新宮市議会 > 2022-09-13 >
09月13日-02号

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  1. 新宮市議会 2022-09-13
    09月13日-02号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 4年  9月 定例会          令和4年9月新宮市議会定例会会議録             第2日(令和4年9月13日)---------------------------------------議員定数15名、現在員13名、出席議員13名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  大石元則君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 令和4年9月13日 午前10時開議 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(1)から---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(1)から(3)まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           峪中直樹君               総務部               部長               稗田 明君               参事兼防災対策課長        竹田和之君               市民生活部               部長               西山和視君               生活環境課長           竹田和博君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        福本良英君               建設農林部               部長               木村雅洋君               管理課長             岩上賢志君               農林水産課長農業委員会事務局長 生駒貴男君               熊野川行政局               局長               下路 拓君               医療センター               事務長              奥  靖君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               尾崎正幸君               次長兼教育政策課長        馬込克彦君               生涯学習課長           野本 渉君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第2日(令和4年9月13日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(榎本鉄也君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は13名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 それでは、日程に入ります。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  14番、屋敷議員、議事進行。 ◆14番(屋敷満雄君)  議長すみません、議事進行かけさせていただきます。 一般質問の通告書ですね。これは僕、7日に議会でもらって見せていただきました。この中に大西議員の3番の新宮市政治倫理条例について、この中の真ん中ですね。屋敷議員の三輪崎区長就任は新宮市政治倫理条例に違反する行為であると断定されて書かれております。このことは、10日の地方新聞2社、そのうち一社は実名、一社は議員となっておりますが、これについてちょっと議長のほうにお調べをお願いしたいんです。 もともと、この大西議員が指摘されている、違反やと断定していますが、果たしてこれは断定することができるのでしょうかということです。なぜかといいますと、この条例の附則において、施行期日、「1 この条例は、令和5年5月1日から施行する。」施行するということは、公布された法令の効力を発生させる日が令和5年5月1日と。2に経過措置で、「この条例の施行に際し、現に第4条第4号から第6号まで及び第7条第1項に規定するいずれかの職に市長等又は議員が就任している場合は、この条例施行後1年間に限り、これらの規定は適用しない。」となっておりますので、7か月後、来年の5月1日ということは、新しい市議会議員の方が来られて、これからこの条例がなされていくということだと僕は思っているんです。 この条例は、確かに僕が発案しまして、なぜかというと、僕が議長のときに、ここの丹鶴ホール、朝の4時半までかかったときの議案の中に紛れ込んで、寿楽荘の指定管理を議員の奥さんが理事長のところへ持っていったいきさつがありまして、今後、指定管理で、二つある思うんです。一つは金の動く指定管理と、避難所に使う会館、佐野会館や木ノ川会館、私のところの三輪崎会館とか、そういう公営のものと2種類あるんですけれども、金のかかるようなところへ、また議員の家族がそういうことがあって、議員が私もやりたいと。そういうことがあったら困るなと思って、那智勝浦町の倫理条例をモデルにしたのをお願いして、議長の榎本委員長が骨を折ってまとめられて、この倫理条例ができたと思っています。 このことについて、議長のお考えをお聞かせ願いたいのと、本来、この一般質問の通告書を事務局のほうへ、僕らはこういう内容でしますと提出するんですけれども、問題あるとかあれば、職員のほうが、こういうことにしてくださいということを常時行ってきたんです。今回なぜ、大西議員の通告書のように個人名、今回は屋敷を表記しているいうことは、特定の人物をさらけ出して、現在何も適用されていない三輪崎区長就任は違反だと決めつけているのは、私に対する名誉毀損、また次の選挙の選挙妨害、または人権を脅かすおそれがあるにもかかわらず、この通告書を受けた事務局並びに議長団がこの行為をなぜ止めることができなかったか。 もう一つは、私どもも地縁団体にするため、本年5月臨時総会開きまして、区長再任の私、就任しましたが、この総会について区の役員みんなで協議を重ねた結果、附則の施行期日、令和5年5月1日、経過措置1年適用される。これで問題がないいうことで、区民の総意の下、区長をさせていただいております。 これ、先ほど言ったように、地方新聞社のうち一社は僕の名前入っていますね。あとは区長で明記されております。またこの新聞報道というのは、不特定また多数の人が知ることが可能な状態で、審議にかかわらず、具体的に屋敷満雄の三輪崎区長を摘示して、私の品性、能力などについて社会的評価を下げています。読者の多くは、この条例を理解されておりません。三輪崎区長就任を誤解される方も多く、私の後援会や区民の方からも心配も上がっています。また、この役員も、昨日も議会事務局のほうへどうなんやと文句の電話を入れております。新聞報道されるということは、たとえ間違っていても真実と捉えられ、イメージダウンにつながります。 ほいで、この通告に対して、私に対する名誉毀損、人権侵害、選挙妨害に当たると思いますので、議長から選挙管理委員会及び人権尊重委員会の見解を伺ってもらうようにお願いいたします。 以上です。よろしくお願いします。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  1番、大西議員、議事進行。 ◆1番(大西強君)  屋敷満雄は何を言いやるんか。議長、屋敷満雄がね、この一般質問の議場で、大西に痴漢やの、ロシアのプーチンやの侮辱発言をして、それに対して大西は議長のところへ訴えて、これはひどいと、注意してくれと。そしたら議長は懲罰特別委員会をつくってくれて、懲罰特別委員会がここに書いたある。大西、屋敷の意見を聞いて、公平・公正に審査を行い、採決の結果、屋敷に処分を科すべきやと決定したんや。いいですか。そしたら、本会議で屋敷の会派が全部反対して、屋敷に懲罰科す必要ないと。この懲罰は、議長が議場で、屋敷議員が大西議員に言うたことは会議における無礼な発言に当たると、今後気つけてくださいと。一番軽いやつや、これ。それを必要ない言うたんやで。いいですか。 大西は、一般質問は当局の、執行部の一般行政事務について質問するんで、我々議員は、ほかの議員の監督権がないんやから、ほかの議員の行状について一般質問で言うてはならない、そうでしょ。ほかの議員が議会の秩序を乱したときは、その議会からその人間に処分要求も、除名処分も議会から起こして審議したらいい。それを議場で、ほかの議員の行状について批判してはいけないのに、一般質問で、大西を痴漢やの、ロシアのプーチンやと罵られた。それで懲罰特別委員会が大西はかわいそうやということで、議長から屋敷に注意せいという決定できたのやな、屋敷の会派は5人おるんや。そこで本会議で、大石元則、三栗章史、濱田雅美、東原伸也、松本光生、福田讓、本人の屋敷と7人、これは議場でほかの議員のことを批判しても構わんと、問題ないとして認めたんや。議長、屋敷やったら構わんけれども大西やったらあかんでと言わさんで。いいですか。それを含んどいてよ。これからやるから。いいですか。 この屋敷の、何で屋敷の名前出したか。屋敷がなったこと。屋敷がなったから一般質問を通告したんや。そしたらね、議長、新聞見たら、熊野新聞は屋敷議員と書いたある。紀南新聞は屋敷を落としとる。いいですか。議会での発言は言論の自由でしょ。それを通告しとるんや。一般質問は私の業務、言論の自由は私の基本的人権や。それを通告したら、熊野新聞は屋敷と書いたある。屋敷議員がなっとるから、市長に質問しているんやで。屋敷を落としたら、屋敷の名前を出さんのやったら質問する意味ないやん。 それで載せたのに、そこで、この屋敷のグループの松本光生が、この通告表の屋敷の名前を消せと言うて事務局へ圧力かけとるやん。それで局長は困って大西のところへ、これ松本光生さんが厳しいに来るんで、大西さんこれ消してもらえませんかと言ってきたんで、何言うとるんなと。屋敷満雄がこの議場で、大西をロシアのプーチンやとか、痴漢やとか言うて、それを懲罰特別委員会は屋敷に注意するというのに、侮辱発言に当たらんと言うた、この5人の会派、これ大石元則が入っとるやん。 その大石元則は、去年12月に政治倫理条例が公布されたあるのにやで、その中で、田岡が人権擁護委員に推挙したんやで。この責任は一般質問で市長にやるよ。大西の人権はどうなるんな。それは市長の政策やから、だから人事評価言うとるやろ。市長は、我がを選挙で応援してくれるやつを優遇するんや。ほいで、反発してくる大西には罪を着せるんや。裁判しても弁護したらんとか。 それでや、この松本光生は、一般質問は大西の業務や。数の力で、事務局へこれ外せと。局長は困ってきて、大西と松本光生の間に入って板挟みや。この松本光生が大西の業務を妨害してないか。こんなの威力業務妨害いうんや。何が名誉毀損な。ここでも痴漢やのロシアのプーチンや言うのは名誉毀損と違うんか。こういうグループやで。5人がそうやないか。懲罰特別委員会で懲罰が決定したあるのに、本会議になったら、この5人のグループや、大会派や。これが全部反対したさか、その懲罰特別委員会の決定したら、大西は気が済んだんやよ。そうやろ。数の力で屋敷が正義で、大西が悪やということになったんや。いいか。これは業務妨害。そこでね、屋敷を訴えたあるんや。 それで、議長。議長も裁判を視察してくれたあるんで、裁判がいかにいいかげんかということを分かってくれたある。そやけど、そうなんですよ。だから認めたということを、大西は身の潔白が証明されたと思ったら、向こうは認めていないと。理解を示した言うただけ。この言葉だけで大西が有罪になっとるわけや。 せやんで、議長。これ屋敷を訴えとるんで、裁判になるんで、誤解招いたらあかんから、会議録へ載せてほしいんできっちりしてほしい。いいですか。今、屋敷が一般質問で、大西に痴漢やのロシアのプーチンやと言うて大西をばかにしたと言うたけれども、後で言葉尻拾てくるんやだ。俺は大西に一般質問で痴漢ら言うていないと言うやろ。ほいだら、言うていないからね、大西は、また言われていないことを言うたとなるんやだ。そやんで、ここをしっかり説明しとくんでね。 議長、確かに屋敷は大西に痴漢やと言うていない。屋敷はこう言うたんや。一般質問の資料に屋敷が言うたことを。だから、大石元則を人権擁護委員に田岡が推挙したと。これが侮辱発言、名誉毀損にならんというのは、議員を人権擁護委員に……。俺、どこへ訴えたらええんな。 屋敷はこう言うたんや。間違えてもろたらあかんで。いいですか。「原因は何かいうたら、誰が見てもお手々なんや。お尻を触ったお手々なんや。それがセクハラになったあるやないかいうて書かれとるやないか、判決で。辞める言うたんやぞ。セクハラやったら辞めるいうてずっとここで言うとって。これが判決が下りたら控訴したんや。辞めんと控訴するとはどういうことな。」いいですか。「自分が政治家で残りたいだけの延命やないか。そんなん通ったら、おまえ、ロシアのプーチンと一緒やないか。全くそうやぞ。どこから見ても。」「市民の皆さんには、こういうことはきちんとしていただかんと、今日も来ている僕の知り合いだけやなしに、市民の多くは、そんなことをしている場合かと、一人の大西のお手々のおかげで、セクハラあったということも判決出とるんや。何回でも言うたるわ、セクハラやないか。何回でも言いますよ。セクハラです」と。これ一般質問やで。市長に言ったん違うんやで。大西に言うとるんや。いいですか。 だから、議長。さっきから、また一般質問でも大西のことで、屋敷が大西に痴漢やと言うたと。言うていないと言うから説明します。いいですか。原因は何かと言うたら、誰が見ていても、お手々なんや。お尻を触ったお手々なんや。それがセクハラになったあるやないかと。このセクハラは、女性の尻触ったんやから、これ痴漢なんや。だから私は、屋敷は大西を痴漢やと言っていないけれども、受け取る大西は痴漢やと言われているんやでと、そういう意味なんで、裁判で痴漢や言うていないと言っても、大西は屋敷に言われたことが、痴漢やと言われていると受け取ったという意味なんでね。会議録残しておいてくれやなんだら。 そこで、なぜか議長、これ9月2日の朝日新聞、大きく報道された、全国版で。こう書いとる、大きいに。見出しは「痴漢やめて、痴漢やめて、言えなかった弁護士の私も」と。この女性弁護士は、電車の中で乗客にお尻触られた。尻と書いたある。お尻を触られたんや。それで、痴漢やめてと言おうと思っても声が出なかったと。いいですか。そやけど自分は弁護士やから、駅に停車したときに勇気を振り絞って、その痴漢に、あんた痴漢したでしょういうて、その犯人のショルダーバッグを引っ張ったんや。ほいだら、犯人は逃げたんや。振り切って、その女性弁護士を押し倒して逃げたんや。そやけど、2人追いかけてくれて、捕まえて警察に突き出したんや。それで捜査にこの女性弁護士は協力したんや。そしたら捜査が終わったら、検事が、この女性弁護士に略式起訴しますからと告げられたんや。略式起訴いうたら、裁判行われんと、罰金や。いいですか。それで、この弁護士は不満があったんで、自分が所属する弁護士会の会長に検察庁と掛け合ってもらって、起訴してもろたんや。いいですか。そしたら1年2か月たって、この犯人は懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決出たんや。この犯人は電車の中で女性弁護士の尻触ったんや。ほいで、2年6か月の懲役刑や。 大西は議会事務局で女性議員の尻触ったんや。屋敷にセクハラしといてと言われるということは、大西からとったら、議長、この犯人と同じや言われとるんやで。一緒でしょ。この犯人は認めたんや。黙っとるさか、触っても構わんのやと思って触ったんや、認めとるやん。大西は認めてないんや。認めていないだけやないんや。前の裁判でセクハラなかったことは裁判所で認められとるんや。そやのに、6月議会の一般質問でもまだやじっとるんや。判決出とる。この公の場で、大西に痴漢や、ロシアのプーチンや罵って、我がのすることは何でもええんや。だから、この5人の会派、そして屋敷の名前出すないうて、事務局へ圧力かける。 だから、それで、いいですか、議員が三輪崎区の区長になったらあかんのは、去年の12月に公布されとるんや。そうでしょう。屋敷じゃなかったら質問せえへん、分かり切ったある。去年の12月から議員は三輪崎の区長になったらあかんと決まったあるんや。だから、屋敷やから言うんや。だから、前に三輪崎の区民が、大西さん、三輪崎の区長になってよと言うから、あかんのやと、議員はなれんのやと言うたら、いや屋敷は、規約変わって屋敷は区長になる言うさか、言うんやだ。ほんでなったんや。それで俺は言うたやろ、この間、三輪崎行ったんや。三輪崎区民になって、区長になって、規約改正して、議員が区長になれんように規約改正しようと思って、三輪崎帰って区長に立候補しようと思ったんや。ほいたら、去年の12月に政治倫理条例が公布されて、区長がなれんようになったんや。議員は区長になれんようになったやろ。なったから、俺は立候補せなんだ。これ屋敷がなっとるんや。我がのすることは何でもええんや。それで、そういうことなんで、それがあるから立候補した。そしたら、さっきから聞きやったら、もう情けない。 議員は三輪崎の区長になれんのは、なったらあかんのは、なれないのは、去年の12月に公布されとるんや。さっきから何を言うとるんや。施行期日はまだ来ていないから構んのや。三輪崎の区長に議員はなったらあかんでと、もう決まったんや。倫理や。それやけれども、一遍に20日過ぎたら、公布の日から20日過ぎたら、それは普通、その法律は実施されるんやけれども、いきなり実施したら、今、区長になっている自治会は困るやろ。だから施行期日いうのを置くんや、別途。あかんと決まったけれども、例えば1年後に実施するから、それまでの間に、議員が会長になっているところは別の人と代わってくださいいうて。この法律を周知する期間や。知らせる期間を置いているわけ。この法律を実施することによって混乱を防ぐためやから、議員が区長になったらあかんのは、公布の日、去年の12月や。そやんで、議員が区長になったらあかんの知り切ったあるから、そんなこと質問する人間おらんやないか。 この屋敷が、新宮市と三輪崎と、建物を建てたらあかんいう契約したあるのにやで。建てたあるやないか言うたら処分要求突きつけてきたんやで。そんな契約ないのに恥かかした、名誉毀損やいうて懲罰特別委員会かけてきやたろ。懲罰特別委員会で契約書出てきたやないか。我がは何言うたんな、ここで。そのときは大西は議員してなかったんやから、そんな質問するはずない言うたんやぞ。大概我がはうそばっかり言うて、そやから懲罰特別委員会、大西をかけたけれども、懲罰特別委員会へこの契約書が出てきたから、懲罰特別委員会、大西をば懲罰ようせなんだやないか。これ出てこなんだら、俺は懲罰にかけられたあるんや。ちゃうか。 だから、そんなやつが三輪崎区長になったあるから。三輪崎区長は個人団体と違うんやで。三輪崎区というのは公共的団体等や。三輪崎区は公共的団体等やから、地方自治法第157条で、ここに書いたある、市長の指揮監督を受けるんや。市長の指揮監督権あるんやで。だから市長は、三輪崎区に対して総合調整権があるんや。だから、三輪崎区に対して市長は、屋敷を区長にしたけれども、強制権はないで自治会やから。だから強制権はないけれども、これは新宮市政治倫理条例で、議員は自治会の会長になったらあかんいうて決まったんでね、だから三輪崎区に対して、議員やない人を選んでくださいよいうて勧告する責任があるんや。三輪崎区構んのやったら、蓬莱の自治会も構んとなってくるやろ。だから、自治法で、市長の監督権、我々議会は地方自治法第96条で、三輪崎区に対して、三輪崎区の活動に対して総合調整に関することを議決する権限があるんや。だから屋敷は個人じゃないんや。大西の監督を受ける。議会は、三輪崎区の活動に大西は口出しできるんや。これは法律やから。だから屋敷の名前出さなあかんのや。 そやけど、一般質問で議員の行状について質問したらあかんと俺言うてるんやだ。言うているんやけど、構んのやろ。屋敷が構んので、大西はあかんいうわけにいかんやろう、これから。この7人、7人は一般質問で、自分らのことを、大西が批判してきても構んということや。 そこで、何で屋敷の名前、出さなんだらあかんか言うんや。だから大西に対して、大西に屋敷が侮辱しまくってや、ほいで大西が議長に泣きついたんや。こんなこと言われて、たまらん。あれらよ、いじめっ子が集団で俺をいじめてくるから、議長のところに助けてくれいうて願てたんや。ほな、前のこの女性議員も屋敷議長のところへ訴えたんやろ。訴えるの当たり前やないか。だから、つらいんやと。こんな議場でばかにされて、死にたいんやと。助けてよ言うたら、分かったいうてしたら、この懲罰特別委員会は屋敷悪いと議長から注意するよと決定してくれたんや。それで俺は気が済んだんや。 そしたら、これ5人、数の力で、本会議で屋敷に注意する必要ない。屋敷は悪ない。大西が悪いん。その言うた本人、大石元則、これを人権擁護委員に市長が推挙したんやで。そしたら市長は、屋敷に、大西は痴漢やプーチンやと言われても仕方あるかいうんやこれ。田岡がよ。ほたら許せるか。議長、それやったら俺に、この屋敷はよ、セクハラやったら辞めると言うて、判決出たら控訴したんやと。辞めんと控訴するのはどういうことやと。セクハラしといて何で辞めんのな言うたんや。 それやったら、この5人の会派、これ東原伸也は副議長や。これと松本光生、屋敷満雄が北山村に行って、北山村の村議会議員らと、村長らと酒飲んで、現地の女の人にセクハラしまくってやで、セクハラってわいせつ行為やないか。大西にセクハラして辞め言うなら、我がらが辞めんかい、こら。議長、その相手の女の人の立場もあるから詳細まで報告せんでも、そういう事実があったかどうかは議長、調査してよ。議長にいつも、大西さん、品位を持って議論してくれと、あんたに注意されるけれども、だから今、大西は、あの安倍元総理大臣を殺害したあの犯人と同じ心境なんや。誰も助けてくれんのや、ばかにされても。ほったら死ぬかどうかなんや。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  9番、久保議員。 ◆9番(久保智敬君)  大西さん、すみません。一般質問の中身に入っていると思うので、議長、今、議事進行で発言を許してきましたけれども、中身はもう一般質問の中身に入っていると思いますので、進めていただきたいと思います。 ○議長(榎本鉄也君)  暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時40分--------------------------------------- △再開 午前10時56分 ○議長(榎本鉄也君)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの屋敷議員の議事進行、それから大西議員の議事進行にお答えをいたします。 まず、屋敷議員の議事進行ですが、政治倫理条例に対しての解釈の質問がございましたけれども、議事進行での発言は、そういう条例の中身について私が答える立場にありませんのでお答えはできません。そして、なぜ屋敷議員という名称を出したのか、止められなかったのかということに関しましては、まず会議の紛糾が予想されましたので、私も大西議員に対して削除するよう勧告はいたしました。しかし、大西議員が譲らなかったといいますか、大西議員の主張で、強く主張しました。それで、私の立場としては、この質問の内容が法令に反した場合は議長の権限で削除できますけれども、この大西議員の主張のごとく、公人屋敷満雄議員でございますので、議長の権限でそれを削除するということは言論表現の妨害といいますか、封鎖といいますか、それに当たるのではないかと私は解釈しましたので、それで、それ以上の権限行使はできませんでした。そういうことでございます。 それと、大西議員の議事進行に対しても、今述べたことが答えであります。 それで、もう一つ、北山村の云々という発言ございました。これ大変、相手、北山村という他の自治体のこともございますので、軽々にここで議論するべきことではありませんので、調査するようにという議事進行でございましたので慎重に調査をいたします。 以上です。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  3番、大石議員、議事進行。 ◆3番(大石元則君)  先ほど大西議員、同僚議員の発言の中で、議長に確認を求めたいので議事進行いたします。 発言の中で、数の力でという発言がございました。同じ会派の中ででも、内容によっては精査した上で意見が分かれることもございます。実際ございました。あと私は、前回の審議の中で、大西議員は、当該議員の発言が、大石元則は悪くないと断言されましたが、確かにそういうことだったんでしょうか。私は、悪いことは悪いと発言の中で当該議員に猛省を求めております。その点について、議長において精査を願い、確認していただきたいと思います。実際そうであったのかどうか。それは、なぜここで動議を出したかといいますと、一般質問の当初に当たって、私たちは、新宮市議会のメンバーは市民のために働くべきであろうかと思います。ぜひ、この大西議員の発言に対してそうであったかどうか、市民は注視されていると思いますので、よろしく取り計らいお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(榎本鉄也君)  大石議員、それは議事進行ですよね。 ◆3番(大石元則君)  はい。 ○議長(榎本鉄也君)  ただいまの大石議員の議事進行に際しましては、私の議事整理権の範疇外でございますので、それはいたしかねます。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  1番、大西議員、議事進行。
    ◆1番(大西強君)  今ちょっと誤解を招いたら悪いんでね。大石議員は、会派が数の力で曲げたと言いますけれども、5人全員が大西のこの侮辱発言に対する、侮辱発言でないと認定したわけでしょ。全員。それで会派に所属していない議員が4人おるんですよ。これ2対2に分かれているんです。だから、大石議員はああいうふうに、心の問題でしょ。だから私らは5人が結束して申し合わせて、大西を悪者にしたわけじゃないんやと言いますけれども、心の問題は今言った状況証拠しかないんです。僕の取り方、大西はこうして取ったということなんで、今、後ろにも傍聴がおるんで、だから、僕も相手に性的な目的で触ったかどうか、大西の心しか分からんでしょと、ずっと言っているのこれ、3年間。大西はやっていないと。そんな気持ちでしたんと違うと。彼女が説明に来たときに、体が接近したときに手が触れたんやけれども、彼女はうそ言うてないんや。彼女は男の手がふいに尻当たったら、痴漢されたと思うの当たり前やないですか。大西は言われたから、訴えられたから俺はそんな気ないと言っているだけ。どっちもうそ言いない。 それを周りから、触ったやろ、触ったんやったらセクハラやないかと、あの屋敷満雄が言うさかよ。俺は、あいつやなかったら、こんな騒ぎになってないんや。いいか。それでや。 ○議長(榎本鉄也君)  大西議員。 ◆1番(大西強君)  それで、議長。 ○議長(榎本鉄也君)  はい。 ◆1番(大西強君)  議事進行ですわ。 ○議長(榎本鉄也君)  議事進行ですね。 ◆1番(大西強君)  今のことじゃないんですけれども、別の件やけれども、今言ったように、僕の通告ね。紀南新聞は、屋敷いうの書いていない。それで熊野新聞は書いたあるんや。そこでや、私の質問趣旨は、屋敷議員がなっていることをメインなんや。今言いやる屋敷の発言を懲罰特別委員会は問題ありとして決定したのに、本会議で数の力でひっくり返して処分ないと、僕が訴えたことが却下されたわけやで。それで、それがあったんで名前出したんですよ。 だから、これは議長、新聞は一般株式会社ですから言論表現、報道の自由があるんで、どう書こうと新聞社に批判、購読者と言って批判はできますよ。しかし、議員としては新聞社の責任を追及するわけにはいかん。それで、それを含んで、これも含んで、この紀南新聞は、もう大西のことになると悪いほうの解釈で報道するんや。そこでや、ここで議会の初日、ぐずるがね、ぐだぐだと訳の分からん議事進行取ったやろ。そうしたら議長、こんなに大きく「公用車同乗、議長に疑義」やで。補助参加の市議と高裁、補助参加の市議というのは大西や。名前書かんのや。こんなに大きに報道することか、これ。大西が議長と同行したから。大西市議と書いてくれたら反論できるんやけれども、名前書いていない。それも、こんな大きくして、記事の中にも大西と一言もないんや。そしたら言論、報道の自由あるで、けど、これやったら大西に猿ぐつわはめて袋だたきにしやるのと一緒やろ。 だから議長、議事進行取るのは、これは、このことは市民に、こんな大きに報道せんならん事柄ですか。まして疑義や、何の疑義や。いいですか。だから、議長の職務執行に疑義いうことは、議長に傷つけることや。だから新聞は抗議できんのですよ。言論表現の自由あるんやから。だから抗議してくれ言やるんやで、議長に言うのは、こういう誤った報道をされたら、議長の口からはっきりと疑義らないことを打ち消してもらわなんだら、議会の信用が市民から落ちるでしょう。これ内容読んだら、やれ忖度やとか、補助参加人は高齢やとかよ、がんやとかよ、心配してもらわんでも、俺、この間も野球も若い子らと2試合ぶっ続けで出て、ピッチャーもしたんや。あんたより元気あると思うで。こんなこと書かれたら、忖度かいうて書いたある。ですからね議長、本当のことを市民に言わなあかん。だから議長、大西に当てつけて議長に嫌がらせしやる。そんな記事を書く新聞も新聞やけれども、これ俺、物すごいかなわんで、あんたに忖度してもろた覚えない。 議長に、屋敷にセクハラや痴漢やプーチンや言われていると。議長のところに願ても、侮辱発言に当たらんいうていじめられていると。屋敷は痴漢や、痴漢や言うている。セクハラやセクハラやと、何で辞めんのやと言やるけど。議長、もめているんやから、俺は屋敷も訴えるし、市長も訴えるでと、議長が現場を視察してくれないなら真実分からんやろと。あんたのところへ俺は訴えたんやだ。そうでしょう。だから、議員が訴えるのは当たり前のことやないですか。 そうしたら議長は、いや行ったりたいけれども、参議院の選挙も近いんで日程取れませんと断られたから諦めたあたんや。そしたら、裁判近なってきて、電話くれて行けることになったんで行ったるさか、裁判所いうたってどこ行ったらいいか分からんから同行してくれるかと言うたんです。言うたから、案内させてもらいますと。裁判所のことは、議長分からんもん。こっちはプロや。だから案内したんや。 だから僕は、議長も知ったあるけどね。僕は前の日に行きたかった。前の日に行って、家内の兄貴は大阪で焼き肉屋しやるんや。あんたも行ったことある、あのうまいやつ。それで前の晩、あのうまい焼き肉で一杯飲んで、裁判は昼からやから、僕はそうしたかったんやけれども、議長にお願いして、あんた勝手に行け言えんから、案内させてもろうたよ。 我々議員は議長に、我々議員はみんな、地区の道路崩れてきたから早く改修してほしいんや、陳情したいんで、議長、現地視察してくれませんかとみんな言うてきやるやないか。ほいたら議長どこか分からんから、あんた、ほいだら現場へ案内してくれと言うたら、頼んだ議員はみんな同行していくやろ。当たり前やないか。それを、このぐずるのやつはよ、知ったあるんや、こんな常識やいうの。わざわざ1時間もほえまくってやで、それは当たり前のことやないか。それを何か、これ見たら疑義やと。公用車へ市議会議員の大西が乗ったらあかんのか。これも議長の命令や。行ったるさか案内せい言うさか、はいと、案内させてもろたんや。当たり前、礼儀や。裁判所のどこに行ったらいええか分からんさか、大西さん案内してくれるかと言うから、勝手に行けいうて、俺は前の日に行って一杯飲みたいんやと、そんなこと言うか。だから、こんなどうでもいいことでこんなに大きく載せるんや、この新聞は。肝腎なこと書いてくれん。 だから、黙ったんちゃうんやで。この新聞社へ、俺らは名前、ポスターへ書いて、顔写真貼って、市議会議員出たあるんや。どの議員が、だからさっき北山行ったの名前言うたんや。そうやろう。議員が北山行ってセクハラしたいうたら、どの議員か分からんやろ。だから、これ今セクハラで、どんどんどんどん報道されやるんやから、北山行ってセクハラしたやつは大西やろと思われるやないか。だから名前書けと言っとるんや。言うても書かん。 だから言いたい。もう大西の一般質問よ。同僚議員を批判する証拠なしとかよ。証拠出てきても、出てきたと報道してくれん。大西のことになったらニュースバリューあるさかよ、書いてくれるのは公平やけれどもね。そうやけれども構んから。悪いことでも構わんから、事実と違うことやったら反論できるんや。だからこないして、これ見たら議長が大西に忖度して、この前も言うたやろ。マスクしていないの、大西はマスクしていないのに誰も注意する議員ないとかよ。俺のことで議長に、議長が何か職務を曲げているようなことは、議長、あんたの名誉が落ちるということは、議長が市民の代表なんやで。地方自治法にどっちが代表かと書いていないけれども、市長はここの新宮市役所株式会社の社長や。市民の代表はあんたやで。代表部の首席やのに。 だから、議長の権威、名誉をおとしめるということは議会の権威をおとしめるいうことや。そやから、議長、はっきりこんなことに疑惑はない。新聞社に抗議申込め言いないで。あんたの口から、こういう報道されたら、議長は紳士やさかね。俺みたいに激怒せえへんけれども、そやけど、やっぱり市民には、こんなこと何も疑惑のないことですよということを、明確にコメントを出さなんだら議会の権威が落ちるんや。誰が議会の権威を落としてるんや。 とにかく、大西のことになったら、あの隅におるやじ馬議員らよ。あいつら45年見てきたあるけれども、最低や。そんなこと言うとったらや。そやから、市民から議員の数減らせとか、議員の給料を減らせ言われるんや。だから議長、ちゃんと市民に正当な職務執行やと。おかげで、議長に行ってもろたさか、実態分かったでしょ。 ○議長(榎本鉄也君)  はい、分かりました。 ◆1番(大西強君)  これから一般質問するけれども、議長は真実を見てくれたある。 そういうことで、僕の議事進行は、この記事は市民に誤解を与える記事で、議会の権威をおとしめるわけにいかんのや。僕は45年議員しやる。だから、市民に対してきちっとコメントしてほしいと思う。 ○議長(榎本鉄也君)  はい、分かりました。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  11番、竹内議員、議事進行。 ◆11番(竹内弥生君)  この議会で、このようにしゃべらせてもらって3年半、いろんなことがありました。懲罰特別委員会等、倫理条例。倫理条例のときは本当に徹夜の思いで地方自治法を勉強し、市議会議員の倫理とはどういったものかということを考えました。 今回の議会は大荒れです、議長。私、今日もずっとお話を聞かせていただきましたが、先ほど議長がおっしゃった問題点、北山におけるセクハラ行為なんていうのが本当にあったのなら、この今の多様性の世の中、女性としてちょっと本当に調べていただきたい。そして、この間の新聞記事の今、大西先輩が言っていましたけれども、私は入ったときに、議長車の中には偉い先輩しか乗れないのかなと思っていました。あの当時、前田議長でしたね。そのときには議長だけではなく、その仲よしグループと申しましょうか、私には分かりませんけれども、いろんな方が公用車に乗っていろんなイベントに行っていました。 そして私は、今回、裁判ということは、これはゆゆしき問題であるということで、議長が裁判を見学しに行くということは至極もっともなことであると思います。それは3年半、この公明党でいらっしゃる榎本議員、久保議員、もう本当に上品できちっと理路整然として、人のことを言わずに、私は先輩として大変尊敬しておりますので、初日の議事進行におきましても、議長が何だか悪いことをしているようなことはおかしかったと思います。 これは議事進行なので、議長にお話ししております。2点、私の思いは、きちっと調べていただきたいことと、初日の公用車に乗っているのはほかの皆さんも乗っていました。今までずっと見て。今回のことは、裁判を議長として見に行く二元代表制の議員の代表が議長である、その議長が乗っていくということは、私は何にも間違ったことではないと思っております。 議長、また見解をお聞かせください。 ○議長(榎本鉄也君)  それでは、1番、大西議員、それから11番、竹内議員の議事進行についてお答えをいたします。 両者、同じ内容のことがありましたので。まず議長車使用の件に関しましては、ここではっきり申し上げます。全く法令や倫理上の問題はないということでございます。そして、そもそも我が市議会の議長車というのは、議長の公務だけの使用という、今までのお飾りのような権威の象徴のようなものではあってはいけないということで、本当に歴代の議長がその都度、その裁量の範疇で様々な使い方をしてきました。そして、そのために今、7人乗りのエスティマに替えているんです。ですから、そういう意味からも、今回の裁判に同行してもらったと、こういうことに対して何の疑義があるのか。本当に私の本心としては、まさに言いがかりでしかないんじゃないかなと、このように思います。 ですから、もう一度申し上げますが、全く倫理的にも、政治倫理としても、法令にも全く疑義を申し立てられるような、そんな使用はしていません。 それが以上です。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  15番、福田議員、議事進行。 ◆15番(福田讓君)  あのね、議長。議長というのは、常に公平、中立をモットーにして、市議会議員の我々各議員にも信頼され、常に慎重であって行動するのは、私も議長をしたことがありますから、私はいつも述べています。 今の議事進行で聞いていましたら、新聞記事がいろんな御批判があるでしょう。私は、榎本議長にお聞きしたかったことは、裁判という中で、相手の方はもともと市議会議員だったんですよ。今一市民でしょう。だから、これ議事進行で聞いているけれども、私は、榎本議長が今おっしゃったように、法的に何も疑義を持たれることがないということだったんで、私は分からなかったからお聞きしているんですよ。だから、議長そうお答えになったですね。議長は明確に裁判の準備書面を見るために、補助参加人を同乗させていただくように自らがお願いしたと。そういってあなたは答えていますね。その中でまた、こんなこと言いたくないですけれども、公用車に乗せていただいた補助参加人のお体のことも気遣ったとか、それが新聞記事に忖度ではないかと、そういう疑義があったことを私は、新聞記者の方は事実をニュースペーパーとして発送されたと思います。 しかし私、市議会議員というのは、先ほど同僚議員がおっしゃっていますけれども、この問題は国家賠償法に基づいて市長が最高責任者としての自治体ですから、市長が市政のトップなんですよ。議長というのは議会の構成員、いわゆる合議体、会議体の中で選挙によって議長を選んでいるだけなんですよ。そうでしょう。そこを私、議長も心得ていると思いますよ。だから、議員は常に疑義があれば議長にそれを求めると。全て議長が、市長のように命令権全て持って、会社の社長じゃないですよ。我々は合議体なんです。会議体なんです。簡単に申せば、ここにおられる市議会議員は皆一人一人が権力者なんです。市民から選ばれている権力者なんですよ。だからバッジをつけているんです。市長は、市のトップとして市民からも選挙で選ばれている。市長は命令権持っているんですよ。これは局長でも答えていただいたら結構です。 私は、だから今議事進行で、議長は合議体のトップとして代表権を与えられています。だから分からないことは、我々合議体の一人一人の権力者である議員が、発言は自由ですから疑義があれば聞いたらいいんです。それを、あなたの考えをお聞きしたいです。 ○議長(榎本鉄也君)  別に福田議員の発言について、福田議員が発言したことが悪いというような話は全然言っていませんし、そういう話ではないし、また議事進行で、あなたの見解を述べられましても、私がその見解を述べ返すというようなことは全く無意味な話ですので。 だけど、一つだけ申し上げますと、まず福田議員、議会のルールとして、議長の議長報告は文書報告としますということで、質疑はしないことになっているんです。これは議会のルールです。だけど福田議員は議長に疑義があると。議長報告に疑義があると言って発言されたんで、私は、それはルール違反だと思いましたので、だけど、私のポリシーは、議会の意見は全て私のところで止めるということはしたくないので、だから議事進行ですかと何度も聞きました。そして、議事進行だということにして、あなたの見解を述べていただいたんです。ですから、福田議員の議事進行が悪いとか、言っていることがおかしいとかいうんではなくて、その二人が私に対して疑義を申し立ててきたけれども、その疑義について、私はその意見を述べた。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  15番、福田議員、議事進行。 ◆15番(福田讓君)  今の回答で結構です。私もそのような気持ちですから、議長がお計らいをいただいて、私も議事進行としようと思ったんですが、やっぱり榎本議長も、そしてそのように進めていただいたんで議事進行という形になったんですが、今、福田議員の議事進行は別に疑義がないということを言っていただいたんで、それで了解です。議事を進めてください。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  1番、大西議員、議事進行。 ◆1番(大西強君)  今、福田議員は議事進行を取っているけれども、さっきも言ったように本音と建前があるんですよ。だから、大西を攻撃するグループがあるのは事実じゃないですか。それで北山のこと言うたんで、誤解招いたら悪いんで、議長、一言付け加えておきますけれども、この北山のことを言うたのは、このぐずるのこれが大きに載って大西を攻撃してきたなと危機感を持って、それで彼らは会派組んでいないけれども、大西を陥れるためやったら組むんですよ。それで、この攻撃をかわすためにやむなく北山のことを言うた。反撃してるんや、これから。だから、彼らに北山のこと言うた、あえて北山のことをこの議場で、そういう新宮市の恥さらすようなことを言うたのは、大西としたらもう危機感持っているんですよ。ずっとでしょ。 それで、大西を陥れるために、市長、この大石元則、これらは、そうやったら、おまえら何やいうてなっていくじゃないですか。それで、えらい混乱させましたけれども、大西ばっかり言われる。とにかく混乱起こすと皆、大西悪いみたいに。僕は何回も議長しているし、議会で生きてきたんや。そやから議会が市民から尊敬されるような議会をつくりたいから、この倫理条例に25年かけたんですよ。25年使ってやっと倫理条例つくってもろたんや。その間、何回議長不信任案や議員辞職勧告、何回もかけられた。それでやっと去年、25年の悲願かなって倫理条例ができたんです。 そういうことなんで、彼らに、おまえら大西を攻撃しやるけれども、北山のこと言うたのは、大西が怒ったのは、この福田の議事進行がこんなに大きに報道されたんで、大西に対する攻撃をちょっとでも止めようと思って。そやから多分、その北山のこと、この新聞社は北山へ行って調査して、それ大きに報道してくれると思いますよ。そういうことです。 ○議長(榎本鉄也君)  先ほど、すみません、北山村の件が出ておりましたので、その議事進行にお答えしておりませんでしたので、これは本当に北山村の方々にも大変迷惑のかかることでございますので、ここで軽々にそういううわさ話のような、そういうような話を持ち上げることは議長として非常に遺憾に思いますので、これはきっちり丁寧に慎重に調べをさせていただく。こういうことでございますので、よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △日程1 一般質問 ○議長(榎本鉄也君)  それでは、日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、一般質問通告表により、その番号順に従い、順次発言を許可いたします。 当局の答弁は、備付けのマイクを通して明快に答弁願います。 この際、お諮りいたします。 今期定例会の一般質問は、議会運営の都合上、会議規則第54条の2の規定に基づき、あらかじめ発言時間の制限を答弁を含め1人90分にいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の一般質問の発言時間の制限を1人90分とすることに決定いたしました。 それでは、一般質問を行います。--------------------------------------- △大西強君 ○議長(榎本鉄也君)  1番、大西議員。 ◆1番(大西強君) (質問席) 質問を行います。 市長及び教育長の理念について質問をいたします。 教育長、私の質問は個々の具体的なことを言っているんじゃないんです。市長の理念。だからね、この間、安倍さんが殺害されましたけれども、去年の3月ですよ、安保法制のごり押しが、安倍政治の根幹や理念や、それが全部下へ波及しているんです。だから、この人事評価の理念を言ってください。人事評価を市長がやめないというのは、これ10年やっている。これが市長の政治理念なんですよ。だから、この時期、倫理条例が設置されたこの時期に、あえて議員の中から、大石元則を人権擁護委員に推挙する。これは同じことなんですよ。いつも言いやるように理念なんですよ。倫理条例がいいんだと思う理念があるから、そういうことをするんですよ。 そしたら答弁が、いや新宮市が設置していない。したのは法務局やで。法務省はしていないところやから、法律的になれるんですいうて、倫理条例やるのに法律の話、持ち出すんや。違うでしょうと。市長は、新宮市で活動する団体に対して、新宮市の根幹の政策と合わせてくれと。三輪崎区は三輪崎区で勝手にせんといてくれと。やっぱり新宮市で、全体で決まっていることは、できたら合わせてください。それを総合調整力、総合調整権いうんや。例えば法務局が議員から1人出してくれと言ってきても、市長は、それはこういう倫理条例が設置されているんで、まずいんで、一般からにしてくださいと申し入れなあかん本人が、本人がわざわざ。そしたら、その本人は、言うたように、大西を侮辱しまくっても構わんと言うた。侮辱に当たらんと。だから市長はずっと、ずっとやで。これ10年やりやんや。ずっとやで。指名するほうも指名するほうやけれども、受けるほうも。それで、大石議員の僕は能力を評価する。それを意見で、大石元則は立派な人物やいうて褒めさがすから腹立ってきて。どなったけれどもね。そういうことなんです。大西からしたら。 教育長、学校でもそうじゃないですか。先生、子供が、みんなてごてくるんや、プーチンや、痴漢やというて、てごてくるんやと。つらいんやいうて、校長先生のところに訴えてきて、ほいで、あれやのに、分かったと言って、そのいじめやる子らを怒り飛ばしたら、その子は気済むやろ。構んのやいうて。いじめられたら、おまえ悪いんや強というて、口悪いさかいじめられても仕方あるかと言われたら、そやさか言うているやろ。 教育長、私はね、あんたが来てからでも何回も言うてる。私は、人を攻撃することは絶対しない。人から受けた恩は絶対忘れない。自分より弱い者が攻撃してきても、私は反撃しないと言うたの。違うんですよ。反撃しないんじゃなくて、弱い人が怖いんです。弱い人を追い込むと安倍元総理大臣みたいになるんですよ。元総理大臣がたった一人の人間に命を奪われるんですよ。弱い人間というのは、僕言うたじゃないですか。自分のこと言うているでしょ。僕もいじめられっ子だって、ひきこもりになって、自殺した。奇跡的に牧のおじさんに助けられて、岩崎病院で治療して、戻ってきてから、あの安倍さん殺害した犯人と一緒や。敵討つ、恨み返したることばっかり考えて。それから凶暴になったから、それから不良や言われるようになったけれども。それ言うたんや。退学処分食らったのも言うたでしょ。だから負けたほうは物すごい恨むんですよ。自分で命を絶つか、恨みを晴らすのに生きがいを感じるか。そういう人間をつくらないようにする。そのために議員になったんやと言うとるやないか。元警察官ですよ。息子が2人とも公務員。孫は警察官なっとるんや。じいちゃんが痴漢や言われて、これどうなるの。それをまだ後輩のあれが、痴漢やロシアのプーチンや言うたんやで。それ構んと言うんや、元則は。それをば人権擁護委員にするんや。それで、そうしたら、これから大西は過激になるか、数の力で大西は一人や。 市長は、人事評価は民間で当たり前言うけど、民間の常識はナマズ1匹にメダカが1,000匹かかっていっても勝てんのや。ここは違うんや。頭数やから。ナマズ1匹はメダカ2匹に負けるんや。常識が違うんや。 それで、これから何回も言ってきたけれども、今まで、まだ屋敷はあんなこと言っているんや。だから、これから言うときに、みんなに、後で質問するさか、配ってくれたあるか。資料配ってくれたあるん。配ってくれた。 結局、大西がセクハラあったのか、なかったのか。だから大西はセクハラはなかったということをみんなに分かって、その上において、大西がセクハラしたあてやで。それで、屋敷に痴漢や言われても仕方ない。仕方あるものか。言われてもしようがないやろ。そやから、痴漢はなかったということを説明するから、それを理解してくれなんだらあかんの違うか。紀南新聞は、そんなのどうでもいいことやと。もっと市民の利益になることを議論せいいうて。いつまでたっても大西は言いながら、こんな大きに報道するんや。そやから3月議会でもうやめようと、俺が悪者になっても構んから、あの子勝たそうと。あかんのや。人に勝つのは。必ず勝ったときは、より戻しいうて機嫌取りに行くんや。そやから、懲罰特別委員会が屋敷は言い過ぎやと、注意すると。謝れというのと違うんやで。議長が注意するって、一番軽い処分やで。それでも元則はあかんと。構んいうて、注意らせんでも構んてやで、この7人。 それで、あの紀南新聞は、大西は言論の自由や言いやるけれども、そこに座っている職員らも皆給料、市民の税金で給料払いやるのが、無駄な議論せんと、もっと市民の利益になる議論をせえと書くんや。とにかく、何がどうでもいいことですか。 これね、香川照之という役者や。セクハラしたいうてね、これトヨタ自動車の、大会社や、トヨタ自動車のメッセンジャーや、これ。これがセクハラしたいうて、大変なことになったやろ。大変な問題になったやろ。そやけど、この香川照之というのは役者やで。俳優。大西強は市議会議員やで。市民から税金で給料もらいやるんや。セクハラして、議員らしていられるか。大問題や。だからセクハラして議員続けているから、市民は説明責任を果たせと言うの当たり前やないか。説明責任果たしやる。大体は分かってくれた。人事評価の義務規定でも8年かかる。説明責任果たさなどうするのこれ。 さっき女性弁護士の件、言うた。それと違うんやで。元則のこと言うけれども、自衛隊の女性自衛官がセクハラされて問題になったんや。それで大臣が25万人、自衛隊関係者、全部セクハラ、パワハラの調査入ったいうて大きに載っとるんや。大問題や、セクハラいうのは。そうでしょう。そのときに、大臣のコメント、ハラスメントは基本的人権の侵害やと書いたある。分かりますね。大西がこれやったとなったら、議員らしていられるはずない。そやから、やってないいうて幾ら説明しても分からん。それで、あと10分あるんで、昼から入るけれども、みんなに何で大西が怒っているか、きちっといいですか。 そこへ資料を配らしてもろたあると思うんやけれども。もう一遍、いいですか。 屋敷はこう言うたんやで。ここでテレビ入ったあるところで。 「原因は何かいうたら、誰が見てもお手々なんや。お尻を触ったお手々なんや。それがセクハラになったあるやないかいうて書かれとるやないか。それ出したあるさか読んでよ。判決で。辞める言うたんやぞ。セクハラやったら辞めるいうてずっとここで言うとって、これが判決が下りたら控訴したんや。辞めんと控訴するいうことはどういうことな。自分が政治家で残りたいだけの延命やないか。そんなん通ったら、おまえ、ロシアのプーチンと一緒やないか。全くそうやぞ、どこから見ても。 市民の皆さんには、こういうことはきっちりとしていただかんと、今日も来ているこの僕の知り合いだけやなしに、市民の多くは、そんなことしている場合かと、一人のお手々のおかげやで、セクハラあったということも判決で出とるんや。何回でも言うたるわ、セクハラやないか、何回でも言いますよ。セクハラです」と。 これら言うてやで。一人のお手々のセクハラで、市民の税金無駄遣いやと。そんなことをしている場合かと市民が言うとると、言うとるさか、もうやめよと。おかしいやろ、こいつ。 だから、もう市民は勝手言いやるから、俺が悪者になってもいいから収めると、3月やで。黙っといたらええんや、我がに関係ないんやから。大西と元議員の争いやろ。元議員は訴えてきたんやだ。大西にセクハラされたいうて、懲罰特別委員会に訴えてきたやろう。そしたら、大西は、俺はセクハラしていないというて、自衛権ば発動したんやだ。向こうが攻めてきたから、俺は自衛権を発動したんや。当たり前や、自分の名誉を守るの俺の権利や。そやろ。 屋敷は何の関係ある。屋敷が攻撃してきたんや。そうやろう。俺は屋敷に何も言うていない。屋敷がセクハラしたこと、何言うてん、屋敷してん。だから、屋敷は我がに関係のないやじ馬や言いやる。自分に関係のないことでね。人の後をついてや。これ言うんやだ。そやから俺は、セクハラしてないいうて説明せんなんやろ。大方分かってくれたけれども、まだやりやるんやで。これが侮辱発言やないか。そこやだ。 だから、言うように、セクハラしたあたらね、これセクハラしたあてもよ、こんだけのこと言ったらあかんで、刑法は事実の有無にかかわらず、人の名誉を落とすことを言うたらあかんのや。そやけど我々議員、新聞社は、それ事実やったら、市民に知らせることが、新宮市の市民に対する利益になると思って言うことは、事実が真実やったら、我々は許されるんや。だから、前にここで同僚議員に、おまえらみたいな悪徳議員、汚職議員に、議員ら言いたないいうて、一緒にするなと言うたったんや。ほんなら名誉毀損で訴えられたんや。そやけど、高裁まで行ったけれども、大西が悪徳議員、汚職議員と言うた。それを、それは事実やと、大西がそうやって論評するのの事実は証明された。そやから却下されたやろ。そこまで言うても構んのやで。事実やったら。 そうやのに、これ痴漢やと言われて、そやから、言われた大西は重大なんや。人生失う。そこで時間取りたないんで、そやけど、しょっぱちとして、大西が痴漢したのは事実やないというのを、先にみんなに分かってもらわなあかんので資料配っているやろ。説明をしておきます。 これは、当初、相手の女性議員がセクハラされた現場。さっき言ったのは女性弁護士が電車の中で尻触られたんや。大西は議会事務局で女の議員の尻触ったんや。これ見てよ。大西がこの女性議員に近づいたん違うで。大西は、前の女性職員と話しやったんや。そこへ後ろから女性議員が「委員長」。「何な」と振り返ったら、そしたら「視察日程できました。これでどうですか」と計画表を突き出してきたから、それをのぞき込もうとしたんや。そのとき、これは局長やけれども、局長に代役してもろた、俺の方が男前やけれども。この手を見てみよよ。自然やろ言やるんや。だから彼女は、手が尻に触れたことは、うそ言いないんやと思うで。そしたら、言うてるやろ。屋敷自体がもう間違うとるんや。大西はセクハラしていない、相手はセクハラされたように、どっちがうそ言いやるんやと。ここで言うのに。そんな議論をされたらおかしい、どっちもうそ言いないと、さっきから言いやるんやだ。これをこの状況やってんやだ。 ほいたら、女性議員は女性やのに、男の手が尻に当たったら、セクハラされたと思うの当たり前やげ。思たある。それでセクハラされたと訴えるから、大西は何を言うとるんなと。俺は女の子の尻を触るような趣味ないわいいうて。そのときは言わへんで。笑いもて言うたけれども。心配せんでもええいうて。俺、女の子の尻触る趣味はないんじゃいうて。これ説明聞いたやん。屋敷のところへ訴えてくら思わへんやないか。訴えていくことか。見てみよ。だから彼女は思い違いした。思い違いしたのは当たり前やげ。女の子。 だから、この弁護士も、最初は尻、男の人が尻もぞもぞ触りだしたんで、電車の中やさか分からんやろ。セクハラか何か。しつこいから、あっ、セクハラされているなと思うんやだ。だから彼女もセクハラされたと思うてるんやさか、セクハラされたとうそ言いやるん違うわ。大西も、俺はしていないと。尻触ったかどうか分からんのやで。そやけど、本人が触りました言うから、触ったんやろうねと。このシチュエーションが、大西が状況証拠やなく、心やさか分からんやろ。この状況をみんなが見て、セクハラするようなシチュエーションか、これ。 これは、だから前の裁判で証拠の一つとして、この状況写真は出したんや。いっぱい出したあるんやで。屋敷へ訴えた後も、女性議員が俺のところに御飯食べにきたことも全部、領収書も。その俺が出した証拠で、裁判官はセクハラと認めたないんやだ、認めれんわだ。ほいたら、認めなんだら、その女性議員は、そのときはまだ現職やから、この実力者の大西が怒りこんどるから、裁判終わったらどんなにいじめられるかと思って、裁判官は温情で示談したってくださいてきたんよ。いいですか。 それで見てよ、その絵の下。下へ判決文が書いたあるやろ。いいですか。民事訴訟法第267条、和解調書等の効力は、和解または請求の放棄もしくは認諾を調書に記載したときは、その記載は確定判決と同一の効力を有する。そこで言ったように、これ和解調書。和解調書に記載したあることは確定判決と同じ効力や。民事訴訟法第267条で。だから、この調書や。相手の女性議員は、原告大西に対して、大西の手が被告の臀部に触れたことに関し、大西が被告の臀部を性的な意図を持ち、あえて触ったわけでないことを認める。この書いたことは確定判決。だから前の裁判でセクハラなかったことは、もう認められとる。 何回説明していますかね。それを含んで聞いてくれよ言いやる、大西が何で怒るか。屋敷にセクハラやの痴漢やの言われているのに、大西が何で怒っているかいうたら、前の裁判で大概えらい目して、やっと勝ち取ったんや。そこで理解を示すと書いたあたんで、裁判官に上から目線で何言やんな、判事さんいうて。理解らして要らんで。はっきりセクハラなかったいうの認めなんだら示談らせんでと言ったんや。せんでいい、判決くれと言ったら、「ちょっと待ってください。大西さん、ちょっと待って、外へ」と。そして、相手と話したんやろ。話して帰ってきて、帰ってきたら、「大西さん、相手認めましたから」理解を示すと。裁判官が「これ認めるに書き直しますね」と、それ3月に見せたやろ。そしたら、大西はほっとしたわけや。長いこと戦いやもの。相手がセクハラなかったことを認めたんやから。それで帰ってきて、身の潔白が証明されたさか、示談したと。だから北村に出してあった処分要求を取り下げるいうて言うたんや。それだけで名誉毀損やで。この裁判。 ほいたら向こうは、いや理解を示すというのは言うてもええけれども、認めたということを言うたら、セクハラされていないのに、セクハラされたとうそ言うて訴えた人物やいうて社会の評価が落ちたから、だから裁判所は、言うんやったら、認めたと言うたらあかんわいうて。認めたと上に書いたある。俺は言うてもええと思って言うたんや。そしたら、言うてもええのは理解を示すになったあるので、そこまででよかったんやと。言い過ぎたと。もう、ええと。俺はセクハラなかったのを認めてくれたらそれでええんやから。助平で触ったんやないと、それだけ認めてくれたら何もないんや、セクハラしたつもりないんや。だから、そこで終わったあるやろ。終わったあるから。 だから、教育長。弱い者を追い込んだらあかんのや。そこで、勝ったときに引いたったらよかったんやけれども、セクハラ、セクハラいうて議会が言うから、帰ってきて、俺は自分の勝ったことを言うてしもうたんや。言うのは悪ないで。言うのは悪ないけれども、相手に恥かかさんように配慮したったらよかったんやけれども、それが1年半後にまた訴えてきたのは何か言うたら、前の駐車場の西側駐車場の払下げ問題やないか。そこで、大西はかわいがりやったんや、彼女。そこであのとき、その相手の女性議員は払下げ絶対反対やろ。おれは賛成や。それでやりおうたげ。ほったら、彼女は、もう反対が強硬で、結局彼女はここで処分要求議案、問責決議にかけられたんやで。総務建設委員会を批判したいうて。払下げに賛成した総務建設委員会がちゃんと審議していないて。総務建設委員会の名誉を傷つけたいうて、問責かけられたんやだ。そのときに、大西が問責決議の賛成討論に立ったんや。その恨みがここへ来たんや。 だから、弱い者いじめたら怖いんや、恨まれるから。それを言いやるんやで。だから大西は弱い者いじめようせんのや。我がが経験してきたあるから、言いやるように。負けた者は恨みを持つ。それで、特にプライドを傷つけられた者は物すごい恨みやる。そやから、これから大西は過激になるやろうけれども、そこのところをみんな、この大西はセクハラしていないというのを勝ち取るために、1年半、物すごい苦労して、やっと勝ちよって、そやのに、まだ屋敷に痴漢や言われやる。そういう根底にあって、これから一般質問するさか、そこだけは皆、理解しといてくださいよ。 ○議長(榎本鉄也君)  一般質問中ですが、午後1時10分まで休憩をいたします。 △休憩 午後零時03分--------------------------------------- △再開 午後1時10分 ○議長(榎本鉄也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行いたします。 1番、大西議員。 ◆1番(大西強君) (質問席) 教育長、今そこへ通告したあるのは、いつも言うように人事評価制度の弊害、その理念、それだけでその一つの政策、分かるでしょう。かたくなに市長がやるのは市長のポリシー、これ反対するのは大西のポリシーです。全てなんやから、その理念があるから、市長は、大石元則を人権擁護委員に推薦したんやだ。その推薦が、田岡の能力、13人の議員の中からこの倫理条例が設置された中で、あえて彼の能力を評価して推薦した。 それでこの倫理条例つくるのに25年かかったんやだ。平成5年、私は議長やったんや。市議会議員が60周年記念事業、大型事業に、この建設会社の役員が、議員が介入して、要するに利権や。それで当時は助役言うたから、助役が何とかならんかと、何か怖いことになると大西に相談来るんや、歴代市長、助役が。それでこれをただそうと思って、私は議長、建設委員会の委員長に、こんな入札のやり方異常やいうて、審査してるんかと。してないよとか、先輩の委員長やから。こんな大事なことを委員会が調査せんと、この予算を可決するらいうことは議長の俺は認めんでと言うたんや。ほいたら、議長は横暴やと、建設委員会をそうやって指示する、横暴やいうて、議長不信任案かけられたんや。平成5年12月13日、圧倒的多数で可決されたんや。反対してくれたのは1人か2人や。 それで、その議案が平成6年の今度は3月議会で、議長は不信任案、圧倒的に可決されたあんのに何でそこへ座ったあんなと。否認した議長の下で審議できんてみんな出てたんや。誰もおらん。2人残った。ほいだらもうこれ3月やで、当初予算やで。審議できんから当初予算流れていくやろう。そんなんやで。 ほいたら、局長が催告したら、大西さん、2人か3人でできるんやでと言うから、催告してもろたんや。ほいたら2人か3人やで、早い。全部オーケー、オーケー言いやったんや。ほったら戻ってきたんや、その議員ら。何で定数ないのにやりやるんないうて、戻ってきてや、ほれでやいやい言うてきたんで、これ可決なったらあれするんで、これ審議未了で、議長大西が、当初予算流したんやで。それだけのことするんやで。 だから倫理条例つくれと、議員は一切行政のほうへ行ったらあかん。議員が役職についたある業者と取引するなと。そしたら、これで大西は除名やと、除名しよらいうことになったんやだ。来んかいと言うたけれども、この間、退職した議員が中へ入って、すぐ臨時議会させて、この予算通すから、大西の除名議案は出さんといてくれいうて。こっちは頼んでないで。けど、そういうことになったんや。 そしたら、ちょうど今、局長と一緒や、そのときの局長。今度はその相手側の反大西グループが、局長は放り出すぞと、大西に2人でもできるんやと知恵つけた局長が許せんということで、これを飛ばす。数の力で、行政へ関与してくるんや。それで、分かったと、その議員に、おまえに辞表を渡すから、その代わり局長を絶対に、局長は議長のためにしたんや。だから、局長をいじめるのはやめてくれと、それ約束するんやったら辞表を出すさかいうて、彼に辞表を預けて議長を辞職したんや。 それで、みんな議員はあらゆる委員会から撤退したんや。そしたら、平成20年6月、議員が今度のあれやで、この大石元則と一緒や。議員が農業委員会の会長になったんや。もうみんな撤退したあるやろう。倫理条例はないけれども、みんなそういうことで合意してしたあんのに、一人だけ農業委員会の会長になるから、そんな解禁になったん違うで。総務建設委員長やから、農業委員会の所管の委員長が、監督されるほうの農業委員になってどうするんな。委員長によ。もうずっと行政改革でとにかく不正が起こらんように、そしたら、もうみんな大西が言うごとに、ポスト全部奪われるんやだ。我がも消防委員やったんや、社会教育委員でもあるし、我がも全部捨てると。農業委員、何人も行っとったんや。司法書士しやる議員が農業委員会行くんやだ。農地転用のあれが、それを我がの仕事を農業委員会の事務員にやらすんやで。そんなことしたらあかんから、もうみんな行くなということで、やっとゼロにした思ったら、聞いといてくれなあかんで、大西が悪いみたい、大西は正義や。そのときや、農業委員会、大西が入ってないから、農業委員会で言えんから、親しい議員を農業委員会に行ってくれといって、農業委員会でもう議員引き上げよらいうて提案してくれと言うたんや。行ってもろたんや。 ほいたら、あの大西はいうて、農業ら何も分からん本屋を農業委員会送り込んできてと、無責任やいうて、何を言うとるんないうて、農業関係者を行かしたら言えんやろう。本屋が農業と関係ないから行かせて提案させたんや、違うか。そこまでして苦労して、全部引上げさせたのに、その議員は会長になったんや。許せるか。 それで、一般質問で、農業委員会の会長呼べと、普通来てないやろう。農業委員会の会長は来てないやろう。独立執行機関やないか。執行機関やから農業委員会の会長に俺は質問するからいうて、こっちへ呼んだんや。こっち座ったある議員がそっちへ行くんやで。ほいで、おまえ、今そっち行って農業委員会から給料もらいやるけれども、これ議会休んだあるんやで。こんな道理が通るかいうて、違うか。ほいで、これ議員欠席したあるんやだ。議員欠席して、農業委員会の会長になる。議員の給料ももらうし、農業委員会の給料ももらう。こんな道理が通るかと言うたんやで、農業委員会の会長に。給料はもらっていません、報酬ですいうて、一緒やないかいいうて、そんなんやで。後ろでやじりやるやつと一緒や。市民に分かるように給料言いやるんで、給料と報酬の違いぐらい分かったあるよ、一緒やないかい給料と。そんな答弁するんや。 それで辞める言わんから、そやったら議員を辞めて、農業委員会の会長に専念してくれたらええんや、農業行政がそんなに大事やったらいうて、議員辞めよいうて議員辞職勧告かけたんや。それはもうほとんど賛成することなんやね。ほいたら反対グループは、法律に違反でもないのに、副議長が辞めいうのは何事なと、お前こそ辞めいうてかけられたんや。副議長、辞職勧告可決されたんやで。 そのときや、この議員が議員やで、農業委員会の会長が、私は農業委員に立候補して農業委員になって、農業委員会で公職選挙法に準用して選挙で会長に選ばれたんやいうて、農業委員会の法的に選ばれて農業委員会やから、あんたに辞めよら言われる必要ないんやと答弁してくるんや。ほったら兄弟は建設部長や、2人でやり込んだ、兄弟で。ほいで結局、一緒。大西に対する副議長辞職勧告は圧倒的多数や。可決。負けたんや。そうかよと。 ほいで農業委員会行ったんや。さっき会長は、おまえら公務員やから公職選挙法を準用して、会長を選んだいうて答弁したんやぞと、今度の会長選挙、公職選挙法は準用して指名推選は許さんぞと、無記名投票で選挙でやれよと、選べよと、指名推選したらただじゃおかんぞいうて農業委員会へ行ったんや。ほいでや、親しい農業委員に今度立候補してくれと、まあ渋りやったけれども、説得に行ったのは福田讓や。立ってもろたんや。ほいで選挙になったんや。 ほいたら、その議員は落選したんや。分かったか。違うんやで、会長が議長や。指名推選になったら自分を推選するのを入れるから、ほいで選ばれたいうさか、ちゃんと選挙せんかい言うたら、その議員にほとんど票入らん。そんなんやで、現実は。そして、25年たって、やっと去年、倫理条例が設置されたんや。 いつも言いやる、大西が言い出したことは、25年、今あれか、農業委員会の会長、議員が農業委員会の会長になれるんか。答弁してくれ。この倫理条例でよ、総務部長、どこ行った。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  建設農林部、木村です。 今の会長につきましては、一般の方になっていただいてございます。 ◆1番(大西強君)  違うで、議員がなれるんか言うて。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  条例等確認させてください。 ◆1番(大西強君)  総務部長、分かるか。新宮市政治倫理条例の下で、農業委員会の会長に議員がなれるんかと、なれんやないかい。これは議会がつくった条例や。議会でもんでなれるなれん、みんな説明して、聞いたのは農業委員会の会長に倫理条例でなれんのやよ。言いたいのは、平成20年6月で、俺があかんて言うたのに、それが今になったらなれんのや。大西が言うたことは必ずそうなると言うとるやろう。正義を通すと、これ退治するのに大概かかるんや。 教育長、人事評価のこと言いやるんやで。教育長、人事評価、これ言い出して10年目や。この間、今年から社会福祉協議会は人事評価制度廃止したの、あんた知ったあるのか。 ◎教育長(速水盛康君)  存じ上げておりません。 ◆1番(大西強君)  違うんやよ、これ。市長は、大西の質問に対して、人事評価は民間で当たり前や言うんや。社会福祉協議会は民間と違うんか。大阪の地下鉄は、大阪市が経営しやったんや。そのときは人事評価しやったんや。今度、民営化なったんやだ。民営化になったら人事評価やめたんや。市長のこの答弁言やんやで、これについての。 だから、教育長、あんたに、社会福祉協議会より教育委員会のほうが早よやめてほしかった。そしたら尊敬したあるんや、日本一の教育長やと。違いますか。大西にとったら、ここからうちから出たある電話くれて、監査、議会から出したある監査委員が電話くれたんや。僕も知らんわ。ほいたら、大西、監査に行ったら、大西議員と同じ意見で、社会福祉協議会は今年から人事評価、廃止したでいうて。さすが社会福祉協議会や。民間で当たり前て、民間のほうが先やっとるんや。やりやったやつをやめたんやで。そやからあんたにやめてくれと。我々議員は、市長も選挙で選ばれるんやで。政治家というのは、選挙で選ばれて行政かかるから、そっちのほうのみんな、行政職員はどんな立派な人でも政治家とは言わん。政治家というのは選挙で選ばれる。だから、選挙の票が命や。だから市長も政治家なんや。だから選挙を考えるから、市長になったとき、みっちゃん、市長の任期は4年やでと、次の選挙を考えたらええ政治できんぞと、4年間一生懸命にやったらええんやぞと教えたんや。そうでしょう。 だから、市長は無理やろうと、教育長は辞めようと思ったら辞めれるんや。独立執行機関や。社会福祉協議会と一緒や。だから教育長、あんたに質問しやる。もう社会福祉協議会がやめてくれただけで、もう大西は天にも昇るような気持ちやで、10年かかったんや、10年。やめた理由は、大西議員と同じ意見や。そやんで、10年かかってやっと社会福祉協議会はやめてくれた。あと10年やったら、教育委員会や。もうそのときはあんた教育長やないやろうけれども。だから言うてるのは、この人事評価は公正・公平に評価できない。そうでしょう。 だから、大西がさっきから言うてるこのセクハラ問題の大石を責めているけれども、市長は本当に真相というのが分からない。今も言うたように、人事評価は一般では当たり前や言うけれども、一般の常識は、ナマズ1匹にメダカが1,000匹かかったって勝てんのや。ここの常識は違うんやで。ナマズ1匹が、メダカ2匹に負けるんや。頭数やで。 それで大西は、ここで屋敷に、痴漢やロシアのプーチンやいうていじめられる。ばかにされてやで、てがわれてつらい。もうプライドがずたずたや、あれ後輩やもん。それで、議長のところへ願てたんや。何とかしてくれいうて、ほいだら議長が懲罰特別委員会を設置して審査した。そしたら、こう書いてるんや。 懲罰特別委員会の決定にこう書いとるんや。懲罰特別委員会の、今度のあれか、今度の議会だより、あれに載ったあたかな、決定よ。用意したつもりやったんやけどね、要は懲罰特別委員会はこう書いとるんや。 大西と屋敷議員と両方呼んで、いろいろ法令関係も調査した結果、公正・公平に審査した結果、処分要求は処分することに決定したと。公正・公平に審査した結果、処分するべきやと、議場において屋敷議員に注意すると、大西の訴えを認めてくれたんや。分かるのう。ほれで大西はうれしいわのう。それで大西のプライドは保たれたわけや、よかったよと。ほんだらそこで済みやのに、そうでしょう。議会が認めてくれて、議長が屋敷に注意してくれるんやもん。よかったよと思うわだ。 ほいで本会議来たんや。本会議に来たらこの屋敷の会派5人が全部反対して、大石元則も入れてやで、屋敷に謝らす必要ないいうて、大西が悪いんやいうて。大西の訴え却下されたんやだ。大西のプライドはどう思うか、数の力で勝てんのや。そしたら、大石元則は、会派が全部、これが侮辱発言に当たらんと、屋敷に注意する必要ないと言うたこの大石元則は本当に公正・公平に審査したんか。資料につけたあるはずや。 総務部長、いつも言うようにあんたら市長に雇われたあるん違うんや。市長の奉仕者と違うんや。あんたらは全体の奉仕者や。この人事評価言やんやで、教育長。あんたところの部下には、元部下には聞いたあるけれども、あんたところの部下には聞いていない。総務部長のところの部下にも聞いたある。あんたところの部下は、配下の職員は、大西さん、あれ完璧やでと、完全にアウトやでと、完全に侮辱発言や言やるわだ。あれは侮辱発言やないでいう職員の意見聞いたことない。なんで人事評価しやるんやだ。あんたところの部下と、あんたら幹部と認識がどう違うか教えてほしいんや。これ出したあるから。これが侮辱発言やと思わんか。これ侮辱発言やないという人はちょっと、いや、あなたたちの部下に聞いた。こっちから、おい、あれ侮辱発言やのうなんて聞かへんで、言うてくるんや。あれ強兄やん、完全にアウトやでと、屋敷さんの言やるのもう完全にアウトやで、侮辱発言やでと言うてきた。これテレビ見やる人も何人も腹立てて言うてくるで。 だから、これが侮辱発言やないいう部下の意見聞いたことないんで、幹部のあなた方はこれが侮辱発言やないという人がおったら手挙げてもらえませんか。いや、どれだけ市長と近い、あなたたち幹部と職員と、どういう価値観が違うか知りたいんですよ。いいですか。これは大西にとったら、先ほどから言うとるように、電車の中で女の弁護士の尻触って懲役2年6か月、同じでしょうと、同じや言われやるんやで。そんな侮辱を受けて、ほいで議長に訴えて、懲罰特別委員会で、大西我慢せいと、屋敷に注意したるさか言うてくれてほっとした思ったら、それをや、これは侮辱発言やない言うた大石元則を市長、人権擁護委員に推薦したんや。俺どこへ人権侵害訴えたらええんな。 それ人事評価のこと言いやるんや。違うやろういうて。市長は我がの選挙で、市長の運動員が市長のパンフレットと大石のパンフレットと二つ持つんやだ。組組んで1軒ずつ、市長は田岡、議員は大石元則、署名させられた人は困ってきて、近所付き合い悪なるのも悪いさか、大石に名前書いたよいうて、分かるか。この大石元則はこの間、落選したんやで。1年半後に7,000票取るんや。この1年半の間に、大石元則はどれだけ市政に貢献したんかな。いや、市長は能力主義や言うんやから。倫理規定がある中で、あえて大石を有能やと人権擁護委員に推薦した。この大石に、これは侮辱発言やない言われたんや、注意せんでもええ言われたんや。大西のこの惨めさはどうなるんな。この侮辱感。 だから、さっき言ったように、安倍さんを殺したあの心境や、ええか。だからそういうことなんやだ。やられたのは、屋敷やで。屋敷にやられたけれども、あいつとこは5人の会派で頭数はあるんや。勝てんのや、大西は。悔しい思いしとるんや。だから、やられたのは屋敷やけれども、それに肩持った人を今恨んどるんや、大西は。だからこの間、安倍さんを殺害したあの犯人は旧統一教会やろう。旧統一教会の恨みあるんやさか、教祖をばやったらええんや。そやけど、なかなか実行しよう思ってもどうせ不可能や、その恨みが安倍さんところへ行ったんやろう。一緒や言うんやで、恨みを持った人間は、言われても一緒や。いじめられているのに市長は肩持っとるんや。こんなの恩知らずいうんや。そこまで、今は憎たらしいで。そやけど、田岡にそこまでやられるほど俺は悪いことしたか。 田岡市長にしたの大西やろう。恩もすったくれもないやん。大西いなかったらそこに座ってないやん。屋敷ら敵やったんや。何言うとんな。そやから、ほいだら田岡の恩人やろう。感謝するのが本当と違うか。だから普通は腹立つんやで。ほいだら、大西に市長にしてもろたか、そうじゃないんや。大西は榎本議長に協力を得て、あんたを挙げたんや。榎本議長いなかったら、あんた市長になれていない。そやけど、あんたは榎本議長に応援頼んだわけやないんやから、義理ないわな。大西は榎本議長の力借りなんだらあんたを挙げれんから、榎本議長に頼んであんたを挙げた。そしたら、大西は榎本議長に頼んだから、榎本議長に頭が上がらんのや。世界中誰も大西は怖いもんもおらんし、誰もおらん。新宮らに一人も怖いもんおらん。頭上がらんのや。 だから、何をするにも今回の北山村の件も、議長に迷惑かけたら悪いから、議長から、大西さん、もうよその村のことも巻き込むからと言われたさか、そやから収めたったんや。それをばええことに、議長に疑義があるとか、言うとくで。大西は構んのやで、俺、汚れ役でも幾らでも来いと、慣れたあるから。しょせんはチンピラや、不良少年や。 来んか言うんやで、議長を傷つけるようなことは絶対許さんで。これは屋敷満雄もそうや。この間引退したベテラン議員が、強兄やん、屋敷のみっちゃん、今度引退するんやと、1年でええから議長にさせたってくれんかい。俺と仲悪いの知ったあるやんか、違うか。屋敷とけんかしまくりやるのにやで、その議員が俺のところ頼みに来たんや。現実の話しやるんや。おまけで訳の分からんことぐずぐず言やるけれども、ええか。俺と仲悪いの分かっててやで、その議員が言うてくるんや。何で言うて来るんなよ。議長は榎本議長やってん、そのときも。榎本議長おるのに下ろさなんだら、なれるいうたってなれんやないか。議長の任期は4年や。違うか。 ほいたら、会派は組んでないけれども同僚議員が、ここの市役所上がりの部長上がりの議員連れてきて、強兄やん、議長にしたってくれいうて。板挟みやで、違うか。板挟みやから、俺はこの間辞めた議員の顔立てて、屋敷を支持したるから、約束したったあるから、こっち断ったんや。そしたら断ったら、この元女性議員と一緒になって攻撃してきたわだ、そやろう。 それで、屋敷には大西は頼まれたけれども、榎本議長、屋敷は引退する言やるさか譲ったってくれんかいうて頼み込んだんや。ほんだら議長は、分かったいうて。ほいで議長下りてくれて、屋敷を議長にしたんや。なった途端にこれやで。あんた、よう似たある。恩も義理もない。情けないで。 せやからこの16年、20年もそうやけれども、16年にあんたところの職員上がりの議員おったんや。この議員が三輪崎港の土砂の搬入で業者から金もろて、悪いことしてあの無駄な土地、つり上げとるやろう。ここで、その議員に、おまえらみたいな悪徳議員、汚職議員と一緒にするないうて、おまえをば議員らって言いたないわいうて言うたったんや。ほいたら名誉毀損で訴えられたんや。訴えられるわよ。ほいたらそれ言うたいうて、平成16年12月24日、議長が証拠もなしに悪徳議員や、汚職職員や言うたいうて、議長辞めよいうて、ほいで議長不信任案出されたんや。 そしたら、久保議員が何で大西議員辞めさすんなと、合併できたのは大西議員のおかげやないかと、大西議員を辞めさす理由ない、反対やと言うたんや。反対討論してくれたんや。ほいだら同点になったんや。ほいたら、議長の俺は除斥されとるから、副議長の榎本議長が議長席に着いた。同点になったから、議長裁決やだ。榎本議長は大西議員を辞めさすあれない。合併の大功労者やと、だから何でかというたら、その議員らが汚職したのを俺が説明したあるから、榎本議員は知ったあるわけ。大西がそんな不正なこと、不正を許さん。45年間、だから警察官やったから、俺が市民のために何できるかと、若いのに。金権政治、利権政治は排除する、それはどの議員にも俺は負けんと、そこで腹くくってきたあるから、県議会議長が、港へ反社会的勢力の荷役業者連れてきたさか、命がけで撤退したやないか。 だから、政治家が行政を食い物にするなと、それで命がけで戦ってきたんやよ。終始一貫したあるんやと言うとるやないか。そのとき榎本議長が、俺をかばってくれたんや。だから世界中で、日本中で、新宮らで誰も尊敬したあるの一人もおらん。尊敬したある人は、近大の世耕総長もみんな死んでいって、みんな死んでいった恩人は。せやけど、現在、新宮で、そやから大西は勝手なことしいないで。これ今笑たもん、俺はもう我慢できんというて、俺は、榎本議長をばこいつらに、榎本議長の疑義とはどういうことや。榎本議長に傷をつけることあったら絶対許さんと、それを言うとるんやで。ずっと恩になってきとるんや。だから、榎本議長は紳士やから、迷惑かけたら悪いから必ず問題になりそうなときは、榎本議長に、俺こうしたいんやけれども、これ言いたいんやけれども、どうないねと言って、ほとんど今言ったやろう。それ言ったらもめるさかやめて、ずっと榎本議長の伺い立てなんだら俺はしゃべらんのや。だから、今日は何言うか分からんぞと、ほんで許可もろて言うたあるんや。許可もろたあるんや。だから人の恩というのは、恩をあだで返すらということは、議員や市長や、それ以前に人間として失格。 なんで、市長よ、だからこれ10年やってきて、教育長、社会福祉協議会が僕と同じ意見で、今年から人事評価を廃止してくれたんや。それを聞いて、よかったのういうて、人事評価は廃止したさかいうて大西に何の利益もないのに、せやけど嫌いなんよ。権力者がそういう基準もなしに、人の値打ちをつける。それで、こんな侮辱受けても、そんなの注意する必要ないんや言うた大石元則を人権擁護委員にするんやで。するほうもするほうやけれども、受けるほうも受けるほうやで。それで言やんや、それでその人の政治ポリシーが全て分かる。上部は紳士みたいなんやけれども、根は。そこで判断する、僕は。 それと今言ったように、弱い者は追い込んだらあかんのや。だから、この相手の女性議員も前の裁判で僕は勝ったわけや。そやから相手が認めたんやから、そこでこらえたったらよかったのに、ここで発表した。ほいで議員辞めた。ほいで1年半もたってから訴えてきた。恨みを残してたんや。前の駐車場のことで、問責決議に賛成討論したったんや。追い打ちかけたったんやだ。恨まれたら必ず返してくる。そやんで、僕は人と争って勝ったときは必ず負けたほうへより戻しいうんやだ、機嫌取りに行くんや。せやから、負けたときのほうがうれしいんやだ。自分が正義やのに負けると、何くそいう気持ちになってくるんでね。だから、北山村のことやで、議会のことは議長に調査してくれるように頼んだあるけれども、向こうは村長もおったんやさか、村長はあんた行政やないか。村長のところへ調査に行って、事実があったら新宮市の恥さらしてきたあるんやから、謝ってこなあかんの違うか。 だから、いろいろ具体的な件は、貸与地の問題らはもう時間ないから、それはもう後回しにするんで、最後にもう時間やんで、教育長、今後はここで、この7人の議員は、議員を痴漢やの、ロシアのプーチンやの、議長、違うんやで、その懲罰特別委員会で、屋敷がロシアのプーチンやいうて俺をてごたわけや。それを構んのやというこの大石元則が、同じ議会でロシアがウクライナに攻め込んでいると、その侵略行為に抗議する、そうやろう、決議案を提案してきたんやで。ロシアのプーチンをウクライナに侵略している、抗議すると提案してきてや、田岡とよう似たあるんや、口ばっかりや。その大西はロシアのプーチンと一緒や言われとるんやで。屋敷満雄に、それ構ん言うんやだ。おかしいん違うか。そんなもん、どういうことな。 今日は怒られへんで、いつも後で、榎本議長に怒られるけれども、今日は多分、榎本議長怒らへんと思う。このぐずるの大阪行ったやつ、こんな大きいに、議長に疑義いうて、議長怒りこんだあるから、やったってくれ言いやるさか、今日はもう思う存分やる。 最後に、教育長。いや、ここで何を言うてもええんやだ。あんたに言うたように、ここで何を言ってもええ、侮辱発言にならんのや、何でも言うで。教育長、そうやって言うてきたけれども、この間これ朝日新聞や。投書で、この大西をどいらい励ましてくれるようなことが書いてある。これ読むさかよ、最後に。俺うれしてね。聞いてよ。この投書はこう書いてある、皆聞いとってくれよ。 現代は、怒りをコントロールすることが求められる時代。今、俺は怒りこんだあるんや。今はその怒りをコントロールする、求められる時代や。怒りの感情をそのまま言葉や態度に出すのではなく、冷静な判断や思考を持って相手を傷つけない言葉で対応することは、円滑な人間関係を築くためにも必要なことだと思います。自分の成長につながることでもありましょう。田岡は新入りの市役所の職員に人の悪口言うなと、人の悪口言うたら自分に返ってくるって。ロシアのプーチンや、構ん言いやるやつを人権擁護委員にされてみ。今返しやる。そうやろう。ロシアのプーチンや、大西は痴漢やと言われるの肩持ちやるから、ええか。自分に返ってくるって、今返したりやるんで、それで。 こうや、教育長、ただ怒りを抑えてその場を丸く収めることだけでは解決しないことも多くあります。どんな怒りにも自分の中で抑え込めばいいものではありません。人間にとって大切な自尊心や尊厳を侵害されたとき、感じたときは怒りの感情を表に出せばよいと思います。そうしないと、相手に対し自分の気持ちをきちんと伝えることもできなくなってしまいます。怒りは社会の不正や差別などを正す原動力となってきました。怒りがなければ、政治家の疑惑なども曖昧なまま忘れ去られることになりかねません。怒りを感じること、そのエネルギー自体は大切なものだと思います。 大西は怒りまくって野蛮や言やるけれども、怒りの感情をこうして出せなんだら、政治家の疑惑なども曖昧なまま忘れ去られると。25年間かかってきた。やられた悪もんはどんどん増えていくんや、大西は一人や。だから、嫌われる、嫌われる。それ承知。できるのは俺だけやと思とるから。その大西がちょっとしたアクシデント、そやけど、そこで悪い評価を受けて、このセクハラやの言われるけれども、人間、長いこと生きていたら災難は付き物、そんなんもう知り切ったあるから、災難に遭うても、ああこれぐらいやったんかで済ましやるんやよ。うちの嫁さん45年前に交通事故で、飲酒運転の暴走族にはねられて死んだんや。だから、災難ら幾らもある。そう捉えているんで我慢してる、ここで我慢、ここで我慢というのに、この屋敷が我ががやりまくってや、ほれでまたこれ訴えたあるんやで。また経費要るんや。大西を言いながらや、我がらが混ぜかいて、いつまでたってもこれ問題にするんや。我がらが騒ぎ大きしといてやね、何でも大西にかつけてくるんや。そういうことで、市長。 そういうことで、以上。えらい騒がしたけれども、もう怒り心頭に発していますんで、えらい御迷惑かけた。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(榎本鉄也君)  14番、屋敷議員、議事進行。 ◆14番(屋敷満雄君)  僕は今、名誉毀損で、司法で争っている中やから、その名誉毀損のことは、僕のことは構んのやけれども、うちは毎日新聞と産経新聞で、読売新聞取ってないんやけれども、読売新聞の記事があったんで、これ「新宮市議会で名誉毀損、大阪高裁、市に33万円賠償命令」出とるんですけれども、これ判決出たんですか、どうなん、コメントついたんですか、市のほうへ。 ○議長(榎本鉄也君)  屋敷議員……。 ◆14番(屋敷満雄君)  議長、これちょっと調べてくれますか。調べてもらって、どういう内容やったかいうのを、ほいで、中の争点とか判断……。 ○議長(榎本鉄也君)  そういうことは、議事進行ではできませんので。 ◆14番(屋敷満雄君)  できんの。じゃ、一般……。 ○議長(榎本鉄也君)  はい。もしそういう意見がございましたら、きちんと一般質問なりで通告をしておっしゃってください。 ◆14番(屋敷満雄君)  分かりました。 ○議長(榎本鉄也君)  こういう議事進行で、片づけてしまうような話ではございませんし、議論にはなりません。お願いします。 一般質問中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後2時12分--------------------------------------- △再開 午後2時22分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。--------------------------------------- △竹内弥生君 ○副議長(東原伸也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君) (質問席) 議長のお許しいただきましたので、登壇させていただきます。マスクを外させていただきます。 当局の皆さんも、今議会は初日から荒れ荒れでございます。私もちょっと疲れてきまして、でもこの一般質問は3か月に1回、皆様にお伝えする貴重な時間でございますので、気を取り直してやらせていただきます。 40年も50年もしていらっしゃる先輩議員のお考えは本当にごもっともだといろいろ思いますし、政治家というものは、経営者の中の倫理、頑張れば何とかなる、我慢をすれば何とかなるとかいうようなものではございません。私も政治家というものにならせていただいてまだ浅いですが、いろんな感情の波にのみ込まれながら、それでも自分の理念を貫いていくということがいかに大切か、そしてそれが難しいことであるかと痛感させられております。今回の議会は、本当に私にとっても考えさせられるものであります。 地方議員というのは、政治家の端くれでございますけれども、票が命やと先輩議員先ほどおっしゃっていましたが、そのとおりです。しかし、全く見たこともない、会ったこともない、話したこともない人に悪口を言われるのが政治家です。それに反応していると、同じような公の人間ではなくなる。選挙というものに死に物狂いで戦い、ここに上がってくる、皆さん個人個人の思いがございます。竹内は竹内なりに理念を邁進していきたいと思います。 昨今、この3年間、コロナ禍になりまして経済は大変です。ロシアのウクライナ侵攻によりまして燃料不足になり、エネルギー不足、物価高、電気代は上がっています。まちの食品も上がっています。また、地球温暖化等によりまして、自然災害も増えております。大きな台風も雨も来るし、異常な暑い今年の夏でした。こんなことがやみくもに全て覆いかぶさってくるような現実を3年前まで誰が予想したでしょうか。コロナ、戦争、経済の悪化、そしてインターネットにおける誹謗中傷、今までなかったようなこの10年前とはもう打って変わったような現実、社会情勢になっていると私は思います。 そういうことを鑑みまして、国から来る地方交付金が、本市に2億8,000万円残っていると、残っているおかしいですね、語弊がございます。予算がある。6月議会で市長に対しまして、こんな不況の中、市民の皆様全員に1万円ずつお配りしたらいかがですかと提言させていただきましたところ、市長も前向きな返事をなさって、当局の皆さんもそのとおりだというような感触を受けておりました。 しかし、これは国が、国会の予算委員会で蓮舫議員か何かが官僚相手に物すごく文句言うたみたいで、ばらまきやないかと。国から金銭でお金を配布するのは駄目ですよと、申請下りませんよと言われたので、当局も断念して、それだったら同じような、同じ意味のある商品券にしようということを考えてくれました。これは当局がゆうパックで、皆さんのお手元に届くようにも考えていただきました。私が提言いたしました現金の1万円を国が駄目だと言ったので、当局はしっかり皆さんの手に渡るように考えていただいた。これが今回の商品券なんです。 国は、今回も5万円の非課税世帯にお配りするとか言うていますけれども、国はさんざんばらまいてきたのに、私言ったんですよ、この結果を聞いたときに。1万円の現金配布は商品券になったと、何でですか。いや国が……。国というのは皆さんの税金を全部集めて、一回持っていってそこから地方に飛ばしてくる。別に新宮市がお金くださいと言うてるわけじゃないんですよね。そして、自分たち政府はそんな変わったことをしている。来年から始まるインボイス制度、これ1,000万円以下の事業者、大変です。領収証を切っても認めてもらえないんで、大きな会社は経費にならない。それと電気代が物すごく上がっているのにもかかわらず、2,000ポイントつける。電気代上がっているのにポイントつけて、ポイントようせん人はどうするんなとかいろいろ様々な地方の声があります。 政府もいろんなことでごった返していると思うんですけれども、田岡市長はもう4期目でベテランでございます。外交がとても活発になされているので、また機会があったらお話ししてくださいねと、この間お話をいたしました。 私はこんな時代だからこそ、三重苦です、こんな時代だからこそ、市議会議員として、ここに皆様に票を頂いて、こんなに傍聴に来ていただいてる皆様の声を代弁し届ける。市議会議員は、提案権はございません、提言権です。それと予算のチェック、そういう市議会議員の仕事を全うにやって皆様の声を拾い上げて、代弁をして提言をする、そしてその結果を見詰めていく。当局が提案してくる提案権に対して、議題に対して、条例等に対して、私はチェック、しっかり調査、監視をしていく。この役割をこれからも精進してまいりたいと思っております。 それでは、一般質問に入らせていただきます。 項目1、医療機関に行く、買物に行く、この移動手段について地域交通の進捗状況を問いたいと思います。 平成20年、14年前ですね、14年前の新宮市の人口は3万3,042人だったんです。この間、財政シミュレーションで聞きました、グラフにしてくれていたので。令和4年のこの3月時点では2万7,037人、65歳以上の高齢者は、率で言うと38.6%、40%近くになっています。2万7,037人に対して65歳以上が1万318人いらっしゃる。もう人口に対して40%の比率で高齢者が増えています。世帯数でしますと1万4,525世帯。この14年で約6,000人も人口が減少しているんですよ。 私たちが思っているよりこの高齢化、私も60歳を超えていますけれども、これから私たちの年代がまた高齢化していくということは、高齢の人口がますます増えていくということなんです。そのスピードが速い。政府も予期していなかったと言おうか、手をつけていなかった。国自体も、日本はこんなふうに人口減少をしていくんだということを分かっていたはずなのに手をつけずにいた。何だか中途半端に宙ぶらりんにいたので、急スピードで起きているこの人口減少、少子高齢化の波にどっぷりつかっているんです。14年前の社会情勢と大きく変わっております。 高齢者が1万人もいる、2万7,000人の人口の中で。これは買物行ったり、医療機関に行ったりするのに本当に不便になっています。事故を起こしたらあかんので免許証返上しようね、そういったことが国から推奨されます。免許証返上したら地方でどうやって行くんですか、買物に、お医者さんに。地方の現実を分かっていない。この交通手段、公共交通はすごい意味を持つと思います。 その中でも、熊野川地区、高田地区では10月から公共交通の再編が始まります。じゃ、市街地も一部、バス等の変更もございましたけれども、再編もございましたが、市街地と三佐木、蜂伏地区につきまして、この交通再編はどのように進んでいってるか、お聞かせください。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  企画調整課、峪中から答弁をさせていただきます。 来月10月から高田再編以降の市街地部分、三佐木、蜂伏地区につきましては、可能な限り速やかに再編を進められるよう取り組んでまいりたいと思います。旧市街含めまして、三佐木、蜂伏地域の再編を行っていくに当たりましては、バスやタクシーなどの公共交通だけではなくて、福祉施策ですとか、高齢者施策などを併せた総合的な交通対策を組み合わせて再編を行っていく必要があるというふうに考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  そうですね、総合的に福祉のほうも連携して施策を行っていかないと、このスピード感、困った人がたくさん増えてくるという状況に対応していけませんもんね。 じゃ、再編スタートの実行というのはいつ頃を想定していますか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  企画政策部、新谷より答弁させていただきます。 10月1日以降の残りの再編につきましては、まだ実施年につきましては、機関決定はしてございません。したがいまして、現時点における事務作業上の我々所管の目標ということでお聞きいただきたいと思います。 議員御存じのように今、地域公共交通計画を策定中でございます。来年度、その計画が出来上がってまいりますので、その計画が今後の再編の指針ということで、我々は策定をつくっているわけでございます。そういうことで、計画策定後に着手しますとかなり遅れてしまいますので、再編作業も同時に並行して進められるところは進めていきたいと考えてございます。 したがいまして、早ければ今、事務作業上の工程上は、令和6年、7年度あたりに何とか形づければという目標は持ってございます。ただ、先ほど課長からも申し上げましたように、地域公共交通だけでない市民生活の支援という部分もあります。また、事業者との調整、あとは旧市内の部分と、三佐木、蜂伏地区を同時にやっていけるのか、またやれない場合どちらを優先していくのかと、そういった問題を今後、課題を整理する必要がございますので、そういった点をお含みいただいて、先ほど言いました令和6年、7年に何とか形づければいいというところを一つの目安にして我々は進めていきたいと、そのように考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。割としっかりとした実行計画をお聞かせいただき、ありがとうございます。どうぞ本当によろしくお願い申し上げます。 項目2、この溝掃除、側溝清掃は災害被害防止のために必要である。本市が定期的に検査をして町内会へお知らせするのか、また町内会に入会していない人への周知をどう行っていくのか問う。 これは6月議会でも2点提案しています。この溝掃除とか、側溝清掃というのは地道な問題なんですけれども、一見素朴なんですが、自分一人ではできない、近所の人にもよう言わない、回覧板が回ってもよう言わないというような素朴なお声が結構たくさん静かに広がっております。だから大分複雑になると思うんです、問題としたら。 この6月議会で、今申し上げました2点を御提案させていただきましたことにつきまして、進捗状況をお聞かせください。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  生活環境課、竹田より答弁をさせていただきます。 6月議会におきまして、議員より行政主導の仕組みづくりの御提案をいただいております。7月末で事業が完了しましたので、今後に向けて課題等、関係課で協議を進めているところでございます。様々な相談に対応していけるように関係課連携し、引き続き溝蓋上げ事業を多くの方が利用しやすく、また利用していただけるようなよりよい方法を関係課でしっかり組み立てて進めてまいりたいと思います。 また、申込みについては、なかなか個人から1件1件申込みを受け付ける。極端に言えば家の前の側溝となるとなかなか難しいことから、地域の要、自治会が窓口となっていただいているところでございます。 町内会へ加入していない方、世帯への対応につきましては、数人のグループ、また町内会長に周りを巻き込むので希望したいが言い出せないなど心配がある場合は、窓口の生活環境課に御相談いただければ対応させていただきます。 周知方法につきましても、回覧のみならず全世帯にお知らせできる広報新宮や、またホームページ、地方紙の掲載、住民の皆様に、より周知できる方法で広くお知らせできるように取り組んでまいりたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  一歩踏み込んでくれました。個人から市役所がきっちり対応すると、言いにくい人は言いにくいと思いますけれども、今課長のおっしゃったとおり、水道も総務建設委員会で老朽化している水道をどれぐらいで直せれるんなと聞いたら135年やいうて、600メートルずつ135年、死んでおらんわという感じですけれども、この溝掃除もそうですね。新宮市の端から端まで、災害を防止するための地域を区別していく、防災が絡んできて、どこから優先順位をつけていったらいいか分からない。溝掃除を定期的にやっていくということは、少し乱暴な私の考えかもしれませんけれども、今課長からしっかりその対策をお聞きしましたので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 項目3、戸別収集、ふれ愛収集、これはふれ愛収集というのは、市民の皆様に周知されているかと何回も議会の一般質問でさせていただいております。 そして、民生委員に一応手続をしてくださいと、民生委員を通して申請しなければならなかったこの手続の簡素化、民生委員を通さなくてもいい簡素化を私は提言いたしておりました。 高齢化が、先ほども申し上げましたけれども、2万7,000人の40%の1万人が高齢者世帯、65歳になっていっているところで、様々な問題が起こってくる。今は大丈夫やけれども二、三年たつと、よう持っていかんよという人もたくさんいらっしゃいます。今ならまだ間に合う。大型の粗大ごみ、資源ごみ、そういったものをどうやってこれから戸別収集していってあげてもらえるのか。 ふれ愛収集というすばらしい事業があるのに分からない人がある。民生委員の方に回ってきてもらって、民生委員の方にお許しをいただかないとそれをしてもらえないということは、少し時代の変化とともに変えていって、民生委員は本当に忙しい、ありがたいお仕事でやってもらっていますけれども、そういう民生委員の負担も減らし、そして高齢者の方を助けていく、これは自治体として、市民サービスとして当たり前ですよね。この二つ、申請への手続、周知の徹底、課長、お聞かせください。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  生活環境課、竹田より答弁させていただきます。 ふれ愛収集の制度なんですけれども、もう一度ここで御説明させていただきます。 家庭から出る資源ごみをエコ広場に持参できない障害者や要介護高齢者、この世帯に対してふれ愛収集、戸別収集事業を行っております。 周知方法につきましては、年2回の広報周知、またホームページ掲載、あとスマホのアプリでさんあ~るというアプリがございます。また、ケアマネジャーが集まる会議へ出向き、事業の紹介、制度の説明を行い、制度のPRをさせていただいているところでございます。今後も制度利用につながるよう積極的に取り組んでまいりたいと思います。 また、議員おっしゃっていただいております申請手続に関する簡素化については、利用申請に当たり、これ以前から議員御指摘、迅速、負担軽減の検討を行いました。民生委員からの意見書記載、これをお願いしているところについては、市から直接聞き取るなど手続を簡素化させていただき、来年度より運用できるように要綱改正に向け進めているところでございます。 また、住みよい環境をつくり、分別や排出が困難な高齢者や障害者の方々を支援する制度ですので、利用しやすい、また申請しやすい、そういった迅速に利用開始できるような仕組み、これをしっかりつくってまいりたいと思います。 また、もう一点、粗大ごみの戸別収集についてですが、これも年1回、家庭から出る粗大ごみ、例えば自転車であるとか、あと扇風機、家具等大型の粗大ごみ、これをクリーンセンターに運べない方、また利用できない方々を対象にして、職員が各家庭を訪問し回収する事業、これも実施しております。これにつきましては、受付期間としまして10月初旬を予定しておりますので、詳しくはまた10月の広報新宮でお知らせしますので、ぜひ御利用いただけたらと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  課長、その3番目のいいですね。これ皆さん知らなかったと思いますよ。10月の広報をしっかり見てもらって、取りに行ってくれるんですね、ありがたいことです。それはもう皆さんで考えて、職員さんが動くんですか。何かシルバーさんとかに動いてもらうとか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  クリーンセンターと私ども生活環境課の職員で取りに伺うという形になってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、職員さんが自ら動いてしてくれるんですね。これはもうありがたいことです。 それと、周知につきまして、全部ざっくり聞きましたけれども、スマートフォンのアプリは、高齢者世帯になるとなかなか難しいので、そちらのほうも準じて、スマートフォンのアプリを取っていただけるような環境づくりも並行して行っていかなければならないと思いますので、そこもちょっとよく協議してください。 結局、民生委員に御相談というか、御承知をいただかなくても、ふれ愛収集はできますというお答えでよろしいですか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  議員おっしゃっていただいている簡素化も含めて、民生委員の負担も軽減させるという意味もありますけれども、やはり担当者が訪問して本人の状況、またケアマネジャーと同行して本人の状況を確認するんですけれども、やはり地域の民生委員の意見というのはどうしても必要になってきます。 なので、簡素化という意味も含めて、こちらの市のほうから今までは意見書をお願いして、民生委員にわざわざ聞き取りをしていただいて書いていただいていた、それを今回からは市のほうから直接民生委員に伺うという形で、市が民生委員に聞き取るという形に変更したいと、そのように思っています。 ◆11番(竹内弥生君)  簡素化されましたね。それだけでも全然違う。全部手を離してしまったら民生委員から入ってくる情報がなくなってしまうので難しいので、今言った課長、その過程をしっかり取り組んでいただきたい。よろしくお願いします。 項目4に入ります。空き家問題いきます。 本市はどのような施策で進めているのか。あわせて、次年度の不良空家補助金制度の実行と上限件数を問う。 この間、那智勝浦町で危険空き家について強制撤去されたとヤフーニュース、全国ニュースに出ておりました。本市においても危険と思われる空き家たくさんあります。これは各議員、長い間皆さんテーマにしてきている問題だと思います。 2015年5月に全面施行された空家等対策特別措置法に基づき、空き家の適正な管理を進めるための計画を作成した。2015年5月に空家等対策特別措置法ができたので、その計画表を出してくださいよということになりました。これは全国の1,741市区町村のうち1,397、策定計画を出していると、私がちょっと調べたらそのように載ってありました。この空き家問題、本当に2023年には住宅総数が世帯数に対し1,000万戸、23年ということは来年に、住宅総数がもう1,000万戸もあふれる、余るということが起きると言われています。来年のことなんで本当でしょう。 人口は、日本は約1億2,000万人、6,300万世帯、その中の1,000万戸も余ってくる。6,300万世帯の中で1,000万戸も住宅が余ってくるというのは、もうなんて大変なことなんだろうと思うんですよ。この住宅問題というのは、今申し上げています戦後から1960年にわたって立法までつくられた。あのときは有名な田中角栄さんとか、いろんな方がつくられた議員立法でつくられて、住宅金融公庫というのは皆さんまだ覚えていると思うんですが、住宅金融公庫でどんどんお金を出して、どんどん住宅を建てなさい、団地もたくさん建てなさいといった時代がございました。何だか物すごいにぎやかな時代ですね。その施策をまだゆるゆると続けている。この住宅金融公庫というのはなくなりましたけれども、それに準ずるようなお金を貸してということがずるずるずるずる、それは銀行に移ってどんなふうなからくりをしているのか分からないですが、住宅を増やしていくということを止めてはない、政府的に、私が調べましたところ。だから、かつての住居不足の解消を目指す支援策が、この人口減少における社会情勢の中でもまだ続いてるというわけなんですよ。だから、この家余りが深刻となってきている。 先ほども申し上げましたが、日本の住宅総数は約6,300万戸、そして既に空き家は849万戸ある。深刻な空き家問題、浮き彫りになってきます。政府は大慌てです。これ15年、この10年、いろんな施策を講じてきましたけれども、まだまだいけるんじゃないかなという淡い期待が、私も含めて皆さん持っていたと思うんです。でも、今この現状におきまして、新宮市も空き家が多い。本当に日本全国津々浦々、空き家が多いと思います。この空き家問題を少しずつでも解消に向かっていかなければならない。空き家問題というのは難しいんですよ。毎回、一般質問で取り上げさせてもらっていますけれども、相続の問題であったり所有権の問題であったり、いろんな様々な課題を全部ごちゃ混ぜにして、各担当課が連携をして前へ進んでいかなければならない。でもこの計画策定というのは、まずやらなければいけないことだと私は思うんです。 問題の空き家対策は解体するか、利活用するか、二つに一つしかない。ここへ行くまでに、いろんな壁がある。それを建設農林部長は、各課連携をしてこれから取り組んで協議してまいりますと、前回もその前もおっしゃってくれていました。なので、半年や3か月で様々な担当課と連携して、はい、できましたということは難しいというのは私も承知しております。 今回は、その計画の策定書、空き家問題の策定書がどこまで進んでいるかの本市の進捗状況をお聞かせください。 ◎管理課長(岩上賢志君)  管理課、岩上からお答えします。 平成30年3月に新宮市空家等対策計画を策定いたしまして、今年度、改正の時期になっております。改正の手続を進めているところでございます。 新宮市においては、那智勝浦町のように代執行による対応を行った経過等はございませんが、空き家等は所有者等の財産であることから、所有者等において適切な管理に努める義務があります。ただし、所有者等が死亡、または不明な場合もあることから、こうした場合は空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、新宮市において相続人などを調査して、空き家等の適正管理を行う義務者を特定し、的確な指導、助言などを行うなど空き家等の適正管理を促すことで対応しております。 なお、所有者等やその相続人など空き家等を適正に管理する義務がある者が不在である場合には、状況に応じて、緊急、応急処置や特措法に基づく行政代執行を含めて、新宮市が所有者等に代わり危険性を除却することも検討していくことも必要と思われます。 ◆11番(竹内弥生君)  課長、一生懸命考えてくれたね、答弁。長いわ、でも、ごめん。 私は計画の策定等の進捗状況を教えてくださいと言うたんです。その中身を教えてくださいと言うてないですけれども、でも課長たちは頭が賢いし、しっかりとした名目、中身を御紹介してくれたんですね。難しいことをずっと言われてもほとんど聞いていないし、進捗状況は計画策定を今年やるんやということで間違いないですか。 ◎管理課長(岩上賢志君)  はい、そのとおりです。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 続きまして、総務建設委員会で、今年の不良空家除却補助事業につきまして、10件の募集に対し29件の申請があった。この申請から漏れた方々に対して、住宅リフォームのときは増額をしましたね、予算を。この空家除却補助事業につきまして10件、上限50万円なんで500万円の予算、今年つきました。その10件に29件の申請があった。それから漏れた人につきましては、増額すること考えていませんか。リフォームのときは増額されましたけれども、あれはコロナの交付金だったので、これは本予算なので難しいと思いますけれども。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  建設農林部、木村がお答えします。 10件の応募に対して29件の申請がございました。10軒が不良空き家に該当するということで、不良空き家ということです。19軒につきましては、不良空き家に該当しなかったため、申請から漏れたといいますか、かからなかったということでございますので、抽せんで決まったというわけではございません。よろしくお願いします。 ◆11番(竹内弥生君)  なるほど、よく分かりました。これ割と市民の方、誤解しているんですよ。今の部長のしっかりしたお答えで、不良空き家に認定されなかったと、漏れたわけではないんですね。分かりました。ありがとうございます。 この不良空家除却補助事業につきましては、本市における空き家問題が初めて一歩踏み込んだ。ありがたい話です。予算がついたんですもん。10軒、除却できた。これは、空き家問題について新宮市も一歩踏み出したねと、市民の方おっしゃっています。私もこの予算をつけて動き出した様子を見て本当に感謝です。 しかし引き続き、空き家問題を前に進めるために策定等も行いながら来年度の予算にまた組み込む。10件ではひょっとしたら足りないかもしれない。これは周知されていく、今年やったんですから、結果を出したんですからね、10件。次年度はまた10件の予算をつけるか、もう少し件数を増やして予算をつけていただけるのか。部長、聞かせて、考え。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  先ほど申しましたとおり、10件の募集に対しましてちょうど10件が該当したということで、特にキャンセル待ちというようなことは生じてございません。 それと、最初に始めた県内の市町村10件やったところが、次年度は増やしたところもございますし、そのままの10件のままでいった市町村もございますので、そういったことも加味した中で、来年度何件にするかというのを今後検討していきたいと考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 じゃ、来年も実行されるということは間違いないですか。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  はい、予算確保に頑張っていきたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがたい。予算つけてください。財政課、よろしくお願いします。市長、よろしくお願いします。 私も何でもかんでも打ち出の小づち振ってお金がばんばん出てくると思っていないですよ。そんなあれもせい、これもせいいうて全部予算つけて、お金、当局に出せ出せ言うてるわけではないんです。でも何をするにも予算が必要。ただ、こんな急スピードで変わっていった社会情勢に対して、いろんな困ったことが、該当する本当に困ったことに直面している人たち、市民の方たちの施策を困っている順番から声を届けているんです。 だから、市長が常におっしゃっている行財政改革、これにおきまして、行政は市民サービスをする会社やないですか。税金集めて、皆さんの税金で、皆さんの公共のサービスをつくっていく。そこの市民のサービスに弊害が起きているということが間違いなく確認でき、事実であるんだとしたら、優先順位をつけて予算の配分を決めていただきたいと思いますので、市長、どうぞよろしくお願いします。 項目5に入ります。スポーツ団体において生徒数が減少しています。これ新宮市まだ貸館料、グラウンド使用料、苦しい運営を強いられているんです、保護者の方。補助金について問う。 これは2年前の一般質問で、スポーツ少年団の子供たちが、当然ですよね、財政シミュレーション見ましたけれども、子供の人口が少なくなって、スポーツをする子もなくなっている。おまけにインターネット世代に入って、この5年、目まぐるしく動画を見てスポーツしない子供がまた、数は減っているし、家の中で籠もる。コロナ禍、もうあれもこれも矢が降ってくるような問題が起きているにもかかわらず、スポーツをやっている子供たちを助ける父兄の方が困っているんですよ。会費を集める、団費を集めても全く。夏だったらお水一本買うてあげたり、ボールがなくなったらボールを補充したりというお金が全部自費で自払いしているという現状なんです。これは前の一般質問でもこのとおりお伝えしたんですよ。 でもあまりにも、先ほど申し上げました市民の皆様の弊害が、必ず直面している事実ということをもう一回、一般質問でお伝えしたいと思いますし、提言いたします。 これからの時代は、多様性とかLGBT、いろんな言葉が、カテゴリー、インターネット用語、IT用語と申しますか、そういうものがあふれ、個人の主義主張といったものがいろんなところで討論、議論されていくと思うんですよ。だから、スポーツをする子が正しいとか、家へ籠もる子が正しいとかということはもう絶対に選別もできない。しかし、スポーツをするということは、私にとりまして教育について不可欠な要素であると思っております。スポーツをするということはすばらしいことだと私は認識しております。その環境をつくるのが当局やないですか。今どきないですよ、貸館料とかグラウンド料の使用料を取るの。これ補助金にするのかどうか、補助金出しますか、課長、どうぞ。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁させていただきます。 団員数の減少は、少子化によるところが大きな要因になっていることと認識しております。 また、スポーツ少年団はスポーツを通じて青少年の健全育成を図ることを目的としており、新宮市の将来を担う子供たちの健やかな成長に寄与する大変重要な取組であると考えております。 議員御指摘いただいた点につきましては、本市としても大変憂慮しているところであります。現状を把握するため、先月、各団体に対しアンケート調査を行い、現在、回答内容を精査しているところでございます。スポーツ少年団の円滑で安定した活動ができるためには、補助金について現在の支援が適切であるか、見直しを視野に入れて多面的に検討を行ってまいりたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 このままいくと監督やコーチ、そして父兄の皆さん、解散したり、登録しなかったりするということが、そうすると子供たちは必然的にスポーツができなくなるということになるんですよね。 しかし、先ほどから予算、予算と大きな声で申しておりますけれども、これは抜け道があると思うんです。1回目の一般質問で提言しました。このスポーツ団体とか様々な団体に補助金を年間幾らあげて、ずっとつけていくとまた壮大な予算がかかってくるので、この項は抜け道があると私思うんです。皆さんにつけないと平等でもないし、スポーツ少年団だけではなく、小さい固まりのスポーツのところもつけていかねばならない。整合性の面で平等にならない、ということは割と難しい。当局は、事実を確認し事務でしっかり証拠というか、エビデンスをお見せしているところなので、全ての団体に対して整合性を取るのは難しいんではないかなと、また予算が大幅にかかってくるんではないかと私は思うんです。 だから、前に一般質問したとおり、条例があるんですね、貸館料とかグラウンド使用料。この条例というのは議決になりますので、全国津々浦々のいろんな自治体を探しましても、古い体育館の貸館料とか、草が生えているグラウンドの使用料を取っているところは割と少ないんです。我がまちはまだ使用料を取っていますけれども、そこを改正する、条例になっているんですよ、その値段というのは。でもその条例で、これは幾ら何でも無償化にしないと、現状に合わないのじゃないかと思うような気持ちで、当局にエビデンスを積んで、そういうことが積み重なって、ミルフィーユのケーキのように積み上がっていってまとまっていきますと、議決になるんです。うちの議員の皆さんが、そんなこと反対やなんていうことはほとんどないと思うんです。だから、予算を、補助金を増やして、予算を大幅に取るか、グラウンド使用料、子供の、ここもちょっと精査して協議してもらわなければならないところだと思うんですが、子供に対しましては貸館料、グラウンド使用料を取らない、無償化にしていくという条例をちょっと改正する、一部を改正するということも道なのではないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  利用料につきましては、以前の一般質問でも議員より、市民の声として体育館の利用料を減免してほしいといった意見があることや、近隣市町村ではほとんどが免除となっていることなど御提言をいただきました。 また、今回のアンケートの中でも施設の使用料が少年団の運営に対し大きな負担になっているので無料にしてほしいといった同様の意見がございました。 スポーツ少年団以外の利用者の扱いなど課題はございますが、利用料の無償化について議論を進めてまいりたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  アンケートの中にもそういうお声が入っていたと、父兄の方もしっかりそういうことを、やっとアンケートを取る段階になって、これ課長が動いてくれたからですよね、アンケート取って、監督の登録とか、お金がまたかかってきますもんね。時代は変わっていっております。本当になるべくなら、未来というか現在、未来に続く子供たちのために条例を一部改正して、無償化になってくることをどうぞ検討してください。検討していただけますね。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  検討及び議論を進めてまいりたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  めちゃ苦しいね、課長。検討、検討プラス議論。本当によろしくお願いいたします。 市長、何か山積みやと思うんです。市長も本当に多くを語らず、全国的に動画等で若い市長の発言とかを見ますけれども、大きな改革を掲げて市長になっている若い市長の方々の話を聞いて、ごもっともだということもあり、そしてまた市長は多くを語りませんけれども、着実にこの10年間都市計画を進めてきた。そして、ハードのことは全部補助金をもらって、国からしっかり取ってきて、ほとんどハードな事業が終わってきた。あとソフト事業に対して取り組んでいくということをお聞きしました。 確かに、市長のようにこつこつとしっかり取り組んでいって、この新しい時代というか、有事の時代ですよね、いろんな問題が起こっている、課題が山積み、山積している時代において、ソフト事業を取り組んでいくということはごもっともだと思うんです。市長少しだけ、その細かい事業について目を光らせて、職員の皆様に指導というか、職員の皆様の意見を聞きながら、市長の思いを伝えていただきたいんですけれども、いかがですか。 ◎市長(田岡実千年君)  議員おっしゃるとおり、新宮市においても大変様々な多くの課題があります。そういう中、今は行政改革に力を入れておりまして、今60項目ぐらいの項目を挙げてもらっているんですけれども、例えば歳入の確保でありますとか、あと歳出の抑制でありますとか、財政安定のためにそういったことも取り組んでおりまして、また組織力の強化ということで、人材育成含めて、そういったところ比較的細かく一個一個確実に実行していけるものから実行していきたいというふうに思っております。 議員におかれましては、いつも大変貴重な提言いただいておりまして、また実行できるやつはしっかりと頑張っていきたいと思ってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。どうぞ今のお考えのまま、よろしくお願い申し上げます。 項目6いきます。奨学金「学生ローン」を抱えて本市に戻ってきてくれる若者たちにおいて、定住する市民のために肩代わり制度等、施策について問う。 これは、令和2年の3月の一般質問で一回提言させていただいております。そういった社会情勢、何回も申し上げますが、コロナ禍やロシアのウクライナの侵攻、物価高、燃料高とか等々、そして自然災害等々いろんな社会情勢にもまれた中、もっと令和2年3月に一般質問したときよりも皆様のお声が大きくなっているので取り上げさせていただきました。いま一度ですね。 私のことをおばちゃんという若者たち、「おばちゃん、聞いてよ」と、「どないしたん」、「帰ってきたら手取りで給料13万円しかないんやよ」、「そんなもんやね、いろいろ引かれるからね、社会保障で」、「それで、学生ローン、奨学金のローン3万5,000円払うんやよ。そこから携帯代払って、ガソリン払ってしやったらもう結婚なんてとんでもないできへんわ」という話を前の一般質問でお伝えしましたし、この声はいまだに変わっておりません。実際には同居しているから家賃も払わなくてもいいので、少しだけ一回ちょっと食事に行くぐらいのお金は残るかなというお小遣いしかないと、結婚なんてとんでもできない。奨学金については、親御さんであったり、祖父母の方が払っていらっしゃるという現実が本当なんです。 このコロナ禍におきまして、都会で働いていていろんな面で疲れて地元に帰ってきた。帰ってきたら給料安いんで、親と同居したけれども、年老いた親に学校まで行かせてもろたのに食費ぐらい入れたいわというお声もあります。結婚はできません。動画で、何やちょっと古いですけれども、AKBとか地下アイドルとか、そういうコミュニケーションを取って女の子を口説きに行くという時代ではなく、動画等を見て自己満足をするというような時代に変わっていってるんですよね。 でも、今回、今年は結婚新生活支援事業というのを市はばんと予算つけてくれまして、今、那智勝浦町で、今議会何かお題にもなっていましたけれども、新宮市はこの辺に、近隣市町村におきまして、いち早く結婚新生活支援事業、上限30万円だったと思います。引っ越しやリフォーム、新築する人に対して予算をつけてくれました。これも画期的なことでした。 この奨学金の肩代わり制度というのは、国や県でしっかり取り組んでいる事業だと私、国とか県とかホームページをググって入ってみますと、PDFは山盛りのようにあって、ちょっとよう分からんようになって途中で挫折したりするんですけれども、少し調べてみましたら、取り組んでいる自治体もたくさんある。県ですけれども、ほとんど。 奨学金の、自分ところの地元に帰って来てくれた若者たちには、奨学金の一部を肩代わりする。定住するということでですけれどもね。全国47都道府県中33都道府県、だから47都道府県のうち33都道府県では事業として行っているということがありました。 この奨学金ローン、奨学金いいましても奨学金やない、あれ学生ローンに名前変えよという感じなんですけれども、何でも猫もしゃくしも大学、短大、専門学校行きます。そこに地方は、やれマンションを借りたり、アパートを借りたり、ガソリンを使って行ったり泊まったり、いろんな形でお金を使うんですよ、地方は。なので、お金を借りないと行かせられない御家庭が多い。大体300万円ぐらい借りられるんですね、簡単に。学生ローン、奨学金、これ貸付けのほうです。 この奨学金につきましては、日本だけではなく世界中でも問題になって分析されています。この間、新聞で、アメリカのバイデン大統領、中間選挙、アメリカの大統領選挙も近いので、選挙のためにもあるとは思いますけれども、これも社会問題になっていた。バイデン大統領は学生ローンを免除するぞと、それも上限の世帯収入1,800万円だったと、結構高かったと思うんですけれども、ちょっと記憶定かではないですが。バイデン大統領、学生ローンを免除するぞ、最大1人274万円免除する。対象者は4万3,000人のうち2,000人は全部免除ということを打ち出した施策を新聞で読みました。日本でも政府が2024年にも返済不要な給付型奨学金、これは日本はしょぼい、世帯年収要件は380万円から緩和する調整。380万円とかという共働き夫婦どうするんですか、共働き夫婦も大変ですよ。家事はいつまでもこなして、380万円これは当たり前やと思う、緩和する。だから、日本も2024年から上限の世帯の年収の380万円の上限を緩和して、もうちょっと年収をもらっても給付型奨学金ももらえますよということに緩和していくことが1点。 そして、多子世帯、子供がたくさんいる世帯に、これも奨学金として給付型になります。あげますよ。 3点目、これ理系を対象とする。理系を対象とすると私見たときに、理系というのはこれから多分ITにおきましてDX、様々な面で、そこをデジタルの面を通過していかないと私たちは生活ができない環境になってくるということで、理系のほうに給付型奨学金を出す。この3点出しましたけれども、ここもちょっと不思議やなと思いますけれども、何だか慌て過ぎといおうか、理系だけではなく文系、そもそも多様性の世の中に文系と理系を分けていくこと自体、考え直してほしいです。 話長くなりましたけれども、380万円を緩和して多子世帯、理系学部に給付型奨学金を出す。これは早くしなければならないので、23年に財務省と調整をして、予算の確保をするための工程表を作成したというところまで新聞で読みました。 実際、大学や短大を対象とする奨学金というのは、貸付型ばかりなんですよ。給付型というのはなかなか少なくて、物すごい成績がいいか、物すごい所得が低くて大変な御家庭かという分かれてくるんです。私は苦しんでいる、親御さんの下に帰ろうと思ってもローンをずっと何十年も抱えていくような状態を続けるのではなくて、一部でも本市として、国や県の動向を見守りながら、奨学金の一部を返済、肩代わりしてあげる施策を協議していただきたいと思います。 地方で生きる者は大変なんです。受験に行くにも親子でついて行って、両親でついて行って、アパートを探して、試験受けに行くんでもついて行ってお金がかかって、都会で暮らす人には分かりません。都会で暮らす人の気持ち、安全保障やLGBTや夫婦別姓やとかいう国会議員の話だけではなく、我々地方議員、私は地方に住む地方議員の一人として、生活に密接した困った小さいと申しますか、生活に密接した施策をつくっていくのが地方の行政の在り方だと強く理念として思っております。 令和2年3月の奨学金につきましての一般質問のときは、これほど社会情勢はひどくなかった。まだコロナ禍もなかったし、ロシアのウクライナ侵攻もなかった。 例えば若者が帰ってきた、子供を授かりました、若者が帰ってきてくれただけで市税等、税金を払ってくれます。子供を授かったらまたそれが払ってくれます。それに御飯を食べに行ったり、服を買うたりすることで地域経済が回っていくんですね。当たり前のことなんですけれども、今、若者が帰ってきて奨学金300万円抱えていますよ、肩に乗せていますよという苦しいところの一部を、3万5,000円毎月返しているところを5,000円でも肩代わりしてあげる施策をついたら、本当に生きがいになりましょうか。 そして、その子たちの未来に向かって投資するわけですね、若者に。あなたの借金を新宮市は、帰ってきてくれたら、定住者として新宮市で住んでくれるなら税金も納めることになりますし、あなた方にこれだけの投資をしますからという投資の話になると、私は物すごいお得な投資やと思うんです。人口が増えていくんですから定住によって。人口減少を何とか止めようなんて、よくコメンテーターたちがテレビで話していますけれども止まりません。そんなもの出生率が上がらないのに、人口が増えるわけないじゃないですか。戦後を牛耳ってきた団塊の世代が、私60歳、65歳以上が新宮市の2万7,000人口の中で1万人もおる。40%を占めている。日本全国的にも40%近い。だから選挙は高齢者が行くので、同じような党が受かる。ただ今回の参議院選挙におきましては、ネットだけで受かった当選者、ガーシーとかいう暴露屋、動画だけで受かったような参議院も比例なのでありましたけれども、大体は既存の政党に入れる。それは高齢者が多いからなんですよ、選挙に行くの。それを若者、投票に行こうなんて言っても、新宮市でも20代、30代、40代合わせても60歳、50歳以上の高齢者世代にもうはなから負けているので、例えば20代、30代がみんなで全員こぞって投票に行ったところで、高齢者の票に負けているんですね。 だから、出世率が増えないということが明確なので、人口減少はやむを得ないんです。いかにそこにばんそうこうを当てながら、新宮市が滅び去っていかないように、これから施策をしていく重大な時期に入っていると私は思うんです。だから、若者が定住してくれたら財源を生み出してくれるんです。今、市長がおっしゃったように、60項目、歳入や歳出のところを一生懸命削減して、みんなで考えている中でも、一人、二人帰ってきてくれたら、そこに財源が発生してくるわけですよね、新しい。そこから投資として若者に肩代わり制度をするということは、これは本当によい方法だと思うんです。 ただ、行政というのはもちろんエビデンスに基づいた、先ほども言った重ね重ねのおいしいミルフィーユのような形に、しっかりとした結果分析をして、証拠をつくっていってつくり上げていく施策になっていくと思いますので、これは国とか県とかをいろいろ鑑みながら、本市としてはどれぐらい、どれまでに施策を進めていくかということを考えていただきたいと思いますけれども、いかがですか。これ難しいね、課長。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  議員から御紹介いただいております学生ローンの返還支援制度につきましては、地元出身の若者の皆さんの地元企業への就職と、新宮市に定住を促進するためにも必要、考えていくべき事業と考えております。 和歌山県も含めまして、他自治体でもこのような支援制度が行われていることは承知してございますので、本市におきましても人口減少を抑えるため、また若い世代の皆さんの支援のためにも導入については研究していきたいというふうに考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  物すごい謙虚や。ええ答弁ありがとうございます。 部長、ええ答弁ですよ、これ。部長、ちょっと肩代わり制度いくかなとかというような。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  御提案ありがとうございます。 実は私、企画調整課長時代も、これとよく似たようなことを考えられないかということで、市長からちょっと宿題をいただいたこともございます。当時、文化複合施設が佳境にありましたので、それ以上ちょっと進めなかった状況もございます。また今、課長答弁しましたように、人口問題というのは本当にこれからの一番の重要問題でございますので、御提案いただいた助成金の趣旨も踏まえて、あらゆる人口対策ということを議論していきたいと、そのように考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  すばらしい答弁で、いつも新谷部長の答弁聞いたら、なるほどなみたいな、イッツザ官僚という感じで、テレビと同じやなと思うんですけれども、それはなかなか人によって、課長たちも今から部長たちを勉強して、市長の命令といおうか、指示の下、しっかり勉強していく。こんなうるさそうなおばさんの答え、細かく言うて、ちゃんとしたこと言いやんのに長い言われたり、これも勉強ですよ。 それと、いかんせん部長みたいなスマートな官僚の答えになって、ああ、これ以上何も言わへんわというような状況をつくり出したり、これはちょっとある程度一種の駆け引きになりますけれども、私は市民のお声を代弁しているということを自負しておりますので、部長、ありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。 ○副議長(東原伸也君)  質問中でありますが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後3時21分--------------------------------------- △再開 午後3時34分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君) (質問席) マスクを外させていただきます。 項目7でございます。本市全小中学校の体育館にエアコンがないということは、熱中症や避難場所として苦しい運営となっていると思いますが、どうしていくかを問うでございます。 これは同僚議員も何回も一般質問している質問だと思います。私、今回取り上げさせてもらったのは、ちょっと御父兄から意見をいただきましたので、同僚議員に続きまして当局に一般質問させていただきます。 先ほどから申し上げているとおり、地球温暖化というもので気候の変動がすごい。今までは、古いかもしれませんけれども自己啓発の経営者の本とか、たくさん自己啓発本にありますが、我慢をする、なせば成る、努力をすれば何とか報われるとかというような根性論で、日本社会は歴史を刻んできたと思うんですけれども、今、熱中症が病気の一つとなり、そして消防署の出動も熱中症によって結構頻繁に行われているということをお聞きしました。ということは、今までは我慢をしたり、地球温暖化がひどくはなかったので、ある程度暑くても根性を出してクラブ活動をしたりして済んできた。それがこの時代は済まないようになってきたということは事実です。これをこのままほっとくと、この間、本当に痛ましい、どうしようもならないような車中置き去り、熱中症で亡くなられた子供とか、もしエアコンがないのにクラブを一生懸命して、まだ先生は悪気がなく大丈夫や思っていても、その子が倒れて緊急搬送されて、もしかしてそういうことが起こったということが想定されるわけです。今年のひどい暑さとか、いろいろ鑑みますと。その父兄の方からお聞きしたのは、あえてこの一般質問に同僚議員が取り入れているにもかかわらずさせていただいたのは、私、父兄の方から学校では我慢して何とか何とかクラブ活動して、帰ってきたら寝込むと、真っ赤な顔をして、本当大変やねという話をしたので、取り上げさせてもらっております。 環境の変化、気候の変化、温度の変化とかに、ちょっとどうにかしないとならないなと私は思うんです。子供の命を守るためです。大げさではなく子供の命を守るために必要だと思います。 しかし、新宮市内の全小中学校にエアコンをつけるとなると莫大な予算が要るわけです。今も先ほど市長からおっしゃってもらったとおり、行財政改革をしてきちっと改革を進めている中、予算を取っていくのがなかなか難しい、そこに私がエアコンをつけてくれと言いましても、これは無理むちゃな話だと、小中学校全部なので。後で概算したらエアコンはどれぐらいになるかとかちょっとお聞きしたいと思います。 なので、これは視察も行かれたと、この間の一般質問でお聞きした答弁によりますと、大型の冷風機を設置する。これは職員の皆様で視察も行って、どういったものかというのを勉強しているところだと思うんです。それで進捗状況をお聞かせください。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  小中学校体育館の暑さ対策につきましては、これまでも昨年9月、今年6月の議会においてもほかの議員からも御質問いただいております。 電気式とかガス式のエアコン、また暑さ緩和対策、今お話しいただきましたが、大型の気化式冷風機について調査研究を行ってきたところでございます。 担当課としましては、熱中症対策を行いながら安心して学校運営ができる環境づくりが大切と考えてございます。御指摘いただいております体育館につきましては、子供たちの体育の授業、またクラブ活動の際の熱中症対策が特に重要であると考えているところです。 そうした中、先日、既に大型の気化式冷風機を導入しております白浜町の小学校の体育館のほうを視察させていただきました。当日の体育館の気温は31度ございました。また、冷風機から出ている風の温度は27度でございましたので4度低い風が出ており、実際に涼しさを感じることもできまして、暑さ緩和の効果を確認することができたところでございます。担当課としましては、今回の視察結果も踏まえまして、小中学校の体育館については暑さの緩和を目的とした大型の気化式冷風機の導入が適しているのではないかと考えており、現在、研究を進めているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  これ小中学校全部合わせて、エアコンでつけたら幾ら予算がかかる、大型冷風機だと幾らかかるとかいうのを試算しているのあったら教えていただきたいです。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  まず、エアコンのほうですが、これはあくまで参考程度になりますけれども、他市で行われた試算では一つの体育館当たり4,400万円、新宮市の場合ですと8体育館ございますので3億5,200万円、エアコンの場合は見込まれるかなと考えてございます。 また、大型冷風機ですけれども、こちらにつきましては小学校の体育館で1体育館当たり3台、また中学校の体育館では4台程度必要と考えてございます。これもあくまで定価ですけれども、定価で計算しますと小学校で877万8,000円、中学校で1,170万4,000円、合計2,048万2,000円と計算してございます。 ◆11番(竹内弥生君)  3億5,000万円と2,048万円、かなりの差ですよね。それで必ずというか効果があると、4度低い、白浜町で見てきたら十分な対策になるという思いですか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  先日、私ども担当者と2人で視察に行ってきたんですけれども、そちらでは実際、今言ったような温度差がございまして、実際に体感したというのが現実でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  これは本当に協議してしっかり予算をつけていただきたいところです。どうぞよろしくお願いいたします。 自然災害における避難所、この体育館を避難所として想定すると、夏は熱中症対策、そして冬は低体温症とかというので、命に関わるような事態になってくると思うんですけれども、学校の体育館を避難所にするということは、その二つ弊害が起きる、問題があるということですよね。これにつきまして、学校の体育館を避難所にすることをどのように思われていますか、防災対策課としたら。 ◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君)  防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 災害により自宅が被災し、自宅での生活が困難な市民が多数いる場合、体育館を中核避難所として開設いたします。その場合の暑さ対策としましては、国からの支援や民間企業との協定によりスポットクーラーが供給されますので、それで対応したいと考えております。 しかし、スポットクーラーを使用しても暑い場合や、国などからスポットクーラーが調達できなかった場合は、エアコンのある教室などを開放して対応していきたいと思っております。 次に、寒さ対策につきましては、毛布や銀マットなどの備蓄品を使用し、エアコンのある教室などを利用して対応していきたいと考えております。 また、風水害時、優先的に開設する避難所においては、エアコンのある施設を避難所としております。 以上です。 ◆11番(竹内弥生君)  ということは、大災害が起きて、体育館を使うけれども、大災害が起きたときですよね、あとの避難所におくとある程度の準備が万端で、物すごい大災害が起きてそこに避難しなければならない、旅館避難の補助とかも出ていますし、新宮市は。ということは、小中学校の体育館を使うということはなかなか想定できないことはないですけれども、大災害が起きる、南海トラフとかね、様々な自然災害が起きると思いますけれども、それに入った場合は、小学校・中学校の教室にはエアコンついているからそこへ避難してもらうと、それはもう本当にそのとおりですよね。そうしてもらうとありがたい。あそこで避難をしてどうするのかなという疑問が一つ解けました。小中学校のエアコンのついているところに避難をするということですよね。これは市民の皆さんもぜひ知っていただきたいと思います。 あの大きな体育館を避難所にするときは大災害のときなので、想定しないということはないけれども、毎年数多く、台風が来たからといって避難するわけではないということですよね、避難所としても。先ほど課長が答弁していただいたとおり、スポットクーラーなんて届くかどうか分からんし、それはもうそのとおりでありがたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 災害は本当にいつ来るか分からないし、でも、防災、消防ともに懸命にいろんな対策をして、日々練習を重ねて、シミュレーションをして、いろんなことをしてくださっていると思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 項目8に移ります。新型コロナウイルス感染拡大によってテレワークが進んで、大都市から地方移住への関心が高まっている。これ熊野川町で取組を行っているが、新宮市を移住先として選んでもらう選択肢を問う。 新型コロナウイルスというものに襲われまして、テレワーク、オンライン、リアルにそこにいなくても会議ができたり、お話ができたりということが急激に形成されていったわけです。だから、都会で住んでいる人たちも、別に田舎でおっても都会の会社にそのままつながるので、テレワークをして移住・定住を模索していってもいいんじゃないかなという地方移住への関心が高まっている。これは事実だと思います。和歌山県でも知事が「New Work×Life Style(ニューワークライフスタイル)」、これは転職なき移住、転職をしなくても移住をして週の半分だけ都会でいて、あとの半分は田舎でいる、こういったことが皆さんの脳裏に結構、現実的に帯びてきたというところではないかなと思います。 ここも定住・移住、移住をしてもらうとなると、空き家問題を利活用するとか、密接に関連していくところだと思うんですけれども、本市にしましてもこういった日本全国と申しましても大都会、東京、大阪、名古屋、様々な都市、大都市から中核都市において、どこか田舎に少し移住をしてもいいんじゃないかなと、テレワークが進んできたし、今後もデジタル化が進んでいく社会において、これは都会にいてもコロナ禍が起きたら家へ閉じ籠もって、大変な思いをして家で閉じ籠もっているのなら、田舎へ行って生活を少し変えてみようかなという動きがある。間違いないですよね。これからコロナ禍だけでなく、いろんな疫病も出てくるので、こういったことを初めて経験したから、移住しようかなという考えがあるということも選択肢に含まれてきた。 しかし、和歌山県新宮市は文化が物すごくありまして、文化人もたくさん生んでいますし物もあります。そして、スピリチュアルなもの、世界遺産、そういったものもありますし、そこをいかにアピールして移住先として選んでもらうという手段をつくっていかなければならないですよね、今後は。問題が山積していますので、すぐすぐではございませんけれども、本市のこの就職先、テレワークで会社を替えなくても、転職しなくても移住してくる人、または転職をして移住してくる人というのが二通りあると思うんです。でも、その人たちが選ぶ利便性であるとか、就職先であるとか、産業であるとか、教育の制度、子育ての整備、そういったものを全て照らし合わせながら、そしてまた、そのまちに行って、ほかのまちの整備、環境を見比べながら移住地として選んでいく。そこまで慎重にしないとなかなか移住とかはないと思うんです。今後はそういう移住とかに関しましても、ある程度の施策を打ち出していただいて、テーブルのお題にのる、年間一人でも二人でもいいんです、来ていただけるように。お題のテーブルの上に施策をのせていくということが必要ではないかなと私は考えます。 和歌山県と紀南地方というふうにカテゴリーがしっかり分かれてくると思いますので、和歌山県のよいところを、でもうちは紀南のほうなので、いろんな考えで、これは庁内で、若い職員さん方、市長をはじめ、いろんな施策、案を議論しながら、この移住先に選んでもらえるような政策、施策を協議していっていただけたらなと考えます。 前回、熊野川町、移住・定住に結びつく空き家バンクというのを県からの指定で取組をしているとお聞きしました。ここが第一歩ですよね。移住してくる、空き家バンクを使って利活用して空き家を、そこに移住してくるということが、熊野川町では県の取組でやっているとお聞きしました。どういった感じですか、進捗状況を行政局長お聞かせください。
    熊野川行政局長(下路拓君)  熊野川行政局、下路よりお答えさせていただきます。 県内での移住を考えている方は、わかやま移住定住支援センターに相談すると、和歌山県の様々な情報を提供し、それぞれの自治体につなげてくれます。首都圏から移住推進地への現地案内希望者には、センターから片道交通支援もあります。 熊野川行政局では、職員が移住希望者の相談に乗り、現地案内希望者への市内への案内を行っております。その中で、移住希望者のニーズを聞き取り、移住のサポートを行っているところでございます。 わかやま空き家バンクにつきましては、現在1件の登録をすることができております。 以上です。 ◆11番(竹内弥生君)  少なからずとも進歩があったということですね。なかなか難しいことだと思いますけれども、熊野川町を活性化しようというのは、私は希望と絶望が相入り交じるような難しいことやない、活性化という言葉は違うと思うんです。1件ずつ空き家を利活用して、熊野川町の方の心をつないでいくということが必要ではないかと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 議論というものは、よくあるんですけれども、議論をしてけんかをして、最後に、けんかじゃございませんけれども、市議会は議決をする場所なので、意見は皆さん、市民の代表でありますので、自分の意見は自分に入れてくれた人の代表の意見であります。なので、間違ったこと、自分の理念、観念に基づいて議決ということを最後、多数決を行うわけです。 でも普通は、庁舎内における議論になりますと、ある程度の目的を達成するために落とし込んでいく、合意形成の下に議論をしていくということが当然だと思うんです。こういったことをしようではありませんかということを、皆さんで様々な、優秀な方たち皆さんで集まって、議論をして合意形成まで持っていくということをして協議していく、施策をつくっていくというような形で行われているのではないかなと私は思っているんですが、議会は別もんです。議会というものは魔物と申しましょうか、議決に入っていくので、それが民主主義なので、当然な権利でございます、憲法にも保障されている。だけど一つのお題が上がってくると、市長の下に、職員の皆さんで考えて協議して、合意形成の下で施策をつくっていくということは可能だと思うので、この移住・定住につきましても今後、協議していっていただきたいと思います。 もう本当に個人の働き方とか意思とか、昔は部長級とか、ちょっと役所の中の偉いさんと、私がお商売していた頃は、ちょっと今晩みんなで打ち上げしに行こうかと言うたら、若い子もついてくるような時代だったんですけれども、今は全くがらっと違ってしまい、個人の主義主張があって、そういうなかなか人と人のコミュニケーションが少なくなっているのが現実だと思います。その代わり、しっかりとした不思議な主義主張を持っているという、協調性が少なくなってくるが、主義主張は個人的に強く持っているというような世代が増えてきたのではないかなと私は推測します。難しいということですよね。部下の若い子を育てていくことは難しいし、今までのような根性論も届かない。そしてまた、インターネットの普及によって、世界中からたくさんの様々な情報がすぐばんと入ってくるので、それを本当のことだと思って分析していくというのが今の若者の考え方にあると思うんです。だから、いろんな先輩方が、市長をはじめ皆さん役所の上の方がこうなのだよと説教したところで、割と頭の中ではそうではないぞ、この間ネット調べたときこんな答えが出てきたぞというようなことを思いながら生きていってしまうというか、そういう世代になっているのではないかなと。これは社会の変化、時代の変化で、コロナ禍、戦争、地球温暖化、いろんなことで、人口減少、一番ひどい、この問題を抱えながら日本は前に進んでいくしかない。 新宮市は、たとえ2万7,000人の人口が2万人になったとしても、そこで豊かに生きていくということを目標に掲げていくことが市長の理念でありますし、勝手に推測しましたけれども、私もそう思うんです。人口減少を無理に引き止めることはできない、それが現実です。だけれども、その中でも豊かな生活をしていけるということが、市民生活の安全を守る、命を守るということにつながっていくと思います。 これだけ深刻な問題が山積してあります。これを一つずつ消化していく、これからの10年、当局におきましては大変なことだと思います。私たち市議会議員も、その当局が出してきた提案事項に関しましてきちっと調査をする。それに対して、市民の皆様のお声を代弁した上での調査、決議をしていくということが重要なことになってくる向こう10年なんだろうと私は思っております。まあ言えば、これからは論理的に説明ができなく、いろんな人の概念が混ざり合って、複雑で深刻な課題がいろいろテーブルの上にどんと積まれてくるわけです。そのテーブルのお題についている深刻な課題、問題を、希望にするか絶望にするかということ、二者選択になってきますよね、その間でもいいですけれども。まあまあの暮らし、まあまあ豊かな暮らしができるというようなことに、新宮市を持っていってほしいと私は切に思います。 こういった問題に関しまして、市長、副市長、教育長に、ちょっと一言、二言、三言でも結構です。まだ9分ございますので、包括的にこれからの市の行政の在り方等をお聞かせいただきたいと思います。じゃ、まず子育てのプロの教育長からお願いいたします。 ◎教育長(速水盛康君)  教育の観点から言いますと、総合的にいろんなことを施策していくというのが非常に大事であると思います。いわゆるそこには取り残されそうな子供もいますし、自ら自立して取り組んでいく子供もあります。そういった子供に対して、どのようにして社会全体が支援していくか、そういう力強い教育からのメッセージというのも発していくのが私の役割かなと思っております。 例えば東京大学と今このような連携を持たせていただきますけれども、単なる歴史文化だけではなくて、より大きな意味での、そのことで新宮市民、子供たちが自信が持てるような新宮市というのはこういうところとやっているんだと、そして自分たちはこういうふうにして関われるんだというようなところで、新宮市民に対しても、単に歴史文化だけじゃなくて、広い意味での連携施策というのを講じていくと、そういう中での将来のビジョンというのをしっかりと持って進めていくのが私の役割かなと、そういう点でいろいろと勉強させていただきたいと思ってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  教育長、私、これからは子育てと教育に予算を投資していく時代だと思うんです。もちろん私も含めまして、高齢者の施策をしながら、並行してですけれども、人口的な割合が高齢者多いので。しかし、子育てと教育のほうに予算を投じていかないと、新宮市の2万人なんてまあまあよい暮らしというところまでいかないと思うんです。投資していく子供たち、いろんな今回、市長は給食費無償化をしてくれましたけれども、そういったことを次々と行っていかなければならない。そうすると行財政改革をもう一回やり直しするとか、いろんな形でこれも積算していますけれども、教育長におかれましてもやっぱり子育て、教育に関しまして、予算はある程度つけていくべきだとお考えですか。 ◎教育長(速水盛康君)  施策には予算が必要でありますから、それは必要で、必要なところには必要に配分をしていくということが重要であると思っています。ただ、予算がなくてもできることを考えていくのもまた大事なのかなと、それは人と人とのつながりであったり、地域との連携であったり、あるいは見守り隊等、学校を育ててくれる地域の皆様のボランティアの活動であったり、そういうことをふだんから、防災の訓練にいたしましても、地域全体の中で取り組んでいくという、そういうこともある面必要であるかと思っております。 ただ先ほど御質問ありました学校でのエアコンの設置につきましては、予算規模の問題もありますけれども、私はやっぱりそこには予算を投入すべきだろうと、将来的にはそういうふうな世の中というんですか、そういうふうな施設、環境をつくっていくべきだろうとは思っています。ただ、今熱中症で、どうしても今の子供たちを何とかしてやらなければいけないと、そう考えたときには、今できることをしていくと、今できる予算でしていくと、子供たちのためにとなると、先ほどの緩和という冷風機の選択をしながら取り組んでいくという一つの事例として御理解いただければと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 さて副市長、市長の補佐役として、もう長い年月共になされておりますね。副市長、若いですもんね、見た目、年ようけ変わらんけれども。男前やし。市長、市長のほうが老けて見えるでしょ。 副市長、ごめんね、副市長は市長を支えていく補佐役として、これから行政運営を、市長と役割分担といいますか、市長の思っていることをある程度察しながら行政運営をしていくことについてどう思われますか。 ◎副市長(向井雅男君)  この間、僕もお話しさせてもらったとおり、200から220人の毎年の子供の生まれた人数が、4年前から150人台に変わった時点ですごく危機感を感じておりまして、当然これは職員皆が少子化という問題にかなり危機感を感じていると思います。 そういった中で、今回、市長が公約に掲げていただいた子供の施策の一つとしての給食費の無料、これを足がかりに、これから子育ての支援にいろんな施策を打っていただけるというふうに思っておりますが、特に子育て世代、そして若者世代、そういったところへの支援が本当に今後10年間で非常に大切になってくるかと思います。そこに、議会の議員の皆様方の意見を聞くことはもちろんなんですが、やはりまちづくりを先頭に立っていくのは職員だというふうに思います。なので、職員間で自由に気楽にコミュニケーションを取っていただいて、そういった中で、職員の多様な意見を施策として上げていく、そして議会に諮っていただいて、施策として進めていく、そういった組織であればいいということで、市長も今年は、去年からですかね、組織の活性化を目指しているというところですので、そういったところを一緒に補佐しながら新宮市のために頑張っていきたいというふうに思います。 ◆11番(竹内弥生君)  副市長、めっちゃ80点、だって20点やれんわ。議会の意見も聞きながらと思いますけれどもじゃなくて、議会の意見も聞きながらで止めたらよかったのに。すみません。議会の、私たちは市民の声なので、代弁して言っておりますので、そちらの声も聞いて、職員の中の意識を高めていくということをよろしくお願いします。 時間も押し迫ってきました。 さて市長、今後の10年間のやっていくことをざっくりで結構なのでお聞かせください。 ◎市長(田岡実千年君)  今日も竹内議員におかれては、8項目の新宮市政に対して大変貴重な御提言、御意見、ありがとうございました。 先ほど少し申し上げましたが、令和元年から新しく行政改革の計画をつくり直しまして、5年間の計画で今やっておりまして、少し自慢させていただきますと、先日3年間の実績の検証をしまして、歳入の確保、無駄な歳出、支出を抑えるという観点で、5年間で5億円の効果額を目標にしていたところ、実は3年間で、ありがたいことにその目標を超えることができております。 そういう中で、今回新しく給食費の無料化、また防災ラジオの戸別受信機の配布、また常設エコ広場、また不良空き家の除却補助という新しい施策を実行させていただいておるところであります。 これからも無駄な歳出をしっかりと省いて、歳入確保して、ふるさと納税をはじめ歳入確保して、今日御提案いただいた提言、全て予算のかかることでありますので、しっかりと優先順位つけて実行していきたいというふうに思っております。 それと、組織力の強化というところもしっかり力入れたいと思っておりまして、公務員の場合、法律の下で仕事して、全体の奉仕者として公正・公平が求められております。そんな中で、ちょっとミスしたときに、市民からのクレームがあったりとか、結構、防衛本能がどうしてもついてしまっているところがあるんです。けど、その防衛本能ついてしまっている中で、前例主義とか、事なかれ主義に一部陥っていってしまっているところを何とか変えていかなければなりません。そういう中で、その防衛本能を少しずつ取っ払って、できない理由を考えるのではなくて、どうしたら市民の真っ当な要望に応えられるか、できる理由をいかに考えられるような組織になっていくか、そういうところもしっかりとやっていくことが市の発展、市民の幸せに必ずつながると思っておりまして、引き続き行政改革、歳入の確保、要らない無駄な歳出の抑制、そういった人材育成含めた組織力強化、そういうところをしっかりと努めてまいりますので、また御意見よろしくお願いしたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。3年間で5億円、すごいですね。今の市長の言葉、副市長、教育長、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。 11番、一般質問終わります。ありがとうございました。--------------------------------------- △三栗章史君 ○副議長(東原伸也君)  一般質問を続けます。 6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君) (質問席) マスクを取らせていただきます。 一般質問に入る前に、今月4日、熊野川町の道の駅におきまして、紀伊半島大水害で犠牲になられました方々の献花式が行われました。この水害によって犠牲になられた方の御冥福をお祈りしたいと思います。またそれと同時に、もう11年たったということなんですけれども、そういうことをいつまでも忘れずに、安心・安全のまちづくりにより一層邁進せなあかんなという気持ちで心を思った次第でございます。 それでは、一般質問に入らせていただきます。 まず、熊野川町の観光振興について御質問させていただきます。 引き続き、新型コロナウイルスの影響で観光需要が減少しておりますが、コロナ以前は入ってきていた熊野川町地域への観光客を取り逃がさないための取組も必要であると思います。 その中で、瀞ウオータージェット船の休止を受け、貴重な観光資源である瀞を観光客に楽しんでもらうために、本年3月末より開始いたしました一般財団法人熊野川町ふれあい公社による瀞巡り、私も先日乗船してまいりまして、大変すばらしい景色と自然あふれる気持ちよさに感動したところでございます。浅いところですとアユが泳いでいる姿なんかも見えまして大変感動いたしました。 そこで、開始してからの実績などをお聞かせ願います。あわせて、世界遺産、熊野川の川舟下りの実績もお願いいたします。 ◎熊野川行政局長(下路拓君)  熊野川行政局、下路よりお答えさせていただきます。 本年4月からの実績ですが、8月末までで瀞峡めぐりは2,269人の乗船でありました。川舟下りは1,464人の乗船となっております。 ◆6番(三栗章史君)  私も乗船させてもらったときは平日やったんですけれども、それでも二十数名ですか、名古屋方面とか、大阪方面からもお客様が来られておりました。川舟下り、瀞巡りともコロナの影響はあると思いますが、多くのお客さんに御利用いただいているわけです。これらの事業の責任者である川舟センター長は、以前、センター長が決定するまで、熊野川町ふれあい公社代表理事の方が兼ねておられるとお聞きしましたが、その後どうなっているのでしょうか。 ◎熊野川行政局長(下路拓君)  現在も、ふれあい公社代表理事がセンター長を兼任しております。 今後、乗船客の回復に向け、運航管理業務、運航は天候や川の状況により左右されますので、常任の現場での責任者となる者が必要と考えております。そのため、センター長候補となり得る運航業務全般について熟知した人材を探しているところでございます。 ◆6番(三栗章史君)  そうですね、やはり天候とかで事故とか起きますと大変なことになります。なかなか難しいようですけれども、重要なポストでありますので、やはり早急に対応していただきたいと思います。 また、より多くの人に川舟下り、瀞巡りを知ってもらうためには、各方面へのPRが大変重要と思います。今はインターネットサイトで予約をする方が多いと思います。そのあたりはどのように行っているのですか。 ◎熊野川行政局長(下路拓君)  川舟センターのホームページを瀞峡開始に合わせてリニューアルいたしました。動画を中心としたもので、予約ホームもあります。また、和歌山県のほんまもんサイトへの掲載、デジタルチケットにも参加登録したところであります。キャッシュレス決済も導入しております。広報活動、取材対応に積極的に取り組んでいるところでありますが、まだまだ特にインターネットを使っての発信と手数料の関係もあり、予約サイトへの登録が足りていないところもあります。ただ、手数料がかかってもそれ以上の効果を期待できますので、取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ◆6番(三栗章史君)  引き続きPRのほうよろしくお願いします。 あわせて、小口自然の家のPRのほうもホームページやインターネットを利用して、もっと取り組んでいただきたいと思います。 ところで、瀞峡めぐりは2隻で運航していますが、舟の老朽化もあるでしょう。より多くのお客さんに乗ってもらうためにも、もう1隻か2隻必要ではないかと思いますがいかがですか。 ◎熊野川行政局長(下路拓君)  やはり個人客だけでは限界がありますので、団体客の誘致が必要となります。最近は、特別感を演出した小規模のツアーも人気ですが、それでもせめて20人は受け入れたいと考えております。実はこのほどふれあい公社が観光庁の補助事業に採択されたので、船を新造したいと考えております。ただ、使用中の船の老朽化もありますので、事業が軌道に乗れば計画的に舟の新造を考えていきたいところであります。 ◆6番(三栗章史君)  事業がまだ始まったばかりなのでということもあると思いますが、ここは売れると見込んだものには、先行投資することも必要と考えます。 瀞峡めぐりは、市の観光の目玉となると思いますので、そこは市当局とも話し合って積極的な取組をお願いします。 また、玉置口の乗船場で、あそこは広い駐車場もあり公衆トイレもつながっておりますけれども、小さなプレハブの事務所があるんですけれども、少し殺風景な感じがするんですけれども、あの辺でアユの塩焼きとか、何かちょっとした飲み物とか、そういうものも置いていただきますとまたにぎやかになると思いますので、その辺もぜひお願いしたいと思います。 それから、玉置口までのアクセスについてですが、電車・バス利用の個人客への玉置口までの送迎がやはり必要と思います。そこはどのように考えているのですか。運転手の問題であれば、送迎をどこかに委託するということも考えられると思いますが、いかがでしょうか。 ◎熊野川行政局長(下路拓君)  コロナが終息すれば、公共交通機関を利用する外国人観光客が戻ってくることと考えられます。そのためにも送迎をしなければならないと考えております。ここはぜひとも理事会で協議し、あらゆる手段を考慮し送迎とにぎわいの創出に取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ◆6番(三栗章史君)  そうですね、これからはまた大型客船で来られる方も何人か乗っていただけるようなことになれば、人数もまとまってくると思いますんで、ぜひよろしくお願いします。 ところで、私先日、交流促進施設さつきでお昼御飯を食べました。おいしかったのですが、地元の食材を使ったものがありません。前は地鶏を使った食事があったように思うんですけれども、地元の特産品を使ったものやインスタ映えするものなど、ぜひとも工夫を凝らした熊野川町ならではのものを提供していただきたいと思います。そのような総菜などをふれあい商店で販売していただければ相互にメリットがありますので、よいのではないかと思います。 そして、毎年の風物詩となったヒマワリ畑がとてもきれいでした。暑い中でしたが、多くの人が訪れて写真を撮っていました。帰りにさつき公園を訪れる人も多いと思います。このようなときに、さつきでテークアウトの冷たいスイーツやお弁当などを販売していただければ、皆さんに喜んでいただけますし、売上増にもつながりよいと思いますので、ぜひ検討のほうよろしくお願いします。 それと、災害前にあったサウナなんですけれども、今はなくなっていると思いますけれども、サウナは今、大変人気なので、さつきのほかに小口自然の家にも設置してもらいたいのですが、例えばテントサウナで試してみるなど取り組んでいただけないかと思います。いかがでしょうか。 ◎熊野川行政局長(下路拓君)  御提案いただきましてありがとうございます。御提案いただきました件につきましては、早々理事会に諮り協議していきたいと考えております。 ◆6番(三栗章史君)  ここはぜひともふれあい公社内の施設が協力して、熊野川町の振興のために頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。この項は終わらせていただきます。 続きまして、新宮市の農業を取り巻く現状と課題、その解決策はということで御質問させていただきます。 新宮市だけではなく全国的に言えることですが、農地が抱える問題の中で、次の二つの課題に着目して質問をしていきたいと思います。 まず一つ目は、高齢化等による担い手の減少です。農業の担い手不足と高齢化の問題は、長い間指摘され続けてきました。自営農業を仕事にしている基幹的農業従事者の減少はとどまらず、その平均年齢も上昇し続けています。 農林業センサスと農業構造動態調査を基に、2015年以降の基幹農業従事者、個人経営体の数を見てみると、2015年の175万7,000人から毎年減少を続け、2020年速報では136万3,000人になっています。2021年の農業動態調査による推定値は130万2,000人とやはり減少しております。 さらに基幹的農業従事者の年齢についても2015年の67.1歳から僅かな上下はあるものの、2020年には67.8歳と相変わらずの高齢化傾向が見られることが分かります。担い手の減少と高齢化の主な原因は、年々離農する農家がある一方で、新規就農者が思うように増えないことが挙げられます。新規就農者について統計的に見ても、2015年には6万5,000人、2020年には5万3,700人と多少の増減はあるもののほぼ横ばいです。 その一方で、毎年数万人単位の農業従事者数が減少しているということは、新規就農者を上回る離農者がいるということになりますが、本市においては現状どのようなものでしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 本市においても農林業センサスで確認したところ、基幹的農業従事者の数は、2015年で92人、2020年で55人と5年間で約4割減少しております。また、農業従事者の平均年齢を見ても71.5歳と全国平均を上回っています。 新規就農者について、こちらで把握している限りでは、ここ5年間で30代の方が1名就農されました。また、現在2名の方が国の補助事業である新規就農者育成総合対策事業等を活用し、新規就農を目指しているところでございます。 ◆6番(三栗章史君)  合計で3名の方がおられると、新規就農を目指しているということです。この方の年齢はお幾つぐらいになりますか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  30代と40代、各1名ずつでございます。 ◆6番(三栗章史君)  その2名の方は、地元の方でしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  1名は地元の方で、もう一名はIターンの方になります。 ◆6番(三栗章史君)  それはとても希望の持てる話で、とはいえせっかく新規就農しても農業経営が軌道に乗らなかったり、地域になじめなかったりして、数年で辞めてしまうケースも少なくないと聞きますが、その辺の支援体制は整っているのでしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  国の補助事業を活用して新規就農を目指す方については、特に計画段階から県と共に相談を密にし、積極的に関わるよう努めています。 また、持続可能な農業経営が課題対策では不可欠でありますから、経営を維持し長く続けられるよう、地域全体で新規就農者をサポートしつつ、なじみやすいコミュニティーづくりを目指しているところです。 ◆6番(三栗章史君)  ありがとうございます。 せっかく若い人たちが新規就農を目指して頑張ってくださっていますので、できる限りの支援をお願いしたいと思います。 次に、二つ目の深刻な問題として、耕作放棄地の増加が挙げられます。 耕作放棄地とは、農家が主観的に1年以上作付する予定がなく、数年のうちに作付の予定がない土地のことを指しますが、近年の耕作放棄地の面積推移を見ると、2010年の農林業センサスでは39万6,000ヘクタール、2015年には42万3,000ヘクタールというように微増を続けております。1990年の21万7,000ヘクタールと比べると20年でほぼ倍増していることが分かります。 耕作放棄地が増加している原因として最も多いのは、高齢化や労働力不足により全ての農地において作付ができなくなり、一部の農地の耕作を放棄してしまうケースがほとんどです。 また、農地のまま土地を所有している非農家、つまり農家を引退したものの後継者が不在で、農地をほかに転用せずそのまま所有しているケースもよく見られます。そのほか農作物の価格低迷や収益の悪化を理由に作付をやめようとしてしまうケースもあります。いずれも日本の農業に根深く存在する解決の難しい課題となっています。耕作放棄地は数年後に農地に戻る場合もありますが、そのまま作付されずに荒廃するケースも少なくありません。そうなってしまうともう農地に戻すことは困難で、食料生産という役割を果たせなくなります。 また、農地は農業のためだけでなく、地域の治水や環境の維持といった多面的な役割を担っていることも忘れてはなりません。それゆえに荒廃することで、病害虫の発生源となって周囲の農地に悪影響を及ぼしたり、地域の自然環境や景観、治安の悪化につながったりすることも地域全体において深刻な問題とされていますが、本市において農地面積と耕作放棄地はどのくらいありますか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  新宮市管内の耕地面積は163ヘクタール、そのうち53ヘクタールが耕作放棄地となっています。 ◆6番(三栗章史君)  その耕作放棄地について、何か防止対策等は行っておられるんでしょうか。 ◎農林水産課長農業委員会事務局長(生駒貴男君)  防止対策としましては、毎年農業委員会で管内の農地パトロールを実施し、耕作放棄地であろう箇所については、所有者に対し今後の農地活用の意向調査を行っています。その中で、誰かに貸したいといった内容の回答であれば、農地を借りたい人、貸したい人の間に入ってマッチングを行う県の公的機関であります農地中間管理機構に報告し登録することで、農地の利用促進を図っています。 ◆6番(三栗章史君)  先ほどの担い手の話にもつながりますが、全国農業会議所が取りまとめた新規就農者の就農実態に関する調査の結果において、就農地の選択理由で最も多く回答があったのは、取得、貸借できる農地があったというものです。約半分を占めています。このことを裏づけるように、就農時に苦労した点は農地の確保が最も多く約7割となっており、次に、資金の確保や農業技術の習得が続いています。やはり新規就農者にとっても農地の確保というのは大変労力を要する点であり、この結果から、耕作放棄地の対策は新規就農者の後押しにもつながることが分かりますので、耕作放棄地の対策についても積極的なアプローチをお願いしたいと思いますが、建設農林部長、いかがでしょうか。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  建設農林部、木村です。お答えします。 本市の農地は小規模な田畑が多く、地形的にも集団で耕作することが難しいですが、木ノ川の八反田や熊野川町の平野、神丸ほか、農用地地域には有用な農地も多くありますので、そういった農地については、特に守るべき農地として地域と連携し、一人でも多くの新規就農者の受皿となれるように、優良農地の確保、保全に努めてまいりたいと考えてございます。 ◆6番(三栗章史君)  ありがとうございます。ぜひ頑張っていただきたいと思います。 新規就農者と営農者が収益を増やして、持続可能な農業経営を実現するためには、大規模化によって効率的に農作物の収穫量を増やすことも一つですが、本市においては、地理的要因からその方法は難しいと言えます。しかし逆に、小規模でも作物に付加価値をつけてブランド化し、単価の向上を目指す方法もあります。それは特産品や特に栽培に向く作物のある地域であれば、SNSや独自のパッケージのデザインなどを利用して差別化を図りブランド化をするといったやり方です。その方法で大きな成功を収めた茨城県かすみがうら市の野口農園が作る1本5,000円のレンコンの例を紹介したいと思います。 野口農園では、品質の高いあじよしという品種のレンコンを独自の方法でハウス栽培していましたが、ほかのレンコンに対して特に差別化していなかったため、息子さんがそれを特製の箱に入れ1本5,000円で売り出しました。それが値段に見合った品質であったため、あじよしは評判を呼び、一農家でありながら大手食品総合商社のパートナーとなるまでの成功を収めます。その後もマルシェや展示会に出品したり、SNSを活用したりして地道に広報活動を続けた結果、次第に口コミで評判が広がり、ニューヨークのレストランで採用されるまでになりました。自信を持って自分の作ったものに価値があると言えるのであれば、強気で積極的な戦略が成功につながると、この事例からも分かります。 いろいろな可能性を考えて勉強してもらいまして、地元の農家の方にも今後しっかり指導していっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。これで、この項は終わらせていただきます。 最後の項に移らせていただきます。 公共交通の再編についてでございますが、先ほど同僚議員も御質問ありましたので、一部重なる部分もあるかと思いますけれども、御了承のほう、どうぞよろしくお願いいたします。 公共交通の再編についてお伺いします。 まずは、熊野川町に着手し、令和2年10月から熊野川町でデマンドタクシーを導入されましたが、来月10月から高田地域の再編と併せて、旧市内の一部の路線バスの運行内容が変わると聞いています。まずは、高田地域の再編について御説明をお願いいたします。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  企画調整課、峪中より答弁させていただきます。 高田地域の再編につきましては、路線バス高田線と高田地域の行政バスの運行内容を10月から変更させていただきます。 路線バスにつきましては、運行ルート、運行ダイヤ、運賃について見直しをさせていただいております。 運行ルートにつきましては、高田と新宮駅を結びますが、これまで国道42号に出たところ、橋本の交差点からは左折して新宮駅のほうに向かっておりましたが、今後は橋本の交差点を右折し、橋本ですとか松山のほうを通って新宮駅のほうに向かうという体系になりまして、買物店等も通るルートに変更してございます。 運行ダイヤにつきましては、高田新宮駅間をこれまで1日3往復でございましたが、1日5往復に増便をさせていただきます。 運賃につきましては、高田から相賀区の区間を100円、越路から新宮駅までの市街地区間を200円といたしまして、高田から新宮駅を御利用いただいた場合、これまで710円でございましたが500円に変更しまして、乗客の皆様の負担を軽減したいというふうに考えてございます。 また、高田地域の行政バスにつきましては、路線バスの接続を強化するために、運行エリアを高田地域全域に拡大するとともに、路線バスの本数に合わせて行政バスも1日3往復から5往復に増便をいたします。 路線バスの運行内容の見直しによる買物店へのアクセス、運行便数の増便、利用者の運賃負担の軽減に加えまして、行政バスによるバスの接続強化といった利便性向上が図られるものというふうに考えております。 ◆6番(三栗章史君)  ありがとうございます。 回る範囲が広くなったということで大変喜んでおられると思いますし、また料金が下がったということで、これは本当にありがたいと思います。 御説明いただいたように、買物店へのアクセスができて、便数も増えている。なおかつ運賃負担も減るということで、大変ありがたい内容なのですが、利便性の向上によってコスト面は上がったりはしていないのでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  コスト面につきましては、運行事業者でございます熊野御坊南海バスに確認をしまして、おおむねないというふうに聞いてございます。これにつきましては、高田線の見直しに加えまして、市街地を運行します路線バスの市内線について、重複している運行ルート等の効率的な見直しにより運行経費を削減する工夫をいただいた結果でございます。 ◆6番(三栗章史君)  僕もよくいただいたお声の中では、やっぱり便数が少ないんで、乗って行っても帰ってくるときに時間潰すの大変なんやということで、すごい使いにくいという御不満が一番多かったです。ですので、今回、本数増えたというのはすごいありがたいなと思います。 市街地の路線バスの見直しについても御説明をお願いいたします。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  市街地の路線バスにつきましては、現在、市内線のこみゅにてぃばすとふれあいばすの運行ルートの見直しを行ってございます。名称につきましても、運行ルートが分かりやすいように、系統名としまして相筋線と広角住宅線というものに変更させていただいております。 まず、相筋線につきましては、相筋の促進住宅前から薬師町ですとか馬町といった新規ルートを通って、広角、大浜、王子から新宮駅へ大回りをしていくルートを通ります。 次に、広角住宅線でございますが、広角市営住宅前を出発いたしまして、下田、橋本等を経由し、その後、新規ルートで井の沢、浮島の森、人権教育センター等を通って新宮駅に到着をいたします。 両路線につきましても、これまで通っていませんでした新規ルートや買物店、医療機関、そして観光の要素を踏まえたルート変更を行ってございます。 また、高田や市街地の路線バスでも幾つかフリー乗降区間を設けてございますので、停留所前でなくても手を挙げるなどの合図をしていただくことによって、乗降することができるようにしてございます。 ◆6番(三栗章史君)  ありがとうございます。 買物や通院への移動手段の確保や、これまで通っていなかった地域を通るということも大変重要なアプローチであると思います。 また、バス事業者も市と連携して、利便性向上に向け御協力をいただいていると認識をしておりますし、感謝を申し上げたいと思います。これまでと運行ルートが大幅に変わることもありますが、市民の皆様にはどのような周知をされているのでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  市からの周知につきましては、新宮市の広報9月号やホームページへの掲載、そして町内会を通じて路線図等の周知チラシの回覧を行っていただいているところでございます。また、市役所本庁ですとか別館、三輪崎支所、高田支所、行政局等、市の関連施設にも周知資料、チラシを配置させていただいているところでございます。 ◆6番(三栗章史君)  せっかく便利になったんで、それをもっと多くの方に知っていただいて利用促進につなげていただきたいと思います。 今回の周知チラシを私も拝見いたしましたが、ルートやダイヤが掲載されており、このようなチラシを作っていただいたのは初めてではないでしょうか。公共交通を便利にすることと、周知強化の両方に力を入れていただくことで、利用者がより利用しやすくなっていきますので、引き続きそのような取組をよろしくお願いいたします。 バスの利便性が上がってきているという喜ばしいその一方で、バスが通っていない道が狭くて運行ができない地域や利用できない方々もいらっしゃると思いますが、そのあたりはどうお考えでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  買物ですとか、通院の移動手段の確保につきましては重要課題であり、我々が行っております公共交通の再編というところでは、事業者と連携し、まずはバスなどの既存交通の活用による利便性向上を図ってまいりたいというふうに考えております。 議員おっしゃられますとおり、交通問題への対応につきましては、公共交通だけでは補えない部分が出てまいりますので、そちらにつきましては、生活支援という分野で関係課とともに今後も検討させていただきたいというふうに考えております。 ◆6番(三栗章史君)  以前の一般質問でも言いましたが、近所に買物できる店舗がない、また通院頻度も多くなる。また、外出したくても外出する手段がなかなかない、そういった切実な声をお聞きしております。高齢化も進む中、やはり移動手段の確保というのは、生活の根本になりますので、公共交通の再編の利便向上も図りつつ、バスに乗れないといった方々のことについてもぜひとも早急に対策をお願いします。いろいろなハードルがあり調査も難しいところはあると思いますが、市民に寄り添い可能な限り取組をお願いしたいと思います。 公共交通の再編に戻りますが、熊野川町と高田と再編が進み、今後の再編スケジュールはいかがでしょうか。 ◎企画調整課長(峪中直樹君)  10月からの高田再編以降の市街地部分、新宮、三佐木、蜂伏地区につきましては、可能な限り速やかに再編を進められるよう、関係機関と共に取り組んでまいりたいと考えております。 今年度より2か年で将来の地域公共交通の在り方を定める地域公共交通計画を策定する予定でございます。計画策定に当たりましては、市民アンケートですとか、交通事業者へのアンケートや聞き取り調査を実施していく予定にしてございます。あくまでも企画調整課としましては、この調査後、早ければ令和5年度に関係課の調査をまとめまして、早くて令和6年度から7年度あたりに何とか形をつくっていければというふうに考えてございます。 しかしながら、市街地におきましては、民間の交通事業者が多くございますので、いろんなバランスですとか、クリアしていかなければならない事項もたくさん出てくると思います。そうしたことから、関係機関ですとか事業者との調整を重ねながら、丁寧かつスピード感を持って進めてまいりたいと考えておりますが、調整に時間を要することも可能性があるということについてはお含みをいただきたいというふうに思います。 ◆6番(三栗章史君)  再度申し上げますが、日常生活の交通手段の確保は喫緊の課題であり、高齢化が進む中、その重要性はますます高くなってくると思います。 今回の再編でバスが便利になったという反面、残っている課題や新たな課題が見えてくることもあるかと思います。また、考慮すべきものも多く調整も大変かと思います。しかしながら、福祉的な施策としても、より便利で使いやすい移動手段の確保というところで、市民の皆様が安心して暮らせるよう、できるだけ早く進めていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 以上をもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △延会の宣告 ○副議長(東原伸也君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後4時45分...