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06月09日-01号

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  1. 新宮市議会 2020-06-09
    06月09日-01号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 2年  6月 定例会          令和2年6月新宮市議会定例会会議録             第1日(令和2年6月9日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員14名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  松畑 玄君                             4番  上田勝之君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員1名。氏名は次のとおり。                            12番  前田賢一君---------------------------------------議事日程 令和2年6月9日 午前10時開会 日程1 議会運営委員会委員長報告 日程2 会期決定について 日程3 会議録署名議員の指名 日程4 議長辞職の件 日程5 諸報告(文書報告)      1 例月出納検査の結果について 報告8件(地方自治法第235条の2第3項)     諸報告      2 予算の繰越しについて         令和元年度新宮市一般会計予算繰越明許費繰越計算書      3 予算の繰越しについて         令和元年度新宮市水道事業会計予算繰越計算書      4 予算の繰越しについて         令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計予算繰越計算書      5 一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について      6 一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告について      7 新宮港埠頭株式会社の業務報告について      8 一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について      9 公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について 日程6 市報告      1 公設市場経過報告      2 新宮港経過報告 日程7 議案第42号 専決処分につき承認を求める件            新宮市税条例の一部を改正する条例 日程8 議案第43号 専決処分につき承認を求める件            新宮市介護保険条例の一部を改正する条例 日程9 議案第44号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例 日程10 議案第45号 新宮市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程11 議案第46号 新宮市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 日程12 議案第47号 新宮市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 日程13 議案第48号 令和2年度新宮市一般会計補正予算(第3号) 日程14 議案第49号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程15 議案第50号 令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程16 議案第51号 令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程17 議案第52号 辺地総合整備計画の変更について---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議会運営委員会委員長報告から 日程追加変更 議長の選挙 日程17 議案第52号 辺地総合整備計画の変更についてまで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           下  基君               商工観光課長           峪中直樹君               企業立地推進課長         小渕 学君               総務部               部長               尾崎正幸君               防災及び危機管理担当部長     山下泰司君               総務課長             梶田卓哉君               財政課長             小林広樹君               税務課長             南  守君               防災対策課長           佐藤尚久君               選挙管理委員会               事務局長             馬込克彦君               市民生活部               市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長                                勢古口千賀子君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        田中幸人君               次長兼健康長寿課長        北畑直子君               福祉課長             中上清之君               子育て推進課長          辻本美恵君               保健センター長          赤松勇人君               建設農林部               部長               平見良太君               都市建設課長           木村雅洋君               農林水産課長兼農業委員会事務局長                                下路 拓君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        久保欽作君               医療センター               事務長              奥  靖君               庶務課長             岡本真治君               水道事業所               所長兼業務課長          名古一志君               工務課長             中西廣幸君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               平見仁郎君               次長兼教育政策課長        澤原謙二君               文化振興課長           福本良英君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第1日(令和2年6月9日)--------------------------------------- △開会 午前10時00分 △開会及び開議の宣告 ○副議長(東原伸也君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。 定足数に達しておりますので、令和2年6月新宮市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 なお、前田議長より、病気療養のため今期定例会欠席の届出がありましたので、御報告いたします。--------------------------------------- △市長挨拶 ○副議長(東原伸也君)  今期定例会招集に当たり、田岡市長から挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君) (登壇) 皆さんおはようございます。 6月定例会、皆様におかれましては、このように御参集をいただき誠にありがとうございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 さて、中国武漢で新型コロナウイルス感染症の発生が報告されたのが昨年12月でありましたが、それからもう6か月、半年近くになろうとしているわけであります。この間、このことの対策につきまして、議員各位の大変な御尽力、また市民の皆さんの御努力に心より感謝を改めて申し上げたいと思います。今後もこの新しい生活様式をしっかり実践していくとともに、行政としては、特に困っている方々、苦しんでいる方々にしっかりと手を差し伸べていかなければならないというふうに、この議会の冒頭、改めて思うところであります。また、特に経済が冷え込んでいることに対しましても大変心を痛めるところであります。ここのところもしっかりと行政として対策を打ってまいりたいというふうに思っております。 さて、様々な、今、申請を受け付けているところでありますが、市民の皆さんの一番問合せも多い特別定額給付金でありますが、申請状況、6月8日、昨日時点で1万4,256世帯から申請をいただいておりまして、あと残り526世帯となりました。申請率は96.44%であります。この残りの526件に対しましては、6月中旬に再度通知をさせていただくとともに、またどういう理由で申請できていないのか、しないのかをお声がけしてまいりたいというふうに思っております。 次に、市独自の経営持続化支援金でありますが、6月8日、昨日時点で飲食店や小売店などを中心に531件の申請を受け付けているところであります。こちらは、前回、臨時会で3,000件という数字も出させていただいておりますので、まだまだこれからしっかりとPRもしていきたいというふうに思っております。また、寄附金でありますが、コロナ対策の基金、寄附金が、昨日時点で465万円お寄せいただいております。暖かいお心に心より感謝を申し上げたいと思います。 今議会、コロナウイルス対策関連として約1億2,000万円の補正予算を計上させていただいております。また、皆さんには慎重審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。どうか、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(東原伸也君)  市長の挨拶を終わります。--------------------------------------- △議長報告 ○副議長(東原伸也君)  日程に入ります前に御報告いたします。 5月13日付をもって15番、福田議員より議会運営委員会委員辞任の申出ありましたので、議長においてこれを許可し、新たな委員に6番、三栗議員を議長において指名選任いたしました。同じく不在となった同委員会の副委員長に6番、三栗委員が選任されましたので、併せて御報告いたします。--------------------------------------- △日程1 議会運営委員会委員長報告 ○副議長(東原伸也君)  日程に入ります。 日程1、議会運営委員会委員長報告を行います。 4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君) (登壇) 議会運営委員会委員長報告を行います。 令和2年6月定例会に先立ちまして、去る6月3日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告いたします。 会期につきましては、本日より6月25日までの17日間とすることに決定いたしました。 日程といたしましては、お手元に配付しておりますように、まず本日は、会期決定、会議録署名議員の指名を行い、議長辞職の件を議題といたします。その後、諸報告、市報告、当局提出の議案11件を順次議題とし、提案説明、質疑を行い、委員会付託等を行います。 なお、議案の取扱いにつきましては、お手元に配付のとおりでございます。 明日10日から15日までは議案調査等のため休会を予定しています。16日に再開し、19日までの4日間の予定で一般質問を行います。 一般質問終了後24日までは、常任委員会審査等のため休会の予定です。 25日に再開し、常任委員会の審査報告、質疑、討論、採決を行い、本定例会を終了いたしたいと思います。皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。 以上で議会運営委員会委員長報告を終わります。 ○副議長(東原伸也君)  以上で報告を終わります。--------------------------------------- △日程2 会期決定について ○副議長(東原伸也君)  日程2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から6月25日までの17日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から6月25日までの17日間と決定いたしました。 なお、この際御報告いたします。今期定例会の一般質問は6月16日からと予定しておりますので、一般質問の通告期日を明日6月10日午後3時までと定めます。 通告書につきましては、その質問の要旨を御記入の上、文書で御通告願います。--------------------------------------- △日程3 会議録署名議員の指名 ○副議長(東原伸也君)  日程3、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は議長において、1番、大西議員及び14番、屋敷議員を指名いたします。--------------------------------------- △日程4 議長辞職の件
    ○副議長(東原伸也君)  日程4、議長辞職の件を議題といたします。 前田議長から本日付けによる議長辞職願が提出されていますので、朗読させます。 岸谷議会事務局長。 ◎議会事務局長(岸谷輝実君)  それでは、朗読いたします。 辞職願、今般、一身上の都合により、令和2年6月9日付をもって議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。 令和2年6月1日、新宮市議会議長、前田賢一。 新宮市議会副議長、東原伸也様。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  以上、朗読のとおりであります。 お諮りいたします。 前田賢一議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  御異議なしと認めます。 よって、前田賢一議員の議長の辞職を許可することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程追加変更について ○副議長(東原伸也君)  ただいま議長が欠員となりました。 お諮りいたします。 この際、議事日程を追加変更し、議長の選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  御異議なしと認めます。 よって、議事日程を追加変更し、直ちに議長の選挙を行うことに決定いたしました。--------------------------------------- △日程追加変更 議長の選挙 ○副議長(東原伸也君)  これより、議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     (議場閉鎖) ○副議長(東原伸也君)  ただいまの出席議員は14名であります。 投票用紙を配付いたします。     (投票用紙配付) ○副議長(東原伸也君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     (投票箱点検) ○副議長(東原伸也君)  異状なしと認めます。 なお、念のために申し上げます。 投票は、単記無記名であります。 投票は、局長の点呼に応じて、順次投票を願います。 点呼を命じます。     (事務局長点呼)     (投票) ○副議長(東原伸也君)  投票漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  投票漏れなしと認めます。 よって、投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○副議長(東原伸也君)  開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に2番、大坂議員、13番、松本議員を指名いたします。 お二人の立会いを願います。     (開票) ○副議長(東原伸也君)  選挙の結果を報告いたします。 投票総数は14票、これは、先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち有効投票は14票。有効投票中、9番、久保議員、14票。 以上のとおりであります。     (拍手) ○副議長(東原伸也君)  この選挙の法定得票数は4票であります。 よって、9番、久保議員が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました久保議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定による当選の告知を本席からいたします。--------------------------------------- △新議長挨拶 ○副議長(東原伸也君)  9番、久保議員、議長就任の挨拶をお願いいたします。 ◆9番(久保智敬君) (登壇) このたび皆様の御推挙により、議長の重責を担うこととなりました。身の引き締まる思いがあります。私は、議員各位の皆様の御理解と御支援を得ることを念頭に置いて、円滑なる議会運営と議会のさらなる活性化に努めてまいる所存です。どうか、よろしくお願いいたします。 さて、新型コロナウイルスについてでありますが、新宮市において、一人も感染者が出なかった中で、緊急事態宣言の解除がありました。しかし、これから第2波、第3波が必ず来ると言われている以上、油断なく、きめ細かい対策の検討が必要となってきます。議会として、常任委員会だけでなく、議会全体で一丸となって議論を深めていければと思っております。どうか皆様の御指導、御鞭撻、そして御協力をお願い申し上げまして、簡単ですが挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。     (拍手) ○副議長(東原伸也君)  以上で挨拶を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時19分--------------------------------------- △再開 午前10時26分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、御報告いたします。 ただいま常任委員の所属について、委員会条例第8条第3項の規定により、私が教育民生委員から総務建設委員に所属変更し、欠員となった教育民生委員に、12番、前田議員を指名選任いたしました。 なお、私は、委員会条例第2条第1項のただし書の規定により、総務建設委員を辞任いたしますので、御了承願います。また、私が熊野川対策特別委員を辞任し、欠員となった同委員に12番、前田議員を指名選任いたしましたので、併せて御報告いたします。--------------------------------------- △日程5 諸報告 ○議長(久保智敬君)  日程5、諸報告を議題といたします。 番号1は、文書報告として例月出納検査の結果について報告8件であります。御了承願います。 次に、番号2、予算の繰越しについて、令和元年度新宮市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について当局の説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました令和元年度新宮市一般会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和元年度事業のうち繰越しとなりましたのは17件の事業で、繰越事業費の総額は19億9,623万1,000円であります。 2款5項防災費の1洪水・土砂・津波複合ハザードマップ作成事業は、土砂災害警戒区域の指定の完了が令和2年度になることから繰越しを行ったもので、今年度内での完了を予定しております。 3款1項社会福祉費の2障害者福祉一般経費は、損害賠償請求事件の裁判に関する弁護士委任料の一部を繰り越したもので、内容としましては、上訴審に係る着手金及び報酬であります。 2項児童福祉費の3私立認定こども園整備事業補助金は、補助対象となるこども園2園のうち、1園について、一部部品の全国的な不足により納期が遅れ、年度内での完成が難しく繰り越したもので、7月中の完了を予定しております。 6款2項林業費の林道上地平瀬線開設事業は、豪雨等の影響から施工箇所の法面が一部崩壊したこと等により繰り越したもので、9月中の完了を予定しております。 8款2項道路橋りょう費の橋梁に関する3事業につきましては、いずれも技術者不足による入札不調等により施工業者の決定が遅れたことから繰り越したもので、高倉橋補修工事は4月に既に完了しており、木和田橋は6月中、市夜谷1号橋については7月中の完了を予定しております。 5項都市計画費の8水中ポンプ運転費は、平成30年に関東地方で発生した台風被害の影響により、ポンプ部品資材の入手が困難となったことから、救急排水ポンプの点検修理委託料について繰り越したもの、また9の市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、緊急対応用水中ポンプの年度内での納入が見込めず繰り越したもので、いずれも6月中の完了を予定しております。 10款1項教育総務費の10及び11のGIGAスクール構想関連事業は、いずれも国の補正予算の対象事業として予算計上し全額を繰り越したもので、年度内での完成を予定しております。 5項社会教育費の12文化複合施設整備事業は、台風や豪雨の影響等により進捗に遅れが生じたことなどから繰り越したものであります。 6項保健体育費の13高田テニス場・若もの広場整備事業は、台風や豪雨等に伴う落石により安全対策の検討が必要となったことや、電気工事等との調整に日数を要したことから繰り越したもので、9月中の完了を予定しております。 11款1項農林水産業施設災害復旧費の14林道ホイホイ坂線災害復旧事業は、山林所有者との協議・調整等に時間を要したこと、また15の林道篠尾峰線災害復旧事業につきましては、補助査定等に時間を要したことにより繰り越したもので、林道ホイホイ坂線は9月中、林道篠尾峰線については7月中の完了を予定しております。 2項公共土木施設災害復旧費の16坪井猿掛線道路災害復旧事業は、平成30年7月豪雨による被災箇所の復旧事業でありますが、令和元年8月の台風10号により増破したため繰り越したもので、12月中の完了を予定しております。また、17の広角高森線道路災害復旧事業については、昨年10月の豪雨により被災した箇所の復旧事業で、補助査定等に時間を要したため繰り越したもので、5月に完了しております。 なお、繰越事業に係る財源内訳につきましては、記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、繰越明許費繰越計算書の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 次に、番号3、予算の繰越しについて、令和元年度新宮市水道事業会計予算繰越計算書について当局の説明を求めます。 中西水道事業所工務課長。 ◎水道事業所工務課長(中西廣幸君) (登壇) ただいま議題となりました令和元年度新宮市水道事業会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和元年度事業のうち繰越しとなりましたのは、1款1項建設改良費のうち三輪崎配水池第1期築造工事で、繰越事業費は2億1,780万円でございます。 本工事は、現在の敷地内に新たに配水池を整備するものでございますが、杭施工時に降雨が続いたことにより年度内の完了が見込めないことから、繰越ししたものであります。工事につきましては、4月に完成をしたところでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、地方公営企業法第26条第3項の規定により、議会へ報告するものであります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 次に、番号4、予算の繰越しについて、令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計予算繰越計算書について当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和元年度事業のうち繰越しとなりました事業は、1款資本的支出、1項建設改良費のうち空調機器更新事業で、事業費は1,788万3,971円でございます。 本事業は、医療センター内地下1階の電気室に設置している空調機器4台の更新に伴うものですが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、受注生産となる空調機器内部の部品が中国で製造されている関係で部品調達に期間を要することになったため繰越ししたものであります。 以上、誠に簡単ではございますが、地方公営企業法第26条第3項の規定により、議会へ報告するものであります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 次に、番号5、一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について当局の説明を求めます。 峪中商工観光課長。 ◎商工観光課長(峪中直樹君) (登壇) おはようございます。 ただいま議題となりました新商観第120号、一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について御説明申し上げます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 まず、令和元年度の事業報告でございますが、徐福公園来園者数は2万6,903人で、前年から764人の減少となりました。一方、売店売上げにつきましては、前年度と比べますと約18%の増加となってございます。主な事業につきましては記載のとおりとなってございます。御参照のほどよろしくお願いいたします。 続きまして、令和元年度決算につきまして御説明させていただきます。 2ページをお願いいたします。 初めに貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして、資産合計1,514万1,458円、負債の部では、流動負債の49万602円、正味財産の部では、一般正味財産合計1,465万856円となり、負債及び正味財産合計が1,514万1,458円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。一般正味財産増減の部、経常増減の部の経常収益は1,374万2,908円、経常費用の事業費は1,347万681円となってございます。 4ページをお願いいたします。 経常費用の管理費は161万5,968円となり、経常費用計は1,508万6,649円となってございます。当期経常増減額はマイナス134万3,741円となり、一般正味財産期首残高1,599万4,597円から当期一般正味財産増減額マイナス134万3,741円を差し引きました1,465万856円が正味財産期末残高となります。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と同額の1,465万856円でございます。 次に、5ページをお願いいたします。 財産目録でございますが、貸借対照表で説明させていただきましたとおり、資産の部、流動資産と固定資産を合わせました資産合計は1,514万1,458円でございます。負債合計49万602円を資産合計1,514万1,458円より差し引きました正味財産は1,465万856円となります。 続きまして、令和2年度の予算書について御説明を申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 まず、事業計画についてでございますが、1の徐福に関する顕彰事業といたしましては、熊野徐福万燈祭(徐福供養式典)の開催や徐福に関しますPR事業の推進などを上げております。 続きまして、2の徐福に関する研究・交流事業といたしましては、徐福に関する情報提供、国内外の徐福研究会や関連都市との交流研究、天台烏薬関連商品の販路拡大に関する事業などを上げております。 3のその他といたしましては、文化・観光イベントや物産展への協力などを予定してございます。 続きまして、2ページをお願いいたします。 収支予算書でございますが、主なものを説明させていただきます。一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では、新宮市からの指定管理料658万円、売店事業売上440万円などとなっており、経常収益計は1,327万9,500円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費といたしまして1,390万9,317円となっておりまして、主なものといたしましては、給与手当274万5,000円、支払寄附金120万円、委託費402万円、商品仕入204万8,000円などでございます。 3ページをお願いいたします。 管理費といたしましては173万5,010円となっておりまして、主なものといたしましては、給与手当100万5,000円、福利厚生費19万1,400円などでございます。 以上、経常費用合計は1,564万4,327円でございます。 経常収益計から経常費用計を差し引きました当期経常増減額はマイナス236万4,827円でございます。 経常外増減の部は、経常外収益及び費用ともにございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス236万4,827円でございます。一般正味期首残高1,465万856円に当期一般正味財産増減額マイナス236万4,827円を加えまして、一般正味財産期末残高は1,228万6,029円、正味財産期末残高も1,228万6,029円でございます。 4ページには評議員・役員名簿を添付してございます。なお、代表理事は山口泰郎氏となっております。 以上、誠に簡単ではございますが、一般財団法人新宮徐福協会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  収支予算書のほうで売店事業売上のほうなんですけれども、前年度より今年度のほうが若干売上げを伸ばせるような見込みということなんですけれども、この時期にインバウンドもあまり期待できないと思います。国内の旅行者のほうもどのようになるかちょっと見込みが分からないという状況の中で、売店のほうの売上げが増加ということは本当に見込めるものなのでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  4月、5月につきましてもほとんど、4月17日から売店を閉めてございますので、6月1日からは開けておりますけれども、その4月17日から6月1日までの分の売上げの減少というのは大きいものがございます。この後もインバウンドのお客様というのはなかなかすぐに見込めないものはあるんですけれども、これから和歌山県とかが推進していくキャンペーンの中でも国内向けにもPRを積極的にさせていただきますし、県のほうの産品商談会というのがありますので、そちらは事業者向けの説明会ですが、県のほうはこちらについても、今年度、複数回、開催してくれるということですので、そちらについても積極的に参加してPRをしていきたいというふうに考えております。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。 ○議長(久保智敬君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  今の濱田議員がおっしゃったのとよく似ているんですけれども、徐福公園売店の販売強化と国内外からの来園者に対する魅力開発と広報活動強化というこの簡単な文字の具体的な中身をどういうふうに強化していくのか、この時期に。教えていただきたいと思います。 もう一点は、この評議員・役員名簿のほうを拝見させていただいたんですが、これは観光協会の方とたくさんかぶって、これはどういった形で評議員とか理事とかというのは決められているんでしょうか。これは一般社団法人の徐福のと観光協会と結構同じような方がいらっしゃると思うんですけれども。二つ、お願いいたします。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  販路拡大につきましても、先ほど申しましたとおり、厳しい状況であるのは十分認識してございますが、機会を見て県や関係機関と一緒にPRをどんどんしていきたいというふうに考えてございます。 それと、役員の件についてですが、理事につきましては、評議員会によって決議されるということでございまして、理事につきましては、今年度、改選時期でございましたので、この名簿でいいますと、里中陽互観光協会会長と私、峪中が新しく入ったという形になってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  新議長もおっしゃったように、新型コロナウイルス、一丸となって議会が考えていくということを本当にうれしくて、社会的に申し上げますと、外部から会社におきましても取締役で、いろんな人が入ってしっかり考えていこうと、新しい生活に向けてということなんですが、このまま同じような、もちろん一生懸命頑張っていらっしゃる方々やと思いますけれども、また外部のほうからも1人、2人でも取り入れて、違う意見を聞いて、先ほどおっしゃったような販売の強化とか天台烏薬、この販路拡大とかいう、言葉にしたら簡単でございますけれども、それを実現していくためには、そういった外部の方も取り入れることも必要じゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  御指摘のとおり、役員の構成でありますとか事業内容、例年同じような記載をさせていただいております。議員御指摘のとおり、この徐福協会の在り方については、今後の顕彰事業、また交流事業の在り方も含めまして、一度、抜本的なところから協議を重ねていきたいと考えてございます。また、観光協会の関係性等も整理する必要もありますので、その辺も含めて議論していきたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  課長にお聞きしたいんですけれども、今、コロナの関係で、物すごい消毒液というんか、なかなか足りないぐらいのことをやっていますね。この間、次亜塩素酸というんか、あれも実際効かないという、まだ完全に効くとは医学的にも難しいとなっている。 私の考えですが、質問ですから、石けんを作っているでしょう、徐福の。これ、徐福というのは、徐福の葉っぱですか、あれには殺菌がないんかな。そういう調べなあかんと思うんやけれども、せっかく石けんがあるでしょう。石けんの販売というんやなしに、今、すごくこれはあれなんですよ。手の消毒がすごいですわね、今。だから、私らもほとんど消毒液を買ってきていますけれども。徐福の石けんは売行きというよりも、そういうソープみたいな関係でやられたらいかがかと、私のもこれはあくまでも質問やから、私の考えなんやけれども、どうですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  消毒に効くとかいうのはちょっと今すぐには分かりませんので、作っていただいている会社等にも一度そういうことがあるのか、実証できるのかということも含めて、こちらで確認させていただきまして、また研究していきたいというふうに思っております。 ◆15番(福田讓君)  私、考えやったらね、天台烏薬というのはすごく有名になってきています。これ、もっと広めるんやったら、殺菌能力はないんかなと思うて。いや、私の考えですよ、あくまでも、これ。そのあたり、面白い考えでそういうのをやっぱり、じゃばらが花粉症によう効くということもあったんですよ。そのあたりどうですか。費用もかかるかもしれませんけれども、天台烏薬の効薬というんですか、考えたことはある。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  そこまで考えて研究を依頼したことはございませんので、和歌山県に工業技術センターというのがございます。今年度はそこへも成分とか効能の成分研究を行ってほしいということで、今、進めようとしておりますので、その殺菌効果も合わせて研究できるのかというところを確認させていただきたいと思います。 ◆15番(福田讓君)  私の意見なんで、これ。質問やから、質疑じゃないんで。だから、そういうやっぱりせっかくの天台烏薬の効薬というんですか、その持っている力ってどんなものかなと、私、この間、ちょっと考えよったんよ。天台烏薬ってすごいなと思うて。しかし、じゃばらだって花粉症で効くということがありますから、そういうところも一遍考えられたらいかがかなと私は思うんですよ。今、課長おっしゃったように、天台烏薬の効薬というんですか、抽出してどのような効果があるのか一遍研究されたほうが、私は面白いアイデアと思って質問させていただきました。今、課長が答弁していただいたように、一遍、そういうことも考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  令和2年度の事業計画の中に徐福万燈祭の開催とありますけれども、これはやられるんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  徐福万燈祭は、徐福供養式典と花火大会と一緒になってございます。花火大会のほうについては、先日、中止を決定させていただいておりますが、供養式典につきましては、関係者で少し規模を縮小した形で開催させていただきたいというふうに考えております。 ◆6番(三栗章史君)  分かりました。 それと、令和元年度は、台湾のほうからもたくさんの方が見えられていますけれども、令和2年度、見通しとしては、今後、台湾の方のお客様とか交流もよくされているみたいですけれども、どういうふうに見ているんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  台湾を含めて外国からのお客様というのはまだ全然動いてない状況です。この後もいつぐらいから動き出すのもまだなかなか見通しは立っていませんけれども、そういう来てくださいというPR、まずは国内から、さらに近隣の方から、もう一度徐福公園に来ていただけるような仕組みづくりを我々のほうも考えていきたいというふうに考えております。 ◆6番(三栗章史君)  台湾のほうへもアプローチもかけていただくことを忘れんとお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  昨年もちょっと聞かせていただいたんですけれども、徐福公園の駐車場について、収益が低いので、無料化などをしたほうがいいんじゃないのかなとは思うんですけれども、そういった駐車場の売上げについては検討されたりとかはあまりしないんでしょうか。 あと、あそこの駐車場の道が、今後、道を拡大されると思うんで、駐車場が狭くなるんですかという点と、2点、お願いいたします。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  昨年も議員から御質問をいただいております駐車場の管理についてですが、これはシルバー人材センターのほうに委託をしてございますけれども、駐車場の管理だけではなくて、公園内の清掃ですとか管理も含んでおる値段となっております。無料化につきましても検討はしてございますが、いろんな無断で止められたりとかということも含めて、機械化みたいなことも検討はできるかと思うんですけれども、そこら辺の費用対効果も含めて引き続き検討はさせていただきたいというふうに思っています。 もう一点ですが、道路の拡幅によって、確かに駐車場が少し狭くなりますので、そのことも含めて、そういう機械化ですとか無料化ということは併せて検討していきたいというふうに考えております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  駐車場は狭くなるんですね、あと数年後というか工事が始まったら。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  今年度から実施します都市計画道路によりまして、一部、道路沿いの用地が道路となる予定でございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 あともう一点だけ聞きたいんですけれども、昨年、顔ハメ看板ができたと思うんですけれども、あれは費用的にどれぐらいかかったんでしょうか。あと、作った目的とかあれば教えていただきたいです。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  約13万円かかりました。来たお客さん、子供も含めてですけれども、顔ハメ看板を使って写真を撮っていっていただいていますし、海外のお客様も結構喜んで撮っていただいているというふうに聞いてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  本年度の徐福供養式典というのはどういうふうにお考えになられているのか、教えてください。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  今年度の徐福供養式典につきましては、徐福協会あるいは関係者のみの少人数で開催をさせていただきたいというふうに考えてございます。例年、海外からもお越しをいただいたり、国内でも大阪のほうから関西崇正会の皆さんとかお越しいただいていますが、今年につきましては、そういう御案内は送らずに、こちらでさせていただきたいというふうに考えております。 ◆4番(上田勝之君)  今、そういうような縮小して開催の御計画のようなんですけれども、その中で、それで徐福祭の負担金でありますとか供養式典等のお土産、ほかの予算が去年とほぼ同額を計上されているのはどういったようなお考えか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  徐福祭の負担金につきましては、これは供養式典ではございませんで、盆踊りのところに出している負担金でございます。 あと、お土産等の費用でございますけれども、予算をつくった時点で何人御招待させていただくとかということを見込んでおりませんでしたので、ほぼ昨年度と同様の計上とさせていただいております。 ◆4番(上田勝之君)  縮小ということであれば、全体的には予算は圧縮されるということですね。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  そのとおりでございます。 ◆4番(上田勝之君)  あと公益財団法人改革に伴う出捐金の件なんですけれども、新宮市への指定寄附が毎年120万円ですけれども、これはあと何年続くんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  令和7年度まで続く予定になってございます。 ◆4番(上田勝之君)  どれぐらいの額を新宮市へ寄附して、現在、どれぐらいまで進んでいるのか教えてください。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  財団ができましたときに持っておりました財産額が約5,400万円ございます。そこからこれまで、令和元年度まででございますが、約4,200万円の支出を既にしてございます。残り約1,200万円というふうになってございます。 ◆4番(上田勝之君)  残り1,200万円は、あと5年で寄附か戻していただくというよう形は大丈夫なんでしょうか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  市のほうへの寄附額が120万円、それと顕彰事業に使う費用というのもございますので、そちらが計画では例年120万円程度を予定しております。このままいきますと、令和7年度には資産がマイナスになるということでございますので、協会といたしましては、そこまでに財団としての体制の強化といいますか、売上げの増加とかを図る必要があるというふうに考えてございます。 ◆4番(上田勝之君)  ということは、令和6年までに何らかのことを考えていかないと、措置を考えていく必要があるということですね。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  かねがねこの徐福協会の在り方というのを上田議員からも委員会等で御指摘も受けてございます。今、お話いただきましたように、当然、売店等の売上げが画期的に伸びれば、そういったことも解消されていくんでございますけど、例年厳しい状況が続いております。 御指摘のとおり、やはり協会の在り方というのは、代表理事とも御相談させていただく中で、あと皆さん、理事の方の御意見も聞いて、今後の在り方、現在、法人格を持った団体でございますが、当課でそういった議論を少し集中的にさせていただく時期に来ているのかなというふうに感じてございます。 ◆4番(上田勝之君)  ぜひ、その辺を進めいただきたいと思うんですけれども、こういったような徐福協会というような形を、研究とあるいは顕彰というような形に特化して、いわゆる利益を生む事業のほうについては、今後、どういった形でするか種々議論がされるとは思いますけれども、私はそこを分けて、しっかりと研究や顕彰というような事業のみに絞っていかれるほうがよろしいんではないかなと思います。その辺いろいろ今後議論を進めていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 次に、番号6、一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告について当局の説明を求めます。 久保熊野川行政局長。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君) (登壇) ただいま議題となりました一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告につきまして御説明申し上げます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 令和元年度の事業報告でございますが、1の熊野川舟下り及び指定管理事業運営状況につきましては、記載のとおり、熊野川舟下りは、台風等による運休や新型コロナウイルスの影響によりまして利用者数、収入ともに減少してございます。一方、昨年度より指定管理者となりました小口自然の家・キャンプ場、交流促進施設さつきについてでございますが、利用者数、収入ともに増加したものの、3月のみ新型コロナウイルスの影響で前年同月比マイナスとなってございます。熊野川舟下り、小口自然の家・キャンプ場ともに利用者の大半が外国人観光者となってございますので、新型コロナウイルス感染が終息するまでは、各種支援制度の活用など、事業継続に向けた取組を進める必要がございます。 2の主な事業については、記載のとおりでございます。 続きまして、令和元年度の決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして資産合計3,560万5,746円、負債の部では、流動負債と固定負債を合わせまして負債合計754万958円、正味財産の部では、正味財産合計2,806万4,788円で、負債及び正味財産合計が3,560万5,746円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部では、経常収益計は8,509万9,883円、経常費用での事業費の計は9,404万23円、管理費の計は17万1,819円となっており、経常費用の合計は9,421万1,842円で、当期経常増減額はマイナス911万1,959円でございます。 次に、経常外増減の部では、経常外収益、経常外費用ともございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス911万1,959円となり、一般正味財産期首残高3,717万6,747円にこれを加えまして、一般正味財産期末残高は2,806万4,788円でございます。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と同額の2,806万4,788円でございます。 4ページをお願いいたします。 次に、財産目録でございますが、貸借対照表で御説明しましたとおり、資産の部、流動資産と固定資産を合わせた資産合計3,560万5,746円でございます。 5ページをお願いいたします。 負債合計は754万958円となり、資産合計から負債合計を差し引いた正味財産は2,806万4,788円でございます。 続きまして、令和2年度予算書について御説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 まず、事業計画でございますが、事業内容といたしましては記載のとおりでございまして、昨年度に引き続き、小口自然の家・キャンプ場及び交流促進施設さつきの指定管理を行ってまいります。 2ページをお願いいたします。 次に、収支予算書でございますが、主なものを述べさせていただきます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では、事業収益といたしまして、川舟乗船料、小口自然の家宿泊料、さつき入浴料収入で3,315万円、川舟売店、小口自然の家の飲料、さつきの食堂売上が252万5,000円、小口自然の家・キャンプ場、交流促進施設さつき指定管理料及び道の駅の地域振興等施設管理委託料として1,642万円、市補助金300万円等で経常収益計は5,525万3,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、主なものを述べさせていただきます。 事業費は、賃金2,299万円、光熱水費544万円、燃料費556万5,000円、委託費557万9,000円、当期仕入589万円等で、事業費計は6,106万9,000円でございます。 次に、管理費でございますが、主なものとしては租税公課7万5,000円、委託費5万4,000円等で、管理費計は13万7,000円でございます。 よって、事業費、管理費を合わせました経常費用計は6,120万6,000円で、経常収益計から経常費用計を差し引いた当期経常増減額はマイナス595万3,000円でございます。 経常外増減の部は、経常外収益、経常外費用ともございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス595万3,000円でございます。一般正味財産期首残高3,490万9,027円にこれを加えまして、一般正味財産期末残高は2,895万6,027円でございます。 3ページには評議員・役員名簿を添付してございます。 以上、誠に簡単でございますが、一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  毎回、この計画案が出されるたびにお伺いして、大変恐縮なんですけれども、前回確認させてもらったときには、船頭様の育成に1人の方を新しく育成されているということをお伺いしたんですけれども、その後は育成の人数は増えていらっしゃるのでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  船頭さんの育成につきましては、本年の4月1日に1名の方の雇用をさせていただいたところでございます。この方の雇用につきましては、いつも御指摘いただいております雇用の方法につきましては、指定管理を受けております熊野川温泉さつきとも雇用契約を締結いたしまして、現在、ローテーションを組んで働いてもらっているところでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  そのお1人の方を雇用というのは、今まで育成されていた方を雇用されたということですか。前回、お1人のちょっと若手の方を育成しておりますという御回答をいただいていると思うんですけれども、その方が雇用された方ということですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  その方とは別の方でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  その際に育成されていた方というのはまだ育成段階ということでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  その方は、残念ながらお辞めになられました。 ◆7番(濱田雅美君)  なかなかやはり船頭さんの育成というのは困難だと思います。それで、1人の方にお任せするのにも月日、年数をかけて育てないといけないといって大変難しいというお話も聞いているので、本当にこれは船頭さんがいなかったら行えない事業となってしまいますので、ぜひ、もう少し船頭さんの育成に力を入れていただきたいと思うんですけれども、ここにある広報等の実施というのは、この広報というのはどういうふうなことをお考えでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  船舶免許を持っておられる方に対して直接働きかけたり、チラシを作って渡したりと、そういったことを具体的には考えてございます。 ◆7番(濱田雅美君)  市の広報とかに登載するという予定などはございませんか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  現時点においてはそこはちょっと考えてございません。 ◆7番(濱田雅美君)  もしまたできればしていただければ、広く目につくかとも思いますので、また考えてみていただきたいと思います。 あと、船舶免許とかをお持ちでない方には、たしかそういう補助もありましたよね。なかったかな。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  その点につきましては、昨年も御指摘をいただいたところですけれども、いまだちょっと検討段階でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  まだ検討段階ということで。そういった補助とかも積極的に進めていただいて、やはり船頭さんの確保に力を入れていただきたいと思いますので、お願いします。 あともう一点、ここの観光スポットを合わせた観光コースの造成とありますが、これはどのようなことをお考えなんでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  主に市内のパンフレットの配布ということを考えてございます。
    ◆7番(濱田雅美君)  市内のパンフレットの配布というのは、川舟下りに乗っていただいたお客様にパンフレットを渡すということでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  ごめんなさい。お客様に市内のまちなかの観光パンフレットを配布ということでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  川舟下りをされた終点の先から市内を回っていただく、案内をするとか、そういった合同性じゃなくて、ただパンフレットを渡すという手段を考えているということですね、今のところは。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  もちろん市内も巡っていただける可能性を含んだ配布というふうに考えてございます。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 次に、番号7、新宮港埠頭株式会社の業務報告について当局の説明を求めます。 小渕企業立地推進課長。 ◎企業立地推進課長(小渕学君) (登壇) ただいま議題となりました新企推第22号、新宮港埠頭株式会社の業務報告について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 令和元年度の事業報告でございますが、報告書の右側丸括弧内の数字につきましては、平成30年度の実績でございます。昨年度1年間に新宮港を利用した荷役船数は、外貨荷役が10船、内貨荷役462船、客船11船、その他20船で合計503船となっており、前年度報告数と比べて93船の減でございます。 貨物取扱量の主なものといたしまして、外貨荷役の木材揚荷が2万4,925立方メートルで、前年度より2万3,383立方メートルの減でございます。次に、内貨荷役の主なものとして、チップの揚荷が32万9,369ボーンドライトンで、前年度より1万5,020ボーンドライトンの増でございます。チップの積荷につきましては18万8,228ボーンドライトンと前年度より1万9,212ボーンドライトンの減となってございます。その他、セメント揚荷が9万1,681トン、砂・砂利の積荷が12万680トン、再生土揚荷が7万94トンなどとなってございます。 続きまして、令和元年度の決算について御説明を申し上げます。 2ページをお願いいたします。 まず、財務諸表の損益計算書について御説明を申し上げます。 売上高の港湾運送事業営業収益、養殖水産加工事業収益の合計は8億9,646万9,219円で、内訳といたしましては、港湾運送事業営業収益が8億8,550万6,309円で、内容につきましては、荷役料収益が4億5,286万8,408円、積込料が1億1,679万3,613円、貨物保管料が1億707万864円、代理店収益が3,499万4,929円、貨物運送料が6,016万5,891円、曳船料が1,454万3,500円、その他の収益が7,788万1,115円、委託管理収益が2,118万7,989円でございます。次に、養殖水産加工事業収益つきましては1,096万2,910円であります。それぞれ各項目の内容につきましては、備考欄を御参照願います。 次に、売上原価でございますが、港湾運送事業費用、養殖水産加工事業費用の合計は4億9,462万9,703円であり、港湾運送事業費用4億7,100万7,356円の内訳は、外注費が3億4,963万2,902円、施設使用料が3,753万3,648円、人件費が7,225万5,293円、その他経費が1,158万5,513円となっており、養殖水産加工事業費用は2,362万2,347円でございます。各項目内容につきましては、備考欄参照をお願いいたします。 これら各収益、費用により今期の売上総利益は4億183万9,516円となり、一般管理費、減価償却費、営業外収益、営業外費用を加え、経常利益といたしましては1億4,477万5,875円でございます。これに法人税処理などを行った当期の純利益につきましては1億465万2,518円でございます。 次に、3ページ、ナマズ、燻製など養殖水産加工品に係る原価報告書でございます。 上段の材料費につきましては、当期材料費が279万3,759円、養殖原価が2,431万5,493円、これに期首期末の棚卸から当期の材料費につきましては2,724万5,775円です。 次に、労務費につきましての内訳は、給料手当が761万6,376円、賞与が125万円、法定福利費が118万3,139円、福利厚生費が67万6,499円となり、労務費計は1,072万6,014円であります。 次に、経費でございますが、内訳は、保険料1万3,900円、水道光熱費146万563円、消耗品費171万5,555円、衛生管理費104万5,017円、雑費11万6,000円となり、当期の経費の計は435万1,035円となります。これにより、当期の燻製・ナマズに係る製造費用は4,232万2,824円であり、これに期首・期末在庫、さらには他勘定への振替を行った1,943万4,594円が今期の水産加工品の製造原価となってございます。 なお、各項目詳細につきましては、備考欄参照のほどよろしくお願い申し上げます。 以上、養殖水産加工品原価報告書でございます。 次に、4ページの貸借対照表を御覧ください。 左側、資産の部における中ほど固定資産のうち、科目の一番下の行、土地前払金3億9,280万6,259円につきましては、新宮市との貸付特約付土地売買契約に係る土地売買代金内金、契約保証金の売買代金充当額及び20年分割払いにおける第3回目までの支払い元金の合計となってございます。 右側、負債及び資本の部、中ほど、固定負債、長期借入金は2億7,497万3,000円となっており、前年度から9,495万8,000円の減でございます。 次ページ以降、5ページには固定資産他明細書、6ページには剰余金処分計算書、7ページに監査報告書を付してございますので、お目通しのほどよろしくお願いを申し上げます。 なお、本年度より、これまで御指摘いただいてございました決算書様式につきまして、新宮港埠頭株式会社との協議により、一部内容を加えさせていただきました。 続きまして、令和2年度新宮港埠頭株式会社事業計画及び収支計画書について御説明を申し上げます。 1枚めくっていただきまして、1ページ、事業計画のほうをお願いいたします。 木材、チップ等の取扱い並びにナマズの養殖事業について、今年度の見込み等を記載してございます。 主な取扱い貨物の状況でございますが、木材についてですが、輸入材につきましては、少し増加を見込んでございます。輸入チップ、パルプにつきましては、少し減少を見込んでいるということでございます。セメントにつきましては、昨年同様を見込み、骨材については少し減少を見込んでおります。客船につきましては、新型コロナウイルスの影響により大幅に減少している状況でございます。 ナマズの養殖販売の状況でございますが、本事業につきましては、これまで議会の皆様方に多大な御尽力を賜っておりますこと、お礼を申し上げます。現状では、新型コロナウイルスの影響が商談等に影響を及ぼしているということですが、宅配事業者との商談やHACCPの取得なども進め、販売促進に取り組んでいるということを聞いてございます。 続いて、2ページをお願いいたします。 令和2年度の収支計画書の経常収益でございますが、港湾運送収益は7億7,500万円を見込んでございます。内訳は、荷役に関する収益をはじめ記載のとおりでございます。養殖水産加工は、水産加工全体で2,000万円を目標としてございます。金融収益、雑収入を加えまして、令和2年度は8億502万円を経常収益として見込んでございます。 経常費用でございますが、港湾運送費といたしまして4億2,900万円を計上いたしております。内訳につきましては記載のとおりでございます。 次に、養殖水産加工事業経費は3,500万円を計上し、一般管理費は1億3,300万円、減価償却費1億円に金融費用を加え、経常費用につきましては、合計7億300万円を見込んでございます。 これにより、収益と費用の差引きは1億202万円となる見込みでございます。 以上、令和2年度の事業計画及び収支計画の説明とさせていただきます。 次ページには役員名簿を添付させていただいてございます。 なお、本報告書は、全て去る5月26日に開催されました新宮港埠頭株式会社の取締役会及び株主総会におきまして承認されたものを御報告させていただいてございます。 以上をもちまして、新宮港埠頭株式会社の業務報告についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  水産加工事業なんですけれども、去年度で見たら、大体約1,200万円ぐらい赤字ということですよね。来年度の予算を見ていたら、2,000万円に売上げは倍ほど目標を立てられているんですけれども、経費3,500万円、結局、売上げが倍になるけれども赤字は増えているんですけれども、そこに関しては、予算ベースなんですけれども、そういうことに対してはどういうふうに捉えられているのか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  今、御質問いただいたとおり、昨年度のナマズの販売が思うような実績でない状況でございますので、当然、在庫には経費がかかってくるということでございます。そうした中での売上げが2,000万円、経費が3,500万円というような予測をしているということで聞いてございます。 ◆3番(松畑玄君)  役所として、結局は売上げは倍になっておるけれども、赤字は増えておる。そこに対して何も……。一体ほんなら幾ら売れば、この水産事業というのはプラスになるんですか。損益分岐点というか、そこら辺については。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  詳しいその損益分岐点ということではございませんけれども…… ◆3番(松畑玄君)  幾らぐらい売ったら単純に黒字になってくるんかというところを聞いているんですよ。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  申し訳ございません。そこについてはちょっとお答えをすることができないんですけれども、ただ今のこの状況をよいとは思ってございませんで、この状況を打開するには、方法として、まずは単純に売価を上げていく、もしくは経費を削減する、さらにはその両方に取り組む。また、このナマズの養殖ということでありますので、売れば売るほどかかってくる経費が下がってくる傾向にはありますので、そういったことを取り組んでいくということでございます。 ◆3番(松畑玄君)  だけど、予算ベースでは、売れば売るほど赤字が増えているんですよ。けど、お答えできないというんですけれども、そこを考えておかないと商売じゃないですよね。だって、単純に赤字になっているんですよ。売上げは倍やけれども赤字は増えているんです。どれだけ売れば黒字になるんかということを持たんと経営されているということですか。そこは、新宮港埠頭とは話されてないですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  すみません、そこの詳しい詰めというところではお話をさせていただいてないところが現状ですけれども、ただ今の状況では、非常に経費がかかった中の在庫を持っているというような状況になっておりますので、それを何とか早くはけてしまうということが一番にやるべきことなのかなというふうには思ってございます。 ◆3番(松畑玄君)  本当に経営ってやっていくんであれば、しっかりビジョンを持ってやられるべきやし、新宮港埠頭もそれがなくやらすことはすごい危険ですよ。ただ走っているだけで、単純に、今見た感じ、売上げが上がれば上がるほど赤字になるわけなんですよ。幾ら売ったら採算が取れるんかということをしっかり持たせておかんと、目標なくやっているから、多分こういう、ただやっている、作業としてやっているだけなんですよ、この決算書と予算書を作るに当たっても、作業なんですよ。これは予算書を作る段階で、あれっと普通やったら思うんですよ。これ売上げ倍になっているけれども赤字増えているわと。本当にそういうところから改善していかな、ちゃんと管理してあげやな駄目やと思います。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  予算書の中では、議員御指摘のとおりかと思います。先月に取締役会、株主総会がございました。株主総会のほうには市長にも出ていただいて、今後のこのナマズ事業に対する展開のことも御質問いただきまして、社長のほうから3年目を今年迎える中で、まだ厳しい状況が続いていて、いろんな商談という面ではいろいろ並行して進んでいるんですけれども、結果として、まだ芽が出ていない状況がございます。 議員御指摘のとおり、いつまでこういった状態、厳しい経営の中で、荷役が安定的な毎年収益を出す中で、ナマズのほうがずっとこういった状況で行くのかというところにつきましては、やはりその辺、取締役等でもう一度その辺の詰めというところをきちっとやる必要がございますし、今3年目ということで、浅い年数で甘えているわけではございませんが、今後、そういったところの、今御指摘の、では幾ら売り上げればどういったところでペイできるのか、また収益につながるのかという、もう少しその辺のところは詰めをさせていただきたいと思います。 ◆3番(松畑玄君)  本当にこの時点でおかしいんですから、そこら辺はしっかりと捉えておいていただきたいと思います。 ○議長(久保智敬君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  今、松畑議員もおっしゃっていましたように、ナマズのことなんですけれども、新型コロナウイルスの影響が減少すれば販売増加に注力いたしますって、そんな、世の中、世界中の皆さんが思っていることで、影響が減少するということを。そこを過ぎたら販売増加に注力いたしますではなく、これからなかなか終息に向かうまでの希望的観測もあまり持てない、長期化するという新型コロナに関します前の以前から、松畑議員が先ほど指摘していましたような、売上げが上がれば上がるほど経費がかかるとか、そういう以前の問題なことの同じようなことを、去年からなんですけれども、聞いていると思います。だから新型コロナウイルスの影響で減少したからこうではなく、3年近くにもなってきまして、まだ詰めているところでございますと先ほど部長おっしゃいましたけれども、3年もたったら大体結果が出ますし、駄目なものは駄目やと、そういった意見をしっかり言うていく。これは、新宮市は50%の株主じゃなかったんでしょうか。そういうところで、しっかり意見のほうを、今の時代に3年も赤字を出して見続けるということはほとんどないと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  第三セクターという中で、そういった甘えのあるところは反省しないといけないと思います。ただ初年度、この熊野なまずというところで、こういった試みの中で、いろんな商談も多くございました。ただやはり成果として、結果として実っていないというのは現実です。昨年度は、前田前議長等のお計らいもありまして、いろいろ自衛隊のほうからも引き合いがございました。その分、少し取引にも結果として出たというところはあります。 ただ今のところ、事業を単発で少し継続した契約が取れていないという実情もございます。ブランド化を目指すのか、やはり市販のものに出回る商品としていくのかというところも、社長は現在ブランド化を目指したいという思いがありますので、そういった路線で進んでございますが、その辺につきましては、我々もより一層、言葉だけでなく関わりを深く持って、このナマズ事業について十分注視していきたいと考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  アメリカのHACCPを取得いたしました。またEUにおいても取得の見込みです。今後、輸出にも力を入れていく予定ですとございますけれども、輸出に力を入れていくということはできるんでしょうか、この時期から。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  今の状況からいえば、コロナウイルスというようなこともありますので、すぐにということはなかなか難しいのかなというふうには思います。 昨年もこういった御質問を受けさせていただきまして、いざ輸出ができるときに、それから始めるんじゃなしに、先見の明を持ってやらせていただくというようなお答えをさせていただきました。 ここには書かれてないですけれども、やっぱりこのHACCPを取得するということ、衛生管理のこの基準を取得するということで、やはり付加価値を高める、ブランド化の一つの一助になるというようなことで聞いてございます。そういった取組をHACCPというところの意味合いも持っているということで聞いてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ブランド化にするということは、かなり労力とエネルギー、それとお金もかかるということなんですけれども、自衛隊のほうに、前田前議長が御足労なされて、広報して、しっかり宣伝をしてきて、その結果というのはどれぐらい出ているんですか。だから、海外におきましてはコロナウイルスで難しいと思うんですよ。ブランド化をして、日本のナマズを買おうなんていうことがなかなか難しくなると思うので、国内需要を狙っていかないと駄目だと思うんですけれども、当分の間、コロナが終息するまで。自衛隊とかに宣伝をして食べていただいたと。それから、発注とか全国のそういった広報した結果はどういうふうになっているんでしょうか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  昨年度、御協力いただきまして、広島の自衛隊のほう、販売を協力いただきまして、ありがたいことに売上げが立ってございます。これが2月に売上げが立ったというようなことでございます。それから、ほかのところへの横展開も含めて検討している中で、今の状況になっているというようなところはまずちょっと御理解をいただきたいというふうには考えてございます。 それと、自衛隊に売っていろんなアンケートを新宮港埠頭のほうで取っているんですけれども、お声としては、おいしいというのは当然いただいてはおるんですけれども、やはりどうしてもウナギの代用品として受け取られるようなところも当然あるというようなところがありまして、それが価格にどう響いてくるのかというところも当然出てきますので、そういったところを今後どうやって課題を解決していくのかというようなところも一つの大事なところかなというふうには考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  そういった新しい発想も入れながら国内需要のほうに向けていく。昨年と同じようなことをおっしゃっていましたけれども、言っていたと。来年もこういうような売上げを上げれば上げるほど経費がかかる、そのまま赤字をする、ブランド化をしていくという、何が根拠でどこが着地点なのかちょっとよく分からないような書き方なのですけれども、しっかり意見を取り入れて、経費がかからないようにアイデアを出してください。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  先ほど松畑議員の質問の中で大変気になった損益分岐点については分からないというようなお答えやったんですけれども、これは取締役に部長、課長が入られている中で、事業計画すら、去年でしたかおととしでしたか、このナマズ事業を始められる際に事業計画があって、その売上げが令和2年度の収支計画の売上げだったかどうかというのも、もっとあったような気がしたんですけれども、その事業計画自体はそれは修正、修正していくものだとは思いますけれども、取締役自体がそういったところをしっかりと見て経営に参画するという意識がないと、やっぱりこれはこのまま今お二人から指摘がありましたけれども、そういった点について、今後どうしていくんかというあたり。あるいはどこでどう改善されてどうなっていくんかというようなあたりが全く示されないというのは、これは議会の諸報告として言えるのかどうかという点についていかがお考えですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  御指摘は真摯に受け止めさせていただきたいと思います。 取締役という立場の中で、年1回、報告を受けて、随時、いろんな取組等に我々も協議する場にいさせていただくわけでございますけれども、これは3年目の中で、いつまでもこういった状況、また議員からも御指摘があったコロナということをいつまでも盾に取るということにはいかないと思います。そういった中で、この価格設定でありますとか国内の取引先のブランド化ということは、今、社長は掲げてございますが、そういった身近なところで手に入りやすいものとして取り扱っていただくのか、そういったところも我々としてはやはり担当部署のほうでもいろんな意見も持ち合わせてございますので、その辺は少し新宮港埠頭のほうにも忌憚のない意見も、今後、意見交換させていただきながら、少しでも売上げが伸びるように、目標額に近づくように、これはちょっとこれまでよりも回を重ねて議論を深めていきたいという、強く思っている次第でございます。 ◆4番(上田勝之君)  このナマズ事業に関しては、スタートする時点から私もいろいろ意見を述べさせていただいたり、ここ最近では、非常に会社自体として営業努力もされておるということは私も重々承知はしております。 そういった中ででも、やはりこの議会への諸報告というか6月議会の報告の際に、やっぱり損益分岐点や事業計画そのものが質問で出た際に、答えられないというのは非常に問題があると思うんですよね、これは。やっぱりそういった中で三セク、50%の株を持って、取締役を2人出し、監査役を出しというような形の中で、本当にその形態がいいのかどうか。これは、たしか以前、大西議員が市長に会長職、代表取締役、代表権のある会長職に就くべきやないかとかというような御指摘もあったと思うんです。やっぱりそういったような営業努力をしながら改善を図っていく。でも、そうした中で、どこまで売上げが上がったら損益が改善していくんだというようなあたりも計画というのはしっかりと議会のほうにも示していただくことが信頼感の醸成にもつながっていくんだと思うんです。その辺について、市長、いかがですか。 ◎市長(田岡実千年君)  議員おっしゃることは大変よく理解をしておりますし、そのとおりだと思います。 今、このナマズ事業、2年目の結果は、やはり芳しくないというふうに思っております。このナマズに対するマイナスイメージがやはり予想以上に高くて、それがまた消費者にも当てはまるというふうに今はちょっといろいろ聞くところで、そう私は感じております。 ただ一方で、NHKの全国ネットに放送されるなど、結構な特集で、しかも再放送もしていただいたりとか、結構PRはできていると思います。これからいろいろしっかりと知恵を出していただいて、この事業がやはり3年目、芽が出てくるように行っていただきたい。この間の株主総会でも社長のそういったところの決意も伺っております。 また、会社全体では、今回も税引き後の純利益が1億円を超えているなど、良好な経営状態だというふうに思っております。 ◆4番(上田勝之君)  今、市長がお答えいただいたように、会社としての経営、これはチップの荷役に関しての好調さが物語っているんだろうとは思いますけれども、ナマズ養殖に進出される際には、そのチップヤードが今後の推移によってこの好調なチップの荷役がどうなっていくか、そのことに対して、もう一つの柱を育てていくんだというようなあたりを非常に力説されておったように思うんです。 市長、今、お答えいただいたように、NHKのサラメシでしたか、そういったような番組で非常に取り上げられた営業努力は確かに認める部分は多いし、非常にPRもされておる。ただ役員として、取締役として入っておられるんであれば、やっぱり松畑議員が聞かれたように、その外的要因、コロナウイルスという外的要因はありますけれども、それ以外にもやっぱり事業計画の中でこれぐらいの売上げが上がると損益は改善される。だからそれに向かってどうやって努力をしていくんかというあたりをやはりきちんと説明されることが重要かと思いますので、ぜひその点、よろしくお願いします。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  今、いただきました意見、重く受け止めさせていただきまして、議論を深めたいと思います。 ○議長(久保智敬君)  14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  このナマズはずっと非常に過大な問題なんです。ただ、うちで第三セクターで優良企業というのが新宮港埠頭、ただ一つです。今ずっと皆御報告いただいていますけれども。やっぱり会社として今後どうしていくんやという方向性を新宮港埠頭も考えておられて、ナマズのほうへ進んだと。 まず、最初に取り組まれたのが、やっぱり外材の丸太でしたわね、向こう。丸太ではこれはなかなか伸びないということから、チップのほうへ切り替えて、そのときやっぱり一番課題になっておったのが紀州製紙のチップを、九州へ入っているやつを新宮港へどうしても入れたいと。そのときには大きな問題がございまして、これは前副市長の亀井君が非常に頑張っていただいた。なぜかと言いますと、これは大西議員が一番御存じですけれども、その当時、運送業をやっておった会社がございまして、そこが、うちが今回そのチップを運送するときにはその会社を使わんとあかんというようなことが一つの課題になっていまして、その会社が非常に難題を。それを亀井副市長、小池社長が一生懸命頑張って北越のチップを新宮港へ、そして外来の船が新宮港へ入るようになった。それが大きな転換期やって、非常に順調にチップが伸びております。ただ今後、チップが常時伸びるかということを考えられた場合、今、財力のあるときに何とか次の事業を展開したいというて始まったのがナマズやったと僕も思っています。 ナマズは、確かに日本ではあまり食材にはなじまないですけれども、外国で、ヨーロッパでフランス人はナマズをよく食べると。それもタイとかベトナムとか、そういう川である天然のナマズを食べるということがあって、HACCPをEU、アメリカから取らなあかんということで今検討して、アメリカは取っているらしいんですけれども、そういうことを。ただやっと3年です。養殖も非常にやっぱりいろんな問題はありましたらしいですけれども、やっとここまで来たと。今、やっぱり転換期やと思うんやね、ナマズについては。 フランスのほうも非常に興味を持っているということも聞いていますし、片や前田前議長、上田議員、僕と3名で市ヶ谷の自衛隊の本部へ行って、それは、二階先生並びに鶴保先生のお声がけで行って交渉して、3か月目でナマズを呉の自衛隊へ搬入できたと。なかなか僕も塗装業とか建設業をやっていましたけれども、国の金の商談が決まることは絶対にないですわな、これ。これが裏返しになって、ここでずっと今はできませんですけれども、それで実績があれば、次からは全国の自衛隊、ナマズは搬入できるんですよ、今後。 コロナの関係があって、今、新宮港埠頭で一番やっぱり打撃あったのは僕はクルーズ船やと思いますよ。クルーズ船が全部キャンセルになって、今年の10月から秋に11万トンぐらいの大きな船が入るというのもキャンセルなったと聞いています。やはり今後いろんなことはありますけれども、こういう企業を育てていくというのもやっぱり新宮市の僕は使命やと思いますので、もっと温かく見守ってあげたいと思います。 ただ、今上田議員が言うたように、市長、ただ分岐点が分からんとか、そういうことはここできっちりと答弁できるようにだけはしてください。お願いします。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  もう一度、ちょっとお伺いしたいんですけれども、先ほど損益分岐点などについて、分からないのか会社として出していないのか、そちら、ちょっとお伺いしたいです。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  すみません、大変申し訳ございません。確認をしていないということでございます、私のほうが。 ◆5番(岡崎俊樹君)  会社としては、確認しないと分からないと思うんですけれども、恐らく出しているという。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  それにつきましても確認してございませんので、持っているかどうかの確認もしてございません。申し訳ございません。 ◆5番(岡崎俊樹君)  先ほど同僚議員もおっしゃっているように、多分、普通の会社なら幾ら以上売ったところから利益が出てくるなど、そういった額を目標に頑張って商売していると思うので、しっかりそちらを確認して、金額なのかトンなのか、どれぐらい売ればいいのかというところを、何年計画で今進めているのかなど、しっかりそちらを確認して、こちらをやっていただきたいなと思うのと、ちなみに、昨年テレビなどで取り上げていただいたことによって、どれぐらいの問合せであったり売上げにつながったなど、そういったことは分かりますか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  放送があって、問合せにつきましては、すみません、何本かかってきたということは報告は受けていないんですけれども、ただ、今回の事業報告をさせていただいてのとおりですけれども、その取り上げられたこと、すなわち売上げにつながってきていないというところが一つあると思います。そういったところが一つ今後分析していかないといけないということであります。 先ほど市長答弁の中にございましたとおり、ナマズのイメージというのが一つあるというようなこともありますので、そういったことも踏まえて、新宮港埠頭株式会社と十分課題について協議していきたいというふうには考えてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  先ほど市長も言っていましたが、取り上げられたことで分析しないと、見ている人はああと思うんですけれども、結局、一般市民が仮に見たところで、食べられるわけでもないですし、やっぱりどこの業者に卸すのかといった業者様のお問合せなど、先ほど新谷部長、商談なども何かうまくいってないというお話も少しあったかなと思うんですけれども、商談がされた際に、なぜうまくいかないのかなどのそういった分析もされてないんでしょうか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  まず、先ほどの報道等についての後、新宮港埠頭のほうでもやっぱりどちらに行けば食べられるのかと、どちらに行けば買えるのかというようなことについては、新宮港埠頭株式会社で、これまで直接の販売をしていなかったんですけれども、即売れるということではないですけれども、一旦受け付けまして、またお渡しをするというようなことの窓口を開いたというようなことも聞いてはございます。 それと、もう一点、今の課題ですけれども、やはり先ほど申し上げましたとおり、どうしてもウナギの代用品として見られているというようなところも一つございます。もう一つは、ナマズのイメージというようなところがございます。それを何とかしようということで、新宮港埠頭のほうもブランド化であったり、これは和歌山県のプレミア和歌山という優良県産品というようなことで、昨年度登録もいただいたようなところでございますけれども、そういった取組をしながら、1件1件実際に食べていただければおいしいというようなことは理解していただけるということですので、これにつきましては、そういった報道等、そういうメディアで露出の背景に、やはり1件1件地道な取組というのが必要でないかというふうには考えております。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  ちょっと商談の話が出ましたので、再度、答弁させていただきます。 商談がうまくいってないということではなくて、商談の引き合いが全て結果につながっていないと。単発の契約をいただいても、その後、継続的な形での取引につながっていないと、全てがつながっていないというような答弁でさせていただきましたので、改めてちょっと回答させていただきます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 それは単発で次につながらない理由など、そういったことも分析というか、されているんですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  その辺が解消されれば継続的な取引になるかと思います。その辺、いろんな取引先によっての理由があろうかと思いますので、その辺は会社のほうも可能な範囲で聴取しているようですが、全てやはり取引の状況でございますので、会社にその旨をお伝えしていただけない場合もございます。そういったところを我々がどう推測していくかというところでございますので、その辺をこれからきっちりと分析したいと思います。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。 あと、先ほどから自衛隊などそういったところなどで使っていただいているということなんですけれども、そこからだと、私が思うに、一般市民には広がらないのかなとは思うんです。結局、一般市民の方に浸透しない限り売上げというのは安定しない。幾ら仮に毎年安定供給で自衛隊に購入していただいたとしても、それって僅かな部分で、そこを頼るというものじゃないと思うんですよ、安定供給という意味で。なので、市民の皆様により多く食べていただくということであれば、独自に売り出すのか、あとどこかの企業様と提携するのかなど、そういったことを考えていらっしゃらないんでしょうか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  その辺も先ほど私申し上げましたそのブランド化という中で、社長は今そういったところを掲げてございますが、一般市民の方にも広く手元に入って食していただくと、そういったことも一方で必要かと思います。ただ、そのブランド化という中で、あまりにもありふれたという言い方はおかしいんですけれども、すぐ手元に入ってふだん食べていただくところが販売体制というところもございますので、その辺はこれからブランド化を目指しつつ、議員今お話のありましたように、食べたい方にはすぐそういったところで手に入って、ふだんから食べていただくという両方、双方向からやっぱり攻めていく必要もございますので、その辺は今後、ちょっと社長とも、胸襟を開いて、社長のほう、こちらも言いたいところも言わせていただきたいというふうに考えております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみにブランド化というのは、高級路線のブランド化なのか、ブランディングといって一般市民に幅広く知ってもらって、企業イメージみたいな感じのを考えているのか、そういった点は。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  社長のイメージしているところ、両面があろうかと思います。やはり和歌山県のプレミア和歌山というところのネーミングの部分と高級ホテルとかいろんな商談先のいいところで高級な料理として扱っていただくと、そういう両面が今あろうかと思いますので、この辺のところもどちらかに絞っていく必要というところも今後出てこようかと思いますので、2年間、いろいろ販路の拡大であったりとか商戦を広げていく中で、やはり今後はそういったところを具体的にどうナマズの事業を展開していくかというの、各論になっていくのかと思いますので、その辺を今後、取締役会以外の我々担当部局のほうも社長と、ナマズの販売に携わっている方とも、十分その辺は議論をしていく必要があろうかと思います。 ◆5番(岡崎俊樹君)  最後に1点だけ、今、ふるさと納税でもナマズを出していると思うんですけれども、そちら、昨年出し始めて、どれぐらい寄附はあったというか、そちら、ちょっと。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  こちら、昨年度の1年間でございますけれども、ナマズ関連で22件ございました。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 昼食のため、午後1時まで休憩といたします。 △休憩 午後零時02分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、番号8、一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について当局の説明を求めます。 下路農林水産課長。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君) (登壇) ただいま議題となりました一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について御説明申し上げます。 それでは、1ページをお開きください。 まず、事業報告ですが、入浴・宿泊を含めた施設の利用者状況につきましては、入浴利用者のリピーター率の増加や、インバウンドによる海外からの観光利用者の宿泊が増加傾向にあるなど順調に集客していましたが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言発令後はキャンセルが相次ぎ、インバウンドをはじめスポーツ合宿等団体の利用者が著しく減少しました。その結果、当期純利益については4万6,670円の計上となりました。 収益事業につきましては、宿泊関係で前年度1万1,535人に対し678人少ない1万857人となっており、宿泊で97万1,763円の減額となっております。入浴関係では、利用者数は前年度3万5,569人に対し413人多い3万5,982人で、売上げについても、前年度に比べ15万8,025円の増額となっております。売店関係の売上げにつきましては、宿泊客の減少に伴いまして、前年度に比べて54万4,119円減少し717万3,029円となっております。 次に、貸借対照表について御説明いたします。 2ページをお開きください。 まず、資産の部ですが、流動資産、固定資産合わせました資産合計が3,419万5,885円でございます。 次に、負債の部ですが、流動負債、固定負債合わせまして410万8,500円でございます。資産から負債を引いた3,008万7,385円が正味財産となり、当年度の当期純利益は、先ほど事業報告で報告させていただいた4万6,670円でございます。 貸借対照表記載に係る詳細は、3ページから4ページにかけての正味財産増減計算書と5ページから6ページにかけての財産目録に記載のとおりでございます。 なお、令和元年度の公益目的財産、収支差額マイナス263万7,117円で、公益目的財産残額は882万1,941円となります。これにつきましては、協会のほうで評議員会を開催し、県のほうに報告する運びとなっております。 次に、令和2年度事業計画について御説明いたします。 予算書の1ページ及び2ページをお願いします。 令和元年度同様、二つの公益事業と収益事業から成る事業で、当協会を運営していくことになります。損益計算ベースでの収入については、3ページに記載のとおり経常収益の総額は7,997万6,000円を見込んでおります、昨年度と比較して133万4,000円の減額となっております。理由といたしましては、新型コロナウイルスの影響を懸念せざるを得ない状況であり、終息には相当の期間が想定されることから減額計上しております。一方、経常費用の総額も同額で、元の内訳は4ページから5ページに記載のとおりですが、令和2年度の正味財産の増額は見込んでおりません。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  ちょっと細かいことで申し訳ないんですけれども、予算のところ見ていたら、3ページ、収支予算書のところの地域社会の発展事業の予算が490万円あるんです。前年度で480万円のっかっているかな。ところが決算で見ると、前年度480万円上げていますけれども、地域社会の発展事業78万7,000円なんですよ。6分の1ぐらいか。そういう予算立てているんですよね。 それで、よう見ていたら、新宮市生きがい対応型デイサロン事業というのが、これは受託事業やけれども、地域社会の発展事業に入れて、それで収支予算書に計上しているんやないんですか。だから、地域社会の発展事業の予算額と決算額が1桁違うんですよね。だから、そういう書き方ええんかなと思って。 分かりますか。予算のほうの3ページの科目の欄で、事業収入のほうの地域社会の発展事業で490万円立てているでしょう。前年度は480万円の計上なんですよね、予算。ところが、この決算書見てくださいよ。決算書の同じく3ページです。地域社会の発展事業というのが今年度が78万7,000円。 ◎副市長(向井雅男君)  今御質問の点が収支損益ベースの令和2年度の分の地域社会の発展事業は490万円なのに、令和元年度の、3ページのところの地域社会の発展事業が当年度、前年度で70万円から80万円になっているというところですよね。 ちょっと課長のほうが困っていますので、後ほど調べさせて報告させますので、すみませんが。 ◆10番(榎本鉄也君)  こんな予算の立て方でええんかなと思って、多分デイサロン、受託事業のところが、ここの下の新宮市生きがい対応型デイサロンというのが受託事業の中へ入っているんですけれども、受託事業なんだけれども、地域社会の発展事業の中に入っておるんです。だからその分が恐らく受託事業費の予算の中から引かれていて、それでその分が恐らく地域事業のほうに予算として計上されているんだろうと思うんですけれども、ちょっと僕の想像で、ちゃんと確かめてほしいんですけれども、そういう予算の立て方が…… ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  すみません。精査してきちっと後ほどお答えさせていただきます。 ○議長(久保智敬君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  宿泊施設の部分なんですが、もちろんコロナ関係によりゼロベースやった思うんです、休業して。そして、まあいえば1年半、2年ぐらいはかかると、終息が読まれております、一番ローカルな産業、宿泊業、サービス業、飲食業、そういったものがなかなか厳しい状態なんですが、高田の宿泊施設によりますと、いろんなスポーツ団体とか取り込み、普通の一般の宿泊施設よりも回復する力があると思うんですが、そういったところの具体的な指定管理料、だから、これからはローカルな産業全てが、日本で言うと約8割ぐらいですよね。パート、アルバイト、そういう非正規社員が働いているところの産業がコロナによって大打撃を受けているわけであります。宿泊施設ももちろん筆頭に入っておりますが、ここに関しますと、指定管理である。その指定管理が利益を上げていく。そうすると指定管理を減らしていけるという簡単な構図ができるんですよ。 インバウンドで売上げが上がっていたとここへ載っていますが、インバウンドは日本の旅行客の中で約2割なんです。全く真逆に考えますと、今度は日本から海外に行っていた日本人は海外に行かない。ということは日本の国内の中で需要が生まれてくるんです。だから、宿泊業はそういったことをテーマとして頑張って立ち向かっていかなければならないんですが、ここの指定管理料に関しますと、利益が上がれば指定管理を減らしていく。そして、様々な市民のために使っていけるということにつながっていくと思うんですけれども、インバウンドによって売上げが上がったというような短絡的な、これからはどのようにしてやっていくかということを少しだけお聞かせください、課長。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  宿泊については、団体のスポーツ関係の方が25%ぐらいを占めております。ただ、インバウンドにつきましては、コロナウイルスの関係上、見通しと言うんですか、難しいというのは肌に感じているところでございます。 ただ、県内の中での受入れ、また大阪からのお客さんとかも結構来てくれている状況なので、その辺に力を入れて経営を頑張っていってもらいたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  これから国内の需要を増やしていくのには、まず最初にはマイクロツーリズムと、一番近いところから来てもらう。コロナがまだくすぶっている間は、終息1年半、2年弱かかるという間は、近くのところから持ってくる。今課長がおっしゃいましたように大阪とか、スポーツ、そういったところから持ってきて、次は大都市圏から新幹線やそういった乗り物を使って、そして最後にインバウンドになるんです。だから、インバウンドはほとんど、もうここ数年は見込みがないということをしっかり確信を持って、近場のスポーツ、あれだけの立派なテニス場もございます。環境もよい温泉もありというところなんで、これから、あそこの経営を伸ばして、そして市がこれに関するだけでなく、指定管理にしているところにつきましても、少しでも減らして利益を上げてもらうというような、ある程度の独立型というのがこれからの、私ども還暦なのであれですけれども、いろんな社会の形になってくると思うんです。 だから、高田における宿泊所というのは、新宮市では一つしかないんです、温泉があって、スポーツも呼べるという。ここはある程度難しいようですが、難しくないぐらいの確保ができる、お客様の、そういったところをしっかり考えていっていただきたいと思います。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  竹内議員おっしゃられましたように、スポーツ関係は生涯学習課のほうと協力しながら、たくさんのお客さんが来てもらえるように努力したいと思います。 ○議長(久保智敬君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  先ほどの榎本議員の質問と一緒かも分からないですけれども、一個確認したいんですけれども、予算の指定管理料が約990万円、前年度に対して、前年度の受託事業が指定管理料ほかとなっていて1,300万円あるというのは、こちらについて、先ほどの質問と一緒なのか、似たような感じなんですけれども、どういうことなのか説明してほしいです。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  先ほど榎本議員おっしゃられた金額は、この1,375万円の中に含まれております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  何が含まれているんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  地域社会への発展事業。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ということは、78万円というのと、1,300万円の中にも地域社会発展事業の金額も含まれている。この含まれているのと別々にしている違いというか。予算の中ではなぜ別々で、決算の中では交ざっているのかという説明お願いします。 ◎建設農林部長(平見良太君)  すみません。私が中身について精査していたところ、まず榎本議員おっしゃった地域社会の発展事業の分の78万7,000円につきましては、これは様々な地域発展事業の中で、デイサロンとかの中で、個人の方が払っていただいたお金のほうの集計を出した部分をここに上げさせていただいて、あとの岡崎議員が言っていた受託事業1,375万7,000円につきましては、新宮市が出している指定管理料860万円、あとはデイサロンの受託料、あとは行政バスとか係とか、そういうものを合わせたのが1,375万7,000円ということで、市から公的に出した部分と、また個人から頂いた分を分けているということで、私感じますので、そこで御了解…… ◆5番(岡崎俊樹君)  それであれば、予算の中ではそれは分ける必要は、今の予算書のやり方で、それは問題ないですか。これ多分毎年同じ、ややこしく見えるんですけれども。予算の中のでは、地域社会発展事業というのは、個人と市、交ざって出しているということでよろしいんですか。これは多分前年度もそうなっているんで、去年指摘できませんでしたけれども、毎年こういう感じでなっているのかなとは思うんですけれども。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  すみません。本来なら分けて計上すべきところであります。きちっとしていないので申し訳ないんですけれども、きちっとという言い方はあれですけれども、訂正させていただきます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  訂正するというのは、またつくり直すというか…… ◎副市長(向井雅男君)  すみません。申し訳ないです。受託事業収入の941万円の当年度収入については、御指摘のとおり指定管理料だというふうに思います。あと、地域社会の発展事業として上げている490万円を決算のときに地域社会の発展事業と、そして受託事業とに分けているというところをもう一度精査させていただいて、そして報告をさせていただきたいというふうに思いますので、すみませんが、よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  よろしいですか。 14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  一つだけ教えて。高田の小水力発電所の管理、これは幾らなんの、入ってくるの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  100万円ほど計上しております。 ◆14番(屋敷満雄君)  本来は幾つ入ってくるんな。水力発電の売上げいうのは幾らあるん。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  FITの関係上なんですけれども、今の売上げ、月に60万円の売上げがあります。 ◆14番(屋敷満雄君)  720万円年間であって、100万円が高田のほうで管理料を占めやるということやね。もうちょっと上げたってもええんと違うん、これ、720万円もあるんやったら。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  売上金額の中で、また発電所に送水管に水を取るのに維持管理費として費用がかかりますので、丸々700万円程度の売上げがあるということではありません。 ◆14番(屋敷満雄君)  マニュアル作っていないの、それ。100万円の中に含まれているの、それ、管理料やの、別個か。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  高田の発電所の水量とか、故障と言うんですか、緊急の装置をグリーンランドに設置しておりまして、緊急停止した場合にすぐに連絡いただいて対応するというような状況なので、100万円は施設を管理していただく、施設の委託料となっております。 ◆14番(屋敷満雄君)  あれ、ケーブルやないけれども、発電機で登っていく、何やあれ、モノレール、あれに登って上まで上がって管理しやるんやろ、あれ、皆さん。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  あれはまた違うところで管理しております。 ◆14番(屋敷満雄君)  別にまたやっているのか、水力発電所のその中で。そしたら720万円の中にいろんな管理料も入っているということか、それじゃ、またいろいろなこと。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 次に、番号9、公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について当局の説明を求めます。 福本文化振興課長。 ◎文化振興課長(福本良英君) (登壇) ただいま議題となりました新教文第52号、公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について御説明申し上げます。 1ページの令和元年度事業報告書をお願いいたします。 ①開館30周年記念事業といたしまして、企画展「佐藤春夫と谷崎潤一郎~離れえぬ縁(えにし)」を開催し、932名の入館数でございました。また「熊野・新宮で「歌仙」を巻く」を開催し、130名の方に御参加いただいております。 以下、記載のとおり②から⑩までの事業を行っております。 年間の入館者数は3,634名でございました。 資料の受入れにつきましては、半田美永様ほか計10名の方より書籍類18点、鮒田起昇様ほか計5名の方より扇子など62点の品々を御寄贈いただいております。 続きまして、令和元年度決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに貸借対照表でございます。 資産の部につきましては、流動資産と固定資産を合わせまして、資産合計6,278万9,512円となってございます。 負債の部につきましては、流動負債が27万2,249円、固定負債はございません。 正味財産の部につきましては、指定正味財産はなく、一般正味財産のみで6,251万7,263円となり、負債及び正味財産合計は6,278万9,512円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部につきまして、経常収益は992万7,740円でございます。その主なものは、事業収益の955万2,413円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は954万6,236円で、主なものといたしましては、給料手当の251万7,076円、臨時職員賃金の277万1,791円でございます。 4ページをお願いいたします。 管理費は56万8,442円で、主なものといたしましては、給料手当の18万9,457円でございます。事業費と管理費を合わせた経常費用計は1,011万4,678円となり、当期経常増減額は18万6,938円の減でございます。 経常外収益、費用はともにございませんので、一般正味財産期首残高6,270万4,201円から減額分を差し引き、一般正味財産期末残高は6,251万7,263円でございます。 指定正味財産はございませんので、正味財産の期末残高は6,251万7,263円でございます。 なお、5ページに財産目録、6ページに監査報告書を添付してございますので、御参照くださいますようお願いいたします。 続きまして、令和2年度予算書について御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 令和2年度の事業計画でございますが、1、顕彰事業、2、資料の収集保存・研究・活用、3、交流・普及、4、管理運営・受託事業を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 正味財産増減予算書でございます。 一般正味財産増減の部の1、経常増減の部につきまして、経常収益計は935万1,170円でございます。その主なものは、事業収益の925万5,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は885万5,400円でございます。主なものといたしましては、給料手当の255万7,500円、臨時職員賃金の284万円でございます。 3ページをお願いいたします。 管理費は49万5,770円でございます。主なものといたしましては、給料手当の19万2,500円でございます。 事業費と管理費を合わせた経常費用の計は、経常収益計と同額の935万1,170円、当期経常増減はございません。 また、経常外収益、費用ともにございませんので、一般正味財産の期首及び期末残高は6,228万8,590円でございます。 指定正味財産もございませんので、正味財産期末残高も同額の6,228万8,590円でございます。 なお、4ページには役員名簿を添付してございます。 以上、簡単ではございますが、公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  佐藤春夫記念館の用地についてお尋ねをしたいんですが、用地は、これは市有地ではなくて速玉大社さんの用地をお借りしているんでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  おっしゃいますとおり速玉大社様の用地でございます。 ◆4番(上田勝之君)  開館30周年の事業が行われました。30周年を迎えておるんですけれども、聞くところによると、用地を借りている期間というものがあるんですか。
    ◎文化振興課長(福本良英君)  用地につきましては、速玉大社様と契約を更新する形でこれまで無償にて使用させていただいております。 ◆4番(上田勝之君)  現在の契約期間というのはどれぐらいまで、どういったような契約内容になっているんですか。 ◎教育部長(平見仁郎君)  契約期間は平成30年4月から令和5年3月31日の5年間となっております。 ◆4番(上田勝之君)  5年更新でこれまでこられているということですか。 ◎教育部長(平見仁郎君)  おっしゃるとおりでございます。 ◆4番(上田勝之君)  速玉大社さんというか用地の所有者さんのほうから、そろそろ契約の更新を行わない旨の打診はあるわけですか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  当然のことながら建物の老朽化もございまして、市としましても長きにわたり借り受けることは難しいと考えております。 ◎教育部長(平見仁郎君)  議員の御質問なんですけれども、特に速玉さんからそういう打診はございません。 ◆4番(上田勝之君)  そしたら、特に移転というお話とかは全くないということでよろしいんですね。 ◎教育長(速水盛康君)  速玉大社さんからの契約期間については、そのとおりでございます。令和5年までお借りをしておりますが、先ほども御質問ありましたように、30年も経過しているということですので、中の部材等も老朽化をしているところがたくさんございます。これを機会に、新宮市のまちの文化力を高められるようなふさわしいところがあるとすれば、検討と言いますか、そういったことも考えればよろしいのかなとは思っております。 ◆4番(上田勝之君)  それでは、建物の補修だけでよろしいんじゃないんですか。それを全体的に移転する。 ◎教育長(速水盛康君)  老朽化と今申し上げましたように、30年を機会に、もちろん老朽化もしておりますし、それにふさわしい、今の地点よりももう少し新宮市の文化力と言うんですか、昭和と大正と言いますか、そういったところにふさわしいようなところがありましたら、そういったところを検討してみるのもひとつ考えてもよろしいのかなというふうには思っております。 ◆4番(上田勝之君)  教育長がお答えいただいたように、教育委員会のコンセプトとしては、そういったようなことも考えられるということですね。 ◎教育長(速水盛康君)  もちろん、そういったことを機会に、旧チャップマン邸がそうでありましたように、そういった文化財の登録も含めて、そうなると、そこでやらないと、今のところからまた、これからずっと延々と速玉さんのところを、御厚意に甘えてずっとお借りするということはいかがなものかというふうにも当然考えていくのが、私たちのほうとしたら、一つ、想定を長い目で見たときには当然考えていく必要があるかとも思うんですね。ですから、ひとつ30年を機会に、そういったことを考えてみるのも非常に大事なことではないかなと。 ですから、それを機会にして、文化財の登録ということも含めて、それにふさわしい新宮市のまちの魅力と言うんですか、そういったものをさらにできるようなところがありましたら考えてみるのも一つかなというふうには、文化財と併せてですけれども、ただ単に、じゃ、移せばいいということだけじゃなくて、併せてそういったことも含めて、新宮市の地域力と言うんですか、文化力と言うんですか、そういったものを兼ね合わせたふさわしい地があれば、当然考えてもよろしいのかなとは思っております。 ◆4番(上田勝之君)  そうしますと、教育委員会なり教育長の私見として、そういったような案も考え、今後検討されるということで、特に用地の所有者さんから契約を更新されないとかいうお話ではないということですね。 ◎教育長(速水盛康君)  そのとおりですが、そこら辺誤解のないようにしないと、せっかくお貸しいただいているのに、だからといって私たちが別のところに変えたということにならないように。 ◆4番(上田勝之君)  所有者さんの意向を云々と言っているわけではなくて、所有者さんの感情を害するというようなことを言っているわけではなくて、事務的に、基本的に、土地所有者さんから明け渡しを求められているとか契約の更新はしない旨をもう申し入れられているということではないということでよろしいんですね。 ◎教育長(速水盛康君)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(久保智敬君)  3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  これをもし移築するとしたら幾らぐらい費用。前に東京から持ってきたときに幾らぐらい移築費用ってかかったんですか。かなりのやっぱり額が予想されるんですよね。もちろん新築よりも高いでしょうね。 ◎教育長(速水盛康君)  御指摘のように、新築するよりも、恐らく移築をして、先ほど言いましたように、文化財等のところを目指すとなれば慎重にやらないといけないので、御指摘のとおり、少し、幾らかまだ出しておりませんけれども、随分とかかると思います。 ◆3番(松畑玄君)  かなり覚悟しとかなあかんですよね。 ◎教育部長(平見仁郎君)  きっちりとした数字は今言えないんですけれども、多分1億円ぐらい当時かかったんだろうなと思っています。 ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。--------------------------------------- △日程6 市報告 ○議長(久保智敬君)  日程6、市報告を議題といたします。 番号1、公設市場経過報告について当局の説明を求めます。 峪中商工観光課長。 ◎商工観光課長(峪中直樹君) (登壇) ただいま議題となりました令和元年度新宮広域圏公設地方卸売市場の経過、青果・水産物の取扱い状況について御報告いたします。 お手元に配付させていただいておりますA3の資料を御覧いただきたいと存じます。 まず、上段の新宮中央青果株式会社の青果物でございますが、取扱量におきましては2,041トン、取扱額が6億9,435万円となっております。対前年度比では、数量におきましては15.9%減の387トンの減、金額におきましては17%減の1億4,271万8,000円の減となっております。 次に、下段の新宮水産株式会社の水産物でございますが、取扱量におきましては211トン、取扱額が4億1,175万4,000円でございます。対前年度比では、数量におきましては1.4%減の3トンの減、金額におきましては2.1%減の892万8,000円の減となっております。 続きまして、令和元年度の取扱いにつきまして状況を説明いたします。 青果につきましては、取扱高が大きく減少しております。要因につきましては、量販店、スーパーなど大型店の仕入れ事情によります当市場での取引縮小や、店舗廃業等によります取引の縮小が大きな要因となっております。この状況を改善するため、量販店、スーパーとの交渉、商談を重ねた結果、3月より取扱いが増加傾向にあると伺っております。 また、悪天候によります品質の低下や生産者の高齢化、後継者不足、そして自家販売などによります市場への出荷が減少傾向にあることも取扱高減少の一因となっております。 続きまして、水産物の状況ですが、前年度と比較し減少はしておりますが、昨年や一昨年のような大きな落ち込みにはなってございません。しかしながら、スーパー等の廃業や大型店の販売力に押され小売店の購買力が弱まっており、年々取引環境は厳しくなってきているようであります。このような状況を踏まえまして、量販店への売込みや中央市場からの安定的な仕入れによる販売高の向上など、取引拡大対策に積極的に取組を継続しているようであります。 今後も健全な経営をしていくために、コンサルタントや金融機関、管理事務所との協議を定期的に開催し、管理事務所からも時に厳しい指導を行いながら経営対策を進めていると聞いております。 以上、誠に簡単でございますが、公設地方卸売市場青果・水産物の取扱い状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  厳しい状況に陥っていて、今後のやり方としたら、コンサルタントに金融に何してもらうんですか、コンサルタントに。こういうところマイナスがついているわけですよね。量販店が増えてきて厳しいのは当然日本全国津々浦々当たり前のことでありまして、それを今からコンサルタントと金融に相談をしながら厳しくやっていくとおっしゃいましたけれども、どういう意味でしょうか。今からコンサルタントを入れるんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  企画調整課が広域圏の事務組合の幹事をしておりますので答弁させていただきます。 これまでも水産のほうの会社につきましては、経営状況の関係からコンサル、現在は会計事務所のほうに入って経営指導等をいただいているところでございます。引き続き経営指導をいただきながら、取引上の改善を含めて検討していただいているというところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  会計コンサルタントということですか。 ◎企画調整課長(下基君)  会計事務所のほうになります。 ◆11番(竹内弥生君)  会計事務所にコンサルをしてもらっているということですか。 ◎企画調整課長(下基君)  経営状況等を見ていただいて、会計的な部分で指導をいただいているということです。 ◆11番(竹内弥生君)  それは、じゃ、短期的、長期的、中短的にどれぐらいの形で、こういうマイナスは防いでいけるんですか。会計事務所のコンサルの中身はどういった内容になっているんでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  すみません。そちらのほうは会社のほうと管理事務所のほうと話をさせていただいておりまして、具体的な詳細なことにつきましては把握させていただいておりません。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  最終的には損失補償している1億2,000万円、これの元金の返済時期等を見極めるのに会計事務所のほうの御指導をいただくのが究極の目的だと思います。 毎年売上げの減少が続いているわけでございますが、令和元年度に関しましては、これまでかなり減額をしていたわけですけれども、平成30年度から令和元年度につきましては、水産、単年度で見ますと本当に横ばい、微減で収まってございます。こういったところが今年度も横ばいもしくは微増に転じれば、元金のほうの支払いに入っていきたいというふうなことも聞いてございますので、元金の支払いの時期等を見極めるのにやはり専門の方のお知恵を借りたいというところの御指導等、ここが主たる目的だというふうに聞いてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  新人1年目なので。そういったお金を、元金を支払っていくというところに来た状況なんでございますね。 それで、元金を支払っていって、元金を支払ってしまえるのはいつ頃になるんですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  毎年その時期はうかがっているようでございますが、先ほど申し上げましたように、ここ数年ずっと、水産につきましては、今年は青果も厳しい状況なんですけれども、厳しい状況が続いておりました。今年、いろいろ量販店との取引が少し成立しましたんで、ほぼ横ばいという状況が結果として出ておりますけれども、今後、また果たしてこういった状況が維持できるのか、また先ほど申し上げましたように増につながるのかというところは十分注視していく必要があると思います。そういった安定的な経営が図れれば、元金のほうの支払いに入っていけるというようなことも聞いてございます。ただ、これにつきましては、金融機関のほうとも、十分その会社の自体の存続ということも当然基本にありますので、その辺のところも十分踏まえながら慎重に支払い時期を考えていくというところが重要になってくると思います。 いずれにしましても、返済期間で決められている期間までもう残すところ5年を切ってございますので、この辺は今後十分広域の幹事会もしくは首長、議長等で組織しております広域議会で十分活発な意見交換がされる必要があろうかというふうに考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それをもし返済できなかったらどうなるんですか、広域で。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  これは究極の形でございますけれども、損失補償しているということは、参画している市町村の中で、組合の規約の負担割合に基づいてそれぞれの市町村が負担をすると。それは最悪の事態でございまして、そうならないように、やはり今利息については滞りなく支払いしてございますが、少しでも、一年でも早く、一か月でも早く元金のほう、わずかな額からでも支払いを開始すると、そういうことも必要かと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  はい、分かりました。ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  今、竹内議員と同じ、関連するんですけれども、前の上野市長のときかな、私がこっちへ来たときに、9,600万円やったかな、あれ、債務負担したでしょう。それからなかなか返済がえらくて、また4、5年前でしたかね、時の部長がどこそのコンサル連れてきて、説明を受けたんですよ。それで返していけると。しかし、現在、やはり利子だけ返してもらっているんですね。それ今はっきりしましたけれども、あれ9,600万円か9,200万円ですね、うちが債務負担しておるのは。うちと言うよりも、新宮市じゃなしに広域ですね。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  全体で1億2,000万円で、組合の規約に準じれば、そのうちの新宮市が8割でございますので、万一の際は新宮市の負担が9,600万円ということでございます。 ◆15番(福田讓君)  そうですか。私も勘違いした。1億2,000万円、うちが払うのは、もし倒産となったとき9,000万円、大きいですね。それで今利子は払っていただいている。そして、また今、同僚議員の御説明の中でコンサルを入れてやっている。もう5年前にもしているんですよね。船井総研ですかね。たしかそうだとお聞きして、全員協議会の中で了解を求めて、なかなか上手なことをうまいこと言っていましたんで、議員の中にも同意できない方もいらっしゃったんですが、あれから5、6年たつんですね。もし何かあったときは9,000万円、うちが持たなければならないと。見通しとしては、なかなか、コンサルを入れても、やはり今の経済状況では回復する余地と言うんですか、どのように考えられていらっしゃいますか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  当時いろんな議員の皆様に説明したときは、おっしゃっているコンサルタントだったと思います。今、別の会計事務所が経営の御指導をいただいているわけでございますけれども、今後の見通しいうのは、やはり地道な活動に尽きると思います。 ふるさと納税のほうも参画いただいてございます。先ほど担当課長のほうからも説明ありましたように、市長自らトップセールス等もいろいろ仕掛けていただいてございます。その成果もあって、少し取扱量も増えているということもございます。 やはりそういったいろんな積み重ね、大きな何か戦略を持ってということもありますけれども、地道な活動を積み重ねて、やはり年間の売上金額を前年と比べて減少しないように、むしろ少しでもいいから上げていくと。その上がった分を元金の支払いに充てていくと、そういうようなことに尽きるのかなと思います。 これにつきましては、当然、今、幹事の皆さんも、新宮市の負担割合が大きいということでありますけれども、いろんな幹事レベルでも意見交換もさせていただいているというふうに聞いておりますので、当然議決権なり最終判断というのは、広域議会の場に委ねられておりますので、いずれはこういった期限が近くなるにつれて、広域議会のほうで、やはり少し密な議論が必要になってこようかと、そのように考えてございます。 ◆15番(福田讓君)  経済状況が厳しい中で、課長のおっしゃることも十分分かりますし、以前からずっとこの問題、新宮水産のことは同僚議員もいつも口を酸っぱくして申されていたと思います。広域圏があって、地元の小売の皆さんがこうやって御商売できること、本当に地元の発展のために寄与しているわけなんですが、いよいよせっぱ詰まってきている状態ということですね、今の状態でしたら。今後とも、執行部の皆さん、また広域圏の他の自治体とも十分協議、この9,000万円というのは、絶対払わなきゃならんという、うち独自でやっていますね、あれ。だから、そのあたり大変同僚議員も心配されていることだと思いますので、早急に頑張っていただくようによろしくお願いしたいと思います。 ○議長(久保智敬君)  以上で質問を終わります。 引き続き、番号2、新宮港経過報告について当局の説明を求めます。 小渕企業立地推進課長。 ◎企業立地推進課長(小渕学君) (登壇) 令和元年度の新宮港利用状況について御説明を申し上げます。 お手元の資料の1ページをお願いいたします。 外航船の状況でございますが、船舶数は18隻で、昨年度と比べて3隻の減となっており、貨物取扱量は36万322トンと前年より1万4,905トンの減でございます。 次に、2ページをお願いいたします。 内航船の状況でありますが、船舶数は、木材、チップ、その他を合わせまして485隻と前年度より93隻の減でございます。 貨物取扱量につきましては、54万549トンと前年度より3,606トンの増でございます。 3ページには外航船、内航船の入港船舶数及び貨物取扱量の合計を記載しております。御参照をよろしくお願いいたします。 以上、誠に簡単ではございますが、新宮港利用状況の報告とさせていただきます。 ○議長(久保智敬君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  1ページ目の前年度同時期の立米数なんですけれども、5万立米あると思うんですけれども、何で今期は3隻しか減っていない、トンはあまり減っていないのに立米数こんなに減る理由ってあるんですか。半分以下になっている。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  これにつきましては、木材のトンを立方換算しているものでございます。立方換算の比率によって前年37万5,000トンを立米換算したときに、木材の量をトン換算したときに、それを立米に直したときにこのような比率になってきているというようなことでございます。 ○議長(久保智敬君)  よろしいですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  減った分がそのまま減るというようなことではございませんで、比率割合になっておりますので、このような同時期との増減の比較という形になってございます。 ○議長(久保智敬君)  よろしいですか、岡崎議員。 以上で質問を終わります。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後1時57分--------------------------------------- △再開 午後2時14分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの諸報告番号8について、当局より答弁訂正の申出がありますので、発言を許可いたします。 下路農林水産課長。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。 先ほどの地域社会の発展事業につきまして、決算書にある地域社会の発展事業には、受託料400万円を含んでおらず、受託料事業に一括して計上しておりますが、予算書のほうは、地域社会の発展事業の予算内に受託料400万円を含んで計上しています。本来であれば、決算書の数字と予算書の数字は近いものになるのが通常ですが、これまでのやり方で今回してしまったので、このような状況になりました。来年度からは、決算書と予算書の項目を一括して作成するようにしたいと思いますので、御理解よろしくお願いいたします。 ○議長(久保智敬君)  よろしいですか。     (「了解」と呼ぶ者あり)--------------------------------------- △日程7 議案第42号 専決処分につき承認を求める件            新宮市税条例の一部を改正する条例 ○議長(久保智敬君)  次、進めます。 日程7、議案第42号、専決処分につき承認を求める件、新宮市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 南税務課長。 ◎税務課長(南守君) (登壇) ただいま議題となりました議案第42号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、同日施行されたことに伴い、新宮市税条例の一部に所要の改正を行うものであります。 地方自治法第179条第1項の規定により本年5月14日に専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 新型コロナウイルスに対応する主な改正点は、徴収猶予の特例、寄附金税額控除の特例、住宅借入金等特別控除の特例などです。 それでは、新旧対照表により御説明申し上げます。 議案書の3ページをお願いいたします。 第1条改正では、新宮市税条例の一部を改正するというもので、内容につきましては、下記からの改正後、改正前による新旧対照表記載のとおりでございます。 第10条ですが、コロナウイルス感染症緊急経済対策における固定資産税等の軽減措置及び特例措置の拡充・延長により、読替規定の対象となる条項を追加するものです。 条文中第61条は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための措置に起因して、厳しい経営環境に直面している中小事業者等に対しまして、償却資産と事業用家屋に係る固定資産税の負担を軽減するものでございます。 第62条は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、新規に設備投資を行う中小事業者を支援する観点から、既に施行されている生産性革命の実現に向けて償却資産に係る固定資産税の特例措置について、適用対象を拡充するものであります。 続きまして、第10条の2ですが、こちらは先ほど御説明申し上げました第62条による特例措置の拡充による項の新設です。 第15条の2は、軽自動車税環境性能割の税率を1%分軽減する特例措置の適用期限を6か月延長し、令和3年3月31日までに取得したものを対象とする改正であります。 4ページをお願いいたします。 第24条は、新型コロナウイルス感染症による影響で、収入が前年同月比でおおむね20%以上減少し、いっときに納付が困難な方の地方税を無担保、延滞金なしで最長1年間徴収を猶予する特例が地方税法で改正されたことを受け、その手続上必要な条項の追加でございます。 続きまして、第2条改正を新旧対照表で御説明いたします。 第10条は、第1条で読替規定の範囲を広げました法附則第61条と第62条を、令和3年1月1日より、第63条と第64条に変更するための改正でございます。 同様に、第10条の2は、第1条で割合を規定しました根拠条文の法附則第62条が、令和3年1月1日より第64条に変更されるための改正でございます。 第25条は、新型コロナウイルス感染症によりイベントを中止するなどした主催者に対する払戻し請求権を放棄した方の損害額を、市県民税の寄附金控除の対象とする特例を追加するものでございます。 5ページをお願いいたします。 第26条は、新型コロナウイルス感染症による影響で、年末までの入居が遅れるなどした住宅借入金特別控除の対象者に対し、柔軟に対応するための特例措置でございます。 附則としまして、施行期日を定めてございます。 以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第42号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第42号はこれを承認することに決定しました。--------------------------------------- △日程8 議案第43号 専決処分につき承認を求める件            新宮市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(久保智敬君)  日程8、議案第43号、専決処分につき承認を求める件、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 北畑健康福祉部次長兼健康長寿課長。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第43号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、令和2年4月7日、閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、感染症の影響により一定程度収入が下がった方々等に対して介護保険料の免除等を行うとされたことに伴い、新宮市介護保険条例の一部に所要の改正を行うものであり、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、新旧対照表により御説明いたします。 議案書の3ページをお願いいたします。 今回の改正は、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入の減少が見込まれる場合の保険料の減免について、附則第11項から第13項を追加するものです。 附則第11項では、減免対象となる保険料は令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に納期限が設定されているものとし、減免の対象を、第1号で新型コロナウイルス感染症によりその属する世帯の生計を主として維持する者が死亡し、または重篤な傷病を負った第1号被保険者、第2号で新型コロナウイルス感染症の影響によりその属する世帯の生計を主として維持する者の事業収入の減少が見込まれる第1号被保険者であって、アの保険金等控除後の事業収入等のいずれかの減少額が前年度の当該事業収入等の額の10分の3以上であること及びイの減少することが見込まれる事業収入等に係る所得以外の前年の所得の合計額が400万円以下であることの要件に該当する第1号被保険者とするものです。 議案書の4ページをお願いします。 附則第12項では、保険料の減免を受けようとする者は、第1号から第3号の必要事項を記載し、期限までに減免を受けようとする理由を示す書類を添付し提出することを、附則第13項では、条例第12条第1項の規定については、新型コロナウイルス感染症の減免適用を受けた場合を除くとするものです。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、改正後の新宮市介護保険条例附則第11項から第13項までの規定は、令和2年2月1日から適用するというものでございます。 以上、誠に簡単ですが、説明とさせていただきます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第43号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第43号はこれを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程9 議案第44号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例 ○議長(久保智敬君)  日程9、議案第44号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 梶田総務課長。 ◎総務課長(梶田卓哉君) (登壇) ただいま議題となりました議案第44号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律、いわゆるデジタル手続法と呼ばれる法律の一部の施行などに伴いまして、新宮市手数料条例別表の改正を行うものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 別表第1の1の項、情報公開条例及び個人情報保護条例に基づく公文書の交付手数料につきまして、工業標準化法の一部改正に伴い、引用する日本工業規格を日本産業規格に改めるものでございます。 続きまして、5の項、3ページの7の項及び8の項につきましては、デジタル手続法第2条によりまして住民基本台帳法が改正され、住民票の除票の写し等及び戸籍の附票の除票の写しの交付が制度化されたことに伴い、除票の写し等の交付手数料を明記する改正でございます。 9の項の改正前の欄でございますが、デジタル手続法第4条によりまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法が改正され、同法第7条に規定する通知カードが廃止されたことに伴い、通知カードの再交付手数料について別表から削除するとともに、改正前の8の項を9の項に繰り下げる改正を行ってございます。 最後に、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程10 議案第45号 新宮市国民健康保険条例の一部を改正する条例 ○議長(久保智敬君)  日程10、議案第45号、新宮市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第45号、新宮市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等へ傷病手当金の支給を行うことに伴い、新宮市国民健康保険条例の一部に所要の改正を行うものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 表中の改正後、附則第2条においては、給与等の支払いを受けている被保険者が療養のため労務に服することができないときは、その労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に就くことを予定していた日について傷病手当金を支給することを定めるものです。 3ページをお願いします。 2項において、傷病手当金の額は1日につき、傷病手当金の支給の始める日の属する月以前の直近の継続した3月間の給与等の収入の額の合計額を就労日数で除した金額の3分の2に相当する金額とするというものであります。 3項において、傷病手当金の支給期間は、その支給を始めた日から起算して1年6月を超えないものとするものであります。 また、第3条、第4条においては、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金と給与等の調整について定めるものであります。 なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の附則第2条から第4条までの規定は、傷病手当金の支給を始める日が令和2年1月1日から規則で定める日までの間に属する場合に適用することとするものであります。 以上、誠に簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程11 議案第46号 新宮市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(久保智敬君)  日程11、議案第46号、新宮市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第46号、新宮市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等へ和歌山県後期高齢者医療広域連合が傷病手当金の支給を行うことに伴い、新宮市後期高齢者医療に関する条例の一部に所要の改正を行うものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 表中、改正後第2条第8号において、広域連合条例附則第5条の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を新宮市において行えるよう、文言を追加するものであります。 なお、この条例は、公布の日から施行するものであります。 以上、誠に簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程12 議案第47号 新宮市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(久保智敬君)  日程12、議案第47号、新宮市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 馬込選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(馬込克彦君) (登壇) ただいま議題となりました議案第47号、新宮市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正等に伴い、所要の改正を行うものでございます。 それでは、議案書の2ページをお願いいたします。 第6条第1項及び見出しの改正は、準則に合わせて文言の改正を行うものでございます。 また、第2項は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、法律名の改正を行うとともに、参照条文の繰下げがあったことにより、「第3条」を「第6条」に改正するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行すると規定するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程13 議案第48号 令和2年度新宮市一般会計補正予算(第3号) ○議長(久保智敬君)  日程13、議案第48号、令和2年度新宮市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第48号、令和2年度新宮市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、新型コロナウイルス感染症関連事業のほか、当初予算執行の再検討に伴う減額等についても含むものであります。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に1,792万4,000円を追加し、補正後の予算額を225億3,720万5,000円にするというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算に給与費を計上しておりますので、最初にその内容について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の48ページをお願いします。 給与費明細書の1、一般職の(1)総括についてでありますが、会計年度任用職員報酬14万7,000円の増額であります。なお、各職員別の内訳、給料及び職員手当の増減の明細については、下段に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入ります、14ページをお願いします。 2款総務費1項1目一般管理費の1姉妹都市友好事業及び2の職員研修活動経費につきましては、いずれも新型コロナウイルス感染症の影響による事業の見送りや研修見合せ等に伴う減額であります。 6目企画費の地域公共交通再編事業は、事業内容の見直しに伴い不要となった自動車購入費を減額するものであります。 13目行政局費の熊野川地域フラワーツーリズム推進事業補助金については、交流イベントの中止に伴う費用の減額、14目支所費の高田村つくり推進事業は、4月から6月の事業未実施分について減額するもので、いずれも新型コロナウイルス感染症の影響に伴う補正であります。 18目特別定額給付金費については、国の新型コロナウイルス感染症対応、地方創生臨時交付金を新宮市生活支援給付金給付事業に充当したことによる財源振替であります。 16ページをお願いします。 5項1目防災費の1新型コロナウイルス感染症対策経費は、災害時の避難所及び通常時の公共施設等において、新型コロナウイルス感染症対策に必要となる消耗品及び備品購入費で、2の災害時生活用水井戸整備事業は、県外業者による事業実施が見込まれること等により、新型コロナウイルス感染対策の観点から事業実施を見送るため、減額するものであります。 また、3の旅館等宿泊避難支援事業については、避難先の選択肢を増やすことにより、避難所の密度や感染症のリスクを軽減し、市民の避難行動を促すため、市内の旅館やホテルが避難のために宿泊した市民の宿泊料金を割引した場合に、1人1泊につき2,000円を上限として、割引金額を旅館等に補助するものであります。 18ページをお願いします。 3款民生費1項2目障害者福祉費の身体障害者福祉関係補助金及び6目隣保館費の各種教室開催事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による大会の中止や教室休講に伴う減額であります。 20ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費の新型コロナウイルス感染症対策経費は、感染予防対策に必要な消毒液を購入し、公立の保育所、児童館での使用に加え、新型コロナウイルス感染症予防対策の一つとして、民間保育園や学童保育、児童養護施設等に配布するものであります。 2目児童措置費については、同じく新型コロナウイルス感染症予防対策として、登園を自粛している世帯の保育料減免に伴う私立保育所分の財源振替及び私立認定こども園に対する給付費の増額補正であります。 3目母子福祉費のひとり親世帯臨時特別給付金給付事業は、国の施策として、新型コロナウイルス感染症の影響により経済的な負担が増加する独り親世帯に対し、第1子5万円、第2子以降1人につき3万円に加え、減収が確認された世帯には5万円を上乗せ支給するものであります。 22ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費の1その他生活保護関連事業は、令和2年4月1日施行の厚生労働省令において、被保護者に対する日常生活上の支援の実施に必要な施設として日常生活支援居住施設が追加されたことに伴い、システムを改修するもので、2の生活困窮者自立支援事業については、新型コロナウイルス感染症の影響による休業等により、収入が減失された方を対象として住宅確保給付金を給付するため、増額補正するものであります。 24ページをお願いします。 4款衛生費1項2目予防費の新型コロナウイルス感染症対策経費は、新型コロナウイルス感染予防対策に必要な消毒液等の消耗品を購入するものであります。 26ページをお願いします。 6款農林水産業費1項4目農地費の農道根地原佐野川線改良事業は、新型コロナウイルス感染症関連事業の実施に伴う当初予算執行の再検討により事業実施を見送ることとし、減額するものであります。 28ページをお願いします。 2項2目林業振興費の間伐対策事業補助金は、当初予算執行の再検討に伴う決算見込額の精査により減額するものであります。 30ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費のプレミアム付共通商品券発行事業補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響に対する経済対策として、別途事業の実施を検討しているため、減額するものであります。 3目観光費の1観光看板等整備事業は、デジタルサイネージの導入見送りに伴う減額で、2の新宮花火大会補助金については、新型コロナウイルス感染症の影響により大会中止となったために減額するものであります。 32ページをお願いします。 8款土木費2項1目道路橋りょう総務費、3目道路新設改良費及び5目交通安全対策事業費につきましては、当初予算執行の再検討による事業の一部または全部の実施見送りに伴う減額であります。 34ページをお願いします。 4項1目港湾管理費の新宮港客船誘致事業については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うクルーズ船の入港中止等により、事業費の一部について減額するものであります。 36ページをお願いします。 5項3目都市下水路費の1都市下水路維持修繕工事は、当初予算執行の再検討に伴い、事業費の一部を減額するもので、2の都市下水路安全対策工事については、御幸町全竜寺線下水路の床板崩壊が発生したことから、復旧工事を行うものであります。 38ページをお願いします。 9款消防費1項1目常備消防費の1新型コロナウイルス感染症対策経費は、新型コロナウイルス感染予防対策として必要となる感染防止衣やマスク等の消耗品を購入するもので、2の消防職員教育事業につきましては、感染症拡大の状況を考慮した職員教育に係る出張の一部見直しにより減額するものであります。 2目非常備消防費は、消防操法大会が中止となったことにより減額するもので、3目消防施設費につきましては、当初予算執行の再検討による事業の見送りに伴い、減額するものであります。 40ページをお願いします。 10款教育費1項2目事務局費の1姉妹都市児童・生徒交流事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による事業の中止に伴い減額するもので、2の新型コロナウイルス感染症対策経費につきましては、幼稚園、小中学校での新型コロナウイルス感染症対策として、必要な手指消毒液及び幼稚園に設置する空気清浄機を購入するものであります。 42ページをお願いします。 3項1目学校管理費の緑丘中学校屋内運動場防水塗装工事は、塗装の劣化、雨漏りによる内装等の損傷、外壁の浮き等により使用に危険が伴うため、塗装工事等を実施するもので、工事実施に向けた設計等の補正計上であります。 44ページをお願いします。 5項1目社会教育総務費及び2目文化振興費については、新型コロナウイルスの影響による事業の中止や一部費用の減に伴い、減額補正するものであります。 13目文化複合施設整備費につきましては、商工観光課におけるデジタルサイネージ導入経費の減額に伴う社会資本整備総合交付金の充当先変更による財源振替であります。 46ページをお願いします。 6項3目スポーツ振興事業費の新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会負担金は、新型コロナウイルス感染症の影響による事業中止に伴い、減額するものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、前に戻っていただきまして、10ページをお願いします。 2歳入、12款分担金及び負担金につきましては、保育料の減免に伴う減額であります。 14款国庫支出金及び15款県支出金については、負担金、補助金の名称、補助率等その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 18款繰入金について、すみません、次の12ページでありますが、2項1目基金繰入金の地域振興基金繰入金は充当事業の減に伴う減額で、財政調整基金繰入金については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の事業への充当及び当初予算執行の再検討による一般財源の減により減額するものであります。 19款繰越金については、当初予算執行の再検討による一般財源の減により、減額するものであります。 20款諸収入につきましては、消防操法大会の中止に伴う助成金の減額であります。 21款市債については、事業の名称、充当率、いずれも説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 恐れ入ります、前に戻っていただきまして、4ページをお願いします。 第2表地方債の補正でありますが、4件の変更で、起債の目的、限度額、借入れや償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
    ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  ちょっと教えてください。 歳出の17ページの3番、旅館等宿泊避難支援事業、新宮市旅館等宿泊避難支援助成金についてでありますが、これは私のお知り合いでも高齢の両親をお持ちの方が、毎回この制度でなくして、ホテルに避難をしたりされておられます。こういうことができると大変ありがたいと思ってくださると思うんですが、これはどこへ行ってもいいわけなんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  対象となりますのは、旅館もしくはホテル営業の類型で、現に営業しております旅館、ホテルでございまして、現在の軒数で言いますと16軒が対象になっております。 ◆2番(大坂一彦君)  そこへ避難するということは、急なことで行かれたとします。後に、ここへ避難しましたという領収書等々で御理解いただけるものなんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  今、申し上げました16軒でございますが、まだそれぞれのホテルのほうにこの事業のことを詳しく説明して、この事業に参加していただけるのかどうか確認しておりませんので、一応現に営業している軒数として16軒ということで御理解いただきたいと思います。 避難者の方につきましては、御自分で御予約いただいて、ホテル、旅館等に行っていただいて、その上で、旅館、ホテルでチェックインをする際に、避難のために宿泊に来ましたというふうなことを一筆書いていただくような書類を市のほうで御用意させていただく予定にしております。その上で、一定の割引を受けて宿泊料金を払っていただくということになります。 ◆2番(大坂一彦君)  別に、こういう決まりがあってということではないんですよね。御高齢の方とか、どなたでも市民であれば御利用いただけるという理解でよろしいわけですよね。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  新宮市のほうが避難準備・高齢者等避難開始以上の発令をしている際に、ホテルもしくは旅館のほうに避難のために宿泊いただいた新宮市民の方が対象となります。 ◆2番(大坂一彦君)  承知しました。ありがとうございます。よろしくお願いします。 ○議長(久保智敬君)  3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  31ページのデジタルサイネージの800万円減額されているんですけれども、これは都市再構築戦略事業で予定していたと思うんですけれども、これの計画の変更とかというのはちゃんとやっておられるのかというところ。 ◎企画調整課長(下基君)  計画変更ではなくて、事業内で流用できるというふうに伺っております。 ◆3番(松畑玄君)  もともとは上げているわけですよね、計画として。流用するにしても計画変更は必要ないということですか。 ◎企画調整課長(下基君)  今のところ、計画変更は必要ないというふうに伺っております。基幹事業で文化複合施設の部分とデジタル看板の看板整備事業というのが2本あるんですけれども、その基幹事業同士の中で流用できるというふうに伺っております。 ◆3番(松畑玄君)  流用できるのは分かるんですけれども、計画変更の必要はないということですか。 ◎企画調整課長(下基君)  というふうに聞いております。 ◆3番(松畑玄君)  分かりました。 ○議長(久保智敬君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  17ページの新型コロナウイルス感染症対策経費が上がっているんですけれども、これは消耗品とあと災害用備品とかとなっていますけれども、どのようなものを購入する予定にされているんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  まず、消耗品でございますが、主なものにつきましては手指消毒液、こちらが227万円余りを予定いたしております。また、災害用備品購入費につきましては、間仕切りいわゆるパーティションでございます。こちらと空気清浄機の購入を予定しているところでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  清浄機のほうは各避難所に置いていただけるということで理解してよろしいんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  空気清浄機につきましては、現在、台風などのときに開設している22か所の避難所に1台から3台の数で効率的に割り振りまして、配備する予定にいたしております。 空気清浄機につきましては、除菌、ウイルスの除去を目的とするものではなく、ほこり等を除去することによりまして、咳やくしゃみの防止が図られるものというふうな目的でおります。 ◆7番(濱田雅美君)  パーティションというのは、どのようなものをお考えなのでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  現在考えておりますパーティションにつきましては、いわゆる漢字で言う田の字のような形で、4部屋1組になっているものが1セットになっていまして、これと床、マットの4枚セットを購入する予定にいたしております。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。 それと、あと先ほども出ていたんですけれども、旅館等宿泊避難支援助成金なんですけれども、16軒を見込んでいるということなんですけれども、まだ1軒も交渉というのはされていない状況なんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  全てではありませんけれども、旅館、ホテル営業をしている施設につきましては、訪問したり電話をしたりはさせていただきました。ただ、今回の事業内容を説明した上で、この事業について御参画いただけますかというふうなお問いかけじゃなくて、今までに避難のために宿泊をされていた方がいらっしゃったかどうかであるとか、電話をさせていただいた日に、その日の空室数であるとか宿泊料金などを伺ったというところでとどまっております。 ◆7番(濱田雅美君)  では、まだ避難先としての協定というか、そういうのを結ぶまでの話はされていないということでよろしいんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  そういうことまでは話をしておりませんけれども、これまでに避難のために宿泊をされた方がいるという旅館、ホテル等が大半でございまして、新宮市のほうで避難のために何らかの事業をするんであれば、御協力させていただくよというふうな前向きの御返事をいただいた施設も多数ございます。 ◆7番(濱田雅美君)  では、このうちの数件は御協力いただけるという見込みが高いということですね、今のところは。 分かりました。これは、避難は、当地域では恐らく台風であったりとか大雨関係になってくる、そういうことが多いと思うんですけれども、これはやはり今のこの時期のコロナの感染予防対策として考えるといいと思うんですけれども、今の避難所で避難されている方の人数で間隔を空けても、現状だったら受入れが可能であるということをちょっと担当課のほうもおっしゃっていましたけれども、そこに、やはり大丈夫ですよと言っても、避難される方は不安だと思うので、やはりこういうふうな避難所にまだ余裕があったとしても、個人的な判断でやはりそこには行きたくないので、こういった宿泊先を使いたいといった自分の判断でこちらを利用するということはできるということでよろしいんでしょうか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  防災対策課としましても、避難が必要な場合には、ちゅうちょなく避難していただきたいと考えております。議員おっしゃったとおり、避難先の選択肢を増やすことによりまして、市民の方がより避難しやすくなるというふうに考えております。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  1番、大西議員。 ◆1番(大西強君)  41ページの教育費やけれども、姉妹都市児童・生徒交流事業の旅費の減額マークがある、これは分かるんやけれども、需用費のところでは減額マークがないんや。ということは、これは実施するということか。 ◎教育部長(平見仁郎君)  今、大西議員が言われた児童・生徒交流事業委託料にですけれども、これはマイナスで70万円ということで三角がついて、これはもう減額するということは実施しないということでございます。 ◆1番(大西強君)  需用費やで、需用費は減額マークがないんでね。 ◎教育部長(平見仁郎君)  下の部分の新型コロナウイルス感染症対策経費の部分の需用費の部分でございます。 ◆1番(大西強君)  184万8,000円というのは残ってくるということか。新しいんやね。要するに、生徒交流事業委託料ももう不要になったわけで、減額したということか。 ◎教育部長(平見仁郎君)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(久保智敬君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  44ページ、文化複合施設整備費の国庫補助金の財源の振替の件なんですけれども、先ほど松畑議員が聞かれておったように、観光看板の都市再構築戦略事業の交付金の部分を文化複合施設に充当したと。先ほどの企画調整課長のお答えでは、計画変更の必要はなくて流用は認められるという。そうすると、計画変更がないんであれば、観光看板の作成事業というのは計画にそのまま残るわけじゃないですか。そんな流用というか、その計画自体そのものを消してしまわんと、計画変更をしないで流用だけできるんであって、全く違う事業に流用することって問題あるんじゃないですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  ちょっと今手元にありませんけれども、観光看板の従来の修繕事業というのは、都市再構築戦略事業の中で200万円前後だったと思いますが、その従来の修繕事業はそれを充当させていただくと。ただ、この800万円の分について減額をさせていただくので、観光看板の事業としては、実績で上がってくると思います。 ◆4番(上田勝之君)  それでは、もともとこのデジタルサイネージの観光看板の交付金事業はどの計画にあったんですか。 ◎商工観光課長(峪中直樹君)  もともと観光看板の整備事業としまして、デジタルサイネージの800万円と、あとは市内の看板ということで200万円の1,000万円を計上させていただきました。それの一つの観光看板の整備事業ということで上げさせていただいていまして、今回デジタルサイネージは減額させていただきます。 ◆4番(上田勝之君)  減額をして、その財源を文化複合施設の施設整備費に充当していくということが本当に可能なんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  国のほうにも担当のほうから確認しておりますけれども、そのように聞いていると思います。 ◆4番(上田勝之君)  そういうふうに施設整備の目的が変わっても流用は可能ということなんですか。これ物すごく柔軟ですよね、そしたら。 以前、たしか昨年の文化複合施設の臨時会等で再々話題になったように、この計画変更についてどういうふうに行われているかというのが非常に議論になったところやと思うんですね。そういった部分においては、やはり今回の金額的には多寡はあるかもしれませんけれども、こういったようなもともとの観光案内整備事業に含まれていなかったデジタルサイネージを計上しつつ、それが見送りとなって減額しつつ、その分の予算については文化複合施設の施設整備費に充てるというのが本当に流用でいけるんかというあたりが、そこに計画変更を伴わないというような形が実質可能なのかどうかというあたり、まあ可能というお答えなのですが、そういったことを…… ◎副市長(向井雅男君)  都市再構築戦略事業の補助金として請求するに当たって、その中の一つに、最終年度に観光看板をするという、これは文化複合施設だけではなくて、ハード整備の中でそれぞれの計画を上げさせていただいて、これは本来の多分御存じのとおり、そういった一連の行為の中で計画を上げさせていただいております。少し精査はさせますが、先ほど課長が言った計画変更というのは、都市再構築戦略事業の補助金を頂くためのその計画そのものの変更は要らないと。その中で、観光看板の部分にデジタルサイネージをやりたいということで充てたということですので、その分を今回補助金から落とすという話だと思います。今、議員御指摘の点は、もう一度精査させますので、言葉の補助金の関係と、それから事業費の関係と少しちょっと言葉の精査だけさせていただいて、また答弁させていただきたいというふうに思います。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  すみません、もともと基幹事業で観光看板の事業というのは、都市再構築戦略事業で採択されております。その手法の中で、観光電子看板、デジタルサイネージを採用しようということで予定したわけでございますけれども、その事業については、今回、見送らせていただきました。ただ、先ほど商工観光課長が言いましたように、従来の市内の看板の掛け替え等の200万円余りの事業はその都市再構築戦略事業を使わせていただいて、二百数万円の事業をさせていただいた。それで、予算配分いただいた残りの財源を基幹事業で認めていただいている文化複合施設のほうに充てるということは一応可能だということで、国のほうに協議のほうは調ってございます。 ◆4番(上田勝之君)  すごい不思議な感じがするんですけれども、一方の事業でそこの事業を見送ったがために、そのほかで計画している事業について流用できていくということが、交付金の在り方として、もうこれは国が認めいただいたんであれば、問題はないのかもしれないですけれども……。 ◎副市長(向井雅男君)  当初、できたばかりのこの交付金、社会資本整備交付金の中の戦略事業と、今はもうこういったもう少し厳しくなっていますが、年度間流用であったりとか、その年に交付金を申請した県内の他事業であったりとか、そういったかなり流動的で使いやすいハード事業へ賄える交付金だというふうに聞いておりますので、先ほど部長のほうから答弁あったとおり、基幹整備として文化複合施設の中へその分を使えるという判断をしていただいたんだというふうには思います。 ○議長(久保智敬君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  先ほどの同僚議員から話がありましたように、この旅館等宿泊避難支援事業ですけれども、これは今年、千葉県の大雨避難勧告が出て、コロナというものが今年になって物すごい脅威になってきまして、避難勧告を出しても避難所に来ない…… ○議長(久保智敬君)  竹内議員、総務建設委員会所管。 ◆11番(竹内弥生君)  すみませんでした。 ○議長(久保智敬君)  10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  さっきの説明のときにちょっと聞き漏らしたんであれなんですけれども、23ページの住宅確保給付金というやつなんですけれども、もともとこれはコロナ対策だけれども、生活困窮者自立支援法の適用の話ですよね。これで5,175万6,000円かな、5,000万円ほど計上になっているんですけれども、この数字の持つところというのは、コロナの影響でこのくらいの額が必要だろうということなんですか。 ◎福祉課長(中上清之君)  今回の給付金についてですけれども、これまでは2年以内に失業または離職とうたわれておりました。今回、コロナの影響で失業されて減収された方も対象ということで、そしてこの申請については、1回で3か月間いきます。それでも、収入が減っていれば、2クール目、そして、3クール目までいけるということで、最長9か月間まで支給されることになっております。その実績を今の実績を基に算出しまして、9か月間掛けた人数がこの金額になっているということであります。 ◆10番(榎本鉄也君)  この5,000万円という数字の根拠というのが、要は、コロナの影響を受けて生活困窮状態になって、いわゆる自立支援法のそこに当てはまる。その市民の人数というか、これはどういうふうに算定したんですか。というのは、要は、もともとある生活困窮者自立支援法ですか、あれはリーマンショックのときにつくったんですよね。だから、それまでに新宮市内でこの制度を使ったことのある方というのは、実際いるんですか。だから、もう全く生活困窮者自立支援法のこの制度を今回コロナで初めて新宮市として拠出するということなのか、もともとそういう方がいたという……。 ◎福祉課長(中上清之君)  これまでも申請者というのは、年に1人ないし2人ぐらいが大体実績でした。 ◆10番(榎本鉄也君)  今回、それに上乗せをして、このくらいだろうという目安で、5,000万円というのは。 ◎福祉課長(中上清之君)  そのとおりでございます。 ◆10番(榎本鉄也君)  いろいろあるんでしょう。 これは内訳を見ると、国庫補助金が3,925万円で、あとは一般財源になっているんですけれども、これはうちの負担分もあるわけですね。 ◎福祉課長(中上清之君)  給付においては国庫4分の3ということで、一部市の負担金も発生いたします。 ◆10番(榎本鉄也君)  生活保護と同じような形ですね。 ◎福祉課長(中上清之君)  そのとおりでございます。 ◆10番(榎本鉄也君)  あともう一点だけ。21ページのひとり親世帯臨時特別給付金の件なんですが、少し小耳に挟んだ話なんですが、障害年金を頂いている独り親家庭には、児童扶養手当が出ないということで、よって、この給付金も対象外になっているということをちらっと聞いたんですけれども、それはそうなんですか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  公的年金を受けていることによって児童扶養手当の支給を受けていない方も対象になるんですけれども、児童扶養手当の所得の制限がありまして、それを下回る人についてはこの対象になっております。その方は今19名おられますので、その方も支給の対象になります。 ◆10番(榎本鉄也君)  支給対象にはなっているんですね、分かりました。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  17ページの宿泊のやつなんですけれども、これはまだ計画中やと思うんですけれども、いつから始まって、あといつまで、このコロナ以降も使えるのか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  今回の補正予算の議決をいただいた後、速やかに要綱を制定しまして、できましたら7月1日から制度をスタートしたいと考えております。また、終わりの時期につきましては、一応今回、新型コロナウイルス感染症対策ということですので、これの終息次第、この事業は終わりということですけれども、取りあえずは来年3月までは続けたいというふうには思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 ○議長(久保智敬君)  よろしいですか。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  先ほどの21ページなんですけれども、市役所が5月29日の新型コロナウイルス感染症対策本部での書類を頂いているんですけれども、先ほどの御説明をもっと詳しくしていただきたいんやけれども、一応独り親の世帯に対して5万円、第1子。それで、第2子が3万円、それよりもまだ低所得の方が5万円という、そういう考えでいいんですか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  はい、そのとおりでございます。 第2子以上は、1人につき3万円増えていくという形、第3子でしたら、5万円と3万円、3万円という形になります。 ◆15番(福田讓君)  もう一回かみ砕いて質疑します。 第1子は5万円を絶対に頂けるんですね。ほんで、第2子が3万円でしょう。そして、なおかつそれよりも低所得の方はまた別に5万円くれるのか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  そのとおりです。 プラス5万円です。第1子につきましては5万円。 ◆15番(福田讓君)  ちょっと待ってね、いいかい、ゆっくり言うで。 第1子が5万円やろう、第2子が3万円やろう、第3子やったら1万円か。それはないんですか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  第3子も3万円プラスになります。 第1子が5万円、第2子が3万円ですので、第3子がある場合は11万円になります。 5万円と3万円と3万円で11万円になりまして…… ◆15番(福田讓君)  先ほどの説明では、5、3、またそれプラス5万円くれると私は考えたんよ、違うんやね。 第1子は5万円、第2子が3万円、第3子が3万円ということやね。5万円じゃないんやね、第3子は。それより低所得ということは、そういう理解でよろしいですか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  そのとおりでございます。 それにプラス、家計が急変して収入が大きく減少した家庭につきましては、それにプラス5万円の支給があるということでございます。 ◆15番(福田讓君)  かなり言うならあれやね、金額的に幅があるということやね。 分かる、意味が分かる。分かりますか。 5万円もらって、3万円もらったと、その次も3万円やと。それでも低所得やったら、また5万円くれるということやろう。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  だから、ややこしいんよ、説明が。私はそれで分かったんよ。 私は5万円、3万円、その次も第3子はなしで5万円と勘違いしていたんや、それでいいんですね。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。 それから、先ほどの榎本議員がおっしゃったように、住宅確保給付金、これは国の事業やね。それで、一般財源の1,300万円があるということで、今、国が言やる家賃とか、それとはまた別なんやね、家賃のえらい人は3分の2を半年間補助するというのがあるでしょう。それとはまた別なんやね、これは。 ◎福祉課長(中上清之君)  全く別物でございます。 ◆15番(福田讓君)  というのは、これは民生費の生活保護の中なんですけれども、あれなんですね、一般の方でもこれに該当する方がいらっしゃるんですか。ちょっと御説明お願いします。 ◎福祉課長(中上清之君)  一般の方も御利用できるということになっております。 ◆15番(福田讓君)  金額的にどこを基準点か私は分からないから質疑しているんですけれども、国の支給というのがありますね、低所得者に対する。それと、なおかつ一般の方もできるということですか。こういうのは一般の方にどのようにして説明していくんですか、これは議会で出てきても、私らもこれを考えやっても、ちょっと分かりにくいところがあるんですよ。御説明をお願いしたいんですけれども。 ◎福祉課長(中上清之君)  市民の方々には、ホームページ、広報紙等でお知らせしているところでございます。そして、この給付金については出ますけれども、生活保護法に準じて基準値がございます。まず、家賃の基準額、そして収入基準額というのがありまして、その方の収入が超えなければ、この申請の許可が下りますということで、このようになっております。 ◆15番(福田讓君)  ということは、一般の方はなかなか市役所で担当へ行って聞かな分からんですね。今、課長がおっしゃった説明で、私どももちょっと理解しかねるんで、だから、こういうことがあるということで、これから広報していただけるという形ですね、それでよろしいですか。 ◎福祉課長(中上清之君)  しっかりこの分についてはまた広報していきたいというのと、そして社協のほうへも貸付相談あったときには、新宮市のほうへ住宅家賃の補助があるということでお知らせくださいということでお願いしております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました、ありがとうございます。 それで、今回の新宮市の新型コロナウイルス感染症対策本部のいろんな政策が出ていますけれども、この中で、消耗品と書いていますけれども、全体でお聞きしたいんですけれども、これは教育民生委員会しか、今ここしか聞けないから。ピストル型の体温計があるでしょう、これはどれだけそろっていますか。インターネットで見たら、4,000円から5,000円。メーカーやったら1万5,000円とかありますけれども、私がお尋ねしたいのは、これからますます台風シーズンになってきます。避難所へ来たときに、これをかなり置いておかなんだら、37度5分の人は御遠慮願うとか、そういうこともしていかなんだら、これはうつったら大変ですから。今、学校で、教育長、これは何台置いていますか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  今、市内の全小中学校で20台設置させていただいています。 ◆15番(福田讓君)  それは、小中学校入れて20台か。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  小学校5校、中学校5校、幼稚園1園を含めて、全体で20台購入させていただきました。 ◆15番(福田讓君)  それで十分だともうお考えですか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  当初は、各幼稚園、学校のほうに要望を聞きましたところ、各クラス、教室ごとに設置していただきたいというような要望があったんですが、なかなか台数を確保することが難しく、どうしても20台しか確保できなかったものですから、大規模の小学校、中学校については大体3台ずつくらい設置させていただいております。 ◆15番(福田讓君)  なぜ質疑するかといったら、今のお子様の御家族の方というのは、割と共稼ぎが多いんですよ。朝、必ず3人の子供たちの体温を測って、今、教育長にお聞きしたいんですけれども、37度を超えたら、絶対学校へ行かせていただきたくないんです、私は。だから、そこで見落とした人、全部毎日これをやっているんですか。 ◎教育長(速水盛康君)  基本的に、そういった健康管理の表というんですか、こういう一枚ものでというのはございまして、それを朝必ず検温をして来るということになっております。そこでしてきていない子供さんについては、今申し上げました新しい無接触の体温計、検温計で、学校で測定するということで対応しております。
    ◆15番(福田讓君)  だから、私がうるさいぐらい聞きたいのは、子供たちに絶対うつらせたくないということで、親御さんも忙しいときはもうご飯作ったりして出勤するし、子供たちも行かなあかんとき、やっぱりこのピストル型、これは日本製と外国製とはもう全然質が違うらしいんですよね。だから、そのあたり、これから台風シーズンですし、ほんまに子供たちに一番こういう病気にかかっていただきたくないし、そこだけは心配するんですよ。ただ、今申し上げましたように、20台あったら、大体学校、今、学校では、光洋中学、新宮市で二つですか、緑丘中学校、城南中学校、熊野川小学校、あと幼稚園たくさんありますね。幼稚園の関係も全部お持ちなんですか、幼稚園関係でうちが担当しているところ、市立の幼稚園も。 ◎教育部次長兼教育政策課長(澤原謙二君)  幼稚園のほうは、今、丹鶴幼稚園1園だけでございますので、対応できております。 ◆15番(福田讓君)  一応ピストル型の非接触でやっていると、もうそれで今頃は足りるだろうという形でよろしいんですね。 分かりました。それから、保健センターでいろんな御家族の方や保護者の方が来ますね。そこへ何台置いていますか、このピストル型の非接触型対応の。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  保健センターには5台ございます。 ◆15番(福田讓君)  5台で間に合いますね、大丈夫ですね。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  今のところ、大丈夫でございます。 ◆15番(福田讓君)  それは日本製か。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  はい、そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  テルモかオムロンか。そういうところのメーカーを言ったら悪いけれども、もう中国製のはあかんで、絶対、はっきり言っておくけれども。間違いないね。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  この非接触性の体温計につきましては、もう以前よりありますので、国内製ということでなっております。 ◆15番(福田讓君)  そうですか。 それでも、最近、買われましたか。 私は、熊野川の市立熊野川診療所に行って先生と話したんです、この間。ほんで、買っているんよね、5年前のもう古いのを。だから、丸いんですわ、ちょうどパソコンのマウスみたいなんで。ほんで、そんなんで間に合うかと言って、やっていただきたいと今、部長にも話したんですけれども、やっぱり私も測って病院に行って、大体3分は違います。ピストル型のほうが高いです。それでいいんですよ、高いほうがいいんですよ、割と、低いよりも。普通のここの腕のところで計ったら、かなり正確ですけれども、ピストル型というのは非接触型ですから、3分ぐらい高いですわ、実際の温度よりも。それでも、そのほうが安心だと思うんですよ、低かったらえらいこっちゃやから。家より低く計ってしまったら、やっぱり37度5分でしょう、今、大体。 だから、私は市長にもお願いしたいんですけれども、職員の方は絶対37度5分になったときは、もう絶対出勤してほしくないんです。なぜかと言ったら、職員の方がうつったらこれは大変でしょう。この間、6チャンネルのキャスターが未明に38度やって、朝起きたら36度。明くる日も38度あって、36度で出勤したんよね、テレビの6チャンネルの。それで、それが全部うつしたんでしょう。だから、職員の皆さん、本当に市民のために働いていますから、特にもう37度5分を超えたときは、やっぱり上司に相談して、もう本当に私もそれだけお願いいたします。出勤しないように。そのぐらい体を注意して市民のために働いているのはやはり公務員の方ですから、医療センターから始まって消防署の職員から新宮市の職員、皆そうなんですよ。もうそこらあたり、市長、もうそれは職員の皆さんに徹底していただきたいし、やっぱり職員の命を守って、まずうつらないようにしなければ、仕事が大変になりますよ、これは。いかがですか、市長。 ◎総務部長(尾崎正幸君)  福田議員おっしゃるとおり、職員が感染するということは、多大な影響を及ぼしますし、また、一番に市民の皆様に御迷惑をおかけすると認識してございます。そういう中で、本部を設けてしばらくした後に、職員が新型コロナウイルスに感染した場合、あるいは感染の疑いがある場合、どうすべきかという基準をつくってございます。その中で、毎日検温していただいて、発熱等の症状がある場合には、休暇を取っていただいて出勤を自重していただくというようなことも書いてございますので、それに沿ってしっかりと対応していきたいと考えてございます。 ◆15番(福田讓君)  もう最後。特に、体のことは気をつけていただき、市民のために頑張っていただきたいと思いますので。口うるさくないんですけれども、私は市民の方にうるさいですよ。怒ったりますよ、逆に。マスクしなかったら、なるべく話しませんというぐらいに言っているんですよ。そのぐらい気をつけてくださいと言っているんですよ。 新宮市は、市長、この間、誰かが言っていましたけれども、今ないと言っていますけれども、私は決して自分としてはないというよりも、私も持っているかも分からない。私は毎日新宮市に来ていますよ。人と接触していますから、一番注意するんですよ。家へ帰ったら、家内のうるさいの。もう手洗いからもう食事から全部別です。うちの家内も体がちょっと大病していましたから、厳しいんですよ。それだけ私らも注意していますので、それ以上に職員の皆さんは体に気をつけていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は、お手元に配付しております分割付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後3時33分--------------------------------------- △再開 午後3時44分 ○議長(久保智敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程14 議案第49号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(久保智敬君)  日程14、議案第49号、令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第49号、令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 国保1ページをお願いします。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,100万円を追加し、補正後の予算を36億5,660万7,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 国保10ページをお願いします。 2款保険給付費に6項傷病手当金1目傷病手当金を設け、新型コロナウイルス感染症傷病手当金100万円を計上するものです。 国保12ページをお願いします。 8款諸支出金1項1目一般被保険者保険税還付金におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税の減免による還付金3,000万円を増額するものです。 続きまして、歳入を説明いたします。 国保8ページにお戻り願います。 4款県支出金1項1目保険給付費等交付金におきまして、特別調整交付金3,100万円を増額するものです。 以上、簡単でございますが、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程15 議案第50号 令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(久保智敬君)  日程15、議案第50号、令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第50号、令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 後期1ページをお願いします。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、補正後の予算を8億8,493万円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 後期10ページをお願いします。 5款諸支出金1項1目保険料還付金におきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る保険料の減免による還付金300万円を増額するものです。 続きまして、歳入を説明いたします。 後期8ページにお戻り願います。 4款諸収入2項1目保険料還付金におきまして、保険料還付金300万円を増額するものです。 以上、誠に簡単でございますが、新宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程16 議案第51号 令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(久保智敬君)  日程16、議案第51号、令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 北畑健康福祉部次長兼健康長寿課長。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第51号、令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ660万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億8,422万7,000円とするというものであります。今回の補正は、令和2年4月7日閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、感染症の影響により一定程度収入が下がった方々等に対して、介護保険料の免除等を行うとされたことに伴い、令和元年度中の令和2年2月1日から令和2年3月31日の2か月間に納期限が設定されている保険料について、還付が見込まれる第1号被保険者保険料還付金を増額補正するものです。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 介護の10ページをお願いいたします。 6款1項1目第1号被保険者保険料還付金660万円の増額は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したことによる第1号被保険者に係る保険料の減免について、令和2年2月1日から令和2年3月31日までの間に納期限が設定されている保険料について還付が見込まれる第1号被保険者保険料還付金です。 次に、歳入について御説明申し上げます。 介護の8ページをお願いいたします。 3款2項1目調整交付金660万円の増額は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したことによる第1号被保険者に係る令和2年2月1日から令和2年3月31日までの間に納期限が設定されている保険料について還付が見込まれる第1号被保険者保険料還付金に対する調整交付金です。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  私、勘違いしていたんですけれども、介護の第1号といったら、65歳以上やね。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  はい、65歳以上の方です。 ◆15番(福田讓君)  介護保険というのは40歳からもう皆強制的に納めやるものね。だから、65歳以上の方で、私も65歳以上ですから。それで、収入が減った人に対して、これだけのあれをするということでよろしいんですね。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  はい、そのとおりです。 ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程17 議案第52号 辺地総合整備計画の変更について ○議長(久保智敬君)  日程17、議案第52号、辺地総合整備計画の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 下企画調整課長。 ◎企画調整課長(下基君) (登壇) ただいま議題となりました議案第52号、辺地総合整備計画の変更について御説明申し上げます。 本議案につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項及び第8項の規定に基づき、辺地総合整備計画を変更するというものでございます。 同法における辺地として、本市においては熊野川町小口地区、三津ノ地区、敷屋地区、九重地区が辺地としての要件を満たしております。変更内容についてでございますが、恐れ入りますが、4ページ、5ページをお願いいたします。 今回の変更につきましては、辺地対策事業債の充当を見込み、小口辺地の総合整備計画書中、公共的施設の整備計画に西兵連線改良工事を追加。敷屋辺地の総合整備計画書中、公共的施設の整備計画に敷屋大橋補修工事及び松尾平橋補強補修工事の2事業を追加するものでございます。 なお、この辺地対策事業債につきましては、元利償還金の8割が後年、地方交付税で措置されるものでございまして、事業計画への登載と国の同意により事業費への充当が可能となるものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △休会について ○議長(久保智敬君)  以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日6月10日から15日までの6日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、明日6月10日から15日までの6日間、休会とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(久保智敬君)  以上により、次回の本会議は6月16日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。 △散会 午後3時56分...