新宮市議会 2023-02-28
02月28日-01号
○議長(榎本鉄也君) 日程4、諸報告を議題といたします。 番号1は、文書報告として、
例月出納検査の結果について報告2件であります。 番号2は、定期監査の結果についてであります。御了承願います。
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△日程5 市報告
○議長(榎本鉄也君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は文書報告として、
公設市場経過報告及び新宮港経過報告の2件であります。ご了承願います。
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△日程6 議案第13号 新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
△日程7 議案第14号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例及び新宮市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
△日程8 議案第15号 新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例
△日程9 議案第16号 新宮市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
△日程10 議案第17号 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
△日程11 議案第18号 新宮市
福祉事務所設置条例の一部を改正する条例
△日程12 議案第19号 新宮市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例
△日程13 議案第20号 令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)
△日程14 議案第21号 令和4年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
△日程15 議案第22号 令和4年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)
△日程16 議案第23号 令和4年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)
△日程17 議案第24号
工事請負変更契約の締結について
△日程18 議案第25号 権利の放棄について
△日程19 議案第26号 権利の放棄について
△日程20 議案第1号 令和5年度新宮市
一般会計予算
△日程21 議案第2号 令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計予算
△日程22 議案第3号 令和5年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程23 議案第4号 令和5年度新宮市
介護保険特別会計予算
△日程24 議案第5号 令和5年度新宮市
と畜場特別会計予算
△日程25 議案第6号 令和5年度新宮市
駐車場事業特別会計予算
△日程26 議案第7号 令和5年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算
△日程27 議案第8号 令和5年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算
△日程28 議案第9号 令和5年度新宮市
土地取得特別会計予算
△日程29 議案第10号 令和5年度新宮市
水道事業会計予算
△日程30 議案第11号 令和5年度新宮市
簡易水道事業会計予算
△日程31 議案第12号 令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算
○議長(榎本鉄也君) 日程6、議案第13号から日程31、議案第12号までの26件を一括上程いたします。 ただいまから、慣例によりまして、田岡市長に予算大綱について説明を求めます。 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) (登壇) それでは、令和5年度予算大綱を申し述べさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。 1、所信。 本3月定例会で、令和5年度予算案及び諸議案の審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と施策の大綱を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 初めに、私たち行政の仕事は、市民を幸せにすること、市民を笑顔にすることであります。私は市長に就任以来、一貫して「市政は市民のためにあり」を基本理念とし、全力で職員の皆さんとともに、よりよいまちづくりに努めてまいりました。今後もさらに、市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまちが展開できるよう一生懸命各事業に取り組んでまいる所存であります。 それでは、令和5年度当初予算に係る骨子となる主な項目を、第2次新宮市総合計画を基に説明いたします。 初めに「災害に強いまちづくり」についてですが、本年も職員一丸となって、地震・津波・台風・集中豪雨などの災害から一人の犠牲者も出さない防災対策に努めてまいります。また、令和5年度も、市民の皆様が情報を確実に聴取できるよう、
防災行政無線の情報を受け取ることができない方々を対象に
防災行政無線戸別受信機の配付を引き続き行ってまいります。 その他、中核避難所や
防災拠点施設の充実を進めるとともに、道路・上水道・排水ポンプ等のインフラ整備を継続的に実施し、さらなる地域防災力の向上を図ってまいります。 次に、「安全で快適な生活環境の確保」についてですが、住環境に悪影響を及ぼすおそれのある老朽化した空き家の除却を促進してまいります。また、熊野材の需要拡大を図り、地域経済の活性化に資するよう熊野材で家を新築・増改築する方に対する補助を増額して、令和5年度より熊野材の
家づくり支援事業としてパワーアップいたします。 そして、市民の皆様から御好評いただいております常設エコ広場ですが、さらなる利便性向上を図るため、三輪崎支所においても、本年秋頃開設いたします。 次に、「市民文化の振興」についてですが、一昨年完成した
文化複合施設丹鶴ホールでは各種イベントが開催され、好評の声をいただいているところであります。今後も多くの人が集まる熊野文化の拠点施設となるよう創意工夫した事業展開を図るべく、
著名アーティスト等による公演や
ファミリー向けの公演、熊野新宮の魅力を発信する事業等、多彩なイベントを展開してまいります。 次に、「子育て環境の充実」についてですが、人口減少が続く中、子育てするなら新宮市と言っていただけるよう子育て世代を強力にサポートし、子育てしやすいまちの実現を目指します。令和5年度からの新しい施策として、生後から12か月までの子供がいる家庭に対して紙おむつ等を支給する
子育て用品支給事業を行います。また、
王子ヶ浜小学校区に
放課後児童クラブを新規に開設し、小学生に対し適切な遊び場や生活の場の提供を広げることで児童の健全な育成を図ってまいります。 次に、「観光交流の推進」「移住・定住の推進」についてですが、昨年3月に運航を開始した瀞峡めぐりが好調です。乗船場近くにあずまやの新設やトイレの改修を行うとともに、
地域おこし協力隊を新たに採用し、川舟船頭の技術継承に関する活動や熊野川町の観光・移住交流全般に資する多角的な取組を行います。 また、昨年8月に全国16の自治体で組織する
特定地域振興重要港湾活性化協議会の会長に就任いたしました。これまで以上にクルーズ客船の誘致・入港にも取り組み、地域経済効果を最大限得られるよう世界遺産・熊野の海の玄関口を生かし、観光地としての魅力を発揮してまいります。 次に、「基幹道路・公共交通網の充実」についてですが、来年の秋には
熊野川河口大橋を含む新宮紀宝道路が完成する予定です。
紀伊半島一周高速道路の事業が着実に進んでおりますが、一日も早い全線完成に向け、国・県への要望を続けてまいります。 また、公共交通の再編につきましては、本年は、新宮市
地域公共交通計画を策定し、目指すべき
地域公共交通の将来像を明らかにするとともに、引き続き地域に合った持続可能な交通体系の実現に向け、取組を進めてまいります。 次に、「効率的・効果的な行政運営」についてですが、住民サービスの向上を図るため、本年秋頃よりマイナンバーカードを利用して、全国のコンビニエンスストアの端末等で、いつでもどこでも簡単に市の証明書(住民票の写しや
印鑑登録証明書)を取得できるコンビニ交付を進めてまいります。 最後に、「健全な行財政運営」についてですが、新宮市
行財政改革プログラムを指針として、さらなる歳入確保や歳出抑制に取り組んでまいります。国・県の補助制度や起債など、有利な財源を獲得することはもとより、ふるさと納税などの収入拡大に向けた取組についても積極的に行ってまいります。 2、施策の大綱と市政の方向。 続いて、施策の大綱と市政の方向について御説明いたします。 令和5年度予算案の概要につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の予算総額は362億7,923万9,000円で、前年度と比較して0.7%の増であります。 会計別では、一般会計が170億7,094万8,000円で、前年度と比較して0.6%の増であります。特別会計につきましては87億797万4,000円で、前年度と比較して0.2%の減であります。企業会計につきましては、
病院事業会計が87億8,860万4,000円で、前年度と比較して1.2%の減となっております。また、
水道事業会計につきましては15億3,056万円で、前年度と比較して19.4%の増、
簡易水道事業会計は1億8,115万3,000円で、前年度と比較して4.6%の増となっています。 以下、令和5年度予算案の主な事業と取組について申し上げます。 まず、商工業の振興につきましては、店舗や商店街・雇用を支援する例年の取組を継続して実施してまいります。 観光振興につきましては、Eバイクを活用したサイクルツーリズムの推進に加え、令和6年の世界遺産登録20周年に向けて、
観光客誘客事業に取り組んでまいります。 また、入国制限の緩和によるインバウンドの本格的な回復と2025年関西・大阪万博に焦点を合わせ、
インバウンド誘客に向けた事業を進めてまいります。 消費生活関連につきましては、年々多様化する
消費者トラブルの現状や高齢化社会を踏まえ、警察機関や関係機関との連携を強化するとともに、相談体制も維持してまいります。
新宮港湾関係につきましては、港湾内に立地した誘致企業等へのフォローアップなど、雇用の維持や産業の活性化に向けた取組を推進するとともに、安心・安全で親しみのある新宮港を目指し、適切な施設の維持管理等に取り組んでまいります。 クルーズ振興では、ポートセールスに活用するため、新宮港の周辺市町村の魅力が詰まったパンフレットの作成など、国際クルーズの再開も踏まえて積極的な誘致活動を展開してまいります。 人権政策事業につきましては、新宮市部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃に関する条例の理念に基づき、あらゆる差別、人権侵害を許さない人権尊重のまち新宮市の実現に向け、人権教育・啓発に関する施策を推進してまいります。 防災対策事業では、
防災行政無線戸別受信機の無償貸与を令和4年度から引き続き行い、大規模災害への備えをさらに強化するため、住宅耐震改修やブロック塀撤去改修の補助を行います。また、本年もコロナ対策に配慮した避難所運営が肝要となります。避難所での感染防止対策はもとより、速やかな避難行動の一助につながるよう旅館等宿泊避難支援事業の助成金を交付します。 消防関係事業につきましては、災害現場を統括し、情報収集、関係機関との連携を行う指揮部隊が運用する指揮車を更新整備するほか、三輪崎地区に耐震性貯水槽の設置を行い、大規模災害時に対応した水利確保に努め、消防力の充実・強化に取り組んでまいります。 また、住宅防火対策として、高齢者の世帯を対象とした住宅用火災警報器の設置補助を行い、安全に暮らせるまちづくりの推進を図ってまいります。 生活環境事業につきましては、三輪崎支所においても常設エコ広場を開設し、さらなる市民の利便性向上を図るとともに、資源物収集量の増加による燃やせるごみの減量化の推進に努めてまいります。 福祉関連事業につきましては、障害のある方が地域で安心して暮らせるよう生活や就労に対する支援の充実に努め、障害者総合支援法に基づく事業を実施します。また、生活困窮等の各種相談に関しましても、相談者に寄り添い、誰もが健康で文化的な生活を送れるよう生活保護法に基づく事業を実施します。 高齢者施策につきましては、高齢者一人一人が健康寿命の延伸を目指し、介護予防に対する意識を高めるために介護予防活動を推進してまいります。また、認知症になっても、希望を持った日常生活を過ごせるよう、共生と予防を取組の柱とし、事業を展開してまいります。そして、介護サービスに従事する新たな人材を発掘するための資格取得に係る支援を令和5年度より開始します。 市民生活の利便性向上のための取組につきましては、マイナンバーカードを用いて全国コンビニエンスストア等において住民票及び
印鑑登録証明書を取得できるコンビニ交付事業を実施し、住民サービスの向上に努めてまいります。 子育て支援につきましては、少子化対策への一環として令和4年度から実施中の結婚新生活支援事業の支給要件を緩和し、補助上限額の引上げを行うなど、制度の拡充を行うとともに、同じく令和4年度から実施しております妊娠届出時から全ての妊婦・子育て家庭に寄り添い、身近な相談に応じ、必要な支援につなぐ伴走型相談支援と経済的支援を同時に行う出産・子育て応援交付金事業を進めてまいります。 また、令和5年度より
子育て用品支給事業を開始し、子育て世帯の経済的負担軽減を図るとともに、訪問時に子育ての悩みや相談をお伺いし、子育て世帯を孤立させることなく見守りを行ってまいります。また、子供の居場所・貧困対策としての機能を担う子ども食堂への補助制度を新たに創設します。 保健事業につきましては、今後も感染状況の変化等に合わせて、新型コロナウイルス感染予防対策やウィズコロナに対応した対策に取り組むほか、例年実施しているがん検診、特定健診などにつきましても、新たに健康ポイント等の導入により、さらなる受診率の向上に努めてまいります。 都市計画事業につきましては、新宮紀宝道路の整備に伴う交通流入をまちなかへと呼び込み、にぎわいの創出へとつなげる千穂王子ヶ浜線の整備を進めてまいります。 浸水対策につきましては、市田川内水排水ポンプ整備の本工事を継続的に進めるほか、蓬莱グラウンド雨水貯留施設の整備を行うなど、大雨時の浸水被害の軽減対策に取り組んでまいります。 道路事業につきましては、県道池田港線拡幅の県事業に併せ、初之地町堀地町線交差点改良工事の整備を進めてまいります。また、路面損傷が目立つ市道蓬莱王子ヶ浜線などの路線に重点的な予算配分を行い、舗装工事を実施してまいります。 その他、橋梁の長寿命化を図るため、敷屋大橋等の橋梁長寿命化対策も進めてまいります。 地籍調査事業につきましては、土地境界を明確にし、土地利用の促進を図るため、王子町二丁目一部の一筆地調査を実施します。 空き家対策事業につきましては、不良空き家の除却を進めていくため、不良空家除却補助金を促進し、併せて除却後最長5年間の固定資産税減免措置を行います。 農業の振興につきましては、本年も農道の改良や農業用施設の維持修繕などを行い、農産物の生産性向上を図ってまいります。また、鳥獣害対策につきましても、電気柵等設置の助成や捕獲駆除事業を行い、農業被害の軽減に努めてまいります。 林業の振興につきましては、林道上地平瀬線開設工事を進め、その他林道の維持管理に努めるほか、森林環境譲与税を活用し、森林の多面的機能が十分に発揮できるよう、間伐等森林の整備を進めてまいります。また、熊野材の需要拡大を図り、地域経済の活性化に資するよう、熊野材で家を新築・増改築する方の補助金を増額します。 水産業の振興につきましては、磯焼けの進行により衰退した藻場再生に向けた取組を継続し、イセエビ、アワビ、アユなどの放流による資源管理型漁業を今後も支援してまいります。 学校教育の取組につきましては、引き続き小中学校に学校支援職員を配置することで、きめ細やかな指導による児童生徒の学力向上に努めてまいります。また、GIGAスクール構想にて導入した1人1台端末を有効活用することにより、児童生徒にとって分かりやすい授業を目指します。 学校施設の管理につきましては、コロナ禍を踏まえた衛生環境の維持に努めるとともに、児童生徒が安全に学校生活を過ごせるよう長寿命化計画を基に、令和5年度は三輪崎小学校、熊野川小学校の体育館整備をはじめ、幼稚園、中学校校舎の照明のLED化や三輪崎小学校、光洋中学校の電気設備更新工事を行います。 生涯学習事業につきましては、くろしおスタジアム、やたがらすサッカー場、高田テニス場など、既存の施設を活用した大会や合宿の招致に努めてまいります。 また、蓬莱体育館の改修工事を行い、市民が安心・安全に利用できる環境整備を進めてまいります。 公民館事業につきましては、市民一人一人の学習要求に応えるべく、子供から高齢者まであらゆる機会を捉えて、幅広い学習の提供に努めてまいります。 人権教育につきましては、同和問題や性の多様性等差別のない明るい社会の実現を目指し、人権教育・啓発のより一層の推進に努めてまいります。 市民文化の振興につきましては、新宮市展、市民音楽祭、伝統芸能大会、熊野芸術文化セミナーなどの開催を通じ、文化・芸術に対する市民意識の高揚を図ってまいります。 丹鶴ホールにつきましては、熊野文化の活動拠点となるよう、多彩な自主事業イベントをしっかり開催してまいります。また、貸館事業につきましては、開館以降いただいている様々な御意見を基にさらなる運用面の改善を行い、利便性の向上を図ってまいります。 公債費につきましては、財政健全化の観点から、将来負担の軽減を目的として繰上償還を実施し、支払い利子の圧縮等を図ってまいります。 国民健康保険事業特別会計につきましては、県及び県下各市町村との連携を図り、適正な国保保険事業の実施と健全な運営に努めてまいります。
医療センターにつきましては、地域の中核病院としてさらに密度の濃い医療の提供に努めるとともに、医師や看護師などの医療スタッフの確保により、安定した病院運営が図れるよう取り組んでまいります。また、院内の感染防止対策につきましても、安心・安全な医療を継続できるよう今後とも徹底して行うものとします。 上水道事業につきましては、昨年に続き、三輪崎配水池第2期築造工事及び配水管布設替工事などを行い、本年も災害にも強い施設づくりを進めてまいります。 簡易水道事業につきましては、安心・安全な水の供給のため、引き続き施設の適正な維持管理に努めてまいります。 なお、各水道事業につきましては、人口減少に伴う使用水量の減少が今後も予想されますが、計画的で適正な施設整備を推進しながら、より一層の経営効率化を図ってまいります。 以上のとおり、今後の市政に臨む私の所信の一端と施策の大綱を御説明申し上げました。 いまだ新型コロナウイルス感染症対策が長期化しておりますが、その影響がもたらした新しい社会変容、物価高騰に伴う経済環境の変化などに柔軟かつ合理的に対応してまいります。 令和5年度におきましても、皆様の声を広く聞きながら、「市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまちづくり」に渾身の力を込め、市民の誰もが夢と希望を持ち、このまちに住んでよかった、住み続けたいと思っていただける魅力あるまちづくりを展開してまいる所存であります。 議員各位はじめ、市民の皆様の特段の御理解と御協力を賜り、提出議案に御賛同いただきますようお願い申し上げ、予算大綱の説明とさせていただきます。 ありがとうございました。
○議長(榎本鉄也君) 以上をもって予算大綱の説明を終わります。
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△日程6 議案第13号 新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) ただいまから、先ほど一括上程いたしました日程6、議案第13号から日程31、議案第12号について、順次議題といたします。 日程6、議案第13号、新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。
◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第13号、新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書は2ページをお願いいたします。 本議案は、令和3年12月16日に公布されました新宮市政治倫理条例が令和5年5月1日から施行されることに伴い、同条例第8条の規定に基づき設置する政治倫理審査会委員の報酬を定めるものでありまして、別表にこの欄を加え、日額、会長は2万円、委員は1万円と定めるものであります。 附則といたしまして、この条例は令和5年5月1日から施行するというものであります。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程7 議案第14号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例及び新宮市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程7、議案第14号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例及び新宮市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。
◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第14号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例及び新宮市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、職種の名称及び職名について、職責との不均衡などの是正及び体系的整理を行うために改正するものであります。 それでは、議案書の2ページをお願いします。 第1条は、新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正でありまして、別表第2、備考の「レントゲン技師」を「診療放射線技師」に改めるものであります。これは、条例上、レントゲン技師という通称表記を正式な資格の名称に改めるというものであります。 続きまして、別表第4では、行政職給料表等級別基準職務表において、1級の基準となる職務を「事務員又は技術員」から「主事又は技師」に、2級を「主事又は技師」から「副主任」にそれぞれ改めるものであります。これは、級の見直しを行うというものではなく、現在の事務員、技術員という名称が一部臨時的な職員と混同される面もあるため、他市の状況も参考として職名の変更を行うものであります。 続きまして、3ページをお願いします。 医療職給料表(二)等級別基準職務表において、4級の職務のうち「3 市立病院の診療部門、中央検査部、臨床工学部及び薬剤部の係長の職務」から「3 市立病院の診療部門、中央検査部、臨床工学部及び薬剤部の副科長又は副技師長の職務」に改めるものであります。 これは、医療職2においては、4級は課長補佐級であること、また記載の部門等には、係がなく係長という名称が形式的なものとなっていることから、副科長又は副技師長に職名の変更を行うものであります。 続きまして、第2条は、新宮市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正でありまして、別表中「レントゲン技師」を「診療放射線技師」に改めるというものであります。 附則といたしまして、この条例は令和5年4月1日から施行するというものであります。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程8 議案第15号 新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程8、議案第15号、新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。
◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第15号、新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法第9条第2項及び第19条第11号の規定に基づき、マイナンバーの独自利用事務として、情報連携による情報等の取得を可能とすることによって、市民の方等の負担軽減などを図るべく、所要の改正を行うものであります。 それでは、議案書の2ページをお願いします。 まず、別表第1は、番号法に定められていない事務であっても、市が独自に個人番号を利用することができる事務を定めるものでありまして、生活に困窮する外国人に対する生活保護法に基づく保護に準じた措置に関する事務であって規則で定めるもの、学校教育法の規定による経済的理由によって就学困難と認められる児童生徒の保護者に対する就学援助に関する事務であって規則で定めるもの、特別支援学級等に就学する児童生徒の保護者に対する特別支援教育就学奨励費の支給に関する事務であって規則で定めるものをそれぞれ追加するものであります。 続きまして、議案書の3ページから6ページまでの別表第2は、執行機関内での情報連携を行うことができる事務及び
特定個人情報を定めるものでありまして、まず3ページの子ども医療費に関するもの、4ページのひとり親家庭医療費に関するもの、重度心身障害児者医療費に関するものは文言の整理、その下の外国人に対する生活保護法に基づく保護に準じた措置に関するものは新たに追加するものであります。 続きまして、議案書は6ページをお願いします。 別表第3は、本市の各執行機関が他の執行機関に対して
特定個人情報の提供を求めることができる事務とその
特定個人情報を定めるものでありまして、子ども・子育て支援法に関するものは文言の整理であり、7ページ中段の就学援助に関するもの、特別支援教育就学奨励費の支給に関するものは、市教育委員会からの照会に対して、市長部局が情報の提供を行うことができるよう新たに追加するものであります。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するというものであります。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程9 議案第16号 新宮市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程9、議案第16号、新宮市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第16号、新宮市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 議案書2ページをお願いいたします。 本議案につきましては、出産育児一時金の支給額の見直しに関する健康保険法施行令等の一部を改正する政令にて、令和5年4月から出産育児一時金の額を全国一律で50万円に引き上げるものでございます。 改正の概要としまして、第5条で規定する出産育児一時金の支給額を40万8,000円から48万8,000円に引き上げるというものでございます。これにより産科医療補償制度の加算額1万2,000円を加えると、出産に係る支給総額は50万円となります。 附則といたしまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 1点、お聞きします。 国のほうは50万円と言いやったね。これ、結局先ほど課長が御説明してくれた附帯のあれによって48万8,000円が1万2,000円追加して50万円ということ。その附帯をもう一回説明してほしいんです。 テレビ等で報告しているのは50万円になったあるやろ。それで今、課長が御説明していただいたので48万8,000円か。48万8,000円で1万2,000円、何かプラスすると言っていたことを今聞いたんで、もう一回それを説明してほしいと思うて。国は50万円と言っていますからね。
◎市民窓口課長(南拓也君) 基本的に産科医療補償制度といいまして、先ほど議員おっしゃいました1万2,000円の加算ということになります。これを差し引きますと、50万円なんですけれども、48万8,000円に引き上げるということになっております。
◆15番(福田讓君) 大体分かったけれども、国のテレビ等で言っているのは50万円と全く同じいうことになるんやね。それだけお聞きしたかったんです。
◎市民窓口課長(南拓也君) 同じでございます。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程10 議案第17号 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程10、議案第17号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第17号、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、平成30年度に行われた国保広域化に伴い、令和9年度までに資産割を廃止すべく、令和4年度に引き続き資産割を段階的に減率し、減収分を所得割等へ移行する必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。 国保税は、医療給付分、後期高齢者支援分、介護納付金分を合算した額で算定いたしまして、それぞれ所得割、資産割、国保加入者1人に対しての被保険者均等割、世帯別平等割の税率を条例により定めております。 今回の見直しにつきましては、所得割と均等割についてそれぞれ引き上げまして、資産割、平等割については引き下げてございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 表中の改正後、第3条において、被保険者に係る所得割額の算定率を「100分の6.8」から「100分の6.3」に、第4条において、被保険者に係る資産割額の算定率を「100分の25」から「100分の15」に、第5条において、被保険者に係る均等割額を「2万5,000円」から「2万5,500円」に改めるものでございます。 続いて、議案書2ページから3ページにかけてになりますが、第6条において、被保険者に係る世帯別平等割額を「2万4,000円」から「1万7,700円」に改めるものでございます。 国民健康保険被保険者は、75歳になると国民健康保険から後期高齢者医療制度に移行しますが、その人と同一世帯に国民健康保険被保険者が1人だけ残る場合は、5年目までは特定世帯として扱われ、世帯平等割額の2分の1を、また6年目から8年目までにつきましては、特定継続世帯として4分の1を減額できます。 第2号、第3号につきましては、この減額措置適用の場合の規定でございます。 第2号は、特定世帯で、世帯別平等割額について「1万2,000円」から「8,850円」に、第3号は、特定継続世帯で、世帯別平等割額について「1万8,000円」から「1万3,275円」に改めるものです。 第7条において、後期高齢者支援金等課税額の所得割額の算定率を「100分の2.2」から「100分の2.9」に、第8条において、後期高齢者支援金等課税額の資産割の算定率を「100分の6」から「100分の2」に、第9条において、後期高齢者支援金等課税額の均等割額を「7,200円」から「1万400円」に改めるものであります。 第10条第1号は、後期高齢者支援金等課税額の世帯別平等割額を「6,600円」から「7,200円」に、第2号は、特定世帯の世帯別平等割額を「3,300円」から「3,600円」に、第3号は、特定継続世帯の世帯別平等割額を「4,950円」から「5,400円」に改めるものです。 第11条において、介護納付金課税額の所得割額の算定率を「100分の1.5」から「100分の2.5」に、続いて、議案書の4ページをお願いいたします。 第12条において、介護納付金課税額の資産割額の算定率を「100分の4.7」から「100分の1.7」に、第13条において、介護納付金課税額の均等割額を「9,000円」から「1万1,200円」に、第14条において、介護納付金課税額の世帯別平等割額を「5,400円」から「5,800円」に改めるものです。 その他、税率改正に合わせて、第26条の低所得者等の減額金額の改正、その他規定の整備を行うものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) ただいま課長から御説明していただいたんですけれども、今回、国民健康保険のいろんなあれが下がったり上がったりしていますけれども、私は総務建設委員会で審査に出席できませんので。国民健康保険もかなり厳しい運営だと思っています。簡単にお聞きしたいのは、課長、単純に聞きます。国民健康保険の納税額というんですか、国民健康保険税、やっぱり上がっていくんですか、平均的に。そのあたり、お知らせ願いたいんです。
◎市民窓口課長(南拓也君) 令和9年度に向けて段階的に資産割を廃止していくこととなるんですけれども、その他の税率に関しましては、県から示される納付金や課税保険税率を鑑みながら税率を設定していかなければなりません。被保険者の数が減少する一方で、医療費が下がらない状況下におきましては、やはり今後、税率を引き上げていかなければならないと考えております。
◆15番(福田讓君) 分かりました。 結局、高所得者と低所得者の間がかなり開いてくるということと思います。それを均等的にやっていくということでよろしいんですか、今回の改正の税率というのは。
◎市民窓口課長(南拓也君) 基本的に、先ほども申したとおりなんですけれども、平成30年度に行われた国保広域化に伴いまして、国保の運営方針で掲げている令和9年度の健康保険税の被保険者資産割の廃止に向けて、資産割の税率を段階的に引き下げ、所得割等へ移行する必要があるということになっています。
◆15番(福田讓君) 詳しいことは教育民生委員会で審査されると思うんですけれども、一般的に、私も国民健康保険の一員ですから、所得に応じて国民健康保険の納付税ですか、高い人もいらっしゃれば、低い人もいらっしゃるということで、新宮市もほとんど6割以上が御商売されている方なんで、国民健康保険等いろいろ入っていると思うんですが、低所得の方ありますね。そういった方も含めて健康保険を運営していかねばなりませんし、厳しい状況だと思っています。 だから、低所得者に対する掛金の変更とか、高所得者に対する保険税の増額と、そういったことを加味して健康保険の審議会をやっていると思うんですけれども、今回は、一応これで。これ、4月から始まるんやね。簡単に申しますと、全体的に下がるところもあれば、高くなる人もあるということでよろしいんですか。
◎市民窓口課長(南拓也君) はい、そのとおりでございます。 基本的に、資産割がかかっている方につきましては、少しずつ下がっていくということになります。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。 会議中でありますが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前10時59分
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△再開 午前11時19分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程11 議案第18号 新宮市
福祉事務所設置条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程11、議案第18号、新宮市
福祉事務所設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 前地福祉課長。
◎福祉課長(前地秀高君) (登壇) ただいま議題となりました議案第18号、新宮市
福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、第3条の福祉事務所の所掌事務に係る規定が社会福祉法の規定と重複するため、条文整理を行うものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 改正の内容につきましては、第3条第1項の条文が、社会福祉法第14条第6項の条文と重複しているため、同条文を引用し、整理するものでございます。 附則といたしまして、本条例は、公布の日から施行するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 1点、お聞きしたいんですけれども、今、福祉の皆さん一生懸命頑張っていただいて、市民のためによく働いているのはよく分かるんですけれども、この福祉事務所って、私、前からちょっと気になっていたんですけれども、福祉課とあって、福祉事務所というのをまたうちつくっているでしょう。そのあたり私もどんなんかなと思ってお聞きしたかったんですけれども、ちょうど福祉事務所の今度条例改正ということになっていたんですけれども。新宮市は健康福祉部がありますね。健康福祉部があって部長が2人おると。その中で福祉の方は一生懸命頑張ってくれる、目に見えて私らもよく知っていますけれども、福祉事務所というのは、所長というのは、そしたら今、事務所という関係ですか。どういう位置づけになるんですか。
◎福祉課長(前地秀高君) 福祉事務所といいますのは、社会福祉法で規定されておりまして、県や市に設置するものとされております。所掌の事務といたしましては、生活保護法、児童福祉法及び障害者総合支援法などの福祉関係法令に定める援護、育成、更生の措置に関する事務のほか、社会福祉法、民生委員法に関することなどの事務を行っております。 組織といたしましては、福祉事務所としては、福祉課、健康長寿課、子育て推進課、現在では地域包括推進課が該当します。
◆15番(福田讓君) 分かりやすく言いますと、福祉事務所を設置しなければならないということですね。その中で、
福祉事務所長というのは、そういう肩書の方は私も聞いたことがないんで、そのあたりちょっと御説明お願いしたいと思います。
◎健康福祉部長兼
福祉事務所長(福本良英君)
福祉事務所長につきましては、私、健康福祉部長が兼務させていただいているということでございます。
◆15番(福田讓君) 分かりました。 そしたら、福本部長が所長と言われても構わんのやね。事務所がある以上は、事務所の中の所長となるんで、そのあたりどういう位置づけかというのをはっきりお聞かせ願いたいと思っただけでね。
◎健康福祉部長兼
福祉事務所長(福本良英君) そのとおり兼務でございまして、今、課長が申し上げました所管の事務につきましては、
福祉事務所長として任務するということになるかと考えております。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程12 議案第19号 新宮市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例
○議長(榎本鉄也君) 日程12、議案第19号、新宮市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 梶田
子育て推進課長。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) (登壇) ただいま議題となりました議案第19号、新宮市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について御説明申し上げます。 本議案は、令和5年4月1日からの児童福祉法及び厚生労働省令の改正に伴い、条例で定める
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準について、国の取扱基準を参照することとし、条例の全部を改正するものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 第1条は、趣旨でございます。児童福祉法第34条の16第1項の規定により、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を本条例で定めるというものでございます。 第2条は、使用する用語の定義を規定してございます。 第3条は、市で定めるべき基準は、児童福祉法に基づく厚生労働省令に定めるところによると規定するものでございます。 附則といたしまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君)
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準について定める、国からのを参照としてということですけれども、これは具体的なものを少し聞かせていただきたいと思います。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 家庭的保育事業というものでございますが、待機児童を解消することを主な目的といたしまして、保育士資格を持つ方が自分の自宅等で少人数の子供さんを預かるという事業でございます。
◆11番(竹内弥生君) それは新たな取組で、今まではなくて、国が参照してきたことを新宮市も実施していくという。保育士資格をお持ちである方が、少数の保育ができるという、自分の家でですか。そういう具体的なことをしていくということでよろしいですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) こちらにつきましては、児童福祉法に基づきまして各市町村でこの基準を定めるということが義務づけられておりまして、条例を定めているものでございます。 新宮市には該当する事業者はございません。
◆11番(竹内弥生君) これからは該当する事例をつくっていくということをお考え、今おっしゃったような。児童福祉法に基づいてですよね。それか条例をつくっているということだけですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 今回の条例改正につきましては、その家庭的保育事業を行う際の基準を独自で定めていたものを、厚生労働省令に定めている内容を参照するという変更を行うという改正でございまして、市がこの事業を行うということではございません。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございました。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程13 議案第20号 令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)
○議長(榎本鉄也君) 日程13、議案第20号、令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第20号、令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、歳入歳出予算の総額に6億105万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を200億5,648万2,000円にするというものであります。 第2条では、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は第2表繰越明許費によるというものであります。 第3条では、地方債の変更は、第3表地方債補正によるというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において、その他の特別職及び一般職の給与費を計上しておりますので、最初に、給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、46ページをお願いします。 給与費明細書1の特別職について、比較の欄でありますが、その他の特別職の報酬を49万円減額補正するもので、参議院議員通常選挙及び和歌山県知事選挙の投票管理者等に係る報酬の減であります。 次に、2の一般職につきましては、
会計年度任用職員報酬及び共済費、正職員の時間外勤務手当の補正でありますが、マイナポイント利用環境整備事業に係る増額及び選挙執行経費の減に伴う減額があり、合計では比較欄のとおり25万円の減であります。 また、職員手当の内訳についてはその下の表に、
会計年度任用職員以外の職員と
会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、ア及び47ページのイに記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 前に戻っていただきまして、18ページをお願いします。 3歳出、1款議会費1項1目議会費の常任・議会運営・特別委員会調査については、新型コロナウイルス感染症の影響により委員会視察調査が実施できなかったため、事業費全額について減額するものであります。 20ページをお願いします。 2款総務費1項1目一般管理費の新型コロナウイルス感染症対策基金
積立金については、新型コロナウイルス感染症関連施策への備えとして、新型コロナウイルス感染症対策を利用使途に受け入れたふるさと納税寄附金を合わせて基金に積み立てるもので、当該基金の年度末残高は1億956万4,000円であります。 5目財産管理費は、説明欄記載の5つの基金への積立てを行うもので、各基金の年度末残高は、減債基金が30億5,000万円、財政調整基金が28億円、丹鶴城址整備基金が2億4,579万4,000円、退職手当基金が10億円、熊野川関連施設整備基金が1億3,052万4,000円であります。 6目企画費の説明欄1から4につきましては、4つの基金に寄附金及び預金利子等を積み立てるもので、各基金の年度末残高は、熊野川町区域ダム対策環境整備基金は関連事業への充当により、年度末時点ではゼロとなり、熊野川町区域まちおこし基金が1億5,080万8,000円、地域振興基金が6,550万5,000円、合併市町村振興基金が9億2,156万9,000円であります。 11目電子計算費のマイナポイント利用環境整備事業については、マイナポイント第2弾事業のカード申請期限が延長されたため増額するもので、17目諸費については、令和3年度に収入された国庫補助金の精算返還金であります。 22ページをお願いします。 4項2目参議院議員通常選挙費、3目和歌山県知事選挙費につきましては、いずれも選挙執行経費の確定等に伴う減額補正であります。 24ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費の食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業については、実績見込みにより不要見込額を減額するものであります。 2目障害者福祉費の説明欄1介護給付事業、2訓練等給付事業及び3障害児通所支援事業は、いずれも利用実績の増等による補正であります。 6目隣保館費の春日隣保館受変電設備改修事業は、令和4年度県補助金の採択が得られなかったため事業費全額を減額し、令和5年度に再度予算計上するものであります。 7目国民健康保険事業費は、国民健康保険税の減免に対する財源の振替に伴い、一般会計からの繰出金を減額するものであります。 26ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費の紀南学園改築事業負担金は、当初予定からの進捗の遅れにより、その出来高に合わせ負担金を減額するものであります。 2目児童措置費の説明欄1広域入所運営費は、広域入所者数の増加及び公定価格の改定により増額するもので、2の私立認定こども園運営費については、各施設の定員の変更及び公定価格の改定による増額補正であります。 次の説明欄3送迎用バス安全装置設置補助金につきましては、送迎用バスへの置き去り防止のため、全額国庫補助により安全装置の設置等に必要な経費に対して補助するものであります。 また、説明欄4三輪崎保育園園舎改修事業補助金は、対象事業費の減少及び工事の進捗の遅れにより減額するもので、その一部を令和5年度予算に計上しております。 28ページをお願いします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費の出産・子育て応援交付金事業は、伴走型相談支援と経済的支援を一体的に実施するためのシステム改修費を補正計上するもので、同時に県補助金から一部国庫補助金への財源振替も行っております。 2目予防費の説明欄1新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、タクシーの初乗り料金助成額を実績に伴い減額するとともに、ワクチン接種委託料の加算分に対する国庫補助金と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金との財源振替についても行っております。 説明欄2個別予防接種事業は、子宮頸がんワクチン等の委託料について、実績見込みにより不要見込額を減額するものであります。 9目簡易水道費は、
簡易水道事業会計補助金に、熊野川区域ダム対策環境整備基金繰入金を充当したことによる財源振替であります。 10目
医療センター費については、
医療センター事業会計の運営経費に対し3億円の補助を行うものであります。 30ページをお願いします。 2項2目塵芥処理費のクリーンセンター維持管理費は、電力料金上昇による光熱水費の増額補正であります。 32ページをお願いします。 6款農林水産業費2項2目林業振興費の森林環境譲与税基金
積立金は、預金利子を基金に積み立てるもので、年度末残高は7,255万円であります。 34ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費の説明欄1新宮市プレミアム付商品券発行事業については、実績見込みにより不要見込額を減額するもので、2の路線バス運行維持費補助金については、市内循環バスなど7路線のバス運行維持に対する補助であります。なお、令和3年10月の路線見直しにより、やましろ号の
医療センター線と新勝線が統合されております。 3目観光費につきましては、サイクルツーリズム推進事業に、新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業基金繰入金を充当したことによる財源振替であります。 36ページをお願いします。 8款土木費2項3目道路新設改良費の説明欄1及び2の県営事業地元負担金につきましては、急傾斜地崩壊対策が日足など3か所、小規模土砂災害対策は、南檜杖など5か所の県営事業に係る地元負担金であります。 4目橋りょう維持費の敷屋大橋補修工事については、入札差額等による減額補正であります。 38ページをお願いします。 4項1目港湾管理費、説明欄1の新宮港保安対策事業負担金は、船舶の入港状況を踏まえ、延べ警備時間が当初見込みより増加することによる増額補正。2の港湾施設基金
積立金については、預金利子を基金へ積み立てるもので、年度末残高は5,955万6,000円であります。 40ページをお願いします。 5項2目街路事業費の県営事業地元負担金(千穂王子ヶ浜線)は、和歌山県が実施する都市計画道路千穂王子ヶ浜線の整備に係る地元負担金で、県の事業費確定に伴い増額するものであります。 42ページをお願いします。 10款教育費1項2目事務局費は、小中学校ICT環境整備事業に対し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当したことによる財源振替であります。 3目育英奨学事業費は、育英奨学基金への
積立金で、
積立後の年度末残高は9,020万円であります。 44ページをお願いします。 5項7目文化複合施設費の文化複合施設整備基金
積立金は、預金利子等を基金に積み立てるもので、
積立後の年度末残高は7,497万8,000円であります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、前に戻っていただきまして12ページをお願いします。 2歳入、10款地方交付税は、国税収入の補正等に伴い普通交付税が増額され、算定項目に追加された臨時経済対策費を反映、再算定したことにより補正するものであります。 14款国庫支出金及び15款県支出金について、補助金等の名称、補助率等その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 14ページをお願いします。 16款財産収入1項2目利子及び配当金については、説明欄1の財政調整基金預金利子から、14新型コロナウイルス感染症対策基金預金利子まで、各種基金に係る預金の利子収入であります。 17款寄附金について、1目一般寄附金の企業版ふるさと納税寄附金については、2件の寄附金を補正計上するものであります。 また、3目商工費寄附金及び4目教育費寄附金については、公益財団法人軽井沢美術文化学院様等からの寄附金の計上で、商工費分は旧チャップマン邸、教育費分は旧西村家住宅の保存活用等に対するものであります。 18款繰入金2項1目基金繰入金は、まち・ひと・しごと創生寄附活用基金繰入金をサイクルツーリズム推進事業、熊野川町区域ダム対策環境整備基金繰入金については、
簡易水道事業会計補助金の財源とするため、各基金から繰り入れるものであります。 19款繰越金については、本補正予算に必要な一般財源として、令和3年度からの繰越金の一部を充当するものであります。 20款諸収入4項4目雑入のプレミアム付商品券売上収入は、プレミアム付商品券発行事業の減に伴う減額補正であります。 16ページをお願いします。 21款市債については、事業の名称、充当率、いずれも説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 恐れ入ります、4ページをお願いします。 第2表繰越明許費でありますが、記載のとおり、15件の事業について年度内での完了が難しく、事業の繰越しをお願いするものであります。 2款1項総務管理費の住居表示整備事業は、推進委員会において、住居表示整備実施区域の範囲や名称の意見調整に時間を要しており、年度内の完了が見込めないことから、事業費を次年度に繰り越すものであります。 3款2項児童福祉費の送迎用バス安全装置設置補助金については、令和5年4月より安全装置の装備が義務化されることに伴う全額国庫補助事業で、年度内での安全装置の確保が未確定であることから、全額を繰り越すものであります。 4款1項保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、令和4年度で接種が終了せず次年度も実施が見込まれるため繰り越すもので、出産・子育て応援交付金事業については、本事業実施のためのシステム改修に関する仕様が未確定であることから年度内での完了が難しく繰り越すものであります。 2項清掃費のクリーンセンター維持管理費については、土地購入などに係る地権者との交渉に時間を要していることから、次年度に繰り越すものであります。 6款2項林業費の林道上地平瀬線開設事業については、山林所有者との協議や工法検討などに時間を要したため、年度内完成が困難となり繰り越すものであります。 8款2項道路橋りょう費の浦地学校線道路改良工事及び初之地町堀地町線交差点改良工事は、ともに地権者との交渉、調整等に時間を要しており、繰り越すものであります。次の比奈久保線交差点改良工事については、工事実施前に埋蔵文化財の発掘調査が必要となったため、工事費等を繰り越すもので、御幸町全竜寺線側溝改良工事につきましては、現場付近において下水路の緊急工事が生じたため、年度内での執行ができず繰り越すものであります。また、敷屋大橋補修工事については、工法の検討に時間を要したため、年度内に執行できず繰り越すものであります。 4項港湾費の港湾施設管理業務については、新宮港荷さばき地飛散防止ネット設置工事について、工法の検討に時間を要し、年度内での完了が見込めないため繰り越すものであります。 5項都市計画費の千穂王子ヶ浜線整備事業は、物件移転補償等の交渉に時間を要しているため、年度内の完了が困難なことから繰り越すもので、市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、工事用用地の借り上げに関する協議等に時間を要し、年度内での完成が困難となり、繰り越すものであります。 10款5項社会教育費の佐藤春夫記念館移転事業については、法人名義の土地取得手続等に時間を要することから、年度内完了が不確定であるため繰り越すものであります。 次に6ページをお願いします。 第3表地方債補正でありますが、4件の変更で、起債の目的、限度額、借入れや償還の方法については、いずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時49分
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△再開 午後1時00分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第20号について質疑に入ります。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) お尋ねします。 総務費、21ページ、先ほど御説明いただいたんですけれども、24節
積立金の減債基金
積立金、財政調整基金28億円というのだけ書き留められたんですが、その他いま一度教えていただけたらありがたいと思います。
◎財政課長(小林広樹君) 財政課、小林より御答弁いたします。 基金の年度末残高ですけれども、減債基金が30億5,000万円、そして財政調整基金が28億円です。そして、丹鶴城址整備基金が2億4,579万4,000円、あと退職手当基金が10億円ちょうど、そして熊野川関連施設整備基金が1億3,052万4,000円となってございます。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 6番、三栗議員。
◆6番(三栗章史君) 27ページの送迎用バス安全装置設置補助金なんですけれども、これ送迎用のバスって何台ぐらいあるんでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 通園にバスを利用している保育園でございますが、5園ございます。
○議長(榎本鉄也君) 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) まず、27ページですが、今、紀南学園がやっと新しく改装されていますが、これ負担金ということで1,367万円。大体いつ頃完成されるんでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 現在の改築の状況でございますが、子供たちが生活する小舎棟の3棟については、建物の躯体部分が終了しまして内装工事を行ってございます。管理棟につきましても2月中旬より柱が建ち始め、4月初めまでに躯体工事が完了する見込みで、その後内装工事に取りかかります。7月末までに引っ越しができるよう工事業者が取り組んでいるところでございます。 引っ越し後、現園舎の解体と外構工事を行いまして、9月末までに完成の予定となってございます。
◆15番(福田讓君) そうしますと、これ減額というのはもう入札の関係の減額なんですね。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 今回の減額でございますが、令和4年度末の工事進捗率に合わせまして減額補正するものでございます。当初予算編成時に見込んでいた工事進捗率と設計図書完成時の工事完成時期にもともとずれが生じていたことであったり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により現場作業員の人数調整を行ったこと、また土壌改良の必要があったことがありまして、工事に若干の遅れを生じておりまして減額の理由となってございます。
◆15番(福田讓君) 今、同僚議員もおっしゃったんですが、送迎バスの安全装置ってこれ日本でも有名になって、民間のあれですか、こども園とかは補助は直接こども園のほうへ国から支給されるんですか、それともうちを経由してこども園に安全装置のお金ですか、いかれるんですか、どっちなんでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 国の補助金でございますが、市を通じて園に補助を行うというものでございます。
◆15番(福田讓君) 聞き取りにくいんです。これは聞こえにくいんですが、このパーティションで。 よろしいですか、もう一度お聞きしますが、全国的に問題になったある子供たちの送迎の関係もありまして、その補助金というのは国から支給してくれるんやけれども、それは新宮市の認定こども園の私施設のほうも、一応うちの市から経由していかれるんか、それともそういった私立のこども園の皆さんのは、こども園が独自で国県へ申請するか、そこをはっきり教えていただきたいんです。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 国の補助金でございますが、市を通じて園に補助するものでございます。
◆15番(福田讓君) 市やね。一旦市に入ってくるんやね。それでいいんですね。分かりました。 それと、15ページなんです。歳入なんですけれども、1番雑入で雑入売上げ収入等。
○議長(榎本鉄也君) 15番、福田議員。総務建設委員会の担当ですので。
◆15番(福田讓君) 31ページなんですけれども、クリーンセンターの維持管理費ということで、やっぱり今光熱費も上がってきていますし、そういう関係で今回補正という形でよろしいんですか。
◎市民生活部長(西山和視君) 市民生活部、西山より答弁させていただきます。 そのとおりでございます。
○議長(榎本鉄也君) 3番、大石議員。
◆3番(大石元則君) 4ページ、繰越明許費、よろしいでしょうか。そこの道路橋りょう費の中で、比奈久保線交差点改良工事4,063万7,000円が繰り越される予定ですけれども、この金額は交差点の改良工事に要する費用だったんですか、どうですか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 今回のこの比奈久保線改良事業につきましては、昨年の11月に測量設計が完了しまして、工事着手に向けて準備を行っておりましたが、和歌山県教育委員会から、埋蔵文化財包蔵地である本事業地については、工事着手前に本格的な文化財の発掘調査が必要であると御指摘がありました。そこで、当初スケジュールを見直して令和5年度に発掘調査を行い、令和6年度から工事に着手し、工事の完成は令和6年度後半となっております。 今回の繰越しに関しては、この工事費で計上させていただいていたんですけれども、発掘調査費として繰越しさせていただきます。
◆3番(大石元則君) 確認なんですけれども、改良工事に充てられる予定であったこの金額が、今回埋蔵文化財の発掘調査の絡みで、そちらのほうに運用されるという理解でよろしいでしょうか。
◎都市建設課長(工藤英二君) そのとおりでございます。
○議長(榎本鉄也君) 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 25ページなんですけれども、食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業のこれ減額になっているんですが、ちょっとそれについて詳細の御説明をお願いしたいと思います。
◎福祉課長(前地秀高君) 福祉課長、前地より答弁させていただきます。 当初、対象世帯を見込みで予算を組まさせていただきましたが、現在2月9日時点で既に96%の対象に支給済みでございます。対象世帯数がある程度絞られてきましたので、その分は確実に支給できるものとして、残額について減額するものでございます。
◆15番(福田讓君) これ食料品って書いてあるが、どういう事業やってるんかちょっと教えてほしいんですわ。
◎福祉課長(前地秀高君) こちらについては、国のほうで電力、ガス、食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯に、1世帯当たり5万円を支給するものでございます。
◆15番(福田讓君) 分かりました。5万円やね。やっぱり国に返すんですか。
◎福祉課長(前地秀高君) 全額国の補助でございまして、当初はやはりちょっと新しい事業でございますので余裕を持った予算組みをしておりましたので、不要な分については国に返還するものでございます。
◆15番(福田讓君) これ那智勝浦町なんか1月で終わったんよね。前も12月議会でも言いましたけれども、うちはちゃんと3月までこれしてくれやるんやろう。だから全くうちは親切やなと思って。那智勝浦町は1月15日で終わりやで。人の自治体のことを言うんじゃないんやけれども、うちはちゃんとしてくれるから、そこだけ。那智勝浦町は1月15日で終わりやで。 うちの妻の里は那智勝浦町なんで、1月15日までせなんだらあかんて来たんや。うちは違うわだ、新宮市は。3月15日までだったかな。
◎福祉課長(前地秀高君) 国の要綱のQ&A等によりますと、1月末頃がいいんじゃないかというふうに来ておりますが、この支給に関しては年度内に支給すればいいということがありました。それで、新宮市としましては、事務処理もぎりぎりな日程まで受付を行おうと決めたところでございます。
◆15番(福田讓君) だから、那智勝浦町の、人の自治体のことを言うんじゃないけれども、向こうは1月15日、住民にとって1月15日、新宮市は3月いっぱい、何と親切なまちやなと。那智勝浦町の人言っていましたよ。 だから、国は3月今年度までの申請という形なんですよね、分かりました。ありがとう。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、お手元に配付しております分割付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。
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△日程14 議案第21号 令和4年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
○議長(榎本鉄也君) 日程14、議案第21号、令和4年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第21号、令和4年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。 議案書の国保1ページをお願いいたします。 第1条では、事業勘定の予算の総額に2,000万円を追加し、補正後の予算を36億1,064万2,000円とするものであります。 それでは、事項別明細書により事業勘定の歳出から御説明いたします。 国保10ページをお願いいたします。 3歳出、2款保険給付費2項1目一般被保険者高額療養費2,000万円の追加は、予算不足が見込まれるため予算を増額するものであります。 国保12ページをお願いいたします。 3款国民健康保険事業費納付金1項1目一般被保険者医療給付費分は、特別調整交付金の減額による財源振替で、予算額は変わりありません。 続きまして、歳入を説明いたします。 国保8ページにお戻り願います。 2歳入、4款県支出金1項1目保険給付費等交付金643万2,000円は、高額療養費増額に伴う普通交付金2,000万円の追加と、収入見込みに合わせて特別調整交付金1,356万8,000円を減額するもので、差引きしますと643万2,000円の追加となります。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金245万1,000円の減額は、特別調整交付金の追加に伴う財源振替により繰入金を減額するものであります。 2項1目基金繰入金800万円の追加は、決算見込みに合わせて不足分を追加するものであります。 6款繰越金1項1目繰越金2,701万9,000円の追加は、前年度繰越金を追加するものです。 7款諸収入1項1目一般被保険者延滞金900万円の減額は、収入見込みに合わせて一般被保険者延滞金を減額するものであります。 3項1目雑入1,000万円の減額は、当初収入見込みに合わせて計上しておりましたが、前年度繰越金を追加することによりその他雑入を減額するものであります。 以上、簡単ではございますが
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程15 議案第22号 令和4年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)
○議長(榎本鉄也君) 日程15、議案第22号、令和4年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 竹田
生活環境課長。
◎
生活環境課長(竹田和博君) (登壇) ただいま議題となりました議案第22号、令和4年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。 蜂伏1ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 蜂伏6ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費は159万2,000円の増額でございます。これにつきましては、電気料金の高騰によります光熱水費159万2,000円を増額補正するものでございます。 次に、蜂伏8ページをお願いいたします。 2款1項1目蜂伏団地共同汚水処理施設基金
積立金ですが、1款1項1目で増額した光熱水費159万2,000円を減額補正するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程16 議案第23号 令和4年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)
○議長(榎本鉄也君) 日程16、議案第23号、令和4年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本
医療センター庶務課長。
◎
医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第23号、令和4年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、収益では、主に患者数の減少に伴う入院収益の減少のほか、一般会計負担金や県補助金受入れに伴う増額のため、また費用では退職給付引当金の繰入れに伴う給与費の増額や患者数の減少に伴う材料費の減額のため予算の補正を行うものです。 それでは、病院1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定でございます。 次の第2条は、当初予算第2条に定めております業務の予定量を補正するものであります。 まず、(1)の延べ患者数では、入院が従前の7万6,550人から補正後は6万2,000人に、また外来が従前の12万7,000人から補正後は12万2,500人にするというものであります。 次に、(2)の一日平均患者数では、補正後の患者数を入院が170人に、外来が504人にするというものであります。 次の第3条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するものであります。 まず、収入の第1款第1項医業収益を4億7,641万2,000円減額して56億5,523万4,000円に、第2項医業外収益を12億4,046万6,000円増額して16億1,965万6,000円にし、第1款病院事業収益の補正後の予定額を73億2,903万1,000円にするというものであります。 また、支出の第1款第1項医業費用を1億2,250万6,000円増額して73億3,574万4,000円にし、第1款病院事業費用の補正後の予定額を74億2,034万4,000円にするというものであります。 次の第4条は、当初予算第9条に定めております議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、給与費35億7,852万2,000円を37億4,701万3,000円に改めるというものであります。 また、次の第5条は、当初予算第10条に定めておりますたな卸資産の購入限度額16億9,577万4,000円を16億4,519万円に改めるというものであります。 それでは、内容につきまして実施計画明細書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、病院8ページ、9ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出のうち、まず収入の第1款病院事業収益を7億6,405万4,000円増額して、補正後の予定額を73億2,903万1,000円にするというものであります。 内訳といたしまして、1項の医業収益では、1目の入院収益を患者数の減少等によりまして4億9,162万3,000円減額し、2目の外来収益を患者単価の増額等によりまして1,521万1,000円増額するというものであります。 次の2項医業外収益では、2目の他会計負担金を一般会計負担金の受入れで3億円増額し、次の5目県補助金につきましても、新型コロナウイルス感染症対策に関連した補助金の受入れで9億4,046万6,000円を増額するというものであります。 次に、支出では、第1款病院事業費用を1億2,250万6,000円増額して、補正後の予定額を74億2,034万4,000円にするというものであります。 内訳といたしまして、1項1目の給与費は、5節の退職給付費を退職者への退職手当の支給等により不足する退職給付費引当金の繰入れのため、1億6,849万1,000円増額するものであります。また、2目の材料費は、1節の薬品費を抗がん剤治療薬の使用数増加等のため4,536万4,000円増額し、また2節の診療材料費を患者数の減少等に伴い9,134万9,000円減額するというものであります。 なお、2ページから7ページに実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
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△日程17 議案第24号
工事請負変更契約の締結について
○議長(榎本鉄也君) 日程17、議案第24号、
工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 工藤都市建設課長。
◎都市建設課長(工藤英二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第24号、
工事請負変更契約の締結について御説明申し上げます。 本議案は、令和4年9月29日に議会の議決を経て契約した敷屋大橋補修工事(塗装)において、塗装する前段としての既存塗装の除去について工法の変更を行いたいことから、契約の変更について議会の議決を求めるものでございます。 今回の変更額は、議案書2に記載のとおり5,465万7,900円の減額となり、変更後の契約金額は2億3,024万2,100円となります。 なお、契約の相手方は、松根・松原・紀陽特定建設工事共同企業体でございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程18 議案第25号 権利の放棄について
○議長(榎本鉄也君) 日程18、議案第25号、権利の放棄についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岩上管理課長。
◎管理課長(岩上賢志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第25号、権利の放棄について御説明申し上げます。 本議案は、住宅使用料の権利を放棄いたしたく、地方自治法第96条第1項第10号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 放棄する権利の内容につきましては、住宅使用料に係る債権、放棄する債権の件数及び額につきましては48件、1,500万1,100円でございます。 相手方は、債務者Aほか47名でございます。 放棄理由でございますが、当該債権の消滅時効における5年の時効期間の経過により徴収が困難であると判断されるためです。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程19 議案第26号 権利の放棄について
○議長(榎本鉄也君) 日程19、議案第26号、権利の放棄についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第26号、権利の放棄について御説明申し上げます。 本議案は、土地貸付料の権利を放棄いたしたく、地方自治法第96条第1項第10号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 放棄する権利の内容は、土地貸付料に係る債権、放棄する債権の額につきましては、1件54万1,800円でございます。また、相手方は債務者Aでございます。 放棄の理由でございますが、当該債権の消滅時効における5年の時効期間の経過により徴収が困難であると判断されるためであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
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△日程20 議案第1号 令和5年度新宮市
一般会計予算
○議長(榎本鉄也君) 日程20、議案第1号、令和5年度新宮市
一般会計予算を議題といたします。 なお、当局の説明については、これをおおむね各常任委員会の付託区分ごとに分割して行い、その都度質疑を行います。 議員各位におかれては、お手元に配付の議案分割付託表中、所属委員会以外の項目のみ質疑願います。 それでは、まず第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第1号、令和5年度新宮市
一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお願いします。 令和5年度新宮市
一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を170億7,094万8,000円に定めるものであります。 予算の総額は、令和4年度の当初予算と比較して1億398万3,000円の増、率にして0.6%の増であります。 それでは、まず初めに、全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、248ページをお願いします。 給与費明細書のうち、1の特別職について、本年度の欄でありますが、長等3人の給料、手当及び共済費を含めて合計で3,554万1,000円であります。 議員については15名で、その報酬、期末手当及び共済費を合わせて合計で1億464万6,000円であります。 その他の特別職については、統計調査員や投票管理者、消防団員等954名分の報酬で4,615万6,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で職員数は302名であります。なお、括弧書きは短時間勤務の職員数で、
会計年度任用職員及び再任用短時間勤務職員合わせて292名の予定となっております。報酬、給料、職員手当の給与費と共済費を合わせて総額28億627万2,000円で、人事院勧告に基づく給料表の改定や勤勉手当の増などにより、前年度より1,318万3,000円の増であります。 なお、職員手当の内訳は下の表に、
会計年度任用職員以外の職員と
会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、下段のア及び249ページのイに記載のとおりであります。 また、(2)に給料及び職員手当の増減額の明細、(3)に給料及び職員手当の状況について記載しておりますので、御参照願います。 以上が給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、給与費関係を除き、説明欄記載の主な事業について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして42ページをお願いします。 3歳出、1款議会費は、議員報酬並びに常任委員会、特別委員会等の活動費と事務的な経費であります。 次に、46ページをお願いします。 2款総務費1項1目一般管理費は、主に庁舎管理経費や公用車の更新、職員研修経費などの経常的な経費であります。 50ページをお願いします。 2目文書広報費の説明欄1広報新宮発行等広報活動費は、広報新宮の発行やホームページなどの運用に係る経費で、各種の媒体を通じて市政に関する情報発信やPR活動を行うものであります。 52ページをお願いします。 3目財政管理費は、統一基準公会計制度に沿った財務諸表の作成や、予算編成等の事務に係る経常的経費であります。 4目会計管理費は、財務会計システムのリース料及び保守管理経費が主なものであります。 5目財産管理費は、普通財産の管理経費のほか、市所有建物に係る保険料等が主なものでありますが、説明欄1旧大浜保育所解体工事につきましては、昭和55年3月建築の当該施設について、平成24年8月の閉園以降、普通財産として管理しておりますが、老朽化が進行し今後も活用予定がないことから、建物解体後大浜墓地の駐車場に転用するもので、本予算は解体に係る設計費の計上であります。 54ページをお願いします。 6目企画費は、市の施策の企画や調整、広域行政などに係る経常的な経費が主なものでありますが、説明欄6ふるさと納税推進事業は、ふるさと納税制度により寄附者へのお礼や市のPRのため、寄附者に対し返礼品として地元特産品等を贈呈するもので、令和3年10月から中間事業者への業務委託により、返礼品及びポータルサイトの追加、返礼品提供事業者とのさらなる連携を行い、寄附者の利便性の向上及び市の魅力発信、寄附額の増加にもつながっております。 56ページをお願いします。 7目自治振興費は、町内会の防犯灯設置、電気料金補助など自治会への助成、市の会館の維持管理費等に係る経常的な経費で、説明欄2の防犯灯関連事業については、地域の防犯上の必要性から、各町内会に対して防犯灯の設置費用と電気料金を補助するとともに、市で設置したバックアップ機能付避難誘導灯を兼ねた防犯灯について、計画的に劣化や塩害により腐食した器具や蓄電池等の交換を行うものであります。 58ページをお願いします。 8目緑化推進事業費は、団体負担金や庁舎周りのプランター整備等、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費であります。 10目住居表示費は、住居表示に関する事務的な経費であります。 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など基幹的な住民情報を扱う行政システム運用のための経常的な経費で、すみません、61ページをお願いします。61ページの説明欄4社会保障・税番号制度運用事業については、地方公共団体情報システム機構に対して、国、県、市町村等と情報連携する中間サーバー・プラットフォームの運用及び保守経費を交付するものであります。 12目情報推進費は、国並びに各地方公共団体とのネットワークシステムの運用経費やケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料、情報セキュリティに要する経費等が主なものであります。 13目行政局費は、主には
熊野川行政局、開発センター、定住促進住宅、さつき公園等の維持管理に係る経常的な経費で、説明欄5熊野川町公共交通運行事業は、熊野川町デマンドタクシーと熊野御坊南海バスの路線バス小口線の運行について委託するものであります。 63ページをお願いします。 また、説明欄8の
地域おこし協力隊事業については、国の
地域おこし協力隊制度を活用して隊員2名を受け入れ、川舟船頭の技術継承に関連する活動や熊野川町の観光・移住交流推進全般に資する多角的な情報発信活動等への従事を通して、隊員の定住や地域への活動の定着を図り、地域の未来を見据えた持続可能な活性化サイクルの形成を目指すというものでございます。 64ページをお願いします。 14目支所費の説明欄2高田村つくり推進事業は、国の
地域おこし協力隊集落支援員制度を活用して、区の再生と地域の活性化を目指すもので、本年度は協力隊2名、集落支援員14名体制として活動の本格化を図る予定であります。 66ページをお願いします。 15目公平委員会費は、各種団体への負担金と委員3名に対する報酬等経常的な経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として教育及び啓発に係る研修会の開催並びに啓発冊子作成等に係る経費であります。 68ページをお願いします。 17目諸費は、説明欄記載の経常的な経費であります。 70ページをお願いします。 2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員の人件費など経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費で、説明欄1の固定資産評価関連業務については、評価更新作業及び賦課計算等に要する費用であります。 74ページをお願いします。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、戸籍法の一部改正に伴う戸籍システム改修委託料や個人番号カードに係る事務費等で、説明欄4の住民票・各種証明書等コンビニ交付事業につきましては、全国のコンビニエンスストア等のキオスク端末により個人番号カードを利用し、住民票及び
印鑑登録証明書の交付を可能とするものであります。 76ページをお願いします。 4項1目選挙管理委員会費は、委員4名の報酬や委員会事務費など経常的な経費であります。 2目和歌山県議会議員一般選挙費及び、すみません、78ページお願いします。78ページの3目市議会議員一般選挙費につきましては、それぞれ令和5年4月29日、4月30日に任期満了を迎えることに伴う選挙に要する経費であります。 80ページをお願いします。 5項1目防災費の説明欄3
防災行政無線システム改修事業は、
防災行政無線の機能強化として戸別受信機の追加配備と新宮紀宝道路のインターチェンジ建設による難聴地域への子局の追加を行うもの。説明欄10の住宅耐震改修事業補助金については、地震発生時の住宅の倒壊等による被害を防止するため、住宅耐震改修工事等を実施する者に対し補助金を交付するもので、対象件数につきましては令和4年度と同様の50件を確保しております。 83ページをお願いします。 説明欄14災害時生活用水井戸整備事業につきましては、災害時の断水に備え、中核避難所に順次手押しポンプ式の井戸を整備するもので、本年度は旧新宮市内の中核避難所1か所への整備を予定しております。 84ページをお願いします。 6項1目統計調査総務費は、統計事業実施に係る経常的な事務費であります。 2目基幹統計調査費は、説明欄記載の六つの統計調査に係る経費で、そのうち説明欄4の住宅・土地統計調査につきましては、住宅・土地関連の諸施策構築に係る基礎資料を得ることを目的として、5年に1度実態調査を行うものであります。 86ページをお願いします。 7項1目監査委員費は、委員2名の報酬や事務費など経常的な経費であります。 以上、第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの給与費明細書248ページから251ページ並びに1款議会費42ページから2款総務費87ページまで質疑を行います。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 57ページの防犯灯についてお伺い……。ごめんなさい、これは教育民生員会でした。 81ページの防災費について、1番の
防災行政無線の消耗品費について、こちら昨年はなかったんですが、今年度は95万円ほどついているんですが、これはどういった予算でしょうか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。
防災行政無線を平成27年に入れたんですけれども、8年、9年経過しております。いろいろ機器の消耗が激しく、その消耗品の予算となっております。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。 あとその防災で、旅館等宿泊避難支援事業の中で手数料というものは何でしょうか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) 旅館等宿泊避難支援事業、手数料といいますのは、旅館業者に、ホテルの業者に配る冊子であるとか、そういう広告の代金でございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 昨年度は広告費で上がっていたんですが、今年度は手数料という形で同じ内容ということになるんですかね、これは。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) その手数料につきましては、今少しちょっと手元に資料ありませんので、後ほど答弁させていただきます。
◆5番(岡崎俊樹君) 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) お尋ねいたします。53ページ、旧大浜保育所解体工事設計監理業務委託料、大浜墓地の駐車場、大変厳しいというか、置けないというふうなことで。これ概算で結構なんですけれども、この工事をして駐車場になるということですが、どのぐらいの数を置けるようにか、ある程度は見えていますでしょうか。
◎
生活環境課長(竹田和博君) 生活環境課、竹田より答弁させていただきます。 大浜墓地に関しましては、現在8台ぐらい止められたかと思います。そこが計画では一応20台ぐらいを予定しているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。時期重なるとどうしても。ただ、12台ほど増えるということなので、喜んでもらえるんじゃないかと思います。ありがとうございます。 あと、75ページのコンビニ交付に関してお尋ねいたします。 これ、もう少し詳しくというか、教えていただく……。あかんの。ごめんなさい。委員会でお尋ねします。
○議長(榎本鉄也君) 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 63ページの
地域おこし協力隊事業についてお伺いしたいです。 こちらは先ほど熊野川の地域おこし事業だと言っていたんですけれども、これいつぐらいから募集して、その募集された方はいつから来ていただける予定になっているんでしょうか。
◎
熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君)
熊野川行政局住民生活課、勢古口より答弁させていただきます。 こちらにつきましては、予算を可決いただきましたら、4月より早速募集を開始しまして、本年7月頃からの着任を目指したいと考えております。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。 ちなみにこれ今回2名募集ということなんですが、2名ですね。今後もっと増やそうかなという予定などはあるんでしょうか、来年度以降も。
◎
熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 今回の予算では2名を計上しておりますが、
地域おこし協力隊、とても新宮市にとって有力な人材となることを期待しておりますので、その後もまた活躍を見守りながら、増員などもまた考えていきたいとは思っております。
◆5番(岡崎俊樹君) ありがとうございます。 あと、71ページの固定資産に関する部分でちょっとお伺いしたいことがあるんですが、大丈夫ですか。いいですか。航空写真撮影業務委託料というものが昨年はなかって、逆に昨年は標準宅地鑑定評価業務というものがあったんですけれども、これは一緒なのか、また別なのかということで、どういったこれは委託なのかということをお伺いしたいです。
◎税務課長(安井正典君) 税務課、安井が答えます。 航空写真撮影につきましては、3年に1度行っているもので3年ぶりに計上するものでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) ちなみに、昨年あったその標準宅地鑑定評価業務委託というのは、別に毎年するものじゃないということですか。
◎税務課長(安井正典君) 評価替えの準備で行っているもので、毎年行うものではございません。
○議長(榎本鉄也君) 3番、大石議員。
◆3番(大石元則君) 同僚議員の質疑に関連して確認させていただきます。 53ページ、旧大浜保育所解体工事でもって駐車場になるというお話なんですけれども、実際20台の駐車スペースを確保して、止められるようになるのはいつ頃になりますか。
◎財政課長(小林広樹君) 財政課、小林が答弁させていただきます。 現在予算計上しておりますのは設計費でございまして、まずは設計を入札により発注しまして、それが終わり次第また補正予算等でまた検討をしていきたいと考えておりますが、その工事費の種類につきましてはまた今後の状況次第かなと思っています。
◆3番(大石元則君) 補正予算の申告というか、届出が連絡があれば大体めどがついてくるという考えでよろしいでしょうか。
◎財政課長(小林広樹君) まず設計が終了して、そして大まかな工事費が設計ができましたら、補正予算のほうを検討させていただいて、そのスケジュールになるかなと思います。
◆3番(大石元則君) この設計というのはどれぐらいかかるものなんですか。
◎財政課長(小林広樹君) すみません、ちょっと後ほど回答させていただきます。
◆3番(大石元則君) よろしくお願いします。 あと
地域おこし協力隊なんですけれども、63ページ、65ページ、今回上がっているのは熊野川町において地場産業の川舟の船頭育成を図るとあります。高田でも
地域おこし協力隊が予定されていたと思うんです。委託料でもって上がっていると思うんですけれども、1名既に着任されて機能されているように思います。あと2名の方はもう既にここではこの予算では上がっていないんで、もう高田における2名の、今の
地域おこし協力隊員2名確保されているという理解でよろしいんでしょうか。 (「高田は教民」と呼ぶ者あり)
◆3番(大石元則君) これは同じ
地域おこし協力隊と扱いだったんで、高田支所の扱いは教育民生委員会。じゃ委員会でまた報告を受けます。大変失礼しました。 以上です。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させてもらいます。 先ほどの岡崎議員の宿泊避難の手数料の件ですが、これは宿泊避難のチラシを市の広報へ折り込む手数料となっております。
○議長(榎本鉄也君) 岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) ここは新聞広告とか載せないということ。
◎総務部参事兼
防災対策課長(竹田和之君) 今のところ予定はしておりませんが、風水害、6月、5月頃に必要であれば広報、新聞広告にも載せる予定でございます。
◎財政課長(小林広樹君) すみません、先ほどの大石議員お尋ねの設計の件について答弁させていただきます。 設計につきましては、おおむね3か月かかるというふうに聞いてございます。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 以上で、給与費明細書並びに歳出1款から2款までの質疑を終わります。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後1時59分
---------------------------------------
△再開 午後2時16分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、歳出、3款民生費から4款衛生費までの説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、3款民生費から4款衛生費について御説明申し上げます。 88ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費は、主には民生委員・児童委員の活動費や各種団体等への負担金、社会福祉協議会への補助金などでありますが、説明欄9の地域福祉計画策定業務につきましては、平成30年度に策定した第3次地域福祉計画が令和5年度で終了するため、第4次計画を策定するものであります。 90ページをお願いします。 2目障害者福祉費は、主には重度心身障害児者医療費の給付と障害者の自立支援を目的とした自立支援給付や地域生活支援事業、障害児通所支援事業などの支援を行うものであります。 自立支援給付の事業としましては、91ページの説明欄9補装具費支給事業、そして93ページをお願いします。93ページでは、ホームヘルプサービスの支援等を行う22の介護給付事業及びグループホームや就労移行支援などを行う23の訓練等給付事業で、95ページでは医療費の扶助を行う37の自立支援医療であります。 次に、地域生活支援としましては、すみません、93ページお願いします。93ページの手話通訳者等の派遣を行う説明欄15の意思疎通支援事業や、相談などの支援を行う24の相談支援事業、そして95ページでは、外出のための支援を行う25の移動支援事業、創作的活動や作業訓練等を行う26の地域活動支援センター事業などであります。また、障害児通所支援事業としましては95ページの説明欄32の事業で、児童発達支援や放課後等デイサービスなどを支援するものであります。なお、説明欄34の障害者基本計画等策定事業につきましては、新宮市障害者基本計画、第6期新宮市障害福祉計画・第2期新宮市障害児福祉計画の期間が令和5年度で終了するため、新たに計画を策定するものであります。 96ページをお願いします。 3目老人福祉費は、高齢者の生きがいや生活の支援等を行うもので、説明欄8災害時避難行動要支援者避難支援事業は、地域防災計画に規定された自力での避難行動が困難な避難行動要支援者の方について、名簿及び個別避難計画を作成するもので、12の緊急通報システム事業については、24時間体制の緊急通報装置の設置に係る経費であります。 説明欄15の事業では、寝具類等の乾燥消毒サービスを、そして21の事業では、要介護3以上の方または障害者の方で疾病等により外出が困難な方を対象として訪問理髪サービスを実施するものであります。 99ページをお願いします。 説明欄23新型コロナウイルス検査助成事業については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や重症化を防止するため、特別養護老人ホーム等の高齢者施設に新たに入所する65歳以上でPCR検査等を希望する方に対し、検査費用の一部について2万円を限度として助成するものであります。 また、説明欄25老人措置費等、27の養護老人ホーム運営費につきましては、施設の入所措置費や寿楽荘の指定管理費、施設の維持修繕等に係る経費であります。 4目老人医療費は、県費2分の1の補助事業として67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成を行うもので、5目国民年金事務費は、国民年金に関する事務事業の推進に係る経費であります。 100ページをお願いします。 6目隣保館費は、主には七つの隣保館の各種教室の開催と施設運営に係る経常的な経費であります。 102ページをお願いします。 7目国民健康保険事業費は、保険基盤の安定や職員給与費等に対する特別会計への繰出金で、8目後期高齢者医療費については、保険基盤安定制度及び療養給付費に対する一般会計負担分の特別会計への繰出金と後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 また、9目介護保険事業費につきましては、特別会計の標準給付費見込額の12.5%に加え、地域支援事業分や職員給与費、事務経費分について繰り出すものであります。 104ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費の説明欄6子ども・子育て支援事業計画策定事業は、子ども・子育て支援法第61条に基づき、令和5年度から2か年をかけて第3期子ども・子育て支援事業計画を策定するもので、本年度は計画策定のためのニーズ調査を予定しております。 8の結婚新生活支援事業については、夫婦ともに婚姻時39歳以下で世帯所得500万円未満の新規婚姻世帯に対し、新居の家賃や引っ越し費用などを対象に助成するものでありますが、本年度から所得条件の緩和とともに上限額につきましても、昨年度30万円から夫婦ともに婚姻時29歳以下は60万円に拡充されております。 また、9の私立中学校等昼食費支援事業は、新宮市立小中学校において実施している給食費無償化相当額について、学校給食の提供を受けていない児童生徒等の保護者に対し、支援金として年額で中学生5万円、小学生3万5,000円を支給するもので、11の
子育て用品支給事業につきましては、生後12か月までの子供がいる家庭に対して、定期的に家庭訪問を実施し、紙おむつなどの子育て用品を支給するものであります。 107ページをお願いします。 説明欄19子ども食堂推進事業は、子供の居場所づくり、また家庭の生活状況を把握し必要な支援につなげる取組を推進するため、子ども食堂や子供の家庭に対する食事等の配布を実施する団体等に対し経費の一部を補助するもので、21の放課後児童健全育成事業については、保護者が労働等で昼間家庭にいない小学生に対し、適切な遊びと生活の場を与えることにより児童の健全な育成を図るもので、本年度から新規に王子
放課後児童クラブの開設を予定しております。 108ページをお願いします。 2目児童措置費は、主には私立保育園と認定こども園8園の運営に対する委託費及び給付費と、勤務地や里帰り出産等の事情により他市町村に入所を委託する広域入所委託経費等でありますが、説明欄5の三輪崎保育園園舎改修事業補助金は、昨年度に続き園舎の老朽化に伴う保育室等の改修工事に対して補助するものであります。 110ページをお願いします。 3目母子福祉費は、主には母子及び父子家庭の児童への養育扶助や、独り親家庭に対する医療扶助、また独り親家庭の母親または父親に対し、就業支援として高等職業訓練促進費等を支給するもので、説明欄6養育費確保支援事業につきましては、離婚前後の親に対し養育費確保のための支援として公正証書作成費用及び養育費保証契約締結に必要な費用等に対して補助を行うものであります。 4目保育所費は、市立保育所3園の運営経費で、職員人件費や
会計年度任用職員の保育士に対する報酬、賄い材料費等が主な経費であります。 112ページをお願いします。 5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、料理教室等各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会など四季の行事の開催を予定するものであります。 116ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費は、適正な保護を実施するための療養状況や扶養義務の調査等、現状把握に要する経常的な事務費、また就労支援の環境整備等に係る経費でありますが、説明欄6の生活困窮者自立支援事業は、生活保護に至る前段階の自立支援策強化を図るため、生活困窮者に対し自立相談支援事業の実施及び住居確保給付金を支給するものであります。 また、説明欄7の被保護者健康管理支援事業は、被保護者のレセプトデータから医療、健康等の情報を調査分析し、生活習慣病に関する保健指導、生活支援及び頻回受診指導等を実施するものであります。 118ページをお願いします。 2目扶助費は、生活扶助や医療扶助など生活保護に関する扶助費の見込額の計上であります。 120ページをお願いします。 4項1目災害救助費は、災害発生時の見舞金等の見込み計上であります。 122ページをお願いします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費は、主には母子保健、妊婦、乳幼児等の保健相談、乳幼児健康診査事業等、母子の保健事業の推進であります。 説明欄1の乳幼児健康診査事業は、母子保健法に基づき節目の月年齢に応じた乳幼児健診を実施するもので、説明欄9の出産・子育て応援交付金事業については、国県補助を活用し妊娠期から出産、子育てまでの相談に応じ、様々なニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型の相談支援を充実し、経済的支援を一体的に実施することにより事業の実効性をより高めることを目的としており、経済的支援として妊娠届出時に5万円、出生届出後に5万円の出産・子育て応援交付金を支給するものであります。 125ページをお願いします。 説明欄13保健センター(指定避難所)改修事業は、指定避難所である保健センターの非常用発電装置、エレベーター等の改修を行うもので、17の産婦人科医師緊急確保対策事業負担金については、
医療センターの産婦人科医師確保のため、医師の派遣が可能な県外医療機関に支援を行う県事業の市負担分及び当該事業の派遣医師に対する医師確保手当上乗せ支給分の市負担分を合わせて計上するものであります。 127ページをお願いします。 説明欄20の子育て世代包括支援センター運営費は、妊産婦等の支援に必要な実情を把握し、妊娠、出産、育児に関する相談に応じて、必要な情報提供、助言、保健指導を行うもので、出産後間もない母親や乳児に対して、心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業については、令和2年度からデイサービス型、令和3年度からは宿泊型及びアウトリーチ型を実施しております。 2目予防費の説明欄1個別予防接種事業については、予防接種法に基づく定期予防接種及び任意予防接種に対する助成等を行うもので、定期予防接種のうち子宮頸がんワクチンにつきましては、令和4年度より積極的勧奨を再開しております。 128ページをお願いします。 3目健康増進費は、健康増進法に基づく健康教育や健康相談、健康診査による生活習慣病の予防と改善を行うものであります。 説明欄3健康診査事業は、各種がん検診や肝炎ウイルス検査、歯周疾患検診を実施するもので、説明欄6の特定健診等事業については、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、特定健診及び特定保健指導を行うものであります。 130ページをお願いします。 4目環境衛生費は、畜犬登録・狂犬病予防注射事務と環境保全対策などに要する経費で、犬猫の避妊、去勢手術費用に対する助成等についても計上しております。 また、説明欄5の海岸漂着物地域対策推進事業は、孔島・鈴島海岸において大量のごみ等が漂着した際に、県の補助金を活用して回収処理を行う経費であります。 133ページ、お願いします。 5目公害対策費の説明欄2合併処理浄化槽設置整備事業補助金は、従来の専用住宅または店舗兼住宅の合併処理浄化槽設置及び単独浄化槽・くみ取り便槽撤去・転換時の配管に対する補助に加えまして、本年度から単独浄化槽撤去補助の増額と単独浄化槽の雨水貯留槽等への再利用に対する補助の新設を行うこととしております。 6目火葬場費の説明欄1は、紀南環境衛生施設事務組合清浄苑の運営費負担金で、2につきましては、那智勝浦町の組合加入に伴い必要となる火葬場増設等に対する建設費負担分であります。 7目墓地管理費は、南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費であります。 8目と畜場費は、特別会計の運営に係る収支不足見込額を繰出金として計上するもので、9目簡易水道費は、簡易水道事業に係る運営費及び起債の元利償還金等に対して補助するものであります。 134ページをお願いします。 10目
医療センター費については、病院建設事業に係る起債の元利償還金等に対しその一定割合を補助するものであります。 136ページをお願いします。 2項1目清掃総務費、説明欄2の新宮市美化里親制度実施事業は、公共施設の美化里親制度で提供する道具、花苗等の購入やボランティア保険への加入などに要する経費であります。 2目塵芥処理費の説明欄1ごみ収集経費は、家庭ごみの戸別収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費で、2のクリーンセンター維持管理費については、クリーンセンターの炉の運転管理と施設の維持管理運営に要する経費であります。 139ページをお願いします。 説明欄3クリーンセンター長寿命化事業は、長寿命化計画に伴う各機器の更新整備を実施するもので、説明欄4の資源物等処理経費については、不燃物の処理経費や焼却灰処理、粗大ごみの運搬処理経費が主なものであります。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合南清園に対する維持運営費等の負担で、4目産業廃棄物処理事業費は、水質検査等維持管理と現地の測量に要する経費であります。 140ページをお願いします。 5目ごみ減量推進費の説明欄1資源物収集業務は、市内171か所のエコ広場において分別された資源物の収集運搬等に要する経費で、2のふれ愛収集業務については、資源物の分別や排出ができない世帯を対象として、家庭からクリーンセンターへの収集運搬業務を委託するものであります。 また、説明欄6の常設エコ広場運営事業につきましては、各地域のエコ広場やクリーンセンターへの持込みが難しい方等に対して、資源ごみの排出機会を増やすことを目的として常設エコ広場の設置、運営を行うもので、本年度は三輪崎支所への設置及び運営経費についても計上しております。 以上、3款民生費から4款衛生費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの3款民生費88ページから4款衛生費141ページまで質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上で、3款から4款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、5款労働費から7款商工費までの説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、5款労働費から7款商工費について御説明申し上げます。 142ページをお願いします。 5款労働費1項1目労働諸費の説明欄2地元就職促進事業負担金は、地元への就職促進を目的とした合同企業説明会の開催に対する負担金で、3の新宮市生涯現役促進地域連携事業につきましては、高年齢者が能力や経験を生かし年齢に関わりなく働き続けることができる生涯現役社会の実現に向け相談窓口を設置し、きめ細やかな相談業務を行うものであります。 144ページをお願いします。 6款農林水産業費1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体等の負担金や事務費等経常的な経費であります。 146ページをお願いします。 3目農業振興費の説明欄4野生鳥獣被害防止事業は、野生鳥獣の捕獲手数料として、猿100頭、イノシシ100頭、鹿200頭分などの見込み計上のほか、農地被害防御用の器具購入に対する助成等で、説明欄9の新規就農者育成総合対策事業補助金については、次世代を担う農業者を志向する者を対象に、就農直後の経営確立や就農後の経営発展のために必要な機械、施設の導入等の支援を目的として、市が窓口となり国、県の補助金を交付するもので、本年度は経営開始資金の計上であります。 4目農地費は、主には農業用の用排水路、農地等を維持、改良するための経費で、用排水路整備は、説明欄4の三輪崎地区農業用水路改修、農道関係につきましては、説明欄5の里高田地内の整備、説明欄6の第一広角線の改良と説明欄7の南桧杖線の改良に係る測量設計を予定しております。 149ページをお願いします。 5目地籍調査費の説明欄3地籍調査事業費では、新たに王子町二丁目地区の一筆地調査及び測量業務に着手するとともに、三輪崎一丁目地区の作図及び地籍測量業務を実施するものであります。 6目中山間地域施設費は、高田グリーンランド関連施設のほか、小水力発電所及び飲料水供給施設11施設の維持管理に要する経費でありますが、説明欄3小水力発電所モノレール改修事業につきましては、取水口等の維持管理に必要なモノレールについて、点検によりレール等の経年劣化が指摘されていることから、作業員の安全確保のため改修を実施するものであります。 150ページをお願いします。 2項1目林業総務費は、各種団体の負担金や事務費等経常的な経費であります。 2目林業振興費の説明欄4熊野材の
家づくり支援事業補助金は、熊野材の需要拡大を図るため、森林環境譲与税を活用し住宅等を新築、増改築する者に対して1立方メートル当たり2万5,000円以内、1棟当たり50万円を限度として補助するものであります。 また、説明欄7新宮市森林環境基盤整備事業については、災害に強い森づくりを目指し、森林の多面的機能を発揮させるため、間伐の実施やそれに係る作業道等の復旧を実施する団体に対して補助を交付するもの、9の森林資源循環促進事業補助金につきましては、林業・木材産業等の施業で発生した皆伐跡地において、植栽による森林資源の循環利用促進及び広葉樹転換による森林の公益的機能の維持を目的として再造林を支援するもので、いずれも森林環境譲与税の活用事業であります。 3目天台烏薬推進事業費は、市の特産品の一つである天台烏薬の育成管理を行い、天台烏薬葉を利用したお茶等の一連商品に関する販売促進に対応するための生産加工を行うもので、4目林道管理費は、林道施設の定期点検と林道の維持修繕に係る経費であります。 152ページをお願いします。 5目林道新設改良費の説明欄1林道ホイホイ坂線舗装事業は、豊富な森林資源を持続的に管理するため、作業効率の向上を図る観点から、走行に支障を来す未舗装区間の舗装工事を行うもの。2の林道上地平瀬線開設事業につきましては、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ林道の開設事業で、本年度は延長150メートル区間の実施を予定しております。 6目市有林管理費の説明欄2市有林再造林モデル事業は、森林環境譲与税を活用し市有林の皆伐跡地において、新宮市森林整備計画に即した施業により、皆伐後の植栽モデルとして再造林を実施するものであります。 154ページをお願いします。 3項1目水産業総務費は、職員人件費と経常的な事務費の計上であります。 2目水産業振興費の説明欄1浅海増殖事業補助金は、三輪崎漁業協同組合が実施するイセエビ、アワビ等の放流事業に対する補助で、3の磯根漁場再生事業については、近年の海水温上昇や食害による磯焼けが進行し、磯根漁場を取り巻く環境悪化が急速に進行していることから、高水温適性海藻の使用など磯根漁場再生への取組を進めるものであります。 3目漁港管理費の説明欄5三輪崎海岸施設改修事業は、長寿命化計画による調査の結果、補修が必要と判定された防波堤の箇所について必要な補修工事を行うもので、6の三輪崎漁港機能保全計画更新業務につきましては、三輪崎漁港施設の機能保全のため日常管理や保全、更新工事を盛り込み、平成29年度に策定した機能保全計画を更新するものであります。 158ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費は、中小企業者の負担軽減のための利子補給制度や商店街の活性化、にぎわいの創出等を目的とするもので、説明欄2の新規開業資金利子補給補助金では、新規開業者が融資を受けた際の利子の一部を助成し、説明欄6の商店街空店舗対策補助金については、家賃や改装費に対する補助であります。また、7の新宮市ビジネスチャンス支援事業については、市内中小企業者等の販路拡大及び需要開拓を促進し、ビジネスチャンスの創出を図るため展示会や商談会等への出展に係る対象経費の2分の1以内、20万円を上限として補助するものであります。 160ページをお願いします。 2目企業誘致対策費は、旅費など誘致企業に対するフォローアップ等に必要な費用、関係団体などへの負担金や新宮港第二期工業用地の維持管理に要する経費等であります。 3目観光費は、主には観光関連施設の維持管理経費のほか、地域の魅力発信など観光客の誘致促進を図るもので、163ページの説明欄5サイクルツーリズム推進事業は、信金中央金庫様からの企業版ふるさと納税寄附金を財源として、コロナ禍での人の接触、3密回避に有用な自転車観光の推進を図るため、電動サイクルをレンタサイクルとして導入し、市内周遊による誘客促進とナショナルサイクルルートである太平洋岸自転車道や県の自転車施策と連携した取組を進めるものであります。 また、12の瀞峡めぐり乗船場施設設置工事につきましては、令和4年3月に運航開始した瀞峡めぐり事業の発着点である瀞峡めぐり乗船場において、あずまやの新設とトイレの改修を行うものであります。 165ページをお願いします。 説明欄17の地域活性化起業人活用事業は、国の地域活性化起業人制度を活用し、3大都市圏所在企業の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を生かし、地域独自の魅力や価値の向上、地域経済の活性化に取り組むもので、観光協会を主体とした活動に従事していただき、観光振興分野への取組を展開するものであります。 また、18の観光振興・誘客促進事業(地方創生)につきましては、2024年の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年及び2025年大阪・関西万博の開催を見据えて、国内外の観光客の誘客を図るため、観光プロモーションや情報発信、新たな観光コンテンツの開発、モニターツアーなどの取組を行うものであります。 166ページをお願いします。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費などに対する繰出金であります。 以上、5款労働費から7款商工費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの5款労働費142ページから7款商工費167ページまで質疑を行います。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 151ページの熊野材の家づくりについてお伺いしたいんですが、これはいつから始まるというか、抽せんなのか先着順なのか、そういった詳細についてちょっと教えてほしい。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) 農林水産課、生駒より回答させていただきます。 始まるのは新年度から始まる予定です。 一応40件の予算を確保していますんで、今まで大体例年40件前後の応募となっていますんで、もし予算オーバーした場合は、補正等で対応のほうをしていきたいというふうに思っています。
◆5番(岡崎俊樹君) 抽せんとかではないということで。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) そのとおりでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 事業としては、例えば令和5年の3月に家建てようかなという人が申し込んで、令和5年度中に完成というかしないといけないのか、そういったものはどうなる。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) 申請のほうは4月以降になりまして、あとその完成のほうなんですけれども、完成もその年度内のほうで完成した方に対する補助になります。
◆5番(岡崎俊樹君) ちなみに、今ちょうど3月ですけれども、今もう建てているとか、今建てている人というか、ちょうど3月に建てようかなと思う人は、これは間に合わないということで。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) そうです。来年度で申請してもらえればいけるんですけれども、もう今年度の申請ということであれば、今年度の補助のほうになります。
◆5番(岡崎俊樹君) なるほど分かりました。ありがとうございます。 あと同じページで、ちょっとその上のほうにある森林クラウドシステム運営協議会というものは、昨年はなかったかなと思うんですが、これはどういったものなんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) これは和歌山県が林務に係るクラウドシステムを整備するためのもので、それに参加するということです。林地台帳システムや森林経営管理認定事務をはじめ、森林法に係る申請、届出関係をウェブ上で管理し、県と情報共有を行うものでございます。
○議長(榎本鉄也君) 9番、久保議員。
◆9番(久保智敬君) 139ページの産業廃棄物処理場維持管理費、ここはこの処理場、三輪崎の高のことでしたね。
○議長(榎本鉄也君) 久保議員、これは衛生費で、先ほど質疑は終了しております。
◆9番(久保智敬君) 163ページの瀞峡めぐり乗船場施設設置工事、ここは観光客誘致にこのトイレとあずまやというのは必要なところでありますが、ここの場所は水没したところなんやけれども、それに対しての対策とかというのはこの設計上考えられているんでしょうか。
◎
熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 平成23年のときに水没したところではありますが、現在そのようなこと、できる限り水没も想定はしておりますが、この設計においては水没しても大丈夫なようなコンクリートの設計とか、そのようなことを今考えております。
○議長(榎本鉄也君) 以上で5款から7款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、8款土木費から9款消防費までの説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、8款土木費から9款消防費について御説明申し上げます。 168ページをお願いします。 8款土木費1項1目土木総務費の説明欄3高田地区法定外水路整備事業は、越水防止のため護岸のかさ上げを行い、水路を含めた隣接地の保護を図るもので、説明欄4の空家等対策事業につきましては、老朽化した空き家が衛生面や景観面での悪化につながるだけでなく、地震による倒壊のおそれや火災の危険などの防災・防犯面でも地域住民の生活環境に悪影響を及ぼす可能性があることから、適正管理を促し増加を抑制するもので、令和4年度より一定条件を満たす不良空き家の除却費用に対して一部補助を行っております。 170ページをお願いします。 2目用地費の説明欄2及び3は、いずれも道路事業の用地取得に係る事務的経費で、2の一般国道42号線新宮道路関連業務は、国の委託を受けて新宮紀宝道路と那智勝浦新宮道路に接続する自動車専用道路のあけぼのから三輪崎に至る4.8キロメートルの範囲について、そして3の千穂王子ヶ浜線道路改良事業関連業務は、県の委託を受けて国道42号から新宮駅周辺の中心市街地へ接続する県道池田港線を対象に実施するものであります。 172ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう総務費は、道路の整備促進に要する経常経費と道路法に基づく道路台帳の整備等を行うもので、説明欄3の私道工事補助金は4件の見込み計上であります。 2目道路維持費は、市道全体の維持補修費の計上であります。 3目道路新設改良費は、市道の改良工事や舗装工事を予定するもので、新規事業8件、継続事業6件について実施予定であります。 新規事業として、説明欄1丹鶴町中央通線3号支線道路改良工事では、県道池田港線による道路拡幅に合わせて、幅員狭小区間を拡幅し、175ページの3蓬莱王子ヶ浜線舗装工事については、舗装盤の老朽化によるクラックや沈下が発生し、車両等の通行に支障を来しているため、舗装整備を行うものであります。 また、説明欄4の玉置口2号線改良工事につきましては、一部幅員が狭く瀞峡めぐりの運行バスなどが通りにくい状況であるため道路の拡幅を行うもので、本年度は測量設計に要する経費の計上であります。 継続事業として、説明欄6浦地学校線道路改良工事は、狭小部分を拡幅するもので、7の初之地町堀地町線交差点改良工事については、県道池田港線拡幅事業に伴い変形交差点が生じることから、円滑な交通を確保するため交差点改良を行うもので、本年度は用地、建物補償に係る経費の計上であります。 また、説明欄11第一王子橋王子神社前線側溝改良工事につきましては、令和4年度で側溝改良工事が完了しましたので、本年度は舗装整備を予定しております。 4目橋りょう維持費の説明欄1橋りょう・トンネル等定期点検業務は、法令による5年に1度の点検により健全性を把握し、インフラの年次的な整備計画につなげるもので、説明欄2敷屋大橋補修工事については、平成30年度の橋梁点検において補修等が必要と診断されたことから、補修工事を行うものであります。 5目交通安全対策事業費は、交通安全施設の維持管理や道路区画線の設置などに要する経費であります。 176ページをお願いします。 6目駐輪場管理費は、放置自転車の撤去処分など新宮駅東駐輪場及び西駐輪場の維持管理に要する経費であります。 178ページをお願いします。 3項1目河川総務費は、主に市田川排水機場操作業務等の管理経費で、2目河川維持費の説明欄2緊急浚渫推進事業については、財政的に有利な緊急浚渫推進事業債を活用し、豪雨等による河川の氾濫等を未然に防止することを目的として、緊急的に準用河川のしゅんせつ等を実施するものであります。 180ページをお願いします。 4項1目港湾管理費の説明欄1港湾施設管理業務は、指定管理制度により港湾施設の管理を行うとともに、和歌山県から事務移譲された岸壁使用など、管理業務の事務委託や荷さばき地、黒潮公園内施設などの修繕等を実施するもので、説明欄2の新宮港緑地維持管理費については、和歌山県が整備した新宮港緑地の維持管理を行うとともに、地元イベントに活用できるよう施設整備についても予定しております。 また、説明欄6の新宮港客船誘致事業については、国際クルーズの再開も踏まえ、関係団体と連携したおもてなしの充実やポートセールスに活用するためのパンフレットの作成など、新宮港へのさらなる客船数確保に向け積極的な活動を展開するとともに、まちなか誘客を図るため新宮港と新宮駅間のシャトルバスの再開など、地元への経済効果創出に向けて取り組むものであります。 184ページをお願いします。 5項1目都市計画総務費は、都市計画図の印刷及び都市計画審議会に要する経費等、経常的な事務経費であります。 2目街路事業費の説明欄1県営事業地元負担金(千穂王子ヶ浜線)は、和歌山県が実施する都市計画道路千穂王子ヶ浜線の整備に係る地元負担金で、本年度は主に用地、建物補償が対象となり、2の千穂王子ヶ浜線整備事業につきましては、新宮駅前交差点から蓬莱三丁目までの市道約500メートル区間について、幅員14メートルに道路の拡幅工事を行うもので、本年度は用地、建物補償及び電線共同溝詳細設計に係る経費の計上であります。 3目都市下水路費は、主に都市下水路改修と維持修繕並びに13か所の水中ポンプの運転に要する経費等でありますが、187ページ、すみませんお願いします。187ページの説明欄4蓬莱グラウンド雨水貯留施設整備事業については、大雨時の浸水対策としてグラウンドに雨水貯留施設を整備するとともに、ブロック塀の撤去並びにフェンスの設置についても行い、5の旭町下水路改修事業につきましては、老朽化対策と併せて計画断面を確保し、浸水被害の軽減を図るため雨水公共下水道の改修を実施するもので、本年度は測量設計業務を予定しております。また、7の市田川水系内水排水ポンプ整備事業につきましては、市田川沿い低地への浸水被害を軽減するため、下田地区にポンプ施設の整備を行うもので、本年度も引き続き建設工事の実施を予定しております。 4目公園費は、都市公園の清掃や維持修繕費が主な経費であります。 188ページをお願いします。 6項1目住宅管理費は、市営住宅の維持修繕と管理経費が主なもので、説明欄2の市営住宅維持修繕管理費では、シロアリ被害への対応経費を盛り込むとともに、令和4年度に続き春日団地の屋上等防水工事についても実施を予定しております。 また、6の市営住宅用途廃止事業につきましては、市営住宅を適正に管理するため用途廃止した住宅の解体等を行うものであります。 190ページをお願いします。 9款消防費1項1目常備消防費の説明欄1住宅用火災警報器購入設置補助金は、65歳以上の高齢者のみの世帯を対象として、住宅用火災警報器の購入、設置に対する補助を行うもので、3の消防職員教育事業については、救急救命士に関する教育や消防大学校、県の消防学校での専科教育等の受講に要する経費であります。また、その他の事業につきましては、救急活動や県防災ヘリコプターの運航に係る負担金など常備消防に関する経常的な経費であります。 192ページをお願いします。 2目非常備消防費は、消防団員報酬と火災出動の際の出動報酬、消防団の運営や訓練等に係る経費でありますが、すみません、195ページをお願いします。195ページの説明欄11消防団安全対策事業につきましては、配備後10年以上が経過して劣化が進む防火衣について、5年計画によりセパレート型に更新整備するものであります。 197ページをお願いします。 3目消防施設費の説明欄9耐震性貯水槽設置は、地震など大規模災害時の消防水利として有効な耐震性の高い防火貯水槽について、年次計画に基づき三輪崎地内に60トン型を整備するもので、10の防火水槽簡易耐震化補強事業につきましては、既存の防火水槽について年次的に補強するものであります。 また、説明欄12指揮車更新整備につきましては、平成13年に整備し22年が経過する指揮車を更新整備するものであります。 4目水防費は、消防団の水防活動に要する経常経費と市田川等の各樋門の操作経費であります。 以上、8款土木費から9款消防費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの8款土木費168ページから9款消防費197ページまで質疑を行います。 9番、久保議員。
◆9番(久保智敬君) 175ページの比奈久保線横断管新設工事ですが、これは浸水対策で設けられるものですか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 この事業は、場所は佐野のローソンの交差点のところなんですけれども、あそこに佐野川のほうに抜ける横断管が今現在あります。それを新設もしくは排水の断面を大きくしたいと考えております。それの設計費用でございます。
◆9番(久保智敬君) ここには用水路と排水路が2本あります。今言われているのは用水路のほうを大きくするということですか。
◎都市建設課長(工藤英二君) ローソン側の反対側の水路、そちらのほうを改修したいと考えております。
◆9番(久保智敬君) 用水路のほうですね。だから、大きさは今は30センチぐらいの管が入っていると思うんですけれども、どのぐらいの大きさにする予定ですか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 今後調査して、流量計算等をしまして断面を決定したいと考えております。
◆9番(久保智敬君) 浸水対策ですね。分かりました。
○議長(榎本鉄也君) 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) 同じく175ページの教えていただきたいんですが、4番玉置口2号線改良工事、これ少し詳しく教えていただければありがたいと思います。
◎都市建設課長(工藤英二君) この事業は、国道169号から瀞峡めぐりの船着場に通じていく市道になります。今、瀞峡めぐりの運行バスがちょっと通行しにくいというお話もいただきまして、幅員の狭小区間を拡幅したいと考えております。
◆2番(大坂一彦君) 後ほどお邪魔しますので、地図でまた場所を改めてもう少し詳しく教えていただければありがたいと思います。思うところであれば大変ありがたいと思います。 それともう一つ、191ページ、今おっしゃった住宅用火災警報器購入設置補助金について、いま一度詳しく教えていただければありがたいと思います。
◎消防本部予防課長(古根川喜一君) 消防本部予防課、古根川より答弁させていただきます。 この制度は65歳以上の高齢者のみで構成される世帯の方を対象といたしまして、住宅用火災警報器を新たに設置するものや、また取替えのための購入に要する費用の2分の1の額で、5,000円を上限に補助させていただくというものでございます。
◆2番(大坂一彦君) これって告知はどのようにされますか。
◎消防本部予防課長(古根川喜一君) 広報紙や地方紙、またホームページを活用するとともに、町内会の会合等に出席させていただきまして周知を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
◆2番(大坂一彦君) 毎回申して恐縮なんですが、高齢の方へのホームページというのは、御覧になられる方は御覧になられます。別のというかプラスアルファで周知が広まるように御尽力いただいたらありがたいと思います。お願いします。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 3番、大石議員。
◆3番(大石元則君) 3点ほど教えていただきたいと思います。 173ページ、上段のほうに私道工事補助金280万円とあります。この字面からいくと私道に対して何かの都合で補助ができるというふうな理解でよろしいんでしょうか、いかがでしょうか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 この私道工事補助金というのは、私道の排水工事や舗装工事に対して補助を交付するものでございまして、工事費の7割を補助し限度額は70万円となっております。
◆3番(大石元則君) 70万円を限度額に7割の事業補助だという理解なんですけれども、なかなか車が行けないところを、ある意味ほかの住宅地が限られていて、個人的に道をある意味福祉関係でつけようとしたときには、事業所ならそれなりの手だてがつくんですけれども、個人で便宜上道をつけるときに補助の対象になるのかなというところはいかがなものなんでしょうか。舗装に限るんでしょうか。
◎都市建設課長(工藤英二君) この私道工事補助金は、現在もう既存の私道に対して、側溝などの排水工事と舗装工事の補助金を交付するものです。
◆3番(大石元則君) 今の2つの工事費に限られているという理解でよろしいんでしょうか。
◎都市建設課長(工藤英二君) そのとおりでございます。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 次のページの先ほど同僚議員が質問されていましたけれども、また私も確認したいと思います。 ただ1点、運行バスなんですけれども、その大きさというか今回、拡幅というか改修工事に当たって、どの程度の車両の通行を、例えば4トン車とかどういう大きさの車両が通行できるようになるのかという点においては、どう想定されていますか。
◎都市建設課長(工藤英二君) バスの大きさについては、行政局とまた御相談させていただきながら、どのようなバスが通るかということを確認させていただいて、それを測量設計に反映させたいと考えております。
◆3番(大石元則君) ありがとうございます。 あと1点、179ページの下のほうに緊急浚渫推進事業とあります。河川に対するしゅんせつだと思います。河川にもいろいろあると思うんですけれども、県河川なり市の管轄の河川、いろいろ国絡みの事業も行われております。 この事業に関してはどういった河川が対象になるんでしょうか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 今回の事業対象につきましては、市で管理している準用河川になります。
◆3番(大石元則君) 特に県河川とかそういう市の管轄とか、管轄には関係なくという理解でよろしいんでしょうか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 国とか県が管理している河川ではありません。
◆3番(大石元則君) 国や県の河川は対象外ということ。
◎都市建設課長(工藤英二君) そのとおりです。
◆3番(大石元則君) 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 以上で8款から9款までの質疑を終わります。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後3時16分
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△再開 午後3時35分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 歳出、10款教育費の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) 続きまして、10款教育費について御説明申し上げます。 198ページをお願いします。 10款教育費1項1目教育委員会費は、教育委員4名の報酬と経常的な経費であります。2目事務局費の説明欄1国際理解教育海外研修事業は、姉妹都市であるサンタクルーズ市へ中学生を派遣し、ホームステイ等を通じて国際理解、人的交流の実施や、現地の歴史・文化に触れる機会を提供するものであります。 201ページをお願いします。 説明欄8の教育活動支援プログラム事業は、ティーム・ティーチングのほか、発達障害児童生徒へのサポート体制や中学校における不登校、いじめの未然防止、生徒指導等の充実を図るもので、9の外国語教育推進事業については、外国青年を招致し、小中学校の英語授業の指導助手及び小学校における外国語学習を通じての国際理解に関する学習指導を行うものであります。 203ページをお願いします。 説明欄14学校統廃合会議運営費は、緑丘中学校と城南中学校の学校統廃合を議論するための会議の運営に係る経費で、18の小中学校ICT環境整備事業については、GIGAスクール整備事業完了後の端末及び校内ネットワーク環境の保守費用や、無線LAN環境のない家庭でも使用可能とするためのモバイルルーター通信費等の計上に加え、教員が教材や成績書類作成等を行うための校務支援システムの継続活用により校務の効率化を図るものであります。また、21の新型コロナウイルス感染症対策経費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として手指消毒液等を購入し、教育部所管の施設に設置するものであります。 205ページをお願いします。 3目育英奨学事業費の説明欄1育英奨学補助金は、経済的理由により高校や大学等への進学が困難な子供に対し奨学金を支給するもので、支給対象者は76名の予定であります。 209ページをお願いします。 2項1目学校管理費の説明欄7三輪崎小学校屋内運動場改修工事及び8の熊野川小学校屋内運動場改修工事は、いずれも経年劣化が進む屋根及び外壁の塗装を実施し、加えて三輪崎小学校屋内運動場については、照明のLED化も予定しております。また、9の三輪崎小学校電気設備更新工事につきましては、経年劣化により設備点検で指摘を受けている受電設備、校内分電盤等について更新工事を行うものであります。 2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入、学用品費等の就学援助費で、3目学校給食費は、小学校5校の給食に係る栄養士、調理員等の報酬や賄材料費等のほか、給食に係る経常的経費が中心であります。 210ページをお願いします。 3項1目学校管理費の主なものは、中学校5校の維持・運営に係る経費でありますが、すみません213ページをお願いします。213ページの説明欄9光洋中学校電気設備更新工事は、三輪崎小学校と同様、受電設備、校内分電盤等を更新するものであります。 2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入及び学用品等の就学援助費の計上で、3目学校給食費については、賄材料費のほか、給食に係る経常的経費であります。 214ページをお願いします。 4項1目幼稚園費は、主に修繕料や園児用備品購入費、事務費などの経常的経費であります。 216ページをお願いします。 2目幼稚園給食費は、給食に係る賄材料費や消耗品など経常的な経費であります。 218ページをお願いします。 5項1目社会教育総務費の説明欄1土と水と緑の学校開催は、新宮市及び京阪神、名取市の子供たち約40人が、市内高田地区を中心に集団生活を行い、自然の大切さを学ぶ体験学習を実施するもので、新型コロナウイルス感染症の影響により令和元年度以来の開催となります。 説明欄3から5及び7の事業については、各種生涯学習講座の開催でありますが、5の新宮市民大学開催については、明治大学と連携し公開講座を開催するものであります。 また、説明欄8の共育コミュニティ推進事業は、地域共育コーディネーターと学校支援ボランティアなどの協力により、学校区のクリーン作戦など、各学校が必要とする取組を支援するもので、11の新宮市少年少女発明クラブ補助金は、子供に科学的な興味、関心について追求する場を提供し、自由な環境の中で創造的な活動を実施する事業に対して助成を行うものであります。 221ページをお願いします。 2目文化振興費の説明欄5熊野芸術文化セミナー開催は、軽井沢ルヴァン美術館と連携し、西村伊作の生き方を探求したセミナーと絵画作品展を開催するものであります。 3目文化財保護費は、文化財の保存管理や熊野学関連事業などを行うものでありますが、すみません、223ページをお願いします。223ページの説明欄6、東京大学連携事業は、連携協定に基づき、大学生・留学生等の体験研修受入れやフォーラム等開催のほか、市内中学生の東京大学研修などを実施するもので、新たな取組として、ふるさと納税の寄附目的と連動し、寄附額の一部から東京大学文学部地域連携支援基金に寄附を行うことにより、連携事業の推進につなげることとしております。 225ページをお願いします。 説明欄11新宮下本町遺跡保存活用事業は、令和4年度に国史跡に指定された新宮市下本町遺跡について、今後の保存と活用の方針を定めるため、令和5年度から2か年をかけて保存活用計画を策定するもので、12の文化財収蔵倉庫整備事業については、蓬莱一丁目地内に文化財倉庫を整備し、歴史民俗資料館の収蔵品の一部や、市内数か所に保管している遺跡出土品等を移設することにより、文化財資料の収蔵環境改善及び資料の集約を図るものであります。 4目佐藤春夫記念館費の説明欄3佐藤春夫記念館移転事業は、佐藤春夫記念館を熊野速玉大社境内から旧チャップマン邸隣接地の伊佐田町一丁目に移転するもので、本年度は設計等に係る経費の計上であります。 226ページをお願いします。 5目歴史民俗資料館費は、資料館の管理運営費のほか、資料館での企画展の開催等に要する経費で、6目公民館費は公民館の本館事業で、音楽教室などの公民館講座の開催や親善スポーツ大会を実施し、公民分館事業では7分館の自主的な事業を支援するものであります。 7目文化複合施設費は、説明欄1の施設管理経費のほか、229ページ、すみませんお願いします。229ページの説明欄2文化複合施設自主事業については、丹鶴ホールの自主事業として、
著名アーティスト等による公演や
ファミリー向けの公演、熊野新宮の魅力を発信する事業など、文化ホールを中心とした多彩なイベントを開催するものであります。 8目図書館費は、図書の購入や資料整理など、一般的な図書館の管理運営経費の計上であります。 230ページをお願いします。 9目人権教育推進費は、子ども会活動を支援し、人権意識の高揚や自発的な学習の支援などを行うもので、すみません233ページをお願いします。233ページの説明欄5人権教育総合推進事業及び6の地域青少年自主学習活動支援事業は、地域内における児童生徒の学力向上と支援体制を構築することにより、地域の教育力向上を図るものであります。 10目教育集会所費は、春日及び松山教育集会所の管理運営に係る経費であります。 234ページをお願いします。 11目少年相談センター費は、補導協力委員の方々の協力を得て運営する相談事業等に係る経常的な経費が中心であります。 12目勤労青少年ホーム費は施設の維持管理に要する経費で、13目青少年健全育成費については、スポーツ大会開催への助成や指導者の育成事業を実施するものであります。 236ページをお願いします。 6項1目保健体育総務費は各種スポーツ団体への補助金、負担金及び事務的な経費であります。 2目体育施設費は、主には経常的な各体育施設などの維持管理並びに運営に係る経費でありますが、すみません241ページをお願いします。241ページの説明欄10高田テニス場入口橋改修事業は、老朽化による腐食部分を改修するため本年度に設計を行うもので、11の蓬莱体育館(指定避難所)改修事業につきましては、老朽化が進む屋根の防水塗装や床の修繕など、利用に支障が生じている部分の改修を行うものであります。 242ページをお願いします。 3目スポーツ振興事業費の説明欄1ラジオ体操普及事業は、市内各所においてNHKのラジオ体操に合わせた朝のラジオ体操を継続的に実施するための経費で、6の市町村対抗ジュニア駅伝競走大会派遣事業については、スポーツ振興と青少年の健全育成を図ることを目的として、小学校5年生から中学校3年生までのチーム編成で開催される和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝大会に参加するための経費であります。 以上、10款教育費の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの10款教育費、198ページから243ページまでの質疑を行います。 6番、三栗議員。
◆6番(三栗章史君) 243ページの新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会は、もうこれはやる方向で、今年はよろしいんでしょうか。
◎生涯学習課長(野本渉君) 生涯学習課、野本よりお答えさせていただきます。 このハーフマラソン大会につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大後、実施できておりませんが、来年度につきましては関係町村、関係団体と協議しながら実施に向けての検討を始めていきたいと、このように考えております。
◆6番(三栗章史君) 了解しました。
○議長(榎本鉄也君) 以上で、10款教育費の質疑を終わります。 次いで、歳出、11款公債費から12款予備費までの説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、11款公債費から12款予備費について御説明申し上げます。 244ページをお願いします。 11款公債費1項1目の元金は、財政融資資金や市中銀行等より借り入れた長期債227件分の償還元金で、本年度につきましても後年度の公債費負担軽減や支払い利子の削減を目的として、減債基金繰入金を財源に繰上償還元金約2億4,000万円を計上しております。 2目利子につきましては、財政融資資金等から借り入れた長期債255件分の償還利子と一時借入金に係る支払い利子の見込み計上であります。 246ページをお願いします。 12款予備費は、前年度と同額の500万円であります。 以上、11款公債費から12款予備費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの11款公債費、244ページから12款予備費、247ページまでの質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 以上をもって、歳出全款についての質疑を終わります。 次いで、歳入全款の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、歳入全款について御説明申し上げます。 前に戻っていただきまして、12ページをお願いします。 2歳入、1款市税は総額30億2,020万9,000円で、前年度比2.7%の増であります。 市民税で、新型コロナウイルス感染症の影響が次第に改善していくとの見通しから、4.5%増とし、固定資産税について、新築家屋の増加等により1.2%増を見込んだことなどから、全体では約8,000万円の増であります。また、軽自動車税は新税率適用車の増などにより2.8%の増であります。 14ページをお願いします。 市たばこ税は、実績等を勘案し2.0%の増。入湯税については、客数の状況により増見込みであります。 2款地方譲与税は、実績や地方財政計画等により推計し、マイナス1.4%の微減としております。 16ページをお願いします。 3款利子割交付金は、令和4年度の決算見込み等により減を見込み、4款配当割交付金及び5款株式等譲渡所得割交付金につきましては、それぞれ地方財政計画や令和4年度決算見込み等を考慮して計上しております。 6款法人事業税交付金は、県より示された方法により試算し、1,050万円の増と見込んでおります。 7款地方消費税交付金は、地方財政計画や令和4年度決算見込み等により4,000万円増を見込み、8款環境性能割交付金は、県からの試算等により200万円の減としております。 9款地方特例交付金は、従来からの個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の減収補填措置分のみで、前年度と同額を計上しております。 10款地方交付税は、19ページの説明欄となりますが、普通交付税については、地方財政計画における増加や前年度実績からの算定見込み等により1億円増の54億5,000万円とし、特別交付税は、実績等から前年度と同額の10億5,000万円を見込んでおります。 11款交通安全対策特別交付金は、実績等により前年度と同額を計上しております。 12款分担金及び負担金は、主に老人ホーム養護者等負担金及び保育所利用者負担金などでありますが、老人ホーム入所者の減などにより約600万円の減見込みであります。 13款使用料及び手数料は、主に住宅使用料と清掃手数料でありますが、内訳につきましては、1項1目総務使用料から、22ページの2項5目消防手数料まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 14款国庫支出金は総額26億2,599万7,000円、1億5,454万4,000円の増で、千穂王子ヶ浜線整備や市田川水系内水排水ポンプ整備など、国庫補助事業の増額が主な要因であります。また、その内訳は、1項1目民生費国庫負担金から26ページの3項3目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 15款県支出金は総額11億3,045万6,000円、6,755万9,000円の減で、主な要因は保育所等整備交付金の減などによるものであります。また、内訳については、1項1目民生費県負担金から、30ページの3項2目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 16款財産収入は総額8,016万3,000円で、181万7,000円の増であります。 32ページをお願いします。 17款寄附金は総額2億5,420万3,000円、1億5,000万円の増で、ふるさと納税寄附金の増加によるものであります。 18款繰入金は総額で4億1,945万5,000円、3億3,133万9,000円の減で、繰上償還額の減に伴う減債基金繰入金の減少が主な要因であります。 2項1目基金繰入金の主な充当経費につきましては、1節減債基金繰入金が退職手当債2件の繰上償還分、3節の長寿社会福祉基金繰入金は、地域福祉計画及び障害者基本計画等の策定業務への充当を予定しております。 35ページをお願いします。 また、7節森林環境譲与税基金繰入金は新宮市森林環境基盤整備事業、9節中山間ふるさと・水と土保全基金繰入金につきましては、小水力発電所モノレール改修事業に充当予定であります。 20款諸収入は総額1億4,951万4,000円、2億539万3,000円の減で、プレミアム付商品券売上収入の皆減が主な要因であります。また、内訳につきましては、38ページの4項5目過年度収入まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 21款市債は総額16億7,960万円、1億7,570万円の増で、国庫補助事業に伴う過疎対策事業債の増等が主な要因であります。 各事業に充当した主な起債につきましては、道路整備など各事業に充当した過疎対策事業債のハード事業分が10億1,460万円、教育活動支援プログラム事業や子ども医療費などに活用したソフト分が1億9,920万円で、過疎対策債合計が12億1,360万円、敷屋大橋の補修等に充当した辺地債が8,700万円、蓬莱グラウンド雨水貯留施設整備や市営住宅用途廃止事業などに充当した合併特例債が9,860万円、耐震性貯水槽の設置や指定避難所である体育館改修などへの緊急防災・減災事業債が1億9,010万円であります。 以上、歳入全款の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの歳入全款、12ページから41ページまでの質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上をもって、第1条歳入歳出予算についての質疑を終わります。 次いで、第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用までの説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用について御説明申し上げます。 前に戻っていただきまして1ページをお願いします。 第2条は債務を負担できる事項、期間及び限度額の定めは、第2表債務負担行為によるというものであります。 6ページをお願いします。 第2表債務負担行為でありますが、1つ目の子ども・子育て支援事業計画策定事業は、第3期計画について、令和5年度から2か年をかけて策定するため、令和6年度所要額を限度額として設定するものであります。 次の、市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、工事期間が令和6年度にわたるため、令和6年度所要額を限度額として設定するもので、新宮下本町遺跡保存活用事業につきましては、国史跡新宮下本町遺跡の保存活用計画について、令和5年度から2か年をかけて策定するため、令和6年度所要額を限度額として設定するものであります。 すみません、1ページへお戻りください。 第3条は、起こすことができる地方債の内容は、第3表地方債によるというものであります。 それでは、7ページをお願いします。 第3表地方債でありますが、旧児童福祉施設除却事業ほか26件で、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりであります。 なお、限度額の合計については16億7,960万円であります。 すみません、もう一度1ページへお戻りください。 第4条は一時借入金の最高額を10億円と定めるものであります。 また、第5条では、歳出予算の各項の金額を流用できる場合は、給料、職員手当等及び共済費の人件費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用を定めるものであります。 以上、第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの第2条債務負担行為、6ページ、第3条地方債、7ページ、第4条一時借入金及び第5条歳出予算の流用、1ページについて質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上をもって、議案第1号の質疑を終わります。 本案は、お手元に配付しております分割付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。
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△延会の宣告
○議長(榎本鉄也君) お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。
△延会 午後4時05分...