新宮市議会 2021-06-08
06月08日-01号
○議長(久保智敬君) 日程4、常任委員会委員の選任を行います。 常任委員の選任は、委員会条例第8条第1項の規定により、議長においてお手元に配付しております氏名表のとおり、
総務建設委員会委員に、1番、大西議員、4番、上田議員、6番、三栗議員、8番、東原議員、9番、久保、11番、竹内議員、13番、松本議員、15番、福田議員、以上8名を。
教育民生委員会委員に、2番、大坂議員、3番、松畑議員、5番、岡崎議員、7番、濱田議員、10番、榎本議員、12番、前田議員、14番、屋敷議員、以上7名を指名選任いたします。 なお、委員会条例第2条第1項ただし書の規定により、この際、私は総務建設委員を辞任いたしますので、御了承願います。
---------------------------------------
△日程5
議会運営委員会委員の選任
○議長(久保智敬君) 日程5、
議会運営委員会委員の選任を行います。 議会運営委員の選任は、委員会条例第8条第1項の規定により、議長においてお手元に配付しております氏名表のとおり、1番、大西議員、4番、上田議員、7番、濱田議員、10番、榎本議員、11番、竹内議員、15番、福田議員、以上6名を指名選任いたします。 この際、各委員会の正副委員長互選のため暫時休憩いたします。 なお休憩中、第2委員会室において、総務建設委員会、教育民生委員会、議会運営委員会の順に開催いたしますので、それぞれ御参集願います。
△休憩 午前10時09分
---------------------------------------
△再開 午前10時29分
○議長(久保智敬君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に行われた各委員会の正副委員長互選の結果について、次のとおり選任されましたので、御報告いたします。
総務建設委員会委員長に6番、三栗議員、副委員長に11番、竹内議員。
教育民生委員会委員長に7番、濱田議員、副委員長に2番、大坂議員。
議会運営委員会委員長に15番、福田議員、副委員長に11番、竹内議員、以上のとおり報告いたします。
---------------------------------------
△日程6 委員会発案第3号 産業振興・
国道改良対策特別委員会の廃止について
○議長(久保智敬君) 日程6、委員会発案第3号、産業振興・
国道改良対策特別委員会の廃止についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 産業振興・
国道改良対策特別委員会委員長、10番、榎本議員。
◆10番(榎本鉄也君) (登壇) 産業振興・
国道改良対策特別委員会廃止案の提案説明を行います。 本委員会は、本市における産業の振興と、その基盤となる国道の早期改良促進に関する調査を行うことを目的に、令和元年9月定例会において設置され、本市における新たな観光産業の創出を最重要課題と位置づけ、調査研究を進めてまいりました。 しかしながら、令和元年末から始まった
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、現状において新たな観光産業に関する議論を行うことは難しく、令和2年2月に開催した委員会を最後に、本委員会の活動を休止している状態となっております。 現在、我が国においてもワクチン接種が開始され、将来的にはコロナ禍も終息していくものと期待するところではありますが、いまだその兆しが見えず、本特別委員会として独自の調査研究を行うことは、まだまだ困難であると考えます。 こうした中、去る5月24日に委員会を開催し、本委員会の存廃について協議したところ、全会一致をもって廃止すべきものと決定いたしました。 よって、本委員会に付された調査事項については、本来の所管である総務建設委員会に戻し、また総務建設委員会は、
新型コロナウイルス感染症経済対策に関しても所管しておりますので、今後は常任委員会において、この二つの課題を併せて調査研究していただくことを願い、本委員会については廃止するものといたします。 以上、委員会発案第3号の説明とさせていただきます。議員各位におかれましては、御賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(久保智敬君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 質疑を終わります。 本案は会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会発案第3号は可決いたしました。
---------------------------------------
△日程7 諸報告
○議長(久保智敬君) 日程7、諸報告を議題といたします。 番号1は、文書報告として、例月出納検査の結果について報告6件であります。御了承願います。 次に、番号2の予算の繰越しについて。 令和2年度新宮市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書について当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました令和2年度新宮市一般会計予算の繰越しについて、御説明申し上げます。 令和2年度事業のうち、繰越しとなりましたのは21件の事業で、繰越事業費の総額は33億7,532万3,000円であります。 2款1項総務管理費の1
一般管理費総務一般経費は、国家賠償法に基づく損害賠償請求事件に関し、年度内での判決が見込めないことから、弁護士委任料の一部を繰り越したもので、2の
市庁舎障害者用駐車場屋根等設置工事については、資材の調達状況等により年度内での完了が不確実であったため、繰越しを行ったものでありますが、4月に完了しております。 また、3の
住居表示整備事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、住民説明会や住居表示審議会などのスケジュールに遅れが生じたため、年度内において住居表示の実施ができず繰り越したもので、8月の事業完了を予定しております。 4款1項保健衛生費の4特定健診等事業は、1月実施の集団健診受診者に対する継続支援が次年度実施となるため繰り越したもので、6月に終了する予定としております。 6款1項農業費の5
グリーンランド施設管理費は、高圧受電施設の改修について、
新型コロナウイルス感染症の影響による必要機材の製造流通の滞りにより、年度内での完成が難しく繰り越したもので、10月の完了を予定しており、6の
新型コロナウイルス感染症対策経費につきましても、空気清浄機の購入において、
新型コロナウイルス感染症による全国的な需要増加の影響などから、年度内の納品が困難となり繰り越したものでありますが、5月に完了しております。 7款1項商工費の7
新型コロナウイルス感染症対策経費につきましても、空気清浄機の年度内での納品が困難となり、繰り越したものでありますが、5月に完了しております。 8款2項道路橋りょう費の8下地虻沢線1号支線舗装工事及び9の下地町橋本町線舗装工事については、国の補正予算に伴い3月補正に計上し、事業期間がなく繰り越したもので、9月の完了を予定しております。 5項都市計画費の10大橋通上
本町線電線共同溝事業につきましても、3月補正に計上し、繰り越したもので、10月の完了を予定し、11の
千穂王子ヶ浜線整備事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、地元住民等への事業説明に係る日程調整などに不測の日数を要したため繰り越したもので、6月の完了を予定しております。 また、12の市田川
水系内水排水ポンプ整備事業については、
新型コロナウイルス感染症の影響により、関係機関との調整に不測の日数を要したことから、詳細設計業務の発注が遅延し繰り越したもので、8月の完了を予定しております。 9款1項消防費の13
新型コロナウイルス感染症対策経費は、感染防止衣や
自動心臓マッサージシステム、
陰圧式患者搬送器具などの資機材購入について、全国的な需要の高まりによる納品の遅れにより繰り越したもので、9月の完了を予定しております。 10款1項教育総務費の14
小中学校GIGAスクール整備事業は、教室への天つり型モニターや可動式電子黒板等の整備が放課後や休日などに限定されるため、年度内での完成が難しく繰り越したものでありますが、5月に完了しております。 また、15の
新型コロナウイルス感染症対策経費については、
新型コロナウイルス感染症の影響により、加湿器や空気清浄機などの年度内での納品が難しく繰り越したもので、既に4月に完了しております。 3項中学校費の16
緑丘中学校屋内運動場防水塗装工事は、工事費の前払いに係る予算執行の関係などにより繰り越したもので、6月末に完了予定であります。 5項社会教育費の17新図書館整備事業は、
文化複合施設建設工事の遅れに伴い、新図書館の展示制作や備品の搬入、設置等も延期となったことから繰り越したもので、9月の完了を予定しており、18の
文化複合施設整備事業につきましては、
文化複合施設建設工事の遅延により繰り越したもので、建設工事は7月の完了を、建設工事の遅れに伴う備品の搬入、設置等については、9月の完了を予定しております。 6項保健体育費の19
丹鶴体育館改修事業は、
文化複合施設建設工事との関連により、年度内完成が難しく繰り越したもので、11月の完了を予定しております。 また、20の高田テニス場・
若もの広場整備事業については、テニス場通路や駐車場の舗装工事において、排水勾配の変更や人力による作業面積の増加などの影響から繰越しとなり、また21の東京2020
オリンピック聖火リレー事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により開催日が令和3年4月9日に延期されたことから繰越しとなったもので、いずれの事業も4月に完了しております。 なお、繰越事業に係る財源内訳につきましては、記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、
繰越明許費繰越計算書の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 御説明いただきました件について、質問させていただきます。 一般管理費で49万5,000円、先ほどの説明では、裁判が延びたというんですけれども、いつ頃大体結果が出るんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) 結審等の今後の見込みについては、現在のところ未定でございます。
◆15番(福田讓君) ということは、先ほど課長から御説明いただいた件は、大体5月に終わっているんですが、この件はまだ相当延びるということですか。予定ではどういうことなんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) この裁判につきましては、まだ諸手続をしているところでございまして、結審の見込み等は現在白紙というか未定でございます。
◆15番(福田讓君) ということは、まだ未定ということで了解してもよろしいんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) そのとおりでございます。
◆15番(福田讓君) 続きまして、先ほどから課長から御説明がありました、空気清浄機がなかなか手に入らないということになっております。これ市役所が購入するんですね。今回、交付金ですか、いわゆるこれからの商業のために、新宮市の商工業の方のための給付金じゃないんですが、6月1日から始まりましたコロナに対する支援金という形なんですが、かなり空気清浄機を買われる方というのは、お店屋さんが、商業の皆さんが増えてくれますか。 新宮市でもなかなか手に入らないということで、5月までかかったんです。これは昨年の、かなり空気清浄機というのは出回っていると思うんですが、それでも市が自治体としても購入が遅れるということは、かなり物品が足らないという状況でございますでしょうか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 今月6月1日から申請を受け付けさせていただいております。現在、80件余り申請をいただいておりますが、問合せの中で商品がないとかいう問合せは今受けておりませんけれども、そこら辺は申請者、事業者さんの声を十分聞かせていただきたいというふうに考えております。
◆15番(福田讓君) 分かりました。市で購入するだけでもこれだけの時間かかって、なかなか空気清浄機が手に入らないという状態なんですね。 先ほどの課長の御説明では、空気清浄機がなかなか、5月末にできたということでかなり遅れていますから、メーカーとも協議されたと思うんですが、一般の商業の皆さんが発注した場合はかなり遅れてくると思うんですが、8月いっぱいまでの設置予定となっていますね。だからそのあたりを危惧するわけなんですわ。 なぜかと申しますと、自治体でも大手に大量に注文してもなかなか入ってこなかったという状態ですから、そのあたり大丈夫でしょうか、お聞きしているんです。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 今、受付が始まったばっかりでございますので、少しそのあたり様子を見させていただいて、こちらでも検討させていただきたいというふうに考えております。
◆15番(福田讓君) これは、別に私、危惧しているだけで、市、自治体でもなかなか空気清浄機が手に入らなかったという先ほどの課長の御発言でしたので、一般の方でしたら、ますますこれ、手に入るのが困難になるんじゃないかと私は危惧しているだけで、今課長に答弁していただきましたが、大分、市はもう一応空気清浄機は各支所とか庁舎、そして他の市が運営する建物における清浄機は、もう全てこれで整っているんですね。
◎財政課長(小林広樹君) 今把握している中では、ある程度もう入ってきているのかなと感じております。
◆15番(福田讓君) 分かりました。結構です。
○議長(久保智敬君) よろしいですか。ほかございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 以上で質問を終わります。 次に、番号3、予算の繰越しについて、令和2年度新宮市
国民健康保険特別会計予算繰越明許費繰越計算書について、当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました令和2年度国民健康保険特別会計予算の繰越しについて、御説明申し上げます。 令和2年度事業のうち繰越しとなりましたのは1件の事業で、繰越事業費の総額は16万3,000円であります。 5款1項特定健康診査等事業費の1一般会計繰出金は、先ほど新宮市一般会計予算の繰越しで説明のありました保健センターで実施しております集団健診受診者に対する継続支援が、次年度実施となることに伴い、実施費用の同額を一般会計へ繰り出す必要があるため、国民健康保険特別会計において16万3,000円を繰越ししたものであります。 以上、簡単ではありますが、
繰越明許費繰越計算書の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(久保智敬君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 以上で質問を終わります。 次に、番号4、予算の繰越しについて、令和2年度新宮市
水道事業会計予算繰越計算書について、当局の説明を求めます。 中西水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) (登壇) ただいま議題となりました令和2年度新宮市水道事業会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和2年度事業のうち繰越しとなりましたのは、1款1項建設改良費のうち三輪崎配水池更新工事で、繰越額は1億4,300万円、電線共同溝に伴う配水管布設替工事(その4)で、繰越額は2,145万円、国道168号配水管支障移設工事で、繰越額は1,980万円、佐野川河川整備に伴う配水管移設工事で、繰越額は1,540万円、以上4件であります。 それぞれの繰越理由等について御説明申し上げます。 まず、1件目の三輪崎配水池更新工事につきましては、現在の敷地内に昨年築造しました配水池に切替運用するものでございますが、
新型コロナウイルス感染症により工事を一時期停止したことにより、年度内の完了が見込めないことから、繰越ししたものであります。なお、工事につきましては、5月に完成いたしております。 2件目は、和歌山県発注の電線共同溝の整備工事が繰り越したため、県工事と同時に施工予定であった配水管布設替工事についても、繰り越したものであります。現在、9月の完成を目指し、事業を進めているところでございます。 3件目も同じく和歌山県が実施する国道168号排水構造物設置工事が繰越しとなったため、県工事と同時に施工予定であった配水管支障移設工事についても繰り越したものであります。現在7月の完成を目指し、事業を進めているところでございます。 4件目も同じく和歌山県が実施する佐野川河川整備工事が繰越しとなったため、県工事と同時に施工予定であった配水管移設工事についても、繰り越したものであります。現在9月の完成を目指し、事業を進めているところでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、地方公営企業法第26条第3項の規定による議会への報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(久保智敬君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 国道168号に関しての配水管というんですが、これ、場所なんですけれども、新宮高校前を右折して、それから河川がございますね。あそこでかなり時間かかっているんですが、御存じかな。紀南河川国道事務所ですか。あそこの手前のところ、いつまでもやっているが、あれが県の仕事ですか。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) 今議員お話の水道事業所関係の現場としましては、みやま園、お花屋さんというか、そこの横断部、排水構造物を県がやり替える部分の場所となっております。
◆15番(福田讓君) 今質問したところと同じですね。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) そのとおりです。すみません。
◆15番(福田讓君) かなり長いことしやるけれども、そんな大きな工事、あれ。新宮市はその後するんでしょう。これ、168号がかかっているから。県の工事が遅れたあるんですね、かなり。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) 県の工事のほうに合わせて水道事業所も工事をしております。製品の注文から完成まで時間を要したところにより、日数のほうがかかっている模様でございます。
◆15番(福田讓君) 県は、これいつ頃までに終わるという予定はございますか、お聞きしていますか。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) 現在のところ7月というふうなことでお聞きをしております。
◆15番(福田讓君) かなり大きな工事なんですね、だから。7月いうたらまだ1か月あるからね。もうかなり前からしているんですよね。それが終了しなければ、我々新宮市の工事もできないことは分かるんですけれども、あまりにも工事が進まないのに、私、毎日通っているから分かるんですけれども、いつまでするんかなと思ってね。 本当につらいんですよ。だから、お聞きして。まだそれ終わってからやね、7月で、うちの工事もそれ以降になるということですね。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) 水道工事にしましては、うちのほうがかかれてスムーズに終わるように進めてまいります。県のほうにしましては、後のまた舗装工事のほうも含まったものと思われますので、水道のほうは進捗を確認しながらスムーズに進めてまいりたいと思います。
◆15番(福田讓君) 了解しました。
○議長(久保智敬君) ほかございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 以上で質問を終わります。 次に、番号5、予算の繰越しについて、令和2年度新宮市
簡易水道事業会計予算繰越計算書について当局の説明を求めます。 中西水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) (登壇) ただいま議題となりました令和2年度新宮市簡易水道事業会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和2年度事業のうち繰越しとなりましたのは、1款1項建設改良費のうち、西高田簡易水道施設整備事業で、繰越額は1億5,800万円でございます。 本工事は、平成29年度より現場着手しております整備工事で、建物内にろ過設備を整備し、施設運用するものでございますが、
新型コロナウイルス感染症により工事を一時期停止したことにより、年度内の完了が見込めないことから繰り越したものであります。なお、工事につきましては、6月中旬の完成を予定しております。 以上、誠に簡単ではございますが、地方公営企業法第26条第3項の規定による議会への報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(久保智敬君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 以上で質問を終わります。 次に番号6、
一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について、当局の説明を求めます。 峪中商工観光課長。
◎商工観光課長(峪中直樹君) (登壇) ただいま議題となりました新商観第19号、
一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について御説明申し上げます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 まず、令和2年度の事業報告でございますが、徐福公園来園者数は1万6,763人で、前年から1万140人の減少となりました。売店売上げにつきましても前年度と比べまして56.6%の減少となっております。 主な事業につきましては、記載のとおりとなってございますので御参照くださいますようお願いいたします。 続きまして、令和2年度決算につきまして御説明いたします。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして資産合計1,539万7,466円、負債の部では、流動負債の43万8,510円。正味財産の部では、一般正味財産合計1,495万8,956円となり、負債及び正味財産合計が1,539万7,466円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。一般正味財産増減の部、経常増減の部の経常収益につきましては1,323万4,185円。経常費用の事業費は1,139万2,291円となってございます。 4ページをお願いいたします。 経常費用の管理費は153万3,794円となり、経常費用計は1,292万6,085円となってございます。 当期経常増減額は30万8,100円となり、一般正味財産期首残高1,465万856円から当期一般正味財産増減額30万8,100円を加えました1,495万8,956円が正味財産期末残高となります。 指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は一般正味財産期末残高と同額の1,495万8,956円でございます。 5ページをお願いいたします。 財産目録でございますが、貸借対照表で説明させていただきましたとおり、資産の部、流動資産と固定資産を合わせました資産合計は、1,539万7,466円でございます。負債合計43万8,510円を資産合計1,539万7,466円より差し引きました正味財産は1,495万8,956円となります。 続きまして、令和3年度予算書について御説明を申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 まず、事業計画についてでございますが、1の徐福に関する顕彰事業といたしましては、徐福供養式典の開催や、徐福に関するPR事業の推進などを挙げてございます。 続きまして、2の徐福に関する研究・交流事業といたしましては、徐福に関する情報提供、国内外の徐福研究会や関連都市との交流研究、天台烏薬関連商品の販路拡大に関する事業などを挙げてございます。 3のその他といたしましては、文化・観光イベントや物産展への協力などを予定してございます。 続きまして、2ページをお願いいたします。 収支予算書でございますが、主なものを説明させていただきます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では、新宮市からの指定管理料658万円、売店事業売上335万2,000円などとなっており、経常収益計は1,220万9,000円でございます。 次に経常費用でございますが、事業費といたしまして1,202万2,388円となっておりまして、主なものといたしましては給与手当274万5,000円、支払寄附金120万円、委託費356万9,100円などでございます。 3ページをお願いいたします。 管理費といたしましては161万170円となっておりまして、主なものといたしましては、給与手当100万5,000円、福利厚生費19万1,400円などでございます。 以上、経常費用合計は1,363万2,558円でございます。 経常収益計から経常費用計を差し引きました当期経常増減額はマイナスの142万3,558円でございます。経常外増減の部は、経常外収益及び費用ともにございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナスの142万3,558円でございます。 一般正味財産期首残高1,495万8,956円に、当期一般正味財産増減額マイナス142万3,558円を加えまして、一般正味財産期末残高は1,353万5,398円。正味財産期末残高も同額の1,353万5,398円でございます。 4ページには評議員・役員名簿を添付してございます。 なお、代表理事につきましては山口泰郎氏となってございます。 以上、誠に簡単でございますが、
一般財団法人新宮徐福協会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) ただいまの説明に対し質問を行います。 6番、三栗議員。
◆6番(三栗章史君) 財産目録のほうの未収金の中の販売事業の未収金16万9,625円、この内容はどういうようなものになっているんですか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 未収金につきましては、掛け売りになりますので、徐福茶ですとかを売っていただいて請求をさせていただいております。こちらにつきましては、全てもう収入として入ってございます。
◆6番(三栗章史君) 了解です。
○議長(久保智敬君) ほかございますか。 10番、榎本議員。
◆10番(榎本鉄也君) ちょっと教えてほしいんです。 3ページの給付金等で、持続化給付金とか雇用調整助成金とかの計上があるんですけれども、徐福協会が雇用調整助成金とかコロナ対策のこの給付の対象になるんですか。 あとちょっと見てみたら、同じ一般財団法人でも、この報告書の中で持続化給付金をもらっているのは徐福協会だけなんですけれども、それはどないなるんですか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 持続化給付金につきましては、2019年以前から事業により事業収入、売上げを得ており、今後も事業を継続する意思があること、そして事業収入が50%以上減少した月というような要件がございます。こちらにつきましては、会計士さんにも確認をしまして、もちろん国・県にも確認をしまして対象になるということで申請をして、それぞれ給付を頂いております。
◆10番(榎本鉄也君) 多分、確認はしたあると思うんやけれども、ただ普通に考えて、こっちで補助金もらっている団体で、そこで240万円ばかりですね、これ。ということは、これは財団法人というたらその持続化給付金の対象額は100万円になる。50万円やね。200万円、200万円になるの。法人やからね、財団法人。 ちょっとこうやって言うてもあれか、ちょっと普通に考えて、ええんかなというふうに思うんですけれども、徐福協会にとってはそれはいいでしょうけれども。そうしたらまだほかのところは説明ないけれども、同じ一般財団法人のふれあい公社とか、その辺のところでこの持続化給付金の記載がなかったと思うんです。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 申し訳ございません。私ども徐福協会の所管をしてございますので、記載をさせていただいておりますが、ほかの財団等につきましては、ちょっと私どもでは分かりかねますので、申し訳ございません。
◆10番(榎本鉄也君) ここの中におる人で分かる人はおらんのかな。いいです、分かりました。ごめんなさい。じゃ、その都度聞きますわ。
○議長(久保智敬君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 榎本議員の続きましてでございますが、240万円の給付金を、そしてこの財団だけ持続化給付金を頂いている。それが法律にきちっと合うているからもらったんだと思いますけれども、先ほどの課長のお答えですが、分かりかねますではなく、その補助金をしっかりして、新宮市から市民のための補助金を、ほとんどマイナスでのこの財団だと思うんですよ。それもある程度しっかり前を向いて、マイナスをなくしていく。 そういうものをもらったら雑収入で上がってくるはずなので、そういったところをきちっと把握して、課長、分かりかねますではなく、また調べておきますとかというほうがよろしいんじゃないでしょうか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 申し訳ございません。各団体にも確認をさせていただきたいと思います。
◆11番(竹内弥生君) そうでないと、全てのこの補助金に関しまして、新宮市の市民の皆様のために、行政が税金を補助金に換えて出しているということなので、その他のところの財団はもらわなくてもよかったのかとか、補助金を出すに対しまして、ここでどういった経営をしているかということを、これからコロナ禍の後、いろいろ考えていかなければならないので、よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) ほかございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 以上で質問を終わります。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前11時08分
---------------------------------------
△再開 午前11時20分
○議長(久保智敬君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に番号7、
一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告について、当局の説明を求めます。 勢古口熊野川行政局住民生活課長。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました
一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告につきまして御説明申し上げます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 令和2年度の事業報告でございますが、1の熊野川舟下り及び指定管理事業運営状況につきましては、記載のとおり
新型コロナウイルス感染症の影響により4月に緊急事態宣言が発令されたこともあり、5月末まで川舟下り、小口自然の家、交流促進施設さつきの3施設で営業の自粛を行いました。各施設ともに利用者が減少しており、特に川舟下り、小口自然の家では外国人観光客の利用が多いということもあり、大幅な減少となってございます。新型コロナウイルスが終息するまでは事業継続に向けた取組を進める必要がございます。 2の主な事業につきましては記載のとおりです。 続きまして令和2年度の決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして資産合計2,584万2,241円。負債の部では、流動負債と固定負債を合わせまして負債合計376万1,785円。正味財産の部では、正味財産合計2,208万456円で、負債及び正味財産合計が2,584万2,241円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部では、経常収益計は4,363万3,265円、経常費用での事業費計が4,918万7,871円、管理費計は42万9,726円で、経常費用合計は4,961万7,597円で、当期経常増減額はマイナス598万4,332円でございます。 次に、経常外増減の部では、経常外収益、経常外費用ともにございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス598万4,332円となり、一般正味財産期首残高2,806万4,788円にこれを加えまして、一般正味財産期末残高は2,208万456円でございます。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と同額の2,208万456円でございます。 4ページをお願いいたします。 次に、財産目録でございますが、貸借対照表で御説明しましたとおり、流動資産と固定資産を合わせた資産合計は2,584万2,241円でございます。負債合計は376万1,785円となり、資産合計から負債合計を差し引いた正味財産は2,208万456円でございます。 続きまして、令和3年度予算書について御説明させていただきます。 予算書の1ページをお願いいたします。 事業計画でございますが、事業内容としましては記載のとおりでございまして、昨年度に引き続き、小口自然の家・キャンプ場及び交流促進施設さつきの指定管理を行ってまいります。 2ページをお願いいたします。 次に、収支予算書でございますが、主なものを述べさせていただきます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では事業収益としまして、川舟乗船料、小口自然の家宿泊料、さつき入浴料収入で2,309万円。川舟売店、さつき食堂売上げ208万円、小口自然の家・キャンプ場、さつきの指定管理料と、道の駅の地域振興等施設管理料1,675万円、市補助金700万円等で、経常収益計は4,926万6,000円でございます。 次に経常費用でございますが、主なものを述べさせていただきます。 事業費は、賃金2,549万円、光熱水費577万円、燃料費542万円、委託費439万円、当期仕入292万円等で、事業費計は5,911万8,000円でございます。 次に管理費でございますが、主なものとしては租税公課21万円、委託費22万円等で管理費計は43万3,000円でございます。 よって、事業費、管理費を合わせた経常費用計は5,955万1,000円で、経常収益計から経常費用計を差し引いた当期経常増減額はマイナス1,028万5,000円でございます。 経常外増減の部は、経常外収益、経常外費用ともにございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス1,028万5,000円でございます。一般正味財産期首残高2,895万6,027円にこれを加えまして、一般正味財産期末残高は1,867万1,027円でございます。 3ページには評議員・役員名簿を添付してございます。 以上、誠に簡単でございますが、
一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 14番、屋敷議員。
◆14番(屋敷満雄君) この川舟が今4隻になってんねんのやけれども、何か新しく2隻か何か造る予定やったと思うんやけれども。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 今4隻となっておりまして、2隻造っております。
◆14番(屋敷満雄君) 新しいの2隻できてんね。ほんならもう前の悪いのはないんやね。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 前の分はございませんので、ただいま4隻となっております。
◆14番(屋敷満雄君) 了解。
○議長(久保智敬君) 7番、濱田議員。
◆7番(濱田雅美君) この管理費のほうで、委託費が前年度に比べて16万6,000円の増になっているんですけれども、本年度22万円で前年度5万4,000円で顧問報酬となっているんですけれども、これはちょっと詳しく御説明いただけますでしょうか。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) こちらは会計士への報酬となっておりまして、令和元年度よりこの会計士にお願いしておりますので、前年度より増額しております。
◆7番(濱田雅美君) この金額、この差が大きいんですけれども。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 前年度の分は、今お願いしております会計士、このふれあい公社全体を見ていただいているんですが、前年度の分は、川舟下りだけの分となっておりますので、その差ができております。
◆7番(濱田雅美君) それでですね。分かりました。ありがとうございます。
○議長(久保智敬君) 3番、松畑議員。
◆3番(松畑玄君) 当期仕入で決算で290万5,986円、これの主なものというのは、大体食材と飲料ということで、売店の商品とかそういうことなんでしょうか。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) そのとおりでございます。
◆3番(松畑玄君) よう考えたら、この売上げが176万9,000円、これすごい効率悪いですよね。実際、去年のを見ていても500万円の売上げに対して1,100万円仕入れしているんですよね。これ、こういうところを見直したほうがよろしいかと。これ、残ったやつはどこへ行っているんですか。廃棄ですか。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 飲料費などはそのまま使っておりますし、また食料費などもなるべく残らないようには心がけております。
◆3番(松畑玄君) いや、でも、期首に29万何がしなんですよね。290万円仕入れているんですよ。期末にはマイナス20万円なんですよ。それの商品って、仕入れたものはどこへ。そのまま使っているという割にはすごい使っていて、だけれども売上げは176万円しか上がっていないんですよね。そこら辺はどうなんですか。どこへ行っているんですか。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) それは、先ほども申し上げましたように飲料や食材その他いろんな需用費などには使っております。できるだけ今このような厳しい状況でありますので、ふれあい公社のほうにも伝えまして、できるだけ無駄のないような仕入れを進めていただくようにお願いしております。
◆3番(松畑玄君) 飲料とかって残っていると言うんですけれども、仕入れても結局は減っているんですよね、期末の商品が。期首には29万何がしの商品、棚卸しの資産があって、290万円仕入れるわけなんですよ。けれどもマイナスなんですよ。 だからそこら辺、ロスなく使っていると言うけれども、じゃ、その商品ってどこへ行ったのかなというところ。だから仕入れに対して売上げがすごい効率が、これ仕入れ原価でしたらどんな感じなんですかね。もう商品売上げを上回っているんじゃないかなと思うんですよ。本当にこの商品がどこへ行ったかというのを、しっかりやっぱり精査されるべきだと思います。 それは、去年度にしてもそうなんですよね。500万円売上げやのに、仕入れが1,100万円、こういうことがずっと続いてたら何かロスがあるはずだと思うので、やっぱりそこら辺もしっかり、今後見直していただければと思います。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 議員御指摘のとおり、今後しっかりと研究してまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 先ほど榎本議員がおっしゃっていたように、今回これ、ふれあい公社も国の持続化給付金という形で頂けるということなんですね。そのあたりもうちょっと御説明お願いしたいんですけれども。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 先ほどもお話ありましたように、この国の持続化給付金、事業継続支援金など、ふれあい公社も頂いております。
◆15番(福田讓君) これ昨年度ですから、一般の事業者の方でしたら100万円でしたね、50%下がったら。さつきの場合ですが、熊野川町ふれあい公社の場合もこれマイナス590万円という形で1面に載っていますけれども。ほんならやっぱり200万円は頂いているんですね。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 給付金を頂いております。
◆15番(福田讓君) その給付金は、どこへこれ計上されている。ちょっと教えていただきたいんですが。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) こちら雑収入のほうに計上しております。
◆15番(福田讓君) 200万円頂いているということですね。だから、今からずっとこれ議長のあれでずっと進めていく、財団法人も全て50%削減している場合は全部雑収入で入れているんですね。そういうことでよろしいですね。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) そのとおりでございます。
○議長(久保智敬君) 4番、上田議員。
◆4番(上田勝之君) 決算とは特別あれなんですけれども、このふれあい公社が運営しているさつきの件で、移動図書館が来ているんですよね。プールの辺りに。雨が降った際に、さつきの駐車場側というか、ぬれないようなところで、そういったような移動図書館の利用ができないものかというようなお話がございまして、ここで一度検討をしていただけるようお願いをしておきたいと思うんですが。
◎熊野川行政局長(久保欽作君) そのようにまた図書館のほうと相談させていただきますので、よろしくお願いします。
○議長(久保智敬君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 先ほど、松畑議員からもお話がありましたけれども、こういうふうな仕入れの290万円で売上げが176万円。前年度も仕入れが1,100万円で売上げが500万円。これ、こういった状況を総括して、コロナ禍でもちろん今年は厳しい80%減、売上げ90%減、こういったところの施設はそうなるのは致し方のないことではございますけれども、総括いたしまして、こういったところを、コロナ禍が明けるまでまだ2年ほどかかる。どういったお考えでここを正常に、市民の皆様が喜ぶ施設として進んでいくということは、ある程度の計画ということは、今この羅列、文言、文章にある以外にお考えになっていますか。 このままじゃ、本当にこれが例えば市民の方が、売上げがこうで仕入れがこうでこうなのよと。持続化給付金も200万円、県のやったら220万円雑収入で上がっているけれども、その使い口はどこへ行ったの。この数字だけではしっかりしたものが見えてこないと思うんですよ。 でも、それはコロナ禍において大変な状況であったということに間違いがないので、今後こういうことにならないように、かといって仕入れのほうのものを、ちょっとこう品質を悪くしたりとかそういうことではなく、赤字も出さず黒字も出さずという市民の幸せの方向に結びつけていくための当局側のお考えを、また少しずつでもしっかりコロナ禍が明けるまでに考えていただきたいと思いますけれども、いかがですか。
◎熊野川行政局長(久保欽作君) 確かに議員おっしゃるとおりでございます。今後もそのようなことがないよう肝に銘じまして、運営のほうを図ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆11番(竹内弥生君) 局長、肝に銘じられたら、もうどいらい肝にしっかり入れておきます。ありがとうございます。
○議長(久保智敬君) 10番、榎本議員。
◆10番(榎本鉄也君) 決算じゃなくて予算書でよう分からんところがあるんですけれども、2ページの予算のところで、市の補助金が前年が300万円でいきなり700万円になったんですけれども、前もこんなことがあったような気がしたんやけど、これは、倍以上の補助金を一応予算で計上してるんだけれども、この補助金の出し方というか、この根拠は何なんですか。
◎熊野川行政局長(久保欽作君) その700万円と300万円の差額の400万円につきましては、川舟2隻と船外機2機の市からの補助金でございます。
◆10番(榎本鉄也君) これは、その前年度より400万円多くなったその400万円というのは、川舟を新しくしたんですか。その分が入ったあるということですか。そういうこと。
◎熊野川行政局長(久保欽作君) 川舟2隻と船外機2機の新設の分でございます。
◆10番(榎本鉄也君) その分をプラスしているので、いきなり700万円になったということですね。分かりました、了解しました。
○議長(久保智敬君) ほかございますか。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 今、議員の意見にひもづけまして、船頭の方のほうはしっかり2隻を増やしたということは、そういう船頭の方がきっちり入ってこられたということでよろしいんですか。
◎熊野川行政局長(久保欽作君) 2隻は一応入替えという形でやらせていただきたいと思っております。
◆11番(竹内弥生君) そういうことですね。それで新しく買い替えたと。それに伴ってそこに乗る方、必要ですよね。そちらのほうの待遇とかそういったものもいろいろ改善して、川舟の新しい船に乗っていただけるようなことを考えていらっしゃいますか。
◎熊野川行政局長(久保欽作君) 船頭さんの育成につきましては、新たに1名の方と、それで若い方1名の方が登録いただいておりますので、訓練も必要ですけれども、船頭さんの育成もしっかりとやっていきたいと思っております。
◆11番(竹内弥生君) 川舟は大事ですので、よろしくお願いします。
○議長(久保智敬君) 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) もう一度別の角度から。今、県の飲食業とか旅行とかホテル業に対する補助金ありますね。5月25日が6月30日に延びましたね。これもいうたら、こういうふれあい公社としてはそういう旅行関係を扱っているから、それを今年度には申請できるということですね。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) 申請する予定としてございます。
○議長(久保智敬君) 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 光熱費についてお伺いしたいんですけれども、電気代が、今度、僕は一般質問でもまたするんですけれども、ここの部分はちょっと聞いていないんですけれども、電気代自由化に伴って見直しすることによって電気代が安くなったりする可能性はあるんですけれども、ここのふれあい公社は、そういう電気代とか見直しとかされているんでしょうか。
◎熊野川行政局住民生活課長(勢古口千賀子君) そのようなこともございますので、今後いろいろ研究していきたいと思います。
◆5番(岡崎俊樹君) 今年度しっかり研究して、来年度以降そういう契約ができるのであればやっていただきたいなと思います。
○議長(久保智敬君) ほかありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 以上で質問を終わります。 次に、番号8、新宮港埠頭株式会社の業務報告について、当局の説明を求めます。 小渕
企業立地推進課長。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) (登壇) ただいま議題となりました新企推第18号、新宮港埠頭株式会社の業務報告について御説明を申し上げます。 1ページをお願いいたします。 令和2年度の事業報告でございますが、報告書右側括弧内の数字につきましては、令和元年度の実績でございます。 昨年度1年間に新宮港を利用した荷役船数は、外貨荷役が29船、内貨荷役が370船、客船6船、その他20船で、合計425船となってございます。 貨物取扱いの主なものといたしまして、外貨荷役のチップの揚げ荷が27万5,178ボーンドライトン、木材の揚げ荷が3万4,772立方メートルであります。 次に、内貨荷役でございますが、チップの積荷が16万535ボーンドライトン。同じくチップで、今回から記載をしてございますトラックへの積荷ということで11万3,562ボーンドライトン。セメント揚げ荷が10万7,941トン。砂・砂利積荷が13万3,204トンなどとなっております。 以上、事業報告書の説明でございます。 次に、2ページをお願いいたします。 令和2年度の決算における損益計算書について御説明を申し上げます。 令和2年度の売上高は7億8,279万9,655円で、内訳といたしましては、港湾運送事業営業収益が7億7,751万9,304円で、内容につきましては、荷役料収益が4億76万3,925円、積込料が1億355万8,356円、貨物保管料が9,218万8,828円、代理店収益が2,856万322円、貨物運送料が5,874万434円、曳船料が1,212万501円、その他収益が6,039万2,551円となっております。 次に、養殖水産加工収益につきましては528万351円であります。 それぞれ収益各項目に関する内容につきましては、備考欄の御参照をお願いいたします。 次に、売上原価につきましては4億4,173万2,197円で、港湾運送事業費用の4億1,630万3,879円の内訳は、外注費が3億249万3,582円、施設使用料が3,332万7,136円、人件費が6,347万5,882円、その他経費が1,700万7,279円となっております。 養殖水産加工事業費用につきましては2,542万8,318円でございます。 各項目内容につきましては備考欄を御参照お願いいたします。 これら収益、費用により、今期の売上総利益は3億4,106万7,458円となり、一般管理費、減価償却費を加えた営業利益につきましては1億2,702万2,404円、さらに営業外収益、営業外費用を加えた経常利益につきましては1億1,529万157円。これに税処理を行いました最終の当期純利益につきましては7,804万6,062円でございます。 以上、損益計算書の説明でございます。 次に、3ページをお願いいたします。 養殖水産加工に係る原価の報告書であります。 上段、材料費中、期首の材料棚卸高が11万872円、水産加工材料の材料費が175万7,443円、ナマズ養殖原価が2,156万3,096円、期末の材料の棚卸高が14万7,607円。これにより当期の材料費につきましては2,328万3,804円でございます。 次に、労務費でございますが、加工場に関する人件費となりまして、給料、賞与ほかの合計で、当期の労務費は1,266万6,244円となります。 次に、経費であります。 保険料、水道光熱費、消耗品費、衛生管理費、修繕費の合計は330万4,016円でございます。 これにより、材料費、労務費、経費を合わせた当期の養殖水産加工に係る製造費用につきましては、3,925万4,064円でございます。これに、期首・期末在庫振替処理後の2,635万4,227円が、今期の養殖水産加工の製造原価でございます。 以上、養殖水産加工原価報告書の説明でございます。 次に、4ページ、貸借対照表をお願いいたします。 表の左側、資産の部における固定資産中、科目の1番下の行、
土地前払金4億3,846万342円につきましては、新宮市との貸付特約付
土地売買契約に係る
土地売買代金の内金、契約保証金などの売買代充当額及び20年分割払いにおける第4回目までの支払い元金の合計となってございます。 次ページ以降、5ページには固定資産他明細書、6ページには剰余金処分計算書、7ページに監査報告書を付してございますので、お目通しのほどよろしくお願いいたします。 7ページから、1枚めくっていただきまして、令和3年度の事業計画書及び収支計画書について御説明申し上げます。 令和3年度事業計画書の1ページをお願いいたします。 1の外国貨物の取扱いについて。(1)北米材につきましては、輸出向けの原木の減少などにより、少し輸入がしにくい状況にあるとのことでございますが、昨年度と同程度の入荷があると見込んでございます。 (2)輸入チップにつきましては、令和2年度は少し入荷量が減少いたしましたが、今年度につきましては、昨年度よりは増加すると見込んでございます。 次に、2の国内貨物の取扱いでございます。(1)チップ及び原木につきましては、令和2年度において、木質バイオマス用の原木が試験的に入荷されましたけれども、令和3年度においては、原木に加えチップについても入荷するのではないかとの予測でございます。今のところ入荷量は不明とのことであり、本格的には来年春からの予測でございます。 次に、2ページ、4なまず養殖・販売についてでございます。 新型コロナウイルスの影響を受けてナマズの販売は伸びていないとしてございます。(2)には、現在商談中として記載の4項目を挙げてございます。 続きまして、3ページをお願いいたします。 令和3年度の収支計画書であります。経常収益は港湾運送収益で合計8億8,500万円と予測をしてございます。養殖水産加工収益につきましては、1,000万円を見込んでございます。そのほか、金融収益、雑収入を加えた経常収益につきましては9億2万円としてございます。 次に、経常費用でありますが、港湾運送費が合計で4億8,800万円。養殖水産加工事業経費が2,500万円、一般管理費、減価償却費、金融費用を含めて7億6,350万円を見込んでございます。 令和3年度の収益と費用の差引きにより1億3,652万円の経常収益見込みを計画してございます。 以上、令和3年度の事業計画、収支計画の説明でございます。 次ページに新宮港埠頭株式会社の役員名簿を添付し、以上をもちまして、新宮港埠頭株式会社の業務報告についての御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) ただいまの説明に対し、質問を行います。 ありませんか。 3番、松畑議員。
◆3番(松畑玄君) これ、ナマズの事業はどうなんですか。コロナ、コロナと言うけれども、実際、来年度1,000万円水産で売れるとなっていて、経費が2,500万円で、もうその時点で1,500万円。これいつになったら黒字になりそうな。その前は予算額と併せてどうやったんですか、去年度の予算額が幾らで、実際決算を打ったら。去年度の予算額って幾らですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 去年度は2,000万円の予算を組んでございまして、今回全体で500万円というような結果でございます。
◆3番(松畑玄君) 経費は幾ら見込んでいたんですか、予算で言うたら。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 経費につきましては3,500万円を見込んでございまして、今年度2,500万円ということでございます。
◆3番(松畑玄君) これ、本当に大丈夫かなというのが、もう予算の段階で赤字なんですよね。これいつまでに改善するとかいうふうなのはあるんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 総会と取締役会で話もさせていただいて、ちょっと時期の明言というのはなかったんですけれども、大体、主にこの事業につきましては、ナマズの原価が含まれてございまして、ナマズの原価につきましては、あるところ、何て言うんですかね……。
◆3番(松畑玄君) そういうことを聞いていなくて、赤字で、これ何年度までにどうしましょう、何年以内にどうしましょうということがあるのかどうかという、これ普通の株式会社ですから、やっぱり取締役会に出て、そうやって市を代表して、株主を代表して入ってもらっていると思うので、会社の運営に携わる人間として、副市長も課長も、やっぱり何年度までにどうしましょうよというような議論をしていかな、ずっとこのままだと思うんですね。 本当にずっと損をし続けたら会社的にはよくないと思いますので、またそこら辺、課長、副市長もお願いしたいと思います。なるべくプラスに持っていけるようにお願いしたいと思います。
◎企画政策部長(新谷嘉敏君) 御指摘のとおりです。我々も取締役会、株主総会でも市長も出ていただいて、その辺のことは、今後の方針も尋ねてございます。 ただ今後、いつからということの明言はなかったんですが、やはり市長からもその辺のことを、今後の経営方針も尋ねたら、改めて社長から強いいろいろ、改めていろんな戦略を立ててやっていきたいと強いお言葉もありました。他の委員からも、そのことについての承認も得られましたので、市のほうとしましても議員お尋ねのとおり、本当にいつから赤が黒になるのか、また同じぐらいの金額で経費と収入を上げられないかという同様の思いを持ってございます。 現段階でなかなか売上げの増が見込めない中ではありますけれども、いろいろ新宮港埠頭内でも議論を闊達にやってございます。我々としてはよりこれまで以上に経営状況のほうを注視して、また今回取締役で市長のほうも全員そのことについて異議を申し上げました。 そういった中でのことでありますので、日頃からちょっと新宮港埠頭のほうにも今まで以上に頻回に通いまして、経営状況のほうをより一層注視してまいりたいと、そのように考えてございます。
○議長(久保智敬君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) この人件費の中には役員報酬も入っているんですか、人件費。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 議員がおっしゃっていただいている人件費につきましては、一般管理費の中でということの御質問かなというふうには思っておりますけれども。
◆11番(竹内弥生君) 先ほど議員たちがおっしゃっているように、何でこんなことになるんですか。そんな2,000万円の予算で今年3,500万円出して売上げが幾らと、ちょっと常識では考えられない。今、部長が一生懸命これから考えていきますとおっしゃっていただいていましたけど、私は入りたてでまだ2年ですが、最初からそんなことを言っていたような気がするんです。 海上自衛隊、陸上自衛隊、和歌山県下の給食関係、和歌山、三重県下の水産卸売関係、ここでコロナに関係していないところもありますよね。学校が休校になったというのは少なかったので。ということは着実に前に進めていけるという、この文章の羅列、ここにあるんですけれども、そういったことは少しでも前に進んでいっているのか。 そして、本当にナマズ、私もちょっと立派なものができた水産工場、入りたての頃、おととし視察させていただきましたけれども立派なものです。 あれは、何かを活用して新宮市民のために、幸せ増のために活用していくことは大事ですけれども、ナマズを一生懸命ずっと売り続けていって、これ経営努力でナマズを自衛隊や給食やいう、これは食べたくないのよと言えないところに売り続けていくのでしょうか。 民間人でいうと、ナマズはちょっとやっぱりナマズのイメージが濃いので、それと高い。ナマズ買うんやったらウナギじゃないかというのがやっぱほとんどの民間人の意見だと思うんです。でもこのナマズというものを打ち出していって立派な工場を建てられた。ということは、ナマズじゃなくてもある程度の経営努力をされたからナマズ以外のものを、水産加工場として使用していくというような柔軟な考えも必要だと思うんです。 ナマズはナマズで学校給食、自衛隊、選ばれない人たちですよね、出てくるものをただ食べなければならないというところにナマズをすごく安くして、市民、県民、国民のためにやっていく。せやないと、このすばらしい新宮港埠頭の経営状況、すばらしいのにここがずっと足を引っ張っていくという形になると思うんです。 一般人は、ナマズを食べるんやったらウナギを食べるので。ナマズおいしいですよと思いますけれども、それが高かったらもう本当に普通の市民意見としまして、水産加工場は立派なものがあるけれども、ナマズを売り続けていって、選択をできない人たちに買ってもらっていくということが可能であれば日本中、それからコロナが明けた3年後ですね、海外に持っていけるのは。 そういうことも全てを総括で考えて、ナマズでこのままやっていけるのかと、この予算をずっと続けていかねばならないのかということもしっかり考えていただきたいと思います。
◎企画政策部長(新谷嘉敏君) 御指摘のとおりかと思います。ナマズのイメージというのも当然あろうかと思います。 そういった中で、いろんな給食等に活用いただいたりとか、いろいろ地元の御協力もあるわけですけれども、議員言われますように、今後この状態がずっと続くということは当然我々としてもいい状態ではないと。荷役のほうが多少の波はあるとしましても毎年安定した収益を出していると。そういった中でこの水産加工が、そちらのほうのマイナス部分を引き出すということはいいことではございません。 ただ、こういった今後もし、今年度も厳しい予算を組み立てておりますけれども、また来年度、今年の決算が出た際に厳しい局面があれば、また今年度以上に我々は代表で出させていただいている者が、市長はじめ、より厳しい議論を交わしていく必要があろうかと思います。 また、造っている池の多面的な活用ということも今お話がありました。こういったことも含めて、今取締役会でそういったところが何も決まってございませんので、これ以上答弁できませんけれども、そういったいろんなところも幅広く、柔軟にという言葉もありました。いろんなところから、角度から考えていく必要があろうかと、そのように考えてございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 向井副市長、新谷企画政策部長、小渕
企業立地推進課長と、こう名前を連ねて会社役員になっているので、人数的にも多いですし、本当に経営努力、新宮の中ではこの荷役がすばらしい成績を出しているのに、ここが足を引っ張っていく。明らかに市民の感情としましても、ナマズというのはいかがなものかということを、ちょっとお耳に入れておきたかったことと、今部長が言われたことを柔軟にこれから検討していっていただきたいと思います。
○議長(久保智敬君) 4番、上田議員。
◆4番(上田勝之君) 今、各議員からナマズの養殖販売についての質問がございましたけれども、このコロナ禍で北越さんの生産高といいますか、非常に今後ペーパーレス化や、あるいは様々な要因によって紙需要というのがどうなっていくかというあたり、現在のところはこの港湾荷役、チップの荷役というのは、おおむね順調に推移しているかと思うんですけれども、今後のこのいわゆるチップ荷役のほうの見込みというのはどのように捉まえていますか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今議員御指摘のとおり、今年度、港湾荷役の売上げというのが減少しているわけです。主なところは、やっぱり外国からのチップが少なくなったというようなところでございました。ただ、昨年度の年度当初はかなり少なくなったというようなことで、かなり心配はしてございましたけれども、年度後半から非常に盛り返してきまして、結果として昨年度に比べて1,000の減というような形で終わってございます。 このあたり、北越さんのほうにもちょっとお言葉をいただきまして、この令和3年度につきましては、一昨年並みに回復するというようなことのお言葉もいただいております。 ただ、おっしゃるとおり、全体としての紙需要がどうなっていくかというのも当然ございますので、そういったあたりは、こうやって隣町の製紙事業の売上げいかんによって、新宮港埠頭の売上げがかなり変わってきますので、そういったところも十分注視していかないといけないとは思ってございます。
◆4番(上田勝之君) お答えいただいたように、そのチップの荷役のほうが、この新宮港埠頭の収益を大きく左右する。それに伴って、ナマズ養殖販売等々も広められたところはあるかと思うんですね。 ただ北越さんのほうも新宮港を母港とするような貨物船を配置していただいたり、明るい兆しもあるにはあるんですけれども、聞くところによると、北越さんのほうは、なかなか社員に対しても非常に給与カットであるとか、あるいは兼業を認めるであるとか、いろんな厳しい状況にあるように伺っております。 そういった中では、先行きが、新宮港埠頭、これまでこのチップを新宮港で荷揚げしていただくことで新宮港埠頭が大変な好成績を生み出したところではありますけれども、そこの先行きを、十分北越さん等を注視しながら、それとともにバイオマス発電の荷役がどうなってくるかというところもあるかとは思うんですけれども、十分注視して、皆さん新宮市の会社ですので、ぜひ注視していただきたいと思います。
○議長(久保智敬君) まだまだ質問者の方がいらっしゃいますが、昼食のため午後1時10分まで休憩いたします。
△休憩 午後零時04分
---------------------------------------
△再開 午後1時10分
○議長(久保智敬君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質問を続けます。 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) 1点だけ。今ナマズの件やけれども、だから作るときにナマズのとき、議会にも説明せんと、説明したときはもう発進した後や。議会がどんどん心配して質問したやろう。港湾の荷役会社がナマズを養殖するのはどこに使命があるのなと。民間ができることは民間に任せたらええんやと言うとるのに、荷役業務が落ちてきて新規事業を開拓せなんだら将来ならんという説明で、そやけど我々議員もかたがたの養殖業者を視察して、経営えらいでと、九州まで行ってきたんや。ウナギでもえらいのにナマズら絶対あかんと我々は説明を受けてきたわけやだ。専門の業者から。 それでもやるんやと。赤字にならんのやと、こうやと説明して、そのときもそんな水槽へ何匹飼うてそれをばさばいて幾らで売ったら赤字にならんのやいうて。で、生き物やでと。水槽へ何匹入れてそれを何か月で製品にしていうて、生き物やさか病気が発生したりするのは入れてないんかと。足し算と引き算としかしていない。掛け算もしていない。そういうことを心配したら、心配することないんやと言うたんや。 そこを言いたいんやで、今質問あるように、これいつまでこの赤字2,000万円続けるんなという質問があったんやだね、それを単年度で言うから2,500万円と言うけれども、もうこれ何年で累積赤字がどれだけあるのか、ちょっとそこだけ教えてくれ。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 実質3年間の営業になってございます。今のところ足し込むと3,400万円ほどのマイナスになっております。
◆1番(大西強君) 何年な。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 実質は平成30年度から事業を開始しているかなというふうに思っております。
◆1番(大西強君) 平成3年か。違うやろう。実質3年か。3年で三千何百万円やったら1年に1,000万円やろう。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 正確に申し上げますと、平成30年度は200万円、令和元年度については1,200万円、令和2年度については2,000万円のマイナス収支という形になってございます。
◆1番(大西強君) 3年でやろう。これ今年度2,000万円やだ。これ5年間続いたら1億円また赤字や。積み重なってくるんやだ。そんな民間でそんな会社の企業がもつはずがない。だから言うたように、こういう事業を安易にやったら親方日の丸で公共がやるということは甘なるから、成功した試しがないんやと言うたんや。だから民間でできることは民間に任さなあかんと。 その当初のことやだ。だからいろいろな意見があるんで、こういう事業をする場合は先に議会に報告して了解を得た上にやらなあかんと。それを新聞で発表されて初めて議員が知って、それで議員から質問が始まったんや。反対しようないやん、もう工事が始まっとるから。それで後追いで議会は心配して。 何で言うたかといったら、今新人の議員も質問しやるさかいや。隣にも新人議員おるんやだ。こういうふうに事業を議会が承認して予算に賛成して通して、赤字が続いてくる、そうしたら若い子らはこの赤字いつも言うように、負の遺産を残すなと。やるときは慎重にとそのとき言うてんのやで。 ほいで、ここへ来てまた2,000万円の赤字を計上する。そうすると我々ベテランの者はこの新人議員らが、こんな予算を当時承認したんかと思われるから言いたなってくるんやだ。心配したことは当たるんやよ。だからそれをはっきりしておきたいんで。 だからこれ約3年で3,000万円出たある。今年度2,000万円、これが5年続いたらもうこれから5年、1億円の赤字を出してくる、出てくるんやだ。だからこの赤字が新宮港埠頭で港湾荷役で稼いだやつ、それでこの赤字を埋めるんやだ。そやけどこの赤字がなかったら新宮港埠頭のもうけは新宮市へ還元されるんや。荷役でもうけてもこっちで赤字出てそっちを補填して、新宮港埠頭株式会社の利益が上がらなんだら、新宮市に還元されんやないか。ということは市民の収入が落ちるということや。 何で怒ったかと言ったら、そういう事業を始めるときは議会へなし崩しじゃなくて、こういうことをやりたいんやと、どうですかということで承認を得て、それで始めたら議会の責任やけれども、議会が新聞発表されてそれで知って、それであかんやろうって。それで当時俺は怒ったんやで。もうかるかもうからんの話じゃなかったんや。そやけれども、大丈夫ですと、赤字は出ませんと。これだけ買うてこれだけ何か月間で大きくして、一つの水槽に8,000か8万か知らんけど入れて、それを売ったら幾らやと。足し算と掛け算だけやげ。引き算もしていない。そんなことで怒ったんや。 ほったら案の定や。これ3年。大体1年100万円やったらいいけれども、これ2,000万円上がってきたある。これ改善せなんだらいつこれが黒字に転換するのか、計画を言うてくれと今言やるけれども言えんげ。言えんということは例えば5年たってもこれが改善されなんだら、5年間の間に1億円積み重なるということや。それをちりも積もれば山となると言うんや。全部一緒や。 そやさかいに、箱物造ってランニングコスト要るんや。それは単年度でしたら今度の事業で1年度500万円のランニングコスト上がっただけや言うけれども、それを5年、10年のスパンで見て、今の若い子らが責任を負わんならんときには物すごい赤字がたまっているというふうに、やっぱり単年度、単年度じゃなくて今言うたように、皆質問しとったように、やっぱりこれがどれだけ続けば改善される、そういうことを報告してもらわなんだら、もう担当課長も毎年ころころ代わるんやもん。そやから今この責任を追及されるときは、当時の議会へ報告した課長はもうおらんのや。責任の所在がどこにあるかということになってくる。 そのことを後輩らに言うときたかったので。今言うたように、できる限り速やかにこの赤字を減らすように、後進に負担を、負の遺産を残さんように努力してくれよ。
○議長(久保智敬君) 14番、屋敷議員。
◆14番(屋敷満雄君) ちょっと聞きたいことがあるんやけれども、新宮港ができたときに新宮港埠頭株式会社は公社やったんか。どういう状態の分け方をしたあたん。株式会社じゃなかったやろう。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 過去の記録からですけれども、当時、公社によってこの荷役事業も含めいろんな事業をするというような形で考えていたようでありますけれども、国等の指導もあってこういった荷役業務、もうけの部分に関しては公社では担うことができないというようなこともあったようです。それによって新宮港埠頭株式会社ができたというような記録は残ってございます。
◆14番(屋敷満雄君) そうすると、新宮港埠頭株式会社で新宮方式の大目的やった荷揚げの方式というのは、新宮港埠頭株式会社が直接ということはできんことになったんか。 三港産業が荷揚げを荷役を担っておるわな。最初のいきさつは公社で新宮方式をやろうとしたあたんか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) あくまでちょっと記録です。今残っている記録からですけれども、当初繰り返しになりますけれども、公社を設立してそういった新宮港の業務一式を執り行うというような予定でございましたけれども、そういった民間の営利事業に関して公社が担うことができないというようなことがあって、新宮港埠頭株式会社というものが設立されたというふうに認識をしてございます。
◆14番(屋敷満雄君) そうなると、荷役については三港産業が担うというような方式もそのときにできたんか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 三港産業につきましては、これまでも港湾事業に精通をしておりまして、新宮港埠頭株式会社と共に新宮港の振興に尽力いただいたと認識してございます。これにつきましては、もう先ほど議員おっしゃっていただいた先人の皆様の大変な御苦労の下に生まれました新宮方式の一翼を担う形として、地元産業育成の観点から同時期に設立され今日に至っているというふうに考えてございます。
◆14番(屋敷満雄君) これも三港さんの長い歴史の中で、40人ぐらいのダンプの一人親方がおられて、仕事を何とか欲しいと。その当時の組合長だった瀬古一夫さんにお願いに行って、そのとき当時あれ未来建設か、元請、そこに入っとった会社がおられてそこのもらい仕事をやって、その当時たまたまその会社が倒産されて、きっちりとした会社を作れということで三港産業ができた。その後、埋立てを一心にやられて、できてきて今度荷揚げの仕事もやるようになったというようなことをお伺いしたある。 そうなると、新宮市として新宮港埠頭プラス三港産業のタイアップした新宮方式というのが確立されているとそういうように、新宮市は確立されていると僕は思ってあるんやけれども、それで問題ないか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 現在のところ先ほど申し上げたとおり、新宮港埠頭と一緒になってこの新宮方式を担っていただいたというような認識を持ってございます。
◆14番(屋敷満雄君) そうすると、最初荷揚げを最初にやったのは、三港さんのメンバーと高知へ研修に行ったのかな。高知と九州へ行ったんやったかな。2か所行ったんやったかな。そのときの船が第一船が入ってきたときに、そこの港の方にも来てもらって第一船の荷揚げをやった。それが外材の木材の仕事の初め。それでずっと木材の荷揚げをメインにやってきた。 たまたま紀州製紙のチップが今大きな船、北越か岸壁に着いているけれども、あの大きな船がベトナムか東南アジアから来たのが九州へ入っとったんやね、あれ。九州へ入ってそこで荷下ろししたのを内航船で鵜殿の港へというようなやり方をやられて、それで何とか新宮港埠頭がそのチップの荷揚げを新宮港へ入れてやりたいと言って頑張ったんやけども、当時、昔三輪崎で運送業をやっとったその一族が、非常に壁になってそことの折衝に時間を費やした。幸いそことの話がついて、北越のあの大きな船がどんと新宮港の岸壁に着くようになった。 そして今ここに載っとるように、内航船で新宮港、鵜殿港と分けていく船と、この頃はここに載っているようにトラックの陸送でチップを運んでいるというような状態で、今経営している。ただその当時木材からチップへ転換して新宮港埠頭は一応危機を乗り越えとる。あれを材木でずっと耐えとったら、新宮港埠頭は赤字団体になっているかも分からん。 今やっとチップで金もうけができるようになり、今後どうするかということで、ナマズの養殖というのがするということを僕らも皆聞いている。この現状、このコロナ禍の中でどんな企業でも売上げなんか上がるはずがない。やっぱりここはある程度皆で育ててあげんとどうしようもない今状態やと思うんや。 幸いに港湾のほうでもうかって迷惑かかっていないからそれはいけている。今後もう一つある新宮港と来年になったらできるんか、あれ。バイオマス発電はあれいつなん。できるのは。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今聞いているところでは来春ということで聞いてございます。
◆14番(屋敷満雄君) もうかなりできてきて、たまに僕も木ノ川から港向いて走っているとき、コメリもでき、スーパーセンター、バイオマスと見たら、もう大きな都市へ行ったときの近隣の工業の場所と変わらんぐらいに発展したわ。僕ら小さい頃は誰もあんなところで遊べるところはなかった。巴川は煙がもくもくして臭いしどうしようもない状態やった。今は見違えるような、蜂伏ができ、非常に、新宮市にとっても非常にええまちになったある。 このナマズについて、今後市長をはじめ一遍にこれ黒字にせえということは不可能やと思うで。あれだけ投資もしとるんやし、幸い呉の自衛隊、海上自衛隊やったかあれ、納入したの。あれ部長、お世話になって、何百キロ入れたんな、呉はナマズ。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) ちょっと個々の納入実績というのはちょっと持ち合わせていないです。
◆14番(屋敷満雄君) これは僕と前田賢一、あのときは何やったかな、委員長で、二階幹事長のところに行ったときに、あそこで新宮港の関係の催しを全国12か所の商品を展示されとってん。そこで小池社長が前田議員に、何とか頼んでもらえんかと、販売をと。たまたま鶴保議員が来たので海上自衛隊と保安庁やったかな話をしたら、すぐに自衛隊の本部、三島由紀夫が腹を切ったところよ。あそこへ連れていってもろて、話をして話が決まって海上自衛隊のほうへ納入ができて、で、納品業者にあそこがなったんやで。あれはもう前田議員の実績や。 一回納入したということは実績が残るんやから、今後、自衛隊も向こうさえ値段が合えばいけるいうことや。海上自衛隊は1食1,000円の食費代なんで、常時ナマズを食わすことはできんけれども、年に何回かはいけますよというお話、そのときに聞いたで。そういうことも進んでおるんやから、まだまだ今後いろいろな話が出てくると思う。 そういうことがあって、新宮港埠頭については、現状は荷役では新宮市に赤字を出して迷惑をかけていないんやから、もうちょっと今後向こうも、今後チップでずっと金もうけできたらええで。今後さっきも上田議員が言ったように、紙が要らんようになった場合、製紙工場が果たして新宮市に残ってくれるかどうか分からんのやで。ほったら、チップ要らんようになったら、新宮港埠頭の仕事がなくなってくるんと違うか。 だからそういうこともあるんやから。一つだけ言うとかなんだら皆さん分からんことあったんで、今日言うとくわ。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 1番、大西議員、議事進行。
◆1番(大西強君) 議長、屋敷議員の質問で、当局の答弁誤解を招いたらあかんので、議長のほうから当局の答弁を確認してほしいんやけれども、新宮港埠頭株式会社をつくったのは、当時の市長が新宮方式、港湾荷役を公社でやると打ち出したんや。公社で港湾荷役をやるんやけれども、誰が作業するんや。新宮市に港湾荷役業者は1軒もないのに、どうしてするんな。初めから新宮港埠頭株式会社、公社は初めから親会社や。そして、港の建設が始まったら既存の港湾荷役業者が進出してきて、三輪崎へ支店を出したんや。これが反社会的勢力、この荷役会社は。歴史的に古い荷役会社は、明治時代から反社会的勢力がその重労働、港湾荷役を請け負った歴史があって、そのときやだ。 それで市長は、公社でやりたかったんやけれども、今答弁は法的に難しいというような答弁をしとったんや。関係ないんや。公社がやろうと思ったらできるんや。そのときに進出してきた業者が、官が民業を潰すんかと、港湾は県の管理港やで。そのときの県議会議長が新宮市選出の県議会議員や。この議長が港湾荷役会社を新宮市へ連れてきたんや。所長は息子や。 そしたら官が民業を潰すんかと。それやったら全国で港湾荷役のストライキを打つぞと脅されたんや。それでやむなく、それやったら株式会社をつくろうかということになって、木協理事長出身やから、木協から地元の港に関係する木材、木材港やったんやから目的は、三輪崎の漁業組合長とかで協力してもらって、実際は50%の株を持って新宮市が経営するんだが、株式会社の形態を取ったんや。取ったけれども新宮港埠頭株式会社はもともと荷役する作業員おらんやないか。おらんから市長が、強君何とかならんかと言うから、分かりましたということで運送業をやっている先輩らを頼って、ほとんど三輪崎在住の運送業者を頼んで、三港産業株式会社をつくってもうたんや。 だからこの三港産業株式会社は民間企業や。何の関係もないんや。新宮港埠頭株式会社の下請。下請させてもらっているんで、別にほかに荷役会社ができれば競争入札やで。そやけどほかに荷役業者がないから、そこで荷役業務を安くすれば港へ船が入ってきやすくなるから、三港は新宮市に協力して港湾荷役の賃金を高せんようにして、お互い協力してきて、新宮港埠頭株式会社も黒字出て市民に還元される。三港産業も立派に経営してきやる。要するに地元の人に港湾荷役を雇用を確保するということでやって大成功しとるんや。 だけど、今みたいに公社ができんからと法律的にできんからと違うんや。その進出してきた反社会的勢力の港湾荷役業者を追い出すのにやったんや言うんや。大変な問題やってん。その政争が続いたんや。だからその政争が田岡市長が誕生するときまで続いとるんやで。そんな生易しいもんじゃない言うんや。 だから新宮港埠頭株式会社は港湾荷役を責任持つ会社。三港産業がナマズ飼うんやったら分かる。民間会社やもん。新宮港埠頭株式会社は港の荷役をどう効率的に安くするかで、まだ赤字出てないやないか。赤字出たら新宮市が当然新宮港埠頭をバックアップして当たり前のことなんや。まだ出てないやないか。それを半分の株を持っているんや。市長が会長やで。オーナー。それがナマズ飼うのは構わんけれども、それを議会にも諮らんと勝手にやり出して、ほんで、今報告しやるんや、これ。 そんなことなんで、議長、この件については何回も言うたあるんで、ああいう質問が来て間違った誤解を招く答弁されたら困るんやで。三港産業は関係ない。三港産業は民間団体。新宮港埠頭株式会社の荷役の下請会社や。関係ない。俺がつくった会社や。 だから誤解を招くような答弁せんようにしてもらわなんだら。
○議長(久保智敬君) 了解。今の議事進行について部長から答弁させていただきます。
◎企画政策部長(新谷嘉敏君) 議員言われるとおり、市としては市議会、また民間団体と協力いただいて新宮港埠頭を設立したと。議員言われるように、三港産業は下請会社とそういう位置づけになってございます。そういった過去の経過を見ましても、今議員御説明いただいたような記載もございます。 これからの事業展開につきましては、また説明も丁寧にさせていただきながら、新宮港埠頭の経営状況を我々も注視していきたいと思いますので、また御指導いただきたいと思います。
○議長(久保智敬君) よろしいですか。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) このナマズの総生産量というか、量というか金額ですね。もし100%で今生産されている分が売れればどれぐらいの金額になるんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) まず総生産量ですけれども、今13の養殖池がございます。一つの池に5,000匹入りますので、6万5,000匹という形にはなります。 ちなみに今回のこちらの報告をさせていただいた中で、今回で言えば製品化できた数については大体7,000匹程度かなというふうに考えてございます。
◆5番(岡崎俊樹君) なので、金額にしたら幾らぐらいなのか。例えばこの2,000万円の経費をかけて幾ら。売れる、売れないかは置いといて、幾ら分の製品を作られているのかということが知りたいんですけれども。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今回の分につきましては、この損益に表れている分については製品化できたということですので、7,000匹でここへ書いている2,500万円程度の費用という形になります。
◆5番(岡崎俊樹君) じゃ、500万円の売上げというのは何匹売れたんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) すみません、売上げになったときには既にアイテム化されておりますので、ちょっと何匹という話ではないんですけれども、この製品在庫にいった分と今回売れた分と合わせて7,000匹程度ということでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 500万円は何匹か分からないのに、幾ら作っているのかに対して何匹というお答えだともう訳が分からなくなるとは思うんですけれども、幾ら分のさっき言ったように100%売れるとか、こういうコロナ禍で売れなかったとかは分かるんですけれども、そもそもこの2,000万円の経費をかけて幾ら、7,000匹、単価もあるんでそんな匹も言わなくてよかったかとは思うんですけれども、幾ら分の生産量があるのかというのは確認されていないんですか。 されていなかったらされていないでいいです。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今回作れた生産量ということであれば、すみません、繰り返しで申し訳ないんですけれども7,000匹程度を作ったということです。
◆5番(岡崎俊樹君) 金額です。売上げ目安が分からないのに、例えば7,000匹作っても1,000円なのか2,000円なのかとかいろいろ単価によって売上げって変わる。むしろそれから逆算して売上げも計算されたり、損益分岐点とかいろいろあるとは思うんですけれども。 なので、100%売れなくてもいいんで、じゃ幾ら分の売上げを見込んでの生産量、生産的な金額があるのかというのを。 7,000匹じゃなくて金額で。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) おっしゃっている意図は、どれぐらい売れれば元に……。
◆5番(岡崎俊樹君) 意図としては、2,000万円の経費をかけて幾らの売上げが見込まれているのかなということです。それがもともと赤字に、1,000万円の売上げだったら例えばざっくり1,000万円の赤字があるし、3,000万円の売上げを見込んでいるなら1,000万円の黒字になりますし。 なので、あとこの2,000万円の経費をかけてどれぐらいの生産量があるか。もともと1,000万円の生産量しかないなら、確実に毎年の赤字が。100%売れてもマイナスの赤字が出ますし、生産量が3,000万円あれば、売れる、売れないかは置いておいて、100%仮に売れた場合1,000万円の黒字に出るので、幾らの生産的な量というか金額があるのか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) すみません、少し御質問のところにきっちりとお答えできているかどうか分からないんですけれども、この加工原価の報告書をちょっと見ていただきたいんですが、材料費ありまして、養殖原価のところで2,100万円、上から3行目のところへ養殖原価2,100万円入っていると思うんですけれども、この金額が、ナマズの原価というのはすごい語弊があるんですけれども、作る量というかほぼ一定の原価、ここには書いているとおり餌代と人件費と光熱費ということですので、言えばこういったところがベースにかかってくるというようなイメージにはなろうかと思います。 ですので、あとはこれに対してかかってくる分で、例えばここでナマズを1,000匹作ろうが1万匹作ろうが、材料費というのは自社生産しますので卵を。ですので、あとは何匹売れるかによって逆転してくるかというようなことになろうかと思います。 あくまでもすごい語弊のある言い方かも分かりませんけれども、そういった考え方かなというふうには思っています。
◆5番(岡崎俊樹君) では、例えば今この人件費3名に全く同じ養殖原価に対して、今7,000匹程度ということでしたが、例えば1万匹作っても原価は変わらないということですか。作れるんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 当然餌代というのは変わってくるかなとは思いますし、池を例えば今作っている池からもうちょっと匹数が増えたんで違う池へ移し替えるという話になれば、それに伴って光熱費がかかってくるというような形で若干の違いはありますけれども、この中で大きく占めているのが人件費になりますので、ベースとなるのはここから積み上がっていくようなイメージかなというふうには思っております。
◆5番(岡崎俊樹君) あと先ほど13の池ということだったんですけれども、今それがマックスなのかまだ余っているのかというのは。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) まだ余っております。
◆5番(岡崎俊樹君) 最大幾ついけるの。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 最大の生けすは13池ありまして、一つに5,000匹程度飼うことができるということです。
◆5番(岡崎俊樹君) 二つしか使えないということですか。二つしか使っていないということですか、生けすは。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) すみません、ちょっと今何個使っているかは分からないですけれども、サイズごとにちょっと今入れているようなところは聞いていますけれども。
◆5番(岡崎俊樹君) じゃその13の生けすをフルで使った場合は何匹入るんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今計画の中で13池で一つ5,000匹ですので、最大でフルでいくと6万5,000匹ぐらいは飼うことができるというような話は聞いております。
◆5番(岡崎俊樹君) では、そこがあと何万匹になったら黒字化されるとかは分かっているんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今回その点も前年度そういった御指摘もいただきまして確認しました。3万匹程度で回転したいなという話は聞いています。
◆5番(岡崎俊樹君) あと、このナマズって成長するとは思うんですけれども、破棄される分ってあるんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 成長については個体差があるというふうには聞いております。ですので飼えば飼うほど大きくなっていくのかというようなところもあろうかと思いますけれども、例えばサンプル品で流していくものもあろうかと思いますし、製品にしてしまうものもあろうかと思います。 ただ、長いこと飼っているやつは親に使うというようなことも聞いてございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 親に使うとは。卵、そういうことか。 なので、今のこの7,000匹程度で売上げ500万円に対して、そんな破棄されているものはないんですか。逆に廃棄されているなら破棄のお金が結構かかるんじゃないかなと思うんですけれども。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 死亡する分には、破棄というか飼っていく上でどうしてもナマズという特性上、死亡するものも、結構共食いによって、そういったこともあるというふうには聞いております。
◆5番(岡崎俊樹君) そういうことじゃない。売れなくてどうしようもなく成長し切っておいしくないとか、いろいろあるとは思うんですけれども、加工も賞味期限とかいろいろ切れた場合とかの破棄分、そういう破棄についてはないのか。あるならどれぐらいかということです。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 正確なロスの数字はつかんでおりませんけれども、そういったことになる前にサンプル品とかで営業に使うということは聞いてございます。
◆5番(岡崎俊樹君) またそちらについても調べてください。
○議長(久保智敬君) 3番、松畑議員。
◆3番(松畑玄君) これは2,000万円赤字が去年度、これ売上げから原価を引いて2,000万円というだけで、実際これ他勘定へ振り替えていますよね。これってサンプルで使ったりいろいろ商品としてなくなっていった部分ですよね、1,600万円。だから結局売上げの3倍ぐらいのものがなくなっていっているんです。これも赤字でしょう、実際。商品としてなくなるというか、その会計上の話は抜きにして、実際商品としてある物がもちろんサンプル、廃棄されていく部分で赤字みたい。 だから実際のところって3,600万円以上赤字なんですよ、去年。我々の感覚からいくと。 それ何をもって赤字と言うかは別にして、これは売上げから原価報告書の原価を引いただけで、実際のところって、それが3年続いている中で、正確な赤字というのは初年度、おととしと幾らあるんですか。売上げから原価と他勘定への振替を引いた場合、赤字って実際幾らあるんですか。 すごい赤字を小さく見せようとしているだけで、だから去年度だけでも3,600万円あるんですよ。実際商売として成り立っていないというのが、500万円の売上げに対して、そのサンプルやいろいろ営業で使うにしても1,600万円以上、商品を出しているわけなんですよ。それが果たして商いとして成り立つかどうかですよ。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) おっしゃるとおりです。会計上というのはもう議員御存じですのでこういった表記になろうかと思いますけれども、確かにそれが売上げに変わればもうちょっと売上げがあったということですし、サンプルといえどそれに対する費用はかかっているわけですので、そういったことかと思います。 3年間分の正確な数字と言われた、すみません、今ちょっと。
◆3番(松畑玄君) 先ほどは売上げから水産加工原価の額を言うてくれたじゃないですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) サンプル品までちょっとつかんで……
◆3番(松畑玄君) サンプル品って、同じもん見たら他勘定の振替高って、それがサンプル品であったり廃棄した部分だと思うんです。そこを知りたいわけなんです。売上げに対してどれだけの。 だから去年度は売上げに対して3倍のそういう費用を使っているわけなんです。それも赤字にちゃんとしっかり入れておかんと。 去年のはどうやって答えていたんですか。去年の財務諸表なり原価報告書があるから答えられたんじゃないんですか。そうではないんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 正確なサンプル品ということじゃなくて、他勘定の振替高で言えば、平成30年度につきましては95万8,689円、令和元年度につきましては435万4,589円という形で、今年度の1,600万円という形にはなるかと思います。
◆3番(松畑玄君) すごいだから赤字隠ししているだけにしか見えないんです。九十何万円から四百何十万円から1,600万円って。だから正確にやっぱり、都合よく言われたら皆だまされてしまうんで。 実際、去年度の赤字って3,600万円超えて赤字だったってことでよろしいですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) すみません、赤字だったという認識というふうに、正確に捉えられますとこの報告のとおりかと思います。
◆3番(松畑玄君) 赤字って捉えやな駄目ですよ。だってもう物がないんですもん。お金に代わることはないんです。それが、ほんじゃ振替高が現金化されることってありますか。だからもう経費として出ていっているわけなんですよ。赤字なんです。だからそこの認識をしっかり持ってもらわんと。 本当にそれは3年間で積み上げてきて、もうちょっと危機感を持ってやってもらわな、もうちょっと厳しくやってもらわな、やっぱり400万円が1,600万円になるということ自体、普通やったら4倍近いそうなったときに、何がどうなってこんなになったんだって調べなかったんですか、それ。そこに対して興味ないですか。 すごいことですよ、このサンプル品が4倍も出ていっているんですよ。 やっぱりこれ新宮港埠頭というのは本当に市民の財産なんです。役所がしっかり監督する義務もあるし、こういうことが今本当に、今の世の中でこういうことが本当に積み重なっていってええんかというところなんです。 市長、もうちょっとこれ管理監督というのをしっかりやっていただきたいんです。やっぱり赤字をしっかり把握した上で、今後ちゃんと健全に運営できるように、もう少し力を注いでほしいと思いますが、市長、いかがでしょうか。
◎市長(田岡実千年君) 午前中に少しお話ありましたが、港湾荷役以外の、港湾荷役がいつまでも順調かどうか分からない中で、新しい事業ということでおよそ3年前にこのナマズ事業が始まったわけであります。 ただ、各議員から御指摘いただいているように、3年赤字が続くというのはやはり大変、企業で3年赤字が続けばちょっと手術が必要だというふうによく昔から言われますが、ちょっと大改革というかナマズ以外の、池を使って施設を使ってナマズ以外のこともする必要があるのじゃないかというふうにも思っておりまして、そういうところをこの間、株主総会でも社長の意見も聞いたところでありまして、何とか作ったこの設備を有効的に使っていくべきだというふうに考えております。
◆3番(松畑玄君) 私はもうやめられたほうがいいと思う。ナマズをやめろじゃなく新たな取組というのは、やるんやったらこれをしっかり伸ばしていくべきだし、もう本当に今すごい疑問なのが、これが本当にマックスで売れたときにちゃんと利益を生むのか。損益分岐点が今ない中で、本当に事業を続けていくことが果たしていいのかというところですよね。 だって把握されていないわけですよね。どれだけの売上げがあったら大体黒字になるというところが、今日の午前中から話を聞いていると全くそこら辺が曖昧で、やっぱり商売をやっていくんであれば、何年後にはこうやってやっていこうという目標を設定して毎年やっていかなきゃ駄目なんです。まずその次の事業を考えるよりも目標をしっかり設定して、損益分岐点というのをしっかり把握されるのが先だと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) 4番、上田議員。
◆4番(上田勝之君) これまでの質問を受けて、ナマズ事業について市長が3年をめどに新規というような、ほかのこの施設を活用した事業というようなこともおっしゃられたので、ちょっとびっくりするわけですけれども。 先ほど来といいますか、これ平成30年から事業で載っていますけれども、平成28年ぐらいからいろいろ事業計画が出てきたり、この議会の中で6月ではいろいろナマズ事業を進めるのか、どうなのかというあたりについては終始議論がされてきて、私はどちらかと言えば慎重反対の立場でずっと言わせてもらってきているんです。 その中で新宮港埠頭のチップヤードの用地の取得、新宮市の売却価格の件とかが平成29年にあったかと思うんですよ。やっぱり先ほど大西議員が言われたように、この新宮港埠頭というのは新宮市の会社であって新宮市民の財産なんですよね。しかも新宮港のインフラであるんです。それがいわゆる荷役の先行きを見込んで多角化を図っていくということの是非について、本当によかったのか、いいのかどうかという議論がずっとなされてきているわけなんです。 要は民間ができることは民間にというお考えもありますし、民間でやらないことは絶対にやっちゃあかんのですよ。そこへ武士の商法でさらに追い打ちをかけるようなことをしていいのかというあたりがあると思うんです。 これがやっぱりそこの議論を抜きにして、このナマズ養殖事業を育てていくのか、育てていくんであれば先ほど岡崎議員や松畑議員が問われていたように、損益分岐点とかどれぐらいの売上げがあって黒字化していくか、それを何年間で達成していくのか、どういった販売方法を考えていくのか、そういったようなことは、それは本当にしっかりと取り組んでいくという計画を我々にも示していただきたいですし、そうでないんであれば、じゃどうやって撤退線というか、どうやって今後の方向、新宮港埠頭の在り方というのをどう考えていくかというのは、これだけ皆さん取締役に入られている中ではしっかり考える、そこをしっかり議論することが必要なんじゃないかと思うんです。 その点について、当然この財務諸表というのは正確というか、しっかりと報告をいただきたいですけれども、それを踏まえた上で、どういう方向に新宮港埠頭を維持していくのかということをしっかり議論しないといけないんじゃないかと思うんです。
◎企画政策部長(新谷嘉敏君) 新宮港埠頭設立の趣旨はもう基本は荷役にあると思います。 議員から今お話ありましたように、今後の展開につきましては、確かに株主総会で市長から今お話のあったところ、少し社長にお話はありましたけれども、これを具体化するというところの議論までは至ってございません。もちろんこのナマズが今こういうふうにいろんな議論をいただく中で、新たな方向へかじ取りをする中では、今後公明性を担保する必要がありますので、ナマズの今年度の事業については取締役会、株主総会でも御承認いただいておりますので、今年度は精いっぱい我々も注視していくと。 ただ、今後の展開で新たなところを選択、また新しい方向に目を向けることになるとすれば、今議員からもいろんな御意見もいただいておりますので、それは決まってからではなく新たなところを模索する段階で、いろいろまた御相談申し上げたいというふうに考えております。
◆4番(上田勝之君) 部長がそうお答えいただくというのは特に理解するところなんですけれども、やはり今後こういったような多角化をしていった事業をどう育てていくのか、あるいはその育てるためにはやっぱり正確な情報をしっかりと開示していただく。もちろんこれもそうなんですけれども、開示はしていただいている中で分かりやすく開示をしていただくということが大事かなと思うんです。 それがベースとなって、じゃ育てていくのか撤退するのか、あるいはそこを転換するのかどうするのかというあたりの議論を、我々にもきちんとさせていただきたい。そうでないとやっぱりこの新宮港埠頭というのは新宮市民の財産でありますから、しかも先人が苦労に苦労を重ねて新宮方式の設立して進めてきた方式でもありますから、その点については本当に午前中も指摘させていただいたような荷役が今後どうなっていくかという問題も当然絡めながら、その点をしっかりと議論させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(久保智敬君) 以上で質問を終わります。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後2時08分
---------------------------------------
△再開 午後2時21分
○副議長(東原伸也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、番号9、一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について当局の説明を求めます。 下路農林水産課長。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) (登壇) ただいま議題となりました一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について御説明申し上げます。 それでは、1ページをお開きください。 まず、事業報告ですが、入浴・宿泊を含めた施設の利用者状況につきましては、
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が全国に拡大された影響で5月に一時的な休館を余儀なくされ、インバウンド客をはじめスポーツ合宿、団体等の利用者が著しく減少しました。GOTOキャンペーン・リフレッシュプランが利用できた期間は、ある程度盛り返すことができましたが、市内の公共事業等が重なりビジネス目的の利用者が増加いたしましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、当期純利益につきましてはマイナス550万2,197円の計上となりました。 収益事業につきましては、宿泊関係で前年度1万857人に対し3,543人少ない7,314人となっており、宿泊では1,062万6,222円の減額となっております。入浴関係では、利用者数は前年度3万5,982人に対し1万4,683人少ない2万1,299人で、売上げについても、前年度に比べ597万75円の減額となっております。売店関係の売上げにつきましては、宿泊客の減少に伴いまして、前年度に比べ277万5,370円減少し439万7,659円となっております。 次に、貸借対照表について御説明申し上げます。 3ページをお開きください。 まず、資産の部ですが、流動資産、固定資産合わせました資産合計が3,571万8,252円でございます。 次に、負債の部ですが、流動負債、固定負債合わせまして1,113万3,064円でございます。資産から負債を差し引いた2,458万5,188円が正味財産となり、当年度当期純利益は、先ほど事業報告で報告させていただいたマイナス550万2,197円でございます。 貸借対照表記載に係る詳細は、4ページから5ページにかけての正味財産増減計算書と6ページから7ページにかけての財産目録に記載のとおりでございます。 なお、令和2年度の公益目的財産、収支差額マイナス122万3,798円で、公益目的財産残額は759万8,143円となります。これにつきましては、協会のほうで評議員会を開催し、県のほうに報告する運びとなっております。 次に、令和3年度事業計画について御説明申し上げます。 予算書の1ページ及び2ページをお願いいたします。 令和2年度同様、二つの公益事業と収益事業から成る事業で、当協会を運営していくことになります。損益計算ベースでの収支については、3ページに記載のとおり経常収益の総額は7,194万8,000円を見込んでおり、令和2年度と比較して802万8,000円の減額となっています。理由といたしましては、新型コロナウイルスの影響を懸念せざるを得ない状況であり、ワクチンに期待したいところですが、終息には相当の期間が想定されることから減額計上しております。一方、経常費用の総額も同額で、元の内訳は4ページから5ページに記載のとおりですが、令和3年度の正味財産の増額は見込んでおりません。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○副議長(東原伸也君) ただいまの説明に対し質問を行います。 14番、屋敷議員。
◆14番(屋敷満雄君) コロナの影響で大変な、いろんなところ出とんねんけれども、ここも大変になってんのやね。 春のキャンプ関係、大学、社会人か、野球だけでもどのぐらいのマイナス出たんや。キャンプ来てもらうのに。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 大学生については11組、一般団体が10組になっております。
◆14番(屋敷満雄君) 何ぼなってるの、全部で。これ来てくれたら何ぼあったん、これ。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 学生団体が398名、一般団体が271名でございます。
◆14番(屋敷満雄君) これで売上げ予定何ぼできるのか、これだけあったら。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 学生団体で104万4,000円ほどです。一般団体で110万円です。
◆14番(屋敷満雄君) 約220万円ぐらいやね。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) はい、そのとおりです。
◆14番(屋敷満雄君) そしたら、500万円のうち200万円ぐらいがキャンプ関係やってんね。何か大きなウエートやね、これ。この大学は今どこ来てんねん、これ。社会人は三菱重工名古屋がもう廃部になったから、王子が来ているのか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 大学というか、高校なんですけれども……。
◆14番(屋敷満雄君) 高校がこれか。ほいだらええわ。大学、ほんだらなしやな、もう今。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 大学については、ありません。
◆14番(屋敷満雄君) ほいで、社会人は、王子、来ているのか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) コロナウイルスの関係で来ていません。
◆14番(屋敷満雄君) いやいや、コロナがなかったら来る予定やったんか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) コロナがなければ来る予定でありました。
◆14番(屋敷満雄君) ほいだら、来期はどんなやろうね、今。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 来期については、やはり受入体制とコロナの状況になると思うんですけれども、先方のほうがやはり来れないということも考えられますので、来期についてはちょっと今のところ把握できておりません。
◆14番(屋敷満雄君) これほいで、営業いうかセールスいうのは、これも皆、雲取温泉に任せたあるんか。新宮市の教育のほうで、そういう話はしていないのか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 生涯学習課のほうと協議はさせていただいておりますが、コロナの影響で生涯学習課のほうも営業には行っていないと聞いております。
◆14番(屋敷満雄君) 今後このままいったら、やっぱり年内ぐらいにひょっとしたらワクチンが完了するかも分からん。そうなったらやっぱりスポーツ団体の受入れも、やはりあそこはすごいクロスセル、だから高田グリーンランドというのはペアで値打ちがあるんやから、ある程度の働きかけもせなあかん思うんやけどね、コロナ、コロナ言っとられんわだ。その辺もちょっとじっくりと、これぐらい、今ぐらいからやっとかなんだら、今後、もう再開したらもうまたすごい競争になってくる思うんで、その辺のちょっと打合せだけやっとってください。 以上です。
○副議長(東原伸也君) 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 4ページの消耗品費で、今年度いうか46万円ほど売上げ減っているのにプラスになった要因ってあるんですか。プラスというか。シャンプー、タオルみたいなところでね。
○副議長(東原伸也君) 分かりますか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) ちょっとお時間いただけますか。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。 じゃ、同じところで、委託費です。こちらも120万円ほど増えていると思うんですけれども、こちらも教えてほしいです。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 高田テニス場の委託料をグリーンランドで行うことの金額です。
◆5番(岡崎俊樹君) それは今年度じゃなく、これ3月までですよね。まだ始まっていない。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) すみません。歳入とちょっと勘違いしていました。小水力発電の導水路の維持管理費であります。
◆5番(岡崎俊樹君) ここに追加されたということ。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) すみません。以前はシルバー人材センターで行っていたんですけれども、こちらの体験研修協会のほうですることになりました。
◆5番(岡崎俊樹君) それによって経費が増えたということになるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) そのとおりでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) ちなみに今年度もそこでやるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) はい、そのとおりでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) それは、そのシルバー人材センターよりもいいという、何か金額は上がっているわけですよね。質というか、仕事内容とかは変わるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 金額は変わっておりません。変わらずそのままシルバーと同じ金額で……。
◆5番(岡崎俊樹君) じゃ、何で120万円増えたんですか。なかったからということ。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 今までは農林水産課からシルバー人材センターに直接委託しておりました。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。 項目が変わったということ、項目というか、まあ分かりました。 あと、先ほど違うところでも言ったんですけれども、また光熱費とかの電気代、検討していただきたい、していないんであればしていただきたいなと思いますので、そちらもよろしくお願いします。
○副議長(東原伸也君) 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) お尋ねします。 4ページ、事業収益のところでありますけれども、自然文化体験事業、それから宿泊施設の管理運営事業、コロナ禍において減ってしまっているのは、残念ではありますけれどもやむを得ないことというふうに思っております。 その中で、地域社会の発展事業、前年度が78万7,042円に対して今年362万3,620円、デイサロン他というふうな、これ御努力やとは思うんですけれども、どのような御尽力をいただいて増えたんでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 昨年のこの場で予算と決算の数字がおかしいという指摘がありましたので、その部分を訂正というんですか、見やすいようにさせていただいた状況であります。主にデイサロンの部分が地域発展のほうへ計上し直したということであります。
◆2番(大坂一彦君) 予算ではなくて昨年の実績でのお話なんですが、私が間違っているんかな。事業収益の自然文化体験事業、地域社会の発展事業ありますよね。ほんで78万7,042円が362万3,620円になっていると、増えていると、これはどのような御尽力で。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) すみません。昨年度は受託事業のほうへ計上していたんですけれども、こちらのほうへ項目を振り替えたということであります。
◆2番(大坂一彦君) 理解しました。 高田においては、屋敷議員もおっしゃっておられましたけれども、あんなすばらしい、教育民生委員会でも申し上げたんですけれども、テニス場を御用意くださいました。いただきました。コロナ禍ではありますけれども、どんどんアピールをして、明けた折にはおいでいただけるような準備は十分整えていただいたほうがと思うんですけれども、ぜひの御努力をお願いしたいと思います。 以上です。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) コロナ対策については、十分グリーンランドで項目等をつくって、対策を練って対応して、開催に向けて頑張っていきたいと思います。
○副議長(東原伸也君) 4番、上田議員。
◆4番(上田勝之君) 先ほどの発電所の水路の管理料をシルバー人材センターから新熊野体験研修協会へ振替をされたというお答えやったんですけれども、この経常収益のほうで受託事業ですか、指定管理と発電所ほかというところになっているんですけれども、ここが前年と比較してマイナス226万円なんですよね。たしかこれは、指定管理料は変わらないんですよね、例年。それに発電所の水路の維持管理が乗ってくると当然プラスになってこないと、こちらで先ほど費用のほうで発生した分があるんですけれども、それとそのことを思えば、上下差があるんじゃないですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) デイサロンの部分を地域社会のほうに振り替えたことであります。
◆4番(上田勝之君) 要はその前年は、受託事業のほうにデイサロンが入っていて、その金額がマイナスになって、今度は、それが今年度は地域社会の発展事業のほうで計上している分の増減があるということ。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) そのとおりでございます。
◆4番(上田勝之君) ちなみに発電所の維持管理費用というか、水路の維持管理費用というのは、この費用でかかった分と同額と考えていいんですか。もしくは、新熊野体験研修協会にはある程度収益が上がるような形になっているんですか。
◎副市長(向井雅男君) すみません。今言っていただいた収益のほうは、デイサロンとの受託事業と地域社会の振替は分かっていただきました。 そして、経常費用の委託費の増減した124万4,799円の増額部分の明細が分かればよろしいということで、いいですか。
◆4番(上田勝之君) そうですね。
◎副市長(向井雅男君) 分かりました。ちょっと調べさせていただきますので、よろしくお願いします。
○副議長(東原伸也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 550万2,197円、当期純損失、ここまでよう抑えましたよね、このコロナ禍の中で。大体50%、60%の稼働で行っていたと思うんですけれども、この損失を補えたということは、光熱費と固定費の削減を一生懸命頑張ったということと、そして新宮市は全体で助けられているんですが、ビジネス客です、工事等による。その方たちによって、ここまでの損失で済んだのではないかなと思います。 この中で、人件費、皆さん生活していらっしゃるので、減らさずというか、これは550万円のところは一生懸命頑張っていただいた結果ではないかなとは思います。もちろん民間では550万円出しましたら駄目ですけれども、でもそれは銀行に借金をしたりとかいろんなことでこのコロナ禍を切り抜いております。 ただ新宮市は、市長、本当にビジネス客、工事の方とかがいらっしゃって、このコロナの1年間、何とか宿泊業はまだ潰れず、30%減まで落ち込まずということで、生き残ってきたわけなんです。那智勝浦町はもう大変でございますが。だから、その中で550万円の損失になるということをした、営業も時短もし、休館もし、そして固定費を削減し、その中でも人件費はそれほど手をかけずというふうに、何とかかんとか耐え忍んで来たんだろうなと私は思いました。 今後、先ほど課長のお答えで、コロナ禍が完全に抜け切って、もう本当に全てを誘致していくという形になるまでは、物すごい神経を使いながら、各一人一人のスタッフが感染予防をしながら、もう自分の責任やというような形で誘致をして、ここが赤字を出ないようにしていくということになろうとは思うんですけれども、先ほどのお答えで、まだ今のところここに上げている計画、これからのしか上げられないだろうと思うんです。中止になるかも分からないし、まだコロナの動向があるので。 なので、このコロナの動向がワクチン全部打ち終わった後、ここにテニスコートとか、同僚議員も言っていましたけれども、すばらしい施設がある、そして温泉があるというところは、新宮市はここだけなんですよ。だから、この分の純損失をコロナ後にしっかりまだまだ黒字にして、高田の皆さん、そして山村地域の皆さんと交流、そして日本の方々と交流していく上においては、もう物はそろっていますので、これから頑張ってほしいと思います。 課長、どうですかね、そのビジネス客で助かったというこの文言の文書のとおりだと思うんですけれども。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 議員おっしゃるとおりでございます。やはり市内の公共工事で随分助けられたというふうに感じております。また、コロナの感染症が落ち着けば、全力を挙げて黒字を目指して営業をしていただくようお願いする次第でございます。
◆11番(竹内弥生君) そうですね、この市が携わっているものというふうに関しましては、黒字を出していって、従業員を増やして、正社員を増やして雇用を増やし、お給料を上げていくということが市民の幸せにつながっていくと思うので、コロナ禍のことに考えて、今よい時期なので、たくさん案を考えてください。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 最大の努力をしていきたいと思います。
○副議長(東原伸也君) 先ほどの質問に対して、もうできましたか。岡崎議員の。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 消耗品費なんですけれども、プラスになったというのは、消毒液とかそういうのを消費しなかった時期があったのでプラスになっていると考えられます。
◆5番(岡崎俊樹君) 経費が増えているということは、使用料が増えているということじゃないですか。仕入れは増えていますよね。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) すみません。常備品が切れたもので、それを購入させていただいた。主にタオルを買ったと聞いております。
◆5番(岡崎俊樹君) タオルをたくさん買ったんで、今年いうか令和2年度は増えたということになるということですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) タオルも浪費しますので、買換え時期が重なったことであります。
◆5番(岡崎俊樹君) これは、タオルはレンタルタオルとか、あと売るタオルではなく、中のタオルということですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 自前のタオルであります。
◆5番(岡崎俊樹君) それを買い換えたということですね。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) はい、そのとおりです。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。 あと、すみません、追加でもう1点聞きたいんですけれども、租税公課、税金上がった理由は何かあるんですか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) ちょっと確認させてください。
○副議長(東原伸也君) 質問を終わります。 次に、番号10、
公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について、当局の説明を求めます。 栗林文化振興課長。
◎文化振興課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました新教文第57号、
公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について御説明申し上げます。 1ページの令和2年度事業報告書をお願いいたします。 掲載のとおり、①から⑧までの事業を行っております。 なお、
新型コロナウイルス感染症の影響により、4月1日から5月31日までは臨時休館いたしております。 同じく、下段米印の一つ目に記載のとおり、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月9日の佐藤春夫誕生日の無料開館及び5月6日のお供茶式の開催は中止いたしました。 また、⑤11月3日の筆供養は、参加を関係者のみに限定して開催いたしてございます。 米印の二つ目ですが、年間の入館者数は1,738名でございました。 資料の受入れにつきましては、高橋百百子様ほか計13名の方より書籍類33点、そのほか日時計など472点の品々を御寄贈いただいてございます。 続きまして、令和2年度決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。 資産の部につきましては、流動資産と固定資産を合わせまして、資産合計6,305万4,836円となってございます。 負債の部につきましては、流動負債が34万3,945円、固定負債はございません。 正味財産の部につきましては、指定正味財産はなく、一般正味財産のみで6,271万891円となり、負債及び正味財産合計は6,305万4,836円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部につきまして、経常収益は891万1,563円でございます。その主なものは、事業収益の877万8,403円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は830万997円で、主なものといたしましては、給料手当の253万2,628円、臨時職員賃金の250万1,251円でございます。 4ページをお願いいたします。 管理費は41万6,938円で、主なものといたしましては、給料手当の19万628円でございます。事業費と管理費とを合わせた経常費用計は871万7,935円となり、当期経常増減額は19万3,628円の増でございます。 経常外収益、費用はともにございませんので、一般正味財産期首残高6,251万7,263円から増額分を加え、一般正味財産期末残高は6,271万891円でございます。 指定正味財産はございませんので、正味財産の期末残高は6,271万891円でございます。 なお、5ページに財産目録、6ページに監査報告書を添付してございますので、御参照くださいますようお願いいたします。 続きまして、令和3年度予算書について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 令和3年度の事業計画でございますが、1、顕彰事業、2、資料の収集保存・研究・活用、3、交流・普及、4、管理運営・受託事業を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 正味財産増減予算書でございます。 一般正味財産増減の部の1、経常増減の部につきまして、経常収益計は914万9,370円でございます。その主なものは、事業収益の905万5,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は868万4,125円でございます。主なものといたしましては、給料手当の258万5,400円、臨時職員賃金の292万2,000円でございます。 3ページをお願いいたします。 管理費は46万5,245円でございます。主なものといたしましては、給料手当の19万4,600円でございます。 事業費と管理費とを合わせた経常費用の計は、経常収益計と同額の914万9,370円で、当期経常増減はございません。 また、経常外収益・費用ともにございませんので、一般正味財産の期首及び期末残高は6,263万4,091円でございます。 指定正味財産もございませんので、正味財産期末残高も同額の6,263万4,091円でございます。 なお、4ページには役員名簿を添付してございます。 以上、誠に簡単でございますが、
公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○副議長(東原伸也君) ただいまの説明に対し質問を行います。 4番、上田議員。
◆4番(上田勝之君) この公益財団法人の佐藤春夫記念会の事業報告、決算報告と事業計画、予算なんですけれども、さきの3月議会ではこの佐藤春夫記念館、建物自体、記念館の建物が移築なのか移転なのかといういろいろ議論があって、用地の選定等でいろいろ議論があったかとは思うんですけれども、毎年この事業計画の中で、資料の保存でありますとか、あるいは記念館の保存管理といったことがうたわれております。 そういった中で、この移築なのか、移転なのかというところはさておき、記念館の保存とか、あるいは、資料の保存といったようなことが、その移築・移転事業の中でどのように検討をされたのか。ここを運営する公益財団法人の佐藤春夫記念会がこういうふうにうたって運営をしていくわけですよね。資料のほうもかなり御寄贈いただいたり、この記念会自体で購入をしているというふうには伺っております。やっぱりそういったことを、じゃ、今後この佐藤春夫をどう顕彰していくか、そういった中で、この記念会がこういうような事業計画を打ち出している。 その中で、市としてその移築・移転をしていこうという考えであれば、この記念館自体の保存、あるいはその資料の保存ということに関して、どのようなお考えを持って、この移築・移転計画を考えられたのか、その辺の議論はどうであったのかというところはいかがでしょうか。
◎文化振興課長(栗林圭一君) 現在の佐藤春夫記念館につきましては、収蔵庫のほうが特に手狭な状態になってございます。私も中に入らせていただいて、資料の保存状況とかを確認させていただきました。その中で、記念会の方からは、かなりもう資料がいっぱいになっていて入り切らずに、廊下にもちょっと実際資料が出てしまっているような状況で、保存もそれほど、保存のための倉庫にはなっていないといいますか、資料の保存状態もあまりよろしくないというふうにお伺いしています。 それで、3月議会で提案させていただいた候補地につきましては、
土地のほうが広かったもので、収蔵庫を広く取ることができる、今よりも大きく取ることができるのではないかというところで検討をさせていただいたというところでございます。
◆4番(上田勝之君) そういったようなこの記念館自体を運営していく、あるいは佐藤春夫先生を顕彰していくこの公益財団法人の佐藤春夫記念会の計画といいますか、ここの財団が行っている事業に対する価値といいますか、そういったことを市が移築・移転を考える上では、この部分をきちんと考えた上で計画をしていかないと、やはり今後ますます資料等もありますし、資料等が増えるということもあります。やはりそこをまずはどうやって検証していくか、あるいはいわゆるこの記念館自体の保存ということと、あとは収蔵品の保存活用、そういったあたりを加味するためには、その計画の段階で、やはりこの館長をはじめとした記念会の皆さん方ともいろいろ意見交換をしながら進めていくほうがいいんではないかと思うんですが、その辺について、今後の進め方はどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。
◎文化振興課長(栗林圭一君) 先月5月10日に記念会の理事会、5月25日に評議員会のほうがございました。そちらのほうで、私のほうから、3月の議会、あと4月で
土地の予算を減額補正した経緯等について、資料を用いて説明させていただいて、その中で、理事と評議員からも御意見をいただいたというような形でございます。 そのいただいた御意見を基に、今後、再計上する際には御参考にさせていただきたいと考えてございます。
◆4番(上田勝之君) ぜひ今後計画をどれぐらいのペースで進めていかれるかは別なんですけれども、計画を進められていく中では、館長をはじめとしたこの記念会の皆さん方、あるいは関心の高い方々とやはりそういったことの意見交換をしながら、十分に今後、市として佐藤春夫先生を顕彰していく中で、どうあるべきかということをまず計画の中でしっかりと議論をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(東原伸也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) この佐藤春夫記念館につきまして、前回、御家族が寄附をなされ、そういった経過もございまして、こういうふうに資料があふれ出し、そしてまた、このコロナ禍におきまして、今まではお商売、経営につきましては、そのサイエンスのほう、結果を出して、その結果を出せるように分析をして、いろんな考え、思考をまとめて、結果を出して、それに基づいてまたやり直していくという方法を、科学的に根拠というものを出して結果に向かっていくというやり方がずっと世界中そうやったと思うんですけれども、日本中。そのやり方がこのコロナ禍によって崩れてきているんです。 その前からですが、特化したものがないとお商売は勝ち残ってはいけませんし、その根拠を出して、分析をして、データを出して、検証していく、その結果、それをやり直していくというのがお商売の方法でしたが、それでは、一時の間は、いっときの間は経営的には勝っていきますが、やっぱりまねをされたり、電気製品なんか特にそうなんですけれども、その他の企業がそういった分析、同じようなやり方で科学的に物事を前に進めていくと、必ず並びになり、そしてその商品が撃退していく。同じような売上げになってまたそこから新しいものを出していく経営者に限って売上げが増えていくというようなスタンスになってきていると思うんです。だからグーグルやアップルやフェイスブックやというGAFA、ああいうところはグローバルな形でどんどん伸びていったんだと思います。 それに関しまして、全く今の話は違いますけれども、この文化とか文化人、この先人の残した文化的なものということをしっかり残しておけるような状況に新宮市にはあるのです。だから、御遺族の御意向、そして私はその文化、そういった形のないものの中から、経営に関してもアート的なひらめきを足して経営に準じていかなければならない思考を、エビデンス、今はやりの、根拠ばかりではなく、そのひらめきであったり、そういったものを取り入れていくのがこれからのコロナ禍の前に進んでいくことが大事だと思います。 なので、私は、この文化、新宮市にはすばらしいものがたくさんございます。だから佐藤春夫記念館におきましても、資料があふれてもうどうしようもないようなところをある程度の期間ほっておくんではなくしっかりと、これからの世のほうが、日本の中の、今までの文化人、それと歴史、そういったものを全てひっくるめて光ってくると思うんです。 だから、私は佐藤春夫記念館におきましては、同じようなところにきっちり並べて皆様にお示しをして、そこから何かを感じ取っていただくという、心の、精神的な、それも観光誘致につながりますし、なので、この間はちょっと今、止まっていますけれども、しっかりと前に進めていってほしいなと思いますけれども、いかがでしょうか。市長。
◎市長(田岡実千年君) しっかり進めてまいりたいと思います。
◆11番(竹内弥生君) よろしくお願いします。
○副議長(東原伸也君) 以上で質問を終わります。
---------------------------------------
△日程8 市報告
○副議長(東原伸也君) 日程8、市報告を議題といたします。 番号1、公設市場経過報告について当局の説明を求めます。 峪中商工観光課長。
◎商工観光課長(峪中直樹君) (登壇) ただいま議題となりました令和2年度新宮広域圏公設地方卸売市場の経過、青果・水産物の取扱状況について御報告いたします。 お手元に配付させていただいておりますA3の資料を御覧くださいますようお願いいたします。 まず、上段の新宮中央青果株式会社の青果物でございますが、取扱量におきましては1,969トン、取扱額が7億3,044万2,000円となっております。対前年度比では、数量におきましては3.5%減の72トンの減、金額におきましては5.2%増の3,609万2,000円の増となっております。 取扱状況についてでございますが、取扱高は前年度と比較して減少はしてございますが、昨年のような大きな落ち込みにはなっておらず、取扱額につきましては増額となっております。 要因につきましては、量販店などとの取引が増加したことと、
新型コロナウイルス感染症拡大によります、巣籠もり需要も加わり取扱額が増加したと伺っております。 また、猛暑によります干ばつや大雨などの不安定な天候により、作物が品薄、相場高で推移したことも取扱額増の理由と伺ってございます。 次に、下段の新宮水産株式会社の水産物でございますが、取扱量におきましては188トン、取扱額が3億7,484万2,000円でございます。対前年度比では、数量におきましては10.9%の減の23トンの減、金額におきましては9.0%減の3,691万2,000円の減となってございます。 取扱状況についてでございますが、前年度と比較しまして、取扱高、取扱額ともに減少してございます。要因につきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大により、飲食店や宿泊施設の利用者が大きく減少したことによる取引の減少が挙げられます。 また、海水温の関係で旬の魚の入荷が少なく、鮮魚は昨年対比で売上げを落とす一因となってございます。このような中、新宮水産が以前から製品化しておりましたマグロ、ブリなどの西京漬けにジャバラの果汁を加えて加工しました製品が、北山村のふるさと納税返礼品として取り扱われており、好評を得ていると伺ってございます。 水産会社におきましては、場内取引が縮小傾向にございますが、関係機関と連携しインターネットを活用するなど場外取引による売上げ増に取り組んでいると伺っております。 以上、誠に簡単でございますが、公設地方卸売市場青果・水産物の取扱状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○副議長(東原伸也君) ただいまの説明に対し質問を行います。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 最後のほうであった北山村のジャバラの話なんですけれども、その商品は新宮市では扱えない、もしくは扱わない、扱おうと検討中など何かありますか。
◎企画調整課長(下基君) すみません、ちょっとそのあたり検討させていただきたいというふうに考えております。
◆5番(岡崎俊樹君) 北山村で好調であれば、新宮市でもチャンスなのかなと思うんで、ぜひ何か調べてください。
○副議長(東原伸也君) 以上で質問を終わります。 引き続き、番号2、新宮港経過報告について当局の説明を求めます。 小渕
企業立地推進課長。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) (登壇) ただいま議題となりました令和2年度の新宮港利用状況について御説明を申し上げます。 お手元の資料1ページをお願いいたします。 外航船の状況でございますが、船舶数は24船で、昨年度と比べ6船の増となっており、取扱貨物の量は32万294トンと前年度より4万28トンの減でございます。 次に、2ページをお願いいたします。 内航船の状況ですが、船舶数は木材チップとその他を合わせまして401船、昨年度と比べ84船の減でございます。 貨物取扱量につきましては43万7,306トンと10万3,243トンの減であります。 3ページには外航船、内航船の入港船舶数及び貨物取扱量の合計を記載しておりますので、御参照をよろしくお願いいたします。 以上、誠に簡単ではございますが、新宮港利用状況の報告とさせていただきます。
○副議長(東原伸也君) ただいまの説明に対し質問を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(東原伸也君) 以上で質問を終わります。
---------------------------------------
△日程9 議案第34号 専決処分につき承認を求める件 新宮市介護保険条例の一部を改正する条例
○副議長(東原伸也君) 日程9、議案第34号、専決処分につき承認を求める件、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中上健康福祉部次長兼健康長寿課長。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) (登壇) ただいま議題となりました議案第34号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、令和2年度に引き続き令和3年度においても、新型コロナ感染症の影響により、一定程度収入が下がった者に対して介護保険料の免除等を実施するに当たり、新宮市介護保険条例の一部に所要の改正を行うものであり、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、新旧対照表により御説明いたします。 議案書3ページをお願いいたします。 今回の改正は、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合の保険料の減免について附則第12項を改正するものです。 附則第12項では、減免の対象となる保険料は、納期限が令和3年4月1日から令和4年3月31日に設定されているもので、手続の遅延により令和3年4月以降に納期限が設定されたものは減免の対象外とするものです。 附則といたしまして、第1項では、この条例は公布の日から施行し、改正後の新宮市介護保険条例附則第12項の規定は、令和3年4月1日から適用するというもので、第2項では経過措置を定めております。 以上簡単ですが、御説明とさせていただきます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。
○副議長(東原伸也君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(東原伸也君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第34号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(東原伸也君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(東原伸也君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(東原伸也君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第34号はこれを承認することに決定いたしました。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後3時17分
---------------------------------------
△再開 午後3時30分
○議長(久保智敬君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの諸報告、一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について、当局より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 下路農林水産課長。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(下路拓君) 貴重な時間いただきましてありがとうございます。 まず最初に、上田議員から言われております、なぜ124万円ほど増えているのかということなんですけれども、小水力発電所導水路事業につきまして、シルバー人材センターに委託しておりましたが、令和2年度からは作業的に危険だということでお断りされております。その関係で、高田クリーンランドに委託料として支払った関係で、高田グリーンランドが整備していただいてる方に、作業をしていただいているというものでございます。 次に、岡崎議員の租税公課の部分なんですけれども、公益目的財産が減額となると法人税が上がるということから、租税公課が増額になっていることであります。
○議長(久保智敬君) よろしいでしょうか。 次へいきます。
---------------------------------------
△日程10 議案第35号 新宮市
個人情報保護条例及び新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例
○議長(久保智敬君) 日程10、議案第35号、新宮市
個人情報保護条例及び新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。
◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第35号、新宮市
個人情報保護条例及び新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律が国会において可決成立し、5月19日に公布されたことによるものでございます。 改正内容につきましては、議案書の2ページをお願いいたします。 まず、第1条、新宮市
個人情報保護条例につきましては、マイナンバーと関連づけられた個人情報を関係機関の間でやり取りするための情報提供ネットワークシステムの所管が、デジタル庁の創設に伴い、総務大臣から内閣総理大臣に変更されることによるもの、またデジタル社会整備法第55条により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバーの番号法が改正され、この番号法において、第19条第4号が新たに追加されたことに伴い、改正前の同号以降の号名を引用する規定について、議案書に記載のとおり参照条文の号ずれの改正を行うものであります。 次に、第2条の新宮市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例につきましては、同じく、番号法第19条第4号が新たに追加されたことに伴う参照条文の号ずれの改正を行うものであります。 附則としましては、この条例は、根拠となる法令等と同じく令和3年9月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、議案の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(久保智敬君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程11 議案第36号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例
○議長(久保智敬君) 日程11、議案第36号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南市民窓口課長。
◎市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長(南拓也君) (登壇) ただいま議題となりました議案第36号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、地方公共団体情報システム機構がマイナンバーカードを発行する事業主体となることに伴い、発行に係る手数料の徴収事務について、同機構から市への委託事務となり、法律改正施行期日である令和3年9月1日以降は、新宮市手数料条例中、個人番号カード再交付手数料の規定が不要となるため、別表第1の9を削除するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(久保智敬君) 本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) マイナンバーカードを私も作らせていただきました。そして、今回、今の課長が御説明していただいたように、今まで800円いろんなことは要ったんですけれども、今度これは800円も要らないことになるんやね。カード紛失とか。
◎市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長(南拓也君) 現在、マイナンバーカードの交付主体が市となっていることから、再交付手数料といたしまして、市民から800円を頂いておりましたが、9月以降におきまして、機構が交付主体となって、市に交付手数料の徴収を委託する形となるため、市が市民から800円を預かり、機構に渡す流れとなります。 よって、市の手数料徴収ではなくなることから、市の手数料条例から当該部分を削除するということで今回なります。
◆15番(福田讓君) 800円はやっぱり市民の方から徴収されるということは同じなんですね。
◎市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長(南拓也君) はい、そのとおりでございます。
◆15番(福田讓君) 削除されただけで、お金は払うと同じですね。
◎市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長(南拓也君) そのとおりでございます。
◆15番(福田讓君) ありがとうございました。
○議長(久保智敬君) ほかありますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程12 議案第37号
新宮市立図書館条例の一部を改正する条例
○議長(久保智敬君) 日程12、議案第37号、
新宮市立図書館条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林文化振興課長。
◎文化振興課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第37号、
新宮市立図書館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、現在複合施設として建設が進められている丹鶴ホール内に、新宮市立図書館が移転し、本年10月3日から供用を開始するに当たり、新宮市立図書館の位置、休館日等を変更する必要があるため、条例の一部を改正するものでございます。 2ページをお願いいたします。 主な改正といたしまして、第2条、名称及び位置におきまして、位置を現在の「井の沢」から「新宮市下本町二丁目2番地の1 新宮市文化複合施設内」に変更するものです。 第3条、事業におきまして、第2号、「貸出文庫」という名称を「移動図書館」に改め、第3号、事業内容から「映画班及び音楽班の巡回」を削除し、「他の機関と連携した図書館資料の利用促進」を加えました。 3ページをお願いいたします。 第6条、開館時間及び休館日におきまして、新たに祝日を開館し、翌平日を休館とすることや、館内整理日を「毎月末日」から「原則第一水曜日」とすることといたしてございます。 また、特別整理期間につきましては、これまで2月1日から3月31日までの間といたしておりましたが、年1回14日以内といたしております。 附則といたしまして、この条例は、施設開館予定日の本年10月3日から施行するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程13 議案第38号 令和3年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(久保智敬君) 日程13、議案第38号、令和3年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。
◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第38号、令和3年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に1億1,040万7,000円を追加し、補正後の予算額を168億3,033万4,000円にするというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において職員及び会計年度任用職員に係る給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の18ページをお願いします。 給与費明細書1の一般職、(1)総括について、比較欄に記載のとおり、報酬が会計年度任用職員の5か月分及び時間外手当の計上により110万6,000円の増、職員手当は、時間外手当の計上により1,385万2,000円の増、共済費については、会計年度任用職員分14万円の増で、合計1,509万8,000円の増額であります。 また、職員手当の内訳は、その下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、ア及びイにそれぞれ記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、10ページをお願いします。 3歳出、2款総務費1項14目支所費の高田村つくり推進事業は、高田区の活性化を担う体制を強化するため、地域おこし協力隊員、集落支援員各1名の増員に伴う活動経費や事務費等について増額補正するものであります。 12ページをお願いします。 3款民生費2項3目母子福祉費の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、低所得の子育て世帯に対する生活支援として、児童1人当たり5万円の特別給付金を全額国庫補助財源により支給するもので、本年度の補正予算第1号により既に予算措置済みの独り親世帯分以外の住民税非課税相当となる子育て世帯分について増額補正するものであります。 14ページをお願いします。 4款衛生費1項2目予防費の新型
コロナウイルスワクチン接種推進事業につきましては、現在行われているワクチン接種の状況により、集団接種回数の増に加え、接種率見込みの上方修正が必要となったことから、職員の時間外手当や交通支援委託料、ワクチン接種委託料等について増額補正するもので、全額国庫補助財源を充当する予定であります。 16ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費の住宅リフォーム助成事業は、新しい生活様式に対応した住まいづくりの推進と住宅分野の市内事業者に対する需要喚起を図るため、市内の工務店などを利用して行う住宅リフォームの一部助成として、商工会議所が発行する共通商品券を対象経費の20%、上限20万円により交付するもので、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に、追加募集分について増額補正するものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、前に戻っていただきまして、8ページをお願いします。 2歳入、14款国庫支出金について、名称、補助率等その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 19款繰越金につきましては、本補正予算に必要な一般財源として、令和2年度からの繰越金の一部を充当するものであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(久保智敬君) 本案について質疑に入ります。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) 17ページの住宅リフォーム助成事業についてお伺いします。 こちらは追加ですよね。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 追加の募集となります。
◆5番(岡崎俊樹君) 追加だと思うんです。前回すぐに50件の申込みがあり、すぐに埋まってしまったということなんですが、今回はどういったような募集、考えられているんでしょうか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 今回につきましては、議会で予算をお認めいただいた後に、一定の期間を設けまして、申込みいただいた方から、申込みが多数になれば抽せんという形でさせていただきたいというふうに考えております。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。 前回の申込みであったのは、全部上限20万円じゃない事業とかもあったんですか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 前回5月10日に受付させていただいたときは、合計62件受付をさせていただいております。 補助額の平均ですけれども約16万円となってございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 今回抽せんということで募集されると思うんですけれども、その抽せんの場合は、その金額様々でなるとは思うんですけれども、どういった順番じゃないですけれども、やり方でやっていく、くじ引じゃないですけれどもそのバランスが難しいと思うんですけれども、そちらはどう考えているんですか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) まだ正式には決まっておりませんけれども、申込順に番号札を作りまして、それを、抽せんをするということになろうかと思います。 その申請ごとに金額というのは、上限は20万円ですけれども、そうでないものもございますので、引いた順に上限の予算額に達するまで積み上げていくということになります。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。ありがとうございます。 なので、今回はその一定期間で募集してくれるということで、今回はこの上限超えたら終わりですよね。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 今回も1,000万円補助金を増額させていただきます。申請状況がどうなるか分かりませんけれども、たくさんの方に申込みをいただけることになろうかと思っておりますが、まだその後につきましては、今のところ未定といいますか、決まっておりません。
◆5番(岡崎俊樹君) 最後1点、これは申請して通ってからリフォーム開始でもオーケーでしたか。
◎商工観光課長(峪中直樹君) 前回申込みさせていただいたときは、受付をさせていただきまして、交付決定をしてからの工事着工ということになっておりますが、既に5月10日に申込みをされようとして、予算額いっぱいになりまして、補助対象にならなかった方がいらっしゃいます。そういう方々の中でももう既に工事を始めてしまっていらっしゃるという方もいるというふうには聞いてございますので、5月10日より後に工事を始めたものにつきましては対象というふうに考えてございます。
◆5番(岡崎俊樹君) ありがとうございます。 じゃ、その5月10日に遡ってと、あと今後やりたい人が可能ということですね。
◎商工観光課長(峪中直樹君) はい、そのとおりでございます。 ただし、申込み多数の場合は抽せんということになりますので、先に工事を始められても対象とならない場合もあるということは御理解いただきたいというふうに考えております。
◆5番(岡崎俊樹君) 分かりました。ありがとうございます。
○議長(久保智敬君) 13番、松本議員。
◆13番(松本光生君) 15ページに新型
コロナウイルスワクチン接種推進事業ということで、和歌山県は全国で接種率トップいうことで、仁坂知事もなかなかええ顔ですかね、全国的に、今、名売れていますけれども。新宮市はどうですか。この医療関係者及びまた消防士含めた中で、今日までの接種はどのぐらいの率、分かりますか。まだカウントできない。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) すみません。私どもでちょっと今把握しているのは、高齢者の分だけでございますが、それでよろしいでしょうか。 新宮市におきまして、高齢者の接種件数、接種率でございますが、今日の朝時点で、1回目の接種された方が4,286件、率にしますと40.96%、2回目接種件数が1,012件、接種率は9.67%ということで、和歌山県のほうが最新の数字が6月6日時点というのが出ておりまして、1回目が恐らく37.11%で、2回目が9.82%という数字になっておりまして、ちょっと1日の違いですけれども、県を少し上回っている状況でございます。
◆13番(松本光生君) これ、今までに打った中で、ショック状態とかそんな何か情報来ていますか。搬送されたとか、そういうのは。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) アナフィラキシーというような重篤な症状の方はいらっしゃいませんでしたが、先般、別館のほうで接種させていただいたときに、ちょっと80歳以上の高齢の方ですけれども、心臓のほうがお悪い方でございまして、途中で少し気分が悪くなったり、胸の痛みを訴えられたので、救護のスペースのほうで休んでいただいていまして、おられた内科の先生にも診ていただいて、大丈夫かなというところやったんですけれども、なかなかちょっと症状が収まらなかったんで、ちょっと心電図等を取りたいということを言われまして、それで一応救急車呼びまして、医療センターのほうに一応搬送させていただいた。 その後、その方につきましても血圧がちょっと高かったんですが、それも収まってきたということで、もうその日のうちに帰宅されたと聞いております。 現在、搬送されたと聞いているのはその1件だけでございます。
◆13番(松本光生君) 以上です。
○議長(久保智敬君) 15番、福田議員。
◆15番(福田讓君) 先ほどの課長の御説明いただきまして分かりましたんですけれども、質疑をさせていただきます。 これ二階先生から頂いた資料で2億6,100万円いう金額、市のほうへ交付金、頂いていますね。今回1億円でしょう。それでこの間、もう予算は通っていますけれども1億8,000万円、一般の商売の方とか、今回、またこれ新たに来たんですか、このコロナ接種の。
◎財政課長(小林広樹君) 今議員お尋ねの件は、臨時交付金の件かなと思います。今、限度額約2億6,700万円ということで通知いただいておりまして、現在、先日の4月の臨時会の補正予算(第1号)、そして今回の補正予算(第2号)合わせまして、そのうち約2億2,000万円を予算計上しております。若干まだ残額はございます。
◆15番(福田讓君) それで、以前の4月のときは、独り親のお母さん、お父さんには5万円ですか、今回来たのは、子育て世帯で所得によって、独り親世帯じゃなくても両親あっても、所得によってこれを支給する交付事業ということで、よろしいんですか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 今、議員おっしゃっていただきましたとおり、独り親以外の世帯においても、所得によりまして今回の給付金の対象となります。
◆15番(福田讓君) 4月の臨時会のときは、独り親のお父さんやお母さんいらっしゃるところは全員ということで、もう既に市のほうでそういう家族の方のことは掌握されていると私は思っていましたけれども、今回はこれ自分が申請するんでしょうか。それとも、執行者のほうで把握されているんでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 今回の対象者について御説明させていただきます。 まず、対象となる児童でございますけれども、18歳未満の児童、障害を持った児童については20歳未満ということになります。これは令和3年3月31日時点で、それぞれ18歳未満、二十歳未満ということでございまして、今後生まれてくる新生児も対象となります。これにつきましては、令和4年2月28日までに生まれた新生児となります。 その対象児童を養育する父母等に対しまして、今回、給付金を給付させていただくわけでございますが、その養育する父母等の所得要件がございます。令和3年度の住民税均等割が非課税である方、または、令和3年1月以降の収入が新型コロナウイルスの影響により急変し、住民税非課税相当の収入となった方でございます。 このうち申請が不要な方でございますが、令和3年4月分の児童手当または特別児童扶養手当の支給を受けている方で、令和3年度分の住民税均等割が非課税である方が申請不要ということで支給をさせていただくわけでございます。ただいま課税情報のほうがまだ未確定でございますが、確定次第、個別に通知をさせていただく予定となってございます。
◆15番(福田讓君) そうしますと、新しい新生児の方ができるか、お出になるかということは分かりませんので、それはその方の申告ということでよろしいんですね。それだけちょっとお願いします。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) これから生まれてくる方については、新規で児童手当の認定ということをしていただく必要がございますので、その際に子育て推進課において把握が可能となってございます。
◆15番(福田讓君) 来年の3月ですね、それまでにお子様ができた場合はもう支給手当が支給されるんで、子供の。そこで、執行者としてはもう全部掌握できるということでよろしいんですね。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) ただいま申しました児童手当の認定の際には、把握ができます。
◆15番(福田讓君) それで、新型
コロナウイルスワクチン接種推進事業7,000万円、これはずっとこの金額というのは、これはもちろん交付金でこれ無料ですから、だから、これは120歳から65歳までの全てこれで一応金額が出てきたわけですか。 それとも、この金額は64歳以下並びに持病をお持ちの方のワクチンの接種の交付金ですか。ちょっとそこら我々分かりにくいんですよ。国から頂けるワクチンはここでマイナス75度の冷凍庫で、あなた方がきちっと保管されています。そして、それを接種するために、病院のほうへ、あなた方執行者の皆さんが運送される、配送されていますね。それで一応、国から頂ける交付金でしょう、これ全て。もう無料ですからね。このお金というのは、結局それに値するんじゃなしに、またその病院の先生とか、個人の開業医の先生に対するあれですか、交付金。そこらちょっと私、質疑していますから、詳しく教えていただきたいんです。もうごちゃごちゃになっているんですわ。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 今回の補正で上げさせていただいてる分につきましては、今言われました接種の委託料というんですか、医療機関の方に打っていただく1件当たり2,277円というのもございます。そして、それにつきましては、当初予定させていただいていたのが、接種率60%ということでしたんですが、今回の高齢者の申込み状況なり、今の接種実績見てみますと、まだかなり多いということで85%ということで、高齢者につきましても、それ以下の世代につきましても、それで想定させて計上させていただいています。 あと、ほかの業務委託料なり、いろいろと借上料なり、自動車の借上料なりにつきましては、今後、全てが賄えるというわけではなく、今後9月とかいうぐらいまでの一応数字で上げさせていただいておりまして、今後も恐らくまた集団接種の回数が増えてくると思いますので、一般の接種に移った場合ですが。そういうのはまた補正で上げさせていただくことになると思います。
◆15番(福田讓君) 要するに聞きたいのは、今、開業医が一生懸命してくれていますね。まず、開業医で、今日現在でどれだけの方の接種をされていますか。分かる範囲で結構です。 それで、もう一つ、コロナウイルス、これからまだまだ64歳の方とか、持病をお持ちの方に接種しなきゃならないですね。全てこれ国の、一般の方は我々、詐欺に当たらないようによく注意していますけれども、無料です。しかし、国から来るお金は全部これ市から委託の先生方に行くわけですね。今回出てくる補正予算というのは、それも全部含めてこれ補正の予算に計上されているんでしょう。そこちょっと説明してください。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 先ほど最初のほうにお話のありました開業医における今の接種件数で、ちょっと今手元にあるのがもう恐らく概数になりますけれども、先週の5月31日から始まりまして1週間6月6日までで大体1,200件程度になろうかと思います。 先ほど言われました開業医の方の接種の接種委託料というのにつきましては、今回、全て国の負担金の対象にはなってきております。国の10分の10の負担金の対象にならない分につきましては、あと国庫補助金と先ほど言っていました臨時交付金ですか、そちらのほうの対象にさせていただいております。
◆15番(福田讓君) ほとんどこれ、アウトソーシングって委託料とかね、新型
コロナウイルスワクチン接種委託料となっていますね。だから、これは全て先生方とか、それを接種していただける方に対する委託でしょう。違うんですか。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) そうです、接種していただく委託料で、1件当たり2,277円という金額で想定させていただいております。
◆15番(福田讓君) だから、これ全て、私の考えですけれども間違っていたらごめんなさい。もう全部医師会と話し合って、医師会に全部もうお金は全てお渡しして、医師会のほうで使っていただいているんでしょう。医師会に使っているのは、個人接種は。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 個別接種につきましては、医師会のほうから請求ございます。 そして、先ほど言いました2,277円というのは、国のほうのいただける金額ですが、市独自の施策といたしまして、それにプラスして523円、1件当たり上乗せさせていただいております。合わせて2,800円になるような数字にさせていただいております。
◆15番(福田讓君) 15ページに計上されている新型
コロナウイルスワクチン接種推進事業の7,300万円ですね。もうこれはパートタイムの方は結構ですけれども、時間外も結構ですけれども、結局これだけのワクチンの委託料は全て国庫から補助金で賄われるいうことでしょう。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 先ほど言いました国から頂ける2,277円の分については、国庫の補助でございまして、その市独自で上乗せしております523円については臨時交付金の対象とさせていただく予定にしております。
◆15番(福田讓君) だから14ページに、国庫補助金が7,360万9,000円になっているでしょう。だからこれはこっちの国庫補助金で賄って、あとは、ほかのまた一時給付金でまた賄うということなんですね。実際、市も市民のためにお金を出しているんでしょう、接種に関して。
◎財政課長(小林広樹君) 予算書の14ページの国庫補助金7,360万9,000円のうち、先ほど申し上げました臨時交付金、その分が約980万円入っておりまして、そのほかにつきましては、先ほど山下部長から説明ありましたように、負担金であったり補助金であったり、全て国庫補助ですけれども、少し3種類入っているということになります。
◆15番(福田讓君) ちょっと分かりにくい、難しいんですけれども、あとお聞きしたいのは、高齢者で120歳から65歳まで大体1万1,000人ぐらいあります。そのうち、先ほど同僚議員が質疑させていただいたところの中で4,000人ぐらいあると。まだまだそれ以外に集団接種と新宮市の中の120歳から65歳までの中で、新聞紙上では国も7月で高齢者は終わるというのは、新宮市も7月ぐらいで大体終わる予定でございますか。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 新宮市におきましても、ちょっと接種率が60%からかなり上がっておりますが、7月末完了を目指しているところでございます。
◆15番(福田讓君) ワクチンも随時、新宮市の冷凍庫へ、こちらへ配送していただいているんですね。何か足りないということはまずないということでよろしいですか。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) 当初ちょっと希望する数字より少ないときもありましたが、現在はもう希望した数量頂いておりますので、順調に接種できております。
◆15番(福田讓君) 新宮市は、本当に集団接種始まって、市民の方から大変好評をいただいて、職員の皆さんも大変親切で優しいと、職員が市民のために働いてくれているんですけれども、しかしそれだけのお褒め言葉をいただきましたんで、一回もミスないしね、うち。ほいで、都会とか、有田川町なんか余った999回分破棄したとかね。それはやっぱり職員の皆さんが、きちっと訓練されて、市民の皆さんからも好評を得て、ありがたいお言葉もいただけるいうことは、職員の皆さんのこれおかげだろうと思っています。今後とも、詳しいことはまた一般質問でしますから、以上で止めますけれども、一応、うちの冷凍庫で何人分ぐらいの総ストックできるんですか。もうこれだけ聞いていきますわ。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(山下泰司君) すみません。今トータルで42箱できるということで、1箱195バイアルなんで。
◆15番(福田讓君) だから、簡単に計算して言ってください。
◎保健センター長(福本良英君) 申し訳ございません。4万6,000回の接種回数が可能の冷凍庫になります。
◆15番(福田讓君) 4万6,000回を2に割ったらそれだけでしょう。その半分ということでね、ほいだら1万1,000の確実に入ってこれるということで、できるいうことやね。よろしいですね。ありがとうございました。
○議長(久保智敬君) ほかございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 質疑を終わります。 本案は、お手元に配付しております分割付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△休会について
○議長(久保智敬君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日6月9日から14日までの6日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(久保智敬君) 御異議なしと認めます。 よって、明日6月9日から14日までの6日間、休会とすることに決定いたしました。
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(久保智敬君) 以上により、次回の本会議は6月15日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。
△散会 午後4時12分...