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新宮市議会 > 2018-09-12 >
平成30年  9月 定例会-09月12日−04号

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  1. 新宮市議会 2018-09-12
    平成30年  9月 定例会-09月12日−04号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-04-30
    平成30年  9月 定例会 − 09月12日−04号 平成30年  9月 定例会 − 09月12日−04号 平成30年  9月 定例会           平成30年9月新宮市議会定例会会議録              第4日(平成30年9月12日) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議員定数17名、現在員16名、出席議員16名、氏名は次のとおり。                              1番  北村奈七海君                              3番  杉原弘規君                              4番  大石元則君                              5番  松畑 玄君                              6番  前田賢一君                              7番  福田 讓君                              8番  辻本 宏君                              9番  榎本鉄也君                             10番  久保智敬君                             11番  濱田雅美君                             12番  上田勝之君                             13番  東原伸也君                             14番  田花 操君
                                15番  松本光生君                             16番  屋敷満雄君                             17番  大西 強君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員 なし。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議事日程 平成30年9月12日 午前10時開議  日程1 一般質問       別冊 一般質問通告表 番号(5)から −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に付した事件  日程1 一般質問       別冊 一般質問通告表 番号(5)から(7)まで −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 地方自治法第121条の規定による出席者                市長               田岡実千年君                副市長              向井雅男君                企画政策部                部長               新谷嘉敏君                企画調整課長           尾崎正幸君                総務部                部長               小谷 充君                参事(防災及び危機管理担当)   西 利行君                総務課長             山下泰司君                財政課長             小林広樹君                防災対策課長           山本茂博君                市民生活部                部長               平見仁郎君                生活環境課長兼クリーンセンター長 稗田 明君                健康福祉部                部長兼福祉事務所長        田中幸人君                健康長寿課長           河邉弘ミ子君                建設農林部                部長               田坂 豊君                都市建設課長           宇井俊治君                農林水産課長兼農業委員会事務局長 平見良太君                熊野川行政局                局長               名古一志君                参事兼住民生活課長        澤 隆弘君                医療センター                事務長              中前 偉君                水道事業所                所長               畑尻英雄君                工務課長             登地義明君                消防本部                消防長              川嶋基正君                次長兼消防署長          竹内 収君                庶務課長             垣内一男君                教育委員会                教育長              楠本秀一君                教育部                部長               片山道弘君                次長兼教育総務課長        北畑直子君                学校教育課長           嶋田雅昭君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本会議の事務局職員                局長               久保欽作                次長兼庶務係長          岸谷輝実                庶務係主任            中尾 愛                次長補佐兼議事調査係長      岡崎友哉                議事調査係主事          大居佑介              第4日(平成30年9月12日) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                             開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(屋敷満雄君)   おはようございます。  ただいまの出席議員は16名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。  日程に入ります前に、昨日の17番、大西議員、8番、辻本議員の議事進行についてお答えいたします。  新宮市におきましては、地方公務員法第23条の2第1項の規定に基づき人事評価を実施しております。なお、実施方法等につきましては、地方自治法第2条第12項でいう地方自治の本旨に基づき、新宮市が自主的に定めることができるものであります。  現行の人事評価制度につきましては、大西議員を初め各議員の御意見等も踏まえ、今後新宮市の実情に合ったよりよい制度にしていくため、見直し等を検討してまいります。  大西議員、辻本議員、よろしいでしょうか。      (「はい」と呼ぶ者あり) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △日程1 一般質問 ○議長(屋敷満雄君)   それでは、日程に入ります。  日程1、一般質問を行います。  別冊、一般質問通告表の番号5から順次発言を許可いたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △濱田雅美君 ○議長(屋敷満雄君)   11番、濱田議員。 ◆11番(濱田雅美君) (質問席)  おはようございます。  通告書に従い、一般質問を行わせていただきます。  すみません、今回は私の不注意で足を骨折してしまいまいて、座らせていただき、一般質問を行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。  初めに、西日本豪雨、台風20号、21号、また、9月6日に北海道で発生した大規模地震の被害に遭われた皆様、その御家族、関係者の皆様に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。  それでは、防災について。水害から市民を守る為に、についてお伺いいたします。  8月下旬から9月の初旬、わずか10日間の間に大型台風が上陸、台風20号においては再び熊野川の氾濫により水害災害が、最強台風と報道のあった台風21号では建物の倒壊などの被害が発生いたしました。  昨年10月の記録的大雨による浸水被害は記憶に新しく、その後、国、県、市での協議会が立ち上げられました。また、タイムライン協定も締結いたしました。  その後、台風の襲来があり、残念ながら本市においては熊野川の氾濫により浸水被害が発生してしまいましたが、タイムライン協定は十分生かされたのでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   このタイムライン協定でございますが、ことしの3月に締結しております。  台風接近時にどのタイミングで関係団体がどう動くかの情報を共有することで、連携して対応できるようにするものであります。  協定以降では、先般の台風20号及び21号にタイムラインを適用し、災害対策本部会議での紀南河川国道事務所とのテレビ会議、それとリエゾン派遣、排水ポンプ車の要請を早期に行い、災害に備え活用しております。 ◆11番(濱田雅美君)   リエゾン派遣というのは、災害後いち早く現地の情報を察知し、連絡できる体制のことだと思いますが、そのリエゾン派遣というのは災害の規模により派遣される人数というのは違ってくるのでしょうか。
    ◎防災対策課長(山本茂博君)   当然ここは違ってきます。  今回は台風21号時に近畿地方整備局から1名、新宮市災害対策本部に派遣していただき、いろいろ対応してくださいました。 ◆11番(濱田雅美君)   協定締結後初めての活動であったと思います。タイムライン協定を締結したということにより、災害時の対策活動が今までよりも充実したというふうに受け取られました。  タイムラインを適用することがないことを本当は願いたいのですが、災害の際は有効に、かつ適切な対応が迅速に行えるようにお願いしておきたいと思います。  その際、浸水被害地域に二階幹事長と仁坂知事が視察され、地元住民の要望を聞いていただいております。熊野川減災協議会では、さまざまな対策が掲げられておりますが、国、県、市の対策方法と、現在どういった計画及び協議がなされているのか、また計画に対する進捗状況、また完了見込みなどを教えていただけますでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   この減災協議会の中に、市田川流域の対策として、現在対策部会においていろんな協議を行っております。  今まで協議を行ってきた中におきましては、短期的な、おおむね5年以内に行う対策といたしまして、国におきましては熊野川の掘削、市田川排水機場ポンプの増強、県においては浮島川の排水機場ポンプ増強、新宮市におきましては排水ポンプの増強、都市下水路の改修、それから雨水貯留施設整備、先ほど出ましたタイムラインの確実な運用と、それぞれ行うことといたしまして対策を進めているところでございます。 ◆11番(濱田雅美君)   今教えていただきました雨水貯留施設整備というのは、具体的にはどのようなことを行うのでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   その部分につきましては、市内全域で降った水の部分を緩和できるような策ということで、今後都市下水路の改修とかも行うわけではあるんですが、その管路の整備だけではということもありまして、雨水貯留施設ということで、一旦は貯留させるような施設も検討していくということであります。 ◆11番(濱田雅美君)   では、今から新しく場所とかそういった設備を設置するという方向性で考えておられるということですか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   そこの部分につきましては、これから検討していくというところでございます。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。  今お伺いしたら、市の対策、課題というのが一番大きな取り組みというか一番課題が多いのかなと思うんですけれども、国と県と市も一緒になって、財政面からも懸念することは多々あると思うんですけれども、市の大きな取り組みが多いんですが、おおよその予定というか、大体長期的な計画ということはわかるんですけれども、見込みというのは立てているんでしょうか。  国・県なら5年をめどにということなんですけれども、市の取り組みは大体長くても何年以内で完成したりとかいうめどは持っておられますか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   その点につきましては、この市田川の対策部会、これが3回の協議を終えて4回目に向かっております。  そういう中で、この長期的な部分というのはこれからの検討課題でございまして、それを検討いたしまして、最後の計画書で示していきたい、それは今年度中ということで予定しております。 ◆11番(濱田雅美君)   本市も国管理の直轄区間を上流に拡大してほしい、利水ダムから治水機能を含めた多目的ダムに変更してほしいなど、あと川床の掘削や堤防のかさ上げなどのさまざまな要望を国・県に上げているんですけれども、異常気象での豪雨や台風の巨大化など、雨が降るたびに本当に不安な思いで生活を強いられている市民の気持ちを考えると、何よりも早急に対策を講じ、結果を出さなくてはならない問題であると思います。  西日本豪雨ではうちは大丈夫、過去に避難指示が出たときも何とかなったしと避難することなく、逃げおくれた結果、犠牲者の拡大につながったとのことでした。  本市では、最近は本当に市民の方の意識が高まりつつあって、早目の避難というのが当然という考えを持っていただけるようになってきましたので、行政としても防災啓発などの効果が出ているのではないかと感じているところです。  もちろん人命が第一ではありますが、財産を守る施策に至っていないのが現実で、高齢化に伴い復旧作業もままならず、心身の健全、平常な日常生活を担保できてはいません。今後とも強い要望の継続と、国、県、市ともに今できる最大限の取り組みを迅速に、しっかりと行っていくことを改めてお願い申し上げます。  次に、和歌山県防災ナビというアプリができまして、私もダウンロードをさせていただいたんですけれども、まだちゃんと使いこなしてはいないのですが、内容もとても充実しているように感じられます。  しかし、アプリなどは高齢者の方の多くは無縁のように思います。以前お伺いした際、作成しますと言っていました洪水ハザードマップと土砂災害ハザードマップ作成の進捗状況を教えていただけますでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   現在、平成23年の台風12号や平成27年の鬼怒川の大水害などを受けて、水防法の改正が行われまして、各河川管理者において浸水想定の見直しなどが行われているところであります。  熊野川下流部につきましても、平成29年3月に国土交通省におきまして熊野川洪水浸水想定が公表されておりますが、熊野川中流部につきましては和歌山県において現在作成中でございます。平成31年6月ごろ、県よりデータ入手の見込みとなっています。  洪水ハザードマップにつきましては、これらの熊野川洪水浸水想定が出そろった時点で作成を予定しているところであります。  また、土砂災害ハザードマップにつきましては、現在県により調査・指定が進められております。今年度中に市域全てで調査が終わるものと聞いております。  そういったことから、市域全ての土砂災害警戒区域等のデータの提供を県から受けた後に、先ほど申し上げました洪水ハザードマップとあわせまして、大雨時の災害に対応できるハザードマップとして作成を行っていきたい、そのように考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   ハザードマップの作成については随分前にもお伺いいたしましたので、正直、作成も終盤に来ているのかなと思ってお伺いしたんですけれども、まだということなので。  先日ハザードマップの正確性の高さというのがテレビで報道されておりました。ぜひ早期完成に向けて取り組むためにも、県のほうにも調査結果を早期にいただきたいという要望を出していただいて、一日も早く完成して市民の方に情報を周知していただく取り組みをお願いしたいと思います。  次に、ブロック塀撤去の補助制度についてですが、新宮市では84カ所のうち通学路32カ所、そのうちの緑丘中学校とその並びのマンションの駐車場のブロック塀が建設基準を満たしていないため、早急な対応が必要と予算づけも行われ、取り組む方向となっていると思いますが、現在、所有者がブロック塀の撤去や改修などを行う際の補助制度が、本市ではまだ導入されておりません。教育民生委員会でも議論されましたが、民間は県の指導で、市からの指導はできないとの答弁でした。  しかしながら、和歌山県内のほかの自治体の幾つかは、所有者への補助制度が既に設立されています。和歌山県は、以前から2分の1の財政支援を掲げ、補助制度の設置を促していたと思いますが、本市はそれを活用するなどして、早急に補助制度を設けようというお考えはなかったのでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   本市におきましても、これは2年ほど前からいろいろと検討を進めてきました。いろんな問題点等整理しながら進めてきましたが、今般大阪北部地震等を受けまして、今各市とも要綱制定とかそういう流れで進めております。  早急にこれは市内部でも検討を進めまして、そういう補助制度を早期につくれるようなことで、今後協議を進めてまいりたいと思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   それでは、今防災対策課を含め庁内で検討中とのことですが、防災対策課のほかには何課が入って、検討を進めていただいているのでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   公共施設の部分で言いますと、特には学校、今回の緑丘中学校の補正予算にも上がっています。そういう教育関係と私ども、それからいろんな法的な部分では、これはうちの管理課、建築の部門と主に協議を進めているところであります。 ◆11番(濱田雅美君)   学校教育課とか教育長とかのほうは入ってもらってはいない、教育長は入っていないですか。 ◎教育部長(片山道弘君)   もちろん参加させていただいておりまして、学校教育施設、社会教育施設の報告はさせていただいております。  今後は市の方針が決まり次第、それに従って対応していきたいというふうに考えてございます。 ◆11番(濱田雅美君)   今、通学路に関してということで、ブロック塀の撤去という取り組みを行っていただいていますが、子供たちの命を守るというための施策でもあると思います。日常業務も多忙でというのはお察しするんですけれども、庁内での検討委員会に入っていただいているということなんで、通学路だけでなくて、子供たちがよく遊んでいる場所とか、あとその付近などの危険な箇所を改善するということでも、検討委員会のほうで教育部門からの意見を出していただければありがたいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎教育部長(片山道弘君)   今のところ、通学路につきましては、学校の協力を得てある程度確認できております。  その他につきましては、今後検討させていただきたいと思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   今後の検討ということですか。 ◎教育部長(片山道弘君)   できるかどうかということになりますので、教育委員会だけで全てできるかということもございますので、ちょっとお時間をいただきたいというふうに思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   はい、わかりました。  なるべく早く取り組んでいただきたいと思うんですけれども、というのも、この取り組みは、御存じのように、大阪府の北部地震で小学校のプールのブロック塀が倒れたことによって女児が死亡した事故をきっかけに、県が緊急に安全対策というのを行ったものでありますが、以前にも申し上げましたけれども、熊本地震の際もブロック塀が倒壊して道が塞がれ、逃げることが困難な状況になり、命を失った方がいらしたのも事実です。  新宮市内にも、民間のブロック塀が立ち並んでいる狭い路地が多くあります。そして、それは決して新しいとはいえない箇所も多いと感じております。  当市は空き地対策の補助金制定もいまだ検討中で、そしてまたこのブロック塀撤去の補助制度も検討中とのこと。和歌山市では、平成32年度までの3年間と期限を決めて、危険なブロック塀などの撤去などの補助金の拡充を実施しております。限度額も10万円から40万円に引き上げ、補助率も2分の1から10分の9に、長さ1メートルに対しても1万円から1万5,000円というふうに引き上げております。御坊市では、9月の議会において、ブロック塀撤去に対して3,700万円という予算づけをしておりました。  撤去、改修、補助などに限度率はさまざまですが、和歌山県内の市町村の3分の2の自治体は既に制度が確立されております。それだけこの緊急な対応が必要とされている取り組み、課題であると言わざるを得ないと思います。  災害が発生した際は、人命にかかわる危険性を感じてはいながらも、撤去となると所有者の負担は大変大きく、危険を感じていてもなかなか手をつけられない問題であると察します。災害から市民を守るという施策でありながら、補助金制度が設定されていないということには大変疑問を持ってしまいます。  一人の犠牲者も出さないという市長のモットーにおいて、市長はこの取り組みについてどのようにお考えでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)   濱田議員の御心配はごもっともだと思います。  先ほど山本課長のほうからも答弁させていただいておりますが、市としても何年か前からこのことについては検討をしておりました。ただ、建築基準法関係といいますか、塀に面した道路の幅が狭かったりしたときに再構築できないとか、いろんなこともありまして、研究を重ねているところであったわけでありますが、今回の大阪北部地震を受けて、やはり必要性が高まっておりますので、なるべく早く補助制度の創設ができるようにやっていきたいというふうに思ってございます。 ◆11番(濱田雅美君)   何年か前から検討していただいているというのは、先ほどもおっしゃっていただきましたし、あとなるべく早くということなんですけれども、本当にこれ人の命にかかわる取り組みだと思うんです。今言っていただいた建築基準法の法的なことであるにしろ、それをきちっと一つ一つ解決して何とか、ほかの自治体ができているのに新宮市がおくれをとっているというのは言い方がおかしいんですけれども、まだ想定されていないというのが、やはりいろんな方法が、さまざまな方法があるのではないか、手探りしながらそれをちゃんと調べて研究していただいて、一日も早くこのブロック塀補助制度というのを制定していただく必要が本当にあると思うんです。  これだけ次から次へと大きな災害が全国で発生している中、新宮市だけが例外ではないと思いますが、人命第一という取り組みにおいては、本当に災害に強いまちづくりというのを一貫して、早急に対策していただきたいとお願いしておきます。  この項はこれで終わらせていただきます。  地域包括ケアシステム構築への施設環境整備についてお伺いいたします。  文化複合施設が完成するまでの間、市民の文化活動の活性化のため、旧仮庁舎を小ホールの機能を果たすべく利用し、1階スペースを福祉の拠点として機能する文化複合施設完成後は、仮庁舎を福祉の拠点と考えているとのことですが、今期定例会において小会議室、大会議室の利用料金の条例案が出されており、議論となったところではありますが、以前お伺いした際は、旧仮庁舎については耐震の強化をして、基本壁はそのまま残して利用するとのことでしたが、高齢者の方やお体に御不自由のある方、車椅子の方などに対するバリアフリーは義務づけられているので、対応予定と思いますが、福祉の窓口に相談に来られた方々が利用しやすい、きめ細やかに考えられたスペースとなっているのでしょうか。  具体的にどのような配慮をされているのか、教えていただきたいと思います。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   地域包括支援センターのスペースは、旧職業訓練センターの1階の奥に位置する事務室のスペースで、総務課と協議しながら準備を進めているところです。  ハード面につきましては、車椅子の方々も移動しやすいように、バリアフリーとなるように調整いただいており、奥の位置になりますので、相談窓口に誘導できるような工夫をお願いしているところです。 ◆11番(濱田雅美君)   その中で、大変気になっているのが、狭い空間で今言っていただいたように奥に続いていて、相談者が気おくれせずに窓口に行き、守られた状況で相談できるのかということと、また壁が取り除かれずに使用となったときに、関係する課の連携のとれた対応が困難ではないのかということが私の中では気になっていまして、来庁者は結果、担当部署を行き来するというか、移動を強いられるというか、そういう結果になってしまうのではないかという、その点の環境整備についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   旧職業訓練センターのほうには、地域包括支援センター、地域包括ケアシステムの構築係、在宅医療相談窓口が移設することになっております。  現在の健康長寿課の介護保険係、高齢者係とは分断してしまいますので、必要な場合は議員がおっしゃいますように、原則職員が動いて対応できるようにしたいと考えております。  また、手続面の両方でできる部分がございますので、どちらの窓口に来ても手続ができる部分はきちんとそちらで対応できるように、今マニュアル等をつくって準備を進めているところです。  また、個別の相談室も設置することを予定しておりますので、安心して相談できる環境を整えてまいりたいと考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   では、今は限られたスペースなので仕方ないんでしょうけれども、今までの相談事や事務処理とかというのは、健康長寿課との連携することの頻度というのは高かったと思うんですけれども、どちらに行っても市民の方は手続ができるという状況と理解してよろしいでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   例えば介護申請であったら、どちらへ来ても同じような手続になりますので、そういうところは両方ができるようにということで、今課の中で調整をして、マニュアル等をつくって、どちらにも置いて対応できるようにということで考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   はい、わかりました。  では、とりあえず今までの庁舎内と新しくできた相談窓口のほうのどちらに市民が行かれても、市民の方に不自由をかけるということはない対策をとってもらっているということですね、はい。  あと、もう一つ気になっていますのが、大会議室を今小ホールとしての機能として使用したとき、入り口というのが一つ同じ入り口から小ホールを利用する、そして相談窓口に行く方が同じ入り口を使うと思うんですけれども、小ホールを利用する方というのは楽しい時間を過ごすための方が集まっていて、にぎやかな時間を過ごしていると思うんですけれども、そういうところに福祉の窓口に足を運ぶ方は、何らかの悩みを持って相談に行くのではないかと、そういうふうに思うんですけれども、その際気持ち的にどうなのかなと、にぎやかなところ、わいわいして楽しそうなところの前を通って、自分が重い気持ちを持って福祉の窓口に相談に行くというときに、重い気持ちにまた拍車をかけてしまうのではないかというのが私の中ですごく気になっていて、それに対しての何かよい手だてを講じる予定というのはあるのでしょうか。
    ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   地域包括支援センターが移設するということになったきっかけといいますのは、高齢者の相談に来る方が地域包括支援センターがわかりにくいというような住民の声であったり、また在宅医療・介護連携推進会議の中でも、医療の窓口がないしわかりにくいというところが最初あったと思います。  なので、それを見込んで、高齢者が気軽に相談できるようにしたいというところで、移設させていただいて窓口を設置しますということでPRさせていただきたく思っておりますので、相談しやすいというところに一番重きを置いたことになるのかなと考えております。  また、実際来られた方、多分いろんな方がおられて相談、その場所が通りづらいということに対しての具体的な対策というのは考えておりませんが、廊下とかに誘導スペースといいますか、相談はこちらですよみたいなようなわかりやすいような工夫を、今ちょっと総務課と協議をかけているところですし、あと、どうしても来られない方につきましては、訪問させていただいて今も対応しておりますので、来られなくてつらい方というのは、もし電話等があれば、今もそうなんですけれども、訪問等で対応させていただきたいと思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   地域包括支援センターがわかりにくいというのを一つの建物にして、そこにわかりやすくというのはすごくありがたいことだと思うんです。  でも、困り事を相談するのに地域包括センターに相談したらいいんですよ、窓口に行ったらいいんですよ、電話をしたらいいんですよということが現在知らない方もいらっしゃる、それを周知するためにもそういったわかりやすい建物を建てるということにつながっているのだと思うんですけれども、そこにまた相談に行くのが足が重い環境というのはなるべく避けていただきたいなと思うんです。  これは私の思い過ごしかもしれないんですけれども、楽しくしているところの前を通って相談に行くのが嫌だなと思うんじゃないかなとかというのは思い過ごしかもしれないんですけれども、少し気になったので、そういったところをどうにか手だてがないものかなと思って聞いてみましたけれども、またきっと進めていく中でいろんなことをどんどん変えていって、方向性も転換していかないといけないとは思うので、今はこういうことで進めていかないと前に進まないんだろうなと思いますので、またよい方向にいくようにお願いしておきます。 ◎総務部長(小谷充君)   今、濱田議員おっしゃっていただいたことも十分理解できるところだと思います。こちら側の講演会や催事があったときに、そういった相談者の方が相談に行きにくいという環境が想定されるということもうかがわれます。  そういった中で、そういった講演会、催事等の主催者側にも配慮をお願いしたいというようなこともこれからはしていかなければならないというふうに思っておりますし、その運用もそういったいろいろな課題等も見えてくると思いますので、その中でしっかりと対応していきたいというふうには考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   お願いしておきます。  この施設を福祉の拠点として創設するということに対しては反対はしていないんですけれども、それを実行していただくのであれば、効率のよい、市民にとって本当に利用のしやすい有効な施設にしなければならないと思います。  とりあえずではなくて、今から担当課がどのスペースをどのように使うのか、ワンストップ機能で対応するには担当課や関係各課の配置、健康長寿課の介護保険係や高齢者係ももちろんこちらに移籍するべきだと考えております。  子育ては子育て世代包括ケアシステムの構築の関係もありますので、そのまま今の施設である保健センターを活用するのであるならば、福祉課は高齢者、障害者、生活困窮者などのさまざまな支援に対して、専門職を効率よく配置するにはどうするべきなのか、障害者の方は65歳を境に高齢者福祉の担当に変更するなど、横の連携が非常に重要になってくることは確かで、課題も大きいと思います。また、施設を無駄なく機能するためにも、今行っている健康増進や介護予防のための取り組みや建設、また以前から継続して要望しています地域の方々の交流の場としての活用なども積極的にお考えいただきたいです。  地域包括ケアシステムの構築には、社協が中心に担っている支え合いネット、生活支援コーディネーターもあります。その担当はこのまま社協のままの状態なのかなどもお考えいただいて、チームで支援できる体制づくりというのが重要不可欠であると考えます。  地域共生社会に向けた施設と施設の構築をお願いしたいと思いますが、市としてのはっきりとした方針を示していかない限り、担当課も方向性が定まらないのではないでしょうか。困難課題が多い施策でありますので、担当課を中心に今からしっかりと取り組み方、考え方を持っていただき、庁内でも議論して方向づけして、2年後には新宮市の福祉拠点としてしっかりと機能するようお願いしたいと思います。  その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎副市長(向井雅男君)   議員御指摘の健康、また医療、そして介護部分については、市民にとっても大切な生活インフラであるというふうには認識しております。  その中で、地域包括ケアシステムの構築については、総合計画でも重要課題として載せておりますし、魅力あるまちづくりについては当然そういったことを進めていく重要な位置づけであるというふうに認識しておりますので、その辺は十分議員御指摘の点を踏まえて進めていきたいというふうに思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   では、今、副市長が言っていただいたように、しっかりと進めていくということでありますので、そのようなことを担当課とも協議していただいて、担当課のほうにしっかりと2年後の計画というのを、福祉の担当課が一番どのようにスペースを使えば、どのように専門職であり、担当でありというのを配置すれば機能が有効な機能になるのかとかいうのは一番わかっていると思いますので、そことの話し合いというのを丁寧に持っていただいて、しっかりと進めていただきたいと思います。  そういって、その後もし旧仮庁舎の方に福祉の拠点を移設したというときには、今度は今の本庁の福祉課があるあいた部分のスペースはどうするのかという課題もまたこれも出てくると思うんですけれども、そこもしっかりと早目に議論と方向づけを持っていただいて、進めていただきたいと思います。  次に、在宅医療と介護離職についてお伺いいたします。  高齢化が進む中、医療と介護を必要とする方が増加することは避けられない事実であります。  本市も、昨年度他職種の連携を図ることに御尽力いただき、今年度よりさまざまな在宅医療のニーズに円滑に対応できるよう、在宅医療相談窓口を設置していただきました。医師会の御協力と担当部課の皆様の御尽力に感謝申し上げます。  そこでお尋ねしたいのですけれども、介護士やケアマネには看護師の資格を持っている方もいらっしゃるでしょうが、大半は医療的知識がない方のほうが多いと思います。在宅医療を必要とする方の訪問介護をしていただく際に、アドバイスなどはどのように連携をとっているのでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   在宅医療の窓口には市民の方のみならず、支援関係者であるケアマネジャーなどの相談も受け付けております。ヘルパーが直接に相談に来るということは余り見かけておりません。  ケアマネジャーの相談に対して、窓口のほうで対応していただいておりますけれども、医療と介護の両方のニーズをあわせ持つ方へのケアプランに反映されて、ケアプランに基づいてサービス調整担当者会議で情報の共有でありますとか支援方針が示され、支援関係者間の連携を図っています。  また、必要に応じ、相談したケアマネジャーから直接担当のヘルパーに伝えるなどの連携もあるかと思いますし、また利用者さん宅に連絡ノートなどを置いて情報の共有を図っているということも聞いております。 ◆11番(濱田雅美君)   はい、わかりました。  医療的なケアと介護が必要な方の情報というのはしっかりと情報交換していただいているということで受け取りました。  この相談窓口は開設後間もないのですが、どのような相談内容が多いのか、また結果解決につながったのでしょうか。そして、まだ結果が長引いているとかということもあるのでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   4月から開設し、8月までの集計なんですけれども、相談件数が29件ありました。そのうち市民から14件、医療介護関係者から15件というところです。  内容につきましては、医療相談であったり在宅医療、訪問看護利用の相談であったり、介護相談その他いろいろなんですけれども、具体的に申しますと、市民の方からは医療の検査結果についてのことを知りたいであるとか、セカンドオピニオンのかかり方、また疾病についての知識などの医療に関する相談があります。また、ケアマネジャーに対しましては、医療サービスの必要な方への留意点でありますとか、アプローチの仕方をどうしたらいいのか、また医療サービスの必要性の判断に迷うというような場合は同伴訪問していただいて、対応いただいております。  そのほか、市外からの病院の地域連携室からは、新宮市で在宅医療を行っている医療機関の情報を教えてほしいというような情報提供の内容となっております。  原則その場での対応をしていただいて、その場での解決といいますか、情報提供したりとかというところが主なものになっておりまして、ケアマネジャーからの相談の中で、ケースのことでいろいろ相談かかっている分については状況をまた報告して、その次の段階を聞いていたりということはあるように思います。 ◆11番(濱田雅美君)   はい、わかりました。  総務省の職業構造基本調査において、2017年の調査なんですが、2016年10月から2017年9月に仕事をやめた人のうちで、介護、看護が理由だった人は、全国で約9万9,100人、男性が2万4,000人、女性は7万5,100人という結果が出ております。前職を離職し、別の職についた方は2万4,600人、無業者は7万4,500人と8割近くを占めております。全国平均1.8%ですが、和歌山県は3.3%と、介護離職率が全国で最高となっております。  本市では、介護離職における相談事というのはございませんでしたか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   地域包括支援センターでは、介護状態の軽い方の支援がほとんどなので、余り直接的には聞いておりません。  また、居宅介護支援事業所のケアマネジャーは、介護度の重い方も担当されますので、相談を受けているのかもしれませんけれども、全体の把握はできていません。  ただ、今8050問題ですか、その中で高齢の御両親を50代の息子さんなりが介護している方のところの問題ということは認識しておりまして、もし仕事をやめるでありますとかやめなければいけないとかというような直接的な相談は入ってはいないんですけれども、やはり介護の負担がこのままふえたら、お仕事しながら大変だろうなというようなところの感覚的なものは十分認識していますし、各ケアマネジャーにおきましても、介護の負担を軽減することが離職予防につながるということは、それを前提で支援していると考えております。  ただ、もともと仕事の部分が、就職していない方も中にはおられますので、なかなか仕事に関しての直接的な相談が出にくい状況なのかなとも考えます。 ◆11番(濱田雅美君)   相談しにくいというのもあるのかもしれないと本当に思います。  これに対して調査とかアンケート類とかということも行ったことは過去にないですよね、ないですね、はい。  今お伺いした範囲では、相談事というのはない状況ということで、新宮市でそういうことが本当にないという状況であればそれはすごくうれしいことなんですけれども、私個人としては、正直相談事もあるのかなと思っておりましたので、少し意外性を持っているところなんですけれども、仕事と介護の両立の課題というのはさまざまあるかとは思います。  本市であれば、親が高齢で介護が必要となって、市外で生活していた家族が離職し、帰郷を強いられることもあるでしょう。また、勤務先が介護休暇制度を利用しにくい環境であったり、制度を規定していない職場もあると思います。しかし、介護を強いられたとしても、生活というのは継続していかなければなりません。  国が推進する在宅介護と口にするのはとてもたやすいことですが、実際仕事と介護の両立は、介護する側にとっては心身ともに疲れ、大きな負担と不安になりかねません。子育てなら一つ一つ成長の過程を経て、楽しみながら保育園、小学校と将来が見えます。残念ながら、介護は一つ一つ衰えていき、むなしさの中、いつ終わるかわからない介護が続きます。もちろん介護の中にも不幸ばかりでなく、幸せを見出すことは必ずあります。  また、金銭的に施設入所のできない方もいらっしゃるかもしれません。介護する側される側の希望で、訪問介護・看護を両方希望される方もいらっしゃると思います。現在、訪問介護と訪問看護の両方を利用される方について、介護と看護の情報交換というのは、先ほど御答弁いただいたような方法で情報交換がしっかりとされているということでしたが、利用する家族や本人は、ほとんどの人がどのようなサービスがあり、どのように利用すれば少しでも安定した生活が送れるのかなどという知識はほとんどなく、医療の知識や介護の知識もない方がほとんどです。まして老老介護となるとなおさらです。パンフレットの配付などで理解できるはずはありません。介護はどんどん追い詰められていくことのほうが多いと考えます。  介護する側の負担や不安、ストレスというのは、最悪な状況を生じかねません。そのようなことは決してあってはなりませんし、この新宮でそのようなことを絶対にない状況というのに私たちはつくっていかないといけないと思います。  また、どのサービスをどのように利用すればその家族の希望に沿えるのか、また負担や不安を軽減することができるのか、介護と仕事の両立ができるのかなど、家庭環境も事情もさまざまですから、一家族ごとに寄り添い、よりよいサービスの利用法を提案してもらえば、家族はその中で選択することができます。  現在介護支援も医療も充実した社会の中で、包括担当の見守り、ケアマネと看護師の行き届いた支援と、介護士と家族の適切なケアがあれば、高齢者の生活は大きく変わると思います。高齢者の生活が変われば、その家族の生活も変わります。  国は2020年代初頭までに介護離職ゼロを目指しているとのことですが、新宮市がこの目標を達成できることを願って、そして介護生活の中で最悪の状況が起こることなく、介護する側、される側が本当に安心して生活できる新宮市になることを願ってこの項を終わりたいと思います。 ○議長(屋敷満雄君)   10分間程度休憩いたします。                             休憩 午前10時56分 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                             再開 午前11時12分 ○議長(屋敷満雄君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  11番、濱田議員。 ◆11番(濱田雅美君) (質問席)  それでは、一般質問を続けさせていただきます。  次に、認知症理解に向けた教育の取り組みについてお伺いいたします。  認知症に関しての学びを授業に組み込んでいただきたいと要望を続けておりましたが、3月議会の一般質問で、教育長から、本年度からの授業に組み込みますとの答弁をいただき、うれしく思っていたのですが、既に2学期が始まっておりますが、いまだ実施されていない様子なのですが、どのようになっておりますでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   認知症理解に向けた授業の取り組みの件でございますが、10月にまず高田小学校で実施する予定です。  事前に担当者で協議したところ、指導内容が多くて、45分の授業におさまらないことが予想されました。内容を取捨選択して、伝えたいことが子供たちに効果的に伝わるよう準備を進めているところです。  高田小学校での授業の様子を見て、必要に応じてさらに修正を加えて、よりよいものにしていきたいと思います。  ほかの小学校につきましては、順次実施できるところから進めていきたいと考えています。  実施時期は、各校の実情に合わせて判断したいと思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   初めて取り組んでいただくことなので、行っていっていただいている間に、これもよい方向性に向かっていくことだと思うんですけれども、45分の授業におさまらないということをおっしゃっていただいたんですけれども、それは伝えたいことが多過ぎるということかとは思うんですけれども、そういうことですか。教材の問題ですか、その45分におさまらないというのは。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   45分の授業、その中身が多いというよりは、進め方といいますか、認知症ということについてきちんと理解をしてもらおうと思ったら、ただ言葉を教えるだけではだめなんで、認知症がどういうことで、どういう態度で接していけばいいのかというところを子供に考えさせるというところも必要かと思うんです。  進め方の問題で、ちょっと余分なところがあったりして、そこは削って、この質問からいきましょうとか、そんな感じで中身を今検討しているところでございます。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。今、組み立てをしていただいているということですね、はい。  この授業をしていただいて、何かを感じとってくれる子もいれば、今は興味を示さない子、さまざまだと思いますけれども、きっとそれは何か子どもたちの糧になると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  教材のほうは私もまだ見せてはいただいていないんですけれども、このたび包括の担当者の方が試行錯誤しながら、何度もやりかえしながら、懸命につくってくださったということを聞きましたので、本当にありがとうございます、感謝申し上げます。  8月の当初、私たち教育民生委員会にて大牟田市に視察に行かせていただきました。さまざまな取り組みが子供から大人まで、地域住民と事業者と行政が一体となって、まちづくりとして取り組まれておりました。  委員長報告でもありましたが、その中で大牟田市では、市民アンケートの中で、子供のころから認知症について学び、認知症の人と触れる機会をつくるべきとの提言があり、「いつだって心は生きている」と題した絵本を作成されていました。きょう持ってきたんですけれども、実はこの本なんですけれども、後でちょっと2カ所ほど紹介したいところがあるんですが、子供だけでなく大人も一緒に学ぶことができるものになっております。学びの後、子供たちは実際に道で迷っていた高齢者に声をかけ、家まで送り届ける行動にあらわれてきているとのことでした。  また、小学校4年生の児童は、みずから子ども民生委員というのを立ち上げて、高齢者のお宅に訪問して回っているとのことで、その中で実際に脱水症状であった高齢者を発見して、水を飲ませて命を救った例もあるということをお話ししてくださいました。  以前から申し上げておりますが、このことからもわかるように、子供たちは本当に素直に行動に移してくれます。大人がちゅうちょする声かけも、子供たちのほうが何のためらいもなくしていただけますし、行動範囲も広くて記憶力もよいので、捜索している人の発見にもつながりやすいと聞きました。  私は、認知症を理解するための授業と言ってはいますが、核家族化が進んで老人と接することの少ない子供のいる現代社会ですので、老いというものがどのようなものなのかをよく知らない子供もいます。認知症を正しく理解して対応できるようになってくれればともちろん考えてはおりますが、その中には高齢者だけでなく弱い立場の人に声をかける、手を差し伸べる行動が当たり前に自然とできる人になってほしいと心から願っております。  優しい言葉は相手も自分も幸せにします。その優しい行動は波及します。学んだからすぐに行動しなさいとか、しないといけないということではなくて、それが子供たちの心の成長に必ずつながると思います。  この絵本の中には、幸せな気持ちになれる優しい言葉がたくさんあふれ出ています。中でも私が感心したのが、認知症のおじい様を持つ子供が、認知症を治すのは難しいけれども、僕らの接し方で病気が落ちつくこともある。おじいさんを大切にすること、そして病気の勉強、できなくなったことに目を向けるんじゃなくて、今できることを大切にしてあげる、そうお父さんが言ってくれました。僕はお父さんの話を聞いて、何だかうれしくなって、僕もおじいさんをもっと大切にしようと思いましたという文面があります。これは、お父さんに認知症というものがどのようなものなのかというのを教えてもらってわかることであり、そしてそれを子供が理解できたから、お父さんの話を聞いて、そしてうれしくなって、もっとおじいさんを大切にしようと思う心が生まれ、心の成長の一環だと私には感じました。  この絵本の狙いというのが載っているので、それをちょっと紹介させていただきたいんですけれども、この絵本の狙い、1、子供のころから認知症という病気や認知症になった人について正しく理解し、支援の大切さを学ぶ機会をつくる。2、認知症の人の支援のあり方を通して、人は皆病気や障害があっても個人価値の高い存在であるという豊かな人間観を育む機会をつくる。3、子供たちが認知症を正しく理解し、それを家族や地域へ伝えていくことで、誰もが安心して暮らせるまちへ発展させていくと記載されております。  私たちがお伺いした大牟田市では、視察のお話の中に、子供の教育の中に持続可能な開発のための教育、ESDと申しますが、それに取り組んでいるのだと思います。  2005年から2014年までの10年間を国連持続可能な発展のための教育の10年として、ユネスコが推進機関に指定され、2006年には我が国もESDの実施計画を策定し、推進しております。ESDの実践には、人格の発達や自律心、判断力、責任感などの人間性を育むこと、他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、かかわりとつながりを尊重できる個人を育むこと、この2点が重要観点とされております。このように、認知症を理解することにより、そこから各個人を成長させていくという教えにつながっているものだと考えます。
     当市においても、子供たちの教育に新宮独自の教育のあり方というのをぜひ考えていただきたいと思います。  私が学校の授業に組み込んでほしいと考えるのは、授業なら新宮市の子供たちは平等にその知識を学びます。それがこの先、新宮市の教育の一環と根づけば、広がりは無限に近いものがあります。今、認知症は、日本だけではなく世界的に問題になっております。それを新宮市の子供たちが問題なく受け入れられる大人に成長する持続可能な開発の一つとならないかと考えますが、いかがでしょうか。 ◎教育長(楠本秀一君)   認知症のことを学んで、思いやりであるとか命の大事であるといったことを子供たちが学んでいくというのは大切なことだと思います。  特に今、認知症については新聞等でも話題になっておりますし、それから本なんかも出版されております。そういった中で学んでいくことは大事かなと思いますが、私どもは大牟田市のように認知症について特化した教育をやっておりませんが、特に新宮市では人権同和教育、防災教育、それからふるさと教育を重点的に教えていこうということで力を入れておりますが、その中でやはり命を大事にする、他者を思いやる、友達と仲よくするといった等々のことが学んでいけると。  同じようなことが学びとして子供たちの中に入っていくのではないか、学びが次の行動を生むというのはつながりのある教育ということの中で、それは非常に大事なことであると思います。  そういったことを、今やっていることをさらに継続してやっていきたいなと思います。もちろん特化した認知症教育の勉強もさせていただきたいとは思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  確かに学校での教育、防災、人権、さまざまな教育に御熱心に取り組んでいただいているのは承知しているつもりです。  これからもどんどん子供たちのためにというか、本当によい教育が受けられる環境というのをつくっていただきたいと思います。  最後に、7月に開催されました認知症市民講座で、副市長が田岡市長のメッセージを代読されておりました。認知症はもはや人ごとではなく、自分のこととして考える時代。認知症は最大の不安であり、まちづくりを進めていく上での重要課題の一つとのことでした。  このメッセージの文面のとおり、福祉の拠点、共生社会の確立をまちづくりとして取り組んでいくことをお願いといたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(屋敷満雄君)   昼食のため午後1時まで休憩いたします。                             休憩 午前11時28分 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                              再開 午後1時00分 ○議長(屋敷満雄君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △上田勝之君 ○議長(屋敷満雄君)   12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君) (質問席)  それでは、一般質問を初めさせていただきます。  安心して生活できるまちづくりのためにということで、各議員一般質問を通じてやはり台風被害やそれぞれの防災対策等を訴えられております。  少しこれまでの経過といいますか、紀伊半島大水害、東日本大震災のあの7年前からしても、九州北部地震や広島市の土砂災害、あるいは北関東の豪雨、そして東北、岩手や北海道の豪雨、そして大阪北部地震や本年西日本豪雨、そして昨今の北海道胆振東部地震、そして台風21号被害、本当に自然災害が多発しております。毎年のように忌まわしい紀伊半島大水害のような悪夢が全国各地で起きています。  本当に自然災害や気候の変化、あるいはとても危険なような状況の暑さの中で、日々市民の皆さんが生活を送られている。そういった中で、いかに安心して生活できる新宮市をつくっていくか、本当に大事なことだと私は考えます。その中で幾つかの問題点といいますか、課題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず初めに、高田地区の水害時の孤立化の解消に向けてということで、お尋ねをしたいと思います。  高田地区は8月23日から24日にかけての台風20号による豪雨により、国道168号の相賀橋の交差点から少し高田川を上流にさかのぼって、日比野生コンのプラントの少し上流部ぐらいから、第1自然プール付近までの県道高田相賀線が冠水し通行不能になり、高田地区は孤立集落になってしまいました。昨今の気候の変化により、この県道高田相賀線は冠水して通行不能になるケースが毎年のように多発しております。そうなると、高田地区は孤立化してしまいます。口高田地区の林道を迂回しなくてはなりませんが、この口高田の林道も法面が崩落するなどして通行が危険になり、また通行不能になったりして地域が孤立化をしてしまいます。  これまで高田地区としては蜂伏地区への県道高田相賀線の延伸を強く要望し、新宮市も和歌山県に対しここ数年来要望を重ねていただいております。しかしながら、現状では事業着手が見通せず、集落の孤立が多発する中、現実的な方策として県道高田相賀線の相賀橋付近から第1自然プールまでの間の道路のかさ上げを、先日地域の区長さん方を初めとして田岡市長に対し、高田相賀地区住民の総意としてこの県道高田相賀線のかさ上げを和歌山県に働きかけてほしいと要望させていただきました。  その際、田岡市長には地域住民の大変困難な状況も御理解いただいた上で、和歌山県に対ししっかりと要望を行っていくというような力強いお答えもいただいておりますが、担当課として今後の見通しについてどのような状況かお尋ねをいたします。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   この高田相賀線のかさ上げなんですが、これにつきましては以前から要望を続けているところでございます。先日県のほうに確認を行ったところ、現在その部分について調査を行っているとのことでして、今後も早期実現に向けまして引き続き要望を行っていきたいと考えております。 ◆12番(上田勝之君)   ありがとうございます。  高田地区は昨今新たに地域へ居住してくれる方、移住してくれている方もふえております。また、杉の郷えぼし寮を初め高田地区へ通勤される方も少なからずいらっしゃいます。  先般、台風20号の際も高田地区から新宮へ向けて、地域へ新しく移り住んでくれた方が出勤しようとした際に、高田トンネルを越えて第1自然プール付近で路面冠水に突っ込んでしまって、車が走行不能になってしまいました。そういった事例が何例かあるようです。もともとの高田の地域の住民の方であれば気がつくことでも、新しい住民の方はわからないケースがあります。せっかくこういった山村部に移住してくれた方でも地域の事情、これぐらい降ったらなかなかこの道通りにくいよとかということが、なかなかわかりにくい方がいて当然の話だと思うんです。  防災行政無線やメール配信サービスでは、国道168号について通行どめの告知はしていただいていますが、同じ和歌山県管理の県道高田相賀線の通行どめについては告知がなされていません。このような状況を改善していただけるよう、防災対策課では対応をしていただいているというふうに伺っているのですが、どういったような改善策を考えられているのでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   道路の通行どめ情報につきましては、全市民の生活にかかわる重要な事項です。防災行政無線において私ども放送すべきものと考えてございます。  議員御指摘の県道高田相賀線においても同様と考えております。この件につきましては、道路管理者である県に通行どめが生じた際や通行どめを決めた際、早急に防災対策課への情報提供をいただき、放送の依頼をかけていただくよう、既に協議を行ったところであります。  さらに、通行どめの看板につきましても高田中学校の下のトンネル付近、ここに設置を予定しているということも聞いてございます。したがいまして、次回からは円滑に対応できるものと私ども思っております。 ◆12番(上田勝之君)   次回から早速改善がされるということなんで大変ありがたく思います。ぜひよろしくお願いいたします。  いずれにいたしましても、高田相賀地区の孤立化を防ぐ、県道高田相賀線の交差点付近から第1自然プール付近までのかさ上げ事業の早期の事業着手は地域住民の総意でもあります。ぜひ早期の事業化へ向けての市長の決意をお聞かせいただきたいと思います。 ◎市長(田岡実千年君)   今、上田議員おっしゃっていただいたように、先日議員も同席いただいて高田の各区長さんにこのことについて現状をお聞きする中で、やはり先ほども紹介ありましたが新しく高田の住民になった方が、この20号台風で車が突っ込んでしまったという事例もありまして、命の危険も感じたりしたところでありまして、本当に一日も早くかさ上げについて事業を行っていただきたいと強く思ったところでありまして、平成31年度の県の予算編成前にでも一度このことを単独で県のほうに、県知事に要望もいくべきだと思っています。また議員の協力もよろしくお願いしたいと思います。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひよろしく和歌山県に対して働きかけを行っていただきたいと思います。  続きまして、こちらも各議員が一般質問で取り上げております市田川流域、浮島川流域の浸水被害の解消の方策ということで、お尋ねをしてまいりたいと思います。  昨年10月22日夜半の台風21号通過に伴い、新宮市街地へ時間雨量が60ミリを超えるような降雨が4時間ほど続いた、あるいは48時間降雨量が893.5ミリと観測史上最大となる極端な集中豪雨となり、床上615戸、床下509戸の大規模な浸水被害となりました。この市田川、浮島川流域の市街地の浸水被害を受けて、国土交通省と和歌山県、新宮市が熊野川減災協議会内に市田川大規模内水対策部会を設置し、浸水被害軽減のための対策を立案するための協議がなされてきたとのことです。  これまで3回の会議を経て直ちに取りかかる対策と、おおむね5年間で講じられる短期計画が示されました。これは田花議員や濱田議員が質問なり指摘をされておりましたが、まず直ちに取りかかる対策について概要を御説明いただきたいと思います。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   直ちに取りかかる対策でありますが、国におきましては熊野川河口の河道掘削、県におきましては可搬式エンジンポンプの購入、市におきましては市田川沿線に3カ所の応急ポンプの設置を行っております。 ◆12番(上田勝之君)   もう既に市田川の市が行った応急ポンプの対策箇所等は見させていただきましたけれども、いずれもその対策は講じられているということでよろしいでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   県の可搬式エンジンポンプはもう購入済みでございます。市の3カ所の応急ポンプも設置済みでございます。あと国交省の熊野川河口の河道掘削についてはほぼ完了しているところですが、あとわずか残っているとは聞いております。 ◆12番(上田勝之君)   まず、直ちに取りかかれる対策について措置を講じられたということです。そして、おおむね5年間の短期対策の目標では、昨年10月の台風21号集中豪雨の浸水面積、浸水戸数の半減及び主要幹線道路の浸水を解消することとされています。  あけぼのの国土交通省の市田川排水機場のポンプ増設、緑ヶ丘の和歌山県の浮島川排水機場のポンプ増設の整備年次はいつごろを予定されているか、伺っておられるでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   市田川排水機場のポンプ増設につきましては、おおむね5年間で整備を行いたい。そして、浮島川排水機場につきましては、平成31年度に整備を行う予定と聞いております。 ◆12番(上田勝之君)   そうしますと、国土交通省のあけぼのの市田川排水機場のポンプ増設については、まだ計画年次は5年間の間に整備するということで、次年度であるとか平成31年、32年度であるとかといったような具体的な年次は示されていないわけですか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   はい、そのとおりでございます。おおむね5年間で整備を行っていくということを聞いております。 ◆12番(上田勝之君)   それと今国土交通省や和歌山県が行う対策をお伺いしたんですけれども、新宮市が行うとされる都市下水路からの排水ポンプ増設と都市下水路改修、さらには雨水貯留施設整備等が示されております。新宮市の排水ポンプの増設箇所や増設年次、あるいは都市下水路の改修箇所や改修年次、雨水貯留施設の整備箇所について具体的に御説明をお願いいたします。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   市のポンプでありますが、この設置箇所につきましては先日も別の議員からの質問もありましたが、位置につきましてはまだ決まっておりませんけれども、下田樋門から下流の国直轄区間において場所を決定していこうと検討しているところでございます。それの整備区間につきましても、おおむね5年と考えております。  また、都市下水路についてですが、今後改修の必要箇所の中で有効的に働く箇所を抽出しまして進めていきたいと考えております。あと、雨水貯留施設の整備なんですが、これにつきましては管路だけでは無理なところもございますので、貯留方式について検討していくという考えでおります。 ◆12番(上田勝之君)   これ、たしかきのう東原議員が質問されていたんです。下田樋門とか野田樋門のあたりを。やっぱり市田川流域大規模浸水対策のおおむね5年間で行う短期間の事業であるんであれば、やはりしっかりとした計画年次、あるいは計画箇所、そういったことを具体的に示される、中長期的な課題という部分であれば、今お答えいただいたような形で検討を進められていくというのでもいいんではないかと思うんですけれども、こういったような、せっかく国、県、市と管理が分かれる非常に関係各課が多岐にわたる市田川、浮島川、しかもこれが一体的に整備をしないとなかなか浸水被害の解消につながっていかないような対策ですよね。これは新宮市だけが行ってもできない、国土交通省もあるいは和歌山県も同時に行っていただかないとなかなか解消してはいかない事業だと思いますし、対策なんだろうと思います。  さらに、加えて言えば新宮市、先般財政シミュレーションのほうも示していただきましたけれども、その中で3カ年計画に登載されて事業化を図っていかねばならない。いわゆる経常収支比率が100%を超えていくような状況の中で、やっぱり市民の暮らしを日々安心して生活が送れるような施策をしっかりと講じていかなくてはならないときに、やはりそれが国だけした、県だけしてくれたというだけではなくて、新宮市も一体となって同様の対策を施していくときに、じゃ、財政面でどうやっていく。本当にこの事業を最優先にしていくんかどうかというような全体的な市田川、浮島川の流域浸水対策について、市役所全体でそういう課題意識、問題意識が共有されているのかどうかという点が、これが大きな課題なんだろうと思います。しかも、これかなり新宮市が行うんでも大きな事業になるんじゃないかと思うんです。  きのう東原議員が聞かれていた野田や下田の樋門や、あるいはそこに集まる雨水等をどう処理していくんか、あるいはどうポンプアップするんか、ポンプアップではとても追いつかんのじゃないかという田花議員の指摘なんかもありました。そういったような中で、かなりそこにまた雨水の貯留施設のようなものをつくるとなると、大変これ大きな事業であり、巨額な財政負担も強いる、財政出動もしないといけないんだと思います。  ただ、今新宮市、この間示していただいた財政シミュレーションの中では、大変しなくてはならないという事業も幾つか例に挙げられております。ただ、この浸水被害なんていうのは、本当にこれから先ほど述べたように毎年のように全国各地で被害が起きている。しかもこの集中豪雨のような物すごい雨の降り方をする。そういった中で、安心して生活が送れるように、浸水被害の軽減に努めていくために、もう少しこれ、結構具体的なのは和歌山県の緑ヶ丘の浮島川のポンプ増設だけなんです。あとはいろいろ国もまだ5年間でわからない、ちょっと先が見通せない、そういう国のお考えなんでしょうけれども、そういった中ではもう少し市も具体的な案を早急に練られるべきではないかと思います。  それと少し気になる点について、私お尋ねをしたいのは浮島川について、これもきのう東原議員がたしか尋ねられておったと思うんですけれども、雨水の流下の円滑化について、河川のクランク部の緩和に向けて改修が計画され、測量設計が行われているとのこと。これ実際に改修はどの年次になるかは決まっているんでしょうか。計画されているんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   クランクの改修なんですが、これにつきましては、ことしの6月に土地所有者の方と境界確認して測量を行いまして、詳細設計を行っているところと聞いております。あと今後につきましては、できるだけ早くということもございまして、補正対応で進めていきたいというふうに聞いております。 ◆12番(上田勝之君)   今後は用地買収あるいは実際の事業というような、工事というような形にそれを補正対応で今年度ということで理解してよろしいんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   設計が固まった時点ということで。 ◆12番(上田勝之君)   わかりました。そういったふうにある程度の見通しがついてくれば、いろいろ改善されていることが具体的に理解できますし、周辺の地域住民の方も安心されるんではないかと思います。  ただ、これは浮島川だけでは、話ではないんですけれども、どこかに対策を施し強化すれば、どこかほかの脆弱な部分にしわ寄せがいって、他の部分の被害が増すという懸念も生じるのではないかと思います。  この浮島川、2カ所のクランクがあって、1カ所を改修して流下の円滑化を促しても、その下流のクランク、きのうのお答えではたしか2カ所目の下流側のクランクに関しては、川幅も広いし少し上流側のクランクとはケースが違うんではないかという、だから大丈夫なんだというようなお答えだったかと思うんですけれども、そういったような下流のクランク部の流下を阻害してしまうのではないか。2カ所合わせて改修するようなことは考えられなかったのか。その辺は必要なかったのか、いかがでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   これも県のほうに確認したところ、きのうの答弁では河川が広いということだけだったんですが、そこにつきましては、平成14年度に隅切りを実施したところでございまして、阻害は少ないと考えているという回答でございました。 ◆12番(上田勝之君)   下流部のクランクについては確かに少し、少しと言ったら失礼なんかな、隅切りが解消されているというふうには見受けられるんですけれども、あれは平成14年度に行われているんですね。  市田川流域大規模浸水対策で浮島川、和歌山県管理の部分についての案といいますか、対策案の中で、私大変気にかかるのは、東取出町付近の浸水対策については可搬式エンジンポンプの導入というふうにうたわれているんです。この可搬式エンジンポンプの導入にとどまるということが、この可搬式エンジンポンプの導入ぐらいで、いわゆる東取出町やあるいは浮島本通り等々のいつもいつも浸水被害を受ける地域の浸水被害の軽減対策になるんでしょうか。私は少し心もとないんではないかと思うんですが、市当局の御見解はいかがですか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   この浮島川におきましては、可搬式エンジンポンプを活用するというよりも、まずは浮島川の水位を下げていただくということのほうが効果的であると考えております。そういった中で、現在は毎秒10トンのポンプが設置されております。今回毎秒1.2トンのポンプが増設されることとなっております。そういった中で、10トンといいますと5トンを2基運転という形にはなるんですが、それに今1.2トンのポンプを可動ということで、間欠運転の頻度は少なくなるということが見込まれております。ということで、水位を下げると同時に安定した水位が保たれる効果があると思いますので、排水ポンプの増設とか浮島川のクランクの改良工事によって、浮島川の水位を下げまして浸水被害の軽減につなげていきたい、つなげるのではないかと考えております。 ◆12番(上田勝之君)   たしか以前に私ども議会の熊野川濁水・治水関連対策特別委員会で管内視察ということで被害を受けた後、和歌山県の緑ヶ丘の排水機場などの視察をさせていただきましたし、その際には改修工事等もオーバーホールも行われていた現場を視察させていただいた記憶があるんですけれども、その際に伺ったお話としては、やっぱりいわゆる緑ヶ丘の排水機場のポンプ自体が1基5トンと大き過ぎて早目の運転ができないんだと。いわゆるかなり流量がふえてからでしか運転ができないんで、初動がなかなかどうしてもポンプの容量があると浮島川の水位というものがなかなかマッチングせず、地域住民がもっと早く動かしてほしい、もっと早くポンプアップしてほしいというような声がつながっているんじゃないかと。
     今回、この31年度に整備をいただくのかな。和歌山県のほうが少し小さ目のポンプを導入していただいて、間欠運転の緩和を行われる。これは実際、間欠運転の緩和というのはどういうことなのか、少し御説明を願えたらと思うんですけれども。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   毎秒1.2トンのポンプを増設することによりまして、今まででしたら5トンが2台ということで2段階のポンプの操作となるわけなんですが、1.2トンを加えることで5段階、まずは1.2トン、そして5トンだけ、そして5トンと1.2トンを加えた6.2トン、そして5トン2台の10トン、そして10トンに1.2トンを加えた11.2トンの5段階の方式がとられますので、水位がある程度一定に保たれるのではないかということでございます。 ◆12番(上田勝之君)   つまり、少し素人考えなんですけれども、いわゆる1.2トンのポンプを増設していただくことによって、浮島川の流量がかなり上昇するまで待つまでなく、早目のポンプアップが可能になると考えてよろしいんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   そのときの雨の降り方によって、柔軟な対応ができるようになるかと思います。 ◆12番(上田勝之君)   あわせてこれも浮島川だけではありませんけれども、特に浮島川の場合なんかは都市下水路のような形状になってしまっていますよね。毎年毎年のメンテナンスといいますか、土砂のしゅんせつや草刈りなど定期的な整備が望まれ、流域住民の安心感にもつながると考えます。この浮島川のメンテナンスについて県の考え方等、あるいは市の要望等はいかがでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   この土砂の堆積、しゅんせつとか、あと草刈りなどにつきましては、毎年こちらのほうから要望は行っております。そういった中で、先日県のほうにも再度確認したところ、県のほうも今後もパトロールを行いながら、定期的な維持管理に努めるというふうに聞いております。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひその辺のふだんのメンテナンス、それとおおむね5年間の対策という点で、国に対しても早期の5年以内に整備を図っていただくという計画、これは確定ではないんですね。今の時点では案で、第4回の会議で確定するというような対策だと思うんですけれども、5年間で整備を行っていくというのを、1年でも早く前倒しをしていただくような、国に対しても強い働きかけが必要になってくるんではないかと思います。  和歌山県は平成31年度にポンプの増設を対応していただくと言っていただいているんで、後は国に対しての強い働きかけ、早期の整備を求めていく。そして後は、本当に新宮市がどうしていくかということを考えていかなければならないんじゃないかなと。それにはもちろん原課である都市建設課等々がどこの下水路や排水路を改修する、あるいはどこにポンプを増設するといったような具体的な計画とともに、財政当局やあるいは市全体の中で3カ年に乗せるなり、あるいはしっかりと大きな事業として市全体で共有するような形をとっていかないと、もちろん一番下流のポンプアップの増設というのは大きいんでしょうけれども、これもきのう田花議員が指摘されていたように、ポンプアップだけではとてもとても浸水被害の軽減にはつながっていかないんじゃないかというようなこともただされておりました。  そういった中では、やはりおおむねこの5年間でも浸水被害区域は半減としか、大きな目標でも半減としかなっていないんです。そうすると残り半分の方はまだまだ雨が降るたびに浸水の心配をしなくてはならないんです。しかも毎年毎年秋口、今はもう秋口だけではなくて、いわゆる梅雨どきから本当に集中豪雨というものを心配しなくてはなりません。しかもそのたびに床上や床下の浸水を経験される方もいらっしゃいます。しかも地域にはやっぱり高齢者の方もたくさんおられて、後片づけに追われる大変な姿も見受けられるわけです。ぜひその辺もあわせて考えていただきたいと思います。  これまでは浸水被害の解消に向けての整備についてお尋ねをしてまいりましたが、市田川の水位上昇時における下水路からの樋門や排水ポンプの操作状況についてお尋ねをいたします。  これらの樋門や排水ポンプの操作は新宮市水防計画及び新宮市消防計画により、新宮市消防団の各分団が配置警備に当たられていますが、実際の現場においては団員、スタッフの過重な負担につながっているようなケースがあるように伺っておるんですが、現況については消防当局はどのように把握されているのでしょうか。 ◎消防本部庶務課長(垣内一男君)   議員おっしゃるとおり、消防団の皆さんには出水時におきまして、樋門や排水ポンプの操作、また避難誘導や救助活動など本当に多岐にわたる任務を担っていただいているところでございます。  さらに今は、近年のゲリラ的な集中豪雨や昨年の台風21号のような非常に激しい降雨など、これらに的確に対応していくため、早目早目の対策として詰め所に事前に待機していただくなどの対応をお願いしておりまして、消防団の皆さんにはこれまでにも増して御負担いただいていると十分認識しているところでございます。  最近の自然災害の状況を考えますと、今後も消防団の役割は本当に大きく、御負担をおかけするということになりますが、消防本部といたしましては各消防分団の人員配置、それから体制の状況をしっかりと把握して、消防団の皆さんに負担がかかり過ぎることのないように、消防機関全体として適正な活動ができるように、任務とそれから配置とのバランスを配慮しながら対応していきたいと、このように考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひ、この点については実態を把握していただいた上で、当然現場では実際の記録をとりながら、実際の操作を行っていただくようなケースと伺っております。当然地域の人口が減少する中では団員、スタッフの確保という点でも大変な御苦労がある状況だとは思うんです。ただ、やはりそういった中では受け持ちの体制とかをいろいろしっかりと現状を把握していただいて、さらにもう一つ、団員の方たちが御苦労される、待機していただいているときにいわゆる消防団の詰め所、屯所といいますか、詰め所にも、これはエアコンぐらいは設置してあげてほしいと思うんです、やっぱり。そういったような、これは設置されているところも全てではないのかもしれないんですけれども、設置の必要性があるんじゃないでしょうか。  やはりこういった集中豪雨が多発する天候のとき、気候のときというのはやっぱり蒸し暑いときもあります。皆さん健康な現役世代とはいえ、やはり熱中症というものも、いざというときに熱中症になっても、かなり長時間の待機もあったりするようにも伺っていますので、そういったこともあわせて御配慮いただけたらなとは思いますので、ぜひ今後の検討課題にしていただければと思います。  いずれにいたしましても、この市田川流域の大規模浸水対策では、市街地の浸水被害について、現在このおおむね5年間では半減させるという対策しか示されておりません。抜本的な被害をなくしていくというところまでの対策が示されておりません。本当に昨今の気象条件の激変に対応することは大変困難なことかもわかりませんが、中長期的な対策については短期的なおおむね5年間の計画をしっかりと具現化していくことももちろん必要なんですが、中長期的には被害をなくしていく、そういったような具体的な計画を立案、実行することが求められるんではないでしょうか。  これも時代とともに昭和60年前後に市田川排水機場が整備される前までは、市田、下田地区などでは本当にここ数年ごとに浸水被害が多発していたような地域だったと思います。そのことがいわゆる激甚災害対策の指定によって、市田川の排水機場が整備をされて、ここ20年から30年ぐらいはやはりこれまで浸水被害がほぼなく、解消されてきたように思うんです。ここへきてここ数年来の気象条件の変化によって、大変極端な集中豪雨が降るようになってまいりました。それに合わせてどうしてもハード的な対策で、自然の災害に追いつけというのは大変な話だとは思うんですけれども、やはり特に市街地の新宮市においては人口密集地を流れる市田川、浮島川であります。そういった対策をぜひ早期に立案をして、実行をしていくようにお願いしておきます。  続いて、3点目にブロック塀の撤去等防災対策の充実、これも皆さん既に取り上げられておりますが、私もさきの6月議会でも取り上げました。6月18日に発生した大阪府の北部地震でブロック塀が倒れ、女子児童が犠牲になった事故を受けて、文部科学省や和歌山県教育委員会からの通知を受け、通学路のブロック塀や公共施設のブロック塀について調査をされたと伺っています。  今議会の補正予算には緑丘中学校のブロック塀の撤去について議案として上程されております。そのほかにも神倉小学校や三輪崎小学校、光洋中学校にもブロック塀が存在しているとのことです。今後、これらの撤去については教育委員会としてはどのように考えられているのでしょうか。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)   6月18日の大阪府北部を震源とする地震によるブロック塀の事故を受け、直ちに防災対策課から庁内全課に公共施設のブロック塀について調査がございました。その結果、緑丘中学校のブロック塀に緊急性があるというで、早急に今回整備を実施するものでございます。  議員の言われるその他の学校施設の神倉小学校、三輪崎小学校、光洋中学校における高さ1.4から1.8メートルのブロック塀につきましては、新宮市の点検が必要とする公共施設のブロック塀として、防災対策課から県の新宮建設部に報告がされ、8月27日から10月末までの予定で県建築士会による調査が実施されると聞いております。  その結果を受けて防災対策課と協議し、市の方針に従って整備してまいりたいと考えております。 ◆12番(上田勝之君)   それでは、学校施設以外の公共施設や通学路におけるブロック塀の設置箇所数と調査された数と、建築基準法の基準に適合していない可能性のあるブロック塀の箇所数は把握されていますか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   学校施設を含むブロック塀を有する公共施設におきまして緊急チェックを行った結果、37施設85カ所のうち基準を満たさない可能性があるブロック塀につきましては、31施設71カ所でございました。そのうち特に危険度が高いものと思われる高さ2.2メートル以上でかつ道路、通路に面したものについては、3施設7カ所を緊急に対応すべきブロック塀として早急な対応を各課に求めたところであります。 ◆12番(上田勝之君)   7カ所あるわけですね。そのうちの1カ所が緑丘中学校ということですか。そのほかのでは6カ所というのはどちらになるんでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   3施設で7カ所でございます。その3施設、緑丘中学校がまず一つ、それから浄水場が一つ、もう一つは熊野川町の小口中央会館でありました。 ◆12番(上田勝之君)   確かに水道事業所の浄水場の磐盾側の道路のところはブロック塀なんですかね、あそこたしか。これら水道事業所の浄水場の部分、あるいは小口中央会館、そういったところの危険性が高い除去についてはどのように考え、それは各担当課が検討されることなのか、どういった形になっているんでしょうか。 ◎水道事業所工務課長(登地義明君)   浄水場のブロック塀につきまして、不的確なブロック塀がございまして、既設の石積みが2メーターから2.7メーター、その上にブロック積みが1メーターから1メーター60のある区間が100メーターほどございまして、これにつきましては、8月末に入札を執行しまして今月初め9月10日に契約を締結しまして、現在発注済みでございます。年内にアルミ合金製の目隠しフェンスに全て取りかえる見込みでございます。 ◆12番(上田勝之君)   水道事業所のほうでは、いわゆる補正対応をしなくても対応が講じられたということですね。小口中央会館はどちらの所管になるんですか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   小口中央会館のところには市道も近く通っておりまして、私どもの通常予算の中で対処したいと思っております。 ◆12番(上田勝之君)   それはもう年内ぐらいには撤去なり改修ができるということですか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   はい。もうできるだけ早い時期に対処したいと思っております。 ◎市民生活部長(平見仁郎君)   今のお問い合わせの件なんですけれども、所管のほうは生活環境課になってございまして、今、宇井課長がおっしゃったとおり都市建設課のほうで一応担当していただくことになります。 ◆12番(上田勝之君)   緊急性の高い3施設については、年内に十分撤去ができるということですね。  お隣の那智勝浦町では国道や県道なども含め、全ての道路に面したブロック塀を調査し、その箇所は1,194カ所に上ったそうです。新宮市でも市の公共施設や通学路にとどまらず、全ての道路に面したブロック塀について調査を行うべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   民間ブロック塀につきましては、広報紙でチェックリストによるチェックの依頼を行うとともに、相談に応じる体制を現在もとっておりまして、相談のあったところにつきましては、その都度職員が出向き、所有者とともにチェックを行って対策等の依頼、助言を行っているところでございます。 ◆12番(上田勝之君)   それは現在の取り組みですよね。やはり那智勝浦町のように積極的にこちらから状況を調査し、あるいは設計士の先生方の三つの組合だったかな、和歌山県から依頼していわゆる同業者組合というか、そういうような同業者団体がしっかりと対応をしていただけるというようなお話も伺っています。  やはり、こちらから積極的に出向いてここは安全といえるんか、ちょっと危険やという判定になるんかということをやはり市民に知らしめる、特に所有者に知らしめるということは大変大事なことなんではないかと。これはお隣の那智勝浦町でも実施をされているんですから、やっぱりこういったことこそ積極的に担当課側から調査を行っていくという、こういったようなことが求められるんではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   ただいま御指摘のことも踏まえながら、今後また庁内で協議しまして積極的な形で調査していけるように頑張ってまいります。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひ前向きにそういった調査を進めていただけるよう、よろしくお願いしておきます。  あわせて、カーブミラーや道路照明や防犯灯の柱など、こちらのほうも倒壊の可能性や危険性がないか、あわせて点検すべきではないかと、そういったような指摘をしたり心配をされる市民の方もいらっしゃいます。これらの点についてはいかがでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   ブロック塀以外の地震時に倒壊の危険性があるものにつきましては、公共施設の緊急チェックを依頼した際に、屋外にある街灯、それからカーブミラーなど腐食箇所がないか、屋内でのロッカー、書棚などの転倒防止についての対策の検討もあわせて周知をしてございます。 ◆12番(上田勝之君)   確かに防災対策課ではさまざまな施策を行っていただいているんだとは思います。ただ、全域の調査というのはやはりスタッフや時間の都合等も他の仕事との兼ね合いもあるんでしょうけれども、やはりそれは確かに設計士の先生方の組合に対しては和歌山県が何らかの手当を行うと記載されていたと思うんです。そういったような形でもちろん市の職員方だけでは当然手が回らないような広い新宮市域内なんで、そういったような設計士の先生方との協会等と連携をとりながらしっかりと進めていただきたいと思うんです。事があってからでは非常に遅いということなんです。だからぜひその辺はあわせて検討をいただきたいと思います。  そこで、私は全域を調査した上で危険と判定されるような、特に公共施設ではやはり3施設で7カ所の危険性の高いところが発見されたわけです。今市内でも各所で既に自主的に撤去を行っているような事例も散見されます。やはりそういったようなあらかじめ危険性を除去しておく、こういったことを促していく施策としてはやはりブロック塀の撤去の補助施策を早期に導入すべきです。  和歌山県は、これもけさほど濱田議員が述べられておりましたけれども、撤去への補助制度の導入を促すために、補助額の2分の1を市町村に対して補助する施策を行っています。和歌山県内の市町村では既に3分の1程度、9市町村で既にブロック塀の撤去に対する補助を実施しており、今後も導入を検討、今年度内にも補助制度を実施する市町村があると伺っております。  その中で、特筆されるのは和歌山市の事例です。平成32年度までの期間限定で、もちろん一定の要件はございますが、撤去費の10分の9、最大40万円までの補助を行い早期の撤去を促しています。しかもこれがブロック塀に限定せず、レンガ塀や石塀などに対象も拡大されています。これはもちろん危険性の除去ということもあるんですけれども、以前杉原議員が提唱されて市当局が実現されたような、いわゆる住宅のリフォーム補助制度で期間限定の補助制度を導入された経緯もあります。需要の先取り傾向はあったものの、需要喚起には大変有効な施策であったように思います。ブロック塀の早期の危険除去を行うためには、和歌山市のような期間限定の補助施策を早期に導入すべきではないか。この点についていかがお考えか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   補助制度そのものにつきまして、ブロック塀の対応が進むよう、なるべく早期の補助ができるように、関係の和歌山県建築住宅課などとも現在協議を重ねてございます。制度を創設する中におきまして近々に対策が進むよう、和歌山市のような補助率の時限的上乗せ、これも検討に加えているところであります。また、既存制度の生け垣の補助等についても担当部局と連携した対応を図ってまいりたいと、このように考えています。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひ、今お答えいただいたように、これも生活環境課ですか、緑化補助金等もあります。いわゆる低木の生け垣にしていただくとか、ブロック塀をとったあと。あるいは建築基準法のルールで全て撤去してしまうと、また同じようにフェンスなりは建設できないとかというそういったような懸念も示されておりましたけれども、それであればやっぱり現在市内で撤去されているところには、2段、3段を残しているところもあるんです。全てを撤去してしまわず。基礎部分まで撤去してしまわず。そういったことも対象に含めてその上をフェンスにするとか、軽量フェンスにするとか、そういったような新たにフェンスを設置する場合にも、その部分も補助対象に加えるとか、一工夫、二工夫を加えていけば、これはそんなに難しい話ではないと思うんです。できない理由というよりも、やっぱりやれるように考えていくことこそ大事なんじゃないかなと。  しかもこういったように、もし倒壊して子供さんが亡くなられるとか、お年寄りの方が大けがをするとか、そういったことが起こってからでは遅いんです。だから、少なくとも何もかも補助で危険性を除去していくんかということとは別に、やはり早期に促していくためにはそういったような促していく方策を市として積極的に導入すべきです。ぜひ今後、今年度中ができればありがたいとは思うんですけれども、来年度には実現できるようにぜひ頑張っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   関係課連絡をとりながら庁内で協議を進めまして、なるべく早期にできるように頑張ってまいるところでございます。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひよろしくお願いいたします。  さて、本年の台風20号や21号では防災行政無線等を通じて早期の避難を促したこともあって、市内各所の避難所には500名超の市民の皆さんが避難されました。日の明るいうちに早期に避難されることは、高齢化が進展する当市において今後も推奨していくべきと考えます。  ただ、台風が襲来する時期は夏前から秋にかけてであり、また天候も不順になり湿度も上がります。早期に避難されるのは高齢者が多くなります。やはり熱中症が気がかりです。避難所の中には体育館などもあり、エアコンが設置されていない施設もあります。学校の体育館などですと、通常の授業においてももちろんですが、避難所としてもエアコンの整備は急務ではないでしょうか。これは次年度に向けて検討されてはいかがか、当局のお考えをお尋ねいたします。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   避難所につきましては、暑さ対策、情報収集機器の設置というのはもう必須であると私ども考えて、先般の台風20号の対応以来検討しまして、台風21号までには市内の避難所ではありますが、体育館などエアコンが設置できないところにつきましては扇風機の配備、テレビが置けない場所についてはラジオの配備を行いました。今後、熊野川地区へも同様に対応してまいりたいと考えております。  また、扇風機対応の体育館につきましては、学校とも協議を行い、教室を使えないかなどの対応を行っていきたい、そのように思っております。既に王子ヶ浜小学校や神倉小学校につきましては、そのような場所への避難が可能なように話を行ったところでございます。 ◆12番(上田勝之君)   今、お答えいただいたのは、いろいろ工夫して教室のほうへも避難所として開放していただいたり、そういったような工夫はしていただいているとは思います。ただ、やはりこれからは当然新宮市、学校の普通教室含めた学校の教室のエアコンの整備というのは、早い段階から進めていただいております。その中では次は体育施設、やっぱり体育の授業やあるいはスポーツ活動、クラブ活動等においても使います。そして、もちろん万が一の際の避難所にも使います。年を経ている体育館も多いんで大規模改修等にもつながっていくこともあり、またこちらも財政の出動を伴うという大変なこともありますけれども、やはり避難を推奨するのであれば、物すごく快適な空間を提供するとは言いません。もちろんそんなことは言えないですけれども、やっぱり一定程度今の時代はエアコンは必要なんではないかなと。そういったことも当局内全体でそういった、もちろん学校施設としての教育委員会からの対応、あるいは防災対策課からの避難所としての機能といったような観点から全体で協議していただいた中で、エアコンの整備等をしっかりと考えていっていただきたい。  もう一点、熊野川小学校に避難された方から伺ったんですけれども、当然熊野川小のほうもエアコンの整備等ももちろんそうなんですが、実は熊野川町、停電時間が少し新宮市街地に比べて長かった。今回の21号の和歌山県内他地域のところのように、いまだに停電しているような箇所から比べれば、そんなに長いわけではなかったんですけれども、やっぱり停電している時間がかなり長かったと伺いました。そうしますと、なかなか情報が途絶えてしまい、スマホや携帯の充電も切れてしまう。そういったようなことになったり、あるいは簡易水道も使えないような状況が発生したとのことを伺いました。  先ごろの北海道胆振地震の際もスマホや携帯電話の充電に長蛇の列ができていました。やはり情報が途絶えるということは非常に不安があおられる。やっぱり今台風がどういう状況になったんだ、もう少しで雨がやみそうなんだとか、あるいはダムの放流量、そういったようなことも情報が途絶えてしまうと一層不安が駆り立てられます。これも本来全体のお話なんですが、まず熊野川町の避難所から、いわゆる工事現場で置かれるような大型の発電機等配備を常にしておくことが必要なんではないかと。そういったことを当局のほうは把握しておられるか、あるいは検討しておられますか。 ◎熊野川行政局参事兼住民生活課長(澤隆弘君)   既に行政局において、持ち運び可能な発電機を集中管理しておるところでございます。これまでは停電が長丁場になれば要請に応じて配備するという考えで行ってきましたが、今後は早いうちに配備することなど考えていきたいと思います。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひ持ち運び型の簡易な発電機だけでは、あるいは少し大型のようなものを、一番大きないわゆる集会所的なところであればそういったような発電機、あるいはもう少し大規模なところ、小学校のところであるんであれば少し大型の発電機等々、そのケースケースに応じてぜひ検討していただきたいと思うんです。  もう本当にこの安心した生活を送るために、避難所にしてもあるいはブロック塀の撤去にしても財政出動を伴うことが非常に大きい。やっぱりこれは、じゃ市全体の中で、施策の中で、事業の中で、優先順位をやっぱりつけて取り組んでいただかないと、本当に財政状況を鑑みた中ではそういったことが必要になってくると思います。ぜひ次年度へ向けてそういったことを御検討のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(屋敷満雄君)   質問中ですが、10分間程度休憩いたします。                              休憩 午後2時03分
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                              再開 午後2時18分 ○議長(屋敷満雄君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君) (質問席)  それでは、一般質問を続けます。  続いて、100円バス実現へ向けての取り組みの状況についてお尋ねをいたします。  こちらも昨日東原議員も指摘されておりました。  この市田川の内水・浸水被害対策軽減や、あるいはこの100円バス、私きょう取り上げる部分では、多くの議員が既に質問され、当局に対して進捗状況や考え方について質問されています。同じようなテーマが多いということは、それだけ市民の皆様の関心事、あるいは実現してほしいという多くの市民の願いが、やはり多くの議員の質問につながってきているんだと私は思います。  そういった中では、この100円バスの実現、これも私は12月から毎議会のように取り上げておりますが、やはり早期の実現が望まれる施策であります。そして、昨日東原議員が一般質問で公共交通の整備については福祉政策だと、福祉目的だと、そういうことも言われておりました。私も全く同感であります。高齢者や障害のある方が買い物難民や通院難民と言われて久しい、あるいは子供たちの小中学校や高校への通学も、このことにはもちろん含まれると私は思います。移動困難者、つまり高齢者や障害のある方々、子供たちの移動の目的を整理し、手段を確保していく公共交通政策が望まれます。その結果として、不幸な高齢ドライバーの交通事故を減らすことや、熊野古道を歩く観光客、特に外国人の観光客等の利便性の向上にもつなげていくことができるのではないかと私は考えています。  昨年来、取り上げさせていただいている100円バスの実現ということでございますが、本年度からは当局内で一歩前進され、企画調整課がこの市域内の公共交通の取りまとめを行っているとのことです。昨日の答弁では、関係各課で協議中であるが、お答えの中では、熊野交通の路線バスの件を集中的に取り上げられていましたが、12月議会でも私指摘をさせていただいておりますが、関係各課が多岐にわたるいろんな施策をこの市役所内でも新宮市でも行われている。  では、きのうのお答えの中で、関係各課とはどういった所管課があって、どの施策を指して言われているのか、その整理統合状況等を教えていただきたいと思います。 ◎企画調整課長(尾崎正幸君)   昨日に引き続き御質問いただいてございます。  今御質問の関係課といたしましては、9部署を我々把握して、現在行っております。  まず、商工観光課でございます。商工観光課につきましては、御存じのように、行政バスがございます。また路線バスの運行維持、補助のほうも行っております。熊野川診療所におきましては、熊野川診療所への患者送迎事業、また高田支所におきましては、医療センターへの患者送迎、熊野川診療所への患者送迎というこの二つの事業も行ってございます。熊野川行政局住民生活課におきましては、御存じのように、医療センターへのタクシー運行、また高齢者福祉タクシー事業。医療センター庶務課におきましては、通院等のバス運行補助事業。教育総務課につきましても、以前にも多々取り上げられておりますスクールバス運行事業でございましたり、通学定期券の補助事業。福祉課におきましては、福祉タクシー券の交付事業。健康長寿課におきましては、高齢者いきいきサポート事業、これは熊野川住民対象にされているものでございますけれども。また最後に、生涯学習課のB&G海洋センターへの送迎事業という13事業をもって把握させていただいてございます。 ◆12番(上田勝之君)   私、12月議会でこの課題を、指摘した内容をいま一度取り上げさせていただきますと、まず一つ目に、熊野交通の路線バスはかなり以前からの路線を、淡々と経費について補助を行っています。  2番目に、そのための一例ですが、小口からの朝のバスが神丸や新宮駅行きのため、熊野川診療所に通院するためには、神丸のバス停から熊野川診療所まで、車であればわずかな距離ではありますが、高齢者が歩くとなると結構な距離となり、使い勝手が大変悪くなっています。  三つ目は、路線バスがスクールバスの役割のため、高齢者の通院手段としては時間が早過ぎたりしてしまうんです。  四つ目には、熊野川診療所への通院支援の送迎やタクシーは、もともと各地区に開設していた診療所を統合するのに、当時の日にちや曜日を踏襲したまま現在に至っているのではないか。  5番目には、医療センターへの通院支援は曜日や日にちが固定のため、医療センターの診療科やドクターの課題ももちろんありますが、受診日と合わないことがあります。  6番目に、旧市内においても、こちらも一例ですが、松山や梅の木地区から医療センターへ向かおうとすれば、消防署まで来なければならない。  まだまだ課題はあります。もっと整理できるとは思います。でも、これらの課題は、市内を当然見渡したり、あるいはこれらの利用者の方々、あるいはこういう高齢者や障害のある方、あるいは学校等でヒアリングを行えば、さまざまな課題というのが見えてくるはずなんです。  本当にこれらの課題は、それぞれの事業が公共交通サービスの目的がばらばらなために、曜日や時間、目的地や結節点の機能が考慮されておらず、また昨今の規制緩和等によるスクールバスへの混乗や貨客の混載といった新たな形態に取り組めていない。結果として、多額の市の負担を伴いながら、使い勝手の悪い公共サービスしか提供できていないのではないかと私は考えています。  こういった指摘した内容について、当局はどのようにお考えなのか。私が今例を挙げさせていただいただけでも課題というのは見えてくるわけです。そこをどう整理していくかなんですよ。この課題や問題について、当局はどのように把握して、どう整理していこうとされているのでしょうか、お考えをお尋ねします。 ◎企画調整課長(尾崎正幸君)   今議員述べていただいた部分、まさしくそこが課題であり、問題点であると思っております。  そういう中で、私ども企画調整課が4月以降取りまとめを担当しているわけでございますけれども、現状を把握していく中で、この課題についても確認させていただいて、同様の認識を持っているところでございます。大くくりに言わせていただきますと、利便性の問題、これが非常に大きな課題、問題点であると思ってございます。いかに多くの方々に御利用いただくかという観点からも、この利便性というのは非常に大きなものだと思っております。  また、少し利便性とは異なるかもわかりませんけれども、市の行っている公共交通施策、全体の費用なども含めまして、運行体系の効率化、これも大きな課題であると思います。この効率化というところも、先ほど路線バスに偏った御答弁をしたということでお話をいただきましたけれども、路線バスの補助、これを漫然と補助をずっと出し続けていくのかどうかというところも、市の財政にとって大きなところだと考えてございます。  そういう中で、これは決定を見たものではございませんが、私、企画調整課といたしましても、一例として、先ほど出ましたスクールバスですね。スクールバスということで、時間の設定が通常利用される方とは異なっており、利便性が悪いということですけれども、ここはある一定区間を二つの時間帯、登校と下校の時間帯で運行していると。そういうことをするんであれば、効率的または先ほど言われた利便性を考えますと、同じ委託するにしても、その間の時間帯も利用して、ほかの買い物や通院に利用できるような時間帯もあわせて委託していくと、そういうことも検討に値するものではないかと考えてございますので、そういう面も含めまして、幹線の路線バスの経路、これの問題につきましては、非常にハードルが高いと我々も認識しておりますので、それ以外のところをまず整理していくということで、昨日もお答えさせていただいたところでございます。 ◆12番(上田勝之君)   ハードルが高いとおっしゃられるんですが、確かにいろんな問題はあります。あるとは私も思います。  ただし、近隣でも100円バスや地域内公共交通の整備が進められています。これは12月議会で私が提案させていただいて、以前屋敷議長が視察に行かれたと思うんですけれども、熊野市の事例です。あるいは太地町のケースは大変参考になるのではないかと思います。  まず、目的地を医療施設や商業施設、あるいは商店街の至近距離、金融機関や学校、公共的な施設に設定し、これまでの民間路線バスを幹線交通のみに絞り、支線、フィーダー路線のバスについては、民間バス事業者に運行委託をするような形態をとる。そして、公共交通機関がない地区の移動手段や、高齢者など移動が困難な方の移動手段として、山間部や海岸部を乗り合いタクシーのような形態として公共交通サービスを提供しているのが、熊野市や太地町の事例だと思います。  新宮市は、バス事業者であり地元企業でもある熊野交通との協議が、これが一番肝心になります。いわゆる勝浦行きの幹線バスと、あるいは本宮へ向かう国道168号の川丈のバス、こちらを幹線バスとし、そこから枝線、支線のように伸びるフィーダー路線は、バス事業者が路線を廃止してもらって、その路線を市の自主運行バスとして熊野交通に委託する、そういったような形態にしっかりと話を進めていくべきだと思います。そして、そのいわゆる網を埋めるような形で、乗り合いタクシーとして運行させるような形態を考えていくべきで、そのほかは、あるいは時間帯や空白地域を埋めていく、そこをどうやって行っていくかということを、まずこちらが、まず市当局がその計画を立案すべきではないかと、そうしないとなかなかこれは整理していけないんじゃないかと思うんですが、そういったお考えはございませんか。 ◎企画調整課長(尾崎正幸君)   そういう観点は非常に大事だと、我々携わって以降感じてございます。そういう意味で、時間設定ですとか、いろいろ多々事業があるわけですけれども、それらの整合といいますか、どういうものが必要なのかというところも見るために、資料づくりも進めているところでございます。それは人口メッシュ等も含めて、それで大まか一目でどういう時間帯、人口メッシュの中で動いているかとか、そういうものを考えてございます。  また、計画づくり、これにつきましては、現在、相談中なんですけれども、当然皆さんがどういうものを望まれていて、ここが問題なのでこうしてほしいということを、先ほど議員がおっしゃられたように、実態の調査というのも必要になってくると思います。これについての市の方向性がこうであるから、こういうことについて聞いていかねばならないというようなところが固まれば、実施方法は別として確認していきたいと考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)   そうですね。確かに1便当たりの多分利用者数は、それほど過大な人数が利用されることはないと思うんです。ただそれが一つ、例えば通学のためという単一の目的ではなくて、逆にその100円バスを利用される高齢者の方々にとっては、時間が少しかかっても行きたい施設の至近距離まで迂回してもらうようなことのほうが大事なんだと考えます。  だから、タクシータイプになりますけれども、やっぱりデマンドバスということが非常に言われております。太地町では太地町内を巡回している、いわゆるジャンボタクシーのようなタイプの乗り合いバスが、手を挙げればとまってくれるというような形で運行をしています。そういったような事例は全国に多々あります。極端に言えば、ドア・ツー・ドアといいますか、玄関先まで入れるところであれば来るようなタイプもあります。だから、そういったような部分といわゆる既存の、あるいは中型や大型のバスを走らせる部分とはしっかりと分けていく。そして、これは交通事業者、熊野交通ではやっぱりそのために車両を数多く保有しなければならないという形にもなるので、それではやはり交通事業者、熊野交通も話には乗りにくい。  だから、そういったところを、例えばやましろ号のような形態、市が車両を保有して貸与するような形、こういったことも全国の自治体では数多く見受けられます。そういったこととともに、今でも本当に市が直接事業委託する場合であれば、その経費については、委託費として費用をお支払いしている。熊野交通に対しては、これは奈良交通も含まれると思うんですけれども、赤字路線については、ほぼ全てがそうなんですが、いわゆる赤字補填を行っているわけですよ。そうすると、実際の乗降人員からすると、収入はわずかなものなので、逆に言うと、全体を一くくりにまとめてワンコイン化しても、それほどの経費の負担増にはならない。あるいは教育委員会できのうお答えがあったように、通学のための補助も出しておられる。そういったことは課内全てを統合していけば、全体として、結果として経費が安くなっていくという、実はそんなに難しい話ではないんじゃないかと私は考えるんですけれども。実際の交渉という意味では、大変な部分もあるかと思うんですけれども。  だから、全体的に公共交通の施策にかかわる、事業にかかわる経費を圧縮しつつ、より利便性の高い、利用しやすい形、使い勝手のいい形をもって、新宮市域内、例えば、それは新宮のほうの旧市街、旧新宮あるいは三佐木蜂伏地区、あるいは高田や熊野川町の各地区といったように、それぞれの課題が当然見えてくるわけです。高齢者の方々は例えば相筋であっても三輪崎であっても、例えば大型商業施設まで行くには、これはもう本当に歩いては結構行けないんですよ。しかも今大型店にしろ、商工観光課で行っていただいているような、いわゆる買い物協力店みたいな制度、やっぱり配達してくれるサービスを使ったり、あるいは大変極端な例になると、まとめ買いをして宅配便で送ってもらうというようなことをされている方もいらっしゃるんです。  そういったような買い物難民、あるいは通院に対して非常に支障を来す、非常に費用がかかるというような形を、特に山村部においては、年金といっても厚生年金でなくて国民年金の方も非常に多い。そういった中で、バス代が非常に大きな負担になって、通院を手控えるようなことになっては、他の部分に対してしわ寄せがいってしまうわけですよ。  だからこそ、全体の公共交通政策を統合して、より使い勝手のいい形にすることが、やはりこれは統合して、恐らくですけれども、一覧表にしていくと、経費的には節減できるという感を私は持つわけです。それでかなり、100円というワンコインにしても、全体の赤字を経費で赤字補填を行っているような補助施策では、補助施策よりはきっと有効に使えると私は考えるんです。そういった点をぜひ早期に立案をしていただきたいというか、立案というか、もう実現させていただきたいんですけれども。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)   議員御指摘のとおり、市内の交通体系というのは、今煩雑な状況にあります。そういう意味におきましては、公共交通の意味合いからしましても、やはり交通弱者と言われます学生また高齢者、こういったところに主眼を置いた取り組みが必要だと思っております。そういったところで、今取りまとめをしているところでございます。今後もそういったところを、より使い勝手のいいというところに考えの主眼を置きまして、取り組みを進めていきたいというふうに考えております。 ◆12番(上田勝之君)   それで、そういった中では、きのうお答えの中では、国土交通省の近畿運輸局や和歌山県の総合交通政策課等へ助言をいただきに上がったとか、いろいろ相談に上がったとか、あるいは和歌山大学の教授に、それこそ御相談をしに行ったというようなお答えをされておりましたけれども、私は、それは実はもっと後の段階なんじゃないかと思うんです。もっとここの庁内において、その課題を整理して、じゃ、どうしたほうがいいんだということがしっかりと把握されて、把握された上で、こうしていくんだというPDCAですけれども、そこを行った上で、実際こういうことが可能なのかどうかということは、許認可官庁である国土交通省、近畿運輸局や和歌山県の総合交通政策課等に御相談に上がるほうがより効率的で、しかも実現へ向けての歯車が進んでいくんではないかと考えるんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)   確かにそういった視点もあると思います。ただ庁内で、他市のほうではいろんな先進事例もありますけれども、今回本市におきましては、初めてのプロジェクトということもございまして、確認の意味もありまして、そういう専門家のほうに意見をお聞きしたという経過がございます。  ただ、今後実施していくに当たりましては、あくまでも実施は市ということでございます。今議員御指摘のとおり、今後の取り組みの方針というのは、市の考えで進めていくものでございます。まずは、庁内で課題整理の上、今後の方針を定めて、まず合意形成を図って、その後はやはり民間事業者との調整、そういうような過程で進めていきたいというふうに考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)   先ほど企画調整課長がお答えいただいたように、事業自体は把握できているわけですよ。そういった中で、熊野交通が路線を運行している部分と、そうでない市が自主的に事業を行っている、実質的に事業を実施しているものというのはすぐ判別がつくわけですよね。さらに、それが所管から多岐に分かれており、おのおのがこれまでされておった、そこを一つにまとめていくという作業なんですよ。だから、結構課題の把握とか整理とかは、実はそんなに難しい話ではないんじゃないかなと私は考えるんですが。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)   今回、上田議員から御指摘いただいたところが、そういう要約されている部分だと思います。  ただ、今回庁内でいろいろ公共交通のことを言われる中で、初めて関係課が具体的な深い議論に入ったという経過がございます。そういったところの確認の意味もありまして、今回作業を進めてきたというところであります。  ただ、今後はその課題に対して、やはり市の考えをどう進めていくかというところが必要になってくると思いますので、昨日、市長、副市長も東原議員の質問に答えさせていただいているところの趣旨も踏まえまして、市としてのあり方をどう考えるのかというところを、まず方針を決めまして、今後の市の公共交通のあり方ということを整理した中で進めていけたらというふうに考えてございます。  確かに、議員御指摘のとおり、課題というのは、ある程度浮き彫りになっているというふうに認識してございますので、今後はそういったところの課題に対しての対応を考えていきたいと思います。 ◆12番(上田勝之君)   お答えいただいたんですけれども、結局、きのう東原議員の質問を聞いておって、やっぱりその目的なり方針というのは一つなんですよ。それは福祉目的なんです。高齢者や障害のある方、あるいは子供たちという、いわゆる移動困難者のためにどういった形態が望ましいかということが方針なんですよ。市の考え方はそれ以外にあるんでしょうか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)   繰り返しになりますけれども、やはりその点につきましては、対象者、公共交通は全市民ということです。また他市から入っている方もおられます。  ただ、主眼に置くのはそういう福祉的な観点、そういうところは非常に重要かなというふうに認識してございます。 ◆12番(上田勝之君)   当然、全市民にあまねく公平にということは当然そうなんだろうとは思いますけれども、ただ公共交通政策に限っていえば、普通、現役世代であれば、ある程度1人に1台の車の時代になっています。ある程度車社会が到来している中で、どうしても車に乗れない方について、どう移動を支援していくかということなんですよ。だから、全市民、あるいは遠来からの、当然観光客ということも考えられます。ただし、それは幹線系です、基本的には。枝線に乗るには、そこの、例えば熊野古道を歩かれる方を枝線で誘導していく。高田、小口へ誘導していくということも確かにそれは一つ、それはでも副産物だと私は考えます。やっぱり主眼を福祉目的に絞らないと、とてもとてもこの施策は実現できない。多岐にわたって考えるから現状のようなことが起こっているんですよ。  だから、今ここでも市の方針として、移動困難者に対して、福祉目的としてしっかりとした公共交通政策を立案して、それを実現させていく、そのことが市の方針でいいじゃないですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)   貴重な意見だと思っております。そういったところは非常に大事な部分でありますので、今後庁内で議論を深めたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(屋敷満雄君)   上田議員、時間でございますのでまとめてください。 ◆12番(上田勝之君)   はい。  それと、この公共交通政策のあり方についてですけれども、今これから今後種々検討いただくんだろうとは思うんですけれども、今やましろ号、医療センター行きのバスがありますよね。この医療センター行きのバスは、市民病院から蜂伏へ医療センターが移転する際に、いわゆる通院の方々の利便性を図るということで、運行を開始したものです。そのためには市が山城さんという方から多額の寄附をいただいた中で、バスを購入して、熊野交通に貸与するような形で運行委託、運行委託ではないのかな、運行を依頼しているというところですよね。やっぱりそういった形態を今後、いわゆる枝線というか支線というか、フィーダー路線というか、そういったようなところにも導入をしていくべきなんだろうと思います。  本当に、熊野交通が運行されているようなケースでは、どうしても支線のために幾つもの形態のバスを保有するということは、事業者としては大変な負担になります。そういった中では、市がワゴン車タイプや、あるいはもうちょっと、例えばトヨタであればジャパンタクシーという、今都会で結構タクシー専用車というのが出ているんです。日産ならNV200というようなタクシータイプの、ワゴン車タイプの非常に乗りおりのしやすい、乗降のしやすい、あるいは大きな荷物を持っても、乗りおりしやすい。ただ、たくさんの人数は乗れません。でも、たくさんの人数はそんなに乗らないんです。  現在は、使い勝手がそんなに芳しくないので、結構空気輸送のような形にもなっていますけれども、それが果たして1便で満席になるほどの利用者はそんなにいらっしゃらない。ただ幹線系は、今例えば湯の峰なんかですと、外国人の観光客が朝の1便には大変満載になるぐらい乗られています。そういう形態もあります。ただそれは幹線系なんですよ。  だから、やっぱり幹線系と枝線系をしっかりと分けた中で、枝線系には市から車両を提供していく、その実態に見合ったような形で提供していく。どうしても高齢者の方々ですと、こうやってカートを引いたり、押し車を押して荷物を入れて帰ってくるというような形態もある。それで、やっぱり段差のあるバスに乗るのは大変厳しい。  やましろバスはノンステップバスですけれども、幹線系には熊野交通もノンステップバスを導入していただいていますけれども、やっぱりそういったような地域密着の枝線系にはそういったようなノンステップで気軽に乗りおりしやすい、あるいはカートを持っても乗りおりしやすいようなこと、そうすることが、やっぱり外へ出かけるということが、きっと介護予防にもつながるんだと思います。そうすることが、健康で安心して生活が送れる環境をつくっていく、提供していく。結果として、それが市の財政出動を、最初は初期投資が要るかもしれませんが、結果として、経費を圧縮できていくんではないかと、私は考えるわけです。  やましろ号のバスの更新の際には、私本当にこれも一般質問で訴えさせていただいたんですが、中型バスを導入するよりももう少し小型のものを導入してはどうかというような提言もさせていただいたんですけれども、当時の担当課では、やはりある程度多人数に対応できるように中型バスを導入したいと言われて、結局導入されているんですけれども、じゃ実態はどうなのかというところですよね。そういったところをしっかりと見れば、ある程度進むべき方策というか、整理統合していく、そして交通事業者と協議をするということは、実際そう難しくはないんじゃないかなと思うんです。  ただ、実際問題としては、私はこの皆さんの当局内で、どこが受け持つのかというあたりが一番悩ましい課題なのかなと思っていますが、それらについてはどう検討されているんですか。 ◎企画政策部長(新谷嘉敏君)   まだ、具体的に、今後のことについては議論まで至っていないというのが実情でございます。  ただ、今各課のいろんな交通体系のあり方については、当然企画調整課を中心に部内で議論をしているところではございます。  議員御指摘のとおり、現状を見ますと、大きなバスに乗客が少ないと、また使い勝手という意味でも、市民の満足するものに至っていないという状況がございます。  そういったところにおきましては、議員御指摘のところが、本当に目指すところに近い部分はあろうかと思います。そういったところで、議論を4月から開始しておりますけれども、やはりもう少しお時間をいただいて、庁内合意というところにはまだ至ってございませんので、その辺のところの方向性を定めまして、民間との協議のほうに進めていけたらというふうに、繰り返しになりますけれども、そのように考えてはございます。 ◆12番(上田勝之君)   ぜひ早期に実現へ向けて、ことし一歩進めていただいたので、そこからさらにスピードアップをしていただきたい。私、本日の質問は、市田川の浸水対策にしても、ブロック塀の撤去の補助についても、この100円バスについてもやっぱり財政出動を伴います。でも、圧縮すべきところは圧縮しつつも、やっぱり市民の皆さんが待ち望んでおられる施策だと私は考えます。ぜひぜひ皆さんでその課題を共有しつつ、実現に向けて、御検討を進めていただければと思います。よろしくお願いします。  以上で終わります。 ○議長(屋敷満雄君)   一般質問を続けます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △大石元則君 ○議長(屋敷満雄君)   4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君) (質問席)  それでは、議長の許可を得て、私4番の一般質問を始めさせていただきます。  秋雨前線の北上に伴い、昨夜からの降り出したまとまった雨に一抹の不安を覚えております。きょう一日、雨の降り方に注意が必要のようにも思われます。
     さて、ことしの夏は35度を超える酷暑が続きました。暑い暑い夏が終わり、気づくと大雨に注意が必要になる時期になってきました。豪雨と地震、自然災害は繰り返されております。防災と減災への取り組みをますます充実させていかなければならないと考えます。今回もその一端をまず質問させていただきます。  防災・減災に関連して、平常時にも役立ち、災害時にも備えることのできる道路整備とはということで質問を始めます。課題が3カ所ありましたので、その3カ所について質問させていただきます。  1カ所目は、一般質問の初日にあった新宮南インターをおりての医療センターへの交差点であります。  この場所は、北山村、熊野川町、高田方面や新宮方面から医療センターへ救急搬送する場合、通常この交差点を通過すると思いますが、当局の返答を求めます。 ◎消防本部次長兼消防署長(竹内収君)   議員御質問のとおりでございます。 ◆4番(大石元則君)   では、災害などにより、この交差点を通過できず、迂回路をとられたことは、これまであるのでしょうか。 ◎消防本部次長兼消防署長(竹内収君)   平成23年台風12号災害の際に、迂回したことがございます。 ◆4番(大石元則君)   もう7年たちますね。  あと1点、昨年の市中にあって記録的短時間雨量が更新されたとき、市田川が氾濫しております。時を同じくして、荒木川も氾濫し、今お話しさせてもらっている交差点も浸水し、一時通行不可能な時間帯がありました。それは御存じなんでしょうか。 ◎消防本部次長兼消防署長(竹内収君)   承知しております。 ◆4番(大石元則君)   あれから、これまでの間にどのような対応がなされているのかいないのかをお聞きいたします。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   昨年の台風21号の後になるんですが、とった対策としましては、国のほうでは新宮南インターにあります貯水池方面から交差点への流水を軽減するように、駒どめ擁壁を設置いただきました。また、県のほうでは荒木川からの越水対策として、堤防のかさ上げ等を行っていただいたところでございます。 ◆4番(大石元則君)   今のお話では、貯水池から流れ込んでくる水はもう大丈夫のように対応されて、なおかつ河川の改修も進み、対応されたということだと思うんですけれども、これによって、またこの先、通行どめになるようなことはお考えなのでしょうか。まだまだ豪雨災害は終わっていないと考えるので、まして、この交差点はすり鉢状の底のようになっていると思います。水没することもあろうかと思います。万全を期すためにも、さらなる備えが必要ではないのでしょうか。できることなら高架にして安全を担保されたらとも思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   高架となりますと、道路構造の見直しとか、現道への取りつけ、また昇降路設置に伴う用地取得とか、課題が多い上に、多額の費用が必要となりまして、かなり難しい状況であると考えます。 ◆4番(大石元則君)   かなり難しいということは、現時点では余り現実的ではないということになるんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   そのとおりでございます。 ◆4番(大石元則君)   では、現実に戻りたいと思います。  先ほど紹介させてもらったように、同僚議員が昨日、信号機の設置についての質問をされました。その必要性は地元からも上がっていると聞いております。この機会に、この交差点での交通状況の把握に努めることも大切であると考え、資料を用意させてもらっております。  お手元の新宮南インターから医療センターへの交差点交通量ということで、平日のある日の実数です。とりあえず資料1は7時から9時までの30分ごとの交差点での交通量を調べております。資料2には位置関係。課題になっている状況を写真で示させていただいております。  まず、7時から調査を始めまして、この間、30分の間にこの交差点では288台の車が行き来しております。課題はピークに達するのが8時から8時半のときに、インターからおりてくる車が242台、医療センターから出てくる車が97台、「荒木川下流方面より」というふうに表記しておりますが、コンビニのあるほうから交差点へ上がってくる車が126台、荒木川上流ということは、今言った反対側のところから出てくる車が4台と少なくなります。ただし、この30分間に469台もの車が行き来しております。  そこで、資料2に添付させてもらった写真を見ていただきたいんですけれども、これは信号機のない、横断歩道のない交差点です。医療センターから直進する場合には、スムーズに流れるんですけれども、優先権があります。さらにインターからも直進で優先権があってどんどんやって来ます。課題になるのは、コンビニのある荒木川下流方面より上がってくる車も126台とかなり多い上に、さらに目の前を通過する車が242台プラス97台も行き来しております。  そこで、この瞬間は医療センターから右折してコンビニのほうへ行く車が出たときに、それまでスムーズにある程度コンビニのほうからインターへ上るのに右折していた車が続いたときに、白い車が乗用車が見えておりますけれども、その前の車がスムーズにインターへ入れたけれども、残りのこの白い車が取り残されて立ち往生すると。医療センターから来た車が、優先権があるので右折といえども、とまった目の前を大回りしてコンビニのほうへ抜けていかなければならないという状況です。  この停止線は、白い車の後ろに白い箱型の車が見えますけれども、その前が停止線です。この時間帯ではかなり停止線の前でないと、行き来することが、インターへ上ることができない状況になっています。これが見てとれました。  これは車同士の課題でありますが、見逃されがちなのが、歩行者の存在であります。  資料2の地図にありますように、海賊公園のあるほうには4軒の民家があります。その民家の中に通学されているお宅があって、小学校のときは、これはかなり行き来するには、子供には無理があるので、母親が送り迎えをしていたそうです。子供たちが中学校に上がるようになって、母親が仕事につくようになったときには、子供たちはその日だけは自分たちで行くことになっていると聞いています。たまたまこの調査した日にちには母親は仕事がなかったんで、送り迎えしていたので歩行者を確認することはできませんでしたが、親御さんに聞くと、この交差点を渡るときは、右左を確認するんですけれども、右の車がとまってくれても、反対側の車がとまってくれないと渡ったらいけないよということで、何とか努力されているようです。  今お話しさせてもらった中で、既に当局では歩行者が歩く側道の確保のために、率先してラインを引いていただいております。しかし、今この信号や横断歩道のないままの中で、安全は、この行き来するドライバーとそこを横断する歩行者の判断に委ねられていると思います。  今後、この状況を見て、この交差点の安全を高めるための施策はまだまだこれからあると思うんです。今回の資料の活用や報告させていただきました現況を考慮していただき、引き続き調査研究され、当局の率先した取り組みを望みたいと思いますが、当局の見解をお聞きしたいと思います。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   先ほども、高架となりますとかなり難しいという状況で説明させていただきましたが、この交差点にはさきの議員の質問にもありましたように、信号機の設置とか、そういったことも案としていただいておりまして、今後調査研究していきたいと思います。 ◆4番(大石元則君)   ぜひその調査研究の中から、いい施策が生まれるように期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  次は、私の地元木ノ川地区の入り口にある3差路であります。ここは見通しなどの課題もあるのですが、ここも信号機は設置されておりません。7年前、一夜にして木ノ川地区を流れている木ノ川が埋まりまして、そのときに私も被災していて気づくまでに時間がかかったんですけれども、二次災害を考えて、率先して大型の重機が入ってくれて、大型ダンプで即座に運び出すことができております。これも木ノ川地区はもともと狭い道路なんですが、率先して拡幅していただいたおかげだろうと思っております。そこで、道路の拡幅がふだんからなされていれば、災害時には有益な手段になると思います。  しかしながら、平成20年11月に木ノ川地区も都市計画区域の指定があり、今では寿楽荘やなぎの木園の福祉施設のみならず、なまずの養殖施設ができ、またアパート、住宅の新築も続いております。さらに、木ノ川地区の入り口に隣接して大規模商業施設が予定されていると聞いておりました。でも一向に動く様子が見られず、予定地は草が生えるのみです。計画は頓挫してしまったのでしょうか。実情はどうなっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   現在、当課におきましては、開発許可申請を受理した上で許可をしたところであります。あと、法定外水路の占用申請とか、市道の工事申請も提出されておりますので、開店に向けて進んでいると考えております。 ◆4番(大石元則君)   ということは、現在進行中で、事業は進められていると理解してよろしいんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   はい、そのとおりです。 ◆4番(大石元則君)   ということは、木ノ川周辺において、交通量はふえることがあっても、減ることはないんじゃないかと思います。当局の見解を求めます。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   議員のおっしゃるとおりだと思います。 ◆4番(大石元則君)   今課題にしております周りの状況の変化が著しい、この木ノ川入り口の3差路の交差点でありますが、直近の課題として、道路の拡幅があるように思います。現況を申し述べますと、光洋中学校や蜂伏から来て、木ノ川地区に入ろうと思えば、寿楽荘なり、なぎの木園なり、アパートなりに行く車のことですけれども、もちろん地元の住民の皆さんもそうなんですけれども、まず木ノ川地区から出る車、そして次に優先権があるのが、もう既に完成して利活用されている大規模商業施設のスーパーセンターからやってくる車をやり過ごさないと、そういう車があるときは、木ノ川地区には入ることができない状況です。なかなかタイミングが合わず、その場所にとどまざるを得ない車が見受けられます。そのときに、後ろに車が滞留することになるんです。ある意味、前に車があったら、スーパーセンターのほうへ左折して抜けようと思っても、前に車があるおかげで抜けられません。この車両の滞留を改善していく課題があると思うんですけれども、当局の対応を求めます。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   今後、その近くに商業施設の進出計画もございますので、調査し研究していきたいと考えます。 ◆4番(大石元則君)   その調査研究というのは、どういう方向性が見受けられるんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   周りの形態とか、あとそこら辺、右折車、左折車の関係も含めながら調査をし、あと用地的なこともございますので、そこら辺も考慮しながら進めていきたいと思います。 ◆4番(大石元則君)   この場所は信号がつくような場所なんでしょうか、どうなんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   そちらにつきましては、また県の公安委員会のほう、県の交通規制課との協議とかもございますので、そこら辺が必要かと思います。 ◆4番(大石元則君)   この場で言って、なかなか状況というのはつかみにくいかと思いますので、現場へ再度機会をつくって確認していただきたいと思います。  残りの1カ所ですけれども、これはJR紀伊佐野駅の新宮よりの秋津野橋につながる踏切であります。ここの踏切は軽自動車が辛うじて通ることができて、普通自動車以上になると、道路交通法違反になり、通ることができません。この場所は、皆さんある程度わかると思うんですけれども、この踏切につながる水田を縦断する秋津野橋を渡ってからの道路なんですけれども、踏切までは広い道路ができています。これは拡幅されてもう既に何年ぐらいたつのでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   約30年と聞いております。 ◆4番(大石元則君)   ということは、30年の間、踏切へつながる道路は拡幅されて、普通車のみならず大型車でも通れるような状況でも、なかなかそういう話にはなっていないということなんですけれども、さらに佐野地区のほうからも道路が拡幅されてきております。踏切が拡幅されれば、平常時はもちろんなんですけれども、災害時においても、住民の皆さんの生活のため、安全のため、災害時のためにも利活用できると考えるんですけれども、当局はどうお考えなんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   踏切の拡幅となりますと、JRとの協議が必要でございます。以前にもJRと協議を重ねた経過があります。その中では、JRとしては、踏切の拡幅につきましては、交通量が増加し、危険性が高まるため、一つの踏切を拡幅するには、どれか一つの踏切を閉鎖する方向での考え方でありますので、難しい問題であると考えます。 ◆4番(大石元則君)   ということは、JRにしたら、交通量の多い踏切がふえれば、なかなか列車の運行に支障を来す、安全性にリスクを伴うというような考えに見受けられるんですけれども、私たちにしたら、せっかく道路が整備されてきているのに、踏切一つと言ったら語弊があるんですけれども、踏切が改善されないばかりになかなか思うようにいかないところがあると思うんです。  市長、こういった場合は、担当課でも苦慮されているんですけれども、どう理解されているんでしょうか。市長としてコメントを求めたいと思います。 ◎市長(田岡実千年君)   議員おっしゃるように、簡単に広げられるものなら広げたいというか、もう既にやっていると思うんですけれども、交通量のこととか、費用対効果のこととか、いろいろあるんだなというふうに私は考えております。 ◆4番(大石元則君)   だったら、この場所に、踏切が広がらないのだったら、高架でもって踏切を飛び越すと、さらにその高架の道路を延長して蜂伏へ向けて、懸案である佐野川からの津波がさかのぼってきたときに、ある意味、津波へのより高く、より高いところへ逃げようとするときには、有効な避難路にも想定されるんですけれども、これはかなりハードな内容になると思うんですけれども、市長いかがでしょうか。 ◎建設農林部長(田坂豊君)   跨線橋ということになれば、JRも一番望む体系だと思います。ただ跨線橋になりますと、沿線の方の土地利用と、それから跨線をしていく方の交通と、両方満足させることが必要でございます。跨線橋の中にはJRのところの建築限界がございまして、かなり高く上げる必要がございますので、坂道の上り終わりから、下り終わりまではかなりの距離が必要となってございますので、なかなかハードルが高い事業だと考えております。 ◆4番(大石元則君)   今のお話を実際今私が申したように、踏切さえ広くなればもっと利活用ができると希望される住民の皆さんがおられますので、機会があるごとに、今のお話をしていただくことをお願いしたいんですけれども。 ◎建設農林部長(田坂豊君)   都市建設課長が以前と言うのはかなり年数もたってございますので、今の議員言われるような形になるかどうか、再度確認をしてみたいと考えております。 ◆4番(大石元則君)   ありがとうございます。  その3カ所について確認させていただきました。  あと、道路に関して、台風20号に続いて、台風21号がやってまいりました。この台風21号は記録的な風速を、ある意味風の強さの記録を更新したと聞いて、関空では多大な高波なんかにもよる大きな被害が出て、その後遺症もまだ残っております。  新宮市にあっては、市が設置したカーブミラーも損傷を受けたと思います。このカーブミラーなんですけれども、実際被害の状況はどうであったのか、その被害を受けて、復旧作業は進んでいるのか、確認したいと思うんですけれども。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   カーブミラーの損傷は、市内に3カ所ございました。現在、復旧作業を進めているところであります。 ◆4番(大石元則君)   その復旧作業は進んでいるのでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   既に2カ所は完了しておるんですが、あと1カ所について、今月中に完了予定となっております。
    ◆4番(大石元則君)   実際市が管理しているカーブミラーというのは、大体でいいのでどのぐらいあるのでしょうか。確認されたことはありますか。 ◎建設農林部長(田坂豊君)   新宮市においてはカーブミラーの設置というのはかなり多い…… ◆4番(大石元則君)   正確な数じゃなくてもいいんですけれども、二つ、三つじゃないと思ったんで。 ◎建設農林部長(田阪豊君)   かなり件数がちょっとまだ、廃止したところもありますし、新設したところもございますので、まだ数の把握までは至ってはございません。ただ今後は道路管理上、必ず必要になってきますので、カーブミラーの配置の把握はしていきたいと思っております。 ◆4番(大石元則君)   本当に正直なところ、思い当たりましたのは、先ほどの同僚議員の質問の中で、電柱なり、カーブミラーなり危惧されているのを受けて、今私が質問させてもらっているんですけれども、かなりの強風、恐ろしいほどの強い風だったと思います。よく三つで済んでよかったなというぐらいの、大きな被害にならなくてよかったなと思っています。ただし、あれだけ揺すられているので、ある程度の、次のために点検は必要かと思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   結構数も多い中で、そういったところ、道路パトロールをしながら、調査していきたいと思います。 ◆4番(大石元則君)   確かに職員の皆さんだけで、一遍にできる案件でもないように思います。だからこそ住民の皆さんとの連携がこれからも必要になってくるように思いますので、住民の皆さんにも心がけていただいて、もし危険な箇所があったら教えていただけるような取り組みを、私も進めてまいりたいと思います。ありがとうございました。  さて、今回、平常時の課題解決が災害時にも役立つのではないかと、私なりに問いかけをさせていただきました。当市においては、既に紀伊半島の豪雨災害の教訓を踏まえ、熊野川町の避難路を完成させることができております。命の道としての道路整備は、自然災害に備え、防災上、必要不可欠になってきていると考えます。  新宮市にあっては、引き続きどのような取り組みを進めていかれようとするのか、いま一度、当局の見解を求めたいと思います。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   道路整備につきましては、地域の活性化や防災対策のかなめとなります。命の道につながる重要な施策と考えます。また災害時の道路啓開として国道につなぎ、救急や物資の緊急輸送を行うためにも重要な高速道路の延伸、それの早期実現や国道168号等の基幹道路の整備と関係機関と連携をして取り組んでいきたいと考えております。特に高速道路につきましては、つながってこそ最大の効果が発揮されると思いますので、事業の早期実現に向けて頑張っていきたいと思います。 ◆4番(大石元則君)   今説明の中にあった、道路啓開ということはどういうことなのか、教えていただければと思います。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)   災害時に、封鎖といいますか、周りから道路が使えない状況、道路への建物倒壊とか、土砂崩れも含めて、そういった中で道路が使えない状況、そこを通行できるように啓開、開くという、道を開くというそういうものでございます。 ◆4番(大石元則君)   道路あっての災害復旧、それが見えてきましたので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  では、次に…… ○議長(屋敷満雄君)   10分間程度休憩します。                              休憩 午後3時26分 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                              再開 午後3時43分 ○議長(屋敷満雄君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君) (質問席)  それでは、一般質問を続けさせていただきます。  次に、通告にありましたように、災害に見舞われた農地の取り組みについてであります。  台風20号で、本流の熊野川の増水により、熊野川日足地区の赤木川などの支流のはけ口がなくなり、当地域の浸水被害が今回も起こりました。この様子をゴールデンタイムの全国ニュースに映し出されたことは、記憶に新しいところであります。ニュースや新聞では家屋や店舗の浸水被害が目立って取り沙汰されていました。  他方では、農地への被害も甚大な影響を受けています。施設園芸の基本であるビニールハウスも被害を受けております。また、台風21号の強風で、少なからず地元の牛舎の一部が損傷を受けたと聞いております。特に、熊野川地区、三津ノ地区でありますが、ここは毎年のように河川が氾濫し、丹精込めて育てた農作物が台なしになってしまうという光景を見てきました。このような状況下にあっても、災害にめげず、農業にいそしむ人たちの姿を見て、頼もしくもあり、心打たれる思いであります。  さて、こういった前向きに取り組む農家の姿を見て、どういった取り組みをお考えなのでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(平見良太君)   ここ最近毎年のように大きな台風がやってきまして、被害を受けているところでございますが、議員おっしゃいましたように、せっかくつくった農作物が台風で流されるなど、被害を受けているということは、農業従事者の皆さんの苦労を考えると、私たちも心を重ねる思いでございます。  農地災害につきましては、随時、泥とり、流木の撤去、また、あぜの改修等の支援を行い、早期復旧に努めているところでございます。今回の台風20号では、特に熊野川町の三津ノ地区が被害が大きく、被災後すぐに状況を見てまいりましたが、大きな流木、また大量のごみがビニールハウスにひっかかった状態でございました。  このように、自力では復旧が難しいと思われるところにつきましては、できるかぎり支援を考えていきたいと思っております。  また、県からの情報では、農協による被災農業者向け運転資金の融資制度でございます生活営農資金の利子補給を緊急で実施する予定となっております。市といたしましても、ビニールハウスや牛舎等の農業施設に被害を受けた方々への支援ができればと思っております。こうした取り組みにつきましては、県とも連携を図りながら、災害に見舞われた農地への積極的な支援を行ってまいりたいと思っております。 ◆4番(大石元則君)   担当課に申し上げます。  災害からの復旧についてはタイムリーに、また現場に即応した柔軟な取り組みを引き続きお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(平見良太君)   はい。農業従事者の方々が生き生きと農業を営めるよう、またもとの姿に戻れるよう、一所懸命頑張っていく所存でございます。 ◆4番(大石元則君)   よろしくお願いしたいと思います。  それでは、防災・減災の取り組みの本題に入りたいと思います。  幾つか質問させていただきます。  西日本豪雨災害では、当市もいち早く御縁のある三原市へ救援活動に向かわれました。いま一度そのときの報告を受けたいと思っておりますが、よろしくお願いします。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   ことし7月9日から7月16日までの間、水道事業所、私ども総務部を中心とした3班体制で、合計12名の職員で、当市と非常に歴史的に親交のございます広島県三原市に給水支援に行ってまいりました。12名の職員それぞれ給水活動に従事してきたわけでありますが、特に断水がひどかった三原市立田野浦小学校において、多数の被災者が給水に訪れておりました。中でも田野浦小学校の先生方、PTAの皆さん、それから地元の学生等々、地元の方々、被災者等、多岐にわたるボランティアをやってくださったこと、非常に感謝しております。比較的スムーズに給水活動を行うことができたのではないかと感じております。災害時のボランティアの重要性をこの現場で認識させていただきました。  以上です。 ◆4番(大石元則君)   たまたまではありますが、私も見送りのときに庁舎におりまして、一緒に皆さんと陰ながらお見送りさせていただきました。たしか山本さんも先発隊として、その立場で挨拶されていたように思います。災害があって間もなくの話だったので、特に何か印象に残っていることはありますか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   やはりこれまでも三原市との交流、田阪市長時代、それから当時の市議会議長であった岸谷市議会議長初め数十名の方が三原市を訪問したこと。また、三原市から新宮市へも来てくださったこと。そういうことを思いながら現地に行ってまいりました。  特には、この給水活動をさせていただく中で、浄水場からの給水、補水というのが道路の渋滞等々いろいろございまして、なかなか思うようには進まなかった。そこで、自分としては、やはり港の重要性、ここの港からの給水支援に、当時近畿地方整備局を初め、それから紀伊半島大水害でも新宮港に応援に来てくださった海上保安庁の大型巡視船とさの応援がありました。この応援がなかったら、なかなかこれは給水活動がスムーズにいかなかったかもしれない。その点、印象に残った点でございます。 ◆4番(大石元則君)   ということは、浄水場のみならず海からと言ったら語弊があるんですけれども、船からの給水活動があったということでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   約1,000トン級の巡視船でございます。船からの給水支援がございました。この船には約140トンの水がそれぞれ一般の方にも配られました。 ◆4番(大石元則君)   了解しました。  さて、率先した避難行動は、防災・減災の基本になると思います。今回、私も台風20号のとき、台風21号のときは強風で訪れることはできなかったんですけれども、ある程度避難所の状況を確認させてもらいました。  1点だけ質問させていただきます。  台風20号のときは、順番に避難準備・高齢者等避難開始が発令されて、次に、避難勧告が発令されております。夜中に避難指示もなされております。ただし、台風21号のときは、避難準備・高齢者等避難開始発令で終わっているのですけれども、この違いは一体どういった違いなんでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   まず、台風20号のときには、台風は夜間通過するだろうという見込みの中から、新宮市災害対策本部を9時30分に立ち上げさせていただき、同日午後1時には避難準備・高齢者等避難開始発令及び同時に避難所を開設させていただき、早目の対応をとらせていただきました。  一方の21号につきましては、そう大した雨量というものも見込まれないであろうという想定の中で、かなり風の強かった台風でございましたので、その辺の台風のそれぞれの違いというのはそういう中から、21号の場合におきましては、9月3日の11時15分に災害対策本部を設置させていただき、同日18時に避難準備・高齢者等避難開始発令を出させていただきました。台風20号のときには、山間部での雨量がかなりありまして、水位が上昇いたしました。それで、21号のときには、このときの避難者数が513名ほどございました。台風20号より21号のときのほうが避難者も多くて、513名だったと思います。そういう点では、それぞれ住民の方々がやはり20号を経験されて直後の21号なので、早目早目の避難体制をとっていただいたというようなことだと思います。 ◆4番(大石元則君)   今回は早い目早い目の避難、特に避難準備・高齢者等避難開始が発令され、ある意味避難所が開設されたはなから避難された方々が多かったように思いますが、これはどういった要因で今回皆さんが積極的に避難されたのか。これまでなかなかわかっていても避難される方が今回のような人数にはならなかったと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎防災対策課長(山本茂博君)   20号の後、21号に関しましては、私どもはやはり風が強い台風であるということ、それと、当然避難準備とともにこの時点で市内一円広報車でのお知らせ、これも功を奏したのかなと。早目早目の避難につながったのかなというふうに感じております。 ◆4番(大石元則君)   今回の動きの中で、福祉センターにいち早く避難された方が多かったんで、台風20号のときは定員超過になって、保健センターのほうへ回っていただいたと。その経験を踏まえて、台風21号のときにはいち早く福祉センターの、今まで議場にも使われていましたけれども、ホールに畳を導入して、避難所として用意された。こういうふうに市長、聞いておりますが、市長はこういう取り組みを対策本部で聞かれたことはありますか。 ◎市長(田岡実千年君)   今、特に避難所の充実というんですか、早目の避難を呼びかけている中で、避難所の充実というのは対策本部でも重要視しているところでありまして、今回も少し問題点もありましたので、そういったところを今後しっかりと解決して、避難していただいても、先ほど上田議員の一般質問でもありましたが、きちっと避難所でも情報がとれるような、そういった充実もしっかりとしてまいりたいというふうに、こないだも災害対策本部で話をしたところでございます。 ◆4番(大石元則君)   まだまだ災害は続くと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  防災・減災については、井戸の取り組み、また耐震補強の取り組み、いろいろ課題がございますが、順次また精査して質問させていただきたいと思います。  では、次に移らせていただきます。  地域包括ケアシステムの構築は、どこまで進んでいるのかということなのですけれども、地域包括ケアシステム構築を新宮市で取り組み始めたのは平成27年度からと聞いております。平成27年、平成28年、平成29年、足かけ4年近くになってまいります。  私も広島のみつぎ総合病院の現場を訪れ、また来ていただいたみつぎ総合病院の山口医師の講演も聞かせていただきました。特に講演の中で、現場を踏ませてもろたときには、みつぎ総合病院の場合は、施設で全て対応できるような取り組みがなされていたんですけれども、新宮市の場合は、そういう施設を充実させることはなかなか難しいということで、システムの新宮医師会なり、市内の福祉施設、養護施設、介護施設が連携をとりながら対応に当たっていくという方向性が見えてまいりました。  そこで、改めてこれまで取り組んでこられた内容を整理してまいりたいと思いますので、簡単に今の状況を説明していただけたらと思います。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   地域包括ケアシステムの構築は、地域の実情に応じて高齢者が住みなれた地域で、その人の能力に応じて自立した生活を営むことができるように、医療と介護と介護予防、住まい及び日常生活の支援が包括的に確保される体制をいうということを法定化されております。これを受けて、介護保険法の中で国及び市町村がシステムの推進を図るという責務を担うことが示されました。このことを受けて、新宮市では平成27年度に地域包括ケアシステム構築係が設置され、地域包括支援センターとともにケアシステムを整備してまいりました。  法的に実施期限のある内容につきましては、ほぼ形はできてきていると思っております。今後は、その中身を充実させていくとになります。実施期限が示されております主な取り組み内容につきましては、平成29年4月からは介護予防日常生活総合事業を開始しており、ことし4月からは認知症初期集中支援チームの設置、認知症地域支援推進員を配置しているところです。  また、平成30年度、今年度中なんですけれども、今年度中に実施しなければならない事業といたしまして、在宅医療・介護連携推進事業、生活支援体制整備事業があり、現在取り組んでいるところです。 ◆4番(大石元則君)   簡単なようでもなかなか事細かく、順次順番を追ってやってこられた経緯がわかってきましたけれども、国の方針にも沿いながら構築されてきていると聞きましたけれども、それでよいのでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   はい。 ◆4番(大石元則君)   どの程度できているのか、それを聞きたかったんですけれども、すみません、ちょっと言葉足らずで。
    ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   先ほども申しましたように、期限のあるものにつきましては、ほぼ法に定められたとおり実施できていると考えております。ただ内容については、まだ充実していくものがたくさんあろうかと思っております。  あと地域包括ケアシステムを推進するに当たりまして、地域の課題の抽出でありますとか、その解決に向けての働きかけにつきましては、このシステムの主軸とも言えます事例をとおして、個別への支援の充実と地域レベルの課題を把握していくという解決方法を地域ケア会議の手法を基本としております。これをずっと積み重ねてきて、ほぼ国の方向性に沿ってできていると考えております。 ◆4番(大石元則君)   さて、こういった状況の中で、今年度中に実施していかなければならない事業なんですが、在宅医療・介護連携推進事業、また生活支援体制整備事業を上げられておりましたけれども、今後はこの事業を中心に事業を進めていくということになるんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   重点的に進めていくのは、この事業と考えております。 ◆4番(大石元則君)   生活支援体制整備事業というのは、先日、地元の新聞にも熊野川地区のチームくまのがわという支え合いのことが掲載されておりましたけれども、そのことを言うんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   熊野川地域のチームくまのがわは、生活支援体制整備事業におきまして、自分の住んでいる地域の課題や解決策などについて住民同士で話し合う場が住民主体でできたということになります。なので、一つの形と考えております。  高齢者のみならず、住んでいる地域で支援の必要な方への支援や見守り、居場所づくりは必要になってきておりますが、公的なサービスだけでは対応できない状況となってきています。人口減少、少子高齢化が進む中、地域の中で老若男女問わず、住民同士自分でできることを地域の中で実践し、支援できる人たち同士の意見交換の場をつくっていくことが今年度の目標としているところです。 ◆4番(大石元則君)   もともと熊野川町では顔の見えるおつき合いが常になされていて、今の生活支援体制整備事業に取り組むに当たっては、ある意味もってこいの地域ではなかったかなと。そういう中で成果を出されていくというのが理解できるんですけれども、熊野川町ではそういう取り組みを前向きにやっていける可能性が見えてくるんですけれども、その中で生活支援コーディネーターを社協のほうへ委託されているということなんですけれども、生活支援コーディネーターというのはどういう働きをされているんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   まず、チームくまのがわのような支える人たちの話し合いの場につきましては、議員がおっしゃるように、大きな地域では地域の課題も見つけにくいですし、人とのつながりが持ちにくい状況では、気軽に話し合える場になりにくいと考えております。せめて旧小学校単位程度のような地域で、支え合いの話し合う場となる協議体の設置を目指しているということです。  次に、生活支援コーディネーターにつきましては、具体例を出させていただいたほうがわかりやすいかと思いますので紹介させていただきますと、ことし5月に支え合いの市民フォーラムを開催いたしました。その参加者を中心に今まで3回の研修会を行ってきて、3回目は地域ごとのグループで地域での困り事やどんな解決策があるかなどを話し合ってもらっております。  このように、何かできることはないかと考えている人たちを見つけたり、地域の課題のうち住民同士の支え合いの中で解決できることはないのかということなどを話し合う場をつくるきっかけづくりなどをコーディネーターに行っていただいております。  また、社協の旧小学校単位の地区担当者と連携もしながら、市全体の状況の確認や地区ごとへの取り組みを推進して地区ごとの支える側の人たちの地域の社会資源を発掘したり、住民主体で支え合う土壌づくりというところでコーディネーターの役割を考えております。 ◆4番(大石元則君)   生活支援ということは地域に根差した事業のように受けとめました。熊野川町の成果を受けて、熊野川町だけの話なんでしょうか、この生活支援事業というのは、今後。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   熊野川町はもともとそういう土壌もあったということもあって早くできたのかなとは思っておりますが、先ほどお伝えいたしましたように、旧小学校区ごとぐらいの単位で、そういう支え合いの話し合う場というところの協議体をつくってまいりたいと考えております。 ◆4番(大石元則君)   課題として、やっぱり熊野川町でできたことがそのまま新宮市内でできるかなといったら、ちょっとギャップも出てくると思うんですけれども、その点はどうお考えなんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   地域によりましては、そこに住んでいる人の思いでありますとか、その地域にある社会資源などが違ってくると思っております。ですので、画一的なことにはならないし、住民が主体の支え合い、住民が主体ということになりますので、地域の特性が出てきて当然かなと考えております。 ◆4番(大石元則君)   そうすると、生活支援コーディネーターをされる方の手腕にも期待されると思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   もちろん生活支援コーディネーターの役割は大変重要ですし、また関係者であったりとか、地域の方々との連携が大変必要になってくると考えております。 ◆4番(大石元則君)   積極的なコミュニケーションがとれるような地域がふえればいいなと思います。  次に、在宅医療・介護連携推進事業なんですけれども、私も常々御案内いただいている在宅医療・介護連携推進会議に参加させてもらってきました。その中では、市の幹部の方々や議員はもちろんですけれども、自分たちも参加させてもらう中で、専門職の方々が一堂に会されて、介護福祉の事業運営を行っている方々も一堂に会して、皆さんグループに分かれて積極的な意見交換、また課題解決に向けての作業がなされるのを見てまいりました。この取り組みについて少しお聞かせいただければと思いますけれども。在宅医療・介護連携推進事業についてなんですけれども。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   この事業は、加齢に伴って医療サービスと介護サービスの両方が必要となる高齢者の増加が見込まれるため、医療と介護の両方のサービスが在宅においても安心して受けられるように、専門職が主体となって支援できる体制を整備するものです。  議員が参加いただきました会議におきましても、市内の医療や介護関係の団体や専門職による意見交換の場を提供させていただき、お互いの顔の見える関係づくりの構築や専門職からの相互理解を深め、在宅での終末期ケアであったり、在宅、病院、施設等での切れ目のない支援がより円滑に実施できることを目指している会議となっております。 ◆4番(大石元則君)   これまで推し進めてきた地域包括ケアシステムの構築なんですけれども、当面の区切りはどこになるんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   区切りというか、ゴールというのが、これはずっと動いていくものと考えておりまして、在宅医療・介護連携推進事業につきましても、在宅での療養生活を希望している方が安心して相談が来たときにはスムーズに、医療の関係者であったり介護の関係者の方が、支援体制がさっとできるような体制づくりのところまでは大きな目標にはありますけれども、ただ専門職の今この会議を私も参加して思うことは、専門職それぞれが本当にいろんな立場の方で、いろんなそれぞれの思いを持ち合わせられているので、気持ちを一つにしていくというところにはすごく時間がかかると考えております。 ◆4番(大石元則君)   前段で朝一番に同僚議員も各課題について取り組まれているのもお聞きしました。私は地域包括ケアシステムだから仕組みづくりを目指されている中で、地域包括ケアシステムのシステムそのものが構築をまずなされて、当然現場では医療も介護も生活支援も同時に進めながら、常に対応されているのは見てきているんですけれども、新宮市なりのシステムを構築されようとするのは理解できているんですけれども、まずシステム構築に向けて、システムをしっかり構築しためどをつけて、そのシステムを回しながら現場に合うたような体制づくりが円滑にいくように、システムを今後回していくことになると。今も回しているんでしょうけれども。システムそのものの完成は、これは建物と違って目に見えないものなんですけれども、いつごろになるんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   先ほども申したように、生活支援体制整備事業については住民同士が支え合いということを自分たちが主体となって考えられる状況になったら、ある程度は支援の必要な方はいろんな支援が、公的なサービス以外の支援が受けられてくるのかなと主に考えておりますし、在宅医療につきましても、そういう専門職の方が同じ思いになったときには、在宅で終末期を迎えたいという希望をされている方につきましては、スムーズに支援が入るようにできればいいのかなというふうには思いますが、期限はいつということは、それはそれぞれ関係してくださっている方の気持ちがまず大事なので、そこは行政主体にならないようにということは、このシステムの中では一番注意をしているところなので、ちょっといつになったら完成できるというものではなく、流動的と考えております。 ◆4番(大石元則君)   少しずつ理解が私なりに深まってまいったように思うんですけれども、要は、健康な生活を維持するために手だてを尽くして健康寿命を延ばすのが基本だとしたら、でも幾ら健康であったとしても、場合によっては突然脳梗塞なり、それなりに健康を害したときに相談に行く、支援をお願いするその窓口が開設されて、始まっているように思うんです。  実際、相談に行ったときに、どこまで対応可能なのか、どういった方法があるのか。これを考えて対応していくのがシステムの構築のように理解しているんですけれども、それが市民の生活、副市長が言われるように市民生活を担保していく大きな課題だと理解しているんですけれども、この程度の理解で申しわけないんですけれども、担当課としては。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   今でも支援ができていないわけではないんです。相談に来られる方に関しましては、今ある資源であったりとか、自分たちの力の中で対応させていただいておりますし、在宅医療に関しましても、全く新宮市ではできないよというわけではなく、実際にやっている方もおりますので、対応はさせていただいているんですけれども、今後のことを考えますと、やはりそういう高齢者がふえてきて、支える側、例えばお医者さんであったりとか、看護師さんであったりという、そういう支える側の資源が少なくなってくるということが目に見えていると思うんです。そこのところで、やっぱりカバーしながら、自分でできることはしていただいて、地域で支えられるところは支えながらというところなので、今でもやってはいるんですけれども、もっと充実していくことと、そして今後2025年には、やはり後期高齢者がふえている中になるんですけれども、支える人たちが少なくなるというところが自分たちはすごく課題として考えておりますので、そこのところをどう埋めていくかというところで、お互いにいろんな人のことを理解しながら、わかりながら支援できる体制ということを目指しているというところなんですけれども。 ◆4番(大石元則君)   私もあと1年で高齢者の仲間入りになるんですけれども、でき得る限り支える側に回って、この地域包括ケアシステムの維持の足しになるように取り組めたらなと、今感想を持ちましたので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  さて、その健康であるための一助なんですけれども、ねんりんピックが和歌山県でも開催されると。多分国体はこないだ紀の国わかやま国体ということで2回目が回ってきたんですけれども、和歌山県下においては、ねんりんピックの歴史上初めての催しのように思います。このねんりんピックなんですけれども、新宮市ではどういう取り組みというか、どういう内容で予定されているんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   ねんりんピックは和歌山県が来年の開催県となっておりまして、平成31年11月9日から12日まで行います。第32回全国健康福祉祭という正式名称なんですけれども、ねんりんピック紀の国わかやま2019ということで、和歌山県内の21市町村で27種目の交流大会が行われます。  新宮市では、ボウリング交流大会とサッカーの交流大会を開催することになっております。サッカーにつきましては、田辺市、上富田町、串本町と新宮市を会場に開催し、この4市町で協議を重ねながら取り組みます。ほかの市町村では、卓球でありますとか、テニスでありますとか、囲碁とか健康マージャンでありますとか、俳句などの交流大会もございます。地域で世代を超えて参加者の交流が行われるものということで理解しております。 ◆4番(大石元則君)   さて、このねんりんピックなんですけれども、今新宮市ではボウリングとサッカーの一部が開催されるということなんですけれども、どういった期待、今回新宮市でねんりんピックが、競技ではボウリングとサッカーということなんですけれども、当地新宮市においてはどんなことが期待されるのか、その一端なりともお聞かせいただければと思います。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   せっかくの機会ですので、高齢者が健康づくりに関心を持っていただいて、スポーツに取り組む動機づけとしていきたいということと、また文化豊かなこの新宮市のまちの魅力を紹介して、新宮市の魅力を知ってもらうというチャンスと捉えておりまして、地域が元気になれる一翼にもなるということで期待をしております。  また、このねんりんピックによって全国から、新宮であればスポーツなんですけれども、元気で活力のあるシニア世代の方がお見えになっていただけますので、その方たちと接する機会ができますので、新宮市の高齢者の方も刺激を受けて元気で活力のある高齢者に覚醒するといいますか、目覚めていただけないかなというふうな期待は持っております。 ◆4番(大石元則君)   せっかくの機会なので、いろいろな準備をされる中で、来ていただいた方々が新宮に来てよい思い出を持って帰ってもらえるような取り組みを期待したいと思います。  そこで、ふだんは市長に質問させてもらっているんですけれども、今回楠本教育長、きょうは何の日だったかお聞きしたいと思います。 ◎教育長(楠本秀一君)   きょうはちょっと気になって調べてみたんですけれども、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル、エンデバーで宇宙へ飛び立った日の宇宙の日というふうに聞いております。 ◆4番(大石元則君)   ちなみに健康長寿課のほうからねんりんピックの説明をいただきました。この中には、ボウリングの話も出てきました。あとサッカー、楠本教育長はこの競技に、もう多分60歳以上になられると思うんですけれども、今回ねんりんピックが開催されるに当たって、チャレンジされるようなことはお考えじゃないでしょうか。 ◎教育長(楠本秀一君)   もう一つ、マラソンの日というのも今思い出しました。  スポーツについては、私は自分の趣味でロードバイクに乗っておるんで、そんなところで鍛えておって、週に3、4回は朝のラジオ体操を駅前で参加させていただいておって、一生懸命やっておるところだと自分では自負しております。 ◆4番(大石元則君)   健康寿命が延ばされる、手だてを尽くされている中で、マラソンの日という話が出てきました。当市においても、毎年天空ハーフマラソン大会で教育長初め多くの方々、職員の皆さんがスタッフになられて、私もスタッフじゃなくて、三千何人かの一人として走らせてもらっております。  市の窓口の中に、近くの太地町ではくじらの町マラソン大会ということで、リハーサル大会が予定されております。これは誰でも参加できるということで、私も今度は、ふだん走らせてもらっているんで、スタッフの一員として協力してこようかなと思っています。  このマラソンの日にちなんで、教育長にも走っていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。ふだんからバイクで鍛えられている、市長に走っていただくのはちょっと……。そういうことで、教育長にお伺いを立てているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎教育長(楠本秀一君)   機会があれば走らせていただきたいなと思います。 ◆4番(大石元則君)   トレーニングのほう、よろしくお願いして。  今、スポーツの話が出てまいりました。前回の6月の一般質問では、子供たちのスポーツの競技力のアップの話をさせてもらいました。今回、健康増進のためのスポーツの広がりのためにも、今私が具体的に申し述べましたのは、教育長に健康のためのスポーツ、この理解を深めてもらって、一汗かいていただけたらということで、今後ともスポーツの振興に対して御助力をいただきたいと思うんですけれども、私もこれからも健康寿命を延ばすために頑張ってまいりたいと思いますので、スポーツ振興についての御見解を伺いたいと思います。 ◎教育長(楠本秀一君)   私、生涯学習課を所管しております一生涯学習ということなんですけれども、健康の面においてもスポーツはできるだけ取り組んでいただきたいなと思っております。  この間、明治大学との市民大学講座がありました。人間は老いていくには筋力が落ちていくというのはもう自然のことだと。しかし、それを幾つまでも自力で歩けるようにするには、やはり足腰を鍛えること、ストレッチ等をやればいいということも、講座の中で実践もして先生に教えていただきました。スポーツの重要性、健康増進のためにもこれは必要かなと思っておりますので、生涯学習でやっておる元気クラブ等、いろいろな体育協会を通じての種目、そういったことで、市民がスポーツに参加してくれる、スポーツを好きになってもらうような政策というんですか、努力はしていきたいなと思います。 ◆4番(大石元則君)   ありがとうございます。  さて、市長、最後に市長の基本姿勢を問うということで、通告はさせてもらっております。  私の通告のまず初めに、新宮市の5年後、10年度を考えていくと、いや、今の地域包括ケアシステムの話を聞いていると、まだ20年、30年先のことだよと。でも、必ず人口減少、高齢化、やまない自然災害、なかなか市民生活には影響が大きいと考えられます。そういった中で、今取り組むべきことは大切になってまいります。そういった中で、近い将来大きな課題を抱えた中で、これを真正面から取り組んでいってこそ、5年後、10年後につながってくると思うんです。6月議会では協働の施策の一助として、協働のお話をされておりました。  協働というのを広辞苑で調べさせてもらいましたら、字のごとく、協力して働くとあるんですよね。どちらかというと、あと横文字でコオペレーション、コラボレーション。こっちのほうがわかりやすいかなという気もするんですけれども、今後財政的な面もいろいろ懸念される中で、みんなが一緒になって協力し合いながら働きかけていくと。そういうふうに気づかされたんですけれども、ふだんからここまで取り組まれている市長にすれば、今後5年後、10年後のみならず、今どういった姿勢でもって今後のことを考えて、市政に取り組もうとされているのかお聞かせいただければと思うんですけれども。 ◎市長(田岡実千年君)   今大石議員がおっしゃった協働ということに関しては、まちづくりをやっていく上で、本当に大事な重要なキーポイントだというふうに思っております。前回でも、前回というか今議会でも、一般質問の答弁に協働がうまいこといけば、まちづくりがスピードアップすると思うというお答えをさせていただきましたが、そういう意味で、行政、また民間一緒にこれからもまちづくりをやっていきたいということは、もうずっと就任後、今でもずっと思っているところであります。  10年後というお話がありましたが、まさにこの10年後という意味では、この間完成しました第2次の新宮市の総合計画の姿であろうかというふうに思っております。総合計画においては、10年後の人口が約2万5,000人、また高齢化率も40%前後と、大変厳しい数字となっておりますが、将来を担う次世代に夢と希望を持てるまちを継承していかなければなりません。今私たちがそれを担っているわけでありまして、そういう意味でやはり市民と行政が一緒になって、このまちを持続させていくということが大変大切であります。厳しい状況でありますが、きのうも申し上げましたが、市民の誰もが元気で心豊かに暮らすまちの実現に向けて、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。 ◆4番(大石元則君)   では最後に、単刀直入に市長に質問させていただきます。  この協働の果たすべき役割は大きいと思います。この協働を推し進めていこうと思えば、何が一番大切になるとお考えでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)   協働といえば、行政は行政の得意分野、民間は民間の得意分野があるわけでありますが、それを一つの目標に向かって力を合わせてやっていくのが協働であります。何が大切かと言いますと、お互いが一つの目標を明確にして、そしてさらに、風通しよく、仲よく楽しみながら取り組んでいくということが大変協働にとって大事だというふうに思っております。 ◆4番(大石元則君)   田岡市長のカラーが出て、大変いいように思います。私が考えますのに、協働を推し進めていこうと思えば、お互いの信頼関係がとても大切になってくると思います。  少し時間が余りましたけれども、ちなみにあしたは法の日、法律の日になっております。覚えておりますのは、同じ9月定例会での一般質問で、9月13日にやった覚えがございます、これまた。たまたまというよりか、きょうは9月12日なので法律の日ではないんですけれども、あした法律の日です。あしたの一般質問ではコンプライアンスについても質問される予定になっております。あしたもきょうのように明快な答弁を皆さんにしていただけることを期待いたしまして、今回の私の一般質問を終わります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    △延会の宣告 ○議長(屋敷満雄君)   お諮りいたします。  本日はこの程度をもって、延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)   御異議なしと認めます。  よって本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。  あすは午前10時から会議を開きます。  本日は御苦労さまでした。                              延会 午後4時36分...