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03月05日-03号

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  1. 新宮市議会 2020-03-05
    03月05日-03号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 2年  3月 定例会          令和2年3月新宮市議会定例会会議録             第3日(令和2年3月5日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員15名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  松畑 玄君                             4番  上田勝之君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            12番  前田賢一君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 令和2年3月5日 午前10時開議 日程1 議案第1号 令和2年度新宮市一般会計予算 日程2 議案第2号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程3 議案第3号 令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程4 議案第4号 令和2年度新宮市介護保険特別会計予算 日程5 議案第5号 令和2年度新宮市と畜場特別会計予算 日程6 議案第6号 令和2年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程7 議案第7号 令和2年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程8 議案第8号 令和2年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程9 議案第9号 令和2年度新宮市土地取得特別会計予算 日程10 議案第10号 令和2年度新宮市水道事業会計予算 日程11 議案第11号 令和2年度新宮市簡易水道事業会計予算 日程12 議案第12号 令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程13 議案第14号 新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の一部訂正について---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第1号 令和2年度新宮市一般会計予算から 日程13 議案第14号 新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の一部訂正についてまで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           下  基君               商工観光課長           勢古口千賀子君               企業立地推進課長         小渕 学君               総務部               部長               尾崎正幸君               総務課長補佐           梶田卓哉君               財政課長             小林広樹君               税務課長             南  守君               防災対策課長           佐藤尚久君               市民生活部               部長               山下泰司君               市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長                                須崎誠久君               生活環境課長           稗田 明君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        田中幸人君               次長兼健康長寿課長        北畑直子君               建設農林部               部長               平見良太君               都市建設課長           木村雅洋君               管理課長             望月敬之君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        久保欽作君               医療センター               事務長              小谷 充君               次長兼医療業務課長        岩崎誠剛君               庶務課長             奥  靖君               水道事業所               所長               宇井俊治君               次長兼業務課長          名古一志君               工務課長             登地義明君               消防本部               消防長              内野井愼搾君               庶務課長             垣内一男君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               平見仁郎君               教育総務課長           澤原謙二君               学校教育課長           富田英之君               生涯学習課長           南 拓也君               文化振興課長           福本良英君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第3日(令和2年3月5日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(前田賢一君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 当局より有本総務課長、病気療養のため欠席の届出がありましたので、報告いたします。 日程に入ります前に、昨日の議案第29号について当局より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 岩崎医療センター次長兼医療業務課長。 ◎医療センター次長兼医療業務課長(岩崎誠剛君)  昨日、福田議員より御質疑をいただきました医療センターの未収金の患者負担分の割合につきまして、後日お答えをするということでございましたので答弁させていただきます。 患者負担分の市内、市外の割合でございますけれども、市内が50.4%で市外が49.6%でございます。 以上でございます。 ○議長(前田賢一君)  よろしいですか、福田議員。 また、昨日、当局から訂正の申出がありました令和2年度新宮市一般会計予算の歳入歳出予算事項別明細書について、お手元に正誤表を配付しておりますので、御了承願います。     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  1番、大西議員、議事進行。 ◆1番(大西強君)  ちょっと議長にお願いがありますので。案件は、昨日提案されました老人ホーム南紀園の規約改正の件ですが、この議案については私は反対意見なんですが、反対理由は広域行政の不均衡の是正について反対なんですが、これが教育民生委員会にかかるので、私の意見は教育民生委員会で調査、質疑できないわけです。ところが、これ教育民生委員会にかかるので広域行政の総務建設委員会に報告がなかったわけです。なかったから、私はこれ調査していないんですね。していないのに、この議決のときに私が反対するということは、調査もしていないのにするということはおかしいことなんで、そこで議長にお願いしたいのは、この付託案件、総務建設委員会にかかる予算、総務建設委員会にかかる付託案件の審査が終わったらすぐにこの広域行政に特化した、広域行政だけの総務建設委員会を引き続いて開いてもらえればそこで広域の質疑、調査した後で、それによってこの規約改正の議案に賛成するか反対するかの決定をしたいんで、私自身が。それで、ぜひ議長のほうから総務建設委員長にその旨、善処するように指示していただけませんか。 ○議長(前田賢一君)  大西議員御承知のとおり、当議会は委員会主義を取っておりますので、私からそれをどうこうするということは申せません。あくまでも調査事項に関しては総務建設委員会の範疇でございますので、委員長、副委員長、それと大西議員との間で協議をしていただきたいと思いますので、暫時休憩をいたします。議長室に御参集願います。 △休憩 午前10時04分--------------------------------------- △再開 午前10時50分 ○議長(前田賢一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 大変長らくお待たせいたしました。 先ほどの大西議員の議事進行についてでありますが、一般質問終了後、地域医療・介護対策特別委員会の開催を予定しておりますので、その際に御議論願います。大西議員、それでよろしいですか。     (「了解しました」と呼ぶ者あり)--------------------------------------- △日程1 令和2年度新宮市一般会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程に入ります。 日程1、議案第1号、令和2年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 昨日に引き続き、歳出、8款土木費から9款総務費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、昨日に続きまして、8款土木費から9款消防費について御説明申し上げます。 164ページをお願いします。 8款土木費1項1目土木総務費は、職員人件費のほか、法定外公共物の管理業務や、公共建築物の営繕業務に係る経費であります。 166ページをお願いします。 2目用地費の説明欄2、一般国道42号新宮紀宝道路関連業務については、国からの委託を受けて行う用地取得業務に係る事務的経費の計上であります。 168ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう総務費は、道路の整備促進に要する経常経費と道路法に基づく道路台帳の整備等を行うもので、説明欄3の私道工事補助金は4件の見込計上であります。 2目道路維持費は、市道全体の維持補修費の計上であります。 3目道路新設改良費は、市道の新設改良や舗装工事を予定するもので、新規事業5件、継続事業3件について実施予定であります。 説明欄3の王子ヶ浜線改良工事は、平成27年度から令和5年度までの計画により延長720メートルの舗装等を実施するもので、本年度は延長120メートルの施工を予定しており、すいません、171ページをお願いします。説明欄5、東神倉町西道町線側溝改良工事及び9の第一王子橋王子神社前線側溝改良工事については、側溝の経年劣化による車両通行時の騒音等を解消するため、改良工事を行うもの。6の南谷火葬場線側溝改良工事は、側溝断面が小さく、大雨時に度々冠水が発生するため、改良工事を実施するものであります。また、熊野川町地域の事業として、説明欄7の嶋津線改良工事は、国道311号より分岐して嶋津集落を結ぶ道路について、北山川の増水時に道路の冠水が発生するため、かさ上げによる改良工事を行うもので、8の西兵連線改良工事は、県道那智勝浦熊野川線より分岐し、東集落と大山集落を結ぶ道路について、路側石積みの老朽化箇所が見受けられ、崩落時に確保できる迂回路がないことから、本年度に改良を行うものであります。 170ページの4目橋りょう維持費、説明欄1の橋りょう・トンネル等定期点検業務は、法令により5年に一度の点検が義務づけられたことから、年次的な点検により老朽化を把握し、インフラの年次的な整備計画につなげるもので、説明欄2の磐盾橋補強補修工事は、架設後25年以上が経過していることから、補強補修工事を行うものであります。 また、説明欄3の第二王子橋補強補修工事及び4の敷屋大橋補修工事は、橋梁点検による判定Ⅲの結果から、補強補修工事に向けた設計、また説明欄5の松尾平橋補強補修工事については、平成8年度実施の道路防災点検の結果に基づき、落橋防止対策工事の設計を行うものであります。 5目交通安全対策事業費は、交通安全施設の維持管理や道路区画線の設置などに要する経費及び職員人件費であります。 172ページをお願いします。 6目駐輪場管理費は、放置自転車の撤去処分など、新宮駅東駐輪場及び西駐輪場の維持管理に要する経費であります。 174ページをお願いします。 3項1目河川総務費は、主に市田川排水機場操作業務等の管理経費で、2目河川維持費は河川の維持修繕等に係る経費であります。 176ページをお願いします。 4項1目港湾管理費の説明欄6、新宮港客船誘致事業は、市の観光資源等を材料としたポートセールスの実施やシャトルバスの運行等のまちなか誘客を意識した取組を行うとともに、12市町村3県による広域連携をさらに進め、新宮港の観光地としての魅力を高めるなど、持続的な客船数の確保に向けた取組を行うものであります。 180ページをお願いします。 5項1目都市計画総務費は、都市計画区域の管理及び見直し、また都市計画審議会に要する経費等、経常的な事務経費であります。 2目街路事業費の説明欄1、大橋通上本町線電線共同溝事業は、国道42号から熊野速玉大社までの電線類地中化全長347メートルのうち、本年度16メートルを実施するもので、2の千穂王子ヶ浜線整備事業については、新宮駅前交差点から蓬莱三丁目までの市道500メートル区間について、幅員14メートルに道路拡幅工事を行うものであります。 3目都市下水路費は、主に都市下水路改修と維持修繕、並びに12か所の水中ポンプの運転に要する経費等でありますが、すみません、183ページをお願いします。説明欄6、市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、市田川沿い低地への浸水被害を軽減するため、ポンプ施設の設置を行うもので、本年度において詳細設計を実施するものであります。 4目公園費は、都市公園の清掃や維持修繕費が主な経費であります。 184ページお願いします。 6項1目住宅管理費は、市営住宅の維持修繕と管理経費が主なものでありますが、説明欄2の市営住宅維持修繕管理費では、砂羅団地61年棟の外壁改修工事及び春日団地の屋上等防水工事を予定しております。 また、説明欄5の和歌山県住宅新築資金等貸付金回収管理組合分担金は、債権の管理回収を行う一部事務組合への負担金であります。 186ページをお願いします。 9款消防費、1項1目常備消防費の説明欄2、消防職員教育事業は、救急救命士に関する教育や消防大学校、県の消防学校での専科教育等の受講に要する経費であります。また、その他の事業は、救急活動や県防災ヘリコプターの運航に係る負担金など、常備消防に関する経常的な経費であります。 188ページをお願いします。 2目非常備消防費は、消防団員345名の報酬と火災出動の際の出動報酬、消防団の運営や訓練等に係る経費であります。 190ページをお願いします。 3目消防施設費では、193ページの説明欄8、消防団ポンプ自動車更新整備事業及び12の消防団小型ポンプ積載車更新は、老朽化している熊野川第3分団及び第2分団に配備されている車両をそれぞれ更新整備するもので、説明欄9の防火用水タンク設置事業については、高田地区での火災発生時に有効な水量を確保するため、防火用水タンクを設置するものであります。 また、説明欄10の耐震性貯水槽設置は、地震などの大規模災害時における消防水利として有効な耐震性の高い防火貯水槽について、年次計画に基づき、三輪崎庁舎建設予定の敷地内に60トン型を整備するものであります。 192ページの4目水防費は、消防団の水防活動に要する経常経費と市田川等の各樋門の操作経費であります。 以上、8款土木費から9款消防費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(前田賢一君)  ただいまの8款土木費164ページから9款消防費193ページまで質疑を行います。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  三つほどお尋ねしたいと思います。 171ページ、東神倉町西道町線側溝改良工事、これを具体的にもう一回教えていただければ、この東神倉町というのはどの辺りになりますか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  この東神倉町西道町線につきましては、西道の警察の官舎の通りから1本国道側になりますので、たしか大坂議員の自宅の前の通りになっています。側溝改良です。一番突き当たりの玉置造園さんのところから始まって新宮高校側向いてということになります。 ◆2番(大坂一彦君)  もう一つ、その次の南谷火葬場線側溝改良工事というのは、どこからどの辺り。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  イオンのところを入りまして、火葬場に行く途中で、南谷のタマキ工業さんの事務所の前辺りになります。墓地側の側溝でございまして、その側溝が小さい断面で降雨のたびに道路冠水がありますので、今回側溝を大きくしたいと考えているものとなっています。
    ◆2番(大坂一彦君)  それともう一つ、181ページ、千穂王子ヶ浜線整備事業についてちょっと教えていただきたいんですが、内容。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  千穂王子ヶ浜線につきましては、新規の事業でございまして、来年度から着手したいと考えてございまして、蓬莱市民広場から駅前、ステーションホテルを通りまして、熊野交通の交差点までの約500メーターを幅員14メーターに改良したいと考えているものでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  近隣の方からちょっと御相談をいただいたんですが、徐福公園の駐車場の角、交差点のところの角、そこも関わることになるんでしょうか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  徐福公園側は、はい、用地を道路敷として取得したいと考えてございます。 ◆2番(大坂一彦君)  そうされることによって、今、徐福公園に連日、今はあれですけれども、バスが入ってくるのに、その角を取られることによってバスの振り回しが、せっかく来てくださっているバスの振り回しが難しくなるんじゃないかというお話を聞かせてもらったんですが、その辺りは。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  来年度、詳細設計を行いますので、バスの軌跡を描きまして、実際に回れないのか、回れないようであれば入り口を変えたりしたら回れるのか等、一度検討してみたいと思います。 ◆2番(大坂一彦君)  ぜひゆっくりしっかり検討いただいて、せっかくおいでいただいているのを減らすことがないように御尽力いただいたらと思います。 以上です。ありがとうございます。 ○議長(前田賢一君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  165ページの空家等対策事業なんですけれども、これは普通旅費とかいろいろあって30万7,000円で計上していただいているんですけれども、以前ちょっと私も提案させていただいたんですけれども、ブロック塀の補助金はすぐに対応していただいたんですけれども、この空家対策の補助金というのは本年度は考えておられないんでしょうか。 ◎管理課長(望月敬之君)  この予算につきましては、地域住民に悪影響を及ぼしている空き家等の適正管理をするための経費であります。議員おっしゃる空き家の除却制度についてでございますが、本市においては平成28年度に市内全域の空き家実態調査を実施しており、翌年の29年度に空家等対策計画を策定したところでございます。今後も、引き続き、他市町の事例等を参考に調査研究を重ねてまいりたいと思っております。 ◆7番(濱田雅美君)  今、平成29年度に計画を立てていただいてということで、新宮市内のほうは特定家屋の指定がないということなんですけれども、どれだけか前に恐らく空き家をお持ちの方に通知を出していただいていると思うんです。その通知を出したお宅は、数年たてばやっぱり特定家屋になってしまうという危険性もあるかと思います。また、市長の予算大綱のほうにも空家等対策事業につきましては云々ということで、防災、衛生、景観、生活環境等の保全を図りというふうにうたっております。 防災の面でも、やはり空き家をそのままにしておくというのは大変危険なことかと思いますので、通知を頂いた方の中にも、やはりほかの自治体は補助金があるところもあって、新宮市もあればやはりそういうふうな方向に進めたいという声もいただいておりますので、今後解体のほうの補助金、それのほうもぜひ前向きにお考えいただきたいと思いますので、お願いしておきます。 次に、177ページの新宮港客船誘致事業なんですが、先ほどちょっと簡単に御説明はいただいたんですけれども、具体的にもう少し御説明いただけたらありがたいんですけれども。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  この事業につきましては、新宮港におけるクルーズ振興を図るため、おもてなしの充実等、新宮港の魅力を高め、持続的な客船数の確保に向けた取組を行うというものでございます。この事業の費用の主なものでございますけれども、市の観光資源を対象としたポートセールスを行っております。それの受注のための旅費、あとまちなか誘客のためのシャトルバスの運行、岸壁での受入れに関するテントとか、そういった賃借料、さらには岸壁設営に関する経費等、委託料についても計上させていただいてございます。 ◆7番(濱田雅美君)  観光資源等を材料としてポートセールスの実施ということで、具体的にはどういうことをセールスしているのかなと思って。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  このポートセールスにつきましては、客船会社、それと旅行代理店等について、当然新宮市の港に入っていただきましたら熊野三山等、こういう観光地があるということ、さらに今広域で協議会を組んでございまして、その三山のほかに、新たな客船のほうはリピーターがかなり多いというふうにも聞いてございますので、そういった新たな観光資源も客船社等に伝えながら新宮港はリピーター対策にも取り組んでいると、そういったことをセールスに行っているということでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  181ページの千穂王子ヶ浜線整備事業なんですけれども、先ほど少し、次に事業費詳細設計が来年度出てくるという。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  はい。そのとおりでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  これの何か年かで分けて計画が立っていると思うんですけれども、今分かっている段階で結構ですので、それを教えていただくことはできますでしょうか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  令和2年度から令和11年度までの10年間を予定してございます。 ◆7番(濱田雅美君)  10年間かけて道路を整備するということになりますね、そしたら。はい。分かりました。ありがとうございます。 あと、193ページの消火栓新設等工事費負担金なんですけれども、これはどこに新しくできるんでしょうか、新設されるんでしょうか。 ◎消防本部庶務課長(垣内一男君)  消火栓の位置なんですけれども、これは水道事業所が令和2年度中に実施する見込みの工事数、箇所数を概算で計上しているということになりまして、今のところ特に場所を限定してということではございません。 ◆7番(濱田雅美君)  市内で、現在、数は幾つあるんでしょうか、設置されている数は。 ◎消防本部庶務課長(垣内一男君)  現在826か所になります。 ◆7番(濱田雅美君)  これはやっぱり安全性を考えていただいて市内に均等に設置していただいているんですよね。ないところとかというところもやっぱりあるんでしょうか。 ◎消防本部庶務課長(垣内一男君)  消火栓の設置位置につきましては、これは国から示されております水利の基準というのがございまして、面積、それから市街地であったり、それ以外の場所によって消火栓の間隔というのが決まっております。市街地につきましては、そういった間隔に基づいてそのエリア内に一つを設置するというようなことで計画されておりまして、それに基づいて設置しているところでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  以上です。 ○議長(前田賢一君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  185ページの市営住宅滞納整理業務委託料について、新宮市では滞納されている方はどれぐらいいらっしゃるんでしょうか。 ◎管理課長(望月敬之君)  現年度分につきましては、徴収率は96%となっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  その滞納世帯数、数的なものとか言えないですか。 ◎管理課長(望月敬之君)  戸数については、後ほど答弁させていただきます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  前年とかと比べたら増えているのか、パーセンテージでいいんで増えているのか減っているのかとか。 ◎管理課長(望月敬之君)  現年度分につきましては、毎年96%ほどを推移してございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  大体同じくらいということで。 ◎管理課長(望月敬之君)  はい。そのとおりでございます。 ○議長(前田賢一君)  3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  177ページの、先ほども濱田議員が聞いておられたんですけれども、新宮港客船誘致事業なんですけれども、これ港湾管理費というよりも商工観光的な要素のほうが強いんじゃないかなと思うんですよ。同じやっぱり1,200万円余りのお金を支出するに当たって、より効率よくいけたらいいなと思うんですね、連携取れて。そこら辺についてはどうでしょうか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  こちらのうちの企業立地推進課で担っている役割というのは、まず客船誘致するために当然港湾的な入り口の部分があると思います。私どもは客船を受入れさせていただいて、そこでおもてなしをさせていただく、そしてそこから各観光地、各自治体のほうへ、おもてなしのほうへ受け継いでいくというような、ある意味ゲートというか入り口的な役割を担っているというふうに考えてございます。 ですので、今例えば新宮港に入港されて那智勝浦町へ行かれるまでの2次交通の確保、シャトルバスとか、そういうような確保をさせていただく、その後は那智勝浦町におもてなしをお任せする。新宮市の場合でいけば、それが新宮市のシャトルバスで送って、そこからは今商工観光課と連携を取って商工観光課のほうにお任せをすると、そういうような形を取らせていただいております。 ◆3番(松畑玄君)  こちらのほうが効率がいいということですか。やはり結構なお金なんで、せっかく客船入ってきて、いろいろな方が来られるんで、なるべく効率よく費用対効果いいようにということを言っていまして、僕は。こっちのほうが費用対効果がいいんだと言うんだったらこれでいいと思いますけれども。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  確かに、今やらせていただいていることというのは、客船会社のほうからもその受渡しのこういう今岸壁で企業立地推進課がやらさせていただいて、それぞれの自治体にお渡しをするというようなやり方が、何らクレームというか、そういった問題にはなっていないのは事実でございます。ですので、今のところはこういった形がいいのかなというふうには所管では考えてございます。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  ただ、クルーズ客船につきましては、観光要素も非常に強いものでございます。ただ、今課長申し上げましたとおりですけれども、今後は観光と一体となった取組というところも視野に入れて進めていく必要があると感じております。 ◆3番(松畑玄君)  なるべく効率よくお金支出できるようによろしくお願いいたします。 ○議長(前田賢一君)  14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  2点お願いします。 167ページの一般国道42号新宮紀宝道路関連業務、これの用地買収はもう全部済んだんですか。 ◎管理課長(望月敬之君)  新宮紀宝道路の用地買収に関しましては、契約率が100%でございます、新宮市側については。 ◆14番(屋敷満雄君)  紀宝町はまだ残っているということか。 ◎管理課長(望月敬之君)  紀宝町分については、まだ100%ではないと聞いてございます。 ◆14番(屋敷満雄君)  今もう橋桁ができて、やってるんで、頑張ってよろしくお願いいたします。 次、193ページの11、明神山モーターサイレン設備撤去事業。モーターサイレンと防災無線とはどう違うんですか。 ◎消防本部庶務課長(垣内一男君)  このモーターサイレンにつきましては、従前から消防団員の招集のために使っておりましたモーター式のサイレンでございます。今回、この対象になっておりますのは明神山に設置されていたものということです。この招集の信号に関しては、平成27年の防災無線がデジタル化運用始まってからそちらのほうに招集信号は変えさせていただいておりまして、このサイレン塔自体が非常に老朽化しておりますので、これを撤去するということで、現在使われていないものを撤去するということになります。 ◆14番(屋敷満雄君)  使われていなかったんやね、撤去するいうことね。はい、分かりました。 以上です。 ○議長(前田賢一君)  9番、久保議員。 ◆9番(久保智敬君)  先ほどの南谷火葬場線側溝改良工事ですけれども、場所は大体分かりました。先ほどの説明では、側溝が小さいから冠水するということで、これを大きく広げると。大きく広げることでこれはもう冠水はなくなりますか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  緩和、解消までは難しいかなと思っていますけれども、今の少量の雨量でもあそこ道路冠水が生じていますので、頻度は少なくなるというふうに考えてございます。 ◆9番(久保智敬君)  頻度は少なくなるということなんやけれども、ここ冠水してしまうもう一つの理由というのは、イオン側の道路も低い、そこに集まってくる水が市田川へ流れるのが流れにくい、そこに根本があるんじゃないかなというような気がするんですけれども、そこら辺はいかがでしょうか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  イオンのところには下水が入っておりまして、市田川に接続しておりますけれども、そこの接続位置が低いものですから、逆流防止のフラットゲートが閉まって水がはけていかないのかなというふうに考えておりまして、今あそこについては解決方法についてちょっと調査するように課内では協議しているところでございます。 ◆9番(久保智敬君)  そうだと思います。だから、側溝を広げたところで、そこまで、位置的にはどうか分かりませんけれども、問題解決にはならないのかなと思っていて、今回市田川水系内水排水ポンプ整備事業、ここで6,900万円出して、今回は実施設計なんですね。これはどこにどれだけの大きなポンプを据え付けようと考えておられますか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  市田川水系内水排水ポンプにつきましては、丸山橋下流左岸に毎秒2トンのポンプを設置する方向で計画しているものでございます。 ◆9番(久保智敬君)  毎秒2トンということは、簡易的なものではなくて大きなものなんですか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  現在、野田排水ポンプ場、市田川第1樋門ポンプ場に工事の水中ポンプではなくてそれ専用に設計したポンプを据えているんですけれども、それと同じレベルのポンプを据えていく予定でございます。 ◆9番(久保智敬君)  今のところは、それを1台だけということですね、これからまだほかも考えていかなければいけないとかとは思っていますか。 ◎都市建設課長(木村雅洋君)  この市田川水系内水排水ポンプ整備事業につきましては、平成29年10月の台風21号の被害を受けまして国、県、市において市田川大規模内水対策部会というのが設立されました。その部会の中で浸水対策について考えられました市田川流域大規模浸水対策計画に基づいて、現在、国、県、市が取り組んでおりまして、今回のこのポンプの事業についてはそれの一つになりますので、これが完成した後もまだ今後取り組んでいくということになります。 ◆9番(久保智敬君)  以上です。 ○議長(前田賢一君)  以上で、8款から9款までの質疑を終わります。 次いで、歳出10款教育費の説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、10款教育費について御説明申し上げます。 194ページをお願いします。 10款教育費1項1目教育委員会費は、教育委員4名の報酬と経常的な経費であります。 2目事務局費では、すみません、197ページをお願いします。説明欄8、教育活動支援プログラム事業は、少人数学習のほか、発達障害児童生徒へのサポート体制や中学校における不登校、いじめの未然防止、生徒指導等の充実を図るもので、12の適応指導教室運営費については、市立適応指導教室はばたきの家において不登校児童生徒などの相談、指導等を行うための運営経費であります。 また、説明欄15の学校防災教育推進事業は、東京大学大学院の片田研究室の指導を仰ぎ、授業研究や意見交換会を実施し、防災教育の推進を引き続き行うもので、16の学校施設長寿命化計画策定事業については、文部科学省より令和2年度までの策定が求められている当該計画について、元年度の個別施設劣化度調査結果を基に計画書を策定するものであります。 すみません、198ページをお願いします。 3目育英奨学事業費の説明欄1、育英奨学補助金は、経済的理由により高校や大学等への進学が困難な子供に対し奨学金を支給するもので、申請者数と採用者数の状況等から本年度より採用者数について高校生1名、大学生等2名を増員し、支給対象者は75名の予定であります。 200ページをお願いします。 2項1目学校管理費は、主には小学校5校の維持運営に係る経費でありますが、203ページをお願いします。説明欄8、避難所非常照明整備事業は、避難所に指定されている学校や体育館の入り口に太陽光またはバッテリーつきのLED照明7基を整備するもので、9の高田小学校改修事業については、平成4年5月に建築され老朽化している高田小中学校の改修を行うものであります。 また、説明欄10の三輪崎小学校屋内運動場防水塗装工事は、老朽化に伴う防水塗装工事の設計を行うもので、説明欄11の王子ヶ浜小学校の屋内運動場については元年度の設計に基づき、防水塗装工事を実施するものであります。 すみません、202ページお願いします。 2目教育振興費は、理科教材の図書、その他教育教材の購入、学用品費等の就学奨励援助費及び教育用コンピューターの借上料などが主なものでありますが、説明欄5の小学校理科教育設備整備事業につきましては、10年ぶりとなる学習指導要領の改訂に伴い、観察、実験用の理科設備を整備するものであります。 3目学校給食費は、小学校5校の給食に係る栄養士、調理員等の報酬や賄材料費のほか、給食に係る経常的経費が中心であります。 206ページをお願いします。 3項1目学校管理費は、中学校5校の維持運営に係る経費でありますが、説明欄8の外国語指導助手招致事業は、2名の報酬及び外国からの赴任旅費等で、すみません、209ページをお願いします。説明欄11、中学校検定受検料補助金については、学力及び学習意欲の向上を図るため、英語検定または漢字能力検定の受検に対し2,000円の補助を行うものであります。 次に、208ページの2目教育振興費は、理科教材の図書、その他教育教材の購入及び学用品費等の就学援助費が主なもので、3目学校給食費については賄材料費のほか、給食に係る経常的経費であります。 210ページをお願いします。 4項1目幼稚園費は、主に修繕料や園児用備品、人件費などの経常的経費でありますが、説明欄6の広域入園運営費については、市内在住の幼児が他団体で入園した際に保護者負担分を除く市負担分を支出するものであります。 212ページをお願いします。 2目幼稚園給食費は、給食に係る調理員の報酬、賄材料費など、給食調理場の運営費であります。 214ページをお願いします。 5項1目社会教育総務費の説明欄1、土と水と緑の学校開催では、高田地域を中心に新宮、京阪神及び名取市の子供たちを対象として自然の大切さを学ぶ体験学習を開催するものであります。 説明欄3から5及び7の事業については、各種生涯学習講座の開催で、5の新宮市民大学開催については、明治大学と連携し、公開講座を開催するものであります。 また、説明欄8の共育コミュニティ推進事業では、地域共育コーディネーターと学校支援ボランティアなどの協力により、学校区のクリーン作戦など、各学校が必要とする取組を支援するもので、11の新宮市少年少女発明クラブ補助金は、子供に科学的な興味、関心について追求する場を提供し、自由な環境の中で創造的な活動を実施する事業に対して助成を行うものであります。 216ページをお願いします。 2目文化振興費の説明欄5、熊野大学補助金は、中上健次氏が1990年に開校した熊野大学に対して補助するもので、本年度は2020熊野大学夏期特別セミナーについて、熊野大学創立30年記念「坂本龍一と中上健次」と題して開催するもので、8の「紀の国わかやま文化祭2021」準備事業については、令和3年度に和歌山県で開催される第36回国民文化祭・わかやま2021、第21回全国障害者芸術文化祭わかやま大会に向け、開催準備に取り組むものであります。 3目文化財保護費は、文化財の保存、管理などを行うもので、すみません、219ページをお願いします。説明欄6、東京大学体験活動プログラム協力事業は、新宮市を拠点に学生に新しいアイデアや発想力を生み出す力を身につけさせることを目的に行う体験活動プログラム事業に対し、企画立案のほか、熊野学研究員の派遣や運営の協力を行い、熊野学の情報発信や研究交流を図るものであります。 また、7の新宮城跡附水野家墓所保存活用計画関連事業については、有識者の指導を仰ぎながら保存活用計画の策定に取り組むもので、説明欄10の旧西村家住宅修復記念事業については、保存修理事業の完了を記念した行事等を開催し、当住宅のPRと文化財の保存、継承の啓発を行うものであります。 220ページをお願いします。 4目佐藤春夫記念館費は、記念館の管理運営に係る経常的経費であります。 5目歴史民俗資料館費では、資料館の管理運営費のほか、資料館での企画展の開催等に要する経費であります。 222ページをお願いします。 6目公民館費は、公民館の本館事業で、音楽教室などの公民館講座の開催や親善スポーツ大会を実施し、公民分館事業では7分館の自主的な事業を支援するものであります。 7目図書館費は、図書の購入や資料整理など、一般的な図書館の管理運営経費の計上であります。 224ページをお願いします。 8目人権教育推進費は、子ども会活動を支援し、人権意識の高揚や自発的な学習の支援などを行うもので、説明欄5の人権教育総合推進事業、6の地域青少年自主学習活動支援事業は、地域内における児童生徒の学力向上と支援体制を構築することにより、地域の教育力向上を図るものであります。 226ページをお願いします。 9目教育集会所費は、春日及び松山教育集会所の管理運営に係る経費であります。 10目少年相談センター費は、補導協力委員の方々の協力を得て運営する相談事業等に係る経常的な経費が中心であります。 228ページをお願いします。 11目勤労青少年ホーム費は、施設の維持管理に要する経費であります。 12目青少年健全育成費は、スポーツ大会開催への助成や指導者の育成事業を実施するものであります。 13目文化複合施設整備費の説明欄1、新図書館整備事業は、文化複合施設内の新図書館に必要となる各種設備の整備で、説明欄2の文化複合施設整備事業については、今年度工事費のほか、各種委託料、備品購入費など、施設整備に必要となる経費の計上であります。 また、説明欄3の文化複合施設開設準備事業は、文化複合施設の開設に向け、開館前の準備事務全般に加え、開館記念事業及び通年自主事業の準備を行うとともに、元年度に策定した管理運営実施計画の実行に向けての取組や施設の開館を広く周知する活動についても継続して実施するもので、すみません、231ページをお願いします。説明欄5、新宮城跡・新宮城下町遺跡発掘調査事業については、これまでの調査で出土した遺物や調査記録等の整理を行うとともに、事業実施において調査委員会の指導の下、調査研究を進め、国史跡指定を目指すものであります。 232ページをお願いします。 6項1目保健体育総務費は、各種スポーツ団体への補助金、負担金及び経常的な経費であります。 2目体育施設費は、経常的な各体育施設などの維持管理並びに運営に係る経費のほか、すみません、237ページお願いします。説明欄9、丹鶴体育館改修事業では、老朽化した当該体育館について、屋根等の塗装及び非構造部材の耐震対策等の改修を実施するもので、説明欄10の高田テニス場・若もの広場整備事業については、元年度から開始したテニスコート8面の本体工事に加え、クラブハウス、ナイター設備等の整備を実施するもの。そして、説明欄11のくろしおスタジアム施設改修事業は、元年度の事業に続き、今年度は一塁側通路及び駐車場の舗装等を行うものであります。 すみません、236ページお願いします。 3目スポーツ振興事業費の、すみません、239ページへ進んでください。説明欄3、東京2020オリンピック聖火リレー事業は、東京オリンピック2020の開催に伴い、和歌山県の出発点として聖火リレーを実施するもので、9の新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会負担金については、市民の体力向上と健康増進、地域振興を目的として第9回ハーフマラソン大会を開催するものであります。 以上、10款教育費の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(前田賢一君)  ただいまの10款教育費、194ページから239ページまで質疑を行います。 6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  199ページの育英奨学補助金、今回75名に増やしていただいたということで、景気の低迷等がございまして、大変これはありがたいことだと思うんですけれども、実際現状どれぐらいの方が申請されるんでしょうか。 ◎教育総務課長(澤原謙二君)  申請の件数なんですけれども、いわゆる令和2年度、この4月に高校に入学される現在中学3年生と、それから4月に大学等へ進学される高校生の方の申請をいただいております。大学生の方につきましては、来年度8名に2名分ちょっと増加させていただいたんですけれども、二十数名申請がございます。高校生につきましても30件近い申請を現在いただいております。 ◆6番(三栗章史君)  そういうことでいうと、大体この人数の中で、予算の中では賄えられているということでしょうか。 ◎教育総務課長(澤原謙二君)  先ほど申しましたように、例えば今度大学に進まれる方が二十数件申請いただいておるんですけれども、その中で選考委員会にかけまして8名の方に支給させていただくということになりまして、全員に御希望どおり奨学金を支給するということは不可能でございます。 ◆6番(三栗章史君)  分かりました。はい。結構です。 続きまして、215ページ、新宮市少年少女発明クラブ補助金ということで、たしか僕の記憶ではかなり古い歴史があるところだと思うんですけれども、活動実績、現在はどのようなことをされているんでしょうか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  発足につきましては、平成27年8月に発足しております。県下10市町で行われておりまして、2番目に新しいクラブとなっております。 ◆6番(三栗章史君)  そうですか。はい。分かりました。どのような内容の活動をされているんでしょうか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  活動内容につきましては、少年少女に科学的な興味関心を追求する場を提供いたしまして、自由な環境の中に創造活動を行うクラブ活動を行っているというところでございます。 ◆6番(三栗章史君)  そういったいろんな可能性を少年少女たちに興味を持ってもらういうのは大切なことだと思いますので、よりよい活動していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(前田賢一君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  203ページ、小学校費の三輪崎小学校の体育館と王子ヶ浜のほうは改修を実施されるということで、三輪崎小学校が今度は設計、保健体育費のほうでは丹鶴の体育館の改修が行われるというようなことで、順次、学校併設型とか学校が統廃合されてなくなったところはかなり、例えば各所の体育館、老朽化している部分も多いかと思うんですけれども、年次的に行っていくという理解でよろしいんでしょうか。 ◎教育総務課長(澤原謙二君)  今年度、各学校の施設等の長寿命化計画を来年作成するに当たって、劣化度調査をさせていただきました。その結果も今出てきておりまして、ほかの緑丘中学校とか城南中学校の体育館につきましてもかなり老朽化しておりますので、教育委員会としては年次的に計画を立てて随時改修していきたいというふうに考えております。 ◆4番(上田勝之君)  学校施設はもう本当全般だと思うんですけれども、体育館、利用度も多いですし、校舎のほうもそうなんですけれども、ぜひ年次的にそういった改修を進めていただきたいと思います。 221ページ、説明欄12、西村記念館管理経費の中で、施設管理業務委託料222万7,000円、これ直営とおっしゃられていたのに施設管理の業務は委託されるということなんでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  こちらにつきましては、当然直営でございますが、従前受付業務につきましてはシルバー人材センターのほうに委託して業務をしていただいておりました。ここの部分につきましては、受付等の業務について計上させていただいているところでございます。 ◆4番(上田勝之君)  年間で222万7,000円がシルバー人材センターへの委託料ですか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  はい。若干草刈り等の業務もございますが、ほぼ。すみません、そうでございます。失礼しました。 ◆4番(上田勝之君)  その前の219ページの旧西村家住宅修復記念事業が49万6,000円、旧チャップマン邸のこういったような修復の記念事業と比べてかなり額が違うんじゃないかと思うんですが、この辺の違いはどういったところからきているんでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  旧チャップマン邸につきましては、そのときに住まわれていた御家族の方、御遺族の方もお越しいただいて開催等をさせていただいたところでございますが、今回、旧西村家住宅修復記念につきましては、国重要文化財としての指定を記念する講演等を計画させていただいておりまして、そういったことでこちらのほうに計上させていただいているところでございます。 ◆4番(上田勝之君)  プレオープンの講演もございましたよね、先般あったと思うんです、文化財研究所の職員が講演をされたと、いわゆる完了されたときに。 ◎文化振興課長(福本良英君)  和歌山県文化財センターの職員の方に講演等を行っていただいてプレで…… ◆4番(上田勝之君)  修復記念でも講演を行う。 ◎文化振興課長(福本良英君)  同じようにといいますか、また講演の先生のほうを検討させていただいて、周知また文化財としての発信をしていきたいと考えております。 ◆4番(上田勝之君)  旧チャップマン邸のとこと招待する、招聘するというか、関係者の旅費の関係が大きく違うんだろうというのは思いますけれども、そういったようなことをやはり両者、重要文化財の施設と旧チャップマン邸というような一体の施設の中で、やはりそういうふうな違いがあるというのはいかがなものかと思うんです。もともとやっぱりそこら辺の連携もしっかり考えながら、同様の規模をしっかり考えていく。あまりに、これはもう過ぎたことなんであれなんで、その辺をちょっと考えていただきたいと思います。 それと、229ページの文化複合施設整備費についてなんですけれども、その中で231ページ、説明欄に管理運営計画策定等業務委託料というのが598万円ほどされているんですけれども、今年の1月に管理運営実施計画が立てられていますよね。通常考えるんやったら管理運営計画のほうが先にきて、その後実施計画なんじゃないかと思うんやけれども、これは屋上屋、要は大本の管理運営計画があってそれを実施するための実施計画なんじゃないですか。さきに実施計画がきているのにまた管理運営計画を立てられるのかと。 ◎文化振興課長(福本良英君)  この事業につきましては、管理運営基本計画から債務負担行為を行わせていただいて継続的に事業を進めてきたものでございます。今年度も管理運営実施計画の策定における業務委託ということで計上させていただいていたもので、令和2年度におきましては、この管理運営実施計画の策定を受けて、その後の市民参画育成講座の開催でありますとか、また開館記念事業の企画制作の支援とかをして、委託して実施していただくというふうな計画でございます。 ◆4番(上田勝之君)  繰越しでずっとこの名称で来ているということですね。それ毎年同じコンサルにずっとしているわけですね、継続して。 ◎文化振興課長(福本良英君)  そのとおりでございます。 ◆4番(上田勝之君)  それと、その下に、説明欄4の文化複合施設管理経費というものがもう既に今年度から発生するということですね。 ◎文化振興課長(福本良英君)  工事の請負契約におきましては、来年2月8日に完成という契約でございますので、2月、3月の分につきましては管理が発生してくるということでございまして、若干の光熱水費、またエレベーターの保守点検等の予算を計上させていただいているところでございます。 ◆4番(上田勝之君)  1か月と10日間ぐらいで375万円ぐらいかかるということですね。 ◎文化振興課長(福本良英君)  実際的に不明な部分、光熱水費とかは不明な部分もございますが…… ◆4番(上田勝之君)  ただこれぐらいは見込んでいるということですね。 その下の5番、新宮城跡・新宮城下町遺跡発掘調査事業についてですが、3,188万円の出土遺物等整理支援業務委託料というのは、これは県の文化財の外郭団体のところでお願いするという費用ですか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  昨年度、発掘業務をしていただきました和歌山県文化財センターのほうに委託する予定でございます。 ◆4番(上田勝之君)  全般的に、これは前回一般質問でもお願いをした点なんですけれども、新宮城下町遺跡の範囲に新宮城跡側、いわゆる水ノ手側の用地拡大も含めて検討していただける旨を御答弁なりそういったような解釈をさせていただいているんですが、この城下町遺跡の発掘事業を整理を行った上でそういったような文化庁のほうに申請をしていかれる予定でしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  新宮城跡・新宮城下町遺跡発掘調査事業につきまして、令和2年度におきましても調査を続けまして、その中で、先ほどございました新宮城跡の追加指定の部分も当然のことながら周辺地域としまして検討がされる分であるとは考えております。そういったことで、その調査報告を受けまして、また新宮城跡の追加指定等についても検討していくことになろうかと考えております。 ◆4番(上田勝之君)  この新宮城下町遺跡の部分が、この調査業務を終えた後に史跡なり、いわゆる文化庁への文化財としての申請をしていかれる。その際に、いわゆる新宮城跡の水ノ手側の部分というのが一体的に申請していただけるようなという理解でよろしいですね。 ◎教育部長(平見仁郎君)  前回の上田議員の一般質問の中でも御指摘を受けておりまして、新宮城跡の部分につきましても教育部内部でしっかり検討をして、できれば一緒にやっていきたいのはやまやまでありますが、やっぱり順序を追って進めていきたいと、このように思っています。
    ◆4番(上田勝之君)  ぜひよろしくお願いします。 もう一点、239ページの説明欄3、東京2020オリンピック聖火リレー事業なんですけれども、こちらのほうも、全国的にといいますか、全国を回られるんで当然全国的なんですけれども、新型コロナウイルス対策で無観客というようなことが今話題になっておりますよね、聖火リレーについても。その辺は、新宮市部分についてはどのようにお考えなんでしょうか。 ◎教育長(速水盛康君)  今御指摘のような新型コロナウイルスの感染対策を社会的に予防していこうというそういう状況でございますので、今のところは予定どおりということで、沿道には小中学生が参加して盛り上げていくと、またオープニングも若干いろいろな形でやっていく予定にはしておりますが、今後の状況によっては無観客ということも十分に考えて対応していきたいと思ってございます。 ◆4番(上田勝之君)  この聖火リレーについても全体の委員会のほうでもそういったような検討もなされているのが昨日ニュース等でも散見されましたんで、またぜひその辺は柔軟な対応をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(前田賢一君)  昼食のため午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時59分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中の8款土木費について、当局より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 ◎管理課長(望月敬之君)  貴重な時間をいただきありがとうございます。 岡崎議員の質疑に対して答弁させていただきます。 市営住宅家賃が未納となっている世帯ですが、遅れながらも払っていただいている方も含めまして28世帯となってございます。 ○副議長(東原伸也君)  引き続き質疑を行います。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  195ページの1番、教育委員報酬でございますけれども、教育委員という方はどういった方がなられているんでしょうか。 ◎教育総務課長(澤原謙二君)  現在、教育委員につきましては4名の方にお願いしておりまして、特に教育に知識のある方等を含めてお願いしているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それはよく分かりますけれども、教育に知識のおありにない方だと教育委員になれないと思うんですが、こういう委員というのは教育委員会のほうで見識を持った方というのを指名制度という形なんですか。 ◎教育総務課長(澤原謙二君)  最終的には議会のほうで御承認いただくということになっております。 ◆11番(竹内弥生君)  はい。分かりました。 197ページですけれども、15番、学校防災教育推進事業で津波防災教育推進支援業務委託料、長寿命化計画策定業務委託料、委託委託ってどんなところに委託するんですか。何か委託料というのがよく見えるんですけれども。 ◎学校教育課長(富田英之君)  学校防災教育推進事業につきましては、基本的に東京大学の特認教授であられます片田特任教授に指導助言をいただいておるんですけれども、その際に、群馬県にありますアイ・ディー・エーという会社のほうと委託契約を結ばせていただきまして、防災教育の資料等を頂いたりとか、片田先生との間に入ってコーディネートしていただいたりというようなことをしていただいているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。 ◎教育総務課長(澤原謙二君)  その下の学校施設長寿命化計画策定事業につきましては、本年度、各学校の施設等を劣化度調査いたしましたので、来年度に計画書を作成する予定でございます。その業者については、まだこれから選定させていただくということになります。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。その東京大学とまず冒頭に出てきたらネームバリューですごいとこやな、また東京大学からのどこどこの会社に、いうところに委託するということなんですね。 ◎学校教育課長(富田英之君)  そのとおりでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  207ページですけれども、このクラブ活動補助金というのはどういった形に使われているんでしょうか。 ◎学校教育課長(富田英之君)  クラブ活動補助金につきましては、中学校のクラブ活動の際に、例えば県大会であったりとか近畿大会、全国大会等へ行くことがございます。その際に、生徒の旅費であったりとか、宿泊費という部分は当然保護者の方にも負担いただくんですけれども、そこを補助するような形でこちらのほうから補助金を出させていただいているというような形になってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。昨日榎本議員がおっしゃったように貧困のお子様、御家庭の方いらっしゃるのでこの補助金はとても大事だと思います。 215ページなんですが、私この新宮市・明治大学公開講座開催委託料というところなんですけれども、この明治大学受けたことあります。何か卒業証書も明治大学何とかいうのを頂きまして、10年ほど前ですけれども、そのときもそんなにたくさんの人がということでは、10年ぐらい前の話ですが授業を受けまして、最後に卒業証書みたいなのを頂いたんですけれども、今はどんな感じになっておられますか、明治大学とのこの講座について。市民の方々が、もう長くやっているので広報活動も聞き、経験者からも話を聞いて、今の状況はどういった感じで市民の方々が参加されていますか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  市民大学開催のところでございますね。これにつきましては、市民の生涯を通じた学習意欲に応えるために、市民がより専門的な学問を学ぶ場を提供しているということで、地域社会に貢献できる人材を育成することを目的として開催しているものであります。 例年、いろんな講座を行っておりまして、大体2日間に分けて4コマ、もしくは3コマの講座を設けております。昨年ぐらいから若干いろんな分野においての講座を入れておりまして、若い世代層とか、シニア世代の方たちに限らず、いろんな取組の講座を行っているということで、少人数の講座ではありますけれども、結構好評な意見を受けております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。これ結構すばらしいなと思ったんで、自分が受けましたんで、広報を続けてやっていっていただきたいと思います。 委託はどちらになされているんですか、この明治大学につきましては。委託料のところですが。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  委託先は明治大学との連携になります。委託になります。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 健人大学のほうもそうなんですけれども、この健人大学の開催委託料というのは委託料はどちらに委託されているんでしょうか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  健人大学につきましては、委託先は新宮市健人大学の運営委員会となっております。 ◆11番(竹内弥生君)  ここは御盛んにやられているのでしょうか。新宮市ですよね、その委員会というところで。ここの活動に関しましては、委員会でしっかり議論をもんで。 ◎教育部長(平見仁郎君)  昔でいう老人大学です。だから、年に10回ぐらいは今メンバー、老人クラブというか、健人大学いう名称なんですけれども、300人、400人の方が講演とかいろんな行事を別館とかで一応行事、イベントやってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それはもう健康寿命につながるよい取組なんで、これからもよろしくお願いいたします。 217ページですけれども、新宮市展開催のところで、3番の新宮市文化協会補助金、そして市民音楽祭開催についての補助金、新宮市伝統芸能大会についての通信運搬費、この辺はどういった形で決められるんでしょうか。音楽祭については幾らの補助金、伝統芸能大会についてこれぐらい出すというのは、どういった要望をもってどういった形で補助金を出していかれるのでしょうか。まあ言えば平等性がないですよね。市民音楽祭とか伝統芸能…… ◎文化振興課長(福本良英君)  例えば、市民音楽祭につきましては、実行委員会を組織しまして、そちらのほうで計画等、実施に向けて進めていただくわけですけれども、例えば音楽祭の参加者については募集等を行っておりまして、その中で実行委員会を構成して実施していくということになろうかと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  答えがかみ合わないような気がするんですけれども。予算を、これはもう市民音楽祭に関しましても伝統芸能大会におきましても、市民の皆様の喜びにつながるイベント、事業だと思うんです。だから、年々委員会できっちり、そんなにお金は出せないと思いますけれども、ある程度どこら辺が足りないかとか、そういう詳細のほうを委員会のほうでお聞きして、補助金の増額なり減額なり、平等性なりいうことをしっかり確認していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  当然のことながら、実行委員会の事務局としまして適切に事業が実施されるようチェック、また協議しながら進めていきたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  219ページなんですが、またここにすばらしい東京大学体験活動プログラム協力事業というのがありますけれども、これは一体どういったものなのでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  東京大学の学生たちが10名程度、これは東京大学のほうで体験活動プログラムの紹介をしまして募集をするわけですけれども、10名ほどが新宮市のほうへ来られまして、熊野の歴史や文化、また自然保護に関する熊野学研究委員会の方々と協力を仰ぎながら体験をしていただくというような事業でございます。 ◎教育長(速水盛康君)  補足させていただきますと、ここ2、3年、ちょっと正確な数字は分かりませんが、東京大学の大学院の秋山先生という方と松崎先生という方が非常に熊野という地域に注目をしていまして、美術史をやっている方であります。この熊野を中心にして東京大学の大学院、もしくは一般の方々に募集をかけて、そしてここに来て体験プログラムを通してもう一度東京大学でさらにこのことを事業化していきたいという、そういうふうな御意向もありまして、できるだけつながりをつけていきたいなと思っております。その途中ですので、これからもう少しこの体験プログラムがより東京大学との深いつながりになるように努力をしていきたいなと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。その東京大学、日本の代表する大学がそういうふうに熊野のほうに興味を持って御意向があったということはすばらしいことですね。ありがとうございます。 221ページなんですけれども、これは先ほど上田議員が西村記念館、佐藤春夫記念館のことについてお話ししていたと思うんですが、2番の佐藤春夫記念館施設管理業務、ここの指定管理料というのも、この指定管理料につきまして、年々指定管理でばんとお金が入ってくるわけですよ。民間ではそういうことは全くあり得ないし、民間ではないので当たり前なんですけれども、指定管理料は果たしてその年その年、この世代に、今の現実の社会に合っているかということをもう一回調査とか、適切であるかということ、毎年分析されているんでしょうか、指定管理料について。お伺いいたします。 ◎文化振興課長(福本良英君)  佐藤春夫記念館につきましては、公益財団法人佐藤春夫記念会のほうに現在、指定管理ということで指定管理料をお支払いしております。これにつきましては、5年間の指定管理の契約になっておりますので、当然のことながら5年間経過するごとにその事業の内容等を確認しながら次の5年間というようなことで進めてまいることになると考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  お金を出したから、株主になったからどうのこうの意見を言いに行くわけではなく、どういった感じでやられているんでしょうか、5年間のこの指定管理料は、皆さん、市民の幸せにつながっているんでしょうかというようなお声かけをしに見回りをしていただくということは、これは5年間と決めてあったとしてもしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  理事会のほうにも出席させていただきながら事業計画、また決算等の報告を受けながら事業のほうを進めていっているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  高度成長期を生き抜いてこられた諸先輩方や、今の時代にゆとり世代から始まった若者、もう全く時代が違っておりますので、その辺は理事会のほうに出られるのでありましたら調整役、まとめ役として新しい方向に進んでいって活発にしていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 231ページのイベント・教室等開催業務委託料というのは、結構大きいんですけれども、229ページの続き、文化複合施設開設準備事業、これ先ほど上田議員のほうからもあったと思うんですが、同じ質疑になりますので、イベント・教室等開催業務の委託料が先に来て、同じことなんで、管理運営計画が後に来る。ということは、イベントとか教室等を開催をする業務にしてもらうようにもう頼んでいるということなんでしょうか。 ◎文化振興課長(福本良英君)  頼んでいるということではございませんが、この委託料につきましては、昨年も行われました文化複合施設開館に向けてのプレイベント、こちらのほうを実施していく令和2年度の計画として150万円をもってプレイベントを実施していく予算として計上させていただいているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  そのプレイベントにしろ何にしろ、どういったことからどういうふうに選定していくのかということが全く分からないので、またきっちりしたものを教えてください。平等性というのが一番だと思うので。よろしくお願いいたします。 233ページにいきます。 この新宮市スポーツ少年団育成補助金、または東牟婁地方スポーツ少年団連絡協議会負担金というところで、ちょっと分からないんですが、今、昔から歴史を持っていっておられるスポーツ少年団、団員の方がすごく減られてきて、小中学校の体育館を1時間150円で借りても3時間借りても450円。団員が1地域で12人しかないとすると4,000円ぐらいの負担金を毎月団員の会費から出していかなければならない。ということをちょっとつらいんやという話をお聞きしたんですが、だから中学校、小学校の体育館を使用するに当たり、スポーツ少年団、それこそ未来を担う子供のためにつくっているスポーツ少年団に対して貸し館料を取らなければならないのかというところなんです。 ここの補助金を見ますと、どういった割合で出してあげているのか。そのスポーツ少年団の団員の方がおっしゃるには、和歌山県下で新宮市だけだと、小中学校の体育館で貸し館料を取っているのは。1時間で150円と言いましても3時間で450円になります。それは1か月になったら4,000円ぐらい、年だったらもう五、六万円の負担費になってくる。それを団費から出さなければならない。夏になったら子供にジュースも出したい、ボールも買いたい、備品も買いたいということで、団費からはなかなか赤字が出てくるような趣だと。 これから、この改正といいますか、補助金を少し多く出してあげるとか、小学校の体育館においては、一般人ではない限り、子供を育成するために貸し館料を減らしてあげるとかということは考えていないでしょうか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  今のところは、そのような考えはないんですけれども、補助金の関連で、スポーツ少年団への運営補助ということで22団体へ1万円ずつ補助を出しております。その中で、どうしてもいろんなおっしゃっていただいたような御事情のところが今後も強いということであれば今後また考えていきたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。スポーツ少年団の方によりますと22団体で1万円、22万円、1万円ずつ年間にもらうんやったら小中学校の体育館をただで貸してほしい、そっちのほうがよっぽど僕たちは楽になると申しておりました。今課長のおっしゃっていただいたとおりよろしくお願いいたします。 235ページ、この市民運動競技場管理費というのなんですけれども、これは佐野のグラウンドのことですね。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  はい。そのとおりでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ここも結構古くなってきているんで、いろいろお金がかかると思います。ちょっと今の質疑になっていないですけれども。 熊野川ドームというのは、どういった今状況なんですか、稼働というか活動。235ページ、同じです。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  活動内容につきましては、イベントとか、ドームの中にあるテニス、そういった活動を行っております。 ◆11番(竹内弥生君)  いいことですね。スポーツは本当に心身共によくしていく。 239ページ、最後ですけれども、この新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会、これは本当にすばらしい企画だと思うんですが、この600万円を新宮市が負担して那智勝浦町がお幾らでしたか、那智勝浦町の負担金は。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  200万円でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  新宮市としましては、心のためにということですよね。宿泊するのは那智勝浦町が多いと思うんです、温泉もありますし。そこら辺も、この事業を続けていってもらいたいと思いますけれども、市長、もし機会があったら那智勝浦町のほうにも少し予算配分を少しでも増やしていただくようにお願いしたいと思いますが。 ◎市長(田岡実千年君)  おっしゃること、大変よく理解できるんですが、そもそも第1回目というか、これ始めたのは新宮市単独で始めまして、途中から那智勝浦町と一緒に共同開催ということになった経過があり、こういった負担金の額になっております。今議員おっしゃっていただいたこと、また町長にも話す機会があれば伝えたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  そういう事情でしたら、今からさらにお金を出してほしいとは言えないですよね。分かりました。 じゃここに県外から参加していただくランナーの方に新宮市の中の施設に泊まっていただいて、特典がつくとかいうようなこともまた考えていっていただきたいと思います。いかがでしょうか。予算は600万円新宮市が出して、那智勝浦町は後から参加していただいて200万円だけれども宿泊するのは那智勝浦町に大体宿泊される。だから、それは、那智勝浦町には後から参加してもらったのにお金を増やしてくれとはなかなか言えない。それはもうそのとおりだと思います。だから、広報とかいろんな形を用いまして、特典とかをつけて、県外から来て宿泊していただく人には新宮市で泊まっていただくというような、ちょっと少し知恵を出してやっていただいたらうれしいなと思います。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  今後、そういった観光振興、地域振興についても、新宮市ならではでいろいろとアピールしていきたいと思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  以上です。 ○副議長(東原伸也君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  教育委員会の、これもう簡単に言います。外国語の方の助手とか、201ページ、外国語教育推進事業、そして207ページ、外国語指導助手招致事業、こういうあれがちょっと違うんです。というのは、市長が紀南で初めて幼稚園から英会話を始めたんですよ、田岡市長がこれ力を入れていただき。今回、幼稚園の外国語のこういうALTですか、そういう事業が入っていないんで、予算書。幼稚園は外国人の方が英会話の助手をしたり、また御指導していただいているのか。ちょっとそこら辺りの御説明をお願いいたしたいと思います。 ◎学校教育課長(富田英之君)  幼稚園での外国語教育につきましては、まず201ページのほうにございます外国語教育推進事業、こちらのほうで市独自に非常勤のような形でALTを雇いまして、幼稚園、それから小学校の1年生から4年生の外国語教育に携わらせていただいておるところでございます。 以上です。 ◆15番(福田讓君)  201ページは、学校管理費の小学校でしょう。今課長がおっしゃったのは小学校費ですね。中学校費いうのは、207ページでございます。そして、めくっていただいて、幼稚園費の中に、ここの事業211ページの中ずっと見ているんですけれども、そういった科目がございませんのでお聞きしているわけなんです。 ◎学校教育課長(富田英之君)  確かに幼稚園費のほうでは予算取りはしておらないんですけれども、今議員おっしゃられました201ページのほうの外国語教育推進事業は小学校管理費に入っていますが、幼稚園のほうにもこちらのALTを派遣させていただいておるところでございます。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。だから私も心配して、幼稚園していないんかと思って。これ小学校と中学校の項目でしょう。またやっていただいているんですね。 市長のあれもう何年になるんですか、もうかなり紀南で田岡市長に幼稚園の教育から、やはり新宮港も大きな11万トンも入ってくるような外国船も入ってきます。ただ今コロナウイルスでちょっと大変残念ですが、やはり新宮市が歴史と文化と観光、子供たちにも英会話を進めなければならないということで、市長が肝煎りで幼稚園から英会話を始めました。それに追随して、近隣町村の幼稚園ですか、小学校でも始めてきていますので、やっぱり新宮市はこれからも教育長をはじめ教育委員会の皆さんにも新宮市がやっぱり他の市町村の追随を許さないようなそういう英会話教育を進めていただきたいと思います。 以上です。 教育長、いかがですか。 ◎教育長(速水盛康君)  できるだけ幼小中の連携、外国語教育の連携が新しく4月からは教育課程になることもございますのでしっかりとやっていきたいと思います。 ○副議長(東原伸也君)  13番、松本議員。 ◆13番(松本光生君)  199ページで、先ほど三栗議員が言っておられました補助金の関係で、これ今日の新聞を見ますと高校の県下全部が、もうほとんどが定数割れだということが今日書かれておりましたけれども、こうなったらもう高校も義務教育に近い関係です。行きたい子は行かせてあげてほしいということで、もし生活的に大変な子であれば新宮市もどんどん市長、やっぱりそういう子供たちのためにどんどんそういうことにやっぱり基金を出して補助金やってほしいと思うんですけれども、ちょっと市長、一言。 ◎市長(田岡実千年君)  いろんな家庭の事情があっても、やはりしっかりと教育が受けられるということは大変本当に大事なことであります。高校もそうなんですが、特にやはり新宮市においては大学とか短期大学、専門学校で勉強しようとすると家からは通えなくて、必ず現地で家庭と二重生活になって余計に費用がかかるわけでありまして、やはりそんなところ行政として何とか何ができるかということはまた皆さんのお知恵をいただきながらやっていきたいというふうに思います。 ◆13番(松本光生君)  教育長、教育現場の立場からお聞きします。いろいろお話。 ◎教育長(速水盛康君)  今、市長が申しましたようにできるだけそのような形で高等学校の進学者に対しても配慮していきたいと考えてございます。 ◆13番(松本光生君)  もう新宮市から一生懸命高校へ行って勉強して、また大学行くなり、また新宮市のまちづくりも助けてくれるような育成をやってほしいと思います。 203ページの改修関係、9番、10番、もうどうですか、もうほとんどこの市内も老朽化になっていると思うんですけれども、その中で耐震化はどんどん進めておいておりますけれども、校舎一個一個の全体としてはもう老朽化になっていると思うんです。 その中で、これ小学校ですけれども中学校の関係で、城南もほとんどもう、元おられた教育長、一番身近に感じておられると思うんですけれども、それ含めて、少子化、子供が減っているという状況の中で、子供の教育上やはりもう今後あと3年、5年後、先が見えて、城南と緑丘との合併も考えていかなあかんじゃないかと思うんですけれども。 ◎教育長(速水盛康君)  今ここでそのことのお答えをお返しすることはできませんが、旧市内だけではなくて三輪崎地域、それから少人数の特性を持っている高田、熊野川地域含めまして新宮市全体の学校をしっかりと整備していくというところの中で考えていきたいと思ってございます。 ○副議長(東原伸也君)  以上で、10款の質疑を終わります。 続いて、歳出11款公債費から12款予備費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、11款公債費から12款予備費について御説明申し上げます。 240ページをお願いいたします。 11款公債費でありますが、1項1目の元金は、財政融資資金や市中銀行等より借り入れた長期債262件分の償還元金であります。 2目利子は、元金と同様、財政融資資金等から借り入れた長期債309件分の償還利子と一時借入金に係る支払い利子の見込計上であります。 242ページをお願いします。 12款予備費は、前年度と同額の500万円であります。 以上、11款公債費から12款予備費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  ただいまの11款公債費240ページから12款予備費243ページまで質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  質疑を終わります。 以上をもって歳出全款についての質疑を終わります。 次いで、歳入全款の説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、歳入全款について御説明申し上げます。 すみません、10ページをお願いします。 2歳入、1款市税は、総額29億6,882万8,000円で、前年度比0.3%の増であります。 市民税は、人口減少等の影響により0.8%の減、固定資産税については償却資産を2.2%の減と見込む一方で、新築件数の見込増により家屋分が2%増となった結果、総額では0.3%の微増の見込みとしております。 また、軽自動車税は、環境性能割の増により、6.1%の増であります。 12ページをお願いします。 市たばこ税は、過去の実績と1,000本当たりの税率変更を勘案し、5.7%の増、入湯税については微増の見込みであります。 その下、2款地方譲与税は、森林環境譲与税の新規計上により、総額1億4,851万8,000円となり、前年度比でプラスの65%の大幅増を見込んでおります。 14ページをお願いします。 3款利子割交付金は、前年度と同額、4款配当割交付金及び5款株式等譲渡所得割交付金については、いずれも300万円の減見込みで、それぞれ地方財政計画及び実績見込みによる計上であります。 6款法人事業税交付金は、市町村の税源の偏在是正と財政運営の安定化を目的として、交付金制度が創設され、本年度より県から従業者数を基に交付されるものであります。 7款地方消費税交付金は、令和元年10月からの消費税率引上げの影響を含めて、地方財政計画等を基に算出し、前年度比プラス1億円の6億6,000万円。 8款環境性能割交付金は、令和元年10月の車体課税改正に伴い、自動車取得税交付金から移行した項目で、本年度は通年ベースの反映となることから、大幅増となっております。 16ページをお願いします。 9款地方特例交付金は、消費税率引上げに伴う環境性能割の臨時的軽減補填分を見込む一方で、幼児教育無償化分の皆減により、約1,400万円の減となっております。 10款地方交付税でありますが、普通交付税については、地方財政計画での一般財源増や前年度実績からの算定見込み等により5,000万円増の50億5,000万円とし、特別交付税は、実績等から前年度と同額の10億5,000万円と見込んでおります。 11款交通安全対策特別交付金は、前年度実績等により300万円の見込計上であります。 12款分担金及び負担金は、主に老人ホーム養護者等負担金及び保育所利用者負担金などでありますが、幼児教育無償化に伴い、約2,500万円のマイナスを見込んでおります。 13款使用料及び手数料は、主に住宅使用料と清掃手数料でありますが、その他の内訳は、すみません、18ページの1項1目総務使用料から20ページの2項5目消防手数料まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 20ページお願いいたします。 14款国庫支出金は、総額31億6,246万6,000円、1億3,728万7,000円の減で、主な要因は、文化複合施設や観光看板整備等に係る社会資本整備総合交付金や林道の災害復旧費負担金等の減でございます。 その他の内訳は、22ページの1項1目民生費国庫負担金から24ページの3項3目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 24ページをお願いします。 15款県支出金は、総額16億2,860万7,000円、3億1,481万2,000円の増で、主な要因は、文化複合施設整備事業交付金の計上であります。 また、内訳については、1項1目民生費県負担金から、28ページの3項1目総務費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 28ページをお願いします。 16款財産収入は、総額7,678万4,000円で、117万1,000円の増であります。 次に、30ページをお願いします。 17款寄附金は、総額1,820万3,000円、200万円の増で、ふるさと納税寄附金の見込額の増が主な要因であります。 18款繰入金は、総額で3億9,775万8,000円、6,873万6,000円の増で、熊野川関連施設整備基金及び合併市町村振興基金からの繰入金の増が主な要因であります。主には33ページの基金繰入金で、繰入れの対象事業は、退職手当基金は退職手当として、熊野川関連施設整備基金につきましては新図書館整備事業及び新宮城跡・新宮城下町遺跡発掘事業、そして地域振興基金は交流促進施設さつき、小口自然の家等管理費をはじめ、新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会の負担金や新宮秋まつり、忠度まつり、新宮花火大会の補助金など、そして合併市町村振興基金については、文化複合施設整備事業、そして育英奨学基金は育英奨学補助金、熊野川町区域まちおこし基金については、小口自然の家改修事業及び熊野川町定住促進住宅の駐車場整備の財源として繰入れを予定するものであります。 32ページをお願いいたします。 20款諸収入は、総額2億8,341万4,000円、1億3,490万8,000円の減で、主な要因は、低所得者、子育て世帯を対象としたプレミアム商品券売上収入の皆減であります。 内訳につきましては、36ページの4項5目過年度収入まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 36ページをお願いいたします。 21款市債は、総額33億630万円、10億1,770万円の増で、主な要因は、文化複合施設整備事業に伴う過疎対策事業債及び合併特例債の増であります。 各事業に充当した主な起債ですが、文化複合施設や道路整備など、各事業に充当した過疎対策事業債のハード事業分が16億9,020万円、教育活動支援プログラム事業や子ども医療費などに活用した過疎債ソフト分が2億1,480万円で、過疎対策債合計が19億500万円、文化複合施設整備事業及び三輪崎庁舎整備事業に充当した合併特例債が8億3,900万円、防災対策などへの緊急防災・減災事業債については1億7,270万円であります。 以上、歳入全款の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  ただいまの歳入全款10ページから39ページまで質疑を行います。 3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  29ページの文化複合施設整備事業交付金の5億円、これは県から頂けるということなんですけれども、これ先ほど歳出のほう見ていたら4億円を減債基金に積み立てるというか、積み上げてしまうということなんですけれども、これは別に問題ないんですか、減債基金に積み立てることは。 ◎財政課長(小林広樹君)  和歌山県と協議する中で、将来の償還に充てるために基金積立てということは大丈夫だというふうには聞いてございます。 ○副議長(東原伸也君)  よろしいですか。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  ふるさと納税のことでちょっとお尋ねしたいと思うんですが、30ページ、今おっしゃったのが寄附金1,401万円をふるさと納税が、これ入ってくるであろうという、いわゆる予算という考え方でよろしいんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  取りあえず見込みで、前年比200万円増で計上させていただいております。 ◆2番(大坂一彦君)  勉強不足とはいえ、ふるさと納税を起爆剤にというふうなことを申し上げておりまして、年間、私どもも小さい商売とはいえ前年比に対してこのぐらい頑張ろうというので1年間の予算立てたりするんです。新宮市のレベルで200万円の増ということであるならば、あまりやる気がないのかなとついつい思ってしまうんですけれども、その辺りもしよかったらお聞かせいただいたらと思うんですが。 ◎企画調整課長(下基君)  すみません、行革プランのほうにも計画的に年次的に少しずつでございますけれども、さらに増やしていくということで計画させていただいておりまして、来年度は200万円増ということでさせていただいております。ただ、大坂議員からも前回いただいておりますけれども、意見のほう、努力のほうは引き続き担当課としてさせていただきたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。 ◆2番(大坂一彦君)  新宮市のために起爆剤となればと思って申し上げておりますし、なるんではないかと思っておりますし、ほかの町村の話を聞かせていただくとやり方を変えて目線を変えればプラスにはなりやすいというところだと思いますので一言申し上げました。御検討いただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(東原伸也君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  10ページの法人についてなんですけれども、こちら下がっているのは会社が減っているからか、景気的な売上げが下がっているからか、どういった見込みでこちら下がっているんでしょうか。 ◎税務課長(南守君)  法人につきましては、過去の税割等を見ていますが、業者数につきましても多少の減を見込んでおります。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ここ近年は毎年減っている感じですか。ちなみに業者数ですけれども。 ◎税務課長(南守君)  業者数については微減となっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  毎年減り続けている感じですよね、人口と同じように。 ◎税務課長(南守君)  ここ数年はそうなっております。 ○副議長(東原伸也君)  よろしいですか。 以上をもって、第1条歳入歳出予算についての質疑を終わります。 次いで、第2条地方債から第4条歳出予算の流用までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、第2条地方債から第4条歳出予算の流用について御説明申し上げます。 予算書1ページをお願いいたします。 第2条は、起こすことができる地方債の内容は、第2表地方債によるというものであります。 6ページをお願いいたします。 第2表地方債でありますが、総務管理施設整備事業ほか25件で、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりであります。 なお、限度額の合計については33億630万円であります。 すみません、もう一度1ページへお戻りください。 第3条は、一時借入金の最高額を10億円と定めるものであります。 また、第4条では、歳出予算の各項の金額を流用できる場合は、給料、職員手当等及び共済費の人件費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用を定めるものであります。 以上、第2条地方債から第4条歳出予算流用までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  ただいまの第2条地方債6ページ、第3条一時借入金1ページ、第4条歳出予算の流用1ページについて質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(東原伸也君)  以上をもって議案第1号の質疑を終わります。 本案はお手元に配付しております分割付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後1時52分--------------------------------------- △再開 午後2時07分 ○議長(前田賢一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程2 議案第2号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程2、議案第2号、令和2年度新宮市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 須崎市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(須崎誠久君) (登壇) ただいま議題となりました議案第2号、令和2年度新宮市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 議案書の253ページをお願いいたします。 第1条は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億2,560万7,000円に、直営診療施設勘定では8,816万円とするものであります。 第2条は、一時借入金の限度額を、事業勘定では10億円、直営診療施設勘定では3,000万円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算各項の金額を流用することができる場合を定めたものであります。 それでは、事業勘定の歳出から御説明させていただきます。 266ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費3,729万6,000円は、市民窓口課保険年金係4名分の職員人件費と諸経費などです。 2目連合会負担金248万円は、国保連合会への負担金です。 268ページをお願いいたします。 2項1目賦課徴収費2,838万1,000円は、税務課市民税係と収納係3名分の職員人件費などです。 270ページをお願いいたします。 3項1目運営協議会費37万1,000円は、運営協議会に関する経費です。 272ページをお願いいたします。 2款保険給付費1項療養諸費1目から5目まで21億3,488万6,000円を見込んでおります。 274ページをお願いいたします。 2項高額療養費は1目から4目まで3億3,923万4,000円を見込んでおります。 276ページをお願いいたします。 3項移送費は1目一般分10万円、退職分1,000円の科目計上です。 278ページをお願いいたします。 4項出産育児諸費1,891万円は、出産育児一時金として1件42万円を支給するもので、45件を見込んでおります。 280ページをお願いいたします。 5項葬祭諸費は1件3万円を支給するもので、70件分210万円を計上しております。 282ページをお願いいたします。 3款国民健康保険事業費納付金9億6,169万3,000円は、県から示された納付金額を計上しております。 288ページをお願いいたします。 4款1項共同事業拠出金1,000円は科目計上です。 290ページをお願いいたします。 5款保健事業費1項特定健康診査等事業費3,704万4,000円は、特定健康診査、特定保健指導に係る事業費で、保健センターで実施するための一般会計への繰出金です。 292ページをお願いいたします。 5款2項保健事業費1,500万1,000円は、脳ドック受診助成事業及び医療費適正化特別対策事業などに係る費用です。 294ページをお願いいたします。 6款基金積立金は、科目設定のため1,000円の計上です。 296ページをお願いいたします。 7款公債費82万2,000円は、一時借入金の利子です。 298ページをお願いいたします。 8款諸支出金1項償還金及び還付加算金733万4,000円を見込んでおります。 300ページをお願いいたします。 8款2項繰出金1目直営診療施設勘定繰出金2,995万2,000円は、事業勘定から熊野川診療施設勘定への繰出金です。 302ページをお願いいたします。 9款予備費として1,000万円を計上しています。 続きまして、歳入を説明させていただきます。 260ページへお戻りください。 2歳入、1款国民健康保険税は1項1目と2目で6億3,521万3,000円で、一般と退職被保険者の国民健康保険税です。 2款1項手数料は47万円を見込んでいます。 262ページをお願いいたします。 3款国庫支出金2,000円は、科目設定の計上です。 4款県支出金1項1目保険給付費等交付金25億7,514万5,000円は、県から示された額で、保険給付費の一部を除く全額が県から交付されるものです。 2目財政対策補助金は400万円を見込んでおります。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金は3億6,544万3,000円を計上しております。 2項1目基金繰入金1,000円は、科目の設定です。 264ページをお願いいたします。 6款繰越金1,000円は、科目計上です。 7款諸収入4,533万2,000円を見込んでおります。 なお、304ページから307ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 以上が事業勘定でございます。 続きまして、直営診療施設勘定について、歳出から御説明いたします。 318ページをお願いいたします。 1款総務費4,470万7,000円は、診療所に係る職員人件費及び諸経費であります。 322ページをお願いいたします。 2款1項医業費4,240万2,000円は、診療に係る諸経費で医薬材料費が主なものです。 324ページをお願いいたします。 3款1項基金積立金は科目設定のみ1,000円の計上です。 326ページをお願いいたします。 4款公債費5万円は、一時借入金の利子です。 328ページをお願いいたします。 5款予備費として100万円を計上しております。 続きまして、歳入を御説明いたします。 314ページへお戻りください。 2歳入、1款診療収入5,744万8,000円は、1目から5目まで診療所の収入を計上しております。 2款使用料及び手数料27万6,000円は、診断書などの文書料です。 316ページをお願いいたします。 3款財産収入1,000円は科目計上です。 4款繰入金、1項事業勘定繰入金2,995万2,000円は、事業勘定からの繰入金です。 5款1項繰越金は科目設定のみ1,000円を計上しています。 6款諸収入は48万2,000円を見込んでおります。 なお、330ページから333ページまで直営診療施設勘定の給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 以上、誠に簡単ですが、説明とさせていただきます。審議のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程3 議案第3号 令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程3、議案第3号、令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 須崎市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(須崎誠久君) (登壇) ただいま議題となりました議案第3号、令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の335ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億8,193万円とするものであります。 第2条は一時借入金の限度額を定めたもので、3億円とするものであります。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 346ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費1,304万8,000円は、職員人件費2名分と諸経費です。 348ページをお願いいたします。 1款2項1目徴収費221万8,000円は、保険料徴収に係る諸経費です。 350ページをお願いいたします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金8億6,457万9,000円は、保険料及び療養給付費などの負担金です。 352ページをお願いいたします。 3款保健事業費48万5,000円は健診等委託料で、脳ドック10名分を医療センターへ委託するものであります。 354ページをお願いいたします。 4款公債費50万円は一時借入金の利子です。 356ページをお願いいたします。 5款諸支出金1項1目保険料還付金は50万円を見込んでおります。 2目還付加算金は10万円を見込んでおります。 358ページをお願いいたします。 6款予備費は50万円を計上しております。 続きまして、歳入を御説明させていただきます。 342ページへお戻りください。 2歳入、1款保険料は3億2,995万3,000円を見込んでおります。 2款使用料及び手数料は2万円を見込んでおります。 3款繰入金は5億5,110万円を計上しております。 4款諸収入は85万6,000円を見込んでおります。 344ページをお願いいたします。 5款繰越金は科目設定であります。 なお360ページから363ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照願います。 以上、誠に簡単ですが説明といたします。審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程4 議案第4号 令和2年度新宮市介護保険特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程4、議案第4号、令和2年度新宮市介護保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 北畑健康福祉部次長兼健康長寿課長。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第4号、令和2年度新宮市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の365ページをお願いいたします。 令和2年度新宮市介護保険特別会計予算は、第1条第1項で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ39億7,762万7,000円と定めるものです。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものであります。 第2条は一時借入金の借入れの最高額を5億円と定めるものです。 第3条は、歳出予算の経費の金額を流用できる場合を定めたものです。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 予算書の378、379ページをお開きください。 3歳出、1款1項1目の一般管理費5,447万7,000円は、説明欄1の一般管理経費、2の職員7名分の人件費です。 2目介護保険事業計画策定事業費284万7,000円は、今年度アンケート調査を終え、令和3年度から5年度の介護保険事業計画を策定するための費用であります。 380ページ、381ページをお願いします。 2項1目賦課徴収費546万円は、介護保険料の賦課徴収に係る会計年度任用職員報酬と賦課に係るシステム開発・運用支援委託料などであります。 382、383ページをお願いします。 3項1目介護認定審査会費696万6,000円は、介護認定審査会委員報酬等です。 2目認定調査等費2,667万6,000円は、認定調査等事業に係る費用で、主に認定調査に従事する会計年度任用職員5名分の報酬と、主治医意見書作成手数料であります。 384、385ページをお願いします。 地域包括支援センター運営費は、地域包括支援センターに係る費用で、地域支援交付金対象外経費として計上しておりましたが、交付金対象経費として取り扱われることとなったことから、4款地域支援事業費に組み込み整理を行ったものです。 386、387ページをお願いします。 2款保険給付費ですが、要介護認定者に対しての保険給付の総額に35億2,206万3,000円を計上しております。 1項の介護サービス等諸費ですが、要介護と認定された方が居宅において介護サービスを受けたとき、また介護保険施設において施設サービスを受けた際のサービス給付費を計上しております。給付費の内訳につきましては、1目から388ページ10目まで記載のとおりです。 390ページ、391ページをお願いします。 2項介護予防サービス等諸費1億493万5,000円は、要支援と認定された方に対する介護予防サービス給付費で、給付費の内訳につきましては、1目から8目まで記載のとおりであります。 392、393ページをお願いします。 3項1目審査支払手数料307万6,000円は、国保連合会が行う保険給付費の審査支払い業務に対する手数料です。 394、395ページをお願いします。 4項高額介護サービス等費7,699万円は、要介護及び要支援の方の1か月の利用者負担額が、所得階層ごとに設けられた所定の額を超えた場合に、その差額分を払い戻すための費用です。 396、397ページをお願いします。 5項1目高額医療合算介護サービス費1,161万2,000円は、同一世帯の要介護者が医療保険、介護保険の両給付を利用し、自己負担額が著しく高額になる場合に、医療、介護を通じた限度額を適用し、限度額を上回った額を支給するというものであります。 398、399ページをお願いします。 6項特定入所者介護サービス等費1億2,030万9,000円は、低所得者の負担を軽減するため、介護保険施設における居住費、食費の基準費用額と負担限度額の差額の相当分を、介護保険財源から補足給付するものです。 400ページ、401ページをお願いします。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金3,297万3,000円は、3年間の財政運営を行うため、令和2年度に見込まれる第1号被保険者の保険料の剰余金を積み立て、次年度以降の保険料の不足に充てるものです。 402ページ、403ページをお願いします。 4款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費1億6,196万2,000円は、要支援1と2の方と、事業対象者に係る介護予防・日常生活支援総合事業に係る費用で、説明欄の記載のとおり、第一号事業サービス事業費負担金が主なものであります。 2目介護予防ケアマネジメント事業費3,940万2,000円は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る会計年度任用職員、専門職4名分の報酬とケアマネジメント委託料に要する費用です。 404ページ、405ページをお願いします。 2項1目一般介護予防事業費165万5,000円は、要介護、要支援の状態にない一般高齢者に対し、各種予防教室や啓発活動を通し、要介護状態になることを予防するための事業で、説明欄のとおりです。 説明欄3の地域リハビリテーション活動支援事業は新規事業で、介護予防、重症化予防の観点から、ケアマネジメント等において、ケアマネジャー及び支援チームが管理栄養士等の技術的助言を受けられる事業です。 2項2目介護予防事業総務費2,533万6,000円は、介護予防事業に係る職員2名分の人件費と、会計年度任用職員1名の報酬及び熊野川地域における介護予防事業の委託料です。 406ページ、407ページをお願いします。 3項1目総合相談事業費1,324万2,000円は、地域包括支援センターにおける会計年度任用職員、専門職3名分と事務職1名分の計4名分の人件費であります。 2目権利擁護事業費22万円は、高齢者の権利擁護に係る弁護士への相談手数料及び映画「エンディングノート」上映に伴う借り上げ料です。 3目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費17万2,000円は、介護支援専門員の支援研修等に係る費用です。 4目任意事業費3,692万6,000円は、説明欄記載のとおりで、主なものは2の家族介護用品給付事業、3配食サービス事業となっています。 408ページ、409ページをお願いします。 3項5目包括的支援事業・任意事業総務費1,945万4,000円は、新宮市地域包括支援センターと社会福祉協議会へ委託する熊野川地域包括支援センターを運営するための経費であります。 6目在宅医療・介護連携推進事業費1,120万2,000円の主なものは、新宮市医師会の協力を得て設置しました在宅医療の相談窓口業務に係る委託料です。今年度、印刷製本費においてエンディングノートを作成する予定です。 410ページ、411ページをお願いします。 7目生活支援体制整備事業費1,412万2,000円は、高齢者の生活支援のネットワークづくりに向けた社会福祉協議会への委託料で、今年度は第1層の市内全域に1名、第2層のうち高田・熊野川地区に1名の計2名のコーディネーター配置費用となっております。 8目地域ケア会議推進事業費110万2,000円は、地域ケア会議に係る費用を計上しており、9目認知症総合支援事業費53万5,000円は、認知症の早期発見、早期対応につなげる医師、保健師、介護支援専門員等の専門職で構成する認知症初期集中支援チームに係る費用です。 412ページ、413ページをお願いします。 5款1項1目公債費利子は、給付費等の支払いに財源不足が生じた場合における一時借入金の利子を計上しております。 414ページ、415ページをお願いします。 6款1項償還金及び還付加算金は、第1号被保険者介護保険料の還付金等です。 以上で、歳出の説明を終わります。 次に歳入について御説明申し上げます。 372ページ、373ページにお戻り願います。 1款保険料、1項1目第1号被保険者保険料は、現年度の特別徴収保険料、普通徴収分及び滞納繰越分の普通徴収保険料を合わせまして、6億9,666万3,000円を計上しております。 2款使用料及び手数料は、いずれも科目の設定であります。 3款国庫支出金、1項1目の介護給付費負担金は、令和2年度の給付費見込額のうち、施設分としての15%、その他のサービスとして20%相当を計上しています。 2項1目調整交付金は、介護サービス給付見込額に対して、9.18%の交付割合と、調整率0.915%相当分を計上しております。 総合事業調整交付金は、総合事業費見込額に対して8.79%の交付割合と、調整率0.914%相当分を計上しております。 2目及び3目の地域支援事業交付金は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る分の20%、包括的支援事業・任意事業に係る分の38.5%相当分を計上しております。 4目保険者機能強化推進交付金は、高齢者の自立と支援、重症化防止等に対する保険者の取組達成状況に関する評価指標の達成度に対して交付されるものです。 4款支払基金交付金は、第2号被保険者の介護保険料負担相当分を、社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、1項1目介護給付費交付金、2目地域支援事業支援交付金は、それぞれの事業費の27%相当分を計上しております。 次に374ページ、375ページをお願いいたします。 5款県支出金ですが、1項1目の介護給付費負担金は、現年度分として施設分は見込額の17.5%、その他のサービスは12.5%相当分となっています。 2項1目介護予防・日常生活支援総合事業に係る地域支援事業交付金は12.5%、2目社会保障充実分含む包括的支援・任意事業に係る地域支援事業交付金は19.25%の交付割合となっています。 6款財産収入は、いずれも科目の設定であります。 7款繰入金は、市の一般会計からの繰入金で、1項1目介護給付費繰入金、2目介護予防・日常生活支援総合事業に係る地域支援事業繰入金につきましては、それぞれ給付費見込額及び介護予防事業費の12.5%を計上しています。 3目の社会保障充実分含む包括的支援・任意事業に係る地域支援事業繰入金は、包括的支援・任意事業の19.25%相当分を計上しています。 4目その他一般会計繰入金は、介護保険事業に携わる職員7名分の人件費及び事務経費、低所得者保険料軽減に係る市の負担4分の1を、それぞれ一般会計から繰り入れるものであります。 376、377ページをお願いします。 8款繰越金は、いずれも科目の設定であります。 9款3項3目雑入の説明欄5、介護予防支援費収入1,580万4,000円は、要支援1、2の方に係るケアプラン作成の手数料です。 説明欄6、総合事業ケアマネジメント収入1,450万4,000円は、総合事業に係る介護予防ケアプラン作成の手数料です。 説明欄7、配食サービス利用者負担金1,182万円は、配食サービス利用者負担分です。 なお、416ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、御参照のほどよろしくお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。 4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  さきに上程されました介護保険条例の一部を改正する条例で、低所得者層に対する保険料の減額が行われる条例案が上程されましたけれども、これはいわゆるこの減額部分についての差額といいますかそういったものは、この介護保険の会計の中ではどういった処理になるのか教えていただければ。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  まず歳入のところで、372ページのところですけれども、1款1項1目の第1号被保険者保険料のところで、6億9,666万3,000円本年度予算としております。 この中で、令和2年度保険料軽減見込み、ここには含まれていない分で8,045万3,200円、この額が軽減額となってございます。 ◆4番(上田勝之君)  軽減額そのものは、もうこの会計の中では特別に補填をしたりとかそういうことは、もともと歳入がないということで、別にその分を補填しているというようなことはないんですか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  すみません、ちょっと説明不足で。 予算書の374ページの7款1項4目その他一般会計繰入金説明欄のところの3のところで、8,045万3,000円、低所得者保険料軽減繰入金として入ってございます。 ◆4番(上田勝之君)  了解しました。 ○議長(前田賢一君)  10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  1点だけですけれども、411ページの認知症初期集中支援推進事業なんですけれども、これは認知症初期集中支援チームでの事業だと思うんですけれども、医師とか看護師を含めた。その事業が53万円程度の予算なんですけれども、これでいいんですか。 ちょっと、たしかチームを組んでいると思うんですけれども、そのチームの個々の事業に対する人件費というか、そういうのはここには計上されないんですか。 それとも、どういう予算の計上になっているのかと思って、ちょっと詳しくお願いします。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  議員お尋ねの411ページの認知症初期集中支援推進事業でございますが、53万5,000円。こちらは報償金33万円。こちらにつきましてはサポートの医師への報償ということで33万円取ってございます。あと、旅費と事務費というような内容でございます。 ◆10番(榎本鉄也君)  これは医師への分だけですよね。今チーム組んでいますよね。チームを組んでいるんですよね。そのチームの内訳というんですか、看護師さんとお医者さんと、あとはどういう体制になっていますか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  認知症サポート医と、あと包括支援センターに所属する職員、専門職、看護師、社会福祉士、それらの者で構成しております。 ◆10番(榎本鉄也君)  その医師以外のチームのメンバーは、包括支援センターのほうの人件費で計上されているということですね。分かりました。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程5 議案第5号 令和2年度新宮市と畜場特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程5、議案第5号、令和2年度新宮市と畜場特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 稗田生活環境課長。 ◎生活環境課長(稗田明君) (登壇) ただいま議題となりました議案第5号、令和2年度新宮市と畜場特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の421ページをお願いいたします。 令和2年度新宮市と畜場特別会計予算は次に定めるというもので、第1条第1項では、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,553万円と定め、同条第2項では、款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものであります。 それでは、事項別明細書にて御説明いたします。歳出より説明いたします。 恐れ入りますが、430ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費は1,060万8,000円となっており、その主なものは、パートタイム会計年度任用職員報酬として303万5,000円、光熱水費318万6,000円などであります。 次に、432ページをお願いいたします。 2款1項1目公債費元金489万3,000円は、平成27年度に実施した汚水排水施設処理改修事業に係る起債の元金償還であり、2目利子2万9,000円は償還に係る利子であります。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 恐れ入りますが428ページをお願いいたします。 1款1項1目と畜場使用料は172万円です。その内訳は、と畜場使用料が161万9,000円、冷蔵庫使用料として10万1,000円を計上しております。 2款1項1目一般会計繰入金は1,359万1,000円を計上しております。 3款1項1目財産貸付収入は2,000円です。 4款1項1目雑入は21万7,000円を計上しております。 なお、434ページに給与費明細書を付しておりますので御参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程6 議案第6号 令和2年度新宮市駐車場事業特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程6、議案第6号、令和2年度新宮市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口商工観光課長。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第6号、令和2年度新宮市駐車場事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。 予算書437ページをお願いいたします。 新宮市駐車場事業特別会計の歳入歳出予算は、第1条第1項で、歳入歳出の総額をそれぞれ751万1,000円と定め、第2項で、歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 446ページをお願いいたします。 1款1項1目管理費の予算総額は694万9,000円で、その主なものは警備委託料66万円、機械類借上料182万8,000円、施設用備品購入費330万円であります。 次の2目一般会計繰出金につきましては、駐車場会計における収支差益分55万1,000円について一般会計へ繰り出すというものでございます。 次に歳入の444ページへお戻りください。 1款1項1目の駐車場使用料につきましては750万9,000円で、一般駐車は1日当たり約33台、月ぎめ定期駐車で30台を見込んでございます。 2款1項1目の繰越金、3款1項1目の雑入につきましては、科目の設定でございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程7 議案第7号 令和2年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程7、議案第7号、令和2年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 望月管理課長。 ◎管理課長(望月敬之君) (登壇) ただいま議題となりました議案第7号、令和2年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の451ページをお願いいたします。 第1条第1項は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ902万7,000円と定め、第2項で、歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 460ページをお願いいたします。 1款1項1目の住宅資金貸付事業費につきましては、説明欄記載のとおり6万2,000円を計上しております。 2目の一般会計繰出金についてですが、予算額776万3,000円を一般会計に繰り出すというものでございます。 次に、462ページをお願いいたします。 2項公債費1目の元金につきましては、市債の償還元金としまして114万4,000円を計上しております。 2目の利子につきましても、同じく償還利子として5万8,000円を計上しております。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 458ページにお戻り願います。 2歳入、1款1項1目の一般会計繰入金及び2款1項1目の繰越金につきましては、科目の設定でございます。 次に、3款1項1目の住宅資金貸付金元利収入につきましては、説明欄のとおり滞納繰越分の元金収入としまして767万2,000円、同じく利子収入として135万3,000円の収入見込みで、合計902万5,000円を計上しております。 なお、464ページに地方債に関する調書を記載しておりますので、御参照のほどお願いいたします。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程8 議案第8号 令和2年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程8、議案第8号、令和2年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 稗田生活環境課長。 ◎生活環境課長(稗田明君) (登壇) ただいま議題となりました議案第8号、令和2年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の465ページをお願いいたします。 令和2年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算は次に定めるというもので、第1条第1項では、歳入歳出予算の総額は、それぞれ2,984万5,000円と定め、同条第2項では、款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものであります。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるというものでございます。 それでは、事項別明細書にて御説明をいたします。 歳出より説明いたします。 恐れ入りますが、474ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費は2,979万3,000円となっており、その主なものはパートタイム会計年度任用職員報酬として211万6,000円、光熱水費645万5,000円、修繕料750万円、施設管理委託料528万円などでございます。 476ページをお願いいたします。 2款1項1目蜂伏団地共同汚水処理施設基金積立金は、科目の設定であります。 次に、478ページ、3款1項1目利子5万円は、一時借入金に伴う利息分であります。 480ページをお願いいたします。 4款1項1目予備費は、科目の設定であります。 続きまして、歳入について御説明させていただきます。 恐れ入りますが、472ページをお願いいたします。 1款1項1目施設費負担金22万円につきましては、処理施設への加入金であります。 2款1項1目施設使用料2,620万5,000円は、汚水処理施設の使用料であります。 3款1項1目利子及び配当金10万6,000円は、基金積立てに伴う利子相当分であります。 4款1項1目基金繰入金331万3,000円は、修繕に伴う基金からの繰入れであります。 5款1項1目繰越金は科目の設定であります。 なお、482ページ以降に給与費明細書を付しておりますので、御参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程9 議案第9号 令和2年度新宮市土地取得特別会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程9、議案第9号、令和2年度新宮市土地取得特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 望月管理課長。 ◎管理課長(望月敬之君) (登壇) ただいま議題となりました議案第9号、令和2年度新宮市土地取得特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の485ページをお願いいたします。 第1条第1項は歳入歳出の予算の総額をそれぞれ2,797万2,000円と定め、第2項で歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 494ページをお願いいたします。 1款1項1目の用地取得費につきましては、説明欄1の用地購入費における土地購入費といたしまして2,793万8,000円を計上しております。その他補償金につきましては、科目計上となっております。 その下の用地取得一般経費につきましては、普通旅費ほか説明欄記載のとおりでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 492ページにお戻り願います。 2歳入、1款1項1目の繰越金につきましては、前年度繰越金として297万1,000円を計上しております。 2款1項1目の預金利子は科目の設定となっております。 3款1項1目の不動産売払収入につきましては、土地売払収入として2,500万円を計上しております。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後3時00分--------------------------------------- △再開 午後3時13分 ○議長(前田賢一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程10 議案第10号 令和2年度新宮市水道事業会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程10、議案第10号、令和2年度新宮市水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 名古水道事業所業務課長。 ◎水道事業所次長兼業務課長(名古一志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第10号、令和2年度新宮市水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります、予算書の497ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定でございます。 第2条は、業務の予定量を定めるもので、(1)給水契約件数を1万6,000件、(2)年間総給水量を352万立方メートルとし、以下、記載のとおり定めるものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、営業収益、営業外収益、特別利益を合わせまして、第1款水道事業収益の合計額6億8,838万6,000円を見込み計上しています。支出につきましては、営業費用、営業外費用、特別損失を合わせまして、第1款水道事業費用の合計額6億2,909万4,000円を見込み計上しています。 第4条は、建設改良工事等に係る資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、第1款資本的収入額2億5,188万円を見込み計上しています。その内訳につきましては、第1項企業債2億4,000万円、第2項負担金1,188万円でございます。 次の498ページ、499ページをお願いいたします。 支出につきましては、第1款資本的支出額6億2,706万6,000円を見込み計上しています。その内訳につきましては、第1項建設改良費3億9,976万3,000円、第2項企業債償還金2億2,730万3,000円でございます。これにより、括弧書きに記載のとおり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億7,518万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,462万円、当年度分損益勘定留保資金2億4,720万5,000円、建設改良積立金9,336万1,000円で補填するものといたします。 第5条は、企業債について定めるもので、起債の目的、限度額等につきましては、表に記載しているとおりでございます。令和2年度は2億4,000万円の借入れを予定しております。 第6条は、一時借入金の限度額を定めるもので2億円と定めております。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものです。 第8条は、議会の議決を必要とする流用経費として、職員給与費を8,684万7,000円、交際費を1万円と定めるものです。 第9条は、たな卸資産の購入限度額を定めるもので633万3,000円を限度額としています。 続きまして、518、519ページをお願いいたします。 予算実施計画明細書につきまして御説明をいたします。 まず、収益的収入及び支出の予算でございます。 収入の予算総額として、水道事業収益6億8,838万6,000円を見込み計上しています。 1款1項の営業収益6億6,133万2,000円の内訳は、1目給水収益が6億6,000万円、2目その他営業収益は133万2,000円で、工事検査等の手数料収入及び一般会計から受け入れる消火栓維持修繕に係るものでございます。 2項営業外収益2,705万3,000円の内訳は、1目受取利息14万1,000円、これは定額預金等の利息でございます。 2目長期前受金戻入2,631万9,000円は、補助金等の減価償却見合い分を順次収益化するものでございます。 3目雑収益59万2,000円は、浄水場内の駐車場貸付並びに地震計や電柱の設置に伴う水道用地の貸付料でございます。 4目消費税及び地方消費税還付金は科目の設定でございます。 3項特別利益の内訳といたしまして、1目過年度損益修正益は科目の設定でございます。 次に、520、521ページをお願いいたします。 支出でございます。支出の予算総額として、水道事業費用6億2,909万4,000円を見込み計上しています。 1款1項営業費用の1目原水及び浄水費1億1,799万4,000円は、取水から浄水に係る費用と浄水場関係の維持管理に要する費用で、主なものは委託料、動力費、薬品費及び職員2名分の人件費でございます。 次に、522,523ページをお願いいたします。 2目配水及び給水費6,348万円は、配給水管や配水池等の維持管理に要する経費で、委託料、修繕費、動力費、職員1名分の人件費が主なものでございます。 次に、524、525ページをお願いいたします。 3目総係費1億1,392万8,000円は、料金徴収や検針、会計事務等の委託料及び職員4名分の人件費、その他一般管理等の経費です。 次に、526、527ページをお願いいたします。 4目減価償却費2億7,026万5,000円は、建物や構築物等の償却費用でございます。 5目資産減耗費326万円は、建設改良工事に伴う除却が主なものです。 2項営業外費用、1目支払利息5,539万6,000円は、長期借入金に対する企業債償還金利息及び一時借入金の利息です。 2目消費税及び地方消費税は476万9,000円、仮受及び仮払消費税額の差額見込みでございます。 3項特別損失、1目過年度損益修正損及び2目その他特別損失は、科目の設定でございます。 次に、528、529ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして御説明申し上げます。 1款資本的収入としまして2億5,188万円を見込み計上しております。1項1目企業債2億4,000万円は、建設改良工事への充当を予定しています。 2項1目負担金1,188万円は、消火栓の取替えによる一般会計からの負担金及び工事負担金でございます。 次に、530、531ページをお願いいたします。 資本的支出としまして6億2,706万6,000円を見込み計上しています。 1款1項1目改良費3億9,502万2,000円は、市道横町別当屋敷町線配水管布設替工事ほか委託料及び職員2名分の人件費等でございます。 2目量水器費68万7,000円は、水道メーターの新設取付け用の費用でございます。 3目固定資産購入費405万4,000円は、ポンプ場水位計購入費用等でございます。 2項1目企業債償還金2億2,730万3,000円は、施設整備事業等に充当した企業債に対する償還元金60件分です。 以上が令和2年度予算の概要でございます。 なお、501ページから517ページに実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表等を添付しておりますので御参照願います。 なお、建設改良工事の事業箇所表を別冊にて添付しておりますので、併せてお目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程11 議案第11号 令和2年度新宮市簡易水道事業会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程11、議案第11号、令和2年度新宮市簡易水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 登地水道事業所工務課長。 ◎水道事業所工務課長(登地義明君) (登壇) ただいま議題となりました議案第11号、令和2年度新宮市簡易水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります、予算書の533ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、業務の予定量を定めるものであります。(1)給水契約件数を781件、(2)年間総給水量を14万8,039立方メートルとし、以下、記載のとおり定めるものであります。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであります。まず、収入ですが、営業収益、営業外収益、特別利益を合わせまして、第1款水道事業収益の合計額を6,260万8,000円の見込み計上をしております。次に、支出につきましては、営業費用、営業外費用、特別損失を合わせまして、第1款水道事業費用の合計額を9,958万7,000円の見込み計上をしております。 第4条は、建設改良工事等の資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。まず、収入ですが、第1款資本的収入の合計額は2億5,510万円の収入を見込んでおります。その内訳につきましては、第1項企業債が2億円、第2項負担金が300万1,000円、出資金が5,209万9,000円であります。 次に、534ページをお願いいたします。 支出につきましては、建設改良費、企業債償還金合わせまして、第1款資本的支出の合計額を2億5,590万5,000円の見込み計上をしております。 第5条は、企業債について定めるものであります。起債の目的や限度額等につきましては、表に記載しているとおりであります。令和2年度は2億円の借入れを予定しております。 第6条は、一時借入金の限度額を定めるもので、8,000万円と定めております。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものであります。 第8条は、議会の議決を必要とする流用経費として、職員給与費を1,019万5,000円と定めるものであります。 535ページをお願いいたします。 第9条は、たな卸資産の購入限度額を定めるものであります。令和2年度は62万4,000円を限度額としております。 以上が予算の内訳でございます。 続きまして、554ページから555ページをお願いいたします。 予算の実施計画明細書につきまして御説明をいたします。 まず、収益的収入及び支出の予算でございます。 収入の予算総額として、水道事業収益6,260万8,000円を見込み計上しております。 1款1項の営業収益2,198万8,000円の内訳は、1目給水収益が2,197万3,000円、2目その他営業収益1万5,000円の主な内訳は、工事検査等の手数料収入でございます。 2項営業外収益4,061万9,000円の内訳ですが、1目受取利息の1,000円は科目設定でございます。 2目他会計負担金2,520万4,000円は一般会計からの繰入金でございます。 3目長期前受金戻入は1,463万1,000円で、補助金等の減価償却見合い分を順次収益化するものでございます。 4目雑収益の2,000円は、水道用地の貸付料です。 5目消費税及び地方消費税還付金は78万1,000円でございます。 3項1目過年度損益修正益の1,000円につきましては科目設定であります。 続きまして、556ページから557ページをお願いいたします。 収益的支出でございます。 支出の予算総額として、水道事業費用9,958万7,000円を見込み計上しております。1款1項営業費用の1目原水及び浄水費1,391万3,000円は、取水から浄水に係る費用と浄水場関係の維持管理に要する費用で、主なものは光熱水費、通信運搬費、手数料、修繕費でございます。 次に、558、559ページをお願いします。 2目配水及び給水費613万4,000円は、配給水管や配水池等の維持管理に要する経費で、委託料、手数料、修繕費が主なものでございます。 560ページ、561ページをお願いします。 3目総係費1,889万8,000円は、料金徴収や検針及び会計事務等の委託料並びに職員1名分の人件費、その他一般管理費等の経費でございます。 562、563ページをお願いいたします。 4目減価償却費5,138万3,000円は、建物や構築物等の償却費用であります。5目資産減耗費の22万7,000円は、固定資産の除却費等であります。 2項営業外費用、1目の支払利息902万8,000円は、長期借入金に対する企業債償還利息39件及び一時借入金の利息でございます。 2目雑支出の1,000円は、科目の設定であります。 3目消費税及び地方消費税の1,000円も科目の設定であります。 3項特別損失の1目過年度損益修正損1,000円は、科目の設定であります。 2目その他特別損失の1,000円も科目の設定であります。 次に、564、565ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして御説明申し上げます。 資本的収入としまして2億5,510万円を見込み計上しております。 1款1項1目企業債2億円は、建設改良工事1件への充当を予定しております。 2項1目の他会計負担金1,000円は、科目の設定であります。 2目負担金の300万円は、和歌山県施工の河川工事に係る工事負担金であります。 3項1目の他会計出資金5,209万9,000円は、一般会計からの出資金であります。 566、567ページをお願いいたします。 資本的支出としまして2億5,590万5,000円を見込み計上しております。 1款1項1目改良費2億370万3,000円は、西高田簡易水道施設整備事業の工事費が主なものです。 2目の量水器費10万2,000円は量水器の購入費です。 3目の固定資産購入費1,000円は、科目の設定であります。 2項1目の企業債償還金5,209万9,000円は、施設整備事業等に充当した企業債に対する償還金32件分であります。 以上が令和2年度予算の概要であります。 なお、537ページから553ページに予算実施計画、キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表、予定損益計算書、注記表を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 また、建設改良工事の事業箇所表を別冊にて添付しておりますので、併せてお目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程12 議案第12号 令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程12、議案第12号、令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 奥医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君) (登壇) ただいま議題となりました議案第12号、令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計予算について御説明申し上げます。 恐れ入ります、予算書の569ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定です。 第2条は、業務の予定量を定めるもので、(1)病床数を304床、(2)延べ患者数を入院8万7,200人、外来患者13万6,800人、(3)1日平均患者数を入院239人、外来563人と記載のとおり定めるものです。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、医業収益、医業外収益、特別利益合わせまして、第1款病院事業収益の合計額68億5,520万4,000円を見込み計上しています。 次に、支出につきましては、医業費用、医業外費用、特別損失合わせまして、第1款病院事業費用の合計額72億1,622万8,000円を見込み計上しています。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入につきましては、第1款資本的収入合計額7億3,578万7,000円を見込み計上しています。その内訳につきましては、第1項企業債が2億6,720万円、第2項負担金交付金が4億6,858万5,000円、第3項固定資産売却代金2,000円です。次に、支出につきましては、第1款資本的支出合計額10億4,028万7,000円を見込み計上しています。その内訳につきましては、第1項建設改良費が2億6,844万4,000円、第2項企業債償還金が7億6,884万3,000円、第3項貸付金が300万円です。これによりまして、括弧書きに記載の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億450万円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものといたします。 恐れ入ります、570ページをお願いいたします。 第5条は、看護師助産師奨学金貸付事業について、令和3年度貸付開始分の募集と貸付対象者の決定を令和2年度中に行うため、債務負担行為の設定を行うものです。 第6条は、企業債について定めるもので、起債の目的、限度額等につきまして、表に記載しているとおりでございます。令和2年度は2億6,720万円の借入れを予定しております。 第7条は、一時借入金の限度額を定めるもので、5億円と定めております。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものです。 第9条は、議会の議決を必要とする流用経費として、給与費を34億8,637万1,000円、交際費を120万円に定めるものです。 第10条は、たな卸資産の購入限度額を定めるもので、16億4,686万1,000円を限度額としています。 第11条は、重要な資産の取得としまして、循環器情報統合システムなどの購入を定めるものです。 続きまして、予算実施計画明細書につきまして御説明いたします。 恐れ入ります、590ページをお願いいたします。 まず、収益的収入及び支出の予算でございます。収入の予算総額として、病院事業収益68億5,520万4,000円を見込み計上しております。1款1項の医業収益64億1,022万5,000円の内訳は、1目入院収益43億3,800万円で、延べ入院患者数8万7,200人を見込んでおります。 2目外来収益18億4,680万円で、延べ外来患者数は13万6,800人を見込んでおります。 3目その他医業収益2億2,542万5,000円で、室料差額等でございます。 次に、2項医業外収益3億8,239万8,000円の内訳は、1目受取利息配当金50万円は、定期預金等の利息です。 2目他会計負担金5,686万9,000円は、企業債償還利息に対しての一般会計からの負担金です。 3目長期前受金戻入2億6,424万2,000円は、補助金や一般会計負担金等で充当された対象となる資産の減価償却見合い分を順次収益化するものです。 4目国庫補助金は、科目の設定であります。 5目県補助金270万7,000円は、和歌山県指定のがん診療連携推進病院の機能強化を図るために設けられた補助金等であります。 6目その他医業外収益5,807万9,000円は、食堂、売店等の施設使用料等でございます。 次に、3項特別利益6,258万1,000円の内訳としまして、1目過年度修正益、2目固定資産売却益は、科目の設定であります。3目その他特別利益6,257万8,000円は、補助金や一般会計負担金等で充当された対象となる資産で、過年度において減価償却が済んでいる分について順次収益化するものです。 次に、592ページをお願いいたします。 支出でございます。 支出の予算総額として、病院事業費用72億1,622万8,000円を見込み計上しております。 1款1項医業費用の1目給与費34億8,637万1,000円は、正職員312人分と会計年度任用職員、従来の嘱託・臨時職員ですが、116人の給料、手当、報酬及び法定福利費並びに退職給付費、賞与引当金繰入額です。 2目材料費14億9,774万4,000円は、薬品費や診療材料費等です。 次に、594ページをお願いいたします。 3目経費16億178万6,000円は、光熱水費や修繕費、賃借料、委託料等でございます。 次に、596ページをお願いいたします。 4目減価償却費4億5,983万8,000円は、建物や構築物等の償却費用でございます。5目資産減耗費3,436万1,000円は、医療機器等の除却に伴うものです。6目研究研修費3,151万円は、医学図書の購入や、医師や看護師などが学会や研修会に参加する費用が主なものです。 次に、2項医業外費用、1目支払利息及び企業債取扱諸費8,798万9,000円は、企業債償還利息29件分及び一時借入金の利息です。 2目雑損失は、科目の設定です。 3目消費税及び地方消費税1,231万2,000円は、消費税等の納税見込額です。 4目補助金231万3,000円は、通院等にバスを利用される方々の運賃の一部を助成するものです。 次に、3項特別損失1目過年度損益修正損は、過年度分の医療費還付金等の見込み計上です。 2目固定資産売却損、3目その他特別損失は、科目の設定です。 以上が収益的収入及び支出でございます。 次に、598ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして御説明申し上げます。 1款資本的収入としまして7億3,578万7,000円を見込み計上しております。 1款1項1目企業債2億6,720万円は、医療機器及び施設設備改修等への充当を予定しております。 2項1目他会計負担金4億6,858万5,000円は、企業債償還元金に対する一般会計からの負担金です。 3項1目土地売却代金及び2目建物売却代金は、科目の設定です。 次に、支出でございますが、1款資本的支出としまして10億4,028万7,000円を見込み計上しています。 1款1項1目施設整備費3,729万円は、委託料として3階病棟の一部を高度急性期病室(HCU)の病床整備に係る設計業務委託料等及び院内施設設備改修を予定するものです。 2目資産購入費2億3,115万4,000円は、医療機器等20点の購入を予定するものです。 次に、2項1目企業債償還金7億6,884万3,000円は、企業債の償還元金22件分です。 次に、3項1目看護師等貸付金300万円は、奨学金貸付対象者5人分です。 以上が令和2年度予算の概要となります。 なお、571ページから589ページには、実施計画、キャッシュフロー計算書、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定貸借対照表、注記表、予定損益計算書を付しておりますので御参照願います。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  591ページ、食堂、売店等の施設使用料等5,807万9,000円、ここの大きな数字なんですけれども、内訳をお聞きしたいです。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  今、御質疑のその他医業外収益、食堂、売店等の施設使用料等ですが、まず食堂、売店、そして理美容のカットサロン、ここに施設を貸しております。その他としましては、保育料や医師住宅からの分と、あと職員等に貸し付けている駐車場代、あと実習謝礼とか、そういうもろもろの分でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 ○議長(前田賢一君)  10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  1点だけ。今回、何かキャッシュが大幅に減っているんですけれども、キャッシュフローの大体、医療センター、14億円ぐらいのキャッシュが常にあったと思うんですけれども、このキャッシュフローで最終的に資金期末残高が10億円切って8億9,517万4,000円になっているんですけれども、これはどうなんですか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  確かに年度間の現金の動きを示しているものですけれども、どんなもんですかと言われると厳しいんですけれども、実際には現金が減っております。 ◎医療センター事務長(小谷充君)  前年度当初予算と比較いたしましても、1億円余り減っております。ここは大変危惧しておるところであります。今年度においても入院収益等が減っておりまして、そこら辺りの現金収入が減ってきているというふうには感じております。ここら辺りは健全経営に向けて、さらに病院一丸となって取り組んでいきたいと思っております。 ◆10番(榎本鉄也君)  ずっとここ数年、赤字の予算で決算も赤字ということで、ただ救われつつあるのは、医療センターは結構、キャッシュ持っていたので、それでそれが担保されていたみたいなところがあったんですけれども、今日のこの予算見て10億円切ったので非常にびっくりした次第なんです。だから本当にこの病院経営というのは大変厳しいだろうと思うんですけれども、本当に考えていかないと、これ以上、キャッシュも減ってしまうということになると、本当に病院崩壊につながってしまうので、そこら辺のところ、お願いしたいと思います。 ◎医療センター事務長(小谷充君)  榎本議員、おっしゃっていただいてありがとうございます。私どもも院長はじめ医師、看護師等々、全職員一丸となって、この経営状況を良好な経営に持っていけるために努力しなければならないと思っています。その点においては、医師確保という部分が一番大きな問題というところでありまして、今年度も市長はじめ院長共々、大学のほうに医師確保の要望に努めております。そういった部分で安定した医療をこれからも続けていくために努力していきたいと思っております。ありがとうございます。 ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程13 議案第14号 新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の一部訂正について ○議長(前田賢一君)  日程13、議案第14号、新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の一部訂正についてを議題といたします。 お手元に配付の議案第14号に係る議案の一部訂正承認願いについて、当局の説明を求めます。 梶田総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(梶田卓哉君) (登壇) ただいま議題となりました議案の一部訂正承認願いについて、貴重な時間をいただきまして誠にありがとうございます。 お手元にお配りいたしました議案の一部訂正承認願いについてを御覧ください。 本議案2ページの1行目、題名につきまして、表の訂正後の欄にございますように、正しくは「新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」でございますので、その旨、訂正させていただくものでございます。誠に申し訳ございませんが、御承認のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(前田賢一君)  お諮りいたします。 本件について、これを承認することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、本件については、これを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △休会について ○議長(前田賢一君)  以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日3月6日から9日までの4日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、明日3月6日から9日までの4日間休会とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(前田賢一君)  以上により、次回の本会議は3月10日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は議事日程のとおり、その議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。 △散会 午後3時53分...