この判決文を送ってきたのが3月11日や。その明くる日、3月12日に、このときは教育長はそこにおったんや。ほいで、ここで私はこの裁判結果についてこう言うたんやで。本案に係る名誉毀損、損害賠償請求事件の裁判を通じて、北村議員は、提案者大西の手が北村の臀部を性的な意図を持ち、あえて触ったわけではないことを認めたこと、また新宮市も議員の会議における発言について、提案者大西が主張した会議における言論表現の自由が保障されており、地方自治法第132条の規定に違反しない限り、提案者の自由な発想に基づいて演説を行う権利があることを問題なく認めたことにより、本件における提案者大西の身の潔白が完全に証明されたので、提案者大西北村議員は、今後、互いの立場を尊重することを相互に確認し、本処分要求を撤回するものであると、これだけ言うたんですよ。教育長はそのときにおったんやで。そのときやだ。この北村議員はここに座ったあたんやで、まだ。私のこの発言が北村議員の名誉をどう傷つけているんですか。そのときや、それで終わったあるんや。これで終わったあるんよ、セクハラ。5年もやりやるいうて、大西はいつまでするんなと言いやるけれども、ここで終わったあるじゃないですか。 ところがや。ところが福田議員が、当局も地方自治法第132条の規定の違反をしない限り、提案者の自由な発想に基づいて演説を行う権利があることを問題なく認めたことによりいうて、当局が認めたんかと。当局が認めたということは当局が負けたということかと質問したんや。それに対して総務課長が、決して認めてませんと虚偽答弁したんや。ところが、大西の一般質問が終わった後や。一般質問できんわだ。それで、6月議会に虚偽答弁やないかいうて当局を追及したんやだ。セクハラはなかったいうて認められとるやないかと説明したんや。それでそのときに、裁判記録にもあるけれども、教育長に教育問題について質問したかったんやけれども、3月に当局が虚偽答弁するからまたこのセクハラ問題を言わんならんようになっていったんや。そのときは北村議員は辞めとったんや、もう。 だから、当局が3月議会に虚偽答弁せなんだら、もうここで終わったあるのよ。そうでしょう。そしたら、3月でもう終わったあるのにまた6月でセクハラなかったんやと。あの子が勘違いしたんやとかまた言ういうて訴えてきたんやだ。そして、訴えてきた。それでこの判決が出た。この判決が出たんやだ。そしたらまた、屋敷がセクハラあったいうて判決下りとるやないかいうて、下りてないやろ。セクハラがあったいうて判決が下りたら議員辞める言うといて、何で辞めんのな。我がの立場を守りたいだけのことやないか、ロシアのプーチンと一緒やないかとやり出すわけやだ。ほいでまたや。それ言われても、大西はここで、それは大分知ったあるんや。今度6人以外は知ったあるんやだ。セクハラなかったことだけ認めてくれたら、そやけど新聞報道はセクハラあったような報道になっとるから、認めてくれたらこれも終わりたいと言うたんやろ。 それで、当時の榎本議長に頼んで議員説明会を開いてもろうて、この報道は市民に誤解を与えると。セクハラなかったことはもう認められとるんやと。ただ、議会で言うてもええかどうかの問題やからね。大西は当然示談のときに議会にも市民にも報告すんでと言うたあるんやから、書き直してなかった裁判所が悪いんで、大西には何も瑕疵ないと言うたで。言うたけれども、言うてもええのは和解契約上は理解を示すというて書いたあるんで、これだけの差を認めてくれたらその33万円は俺が払うと、もう終息させたいと言うたら、何言やるんないうて一般質問でやで。 ちょっと新しい人、6人もあるさか、資料10を見てくださいよ。 一般質問屋敷議員が、「原因は何かいうたら、誰が見てもお手々なんや。お尻を触ったお手々なんや。それがセクハラになったあるやないかいうて書かれとるやないか、判決で。辞める言うたんやぞ。セクハラやったら辞めるいうてずっとここで言うとって、これが判決が下りたら控訴したんや。辞めんと控訴するいうことはどういうことな。自分が政治家で残りたいだけの延命やないか。そんなん通ったら、おまえ、ロシアのプーチンと一緒やないか。全くそうやぞ、どこから見ても。市民の皆さんには、こういうことはきっちりとしていただかんと、もう今日も来ているこの僕の知り合いだけやなしに、市民の多くは、そんなことしている場合かと。一人のお手々のおかげでやで、セクハラあったということも判決出とるんや。何回でも言うたるわ。セクハラやないか。何回でも言いますよ。セクハラです」。何が原因かいうたら誰が見てもお手々なんや、お尻を触ったお手々なんや、それがセクハラになったあると言うたんや。言うたんやぞ。セクハラがあったいうて書かれとるやないか、判決で、言うんやで。嫌がる女性の尻を触るのは痴漢やろ。このセクハラの種類は性的な言動やから。尻触るのは動作や。わいせつなことを言うて女性をからかうのは言動や。言や、言葉や。この屋敷議員が言うてるセクハラの種類は痴漢やげ。そうでしょう。判決ら下りてないやないか。 それと、これ10やで。10は、屋敷議員がここで一般質問で大西を誹謗したんや。こういうのを誹謗中傷と言うんや。大西は、この女の子のことを発言したのは、さっきの7や。比べてみてくださいよ。大西がこの女性に対してここで、それも、この女性に対して大西が懲罰特別委員会にかけたある議案をその彼女のために取り下げるために、セクハラあったいうて認められたら辞める言うてあるんで、ここでその彼女に出したある処分要求事案を取り下げるのに、裁判所でセクハラなかったことが認められたんです。ほいで和解したんです。そやんで取り下げますと説明したんや、その子のために。それ、だから7を読んでくださいよ。 それと、屋敷の大西に言うた。大西はその議案を取り下げるための提案理由の説明をしたんやだ。屋敷は、これ一般質問やで。一般質問というのは当局の事務についてするんやだ。この一般質問のここを借りて、大西をばロシアのプーチンやの痴漢やの、そんなことを言う権利はどこにあるんや。 それでや。それでこれを懲罰特別委員会にかけたんや。そやろ。侮辱発言やないか、誰が見たって。懲罰特別委員会にかけたんや、屋敷にこんなこと言われて侮辱されたと。懲罰特別委員会で屋敷に注意してくれというて懲罰特別委員会へかけたんや。ほいだら懲罰特別委員会は、侮辱発言や、公開の場で注意せえというて大西の訴えを認めてくれたんや。ほいたら本会議で否決されたやろ。それ教育長見たあるんよ。 それで言やる。人が人を評価するときに本当に公正にできるんかいうて、懲罰特別委員会で可決したやつを本会議で否決する。なぜ否決かいうたら、屋敷議員の会派が全部反対しとるんや。だから、真実はどうでもええんや。我がとこの会派の者を守るためやろ。こんな正義が通るか言うて。 だから、人が人を評価するときにみんな感情が入る、好き嫌いが入る、利害が入る。要するに私意が入るんや、という証明のためにしたんや。これが、懲罰特別委員会がこれは完全な侮辱発言や。侮辱発言に当たらんいうて否決したんで、可決したあたらそこで終わったあるんや。新宮市議会はこんな不正義が通るんかと。 それやったらいうて裁判所へ屋敷を名誉毀損で訴えたんや。訴えたらまた費用がかかるんや。大西がその女の子にセクハラして、裁判して無駄な予算を使ういうて批判しといてや。我ががそんなこと言うて大西が訴えたらまた費用や。それみんな大西にかつけてくるんや。違いますか。 そこで、これ訴えたんや。そこで、一般質問であんたら幹部にや。そしたらこれが侮辱発言に当たるから議長から屋敷議員に注意せえと言うた議員と、侮辱発言に当たらんと、注意せんでもええと言うた議員と半々やで。そしたら1票差で負けたで。負けたけれども、当時の議長は榎本議長や。榎本議長は良識あるから、多分議長は採決に加われんから負けたけれども、榎本議長がこっちにおったらちょうど半々やだ。 それで、これが侮辱発言に当たるんかどうか幹部の皆さんどうなというて聞いたんやで、これが侮辱発言に当たらんいうて議決されたから。大西の処分要求が却下されたから、市役所の幹部の皆さんは、これ読んで、これ侮辱発言に当たらんと思う人は、要するに議会の議決と同じ意見の人は手を挙げてくれというたら誰も挙げなんだんや。誰一人挙げなんだんや。そうでしょう。そしたら、この裁判で市民の意見も半々や。市役所の幹部連中が皆これは侮辱発言やいうことや。ないという人は手を挙げえと言うたら誰も挙げんのやから。そやのにここの弁護士はよ、顧問弁護士、名誉毀損にも侮辱発言にも当たらんいうて弁護するんやで。 だから、当然なんやで。この前の女の子との裁判は、北村元議員は弁護士を入れてきたある。だから、北村議員の弁護士は、侮辱や、セクハラしたいうて言うのは当たり前や。屋敷議員の弁護士やったら、屋敷議員の不利なことは言わへんのや。当然や言やんやで。そやけど、市役所の弁護士は市民の税金で雇うとるんやから公平やなけなあかんやろと言っとるんや。 そしたら、通告やで。地方自治法第121条、長及び委員長等の出席義務のことや。 そしたら、この顧問弁護士は顧問料を払いよるんや。顧問料は予算や。この弁護士に顧問料を払うのが適切かどうか評価する、認定するのは我々議員や。そやろ。そしたら、この顧問弁護士に顧問料を払うてええんかどうか調査せなんだらあかんやろ。調査するのは、顧問料を勝手に市長が決められるんやったらそれはええけどやで、この弁護士を新宮市の顧問として予算を出して委任するんかと、それが適切かどうかは我々議員が審査するんやで。で予算が上がってきたときに、大西はこの弁護士に顧問料を払うてええんかどうか、大西が決断するんやで。そしたら、その顧問弁護士に質問せなんだら誰にするんな。 市長から委任を受けて、この訴訟事務をあんたが担当しとるんや。屋敷を弁護しとる。大西に33万円の賠償請求をしたあるけれども、これが適切な処置かと市長に聞いても市長は分かるはずないやないか。予算だけ雇うてるんやから。ほんだら、いや法解釈上は第121条は委任を受けた者が出席義務があると書いたあるけれども、何を弁解しやるんか知らんけれども、いや強制されるものやないというのは行政実例やとかすったくれな理屈を言うて、そんなこと言いやるん違うんや。当然、法律的なことをお金をもらって顧問しとるんやから、市長も総務部長も分からんのやから、大西の質問に対して私が行って答弁しますというのはサービスと違うんか。倫理のことを言うんや、倫理。 だから教育長、明確な基準もなしに人を評価するのは差別やろ。ええんかいうて、倫理のことを聞いたんや、あんたらに。人事評価のこと、倫理のことを言いやるんやから。そうやろうと。どうしても好きな職員にええ点をつけたなってくる。大西みたいなうるさいことを言う、やけくそばかり言うてくるやつは悪い点をつける。感情が入るやろうと。公正にできるんかと言うたんやで。何回も教育長に言うてる。倫理の問題や。基準もなしに部下にそうしてランクつけて、人の値打ちをよ。ずっと言うやろ、大根の品評会と違うんやぞいうて。人間の個性を一人の人間が値打ちをつけるなんて倫理上許されるんかいうて質問したんやで。 ほいたらこの市長は、10年前やで。いや、この人事評価の実施は地方公務員法第23条で義務づけられているんで、誰が市長になってもやらんならんと答弁したんや。こっちは倫理のことを言うているのに、答弁するときは法律を持ち出すんや。いつもや。大西が倫理のことを言うたら法律を持ち出すんや。法律のことを言うたら倫理を持ち出すんや。ほんまやで。大西は、第132条に違反せなんだら何言うてもええんや、言論、表現の自由や言うたら、そのときの屋敷議長が、法律に違反したら何言うてもええら、そんな考えは認められませんと言うたんやで。 言うといてこれや。だから法律を言うたんや。言論の自由は基本的人権やでと。 基本的人権を否定する場合は法律違反やないかということを説明したんやだ。そうでしょう。そしたら法律を持ち出すんや。言うから、いや地方公務員法の実施義務は、これは基本規定であって、義務規定と違うんやだ。8年かかったんか、その間。大西が違う言いやったんやったら、あんたら総務省もついとるんやから顧問弁護士にも聞けと。これは基本規定やから、教育長にも何回も言うたやろ。やってるところもやってないところもあるんや。義務規定やったら、やってないところは義務規定違反や。というて8年かかってやっと。8年かかったんやで。     (傍聴席より発言する者あり) ○議長(三栗章史君)  静粛にお願いします。 ◆1番(大西強君)  そやんで、出席義務は地方自治法第121条で、長から委任、嘱託を受けたある者は議長が議会へ出てこいと言うたら出てこなあかん。出られんときは正当な理由を議長に報告せなあかん言うたある。ほたら回答を求めたのは、議長に回答してもろたら、それ読んで検討するわけやろ。それが正当な理由かこれから検討するんや、大西は。当然のことやろ。 そやんで、教育長、地方公務員法第23条の人事評価は、第1項、人事評価を行うときは公正に行わなければならない。第2項に、任命権者は、定期的に人事評価して、それを職員の管理に生かさなければならないと書いたある。だけど、この第2項は義務規定やないんや。やろうとやろまいと構わんのやけれども、第1項は義務規定やろ。公正に行うということの前提の下に人事評価をやりなさいと書いてあるんや。この第1項は義務規定なんや。当たり前やないか、法の下に全て国民は平等やから差がつけられることはないんや。だから差別したらあかんねやで。公正に行わなければならないんだ、憲法の規定やから。公正に行わなんだらこれは憲法違反や。 だから、あんたらがやっている人事評価は公正にできるんですかと。建築士の免許を持っていない建設部長が部下の能力をどう評価できるんですかと。医療センターの事務長が看護師でもないのにどうして看護部長の評価をできるんですかと聞いてるんや。 そこで、例に出しているのはこうでしょうと、評価。だから、このセクハラ問題を大西の人事評価のリスクを証明するために一番よ、本人やから。 真実は分かってるやろ。ですから……     (傍聴席より発言する者あり) ○議長(三栗章史君)  静粛にお願いします。 ◆1番(大西強君)  そこで、今言うたように、大西は人権をあらゆる差別をなくせってこれ、ずっとやっとるんや。だから公平性を、理念やで。教育長と市長の政治理念、書いたあるんや、政治姿勢を問いやるんやで、今。 そこで、人事評価らそんなんこれ、こういう差別的な疑いのある制度を見直せと言いやるんやから、言いやる本人がこんなジャニーの問題にかかったら、大西はジャニーの立場にされとるんやで。そうでしょう。実力議員が1年生の若い女性議員セクハラすると。加害者になったあるわだ。加害者にされているんや。こんな人権侵害あるか。この問題は、ジャニーは加害したことを認めとるんや。それで被害者ももうずらっと並んで記者会見してるんや。社会的に公開されたものや。大西も公開の場で屋敷元議員に、これや。「原因は何かいうたら、誰が見てもお手々なんや。お尻を触ったお手々なんや。それがセクハラになったあるやないか」というて書かれているんやから、判決って。どこに書かれとるんや。だから、大西がこの女の子に、いいですか。この女の子にセクハラした。言われたんやで。新聞報道もやで、これ。この2月やで。新聞報道も、女性議員は和解のときにセクハラがなかったいうて認めた事実はないいうて新聞報道されてんで。これ2月やで。だから、されてませんかと。だから、6の皆に見せているじゃないですか。6の1。 被告北村は原告大西に対して、原告の大西の手が被告の臀部に触れたことに関し、大西が被告の臀部を性的な意図を持ち、あえて触ったわけでないことを認めるって認めとるやないか言うんやで。この和解、資料6の1やで。第3回弁論準備手続調書、和解と書いてある。これ和解調書や。これが最後や。これで和解したんや、この条件で。ほいだら下のところに、原告大西は、新宮市議会に対し、平成30年9月15日付で行った被告北村に対する処分要求を取り下げるというのは条件やったから、次の日にセクハラがなかったことを認められたから和解したと。これ、取り下げますいうてこの女の子のためにしたんや。したのが今読んだ資料7の発言や。一般質問みたいなアドリブでしたん違うんやで。それ読んだだけやで、資料7を。この大西のこの発言がこの女の子の名誉、あれは何を誹謗してますか。何一つ名誉も誹謗もしてないじゃないですか。それが名誉毀損やいうて33万円払えと。 それと、屋敷が一般質問で当局に質問するのに、大西を一般質問の場で誹謗した。それと読み比べてくださいよ。こっちが名誉毀損になってこっちが名誉毀損にならんはずないやないか。それをここの弁護士が名誉毀損にも侮辱にもならんいうて弁護しとるんや。 そしたら、大西としたら、今度この弁護士を顧問弁護士にするいうて予算が上がってきたら反対するか賛成するか、それを聞くんや。聞くのに、屋敷を弁護したことは私は間違うていませんと言うか、本人に聞かな分からんやろ。だから、それが調査権というんや。議案に賛成するか反対するか正しい判断をせんならんやろ。そのために予算をもろうて、政務活動費ももろうて、調査権も付託されたあるんやだ。その調査権に基づいて今一般質問をしやる。一般質問は当局の一般事務について質問。ほかの議員の誹謗中傷をここでする権利らないんや。その場でこれだけのことを言うて、大西の人権はどうなるんなやで。 それで、今質問しやるのは、この間から議長に、この大西に求償してきた顧問弁護士の見解、屋敷を弁護しているこの見解を聞かなんだらやろ。それで大西とその弁護士とのやり取りや。市長としても、市長は法律家と違うんや。大西は、この前言うたように司法警察員や。だから、この契約違反、これは詐欺、人をだますのにうそを言うて契約して納品せんと、それは詐欺や。女の子の尻を触るのは痴漢や。みんな刑事判断や。刑事の不法行為や。こっちは専門やろ。だから、そこでこの顧問弁護士とやり取りするのを皆さんに聞いてもらわなんだらどうするんな。聞いて、ああなるほど。大西議員さん怒るのも無理ないな言うか、大西議員さんは名誉毀損で弁償せんならんのは仕方ないな言うか、この人が判断せなあかんやろ。まして6人は何にも知らんのやもん、いきさつ。弁護士が、女の子にセクハラして裁判に負けて33万円払え言われて、税金で払わすことないと、大西に払わせたらええんやと、当たり前や。そやから読んでくれ言うたんや。それやったら来てない。 それで、求償してくるんやからこれから続くんやだ。これがもう前回、議長、3月で終わったあたら前の議会のことや。そこで終わったあるんや。求償してきたから、この予算はこの議会上がるんや。ほいたら、その6人は何にも知らんのやで。何にも知らんのに賛成するか反対するか。だから大西としては、真実をこの6人に知ってもろうた上において大西に求償するのは当然やと言うか、国家賠償法上無理やないか、わざわざ無理やり大西に求償することは要らんというて言うてくれるか、というのはこれ、侮辱発言やないと言うた、残ったある議員4人、侮辱発言や言うた議員は4人や、屋敷のやで。屋敷の発言が議長も副議長も侮辱発言やないと言うとるんや。残ったあるのは4人。侮辱発言やと、処分せえと言うた議員は4人残ったんや。4対4や。 これ、6人は何にも知らんのや。そやろ。ほいで大西の一般質問をして、弁護士とやり合うのを聞いて、やっぱり大西さんの言うのが正しい、ほんなら請求したらあかんと言うか、弁護士が請求するのは当たり前やないかと、請求したれ言うか、説明せなんだら分からんやん。違うか。だから、そういうふうにこの問題をいつまでもやっとるというのは、大西の責任やない。大西は何回もやめよ言うとるのに、周りが、屋敷がこんなくだらんこと言わなんだらもう終わったあるやん。 そういうことで、休憩してください。
    ○議長(三栗章史君)  会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午前11時02分--------------------------------------- △再開 午前11時17分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 1番、大西議員。 ◆1番(大西強君) (質問席) それで、この件はもうこの3月で本当は終わったあるはずなんや。さっきから言うたように、市長がこれ、求償してきたんやで。なぜかというたら、3月議会で福田議員がこの損害33万円どうするんな言うたら、市長は速やかに大西に請求するいうて答弁したんや。したから大西は、国家賠償法上これを大西に請求するということは不当な請求や。だから、請求してきたら徹底的に戦うと言うたんや。何で請求したらあかんかいうことも丁寧に、判例も法的根拠を説明した。して変わったんや、議会が。それ3月。4月に変わったのね。ほいで新しい議員が来て新しい議会になったら市長が大西を監査委員に指名したんや。その指名に対して全会一致や。前回大西を批判した人も含めて全会一致で選ばれたんで、大西はもうこの件は終息したと思うやろ。そやからもうよかったねと思たあたら求償してきたんや。求償してきたその弁護士が前の裁判の弁護士や。同じ弁護士や。同じ弁護士が真逆の主張をしてきたんや。それに、こういう契約上こういうこと言うたら違反やいうのを分かっていて、誰でも判断できることを判断できてないと言うてきたさか、何となるやん。 監査委員やでと、こっちは。市長の委任したこの弁護士が予算に見合うだけの適切な法律事務の執行をしているかどうか監査する監査委員に対して、監査されるほうがこんなの判断できるのかと言われてみい。新宮市の監査委員はそんなぼんくらかと言われるのと一緒やぞ。何を言うとるんなというてこの弁護士を批判するんや、これから。 そやから、ほいたらこれからまた新たに始まったんで、これからのこの問題はこの6人も加わるんや。そしたらこの6人に真実を知ってもらわなあかんやろ。持ち越したんやで。だから、この3月に一般質問して終わるときに、前回引退すると言いやったんや。だから榎本議長に、引退する言いやったけれども、こんなぬれぎぬを着せられたまま辞めれんから、もう一遍頑張って当選してきて6月からやるからいうて言うたやろ。ほいで、俺は仕方ないから立候補したんや。当選してきたからやりやるんや、6月から。9月議会、請求してこなんだらしてないんや。 そこでや。これからまたこの議会、この6人も加わって3年、今議会あるんや。それで一番大事なのは、とにかく時間を取りたないんや。けど一番大事なのは、平成31年3月1日の最終弁論で大西がセクハラはなかったことを裁判所で認められたという事実をみんな共有してくれなんだら。その上において大西が市長を批判する、顧問弁護士を批判する。そやなかったらあかんやろ、その求償事務に対して大西が反論する。だから一番大事なんで。 もう最後に、この平成31年3月の最終裁判で認められた。書いたあるのやで。書いたあるのは、性的な目的で触ったわけではないことを認めると書いたあるんや。それは法律表現や。これは、セクハラがなかったことを認めた。セクハラやで。セクハラはなかったと書いてないんだから、セクハラはなかったということなんやということを今から最後に説明するさか、そうやったらそれに時間を取られるんやだ。そやから素直に聞いてくれ言うねん、説明するさか。 この和解調書の性的な意図を持って触ったわけではないことを認めるのは、セクハラはなかったことを認めるという意味やから、最後に聞いといてくれよ。 それで、資料17、つけたあるんや。その資料17、これは見てもろたら分かるように、最終裁判は3月1日やってんやだ。この大西が裁判所に出した準備書面というのが、最終3月1日の最終弁論、最終弁論と違うんやだ。ここで終わるということを通告したんや、2月14日に。この準備書面いうのは、最後の3月1日の口頭弁論で大西がこう言いますよと、こう主張しますということ事前に出すんや。それを準備書面というんや。この日付を見てくれよ。2月14日や。そのときに、5ページなんやけれども、つけたあるのは2枚しかつけてない、抜粋したある。その次のページや。出した準備書面の5ページ、ええですか。私はこう言うてるんや。今度、最後にこう言いますよと。「よって、本件は「被告北村が事務局で原告の手とお尻が接触したことを、たまたまストレスで神経が過敏になっていたこともあって、セクハラをされたと思い違いをしてしまっただけのことである」とすれば、全て合理的に判断されるのである」と。「被告北村こそ、原告に「セクハラ」の嫌疑をかけて名誉を貶めることが如何に重大なことか!原告の人生そのものを破滅させる危険があるほど悪質な行為であることの認識に欠けているのである」。ここや。「しかし、原告としては、これ以上被告北村の幼稚な言い訳に付き合うのは、ばかばかしく不愉快であって、時間の浪費というものであり、被告北村が素直に「思い違いを反省して、原告に謝罪する」ことが出来ないのであれば、このまま裁判所の判決を待たざるを得ないのである」。書いているでしょう。ここや。思い違いを素直に反省してということや。触ったのはセクハラされたと思い違いをしていると。それを素直に反省して、屋敷議長に訴えたのは思い違いやったということを素直に反省して原告に謝罪することができないのであれば、このまま裁判所の判決を待たざるを得ないのであると。何で判決を待たざるを得ないのであると書いてあるかいうたら、このとき市役所の弁護士も裁判所へ和解することをできませんかと言うたんや。一緒にと違うで。電話で言うたんや。電話で聞きやるんやから、こっちも。ほたら裁判長も、大西さん和解する気はありませんかと打診してきたんや。打診してきたあるから、北村が素直に思い違いを反省して大西に謝罪することができんのやったら判決くれいうて、ここで言うたんやだ、言うでと。 そしたら、6の1や。最後の。だからもうここで裁判は終わってくれと。いつまでもこの裁判を続けたら時間の無駄やいうて、終われと言うたさかいに、この3月1日や。それから2週間後に、これ、最後になったんや。俺がもうこれ以上せんと言うたから。それが3月1日や。資料6、そやろ。そしたら、この1日やで。大西さん、向こうがセクハラなかったことを認めましたから、俺、事前に、2週間前に言うとるから。認めましたから和解してくれませんかと言うてきたんや。そのときに、そのユーアイホテルへ、屋敷に訴えてから行ったことないら言うて、その陳述書を出してきたから、腹を立てたあるから、もう素直に謝る気ないんやなと思うたから、駄目ですと言うたんや。これから何するか分からんから俺もこらえたってもと言うたら、大西議員さんのその寛大な心で和解したってくださいよと言うさか、ほいたらしょうないと。ほいたら相手が素直にセクハラなかったことを認めることと、その認めたことを議会にも市民にも報告せなんだら恥ずかしてまち歩けんから、それを条件に示談します、和解しますと、示談いうのは民間のことや。裁判官を入れてするのは和解いうんや。裁判官が立会人や、保証人や。そこで言うたら5日後に来てくれ言うから、裁判所が来てくれ言うから行ったら、6の2や。これでどうですかと、条件。そしたら、認めたことと、それを議会にも報告しても構んように口外禁止条項から外しとるやないか。下の記の(1)、俺の言うたとおり認められたことを議会にも市民にも報告するで、だから口外しても構んようにしといてよと言うたら、そのとおりにしとるやないか。それで、したあるやさかい読んだんや。読んだらね。読んでみよよ。被告やで。被告北村は大西に対して、大西の手が尻に触れたことは性的な意図を持ってあえて触ったわけではないことに理解を示すというて書いてあったんや。書いたあたから怒ったわけや、俺は。裁判官、これ何ですかと。判事さん、これ何ですかと。上から目線で何言やるんなと。理解ら示していらん。はっきりとセクハラなかったのを認めんのやったら、というのは議会があるんや。議会がセクハラしたセクハラしたと大西をぼろくそに言いやったから、こんな曖昧なことでは議会は納得せんでと思たあるんや、こっちは。だから、はっきりセクハラがなかったことを認めんのやったら和解せんと言うたら、裁判官が外へ出ていって向こうと協議したんや。戻ってきて、向こう認めましたから、はっきりや。認めましたから書き直しますねというて、理解を示すを認めるんや。これ、原案やさかボールペンで消すわよ。これ、書き直したんよ、これでいいですかと。ほたら、向こうが認めた言うから、ああそれでいいですよと言うたんや。 そして原本、6の1や。原本が送られてきたんや。ほいたら原本に、性的な意図を持ちあえて触ったわけじゃないと認めると。認めとるやん。そやろ。そして、この認めたことは、この弁護士がとにかく能力ないんや。そやから、こんなことを知ったあると思うんや、ここの弁護士は。だから、この認めたことは民事訴訟法第267条、和解調書等の効力や。ここで「和解又は請求の放棄若しくは認諾を調書に記載したときは、その記載は、確定判決と同一の効力を有する。」んや、民事訴訟法でね。だから、認めるいうて書いとるやろ。この調書に書いたあることは確定判決やから、平成31年3月1日の最終弁論で大西はセクハラなかったことは裁判所で認められたあるんや。それを、セクハラなかったいうて書いてない。セクハラなかったら、こんな性的な目的で触った触ってない、そんな話なんかするか。相手もセクハラされたと言いやるんやから。だから、こっちもセクハラなかったことをはっきり認めなんだらと言うとるんやから、それを認めるというて言うことはセクハラがなかったことを認めたんや。それはもう法律で確定判決やから。平成31年3月に大西は、セクハラなかったことは裁判所で認められとるんや。分かったね。 そやのにこの屋敷が、セクハラあったいうて判決出とるやないか、セクハラあったいうて裁判所で認定されたら議員辞める言うて、何で辞めんのな、我がの政治生命を守りたいだけや、ロシアのプーチンと一緒やないかと言うたやろ。見てみ。セクハラなかったということは裁判所で認められとるんや。何が判決下りとるんな。下りるわけないやないか、平成31年確定判決しとるんやから。 もう時間ないんで、それで、何で市長、この顧問弁護士は、みんな説明したいけれども時間ないから、資料13見てよ。この資料13は、この伊藤弁護士が屋敷の裁判で、新宮市としてはこういう主張をしますよと。今言ったように、次の裁判でこういう主張をしますよというて出す準備書面や。このとおりやと言うたら、これが口頭弁論で新宮市の弁論や。それがこう書いたあるんや。ええか。屋敷議員の違法発言の違法性の阻却事由は存在しないは争う。いいですか。この屋敷の発言は完全に名誉毀損、侮辱発言や。誰が見たって侮辱発言や。それが違法性阻却いうて違法にならんのは、その言うたことが真実であって、論評するのに相手に対する誹謗中傷やなかった、正常な批判やったらね、議員の場合は。言うたことが本当やったら違法性がなくなるんや。なくなるいうて、それで大西は屋敷の発言に違法性の阻却事由、要するに情状酌量の余地ないやないかと言うたら、ほいたら新宮市の弁護士が、それは争う、大西は違法性の阻却事由ない言うてるけれども、屋敷議員の言うたことは違法やないと、適法や、争う。何でないんかいうことをその下へ書いたあるんや。訴外北村奈七海は、原告大西に対し、原告の手が被告の臀部に触れたことに関し、大西が被告の臀部を性的な意図を持ち、あえて触ったわけではないことを認めるという内容の和解が成立したにすぎず裁判所は、セクハラの行為の有無に関し、直接的には判断を下しておらず、また事件当事者であった訴外北村奈七海も本件訴訟の原告のセクハラ行為がなかったことまでは認めていなかった。そのため、決して本件訴訟の原告のセクハラ行為がなかったことを認められたものではない。なお、「自分が政治家で残りたいだけの延命やないか」「そんなん通ったら、おまえ、ロシアのプーチンと一緒やないか」の発言は、何ら事実を摘示したものではなく、名誉毀損は成立しない。なお、セクハラ行為と痴漢行為は決して同義ではないし、訴外屋敷が令和4年3月10日の新宮市議会の一般質問において行った発言内容も、セクハラの意義について相手方の意に反する不快な性的言動であることを前提になされたものである。おかしいでしょう。 この新宮市の弁護士は、裁判所はセクハラ行為の有無に関し直接的な判断を下しておらずというて書いたある。それを言うたんですよ、今。判断下しとるやん。和解のときに和解した、それを調書に記載したらそれは確定判決や。だから、裁判所はセクハラなかったことを認めとるやん。のに屋敷は、セクハラあったと判決下りとる言うんやで。この伊藤弁護士もや。書いたある。裁判所はセクハラの行為に直接的には判断を下しておらずと。下してないの認めたあるんや。認めて、認めといて下してないのに、大西は身の潔白が証明されたいうてうそを言うたある、今度は。屋敷は下りたある言うたんやで。我がは判決下りてない言うて、下りたあるで。セクハラなかったことは裁判所ではっきりと確定判決と同等の効力やから、和解で認めたあるわだ。けど、この伊藤弁護士は、それは明確に判断は下りてないにもかかわらずというて、明確に判断は下りてないと我がが言うといて、屋敷は、判決下りたあるやないかと言うんやで。判決下りたら議員辞めると言うといて何で辞めんのな、ロシアのプーチンと一緒やないかと、侮辱発言やないか。 我々政治的、今現在この政治に関わって、ロシアのプーチンと一緒や言われるのは、豚やの牛やの言われるほうがずっとましや。ちゃうか。こんな悪魔みたいなロシアのプーチンとどんなおまえ、誹謗中傷な。それを言うとるんやだ。 だから、この前言うた裁判でこの伊藤弁護士は、大西は何の責任もないと、相手はセクハラなかったことを認めとるんやから。言うてもええとこは、この弁護士やで。裁判で北村元議員はセクハラなかったことを認めているんやから、口外してもええとこは理解を示すになったあるけれども、大西はこれ認められとるんやから。大西は認めたことと理解を示したことと同じ意味やと。大西が取ったの無理ないと。無理ない言うたんや。この前読んだやろ。言うといてや。今度屋敷、言うたあるんやから。裁判で、大西は身の潔白を証明されたこと、うそを言うたわけでもないし、大西としては当然やと、この文面読んだらよ。和解調書やで。和解調書を読んだら、大西が議会で言うたことは何も問題ない。これでも過失がないと。知ってて言うたわけではないと言うといて、ほいで今度、求償してくるのに、そしたら高裁に行ったときに市長は弁護したらんと言うたから何にも弁護してくれん。そやろ。ほいで今度は求償してきたんやだ。してきたら、大西のこの身の潔白が、さっき読んだやつやで。身の潔白が証明されたらと言うんは、この和解調書を見たら違反することは容易に判断できるのに、できてない。重過失や。そしたら裁判のとき、我が大西はこれ言うの、うそでもないし当然やと。真逆のことを言うんやで。それを説明したいけれども、もう時間ない。分かってくれよ。 そやから、人事評価言やる。市長を応援しやる議員には市長はこうして税金を使うて、責任ないいうて、大西は悪い、セクハラなかったいうて判決ら下りてないのに身の潔白が証明されたとうそを言うたと。うそを言うてるのをかばうんや。それが今言うたように屋敷の弁護士やったら、弁護士はそんなんやねん。大西は元刑事や。弁護士は天敵や。だから弁護士は、犯人を弁護するのは構んのや、罪を軽うしようと思うて言うのは。そやけど、ここの弁護士は屋敷の弁護士と違うんや。屋敷が自分で雇ってきた弁護士と違うやろ。税金やろ。ほたら大西と公平にならなあかんのと違うん。 ところが、この最初の裁判のときどいらい公平やってん。俺が訴えたんやで、この女の子。訴えられたここの弁護士は、大西の一般質問の発言は地方自治法に違反しない、しかしセクハラがあったかなかったかは新宮市は関与しない。関与しないんや、不知、関知しないと。当たり前や。どっちにもつかなんだんや。俺の発言は、言論表現の自由やから、地方自治法に違反してないからそれは問題ない、認める。公平やろ。ほったら今度、屋敷のこの裁判になったら大西はぼろくそやげ。 まだある。あるけれども時間ないんで終わらんなん。もう今回で終わりにしたいと思いやるんやけどよ、いつまでも。そやけど、質問時間がまたないんで終わらんならん。 だから、一般質問やさか市長は批判せんならんから、これから当局をば追及していくけれども、あと4分あるさか言うとく。 市長、あんたはこの33万円を大西に請求してきたんや。あんた悪いことしたからペナルティー、罰金33万円払えいうて求償してきたんや。そらそうや。だから、何か大西が違法行為したからペナルティーを科されるのは仕方がないわね。そしたら、市民のみんなも後ろも聞いといてもらわな。大西はどんな悪いことをした。セクハラしたら悪やで、議員辞める言うとるんやから。セクハラしてないことは裁判所に認められたあるんや。相手は認めたあるんやけれども、それを世間に言うたらあかんでと言うのに大西が言うた。書いたあるわけ、約束。和解内容をみだりに口外してはならないことを相互に約束するいうて、相互に約束すると。約束したのに大西はこの約束を破った。そやろ。当たり前や。人とした約束を破るということは悪いことぐらい子供でも分かったあるしつけや。ちゃうか。そやから大西はこの相手の女性と約束したことを破って議会で言うたと。それが裁判所で違法発言やということやから33万円払えと。それは国家賠償やから市は払うたけれども、あんたの責任や。33万円払えいうて大西に請求してきたんや。 大西は、大きなことは言えんけれども、高校卒業してから、成人してからこの間60年、人との約束を破ったことは一回もない。人との約束をすることは大嫌いや。極力約束せんけれども、約束したら必ず守る。今度、約束を破ったと。初めてや。 だから、10年前に大西は田岡市長を市長にするのに必死になってやったんや。ほいで上げたんや。上げたら医療センターの看護師さんら来て、人事評価するんやめさせてくれと言うから、大西は、こんな愚劣なことを市長がするわけない。俺がやめろと言うたら市長はやめてくれると自信を持ったあるやろ。一生懸命に応援したんやもん。そやったら、約束したあたんや。ああ心配せんでもええ、やらせへんから心配せんでもええいうて約束したんや、医療センターの看護師さんと。だから、今辞めたら約束違反や。だから、まだ約束を履行できてないだけで、今辞めたら約束を破ったということになるんで、市長に俺、人事評価をやめる言うまで俺は辞めれんげ。辞めるか死ぬかや。死んだら仕方ないわ、約束を破るんと違うんやから。やむを得んやろ。そやけど、ここで俺がこれやめさせれなんだら看護師さんらとの約束を破るということになるから。破れんさか、10年やりやるんや。それやったら、人との約束を破ったら悪い。子供でも分かったある。田岡は市長に立つときに市民に、市長に立つときやで。私が市長になったら退職金はもらいません、市民と約束したんや。大西はこの女の子との約束を破っただけや。社会に何にも迷惑をかけてない。田岡市長は市民全部と約束したんや。公約言うんや、これ。今もらいやるんや。総務課長、田岡市長になってから退職金は幾ら払うたんや。 ◎総務課長(赤木博伯君)  総務課の赤木よりお答えさせていただきます。 市長の退職金につきまして、2期目につきましては1,058万4,000円、3期目につきましては1,176万円でございます。 ◆1番(大西強君)  計よ。計。 ◎総務課長(赤木博伯君)  合計でございますけれども、2,234万4,000円でございます。 ◆1番(大西強君)  そうやろ。市民と選挙に立つのに、そこに書いたあるやろ。市長は巧言令色鮮し仁と書いとるやん。選挙に立つのに、私は市長になっても退職金はもらいませんいうて立って、当選したらもらいやるんや。市民との約束を破るのは構んのか。市民との約束を破ったんやから、その2,200万円市民に返さんかい。我がは人の約束を破るのは構んのか。そやろ。市長のほうがずっと害悪や。大西は約束を破ったつもりはないけれども、そやけども裁判所は約束を破ったということになるから仕方なしに容認しやるけれども、裁判長の判断が間違うたあるだけのことで、それと市長は違うんや。 それ、一言言うとくけれども、そのとき大西は市長を応援したんや。市長は、退職金はもらわんという議案、条例改正を上げるから強兄やん賛成してくれ言うから、大西は、みっちゃん、政治に金はかかるんやと、もらうものはもろうたらええんや。そやけど業者から献金はもろうたらあかんぞと言うたんや。ほいたら、いやもう退職金をもらわんの公約したったあるさか、頼むさか賛成してくれと。ほいたらほかの議員は、田岡に反対してるのは13人おるんやからパフォーマンスやと、市民の人気取りやと、あかんいうて反対したんや。反対したんやで。そやけど俺、賛成してくれやから、ああそうか、しゃあないねと、公約したんやからしょうないから賛成するわいうてあんたも賛成したんや。それで通したんや。ほんならもらいやる。ほんで2,200万円やろ。市民をだましておまえ2,200万円もうけたということや。詐欺と違うんか。 終わります。 ○議長(三栗章史君)  会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時54分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○副議長(大石元則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。--------------------------------------- △月輪匡克君 ○副議長(大石元則君)  5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君) (質問席) ありがとうございます。議長のお許しが出ましたので、月輪、一般質問させていただきます。 一般質問の前に議長にお許しをいただきたいんですけれども、一般質問の中の資料でそういうものを使いたいんですけれども、よろしいでしょうか。 ○副議長(大石元則君)  許可いたします。 ◆5番(月輪匡克君)  よろしくお願いします。 それでは、始めます。 今回、新宮市の市歌でありますけれども、サビの部分「人朗らかに情けあり」、郷土の文豪佐藤春夫氏が残してくれた故郷への熱き想い。その想いを市政に重ね今回は質問させていただきます。どうかよろしくお願いします。 1番の質問なんですけれども、6月の定例会において幾つか質問させていただいたんですが、その進捗状況をお願いしたいのですが、その1番、名もなき市民からのはがきにより提起された不登校児問題についてのことなんですけれども、6月の議会が終わりましてSNSで一般の市民の方から、一般質問にいじめや体罰による不登校児問題について教育委員会に問うの質問、涙が出るほどうれしかったです、ありがとうございました、こんなお言葉をいただきましたので、どうか教育委員会のほうからそのような親御さんが安心できるようなお言葉が欲しいのですが、いかがでしょうか、よろしくお願いします。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  教育政策課、富田から答弁させていただきます。 以前御質問いただいた部分への対応でございますが、いじめにつきましては、引き続き未然防止のためにも教育活動全体を通して仲間づくりや道徳心の向上を目指して、子供たちが安心して学校生活が送れるような環境を整えてまいりたいと思います。またあわせて、各校で年に数回実施されております生活アンケートなどを活用しながら、教職員がアンテナを高くすることによって早期発見にも努めていきたいと思っております。 また、不登校の子供たちにつきましても、その傾向が確認できた際には御家庭と当該児童生徒の状況をしっかりと共有しながら、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、不登校支援員等を活用して早期対応を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆5番(月輪匡克君)  より分かりやすい動きとかそういう見える環境で、親御さんなりその方々に助けの手を差し伸べてあげてください。ありがとうございます。 それでは、2番の丹鶴ホールを利用したワークショップで新しい人材発掘をということを聞いたんですけれども、そのことの進捗状況をお聞きしたいんですけれども、よろしくお願いします。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 新しい人材発掘をということで、ネットワークづくりということを議員から、新宮出身の方の芸術家だったり有名な方とのネットワークづくりということを御提案していただいております。ネットワークづくりまではできてございませんが、既に新宮市出身の一部の方と複数回、メールであったり直接お会いしたりするなど、ワークショップに関する協議はしてございます。 ワークショップ、そしてアウトリーチの継続的開催につきましては、受入れ体制の確保、関係性の構築が重要であると考えておりますので、対象者ですとか内容も勘案しながら研究をしていきたいと考えてございます。 なお、来月10月には市内全中学校生徒を対象としましたオーケストラの鑑賞事業を予定しておりまして、この事業につきましても広義のアウトリーチであるというふうに考えてございます。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。これからも引き続き、そのワークショップに向かって頑張ってください。よろしくお願いします。 それでは、3番、観光客が神倉山に登るとき荷物を預かってくれるコインロッカー等が欲しいという要望なんですけれども、進捗状況はどうでしょうか、よろしくお願いします。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より回答させていただきます。 コインロッカーではございませんが、神倉神社社務所付近の民間事業者様がセルフサービスの鍵つきの荷物置場の開設を現在、準備を進めておるところでございます。 ◆5番(月輪匡克君)  その荷物預かり所の内容について詳しくお知らせください。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  内容といたしましては、無人でワイヤー錠式、防犯カメラにて管理を行うと聞いております。料金に関しましては、料金は定めずお気持ちを納めていただくという形と聞いております。 今後、利用者に分かりやすいように案内看板の設置等を行いまして、9月中旬ぐらいからスタートさせたいと伺っております。 ◆5番(月輪匡克君)  皆さんに分かるように広報とか、それで場所が分かるような方法って今後考えておりますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  今後、観光協会ホームページ等でお知らせしたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  神倉山の下には書いていないんですか。書く予定もないですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  太鼓橋付近で分かりやすいように掲示は考えたいと思います。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 それでは、次に7番にあった墓地の諸問題ですが、一般質問の後、すぐさま改善等、南谷の墓地の修繕工事に取りかかっていただき、誠にありがとうございました。お喜びの言葉をお盆のときお檀家さんやまちの方からよく聞きました。 また、ある方はSNSでこんなメッセージをいただきました。「月輪さん、一度御挨拶だけしていただいたことはありますが、初めまして。南谷墓地の修繕の件でとても喜んでいた方がいまして、連絡を取れるなら言っといてとのことでしたので、その報告をと思いメッセージさせていただきました。突然で申し訳ありません。ありがとうございました」というふうに、とても市民の皆様から喜ばれていますので、そしてまだ着手していない箇所も多々見受けられますので、お墓の修繕、点検等を引き続きお願いいたします。 それでは、進捗状況並びにお知らせ等の答弁、よろしくお願いいたします。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 先ほど議員のほうからいただきましたお言葉ありがとうございます。今後も引き続き、維持管理を適切に実施していきたいと思っております。 先月の台風の倒木処理や修繕等も今実際に行っているところで、今の現況は以上になります。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。引き続きまた、予算等もありますけれども、これからもお墓のことをちゃんと修繕、見守っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 そして、1番の進捗状況が終わりましたので、2番の花火大会の桟敷席を図書館でということなんですけれども、4年ぶりの花火だったんですけれども、とてもすばらしかったです。本来なら初盆供養が終わった後、帰ってしまうんですけれども、そのまま本部席に残って花火を見させていただいたんですけれども、とてもすばらしい花火でした。 それで、花火が終わってから、ある方から、高齢者を連れていくには花火のとき足元が暗くてとても怖いから、できたら有料でもいいから桟敷席をつくってくださいと。市長自慢の丹鶴ホールのペントハウス、図書館を有料にして桟敷席にしたらいかがかなということがあるんです。そして、桟敷席の利用には必ず1台分の駐車場をしていただいて、どうでしょうか。桟敷席を図書館の、そして外側のエントランスの部分で設けるというのはいかがでしょうか。答弁よろしくお願いします。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  図書館4階のデッキ、そして図書館内からの花火大会見学につきましては、安全性を考慮した形で、何名ぐらいの方が鑑賞できるかということを我々文化振興課のほうで確認させていただきました。その結果で言いますと、70から80程度しか確保できないということと判断をいたしました。 鑑賞していただくために安全性の確保も非常にきちんとしなければならないですし、それにおける多数のスタッフの張りつけ、そして多くの方が希望されると思われる中で、70名から80名の方に鑑賞いただくということに対する公平性の担保ということなどから勘案をいたしまして、今年度の花火大会においては図書館は開放しないというふうに判断をいたしました。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。その場所で花火はどうなんでしょう、見えるんでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  打ち上げ花火に関しては見えるんですけれども、一つ、風下にあるということで煙で途中から見えにくくなるということ、また4階が高さがちょうど花火が上がるところと同じぐらいになるようでして、煙が結構もろに届いてきますので、臭いなんかもきつかったというふうに感じております。 また、新宮大会のメインとも言えますナイアガラの滝ですとか水上スターマインについては鑑賞しにくいということが、今年度については私ども職員で図書館からの鑑賞状況というのを確認させていただいたところですが、そのようなところが分かりましたので、図書館を桟敷席にというのは少し難しいかなというふうに考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  分かりました。じゃ一番きれいに見える場所ってやっぱり本部席の後ろ側辺りになるんでしょうかね。どうかよろしくお願いします。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 やはり本部席の辺りが一番見える場所でございます。 ◆5番(月輪匡克君)  全国的にもやっぱり桟敷席というのは有料が多くなっているんで、それで花火大会開催に際しても、お金の収入じゃないけれども、その面も考えた場合に桟敷席も用意したほうがよろしいんじゃないかなと思うんで、どうでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  今後、ほかの事例とか参考にしながら研究していきたいと思います。 ◆5番(月輪匡克君)  よろしくお願いします。 それで、花火が終わってから帰るときに危ないなと思ったのが、車が三本杉の辺りから全部出てくるんですよ。それで歩きやる人と一緒になるんで、できたら、熊野市の場合は規制しているじゃないですか、車の。ああいうふうに、だから何時間というわけにいかないと思うんで、30分程度でよろしいんで、終わってから30分間だけは車が通れませんみたいな感じにはできないでしょうか。そうしたら歩いている方も結構安全だと思いますので、よろしくお願いします。どうでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  花火大会の開催に当たりまして、新宮警察並びに紀宝警察とも協議しながら進めておるわけでございまして、その交通安全対策に関しては、また今後警察等と協議しながら進めていきたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  ぜひ御尽力ください。とてもすごく危ないと思ったんで、よろしくお願いします。 それで、花火大会の桟敷席を図書館でを終わらせていただきます。 次の観光案内の表示板が少なすぎるから、このすばらしい世界遺産が紹介しきれていない、もったいない問題なんですけれども、世界遺産のまち熊野の都新宮と、観光協会にもこういうPR、ホームページが目に飛び込んできます。ここにも新宮市からの一文がありますので引用されています。 ところが、ある市民の方からSNSでこんなメッセージが届きました。「こんにちは。三輪崎海水浴場なのですが、観光客を含め新宮市の現在の市民でさえ海水浴が新宮市でできることがなかなか認知されず、熊野古道、高野坂、南紀ジオパーク、孔島、鈴島併せ三輪崎海岸海水浴場の看板を国道42号に、国・県・市のどこかからアプローチしていただけないものでしょうか。水質がこんなにいい海が利用されないのは、場所が皆様分からないからだと思います。観光客も、国道からなら看板や標示さえあれば佐野の観光客の誘致に役立ちます。佐野と港と連携して、どうかこの辺りの開発、活性化したいものです。また、議会でよろしくお願い申し上げます」との御意見をいただきました。 いかがなものでしょうか、当局、どうか御答弁よろしくお願いいたします。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より回答させていただきます。 海水浴場を管理しております農林水産課とも連携した上で、国道42号への看板設置につきましては国の管理となっておりますので、また相談していきたいと考えております。 なお、新宮市といたしまして、4年前、令和2年度からデザインを統一した多言語の観光案内板の設置を、年次計画を立ててエリアごとに整備を進めているところでございます。今年度は、三輪崎、高野坂付近から佐野王子へのルート上の観光案内板の設置を予定しております。 議員御指摘の孔島、鈴島、三輪崎海水浴場につきましても、マップ上に掲載を予定しております。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。この夏、僕も見たんですけれども、インバウンドの海外から来られているファミリーなんですけれども、三輪崎の海水浴場で泳がずに隣のちょっと凸凹しているところ、あそこで海水浴をしていたんですよ。だから、案内板がないから、学校の何か、地元の何かやと思っているんですね。だから泳ぎにくいんやと思って隣のほうで泳いでいたんで、その案内なんかもしていただいたら結構インバウンドの方も海水浴場で泳いでくれるんじゃないかと。水質のほうもとてもいいとお聞きしたんで、どうでしょうか、よろしくお願いします。もしよかったら水質の話もしていただいたら。お願いします。 よろしいです。ありがとうございました。すみませんでした。 その案内板のお話は終わらせていただきます。 じゃ、4番のお話に行かせていただきます。 4番、警報可能性が考えられる台風時の学校の計画休校を望んでいる現実をどう受け止めているのかなんですけれども、前回6月の一般質問でさせていただいた台風時の計画休校の件なんですが、あの後、反響が非常に大きかったので再び質問させていただきます。 一般質問の後、何人かの学校の先生に偶然会うことがあったんですけれども、その中に、ある先生のお言葉をお借りすると、「月輪さん言ってくれましたね、ありがとうございます。現場は大騒ぎなんですよ。警報が出たら生徒を帰らせなければいけないし、迎えに来た父兄さんの車でごった返して危ないし」と、そういうふうなお言葉をいただきました。私が今回、学校でどんな状態だったか見ていないので知らないんですが、その言葉を聞いたとき、自分の子供が小学校の頃、警報が出て迎えに行ったときのことを思い出しました。自分はそのとき、ごった返して近づくのも非常に危ないから、学校の門扉に近づかんと、ちょっと学校から離れた、学校の様子が分かる子供が通るであろう道の路肩に車を止めて、子供が通るまでの5分、10分間、暴風雨の様子を車の中から見ていたんですが、歩いて帰る子、車に乗る子、かっぱを着てそれを仕切る先生たち、それはもう大変です。車と生徒が狭い路地に集まっているんですよ。万が一事故があったらと今思い出してもぞっとします。 また、複数のお母さん方からSNS等でお声をいただきましたので、二、三御紹介させていただきます。 とある方は、テレビでは新宮市に大雨警報が出ていたのですが、防災放送がなく、実際どっちなのか分からずに7時過ぎに学校に問い合わせたところ、警報が出ているのは那智勝浦町だけだということで、もしかしたら警報が出るかもしれないので登校時間ぎりぎりまで待ってもらってとのことでしたが、通勤に40分もかかるので間に合わないし、警報が出てもすぐに迎えに行けないのでお休みにしましたと。また、ある方は、学校で朝6時半に出るようで、お迎えも迎えに行けないとの理由で休ませたとのことでした。やっぱり計画休校があったら助かるわ、ありがたいよとのことです。 また、ある方は、仕事にも行かなくちゃいけないし、子供が小学校低学年と中学生の子がいるんやけれども、低学年の子は学校が近いんやけれども低学年だから迎えに行かなくちゃいけないし、中学生の子は学校が遠くて迎えに行ってあげたいし、仕事もあるしで結局休ませました。そんな悲痛にも似たお言葉をいただいたら、再度当局に問いただすしかないん違いますか。いっつもかっつも雨降ったら台風が来やるから休ませてくれと言ってません。前の晩、NHKの9時のニュースで最大級の御注意と備えをといってJRや空路が計画運休になるような大きな勢力の強い台風のときだけでも、せめて計画的に休校の措置を取ってあげてください。1日ぐらい休んだって学力が急に下がることはないと思いますよ。もしそれがあかんかったら、違う日を用意したって休みにしたってください。 気象庁の警報がどうのこうのというよりも、子供たちの教育現場、現状を見てあげてください。どうか市長、副市長、教育長、超法規的措置を取って計画して休校に踏み切ってください。決定には予算がどうのこうのとかいう話ではありません。まさに「人朗らかに情けあり」の精神です。どうかよろしくお願いします。答弁よろしくお願いします。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  台風時、緊急下校させる際に学校側も様々工夫しながら対応していることは市教育委員会としても存じ上げております。ただ、6月の議会でも答弁させていただいたんですが、現時点におきましては、気象庁が発表する警報を基準とするほうが不要な混乱を避けることができるのではないかというふうに考えております。 ただし、議員御提案の警報発表の可能性が非常に高い場合などそういう場合につきましては、気象庁から市に提供されております気象予報の活用であったりとか近隣町村の対応状況等を含めながら、柔軟に対応できないか、また調査研究を続けてまいりたいと思います。 ◆5番(月輪匡克君)  よかったら市長、教育長、一言お言葉をいただきたいんですが。 ◎教育長(速水盛康君)  今、企画員のほうから答弁させていただきましたとおりではありますけれども、前回の6月の暴風雨、新宮市だけ警報が出ていないという状況の中で、少し従来とは違うような予測できないことが起こっていたことは、私たちも後で状況を各学校から聞きまして、そのような認識をいたしました。 ああいうふうな場合どのような対応をするかの対応については、基本的には警報発令というのが一定の基準でありますから、それはもちろん参考にしなければいけないわけではありますけれども、県下の小中学校には、そのような必要なときには臨時休校の措置への柔軟な対応を求めるというようなことで、一応県下の小中学校それぞれそのような認識には6月以降立ってございます。また、そのような御指導、御助言もいただきました。 ですので、今後はどのような場合にどのような形で警報前に判断して臨時休業の措置を取るのかということについては、臨時休業の措置というのは基本的には学校長が行うものでありますから、学校長とも連携しながら学校の状況も把握しながら、今申し上げましたように柔軟な対応が進められるような調査を少し今後進めていきたいなというところでございます。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。ぜひ親御さんが安心するようによろしくお願いします。 じゃ、次のことです。 5番ですけれども、新宮市地域公共交通計画は交通弱者を救えるのかですけれども、このタイトルがとても攻撃的な大変失礼なタイトルで、すみません。まず最初に、御尽力いただいている職員さんに謝ります。よろしくお願いします。すみませんでした。 広報新宮9月号に掲載されている「新宮市地域公共交通計画を策定しました」を読ませていただきました。当局のおっしゃりたいことは分かりますが、しかし本当の交通手段が必要な方々への提言としてはいかがなものなんでしょうか。健康な方々へのメッセージと市民の皆様から捉えられても致し方ないと感じてしまいました。 新宮市、いやどこもそうですが、高齢者が非常に多いんです。そして、公共交通機関を本当に必要としている高齢者の方々なんです。ところが、この広報新宮9月号ですけれども、具体案がないのと、そしてこちら、SDGsなんか違うと言っているんですね。ここにある「バス停や駅までのウォーキングで健康改善」と書いてあるのは、交通弱者の方にはちょっとあれなのかなというメッセージだったので、今日お話しさせていただきました。 そして、ある方なんですが、高齢者の方なんですけれども、高齢になり免許証を返してしまい、その上、足が不自由でバス停まで行くのが困難で、タクシーの利用ばかりでたまったものじゃない。免許証を返納して初めて、免許証がないということがこんなに大変だとは知らなかった。この現実が免許証返納を遅らせてしまったり高齢者のひきこもりを生んでいる原因の一つではないでしょうか。 「五体不満足」で有名な作家の乙武さんが、先月あった24時間某チャリティー番組に提言しています。この番組が本当に障害者のためにという思いを抱いてくれているのであれば、私はこの企画を以下のものに差し替えてほしいですとし、提案したのが24時間車椅子チャレンジだった。そう。汗だくになりながら、足がつりそうになりながら意味もなく炎天下を走ったりなどしなくていいので、ただ24時間車椅子に乗って生活してみてほしいのですと。 この提言を今回の新宮市地域公共交通計画にちょっと置き換えて考えてみてください。当事者でも分からないことがたくさんあります。例えばですが、新宮市地域公共交通計画の担当の方が1日だけでも、乙武氏が提唱するように車椅子に乗って自宅からバス停に行って市役所に行って車椅子に乗って業務をこなし、また車椅子に乗ってバスに乗って帰宅する、1日中車椅子に乗って生活する、ただそれだけでも、見える世界はがらっと変わるような気がします。妊娠時、新宮市保健センターで行っているファミリークラスのパートナーの妊婦体験の妊婦コルセットを男性がつけて保健センターの階段を上り下りすることで、初めて妻の大変さを知るように。 新宮市地域公共交通計画を打ち出したことに泥を塗ったり言いがかりをつけるために今回質問させていただいたわけではありません。より市民が使いやすい新宮市地域公共交通になってもらい、より利用が増えることを願い、今日お話しさせていただいたことを踏まえ、これからも頑張ってください。何事も情けありでお願いします。 それでは当局、答弁よろしくお願いします。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  企画調整課、勢古口より答弁させていただきます。 公共交通機関は、今、議員おっしゃられましたように、自家用車などの移動手段を持たない高齢者、免許証返納者などの方々にとって欠かすことのできないものであります。地域住民の生活に欠かすことのできない社会インフラであり、高齢者施策、福祉施策、そして総合的な交通体系、交通対策を組み合わせていく必要がございます。 公共交通を使用する方の立場に立ったよりよい交通体系となるよう、この計画に沿って再編を進めていきたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  よろしくお願いします。より具体的な案でいったら、今後、市報で進捗状況とか皆さんにお知らせいただいて、より公共交通機関を必要とされている方の手足となるような案をぜひ個々にお知らせください。よろしくお願いします。 それでは、6番、選挙の投票率を上げるための投票所見直しと交通手段なんですけれども、今回、令和5年4月23日の投票率は64.14%でした。前回、平成31年4月21日は69.75%、投票率は減っていっています。参考までに、前々回投票率は68.59%、前々々回投票率は73.76%と、やはり減っています。これは市議会議員選挙の投票率なんですけれども、この投票率の低さは、高齢者の選挙に行きたいんやけれども行くことができない事情も原因の一端ではないかと推測されています。先ほど当局にお聞きした公共交通網に深く関与しているようです。 佐野地区の方なんですけれども、やたがらすサッカー場のこちら側から医療センターを挟みまして、医療センターはここにあります。それで蜂伏集会所第18投票区というのはこっちにあるんですね。それで蜂伏会館の集会所に行くにもぐるっと回るんですよ。その方も言っているのが、免許証返納したし足は悪いし、投票所が高齢者にめちゃくちゃ遠いんよ、乗せていってもらえる家族もないし、結局タクシーを使って投票しに行ったんやわという、もうちょっとどうにかしてくれんかなということです。このような方々は多いんじゃないですかね。どうでしょうこれ、見ていただいたら。 選挙は国民の権利やから行きたいんやけれども、行く手段を算段するんやったらやっぱりやめとこかという、このような方々にももう少し投票所の場所なり投票方法などを考えていただけないでしょうか、御答弁よろしく願います。 ◎選挙管理委員会事務局長監査事務局長(木田和彦君)  選挙管理委員会、木田より答弁させていただきます。 歩行困難な選挙人の投票手段としては郵便投票がございますが、要介護5または重度の障害者手帳保持者などが対象となるため、利用できる方は限定されています。先日の統一地方選挙でも、歩行困難な方から同様の御意見が選挙管理委員会にも複数届いております。 しかしながら、投票所についてはどこに設置しても遠い方ができてしまいます。また、人員や適当な施設の観点から投票所の増設は難しいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 また違う90代の御婦人の方なんですけれども、移動手段があったら選挙に行きたいわ、新型コロナワクチンの集団予防接種のときに配ってくれた接種会場まで行けるタクシー券を、高齢者だけでも選挙の投票のはがきの横につけてくれたらいいんやけどとお話しいただきました。どうでしょう。今後、高齢者や障害者に限ってそのような移動手段はできないのでしょうか、よろしくお願いいたします。 ◎選挙管理委員会事務局長監査事務局長(木田和彦君)  現在は行っておりませんが、他市町村では移動支援を行っている事例もございます。選挙管理委員会としましては、郵便投票の対象とまではならない要介護者や障害者などを対象に、タクシー助成の方向で検討してまいりたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  全ての高齢者を対象にできないんでしょうか、そうなってくると。 ◎選挙管理委員会事務局長監査事務局長(木田和彦君)  基本的には歩行困難な方への支援が必要と考えております。費用面などで高齢者全員を対象とすることは難しいと考えますが、先進地を調査し、そのあたりも含めて検討してまいります。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。ぜひ、これからもよりよく選挙に行けるように頑張ってください。 そして、最後に市長から一言お言葉をいただけたらうれしいです。 ◎市長(田岡実千年君)  議員おっしゃるとおり、私も、高齢者の方が投票へ行きたくても足が悪いからよう行かんのやよというお話を伺ってございます。 今、選挙管理委員会の木田局長が答弁しておりましたが、そういう方のため、支援をしっかりと選挙管理委員会のほうで検討して実行していただければというふうに思います。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとう。よろしくお願いします。 それでは、7番、常設エコ広場を市役所だけではなく各支所や行政局で行ってほしいですけれども、実際に自分がこの市役所の下にある第4駐車場の常設エコ広場を使ってみたんですけれども、めちゃくちゃ便利でした。そういう思いからあって、各支所、行政局にあったらとても便利になるんじゃないかと思って、市民の皆さんも喜ばれるんじゃないかと思っているんで、どうなんでしょうか、そこら辺を御答弁ください。よろしくお願いします。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 常設エコ広場につきましては、令和4年10月から市役所第4駐車場に開設しているところです。今年度中に、三輪崎支所駐車場奥の消防が今整備している北側用地におきましても開設予定としております。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。そうですか。それはよかったです。三輪崎がもうすぐ開かれるんですね。とても便利なサービスなんで、今後も常設エコ広場の使用状況を注視して、どうかその他の支所並びに行政局などでも行えるように期待していますので、どうかよろしくお願いします。ありがとうございます。 それでは、早いんですけれども次、数年後に紀伊半島一周高速道路ができるんですが、そのことに関してお話しさせていただきます。 8番です。熊野川に新しい大橋、新宮紀宝道路が来年秋開通します。数年後には長年の夢であった紀伊半島一周高速道路のミッシングリンクがなくなり、実に首都圏及び各大都市へのアクセスが考えられないくらい容易になり、現在の陸の孤島と呼ばれたこの地が、この道路インフラの完成によって人々の往来が確実に活発になるでしょう。うれしい限りです。 しかしです。経産省が挑む次世代エネルギーの推奨、そのエネルギーインフラ設備のミッシングリンク、いや空白地帯がこの紀伊半島にはあります。 この図を御覧ください。 こういう感じになっております。これを太平洋地帯に全てあるんです。ここだけがぽこっと抜け落ちているという状態になっています。それを拡大するとこういう状態です。南は和歌山市のイワタニ水素ステーション和歌山南インターから北は三重県津市のみえ水素ステーション津、和歌山県側で約180キロ、三重県側で約150キロ、実に紀伊半島全てをのみ込む300キロ以上が、次世代エネルギー水素のインフラ設備の空白地帯になっております。実に驚くべきことではないでしょうか。その解消の手だてのために、水素ステーションをいち早く新宮市に造るべきだということを今提唱させていただきます。そのタイミングが、実に今がグッドタイミングだと思っております。なぜなら、今年の6月、6年ぶりに政府の水素基本戦略が取りまとめられました。今後15年間で15兆円に及ぶ投資を行うことが発表されたんです。電気自動車の根拠のないブームの影で水素自動車が語られることなく、もう駄目になってしまったのではないかとちまたでは思われていますが、政府主導の中、着々と進められていたのです。 改定の背景には、世界での脱炭素の動きに加え、ロシアのウクライナ侵攻後のエネルギー危機の高まりがあります。日本は化石燃料への7割以上と依存度が高く、エネルギー自給率9%と非常に低いのです。いつも外圧と時世に左右され今の高騰が続くガソリン、そのガソリンは、いずれ温暖化によるカーボンニュートラル、化石燃料からの脱却を図らざるを得ない運命です。そこで、官民挙げて次世代エネルギーの水素なのです。 そして、少し調べてみると、一説には2050年の世界市場は何と250兆円規模で、関連雇用創出は3,000万人以上。脱炭素社会の一翼を担うとして世界各国でにわかに活気づいていたんです。ちなみに、ITなどで有名な半導体市場は60から80億円程度ですので、その規模の大きさを鑑みることができます。 2023年4月現在、水素ステーションは全国に166か所設置されています。政府は、2030年までに水素ステーションの数1,000基を目指しています。今の数にして5倍以上です。今このときに、我が新宮市も水素に着目してはいかがでしょうか。水素エネルギーとして利用しても、CO2が排出されないクリーンなエネルギーです。加えて、自ら取り出すだけではなく様々な資源から製造できる点もメリットがあることから、我が国日本が今後、脱炭素社会とエネルギー安全保障の両軸で実現させるために欠かせないトレンドであり、国家戦略です。 水素ステーション建設に当たり、地方公共団体及び地方公共団体が出資する法人及び個人事業者への補助金制度もあり、新宮市の好調な港湾事業の一環として新宮市も乗り出してみるか、また民間からの参入を試みて、経産省のお役人さんを招いてのセミナーなどの勉強会を開催してはいかがでしょうか。 水素ステーション建設場所は、佐野のインターに近い新宮港が最適ではないかと思っております。近隣の自治体が着手する前に、関西と東海の玄関口であるこの新宮市がいち早く着手する必要があるのではないかと切に願っております。 FC車のドライバーにとっては、紀伊半島一周道路が全面開通しても水素ステーションのインフラがなければ道がないことと同じになり、この地域への乗り入れを拒む結果となります。そして、収益等を考える前にまず次世代への未来投資だと位置づけ、近い将来、東京都が2018年から導入した量産型FCバスのように、バスやトラックなどの商用車のFC化が見込まれ、販路は拡大されるはずです。現実に、トヨタと日野の共同開発によって大型トラックが既に発表されています。 まだまだFC車の普及は少ないですが、それを言ってしまうと卵が先か鶏が先かの議論になってしまいます。まず水素ステーションを造り、新宮市も前向きに、政府がかじを取り始めた水素社会に取り組んでみてはいかがでしょうか。将来的には、今あるバイオマス発電所に加え、水素燃焼ガスタービン発電所の誘致も視野に入れて考えてみてはいかがでしょうか。とても夢のある話ではないでしょうか。 そして、東京都が2018年に導入した量産型FCバスなんですが、災害避難所における非常用電源として都交通局のFCバスを利用可能な体制を2021年9月に整備したそうです。災害に強いまちづくりにも次世代エネルギーの水素が活用されている時代です。 どうか市長、このようなことから水素ステーション建設の御検討のほどよろしくお願いいたします。 ◎市長(田岡実千年君)  御提言誠にありがとうございます。今、月輪議員から御提言いただきましたことは国家戦略でございます。この国の動向、計画をしっかりと見て、市としても対応してまいりたいというふうに思います。ありがとうございます。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございました。紀伊半島でどこよりも早く実現可能にしてください。よろしくお願いします。 それでは、9番、今ある新宮市歌をとこしえにまで歌い継がれていくために、今の時代にあった新しいアレンジをネットで公募し、全世界に発信して、お金のかからない持続可能な上、エコで楽しい新しいまちおこしをなんですが、この新宮市歌なんですが、お恥ずかしながらこの議会に来るまで私、知らなかったんですよ。開会の前に出席者全員で歌うじゃないですか。それで初めて知ったと。そして、ちょうど前回6月の定例会の一般質問にて大坂議員が、新宮市歌について新宮市のいいところが全部詰まっているので、もっと広めるようにというようなことをおっしゃっていましたので、6月の定例会が終わった7月の初旬だったか、新宮市歌を自分なりにもっと理解してみようと、自分なりの解釈でアレンジしてみました。そして、作ってみて分かったんですが、全く時代を感じさせないすばらしい曲だったんです。昭和26年に作ったようには聞こえない、さすが文豪佐藤春夫氏と現東京藝術大学音楽学部作曲科を作った信時潔氏の名コンビです。このコンビで高野町の歌、山口県民の歌を作っているようです。 こんなよい曲だけれども、どうしたら子供たち、世代を超えてとこしえまで歌い継がれていくんだろうかと思案しました。アレンジやそのサウンドは時代を映す鏡だと思っています。曲の古くささや古くさくさせてしまうのはアレンジのさじ加減だと、今回私のアレンジした新宮市歌を皆様にお聞かせできたら、編曲でどこまで曲の雰囲気を変えることができるのか、ここでお聞かせできたらよかったのですが、ここでお聞かせできない事情があるようで、関係各位様には事前にCDをお配りさせていただきました。聞いていただいた方には分かると思いますが、私が作ったものは自分が通っていった時代、懐かしさの漂う80年代のポップス調です。作品としての完成度はなかなかのようでして、身近な方々にお聞かせしたところ評判よかったです。 こんな一介の素人が作ってこんなふうになるんだったら、今の時代に合った新しいアレンジをネットで公募し、全世界に発信して、まだ世に出ぬ多彩な才能のある若手のアレンジャーやクリエーターのきらきらした作品を選んでみたらいかがですか。 最近の子は、小学校の頃学校で歌うようですね。昭和26年からのアレンジで歌わされる感が強いから、後から振り返って歌ったりしないんじゃないのかな。この子たちの時代の音だったら、再確認じゃないけれども、新宮市歌っていい歌だねとなるかもしれないし、いろんなアレンジがあったら楽しいじゃないですか。自分たちのまちの歌はいっぱいバージョンがあるよねと、そのときそのときの話題にして楽しんでもらえたら。 アレンジ作品の応募期間ですが、1年ぐらいの長期募集にして、コロナ禍で活躍した市の持っているユーチューブチャンネルで3か月ごとぐらいに市長が経過報告で、こんなアレンジよかったですねなんて紹介していただいたら、フレンドリーな市のイメージアップになりますし、審査の方々は、新宮市に関わりのある熊野川町在住でテレビ番組等のドキュメンタリーBGMなどを手がける作曲家の本間卓哉さん、そして前回、丹鶴ホールを利用したワークショップで御紹介した映画、ドラマ、アニメで大活躍の劇伴作曲家平野義久さん、DAW使いのギタリスト、音楽プロデューサーの尾崎力さん、コロナ前まで新宮市のお祭り御船に毎年欠かさず参加していただいていたアレンジャーでギタリストの、そして洗足学園音楽大学で教鞭を振るう葉山たけしさんを起用していただいたらどうでしょうか。 もともとネット公募ですので、審査の方々に市役所に来てもらうとかじゃなくて、メールとウェブだけのやり取りだけで済みますし、そして賞品はDAWやプラグインメーカーなどに当局が頑張ってPRしていただき、景品提供の協賛になっていただいた暁には、新宮市としてお金のかからない持続可能な上、エコで楽しい、新しいまちおこしの完成です。 余談ですが、300万人以上の人口を誇る横浜市の横浜市歌は、横浜市民なら誰もが知っている歌える親しみの曲として愛されています。明治42年、作詩は森鴎外で作られています。もう100年以上になりますが、今なお愛されてカラオケボックスの曲にもなっています。アレンジも多種多様なものがあり、オーセンティックなものからダンスバージョン、ポップスバージョン、サンババージョン、アコースティックバージョン、音頭バージョン、オーケストラバージョン、2020年横浜開港記念バージョンなど数限りなくあるようで、新しいまちづくりの一翼を担っているようです。 この新宮市の新宮市歌も、今までのオーセンティックなアレンジをなくすのではなく、その上にまた違った新しいバージョンのアレンジを1曲と言わず今後たくさん加えることによって、子供はもとより世代を超えた、より親しみやすい新宮市歌になるのではないでしょうか。 さて、当局、市長いかがでしょうか、答弁のほどよろしくお願い申し上げます。 ◎秘書課長(竹田和博君)  秘書課、竹田より答弁をさせていただきます。 市歌につきましては、6月議会におきまして大坂議員から御提案を受けまして、市のホームページにて音源ファイルを作成し、歌詞も表示できるように公開を始めたところでございます。議員おっしゃるように、とこしえに歌い継がれるために庁内各部署とも連携しまして、より広く知っていただけるよう考えてまいりたいと思います。 また、市歌は心に響くものがあり、新宮市の風土や歴史、文化が網羅されて末永く受け継がれることを願い、昭和26年に制定されました。音源についての受け止め方というのは人それぞれで様々な御意見があろうかと思いますが、歴史あるものでございます。アレンジすることによって原曲のイメージ、これを失ってしまうケースも考えられますので、慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。お祭りの一環として何か普及している要因の一つとして、様々なアレンジ、オーセンティックな先ほど言いました基本的なものはちゃんと守って、ほかにいろんなバージョンがある、横浜市が行っているようにそういうふうにすると、より深くいろんな方々、いろんな世代に残っていくと思うんで、ぜひ御検討ください。ありがとうございます。 これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○副議長(大石元則君)  会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後1時53分--------------------------------------- △再開 午後2時06分 ○副議長(大石元則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。---------------------------------------中山忠吏君 ○副議長(大石元則君)  12番、中山議員。 ◆12番(中山忠吏君) (質問席) 質問の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。 初めに、子育て支援について。 6月の一般質問でもお伺いしましたが、新宮市独自の子育て支援、おむつ、お尻拭き、1歳までの支給、また小中学校の給食無償化、和歌山県内ではいち早く取り入れたと思います。すばらしいことだと思います、市長。 私も子育て支援について全国的にいろいろ調べてみると、兵庫県明石市の前市長、泉房穂さんは子育て支援では有名です。泉さんは、子育て支援の予算を倍にすることで充実した子育て支援を行ってきました。五つの無料化として、親子の遊び場無料、第2子以降の保育料無料、中学校までの給食費無料、1歳までのおむつ支給無料、そして18歳までの医療費無料です。この支援を行ったことにより、若い世代からは安心して子育てができるという答えが返っていっています。その結果、人口は10年連続増、出生率は全国平均1.26に対し明石市は1.65と大幅に平均を超えております。また、まちの景気も上がり財政も増えております。子育て支援は、まち全体に活気を与えてくれると思います。 新宮市は中学校卒業まで医療費無料となっていますが、中学校まで無料化にするにはどれぐらいの費用がかかっておられますか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  現在、新宮市では中学校卒業までを対象に子ども医療費の無償化を実施しております。市の負担額は年間約5,000万円となってございます。 ◆12番(中山忠吏君)  これを18歳までに無料化にするとどれぐらいの費用がかかりますか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  試算しましたところ、1,000万円から1,500万円増になると試算してございます。 ◆12番(中山忠吏君)  それでは、和歌山県内に市は幾つありますか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  県内九つの市がございます。 ◆12番(中山忠吏君)  そのうち18歳まで医療費無料になっている市は幾つありますか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  五つの市で18歳まで無償化されてございます。 ◆12番(中山忠吏君)  ということは、半分以上18歳まで無料になっているということですね。そうですね。 初めに言いましたが、新宮市はおむつ、お尻拭きを1歳まで支給、小中学校の給食無料です。医療費も18歳まで無料延長すれば、一段と安心して子育てができると思います。ぜひ18歳まで医療費無料にしていただけないでしょうか。 自治会連合会会長からも18歳まで無料にしてほしいと強く要望を受けております。市長、どうでしょう。 ◎市長(田岡実千年君)  議員おっしゃるとおり、先日、自治会連合会からもこのことについて要望いただきましたし、今、議員おっしゃるとおり子育て支援、大変大事だというふうに私どもも認識しておりまして、以前申し上げたように、子育てするなら新宮市というスローガンの下、しっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。 今御提言いただいた18歳までの医療費無料については、非常に子育て支援という観点では有効的な施策だというふうに思いますので、しっかりと検討してなるべく実行できるように今後頑張ってまいりたいというふうに思います。 ◆12番(中山忠吏君)  ぜひとも実行していただきたいと思います。最終決定は市長にございます。どうかよろしくお願いします。 それでは、新宮城の石垣について質問させていただきます。 新宮城、別名丹鶴城または沖見城と呼ばれ、国指定史跡を受け続日本100名城にも選出されているほどです。全国でもトップレベルの石垣を用いた城跡でございます。 その石垣が破損していると聞きましたが、現在石垣が破損している箇所はどれぐらいあるのでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  平成26年に石垣カルテというものを作成しまして、城跡内全ての石垣について調べているところでございます。その中では、崩壊している箇所が33か所、はらんでいる箇所が26か所、石材破損が25か所等を確認してございます。 また、これらの傷みの要因の多くは、基礎ですとか背面盛土の沈下、劣化、裏込めの目詰まりといった構造的な要因であることを把握してございます。 ◆12番(中山忠吏君)  保存修理事業の文化庁、県、市単独事業費の分担役割はどのようになっているんでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  石垣の保存修理でございますと、文化庁からの国庫補助が50%、県費補助が5%、市の負担額は45%となってございます。 ◆12番(中山忠吏君)  先ほど言っていた破損しているところの工事自体は行っていかないんですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  現状等の把握は行ってございますが、修復までは現在は行えていない状況であります。 ◆12番(中山忠吏君)  その破損箇所等は文化庁のほうには申し出ていますか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  石垣カルテを作成してございますので、そのときに文化庁のほうにも提出しているところでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  それでは、史跡指定範囲の現状と今後の計画はどのようになっておられますか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  現在の史跡指定範囲でございますが、山上の天守台、本丸などのくるわとその周囲の斜面地、そして熊野川に面した水ノ手郭が指定されてございます。斜面地につきましては、一部民有地も含んでおりますので範囲外のところもございます。 現在につきましては、城跡西側、丹鶴ホール側山麓であります大手周辺の保存のため、追加指定を目指して取り組んでいるところでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  それでは、支障木、危険木の現状、対応はどのようになっておりますか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  斜面地の樹木につきましては、文化振興課で現状を確認しまして、景観整備事業の中で年度ごとに計画を立て伐採等の対応を行っているところでございます。 生け垣などの公園の樹木につきましては、都市建設課のほうで現状確認、対応を行っているというところでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  2023年、丹鶴ホール側の斜面の雑草を整備していただいたとき、とてもすばらしい石垣が見えていました。しかし、6か月後にはまた雑草に覆われて、石垣は全く見えない状態になっております。どうにかして年中あの石垣を見せるようにできないでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  石垣について、よく見えているというのは我々も事業を実施しましてよく分かっているところでございますが、年間の予算、今年度も400万円予定してございますが、その予算の中で新宮城一つの面だけではなくて全体の環境整備をやっていかないといけないという状況の中で、なかなか年数回にかけて同じ面を伐木するというのは難しい状況でありますので、今後検討はしていきたいというふうに思います。 ◆12番(中山忠吏君)  よろしくお願いします。 雑草等除去の対応はどうされていますか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  雑草等につきましては、人が立ち入る遊歩道部分ですとか平地な部分については、都市建設課で除草作業を行ってございます。また、人の立ち入らない出丸などの石垣から生えた草などにつきましては、文化振興課で除草を行っているところでございます。 遊歩道や平地部分については年3回除草を行っているところでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  人の結構立ち寄る遊歩道、平地部分は年3回除草作業をしているとなっていますが、3回でどうですか、きれいになりますか、3回ぐらいで。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  遊歩道における雑草ですとか生け垣の樹木の繁茂状況については、市民の皆様からも刈ってほしいというような御意見をいただいておるところでもございます。 今後、都市建設課とも協議をしまして、また予算のこともございますが、除草回数を増やすとか何かしらの対策は必要というふうに考えてございます。 ◆12番(中山忠吏君)  そうですね。年3回と決めずに、市民の要望等あれば除去作業をしていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 石垣保全のために、崩壊箇所やはらみ、石垣の隙間部分の調査は行っておりますか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  現在については目視による確認というところでございます。
    ◆12番(中山忠吏君)  観察は目視ですか。はい。 三重県の松坂城、あそこはガラス棒の設置、ゲージの設置、トータルステーション計測を使って石垣動態調査とかを行っているわけなんですけれども、石垣の保全のためにですね。新宮城の石垣、石垣動態調査などを行うような予定とかはございませんか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  令和5年7月に国のほうから城郭の石垣の耐震診断に関する指針等の中間報告が出されたところでございます。その中にも、まだ中間の案ではございますが、様々な石垣に関する変位観測方法があるということを聞いてございますので、調査研究の必要は今後あるかというふうに考えてございます。 ◆12番(中山忠吏君)  そうですね。大変すばらしい石垣なので、少しでも傷み出したら早めに分かるような形にしていただければありがたいと思います。 年間の来場者数、どれぐらいか把握しておられますか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  お城の来場者の数については把握できてございません。 ◆12番(中山忠吏君)  新宮市にとってとてもすばらしい観光資源になる城跡です。これからは把握していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 また、来年開通する河口大橋からも城がよく見えると思います。出丸から本丸側の支障木の伐採はできないでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  出丸から本丸側につきましては、その多くの部分が民間所有の土地であることであったり、また市有地の部分におきましても直下に鉄道線路が走っておりまして、その部分が急傾斜地であることから安全な作業の実施が困難であるというふうに考えておりますので、伐採、伐木等については十分な検討が必要であるというふうに考えてございます。 ◆12番(中山忠吏君)  あれだけすばらしい石垣を新宮紀宝道路を走りながら目にしますと、新宮で下りて見に行こうかなという気持ちになってくると思います。どうにか見えるように整備していただきたいと思います。よろしくお願いします。 また、新宮城は桜がすごくきれいに植わっております。桜の根っこが原因で石垣の破損につながっているのは把握しておりますか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  石垣にずれが生じるなどの状況というものは把握してございます。 ◆12番(中山忠吏君)  四国の村上水軍能島城、桜で有名な城でございます。能島城も、史跡を守るため桜やクヌギなど伐採に着手いたしました。和歌山城でも、石垣を守るため桜、樹木を伐採いたしました。有名な竹田城に至っては植樹自体を一切認めておりません。 新宮城の石垣も、本当に桜の根っこで破損している箇所があると思います。これ、一刻も早く対処しなければ、伐採費用というのはそれほどかからないと思いますが、石垣が崩れてしまうと億単位かかってくると思います。これ、時間との闘いなんですよね。早急な対策を取っていただきたいんですけれども、どうですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  議員おっしゃられますように、桜木が石垣の際に生育してございますので、それによって石垣がはらんでいるということは承知しています。 市民の皆様の憩いの場、桜の名所としても御利用いただいているところでもございますので、文化振興課だけでなく関係課で協議していく必要があるというふうに考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  桜がきれいなのは十分分かっているんですよ。でもこれ、桜をちゃんと伐採していかないと石垣が必ずやられます、これ。それも一刻も早くしないと石垣が壊れますよ。そういった面、早急にどうですか。できないですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  繰り返しになりますが、都市公園部門を所管している都市建設課、それと市長、教育長とも協議をして、速やかに方向性を考えていく必要があるというふうに考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  分かりました。早急によろしくお願いします。 それでは、小学校、中学校の空調設備についてお尋ねします。 今年の夏も非常に暑かったです。年々暑さが増しているのは事実でございます。元気な子供たちも非常に今年の夏、暑かったと思います。現在9月に入ってでもまだこの暑さがちょっと続いているんで、そこでお聞きします。 各学校に大型気化式冷風機を設置したのはいつになりますか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  教育政策課、馬込から御答弁させていただきます。 大型気化式冷風機につきましては、昨年12月に補正予算を可決いただきまして本年3月に各学校の屋内運動場に設置し、6月末頃から運用を開始してございます。 ◆12番(中山忠吏君)  各学校に何台ずつ設置されましたか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  各学校4台ずつ整備してございます。 ◆12番(中山忠吏君)  先生、生徒からの評判はどのような感じでしょうか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  大型気化式冷風機につきましては、構造上、音が大きいというデメリットがあり、またエアコンのような体育館全体を冷やすということはできませんが、水を通しまして涼しい風を比較的遠いところまで送ることができるということがあり、冷風機の前方では体を冷やすことができるので、熱中症対策としてはありがたいとの話を聞いてございます。 ◆12番(中山忠吏君)  実際、僕も体験しました。本当に音がうるさい、本当に前で話はできない、そんな状態です。でも、確かに前に立つと涼しいんです。少し離れるとあまり効かない、涼しくないと感じております。 やはりこの暑さなんですよ。小中学校の体育館、空調設備が要るんじゃないでしょうか。年々気温が上がっている中、熱中症になる可能性も高くなってきております。最悪の事態を招かないように先に予防対策するべきです。 また、体育館は避難所にもなっております。災害が起こって避難してきたとき、体育館の中の気温が高いのであれば、校舎には空調がついておると思われますので校舎の中に避難もできます。しかし、広域大規模災害が起こったときどうでしょう。これ、体育館も校舎も両方使わなければなりません。また、暑い時期に起こった場合、空調設備のあるないで混乱が起こるんじゃないかと思います。 少し調べたのですが、文部科学省の補助金制度等活用できないでしょうか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  屋内運動場への空調設備設置に係ります国の補助金の交付については条件があり、空調効率を高めるため建物に断熱性を持たせることが条件となります。このため、空調設備の設置に併せて断熱性確保のための工事も実施することになりますが、この場合、断熱性確保工事も補助の対象になります。また、補助率は3分の1です。 昨年度、大型気化式冷風機を導入する際にエアコン設置費用についても調査を行いましたが、1体育館当たり電気式で5,500万円程度、ガス式で4,400万円程度を想定しました。また、補助を受ける場合はこれに断熱工事費が追加されることになりますが、断熱方法には屋根や壁、建具、窓、床下断熱などがあり、断熱を行う程度により費用は大きく変わってくると想定されます。補助活用は可能と思われますが、いずれにしましても今後の大きな課題であると認識してございます。 ◆12番(中山忠吏君)  金額は本当に大変かかると思っているんです。しかし、これ人命に関わることなんですよね。補助金を上手に使いながら、子供たち、また市民のために急速な対策等を考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 次に、大浜体育館屋根部分の補修状況と活用再開のめどについて。 大浜体育館の天井が落下したのはいつになりますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁いたします。 総合体育館の天井が落下いたしましたのは、令和5年7月2日の午前に管理人が落下しているのを発見しております。 ◆12番(中山忠吏君)  落下物はどれぐらいの重さがありましたか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  落下時の天井材の重さは約10キロ程度でございました。 ◆12番(中山忠吏君)  天井が落下した原因は何ですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  雨漏りによる水分が天井材に蓄積し、その重みに耐え切れず落下したものと考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  その雨漏り箇所はきちんと特定できているんでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  天井材の落下の原因となったと思われる箇所は特定し、補修は済んでおります。 ◆12番(中山忠吏君)  雨漏り箇所、なかなか修復が難しいんです。他の箇所からの雨漏りも予測されますので、再度それは点検していただいたほうがいいと思います。 補修工事の着工はいつぐらいからになりますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  今回上程されている補正予算案が承認され次第、入札の手続を行いまして、できる限り早期に着工したいと考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  天井補修にはどれぐらいの予算がかかってくるんでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  今回の工事費につきましては、補正予算で計上しておりますとおり3,080万円を予定しております。 ◆12番(中山忠吏君)  補修工事はもちろん地元の業者で行われますよね。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  はい、そのとおりでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  ありがとうございます。 体育館の使用、いつからできますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  工期は約3か月程度を見込んでおります。年内の工事完了を目指し、その後速やかに再開していきたいと、このように考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  大浜体育館は災害時緊急消防援助隊の宿泊施設となっていますが、補修工事の間にもし災害が起こったときは別の宿泊施設を用意しておりますか。 ◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君)  防災対策課、竹田から答弁させていただきます。 大浜体育館は緊急消防援助隊の宿営場所として新宮市地域防災計画の中で定めておりますが、災害の種類によっては使用できない場合もありますので、近大新宮高校の体育館など複数宿営場所として指定をしております。 ◆12番(中山忠吏君)  ありがとうございます。 今回たまたま体育館を使用していなかったので惨事には至りませんでしたが、もし使用していたときに天井が落下していたら大変なことになっていたと思います。大浜体育館、建設されて43年になり、建物が大変傷んできております。今回も補修費用に3,080万円かかってきます。これからも補修でお金を投入していくことになろうかと思います。 6月の一般質問でも言いましたが、中学校統合の跡地、城南中学校に、市民が安心・安全に使用できる、また安心・安全に避難できる体育館を新しく建て替える機会ではないでしょうか。どうですか。 ◎教育部長(尾崎正幸君)  6月のときにも議員からそのような御質問を受けたことを記憶してございます。議員からもございましたように、43年経過した施設ということで、この施設については今後どうしていくかということを真剣に考えていく時期に来ているかと思います。そういう中でいろいろなことが想定されます。また、いろいろな選択肢も出てこようかと思いますので、今後庁内議論を進めていく時期だと我々も認識しているところでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  とてつもなく予算がかかるのは十分分かっております。この間も少し言いましたが、県にも少し相談するとかどうでしょう、市長。 ◎市長(田岡実千年君)  大変大きなハード整備、ハード事業になりますので、いろんな案を考えて、また県とも相談できるところは相談しながら検討していきたいというふうに思ってございます。 ◆12番(中山忠吏君)  どうか市民のために前向きに考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、緑ケ丘1丁目の道路の早期整備の経過について。 6月議会で採択されましたが、着工のめどはついていますか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  都市建設課、工藤より答弁させていただきます。 まず、これまでの取組について御説明させていただきます。 6月30日に開催した都市計画審議会にて、今後の線形の見直しに向けた取組について説明させていただきました。現在は、道路線形案の作成と地元調整を行うための準備を進めております。事業着手までには道路線形の変更についての地元説明会や都市計画決定などの手続、事業実施については予算の確保や地元説明会、事業認可の取得などの手続が必要となり、着手までには時間を要すると考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  地元説明会は行っていますか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  道路線形案が完成した後、地元調整を行い、早期に道路線形の見直しについての地元説明会を開催したいと考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  着工までの歩行者、自転車の安全のための協議等は行っておりますか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  7月に新宮警察署と交通安全対策について協議を行い、歩行者の安全性の向上を目的としたグリーンラインの施工を10月に予定しております。 ◆12番(中山忠吏君)  グリーンライン、学校へ行くときに引いている緑のやつですか。ありがとうございます。 6月議会で採択され、都市計画審議会でも早期着工のお声を会長からいただいております。やはり日頃通っても大変危険な道路でございます。市民の安心・安全のために早期に進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、プライスカット跡地の経過についてお尋ねします。 土地の持ち主の方とはお話はできておりますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 現在、土地所有者と意見交換は行っておりません。 ◆12番(中山忠吏君)  裁判所の横のファミリーマート横にバスを止めて観光客を降ろしているのをよく見るんですね。国道沿いなので交通量も多く、大変危険な状態で乗り降りしていると思います。 プライスカット跡地を市が借りていただければ、ゆっくりと乗り降りができ、また神倉商店街を歩いて神倉神社に行く動線ができると思います。世界遺産20周年も近づいてきていますので、土地を貸していただけるのであれば短期間でも借りてみて試してみてはいかがでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  来年世界遺産20周年ということもございますので、今後また研究していきたいと考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  神倉商店街会長も、ぜひ借りていただきたいとお声が出ております。そういう形になれば、商店街の会員に声をかけ、食べ歩きできるようなものも考えていきたいとおっしゃっていました。こういう動きを見せようと商店街もしていますけれども、どうでしょう。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  神倉商店街の御意見も今お聞きしましたので、それを加味してまた調査研究していきたいと思います。 ◆12番(中山忠吏君)  世界遺産20周年まで時間もあまりないので、敏速によろしくお願いします。 続きまして、移動販売(とくし丸)の経過について。 とくし丸さんとはお話できているでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  とくし丸を運営しておりますJAみくまのさんと意見交換を行ったところでございます。 現在、新宮市内では2台の移動販売車が熊野川町、高田エリアを含め市内全域を網羅して運用を行っております。また、その話をする中で、より市民の方に利便性の向上を図る上で、販売場所について駐車位置とか条件さえクリアになれば柔軟に対応できますので、そういった要望があればまた検討しますということで回答をいただいております。 ◆12番(中山忠吏君)  今現在、移動販売車2台を運用しているみたいですが、これを3台に増やしていただくというのはできないんでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  1台増やすということでJAさんにもちょっとお話はさせていただいたんですけれども、販売している商品をAコープでの販売品を積み込んで販売しておる状況にありまして、特に惣菜等店舗での販売品が品薄になってしまうため、現状の2台での運用が精いっぱいであると。これ以上増やすことは現状では厳しいというふうに伺っております。 ◆12番(中山忠吏君)  人員も足りず、今、目いっぱいの状態でやっているという感じですね、そしたら。 先ほど言われていた販売場所の要望には御協力いただける方向ですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  そこは柔軟に対応させていただくということで聞いておりますので、また要望があればおっしゃっていただければと思います。 ◆12番(中山忠吏君)  高齢者の方、大変本当に困っているんですよね。その移動販売の行ってくれる場所を増やせるんであれば、きちっと場所を選定して、高齢者の負担が軽減できるよう考えていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 これで一般質問を終わらせていただきます。 ○副議長(大石元則君)  会議中ですが10分程度休憩いたします。 △休憩 午後2時46分--------------------------------------- △再開 午後2時58分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。--------------------------------------- △榎本友子君 ○議長(三栗章史君)  13番、榎本友子議員。 ◆13番(榎本友子君) (質問席) 初めての一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 最初に、防災対策について質問いたします。 9月1日は防災の日でした。1923年9月1日、関東大震災が起こったことをきっかけに9月1日は防災の日と定められ、今年は100年目になります。また、9月4日は紀伊半島大水害から12年がたちました。しかし、毎年のように日本各地、いや世界各地で様々な自然災害が発生し、甚大な被害が出ております。国連のグテーレス事務総長が、地球沸騰時代が到来と警鐘を鳴らしました。まさに災害多発時代と言えるのではないでしょうか。 雨をもたらす線状降水帯も度々発生しております。自然災害が激甚化、頻発化する中で被害を最小限に抑えるためには、防災意識を高めていくことが重要です。この防災意識を災害への正しい認識に変えていく、そして認識を深めて、取るべき行動が見えてくるのではないでしょうか。 でも、ひとえに自然災害といっても、地震と水害では避難すべき場所も対応も異なります。まずは、ハザードマップなどを基に自分の住んでいる地域はいざというときどんな被害をどれくらいの規模で受けるのか、どこに避難すべきかなどを具体的に一人一人が認識しておくことが大切だと思います。災害ごとにあらかじめどういった状況になったら動くのか、どのタイミングで避難するかという境目となる値を設定しておくことも大事であります。 そこで、新宮市にはハザードマップは作成されておりますが、水害・土石災害逃げどきマップでは新宮地区が2ページに地図で掲載されております。しかし、市田川沿いの地域、また熊野川沿いの地域、例えば池田、蓬莱、阿須賀など、また相筋等浸水の可能性のある地域の方々が、どのタイミングでどこへ避難をしたらいいのかよく分からないと、そういう不安の声を聞きました。それは津波浸水深マップでも同様であります。新宮地区一くくりではなく、学校区や町内会など小さな地域コミュニティーで防災計画を作成してほしいと思います。 市民の不安な声は三輪崎地区の方々も同じです。逃げろと言われてもどこまで逃げるのか、高い建物は遠いし足も痛いし逃げられないとおっしゃっておりました。 誰もが分かりやすい、例えば女性、子供、高齢者用とかの防災ブック、これを見れば水害のとき、地震のとき、自分の住んでいる地域はどのタイミングでどこへ避難をするのか、水害のとき、地震のときをそれぞれに誰が見ても分かりやすい防災ブック、またマニュアルを作成してほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君)  防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 まず現状、市における市内各地域の災害リスクの周知としましては、主なものとしまして三つあります。一つ目が冊子版の複合版ハザードマップです。これは令和2年に全戸配布しております。二つ目としまして、新宮市公式ホームページにおけるウェブ版ハザードマップの公開です。こちらは、冊子版に比べおのおので自宅や職場、よく行く場所など気になる地域をピンポイントで、より詳細に調べることができるのが大きな特徴となります。三つ目が、各町内会や学校、民間企業への出前講座です。依頼を受け、各団体が属する地域の災害リスクをウェブ版ハザードマップなどを用いて解説しております。 これらの周知に加え、今後も、より広く周知できる防災施策を模索していく必要があると考えております。このたびの防災ブック作成の御要望につきましても、貴重な御意見として今後の施策の参考とさせていただきます。 ◆13番(榎本友子君)  ぜひよろしくお願いいたします。 町内会で自主防災組織を作成しているところはどれだけありますか。また、新宮市の全体の何割ぐらいになりますか。避難のタイミングとか掲載したマニュアルなどを作成しておられますか。 ◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君)  自主防災組織を設置している町内会は現在109組織あります。全町内会のおおよそ84%が設置済みとなっております。 なお、自主防災組織を設置する場合にはそれぞれ規約を提出していただいておりますが、マニュアルなど各組織で作成したものについては提出義務はございませんので、自主防災マニュアルを作成済みの町内会がどれだけあるのかは把握できておりません。 ◆13番(榎本友子君)  分かりました。 それでは、出前講座を行っているとのことですが、どれくらいの地域、団体に行っておられますか。また、できていない地域には今後どのように進めていく予定でしょうか。 町内会の皆さんも高齢化、また町内会に加入しない方も増えている今、町内会で自主防災組織をつくるのは現実的には厳しいのではないでしょうか。そこにはどう対応していかれますか。 また、今後避難訓練等についての予定はありますか。 ◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君)  現在、自主防災組織の活性化に向けて、各町内会を訪問し自主防災活動のしおりを配付するとともに、活性化に向けての問題点や自主防災組織を設置していない町内会に設置に向けての助言等を実施していくところでございます。高齢化等の問題もありますが、活性化に向けての施策等を実施していきたいと思っております。 訓練についてですが、市における総合防災訓練としましては5年に1度となっております。前回の開催は令和3年度に実施しましたが、コロナの影響で市民の参加はなく、関係機関のみで開催しました。次回開催は令和8年度となっておりますので、そのときは自主防災組織や町内会の協力をいただき、市民参加型の訓練も実施したいと思っております。 また、自主防災組織や学校等による訓練については、近年コロナの影響で実施できなかったのですが、今年5月の新型コロナウイルスの5類移行に伴い出前講座や避難訓練の依頼が増加傾向にあります。現在の実績としまして、出前講座は12回実施しており、予約が8件となっています。参考ですが、昨年度は10件です。 避難訓練については、防災対策課に依頼のあったのは2件で、この後予約は3件入っております。 今後も出前講座や避難訓練も増加する見込みですので、災害に対する啓発等も同時に実施していきたいと思います。 ◆13番(榎本友子君)  よろしくお願いいたします。 2013年の災害対策基本法で創設された地区防災計画、地域コミュニティーが災害のとき避難方法などを自ら立案する地区防災計画の普及啓発に、行政がリーダーシップを取って進めていただきたいです。自主防災組織も町内会の84%が設置済みとなっておりますが、町内会の皆さんも、先ほども述べさせていただきましたが高齢化しており、町内会に加入しない方も増えております。誰でも分かりやすい、どのタイミングでどこへ避難したらいいのか、分かりやすくしていただきたいです。不安に思っている市民の方に安心感を与えてください。 近年の災害は、経験したことのないと形容されることが多いです。安易な想定や大丈夫だろうという油断を排して、身近な防災の備えを私自身も見直す機会にしたいと思いますが、行政もさらなる防災の備えに取り組んでいただきたいと思います。 市長がおっしゃっておられる一人の犠牲者も出さない防災対策を全力を挙げて取り組んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。 続きまして、避難行動要支援者の方の質問をさせていただきます。 避難行動要支援者のうち、まだ登録申請を提出していない約2,000人の方に対してこの6月に災害時の避難行動要支援者登録申請書を送付した結果、何人増えたのでしょうか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  健康長寿課、西より答弁させていただきます。 6月末時点で2,012人の方に登録申請書を郵送いたしまして、これまでに521人の方から返信を頂いております。 ◆13番(榎本友子君)  現在の避難行動要支援者数は何人になっておられますか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  8月末時点での避難行動要支援者数は3,978名で、これまでに1,676人より登録申請書を返信いただいております。このうち、個別支援計画が完成した方は371名となっております。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。今後は、その未登録の避難行動要支援者の皆様にどのように対応していく予定でしょうか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  今後も、未提出者の方に対しましては、登録申請書の再送や居宅介護支援事業者や相談支援事業所への調査委託を引き続き行い、また問合せ等につきましては常時健康長寿課の窓口対応、電話対応等により登録を進めてまいりたいと考えております。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。避難行動要支援者名簿を作成することも、とても大事です。さらに、避難行動要支援者の個別避難計画の取組も、実効性のある計画を進めていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 続きまして、ふるさと納税の質問というよりかお願いなんですけれども、ふるさと納税は、令和4年度はポータルサイトの追加と県内24市町村との共通返礼化を行い、寄附額が大幅に増加したとお聞きしましたが、新宮市独自の返礼品とはどのようなものがありますか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  企画調整課、勢古口より答弁いたします。 新宮市の返礼品としましては、魚などの生鮮食品や牛肉、お菓子、お酒、あと川舟下り乗船券などがございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。 私は、ふるさと納税の返礼品として、ふるさと納税の増額にはそんなにはつながらないかと思いますが、空き家対策とのセットで空き家管理・見守りサービスはどうでしょうか。これは、市内に空き家を所有する市外在住者を対象に、空き家管理・見守りサービスを提供するものであります。サービスの内容は、建物や庭の状況確認、郵便物の管理、ガスや電気といった各種メーターの確認などをする。利用者に建物を4方向から撮影した写真を送り、空き家の状態が分かるようにします。1万円以上の寄附で年1回の見守りをするというものです。空き家を持っておられる方に空き家を放置しないで、空き家対策の一つになればと思いますが、いかがでしょうか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  空き家対策は大変重要な問題でございます。御提案の空き家管理につきまして、管理業務の範囲や実際にこのような業務を行える事業者の有無など精査いたしまして、調査研究していきたいと考えております。 ◆13番(榎本友子君)  よろしくお願いいたします。実際に茨城県坂東市でこのサービスが活用されておりますので、どうか御検討よろしくお願いいたします。 続きまして、特定健診について質問をさせていただきます。 特定健診の中でも歯の健康状態を調べる歯科健診についてお聞きします。 この歯科健診は、生涯にわたって健康な歯を維持するには定期的に受けることが望ましいです。しかし、20代以上の働く世代は、仕事が忙しい、わざわざ歯科医に通うのが面倒といった理由で後回しにする人が多いです。 歯の健康状態を調べる歯科健診は、乳幼児や小学校、中学校、高校まで法律で義務化されております。しかし働く世代では、塩酸などを扱う一部の労働者には実施が義務づけられておりますが、それ以外の方は、自ら受診しない限り受診する機会はほとんどないのが現状です。 一方、歯周病患者というのは年齢とともに増加しており、自覚症状がないまま悪化するのも特徴であり、歯を失う原因の約4割を占めております。また、動脈硬化や糖尿病など全身の病気との関連も指摘されております。 厚労省は昨年度から、モデル事業として、自治体や企業、保険者に協力を仰いで歯周病に関する歯科健診の受けやすさや有効性を複数の指標で検証しており、今年度は就労世代に焦点を当てた上で、さらに規模を拡大しております。例えば、自治体が行う一般健診、特定健診ですよね。また、企業の職域健診で、唾液や舌から採取した検体から歯周病のリスクを分析できる簡易検査キットなどを活用する手法を実施しております。昨年度の分析では、この手法に参加した約9割の人が「受けやすかった」と回答し、自治体の一般健診で参加した人のうち、口腔ケアに無関心だった人の半数以上が関心を持つようになったとのことです。 新宮市も歯周病検診を行っていますが、合っているかまた後で教えてください。令和3年度では対象者が1,439人のうち受診者は78名で、受診率は5.4%です。しかし、受診した人の約80%が検査が必要という結果になっています。検診をきっかけに歯周病の早期発見、治療につなげていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 この歯周病の検診、令和3年度の数は合っていますでしょうか。 ◎健康福祉部次長兼地域保健課長(辻本美恵君)  地域保健課、辻本より答弁させていただきます。 先ほどの歯周病検診受診の状況ですが、令和3年度はそのようになっております。令和4年度につきましては、対象者数1,467名に対して受診者が97名の6.6%となっております。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。 新宮市の特定健診の受診率も低いですよね。お願いできますか。 ◎健康福祉部次長兼地域保健課長(辻本美恵君)  低い状況です。 ◆13番(榎本友子君)  令和3年は28.8%となっておりました。でも、それ以下に歯周病はもっと低いという現状です。歯周病検診のためにわざわざ仕事を休まないと駄目だから、わざわざ歯周病検診を受けに行く方が少ないんだと思うんです。それを、この28.8%でも、約3割の人でも特定健診に行っておられるので、その方々に同時に歯周病の検査を増やすだけで歯周病の受診率は断トツに上がると思います。いかがでしょうか。 ◎健康福祉部次長兼地域保健課長(辻本美恵君)  歯周病検診は全国的にも低い状況で、その中でも新宮市はめちゃくちゃ低いというわけではないんです。全国的に低い状況です。 確かに議員言われるように、歯科へかかる方は歯が痛くなったとか歯ぐきから出血するというような症状が出たとき以外はなかなか行けない状況ですので、今、議員が提案していただきました特定健診における歯周病リスク検査の実施については、厚労省が令和4年度に実施しましたモデル事業を参考としまして、今後歯科医師会とも相談しながら、また他市町村の実施状況も踏まえまして、より市民が健診とか利用しやすい形での歯科の口腔保健の推進を考えていきたいと思っております。 ◆13番(榎本友子君)  よろしくお願いします。歯周病の予防治療を行うことで全身の様々な病気のリスクを下げることが可能です。どうか市民の健康寿命を延ばす観点から、また病気予防のためにも、特定健診と同時に歯周病検診を実施していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、小学生の課題として質問させていただきます。 一つ目が、GIGAスクールについてお聞きします。 令和4年4月に実施された文部科学省の調査が発表されておりますが、1人1台端末を授業で活用している学校の割合で、まず6年生だけならほぼ毎日活用が何%か、週3回以上はどのぐらいか、また小学校全体、中学校全体と教えていただけないでしょうか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  教育政策課、富田より答弁させていただきます。 当該調査における新宮市の小学校6年生の利用状況につきましては、「ほぼ毎日活用している」と回答した学校が20%、「週3日以上活用している」と回答した学校が60%でございました。中学校3年生も同様の調査がございましたが、割合は一緒です。 今回の調査につきまして、小学校6年生及び中学校3年生が対象の調査でございましたので、小学校、中学校全体の数値というものは把握できておりません。ただ、現状でお話しさせていただきますと、学年が上がるにつれまして授業での利用時間が増えるというような傾向がございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。全国的には6年生でほぼ毎日活用されている方が5割以上、また週3回以上活用されているのは8割以上とお聞きしておりますので、また利用が進みますようによろしくお願いいたします。 この端末を持ち帰りはできるんでしょうか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  現時点におきましては、学級閉鎖等の非常時にコンピューター端末を持ち帰りまして、テレビ会議のソフトを使って学校と連絡、またデジタルドリルを使って学習などにも活用しております。Wi-Fi環境がない御家庭でありましても、モバイルルーターを教育委員会で用意していますので、そちらを貸し出すことにより対応できる状況です。 今後は、平時の持ち帰り、非常時以外の持ち帰りの実施に向けた検討を教育委員会内で行っているところでございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。 また、先生の負担にはなっていないでしょうか。また、今後推進していくための必要な課題とかはどんなことがありますでしょうか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  教員の負担につきましては、教員によって格差があるのはございます。ただ、研修等で、例えばICT担当の教員が県の教育委員会の主催の研修会に参加しまして、その内容を他の教員に伝達したり、日常の授業での活用例を教員同士で共有するなど、少しでも負担を軽減するというあたりの取組をしておるところでございます。 ◆13番(榎本友子君)  課題はないんでしょうか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  課題につきましては、先ほども少しお話しさせていただきましたが、教員の中で得手不得手があるという点でございまして、やはりそのあたりを研修等を使いながらしっかりと共有して、一律化を図っていきたいというふうに考えております。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。 また、先ほど持ち帰りはこれから検討されていくようでしたけれども、不登校の子供とか特別支援、また病気療養、外国籍等の様々な子供の実情に合わせた活用というのはされておられるのでしょうか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  GIGAスクール構想では、全ての子供たちが個々の特性や状況に合わせて教育を受けることができるよう1人1台のコンピューター端末が整備されました。市内の小中学校においても、その理念に基づき活用しているところでございます。 今、議員からおっしゃられた御質問の中で、例えば長期の入院が必要となったお子さんがございましたが、コンピューターを貸し出しまして学校とオンラインで連絡を取ったり、学習をしたりというような例はございます。 ◆13番(榎本友子君)  不登校の子供には登校したときだけでしたかね。
    教育政策課企画員(富田英之君)  不登校のお子さんには、基本的には登校されたときに端末を使って対応しておりますが、またその状況等を見て、必要に応じて活用していきたいというふうなところでございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。 GIGAスクール構想は、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、子供たち一人一人に公正に個別最適化され、資質、能力を一層確実に育成できる教育ICT環境の実現をすることであります。現状をお聞きすれば、不登校の子供たちにはこれからのようです。この不登校の子供は、不登校には様々な理由があると思いますが、1台の端末が一人の子供の可能性を開くきっかけになるかもしれません。また、不登校の子供が自宅で端末で勉強できるようになれば、新たな道が見つかるかもしれません。また、一人一人が輝けるようにこの端末を使っていただいて、誰一人取り残すことのないよういま一度検討して取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 もう一つ、小学生の課題について、夏季休業について、夏休みについてお聞きします。 現在は、令和2年度からは8月1日から8月31日が夏休みの予定でしたが、コロナの影響でこのときは8月1日から16日だったと。令和3年からは8月1日から8月31日、8月いっぱいと聞いておりますが、来年度も今後も継続される予定でしょうか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  教育政策課、馬込から御答弁させていただきます。 来年度につきましても、今年度同様8月1日から31日の予定でございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。 近隣が7月25日から夏休みというのを聞いて、ある祖母から、この暑いときに登校するのは大変だという声がありました。しかし、父母に聞いてみると、給食があって冷房が効いている教室で勉強できるのはあまり反対がないということでした。 そこで、そこのお母さんがおっしゃったのは、それよりか登下校の熱中症対策として、ランドセルが暑いんだと。ランドセル装着用の冷却パッドを配付してはいただけないだろうかという声がありました。今年7月、兵庫県のたつの市教育委員会は市内の全小学児童にランドセル装着用の冷却パッドを配付して、朝だけしていても帰りは冷たくないのでということで冷凍庫も学校に配備して、とても子供たちは冷たくて気持ちいいと大好評だったそうです。これも一人の小学生からの投稿で始まったそうであります。 なかなか問題もあるかと思うんですけれども、今後も夏休みを8月いっぱいにされる、また年々熱中症対策というのはやっていかないと暑さも厳しいかと思います。できれば、また来年度にランドセル用の冷却パッドを子供たちに配付していただけたらと思いますが、いかがでしょうか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  兵庫県たつの市の冷却パッド導入の記事を拝見いたしました。近年、猛暑が続く中、小学校へ通学する子供たちは大変です。記事にもありましたが、特に下校時の気温が高い状況とのことです。冷却パッドは、たつの市内のランドセル業者がランドセル装着用ということで開発したものとのことでした。 近年の猛暑への対策は大きな課題であります。全国各自治体で様々な取組が始まっております。国の動きも含めまして、よりよい方策について引き続き広く情報収集してまいりたいと思います。 ◆13番(榎本友子君)  前向きに御検討していただけたらありがたいです。どうかよろしくお願いいたします。 最後に、地域公共交通計画についてお聞きいたします。 先ほども月輪議員もおっしゃっておりましたが、広報にこの計画が載っておりました。令和5年度から令和9年度までの5年間としておりますが、今年度中にできることはありますでしょうか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  企画調整課、勢古口より答弁いたします。 本計画は、地域にとって望ましい地域公共交通の在り方や将来像についてを示すとともに、将来像の実現に向けた方針や施策をまとめたものでございます。 今年度におきましては、現在の公共交通網を市民の皆様により知っていただくために、路線バスの運行内容についての周知強化を図りたいと考えております。それ以外のことにつきましても、できる限り可能なものから取り組んでまいりたいと考えております。 ◆13番(榎本友子君)  広報にも載っておりましたが、まず使うことが大事だ、使っていただくことが大事だとありましたが、今の路線バスは去年の10月1日から改正されたと思います。この半年で使う人は増加しておりますでしょうか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  事業者に確認しましたところ、横ばいから微増というところでございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。この使う人を増加させるためには何か思い切った策も大事かなと思うんですけれども、バスを利用したいと思っていてもバス停が近くにないんだと、遠いと、これをよく耳にすることであります。バス停を増やすにはバス会社の許可は出ないのでしょうか、また、ほかにも問題はあるのでしょうか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  バス停を新設する場合には、バス事業者が国に申請し、許可を得る必要がございます。 まず、バス停設置に向け安全性など法的要件をクリアする必要がありまして、道路管理者である国や県、市町村、そして警察など、その他関係者の協議、そして土地所有者の承認が必要となってきます。 ◆13番(榎本友子君)  現実的には厳しいということですよね、すぐには。 また、バス便を増加するには運転手不足と聞きますが、9月の広報にも運転手の募集を掲載されておりました。運転手は増えてはおられないんでしょうか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  バス事業者におきましても運転手確保に向けた取組を行っております。運転手募集のチラシを作成して配布したりもしてくださっておりますが、バス運転手は年々減少しておりまして、近年複数名の退職者が出ているということも聞いてございます。また、60代前後の運転手の方が多く、後進の育成も喫緊の課題と聞いております。 広報9月号、議員おっしゃられたとおり広報したところですが、今後も効果的な取組につきましてバス事業者と連携し、調査研究を行っていきたいと考えております。 ◆13番(榎本友子君)  もう一つ早急に手を打っていただきたいんですが、特に三輪崎、佐野、木ノ川、また新宮の石ヶ坪とか、公共交通に不便な地域に移動手段を一日も早く検討していただき、また実現をしていただきたいんですけれども、それにはまだまだ解決策はないでしょうか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  今のところ、路線バスを走らせるというのはかなり道幅のこともありますので難しいところもありますが、タクシーチケットの助成につきましても制度設計など、今庁内関係の協議を行っているところでございます。 ◆13番(榎本友子君)  じゃ、今タクシーのこともおっしゃってくださったんですけれども、タクシーを乗り合うことでお得に利用できるグループタクシー制度の導入を新規に検討していると広報にも記載されておりますが、それはどこまで進んでおりますでしょうか。 ◎企画調整課長勢古口千賀子君)  グループタクシー制度の導入につきましては、地域公共交通計画におきましてタクシー有効活用の施策例として掲載してございます。 まずは先ほど申し上げましたタクシーチケットの補助制度を検討しているところでございますので、今後、利用しやすい環境づくりのため、そのようなグループタクシーなどの各種制度を研究してまいりたいと考えております。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。 ここで、山形県鶴岡市で大変成功例があったと新聞に載っておりましたので、紹介をさせていただきます。 山形県鶴岡市の庄内交通が市中心部を巡回する路線バスの増設に踏み切り、乗客数を大幅に増加させた。地域の人口減で利用者数が頭打ちとなる中、バスを小型化して利便性を向上させる逆転の発想で新たな需要を掘り起こしたとのことです。市中心部の路線バスは、定員約25名で1日12便運行しておりましたが、これは新宮市とほぼ同じサイズかなと思ったんですけれども、去年の10月から定員12人のワゴン車に変更、バスの便の数は1日48便と一気に4倍に増やしたそうです。ルートも再設定して、車両の小型化を生かして細い道までルートを追加、バス停も今まで58だったのが79、21個も増やしたそうです。 庄内交通によると、2022年10月、去年の10月から今年の3月の乗客数は約2万9,000人、前年同期に比べて3倍以上に増えたそうです。増便以前は年間約2万人だったそうです。それが僅か半年で1年間の乗客数を上回ったという記事が新聞に載っておりました。 新宮市も、5年以内と言わず一日も早く思い切った解決策を検討していただいて、可能なものから取り組んでいただいて、市民の皆さんに喜んでいただけるようによろしくお願いいたします。 以上です。ありがとうございます。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(三栗章史君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後3時38分...