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03月03日-02号

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  1. 新宮市議会 2021-03-03
    03月03日-02号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 3年  3月 定例会          令和3年3月新宮市議会定例会会議録             第2日(令和3年3月3日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員14名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  松畑 玄君                             4番  上田勝之君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員1名、氏名は次のとおり。                            12番  前田賢一君---------------------------------------議事日程 令和3年3月3日 午前10時開議 日程1 議案第2号 令和3年度新宮市一般会計予算 日程2 議案第3号 令和3年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程3 議案第4号 令和3年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程4 議案第5号 令和3年度新宮市介護保険特別会計予算 日程5 議案第6号 令和3年度新宮市と畜場特別会計予算 日程6 議案第7号 令和3年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程7 議案第8号 令和3年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程8 議案第9号 令和3年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程9 議案第10号 令和3年度新宮市土地取得特別会計予算 日程10 議案第11号 令和3年度新宮市水道事業会計予算 日程11 議案第12号 令和3年度新宮市簡易水道事業会計予算 日程12 議案第13号 令和3年度新宮市立医療センター病院事業会計予算---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第2号 令和3年度新宮市一般会計予算---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               商工観光課長           峪中直樹君               企業立地推進課長         小渕 学君               総務部               部長               尾崎正幸君               防災及び危機管理担当部長     山下泰司君               財政課長             小林広樹君               防災対策課長           佐藤尚久君               市民生活部               生活環境課長           竹田和博君               クリーンセンター長        池ノ本要一君               高田支所長            坪井辰実君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        田中幸人君               次長兼健康長寿課長        北畑直子君               福祉課長             中上清之君               子育て推進課長          辻本美恵君               保健センター長          赤松勇人君               建設農林部               部長               平見良太君               農林水産課長兼農業委員会事務局長 下路 拓君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        久保欽作君               医療センター               事務長              奥  靖君               水道事業所               所長兼業務課長          名古一志君               消防本部               庶務課長             中家茂樹君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               平見仁郎君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第2日(令和3年3月3日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(久保智敬君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は13名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 なお、本日屋敷議員より所用のため遅刻の届出がありましたので、御報告いたします。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  10番、榎本議員、議事進行。 何でしょう。 ◆10番(榎本鉄也君)  すみません、まだ議事始まっていないのに、議事進行、申し訳ないです。 昨日の続きというか、どうしても確認していただきたいことがありまして。と言いますのは、昨日の会館及び集会所の指定管理の指定についてのときに、三輪崎区のことで議論になりましたけれども、その後、先輩議員のいろいろと話の中で三輪崎区が財産区であるという話をちょっと伺ったんです。三輪崎区が地方自治法上の財産区ということであれば、そしたら、そもそも指定管理の市議会議員云々問題以前に、いわゆる区長になること自体が特別自治体、もし財産区であれば特別地方公共団体になると思うんです。そうなると、市議会議員が区長になるということは、いわゆる地方自治法第92条の2、兼業禁止規定に抵触するんではないかなというふうに思うんです。だから、そもそものそこのところがしっかり当局のほうで三輪崎区がどういう位置づけになっているのか、そこらをちょっと整理して答弁いただかないと、今後の付託されて審議する際に、かなり重要な審議の妨げになると思います。     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  1番、大西議員、議事進行。 ◆1番(大西強君)  すみません、今、関連して、議長、僕は今、新宮市に住所を置いているんですけれども、出身が三輪崎でこの前まで親が三輪崎区民だったんで、その問題があるんですが、今、議事進行かかっていますけれども、現実的に三輪崎区は、多分、他の自治会とは違うんです。ですから、新宮市が三輪崎区に対して港の土地を永久貸与しているんです。三輪崎区がこれを三輪崎区民に賃貸ししているんです。その賃貸ししているときに、条件としては、あの賃貸しした港の土地へ建物は建てないという契約をしているんです、新宮市と。にもかかわらずですよ、その三輪崎区民があそこへ家を建てている。建物を違反して建てている、その建てているのが市議会議員なんですよ、今退席している。その市議会議員が区長をしているんです。区長をして、その区長が新宮市が貸与している土地を区民に貸して、その貸した賃料も全部管理しているんです。昨日問題になった区民会館の管理も区費も。ですから、その財産区を管理している区長が市議会議員なんです。これはおかしいでしょう。それで、大問題になって、そしてまた再び市議会議員が区長になって、これを管理していると。 それが法的には許されるかどうか昨日も問題あったんですが、この点については、議長も御存じのとおり、数年前に市議会議員が農業委員会の会長になったことで、これでもめているわけです。だから、不正を追及した、いや不正じゃなくて、それをした僕が副議長の解任動議かけられているんです。もめているんです。だから僕は言うているように、矛盾ですね。法的には許されるんだけれども、政治倫理上、許されるのか。曖昧な状態だから、必ずもめる。そうすると、我々議員は、それに関わらんとするのが政治倫理だろうということ、これもめているんやけれども、またやられたんで僕は昨日、異議を申し立てたんです。だから、今、同僚議員から議事進行かかって、ここら辺の、同僚議員は今、法的にも問題あるんと違うんかとあって。だから、倫理というのは法的に問題がないけれどもおかしいでしょうということはやめたほうがええんじゃないかと思うんですよね。だから、その点も踏まえて、同僚議員が今、議事進行かけてくれたんで、ぜひ議長にその辺のところ確認して、我々がその上において議案を審議したいと思いますんで、ぜひよろしく。 ○議長(久保智敬君)  確認のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時08分--------------------------------------- △再開 午前10時09分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を始めます。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  15番、福田議員、議事進行。 ◆15番(福田讓君)  今、大西議員がおっしゃるとおりなんです、議長。 法的には別に違反はなかっても、倫理ではあるということは、幾らでもあるんです。それを大西議員が、議長、何とかこれやっぱり精査してくださいと言っていると。ほかのいっぱいありますよ。屋敷議員も言いたいことようあると思います。だから、議長、そこはよろしく。法的には違反なくても倫理的におかしいなと言う人もいらっしゃるんですから、そこは久保議長の、議長職の名誉において、これをしっかりと吟味していただきますよう、よろしくお願いします。 ○議長(久保智敬君)  確認のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時10分--------------------------------------- △再開 午前10時13分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの榎本議員の議事進行につきまして、少し時間をいただいて後ほど回答させていただきますので、よろしいでしょうか。     (「了解」と呼ぶ者あり)--------------------------------------- △日程1 議案第2号 令和3年度新宮市一般会計予算 ○議長(久保智敬君)  日程に入ります。 日程1、議案第2号、令和3年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 なお、当局の説明については、これをおおむね各常任委員会への付託区分ごとに分割して行い、その都度質疑を行います。 議員各位におかれては、お手元に配付の議案分割付託表中、所属委員会以外の項目のみ質疑願います。 それでは、まず第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明を求めます。 小林財政課長。
    ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第2号、令和3年度新宮市一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお願いします。 令和3年度の新宮市一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を165億8,633万3,000円に定めるものであります。 予算の総額は、令和2年度の当初予算と比較して25億5,368万円の減、率にして13.3%の減であります。 それでは、まず初めに、全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、250ページをお願いします。 給与費明細書のうち、1の特別職について、本年度の欄でありますが、長等3人の給料、手当及び共済費を含めて、合計で5,980万6,000円であります。 議員については15名で、その報酬、期末手当及び共済費を合わせて、合計で1億1,102万6,000円であります。 その他の特別職については、統計調査員や投票管理者、消防団員等935名分の報酬で4,596万9,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で、職員数は299名であります。なお、括弧書きは短時間勤務の職員数で、会計年度任用職員及び再任用短時間勤務職員を合わせて284名の予定となっております。報酬、給料、職員手当の給与費と共済費を合わせて総額28億8,694万9,000円で、退職手当の増等により、前年度より1億6,959万2,000円の増であります。 なお、職員手当の内訳は下の表、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、下段のア及び251ページのイに記載のとおりであります。 また、(2)に給料及び職員手当の増減額の明細、(3)に給料及び職員手当の状況について記載しておりますので、御参照願います。 以上が、給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、給与費関係を除き、説明欄記載の主な事業について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、42ページをお願いします。 3歳出、1款議会費は、職員の人件費、議員報酬並びに常任委員会、特別委員会等の活動費と事務的な経費であります。 次に46ページをお願いします。 2款総務費1項1目一般管理費は、主に庁舎管理経費や公用車の更新、職員研修経費などの経常的な経費でありますが、47ページの説明欄5指定管理者選定事業は、令和3年度で指定管理期間が満了となる7施設について、公募する場合に必要となる経費であります。 53ページをお願いします。 2目文書広報費の説明欄3市民とつくる新宮市魅力発信は、平成27年度から女性目線での情報発信を目的に、市内在住、在勤の女性と協働で、人に注目したオンラインガイドブックの制作や、新宮の魅力体感事業を企画、実施しているもので、本年度も、地域資源の発掘と参加者のスキルの向上、ネットワークづくりにつなげながら、新宮市の魅力を発信していくこととしております。 3目財政管理費は、統一基準公会計制度に沿った財務諸表の作成や、予算編成等の事務に係る経常的経費であります。 4目会計管理費は、財務会計システムのリース料及び保守管理経費が主なものであります。 5目財産管理費は、普通財産の管理経費のほか、市所有建物に係る保険料等が主なものであります。 54ページをお願いします。 6目企画費は、市の施策の企画や調整、広域行政などに係る経常的な経費が主なものでありますが、説明欄6のふるさと納税推進事業については、平成20年度から開始されたふるさと納税において、寄附者へのお礼や市のPRのため、寄附者に対し地元特産品等を贈呈するもので、民間事業者と連携し、寄附者の利便性の向上等を図り、ふるさと納税のさらなる推進に取り組むものであります。 56ページをお願いします。 7目自治振興費は、町内会の防犯灯設置、電気料金補助金など自治会への助成、市の会館の維持管理費等に係る経常的な経費でありますが、説明欄2の防犯灯関連事業については、地域の防犯上の必要性から、各町内会に対して防犯灯の設置費用と電気料金を補助するとともに、市で設置したバックアップ機能付避難誘導灯を兼ねた防犯灯について、計画的に劣化や塩害により腐食した器具や蓄電池等の交換を行うものであります。 8目緑化推進事業費は、生け垣づくり、花壇づくりに対する緑化奨励補助金等、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 58ページをお願いします。 9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費であります。 10目住居表示費の説明欄2住居表示整備事業は、第12次住居表示として、鴻田周辺地域の住居表示の基礎調査及び実施業務を行うものであります。 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など、基幹的な住民情報を扱う行政システム運用のための経常的な経費でありますが、61ページの説明欄4社会保障・税番号制度運用事業について、本年度は、地方公共団体情報機構に対して、国、県、市町村等と情報連携する中間サーバー・プラットフォームの次期システムへの移行経費及び現システムの運用経費を交付するものであります。 60ページの12目情報推進費は、国並びに全ての地方公共団体とのネットワークシステムの運用経費や、ケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料情報セキュリティに要する経費等が主なものであります。 13目行政局費は、主には熊野川行政局、開発センター、定住促進住宅、さつき公園等の維持管理に係る経常的な経費でありますが、説明欄5の熊野川町公共交通運行事業は、熊野川町地域の公共交通として、令和2年10月1日から運行を開始した熊野川町デマンドタクシー熊野御坊南海バスの路線バス小口線の運行を委託するものであります。 64ページをお願いします。 14目支所費の説明欄2三輪崎庁舎整備事業は、三輪崎支所と消防吏員派出所の老朽化に伴い、行政サービスの向上と災害時の活動拠点となる施設の充実を図るため、三輪崎支所及び三輪崎消防吏員派出所消防団三輪崎分団詰所を一体化した合築による整備を行うものであります。 また、説明欄3の高田村つくり推進事業につきましては、人口減少と高齢化が著しい高田区において、国の地域おこし協力隊集落支援員制度を活用し、区の再生と地域の活性化を目指すもので、本年度は、協力隊1名、兼務の支援員を5名選任し、区事務局の拡充と各問題、課題ごとに実行できる組織を配置することにより、それぞれ解決に向けた活動を行うものであります。 66ページをお願いします。 15目公平委員会費は、各種団体の負担金と、委員3名に対する報酬等経常的な経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として、教育及び啓発に係る研修会の開催並びに啓発冊子の作成等に係る経費であります。 68ページをお願いします。 17目諸費は、説明欄記載の経常的な経費であります。 70ページをお願いします。 2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員の人件費など、経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費で、説明欄1の固定資産評価関連業務は、評価更新作業及び賦課計算等に要する経費であります。 すみません、74ページをお願いします。 3項1目戸籍住民基本台帳費の説明欄3個人番号カード交付事業は、個人番号カード交付関連事務について、地方公共団体情報システム機構に委任するための委託料及び交付に係る事務費であります。 76ページをお願いします。 4項1目選挙管理委員会費は、委員4名の報酬と職員の人件費など、経常的な経費であります。 2目衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費については、本年10月21日に任期満了となる衆議院議員の総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の執行に要する費用であります。 78ページをお願いします。 3目市長選挙費は、本年10月29日の任期満了に伴う新宮市長選挙の執行に要する費用であります。 80ページをお願いします。 5項1目防災費の説明欄10住宅耐震改修事業補助金は、地震発生時における住宅の倒壊等による災害を防止するため、住宅耐震改修工事等を実施する者に対し、補助金を交付するもので、12の新宮市総合防災訓練につきましては、5年に1度の総合防災訓練を地震、津波に備えた市民参加型の訓練として、新宮市民運動競技場等において実施するものであります。 83ページをお願いします。 説明欄16の旅館等宿泊避難支援事業につきましては、令和2年度補正予算に引き続き、新宮市内の旅館またはホテルが避難のために宿泊した市民の宿泊料金を割引した場合に、1人1泊につき2,000円を上限として、割引金額の全部または一部を旅館等に対して助成するものであります。 84ページをお願いします。 6項1目統計調査総務費は、統計事業実施に係る職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目基幹統計調査費は、説明欄記載の4つの統計調査に係る経費で、そのうち3の経済センサスにつきましては、事業所や企業の経済活動を調査するものであります。 86ページをお願いします。 7項1目監査委員費は、委員2名の報酬と職員の人件費など経常的な経費であります。 以上、第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの給与費明細書250ページから253ページ並びに1款議会費42ページから2款総務費87ページまでの質疑を行います。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  ちょっと教えてください。 53ページ、総務費の総務管理費3番、市民とつくる新宮市魅力発信、これ少し詳しく教えていただければありがたいと思います。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  市民とつくる新宮市魅力発信でございますが、こちらは豊かな観光資源に恵まれる新宮の魅力を発掘し、女性目線での情報発信を行う、いわゆる女子部の活動に関する費用でございます。 ◆2番(大坂一彦君)  70万円ということですね。足りるんですか、このぐらい。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  この活動の予算につきましては、今年度からは地方創生推進交付金も受けておらず、市単独でやってございます。今年度につきましては、コロナの影響でほとんど活動というのはできていないんですけれども、その中でミーティングをさせていただいたり、アンケートする中でも、やはりできるところ、SNSの発信ですとか、今までやってきた事業の中でも新宮城でのヨガの体験でしたり、これからの観光の中でも体験ものの事業として活用できるものもありますので、そういうものを女性の目線で発信をしていきたいというふうに考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  昨今、女性云々、ジェンダー云々ということがテレビ等々でも、報道でも取り上げられて、すごくナーバスになっている状況だと思うんです。慎重かつ大胆にお進めいただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 それともう一つ、57ページ、防犯灯関連事業について少し教えていただければ、詳細……     (「これは教民」と呼ぶ者あり) ◆2番(大坂一彦君)  ごめんなさい、申し訳ない。以上です。 ○議長(久保智敬君)  ほか、ございますか。 3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  81ページの防災費の中で、住宅耐震改修事業補助金4,500万円余り、昨年度、これ3,000万円余りやったんですね。その1.5倍に増えているのはなぜかというのなんですけれども、耐震診断の場合やったら、そんなにお金、昨年度と比べて増えていないわけなんです。なぜこの改修には1.5倍になっていったのかということをお聞かせください。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  まず、耐震診断のほうですが、昨年、令和2年度の予算45件だったのに対しまして、5件増えまして50件を対象とさせていただきました。こちらが診断でございます。 耐震改修のほうでございますが、令和2年度20件の予算であったところを30件に増やさせていただいております。こちらにつきましては、令和2年度におきまして5件の補正予算で追加募集をさせていただきましたが、10月の広報によりまして募集をかけたところ、約1週間ほどで受付が終わってしまったということで、大変、最近改修を希望する方が多いという状況で、今回10件増やさせていただいたという状況でございます。 ◆3番(松畑玄君)  これ補助金使うに当たって、地元の業者じゃないと駄目だとかいうような縛りは、紀州材使えとかその手の縛りというのはないんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  特に業者が地元業者じゃないといけないというふうな縛りはございませんが、耐震改修を行う場合、まず建築士さんによる設計があります。この建築士さんにつきましては、ほぼ地元の建築士さんが設計をしてくれます。そういう中で、工事についても、ほとんど地元の業者さんにより施工されているという状況でございます。 ◆3番(松畑玄君)  分かりました。なるべく100%目指して、地元になるべくお金が落ちるようにお願いします。 ○議長(久保智敬君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  63ページの熊野川町定住促進住宅管理費で管理業務委託料なんですけれども、ちょっとほかの委託料よりも少し金額が多いような気がするんですけれども、これの委託はどこにされているんでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  定住促進住宅にお住まいの一人の方に委託をいたしております。 ◆7番(濱田雅美君)  経費ですね、光熱費とかそのほかはもろもろは別に出ているんで、この委託というのは、どのような内容を担っていただいているんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  施設全体の補修等、また施設の見学であったり、退去した際の補修に係る見積りの依頼であったり、様々なことを委託してございます。 ◆7番(濱田雅美君)  いわゆる管理人さん的みたいな、そういう立ち位置で。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  そのとおりでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  1名の方ですね。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  1名でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  あと、81ページの新宮市総合防災訓練なんですけれども、これは5年に1回の訓練ということで、予算額も大変350万円という大きな予算をつけて行うようなことになっているんですけれども、時期的なことと、この350万円という大きな金額をつけて、どのような訓練を、今、想定されているのでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  まず、開催の候補日でございますが、一応11月3日の文化の日を予定日とさせていただいております。また、内容でございますが、説明させていただいたとおり、市民参加型の訓練を主とした訓練を行いたいというふうに思っております。 ◆7番(濱田雅美君)  市民参加型ということで、それは聞いているんですけれども、以前にも一度あったかと思うんですけれども、前のときは、緑丘中学校かなんかであったのが、この訓練と同様の訓練ですよね。違うんですか。あのときの緑丘中学校で行ったような、同じような催しをまた今回するということで、消防隊とかにもいろいろ協力していただいて、いろんな体験型の訓練ということを行っていただけるんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  5年前につきましては防災フェアという形でありまして、議員おっしゃっていましたとおり自衛隊であるとか、消防であるとか、警察であるとかいうふうな各機関に参加していただいて、主に見ていただく訓練という形でございました。 今回の訓練につきましては、先ほど私、市民参加型の訓練、主にと申し上げましたが、具体的な内容としましては、まず各家庭でサイレンの吹鳴とともに、一斉に防災行動を取る訓練をしていただきまして、また佐野体育館におきまして、避難所を市民自らの力で立ち上げ、運営を行う避難運営訓練でありますとか、さらには体験、展示、啓発エリアを設けまして、消化器体験、あるいは起震車、給水車の展示体験といったことをしまして、子供から大人まで市民が防災を正しく、楽しく学べる訓練としたいというふうに思っております。 また、あわせまして、従来やっておりましたような自衛隊、警察、消防、和歌山県といったところも参加いただきまして、実動訓練も行いたいというふうに考えております。 ◆7番(濱田雅美君)  御丁寧な御答弁ありがとうございます。 ぜひ、皆さんに体験をしていただけるような避難訓練をしていただければいいかと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  59ページ、住居表示なんですけれども、丹鶴地区に引き続いて鴻田地区に取りかかっていただくということで御説明がございましたが、昨日の補正予算においても、丹鶴地区の住居表示の整備が繰越明許になっているんです。繰越しなんですよ。今回、業務委託料として700万円計上されているんですけれども、生活環境課の担当課のほうのスタッフのほうで、丹鶴地区の整備を進めながら、新たに鴻田地区に取りかかっていくということでは、これはなかなか業務量的にも非常に厳しいものがあるんではないかなと。丹鶴地区を終えてから鴻田地区にかかるんであれば、またこの業務委託料の繰越しということも考えられるんではないかと思うんです。ということは、繰越しが常態化していくというような、やっぱり予算の形骸化につながるんではないかと思われるんですが、こういった予算の計上の仕方について非常に疑問を持つんですが、いかがでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  議員おっしゃるように、住居表示に関しましては、10年ぶりに丹鶴地区に取り組みました。結果としまして、現在、コロナの関係もありまして事業を繰り越すという形で、当初は2月1日実施ということで取り組んでいたんですが、結果としまして、12月議会の議決をいただきまして、7月1日実施ということでさせていただいております。 今回、予算計上させていただいている部分につきましては、鴻田地区を一応やるという予定にしておるんですが、前回、丹鶴地区に取り組んだときに、単年で基礎調査、それから実施業務ということで入札業務を行って、それぞれ実施したわけでございます。ただ、単年度で切ることによって、期間的なロスがかなり出てきました。そういった結果を踏まえて、今回2か年で継続事業として債務負担行為を設定して、事業の効率化という形で取り組みたいというふうに思って700万円という予算を計上させていただいております。 ◆4番(上田勝之君)  この業務委託料700万円については、債務負担行為をもって2か年で行っていくという予算計上の方法なんですね。かなりの年月の期間が空いて再開されたこの住居表示なので、大変御苦労も多いかと思いますし、この丹鶴地区においては、当該自治会の関係としては、その御苦労はよく分かります。そういった中では、やっぱり地元住民の合意を得ていくプロセスというのが非常に大事かと思いますので、ぜひ、その辺頑張ってやっていただけたらと思います。 ○議長(久保智敬君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  81ページの先ほど言っていた防災訓練についてお伺いしたいんですが、その他使用料160万円とはどういったものを使われるんですか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  訓練会場におきまして使用いたしますテントや机、椅子などを借り上げる予定にいたしております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 あと、先ほど訓練の内容についてもおっしゃられていたんですけれども、佐野会館で市民の避難訓練をするということだと思うんですけれども、僕も以前ちょっと提案というか聞いたことあるんですけれども、ペットなど今飼われている方が多いと思うんですけれども、そういった連れてきた対応などのことも想定されて訓練されるんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  先ほど申し上げましたとおり、避難所を市民の自らの力で立ち上げて運営を行う訓練を行う予定にいたしておりまして、議員、ただいまおっしゃっていただいたようなペットを持ち込んでいただいた場合の対応などについて、それを今回の訓練に盛り込むかどうかにつきましては、今のところ、まだ何も決まっていないという状況でございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  結構難しいというか、人手も大変だと思うんですけれども、そういったこともちょっと考慮して、またいいものをつくっていただきたいなと思います。 ○議長(久保智敬君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  先ほどの上田議員とちょっとかぶるんですけれども、住居表示の整備業務委託料、これはどういう方に委託されるんでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  住居表示に関しましては、コンサル業ということで、測量業種の方に入札という形で入札させていただく予定としております。 ◆11番(竹内弥生君)  専門の方ですね。それは市内の専門の方に入札をお願いするんでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  住居表示に関しましては、特別専門的な分野もありまして、そういった形で実績のある業者ということで、指名競争入札でやらせていただくということで、業者に関しましては、6業者だったかと思いますけれども、選定させていただいて、その中には新宮市内の業者というのはございません。 ◆11番(竹内弥生君)  そうなんですか。それは、実績があってちょっと難しいというか、新宮市内の業者では、ちょっと専門が違うという形になるんですね。分かりました、ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  ほんまに新しい議員、これややこしいと思うんでね、間違って総務建設委員会の方がね、教育民生委員会のことしたら、私も14年前来たとき、もうさっぱり分からなんだ。当然ですから、遠慮なく聞いてやってください。 ここに議案分割付託表を頂いています。 第1項総務管理費の中で、我々総務建設委員会の委員が聞けるところだけ、質疑をさせていただきます。 まず、自治振興費の57ページでございます。 バックアップ機能付LED防犯灯蓄電池等交換業務委託料ということで、防犯灯というの、私、考えていたんですが、LEDの長寿命になる電灯ついていますね、何かバックアップの装置らって要るんでしょうか。私もこれ、ちょっとそのあたり詳しく御説明お願いしたいんです。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  バックアップ機能付LED防犯灯につきましては、地震及び津波等の対策の一環としまして、平成23年度と24年度、2か年で市内600か所に停電したときにでも10時間ほど点灯するというバックアップ機能をつけたLEDの防犯灯、これを整備してございます。 今回、予算計上させていただいている分につきましては、平成24年度に整備させていただいた300基のうち150基、これに関しましては、塩害、要はさびでちょっと鉄製のものを使っていたという経過もありまして、塩害で腐食がかなり厳しい状況になっておりまして、劣化、そういった形で落下のおそれもありまして、器具を一式新たに交換するというものでございます。150基、そのうち2分の1に関しましては、県の防災の補助金2分の1を適用するということで、予算計上させていただいております。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。 そうしましたら、再度お聞きしたいんですけれども、高田地区とか、我々熊野川地区のLEDに変えていると思うんです。あれにもやはりバックアップ電池とか、そんなんついているんですか。 私はもうほとんど区長さんに口出ししませんから、一切。だから、区長さんにお任せして取りまとめてやっていますが、高田地区とか、今、御答弁いただいたのは、災害、津波等々で新宮市民の方は退去しなきゃなりませんから、ただ高田地区とか我々熊野川地区も山間部ですから、その辺りもこういうバックアップのついているLEDがついているんですか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  ちょっと今、お話させてもらった600基につきましては、目的としまして、津波の避難所までの対策ということで、避難対策と一部避難路へ照らすという形で整備をさせていただいております。なので、熊野川地域、高田地域においては、そういったものはございません。ただ、市としましてLEDの防犯灯に切り替える、これバックアップ機能はないんですけれども、切り替える場合に補助金というのを2分の1、それからプラスしまして1灯当たり5,000円という形で補助金を出しているという制度がございます。 ◆15番(福田讓君)  今、課長がおっしゃってくれたのは、あくまでも津波の避難地域のところまでの誘導のバックアップのついていなかったら、我々、田舎の場合は高田も熊野川町も集会所というのはあります。その間もずっと道というのがあってもなかなか、市内よりも町民の方よく知っていますけれども、私、今回この予算計上というのは、津波の避難所までの、あと、もう常に停電しますから、それでもこれを使って避難所へ安心に行ける、そういうことで理解してもよろしいんですね。今、あなたが答弁してくれたとおりだと思うんですけど。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  おっしゃるとおりで、今回新たにつけるんではなくて、整備し直すという形になります。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。 続きまして、住居表示で、先ほど同僚議員からも質疑がございましたが、丹鶴は令和3年7月に完成できるんですね。もう一度お聞きしたいのは、これから市長選挙もあり、衆議院選挙もあって、ゼンリンが地図を書き換え、我々選挙ではゼンリンの地図を買うわけなんです。そしたら、7月になっても恐らくゼンリンは、丹鶴というのはなかなか掲示はできないと思います。その場合、丹鶴は7月に完成するということですね。その時点から、一応、新宮市新宮というのでなくなるということですね。そこの丹鶴の3地区ですか、そういうことですね。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  議員おっしゃるとおりで、7月1日から新しい丹鶴一丁目、二丁目、三丁目という表示に変わります。 ◆15番(福田讓君)  あとは、丹鶴三丁目、一丁目となることは、今、新宮市の駅前といったら7684とかありますね、もう全然、お手紙も届かないという形になってくると思うんですけれども、間違いないですね。ちょっとそれ分からなかったら、私の質疑に答えなくてもいいですけれども、全然ころっと変わってしまいますから、そこはよっぽど注意していかなんだら、選挙をする議員も、市長選挙も、県議会議員も選挙があるし、国会議員選挙もありますので、ちょっとお聞きしたわけです。 じゃ、7月に一応完成ということですね。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  その予定で進めております。 ◆15番(福田讓君)  ごめんなさいね、時間かかって。これ本当に慣れていませんので、何年していても。 65ページなんですが、高田地域医療センター等患者送迎事業で病院送迎委託料されていますけれども、以前は熊野川町から行政局から、行政のバスで高田の人を迎えに行ったと思うんですが、今回の予算というのは、高田の地区の皆さんが医療センターへ行くとき、熊野川町の場合は御承知のとおり、熊野川町の日足からタクシーが出て医療センターへ朝8時半から帰りは12時、3時と、そういうことで直通で来ていただいています。これも同じように、そして高田地区の皆さんにしていただいているということで理解させていただいてよろしいんでしょうか。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  今回、昨年度と同様ですが、予算計上につきましては、まず病院送迎委託料、これについては、高田地区の人が熊野川診療所へ通院する者に対しての予算であります。 自動車借上料、これにつきましては、高田区民が医療センターへ通院するための予算計上であります。 ◆15番(福田讓君)  熊野川町が今までどおり、熊野川町から行っているんですか、高田の人をお迎えに。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  熊野川町の市立国保熊野川診療所から今まで市の公用車を使って行かれたのを、今度タクシーに変わったと聞いているんです。デマンドタクシーじゃないんですね。今でも、そしたら市の公用車、乗用車で高田の患者様をお迎えに行ってくれているんですね。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  行政局所管の公用車で高田区のほうへ迎えに来て、送迎していっていただいております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。 ○議長(久保智敬君)  2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  2度目となって申し訳ありません、教えてください。 83ページ、旅館等宿泊避難支援事業に関してでありますけれども、冒頭の御説明で、一部または全部というふうに教えていただいたと思うんですけれども、そのあたり、一部と全部の違いというのは教えていただければと思います。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  今回の制度につきましては、1人1泊につき2,000円を上限とした助成額になっております。対象となりますホテル、旅館等につきまして、宿泊費が恐らく2,000円を下回ることはないと思うのですが、一部、例えば子供さんであるとかのときに1,800円ですよというふうなときには、2,000円じゃなくて1,800円の助成になるということで、一部というふうな表現にさせていただいております。 ◆2番(大坂一彦君)  そこの広告料というところがあるんですけれども、これは市民にこの制度があることを知らしめるための広告料ということでよろしいですよね。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  はい、そのとおりでございます。この制度を市民の方に周知するために地元地方紙に広告を掲載する予定にいたしております。 ◆2番(大坂一彦君)  私の知人でも、この制度を大変喜んでおられる方がおられます。助かるというふうに言っていただいています。広告料かけて申し上げたいのは、多くの方により知っていただきたいということで、広告料を抑えなければならない部分もあろうかと思いますけれども、例えばですけれども回覧板等も御利用いただいて、抑えながらも市民に、これを使われるというのはどうしても御年配の方が多いと思います。ネットでもなければ、場合によったら新聞見落とし等々あっても困るので、そのような御配慮をぜひお願いしたいと思います。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  地方紙につきましては、広告以外にもプレスリリースによりまして記事のほうにも掲載していただく予定にいたしております。また、議員おっしゃいましたような町内会を通じた回覧、これにつきましても昨年も7月に行っております。そのほか、市の広報紙、ホームページ、あるいは広報紙のチラシの折り込みなどによりまして広く周知を図っていきたいというふうに考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  ぜひよろしくお願いします。ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  以上で、給与費明細書並びに歳出、1款から2款までの質疑を終わります。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前11時00分--------------------------------------- △再開 午前11時15分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次いで、歳出、3款民生費から4款衛生費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、3款民生費から4款衛生費について御説明申し上げます。 88ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費は、主には民生委員・児童委員の活動費や各種団体等への負担金、社会福祉協議会への補助金並びに職員人件費でありますが、説明欄9の社会福祉施設長寿命化計画策定事業につきましては、施設の維持管理等を着実に推進するため、健康福祉部が所管する社会福祉施設18施設を対象として、各施設の長寿命化計画を策定するものであります。 90ページをお願いします。 2目障害者福祉費は、主には重度心身障害児者医療費の給付と障害者の自立支援を目的とした自立支援給付や地域生活支援事業、障害児通所支援事業などの支援を行うものでありますが、本年度の新規事業として、説明欄9の「紀の国わかやま文化祭2021」開催事業は、第36回国民文化祭・わかやま2021、第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会「紀の国わかやま文化祭2021」において、新宮市を会場として北山村との共催で行う手話狂言及びしんぐう文化博覧会を実施するものであります。 既存事業では、自立支援給付の事業としましては、説明欄10の補装具費支給事業、そして93ページでは、ホームヘルプサービスの支援等を行う説明欄23の介護給付事業、グループホームや就労移行支援などを行う説明欄24の訓練等給付事業で、95ページの中では、医療費の扶助を行います説明欄37の自立支援医療であります。 次に、地域生活支援について、本年度からの新規事業となる説明欄32の訪問入浴サービス事業は、看護師等が医療的ケア児の居宅を訪問し、浴槽を提供して行う入浴介護で、その他の主な事業としましては、93ページの手話通訳者等の派遣を行う説明欄16の意思疎通支援事業や、相談などの支援を行う説明欄25の相談支援事業、外出のための支援を行う説明欄26の移動支援事業、創作的活動や作業訓練等を行う説明欄27の地域活動支援センター事業などであります。 95ページのほうお願いします。 また、障害児通所支援事業としましては、説明欄33の事業で、児童発達支援や放課後等デイサービスなどを支援するものであります。 94ページの3目老人福祉費は、高齢者の生きがいや生活の支援等を行うもので、97ページの説明欄12緊急通報システム事業は、24時間体制の緊急通報装置の設置に係る経費を、そして15の事業では、寝具類等の乾燥消毒サービスを、20の事業では、要介護3以上の方、または障害者の方で疾病等により外出が困難な方を対象に、訪問理髪サービスを実施するものであります。 また、説明欄22の新型コロナウイルス検査助成事業については、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や重症化を防止するため、特別養護老人ホーム等の高齢者施設に新たに入所する65歳以上の方のうち、PCR検査等を希望する方に対し、検査費用の一部について2万円を限度として助成するものであります。 また、説明欄24の老人措置費等、26の養護老人ホーム運営費については、施設の入所措置費や、寿楽荘の指定管理費、施設の維持修繕等に係る経費であります。 98ページをお願いします。 4目老人医療費は、県費2分の1の補助事業として、67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成を行うものであります。 5目国民年金事務費は、国民年金の事務事業推進に係る経費と職員人件費であります。 6目隣保館費は、主には7つの隣保館の各種教室の開催と施設運営に係る経常的な経費であります。 100ページをお願いします。 7目国民健康保険事業費は、保険基盤の安定や職員給与費等に対する特別会計への繰出金であります。 8目後期高齢者医療費は、保険基盤安定制度及び療養給付費に対する一般会計負担分の特別会計への繰出金と、後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 102ページをお願いします。 9目介護保険事業費は、特別会計の標準給付費見込額の12.5%に加え、地域支援事業分や職員給与費、事務経費分について繰り出すものであります。 104ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費は、主には児童に対する手当支給、医療扶助及び児童の健全育成に要する経費であります。 説明欄1の子ども医療費助成事業は、中学校卒業までの児童を対象として、通院及び入院に係る医療費保険適用分について自己負担分を助成するもので、説明欄4の児童手当につきましては、中学校終了までの児童を対象に手当を支給するもので、対象者は2,515人を見込んでおります。 また、説明欄9の在宅育児支援事業は、県補助金を活用し、保育所等を利用せず、在宅において育児を行っている多子世帯を対象として、一定条件の下、第2子は月額1万5,000円、第3子以降については月額3万円を支給するもので、説明欄10の子育てのための施設等利用給付事業につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴い、保育の必要性の認定を受けた者に対し、認可外保育施設等の利用料について助成を行うものであります。 107ページをお願いします。 児童の健全育成事業として、説明欄14放課後児童健全育成事業は、井の沢放課後児童クラブと子育てクラブパンダハウスに学童保育の運営を委託するもので、16の学童保育運営費補助金については、学童クラブ虹の運営に対する補助金の交付を行うものであります。 また、説明欄17の熊野川地域児童健全育成事業及び18の高田地域児童健全育成事業については、放課後児童の居場所づくりの拠点を構築し、地域住民との交流により見守りの協力を得ながら、児童の健全育成を目指すものであります。 説明欄19の子どもの貧困対策実態調査業務は、令和元年6月の子どもの貧困対策法改正を受け、子どもの貧困に関する実態把握調査を実施するもので、令和2年度予算に計上したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により事業を中止したことから、再度本年度予算に計上するものであります。 108ページをお願いします。 2目児童措置費は、主には私立保育園と認定こども園8園の運営に対する委託費及び給付費と、勤務地や里帰り出産等の事情により他市町村に入所を委託する広域入所委託経費等でありますが、本年度よりマリア保育園が認定こども園に移行することから、説明欄2の私立保育所運営費が減少する一方で、4の私立認定こども園運営費が増加しております。 3目母子福祉費は、主には母子及び父子家庭の児童への養育扶助や、独り親家庭に対する医療扶助、また独り親家庭の母親または父親に対し、就業支援として高等技能訓練促進費等を支給するものであります。 4目保育所費は、本年度より高田保育所が休園となるため、市立保育所3園の運営経費で、職員人件費や会計年度任用職員の保育士に対する報酬、賄材料費等が主な経費であります。 110ページをお願いします。 5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、料理教室等各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会など四季の行事の開催を予定するものでありますが、113ページの説明欄6中央児童館屋外プレイランド床改修事業については、中央児童館の屋外遊技場について床を張り替えるもので、令和2年度の設計に引き続き、本年度において改修工事を実施するものであります。 116ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費は、適正な保護を実施するための療養状況や扶養義務の調査等、現状把握に要する経常的な事務費、また就労支援の環境整備等に係る経費でありますが、説明欄6の生活困窮者自立支援事業は、生活困窮者自立支援法が2015年4月に施行され、生活保護に至る前段階の自立支援強化を図るため、生活困窮者に対し、自立相談支援事業の実施及び住居確保給付金を支給するもので、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅増となっております。 また、説明欄7の被保護者健康管理支援事業は、生活保護法の改正により、令和3年1月から必須事業となったもので、被保護者のレセプトデータから医療、健康等の情報を調査、分析し、生活習慣病に関する保健指導、生活支援及び頻回受診指導等を実施するものであります。 118ページをお願いします。 2目扶助費は、生活扶助や医療扶助など、生活保護に関する扶助費の見込額の計上であります。 120ページをお願いします。 4項1目災害救助費は、災害発生時の見舞金等の見込み計上であります。 122ページをお願いします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費は、主には母子保健、妊婦、乳幼児等の保健相談、乳幼児健康診査事業等、母子の保健事業の推進であります。 説明欄1の乳幼児健康診査事業は、母子保健法に基づき、節目の月年齢に応じた乳幼児健診を実施するもので、令和2年度からは、3歳6か月の節目において視機能検査機器によるスクリーニング検査を新たに実施しており、説明欄7の妊婦保健指導事業については、妊婦の健康診査や一般不妊治療、体外受精等を対象とする特定不妊治療に対し助成するものであります。 125ページをお願いします。 説明欄17の新生児臨時特別定額給付金給付事業は、令和2年度補正予算に計上して実施した事業で、子育て世帯の経済的な支援を図り、子供の健全な育成に資することを目的として、国の特別定額給付金の基準日である令和2年4月27日を過ぎて、令和3年4月1日までに生まれた子の属する世帯の世帯主に対し、新生児1人当たり5万円を支給するものでありますが、4月1日生まれの新生児3人分を本年度予算に見込み計上するものであります。 また、説明欄18の子育て世代包括支援センター運営費は、妊産婦等の支援に必要な実情を把握し、妊娠、出産、育児に関する相談に応じて必要な情報提供、助言、保健指導を行うもので、出産後間もない母親や乳児に対して、心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業として、令和2年度からデイサービス型を実施しており、本年度からは、新たに宿泊型及びアウトリーチ型の開始を検討することとしております。 126ページをお願いします。 2目予防費の説明欄1新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、ワクチン接種に関し、本年度に必要な事務費及び医療従事者を除く16歳以上の方のワクチン接種委託料等について計上するもので、説明欄2の個別予防接種事業については、予防接種法に基づく高齢者のインフルエンザや成人用肺炎球菌、子供の日本脳炎、ヒブ、水痘などの定期予防接種、また大人の風疹、幼児のおたふく風邪の任意予防接種に対する助成等であります。 128ページをお願いします。 3目健康増進費は、健康増進法に基づく健康教育、健康相談や健康診査、また訪問指導による生活習慣病の予防と改善を行うものであります。 説明欄3の健康診査事業は、各種がん検診や肝炎ウイルス検査、歯周疾患検診を実施するもので、説明欄7特定健診等事業については、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、生活習慣病予防のため、平成20年4月から実施が義務化された特定健診及び特定保健指導を行うものであります。 130ページをお願いします。 4目環境衛生費は、畜犬登録・狂犬病予防注射事務と環境保全対策などに要する経費で、犬、猫の避妊・去勢手術費用に対する助成等についても計上しております。 また、説明欄5の海岸漂着物地域対策推進事業は、孔島・鈴島海岸において大量のゴミ等が漂着した際に、県の補助金を活用して回収処理を行う経費であります。 132ページをお願いします。 5目公害対策費は、水質検査、自動車騒音調査等の公害対策と、合併処理浄化槽設置整備事業補助金として、専用住宅または店舗兼住宅の合併処理浄化槽設置及び単独槽撤去に係る92基分を予定するものであります。 6目火葬場費の説明欄1は、紀南環境衛生施設事務組合清浄苑の運営費負担金で、2につきましては、那智勝浦町の組合加入に伴い必要となる火葬場増設に対する建設費負担分であります。 7目墓地管理費は、南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費であります。 8目と畜場費は、特別会計の運営に係る収支不足見込額を繰出金として計上するもので、9目簡易水道費は、簡易水道事業に係る運営費及び起債の元利償還金等に対し補助するものであります。 134ページをお願いします。 10目医療センター費については、病院建設事業に係る起債の元利償還金等に対し、その一定割合を補助するものであります。 136ページをお願いします。 2項1目清掃総務費、説明欄2の新宮市美化里親制度実施事業は、公共施設の美化里親制度で、提供する道具、花苗等の購入やボランティア保険への加入などに要する経費であります。 2目塵芥処理費は、ごみの収集及び処理に要する経費で、説明欄1のごみ収集経費は、家庭ごみの戸別収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費で、2のクリーンセンター維持管理費については、クリーンセンターの炉の運転管理と施設の維持管理運営に要する経費、そして139ページの説明欄3クリーンセンター長寿命化事業につきましては、これまで維持管理費に計上していた長寿命化計画に伴う各機器の更新整備について、別事業として計上するものであります。 また、説明欄4資源物等処理経費は、不燃物の処理経費や焼却灰処理、粗大ごみの運搬処分経費が主なものであります。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合南清園に対する維持運営費等の負担金で、4目産業廃棄物処理事業費は、水質検査等維持管理に要する経費であります。 5目ごみ減量推進費の説明欄1資源物収集業務は、市内171か所のエコ広場において分別された資源物の収集運搬等に要する経費で、141ページの説明欄2ふれ愛収集業務については、資源物の分別や排出ができない世帯を対象とし、家庭からクリーンセンターへの収集運搬業務を委託するものであります。 また、3の一般廃棄物処理基本計画改定事業につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第1項に基づいて策定済みの新宮市一般廃棄物処理計画について、平成24年度以来の改定を行うものであります。 以上、3款民生費から4款衛生費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの3款民生費88ページから4款衛生費141ページまで質疑を行います。 1番、大西議員。 ◆1番(大西強君)  127ページの新型コロナウイルスワクチン接種推進事業について聞きたいんやけれども、この間、国会で議員が河野担当大臣に、コロナのワクチンの入荷が遅れているんで、先に高齢者の既往症の持っている人を優先的に早く接種せなあかんのと違うかという質問に対し、大臣はそのとおりですと答弁したんや。そしたら、高齢者で既往症を持っている人が優先的に接種するいうて、どうして把握するんなと質問したんや。そしたら大臣は、その場合、そういう該当者の人に手を挙げてもらうことになるでしょうと。例に取ったら、僕が後期高齢者で既往症持っとるんや、手挙げる。どこへ手挙げたらええ。大西はここで、こないだ赤松保健センター長に、入ったら一番先にしてくれと手を挙げたけれども、市民はどうする。それで、それだったらどう把握するんやと言うたら、河野大臣は、各自治体でやるんで、各自治体の対応ですねと答弁したんや。そうすると、新宮市が高齢者で既往症の持ったある人に手を挙げてもらわなあかんのやけれども、一般市民はどこへどうして手を挙げるんな。 この予算の使い道やで、何とかクーポン券ら言いやるけれども、よそはどうでもええんや。我々新宮市のコロナ対策で一番大事なのは、コロナないんやから、新宮市に。だから持ち込まれんことやろ。よそからコロナを持ち込まれんことがまず大事や。持ち込まれた場合、一生懸命やって防ぎやるで、そやけど、こないだ正月持ち込まれたんや。持ち込まれたら、濃厚接触者、直ちに少しで蔓延を防ぐ、これが大事やね。そしたら、かかった場合、市民が罹患してしもうた場合どうするか言うたら、重篤者を出さんということや。僕は後期高齢者やから優遇せえ言いやるんちゃうで。重篤者を出さないということがまず大事やろう。重篤者を出すと、最低医者2人と看護師さん5、6人要るんやで。物すごい医療機関に負担かかるわね。だから、重篤者を出さない。そしたら、どういう人が重篤者になるかというたら、高齢者で既往症持ったある人が重篤になるリスクがあるやろ。だから、高齢者を優遇せえということじゃなくて、重篤者を出さん、そのリスクを抱えている人に、まず早く接種する、一番大事や。 そこで、市民は、大臣は手を挙げてくれ言いやるんやから、そしたら、元気な活動しやる人はええけれども、施設へ入所しとる人やとか、病院へ入院してる人やとか、独居老人やとか、そういう世間とちょっと隔絶している人らは、どこへ手を挙げてええか、そんなことも知らんわけやろ。そしたら、例えば、往復はがきで、うちは後期高齢者、都会と違ってすぐに分かるんと違うんか。住民基本台帳見たらすぐ分かるやろう。そこへ、例えば往復はがきで、ワクチン来たら希望しますか、既往症ありますかとかいうもの書いて、送り返してもらうと把握できるわね。それには金かかる。そういう予算入っているかどうかやで。ところが、病院に入院したある人やとか施設に入っている人は、往復はがきをあんたとこが出しても見るかどうかもこれ分からんわけや。ところが、うちは民生委員から何とか委員、分からんぐらい委員あるわだ。自治会、老人会、公民館、いっぱいあるんや。そやんで、やっぱりそういうところに協力を求めて、4月の下旬から始めるいうて言うているけれども、明日からその作業しとくべきとちゃうか。そして、今言ったように高齢者で既往症を抱えている人を把握しとるんやから、一番先に連絡して、どこどこの会場で接種するから受けてくださいよというふうに今から準備しといたら、ワクチンが入荷したら直ちに実施できる、速やかにできるんで、ワクチンが入ってからやなくて、今から実施してもらえんかと。今からその作業しといたら、速やかに最優先して接種せなあかん市民を先にしといたら、どれだけ入って来るか分からんけれども、実施できる。 でき得れば、既往症持っている高齢者は、病院へかかっているから、その病院でワクチン接種を受けるのが一番安全でええわけやね。ところが、こないだまでマイナス50度やら60度やら言いやったけれども、昨日のあれでファイザー製も普通の医療用の冷凍庫で2週間ぐらいもつと発表されたわね。そうすると、状況変わってきていると思うんやだ。だから、予算で質疑するのは、往復はがきみたいなもんで、今のうちに市民から手を挙げといてもらう。俺、一番先に手を挙げるよ。そういって把握しといてくれたら、それは、僕は高齢者やから優遇せえと言いやるんちゃうで。重篤患者を出さんということは、一番コロナ対策の重要課題やから言うとるんや。どうですか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  ワクチン接種なんですが、取りあえずワクチンの状況というのを、まず最初に触れさせていただきます。 ワクチン接種推進室ができた当初は、国からは3月中に接種券を送りなさいと、そして4月から集団接種から始めなさいということがありまして、我々も医師会と相談してタイムスケジュールに乗るように進めておりました。市内でも、集団接種も、例えば、隣の別館を中心に行ったり、熊野川町や高田、三佐木蜂伏地区というような組合せも考えて議論していました。 ところが、2月17日だったと思います。国が全国の自治体向けのオンラインの説明会をしました。そこでは、急にワクチンの受給が逼迫していると。ですので、クーポン券の発送もちょっとずれる可能性があるよというような国からありました。その後、ワクチンの状況がなかなか分からない、説明もいただけないような状況でした。 そうした中で、先般、総理大臣の記者会見で、ワクチンを4月5日の週に配布して4月中に始めるよというような説明があったと思うんですが、実際、和歌山県からいただいた情報では、4月中に和歌山県に対して4月5日の週に2箱。1箱というのは、大体よく言われる小さい瓶195本、今、1バイアルで5回と言われていますので975回ですね。その975回接種できるやつを2箱、そして4月12日の週に10箱、そして4月19日の週に10箱ということで、4月中に和歌山県内には22箱配布されるということが連絡あり、新宮市としても、配布されるんだったらお願いしたいということを手を挙げました。その結果、今分かっていることは、4月12日の週に1箱だけ配布されると、ただそれについても1回目の接種は5月2日までにしなさいという状況で、その後、ワクチンがいつ入るとかそういうことは一切ない状態です。 それで、一昨日、国会中継見ていましたら、議員が1箱1,000回分送っても市町村どうしたらええのか分からんわだという質問に対して、ですので、市町村で地域を限定したりとか、年齢を限定したりとか、その対象にクーポンを配りなさいと、接種券配りなさいということを発言されていましたんで、それまで結局我々としては、3月下旬ぐらいには一斉に高齢者向けに接種券を発送して、その上で、ここで集団接種いつ予定していますよ、そして個別接種はいつぐらいからここの病院で相談できますよというようなことをセットで行いたいと思ったんですが、現状ではそれもなかなか難しい状況です。 それで、先ほど大西議員がおっしゃった高齢者の既往症ですが、高齢者の方についてはもちろん優先順位ということで、高齢者の既往症の方を先に打ちなさいというのは、ちょっと私はまだ見ていないんで、その辺は確認させていただきます。それで、高齢者施設については医師会と相談して、施設のほうで接種とか、そういうことも検討して、漏れなくそういう方に御案内できるような対応はしていきたいとは思っております。 ただ、今ちょっと言いましたように、ワクチンが入ってくるかどうか分からない状態で集団接種を組み立てることができるのかというのは、正直不安あります。それで、接種券だけ先に配って、取りあえず4月に1回だけとか2回とか集団接種ができるならば、そのときには、いつ予定していますよと案内だけですが、その後になったら、毎回毎回通知せなあかんのかなという、そういうことで、正直、接種券の発送も、当初の高齢者全体に配るのか、それとも年齢や地域で配布された状況に応じて振り分けするのか、それもこれからちょっとどうしていくのか医師会とも相談しながらさせていただく状態です。 ただ、新宮市では、医師会との協議の中でよく言われる集団接種については、集団接種3割ぐらい、あとかかりつけの病院で7割ぐらい受けていただきたいということをお願いしていますので、そういうふうに高齢者の方で既往症がある方、やっぱり接種についてはかかりつけの先生に相談したいという方は、やはりできればちょっと集団接種よりは時期がずれるかも分かりませんが、個別接種を御検討いただければと思っています。 先日も、なぎ看護学校で医療従事者の接種に関するデモンストレーションを行いましたが、そこでも、ある医療機関の先生がやはり高齢者の皆さんで疾患があってお悩みの方は、やはり個別接種可能ならば、そちらをまず検討していただくのがいいのかなというようなお話もありましたんで、その辺は集団接種とか個別接種があるとかいう情報をできるだけ分かりやすく出していくようにしたいとは思っております。長くなって申し訳ございません。 ◆1番(大西強君)  そやから理屈を先に言うとるやろう。入ってくる量が分からん。入ってくるのは必ず入ってくるんや、割当ては少なくても。だから入ってくる量が少ないだろうと、そうなるとみんなワクチン希望しているのに、高齢者だけ先やるのはどうかという、差別するなと言われるから言うとるんや。そうじゃないでしょうと。理論的に重篤者を出さない、統計上も若い子は軽症で済むのが多いんやだ。重篤者を出さんためには、リスクのある高齢者で既往症を持ったある人があるんで、そのために少ないに入ってきたときに優先的に打つ、それによって市民が不公平感を持たんようにするためには、高齢者で既往症を持ったある人が一番リスクが高い、それをどうするんですかと言ったら、大臣は手を挙げてもらわなあかんと。手を挙げてもらわなあかんから、今のうちから手を挙げる人を特定しておいたら、2箱か3箱が入ったときに、そこへ連絡して、そこから始めたらどうですかと質疑したんや。それには高齢者やったら高齢者全部にワクチン接種のクーポン券全部配ったらええんやけれども、1回で済むから。だけど、高齢者で既往症を持ったある人は、施設に入ったある人とか、病院に通っている人とかが多いだろうと、そうなってくると手を挙げる場所が分からんから、あんたとこで高齢者を特定して、そこへ、例えば往復はがきでやれば、経費かかるでしょうと。そうかといって、それをしたからというて、今言ったように施設に入所したある人ら、はがき届かなんだら知らんやろうから、各施設あるいは民生委員、町内会、老人クラブ、そういうところの力を借りて、高齢者で既往症を持ったある人を今のうちから速やかに特定しといたら、ちょっと入ったときに、一番先に優先的に接種できる、それに対して市民が不公平感を持たんようにしてくれませんかと、今、質疑したんや。 だから、クーポン券配るというのは、もう全国で刷りやる自治体、東京の杉並区か刷りやったわだ。そやけど、そうじゃなくて、商品券を配るらいうことじゃなくて、ワクチンをするんやったらそういう金を接種事業へつぎ込んでくれいうことで質疑しやるんや。そういうきめ細かいことしてな、それで、それは高齢者優遇じゃないですよと。重篤者出したら、それだけ医療の損失やろう。ちゃうか。重篤者出して、医療センターにECMO何台あるんな。そこ使うてしもうたら、若い人がかかって重篤になったときに、そっちの命救えんことになるんやないか。そうすると、仕方ないんや、これは。だから、統計的に、医学的にリスクの多いところ優先すると、そしたら市民は不公平感持たへんやろ。せやんで、新宮市は特別、別の予算使うてでも、4月の終わり頃入ってくる言いやるけれども、今のうちから既往症持ったある人を洗い出す作業をしといてくれませんかと言うたら、ちょっと部長、消極的な意見なんで、どんだけ入ってくるか分からんしと言われると、それはそうやろうけれども、効率ええけれども、きめ細かい行政というのはそうでしょうと、だから手を挙げる人を今から探しといたら、一番先からできるでしょう。ちゃうか。それを頼んでどうですかという、そっちへコロナ対策費使うてくれませんかと聞いたんや。商品券ら後回しや。こっちへつけたらどうないうて言いやる。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  高齢者を優先接種ですけれども、その中でも、大臣言われるように、年齢や地域、そういうような選択して接種いうのは、多分出てくるかと思います。そのときには、なぜこの地域だけ先とか、なぜこの年齢だけ先とか、そういう意味では大西議員おっしゃる既往症も一つの選択肢かとは思います。提案、私は今日いただきましたんで、それについては、そういう提案もあったいうのは、我々も相談はさせていただきますが、どこかで高齢者接種にしても、やっぱりどの方を先に案内を出す、そういうのは出てくるかとは思います。 ◆1番(大西強君)  そやからね、お金かかるんやったら新聞広告でもええわだ。出して、各委員らに。この前の特別委員会何やったっけ。     (発言する者あり) ◆1番(大西強君)  だから、そんな委員、いっぱいおるやん。だからあるから、そこへ頼んでね、だから高齢者で既往症持ったある人で、ワクチンを希望する人は手を挙げてくださいと。それを徹底できんから、いろいろ委員会いっぱいあるんで、各協力求めて、だから高齢者で既往症あっても、ワクチン嫌や言う人もおるんやから、だから希望者を、手を挙げる人を今から把握しといたら、それが500人なのか2,000人なのか分からんわだ、こっちは。分からんけれども、2,000人規模あっても1,000しかワクチン入ってこなんだら漏れるよ。そこら辺は選定するのに、今からしたらどうですかと。ワクチン入ってきてからだと遅いやないか。だから、今からしたらどうなんか聞きやるんや。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  議員おっしゃられることは十分理解しておりますが、現在、国から示されております接種順位、いわゆる1番目に医療従事関係者、2番目に高齢者、3番目に64歳以下の方になってくるんですけれども基礎疾患を有する人、4番目にそれ以外の人という順番で、国のほうで、今の時点では示されております。それで、それに従いまして私どもは準備を現在しております。ただ、国会でいろいろあったということですので、その後、国からいろんな指示、こういう変更になりますという指示が出てくる可能性もありますので、その辺は、県ともきちんと調整しながら、また今日の意見、先ほど部長のほうからもありましたように、県を通じてそういう議会のほうからも話があるということは伝えさせていただいて、私どもは今の準備を粛々と進めていきたいと考えております。 ○議長(久保智敬君)  昼食のため午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午後零時03分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  105ページの子ども医療費助成事業というのなんですけれども、もう少し詳しくちょっと説明していただけますでしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  子ども医療費につきましては、中学生までの子供に対して、通院、入院の医療費の自己負担分を助成するものでございます。 ◆6番(三栗章史君)  これは中学校までですか。小学校まで。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  中学校までです。 ◆6番(三栗章史君)  全ての方対象ということで、よろしいんですね。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  はい、そうです。 ◆6番(三栗章史君)  分かりました。 続きまして、117ページ、生活困窮者自立支援事業についても、ちょっとお伺いしたいんですけれども。内容をちょっと教えていただきたいなと。 ◎福祉課長(中上清之君)  生活困窮者支援事業ですけれども、主に、住宅確保給付金の事業がほぼになっています。 ◆6番(三栗章史君)  ということは、仕事をあっせんするとか、そういうのは、また別の話になってくるわけですか。 ◎福祉課長(中上清之君)  相談内容によっては、就労支援ということで進めますけれども、直接、仕事をあっせんという形には、うちとしてはやっておりません。 ◆6番(三栗章史君)  分かりました。 それと、続きましては、125ページ、17番の新生児臨時特別定額給付金給付事業について、ちょっとお尋ねします。 先ほどの説明で、4月以降で3人の方の予定で15万円というふうに言うておられましたけれども、その後、またそういう子供が生まれた場合は、その都度また増やしていくような形になるんでしょうか。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  この新生児臨時特別定額給付金給付事業につきましては、国の10万円の特別定額給付金漏れる方ということで、その当時、いわゆる1学年ということで、4月1日生まれの方までということになっておりますので、それで、あくまで想定ですが、4月1日で3人を想定して、予算計上を15万円させていただいております。 ◆6番(三栗章史君)  分かりました。ちょっと勘違いしておりましたんで、結構です。ありがとうございました。
    ○議長(久保智敬君)  10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  まず、105ページの子ども医療費助成事業なんですけれども、これはまだ、過疎債に充当しているんですよね。大丈夫なんですよね。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  今のところ、まだ過疎債でしております。 ◆10番(榎本鉄也君)  不安要素とかないですか。過疎債は、こないだ延長になったんでしたっけ。 ◎財政課長(小林広樹君)  旧の過疎法は、令和2年度で失効しますので、新しい過疎法といいますか法律が、10年間ということで、延長になる見込みでございます。 ◆10番(榎本鉄也君)  107ページの子どもの貧困実態調査、これ、昨日質疑して、ここで予算をつけてくれているわけですね。 実態調査というのは、コンサルに委託するんやろうと思うんですけれども、概略でいいんですけれども、どういうような形の調査になるんでしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  今、庁内の会議のほうで進めておりまして、県が実態調査をした調査を基に、対象も同じように5年生、中学生と保護者を対象にというふうに考えております。業者につきましては、コンサルで入札するということで。 ◆10番(榎本鉄也君)  貧困の状態というのが、一般的に言われているのが、絶対的貧困と相対的貧困ということで、絶対的貧困というのは、ちょっと新宮市はないと思うんですけれども、ただコロナ禍の中で本当にそういう実態が出てくるかも分からないし、あと、ただ簡単に相対的貧困、可処分所得の平均の半分とか何とかって、数字のそういう話になっていますけれども、新宮市としての相対的貧困というのは、どの辺のレベルなんかとか、そういうようなものをしっかり明確にしたほうがいいんじゃないかなというふうに思うんです。でないと、本当の新宮市での貧困の子供の実態というのが、浮かび上がってこないんじゃないかなというように思うんですけれども、そこら辺の議論というのは、その中でやっているんですか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  相対的貧困の議論をする場合、確かに、一つの数字というのを設けることも検討はすべきかなと思っています。ただ、今のところは、庁内で関係ある課、子供に関する課、福祉、そしてもちろん教育もですが、就労の担当課、そういうところも踏まえて、先ほど課長申しました県の調査がありましたので、それを新宮市に当てはめた場合、さらにこういうことを聞いたらどうだ、こういうことは手を加えたらどうかという、そういうようなことは、今年度は調査は中止になりましたが、議論は進めておりますので、今、議員が指摘あった一番早い、分かりやすいのは、所得のあたりとか、ただ所得といってもいろんな中身も含めた、そういうところも、今後メンバーで、また所得の見方とかそういうものも、税務課とかも伺いながら、今の御意見も踏まえて、あと、また議論はさせていただきたいと思います。 ◆10番(榎本鉄也君)  ぜひ、あと、教育委員会との連携も要ると思うんです。要支援の児童とか、そういうところの実態も、やっぱりしっかり調査していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 あと、さっきも出ましたけれども、117ページの生活困窮者自立支援事業ということなんですけれども、これは、窓口をつくっているという形になるんでしたか。どんな体制でやっているんでしたっけ。こちらからアウトリーチというのか、こちらから働きかけるとか、そういうのではないんですよね。 ◎福祉課長(中上清之君)  窓口は、一応福祉課に設けております。そして、アウトリーチ等については、隣保館等を含めて出先機関のほうへも出向いて、情報交換しながらやっているところでございます。 ◆10番(榎本鉄也君)  分かりました。 もうちょっと素朴な疑問ですけれども、その次の118ページの扶助費、生活保護のあれなんですけれども、前年に比べて下がっているんですけれども、減額予算になっているんですけれども、これはどういう。 ◎福祉課長(中上清之君)  年度によってばらつきはあるんですけれども、特に、扶助費については医療扶助、1人、2人の方が大病したときに大きく増減したりするということもありますので、前年度の実績を見ながら予算を計上しております。 ◆10番(榎本鉄也君)  そうですか。前年度に比べて3,500万円ぐらい減額になっているので、何か大きな医療扶助の見通しというか、それがあったんかなとか思ったんですけれども。 ◎福祉課長(中上清之君)  それぞれ被保護世帯員の健康状態を常にチェックしております。そんな中で、予測ではないですけれども、もし、この方が大病になった場合に、医療費がすごく膨らむということも想定しながら予算を計上しているところでございます。 ◆10番(榎本鉄也君)  最後に、127ページのコロナワクチンの事業なんですけれども、これは、ここに計上されている9,380万円、ともかく、全額国庫負担ですよね。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  10分の10の国の負担になっております。 ◆10番(榎本鉄也君)  コロナに関しては、各自治体からの持ち出しというか支出というのは、ワクチンに関しては発生しないんですよね。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  今のところ考えているのでは、全て国で賄っていただけると考えておりますが、今後、ワクチン接種については、新宮市はじめ、全ての市町村が初めての対応の事業ということで、今後どういうような必要な関係するところが出てくるかも分かりませんので、その辺が、国の対象になるのかならないのかも含めて、そういうときは、県を通じていろいろと相談していくというふうなことになっております。 ◆10番(榎本鉄也君)  分かりました。 その下に、新型コロナワクチン接種の委託料になっていますけれども、委託先は、これ、どこになるんでしたっけ。医師会か。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  これは、医師会を想定します。 ◆10番(榎本鉄也君)  分かりました。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  89ページの説明欄9番の社会福祉施設長寿命化計画が18施設とあるんですが、この健康長寿課所管の18施設とは、主にどういったものがあるのでしょうか。 ◎福祉課長(中上清之君)  18施設については、健康福祉部全体での施設数でありまして、くろしお児童館であったり、蓬莱保育所、また老人憩いの家福寿園であったり、福祉センター、盲人会館等が含まれております。 ◆4番(上田勝之君)  老人憩いの家等々は、かなりの経年もしている中で、これまでの経過を見ると、やはり地域の会館としての利用というような目的も多いんじゃないかと思われるんですけれども、これらも併せて長寿命化計画を策定していくということなんですね。 ◎福祉課長(中上清之君)  施設のまず現状を把握しまして、必要な点検箇所、また修繕計画を明確にするということで、長寿命化を図るということであります。 また、中長期的な維持管理、トータルコストの軽減、予算の平準化を実現することが目的であります。 ◆4番(上田勝之君)  続いて、107ページに、先ほど来お尋ねの子どもの貧困対策実態調査についてなんですが、これは、独り親、二人親等々は関係なく、所得、収入の状況、どういったようなことを調査されるのか。先ほど、絶対的貧困と相対的貧困というようなお話がございましたが。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  今のところ考えておるのは、県が実施した調査アンケートを基礎にしていますので、今、塾に行っているかとか、そういう細かいところまで聞くアンケートを考えております。 ◆4番(上田勝之君)  例えば、収入階層であるとか所得階層というようなことの一定の区分けといいますか、そういったようなことは、どのラインで引かれるのか。貧困であるか貧困でないかということは。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  収入については、今のところ、問いかけはちょっと検討はしていないです。先ほどの話もありますので、その辺はどういう扱いをするか、また検討はさせていただきます。 ◆4番(上田勝之君)  先ほど、答弁の中で、所得というお話があったんですけれども、いわゆる、独り親世帯の子供たちと共に多子世帯、こうなってくると、やはり、いわゆる所得としては、当然ながら、控除対象も増えますし、そういったところで、多子世帯ということも非常に念頭に置いていただきたいなと思うので、その辺をよろしくお願いしておきます。 127ページの新型コロナウイルスのワクチン接種についてなんですけれども、これも、午前中来いろいろ質疑が続いておりますけれども、この中で、アウトソーシングの業務委託料というのは、これはどういったことをされるのか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  これは、コールセンターを予定しております。 今回のワクチン接種は、以前もお話しさせていただいたんですが、1、2週間前に予約していただかないといけないということですので、国がそういう。ですので、コールセンターを設置して、もちろん相談もお受けしますが、コールセンターにワクチン集団接種の申込みをしていただいて、そこで受付をしていただくと。 今後、会場を密にしないということになってくれば、例えば、まだそこまでは想定していませんが、接種時間によって人数を制限したりとかそういうことも含めてコールセンターで対応していきたいと思っています。 ◆4番(上田勝之君)  これも午前中の質疑等々でございまして、不確定要素が非常に強い中で計画を立てていかなければならないところで、そういったような予約制を取っていく、それも確実に入ってくる量が決まってからのことになる。ただ、それを午前中の質疑の中では、事前に準備をしておくことはできないのかというようなお話であったかと思うんですけれども、そういったところを、ぜひ御検討いただきたいと思います。 139ページ、クリーンセンター長寿命化事業についてお尋ねをしたいと思います。 クリーンセンターの長寿命化を図られる改修事業ということで、これは何か年かでされるんでしょうか。もしくは単年度でしょうか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  建設以来、長期にわたって、運転中はずっと点検を、長寿命化計画をやっていくという形になります。 ◆4番(上田勝之君)  これは、ちなみに平年の改修事業とは違って、大規模改修を行うということですよね。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  例年、年に2回定期点検を行っているんですけれども、コロナ禍で、経年劣化等によりまして改修が必要な機器につきまして、特に高額な機器につきまして、改修を行うという事業でございます。 ◆4番(上田勝之君)  それが、今年特に大規模改修を行うということですね。そういう理解でよろしいでしょうか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  例年、維持管理経費の中で同様の事業を行っていたんですけれども、今回の財政課との協議によりまして、中で、特に高額なものにつきまして、また過疎債の対象になるものにつきまして、長寿命化事業ということで、新規事業を起こしましょうという話になりまして、今回こういう形で計上させていただきました。 ◆4番(上田勝之君)  分かりました。 ○議長(久保智敬君)  13番、松本議員。 ◆13番(松本光生君)  簡単に。105ページの紀南学園事務組合負担金と出ているんですけれども、ちょっと別のあれで。 これ以前から、建て替え問題が出ていたと思うんですけれども、もし参考的にちょっと、その方向はどのようになっているのか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  紀南学園の建て替えにつきましては、補助金の関係で、今、一部事務組合が要綱の中に入っていないということで、国のほうで。それを交付金をもらわないとちょっと厳しいということで、今、県のほうを通じまして、国のほうに、一部事務組合を要綱の中に補助のもらう対象に入れていただけるよう要望をしているところでございます。 ◆13番(松本光生君)  ぜひとも早急に近隣の事務組合と話して、その方向でよろしくお願いします。 それから、121ページの災害見舞金ですけれども、これ、今、床上床下によって見舞金の格差があるんですか。災害見舞金の上下、床上床下によって見舞金の格差がなっているんですね。床上は幾らとか、そんなんじゃないんですか、見舞金の中身は。 ◎福祉課長(中上清之君)  それぞれ金額が違います。全壊、全焼、流失については5万円。半壊、半焼については3万円、あと床上浸水2万円、死者が出た場合は5万円、重症者が2万円、水損が2万円となっております。 ◆13番(松本光生君)  これは、しばらく変わっていないんですね。予算要求あれば、またよろしくお願いします。ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  ほかの同僚議員が皆さん質疑していただいていますので、しつこいことは言いませんので。 いつも例年ごとに申し上げています、89ページでございます。 新宮市社会福祉協議会補助金4,768万5,000円ということで、市民の方からもいろんな方の話入ってくるんですが、それに対して私もお答えしていますけれども、普通の介護施設、新宮で大体45か所から50か所あるということをお聞きしています。この方々は、ほとんどは介護のあれでやっています。 ただ、社会福祉協議会というのは、介護保険に関わるお仕事をしていますが、また一つ新宮市と一緒になって社会福祉の仕事をされています。これ知らない方もたくさんおるんですよ。私は、だから4,768万5,000円、毎年3月に社会福祉協議会に、これ補助を出しているのは、市がしなければならない仕事をやっていただいているということなんです。 さて、そこで、今まで社会福祉協議会で、補助金の中でお聞きしたいんですが、ここしか聞けません。これはあくまでも任意団体ですからね。健康福祉部長と福祉課長が出席されていますんですね。新宮市の職員としては。そこの理事か何か入っているんやね。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  私が理事、そして福祉課長と健康長寿課長が評議員となっています。 ◆15番(福田讓君)  だから、我々議員は入っていませんから、今、田中部長を先頭に2人入っているか、3人ですか。だからこれは、あくまでもここで質疑できるのは、そこに入っている方しか知らないことなんでお聞きしたいんですけれども、以前、市の職員の退職された方が、社会福祉協議会のほうへ出向というんですか、私知らなかったんだけれども、私が知っている限りでしたら、昔、上仲参朗さんという方も行っていました。その後でもずっと市の職員の部長クラスの方か課長経験者の方々が出向して行かれていたんですけれども、いっとき社会福祉協議会も黒字になって、いろんな事業を始められたということで。なかなか順調に行ったことはいいんですが、これも、ほかの事業者も40か所から50ぐらいの福祉事業じゃなしに介護やっていって、なかなか競争やっていますね。いっとき私もこういう話がありました。もっと社会福祉協議会に対して補助を出してほしいと、そういう話も耳に入ってきましたけれども、私は、これは、一般社会福祉事業に対してしているだけですから、そういうことはする必要ないと言ったことあるんですけれども、ほかの事業所怒ってきますわね。しかし、ほかの事業者の方は、市の仕事をしなければならない福祉事業をやっていたわけでしょう。 それで、今、部長にお聞きしたいんですけれども、これも3月で一応、社会福祉協議会も同じように新年度に入りますけれども、そのあたり、補助金出すことですからお聞きしますよ。だから、そこに入っている理事の中で、あそこの社会福祉協議会の中の役員じゃなしに、そういう私から言わせたら出向みたいな形で、私の求めているのは、社会福祉協議会と新宮市ががっちり手を結んでいかなきゃならないと私は思っています。だから質疑ですから。市の職員の出向とかいうのは、そういう話はないんですか。 ◎市長(田岡実千年君)  特にございません。 ◆15番(福田讓君)  そうしたら、一応やっぱり役員だけが入っているだけやね。そういうことで理解したらよろしいですか。 ◎市長(田岡実千年君)  はい、そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  私も市民の方が勘違いされるのは、そこがあるんです。社会福祉をやっているから補助金を出しているんですよということを常々言っています。よく頑張っていただいてますので、市民のために。私はそれに感謝していますから、何も質疑することありませんが、一応この4,700万円が、うちの一般財源から入るということなんで、お互いが手を結んできちっと市民のために働いていただけることを常に思っていますし、やっていただいていると思っています。熊野川町なんかすごく頑張っていただいていますし。それについてちょっとお聞きしました。 以上です。 次は、91ページ、自動車改造等扶助費って、金額的に20万円なんですが、これについてちょっと御説明をお願いしたいんですが。私お聞きしたいのは、今、福祉の方で障害者の方が、いろんなハンドルでも一つで右手でできるような形のそういうこともやっていますし、そういうことに対する補助なんでしょうか。 ◎福祉課長(中上清之君)  今、議員おっしゃっていただいたそのものでありまして、障害等になった場合に、自動車の改良に使う補助金というふうになっております。 ◆15番(福田讓君)  大体どうでしょうか、この20万円といったら、かなり1人ぐらいかなと私は想像するんですが、いかがでしょうか。もっとそういう身体障害者の御不自由な方に、今、車で出られる方がたくさんいらっしゃるんですけれども、20万円じゃちょっと、これ質疑ですから、いかがなんかなと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。 ◎福祉課長(中上清之君)  自動車改良については、多額の費用がかかるということも承知しております。その中で、20万円というのが少額であるというのは承知しているところでございます。 実績としましても、ここ近年はございません。相談については、1件相談いただいているところでございます。 ◆15番(福田讓君)  課長のお答えで、それほど不自由になっていないということで結構ですので。ちょっとそれを質疑させていただきました。 そして、95ページに、先ほど財政課長から御説明いただいたんですが、訪問入浴サービス事業いうて、新たに始めたということを話聞いたんですけれども、今までこれはなかったんですか。 ◎福祉課長(中上清之君)  以前、社会福祉協議会のほうで訪問入浴サービスというのをやっておりましたけれども、財政の都合上で廃止というふうになりました。 今回、福祉課で新規事業で立ち上げました訪問入浴事業ですけれども、今回は、取りあえず医療的ケア児を対象ということで、ゼロ歳から18歳未満の方を対象に、この訪問入浴事業を始めていきたいというところであります。 ◆15番(福田讓君)  私、高齢者の方だと思っていたんですよ。だから、今まで高齢者の方、市内を走っていましたら、来て風呂入れていただいていましたんで、何で新しくなった。年齢が変わってきた方の、今度これもやっていただける。ほんで、高齢者のやっていましたね、大体今まで過去。それは、もうするところがなくなったということですか。まずお聞きしたいんですが。 ◎福祉課長(中上清之君)  社会福祉協議会でやっておりました訪問入浴サービスが、廃止になったということであります。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、それをやっていただけるところの事業所というのは、もう、高齢者の方もなくなってしまったということなんですか。今まで、社会福祉協議会がやっていただいていることに関しては、ちょっと御不自由なことになってきたということで、今、課長からお聞きしたら、今度はゼロ歳から18歳までの方ということなんで、高齢者の看護、これ、看護師つきなんですね。看護師がなかったら駄目なんですね。だから、高齢者の方はどうなるのかなと思って、お聞きしたいんですけれども。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  議員おっしゃっている高齢者の方対象というのは、介護保険事業サービスの中で、新しく立ち上げられた訪問入浴サービスの事業所を使うことは可能でございます。 ◆15番(福田讓君)  いや、だから、私分からんから質疑しやるんやけれども、高齢者のするところがなくなってしまったんでしょう。ほいで、今度はゼロ歳から18歳の方が事業を始めると聞いたから、ほんだら、高齢者の方はどうなるんでしょうかということを質疑しているんですよ。分かっていただけますか、質疑の内容。結局、もう一度聞きますけれども。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  健康長寿課のほうの予算でも、特に高齢者の入浴サービスという予算は、今まで計上しておりませんでした。ただ、介護保険事業のほうで、そういう必要のある方は、それを使ってサービスを受けておられた。社会福祉協議会が事業をやめてからは、そこをお願いするところがなかったんですが、新規事業で立ち上げられたところを、介護保険事業を使ってサービスを受けることは可能です。 ◆15番(福田讓君)  ゼロ歳から18歳とおっしゃいましたね。ほんだら、高齢者のこともしていただけるということやね。分かっていただけますか。質疑ですからね。分からないから聞いているんです。我がの意見言っているんじゃないです。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  高齢者の方、65歳以上の方につきましては、介護認定を受けられた方は、介護保険事業のほうで適用が可能でありますので、一般会計予算からの補助金というところは、議員おっしゃっていただきましたので、一度課のほうでは協議いたしますが、介護保険事業のほうで使えます。 ◆15番(福田讓君)  新しくされた方にありがたいですよ、これ、ゼロ歳から18歳やろう。ところが、高齢者がなくなったということは、私の質疑をよく聞いてくださいよ。今までのパンフレット、訪問介護でお風呂のサービス、パンフレット出しているでしょう。私見ていますから。それが今も、新宮市で発行している介護のパンフレットの中にあるでしょう。訪問看護のお風呂のあれ。パンフレット見たら分かるでしょう、それ。質疑の内容、分からないから聞いておるんよ。質疑ですから。 だから、もう一度言いますよ。社会福祉協議会が、今までしやったんがなくなったと言っていましたね。そしたら、それを誰かがする人が別にあったらできるんでしょうかということを聞いたんです。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  はい、できます。 ◆15番(福田讓君)  できるけれども、今のところあるんですか。ほかの業者でも。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  ほかの民間業者の方が始められました。 ◆15番(福田讓君)  それは、ゼロ歳から18歳って、さっき答弁あったから。ゼロ歳から18歳までの方で新しく始めたと言ったでしょう。ほいだら、65歳の人は誰が、このゼロ歳から18歳の方もやっていただけるんですかと聞いているんです。そしたら、どんなんです。ほんだら、介護保険やとか言うさかい。ゼロ歳から18歳といったら介護保険じゃ違うんでしょう。ちょっと私に分かりにくいから説明してくださいと質疑したんです。しつこいこと言って周りに申し訳ないんですけれども。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  65歳以上の方もしてもらうことができます。 ◆15番(福田讓君)  その方は介護保険の1割負担とかいうのはできるんでしょう。今回のゼロ歳から18歳というのは、介護保険じゃなしに福祉のほうでやっていただけるから実費なんですか。そこらあたりしっかりしてくださいよ。何も難しいことを言っているわけじゃないんですよ。ゼロ歳から18歳いうたら介護保険を利用できないから、疑義があるから質疑している。 ◎福祉課長(中上清之君)  今回、福祉課サイドで、医療的ケア児訪問入浴サービス事業ということで、費用については1割負担ということになっております。 ◆15番(福田讓君)  ほいだら、ゼロ歳から18歳もできるんやね。そうやったらありがたいですよ。それ言うてもろたらいいんやけれども、介護と私勘違いしたあたんや。ほいだら、今度のが1割でいけるんやね。私は10割負担するんか思って心配してね。ほいで、新しく始めたといって言ったから。できたいうことやさか。分かりました。すみません。 ほいだら、次いきます。 続いて、シルバー人材センターの運営費補助金という形で、97ページにございます。 これについて、これは年に1回、先ほどの社会福祉協議会に対する4,700万円と同じように、この運営の補助に対して出しているんですね。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  はい、そのとおりです。 ◆15番(福田讓君)  今、社会福祉協議会のメンバーとして、田中部長と誰か課長が、そこへ出席されているけれども、シルバー人材センターも、うちがこれだけの1,200万円を補助出していますが、そこにうちの役員か誰かが行かれているんでしょうか。理事とかね。シルバー人材センターの構成というのは、私も詳しいことは分かりません。私がよく見るのは、紀南新聞に、そこの理事長が交代になったとか、そういう話はよく聞きます。ただ、うちの補助金を出している以上、うちも役員の方も誰か行っていらっしゃるのかということをお聞きしたいんです。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  健康長寿課の主幹が理事として参加しております。 ◆15番(福田讓君)  誰。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  萩原主幹でございます。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。 それから、先ほど同僚議員がおっしゃっていました紀南学園の、これ以前から要望もあったし、もう何年もなるんですよ。 これ、前から市長の思いもあって、今さら、また和歌山県へ、同僚議員の質疑の中で、国の補助をしていなかった。こんだけ新聞でも新しくということで、市長の思いで、ここ、田岡市長がここのトップですから。あっこも古いですし、早く変えてほしいと。私もこれ何年もなりますけれども、国の補助を出すのを忘れてたん。 ◎市長(田岡実千年君)  この児童養護施設、一部事務組合で運営しているというのは、大変レアケースでありまして、全国で2か所しかないということで、補助の要綱、制度の中に、一部事務組合が入っておりませんでした。 そういう中で、今、県議会議員にもお力をいただきながら、それ、解決すべくやっているところでありますので、できるだけ予定どおり完成できるように、今後進めていきたいというふうに思っております。 ◆15番(福田讓君)  私も、これ、待ち遠しいと思っていたんです。そしたら、これ、市長の思いで、前からも市長もおっしゃっていましたし。それで、同僚議員から聞いたら一部事務組合、田辺市も入っているね。これ田辺市、新宮市、ほんで近隣町村でしょう。ほいで、トップがうちの田岡市長である。それが今、市長の御答弁では、結局事務方として、そういう形できちっとされていたら、もっと早くできていなかったんでしょうか。ちょっとそこあたり、私、疑問の点があるからお聞きしたわけです。かなり前からやっていましたよ、これ。市長だって忙しいんですよね、これ。これだけやっているわけじゃないから。事務方がしっかりとそういうことを早く進めていなかったら、もうできていたんじゃないと。遅いな遅いなと思いよったんです。 ということで、別にやっていただくのは早くやっていただきたいしね。だから、今、市長も県議会議員の力と言いやったけれども、市長もトップでいろんなコロナの問題とか忙しいんで、事務方もしっかりしてもらわな私は困ると思いますよ。早急にやっていただくように、これ、お願いじゃない、質疑ですから。よろしくということで。 それで、今度は109ページです。 私立保育所運営費、そして私立認定こども園運営費と、いろんなのありますね。これ、7億円という大きな金額も負担できているんですが、私立の保育園と認定園、今、何件あるんですか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  令和3年度で、マリア保育園が認定こども園になりますので、私立保育園としては1園、認定こども園といたしましては7園となっております。 ◆15番(福田讓君)  そしたら、認定に切り替えるということは、詳しいことは教育民生委員の方は、ここの議員の皆が詳しいけれども、認定こども園にしたほうが子供たちにとってもプラスになるし、同じ保育所でも違うんでしょう。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  普通のというか、保育所につきましては、保育所だけということなんですけれども、認定こども園になりましたら、幼稚園部門の1号認定ということで、仕事をしてなくても行けるという部門も一緒に、その保育所の中でありますので、例えば、働いていなくて1号のほうに入所していても、働くようになったので、保育所のほうに移るというメリットがあります。 ◆15番(福田讓君)  どっちかというたら、皆認定にしたほうが保護者にとってもプラスになるんと違うの。だから、そういう私は考え持つんですけれども、どうなんでしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  そういう考えもありますが、新宮市においては丹鶴幼稚園もございますので、そこら辺は保育園によって。 ◆15番(福田讓君)  新宮市の場合は幼稚園かな、これはそういうことであるから、私としては、保護者にとっても有利になるほうがいいんじゃないかと、私はお聞きしているわけなんです。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  確かに、保護者にとりましたら、先ほど申し上げましたように、一つの園で幼稚園部門から保育所の部門とかというふうに、別のところに行かなくても行けるのでいいかなというふうには思っています。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。私は総務建設委員会ですから、教育民生委員会の方よく御存じだと思うけれども、なるべく保護者の方が、メリットあるようにしておいたほうがいいと思って質疑しているんです。ごめん、失礼しました。 123ページでございます。 在宅当番・救急の500万円、これ、前日の補正でも出ていましたが、医師会の先生方が、土曜日に、こうして紀南新聞に載っております。熊野新聞に載っております。誰々医院が担当していたか。こういうことに対しての補助金ですね。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  いわゆる日曜日、祝日、年末年始の一次救急医を新宮市医師会に委託しております委託料となります。 ◆15番(福田讓君)  一応日曜日で、救急の場合は医療センターに行っていただいたらありがたいんです。分かりました。 131ページでございます。 公衆浴場ができてから市民の皆様方にも、お風呂の設置されてない市民の方が、大変喜んでいただいておることは、私もよく存じております。 現在、公衆浴場、阿須賀で運営していただいています。これは、うちが直営で運営されているとお聞きしております。今の必要経費と、大体御入浴者の方々の比率でいけば、どのような状態か教えていただきたいと思います。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  議員おっしゃる、なぎの湯なんですけれども、令和元年度の実績でいきますと、歳出としまして運営費、これが1,530万円ほどかかっております。 それから、歳入としましては、入浴料、それから物品の売上等を含めて700万円程度。なので、800万円ぐらいの赤字という形で運営しております。施設自体が、かなり老朽化もしておりますので、設備のほうにもかなり費用がかかっているという現状がございます。それで、大体1日の平均の入浴者ですけれども、大体56人ぐらい。これをずっと推移しているような状況でございます。 ◆15番(福田讓君)  市営住宅に入っている方でも、自力で市営住宅の中に浴場を造られる方もありますし、所得の少ない方でしたら、なかなかそれもできないという形になっていますんで、こうして公衆浴場をしていただくことは、私も以前はたくさんあったんですけれども、市内には。なかなか経営的に厳しくなってきて、最後は市がやっていただいている。これは、市民の福祉の向上にとっては本当にありがたいんです。いろんな声もありましたですけれども。公衆という形の、やっぱり清潔にしていただけることもありがたいですし。ただ、700万円という売上げと800万円の差。800万円ぐらい、大体市の持ち出しということで、分かりました。 それから、市営墓地の維持管理等についてお聞きいたします。 課長も既に御承知と思いますが、私、市議会議員になって14年ですが、ある方から御相談があって、遠い話で4、5年以上前ですが、大浜の墓地へ行ったんです。そしたら、大浜の墓地、王子町と言うんですね、あそこに公衆トイレもありますし美しいですけれども、墓から墓へ行くのに、隣の墓を失礼ですけれども、そこを通っていかなければならない。足で踏んでいかなければならない状態だったんです。そして、それから私、市の、今、竹田課長がここの管理責任者となっていると思うんで、その以前のあれから私、担当の課長の皆さんに、いつも提言をさせていただいたんですが、まず一つ、市民の方、今でも、あれは買うたんだと言っているんです。俺の権利だと言う人もおるんです。違いますよと。永代と広報にも載っているとおり、使用料を永代で使わなくなるまでは、借りる権利を、それを納めるだけですと言っている。なかなか分からん人、今でもあるんですよ。だから、新宮市の墓地買うたと言っているけれども、民間墓地と勘違いされている方もいらっしゃいます。だから私は、当時の課長にも申し上げました。やはり、これ、きちっとしてやっていただきたいし、まず一つ、墓地を返す。返すということは、墓石も撤去される。そして、その撤去費用は自分で持たなければならないんですかと聞いたら、課長はそのとおりだと。ところが、1代、2代続いて、大阪、東京遠方へ行ってしまっている方がある。だから、本当に職員の皆さんえらいんですよね、これ、維持管理。どこにその方の身内がおるか分からないような状態を、これからは、きちっと今までよりも厳しくしていただきたいと、そう申し上げました。そして、永代というのは、貸しているから転売できませんしね。なおかつ、単に貸すこともできない。 だから、まず一つ、これ今課長に質疑しますが、墓地を返していただいている方の次の方に、使用させていただきたい方がたくさんありますね。特によく載っていますね、広報に。永代供養申込みとありますね。だから、そのときに、規則をもっと厳しくしていただきたい。そして、まず通り場50センチの道を造ったらどうですかと言ったことがあります。だから、維持管理するのに予算入っていますから、これからこういうことをやっぱり厳しくして、罰則規定というんじゃないんですが、そのあたりも、返すときはきちっと確約とか、そんなんも取っているんでしょうか、今。きちっと返して墓石は自分で撤去しなさい。撤去したら、必ず性根抜きいうて、和尚さんに拝んでもらわなあかないの。なおかつ、墓石を取るために、あんな80キロも90キロの墓石ら、とてもじゃないけど持てんから専門家にやっています。そういった規則をつくって、今やっていただいていると思うんですが、そのあたりどうなんでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  議員おっしゃるように、永代使用権、これを所有権とちょっと誤った市民の皆様もいらっしゃるかとは思うんですけれども、区画を使用するための権利ということで、市は購入の使用料を頂いております。許可を与えるに当たって、説明も当然させていただきます。そのときに、譲渡の禁止であるとか、使用権の継承、返還についても届出が必要だということは、説明の中でさせていただいておりますし、許可書の中にも記載はさせていただいているところでございますけれども、今後も、もっとより一層、その辺周知させていただこうかと思っております。 ◆15番(福田讓君)  だから、周知していただくことは本当にありがたいんですが、これに違反して、ほいで、どこぞ行ってしまったとか、墓石も撤去してくれんようになったときは、市が全部費用を持ちます。代執行と同じですよ。それだけのやっぱり厳しくうちが、ほかに貸していただきたい方がたくさんおるということをよく聞くんですよね。だから、そのあたりも、竹田課長まだ就任して間もないんですから、どんどんやっぱり厳しくして、市民の方に広報してやっていただきたい。それだけですけれども、よろしくお願いします。 それで、墓地の清掃委託料というのは130万円ありますが、これは、うちの計上していますね。この墓地というのは、南谷と大浜の墓地の委託、これ、清掃委託料とは、どういうことかお聞きしたいんですが。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  これに関しましては、一般廃棄物、墓地に来たときに出るごみですね。そのごみの収集の委託ということで計上させていただいております。 ◆15番(福田讓君)  昨今も南谷墓地へちょっと行ってきたんです。私の知った人があってね、そこのところの墓が今度あるんやということで。やっぱり木の葉とかあれが多いですね。そのあたり費用もかかりますし、その費用のための委託料ということですね。 一般の方は、大浜の方で私の知人なんかは、1年に1回掃除してくれと大阪におりますけれども、シルバー人材センターへ頼んで年間で幾らとやっていますけれども。これはうちの墓地の清掃ということですね。廃棄物とかそういうことですね。分かりました。 先ほども同僚議員もおっしゃっておりましたように、クリーンセンターも、これはもうできて、かなりになりますね。今何年になりますでしょうか。
    クリーンセンター長(池ノ本要一君)  18年経過いたしました。 ◆15番(福田讓君)  18年ですね。もうそろそろ、かなり傷みもひどくなって。 今、私の知っている情報では、新宮市は1基だけなんですよね、炉は。2基ですか。そしたら2基があるということは、1基は休ませても、あとの半部で、それを運用できるという形なんですね。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  1基24.5トンの炉が2基あるんですけれども、ごみの持込みが大体1日に40トンございますので、2基運転しないと回っていかないという形です。 ◆15番(福田讓君)  大変ですね。両方とも炉の傷みが出てくる。そのあたりは、今課長がおっしゃったように、上手に運営してやっておる。新宮市は人口が多いですから。いっとき那智勝浦町まで持っていったこともあったし、大災害のときね。これから保守もして、今回こうして保守は7,200万円出していただいていますけれども、これはあくまでも一時的な保守と思うんですけれども。18年たったらかなり傷んでいると思いますんで、今後これをどうしていくかということは、これは、トップである市長と考えることであると思いますが、そこで働いている皆さんにとっては、まだ、この炉はどうでしょうか。何年ぐらいいけると思いますか。お聞きしたいんですけれども。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  数年前なんですけれども、点検していただいたときに、あと15年程度は大丈夫だろうという話をいただいております。 ◆15番(福田讓君)  15年もいけますか。それは両方上手に稼働して、傷みを、少ないところを先に使いながら交互にやっていくことで、15年いけますか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  計画的に修繕を行いながら15年運転させていただくということになります。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。課長のおっしゃるとおり、やっぱり燃えることですから炉も傷みますんで、将来的に、これも広域的に、先日も南清園の会議がありまして、那智勝浦町の町長も御出席いただきまして、今度、火葬場へ加入をしていただきました。 そのような形で、新宮市で独自でこれやってきたんですけれども、これからも、やっぱりそういう広域的なことも、これはトップの市長が考えることなんですが、私らも、そういう形でやっていかなきゃならない時代が来るんじゃないかなと、私はそう思っています。 一応、今課長の御答弁では、まだ修理というんですか、補修をしていたら15年もつということでお聞きしました。ありがとうございました。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  97ページなんですけれども、老人クラブ補助金、老人クラブ活動支援事業、ここで二つ続けて。 新宮市の人口のうち、約1万1,000人が65歳以上の高齢者になり、この老人クラブとか活動支援事業、こういう事業には結構予算をもっと増やすべきではないかなと思うんですけれども、どういったことをなされていますか。ざっくりで結構です。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  老人クラブ補助金でございますが、こちらは合計41の活動クラブがございまして、そちらに対する補助金となってございます。それぞれクラブの活動の中では、レクリエーションを行ったり、健康増進の奉仕活動等、そういうことを行ってもらっております。 ◆11番(竹内弥生君)  41クラブもある中で、3分の1を占める高齢者の割合で、そして人生100年という健康長寿を目指す新宮市としては、もう少し予算をつけてあげてもいいんじゃないかなと、ちょっと提言いたしておきます。 それと、シルバー人材センターの運営費の補助金なんですけれども、これはどういった、中身は。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  こちら1,200万円は、まさしくシルバー人材センターの運営に係る補助金となってございます。同額を国のほうからもシルバー人材センター受けておりまして、活動を支える人件費が主なものとなってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  人件費でしたら、何名ほど、これはここに登録していらっしゃるんでしょうか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  職員人件費でございますが、その人件費は……。 ◆11番(竹内弥生君)  シルバー人材センターに入っている登録者数ですよ。シルバー人材センターの中の職員という形になるんでしょうか。シルバー人材センターには、何名ほど登録されているのかなとお聞きしたいんですけれども。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  会員数でございますが、平成31年度の時点では311名となってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  そしたら、今この1,200万円、これはそこの会員の方の人件費になるということでしょうか。職員、事務員の。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  会員はそこに登録されまして、そこのニーズがある仕事に会員は従事されるというところですけれども、仕事のマッチングとか事務担当する者とか、そういう職員の人件費になってございまして、職員3名、理事長1人、嘱託職員2名となってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  シルバー人材の会員になられている方が、もう少しマッチしたようなところに行きたいとかいう声も、結構聞くんです。 それで、シルバー人材センターに会員になって働いていくということは、高齢者になっても働いていけるという。人生の、働けるってすばらしいことじゃないですか。その中で、新宮市3分の1の人口がある高齢者の中で311人しか会員数がない。311人のマッチング、その仕事の内容と事務の給料だけで1,200万円。その1,200万円の補助を出している以上は、最後の働く場所だと思うんです、人生の中で、このシルバー人材は。そちらのほうにもっと働きたい方もいらっしゃいますし、広告宣伝入っていただきたい。働いていることというのは、割と健康寿命につながると思うので、そういったところをちょっと工夫していただきたいと思いますけれども。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  議員のおっしゃるとおり、シルバー人材センターと一緒になって、高齢者の働く人数を増やしていきたいと思います。 ちなみに、平成31年度の就業率は74.1%でございました。 ◆11番(竹内弥生君)  311人、411人やったっけ。70、就業率の中のですか。稼働率か。これ、結構細かい仕事をしてもらうのをシルバー人材に頼みたいなという市民の方もいらっしゃるので、よろしくお願いいたします。 次に、107ページなんですけれども、これは、もう先輩議員たちが一生懸命取り組んでいらっしゃる同じことの繰り返しになるんですが、子どもの貧困対策実態調査業務。これ、中身ちょっと分からないんです。県の委託業者に基づいて県に、先ほど榎本議員おっしゃっていたように、絶対的貧困と相対的貧困、それと上田議員おっしゃったような新宮市のレベルについての、ある程度の実態がつかめていないのに、今から協議していくではなく、貧困というのが、一番子供の教育にとって、大人になってからの人格をつくっていく過程だと思うので、そこを、貧困調査をすることに当たってどういったことが核で、どこを目的というか線引きをして、貧困としていくかということを、ちょっと、今、先輩議員は多分優しく言われていたんですけれども、私はちょっと分からないんですが、これは毎年行っているわけですよね。その中で、大体の数字的な貧困ということが、今のところの現状なんでしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  どのレベルで貧困というのは、県が実施した調査によりましたら、所得に応じて3段階に分けていまして、238万円を基準にして、上下で貧困であるか、普通であるか、裕福であるかというような3段階に分けております。これを基準にして、新宮市では、どのような段階で貧困とするのかというところは、今後もう少し庁内の関係者、関係機関で協議していきたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。じゃ、数字で3段階に分けていくことプラス外側からの背景と申しますか、調査の委託業者が専門であると思いますので、外側の背景を見て、いろんな形で決定していくということになるんですね。 次ですけれども、123ページ、不妊治療助成扶助費と特定不妊治療助成扶助費。これは、どういった違いなんでしょうか。不妊治療と特定。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  一般不妊治療につきましては、不妊に悩む夫婦に対して、不妊治療に要する費用の一部を負担する制度となっておりまして、特定不妊治療につきましては、いわゆる体外受精等の不妊治療に要する費用の一部を助成するものとなっております。 ◆11番(竹内弥生君)  私の親族で、今まさに続行中の不妊治療を行っている者がいるんですけれども、痛いわお金はかかるわ、相当な精神的な苦しみの中、40歳も近くになってきて、どうしても挑戦したいということで。 でも、この辺には、なかなかうまくいくケースがないので、やっぱり大阪とか愛知のほうに出向いていくんです。新宮市の大体不妊治療に専念する方というのは。その現実は、またまた厳しい、女性にとって。それの、この問題になっていましたことを、ずっと女性が訴えてきた女性だけの苦しさ、女性が味わう苦しさの不妊治療に、やっと菅内閣できて、この扶助費というのが、結構大きく出てきた。保険適用にしていくまでは、まだまだ時間がかかるとは思うんですが、この新宮市の予算は県の予算とどういった違いがあるんですか。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  もともと県のみの助成でしたが、その辺、平成29年度より、それに合わせて市も一部助成するという形に変わったものでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、新しい内閣に代わってからは、プラスアルファにはまだなっていないんですね。そのままなんですね。じゃ、それは政府が動いているわけじゃなく、実際のほうでは、まだそういうことは平成29年度以来変わっていないと。じゃ、上限の年収で決まってくるというままなんですか。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  昨年ぐらい、国のほうでも保険適用するとかしないとか、国会の中か委員会か何かで話が出ておりましたが、正式にこちらのほうに変更になったという通知が来ておりませんので、今のところ、平成29年度からの助成状況で変わっておりません。 また、その辺は、うちのほうも情報収集を行いまして、すぐに対応できるようにはしていきたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  本当にすぐに対応してくれたら、なかなか不妊治療というのは、想像もできないほどの苦しさがあるようなので、よろしくお願いいたします。 131ページの新宮市犬及び猫避妊・去勢手術費用補助金、これ、こんなのあったのを結構知らない市民の方がいらっしゃると思うんです。これは、広報とかで出しているんですよね。これは、どういった数で、この予算をつけている。大体というか、前年度とか前々年度とかを分析して出してくるんでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  この補助金につきましては、新宮市犬及び猫避妊・去勢手術費用補助金交付要綱というのがございまして、これにつきましては、年1回広報で御案内をさせていただいております。 予算の組み方ですけれども、毎年実績を見て予算を計上させていただいております。令和元年度実績としましては90件、54万円ほど補助金を出しているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  これは、ある程度、本当にかわいいんですよ。情緒の部分で癒やしをくれるといおうか。それで、こういうことをしたくてもお金がないので、なかなかしにくいという方もいらっしゃいますので、これ、もっと広報していただいて。結構な件数が来ていますけれども、まだまだあると思うので、よろしくお願いいたします。 141ページのふれ愛収集業務です。これ、ごみを出せない人がごみを出してくれますよという、民生委員に言って、民生委員からオーケーですよいうて、やっとごみを出さなくてもいいというような、ちょっと複雑といおうか、簡単に、私は、例えば、竹内さん、私もう出されへんのやけれどもというてお伝えする。市役所に電話かかってきて、ごみ出されへんのやけど取りに来てくれませんかとかいうような簡単な制度じゃないですよね。民生委員か何かを通じていくという形じゃなかったのか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  多分、議員かなり御存じだとは思いますけれども、この制度につきましては、議員おっしゃったようにシルバー人材センターに委託しておりまして、指定された日に戸別収集を行うというような形で、エコごみを出せない世帯のところに入っていくというような制度でございまして、実態としましては280件ほど実績がございます。年間そのぐらいの利用実績がございます。 ◆11番(竹内弥生君)  先ほども申し上げたように、高齢者が人口の3分の1を占めていく新宮市の中で、このふれ愛収集事業を知らない方、また自分からよう言わない方というのもいらっしゃると思うんです。でも、これとても便利な制度なので、もう少し広報とか宣伝料を取って、予算やっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 議長、以上です。 ○議長(久保智敬君)  以上で、3款から4款までの質疑を終わります。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後2時18分--------------------------------------- △再開 午後2時33分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次いで、歳出、5款労働費から7款商工費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして5款労働費から7款商工費について御説明申し上げます。 142ページをお願いします。 5款労働費1項1目労働諸費の説明欄3地元就職促進事業負担金は、地元への就職促進を目的とした合同企業説明会の開催に対する負担金で、平成28年度から地方創生の取組として位置づけている高校生を対象とした企業説明会についても、引き続き実施するものであります。 また、4の生涯現役促進地域連携事業負担金については、新宮市、商工会議所、シルバー人材センターで構成する生涯現役促進地域連携協議会に対する負担金でありますが、事業開始3年目となる本年度は、総合相談窓口の設置や中高年齢者及び企業向けセミナー、スキルアップセミナーの開催等を予定しております。 144ページをお願いします。 6款農林水産業費1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体等の負担金と職員の人件費並びに経常的な経費であります。 146ページをお願いします。 3目農業振興費は、主に説明欄4の野生鳥獣被害防止事業で、野生鳥獣の捕獲手数料として猿100頭、イノシシ100頭、鹿225頭分などの見込み計上のほか、農地被害防御用の器具購入に対する助成等であります。 4目農地費は、主には農業用の用排水路、農地等を維持改良するための経費で、農道整備では説明欄5の里高田地内、用排水路整備については説明欄4の根地原佐野川線改良及び説明欄6の井関後地区農業用水路を予定しております。また、説明欄7の緊急自然災害防止事業は、本年度新規事業として緊急自然災害防止債を活用し、既存の農業用施設について水路の改修や農道の路面洗掘防止を図るものであります。 5目地籍調査費の149ページになりますけれども、説明欄3地籍調査事業費では、新たに三輪崎一丁目地区及び高田地区、蓬莱一丁目、二丁目地区の3地区において、測量調査等に着手する予定であります。 148ページをお願いします。 6目中山間地域施設費、説明欄1のグリーンランド施設管理費は、高田グリーンランド施設の維持修繕と指定管理等に要する経費でありますが、本年度は健康保養館内の高圧受電設備の改修工事を予定しております。 152ページをお願いします。 2項1目林業総務費は、各種団体の負担金や職員人件費並びに事務的経費の計上であります。 2目林業振興費、説明欄6の熊野材需要拡大事業補助金は、熊野材の需要拡大を図るため、新築・増改築を対象に1立方メートル当たり2万円以内、1棟当たり30万円を限度として補助するもので、7の新宮市森林環境基盤整備事業につきましては、森林環境譲与税を活用し災害に強い森づくりを目指し、森林が有する多面的機能を発揮させるため、間伐の実施及びそれに係る作業道等の復旧を実施する団体に対し補助金を交付するものであります。 また、説明欄8の森林環境譲与税基金積立金につきましては、本年度の譲与見込額と事業費の差額について基金への積立てを行うものであります。 3目天台烏薬推進事業費は、天台烏薬の苗木育成や圃場の管理、摘取り作業などに要する経費で、4目林道管理費は林道の維持修繕に係る経費であります。 154ページをお願いします。 5目林道新設改良費の説明欄1林道上地平瀬線開設事業は、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ林道の開設事業で、本年度は延長351メートルの区間を実施するものであります。 6目市有林管理費は、下刈りや枝打ち、支障木伐採などの市有林管理に係る経費であります。 7目治山事業費は、経年の風化浸食のため崩落により三輪崎地内の農道に影響するおそれのある民有林について、延長30メートルにわたり治山事業を実施するものであります。 156ページをお願いします。 3項1目水産業総務費は、職員人件費と経常的な事務費であります。 2目水産業振興費は、主に三輪崎漁業協同組合が実施するイセエビ、アワビ等の放流事業に対する補助や、熊野川漁業協同組合が実施する稚アユ等の放流事業への補助金でありますが、説明欄6及び7の漁業担い手育成に関する補助金につきましては、漁業就業者の減少と高齢化が進む中、新規漁業就業者の確保と育成を支援するため、県の次代につなぐ漁村づくり支援事業を活用し、三輪崎漁業協同組合に対して補助を行うものであります。 3目漁港管理費の説明欄5三輪崎漁港改修事業は、平成29年度に策定した機能保全計画の調査結果において、おおむね5年以内の補修が必要と判定された箇所について、必要な改修工事を実施するものであります。 160ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費は、中小企業者の負担軽減のための利子補給制度や商店街の活性化、またにぎわいの創出等を目的とするもので、説明欄2の新規開業資金利子補給補助金は、新規開業者が融資を受けた際の利息の一部を助成するもので、説明欄6の商店街空店舗対策補助金については、家賃や改装費に対する補助金であります。 また、新型コロナウイルス感染症に関する施策として、8の新宮市プレミアム付商品券発行事業は、市民の生活支援や市内経済の活性化を目的として、40%のプレミアムを付加する新宮市独自の商品券を発行するもので、9の住宅リフォーム助成事業については、新しい生活様式に対応した住まいづくりを推進するとともに、住宅分野の市内事業者に対する需要喚起を図るため、市内の工務店などを利用して行う住宅リフォームの一部助成として、商工会議所が発行する共通商品券を対象経費の20%、上限20万円で交付するものであります。 次の説明欄10新規開業にぎわい支援事業補助金は、市内で開業する者に対して開業初期の経費の一部を助成するもので、14の商店街活性化イベント補助金については、商店街の活性化やにぎわい創出などを目的とした事業活動への助成でありますが、本年度は例年の活動に加え、丹鶴ホールのオープニングに合わせた商店街イベントの開催も予定しております。 162ページをお願いします。 2目企業誘致対策費は、旅費など企業立地活動に必要な費用、関係団体などへの負担金、さらには新宮港第二期工業用地の維持管理などに要する経費等であります。 3目観光費は、主には観光関連施設の維持管理経費のほか、地域の魅力発信など観光客の誘致促進を図るもので、説明欄1の熊野川川舟運航事業補助金は、一般財団法人熊野川町ふれあい公社に対する川舟運航事業を支援するための補助金で、本年度は老朽化した川舟2隻の更新費用も合わせて補助するものであります。 167ページをお願いいたします。 説明欄14の国際交流員招致事業については、語学指導等を行う外国青年招致事業の国際交流員を招致し、観光情報の多言語化やホームページ、SNSを活用した情報発信等を行うことで、コロナ収束後に備えて観光インバウンド戦略を進めるもの、15の観光振興・誘客促進事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により外国人観光客の増加が見込めない中、県内及び近隣都市からの誘客を行うマイクロツーリズムを推進するとともに、コロナ収束後に備え国内外への情報発信や受入れ体制の構築を図るものであります。 168ページをお願いします。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費などに対する繰出金であります。 以上、5款労働費から7款商工費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  ただいまの5款労働費142ページから7款商工費169ページまでの質疑を行います。 3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  153ページの林業振興費の森林経営管理意向調査業務というところで、どのようなことをされるんですか。委託料。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  意向調査というのは毎年行っていまして、昨年も行いました。森林をどのようにするかということを手紙で地域を決めて送らせていただいて、その地域の方の意向を集めて市に任せる、いや自分でこの森林を維持していくというようなことを調査するものであります。 ◆3番(松畑玄君)  どこが調査をやってくれるんですか。市がやっているんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  そのとおりです。 ◆3番(松畑玄君)  委託料なんですけれども市が実質やっているんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  日林協という組織がありまして、そこと各森林組合、新宮市森林組合、熊野川町森林組合と共同してやっている状況です。 ◆3番(松畑玄君)  これ、昨年度で1,300万円予算計上されていて、毎年これ、一月にしたら100万円以上のお金が、ただ市に任すかどうかということを聞くためだけに毎月100万円以上のお金が出ていくというのはいかがなものかと思うんですけれども、これは何年ぐらい今まで続けてきたんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  森林環境譲与税が創設されて令和元年、2年と今やっているところでございます。 ◆3番(松畑玄君)  内容的には任すかどうかという話ですよね。そんな中でこの金額というのは妥当なのかどうか。妥当なんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  調査に対してなんですけれども、森林の所有者を確定することが必要になります。ただ、相続とかいろいろな問題で、森林というのはずっと木の低迷ということで放置されているところが多く、また相続とかもきちっとできていない状況、そういうことも調査する必要がありますので、そういう費用がかかると考えられます。 ◆3番(松畑玄君)  例えば、多分森林やったらかなりの確率で所有者が確定できないケースがあると思うんですけれども、大体何%ぐらいの方が相続されていないというか、ちゃんと所有者と登記簿上の名義が違っているのかというのは、大体どうなんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  その辺についてはまだ調査し切れていない状況であります。現在、令和元年度で送付した中で、回答が返ってきたのが45%ほど返ってきております。それを引き続き不明者の調査というのもありますので、その辺についてはまだ調査し切れていない状況であります。 ◆3番(松畑玄君)  これ、だけど金額的に45%の率でこの値段って、すごい大変だと思うんですよね。これを毎年やっていかなあかんわけですよね。 ◎建設農林部長(平見良太君)  日本の山というのは今から三、四十年前に植林されてきて、ただいま伐期を迎えている、切る時期を迎えている時期で、全国的にもそういった森林をこのまま放置していくと荒廃するおそれがあるということで、国のほうとしては森林環境譲与税というのを創設したわけなんです。創設した税金を使って、しっかり市町村において山を調査しながら、今後どういった計画を持って管理していくかという部分をやっていくということで予算をいただいているわけなんですけれども、市としましても今後市内にあります山をしっかり管理していくためには、まず、それぞれの山の持ち主に対しましてアンケート等調査をしまして、しっかり計画なりそういったものをつくっていただこうかということで、今から15年間の計画でいろんな意向調査をして、今後やはり伐期を迎えている山をそのまま置いておきますと、山林の崩壊とか災害が起こるということで、しっかり間伐等をしていただく、また整理をしていただくということが目的でありますので、国のほうの森林環境譲与税を使いまして、毎年1,200万円近くの金がかかるわけなんですけれども、将来のことを考えると今やるべき時期かなということで、昨年度より意向調査をしながら今後は意向調査に基づきながら集約しながら、森林組合等にお願いしまして間伐していただくとか、そういったことをしていきたいという思いで計画して、約15年間の計画で行っていきたいと思っておりますので、御了解お願いいたします。 ◆3番(松畑玄君)  これは例えば分かる率が高くなってくるごとに、金額は落ちてくると捉えておいてよろしいですか。 ◎建設農林部長(平見良太君)  現在、先ほど下路課長が言いましたように、相続がしっかりやられていないということで、分からないところが多々あります。ですから今やらないと、やはりこれから先置いておくと、所有者が亡くなるとか所有者が分からないという状況がございますので、早めに手をつけるということで、新宮市は今年度からやっておりますので、できるだけ森林組合等々のお力を借りながらできるだけ所有者を判明させていくということが一つの目的でもございます。 ◆3番(松畑玄君)  次、169ページのこれは毎年言っているんですけれども、公設市場は去年よりまた金額が増えているんですけれども、この増えた要因というのは。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  これは組合のほうからの算定額を基に予算を計上させていただいていますが、事務経費の中で200万円余り昨年度より増額になっているということでございます。 ◆3番(松畑玄君)  これはずっと僕は言い続けているんですけれども、何とか考えやな、やっぱり言いなりで払っていたらずっと市民負担につながりますので、何とか抜本的な改革をお願いしたいと思います。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  暫時休憩します。休憩中に午後3時より議員控室において一般質問の順序を決める抽選を行いますので、御参集願います。 なお、本会議の再開は3時20分の予定です。御了承願います。 △休憩 午後2時52分--------------------------------------- △再開 午後3時20分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  お尋ねいたします。147ページ、4番野生鳥獣被害防止事業というふうにございます。苦しんでおられる向きの話も聞かせていただきました。これをもう少し具体的に教えてください。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  野生鳥獣被害防止事業ですけれども、940万円なんですけれども、畑等を荒らす鳥獣、イノシシ、鹿、猿、アライグマに対して駆除をお願いするわけで、その駆除をしていただいた費用というんですか、それを支出するものであります。 ◆2番(大坂一彦君)  駆除される方のお話も少し聞かせていただいて大変な旨も聞かせていただいています。それを改めて聞かせてもらいました。ありがとうございます。 それと同じページ、7番緊急自然災害防止事業、このときに財政課長、防止債というお言葉を使われたと思うんですが、その災害防止債ということなんでしょうか、教えていただけたらありがたいと思います。 ◎財政課長(小林広樹君)  国のほうで緊急自然災害防止債ということで有利な起債、100%充当でその後70%交付税で返ってくるという事業がございまして、それを有効に使うために今回この事業へ充当させていただいております。 ◆2番(大坂一彦君)  自然災害に対して防止する事業に使えるということでよろしいんですよね。 ◎財政課長(小林広樹君)  どちらかと言えば予防的な事業ということになります。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。有効利用をお願いしたいと思います。 続けます。153ページ、中ほどですけれども、熊野材需要拡大事業補助金というふうな先ほどの御説明の中で、熊野材を使うと云々という課長のお話だったと思いますが、これをもう一度お願いいたします。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  熊野材需要拡大事業なんですけれども、1軒につき30万円の補助をさせていただいています。また、新築に限ります。令和元年なんですけれども実績で44件の申請がありました。 ◆2番(大坂一彦君)  我がまち新宮において熊野材というのは大事にしていかなければならないことだと思います。これって新築の方への口頭でのお伝えとかになるんですか。要するにもっと知ってもらいたいわけです。私が存じ上げないだけかもしれませんけれども、もっともっとそういうふうなアピールをいただきたいと思うんですが。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  新宮市木材協同組合等からお知らせしていただいたりはしていただいています。それとすみません、新築だけに限らず建築基準法に伴う増築に対しても補助はできます。 ◆2番(大坂一彦君)  同じなんですね。先ほども申しましたが、もっとこういうものを知っていただくすべを増やしたい。いろんな方に知っていただきたいと思って申し上げました。ぜひとも認知いただけるように御努力いただきたいと思います。お願いします。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  広報については、今後検討して努力していきたいと思います。 ◆2番(大坂一彦君)  それともう一つ、最後になりますが、161ページであります。新宮市プレミアム付商品券発行事業、関連して住宅リフォーム助成事業、商店街活性化イベント補助金のところについてちょっとお尋ねしたいと思うんです。 まずは新宮市プレミアム付商品券発行事業。昨日も同僚議員何人かの方が質疑されておられました。これ、私の個人的な見解にもなりますけれども、商売をされておられる方には大変ありがたい施策だと思っております。反面、昨日のような御指摘もいただいているのも存じ上げております。62%の利用率と十分な反省の下、次へのステップで、今その62%、昨日のどなたかの質疑の中に、買えない人のという表現といいますか御心配の向きもありましたけれども、そのあたり十分考えた上で、次へのステップとして進んでいただきたいと思いますが、そのあたり担当課としてはどのようにお考えですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  令和3年度のプレミアム付共通商品券につきましては、プレミアム率は40%、今年と同様で考えてございます。また販売につきましても、5,000円で7,000円分の商品券を購入いただけるということで、お一人最大2冊までということになりますので、1万円で1万4,000円購入いただけるということになります。 今年度につきましては商工会議所の取扱い加盟店で使用いただけるということでしたけれども、来年度につきましては今私どもで考えておりますのは、新たに新宮市のほうで取扱い店舗の募集をさせていただきたいと思います。その中で市内で店舗がございますのは、もちろん登録いただくことになるんですが、登録いただいた新宮市内で営業する全店舗で使える商品券と、もう一つは新宮市内に本社がある法人、市内に店舗を持つ個人事業主の店舗のみで使える地元の商店の限定券、これをセットにして販売をさせていただきたいというふうに考えております。 昨日、市長のほうからも申し上げさせていただいたところで、大型店で使えないという御意見もたくさんいただいておる中で、このようなふうに考えさせていただきました。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。詳細については一般質問で聞かせてもらいたいと思います。まずは業者としても、それから消費者としても、新宮市このコロナ禍で苦しむ方のお話を幾つか紹介もしたいと思いますので、ぜひ有効利用できるような形を取っていただきたいと思います。 その次に、住宅リフォーム助成事業とあります。これの広告料というのが20万円ということなんですが、先ほどの熊野材云々とはまた違うんですね、この住宅リフォームというのは。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  住宅リフォーム助成事業につきましては、リフォーム全体紀州材を使う、使わないそういうものではなくて、いろんな箇所を住宅のリフォームをされるときに助成をさせていただくというもので、現在新しい生活様式ということも推奨されていますので、そういうことに転換をされる、リフォームされることについても御利用いただければというふうに考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  テレワーク等々、生活様式ががらりと変わったということもありますので、要するに申し上げたいのは、こういうものがあるというのを広く知らしめていただきたい。先ほどのことと一緒になりますけれども、ぜひ御尽力いただきたいと思います。 それと、商店街活性化イベント補助金として、先ほどの御説明で丹鶴ホール開館と合わせた事業というふうな御説明があったと思いますけれども、これは具体的に何か商店街とやり取りできているんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  具体的な内容につきましてはまだ決まってはおりません。これからコロナウイルス感染症の拡大の収束の状況も併せて、商店街の皆さんと一緒に考えていきたいというふうに思っております。 ◆2番(大坂一彦君)  本当に皆さん苦しんでおられるので、何かの形でサポートといいますか、お支えいただけたらと思いますので、慎重審議大胆に進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  147ページの3目4番の狩猟免許等取得支援事業補助金というのがあるんですけれども、これは4万5,000円で上がっているんですけれども、これは一応補助金で何名分を考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  銃器を所有している方1名です。 ◆7番(濱田雅美君)  1名分。これはだんだんと免許取得者の方が少なくなってきているというのを聞いているんですけれども、希望すればその免許を受けてそういう資格を取ってということはできないものなんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  銃刀法の試験を取っていただいて、それで合格された方に申請をいただくというようなシステムになっています。 ◆7番(濱田雅美君)  今1名分ということで予算を上げているということだったんですけれども、1名だけじゃなくて2名、3名となってきたときにはどうなるんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  受かった方というのが1名であったので、1名分の予算を計上しています。 ただ、銃を持つのに時間がかかりますので、その間にいろいろ調べるというんですか、お知らせいただく時間がありますので、そういう計上にさせていただいています。 ◆7番(濱田雅美君)  じゃこれはこの後またそういう取得者が出てきたときには、また補正とかで出してくるということですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  補正等で対応したいと考えております。 ◆7番(濱田雅美君)  ただ成り手が今大変いないということも聞いていまして、だからといってやはりそういう被害を防止するためには必要な方だと思いますので、こういった育成とかそういったことは考えてはいらっしゃらないんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  毎年狩猟免許を取られる方、猟師をされている方というのは減少しております。育成についても、今、言葉は悪いんですけれども、山へ上がっていってそういうハンティングをするというようなことをされる方というのは減っていますので、市としても極力そういう所持していただく方を増やしたいんですけれども、育成というのはちょっと難しいと考えております。 ◆7番(濱田雅美君)  これからこういった方が本当にいなくなってしまった場合には、ほかの何らかのわなであったりとか、そういうまた違った機械を使ったことも考えていかないといけないのかなと思うんですけれども、やはりいなくなったときには大変被害防止の面では手薄になるのかなと思いますので、今からちょっと手を打っていただきたいと思います。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  狩猟についてもそうなんですけれども、被害を抑えるという形でフェンスとかそういうのも補助をしております。また、わなについても補助は行っておりますので、それで対応したいと思っています。 ◆7番(濱田雅美君)  補助があるのは存じているんですけれども、ありがとうございます。 ◎建設農林部長(平見良太君)  議員おっしゃるとおり、年々狩猟される、従事される方が減ってきているというのは全国的な傾向であるというのはテレビでもしていますし、また地元でも猟友会のほうからも聞いております。 今後、ますます増える獣害に対応するために、対応する免許を持った方々とか対応している方々をいかに育てるかという部分も、行政に課せられた課題だと思いますので、また猟友会と相談しながら、いかにして育成していくかという部分も考えながら進めたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆7番(濱田雅美君)  お願いしておきます。 先ほど言ったわなとかの補助もあるのは存じているんですけれども、今やはり新宮市では幸いいないんですけれども、ニュースとかで今部長が言っていただいたように、まちなかに熊が出たりとかそういったことも数少なくなくなってきているので、やはりこういう猟をしてくれる方というのは必要なのかなと思いますので、お願いしておきます。 あと153ページの熊野材需要拡大事業補助金なんですけれども、これは前年度は何件ほどあったんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  R1年で44件です。 ◆7番(濱田雅美君)  本年度のこの1,200万円の予算は、何件を見込んでの予算計上になっているんでしょうか。
    ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  40件を見込んでおります。 ◆7番(濱田雅美君)  157ページのこれも担い手の関係なんですけれども、漁業担い手育成支援事業と、漁業担い手育成研修生給付金支援事業というのは、これは具体的にはどのようなことを行っていただいているんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  漁師なんですけれども、先生と生徒というような格好で育成を行っていただいております。その中で自立を目指すということで、アワビとかナガレコとかそういうのを採取したり、そういうことを指導していただいたり、またエビ網とかそういうものの指導を受けている状況でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  研修生は何名ぐらい毎年いらっしゃいますか。若干数字は変わってくると思うんですけれども、大体平均何名ぐらい。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  研修生は1名。漁師1人に対して1名の研修生という形で、マンツーマンの指導という格好になっております。 ◆7番(濱田雅美君)  その方はやはりその後、漁の仕事に就いてくれているというか、結果につながってきていますか、過去に。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  この事業が始まってまだ2年目なんです。それで3年をめどとして漁業組合員になれるというふうに聞いていますので、これから漁業組合に加入する方向だと聞いております。 ◆7番(濱田雅美君)  じゃ、この前年度から始まって今年度、来年と3年かけてお一人の方を育成するということで取り組んでいっていただいているんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  そのとおりでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。ありがとうございます。 あと、これも毎回毎回申し訳ないんですけれども、163ページの熊野川川舟運航事業なんですけれども、本年度は川舟を2隻新しくするということなんですけれども、これも毎回お伺いしているんですけれども、船頭さんの育成が難しいということもあるんですけれども、前年度お一人の方でしたか、育成してくださっているということだったんですけれども、その後どのように進んでいらっしゃいますか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  昨年4月に登録していただいた船頭さんにつきましては、現在訓練といいますか実践経験を積んでいただいております。 それとまた新たに1名の方の登録希望者がございますので、その方につきましては近々登録していただけるものと思ってございます。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。よかったです。いつもお聞きするときにはなかなか前に進んでいないようだったんですけれども、このように増えてきているということでちょっと安心しました。 本当に船頭さんがいないとこの事業が成り立たないというか、できない事業となってしまいますので、これからも育成のほうよろしくお願いします。 あと165ページの熊野川の道の駅なんですけれども、委託料の委託というのはどこにされているんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  熊野川町ふれあい公社のほうに委託してございます。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。ありがとうございます。 あと167ページの15番の観光振興・誘客促進事業委託料なんですけれども、これたしか梛の木見送り隊ですかね、それのクルーズ船とかのお迎えであったりとかお見送りであったりとかということの取組とかをしていただいているんでしたか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  この事業はクルーズの誘致とかのものではございませんで、新宮市の観光振興計画というのをつくっておりますので、それに基づいたいろんな事業をするための費用でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  具体的にどのようなことを。どこに委託して具体的に今どのような取組をしていただくんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  昨年度につきましては、事業をコンサル会社にほぼ一括して事業をしていただいていました。 今年度につきましてはコロナの関係もあって、この計画自体が進みにくいということで、自前といいますか、一括発注はせずにやってございます。 来年度につきましても、委託料というのは計上させていただいておりますが、一括発注するのではなくて、事業事業ごとで観光協会ですとか専門の業者に、事業に応じて委託をしていくというふうに考えてございます。 ◆7番(濱田雅美君)  コロナ禍の中での観光誘致ということで大変取組も難しいと思うんですけれども、予算額もちょっと大きいのでお伺いしました。ありがとうございます。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  165ページの旧チャップマン邸についてお伺いしたいんですけれども、ワーケーションWi-Fi保守委託料、こちらは設置されたからこの値段なんですか。これはどういった値段になるんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  こちらの設置費用につきましては、現在、旧チャップマン邸貸し館業務をしてございますけれども、2階部分についてはあまり利用実績もないということ、そして今、コロナ禍においてテレワークとかワーケーションという言葉をよく言われていますけれども、旧チャップマン邸の付加価値をつけるという意味でも、2階で仕事といいますかビジネス的なことをしていただけるように、少し整備をしていきたいということで、この費用を計上させていただいております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  Wi-Fi設備を導入するという費用ですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  既にフリーWi-Fiはあるんですけれども、業務になかなか耐え得るものではないということもありますので、仕事をしていただく上でも利用していただけるようなWi-Fiを整備するというふうに考えてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  それの導入。来年度導入するということで25万8,000円で、その後は月々の月額の費用。月額の費用はどれぐらいなんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  議員おっしゃったとおり初期費用で25万8,000円かかってくるんですけれども、後の計上につきましては1万円少しということで聞いてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  あと下の施設用備品購入費は、こちらはどういったものを買われたんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  その2階で貸し事務所的に使っていただきますのに、プリンターとかの機器ですとか机、椅子等の備品を購入するということで計上させていただいております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ワーケーションの設備ということで。分かりました。 ちなみにあと最後に、ここの土地借上料が昨年度よりも安くなっている理由ってあるんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  駐車場の借り上げ料が現在2台になっておりますので、2台分で計上させていただいております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  去年は3台あったということですか。去年というか今年度までは。なるほど減ったということですね。分かりました。 あと、161ページのプレミアム付商品券についてちょっとお伺いしたいんですけれども、こちら今年度予算を見ると金額が上がっているかなと思うんですけれども、1名当たり何口買える予定になっているんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  お一人当たり1万円で1万4,000円分を購入していただけるというものでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  それで2億5,000万円近くかかるということ。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  全市民の皆さんに購入していただくと3億9,000万円になるんですけれども、今3分の2から7割の市民の皆さんに購入いただくという想定で計上させていただいております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。 こちらはちなみに今回も郵便局で購入になる形でしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  今のところ郵便局での購入を想定してございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。ありがとうございます。 あと最後に153ページの森林環境基盤整備事業は来年度からだと思うんですけれども、こちらはどういったことをされるんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  森林が有する多面的機能を発揮するために、環境保全を目的として間伐及び作業道の機能回復等を行う、そういう事業となっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。ありがとうございます。 ○副議長(東原伸也君)  14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  143ページの4番、生涯現役促進地域連携事業負担金、ちょっとこれ詳細を教えて。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  生涯現役促進地域連携事業につきましては、こちらは新宮市、商工会議所、シルバー人材センターで協議会を組織いたしまして、中高年齢層、おおむね55歳以上の方の就労を促進するための相談窓口を設置したり、あるいは就職セミナー等を実施しているものでございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  隣の別館で窓口でやっているんですか。あれは高齢者か。全然別個か、これ。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  議員おっしゃられるとおり今別館の入り口のところでやっているのが、その事業でございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  分かりました。窓口をつくるということやね、そしたら。分かりました。 次が、147ページの4番の農道根地原佐野川線改良事業。これはどの場所になるの。どういうことをやってくの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  市道比奈久保線にローソンがあると思いますけれども、ローソンから一つ那智勝浦町よりの筋になります。 ◆14番(屋敷満雄君)  あそこの細い水道か。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  細い農道であります。 ◆14番(屋敷満雄君)  荒木川のもう一つ三輪崎よりやな、細いの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  そのとおりです。 ◆14番(屋敷満雄君)  あれを広くしていくの。改修してくれるのか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  農業用水の水路が老朽化で倒れていっている状況なので、そこへ蓋をかけてきちっと整備するというような。 ◆14番(屋敷満雄君)  あそこは佐野川、荒木川を改修したら氾濫のほうは収まると思うんやけれども、あそこはほとんどしょっちゅう氾濫する場所やろう。上流から樋門向いて。あの水路やと思うけれども。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  そのとおりです。 ◆14番(屋敷満雄君)  それで一応改修したらそういうおそれがなくなるわけやね。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  あくまで農業用水路なので、浸水対策ということは強く望めないんですけれども、ある程度の大きさはしますので、現状よりは解消されると考えております。 ◆14番(屋敷満雄君)  149ページの2番の高田の小水力発電所か、あれの売電されたときの金額はどれぐらいあるんやったかな。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  売電の価格なんですけれども、年間のトータルで令和元年で889万円ほどであります。 ◆14番(屋敷満雄君)  あれは結局グリーンランドのほうで管理してもらって、その売電の金額は市の収入になっているんか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  管理も市でしております。 ◆14番(屋敷満雄君)  分かりました。 次が、155ページの一番下の三輪崎地区県土防災対策治山事業ということは、これ場所はどこ。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  第二高農道なんですけれども。 ◆14番(屋敷満雄君)  光洋中学校の上の土地が土砂崩れになりかけているところ。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  那智勝浦新宮道路の下のところであります。 ◆14番(屋敷満雄君)  前から塀が押さえられて、いつ倒れても崩壊してもおかしなかったんやけれども、それが前に議長も、久保議長も僕も何とかならんかいうて言いやったところかなと思うんやけれども、違うんかな。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  第二高農道の山腹を保護する工事なので、恐らく議員おっしゃっているところと場所は違うのかなと。一緒ですか。すみません、同じ場所です。 ◆14番(屋敷満雄君)  あれをしたってもらわんと、今度あったらもうすぐに下まで、光洋中学校の下まで流れてくるので、非常に困ると思うので。それをやってもうたらありがたいね。ありがとう。 最後に、漁会の改修事業。2,300万円ぐらいあるんやけれども、これはどこをどうやってくれるの。工事内容は。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  平成29年に調査を行いました。その中で直さなくてはならないという判定が出た箇所があります。それで今回計上させていただいているのは、市場の鈴島寄りの突き出た漁船をつなぐところがあるんですけれども、そこがちょっと陥没していっているので、そこを修繕したいと考えております。 ◆14番(屋敷満雄君)  今言っているところ。漁会の荷揚げの氷の製氷しているところから孔島向いてのところ、土身でいつも水がたまっているんやけれども。あの辺は何かやってもらえんのかな思てね。常時いつも思うんやけれども。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  土身のところについては今後採石等を入れて対応はできるかと思います。 ◆14番(屋敷満雄君)  分かりました。以上です。ありがとう。 ○副議長(東原伸也君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  議長言うたけれども、質疑しようと思ったら令和2年の補正予算に労働費があって、こっちにないさかい見やったら、労働費いうたらうちの所管やだね。 ○副議長(東原伸也君)  そうです。 ◆15番(福田讓君)  失礼いたしました。 ○副議長(東原伸也君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  先ほどの商品券についてもう一度だけ。 昨年9月は同じ金額でも1億2,300万円で計上されていて、今回は2億4,900万円で計上されているこの計上の仕方を変えた理由というか、何かあるんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  今回は新宮市で募集をさせていただきますので、その部分に係る費用も上がっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  去年はプレミアムの補助金の部分が1億2,000万円になっていまして、今回は補助金の部分が2億3,800万円になっているんですけれども、去年はこのプレミアムの上乗せ分だけを計上していて、今回は商品券全体をされているのかなとは思うんですけれども。 ◎副市長(向井雅男君)  今議員御指摘のとおりで、歳入の39ページの(15)のところに、プレミアム付商品券の売上げ収入を上げてございますので、そのとおりでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ここで市民の方が買われる部分がこの収入になっているということ。なるほど。 ちなみに、これ変えた理由はさっきの商工会議所か新宮市かということが理由なんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  すみません、今年度の補助金につきましては、1万4,000円分全て販売をさせていただく分を補助金として上げさせていただいていまして、歳入は歳入で購入いただいた分を入れさせていただいています。商工会議所につきましては、プレミアム分だけを補助しているということでございますので、その分の金額が違っているということでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。市民の方は、取りあえずあまり変わらないということですよね。市民の負担というかやり方とかは一緒ですよね。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  そのとおりでございます。御購入いただくことについては何ら変わりございません。 ◆5番(岡崎俊樹君)  あと別件でその下の移住支援事業、こちらについてちょっと教えていただきたいんですけれども。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  こちらの移住支援の補助金につきましては、まち・ひと・しごと創生基本方針、これは国の方針ですけれども、そちらで示されまして移住支援、起業支援を国、県、市挙げて促進をしていくというものでございます。 東京圏から新宮市のほうに移住をされまして就業された方に対しまして、単身の方ですと最大60万円、世帯で移住されますと最大100万円の補助金を出させていただくというものでございます。これにつきましては、国2分の1、県4分の1、市4分の1の事業負担割でやってございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみにこれは昨年から始まったんでしたっけ。昨年は結果どうだったんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  新宮市へ移住された方はございませんでした。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  4番、上田議員、議事進行。 ◆4番(上田勝之君)  ただいまの岡崎議員のプレミアム付商品券の質疑の際に、岡崎議員がなぜ計上が違うのかというのが、新宮市で発行する、商工会議所で委託して発行する旨の違いがあるんですけれども、計上の方法の違いについて何らお答えがなかったように思うんで、議長のほうでその辺を精査していただきたいと思います。 ○副議長(東原伸也君)  ただいまの議事進行で市長より答弁いたさせます。 ◎市長(田岡実千年君)  私が説明を受けているというか把握しているのは、前回は商工会議所に運営をお任せしましたので、市として計上したのはプレミアム分の40%分と事務費を計上しました。 今回は全て市が行うということなんで、売上げ分も含めて全ての費用を計上しておりまして、売上げの分は歳入で計上しておりますので、大きな違いは、前回はプレミアム分だけを計上させていただいたと。今回は事業に係る金額全てを計上したということでございます。 ○副議長(東原伸也君)  4番、いいですか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  以上で5款から7款までの質疑を終わります。 次いで、歳出8款土木費から9款消防費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、8款土木費から9款消防費について御説明申し上げます。 170ページをお願いします。 8款土木費1項1目土木総務費は、職員人件費のほか法定外公共物の管理業務や公共建築物の営繕業務に係る経費でありますが、説明欄3の空家等対策事業について、平成28年度の空家等対策計画策定後5年が経過しているため、空き家の実態について再調査した上、計画を見直す予定としております。 172ページをお願いします。 2目用地費の説明欄2及び3は、いずれも道路事業の用地取得に係る事務的経費で、2の一般国道42号線新宮道路関連業務は、国の委託を受けて新宮紀宝道路と那智勝浦新宮道路に接続する自動車専用道路のあけぼのから三輪崎に至る4.8キロメートルの範囲について、3につきましては、国道42号から新宮駅周辺の中心市街地へ接続する千穂王子ヶ浜線街路を対象に実施するものであります。 174ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう総務費は、道路の整備促進に要する経常経費と道路法に基づく道路台帳の整備等を行うもので、説明欄3の私道工事補助金は4件の見込み計上であります。 2目道路維持費は、市道全体の維持補修費の計上であります。 3目道路新設改良費は、市道の新設改良や舗装工事を予定するもので、新規事業8件、継続事業6件について実施予定であります。 新規事業として、説明欄2の御幸町全龍寺町線外1線側溝改良工事は、熊野速玉大社から神倉神社へつながる道路でありますが、経年劣化により側溝の損傷が激しいため側溝改良工事を行うもので、説明欄3の新宮駅前南谷線舗装工事については、舗装版の老朽化によるクラックや軽微な沈下が多く発生していることから舗装整備を行うもの。 177ページお願いします。 説明欄7下本町水の手線改良工事につきましては、丹鶴ホールに隣接し施設の供用開始に伴い利用者の増加が予想される道路でありますが、現在、側溝機能を有していない構造物があり、歩行者等の通行に支障を来すおそれがあることから、施設供用開始前に舗装・舗設を実施するものであります。また、継続事業として説明欄10の王子ヶ浜線改良工事は、平成27年度から令和5年度までの計画により、延長720メートルの舗装等を実施するもので、本年度は延長120メートルの施工を予定しており、説明欄12東神倉町西道町線側溝改良工事及び15の第一王子橋王子神社前線側溝改良工事については、側溝の経年劣化による車両通行時の騒音等を解消するため、改良工事を行うもの。14の南谷火葬場線側溝改良工事は、側溝断面が小さく大雨時に度々冠水が発生するため、改良工事を実施するものであります。 4目橋りょう維持費、説明欄1の橋りょう・トンネル等定期点検業務は、法令により5年に一度の点検が義務づけられたことから、年次的な点検により老朽化を把握しインフラの年次的な整備計画につなげるもので、説明欄2第二王子橋補強補修工事及び3敷屋大橋補修工事については、いずれも平成30年度の橋梁点検において補修等が必要と診断された橋梁について、補強補修工事を実施するものであります。 179ページをお願いします。 説明欄4の松尾平橋補強補修工事については、平成8年度実施の道路防災点検の結果に基づき、落橋防止対策工事を実施するものであります。 178ページの5目交通安全対策事業費は、交通安全施設の維持管理や道路区画線の設置などに要する経費及び職員人件費であります。 6目駐輪場管理費は、放置自転車の撤去処分など新宮駅東駐輪場及び西駐輪場の維持管理に要する経費であります。 180ページをお願いします。 3項1目河川総務費は、主に市田川排水機場操作業務等の管理経費で、2目河川維持費は、河川の維持修繕等に係る経費でありますが、説明欄2の緊急浚渫推進事業は、財政的に有利な緊急浚渫推進事業債を活用し、豪雨等による河川の氾濫等を未然に防止することを目的として、緊急的に準用河川及び普通河川のしゅんせつ等を実施するものであります。 182ページをお願いします。 4項1目港湾管理費の説明欄1港湾施設管理業務は、指定管理制度により港湾施設の管理を行うとともに、和歌山県から事務移譲された三輪崎、佐野地先の岸壁、荷さばき地及び船舶給水施設の管理業務を委託するものでありますが、本年度は黒潮公園内へのあずまやの整備及び荷さばき地の修繕費についても計上しております。また、説明欄6新宮港客船誘致事業は、市の観光資源等を材料としたポートセールスの実施や、シャトルバスの運行等のまちなか誘客を意識した取組を行うとともに、13市町村3県による広域連携をさらに進め、持続的な客船数の確保に向けた取組を行うものであります。 186ページをお願いします。 5項1目都市計画総務費は、都市計画図の修正及び都市計画審議会に要する経費等、経常的な事務経費であります。 2目街路事業費の説明欄1県営事業地元負担金(千穂王子ヶ浜線)は、和歌山県が実施する都市計画道路千穂王子ヶ浜線の整備に係る地元負担金で、本年度は建物調査及び用地、建物補償が対象となり、2の大橋通上本町線電線共同溝事業は、国道42号から熊野速玉大社までの両側全長348メートルについて電線類の地中化を行うもので、本年度については舗装及び街路灯の復旧を実施するものであります。また、3の千穂王子ヶ浜線整備事業については、新宮駅前交差点から蓬莱三丁目までの市道約500メートル区間について、幅員14メートルに道路拡幅工事を行うものであります。 188ページをお願いします。 3目都市下水路費は、主に都市下水路改修と維持修繕並びに13か所の水中ポンプの運転に要する経費等でありますが、説明欄5緑丘中学校雨水貯留施設整備事業については、大雨時の浸水対策として雨水を一時的に貯留するため、グラウンドに雨水貯留施設を整備するもので、9の市田川水系内水排水ポンプ整備事業につきましては、市田川沿い低地への浸水被害を軽減するため、ポンプ施設の設置を行うもので、本年度は用地補償費の計上であります。 4目公園費は、都市公園の清掃や維持修繕費が主な経費でありますが、説明欄3の大浜緑地整備事業につきましては、南海トラフ巨大地震による津波から市街地を守るため、新宮紀宝道路と新宮道路の整備に併せて津波防護施設の整備を行うもので、本年度は当該施設の事業効果を確認するため、両道路完成後の浸水シミュレーションを実施するものであります。 190ページをお願いします。 6項1目住宅管理費は、市営住宅の維持修繕と管理経費が主なものでありますが、説明欄2の市営住宅維持修繕管理費では、令和2年度に引き続き春日団地の屋上等防水工事を実施するものであります。また、説明欄5の和歌山県住宅新築資金貸付金等回収管理組合分担金は、債権の管理回収を行う一部事務組合への分担金であります。 192ページをお願いします。 9款消防費1項1目常備消防費の説明欄1新宮市総合防災訓練は、5年に一度の総合防災訓練に係る消防関係の経費で、説明欄3の消防職員教育事業については、救急救命士に関する教育や消防大学校、県の消防学校での専科教育等の受講に要する経費であります。また、その他の事業は、救急活動や県防災ヘリコプターの運航に係る負担金など、常備消防に関する経常的な経費であります。 194ページをお願いします。 2目非常備消防費は、消防団員報酬と火災出動の際の出動報酬、消防団の運営や訓練等に係る経費でありますが、197ページの説明欄11消防操法大会関連経費につきましては、2年に一度開催される和歌山県消防操法大会への参加に係る費用で、新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年度大会が本年度に延期となったものであります。 199ページをお願いします。 3目消防施設費の説明欄8消防分団詰所ホース乾燥塔設置事業は、設置後43年が経過し老朽化している蓬莱分団詰所のホース乾燥塔について更新整備するもので、11の化学消防ポンプ自動車更新については、整備後22年の化学消防ポンプ自動車及び整備後16年となる消防ポンプ自動車の2台の機能を1台に統合し、更新整備するものであります。 4目水防費は、消防団の水防活動に要する経常経費と、市田川等の各樋門の操作経費であります。 以上、8款土木費から9款消防費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  会議中でありますが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後4時15分--------------------------------------- △再開 午後4時28分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの8款土木費170ページから9款消防費199ページまで質疑を行います。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  197ページの消防団員報酬というところなんですけれども、今消防団員は何名いらっしゃるんでしょうか。
    ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  消防団員は2月1日現在で326名います。 ◆7番(濱田雅美君)  ほかの自治体の方にちょっと話を聞いたところ、だんだん若手の方がいなくなってきているということなんですけれども、本市においてはどうでしょうか。やはり若い方が入団してくれることが少なくなっている状況でしょうか。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  ここ10年間の推移なんですけれども、18名程度退団されて18名程度入団いただく。現状維持の定数です。若い方も同じように入っていただけるので、平均的には48歳程度の団員かなと思っております。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。若い方も入っていただいているということで大変うれしく思います。 やはり日常的に大変消防団員の活動にも感謝申し上げるところなので、これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  183ページ、その新宮港客船誘致事業なんですけれども、今年度の予算に比べたら半額ぐらいで、今年度もそんなに事業としてはしていなかったんじゃないかと思うんですけれども、そして今年度で大体1,200万円ぐらいかかっていて来年度が660万円なんですけれども、今年度より来年度のほうがさらに活発じゃないということなんでしょうか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  議員お尋ねの件ですけれども、予算額、大分減額をさせていただいておりますけれども、理由としては昨年の予算では15隻が入港するという見込みで立てさせていただいてございました。今年につきましては8隻を算出根拠として約半分ぐらいになるというようなことで、減額になった大きな理由ということでございます。 ◆3番(松畑玄君)  結局今年度は15隻入ったんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  15隻は、当然11月から始まってございまして、今年度につきましては6隻の見込みです。 ◆3番(松畑玄君)  減額はされたんですか、今年度。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  一部減額補正ということで上げさせていただいてございます。 ◆3番(松畑玄君)  3月ので。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  9月か12月に一部減額補正で上げさせていただいていると思います。 ◆3番(松畑玄君)  大まかには分からないですか。大体でいい。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  すみません、後ほど答えさせていただきます。 ◆3番(松畑玄君)  今回8隻で660万円ということで、これがもし増えてきたらさらに補正で対応していくということでよろしいでしょうか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  そうですね。客船が増えればどうしてもやっぱりそれに伴う経費というのは出てきますので、そういった対応をお願いすることになろうかとは思います。 ◆3番(松畑玄君)  分かりました。 次は199ページ、明神山モーターサイレン設備撤去事業というのは、これはどんなような。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  昭和28年に設置いたしました。明神山にサイレンの鉄塔を設置しております。設置より60年余り経過し老朽化しておりますので、それを撤去する事業になります。 ◆3番(松畑玄君)  そうですか。これは今年度にも計上されているわけなんですね。同じ金額で。これは2年連続で同じことをやられたんですか。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  当初、今年度で事業を進める予定でしたが、新型コロナ感染症対策でそちらのほうの事業を優先して、この事業を凍結いたしました。来年度させていただきたいと計上させていただいております。 ◆3番(松畑玄君)  一回何月かに減額してまた来年度ということですね。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  そのとおりでございます。 ○議長(久保智敬君)  ほかありますか。 8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  199ページの消防ですけれども、水防費の中に水防活動の報酬とあるんですけれども、これは水防はまた別個になるんですか。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  消防団員の出動報酬につきましては、火災の分と水防活動の分と事業を分けているところでございます。 ◆8番(東原伸也君)  そしたら、団の中でいうたら水防の練習というのがそんなにないような気がするけれども、川を担当しているところということになろうと思うんですけれども、それは特別にこういう形で団員の皆さんに出すという形になるのかな。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  台風等水防活動をされた消防団員に、全てこの水防費から出動報酬を支出させていただいております。 ◆8番(東原伸也君)  その件分かりました。 つい最近、消防本部で熊野川の水防活動で救助事案があったと聞きました。多分熊野川の三和大橋の下辺りの話やと思うんですけれども、そういう場合の県境を越えた協力体制というのと、それからうちの消防で管轄というのはどこの、熊野川でいうとどこまでになるのかちょっと教えてください。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  熊野川、ちょうど境に三重県と和歌山県と分かれてございます。当然対岸になれば熊野市消防が管轄するエリア、和歌山県側は当然新宮市消防が管轄するエリアになっております。 川の場合、境界はどちらのエリアという区分がしにくいので、応援協定に基づいてどちらも出動するといったところでございます。 ◆8番(東原伸也君)  その応援協定というのには、報酬というのはないですよね。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  当然消防職員が行きますので報酬等はありません。 ○議長(久保智敬君)  以上で8款から9款までの質疑を終わります。 次いで、歳出10款教育費の説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして10款教育費について御説明申し上げます。 200ページをお願いします。 10款教育費1項1目教育委員会費は、教育委員4名の報酬と経常的な経費であります。 2目事務局費では、203ページの説明欄7教育活動支援プログラム事業は、少人数学習のほか発達障害児童生徒へのサポート体制や中学校における不登校、いじめの未然防止、生徒指導等の充実を図るもので、8の外国語教育推進事業については、外国青年を招致し小中学校の英語授業の指導助手及び小学校における外国語学習を通じての国際理解に関する学習指導を行うもので、本年度より小中学校費それぞれに計上していた2事業を統合するとともに、会計年度任用職員1名を増員し授業の充実を図ることとしております。 205ページをお願いします。 また、説明欄16小中学校GIGAスクール整備事業は、GIGAスクール構想の下、児童生徒、教師が使用するコンピューターの保守経費や、有事において家庭でも使用を可能とするためのモバイルルータ通信費等の維持経費で、19の新型コロナウイルス感染症対策経費については、新型コロナウイルス感染症対策として小中学校の蛇口を自動水栓に取り替えるとともに、教育部所管の施設に設置する手指消毒液等を購入するものであります。 3目育英奨学事業費の説明欄1育英奨学補助金は、経済的理由により高校や大学等への進学が困難な子供に対し奨学金を支給するもので、支給対象者は79名の予定であります。 206ページをお願いします。 2項1目学校管理費の主なものは、小学校5校の維持運営に係る経費でありますが、209ページの説明欄7三輪崎小学校校舎外壁改修工事は、経年劣化による外壁の落下及び校舎の雨漏りに対する防止対策を実施するものであります。 208ページの2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入、学用品費等の就学援助費及び教育用コンピューターの借り上げ料などが主なものであります。 3目学校給食費は、小学校5校の給食に係る栄養士、調理員等の報酬や賄材料費のほか給食に係る経常的経費が中心であります。 210ページをお願いします。 3項1目学校管理費の主なものは、中学校5校の維持運営に係る経費でありますが、213ページの説明欄12緑丘中学校屋内運動場防水塗装工事は、債務負担行為の設定により令和2年度から2か年工事として雨漏りや外壁剥離対策に加え、避難所として必要なバリアフリー化等を行うもので、13の避難所非常照明整備事業については、令和2年度の小学校に引き続き、避難所となる中学校の入り口や体育館に太陽光やバッテリー機能つきのLEDライト7基を整備するものであります。 次に、212ページの2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入及び学用品費等の就学援助費が主なもので、3目学校給食費については、賄材料費のほか給食に係る経常的経費であります。 214ページをお願いします。 4項1目幼稚園費は、主に修繕料や園児用備品、人件費などの経常的経費でありますが、説明欄6の広域入園運営費については、市内在住の幼児が他団体で入園した際に、保護者負担分を除く市負担分を支出するものであります。 216ページをお願いします。 2目幼稚園給食費は、給食に係る賄材料費のほか給食に係る経常的経費でありますが、令和2年度をもって蓬莱共同調理場を閉鎖するため、大幅な減額となっております。 218ページをお願いします。 5項1目社会教育総務費の説明欄2から4及び6の事業については、各種生涯学習講座の開催でありますが、4の新宮市民大学開催については、明治大学と連携し公開講座を開催するものであります。また、説明欄7の共育コミュニティ推進事業は、地域共育コーディネーターと学校支援ボランティアなどの協力により、学校区のクリーン作戦など各学校が必要とする取組を支援するもので、10の新宮市少年少女発明クラブ補助金は、子供に科学的な興味・関心について追求する場を提供し、自由な環境の中で創造的な活動を実施する事業に対して助成を行うものであります。 220ページをお願いします。 2目文化振興費の説明欄5熊野芸術文化セミナー開催は、軽井沢ルヴァン美術館と連携し、西村伊作の生き方を探求したセミナーと絵画作品展を開催するもので、7の「紀の国わかやま文化祭2021」開催事業については、新宮市において新宮文化博覧会と熊野歴史文化シンポジウムを開催するものであります。また、223ページの説明欄8新宮市文化活動振興事業につきましては、丹鶴ホールの開館に合わせて市民の文化活動に対する補助金制度を新設するものであります。 222ページの3目文化財保護費は、文化財の保存・管理や熊野学関連事業などを行うもので、説明欄6の東京大学体験活動プログラム協力事業は、東京大学が新宮市を拠点に行う体験活動プログラム事業に協力し、熊野学の情報発信や研究交流を図るものであります。また、8の新宮城跡史跡追加指定事業については、新宮城の本来の登城口である大手の史跡追加指定を目指すもので、本年度は文化庁との調整や土地の測量を実施するものであります。 225ページをお願いします。 説明欄10重要文化財阿須賀神社境内出土品修理事業は、令和元年度に国指定となった出土品について、劣化や損傷が著しく将来への継承が危惧されることから、保存処理や修理を行うもので、11の新宮城下町遺跡調査事業につきましては、平成27年度から29年度に実施した第一次発掘調査及び試掘確認調査において出土した遺物や調査記録等の整理を行うもので、本年度中に調査成果をまとめた報告書を刊行する予定であります。 4目佐藤春夫記念館費の説明欄3佐藤春夫記念館移転事業は、熊野速玉大社境内から旧チャップマン邸のある伊佐田に移転するもので、本年度は用地取得に係る経費の計上であります。 226ページをお願いします。 5目歴史民俗資料館費は、資料館の管理運営費のほか、資料館での企画展の開催等に要する経費で、6目公民館費は、公民館の本館事業で音楽教室などの公民館講座の開催や親善スポーツ大会を実施し、公民分館事業では、7分館の自主的な事業を支援するものであります。 7目図書館費は、図書の購入や資料整理など一般的な図書館の管理運営経費の計上であります。 228ページをお願いします。 8目人権教育推進費は、子供会活動を支援し人権意識の高揚や自発的な学習の支援などを行うもので、231ページの説明欄5人権教育総合推進事業、6の地域青少年自主学習活動支援事業は、地域内における児童生徒の学力向上と支援体制を構築することにより、地域の教育力向上を図るものであります。 9目教育集会所費は、春日及び松山教育集会所の管理運営に係る経費であります。 10目少年相談センター費は、補導協力委員の方々の協力を得て運営する相談事業等に係る経常的な経費が中心であります。 232ページをお願いします。 11目勤労青少年ホーム費は、施設の維持管理に要する経費で、12目青少年健全育成費については、スポーツ大会開催への助成や指導者の育成事業を実施するものであります。 13目文化複合施設整備費の説明欄1新図書館整備事業は、丹鶴ホール内の新図書館開館に向け、備品や図書の購入のほか、旧図書館や館外書庫からの移転作業等に要する経費の計上で、235ページの説明欄2文化複合施設整備事業については、施設完成後の家屋調査に係る経費が主なものであります。237ページをお願いします。説明欄5の文化複合施設オープニングイヤー事業につきましては、丹鶴ホールの開館に向け施設内覧会や避難訓練コンサートなどのプレイベントを開催するとともに、開館後には記念式典や著名アーティスト等による公演、市民企画によるイベントなどオープニングイヤー初年度としての多彩な催しを行うものであります。 238ページをお願いします。 6項1目保健体育総務費は、各種スポーツ団体への補助金・負担金及び経常的な経費であります。 2目体育施設費は、経常的な各体育施設などの維持管理並びに運営に係る経費でありますが、241ページの説明欄4高田テニス場・若もの広場管理費については、施設完成後の管理に必要な消耗品や光熱水費のほか、管理委託料等について計上するものであります。 244ページをお願いします。 3目スポーツ振興事業費の説明欄1ラジオ体操普及事業は、市内各所においてNHKのラジオ体操に合わせた朝のラジオ体操を継続的に実施するための経費でありますが、本年度は夏季巡回講座の開催を予定していることから、必要となる消耗品費等について計上しております。また、説明欄5の新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会負担金については、市民の体力向上と健康増進、地域振興を目的として、第9回ハーフマラソン大会を開催するもので、6の高田テニス場・若もの広場オープニング事業につきましては、平成23年の紀伊半島大水害で流失した当該施設の完成に伴い、オープニングイベントを開催するものであります。 以上、10款教育費の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  小渕企業立地推進課長。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。 先ほどの松畑議員の質疑について、お答えできなかった分を答弁させていただきます。 補正を行った時期は6月補正でございまして、補正の額につきましては756万1,000円を減額補正したということでございます。 ○議長(久保智敬君)  よろしいですか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  午前中の福田議員の議事進行についてでありますが、榎本議員と大西議員の議事進行の取扱いにつきましては、議案審議等に影響するとの思いから議事進行を認めましたので、御了承を願います。 榎本議員と大西議員の議事進行につきましては、当局より答弁させます。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  午前中の榎本議員の議事進行について、生活環境課より答弁をさせていただきます。 今回の指定管理者の指定を受けることについては、議会の議決を得た上で地方公共団体に代わって公の施設の管理を行うものであり、地方公共団体と営利、取引関係に立つ者ではないため、地方自治法第92条の2の請負に該当するものではないと解されており、三輪崎区長が公の施設の指定管理者になることに問題はないというふうに理解しております。 また、地方自治法第92条では、市議会議員は他の普通地方公共団体の議員を兼ねることができないというもので、三輪崎区長についてはこれは該当しないというもので、第92条の規定に抵触しないものと考えております。 ○議長(久保智敬君)  榎本議員、大西議員、よろしいですか。 10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  要するに、財産区という区、それは三輪崎区というのは財産区なんですか。だから特別公共団体になるんですか。 ○議長(久保智敬君)  議事運営の都合により、あらかじめ本日の会議時間を延長いたします。 ◆10番(榎本鉄也君)  僕の議事進行、そこだけだったんです。財産区、特別地方公共団体という区分であれば、自治体の長が要するに市議会議員を兼ねるということは、法律上どうなのかなという疑問があったからです。だから、兼業禁止云々というその内容はいろいろあると思うんですけれども、要するに自治体の長は、だから市長が市議会議員を兼ねるみたいな話じゃないですか。だから、そういうことにはなっていないのかなと思ったんです。 それは大丈夫なんですね。 ○議長(久保智敬君)  向井副市長に答弁させます。 ◎副市長(向井雅男君)  地方自治法に基づいて三輪崎区の持っている財産云々については、特に法人格を与えたものではないというふうに判断してございます。ですから三輪崎区自体が任意の団体であるというふうになってございますので、その団体に指定管理をお任せするということでございますので。 今議員御指摘の三輪崎区が持っている財産を地方公共団体として認定はしていないということでございます。 ◆10番(榎本鉄也君)  じゃ早い話、特別地方公共団体という法的根拠のある区ではないということですね。 了解です。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  14番、屋敷議員、議事進行。 ◆14番(屋敷満雄君)  僕が、嫁さんが今日退院するんでちょっと遅なって来た間に、ああいう大西議員の議事進行かかったのを今文書で起こしましたので、読ませていただきましたんですけれども、議長、お聞きしたいのは、今生活環境課長がおっしゃった中で、三輪崎区が新宮市の町内会のどういうような位置づけになるか。佐野区の場合は法人格を持っています。ですから地縁団体に当たると思います。三輪崎も平成25年までは一般法人の三輪崎財産区、山林を持っていましたので財産区の分は区と別個に財団法人三輪崎会という組織をつくっていました。その分につきましては確かに法人です。 ですから、当時三輪崎の会合をするときには、先にメンバーが同一人物になっていましたもので、区の組長会議を月1回、その後終了後、ただいまから財団法人三輪崎会の会議をしますという議事録はきちっと取っています。ただこれが三輪崎区山林の問題で僕も関わっておったんですけれどももめまして、ほいで別の組織の方がなりまして、その方が確かに議員をやっておられまして、非常に曖昧なことをやられて、議事録もございませんですけれども、当時の議事録はきっちりと残っています。 そういうことで、現在、財団法人三輪崎会は消滅しております。ただ清算の手続を行っていませんから、これが宙ぶらりんこの状態になっていることは事実です。 そういうことで、議長、今の2点、どういう立場なのか。 もう一つ、もし町内会と一緒であれば僕は三輪崎の区長。そして、何人かの議員の方もその町内会の会長の大役をお世話されているんです。これはもう全部皆さんボランティアで地域のために頑張っておるんです。 これを今見ますと、確かに、榎本議員の今のお話は分かりました。ただ、今、榎本議員が先輩議員の話の中で、三輪崎区は財産区であると。それを後輩の議員が聞いたら、全部屋敷区長は財産区の区長で、できんことをしているやないかというように皆思われるんです。それは僕は納得できないです。 大西議員、これ書いたあるのを読ませてもらいますと、三輪崎区は多分他の自治会とは違うんやでと。三輪崎の区民に対して港の土地を永久貸与していると。三輪崎区は区民に対して賃貸ししていると。で、貸した土地で、建物を建ったら悪いけれども建っていると。で、屋敷もその中で家を建てているんやと。そういうことをおっしゃっているんです、この場で。僕がおらんときに。 これは彼も三輪崎出身や。三輪崎の大事な海を埋められて、漁をされている方は漁業権を放棄して、その代償として補償として埋立ての補償をもらうのはどこでも一緒じゃないですか。ただそれで当時の市長は、確か三輪崎出身の瀬古潔さんです。その当時の三輪崎の区長及び区の役員は、いろんな交渉をやって、結果的に政治決着されたのがこういう形で現在おるんです。佐野は佐野で埋立てしたときはどういう形で決着したか知りませんけれども、そういう話は絶対あるはずですよ、皆どこでも。 それを延々とこういうことを公の場でおっしゃって、僕としたら陳謝してもらわないと困ります。議長、その辺のお計らい、よろしくお願いします。 ○議長(久保智敬君)  屋敷議員、先ほど向井副市長のほうから、市議会議員と三輪崎の区の会長とに両方するのは、法的にも違法ではないということを明確におっしゃっていただきました。ですから、それは榎本議員、大西議員も納得してくれたことでありますので、それ以上のことは、後この場では私のほうからは言えませんので、御了承願いたいと思います。 ◆14番(屋敷満雄君)  了解できんよ。ただ公の場で電波に乗って朝の僕のおらんときに、これは謝罪か訂正してもらわんと僕の立場はどうなるんですか。     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  1番、大西議員、議事進行。 ◆1番(大西強君)  私の名前が出てきたので、そういうこともあろうかと思って、今期一般質問はしないと決めていたんですけれども、危惧したんで急遽一般質問の申入れをして、私が一般質問で彼の言ったことを詳しく答えますから。それで議長、了解してください。     (発言する者あり) ○議長(久保智敬君)  暫時休憩いたします。 △休憩 午後5時03分--------------------------------------- △再開 午後5時06分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(久保智敬君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 明日は午前10時から会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後5時07分...