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03月04日-02号

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  1. 新宮市議会 2020-03-04
    03月04日-02号


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    最終取得日: 2023-03-29
    令和 2年  3月 定例会          令和2年3月新宮市議会定例会会議録             第2日(令和2年3月4日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員15名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  松畑 玄君                             4番  上田勝之君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            12番  前田賢一君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 令和2年3月4日 午前10時開議 日程1 議案第25号 令和元年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程2 議案第26号 令和元年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程3 議案第27号 令和元年度新宮市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) 日程4 議案第28号 令和元年度新宮市水道事業会計補正予算(第2号) 日程5 議案第29号 令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号) 日程6 議案第30号 辺地総合整備計画の変更について 日程7 議案第31号 市道路線の認定について 日程8 議案第32号 監査委員の選任について 日程9 議案第1号 令和2年度新宮市一般会計予算 日程10 議案第2号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程11 議案第3号 令和2年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程12 議案第4号 令和2年度新宮市介護保険特別会計予算 日程13 議案第5号 令和2年度新宮市と畜場特別会計予算 日程14 議案第6号 令和2年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程15 議案第7号 令和2年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程16 議案第8号 令和2年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程17 議案第9号 令和2年度新宮市土地取得特別会計予算 日程18 議案第10号 令和2年度新宮市水道事業会計予算 日程19 議案第11号 令和2年度新宮市簡易水道事業会計予算 日程20 議案第12号 令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程21 議案第14号 新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の一部訂正について---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第25号 令和元年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から 日程9 議案第1号 令和2年度新宮市一般会計予算まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           下  基君               商工観光課長           勢古口千賀子君               総務部               部長               尾崎正幸君               総務課長補佐           梶田卓哉君               財政課長             小林広樹君               防災対策課長           佐藤尚久君               市民生活部               部長               山下泰司君               市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長                                須崎誠久君               生活環境課長           稗田 明君               クリーンセンター長        池ノ本要一君               三輪崎支所長           山本茂博君               高田支所長            坪井辰実君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        田中幸人君               次長兼健康長寿課長        北畑直子君               健康長寿課主幹          萩原桂二君               福祉課長             中上清之君               子育て推進課長          辻本美恵君               保健センター長          赤松勇人君               建設農林部               部長               平見良太君               都市建設課長           木村雅洋君               農林水産課長兼農業委員会事務局長 下路 拓君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        久保欽作君               医療センター               事務長              小谷 充君               次長兼医療業務課長        岩崎誠剛君               庶務課長             奥  靖君               水道事業所               所長               宇井俊治君               次長兼業務課長          名古一志君               消防本部               消防長              内野井愼搾君               庶務課長             垣内一男君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               平見仁郎君               教育総務課長           澤原謙二君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第2日(令和2年3月4日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(前田賢一君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 当局より、有本総務課長病気療養のため欠席の届出がありましたので、御報告いたします。 日程に入ります前に、昨日の新型コロナウイルス感染症対策について、当局より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 辻本子育て推進課長。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  新型コロナウイルス感染症について、学童保育の状況について報告させていただきます。 学童保育では、マスク着用については、できる限り御協力くださいと保護者にお知らせしていますが、マスク着用せず来所してこられた子供については、マスクを配付いたしまして着用してもらい、利用していただいているとのことです。 以上です。 ○議長(前田賢一君)  4番、上田議員、発言があれば。どうぞ。 ◆4番(上田勝之君)  ただいま、担当課である子育て推進課より学童保育の状況について御報告をいただきました。学童保育に通う子供たちにマスクの着用を推奨するとともに、マスクをしていない子供たちには施設にてマスクを配付し、また検温等も実施されているとのことでした。 昨日、地方新聞にも大きな話題として取り上げられておりましたが、小学校が休校となって、学童保育の指導員の先生方も預かり時間の延長や、あるいはこういった子供用のマスクの確保などに大変尽力をされているというお話も伺いました。また、子供たちはもちろんのこと、指導員の先生方御自身も、感染リスクもある中での現場での御労苦に対して、改めて感謝を申し上げるとともに、昨日の質問の中で現場での対応状況を鑑みる中で学童保育の関係各位に多大なる御心労をかけましたことについて、改めてここで御報告をいただきましたので、これで了承させていただきたいと思います。--------------------------------------- △日程1 議案第25号 令和元年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(前田賢一君)  日程に入ります。 日程1、議案第25号、令和元年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 須崎市民窓口課長。 ◎市民窓口課長兼国保直営熊野川診療所事務長(須崎誠久君) (登壇) ただいま議題となりました議案第25号、令和元年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 議案書の国保1ページをお願いいたします。 第1条では、事業勘定の予算の総額に5,000万円を追加し、補正後の予算を37億8,900万8,000円とするものであります。 それでは、事項別明細書により事業勘定歳出から御説明いたします。 国保10ページをお願いいたします。 3歳出、6款基金積立金では国民健康保険事業基金積立金として5,000万円を積み立てるものです。 続きまして、歳入を説明いたします。 国保8ページにお戻り願います。 2歳入、5款繰入金1項1目一般会計繰入金2,000万円の減額は財政安定化支援事業分に係る繰入金を減額するものです。 6款繰越金1項1目繰越金7,173万2,000円の増額は前年度繰越金を充当するものです。 7款諸収入3項1目雑入173万2,000円の減額はその他雑入の減額補正です。 続きまして、直営診療施設勘定について、歳出から説明いたします。 国保20ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費は一部財源を振り替えるもので予算額に変更はございません。 国保22ページをお願いいたします。 2款医業費1項1目診療所医療関係費につきましても、一部財源を振り替えるもので予算額に変更はございません。 続きまして、歳入を説明いたします。 国保18ページにお戻り願います。 2歳入、1款診療収入1項外来収入438万7,000円の減額は熊野川診療所運営基金からの繰入れに伴い減額するものです。 4款繰入金2項1目国保熊野川診療所運営基金繰入金について438万7,000円の増額補正です。 以上、簡単でございますが、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程2 議案第26号 令和元年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(前田賢一君)  日程2、議案第26号、令和元年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 北畑健康福祉部次長兼健康長寿課長。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第26号、令和元年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 令和元年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ596万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億3,236万3,000円とするというものであります。 今回の補正は、介護保険制度改正のために必要となる介護保険システム改修費の増額、総合事業を利用する方が見込みより多くなったことに伴う介護予防サービス計画委託料の減額と生活支援体制整備事業委託先職員の人事異動により、経費が変更になったことによる委託料の減額、また地域支援事業交付金対象経費の減額により、財源となる介護保険料の余剰分が増えることに伴う積立金の増額を補正するものです。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 介護10ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費の39万6,000円の増額は、介護保険制度改正に対応するため介護保険システムを改修するものです。 介護12ページをお願いいたします。 1款4項2目地域包括支援センター運営費の513万6,000円の減額は、介護予防サービス計画委託料が当初の見込みより減額となったものです。 介護14ページをお願いいたします。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金の32万5,000円の増額は、今回の補正により介護給付費、地域支援事業の財源である介護保険料に余剰金が出るため、基金へ積み立てるものです。 介護16ページをお願いいたします。 4款3項1目総合相談事業費は、13万円を一般財源から特定財源へ財源の変更を行うものです。 7目生活支援体制整備事業者の155万4,000円の減額は、委託先での生活支援コーディネーターの異動により、経費が変更となったものです。 続きまして、歳入ですが、介護8ページをお願いいたします。 3款から9款につきましては、地域支援事業交付金対象経費の減額に伴う地域支援事業交付金地域支援事業繰入金の減額、介護保険システム改修に伴う介護保険事業費補助金、事務費繰入金の増額、新予防給付ケアマネジメント手数料の減額を補正するもので、負担割合等は説明欄記載のとおりです。 3款2項3目国庫支出金、地域支援事業交付金54万1,000円の減額、5款2項2目県支出金、地域支援事業交付金27万1,000円の減額及び7款1項3目地域支援事業繰入金27万1,000円の減額は、介護予防サービス計画料、計画委託料、生活支援体制整備委託料の減額に伴うものです。 3款2項5目介護保険事業費補助金26万4,000円、7款1項4目その他一般会計繰入金13万2,000円は、介護保険システム改修に伴うものです。 9款3項4目新予防給付ケアマネジメント手数料528万2,000円の減額は、総合事業を利用する方が見込みより多くなったことに伴うものです。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  歳出の13ページを御覧ください。 今、御説明いただきました地域包括支援センター介護予防サービス計画委託料が減額ということなので、その中身を御説明ください。詳しく。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  今回減額補正となりました介護予防サービス計画委託料につきましては、従来の要支援1、2の方へのサービス計画委託料でございます。12月補正のときに総合事業を使う方の介護予防ケアマネジメント委託料329万円を増額いたしました。当初予算よりも総合事業を使う方のほうが多くなって従来型のほうが減ったという内容でございます。 ◆15番(福田讓君)  従来というのは、前にお聞きしたんですが、介護というのは要支援1、2、そして要介護1、2、3、4、5。そして、その前に、それよりもっと軽い方というんでしょうか、その方の計画表だっていうのがあるんですね。また、別のがあるんやね。その方に対するケアマネ予防サービスの委託料というのは、ケアマネに払ってる委託料のことなのか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  介護事業所とケアプランを委託しているところに払っている分でございます。
    ◆15番(福田讓君)  介護の認定を受けた人でも、元気というのではないんですが、介護の関係が要らない方もいらっしゃるでしょう。ケアマネつけなくても。その割合というのは、介護の施設を使ったり、デイサービスを使ったり、それには必ずケアマネがいるんですがね。ところが、今おっしゃったような介護予防サービスということは、要支援1、2の方を介護予防サービスと言われるんですね。そのもう一つ、前段で、まだそこまで行かれてませんと。あれは何ていうんでしたか、ちょっと説明してください。 ◎健康長寿課主幹(萩原桂二君)  要支援1、2の方のケアプランには、2種類のケアプランがありまして、予算上で言いますと、新予防給付ケアマネジメント介護予防ケアマネジメントという2種類になります。 違いは、サービス内容が訪問介護と通所介護のみの場合は、介護予防ケアマネジメントといいます。これは、総合事業を実施するときのケアプランということになります。訪問介護と通所介護以外のサービスを利用する場合は、新予防給付ケアマネジメントということになり、これは、従来の介護予防支援ということになります。 今回は、この新予防給付ケアマネジメント、従来のケアマネジメントの見込みの当初では訪問介護と通所介護以外のサービスを利用する方をもっと見込んでおったんですが、実績を見ますと、訪問介護と通所介護のみを利用する方が多かったことにより、その委託料についても減額するものとなっております。 ◆15番(福田讓君)  ということは、ケアマネを使わなくなったということは、元気になられた方もいらっしゃるということやね。そういうことで理解したらいいんですか。 ◎健康長寿課主幹(萩原桂二君)  先ほど、2種類のケアプランがあると申しましたが、その全体の要支援の方、要支援1、2の方全体の人数的にはほぼ変わっておりません。その中で、2種類の中で移動があったということになります。 ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程3 議案第27号 令和元年度新宮市駐車場事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(前田賢一君)  日程3、議案第27号、令和元年度新宮市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口商工観光課長。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第27号、令和元年度新宮市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 駐車場の1ページをお願いします。 第1条では、歳入歳出予算の総額から200万円を減額し、歳入歳出予算の総額を1,954万6,000円にするというものでございます。 第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 第2条地方債の変更は、第2表地方債の補正によるというものでございます。 それでは、事項別明細書の歳出より御説明申し上げます。 駐車場12ページ、13ページをお願いします。 1款1項1目管理費の200万円の減額は建設工事費の入札差額を減額するものでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 駐車場の10ページ、11ページをお願いします。 4款1項1目駐車場事業債200万円の減額につきましては、建設工事費の入札差額による減額でございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程4 議案第28号 令和元年度新宮市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(前田賢一君)  日程4、議案第28号、令和元年度新宮市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 名古水道事業所次長兼業務課長。 ◎水道事業所次長兼業務課長(名古一志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第28号、令和元年度新宮市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 今回の補正は、第3条予算に定めた収益的収支予算の消費税及び地方消費税に係る補正及び第4条予算に定めた資本的収支予算の企業債及び建設改良費に係る予算の補正です。 水道1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、予算第3条に定めております収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入では、第1款第2項営業外収益を1,466万6,000円減額し、第1款水道事業収益の合計額を6億9,219万1,000円に改め、支出では第1款第2項営業外費用を1,399万9,000円増額し、第1款水道事業費用の合計額を6億2,772万1,000円に改めるものです。 第3条は、予算第4条に定めております資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入については、第1款第1項企業債を1億円減額し、第1款資本的収入の合計額を3億689万6,000円に改め、支出では第1款第1項建設改良費を5,500万円減額し、第1款資本的支出の合計額を7億1,244万7,000円に改めるものです。 以上により、予算第4条本文括弧書きに記載しております資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を3億6,055万1,000円から4億555万1,000円に改め、補填財源の内訳を当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,952万2,000円から4,452万2,000円に、建設改良積立金7,136万5,000円から1億2,136万5,000円に改めるものです。 第4条は、予算第5条に定めた起債の借入限度額について水道2ページの表のとおり4億円から3億円に改めるものです。 それでは、実施計画明細書についてそれぞれ御説明申し上げます。 恐れ入ります。水道8ページ、9ページをお願いいたします。 収益的収入予算の1款2項4目消費税及び地方消費税還付金につきましては1,466万6,000円の減で、建設改良工事費の変動により、消費税及び地方消費税を補正するものです。 次に、収益的支出予算の1款2項2目消費税及び地方消費税につきましては1,399万9,000円の増で、理由としましては、当初予定しておりました建設改良工事費の減により、消費税及び地方消費税を補正するものです。 次に、資本的収入予算の1款1項1目、企業債につきましては1億円の減で、当初は建設改良工事に充てるため、企業債4億円の借入れを予定しておりましたが、決算見込みによる企業債の見直しにより補正するものです。 次に資本的支出の1款1項1目改良費につきましては5,500万円の減で、理由といたしまして、当初予定しておりました県の電線共同溝工事に合わせて施工する配水管布設替え工事について、県との調整により今年度の施工を見送ったこと及びその他工事の入札請負差額等により補正するものです。 なお、4ページから7ページに実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照されますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程5 議案第29号 令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(前田賢一君)  日程5、議案第29号、令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 奥医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君) (登壇) ただいま議題となりました議案第29号、令和元年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は一般会計からの負担金等の受入れによる医業外収益の増額及び給与費の増額により予算の補正を行うものです。 それでは、病院1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定でございます。 第2条は、予算第3条に定めました収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、まず収入の第1款第2項医業外収益を3億147万3,000円増額し、第1款病院事業収益の合計額を71億8,489万1,000円に改め、支出では第1款第1項医業費用を1億7,021万7,000円増額し、第1款病院事業費用の合計額を75億4,009万7,000円に改めるものです。 第3条は、予算第9条に定めた議会の議決を得なければ流用することができない経費のうち、給与費を36億7,059万1,000円に改めるものです。 それでは、実施計画明細書につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります、病院8ページ、9ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出のうち収入の1款病院事業収益を3億147万3,000円増額し、補正後の額を71億8,489万1,000円にするというもので、内訳としまして2項1目受取利息配当金は延べ預入金額17億円の定期預金利息で147万3,000円の増額。2目他会計負担金は一般会計からの負担金受入れで3億円をそれぞれ増額するものです。 次に、支出では、1款病院事業費用を1億7,021万7,000円増額し、補正後の額を75億4,009万7,000円にするというもので、内訳としまして、1項1目給与費で定年退職者等への退職手当の支給により不足となります退職給付引当金繰入れのため増額するものです。 なお、病院2ページから7ページに、実施計画、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  簡単に質疑をさせていただきます。 病院6ページの、やはり、未収金ですか。3,200万円。大体3,000万円、患者様から未払いが多いということなんで、以前からも指摘をさせていただいておりますが、医療センターとしてもそういう弁護士とか、回収機構を使って回収をしていただいておると思いますが、他町村から来た患者様とか、帰ってしまう、お金がないときに、そういうときの回収の率はどうでしょう。 ◎医療センター次長兼医療業務課長(岩崎誠剛君)  未収の関係でございますけれども、今議員おっしゃったとおり、現在は弁護士に依頼をして未収金の回収に努めておるところでございます。また、休日とか夜間に診察にかかっていただいた場合には、一時預り金というような形でお金をお預かりして、それで後日精算という形を取っております。 ◆15番(福田讓君)  近隣市町村、そして市内の方、そして県外の方、いろんな方が医療センターは対応されておりますので、そのうちで、やはり未収金の多いというのは、やはり市内の方か、そして関係近隣市町村の方か、または全然他府県から来られる方か、その辺りの率というのは、どんなんでしょうか。 ◎医療センター次長兼医療業務課長(岩崎誠剛君)  また、後ほど数字的なものはお示しさせていただきたいと思います。 ◆15番(福田讓君)  それで結構です。一応、大体年間3,000万円ぐらいあるんやね。その収益、やはり上げていかなければならないということ、皆さん頑張っていただいています。以前は、職員の皆さんが夜行って、お金を支払っていただけない、診療費を払っていただけない方のところへ、御足労をかけていましたけれども、今は弁護士を通じて強制的に取るときはきちっと、払える方はきっと請求をしていただいていると思いますので、今後とも、そういったところは厳しくやっていただけたら結構です。また、詳しいことはまた課長、後ほどで結構でございます。 それで、今回の退職の方で1億7,000万円という形の計上をされております。これは、中途採用の途中で、定年じゃなしに、やはり、辞められる方が多いんでしょうか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  議員おっしゃられましたように、途中退職の方、もしくは定年退職、勧奨退職ということで、約30名の方が退職ということになります。 ◆15番(福田讓君)  新聞報道では、市長が最高経営者でございますので、一般のドクター、お医者さんも一応、和医大へ帰るとか、県立医大とか、そして三重大に帰られます。これ退職という形になっているんですね。その場合は、一旦は元の所属、退職されます。そういうときは、やっぱり退職金というのはあるんですか。それとも、ないんですか。 ◎医療センター庶務課長(奥靖君)  派遣された医師につきましても、一応新宮市の職員という身分になりますので退職金の支給はございます。 ◆15番(福田讓君)  新宮市立医療センターで勤務された方の、今おっしゃった課長の御答弁いただきました。勤務によって、一応退職も出るということですね。分かりました。 以上です。 ◎市長(田岡実千年君)  未収金の件なんですけれども、福田議員、毎年3,000万円以上あるんですねということですが、私が認識しておりますのは、これは、3月で締めて4月に入金がある分の金額もここに入っているというふうに伺っておりますので、この3,000万円が全部未収金、頂けない金額ではないというふうに理解いただきたいと思います。 ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は教育民政委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程6 議案第30号 辺地総合整備計画の変更について ○議長(前田賢一君)  日程6、議案第30号、辺地総合整備計画の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 下企画調整課長。 ◎企画調整課長(下基君) (登壇) ただいま議題となりました議案第30号、辺地総合整備計画の変更について御説明申し上げます。 本議案につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項及び第8項の規定に基づき、辺地総合整備計画を変更するというものでございます。 同法における辺地として、本市においては熊野川町小口地区、三津ノ地区、敷屋地区、九重地区が辺地としての要件を満たしております。 変更内容についてでございますが、恐れ入りますが4ページをお願いいたします。 今回の変更につきましては、小口辺地の総合整備計画書中、公共的施設の整備計画における木和田橋補強補修工事の工事費用が計画策定時の予定価格である2,950万円から3,663万8,000円に増額となるため計画記載金額の修正を行うものでございます。 なお、この辺地対策事業債につきましては、元利償還金の8割が後年地方交付税で措置されるものでございまして、事業計画への登載と国の同意により事業費への充当が可能となるものでございます。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程7 議案第31号 市道路線の認定について ○議長(前田賢一君)  日程7、議案第31号、市道路線の認定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 木村都市建設課長。 ◎都市建設課長(木村雅洋君) (登壇) ただいま議題となりました議案第31号、市道路線の認定について御説明申し上げます。 本議案につきましては、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 本路線につきましては、国道168号地域高規格道路、越路道路整備に伴う旧道移管で五新南桧杖線として市道路線認定を行うものです。 五新南桧杖線は、起点が越路トンネル新宮市街地側入り口付近の新宮市五新1869番2地先で、終点は熊野川町側の南檜杖字瀧下シ69番2地先。路線延長787.95メートル。幅員8.5メートルが26.2メートルの道路であります。 なお、供用開始につきましては、県によるトンネルや路側ブロック積みなどの修繕工事完了後となりますので、令和4年度頃を予定しております。 以上、簡単ではございますが御説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程8 議案第32号 監査委員の選任について ○議長(前田賢一君)  日程8、議案第32号、監査委員の選任についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 梶田総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(梶田卓哉君) (登壇) ただいま議題となりました議案第32号、監査委員の選任について御説明申し上げます。 本議案は地方自治法第196条第1項の規定により御就任いただいております2名の監査委員のうち、高橋亨委員の任期が本年3月31日をもって満了となりますので、議会の御同意を得まして再任したいというものでございます。なお、任期は4年でございます。 また、高橋氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして説明に代えさせていただきます。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第32号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第32号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第32号はこれを同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程9 議案第1号 令和2年度新宮市一般会計予算 ○議長(前田賢一君)  日程9、議案第1号、令和2年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 なお、当局の説明については、これをおおむね各常任委員会への付託区分ごとに分割して行い、その都度質疑を行います。 議員各位におかれましては、お手元に配付の議案分割付託表中、所属委員会以外の項目のみ質疑を願います。 それでは、まず、第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第1号、令和2年度新宮市一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお願いします。 令和2年度の新宮市一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を191億4,001万3,000円と定めるものであります。 予算の総額は、令和元年度の当初予算と比較して、13億544万1,000円の増、率にして7.3%の増であります。 それでは、内容について御説明申し上げます。 まず、初めに全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが246ページをお願いします。 給与費明細書のうち、1の特別職について、本年度の欄でありますが、長等3人の給料、期末手当及び共済費を含めて、合計で3,608万円であります。 議員については15名で、その報酬、期末手当及び共済費を合わせて、合計で1億1,246万8,000円であります。 その他の特別職については、統計調査員や消防団員等954名分の報酬で、5,492万5,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で、職員数は289名であります。なお、括弧書きは短時間勤務の職員数で、会計年度任用職員及び再任用短時間勤務職員を合わせて278名の予定となっております。報酬、給料、職員手当の給与費と共済費を合わせて総額27億1,735万7,000円で、会計年度任用職員報酬の計上により、前年度より3億9,585万9,000円の増であります。 なお、職員手当の内訳及び会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、下段のア及び247ページのイに記載のとおりであります。 また、(2)に給料及び職員手当の増減額の明細、(3)に給料及び職員手当の状況について記載しておりますので御参照願います。 以上が、給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、給与費関係を除き、説明欄記載の主な事業について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、40ページをお願いします。 3歳出、1款議会費は、職員の人件費、議員報酬並びに常任委員会、特別委員会等の活動費と事務的な経費であります。 次に、44ページをお願いします。 2款総務費1項1目一般管理費は、主に庁舎管理経費や公用車の更新、職員研修経費などの経常的な経費でありますが、45ページの説明欄2姉妹都市友好事業は、姉妹都市締結から45周年を迎えるに当たり、サンタクルーズ市を訪問し友好親善を推進するものであります。 48ページをお願いします。 2目文書広報費の説明欄3市民とつくる新宮市魅力発信は、平成27年度から女性目線での情報発信を目的に、市内在住、在勤の女性と協働で、人に注目したオンラインガイドブックの制作や、新宮の魅力体感事業を企画、実施しているもので、本年度は、地域の魅力発信のために女性中心で活動している他自治体の団体とも交流しながら、女性が来たくなるまち新宮市をPRするものであります。 50ページをお願いします。 3目財政管理費は、統一基準公会計制度に沿った財務諸表の作成や、予算編成等の事務に係る経常的経費であります。 4目会計管理費は、財務会計システムのリース料及び保守管理経費が主なものであります。 5目財産管理費の説明欄2減債基金積立金は、県からの文化複合施設整備交付金5億円のうち、整備後の起債償還に充当するため4億円を積み立てるものであります。 52ページをお願いします。 6目企画費は、市の施策の企画や調整、広域行政などに係る経常的な経費が主なものでありますが、説明欄4の地域公共交通再編事業については、利便性の向上、地域の実情にあった持続可能な交通体系を目指すもので、令和元年度より、熊野川町の再編に着手しており、令和2年10月をめどにデマンドタクシーを導入するものであります。 54ページをお願いします。 7目自治振興費は、町内会の防犯灯設置、電気料金補助金など自治会への助成、市の会館の維持管理費等に係る経常的な経費であります。 56ページをお願いします。 8目緑化推進事業費は、生け垣づくり、花壇づくりに対する緑化奨励補助金等、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費であります。 10目住居表示費の説明欄2住居表示整備事業は、第11次計画として、令和元年度の基礎調査に基づき、丹鶴地区の住居表示未整備地区を対象とし、町界の整理と建物への番号付与により住所を明確化するため、住居表示を実施するものであります。 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など、基幹的な住民情報を扱う行政システム運用のための経常的経費でありますが、59ページの説明欄4社会保障・税番号制度運用事業については、今年度は、地方公共団体情報機構において、国、県、市町村等との情報連携する中間サーバー・プラットフォームの次期システムの構築に係る経費を計上するものであります。 58ページの12目情報推進費は、国並びに全ての地方公共団体とのネットワークシステムの運用経費や、ケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料等が主な経費であります。 13目行政局費は、主には熊野川行政局、開発センター、定住促進住宅、さつき公園等の維持管理等に係る経常的な経費でありますが、61ページの説明欄6熊野川町定住促進住宅管理費において、駐車場の整備等に係る工事費を計上しております。 62ページをお願いします。 14目支所費の説明欄2三輪崎庁舎整備事業は、三輪崎支所と消防吏員派出所の老朽化に伴い、行政サービスの向上と災害時の活動拠点となる施設の充実を図るため、三輪崎支所及び三輪崎消防吏員派出所、消防団三輪崎分団詰所を一体化した合築整備を行うもので、令和2年度は、用地取得と設計業務を実施するものであります。 また、説明欄3の高田村つくり推進事業につきましては、人口減少と高齢化が著しい高田区において、国の地域おこし協力隊・集落支援員制度を活用し、区の再生と地域の活性化を目指すものであります。 64ページをお願いします。 15目公平委員会費は、各種団体の負担金と、委員3名に対する報酬等経常的な経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として、教育及び啓発に係る研修会の開催並びに啓発冊子作成等に係る経費であります。 66ページをお願いします。 17目諸費は、説明欄記載の経常的な経費であります。 68ページをお願いします。 2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員の人件費など、経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費で、説明欄1の固定資産評価関連業務は、評価更新作業及び賦課計算等に要する経費であります。 72ページをお願いします。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、戸籍法の一部改正に伴う戸籍システム改修委託料や、通知カード及び個人番号カードに関する事務委託料、人件費等であります。 74ページをお願いします。 4項1目選挙管理委員会費は、委員4名の報酬と職員の人件費など、経常的な経費であります。 76ページをお願いします。 5項1目防災費の説明欄10住宅耐震改修事業補助金は、地震発生時における住宅の倒壊等による災害を防止するため、住宅耐震改修工事等を実施する者に対し、補助金を交付するもので、11のブロック塀等耐震対策事業補助金については、地震発生時におけるブロック塀等の倒壊による人的被害や道路の寸断等を防ぐため、道路沿いの危険なブロック塀等の撤去や改修に係る費用の一部を補助金として交付するものであります。 また、79ページの15災害時生活用水井戸整備事業については、災害による断水時の生活用水確保及び感染症対策のため、平成30年度の神倉小学校への整備に続き、本年度は、整備箇所の調査を行った上で、三輪崎または佐野地区の1中核避難所に井戸を整備するものであります。 80ページをお願いします。 6項1目統計調査総務費は、統計事業実施に係る職員の人件費と経常的な事務費であります。 2目基幹統計調査費は、説明欄記載の6つの統計調査に係る経費で、そのうち4の国勢調査は、5年に1度実施するものであります。 84ページをお願いします。 7項1目監査委員費は、委員2名の報酬と職員の人件費など経常的な経費であります。 以上、第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出、1款議会費から2款総務費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田賢一君)  会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午前10時54分--------------------------------------- △再開 午前11時13分 ○議長(前田賢一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの、給与費明細書246ページから249ページ並びに1款議会費40ページから2款総務費85ページまで質疑を行います。 5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  53ページのデマンドタクシーについてお伺いしたいんですけれども、こちら、外国人などそういった方々は乗れないんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  外国人の方も、観光客の方もデマンドタクシーには乗れるように考えております。 観光客の方がよく利用されている小口線につきましては、デマンドではなくて定時定路線という形で運行するような形で考えております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  それは、トータルで、そういった車は何台になるんでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  町内を走るデマンドタクシーにつきましては、常駐を2台予定しております。小口線につきましては1台予定しております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ということは3台あるということ。ちなみに、この自動車購入費は1台の購入ですか。 ◎企画調整課長(下基君)  行政局のほうに常駐2台デマンドタクシーとして常駐するんですがその部分につきましては、タクシー事業者の車両をそのまま運行する予定にしておりまして、小口線のほうになるんですが、ハイエースタイプの物を購入予定で考えてございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 同じページのふるさと納税推進事業についてもお伺いしたいんですけれども、記念品と通信運搬費についてもう少し詳しく教えていただきたいんです。 ◎企画調整課長(下基君)  記念品につきましては、返礼品をあてがうということになっておりまして、目標設定額に合わせて記念品の金額を逆算して計上しております。 通信運搬費につきましては、記念品に係る送料等を予定しています。 ◆5番(岡崎俊樹君)  サイトなどの手数料は手数料なんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  そのとおりでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  あと、63ページの地域おこし協力隊についてお伺いしたいんですけれども、今のところ、どういった計画でこちら、やろうとしてるのか、詳しく教えていただきたい。 ○議長(前田賢一君)  総務。 ◆5番(岡崎俊樹君)  すみません。 ○議長(前田賢一君)  3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  57ページ、住居表示整備業務委託料というのは、これはどんな。 ○議長(前田賢一君)  分割付託表をよく御覧ください。 ◆3番(松畑玄君)  興味あったので、すみません。 61ページの熊野川町定住促進住宅管理費で建設工事費、駐車場を建設するということで、今の駐車場じゃ、大分狭いということですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  身体障害者用の駐車場2台分を新設するということと、若干敷地内に土身の部分がございますので、そこの舗装と、その二つの工事代でございます。 ◆3番(松畑玄君)  今、入居率というか、どれぐらいなんですか、定住促進住宅。大まかで。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  80戸ございまして、76入居だと思います。 ◆3番(松畑玄君)  分かりました。 次は、宮井戸の避難所の維持管理費で、手数料で158万1,000円というのは、これはどのようなものですか。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  手数料につきましては、草刈りの手数料でありますとか、樹木の剪定手数料など計上させていただいております。 ◆3番(松畑玄君)  これは、先ほどもさつき公園でも、そういう手数料とかいうのが178万8,000円あったんですけれども、それもやっぱり草刈りであったりとか、樹木の剪定の手数料なんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  さつき公園等管理費でございますが、草刈り等々もございまして、さつき公園のほかに五つほど管理しているトイレがございますので、それを合算した経費となってございます。 ◆3番(松畑玄君)  結構高額ですよね、草刈って樹木、年に何回ぐらい草を刈ってもらうんですかね、宮井戸のほうは。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  年3回ほど施行させていただいております。 ◆3番(松畑玄君)  1回につき、どれぐらいの広さの草を刈るんですか。1回にしたら、大体50万円ぐらいになってきますよね。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  広さというか、延長約100メートルから200メートルほどの長さというところでございます。 ◆3番(松畑玄君)  実際、100メートル、200メートル刈るのに、50万円の経費を使うのはいかがなものかなと思います。今後、やっぱり、財政難が予想されますので、なるべく安く上がるように工夫していただければと思います。 次、79ページの災害時生活用水井戸整備事業、三輪崎小学校やったですか、造るということなんですけれども、民間の井戸を何年か前に調べたと思うんですけれども、それ、三輪崎では大体どれぐらいあるんですか。民間の井戸というのは。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  民間の方から御協力いただいて登録させていただいている井戸については、今のところ1か所だけでございます。ただ、登録はいただいておりませんが、個人的に井戸を掘っている方というのは、ほかにもいらっしゃると思います。 ◆3番(松畑玄君)  やっぱり旧市内は結構あるんですよね、民間の井戸は。 ◎防災対策課長(佐藤尚久君)  全ての井戸を把握しているわけではございませんが、市のほうに御登録いただいている井戸につきましては、市内につきましては4か所ございます。 ◆3番(松畑玄君)  台風12号のとき、大分水で困りましたので、すごいいい事業だなと、この三輪崎区にも井戸を掘ってもらえるというのはと思うんですけれども、民間の井戸もなるべく活用して、なるべく手厚くできるように、どんどん推進していただければと思います。 以上です。 ○議長(前田賢一君)  14番、屋敷議員。 ◆14番(屋敷満雄君)  先ほどあったんですけれども、デマンドタクシーというのは、ぐるぐる回るやつじゃなしに、住民が直接予約制みたいにしてタクシーを利用するということか。 ◎企画調整課長(下基君)  決まった路線を設けて走るわけではなくて、住民の方が利用される行き先に応じて、その都度ルートを設定するという形で考えております。 ◆14番(屋敷満雄君)  具体的な例としたら、熊野市が旧紀和町の皆さんが第一タクシーへ事前に予約申し込んでおって、そのタクシーがその場所へ行くというような形を取っておられるのと、そういう形態と一緒なのかな。 ◎企画調整課長(下基君)  そうです。熊野市さんがやられているデマンドタクシーと同じような形で考えております。 ◆14番(屋敷満雄君)  ぐるぐる回るようなやつは、熊野川町では今のところ考えていないということやね。取り入れないということやね。 ◎企画調整課長(下基君)  そのとおりでございます。 ○議長(前田賢一君)  4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  63ページ、三輪崎庁舎整備事業についてお尋ねをしたいと思います。 この三輪崎庁舎の整備事業で、土地購入費というのは、他の会計からの買戻しということでよろしいんでしょうか。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  そのとおりでございます。 ◆4番(上田勝之君)  一度、大まかな建物の概要というか、三輪崎支所と消防の派出所と分団詰所が一体となった、2階建ての建物と伺っていますが、その屋上スペース等が避難施設ともなるというふうに以前、お話があったかと思うんですが、その辺の概要について、もう一度御説明願います。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  2階の屋上の約120平方メートル。その120平方メートルを津波一時避難場所ということで想定してございます。平米当たりお二人避難するということで、大体240名から250名ぐらい避難できるというふうに考えております。
    ◆4番(上田勝之君)  避難施設も兼ねるということで、津波のハザードマップでは、ここの立地する場所はどれぐらいの津波高を想定されているんでしょうか。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  大体0.3前後かなと。30センチ前後かなというふうには思っております。 ◆4番(上田勝之君)  では、2階建てといいますか、1階屋上部分に避難施設となっても、その点については現在想定し得る津波高であれば、十分避難施設になり得るとのお考えでしょうか。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  今後設計段階で、少しかさ上げを0.5ほどのかさ上げも設計段階で、これも考えていきたいというふうに思っております。 ◆4番(上田勝之君)  かさ上げということは、地盤をかさ上げするということですね。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  そのとおりです。 ◆4番(上田勝之君)  この庁舎を整備する予定地の前面側が新宮港の外材の原木の置場が広がってるかと思うんです。これは、以前から各議員からも不安視する旨、三輪崎地区の住民の皆さんからも不安視する声が多い中で、果たして、今も土地も購入は、市としては行ってる中で、あの立地で、その高さで十分妥当であるとの認識でよろしいか。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  どの程度のものが、どういう津波、どういう災害が起こるか分かりませんが、現段階では50センチ程度のかさ上げでいけるんじゃないかというふうに思っております。 ◆4番(上田勝之君)  例えば、その辺がいろいろと不安視されるところといいますか、想定外、いろんなケースがあるわけですけれども、例えば、三輪崎小学校の校舎ですと、3階建の3階の屋上ということになっております。それに比べて、やっぱり新しい庁舎の、三佐木地区の庁舎として1階の屋上高ということで、そういった点について庁内では、そういった議論は、どのようなものがあったか、そういった不安視はされなかったのかという点については、いかがですか。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  防災部局とも協議の中で、このように決めさせていただいたということでございます。 ◆4番(上田勝之君)  以上です。 ○議長(前田賢一君)  9番、久保議員。 ◆9番(久保智敬君)  デマンドタクシーですけれども、委託先はどこになるんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  タクシー事業者を予定してございます。 ◆9番(久保智敬君)  この事業を始めるということは、地域の交通の便をよくしたいということで、今までやっている熊野交通にお願いしている部分とかという、ほかの部分の廃止というのは考えているんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  現在、熊野川町で運行していただいております熊野交通の支線の3路線につきましては、廃止という形で予定で進めてございます。 ◆9番(久保智敬君)  廃止の上で、この事業で賄うということでよろしいですか。 ◎企画調整課長(下基君)  そのとおりでございます。 ○議長(前田賢一君)  6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  57ページの住居表示整備業務委託料というのは、どういう内容で、どういうところへお願いするんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  まず、これは入札をさせていただきます。住居表示の台帳を作ったり、各御家庭に表示する住居表示板だとか、そういうもろもろ含めた委託という形になるかと思います。 ◆6番(三栗章史君)  そういう業務をされているところは市内ではあるんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  市内には恐らくございませんので、住居表示の行った過去数年間に遡って財政課で、また調べさせていただいて指名競争入札をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(前田賢一君)  10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  支所費のところで、先ほどあったんですけれども、高田村つくり推進事業ということなんですが、この地域おこし協力隊・集落支援員委託料ということで、地域おこし協力隊と集落支援員というのは別個ですね。集落支援員というのは、ちょっと総務省のあれ見たら、この地域のことに精通した人材ということで、だから地域の中の人間ということですね。ここで、委託料として上げているんですけれども、集落支援員に関しては、どなたがというか、一応決まっているんですか。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  この集落支援員は専任と兼任と二種類ありまして、今回予算計上させてもらっているのは、兼任の集落支援員4名でございます。 人選については、今、地区の集落会議で議論しているところで、まだ人選はできておりません。 ◆10番(榎本鉄也君)  具体的に高田村づくり推進事業というものの概要といいますか、その地域おこし協力隊と、その集落支援員との一緒になっていこうということなんでしょうけれども、その具体的な概要というのがちょっと分からないので、その辺のところの御説明いただきたいんです。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  今回、この事業を導入するに当たっては、昨年の5月から地区集落会議を月2回程度の形でずっとやってきまして、高田区として企画書をまとめました。その企画書の中身というのは、今高田区の中は、議員御存じのように、西里口の各区の区長と役員で、高田区の役員会というのがあるわけで、それで運営しているんですが、高齢化でなかなか回っていかないという中で、今回、この事業を導入しまして、高田区の中に役員会の下に事務局、それと集落会議の中で課題、問題、そういうものを共通認識を持った中で、それを系統づけまして、五つの実行委員会を設けることにしました。その五つというのは、福祉、防災、産業、子供、移住、この五つの実行委員会を設けると。その中で問題解決に当たっていくと。ただ、今回は予算の関係でその五つの委員会を福祉と防災で一つ、産業で一つ、子供、移住で一つの三つの実行委員会に編成し直して、それぞれ兼任の集落支援員を事務局とその三つの実行委員会、割当てと。 地域おこし協力隊については、都市部から募集するわけですが、それは、どこへそれを割り当てるか。それも今地区集落会議のほうで議論しているところです。 ◆10番(榎本鉄也君)  大体分かりました。 ただ、ちょっと若干心配なのは、熊野川町のほうの地域おこし協力隊という派遣しての成果というのは、ちょっとしっかり出ているのかなという部分がありまして、私が把握しているところで、あまり地域の方とうまくいかなかった例とか、そういうものが聞こえてくるんですけれども、そういう中にあって、今度は高田のほうに地域おこし協力隊を派遣するという形が、当局のほうではしっかりそこに取り組めるという、何か取組方の違いというか、そういうのはあるんですか。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  前回熊野川町でしたやつについては、私も詳しくは知っていないんですけれども、議員御指摘の不安はもちろんあります。その中で、今回、これに当たっては、まず地区の役員と移住定住されてきた方々、そういう方々で組織される移住定住促進協議会というのが高田にあるんですが、それの定例会の中で、そういう話が出まして、では、それでするなら一回みんなで話合いをしながら勉強会もしたいということで、昨年の5月太田の郷のほうへ勉強に行ってきました。 そんな中で集落支援員、地域おこし協力隊の方とも意見交換し、先ほども申しましたけれども、地区主導で、月2回、6時半から10時ぐらいまでかかって、月2回の集落会議、延べ20数回重ねております。そう申しますように、行政が主導でするのではなくて、地区があくまでも主導でやっていくということで、そういう不安はもちろんありますけれども、そこは、何とかクリアできるんではないかと思っております。 ◆10番(榎本鉄也君)  了解しました。 ○議長(前田賢一君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  先ほど上田議員も質疑されていたんですけれども、三輪崎庁舎においてですが、底上げ50センチ、私近隣に住んでいますので、これは個人的な意見ですけれども、質疑の前に。庁舎と消防の設備を一緒にしてしまうということが、あそこがもし50センチをかさ上げして、2階建てのところを造って、大きな災害が来たときに、消防の方たちの活動もしにくくなるんではないかなと、ちょっと危惧しましたけれども。ここまでお金をかけてしていくわけですよね、今から設計段階。せめて避難所3階建てぐらいにもっていけないかなとかも思いますし、それが1点と、そして、前に三輪崎の住人の方から結構な申出というのがあります。 外材の原木がずっと置いているんです、あの前に。だから、大きな災害でなくても、結構な台風とかで、伊勢湾台風みたいなのが来る可能性もないとは言い切れないと思うんですけれども、そういったもので、現在の流木がうわあと流れてきたら、三輪崎のあの辺一帯の古い家屋は、全てそれだけで壊れてしまうと思うんですけれども、そういった対策、あそこに庁舎が建つんであれば、そこの対策もしないと、今度の新しく建つものなので、そう簡単には壊れないと思いますが、その近隣の古い家は、流木置かれてることでがさっと流れ込んで、壊れてしまうと思うんです。 それと、50センチかさ上げして、今考えている以内では、津波等々の点については、先ほど上田議員もおっしゃいましたけれども、妥当だとお思いでしょうか。 ◎三輪崎支所長(山本茂博君)  まず1点目の3階建てということでございますが、これまでも、いろいろ協議を重ねてきました。やはり、機能的には支所と消防吏員派出所、それと消防分団詰所が一体となった合築の整備ということですので、協議を重ねてまいりましたが、2階建てでいこうということで庁内で決定をいただいたということでございます。 もう一点の、原木の流出。これは、私どもも、私自身も企業立地推進課時代に、高知県の須崎市の現場も視察してまいりました。津波バリアーというものも造りながら、高知県のほうは国の補助でそういう対策を取っておりました。 そういう点含めまして、絶対大丈夫というふうには言い切れないと思いますので、津波対策について、今後研究してまいりたいなと、そのように思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  物すごく古い建物なので、新しく建てることは、とても地元の皆様も喜んでると思います。あそこ、三輪崎支所と言いましても、三佐木全体の方が利用するようになると思うんです。だから、新しい庁舎は、とてもいいことだと思いますが、そこの流木の、今おっしゃったことの、ふわっとしたお答えではなく庁舎内で話し合っていただき、流れて来ないようにしていただきたい。 それと、避難所の2階のスペースに、先ほど何人とおっしゃいましたけれども、ぎゅうぎゅう詰めの状態なので、何日もの避難場所というわけにいかないと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎消防本部庶務課長(垣内一男君)  避難所に関してですが、今回三輪崎の庁舎につきましては、一時避難場所ということで、基本的に地域の住民の方には三輪崎小学校へ避難していただくということを基本的には考えています。できるだけ、遠く、高くという基本に考えたいというふうに思っております。 新しい庁舎につきましては、特に沿岸部で、その時間を確保できなかった方などが、一時的に避難できる場所ということで確保していきたいという考え方で思ってございます。 それから、先ほど消防の機能に関してですが、基本的に、今の段階では消防機能については、2階建て建物の2階に機能を持っていきたいというふうなことで考えてございます。十分消防の活動を確保できるというふうに考えてございます。 以上です。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 わざわざ沿岸のところに素晴らしいものを建てて、沿岸の近くの人の避難を推していくというか、そういった活動の重きと、今の言葉を聞いて安心しました。 近くに建てるんですから、それは当然やと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(前田賢一君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  住居表示、同僚議員も質疑をされておりますが、今回、御説明では丹鶴町ということでございます。そうですね、間違いないですね。 ◎生活環境課長(稗田明君)  丹鶴地区といいますか、丹鶴地域の新宮市新宮となっている字の地名のところを、今回住居表示として分かりやすい地名に変えていきたいというふうに思っております。 ◆15番(福田讓君)  再度質疑します。新宮市新宮ってたくさんあるんです。私らも大変分からないところがいっぱいあるんですけれども、これを事業というんですか、これからずっと、徐福をやりましたね。徐福は分かりました。次は丹鶴、これ大体何年構想で丹鶴地区の町名を明記していくんだと思うんですけれども、大体、これは何年計画でいくつもりでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  今回の丹鶴地区につきましては、令和2年度で完了したいというふうに思っておりますので、令和2年度の、また議会のほうで上げていきたいというふうに思っています。 また、他の地域につきましても、3か年計画においても順次、この住居表示については取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました、ありがとうございます。 課長、これからずっと、1年でできるんでしたら、新宮市、かなりいろんなところがあります。御渡町とか、そういうところも全部やっていくには、毎年1年かかるということは、かなり新宮市もありますね。ぜひとも、早くやっていただきたいと、私はそういう考えを持っております。だから、次のところも、大体案は、次年度、令和3年、4年、5年と、大体計画はお持ちでございますでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  今回、新年度予算、令和2年度の予算で、この丹鶴地区の住居表示の予算を上げさせていただいておりますが、今年度予算においても、基礎調査ということで、この丹鶴地区の住居表示の予算も計上させていただいております。今、議員から1年と言いましたけれども、実質2年間で、この調査と実施に向けて日数を要するわけでありますので、それぞれ、同時並行できないかというような考えもあろうかと思いますけれども、取りあえず2年間ごとに行っていきたいというふうに思っております。順次、地元の町内会からも、他の地元の町内会の方からも、陳情等もありますので、適宜、この住居表示については行っていきたいというふうに考えております。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。 お聞きしますと、町内会の方でやっぱり新宮市新宮は困ると、やっぱりしてほしいという方の陳情が来ているということなんで、やっぱりその辺りの併合性と言うんですか、ぜひ早くやっていただきたいという地区の方の区長さんや、町内会長さんとの御要望がありますので、こつこつと進めていただきたいと思います、よろしくお願いしたいと思います。 そして、先ほど榎本議員も村おこしの方のことについて質疑されておりました。 私、熊野川町にかなり前から、これ来て3年です。私も質疑しました、今まで。これ、よその、よそと失礼なんですけれども、新宮市外から来ても、新宮の方でも採用できるということはお聞きしたんですけれども、その辺り、今でもそのとおりいけるんですか。都会の方、初めはそうだったらしいです。都会へ行って、都会で住んでかなかったらこちらへ帰って来られるというIターンでしょう、これ。それやなかったらできないということを、私は質疑したら、いや、地元の新宮の方でも、意思が強くて、やっぱり、田舎の地域をおこしたいという方もできると、私はお伺いしたので、その辺りはどうなんでしょうか。お聞きします。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  地域おこし協力隊と集落支援の違いなんですが、地域おこし協力隊については対象者は都市地域からの新規移住者ということになっています。 集落支援員については、基本的に高田の場合は、高田区に住所を置いている者、そういう形の地域おこしと集落支援の違いがあります。 ◆15番(福田讓君)  今まで、熊野川町の場合は、私も知っていますよ。400万円報酬頂けるんでしょう。月35万円です。市内においても就労に困っている方もいらっしゃるし、若い方も帰ってきたい方もあるんです。だから、今の御説明では、今回のと熊野川町は違うということなんですか。対策、施策というのが、そこをお聞きしたいんです。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  熊野川町がやったときは、ちょっと私は所管していませんので分からないんですけれども、地域おこし協力隊の制度そのものは総務省所管で一緒だと思います。 ◆15番(福田讓君)  総務省だから、そこをちゃんと調べてやっていただいているのかということをお聞きしたいんです。私は聞いた時点では、Iターンじゃなくても、地元の方も採用できると聞いているから、だから、今の御答弁では、過去の方は分からない、それは結構ですけれども、熊野川町でいろんな地元の方ともトラブルがあったんです。そして、400万円という大きな報酬を頂ける。そして、月35万円です。新宮で35万円の給料を頂ける方って、なかなかないです、市内で。そういった方を就労の意欲のある方をされたらどうでしょうかと、私の考えを持っていたんです。そしたら、聞いたら総務省の管轄でしょう。だから、Iターンで一旦、都会の人でなかったら駄目だというあれなんですか。そこ、調べて御答弁願いたいんですけれども。 ◎高田支所長(坪井辰実君)  総務省のほうでは、地域おこし協力隊については、都市地域からの移住者になっています。ただ、集落支援員については、地元に住所を置かれている方、そういう仕分になっています。 ◆15番(福田讓君)  今回は、そうしたら今支所長おっしゃったとおり、都会の方でなかったら駄目なんですか。これは、この事業は。地域おこし協力隊と書いていますね、支援員と。それは、熊野川町のときと違うんですかとお聞きしているんです。 ◎副市長(向井雅男君)  今回の地域おこし協力隊の公募の仕方というのは、前回の熊野川町地域とは違って、先ほど支所長からもありましたとおり、地元主導型で地域おこし協力隊を公募したいという格好だと思います。 その中で、地域おこし協力隊の要件として、多分、当初、都市部からのIターンという格好でしたが、途中から都市部に住まわれているUターンという形も該当という格好に、ちょっとそういうことも耳にしておりますので、それは確認させていただいて、後ほど返事させていただきたいというふうに思います。 ◆15番(福田讓君)  了解。 ◆11番(竹内弥生君)  短くします2回目なので。言い忘れたのですが、総務建設委員会で、この住居表示につきまして発言させていただきまして、早速、この間取り入れていただいてありがとうございます。新聞に載っている火事がありました。新宮市新宮(広角)のとかいうと、分からないという声が多かったので、これは、本当に2年間で進めていってください。 ありがとうございます。 ○議長(前田賢一君)  以上で、給与費明細書並びに歳出、1款から2款までの質疑を終わります。 昼食のため午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時52分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中の2款総務費について、当局より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 下企画調整課長。 ◎企画調整課長(下基君)  先ほど御質疑いただきました地域おこし協力隊につきましては、定住・移住に関することになりますので、企画調整課から御報告させていただきます。 地域おこし協力隊に関する要綱について確認させていただきましたが、地域おこし協力隊には地域要件がございまして、内容といたしましては、都市地域から過疎地域等への条件不利地域に住民票を移すというものでございます。したがいまして、都市部から過疎地域等への移住が要件ということになります。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。だから、新宮の方でも東京へ行って住民票を移しておいて、働いて、帰ってきたらいけるということですね。それでよろしいですね。もう一度確認お願いします。 ◎企画調整課長(下基君)  そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  了解しました。 ○副議長(東原伸也君)  次いで、歳出、3款民生費から4款衛生費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして3款民生費から4款衛生費について御説明申し上げます。 恐れ入ります、86ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費は、主には民生委員・児童委員の活動費や各種団体等への負担金、社会福祉協議会への補助金並びに職員人件費でありますが、説明欄8のボランティア市民活動センター補助金は、ボランティア市民活動の啓発、ネットワークの促進や各種研修会の開催等のボランティア市民活動センター事業及びボランティアの育成や活動を支援するものであります。 88ページをお願いします。 2目障害者福祉費は、主には重度心身障害児者医療費の給付と障害者の自立支援を目的とした自立支援給付費や地域生活支援事業、障害児通所支援事業などの支援を行うものであります。 まず、自立支援給付の事業としましては、説明欄9の補装具費支給事業、そして91ページでは、ホームヘルプサービスの支援等を行う説明欄22の介護給付事業、グループホームや就労移行支援などを行う説明欄23の訓練等給付事業で、93ページお願いします、医療費の扶助を行う説明欄35の自立支援医療であります。 次に、地域生活支援の主な事業としましては、すみません、91ページもう一度お願いします、手話通訳者等の派遣を行う説明欄15の意思疎通支援事業や、相談などの支援を行う説明欄24の相談支援事業、外出のための支援を行う説明欄25の移動支援事業、創作的活動や作業訓練等を行う説明欄26の地域活動支援センター事業などであります。 また、障害児通所支援事業としましては、93ページの説明欄31の事業で、児童発達支援や放課後等デイサービスなどを支援するものであります。 すみません、92ページをお願いします。 3目老人福祉費は、高齢者の生きがいや生活の支援等を行うもので、95ページをお願いします、説明欄12緊急通報システム事業は、24時間体制の緊急通報装置の設置に係る経費を、15の事業では、寝具類等の乾燥消毒サービスを、20の事業では、要介護3以上の方または障害者の方で疾病等により外出が困難な方を対象に訪問理髪サービスを実施するものであります。 また、説明欄23の老人措置費等、25の養護老人ホーム運営費については、施設の入所措置費や寿楽荘の指定管理費、施設の維持修繕等に係る経費であります。 96ページをお願いします。 4目老人医療費は、県費2分の1の補助事業として、67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成を行うものであります。 5目国民年金事務費は、国民年金の事務事業推進に係る経費と職員人件費であります。 6目隣保館費は、主には7つの隣保館の各種教室の開催と施設運営に係る経常的な経費でありますが、すみません、99ページをお願いします、説明欄4浮島隣保館施設改修事業につきましては、昭和62年に建設され老朽化が進んでいるため、屋根及び外壁の防水塗装や空調設備の取替え、トイレの洋式化、内装の補修等を行うものであります。 98ページをお願いします。 7目国民健康保険事業費は、保健基盤の安定や職員給与費等に対する特別会計への繰出金であります。 8目後期高齢者医療費は、保健基盤安定制度及び療養給付費に対する一般会計負担分の特別会計への繰出金と、後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 9目介護保険事業費は、特別会計の標準給付費見込額の12.5%に加え、地域支援事業分や職員給与費、事務経費分について繰り出すものであります。 100ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費は、主には児童に対する手当支給、医療扶助及び児童の健全育成に要する経費であります。 説明欄1の子ども医療費助成事業は、中学校卒業までの児童を対象として、通院及び入院に係る医療費保険適用分について自己負担分を助成するもので、説明欄4の児童手当につきましては、中学校修了までの児童を対象に手当を支給するもので、対象者は2,835人を見込んでおります。 また、説明欄9の在宅育児支援事業は、県補助金を活用し、保育所等を利用せず、在宅において育児を行っている多子世帯を対象として、一定条件の下、第2子は月額15,000円、第3子以降については月額30,000円を支給するもので、説明欄10の子育てのための施設等利用給付事業につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴い、保育の必要性の認定を受けた者に対し、認可外保育施設等の利用料について助成を行うものであります。 103ページをお願いします。 児童の健全育成事業として、説明欄14放課後児童健全育成事業は、井の沢放課後児童クラブと子育てクラブパンダハウスに学童保育の運営を委託するもので、16の学童保育運営費補助金については、学童クラブ「虹」の運営に対する補助金の交付を行うものであります。 また、説明欄17の熊野川地域児童健全育成事業及び18の高田地域児童健全育成事業については、放課後児童の居場所づくりの拠点を構築し、地域住民との交流により見守りの協力を得ながら、児童の健全育成を目指すものであります。 説明欄19の子どもの貧困対策実態調査業務は、令和元年6月に子供の貧困対策法が改正されたことを受け、子どもの貧困に関する実態把握調査を実施するものであります。 104ページをお願いします。 2目児童措置費は、主には私立保育園と認定こども園8園の運営に対する委託費及び給付費と、勤務地や里帰り出産等の事情により他市町村に入所を委託する、広域入所委託経費等であります。 3目母子福祉費は、主には母子及び父子家庭の児童への養育扶助や、独り親家庭に対する医療扶助、また独り親家庭の母親または父親に対し、就業支援として高等技能訓練促進費等を支給するものであります。 106ページをお願いします。 4目保育所費は、市立保育所4園の運営経費で、職員人件費や会計年度任用職員の保育士に対する報酬、賄材料費等が主な経費であります。 5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、料理教室等各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会などの四季の行事の開催を予定するものでありますが、すみません、109ページをお願いします、109ページの説明欄6中央児童館屋外プレイランド床改修事業は、中央児童館の屋外遊技場について床を張り替えるもので、令和2年度は設計費の計上、そして7の浮島児童館施設改修事業につきましては、隣保館施設と併せて改修を行うものであります。 112ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費は、適正な保護を実施するための療養状況や扶養義務の調査等、現状把握に要する経常的な事務費、また就労支援の環境整備等に係る経費でありますが、説明欄7の被保護者健康管理支援事業は、生活保護法の改正により令和3年1月から必須事業となることを受け、準備、試行事業として、被保護者の医療、健康等の情報を調査、分析するとともに、生活習慣病に関する保健指導、生活支援及び頻回受診指導を実施するものであります。 114ページをお願いします。 2目扶助費は、生活扶助や医療扶助など、生活保護に関する扶助費の見込みの計上であります。 116ページをお願いします。 4項1目災害救助費は、災害発生時の見舞金等の見込み計上であります。 118ページをお願いします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費は、主には母子保健、妊婦、乳幼児等の保健相談、乳幼児健康診査事業等、母子の保健事業の推進であります。 説明欄1の乳幼児健康診査事業は、母子保健法に基づき、節目の月年齢に応じた乳幼児健診を実施するもので、本年度より3歳6か月の節目において、視機能検査機器によるスクリーニング検査を新たに実施することとしており、説明欄7の妊婦保健指導事業については、妊婦の健康診査や一般不妊治療、体外受精等を対象とする特定不妊治療に対し助成するものであります。 121ページをお願いします。 説明欄17の子育て世代包括支援センター運営費は、妊産婦等の支援に必要な実情を把握し、妊娠、出産、育児に関する相談に応じて、必要な情報提供、助言、保健指導を行うもので、令和2年度からの新規事業として、出産後間もない母親や乳児に対して心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業を実施するものであります。 2目予防費の説明欄1個別予防接種事業は、予防接種法に基づく高齢者のインフルエンザや成人用肺炎球菌、子供の日本脳炎、ヒブ、水痘などの定期予防接種、また妊婦の風疹、幼児のおたふく風邪の任意予防接種に対する助成等であります。 122ページをお願いします。 3目健康増進費は、健康増進法に基づく健康教育、健康相談や健康診査、また訪問指導による生活習慣病の予防と改善を行うものであります。 説明欄3の健康診査事業は、各種がん検診や肝炎ウイルス検査、歯周疾患検診を実施するもので、すみません、125ページをお願いします、125ページの説明欄7特定健診等事業については、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、生活習慣病予防のため平成20年4月から実施が義務化された特定健診及び特定保健指導を行うものであります。 124ページをお願いします。 4目環境衛生費は、畜犬登録・狂犬病予防事務と環境保全対策などに要する経費で、犬・猫の避妊、去勢手術費用に対する助成等についても計上しております。 また、説明欄5の海岸漂着物地域対策推進事業は、孔島・鈴島海岸において大量のゴミ等が漂着した際に、県の補助金を活用して回収処理を行う経費であります。 126ページをお願いします。 5目公害対策費は、水質検査、自動車騒音調査等の公害対策と合併処理浄化槽設置整備事業補助金として、専用住宅の浄化槽79基分を予定するものであります。 6目火葬場費は、紀南環境衛生施設事務組合清浄苑の運営費に係る負担金であります。 128ページをお願いします。 7目墓地管理費は、南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費であります。 8目と畜場費は、特別会計の運営に係る収支不足見込額を繰出金として計上するものであります。 9目簡易水道費は、簡易水道事業に係る運営費及び起債の元利償還金等に対し補助するものであります。 10目医療センター費については、病院建設事業に係る起債の元利償還金等に対し、その一定の割合を補助するものであります。 130ページをお願いします。 2項1目清掃総務費は、アダプト・プログラムに対する活動費と、みなべ町以南の2市8町で構成する紀南環境広域施設組合が進める広域最終処分場整備の事務費及び建設に係る負担金等であります。 2目塵芥処理費は、ごみの収集及び処理に要する経費で、説明欄1のごみ収集経費は、家庭ごみの戸別収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費で、2のクリーンセンター維持管理費については、クリーンセンターの炉の運転管理と施設の維持管理運営に要する経費でありますが、令和2年度は、クレーンのレール更新や巻上電動機の更新整備等についても予定してございます。 また、133ページをお願いします、説明欄3資源物等処理経費は、不燃物の処理経費や焼却灰処理、粗大ごみの運搬処理経費が主なものであります。 132ページをお願いします。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合南清園に対する維持運営費等の負担金であります。 4目産業廃棄物処理事業費は、水質検査等維持管理に要する経費であります。 5目ごみ減量推進費の説明欄1資源物収集業務は、市内171か所のエコ広場において分別された資源物の収集運搬等に要する経費で、説明欄2のふれ愛収集業務については、資源物の分別や排出ができない世帯を対象とし、家庭からクリーンセンターへの収集運搬業務を委託するものであります。 以上、3款民生費から4款衛生費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  ただいまの3款民生費86ページから4款衛生費135ページまでの質疑を行います。 4番、上田議員。 ◆4番(上田勝之君)  95ページの説明欄7の高齢者見守り交流事業について、概要を御説明お願いしたいと思います。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  高齢者見守り交流事業につきましては、社会福祉協議会のほうへ委託している事業でございます。 これは、高齢者の見守りを兼ねたサロン等の実施で、見守り活動やふれあい交流会や定期サロン、そういうものを実施していただいております。 ◆4番(上田勝之君)  よく各地域で居場所づくりといいますか、そういったようなサロンであるとか、少し小学校単位ぐらいでですか、いわゆるふれあい交流会でしたか、そういったような事業がこの事業ということで理解してよろしいでしょうか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  はい、そのように理解していただいて結構です。 ◆4番(上田勝之君)  それと、その下の災害時避難行動要支援者避難支援事業ということで、こちらのほうの進捗状況についてお尋ねをいたします。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  こちらのほうは、平成30年度に対象者の方に同意書の登録について申請書を送らせていただいたのが最初となってございます。 その中で、送らせていただいた対象は4,363人で、そちらで同意をいただいた方が879人というような状況になってございます。 今年2月にまた今年度対象となられた方に申請書を送らせていただいているところです。今、その回答が出てきているような状況でございます。 今年度2月は153件送らせていただいて、ただいまのところ53件返ってきてございます。うち同意をいただいているところは21件という状況でございます。 ◆4番(上田勝之君)  それで、一応全市民を対象に、避難行動の要支援者というもので同意いただける方といいますか、依頼をされる方というのが大体固まってくるということですか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  その方の名簿づくりをして、昨年度から町内会と民生委員等に御協力をお願いしているところですけれども、順次そのように御協力を呼びかけていきたいと思っております。 ◆4番(上田勝之君)  この予算の概要のほうを見させていただきますと、個別避難計画を策定されるということで、その対象といいますか、同意された方についてお一人お一人個別の避難計画を策定していくということですよね。今年度は、避難計画も策定されるということですよね。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  同意いただいた方皆さんそれぞれ個別計画を策定するのが基本となってございます。 今の経過の中では、これまでも議会でもお知らせしたように、3件の方に個別計画策定しているところでございますけれども、また町内会、民生委員の御協力もいただきながら、また市も個別に訪問しながら計画の策定を進めていかなければならないと思っております。 ◆4番(上田勝之君)  順次計画を策定していかれるということですね。なるべく早期に計画を策定していただきたいと思います。 続きまして、101ページの説明欄1の子ども医療費助成事業、中学生までの医療費の無償化を行って以来、医療費の伸びといいますか、医療費の総額といいますか、そういった推移はどのようになっていますでしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  中学校までをしだしたのが平成25年10月からになるんですけれども、平成28年度の小中学校の総金額が89万7,000円に対しまして、平成30年度の小中学校の総金額が3,681万3,000円となっております。 ◆4番(上田勝之君)  おおむね想定したとおりというか、同レベルといいますか、そういったような推移を見せているんでしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  医療費につきましては、年々インフルエンザが流行した時期には、医療費が上がったりとかというのはありますが、大体、平成29年度、まだフルに1年間過ごしたのが30年度になりますので、また今年度の令和元年度の医療費がまだ決算出ておりませんので、それが出ましたら、大体伸び率が見えてくるかなと思っております。 ◆4番(上田勝之君)  おおむね想定した範囲内で推移しているというような状況でしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  はい、そのとおりです。 ◆4番(上田勝之君)  それでは、説明欄3の紀南学園事務組合負担金についてですが、紀南学園の園舎の改築といいますか、建屋の改築等々について、どのような進捗になっているのか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  令和2年度で設計に入ります。令和3年度で工事にかかりまして、令和4年度で今の園舎の解体、引っ越しという形に、今のところ計画になっております。 ◆4番(上田勝之君)  そうしたら、この負担金の中に設計料等々は含まれた負担金となっているのか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  含まれておりません。 ◆4番(上田勝之君)  これとは別途負担金が発生してくるというようなことでしょうか。これは経常的な、毎年度ごとの負担金であって、そういったような新たに園舎等を設計していくなりの費用が今後また補正なりで追加されるという、負担金の部分が追加されるということ、今年度中に追加されるということでしょうか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  実施設計の予算については、紀南学園の中にある基金積立金の中で今回は賄えるということでしたんで、今回はここには、今年度は特に紀南学園関係の通常以外の予算は計上はさせていただいておりません。 ◆4番(上田勝之君)  設計費は自前の基金の中で、この紀南学園の一部事務組合の自前の中で、積み立てているお金の中で対応できるとして、建物の建築費用総額についてはどの程度を。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  それにつきましては、木造で行いますので、金額としては多少もしかしてずれがあるか分かりませんが、4億円前後の予定ということは聞いております。 特に今回は、なるべく仮園舎を建てずにできないかということを大分苦労しましたんで、その関係で、その程度を予定しているというふうには聞いています。 ◆4番(上田勝之君)  4億円で建設費ということなんですが、それで新宮市の負担分というのはどれぐらいになる見込みでしょうか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  交付金の申請が、実施設計をもって交付金の申請となりますので、恐らく今の、まだ市の負担というのはそういう議会の中でも議論はされておりませんが、基本となるのは今の負担割合ありますね、通常の、そういうものが基本となってくるのかなとは思っております。 ◆4番(上田勝之君)  交付金自体は一部事務組合に対して直接交付されるものなのか、それとも各構成自治体に交付されてから負担金として拠出するものなのか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  交付金は一部事務組合のほうで申請はいただく予定になっています。 ◆4番(上田勝之君)  直接一部事務組合のほうへ行くんですね。 紀南学園の園舎、50年近く経過している建物だと思います。現在の子供たちの体格や、あるいはプライバシー等の問題もあるので、ぜひ進めていただきたいと思います。 その下の、説明欄10の子育てのための施設等利用給付事業なんですが、認可外保育施設というのは新宮市内はどこのことを指されるのか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  医療センター内にあるみどりとヤクルトになります。 ◆4番(上田勝之君)  医療センターの院内保育とヤクルト。 続きまして、103ページ、説明欄19子どもの貧困対策実態調査業務についてお尋ねをしたいと思います。 昨年の子どもの貧困対策法の改正によって実態把握調査を行うということなんですが、どういったような方法を用いて実態把握を行うのか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  昨年ですが、和歌山県が県内の小学校5年生と中学校2年生の調査はしたんですが、その調査結果で、例えば新宮市域の分を頂けるんであればそれを使いたかったんですが、データは頂けるんですが、なかなか分析の詳細、そこまでは頂けませんで、そしてまた数もそんなに多くないということだったんですが、一応県の調査がありますので、それと比較検討をしていくということで、そちらの調査と比較検討できるような形、そして学年も小学校5年と中学校2年生、その辺で調査できればと今のところは考えております。 ◆4番(上田勝之君)  例えば、中学校に就学している子供たち全員というか、全学年対象ということではなくて、あくまで抽出した形での実態調査ということでしょうか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  まだこれは決まっておりませんが、できればたくさんの数を調べたいと思っていますので、その辺では教育委員会とお願いをして、学校で把握いただけたらそういうのもありがたいなと。その辺をこれから検討させていただきたいと思っています。
    ◆4番(上田勝之君)  実態の調査においては教育委員会と協議をしながら進めていくということですね。 131ページ、衛生費の塵芥処理費の説明欄2のクリーンセンター維持管理費なんですけれども、クリーンセンターの長寿命化計画というのがあったかと思うんですが、たしか令和4年ぐらいまででしたか、20年間の現行のクリーンセンターの協定だったかと思うんですけれども、その後延命をしていくというような方向で市の方向は進んでいるというふうなお話がございましたが、その後の庁内における検討状況なり、実際に延命の工事が始まるのはどれぐらいと考えておられるのか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  議員おっしゃるとおり、現在のクリーンセンターにつきましては、地元協定では令和4年までというふうになってございます。 それで、整備検討委員会におきましても、現状、施設を従来どおりの修繕を行いながら15年間使用していくという方向で決まっております。その中で、地元協定につきましても、粛々と地元の町内会長、区長とお話をして、特に反対の意見はなかったわけでありますけれども、今後地元の中へ入って、現在区長、町内会長しか話しておりませんので、地元の住民の皆さん方と膝を合わせて十分説明をしながら同意を得たいというふうに思っております。 ◆4番(上田勝之君)  地元自治会といいますと、新宮市域が二つ、三重県が紀宝町域が2自治会だったと思うんですけれども、その4自治会ともおおむね延命に対しては理解を得ているような感触でしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  現在のところ、先ほど申しましたように、あくまでも町内会長、区長だけとなっておりますので、そういう方々につきましては一応特に異論はなかったということでありますので、今後どのような形になるかも分かりませんけれども、じっくりと納得のできるような話合いをしていきたいというふうに思っております。 ◆4番(上田勝之君)  そうしますと、令和2年度に協定を結ばれている地元4自治会の理解を得つつ、今後長寿命化の更新に関わる設計や、あるいは実際の工事が令和3年度等に行われると考えてよろしいんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  延命工事といいましても、現在クリーンセンターにつきましては、非常に健全な状態というようなことでありますので、現在のクリーンセンターを維持修繕、そのまましながら、特に抜本的な大規模な改修を行うんではなしに、従来どおりの維持修繕で今後15年間はやっていけるという結果も出ておりますので、そういうような形で対応していきたいというふうに考えております。 ◆4番(上田勝之君)  なるほど。大規模改修を行う必要はなく、通常の維持管理を行いつつ、地元の理解を得て延長を行っていくということですね。 それと、その次のページにごみ減量推進費がございます。その中で、資源物の収集業務やふれ愛収集業務、あるいはエコ広場の運営事業の業務委託料等々ございます。これは、先般来の議会やあるいは委員会等においても、エコ広場の今後の運営やそのほかの、高齢化等の進展に伴う今後エコ広場方式の維持等々について、各議員から質問や質疑がなされております。 また、ごみ袋の増量、ここに12月議会までの各議員の質問に対しても、乳児のおる世帯について少し増量をされるというようなこともうたわれておりますが、こういった声が非常に出てくる中では、やはり私はごみ減量推進一般経費の中で、ごみ減量等推進審議会の委員さんの報酬もございます。 そういった中では、現状をもう一度洗い出し、どういった状況が非常に困っているのか、あるいはどういった地域が非常にこういったような資源物の収集やこの分別に対して、どういった困った状況があるのか等々を、しっかりと現状を調査したり、あるいは今後どうあるべきかというようなことを、ごみ減量等推進審議会を今般改めて招集して、そういったことを審議願う、あるいはごみ減量に対しても、可燃ごみの、燃えるごみの袋がどういう状況なのか、各家庭において、そういったことをしっかりと調査し、今後どうあるべきかということを検討していく、検討を始める時期に来ているんではないかと思うんですが、その辺についてお考えはいかがでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  議員の今御指摘といいましょうか、御助言といいましょうか、そのとおりだというふうに思っております。 今後私どもも、令和2年度においてはごみ減量推進審議会の開催をして、そのようなことも十分検討、協議しながら、また一般廃棄物の処理計画も令和3年度で作成したいというふうに思っていますので、そのことも踏まえて新年度の令和2年度はごみ減量に向けて、またエコ広場の在り方等についても、十分そのことについては協議していきたいというふうに考えております。 ◆4番(上田勝之君)  今、課長からお答えいただいたんですけれども、やはり各議員、市民の声、いろいろ各エコ広場を回ったり、あるいは各家庭の状況からいろいろな御意見、課長にぶつけさせていただくわけですけれども、そういった中でクリーンセンターの延命等も、当時新しいクリーンセンターを造るのに伴って、このエコ広場方式でごみ減量をして、可燃ごみの焼却を減らしていこうということで、現在のクリーンセンターの容量が決まったと思うんです。 そういった中で、20年間を経過した中で、再度そういった減量に対する市民への啓発も含めた中で、どういった方向があるべき姿なのかというようなあたりをぜひ検討を始めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  13番、松本議員。 ◆13番(松本光生君)  123ページの個別予防接種事業の中で、今回新しくロタウイルス予防接種というのが載っているんですけれども、これはどういった病気に対する予防接種になるんですか。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  国のほうで、令和2年10月よりロタウイルスワクチン予防接種の定期接種を実施するということで、今回予算に上げさせていただいて、準備をするものでございます。 ロタウイルスというウイルスの関係で、子供さんに影響があるということで聞いております。 ◆13番(松本光生君)  内容はまた後で教えて。 今回この予防接種はこれだけですか、新しい入ってきたのが。この10月から始まるというのは。 ◎保健センター長(赤松勇人君)  予防接種としてはロタウイルスが10月から追加ということでございます。 ◆13番(松本光生君)  ちょっと上田議員がお話してくれたんやけれども、131ページの紀南環境広域施設組合の負担金なんですけれども、これ令和3年ですか、供用が始まるということで、あとまだ負担金のほうがまだまだあるんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  あくまでも、建設費の負担金については令和2年度限りとなっておりますが、今後工事、これが完成するのが令和3年3月末ということで、令和3年度からは事業が始まりますので、それに対する負担金というのは発生してこようかと思います。 ◆13番(松本光生君)  事業費の負担金ですね。これはまだ決まっていないんですか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  大体、年間1,300万円ほどというふうに聞いておりますが、まだ正式に決定はされておりません。 ◆13番(松本光生君)  はい、分かりました。 クリーンセンターについて、今上田議員からいろいろあって、普通の状態で修繕していけばそのままずっと延命できるいうことですね。 今回、クレーンの整備、これに3億円ですか、全体足して。こういったことを続けていけば、あと何十年かもつということでよろしいんですね。 ◎生活環境課長(稗田明君)  はい、そのとおりでございます。 ◆13番(松本光生君)  そして、今、ごみ減量も上田議員が話してくれた。高齢化が進んでいる中で、先ほど上田議員からありましたように、町内会、一遍調査というんですか、やってほしいです。このまま続けていけるのかどうか、あと5年後、10年後まで遡って悪いんですけれども、一つの町内会で今やっている町内会自身が続けていけるだけの、人の配置ができるんかどうかいうことを含めて、一遍調べてくれませんか。調査してほしいです。 ◎生活環境課長(稗田明君)  その点につきまして、自治会連合会とも十分協議をしていきたいというふうに思っております。 ◆13番(松本光生君)  自治会もいいんですけれども、連合会もいいんですけれども、町内へ一度訪ねてほしいです。続けていけるかどうかというのを。ちょっと今後の宿題として預けます。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  87ページ、新宮市社会福祉協議会補助金4,768万5,000円、この児童委員とか民生委員方の活動費とか報酬にかけては、本当にまだもっと出してあげたいなと思うぐらいなんですけれども、こういうずらずらと並べているところの社会福祉協議会は地域にはなくてはならないものと決められていると思うんですが、予算につきまして、中身とか内訳とかどういった活動をしているんでしょうか、社会福祉協議会というところ。ざっと教えていただきたいんですけれども。 ◎福祉課長(中上清之君)  中身としましては、地域福祉事業そして介護給付事業ということで、大まかにそのような事業でやっております。 ◆11番(竹内弥生君)  ここは委託とかではないんでしょうか。どんな形で責任者というのはやられているんですか。 ◎福祉課長(中上清之君)  委託ではございません。一部事業については委託もありますけれども、あくまで補助金という形で社協のほうへ出しております。 ◆11番(竹内弥生君)  その補助金の社会福祉というのは難しいのであれですけれども、私もちょっと勉強まだ薄いですが、補助金をこれだけのものを出すということに当たって、市民の皆様の幸せにつながっているということのほうは、補助金を出す当局としては御承知ですか。 ◎福祉課長(中上清之君)  はい、承知しております。 ◆11番(竹内弥生君)  それと、ここの項に関しまして、ボランティア市民活動センター補助金、このボランティアの団体というのはボランティアということでございますけれども、名称どおり、この補助金につきましては、どういったことで補助金を出されているのでしょうか。 ◎福祉課長(中上清之君)  市民活動の情報ネットワークの確立、また活動団体との共同事業の促進であったり、あと災害ネットワークの確立と防災ボランティアの育成という形で取り組んでおります。 あと、学生が市内の福祉施設においてボランティアを体験するボランティアスクールの開催という、こういった事業を主に開催しております。 ◆11番(竹内弥生君)  学生とかもそういうところに含まれて、ボランティア活動するための補助金なんですね。 ボランティアですから報奨金とかそういうのはないんですか、報奨金といおうか、これは中には全くないからボランティアという名前ついているんですか、課長。 ◎福祉課長(中上清之君)  はい、そのとおりでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 93ページなんですが、いきいきサロンとその他いろいろありますけれども、どんな活動をしていらっしゃいますか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  予算書にあるいきいきサロンにつきましては、これは補助金になってございまして、自主活動グループ、現在5団体がありますけれども、そちらに対する補助金となってございます。 ◆11番(竹内弥生君)  国もうたっている健康長寿ですよね。この5団体だけではなく広げていっていただきたいと思います。 続きまして、101ページ、紀州っ子いっぱいサポート事業というのはどういった中身でしょうか。 ◎子育て推進課長(辻本美恵君)  この事業は県の補助金でしている事業でありますが、小学校以下の児童が3人以上いる家庭の未就学児の方に対して、ファミリーサポート事業であったり一時預かりをされた分の1世帯1万5,000円を上限に支出するものでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。この子育ての部分に関しますと、私、別に個人の見解ですが、新しく入ってきた優秀な公務員の方が配置されていく。子育てというのは割と経験値、そこの専門的な知識とかいう方が結構おられて、子供というのは幅広いいろんな問題を抱えていると思うんですが、そこの、むしろ、この子育てのほうの課とかにおきますと、入ってこられた優秀な新人は、もちろん公務員になられた方の教育のほうに関しましては、私どもは新しく新人で入ってきた方より教育、子供のほうに関しますと、ある程度知識を持ったといおうか、経験を持った、子供のことに関しましては、そういった人を配置してあげてほしいなと個人的に思います。 市長、どうですか。 ◎市長(田岡実千年君)  そうですね、おっしゃることよく分かります。 そういう事情も勘案しながら、人事配置していくべきだと思いますが、たとえ、仮に経験がなくても、その部署の先輩方の指導の中で能力を伸ばしていく、そういったところも一方では必要だというふうに思っておりまして、バランスを取りながら人事配置を行っていきたいというふうに思います。ありがとうございます。 ◆11番(竹内弥生君)  おっしゃるとおりで、バランスだと思います。公務員の方の、経験がなくても先輩に教えていただける、そしてまた知識を持った方が先輩に、足りない人数では駄目やと思うんです、教育、子供に関すると。ある程度の余裕を持った人数で子育てにかかっていくということが大事だと思います。市長、よろしくお願いいたします。 131ページです。一般廃棄物収集委託料というの、この委託というのが結構多いですけれども、1億円超えているんですけれども、こういった委託、全ての事項に関しまして、委託する場合は何年に1回とか、業者入札とか、そういったことは行われているんですか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  この一般廃棄物収集委託料につきましては、毎年同じ業者にお願いしておりまして、隔年で交代するとかそういうことはありません。毎年同じ業者にお願いしております。 ◆11番(竹内弥生君)  そこは全ての委託業者に関しまして、ごみだけではなく、ある程度の年数でいろんな業者さんに回っていくというふうなこともしていただきたいなと思います。 でも、経験もお要りでしょうし、特別な資格を持った方やないとできないと思いますから難しいと思いますけれども。 135ページですけれども、私、これ一般質問でずっとごみ袋に関して取り上げさせてもらっていますが、生ごみ処理容器購入費補助金というところが少ないですよね、使われているのが。これ結構やってみたら助かると思うんですけれども、広報とかをもっと広げて、紀宝町におきますと、お隣の、結構使われているというのをお聞きしました。こういうのがありますよということをもう少し広報していただきたいんですけれども、課長、いかがでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  生ごみ処理器につきましては、昨年度の実績でも7件、一昨年は11件という形でありますが、今年度におきましても広報の9月号でしたか、1回載せさせていただきましたが、1回といわず、また回数を増やすなりして市民に対しての広報活動は行っていきたいというふうに考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。この間、つい先日広報が入ってきましたけれども、うちの家にも、今回コロナウイルスに関しまして、行事事が全て載っておりました。その行事事を中止と書く以前に作られたものでもちろん承知しておりますけれども、そういった行事は3月いっぱい中止ですよとかという広報も付け足しで、広報のほうには全てイベントがあるように載っていましたので、そういったことも新聞でも何々が中止だということをお伝えしたほうがよろしいと思います。今のは付録ですけれども。ありがとうございました。 ○副議長(東原伸也君)  会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後1時58分--------------------------------------- △再開 午後2時14分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。 6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  95ページ、13番福祉移送用車両貸出事業費補助金ということで、これはどのような事業になっておるんでしょうか。 ◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(北畑直子君)  こちらは、社会福祉協議会のほうに出している補助金です。 社会福祉協議会では、車椅子対応の軽自動車2台とリフトカー1台、3台を所有しておりまして、これを市民の方に貸出しを行っております。それについての諸費用、保険代とか駐車場代、そういうものに対する補助金となってございます。 ◆6番(三栗章史君)  ありがとうございます。社協のほうへしているやつなんですね、分かりました。 続きまして、91ページ、ごめんなさい、順番間違えました、25番の移動支援事業についてですが、これの内容をちょっと教えていただけますでしょうか。 ◎福祉課長(中上清之君)  移動支援事業でありますけれども、屋外での移動に困難がある障害児者について、余暇の外出のための支援を行うものでありまして、主にこの費用については、日常生活でのヘルパーへの費用であります。 ◆6番(三栗章史君)  障害児、これは年齢は関係なしに障害のある方ということでよろしいですね。 ◎福祉課長(中上清之君)  そうでございます。 ◆6番(三栗章史君)  ヘルパーさんに係る費用ということですね。 あと、大型の車椅子なんかで移動しなくてはいけない障害者の方とかおられると思うんですけれども、そういう部分に関しての対応は新宮市としてはされておるんでしょうか。一般の車椅子ですと、民間のタクシーでもありますしあれなんですけれども。 ◎福祉課長(中上清之君)  特にそのような対応は行っておりません。 ◆6番(三栗章史君)  ちょっとそういう声もありますので、また御検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それと、135ページ、これの3番ごみ収集容器等整備事業の中で、これはどういったものなんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  これは、引換用及び販売用のごみ袋、あとエコ広場で使う道具、エコバッグだとかそういうものの経費でございます。 ◆6番(三栗章史君)  あと、エコ広場でよくケースとか置いて分類しておく、あれらも入るわけでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  はい、そのとおりでございます。 ◆6番(三栗章史君)  それなんかは、大体毎年そういうのを購入されておるんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  数はしれてると思いますけれども、最低限ネームプレートだとか籠だとかは若干購入してございます。大半がごみ袋だと理解していただければと思います。 ◆6番(三栗章史君)  それに係る費用は、この1,400万円のうちのどれぐらい使われておるんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  大方9割近くはごみ袋代というふうになっておりますので、約1割強がエコバッグだとかエコ広場のネームプレート代だとかボックスになろうかと思います。 ◆6番(三栗章史君)  パックですか、ああいうものですね。 これなんかも耐用年数、ものによっても違うと思うんですけれども、大体どれぐらいもつものなんでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  申し訳ございませんけれども、そこまで把握してございませんが、個人差があろうかと思いますので、エコバッグがもうなくなっただとか使用できなくなったということで、市役所の窓口のほうへ来ていただければ新しいものには交換させていただいております。 ◆6番(三栗章史君)  これなんかも結構しっかりしたものなんで、長もちするんかなと思いますんで、そこら辺、過度に作り過ぎないようにもしてもらわんと、経費の節約やないですけれども、そういうのもバランス見てお願いしたいと思います。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  10番、榎本議員。 ◆10番(榎本鉄也君)  2点だけお聞きします。89ページの新しい盲人会館・点字図書館運営費が計上されているんですけれども、前にこの新しい盲人会館できたときの点字図書について、私としては、新しくできる図書館のほうに収めてもらいたいというような要望をさせてもらったと思うんですけれども、今回点字図書館運営費という形ですので、新しい盲人会館には点字図書館という形でスペースを設けて、そこに運営費を計上しているわけですか。 ◎福祉課長(中上清之君)  点字図書館という設けは予定はしていないでございます。     (「していない」と呼ぶ者あり) ◎福祉課長(中上清之君)  してございません。 ◆10番(榎本鉄也君)  点字図書館運営費で、盲人会館・点字図書館運営費でここに計上されているんですけれども。 ◎福祉課長(中上清之君)  大変申し訳ございません。この表記について、こちらのほうでミスを犯しておりまして、大変御迷惑をかけます、すみません。 ◆10番(榎本鉄也君)  そうしたら97万2,000円、どないしますんかね。 ◎福祉課長(中上清之君)  中身97万2,000円については、この表記のとおりでありまして、報償金であったり消耗品、光熱水費等に係る費用であります。 ◆10番(榎本鉄也君)  ちゃんと直してもらわんと、これえらいことでっせ。 ○副議長(東原伸也君)  表記直すのかどうかという話ですよね。 ◆10番(榎本鉄也君)  そうそう。だから、これ図書館じゃなかったら、図書館運営費で計上したらこれ非常にまずいですよね、予算書類としては。報償金というのは何のための報償金なのか分からなくなってしまう。ここはちょっとはっきりしておいてもらおうかな。今もしあれだったら、後でまた。 ○副議長(東原伸也君)  暫時休憩します。 △休憩 午後2時23分--------------------------------------- △再開 午後2時25分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの榎本議員の質疑に対しての答弁をさせますので、よろしくお願いします。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  すみません、大変申し訳ありません。この点字図書館の部分についてですが、後で一部訂正願を出させていただきますので、それですみませんが御了承いただきたいと思います。 ◆10番(榎本鉄也君)  訂正の内容というか、僕が聞きたかったのは、図書館というのは設置しないんですよね。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  盲人会館ということで、図書館の設置はいたしません。 ◆10番(榎本鉄也君)  今、点字図書についてずっと私が要望しました今度の新しい図書館に移行するというか、そういうことは考えておられないですか。そういう予定というか、そういうことはないんでしょうか。点字図書はあくまで盲人会館に所蔵するというんか、そういうどちらか。 ◎福祉課長(中上清之君)  あくまでも点字図書館という位置づけはございませんけれども、点字図書についてはそのまま、これまで置いていたものについては盲人会館のほうに置いて運営するということで、一応考えてはおりますけれども。 ◆10番(榎本鉄也君)  新しい図書館のほうには点字図書というのは置かないということですね。 教育委員会のほうで。ちょっと質疑やからちょっとずれてしまうか分からんですけれども。 ◎教育長(速水盛康君)  新しい図書館には、図書の整備をこれから行っていきますので、その中でいろんな図書、種類というのは当然考えていかれるものと思っております。 そのうちの一つに点字を必要とする図書についても当然検討していくものと考えております。 ◆10番(榎本鉄也君)  分かりました。ぜひ点字図書については図書館のほうに、というのは、今ノーマライゼーションとかインクルーシブ教育、そういうことがトレンドというか潮流になっている時代に、視覚障害者だけが寄り添ってという社会づくりというのはちょっと逆行しているんではないかなというふうに思いますので、ぜひこれは、実はもう知っていらっしゃるか分かりませんけれども、和歌山盲学校の初等部出身の菅田利佳さんという方が、去年東京大学の教育学部に、全盲の方ですけれども、合格されておりまして、その方も小学校までは盲学校でおられましたけれども、中学校、高校と一般の学校を卒業されて、現役で点字をすごく操って、初めて全盲で東京大学の教育学部に合格したと、こういう至近な例というか、身近なところにそういうのがありますので、やはり視覚障害の子供がまた出てきたときに、受けられる社会というか体制というものを、普通に受け入れられる体制というのを構築する意味でも、そういう図書を新しい図書館に所蔵していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それと、もう一点だけ。さっきも出たんですけれども、103ページの子どもの貧困対策実態調査なんですけれども、先ほど上田議員の質疑の中、ちょっと聞き逃したかなかったか定かでないんですけれども、委託というのはどこに調査業務を委託するんですか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  これは入札になるかと思っております。県が昨年やった、先ほど言わせていただいたように、同じような調査していますので、それを活用できるように、それを参考にしながら行いたいと思っています。 先ほど上田議員のときちょっと言えていなかったんですが、庁内の中で子どもの貧困に関する関係課会議というのも今していますので、その中で教育委員会とか関係課で協議していますので、そういうところでいろいろ協議した結果をそういうふうに予算として今回上げさせていただいたということになっています。 ◆10番(榎本鉄也君)  ちょっと懸念するのは、子どもの貧困対策法で、その改正の中、あれは法律は平成25年ですか、それから今回改正になってこれに至ったということなんですけれども、この調査自体が目的になってしまうと、何かそういうコンサル任せでこうなりましたよというか、こういう実態がありますみたいなんが出ておしまいみたいな、それが目的となってしまったら何にもならないし、前に一般質問を取らせてもらいましたけれども、貧困の連鎖というのが今の一番大きな問題でありまして、しかも相対的貧困という、一応相対的貧困という基準というのが、可処分所得の平均の半分以下とかそんなこと出ていましたけれども、実際新宮市でこの間の私、質問したときには、大体500名近くの相対的貧困であろうと言われる児童がいらっしゃるというところまで当局側もつかんでいらっしゃいましたから、そこでそういう答弁がありましたし、僕はそこのところでもう一つ踏み込んで、だけど実際いろんな支援を受けている児童がそれだけいるんだけれども、実際本当に貧困というのは、今の生活レベルというか平均的な生活レベルでなかなか、援助を受けていたらそれは援助を受けていてその分楽と言ったらおかしいですけれども、そこの世帯はそれでいいんだろうと思うんですけれども、そのすれすれのところで援助が受けられない年収というか、そこの家庭というか、そこが一番苦しいんだと思うんです。 援助を受けられたほうが、実際それは全部援助で解決できるけれども、実際そこまで至らず、援助まで至らないんだけれども、すれすれの年収というか、経済状態と。その辺の児童というのが、そこが一番厳しいんじゃないかなと、本当の貧困の実態なんじゃないかなというふうなことも言わせていただいたんですけれども、そういうのを実際に調べるというのは、やっぱり市当局の現場の職員さんでないとできないんじゃないかなというふうに思いますので、だから、くれぐれも実態調査が目的にならないように、本当の意味での貧困という部分をしっかり見詰めて、そこにどんな手当てができるか、どういう手を差し伸べられるかという、こういうところまで持っていって、初めてこの子どもの貧困実態調査というのが完成するんじゃないかなというふうに思うんですけれども、やっぱりそこら辺をしっかり考えていただきたいなと思うんですけれども、いかがですか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中幸人君)  もちろんコンサルに丸投げするつもりはございません。ですので、学校を通してできましたらそれを調査して、それで数多くの状況を把握したいと思っていますし、また、今、榎本議員言われるように、この子どもの貧困調査というのは、本当にほかのところも、計画出しているところも、見られる限り私もいろいろネットであるものについては見ましたが、本当に難しくて、負の連鎖を断ち切るということではあるんですが、なかなか踏み込んだ施策がないという、奨学金の給付化とかそういうようなことはあるんですが、まだ小さい小学校とか中学校ぐらいで、あまり見えないような貧困とかいうのもありますので、そこをどこまで我々も認識できるかということも一番根本に求められるものかと思いますし、その上で何ができるかということを、本当にそこが一番、今も、まだまだこれは予算で審議していただく事業なんであれですが、そこは予算を計上するに当たっても、まだ全然つかめんいうか、本当に模索している状況なんで、そういうところはちょうど所得制限とかそういうところ、ぎりぎりのところ、そこのところも今言われています部分、指摘いただいた部分も含めて、調査の中では読み取れるようには我々も頑張っていきたいと思っていますので、また御意見をいただきたいと思います。 ◆10番(榎本鉄也君)  要は、今回例えば幼児教育の無償化が始まった、これについてもこれからかなり大きな影響あると思うんです、子どもの貧困に対しては。それからまた実質的な高校の無償化というのも始まったわけでありますので、ここら辺のところがどう今の新宮の子供さんを持つ家庭に影響があったのかという、そういうところまでしっかりと把握をして、そして本当の貧困というか、なかなか教育の機会均等がなされていないところに光を当てる政策を考えていただきたいなと思いますので、ぜひこの実態調査というのはすごいことだと思いますので、しっかり行っていっていただきたいと思います。 以上です。 ○副議長(東原伸也君)  15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君)  89ページでございます。福祉タクシー券の交付事業ということで計上されておりますが、熊野川町では福祉タクシー券というのがあるんですが、今でもあると思いますが、年間24枚、最高3,000円の頭打ちということで、これは新宮市内の福祉タクシー券の内容だけもう一度教えていただきたいんですけれども。 ◎福祉課長(中上清之君)  内容ですけれども、重度の身体障害者1、2級、知的障害者A1、A2、精神障害者1級の生活圏の拡大と社会参加を促進するためのタクシー料金の一部を助成するものでありまして、タクシー券1枚で基本料金から1割を引いた額が減免される制度であります。 年間26枚発行しております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。 133ページ、資源物収集業務、そしてごみ収集とはちょっと違うんですよね。資源ごみというのは、これエコ広場のことだと思います。そして、ごみは生ごみ処理ということで、ここの収集業務に当たられているんですが、現在、何業者がいらっしゃいますでしょうか。そして、これをやっているのはエコ広場の資源物を収集する方と、そして生ごみの収集されている方、同じ方なんですか、それともまた別々の方、その辺り、もう一度御説明いただきたいと思います。 ◎生活環境課長(稗田明君)  議員御指摘の133ページの資源物収集業務につきましては、これはエコ広場の収集に当たっている5社の予算でございます。 あとの一般家庭ごみのパッカー車での収集等につきましては、1社が行っております。
    ◆15番(福田讓君)  もう一度お聞きいたしますが、ごみ収集というのは生ごみとかですね、家庭から出られるごみ、燃えるごみ、これを今1社が請け負ってやっているということをお聞きしたんです。エコのほうは5社ですか。 そうしますと、これ1社で生ごみ処理をできるというのは、廃棄物とかいろんな処理の免許をお持ちだと思います。これは新宮市長が発行していると思います。今、何社いらっしゃいますか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  一般廃棄物の収集業者については24社ございます。 ◆15番(福田讓君)  そして、エコ広場の資源物を回収していただける業者の方も、やはり一般廃棄物処理業者の免許をお持ちなんですね。 ◎生活環境課長(稗田明君)  はい、そのとおりでございます。 ◆15番(福田讓君)  そうしますと、エコ広場で5社の方がいらっしゃる。そして、ごみのほうが1社ということで、これ1億4,000万円ですか。私は市内を走って、熊野川町を走ってもいろんな車が走っていますから、同じように5社の方が地域割で走っているんだと思ったんですが、生ごみと家庭ごみの排出物の処理は1社が請け負っていると。そうしたら独占でやっているんですか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  一般家庭ごみの収集につきましては、おっしゃっていただいているとおり1社で請け負っていただいておりまして、業者のほうで地区割をしていただいて、各家庭に回っていただいているという形になっております。 ◆15番(福田讓君)  エコのほうは5社が共同で回収していると。これ7,600万円でしょう。生ごみのほうは1社でずっとやっているんですか。私は今申し上げましたように、この5社の方もやっていると思っていたんです。これ専属で結局この1社の方がやっているんですか。それに対して、一般廃棄物の持った方からの生ごみ処理事業をやりたいというような届出欄があるんですか、ないんですか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  申し訳ございませんけれども、ちょっと整理させていただきますが、私、先ほど答弁させていただいたのは、エコ広場の利用している業者は5社で、1社というのは一般の家庭ごみのパッカー車で回っている業者が1社というふうに答えさせていただきました。 一般廃棄物の収集業者というのは、24社というのは、家庭も行きますけれども、会社だとか企業から出るごみの収集といいましょうか、そういうものも回収しているのが24社あるということでございます。 ◆15番(福田讓君)  私がお尋ねしているのは、今稗田課長が申し上げたように、一般廃棄物処理というのは市長が出す免許ですわね。だから、24社あるんですね。これはこれでいいんですけれども、エコのほうの方が5社があって、その方らは生ごみ処理も、そういうことをやるような形ではないんですか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  エコ広場の5社も一般廃棄物の収集の許可持っておりますので、当然生ごみの収集等もできるわけであります。 ◆15番(福田讓君)  だから、今新宮市ではその1社しか希望者がないということですか。そこを聞きたいんです。別に私、独占と言いましたけれども、1社しかなかったら仕方がないんですけれども、そういう生ごみ処理の機械の運搬車も要りますね。あれ個人持ちでしょう、皆。だから、お金もかかります。だから次々入札等というのはなかなか難しいと思います。 だから、そのような形でやっていただいていることに対して、別に物を言っているわけじゃないんですけれども、この方らもやっていると思ったんです。エコの方もそういう事業もやっていると思ったんで、そうしたら今の御答弁では生ごみ処理、家庭から出るごみの燃えるごみの収集している方は、たくさん車走っているけれども、1社だけがこれをしていただいているという形で理解したらいいんですね。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  市の収集ごみにつきましては、おっしゃっていただいたように1社だけでございます。 ◆15番(福田讓君)  だから、ほかにこういうことをしたいという業者がなかったら、市のほうへの要請というのはあるんですか、ないんですか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  一般廃棄物の収集につきましては、現在24社、さっきも言いましたようにエコ広場の業者もあるわけでございますけれども、現在新宮市のごみ量というのは1日約40トンでございます。現在許可を与えている24社で十分賄えている状況でありますので、新たに許可を与えるとなると、これは廃掃法の中で書かれておりまして、現在ごみの収集に困難な状況でなければ許可を与えてはならないという項目がございますので、24社で十分足りているというような状況でありますので、今のところは新たな許可というのは与えていないというのが実態であります。 ◆15番(福田讓君)  ちょっと私の質疑とちょっと違ったんやけれども、分かっていただけますか。私は生ごみ処理をしていただいている業者の方は、今パッカー車いうんですか、あれは何台お持ちなんですか。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  8台稼働しております。 ◆15番(福田讓君)  8台を自分が所有せなあかんのよね。お金もかかるんよ。そうでしょ。市が貸与しているわけじゃないから、それだけの投資をしている方なんで、ただほかの業者の方からこういう方もやりたいという市の請負ですよ、私言っているのは。課長おっしゃっているのは、24社の一般廃棄物の免許を持っている方は了解しましたけれども、そんな声もあるんでしょうかとお聞きしているだけなんです。 ◎クリーンセンター長(池ノ本要一君)  一般家庭ごみの収集につきましては、相当の経験等を有する業者でないとできないかと思われまして、今のところ私どものところには請け負いたいという御希望は寄せられておりません。 ◆15番(福田讓君)  分かりました、それでいいんですよ。だから私、勘違いしていたのね。だから、エコの方もそういうことをやる人もいらっしゃるんかなと思っただけで。 ただ、今、センター長がおっしゃったように、パッカー車を持ってそれだけの投資しているわけなんですから、それだけの施設も要るでしょうから、やっぱり社員も雇わなあかんのだから、当然です。それ1点聞きたかったわけなんです。御了解していただけますか、私の質疑。はい、分かりました。 それから、今私ども熊野川町でも新宮でもエコ広場の協力員の方が活躍していただいています。これ1時間の賃金というんですか、お渡しされていると思うんですが、私お聞きしたいのは、今、オークワでも、ペットボトル、そして牛乳の空き箱とかアルミ缶、全部持っていく人あるでしょう。私は市民の方に言うんですけれども、市のほうへ出してください、なるべくと。市のほうへ収入があるんですね、あれ。だから、クリーンセンター行って、年間お幾らぐらいの、あれまた売却するんでしょう。それを使って、エコの協力員の方にも賃金払えるわけなんでしょう。だから、年間どのぐらいの売上げというんじゃないですけれども、それを売却したときの金額はどのぐらいありますか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  議員御指摘の売上金につきましては、予算書の35ページに書かさせていただいておりますが、令和2年度で見込みといたしまして1,200万円余りという形になっております。 そして、この収集業者に対する、予算書に載っておりますように7,600万円ほどがかかりますので、マイナスは6,300万円ほど出てこようかというふうに思っております。 ◆15番(福田讓君)  分かりました。だから、一般の方はなるべく市のほうへ出していただきたいんですけれども、持っていく人結構多いんです、オークワさんとかスーパーセンター内にボックス作って、みなそこへ入れてくださいと。それはオークワさんがそれを頂いて、またそれを処理されていますけれども、だから私としてはなるべくだったら市のほうでしていただいたほうが、エコ広場で協力している方に対する賃金も払っていただいているから、なるべく市のほうへお出しくださいねとお願いしているわけなんです。私はそう思ってやっているんです。 でも、民間の方は、自分のところにそれを受けて、またそれ同じくするんでしょう、ああいうところも。皆持っていきますよ、オークワとかあそこへペットボトルか何かも。空き缶とか受け入れてくれるらしいんです。だから、私は市のほうへ出していただいたほうが、やっぱり市のそこで働いていただいている協力員の方への賃金も払えると言っています。 だから、それだけ1,200万円売上げあるんですから、それも有効活用できますし、私はいいと思うんです。いかがでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  そのとおりでございます。ごみの減量化が大きな目標でございますので、エコ広場、各町内会単位といいましょうか、あるわけでありますので、御近所のエコ広場に出していただくなり、当然買物のついでにスーパー等にも出していただくこともごみの減量化になりますので、私どもとしましては、今議員の御指摘のとおりエコ広場へ出していただいて、少しでも収入に協力していただければというふうに考えております。 ◆15番(福田讓君)  ありがとうございます。 私、一般質問で出そうと思っていたんですけれども、129ページに市営墓地維持管理費の予算が出ておりますのでお聞きいたします。 過日、京都市で市営墓地を利用されている方が無断でその墓地を撤収されたという、テレビでやっていました。御覧になっている方いらっしゃるかも分かりません。都会におって、帰ってきたら、自分の家の墓地がないと言われたいうことで、これ市が、京都市のほうですが、どこかの町が補償したということなんですけれども、私はちょっとあり得ないことだなと思ったんですけれども、私は逆に、新宮市の市営大浜墓地、そして南谷の墓地、特に大浜の墓地は本当に新しく市営墓地を募集されてやっていただいています。本当にありがたいことでございますが、その墓地をもう大阪へ引き上げる、そうなったときに、市からそういう墓石の撤去、全て本人様がしなければならないですよね。 それを、よく言われるんですけれども、永代という意味分からん人いらっしゃるんです。もう市で買ったんかと言っているので、違いますよ、市は、永代ということは、お貸しして、20万円でも30万円でもお金を頂いて、あなたが使っていただいているときはどうぞお使いください、しかし都会へ転居される場合、こちらの新宮市へ、墓地へ来られなく事情がなった場合は、その全てを和尚さんにしていただいて、性根抜きというんですか、拝んでいただいて持っていくと。 しかし、その墓地を返さんと、墓地を取りにきてください、回収してください言うてもなかなかしないという方もお聞きしたんです。市のほうが困っているとか。そういうあたり、永代の募集をしたときにきっちり墓石を回収するためには、もし永代を借りた人がしなかった場合は強制的にうちが撤去しますと。そして、その費用は全部持ち主が持ちますと、それだけの念書を入れてすべきじゃないかと私は考えます。 そして、新たに今の墓地を見ますと、私、新宮市議会議員になってから思ったんですけれども、他人の墓地を踏んでいかなきゃならないぐらいになっているんです。だから、そういった廃止した墓地の間はやはり通路をつけて、今いただいていると思いますけれども、私は永代を、事業をするときは、必ずそういった条例、条例は当たり前なんですけれども、墓石は自分で撤去する、しない場合は強制的に市が行うと、代執行と同じですね。あとは、あなたがその料金を払うと。そういう契約を今されているんか、その辺りをお聞きしたいんです。 ◎生活環境課長(稗田明君)  墓地につきましては、きちっと法に基づいての永代使用権というような形でお貸ししているところでありますけれども、その墓地を返す、墓じまい等をするという場合については、現在も新宮のところ、そのような形で放棄していなくなるということはございませんけれども、毎回お貸しする場合にはその旨はきちっと本人さんに説明して、その旨で契約をしているというような状況であります。 議員御指摘の大浜の墓地等につきましても、特に大浜でありますけれども、他人の墓地を通らなければいけないという状況も私どもも把握しておりますので、大浜の墓地を募集する場合には、十分通路の部分をなるんであれば、新たな募集は行わないという方針の下で募集も行っておりますので、その点御理解いただきたいというふうに思っております。 ◆15番(福田讓君)  もう3時ですが、どうしますか。休憩しますか。 ○副議長(東原伸也君)  どうぞ。質疑あるんですか、まだ。 ◆15番(福田讓君)  いや、もう一回今の話、これだけにします。 課長、私の質疑なんですけれども、やはり契約のときそういう文言ですか、あれを入れていただきたいと私は思っているんです。なかったら、こうしてくださいと言ったって、相手、人間ですから、大阪、東京行ってしまった、そうしたらなかなか居場所というんですか、それも分からなくなる。必ずそういう形の文書交換、市としてはあなたに貸しますが、後の撤去などは全てあなたに責任を持ってやっていただきたいというのを付け加えるべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎生活環境課長(稗田明君)  今、議員の御意見、十分参考にしながら契約に臨んでいきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  以上で、3款から4款までの質疑を終わります。 暫時休憩いたします。なお、休憩中、議員控室において一般質問の順序を決める抽せんを行いますので、御参集願います。 △休憩 午後3時00分--------------------------------------- △再開 午後3時15分 ○副議長(東原伸也君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次いで、歳出、5款労働費から7款商工費までの説明を求めます。 小林財政課長。 ◎財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、5款労働費から7款商工費について御説明申し上げます。 136ページをお願いします。 5款労働費、1項1目労働諸費の説明欄3、地元就職促進事業負担金は、地元への就職促進を目的とした合同企業説明会の開催に対する負担金で、平成28年度から地方創生の取組と位置づけている高校生を対象とした企業説明会についても引き続き実施するものであります。 また、4の生涯現役促進地域連携事業負担金については、新宮市、商工会議所、シルバー人材センターで構成する生涯現役促進地域連携協議会に対する負担金でありますが、事業開始2年目となる本年度は、総合相談窓口の設置や中高年齢者及び企業向けセミナー、スキルアップセミナー等の開催を予定しております。 138ページをお願いします。 6款農林水産業費、1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体等の負担金と職員の人件費並びに経常的な経費であります。 140ページをお願いします。 3目農業振興費の説明欄4、野生鳥獣被害防止事業は、主には野生鳥獣の捕獲手数料及び農地被害防御用の器具購入に対する助成でありますが、本年度は猟犬の位置把握に必要な発信機の更新に対する補助について新規計上しております。 4目農地費は、主には農業用の用排水路、農地等を維持・改良するための経費で、農道整備では、説明欄4の根地原佐野川線、排水路整備としては、説明欄5の佐野川農業排水路を予定しております。また、説明欄6の広角水管橋耐震補強事業については、直轄国道と交差する水管橋について耐震補強工事を行うもので、本年度は耐震補強設計に係る経費の計上であります。 143ページをお願いします。 説明欄3、地籍調査事業費では、新たに三輪崎及び佐野地区、熊野地二丁目地区、熊野川町西地区、高田地区の4地区において測量調査等に着手する予定であります。 142ページをお願いします。 6目中山間地域施設費、説明欄2のグリーンランド施設管理費は、高田グリーンランド施設の維持修繕と指定管理等に要する経費であります。 146ページをお願いします。 2項1目林業総務費は、各種団体の負担金や職員人件費並びに事務的経費の計上であります。 2目林業振興費、説明欄7の熊野材需要拡大事業補助金は、熊野材の需要拡大を図るため、新築、増改築を対象に1立方メートル当たり2万円以内、1棟当たり30万円を限度として補助するもので、説明欄8の森林環境譲与税基金積立金につきましては、本年度の譲与見込額と事業費の差額について基金への積立てを行うものであります。 3目天台烏薬推進事業費は、天台烏薬の苗木育成や圃場の管理、摘み取り作業、徐福茶パックの作成などに要する経費であります。 4目林道管理費は、林道の維持修繕に係る経費であります。 148ページをお願いします。 5目林道新設改良費の説明欄1、林道上地平瀬線開設事業は、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ林道の開設事業で、本年度は延長200メートルの区間を実施するものであります。 6目市有林管理費は、下刈りや枝打ち、支障木伐採などの市有林管理に係る経費であります。 7目治山事業費は、平成30年の台風20号により山腹崩壊が発生した熊野川町篠尾地内の市有林について治山事業を実施するものであります。 150ページをお願いします。 3項1目水産業総務費は、職員人件費と経常的な事務費であります。 2目水産業振興費は、主に三輪崎漁業協同組合が実施するイセエビ、アワビ等の放流事業に対する補助や、熊野川漁業協同組合が実施する稚アユ等の放流事業への補助金でありますが、説明欄7及び8の漁業担い手育成に関する補助金につきましては、漁業就業者の減少と高齢化が進む中、新規漁業就業者の確保と育成を支援するため、県の次代につなぐ漁村づくり支援事業を活用し、三輪崎漁業協同組合に対して補助を行うものであります。 3目漁港管理費は、主には漁港施設や交流施設の維持管理費及び海水浴場の管理に要する経費で、すみません、152ページをお願いします、4目漁港建設費については、職員人件費の計上であります。 154ページをお願いします。 7款商工費、1項1目商工総務費は、中小企業者の負担軽減のための利子補給制度や商店街の活性化、またにぎわいの創出等を目的とするもので、説明欄2の新規開業資金利子補給補助金は、新規開業者が融資を受けた際の利息の一部を助成するもので、説明欄6の商店街空店舗対策補助金については、家賃や改装費に対する補助金であります。 また、9の新規開業にぎわい支援事業補助金は、市内で開業する者に対して開業初期の経費の一部を助成するもので、13の商店街活性化イベント補助金では商店街の活性化やにぎわい創出などを目的とした事業活動への助成を、19の移住支援事業補助金については、県と連携し、東京23区で5年以上就業または在住した方が新宮市に転入し、県のプロジェクト参画企業への採用や企業補助金の交付決定を受けた場合に移住支援金を給付するもので、本年度は単身及び複数人世帯各1件分についての計上であります。 156ページをお願いします。 2目企業誘致対策費は、旅費など誘致活動に必要な費用、関係団体への負担金、さらには新宮港第二期工業用地の維持管理などに要する経費等であります。 3目観光費は、主には観光関連施設の維持管理経費のほか地域の魅力発信など観光客の誘致促進を図るものであります。 説明欄1の熊野川川舟運航事業補助金は、一般財団法人熊野川町ふれあい公社に対する川舟運航事業を支援するための補助金で、説明欄2の観光看板等整備事業については、文化・観光資源を結ぶ散策ルートを明確にし、各観光スポットを訪ねやすくするため映像を使った観光案内デジタルサイネージ等を設置するとともに、ナショナルサイクルルートの指定に向け、県等のサイクリングロードに指定されている市道に案内看板の設置を行うものであります。 159ページをお願いします。 説明欄9の小口自然の家改修事業は、近年増加している外国人宿泊客等に対応するため、老朽化した小口自然の家及び小口生産施設の改修工事を行うもので、すみません、161ページをお願いします、説明欄15、国際交流員招致事業については、語学指導を行う外国青年招致事業の国際交流員を招致し、観光情報の多言語化やホームページ、SNSを活用した情報発信等を行うことで観光インバウンド戦略を進めるもの、16の観光振興・誘客促進事業は、観光客誘致を図るため観光振興計画に基づき旅行博、商談会への出展やデジタルマーケティングを行うとともに、市内事業者向けセミナーや旅行商品の開発、モニターツアーなどの実施により観光地域づくりと観光客の受入れ態勢の構築を図るものであります。 162ページをお願いします。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費などに対する繰出金であります。 以上、5款労働費から7款商工費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  ただいまの5款労働費136ページから7款商工費163ページまでの質疑を行います。 3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  141ページの広角水管橋耐震補強事業なんですけれども、これは、今、農業用水だと思うんですけれども、その農業用水を使っておられる方というのはおられるんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  広角の池まで、あの水管橋を利用して、広角地内で水田を作っておられる方が使っておられます。 ◆3番(松畑玄君)  水田に使っているということですね、大体何人ぐらいおられるんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  把握しているのでは、2名の方が水田を作っておられると把握しております。 ◆3番(松畑玄君)  これ、猿とかイノシシがここを通るといううわさを聞いたんですけれども、それは本当でしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  それは承知しております。何人かの方が水管橋を渡って広角のほうへ渡っていることは承知しております。 ◆3番(松畑玄君)  この際だから、何らかの対策、渡らないような対策を併せてお願いしたいと思います。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  検討しているところなんですけれども、どのようにしていくのか、今ちょっと模索中なので、勉強していきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆3番(松畑玄君)  次は、157ページの観光看板等整備事業、この間説明会で聞かせてもらったんですけれども、いろいろ。そのとき、私、ちょっと熊本での実験の結果がどれぐらい使われたんかとかいうことを聞いたんですけれども、そのときに答えをいただけなかったんですけれども、今はどうですか、その答えというのは。大体熊本の実験の結果、どうやったんかなというのを聞きたいんですけれども。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  熊本での実験といいますのは、熊本はスマホを使ったデジタルサイネージの実験をしていまして、その詳細な数とか、今ちょっとまだ手元にございませんので、また追ってお知らせしたいと思います。 ◆3番(松畑玄君)  結構な予算ですよね、1,150万円。何を基にこれ予算計上しようと思ったのか。その実験の結果も見ずに、何をここやと決める原因になったのかというのをちょっとお聞かせください。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら、まず、1,150万円の内訳になっているんですけれども、デジタルサイネージとAIを使った問合せということで800万円、そしてサイクリングロードの路面表示で、各路面表示のブルーラインので90万円とサイクリングロードで60万円、そして観光看板の新規作成分で200万円の計上となっております。 このデジタルサイネージとAIを使った問合せの対応、こちらが800万円ということになっていますが、これにつきましては、現在、外国人観光客が多数訪れる中、今、モノ消費からコト消費に変わってきています。そしてまた、訪れたとき、旅中でいろんなところを検索する、これから行くところを探す外国人などが増えてきています。その中で、当課の考えとしましては、デジタルサイネージを導入して皆さんに新宮市のよいところを分かっていただいたらよいのではないかと考えました。その中で幾つかデジタルサイネージの会社もあったんですけれども、今回御提案いただいたものが、この前の説明会でも説明させていただいたんですけれども、動画でサイネージを見て、それを自分の好きなものを取っておくことができる、そしてそれをスマホに取っておくことができる、また自分の行きたいところを一瞬でルート表示できる、そのようなデジタルサイネージ。 そして、AIといいますのは、今まで検索が分岐型となっていたんですけれども、AIの機能により微妙な問合せにも案内の答えを出してくれる、それによっていろんな簡単な問いはそのAIが答えてくれる。そして、人は人にしかできないおもてなし、例えば詳しい内容の問合せに対応することで皆さんに満足いただける観光振興を図れるのではないかということで決定いたしました。 ◆3番(松畑玄君)  そういうことではなく、なぜこの間連れてきた業者を決めるに至ったか。多分こういうことをやっておられる会社って全国どこにでもあると思うんですよ。その中で、ここを決めるに至ったということと、国内初だということをこの間言われていたらしんです、このAIを使ったデジタルサイネージ。本当に初なんですか、これどこにでもありそうな感じなんですけれども、そこは国内初なんですね、ここ。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  今申し上げましたデジタルサイネージの大きなサイネージから、この動画を取り込むという、そのことが日本で初と。そして、いろんな問合せに今AIを使っているんですけれども、観光分野でこのAIを使う、そして先ほど申し上げました分岐型でなく、いろんな曖昧な表現を理解してAIが学習していく、そのようなことを観光に特化して導入するということが日本初ということで、この取組を新宮市と一緒に開発していきたいと思っているということです。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  少し補足させていただきます。事業者の件もお聞きになられましたけれども、先日説明したのは、これ観光プロモーション事業を今回お願いしている事業者です。直接デジタルサイネージを導入する会社は、また別の会社になろうかと思います。 そういうところで、プロモーション事業の一環として、今回こういうものを導入してはどうですかということで提案をいただいたというところを整理させていただきたいと思います。 ◆3番(松畑玄君)  この間来ていた人は誰なんですか、一体。説明してくれて…… ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  先日来ていただいたのは、今年度、観光プロモーション事業を委託しているDHEという会社の代表者ということで、今、プロモーション事業をいろいろお手伝いいただいている会社でございます。 ◆3番(松畑玄君)  今度、800万円というのは……、この間提案された方というのは全く関係ない方なんですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  全く関係ないということはないんですけれども、いろいろ熊本のほうでこういう先進的な取組をやっているということで御紹介をいただいたわけなんですけれども、直接的には別の会社のほうでその機器のほうを導入するということを想定しております。予算、当然認めていただいたらのことでございますけれども。 それともう一点、観光案内板を今回導入しようというきっかけの一つに、都市再構築戦略事業で観光案内板を設置する事業が採択されております。市内にいろいろ看板を幾つも有する中で、せっかくの事業ですので、その中に埋もれないかという心配もする中で、今回、先進的なこの看板を導入したいと、そういう思いもございます。 ◆3番(松畑玄君)  ちょっと成り行きがよう分からんというか、この間の説明された方は、熊本での実績もある中で、成果を聞かせてくれと言っても、答えられなかったわけじゃないですか。で、今度は関係ない人間が……、それじゃ、あの人は何しに来たんですかという話なんですよ。熊本でやったというから、その成果を聞いたら、その資料を持ち合わせていなかったわけですよね。だけど、今度、予算計上された会社とは関係ない、使うよという会社とは関係ないことはないって、何なんですか一体。それよう分からんのですけれども。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  直接、サイネージのほうに携わっている会社というのは別のほうの会社なんですけれども、このDHEを介して連携協定なり、間に入って、このプロモーションをより際立たせていただけるような取組だということで、このDHEさんが御紹介いただく予定で、デジタルサイネージのほうの導入を検討しているということでございまして、直接、先般説明した会社がこの機器を取り扱っているというものではございません。 ◆3番(松畑玄君)  この間来られた方は、ただの仲介屋さんみたいな感じなんですか。そういうのを聞いていないんで、この間聞いたのは、そこの会社のを導入するという話で聞いて、熊本でも実験したと言うから、じゃ、その実験の成果を聞かせてくださいと言うても答えられなかったわけじゃないですか。じゃ、彼は何なんですかと。直接売る業者でもなければ答えられない方やったら、じゃ、何をされる方かといったら、仲介される方なんですかね、あの人。 説明会を開くに当たってでも、やはりもうちょっと親切に説明していただかんと、どこの誰か分からんような人間が、我々の聞きたいことに答えてくれないような人が説明していいんかなと思うんですよ。その正体は何よと言っても、まだ僕は分からないです。仲介屋さんなんかなというぐらいしか思っていないんで…… ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  今、部長からも申し上げましたように、DHEという会社で今回観光振興をお手伝いしていただいております。その中で、このDHEがこちらの会社2社、AIの会社と、それからデジタルサイネージの会社があるんですけれども、そちらの新宮市との連携を提案いただいているということです。 仲介屋というのではなくて、これの構築に当たりましては、例えば動画作成などはDHEで動画作成をしていただきます。その三者連携しまして、このデジタルサイネージとAIを導入し、そして新宮市の観光振興につなげていこうというものであります。 ◆3番(松畑玄君)  すごい分かりにくいあれですね。もうちょっとシンプルにやられるほうが、そしてもうちょっと比較検討されるほうがよろしいんじゃないかなと私は思います。もう答弁は大丈夫です、また聞かせてもらいます、一般質問で。 次、163ページの、これ去年も聞かせていただいたんですけれども、公設市場のあれです。実際のところ、これも去年の説明ではちょっと分からなくて、家賃はもらっていないという形ですよね、今。そして、水道光熱費とかは去年ではもらっているって聞いたんですけれども、実際のところ本当にもらっているんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  水道光熱費については頂いております。 ◆3番(松畑玄君)  部長、そうやったですか。去年…… ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  我々、管理事務所のほうには光熱水費は頂いているというふうに聞いてございます。 ◆3番(松畑玄君)  それぞれ貸しているじゃないですか、いろいろな会社に。そこら辺も頂いているんですよね。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  その点については、減免ということは聞いてございません、頂いているというふうに聞いております。 ◆3番(松畑玄君)  家賃的にはどうなんですか、減免、大分しているんですか。本来もらうべきお金が幾らあったら、幾ら減免しているというのを聞かせていただければと思います。 ◎企画調整課長(下基君)  施設使用料につきましては、1,900万円ほど減免させていただいております。 ◆3番(松畑玄君)  減免はどれくらいしているんですか。 ◎企画調整課長(下基君)  1,900万円というのは、関係市町村で負担させていただいております、1,900万円。 ◆3番(松畑玄君)  もちろん負担しているんですけれども、本来ならば、もともとの設定、幾ら家賃があって、今どれぐらい減免してあげているというのを聞きたいんです。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  施設全体で約3,800万円というふうに聞いてございます。一応その全額を減免しているわけですけれども、広域市町村圏の運営に支障のないように、その半額を参画している市町村で補填しているというところが実情でございます。 ◆3番(松畑玄君)  別に、それでは1,900万円、各市町村で持っているということですね。残りの1,900万円は今回するような繰出金の中から捻出していると。丸々3,800万円頂いていないということですか。これ毎年言っているんですけれども、この仕組みをいつまで続けるかです。実際、取扱い量というのも、船井総合研究所が入ってきたときに比べたら、本当に6割とか、それぐらいに落ち込んでいますよね。V字回復すると言って、なかなか底を打たんまま6割ぐらいになっていったわけなんですけれども、そして家賃も頂いていない。結局負担しているのは市民なわけなんですよ。何からの形でちょっと、本当にこのままずっとずるずる続けていっていいものかどうかです。しっかり本当に先を見てやっていかんと、結局は3,800万円、毎年繰出金と、さらに3,800万円損しているという状態ですものね、今の。 だから、市長、本当に何らかの方策を考えて、何かやっぱりちょっとでもよくなる努力をするなり何なりを考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○副議長(東原伸也君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  155ページの6番の新宮市商店街空店舗対策補助金なんですけれども、これ継続事業なんですけれども、この継続、開始は何年からでしたか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら事業開始年度が平成12年度からとなっております。 ◆7番(濱田雅美君)  平成12年度から始まった事業で、何店舗のところに補助金を出して、今まだ営業をしていただいている店舗というのはどれだけになっていますでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら毎年店舗が増えているんですが、平成30年度につきましては4店舗に補助しています。そして現在営業中の店舗が26店舗、移転が5店舗となっております。全出店数は66店舗となっております。 ◆7番(濱田雅美君)  すみません、もう一度お願いします。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  全出店数66店舗のうち、現在営業中が26店舗、移転が5店舗となっております。 ◆7番(濱田雅美君)  移転というのは、市内に移転ということですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  そのとおりでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  4割近いところが継続していただいているというところですね、現在で。 気になったのは、補助金を出して、すぐに経営が維持できなくなってしまうのでは、ちょっと問題だなと思ったんですけれども、この補助金を出した後、やはり市のほうでも維持ができるようなアドバイスとか相談事とかいうのを継続していっていただければいいかなと思うんですけれども、その点はしていただいているんでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  はい、そちらのアドバイス、相談にも乗っております。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。 あと、157ページの、これ毎回質疑に出てくると思うんですけれども、川舟下りの船頭さんの育成なんですけれども、現在はどのような状況でしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  御心配ありがとうございます。現在、1名の方と相談中でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  新しい方ということですね、1名というのは。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  はい、新しい方でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  現在は何名の方で、船頭は何名の方がいらっしゃいますか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  現在、登録は11名でございまして、実働していただいている方は4名から5名でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  4名から5名の船頭さんがいて、この4名から5名のうちで、観光が大変多いシーズンとかでは回っていくというか、負担はない状態でローテーションできる状況なんでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(久保欽作君)  現在まではそのように回ってございます。 ◆7番(濱田雅美君)  船頭さんがいなければ、この事業は本当に行えない事業となってしまいますので、今後もこの船頭さんの育成ということを常に考えて行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 あと、159ページの旧チャップマン邸管理費ということなんですけれども、これ新しくして、今、貸館事業もなされているんですけれども、まだそれほど年月はたっていないので、件数も少ないかと思うんですけれども、どれぐらいの貸館事業の件数があって、どのような利用をしていただいたとかいうのは分かりますでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  貸館は2月末までになっておりますが、80件で12万8,120円の収入となっています。 事業としましては、例えばミュージカルの人たちの集まり、練習の場と、あとセミナーを開いたりとか、そのようなものに使っていただいています。あと、貸館ではないんですけれども、一般の方が旧チャップマン邸で何かしら商店街で買っていただいて食べて、旧チャップマン邸を楽しんでいただくということも行っております。 ◆7番(濱田雅美君)  161ページの負担金というのが結構あって、この負担金、本市の観光振興につながっているとは思うんですけれども、結果というのは、やはりいろいろ参画していることによって結果にしっかり結びついていますでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら数多く、熊野エリア観光推進実行委員会、あと和みわかやまキャンペーンなどいろいろな負担金がありますが、それぞれ観光振興につながって、例えば何か県外でそのような商談会をするときなどに合同で観光PRすることよって、新宮市単体でPRするよりも合同でしたほうが皆さんに訴える力も大きいということで観光振興に役立っています。 ◆7番(濱田雅美君)  せっかく協議会に入って、このように負担金も出していただいていますので、しっかりと結果に結びつけていただきたいと思いますので、お願いしておきます。 あと、同じ161ページの国際交流員招致事業なんですけれども、これは新事業となっていますが、招致はどこからどのように決められるんでしょうか、交流員さんの。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらですが、県を通しまして国の国際交流担当部局に派遣されるということになっております。今、申請をしまして、新宮市では、この9月からの予定をしております。 ◆7番(濱田雅美君)  では、新宮市のほうが県を通しているので、新宮市のほうで選ぶというのではなくて、もう決まった方が新宮市に入っていただけるということになるんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  新宮市のほうで選ぶのではなくて、国際交流員に登録されている方の中から新宮市のほうへ派遣されるという形になっております。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。では、決まった時点では、このような方が来ますよということは分かると思うんですけれども、それまでは、どのような方に来ていただけるとかいうのは分からないということですね。登録されている中の方でというのはもちろんですけれども。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  国の希望はできますので、新宮市としてはオーストラリアの方を希望はしております。 ◆7番(濱田雅美君)  年齢、性別とかは指定はできないんですか。
    ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  そちらは、指定はしてございません。 ◆7番(濱田雅美君)  以上です。 ○副議長(東原伸也君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  137ページの地元就職促進事業負担金について、ちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらは、新宮市、那智勝浦町を中心としました合同企業説明会のふるさとUターンフェア、そして高校生を対象に地元の企業を知っていただく「地元企業知っとこガイダンス」の費用となっておりまして、新宮市のほか那智勝浦町、商工会議所、南紀くろしお商工会がこの組織を行っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  8月にやっているUターンフェアとかも含まれていますね。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  はい、Uターンフェアは8月に行ったものがそうでございます。あと、知っとこガイダンスは2月に行われました。 ◆5番(岡崎俊樹君)  こちらですけれども、去年も少し話題に上がったと思うんですけれども、企業より公務員の説明を聞く方が多いということで、そちらに対して、来年度、来てくれた事業者さんに対してもっと入っていただけるような何か工夫などをされる予定はございますか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  この点につきましては指摘も受けました。こちらの協議会のほうでいろいろと考えていきたいと思っています。また、ちょっとそれほどのことではないのかもしれないですけれども、ふるさとUターンフェアという名前が、Uターンの人でないと駄目なのかという印象を与えるのではないかということで、今年度より名前をちょっと変えようかということで考えております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  こちらも集客が少ないということですので、今の時代で、よそに行っている方にアピールという意味では、SNSなどを使ってもっと発信などをして集客も頑張っていただきたいなと思っております。 147ページの天台烏薬育成事業についてなんですが、今年度に関しましては、こちら売上げはどれぐらいあるんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  売上げの金額については、ちょっと手元にないんですけれども、52キロのキロ数を販売させていただいております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  キロ幾らかも分からないですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  後で調べて報告させていただきます。すみません。 ◆5番(岡崎俊樹君)  同じ147ページなんですが、林業振興費の森林経営管理意向調査業務についてなんですけれども、来年度はこちら1,300万円ですが、今年度1,000万円だったと思うんですけれども、今年度はこちら、どのような調査が進んでいるんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  旧新宮市内と旧熊野川町内の2地区に分けて、森林所有者に向けてアンケートという形で、森林をどうされるのか、自分で管理されるのか、もしくはもう管理はできないよというような意向を聞くような調査を行っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  今年度の計画では、うまく今年度の目標というか、いっていますか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  今送っているんですけれども、調査を返却していただいているのが50%ぐらいなので、また宛て所不明とか、森林なのできちっと相続されていないようなところもありますので、それに苦労している次第です。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。それとちょっと関連してなんですけれども、149ページの市有林管理費については、こちらに森林環境譲与税を充てるとかいう使い方はできないんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  森林環境譲与税の使途については具体的なガイドラインがまだ示されていない状況なので、今年度から譲与されたものなので、今、県ともいろいろ協議を進めてやっているところでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  使い方が非常に難しいかなと思いますが、この1年で何かうまく使われている自治体もあるということですので、またそちらを参考に。一番は森林の管理だと思うんですけれども、その他基金がたまってくるかなと思うので、うまく使っていただければいいかなと思っております。 157ページの観光看板等整備事業についてなんですが、先ほど松畑議員も質疑していたんですが、DHEは結局観光プロモーションのコンサルということなんですけれども、こちらの費用はこの1,150万円に入っていないんでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら、デジタルサイネージの分の費用は800万円で、その中には入っておりませんが、DHEのほうでデジタルサイネージに利用する映像制作などを行っていただく、そして調整作業をしていただく予定にはなっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみにDHEのコンサル代というのは、どこに入っている、幾らぐらいなんでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  DHEのコンサル代と申しますと、このデジタルサイネージの今申し上げました映像の制作や、そのトータルの連携作業ですね、そしてAIの記事の作成の補助などをしていただくようにはなっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  観光プロモーションで今入っていただいているということなので、今、そちらは別事業というか…… ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  今年度の金額でよろしいでしょうか。 ◆5番(岡崎俊樹君)  今年度で。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  今年度の金額は892万円となっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  コンサル代が892万円でよろしいですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  コンサル代と申しますか、いろいろな事業のサポートをしていただいていますが、その費用になっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみにこの会社はいつからお願いというか…… ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  今年度契約しました。この契約に当たりましては、観光推進キャンペーン協議会のほうと契約しております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちょっとデジタルサイネージの話になるんですが、先ほども比較したみたいな話が少し出ていたと思うんですけれども、比較検討は、他社の、何社ぐらいされたんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  全部で4社あった中で比較しました。あとは普通のデジタルサイネージというもので、このような今回御提案のありました触れる動画を、またストックできる、そのような機能がついたものではありませんでした。また、かつ今回このAIも一緒につけるということで、こちらのデジタルサイネージ、そしてAIのチャットボット、こちらがよろしいのではないかと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみに4社比較した際、金額などはその4社、どれぐらいだったんでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  金額、1社は大体同じような金額となっておりますが、あと、今回こちらの御提案いただいた金額とほか比較したところ、1社は金額を提示いただいたんですが、あと2社につきましては、ちゃんとした金額の御提示はいただいておりませんが、大体同じぐらいの金額と思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  それは、なぜ同じ金額と思うのか、結構、会社によって金額……、僕が調べた中でも、広告などを載せて予算を下げるという会社などもあったりしますが、それをどういった検討で、金額も分からず検討というのは結構…… ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  広告を載せまして、サイネージというものももちろんあります。それは単なるサイネージで、映像によっていろいろ見るというもので、今回御提案いただいているものにつきましては、TIGという機能を使って、いろんな動画の中から触って、それを自分のスマホにストックできる、また触った場所の一体どこに興味があるのかということを分かっています。それによってまたマーケティングを行うこともできます。併せて先ほど申し上げましたAIエンジンを活用した地域案内システムというものが合わさっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  その会社の説明は分かるんですけれども、僕が調べたら、まずその会社だと、英語と日本語しかできないというのがまず弱いかなというのと、ほかの会社であれば、中国語であったり、その他多言語活用であったり、あと防災のシステムがついている会社などもありました。 あと、二次元バーコードを使った案内なども、ほかの会社でも同じような似た機能というのはされていまして、別に動画で見なくても、選んでというのもありなのかなと思いますが、すごいここがよかったという何か、今の観光プロモーションのあれでDHE絡みで選んだようにしか感じないんですけれども、そちらはいかがでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら、まず、うちのほうでデジタルサイネージということがありまして、その中で検討した結果、選ばせていただきました。 よかったところは、何度も申し上げていますように、動画で好きなものをストックできる、そしてQRで、例えばこれはWi-Fi環境がなくても、そのデータを取り込むことができます。これによって例えば、今、クルーズのお客さんなどもたくさんいらしておりますが、その方にQRコードをお渡しすることで、今、紙のパンフを渡している、それもなくなって、まさに動くパンフとして活用することもできるのではないか。先ほど申し上げましたように、旅ナカに来てから、いろんなところを検索する外国人の方にとって、よりよく新宮市を知っていただくものになる。 そして、AIは、例えば新宮市のおいしいところとか、30分以内という検索をしたときに、それらの曖昧なところを読み取ってAIが答えてくれる、この機能がすばらしいと思いました。 ◆5番(岡崎俊樹君)  例えば観光プロモーションでいえば、1日のスケジュールであったり、1時間で回れる場所などは、こちらから提示してあげて、新宮市は1日でも遊べるし、半日でも遊べる、1時間でも遊べるというプロモーションを作れば、別にそういう音声認識のあれがなくても、別に選択できるかなとも思いますし、あれは動画で選べる以外の機能、それ以外の説明が全くなかったんですけれども、飲食店の説明であったり、話しかけるわけでもなく、結局入力するという手間も非常に問題なのかなと思うんですけれども。 あと、これはどこに置く予定でしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  まだ確定はしておりませんが、駅前などに置こうかと思っております。それに、先ほど申し上げましたように、動画をタッチすることによって、訪れた観光客が興味を引くような動画を作成します。それによって触ったところで、実際私たちが思っていたものと違うところに興味があるのかということなども分かります。 また、先ほどのルートなどですが、その動画の中で自分が行きたいところを何か所か選んだときに、それが即座にルートマップになって時間が表示されます、それを自分のスマホに取り込むこともできます。そちらがこれの一つの機能としてすばらしいと考えております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  動画でなくても、別に観光案内所だったら、今もう調べて、時間などもスマホで連動する、ほかのサイトでもそういう二次元バーコードを使って調べるので、動画じゃなかったりするだけで、同等の機能というのは十分兼ね備えられてあって、今言った、この間の説明会でも、やれることが逆に非常に少ないのかなということを、動画以外の選べる機能というのが、逆に動画じゃなく、選択して選ぶみたいな機能はなかったのかなと思うんです。あれは選択して選ぶ機能もあるんでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  まず、サイネージのほうは動画を流して、これは特にインバウンド向けを考えておりますので、動画で自分が直観的に好きだと思ったものを選ぶ。いろんな観光地を選ぶということになっています。 AIのほうは、いろんな曖昧な検索、先ほども申し上げました新宮とか、30分というものを検索、入力したときに、AIがそちらの答えを導き出してくれるというもので、こちらにつきましては、例えば今インバウンドが増えている中、外国人対応ができる案内者の不足、そのような問題も出ております。それにつきまして、簡単な対応はAIによって行ってもらおう、それによって人件費の削減にもなるのではないかと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  その映像も5個ぐらいというお話でしたけれども、新宮市内の観光名所5個以上あるとは思うんですけれども、たった5個しか選べないみたいな感じ、1分ぐらいの動画ということでしたが、じゃ、そのデジタルサイネージの掲示板の中で、その動画がひたすら流れ続けている、使った人がそれを使うイメージが非常に分かりづらいのかなと。僕たちがまず理解していないのに、それにこの予算を承認するというのは、何かいまいち納得できないんですけれども、どういったものができるというイメージがいまいち分からないんですけれども、動画が流れる以外は何も流れていないということですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  動画五つというのは、五つの場所だけをするというのではなくて、新宮市をいろんな方にPRするための動画を五つぐらい作成するということです。今、SNSとかでも、特に外国人向けには動画が強力な一つのアイテムとなっておりますので、こちらの動画によって直感的に見ていただく、そしていろんなところを回っていただこうと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  結局、五つぐらいしか無理なんじゃないですか。例えば、10か所本当は案内したいとなっていても、10か所の映像を流すことは無理ということですよね。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  それにつきましては、まだ映像幾つという縛りは特にないとは思いますが、特に幾つも動画を流すというより、観光客が見たときにインパクトのある動画を作成して、そちらを流すということがより効果的ではないかと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  何か使えば使うほど費用が上がるというお話もされていましたので、そちらもいかがなものかなと思うんですけれども、そういった点はどうなんでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  使えば使うほどというお話もありましたが、今想定している金額内で収まるものと思います。 ◆5番(岡崎俊樹君)  それはお幾らでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  TIGの映像配信のほうが月5万円程度で、検索エンジンのほうが月10万円ほどとなっております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  最後にちょっと、これ費用対効果はどれぐらい考えていますか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  実際、費用対効果というと難しいですけれども、しかしこれによって案内、先ほど申し上げました簡単な作業はAIが行う、そしてより詳しいものは人によっておもてなしを行う、それはまた新宮市のいろんな今まで旅ナカで何か面白いものはないかと見たときに、いろんな店の情報なども流れるわけで、それによって新宮市に来てからの地域経済、お金が落ちることも増えるのではないかと思っております。 ただ、幾らぐらいというのが今ちょっと把握はできませんが、かなり費用対効果は高いのではないかと思っております。 ◎市長(田岡実千年君)  費用対効果ということで、具体的な金額の数字はちょっと出せないかも分かりませんが、先ほど設置場所の御質疑があって、新宮駅と答弁させていただきましたが、実は先日、新宮郵便局が新宮市の観光に貢献したいというふうに申し出ていただきまして、市内に100以上ポストがあるらしいんですけれども、そのポスト全てにQRコードを貼って、観光案内というようなことも可能になるのではないかなというふうに思っております。 まち歩きされる外国人をはじめ観光客の方々、また割とポストが目立つところにありますので、市民の方々も改めてその映像を見ていただいて、この新宮のよさというのも簡単に見ることができるというふうにも思っておりまして、ぜひこの貴重な御提案が実現するように持っていきたいというふうにも思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  今のQRコードはこのサイトとつながるということなんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらQRコードを持ち帰ることができますので、そのQRコードを貼ることができるということです。 ◆5番(岡崎俊樹君)  じゃ、そのサイトを、言うなら、今僕がここにいて、それを読み取れば、そのデジタルサイネージでなくても使えるというか、道案内やなんかに利用できるということですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  デジタルサイネージで自分が見たいところを例えば触ります。で、そちらのルート案内をQRコードが出まして、そのQRコードを自分のスマホで持ち帰ることができます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  QRコードを読み取ったときに、ポストの、動画が流れるんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  QRコードによって動画を見ることができます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  それやったら、別に電子掲示板、要らなくないですか。みんなQRコードを初めから読み取ってくださいと。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  そちら本体、やはりデジタルサイネージで動画を見ていただく、そしてスマホをお持ちでない方も見ていただく。例えばQRコードだけだと、何かちょっと分からないところもあります。そちらPRがもちろん必要なんですけれども、駅に来たときに動画を見ることができるというのは、かなりインパクトがあると思います。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ちなみにこれ、1日何人ぐらい想定されていますか、使われるの。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  大体1日数十人は見ていただけるものではないかと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  数十人と言っても、10人から90人まであるんですけれども、もうちょっと具体的な…… ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  年間の乗車客数から申し上げますと、大体七、八十人は見ていただけるものじゃないかとは思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  分かりました。 ○副議長(東原伸也君)  まだ大分かかりますか。 ◆5番(岡崎俊樹君)  もういいです。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  先ほどの天台烏薬、徐福茶の売上げなんですけれども、前年度で30万4,787円の売上げとなっております。 ○副議長(東原伸也君)  会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後4時14分--------------------------------------- △再開 午後4時27分 ○議長(前田賢一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続けます。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  一つだけ教えてください。 155ページ、19番移住支援事業補助金について、ちょっと詳しく教えていただければありがたいと思います。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらは国の取組でして、東京23区から、5年間在住していた方が新宮市に移住してきて企業に就職した場合に、移住支援金を本人に交付するというものです。和歌山県と新宮市でそれらの費用を負担することになっております。令和元年度からの取組となっておりまして、令和2年度も引き続き行うものとなっております。 ◆2番(大坂一彦君)  昨年度の実績というのはどんなものなんでしょう。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  新宮市ではゼロとなっておりまして、県内でも2名となっております。 ◆2番(大坂一彦君)  そのPRの仕方というのはどのようにされておられますか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら全国的な取組でもありますので、和歌山県の移住支援のホームページのほか、新宮市のホームページなどでも広報活動は行っております。 ◆2番(大坂一彦君)  ホームページということですよね。この前、教育民生委員会で浜田市へ連れていっていただいて、その中でシングルペアレント、いわゆる移住促進の話を聞かせてもらったんですけれども、いかにPRして、それとイニシアチブ、とにかく頑張るんや、引っ張っていく人が1人おったらというお話も聞かせてもらって帰ってきました。Iターン、Uターンを含めて交流人口を含めて移住、おいでいただくというのは、今すごく大事なことやと私も個人的にも思っておりまして、それならば、もう少し皆さんに知ってもらうすべ、この前からこのようなことばっかり申しておるんですが、皆さんに知ってもらうようなすべ、PR、ホームページに出しています、それしか方法がないのかも分かりませんけれども、何かほかにもっともっとPRできるようなことってないでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  PRのほか、県の就活サイクルプロジェクトなどのときに御案内申し上げたりはしております。 ◆2番(大坂一彦君)  ぜひぜひ移住促進を進めていただきたく、ぜひ御検討いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(前田賢一君)  14番、屋敷委員。 ◆14番(屋敷満雄君)  137ページの労働費、生涯現役促進地域連携事業負担金、これはシルバー人材センターへの補助金になるんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらは生涯現役促進地域連携事業の協議会をつくりまして、それは市と商工会議所とシルバー人材センターでつくっておりますが、そちらへの協議会への費用となっております。協議会の事務局を商工観光課のほうで担っております。 ◆14番(屋敷満雄君)  そうすると、55歳の意欲のある方にこの協議会のメンバーに入っていただいて、登録してもらって何か仕事をしてもらうと。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら厚生労働省の事業となっておりますが、こちらの協議会のほうでいろんなホームページを作成したり、セミナーを開催したりして、その中で高齢者の方々に働く場を提供して、そちらを紹介、例えばシルバー人材センターとか商工会議所、今申し上げました商工観光課でこの協議会の事務局を担っておるんですが、そちらを紹介しまして、例えばハローワークへの紹介などによって、新しく働きたい方と、そして中高年齢者を希望する企業とのマッチングを行っております。 ◆14番(屋敷満雄君)  シルバー人材センターとどうなるの、これ、違いはどうなんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  シルバー人材センターはシルバー人材センターで、働きたい方が登録されておるわけですが、こちら、もっとフルタイムと申しますか、そのような方でも働きたいという方、そして中高年齢者を希望している企業との間のマッチング、そして企業にとっても、このような中高年齢者をぜひ雇って、そのような促進をしてほしいというセミナー、そして高齢者にも有意義なセミナーを開催しております。 ◆14番(屋敷満雄君)  じゃ、セミナーなんかをやって、具体的に、俺、74歳やけれども働きたいとこの協議会に入った場合、どういうような手順で就労場所へ行けるのかというのを、具体的にちょっと、抽象的じゃなくて。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらの窓口に相談していただいて、協議会に登録していただきます。その中で、また新しい人材の募集があった場合は皆さんにお知らせをしております。その中で、また働きたいという方がありましたら、またそちらの企業のほうへの橋渡しをする、そのようなことを行っております。 ◆14番(屋敷満雄君)  そしたら、似ているのがハローワークに近いような状態と僕は認識したらいいんでしょうか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  ハローワークと似ていると言えば似ている。ハローワークのほうにも紹介しておりますので、似ていると言えば似ている事業ではあります。 ◆14番(屋敷満雄君)  ありがたいんやで。非常に能力の高い方、職人さんね、大工さんから始まって、そういう人、非常に能力のある技術者がかなり新宮市におられるんで、やっぱりそういう人が生きがいのある場所として、そういうのがあるというのは非常にありがたい。ぜひとも頑張ってください。 それでは次に、141ページ、鳥獣被害のこれ、猿と鹿とイノシシ、何頭分ぐらいの予算なんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  猿が66頭、イノシシ143頭、鹿281頭です。 ◆14番(屋敷満雄君)  これで大体1,000万円ぐらいになるということやね。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  はい、そのとおりです。 ◆14番(屋敷満雄君)  もし増えた場合はどうなるの、補正で賄ってくれるの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  現在のところ、十分当初予算で対応できている状況であります。
    ◆14番(屋敷満雄君)  前年と比較したらどうなんですか、頭数は。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  平成29年度ですけれども、猿が268頭、イノシシ241頭、鹿が559頭。 ◆14番(屋敷満雄君)  全然足らんのと違う、こんだけ捕ったら終わりやったら。 ◎建設農林部長(平見良太君)  鳥獣被害につきましては、例年1,000頭近くの数の捕獲がありまして、実態を調べますと、やはり鳥獣被害を受けている民家の近くのところじゃなくて、奥山へ行って撃ってくるというのが非常に多くなったということで、猟友会にお願いしまして、できるだけ被害に遭わないような奥山で撃つよりも、民家の近く、畑の近くとか、そこら辺を重点にお願いしたいということで昨年度からお願いしました。ですから、平成30年度とか今年度につきましては、奥山に行かずに、被害を受けているところを中心にしてもらいましたので少なくなりました。 また、増えてきて予算が足りなくなれば、これは国費がつきますので、国のほうに申請をしまして、予算が認められれば市のほうも補正を組んでいきたいと思っております。 ◆14番(屋敷満雄君)  禁猟区、民家の近くとか、今困っているのが熊野古道の高野坂、あそこにイノシシが2匹入っておるんです。あそこは捕獲禁止区域やろ。もちろん鉄砲は撃てんわね、あれ。それで、かなりあそこを歩かれているから、昼は出やんと思うとるんやけれども、何とかあそこを捕る方法を、これも課題として、宿題としてお願いしておきます。 以上です、こっちは終わります。 次に151ページ、三輪崎のこれ、若い人を育てるような仕組みをつくるということなんですね。この詳細をちょっと教えていただけますか、担い手何とか事業いうのあるやろ、漁業の担い手。 この詳細を教えてください。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  漁業される方が高齢化されて減っているという中で、先生と弟子という形でしていただく事業であります。先生になる方に費用として年間72万円、それで、生徒なんですけれども、180万円というような形で担い手を育成していくという事業であります。 ◆14番(屋敷満雄君)  今、実際、三輪崎の漁会を見ていくと、新規に入ってくる人は年金組の、その方が漁が好きで漁師になられる方が今多くて、もともとの漁をやられた方というのはほんの僅か。 というのは、昔やったら漁師をしても飯が食えたんや。今は悪いけれども、課長、そういう魅力のある職業ではないで。もし海やったら、定置網があるから、給料も本給いくらいうてきっちりとできるから、奥さんをもろて家も建てて生活できるけれども、今、どない考えても年金でやっていかんことには、高い燃料を使って沖へ行ってもカツオが1本とか、この海はトンボが取れているけれども、トンボが2匹とか、なかなか今きつい職業やと思うけれどもね。その辺は漁会のほうもどういうようなお話をされているのか知らんけれども、担い手はあるの、実際。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  漁会のほうとも話はさせていただきまして、若い方と聞いています。 ◆14番(屋敷満雄君)  長続きしてくれたらありがたいけれどもね、本当に、漁として。どない考えても飯は食えん思うで。それはそれで漁会で出してもかまんけどさ。 その上の浅海増殖、アワビとイセエビとナガレコか、この漁獲高と金額を教えて。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  漁獲高ですけれども、アワビですが1,318キロ、漁獲高が756万1,000円、イセエビ8,474キロ、漁獲額が3,905万5,000円です。 ◆14番(屋敷満雄君)  ナガレコは…… ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  アワビの中に入っているのかと思います。 ◆14番(屋敷満雄君)  あと、なりわいでできているのはヒジキやわ。ヒジキの水揚げがないけれども、それぐらいが今、浅海の漁師。 これで合わせて3,900万円と750万円で4,600万円ぐらいやね。それで、従事されている方がかなりの、イセエビについては放流している分があるやろ、買い上げ、これは幾らあるの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  イセエビについてなんですけれども、放流量が1,807キロ、581万8,540円です。 ◆14番(屋敷満雄君)  ほんなら、これに3,900万円を足してということか、4,500万円ぐらいなるのか、イセエビの、これも入っているの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  そのとおりです。 ◆14番(屋敷満雄君)  3,900万円と合計するということ。 ◎建設農林部長(平見良太君)  イセエビの漁獲高は3,900万円でございます。ほかにもコエビなんかは、そのままリリースするために買取りをしまして、その金額が先ほど申しました580万円で、合わせて議員おっしゃるとおり4,500万円ぐらいの水揚げになっているかと思います、漁会としては。 ◆14番(屋敷満雄君)  今、これがなりわいで漁師の今の現状や。だから、今それをおっしゃって、これ、かかっている人、イセエビも7件ぐらいあるのかな、あれ。最低2人は乗組員があるんやから、14人ぐらいの方が従事されておって、4,500万円を14人で割るんやから、その状態で若い子を漁師にしようかというたら、僕らでも、そんな職業やめとけと言う。現状はええことないわ。 今年は確かにイセエビ、ウニも全体的に悪かったわ。もっと本来はあるのかも分からんけどね。で、磯荒れというのは、もう直っているのか、今年は。それは聞いていないの。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(下路拓君)  磯荒れについては、地球温暖化の影響もあるのか分からないんですが、水温が高くなって荒れているとは聞いております。 ◆14番(屋敷満雄君)  現在、今年、ナマコ不漁やった、水温が2度ぐらい高い。14度にならないとナマコ出えへんと言うています。その代わり違う魚がいっぱい来ているけれどもね、また。そやから、これが今後続くかも分からんけれども、大変なことになる。一生懸命面倒見たって、漁会。 次が、157ページの先ほどの話の中で、ナショナルサイクルルートというのが書いてあるんやけれども、これどの辺の道がサイクリングロードになっているの。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら、国で定めたナショナルサイクリングロードで、ステーションホテルのほうからあけぼのを通りまして、大浜までの市道をサイクリングロードと定めております。 ◆14番(屋敷満雄君)  ステーションホテルを出て左へ行くの、駅のほうへ行くの、反対、右へ行くの。蓬莱の側から公園のところを通っていくということですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  はい、そのとおりです。 ◆14番(屋敷満雄君)  そこへ看板をつけるんやね、今度。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  はい、そちらに看板をつけていきます。 ◆14番(屋敷満雄君)  次に、161ページの観光振興・誘客促進事業、これは詳細はどういうことですか、1,400万円。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらは観光振興・誘客促進事業で、国外・国内のプロモーションなどを行っていくものと、それから観光に基づいて観光振興計画の見直しを図ったり、観光振興委員会を開催して今後の観光振興の方策を委員会で図っていこうというものです。 ◆14番(屋敷満雄君)  これ、委託先か何かあるの、市でやっているの。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  このうち200万円は新宮市観光推進キャンペーン協議会に委託し、残りの1,200万円を委託という形でプロポーザルを行う予定にはしております。 ◆14番(屋敷満雄君)  委託先は。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  この予算を認めていただきましたら、プロポーザルを行って決定する予定にしております。 ◆14番(屋敷満雄君)  以上です。ありがとうございました。 ○議長(前田賢一君)  議事運営の都合により、あらかじめ本日の会議時間を延長いたします。 9番、久保議員。 ◆9番(久保智敬君)  一つだけ。観光看板のことですが、説明会もあって、今日、聞けば聞くほど分からなくなってきて困っている。 ルート案内観光デジタルサイネージ、そしてAI、人口知能型観光自動案内回答システムというすばらしい日本国内初の取組を新宮市はやろうとしているんですが、もともとルート案内とかいうのは、皆、スマホで大体道案内してくれるんですよね。それを大きい、見やすいモニターで、スマホを持っていない方でも駅で見られますよということがイメージとしてあります。 また、スマホに、近くのおいしいラーメン屋さんと言うたら、幾つもちゃんと出てきます。そこへの道案内もしてくれます。そういうことをイメージしていたんですけれども、それの大型版で、もっと幅広く使えますよというようなことなのかなと。 特に、この本体が800万円、そのうち交付税措置で半額で済みますよと。このAIとかとなった場合には高いのは分かります。400万円としても、ええんかとしても、月々15万円がこれから先ずっと続くわけですよね。これ果たして、今の説明というか、これが新宮市にとって大事な、この看板一つで大きく新宮市が盛り上がりますよという、その訴えかけが何もないような気がしますが、いかがですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら、デジタルサイネージですから、先ほどもお話ししましたが、単なるデジタルサイネージではなく動画で持ち帰られる。そして、このAIも、今いろんなAIがありますが、それは分岐型というもので、こちらは曖昧な表示も学習して出してくれるということ。そして、今、グーグルで検索することが大変多いんですが、グーグル検索機能を持ち合わせている。そして、このAIというのが、今お話ししましたように、例えば検索して、その場所に行きたいというのはスマホでは出てくるんですけれども、こちらは画像を見て、自分で幾つか選んだときに、そのルートを瞬時に出してくれる。 だから、例えば自分で今検索しようとしましたら、ここからここまでの距離、ここからここまでの距離と、何回か作業が必要となってくるんですが、これは一瞬でそれを出してくれる。そしてPDFに落とすこともできるし、自分で持ち帰ることもできるというものとなっております。 また、このAI機能をほかのいろんな社会問題の解決とか、例えば防災とか、そのようなものにも今後活用することも考えられるのではないかと思っております。 ◆9番(久保智敬君)  それだけですごいでしょうと言われても、そんなに感じられないように思ってしまうのは僕だけなのかも分かりませんけれども。 そしたら、この委託先というのは、先ほどからDHEなのか、ほかのことか、ちょっと分かりにくかったんですけれども、今回この800万円というのは、委託先はどこになるんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちら認めていただいたら、DHEにはなるかと思います。DHEとほかの2社との連携になります。 ◆9番(久保智敬君)  DHEでいいんですか、その800万円の委託先というのは。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  はい、DHEでよろしいです。 ◆9番(久保智敬君)  DHEが委託先なんですね。さっきと何か違うような気がしましたけれども。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  DHEと、このAIの企業と動画の企業の3社の連携となりますので、すみません、3社の委託ということになります。 ◆9番(久保智敬君)  3社で一つの団体名をつくっているということですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  委託先につきましては、DHEになるとは思うんですけれども、その連携作業がDHEとあと2社とになります。 ◆9番(久保智敬君)  分かりました。そしたら、あとは月々発生する15万円も同じところに支払う形になるんですか。 ◎商工観光課長(勢古口千賀子君)  こちらはデジタルサイネージとチャットボットと別々の会社になりますので、それぞれの会社に10万円と5万円とを支払うような形になるかと思います。 ◆9番(久保智敬君)  分かりました。訳の分からん話ばかりになってしまいますから、後は委員会にお任せします。 以上です。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  3番、松畑議員、議事進行。 ◆3番(松畑玄君)  先ほど、僕の質疑では、DHEではないと聞いて、結局、説明してくれた人はDHEやけれども、売る人は違うと言うもんやから、あの人誰やったんよみたいな話になったわけじゃないですか。今はDHEなんですね。どういうことなんですか、一体誰が売ってくれて、誰が維持管理を受け取ってというのが全く見えないし、こんなに予算が認められる前からばちっと決めてしもてよろしいんですか。 ○議長(前田賢一君)  議事進行やから、俺に話してもらわなあかんで。 ◆3番(松畑玄君)  はい、そこら辺の確認をお願いしていただきたいと思います。 ○議長(前田賢一君)  先ほど、モニターで見ておったんですけれども、岡崎議員の質疑、そして今の久保議員の質疑、松畑議員の質疑、ちょっと答弁を整理したいと思います。 暫時休憩して、お三方、議長室までお越し願えませんか。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時58分--------------------------------------- △再開 午後5時19分 ○議長(前田賢一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの3番、松畑議員の議事進行についてでありますが、議長室で協議の結果、新谷企画政策部長より答弁させます。 新谷企画政策部長。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)  いろいろお時間を取っていただきましてありがとうございました。 観光費の中の観光看板整備事業につきまして、いろいろ我々のほうで答弁、準備不足で大変申し訳ございません、御迷惑をおかけしました。総務建設委員会のほうまで、我々可能な限りこの事業に対しましての資料収集、また答弁に際しましても準備をしたいと思います。その際に御質疑等をいただくと思いますけれども、可能な限り準備をしてまいりますので、何とぞ御理解のほどよろしくお願いいたします。 どうも御迷惑をおかけしました。 ○議長(前田賢一君)  松畑議員、よろしいですか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  以上で、5款から7款までの質疑を終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(前田賢一君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(前田賢一君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 明日は午前10時から会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後5時20分...