運営者 Bitlet 姉妹サービス
新宮市議会 > 2018-03-08 >
平成30年  3月 定例会-03月08日−06号

ツイート シェア
  1. 新宮市議会 2018-03-08
    平成30年  3月 定例会-03月08日−06号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-04-30
    平成30年  3月 定例会 − 03月08日−06号 平成30年  3月 定例会 − 03月08日−06号 平成30年  3月 定例会           平成30年3月新宮市議会定例会会議録              第6日(平成30年3月8日) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議員定数17名、現在員16名、出席議員15名、氏名は次のとおり。                              1番  北村奈七海君                              3番  杉原弘規君                              4番  大石元則君                              5番  松畑 玄君                              6番  前田賢一君                              7番  福田 讓君                              8番  辻本 宏君                              9番  榎本鉄也君                             10番  久保智敬君                             11番  濱田雅美君                             12番  上田勝之君                             13番  東原伸也君                             14番  田花 操君
                                16番  屋敷満雄君                             17番  大西 強君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員1名、氏名は次のとおり。                             15番  松本光生君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議事日程 平成30年3月8日 午前10時開議  日程1 一般質問       別冊 一般質問通告表 番号(8)から −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に付した事件  日程1 一般質問       別冊 一般質問通告表 番号(8)から(10)まで −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 地方自治法第121条の規定による出席者                市長               田岡実千年君                副市長兼企画政策部長       向井雅男君                企画政策部                企画調整課長           新谷嘉敏君                商工観光課長           畑尻賢三君                総務部                部長               小谷 充君                参事(防災及び危機管理担当)   西 利行君                総務課長             尾崎正幸君                財政課長             小林広樹君                防災対策課長           田中幸人君                市民生活部                部長               岡 雅弘君                生活環境課長           岩崎誠剛君                健康福祉部                部長兼福祉事務所長        畑尻英雄君                子育て推進課長          平見仁郎君                健康長寿課長           河邉弘ミ子君                保健センター長          辻本美恵君                建設農林部                部長               田坂 豊君                都市建設課長           宇井俊治君                管理課長             望月敬之君                熊野川行政局                局長               名古一志君                医療センター                事務長              中前 偉君                水道事業所                所長               坪井辰実君                消防本部                消防長              海野裕二君                教育委員会                教育長              楠本秀一君                教育部                部長               片山道弘君                次長兼教育総務課長        北畑直子君                学校教育課長           嶋田雅昭君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本会議の事務局職員                局長               久保欽作                次長兼庶務係長          岸谷輝実                庶務係主事            中尾 愛                議事調査係長           岡崎友哉                議事調査係主事          大居佑介              第6日(平成30年3月8日) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                             開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(屋敷満雄君)   おはようございます。  ただいまの出席議員は14名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。  本日、松本議員より病気療養のため欠席、福田議員より通院のため遅刻の届け出がありましたので、報告いたします。  日程に入ります前に、一昨日3月6日の松畑議員、上田議員の議事進行にお答えいたします。  当局の答弁は根拠を持った正確な答弁を常に行うよう、意見いたしました。当局から、議案の説明については、今後一層注意して正確性を期すとの回答がありました。  上田議員の議事進行に関しましては、人事評価の基本給への反映について、議案説明時に不十分であったため、執行時期を改めさせていただくとの回答でした。  松畑議員、上田議員、よろしいでしょうか。      (「了解」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)   また、昨日の大西議員の議事進行に関しましては、あすの本会議散会後に議員説明会を開催したい旨当局より申し出がありました。内容の詳細についてはその際に説明させますので、御了承願います。大西議員、よろしいでしょうか。      (「議員説明会らでせんと、ここでやれ。そんな根回しらすんなよ。議員説明会ら出る必要ないんや。ここでやらんかい。陰で言いわけすんな。ここでやれ、堂々と」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)   明日説明会を行いますので、御了承願います。      (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)   以上です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △日程1 一般質問 ○議長(屋敷満雄君)   それでは、日程に入ります。  日程1、一般質問を行います。  別冊、一般質問通告表の番号8から順次発言を許可いたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △田花操君 ○議長(屋敷満雄君)   14番、田花議員。 ◆14番(田花操君) (質問席)  皆さん、おはようございます。それでは、一般質問を行いたいと思います。  通告、平成30年度予算大綱、概要についてという形でさせていただいております。この予算大綱が市長の思いを書いて示す唯一のものではないかというふうに思っております。それで、市長2期8年、それと今回3期目の1年の予算大綱を、私はいつもこの予算大綱を見るたびに比較して見てきております。見てみますと、表紙の色が違うだけでほとんど字数、ページ数、スタイルは同じ。世の中が移り変わる中で変わってないなとつくづく思います。本当にことわざに十年一日というのあるけれども、最たるものがこの予算大綱。よその自治体なんかを見ますと、私はよく市長の姿勢、市長は自分でやはり思いを市民に語り、さらにいろんな場面、いろんな形で書いたものをまとめて市民に示すということが私は大事かと思う。それがなかったら市民は知る由もないし、どういった市政がされているのかというのがほとんど蚊帳の外。熊野の市長というのはやっぱりその年、その年の施政方針。施政方針演説というのは国だけじゃない、やっぱり各自治体にもその自治体を任された市長として私は責務やろうと思う。予算大綱というのはやはりその一部であって、本当には1年間だけの市長の思いじゃない。その先、負託されたこの任期をどうこれから担っていくかという思いをやはり示すべきというのが、熊野の市長のホームページで出ている施政方針を一度皆さん読んでいただきたいし、そういったものも我がまちにも取り入れて市民に示していくべきじゃないかというふうに私は訴えておりますけれども、先ほど議長の説明もありますけれども、やっぱり議員が指摘しただけのことじゃなしに、もっとやっぱり広い新宮市の将来をどうしていくのかということを市長として考えていく、わかりやすい行政運営を求めていくべきやろうと私は思います。  それは市長を支える行政部局にも私はしっかりやっぱり、今まではこういう形で来たけれども、これからはやっぱりこうしていかなあかんという改革改善を、行財政改革というあれだけじゃない。やっぱりあの中に見えん考えをわかりやすく示していくことが私は大事やと。本当にこの予算大綱、市長にかわってこういうスタイルじゃない。これはずっと20年、30年前からこれや。私おったときから。7ページ、8ページの、今回は12ページ。これも結局は言いっ放し、示しっ放し。その年の施策、市政の成果報告書。進んだ自治体は1年間やってきた市独自が自分らを評価して市政報告を市民に出しとる。これも前に私は十津川村のあんな小さな村でも村政報告書というこんな厚い本を、私一回見せたと思うで、ここで。つくって。1年間の市政の評価を皆様に明らかにしていると。だからあの職員が40人足らずの村でも、あれをつくるのは大変やろうと思う。1年自分らがしてきたことを評価するというのは一番、バックする、さかのぼるというのは物すごい行政が苦手な話で、前ばっかり見て進みやるけれども、結局は後ろを見やんことには前はやっぱり見えてこん。だから本当に温故知新ということわざもあるけれども、そのとおりやろうと思う。そういった予算大綱、予算、施策をした市政報告書というのをぜひ来年度はつくって示して、それと二つがあってようやく市民は評価できるのであって。私はやはり首長のレベルが問われるんではないかというふうに思いますので。特に市長、コメントがあったら言っていただいたら。ぜひよりよい新宮市のために頑張っていただきたいし、改革、改善はそういったところもみずからしていただきたいなと。言葉だけでは、やっぱりごまかしはこれからは通らんというふうに。  それでは、予算大綱の1ページに書いています幾つかお聞きしたいと思います。上から6行目から、市長、昨年の10月に改選され、3期目の市政運営を担当することになった。このときに市民とのお約束したことを実現する決意を新たにした。あなたを支持した人は当然後援会もろもろでわかりますけれども、数でいえば7,000余りの反対を入れた人、あなたの公約わからんと思うで。何を公約してきたんですか。お答えください。何を公約してきたのかお答えください。 ◎市長(田岡実千年君)   いろいろ公約をさせていただいております。例えば細かいことを申し上げますと、傷んだ市道の修理を早くやるとか、例えば溝ぶたのあけ閉めを復活させるとか、例えば企業誘致ですね。新宮港に今木質バイオマス発電所の進出の話がありますが、これを必ず成功させるでありますとか、あと文化複合施設建設については、予定地へ平成32年度末完成を目指してしっかりと進めていくでありますとか、また高齢者の相談窓口を設置するでありますとか、あと医療センターも今高度救命病床がない状態でありますので、この病床を設置するでありますとか、また今回の予算大綱にはよう入れておりませんが、大学とか専門学校にお子さんを送り出すといったとき、大変家計も厳しいところがある中で、そういったところの給付型の奨学金制度の拡充といいますか創設もしていきたいとか、いろいろと選挙期間中に公約を印刷して配ったりもしておりますので、私に票を投じていただけなかった方もある程度把握していただいているというふうに思っております。 ◆14番(田花操君) 
     今言われたこと、あなた3期目なんやから、全て2期8年間でできなかったことを3期目改めて公約に位置づけるのはいかがなものかと。あなたが2期8年の中でようやらなかったことをあえて公約というような形で出す話ではないし、公約の意味が少し私らとは認識がずれているように思う。あなた2期8年の中でやらなければならなかったことを、やっていない、できなかった、そういうことを3期目は実現して新宮市の活性化、新宮市の将来へ築いていくということがあなたの一番大きな私は公約やろうと思う。今の市長になってからいろんな計画書をいっぱいつくったある。この中でもその次に新宮市総合計画。この総合計画、今回2次、その前に佐藤市長のときにつくったあの総合計画、私は失われた10年やと思う。それで2次へ市民の目を向けて何をしようとしやるのか。あの1次の総合計画、10年の計画まで、その大部分をあなたが任されて市政をしてきたあるのは紛れもない事実や。あの中の特進プロジェクト。総合計画で特進プロジェクトと銘打ってまでやるというのはよほどの重要な事業であった。これについてはまた次の項目で私は議論しますので、この総合計画、2次の総合計画、計画をつくるのが目的ではなく、中身の実現をいかにして図っていくかということをみんなで知恵と工夫をして、それとこの答申をしたときに会長である和大の足立先生が、答申の中で3点の要望といいますか、これへつけております。これの一つ、人口減少及び少子高齢化が進行するとともに、市政を取り巻く環境が著しく変化する中、従来の考えにとらわれず柔軟な発想のもと、官民連携、協働の基本姿勢に基づき計画を履行したい。ぜひこれを守ってほしい。2点目、基本計画の実施状況を定期的かつ継続的に把握し、計画中の主な取り組みや成果指標について効果検証を行い、適正なPDCAサイクル、要するに計画、実行、評価、改善を構築することにより実効性のある計画にしてください。3点目、計画策定後は計画の内容をわかりやすく市民に広報することで市民の理解と協力が得られるよう努められたい。また、審議中に出された意見や市民の声については具体的事業の立案や実施に際し十分参考にされたい。これに尽きると思う。前の計画もこういう方向を示されたあたと思うで、あの計画書には。ただそれを市長は理解をしてなかっただけで。ぜひ市長、この3点を、せっかく足立先生ほか審議会の委員の人ら本当に頑張ってとにかくつくり上げてくれた。あれを実のあるものにぜひしていくことが大事やろうと思う。市長、心構えどうですか。 ◎市長(田岡実千年君)   そのとおりだと思っております。 ◆14番(田花操君)   ぜひこれを、ここに書かれたことを、今後私は機会あるごとにお尋ねしていきたいというふうに思っております。計画をつくるのが目的じゃない。やっぱり中身の実現、実行が大事やと。これをやはりフォローアップしていくのに、この評価委員会のようなそういった、庁内にもつくり、市民も入れ、各種団体との2次計画を実行していくやっぱりチェックする、評価しながら行く、そういう組織も要るんじゃないかと思うけれども、企画調整課長どうな。今までそういうのがなかった。 ◎企画調整課長(新谷嘉敏君)   今回の答申内容につきまして、先般2月21日に答申をいただきまして、3月2日にこの計画の幹部会決定をいただいたところでございます。正直申し上げまして、この3点の内容について全庁的な協議には至ってございません。ただ、事務局のほうで今回いただいた内容について少し議論してございます。そういった中で、今田花議員お話のありましたように、今後、1次の計画でもできなかった部分なんですが、行政評価と絡めまして、今回の第2次総合計画のあり方、また効果検証のほうを、我々も少し時間をかけて制度設計をする。また、今回審議会の会長ということで携わっていただきました足立先生につきましては、全国各地のそういったまちづくりに精通された方でございますので、今回の御縁を大切にしながら、いろんな効果的な方法をアドバイスいただけるように関係性を継続していきたいというふうに考えております。 ◆14番(田花操君)   ぜひ、今まで2次計画をつくっても本当に本棚へ置いてきた。やっぱりこれを今後より実現性を高め、これを監視する、チェックする、あれが要ってくる。そういうのはぜひ、私も長年これにかかわってきて、そういうものが要るんではないかと思うし、これも官民で。特に足立先生、今言われたようにことしの読売新聞へこの人載ったあたんで、わざわざここへ持ってきて。市長、見ましたか。足立先生。市街地の活性化、過大な計画というて。補助金頼み、目標達成3割という形で足立先生がここへ。この先生は予想以上に進む人口減に合わせて計画を見直す仕組みがなく、計画策定がゴールになっている。私言いやる計画ありきということ。一定の成果を出せない場合は補助金の減額措置なども検討すべき。補助金頼みでなく住民からの寄附や投資などで事業費を集めれば住民のチェックも働く。住民にとって人ごとではまちづくりは進まないという話から、ぜひこの後のフォローアップも足立先生に市長、かかわってもらって、アドバイザーになってもらって、総合計画の進行管理をぜひしていってほしいと思う。それを企画調整課長、ぜひお願いしたいし、足立先生、若いわ。ここへ写真載っている。私一回も出会ったことないけれども。ぜひお願いしたい。 ◎企画調整課長(新谷嘉敏君)   これまで言われてきたことでございますが、今後のまちづくりにおきましては行政だけでなく民間の皆様のお力を各施策にどう活用させていただくかということが非常に重要かと思います。また、審議会の皆様からも、我々も実施段階においても協力を惜しまないというありがたい言葉もいただいてございます。いろんな各方面から委員の皆様に御協力いただいた経過もございますし、いろんな形で今後の10年間かかわりを持っていただいて、実施段階におきましても御相談、いろいろ御協力いただけるような関係を構築していきたいと考えております。 ◆14番(田花操君)   私も機会があったら会って話をしたいぐらいの思いもありますし、議員もそういう機会をつくっていただいたら、私ども会って意見交換したいなというふうに思います。  それと、今回この予算大綱の中で、結局はこれもまち・ひと・しごと創生総合戦略の言葉がいっこも入っていない。今一番大事な計画といったら、いかに人口減少に歯どめをかけるかということ。このまち・ひと・しごと創生総合戦略、これ全国津々浦々頑張りやると思う。その言葉がいっこも入っていないのが、この計画も計画だけやったんかなと。もうあと2年しかない。どれだけこれに基づいた予算の裏づけになったあるかという説明もない。だから、せっかくこれもあんたら頑張って立派な冊子をつくってくれて、これをつくるのにはまたいろんな人がかかわってつくってきて、これも私も見る機会がないから新品同様や。これをやっぱり頑張ってやるだけのことをやってほしいなと思う。それで、この間まち・ひと・しごとの懇談会、これをフォローアップする懇談会ができたんやね。この中でいろいろ皆さん意見、すごいメンバー入ったある。商店街。本当にもう一々紹介しやったら時間がないので、意見は皆さん新聞に載ったあたのでごらんいただいたやろうと。ぜひこの意見をあとの2年の中でどう実現に向けていくかというのを真剣に考えて、これを少しでも国の総合戦略でここまでやれたんやという自信をつけていかなあかんと思っている。今回この総合戦略に基づいた、国は1兆円から2兆円を予算化して全国へばらまきやった。うちはどのくらい来年度の予算の中で総合戦略の予算が反映というか。これは補助金とか交付金とかいろんなお金にわたっていったあるので。細かくわからなんだらええよ。 ○議長(屋敷満雄君)   答弁できるか。 ◎企画調整課長(新谷嘉敏君)   すみません、来年度に少しまた調べたいと思います。平成29年度、今実施している事業でちょっとお答えさせていただきますと、商工観光課の観光プロモーション事業、1,600万円の事業に対して800万円の補助がついてございます。また、「市民と創る新宮市のしごと、女子の魅力発信」ということの事業に対しまして、900万円の事業に対して450万円の補助がついていると。計2,500万円の事業に対しまして、1,250万円の交付金をいただいているということでございます。 ◆14番(田花操君)   これを、懇談会を主催してくれている鈴木裕範先生、和大の、この人はすごい地域の活性化に熱心な方で、私も、おるときに、中心市街地の活性化基本計画というのをこの先生につくってもらったあるから、新宮市を知り尽くしてくれたあると思う。ぜひこの先生の知恵をかりて、これも、実のある、少しでも形にしていただくように、お願いしておきます。  それから、あと三つの市長は目標を立てて、一つは安心安全なまちづくりと。私は、常日ごろ、防災対策の中にはハードとソフトと対策があると。ハード対策というのは、私は限界があるやろうと思う。なぜかというと、東北でも、あんな立派な堤防をつくっても、結局は「てんでんこ」。潰れてしもた。東北の大震災から言われていることは、やっぱりソフト対策が大事ではないかというふうな。もちろんここで言う避難路なんかも、やっぱりソフトの一部やろうと思うので、避難場所とかこういうのを、ぜひ私はしていくべきやと。  あと、ソフト事業として、ぜひ地域防災計画、それと一般的に余り行政の中でも言うていない水防計画。水防計画を見たことのない人は、おられますか。  総務部長、見ましたか、新宮市の水防計画。 ◎総務部長(小谷充君)   全体的な部分においては、まだ見えていないというところでございます。 ◆14番(田花操君)   水防計画が、私は大事やろうと思う。地域防災計画の中に水防計画は位置づけられているけれども、ああいう去年のような大水害があったら、水防計画で動くというのが基本。地震や台風は、地域防災の中に入ったある。でも、その中でも水害部門は、水防計画によりなさいと、災害活動はということやから、うちら本当に水害で、まちは、もう過去の例から水害との闘いやよ。だから、水防計画をもっと市民へ、津波自身も大事やけれども、やっぱり私は、年々繰り返す水害に対して、市民に水防計画を、もっとみんなに広報なり教育というか訓練をしてあげるべきやろうと思う。市長、水防計画書というのを見たことありますか。      (「はい」と呼ぶ者あり) ◆14番(田花操君)   ある。これを早いこと見直して、過去にない記録が繰り返されやるから。そしたら、あの水防計画の規定の、多分伊勢湾台風ぐらいを参考に、そらもう大体あれが最大やったから、あのときの被害、あれを。それがベースになって直して、その後の自然に対して見直してきやるんやけれども。ぜひそういったものの見直し、それから防災マップ、それから防災教育、防災訓練、それから自主防災、共助の中で、やっぱり自主防災組織を充実したってほしいなと思う。つくるのはつくったけれども、ほとんどその意識が皆さんにない。火事やいろいろ緊急時があっても、防災組織で動いたというのはほとんどないんじゃないかな。恥ずかしながら、私の町内も。これを、どうしたら共助の考えの中でできるかという、こういったことも、ぜひソフト面をとにかく充実していくことのほうが私は大事ではないかと常々思っていますので。  西参事、どうですか。私が今言うたこと。 ◎総務部参事[防災及び危機管理担当](西利行君)   新宮市の防災対策の基本となる地域防災計画、それと議員おっしゃった水防計画なんですけれども、現在改定中でございまして、この3月中には防災会議を開いて承認いただく予定で、改めて改定をさせていただきます。中身的には、平成27年に、東北のほうで要配慮者施設が、台風10号でしたか、それで被災したと。それがなぜかというと、あらかじめ避難準備情報は出していたのですが、それが正確に伝わっていなかったという部分があって、避難がおくれてしまったという部分がありまして、それに伴って水防法が改正されております。今、今回の地域水防計画においては、そういう要配慮者施設の避難の仕方、こちら、施設みずからもそういう計画を立てていただくと、そういう避難計画を、避難訓練をしていただくとか、そういうことを今回の計画といいますか、そういうのを載せさせていただいて、そういう施設と協力しながら適切な避難に努めていただく。こちらからも情報発信をするような、そういう形をとるような格好になっております。  自主防災組織、共助ということで、自助、共助、それから公助ですか。そういう部分で、共助というのが大切だと思います。去年なんですが3月に、自主防災組織のほうにアンケートを出させていただいています。その中で、組織のほうが一番懸念しておるのがやっぱり高齢化ということで、どうしてもそういう役員となって動く方も限られてくる、高齢化していく、そういう部分で、どうしたらいいか、この先不安やという、そういうアンケートの結果も出ておりますので、その辺を踏まえて、今後自主防災組織、眠っている組織もございますけれども、そういう部分を活性化しながら、共助ということで、そういう部分で一つでも協力連携していきたい、そういう考えではございます。 ◆14番(田花操君)   ぜひ、我々のまちは、先ほども言いました水害との闘いの歴史をいま一度皆さん思い起こしていただいて、西参事は、今回退職ですか。まだですか。ぜひ頑張って、お願いしたいと思います。  次に、二つ目に、地域活性化と交流人口の課題拡大について。  これも、今までの予算大綱を見ていますと、この中には、このあたりのところへは、文化複合施設整備を拠点にして、観光交流、商店街の振興なんかの文言が入ってきたけれども、これもなくなって、文化複合施設整備が、文言が、もう本当にどこに入ったあるかなと思って探したら、最後のほうに入ったあたんで、9ページに入ったある。もともとのコンセプトはこんなものじゃなかったなと思うし、結局は、10年の中で、私は、風化していったんかなと思って。ぜひこれも、後の中で議論しますけれども。  三つ目には、福祉と教育の充実ということです。福祉と教育を一緒のテーマでするというまとめ方が、私から見たら、福祉の充実、教育の充実というのは、別途市長の思いを語ってやってほしかったなと思う。ここでは、福祉と教育と一緒にして充実を議論するというのは、私は、時代錯誤というか、どちらも大事なあれやから、より詳しく考えを説明すべきやろうなと思って、非常に残念やった、ここを読んで。  それから、次の4ページを見ますと、予算がとにかく、去年も同じようなことを言うたと思うんです。同じような規模の御坊市や有田市なんか、大体130億円前後。うちは、これが、160億円から多いときは180億円までいったね、2、3年前。財政シミュレーションでも、この流れがずっと。これでええんかなと思って。よくないことは、財政課長は重々知っておる。これ、ずっと続くし、文化複合施設やられたら、さらにこれふえるやろうと思うし。ふえると財政指数もがんがん悪くなっていく。そらもう、公債費比率、経常収支比率なんかでも、財政シミュレーションも100を超えてずっといくわね。大方108ぐらいまで財政シミュレーションがいく計画になっている。こんなことでしていると、結局は後世にそのツケを残すものに、何物でもないわ。ほんなら、田岡市長は箱物行政をやり、それを今度は任されて維持管理して、借金を返さなあかん。次の首長は大変やろうと思う。こんなむちゃくちゃなことは、どこかで決断して、やっぱりよその類似都市のように近づけていくべきやろうと思う。今回は、去年よりも0.3%増した。あとの特別会計は、そのときそのときのいろんな状況があるから、これはまあやむを得んやろうと思う。特別会計については、減になったりふえたりしながらいくんやろうと思うけれども、ぜひそういった形で、総務部長、財政課長、頑張ってほしいと思うけれども、これ、財政指数も皆悪なっていきやる。ぜひ、それをしっかりしてもらいたい。  一言。 ◎財政課長(小林広樹君)   議員御指摘のように、平成20年以降になりますけれども、学校再編であったり、平成23年度の台風、そして平成24年度の土地開発公社の解散、そういう事業が続きまして、最近では庁舎の建設ということで、確かに地方債に関する指数というのは若干悪化していると考えております。ただ、その中身を見てみますと、国の政策であります臨時財政対策債が、ふえている部分の26億円程度占めていたり、そういうこともありまして、実質的な負担というのは、ちょっと分析してみますと、土地開発公社の解散の第三セクター等改革推進債ですか、その部分が大きく影響しているのかなと考えております。  ただ、経常収支比率は、先ほど御指摘がありましたように、シミュレーションでも大変高い水準で推移するということでありますので、現在そういう施設がふえて、当然そういう維持費もかかってきておりますので、その辺を十分考えまして、継続して経常収支比率を下げるべく経常的な経費を全庁的に取り組んでおりますけれども、その辺も継続して、全庁的に、自前化できる事業は自前化、そして工夫できるものは工夫しながら、あとは、事業も選別を当然しながら取り組んで、指数の抑制に努めていきたいというふうに考えております。 ◆14番(田花操君)   総務部長、私は、なぜこの財政は総枠がふえ。やっぱりやらなあかんことがこれ以外にたくさんあるさかい、それの一つは、やっぱりインフラ。これの長寿命化。公共施設管理計画と。あれはほんまに不安や。このインフラをどう戦後つくって、これに国自体も莫大な金を入れて。これが、もう目の前に来たあるから。だから、そういうところは生活に直結したあれやから、来年、再来年というわけにいかん。ぜひ、そういうインフラ問題を、もうちょっと皆さんしっかり受けとめるべきやと。 ◎総務部長(小谷充君)   今、田花議員おっしゃっていただいた意見、ごもっともだと思っております。そういったことから、庁内においては、昨年度策定した公共施設等の総合管理計画に基づきまして、またマネジメント委員会を設置しております。その中で、今後インフラ整備等も含めた公共施設等のあり方というものを、十分考えてまいりたい。そして、今後の財政運営について、安定した財政運営ができるように取り組んでまいりたいというふうに思います。 ◆14番(田花操君)   これ、まだ、皆さんインフラ整備をどうしていくかというのは、まだ認識が、私から見たら、これは本当にせっぱ詰まって、年々くるやろうと思うので、ぜひ。  もう時間がないので。  それと、5ページのJアラート、最近新聞で北朝鮮のミサイルから、いろいろやっています。今は、Jアラートを国が緊急発信したときは、今の防災行政無線は機能していない、対応できないということかな。 ◎防災対策課長(田中幸人君)   現在もJアラートは対応しております。ただ、これは、Jアラートの情報量が大変大きくなってきたということで、既に能力の限界に達しているというようなことが言われており、フリーズしたりとか放送のおくれにつながる可能性がありますので、そういうことを避けるために、新型の受信機を導入すると。新型の受信機に交換するということを予定しているというものです。 ◆14番(田花操君)   Jアラートというのは、こういうふうに、国から、北朝鮮からミサイルが発射されて、どこへ落ちるかわからんから気をつけなさいという、ただそれだけの伝達なのかな。 ◎防災対策課長(田中幸人君)   Jアラートにつきましては、大津波警報とか津波警報、津波注意報、そして先ほど田花議員がおっしゃる国民保護の関係、弾道ミサイルを初めとした。それ以外に、緊急地震速報についてもJアラートを使っておりますし、震度4以上の場合も放送されます。また気象警報、大雨警報等の警報についても、Jアラートで入ったものを防災行政無線のほうに伝えて、そこから自動発信という形をとっております。 ◆14番(田花操君)   そしたら、ぜひ広報なんかでJアラートに対する、そういう、今まで広報で流したことはあるのかな。 ◎防災対策課長(田中幸人君)   昨年度も、Jアラートの訓練等がありますというようなことは流させてはいただいておりますが、その辺ちょっと不十分な面もあろうかと思いますので、Jアラート自体についても、またいろんな形でお伝えしていくように努めてまいりたいと思います。 ◆14番(田花操君)   ぜひ市民が、Jアラートを何のために伝達するかということを、受け取る側に、この目的、対応をしっかり広報したってほしいなと。  時間の関係で、7番目、先ほど市長が、溝ぶた上げが公約やと言われたのでちょっとどっきりしたんやけれども、これは、うちの町内らでも、道路管理者が全部してくれるから、必要に応じて。まして、うちらも、あの溝ぶたを上げる、自分自身もよう上げんし、高齢化して上げる人らはおらんし。道路管理者、そういう、うちだけの町内だけやなく市内の町内にわたってそういう状況やから、道路管理者がもともとやらなあかんけれども、新宮市では、そういう美化運動、美化の中で培われてきた町内の行事があるから、そういうところをいきなり、管理者がするからもうやめといてくれという、そういうあれにはつながらんから、積極的にしたいところは溝ぶたは上げて、後は自分らでするという、そういうことで決まっておったんやろうと思う。そしたら、いきなり今度は支援するらいう、こういう、ここで上がったあるし、どっちなんなと。  溝ぶたを上げてくれという、上げやる町内は、今町内はどれだけあるんな。もう、ほとんど事故があったときの責任。うちでも、過去に町内で溝ぶたを上げやって、結局は、手を詰めたんや。それから、もう町内では無理やという形で、ましてうちの町内は道が狭いから、ほかの車が来たときに、それをタイヤで当てたりしたこともあって。大事に至らなんだけれども、そういうこともあったので。これも、私も前から、よそのまち。  新宮は、溝ぶたかけ過ぎやよ。我がしてきてこんなことを言うのも悪いけれども。本当に、こんなに溝ぶたをかけたまち、どこもないわ。娘が和歌山におるから県庁の周りずっと散策したら、そら県庁の周辺の大きなところは、ふたかけたある。宅地へ入ったら、みんなオープンや。それで、必要なところだけかけたある、玄関なり車庫の。溝ぶた一枚で、すごい財政支出もしやるし、研究してほしいし、これ一つテーマで全国調べたら、すごいよ。ぜひそういうふうに、今までここ道路管理者がすると言うてきたんやから、市長がせいというても、公約やと言うても、あかんと、こういう考え方で今後いくんやから。それを、またここで、こうやって支援拡充をするらいうて書いたら、あかん。何か、あんたらの市政は。  何かコメントありますか。後ろからあるて言うてきやる。まあええわ。もう私。 ◎建設農林部長(田坂豊君)   溝ぶた上げについては、平成23年の台風12号以降、休止していたものでございます。その間6年間、やはり地元の住民の方については、それの復活を望む声も多く、都市建設課のほうにはまいってございます。また、自治会の町内会の費用で、実際に業者にお願いして、ふた上げを実施していただいているところもございます。そういうふうな中で、現在、道路管理者の役割としては、かなり道路の機能が損なわれるぐらいたまったところについては、道路管理者としてやっているところでございますが、ただ、そこに至らない中間の部分について、地元の要望がかなりありますので、それに今回対応していくということでございます。 ◆14番(田花操君)   私が言いやることは、そういうことを言いやるんじゃないんで、ちゃんとした道路管理、たかが溝ぶた、溝掃除一点について、もっとしっかりした管理者としての考えを持っときなさいということを言いやるのであって、それは、いろんな状況のまちの環境に溝はあるやろうと思う。ただ、私が言うた、うちは溝ぶたのかけていないところを探すのが難しいよ、本当に。それは、当時の時代の中でそういうふうに新宮市の場合はやってきたけれども、ちょっとやり過ぎた部分も。これからそういう、本来道路管理はどうあるべきか。全て溝ぶたをかけるのが道路管理なのか、十分これからの将来に、もう一回して、過去のそういう行き過ぎたところを変えていってほしいということを言いやる。たまたま溝ぶた掃除のことも公約やというから、ぜひしっかり調査研究してほしい。市内でもかかっていないところを一回探してみて、ないと思うわ。 ○議長(屋敷満雄君)   田花議員、質問中ですが、10分間程度休憩いたします。                             休憩 午前10時58分 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                             再開 午前11時15分 ○議長(屋敷満雄君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  14番、田花議員。 ◆14番(田花操君) (質問席)  時間が迫ってきますんで、ちょっとはしょっていきます。  さっき言うた溝ぶたで新宮市を救う時代が来るかわからん。ぜひ溝ぶた1枚を粗末いうか、あれせんと、もう溝ぶたのあり方一つで新宮市が救われたという時代、私、来るように感じるし、ぜひ頑張ってこだわってほしいなと。  その次に、もう簡単に、空き家対策も何人か同僚議員も質問されていました。  一つは空き家対策で気になったのは、計画の中で、この住宅統計調査いうのが毎年やりやるんか、どんなんか知らんけれども。この把握した空き家住宅総数と、うちが今回したやつと相当な開きがある。何でこんな開きがあるん。 ◎管理課長(望月敬之君)   二つの調査結果に差異がある理由でございますが、大きく分けて二つの理由がございます。  まず、1点目の理由といたしましては、調査方法が異なるという点で、住宅土地統計調査につきましては、総務省によって実施される調査で、無作為抽出によって、対象となる住居を選定し、それらの結果をもとに統計利用に基づき、数値を算出しております。一方、実態調査につきましては、市内全域の全ての建築物が対象となる全戸調査でございました。  また、二つ目の理由といたしましては、空き家の定義が異なるという点でございます。  住宅土地統計調査では、調査時点において空き家となっている期間に関係がなく、期間が関係がないということで、単に住んでいないというものを空き家と定義されております。一方、実態調査は、空き家の特措法で定義される空き家については、おおむね1年以上を通して使用実績がない建築物と定義されており、住宅土地統計調査による空き家の定義のほうが幅広い定義となっており、これらの理由により、二つの調査結果の差異があると思っております。 ◆14番(田花操君)   方法が違うというのはわかるよ。あるんやったら、何であえてこんな住宅統計調査を利用していないのに、出すんな、この計画書の中へ。必要ないやろうと私は思う。うちが空家等対策法に基づいて調査して、これが正確なんですと言うたら、こんな住宅統計なんか載せても意味をなさんと私は思うし、余りにも開きが大き過ぎる。これはよその町もこんな開きが出たあるんやろうね。うちだけじゃないわね。それはよそのことはわからんやろうさか。載せた以上は、やっぱりわかりやすくしとかんと、まず、見たときに、住宅統計では1万6,850、住宅戸数。空き家が2,970、空き家率が高い。うちも現実したのは、空き家数は1,004件、3分の1あります。住宅統計で3倍もするような空き家数が出ているんや、余りにも。ぜひそんなことを議論しやったら時間がないさか、ぜひこの前回も田辺市がもう2年前につくって、その対策を進めているということは、ここでも言うたけれども。  これをおくらしやると、年々空き家がふえていくんやよ。だから、早く対応をして、国はください。市町村の空家等対策法の第4条、この中に市町村の責務いうのが書いたあるんやよ。この中に代執行はどうしたらええんか、いろんな特定空き家、勧告をするとか、いろんな手順を細かく書いたあるから、この第4条の市町村の責務に基づいて、みんなよその町も頑張りやるから、ぜひこれも私は早くつくって、それがまちづくりやよ。だから、もう本当に早くお願いしたいと思います。  それから、この項で一点だけ。  9ページから10ページにかけて、観光協会のこと書いたある。うちは観光立市、交流人口をふやすと。なるほど観光客が多い。うちの横も土日連休になったら、リュックサック背負うた人からいろんな人が通るし、この前も外国人が来たら、玄関をあけて出たら外国人来やるから、また中へ入って話をしたけれども。英語でようしゃべらんから。姉妹都市の英会話へこの間2回行ったんやよ。自信がついたよ。今アメリカから来てくれたある、あの女の子や、ジュリアナ。その子に自信持ってください言うて。今も外国人来ても、私、玄関をあけて、一旦入らせて、向こうがあれしたら、片言のあれは言えるし。  ぜひ観光協会しっかりしてもらわなあかんやろうと思うけれども、私が言いたいのは、この新聞記事で、この観光振興計画をつくりやる。これはもちろん事業主体は新宮市やな。観光協会じゃないんやろう。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)   観光振興計画につきましては、市のほうから観光振興計画策定委員会に委嘱をお願いしまして、委嘱しまして、現在最終段階に来ているというところでございます。 ◆14番(田花操君) 
     これはどこかのコンサルに委託したあるのか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)   その策定委員会の運営支援ということで、コンサルに委託をお願いしております。策定につきましては、議論を固めて事務局のほうで作成しております。 ◆14番(田花操君)   それに係っては観光協会へは補助は出していないんやね。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)   これは観光キャンペーン推進協議会のほうに委託しております。その協議会は、市・観光協会・商工会議所で構成しておりますけれども、策定委員につきましては、市内の観光事業者また商店街の方々などにお願いして、行政ともども官民一体で取り組んでいるというところでございます。 ◆14番(田花操君)   そういう人らは、そういう商工会議所とか観光協会の組織した協議会へお金を出してこれをつくってもらいやるということか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)   そのとおりでございます。 ◆14番(田花操君)   こんなのは、そんな上には上のお金を上げて、通常補助金出しやるわね、観光協会へ。観光協会がみずからつくらなあかんのじゃないんか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)   この協議会につきましては、平成23年度につくった協議会を利用して、この振興計画の策定に努めております、観光協会の事務局長とか、実務的な役割を果たしている人に策定委員になってもらって、現在策定を行っているところでございます。 ◆14番(田花操君)   役割分担が、はっきり市と観光協会の役割分担がわからん。観光協会というのは民間団体やろう。もうええけれども、ちょっとこの市の姿勢、いかがなものかと思うで。  それで、来年度1,400万円、観光協会へ補助しましょうと。ほかのところは下げていきやんのに、もうこれ、最初は400万円やったんや、私がかかわったときには。今は1,400万円に膨れ上がっている。何か観光協会に、市長、弱味があるんかい。 ◎市長(田岡実千年君)   特にございません。 ◆14番(田花操君)   これも類似のところと、10年前まで400万円やったんやで。それでとりあえず、体制の立て直し、体制を変えていくんで、その期間、3年ぐらい、その補助をしてくださいという約束やったんやだ。それがもう今、そのとき約束したのが1,200万円、800万円から1,200万円ぐらいやった。ちょっと余りにも大盤振る舞いではないかというふうに私は感じる。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)   今、議員御指摘のとおり、10年前とかなり差が出ているというところでございますけれども、商工観光課、随分以前は、合併前でございますけれども、商工観光課の役所の中にあったというところから、独立性を求めるというところで補助金を増加した経過があると聞いております。  ただ、10年以前と現在の観光のあり方、随分役割が違ってきております。観光協会が果たしている役割というのも十分あるというところを考えまして、今後検討していきたいと思います。 ◆14番(田花操君)   そういうように金だけ出して、市が求める観光立市をしていくんやったら、事務局を新宮市が持たなあかん。あの会津若松市のあんな有名なところでも事務局は市が持ったあるんやと。今まででも、私は金だけ与えてするんじゃなしに、事務局を何で新宮市が持たんのなと言うて、私は言い続けてきたと思うで。そんなことをせんと、金だけやっていうようなそんなやり方は、私は行政の怠慢やよ。そういう事務局のあり方が大事や。彼らは事務局を独立するためには、これだけの金をもらわなあかんと言うから、経過的に出していったんであって、今それがどんなになったんかいっこもわからん。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)   議員御指摘のとおりの部分もあろうかと思います。この社会環境の変化、経済環境の変化に応じてどう観光協会があるべきかということについては、事務局の体制も含めて検討していきたいと思います。 ◆14番(田花操君)   これにちょっと時間がかかりまして、今回のメーンテーマの文化複合施設の2点、3点、4点、5点、そのうち起き上がってこんのじゃないんかなと思うんで、これをテーマにして、私もそれなりに相当老眼鏡がきかんようになるぐらいパソコンをのぞいて整理しやしてもろうた。やっぱり過去にさかのぼって、どこに課題、どこにその判断のあれがあったかということを、私はもうせっかくこれ何日もかかってつくったやつやから……。これつくるのにもう本当に財政課へ行って決算書も見て、決算書もどう金が使われてきたか、これが如実に私、文化複合施設のその姿をあらわした、予算毎年繰り越したり、補正を取っては繰り越したり。もう本来予算の執行というのは年度内。こういう大きな事業やから、そらもう五十歩譲っても、それの繰り返しやの。  それで、きょうはもう時間ないから、この決算は使うてしもうたあるけれども、ここから何がわかるかということをぜひ皆さんわかってほしいなと。  市長は平成32年の完成いうたら、春、見込み見たあるけれども、そのおくれたことによって、どういうまちにマイナス面が残っていきやるか。その中には、もう早うしてもらわんから、よう立ち直らんこともある。早う建ってあれば頑張れたのに、おくれたために、もうやめていく商店街もろもろあると思うしね。  今、教育長に文複の佐藤元市長が取り組んだときからずっと去年まで私、委員会でももらった資料からずっと出していますので、一回これをたたき台に、私ところどころ、ここは無駄やった、ここはあれやったいうのを書いているんで、これの時系列でしていたら夕方までかかるんで、もう残された時間ようけないんで、6点ぐらいだけ申し述べて、その間に反論というか、意見があったら言うてもらったらいいけれども。もう私からは求めないんで、聞いてほしいなと。  とにかく我々は一日も早く実現してほしいという思いで、もう本当に皆さんの足を引っ張る話じゃない。こうしたほうが将来につながる。より早くできるんじゃないんかということの思いの中で言うてきておるんで、ぜひ誤解のないようにしていただきたいと思います。  とにかく文化複合施設が結局は10年という歳月がたってもまだ先が見えてきていない。もう行政の中では、こんなことは今までなかったと思うわ。だから、市民の中には、もう諦め、もう気持ちを10年保つというのはなかなか無理で、そのときのこの新宮市の10年前の商店街の現状というのは、本当に疲弊して空き家、空き地ができていきやる。そういう流れの中にあって、少しはこの人の流れを変えて商店街の振興、新宮市の再生をしていこうというこの文化行政とはまた違うそういった側面を抱えた施設やったんや。だから、前総合計画の中でも学校再編と市街地の再生という二つの課題を背中にしょって私はスタートしたんや。  だけれども、今見ていると、余りにも時間がかかり過ぎて、そういった市街地再生いうものがなくなり、さらには、この10年の中で、判断がやっぱり間違って、結局は建物を建てるだけの内容になっていきやる。それは大きくは発掘調査がある。これをずっと私、何でこの発掘調査が、もう佐藤元市長のときは、ちょうど市長が平成21年の10月に交代して、それから翌年の2月にこの基本計画を引き継いで提言を受けた。それで、翌年は実施設計費を出した。だけれども、平成23年9月に大水害で断念して凍結というか、全部減額で落としてしまった。それで、市長はそのときに大水害まで2年先送りすると。これはもうやむを得ん判断やったやろうとは私は思うけれども、結局はここが大きなターニングポイント。先送りしてもやろうとするソフト面は進めていかなあかなんだのが、全てもうやめた。そのときに、そうしたら、全て文化複合施設をもう庁内で議論せなんだんかいうたら、違うんや。ずっと見やると、文化財の発掘の研究をしやんや、その間に。  これ、我々も知らんけれども、この文化財の発掘を県へ協議し、国へも行ったあるんやね、協議に。これがもうそもそもの大きな、発掘が悪いとは言わんで。そら、どこを掘っても出る。だけれども、今まで小学校も何回も建て直ししてきて、使って、もう本当に中が、現在の状況、遺跡いうのはないと思うのに、あそこがあるんやったら、包蔵地域に入れとかなあかん、早うに。包蔵地域にも入れていないところというのは、そんな丹鶴小学校だけで、あのあたりの民地もそうやだ、全部。  今度は民地はどうするんなと。今後そういった開発するときの。民地にも同じような発掘させるんかいうたら、市民は同意せんで。あれはうちの土地やから、学校跡地やからいうような随分短絡的なあれで、それを、包蔵地域をその間に含めて、それで発掘をしようとしやる。  それでもうそこが、私は、まず、手順が逆やないかと。普通せめて基本計画をつくるときに並行して、発掘をやりながら基本計画つくるんやったらええで、これを。これをつくるんやったら、まだ。発掘の状況を見て、この基本計画1棟案でええんか、さらに分棟にせなあかんかいう議論したと思うで。あそこで3棟はできたんかどうか。そういうことの文化財の発掘の話いうのは、何にもない中で、結局はプロポーザルした後、基本設計のプロポーザルと今度は並行にやらせた。そらもう手順は明らかに間違うたある。ここの判断というのは、私はもう大変な大きなミスではなかったかなというふうに思う。  そのときに事務段階が県へ協議したり、国へ行ってまでその話がどういう話をしたかというのもあるけれども、もう新宮城下町遺跡が出るいう前提で試掘もした。そのときにもう一旦プロポーザルから全てリセットやよ。それを並行して発掘をやり続けてきたというのが、私は大きなミスやったて。  普通開発する場合は、基本計画なり計画段階で並行してやって、ここは遺跡があるから、こっちへこうしょうかいうのが、基本計画、ざっくり言うて。その時点までは、全然もう遺跡らの判断というのはなかったから。どこを掘っても出るんやもん。そこが結局は出て、重要遺跡にまでもうしてしもうた。これはもう国や県がそう結局はせよいう強い意見があったんやろうと思う。 ◎教育長(楠本秀一君)   埋蔵文化財の指定のことなんですけれども、現実に新宮市では、民地も含めて埋蔵文化財の指定地がたくさん広く佐野から含めて市内至るところを指定しております。  そういった中で、私どもこの計画を進めるときに、恐らく丹鶴小学校の跡地、あそこを含めて、消防署もあった、失業対策事務所もあった、あるいは木造の小学校が建っていた。それを建て直して鉄筋の校舎を建てた。そういった中で、工事をこのまま進めていると、埋蔵文化財の包蔵地として指定していなかったとしても、進めたら、出てきたら、工事がストップしてしまうので、公共の土地であるから、当然私の判断も議員と一緒です。さっき言うたように、戦災もあったし、いろいろな建物も建ててあったから、もう残っていないやろうという少し軽い気持ちがありました。ところが、埋蔵文化財指定地として指定して、実際発掘してみたら、出てきたわけですね。確かに重要なものが。これはやはり対応せざるを得ないということで、今の経過に至っているところなんですけれども、もともとは、私もあそこから出てくるとは思わなかったです。特に近世の城下町、侍屋敷跡地というのは、本当に図面どおり出てきまして、それから文化財センターがその下もどうなと掘っていくと、中世のものが出てきたと。幼稚園跡地をもっと深く掘ったら、いわゆる新宮津が出てきて、鍛冶屋跡地が出てきてという今日の経過になっているわけですけれども、やはり埋蔵文化財の包蔵地として指定していなくて、工事を進めていたとしたら、工事は完全にストップしたであろうと。そういうことを避けるために、包蔵地として指定して発掘調査をさせていただいたと。ところが、そこからいろんなものが出てきたということが今日の経過になっております。  その評価については、手順が間違っていたという議員の指摘があるわけですけれども、やむを得ない選択を我々はさせていただいたというふうに私どもは理解しております。 ◆14番(田花操君)   それなら、教育長、発掘が完全に終わるまでプロポーザルはせなんだらええんや。それを一方ではプロポーザルを1棟案から3棟案に変えて、それでやらせていきつ。何でそういう重要遺跡になるようなものが試掘や発掘で出てくるんかな。まず、発掘をちゃんとしてから、基本設計や実施設計をやらせていくべきや。 ◎教育部長(片山道弘君)   今発掘について御意見いただいているわけなんですけれども、発掘につきましては、発掘することによって、遺構を破壊するという形につながります。ですから、発掘する場所については、今回の場合、施設を配置するところを確定しまして、その部分だけを発掘するというふうな形になってございますので、その辺は御理解いただきたいんですけれども。 ◆14番(田花操君)   要するに結局は発掘を決断したことによって、もうスペースが、土地がなくなっていきやるんやね。そのなくなっていくやつを今度はどこへ求めていくかということを考えるべきで、そのときに私らが、もう早うから言うてきた体育館はいかがなものかと。あれを発掘した、重要遺跡が出たという理由で、地元を説得し、そういう形で取り壊しに向けて変更していくべきやし、あの中の図書館があそこへは無理、そうしたら、職業訓練センターやその前に蓬莱跡地はどうですかと私は言うたことある。線路から向こうには公共施設がないから、一つぐらいは蓬莱の学校跡地へ持っていくべきやと。丹鶴はそういうように文化複合であるけれども、同じように平等な政策が要るんじゃないんかと。オークワの今の新宮店の2階へ民間のあれを借りてでもどうなと。そしたら、商店街が潤うし、あそこには駐車場もあり、そんな余分なお金を投資すること要らん。民間のPFIじゃないけれども、そういうふうにあれを考えていく時代ではないかいうことをいろいろ言うたで。結局は皆さん、かたくなに体育館はある言うて、あれももう老朽化していって、あそこに何がまた下にあるかわからん。  だから、もうこの際全部あの一帯をちゃんと調査した上で土地利用を最終的にどうしていくかということを考えるそういう状況に私は、あの時点ではなったんではないかと。それはもうそういう人事を、万事を尽くしていう流れが余りにもないし、あの体育館は残したままで、今のようなあんな建物が建っても、絶対将来評価されんし、中途半端に結局は終わってしまう。  今出たそういったもの、ぜひ私は大きく左右するし、発掘をとにかくできるだけした上で、プロポーザルの山下・金嶋設計にちゃんとできた時点で私は頼んでいかんと、コンサルもとてもやりづらい。ころころ変わる。やり方がもうあれやから。向こうは金さえもろうたら、無駄なことでもするよ。だけれども、行政はそうはいかん。そういったところでの本当に佐藤元市長の時代も見やると、この基本計画をつくるまでに1,000万円ぐらい要ったある、一千何百万円要ったある。これは決算書のあれ、私、調べたのをつけたあるけれども。それはもうプロポーザルで1棟案から3棟案にしたためや。これはほとんど金だけじゃない。これにかかわった策定委員の人らに、明大の林先生がかかわったあるわ。本当に労力と時間が結局は無駄になっていきやる。  それから、また国・県とのかかわりが結局は文化複合施設というのは、最初は文化ホールにしても、熊野学いうのは県がやりますというあれやだわ。それで、佐藤元市長が最後のころにはもう要するに県に、これもらうという形で結局は押しつけていったんやろうと思うけれども。県との流れというか、あれが、熊野の代表する学センター含めて、新宮市だけの判断ではない。それを市長は熊野学センターを先延ばしにする。県が本当はもともとつくるというやつを新宮市がつくるんで、そこへ応分の負担をいう話やったんやよ。 ○議長(屋敷満雄君)   田花議員、時間ですけれども。 ◆14番(田花操君)   幾つもあるんで、それからもう一点だけ。  結局は、陳情書七つ出てきたあるわ。陳情、請願、要望。これへの対応、それから議会でもみんな異口同音にこの10年間言うてきたいろんなことを言うてきたけれども、直前のこの要望。新宮市のこんなに要望書が一つの事業に過去に出たことないよ。やっぱり今の田岡市政に対する不満があるから、みんな要望いう形で出しやる。ぜひこれを聞く耳を持っていくべきやし、この間1月16日に発表したあの今の案を誰が見てもええとは思わん。もうあれを見ると建てるだけやよ。あとの利用、将来に耐えられる施設かというたら、決してそうはならん。  だから、ここはもう時間をかけて発掘を十分した上で、どうするんな、それから体育館の問題、それから図書館の配置の問題も、一回もうリセットして考えなあかんと。そうせんと、将来に私は禍根を残すというふうに思いますし、あそこの図書館を、NTTのビルなんかもあいたあるらしい。ああいうのにも持っていけんのかというて聞いたことあるよ。あの隣に第三銀行あるけど、あれはちょっとどうかなと思うけれども。  ぜひこのなくなった10年じゃなしに、この10年を糧にして、ええものを考えてやっていってほしい。またこの経過の取り組みについては、6月でもゆっくり財政のやつと、せっかく私、調べたんで、したいと思うんで。  以上で終わります。 ○議長(屋敷満雄君)   昼食のため午後1時まで休憩いたします。                             休憩 午前11時53分 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                              再開 午後1時00分 ○議長(屋敷満雄君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △濱田雅美君 ○議長(屋敷満雄君)   11番、濱田議員。 ◆11番(濱田雅美君) (質問席)  通告書に従い、一般質問をさせていただきます。  私は、早口は苦手なほうなのですけれども、質問と要望が多くあり、時間内に終わるよう進めてまいりたいと思いますので、少し早口になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。  予算大綱より、子育て支援について。  予算大綱では、県の「紀州っ子いっぱいサポート」補助金を活用し、保育料の無償化対象を現在の第3子に加え、所得制限を設けた上で第2子に拡充する。また、保育園、保育所を利用せずに在宅で育児を行っている多子世帯に対し、生後3カ月目から1歳に達するまでの10カ月間、一定条件のもと在宅育児支援手当の支給をするなどが新たに実施されることは大変うれしい施策であります。これまでも、新宮市の子育て支援は、担当課の御尽力のもと、しっかりと数多くの手厚い取り組みを行っていただいておりますが、しかしながら、この熱心な取り組みが周知されていない現状があるのではないでしょうか。  ファミリー・サポート・センター事業においても、いまだ知らない方が私の周りでもいらっしゃいます。そこで、ファミリー・サポート・センター事業開始から現在までのサポート会員登録数と利用会員の登録数の動向を教えていただけますでしょうか。 ◎子育て推進課長(平見仁郎君)   平成28年4月より事業が開始されましたファミリー・サポート・センター事業につきましては、当初サポート会員登録数は31名、利用会員登録数28名でのスタートでありました。この年度末には、サポート会員登録数が36名、利用会員数が72名でございます。本年度の平成30年、ことし1月末現在におきましては、登録数はサポート会員42名、利用会員が125名となっておりまして、両会員ともに増加しておりますが、利用会員のニーズ量に十分に応えられるようサポート会員の増加に努めてまいりたいと思ってございます。 ◆11番(濱田雅美君)   その中で、利用していただいた目的というものは、どのようなものが多いでしょうか。 ◎子育て推進課長(平見仁郎君)   利用しているサポートの内容につきましては、自営業も含めまして保育施設等へおいでになれない時間帯での一時的な預かり、また保育施設や学童保育などへの送迎、それと、保護者の病院受診や急用のための預かり等がございます。 ◆11番(濱田雅美君)   サポート会員と利用会員のそれぞれの意見とか要望とか、困ったこととかというのは、こうしてほしいなどの声というのは上がってきていますでしょうか。 ◎子育て推進課長(平見仁郎君)   せんだって2月15日にサポート会員の交流会を開催しまして、そこで意見や要望が上げられておりますので、御紹介したいと思います。  サポート会員の意見としまして、土日祝日に乳幼児を預かるときの場所がないことも含めまして、ファミサポ事業の拠点をつくっていただきたい。拠点があれば、平日、休日を問わず、そこで子供を預かることができるので、サポート会員自身も自宅において一対一で預かるよりも安心してサポートができる。  次に、利用料金をもう少し安くできないのか。ひとり親家庭にファミサポを紹介しても、なかなか利用ができないようだと。  次に、送迎サポートは、自家用車を使い、他人の子供を乗せて運転するのでとても神経を使うと。  次に、利用会員の意見としまして、できれば、うちの子育てひろばですね、ひろばや公共施設などで預かってもらえると安心である。病児・病後児預かりを実施してほしい。今の軽度の病児・病後児預かりでは、なかなか利用しづらい。  このような御意見、御要望を受けまして、ファミリー・サポート・センターでは、現状で解決できることについては、その都度できるだけ丁寧に対応させてもらい、お互いが安心して実施できるように努めておりますが、予算の伴う案件につきましては、時間をかけて検討し、拠点については、平成28年当初から、両会員からも要望が上がっているところでありまして、拠点確保の重要性も理解するところであります。公共施設等拠点となる場所の確保に努めてまいりたいと思ってございます。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  さまざまな声が利用者がふえるごとに上がってきている様子です。利用料金というのは、今ひとり親家庭の方も同額の利用料金になっていましたでしょうか。 ◎子育て推進課長(平見仁郎君) 
     生活保護及びひとり親家庭につきましては、利用料の半額ということで50%になっております。 ◆11番(濱田雅美君)   これでもまだちょっと利用しにくいという声があるということですね。  わかりました。それぞれのニーズに対応していくのも大変な事業かとは思いますけれども、これから御尽力いただきますように、よろしくお願いしておきます。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(畑尻英雄君)   議員おっしゃった中で、私の周りでまだ知らない方も多いというところでございますけれども、保育所等に登園されている方は園のほうから周知もされているということで、皆さん御存じとは思うんですけれども、そういった中で、周知されていないというところをお聞きしまして、今後、まだ登園されていない方とか、そういったところへの周知の仕方等を検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  そうですね、今部長のほうにも答弁していただきましたように、知らないと答えた方は、やはり保育所にまだ入る前の小さい子供さんであったりとか、その方をいつも預かっているのに、今回は預かれないというおばあさんの声だったんですけれども、確かにそういうところがあるので、またお願いしておきます。  次に、母子健康手帳に関してなんですけれども、スマホのアプリで自治体と連携することで、自治体の子育て支援情報が自動配信される母子健康手帳アプリというのがあります。出産予定日や子供の誕生日を登録すると、妊娠周期や子供の月年齢に合わせ、健康診査及び予防接種、子育てに関する相談やイベント情報も配信されます。母子の健康記録や身長、体重、ミルクの量を入力することにより、グラフ化できて管理もしやすくなります。写真も入れてのコメントが日記がわりに使えたりします。専門家が監修した離乳食レシピや妊娠・育児のQ&A、子育てに関する読み物のコンテンツなどもあり、自治体が発行する母子健康手帳と併用して使用できるとのことでした。アプリは年間10万超えのダウンロードがあり、利用者の88.9%の人が、不安が軽減された、やや軽減されたと評価しているとのことでした。  現代の若い世代のお母さんたちは、スマホを見ない日はないのではないかと思います。スマホからの情報や記録は楽しみながらできると思います。平成30年1月19日の時点では、全国35自治体が導入しており、県下では、今田辺市が導入しております。新宮市でも、このアプリを導入する検討をしてみてはいかがでしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   母子健康手帳アプリについてでございますが、濱田議員もおっしゃるとおり、現代の若い世代のお母さんたちには便利なものだということは認識しております。しかし、まだ導入している市町村が少ない状況でもありますので、もう少し他市町村の動向やシステム面での課題等を研究しながら考えてまいりたいと思います。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。今後、導入している他自治体のほうの様子を見て、また検討していただければと思います。  教育民生委員会において、先日、枚方市の病児保育の取り組みを視察に行かせていただきました。その際、「ひらかた子育て応援ナビ」と名づけられた冊子がとてもわかりやすく便利だと感じました。目次は年齢別ガイド、赤ちゃんが生まれたら、子育てを楽しみたい、子どもを預けたい、相談したくなったら、子育てマップとあり、各項目で丁寧な説明などが記載されており、市の支援や施設の詳細がこの1冊でわかるようになっていました。これなんですけれども、中を見てもらったらずっといろいろ、本当にこれ1冊で市内のことがよくわかるような冊子になっています。  新宮市でも、子育て支援センターとかに行かせてもらったときにも、1冊のパンフレットみたいなものはよく目にするんですけれども、こういう1冊にまとまったこういう応援ナビのような冊子は用意していただいているんでしょうか。 ◎子育て推進課長(平見仁郎君)   今議員おっしゃっております、子育て支援センターからは子育て支援情報誌「はっぴぃ」、こういったものなんですけれども、毎年300冊をつくっておりまして、保健センター母子保健係窓口や訪問事業、新生児訪問、転入訪問などで子育て家庭に無料配布してございます。  内容は、今御紹介していただきました枚方市と同じように、新宮市で子育てする上で必要な情報を掲載しているところであります。もしよければ、後でお渡ししたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。じゃ、後で見せていただければと思います。  そしたら、それは新生児というか出産された方に市のほうから配布するような形であって、どこかに設置して、持ってきて見るという形にはなっていないというものですよね。 ◎子育て推進課長(平見仁郎君)   母子手帳の配布のとき、保健センターのほうになりますけれども、転入された方とかそういう方にお渡ししていまして、うちの子育て推進課の窓口でも、こういう「はっぴぃ」の御紹介をして渡すケースもございます。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。ありがとうございます。  一応新宮市にもあるということなので、よかったと思いますけれども、母子手帳を配布するときということだったので、私が見ることがなかったのは当たり前かなと今思いました。  産後のお母さんが不安を和らげるために、産科の医療機関や助産所で宿泊したりとか、日帰りによるケアが受けられるサービスがほかの自治体ではあるんですけれども、新宮市での取り組みというのはどうでしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   そのことについてですが、子育て世代包括支援センターのメニューの一つとしてあるんですけれども、まだうちは構築しておりませんので、その後また考えていきたいなと思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   これからということで、期待しておきます。  もう一つ、多胎児を養育していらっしゃる家庭にヘルパーを派遣したりとか育児や家事を支援するというようなサービスはどうでしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   そういう家庭にヘルパーを派遣するという事業は、大切というか必要というのは認識しておりますが、今のところそういうサービスはまだ実施しておりません。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。  近くに子育てを頼れるおじいちゃん、おばあちゃんがいたりとかする方は大変助かると思うんですけれども、やっぱり多胎児となると、1人でも大変なのに、その上2人、3人になるとすごく大変だと思うので、またこういった取り組みも今後考えていっていただけたらうれしく思います。  一般質問でも何度か新宮版ネウボラの構築について要望させていただいておりますが、子育て世代包括支援センターの構築が急務ですとの答弁をいただいております。  新宮市の年間出生率は、過去3年間でどのような状況でしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   3年間の出生数のほうでお答えさせていただきます。  平成26年は227人、平成27年は208人、平成28年は194人と徐々に減少している状況です。 ◆11番(濱田雅美君)   残念ながら減少という形ですね。  それでは、ちなみに、減少ということなんで、合計特殊出生率というのも、もしおわかりになったら教えていただきたいんですけれども。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   合計特殊出生率なんですけれども、平成20年から平成24年で1.63となっております。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。ありがとうございます。  1.63は新宮市ですよね。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   新宮市です。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(畑尻英雄君)   合計特殊出生率なんですけれども、厚労省の数字がございまして、新宮市、平成28年が1.55、そして平成27年が1.611、平成26年は1.697、ちなみに2017年の全国が1.44と記憶しておりますので、若干高いのかなというところございます。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  このように見ると、新宮市が平均少し高いということですね。ありがとうございます。  現在、保健センターでさまざまな取り組みを行っていただいておりますが、妊婦や子育て中のお母さんやお父さん方の声にはどのようなものがあるんでしょうか。まあ言えば、もう少しこのサービスはこうしていただければありがたいとかと、そういったような声というのは届いているんでしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   私のところは、保健センターではマタニティ教室を実施しているんですけれども、その中でアンケートをとっています。その中で声が、予定日近いママといっぱい話ができてよかったとか、沐浴実習でイメージができて、夫婦で助け合いながら頑張りたいと思います、子供が生まれてくることが楽しみになりました等々、いろんな感想をいただいております。 ◎子育て推進課長(平見仁郎君)   子育て推進課のほうの意見等を言わせてもらいます。  子育て家庭応援事業による親支援プログラムという育児講座を毎年実施しており、参加した母親からは、子育ての仲間づくりができたことや、子育てへの不安感の軽減が感想として上げられ、好評を得てございます。  また、年間いろいろな内容の育児講座を計画しておりまして、地域のボランティアに子供を預かってもらいながら参加できるので好評を得ているところであります。また保健センター4階子育てひろばでは、ひろばは安全なので兄弟連れでも安心でほっとできる。子育て中困ることを支援センターで相談できる。母親の受診などで父親が子守するときに、家で見るのが大変だが、ひろばを利用できて助かる。家にいるとしんどい時期があったが、ひろばに来ることで乗り越えられた。また、実家に帰省したときに、ひろばで友人と親子連れで会えるのがありがたい。娘が里帰り出産で帰省したときに孫を見るのが大変だが、ひろばがあるので助かったとの声をいただいてございます。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  今皆さんのお声を聞いたら、みんな前向きというかうれしいお声ばかりなので、すごくうれしいんですけれども、やっぱり出産前のお母さんの不安の軽減がされるというのがすごくうれしく思いますし、やはり妊産婦期という時期を幸せな気持ちで過ごしていただけるというのがすごくうれしい取り組みなんで、これからもよろしくお願いしたいと思います。  あと、子育て世代包括支援センターのサービスは、自治体によってさまざまあると思うんですけれども、新宮市の子育て世代包括支援センターの構築は、具体的にどのようなものを目指しているのでしょうか。また、その進捗状況を教えていただけますでしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   新宮市の子育て世代包括支援センターの構築についてでございますが、妊娠期から出産後の母子を対象に医療面での健診、健康管理だけではなく、相談支援を重視し、母子保健と子育て支援を統合した子育て世代包括支援センターを考えております。  現在、母子健康手帳交付時の面接を大切にしまして、新生児全数訪問や乳幼児健康診査等実施しており、支援の必要な妊婦等については、子育て支援センターや関係機関との連携をとりながら、子育て世代包括支援センターの構築に向けて取り組んでおり、さらに医療機関と連携を密にしまして、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援ができるように取り組んでいきたいと思っております。  進捗状況ですけれども、平成31年度構築に向けまして、現在子育て推進課と協議しながら準備を進めているところであります。 ◆11番(濱田雅美君)   構築過程ではあるんですけれども、何か今こういった、この課題をクリアしないといけないというような課題とか、もし課題があるんでしたら、その解決策というか対策というのは、どのように考えられているのか、もしあれば教えていただけますでしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   課題はたくさんあるんですけれども、今やれるところからやっていこうということで、先ほど御説明させていただいた母子健康手帳交付時での面接を丁寧にしまして、妊婦の困っているところとかを丁寧に返していったりとか、あと、今後産科の医療機関、医療センターであったりとかというところと連携を密にしまして、切れ目のない支援ということで取り組んでいきたいなというところを今重点に考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   ほかの自治体の例としては、今のように妊娠届の際に妊娠カレンダーを配布したり、産後ママのためにヘルパーが在宅支援をするベビーベッドなどのベビー用品の寄附を受け付けて、それを子育て家庭の経済支援のために無料貸し出しする。赤ちゃんが10カ月になるまでの間、おむつを12袋支給する。また、妊娠届を提出する際に、母子健康ケアマネジャーなどが面接を行い、全ての妊婦に対して、妊娠・出産・子育て期を通して問題点がないかリスクを予測、生まれてくる子供ごと個別にプランを立てて、継続して支援が行われていくなどの取り組みが主なもののようなんですけれども、今言った後者のほうは、新宮でも取り組んでいただいていますので、これが一番大切なのかなと私も思いますので、ぜひこれからも御尽力いただきたいと思います。このように地域に合ったサービス、利用者が本当に望んでいるサービスを意識した構築が必要だと思います。  子育て世代包括支援センターの特徴は、あらゆる相談を受け付けるワンストップサービスであるところ、この申請をするために、あちらの窓口、こちらの窓口と、この相談をしたかったらまた別の窓口と、あちこち転々とするのは、妊婦や子育て中のお母さんには大変大きな負担だと思います。子育て世代包括支援センターに行けば、どんな相談も受けてくれるというのは、なれない、わからないことばかりの妊婦やお母さん、お父さん、家族にとってもストレス軽減にもつながると思います。  妊娠初期から子育て中まで、精神面、健康面、経済面とあらゆる方向からサポートする体制が整っていることが必要不可欠であると考えます。ぜひ、新宮のニーズに合った手厚い子育て世代包括支援センターの構築をお願いしておきたいと思います。それが行く先私がお願いしてある新宮版ネウボラにつながっていくと思いますので、よろしくお願いします。  次に、学力向上についてですが、県教育委員会から2018年度から2022年度までの5年間の第3期県教育振興基本計画(案)が公表されました。新計画では、学力や体力、道徳教育など以外に家庭や地域が学校運営に参画できる、きのくにコミュニティスクールの推進、情報推進技術教育、ICTのことなんですけれども、これの教員の指導力向上や学校への環境整備、多忙が指摘される教職員の勤務環境の改善、経済的理由による教育格差改善の支援を新たに盛り込み、学力面では、小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストについて、2022年に県内小中学生の成績をそれぞれ全教科で全国20位以内に、2026年には10位以内に上げるとしている。小中学校の学校図書館の昼休みや放課後の開館率を100%とするとしています。  以前の一般質問でも取り上げさせていただいたんですけれども、現在の教職員の働く環境は、どのような状況でしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   社会の変化に伴い、教職員の業務は多岐にわたり、新宮市におきましても、業務負担は全体的に増加していると捉えております。 ◆11番(濱田雅美君)   教職員の働く環境の改善についての具体的な対策、取り組みというのは、どのようにお考えでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   県と連携しまして校務の効率化、部活動の適切な運営等に取り組んでいます。また、市独自の教育活動支援職員20名を各校に配置していることが教育の充実とともに教育環境の改善につながっていると考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   今、部活のこともちょっと触れていただいたんですけれども、これは2018年1月にスポーツ庁から中学校の運動部の活動時間について、平日は2時間、土日は3時間以内、週2日以上の休養日を設けるとの指針案が公表されておりますが、新宮市の中学校の活動はどのような状況でしょうか。  また、部活指導員というような取り組みも行っているんでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   県の方針に基づきまして、原則として、今議員おっしゃった国の方針に準ずる内容で活動するよう各中学校に指導しております。  また、部活動指導員につきましては、現在は部活動指導員の制度は活用していませんが、ボランティアで手伝ってくださっている場合がございます。 ◆11番(濱田雅美君)   クラブ活動というのも、取り組み方にはすごく温度差があると思います。苦しい練習にも耐えて、練習してよい成績を得たいと考えるか、反対に趣味程度に適度に練習して、ほか趣味や勉学に取り組みたいと考える場合、教職員の中にも、さまざまな事情を抱えて、それでもやはり顧問を持たざるを得ない状況や、日常の山積した業務に加えて、さらにクラブ活動の顧問となると本当に大変だと思います。部活指導員を起用すれば、その立場や人件費にもまた課題が出てくるでしょうし、こういったこともあるとは思うんですけれども、今新宮市においては部活のほうは問題なく取り組めていらっしゃるようですので、これは中学校のお話だったんですけれども、小学校のほうの部活動というのは、今はどのような形をとっているんでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   小学校のクラブ活動は、教育課程の特別活動の一環として、月1回程度、5年生、6年生を中心に運動部、文化部等で活動を行っております。
    ◆11番(濱田雅美君)   次に、全国学力テストについてお伺いします。  2022年度に県内小中学生の成績をそれぞれ全教科で全国20位以内にとありますが、新宮市の成績は現在どれぐらいでしょうか。もし平成27年度からの成績結果がわかれば教えていただきたいと思うんですけれども。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   平成27年度には、県の平均正答率を上回った教科もありましたが、その後は平成28年度、平成29年度と県の平均を若干下回る傾向となっています。ただ、今年度平成29年度は、県の平均との差が縮まった教科もございました。 ◆11番(濱田雅美君)   そういう成績の結果というのは、保護者の方には周知していらっしゃるのでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   市のホームページのほうで公開しております。また、各学校ごとの成績につきましては、学校長のほうから学校だより等で保護者に周知しております。 ◆11番(濱田雅美君)   小中学生において、学力の成績のことばかり気にするのもいかがかなとは私は思うんですけれども、しかしながら、やはり高校、大学と進学し、社会で活躍するともなれば、それなりに学力が必要になってくるのも現実問題です。希望する大学に進学したいと思ったときに、地方と都心の格差のない教育環境を整えていかなければならないと考えます。  私も、正直子供に勉強しなさいと言ったことがありませんでした。勉強の成績を全く気にせずに、今思えば、私自身が無知だったなとすごく反省しているんですけれども、勉強よりも人としてしっかりと成長していく力を身につけてもらって、健康で幸せであればいいのかなという考えでした。ただ、あるとき、教育熱心な親御さんの意見を聞くことで、勉強、勉強で本当にいいのと考えていた考えがちょっと違うのかなということで、子供の可能性と将来性を広げるためにも、それは必要なことなのだと考え直したところなんですけれども、ただ、子供に強制して心身を壊してしまうことのないように気をつけなければいけない。本人を尊重することが前提なのかもしれませんけれども、さまざまな考えや価値観はあると思うんですが、その中で、学力テストの結果を知らない保護者という方の声がありまして、何で成績、新宮市が和歌山県下で低いのに、そういうことを教えてくれないのかとか、教えてほしいとか、そんなに低いのにはびっくりしたとの声が聞かれまして、今、それで周知しているのか確認したんですけれども、ホームページとか学校のほうから周知していただいているということなので、その点、どうして知らなかったのかというのを私のほうでも、また確認しないといけないなとは思うんですけれども、多分よほど熱心でないと、市のホームページで学力テストの成績は何位だったのかということを見ることは少ないのかなと思います。  新宮市としては、全国学力テストの成績目標というのは掲げているんでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   国語、そして算数、数学ともに、まずは基本問題の平均正答率を県の平均レベルと同程度に上げていくことを目標としております。 ◆11番(濱田雅美君)   県の平均目標というのは、先ほど言った2022年に20位以内というのとは、また別なんですか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   ただいま和歌山県の平均正答率というのは、全国的に見て、ほぼ全国の平均レベルです。それに基本問題のところで追いついていこうという考えでございます。 ◆11番(濱田雅美君)   では、目標としているレベルを数字で言うのは難しいんですか。科目別なんで、ちょっと難しいんですか。新宮市が掲げている目標を達成するために、もう少し頑張ったらそれを達成できるのであるのか、それともかなり頑張らないと達成できない状況なのか、そこのところだけ教えていただければと思うんですけれども。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   それは、教科の問題等によって変わってくるかとは思うんですけれども、もう少し頑張れば追いつけるという部分と、もっと頑張らないと厳しいなという部分があります。そういう意味で、まずは基本問題で県の平均に追いつくと。県の平均自体も、また変化していくものであります。とにかく今県がやっている取り組み、これをしっかり行って、県の平均に追いついていこうというふうに考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   では、目標を達成したといううれしい報告を聞けるようによろしくお願いします。  子供たちは、次世代の社会を担う存在であるのは言うまでもありませんが、皆社会に出たときに活躍する人になってほしいと心から願っております。生まれた環境や育った環境が子供たちの将来を大きく左右するのも現実であり、経済的に進学を諦めざるを得ない子供たちも少なくはありません。きのう同僚議員からも子供の貧困について取り上げていただいておりましたが、県は、経済的理由による教育格差改善の支援を新たに盛り込むとありますが、市の施策においても、しっかりと取り組んでいかなければならないと思います。  塾に行くことが困難であれば、塾に行く必要がないように学校でしっかりと学べる環境をつくっていっていただきたいと思います。そのためにも、教員が子供と向き合う時間と、心身ともに余裕を持って教育に取り組める環境でなければならないと思います。習っていることがわかる、わかれば勉強が楽しくなる。そんな子供をふやしていってほしいと思います。全体が平均して勉強ができれば、自然と学力テストの成績も上がってくるのではないでしょうか。  県の2017年度学習到達度調査において、読解力に課題があり、問題を理解して表現する力を身につける必要があるとされております。近年、SNSなどの普及により正しい日本語が使われず、また、簡単に変換されることから、漢字を書く、覚える力が低下傾向にあると感じます。これは、学生に限らず社会人においても同様の傾向があります。  以前にも読書については取り上げましたが、県の教育新方針においても、小中学校の学校図書室の昼休みや放課後の開館率を100%とするとあります。読書には、語彙力がつく、発想力が豊かになる、脳が活性化する、文の構成や組み立てがうまくなる、コミュニケーション力が高まる、ストレスの解消につながるなどメリットしかないとまで言われている読書の大切さ、重要さが今見直されております。  市の施策でも、本年度は司書を2人体制にして取り組みを始めますが、具体的にはどのような取り組みを行っていくのでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   今年度は司書1名で、小学校において図書室の環境整備、授業における連携等に取り組んでおります。来年度は司書がもう一名ふえますので、同様の取り組みを中学校においても取り組んでいく予定です。 ◆11番(濱田雅美君)   どのくらいの頻度で学校に行くことが可能なんでしょうか、司書のほうが。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   現在、小学校では市内の大きな三つの学校におきましては、月に5回程度、高田、熊野川町につきましては、月に2、3回ということになっております。 ◆11番(濱田雅美君)   1人の方が小学校に行っていただいて、もう一人の方が中学校に行っていただくということですよね。中学校も大体これぐらいのサイクルで行かれるんですか、市内。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   同様にそのように考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   あと、授業における連携というのは、具体的にはどのようなものなんでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   まず、本の読み聞かせ、あるいは国語科で文学教材等を学習している場合、並行読書といいまして、同じ作者の作品をあわせて読んだり、あるいは同じテーマの作品を読んだりする場合があります。そういうときに、学校司書がそれに適切な本を選んで示してくれたりしております。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。ありがとうございます。  市が施策にも上げている読書の推進と学校図書室と市の図書館の連携というのは、どのような取り組みをされておりますでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   読書の推進につきましては、学校司書を学校に派遣し、読書活動の活性化を図っていきます。また、市立図書館との連携につきましては、これはもう現在行っておるんですが、移動図書館、そして読み聞かせ、団体貸し出し等の取り組みを継続していくことを考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   外国語教育推進事業におきましては、新宮市は保育所から英語教育を行っていただいておりますが、その成果はどのようなものですかというか、どういうふうに感じておられますか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   現在、幼稚園から中学校3年生まで外国人ALTを派遣して、外国語活動や英語教育を行っています。子供たちは、外国の人に接し、ネイティブの発音に触れることにより英語になれ親しむことができてきていると考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   子供たちというのは、日常の英会話はできるようになってきておりますか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   英会話というよりは、外国人のALTの方が教室へ来て、一緒に授業をしてくれ、休み時間とかも外国の方と交流することができる。その中で自然と、英会話教育というんじゃないですけれども、英語でコミュニケーションする、そういう機会にはなっていると思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   というのは、日常の会話というのができてきているということでよろしいでしょうか。今は、やはり多国語が話せて当然のような社会になってきておりまして、特に英会話は必要な社会となってきていると思います。新宮で教育を受けた子供たちが、英会話が日本語と同様に身につくことをすごく期待していますので、今後とも丁寧なお取り組みをお願いしたいと思います。  きのくにコミュニティスクールの取り組みについてなんですけれども、これは、市内において光洋中学校が取り組んだ、やろら会がその先駆けであったと思います。子供から高齢者までの見守りやコミュニティーの場所としての活用、また図書室を集いの場としたり、開館の協力や、低学年の子供たちに休み時間に読み聞かせをしていただいたりしてもいいのかと思います。高齢者や大人が子供と触れ合う時間を持つことで、子供の成長や元気な高齢者の活躍の場所ができ、生きがいづくりなどさまざまな効果が期待できると思います。  地域で子供を育てる学校をつくることは、まちづくりにもつながっていくと考えます。今新宮市では、このような取り組みを導入するお考えはおありでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   はい、ございます。  県の方針に基づきまして、新宮市では、来年度、全ての小中学校に学校運営協議会を設置し、きのくにコミュニティスクールの取り組みを実施していきます。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  形態が整うまですごく大変なことかもしれませんけれども、すごくよい取り組みだと思いますので、どうか御尽力いただきますようお願いしておきます。  次に、就学前教育についてですが、先日、三輪崎幼稚園の最後の保育参観にお邪魔させていただきました。6名の園児たちが力を合わせて仲よくしっかりと演技してくれました。本当にかわいくて、楽しい時間を過ごさせていただいたのですが、その姿を見て、改めて新宮市の子供たちをしっかりと大切に育てていかなければならないと考えました。  前回も申し上げて恐縮なのですが、文武両道の幼児教育をお願いしたいと思いますが、文は、市長が推進していただいている英語教育があります。それと同時に、例えば3歳、4歳、5歳児に分けて、それぞれの年齢が無理なく楽しめる日本伝統の武道に触れる取り組みというのは推進できないでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)   今年度、丹鶴幼稚園の5歳児で、なぎなた教室を7回実施しております。保護者の方にも好評でありまして、継続してこの取り組みを続けていきたいと考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   多分、こういった取り組みというのは、やはり保護者から見ても、なかなかうれしい取り組みなのではないかと思います。幼保の協議会などで民間の幼稚園や保育園などにも情報の提供をしていただいて、新宮市の子供たちが平等に教育を受けて、体験できる環境づくりをお願いします。そこにもし行政の支援が必要というのであれば、できる限りの協力、支援をしていただきたいと思いますので、お願いしておきます。  先日視察に行かせてもらった枚方市では、1歳のお誕生日月に絵本のプレゼントをするブックスタートという取り組みがありました。新宮市においても、このような取り組みはなされているのでしょうか。 ◎保健センター長(辻本美恵君)   新宮市でも平成16年度より、図書館が担当になるんですけれども、保健センターで実施しております4カ月健診のときにブックスタートの取り組みを行っております。4カ月健診の待ち時間を利用しまして、図書館職員とボランティアの職員が子供に読み聞かせを行いまして、保護者の方に絵本を紹介して、絵本を1冊プレゼントするということにしております。  また、保健センターではマタニティ教室をしているんですけれども、その中で母子保健推進員が妊婦とおなかの中の赤ちゃんへのプレゼントとして絵本の読み聞かせを行いまして、絵本の紹介とか、4カ月健診でのブックスタートの様子を伝えて、妊娠期からの読み聞かせの大切さを話しております。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  すごくいい取り組みだと思いますのでぜひ継続していただきたいと思います。  やはり、絵本というのは、子供の言葉を育てるだけではなくて、豊かな感情とか思考も育てていきます。自分では話せなくても、大人の言葉はわかってくる時期で、聞くという力は話すことに先行して得られるものなので、大好きなお父さんやお母さん、家族と一緒に絵本を見ることを推進していただければ、お父さんが子育てに参加できることは何なのかということも意識するきっかけにもなると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  幼児期は、人間形成の最も重要な時期だと考えております。小さな体と知恵で、大人になって社会に出る新しい体験と準備をたくさん始めなければなりません。新宮市の子供たちが誰一人として取り残されることのないように、行政はしっかりと子供たちを見守って、大人はたくさんの愛情を注いで、新宮市独自の魅力ある幼児教育を確立し、小中学校の教育にしっかりと力を注いでいくことにより、新宮市で安心して子供を産んで育て、教育を受けられる環境を整えることが新宮市の活性化にもつながっていくことと思います。  いよいよ4月からは認定こども園が開園されますが、三輪崎保育園、白梅保育園ともに、この短期間で認定こども園の開園にまで運んでくださったことは、この御尽力等に感謝と敬意をお伝えしたいと思います。既存の保育園、保育所はもちろんのことですが、この2園の認定こども園もまだまだ手探りで不安だらけですとおっしゃっておりました。今後も行政がしっかりとサポートしていける体制づくりをお願いしたいと思います。  次に、高齢者支援についてですが、運転免許証を返納しても安心して暮らせるまちの交通機関の整備についてお伺いいたします。  お伺いいたしますというか、先日、同僚議員の一般質問から市長の御答弁をいただいておりますので、お願いにとどめることになるんですけれども、前回の私の一般質問におきましては、市長から、4年の間に整備しますとの御答弁をいただきましたが、企画政策部長が座長で、とにかく近々にやっていくべきと考えるとの先日の同僚議員の一般質問に対しての御答弁をされておりました。それで、さらに早急な取り組みが必要とお考えいただいたものと大変うれしく思っているのですけれども、その際、徳島市応神地区のふれあいバスの取り組みの事例も挙げており、少し重なると思いますが、御了承願いたいと思います。  応神ふれあいバス運行協議会代表世話人の近藤佳子様ともお会いでき、お話を伺ったところですが、地域住民の皆さんが主体となり、高齢者などの移動手段を確保しようと奔走し、住民アンケートや試験運行などによるニーズも確認した上で、平成23年12月に応神ふれあいバスの運行をスタートいたしました。停留所は、スーパー、病院のほか金融機関、高齢者福祉施設、まちの集会所など約10キロメートルの運行ルート上に30カ所近く設置しており、買い物や通院に利用する高齢者などの利便性の向上が図られております。また、このバスは単なる移動手段としての役割を担うだけでなくて、車内では、乗り合わせた人たちの会話が弾むことで交流の場ともなっております。家に閉じこもりがちな高齢者の皆さんの外出支援の役割も果たしております。  高齢者の足を何とかしなければとの近藤さんの熱く強い思いが周りの人を変えていったのですが、何の義務も責任もない住民の女性が1人で困難を乗り越えて運行をスタートさせたのは、お話を伺う上で、並大抵のことではなかったと察しました。徳島市には、地域交通課というのがあり、ここと協働で取り組むことができておりました。  また、和歌山県下でも、紀三井寺では、地元住民でつくる協議会での地域バス、近隣自治体でも既に高齢化が進む交通が不便な地域への公共交通の導入の取り組みがなされております。新宮市は、半世紀に一度とも言える文化複合施設建設の課題も山積している状況ではありますが、この取り組みは、高齢者や移動手段が困難な市民にとっては、日々の生活に密着した命にもかかわってくる問題でもあると考えます。  前回の一般質問においても、新宮市内での高齢者の交通事故の件数が多かったこと、車の運転を控えるため外出もしなくなったなどの答弁をいただいております。現在運行している、やましろ号コミュニティバス、スクールバス、また民営のタクシーやバスなど、さまざまな交通手段がそれぞれの目的を持って運行されております。民営の圧迫と費用の低下がサービスの低下につながることだけは決してないように、利便性と効率性を確立すべく有効的な方法を見出していただいて、一刻も早く、移動手段が困難な方々の交通手段の確保を強くお願いしたいと思います。  同僚議員の先ほどの一般質問で御答弁いただいておりますので、私は、本当にここで市長にお願いにとどめておきたいと思いますので、ぜひ一刻も早く本当にこれが実現できますようお願いしておきます。  次に、認知症を正しく知ってもらうための取り組みについてですが、奈良県生駒市で、教育民生委員会にて地域包括ケアシステムの視察をさせていただきました。生駒市は人口が約12万人で、現在サポーター会員が6,500名、キャラバンメイトが95名いるそうです。新宮市のサポーター会員とキャラバンメイトの人数を教えていただけますでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   新宮市認知症サポーターの数は794人です。平成29年12月末現在なんですけれども。あと、キャラバンメイトの数は54人となっております。 ◆11番(濱田雅美君)   視察させていただいた生駒市のほうでは、中学校が8校、小学校が12校で、総合学習道徳の授業で認知症サポーター養成講座を行っているそうです。先日、神倉小学校の校長先生にお会いする機会がありまして、ぜひ授業にこういう取り組みを組み込んでほしいということをお願いしたんですけれども、そのときに、校長先生のほうが、校長会で話は出ていましたよということでして、きっと教育長が議題に出してくださったのだなと思って、大変うれしく思ったんですけれども、本当にありがとうございました。議題には出たということなんで、前回の一般質問の中で、担当課が資料などの準備をしているということだったんですけれども、本年度の授業にもう組み込んでいただくということは、予定は出されていないでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   小学生向けの認知症サポーター養成講座なんですけれども、先日、教育委員会、校長会に対して、来年度から取り組みができるように依頼を行ってきたところです。今後、各小学校と実施に向けての協議を、小学校ごとにお伺いして、実施に向けて調整していきたいと考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   来年度から取り組んでいただける方向性は見えてきているということでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君) 
     平成30年度から取り組む計画で進めております。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。じゃ、平成30年度からの事業に取り組んでくれるというふうに理解しておいていいということですね。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   各小学校に今後は実施していただけるように、再度調整を図っていきたいと思っております。教育委員会、校長会の中で御案内させていただいておりますので、4月以降また異動等もあると思いますので、平成30年度実施について、小学校ごとにお伺いして、実施していただけるように、再度依頼していきたいと思っております。 ◎教育長(楠本秀一君)   学校において、3月度、年度末なんですけれども、大きな来年度の計画を今現スタッフ、校長先生以下で計画を立てますので、その中では必ず位置づけると思いますが、人事異動の内示がありますので、そのときの校長会においても再度指示をしていきたいと思います。来年度に実施するように、必ず各校でやるように指示したいと思います。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  大変うれしいお返事が聞けて、すごくうれしいです。本当にありがとうございます。  私がこうやってしつこいぐらいに学校の授業に入れていただきたいと言ったのは、ここにいらっしゃる皆さんは、本当に日々頭をフル回転させて仕事に邁進されているので、実感もなく、余り意識もしていないかもしれないんですけれども、誰もがなり得る可能性の高い病気で、認知症は人ごとではない。近い未来というか、40代から既に私たちの頭の中で進行が始まっています。ですから、やはりこれから大人になっていく子供たちに正しい知識を早く持ってもらいたいなと思ってお願いしていたんですけれども、実施している自治体のお話とかを聞いても、やっぱり子供たちは習得も早いですし、行動範囲もすごく広くて、素直なので、声かけを、大人とかと違ってちゅうちょせずに行ってくれることが多いようなんです。  その中で、自慢とかじゃないんですけれども、息子も養成講座を受けさせていただいて、ある程度知識を持ってくれていると思うんですが、迷っていた高齢者の方を2度家族のもとに連れていったことがありまして、その方も、やはり認知症の方だったようです。声をかけて話ししたら、すぐわかったというふうに言っていて、本来は警察に連絡すべきなんだよということを教えたんですけれども、その中で子供にいろいろ話を聞いている中で、やっぱりおばあさんが、僕が男だから怖がらんようにそっと話しかけて、服とかに名前が書いていないか見たら、電話番号が書いたあたから電話かけたんやとかと、買い物はちゃんとしたあたけれども、おばあさん一人やと思うのに、食べ切れんほどの買い物を買うたあて、おかしいなと思ったとかというふうに、本当に少しの知識が見守りにつながるんだなということをすごく実感したんです。  その中で、新宮ってすごい認知症の人多いんやねということを子供が口にしていまして、多いんやでという話をして、そんなふうに家で子供が家族の人にそういう話をしたときに、子供には知識があるのに、親の自分がもしそういう知識がなかったら、やばいなと、すこしまずいかもと思って、やはり保護者の方もそういった知識を得ようという意識を持っていただけるのではないかなということも思いました。  ですので、やっぱり今までしつこくお願いしたのは申しわけなかったんですけれども、学校側にも多々いろんな事情があると思うんで、今は核家族がふえてきて、本当に今は子供たちが、高齢者が抱えているさまざまな問題を知ることが少ないと思うんです。だからこそ正しく伝えて、優しく見守ることのできる新宮の子供たちになってほしいなとすごく思ったので、教育長とかには本当にしつこくお願いして申しわけなかったんですけれども、今回そのようなうれしいお話を聞けて、とてもうれしいのでありがとうございました。 ○議長(屋敷満雄君)   濱田議員、時間どうしょう、延長してするんやったらこのまま続けるし、休憩とるんやったらとります。いかがですか。 ◆11番(濱田雅美君)   休憩をとっていただいて。 ○議長(屋敷満雄君)   それでは、質問中ですが、10分間程度休憩とります。                              休憩 午後2時02分 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                              再開 午後2時17分 ○議長(屋敷満雄君)   引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  11番、濱田議員。 ◆11番(濱田雅美君) (質問席)  休憩前に引き続き一般質問を続けさせていただきます。  すみません、休憩前は時間がオーバーしてしまうんではないかと思い、結構早口で走ってしまったので、まだ時間がちょっと余裕があると思いますので、少しゆっくり進めさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。  視察させていただいた生駒市の取り組みについてなんですけれども、認知症サポーター養成講座を自治会長全員、また市職員も全員が講習の受講をしていただいているそうです。自治会長や民生委員、公民館の定例行事に養成講座を組み込むことをお願いしてはいるんですけれども、やはりそれは難しいことでしょうか。今後取り組んでいただくという方向には向けられないんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   今年度は、公民館館長会議において、認知症サポーター養成講座について周知させていただきました。民生委員、福祉委員につきましては、依頼があれば養成講座を今でも実施させていただいております。数年前は、福祉委員にはもう実施しております。また、現在認知症サポーター養成講座を市内公民館等で年2回開催し、開催時には、町内会でありますとか公民館の協力を得ながら行っています。これ以外でも、各種団体や民間企業など要請があればサポーター養成講座を実施しているところです。  今後も、各種団体の方に対して認知症サポーター養成講座についての周知を行い、サポーターをふやし、地域での理解を深める取り組みを行っていきたいと考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。  あと、市の職員のほうの研修でも取り上げてほしいとお願いしたところ、新人研修のほうで行っているとのことでしたが、新人でない未受講の職員の受講についてはいかがでしょうか。日常業務が山積している中、大変恐縮ではございますが、市長のほうもオール新宮で地域包括ケアシステムの構築に取り組むとの声を上げてくださっておりますので、これはぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょう。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   現在、新規採用職員研修以外の職員研修につきましては実施していませんが、来年度も市民向けの認知症講演会でありますとか認知症サポーター養成講座を予定していますので、平日の勤務中は無理ですけれども、休みであるとか夜間にも実施することがございますので、もし関心のある方にはそういう住民の方と一緒に、職員にも受講の呼びかけを行っていきたいと思っております。  また、認知症サポーター養成講座は、サポーター養成講座を受けた方が、次のステップとしてキャラバンメイトの講座を受けて、ボランティアで養成講座を広めていくという流れになっております。それが原則になっているので、職員を対象とした研修につきましては、生駒市が実施したということをお聞きしておりますので、生駒市等にもお伺いしながら、どういう手法といいますか、職員にはどういうやり方がいいのかなということを研究してまいりたいと思っております。 ◆11番(濱田雅美君)   私が視察したときに聞いた生駒市の取り組みは、一応3年間で市の職員全員に受講していただけるように、1年に1度しか行っていないんですけれども、一般職、管理職というふうに分けて、3年間で取り組んでいって、3年後にはみんなが受けてくれているという形をとっていきたいんだというふうにお話はお伺いしました。そこまでなので、また詳しいお話を担当課のほうから聞いていただいて、できることであれば実行していただきたいと思います。  今ちょっとお伺いしたんですけれども、サポーター養成講座を受けたサポート会員というのはそこでとどまらずに、キャラバンメイトは皆さんに教える資格を取るためのボランティアというかそういったことというのを、このキャラバンメイトまでの講習を受けないとだめなんですか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   理解をしていただいてするというのはいいんですけれども、サポーター養成講座を受けまして、その地域に広めていくというようなところで、運営の部分なんですけれども、そういうところがさらに県のほうで年に1回あったりなかったりもあるんですけれども、地域的にも田辺に行ったりとか和歌山市にはなるんですけれども、養成講座を受けた方が、そういう次の運営側に回るということでキャラバンメイトの講習を、大体1日間といいますか、丸一日はないかもしれないんですけれども、大体1日かかるんですけれども、受けた方がどんどん地域に広めていくというような流れになっております。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。キャラバンメイトの講習というのが1年に1回、ここら辺では田辺市が一番近いというふうには聞いているんですけれども、サポート会員にとどまったところで、地域の見守りをする立場でとどまっておいて、そこでとどまるということは、別にそれはそれでそれぞれの事情もあるので、それはそれでいいんですよね。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   全然問題なく、認知症の方を正しく理解していただく方をたくさん見出すといいますかつくり出すことで、地域で高齢者であったり認知症の方を見守るというような環境づくりが一番大事だと思っております。なので、サポーター養成講座を受けた方をたくさんふやすことが、地域での見守りができていくということで考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   そのとおりだと思いますので。  生駒市のほうでは、また企業や地元の商店の方にも受講していただいて、受講した企業や店舗の方には、認知症に優しいお店というシールをお店に張っていただいて、みんなに周知してくださっているそうです。私、この取り組みがすごくいいなと思いまして、認知症の方がもし一人でお買い物に行ったとしても、また家族が買い物に連れていくにも、そのお店に行けば気兼ねなく、心配なく行けると思いますし、生駒市のほうでは現在25店舗あるとのことでして、その店舗のほうは市のホームページでも紹介しているという取り組みでした。また、認知症に優しい図書館という取り組みも行っておりました。認知症を知っていただくということにプラスして、日ごろの集いの場所として使ってもらえる図書館ということでした。  あと、認知症安心ガイド、生駒市認知症ケアパスが作成されており、医療ネットワーク協議会や医療機関、包括支援センター、まちかど保健室、認知症部会などに設置しているとのことです。置いていると、なくなるのが早いということでした。関心がある方や、やはり心配な方が多いということが、それを見てもわかると思います。毎年3,000部の作成で、初年度はデザイン料を含めて34万4,800円の予算で作成できたとのことでした。  以前に新宮版のケアパスを作成してほしいと申し上げたんですけれども、南和歌山医療センターのガイドブックをダウンロードして利用してほしいとの答弁をいただいておりますが、ダウンロードできる人というのは限られていると思いますし、このガイドブックは、南和歌山医療センターで認知症の診療を受けた患者に限られて配布されるもので、自由に持ち帰るように設置されてはいないとのことでしたので、必要としている方は少なくないと思います。多額の予算が必要なわけでもないようですし、ぜひ前向きに新宮市でも作成していただきたいと思いますが、生駒市の認知症安心ガイドブックがこちらなんですけれども、これは結構何か、見てもらっても余り、こういうふうなもので、ちょっと一般的なものなのかなと思うんですけれども、南和歌山医療センターのガイドブックのほうは、結構視覚にも入ってくるのかなと思って、このように漫画チックにつくられていて、すごく視覚的にも簡単に理解できるのかなと思いました。  新宮のほうのケアパスが、この1枚なんです。やはり設置したときに、この1枚よりもこういったガイドブックのほうが目にとまりやすいと思いますし、中を見るのもやはり、中身って余り変わらないんですよね、皆さんにお知らせしたいことの内容というのは。ただ、中身がこういう細かいものであれば、やはりちょっと高齢の方とかであれば、よほど関心を持ってもらっている方は隅々まで読んでもらえると思うんですけれども、余り高齢者の方とかだったら、先ほど申し上げたように、やはりこのように視覚に入る大き目のほうがちょっとわかりやすいのかなと、子供たちにもわかりやすいのかなと思いますので、もし新宮市で作成するのが、予算的に無理というような多額の予算ではないと思うんですけれども、もし今すぐにでは取り組めないですということであれば、この南和歌山医療センターのガイドブックというのは広域でぜひ利用してほしいということでしたので、これをこのようにカラーコピーしていただいて設置していただくとかというふうなサービスに取り組んでいただきたいと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)   認知症支援ガイドブックは、先ほど議員がおっしゃいましたように、紀南圏域の認知症疾患医療センターの指定を受けております南和歌山医療センターが印南町から南の12の市町村の地域包括支援センターと広域で作成し、南和歌山医療センターの患者以外でも誰でも活用できるようになっていますが、ホームページからダウンロードが難しい方もいらっしゃると思いますので、健康長寿課関係課等に、先ほど言ったようにカラーで印刷させていただいて窓口に置いたり、また認知症サポーター養成講座や介護予防教室などさまざまな機会を捉えて、ケアパスも含めて紹介し、周知を行っていきたいと考えております。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。ぜひお願いしたいと思います。  認知症の方の公費救済制度というのが、神奈川県が全国で初めて導入して、次いで神戸市が導入されました。大阪市は、認知症に対する不安のないまちづくり推進条例を全国で初めて制定いたしました。確かに公費救済制度は、もしものときには大変ありがたい施策であるとは思いますが、必要のないまちであってほしいと思います。  何事もそうなのでしょうが、当事者にならないと、やはり大変さというのはなかなか理解していただけないと思います。認知症も、かかわった人でないとやはり意識は薄いのかもしれませんが、認知症という言葉は、どこででも目にすることが多くなりました。そんな中、認知症という言葉は知っているけれども、正しく理解してくださっている方がどれぐらいいるのかなというのは、本当に実感するところです。突然介護をする側になった人ももちろんそうですし、市民の意識を高めるためにも、認知症の正しい知識を知ってもらって、地域住民の力で認知症患者と介護者を見守ってもらうための取り組みの一つが、認知症サポーター養成講座であると思います。担当課におかれましてもさまざまな御尽力をいただいておりますが、どうか継続しての取り組みをお願いしておきます。  先日、紀宝町の認知症カフェのいっぷく亭にお邪魔させていただいたんですけれども、ここはボランティアの方が中心となって、そこに行政のバックアップがあるという形態でした。ボランティアの方がカップケーキを焼いてきて、お菓子を用意して、お茶を用意して、そして手遊びや踊り、手話とか歌を歌って皆元気に大きな声ですごく笑っているという姿がすごく印象的でした。その日は、終了後に反省会と新年度の取り組みの会議がありまして、一緒に参加させていただいたのですが、皆さんとても活発に意見を出し合っていましたし、もちろん支える側の皆さんも、決して若いといえる方はいらっしゃいませんでした。その中で、支える側の方に少しお話を聞けたんですけれども、そのときに、私が役に立っているということがすごくうれしいんだということで、このカフェの開催日には何をしようかとか、今度お菓子は何をつくろうかとかということを考えることもとても楽しくて、今まで余り外に出なかった方がそれをきっかけに外に出るようになったとか、高齢者の方の生きがいづくりにもつながってくると感じました。  前回御紹介した御浜町の認知症カフェとは全く違った形態でしたが、認知症カフェは各自治体取り組みも形態も本当にさまざまで、その地域に合った、できる形でつくっていったらいいと思うんです。旧仮庁舎を福祉の拠点にという構想が今少なからずあるという中で、この中に認知症カフェもぜひ取り込んでいただきたいと思うんです。雰囲気的に、相談窓口が設置されている中、居心地のよい空間でくつろいでいただくということができるかどうかというのはわからないんですけれども、物は考えようで、相談窓口があるということに対して安心して来てもらえるのではないかとも考えられます。新宮で本当に最初の一歩ということで、ぜひこの認知症カフェを旧仮庁舎の中に設置していただきたいということをお願いしたいんですけれども、どうでしょうか。難しいですか。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(畑尻英雄君)   旧仮庁舎で認知症カフェに取り組んでいただきたいということでございますけれども、現在の仮庁舎、旧職業訓練センターでございますが、その中の限られたスペースの中で実施するというので、認知症カフェを運営するには、恐らく人材であったり資金であったり、また食品衛生法上の課題等いろいろあって、ハードルがかなり高いのかなと考えております。  先般から、健康長寿課長が一般質問であったり予算の質疑の中でも答弁してございますように、まず優先順位として地域包括支援センター、そして医師会の協力を得ながら医療介護の専門職の連携を進めていただけるということでございますので、そういったあたりで地域包括ケアシステムの向上、充実に努めていきたいと考えてございますので、御理解いただきたいと思います。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。課題がいっぱいあって、人材の問題、また財政の問題、さまざまあるとは思うんですけれども、私の中では、絶対に今これから高齢者が増加する一方で、認知症も絶対必ずそれに比例して増加していくということは、もう目に見えて考えられますし、やっぱり認知症というのは本当に早期発見、早期治療というのが一番重要であるというのが言われている中、それも本当に痛感しております。  認知症患者とその介護者を見守るためにも、また居場所づくりであったり、生きがいづくりであったり、いろいろ今まで認知症のお話をさせていただいたんですけれども、本当に認知症の患者を抱えて家族が外出できる場所というのが限られてくるし、行く場所も正直少ない。買い物に行くにもどこに行くにも、認知症の方を連れている家族は、いつどこに行っても気を使わなくてはいけない。認知症患者の方も、いつどのように症状が変化するかもしれなくて、結局は、外に出るのが疲れるから外に出ないでおこう、外に出やんのが一番楽やというふうになってきていて、また介護する側もやはり高齢者の方が多いので、そういったことでどんどん負のスパイラルじゃないですけれども、本当にネガティブな考えであったりとかというふうに、どうしてもなってしまっている。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(畑尻英雄君)   認知症カフェが大きな認知症をサポートするツールになるというのは当然理解してございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。ただ、旧職業訓練センター、旧仮庁舎の中にすぐにというのは、今のところなかなか課題が多いのかなということでございますので、その辺はちょっと御承知おきいただきたいと思います。 ◆11番(濱田雅美君)   わかりました。担当課のほうの取り組みも、すごく私理解するところであります。ただ、私というか認知症を抱えている方の思いというのも、やはりもう少し地域住民の人が意識を持っていただければすごくありがたいなと思いますし、先ほど申しましたように、旧仮庁舎に難しいということでしたので、別に私も旧仮庁舎に絶対つくってくれというんじゃなくて、市内に、この新宮市に絶対必要だと思うんです。  この間行った紀宝町のほうでも、新宮の方も実際来ておられましたし、家族と一緒に来ておられる方と、一人で来られる方もいらっしゃいました。勝浦、太地からも来ておられました。そういった、橋を越えて三重県に行くということではなくて、できれば新宮市にそういった居場所があれば、近隣、勝浦でも太地でも、もちろん新宮の方、それは認知症カフェと私わかりやすくは言っているんですけれども、認知症カフェではなくて、居場所づくりとして地域の人が集まってきていただいて、家族の人って、やっぱり家族も本人も認知症ということを認めたくないという気持ちと、あるいはそれを見逃しているということがすごくあって、わからないという方もすごくあって、やっぱり気づいたときには遅かったということもあるので、そういった場所に行くことによって早期発見、早期治療につながると思うので、私本当にこの居場所づくり、わかりやすく認知症カフェと申し上げていますけれども、それはもう絶対に必要な取り組みだと考えておりますので、ぜひこの旧仮庁舎が無理というのであれば、どこか早い段階でそういった取り組みができる方向に持っていっていただければすごくありがたいなと思いますし、本当にお願いしたいところでありますし、これって市長、どうですか。市長もオール新宮で地域包括ケアシステム構築という声を上げていただいている中、この取り組みに関しての見解というのは。最後にお聞かせいただければ。 ◎市長(田岡実千年君)   大変有効的な、すばらしい取り組みだと思います。しっかりと研究したいと思います。 ◆11番(濱田雅美君)   ありがとうございます。必ずというか、本当にしっかりと取り組んでいただければうれしく思いますので、また議会のほうも一緒に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  私のほうも、これまで何度も認知症サポーター養成講座の受講を市民の方にお願いしたりとか、職員の皆さんに研修に行ってほしいというお願いばかりして、きょうもまたお願いしました。お願いばかりではやっぱり説得力がないなと思ったので、議長のほうにお願いをしまして、同僚議員の御理解もいただきまして、議員のほうも認知症サポーター養成講座を受講させていただきますので、本議会終了後に早い段階で日程がつき次第、また担当課のほうにお願いに伺いますので、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。  すみません、何かしつこいお願いばかりで大変申しわけなかったんですけれども、以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(屋敷満雄君)   これをもって、11番、濱田議員の一般質問を終わります。  一般質問を続けます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △北村奈七海君 ○議長(屋敷満雄君)   1番、北村議員。 ◆1番(北村奈七海君) (質問席)  それでは、一般質問を始めさせていただきます。  私は今回も文化複合施設のことについて質問をさせていただくんですけれども、私は議員になったばかりの平成27年度の9月議会から、ずっと文化複合施設のことについては関心を持って質問をさせていただいてきています。それで、そのころから変わらずこうして今も文化複合施設の質問を続けているのは、この文化複合施設の建設が、ただ新宮市の文化の振興ということだけに役割を果たすのではなくて、この建物を建てる、そしてそれを維持していく、市民の皆さんに使っていってもらう、その中で、今後の新宮市の明暗を分けるであろう大きな事業だと考えているからにほかなりません。  55億円という市長が言われたラインがありますが、文化複合施設は紆余曲折を経て、新聞報道でもありますように、旧丹鶴小学校の跡地西側に1棟で建設をするという方針を市は明らかにしています。しかし、それが本当に今後新宮市のためになるのか、そして市民の方にとって使いやすいものになるのか、そこに関しては、まだしっかりと議論を深めていく必要があると考えています。それをしっかりと考えて、もう一度ここで計画を振り返って考えを改めていかなければ、この施設をつくったところで、私は正直に言って新宮市のためにならないと考えています。この建物を建てれば維持費に幾らかかるのか、市長は1億円と言っていますが、本当にそれだけで済むのでしょうか。これから新宮市は福祉、もちろん医療、それから教育といった本来市政が力を割くべき事業に、もっとしっかりと力を入れていくべきだと私は考えています。でも、施設を建てることで、まず維持費にお金がかかれば、それだけ医療や福祉や教育に割くお金というのは圧迫されて減っていきます。  そして、建物、それが使いづらいものになってしまえば市民の方の利用率、そして利用したときの気持ち、感想、使いづらくて足が遠のいてしまいかねない。そうすると何のために建物をつくったのか。  今、私は30歳なんですけれども、これから先30年近く生きるとして、本当にここでしっかりとした議論をもう一度行って、そして30年後も50年後もいいものがつくれた、将来の自分よりも先の世代の人たちにも、先人の方がいいものをつくってくれた、そういう未来に向けてのプレゼントであるべきだと私は思います。なので、そういう方向に持っていきたいんですが、現状ではなかなかそうはならないと思うので、今回も文化複合施設についてしっかりと質問をさせていただきます。  それでは、今回、「文化」を標榜する新宮市として、このまま文化複合施設建設を進めては、まちの未来が危ういということを1番、大テーマとして書かせていただきました。  その中で、まず一つ目として、遺跡を保存する意義をもう一度改めて考えたいと思います。  遺跡そのものの重要性を言う前に、少しこれまでの流れを整理します。実は、文化複合施設建設は遺跡が出てきたから遅くなっているんや、遺跡が悪いというような市民の方からも御意見をいただくことがあります。しかし、そうではないという誤解をまず解いておきたいです。  そもそも、遺跡が見つかったから建設が遅くなっているわけではありません。もともと、まず一つ目の文化複合施設の大きな変更点なんですが、平成28年2月3日の教育民生委員会の席上で、市長が建設費が55億円を大きく超えたということで、熊野学センターを先送りするという発言をされました。もう既に平成28年2月には、その前年12月末に基本設計の案が基本設計検討委員会から出ておりまして、3棟でやっていくという方針が固まってきたところでした。しかし、それを市長が突然委員会の席上で覆したわけです。基本設計が固まりつつあったものが、変更を余儀なくされた。それがまず一つ目の大きな変更点であって、そこからまた改めて基本設計、基本配置の見直しを行うことになりました。  そして、その大きな変更とあわせて、新宮城下町遺跡1次調査が行われていました。1次調査を行っていく中で、平安時代から室町時代、地下式倉庫と言われるものや、大きな柱穴などが幾つも見つかって、それが国史跡指定も考えざるを得ない貴重な遺跡であるということが判明してきました。  結局、その遺跡が大変重要なものであるということで、遺跡に配慮してホール棟を東側から、今1棟案で考えられている丹鶴小学校の西側にホールを移しますという発表がありました。それが二つ目の大きな変更点です。  さらに、図書館棟、図書館の部分ですね、もともとは3棟だったので、図書館棟部分をつくる予定だった幼稚園の下から今度は川湊遺跡と言われる遺跡が出てきました。
     最初は、市長はこの遺跡は記録保存で保存すればいいので、記録保存でいきますと1年間ずっとその主張を続けられてきました。しかし、昨年度、この川湊遺跡は現状保存すべきという方針変更を行って、その遺跡の上には図書館は建てられないということになりまして、改めて基本配置のところにホールをつくり、そこに図書館をつくるのか、それから基本設計の見直しにつながるということになりました。それが、これまでの大きな流れです。  私は、この経過の中で遺跡は貴重だから保存すべきである。そして、施設建設は、ほかの場所を検討すべきではないのかということを再三指摘させていただきました。もし、そのときにもう一度真摯に指摘に耳を傾けていただいて、適地に移設するという判断を下していれば、これほど時間はかからなかったであろうと考えます。  ここまで施設建設が遅くなっているのは、遺跡が出てきたことが原因ではなくて、丹鶴小学校の跡地に何が何でも施設を建設するということしか考えてこなかった、市長の判断ミスだと考えます。  また、私は最近文化複合施設の建設に関して、市民の方と意見交換会をしようと思いまして、意見交換会を開催したんですけれども、市民の方からは、なぜもっと早く建物の建設のこと、現状がどうなっているのか、そういったことをもっと早く発表してもらえなかったのかという意見をいただきました。そこに関しては、自分自身でも何度も指摘させてもらいながら、当局からしっかりとした回答が引き出せなかったという、自分自身の力量のなさももちろん痛感するところではありますが、去年の4月から先ほど言わせていただいた大きな三つの変更点を踏まえて、基本設計、基本配置、秋には発表しますという当局の言葉が全く守られてこなかったからです。  去年の4月から当局は、基本配置、秋には発表しますということで話を進めてきましたが、12月議会でいつになるんですかと聞いても一切公表してきませんでした。9月議会でも12月議会でもいつになったら発表するのかということを聞きましたが、全く当局からの答弁はありませんでした。  ですので、なぜもっと早く発表してもらえなかったのかという点について、もちろん私自身の議員として当局からしっかりとした答弁を引き出すということが不足していたということはもちろんありますが、進捗状況を一切市民の方に向けて公表してこなかった当局の姿勢に問題があると考えています。  実は12月の議会が終わった後、12月28日に一度文化複合施設の特別委員会が開かれています。そこでは、いわゆる秘密会という形で委員会を開いています。秘密会というのは、秘密の保持をしなければならないという決まりを守るために、議員が賛否をとって秘密会を開くか開かないか決めるんですけれども、そこまでしなければ当局は一切情報を出さない。それで、どうして市民の方と一緒につくる文化複合施設になるのか。市民の方との協働なのか。その点については、すごく疑問が残ります。秘密会は議員の賛同がなければ開けないものなので、私自身も特別委員会の委員としてそこには賛成しました。ですがそれは、文化複合施設の建設をいい方向に進めていくためには、やはり今の時点でしっかりとした情報がなければ、何の議論もできないからそれを開催せざるを得なかったと考えています。  そしてその後、また年が明けてから、1月16日に文化複合施設の特別委員会があり、そこで初めて市民の皆さんにも文化複合施設の建設が現状どうなっているのかということが、新聞報道を通じて発表されました。その中で、先ほどから言わせていただいているとおり、旧丹鶴小学校跡地の西側に1棟でホールが3階建てで、その3階の上に図書館を乗せるという、1棟で複合施設という建物をつくりますという話になったわけですが、遺跡そのものの重要性というところは、やはり今になってもなかなか浸透していないというふうに考えています。いまだに遺跡というものは、別に記録をとれば壊してもいいんやとおっしゃられる方もいます。  しかし、12月28日の委員会の中で、文化庁のほうで中世城館、近世城郭遺跡の保存に関する検討会が行われた新宮の川湊遺跡について、国から報告を要請されたというような当局からの発表がありました。そこでは、文化庁から県への指導事項ということでしたが、新宮津は歴史の表舞台にもあらわれ、熊野別当家、熊野三山を歴史的背景に持つという点で、重要度は格段に上である。これが残らなければ日本史における損失である。これを新宮市に伝え、保存協議を積極的に進めてほしい。また、それとともに、重要遺構が保存されたからといって、史跡指定等の法的な保護がなされないのは問題である。重要遺跡が発見され、計画変更したことへの説明がつかない。史跡指定に向けた協議を行うように、県から指導を行うようにと、指導があったと当局のほうから説明がありました。  また、特に私が委員会の中での話を聞いて課題だと感じたのは、保存と活用という観点から、遺構の共存を図るように建設計画を進めたと説明できるように、できたら市民の方に向けて、重要遺構を発見して何も活用していないのはまずい。全国の研究者が注目しているすばらしい遺跡である。こういったことを日本国内の先端的な研究をされている方から指摘があったわけです。これはもちろん専門家の方からの指摘であって、これぐらい価値がある遺跡が見つかったのだ、遺跡自体は本当に重要なものであると言えると思います。  それで、新宮市にとっての重要性というのは、こういった指摘を受けるだけでも十分に重要だというのはわかるかと思うんですけれども、私ももう一つ、新宮市にとって世界遺産に登録されている紀伊山地の霊場と参詣道との関連が、やはりあるのかなというふうに考えています。  紀伊山地の霊場と参詣道は三重、奈良、和歌山の3県にまたがって、紀伊山地の起点がなければ成立しなかった霊場と参詣道及びそれらを取り巻く文化的な景観が主役であり、世界でも類を見ない資産として価値が高いと認められて世界遺産になったわけです。  それで、紀伊山地の霊場というのは、古くから神々が宿るところとして崇拝されてきた山々が、新しく渡来した仏教の影響下で宇宙や自然の中に潜む神秘的な力を身につけるために、山岳修行の場となったものとされています。ですので、世界遺産になっているのは山岳信仰の霊場と山岳修行道であるというように、これは和歌山県のウエブサイトからちょっと抜粋させていただいたんですけれども、そのように評価がされているわけです。  ですので、何が言いたいかというと、新宮市の歴史と文化の根幹というのは、熊野信仰がやはり根底にはあるのではないかと考えています。そして、遺跡はそれを裏づけるものではないでしょうか。  新宮市には歴史、文化がたくさんある。それらが観光資源として活用していけるものである。それは確かにそのとおりだと考えています。しかし、それらがただあるからといって、それらがすぐに観光資源として活用できるわけではないと考えています。そこにはやはり研究をして、なぜそれが重要なのか、そしてその重要性をわかりやすく広めていくための手続が必要だと考えています。その観光資源でもあり、この後もちょっと書かせてもらっているんですが、教育にもつながっていけるような重要性というのは新宮の根幹をなすものであって、やはりそれを壊していくということは新宮が歴史と文化のまちであることを、みずから壊していくに等しいものだと考えています。  遺跡の現状保存というのは、要は一次資料、資料には一次資料と二次資料があってということは、以前にも一般質問の中で説明させていただいたんですけれども、二次資料という記録のもとになる、本物ですね。それを保存できる最良の方法です。今の時代においても、世界遺産に登録された場所に日本国内からも世界からも人が来る。その大もとには、やはり中世の熊野信仰があったと考えています。その裏づけとして遺跡は新宮市にとって本当に大事なものであるということが、まずこの場を通じてもう一度当局の方にも、そして市民の方にも知っておいていただきたいということで、少し触れさせていただきました。  それでは、少し2と3と重なるんですけれども、教育、観光、文化行政の観点から遺跡を考える。市として文化を守り、振興するための原点という部分なんですけれども、先ほど説明の中でも触れさせていただきましたが、熊野信仰、中世の熊野という場所が新宮市にとって重要な部分であり、そこを私は原点として研究を進めて、そしてその研究成果をただ保存するだけでは意味がないんです。今、国のほうでも、例えば国史跡に指定された場所をただ保存するだけではなくて、どのように活用すべきかということをしっかり考えなさいということが言われています。なので、遺跡をきちんと保存した後には、それを地域教育に結びつける、観光資源に結びつける、そしてそれらを包括する行政のあり方として、文化行政に力を入れていくべきである。そういう道筋を今からつくっていくべきだと考えています。その起点となるのが、今回発見された新宮城下町遺跡であり、これまで新宮市に保存されてきた文化財、地域資料といったものだと考えています。  ですので、そういったこれからの新宮市のあり方をしっかりと再考していくために、遺跡というものが目に見えて原点としてより重要であり、それが保存していく意義につながるのではないかと考えています。だからこそ、私は遺跡というのは全て現状保存をすべきではないのかというふうに考えておりますが、市長はいまだに西側に建物を建設するということなんですけれども、市長の中では遺跡の重要性と、それから、これから市としてどこに重点を置いて教育や観光、文化行政といったところを考えるべきだと認識しているんでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)   北村議員がおっしゃる遺跡の重要性というのも、大変よく理解はできるところでありますし、別に間違った考えではないというふうに思いますが、こういう大きなプロジェクトの場合、いろんな意見が私のところへもきております。  そういう中で、どの意見もこういうのは間違いや正解やというのはなくて、全部がある意味正解だと思うんですけれども、私のところにきている意見は、遺跡の保存より文化複合施設の建設をとにかく優先していただきたいという意見のほうが大変多いわけでありまして、これも民意かなというふうに思っているところでございます。 ◆1番(北村奈七海君)   確かに、市長の言われるとおり、こういった問題に対して正解や不正解というのはないと思います。ただ、そこに正解や不正解がないからといって、選択肢をどれか選んでいかないといけないわけですから、どれかは必ず選ばないといけません。ただそのときに、市長にどれだけ今後の新宮市が歴史と文化を重要視して市政運営を行っていくのか。その市長の考えがいまだに私は不明瞭だと考えています。  今、先ほど市長はこれも民意かなというふうに言われましたが、市長が今言われたのは、自分のところに届いている声が文化ホールのほうが重要だから、遺跡よりも文化ホールを重要視する。私はそれでは、やはり歴史と文化を重要視してきたこれまでのまちづくりが何ら生かされていないと感じますし、これからまだ10年、新宮市の総合計画を立てて歴史や文化を生かしていこうという流れを継続していくはずなのに、今の市長のお答えはその部分に対して全く不十分だと考えています。 ◎市長(田岡実千年君)   それでは、自分の意見を申し上げます。  北村議員は、新宮城下町遺跡、全面残せというお考えだと思いますが、私は記録保存も保存方法の一つだと思っておりますので、建設予定地においては、今後重要な遺跡が出てきても記録保存でしっかりと保存をし、そこに建てるという考え方が正解だというふうに思ってございます。 ◆1番(北村奈七海君)   市長は、何が出てきても記録保存でいきます。これは1次調査が始まって、1次調査の調査地から先ほど言わせてもらった地下式倉庫や柱穴が出てきたときからずっと言われているんですけれども、何度も繰り返しになるんですけれども、記録保存でいきますといって、記録保存が成功してきたことはないわけです。これまでずっと市長は1次調査の部分、川湊遺跡の部分、記録保存でやります、記録保存でやります、そう言いながら、結局現状保存になってきた。その経過があるから本当に記録保存で大丈夫なんですかという心配をしているわけです。  それで、今これから西側を建設進めていくという市長のお考えですけれども、やっぱり掘ってみるまで何が出てくるかは全くわからない。私が気にしているのは、新宮市にホールや図書館が必要ないということではなくて、きちんとしたものが必要だからこそ、そのリスクを避ける方法をどう考えているんですかという市長の考え方なんです。そこが全くないまま計画が進んでいるから、これほど大きな変更が何度も繰り返されて、現在に至っているわけです。 ◎教育長(楠本秀一君)   文化複合施設は、丹鶴小学校の西側に建てさせていただく。これは重要な新宮津、川湊が出てきたところを現状保存して、残りのスペースに複合施設を建てるということは、これは私ども文化庁とも県とも合意できているというふうに理解しております。きちっと重要な遺跡の部分は残す、保存する。開発部分は複合施設の建設に当たる。それはもうこのような計画で進めたいと思っていますし、これはもう本当に今同じ言葉になりますけれども、文化庁、県との協議の中でも新宮市の主体性を持った意向として、こういう方針でいきますということは伝えております。それで理解してもらっているというふうに思っています。  それと、なぜこの場所にこだわるかということは、議員は新宮に住んでおらなかったから知らないと思うんですけれども、実は10年前に小学校の統合再編の今回の今3月末で終わろうとしている総合計画の特進プロジェクトに位置づけられている文化複合施設を建設するということは、100年以上続いた丹鶴小学校と千穂小学校を統合して、その中で丹鶴小学校地があいてきたわけですけれども、その跡地については文化ホールを建てる、複合施設を建てるということは、丹鶴小学校区の保護者の皆さんにも説明してきたことであり、これは特進プロジェクトとして今も生きておりますし、この約束はぜひ果たさせてもらうという、そういうことで今この土地ににぎわいも取り戻さなければなりませんし、そういったことでこの土地にこだわっているということが、大きな理由でございます。  それと、今複合施設を建てることと、文化財の発掘調査をすることは、都市再構築戦略事業の交付金事業としてなっております。平成26年度から都市再構築事業が始まりまして、5年の平成30年度までに複合施設を建てるということが、遺跡が出てきました。そのことについて開発、保存をしていくという時間を2年間いただいて、今進めておるところなんで、そういうこれをほかの場所に建てるということは、都市再構築戦略事業そのものが成り立ちません。交付金、そういったものが全て台なしになっていくということでございます。  その辺の財源的なことも、この財源があるからこそ、埋蔵文化財の発掘調査もできておるということも、理解していただきたいと思います。 ○議長(屋敷満雄君)   一般質問中ですが、10分間程度休憩いたします。                              休憩 午後3時17分 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−                              再開 午後3時33分 ○議長(屋敷満雄君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  1番、北村議員。  56分ですよ。お願いします。 ◆1番(北村奈七海君) (質問席)  それでは、休憩前に引き続き一般質問を続けさせていただきます。  56分ということなので時間は限られていますが、しっかりと質問していきたいと思います。  休憩前に教育長は、10年この施設建設にかけてきたということなんですけれども、正直に言って、10年あれば社会情勢も変わりますし、時代もどんどん変化していきます。  もともと、この施設建設は、紀伊半島の大水害によって2年はおくれて計画がとめられていた過去もあるわけです。その間に変わってきたこともありますし、何よりも、現在においては遺跡が発見されたということで、大きく変更を余儀なくされてきた経過もあるわけです。それにもかかわらず、10年前に約束したことを現在の社会状況や財政状況、また市民の方たちの考え、そういったことを聞かずに約束したことを実行することだけにこだわる、その対応がはっきり言って硬直化しているから、今回のような課題がどんどん生まれて施設建設が難しく、しかも、最初に想定していたよりも小規模なものにしかならなくなっているという現状につながっているんだと思います。それで、その部分に関して、やはり社会情勢も変わるし時代もどんどん変化していく中では、きちんと新しい情報を仕入れていくことが大変重要になると思っています。  これは市長にお聞きしたいんですけれども、市長はどうやって新しい情報を手に入れられているんでしょうか。というのも、きのう同僚議員からの貧困の話の中で、貧困のラインには絶対的貧困と相対的な貧困があるという話をされた中で、市長はきのう初めて知りましたというふうに言われていました。別に知らないことはこれから知っていけばいいという考え方ももちろんありますが、やはり現代、子供の貧困が社会的にも新聞の紙面だったり、私ですとウエブのニュース記事なんかを見ているとよく目についてきます。そういう中で、たくさん課題が山積している現代において、市のトップがやっぱりそれを知らないというのは、私はゆゆしき問題だと思っています。  また、12月議会では、市長は図書館を利用されるんですかというふうに聞いたときに、図書館をあたかも無料の貸し本屋であるというような理解にとどまっていることを知りました。正直、現代においては、図書館というのは、もっと新しい活用方法を検討して、ただ本を読む場所だけではない方向に進んできています。なので、きのうの件、図書館の件、そういった部分において、市長は、言い方は失礼なんですけれども、情報感度が少し低いのではないかというふうに感じました。なので、市長はどうやって新しい情報を仕入れているんでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)   すみません、知識不足で申しわけありませんが、毎日、新聞を読んだり、インターネットでニュースを見たりして情報を仕入れております。 ◆1番(北村奈七海君)   毎日、新聞を読んだり、そしてウエブであったり、ラジオであったり、そういった媒体を使って日々新しい情報を取り入れていくというのは、もちろん、私自身、議員にとってもすごく大事なことですし、何よりも新宮市、約3万人の市民の方たちの先頭を、導いていく立場の市長であれば、より広範囲にわたって情報を収集して、そこから新宮市の未来にとって、現代にとってどういう選択肢が最適なのかを選んでいく責務があるかと思います。その中で、新しい情報を仕入れるためには、ただ漫然と新聞やテレビ、ラジオに触れていても余り意味はないと考えます。やはり、自分の中に何らかの課題があって、その課題を解決するためにはどうすればいいのか、何らかの興味があって、その関心を深掘りするためにより知識を深めよう、そういった気持ちがなかったら、なかなか情報が媒体にたくさんありますし、ニュースも日々たくさん流れてきます。その中では、ただ取り入れるだけでは、同じようにただ情報が流れていってしまうということになりかねません。  それで、ちょっと前置きが長くなったんですけれども、新宮市にとって望ましい図書館のあり方はという章に入っていきたいと思います。  私のこれまでの人生の中で図書館というのはすごく身近にあって、小学生のころからほとんど毎日図書館に通って、私はもともと本が好きだったので、下校のときに道を歩きながらでも本を読むぐらいすごく本が好きだったんです。それは、やっぱり身近に本があったからということなんですが、図書館は、ただ本を置いているだけではなくて、新しい情報を市民の皆さんに知ってもらうべき場所でもあるというふうに考えています。だからこそ、先ほど市長はどうやって新しい情報を入れるんですかというふうに聞いたんですけれども、やっぱり、市長だけではなくて、市民の皆さんにも図書館をしっかりと利用していっていただきたいというのが私の考えの根本にはあります。  それで、一つ目の、図書館は4階には設置すべきではないという話になるんですけれども、ほかの議員の方は、4階でもいいのではないかというふうに言われる方もおられます。しかし、4階は、私は選ぶべきではないと考えています。あか抜けているというような表現をされる方もいましたが、図書館の都会的な要素、あか抜けている要素、それが新宮市にとってどれぐらい必要なものなのか、そこをきちんと深く考察したことがあるんでしょうか。  図書館というのは、本を読むために行くものであって、展望台ではありません。市長も副市長も、図書館が4階なので眺望がきれいですとおっしゃいますが、図書館が一番重要視すべきことは何ですか。眺望ですか。 ◎市長(田岡実千年君)   まず、本を読むところが図書館でありますが、眺望もよければさらによいと思います。  また、特に私が思うのは、南海トラフの大地震では、あの場所は浸水域には入っておりませんが、想定外ということがありますので、仮に1階部分がもし浸水するようなことがあれば、郷土資料を初め大変貴重な資料、図書館にたくさんありますので、そういうことも将来的に考えたときにも少しでも高いほうがいいというふうにも思ってございます。 ◆1番(北村奈七海君)   そういう防災の考え方は、最近出てきた考え方であって、これまでの文化複合施設の考え方の中にはほとんど考慮されていなかった部分です。しかも、眺望もよければいい、図書館にとって眺望というのはもちろんよかったらいいものなんですけれども、それは付加価値であって図書館の一番重要な部分ではないと考えます。図書館が一番重要視しなければいけないのは、資料の収集、そしてそれを市民の方誰もが閲覧できる環境を提供することです。ですので、まず4階に設置するという理由がそもそも根拠として弱いです。そして、図書館協議会から教育長宛てに要望書が出ています。そして、市長のほうにも、図書館を愛する市民の有志の方から要望書が出ています。  それを少し読みますが、文化複合施設西側一棟案検討に対する要望書。  新宮市立図書館協議会は、新しい図書館の建設を長年待ち望んできました。老朽化した現在の図書館をこれ以上市民が利用することは大変危険です。誰もが使いやすい、市民のための図書館を一日も早く整備するために、下記の点に十分配慮し、図書館の建設を待ち望んでいる多くの市民のために、よい施設を早期に完成するようお願いいたします。  1として、案では、図書館が4階に配置されており、子供から高齢者、障害のある人などが利用する場合の安全性や使い勝手に不安があります。これらの人々の日常的な利用を考えると施設の1階に配置されることが望ましいと思われます。  この後に、現在の敷地において、それが困難な場合は、市民会館跡地やほかの場所への建設も検討してくださいと続いています。  図書館協議会というのは、市の諮問機関ではあるんですけれども、そういった方が、こういう要望書を提出されている、こういった現状も市民の方に知っていただきたいと思いますし、図書館のことを何よりも考えておられる方々が、4階に図書館があるべきなのか、それを再考してほしい、そういう要望が出てきているということを当局はいま一度しっかりと検討すべきであると考えています。  そして、なぜ4階ではだめなのかという部分において、次の項に入ります。  ちょっと順番が前後するんですが、3番目の図書館を“地域の人が集まるコミュニティ”にするべきというところを先にお話しします。  これはどういうことかというと、やはり、図書館というのは文化ホールなどと違って市民の方が無料で気軽に利用できる場所なんです。それで、先日、教育民生委員会の視察で生駒市に行ってきました。生駒市の取り組みは、地域包括ケアシステムを見てきたんですけれども、その中で一つ、私がおもしろいなと思った生駒市のこれからの取り組みは、図書館を舞台にして定年退職後の引きこもりがちな男性に表に出てきてもらおうということで、哲学カフェを開催したいというような構想を持っておられるということでした。ずっと仕事仕事で生きてこられた年配の男性は、なかなか仕事が終わってしまったらおうちに閉じこもりがちになってしまう。女性同士であれば、子供の成長過程に合わせてつながりもできてくるんですけれども、そういった部分を補うために何とか男性に外に出てきてほしいということで、哲学カフェを開く。哲学カフェと言うとすごく難しいイメージがあるんですけれども、実は、それで何を話すかというと、これまで自分の仕事、経験、どういうことをしてきた。また、図書館ではこういう本に興味がある。要は、男性に出てきてもらって、いろいろな知見を披露し合う場所をつくりましょうということだったんです。すごくおもしろかったのが、やっぱり男性は、これまでしっかり仕事に打ち込んできたプライドもあるので、そこをしっかりと尊重することも大事というふうに言われていて、その場所として図書館が適切ではないかというような説明をされていました。  私自身も図書館というのは、やはり、ただ本を読みに行くだけではなくて、横の人のつながり、そして縦の世代間の交流も行える場所であるといいなというふうに考えています。それは、読み聞かせであったり、子供連れでも気軽に立ち寄れて、少し立ち話もできる、そういう開かれた場所であるべきだと考えているんですが、そのためには、やっぱり気軽に立ち寄れるべきであると考えます。そのときに、今の施設だと、まず場所としては丹鶴小学校の跡地、そして建物の4階部分に図書館が乗っている、そういうところに気軽に行こうと思うでしょうか。  また、図書館というのはいろんな人が本を読んでいて、そして何か催しがあったら、それが外から見えれば、きょうは何をやっているのかな、おもしろそうだなと思って少し見てみようかということで、足を運ぶ可能性が多くなります。そのときに4階では何をやっているのかが全く見えません。それよりは、やはり平地に図書館があって、そして例えば、先ほど同僚議員も言われていた認知症カフェであるとか、市民の方向けの講座であるとか、そういったものを日常的に開いて門戸を大きくとっておけば、ただ本を読むだけではなくて横のつながり、縦のつながりもつくれて、そしてさらに、認知症のことをもっと深めて知りたいといったときに、司書に聞けば、より知識が深まる準備ができている、そういう図書館をつくって、自然体で、ただ図書館だけではなくて、その図書館がより広がりを持った形で整備していく方向性が望ましいと考えています。  そして次の、ちょっと1個戻るんですが、新宮市の図書館は「探求型」がよいと書かせていただいていますが、やはり新宮市は、冒頭から言わせていただいているとおり、歴史や文化、その蓄積があったからこそ、現在の市の姿につながっていると考えられます。  実は、2018年の新宮市文化複合施設の基本的な考え方という、ちょっと大きな紙のまとめがあるんですけれども、これは、地元住民の方の説明会にもこれを使ったそうなんですけれども、この中で、熊野の風景を取り込んだ快適な図書館、それが先ほどの360度の眺望と本が何冊ありますよということを書いているんですけれども、とてもこれで気になるのが、360度の眺望を生かした観光型図書館とあるんです。これ、市長にお聞きしたいんですけれども、観光型図書館というのはどういうものなのか、定義を教えてください。 ◎市長(田岡実千年君)   正式な定義があるかどうかというのは把握しておりませんが、観光客も来られる、市民だけではなくていろんなところからこの図書館が利用してもらえる、そういった図書館だというふうに思っております。 ◆1番(北村奈七海君)   市長は、そういった定義があるのか把握していないということなんですけれども、本当にそういった部分が問題だと考えています。定義も把握していない、なのに、地域住民の説明のときにはこんなにでかでかと観光型の図書館を目指していきますというような説明をする。  文化複合施設の建設には、今のところ55億円というラインを市長自身が引いて、そこを超えませんということを言っていますが、それだけの大きなお金がかかってくるわけです。それにもかかわらず、図書館、どういうものができるんですか。観光型の図書館は、どういうものなんですかと聞いたときに、市長自身からまともな答えが出てこない。それで、どうして市民の方が喜んでくれる図書館、それだけの投資を行う価値がある図書館だと言えるんですか。私は、全く市長の答弁を聞いて根拠を持っていないにもほどがあると思いますし、そんな考えで建物をこれから50年、100年もつという建物をつくるべきではない。  そして、観光型図書館に関してですが、定義は先ほどないというふうに言われましたが、私自身も観光型図書館の定義がよくわからなくて、少しウエブで調べました。そうすると、確かにきちんとした定義はありません。ただ、松本秀人さんという図書館情報大学を卒業されて、その後、北海道大学の大学院で国際広報メディア、それから観光学を修了された方が書いておられる論文がありました。それが、「観光および図書館の現状と課題」というものだったんですけれども、その中で、「図書館は、観光と関連があるかもしれないという推察ができるが、これまで図書館は観光との関連をほとんど意識されてこなかったし、観光学においても、図書館学においても、両者の融合が研究テーマになったことはなかった。先行研究がないという事実を踏まえたとき、果たして両者の融合は可能かという問いに答えるには慎重さを要する」と書かれています。これは2010年の文章なので、現在はもう少し実態は違っているかもしれませんが、こういった論文があるわけです。その中で、融合は可能かという問いに答えるには慎重さを要するという話がされているわけです。そういうことを、この文章を市民の方に説明する前に、少しは調べられたんでしょうか。 ◎教育長(楠本秀一君)   私どもも、松本先生のお話、講演も聞かせていただきました。新宮市の図書館は観光型図書館に十分なり得る可能性があると。それはなぜなら、議員言うように、歴史文化が非常に深い、人物もたくさん出ている、そういった観点からそういうお話も聞かせてもらっています。  今、議員がお持ちの中に、サード・プレイスという言葉がありますが、何かなと私は思ったんですけれども、当然我々の文化複合施設、サード・プレイスというのは、施設やまちづくりに対する考え方、十分なり得るところだと。家庭、職場以外に自分が飛び切り居心地のいい場所を見つける、そういったところになっていくべきだというふうに思っています。  現実に、今の図書館も朝早くから新聞を読みに年配の男性が来ています。その彼にとっては今の図書館がサード・プレイスになっていると思うんです。そういった機能を持たせる、もっともっと充実させていく、そういったことが私どもの複合施設の図書館に。複合と言えるのは、1階にホールとか講演会があったときに、その方に関する本を図書館でやるとか、そういうウインドー効果がありますし、複合施設が大事かな、図書館が4階にあってホールが1階、2階、3階にあるというのは、何らおかしくない施設だと思っております。 ◆1番(北村奈七海君)   今の教育長のお答えは、特に観光型図書館の定義というものには全然触れられていなかったので、私が質問した観光型図書館について、市民説明の前にきちんとした先行研究があるのか、また根拠を持てるものなのか、研究したのかという質問だったんですけれども、そこに関してはお答えは得られなかったということで、結局、市長が根拠というか、定義については把握していないという発言をされたのでよくわかったんですけれども、結局、観光型図書館というのは言葉のあやであって、別にそこを目指しているわけでは全くないと私は捉えたいと思います。  しかし、この松本さんの研究の中で、すぐれた社会教育施設は、すぐれた観光施設たり得るという言葉があります。これは、松本さんの言葉ではなくて、須磨海浜水族園の初代館長の吉田さんという方の発言なんですけれども、社会教育施設、図書館や博物館ですね、そういったものは、すぐれた観光施設になり得るということを言っておられます。例えば、大英博物館やルーブル美術館といった場所は、世界からも観光客が多く訪れる場所でして、実際、観光に行ってみたいなと思わせられる場所でもあります。ただ、その本質は何かと言うと、博物館、美術館であるわけでして、社会教育施設に該当します。  ですので、ここで何が言いたいかというと、観光型をまず目指すのではなくて、きちんと社会教育施設として設備を充実させた後には、おのずと観光にも利用できる図書館が生まれてくるのではないかということです。だから、順序がおかしいと思うんです。私は観光型の図書館が悪いということではなくて、そこを目指していくには、今の市長にせよ教育長にせよ、考えている考えが全く深まっていない。根拠としてはとても弱い。そこに新宮市の大規模な予算をつけていく。その説明責任もほとんど果たせないような、今の説明では、これからの新宮市の文化施設としてつくっていく意味が全くない、そう思います。  ですので、そうは言っても、私はやはり図書館というのは新宮市にとって重要な施設であるべきですし、今を生きておられる年代の方も、これからまた将来世代として新宮に生まれて育っていく子供たちにとっても、図書館をしっかりと利用して巣立っていってほしいと考えるわけです。  そこで一つ、新宮市の図書館で参考にしてほしいなと思うものが、九州の伊万里市民図書館です。実は2016年の11月に、その伊万里市民図書館と、あと、武雄市の図書館を視察に行ってきました。そのときに、もう大分時間がたってから、視察の結果をようやくここで言えるんですけれども、なぜ、伊万里市民図書館を参考にすべきかというところなんですけれども、実は、伊万里にも伊万里学という地域学があります。その点において、こちら新宮市にも熊野学というものに力を入れてきた過去もあるわけで、地域資料の生かし方をどのように行っていくのかという点で参考になる部分は大いにあると考えられます。  そしてまた、伊万里市民図書館という名前に注目していただきたいんですが、伊万里市立図書館ではないんです。伊万里市民図書館ということで、これは、昭和60年代に地域のお母さん方が中心になって、図書館がやっぱりなかったら、これからの教育、これからの住民生活に課題がある、だから図書館をしっかりつくっていきましょうということで、市民の方の活動からこの図書館の建設につながっているんです。  それで、すごくおもしろいなと思ったのは、そのときに、先方の議長にこの図書館を案内していただいたんですが、その方は女性なんですけれども、その女性の方が何とそのときに図書館建設、活動されていたそのグループのお母さんの一人で、御自身もずっと図書館活動に携わって、そして長年議員としても活躍されてこられた。そういう精力的な方がおられたから成功したんやと言われるかもしれませんが、私は新宮市でも同じことができると考えています。  それで、伊万里学に関しても参考になるなと思ったんですけれども、もう一つは、この図書館でおもしろい部分が幾つかあるんですが、一つは、図書館に福祉喫茶を併設されているんです。図書館に行って本がある横でコーヒーが飲んでみたいというような要望があったので、文化複合施設にはカフェスペースは置かないんですかという議論があったかと思います。しかし、それはそぐわないということで、その話はもう継続されていないんですけれども、私が行ったときには障害者の方が5、6名ほど働かれていて、軽食を提供されているんです。カレーとかおうどんとかそういうものなんですけれども、障害者の方が働く場所を確保している。そして、図書館という誰もが気軽に利用できる場所にそういった施設がある。そのことは、地域包括ケアシステム、市長はこれからしっかり力を入れていくというふうに言われていましたが、地域包括ケアシステムでやはり大事なのは、そういった障害者の方、年配の方も含めて、市民の方に垣根をつくらずにいろいろな場所で接する機会があったほうがよいと考えています。ですので、この図書館に福祉喫茶を併設するということは、新宮市としても大いに参考になる部分だと思います。  そしてもう一つ、学校図書館との連携です。伊万里市の図書館は、これが伊万里市民図書館の計画と設計という冊子なんですけれども、大体4,000平米ぐらいの大きな、ちょっと今新宮市が考えられている図書館の施設規模とは少し規模が大きい、倍ぐらいになっているんですけれども、この中に学校図書館との連携を進めるために、これぐらい広い館内なんですけれども、1クラス、40人ぐらいですね、の子供たちが一挙に来て、調べ学習をするスペースを図書館の中につくっているんです。やはり、伊万里市民図書館で新宮市がしっかりと参考にすべき部分は、学校図書館との連携、そして障害を持っている方でも気軽に利用してもらいやすい設計、そういった部分を参考にしていくべきだと思うんです。  もう一つ、細かいですが、おもしろい部分として、雨が降っていても図書館が休館日であっても本が返しやすいように、ドライブスルーを設けているんです。ドライブスルーを設けることで、車に乗った方でも気軽に本が返しやすい、でもそれは、市民の方の利便性を一番に考えたからこそできることであって、やはり、図書館が伊万里市には必要なんだということで、しっかりと市民グループの方が何年もかけて検討されて実現してきた部分なのかなと思います。  もちろん、そういったドライブスルーが実現されるためには、平地に1階建てでなければならないので、伊万里市民図書館は、一部3階建てになっていますが、1階建てです。そして、こういった伊万里市民図書館の見学のポイントを「図書館フレンズいまり」という、市民のボランティアグループの方がつくっておられるんですけれども、その中にとても重要なことが書いてあったので、そこを紹介したいと思います。  図書館は、子供やお年寄りが行きやすい身近なところに、今では文化施設というより生活施設であり必要不可欠であると書かれています。そして、ここがやはり一番重要なものだと思うんですけれども、公共施設は私たちの税金でつくられるのに、使い勝手が悪かったら損をするのは誰ですか。市長、誰ですか。
    ◎市長(田岡実千年君)   市民です。 ◆1番(北村奈七海君)   はい、そうですね。  なので、そこがわかっておられるのであれば、やはり、施設建設を急ぐのではなく、図書館が本当に4階にあるべきなのか、そこをきちんと考え直すべきです。そういったことを何も考え直さないまま、図書館協議会の方から要望書が出ている、そして私自身も図書館が本当に4階にあっていいのかというお声を実際にお聞きしている。また、実際に伊万里市民図書館に足を運んで、本当に多くの方が、図書館がもちろん魅力的だから来るんですけれども、おもしろいのは、市民の方が腰かけられる座席、そこに囲碁の碁盤であるとか、将棋盤が机として置かれているんです。なので、おじいちゃん、おばあちゃんでも気軽にちょっと遊びに来て、碁石とか将棋の駒を図書館から借りて少し遊ぶこともできる。そういう、本当に市民の方にとって何が利便性が高くて、そして図書館に足を運んでもらいやすいのか、そういったことがしっかりと考えられている。そういうものにこそ、私はお金をしっかりとかけていくべきだと考えますが、市長が、「この文化複合施設建設、何のためですか」という質問に対して、「図書館と市民会館の建てかえです」それだけ。たったそれだけのために市長は御自身で根拠をそろえて、そしてどういうふうに市民の方に使ってもらえば、それこそ市長の言う、選択と集中が本当に実現できるのか。それを全く考えていない。そんな施設をこれからつくったら、高齢化が言われて、そして子供たちにも学校図書館の司書、ことしでもう一人ふやすということなんですけれども、市立図書館を使ってもらいたいときにエレベーターが2基しかない。そのときに、エレベーターで子供を連れていって、どうやって先生、引率するんでしょうか。4階まで階段で子供に上がれと言うんでしょうか。  施設を建てる、そのことにしか目が向いていないから全く市民の利便性、そして市民の方の声を聞かないという方向に走ってしまっているのだと思います。 ◎市長(田岡実千年君)   市民の声は、たくさん聞かせていただいているつもりでございますので、そこ、ちょっと誤解されているかなと思います。      (「聞くだけや」と呼ぶ者あり) ◆1番(北村奈七海君)   そうですね。  今、ちょっとやじにもありましたが、聞くだけ。市長の役割は、聞くだけではなくて、御自身で根拠を持って市政運営をすることです。 ◎市長(田岡実千年君)   聞くだけでは決してございません。  北村議員のような、私どもが進めております複合施設の計画に反対されている方も一部おられますが、私のところに届く市民の声、多くはそのまま、今の計画のままがいいという意見のほうが多いというのは、改めてここで申し上げたいと思います。 ◆1番(北村奈七海君)   ですので、私が問題視しているのは、市長の姿勢そのものです。反対している、そちらの声のほうが少ないから聞かなくてよい。そういうことでは、市長は一体どういう市民のために働かれているのか全くわかりません。 ◎副市長兼企画政策部長(向井雅男君)   この文化複合施設は、多分、北村議員もこれまで御存じかと思いますが、文化交流ゾーンとして位置づけることで、誘客であったり交流であったり、そういった施設として醸し出すような状況をつくらなければならないというところの使命も持っています。  昨日か一昨日、少しお答えしたんですが、観光形態には、食と観光地の目的の場所というところをもってみえる方が多いんですが、それだけでは物足りなくて、食にやはり産品、農であったり、観光であったり、そういったものをくっつける。食に農であったり福祉的なものを絡めながらいろんな形態を付加価値をつけながら進めていく。そういった、いろんな形のものが必要です。  ここの施設に、僕としては図書館が、人間の五感がフル活動するような、そういった図書館であってほしいんです。ということは、この地を利用した熊野学そのものをパノラマで見えるという形のものは、すごくそういったところに合致するのではないかなというふうに思います。勉強する方も来られますし、読書する方も来られます。研究する方も来られます。いろんな形の方がおられますし、現在の図書館ですけれども、まだまだ足を運んでいない市民の方もおられますので、そういった五感をフル活動させるような図書館ができることで、市民の方が誰もが足を運んでいただける。また、市域外からでも来ていただける、そんな図書館を目指せられることがいいのではないかなというふうには感じております。 ◆1番(北村奈七海君)   何というか、結局、建物を建てるありきで走るなということなんですよね。全く図書館、そして文化ホール、議論が不足しているから後づけのように、こういう機能もあります、こういうふうに使ってほしいんです、軸がぶれていて表層的な理由にしかなっていない。そんなことで、50年、100年ももつ施設が建設できるとはとても思えません。  私が、やはり一般質問でしっかりと当局に考えていただきたいのは、コンセプトは残していると言われていますが、たび重なる施設の配置、設計変更によって、コンセプトもほとんどなくなってしまっています。そして、なくなっているだけではなく、新宮市が本当に何を重視して、この施設、建設していくべきなのか、コンセプトに含まれていないものも多々あると感じています。そこがないまま建物をつくったところで、ことわざにもあるように、仏つくって魂入れず、単なる箱物になってしまうのは目に見えています。  私は、やはり図書館は1階にあるべきだと考えていますので、旧職業訓練センターに図書館を移設していくという方針を改めて主張したいと考えていますが、職業訓練センターに地域包括支援センターを入れていくという方針、これに関しては、庁舎をつくるときになぜそういった考えを持たなかったのか、そこに疑問が残ります。庁舎をつくるときに建物設計をしっかりと見ていれば、地域包括支援センターがわかりにくいので、仮庁舎、旧職業訓練センターに移します。そんな話は出てこなかったはずです。旧職業訓練センターがあるから、地域包括支援センターを入れる。まるで、私には順序が逆のように見えてしまいます。もちろん、そうではないと言われるのかもしれませんが、庁舎をつくるとき、あれだけのお金をかけて新しい立派な施設をつくったのに、供用から間もないのにもかかわらず、なぜ移設する必要があるのか。庁舎をつくるときに、なぜ、もっとわかりやすく使いやすい施設配置にしなかったのか。もう現時点で、市がつくる建物が全く利便性を考えられていなくて、後から整合性をとる。そういうものになってしまっているじゃないですか。だからこそ、私は、これから文化複合施設をつくるということをすごく心配しているんです。  供用開始から1年もまだたっていないはずですけれども、それでもう使い勝手が悪いから新しい場所に移す。同じようなことが文化複合施設でも起こらないとも限りません。現状の体制が変わっていなければ、むしろ、起こる確率のほうが高いかもしれません。そういう見通しの全く持てていない計画のずさんさ。そして、そこに巨額の税金を使っていく。それで、果たして市政は市民のために、市民の誰もが笑顔で幸せに暮らせるまちづくりができるのでしょうか。全くできないと考えています。 ◎市長(田岡実千年君)   今、御指摘の地域包括支援センターの部分を旧仮庁舎に持っていくということでありますが、特に、高齢化が年々増加する中で、在宅医療、介護のしっかりとした相談窓口が必要になってまいりました。この取り組みは、この庁舎を設計するときには、まだ計画していなかったことでありまして、新しい取り組みであります。そういう中で、ゆっくりとそういった相談が、高齢者の方々ができるように考えたときに、今の地域包括支援センターを隣に移すほうが、よりよい方法だなということで、そうさせていただいてございます。 ◆1番(北村奈七海君)   そういう考えが足りませんでしたというようなことを、ここでいけしゃあしゃあと言われても、それはそのときにきちんと考えておくべき部分なんではないんですか。地域包括ケアシステム、これは私が議会に入ったときなので、ほぼ2年前ぐらいですけれども、その前からこういうシステムがつくられるということは、国のほうでも推進していたのではなかったのでしょうか。  本当に庁舎を建てるときに考えておくべきことというのはなかったのでしょうか。 ○議長(屋敷満雄君)   向井副市長、きっちりと答弁お願いします。 ◎副市長兼企画政策部長(向井雅男君)   不足したということは多分言っていないかと思います。  今の段階で、関係機関との調整がうまくいったので、今後、そこで一元化の窓口をさせていただきたい。よりよい場所であるというふうにそちらを選択したというふうには思っております。  るる4階のことについては、北村議員、再三指摘、特別委員会でもいただいているんですが、その辺については、十分設計者とより安全に効率的にいくように、その辺は配慮がいくようには検討させていただきたいというふうに思っております。 ◆1番(北村奈七海君)   そういう小手先の答弁ではなくて、私が言いたいのは、きちんとこれからの新宮市の将来を考えて、市の全体を見てどういうまちづくりをすべきなのか、それが全く見えてこないし、現実的に文化複合施設の基本配置の案が紆余曲折をしているようになってしまっている大きな課題の部分だと考えています。  この新宮市の歴史や文化が重要だというふうに言うのであれば、特に文化複合施設、50年、100年というスパンで文化のこと、歴史のことを考えるのでは余りにも視野が狭過ぎます。  中世のことを考えれば、1,000年近く前から歴史や文化があるわけです。そういう新宮の根本的な重要視するべき部分はどこなのか。そして、将来にわたって引き継ぐべき部分はどこなのか。その反問が市長の中には全くない。だからこそ、建物を建てる話だけではなくて、これから先、建設費55億円が本当に守られるラインになるのか。そして、維持管理費、市長は1億円と言いますが、それだけで済んでいくのか。そしてまた、維持管理費だけに1億円を使うのが望ましい財政のあり方なのか。  私は、やはり新宮市の歴史と文化、重要視していきたい。そこにもきちんと財源をつけていってほしい。そのように思うので、いわゆるアーカイブ機能、資料の収集と保存、そこに力を割いていってほしいと考えています。しかし、アーカイブ機能がなぜ大事かと言えば、それが新宮市の根幹であるだけではなく、そこを起点に、繰り返しになりますが、教育、そして観光資源へと結びつけていくことができる新宮市に残された宝やと考えているからです。  ですが、そういった将来展望もなく、図書館は観光型図書館という説明をしながらも市長の中に根拠がまるでない。熊野学と口では言いますが、熊野学センターを真っ先に先送りにし、明治大学との熊野学フォーラム、これも10年をめどに打ち切った。そういったことで、今後新宮市の歴史や文化が守られ、それをベースにしてしっかりとしたまちづくりが行っていけるとは私は思えません。  最後にもう一度、市長に言いますが、この文化複合施設の建設、これは同僚議員も指摘されていましたが、一度立ちどまって、市全体のこと、財政のことももう一度踏まえながら考え直すべきだと思います。  1点目は、やはり建設場所が今後、遺跡の発掘状況によっては、まだ本当に記録保存で可能なのか、見通しがつかないこと。そして、2点目として、設計内容が市民の方の利便性を考えられていないというこの2点で、やはり考え直すべきだと思います。 ◎市長(田岡実千年君)   大変熱い思い、ありがとうございました。  議員御指摘いただいた点で、今後の文化複合施設整備において、取り入れられる部分があれば、また取り入れさせていただきたいと思いますが、基本的には、特別委員会でお示しさせていただいております西側1棟案で進めてまいりますし、仮に、その予定地から重要遺構が出てきましても、冒頭に申し上げましたように記録保存、もしくは、それ以上の保存方法で保存して予定地には建設するということでございます。  ありがとうございました。 ◆1番(北村奈七海君)   結局、今この答弁を聞いてもわかるように、市長は全く他人からの指摘は、特に私のことを何でも反対というような感覚でしか捉えていないので、本当に新宮市にとって何が必要なのかを一切考えられていない。少しでも考えられていたら、このような事態にはなっていませんし、こんな誠意のない答弁はしないはずです。  以上です。 ○議長(屋敷満雄君)   以上をもって、1番、北村議員の一般質問を終わります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− △延会の宣告 ○議長(屋敷満雄君)   お諮りいたします。  本日はこの程度をもって延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)   御異議なしと認めます。  よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。  あすは午前10時から会議を開きます。  本日は御苦労さまでした。                              延会 午後4時34分...