新宮市議会 > 2020-09-09 >
09月09日-03号

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  1. 新宮市議会 2020-09-09
    09月09日-03号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年  9月 定例会          令和2年9月新宮市議会定例会会議録             第3日(令和2年9月9日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員14名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  松畑 玄君                             4番  上田勝之君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員1名、氏名は次のとおり。                            12番  前田賢一君---------------------------------------議事日程 令和2年9月9日 午前10時開議 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(4)から 日程2 議案第57号 紀南環境衛生施設事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び紀南環境衛生施設事務組合規約の変更について 日程3 議案第59号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程4 議案第60号 令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程5 議案第61号 令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程6 議案第63号 令和2年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)     (以上5件 教育民生委員会委員長報告) 日程7 議案第58号 令和2年度新宮市一般会計補正予算(第5号)     (総務建設・教育民生各委員会委員長報告) 日程8 議案第62号 令和2年度新宮市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)     (総務建設委員会委員長報告)---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(4)から(6)まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           下  基君               商工観光課長           峪中直樹君               企業立地推進課長         小渕 学君               総務部               部長               尾崎正幸君               防災及び危機管理担当部長     山下泰司君               財政課長             小林広樹君               防災対策課長           佐藤尚久君               市民生活部               生活環境課長           竹田和博君               クリーンセンター長        池ノ本要一君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        田中幸人君               保健センター長          赤松勇人君               建設農林部               部長               平見良太君               次長兼管理課長          望月敬之君               都市建設課長           木村雅洋君               医療センター               事務長              奥  靖君               庶務課長             岡本真治君               医療業務課長           須崎誠久君               水道事業所               所長兼業務課長          名古一志君               消防本部               消防長              越水 薫君               消防署長             竹田和之君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               平見仁郎君               次長兼教育政策課長        澤原謙二君               教育政策課企画員         富田英之君               生涯学習課長           南 拓也君               文化振興課長           福本良英君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第3日(令和2年9月9日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(久保智敬君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は13名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 本日、松本議員より所用のため遅刻の届出がありましたので、報告いたします。--------------------------------------- △日程1 一般質問 ○議長(久保智敬君)  それでは、日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、一般質問通告表の番号4から順次発言を許可いたします。--------------------------------------- △上田勝之君 ○議長(久保智敬君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君) (質問席) おはようございます。 昨日、三栗議員からまちなか交通ということで質問されておりましたが、私も同様に市内の公共交通機関の再編及び100円バスの導入について、早期の実現を求めて質問を始めさせていただきます。 昨日の三栗議員の質問で、熊野川町地域に導入されるデマンドタクシー、事前予約型の乗合タクシーというような新しい仕組みの導入について、るる説明がございました。私は、この熊野川町地域の各地区で導入されるデマンドタクシー、事前予約制の乗合型タクシーの件については、昨年秋の住民ヒアリング、そして今年夏の住民説明会等々、熊野川町地内の各地区において非常にきめ細やかにヒアリングや説明会が開催されました。それに、私もほぼほぼ出席をさせていただき傍聴させていただきました。 そういった中では、住民ヒアリングでは熊野川町地域の各地区の歴史的な地域のつながりや、地区ごとの個別事情など様々な意見が出されましたし、あるいは地区から路線バスが廃止されてしまう、そういったような寂しさや新しい仕組みの導入に対する不安、路線バスだと定時に来てそれに乗って行けばよいんですが、事前予約制という予約という少し煩わしさを感じるような、そういったような意見も出されました。 そんな中では、お隣の熊野市紀和町で既にこのデマンドタクシー、事前予約制の乗合型タクシーが導入されている、その実情を丁寧に説明されていて理解を求めておられました。また、その各地区特有の事情といいますか、例えば玉置口や嶋津といったような地区では、昔からの川の流れに沿った紀和町との交流が深く、県境を越えて三重県側へ走らせていただけないか、あるいは病院への通院なんかでも、御浜町阿田和の紀南病院へ通院される方が多いであるとか、敷屋やあるいは篠尾といった地区では伝統的にこれ旧敷屋村というか、旧熊野川町になる以前の敷屋村の地域的なつながりもあったり、あるいは本宮町の診療所が整形外科がある、本宮町のほうが品ぞろえがよくて普通のスーパーのようだとか、あるいはホームセンターもある、そういったようなことから本宮町へ越境していただけないかといったような、各種の要望が出されました。 そして、歴史的な地域のつながりや現在の社会インフラ、生活をしていく上での社会インフラの整備がある程度、一定程度の人口の集積のあるところにやはりそろっているというような地域的なつながりというものを改めて実感することができました。 そこで、そういったような要望を受けた上で、担当課のほうでは調整をなされて、今回の10月1日のスタートということになります。その中で、やはり特筆すべきは100円均一料金制を採用していただいたことです。私も、これまで何度も訴えてまいりましたし、地域で生活する年金収入の高齢者の負担軽減になるものと、大変期待をしております。 そういった意味では、住民ヒアリングの際に提起された課題は、おおむね解消されたように感じました。この紀和町方面への乗入れは、熊野市や御浜町方面への乗継ぎが可能な熊野市の紀和庁舎、紀和総合支所まで乗入れ可能となりました。惜しむらくは、本宮町への乗入れが新宮市と田辺市の境である高津橋というバス停までとなり、なかなか本宮町まで直行というような形が取られなかったのは少々残念ではございますが、これは田辺地域の交通事業者の理解や調整に今後の課題を残したところでもありますし、将来的な解決を目指していただければとは思います。 引き続き、この新宮、三佐木・蜂伏、あるいは高田といったような各地区の公共交通の整備の実現を求めていきたいのですが、まず昨日も話題に出ておりました国土交通省近畿運輸局地域連携サポートプランの協定を締結される予定とのお答えでした。この地域連携サポートプランを締結するメリットをどのように考えておられるのか、いかがでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  地域連携サポートプランにつきましては、近畿運輸局が現地に入り自治体とともに公共交通の課題解決に取り組むといった事業になります。本事業のメリットにつきましては、専門的知識、各種制度、先進事例などその豊富な情報、知見を持つ国が現地に深く踏み込み、市とともに住民、交通事業者、有識者との意見交換、協議を重ね、地域の実情に応じた再編サポートをしていただけると考えております。 ◆4番(上田勝之君)  そういった意味で、国のこういったような許認可の近畿運輸局のほうが、積極的に地域に出向いていただけて地域の実情も理解をいただける、そういった中で新たな公共交通体系をつくり上げていく、そういった展開を期待しております。 今後についてですけれども、まず高田地区の公共交通の整備を進め、新宮、三佐木・蜂伏地区は協議検討を進めるというお答えでございました。ただ、具体的な再編時期は未定とのお答えでもありました。 昨年6月議会では、私、一般質問で取り上げさせていただきましたが、新宮、三佐木・蜂伏の両地区の公共交通、現在のバス路線等々はどこに問題や課題があるのか、当局ではどのように捉えられていますか。 ◎企画調整課長(下基君)  新宮、三佐木・蜂伏地区の再編については、民間の交通事業者が多く存在しており、利便性向上と民間への影響のバランスを考慮する必要があることや、地域ごとに交通事情がそれぞれ異なることから調整に時間がかかると思われるため、再編完了時期については未定とさせていただいております。 現在の路線バスの問題や課題につきましては、バスが運行していない交通空白地区の存在や、バスの利用実績が上がってこないという現状を踏まえ、運行ルートや運行時刻が住民ニーズに合っているのかなどの整理が必要かと思います。 また、利便性の向上だけではなく、既存交通の運行内容が十分に浸透していない、そういったために利用されていないという可能性もあり、既存交通の運行内容等の周知も強化していかなければならないというふうに考えております。 ◆4番(上田勝之君)  今、お答えいただいたように、この旧市内、新宮地区や三佐木・蜂伏地区の問題や課題といった点は、やはり当局も捉えていただいているものと今の答弁でしたが、この新宮の市街地の形成というものは、文化複合施設の建設の議論の際に、旧中心部のにぎわいを取り戻すといった論点がございましたが、この新宮というまちの成り立ちを見てみますと、住宅地が南へ南へと形成され、旧来の中心市街地から順に人口の高齢化が進行、独り暮らし世帯が増加し、空き家や放置家屋が増加しています。 それに伴い、日常生活を支える食料品店など商店の廃業や撤退が相次ぎ、日々の買物なども歩いて行ける範囲を超えてしまっているような状況でございます。 公共交通機関、バス路線の空白地帯、例えば新宮地区で言えば熊野地や鴻田、広角、三佐木・蜂伏地区なら三輪崎の海岸部や高森あるいは木ノ川といった地区、加えまして相筋のように堤防上の市道を路線バスが走行するため乗降の利便性が損なわれている、そういった点など、路線バスの空白地帯やルートのきめ細やかな変更による市街地の公共交通の再編が急務であります。 先ほどもお答えいただきましたが、この急務な点について、もちろん交通事業者が多岐にわたる、バス事業者あるいはタクシー事業者が新宮地区の場合やはり数が増えているというようなところで、調整の点も非常に御苦労もあるかと思うんですけれども、この急務という点について当局の考え方はいかがでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  議員御指摘のとおり、市街地においても路線バスが運行していない空白地帯があり、自宅周辺に買物できる店舗等もなく御不便をおかけしているという現状は認識しております。バス事業者とは、利便性の向上と効率的な運行について、停留所やルート、ダイヤ等の見直しについても意見交換を行っており、関係機関、事業者との協議、調整を重ねながら丁寧かつスピード感を持って進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆4番(上田勝之君)  ぜひお願いしたいと思うんですけれども、熊野川町地域の山村部と違って一定程度の人口の集積がある新宮、三佐木・蜂伏地区ですから、熊野川町地域で導入されたようなデマンドタクシーといった仕組みを導入するには、少々厳しいのかなとは考えます。やはり、路線バスの空白地区や狭隘路へのルート変更を実施するのであれば車両の小型化が必要であり、ステップつきの乗降しやすい車両の導入も併せて実現すべきです。 そういった点から、こういった交通施策を導入するに当たっては、現在でも新宮地区の路線バスは小型化されてはいますが、もっと小さいワンボックスタイプの車両の導入なんかを考慮されるときに、やはり交通事業者に新規の投資を求めるのはなかなか困難が予想されるため、現在、新宮市が行っている医療センターへの通院バス、やましろ号で実施しております、車両自体は市が保有をして運行は交通事業者が行う方式を、この公共交通の再編事業に導入されるべきだと考えます。 また、今後もこの旧市内、新宮地区や三佐木・蜂伏地区、高田地区においても熊野川地区と同様な100円均一料金制の導入、それと利用者の年齢層やあるいは買物や通院といった利用目的に合わせて、市内の公共交通の再編をぜひ急いでいただきたい。そういった意味では、やはり先ほどもお答えいただいたように交通事業者との調整、そういったところが一番課題になってくるのかなと思いますし、その点を先ほどお答えをいただいたような近畿運輸局の地域連携サポートプランを活用して、近畿運輸局との連携を図った上で、地域公共交通会議を早期に開催されて、ぜひこの新宮地区、三佐木・蜂伏地区、高田地区の早期の公共交通の再編を行っていただきたい。そのために、早期の公共交通の再編の整備を行うには、やっぱりこれまでの例にとらわれない施策の進め方が必要だと私は考えます。 熊野川町地区では、本当にいろいろ御苦労いただいていろいろ市の考え方、他市町村、県を越えての越境の問題であるとか100円均一料金制の導入であるとか、そういったような困難な課題に挑戦していただいてそれをクリアしていただいた。ぜひ、この新宮、三佐木・蜂伏、高田地区でも同様の施策を早期に進めていただきたいと考えます。 ぜひ、その決意のほどを最後にお答えいただきたいと思います。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  熊野川町地域につきましては、ほぼ2年かけて、議員も熱心に足を運んでいただいていろんな声を聞いていただいたと思います。 今後の再編につきましても、同様に地元の声を聞きながら、また一方で当初から交通再編を進めるに当たりまして、議員からも民間事業者への過度な圧迫ということも御指摘をいただいております。そういった意味におきましては、やはり交通事業者の声も聞くというところも大事だと思います。 また、今般再編に当たりまして、やはり陸運局また県の総合交通政策課のいろんな御指導、適切なアドバイスが非常に我々としたら有益であったと思っております。そういった今、車両の件もございましたが、もろもろこの施策、大きな施策でございますので、一定の今後財政出動も伴うものかということも予測をしてございます。そういったいろんな事情を勘案する中で、残された地域の交通再編につきましても、単にスケジュールを先延ばしすることなく平行できる部分は各地域のことも平行しながら、またいろんな声を聞きながら、また議会説明もぜひ行わせていただきながら、適切な交通再編を今後進めていきたいとそのように考えてございます。 ◆4番(上田勝之君)  これは、私、もう以前からこの100円バスの導入、市内の公共交通の再編ということで大変訴えさせていただきましたし、ここにおられる各議員も一般質問等の機会を通じて皆さん早期の実現を求めておられました。私この質問、この話題を取り上げさせていただくのは大変久しぶりなんですけれども、この熊野川町地域の再編について成り行きを見守っていたというか、どういったような形で行われるのかということを非常に楽しみにも、あるいは心配にもしておりましたが、本当に要領よい形、慣れていただいた暁には、大変いい形になるんではないかというふうに感じられます。その御苦労を、大変な困難な課題も多かったと思うんですけれども、そこに挑戦していただいて解決をしていただいた、引き続きこれらの点を新宮地区や三佐木・蜂伏地区、高田地区でも発揮していただきたいと思いますので、ぜひ早期に取り組んでいただけるよう要望をいたします。 続きまして、台風・集中豪雨災害への備えを問うという点で、お尋ねをいたしたいと思います。 まず、ちょっとこれは地域住民の方から御指摘もあったので取り上げさせていただきますが、荒木川、新宮南インター周辺地区集中豪雨対策についてという点です。 三輪崎や佐野の新翔高校側といいますか、山側の地帯は住宅地の造成や大型商業店舗の進出など、田園地区から市街地化が進んでいます。また、医療センターの開設をはじめとする蜂伏地区の開発や那智勝浦新宮道路新宮南インターチェンジの開通など、ここ20年来この地方の小都市と言えども市街地の形成による地形の変容ぶりは著しいものがあります。 また、平成23年の紀伊半島大水害以降、三輪崎・佐野地区の局地的な浸水被害など、那智勝浦新宮道路の開設による地形の変容にあるのではないかといった指摘は、これまでも久保議長や屋敷議員など、るる指摘をされております。 そういった中では、その改善に取り組まれているものと存じますが、この新宮南インターチェンジの開設は、医療センターへの救急車の速達性の向上に大きく寄与していますが、地形の変容による雨水の住宅地への浸水被害や道路冠水など、現状とこれまでの対策についてお尋ねをいたします。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  新宮南インターチェンジからローソンへの地域につきましては、平成29年10月の台風21号による住宅浸水や道路冠水などの被害を受け、地元区より浸水被害に対する説明会の開催要望が提出され、国、県、市が出席して浸水原因などの説明会を開催しております。その中では、荒木川からの溢水や新宮南インターチェンジからの流入などについての話がなされ、その後、国におきましてはインターチェンジ調整池付近への止水壁、県においては荒木川の護岸のかさ上げや護岸の災害復旧など、市としましては市道表面排水処理のため横断側溝を3か所整備してございます。 また、県における河川しゅんせつにつきましても、昨年度まで佐野川下流で約1万3,000立米、延長540メーター、荒木川下流で約1,100立米、延長280メーターのしゅんせつを実施し、河川断面確保に努めていただいており、今年度も佐野川で約1万7,000立米を、荒木川で約500立米のしゅんせつを予定していると伺ってございます。 ◆4番(上田勝之君)  これまでも、住民説明会をはじめとして地域住民の要望を受けて様々な施策を展開していただき、対策は取られているんだなということですね。しかしながら、住宅地化の著しい進展など、地域住民の実感としては、特に最近の集中豪雨、ゲリラ豪雨に関しては、いまだ雨水対策が不十分ではないかとの指摘もございました。 以前、久保議長が指摘されていたローソン付近の市道を横断する農業用の用水路や排水路の大口径化といったような点は、どう対応されたのかお尋ねをいたします。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  この地域には、市道比奈久保線内の横断排水管、口径600ミリから800ミリ5本が布設されております。流域内の今回の雨であれば排水できると考えておりますが、ごみが詰まって水路に入り難いなどのお話もございましたので、ローソン横市道に横断側溝をグレーチングで施工し、大きいほうの水路に表面水が早く流入するよう施工してございます。また、今回、国及び県において外部からの流入対策をしていただいておりますので、今後、状況を注視していきたいと考えてございます。
    ◆4番(上田勝之君)  ぜひ、最近の雨の降り方、集中豪雨やゲリラ豪雨、短時間に急激に雨が、降水量が増えるといったような状況もございます。ぜひ、十分注意しながら、対策が十分でないようであれば、さらに対策を施していただけるようよろしくお願いをしておきます。 ところで、佐野川の改修は、これまで大変懸案であった第一佐野橋の改良を含む上流部の改修は進行しています。この佐野川や、併せて荒木川の改修、今後の計画と進捗状況はどのようになっていますでしょうか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  佐野川につきましては、第一佐野橋から上流80メーターまでが両岸完成しており、そこから上流の元農道橋まで約60メーターを今年度発注予定と聞いております。また、荒木川につきましては、今年度、市梨橋下流の右岸約30メーターを発注予定とのことでございます。両河川の未整備区間、佐野川延長約400メーター、荒木川延長約490メーターにつきましては、現在、用地交渉中であり、用地交渉が完了次第工事着手したい旨を伺っており、両河川ともに令和5年度の完成を目指しているとのことでございます。 ◆4番(上田勝之君)  ありがとうございます。 いずれにいたしましても、この地域では今後さらに大型商業施設の建設も進められております。荒木川沿線などは、今後も農地の住宅地化が進行するものとも想定されます。農地や下流域への影響も考慮しつつ、今後のこの集中豪雨やゲリラ豪雨といったような雨水の浸水や道路冠水の対策の充実を要望します。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  土地利用の変化なども踏まえながら、今後も浸水対策に努めてまいります。 ◆4番(上田勝之君)  ぜひ、この最近の気候の変化、気象の変化、短時間に集中豪雨やゲリラ豪雨といったような短時間に集中する降雨量、こういったことによる浸水被害の軽減に、十分注意しながら対策を施していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 これは、新宮地区でも同様のことが言えますが、昨年、市田川流域大規模浸水対策計画が、国土交通省の紀南河川国道事務所を中心に策定されました。この計画の中では、おおむね5年間の短期計画も定められています。この計画の進捗状況はいかがでしょうか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  平成29年、台風21号の被害を受けて、市田川流域大規模浸水対策計画を国、県、市により策定しました。この計画の中には、おおむね5年程度の完成を目指した短期施策があり、現在それぞれが取り組んでいるところでございます。 まず、国土交通省の市田川排水機場ポンプの毎秒10.9トンの増強につきましては、管渠工や機場本体工が発注済みでございまして、今後、導水路工事、建屋建築、機械電気工事を経て、令和4年度末の完成を目指しているとのことでございます。 また、県が行う浮島川排水機場補助ポンプ毎秒1.2トンの整備につきましては、ポンプ7基は購入済みでございまして、うち2基は設置済み、残りの5基は11月末までに設置完了させたいとのことでございます。 市事業のうち、毎秒0.49トンのポンプは設置済みでして、下田地区の排水ポンプ整備、毎秒2トンにつきましては、先日都市計画決定いただきましたので、現在、10月の詳細設計の発注に向けて準備中でございまして、今年度に詳細設計、来年度以降に用地取得と工事を行い、令和5年度の完成を予定してございます。 ◆4番(上田勝之君)  ありがとうございます。 これらの施策が完了しますと、平成29年10月の浸水被害といったものがかなり軽減されるのではないかと期待をするところであります。 特に、大きい事業といいますと、国における国土交通省紀南河川が対応していただいたように、熊野川河口の砂州の掘削、あるいはあけぼの地区のポンプの増強といったような大型工事も鋭意進められております。こういったような施策の積み重ね、それに続いて市が整備を行っていくということで、ぜひとも地域の住民がこの気象の変化が著しい集中豪雨、ゲリラ豪雨で被害を受けないような対策を施していただくよう強く要望いたします。 それと、先週末から今週初めにかけては、超大型台風と言われた台風10号の九州地方への襲来がございました。九州地区におかれましては、熊本をはじめとして7月の大変な豪雨災害、線状降水帯と言われるような大変な豪雨災害を受けた後、こういったような超大型台風、これまでに経験したことのないような暴風であるとか、雨が降るといったようなアナウンスがしきりに流され、早期の避難を呼びかけられておりました。 そういった中では、このコロナ禍の避難所の状況など、大きな教訓を私たちにも与えてくれたのではないでしょうか。分散避難も推奨される中、このGoToトラベルといったようなコロナ対策の施策を利用したホテル避難や、避難所で3密にならないよう、回避をするために、ソーシャルディスタンスを確保するため避難者を収容し切れず、避難所を数か所回ったであるとか、やむを得ず避難をお断りするようなケースもあったという報道もございました。 先般、新宮市ではコロナ対策の避難所運営訓練が行われたようですが、これはどういったような状況だったのか、課題や問題点等はなかったのかお尋ねをいたします。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  新宮市の状況ですが、避難所で使用いたします手指消毒液や空気清浄機などにつきまして、一時調達、購入がうまくいかない時期もございましたが、現在は避難所で必要な物品の準備は完了いたしております。また、避難所で万一体調がよくない方が避難してこられた場合の職員の対応や装備などが課題でありましたが、保健所に何度も相談するなどいたしまして、対応方法などを決めることができております。 なお、避難所の設営訓練、運営訓練につきましては、6月の中旬から先月までに繰り返し実施いたしました。今年度から、新型コロナウイルス感染症対策で使用する物品の追加やレイアウトの変更、また避難された方の健康チェックの実施などがございますので、担当職員にはそれらのことにつきましても確認をしてもらっております。 そういう中で、7月に福祉センターで実施した訓練を報道機関に公開いたしまして、職員がフェースシールドを装着して避難者の受付をしましたり、体調不良者のパーティションの設置などを行う様子がテレビや新聞を通じて報道されたところでもございます。 ◆4番(上田勝之君)  徐々にではありますが、これまでこのコロナ禍を受けて対策を施した上での避難所の開設といったようなことが、十分訓練をされてきているということで少し安心をいたしましたが、今年は本当に、今年もといいますか、年々この暑さといいますか猛暑といいますか、そういったようなことが記録更新がなされるような気候でございます。大変、太平洋側の海水温が今年は異常に高いと言われております。そうしますと、さきの台風10号のような超大型台風の襲来がこの秋以降、下手すれば11月まで続くんではないかというような予測もされております。 市が発出する避難情報も、避難勧告等に関するガイドラインが改定され、警戒レベルを5段階に分けて危機感が持ちやすく、避難の必要があることが直感的に分かるような文言で発信されるようになりました。これは、もちろん全国のメディアでもそうですけれども、やはりこの間の10号台風なんかでも、気象庁と国土交通省が一緒になって会見を行って早期の避難を促すといったような、これまでにないような形で早期の避難を促すといったようなことをされておりましたし、先般も回覧でしたか市広報でしたか、こういったような避難情報のポイント、非常に赤とかブルーを使ったような分かりやすいチラシ、それでもなかなかやっぱり内容的には非常に難しいかも分からないんですけれども、こういったようなことで市民啓発を行っておられる。本当に早期の避難を促していかなければなりませんが、ただこの間の台風10号のような超大型台風が本当にこの地域にも襲来することが予想されるような際には、警戒レベル4、避難指示、全員避難となれば一体どういうふうな状況になってしまうのか、こういった状況も想定して、検討を進めておかなければならないのではないかと思いますが、担当課としてはどのようなお考えでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  新宮市では、今年の6月、7月、それに今月の広報に災害時の避難に関する記事を掲載いたしました。その中で、ハザードマップを使ってお住まいの場所が避難が必要な場所かどうかの確認をすることや、親戚や知人宅への避難が可能かどうかを確認することなどをお願いいたしております。 また、旅館やホテルへ避難のために宿泊された場合に、宿泊料金を割引する事業も7月から開始いたしておりまして、これらのことにつきましては広報への掲載以外に町内会の回覧や広報へのチラシの折り込み、またホームページへの掲載などにより周知を図っております。 さらに、ウェブ版のハザードマップをパソコンやスマートフォンからも閲覧していただけますし、地域別のハザードマップにつきましては広報の6月号に折り込んで全戸に配付させていただいたところでございます。 先日の台風10号では、九州をはじめ中国・四国地方で一時合わせて880万人余りに対して避難指示や避難勧告が発令されました。新宮市でも、必要に応じまして可能な限り早めに避難情報を出すことにいたしますので、いざというとき、御自宅が危険な場所にあるような場合には、躊躇することなく避難行動を取っていただきますようお願いいたします。 ◆4番(上田勝之君)  確かに、避難情報をしっかりと把握し、あるいは市民の方々がお住まいの地域やあるいは職場の地域がどういった地形なのか、どういったような危険があるのかといったようなことを十分把握していただくことが、まず必要なんだろうとは思います。 そのような必要な事項を、市民の方が感じていただけるように、ぜひ今後ともそういったような広報、啓発に努めていただきたいとは思うんですけれども、やっぱり現在この最初に避難所を開設する場合、指定緊急避難所ということで、先日の広報にも一覧を載せていただいていますし、防災行政無線やあるいは防災行政無線のメール等でも一覧ができるような形になっております。 ただ、これやはり人数が不足するのではないかと思われます。どうしても、ソーシャルディスタンス、これを確保しながらやると収容人数というのは減ってまいります。実は、後の財政シミュレーションのほうでも取り上げさせていただきたいんですけれども、各地域の集会所や会館など、もっと広く開設する必要も出てくるんではないかと考えられますが、その点について今後の御検討はいかがでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  新宮市では、台風などの風水害の際に、まず優先して開設する避難場所が22か所ございます。昨年度、8月の台風10号と10月の台風19号のときに避難情報を発令いたしましたが、それらのときの避難者数でありましたら、3密への対策をした避難所でも受入れは可能であります。また、先ほども申し上げましたが旅館やホテルへの避難、あるいは親戚、知人宅への避難の検討もお願いしているところでございます。 ただ、先日の台風10号のような台風になりますと、避難所への避難者が多くなることも予想されますので、22か所の避難所では足りないようでありましたら、早めに追加の開設をさせていただくことも考えなければならない、またそのような場合には早めにお知らせをしなければならないと考えております。 ◆4番(上田勝之君)  本当に、この気象条件の変化、気候の変化というものが大変厳しいものがあります。猛暑であったり、それに伴った超大型台風化、あるいは線状降水帯と言われるような集中豪雨やゲリラ豪雨を招くような雨の降り方、こういったような気候が物すごく変化している中で、インフラが追いついていかない、ただしやはり市民の人命というものは一番大事でございます。そういったようなものをどう確保していくか、加えてこのコロナ対策、コロナ禍の中での対策を施していかなければならない。そういった意味では、大変これも御苦労はおありかとは思いますけれども、やはり早期の避難を促す、超大型台風が予想される際、特に今年のような場合には早期の避難を促していくような施策をしっかりと求めていきたいと思いますので、ぜひともその点よろしくお願いをしておきます。 続いて、財政健全化への取り組みと公共施設のマネジメントを問うという点について、お尋ねをいたします。 先日、今年も例年同様財政シミュレーションが示されました。経常収支比率が、今後10年間ほぼ100%を超えて推移するとの予測でした。こういった状況の中で、果たして新規の大型公共事業は可能なのでしょうか。財政シミュレーションに記載されている主な事業は、既に着手をされている文化複合施設の建設や、経年によるクリーンセンターの長寿命化事業、先ほどもお尋ねしたような市田川流域大規模浸水対策計画に基づく国・県と連携した排水ポンプ等の整備事業、さらには広域市町村で進める紀南学園の改築や火葬場清浄苑の改修事業など、現在進行中の事業がめじろ押しです。 そういった中で、長年の懸案である王子団地の改築が、旧熊野川町との合併による合併特例債の起債期限が5年間延長されたことを受けて財源の振替を検討し、合併特例債を充当して改築、建て替え事業を実施することが示されています。現在の7棟140戸から2棟100戸に再編するとの計画と説明されましたが、この事業は3か年計画やあるいは公共施設等総合管理計画に基づく公共施設マネジメント委員会でこの王子団地の改築・建て替え事業に関して、どのような議論がなされてきたのでしょうか。 ◎建設農林部次長兼管理課長(望月敬之君)  平成29年策定の新宮市公共施設等総合管理計画におきまして、財政負担の軽減、平準化を達成すべく、市が有する公共施設等の全体のマネジメントの基本方針を示す中、市営住宅に関しましても計画策定時王子団地も含め今後の市営住宅の在り方等を議論し、現状と課題を整理してございます。 そのような中、王子団地の建て替えにつきましては、総合計画に基づく3か年事業実施計画に係る協議過程の中で、部長会や幹部会等で事業の方向性やスケジュール等について議論を行ってきております。 ◆4番(上田勝之君)  この公共施設等総合管理計画の中では、以前に立てられました公営住宅の長寿命化計画、こういった計画の見直しも含め王子団地を含む公営住宅全体の修繕、更新、廃止を検討すると明記をされております。 この市営住宅を含む公営住宅全体に関して、市の考え方、こちらのほうをお尋ねいたします。 ◎建設農林部次長兼管理課長(望月敬之君)  今般の社会経済情勢から見ても、住宅に困窮する低額所得者の方々に低廉な家賃で供給される公営住宅に対するニーズは、今後も高まりを見せることと思われます。そのような中、地域ごとの住宅地特性やコミュニティー特性を踏まえた上で、新宮市営住宅長寿命化計画によって定められた管理手法に基づき、適切かつ効率的な維持管理に努め、安全で快適に暮らしていただける住環境の保全、整備を推進してまいりたいと考えております。 ◆4番(上田勝之君)  この王子団地の改築、本当に長年の懸案であります。昭和30年代に建設をされ、老朽化し、耐震性能にも不安のある建物群でございます。しかしながら、改築事業を進めていく上では、現在、長年居住されている住民の皆さんの意向、一例で言えば建て替えに伴う住み替えや家賃の課題等について、これ住民の皆さんの意向といいますか、アンケートなどそういったような意向調査をするなど理解は進んでいるのか、今後のそういった意向調査等はいかがお考えでしょうか。 ◎建設農林部次長兼管理課長(望月敬之君)  議員おっしゃるように、現に入居されている方々の御意向やお考え等をきちんと把握することが不可欠であると認識してございまして、今後、アンケート調査やヒアリング調査等を実施させていただき、入居者の方々からの理解に努めてまいりたいと考えてございます。 ◆4番(上田勝之君)  今、お答えいただいたような状況の中で、この王子団地は2年後の令和4年度から事業着手、その財源としては合併特例債を充当するものとされています。 合併特例債は、自治体にとって有利な起債でありますが、期間延長されたとはいえ起債の期限もございます。これまで、王子団地の改築といったようなことは本当にいろんな議論の中で必要性は皆さん理解をしながらも、どうしても公営住宅の改築、しかも大きな事業でございます。こういった点については、どうしても地味な事業になりがちだと感じます。 そういったような中で、やはり例えばこの市役所の庁舎や文化複合施設といったような大きな公共事業に比べて、市民生活に直結するような公営住宅の建て替えといったような事業について市の考え方はどうであったのか、どうしても若干先へ先へと送ってしまいかねないような傾向にあったんではないかと私は感じておりましたが、そういった意味では今年のこの財政シミュレーションで示されましたように、これまでこの王子団地の改築事業の財源が、公営住宅建設事業債といったような通常の起債を充当しようと考えておられたのが、合併特例債を使う、ここで少し本気度が上がったのかなと。 やっぱり、合併特例債5年間延長されたとはいえ、期限もございます。本当に、ここで早期の事業着手が求められる王子団地の改築事業でございます。合併特例債を充当して行っていく、改築事業を行っていく、こういったようなことで実現に向けていく、この点、市の考え方はどうだったのでしょうか、お答えをお願いいたします。 ◎建設農林部次長兼管理課長(望月敬之君)  王子団地につきましては、昭和30年代に建設され約60年が経過する中、建物本体はもちろんのこと、住宅設備等についても全体的に老朽化が進んでいる状況でございます。そのような中、先ほど申し上げましたとおり現に入居されている方々の御意向やお考え等をきちんと把握した上で、丁寧かつスピード感を持って事業を推進してまいりたいと考えております。 ◆4番(上田勝之君)  担当課の考えというのは、本当にこの老朽化した公営住宅を何とかしたい、そういう意向が当然、以前から強かったものと私は受け止めておりますが、やはり市全体の事業のバランスの中でどうしていくかということで、その優先順位というものをつける、その中ではどうしても先送りの傾向があったんではないかと思います。 併せて、この財政シミュレーションの説明では、経常収支比率が100%超えで推移する中、行財政改革のプログラムに取り組んでいる、そこで歳出の抑制を図っていくというようなことが説明されておりました。その一環として、公共用地の遊休地の売却も進めているとのことでした。 この市営住宅の用地等に関して言えば、まだ居住されている方もございますので、特定の団地名を申しませんが、市街地の中心にある市営住宅ででも老朽化が進み、大変空き室が多くなったり、放置家屋といいますか廃墟同然のような状況も散見されます。本当に、まだ居住されておられる方もございますが、理解を得て住み替えを進め、市営住宅の集積を図り、市営住宅の改築によって子育て世代の市街地中心部への人口回帰を図る、あるいは市の財政再建に寄与するためには、遊休地の売却を図って戸建て住宅の用地として供給するなど、このまちづくりの観点や財政健全化への取組をすべき、こちらのほうの検討を急ぐべきではないのかと私は思います。 そういった中で、この王子団地、昭和30年代に建設された団地群、こういったものをどうしていくかと、どういうふうに改築をしていくか、あるいは住民の皆さんの意向はどうかといったようなことを踏まえた上でどうしていくか、それが市内に点在する公営住宅、市営住宅の用地の集約化や、あるいは子育て世代の市街地中心部への、子育て世代向けの市営住宅を用意する、そういったような施策の展開を期待したいんですが、そういったようなお考えはございませんか。検討する余地がないのでしょうか。 ◎建設農林部次長兼管理課長(望月敬之君)  議員おっしゃるように、子育て世代などあらゆる世帯の多様なニーズに対応できる良質な住宅ストックを形成することが重要である中、まちづくり全体としての視点を踏まえつつ、市営住宅の整備を進めてまいりたいと考えております。 ◆4番(上田勝之君)  ありがとうございます。 今、担当課がお答えをいただいたように、やっぱりまちづくりの視点を含む、そういったような観点で言えば、これは一担当課だけの問題ではないんですね。やっぱり、市営住宅、老朽化してきた、耐震性能どうなんだ、そういったようなことを担当課の中では非常に早期に何とかしたいという思いがあっても、これはやっぱり市役所全体で取り組まないと、その中で財政といったものがどういう状況にあるのか、あるいは、じゃ、こちらとこちらの団地を合わせて片一方は住宅地、普通の一般用の戸建ての住宅地としてもう民間に売却しよう、そういったようなことで財政再建を図っていこう、そういったような議論というのは、これ担当部局だけではなかなか話が進んでいかないと思うんですね。 全体に、組織として問題としてその意識を共有されて、そこの議論を深めていくということが必要でありますし、それが新宮というまちをどうつくっていくのか、あるいは新宮市の財政にとってどういった改善を図っていくのかということにつながっていくんだろうと思うし、ここにおられる皆さんだけではなくて、本当にこの組織全体としてそういったことの観点を持っていただくことが必要なんだろうと思います。 一担当部局の、本当に老朽化した施設をどうしていくか、そこでは市民の皆さんも生活をされている、その点において予想される大地震にも対応するような形、そこで人命を守っていく、そのためにはこの公営住宅というものを何とか老朽化している、耐震性能も不足している部分も補っていかねばならない。ただ、まちづくり全体の観点からすると、それは一担当部局の話ではないはずなんですね。そういった点も、ぜひ今後の検討に含めていただきたいと思います。 続きまして、公共施設の整備に関しては今議会に市役所庁舎の障害者用駐車場スペースに屋根を設置する工事の補正予算案が計上されております。私は、健常者も障害のある人も市役所に用務のある際には、来庁して用務を済ませて帰る、そのことが誰の手も煩わさずに普通に行えることが、特に公共の施設では求められるのではないかと考えます。 障害者差別解消法の合理的配慮とは、誰もが普通のことが普通に行える、当たり前のことが当たり前に行える社会を構築することではないのでしょうか。今回の市役所庁舎屋根設置工事の補正予算案は、事業コストの点で議論の分かれるところではございますが、整備自体に異議を唱えられる方はいないのではないでしょうか。 ただ、唯一惜しむらくは、この市役所庁舎、建設されて間もないわけです。この障害者差別解消法の法施行後でもあり、なぜ建設時にこの合理的配慮に気がつかなかったのか、これは私自身も反省せざるを得ません。ただ、大型公共施設の建設事業は、この市役所庁舎にとどまりません。文化複合施設の建設工事もたけなわであります。建物内部は、当然合理的配慮がなされているものと思われます。例えば、エレベーターなんかでも、視覚や聴覚の障害のある方にも配慮はされていますでしょうか、いかがでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  エレベーターにつきましては、視覚障害者の方に対応するよう、全てのボタンに点字板が貼り付けられております。また、音声案内装置も付けられており、声での案内もございます。聴覚障害者の方に向けましては、内部の籠の中にカラーの液晶画面におきまして、災害時には「地震です、近くの階まで運転します」などという表示もされるようにされております。 ◆4番(上田勝之君)  大変、その辺配慮といいますか、合理的配慮がなされているものと思います。 以前、この市役所庁舎建設の際にも、このエレベーター等に関しては聴覚障害の方からそういったようなエレベーターの内部で音声は聞こえない、当然聞こえない、聾の方は音声が聞こえない、画面で何とかそういったような情報が伝わるようなことができないかというような市長要望もさせていただきましたし、田岡市長もそれに取り組んでいただいて、今、市役所の庁舎のエレベーターではそういったようなことが実施されております。 文化複合施設でも、そういったような配慮がなされていることは大変安心されるわけですが、それではこの文化複合施設の障害者用駐車場スペースから建物までの動線上の屋根設置については、検討はされているのでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  以前より、市から設計者に対しまして、障害者用の駐車場の屋根設置については検討を依頼いたしました。その際には、設計者のほうから、いわゆる遺構の保護のため基礎の設置の掘削、これができないこと等により、現在計画している箇所への設置が困難であるということがございました。ただ、施設の利用者の利便性を考え、設置する方策がないか再度設計者と協議を行っているところであり、複数の提案も受けているところであり、現在協議を進めているところでございます。 ◆4番(上田勝之君)  ぜひ、この市役所庁舎の今回の屋根設置工事、これは必要不可欠なことであると感じています。これが、工事費用がどれぐらいかかる、この補正予算案に計上されている額が妥当かどうかというのは、本当に議論の分かれるところだとは思うんですけれども、そういったようにここ近年建設される公共の施設に関して、やはりそういったような障害のある方にとっても一人で使いやすい、そういったような合理的配慮が整った形でぜひ検討を進めていただきたいと思いますし、それは検討だけではなくてそのことはぜひ実現させねばならないと思います。 そういったようなことがやっぱり求められる社会でもありますし、現在整備が進む公共施設がそういったことを完備できていないというのは、これは大変恥ずべきことでもありますし、やはり市の施策としては大変問題だと思います。 ぜひ、その点、十分留意して設計者と計画を練っていただきたいと思います。 ○議長(久保智敬君)  質問中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前11時00分--------------------------------------- △再開 午前11時12分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君) (質問席) 先ほどの文化複合施設の件に関してなんですけれども、文化複合施設のランニングコストについてはこれまでも議論が交わされています。私は、建物を維持管理するための経常的な経費と、市民の文化振興を図り市民生活に寄与するための施策のコストが必要と考えます。ただ、それらの両面の経費が増大することは市の財政上極めて憂慮しなくてはなりません。 その中で、往々にして都市部の大手設計コンサルタントに設計を依頼した場合、いわゆる一つの作品のような建築物になりがちで、今後何十年も使用していく中では維持経費が想定するより増加するようなことにつながらないか、デザイン上の意図やあるいは機能性を高めるために、これ可動席の導入などに代表される事例なんですけれども、やむを得なかったかもしれませんが、新しい技術やシステムが採用される、そういった中では、当地域では補修や維持管理ができないようなものが採用されるケースもございます。 この機能を持たせるために可動席を採用された、こういった点はやむを得ないのかもしれませんが、そのほかにこういったようなこの地域では補修や維持管理がなかなか厳しい、対応できないといったような新しい仕組みや新しい設備、そういったようなものは導入されてはいないのでしょうか、お尋ねをいたします。 ◎文化振興課長(福本良英君)  文化複合施設における設備機器に関しましては、市内業者でも対応できるものは市内業者へ依頼することといたしております。しかしながら、ホールの舞台機構関係、照明設備や音響設備、これに関しましては専門的な機器となり、市内業者での修理や維持管理は難しいものとなると考えております。舞台機構等については、故障内容により対応が異なりますが、まずは365日24時間対応の緊急連絡先等での電話対応となります。 不具合の原因は、誤動作による安全装置の作動などが多く、ほとんどがこの時点で解決すると聞いておりますが、電話対応で直らない場合は原則として即日技術者が派遣されることになるとは考えております。 ◆4番(上田勝之君)  今、お答えいただいたように、そういったような舞台装置や照明設備、こういったようなものは特殊な設備でございます。可動席なんかも、市長、当時、中ホールといいますか小ホールといいますか、そういったような平地の平面のホールが設置できない、敷地の関係で設置できない中でどうしていくんだということで、可動席の採用に踏み切られた、そういったようなことが議論されたことがございます。 そういったように、敷地の制約やあるいは設備の関係から、当地域では対応できないもの、これは致し方ないのかもしれません。ただ、やはりこの大手設計コンサルタントというものは、本当に都市部の感覚でこの地方の部分も設計してしまいかねません。そういった中では、後になって不具合が生じた、でもこれは地元で対応できない、そうすると必要以上に経費がかかってくる。これが、5年後、10年後といったようなところで、どういった影響を与えてくるかといったような点も十分考慮して、今後、内部の建設に取りかかっていただきたいと思うんですけれども、こういうような事例というのは、本当に全国の地方の公共施設に散見されるわけです。 文化複合施設の経常経費が当初想定している金額より上昇してしまう事態が発生すれば、これもやはり財政シミュレーションで経常収支比率が100%超えを想定している中、恒常的に市の赤字体質を招きかねません。経常収支比率の改善などおぼつかず、財政の硬直化をより一層固定しかねません。こういった状況に陥らないように、文化複合施設の経常経費、これは通常維持管理をしていくための経費あるいは文化施策として市民生活に寄与するような文化施策のコスト、こういったもののバランスが大変重要になってくるんだと思いますが、この点について担当課ではどのように検討されていますでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  新宮市文化複合施設のランニングコストにつきましては、平成30年の財政シミュレーションにおいて約1億3,000万円と試算、計上されております。このうち、保守管理費につきましては施設は現在建設中でございまして、舞台装置、音響装置の機器をはじめ設備機器、備品等の選定をし始めているところでございます。これらを含めまして、ランニングコスト精細を進めているところでございます。 また、文化施策のコストに関しましては、自主事業費につきましては1,500万円、シミュレーションどおりで1,500万円で考えてございまして、おおむねシミュレーションどおりで検討を続けているところでございます。 ◆4番(上田勝之君)  確かに、文化施策のコストに関しては、こちらがやっぱり盛んになればなるほどコストはかかってくるものではないかと想像されます。収益事業が順調に進めばいいのですが、多くの収益を望めない場合も、当然この市民生活に寄与する文化振興という意味では必要になってくるケースが多々あるんではないかと思います。 そういった中では、やっぱりこの建設の中で、同じような程度の品目だというような、同等程度でというような形も建物の設計というか建設の際には採用されるケースもございます。そういった中では、非常に後になって維持管理費が非常に高くなるとか、安物買いの銭失いと言っては何なんですけれども、そういったような形に陥らないとも限りません。ぜひ、そういったような設計変更といいますか、そういったような協議があった場合には、本当に医療のセカンドオピニオンではないんですけれども、本当にこれ本職じゃないとなかなかこうそういった点が分からない点も多いと思うんですね。 結局は、後になって修繕費が非常に高いものにつくようなものを採用していたり、そういったようなことが、なかなか建築の素人では分からない点なんかも出てくると思うんです。そういった点、十分留意して今後の建設に当たって注意を払っていただきたいと思います。 次に、これも以前から度々お尋ねをしています。この市役所庁舎の隣の市役所別館、旧職業訓練センターの活用方法についてですが、文化複合施設の完成が当初予定よりも遅れることが明らかになっていますが、来年の秋に開館される予定と伺っております。 そして、この市役所別館のホール部分の活用方法については、文化複合施設に集客施設の一元化を図るために、この市役所別館の使い勝手のいいホール部分をどうするのか、これは以前からの答弁では公共施設等マネジメント推進委員会にて結論を出していくとのことでした。屋敷議員が以前から提案されていた福祉目的のワンストップ窓口化を目的とした活用方法、あるいは他の議員からもいろいろな提案がこの本会議の一般質問などを通じてなされておりました。 しかしながら、今年のこのコロナ禍を受けて、ソーシャルディスタンスを保つように、3密にならないように各種の会議やあるいは小規模の講演会等が、この市役所別館では開催されております。 今年のこのコロナ禍、コロナ対策の活用方法も含めて、今後の活用方法について公共施設等マネジメント推進委員会にてどういった活用方法を探っていくのか、どのような議論が交わされていますでしょうか。 ◎財政課長(小林広樹君)  文化複合施設の完成後の庁舎別館の活用につきましては、公共施設等マネジメント推進委員会においても昨年度からの継続案件となっておりますけれども、少し議論が遅れている状況にあり、今年度では7月に第1回の会議を開催しまして、次の点について要点の整理を行ってございます。 まず、1点目としましては、できる限り文化複合施設を活用していただくという基本的な考え方から、別館大教室の貸館機能を文化複合施設完成後までの仮の活用としていたという点、そして2点目としましては、これまでの議論の中で包括支援センター、そして子育て包括支援センターの利用状況を見ながら、健康福祉部で別館の活用ニーズについて考えていただいていたという点、そして3点目ですけれども、今、議員からもありました新型コロナウイルス感染症への対応に関連しまして、危機管理を含めた別館大教室の新たな役割も生じているという点などでございます。 これらを踏まえまして、今後、関係課で活用案を出していただきまして、公共施設等マネジメント推進委員会において協議を行い、年内をめどに委員会としての活用の方向性を出していくというような予定としてございます。 ◆4番(上田勝之君)  本当に、財政シミュレーションでも示されているように、新宮市の財政、国の動向もあって現在は何とか保たれていますし、大型公共事業も進められました。これは、本当にありがたいことだと思っております。ただ、本当に私以前からも指摘をさせていただいていますように、新宮市の財政としてはやはり危機的状況にあるのではないかと、この大型公共事業の建設が一段落をすれば、当然これが維持管理費として毎年毎年必要な経費となってまいります。 その中では、やっぱりどうしても放っておけばというのは言葉に語弊があるかもしれないですけれども、やっぱり役所の施設とか市民ニーズいうのはちょっと言い方が、語弊があり過ぎますが、役所の施設なんかもどんどん肥大化してしまうわけですよね。どうしても、スクラップ・アンド・ビルドというスクラップの部分というのがなかなかできない。それは、当然我々議員サイドとしても、市民の方々の要望等を受けて歳出圧力というのを高めてまいります。 そういった点で、どうバランスを取っていくかという点なんだろうとは思いますが、この市役所別館の活用方法なんていうのは、本当にこれ以前からどういう使い方がいいのか、これ本当は市役所の庁舎を建設する際には、あちらを取り壊して駐車場にするなどというもともとの計画だったわけです。それは、今回この新型コロナ感染症の対策やあるいはこの超大型台風が襲来するという中では、大きなホールというものを持つ建物が存在するということはけがの功名とは言いませんが、本当に必要になってくる時代だったのかもしれません。 ただ、やはり当初想定してこちらを造るからこちらはスクラップして、財政には健全化を図っていくんだというようなところがやっぱり必要なんですね。そこのバランスをどう取っていくかなんだと思いますが、このいわゆる市役所別館の活用方法については、これは私、以前からもう当初のリニューアルをする際からずっと問わせていただいているんですね。そういった中では、今年この新型コロナウイルスの感染症というまた違った側面が出てきたんですけれども、一定の結論をやはり年内中に出す、あと半年の期間です。その間、これまでも公共施設のマネジメント委員会で結論を出していくという割には、議論が非常に欠けているんではないかと、そういった点を指摘しておきたいと思います。 さらに、今議会では、医療センターの令和2年度の診療報酬改定に伴う保健医療機関相互の診療情報提供、いわゆる紹介状を介して受診する仕組みをこれまでの内科系の科目以外の全診療科に適用し、紹介状なしに受診する場合に通常の診療費以外に初診に係る費用を徴収する選定療養費制度を導入する条例改正案が上程されております。 この紹介状が全診療科目で必須となるということは、新宮東牟婁地域の医療体制の中で市民及び圏域住民の医療センターの受診状況を鑑みると、内科系を除けば脆弱な当地域の医療体制の中では市民、圏域住民の医療難民の発生が危惧されることにもつながりかねません。それとともに、医療センターの初診の患者さんの減少による外来患者のさらなる減少をもたらし、医療センターの経営状況の一層の悪化を招きかねないのではないかと考えられますが、いかがでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  議員御指摘のとおり、選定療養費の負担が大きいため、当院を敬遠される患者さんもいらっしゃるかもしれません。また、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、既に収益が減少しているため、今回の改正による影響について収益面で把握しにくい状況ではありますが、しっかりと分析していきたいと考えております。 ◆4番(上田勝之君)  つまり、医療センターの経営状況は近年大変厳しいものがございます。決算においても、純損失の計上という状況が続いておりますし、今、お答えをいただいたように、新型コロナウイルス感染症の影響も非常に大きいものと思います。そのために、今年度はさらに経営状況は厳しくなると予想されます。 特に、榎本議員も指摘されておりましたが、この医療センターの資金残高について著しく減少しているのがここ近年の推移でございます。ということは、今後、決算において赤字基調が続くことが予想されるのであれば、どうしても近々一般会計からの繰入れや補填を行わなくてはいけない状況が本当に生まれてしまうのではないでしょうか。 こういったような点について、今後の見通しはどのように考えておられるのでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  御指摘のとおり、近年は赤字決算が続いて現金預金も減少している中で、先ほども申し上げましたとおり今年度はコロナウイルス感染症による影響を大きく受けており、非常に危機感を抱いております。現状では、コロナウイルス感染症予防に伴い、収益確保や費用削減策の検討が非常に困難な状況ではありますが、これ以上赤字幅の拡大をできる限り食い止めるよう、病院として努力を続けてまいります。 ◆4番(上田勝之君)  医療センターの担当部局としては、当然そういって取り組んでいただけるものと思いますが、市全体の財政部局としてはどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。そういった、例えば医療センターの赤字基調が、今後一層経営状況が厳しくなるような中で、一般会計からの繰入れや補填についてはどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。 ◎財政課長(小林広樹君)  今、岡本課長からお話しありましたように、今、赤字を大変危惧しているということでございます。実際に、この選定療養費の件につきましても、どれぐらいの影響額が出るかというところは少し分かりかねるところではございます。医療センターでは、見通しも立てていることと思いますので、それを基にどういうふうになるかという可能性を共有しまして、状況に応じて対応できるように、一般会計としても努めていく必要があるかなとは思っております。 ◆4番(上田勝之君)  この医療センターの全診療科目の紹介状が必須の制度導入、いわゆる選定療養費の導入については、当然地域の医療体制の実情を鑑みて地域の医療体制をどう構築していくかという点、現在では恐らく地域医療支援病院の指定を受けていて、紹介率50%以上、逆紹介率70%以上という点で、この地域医療支援病院の指定を獲得しているものと考えられますが、ということは現在、内科系4診療科目でその紹介率、逆紹介率を満たしているのではないか。そう考えますと、残りの診療科目で50%弱の初診の患者さんがいらっしゃる。それが、やはり紹介状が必須となれば、その初診の患者さんが激減してしまうという可能性が非常に大きいわけです。そういった点では、地域の医療体制の問題、課題と医療センターの経営の課題という大変大きな問題に直面するわけです。 これは、国の動向といいますか、診療報酬改定という大きな問題がこの地域の実情に合わない点、あるいはその医療機関としての経営にどのように影響を与えていくか、そういった点が全く顧みられていないという点が非常に私、問題があると思うんです。 ただ、それはその診療報酬の改定という大きな国の方針ですから、その点についてはここであえて議論を深めさせていただくというものではないんですけれども、この医療センターの経営に与える影響については、財政シミュレーションではこういった点を考慮されていないわけです。 本当に、そういったことが、この大型公共事業が完成して維持管理費の経常的な経費が増えていく、当然いい施設になるわけですから、これまでかかっていた部分が減る部分もあるかもしれないんですけれども、やっぱり大型化されるわけですから費用的にはかかる部分も当然発生するわけです。これが、当然歳出に対するどんどん、あれもやってこれもやってというような話になってきて、歳出圧力が強まっていくわけですよね。 ただ、経常的にやっぱりこの医療センターなんていうのは、地域にとって絶対維持していかなくてはならない社会資本なんです。そういった中で、医療センターの経営をどう市として考えていくのか、今回、新型コロナウイルス感染症による減少と、診療報酬改定の全診療科目に紹介状が必須となって初診患者の減少を招く、そういったことが医療センターの経営、そしてそのことが市財政に与える影響、そういったことが大変厳しい状況になるのではないかと考えられます。 それらの点について、この市役所の市の組織全体としてこの問題の認識が共有されているかどうか、その点についてお尋ねをいたします。 ◎副市長(向井雅男君)  今回の制度について、特に私どもは意見等言うことはできませんので、診療報酬の改定に従い、規定に従って事務を進めていくということになるかと思います。 財政シミュレーションについては、多分財政のほうで2億円から3億円の年度末収支不足の補助を見ながら、多分収支の予定をしているというふうに思いますが、今年度はやはり議員が指摘するとおり、新型コロナの関係で当面ここ3か月はかなりの収支が不足しているというところは否めませんし、今後の状況を見てもかなりの財政出動が要るというふうには、想定はできます。その中で、今回の交付金の在り方であったり国の新型コロナに対する助成であったり、そういったものもにらみながら考えていく必要があるかと思います。 そして、それプラス、地域医療支援病院としての指定を受ける病院として、当然それに含まれている開業医と地域の医療機関との連携をする中で、地域医療に救急医療の関係で24時間の救急医療の体制であったり、医療機関の連携の中で医療センターで装備する先進的な機械の利活用であったり、そういったもろもろを含めて連携を深めながら、医療の体制を臨んでいくということしかないのかなというふうに思います。その辺はしっかり市長部局も医療部局も認識をしていただいて進めていただくというところに尽きるというふうには、今のところは判断してございます。 ◆4番(上田勝之君)  今、副市長お答えいただいたんですけれども、やはり診療報酬の改定に伴う地域医療の体制、こういったことに関して、この地域の特に内科系以外の診療科目に対して非常に脆弱な地域であるということが、これがこの地域特有の事情であるかと私は考えます。 そういった中で、診療報酬の改定に伴うこの選定療養費の導入については、本当に異議を申したいところではあるのですけれども、その点を国がどういうふうに考えてくるか、厚生労働省のほうがこういった地域の実情をどう反映されているのかといった点については、まだ不明な点もございますので、この点について議論を交わすつもりはございません。 ただ、やはりこのことが医療センターの経営に与える影響、そしてそれは非常にどの程度か新型コロナウイルス感染症のほうが当然今年は大きいと思われますが、そういったような医療センターの経営状況、そのことが市財政に与える影響というものを、私はこの組織全体としてそのことが非常に問題であるという認識が共有されているかどうかなんです。 例えば、これ医療センターが非常に厳しいという認識は医療センターの担当部署としてはお持ちになられているのかもしれませんが、持ってくれていると思うんですけれども、それが市全体として皆さんの中に問題として課題としてあるのか、これが財政に与える影響、これ大変厳しいんじゃないかというような話が、皆さんの思いとしてあるかどうかなんですね。そのことが、じゃ、どうやっていくんだという議論につながっていかないと駄目なんだと思います。 先ほどの例えば市営住宅、王子団地の改築なんかにしても、じゃ、全体のまちづくりの観点の中で幾つかの市営住宅の団地というか、いわゆる高層の建物の団地があったり、あるいは長屋形式の部分があったりというような、いろんな形態の部分ってあると思うんですけれども、そういったような中で、じゃ、どこを改築してどの団地を整備していく、こちらは財政に寄与するために民間に売却していく、そういったようなことを皆さんがやっぱり問題意識として持っていただかないと、これは一担当部署だけでは進まない話だと思うんですね。そういった中で、財政とのバランスをどう見ていくかなんだと思いますけれども、そこの議論が不足しているんじゃないでしょうか、副市長いかがですか。 ◎副市長(向井雅男君)  職員の頃から、よく先輩から病院の収支が悪くなると本体の収支も悪くなるよというようなことを、盛んに聞かされてまいりました。やはり、3万人弱の人口の中で医療センターの規模をやっていくというのは、本当に大変なことだというふうには認識しています。 そういった中で、医療センターの占める役割がこの広域の中で、入院患者も外来患者もその割合を見れば本当に役割を果たしているというふうに思います。 そういった中で、やはり市としても収支に当たって県の助成をいただきたいというそういった県の助成を求めたり、これは少し難しいかも分からないですが、広域的な役割を求めていくということも念頭に置きながら、市としてこれまで動いてきた経緯もございます。 でも、今、何とか新宮市の病院として、市民の病院として大きな役割も果たさせていただいておりますし、何とか経営も順調にいっている中で、今回のことが大きく関係してくることもありますので、その辺は病院と市長部局といろいろ議論しながら、何とか乗り越えていきながら、いろんな手法を考えていきたいというふうには思っております。 ◆4番(上田勝之君)  本当に、お言葉を返すようなんですけれども、副市長は本当に財政部局出身でもございますし、当然その点については明るいんではないかと思いますが、やはり医療センターの今回の診療報酬の改定や新型コロナウイルス感染症による経営悪化にとどまらず、これは以前から多分、大変申し訳ない言い方かもしれんけれども、経営としては大変厳しい状況が続いているんですね、ここ近年。 そのことについての問いではなくて、やっぱりそのことが財政に与える影響であるとか、先ほどからいろいろ例を取り上げさせていただいていますけれども、市営住宅の件あるいはこの市役所別館の件、いずれにしても市役所の組織全体として問題、課題といいますか、そういったことを共通認識を持って、じゃ、どうすればいいんだということを議論していかなくては、やっぱり持続していかないんじゃないかと思うんです。 当然、合併特例債によってこの市役所庁舎や文化複合施設ができた。市長の尽力もあって、様々な国の施策や都市再構築戦略事業やあるいは過疎債、そういったようなことも非常に新宮市の財政にとって、建設においては大変寄与してきたものと思います。ただ、今後はこれを維持管理していかなくちゃならないんですね。社会資本としての医療センター、これは新宮市だけで本当に維持していけるものなのかどうかというのは、本当に議論の分かれるところだと思いますし、本当に和歌山県全体としても支援をいただきたい、そういったようなことも考えていかなければならないし、広域的な取組というのも必要だと思います。 それに、市営住宅に関して言えば、王子団地の改築、本当に担当部局としてはこういったこと、早くこの老朽化した建物群から市民生活を守りたい、市民を守りたいという担当部局のお考えです。ただ、全体の中でどうスクラップ・アンド・ビルドを図っていくか、そういった議論が決定的に欠けていると私は感じます。 それと、もう一点、最後に指摘をさせていただきたいのが、財政シミュレーションというものが、毎年策定していただきますが、決してこの10年間、今から10年間大丈夫だという安心感を与えるシミュレーションになってはいないか、その点については本当にやっぱり危機意識を持ってもらうような形でないと駄目なんだろうと思います。これ、昨年と比べましても基金を取り崩して経常収支比率の100%前後を維持していく、基金を取り崩していくのが少し先になっていく、ただいわゆる財政調整基金を取り崩しながらいかなければならない、新宮市の財政状況はそういう状況にあるんだという危機意識を持っていただきたい。 ただ、私はそれだけでは不足すると思うんですね。やっぱり、10年後に経常収支比率は90%に持っていくんだ、あるいは95%に持っていくんだという数値目標を定めて、5年後にはここまで改善する、そのためには1年後、来年はここへ目標を定める、そのために行財政改革プログラムではこの点を行う、そこに例えば本年度のように医療センターの新型コロナウイルス感染症やそういったような突発的な事故も起こってまいります。あるいは、超大型台風が襲来するかもしれません。そういったことに十分対応できるように勘案しながら、行財政改革プログラムを策定して、今後この1年間はこうやっていくんだというところを示していくことが必要なんではないかと思います。 これは、財政シミュレーションというよりも、財政健全化への目標年次を定めた財政健全化計画というふうに改めるべきなんではないでしょうか。そういった点が、やっぱり財政シミュレーションを見ると、今後10年間安心やと、うち大丈夫やでと言やるような結果でしかないんですよ。 その点について、今後一考していただきたいと思うんですが、市長もしくは副市長、いかがですか。 ◎市長(田岡実千年君)  本当に、議員おっしゃるとおりだと思います。 先日、説明させていただきました財政シミュレーションでは、10年後にも、財政調整基金、減債基金合わせて27億円ぐらいの残があると。さらに、行革がきちっと実行できればそれにプラス18億円くらいの財政調整基金、減債基金が残るという試算はありますが、ただここ5年後ぐらいから取り崩していくと、いかなければならないという状況も見えてきております。 シミュレーションはシミュレーションとしてやって、今、議員おっしゃった財政健全化の計画というのも、今、なるほどなと思いました。いろいろ、また財政部門と今いただいた御提言に関しまして協議させていただきたいと思います。 ◆4番(上田勝之君)  ぜひ、その点について取り組んでいただきたいと思います。 市長が、この間、市役所の若手職員からもアイデアを募っているんだと、いろいろ改善点、それは市民サービスであるのか市役所の内部の働き方のことであるのか、業務量のことであるのか、様々な点について長年おられる職員よりも若手職員の方からアイデアを募っている、その中には大変貴重な意見もあるというふうなお答えもございました。 そういったことも示していただきながら、市役所全体としてやっぱり経常収支比率100%超えているのは非常に問題だと、こういう点に非常に問題意識を持っていただいて、これを何とか改善するんだという意識をぜひ皆さんにも持っていただいて、業務に当たっていただきたいと要望をして、私の一般質問を終わります。 ○議長(久保智敬君)  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時49分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。--------------------------------------- △竹内弥生君 ○副議長(東原伸也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君) (質問席) 議長のお許しをいただきましたので質問をさせていただきます。 質問に入る前に、連日の猛暑の中、そしてコロナウイルスという物すごく不安なことを日々気にしながら生活をしていらっしゃる市民の皆様、皆様のお声を代弁し、そして福祉をつかさどる行政の皆様方にお伝えしていくことが議員の使命だと思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 項目1、今回は、5回にわたりました一般質問の中で、提言の対応状況についてお尋ねいたします。 まず初めに、防災ラジオについて提言いたします。 危機管理対策におきましては毎回質問させていただいております。防災対策課、課長をはじめ職員の皆様方には避難所に自らおいでになり、宿泊をされたり、そして訓練をなされたりと大変御尽力いただいていることは承知しております。しかし、今の危機管理といおうか、テレホンサービス、メール配信、防災行政無線、そういったものに関しまして、3点を自由にやっておられる。その中で防災行政無線ですね、どうしても聞こえない、聞こえにくいという声をまだまだたくさんいただいております。いくらITが発達しまして、そういったことが若者、そしてまた私たちの年代ぐらいまではスマートフォンも使いこなせたりしますけれども、市民の皆様方にとりましては、結局、防災行政無線、防災ラジオが鳴り出したら耳を澄ませます。ふだんでも聞こえにくいときもございます。それが雨や風に打たれている中、なかなか聞こえない、そういうことに関しまして、私は戸別受信機、防災ラジオを5回にわたり提言させていただいております。 お尋ねします。 あれから1年半、戸別受信機、防災ラジオについての進捗状況はどうなっていますでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  竹内議員から、以前から防災行政無線の放送が聞こえづらいという方々に戸別受信機を配付するよう御提言いただいております。 そういう中、防災対策課では、昨年度から、先ほど議員もおっしゃいましたメール配信サービスや通話料無料のテレホンガイドの一層の普及に努めるとともに、コミュニティFMを活用したものをはじめ3種類の防災ラジオの比較研究を行ってまいりました。さらに、竹内議員の前回の一般質問での「せめて高齢者の独り暮らしの方に戸別受信機の配付を」という御提言を踏まえました検討・研究を、まずは防災の担当部長を含めました防災担当内部におきまして繰り返し鋭意進めているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ということは、課長、せめて独り暮らしの高齢者の方々のほうに関しますと、進んでいらっしゃるということでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  ただいま申しましたように、担当部長を交えて、二度、三度、内部で協議を進めております。 ◆11番(竹内弥生君)  協議を進めて結果を出していただくように、しっかりと市民の命を守るためによろしくお願いいたします。 次に、ごみ問題の取組についてでございます。 ごみ問題につきましては、ごみ減量化に向けた取組についていろいろな施策が行われていることは承知しております。そして、市民の方々も生ごみを出さないように努力しておられます。前回は、市民の皆様のお声をこうやって提言いたしましたところ、2歳児未満の乳幼児、配付の増量など前向きな回答もいただいております。しかし、ごみ問題につきましては、少子高齢化、人口減少の流れが激変し環境が大きく本当に変化しております。従来の、16年前の制度をそのまま行っているのであれば、改革が必要なときなのではないでしょうか。 今年度は審議会を立ち上げまして、そのごみ減量化の取組を審議していただけると伺っております。市民の皆様の御苦労が少しでもなくなるように積極的に審議をしていただきたいと思います。 市民の皆様のお声をもう一度代弁させていただきます。 「コロナ禍の巣籠もり現象なので、より一層ごみ袋が足りない」、「生ごみを出さないように一生懸命努力してもごみ袋が足りない。買い足しをしようとしても値段の高さで生活資金が脅かされる」、「高齢化が進み、ごみ出しにも苦労している。エコ広場にも出せないごみはどうしたらいいのか」、「自動車がないので粗大ごみを家庭から運び出せない」、「独り暮らしなので運び出してくれる人がいない」、「粗大ごみは毎年1回自宅まで取りに来てくれるが」、少ない方も多いと思います、承知していない方が多いと思うんですが、「これも年1回ではどうにもならない」、エコ広場におきましても「高齢化が進み、人手が足りなくなっている」、本当に様々のお声をお聞きいたします。 新宮市の65歳以上の高齢化比率は令和2年4月末で37.2%であり、年々上昇しております。ごみ出しの苦労は大きな苦労となっております。 お尋ねします。 市では、支援対策として戸別訪問によるふれ愛収集事業を行っているとお聞きしておりますが、私も承知しております。現在どのくらいの方が、そういったふれ愛収集のほうを利用なされているのでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  市では、現在、279世帯の方がこの制度を利用していただいております。 ◆11番(竹内弥生君)  割と知らない方が多いと思うんですよ、まだ。先ほど申し上げた65歳以上が37.2%というような高齢比率が上がっているところの中の279世帯と、今お聞きしましたが、まだまだ広告をしてお知らせしてあげるということが市民の方々を助けるということになると思うので、よろしくお願いいたします。 この制度については、もう一度お聞きしますが、課長、どういった方向で皆さんに広報していらっしゃるのか、お聞かせください。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  年2回、広報紙等を使いまして、あとホームページ等に記載させていただき、またケアマネジャーなどが集まる介護関係の研修会に出向きましてPR等をさせていただいております。 今後も、制度の利用のPRに積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  よろしくお願いします。 では、粗大ごみ収集についてですけれども、年1回では少ないと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  粗大ごみの収集につきましては、現在、10月に募集を行い、クリーンセンター職員と生活環境課職員が協力して、11月初旬から応募いただいた家庭を回り収集しております。毎年多くの応募をいただきまして、一定の需要があるということは考えております。しかし、民間の事業者さんでも同様の事業をされているところがありますので、競合を避けるため、現在、年1回とさせていただいているところです。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、課長、審議会を立ち上げられたということなので、そういう民間の方の競合も考えながら、年1回では確かに少ないと思うので、そういったところを進めていっていただきたいと思います。 では、次、エコ広場についてですけれども、16年前に比べまして高齢化が進み、大変御苦労されている方が多いとお聞きしますが、現在のままでエコ広場を続けていかれるのか。エコ広場はあって当然のものですし、現在のやり方でこのまま16年前と同じような形態を取っていかれるのか、お聞かせください。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  議員おっしゃるように、エコ広場開始以降、18年が経過しております。いろんな課題がありまして、今、見直しの必要な時期に来ていると思っております。 そんな中で、本年度立ち上げておりますごみ減量等推進審議会において、ごみの減量化、それから再利用の促進、今後のエコ広場の運営方法等、これについて市民の利便性を含めそれぞれテーマを決めて、年8回審議会を開催しているところでございます。エコ広場の制度につきましても、この審議会において、市民の負担を減らし、費用を低く抑えられるよりよい方法についてしっかり議論してまいりたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  今年度から立ち上げられたそうですね、どうぞよろしくお願いいたします。 では、ここがちょっと重要なんですけれども、コロナ禍におきましての巣籠もり、そういった現象、ごみ袋の無料配付を増量するか、もしくはちょっと高いので値段を少し下げられないか。これからますます家庭に入ってくるお給料とか、そういったものは高くなることを見込むことが少ないですよね。往々にこのコロナ禍によりまして状況は一変しておりますが、ごみ袋の値段が高いと言う方はたくさんいらっしゃるんです。 前回は、生産過程から見直したらいかがですかとお聞きしたと思います。名前を書くところになりましても、新宮市というだけでシンプルでもいいと、名前を書くだけでも経費を1円でも2円でも下げて、市民の方に安くできないかということを提言させていただきましたけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎生活環境課長(竹田和博君)  無料ごみ袋の配付枚数につきましては、議員おっしゃるように様々な意見を私もいただいております。先ほど議員もおっしゃられていましたように、「全然足りない」「少ない」あるいは「十分足りているよ」とか、あと「ありがたい」とか、様々な御意見をいただいております。それから、ごみの入れ方も人それぞれありまして、ぱんぱん目いっぱい詰めていただいている方、それから半分ぐらい入れて捨てられている方、それぞれでございます。生ごみというのは水分がかなり多く入っておりますので、水切りというのも重要な取組の一つと考えております。ごみ袋の金額とか無料配付の枚数につきましては、ごみの排出量から人数に応じて計算し、ごみ減量等推進審議会の答申を得て決定しているところでございます。 本年度の取組としまして、ごみ減量等推進審議会で、ごみ減量化に向けた取組の中で、社会情勢等の変化、それから少子高齢化も踏まえつつ、しっかり議論を進めてまいりたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  議論を進めてまいりたいというのは本当にそのとおりだと思うし、できることならばしてあげたいとも思っていらっしゃるのではないかと思います。今年度から審議会を立ち上げられた。審議会の中でもしっかり意見をいただき、まとめていく。それを分析して結果を出していく。まだ少し時間がかかると思うんですが、なるべく敏速にお願いしたいと思います。 次、黒潮公園のあずまやについてですが、これは新宮市の公園につきまして、前回、ほとんどの公園が設備点検等を正しく行って、安心して子供たちが遊べるような環境をつくっているとお聞きしました。 その中で、一つ、黒潮公園、割と散歩もされる、高齢者の方も散歩されますし、子供さん方もあそこには行きやすいということで、日陰がないということは、夏にはほとんど行かない。せっかくあれほどの立派なすてきな公園になっていますので、犬の散歩だけにはならないように日陰を作っていただきたい。このままだと熱中症になるよといった声を前回提言いたしましたが、その進捗状況はいかがでしょうか。黒潮公園のあずまやですね、左側の。右には藤棚があります。藤棚も雨は通ってきますけれども、日陰についてどういったものになりましたか、進捗状況をお聞かせください。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  これまで議員からは、黒潮公園利用者の熱中症の危険性への御指摘から、遊具近くでの日陰の確保としてあずまやの設置について御提言をいただき、私どもも指定管理者とともに議論をしてきたところでございます。 そのような中、所管といたしましては、昨今の夏場の気温や日差し、さらには急激な天候悪化等、現在の気象状況を考えますと、利用者の安全管理面などを踏まえ、その対応について必要性を感じるところでありますので、少し前向きに検討していきたいというふうに考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがたいことですね。少し。課長、少しですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  所管としましては、申し上げました安全管理面のほか、みなとオアシス登録も踏まえ、さらなる公園のにぎわい創出も図っていかなければいけないという思いもございます。実現には、課題の整理や判断プロセスもあり、現時点でお約束ということでできるものではありませんけれども、前向きに検討させていただきたいということでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。前向きに御検討をよろしくお願いいたします。 突発的なお金が要ったり、新宮市の問題、いろんなことがございますけれども、こういった子供さん、親御さん、高齢者の方、市民の方々が欲することに関しましては、なるべく敏速に対応していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 次に、働く女性や、家庭でも、地域活動などで活躍できる女性の環境を整えるためにでございます。 ここは、前回、課長におきまして、30年前の私たちの子育ての時代に比べますと、ゼロ歳児から5歳児までの入所サービス、保育料においても、特に多子世帯や低所得者世帯、独り親世帯への免除制度も充実してきた。子供医療費も中学生まで拡充して医療費負担の軽減につながっている。遊び場や生活の場の提供の3か所において、保護者が仕事をしている小学生を対象に学童保育も実施し、一時預かりや送迎等の支援も、ゼロ歳児から小学6年生を対象にファミリー・サポート・センター事業の実施も行っている。まだまだ課題は多いが、徐々にではあるが子育て環境の整備ができてきていると思います、ということを前回答弁にいただきました。環境を整えるために関係者の皆様方が御尽力なされていることを承知しております。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。 今回は、市民の方々の声なんですが、警報が出たときに、朝7時に警報が出ているとお休みになる、また10時に解除されたらお昼から学校に行かなくてはならない、どっちかにしていただけないかと。待機をして、また学校に行かせるのか、それと仕事をしている途中で、お迎えに来てください、そういった声をいただいておりますが、学童保育であり、急な警報に関しましては設備も整えられていると思うんですが、その点についてお聞かせください。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  大雨でありますとか暴風雨の警報の発表時なんですが、今、議員おっしゃられましたように、午前7時の時点で自宅待機について、それから午前11時の時点で午後からの登校についての判断というのを今のところしております。 課業中、学校に来ているときなんですけれども、そのときの発表につきましては、新宮市教育委員会のほうから各校に対応を連絡することになっておりまして、基本的には下校していだたくというようなことで対応しているところです。これについては、市内の小中学校、熊野川小中学校は若干違うんですけれども、統一しておるところでして、警報発表ごとに対応が違うというようなところはないかなというふうに考えております。 今お話のありました、保護者の皆様の1日の予定というのが確かに組みにくいという意見もあろうかとは思いますが、何分緊急時の対応でございますので、児童生徒の安全確保を最優先としています。でき得る限り保護者の皆様には協力をお願いしているところです。登下校ともに、対応が決まった時点で学校からメール等で保護者様宛てに連絡をさせていただいておりますし、大雨とか暴風の警報の場合はある程度予測がつこうかと思いますので、保護者の皆様には心積もりをしておいてもらえるとありがたいかなと思います。 なお、児童生徒が急に帰宅するとなった際に、御自宅に保護者の方が不在であるとかという際は、各校に相談していただいてというところで対応しております。 ◆11番(竹内弥生君)  いろんなことにしっかりと方向性を示して考えてやっていらっしゃるということですね。どうぞ、女性が働くということは本当に時間の限りがあり、パートに出ていて、急に警報が出たから帰らせていただきたいとか、休みにしてとは、なかなか言いにくい環境がまだまだございますので、そういったところをいろいろ考えていってほしいと思います。よろしくお願いいたします。 次は、新宮市の奨学金についてですが、新宮市は育英奨学金、勤勉な意欲があるにもかかわらず経済的な理由で学校に行けない就学困難な方、その方などには給付制度を取っているとお聞きしております。でも、これからは、出ていく人だけの奨学金だけではなく、地元に帰っていただくための、大学に行っている間の奨学金を払っている、その肩代わりを半分でもして新宮市に帰っていただく。コロナ禍の中で東京一極集中が問題になり、これから地方のほうにも、そういった東京で働く、学校は東京へ行ったけれども田舎に帰ってこようかというような、それがたくさん出てくると思うんです。それに関しますと、やはり給料が安いということで、新宮市単体として、大学や専門学校へ行っているときに奨学金制度、学生ローンですね、その払っているお金を、残り、しっかり新宮市で働いて、企業や公務員、いろんなところで働く、その企業さんたちとも御相談をしていただいて、そういった学生たち、または30歳や35歳になっても田舎に帰って働こうと思う人たち、出ていった方たちに対して、まだ学生ローンなどが残っていたら、そこでしっかり働いていただくという条件をつけて、そういった制度もまた考えていってほしいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  議員御指摘のとおり、若者が地元に定着することを目的とした制度を導入している自治体は多数ございます。議員から御提案いただいた後にいろいろと研究をさせていただきました。 いわゆる貸与型の奨学金を借りた方への奨学金返還を支援する事業を導入している自治体は、例えば対象企業への就職を条件に一定期間の奨学金返済を、就職した先の企業様とまた自治体が折半して支援をするという制度を導入しているところもございますし、あるいは自治体が指定する事業所、業種に一定期間定着した場合に、返還金の一部を自治体が助成しているというような制度もございます。様々な方法、手法がございまして、関係課といろいろと協議を行っているところが現状でございます。まず、奨学金の返還を支援していく事業を導入していくのか、あるいは新たな貸与型の奨学金を考えていくのか、この辺も含めて今後とも関係課と協議・研究を行いたいと考えております。 なお、教育委員会といたしましては、当面、現在実施しております給付型の奨学金制度のさらなる拡充に努めていきたいというふうに考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 最後の、課長、教育政策課といたしましては、そこは力を入れますけれども、それまでのことを何か考えていきますというような声に聞こえましたけれども、すみません。 官がしっかり提案をして民間の企業さんにお伝えをしていく。帰ってきて働いて、人口減少で人手不足でございます。そこの問題を解消していくには、企業の方ともお話をするという提案を官からしていくということも大事なのではないでしょうか。そこのところは、先ほど課長が二つおっしゃっていただいたことを、よろしくお願いいたします。 生涯学習の意義についてに入ります。 生涯学習は、大勢の人が訪れる天空ハーフマラソンなど、コロナ禍により休止となりました。駅伝のほうにつきましては今から検討されるということでございますね。この生涯学習というのは、人が生きるための喜びであるという大切な部署だと思っております。コロナ禍、感染予防を取り入れながら、なるべくなら前に進んでいってほしいと思います。 そういった中、コロナで緊急事態宣言が出てから、いろんな形で自粛されていると思うんですけれども、今の状況、そしてこれからの状況についてお聞かせください。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、施設の利用休止や臨時休館並びに各種事業の中止や延期の対応を取ってきておりましたが、緊急事態宣言の解除後、新しい生活様式と感染予防対策を徹底しながら再開してきているところでございます。 生涯学習課の状況ですが、所管する各施設において利用に伴う感染拡大予防ガイドラインを設け、6月初旬に全ての施設の利用を再開したところでございます。また、元気クラブしんぐう、スポーツ少年団活動につきましては、施設再開に合わせ活動を再開しています。しかしながら、天空ハーフマラソン、高田自然プール、土と水と緑の学校については市外からの参加等が多いこと、3密回避の対策が十分にできないこと等から、いずれも中止とさせていただいております。 今後は、新宮市新型コロナウイルス感染症対策本部での市主催のイベントの考え方の条件を満たせるイベントについて、順次実施するよう努めていきたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。御尽力のほどよろしくお願いいたします。 ひとつ市民の声を代弁いたしたいと思います。 長きにわたって活躍していらっしゃるスポーツ少年団のことなんですけれども、スポーツ少年団の関係者の方々にお聞きしますが、やっぱりここも人口減少の中、波にのまれて、関係者、監督やコーチ、そういった見守りをしてくれる大人たちの数も少なくなり、子供さんの数も少なくなっておりますが、やはりスポーツをしたいという子供さんがたくさんおられるということで活動を継続なされております。 その中、和歌山県では新宮市だけがスポーツ少年団の活動に対しまして体育館の使用料を取っている。100円、50円とかそういう世界でおりましても、少ない団費の中、子供さんたちが、夏場暑いなと思ったら、大人たちが皆さんでお金を出し合ってお茶を買う。団費からは到底賄うということができないんですね。こういった事態になるとは誰も想定していないと思うんです、今の大人たちも。こんな地球温暖化で猛暑が続くとか、そういった環境の変化がこんなところにも及んできまして、余分なお金が発生する。そういった立替えしていく。それでも頑張っていこうと思っているけれども、ほかの和歌山県から新宮市に来られて試合とかをするときに、新宮市だけ使用料を取っているのかとよく聞かれるということをお聞きしたんです。 だから、スポーツ少年団の活動におきましては、体育館の使用料のほうにつきまして減免されるとか、そういったことをお考えいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  市内小中学校におけます体育館使用料につきましては、平成18年度から照明代等の一部を受益者負担ということで使用料を頂いております。スポーツ少年団におきましては、通常の半額の1時間約150円となっております。 スポーツ少年団の支援として、本市では、スポーツ少年団運営補助としまして、1団体当たり1万円の補助と、スポーツ少年団団員及び指導者登録料とスポーツ安全保険加入料の補助を行っており、年間、各団体へ約2万円から4万円弱、令和元年度実績で合計46万円ほどの補助を行っております。 スポーツ少年団の体育館使用料につきましては、県下の状況を把握しているところでございますが、今後引き続き調査・研究していきたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 その150円を3時間したら450円、それを10日で4,500円、20日にしたら9,000円。補助金も出していますし、保険も掛けていると今答弁いただきましたけれども、それだけでは足りなくて、現状はかなり苦しい、だから団費を上げたということも最近お聞きしましたので、今後、たかが150円、450円、されどなんですね、そこのところのスポーツ少年団においての体育館使用料について、これからまたちょっと御審議くださいませ、よろしくお願いいたします。 次は商工観光課のイベントについてでございますが、商工観光課は、花火、秋祭り等々、地域活性化のイベントや、そして昨年、Uターンフェアのことについてお話ししましたけれども、企業説明会などを行い、地域が発展していくためには欠かせない部署だと思っております。コロナ禍におきまして、ここでも各種イベントや催し事などを自粛している状態だと思います。本当に残念ですね。 ちょっとお尋ねしたいんですが、昨年の一般質問や委員会とかでも述べさせていただきましたけれども、Uターンフェアの開催の仕方が誠にずさんであり、あれではなかなか企業さんが行きにくいといった状況をお伝えしたと思うんです。今回は、ITを使い、ZoomでUターンフェアもコロナ禍の中、開催していくということを伺っておりますけれども、どのように行うのでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  昨年まで実施させていただいておりましたUターンフェアにつきましては、議員からもいろんな御指摘とか御提案をいただいたところでございます。今年度につきましては、コロナウイルス感染症拡大防止の観点からも、帰省の自粛ですとか、3密回避のため、ウェブでの就職フェアとして10月10日に開催させていただく予定にしてございます。 内容につきまして少し簡単に説明をさせていただきますが、フェアに参加される企業様につきましては、会社のパソコンを使用していただくか、もしくは会社にパソコンとかの機能がない場合は、こちらで用意させていただく会場で、まずは企業PRを行っていただきます。その後、PRしていただいた後に、参加者さん、求職される方は質問コーナーも設けさせていただいております。この様子につきましては、テレビ会議用システムZoomというものを使用させていただきますので、リアルタイムで配信をさせていただきます。 今回につきましては、企業様も会社のPRをしていただく時間をつくらせていただいていること、参加者の皆様につきましては、事前登録していただけましたら、会場まで来ていただくことなく、例えば大学で、市外、県外におられる方も御自宅から参加できるという点もメリットになるのかなというふうに考えてございます。また、同じくフェアをさせていただくときに、就職のセミナーも一緒にさせていただくように検討してございます。 ◆11番(竹内弥生君)  このやり方は、このコロナ禍におきまして期待していたところで、よい結果になると思うんです、そういう一社一社の説明をして。来れなくてもきっちり参加できるという。 大学生たちは、緊急事態宣言、田舎の両親、祖父母に迷惑をかけてはいけないと、なかなか帰省してこられなかった、この3月から。ということは、このまま都会で働いても、こういったことが起こると感染する可能性が高い。田舎に帰ってこようかなという学生が増えてくる可能性のほうが多いと思うんです。だから、このZoomにおきましてのほうは、本当に、あとしっかり広報をなさって皆様に知ってもらうことが大切だと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、文化複合施設についてですけれども、このビッグプロジェクトの文化複合施設、名前もお決まりになった、丹鶴ホールということですね。前々回お尋ねしたときは、実践できる体制をつくるとおっしゃっておりましたが、議員説明会でしっかりとしたプランを説明していただきました。きめ細かく作成されていたので、あのまま計画案のとおりしっかりと進んでいくと、しっかりランニングコストに対応していけるのではないかなとは思っております。これからでございますね、何が起きるか分からない。でも、職員の方々がこのビッグプロジェクトの丹鶴ホールに対しまして必死に取り組んでいらっしゃることは承知しておりますので、これからもよろしくお願いいたします。 この間、ちょっと委員会で出ました障害者専用駐車場のことなんですが、午前中、上田先輩議員からいろいろ細かくお尋ねしていらっしゃって、提言もされておりました。重複してしまうので答弁はもう結構でございます。結局、私はまだ1年半ではございますが、なぜこの庁舎を造るときにそういったことを考えていなかったのかなということをちょっと不思議に思いましたので、今後、この丹鶴ホールにおきましてもそんなことがないようにしっかりとお考えなされて、予算等もあると思いますが、よろしくお願いいたします。 これからコロナウイルス感染対策について入っていくのでございますが、ちょっとだけ引用させてもらいます。早口で読み上げますので、すみませんがお聞きください。 これは「相互理解・連携の衰弱一段と」、猪木大阪大学名誉教授のお話でした。 「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)によって、日常生活や経済・政治の形はどう変わるのか。この問いに答えるための知識はあまりにも不確かだ。また、未来は運命論的に、あるいは歴史主義的に決まっているわけでもない。我々自身がどのような道を選び取るのかにも依存する。したがって変化を予想し準備するだけでなく、自分が何を欲し、何を見直すのかという自己確認をすることも必要だろう。 これまでの季節性インフルエンザと比べ、新型コロナの深刻さについて、専門家の間でも見解は分かれているようだ。人の死因を確定し、分類することは難しいと言われるが、参考のために公表数字を見てみよう。新型コロナの現在までの死者数と2017年の季節性インフルエンザのそれとの大小関係は、国によって大きく異なる。 新型コロナで多くの犠牲者を出している国の死者数は、季節性インフルエンザの死者数の数倍に達する。例えば米国は7月末時点で新型コロナの死者が15万人を超えるが、2017年の季節性インフルエンザの死者数は約4万人だった。ブラジル、英国、イタリア、フランス、スペイン、メキシコも同じような傾向がある。 他方、新型コロナの死者数が1万人以下の国では、この関係が逆転しているケースが多い。中国、パキスタン、インドネシア、バングラデシュ、そして日本、韓国でも、季節性インフルエンザの死者のほうがはるかに多い。ワクチンや治療薬が開発されていても多くの人が亡くなっているのだ。こうした数字は、ウイルスと人間の関係、それぞれの社会が抱える問題、対処すべき方策が国や社会で異なるという点で問題の複雑さを示していると言えよう。 パンデミックの脅威と恐怖心が引き起こす混乱は別物である。しかし、恐怖心という心理的要素も、日常生活や社会構造・社会制度を変化させる力を持っている。幾つかの起こり得る変化は既に議論されている。在宅勤務が増え、働き方や家庭の形が変わるとの予想。国際的な生産システム、貿易や人の移動が変化せざるを得ないという予測。医薬・医療品の輸出に保護主義的な傾向が強まるとの指摘もある。 パンデミックが歴史の転換点となり得るとしても、これまでの変化を加速させるのか、あるいは変化の方向を反転させるような力を持つのかを見通すのは難しい。ここでは、2月以来、筆者が注目してきた点を幾つか述べるにとどめたい。 まず第1は、感染への恐れから人との直接的な接触が少なくなり、相互理解の努力をしつつ連携しようとする精神が弱まるのではないかという問題だ。過去四半世紀の技術革新、特に情報通信技術」、ITですね、「の進展は、僅か1世代で社会生活のスタイルを大きく変えた」、これはそうですね、GAFAとか言われる、グーグル、アップル、フェイスブック、そういったていは、もうこの20年、下手したら10年ぐらいで急速に伸びて、世界の中でも長者番付の中に入っているという現象が起こっております。日本はそういった中には含まれておらず、トヨタに関しましても、世界で20番目に何とか辛うじて入って、今回、コロナ禍でまたどどっと落ちていくというような形になっていると思います。 「それは人と人の直接の接触を減らす方向への変化であった。今回のパンデミックは、その傾向をさらに強めると考えられる。 我々は、フェース・トゥ・フェースの接触を通して、人との程々の距離感と公共意識を学び取ってきた。だが先端技術による社会的交わりの手段の多くは、人の距離感覚を鈍化させるような不確かで不安定なものが多い。タブレットやスマホでの映像や短い言葉のやり取りが人と人との連携を生むのだろうか。 デモクラシーは本来的に人々を個人主義的にし、ばらばらにさせる力を持つ。そこへ『社会的距離を取る』というマナーが加わると、人々の匿名性が高まり公共精神を育む力は弱くなるであろう。公共精神の衰弱は健全なデモクラシーの屋台骨を切り崩しかねない。 パンデミックは多くの国で都市部に大きな打撃を与えている。これまでは、消費者も企業も密集すること、地理的に集中することから効率性という便益を得てきた。しかし、リスクを分散させるためにも、都市の規模や効率性が問い直され、『程よい集中』への試行錯誤が始まるだろう」。これは先ほど申し上げました東京集中、都会集中でなく、田舎に帰ってくるのではないかということを教授は述べられています。 オンライン授業におきましても、「ドイツの大学では試験監視アプリを導入して時間の管理とカンニング防止を試みているという。小さそうに見える問題にも、新技術には必ず倫理への配慮が必要になることが見て取れる。 科学と技術のハードウェアの教育だけでは、社会の改善は望めない。その一つの歴史的根拠として、ジャスティン・リン北京大教授の次の指摘は興味深い。 中国社会では羅針盤、火薬、紙、印刷、鋳鉄技術など様々な発明が生まれた。にもかかわらず、産業革命という大転換は起こらなかった。それは中国が科学という社会システムとしての『文化』を生み出せなかったからだと言う。知的廉直さを厳守する社会システムが存在しない限り、科学という『文化』は生まれない」。科学と文化は同時に進むものである。 「自然科学には『月と雲の時代』という例えがあるそうだ。月には解析性があり、現在の位置と運動法則を把握すれば全てが予測できる。ところが雲には解析性がない。意外性に満ちており、2~3時間後のことさえ予想するのが難しい。この二つのタイプの対象の研究が調和を保ちつつ共存するのが『月と雲の時代』の意味だという。 今回のパンデミックは、人間が雲のような世界に生きているという事実を改めて教えてくれた。人口知能(AI)やビッグデータをめぐる専門家たちの研究競争は、雲の世界にも一定の解析性をもたらしてくれるかもしれない。しかし雲の世界がなくなるわけではない。科学が人間の存在の神秘そのものを解き明かしてくれることはないのだ。 新型コロナ後の世界を予想し、それに備えるという受け身の対応だけでは、流れに身を任すことになる。筆者自身、むしろこの災禍を奇貨として、流れに抗しつつ、将来へのよき転換へのヒントを自律的に探りたい気持ちだ。『元の状態がよかった』という思い込みから自由になり、物事の価値を問い直すという姿勢が必要だと感じるからだ」。 という興味深いコロナの大阪大学名誉教授の論説を読み上げさせていただきました。 これからは新型コロナウイルス感染対策についてに入らせていただきます。 まず初めに、消防署のコロナウイルス感染症による感染防止のための搬送についてでございます。 これは先月、新宮保健所管内から陽性者が確認され、そのときの新宮市消防本部の対応が物すごく素早かったとお聞きしました。休日にもかかわらず、1班、2班、仕事に出ている者他を全て集め、2日間にわたり、しっかり、いま一度指導して命令を下したということで、新宮消防署は縦割りの組織、きっちり対応を行っているということを聞いて、すごいなと、市長率いる新宮消防署、すばらしいと思いました。本当に我がまち新宮市が誇れる、市長が率いる新宮消防署だと思います。 お尋ねします。 コロナウイルス感染の疑いがある患者さんの搬送をするときは、どんな感染予防をなされていますか。 ◎消防本部消防署長(竹田和之君)  救急始動時の対応としまして、始動する隊員は感染防護服上下を装着します。また、目には、目の保護のためにゴーグル、感染症用に作られているN95マスク及びディスポ手袋を装着します。搬送中は、車内の換気のために換気扇を回し、患者さんには感染予防のためにマスク及び手袋を装着していただいております。 なお、現在は、新型コロナウイルス感染症対応にかかわらず全ての救急出動に対してコロナ対応の服装で出動し、救急隊員が感染しないように万全を期しております。 以上です。 ◆11番(竹内弥生君)  大変御苦労なされて、御尽力なされると思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 財政シミュレーションをこの間見せていただきまして、いろんな形で、まあまあさらっと見ただけで素人の私どもにははっきり分かりませんけれども、この新宮市消防本部の中の設備に、1回、教育民生委員会の委員長とかに連れてもらって議員になりたての頃お邪魔したことがあるのですが、その後、視察で九州に行きまして、消防署の中を見させていただいたことがあるんですが、なかなか古いもののままのところも消防署の中では多いのではないかと、設備におきまして。消防署の中を議員になりたての頃、1年半前なので、しっかりと見てはおりませんけれども、その後に視察に行ったときにしっかりと見させていただきました。マップにしろ、いろんな設備を、これだけITが発達しているのですから、人の命を守るために、財政厳しいと思うんですけれども、予算をつけて、もう一度消防署の中の設備などを見直していただきたいと思いますけれども、市長、どう思いますか。 ◎市長(田岡実千年君)  消防ですね、市民の命を守る大変大事なところでありますので、財政いろいろ、いろんなところで必要なわけでありますが、議員おっしゃるとおり、消防本部の充実というのはしっかりと行っていきたいというふうに思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 次は、医療従事者の不安についてでございます。 これは委員会のほうでも、本会議のほうでも提言させていただいておりますが、医療従事者は平素から心も体も預け、一生懸命病と闘っている人を助ける仕事でございます。その中で、今度のコロナ禍、新宮保健所管内から2名出た、いろんなコロナの中、厳重な態勢を取って、先ほどの消防署と同じように医療従事者の方々も大変な御苦労をなさっておられると思います。 日本全国を見ましても、医療従事者の方の感染が結構多かったということで、現在、新宮市の医療従事者の方の心の中におかれましても、多分、陰性か陽性か分かるまでは緊張の連続だろうと思いますし、その検査をした、コロナに感染している疑いがある人を検査する過程の中、自分にはうつっていないかと不安に思って家に帰られるということがあると思うんです。新型コロナにおきますと、自覚症状がないといった面で、どこにおっても危険なことは確かなのですが、医療従事者が倒れますと地域医療の崩壊になります。なので、医療従事者が不安を抱いて家に帰って、両親や祖父母、高齢者または子供さんなどに感染させないように、万が一の場合に対して、医療従事者がPCRを受けた日ぐらいは1泊どこか宿泊の場所を提供するということをこの間お話しさせていただきましたけれども、その後の状況はいかがでしょうか。 ◎防災及び危機管理担当部長(山下泰司君)  竹内議員に御提言いただきました医療従事者のための一時宿泊施設の提供、これにつきましては庁内で検討させていただいたところでございます。 御提案いただきました一時宿泊施設を確保するに当たりましては、感染拡大防止の観点から、宿泊施設のワンフロアを借り上げることが必要ではないかとの意見がございます。御提案の実現に向けて、庁内協議を行ってきたところでございます。ただ、協議の中で、まず、ワンフロアの借り上げにつきましては金額が高額になること、続きまして、いつ感染者が確認されるか分からない状態でのワンフロアの確保に対する課題というのも判明しました。あと、風評被害等、具体的な課題等が明らかになったところでございます。 そのような中で、医療センターから院内施設での対応をとの提案がございまして、現時点では一時宿泊施設を確保することではなく、院内施設での対応とさせていただくこととなったところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  すみません、もう一度、院内施設の中はどんなところにどういった……、病室の中で1泊されるんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  ただいま御説明させていただきました対応についてですが、帰宅するのが不安なスタッフに対しては、6階病棟の個室の空き部屋を使用することにしています。 ◆11番(竹内弥生君)  あのですね、苦肉の策だと思うんですけれども、病室の中で寝泊まりして気持ちが安らぐでしょうか。先ほど答弁していただきました3点ぐらいの問題点につきまして、今のところ新宮市は本当に市民の皆様の御努力で感染者が出ていませんが、これから起きるであろうインフルエンザの時期、もし感染者が増えたときに、不安はますます高まりまして、病室の中で1泊するといった、そういう事情はまかり通れないことになってくると思うんですけれども、それはこれから、先ほど答弁していただきました問題点3点ぐらいありました、そこに対処していくおつもりでしょうか。 ◎医療センター事務長(奥靖君)  今、課長が言ったように、ホテルを借り上げるに当たりまして様々な問題が出たという中で、今後、今の段階では、うちの6階病棟の空き病室で看護スタッフほか医療技術者、いつ患者が出るか分からない、そういう中でホテルの確保が現状できておりませんので、差し当たりゾーニングしていますので安全な場所ということで、医療スタッフについては空き部屋で泊まることは致し方ないという認識はしていただいております。 今後、ホテルも今のところ、県がまず手挙げ方式で募集をかけたところ、この地域には協力していただけないホテルというのがありました。そういう中で、今後、そういうことも含めまして考えていきたいと思うんですけれども、差し当たり患者さんがいつ出るか分かりませんので、一旦そのスタッフを宿泊させるということが優先的になりますので、そこで空き病室を利用するということで、今、了承いただいているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  致し方ないという文言の中に全てが表れていますよね。致し方ないということは、しようがないということですね。医療従事者の大切な仕事、私たちの命にも関わっているので、不安がないように、そのホテルのほうも受入れが、県からの要請があったのは承知しております。それが見つかったのであれば、こういう事態が起こってきたら、そっちの宿泊施設のほうに宿泊していただけるようにお願いします。 次は、コロナウイルス感染の経済対策についてでございます。 飲食業、宿泊業、小売業などのサービス業が日本の産業全体の70%を占める。飲食業、宿泊業、小売業、卸売、そういったサービス業は日本全体の70%を占めている。さらに、日本の企業の就労者数もまた70%を占めているということが経済産業省から公表されております。今回のコロナ禍におきまして、GDPは戦後より悪い、最悪の27.8%減、恐ろしいことです。これは日本だけではなく世界中で起こっております。こんなことが起きるとは誰も想像していなかったと思います。休業は、緊急事態宣言のときに、お休みしてくださいね、お休みしないところは悪いところですよというようなこともありましたが、休業ということはゼロになります。ゼロということは、何を努力しても、どう考えても、売上げがゼロなんです。それでも、売上げがゼロでお金が入ってこなくても固定費はかかる。 新宮市でも、緊急事態宣言を受け、何も強制もしなかったのに、市長の防災行政無線、ラジオの呼びかけ等に応じまして、ほとんどの店がお休みされていました、ゴールデンウイークですね。お盆も、テレビでもわんさか、第2波が来たと、東京何人、大阪何人、毎日毎日、連日連夜報道され、飲食店の方々、お盆も休まれていました。 このゴールデンウイークからお盆、そして昨今、現在も、なかなか人はもちろん出てこない。だから、今は休んでくださいよと言われなくて、自分で休んでもゼロになる。そして、ゼロやったら支払いがどうしてもでけへんわと開けても人が来ない。どちらに転んでも地獄という形ですね、このサービス業は。日本全体の就労者数が70%を占める、どちらに転んでも大変な毎日を送られております。 今までは、国が補正予算、県が、市が単体で経済対策を打ち出してこられた。給付金や支援金、そして税の猶予、銀行からの借入れ、だから今のところは、3月から9月におきまして半年は辛うじて生き残っております。まだ手元に少しお金が残っている。持続化給付金におきましても100万円、県から20万円、市から5万円、125万円、それもオンラインでの申請でしたので、なかなか御苦労されておりましたけれども、そこは当局のほうもしっかり御指導していただいて、ある程度の人がいただいていらっしゃると思います。それと、生活に困った方の福祉センターからの借入金。銀行は、今まで全く見向きもしなかったようなところでも、しっかりお金を貸していただき、国からの施策なので。そういったお金が少しだけ手元にあるので、毎日暇でどうしようもなくても、今のところは何だか、もうちょっとしたら元に戻るのではないか、もうちょっとの辛抱かな、ワクチンが出ないかなというようなよい希望でふわふわして生き残っている状態です。 でも、これは国もあれだけお金を出したので、市もそうです、県も、給付金、支援金、協力金というものはもう出てこないと思います。ということは自力で頑張っていかないといけない。このままの状態が半年も続く、また冬のインフルエンザ等に合わせましてコロナ禍がもし増えてきたとしたら、この地方でも、新宮市でも本当に全く出てこないので、半年間でたくさん潰れるお店、閉店するお店が出てくると思います。 コロナ禍におきまして議論されておりましたが、GoToキャンペーンですね、国が打ち出した、これは1兆6,790億円という物すごい予算をつけて、GoToトラベルキャンペーン、イートキャンペーン、イベントキャンペーン、商店街キャンペーン、4GoToキャンペーン、これを実施しております。これもなかなか手続が難しい。そこまでは、これだけ急速にとんでもないことが起こったのですから、国も一生懸命やって、市や県も一生懸命対処しているにもかかわらず手落ちが出てくるのは当たり前だと思います。 これから生きていくには、事業者にとりまして、またはそこに就業している人にとりまして、GoToキャンペーンを使って行く人も、そして迎える人も、感染予防をしっかりして、旅行にも出て、外食に出て、イベントにも参加して、地域が活性化できるようにクーポン券を使って対策を打っていくという方法ですね、これは政治が動いているということでございます。 準じて、政治にばかり、官にばかり頼るのではなく民も頑張っていかなければならない。一定の給付金を頂いた、お金も借りられた、でもこのままの状態が誰の責任でもなくコロナという恐ろしい感染力を持って到来した、これを受け入れていかなければならない。これからコロナのワクチンができる、または弱毒化していくといったことを、テレビで専門家たちがいろいろ話し合っていますが、まだまだ誰にも分からないと思います。世界中で感染者がまだ増えております。だから国も県も市も、いつまでも給付金の、お金の配付ということはなかなかできない財政状況になっているのが現実だと思います。ですから、官の力も、もちろん支援もいただき、民、経営者は、就業者は自らの力を酷使して計画を立て、知恵を絞り、結果を出して、またその結果を分析して、何とかワクチンがしっかりできて、インフルエンザのような形になるまで生き残るということが重要なことだと思います。 テレビや新聞、ネット等でいろいろ論じておりますけれども、経済を回しながら感染を予防するということは大変なことでございます。今、総裁選に立候補していらっしゃる菅官房長官が自助・共助・公助ということを打ち出しておりましたけれども、全くそのとおりで、私たちもその精神を持ち、経営者、民は歯を食いしばってこの時期を生き残り、そして官、当局は新宮市の経済を立て直すといういかなる施策をつくっていくことが大切だと思われます。 ここでちょっと整理をしたいので、お尋ねいたします。 国や県絡みではなく、国から10万円を頂いた市民一人一人、1世帯ではなくして10万円ずつ頂いた、そういった国からの施策で新宮市が立替作業を行ったというのではなく、新宮市が単体で行ったコロナ特別給付金なり、そういった特化したものを教えていただきたいと思います。 ◎防災及び危機管理担当部長(山下泰司君)  それでは、私のほうから報告させていただきます。 まず、新宮市単体としてこれまでに実行した取組についてですが、まず生活支援給付金といたしまして、市民1人につき1万円を給付させていただいてございます。次に、経営持続化支援金といたしまして、30%以上売上げが減少した事業者の方に5万円を給付させていただいております。次に、帰省自粛学生応援事業といたしまして、帰省を自粛していただいた市出身の学生さんに対し、地場産米等を仕送りさせていただいてございます。 次に、水道料金の全額減免といたしまして、給水契約者の5月請求分を減免させていただいてございます。あと、新型コロナウイルスの感染症対策基金といたしまして、これは寄附金等を原資として感染症対策の実施に要する経費に充てるために設立させていただいたものでございます。 続きまして、今後実行する予定の取組でございます。 まず、新型コロナウイルス感染症対策プレミアム付共通商品券の発行でございます。これは商工会議所が発行いたします期限付共通商品券に40%のプレミアムを付加することにより消費の拡大を図るもので、1セット5,000円を市民1人当たり2セットまで購入可能とするものでございます。 次に、子育て世帯等応援商品券配付事業、これにつきましては、子育て世帯臨時特別給付金の支給対象外となっている、いわゆる高校2年、3年生世代の方がいる世帯等を対象といたしまして、新宮市の共通商品券1万円分を配付するものでございます。 次に、新生児臨時特別定額給付事業といたしまして、国の特別給付金の基準日である令和2年4月27日を過ぎまして令和3年4月1日までに生まれた子供1人に対し5万円を給付するものでございます。 以上でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 ○副議長(東原伸也君)  質問中でありますが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後2時02分--------------------------------------- △再開 午後2時16分
    ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君) (質問席) 先ほどに続きまして経済のほうです。新宮市単体の答弁いただきましたので、今回のプレミアム付商品券についてですが、ざっと調べたことというか、課長からも教えていただいたことなんですが、この国のGoToキャンペーンのいずれかが新宮市のプレミアム付商品券、クーポンと重なると、より一層ただになるぐらいのことになるので、もうとてもよい時期だと思います。でも、地場産業の隅々まで行き渡るようにしていただきたいと思います。 新宮の人口は2万9,331人、就業者総数が1万2,457人、第1次産業252人、これは自然界に働きかけて直接富を取得する産業、農業、林業、鉱業、漁業など。第2次、1次産業が生産した原材料を加工して富をつくり出す産業でございますが、第2次産業が2,023人。第3次産業、先ほどから申し上げています、それ以外の産業、言い換えればサービス業でございます。形に残らないものがサービス業というくくりになっている、カテゴリーになっているということです。小売業、飲食、宿泊、そういったものです。 国がGoToキャンペーンをしたということは、業種が明確にされてきていることだと思います。新宮市におきましては、卸、小売業が709事業所、従業員数が3,417人、飲食、宿泊、サービス業が418事業所、従業員数が1,944人、生活関連サービス、娯楽業が214事業所、従業者数が678人。主だったサービス業事業所の合計が1,341、従業者数の合計が7,380人ということが現在分かっております。新宮市二万九千ちょっとの人口の中で、サービス業で働いている方が7,380人もいらっしゃる。事業所は、サービス業で1,341事業所ある。これはもうほとんど人口の約3分の1近くの市民がサービス業で働いているということになります。新宮市は商業のまちだと言われて衰退してきたと言われておりますが、まだ今でもこんなふうにたくさんの方々がサービス業で働いていらっしゃる。1,341のサービス業事業所があり、7,380人の方が働いていらっしゃる。これは確実にコロナ禍におきまして打撃を受けている業種です。 先日、先輩議員から質問での答弁でお聞きしましたけれども、重複しますが、これ全市民にわたり、全市民に配って全ての市民が使うと4億円の地域の発展、地域の経済の起爆剤になると市長からお話されていました。でも、1,341のサービス事業所があるのにも関わらず、今回は那智勝浦町のように新宮市単体ではなく、商工会議所加盟店しか使えないというようなことをお聞きしました。今のところ商工会議所の加盟店に入っているのが現在約450店舗。1,341も店舗があるのに450店舗しか入っていない。だけれども、全市民にはそれは行き渡る、でも450店舗しか使えない。加盟店でなければ使えないということは、ちょっと不平等なことが起こるのではないかなと思いました。 このように数字で出してみますと、しっかりと明確な答えが出てくるように思います。でも、商工会議所はこの作業を無料でやっていただき、丁寧に熟慮されて、1年間商工会費を無料で会員になっていただき、加盟店を増やすとの答弁を昨日お聞きしました。商工会議所の方々にも本当に御苦労をおかけします。でも、近隣の自治体はほとんど単体でやって募集をし、ということを行っているとお聞きしております。 お尋ねします。今回はなぜ有事のコロナ対策のプレミアム付商品券なのに、新宮市単体で行わなかったのでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  議員、今おっしゃっていただいたとおり、今回のプレミアム付商品券事業につきましては、まず年末年始に商品券を使用していただくことを重視する中、また国の交付金を使わせていただくということで、精算業務も含めて今年度で事業完了するということもございまして、できるだけ早く商品券の発行させていただきたいということもございまして、商工会議所の商品券を使用させていただくことになりました。 そしてまた、先ほど議員からもおっしゃっていただきましたように、それに合わせて商工会議所のほうで、今年度、新規に商工会議所の会員さんになっていただく場合は会費を無料にして、できるだけ多くの皆さん、事業所に参加していただきたいということで準備をさせていただくということで話をさせていただいたところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  商工会議所の方も努力されて、一緒にやってくれるということですよね。ありがたいと思います。 でも、課長、遅くないですか。これもう最初から市長は、コロナ禍が始まったときからプレミアム付商品券ということをお聞きしていました。それが協力金とか支援金などいろんな形がコロナの発生とか、そういった形でいろいろ変わっていったわけです。この時期に新宮市はコロナが落ち着いてきてプレミアム付商品券を出すということじゃないですか。だから、期限もなくなってきたから、この450店舗、今から増やしてもらっても、200店舗増えても650。実際の数は1,143事業所もある。ということは、何だか不平等なことが起こり得ると思うので、今回はそういったふうに時間もないという結論に達して決まっていったことですから承知をいたしますけれども、こういったコロナ、特別な対策のことに関しましては、従来どおりの商品券、プレミアムではなく、市長は最初からプレミアム付商品券を出すんだというのをお聞きしていましたので、もう少し早い段階で準備をしてほしかったなとは思います。 しかし、これもう大変御苦労されて、いろいろなことやっていくと思うのでよろしくお願いいたします。 それと、この換金です。換金が結構難しい。面倒くさいことになっているということを加盟店の事業者の方からお聞きしました。換金の仕方をざっくりで結構ですので説明してください。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  換金につきましては、商工会議所のほうに使っていただいた商品券を持っていただいて換金していただくようになっております。ちょっとそこの細かい手続については、私どもも今把握してございませんので、再度確認をさせていただきます。 ◆11番(竹内弥生君)  聞いたところによると、商工会議所で換金、お金をもらえるのではなく、通帳をつくって、通帳の中に入れてもらうとか、結構ややこしいということを聞きましたので、今回は割と簡素な形で、何もかもこんなコロナ、急なことだったので、国や県や市も、そりゃどこかで滞ったりすることがあると思うんです。この商品券、プレミアムに関しますと、換金のときだけは簡素にできるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 コロナ対策のGIGAスクールですけれども、これはとてもすばらしいと思います。この段階でタブレットを全ての子供たちに配付し、熟慮していくと。中身を考えていく時間があると思うんです。まだ、ありがたいことに新宮市は感染者が出ておりませんので、休校にしなければならないという状況ではございませんので、熟慮をされていくとタブレットの使い方、そして中身などもしっかりしていくと思います。 ちょっとお聞きしたいんですけれども、タブレットは本体を配付しても経済的に苦しい世帯について、大本の通信料とかをどうするか、ざっくりでいいので説明してください。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  GIGAスクールの整備事業につきましては、基本的には子供たちがその学校で使用するパソコンを1人1台ずつ整備する予定でございます。ただ、議員おっしゃられますように、コロナ対策による臨時休業のような非常時のとき等には、家庭にパソコン端末を持ち帰らせまして活用することとしております。 その際の通信料の費用負担につきましては、現在のところ要保護、それから準要保護の御家庭でインターネット環境がない方につきましては、就学援助費で対応しようということで予定しております。ただ、それ以外の御家庭につきましては、モバイルルーター等の貸出し方法等も含めまして、極力保護者の皆様の負担にならないようにしていこうということで検討しているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。これはもう教育長、本当すばらしいことです。うれしいと思います。 それでは、続きまして、項目3、市長の政治姿勢についてに入らさせていただきます。 まず、市民の声を代弁させていただきます。 医療センターに小児科が欲しい。子供のひきこもりなど社会現象になっている。月2回でも保健センターに小児科・精神科のドクターによる相談窓口をつくってほしい。買物難民や医療難民、遠方からの登下校など、交通機関の市内の100円バスをつくってほしい。この3点目は上田先輩議員とか三栗先輩、上田先輩は長くから取組をなされているとお聞きしました。三栗先輩も昨日おっしゃっていましたので、細かいことの説明は大丈夫です、市長。 この大きなことです。医療センターに小児科がほしいとか、ひきこもり現象のために小児科・精神科の専門家のドクターによる月2回ぐらいの保健センターの窓口の相談をしたいと、そういったことをお声を聞いております。 市長、この三つに関しましてはどういったふうにお考えを。 ◎市長(田岡実千年君)  現在、医療センターには3名の小児科の医師が在籍してくれております。議員提案の月2回でも相談窓口で対応すべきだということだと思いますが、ちょっとこれ、内情をお聞きしますと、小児科のドクターは、日常の診療業務に加えて出産に伴う新生児への対応もあり、なかなか院外での業務は難しいというような状況でございました。 この就学前の子供につきましては、保健センターにおいて臨床心理士等による発達相談、また小学校入学後については、スクールカウンセラー等による教育相談や適応指導教室等も行っておりますので、そういった困っている方々は、ぜひここでいろいろ相談を受けていただけたらというふうに思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 私、ちょっと医療センターに小児科がほしいと、ごっちゃになってすみません。 そういった形でこの相談窓口をつくっていただけるように、市長、これからもちょっとお考えをよろしくお願いします。 この間、説明会でこういった議員説明会、財政シミュレーションというのを各議員にいただきまして、説明をしていただくんですけれども、私たち素人にはこんな細かい数字がちょっとさっぱり分からないので、上田先輩が午前中に財政の細かいことに関しましては、専門家のようにお聞きしていますので、それはちょっとです。こういったものいただいて、議員もしっかり状況を教えていただくということになっております。 コロナ禍におきまして、本当に災害とか台風とか、いろんなことが押し寄せまして、これはあくまでも平時を想定したシミュレーションであり、有事になったらどうするかと、そういった方向性をきっちり考える。有事になったときにこの計画の見直しであったり、新たな財政出動など、財政調整基金が少なくなり、5年後にはとか、いろいろ午前中に聞きましたけれども、もう自然災害で大きな変化があることがもう予測できないこと。こういうもうおかしなような世の中になっておりますので、これはあくまでも平常を想定したシミュレーションでございますので、有事のときにはしっかりとした対応、迅速に優先順位を決めて、市長、決断をして、結果を出さないことが多々これから起こっていきます。 市長にとってリーダーシップとはどのようにお考えですか、お聞かせください。 ◎市長(田岡実千年君)  市長としてリーダーシップを発揮するというのは大変重要なことだというふうに思っておりますし、特に今回のコロナ禍での対応とか、もう丸9年になりますが、経験したことのない、100年に1回と言われるような大災害においては、特にしっかりとリーダーとして決断をしっかりとしなければならないというふうには思っております。 やるなら決めろ。決めたら迷うなという格言もありますが、そういう思いで、やると決めたら、それを実現するまでしっかりと頑張ってまいりたいと思っております。 ただ、この行政運営していく中で、職員さんが何百人もおるわけであります。市長1人の力ではどうにもなりませんので、やはりいかにこの職員さんが、命令とか指示を出すのは簡単ですが、命令・指示で動くんではなくて、一人一人自ら市民のために、よし、頑張るぞというような心構えになってもらうことが何よりも大事だというふうに思っておりますので、本来私が思うのは、リーダーシップというのはそういったところ、そういった皆さんにやる気になってもらえるということだと、ふだんからそう思ってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 政治家の首長とか、国会議員とか、書物やテレビやいろんなところで読んだり見たりしますけれども、市長のように笑顔のすてきな人、職員さんが自らしっかり意識を高くして判を持ってきて、最終的な決裁を取っていくタイプと、我自らどんどん上からばんばん下ろしていくタイプと、いろいろあると思うんです。市長が10年、3期目当選されて、その中で大きなものが、いろいろ庁舎にしろ文化ホールにしろ、たくさんのものが出来上がってきた。当初の計画案であったにも関わらず、そこを継続してつくり上げていった。これからは財政調整基金、貯金のお金も少なくなっている時期もある。ランニングコストも考え、そして今までのいろんなところに出しております補助金、指定管理、そういったところもきっちり見直しをするとか、たくさん山のように、時代は変わり、することがたくさんあると思うんです。だから、市長が言われたやるなら決めろ。そういうことを皆さんもしっかり胸に入れて、市長のリーダーシップの心構えを理解して、様々な困難なことによい施策を出すように頑張っていただきたいと思います。 それでは、今度コロナの理念条例のことなんですが、これ新型コロナウイルスの感染者の人権を守るための条例を各自治体というか、日本の中で結構出されております。これは誹謗中傷です。よそのナンバー来たら石をぶつけるとか、都会から田舎に、実家に帰ってきたら紙を貼られるとか、医療従事者の子供が保育園行ったら遊んでもらえないとか、介護者が訪問介護、いろんなこと受けるのに拒絶されるとか、新宮市におきましてはゼロなのでそういった現象は起きていませんが、日本国内であちこちそういったような差別が起こっている。そのことに対していずれも罰則のない条例であるが、正しい知識の普及などを通じて差別をなくすことを自治体や市民に求めることが必要だということでつくられたと承知しております。 これから感染者が広がったとしたら、人権を守る条例をつくるという手段も考えなければならないのかなと思いましたけれども、しかしまだまだ未熟者なので、人権のほうに関しましては熟慮したり、勉強積んでいるということが少ないのですが、同級生とか、いろんな人権に、人が生きるということについてしっかりとした考えを持っている仲間が、同級生、仲間です、もうじき還暦で、教えてもらったりして、もちろんこのコロナ条例を新しくつくるということも他の自治体でやっておられる。それも大事だと思うんですけれども、新宮市には、これも同級生に教えてもらったんですけれども、平成27年3月に関係者の皆様の御尽力によりまして、多種多様化する人権課題について、新宮市部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃に関する条例が制定されております。だから、あらゆる差別をしてはいけないということの条例が制定されているわけなんです。一人一人の尊厳と人権が尊重され、市民の皆様が「明るく笑顔で心豊かに暮らせる 人権尊重のまち」新宮市を目指し、条例が制定されています。 この条例にのっとりまして、コロナ禍におきましても誹謗中傷、そういった先ほど申し上げた三つの事例など、石をぶつける、中傷する、なってもいないような人をなったと言う。感染した人はどこで何かをしていたかをみんなで探る。そういってまだ新宮市は出ておりませんのでひどい状況になっておりませんけれども、これから冬にかけてインフルエンザと重なり、もしかしたら新宮市にも感染者が出る可能性があります。そのときに、この平成27年3月の人権啓発問題に尽力していらっしゃる方々の御苦労によって条例が制定されております。あらゆる差別に関する条例でございます。 この条例の趣旨にのっとり、コロナ禍におきましても、差別のない新宮市の実現に向け、この啓発運動にいま一度力を入れるべきだと思います。 ネットにおきますと、匿名でばんばん悪口を書かれて、若者が自殺したりしております。でも、仕方ないんです。そういう時代になったので。それを削除して、削除依頼をかけて法律を改正しようと、総務省、国も動いておりますが、なかなかネットというものは、私たちには全く分からないようなアラビア語が並んで、どこがどういうふうに、ようスティーブ・ジョブズがあんなもの作ったなと思いますけれども、スマホに関しましても。もうこの10年、私たちの中学生や高校生のときからはもう考えられないほどの情報が、私どもも取り入れさせてもらっていますけれども、スマートフォン、タブレット、iPhone、iPad、パソコン等によっていろんなことを、今までは辞書です。調べなければならなかったことがすぐ分かり、本当に情報がどこでも世界中の情報が伝わってくるというすばらしい時代にはなりましたが、その裏を返すと、誹謗中傷の書き込みをしたり、毎晩人の悪口を、人の悪口は蜜の味という言葉が昔からありますが、その本人はしてもいないようなことを悪口を言ってみたり。だから、そういう悪口を言いたかったら、私はいつも思うんです。本人に言いなさいと。その本人に言ってけんかをするなり、いろいろ解決方法があるのに、陰で悪口を言う、誹謗中傷をする、本人がしてもいないようなことを広げる。 この平成27年の条例が制定されたわけ、大きな大きな意味があると思います。今、人権啓発活動におきましては形式的です、ありきたりのある程度一定の人を集めて啓発運動ということの形になっていると思うんです。幅広く市民の方には伝わっていない。薄れていっているということが確かだと思います。そこをいま一度しっかり当局側から啓発運動に力を入れ、市長、人と人が悪口を言わない。言っても損するだけですし、だけれども、忖度があるように、人の悪口は一生消えない。いじめも消えない。それが人間というものというふうな哲学風に入っていきますが、そこはありもしないことを中傷したりするということをやめるような、そういう平成27年の条例制定、いま一度深く考えて啓発運動に力を入れてもらいたいと思います。 人は、人として生きる権利がある。その権利を奪われるような、これからのスピード時代です。本当に真っただ中にいます。コロナ禍にあり。Zoomや何やらで人との接触を避け、パソコンで話をするということは、温かいコミュニケーションを取らなくても仲間になっていくという形になっていくわけです。何だか妙なことが世界中でやらなければ感染症と闘っていけない。でも、それもいずれ落ち着くときも来ると思います。しかし、この誹謗中傷、人の悪口、他人のことに関しますと、平成27年の条例制定の中身をいま一度しっかり啓発運動につなげていって、新宮市、心豊かに暮らせる人権のまちと誰でも分かるように活動を行っていってほしいと思います。市長、いかがでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  大変すばらしい御意見、ありがとうございます。 議員おっしゃるように、自分の言動で人を傷つけるということはあってはならないことだというふうに思います。特に、このコロナ禍の中で、ネット等で誹謗中傷が蔓延している状況である。感染者が出ていない新宮市においても、春頃、どこどこの飲食店でコロナが発生したというようなデマがあったりということで、そこしっかりと市としても啓発、改めてしていかなければなりませんし、議員紹介していただいた、もう5年前になるんですが、その頃、結構部落差別も連続して発覚したりしておりまして、部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃に関する条例も制定したところであります。ちょっと改めてしっかりと取り組んでいかなければなりません。 新宮市歌に「人朗らかに情けあり」というくだりがありますが、本当に新宮市民、本来やっぱり人情豊かですばらしいまちだというふうに思っております。みんなが楽しく笑顔で心豊かに暮らせる、そういったところも日本一の住みよいまちにしていきたいというふうに思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  本当にみんな一生懸命こんなコロナ禍の中で生きていかなければならないし、お金もない。子供にも教育をしっかり受けさせて、いろんな悩みを抱えて、悩みのない方なんていらっしゃらないと思うんです。日々の生活の中でも何かしら悩みを抱えて生きている。その中でどうしても人間が抱えていかなければならないことだと思うんです。ただ、こういう差別的なこと、コロナにおきまして、特に浮かび上がったと言いますか、コロナなんかになりたくてなる人はいない。うつりたくてうつる人もいないし、だから私は氏名公表とか店舗公表というのは、ちょっと違うものじゃないかなと思いますけれども、この差別とか、そういったことがないように、先ほど市長がおっしゃってくれたように、人権のまちづくり、差別のないまちづくりを目指して、私どもも頑張っていきたいと思います。 ありがとうございました。これで一般質問を終わらせていただきます。--------------------------------------- △福田讓君 ○副議長(東原伸也君)  一般質問を続けます。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (質問席) 本日最後の一般質問をさせていただきます。1時間30分、議長の許可をいただき、やらせていただきます。 まず始まる前に、市長、副市長、教育長、そして部長、課長の皆さん、緊張してください。なぜ緊張かというと、緊張の中にいい質問ができて、そして皆さんの緊張の中において答弁もいただける。私は常に人間は、公務員であり、私は公職の身であり、皆さんも公職の身でありますから、常に緊張の中に失敗はないと思います。どうぞ緊張してやっていきたいと思っています。緊張してください、皆さん、よろしくお願いします。 余計なことを言う方もいらっしゃいます。人間はいろんなスタイルがございまして、一般質問の中に厳しくものを言う人あり、また沈着で真摯でされる方もいらっしゃるし、大きな声を出す方もいらっしゃいます。皆さんスタイルがあるわけなんです。しかし、市議会議員の皆さんの一般質問は常に市を思い、市の発展と市民のために対して権力者である田岡市長に対して提言と提案、そしてただしているわけなんです。我々議員は、もう何回も言いますが、一人一人は市民に選ばれた選良と言われる。そして、市長もアメリカの大統領と同じ、市民から選ばれるたった一人の方です。 我々議員は今15名、議長を含めて在籍をさせていただいておりますが、我々議会というのは御承知のとおり、1人で決まるわけではございません。議会制民主主義において多数決で採決され、議決されるわけです。市長は新宮市の行政の長として、一般の会社で言わせていただければ社長です。権力者です。その権力者に対して、我々は一般事務において市長に対して、その市長の政治姿勢をただしていく。そして、行き着くところは市のため、市の発展と市民のためにものを言うところでございます。 私も議員をさせていただいて、今年で41年、11期目です。長いからといっていいものではないと思われる方もいらっしゃいますし、私も、いろんな方いらっしゃる方あります。私より上の11期を持っている議員はここには誰もおりません。先輩の大西議員は、今、私より2期の9期です。でも、立派な方です。戦前生まれです。戦争のことを一番よく知っている方です。だから、こういった方にも議員としてこれからも頑張っていただきたい。戦後の中で日本国が荒廃した中で頑張ってきたいうのも、やっぱりそういった方の知恵もお借りしたい。ぜひ大西議員にも、戦前生まれの方です。私は尊敬していますから、頑張っていただきたいと思います。 余談なこと言って申し訳ないですが、まず市長、市長の政治姿勢に入る前に、実は8月3日から始まっている職員採用試験の募集案内、私は8月5日に所用で行政局へ行ってまいりました。その窓口に職員採用のピンク色のこの御案内がありましたので、何かと見たときに、ああ、職員採用試験、令和2年度職員採用試験の案内です。ふと取って読ませていただきました。 私は大変うれしく感動いたしました。なぜか。この職員募集の一番初めに、感謝、情熱、誇りを持って職務に取り組み、市民と向き合う職員を募集しますと。おお、いいこと書いてあるなと。そして、1枚目を開いたんです。初めに、新宮市役所が求める人材とはいかなるものかと。価値観が多様化し、社会が複雑化する中でも普遍なもの。それは市役所の仕事の先には常に市民と地域があり、その幸せは活力の増進に向けて仲間とともに取り組むという市職員のあるべき姿でありました。そして、あるべき姿を体現するために、市民に地域に職場の仲間に感謝すること。与えられた職務に対して情熱を持つこと。新宮市職員としての誇りを持つことが基本となりますと。いいこと書いています。新宮市では、人材育成基本方針の中で、移ろいゆく時代にあっても変わらない市職員としての三つの心を目指す職員像として定めておりますと。目指す職員像、感謝と情熱と誇りを持って職務に取り組み、市民と向き合う職員。市民、地域、仲間への感謝と報恩、与えられた職務への情熱と挑戦、新宮市職員としての誇りと責任。高め合い、響き合い、助け合う、一人一人が生き生きと活躍できる職場。すばらしいじゃないですか。私は感動いたしました。そして、私はこれを見て、近隣自治体へ行ってきました。どんなことを書いているか。そこの長が、自治体がどういう職員を求めているかを見てきました。そして、頂いてきました。 職員募集、今回の職員も熊野市から串本町まで、大体9月20日日曜日に試験ですね。どうですか、間違いないですね。部長、分かりましたら返事ください。そうですね。ということは、掛け持ちができないんです。新宮市は受験する、熊野市もできる。以前はそうだったらしいです。やはり一斉に試験する。ということは掛け持ちができない。普通、これが掛け持ちができた場合は、誰でも新宮市とか熊野市に来たいんです。なぜか。部長、分かりますね。我々自治体、新宮市、市は交付税も多いんです、これ。普通自治体じゃないんです。新宮市ですから、市ですから。やはり新宮市とか熊野市のほうへ行きたい人が多いんです。でも、現在は一斉試験です。これはいい人材を集めるための考えだと思いますし、掛け持ちはできない状態になっている。 さてそこで、この職員の案内状を総務部長に私は聞きに行きました。その日に。この文章、誰がこういうことで作成されたのでしょうか。すばらしいと言った。総務部長は、これは担当の課長補佐が書いたんです。私はすぐその課長補佐のところに行きました。君はすばらしいことを書いているなと。この職員像を見て、今度9月20日に受けに来る、100名ぐらい来ると思います、毎年。皆さん、新宮市というところはこういう者を求めているんだ。僕も頑張る、私も頑張ると、こういった人がきっと集まってくる。それで、市長に言ったのか。これあんたいいこと書いてくれたと職員に言ったら、職員何と言ったかと。これは市長の思いを私が書いただけですと、こう言われた。市長、私は本当に市長が目指す市政は市民のためと。これ本当に私うれしかったです。こんなことを書いて、募集のところに書いてあるところないんです。やはり市長の思いが職員にも通じて、職員の課長補佐ですか、これをまとめたんやと言うて。私はうれしかったです。これ事実言っているんです。 他市町村に行ったら、ただ募集要項だけです。新宮市は大卒は何名、高卒何名と分かれています。他の市町村では、高卒も大卒も同じ試験と書いています。募集要項。やっぱり違うな、新宮市は。さすが新宮市やなと。私も町村の、熊野川町の町議会議員7期しました。そして、新宮市に選挙でお世話になって、今3期、4期目。私も新宮市の議員の仲間に入れさせていただいて、非常に市長、私も感謝しています。 市長、私はこれ本当に心からうれしかったんです。今度入ってくる方もいい方が入ってこられるだろうと。市長、先ほどの同僚の議員の中で、質問の中でも答えていました。やっぱり優秀な職員をどんどん吸い上げていっていただきたいし、職員も市の職員に採用されれば、自分の能力を発揮して、得意な分野で新宮市を高めていく。財政、行政、そして教育、医療全て、福祉も頑張っていただきたいと。こうして私、冒頭にこれ言わせていただきました。決して市長にごまをすったり、職員の皆さんにごまをすったりしているわけじゃない。うれしかったんです。だから、近隣の町村へどんな職員募集をしているかと見に行ってきました。うそじゃないんですよ。 これで今、今日の通告はほかにもございますので、取りあえず先、これ言わせていただきました。 さて、医療センターのことで私もずっと質問をさせていただいてもう6年以上、7年になるのかな。いろんなことがございました。前院長が民営化するんだと言って、私はこれに対して真っ向から4年半厳しくものを言ってきました。いろんなことありました。岡本課長は、その当時は係長だった。そういうこともあって、今回コロナで、こういう異常事態なんです。 さて、コロナ感染について新宮市も大変厳しい。国も厳しいです。国だって持続化の給付金とか全て赤字債権、国債で発行しているんですから、どこの自治体も厳しいんです。しかし、これを生き抜いていかねばならない。市長を先頭に行政の皆さんも知恵を出し合って頑張っていただきたいと思います。 まず、医療センターの経営改革と医療業務についてお聞きします。 新型コロナウイルスの感染症対策につきましてお聞きします。 新型コロナウイルスの感染者が、和歌山県内で初めて確認されてから半年が経過をいたしました。和歌山県内での感染者は8月31日現在で230人に上っておられます。このような中、8月上旬には、当地域において初の感染者が確認されたわけでございます。これは新宮市じゃなしに、新聞報道等でも那智勝浦町の、残念ながら公務員である消防署職員、二十歳代の方でしたが、これは新聞報道で載っておりました。この患者がどこの病院に入院されたかについては和歌山県からの発表はございません。実際に入院された病院も公式発表はされておりません。各病院は患者さんのプライバシーを守るのは当然であります。それが至当であります。現在においても医療センターに入院されているとか、いろんな問合せはございます。私はこういって、市長、お答えいたします。新宮市は感染の指定病院であるから、受け入れなければならない義務はありますが、患者さんが本当に入院されているかは私には分かりませんと。市長からもそういう電話もございませんし、市長にもその義務がございませんし、これは保健所と県知事が発表することですから。現在でもそのとおりに行われていますか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  一医療機関の当院が発表することはございません。 ◆15番(福田讓君)  そうですね。そして、仮に医療センターに感染の陽性の方が入院された場合の医療センターの対応はいかがなもので、どういう形の対応をされているかお答えできればよろしくお願いします。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  今回のような軽症患者が入院された場合、まずは6階の感染症病床に入院していただきます。感染症病床には、もともと陰圧装置という機械がついておりまして、これにより感染症病床の空気をほかの一般病棟に出さないような仕組みになっております。さらに、感染症病床への入り口にパーティションを設置し、ゾーニングも行っております。 また、感染症病床にはカメラを設置しておりまして、マイクやスピーカーを通じて看護師が待機している部屋と会話を行うこともできます。これらを使用することで患者と接することなく患者の状態を常に確認しております。 食事等についても病室入り口前まで担当看護師が運びますが、時間をずらして受け取っていただきます。また、患者が使用した寝具類や患者食器については消毒等により再利用が可能ですが、当院では念のため全て廃棄処分にしております。 ◆15番(福田讓君)  今の御答弁ありがとうございます。 6階行ったら、常時パーティションでナイロンのカバーですか、6階の4床は仕切っております。なおかつ、給食の食事等も直接渡さずに時間をおいて取っていただくと。だから、看護師さんとは接触はないというわけですね。なおかつ、その中の状態というのはどういった形で確認されているんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  先ほども申しましたとおり、カメラがついておりまして、看護師が待機している部屋から遠隔で確認することができます。また、スピーカーとマイクもついておりまして、患者さんと看護師さんがそれを通して会話することも可能になっております。 ◆15番(福田讓君)  ただ、お聞きしたいのは、今アビガンとか、そういった治療薬がございますが、我々の医療センターでは、私どういう薬を対応されているか分かりませんが、ワクチンが今まだ開発されていませんので、今の状態でその状態を見ながらいろんな投薬というんですか、菌を殺すというのはやっぱりやっているんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  ごく軽症の方であれば、特に薬等の投与とかは行っておりません。薬がもし必要な患者さんが入院された場合は、すぐに使えるような段取りにはなっております。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、若い方でしたら、この間の二十歳代の方が医療センターへ入院したとは言えませんし、ただ、来るだろうと。感染症指定病院ですから。だから、今、岡本課長が御答弁いただいたように、若い方でしたら回復、自分の力で、これウイルスですから。だから、風邪と同じ。ただ、強烈な菌ですから、新聞発表でもう退院されたと。元気になられてよかったですね。だから、自分で自分の体力によって回復される方であったりと思うんです。 これから、コロナもいろんな菌が移り変わって、より強力になってくるということも新聞紙上、テレビで言っていましたです。ただ、医療センターにもし患者さんが来られても、今御答弁いただいた形で様子を見ながら保健所、県との相談と、それで連携でやっているわけなんです。そういうことでよろしいでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  今、お話を聞いて、万全の態勢を取ってもらっているということで安心しているわけですが、しかし課長、事務長、もう那智勝浦町のことあったら即電話かかってくるんです。何てかかってくる、一般の方から。もう何人も。明日病院行くんや、連休明けるから、どうしようかと。行っても大丈夫かと。私も行きますと。でも、一応前もお話させていただいたように、そういった方は全て特別のエレベーターで6階まで直接上がっていくということを聞きましたので、一般の患者様は6階まで上がらないでしょういうて。医療センターの診療しているところは1階と2階ですよ。恐らく看護師さんも別部隊でそういうコロナの対応を、もし患者様がおられた場合は、別の患者さんが専門にやっていると思いますと。そういってお答えして、やっと行くようになったんです。だから、コロナによって収益が減るというのは風評被害もあり、自分はかかりたくない。でも、病院行かなければならない。やっぱり頼りになるのは公立の医療センターだと。しかし、どうしようかなと迷う人もいらっしゃる。 6月でお聞きしたら、毎日63人の方が少なかったということもお聞きしていますが、これ収益に関することですから大変ですから。どこの病院でも公立でもそうです。そのあたり、我々は心配して、同僚議員もいろんな御質問されておりましたし、収支が一番大事なんですが、日本全国、我が市立医療センターだけが苦しい立場じゃないと思います。 市民の方がかかりたくない。そして、うつしたくない。気持ちは分かりますけれども、医療センターでは、そういうことはきちっと分けて、6階に勤務される看護師さんは下へ降りてこないでしょう。そこだけちょっと確認だけお願いします。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  対応される患者さんは、それ特別のチームを組んで対応されておりますので、また別になります。 ◆15番(福田讓君)  それで、6月にお聞きしたんですが、いろんなマスク、N95とか、いろんな資材、あの頃、3月でして、6月でしたらなかなか入荷が追いつかないと。なおかつ、うちの場合は地域医療支援病院ですから、特にそういう手厚い看護、防護服とか来ると思うんですが、現在どのような状態でしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  今おっしゃられたとおり、当院は感染症指定医療機関であり、コロナ対策における和歌山県の重点医療機関にも指定されております。この地域の医療の要となる病院であるため、以前から国や県の支援も受けながら、マスクやガウン、消毒液といった資材の備蓄に取り組んできました。幸いにして、4月頃に比べると入荷状況も改善しておりますが、まだまだ物によっては確保が困難な物もございますので、今後ともしっかりと備蓄に取り組んでいきたいと考えております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。医療を安定的に継続して行うためには資材の確保が最も不可欠でありまして、今後もできる限りの確保を頑張っていただきたいと思います。 そして、さらにPCR検査について、機器についてなんですが、以前、医療センターにも導入される話があったと思いますが、その後の進捗状況はいかがなものでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  PCR検査機器の設置については以前から準備を進めてまいりましたが、8月6日に機器を設置いたしました。その後、検査方法等について当院の検査技師が他病院で研修を受けており、現在の予定では9月後半には稼働を開始する予定になっております。 ただし、当院で行うPCR検査は、あくまでも当院の患者やスタッフを守るためのもので、対象は全身麻酔手術を控えた患者や妊婦さんが対象となります。一般の皆様がコロナを疑った場合は、これまで同様に新宮保健所が窓口となっております。 また、救急患者や緊急オペ等でPCR検査をする猶予のない方については、抗原検査にて感染の有無を確認いたします。 ◆15番(福田讓君)  その抗原検査とは、抗体検査とまた別、どういうところが違うんでしょうか。今おっしゃられた抗原検査と今おっしゃられませんでしたか。一般のテレビで言っている抗体検査とはまた別なんでしょうか。ちょっとお答え願いたいんですが。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  抗体検査は、あくまでもその方に抗体があるかどうかの検査になってきますので、過去にかかったことがある方については抗体があるというところで、その有無を調べるものです。抗原検査については、現在かかっているかどうかという確認をするためのものですが、PCR検査よりも若干精度が落ちるということを伺っております。 ◆15番(福田讓君)  さらに、医療センターに入院している重篤な症状の患者さんや、その方々に対応するため、医療スタッフの皆さんがコロナウイルス感染症から身を守るということを第一に考えて対策を講じていただいているということは重々、十二分に分かっておりますが、これらの観点から申せば、入院患者さんへの感染リスクを避けるために、現在でも面会禁止措置を取られていると思いますが、以前は身内の方だけが面会、その後は、今お聞きしますと、現在、自分から面会を求めるだけじゃなしに、医療センター側から御家族のお話をお聞きしたいとか、これから先のことを考える御相談のときは来ていただきたいというような連絡があっていくとお聞きしていますが、そのように確認させていただいてもよろしいんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  現在の面会禁止措置についてですが、もう本当になるべく病棟のほうに上がっていただかなくて済むように、現時点では患者さんの着替えや手荷物等も1階におります専用窓口にて当院スタッフが受け取り、当院スタッフによってお届けする方法を取っております。 また、手術等に関して、医師から説明を受ける場合についても、できる限り1階のロビー等で行って、病院関係者以外は極力病棟に上がらないで済むような運用を取っております。付添い患者等どうしても当院からついといていただかなければならないと、こちらからお願いする方以外は、もう病棟に上がっていただかないような形を取っておりまして、患者さんやその御家族には大変御不便な思いをさせておりますが、御協力をお願いしているところであります。 ◆15番(福田讓君)  ただ、その付添いの方ですか、今発言されたように、やっぱり常に検温されて、朝昼晩全部されていると思いますが、それは一般の患者のことですので、そのあたりも慎重にやっていただいているということですので、私もそれありがたいと思います。 そうなってきますと、外来患者さんへの対応も気になってくるところもあるんです。外来患者さんには検温等は現在、私も3日前に行ってきました。自分のことで。窓口に行って、我がが受ける先生ところの窓口でしてくださいねと、はい、しますとしてくれたんですけれども、今どのように……あのとおりやられているんでしょうか。玄関の入り口では今されていませんので、そのあたりの御説明をお願いしたいと思います。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君)  以前は玄関のところで全員を対象に検温等をさせていただいていたんですが、こちらのスタッフ数等の問題もありまして、現在はもう外来患者さんに対しては、コロナウイルス感染症に対する問診票の記載をお願いしております。そこで、検温の実施も検討されたんですけれども、病院であることから、発熱を伴う患者さんの受診もあり得るということで、検温の結果によって病院の立入りを拒否するということができないため、必要に応じて外来等で検温を実施しております。 ◆15番(福田讓君)  そのとおりです。熱が出て、風邪かも分からんし、一時は猛威を振るっていましたので、国の緊急事態宣言のときでしたから、あれはもうそれに従って玄関で厳しく検温されていましたけれども、今は、国の発表ですから、だんだん減っていって、重篤患者も少なくなっているという発表しています、厚労省は。それに従って、今課長がおっしゃったような形の件はやっているということですね、分かりました。 今後とも十分な感染対策を取っていただき、医療を継続的に行っていかねばならない。我々市立医療センターは市民の命を守るとりでですから、ぜひとも患者さんに気を使いながら、そして医療従事者の皆さんの健康にも十分気をつけてやっていただきたいと思います。 次に、地域医療…… ○副議長(東原伸也君)  福田議員、ちょっと休憩よろしいですか。 ◆15番(福田讓君)  よろしいです。どうぞ。 ○副議長(東原伸也君)  質問中でありますが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後3時16分--------------------------------------- △再開 午後3時29分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (質問席) 休憩前に引き続き質問をさせていただきます。 地域医療支援病院についてお聞きいたします。 過日において、条例改正の議案が議会に提出されまして、今、教育民生委員会で慎重なる審査を行っていると思います。地域医療支援病院とは、簡単に言いますと、御説明、私も大体分かるんですが、御説明していただきたいと思います。 ◎医療センター医療業務課長(須崎誠久君)  地域医療支援病院とは、かかりつけ医との適切な役割分担と連携を図り、地域医療全体の充実を図ることを目的に、設備や診療機能などに一定の要件を満たした地域の中核となる病院を都道府県知事が承認するものです。 ◆15番(福田讓君)  と申しますと、新宮市は紀南の最南端でくしもと町立病院、そして那智勝浦町の温泉病院、町立とか公立病院で新宮市は市立医療センターですが、くしもと町立病院とか那智勝浦町の温泉病院も指定病院に、地域医療支援病院になっているんでしょうか。 ◎医療センター医療業務課長(須崎誠久君)  くしもと町立病院さん、また温泉病院さんは地域医療支援病院になってございません。新宮東牟婁圏域では新宮市立医療センターのみでございます。 ◆15番(福田讓君)  お聞きしますが、どういった関係でこれはされていないかと。私も聞きたいほうなんですが、これ、たしか田岡市長が御当選されたのは平成21年だと思います。たしか平成23年に、これうちが県知事からの認定を受けたと思う。大変喜びました。田岡市長もこれ就任されてから、この地域医療支援病院受けることは県からのいろんな支援も、今医療センターは47名、48名の医師を擁しています。そのうちの35%以上は県立医大から支援していただいています。本当にありがたいことです。和歌山県からこの支援を受けたいうことは、御承知のとおり、那智勝浦町も町立の温泉病院ですが、診療科目は内科、整形外科、眼科、リハビリ科です。リハビリ科は本当にいいです。大変厳しいですけれども、医療センターで回復期に入りますと、一番近い那智勝浦町立温泉病院できっちりと家に帰られても生活ができるような形のリハビリをしていただいています。私の両親もお世話になりました。大変きついです。本人も嫌がります。85歳になったらもうえらいと。でも、そのおかげで少しでも歩けることになりました。 串本町も指定病院ないということは、新宮市がいかにこの紀南の中核の病院として近隣町村を含めて串本町から新宮市までの皆さんの救急、そしていろんな診療科目を擁しています。県もそれだけ重要視されているということと私は思うんですが、私は、そのことによって今後、医療センターが、これ取り消されることないと思うんですが、やはり重要拠点だということです。そのあたり、ちょっと分かれば詳しく説明していただければお願いしたいんですけれども。 ◎医療センター医療業務課長(須崎誠久君)  新宮市立医療センターは、平成23年7月に地域医療支援病院に承認いただいております。いわゆる医療圏、2次医療圏域内で国のほうは地域医療支援病院を確保したいという中で、当時、県のほうからも新宮市立医療センターのほうに地域医療支援病院という相談があって、それの調整後、承認になったということで聞いてございます。 ◆15番(福田讓君)  厚生労働省ですか、そして県、やはり公立病院というのは、我々もこの医療センターを守っていくために国への働きかけ、補助金、いろんな、そして県の協力もいただけなならないと思っています。 ただ、今回の、先ほどから同僚議員の方も詳しく御説明していただいているとおり、選定療養費、いわゆる初診料です。これについての御質問で、私も本当に関心して聞いておりました。新宮市における市民の方々の68%は御商売をされている方なんです。だから、国民年金をいただける方は68%あるわけなんです。何回も言いますけれども、40年かけて6万5,000円、介護保険料を引かれたら5万円少ししかないんです。その中で、今回選定療養費、初診料を取る診療科目が出てきました。詳しくは同僚議員が御説明されているとおりでありますし、これ本当に市民にとって、1回行って、今まで払わなかったものが要るということは、大変私も心苦しいです。まして、市長をはじめ執行者の職員の皆さん、幹部職員の医療センターの職員の皆さんも、本当に国は2年に1度、厚生労働省の諮問機関であります中央社会保険医療協議会で2年に1度診療報酬の改定しています。以前からも言っていますけれども。大病院に診療報酬を厚くしたり、個人開業のクリニックさんに対して厚くしたり、変わっているわけなんです。今回、令和2年度は、この選定療養費を徴収をしていただきたいという通達が来ていると。 私自身も本当に病院へよくかかっています。この間言ったとおり。眼科、内科、そういうところへ行っていますし、整形外科とか、だから本当に5,000円というのは……私、よく熊野川町の、新宮市立の熊野川診療所の先生、前は浦先生に、阪口先生という優秀な内科医があって、そこでよく紹介状を書いていただいた。お金要りますからね。お金は県立医大でも精密検査でも行ったこと何回もあります。それでも3,000円。和歌山県立に行ったら5,000円は取られなくても、こっちで払っていますから、もう。 だから、たしかに医療はお金かかります。だから、これはやはり国が制定された。厚生労働省です。我々医療センターは市立ですから、国・県の協力を基に運営しているわけですから、この過程において、他市町村ではもう早いところ6月頃からこういった選定療養費を徴収しなさいというような話も出ているということも、私も最近聞いたことでございますので、そういったあたり、市民の方に徴収させていただくの、本当に私もつらい気持ちです。 しかし、これ医療センターが、そういうことはないと思うんですが、地域医療支援病院として、紀南で市民、そして近隣8万人の県民の命を守る拠点ですから、私としてはあれです、要る。国が定めた、国にも上位法があって、国があって県があって、法律というのはあるんですが、これに逆らうということじゃないんですが、やっぱり今までずっとこのようにやってきました。今までの診療報酬の値上げだってそうです。2年ごとの診療報酬改定によって、もうずっとやってきたあるんです。だから、この選定療養費というのですか、1回に5,000円ですからね。 私、市民の方に、9月中に一遍行ったほうがいいんじゃないですかと、議会で議決になるから、否決になるかならないかは分かりませんと、しかし今、なるべく早く1回かかっていたら1年以上は1回払ったらそれでいけるからねということで、今やったら要らないんですよね。間違いないですね、9月に行ったら。 ◎医療センター医療業務課長(須崎誠久君)  令和2年度の診療報酬改定によります選定療養費の金額については、現在負担いただかなくても9月は大丈夫、現在のところ大丈夫です。 ◆15番(福田讓君)  そして、今回200床以上を擁する大きな病院ということは、私ところは医療センター300床ですから、これに該当するわけです。200床以下やったら公立であっても要らないということです。 これ、私にとって一般質問ですから、本当に申し訳ないと思います。急であって、それはもう分かりますが、これはもう今までどおり診療報酬の改定は、まあ問答無用言ったら申し訳ないんですが、国の中央社会保険医療協議会で決まったことは、各自治体で大きな病院も全部これやっているわけですから、簡単に言えば、消費税が10%上がったと。国会でも反対・賛成もあったですけれども、うちは8%しか取らないと、そういう考えはできないでしょう。 そこが大変、これも議会が議決しなければならないと。法律、いわゆる条例ですから。いろんな、これからこれについて最終的な結論を出さなきゃならないときが来ますけれども、それは議員各位が考えることですから。ただ、私としては、やはり国の補助もいただかねばならない、県の指定病院として県の協力もいただかなきゃならない。そして、一つ熊野川町にある市立熊野川診療所も今新しいいい先生が来ていただいています。中村先生、これも地域医療の関係で来ていただいているんです。そして、和歌山県立医大、市長がお骨折りいただいて、2年間、今、田中才一先生、眼科の先生、くろしお寄附講座によって来ていただいていますが、市長、本当に評判がよくて、私も通っています。1か月半に1回。白内障がちょっとずつ進んでいるんです。でも、市内の眼科さんところ行ったら、今から手術してもいいですよと言われてどきっとして、まだちょっと行きたくないと言ったら、まだまだ大丈夫ですよということで、周辺で一番いいのは市立医療センターのことで、眼科医の先生、入院させてくれるんです。入院して交互やるんです。田辺市の紀南病院と全く同じです。田辺市の病院は阪大の先生、林先生が主で、林先生、金井先生、白木先生、今おられるのかな。この方らも新宮の方々もたくさん行っている方もいらっしゃいますし、やはり新宮の眼科医の個人の方に聞いたら、もう家へ帰ってもらうんで、家でけつまずいて目なんか打ったら大変だということで、高齢者の方はなかなか白内障とか、そういうのをちょっと躊躇している方もいらっしゃいましたので、いや、今度の先生はちゃんと入院してくれますよと。入院させていただいてやっていますから。 市長、この田中先生も来年で3年です。私も頭を下げました。前も言いましたように。先生、新宮市はどうですかと聞いたら、いいところですと。もうこっちでもう少し診療してくださいとお願いしたら、いいですよと。私は市議会議員と身分を明かしていますから。ただし、新宮市は契約してくれるか、それ次第ですと言っていましたので、ぜひとも市長、これだけ優しくて。特に近隣町村からもすごい人気あります。だから、市長、ぜひとも田中先生、まだ40代と思いますし、市長の政治力で私医大に働きかけていただいて、もう少し診療できるような形でぜひともお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  私も議員と思い一緒で、ぜひとも来年度以降も継続していただきたいという思いであります。 ◆15番(福田讓君)  そして、それはそれと一応市長にお願いしておきます。 選定療養費の件なんですが、新宮市には30軒の医療機関があります。歯医者さん25軒、すごいんです。だから、それと医療センターがお互いが協力して、初診はなるべく地元の先生にかかっていただきたいと。そしたら、選定療養費も要らないと。特にしかし、もっと重度なやっぱりいろんな高度な技術を求める場合は、医療センターへ紹介状していただけると思うんですが、そのあたりは、その先生、先生のお考えでございますので、それが逆に医療センターから個人のクリニックさんへ紹介することによって診療報酬のアップもあるんでしょう。前に聞いたら5,000万円あると言っていました。間違いないですね。 ◎医療センター医療業務課長(須崎誠久君)  地域医療支援病院として指定されていることにより、年約5,000万円の診療報酬の加算の収入がございます。 ◆15番(福田讓君)  だから、市立医療センターは公立であって、地元に30軒の先生方がいらっしゃるってすごいですね。人口、新宮市内2万8,000人ですよ。歯医者さんが25の先生、そして一般医療のクリニック先生方が30軒ですよ。これがやはり連携を取ってやっていくためにも、この選定療養費ですか、やっていく上において逆に個人のクリニックさんの病院も売上げが上がる。しかし、うちが減るやないかという意見も出てきますわね、逆に言うたら。でも、お互いがこれ地元の医師会とも医療センターがタイアップして地元の患者さんを守っていかねばならないんでしょうね、使命なんですよね。 ただ、私は市民の方に申しております。医療センターは脳神経外科、心臓血管外科、腎臓内科、循環器内科、18の診療科目を擁しています。夜でも緊急の場合は2名のお医者様を配置して、それだけ市民の方を守っているんです。でも、残念ながら個人開業のクリニック先生は、決めた時間の診療でしかできません。別にいい先生は夜でも診てくれると思いますが、別に勤務以外の自分の指定している病院の時間以外を診る義務もないんです。ただ、我々の医療センターは、市民の命を守っていかねばならない使命があるわけなんです。私はそういって市民の方にお話します。 だから、今回の選定療養費においても、本当に私らもつらいけれども、しかしお互いが市内のクリニックと高度の医療を求める医療センターがしっかりと自分のことをやっていく上においても、国からも指定来ていますから、やっぱりやっていかねばならないんじゃないかと、私はそう話しています。 これ一般質問ですから、議員は皆理念も違うし、考え方も違うこと言っていらっしゃる。15人の中ですから。私はもうそれ以上のこと言えないんですが、ただ国があって県があって市があるんでしょう。だから、国からそういう診療報酬のことでそういう通達が来たとき、いろんなお話はできると思いますが、私はやはり今までの診療報酬は、協議会が決定されてそのまま来ているんです。個人開業が厚くなったり、大病院が厚くなっています。それに対して何にも異議が挟まれていないです。今まで見ても。それを考えると、本当に心苦しいことは心苦しいと思います。私もそう思っています。年金暮らしの人に5,000円のあれを拠出させていただくことは。そこは、これは最終的に議会の議決ですから、それ以上、私からは言えません。それまで執行者の皆さんも、私はこれに対して一般質問ですからやっていかねばならないと思います。というのは、市立医療センターを守っていくためには、県との強力な連携プレー、国に対する連携も含めて、個人の病院じゃないですから。私はそう考えています。回答は要りません。そこらあたり十分に御説明していただければいいと思います。 以上で、医療センターのことについては終わります。 そして、消防署のことは、先ほど竹内議員が質問されておりますとおりですので、あまり私から質問するというのよりも、少しだけお聞きしたいんですが、消防の関係です。 今、消防署の職員の皆さんは、暑いのに8月でも汗をかきかきN95マスクつけて、ゴーグルをかけて、防弾チョッキじゃありませんが、防護服を着て、あの暑い35度の中をコロナの疑われると思われる人を含めてやっていただいています。大変厳しい仕事だと思います。だから、今後とも消防署の皆さん、健康に気をつけて頑張っていただきたいと。 そして、昨今、那智勝浦町でありました消防職員の管外移動において注意されて、規則にも反して行かれたということで、もう紀南新聞にはかなり厳しく書かれています。訓戒でよかったと。本来なら法律違反していないから、行ってはならん、行く前には必ず上司に届けなさいと。会食はなるべく3人以上は慎むとか、いろんなことで通達を出したにもかかわらず行かれたと。これは新聞記事ですから、それにも関わらず行ったということで訓告処分です。消防長、その他消防署長も厳重注意と。 私は、過日の総務建設委員会で消防長に聞きましたら、新宮市はもう以前からそのように厳しくやっていますと。もうやっていますから大丈夫ですと言っていただきました。それで、新宮市の市民の皆さんの御協力を得て、今、新宮市内では誰一人新型コロナウイルスに感染された方はいらっしゃいません。これは市民の皆様の御協力のたまものだと思っております。消防署の職員の皆さんも、一番重圧に耐えながら、若い職員の方もなかなか家族と会食するにおいても、そこを考えながらやっているとお聞きしています。今後とも人の命を預かって搬送していただける職員の皆さんですから、十二分に体に気をつけて頑張っていただきたいと思います。一言よろしくお願いします。 ◎消防本部消防長(越水薫君)  消防本部の感染予防については、消防業務中はもちろんのこと、消防職員の任務上、いろいろと制約を実施しております。今後も県内、近隣の状況を注視しながら、引き続き感染予防に努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございました。健康に気をつけられて市民の命を守っていただきますようによろしくお願いします。 次に、一般職員の業務についてもお聞きします。 今、非接触タイプの体温計ですか、もう充足はされていますか。十分に行き渡っておられますか。先だって、8月28日に、私、集団健診で保健センターへ行かせていただきました。そして、玄関口でテントを張って、9時から検温していただいて、そのときの非接触型の体温計を見ますと、「防災」と書いていたんです。だから、充足されていないのかなということで気になってお聞きしているんですが、これも各課で一つは必ずぐらい置いておられるんで、それでもまだ。なかなか注文しても入ってこないんでしょうか。 ◎防災及び危機管理担当部長(山下泰司君)  非接触式体温計につきまして、先ほど防災対策課のほうでは、避難所用としまして25台購入して、既に避難所とか、避難所の担当職員が持っていくリュックサックに入れて準備は完了しております。あとは、体温計の貸出しということで、総務課のほうで5台用意しておりまして、それを各課等が会議、イベント等で使うときに貸出しでそれを使っております。 あと、現在、各課において購入している。先ほど言いました避難所用が25台、小中、幼稚園が以前調べましたところ20台、保健センターには5台あるんですけれども、保健センターも一応避難所となっております関係で、その体温計を有効活用してくれているものと思います。 ほかにも各課で必要な分については、今、財政課が取りまとめて購入する予定になっております。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  すみません。保健センターで先ほど体温計の話出ましたので、保健センターには5台ほど以前より非接触性の体温計ございますが、ペン型とちょっと若干違う形になっておりまして、今回避難所用に、いわゆるピストル型の形をした体温計になりまして、慣れるためにちょっと使っておりました。 以上でございます。 ◆15番(福田讓君)  私から考えを申しますと、職員の方、各課にもきちっと配付していただいて、借りるんじゃなしに、各課でも常に常備していただきたいと思います。 そして、市長にも職員の皆さんにもお願いしたいのは、今これだけ厳しく手を洗う、そしてマスクしているんです。一番危ないのは食事なんです。お互いが口開けて食べる。昔の人はいいこと言いました、市長。私も箸で手たたかれて、ごはん食べるときは黙って食べと。ええなあと今言うんです。みんなに、一般の方に言ったらそのとおりやと。そして、話すときはマスクせえと言うんです。だから、本当にああいう昔からの言われ方というんですか。だから職員の皆さんにもぜひともお願いしたいのは、職員同士でも食事されていると思うんですけれども、弁当でも。なるべく食事の間は黙って食べていただきたい。私も黙って、今日も1人で食べたんです。 それで、片一方がマスクしていたらまだいいんです。もうみんなが外したったら、もうこれ絶対飛んできますんで、飛沫。だから、ほとんどそれだと思うんです。だから、飲食店の方は大変つらいと思います。お酒が入ったら話し出す。マスクを外す。だから、職員の方に、私もそうしている。なるべく対面で食事もしない。横にする。そして、話すとき、お互い口開けたときが一番怖いです。どちらか一方マスクしていたらまた違いますけれども。そのあたり、職員の皆さんにも体温を測っていただいていますし、37度5分超えた場合は出勤しないということも聞いていますので、今後とも職員の皆さんが市民のために働いていただいているんですから、ぜひとも御注意願って職務に専念していただきたいと思います。よろしくお願いします。 あと、行政の改革の中で、教育行政になってくるんですけれども、行財政改革、ちょっとこれはもう上田議員がきちっと質問していただいたので、私これはもう割愛させていただきます。 コロナ禍におけるGIGAスクールのことも竹内議員がやっていただきました。もうそれで分かって、市民の方も分かっていただいております。 そして、私は、差別をなくす教育、相手を思いやる教育について、こういうことあったんです、市長。これ昨日、私の状差しいうて、控室のところの戸棚に、新宮市議会議長、久保智敬様。発信人が新宮市人権尊重委員会会長、新宮市長田岡実千年と書いています。新宮市議会定例会における発言についてということで、初めて見たんです、これ。 だから、これ市長は一般質問の中で、同僚議員の中で、市長は会長として人権尊重委員会の会長でしょう。だから市長の名前で出しているということで、職責は市長であっても会長である。この中でじっと読んでいたら、一般の方からこういう発言あったんですね、と書いていますから。だから、新宮市は人権擁護都市を宣言しておるまちである。先ほど同僚議員もおっしゃっているとおりなんです。 教育長、市長にもお聞きしたいんですけれども、基本的人権、憲法に保障されている発言の自由は、これは守らなきゃならない。当然であります。しかし、我々は民主国家でありますから、自分の意見は全て正しいという考えじゃ、私らも自分が思ったとしても、相手があってこそその人が傷つく、侮辱される。そういっては駄目なんです。人権ってそうじゃないでしょうか。やっぱり一番尊厳な人権を守るということは、相手があって、自分がしゃべったことが、しゃべった本人が当たり前にしゃべっても相手が傷つくことは、そういう場合あるんじゃないですか。そのあたり、教育長、子供たちに人権の教育というんですか、人間てのは、人で支え合っているんです。一人じゃないんです。自分が発言したことが、相手に対しては物すごい強烈な侮辱、差別発言になった場合、これは人権尊重委員会はそういった方に対して御相談を受けた場合、やるんでしょう。どうなんですか、そのあたり。 ◎教育長(速水盛康君)  当然学校の中でも人権教育ということで、子供たちには教育の一環として実施しているところです。今、御質問あったことについては、よく我々発言の自由、自由権というのがあります。ですから、よく言われるのは、あなたが言うのは自由ですが、しかしあなたの言っていることは間違っている。つまり、間違っているか間違っていないかということは、それぞれ法令、規則に照らし合わせながら、それぞれが意見を闘わせるんだと思います。しかし、言うこと、発言することは、それぞれに認められている一つの自由の発言権があると思います。しかし、その発言が人を傷つける自由はない。ですから、相手のことを考えながら、相手の立場を考えながら、そしてそういった発言によって人の人権を傷つけるようなことは、それは許されることではない。ですから、そういった意味で人権というのは非常に複雑で難しい問題でもありますから、そこにそれぞれが必要な法令、規則をつくり上げていく。その一つが、最近出来上がってきた人権三法と言われるようなものであるというふうに理解をしてございます。 ◆15番(福田讓君)  私は、絶対新宮市では差別はあってはならないと思います。しかし、今なおかつ部落差別、そういうことが発せられている。本当に悲しい思いです。私も子供のときは、そういう部落差別を、今、同和という形で名前になっておりますが、教育なかったんです。はっきり言うて。でも、私は高校入ってからいろんな方に教えをいただいて、そしてもうこれは人間がつくった差別なんです。だから、人を陥れる。人を戒める。人間は神の中で平等なんです。なぜこういったことを差別をしたかと。その根本的なことは、子供たちは私は知らないと思うんです。大人だって知らない方もいらっしゃいます。平気でそれしゃべる人もいらっしゃると思うんです。自分の言うことは正しいんだと、何でも。しかし、相手にとって傷つくこともあるんです。 だから、人権というのは本当に、人権尊重委員会というのが今新宮市にあります。まして、差別をなくす宣言の都市なんです。今回、こうやって市長からこう議長宛てに来たある。私も非常に残念というよりもつらいです。だから、これやっぱり新宮市が差別のない、差別をなくす。そして、人権を擁護する宣言のまちとして、以前、旧庁舎の前には玄関のところに立っていました。看板じゃないですが、宣言のまちと。あれはどこへ行ったんですか。たしかあったと思うんですけれども。この新庁舎ができる前。御存じじゃないですか、私見てました。たしかあったと思うんですけれども。人権宣言をしたでしょう。人権擁護都市宣言というのを。あの大きな看板じゃない、なかったですか。 ◎総務部長(尾崎正幸君)  議員おっしゃるとおりに、旧庁舎のときには、庁舎前の駐車場の道沿いに宣言の看板を幾つか掲げてございました。新庁舎建設時に、敷地の活用の関係で設置が難しいということで、現在設置はしてございませんが、当然合併以降も新宮市、あるいは熊野川町で出された宣言については引き継いでいるものと認識してございます。 ◆15番(福田讓君)  その宣言の看板というのは、今新宮市はあらゆる、市長が議会に求めてきた、ちょうど5年前、可決したんです。だから、やはり市民にとっても新宮市は差別を許さない。そして、人権を守る。そういう強い意気込みで我々もやっておりますし、やはり一人一人が我がの発言、気をつけていかなければならないということなんです。 それで、身体障害者の方も差別をなくす法律もできていますし、誰だって身体障害なりたくてなっているわけじゃないんです。だから、そういった人を大切にしながら、やはり新宮市は人権においては先進地だと言われるぐらいのやはり意気込みを持って、教育長にもお願いしたいんですが、子供たちに教えていかなあかん。分からんですからね、差別とかの意味が。だから、それは大体今何年生ぐらいからそういう人権とか、差別をしてはならないと、人間は憲法の下に皆平等だと、そういった教育というのはいつ頃からやっているんですか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  人権意識を高める取組につきましては、基本的には小学校1年生の段階から様々な場面で取組を行っております。例えば、昨年度から小学校において、本年度から中学校において、道徳というものが教科化されております。その中で思いやりの心だったりとか、善悪の判断であったりというようなところを子供たちに身につけていただいていると。その道徳性を基盤として、みんなが仲良く生活していくというような方法だったりとか、差別は絶対に許さないというような集団づくりに各校において計画を立てて取り組んでいるところでございます。 ◆15番(福田讓君)  何年生ということは、今おっしゃってくれましたですか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  もう全ての学年で行っていると。それぞれの発達段階に合わせて内容が易しかったりとか難しかったりというところございますけれども、それぞれに合わせて取組をしておるというところでございます。 ◆15番(福田讓君)  今、課長おっしゃったように人間の尊厳ですから、これだけはやっぱりきちっとしていただきたいと思いますし、やっぱり許さないという気持ちですか、それしか私は……市長としては、人権宣言のまちとしてあらゆる差別をなくす。人を思いやる、尊厳であるということで、いつも市長もなかなか堅実な方ですから、言葉を選んで発言されていると思っております。 市長はトップであり、これからの市の職員の方のトップであり、市の職員を導いていかなければならないし、しかし職員の皆さんは常に市民の奉仕者であるということを先ほど冒頭に述べたように、市民に対して感謝を持って誇りを持ってやっていくと。しかし、その中にやっぱりいろんな方いらっしゃいますから、市も発展していかなければならない。そして、優秀な、特に経済に優秀な方、観光に優秀な方、そして医療に優秀な方、介護に優秀な人材だと。そういった方も伸ばしてやっていただきたいんです。そこの中において、職員はここに皆さんいらっしゃいますが、いろんな方いらっしゃいますから、一人でも多くの知識を持っていただく。そういった職員をやはりもっともっと伸ばしてかなならない。 だから、市長、私、もう全てにおいて職場の差別というのはよく聞くんですが、今まで私が18歳、19歳のときの仕事というのは、同じ仕事をしても一生懸命する人と、しなくても同じ給料やったんです、はっきり言うて。だからよく言われました。そういう大きな会社は時間過ぎたら帰ってもええんやと。もうそれだけという職員も、私が一緒に仕事した人もいらっしゃいましたけれども、しかし新宮市の職員、公務員、地方公務員として新宮市で働いて、やはり新宮市のために恩を返すと。市のために働くんだ。自分の能力を、ここを生かしたいんだという、市長、やっぱりどんどん登用してやっていただきたいんですが、いかがでしょうか。これ優秀な方はやっぱりどんどん伸ばしていただきたいし、適材適所というんですか。私はそう思っている。いかがでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  先ほど竹内議員の質問、提言へのお答えもさせていただきましたが、基本的というか、理想は、全部の職員の皆さんが、やはりやる気になるということだと思います。今、その中で人事評価制度も導入させていただきまして、そういった昇格にもそういった評価を参考にやっているところであります。 そういったところで、一人一人の意識というのが非常に大事だというふうに思っておりますし、またよりよい人権感覚を身につけることは公務員にとって大事で、市民の見本になるようなことを身につけるということで、そういった人権の今研修にも力を入れているところでございます。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。 教育長、私が子供の時代は1から5まであって、学校の先生が、あなたは1ですよ、5ですとつけたんです。結局子供たちも一生懸命勉強される。しかし、それについていけない方もいらっしゃる。それは別として、やっぱり成績だって今でもそういう形でつけられているんでしょうか。 ◎教育長(速水盛康君)  5段階評定が小学校高学年、あるいは中学校になればありますが、しかし今はそれ以前に各教科の中でどこまで分かっているのかという、項目別の観点というのがございまして、国語なら国語に5観点というのがありまして、それをどこまで分かっているのかと、到達のそれぞれの自己形成的な到達度の評価の結果として3であり、5でありという5段階評定は行っているところです。 ◆15番(福田讓君)  私が子供の頃は、大体3が真ん中やと、2、1は頑張れと。そういう気持ちで親にもハッパかけられました。特に自分のあまり得意じゃない科目なんかは、やっぱり1とか2で、ほかの得意の好きなところもありましたので、点数もつけなければならない、教育者として大変だと思うんです。 市も市長がトップで、市の職員の皆さんも、ここにおられる方、私から言えば、いつも言うんですが官僚です。部長、課長というのは、国から言わせたら官僚ですから。私から言わせたら、ここにおられる方、皆官僚ですから、いろんな知恵を発揮されて市のために活躍されております。その中で、市長がこの方を課長や部長ということで任命されるわけなんです。 だから、これ人間の社会というのは差別はないんです。差別いうのは、上下の関係ではなかっても、やはり新宮市の組織としてこれを構築して、市民のために働くための一応一つの集団、そのための市民のために働いているんですから、だから職員の皆さんも市長に仕えていますけれども、市民のために働いていただいている。 以前は、こういうことあったんです。市長が変わったら職員も何か派閥とか何かあって、今の田岡市長、ずっと私14年間、13年間ですか、市長とお付き合いして、田岡市長ほど本当に権力を振るうというんですか、職員人事においてもそんな人じゃないと私はいつも思っているんです。私の先輩に聞いたら、あの市長のときは、私はこっちへ部署が変わったとか、よく聞きました。私が市役所へ来たとき。今から15年前ですか、市長、そんなんやったんですよ、はっきり言うて。言うてくるんです。でも、田岡市長になってからそんな話は聞いたことありません。というのは、市長の政策というんですか、市政は市民のためにあるんだという、その姿勢が私は職員の皆さんにも根づいているんじゃないかと思うんです。 いや、私、新宮市の市議会議員になったとき言われましたよ。その職員からよう聞かされました。大体一つか二つ上の方ぐらいでしたか。今、そういうことは私は田岡市長になってから、職員の間からこんな声は聞きません。やっぱり田岡市長の人間性じゃないですか。 今回、人事評価制度というのありますし、それはもうね、それに対していろんな考えの方もいらっしゃいますから、議員として。だから、やはり公平にして、そして優秀な職員を、市のために働いてもらうために市長はそういう形で人事評価をされていると思うんです。私はそう思っています。 だから、今後とも市長、やっぱり市政は市民のため、そういった心がけというんですか、ここにおられる部課長の皆さんも思い切って仕事していただきたいし、これ別に市長を持ち上げるという意味じゃないです。本当に田岡市長と、こうやってずっと当選してから市長とお話しているけれども、自分をエゴというんですか、そういうところを出さない人柄だなと思います。私からはそう思っています。だから、職員の皆さんも市民のほうを向いて、市長はこういう方だと私は思っています。思い切って市の発展のために知恵を出していただきたいし、やっぱり新宮市のプラスになる新しい考え方で皆さん、幹部の職員の皆さん、若い職員の皆さんも大いに激励していただいて、市でずっと働く以上は市のために頑張ろうと。そして、仲間を愛し、そして感謝を持って誇りを持って市の職員の皆さん頑張っていただきたいと思います。それが市民にとって一番うれしいことです。 私がうれしかったのは、コロナ対策が対策室ができて、うちが一番早かったんです、市長。他町村できていなかったわけです。そのとき、紀南新聞の投書の中で、今まで市の職員の皆さんはつい一般的な対応やったけれども、あのコロナのところへ行って、対策室へ行って、こんな大事に丁寧に、そしてその市民のためのことを考えて対応してくれたということ載っていました。振興局の職員と。うれしかったです。だから、私は新宮市の職員は一番優秀だと思っています。今でも。当然です。そして、新宮市がこの紀南の経済と全て教育、福祉も観光もやっぱり新宮市が牽引していかなければならないと思っています。 新宮市がこれから紀南の雄として、他の追随を許さない市になっていただくために、やっぱり職員の皆さんの知恵を借りて、そして市長を盛り上げていっていただきたいと思います。私はそう思っています。だから、職員の皆さんの考え、国からの補助金や県の補助金、いろんな補助金とか、市のために動いて活動していただきたいと思います。最終決定は市長がします。教育長がします。副市長もそれ一緒になってやってくれると思いますが、やはり市に感謝して、そして仲間を一緒にチームワークで市のために頑張っていただきたいと思います。 市長、最後に私はそれだけは望んでいます。だから、私はどこへ行っても新宮市の職員が一番優秀ですよと私は言います。だから、今回の市長の、先ほど大西議員が、私が発表した採用の申込書を頂きたいいうことでお渡ししましたが、あれ見て今回9月20日に受ける人がすごい闘志を燃やして、俺は、私は新宮市のためにやるんやと。一生新宮市のために頑張るんやという闘志を持った人が来ていただけると私は心から信じています。それで、市長の公平な決断、それによって新宮市が頑張っていただきたい。我々議員というのは、ここで今言っているのは、個人個人の考え方、皆違います。私はそうあっていただきたいと思います。 一言どうですか。 ◎市長(田岡実千年君)  お褒めいただき誠にありがとうございます。この市役所はまちづくりの要のところだというふうに思ってございます。議員紹介していただいたように、一人一人の職員が感謝と情熱と誇りを持って職務に当たることによって、まちは必ずよくなっていくというふうに確信をしております。行政改革の一丁目一番地は人材育成だと思っておりますので、引き続きしっかりとやってまいりたいというふうに思っております。 ◆15番(福田讓君)  もう少し、5分ありますが、今市長言われた体制のことです。同僚議員がきちっと御説明して、質問していただいたとおり、財政が一番大事ですから、無駄を省き、そして将来に禍根を残さないような、引き継いでいける、行政は継続ですから、そこをしっかりと行財政改革にも取り組んでいただきたいと思います。 以上で一般質問を終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○副議長(東原伸也君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後4時24分...