新宮市議会 2022-06-14
06月14日-01号
◎
クリーンセンター長(平見良太君)
クリーンセンター長を拝命しました平見良太です。よろしくお願いします。
◎三輪崎支所長(田中幸人君) 三輪崎支所長を拝命いたしました田中です。よろしくお願いいたします。
◎高田支所長(平見仁郎君) 高田支所長を拝命いたしました平見仁郎です。どうぞよろしくお願いします。
◎
地域包括推進課長(辻本美恵君)
地域包括推進課長を拝命いたしました辻本です。よろしくお願いします。
◎
保健センター長(西洋一君)
保健センター長を拝命しました西です。よろしくお願いします。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君)
新型コロナワクチン接種推進室長を拝命いたしました小内と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課長を拝命しました工藤です。よろしくお願いいたします。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) 農林水産課長兼
農業委員会事務局長を拝命いたしました生駒です。よろしくお願いします。
◎
消防本部消防署長(堀切学君) 消防署長を拝命しました堀切です。どうぞよろしくお願いします。
◎
選挙管理委員会事務局長(木田和彦君)
選挙管理委員会事務局長兼監査事務局長を拝命しました木田です。よろしくお願いします。
◎総務部長(稗田明君) 以上でございます。ありがとうございました。
○議長(榎本鉄也君) 以上をもって異動紹介を終わります。
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△市長挨拶
○議長(榎本鉄也君)
今期定例会招集に当たり、田岡市長から挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 田岡市長。
◎市長(田岡実千年君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 6月定例会開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 まずもって、6月1日から医療センターの産婦人科においては、常勤医3名体制が整いまして、通常の業務に戻ることができました。本当にいろいろ議員の皆様に御尽力をいただきましたこと、改めてこの場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。また、引き続きよろしくお願い申し上げます。 あと、
新型コロナウイルス感染症でありますが、現在の第6波においてでありますが、
新宮保健所管内で4月14日に感染者32人を記録したわけでありますが、それからちょうど今日で2か月となります。その32人をピークに徐々に感染者が減って、最近では感染者ゼロという日も続くなど相当落ち着きを取り戻している状況でございます。日頃から感染対策にしっかり取り組んでいただいております市民の皆様に、心より感謝とお礼を申し上げたいと思います。ただ油断すると、また感染者が増えるという懸念もありますので、引き続きマスク着用、また手指の消毒等しっかりと基本的な感染対策を市民の皆さんにお願いしていきたいと思います。 ただ、いつまでも自粛自粛というのもあってはなりません。今年3年ぶりに
三輪崎海水浴場と高田の自然プールを開設することといたしました。対策しながらにはなりますが、また海水浴、水泳等で多くの方がリフレッシュしていただけたらなというふうに思ってございます。 それとワクチンに関して、7月1日から60歳以上の方と18歳から59歳までの基礎疾患のある方に、3回目の接種から5か月たった方に、順次接種券を発送していく予定としております。この4回目の接種、重症化リスクを避けるという第一の目的で行われます。なるべく接種いただければ幸いでございます。 また、同じく7月1日から地域経済の活性化、そして市民の皆さんの生活支援を目的に
プレミアム付商品券、今回も40%のプレミアムをつけて7月1日より発売を開始します。来週ぐらいに各家庭に引換券を発送する予定でありますので、こちらも多くの方々に利用いただければと思ってございます。 そういう中で、今回
一般会計補正予算(第2号)におきまして、
産婦人科医師確保対策負担金として2,467万円、
新型コロナウイルスワクチン接種推進事業といたしまして5,339万6,000円の予算を提案させていただいております。予算7件、条例6件、計13件の議題に対しまして皆様方の慎重審議をいただき、全ての議案、可決いただけることをお願い申し上げて、開会の御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 市長の挨拶を終わります。
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△議長報告
○議長(榎本鉄也君) 次に、議長報告をいたします。 別紙にて配付いたしたとおり、文書報告として12件の概要報告であります。御了承願います。
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△日程1
議会運営委員会委員長報告
○議長(榎本鉄也君) 日程に入ります。 日程1、
議会運営委員会委員長報告を行います。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) (登壇)
議会運営委員会委員長報告を行わせていただきます。 令和4年6月定例会に先立ちまして、去る6月8日に
議会運営委員会を開催いたしましたので、御報告を申し上げます。 会期につきましては、本日より6月30日までの17日間とすることに決定をいたしました。 日程といたしましては、お手元に配付しておりますように、まず本日は、会期決定、
会議録署名議員の指名、諸報告、市報告の後、当局議案等14件を順次議題とし、提案説明、質疑、委員会付託等を行います。 なお、議案の取扱いにつきましては、お手元に配付のとおりであります。よろしくお願いいたします。 明日15日から20日までは議案調査等のため休会を予定しております。21日に再開し、23日まで3日間の予定で一般質問を行います。一般質問終了後、29日までは
常任委員会審査等のため休会の予定であります。30日に再開し、常任委員会の委員長報告、質疑、討論、採決を行い、本定例会を終了いたしたいと思います。議員各位の御協力をお願いいたします。 以上で
議会運営委員会委員長報告を終わります。
○議長(榎本鉄也君) 以上で報告を終わります。
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△日程2 会期決定について
○議長(榎本鉄也君) 日程2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、
議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から6月30日までの17日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から6月30日までの17日間と決定いたしました。 なお、この際御報告いたします。今期定例会の一般質問は、6月21日からと予定しておりますので、通告期日を明日6月15日午後3時までと定めます。 通告書につきましては、その質問の要旨を御記入の上、文書で御通告願います。
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△日程3
会議録署名議員の指名
○議長(榎本鉄也君) 日程3、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は議長において、2番、大坂議員及び13番、松本議員を指名いたします。
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△日程4 諸報告
○議長(榎本鉄也君) 日程4、諸報告を議題といたします。 番号1は、文書報告として、例月出納検査の結果について報告3件であります。御了承願います。 次に、番号2、予算の繰越しについて。 令和3年度新宮市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書について、当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました令和3年度新宮市一般会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和3年度事業のうち繰越しとなりましたのは17件の事業で、繰越事業費の総額は4億5,293万5,075円であります。 2款1項総務管理費の1
防犯灯関連事業は、工法の調整に時間を要し、また蓄電池に使用される半導体不足の影響等により年度内の納品が難しく繰り越したもので、9月の完了を予定しており、2の社会保障・
税番号制度運用事業については、
マイナンバー所有者の転出・転入手続の
ワンストップ化に関する国の仕様確定に遅れが生じたため、
住基システム改修費を繰り越したもので、令和4年度中の完了予定であります。また、3の
三輪崎庁舎整備事業は、基礎工事において山留め工事が必要となったこと等により繰越しを行い、建設工事は5月末に既に完了しております。 次の5項防災費の4災害時
生活用水井戸整備事業については、工法が特殊であり、県外事業者による施工が想定されるため、
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から事業実施を見送り繰り越したもので、令和4年度中での完了予定であります。 3款1項社会福祉費の5
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業は、申請期間が令和4年9月30日であることから繰り越したもので、令和4年中の完了を予定しており、2項児童福祉費の6
子育て世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、令和4年4月中の申請も可能とするため繰り越したもので、既に完了しております。 4款1項保健衛生費の7妊婦健診・
出産等臨時支援金給付事業は、令和4年度にも申請が見込まれるため繰り越し、令和4年度中の完了予定で、8の特定健診等事業につきましては、2月実施の
集団検診受診者に対する継続支援が令和4年度実施となることから繰り越したもので、7月に終了予定であります。 6款2項林業費の9
林道上地平瀬線開設事業については、作業中に必要となった測量設計や関係省庁との協議等により時間を要したため、年度内の完成が困難となり繰り越したもので、7月末に完了予定となっております。 8款2項
道路橋りょう費の松山2号線及び中
藺沢通線舗装工事については、国の補正予算に伴って3月補正に計上しましたが、年度内での執行ができず全額を繰り越したもので、それぞれ9月と10月の完了予定であります。次の12第二
王子橋補強補修工事は、必要部材の市場流通の滞りにより年度内での完成が困難となったため繰り越したもので、7月に完了予定であります。 5項都市計画費の13千穂王子ヶ浜線整備事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響により建物調査業務などに遅れが生じ繰り越したもので、6月中の完了を予定しております。また、14の市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、河川占用許可に関する協議に時間を要したことから年度内での完成が困難となり繰り越したもので、令和4年度中に河川区域内での工事が完了予定となっております。 6項住宅費の15過誤納金還付金は、令和3年度末執行分について繰り越したものであります。 10款5項社会教育費の16新図書館整備事業は、自動貸出機の購入について、半導体不足の影響等から年度内での納品が困難となり繰り越したもので、令和4年度中での完了予定であります。次の17文化複合施設整備事業につきましては、建設工事完了後の周辺住宅事後調査で判明した家屋の被害費用算定と説明業務及び周辺整備に伴い必要となった再測量調査等について、年度内完成が難しく繰り越したもので、9月末までの完了予定であります。 なお、繰越事業に係る財源内訳につきましては記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、繰越明許費繰越計算書の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対しまして、質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 次に、番号3、予算の繰越しについて、令和3年度新宮市
国民健康保険特別会計予算繰越明許費繰越計算書について、当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました令和3年度国民健康保険特別会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和3年度事業のうち繰越しとなりましたのは1件の事業で、繰越事業費の総額は11万4,000円であります。 5款1項特定健康診査等事業費の1一般会計繰出金は、先ほど新宮市一般会計予算の繰越しで説明のありました保健センターで実施しております集団健診受診者に対する継続支援が次年度実施となることに伴い、実施費用の同額を一般会計へ繰り出す必要があるため、国民健康保険特別会計においても11万4,000円を繰越ししたものであります。 以上、簡単でありますが、繰越明許費繰越計算書の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 次に、番号4、予算の繰越しについて、令和3年度新宮市
水道事業会計予算繰越計算書について、当局の説明を求めます。 中西水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) (登壇) ただいま議題となりました令和3年度新宮市水道事業会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和3年度事業のうち繰越しとなりましたのは5件の事業で、繰越額は合計で1億1,990万円であります。 まず、1件目の国道42号配水管布設工事は、入札が不調となったことで工期不足となり、年度内の完了が見込めないため4,400万円を繰り越したものであります。なお、本事業は年内の完成を目指し事業を進めているところでございます。 2件目の佐野川河川整備に伴う配水管移設第2期工事は、和歌山県が実施する工事と同時の施工を予定しておりましたが、県工事の工期が延長となったため440万円を繰り越したものであります。現在、県の事業の進捗を注視しながら進めているところでございます。 3件目の取水ポンプ整備事業は、半導体不足により整備に必要な機械部品の製作に遅れが生じたため2,420万円を繰り越したものであります。大がかりな修繕になりますが、来年3月には完了する予定でございます。 4件目の汚泥脱水設備整備事業は、緊急修繕の必要が判明した時期が年度の後期であり、また半導体不足により整備に必要な機械部品の製作に遅れが生じたため2,970万円を繰り越したものであります。なお、事業は8月には完了する予定でございます。 5件目の浄水場内施設整備事業は、半導体不足により整備に必要な機械部品の製作に遅れが生じたため1,760万円を繰り越したものであります。なお、本事業は8月には完了する予定でございます。 以上、誠に簡単ではございますが、地方公営企業法第26条第3項の規定による議会への報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 次に、番号5、
一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について、当局の説明を求めます。 津越商工観光課長。
◎商工観光課長(津越紀宏君) (登壇) ただいま議題となりました新商観第30号
一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について御説明申し上げます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 まず、令和3年度の事業報告でございますが、徐福公園来園者数は1万6,392人で前年度より371人の減少となりました。一方、売店の売上げにつきましては、前年度と比べ23.9%増加しております。 主な事業につきましては、記載のとおりとなっております。 続きまして、令和3年度決算について御説明いたします。 2ページ目をお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。資産の部で、流動資産と固定資産を合わせまして資産合計1,501万7,263円、負債の部では、流動負債の37万8,237円、正味財産の部では、一般正味財産合計1,463万9,026円となり、負債及び正味財産合計が1,501万7,263円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。一般正味財産増減の部、経常増減の部の経常収益は1,257万8,480円、経常費用の事業費は1,148万4,189円となってございます。 4ページをお願いいたします。 経常費用の管理費は141万4,221円となり、経常費用の合計は1,289万8,410円となってございます。当期経常増減額はマイナス31万9,930円となり、一般正味財産期首残高は1,495万8,956円から当期一般正味財産増減額マイナス31万9,930円を差し引きました1,463万9,026円が正味財産期末残高となっております。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は一般正味財産期末残高と同額の1,463万9,026円でございます。 5ページをお願いいたします。 財産目録でございますが、貸借対照表で御説明いたしましたとおり、資産の部、流動資産と固定資産を合わせました資産合計は1,501万7,263円でございます。負債合計37万8,237円を資産合計1,501万7,263円より差し引いた正味財産は1,463万9,026円となります。 続きまして、令和4年度の予算書について御説明申し上げます。 予算書の1ページ目をお願いいたします。 まず、事業計画についてでございますが、1の徐福に関する顕彰事業といたしましては、徐福供養式典の開催や徐福に関するPR事業の推進を挙げております。 続きまして、2の徐福に関する研究・交流事業といたしましては、徐福関係資料の収集、日本徐福協会をはじめとした国内外の徐福研究会や関連都市との交流、徐福に関する情報提供、天台烏薬関連商品の販路拡大に関する事業などを挙げております。 3のその他といたしましては、文化・観光イベントや物産展への協力などを予定しております。 続きまして、2ページをお願いいたします。 収支予算書でございますが、主なものを御説明させていただきます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では、新宮市からの指定管理料が630万円、売店事業売上344万円などとなっており、経常収益の合計は1,202万4,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費といたしましては1,200万922円となっております。主なものといたしましては、給与手当279万900円、支払寄附金120万円、委託費345万7,100円などでございます。 3ページをお願いいたします。 管理費といたしまして161万3,600円となっております。主なものといたしましては、給与手当101万100円、福利厚生費19万1,000円などでございます。 以上、経常費用合計は1,361万4,522円でございます。 経常収益計から経常費用計を差し引きました当期の経常増減額はマイナス159万522円でございます。経常外増減の部は、経常外収益及び費用ともございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス159万522円でございます。 一般正味財産期首残高1,463万9,026円に当期一般正味財産増減額を加えまして、一般正味財産期末残高は1,304万8,504円、正味財産期末残高も1,304万8,504円でございます。 4ページには評議員・役員名簿をつけておりますので御参照ください。なお、代表理事は山口泰郎氏となっております。 以上、誠に簡単でございますが、
一般財団法人新宮徐福協会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 1ページの2の主な事業の②の徐福茶のPRというのと、あと3番のオンラインでの徐福茶の販売なんですけれども、これはどれぐらい効果というか、あったんでしょうか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) まず徐福茶の販売でございますが、わかやま産品商談会とかに出展いたしまして販路の拡大に努めました。 オンライン会議というのは、日本徐福協会とのオンラインでの会議とか総会でございます。
◆5番(岡崎俊樹君) PRのとき商談とかそういうので買ってくれるとか、そういうのは決まったとかないんですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) わかやま産品商談会に出展いたしまして、今回、令和3年度、新たな販売先が確定しまして販売を今進めているところでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 違う地域で買ってくれるということだと思うんですけれども、どれぐらいの売上げ規模とかになりそうとか、目安はあるんですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) まず徐福茶でございますが、売上げが昨年に比べまして123%増加しました。
◆5番(岡崎俊樹君) このPRのおかげというか、ここの部分で123%増加ですか、ではないですか、全体でということですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 全体でございます。令和3年度に関しましては、長距離列車WEST EXPRESS銀河のときの物産展にも出展しておりますので、例年に比べて増えております。
◆5番(岡崎俊樹君) 今後もこのPRというか、徐福茶のアピールと販売、よろしくお願いします。
○議長(榎本鉄也君) 3番、大石議員。
◆3番(大石元則君) 新宮徐福協会の事業について、新宮花火大会について1点、お伺いいたします。 令和3年度も中止、令和4年度も中止なので今年度中止に至った経緯と皆さん新宮花火、もうかなり中止になっているんで開催を待ち望んでおられるようにも思うんですけれども、開催のめどをどのような形で考えておられるのか、その点も含めて質問させていただきます。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 熊野徐福万燈祭に関しましては、去る5月11日に熊野徐福万燈祭運営委員会を開催いたしまして、今年度の花火大会は、5月当初コロナウイルス感染症の影響が続いておって、感染収束の見込みがちょっとまだその段階ではつかないということで、観覧者とか関係者の万全な感染対策を講じての安心・安全な運営が難しいという判断をいたしまして、中止というふうに決定いたしました。
◆3番(大石元則君) でしたら、今後コロナ感染症の収束をもって開催をされるという理解でよろしいんでしょうか。
◎企画政策部長(新谷嘉敏君) 今年度におきましても、市長は何とかやれないかということで、課長から報告がありましたように苦渋の選択をしたということでございます。 今後、少しコロナの落ち着きも今見せる中で、このような状態でコロナ感染拡大が抑えられるという状況になれば、来年は3年ぶりに花火のほうを予定どおりやりたいという意思を持ってございますので、あくまでもコロナの感染状況に注視していく必要があると思いますけれども、市長は強いそういう思いを持ってございます。
◆3番(大石元則君) 的確なる判断でもって、開催を待ち望んでおられると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 令和3年度の来園者数は1万6,392人で2.2%の減少となったんですが、売店売上げにおいては増加している。23.9%の増加となったと先ほどお聞きしましたけれども、これはどういった理由で、何で減少しているのに売上げが増えたのですか、教えてください。
◎商工観光課長(津越紀宏君) まず入園者数でございますが、コロナウイルス感染症の拡大が続いておった状況にありまして、特に海外からの来園者がほぼなかった状態でありまして、国内の来園者数も大きく減少したというのがまず減った原因でございます。 一方、売店の売上げが増加したというのは、先ほども御説明いたしましたとおり、長距離列車銀河での物産展の販売や新たな販売先の開拓ということで、わかやま産品商談会によって商談で成立しました事業者との取引が増えたということが増加の要因となっております。
◆11番(竹内弥生君) この徐福茶というのはシンボル的なものですもんね。私たちが小さい頃から徐福という。オンライン会議にも積極的に参加をして、そういった経費に対する売上げが、シンボル的なものを全国に発信するということをオンライン会議とか等々で行ったんですか。 今おっしゃったようにコロナで減少しているのはもちろんのことでございます。理由だと思います。そのとおりでしょう。増加につきましては銀河ですか、そこで販売した、新しい販売店が増えたと2点今、課長おっしゃいましたよね。大体銀河の中で販売をしたということなんですか。販売店はどれぐらいでどういった新しい販売店が増えていったのか。シンプルで結構です。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 銀河に関しましては、新宮駅で物産販売コーナーを設けましたので、まずそこで販売したということと、新たな販売先といたしましては、南海グループ様が取引をしていただいておりますので近隣のホテルでの取扱いを行っております。
◆11番(竹内弥生君) 徐福茶につきましては、いろいろな局面で新宮市が行うイベント等、そしてもちろんこの徐福の財団法人の会議等々ではお茶とか出して経費に含まれていますけれども、徐福茶のほうを出しているという。徐福茶はあくまでも自分たちでも飲んでおいしいんだよということを自分たちも実施している。昔は結構、徐福茶出ていたんですけれども、いろんな会議で新宮市の中の。最近出てこないんですけれども、そういった促進のほうは考えていないですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 過去には徐福茶のペットボトルという商品も開発はしておったんですけれども、生産に当たって赤字が続いておって生産の費用のほうがかさんでおりますので、現在はティーバッグのみを販売という形でしております。
◆11番(竹内弥生君) 諦めたようにティーバッグだけで販売進みますか。今ペットボトルの時代だと思うんですけれども、その辺いかがですか。 まあ言えば、ちょっとした会議にでもペットボトルで出すというだけで増えるわけですよ、需要が。ティーバッグにするとなかなか増えない。シンボル的なもので徐福茶を継続していくという意味で、ティーバッグだけ残していくというお考えですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) お茶に関してはティーバッグです。お土産物とかを含めてティーバッグとして販売をしますが、お茶以外に今、生産でちょっと相談を受けておるんですけれども、大手化粧品会社との取引とか、あと石けんなり入浴剤としての活用ということで考えております。
◆11番(竹内弥生君) 考えてなさるということですね。分かりました。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 次に、番号6、
一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告について、当局の説明を求めます。 勢古口熊野川行政局住民生活課長。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました
一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告につきまして御説明申し上げます。 事業報告書の1ページをお願いいたします。 1の熊野川舟下り、ふれあい商店及び指定管理事業運営状況につきましては、記載のとおり、令和3年度開始早々に
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出され、第4四半期にはまん延防止等重点措置を実施すべき区域に追加されるなど、年度を通じて厳しい状況下にありました。 しかしながら、感染症対策を踏まえた事業運営の工夫と営業努力によりまして、既存の各事業の集客数は前年度比で増加いたしました。さらに、ふれあい商店の開始や瀞峡めぐり事業開始に向けた準備など、事業継続に向けた取組を推進してきました。これら新規事業を着実に軌道に乗せ、既存事業のさらなる発展を図っていきたいと考えております。 2の主な事業については、記載のとおりとなっております。 続きまして、令和3年度の決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして、資産合計2,832万1,249円、負債の部では、流動負債と固定負債を合わせまして負債合計794万1,146円、正味財産の部では、正味財産合計2,038万103円で負債及び正味財産合計が2,832万1,249円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部では、経常収益計は6,281万1,097円、経常費用での事業費計が6,376万5,890円でございます。管理費計は74万5,560円、経常費用計は6,451万1,450円となります。よって、当期経常増減額はマイナス170万353円でございます。 経常外増減の部は、経常外収益、経常外費用ともにございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス170万353円となり、一般正味財産期首残高2,208万456円に当期一般正味財産増減額を加えまして、一般正味財産期末残高は2,038万103円でございます。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は一般正味財産期末残高と同額の2,038万103円でございます。 4ページをお願いいたします。 次に、財産目録でございますが、貸借対照表で御説明しましたとおり、流動資産と固定資産を合わせた資産合計2,832万1,249円でございます。 5ページの負債合計は794万1,146円となり、資産合計から負債合計を差し引いた正味財産は2,038万103円でございます。 続きまして、令和4年度予算書について御説明させていただきます。 予算書の1ページをお願いいたします。 事業計画書でございますが、事業内容としましては記載のとおりでございます。川舟運航事業のほか、引き続き小口自然の家・キャンプ場及び交流促進施設さつきの指定管理と瀞峡事業、ふれあい商店事業などを行ってまいります。 2ページをお願いいたします。 次に、収支予算書でございますが、主なものを述べさせていただきます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では事業収益、川舟下り・瀞峡乗船料、小口自然の家宿泊料、さつき入浴料収入で3,902万8,000円。川舟売店、小口・さつき食堂、ふれあい商店売上2,465万円。小口自然の家・キャンプ場、さつきの指定管理料と道の駅の地域振興等施設管理委託料1,690万円。市補助金518万円等で経常収益計は8,676万4,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、主なものを述べさせていただきます。 事業費は、賃金3,246万8,000円、光熱水費674万4,000円、燃料費898万3,000円、委託費967万円、当期仕入2,053万5,000円等で事業費計は9,554万5,000円でございます。 次に、管理費でございますが、主なものとしては、租税公課52万3,000円、委託費22万円等で管理費計は74万5,000円でございます。よって、事業費、管理費を合わせた経常費用計は9,629万円で、経常収益計から経常費用計を差し引いた当期経常増減額はマイナス952万6,000円でございます。 経常外増減の部は、経常外収益、経常外費用ともにございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス952万6,000円でございます。一般正味財産期首残高1,867万1,027円にこれを加えまして、一般正味財産期末残高は914万5,027円でございます。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は一般正味財産期末残高と同額の914万5,027円でございます。 3ページには評議員・役員名簿を添付してございます。 以上、誠に簡単でございますが、
一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対しまして、質問を行います。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) お尋ねいたします。 一般質問でも取り上げさせていただきたく、ここではざっくりお尋ねしたいんですけれども、まずはふれあい商店です。熊野川町民の方々からいろいろなお話を伺っております。事務局としてお感じのところ、何か聞こえてくる声というのはありますでしょうか。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) ふれあい商店につきましては、2月にオープンしてから順調に販売を進めております。皆様から診療所や行政局などへ寄った際に、買物ができるのでとてもよいというお声を頂戴しております。
◆2番(大坂一彦君) 私もお邪魔させていただいて、二、三物を頂いたりしたんですけれども、お近くの方には大変喜んでいただいていて、また販売の金額も頑張っておられる向き、見せてもらってきました。 反面、いわゆるふれあい商店よりも御遠方の方に若干厳しいお声も聞いてきたので、それは一般質問でお伝えもさせてもらいますけれども、地域の商店として是非の存続、大変厳しいと思いますけれども頑張っていただきたいという思いがあります。 それと瀞峡への川舟、これも熊野川町にとっては大変新たな試みで大変有望なことであろうと思っております。これも触れさせていただくんですが、事務局へ届いている声とかというのはありますでしょうか。まだ期間が短いんですけれども、そのような声、一般の方からの声とか聞こえているようであれば教えていただきたいと思います。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) こちらにつきましても3月30日の開始以来、好評をいただいております。 瀞峡につきましても、乗った方からは、とても景色がすばらしい、水面から見る景色がすばらしい、このようなところを大事にしてほしいというようなお声を頂戴しております。
◆2番(大坂一彦君) 厳しいお声は届いていないんですか。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) 今のところ好評を得ております。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。全面的に頑張っていただきたい、応援させていただきたいと思う反面、厳しいお声も聞いてきたので一般質問で御指摘等々させていただいて、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 7番、濱田議員。
◆7番(濱田雅美君) この瀞峡めぐり、始まってまだ間もないんですけれども、収支のほうに上がっている8万7,000円。これは大体どれぐらいの観光客でこの金額になるんですか。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) こちらは3月中のモニターツアーの分でございますので、30人弱の人数となっております。
◆7番(濱田雅美君) 分かりました。コロナもまだまだ注視していかなければならない中、様々な取組が前年度より増になっているんで、こちらのほう、また瀞峡めぐりのほうも、もっと活性化させていただけますようにお願いしておきます。 以上です。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 決算と予算両方そうなんですが、従業員の賃金が上がっているのに福利厚生費や旅費、交通費が下がっている理由というのは何でしょうか。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) こちらにつきましては、川舟下りのほうで令和2年度に退職報償金などをお支払いしたものがございました。あわせまして、コロナによりまして厚生年金の標準報酬が少し改定しましたので、その分、賃金に比べまして福利厚生費が少し下がっているということになっております。
◆5番(岡崎俊樹君) ちなみに旅費、交通費下がった理由は。近くになったからですか、従業員が。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) こちらにつきましても、旅費、交通費というものに駐車場とかもございまして、従業員がその分、必要がなくなったものなども入っております。
◆5番(岡崎俊樹君) ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 今のちょっと岡崎同僚議員の質問とかぶりましたので、なぜ私も福利厚生のほうが下がっているのかなということを聞きたかったので。 この大きな小口自然の家、そしてキャンプ場、ふれあい商店、売店、川舟、全ての、まあ言えば新宮市の熊野川町を代表する全ての施設の管理、これは当局はしっかりこの役員名簿の中に連ねている役員と財団法人の皆さんと相談をしながら経営というものをやっていかないと、物すごい大きな事業だと思うんですよ、この予算書を見る限り。 だから、今、課長におかれましても、地元の方とこのふれあい公社の理事長のずっと頑張っていらっしゃる下阪理事長たちと皆さんで頑張っていく中で、従業員、ほかのパートさんとか入れて、この事業全てを回しているのは何名ぐらいいらっしゃるんですか。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) 川舟下りが職員3名に船頭11名、語り部9名、交流促進施設さつきも従業員10名ほど、小口自然の家も8名ほど、瀞峡2名、ふれあい商店が3名なので約50人弱ぐらいになります。船頭さんと語り部さんも入れましたら、と思います。
◆11番(竹内弥生君) 全てが連携して、皆さんで連携をマッチングして動いているという感じなんですかね。このたくさんの事業。
◎住民生活課長(勢古口千賀子君) もちろん連携しまして小口自然の家やさつきを利用された方に川舟の御案内をしたり、また逆にふれあい商店のほうからいろんな商品を購入したり、中で協力して進めております。
◆11番(竹内弥生君) 油断をすると大きな赤字が出たり、でもこの熊野川町の方の幸せ、そして私たちの地域のためにあるこの自然の景観と申しますか、いろんな利用する方法などなどを含めますと、マイナスは少し出てもやっていく価値がある事業だと思います。一生懸命頑張ってほしいと思いますのでよろしくお願いします。
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前11時01分
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△再開 午前11時15分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に番号7、新宮港埠頭株式会社の業務報告について、当局の説明を求めます。 小渕
企業立地推進課長。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) (登壇) ただいま議題となりました新宮港埠頭株式会社の業務報告について御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、お手元の資料、令和3年度新宮港埠頭株式会社決算報告書の1ページをお願いいたします。 令和3年度の事業報告書でございますが、報告書の右側カッコ内の数字につきましては、令和2年度の実績でございます。令和3年度1年間に新宮港を利用した船数は、外貨荷役の計が22船、内貨荷役の計が423船、客船8船、その他33船で合計486船となってございます。 貨物の取扱いの主なものといたしまして、外貨荷役のチップ揚荷が34万1,460ボーンドライトン、木材の揚荷が2万9,230立方メートルでございます。 内貨荷役の主なものにつきましては、燃料チップの揚荷が15船で7,101トン、チップの積荷が284船で21万1,558ボーンドライトン。また、船舶利用ではございませんけれども、チップのトラックへの積荷が11万7,006ボーンドライトン、セメント揚荷が40船で9万9,567トン、砂・砂利の積荷が50船で8万756トンなどとなってございます。 以上、事業報告書の説明でございます。 次に、2ページをお願いいたします。 令和3年度決算における損益計算書について御説明を申し上げます。 売上高は8億9,670万8,590円で、内訳といたしましては、港湾運送事業営業収益が8億8,912万3,396円で、内容につきましては、荷役料収益が4億7,541万3,408円、積込料が1億2,079万2,711円、貨物保管料が1億1,057万1,541円、代理店収益が3,730万1,299円、貨物運送料が7,192万3,722円、曳船料が1,487万8,791円、その他収益が3,720万3,099円、委託管理収益は2,103万8,825円でございます。 次に、養殖水産加工事業収益につきましては758万5,194円であります。 それぞれ各項目に関する内容につきましては、備考欄を御参照賜りますようお願い申し上げます。 次に、売上原価につきましては5億787万1,991円で、うち港湾運送事業費用の4億6,826万7,761円の内訳につきましては、外注費が3億4,344万1,298円、施設使用料が3,888万4,581円、人件費が6,774万9,452円、その他経費が1,819万2,430円となってございます。 次に、養殖水産加工事業費用につきましては3,960万4,230円でございます。 それぞれ各項目の内容につきましては、備考欄の参照をお願いいたします。 これら収益、費用により今期の売上総利益は3億8,883万6,599円となり、一般管理費、減価償却費を加えた営業利益は1億8,836万6,992円となり、さらに営業外収益、営業外費用を加えた経常利益につきましては1億8,513万701円。これに税処理等を行いました令和3年度の純利益は1億2,238万4,598円でございます。 次に、3ページをお願いいたします。 養殖水産加工に係る原価の報告書であります。 上段、材料費中、期首材料棚卸高が14万7,607円、水産加工品の材料費が190万3,763円、ナマズの養殖原価が1,682万2,690円、期末の材料棚卸高が9万9,304円、これにより材料費は1,877万4,756円であります。 次に、労務費でございますが、加工場に関する人件費となりまして、給料手当、賞与その他の合計で労務費計は1,295万6,773円でございます。 次に、経費であります。 保険料、水道光熱費そのほかの合計が370万8,016円でございます。これにより材料費、労務費、経費を合わせた総製造費用は3,543万9,545円で、これに期首・期末在庫振替処理後の3,847万8,676円が令和3年度の養殖水産加工品原価でございます。 次に、4ページ貸借対照表をお願いいたします。 表の左側、資産の部における固定資産中、科目の一番下の行、土地前払金4億8,411万4,425円につきましては、新宮市との貸付特約付土地売買契約に係る土地売買代金の内金、契約保証金などの売買代金充当額及び20年分割払いにおける第5回目までの元金支払額の合計でございます。 以上、簡単ですが、貸借対照表の説明でございます。 次ページ以降、5ページには固定資産他明細書、6ページには剰余金処分計算書、7ページに監査報告書を付してございますので、お目通しのほどよろしくお願いいたします。 次に、令和4年度の事業計画書及び収支計画書について御説明を申し上げます。 事業計画書の1ページをお願いいたします。 まず、1の外国貨物の取扱いについてでございます。 (1)北米材、(2)輸入チップについては、令和3年度と同様の取扱いを見込み、(3)の輸入パルプにつきましては若干の増を見込んでございます。 2の国内貨物の取扱いについては、バイオマス燃料につきまして、不確定要素はあるものの、今年度からの取扱いを予定するとしてございます。 4の水産加工事業につきましては、いまだ先行きが不透明な部分が続いており、さらなる業務改善を行いながら事業の検証にも取り組みたいとしてございます。 続いて、2ページをお願いします。 令和4年度の収支計画であります。 収益につきましては、港湾運送収益が計で8億8,000万円、養殖水産加工収益が1,200万円、その他の収益等を合わせた経常収益の計を9億6,202万円と見込んでおります。 次に、費用につきましては、港湾運送費の計が5億800万円、養殖水産加工事業経費が3,200万円、その他の費用を合わせた経常費用の計を7億6,550万円と見込み、収益と費用の差引きにより、令和4年度の経常収支は1億9,652万円を計画するものでございます。 以上、令和4年度の事業計画、収支計画書の説明でございます。 次ページには、新宮港埠頭株式会社の役員名簿を添付してございますが、令和4年4月12日より田岡市長が代表取締役として就任をしてございます。 以上をもちまして、新宮港埠頭株式会社の業務報告についての御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 3番、大石議員。
◆3番(大石元則君) 基本的なことをお尋ねしたいと思います。 まず初めに、新宮港埠頭株式会社の社長であられました小池さんが急逝されたと聞きました。心より御冥福をささげるとともに、これまでの新宮市に献身的な働きに感謝しつつ、ちょっとお聞きします。 亡くなられたんですけれども、退職扱いになると思います。社長さんの退職金は、この2ページの人件費の中に含まれているんでしょうか、いかがですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 退職金につきましては、令和4年度の収支ということになりますので、ここには含まれてございません。
◆3番(大石元則君) 規定により支払われるという理解でよろしいんでしょうか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 新宮港埠頭の会社で規定されてございます役員退職慰労金支給規程に基づき、算出して支出をするということでございます。
◆3番(大石元則君) 令和4年度ということは、まだ退職金については支払われていないという理解でよろしいでしょうか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 既に支給済みということになってございます。
◆3番(大石元則君) 急遽、田岡市長が社長に就任されたということですけれども、今後、市長が退任された場合、同じように退職金が生じるものなんでしょうか。その点いかがですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 市長のほうは非常勤役員ということになってございます。規定上非常勤役員については退職金の支給はございません。
◆3番(大石元則君) それでは、ナマズのことについてちょっとお伺いいたします。 養殖水産加工事業収益が758万5,194円計上されております。これは売上高になるんでしょうか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) はい、そのとおりでございます。
◆3番(大石元則君) 売上げに対して経費、費用が3,960万4,230円となっております。これを鑑みますと、養殖事業そのものは大きな赤字ということなんでしょうか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) はい。もう数字のとおりです。今回は約3,000万円ほどのマイナス収支となってございます。
◆3番(大石元則君) 令和4年度の計画書に述べられているように、今後、営業方針の見直しを含めた事業の検証にも取り組んでまいりますとあります。そのめどはどの程度立っているんでしょうか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) まずは会社の中で、この新しい体制の下に、一度この業務というか事業の検証を行っていただきたいというようにしております。 売上げというか収支計画でございますけれども、見てのとおり今年度3,900万円ほどの経費を積んでございます。令和4年度につきましては3,200万円ということで、若干ではありますけれども経費の削減も計画しているところでございます。 ただ一方で、売上げについては、なかなかまだうまく回転していかない部分もございますので、これにつきましては、コロナ禍においてなかなか対面販売等もできなかったというようなこともございます。こういったところに力を入れながら一層頑張っていきたいというようなことを聞いてございます。
◆3番(大石元則君) ちなみに、和牛の肥育経営においては3年近く出荷までかかります。ナマズの場合は短期間で生産できると思います。これはお願いなんですけれども、3ページに原価報告書があります。せめて1ページにある事業報告書のように、ナマズのほうもこれまで5年間生産して出荷されていると思います。せめてこれまでの出荷量なり販売量なり分かるようにしていただいたら、これからのナマズの期待値も大きいと思うんで、新宮市の名物になり得るということで取り組まれていると思います。新しい新規事業なんですぐには結果出ないのはよく分かりますので、せめてこれまでの経緯を含めた上で、生産量と出荷量を明記されたらいかがかと思うんですけれども、いかがですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) この件につきましては、これまでもいろんな御指摘もいただいてございます。ですので、できる限り分かりやすい説明、分かりやすい資料ということで、これまでも大分改変をしてきたというようなところがございます。 ただ一方で、会社の資料ということもございますので、一度、議員の意見を持ち帰らせていただきまして、会社のほうにも話してみたいというふうに思います。
◆3番(大石元則君) 検討していただければ幸いと思います。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 7番、濱田議員。
◆7番(濱田雅美君) 3ページの材料費のところで、水産加工材料(ナマズ以外)となって、餌代、人件費(養殖場2名)、あと光熱水費ほかというふうで一くくりにまとまって金額を上げていただいているんですけれども、この2名の方の人件費というのは、金額がおおよそ定まっているものと思うんです。そこだけ別に明記していただくとか、餌代、人件費、光熱水費といってひとくくりになるとちょっと分かりにくいんですよね。人件費は恐らく何かがないと変動するものではないと思うので、そこの明記をしていただけたらなというのと、あと餌代と光熱水費ほかというのも別に明記していただくほうが、こちら側は分かりやすいと思うんですけれども、その点どうでしょうか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 先ほどの大石議員からの御質問と同様、分かりやすい明記というか、説明というか、そういったところも含めてまた会社側と相談もさせていただきたいと思います。
◆7番(濱田雅美君) お願いします。せめて人件費だけでも別個にしてもらえばありがたいですけれども、お願いしておきます。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) 聞きたいことは、もう大石議員が大方聞いてくれたんやけれども、この件はピンポイントで我々議会も視察したんやで。そして、慎重派と反対派の意見が対立して紛糾したんやで、これ。事業実施者を議会へ招致して調査したんやだ。そこで、今こうなってるやろ。が、当時の慎重派の意見のとおりになっとるやん。そこで今、大石議員言いやったように、経費だけ書いて売上げを報告せなんだら、差引きせなんだら分からんやないか、我々議員は。すぐにやだ、そこへ行くと株式会社やさか、おかしいんちゃうか。そんな無責任なことあるか。都合の悪いことは隠すんや。どういうことな。
◎市長(田岡実千年君) 水産の売上げについては、2ページに養殖水産加工事業収益758万5,194円というふうに先ほど報告させていただいたところでございます。
◆1番(大西強君) 違うで、ブリのほうはあまり反対意見なかったんや。ナマズやで。議会へ事前に説明もなく勝手に進めて、新聞で発表されてから議会がどういうことやと。みんな過去のこと知らんから、過去のことを知っている者は腹立つやない。新聞発表されて、それから市民からどうやと聞かれて、議員は大恥かくやろと。どうして議会へこういう事業をやりたい、こうしたいということをして、その手続の話でもめたんや。それで事後報告や。ほいでやり出したから、ナマズというけれども、そういうところへ港湾事業者が行ってええかどうかと。だから新宮港埠頭をつくった。もう大西しか残ってないんや。そのコンセプトを無視して、こういうナマズの養殖へ議会にも説明をせんうちに既成事実として進めとる。そういう態度を批判したんや。 そういうことで、こういう新しい事業へ手を出して採算取れるんかということで、我々議会もナマズの養殖しているところを視察したりして紛糾したんや。そしたらそのとき当局は甘いことばっかり言うんやだ。報告書を出してこい言うたら、小学生みたいな足し算と引き算しかしない。 生もの飼うのにやで、死んだらどうするんな、病気が発生したらどうするんなと、こっちが先言うたやん。そしたらちゃうんですと。幾つの水槽で何匹飼うて、それを幾らで加工して売ったらもうかるんですいうて、そんな報告書、後で出してきたんやで。それに対しておかしいんちゃうかと。そんなにうまいこといくかと言うたら、いくんです言うて何年になるんなよ。昨日今日やないやないか。そして、もめて、今になって、ナマズに要った費用だけ書いて売上げ書いてなかったら引き算もできんやないか。ナマズ事業でどんだけ赤字出たあるかというのを書かなあかんやろ。こっちだけやと分からん、そやろう。 とにかく市長は、市長に求めてないよ。ここに書いたあるさかそんなこと分かったあるげ。分かったあるけれども、これはブリも入れてやろう。ブリもナマズも入れてやろう。それで赤字が3,000万円出たある。出たあるんやけれども、ナマズのほうは出したある。せっかくナマズのほうに要った費用は書いたあるけれども、ナマズの売上げ書いてなかったらナマズの赤字がどんだけあるか分からんやないか、何年になるんな言うんやで。 都合の悪い、何言われたと思たあるんな、俺は。反対した俺は何言われたと思たあるんな。 (「それブリ違うんか」と呼ぶ者あり)
◆1番(大西強君) 賛成派のよ。何を言うとるな。だから心配したとおりになっとるやん。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 議員おっしゃるとおり、ここには水産加工事業ということですのでナマズもそうですし、ブリもそうですし、ブリの薫製とかそういった商品も入っているわけです。どこまでこういう財務諸表で細かいところまで記載できるかというようなところは当然あろうかと思います。 先ほど大石議員、それと濱田議員にお答えしたとおり、一度こういって御指摘を受けた点、さらにこの報告書の内容として、さらに分かりやすくできるのか、もしくは私のほうでこうやって報告をさせていただくのがいいのかなども含めて、そこは一度会社とも、持ち帰って相談はさせていただきたいというふうに思います。 (「しっかりせえよ」と呼ぶ者あり)
◆1番(大西強君) そやから、別に民間の株式会社やったらここに一々報告せんでもええやないか、そやろ。ナマズで赤字出てきたら新宮港埠頭で利益出たあるんやだ。そやろ。ナマズで赤字出たら、水産加工で赤字出たら、港湾事業でもうけたやつからその赤字埋めていくんやろ。 だから、最終的に市民が損するんやだ。するから、当時もかまんと言うたんや。かまんて言うたけれども、そういう事業をするに当たってどうして議会へ説明しないんだと。そやからこっちとしたら、まずいことは伏せていくと思うやん。何で堂々と書かんのな。
◎副市長(向井雅男君) 確かに議員御指摘のとおり、2ページの養殖水産加工事業収益の758万円については、ブリの薫製あるいはナマズの売れた収益でございます。水産加工全ての費用が売上げ原価の下にあります養殖水産加工事業費用で3,900万円ほどかかっております。 ここ3年ほど新宮港埠頭の収支を議会のほうへ報告させていただいておりますが、確かに養殖加工については、始まってから3か年続けてマイナスの収支になってございます。ナマズ事業については、当初、成魚を第1回目に育てられたすぐにコロナが発生したこともございます。 ただ、ナマズの供給もございまして、現在も取引がございますので、ただ、3年、4年目とその収支の差も出ておりますので、今回、令和4年度の計画の中で先ほど説明しましたけれども、ナマズの営業方針そういったものをそろそろ見直して検証させていただきたいというところで、議会へ今回報告させていただいたところです。 養殖については、生けすという物理的なことも踏まえて、あらゆる考え方を排除せず、今後議論をさせていただいて、そのことについてはまた議会のほうでも報告させていただきたいというふうに思います。
◆1番(大西強君) もうええわ。当初、説明したときに近大が直営でやってくれる、主導してね。近大が買い上げてくれる、近大のルートでというような、みんなそういう認識やった。やり出したら違うんや、独自なんや。それで我々は九州の近大が直接指導して、近大ナマズやね。教授は一緒やもんこっちも。そしたら違うんやだ。向こうは近大直営なんや、近大ナマズやだ。ここは近大ナマズやなかったんや。それは後で分かってくるんや、説明せんと。当初やり出したときはええことやと思うわだ、こっちも。 それでこれは売上げだけ上げるけれども、工場をつくるのに金も出しとるんや、養殖場ね。だから、問題になったのはナマズやったんやだ。そのときに、船の入荷も、今、いみじくも副市長、何て答弁しやるんなよ。コロナ始まったんやろ。売上げが伸びんのはコロナのこともあるて、コロナにかつけるんや。だから言うてるんや、生もの飼うたらいいことばっかりかて。病気が発生して全滅したらどうするんな、そういうことや。 だから事業というのはいつ何起こるか分からんのや。そしたらそういうリスクも引いて計画から7割ぐらい、3割ぐらいリスクを引いて計上するんやったらいいけれども、議会に説明したのが100%してきたんや。そんな甘い考えで経営らできるんかと言ってこっちは心配してしたんや。それに対して、大西みたいなこと言いやったら何にも発展せんと。物事は投資やと、投資せなんだらもうけも得られんのやとか言うて、反論きてやり合うたんや、紛糾したんやだ。そしたら今、慎重派が指摘したとおりになってきているでしょうと言っている。 だから、隠すんじゃなくて堂々と出してくれなあかん。そしたら分かるけれども、俺らとしたらこれ出てこなんだら、隠しているとしか取れへん、そうでしょう。だから今言ったように出してくれいう、というのは、ナマズだけやなくブリもやりやる。この3,000万円の赤字が、どっちがどんだけあるか分からんから出してくれたらどうなと言うてるんやで。それを答弁したらええんや。ほかのことばっかり言うたらあかん。
◎企画政策部長(新谷嘉敏君) 表記方法につきましては複数の議員からいろんな指摘を受けてございます。これにつきましては、一度会社のほうとも今後相談して、表記方法については検討を加えたいと考えてございます。 大西議員言われますように新宮港埠頭の経過を見ますと、基本にあるのは荷役だということは今後も変わりございません。ただ、この水産加工をどうしていくかということは、市長も社長に就任以降、一番重く受け止めてございまして、現場のほうともかなりの回数で協議を重ねてございます。 ただ、やはりこれまでの4年間の検証が第一でございますので、検証を重ねつつ、今後の在り方というのが経営の安定、また会社の安定ということを第一に考えまして検討を加えたいと。ただ、昨年度も私答弁させていただいたんですが、また今後このナマズの水産加工、またあらゆる会社の新しいビジネスとか方向転換ということがございましたら、事前に議会のほうにも御相談させていただきたいと、そういう姿勢は変わってございませんので、そのようにお含みいただきたいと思います。 (「議長、15番」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) いや、まだ前がありますので順番で。 まず5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 今、議員含めて答弁でも言ってくれているんですけれども、毎年この表記が分かりにくいという話はあって、同じこと繰り返されていると思うんで、そこをちょっと本当工夫していただきたいなという点と、このナマズ事業、いろいろコロナとかあって大変だとは思うんですけれども、今後何年で黒字化していくとか、もしくはその計画がうまくいかなかったら撤退していくなど、撤退ラインとか、そういったことは考えられていますか。
◎企画政策部長(新谷嘉敏君) そのことも含めてあらゆる選択肢の中で、今年度中にいろんな方向を検討していきたいというふうに考えてございます。市長からも、現場のほうにも我々取締役を務めさせていただく中でもそのような指示も受けておりますので、前社長が急逝する中で新たな体制ではございますが、これまで以上に連携を密に、その辺のところを頻回に協議を重ねていきたいと、そのように考えてございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 撤退するも大変だとは思いますし続けるも大変だと思うんで、非常にどちらがいいか僕も分からないですけれども、利益が出ている分野があるからこそやめるというのも大事かなと思うんです。そこの辺をしっかり考えて今後やっていただきたいというのと、外国船の貨物についてなんですけれども、今、結構円安になってきているとは思うんですけれども、ドルベースで運賃って決まっているんですかね。円安なので円安のほうが、同じ入ってくる金額でもプラス収支になっているのかなということを聞きたいです。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) すみません、最近の情勢も含めての確認は取ってございません。ただ、いろんな意味でウッドショックとかもある中で、丸太、原木の輸入というのはなかなかしんどいところがあるというような話もちょっとお聞きはしてございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 違う違う、今年度事業計画に輸入量はそんな変わらないよと書いているんで、入ってくる運賃というか荷役料、そこは契約があるとは思うんですけれども、全く同じ量でも円安になったほうがプラスになるのかマイナスになるのか、円安関係しないのか、もしくは。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) そこは新宮港埠頭と荷主との契約になりますんで、そこは確認はしてございません。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。
○議長(榎本鉄也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) そもそも、これは私はまだ入って間もないんですが、何年も何年も同僚議員、先輩議員皆さんから提言ありますように、分かりにくいものであるということと、私まず大事なのは、この港湾事業におきまして、すばらしい新宮市の宝というような黒字を出している事業を持っている。その中で新しい事業にチャレンジしてナマズを取り込んでいった。それが何年かたって事業計画を積み重ねていってもコロナになって売上げが上がらない。港湾のほうですばらしい黒字を出して新宮市を背負っていくような事業を行っているにもかかわらず、このナマズ事業が3,000万円の赤字をつくり出している。 それで、毎年毎年どういったら赤字を黒字に変えていけるのか、せめてここまで足を引っ張らないように、すばらしい港湾事業のほうをしていけるのかということの具体策が見えないんですよ。今のナマズの養殖、水産加工品の販売についてという項目にございますけれども、何じゃらよう分からんような計画なんですね。ここにどういったナマズの販売をして、どれぐらいの売上げが上がってくるか。経費なんて削減するのは、先ほど岡崎同僚議員も言っていましたように円安やいろんな問題、物価高騰、それはいろんな形で世界中、円安がどうなるか、目先のことで価格なんて分からない時代に入っていると思うんですよ。だからやれるだけの経費削減をやっているということは、売上げを増加させなくてはいけないということが、もう簡単なシンプルな理由ではないですか、シンプルなことではないですか。 なので、港湾事業ですばらしい黒字を出している、新宮市が誇れる事業を持っているにもかかわらず、このナマズ事業を行った。ただ、新しい事業にチャレンジしていく、雇用も生まれる、大切なんだということで始まったんだと思います。しかし、市民の声は、何でナマズにお金をかけているんだという声もたくさん聞きます。そして、毎年行われる、私たちに説明してくれるのはなかなか難しいような内容です。明記もそうですけれども、そういう細かい部分ではなく、このナマズ事業が出している3,000万円の赤字に対して、売上げを上げていくことに対する具体的な事業計画というものをここに示してくれると分かりやすいと思うんですよ。 これは、先ほどから先輩議員や同僚議員からも言っていることと重なりますけれども、副市長も企画政策部長のほうも、あらゆる事例を考えながら今からやっていくと。PDCAを繰り返しながらこのナマズ事業をやってきた。でも何年たって、これでもまだ3,000万円の赤字を垂れ流しているということは、本当に撤退をするか、より一層ここに力を注いでいくかということになってくると思うんです。 私たちが理解不能だなと私は思うのは、ここの項目なんですよ。この事業計画がもう子供だましのようなことを書いているので、ここにしっかりと何年計画で赤字をこういうふうに解消していきたい、全国的に広告をしていってというような具体的な内容を明記しないとならない時期に来ていると思うんです。 でも、先ほどから副市長も部長もこれからいろんなことを考えていきたいということをおっしゃっていましたので、役員が田岡市長をはじめ新宮市職員がほとんど占めてるわけですよ、今回。昭和を駆け抜けて頑張って引っ張ってこられた前社長がお亡くなりになられて、今回は新宮市がもうほとんど経営していく状況になっています、この役員。その中で退職金もいただかないというようなすばらしい提案をしています。だから私は、これから新宮市の市長をはじめこの役員になられている職員が、大きな大きな宝のような事業を新宮市のために発展させていっていただけるものだと信じております。 ただ、私たち議員は市民の皆様に説明をしなければならない。そういうためで、赤字を出したらこういったことをやっていくので赤字を黒字に変えていきますよということをもっと具体的に説明していただきたいということなんです。
◎市長(田岡実千年君) 貴重な御指摘ありがとうございます。 まず、このナマズ水産事業においては、前社長の小池さんが新宮港埠頭株式会社の将来を考えたときに、荷役だけではなくてやはり新しい事業を取り入れていくという決断をされて、ナマズの養殖事業を始めて4年になるところであります。今後、荷役が今は大変好調でありますが、将来どうなるか分からない中で、この小池社長の考え方は非常に正しいというふうに思っております。 ただ、この水産部門で赤字が4年も続くと、やはり大改革をしていかなければなりません。4月に社長に就任させていただいた中で、現場とも何度もこのことについて協議をしておりまして、一部魚種の変更等、今、担当者が調査、研究をしているところでありまして、できれば早い時期にしっかりと改革案を議会にも示せればなというふうに思っておりますので、また引き続き御指導よろしくお願いいたします。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。市長よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) もうお昼ですけれども、時間かかりますよ、私しゃべったら。だからもう昼食していただいたらいかがですか。
○議長(榎本鉄也君) それじゃ、お昼挟みます。 会議中ですけれども、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時59分
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△再開 午後1時00分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質問を続けます。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 新宮港埠頭についてお聞きいたします。 私の知る限りで、先輩からもお聞きしていましたが、新宮港埠頭というものは、これは新宮市が株を50%、そして民間事業が50%、そういう株式会社だということで、これは私のお聞きしている範囲では全国にもまれに見る、こういう荷役事業を新宮方式でやったところはないと聞いているんです。これが現在まで続いてきて、過日に亡くなられた小池社長、この方は水先案内人の資格を持ってこちらへ来られて、招致されたということも聞いています。そして、新宮港埠頭が順調にいって、これまで新宮市の経済においてもこれだけ貢献していただいた。これは本当の話ですからね。 しかし、小池前社長は荷役だけじゃなしに、やはりこれから将来のこと、雇用のことを考えてナマズという新しい事業をやりたいいうことで、私も当時総務建設委員長の時、2泊3日、鹿児島県へナマズのことで視察に行ってまいりました。そのとき、近大から、特別な餌を作られて、ナマズが生臭くないようにできる餌を、有路先生ですか、近大の、今、食縁という会社の社長でしょう。 先ほど、課長、答弁では議員の質問に答えてナマズもしやる、ブリもしやるって言いやったけれども、新宮港埠頭さんは港湾事業を主体にやっている。当たり前です。そして、前社長はこれをやはり、雇用のことも、拡大も含めて、彼も説明を受けたんです、私、過去において、総務建設委員長のときに、小池社長を招聘して、いろんな説明を受けました。いろんな議員がありますから、それに対して別な考えを持った議員もおるけれども、議会はそれで、私は委員会で話をお聞きしたわけなんです。 今回、小池社長がお亡くなりになられたんですよね。そして、田岡市長が今度はその取締役になったんですね。ここの中の役員6名のうち、代表が田岡実千年市長、向井副市長、新谷企画政策部長、小渕
企業立地推進課長ですね。今回は、トップの代表に市長がなられたんです。市長は新宮市の市長であり、常勤の役員じゃないから給料はもらっていないことは、先ほど同僚議員の質問でも聞きました。それで、今回、決算においてナマズ事業が赤字を出しているということで、同僚議員からいろんな質問があったと思います。それは間違いないことです。そうですね。お答えください。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) ちょっと説明が不十分だったところもあるのかも分かりません。水産加工事業について、マイナス収支で推移しているということでありまして、その水産加工の取扱い商品の中にはナマズもありますし、ブリの加工という部分も商品としてございます。
◆15番(福田讓君) そうやったらええけれども、私、あなたの答弁聞きやったら、ナマズも一緒に新宮港埠頭が経営してやるように私、聞こえたから。ブリはあくまでもメインは食縁でしょう。食縁は新宮港埠頭も経営に参画しています。有路社長が近大の先生で社長でしょう。積水化学とかいろんなところが入っているでしょう。そのとおりですね。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 繰り返しになって申し訳ございません。 新宮港埠頭の水産加工の取扱い商品としては、ナマズもあります。ブリについてもございます。
◆15番(福田讓君) それは、あの生けすを経営しているんですか、新宮港埠頭は、食縁は。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 新宮港埠頭のほうは、生けすを造ってブリを養殖しているということはございません。ブリについては、ほかの事業所から仕入れて、それを加工しているということでございます。
◆15番(福田讓君) ただそれだけですね。この養殖には関わっていないんでしょう、食縁は。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 新宮港埠頭の水産加工ということでございますと、ナマズの養殖、それとブリの加工、ナマズについては加工もさせていただきますけれども。で、ブリについては、新宮港埠頭のほうは、養殖事業は行ってございません。
◆15番(福田讓君) だから、先代の小池社長は民間会社の方ですから手腕能力を相当持っていた方です。だからこそ、新宮港埠頭というのはすばらしいこの新宮方式において、新宮市の経済に貢献されているんです。 前、課長にお聞きしたでしょう、私。観光船1隻入ったらどれだけの収入あるんですかと、450万円とおっしゃいました。10隻入ったら4,500万円、これ新宮港埠頭に入ってくるんですね。間違いないですね。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 1隻入れば、小さな2万トン級の客船クラスですと450万円とか500万円とかいうことで、そのうちの全てが新宮港埠頭に入るというわけではございませんで、当然その荷役というか綱の取り離しとか、そういったところで新宮港埠頭のほうに落ちる部分もございますが、その全てが入るということではなくて、その500万円、450万円の内訳には当然その副次的に波及していく効果も含まれるわけでございます。
◆15番(福田讓君) だから、この新宮港埠頭がどれだけこの紀南の経済に貢献しているか。新宮港がなかったら、もう本当に豪華客船からいろんな、今度できたバイオマス発電だってそうでしょう、お聞きしたら、九州のほうから木材チップもこちらに運ばれると。そしたら、新宮港を使っていただく、新宮港がこれが繁栄のもとですよ。 まして、紀州製紙の大きな2万6,000トンのチップ船が新宮港を使って、そしてあそこからダンプで毎日ぐらい紀州製紙にチップ材を運んでいる。これも、紀州製紙にとってもよいことであり、新宮市だってその船が着いて荷揚げによって利益を上げているということは、まさしくそのとおりじゃありませんか。 しかし、先代の社長は、これだけじゃない、将来を考えて、雇用も考えて、いろんな事業、ジャバラのことも話あったんです、経営したいということも私はお聞きしました。しかし、今回はナマズはやらせてほしいということで、それはそうでしょう、生き物を飼ったら、鳥インフルエンザって御存じでしょう。何十万のあれがインフルエンザにかかって処置しなければならない。しかし、今回、このナマズの事業によってそういうことがなかったんです。 しかし、決算において、やはりコロナ禍の中において売上げも芳しくなかった。元議長の前田賢一さんは、鶴保参議院議員にお願いして、海上自衛隊へも行ってくれた。それだけ頑張ってくれたんです。 だから、今回の決算において3,000万円の赤字が出たと。確かに、これ今度新しく田岡市長が社長になったんです。だから、田岡市長は今、公務の自治体の長として非常勤の新宮港の社長も兼ねておる。これから、田岡市長の手腕にかかってくるんです。これから、市長、ナマズの経営をどないされるかというの。あなたの手腕ですよ。どうですか。
◎市長(田岡実千年君) 先ほど、竹内議員の質問にもお答えさせていただきましたが、4年間赤字が続いているということで、やはり大きな改革をしていかなければなりません。そういったところで、一生懸命真剣に取り組んでまいりたいというふうに思っております。
◆15番(福田讓君) だから、今までは田岡市長は新宮市の市長であっても、株主として50%ほどの株は持っているけれども、実際経営を行っていたのは小池社長だったんです。だから、会社によっていろんなことがあったでしょう。 しかし、今度は市長がそこのトップなんです。これから、先ほど同僚議員もおっしゃったように、いろんな人件費とか経費も、やはり新宮式にもやって明確にやっていただければ、議員の誤解も解けるじゃないですか。私はそう思っていますが、やはり明確にしていただきたい。社長は田岡市長ですから。どうですか。
◎副市長(向井雅男君) 今回、議会のほうに提出させていただいている書類、財務諸表については、株主総会をもって議会のほうに報告させていただいております。本日、議員各位から受けました課題については、会社のほうで協議しながら、どういった書類が出せるかということも踏まえて今後検討させていただきたいというふうに思います。
◆15番(福田讓君) それで結構ですよ。やはり、今までは半分の株式を持って社長は民間の方だった。だから、いろんな議員からの質問もあったでしょう。しかし、今度は新宮市長なんです。やはり、経営の中においても市長のカラーを出していただいて、そして今までどおりこの新宮港埠頭が新宮市の経済の牽引者としてやっていけるように、市長、頑張っていただきたいと思います。 やはり、中の事務的なことも変えるところは変えていって、議員の皆さんにも了解をもらえるようにきちっとやっていただきたいと思いますが、いかがですか、最後一言でいいです。
◎市長(田岡実千年君) おっしゃるとおり、気を引き締めて頑張ってまいりたいと思ってございます。
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 次に、番号8、一般財団法人新
熊野体験研修協会の業務報告について、当局の説明を求めます。 生駒農林水産課長。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) (登壇) ただいま議題となりました一般財団法人新
熊野体験研修協会の業務報告について御説明申し上げます。 それでは、1ページをお開きください。 まず、事業報告ですが、入浴・宿泊を含めた施設の利用者状況につきましては、入浴・宿泊ともに昨年度以上の利用者を確保することができたものの、2月、3月に
新型コロナウイルス感染症によるまん延防止等重点措置が全国的に拡大された影響で、スポーツ合宿等の団体客のキャンセルがあり、経営は厳しいものとなりました。 収支につきましては、新型コロナ、円安等によって重油等物価が高騰したことにより支出が増加し、当期純損失72万6,021円の計上となりました。 収益事業につきまして、宿泊利用者は前年度7,314人に対し1,159人多い8,473人となっており、359万8,742円の増収となりました。入浴関係では、利用者数は前年度2万1,299人に対し3,562人多い2万4,861人となっており、146万6,075円の増収となりました。売店関係の売上げにつきましては、前年度に比べて24万4,849円減少し415万2,810円となっております。 次に、貸借対照表について御説明いたします。 3ページをお開きください。 まず、資産の部ですが、流動資産、固定資産を合わせました資産合計が3,365万2,943円でございます。 次に、負債の部ですが、流動負債、固定負債合わせまして979万3,776円でございます。 資産から負債を差し引いた2,385万9,167円が正味財産期末残高となり、正味財産期首残高が2,458万5,188円でありますので、先ほどの事業報告でも報告させていただいたとおり当期純損失72万6,021円の計上となります。 貸借対照表記載に係る詳細は、4ページから5ページにかけての正味財産増減計算書と6ページから7ページにかけての財産目録に記載のとおりでございます。 なお、令和3年度の公益目的財産、収支差額55万6,264円で、公益目的財産残額は704万1,879円となります。これにつきましては、協会のほうで評議員会を開催し、県のほうに報告する運びとなっております。 次に、令和4年度事業計画について御説明いたします。 予算書の1ページ及び2ページをお願いします。 令和3年度同様、二つの公益事業と収益事業から成る事業で、当協会を運営していくことになります。損益計算ベースの収入については、3ページに記載のとおり経常収益の総額は7,062万1,000円を見込んでいます。令和3年度と比較して62万7,000円の減額となっております。理由といたしましては、新型コロナウイルスの影響から前年度予算計上しました公益事業の一部中止が決まっているため、減額計上しております。一方、経常費用の総額も同額で、その内訳は4ページから5ページに記載のとおりです。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対して質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 次に、番号9、
公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について、当局の説明を求めます。 栗林文化振興課長。
◎文化振興課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました新教文第44号、
公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について御説明申し上げます。 1ページの令和3年度事業報告書をお願いいたします。 掲載のとおり、①から⑨までの事業を行っております。 令和3年度は、例年実施する事業に加えまして、②と⑧のミニ企画展と、④ですが国民文化祭・紀の国わかやま文化祭事業といたしまして、丹鶴ホール2階展示壁において10月20日から11月3日まで佐藤春夫パネル展を開催いたしております。期間中、延べ600人に御来場いただきました。 なお、下段米印に掲載のとおり、
新型コロナウイルス感染症の影響により5月6日の命日お供茶式は中止したほか、8月2日から9月13日までは臨時休館いたしました。 年間の入館者数は、1,703名でございました。 続きまして、令和3年度決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして、資産合計6,293万5,155円となってございます。 負債の部では、流動負債が34万7,267円でございます。 正味財産の部では、一般正味財産合計が6,258万7,888円となっており、負債及び正味財産合計が6,293万5,155円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部につきまして、経常収益計は867万8,053円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は841万3,136円でございます。 4ページをお願いいたします。 管理費は38万7,920円となっており、経常費用計は880万1,056円でございます。当期経常増減額は12万3,003円の減でございます。 経常外収益、費用はともにございませんので、一般正味財産期首残高から経常増減分を差し引き、一般正味財産期末残高は6,258万7,888円でございます。指定正味財産はございませんので、正味財産期末残高は6,258万7,888円でございます。 なお、5ページに財産目録、6ページに監査報告書を添付してございますので、御参照くださいますようお願いいたします。 続きまして、令和4年度予算書について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 令和4年度の事業計画でございますが、1、顕彰事業、2、収集・研究・活用、3、交流・普及、4、管理運営・受託事業を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 正味財産増減予算書でございますが、主なものを説明させていただきます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部につきまして、経常収益計は991万8,250円でございます。その主なものは、事業収益の984万4,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は939万1,830円でございます。その主なものは、給料手当の260万4,000円、
臨時雇賃金の309万5,000円でございます。 3ページをお願いいたします。 管理費は52万6,420円で、主なものは給料手当の19万6,000円でございます。 事業費と管理費とを合わせた経常費用の計は、経常収益計と同額の991万8,250円でございます。また、経常外収益・費用ともにございませんので、一般正味財産の期首及び期末残高は同額の6,262万2,682円でございます。指定正味財産もございませんので、正味財産期末残高は6,262万2,682円でございます。 なお、4ページには役員名簿を添付してございます。 以上、誠に簡単でございますが、
公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対して質問を行います。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 事業計画なんですけれども、この佐藤春夫記念館の移転計画というのがいっときあって、差戻しでなくなったと思うんですけれども、これからこの佐藤春夫記念館の移転計画というのはまだ全然表に出てこないというのか、計画にはないのでしょうか。
◎文化振興課長(栗林圭一君) 現在、昨年3月の定例会で御指摘をいただきました点につきまして少しずつですが課題を整理するとともに、記念館長や記念館の職員、記念会の理事とも御意見をいただいているところでございます。 皆様には、全体事業をお示しできる準備が整い次第、改めまして御提案をさせていただきたいと思っております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。分かりました。
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。
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△日程5 市報告
○議長(榎本鉄也君) 日程5、市報告を議題といたします。 番号1、
公設市場経過報告について当局の説明を求めます。 津越商工観光課長。
◎商工観光課長(津越紀宏君) (登壇) ただいま議題となりました令和3年度新宮広域圏公設地方卸売市場の経過、青果・水産物の取扱状況について御報告いたします。 お手元に配付いたしておりますA3の資料を御覧くださいますようお願いいたします。 まず、上段の新宮中央青果株式会社の青果物でございますが、取扱量につきましては1,796トン、取扱額は6億9,411万4,000円となっております。対前年比で、数量におきましては8.8%の減、173トンの減でございます。金額におきましては5%減の3,632万8,000円の減となっております。 取扱状況についてでございますが、前年度比較の減少は野菜の取扱量の減少によるものが主なものとなっております。 要因につきましては、令和3年度は秋頃までは潤沢な出回りにより相場の安値が続いたこと、加えまして主力であります量販店との取引の減少が主な原因と伺っております。 次に、下段の新宮水産株式会社の水産物でございますが、取扱量におきましては180トン、取扱額が3億7,285万5,000円でございます。対前年比では、数量におきましては4.3%減の8トンの減少でございます。金額におきましては0.5%減の198万7,000円の減となっております。 取扱状況についてでございますが、前年度と比較しますと若干の減少でほぼ横ばいとなっております。コロナ禍で、飲食店など業務筋を取り扱う商店との取引が縮小傾向でありますが、スーパーなど大型小売店につきましては営業努力を重ね取引が増加していると伺っております。 また、海水温の上昇やロシア紛争の影響、流通事情によりまして、品薄とか相場高と厳しい取引を強いられているようであります。 このような中、水産会社におきましても取扱高を増やす対策といたしまして、新商品の開発やふるさと納税の返礼品アイテムを増やしたりとか、取引による売上増に取り組んでいると伺っております。 以上、簡単ではございますが、公設地方卸売市場青果・水産物の取扱状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対し質問を行います。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) 関連してのことになると思うんですが、先般、チップの材料が市場に飛んできてというふうなお話、写真共々送ってくださって聞いたんですけれども、そのような話というのは御報告には上がっておりますでしょうか。
◎企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課が、広域圏事務組合の幹事となってございますので、企画調整課峪中より答弁をさせていただきます。 先日、幹事会等もございましたが、そのような話は協議の場では出ておりませんでした。
◆2番(大坂一彦君) これ、私、まだ現場、御一緒させてもらうように予定していたんですけれども、天候の具合とか日程のことで行けていないので、まだまだなんですけれども、何かしら市場関係、食べ物を扱うところであるのでというふうなことで、また改めてお伺いしてこようと思います。 その際には、峪中課長のところへ御報告なり御相談なり行かせてもらったらいいですか。
◎企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課のほうで御対応させていただきたいと思います。
◆2番(大坂一彦君) お願いします。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。 引き続き、番号2、新宮港経過報告について当局の説明を求めます。 小渕
企業立地推進課長。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) (登壇) ただいま議題となりました令和3年度の新宮港利用状況について御説明を申し上げます。 お手元の資料1ページをお願いいたします。 まず、外航船の状況でございますが、入港船舶数は20船で、令和2年度と比べ4船の減となっており、取扱いの貨物量は37万6,466トンと前年度と比べ5万6,172トンの増でございます。 次に、2ページをお願いいたします。 内航船の状況でございますが、船舶数は木材、チップ、その他を合わせまして466船と、前年度と比べ65船の増となっており、取扱い貨物の量は45万1,501トンと前年に比べ1万4,195トンの増でございます。 3ページには、外航船、内航船の入港船舶数及び取扱いの貨物量の合計を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上、誠に簡単ではございますが、新宮港利用状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) ただいまの説明に対し質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 以上で質問を終わります。
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△日程6 議案第34号 専決処分につき承認を求める件
△新宮市税条例等の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) それでは、日程6、議案第34号、専決処分につき承認を求める件、新宮市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 安井税務課長。
◎税務課長(安井正典君) (登壇) ただいま議題となりました議案第34号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が令和4年3月31日に公布され、原則として4月1日に施行されたことに伴い、市税条例等の一部に所要の改正を行なうものであります。地方自治法第179条第1項の規定により本年3月31日に専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 主な改正点は、住宅借入金等特別税額控除の期間延長、固定資産税の特例措置の改正などでございます。 議案書の3ページをお願いします。 第1条は、市税条例の一部を改正するというもので、内容につきましては、改正後、改正前による新旧対照表の記載のとおりでございます。 それでは、新旧対照表により御説明いたします。 第18条の4ですが、地方税法第382条の4の規定の追加改正により、証明書に住所に代わるものを記載し交付しなければならないとする改正でございます。 続きまして、第33条第4項、4ページの第6項及び5ページの第34条の9ですが、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等について、所得税と個人住民税の課税方式を一致させることとし、総合課税または分離課税の適用は所得税の確定申告の記載により行うものとする改正でございます。 6ページをお願いします。 第36条の2ですが、地方税法の改正に合わせ公的年金等受給者の市民税申告義務に係る規定の整備を行うものです。第36条の3の2、7ページの3の3ですが、給与所得者及び公的年金等受給者の扶養親族申告書について、記載事項に退職手当等を有する一定の配偶者及び扶養親族の氏名等を追加するなど、所要の整備を行うものです。 8ページをお願いします。 第48条から9ページ第73条の3までは、地方税法等の改正に伴い項ずれの反映による改正でございます。 続きまして、附則第7条の3の2ですが、住宅借入金等特別税額控除の適用期間を4年間延長し、令和7年末までに入居したものといたします。 10ページをお願いします。 附則第10条の2ですが、附則第14条を削除したことによる項ずれ及び11ページ下段、第25項貯留機能保全区域の特例措置を追加したための改正でございます。 12ページを御覧ください。 附則第10条の3ですが、省エネ改修工事を行った住宅に係る特例の拡充等に伴う法律改正に併せた改正でございます。 13ページをお願いします。 附則第12条ですが、現行の土地の負担調整措置等の特例措置を、令和4年度に限り商業地等に係る課税標準額の上昇幅を2.5%とする改正でございます。 続きまして、附則第16条の3第2項ですが、法律改正に併せて上場株式等の配当所得等に係る市民税の申告分離課税を所得税での適用がある場合に限り適用する改正であります。 14ページをお願いします。 附則第17条の2第3項ですが、法律改正に併せて引用条項の削除に伴う改正であります。 15ページをお願いします。 附則第20条の2第4項ですが、外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律の改正に併せ、申告方式の選択に係る規定の整備であります。 続きまして、附則第20条の3第4項及び16ページの第6項ですが、租税条約等の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律の改正に併せ、申告方式の選択に係る規定の整備であります。 16ページ下段、附則第26条第1項及び17ページ第2項ですが、
新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別税額控除の特例の適用期間の見直しに伴う規定の整備であります。 17ページをお願いします。 第2条は、昨年の市税条例の改正のうち施行日を迎えていない部分を改正するものでございます。 次に、新旧対照表で御説明いたします。 第36条の3の3ですが、法律改正に併せて扶養親族申告書の改正に伴う規定の整備でございます。 18ページをお願いします。 附則としまして、第1条で施行期日を、第2条で納税証明書に関する経過措置を、第3条で市民税に関する経過措置を、第4条で固定資産税に関する経過措置をそれぞれ定めております。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御承認のほどよろしくお願いします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第34号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第34号はこれを承認することに決定いたしました。
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△日程7 議案第35号 専決処分につき承認を求める件
△新宮市
地方活力向上地域における固定資産税の特別措置に関する条例及び新宮市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程7、議案第35号、専決処分につき承認を求める件、新宮市
地方活力向上地域における固定資産税の特別措置に関する条例及び新宮市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 安井税務課長。
◎税務課長(安井正典君) (登壇) ただいま議題となりました議案第35号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市
地方活力向上地域における固定資産税の特別措置に関する条例及び新宮市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例であります。地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、新旧対照表により説明いたします。 3ページをお願いします。 第1条でございますが、新宮市
地方活力向上地域における固定資産税の特別措置に関する条例でございますが、附則第2項は効力の延長でございます。効力の失効日を令和4年3月31日から令和6年3月31日に改正しております。これにつきましては、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部改正により、適用期限が延長されたことによるものであります。 続きまして、第2条、新宮市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例ですが、租税特別措置法施行令が改正されたことに伴うものであります。 4ページをお願いします。 附則第3項、新宮市低開発地域工業開発における固定資産税の特別措置に関する条例についてですが、適用期間が既に終了しているため、今回、本条例を廃止するものであります。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御承認のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第35号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第35号はこれを承認することに決定いたしました。
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△日程8 議案第36号 専決処分につき承認を求める件
△新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 続いて、日程8、議案第36号、専決処分につき承認を求める件、新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第36号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和4年3月31日公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、新宮市
国民健康保険税条例の一部に所要の改正を行うというもので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 議案書の3ページをお願いいたします。 新宮市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の表中、第2条第2項で、基礎課税額が65万円を超える場合には65万円とする。第3項で、後期高齢者支援金等課税額が20万円を超える場合には20万円とするというもので、課税限度額を引き上げるというものでございます。 次の第26条第1項は、基礎課税額を減額しても65万円を超える場合には65万円とする。後期高齢者支援金等課税額を減額しても20万円を超える場合には20万円とするというものでございます。 4ページをお願いいたします。 附則第8項においては、規定の整備を行ったものでございます。 なお、附則で、この条例は原則として令和4年4月1日から施行し、改正後の規定は令和4年度以降の保険税に適用し、令和3年度までの国民健康保険税については従前の例によるというものでございます。 以上、誠に簡単ですが説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第36号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第36号はこれを承認することに決定いたしました。
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△日程9 議案第37号 専決処分につき承認を求める件
△新宮市介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程9、議案第37号、専決処分につき承認を求める件、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原
健康長寿課主幹。
◎
健康長寿課主幹(萩原桂二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第37号、専決処分により承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、昨年度に引き続き、
新型コロナウイルス感染症の影響により、一定程度収入が下がった方々等に対して介護保険料の免除等を行うために、新宮市介護保険条例の一部に所要の改正を行うものであり、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、新旧対照表により御説明いたします。 議案書の3ページをお願いいたします。 附則第12項において、減免対象となる保険料を令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間に納期限が設定されているものと定め、第1号被保険者の資格の取得に係る届出を14日以内に行わなかったことにより、令和4年3月31日以前の納期に係る納期限が同年4月1日以降に定められているものを除くとするものです。 附則としまして、この条例は公布の日から施行し、改正後の新宮市介護保険条例附則第12項の規定は、令和4年4月1日から適用するというものでございます。 以上、誠に簡単ですが説明とさせていただきます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第37号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第37号はこれを承認することに決定いたしました。
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△日程10 議案第38号 専決処分につき承認を求める件
△令和3年度新宮市
一般会計補正予算(第14号)
○議長(榎本鉄也君) 日程10、議案第38号、専決処分につき承認を求める件、令和3年度新宮市
一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第38号、令和3年度新宮市
一般会計補正予算(第14号)の専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、病院事業会計で予算計上していた地方債に関し、一般会計において緊急に予算措置を行う必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により3月31日に専決処分をさせていただいたものであります。 それでは、3ページをお願いします。 第1条では、予算の総額に1億1,500万円を追加し、補正後の予算額を204億6,232万1,000円にするというものであります。第2条では、地方債の追加は第2表地方債補正によるというものであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入ります、14ページをお願いします。 3歳出、4款衛生費1項10目医療センター費の医療センター事業会計繰出金は、HCU関連の医療機器や施設整備に関し、半導体不足等の影響から事業完了時期が年度末となり、事業費の確定が遅れることとなったこと等により、財源となる過疎対策事業債について、出納整理期間が設定されていない病院事業会計での起債予算を減額して一般会計予算に振り替え、同額を病院事業会計に繰り出すものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、12ページをお願いします。 2歳入、21款地方債につきましては、病院事業会計予算から減額する過疎対策事業債について、その同額を補正計上するものであります。 恐れ入ります、前に戻っていただきまして、6ページをお願いします。 第2表地方債補正でありますが、1件の追加で、起債の目的、限度額、借入や償還の方法についてはいずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第38号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第38号はこれを承認することに決定いたしました。
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△日程11 議案第39号 専決処分につき承認を求める件
△令和3年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(榎本鉄也君) 続いて、日程11、議案第39号、専決処分につき承認を求める件、令和3年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第39号、令和3年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)の専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、病院事業会計で予算計上していた企業債に関し、緊急に予算措置を行う必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により3月31日に専決処分をさせていただいたものであります。 それでは、病院3ページをお願いいたします。 第1条は総則規定でございます。 次の第2条は、当初予算第4条に定めております資本的収入の予定額を補正するものでありますが、企業債として受入れ予定していたものを一般会計にて地方債として借入れを行った後、病院会計へ負担金交付金として受入れするもので、金額の増減はございません。次の第3条は、当初予算第6条に定めております企業債の限度額3億840万円を、1億9,340万円に改めるというものであります。 それでは、内容につきまして、実施計画明細書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、病院8ページ、9ページをお願いいたします。 資本的収入の予定額8億6,011万3,000円に変更はございません。内訳といたしまして、1項1目の企業債は、施設設備等改修費や医療機器等購入の財源として借り入れる企業債の一部を、一般会計にて地方債として借入れを行うため1億1,500万円を減額し、2項1目の他会計負担金は、一般会計で借入れした地方債を一般会計負担金として受け入れるため1億1,500万円を増額するというものであります。 なお、病院4ページから病院7ページに実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 1点お聞きします。 病院7ページの一般会計から繰り入れたことなんですが、当年度未処分利益剰余金が3,533万5,000円となっています。ちょっとこれ、教えていただきたいんです。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) こちらにつきましては、この前の補正予算(第1号)で、即応病床の県の補助金を頂いたことで、令和3年度決算におきましては未処分利益剰余金3,533万5,000円を計上しているということであります。
◆15番(福田讓君) ということは、3,500万円が一応入ってきたさか黒字になったという形なん、それはそれだけですか、この剰余金というのは。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 令和3年度の最終予算上では、3,533万5,000円の黒字という形になっております。
◆15番(福田讓君) 分かりました。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第39号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第39号はこれを承認することに決定いたしました。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後2時02分
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△再開 午後2時18分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程12 議案第40号 専決処分につき承認を求める件
△令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第1号)
○議長(榎本鉄也君) 日程12、議案第40号、専決処分につき承認を求める件、令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第40号、令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、国の
新型コロナウイルス感染症に関する子育て世帯支援施策に伴い緊急に予算措置を行う必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により5月24日に専決処分させていただいたものであります。 それでは、3ページをお願いします。 第1条では、予算の総額に4,388万1,000円を追加し、補正後の予算額を170億1,084万6,000円にするというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において職員に係る給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の14ページをお願いします。 1の一般職、(1)総括について、比較欄に記載のとおり、会計年度任用職員報酬及び職員手当がいずれも時間外勤務手当の計上により増となり、合計60万円の増額であります。 また、職員手当の内訳は、その下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、ア及びイにそれぞれ記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入ります、12ページをお願いします。 3歳出、3款民生費、2項3目母子福祉費の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業は、新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、食費等、物価高騰等に直面する低所得のひとり親世帯及びその他の低所得の子育て世帯を支援する観点から、条件を満たす世帯を対象として児童1人当たり5万円の給付金を支給するものであります。 以上が歳出であります。 次に歳入でありますが、10ページをお願いします。 2歳入、14款国庫支出金につきましては、さきの給付事業に対する財源として同額の補助金を計上するものであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) お聞きいたします。 今、5万円とおっしゃられていましたが、何名ぐらいいらっしゃるんですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田よりお答えをさせていただきます。 対象者でございますが、約800名を予定してございます。
◆15番(福田讓君) 再度お聞きします。 これは、年は関係なしですか。子育てということは、18歳までですか、それとも15歳ですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 対象となる児童でございますが、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある児童といたしまして、生年月日で申しますと平成16年4月2日生まれから令和5年2月28日生まれまでとなります。障害を持った方は、20歳未満となります。ですので、平成14年4月2日以降に生まれた方ということになります。
◆15番(福田讓君) 再度お聞きします。 これは、もう市のほうで全部把握されている、それとも本人から申請ですか。これは、国の補助金で上がっているんですけれども、そのあたりはもう市のほうで把握されて、それを支給の人にお知らせしていくという形になっているんですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) この対象となる方でございますが、令和4年4月分の児童扶養手当を受給されている方、こちらについては当課のほうで把握してございますので、申請不要で受け取っていただけます。 また、令和4年4月分の児童手当または特別児童扶養手当の支給を受けている方で、令和4年度分の住民税均等割が非課税である方、こちらについても把握ができておりますので、こちらも申請不要で受け取っていただけます。 それ以外の方については、申請が必要となります。
◆15番(福田讓君) ありがとうございます。 だから、それは分かるんですけれども、自分で申請しなければならないという方は、一般市民は御存じでしょうか。そのあたり、児童手当をもらっている方でしたら分かりますけれども、新たに転入された方とかそういうこともあると思うんですが、全員が本当にもらえるかということで、やはり申請の手続等どういった形でお知らせするのでしょうか、広報するのでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 既に、ホームページ等では周知をさせていただいているところでございます。また、今後、新聞広告などで周知を図ってまいりたいと思います。また、御自分が支給対象となるかどうか分からないという方につきましては、子育て推進課のほうにお問合せいただければ調べさせていただきます。
◆15番(福田讓君) ホームページというけれども、ホームページは見ない人もいらっしゃるかも、今、若い、お子様をお持ちの方はホームページを見られる方もいらっしゃると思うんですけれども、そのあたり紀南新聞等で、その費用も取っているんですね、お知らせして、紀南新聞ですか。 でも、これ期日というのはいつまでなんですか。というのは、期日を過ぎたらもうもらえないとか、支給ができないとかになると思うんですが、そのあたりは。 要するに、支給金もこの間の5月16日で終わったでしょう。でも、うちは親切に5月過ぎても10万円の支給はきちっとあなた方の職員はしていますからね。お電話していただいたり、本当にもらわれたあるんですか、もらわれていないんですか、要らないんですかと、職員の皆さんよく頑張っていると思います、私。そのあたり、ちょっと説明していただきたいんです。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 申請期限でございますが、令和5年2月28日までとなっております。この期間、こちらのほうで支給対象と思われる方につきましては、できる限りの周知をさせていただきたいと考えております。
○議長(榎本鉄也君) 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 支給予定日は分かりますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 児童扶養手当を受給されている方については、一番早く支給を予定しておりまして、6月20日を予定してございます。
◆5番(岡崎俊樹君) これも自動的に振り込まれるということで。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第40号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第40号はこれを承認することに決定いたしました。
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△日程13 議案第41号 新宮市支所設置条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程13、議案第41号、新宮市支所設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 田中三輪崎支所長。
◎三輪崎支所長(田中幸人君) (登壇) ただいま議題となりました議案第41号、新宮市支所設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、三輪崎支所が新築移転されることに伴い所要の改正を行うものです。 改正内容でございますが、2ページを御覧ください。 三輪崎支所が移転することに伴い、別表(第2条関係)の位置について、改正前の新宮市三輪崎三丁目94番地の1から、新宮市三輪崎三丁目39番地の1に改めるというものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和4年7月19日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程14 議案第42号
新宮市議会議員及び新宮市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例
○議長(榎本鉄也君) 日程14、議案第42号、
新宮市議会議員及び新宮市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 木田
選挙管理委員会事務局長。
◎
選挙管理委員会事務局長(木田和彦君) (登壇) ただいま議題となりました議案第42号、
新宮市議会議員及び新宮市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の改正は、国政選挙における選挙運動に関し、選挙運動用自動車の使用などの公費負担の限度額が引き上げられたため、国の限度額に合わせて本市の市議会議員及び市長選挙における選挙運動の公費負担の限度額を引き上げるものでございます。 個々の金額につきましては、新旧対照表により説明させていただきます。 2ページをお願いします。 第4条は、選挙運動用自動車を借用した場合の1日当たりの公費負担の限度額を1万6,100円に、燃料代の1日当たりの公費負担の限度額を7,700円にそれぞれ増額するものでございます。 3ページをお願いします。 第8条では、選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の限度額を1枚当たり7円73銭に増額しております。第11条では、選挙運動用ポスターの作成に係る公費負担の限度額を1枚当たり541円31銭に、企画費を31万6,250円にそれぞれ増額する改正となってございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するとしてございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 国が上げるということなんですけれども、市が別に合わせる必要はないとは思うんですけれども、合わせる理由というのはありますか。
◎
選挙管理委員会事務局長(木田和彦君) 今までも、国政選挙の限度額と市条例で合わせてございまして、国のほうは参議院選挙のときに見直しを行ってございます。毎回ではございませんが、これまでも変更して、変更の都度、市のほうも変更してきた次第でございます。
◆5番(岡崎俊樹君) ちょっと、僕、質疑がずれていたら止めてほしいんですけれども、私、昨年、ポスターについてはちょっと高いんじゃないかというところで、研究するという答弁をもらっているとは思うんですけれども、これだと、今のところ限度額を超えていないのに、また上げていくとまた無駄に、この議員というか立候補する人の努力だとは思うんですけれども、その限度額を高くすればするほど、何か安くする努力をしなくなるんじゃないかなと思いますし、そもそも限度額いっぱいで使っていないのであれば上げる必要はないと思うんですけれども、その辺どうなんでしょうか。
◎
選挙管理委員会事務局長(木田和彦君) 限度額まで達しない場合はその額になりまして。
◆5番(岡崎俊樹君) 昨年の、平成31年度の選挙であると、一番使っている人でも2,000円以下だと思うんで、そこを下げるというものは検討されなかったのかと。 局長なって間もないとは思うんですけれども、私、9月に一般質問した際に、それからの検討というか、それを踏まえて検討されなかったのかということ。
◎
選挙管理委員会事務局長(木田和彦君) すみません、検討はしてございません。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
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△日程15 議案第43号 令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(榎本鉄也君) 日程15、議案第43号、令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第43号、令和4年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に3億2,432万2,000円を追加し、補正後の予算額を173億3,516万8,000円にするというものであります。第2条では、地方債の変更は第2表地方債補正によるというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において職員に係る給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の26ページをお願いします。 給与費明細書1の一般職、(1)総括について、比較欄に記載のとおり、会計年度任用職員報酬が310万7,000円の増、職員手当は、時間外手当467万8,000円と会計年度任用職員の期末手当24万4,000円の計上により492万2,000円の増、共済費については、会計年度任用職員分57万9,000円の増で、合計860万8,000円の増額であります。 また、職員手当の内訳は、その下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、ア及びイにそれぞれ記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、12ページをお願いします。 3歳出、2款総務費1項17目諸費は、前年度に収入された国庫補助金の清算返還金であります。 14ページをお願いします。 5項1目防災費については、和歌山県防災情報システム再整備負担金の財源として、緊急防災・減災事業債を充当したことに伴う財源振替であります。 16ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費の
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、速やかに生活、暮らしの支援を行う観点から、新たに令和4年度に住民税非課税となった世帯に対し1世帯当たり10万円の特別給付金を支給するものであります。また、7目国民健康保険事業費は、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者に対する国民健康保険税減免額の6割分について、国の臨時交付金を財源として国民健康保険特別会計に繰り出すものであります。 18ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費の説明欄1、保育士等処遇改善臨時特例事業補助金につきましては、
新型コロナウイルス感染症に対応しながら最前線で働く保育士、放課後児童支援員等の処遇改善のため、令和4年2月から収入を3%程度引き上げる取組を行う保育所、認定こども園、放課後児童クラブに対して補助を行っており、引き続き4月から9月まで実施することに伴う人件費と補助金の補正であります。 また、説明欄2の横町ちびっこ広場整備事業は、遊具が全体的に老朽化してきているため、老朽化した遊具を撤去し新たに複合遊具等を設置するもので、説明欄3の放課後児童クラブ施設移転改修事業については、旧王子幼稚園を用途変更し放課後児童クラブとして活用するための外壁塗装、シロアリ駆除、トイレ改修などの改築工事に係る設計費の計上であります。次の4目保育所費につきましては、公立保育所で会計年度任用職員として勤務する保育士の処遇改善経費に対し、国庫補助金を充当することに伴う財源振替であります。 20ページをお願いします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費の産婦人科医師緊急確保対策事業負担金は、医療センターの産婦人科医師を緊急的に確保するため、医師の派遣が可能な県外医療機関に対して支援を行う和歌山県の産婦人科医師緊急確保対策事業給付金に伴う市負担分及び当該事業の派遣医師に対する医師確保手当上乗せ支給分の市負担分について補正計上するものであります。2目予防費の
新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、4回目のワクチン接種について、60歳以上の方及び18歳以上59歳以下で基礎疾患がある、またはその他重症化リスクが高いと医師が認める方で、接種を希望される方を対象として実施する経費の計上であります。 22ページをお願いします。 8款土木費5項2目街路事業費の県営事業地元負担金(千穂王子ヶ浜線)は、和歌山県が実施する都市計画道路千穂王子ヶ浜線公共事業街路に係る市町村負担金の確定に伴う増額補正であります。 24ページをお願いします。 10款教育費6項3目スポーツ振興事業費の新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会負担金については、
新型コロナウイルス感染症の影響により大会の中止が決定したため減額補正するものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、10ページをお願いします。 2歳入、14款国庫支出金及び15款県支出金について、補助金等の名称、補助率等その内訳につきましてはいずれも説明欄記載のとおりであります。 19款繰越金は、本補正予算に必要な一般財源として、令和3年度からの繰越金の一部を充当するものであります。 20款諸収入につきましては、一般財団法人自治総合センターの横町ちびっこ広場整備事業に対する助成金であります。 21款市債について、事業の名称、充当率等につきましては説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 4ページをお願いします。 第2表地方債補正でありますが、2件の変更で、起債の目的、限度額、借入や償還の方法についてはいずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 14番、屋敷議員。
◆14番(屋敷満雄君) 一つだけ教けて。10ページの21、この防災関連システム整備事業債、これは防災行政無線のことか。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 これは、防災行政無線ではなく、県が運用しております和歌山県から一斉に各市町村及び消防本部に防災情報や気象情報等が送られるシステムでございます。 今回、この事業につきましては平成19年からやっておりまして、老朽化に伴い端末の改修を県下一斉に実施するものでございます。
◆14番(屋敷満雄君) 新宮市から直す無線ではないんか、ほんならこれ。関係ないいうことやな、ほいだら。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) これは、各市町村とも負担金を歳出しております。
◆14番(屋敷満雄君) 直してくるところは県なんやね。新宮市ではないね。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) そのとおりでございます。
◆14番(屋敷満雄君) 分かった。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) この横町ちびっこ広場整備事業についてですけれども、結構なありがたい予算がついております。これは、当局としますと、いろんな公園の遊具等々が老朽化している、それを順番に直していくのか、ここに大きな予算をつけて直していくことにどんな順番があったのか。そして、その中身、遊具と何でこの1,500万円近い予算になっているか教えてください。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田よりお答えさせていただきます。 この横町ちびっこ広場整備事業でございますが、横町ちびっこ広場は多くの子供が利用してございまして、老朽化に伴い遊具の更新が必要と感じていたところでございます。 財源として、コミュニティ助成事業補助金を頂けることとなりましたことから、今回予算を計上させていただいたものでございます。 遊具の更新でございますが、撤去する予定の遊具としましてはジャングルジム、メリーゴーラウンド、撤去し入替えを予定している遊具が滑り台とブランコ、新たに設置する予定の健康器具がございます。滑り台につきましては、複合遊具となっておりまして単体でもかなりの予算となってございます。また、工事費、設置に伴いましても約350万円ほどかかると見込んでございます。
◆11番(竹内弥生君) このコミュニティ補助金というのは、今、課長おっしゃった、どこから、国から。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 一般社団法人自治総合センターが、宝くじの社会貢献広報事業として行っているものでございます。
◆11番(竹内弥生君) そこから補助金を出すので、こういう流れになったという認識でよろしいですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) そのとおりでございます。
◆11番(竹内弥生君) コミュニティ補助金がなかったら、このような金額がつけられなかったと言うとおかしいですけれども、ちびっこ広場だけ特別に入ってきますもんね。ほかにいっぱい公園あるじゃないですか。でも、子供にとったらそういう予算をつけていただいて、一つでもよい公園になる、新しい遊具がつくということはありがたいことだと思います。ありがとうございます。 それと、この放課後児童クラブ、これはもう念願だと思うんですよね。その地域の子供たちのお母さん、親御さんたちにとって。これは、シロアリ駆除を、先ほどの説明を聞いたとおりでは塗装とかシロアリ駆除とかそういったものだけで、割と予算少なめなんですけれども、これで十分賄って放課後クラブで元気よく過ごせるような環境になるんでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 今回計上させていただきました予算につきましては、その改修工事の設計を行うための予算となってございます。
◆11番(竹内弥生君) だから、改修工事を行うための設計の予算だから、今後設計してからまた予算が生じるという認識でよろしいですね。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) そのとおりでございます。
◆11番(竹内弥生君) 分かりました。ありがとうございます。 もういいです。ありがとうございます。
○議長(榎本鉄也君) 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) まず、21ページなんですが、産婦人科医師緊急確保対策事業負担金、これもうちょっと詳しく御説明お願いいたします。 そして、新型コロナのことでお聞きしたいんですが、今回やっていただくことは本当にありがたいんですが、紀南新聞等では新宮市はこれからはもう佐野と熊野川町とか一部しか集団接種はしないということで、市内の個人開業医の先生にお願いするということを紀南新聞に載っておりました。それで間違いないんですか。佐野と熊野川町とは、やはり集団接種を行うということで。それについて、まず、取りあえずお聞きいたします。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) ワクチン接種推進室、小内より御回答申し上げます。 議員おっしゃるように、4回目の追加接種につきましては個別接種を中心に進めてまいります。ただ、医療機関が少ない三佐木地区、それと熊野川地域、ここについては補完的に集団接種を3回実施することにしております。 その3回の内訳なんですけれども、本来でしたら去年、佐野体育館で集団接種を行ったのですが、時期的に冷房施設のない佐野体育館はかなり厳しいということで、市役所別館で2回、交通支援を手厚くして別館のほうで2回実施する予定です。また、熊野川地域につきましては、熊野川総合開発センターのほうで1回集団接種を実施する予定としております。
◆15番(福田讓君) もう一つ、先ほどの産婦人科の負担金についてお願いします。
◎
保健センター長(西洋一君) 保健センターからお答え申し上げます。 これにつきましては、先ほど財政課長も説明しましたように、産婦人科医師を緊急的に確保するために、医師の派遣が可能な県外医療機関に対して支援を行う和歌山県の産婦人科医師緊急確保対策事業給付金、またこの事業による派遣される医師に対して医療センターが支払う医師確保手当の上乗せ支給分について各市町村が分担するということで、県のほうに対しては1,439万4,000円、医療センターのほうには1,027万6,000円を負担するというものであります。
◆15番(福田讓君) コロナのほうは、そうしますと個別接種の場合はまたタクシー券ですか。あれを発行していただけるんでしょうか。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) これまでと同様に、個別接種、タクシー券を同封して接種券を送付させていただきます。
◆15番(福田讓君) 個別接種の場合のタクシー券は、私、個別したことないんで、個別の場合もタクシー券というのは1メーターだけはつけていただいているんでしょうか。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) 往復分の1メーター分は、同封させていただいております。
◆15番(福田讓君) そして、今、御答弁いただきましたように、産婦人科医師、今回、私また一般質問でさせていただきますが、各町村からも負担金来ていますね。そのことも含めて、これはうちが出す負担金ですか。それとも、近隣市町村から入ってくるお金、そうじゃなしに、先ほどの課長の説明では県からの県外と言っていましたけれども、私ちょっと勘違いしたあるんかな。 私は、こう考えています。 今回、知事から代議士から全てお世話になって医師を招聘させていただいて、市長も榎本議長も頑張っていただいて本当にありがたかったんですが、だからそれに対して近隣町村、三重県の熊野市も含めて、新宮市に何とかこれだけ頑張って医療センターが、一般質問になったら悪いんですけれども、負担金を出していただけるという形じゃなしに、これ県、そこのあたり、ちょっともう一度詳しく教えてほしいんです。一般質問しますからね。
◎
保健センター長(西洋一君) 先ほど言いました、和歌山県が動いていただきまして、和歌山県に対しまして新宮市並びに東牟婁郡のところから和歌山県に支払う分が、新宮市分が1,439万4,000円になります。また、先ほど言いました産婦人科の上乗せ分につきましては、医療センターのほうに新宮市から1,027万6,000円を支払うというものであります。
◆15番(福田讓君) 私、頭が悪いんか知らんけれども、そこらあたり負担金というのは私の考えちょっと違うんで。 これ、医師が来ていただいたと、本当に骨を折っていただいてね。その負担金を、和歌山県に出すんですか。もうちょっと分かるように、あなたの説明では分かるんやけれども、私はちょっとその負担金という意味が、貰うもんと思っているんよ、どっちかというと新宮市に持ってこいいうて。うちがこれだけ頑張りやるんやさか。そういう考えを持ったあたさかね。
◎医療センター事務長(奥靖君) 医療センター事務長の奥が答えます。 今、こちらに一般のほうの予算に入っています分は、まず今回、慈恵医大のほうから医師に来ていただいたんですけれども、その大学側に研究費として支払う額があります。それは、和歌山県のほうが一旦、新宮市も含めて自治体から集めて、それでなおかつ和歌山県と三重県のほうで集まった分を大学に支払うというのが、一旦和歌山県のほうへ支払います。それは、大学側に研究費として支払う額であって。そして、もう一つは、今度は医療センターで手当の上乗せ分というのが生じました。それにつきましても、新宮市を含めて自治体から負担をいただくというような形になっております。
◆15番(福田讓君) それで分かりました。 医師を派遣している慈恵医大や、世耕先生のところから近大からも来ていただける、その学校に対しての負担金と、それで今度は医療センターで近隣町村の皆さんから出してくれたのと、それ二つあるということやね。そういう考えでいいんですね、この負担金というのは。大体それで分かった。 私は、何回も申し上げて申し訳ないんですけれども、負担金といったら私のところの医療センターからいただくものと思たあたんや。そういう解釈だったんでね。
◎医療センター事務長(奥靖君) もちろん、医療センターのほうに、今回特別手当を支給しますので、人件費の手当の分については医療センターのほうに負担いただくということになります。
◆15番(福田讓君) 今度、17ページなんですが、非課税ということで今、9月30日までに申請、令和3年度で激変した会社とか個人店主さんが頂ける10万円、一般のこの間、5月16日までお配りしていた10万円じゃなしに、家計が急変したということで、今度はこの令和4年度で家計が急変して、1か月でも急変した人に対して今度また国からの支援金、これいただけるということでよろしいんですね。
◎福祉課長(前地秀高君) 福祉課、前地よりお答えいたします。 6月1日付で、この非課税世帯等臨時特別給付金の支給要綱が改正されまして、もともと令和3年度非課税世帯と令和3年1月以降の家計急変世帯へ給付するものでございましたが、令和3年度非課税世帯にプラスして、令和4年度の非課税世帯についても確認書送付などで支給するようになりました。 また、家計急変世帯については、令和4年1月以降9月までの家計が急変した世帯に対しての給付となっております。
◆15番(福田讓君) 分かりました。だから、令和3年度で家計が急変して9月30日まで取扱いをやっていますね。それで頂いた方は、もう令和4年度ではならんもんね。だから、それはもう頂けないと、そういうことで理解させていただいてもよろしいですか。
◎福祉課長(前地秀高君) 議員おっしゃられるとおりでございます。
◆15番(福田讓君) 了解しました。
○議長(榎本鉄也君) 以上ですか。
◆15番(福田讓君) それで、まだあります。 民生費の19ページ、保育士等の処遇改善という補助金ということで、これは民営の保育士さんらも含めて公営のも含めて、頑張っていただいている保育士さんに対する臨時特別給付金ということで理解させていただいてもよろしいんでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) この処遇改善事業でございますが、民間の保育園、認定こども園、放課後児童クラブ、公立の保育所も対象となっておりまして、対象人数は約200名となっております。
◆15番(福田讓君) そうしますと、うちの公立もありますね、保育所。今まで、そうしたら保育士さんは公務員であってもやっぱり給料差が、安いと言ったら失礼なんですが、そういうことがあるからなんですか。 普通、民間なんですけれども、別に頂けることに対して話をしているんではないんですが。だから、以前もありましたね、医療センターの従事者に対して5万円支給してくれたと。そういった、それで医療に従事している方は頂いたと、そういう形で理解したらよろしいですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 今回のこの処遇改善事業でございますが、
新型コロナウイルス感染症への対応と、少子高齢化への対応が重なる最前線において働く保育士、放課後児童支援員等の処遇改善ということでございます。公立保育所も対象となってございますが、公立保育所の職員は公務員となりますので、職員の給与を担当する総務課とも協議させていただきながら、検討を進めてまいりました。 その結果、公立保育所に勤務する会計年度任用職員に適用することといたしました。
◆15番(福田讓君) 大体、御説明で分かりました。 以前は、やはり医療に従事する人のために、老人ホームとかそういったところで働いている人にも、金額に分かれて国からの支給金があったと。今回も、保育所で頑張っていただいている、特に子供たちが、マスクの大変なときに子供たちがかかって、親がそれに感染して大変なときがございました。だから、そういったとき保育士さんは体を張ってやっぱりやっていただいています。そういったことも含めて、この支給を臨時支給金するということで理解させていただいてもよろしいですね。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) そのとおりでございます。
○議長(榎本鉄也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) すみません、さっきいいですと言いましたのに、やっぱり再度質疑させてもらいます。 コロナワクチンは、これは5,000万円ぐらいは国からしっかり全体的に予算つきで、市民の命を守るため安全のために行うことだと思うんですけれども、私、素朴に疑問に思うことをお聞きしたかったんです。 ワクチンを打たない人が増えてきて、入荷しているワクチンは、この廃棄物処理委託料という中に入って捨てていくんですか。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) 予算計上している廃棄物につきましては、接種済みの注射器等の廃棄、そういうものでございます。ワクチン自体の廃棄ではありません。
◆11番(竹内弥生君) ワクチンは、じゃ、残ったらどうするんですか。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) 現在の保管しておるワクチンは、他の地域で言われているように、大量廃棄というのは今、新宮市の場合はございません。ただ、集団接種で予定した人数を少し割ってしまったということで、そこで数人分のワクチンを処分するということはございます。
◆11番(竹内弥生君) この4回目の接種につきましては、結構少なくなってくると思うんですけれども、その接種される方。残る割合のほうが高いのではないかと懸念いたしまして、そうするとどのようにするのかなと個人的にちょっと思いましたので。ワクチンが残ったらどうするんですか、今まではそうでしたとおっしゃいましたけれども。
◎
新型コロナワクチン接種推進室長(小内洋二君) 議員おっしゃるとおり、4回目の接種につきましては、一応予算上は対象者の9割を見て約1万人を見込んでおりますが、この1万人を接種するワクチンを確保する段階にございます。 この1万人を十分打てるワクチンを確保した場合、そして想定した接種率を大きく下回った場合は、議員おっしゃるように相当なワクチンを廃棄することになろうかと思います。
◆11番(竹内弥生君) 分かりました。自治体も大変ですね。国からそういった指示があるわけでもなく、自分たちでいろいろこう問題を解決していくということですね、廃棄するんだったら。ありがとうございます。 それと、もう一つ、産婦人科医師なんですけれども、これはもう切実に去年からもう1年間、1年になりますね、市長も全力で頑張って和歌山県も全力で頑張っていただいて、今さっき医療センター事務長がおっしゃったように、慈恵医大の研究費に出していく分と、近隣の市町村で医療センターの人件費、特別手当のほうに出していく分ということの御説明を受けました。 この産婦人科医師緊急確保対策事業負担金というのは、これは来年度はどうなるんですか。このまま、このような同じに計上をしていくのか、それか任期、産婦人科医師の任期はある程度決まっているのか。どういった段階まで進んでいるのかお聞きしたいです。
◎
保健センター長(西洋一君) 今のまま、来年度もこれは続いていくと考えております。
◆11番(竹内弥生君) 考えているということは、続いていきますということで間違いないですね、この負担金、緊急確保対策という文言のまま、緊急確保対策で出していくという形になりますか。人件費は、私は大いに出してもらって結構だと思うんです。
◎
保健センター長(西洋一君) そのとおりになっていくと思います。
◆11番(竹内弥生君) 思いますって、それはあかんわ、課長。 検討しておりますとかのほうがよろしいですし、任期というか、産婦人科医師の慈恵医大から来てくれる先生とか、いろんな方の任期は大体これぐらいで今、詰めている段階であるとか、今、もう本当に来てくださってやっと分娩が再開できる、私も肌に感じていますのでありがたいことです。 その先生たちに少しでもいていただくために、この緊急対策確保金というのをそのまま使っていってももちろん結構だと思うんです。 それを、ずっとこの先どれぐらいまで、和歌山県も、市長は物すごい政治力を発揮して県知事に訴えて、長く産婦人科医師の確保、地域医療に関して、医師確保について存分に努力、懸命に努力なされていることを存じ上げております。 なので、今、課長がおっしゃったように、思いますじゃ、ああそうですか、ありがとうございましたと言えないので、思いますですか。これは来年も続くということですね。
◎健康福祉部長兼
福祉事務所長(福本良英君) 和歌山県の事業ではございますが、慈恵医大のほうから派遣されている限りは継続していただけるというふうに考えてございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 以上です。
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は、お手元に配付しております分割付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後3時08分
---------------------------------------
△再開 午後3時19分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程16 議案第44号 令和4年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(榎本鉄也君) 日程16、議案第44号、令和4年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第44号、令和4年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 国保1ページをお願いいたします。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万円を追加し、補正後の予算を35億8,507万1,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 国保10ページをお願いいたします。 被用者が
新型コロナウイルス感染症に感染等したとき、当該被保険者の属する世帯の世帯主に対し傷病手当金を支給する制度を令和2年度と3年度に実施いたしました。令和4年度におきましても、9月末まで国からの財政支援の適用期間が延長されたことに伴い、2款保険給付費に6項傷病手当金を設け、
新型コロナウイルス感染症傷病手当金35万円を計上するものでございます。 国保12ページをお願いいたします。 3款国民健康保険事業費納付金1項1目一般被保険者医療給付費分におきましては、特別調整交付金の追加による財源振替で予算額は変わりございません。 続きまして、歳入を説明いたします。 国保8ページにお戻りください。 1款国民健康保険税1項1目一般被保険者国民健康保険税マイナス408万5,000円は、
新型コロナウイルス感染症の影響による減免を令和4年度も実施することに伴い、想定される減免額を国保税から減額するものでございます。 4款県支出金1項1目保険給付費等交付金198万4,000円の追加は、コロナ減免実施に伴う県からの財政支援措置受入れ分と、傷病手当金支給に伴う県からの財政支援措置受入れ分とを特別調整交付金に追加するものであります。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金245万1,000円の追加は、コロナ減免実施に伴い一般会計で受け入れる予定の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を国保特会へ繰り出すため、その他一般会計繰入金を追加するものであります。 以上、簡単でございますが、
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程17 議案第45号 令和4年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(榎本鉄也君) 日程17、議案第45号、令和4年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原
健康長寿課主幹。
◎
健康長寿課主幹(萩原桂二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第45号、令和4年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 介護の1ページをお願いいたします。 令和4年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)は、第1条で、歳入歳出予算の総額に44万円を追加し、歳入歳出予算の総額を40億6,267万2,000円にするというものであります。 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 今回の補正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく情報提供に用いるデータ標準レイアウトの改版に伴い、介護保険システム改修が必要となることにより、予算の補正を行うものです。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、介護10ページ、11ページをお願いいたします。 1款1項1目介護保険制度改正に伴うシステム改修事業委託料44万円の増額は、介護保険システムの改修事業委託料の増額です。 続きまして歳入ですが、恐れ入りますが、介護の8ページ、9ページをお願いいたします。 3款2項6目介護保険事業費補助金、8款1項1目繰越金のそれぞれの追加は、歳出1款1項1目一般管理費の増額によるものです。 以上、簡単ではありますが御説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程18 議案第46号 令和4年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)
○議長(榎本鉄也君) 日程18、議案第46号、令和4年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第46号、令和4年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、産婦人科医師に対する割増手当支給の財源として新宮市及び周辺町村から負担金を頂くことになったため、収益に係る予算の補正を行うものです。 それでは、病院1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定でございます。 次の第2条は、当初予算第3条に定めております収益的収入の予定額を補正するものであります。 収入の第1款第2項医業外収益を2,134万9,000円増額して、第1款病院事業収益の補正後の予定額を65億4,541万4,000円にするというものであります。 それでは、内容につきまして、実施計画明細書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、病院6ページ、7ページをお開き願います。 収益的収入のうち、まず収入の第1款病院事業収益を2,134万9,000円増額して、補正後の予定額を65億4,541万4,000円にするというものであります。 内訳といたしまして、2項2目の他会計負担金は一般会計負担金の受入れで1,027万6,000円を増額し、次の7目負担金交付金につきましても周辺町村からの負担金受入れで1,107万3,000円を増額するというものであります。 なお、2ページから5ページに実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(榎本鉄也君) 本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 先ほどの件と若干重複するかも分かりません。お聞きしたいと思います。 今回のこれ、病院4ページ、令和4年度病院事業予定貸借対照表のところなんですけれども、令和5年3月31日ということになっていますね。 岡本課長は企業会計に大変詳しい方なんで、私あんまり企業会計は詳しくないんでちょっとお聞きしたいんですが、先ほどの第39号で、流動資産の現金でも1億8,000万円かな。今回、病院の5ページで、当年度未処理欠損金が今度は7億3,500万円になるんやだね。というのは、今回のいろんな医師の招聘から含めて、コロナによって患者様もお客様も少なくなったということで、令和3年度は剰余金が3,000万円ほどあって、今度でこれ来年の5月31日で予想ですね、これだけあるということでそういうことでよろしいんですね。 それで、今度、会計へ二つの入ってきますね。病院7ページで、他会計負担金が1,027万6,000円、そして他町村の負担金1,107万3,000円ですか。それで、先ほどのところで2,400万円の
保健センター長がちょっと御回答いただいたんですが、それも含めてちょっと説明してほしいんです。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) まず、予定貸借対照表、病院5ページの部分なんですが、先ほどの議案で説明させていただいたのは、議員おっしゃったとおり令和4年3月31日現在の令和3年度末の予定貸借対照表になっておりまして、今回の補正予算は令和4年度末、令和5年3月31日時点の予定貸借となっておりまして、当然令和4年度の当初予算の影響を受けた結果になっております。 当初予算においては、コロナの病床確保の補助金がどういった状況になるか分かっていないというところとか、あと例年3月に一般会計から繰入れいただいている一般会計からの負担金が入っていない。あと、予算ですので人件費や材料費を多めに取ってあるという部分もありまして、当初予算ベースの収支では7億3,000万円ほどの赤字という当初予算を組んでおる結果、年度末の予定貸借としては現状こういうマイナス7億3,536万4,000円の当年度未処理欠損金という形になっております。 次に、一般会計負担金と他町村負担金についてですが、産婦人科医師に割増しの手当を支給するに当たりまして、新宮市及び周辺の町村から負担金を頂くことになりまして、令和4年度においては1名の方が4月から3月、もう1名の方が6月に採用になりまして6月から3月ということで、年間2,200万円の手当の支給を予定しておりまして、それにつきまして新宮市及び周辺町村の分娩数に応じた形で案分した結果、負担をお願いしている、そういった結果でこういった数字が出てきております。
◆15番(福田讓君) 詳しくは、また一般質問でもさせていただきますが、財政課長も一番よく知っていますけれども、医療センターがあって学校があって警察があってということで、地方財政の場合の一番詳しいのは財政課長が詳しいんですけれども、国からの交付税の中に繰り込まれていますから、3月になったら一般会計、医療センターじゃなしに市のほうへくれる、入ってくる交付税ですから、それをまた3億円一般会計から持ち出して、当たり前のことなんですけれども、市民の方というのは何で持ち出すんだということ。金、すぐ医療センターにくれるわけじゃないから、必ず一般会計に入って、それを3月31日に出すという形なんで、この7億3,500万円という一応赤字みたいになっているんですが、それはこれから減ってきますよね、今度で。そういうことでよろしいんですね。 それで、今回、退職給付引当金で9億3,000万円予定していますね。これについてちょっと御説明をお願いしたいんですが。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 退職給付引当金は、令和4年度の当初予算で計上させていた分もありまして、令和5年3月末時点で当院の職員が退職した場合に必要となる退職金を、あらかじめ引き当てておくという制度でございまして、この制度が始まりました平成27年の時点で不足している部分を15年かけて分割で計上していっている途中の形で、令和5年3月31日現在で9億3,109万4,000円引き当てているという状況であります。
◆15番(福田讓君) なかなか、企業会計でこうやって苦労されてやっていただいていますけれども、特に今回、産婦人科の先生が来ていただいて、詳しくはまた一般質問でもさせていただきますけれども、今回も世耕先生にもお願いしたり慈恵医大の先生に来ていただきますけれども、これから医師の働き方が時間外でしないようにということで国がなってきまして、なかなか県もえらくなってきて、県も今自体、全国に募集していますから、産婦人科の先生を。 だから、これは本当に市長に頑張っていただかなければ、また近隣の自治体の首長さんらと一緒に頑張っていただかなければ、本当にこの医療というのは一過性のもので、ああこれでよかったじゃなしに、ますます厳しさが増してくると思います。 そういうことで少し教えていただきました。ありがとうございました。
○議長(榎本鉄也君) 以上で質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
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△日程19 請願第1号 ご
当地ナンバー導入の実現を求める請願書
○議長(榎本鉄也君) 日程19、請願第1号、ご
当地ナンバー導入の実現を求める請願書を議題といたします。 請願第1号は、御手元に配付の請願文書表のとおり総務建設委員会に付託いたします。
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△休会について
○議長(榎本鉄也君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日6月15日から20日までの6日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、明日6月15日から20日までの6日間、休会とすることに決定いたしました。
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△散会の宣告
○議長(榎本鉄也君) 以上により、次回の本会議は6月21日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。
△散会 午後3時37分...