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03月12日-06号

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  1. 新宮市議会 2020-03-12
    03月12日-06号


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    令和 2年  3月 定例会          令和2年3月新宮市議会定例会会議録             第6日(令和2年3月12日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員15名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  松畑 玄君                             4番  上田勝之君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            12番  前田賢一君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 令和2年3月12日 午前10時開議 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(9) 日程2 議案第24号 令和元年度新宮一般会計補正予算(第5号)     (総務建設教育民生委員会委員長報告) 日程3 議案第25号 令和元年度新宮国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程4 議案第26号 令和元年度新宮介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程5 議案第29号 令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)     (以上3件 教育民生委員会委員長報告) 日程6 議案第27号 令和元年度新宮駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 日程7 議案第28号 令和元年度新宮水道事業会計補正予算(第2号)     (以上2件 総務建設委員会委員長報告)---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(9)から 日程7 議案第28号 令和元年度新宮水道事業会計補正予算(第2号)まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           下  基君               企業立地推進課長         小渕 学君               総務部               部長               尾崎正幸君               総務課長             有本文彦君               財政課長             小林広樹君               防災対策課長           佐藤尚久君               市民生活部               部長               山下泰司君               生活環境課長           稗田 明君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        田中幸人君               次長兼健康長寿課長        北畑直子君               建設農林部               部長               平見良太君               都市建設課長           木村雅洋君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        久保欽作君               医療センター               事務長              小谷 充君               庶務課長             奥  靖君               水道事業所               所長               宇井俊治君               消防本部               消防長              内野井愼搾君               次長兼消防署長          越水 薫君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               平見仁郎君               教育総務課長           澤原謙二---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第6日(令和2年3月12日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(前田賢一君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 本日、屋敷議員より、通院のため遅刻の届出がありましたので、御報告いたします。--------------------------------------- △日程1 一般質問 ○議長(前田賢一君)  日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、一般質問通告表、番号9の発言を許可いたします。---------------------------------------福田讓君 ○議長(前田賢一君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (質問席) 本日で一般質問を全て終了する予定でございます。 ただいまより、前田議長の許可をいただきまして、一般質問をさせていただきます。 時間は1時間30分ということで、90分の間、できれば早く簡潔に締めていきたいと思いますので、その点、執行者の皆様よろしくお願いいたします。 まず、一般質問に入る前に、一般質問とは、私はこう思っております。 市長の政治姿勢をただす。 議員の一般質問は、その人のスタイル、ポリシー、政治生命、知見と見識を持って行うことであって、他の議員の質問者の方針に市民受けしているかという発言があるいうようなことは全くナンセンスである。ここにおられる議員の代表は、真剣になって市長と対峙し、それが一般質問しか我々はないんです。 市長は為政者として、を代表する執行者です。予算の執行権、全て条例、議案提案権がある。我々はそれを監視するために、市民のために働くために、選挙を受けた選良であります。市長も選良です。ここにおられる議員、議長を先頭に、市政を監視し、そして市長に提言、進言をするのが我々の務めであり、その最高の場は、この議場なんです。それも議長の許可を得てやっているわけなんです。議長の許可がなかったらできません。こういうことを今度当選された議員の皆さんもよく勉強されている。この2、3日の一般質問を聞いて、真剣に市長に対して物を言っている。私は感心しております。 議員は、市民の声を一つでも反映したい。それは1人の市民の声ではありません。全体を考え、市政のために尽くしているわけでございます。市長も1人の選良者として市民から選ばれたトップです。市長も堂々と胸を張って、それに対しここで論争を行って、何が市民にとって大切であるか、市民にとって、市政にとって大切かを闘わせるところです。それが議会であります。一般質問は、それが一番大事なところでございます。委員会で審査を、これは予算の審査です。しかし、我々、私も、何のために議員になった。市政発展のため、少しでも市政のお役に立ちたい気持ちでやっているわけです。真剣に、ここにおられる議員の皆さんは、その気持ちを忘れてはおりません。そして、ここにおられる部、課長の皆さんは、私から言えば、国の関係機関で言えば官僚です。あなた方は、市長の下でいろんな条例を改廃したり、いろんなものをつくっていくために頑張っていただいている。これは市長の命を受けて、市長の政治姿勢に参画しているからでございます。 私は、いつも一般質問で自分の考えを申し上げますが、それはまた市長も1人の市民のトップであるから、そこは闘わせて、今後とも市長、よいのために頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 さて、一般質問は市長の政治姿勢医療センター医療改革についてお尋ねを申し上げます。 私は、過去ずっと医療センターのために、医療センターを守っていくために、市長にも厳しいことを申しました。市長もそれに応えていただいて、今医療センターは市立で運営をされている。これは市長の政治姿勢であります。市長、私、医療センターへ本当に行って、先生方をはじめ看護師、一生懸命働いています。私は週に2回は必ず医療センターへ行っています。そして、いろんな方のお話を聞いて、やはり医療センターがいつまでも市民に愛され、優しく、そして親切で、喜ばれる医療センター、紀南の中核の病院としてこれからもやっていただきたい。 しかし、経営においても、これだけ人口少子化です。患者様が来なければ、そこの収入もない。しかし、医療センターは、お客様から頂く診療報酬の補助、それによって賄っているわけです。そこを、やはり我々は医療センターがあってこそ市民の命を守れると思っております。18の診療科目スタッフ200人を超える大きな機関です。台風や、そして震災、津波のときでも、ここがなければ市民の命は助かりません。 簡単に言えば、今、市民の方の多くの方が透析をされている。透析をされているのは、いろんな個人の開業の先生もいらっしゃいますが、もし、これが地震で電力源がシャットアウト、ブラックアウトというんですか、それによって電力が来なければ国家の危機です。しかし、医療センターには大きなエンジン、ディーゼルエンジンがあって、約1週間、それを耐えていけるという性能を持っている。 これは、先代の、ここにおられる先輩議員はじめ、市長がよく頑張っていただいたことでございますし、これからも市民のために働く、優しい親切な医療センターであっていただきたいということで、医療改革についてを質問するわけですが、まず医療センターで、今般、眼科医の先生が常駐されました。これによって、のほうの増収というんですか、医療センターの機関における予算全てにおいて、少しでもこれ、24時間体制で田中先生は来ていただいています。実は、市長、私、地元の開業医の先生と8年ほどお付き合いしています。いい先生です。でも、私も市長に2年の間申し続けて、市長もそれに応えていただいた。中井先生も頑張っていただいた。事務長をはじめ幹部職員も頑張っていただいて、やっと3年契約で田中先生をこちらに招聘していただいた。私、御挨拶に行ったんです、本当に。私の身分を明かして、私も診ていただいて、先生とお話ししてまいりました。やはり評判のとおり、この先生は、以前は1週間の間の金曜日に和医大から派遣されていたそうです。髪を短くして、ちょっとこわもてみたいな顔しているんですが、話ししたら大変優しい先生です。 お隣の患者さんに聞いたら、こんないい先生来てくれてよかったよと。でも、中に、夜でも診ていただけるんですよと、えっと言っていました。なぜかというと、個人じゃないんですが、緊急の場合、目にけがをされたときは、今までは田辺紀南病院へ皆行ったんです。個人の先生も診てくれないことはありませんが、別に救急病院じゃありませんから、その義務はありません。そういうお話ししました。それで、先生に、私はお話しして頭を下げて、よく来ていただきました。ありがとうございましたと。先生何と言ったと思いますか。ここはいいところですね言うて。そうですか。先生もうちょっと、3年ですけれども、おってくれませんかと。いや、それはもう契約ですからと。それを聞いて私はうれしくなりまして、今回一般質問するんです。 こういう先生、優しく、夜でも診ていただける、緊急の場合、救急車で行ったら。市長どうでしょうか。もう今年の4月で1年でしょう。これはどういう事業でこの先生を招聘されたか。そのあたりは、一遍事務方にお聞きしたいんですけれども。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  議員お尋ねのどういう形の契約かということで、和歌山県立医科大学が開設しております、くろしお寄附講座というものがございます。この中で、うちのほうから和医大のほうに、先生方に係る給料、そして調整額、期末勤勉手当法定福利を含めて3年間で約4,200万円ほど寄附しているということになっております。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、くろしお寄附講座と言われるんですね。ただ、特別に今、市長が以前に御答弁していただきましたように、今3年契約だと。普通の、和医大から来ていただいてる先生は、そういう契約じゃないんですね。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  眼科診療に係る先生に関しまして、くろしお寄附講座ということで、その他の先生につきましては通常の派遣ということでございます。 ◆15番(福田讓君)  これは、期限というのはございますんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  一応令和元年度から令和3年度末ということになっていますけれども、大学のほうにも確認したんですけれども、今のところ、継続していくか、もしくは引き揚げるかというところまでは決定していないということで、ぜひ眼科、このまま常駐を続けていただきたいという思いもありますので、また病院のほうからも、大学に向けてお願いをしていかないといけないとは思っております。 ◆15番(福田讓君)  田中先生、物すごい好意的で、いや、私の名前を言って、私は、どうもおっていただけるような、私は感はしました。そして、私は、議員、あれです、契約なんですよ。だから契約を延長というんですか、それは、私は、今回一般質問で、市長、もうこういう優しいええ先生ですし、特に、高齢の方の話聞いて、紀宝町ですごい評判ええらしいんですよ。同じ近くの方に聞いたんですけれども、やっぱり優しく親切で、なぜいいかと言いますと、市長、私も質問したんですよ。それにきちっとお答えをしてくれます。 だから、先生であって、いつも申し上げておりますが、医師国家試験を受かればどなたでも医者です。でも、そこからその人の腕を伸ばす、伸ばす場合には、その先生の腕と、やっぱり良識と見識と知見ですから、この先生いい先生だなと、私は本当に感謝申し上げて、また来週も行くんですけれども、そういうことを私は感じました。ぜひとも市長にこれは要請なんですが、こういう優しい先生、やっぱり継続して、夜間でも緊急の場合は救急車で走っていただいたら診ていただけると。新宮に今までなかった、こういう診療ですから、ぜひとも市長、頑張っていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  おっしゃるとおりでございまして、また市民のため、また医師確保というのは、直接収入アップにもつながって経営的にも大きなプラスとなりますし、両面から、ぜひ空白期間がないような体制を取りたいというふうに思います。 ◆15番(福田讓君)  ぜひとも、4月で1年です、早いものです、市長。手術は6月後半からやっていただいておる。私も、本当にお医者さんというのは、皆たくさん診療科目もありますけれども、同じ診療で、眼科の方の先生でも見立ていうのがあるんです、市長。だから、私は、いろんな病院へ行くんですよ。それで、私もはっきり申しまして、白内障も少しずつ進んできております。白内障というのは、高齢に伴って、若い人でしたら25歳でもなる方もいらっしゃいました。そして、その白内障進行状態をやはりお聞きしたわけなんですけれども、本当に親切で優しく、そしてあそこのスタッフの方、診察の前にいろんな検査するでしょう。なかなかすごいなと思います。本当にきめ細かく、やっぱり私は感心しました。 それで、先生が、もう3年したら替わると言ったら、えっ、こんないい先生も替わるのと。そういったことも私は聞きました。3年契約なんですよと言っているんですけれども、ぜひとも市長、いい先生、優しい先生、腕のいい先生を、こちらでおっていただけるように、今後とも、中井院長先生とともに和医大に対しての要請、招聘をよろしくお願いいたします。 続いて、今回HCUが、高度急性期病床が設置されるということなんですが、これによって、前回もお聞きしましたが、収入の面、そして特にこのHCUの5床です。和歌山県の地域医療構想の中では、今は1,000ちょっとです。今度584人に縮小される。今回は5床になるんですね。それ以外に、もっと新宮としては、今それに向かって、設備、そして改築等が進められていると思いますが、今のところは4名ですね。これによって収入的にどれほどの診療報酬が上がるか、お聞きしたいんですが。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  今回の当初予算にも載せさせていただいているんですけれども、まず令和2年度で設計、そしてまた令和3年度に向けて、完成に向けて進めているわけですけれども、これ実際5床整備する予定です。それによって、例えば、この5床、高度急性期病床ということで、術後患者さんなんかをまず容体が安定するまで見るという部屋なんですけれども、ここが仮に100%稼働したと試算した場合、年間で、現時点で収益と支出、差引きしまして約1億2,000万円ほどが見込める、プラスになるという見込みを立てております。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。確かに収益も大事でございますし、そして今でしたら看護師1名に対して患者1名の対応ですね。今回は4人に1人ということで、手厚い看護ができる。それによって診療報酬も上がるということですね。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  通常の一般病床ということでしたら、それに対する診療報酬があるんですけれども、このHCUを整備することによりまして加算がございます。それが大体4,000点から5,000点ということで、金額にしますと5万円程度が加算されます。
    ◆15番(福田讓君)  医療センターがこれだけの大きな母体であって、基幹であって、市民をはじめ、串本町から熊野まで10万人の方の診療をされているんです。確かに、今救急でも先生2名が24時間体制で365日休まず診察されております。こういった病棟、機関というのは、なかなか2万9,000人の人口の中で全国にもまれであることは、もう以前からも申し上げております。これを何とか守っていかねばならない。 新宮には30の病院がございます。歯医者は25、それでも新宮の開業医は一生懸命やっている。だから、病院経営というのは難しいと思うんです。しかし、新宮で頑張っていただいている立派な先生方も、その30人の先生も一生懸命やっている。それによって営利も上げる。そうしなければ、なかなか病院というのは成り立ちません。 しかし、医療センターは、ただ営利だけを上げるんじゃないということは、市民にいつも私は申し上げる。確かに、先生だっていろんな方がいらっしゃる。1人の先生にお会いしたときに、自分があまりそれに対応に対して、まずいことがあれば、必ず医療センターのことを批判する。私にも言ってきますよ。どういうことを言われたんですかと私は…… ○議長(前田賢一君)  質問中ですので静粛にしてください。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます、議長。 だから私は、やっぱり外部で市民の方に訴えているわけなんです。みんなの医療センターでございますので、みんなで守って、いいところはいいと伸ばして、悪いところは悪いと切っていったらいいと思うんですよ。そのために、私は医療センターのことについて、ずっと議長の許可を得て市長に質問しているわけなんです。 今後とも、医療センターHCUによって工事が始まります。そうしますと、中で、3階ですか、手術室もありますし、そのあたりの配慮というのはどういうことなんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  これから始まるわけですけれども、やはり壁なんかを取ったり、実際に、今はドリルでもんでいるとか、いろんな音が発生すると思います。そのフロアに入院されている方には御迷惑をかけたり、また上層階であったり、下層階であったりということになりますので、これから院内のほうで委員会を立ち上げまして、工事業者も決定次第なんですけれども、他の病院でそういう病室なんかを改造する場合に、毎朝ミーティングを行って、今日はこの工事をしますよとか、いろんな打合せをするらしいので、そういうことも含めまして、患者さんには御迷惑をかけないように調整していきたいと思っております。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。 このHCUが、中井先生、院長に就任されて力を入れて、民営化よりも、やはり増収を、上げることを考えなければならないと中井先生がおっしゃったんですよ。私はそれに大変うれしく思います。だから公務員として、医療センターで働いていただいている方も誇りを持って、市民に対して優しく接する。そうしていただければ、お客様、患者様も増えるし。 ただ、市長、私もよく耳にするんですが、医療センターへ行ったら必ず時間かかると言うんですよ。これは、先代の市長が市民病院を向こうに移転された、そのときも議会の議決等あって、それはもう決定されたことですから。しかし、割と新宮市内の人が高齢者が多いんですよ。そして、蜂伏・佐野地区は若い方が新しい家を建設されて、若い方が多いんですよ。だから新宮の一番中心の商売の町の中心街が高齢者が出てきた。自分で運転されていくときはいつでも行けるんですが、免許証を警察にお返しすると、そしたらバスなんですよ。それで、私、時刻表見まして、1日15往復、朝の7時半からあるんですけれども、午後のある時間に少し空き間があって、先生方は大体8時半出勤で、ずっと診療されています。だから、そのときお待ちになる方が、やはり、もう終わっても帰れないと。 だからそのあたり、これはやましろ号が運行されていますので、新宮も補助を出しておられるということなんですが、少し時間の、朝からずっと行っていますけれども、午後にちょっと時間帯があるんです、空く。そこでお待ちになる患者さんにとっては、やはり、すぐに帰れないと。やはり、医療センターを市民の皆さんにどんどん御利用していただく。診療報酬が上がる。そのためには少しでも便利に、バスの便をうまくもう少しできないかなといって私も思っています。 本日、医療センターのことに対して、市長のお考えとか、課長のお考えをお聞きしたいんですが、これはうちだけでできるものじゃありません。熊野交通、やましろ号を運転して使っているところの協力が要りますから、もう一度バスの発着ですか、そのあたりも一遍考慮して考えていただけないかなという考えを持っているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  議員が心配していただいていますバスなんですけれども、やましろ号と通常の路線バスがございます。確かに、まず行きですけれども、近大の新宮高校前発と、あと新宮経由、新宮を経由してそして新宮駅発という中で、行きについては15便、そして帰りについては14便ございます。 議員おっしゃられましたように、診察が終わって、大体午後になるかと思うんですけれども、その間が約1時間空いてしまうという中で、バスがないんだということだと思います。これにつきましては、確かに病院までに来る路線の間で、それを利用する普通の方々というんでしょうか、一般の方、そういう方の利便性も確かに上がるとは思いますけれども、何せ便数を増やすということは、バスの台数も増やさないといけない問題も出てくると思いますし、なおかつ利用者の方の利用実績も調査しないといけないということで、その分については、医療センターだけの問題ではございませんので、議員おっしゃられましたように、関係各課とも、今後こういう話があるということで協議を進めながら、またバス会社とも調整しないといけないと思っております。いましばらくの検討課題ということにさせていただきたいと思います。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。すぐに実行できるか分かりませんが、一応そういう声もございますので、市民の方が、特に新宮市内から行かれる方が、やはり少しでもあそこの医療センターを御利用していただける、そういう形の便利さですか、検討していただきたいと思います。 そして、先ほどのHCUに少し戻るんですが、HCUの病棟によって、一般病棟も少し少なくなるんですね。状況は今までどおり、医療センターとしてはHCUが開設されて、それでなおかつ一般の方の御入院、それも平常どおり今までと変わらずに行けるということで理解してもよろしいでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  まず、今250床、一般病床ございます。そして、このHCUで4人部屋6室ということで24床の削減、そして5床がHCUということで、トータルしましたら19床削減になってしまいます。工事期間におかれましては、若干他の病棟で減った分の患者さんを受け持っていただかないとということが、やっていただかないといけない。そして、これが正式に稼働しますと231床になっていくわけですけれども、250床から231になるということで、病床稼働率で言いますと92.4%になれば231床が満床ということになってしまいます。 そういう中で、現在この92.4%、過去5年間で調査したんですけれども、実際に92.4%を超えたことがございません。大体70から80%ぐらいの間を推移していますので、その点では問題ないのかなというふうには思っております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。安心して医療センターで御入院できるということでございますので、このHCUが完成して、少しでも収益が上がり、それが医療センターの改革になれば、私はこれほど喜ばしいことはないと思いますので、院長先生はじめ医療センター幹部職員皆さんも、これからも頑張っていただきたいと思います。 それで、実は、議長、お許し願いたいと思うんですが、コロナウイルスのことに関して、私は、先日の議会開会時に市長に申し上げました。安倍総理と同じく私も非常事態だと思っています。そして、そのことによって親御さんに御迷惑かける、本当につらい思いです。そして、働きに行きたくても行けない。私が子供のときは、おじいちゃん、おばあちゃんが一緒にしてくれました。今は働く方も70歳まで、75歳まで働けるという国の生涯現役という形になって、おじいちゃん、おばあちゃんも働いていまして、共働きの方は、なかなか子供を預けられず、休まなきゃいけないということで、国からの支援ですか、8,200円とか4,100円とかになっておりますね。それは本当に国の施策でございます。 コロナウイルスについてお聞きしたいのは、これ若干下には関係しますけれども、まず皆さん心配しているのは、我ががかかりゃせんか、人に迷惑かけないかということで皆心配しています。だから、その心配を取り除くために、今、はこれだけの対応をされていますと。私は、広報でも書いていただいたらよろしいんですが、今日は一般質問なんで、まず、発熱したと。そしたら、救急車等に話するんですが、これは消防のほうに関係しますが、よろしいでしょうか。 発熱によって、消防署の署員も、これはコロナであるか分かりませんので、初動態勢ですか、そのあたり、もしお聞かせ願えればよろしくお願いします。 ◎消防本部次長兼消防署長(越水薫君)  お答えします。 新型コロナウイルス感染者及び疑い患者の対応につきましては、原則的には新宮保健所に連絡し、医療機関までの搬送などは保健所対応となりますが、通報内容で、例えば市民の方が高熱で呼吸器症状が出ている場合、指令室のほうで緊急度合いを判断しまして、消防署の救急車で対応することもございます。 以上でございます。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、消防隊員の方も大変でございますので、防護服とか、そういう服装は、それを想定して出動されるというわけでございますでしょうか。 ◎消防本部次長兼消防署長(越水薫君)  お答えします。 本来の救急出動と違う点は、出動する3名は感染防止服というのを上下着ます。そして、目を保護するためのゴーグル、そして感染用に特別に作られておりますN95というマスクを装着し、傷病者、患者からの感染を防御できる態勢で出動いたします。 以上でございます。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、それだけの防御態勢はできたあるということでございますね。 そしたら、その他、消防隊員が帰られてきます。またそれを消毒されて、新宮には救急車が3台ございますね。そのあたりの職員の対応はどのようにされているんでしょうか。 ◎消防本部次長兼消防署長(越水薫君)  お答えします。 通常のインフルエンザでも実施しますが、救急車が消防署に戻りますと、まず消毒いたします。今回は、新型コロナウイルスに特に効くと言われますアルコールのエタノール消毒を患者さんの触れたところを中心に十分消毒いたします。そして、隊員の着ておりましたガウン等の服装、マスク等はビニール袋に入れて特別な収納ボックスに収納します。隊員も、その中に着ていた服をすぐに洗濯、隊員自身もすぐシャワー室に入って体を洗浄します。また、通報段階で感染を疑うような場合、議員が言いました救急車3台のうち、このような対応をする救急車を1台、既に決めております。したがいまして、消毒が終わって、次発の救急等がありましても、その救急車を使うことはございません。 以上でございます。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。それだけ、私が心配しているのは、消防隊員は、日中24時間働いていますので、隊員の方がそういうコロナにもし感染されたら大変でございます。それをきっちりと、今、越水署長が言われたとおり、そこまでしていただいておれば、市民の方も少しでもやっぱり安心すると思います。 ただ、知らない方が多いんですよ。保健所へ電話する。同僚議員もおっしゃっていましたが、保健所もそれを24時間転送するんですかね、和歌山のほうへ。だから、やはり消防署の職員の皆さんが一番頼りになるんですよ。だから、今日は、これ、議長のお許しをいただきましてありがとうございます。 後ほど、コロナウイルスの対策なんですが、消防隊員の皆さんの健康と、そして隊員が患者様に対応している、それをやっぱり市民の方に安心感というんですか、はっきり言っていただいて、私も分かりました。ありがとうございます。 そして、医療センターのことなんですが、市長、これも、私、実は口腔外科の先生、新谷ゆかりさんというんですけれども、もう替わっていくんです、1年で。この人も和医大出身とお聞きしました。なぜかと申しますと、私の妻がバファリンを飲んでいますから、小渕先生のところで治療していまして、歯を抜かなということで、やはり口腔外科へ行かせていただきました。そして、ご主人も一緒に来てくださいということで同席して、初めてお会いしました。そして、まだお若くて、30歳そこそこでしょうか。それで優しい、それで私もいろんな質問したんです。全くてきぱきと答えていただける。それで抜歯しましたけれども、痛まずに全て出てきました。 そして聞きますと、1年で帰ってしまうと言うんです。そしたら看護師に聞いたら、あんな先生、もうつらいですと。でもこれ、市長、帰っていかれるというんですよ。だから、私は、いい人に、市長にお願い申し上げなあかんと思っていたんですよ。こんないい先生、優しくて、そして親切で、物すごいてきぱきと答えていただいた。本当に私はうれしく思いました。しかし、もう帰ってしまうんですよ。次のことも、市長、院長先生らが考えてくれていると思います。 そして、市長、もう一つ、実は新宮にはコスモス会というのがおられまして、糖尿の患者さんのグループらしいんです。その中で、残念ながら、岡井先生が亡くなられて、石橋先生が今度糖尿専門のところへ来ていただいています。その先生も、患者様に聞きますと、もう帰られるということなんです。だから、そういう糖尿患者の皆さんが大変心配しているんですよ。そのあたり、市長、中井先生共々内科の先生8人いらっしゃいますが、糖尿の専門の先生、何とか確保していただけるように、市長もしていただいていると思うんですが、そのあたりいかがなんでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  亡くなった岡井先生の尽力で、糖尿病のコスモス会がつくられて、時々ウオーキングしたりとか、活動をやっていただいておりました。何とかその会が継続できるように、また院長とも相談させていただきたいと思います。 ◆15番(福田讓君)  それに市長、今、大変な御病気というんですか、膠原病です。御存じだと思うんですけれども、膠原というのは、お聞きしますと、我がの体に入ってきたウイルスを撃退する抗体が、逆に自分の体を傷めつけるということです。これ女性の方が多いんですよ。幸いにして今医療センターでは、高見先生が、常駐というんじゃないんですが、これは、庶務課長、高見先生は常駐はされていらっしゃるんですか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  高見先生については、常駐はしておりません。 ◆15番(福田讓君)  というのは、週に何回か来られるということで理解したらよろしいんでしょうか。 ◎医療センター事務長(小谷充君)  高見先生におかれましては、週1回来ていただいているという状況でございます。 ◆15番(福田讓君)  これによって、阿田和にも西久保先生いうて内科医があります。この先生も膠原病に詳しいということで、私の友人2人がそこに通っていますけれども、これ大変な、難病であっても、がんのように病気と付き合っていくいうんでしょうか。知っている方も御結婚されて子供もできています。常に注意深く、肝臓がいかれないようにということで、女性の方が多いんですよ。高見先生来ていただいて本当に助かっていると思います。 そして、甲状腺の先生、専門の、和医大の教授、来ていただいていますね。今度、要先生、甲状腺専門だったんですよ。あの先生が閉院されるということで、大変なことになるということでお聞きしたんですが、1か月に1回今来ていただいているんでしょうか。 ◎医療センター事務長(小谷充君)  今、福田議員おっしゃっていただいたように、和医大のほうの教授でございます。赤水教授、月に2回来ていただいております。 ◆15番(福田讓君)  もちろん1か月に1回ですから、予約というのはかなりの患者さんもいらっしゃると思うんですが、これも一応、医療センターの内科医に診断していただいて、院内紹介という形で、そういう形でやられているんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  専門外来になりますので、紹介状、紹介予約ということになっております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。市長、内科へ診療でかかっておいて、それを先生方も皆ドクターですから、大体のこと分かりますんで、専門の和医大の教授とお聞きしましたんで、本当にありがたいということなんですが、なかなか甲状腺というのは、私の知人も亡くなったんですが、これも女性に割と多いんですよ。だから、気をつけなければ。内科医であっても、そういう専門の糖尿、甲状腺、膠原病ですか、そんな先生も、やはり医療センターにいていただけるということは、本当に市民にとっては心強いことだと思います。 今後とも、市長、院長先生共々医療の改革に向かって、そして少しでも市民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりのために頑張っていただいて、特に今、強く市長に要請をお願いしたいのは、糖尿の先生、専門医ですか、内科医の中の専門という意味ですから、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 以上で、医療センター医療改革については終わりにいたします。 続いて、企業誘致についてお聞きいたします。 私は、お聞きしたいのは、今回、エフオンという会社が佐野第二期工業用地に誘致しました。これによって雇用が40名、過日に、1月でしたか、竣工式を行いました。バイオ発電です、木材を中心とするということで。これ建設に今向かって着々と、建設ですからやられております。エフオンの会社も職員の募集ですか、されております。これによって40名ぐらいの雇用が生まれるということで、ありがたいことです。これは、我々、市長からの御提案があって、これをぜひとも誘致したいということでやったと思うんです。市長も尽力されたと思います。市長の公約にもありますから。 でも、もう一つ、佐野にあと二つですか。議員説明会でもお聞きしました三つの会社、またあと二つ、フォレストエナジー、これは佐野のオークワの裏側、そしてもう一つはバイオマスパワーSGETですか、二つが、これはのほうへ働きかけてきているんでしょう。オークワのJR線の後ろ沿いのところに、フォレストエナジーというのは、これあくまでも民間会社です。だから、に対しての、の土地も、あそこは、たしかは土地は所有しておりませんから、ただ来るということでお聞きしているんですが、としては、これがいつ建設されるかが、既にもう情報とかは取られて、地元の方との話合いとかそういうことは進んでいるんでしょうか。できる範囲で結構です、これは民間のことですから。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  議員おっしゃっていただきましたフォレストエナジー社につきましては、現在、当然のほうも内容はつかんでございまして、地元の佐野区のほうと、既にお話合いもされたところでございまして、住民の説明会であったり、公害に関する防止というようなことの協定を結んでいるような状況でございます。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。あくまでも、これは、を介して、に対して、の土地を使ってすることじゃないんで、ただ環境ファーストですから、やはり環境の面においても、も市民を守る考えも当然でございますから、市民の生活を、そのあたりも考慮してやっていただけると思います。 そして、今般、市長、SGETというのもう一つあるんですよね。私ね、市長、企業が利潤を上げて、そこで雇用生まれて、そしてそれをの土地を使って、の土地を借りるか、の土地を買っていただくか、それは企業の勝手でございます。それは自由にしたらいいんですよ。しかし、の土地、所有する新宮港の土地、それは市民の財産であります。 今、エフオンが、市長、これを誘致されたと。議会にも議決されたと。今建築に向かって、まだ1年以上2年ぐらいかかるんですね。バイオマス発電がどういうものであるか、田辺とか近隣のところにもあるということなんですが、バイオマス発電は、すなわち福島第一原発のあの大事故から、原子力発電のプルトニウム放射能が散らばり、国民に大打撃を与えたことは事実です。だから、国も原子力発電に対する消極的な意見になっております。別の、原子力に代わる、こういう発電、電力なければ国はもう駄目ですから、電力が一番大事だと思うんですよ、水と電力。それに対して、国もバイオマス発電というのを許可しております。新宮は、市長がこれを誘致したいということで、議会の議決をいただいて、今建築にかかっています。そしたらもう一方の個人の会社もそれをやろうとしている。もう一方のこのSGETですか、ここも申請を市長に出していると。 過日、議員説明会で市長から提案ございました。議員の皆さんの声も聞きたいという。その中では、議員も、議長をはじめ、議長が座長をしていただいて、14人の議員がそのことに対して質問等されました。市長、このSGETに対して、一つの、エフオンが立ち上がっていない。環境に対する影響、近隣市町村とのアセスメントを考えて、出来上がっていません。そこにまたもう一つの会社が、これを誘致したいと言ってきていますね。市長はどのようなお考えでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  議員お尋ねの、このSGETバイオマスパワー新宮合同会社でありますが、昨年12月に議員の皆様方に御説明した以降も、事業者とは、副市長や担当部署が複数回協議を行っているところであります。 現状では、最終的な結論にはまだ至っておりませんが、議員からもありましたが、既に民間地を含めて2件の事業が進行している中、環境影響等を十分に見極める必要があり、より慎重な議論が必要ではないかというふうに今の時点では思っております。 ◆15番(福田讓君)  市長のお考えをお聞きしました。 私はね、市長、企業が仕事をつくる、そしてやることはいいんですよ。それは、企業家、業者の方が、執行者の最高責任者である市長に対して働きをかけて、ここへこういうすばらしい、エフオンと同じようにやりたいんですと、それはするのは自由ですよ。 でも、市長、実は、私の知人が話があると。SGETについて話を聞いてくれと来たんです。何のことか分からんから行ったら、この話でした。に対しても要請を行っていると。だから予算が出たら、賛成したってくれんかと、そこまで言ってきたんです。何言っておる、冗談じゃありませんよ言うて。議員は、市長がやりたいと言っても、それを吟味するということではないんですけれども、審査して、議会の議決によって、エフオンだってそうでしょう。エフオンに関係の企業の方は私に何一つ言ってきませんよ。何でですか。それだけしっかりした、私は、市長に対して説明をして、きちっとした会社であるから、市長はそれを議会に諮ったわけでしょ。 我々議会は、市民の選良で選ばれた最高の議決機関ですよ。その議員に対して、市長に対して、こういう働きを、予算ができたら賛成していただきたいと。何言っとんなあんた言うて、ふざけるなと言ったんですよ。議員をばかにしておるのかと。そうじゃないですか、市長。市長は、の最高責任者、執行者としてエフオンを誘致したんですよ。しかし、それも議会の皆さんの御同意をいただいた。何一つ私、企業から、福田議員賛成したってくれんかとか、そんな問いかけは何もありませんよ。今回そんなこと言ってきたんです。冗談じゃないですよ言うて。これは、市長が、すばらしい企業であるから、議会の皆さん、それに賛同していただけませんかと。そしたら議員がそれに質疑やる。真剣になって、そのことに対して発言、論争するんです。その前に賛成してほしいとか、同意に頼むとか、市長、議員をばかにしていませんか。その方は企業の関係者の方ですから、その企業は市長に言うんだったらいいですよ、私、幾らでも。議決する議員に頭を下げるとはどういうことでしょうか。てんまつ情けないですよ。 だから、市長、私ここでこれを申し上げたのは、市長のその会社に対しての調査、やっぱりしているんでしょう。初めの説明では、論争があったのは、賃貸でしていただきたい。今度はころっと変わって、資本金は上げた。だから信用ある。今度は売却だと。 私は、企業としてそんなものかなと思って。エフオンは、そんなこと言っていないでしょう、違いますか、どうですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  エフオンは、既に建設に向けて進めているわけでございますけれども、当初から売却ということで契約のほうを進めまして今に至っておりますので、当初から購入いただくということで終始進めさせていただいたというところでございます。 ◆15番(福田讓君)  そのとおりですよ。だから、私は粛々と、市長は執行権の権限において、議会の、の最高の議決機関である議会ですよ。議会に諮ってそれを議決になったんですよ。法に従ってやっているんですよ。それを市長がまだ決めかけていないのに、我々議決機関の最高の権限者である議員に対して同意を求めて、賛成していただきたいとか、もう本当に情けない。私はもう本当にびっくりしましたわ。だから、市長もよう考えているんだなという。別に人の会社のことを言うんじゃないですよ。市長に対して、企業はお願いすることはいいんですよ。そうじゃないですか、市長、どうですか。市長、どう思いますか。 ◎副市長(向井雅男君)  木質バイオマスの新宮港への誘致につきましては、再生可能エネルギーという関係でもありますが、やはり発電所ということになれば、当然住民の方、あるいは関係機関の方が、それだけの不安、いわゆる環境対策について不安を感じるということになります。その中で民間の一つ、そしてエフオン、そして今御指摘のSGETと協議を続けていく中で、いろんなお互いの行き違いもあったところでございますが、今、市長のほうからもお答えがあったとおり、不安にある部分を議論しているところでございまして、今後、より慎重な議論をする中で、事業者とは協議をしていきたいというふうには思ってございます。 ただ、業者が木質バイオマスの発電をするのに、国の制度申請をしておりまして、それはFIT制度といいますが、その期限もございますので、その期限のうちに何とかということもございますが、ただ、今の状況では、のほうも、事業者が望む時期までには、やはり判断をするには難しいというところでお答えしているところでございまして、その辺、今後、事業者と詰めていきたいというふうには思ってございます。 ◆15番(福田讓君)  向井副市長おっしゃったように、それは企業との、執行者の、企業は誘致をさせていただきたい。やっぱり営利もあるから。営利のない会社なんかないですよ。そのためには、紀南の材を使うんでしょう。それを吟味して、市長らが調査をして、どれだけのあれか、エフオンだってすごい大きな会社ですよ。そこがまだ建築して、完成して、運転に至っていないときに、また次の会社。やはり市長は、環境ファーストを考えていると思いますし、地元、あそこに住んでいる三輪崎の方や佐野の方のことも考えながら、しかし雇用も大事だということも分かりますけれども、それが市長の考えなんですよ。だから、最高責任者の市長が最後の判断をすることは、市長がすること、幹部職員皆さんの協議の上ね。 しかし、その前にそんな企業の方が、この議員に、議決せな、議員に対して、同意を勧めてくるんです。どういうこっちゃいうて言うたったんですよ。大変なことですよ、これ。どうぞ市長とやったらいいんですよ。執行者と話して、市長がすばらしいからこれを誘致したいと言ってくれて、それを議員が、議会がそれを審査するんでしょう。だから一般質問で言っているんですよ。予算も何にも出ていないじゃないですか。出ていない時点でそのようなことを申されるんで、本当に情けないやら、ということで、議長、すみません、休憩をお願いします。 ○議長(前田賢一君)  質問中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前10時57分--------------------------------------- △再開 午前11時11分 ○議長(前田賢一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (質問席) 残り30分でございます。簡単に進めたいと思います。 先ほどの企業誘致について、市長、そのあたりよく調査して、市民のために働いている市長ですので、いろんな外圧とか異論があっても、市長は堂々と自分の考えを進めていっていただきたいと、私はそう思っています。外圧なんか関係ないですよ。どうぞ頑張ってください。 それで、市民のために環境のことも考えながら、雇用のことも考えながら、全てを考える人が、一番、市長、苦労するんですよね。責任者ですから。 何も惑わされることなく、堂々と前を向いて、市民のために御活躍していただければ結構だと思います。よろしくお願いします。 続いて、コロナウイルスの対策について、先ほど議長のお許しをいただきまして、関連をさせていただきましたが、さきの一般質問で、同僚議員からも大変新宮の商業が本当にもう停滞して困っていると。これを何とか市長に対して、これに対する対策はないかということで、市長、少し私聞き違えていたら申し訳ないんですが、市長の御答弁の中でプレミアム商品券、実は安倍内閣が昨年消費税を8%から10%に上げた。そのために安倍内閣は、その対策として高齢者の低所得者の年金受給者に対して最高5,000円毎年支給されています。私の義理の父も受けさせていただいています。 そして、プレミアム商品券、7,000万円ほどそれが売れ残ったと。というのは、高齢者の方も、年金、市長、新宮で年金生活されている方というのは、大体もう最高で40年かけても6万5,000円。介護保険引かれたら5万6,000円ぐらいしかないんですよね。 その方が、生活で光熱費、そういう全てを払って、また購買しようとしてもなかなかできない。それが私は現状だと思うんです。だからこそ、安倍内閣が推進したプレミアム商品券の販売実績がかなり売れ残ったということでございます。 そのあたりを考えますと、今回、市長が御提案していただいた、一般の方でも、私らも手伝いをさせていただきたいし、そういう商業の活性化のために、買わせていただければありがたいんです。市長の考えは、そういうところはどういう考えですか、対策ですね、このコロナウイルスに対する。 ◎市長(田岡実千年君)  そうですね。昨日かおとといの一般質問で答弁させていただいた、例えばそのプレミアム付商品券を拡大ということについては、今回の福祉の目的のわくわくプレミアム商品券と違って、商工会議所で発行していただいている比較的小規模な商店が多く加盟いただいているほうのプレミアム付商品券を拡大して、少しでもこの市内でお金が循環するのを多くしたいということと、明日またこのコロナの対策本部を開催するんですが、各課市民に対してどういう支援をするべきか、しなければならないかということをまた持ち帰っていただいて、様々な対策をとしてもしっかりとやっていきたいと思っておるところであります。 ◆15番(福田讓君)  国では、安倍内閣が発表しています対策、各自治体独自で行っていける対策というんですか、それは市長を先頭に対策本部、副市長、総務部長、全ての関係の課の方々が考えていただきたい。 ただね、プレミアム商品券で市長がちょっと御答弁していただいたんで、今まで最高1万円券をお買いしますと、2,000円ついていたと。今、常時発行している商工会のプレミアム商品券は1,000円なんですね。だから、それに私の考えですけれども、プラスしてからの補助として、どうでしょうか、2割、3割。1万円の券をお買いしたら2,500円余分についていると、それに対して、が補助を出すと。 私はそれは、一般の方でも買える。しかしため買いというんですか、そういうことじゃなしに1人に対して幾らまでとか規制もしてやられたら、やっぱり一般の方もお買上げができるし、それを使って新宮でお買物できると。 この間市長がおっしゃったように、オークワから全てに、大体300か所ぐらいあったですけれども。そうじゃなしに個人店主とか、そういう小規模の商店の方のとこでお買上げできる今までどおりのような、商工会が行っていたプレミアム商品券、それにが補助を出してやっていただければ、私いいと思うんですが。ぜひ、昨日同僚議員が提案しましたように、ぜひやっていただきたいと思うんですよ。 これでしたら、過去にもありますし、それ以外にお子様をお持ちの共稼ぎの方とかそういった対策も、執行者の市長を先頭に頑張っていただきたいと思います。どうでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  今の議員御提言いただきましたプレミアム率を上げるというのも非常に活気づく一つの方法でありますので、検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。 ◆15番(福田讓君)  コロナウイルスのことにつきまして、もう一点、医療センターのことについて、ここでお聞きしたいんです。 これも過日私も質疑でお聞きしたんですが、もし仮にコロナの患者が発生した場合、対応していただける救急車の対応をお聞きしました。万全であると。そして、その患者様を、やはり先日お聞きしたお話ですと、やっぱり医療センターにも感染予防室があるということで、そこで、一応待機していただいて、いろんな検査をしていくということでよろしい。 そのあたりの説明もう一度お願いします。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  先日も説明させていただきましたけれども、当院には6階病棟に2室、4床の陰圧室、これは感染室なんですけれども、ございます。 もし仮に保健所を通じて患者が当院に来た場合は、地下のほうでまず診察を行って、そのまま6階まで運んで入院すると。もしくは、もう直接6階まで運んでそこで検査するというような対応を取っております。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、院長を先頭に医療センターもそういう保健所の指示で、そういう患者様を待機させる、そのためには院内においてもそういう対策本部はもう立ち上げて、院長先頭にもうマニュアルみたいなものを、そういうこともちゃんと装備されていることで御理解してもよろしいんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  院長を先頭に対策委員会を立ち上げております。それでうちのほうはもうマニュアルも作成しまして、対応するようになっております。 ◆15番(福田讓君)  再度お聞きしますけれども、防護服とか、もう全て先ほど消防署長から御答弁いただいたとおり、もう服はもう全部完璧にして、テレビでやっているようなそれだけの準備はもう整っているということでよろしいでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  防護服もございます。それに係るマスク等も全部そろえております。 ◆15番(福田讓君)  次の項へ入らせていただきます。 身体障害者の方々の安全対策についてということで、先日も同僚議員から、新宮駅のバリアフリーについて御質問していただいて、当局からも御答弁いただいたとおりであります。私もこれについても、以前に1年半前ですか、市長、そして幹部の方と相談しまして、御答弁していただいたとおり、市長が、以前は紀勢本線活性化協議会の会長であって、今は恐らく持ち回りですから、そしてバリアフリーに対して、JRに対して要請を行っているということで、今、御承知のとおり、エレベーターの設置されていないのは白浜と新宮ですか。市長もそれに大変気をかけていただいて、また執行者も毎年JR等に要請されておると思います。 今後とも、市長、これはJRの中のことですので、いろんな県の補助とかの補助、でも事業主体はJRになりますから、今後とも市長、ぜひともバリアフリーに向けて根強い、JRに対しても要請を行っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  今、議員おっしゃっていただいたこの紀勢本線活性化協議会においても、毎年JRと県に対しまして要望活動を行っておりまして、その中でも、この新宮駅のバリアフリー化についても要望しているところでありますが、まだ十分な対応には至っていないというところであります。 三栗議員のときにも答弁させていただきましたが、住民の方からも直接要望もいただいているところでありまして、引き続き協議会としてもしっかりと要望を行っていき、利用者の方が安心して安全に駅を利用できるよう、JRにもしっかりと働きかけていきたいというふうに思っております。 ◆15番(福田讓君)  根強い要請を行っていただけると思っておりますので、よろしくお願いいたします。 最後になります。庁舎内の美化についてをお聞きいたします。 市長、これだけ立派な庁舎ができました。それで新しい、美しいこの美化を、私は、職員の皆さん、市長はじまって、守っていっていただきたいということで、一般質問させていただきます。 やはり美しいところには、清い心もありますし、みんなで使うところは、これあくまでも国民、市民皆さんの税金でできたものでございます。個人で建てたものじゃございません。ですから、みんなでこれを大切にしていきたい。 きれいなところはいつまでもきれいにさせていただきたい。まず私は、庁舎へ来たときに必ず裏の階段を上がってまいります。ここ6階まで歩いています。これは個人ですから私は歩いています。別にエレベーターに乗っても、別に法律違反じゃありませんから。 しかし、私はそこで、ごみがあったら必ず拾います。ティッシュペーパー持っていますから。そしてそれを、帰りは本庁の上から歩いて下へ行って、市民窓口課の前を通って退庁します。 私は、市民の市長はじめの幹部の職員の皆さん、そして職員の皆さんに、ぜひともやっていただきたいということで、これは要請というよりも、皆さんそう思っております。 私は、1階のトイレ、あそこに行ったとき、男子のトイレにごみが散らかってある。それは、の職員がしたわけじゃないんです。やっぱり1階は一般の市民の方が入ってこられていますから、それを私は拾って部課長にお願いして、やはりごみを見たら拾ってやっぱりきれいにしていくようにしましょうよと。 そして、今、6階の我々の男子トイレ、あそこ何も貼っていなかったんです。男性はそれを漏らして下に落とす。だから一歩前へ行ってと私は局長にもお願いして貼っていただいた。ほかの課も貼っているところも貼っていないところもありますが、やはり公衆ののトイレほどやはり美しくして、市民の方が入ってきても「さすがやな、やっぱり新宮の職員は全てきれいにしてくれるね」ということを見ていただきたいし、の職員は市民のために働いてるんです。市民の税金のおかげで、国の税金でこの庁舎を建てて。 市民の方はこう言うんですよ、市長。「ええねえ」「何で」「新しい庁舎に入れて。私ところの会社ら古いわ」と、こういうことを言うんですよ。でも、それはその方の気持ちも分かるんです。せっかくこうした新しい庁舎ができたら、やっぱりそこを美しくしていただきたいんですよ。 ここで最高の女性の方の幹部職員といえば、北畑課長ですね。北畑課長、女性のトイレは私は入れませんから、そういうごみなんか落ちていませんか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長北畑直子君)  トイレの清掃については、そういう男子トイレの状況等聞いておりますが、女性トイレについては、そういうようなことはございません。 ◆15番(福田讓君)  そのとおりで、男性のところは何で多いんでしょうかね。 だから私、いつも思うんです。議員は言う以上は自分は実行するんですよ。私はそれを心がけています。だから私が、前議員の大石元則君、私が6階の便所で、便器の外へ小便が漏れたので、あそこのトイレットペーパーで拭いていたら、大石元則前議員は、私もしますよというて拭いてくれたんですよ。彼もずっと拭いてくれました。見たら拭くと。 それで3日前ですか、私がそれを拭きやったら、市長に、「ああ、福田さん、御苦労さんやね」と市長が言ってくれたんです。「ああ、私していますよ」と言うて。見たら。そしたら市長が2日ぐらい前に私がトイレに行ったら、市長拭いてくれやった。何と市長、さすがやなと思ったですよ、本当に。 市長、私は、やっぱり市長も言うことは言う、やることはやる。やっぱりみんなで税金で建てた建物だから、みんなで美しくしようという気持ちは、やっぱり市長にもあるんだなということを、私はうれしく思いました。市長ありがとうございました。私は市長にこれしてくれとは言いませんでした。私のを見て、明くる日に市長が、私がトイレに入ったら拭いてくれたある。それを見て市長に私はお礼を言いました。 だから、昔、JRのトイレが一番ちょっと汚くなって、汚くなれば余計皆さん汚くするんです。今JRの駅は皆きれいになっているでしょう。やっぱりそれと同じです。せっかく庁舎が新しい、働いている職員も公務員の誇りを持って美しくしてやっていただければなという、私はそういう考えでやっています。 だから、これは別に強制とかそういうことじゃありません。自分の家へ帰って、自分の廊下にごみを放っておいて拾わない人はいないでしょう。だからそのあたり、公務員というのはきめ細かな、そして市民のことを常に思っている、そういう職員であって、優しく親切で、しかし是々非々でやっていただきたいと思います。市民の方にもなかなか無法なことを言う方もいらっしゃるということを聞きますが、職員は断固として、是々非々で公平で頑張っていただきたい。 やけをこくようなそういう方が来ても、きちっと対処していただいていると思いますし、どうか市長はじめ、いや市長がしていただいたから私市長に対してお褒めの言葉と言っているんじゃない。市長が私がしているのを見て、していただいたからこそ、市長、ありがたいなと思いました。 だから私は市長へ褒め言葉と言う方もいらっしゃるかもしれませんけど、市長がそこでしていただいたことを言っているわけです。本当に市長、ありがとうございました。私もうれしく思います。 今後とも美化運動というのは、みんなでお互いが目についたら、そのようにしましょうという気持ちを今後とも、職員の皆さん幹部職員皆さんもやっていただければ、私はありがたいと思います。こういう質問をして誠に恐縮ではございますが、やっぱり、ぜひともいつまでもこの美しい庁舎をみんなできれいにしていただければと思います。 どうぞ市長。 ◎市長(田岡実千年君)  ありがとうございます。たまたまトイレに入ったときに、福田議員が便器の周りに漏れたおしっこを掃除しているのを目撃して、本当に感動しました。この月曜日に実はこの一般質問の打合せを部課長の皆さんと共に行ったときに、その福田議員のことを紹介させていただいて、やはりせっかくきれいになったので、一人一人が美しくしようという心がけを持ってやろうというお話もさせていただきました。 これは本当に福田議員の日頃の行動で、感動してこの美化のことを呼びかけることにつながったことに感謝しております。本当にきれいな庁舎になりましたので、一人一人心がけるとずっとあのきれいな状況が続くと思いますので、誠にありがとうございました。 ◆15番(福田讓君)  以上で、一般質問を終わります。議長ありがとうございました。 ○議長(前田賢一君)  以上で、一般質問を終了いたします。--------------------------------------- △日程2 議案第24号 令和元年度新宮一般会計補正予算(第5号) ○議長(前田賢一君)  日程2、議案第24号、令和元年度新宮一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 分割付託となった総務建設教育民生委員会委員長の報告を求めます。 なお、各委員会委員長の報告の都度、質疑を行いますので御了承願います。 まず、総務建設委員会委員長の報告を求めます。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (登壇) 総務建設委員会委員長報告をいたします。 今期定例会におきまして総務建設委員会に分割付託となりました議案第24号、令和元年度新宮一般会計補正予算(第5号)の、本委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 主な補正内容につきましては、第1条歳入各款の補正。歳出2款総務費では、退職手当基金積立金のほか6件の基金積立金の増等。4款衛生費中、本委員会所管の1項保健衛生費10目医療センター費の補助金の増。6款農林水産業費では、活用予定の県補助金が不採択となったことによる熊野川町篠尾地区の治山事業費の減。7款商工費では、路線バス運行維持費補助金の増等。8款土木費では、新宮港保安対策事業負担金の増等。11款災害復旧費では、令和元年8月の台風10号により増破した坪井猿掛線道路災害復旧事業の入札差額等の減。第2条地方債の補正の計上。第3条繰越明許費では、繰越しとなる本委員会所管の11件の事業であります。 審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 歳出7款商工費中、路線バス運行維持費補助金について、委員中より、「来年度より熊野川町の一部でデマンドタクシー化される予定だが、本補助金での支出よりもの負担は増えるのか」との質疑があり、当局より「交付税措置が予定どおり受けられれば、さほど変化はないと思います。しかし、スクールバスなどの充実を図りたいと考えているため、実質的な歳出は若干増えると予測しています」との答弁がありました。 次いで8款土木費中、新宮港保安対策事業負担金について、委員中より詳細説明を求めたところ、当局より「SOLAS条約を担保するための国内法に基づき実施する警備などの保安対策について、県とが折半して負担するものです」との説明がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第24号中、本委員会への付託部分については、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(前田賢一君)  委員長の報告について質疑に入ります。 14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  1点お願いします。 スクールバスなどの充実を図りたいということが記載されているんですけれども、内容はどういうことが議論になったんでしょうか。 ◆15番(福田讓君)  質疑の中で、熊野川町では、篠尾、小口等にスクールバスがあります。それも含めて一般的に、今デマンドタクシーというのは一般の方でございますので、そのスクールバスの運行もそのようなデマンドタクシーでされるのか、それともスクールバスなどの充実を図るためにどのような考えを持っているかということの、まだ協議中だということでございましたので、それについて質疑はございましたが、結果的にどういうことに落ち着くということのような結論は出ておりませんでした。 ◆14番(屋敷満雄君)  スクールバスで走らす場合に、一般の市民の方も同乗できるかという点と、もう一点は、いろいろと分散されていますので、タクシーを常時、何か所か別個に走らせて、そういうようにして児童を送迎するのかなと。そういう話が具体的に出たのかなと思いましてね。 ◆15番(福田讓君)  出ておりませんでした。 ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 次いで、教育民生委員会委員長の報告を求めます。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君) (登壇) 委員長報告を行います。 今期定例会において、教育民生委員会に分割付託となりました議案第24号、令和元年度新宮一般会計補正予算(第5号)の本委員会へ付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 主な補正内容につきまして、第1条歳出2款総務費中、本委員会所管部分の3項戸籍住民基本台帳費では、通知カード及び個人番号カード関連事務委託料等の増額。3款民生費では、利用者の増加による介護給付事業及び障害児通所支援事業の扶助費の増額。4款衛生費では、受診者数の増加による健康診査委託料の増額。10款教育費では、GIGAスクール構想の実現に向けた小中学校の校内通信ネットワークの整備に係る委託料及び育英奨学金基金積立金の増額並びに高田テニス場・若もの広場整備事業の低入札に伴う減額等。第3条繰越明許費では、本委員会所管の事業6件について、年度内での完了が難しく繰り越すものであります。 審査に当たって出されました主な質疑について申し述べます。 歳出10款教育費、小中学校GIGAスクール構想関連事業について、委員中より「この補正で、構想をどこまで進めることができるのか」との質疑があり、当局より「この補正は、来年度に繰り越し、令和2年度で小中学校計10校のネットワーク環境を整える予定です。そして、令和5年度までには、全ての児童・生徒に1台ずつコンピューターを整備する予定です」との答弁がありました。 また、高田テニス場・若もの広場整備事業について、委員中より「大きな減額だが、予定していた工事内容に変更があったのか」との質疑があり、「工事内容に変更はなく、入札差額によるものです」との答弁がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第24号中、本委員会への付託部分につきましては、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(前田賢一君)  委員長の報告について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 以上で、各委員会委員長に対する質疑を終わります。 各委員会委員長報告は、いずれも原案を可決すべきものとの報告であります。 以上をもって議案第24号について討論を行い、採決いたします。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 各委員長の報告に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は各委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程3 議案第25号 令和元年度新宮国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △日程4 議案第26号 令和元年度新宮介護保険特別会計補正予算(第3号) △日程5 議案第29号 令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(前田賢一君)  日程3、議案第25号、令和元年度新宮国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から、日程5、議案第29号、令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)までの3件を一括議題といたします。 付託となった、教育民生委員会委員長の報告を求めます。 なお、委員長報告に対する取扱いについては、委員長より一括して順次報告を受けた後、報告の順位に従い、質疑を行います。 質疑終了後、委員長が議席についてから、報告の順位に従い討論の上、その都度順次採決いたします。あらかじめ御了承願います。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君) (登壇) 委員長報告を行います。 今期定例会において、教育民生委員会に付託となりました議案第25号、令和元年度新宮国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第26号、令和元年度新宮介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第29号、令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)の3件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 議案第25号は、国民健康保険事業基金積立金の増額を行うもの。 議案第26号は、介護保険制度改正に伴うシステム改修事業費の増額及び介護予防サービス計画委託料の減額等を行うもの。 議案第29号は、収益的収入において、定期預金利息及び一般会計からの負担金の受入れに伴う増額。また、収益的支出において退職給付引当金に対する補填等に伴う増額を行うものであります。 本委員会は慎重審査の結果、議案第25号、議案第26号及び議案第29号につきましては、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(前田賢一君)  委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第25号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  続いて、議案第26号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  次に議案第29号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 これより、各号分離の上討論を行い、採決いたします。 まず、議案第25号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第26号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第26号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第29号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第29号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程6 議案第27号 令和元年度新宮駐車場事業特別会計補正予算(第2号) △日程7 議案第28号 令和元年度新宮水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(前田賢一君)  日程6、議案第27号、令和元年度新宮駐車場事業特別会計補正予算(第2号)及び日程7、議案第28号、令和元年度新宮水道事業会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。 付託となった総務建設委員会委員長の報告を求めます。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (登壇) 総務建設委員会委員長報告を行います。 今期定例会におきまして総務建設委員会に付託となりました、議案第27号、令和元年度新宮駐車場事業特別会計補正予算(第2号)、議案第28号、令和元年度新宮水道事業会計補正予算(第2号)の2件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を御報告いたします。 議案第27号は、新宮駅東市営駐車場側溝改良工事等の建設工事費の入札差額を減額するものであります。 議案第28号は、建設改良工事費の減額に伴う収入及び支出の補正であります。 本委員会は慎重審査の結果、議案第27号及び議案第28号については、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、御報告を終わります。 ○議長(前田賢一君)  委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第27号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  次いで議案第28号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 これより、各号分離の上討論を行い、採決いたします。 まず、議案第27号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第27号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第28号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第28号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △休会について ○議長(前田賢一君)  以上で、本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日3月13日から3月23日までの11日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、明日3月13日から3月23日までの11日間、休会とすることに決定いたしました。 以上により、次回の本会議は3月24日午前10時から会議を開きます。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(前田賢一君)  本日は議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。
    △散会 午前11時49分...