令和 3年 12月 定例会 令和3年12月
新宮市議会定例会会議録 第4日(令和3年12月9日)
---------------------------------------議員定数15名、現在員14名、
出席議員13名、氏名は次
のとおり。 1番 大西 強君 2番
大坂一彦君 3番 大石元則君 5番
岡崎俊樹君 6番
三栗章史君 7番 濱田雅美君 8番 東原伸也君 9番
久保智敬君 10番
榎本鉄也君 11番 竹内弥生君 13番 松本光生君 14番 屋敷満雄君 15番 福田 讓君
---------------------------------------欠席議員1名、氏名は次
のとおり。 12番 前田賢一君
---------------------------------------議事日程 令和3年12月9日 午前10時開議 日程1
一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(8
)---------------------------------------会議に付した事件 日程1
一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(8
)---------------------------------------地方自治法第121条
の規定による出席者 市長
田岡実千年君 副市長 向井雅男君
企画政策部 部長
新谷嘉敏君
企画調整課長 下 基君
企業立地推進課長 小渕 学君 総務部 部長 稗田 明君 参事兼
防災対策課長 竹田和之君
財政課長 小林広樹君
市民生活部 部長
西山和視君
生活環境課長 竹田和博君
健康福祉部 部長兼
福祉事務所長 北畑直子君
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長 山下泰司君
子育て推進課長 梶田卓哉君
建設農林部 部長 平見良太君
熊野川行政局 住民生活課長 勢古口千賀子君
医療センター 事務長 奥 靖君
庶務課長 岡本真治君
医療業務課長 須崎誠久君 教育
委員会 教育長
速水盛康君 教育部 部長 尾崎正幸君 次長兼
教育政策課長 澤原謙二君
---------------------------------------本会議
の事務局職員 局長
岸谷輝実 次長兼
庶務係長 辻坂有美 庶務係主任 中尾 愛
次長補佐兼
議事調査係長 岡崎友哉 議事調査係主任 大居佑介 第4日(令和3年12月9日)
---------------------------------------
△開議 午前10時00分
△開議
の宣告
○議長(
榎本鉄也君) おはようございます。 ただいま
の出席議員は13名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日
の会議を開きます。 本日
の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。
---------------------------------------
△日程1
一般質問
○議長(
榎本鉄也君) それでは、日程に入ります。 日程1、
一般質問を行います。 別冊、
一般質問通告表、番号8
の発言を許可いたします。
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△福田 讓君
○議長(
榎本鉄也君) 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) (質問席) おはようございます。
榎本議長の許可をいただきまして、1時間30分、
一般質問をさせていただきます。市長をはじめ、市当局
の姿勢をただしていきたいと思います。よろしくお願いします。 まず、通告に従いまして、
医療センターの運営、まず
産婦人科医師の招聘についてでございます。 皆様、既に御承知
のとおりと思いますが、
和歌山県知事、そして和歌山県
福祉保健部の野尻孝子技監、有名になっている
の御存じだと思います。なぜかと言いますと、
新型コロナ対策において、和歌山県が全国にその名をとどろかせた
のは、
仁坂知事と
野尻技監がタッグを組んで、一生懸命に職員と共に
新型コロナ対策を、そして新しい感染者を出さないと、日本で有名になったはずですね。なおかつ、
コロナワクチンの接種でも日本一になりました。それはやはり知事、技監
のお力
のたまものだと私は思っております。 まず、なぜこれを言うかということは、やはり医療に携わる者にとって、特に事務局、
医療センターの事務長をはじめ
中井先生、こういった知事並びに
野尻技監の功績という
のは、菅総理
のところまで行って説明されているんですよ。これ新聞に載っていましたね。それだけ和歌山県という
のは、当時
の菅総理大臣も
仁坂知事を呼んで、
和歌山方式を説明していただきたいというぐらい期待されてやったんですよね。本当に和歌山県は全国に名をとどろかせました。という
のは医療について、全てにおいて、これからも和歌山県が全国に先駆けて、これから
のいろいろな問題、
産婦人科の問題においてもやはり信頼を受けていくと。私はそう思っています。 なぜそれを申し上げたかと申しますと、昨年9月に、
選定療養費のことで市議会でいろいろ議論があった。議論する
のは当たり前、議員は市民
の代表ですからね。しかし、最終的に我々市議会は、これを議決しました。これは事実でしょう。 そのときに私、9月
の議会
の前
の日に、
上田勝之前議員が私にこう話してくれました。私はこれを絶対法律を守りたいと。しかし、5,500円
の初診料は高いけれども、これは国が定めたものによって、地元
の開業医さんと連携を密にするため
の国
の方針ですよ。それはそのとき、
上田勝之議員は、「私はやっぱり法律を守っていきたい。だから附帯決議をつけさせていただきたい」と、私にお話がありました。「ありがとう、
上田議員、よろしくお願いしますね」と言って、そして議決に入って、1票差で議決なったでしょう。よかったと私は思っている。市長、もしこれが否決されていたら、今回
のこの問題、
産婦人科の問題以前に、
厚生労働省と
近畿厚生局から、いろんなこれからお願いしに行かなあかんことも、いろんな陳情もしなければならない。その中で
新宮市議会はきっちりと議決をして、全国
の200床
のベッド
のある病院は、全てこれを了解していただいたんです。 これから市長も
産婦人科問題で国へ行かれる。和歌山県を代表する、尊敬する二階先生、もう幹事長を終えられましたけれども力は持っています。今回、さき
の議員総会で、
榎本議長からお話を聞いて、私も感銘を受けました。
榎本議長は
公明党所属であります。その所属である、近い方、
熊野正士参議院議員、これをこの間、話してくれました。私はインターネットでどのぐらい
の方かと思ったらすごい人ですよ。 今回、
榎本議長は、その
熊野正士さん、そして二階先生、
厚生労働省へ行っていただける。これは
政権与党の公明党が支えているからであります。私は今回
の陳情に行っていただけることを聞いて、全くありがたいと思っています。なおかつ、同僚
の久保議員も行っていただけるということで、ありがたいことじゃないですか、与党ですよ。なおかつ二階先生とも近い方ですから。その
熊野正士さんという
のは、愛媛大学
の医学部を出られて、
近畿大学附属病院、
大阪大学附属病院、
大阪医科大学附属病院、
松山赤十字病院、歴任されている方です。そして、脳
の関係でもプロフェッショナルですよ。その方がすごいという
のは、公明党
の国際局次長であり、なおかつ党
の地域医療関西会議議長なんですよ。そこへ今度、
榎本議長が行っていただける。市長と共に、二階先生
のところへも。私はぜひとも
榎本議長に、いい話を持って帰ってくれるように、ぜひともお願いいたしたいわけでございます。
榎本議長よろしくお願いいたします。そういうことで、今回、行ってくれるでしょう。私はありがたいですよ。やっぱり
政権与党ですよ。今、ただし書で、このようなことを申し上げさせていただきましたけれども、うれしいから言っているんです。今後ともですね。
医療センターの事務長、院長、
庶務課長も一生懸命頑張っていると思います。この時系列ですか、7月に先生が自分
のことで退職されるということで、
中井院長にお話をされた。
中井院長もびっくりされて、遺留を申し出たが、なかなかそれは難しい状態であったと。8月に市長にそれを報告された。その間、これ見たらどれだけ院長はじめ、
事務方トップ。どれだけ陳情に行っているか。私は分かります。並々ならぬ決意を持って市民
のために働いているわけです。これはトップという
のは、事務方
の一生懸命やっていることなんです。我々議会という
のは、政治的に動かなければなりません。それは地元出身
の二階先生、
世耕先生、
鶴保先生、そして今回
の公明党
の熊野正士先生、強い味方いっぱいありますよ。これを何とか市民
のことじゃない、この
医療センターがなぜ知事
の命をいただいて、
地域支援病院となっているかということ。
新宮市立医療センターしか、この紀南にはないんですよ。それだけ重要拠点であるということを、市民
の方にも分かっていただきたいと思います。 なおかつ
新聞報道では、お隣
の那智勝浦町
の堀町長も、これは大変なことであると。新宮市
のことだけではないと。
新宮市立医療センターは10万人
の市町民
の命を預かっているところだから、一生懸命頑張らなならないと。市長、それで、お隣
の西田町長も先日
の新聞で、これは大変なことだと。紀宝町、御浜町、熊野市
の妊婦さんもお世話になっていると。何としてもこれを成功させていただきたい。こんだけ皆さん、一生懸命になって、この
産婦人科の先生
の招聘に力を貸していただいています。 さらに、新聞で見たんですが、二階先生
の新風会
の関会長をはじめ、幹部
の方々も二階先生
のところへ行っていただいた。本当にありがたいことですよ、市長。官民そろってみんな一生懸命になってくれている。なおかつ近隣
の町村、一生懸命、三重県もやってくれている。市長、本当にうれしいことじゃありませんか、いかがですか。
◎市長(
田岡実千年君)
医療センターの院長、事務方はじめ、今、議員御紹介いただいた様々な方が、
医師確保に様々な動きをいただいている、大変力強く思っております。
◆15番(福田讓君) だからね、
新聞報道でもこう書いておりました。やはり
那智勝浦町
の妊婦さんも新宮でお世話になっている。熊野市から始まって紀宝町、御浜町、何とかこれに協力したいということで。この紀南は一つなんですよ。 これを契機にですね、市長、やはり
新宮市立医療センターが広域的に、この病院がもっと充実されるよう。しかし、2024年に医師
の働き方も変わってくる。まして、
産婦人科の先生が少なくなっている。全国的にそうですね。
少子高齢化によって
産婦人科があまり開業してももうからないということじゃないかと、私はそう考えていますけれども、しかし女性
の産婦人科医さんが増えているという
のは、ありがたいことです。女性特有
のお子様を産んでいただく体ですから、やはり女性
の方
のほうが男性よりもいいんじゃないかという、私
の考えです。 だから今後とも、医師
の働き方も厳しくなってくるし、この機会を捉えて、やはり
医療センターはこの紀南
の雄として、
中核病院として、熊野市から串本町まで
のこの10万人
の人
の命を守ると、それを市民
の方に、私も認識していただきたいわけなんです。ただ一過性
の問題じゃないんです。恐らくこれからも、この
産婦人科の先生
の招聘については厳しい状態が続くと思います。 だから、市長、私、今回、
榎本議長にもお願いしているんですけれども、1年、2年
の定期的じゃなしに、たとえ半年でも、現状を、これを何とか救える方法、それを切に私は望んでおります。今回、東京へ行っていただいて、これは政治的に、市長はじめ
榎本議長、それで二階先生、
世耕先生、
厚生労働省へ行っていただきます。全くありがたいことですから、ぜひとも成功できるように、私はいろんなこと、要らんことを言いません。頑張ってください。議長もよろしくお願いいたします。詳しいことは、また次
の議会でもお話、また質問もできると思います。私は、述べたい
のはそういうことでございます。 さらに、眼科医
の常駐につきまして、これは市長、2年かけてやっと、3年前ですか、
田中才一先生を招聘していただいた。これは特別な枠で、一般
の新宮市立医療センターの先生方じゃなしに、くろしお寄附講座ということで、やってきていただいていますね。もうすごい人気があるんですよ。隣
の紀宝町と
那智勝浦町
の人らでも、優しくて親切で何を聞いても答えてくれる。 私、なぜあの人に感激したかと言うたら、私、ゴルフするんですよ。先生一遍ゴルフお供しましょうかと言ったら、何言っているんですかと言って。私
の仕事という
のは繊細で、手が勝負なんですよと。この眼球
の中
の白内障手術にレンズを入れるために、手
の震え一つによって、患者様に御迷惑をかけると。その話聞いてすごい人だなと。ゴルフは好きです。でも、それによって市民に迷惑かけたら駄目ですと、そう私に言われたんです。私は感激しました。 それで、あそこへ1か月半に1回、私も白内障が少しずつ進んでおりますので、年も年ですから行っています。それで、先生に頭を下げるんですよ、行ったら。私、先生こういう者でございますが、先生できれば、次もずっと続けていっていただけませんか言うたら、それはやっぱり契約してくれる
の市長ですよと言われた。いつでも言われるんです。 だから、その
あたり市長、ぜひともこの先生、夜でも見ていただけるんですよ、救急車で行ったら。現状で、
市民病院のときは
池田先生という方がいらっしゃった、有名な方ですね。今、大阪行っています。そのときは手術もできた。
いっとき平成13年に
医療センターが蜂伏へ行ったとき手術できなかったでしょう。それをできるように、
田岡市長が2年かけてやってくれたんでしょう、私もお願いしましたけれども。そして、何といっても、夜でも緊急
の場合は先生がお近く
のマンションでお住まいされているから、行けるでしょう。それまでどうしたんですかと聞いたら、田辺市
の紀南病院まで行かなあかん
のやった。
個人開業の先生も夜はしていただけないからね。これ市長、何とか、もう来年
の3月ですよ。今どんなになっているんですか、事務方。
◎
医療センター庶務課長(
岡本真治君)
医療センター庶務課長、岡本から回答させていただきます。 眼科
の田中先生につきましては、平成31年度から3年間ということで当院に赴任していただいておりましたが、さらに3年間、当院で勤務していただけるよう調整しているところであります。
◆15番(福田讓君) そうですか、ありがとうございます。 本当に優しくてすごい先生ですよ。質問はきちっと答える。医者という
のは、大変失礼な言い方かもしれませんけれども、人間ですからね。私も偏屈です。だから、それでもやはり患者様
の質問にきちっと答えられる人という
のは、私はすばらしい先生だと思っています。私
の感覚から言いましたらね。だから、あの先生、なかなかそれを答えていただいて、あそこへ行ったとき、お待ち
の患者さんに先生
の評判聞いたら、ええ先生じゃ、優しいねと言って、本当にうれしかったです。地元にも
佐藤先生や立派な先生もいらっしゃいますし、それでもう一人
の先生もいらっしゃいます。でも、私、今までかかって、あれだけ
の時間をかけて、普通
の個人開業の先生って時間で営業しているんですからね。お医者さんだって、お金が入らなかったらどうもこうもならんですよ。だから、そういうことはやっぱり、特に市立
のいいところかなと私は感じました。 ぜひとも、市長、これやっていただくようによろしくお願いします。今、事務方に聞きますと、大体こちらでも、次
の契約もしていただけるような雰囲気ということを聞いたので、うれしく思います。よろしくお願いいたします。 次
の質問へ行きます。
高度治療室について、お伺いいたします。 HCUについて、現在
の進捗状況をお知らせください。
◎
医療センター庶務課長(
岡本真治君) HCUにつきまして、工事について
の現在
の進捗率は約64%となっており、地下から2階まで
の配管工事が終了して、現在は
HCU内部の内装に取りかかっている状況です。 また、設置する
医療機器につきましてもおおむね入札契約は完了しており、
HCU完成後に速やかに機器を納品する予定となっております。 ただ、電気設備
のうち海外で製造している部品
の一部が、コロナ
の影響等で全国的に品薄になっているということから、当初
の完成予定日からは若干後ろにずれ込む可能性も出てきておる
のですが、当院といたしましては、HCU
の開設は
予定どおり令和4年4月1日と考えております。
◆15番(福田讓君) 分かりました。 最近、私も1か月半には、
医療センターへ自分
の体
の定期点検に行っておりますので、最近はあまり大きな騒音も少なくなって、順調よくHCU
の設置に向けて進まれているということなんで、もう少しですね。 これによって、前もお聞きしましたが、
中井先生が、この紀南では新宮市
の医療センターしかないでしょ、HCU。これによって
診療報酬という
のがあるんですよね。市民
の方に分かっていただきたい
のは、
診療報酬にも加算もある。それを決められる
のは
近畿厚生局でしょう。違うんですか。
◎
医療センター庶務課長(
岡本真治君)
診療報酬については、国
のほうで決めた金額ということになります。
◆15番(福田讓君) そのとおりですね。だから、これによって
医療センターが少しでも収入を上げていく。 前にお聞きしたときは、これを設置することによって、普通は看護師さん1人に対して患者さんが10人と。このHCUにおいては、患者さん4人に対して1人。何かそれによって、収入的にも大体年間1億円ほど
の増額が見込めるということをお聞きしていますが、間違いないですね。
◎
医療センター庶務課長(
岡本真治君) 実際
の病床稼働率にもよってくるんですが、当院としては、それぐらい
の見込みを立てております。
◆15番(福田讓君) 中には、
医療センターは赤字だと言われる市民
の方もいらっしゃいます。私は、それは分かっておりますけれども、
中井院長が頑張っていただいて、少しでも
一般会計に負担を少なくするために、いろんな方策を考えられていると思いますんで、
中井先生に頑張っていただいて、そこで働いている看護師さんはじめ、事務方
の方もいろんな知恵を出して、収入増に向けて頑張っていただきたいと思います。 さらに、
新型コロナウイルス、今、
尾身先生の名前と分かりやすいでしょう。オミ、オミクロンでしょ、覚えやすいよね。アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、今度オミクロンやね。 今、政府
のほうでも海外から入ってくる
のどんどん規制していますね。そのとおりだと思いますし、もう6波ということも考えられて、今回
の場合は国内から発生しているわけじゃないんですね、テレビで見ていても。国外、特に南アフリカとか、南米辺りから来る外国
の方が、こっちへ来て感染されているということで。
医療センターの従事者
の方も4月頃、第1回目接種されたと思いますが、これもやはり早く
医療センターの職員皆さん、事務方も含めて早く接種をしていただきたいんですが、そのあたりいかがですか。
◎
医療センター庶務課長(
岡本真治君)
医療センター職員
の3回目接種についてですが、当院
の医療従事者におきましては、現在3回目
の接種について準備しているところでありまして、2回目
の接種を4月までに終了している者につきましては、12月23日、24日に、5月21日までに接種を完了している者については1月20日、21日に、それぞれ3回目
の接種を行う予定にしております。
◆15番(福田讓君) 一般
の方は、後からまた担当部長にお聞きしますけれども、早く接種していただいて、感染予防
のためにも進めていただきたいと思います。 さらに安全対策として、今も
医療センターへ
の面会禁止、もう一年になるんでしょうか。私もちょっと市民
の方からもいろんなお声をお聞きしますけれども、もうかなり弱られて、体が悪くなって危ないときは、やはり受け入れてくださって、面会はしていただいていると思うんですが、そのあたりいかがですか。
◎
医療センター庶務課長(
岡本真治君) 基本的に面会につきましては、引き続き原則禁止を継続させていただいておりますが、ただし患者さん
の状況が思わしくない等で医師が認めた場合につきましては、個別に対応していただくケースもございます。
◆15番(福田讓君) そうしていただきたいと思いますし、なかなか現在は、ほとんど
の患者様は何か通話できませんので、歩けない方はもうLINEみたいな形でやっているんですが、お聞きしますとLINEではお声が聞けない、御家族
の方が大変つらいという声もありますけれども、どこ
の病院でも、うちだけじゃないですから、コロナ
の対策で絶対持込みさせない。御家族
の方だって、私だってPCR検査を受けたことないですよ。熱、毎日測っているからね。それでも、熱は出なくても、やはり中でコロナを持っている方もいらっしゃるということで、発生していないだけで、特に
医療センターは、そういったことを一々調べるわけにいきませんし、PCR検査しなければ、入らないと、入れないとか、そういうことはしていないと思うんですけれども、実際、
医療センターでPCR検査を個人的に受けさせてくださいと、親類へ行くんや、どちらかへ、東京に行くんだということで、相手方もPCR検査を受けてこなんだら来たらあかんでと。この間
の夏
の帰省
のとき、堅実な方は、息子さんが帰ってくるときにPCR検査してこなんだら、うち来るなと言うた人もおるんですよ。聞いたら2万円ぐらいするという、それを半分はお父さんや御祖父が持ってあげるからと、そんな方もいらっしゃいます。
医療センターでは、お金は出してもPCR検査は従来と同じように検査はしていただけないんですね。
◎
医療センター医療業務課長(
須崎誠久君) 医療業務課、須崎から答弁させていただきます。 入院患者、医療従事者に対する感染リスク
の排除
の観点からも、当院では、一般
の方向け
のPCR検査についてはお断りさせていただいております。
◆15番(福田讓君) そうすると、入院患者
の皆さんは、全部それは無料で当然PCR検査を受けてから入院させていただくと、そういうことですね。
◎
医療センター医療業務課長(
須崎誠久君) 入院される方につきましては、患者さん負担なしでPCR検査をさせていただいております。
◆15番(福田讓君) 分かりました。 これからオミクロンがどのような脅威になってくるか分かりませんが、今、国内から発生しているわけじゃないんでね、かなり水際対策で阻止はできると思いますが、この正月にどのような形になってくるか。国もGoToトラベルとかいう
のも、その状態を見ながら慎重に行っていくということも、総理大臣も発表しておりましたが。我々
のところは
医療センターしかないですからね。聞きますと、最高、県から
の要請で30名を受け入れていただいて、ほとんど軽症
の方ばかりということで、抗体カクテル療法で1週間程度で退院されたということで、ありがたいことだと思いますんで、特にそこで従事される看護師さん、そういった方
の健康には特に気をつけていただいて、頑張っていただきたいと思います。 新型コロナはどこで発生するかも分かりませんし、先日、この間
の委員会で申したんですけれども、私
の義理
の母がある老人ホームでお世話になっていまして、その妹が面会に行きました。そして、こういうつい立てでお話しした2日後から高熱を出しました。ほいで施設
の方は、抗原検査していただいても異常なしと。でも、私はそれでは困りますと。そして、保健センター
の福本センター長にお願いして、
医療センターには、新宮でPCR検査してくれるところ発表していないんですか、今
のところないんだということだった。和歌山県も発表していなかったんです。探していただいて、梶野先生
のところに行って、1日かかりました。梶野先生ももちろん防護服着て、もう全て同じような状態で、鼻から入れてしていただきましたけれども、なかなか梶野先生
のところも、そういう疑い
のある人を病院
の中に入れるわけやないし、外で待って、1時間して結果が出て、無事陰性でした。あれはもう本当に、ちょうどタイミング的に面会に来た2日後から高熱出たんですよ。これは大変なことだと思って、老人ホーム
の皆さんに大変御迷惑かけたらあかんということで私も必死でした。それでよかったです、陰性で。 そんな経験もさせていただいて、私としては、これ本当に身近な問題であるし、医療に従事されている方がどれだけ苦労されているか、しみじみ分かりました。 皆さん、市長もはじめ、私も毎日体温測っています。それはもう、今でもかばん
の中に、非接触
のを買っていますから。これからお互いが迷惑かけずに、お互いがうつさない、うつらない。 日本人はいいんですよね、お隣
の韓国御覧くださいよ。PCR検査を打って、マスクもせんと歩いていたという話、よくテレビでやっていますけれども、マスクもできない方もいらっしゃる、それは仕方がないこと。7,000人ですよ、毎日。だから、日本人という
のは、マスクをつけられるという
のは、もう常にありますから。 ほか
の外国ではどんどん、イギリスなんかは1日4万人、アメリカで11万人、1日ですよ。ドイツ3万人とかね。日本はそんなことないという
のは、やっぱり日本人
の人間
の考え方ですかね。人に迷惑をかけない、権利ばかりを主張するんじゃない。やはり我々も相手にうつさせない。そういう心が、やっぱり心がけという
のは、やっぱり日本人という
のはいいなあと、私は思います。他
の国では我が
の権利ばっかり主張して、そういう国もありますからね。私はあれ見て、やはり日本人という
のはいいなあとつくづく思います。それが今回、世界
の国々があれだけコロナ
の患者が増えても、日本はそろって増えていかないという
のは、やっぱり自ら
の人間性でしょうか。お互いが相手
の気持ちになって、それを守っているからだと私は思っています。私はそう考えています。 以上で、
医療センターの運営につきましては、これで終わります。ありがとうございました。 続いて、市民へ
の新型
コロナワクチン3回目
の接種について、お聞きしたいと思います。 一番早い人、65歳以上
の方で接種していただいた方、恐らく1月頃から接種券が届くということで、前日も同僚議員からも御質問があったとおりです。 私、職員
の皆さん、よく頑張っていただいてね、市長、本当に土日休みなしでやってくれているんですよ。市民
の方も、それにだんだん分かってきていただいて、喜んでいただきました。ところが、これ始まったとき、どんな苦情があったか。私が聞く苦情という
のは、早く打っていただきたいという方がほとんどでしょう。ところが、自分
の都合によって打てないという方もいらっしゃる。仕事
の都合とか、それは仕方がない。 しかし、先に早く、今回、私は提案なんですよ、提言。これは災害と思って、市長も言っていました、コロナは災害でしょう。一人一人
の個人
のことをまず考えるよりも全体を考えて、やっぱりきちっとして新宮市
の新型コロナウイルス感染症対策担当部長が線を引いてきちっと守って、市民
の方に周知徹底、広報してほしいんですよ。だから、早く打ってほしい人がたくさんいらっしゃいますから、その人を先に打っていただいて、後になっても仕方がない人も後回しになるということじゃないんですよ。やっぱりそこらあたり
の線引き、ちゃんと引かなあきません。 なぜ問題になったか言うたら、前回は、新宮、佐野、熊野川町あったでしょう。新宮へ申し込んだら、いっぱいやったと。佐野へ行ったらいけますと案内しているんよね、職員
の皆さん親切に。佐野行ったら逆で、佐野もいっぱいになったやないかと。熊野川町行ってもいっぱいやった。何やっとんだ、お前らと。人を振り回すんかと。そういう苦情たくさんあったんです。それは、その方が一生懸命、我が
のあれをしていくんやけれどもね。 そこで、一つ
の線引きというんですか。これは災害と思って、規則はきちっと守っていただいて、どうしても行けないときは、次と。後に回る可能性もあるでしょう。そのあたり
の線引きはきちっと守っていただきたい。
那智勝浦町は75歳まで止めたんです。それから、また次へ行った。これも一つ
の案です。 誰でも打ってほしい人ばかりじゃありません。打てない人もいらっしゃいます。自分
の体によってね。でも、どうしても早く打っていただきたい人に対しては、きちっと案内して。市民
の声がたくさんありますよ、部長、我がのこと言いますね。私も我が
のこと言いますけれどもね。だから、全体を考えて、災害
の対策ということを頭に入れていただいて、そのときは毅然とした態度で進めていただきたいんです。いかがですか。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 新型
コロナワクチン接種推進室、山下より答弁させていただきます。 前回につきましては、接種券等、高齢者
の方にまとめて発送等しまして、あと予約につきましても御自身で取っていただくという形にさせていただいたんで、ちょっと御迷惑をおかけしたところがございます。 今回、3回目接種につきましては、先日来ちょっと答弁させていただいておりますが、現状では2回目接種を行った日から原則8か月以上経過した方から対象ということになっております。それによりまして、接種券
の発送につきましても、8か月を経過された方に順次送るいう形になっておりますので、まとめて送るということはございません。 それと、今後集団接種と個別接種を組み合わせて実施していくことになろうかと思いますが、集団接種につきましては、基本的に市
のほうから日程とか、会場を指定した御案内を送付する予定にしてございます。それでどうしても都合がつかない方につきましては、こちら
のほうに連絡をいただいて、変更していく……
◆15番(福田讓君) そこなんです、そこなんですよ。 都合
の悪い
のは個人
の考えなんです、皆ね。そういった方に対して、きちっと新宮市
の線引きしていってほしいんですよ。必ず言うてきますよ、いつないうて。そういう方もいらっしゃるんですよ。仕事でされているから仕方がないんですよ。私、
那智勝浦町に行きやったが、
那智勝浦町で打てんさかいこっち来たいんやと。こっち来る
のに仕事が忙しいとかいう方もいらっしゃいまして、私、厳しく言いましたよ。会社で休ませていただいたらいかがですか、1時間でもいうて。これ災害ですよと。インフルエンザみたいな注射というんじゃなしに、これは命を奪われる形
の大変なことなんで、やはり会社としてもやっぱり考えていただきたいということを、私は申し上げたんです。必ず出てきますよ。そこをきちっと市民から言われても、うちはこの方式で行きますと。これは市
の全体
のことなんでね。そこをきちっとしていただきたいんです。前回
の轍は絶対踏まないようにしていただきたい。そうでなかったら、新宮市
の信用が落ちてしまうんです。職員
の皆さんは一生懸命しても、個人にかかってきやったら、今度こっちから来ますよ、いろんな声が。だから線引きはきちっとして、少しでもやっぱり我慢をしていただいて、自分
の御都合によるんだったら少し遅くなって、このときになりますけれどもいかがですかという、そのあたりをきちっとしてくださいね。私はあなた方を責めておるわけじゃないんですよ。必ず言うてきますよ、いろんな方から。だから、それをちゃんと対応できるような、やっぱりマニュアルもきちっとして、あくまでもこれは災害ということで、緊急事態ということをよう頭に入れて動いていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 議員おっしゃられましたように体制を整えまして、市民
の方に御迷惑をかけず、安心・安全な接種ができるように実施してまいりたいと思っております。
◆15番(福田讓君) 私はね、山下部長、いつも思うんですよ。市民
の方って悪い人はいないんですよ、皆いい人ばかりだと思っています。しかし、どうしても自分
の都合が先、出てくるんですよ。私だって、我がありますから。 しかし、それは全体を見て、やっぱりこれはこうしていただきたいということは、幾ら憤慨されたとしても、その市民
の方が、これはうち
の規律でやっていますということをやっていただきたい。そうでなかったら、もうほんまに後で苦情ばっかり来ますよ。そこらあたりも前もって、きついこと言って申し訳ないんですけれども、それだけよろしくお願いいたします。 続きまして、
選挙公約
の実施についてお聞きしたいと思います。 市長は、めでたく今期、4期目当選おめでとうございます。厳しい
選挙でございました。また、対立候補も皆さん立派な方でして、なかなか厳しい戦いで、市長はよく頑張っていただいて、新宮市始まって以来、3期、4期という
のは、すごいことです。それだけ、市長
の人柄というんですか、誠実さ、それがやはり市民
の方が認めていただいたと、私はそう思っています。ほか
の候補者もみんな若いし、みんな立派な方だと思っていますけれども、ここはやはり
田岡市長でいかなければならない。やっぱり田岡だと。そう言っていただいたと思っています。 今後、市長が目指す、これからは市民に対するいろんな施策を打っていくということで、今回打ち出した中で、少し市長にお伺いさせていただきます。 まず、エコ広場ということで、新聞等で拝見させていただきますと、新宮市
の庁舎
の近くに一つ
のエコステーションをつくられて、そこへ朝8時15分、5時半までそこへ持ち込んできていただいて、いつでも受け入れると。それはまたすばらしいことなんです。 だから、それを行うにおいて、このエコ広場という
のは今、エコ広場で協力していただいています協力員
の方々がいなければ絶対できません。ところが
少子高齢化に伴って、高齢
の方が増えていって運営が厳しくなってきて、常設という形で市長も考えられているんですけれども、私は物事を進める前は必ずいろんなことが出てきますから、私
の考え言います。まず、今
のエコ広場を継続しながら、試験的に常設
のエコ広場を運営されてはどうかなと。一遍に切り替えてしまったら、後何ともならんことになったら、私は心配するんですよ。そして、そこで働いていただいている方もいらっしゃるしね。 今、お聞きしますと、成り手が、6時45分から8時までです。夏なんかいいんですよ、夏季は。冬季になったら真っ暗でしょう。そこへ行って働いてくれる方という
のは、若い子はちょっとね。御婦人
の方だったら大変だと思うし、やはり退職された65歳以上
の人が多いと思うんですよね。そのあたり慎重にこのことを運んでいただきたいと思うんです。まず、するときは、必ずいろんなことが出てきますけれども、想定しながらね。 それで、昨日、同僚議員も言っておりました。必ず新宮でできたら、三輪崎、佐野、人口多いでしょう、新宮1万8,000人、向こう三佐木地区は7,000人あるんでしょ。熊野川町は絶対心配ないですけれどもね、そのあたりよく考えられて、頭
のいい
生活環境課長もいらっしゃいますし、よく実践する前に必ず想定しながら行っていただきたいんです。 今、市長が以前から公約ということで、来年
の4月から実施されるということを発表されておりますが、それで進めていくわけですが、新宮市
の駐車場が今度は減るわけなんですね。そのあたりちょっと詳しく事務方から説明してください。
◎
生活環境課長(
竹田和博君) 生活環境課、竹田より答弁をさせていただきます。 今
のところ、市長、答弁いたしましたとおり、東駐車場、第4駐車場
のところを一応計画しておるところでございます。 駐車場
の利用に関しましては、当然排出に来られた方が利用するというところもございますけれども、あそこにも警備員というか、公用車置場で
管理していただいている方もおります。また、職員
のほうも、生活環境課
のほうで画面を通して見えるような状況をつくって、なるべく監視体制をきっちりした形で対応していこうと、そのように思っております。
◆15番(福田讓君) あのね、課長、私が心配する
のは、私
のところ
の熊野川町でも、どこからかいっぱい入れてくるんですよ。放ってくるんですね。その地区だけじゃなしに。だから、特に夜とか、新宮市
の人じゃない方が持ち込む可能性も、私は想定せなあかんと思うんですよ。そのあたりきちっとしていただいて、やっぱり市民からも喜んでもらえるエコ広場にしていただきたいし、これは市長が今、エコ広場
の運営
の皆さんが高齢化進んできて、なかなか協力する方が少なくなってきたということで、ふれ愛収集もありますし、それを並行に進めていただいて、どのようにしてやっていくかとして、慎重に市長、進めていただきたいんですが、いかがですか。
◎市長(
田岡実千年君) 今回
の常設エコ広場、市民
の皆さん
の利便性
の向上という観点からも、早く実施すべきだというふうに思っておりますが、失敗
のないように慎重に進めてまいりたいと思います。
◆15番(福田讓君) それだけを聞いたら私、市長
の手腕にかけますけれども、高齢者も車
の免許証を返納する方がだんだん増えてきます。熊野川町で高齢者比率が52%、新宮でも35%超えていますからね。そのあたり、よく検討されて、事務方とも研究されて、なるべくうまくこれが市民にとって喜んでいただける広場になるように進めていただきたいと思います。それを私も見守っていきたいと思います。 それから、次
の防災なんですが、一つこれバンダナというんでしょ。これすごいなと思ってね。テレビでやっていましたね。肩へかけたらこうして手話とか、逆に下は、こうやって分かっていただけると。これ災害
のときに、そこに来ていただいている方にこれをつけていただいて、スカーフですからね。これテレビで拝見して、これ新宮市
の職員
の方が発案したと思ったら違うんですね。聞いたら、和歌山県警察本部から来ていただいている派遣
の櫻井勇太さんって方、これを発案していただいて、もうテレビでは有名になっていますけれどもね。この方は今度、もう3月に帰られると聞いたんです。帰るんですか、もう。
◎総務部参事兼
防災対策課長(
竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 一応、2年間ということで3月末までとなっております。
◆15番(福田讓君) 私ね、すごい人やな思って、こんなん考えていただいて。私、職員が作ってくれたと思っていたら、その櫻井勇太さんという方が、県警
の警察官
の方が2年間おって、これを考案してくれたんですね。この方はまた県警本部へ帰ると思うんですよね。出向ですからね。またこれを宣伝していただいて、こういうほか
の市町村でも私は聞いていないんですが、どんどん新宮市でこのようなことをやっていただいています。手話をできる、耳が聞こえないとか、そういう方に対する、もうすぐ一発で見えるんですね。本当に私も感謝しています。櫻井さんに、さっき来るときに、「櫻井さん、本当にありがとう」と言って、私も感謝をしてきました。 ほいでやっぱり新宮へ来ていただいている警察官
の方、そして警察官OB
の方という
のは、
医療センターにも佐々木さんという
のいらっしゃるでしょ。あの人も本当に親切で、やはり親切であっても、厳しいことはびしっと言う人ですから。やはり警察官だから、いろんなことを、法律
のことに詳しい。ほいで、もう一つ生活環境課にも坂本さんですか、いらっしゃるんやね。この方も元刑事上がり
の方で仕事をしていただいています。市民
のために働いて、市
の職員
の補佐として、いろんな法律から、問題から含めて、難問題も解決していただいていると思います。もう一人、福祉課にもいらっしゃると思います。だから新宮市は、和歌山県警からこうして派遣もしていただいているし、やっぱり重要起点であるということで、この紀南
の新宮市が、ありがたいと思います。
医療センターの佐々木さんなども本当に、元刑事だと思うんですけれども、やっぱり優しくて、物腰は優しいけれども、厳しいことには厳しく対処されていると思います。市長、こういう方も来ていただいて、防災で一生懸命頑張ってくれて、新宮市
の名を上げていただいて、ありがたいと思いますので、市長からもぜひお礼
の言葉をかけてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 さて、防災
の中で、同僚議員も発言しておりますが、今
の防災行政無線が聞こえにくい。これは前回
の一般質問でも私、申し上げましたけれども、もう10年前からです。パナソニックがこれを入札で落として、これはJアラートいうて国
の緊急通報
の放送も入るためにデジタルになったんですよね。だからデジタルしなければならないということで、初め、デジタルだったら無線が真っすぐ届くから、前よりももっと聞こえやすいということを初めそう言われたんですよね。ところが、やはり実施してみますと、本当に聞こえにくいところもあるし、なかなか市民から
の声もあります。これはもうずっと10年前から、同僚議員も皆やっていましたね。 ところが、戸別受信機という
のは、今
の状態
の新宮市
の防災行政無線に合う戸別受信機という
のは5万円するんでしょ。それにアンテナつけたら7万円でしょ。だから、それがネックになって、ずっと市長、これ議会でも先輩議員らもよくやっていましたけれども、その一つ
の手段として、NTT
の戸別電話
の回線を使って、竹田課長
のところ
の防災対策課
の廣井課長補佐がよく市民
の家へ行って戸別電話を設定して、防災行政無線が聞こえにくい方には、ベルが鳴って取ったらできる。ところが市民
の方は、防災
のことだけを聞きたいという方もいらっしゃるんです。ところが警察
の人
の迷い子さんとか、いろんなことがある。それは要らないという方が出てきたんですよね。だから、なかなか始めはNTT
の固定電話からベルを鳴らすと、一斉にね。そして、その後、携帯電話が出てきて、この間、金曜日に通話中にブーンと鳴ってきました。地震が起こりますという。あのシステムを、新宮市
の方で今7,000人ぐらい、携帯電話なおかつスマートフォン持っている方、あれから大分増えていますか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(
竹田和之君) メール配信については約7,000人
の方、それとSNS、ツイッターやLINEなどは8,000人
の方が今、登録されております。
◆15番(福田讓君) だからこれね、市長も公約
の中で、やっとこれ本当に予算もつけてやってくれると思うんですが、私からもぜひ、まず高齢者
の方で、今、携帯電話でスマートフォンでも簡単スマートフォンいうて今持っている方多いでしょう。うちで今、生涯現役という3,000万円頂いて、国から、毎年1,000万円
の補助金で、職訓センターで職員
の方が配置して、高齢者
のためにいろんな講座をしていますね。あそこでもスマートフォンで簡単に通話ができる、そういうことをしていただいていますし、今、高齢者向け
のスマートフォン多いんですよ。だからそれで、なるべくそういった方にも、電話も使える、緊急も使えるいうことで、どうしても携帯電話とかスマートフォンを御利用できない方。市長はそういうことを考えられて、まずそのアンケートを取られて、そういった方に随時配布すると、そういう考えですね。
◎市長(
田岡実千年君) おっしゃるとおりです。 議員も紹介いただいたように、結構単価が高額でございますので、本当にどうしても情報が取れないという方にというふうに思ってございます。基本は屋外
のスピーカーから、またメール、また専用回線
の電話等で情報を取っていただきたいというふうには思ってございます。
◆15番(福田讓君) そういった形で少しずつでも進めていっていただけるという市長
の考えですんで、特に高齢者、また防災行政無線が聞き取りにくいところもあるんですね。それをなかなか、今調べていただいているんですか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(
竹田和之君) 現在、順次調査しております。
◆15番(福田讓君) 地道な調査だと思うんですが、少しでも防災につながることですんで、今、市長が申し上げていただいたように、やはり高齢
の方で、特に使えない方に随時、配布するという形でしていただけるということは、一歩前進していると思いますので、市長よろしくお願いいたします。 もう一点
の給食費
の無料化なんですが、これ昨日も同僚議員がおっしゃっていましたが、小中学校、全額無料という形で、教職員
の分は教職員が払う
の当たり前ですから、それで大体6,000万円ですか、ざっと概算で。
◎教育部次長兼
教育政策課長(澤原謙二君) 教育政策課、澤原からお答えさせていただきます。 小中学校を全て無償化にすると約6,500万円というふうに試算しております。
◆15番(福田讓君) それは今、私が申し上げました教職員
のは入っていませんね。
◎教育部次長兼
教育政策課長(澤原謙二君) 教職員は入っておりません。
◆15番(福田讓君) 当たり前
の当然
のことを言って申し訳ないんですが、子供たち
のことだけですから。 それから、この財源という
のは、市長はふるさと納税をやはりもっと増やして、これに充てたいという考えを討論会でも言っておりましたけれども、現在
のふるさと納税
の収入というんですか、どれだけありますか。簡単で結構です。それと、一般財源からもこれ必要になってくると思うんです。簡単で結構です。
◎
企画調整課長(下基君) 企画調整課、下より答弁させていただきます。 今年度は、これまで11月末現在で約2,100万円ほど御寄附いただいてございます。
◆15番(福田讓君) ほいたらまだ4,000万円、また一般財源から出さなあかんということですね。それでいいんですか。
◎
企画調整課長(下基君) 実質、寄附をいただいた額
の6割は事務経費、返礼品とか、もろもろにかかる経費になってございますので、実際
の寄附額
の4割程度が実際
の寄附金額というか、歳入ということでございます。
◆15番(福田讓君) 間に一般財源もかなり要るということでしょう、違うんですか。
財政課長。
◎
財政課長(小林広樹君) 財政課、小林が御答弁いたします。 今、下課長からありましたように、ふるさと納税
の一部は財源として使えると思っています。残り
の一般財源につきましては、いろいろ各部
のプログラムであったり、あと公債費
の削減であったり、そういうことで賄っていく必要があるかなとは思っています。 議員おっしゃいますように、ある程度
の一般財源は必要になるかなと思っています。
◆15番(福田讓君) 過日頂いた新宮市
の行財政改革について各課
のいろんなスタイルを書いていましたね。簡単に言いますと、電力代も関西電力じゃなしに、一般
の財源から取って安くするとかね。これは市長と財政課が考えてやっていただけることなんですが、財政を圧迫しないように、子供たち
のためでございますんで、進めるに当たって慎重に進めていただきたいと思います。 ここで休憩お願いします。
○議長(
榎本鉄也君) 質問中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前10時58分
---------------------------------------
△再開 午前11時12分
○議長(
榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 15番、
福田議員。
◆15番(福田讓君) (質問席)
一般質問を続けさせていただきます。 一つ、給食関係ということで子供たち
のことなんでちょっと関連して教育長か、これ担当はどこか分かりませんが、今度、総理大臣が18歳未満
の方に対する給付金、クーポンでしてもいいし現金でもしてもいいということになっていますね。我が新宮市は現金ではしていただけないんですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 ただいま、御質問いただきました給付金につきましては、現在制度が固まっていない状況でありまして、その状況を見極めまして、本市としても判断していきたいと考えております。
◆15番(福田讓君) 再度、御質問させていただくんですが、やっぱりクーポンとなったら使い道という
のはたくさん、全てキャッシュと違ってね、取扱いというんですか、だから、国としては私
の考えですけれども、クーポンを発行するためにはいろんな印刷会社
の方とかそれがあって経済
の効果もあると、そういうことも考えられてああいうクーポンにされるんかなあと私は考えているんですけれどもね。頂くほうとしては、新宮市もそれなり
の高所得
の人ばかりじゃございませんしね。そのあたり、よろしく。現金で支給させて頂いたらいいと思うんですけれども、私からこれ一応提案なんです。市長どうぞ。
◎市長(
田岡実千年君) 今、議員
の提案も含めて、検討させていただきたいと思います。
◆15番(福田讓君) 検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続いて、経済対策、観光対策についてお聞きします。 まず、観光対策で、今日は紀南新聞
の記者さんは見えていませんが、私、この席をお借りしてね、紀南新聞
の記者さんにお礼言いたかったんですよ。市長は紀南新聞をいつも御覧になって最後
のページに何て書かれているかと言いますとね、クルーズ船でこちらへ多く
の方が来ていただきます。10月から11月に3隻来ていましたね、その最後に乗船される方は、出港
の1週間前にPCR検査を実施すると、そして1週間待って乗船前にもPCRを検査するんですよ。そして、陰性だったら乗船する、中にも医師もある、保健師もあると。それだけきちっとして新宮港へ入港をされているんですよ。我々と違うんですよ。 私も市長もPCR検査、市長はされたと思うんですが私はしていません。それだけ
のお金をかけてまで、この熊野
の聖地に向けて来ていただけるんですよ。こんなありがたいお客様ってないと思うんですよ。だから、もっと紀南新聞さんは必ず、熊野新聞さんも一緒ですけれども、これだけ
の感染予防対策をして来ていただいているということを市民
の方にもっとPRしていただきたいと、前にもお願いしたんですが、それぐらい
のやっぱり熊野が聖地なんですよ。だからそれについて課長どうですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 企業立地推進課
の小渕より答弁させていただきます。 今議員、御紹介いただいたとおり、クルーズ船につきましては各社とも基本的な感染対策
のほか、ウイルスを船内に入れない。もし入ってきたとしても船内で拡散させないという考え方
の下に、乗船客やクルーに対する、乗船当日を含めた複数回
のPCR検査
の実施や、乗船客定員
の削減、それと船内
の換気、サービス提供スタイル
の変更など、多岐にわたるリスク
管理の中で運航がされてございます。 それと今、冒頭御説明いただいたとおり、報道機関
の皆様には、感染対策
の周知や出入港
の様子など、紙面等を通じて新宮港
のクルーズ振興を御紹介いただいておりまして、大変ありがたく思っているところでございます。
◆15番(福田讓君) 分かりました。やはりもっと新宮市
の広報もね、そういう形でやってきていただいて、新宮市
の経済効果を上げていると。前にも課長にお聞きしますと、大体500万円から1,000万円
の効果があるということを聞いていますから、来年からもただこれオミクロンですか、これによってまた大分変わってくると思うんですが、これは海外から持ち込まれていますんで、そのあたり、これは政府
の考えでやっていただいていますのでそれによって若干変わってくると思うんですが、それだけ、クルーズ船で来ていただく方は、PCR検査をされて来ていると。新幹線でこちらへ来る方はほとんどされていないと思います。車で来る方でたくさん新宮市で、土日あるんです、他府県からも、されている
のかされていないか分かりませんが、クルーズで乗船する人は必ず2回
のPCR検査をしてこちらへ向かって、乗船して熊野へ来ていただいているということを市民
の方にもっとPRしていただきたいと思います。 なおかつ、今また答えていただいたとおり課長それでいいです。あと串本町
のロケットがいよいよ来年度から打ち上げ予定です。これに合わせて、やはりクルーズ協議会ともそのあたり今後とも考えていただいて、今、種子島へ行かなければロケット
の発射は見えませんから、そのあたり、今後とも串本町、近隣町村とも一緒になって、クルーズ船
の誘致
のときに、これも見える形
のいろんな計画をしていただければと思いますがいかがですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今、議員御紹介いただいたとおり、串本町におけるロケット
のクルーズ船
の活用ですけれども、現在、新宮港
の周辺市町村で組織されております新宮港クルーズ振興広域協議会におきまして、あくまで事務担当レベルではありますけれども、串本町様からロケット発射場について
の情報提供を受けてございまして、会員間で
の情報共有を行ってございます。引き続き、状況等を注視いたしまして、その可能性について探っていきたいというふうに考えてございます。
◆15番(福田讓君) 課長、ぜひとも、これも一つ
の名物になると思いますんでうまくいけば、そのあたり観光
の一つですから、なおかつもう一つね、今度できた文化ホールすばらしいですね。あそこ行ってびっくりしました私。これは文化ホール
の運営に関しても同じという形じゃないんですが、あそこで私行ってきたんですよ。みんな一生懸命になってシーンとなって勉強されていました。それで疲れた方は窓際で新宮城を仰ぎながら熊野川を見ながら、三重県
の紀宝町を眺めながら、そして左
の速玉大社、そして神倉神社を眺めている人もおりました。 これも一つ
の観光スポットですよ。観光バスも停車できる、これはやはり徐福公園、新宮城跡、そして丹鶴ホール、そして速玉大社、神倉神社、浮島
の森、そういった、名勝
の一つとしてあそこへ来て観光客
の方もあそこ
の中上健次さん、そして中上健次さん
のホールもありますし、一つ
の観光スポットだと思うんです。だから、今回、ちょっと前後しますが、東大
の文学部
の新宮分室ができたということで、ちょっとそれ教えていただきたいんですが。
◎教育長(
速水盛康君) 市長に御尽力いただきまして、先般、東京大学で分室
の看板
の引渡し式を総長を通じて行わせていただきました。 既に、地域連携担当
の助教授が12月1日に東京大学に赴任したところでございます。来年度以降でありますけれども、丹鶴ホール
の2階部分
の一角にその看板を掲げまして、数か月赴任いたしております助教授が新宮分室に滞在をして、こちら
の学際的なことについて東京大学と
の連携を深めていくという、そういう準備を今進めているところでございます。
◆15番(福田讓君) ありがとうございます。 東京大学と言えば日本
の最高学府
の一つで、まして文化部にも文学部出身
のいろんな芸術家とか文学者もいらっしゃいますし、新宮では佐藤春夫さん、それで昭和
の文豪芥川賞作家
の中上健次さん、これねどんどんこれから新宮市へそういう東大
の方に来ていただいて、東京でアピールしていただいて、熊野
の名所、それに一つ文化ホールが加わったということで、ホールだけでなしに、そういう勉学
の道、熊野学を学ぶ場所として、これからも活用して。速水教育長は教員を長いことされた、教員畑だけ
のことじゃなしに、いろんな芸術文化にも造詣
の深い人だと私は思っていますので、ぜひ教育長、頑張って東大
の分室を大いにPRしていただいて、近隣町村からも人が集まっていただけるような方策を考えていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。市長一言よろしくお願いします。
◎市長(
田岡実千年君) 今回、新しく建設された丹鶴ホール
の2階に東京大学
の研究室
の分室ができて、1年
のうち半分ぐらいは助教授級
の方が滞在して、いろんな研究をしてくださるという
のは本当に新宮市にとっても、誠にありがたいことだと思ってございます。 また、東京大学
の学生さんもこの熊野へ訪れていただいて、熊野を知っていただいて、またいろんな形で全国にも発信していただける機会がさらに増えるということも大変期待しておりますので、教育
委員会
のほうでもしっかりと対応するということでございますんで、ありがとうございます。
◆15番(福田讓君) 市長
の肝煎りでございますので、ぜひとも、この文化ホールが文化、歴史、芸術
のまち、そして観光
のまち、そういう形で、一つ新宮
の名所としてこれが加わったということで私もうれしく思っています。よろしくこれからも進めていただきたいと思います。 そして、今度は経済対策についてお聞きします。 熊野川
のジェット船、熊野御坊南海バスが一応、現在休止をされているということで、しかし、この瀞峡ウオータージェット船という
のは、熊野
の名所、紀南で
の最高
の名所なんですね。そこが今1年間休止されてまさしく寂しい思いでございます。 私は、熊野御坊南海バス
の関係者
の方ともお聞きしましたが、いろいろ労使交渉もあり、経費も砂利を撤去するのにお金がかかるということで今休止になっている状態とお聞きしています。それは
委員会でも述べさせていただきました。今回、熊野川町ふれあい公社
の下阪さん、代表者がこれを今、川舟下りをふれあい公社がやっていますが、それを熊野川町玉置口で往復20分ぐらいをかけて瀞峡巡りを行う予定だということをテレビで拝見いたしました。本当にありがたいことだと思います。今、船頭さんも頑張ってくれていますし玉置口というところは志古から車で約20分で行けます。そこに着いて20分間
の遊覧と、まさしく本当に名勝瀞峡が復活ということで、私は、本来は熊野御坊南海バスさんが運営されて、熊野川町
の志古にドライブインがあって、お弁当屋さんや販売店もあって、そこで働いている方々もいらっしゃいますし、それによって地元も潤いがあるし雇用も増えるということで期待していたんですが、この経済情勢
の中で、いろいろ熊野御坊南海バスさん
の考えもありまして今休止になっています。本当に寂しい限りです。現在は、お弁当とお土産
の販売はしておりますが、やはりジェット船で人がにぎわわないという本当に寂しい思いです。今回、下阪代表が、熊野川町ふれあい公社が思い切ったことをしていただいて、瀞峡で川舟
の舟を浮かべて瀞峡を探索する。本当にありがたいことだと思います。ぜひとも、ふれあい公社を運営する
のは下阪代表でありますが、実際経営に参画されている地元
の行政局長、課長、そのあたりでお助けを、お手伝いをしていただいて、やっぱりこの運航がうまくいくように、私は頑張って尽力していただきたいんですが、いかがですか。
◎
住民生活課長(
勢古口千賀子君) 住民生活課、勢古口より答弁させていただきます。 公社
の理事会で経営状況を把握しまして、瀞峡巡りをやっていただけるということで、本当にうれしいことでございます。当然ながら、公社に全てを任せる
のではなく、行政としましても協力一致団結して地域活性化を図ってまいりたいと考えております。
◆15番(福田讓君) やはりね、下阪さんらは熊野川地域フラワーツーリズム、そして熊野川町
の花火、そしてかあちゃん
の店もね運営されていてなかなか
の手腕
の方ですし、そこに一緒になって参画されているいろんな熊野川町
の方もなかなか御商売もされている方もいらっしゃいます。しかし、運営がどういくか、これはふれあい公社
の方
の運営
の手腕によるもんですが、やはりそれを手助けしてうまくいけるように、行政局がしっかりと見守っていろんな知恵を出していただきたいし助言も出していただきたいし、この熊野川町ふれあい公社が瀞峡巡り、これを全国にもっと売ってほしいんですよ。今熊野御坊南海バスさんはもう休止
の状態ですから、新たに目玉商品としてね、そのあたり
のPRもぜひともやっていただかなければならないし、それはやはり行政局
の皆さん、行政局長、課長、あなた方
の手腕にかかってくると思いますんでよろしくお願いします。 それでもう一つね、JAさん、熊野川町総合開発センターでJAさんが2月でもう店を閉めるということで、またこれも下阪さん先頭に、熊野川町ふれあい公社がこれを運営をさせていただきたいということで大体話がまとまっているということはお聞きしました。今度は物を売るほうなんで、そこ
の仕入れとかね、いろんなこともあると思います。そのあたりもやはり下阪さんらはよく勉強されて、かあちゃん
の店に対しても協力をしていただいていますし、これが熊野川町
の人にとって、私もそうです、今私も住んでいる
のは現在は熊野川町ですが、いずれ老人ホーム行かなきゃなりません。その間でもやはり免許証ももう返納しなければならない、新宮までお買物に来なければならない、大変になってきます。私も、いずれ10年過ぎたらなってきます。そこでJAが店を閉めるということで、本当に心配でしたが、今回、ふれあい公社がそれを引き継いでやっていくということなんで、熊野川町
の町民
の皆さんにとっては本当にありがたいことです。どのような形式で、販売品
の中身は詳しくはお聞きしていませんが、これもやはりふれあい公社等が関わっていることですんで、そこ
の一員として行政局長、課長がそこに参画していますから、これも何かあったときはやはり相談を受けて、やっぱり助けてやっていただきたいと私は思っているんです。いかがですか。
◎
住民生活課長(
勢古口千賀子君) これにつきましては、公社理事会で同じように収支を確認し、経営できるかと地域活性化と住民
の福祉
の増進に寄与することが公社
の目的でございますので、地域
の方
の買物に不便が生じないようにすべきということで判断したということでございます。 当然、こちらにつきましても、公社に全てを任せる
のではなく、行政としましても一致協力して、地域活性化を図ってまいりたいと考えております。
◆15番(福田讓君) ぜひとも、市
の行政局がありますので、皆さん
の力も借りて、彼らと一緒になって熊野川町
の住民を守っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、新宮市内
の交通網につきまして簡単に、時間も少なくなってきました。 今、熊野川町ではデマンドタクシー、新宮市
の企画政策部がよく研究されて、大変好評を得ています。市内片道100円で行けると、これは国から
の新宮市にもたらされる6,000万円ですか、当時
の補助金、過疎地における交通網体制に国から補助金、それも活用されて、今、熊野川町ではデマンドタクシーがうまく運行されていまして、何でもですよ課長、始めやったら必ず問題が出てくる。しかし、それを今熊野川町
の皆さんと話をしながら行政局も
企画政策部も、発着
の時間とか、今まででしたら6時が7時に変更したり、特に田舎は高齢者が多いですので高齢者に合わせて医療
の病院とかお買物とか老人ホームとか郵便局とか、大変喜んでいただいています。これ、デマンドタクシーが本当
の成功
のうち
の一つです。 さあ今度は、新宮市内です。新宮はそうはいきません。熊野川町玉置口線、篠尾線、小口線だけなんです。ルートが三つしかないからこれはもう本当にスムーズに行っていますが、新宮は、相筋から木ノ川までいろんなところ
の人口が多くてそこに市民
の方が住んでおられる。そこで、市民
の方々も高齢になってくる、免許証を返さなければならなくなってくる、お買物が行けなくなる、そして個人で運営される雑貨屋さんとか鮮魚店さんもだんだん減ってくる。そうすると大きなスーパーへ行かなければならない。そういったところを考えて、
企画政策部の課長、部長はよく勉強されて進められていると思います。それでありがたいんです。市民
の方からいつも問合せがある
のは、いつごろになったらどういうことでできるんでしょうかねということで、我々にもお問合せがありますが、私はこう答えています。もう既に
企画政策部で考えて話を進めています。時期はいつからと私は言えません。それは執行者
のすることですが、新宮市
の状況を見て、どのような形で進めるかということは、既にもう
企画政策部でやっていると思いますと答弁しています。そのあたり、
企画政策部として
の今
のお考えはいかがなものでしょうか。
◎
企画調整課長(下基君) 企画調整課、下よりお答えさせていただきます。 議員おっしゃるとおり、現在、高田地域
の再編に着手しておりまして、その後、市街地、三輪崎、佐野、木ノ川、蜂伏地域
の再編につきましては、高田地域
の再編後に取り組む予定にしております。 可能な限り早期に行いたいというふうに考えておりまして、住民
の声も聞きながら交通事業者と
の協議を進めてまいります。それぞれ
の地域需要が異なることから、調整事項も多く時間を要する現状は御理解いただきたいというふうに考えてございます。
◆15番(福田讓君) これはあまり広報等にはまだ掲載されていませんので、ただ高齢者
の方もこれ大変だと思うんですよ。あなた方執行者としても。道が狭いでしょう、特に大浜
の墓地から入ってくるバスが走っているでしょう。あれなんかいつ見ても1台
のバスでもういっぱいですね。ああいうところを考えれば新宮市も住民
の方はたくさんいらっしゃいますが道がそれほど大きい、広い道じゃありませんし、タクシーでどのようにしてされるんか。しかし、新宮市にはタクシー会社もいらっしゃいますからね、そのあたり
の兼ね合いというんですか、官が民を圧迫したら駄目ですから大変難しいところです。私も市民からいろんな声を聞いても、確かに熊野川町は成功していますと、これはありがたいことです、そういう人口も少ないしね、約1,000人未満でしょう。新宮やったらこれ1万8,000人、三佐木地区で7,000人ですからね。それプラスして大体2万7,800人ですから大きいんですよね。そして、市道も張り巡らされているというんですか至るところに道があるから、どこを基準にしてバス
のそういう交通網
の体制を築いていくかということはなかなか難しいと思うんですけれども、頑張って私からはなるべく早くできるように交通網
の整備をよろしくお願いしたいと思います。 今
のところ私としては、6人か8人乗り
の方
のそういうジャンボタクシーみたいなもんで市内を回っていただくルートをつくって回られるんかなと私は考えているんですが、それもまた考えていないんですね。
◎
企画調整課長(下基君) 市街地
の再編につきましては、ちょっと具体的な案という
のはまだ明確にはお答えできませんが、今後いろんな声をお聞きしながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。
◆15番(福田讓君) これは本当に上田前議員も毎議会ごとに新宮
の交通網
のことを言っておりましたんでね、やっぱり早くこれを解決できるように、
企画政策部で御尽力ください。よろしくお願いします。 続いて、佐藤春夫記念館につきましても以前にも申し上げましたが、初めは予算に計上されて、いろいろ問題があって今中座しております。今後とも早く佐藤春夫記念館と、そして旧チャップマン邸、そして西村邸、新宮が生んだ芸術
のゾーンとして一刻も早くこれしていただいて、この三つ
の線を結んでここを文化ゾーンとして打って出ていただきたいんです。 土地
の交渉もいろいろあるでしょう。だから今、土地は割と安いんじゃないんですか。だからもう買収して原価で買えるような形でして、早いこと、教育長、進めていただきたいし、あそこを三つ
の線で結ばな駄目です。もうあのゾーンとして、芸術ゾーン、大正ロマンをほうふつさせる、新宮市近辺にないんですよ、そんな大正ロマンですよ。すばらしいですよ。それで、明治
の文豪佐藤春夫さんね。旧チャップマン邸、そして西村伊作さん、そこを何とか早くもう進めていただきたいと思うんですが、一言よろしくお願いします。
◎教育長(
速水盛康君) 今、御指摘いただきましたように、佐藤春夫
のゆかり
の地でもあります。非常に歴史的な経過も含めまして大切にしていきたい、今議員おっしゃられたことをしっかりと受け止めていきたいと思います。 今年
の3月定例会で、私たち
のほう御提案をさせていただきましたが、議員
の皆様方からいろいろな御意見を頂戴いたしました。もう少し丁寧に全体像を説明するということもございまして、今、土地
の取得、建築移転等、そういったような効果も含めまして、しっかりと精査をしていきながら、準備が済み次第説明する機会をいただいて、御提案をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◆15番(福田讓君) 今、土地も安いですからね、早くもう買収に取りかかってね、その予算も要ることですけれども、原価で買えるぐらい
の形でやっていただきたいと思います。一刻も早くこのゾーンを完成して新宮市
の名所として売っていただきたいと思います。 最後に丹鶴ホールについて、同僚議員も申し上げておりましたし時間ありません。ただ一言、御苦労さんです。課長を初め、私も見に行って、土日仕事、本当に御苦労さんです。これ細かいことは同僚議員がおっしゃいましたから、1億円
の経費を絶対これを賄わなければならないと、そこ大変だと思うんですよ。一生懸命体にも気をつけていただいてやってください。今一番忙しい
のは文化振興課
のあそこ
の丹鶴ホールで働いている方、休み取れたあるんかなと思っているぐらい、そんだけしなければ、文化ホールを建てるときに厳しい意見もあったですね。それは私は真摯に受け止めて、新宮市は民主主義は最も発展している町ですから反対もあります、あっても結構なんですよ。 しかし、今喜んでいただいています。長尾さんという新町
の方も熊野は一つだと。この文化ホールを前輪として観光、文化
の拠点としてやっていただきたいと、大いに近隣町村もこの文化ホールを活用していただいて、熊野は一つとして、歴史
のまちとして、その中心
の経済も新宮が中心ですから、新宮港も含めまして、文化ホールがこれからも新宮市
のハブ空港となるようにやっていただきたいと思います。 細かいことは申しません。もうお金
の要ることばっかりですから、照明はもう完璧であり音響もすばらしいということをお聞きしていますんで、あとは収入をどれだけ上げるかということですので、ぜひともノウハウを使っていただいて課長も体に気をつけて職員
の皆さんにもくれぐれも休暇はちょっと取っていただいて、やっぱり頑張っていただきたいと思います。ぜひとも頑張っていただきたいと思います。熊野
の発展
のためによろしくお願いします。 以上で
一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
榎本鉄也君) 以上で
一般質問を終了いたします。
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△休会について
○議長(
榎本鉄也君) 以上で本日
の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営
の都合により、明日12月10日から15日まで
の6日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、明日12月10日から15日まで
の6日間休会とすることに決定いたしました。
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△散会
の宣告
○議長(
榎本鉄也君) 以上により、次回
の本会議は12月16日午前10時から会議を開きます。 本日は、
議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。
△散会 午前11時43分...