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03月01日-03号

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  1. 新宮市議会 2018-03-01
    03月01日-03号


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    平成30年  3月 定例          平成30年3月新宮市議会定例会議録             第3日(平成30年3月1日)---------------------------------------議員定数17名、現在員16名、出席議員16名、氏名は次のとおり。                             1番  北村奈七海君                             3番  杉原弘規君                             4番  大石元則君                             5番  松畑 玄君                             6番  前田賢一君                             7番  福田 讓君                             8番  辻本 宏君                             9番  榎本鉄也君                            10番  久保智敬君                            11番  濱田雅美君                            12番  上田勝之君                            13番  東原伸也君                            14番  田花 操君                            15番  松本光生君                            16番  屋敷満雄君                            17番  大西 強君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 平成30年3月1日 午前10時開議 日程1 議案第1号 平成30年度新宮市一般会計予算 日程2 議案第2号 平成30年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程3 議案第3号 平成30年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程4 議案第4号 平成30年度新宮市介護保険特別会計予算 日程5 議案第5号 平成30年度新宮市と畜場特別会計予算 日程6 議案第6号 平成30年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程7 議案第7号 平成30年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程8 議案第8号 平成30年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程9 議案第9号 平成30年度新宮市土地取得特別会計予算 日程10 議案第10号 平成30年度新宮市水道事業会計予算 日程11 議案第11号 平成30年度新宮市簡易水道事業会計予算 日程12 議案第12号 平成30年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程13 請願第2号 旧丹鶴小学校跡地遺跡群と発掘予定地全体の保存活用ならびに熊野学センター・文化ホール・図書館の早期建設について---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第1号 平成30年度新宮市一般会計予算から 日程13 請願第2号 旧丹鶴小学校跡地遺跡群と発掘予定地全体の保存活用ならびに熊野学センター・文化ホール・図書館の早期建設についてまで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長兼企画政策部長       向井雅男君               企画政策部               企画調整課長           新谷嘉敏君               商工観光課長           畑尻賢三君               企業立地推進課長         小渕 学君               総務部               部長               小谷 充君               参事(防災及び危機管理担当)   西 利行君               総務課長             尾崎正幸君               財政課長             小林広樹君               市民生活部               部長               岡 雅弘君               市民窓口課長           赤坂幸作君               生活環境課長補佐         竹田和博君               国保直営熊野川診療所事務長    谷口 昇君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        畑尻英雄君               健康長寿課長           河邉弘ミ子君               建設農林部               部長               田坂 豊君               都市建設課長           宇井俊治君               管理課長             望月敬之君               農林水産課長兼農業委員事務局長 平見良太君               熊野川行政局               局長               名古一志君               医療センター               事務長              中前 偉君               庶務課長             佐藤尚久君               医療業務課長           山下泰司君               水道事業所               所長               坪井辰実君               業務課長             奥  靖君               工務課長             登地義明君               消防本部               消防長              海野裕二君               教育委員               教育長              楠本秀一君               教育部               部長               片山道弘君               次長兼教育総務課長        北畑直子君               学校教育課長           嶋田雅昭君               生涯学習課長           南 拓也君               文化振興課長           須崎誠久君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               久保欽作               次長兼庶務係長          岸谷輝実               庶務係主事            中尾 愛               議事調査係長           岡崎哉               議事調査係主事          大居佑介             第3日(平成30年3月1日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(屋敷満雄君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 本日、松本議員より、通院のため遅刻の届け出がありましたので報告いたします。 なお、当局より岩崎生活環境課長、病気のため欠席の届け出がありましたので報告いたします。 日程に入る前に、ただいま発令中の暴風警報に関しまして、当局より報告の申し出がありますので、発言を許可いたします。 西総務部参事。 ◎総務部参事[防災及び危機管理担当](西利行君)  おはようございます。 それでは、きのうから日本海を発達しながら進んでおります、低気圧の通過に伴います概要報告ということでさせていただきます。 まず、被害の状況なんですけれども、9時30分現在において、被害状況の報告は入っておりません。 昨夜からの雨量の関係ですが、県の観測データにおきましては、新宮観測所、これは東牟婁振興局の屋上に設置している観測データなんですけれども、午前3時現在で最大17ミリというのを記録しております。 風の関係なんですが、けさ午前7時35分ということで、防風波浪警報が発表されております。発表に伴いまして、職員の第1号配備を行いました。 午前8時半からはそれぞれの職場において待機という形をとらせていただいております。施設の関係で学校関係ですが、市立の小中学校については、自宅待機とさせていただいておりまして、既に登校された児童については帰宅させる方向とさせていただいています。 また、幼稚園3園については休園とさせていただいておりまして、市立の保育所4園においても休園にしております。一部家庭で保育ができないということで保育を希望される方については、受け入れをさせていただいているということになっております。 今後の風の状況ですが、和歌山地方気象台によりますと、午前中いっぱいは警報が継続される見込みだろうと。午後からも状況によりまして、継続される可能性が続くということで聞いております。本日いっぱいはこういった強い風が続くということで、可能性が見込まれるということで聞いております。 以上で簡単でございますが概要報告とさせていただきます。 ありがとうございます。 ○議長(屋敷満雄君)  ありがとうございました。--------------------------------------- △日程1 議案第1号 平成30年度新宮市一般会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程に入ります。 日程1、議案第1号、平成30年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 昨日に引き続き、歳出5款労働費138ページから7款商工費165ページまでの質疑を行います。 なお、この際、議員の皆様に申し上げます。 質疑に当たり、自己の意見、要望といった一般質問的な発言が見受けられます。発言は予算についての質疑にとどめるとともに、簡明に行うようお願いします。また、当局のほうにも簡潔にきっちりとした答弁をお願いいたします。 それでは、質疑に入ります。 11番、濱田議員。 ◆11番(濱田雅美君)  おはようございます。 質疑に入らせていただきます。 きのうも159ページの川舟運航事業で質疑があったんですけれども、その中で船頭の育成についてはやはり今後の課題であるという話はあったんですけれども、それに重ねて語り部の育成のほうもお願いしておきたいと思って、つけ加えさせていただきます。やはりこれ、船頭がいないとこの事業は成り立たないと思いますので、そのところ御尽力いただきますようお願いいたします。 あと163ページの各種団体等負担金の中に、伊勢熊野観光連絡協議負担金というのと、あと165ページの熊野三山協議負担金というのがあるんですけれども、この負担金が続いた中、お伊勢さん参りと伊勢の観光客はすごいにぎわい、私も年明け行かせてもらったんですけれども、本当にすごい人がいて、この100分の1でも新宮のほうに流れてきていただければ、すごくありがたいなとかという思いがあって、昔からお伊勢さん、蟻の熊野詣と申しますけれども、伊勢にお参りして、やはりこの熊野三山にお参りしていただくというような流れ的なものというのは、この協議の中で成果というのはあらわれているんでしょうか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  今おっしゃっていただいたように、伊勢からの観光客、あるいはほかからの観光客、それぞれ区分分けはできませんけれども、かなりのそういったところからの誘客に努めよというところで頑張っておるところです。 この協議につきましては、伊勢市から串本町までの14市町が加盟して共同宣伝あるいはイベントの開催をしたりして、それぞれの地域に誘客しようと頑張っているところでございます。そういった誘客目的に取り組んで、この地に観光客を誘客したいというところで頑張っております。 ◆11番(濱田雅美君)  伊勢参りと熊野三山参りの連携したPR的な手段というのも具体的にはどんなふうな取り組みを行ってもらっているんでしょうか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  プロモーションあるいはイベント等でそういったパンフレットをお配りするなり、それぞれの事業活動を報告させていただいたりして、相互理解を深めて誘客に努めようとしているところでございます。 ◆11番(濱田雅美君)  そのときによると思うんですけれども、1年に何回か伊勢の外宮のあたりで何かお祭りみたいなイベントがあって、そこにほかの自治体のお話で申しわけないんですけれども、三重県の御浜町とかだったらミカンを売りにそこに出店するとかということも毎年行っているんですけれども、新宮市もそういった熊野三山をアピールしたりとか、地産物をアピールするような取り組みというのを今後行っていったらどうかと思うんですけれども。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  この協議を通じてのイベントには参加できていない部分もありますけれども、あらゆる機会を通じて名古屋方面にも、あるいはほかで開催されるイベントとかにも積極的に参加して、誘客には努めているところでございます。 ◆11番(濱田雅美君)  今後ともまた取り組みのほうよろしくお願いします。 また、本年度から聖地巡礼バス推進協議の負担金というのも100万円という予算で上ってきていますので、これのほうもぜひ成果が出るように取り組んでいただきたいと思います。 あと同じく165ページの観光客誘客促進おもてなし向上事業なんですけれども、きのうもこれ質疑があったんですけれども、おもてなし事業委託のほうで前年度が予算が670万円ついていて、170万円の今年度減になっていまして、その中でこちらのきのうのところでは、DMOの設立検討を行うとなっているんですけれども、前年度はこのDMOとかというのの設立を検討するような取り組みはされなかったんでしょうか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  この協議を通じてDMOの考え方を深めてもらうために講演あるいは内部で議題に出して検討したりはしております。 ◆11番(濱田雅美君)  わかりました。予算が減になったということなんですけれども、これに何か理由はありますか。特にはないんでしょうか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  特に大きな理由というのはないんですけれども、今年度は観光振興計画あるいはその中のアクションプログラムとかという策定に費用を割いているというところもありまして、平成29年度は膨らんでいる状況でございます。それを除いて、今後はこの事業を活用してさまざまな活動を行っていきたいというところでございます。 ◆11番(濱田雅美君)  わかりました。ありがとうございます。 以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  引き続きまして、3番、杉原議員。
    ◆3番(杉原弘規君)  2点お願いしたいと思います。 農林水産業。 ○議長(屋敷満雄君)  何ページですか。 ◆3番(杉原弘規君)  143ページ。 それからもう一つは149ページの間伐材の2件です。 野生鳥獣被害防止事業なんですが、猿、イノシシ、鹿、この三つのけものに対して予算化されているんです。これは、大体私の見るところでは200頭ずつ見込んでいるんかなと思っているんですが、ここら辺はいかがですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  野生鳥獣被害防止事業につきましては、議員おっしゃりましたイノシシとか鹿とか猿の獣害被害に対する予算でございますが、猟友会等が鉄砲で撃ったり、わなで捕まえたりする予算と、また農家等の電柵等の補助を合わせて組んでいる予算がトータルとして1,010万6,000円を組んでいるところでございます。 ◆3番(杉原弘規君)  これ大体の頭数にすると、200頭ずつの目標にしていないですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  当初予算では、猿につきましては100頭、イノシシにつきましては同じく100頭、鹿につきましても300頭でございますが、実際に9月議会でも補正いただきましたように、年間で捕獲する鳥獣が約1,000頭でございます。 内訳を申しますと、平成28年度につきましては、イノシシが241頭、鹿がふえて559頭、猿が268頭ということで、年間当初予算で予定していた数よりかもすごくふえておりますので、それについては補正等の対応で議会の御承認をいただきまして、御理解をいただきまして踏んで対応しているところでございます。 ◆3番(杉原弘規君)  そうすると、前年度と比較すると全く同じ金額なんですが、この見通しで今言ったような頭数を捕獲できる見込みにしているんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  当然、実績を比較しますと足らないと思われますが、これも水ものでございまして、必ず去年度のレベルまで捕獲できるかというのは非常に未知の数なので、年度途中の9月等で予算がなくなってくる状態であれば、また議会の御承認を得まして補正等を見込む予定でございます。 ◆3番(杉原弘規君)  ぜひそのようにしてやってほしいです。やっぱりこの獣害対策というのは避けて通れないから。最近特に鹿が多いということなんで、ぜひこれは継続してやれるように進めていただきたいということをお願いしておきます。 それから、間伐材のことなんですが、間伐材の補助金で800万円ということになっています。これは、3から12齢級の森林を対象にしていると、こういうところなんですが、これはバイオマス発電とのかかわり合いでいうと、そこら辺は連携をとれて予算化しているんですか。連携をとった上で予算化しているのかな。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  この間伐対策事業補助金につきましては、もともとは森林の健全な育成を図るために間伐をやっていくということで、国の事業に対しまして新宮市が5%の上乗せの補助をしているところでございますが、実際に間伐した木はどうなっているかと聞きますと、やはりこちらの地元から出てきた間伐材につきましては、三重県のほうのバイオマスに材として供給しているということが大半でございます。 ◆3番(杉原弘規君)  そうすると、木質バイオマス発電所がほぼ99%新宮港へ建設できると、こうなっていますね。そういうことから見ると、この間伐材の問題は今尾鷲のほうへいっているんですが、新宮で発生する間伐材は新宮の木質発電所で買い上げていくという、そういう方向づけはしていないのですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  現在のところ、尾鷲の向こうの松阪のほうへ持っていっているわけなんですけれども、もし新宮のほうに企業が設置されれば、地理的にも新宮のほうが近いですし、輸送等を考えるとやはり地元の発電所のほうに持ってくるであろうと思っております。 ◆3番(杉原弘規君)  ぜひ、これからの新宮港での木質発電所が建設されるということが、もう具体的に出てきたあるんで、そういう方向での力の入れようをこれからも続けてやってほしいということをお願いしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  続きまして、13番、東原議員。 ◆13番(東原伸也君)  143ページの新宮市熊野牛生産組合補助金なんですけれども、これは何に対する補助金という形なんですか、運営ですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  熊野牛生産組合の補助金でございますが、新宮市内に肉牛を育てる畜産農家がございます。農家の方々に対しまして、経営また流通等々の調査を行うための費用とともに、あとは病気、BSE等々の予防接種等に係る予防接種代とか、また去勢、種つけ、そういった取り組みに対しての組合への補助となっております。 ◆13番(東原伸也君)  わかりました。昔あったブランド化とかいうのは、これとは全く別なんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  和歌山県全体で、熊野牛のブランド化というような取り組みはしておりますが、それぞれ生産農家、肥育農家、また肉を売る業者等々で熊野牛をブランド化する取り組みにつきましては、それぞれの団体と、またブランド化を目指す団体等が取り組んでいるというふうに聞いております。 ◆13番(東原伸也君)  続きまして、149ページの天台烏薬育成事業なんですけれども、今回ちょっと減額になっています。聞くところによると、世田谷の病院経営されている方を主に、新たに販路が見つかったということも聞いておりますし、今回減額というのは何か大きな理由があるんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  今回の予算の減額につきましては、天台烏薬、注文が入る前に3日干し等をするわけなんですけれども、そういった材料につきまして、高田の水車小屋のところに材料を置く倉庫がありますが、昨年度その倉庫を購入するために、備品購入費として上げさせてもらった分について、減額したというところが主な理由でございます。 ◆13番(東原伸也君)  当時10万本というような、目標立ててあそこは育成にかかったと思うんですけれども、それは目標は大体達成されているんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  はい、当初の計画が10万本計画ということで、それを目標に苗をふやしてきたところでございますが、現在のところ9万7,000本ぐらいということで、大方目標を達成しているんじゃないかということで、現状維持のために頑張って育成をしているところでございます。 ◆13番(東原伸也君)  続きまして、153ページの三輪崎海岸保全施設長寿命化計画策定業務なんですけれども、前段の質疑でいろいろ聞かせていただきまして大体わかっているんですけれども、海産物への影響がちょっとちらほら聞くこともあるんで、そういうところとの話し合いというのはできていますか。 ◎農林水産課長兼農業委員事務局長(平見良太君)  今回のこの計画とは別なんですけれども、やはり熊野川からの濁水等々によって、アワビとかそういった貝類について影響が出てきているということで、育成についても貝殻は大きいけれども中身は小さいとか、そういった部分が上がっているということは聞いております。 ◆13番(東原伸也君)  別の事業ですけれども、長寿命化計画の中では人工リーフを入れたりした場合にその影響が出てきているんじゃないかとちょっと懸念するところがあるんで、そういうところも含めて長寿命化計画立てるときにぜひ配慮していただければと思います。 続きまして、聖地巡礼バス推進協議負担金なんですけれども、説明によりますと最後に参画すると書いてあるんです。これは今ある団体の中や新宮市が新たに加入するという形になるんですか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  そのとおりでございます。現在、この聖地巡礼バスというのは、関係自治体としては高野町、田辺市、それから高野山から熊野本宮大社間に関係する交通事業者で構成されております。そこに参画させていただいて、高野山から熊野三山一路がつながるようなバスによる公共交通の整備に努めて旅行者の利便性を図りたいというものでございます。 ◆13番(東原伸也君)  これはじゃ、もともとの協議というのは、いつできているんですか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  先ほど申し述べました関係構成員によりまして、平成28年度にできております。 そして、高野口駅から熊野本宮大社間のバスによる利便性を図るということについては行われておるんですけれども、本宮大社どまりとなっているというところで、そこをつないで何とか利便性を図ってこちらに誘客を求めたいというところで、那智勝浦町とともに参画したいというところでございます。 ◆13番(東原伸也君)  そうしますと、今回那智勝浦町も含めて熊野三山の所有自治体というか、そこが全部今回初めて加盟になったという形ですよね。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  当地域につきましては、那智勝浦町と新宮市で平成30年度モデル的な参画になろうかと思いますけれども、そういった取り組みを行って1市1町と、それから交通事業者と組み合わせてこの利便性を図りたいというところでございます。 ◆13番(東原伸也君)  最後に、この100万円というのはその会費ということなんですか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  PRに努める経費、あるいは旅行切符の造成とかに係る経費というところです。現在田辺市のほうでは500万円の負担金、高野町のほうでは100万円といった形で負担金が納められております。 ◆13番(東原伸也君)  ということは、これからこの会費というのは定額になるんか、それとも事業の内容によってはプラスアルファされていくのか、いかがですか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  当然この効果というのが求められますので、私どもとしてはとりあえず平成30年モデル的に参画させていただいて、その実績を見て継続するか否かも含めて見守っていきたいというところでございます。 ◆13番(東原伸也君)  予算に関しては増額する可能性とか、そういうものは続けていくということになれば増額になるということですか。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君)  内容によっては増額ということもあるかもわかりませんけれども、とりあえずは現状の100万円という域を出ないというふうに考えております。 ◆13番(東原伸也君)  以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  以上で5款から7款までの質疑を終わります。 続いて、歳出8款土木費166ページから9款消防費195ページまで質疑を行います。 11番、濱田議員。 ◆11番(濱田雅美君)  167ページの空家等対策事業なんですけれども、この事業に関しましてほかの自治体からも解体のときには補助金があるとかということで、新宮市のほうも以前ちょっと私も一般質問で確認させてもらったときには、そのときは補助金はまだ決まっていない、今後ほかの自治体も兼ねて、いろいろ研究を重ねて新宮市のあり方を考えるということだったんですけれども、解体時の補助金のほうの制度というのはどのようになっていますでしょうか。 ◎管理課長(望月敬之君)  空家等対策計画の取り組みといたしましては、平成28年度に市内全域の空き家実態調査を実施いたしました。それで今年度においての空家等対策計画の策定を見込んでおります。現時点ですが、計画案ができましたので、市民からの意見を取り入れるためパブリックコメント、市のホームページに掲載をさせていただき、また市管理課、三輪崎支所、高田支所、熊野川行政局に閲覧用を配付したところでございます。 今後、計画案において策定及び公表に向けて事務手続を進めているところではあります。議員おっしゃられました補助金についても、今後他市の状況を見ながら調査研究を行いたいと思っております。 ◆11番(濱田雅美君)  今、危険家屋の解体を急ぐという建物の方というのも、何件かありますか。 ◎管理課長(望月敬之君)  日々の対応でございますが、当然空き家等草木が茂ったりとか、そういう苦情、要望に対しては関係各課が連携させていただき、対応はさせていただいておるところではございます。 ◆11番(濱田雅美君)  すぐに解体しないと危険であるとかというところというのは、特には今ないでしょうか。 ◎管理課長(望月敬之君)  日々対応している中で、そういう建物についても少なからずもあることはあります。 ◆11番(濱田雅美君)  それは持ち主には連絡していただいている状況ですか。それとも連絡がつかない方とかというのもいらっしゃるのでしょうか。 ◎管理課長(望月敬之君)  当然、逼迫性のある空き家についても当然所有者がすぐに見つかるとかもあるんですけれども、当然相続人等もございますので、ある程度情報を取り入れて対応は行っておるつもりでございます。 ◆11番(濱田雅美君)  今、新宮市のほうは解体についての補助金制度がまだでき上がっていないということなんですけれども、補助金制度がないために解体を見合わせているという方はいらっしゃらないのかなと思ったんですけれども。 ◎管理課長(望月敬之君)  現時点ですが、特に聞いてはおりません。 ◆11番(濱田雅美君)  建物がなくなって空き地になったときの税金対策とか、あとやはり解体するときの補助金があるかないかでやはり解体を行うかどうかというのも判断にかかわってくるのかなと思うので、やはり補助金制度のほうがあればやっぱり解体する方の負担というのも少しは軽減されるかなと思いますので、ちょっと前向きに考えていただければと思いますので、お願いしておきます。 あと、187ページの市営住宅維持修繕管理費、これ5,100万円というちょっと大きな金額なんですけれども、こちらのほうの概要を見ると、老朽化する市営住宅の改修修繕を行い云々ということなんですけれども、予算書のほうには建築工事費補助事業で2,700万円と上がっていて、これはどういった予算づけなんでしょうか。 ◎管理課長(望月敬之君)  2,700万円の工事費につきましては、一応市営住宅の長寿命化ということで、外壁改修工事をやらせていただく予定にしております。 内訳としまして、市内砂羅団地なんですけれども、35戸のうちの15戸を予定しておるところでございます。 ◆11番(濱田雅美君)  ごめんなさい、もう一度。砂羅団地の…… ◎管理課長(望月敬之君)  市営砂羅団地、場所で言いますと橋本になるんですけれども、そこの35戸のうち15戸の外壁の改修工事をする予定にさせてもらっています。 ◆11番(濱田雅美君)  外壁の修繕ということですね。 ◎管理課長(望月敬之君)  工事です。 ◆11番(濱田雅美君)  工事で。はい、わかりました。あとの残りというのは、市内にある市営住宅のちょっと直していただきたいとかというところに対応する予算ということになってきますか。 ◎管理課長(望月敬之君)  修繕費、手数料を組ませていただいているのは、市営住宅35団地、787戸を管理しているんですけれども、老朽化した住宅、雨漏り等、シロアリ等々の修繕作業を行う予算をとらせていただいております。 ◆11番(濱田雅美君)  ありがとうございます。 以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  8番、辻本議員。 ◆8番(辻本宏君)  屋敷議長おっしゃいましたように、手短に質疑をさせてもらいます。 184、185の土木費です。都市下水路費のところなんですけれども、この一番下で市田川応急ポンプ設置事業360万円というふうになって、これは市長も所信の中で明文化しているんですけれども、昨年の10月の台風21号で市田川沿川の浸水被害が大きかったと。これに対応するものだと思うんですけれども、これは3基で間に合うんですか。どちらへつけるんかな。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  これにつきましては、応急用の水中ポンプということでして、ことしの出水期までに早期に設置できる3カ所ということで、丸山地内に1基、蓬莱3丁目地内に2基予定をしております。 ◆8番(辻本宏君)  そしたら応急ポンプであって、あと浸水対策はこれで終わるんですか、応急の。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  これはあくまでも応急的なものでございまして、今後緊急ポンプというか大きなポンプ、恒久的なポンプということは、今後検討していくというところでございます。 ◆8番(辻本宏君)  とにかく全国的に異常気象で雨量が多い。前回も皆さんも言っているけれども、900ミリの雨があった。これが普通になってきているんです。異常気象じゃなくて、いつ起こるかわからないけれども。年間どこか全国的に至るところで起こっている。 この応急ポンプなんですけれども、先々、課長はあと事後対応していくというふうに言われていましたけれども、これで本当に時期的に間に合うんかなというのが心配なんです。早く応急ポンプよりも正規のポンプつけられたほうがいいんちゃいますか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  その点につきましては、こちらも認識しているところでございまして、まず大きなものということになりますので期間的にもかなりかかりますのと、あとそういったところをどういったものをつけるか、かなり詳細な設計とかも出てこようかと思いますし、今後そういったところで検討していきたいと思っております。 ◆8番(辻本宏君)  よろしくお願いしたいんですけれども、時間かかると言うけれども、そんなにかからんと思いますよ。私専門家に聞いたけれども。半年あったら設計して、どこへつけてくれと言ったらつけられると言っていました。コストだけが高い。やや高いと。やや高いですよ。そっちのほうを早くしたほうがええと思います。 答弁はいいですけれども、以上よろしくお願いします。 ○議長(屋敷満雄君)  いいですか。終わりですか。 ◆8番(辻本宏君)  はい。 ○議長(屋敷満雄君)  1番、北村議員。 ◆1番(北村奈七海君)  1点で、179ページの新宮港客船誘致事業についてお聞きします。 これは平成28年度から年々増額になっていると思うんですけれども、平成30年度は消耗品費が50万円の増と手数料が100万円増加しているんですけれども昨年度と比べて。これはなぜ増加することになったんでしょうか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  前回平成29年度の予算と比べまして、今回は客船、今のところ14船の予算で計上させていただいております。前回は11船の予算でさせていただいている分が、その分ふえているということでございます。 ◆1番(北村奈七海君)  すみません、ちょっと今、去年が11船でことしは14船ということで3便の増加ということですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  基本的にはそういう形で増加の原因となってございます。 ◆1番(北村奈七海君)  わかりました。 それと、今回新宮港初入港となるコスタネオロマンチカとスターレジェンドの寄港を定着ということなんですけれども、これはこれまで入港してきた飛鳥Ⅱなんかと比べて、どれぐらい乗船客数としてはふえることになるんですか。同じぐらいなんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  今、新宮港のほうに一番大きい客船でいいますと飛鳥Ⅱがございます。これについては定員900名ほどということでございます。今回は特にコスタネオロマンチカですけれども、定員が1,800名となってございます。全員がこの定員丸々が乗ってくるということではないのかもわかりませんけれども、それぐらいの規模、今まで新宮港で受け入れる最大の規模になるものと考えております。 ◆1番(北村奈七海君)  わかりました。そういう大きな船が新宮港に定着してくれたら、もちろん観光にもつながっていくので、いい傾向なのかなと思うんですけれども、この誘致事業で特にお金を出していることとしては、無料のシャトルバスを新宮港からJRの新宮駅間出していると思うんですけれども、これは去年の利用率はどれぐらいだったんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  率といいますか、全体で520名ほど利用していただきました。 ◆1番(北村奈七海君)  520名の利用というのは、1年間客船で来て、新宮港でおりられた人数はどれぐらいなんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  平成29年度で現在で5,700名ほどの乗船客の皆様をお迎えできてございます。そのうちの520名がシャトルバスを利用していただいたということでございます。 ◆1番(北村奈七海君)  ということは、約1割の方ですか。5,700名のうちほかの9割の方は何を利用してまちなかに行かれているんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  ほかの方につきましては、船会社が提供しておりますオプショナルツアーに利用していただいている方と、それと船内に残られる方ということでございます。 ◆1番(北村奈七海君)  なるほど。あと去年は新宮オリジナルのノベルティーグッズをこれは無料配布やと思うんですけれども、配布していたと思うんですけれども、これはことしも引き続きされるんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  結構、船会社のほうも好評いただいておりますので、これにつきましても継続させていただければというふうに考えてございます。 ◆1番(北村奈七海君)  ノベルティーグッズはシャトルバスを利用しなくても配布はされるんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  船から降りてこられるタラップのところで平安衣装の方にも立っていただきながら、一人一人に手渡しでお渡ししているというようなことでございます。 ◆1番(北村奈七海君)  あと、去年は市内まち歩きツアーの造成と実施を目標というか、掲げられていたと思うんですけれども、去年の時点でまち歩きツアーの造成と実施というのはどれぐらい達成できたんでしょうか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  平成29年度で速玉大社を利用した速玉大社を中心としてまち歩き、それとか川舟下りというようなことをさせていただいたのが1件ございます。これにつきましては、大社のイベント参加者につきましては90名参加していただいてございます。 あと、まち歩きハイライトツアー、新宮早回りツアーというような形ですけれども、これにつきましては15名利用していただいてございます。主なところは以上となります。 ◆1番(北村奈七海君)  わかりました。去年の実績でいうと、無料のシャトルバスの利用者は520名で、その中でもシャトルバスを使って、さらにツアーにも入って来られた方というのは、今言われた90名ぐらいの方に含まれるんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  シャトルバスは午前、午後とも何便か運行させていただいております。私どもが造成させていただいたツアーにも当然シャトルバスを利用される方もいらっしゃいますし、船社が提供した午前中のツアーということで利用されて、午後シャトルバスで新宮市内に出かける方、いろんな楽しみ方をされているということでございます。 ◆1番(北村奈七海君)  ツアーの実施主体は観光協会とか観光ガイドの方ということなんですか。そこにお金が…… ◎企業立地推進課長(小渕学君)  観光協会のほうに主催ということでお願いする分もございますし、うちがツアーの企画をお願いして、船社のオプショナルツアーに組み込んでいただくというような場合もございます。 ◆1番(北村奈七海君)  わかりました。 ちょっとそれで言うと、ノベルティーの無料配布なんかですと、せっかくシャトルバスを出していて、その利用率も上げていけたらと思うので、来た人全員に配っていると本当にもらってただ終わってしまうだけということになると、とてももったいないのかなというふうには思います。 もちろん配ってもらって新宮市のいいところをPRするというのは、それは大事なことかもしれないんですけれども、それよりは例えば市内でお土産を買ってもらう、市内の特産物を買ってもらうという方向に誘導したほうが、市内に落とすお金としては効果的なんじゃないのかなと思うんですけれども、その辺は見直しはされないんですか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  今回、1月6日、7日に客船にっぽん丸とぱしふぃっくびいなすが入港していただきました。その際にシャトルバスを提供させていただいたんですけれども、今回新たな試みといたしまして、速玉大社までシャトルを利用されたお客さんに速玉大社までを観光ガイドの方に先導してもらって、まちを御案内しながら速玉まで一緒にお連れすると。帰りにつきましては、いろんなまちなかでお買い物を楽しんでくださいというようなこともさせていただいております。 ◆1番(北村奈七海君)  わかりました。 以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  引き続き、12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君)  169ページ、2番の新宮紀宝道路の関連事業として、新宮市が待望する河口大橋の用地支援の関係の経費だとは思うんですけれども、これ平成30年度国のほうではピアの建設もいよいよ始まってくるというようなお話も伺っておりますが、その中では新宮市域内、用地的な課題といいますか、用地買収率というのはどれぐらい進んでいるんですか。進捗はどれぐらいですか。 ◎管理課長(望月敬之君)  用地の進捗状況につきましては、個別案件になってまいりますので、答弁のほうは…… ◆12番(上田勝之君)  いえいえ、個別ではなくて、全体のうち何割程度進んでいるかどうかです。どれぐらいの率で進んでいるかどうかの内容。別に個別案件、個別にどう、ここがどうという話ではなくて、新宮市域内でどれぐらい。 ◎管理課長(望月敬之君)  平成29年度で用地の筆数、新宮市地域内25筆、それで面積的に約3万6,415平米あるんですけれども、物件数、建物、土地所有者、尺貫に合わせまして32件ほどあります。その中で県と国合わせまして用地の交渉を行っているところではございます。 ◎建設農林部長(田坂豊君)  進捗の関係でございます。これは今、国、県、市で共同でやっている区域、それから市がやっている持ち分のところ、それから県が持ち分のところ、それ合わせて権利者が32件ございます。約9件、10件ほどの進捗でございます。 ◆12番(上田勝之君)  現在、三割から四割程度の進捗ということで、今後鋭意進めていただかなくてはいけないと思いますけれども、そこで当然国の事業ですけれども、地元としても汗をかくという姿勢で頑張っていくということですよね。 すみません、175ページの池田町第1王子橋線歩道設置工事と事業箇所表を見てもわかりにくいんですけれども、どこら辺の歩道を拡幅されるんでしょうか。
    都市建設課長(宇井俊治君)  ここにつきましては、旧蓬莱小学校の東側になりまして、正門前のところになります。 ◆12番(上田勝之君)  蓬莱体育館から現在の保育園あたりの歩道の狭い部分を広げるということでよろしいでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  そのとおりです。 ◆12番(上田勝之君)  これは、旧蓬莱小学校と旧王子小学校の統合に伴って、通学路の児童の安全確保という面で徐々に進めていただいているんだとは思うんですけれども、今後まだ歩道整備を進めていかれるお考えは当局としてはおありでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  全体的なところを考えまして、市内全域で対応していきたいと考えております。 ◆12番(上田勝之君)  これは10年近く前にさかのぼるんですけれども、蓬莱小学校と王子小学校が統合されて、王子ヶ浜というか、王子の学校になる際に、通学路がもともと蓬莱校区の子供たちの通学路がやはり危険ではないかということで、そういった通学路の安全確保という観点から、田鶴原橋でありますとか、あの付近の歩道が拡幅されたり、用地買収を行って歩道整備をしていただいている最中だと思うんですけれども、どうしても住宅密集地でもありますので、なかなか困難な地域ではあるかと思うんですけれども、今後まだ歩道設置が行われていない部分に関しては、まだ当局としては進めていかれるお考えはおありでしょうか。 ◎建設農林部長(田坂豊君)  この交通安全の形の中で、学校の統廃合の中で、歩道の設置を検討してきたところでございます。議員言われるように田鶴原橋とか用地の確保できるところは用地を確保しながら頑張っているところでございます。 今年度の事業にしましては、旧蓬莱小学校の敷地を少し利用させていただきながら、拡幅を目指すものでございますけれども、まだつながっていない部分も多数ございます。そのことにつきましては、用地とかいろんな形の問題がございますので、できるところからまずやっていきたいと考えております。 ◆12番(上田勝之君)  非常に自動車の通行量の多いところでもあります。例えば阿須賀地区であればセーフティ30というような施策をとっていただいて、路面にグリーンラインを引いていただいたりというようなこともございます。もとの蓬莱幼稚園のところからあったテニスコートの間のあたりであるとか、田鶴原橋からいわゆる王子ヶ浜小学校に向けての3差路付近までとか、そういったあたりも何か注意喚起を行えるようなグリーンラインでありますとか、そういったようなことも自動車に対して注意喚起を行うようなこともあわせて、なかなか一遍に用地買収して歩道設置というのは難しいと思うんで、そういうこともぜひ検討してやってください。 179ページ、先ほど北村議員聞かれておりました、新宮港客船誘致事業なんですけれども、私も客船が入るたびに見送りには加入していませんが、よく視察をさせていただくんですが、本当に大変平成29年度もたくさん客船が入っていただいて、実績としては非常に伸びているのかなという実感は受けます。平成30年度は外国の大型客船が入港されるということで、これは本当に当局頑張っておられるあかしなのかなとは思うんですけれども、やはりいろいろお話を伺っていると、三山をめぐるのにやっぱり時間的な、距離的な問題もあるんで、何回か見えられる方もおって、全てが新宮市内へ誘導できるわけではないし、速玉大社へ行かれるわけでもない。那智へ行かれる方なんかも、あるいは本宮まで足を伸ばされる方もいらっしゃるというふうにもお伺いをします。 そういった中では客船受け入れ事業、受け入れ歓迎業務なんか、例えば那智勝浦町なんかと連携してやることなんていうのは、当局としては考えられていないのか。 ◎企業立地推進課長(小渕学君)  今はもう議員御存じのとおり、新宮市が中心となってやらせていただいているところでございます。 また、平成29年10月に熊野地域、東は熊野市から、それと西は串本町まで10市町村と、それと和歌山県、三重県で広域の協議の立ち上げの検討を行ったところであります。 そういった中で、いろんな今後の受け入れ方法、新宮港の魅力をいかに上げていくかというようなことは、議員おっしゃるとおり今後話し合いの中で検討していければというふうには考えてございます。 ◆12番(上田勝之君)  ぜひ頑張って客船誘致、いろいろと活動を行っていただいて、成果も徐々に上ってきているように感じられます。そういった中ではやはりひとえにこれは港は新宮市にありますけれども、当地域全体に及ぼす効果というのは大きいと思いますので、ぜひその辺でも連携をとっていただければと思いますので、よろしく御検討ください。 以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  10分間程度休憩します。 △休憩 午前10時57分--------------------------------------- △再開 午前11時10分 ○議長(屋敷満雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君)  同僚議員も質疑されていましたけれども、185ページ、市田川応急ポンプ設置事業に関連して質疑させていただきます。 去年の10月の市田川内水氾濫においては、なかなか厳しいものがございまして、市田川そのもののキャパが限られていたように思います。 その後、国と県と市が協議でもって市田川のキャパを少しでも広げて内水氾濫対策を協議されているというお話ですけれども、それなりの方向性なり具体的な話はあるんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  市田川の大規模内水対策部会というのを立ち上げまして会議を持っているところではありますが、今のところ、具体的なところまではまだ至っておりません。今のところは、そういった要因をしっかりと分析しながら、今後のいろんな対策があろうかと思いますが、そこら辺を検討しているところでございます。 ◆4番(大石元則君)  今回の増設なんですけれども、協議体のほうがそういう状況なので、率先してポンプを増強しようじゃないかという事業のようにお見受けしますがいかがでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  いろんな要因があろうかと思います。その中で、ことしの出水期までにどういったことができるかということで、今回の3基、応急的なものを設置するようにしたところでございます。 ◆4番(大石元則君)  それでは確認したいんですけれども、市田川沿いに固定の排水ポンプは何台設置されているんでしょうか。 ◎都市建設課長(宇井俊治君)  市田川沿いでは、9カ所の12台でございます。 ◆4番(大石元則君)  そのポンプなんですけれども、国では市田川のポンプも3時間稼働しなかった。それで、県の浮島川のポンプにおいては、1台、これまた稼働しなかったというふうに聞いております。 市の今の9カ所の固定ポンプの中で、稼働しなかったポンプはあったんでしょうか。 ◎消防本部消防長(海野裕二君)  野田ポンプ場のところなんですけれども、4メーター50ぐらい浸水しまして、水没により停止しております。 ◆4番(大石元則君)  そのポンプ場なんですけれども、けさ確認させていただきましたところ、変圧基盤なりポンプ制御盤なり引き込み充電盤が設置されておりますが、そこがつかったせいで稼働しなかったんでしょうか。 ◎消防本部消防長(海野裕二君)  はい、そのとおりでございます。 ◆4番(大石元則君)  最初から、野田ポンプ2基においては稼働がなされなかったと理解してよろしいんでしょうか。当日において。 ◎消防本部消防長(海野裕二君)  最初は、正常に稼働しておりました。 ◆4番(大石元則君)  それは何時間ぐらい。 ○議長(屋敷満雄君)  大石議員、ちょっと簡潔に。大分違うほうに走っていますので。お願いします。 ◆4番(大石元則君)  この1点に尽きますので、ほかに質疑はありません。 ◎消防本部消防長(海野裕二君)  6時前ぐらいから稼働しまして、4メーター50ぐらい超えていましたので、多分8時半ぐらいまでは稼働していたと思います。 ◆4番(大石元則君)  ありがとうございます。 なぜ、ここまで質疑させていただきましたかと言いますと、市民の間では、初めから稼働していなかったと、こういった誤解がございますので確認させていただきました。 そこで、今回の経験を踏まえて4メーター50まで浸水されて稼働しなかったという経験を踏まえて、今後どういうふうな対応をとられるんでしょうか。この1点お尋ねして終わりたいと思います。 ◎建設農林部長(田坂豊君)  市田川の計画洪水は4メーターで設定してございます。河川管理者としては4メーター以内に抑えるのが役目でございますので、当然、国交省のほうでその水位以下にしていただくようにお願いはしていきたいと考えております。 ◆4番(大石元則君)  そこで、今回増設されるポンプなんですけれども、形態は固定式のポンプと違って可動式なので、ある意味、浸水対策には適応されているように勝手に思っておりますが、その点についてはいかがでしょうか。 ◎建設農林部長(田坂豊君)  今回、予算計上させていただいているポンプにつきましては、あくまでも工事用のポンプでございます。出水期を迎えて少しでも浸水軽減に向かうように、まずは、できるところを今探しまして設置をしていきたいというふうに考えています。 ◆4番(大石元則君)  今後の協議体の前向きな取り組みを望みたいと思います。 以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  今のも、大石議員、重ねて言いますけれども、今後は一般質問でお願いします。 以上で、8款から9款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、10款教育費196ページから237ページまでを行います。 きちっと手を挙げてください。3人ですか。 わかりました。 前田議員、よろしくお願いします。どうぞ。 ◆6番(前田賢一君)  219ページ。7番の新宮城跡史跡追加指定事業。 これは、何年も前から追加指定を受けるんやということを言うていますけれども、今の状況はどういうふうになっているんでしょう。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  追加指定の関係の取り組みでございますが、今、指定のエリアというのが新宮城の法尻のところになっておりまして、そこから広げていくということで、数年前に地元説明を行い、また、家屋調査を行っているところでございますが、さらに、今後取り組みとしまして、新宮城跡の管理計画を策定して公有地化のほうを進めていくということになります。 ◆6番(前田賢一君)  いかにも遅くないですか。 それで、この予算を見ると12万1,000円、これでやっているというようなことを言えるんですか。報償金というのは何ですか、これ2万5,000円、費用弁償9万円。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  費用弁償につきましては、新宮城の保存管理計画をつくるに当たり、委員を立ち上げて、その委員にお支払いする報償費ということになってございます。 ◆6番(前田賢一君)  何年前からやっているん、この委員というのは。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  現在、この委員は立ち上がってございません。 ◆6番(前田賢一君)  3年前から計画しているんか、これ。いまだに委員立ち上がっていない。これ、観光立市の起爆剤として、今度、田岡市長も第3次の新宮城の復元調査委員これも設置するという予算も出ていますよね。そんな中で、担当課がいかにもスピード感がないんじゃないでしょうか。どうでしょうか。 それでこれ、ちょっと聞くと学芸員が少ないと。今2名でしょう、学芸員。そういう理由にされているんですよね。そこはどうなんですか。 ◎教育部長(片山道弘君)  公有地の拡大につきましては、十分やらないといけないというふうには認識してございます。しかしながら、担当しております文化財のほうが、今、文化複合施設、旧西村家住宅の修復等、いろいろ業務が重なっておりまして、公有地の拡大のほうに手が回っていないというのが現状でございます。そういった業務が落ちつく状況が見えましたら、すぐに取りかかりたいというふうに考えてございます。 ◆6番(前田賢一君)  そんな理由で遅くなった理由にはならんと思いますよ。 じゃ、学芸員の数が少なければ、当局に言って学芸員をふやしてもらったらどうですか。それで、この間も募集したけれども、嘱託職員でしょう。だから、嘱託では来ないんですよ。だから、優先順位を間違っているんじゃないですか、これ。 きのうも誰かの質疑でもあったと思いますけれども、続日本100名城に選ばれて、来年は新宮城入城400年、この記念行事もやるというような計画がある中で、もっとスピード感を持って進めてくださいよ。 そして、二の丸、今の正明保育園、この辺も指定拡大のエリアに入っているんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  今、担当課のほうで公有地拡大の近々の案として持っておりますのは、城の西側の水ノ手のあたりというふうに考えてございます。 ◆6番(前田賢一君)  また今度ゆっくり一般質問するわな。 それと、9番の浮島の森、これ、新宮藺沢浮島植物群落整備再生委託料となっているんですけれども、これは、どういうことをやっておられるんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  浮島の森におきます植生の管理、また外来種の除去等を行ってございます。 ◆6番(前田賢一君)  課長、浮島の森は見に行っていますか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  はい、浮島の森には今年度に入ってからも何度か行ってございます。 ◆6番(前田賢一君)  浮いていますか。浮島の森いうたら、浮いているから浮島の森なんですよ、あれ。だから、天然記念物に指定されているんですよ。浮いていないんですよ、あれ今。どうするんですか、これ。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  そのことにつきましては、どういう取り組みになるかというのは、ちょっと考えさせていただきたいというふうに思います。 ◆6番(前田賢一君)  これ、周辺の宅地化で沼の面積が本当に小さくなったんですよ。ですから、ヘドロが堆積して固定しているんです。このままいったら天然記念物取り消しになるん違いますか。そんな危惧を持っているんですよ。 それで今、新宮駅でよその人がタクシーに乗って「浮島の森へやってもらえませんか」と言ったら、「あんな汚いところに行ってもしゃあないで」と。観光資源ですか、これ。大きな観光資源でしょう。今の状況で観光資源と言えますか、これ。今の入場者の推移をちょっと聞かせてください。ここ3年ぐらいでええわよ。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  お調べして、後ほど回答させていただきたいと思います。 ◆6番(前田賢一君)  だから、いろんな方法が考えられるんですよ。 特に、沼の面積が狭くなったということで、あの辺は、この間の台風でも床上浸水しました。水害常習地域なんや。もっと全体を把握してやってくださいよ。 余り一般質問みたいになったら、議長にまた怒られるのでこの辺にしておきますけれども。 ◎教育長(楠本秀一君)  浮島の森については天然記念物ということで、議員からも今まで何度も御指摘と御意見を頂戴しておるところですけれども、教育委員でできる範囲では、何年か前に駐車場であったところを買い戻ししたという、そういったことで、水面を広くさせていただいたと。あるいは、矢板を打って生活雑排水の防止だとか、それは地改事業の力でやっているわけですけれども。やっぱり根本的には、議員おっしゃるように、県道の拡幅、裁判所まで。そういった事業が一日も早くお願いしたいということで、そういったことを要望していきたいなと思います。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  先ほどの浮島の森への入場者数の実績でございますが、近々の3年で言いますと、平成26年度が1万2,792人、平成27年度が1万1,636人、平成28年度が9,741人でございます。 ◆6番(前田賢一君)  だんだん減っているでしょう。魅力ないからですよ。以前は、沼の面積が広いときには、台風で水かさが上がると森全体が上へ上がる。風向きで動く。これが浮島の森なんです。だから大正末期に牧野富太郎博士が来て、これはすばらしいということで、昭和3年に文化庁が天然記念物に指定したんです。そういうすばらしい歴史のある観光資源をもうちょっと活用するように。観光立市目指すんですから。研究してくださいね。 次、221ページ。 歴史民俗資料館御正体調査事業。この御正体調査事業というのは、何年前からやって、何を目的にしているんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  御正体調査事業でございますが、ここ何年か立正大学の時枝先生にお越しいただいて、図面の作成等を行っていただいております。非常に文化財的価値が高いことから、今後は重要文化財指定を視野に向けた取り組みを、さらに進めていきたいというふうに考えております。 ◆6番(前田賢一君)  これは、いつごろ発見されたんでしたっけ。 ◎教育長(楠本秀一君)  これは、昭和20年代に台風が来ました、伊勢湾台風のときですか。そのときに御神体、山が崩れた中から御正体が出てきたということで発見されたと。 ◆6番(前田賢一君)  これは不思議なことに姉妹都市縁組している名取市、ここからもこの御正体が出てきているんですよね。何かそういう因果関係というのは調査したことありますか。 ◎教育長(楠本秀一君)  名取にある御正体と関連性というのは、同じ熊野信仰だと思うんですけれども、新宮の御正体に一番いいやつを名取市の姉妹都市にしたときに持っていったりして展示したという、そういう関係はありますが、阿須賀神社の御正体は200点余り大量に見つかっている。これは全国に例を見ないということで、非常にすばらしいものであるという評価をいただいております。 ◆6番(前田賢一君)  それで、この阿須賀神社も世界遺産登録に追加されたということで参拝客もふえていると思うんですけれども、その推移は把握していますか。 ◎教育長(楠本秀一君)  一昨年、世界遺産に登録されて以後、かなり外国人の客も含めて多くなっていると思います。ただ、数的にはどうなのかはわかりませんが、私も、朝早くきょうも行ってきましたけれども、時々、早朝から参拝客の方がいらっしゃいますし、外国人の方も日中見かけたこともあります。確かに、参拝者というのはふえているということは肌で感じております。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  歴史民俗資料館で言いますと、近々の3カ年、平成26年度で1,222名、平成27年度で1,714名、平成28年度で1,717名でございます。 ◆6番(前田賢一君)  それで、この徐福の墓と阿須賀神社というのは切っても切れん仲ですよね。もともと徐福の墓は阿須賀神社にあったと。それを紀州藩主徳川頼宣が今の地に持ってきたということなんですよね。だから、当時の紀州藩主がこの徐福を認めてきたということになるわけですよね。それで、徐福の墓に、世界遺産登録された阿須賀神社に行くと、もとの徐福の墓がありますよとか、徐福上陸の地がありますよとか、蓬莱山で天台烏薬を見つけたということになっていますよとか、そういう案内板はないでしょう。なぜしないんですか。 だから、あそこの動線が大事なんですよ。あくまでも観光立市目指すということは、滞在時間を延ばして1泊してもらえる観光コースを設定するというのが大前提でしょう。何回も言うているんやけれどもね、これ。そこら辺はどうですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  今おっしゃっていただいた取り組みにつきましては、また庁内で協議してまいりたいというふうに思います。 ◆6番(前田賢一君)  それともう一つ。縄文時代の竪穴式住居あったわね。あれは、ライオンズクラブがカヤとかそういうのを寄贈して、それで、阿須賀神社の関係の方が奉仕でやったということを聞いているんですけれども、これ、いつごろ竪穴式住居をつくったんですか。そして、その当時幾らぐらいの金額やったんですか。ちょっと教えてください。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  竪穴式住居ができましたのは、昭和52年1月でございます。そのときの建てた費用につきましては約300万円で、新宮ライオンズクラブ様の15周年記念事業として、市が寄贈を受けてございます。 ◆6番(前田賢一君)  それで、台風19号やったんですか、壊れたのが。何年の台風で壊れたんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  先ほど申しましたとおり、建設は昭和52年1月ということで、今からで言いますと40年余り前に建てたんですが、年々老朽化が進む中、ボランティア等で補修とかを行っていたところですが、平成23年の台風12号災害がさらに拍車をかけて被害が拡大しましたので、そのときから一旦ブルーシートをかけて養生して、またその後に倒壊の危険性があるということで、取り壊しをさせていただいたというところでございます。 ◆6番(前田賢一君)  その復元に向かって、ライオンズクラブやとか阿須賀神社の役員からとか、かなりの要望があると思うんですけれども、なぜこれ復元しないんですか。世界遺産に登録されて、今、参拝客がふえている中で、一つの大きな目玉になるんじゃないですか。御正体もそうでしょうし、この竪穴式住居もそうですよ。今、丹鶴小学校の跡の遺跡が出てきてえらい大騒ぎになっていますけれども。もっと以前からちゃんと整備しているこの阿須賀神社の竪穴式住居を先に復元するのが順番じゃないですか。 新宮市の市民性は、新物食いとか、新しいもの好き。それは結構なことです。でも、熱しやすく冷めやすいんです。だから新しいものにすぐ飛びつくんですよ。これやってくださいよ。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  今、議員おっしゃっていただきましたこと、また世界遺産登録になったということもございますし、また仮に再建するということであれば、それなりに費用がかかるということもございますので、今後の方向性につきましては、少しお時間をいただきたいというふうに思います。 ◆6番(前田賢一君)  議長、これ、一般質問は制限時間あるけれども、質疑というのはないんですよね。 ○議長(屋敷満雄君)  ないですけれども、簡単で。 ◆6番(前田賢一君)  いや、納得のいく答弁もらわん限り質疑やめへんで、俺。 考えることないんじゃないですか。 ○議長(屋敷満雄君)  わかりましたよ。 ◎教育長(楠本秀一君)  竪穴式住居を解体するときに寄贈していただいた、ライオンズクラブの皆様あるいは阿須賀神社の関係者には、なぜ解体するのか、それは、それまでにもやはりカヤとか材料を見つけるというんですか、非常に苦労したということで、解体以降は、残念ながらあの跡地を検証する説明板を設置させていただくと。そういったことで御了解いただいております。 確かに、再考、再建ということも考えますが、世界遺産に登録されたコアゾーンであるということを含めて、かなり文化庁との協議も必要といたしますし、今のところ、申しわけないですが現状で、あそこに竪穴式住居があったという跡地、それから、説明板という格好の中での対応で御理解願いたいと思います。 ◆6番(前田賢一君)  その答えは納得できんな。 現状で置いておくいうことか。なぜ。その文化庁との協議は難しいか。もともとあった物じゃないですか、あれ。 教育委員としては、あの復元はやる気がないということなんですか。 ◎教育長(楠本秀一君)  やる気がないということじゃなくて、再建した場合の、またカヤの、毎年私どもが若いときからカヤの修繕、やりかえとかの作業をやったことがありますけれども、その材料にこの近辺で賄うということが非常に難しいということがありまして、そういったことが今後続くのであろうということもあるので、非常に難しいかなというふうなことで、今、現状はあそこのエリアを囲って、ここに弥生式の竪穴式住居跡があったんだという説明板を二つ置いて、観光客あるいはあそこへ寄っていただいた方に紹介させていただいておるところでございます。 ◆6番(前田賢一君)  この近辺でカヤを集めるのは難しいからという理由なんですか。 じゃ、カヤを集める方法を考えたらどうですか。それが当局の仕事でしょう。難しいからやらん。そんなことでまちの発展あるんですか。 それで、このライオンズクラブ、いろんな文化に関して貢献してくれているんですよ。大石先生のお墓の案内板、これも大昔に、多分杉本、吉田さんあたりがあらわれたときやと思うけれども、これも建ててくれているんですね。 それと、長州征伐のときに水野が行った、戦死者12名の丙寅戦死者の碑というのも南谷のところに、それは行ったことありますか。あるでしょう。あれもライオンズクラブの寄贈なんです。水野家墓所の門扉、いろんなところに寄贈してくれているんですよ。15周年事業という記念の式典で阿須賀神社の竪穴式住居を復元したと。名取の震災のときにも500万円の浄財を寄贈してくれたんです。彼らは、新宮市で商売やってもうけさせてもろうているからと。新宮市のためになるんやったらということで。その思いを裏切るんですか。今度、何も協力してくれませんよ、そういうことであれば。市長どうですか。 ◎教育長(楠本秀一君)  先ほど担当課長が申したように、一度調査研究させてください。時間を下さい。よろしくお願いします。 ◆6番(前田賢一君)  調査研究は結構ですけれども、年限切ってください。いつまでもかからないでしょう、これ。文化庁の協議やとか。いつまでにというのを明確に返事してください。 ◎教育長(楠本秀一君)  材料の確保から含めて、文化庁の手続等どれぐらいの時間がかかるのかといったことを含めて、この平成30年度以内に方向性を出させていただきたいと思います。 ○議長(屋敷満雄君)  引き続きまして、14番、田花議員。 ◆14番(田花操君)  197ページの教育委員報酬、これ、1人に直して幾らになるんかな。教育委員に今5人かな。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  教育委員は4名で、1カ月4万円の報酬となっております。 ◆14番(田花操君)  これは県下類似のところとは、大体同じぐらいの額なのかな。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  県下については、今ちょっと情報を持っておりません。 ◆14番(田花操君)  額にして、何年ぐらいこの額がずっと来やるん。4万円の額というのは。 ◎教育長(楠本秀一君)  私は、平成18年に教育委員に戻るときも既にこの報酬額であったと思います。だから、短くても10年以上はこの額で来ていると思います。 ◆14番(田花操君)  ぜひ、こういうのも時代の流れの中で妥当なあれかどうかというのも、特別職の給与とまた違うので。教育長は、給与をもらいやるから、この報酬はもらいないわね。 それと、その下の項の事務局費の中の4番目の心電図検査業務というのは、どういう人が心電図検査をするん。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)  市内小学校、中学校、第1学年の児童生徒の心臓検査を行うものです。 ◆14番(田花操君)  これは、法で決まったあるのか。何かこういうようにしなさいという。心電図だけ、この検査しなさいという、何かよりどころというのは何かあるんですか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)  学校安全保健法で規定されております。 ◆14番(田花操君)  そうしたら、もう全国の今言った子供は心電図の検査だけは受けるということでしょうか。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)  そのとおりでございます。 ◆14番(田花操君)  これでチェックして、あと、どういうように判断していきやるん。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)  問題のある場合は、また学校等を通じまして医師の診察、診療等を受けるよう指導しております。
    ◆14番(田花操君)  ここで引っかかったら、今度は医療のほう、父兄との話になっていく話やろうと思うので。 その次の199ページの8番目の教育活動支援プログラム事業、これは、大体事業の中身はあれですけれども、やっぱり、これはうち独自の事業なんやね。その成果というか、効果というのは、やっぱり課題というのはあるんかな。この事業をしていて。 ◎学校教育課長(嶋田雅昭君)  今、本市独自の事業であります。ただ、他の市町村におきましても同様の取り組みを行っているところはございます。 現在20名、市内の小中学校に派遣して、主に学校の職員の補佐的な役割を行っております。主に手のかかる児童生徒、そういう子供に寄り添うという感じで支援を行っております。学校現場からは大変助かっているというふうに聞いております。 ただ、課題としましては、やはりもっと手が欲しいといいますか、そういうふうには要求があります。ただ、人数に限りがございますので、その中でやっていくという形で対応しております。 以上です。 ◆14番(田花操君)  じゃ、事業をやり始めて何年目ですか。 ◎教育長(楠本秀一君)  この事業は、もう十数年以上たっておりますが、田岡市長になってから6名ほど増員していただいたと、そういう経緯があります。 ◆14番(田花操君)  ぜひ、教育長、こういう何年かの成果と評価、課題をまとめて県にやらせていかなあかん事業なんじゃないのかな、本来。 ◎教育長(楠本秀一君)  学校の多忙化等々、これは国が標準法という学校のクラス数に応じて教員を派遣する。それで、教員は県の教育委員の職員ですから、その中に3分の1の国費が入っておるわけですけれども、国がこの定数をなかなか見直さない。そういった中で、非常に各市町村ともこういう独自の学力向上アップの支援員等を雇用しているわけですけれども、当然、私も常に国・県に対しても要望を出しておりますけれども、やはり制度的には国が定数を見直す、30人学級、35人学級にかじを切っていただかないと、なかなかきめ細やかな指導に結びつかない、そういう現状があります。これは、都市教育長あるいは町村の教育長でも文科省等に要望しておるわけですけれども、非常に定数の壁があります。 それと、うちの独自の学力支援加配教員ですけれども、当然、授業のTTとして、第2の先生として机の間を回って、ちょっとおくれている子供に対して指導をするという、そういう学力アップ面でも大きな仕事をしておりますので、つけ加えて説明させていただきます。 ◆14番(田花操君)  大事なことに違いないし、これをやっぱりうちのこういう長いことやってきた成果、評価をして、国までやっぱり訴えていくぐらいのモデルにしていくべきやろうと思うので、ぜひ頑張ってほしいなと思う。これだけ、年間5,000万円以上の金をここへ、新たに独自で入れやるんやから、それの成果をぜひ国・県へ訴えていって、こういう成果をよそから見学に来てもらうぐらい、やっぱりPRしていくべきやろうと思うので。 それと、その下の13番、自然体験エリア管理費とは、これはどこのことを言うのかな。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  これは、熊野川町にあるたんぼ水族館のことでございます。 ◆14番(田花操君)  もっと固有名詞をつけてわかりやすくせんと、自然体験エリアって、どこもそういう自然体験エリアだから、我々のまちは。はっきりやっぱり明示すべきやろうと思う。これも毎年これだけの額を計上して。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  環境学習の場として熊野川小学校のほうが現場のいろんな昆虫とか生物とかを勉強しておりますので、維持費として毎年これぐらいの金額を計上させていただいております。 ◆14番(田花操君)  その下のスクールバス等運行事業というのは、どこの地域のスクールバス運行をしているのか。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  スクールバス等運行事業につきましては、熊野川小学校に1台スクールバスがございます。それの運行と、そして熊野交通に通学用路線バス運行委託ということで、小口、神丸間の運行を委託しているのが主な内容となっております。 ◆14番(田花操君)  これは、路線バスのそういう時刻というか、路線バスの運用の中に、路線バスとしては入れてくれらんのかな、熊野交通が。要するに、朝の通勤、通学の時間帯に路線として入れてもらったら、こういうことをすることは要らんのではないかな。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  内容的には、議員おっしゃるように、通学の時間帯の路線時間がございませんでしたので、1日2往復、通学に合わせた時間帯を入れてもらっているという内容でございます。 ◆14番(田花操君)  熊野交通は、路線バスを張りつけたときに、それの損失補填を、全体、市内の路線バスに対してしやる。だから、仮に赤字の場合はそういったところの総枠で補填を市はせざるを得ん状況の中で、こういう朝の通学、通勤の時間帯というのは、路線バスを一方的にやめるということ自体がおかしい。それはバス事業者の責任と役割を放棄したあるというのは、私は公共交通として。ぜひ路線バスへ組み入れて、子供の通学に路線バスとして役割を果たしてくれと言うべきやろうと思うけどね。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  この路線バスといいますか、既存のものは、小口、神丸、志古方面行きというふうになってございまして、小口から新宮駅方面とか志古とかいうところがございますけれども、その中で朝夕、小口、神丸発着ということで2本入れていただいているという内容でございます。 今後、ほかの議員からもそういうお声をいただいておりますので、検討していきたいと思います。 ◆14番(田花操君)  次、201ページの下の育英奨学事業。これは、うちは始めて何年になるのかな。一部寄附を基金として立ち上げた、あれ、山城さんやったかな、違うたかな。 ◎教育長(楠本秀一君)  育英奨学金につきましては、私、教育委員に昭和48年に入庁しておりますけれども、その当時からありますので、続いております。 ◆14番(田花操君)  それで、一部民間というか、個人の寄附をもらって、さらに。 ◎教育長(楠本秀一君)  有志からいただいておる新宮奨学というのが別途ありまして、それには、その奨学金の選考については教育委員がかかわらせていただいておりますけれども、それも、戦後の早い、多分50年ぐらいになるんじゃないでしょうか、公益財団をつくっていただいて、新宮奨学からも新宮市の高校、大学に入学する子弟に対しての奨学金を出していただいておるのがありまして、新宮市の民間の奨学金ですね、それは。そうだったと思います。 ◆14番(田花操君)  こういう自治体、こういった奨学金制度というのは、今はいろんな学校へ行く、国自体もいろんな奨学金の優遇措置を充実しているので、ある程度経済的に貧しくても行ける子というのは、それらいろいろトータルしたら行ける時代なんじゃないかなと思うけれども、やっぱり人づくりから言えば、もっともっとここを、今は抽せんなんかな。 ◎教育長(楠本秀一君)  これは、選考委員というのを小中高等学校の校長になっていただいて、それに教育委員も入って毎年3月に、今各学校から推薦していただいて、推薦者の中から、応募が多いものですから選考しておると。ただ、新宮市のこの奨学金は貸与制度じゃなしに支給制度です。全国に先駆けてやっております。そういった中で、市長になってから三、四名枠をふやしていただいたんですけれども、本来はもっともっとふやしたいという気持ちはありますが、最近、奨学金の支払いが全国的な問題になっておりますが、文科省のほうも県のほうも貸与とは別に寄附性の奨学金もつくっていただくような動きになっておりますので、議員おっしゃるように、最近ではかなり、もちろん選考の基準はハードルが高いですけれども、寄附性のほうは。非常にいい環境になってきているんではないかなというふうに私自身は思っております。 ◆14番(田花操君)  その選考委員の中で、十分対応し切れんということではなく、やっぱり選考を申し込みに来た子供に対してこの額じゃやっぱり低いんではないかというふうに思うので、ぜひ、もっともっとふやしてあげてほしいなと思う。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  遅くなりましたが、議員お尋ねの、いつからということですけれども、昭和36年4月からこの育英奨学金制度は新宮市においてできております。 ◆14番(田花操君)  年間、大体平均して何人ぐらい対象。 ◎教育部次長兼教育総務課長(北畑直子君)  高校生につきましては、1学年17名ということで、大学生につきましては、1学年6名という選考をさせていただいております。 ◆14番(田花操君)  それをもう少しふやすためには、この予算を上積みしていかんとあかんということやろうと思うので、ぜひ、人づくりに金をかけるというのは大事なことだと思うので、来年は倍ぐらいに上げたってほしいなと思う。ぜひ、お願いしたいと思う。 ○議長(屋敷満雄君)  田花議員、どうですか時間的に。 ◆14番(田花操君)  もうちょっとあるんや。 ○議長(屋敷満雄君)  そうしたら、昼食のため午後1時まで休憩します。 △休憩 午前11時59分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(屋敷満雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 14番、田花議員。 ◆14番(田花操君)  次は227ページの下の少年相談センター、私も15年前におったんで、実情、大体わかるけれども、いまだに変わっていないやろなと思いながら、ちょっと二、三点聞かせていただきたい。 こういった当時もこういう業務というか、仕事は広域化していくべきやと、単独でやるのはうちと那智勝浦町か、とにかく、広域化をしていかなあかんということを言われてきたあるし、何か、県がやりやるところもあるのか、和歌山市とか、海南市とか。 ◎教育長(楠本秀一君)  これは各市町村でやっているというふうに認識しておりますけれども、県でやっているというところは、ちょっと私は掌握しておりません。 ◆14番(田花操君)  全て単独でやりやるというのは、単独でやりやるのは、うち、東牟婁だけやという話を聞いたんで。 ◎教育長(楠本秀一君)  御坊市にもありますし、田辺市にもあると思います。 ◆14番(田花操君)  ぜひ、広域化する話や、中身的には。ぜひよその進んだ、和歌山県自体がおくれたあるやろうと思うんで、ぜひ、これも、なくすことはなかなか難しいけど、こういった形で国はつくってきて、国の今後、どういう流れに相談センターを続けていこうとしやるか、進んだところの研究、調査して、ぜひ変えていくべきやと思うので、そういうことで、予算の運営費の900万円というのはこれは、900万円でこの中は、嘱託賃金というのはこれは、センター長だけ見やるんかな。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  主に、3名分によるものであります。 ◆14番(田花操君)  これ、センター長、今まで、市から出向しやったわのう。あとは嘱託かな。ほいで、学校からも来たあるやろう。それで、警察からは来たある、今。 ◎教育長(楠本秀一君)  今、学校派遣職員はございません。警察からの出向職員1名おります。それから、市の嘱託職員として、センター長及び嘱託職員、事務担当の職員2人、3人ですね嘱託職員、失礼しました。センター長含めて嘱託職員2人、それから、警察からの出向の刑事が1人ということです。 ◆14番(田花操君)  今、そういう犯罪とか、いろんなそういうここの仕事、業務がどういう内容、事件数とか、あるんかというのはわからんけれども、これをセンターじゃなしに、もうこっちの行政のほうの青少年係とか、そういうところでやりやるところもあるという話は聞いたよ。 ◎教育長(楠本秀一君)  もちろん、青少年係が担当しておりますが、いわゆる少年相談センターというのは独自で、やっぱり、館としては、置いてあります。 ◆14番(田花操君)  ぜひ、将来どうしていくのかということも含めて、何か、旧態依然の部分がちょっとするように思うので。 次に、最後に、229ページの一般質問通告しておいて、聞くのはまことに申しわけないけれども、この文化複合施設整備事業の1番のこの家屋調査業務いうのは何を調査するん。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  文化複合施設整備事業の1番下の家屋調査業務につきましては、文化複合施設建設に伴う事前に行う周辺家屋への調査業務でございます。 ◆14番(田花操君)  その工事に伴う周辺の建物調査。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  一般的な工損調査とも呼ばれるような調査でして、工事等で大きな振動等が発生する前に、家屋の状況を把握しておきまして、あと工事後に、工事の影響によって周辺住民の方から、例えば、家の壁にひび入ったとか、家が傾いたとか、そういうことがあった際の何といいますか、工事の影響に及ぶものなのかどうかを確認するための事前調査でございます。 ◆14番(田花操君)  ちょっと早過ぎやせんか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  建設工事につきましては、平成31年度から32年度を、24カ月を計画しております。そういう中で来年度の後半部分で工損調査を、建物事前調査を実施して工事に入っていきたいというふうに考えております。 ◆14番(田花操君)  それはコンサルがこういう費用が事前に要るいうことで、あんたら、自分らではわからんわね。事業課じゃないし、コンサルがこういう知恵づけしてきたあるんや。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  担当課として、必要というふうに判断した中で、積算して計上させていただいたということでございます。 ◆14番(田花操君)  あんたら、そんな専門的な建築工事に関する、営繕に関する、いや、何で私、それを言うか言うたら、こういう建物調査いうのは、業者を決めてからするんやよ。通常、一般は。業者も決まらんのに、こんなことすること自体がおかしいから。普通は業者決まって、業者と一緒になって周辺の建物調査するんやろうに。そうせんと、どこまで調査してええんやらわからんと思うよ。まあ、一般的、通常やよ、そら、大規模な、そら高層の建物とか、あらかじめもうしとかなあかん、通常のこのぐらいのまだ規模のはっきり決まっていないのに、市内の建築事務所に聞いてみ。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  平成30年度の当初予算では建設工事費については、まだ額等々、わかっていない中で計上させていただいておりませんが、設計が進み、建設工事費の設計が出て、そこで、可能であれば、平成30年度中に補正予算で建設工事の予算を確保して、入札等の業者選定まで進めていければというふうに思っています。そういうところで、家屋調査業務につきましては、おおむねの範囲がわかる中で、事前に当初予算で計上させていただいたということでございます。 ◆14番(田花操君)  それよりも、もっとせんとあかんことたくさんあるのに、こういうやらんでもええ、もう時期来たらやらなあかん。この費用は建設工事費の中に入れるんや、一般的に、調査費を。業者が主体になって、施主と発注者と一緒に調査して、業者も土間にこういうクラック来たある、いろいろ、細かく瓦の状態、外壁の状態、調べるいうのが、一般的やし、それが通常なんやよ。その費用は、建設予定価格の中に入れるんやよ。だから、こんなこと、あんたらするよりも、ちょっと、もう、一般質問で私、通告したあるから、余りもう言わんけれども、何か、不自然や。 ○議長(屋敷満雄君)  一般質問でしてください。 ◆14番(田花操君)  それで、3番目の新宮城跡・新宮城下町遺跡発掘調査事業というのは、まだ発掘せなあかんのか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  文化複合施設につきましては、旧丹鶴小学校敷地の西側で建設計画を進めてございます。その建設予定地のところは今までに確認調査というものを行っておりますが、本発掘調査というのは行ってございません。今回、文化複合施設建設に当たり、その部分について、本発掘調査を行うというものでございます。 ◆14番(田花操君)  何か、現場は今、ボーリングしやるわ。これ、ことし入ってからし始めたんかな。それで、相当、去年の発掘と何カ月か、全然しいないわだ。せんとあかんのやったら、継続してやっぱりやらなあかんのに、先般の補正予算にしてもそうやけれども、もう時間がもったいないのに、空白期間があり、市民会館にしても、早よこぼってしもてやで、使えん。行政の何かやり方が余りにも、ちょっとずさんとしか、俺言いようない感じするよ。まあ一般質問でまた。 もう一点、最後に、237ページ、4番の歩け歩け教室、これはもう歴史のある本当にもう皆さん、参加者も結構、一時はもうぐっと50人以下に落ちたあたけれども、また盛り返してきて、今、大体、80人、100人、行く場所によっては100人ぐらい行きやるという話。 そのバス代がちょっと、高過ぎる。それで、参加したある人を見やると、結構夫婦で来る人も多い。この人らが、この前、高取へ行ったときは1人3,500円やったかな。高取は距離があるから、それだけ払って行かな仕方ないけれども、夫婦にしたら、7,000円ほど払い、身近な尾鷲や紀伊長島程度でも、2,500円ぐらい要りやんやのう。 だから、もう2,000円以内にやっぱり、負担をしていったらんと、それ、夫婦や子供も入れていったら、5,000円以上になりやるわ。バス会社をもっともっと値切るか、バス会社に対して、協力させるべきじゃないかなと感じるので、夫婦で行く人は、2人目は半額にするとか、その分はある程度市で見てあげるべき、バス代には一切のお金は入っていないいうて聞くんで、もう行った人の人数で実費を割って出しやるという話は聞くんで、私も紀南歩こうを世話人しやるけれども、バス代確かに高い。だから、もう、バス使わんように、なるたけ電車で行ったり、電車の要らん市内をもっともっと歩かしたり、今、50人満杯でなかったら、それでも、尾鷲や紀伊長島までやったら、12万円取るんや、熊野交通。それ40人やったら、3,000円要るんやよ、尾鷲までで。だから、ぜひ、これも、2,000円まででして、負担をして、長く続くようにしたってほしいのと、あと、どうしても、あふれるんやったら、市でその部分、ここに、39万4,000円て出たあるわだ。これはもうほとんど指導員の下見のお金なんやろ、事前調査の金じゃないんか。1回にしたら、これ、6万6,000円取ったあるような感じする。 ◎教育部長(片山道弘君)  田花議員おっしゃられるように、参加者のバス代等につきましては、1度持ち帰らせていただいて、考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆14番(田花操君)  値切ったってもらったら、まけるよ。それで、2,000円を超えるようにはなるたけせんように、私はしたってほしいし、これはもう、本当に長く続けたってほしい。 ただ、グリーンランドでもし、それから、ここの保健センターでも同じような歩け歩け、医療センターでもやりやる。市全体でそういう連携を、熊野川行政局も今度はするわ。あれは、志古から入って、百間ぐらへ歩いて、そういう市でやりやるのは、もう、歩くということに関しては同じやから、ぜひ、その辺をうまくコーディネートしたって、年間通じて、やはり、歩くということは、大事やし、もう本当に、私は長生きの秘訣は歩くことに尽きると思うので、ぜひその辺、お願いします。 以上。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  先ほど、田花議員おっしゃられていました事前下見というところにつきましては、4人分で1回5,000円、6回程度とっております。 それから、バス代につきまして、高いということでございますが、どうしても、参加者人数によりまして、大型バス1台貸し切るとか、2台になるとかといったところもございまして、なかなか調整がしにくいところもあります。 1台ともう少しということであれば、事務局のほうから、新宮市のバスなんかも利用して、そういった工夫をしながらやっているところでございます。 また、議員おっしゃられております夫婦でとか、2人目は減額とか、そういったところにつきましても、今後また、いろんなニーズを吸い上げながら考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(屋敷満雄君)  10番、久保議員。 ◆10番(久保智敬君)  1点だけ、229ページの文化複合施設開設準備事業、この複合施設の開設は何年でしたっけ。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  文化複合施設の開設は平成33年度中を予定してございます。 ◆10番(久保智敬君)  平成33年度中のその準備で今回、この予算、617万5,000円、主には管理運営計画策定等業務委託料300万円とかなんやけれども、何をこの早々とこれが必要になってくるのかなと思たんですけれども。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  文化複合施設開館に向けましては、今年度につきましては、この管理運営計画策定等業務委託300万円上げさせていただいておりますが、これは、以前から契約させていただいているシアターワークショップとの業務委託契約でございます。本年度につきましては、6回程度会議といいますか、委員みたいなものを開催いたしまして、管理運営に関する実施計画、このことについて、検討を進めていきたいというふうに考えております。 まだ、開設まで時間があるところでございますが、そういう中でも、いわゆる愛称募集であったりとか、利用時間のことであったりとか、条例規則の策定であったりとか、そのようなさまざまなスケジュールがございます。そういう中で今年度につきましては、管理運営の実施計画を主に作業を進めていきたいということでございます。 ◆10番(久保智敬君)  この管理運営計画策定というのは以前にもこれ、予算出ていなかったでしたか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  以前にも出てございました。契約が平成28年度から、現在平成32年度までシアターワークショップと契約して、作業を進めてございます。 平成29年度で管理運営基本計画、それで、平成30年度で基本計画に基づく実施計画を管理運営検討委員の委員にさまざまな御協議をいただきながら、より細かい部分を協議して詰めていきたいということでございます。 ◆10番(久保智敬君)  そうしたら、今回、2回目の策定で、中身が細かく計画をつくってきたということになるんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  実施計画の中では、いわゆる施設の運営体制、直営にするかとか、指定管理にするかとか、また、開館時間は何時から何時までが妥当であろうとか、そういうようなことなどを委員で御協議いただくということでございます。 ◆10番(久保智敬君)  丁寧にやっていただいているみたいですね。 イベント・教室等の開催って、これは何をされるんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  プレイベントに関する取り組みを平成29年度から開催してございます。 今年度につきましては、新宮踊りの際に、プレイベント実行委員が動き出しているという旨の横断幕をする予定にしておりましたが、ちょっと雨で中止になったということで、仲之町のイベントでの啓発等をプレイベント、施設が立ち上がりますよというようなPRもしてございますが、平成30年度につきましても、各種団体、市民の方に参加いただいて、プレイベントに関する取り組みについて、一緒に考えていただいて、その委員みたいなところで、こういう取り組みをしたいということに対して、行っていきたいということでございます。 ◆10番(久保智敬君)  この平成30年度は実施計画が入っていくと、それで、平成33年度が開設と、それまでの準備段階でちょっとずつ盛り上げていこうかということだと思うんですけれども、余りにも、ちょっと早いんじゃないかなという気がするんやけれども、まあまあ、わかりました。 後はまた教育民生委員でお願いします。 ○議長(屋敷満雄君)  以上で10款教育費の質疑を終わります。 続いて、歳出11款災害復旧費238ページから13款予備費245ページまで質疑を行います。 手、ちょっと挙げてください。1人ですか。 12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君)  新宮城跡の災害復旧ということで、去年の10月の台風の際に、水ノ手側で土砂崩れと言いますか、そういうのが起こった箇所、2カ所というふうに説明書には書かれているんですけれどもここは発掘調査も必要なんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  状況によってと言いますか、今、予算書の239ページの事前発掘調査業務委託料のことをおっしゃっていただいていると思うんですが、この部分につきましては、いわゆる崩れたところについて、いわゆる文化財価値的なものがないのかどうか、それを設計にかかる前に確認を行っていくということでございます。 ◆12番(上田勝之君)  2カ所とも必要なんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  2カ所予定してございます。 ◆12番(上田勝之君)  それと、NTTの交差点のところの冠木門、あそこの冠木門から入ったところも崩れていますよね。あれは文化振興課ではないんですか。ないんですよね。公園ではないんですか。あそこも崩れているんですけれども、あそこはどうされるおつもりなんですか。 ◎教育部長(片山道弘君)  新宮城への上がり口のところの崩落場所やと思うんですが、あそこに関しましては、現在のところ、その崩落の詳細な状況がわかっていないような状況でございまして、できましたら、崩落の状況を再度把握して、早急に復旧に取りかかりたいというふうに思ってございます。 ◆12番(上田勝之君)  あの新宮城関連、今回いろいろ質疑も出ていますけれども、現在、お城、城跡へ上っていく道はあそこがメインにしています。 結構、スポーツのクラブの子供たちなんかもあそこの階段で上り下りなんかで練習なんかに、結構使って、上っていかれる人も結構、私、近所なんで見かけるんですね。 そこがやっぱり崩れているというのは、早急に何とか対応してやっていただけないかと思いますので、その辺、よろしくお願いしておきます。 ○議長(屋敷満雄君)  いいですか。 以上をもって歳出全款についての質疑を終わります。 これより歳入全般、12ページから39ページまでの質疑を行います。 ないですか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  以上をもって歳入全般についての質疑を終わります。 続いて、第2条債務負担行為6ページ、第3条地方債7ページ、第4条一時借入金1ページ及び第5条歳出予算の流用1ページについての質疑を行います。 12番、上田議員。 ◆12番(上田勝之君)  すみません。債務負担行為でちょっとお尋ねをしたいんですけれども、債務負担行為で新宮城復元資料収集懸賞事業なんですが、今回、第2次の田岡市長になってからの復元調査委員で答申を受けて、答申の際に懸賞事業ということで、懸賞事業をして、設計図なり、図面なりを探してはいかがという答申やったかと思うんです。それが事業化されていく、すぐに、これは懸賞金が発生するというものではないんで、債務負担行為になっているんだろうとは思うんですけれども、ただ、そうやってこれは、新宮市がやっぱり復元へ向けて一歩進めていく、復元に向けていくという意思表示をされたということで、理解してよろしいんでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  はい、そのとおりでございます。 ◆12番(上田勝之君)  それで、田岡市長はそういう、復元へ向けていくというお答えをいただいたんで、それであるならば、先ほども前田賢一議員も言われておったように、例えば、新宮城の史跡の拡大でありますとか、いわゆる家屋調査を行って実は史跡の面積の拡大でありますとか、あるいは、その後に公有地化を行って、石垣の修復を行っていかないとそういったことができないですよね、設計。復元へ向けていくためには、その一歩一歩を進めていかなくてはなりません。ところが、先ほど前田議員の質疑の中では、現状ではやはり、スタッフの不足等もあってなかなかやっぱり進めていけないと、ただ、やっぱり、こうやって一歩踏み出して、市としてそういう意思を表明されるんであれば、やっぱりそこは、合わせて進めていただかなくてはいけない。これは、例えば、水の手町内の皆さんなんかも、家屋調査はやった。しかも、後ろは、先ほどの災害復旧じゃないけれども、崩れてくるときもある。そういうんであれば、それこそ、史跡の拡大を一歩進めるためには、やっぱり計画も早期に立てていただかなくてはいけないと思うんで、そのためには、スタッフも少ないんであれば、スタッフを拡充していただくようなことも合わせてやっていただかなくてはこの意思表明があったんで、市としての復元へ向けて一歩、向けていくということであればその辺も合わせて考えていただきたいんですが。 ◎教育長(楠本秀一君)  保存計画、公有地拡大には保存計画が必要であると、それに着手したいという思いは重々持っております。去年の6月議会でも前田議員から質問も受けたわけですけれども、当然、やらなければならない案件だと思っておるんですけれども、文化複合施設にかかわって、発掘調査が出てきてあったとか、もろもろのことが、それよりもすぐやらねばならないということが起こりまして、本当に、町内の皆様にはもう4年ほどまでに説明なんかもしておるところなんですけれども、早く、整備計画をつくって着手したいところなんですけれども、それよりも優先しなければならない課題が余りにも多過ぎるということで、現状に至っております。 そういう中で学芸員もこれも、やはり、相当なやっぱりキャリアっていうんですか、専門職でないとなかなかすぐには新宮市、文化財多過ぎますし、多過ぎるということは非常にうれしいことなんですけれども、そういうことも含めて、いましばらく御猶予願いたいな。 ただ、その復元に向けてのこの懸賞金をつけるということは明確な意思表示をしたということでございますので、それに向けて着々と確実に進めなければならないと思っていますが、現状がこういうマンパワーで、言いわけしたらあかんのだとは思うんですけれども、こういう現状になっておりますので、その辺のことを御理解願いたい。決してこの事業をおろそかにするものではないんですが、その辺のところ御理解願いたいと思います。 ◆12番(上田勝之君)  もちろん、教育長が言われることは、私も重々理解した上で、ただ、こういったような懸賞金事業、復元へ向けての設計図なり、写真なりを探していこうという意思表示をされて、市長も復元へ向けていかれる。ただ、教育長はやっぱり現状をやっぱり、是認というか、やむを得んというふうなお話ですよね。それは、お答えが逆なんじゃないかなと思ったりもするんですけれども、やはり、文化財の関係を所管する教育長であるならば、市当局に対して、もっとスタッフの増員を要求するなり、文複の関係をもっと進めるんであれば、もう少し拡充をしたいと、拡充をしてほしいというようなことをもっと、実は、当局に上げる中で、どうなのかというあたりをぜひ御一考いただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(屋敷満雄君)  1番、北村議員。 ◆1番(北村奈七海君)  私もこの債務負担行為の新宮城復元資料収集懸賞事業について、質疑をします。 まず、こちらなんですけれども、きのうの説明の中で、天守等の情報収集のために、この懸賞事業を行うということを先ほど、教育長のほうからも、市長のほうからも、その復元というところに向けて、前向きに進んでいくというような答弁があったかと思うんですけれども、これを債務負担行為として、事業の一つとして行っていくということについて、実現可能性というところについては、これ、3年間で見ていますけれども、その3年の中でどれぐらいの実現可能性があるというふうに当局は認識されているんでしょうか。 ◎企画調整課長(新谷嘉敏君)  これまで文化振興課で前回答申いただいた内容を、我々もちょっと引き継ぐ中で、全国的に見ても、これまで天守の復元に至ったケースはないというふうに聞いてございます。 ただ、そんな正式な、新宮市におきましても、正式な協議の場に上がるような情報は今のところは、なかったというふうにも聞いてございますが、これからに向かって、やはり、こういった懸賞を掲げるに当たりまして、いろんな広報の仕方、あるいは、情報収集、また委員設置の中で、いろんな提言をいただく中で、効果のあるいろんな情報収集ができないかということも、今後の将来へ向けて探っていきたいという思いで今回このような計上をさせていただいたというところでございます。 ◆1番(北村奈七海君)  ちょっと、その全国的にも、図面があって復元に結びついたというような話が、ちょっと今、お聞きするとないというような理解をさせてもらったんですけれども、この債務負担行為ということで、すぐに何らか行っていくということではないんですよね。具体的に、これは懸賞事業として、2,700万円を3年でということなんですけれども、具体的に担当課としては、どういうことをされるというのは、何か考えておられるんですか。 ◎企画調整課長(新谷嘉敏君)  具体的な事業は、委員を設置した後に、重ね重ねになりますが、委員のほうからいろんな提言もいただきたいと思っております。 まずは、この懸賞事業に係る広報、また他市のほかの全国的に見ても、他市の中でも、こういった懸賞をしている自治体もございます。そういったところの取り組みも我々、研究させていただく中で、いろんな活路を見出していきたいというふうに考えてございます。 ◆1番(北村奈七海君)  それは、ちなみに3年たって、そういった天守等の資料、復元に関しては、写真だけでなくて、やはり、詳細な図面がないと国史跡指定にかかわることなので、復元というのはとても難しいというふうに聞いているんですけれども、その詳細な図面というものがもし仮に見つからなかった場合も、先ほどの市長のお話では、前向きに復元に向けて動いていくということだったので、これはまた後も、続けていく事業というふうに当局としては捉えているんですか。 ◎企画調整課長(新谷嘉敏君)  とりあえず、今回の債務負担行為の中では、3年間ということの期間を設けさせていただいてございます。 その後につきましては、今、3年後の話をちょっと明言できるものではございませんが、その辺につきましても、今後の委員での議論、また委員からの意見も聞く中で、あと、いろいろこういう事業を進めていく中では、市民からのいろんな意見、また意義のある案も出していただけるものと思ってございますので、そういったところも勘案して、3年後、また少し前から、3年後も、もしこの3年間で見つからなかった場合のその先のことは検討していくということになろうかと思います。 ◆1番(北村奈七海君)  今、企画調整課長が答弁していただいているんですけれども、その新宮城の整備ということで、石垣、主に石垣であったりとか、その周辺を時代としては、江戸時代の後期あたりぐらいに復元していくということが原課としては目指していく方向だというふうに私は把握しているんですけれども、その中で、石垣だけではないんですけれども、どうしても、長期にわたって、まず、土台となる石垣を整備していくというところが、一番根本的に国の史跡指定を保護、保存していくというところではとても重要やと思うんですけれども、それが具体的に今事業年数としては、何十年ぐらいというのを見込んでおられるのかというのは、原課としてはどれぐらい見込んでいるんですか。 ◎文化振興課長(須崎誠久君)  この事業については、非常に事業費も大きなものでございまして、事業のボリュームもそれなりにあるものでございます。 それで、どれぐらいまでかかるかということでございますが、十数年から20年程度着手してからかかるかなというふうには思います。 ◆1番(北村奈七海君)  ありがとうございます。 なので、ちょっと、おとといの繰り返しにもなってしまうんですけれども、城を復元するということについて、前向きに事業を行っていくというところに関しては、文化財の保存というところに絡んできて、一つ意義があることかなとは思うんですけれども、まず城を復元するにしても、その土台となる石垣をこれから十数年近くかけて、それも復元していくわけですよね。 で、片やどれぐらいその見つかるのかどうか、まだ不確定ですし、詳細な図面が出てこなかったら、復元可能性がそもそもないものを市長として、期待を持たせるような形で行っていくということが本当にいいのかなと思うんですけれども、先ほどの原課のお話ですと、もっと時間がかかってしかるべきだと思うんです。多分、十数年か20年というのは、今の見込みだと思うので、やっぱり、石垣を一つ一つ外して、それをまた記録をとって、また積み直すということについては、範囲も広いですし、年数もすごいかかることだと思うんですね。 なので、今、前向きにやっていくということなんですけれども、そこを本当に前向きにやっていきますということで、行っていいのかなと。 ◎副市長兼企画政策部長(向井雅男君)  市長の諮問機関によって、これまで2回ほどこの復元調査に関してはいろいろな研究をしていただいております。それで、その中で、懸賞金をつけた中で、いろんな書類、資料が見つからないかという提言もいただいております。 今、北村議員おっしゃっている部分については、当然、史跡の部分で粛々と進めていただいておりますし、その進捗については、いろいろ北村議員が指摘するところはあるかもございません。 ただ、今回は、また、市長の諮問機関として、お願いする中で、ぜひ、こういった試みをする中で見つかればいいということですので、こればかりは、してみなければわからないというところがありますし、市長自身、復元したいという思いを持っていますから、その辺は、3年間という期限ではありますが、1度、試させていただいて、これをもし、見つかるということになれば、それにこしたことはございませんので、その辺は御理解いただきたいというふうに思います。 ◆1番(北村奈七海君)  見つかればもちろん、新宮城自体の過去の姿が明らかになって、一つ、大きくは熊野学、小さくというか、小規模な視点で見たら、新宮城の昔の姿がどういったものだったのかということで、研究が進む一助にもなると思うんですけれども、その片方ではやっぱり、その新宮城の整備期間がすごく長いというところで、仮に見つかって、それがよかったということになるかもしれないですけれども、復元というところで考えると、今、諮問されている委員の皆さんが期待するようなスピードで実現ができるというふうに市長が今、思っているのかどうかだけ、じゃあ、最後に聞きたいんですけれども。
    ◎市長(田岡実千年君)  まずは、写真とか設計図が見つかるか見つからないか、それで今後のスピードが変わってくるというふうに思っております。 ◆1番(北村奈七海君)  ちょっと今、スピードが変わってくるということだったんですけれども、新宮城の整備に関しては、スピードというのはやはり、余り早くは進まないのではないかというふうに思うので、こういった懸賞事業というのを行う前提から、やっぱり、ただ要望があって、そして復元というものを目指してやっていくというだけでは、根拠としては、私は正直不十分だと思いますし、また整備事業がやはり、十何年かかるという中で、復元できるだけの図面が仮に見つかったとしても、それが終わらない限りは上にものが建てられないということがわかっているのであれば、これを懸賞事業として行っていきますというのは、少し無責任ではないかなと思うんですけれども、そこは市長はそういうふうには思われないですか。 ◎市長(田岡実千年君)  そうは思っておりません。 ◆1番(北村奈七海君)  今、そういうふうには思っておられないということだったんですけれども、私はそこに関しては市長とは意見が違いますし、こういう懸賞の事業の仕方、そしてその目標が復元というところに据えておられるという意味では、ちょっと根拠としては、かなり薄弱かなと思いました。 質疑は以上です。 ○議長(屋敷満雄君)  以上をもって、議案第1号の質疑を終わります。 本案はお手元に配付しております分割付託表のとおり各常任委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程2 議案第2号 平成30年度新宮市国民健康保険特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程2、議案第2号、平成30年度新宮市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤坂市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(赤坂幸作君) (登壇) ただいま議題となりました議案第2号、平成30年度新宮市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 議案書の253ページをお願いいたします。 第1条は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億2,361万3,000円に、直営診療施設勘定では9,773万4,000円とするものでございます。 第2条は、一時借入金の限度額を事業勘定では10億円、直営診療施設勘定では3,000万円と定めるものでございます。 第3条は、歳出予算各項の金額を流用することができる場合を定めたものでございます。 それでは、事業勘定の歳出から御説明させていただきます。 268ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費、1項1目一般管理費3,712万7,000円は、市民窓口課保険年金係4名分の人件費と諸経費、電算処理業務委託料及びシステム改修費用でございます。 2目連合負担金273万9,000円は、国保連合への負担金でございます。 270ページをお願いいたします。 2項1目賦課徴収費2,743万7,000円は、税務課市民税係と収納係3名分の人件費、諸経費、郵送料、機器借上料でございます。 272ページをお願いいたします。 3項1目運営協議会費32万6,000円は、運営協議に関する経費でございます。 274ページをお願いします。 2款保険給付費、1項療養諸費、1目から5目まで21億8,819万4,000円を見込んでおります。被保険者は年々減少していますが、一般被保険者療養給付費の1人当たりの医療費は伸びてございます。 276ページをお願いします。 2項高額療養費は、1目から4目まで3億7,132万3,000円を見込んでいます。 278ページをお願いします。 3項移送費は、科目の設定のみでございます。 280ページをお願いします。 4項出産育児諸費1,891万円は、出産育児一時金として支給するもので、1件42万円で45件を見込んでおります。 282ページをお願いします。 5項葬祭諸費は、1件3万円を支給するもので、70件分210万円を計上してございます。 284ページをお願いします。 3款国民健康保険事業費納付金9億8,932万5,000円は、新設で県から示された納付金を計上してございます。 290ページをお願いします。 4款1項共同事業拠出金2,000円は、退職制度に係る事務費で国保連合への支出です。 292ページをお願いします。 5款保健事業費、1項特定健康診査等事業費3,038万8,000円は、特定健康診査、特定保健指導に係る事業費で保健センターで実施するための一般会計への繰出金でございます。 294ページをお願いします。 2項保健事業費1,383万9,000円は、脳ドック受診助成事業及び訪問指導事業、医療費適正化特別対策事業などに係る費用でございます。 296ページをお願いします。 6款基金積立金は科目のみの設定でございます。 298ページをお願いします。 7款公債費82万2,000円は、一時借入金の利子でございます。 300ページをお願いします。 8款諸支出金、1項償還金及び還付加算金につきましては、2,258万5,000円を見込んでおります。 302ページをお願いします。 2項繰出金849万3,000円は、事業勘定から直営診療施設勘定への繰出金でございます。 304ページをお願いします。 9款予備費として1,000万円を計上してございます。 続きまして、歳入を説明させていただきます。恐れ入りますが、260ページへお戻りください。 2歳入、1款国民健康保険税は1項1目と2目で合計7億603万6,000円で、一般及び退職被保険者等の国民健康保険税であります。 2款使用料及び手数料は47万円を見込んでおります。 262ページをお願いします。 3款県支出金、1項1目保険給付費等交付金26億580万3,000円は新設で、保険給付費の一部を除く全額が県から交付されるものでございます。 4款繰入金、1項1目一般会計繰入金は3億8,095万6,000円を計上してございます。 2項1目基金繰入金は、科目のみの設定でございます。 264ページをお願いします。 5款繰越金も科目の設定のみでございます。 6款諸収入は3,034万6,000円を見込んでおります。 なお、314ページから317ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上が事業勘定でございます。 続きまして、直営診療施設勘定について、歳出から御説明いたします。 328ページをお願いいたします。 3歳出、1款総務費5,693万円は、各診療所に係る諸経費及び人件費であります。職員は医師1名、看護師2名、事務職員1名、嘱託看護師2名、嘱託事務職員2名でございます。 332ページをお願いします。 2款医業費、3,975万3,000円は診療所の診療に係る諸経費で医薬品費及び医療用機械器具費が主なものでございます。 334ページをお願いします。 3款基金積立金は科目設定のみ1,000円を計上してございます。 336ページをお願いします。 4款公債費5万円は一時借入金の利子でございます。 338ページをお願いします。 5款予備費として100万円を計上いたしております。 続きまして、歳入を説明させていただきます。 恐れ入りますが、324ページへお戻りください。 2歳入、1款診療収入6,708万7,000円は、1目から5目までで各診療所の収入を計上してございます。 2款使用料及び手数料43万2,000円は診断書等の文書料であります。 326ページをお願いします。 3款財産収入2万2,000円は基金積立金の預金利子でございます。 4款繰入金、1項事業勘定繰入金849万3,000円は事業勘定からの繰入金でございます。 2項繰入金2,138万7,000円は、国保熊野川診療所運営基金からの繰入金を計上してございます。 5款繰越金は、科目設定のみ1,000円を計上してございます。 6款諸収入は31万2,000円を見込んでおります。 なお、340ページから343ページまで直営診療施設勘定の給与費明細書を付しておりますので、御参照をお願い申し上げます。 以上、まことに簡単でございますが、説明といたします。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。 7番、福田議員。 ◆7番(福田讓君)  326ページの今、御説明いただきました熊野川診療所運営基金繰入金ということなんですけれども、前日の御説明では、新宮市の国保の積立金も大分もうなくなってきたということなんですが、熊野川は今、どのぐらい残っていますか。 ◎国保直営熊野川診療所事務長(谷口昇君)  現在、4,400万円の残でございます。 ◆7番(福田讓君)  そうしますと、これからあと何年後に積立金ですか、枯渇するわけですか。 ◎国保直営熊野川診療所事務長(谷口昇君)  あと今年度も含めまして、一、二年というところでございます。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員に付託いたします。 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。 △休憩 午後1時56分--------------------------------------- △再開 午後2時11分 ○議長(屋敷満雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程3 議案第3号 平成30年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程3、議案第3号、平成30年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤坂市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(赤坂幸作君) (登壇) ただいま議題となりました議案第3号、平成30年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書345ページをお願いいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億2,022万4,000円とするものでございます。 第2条は、一時借入金の限度額を定めたもので、3億円とするものであります。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 356ページをお願いします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費1,536万4,000円は職員2名分の人件費と諸経費であります。 358ページをお願いします。 2項1目徴収費197万2,000円は、保険料徴収に係る諸経費であります。 360ページをお願いします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金8億89万5,000円は、説明欄に記載のあるとおり保険料及び療養給付費等の負担金でございます。 362ページをお願いします。 3款保健事業費39万3,000円は、健診等委託料で脳ドック10名分を医療センターへ委託するものでございます。 364ページをお願いします。 4款公債費50万円は、一時借入金の利子でございます。 366ページをお願いします。 5款諸支出金1項1目保険料還付金は50万円を見込んでおります。 2目還付加算金は10万円を見込んでおります。 368ページをお願いします。 6款予備費は50万円を計上してございます。 続きまして、歳入を説明させていただきます。 恐れ入りますが、352ページまでお戻りください。 2歳入、1款後期高齢者医療保険料は2億8,188万7,000円を見込んでおります。 2款使用料及び手数料は2万円を見込んでおります。 3款国庫支出金1項1目高齢者医療制度円滑運営事業費補助金69万1,000円を見込んでおります。システム改修費用に要する補助金でございます。 4款繰入金5億3,662万6,000円を計上いたしております。 5款諸収入は99万9,000円を見込んでございます。 354ページをお願いいたします。 6款繰越金は科目設定でございます。 なお、370ページから373ページまで給与費明細書を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程4 議案第4号 平成30年度新宮市介護保険特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程4、議案第4号、平成30年度新宮市介護保険特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 河邉健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第4号、平成30年度新宮市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の375ページをお願いいたします。 平成30年度新宮市介護保険特別会計予算は、第1条第1項で歳入歳出予算の総額をそれぞれ39億8,753万1,000円と定めるものであります。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものであります。 第2条は、一時借入金の借り入れの最高額を5億円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算の経費の金額を流用できる場合を定めたものであります。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 予算書の388、389ページをお開き願います。 歳出1款総務費1項1目一般管理費4,891万9,000円は、説明欄1の一般管理経費、2の介護保険制度改正に伴うシステム改修事業及び3の職員7名分の人件費であります。 390、391ページをお願いします。 2項1目賦課徴収費515万8,000円は、介護保険料の賦課徴収に係る嘱託職員の賃金と賦課に係るシステム開発・運用支援委託料などであります。 392、393ページをお願いします。 3項介護認定審査会費は4,485万5,000円で、1目の介護認定審査会費は介護認定審査委員報酬等であります。 2目認定調査等費は、主に認定調査に従事する嘱託職員6名分の賃金と主治医意見書作成手数料等であります。 394、395ページをお願いします。 4項地域包括支援センター運営費3,609万4,000円は、地域包括支援センターのうち、指定介護予防支援事業に要する費用で、1目の介護予防サービス計画費3,562万7,000円は、地域包括支援センターの4名のケアマネジャーの嘱託職員賃金と従来の要支援1と2のケアプラン作成及び平成29年度から実施しております介護予防・日常生活支援総合事業に係るケアプランの委託料等であります。 2目地域包括支援センター運営費46万7,000円は、地域包括支援センターの運営経費で、地域支援事業交付金の対象外となるものを計上しております。 396、397ページをお願いします。 2款保険給付費ですが、要介護認定者に対しての保険給付の総額に35億3,875万1,000円を計上しております。 1項の介護サービス等諸費ですが、要介護と認定された方が居宅において介護サービスを受けたとき、また介護保険施設において施設サービスを受けたときに対するサービス給付費を計上しております。給付費の内訳につきましては、1目から398ページ10目まで記載のとおりであります。 400、401ページをお願いします。 2項介護予防サービス等諸費1億1,669万1,000円ですが、要支援と認定された方に対する介護予防サービス給付費で、介護予防給付費の内訳につきましては1目から8目まで記載のとおりであります。 402、403ページをお願いします。 3項1目、審査支払手数料337万2,000円は、国保連合が行う保険給付費の審査支払い業務に対する手数料であります。 404、405ページをお願いします。 4項高額介護サービス等費8,136万3,000円は、要介護者及び要支援の方の1カ月の利用者負担額が、所得階層ごとに設けられた所定の額を超えた場合に、その差額分を払い戻すための費用であります。 406、407ページをお願いします。 5項高額医療合算介護サービス等費1,014万2,000円は、同一世帯の要介護者が医療保険・介護保険の両給付を利用し、自己負担額が著しく高額になる場合に、医療・介護を通じた限度額を適用し、限度額を上回った額を支給するというものであります。 408、409ページをお願いします。 6項特定入所者介護サービス等費1億2,975万5,000円は、低所得者の負担を軽減するため、介護保険施設における居住費・食費の基準費用額と負担限度額の差額の相当分を補足給付するものであります。 410、411ページをお願いします。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金2,457万5,000円は、介護保険が平成30年度から平成32年度の3年間の財政運営を行うため、平成29年度に見込まれる第1号被保険者の保険料の剰余金を積み立て、次年度以降の給付費の不足に充てるものであります。 412、413ページをお願いします。 4款地域支援事業費1項介護予防・生活支援サービス事業費1億7,643万5,000円は要支援1と2に係る介護予防・日常生活支援総合事業に係る費用であります。 1項1目介護予防・生活支援サービス事業費1億6,203万5,000円は、説明欄の記載のとおりで、予防基準緩和型訪問介護サービス及び第一号事業サービス事業負担金を計上しております。 なお、第一号事業サービス事業負担金は従前の予防給付のうち、地域支援事業に移行されました介護予防訪問介護事業及び介護予防通所介護サービス事業費のことであります。 1項2目介護予防ケアマネジメント事業費1,440万円は、介護予防・日常生活支援総合事業に係るケアマネジメントに要する費用であります。 414、415ページをお願いします。 2項1目一般介護予防事業費140万7,000円は、要介護・要支援の状態にない一般高齢者に対し、各種予防教室や啓発活動を通し、要介護状態になることを予防するための事業で、説明欄のとおりであります。 2項2目介護予防事業総務費は介護予防事業に係る職員3名と臨時職員1名分の人件費及び熊野川地域への介護予防事業の委託料であります。 416、417ページをお願いします。 3項包括的支援事業・任意事業費は、主に地域包括支援センターが実施いたします各種事業費を計上しております。 1目総合相談事業費2,013万7,000円は、地域包括支援センター専門職の嘱託職員6名分の人件費であります。 3項2目権利擁護事業費は、高齢者の権利擁護に係る弁護士の相談手数料、3項3目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は、介護支援専門員の支援に係る費用であります。 3項4目任意事業費3,576万5,000円は、説明欄記載のとおりであります。 418、419ページをお願いします。 3項5目包括的支援事業・任意事業総務費780万7,000円は、新宮市地域包括支援センターと社会福祉協議へ委託する熊野川地域包括支援センターを運営するための経費であります。 6目在宅医療・介護連携推進事業費1,116万8,000円の主なものは、新宮市医師の協力を得、在宅医療の相談窓口業務委託料に係る費用であります。 7目生活支援体制整備事業費602万1,000円は、高齢者の生活支援のネットワークづくりに向け、昨年に引き続き社会福祉協議への委託料が主な費用となっております。 420、421ページをお願いします。 8目地域ケア会議推進事業費60万3,000円は、地域ケア会議に係る費用を計上しており、9目認知症総合支援事業費48万9,000円は、平成30年4月から実施いたします認知症初期集中支援チーム設置のための費用であります。 422、423ページをお願いします。 4項1目審査支払手数料52万8,000円は、総合事業のうち、指定事業者が実施するサービスにおける国保連への審査支払手数料であります。 424、425ページをお願いします。 5款1項1目公債費利子は、給付費の支払いに財源不足が生じた場合における一時借入金の利子を計上しております。 426、427ページをお願いします。 6款1項償還金及び還付加算金は第1号被保険者介護保険料の前年度以前に過納が発生した場合の還付金等であります。 以上、歳出の説明を終わります。 次に、歳入について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、382、383ページにお戻り願います。 1款保険料1項1目第1号被保険者保険料でございますが、現年度の特別徴収保険料・普通徴収分及び滞納繰越分の普通徴収保険料を合わせまして7億4,874万4,000円を計上しております。 3款国庫支出金1項1目の介護給付費負担金は、平成30年度の給付費見込み額のうち施設分と特定入所者介護としての15%、その他のサービスとして20%相当分を計上しております。 2項1目調整交付金は、介護サービス給付見込み額に対し9.04%の交付割合と調整率0.981%相当分を計上しております。 総合事業調整交付金は、総合事業見込み額に対し8.79%の交付割合と調整率0.914%相当分を計上しております。 2目及び3目の地域支援事業交付金は、介護予防・日常生活支援総合事業に係る分の20%、包括的支援事業・任意事業に係る分の38.5%相当分を計上しております。 4目介護保険事業費補助金は、介護保険法改正に伴い、システム改修のための2分の1の補助金となっております。 4款支払基金交付金は、第2号被保険者の介護保険料負担相当分を社会保険診療報酬支払基金から交付を受けるもので、1項1目介護給付費交付金、2目地域支援事業支援交付金は、それぞれの事業の27%相当分を計上しております。 次の384、385ページをお願いします。 5款県支出金ですが、1項1目の介護給付費負担金は、現年度分として施設と特定入所者介護分は見込み額の17.5%、その他のサービスは12.5%相当分となっています。 2項1目介護予防・日常生活支援総合事業に係る地域支援事業交付金は12.5%、2目社会保障充実分含む包括的支援・任意事業に係る地域支援事業交付金は19.25%の交付割合となっております。 7款繰入金は市の一般会計からの繰入金で、1項1目介護給付費繰入金、2目介護予防・日常生活支援総合事業に係る地域支援事業繰入金につきましては、それぞれ給付費見込み額、介護予防事業費の12.5%を計上しております。 3目の社会保障充実分含む包括的支援・任意事業に係る地域支援事業繰入金は、包括的支援・任意事業の19.25%相当分を計上しております。 4目その他一般会計繰入金は介護保険事業に携わる職員8名分の人件費及び事務経費、低所得者保険料軽減に係る市の負担4分の1をそれぞれ一般会計から繰り入れるものであります。 386、387ページをお願いします。 9款3項4目新予防給付ケアマネジメント手数料は、要支援1・2の方に係るケアプラン作成の手数料であります。 5目利用者負担金は、配食サービスの利用者負担分であります。 6目介護予防ケアマネジメント手数料は、地域支援事業に移行される分の介護予防ケアプラン作成手数料です。 なお、430ページ以降に給与費明細書を添付いたしておりますので、御参照のほどお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。 7番、福田議員。 ◆7番(福田讓君)  まず、1点お聞きしたいんですが、成年後見人支援事業というのがございます。これに現在新宮市で年間どれだけの方が相談に来てやられていますかということをまずお聞きしたいんです。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)  権利擁護の相談事業ということになりますが、平成28年度実績では7人の方について、権利擁護に関する相談を受けております。 ◆7番(福田讓君)  そのうち、成年後見人が成立したというのは何件ぐらいございますか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)  成年後見人制度の利用支援事業といいまして、報酬を補助しておりますが、その補助している方は平成28年度では3名、平成27年度では4名というふうになっております。ただ報酬のついていない方で任意後見でありますとかに結びついた方もおりますので、これ以上の方が後見制度を利用していることになります。 ◆7番(福田讓君)  それから、介護保険というのは、今、年金をいただいている方は厚生年金と自動的に年金支給日に引かれていますが、前にも1回お聞きしたんですが、介護保険料を自由に納められるということはないんですね。やっぱり一応我々、私のような普通の一般会社に勤めていましたので自動的に引かれますが、一般の国保関係の方、御商売人の方は介護保険の支払いというのはやはり定期的、自分から申請なしに行くんでしょうか。そのあたりの差というんですか、実際もう介護保険は強制的に年金から引かれている形になっているんですか。それ以外のことはあるんでしょうか。 ◎健康長寿課長(河邉弘ミ子君)  年金年間18万円以上の方につきましては、全て特別徴収させて、引ける方につきましては特別徴収させていただいております。 ◆7番(福田讓君)  いいです。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程5 議案第5号 平成30年度新宮市と畜場特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程5、議案第5号、平成30年度新宮市と畜場特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 竹田生活環境課長補佐。 ◎生活環境課長補佐(竹田和博君) (登壇) ただいま議題となりました議案第5号、平成30年度新宮市と畜場特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書の435ページをお願いいたします。 平成30年度新宮市と畜場特別会計予算は次に定めるもので、第1条第1項では、歳入歳出予算の総額はそれぞれ1,400万5,000円と定め、同条第2項では、款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものであります。 それでは、事項別明細書にて御説明いたします。 歳出より説明させていただきます。 444ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費は908万4,000円となっており、その主なものは嘱託職員賃金306万6,000円、光熱水費300万円などであります。 次に、446ページをお願いいたします。 2款1項1目元金488万3,000円は、平成27年度に実施しました汚水排水施設改修事業に係る起債の元金償還であり、2目利子3万8,000円は償還に係る利子であります。 続きまして、歳入について御説明させていただきます。 442ページをお願いいたします。 1款1項1目と畜場使用料は185万1,000円、その内訳としまして、と畜場使用料が172万8,000円、冷蔵庫使用料として12万3,000円を計上しております。 2款1項1目一般会計繰入金は1,193万4,000円を計上しております。 3款1項1目財産貸付収入は2,000円、4款1項1目雑入は21万8,000円を計上しております。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程6 議案第6号 平成30年度新宮市駐車場事業特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程6、議案第6号、平成30年度新宮市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 畑尻商工観光課長。 ◎商工観光課長(畑尻賢三君) (登壇) ただいま議題となりました議案第6号、平成30年度新宮市駐車場事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の449ページをお願いいたします。 新宮市駐車場事業特別会計の歳入歳出予算は、第1条第1項で歳入歳出の総額をそれぞれ748万1,000円と定め、第2項で歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 458ページをお願いいたします。 1款1項1目の管理費の予算総額は400万円で、その主なものは修繕料51万9,000円、警備委託料64万8,000円、機械類借上料182万8,000円、また建設工事費47万6,000円であります。 前年度との比較で、60万1,000円の増につきましては、主に駐車場隣接地の除草作業、駐車場の一部路面舗装工事による増でございます。 次に、2目一般会計繰出金につきましては、駐車場会計における収支差益分348万1,000円について一般会計へ繰り出すというものでございます。 次に、歳入の456ページへお戻りください。 1款1項1目の駐車場使用料につきましては747万9,000円で、一般駐車は1日当たり約33台、月極定期駐車で30台を見込んでございます。 2款1項1目の繰越金、3款1項1目の雑入につきましては科目の設定でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程7 議案第7号 平成30年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程7、議案第7号、平成30年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 望月管理課長。 ◎管理課長(望月敬之君) (登壇) ただいま議題となりました議案第7号、平成30年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の461ページをお願いいたします。 第1条第1項は歳入歳出の予算の総額をそれぞれ1,161万3,000円と定め、第2項で歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるものというものでございます。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により、一時借入金の最高額を1,000万円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 470ページをお願いします。 1款1項1目の住宅資金貸付事業費につきましては、説明欄に記載のとおり5万5,000円を計上しております。 2目の一般会計繰出金についてですが、予算額953万8,000円を一般会計に繰り出すというものでございます。 次に、472ページをお願いします。 2項公債費1目の元金につきましては、市債の償還元金としまして183万2,000円を計上しております。 2目の利子につきましても、同じく償還利子として18万8,000円を計上しております。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 468ページにお戻り願います。 2歳入、1款1項1目の一般会計繰入金及び2款1項1目の繰越金につきましては、科目の設定でございます。 次に、3款1項1目の住宅資金貸付金元利収入につきましては、説明欄のとおり現年分の元金収入としまして30万2,000円、同じく利子収入として1万8,000円、滞納繰越分の元金収入としまして956万8,000円、同じく利子収入としまして172万3,000円の収入見込みで、合計1,161万1,000円を計上しております。 なお、474ページに地方債に関する調書を記載しておりますので、御参照のほどお願いします。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程8 議案第8号 平成30年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程8、議案第8号、平成30年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 竹田生活環境課長補佐。 ◎生活環境課長補佐(竹田和博君) (登壇) ただいま議題となりました議案第8号、平成30年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算について御説明を申し上げます。 予算書の475ページをお願いいたします。 平成30年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算は次に定めるというもので、第1条第1項では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,767万4,000円と定め、同条第2項では款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものであります。 第2条は、地方自治法第235条の3第2項の規定により一時借入金の最高額を1,000万円と定めるというものであります。 それでは、事項別明細書にて御説明させていただきます。 歳出より説明いたします。 484ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費は2,318万円となっており、その主なものとしては嘱託職員賃金219万3,000円、光熱水費635万6,000円、施設管理委託料518万4,000円などであります。 486ページをお願いいたします。 2款1項1目蜂伏団地共同汚水処理施設基金積立金424万4,000円は、基金の積立金であります。 次に、488ページ、3款1項1目利子5万円は一時借入金に伴う利息分であります。 490ページをお願いいたします。 4款1項1目予備費として20万円を計上しております。 続きまして、歳入について説明させていただきます。 482ページをお願いいたします。 1款1項1目施設費負担金108万円は、処理施設への加入金であり、年間5件を見込んでおります。 2款1項1目施設使用料2,620万8,000円は、汚水処理施設の使用料であります。 3款1項1目利子及び配当金38万5,000円は、基金積立金に伴う利子相当分であります。 4款1項1目繰越金は科目の設定であります。 なお、492ページ以降には給与費明細書を付しておりますので御参照ください。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。 7番、福田議員。 ◆7番(福田讓君)  今、御説明いただいてよくわかるんです。これ、蜂伏のあれですね。いわゆる処理施設ということで、この予算書見たら本当に積立金ができるということは黒字になったあるということでしょう。なかなか会計としては優秀やと思うんですけれどもどうですか。 ◎生活環境課長補佐(竹田和博君)  老朽化が厳しく、修繕箇所が多いんですけれども、それに充てるべく、現在2億5,000万円の積立金という形で基金を積み立てております。 ◆7番(福田讓君)  なかなか優秀で、あそこに住んでいる方が皆これ年間5件ということで、1人20万円いただいて新しく家建つ人にそれに入っていただく。そして、施設料も取っている。積み立てがそれだけの億という金があるということは、なかなかうちの会計としては優秀でありませんか。そうですね。 ◎市民生活部長(岡雅弘君)  蜂伏汚水処理場につきましては、この建物は平成2年に県の土地開発公社により施設をつくっていただいておりますので、施設に関する償還金がございませんので、現在先ほど課長補佐が申し上げましたように基金のほうに繰り入れさせていただいておる状況でございます。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程9 議案第9号 平成30年度新宮市土地取得特別会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程9、議案第9号、平成30年度新宮市土地取得特別会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 望月管理課長。 ◎管理課長(望月敬之君) (登壇) ただいま議題となりました議案第9号、平成30年度新宮市土地取得特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 予算書の495ページをお願いいたします。 第1条第1項は歳入歳出予算の総額をそれぞれ300万1,000円と定め、第2項で歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明いたします。 504ページをお願いします。 1款1項1目の用地取得費につきましては、説明欄1の用地購入費における土地購入費といたしまして273万9,000円を計上しております。その他補償金につきましては科目計上となっております。 その下の用地取得一般経費につきましては、測量手数料ほか説明欄記載のとおりでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 502ページにお戻り願います。 2歳入、1款1項1目の繰越金につきましては、前年度繰越金として300万円を計上しております。 2款1項1目の預金利子は科目の設定となっております。 以上、まことに簡単ではごさいますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程10 議案第10号 平成30年度新宮市水道事業会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程10、議案第10号、平成30年度新宮市水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 奥水道事業所業務課長。 ◎水道事業所業務課長(奥靖君) (登壇) ただいま議題となりました議案第10号、平成30年度新宮市水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります、予算書の507ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、業務の予定量を定めるものであります。(1)給水契約件数を1万6,200件、(2)年間総給水量を364万5,700立方メートルとし、以下、記載のとおり定めるものであります。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであります。まず、収入ですが、営業収益、営業外収益、特別利益合わせまして、第1款水道事業収益の合計額を6億9,155万1,000円の見込み計上しております。 次に、支出につきましては、営業費用、営業外費用、特別損失合わせまして、第1款水道事業費用の合計額を6億2,851万6,000円の見込み計上をしております。 第4条は、建設改良工事等の資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。まず収入ですが、第1款資本的収入の合計額は3億334万9,000円の収入を見込んでおります。その内訳につきましては、第1項企業債が3億円、第2項負担金が334万9,000円であります。 次に、508ページをお願いいたします。 支出につきましては、建設改良費、企業債償還金、元金の利子支払い合わせまして、第1款資本的支出の合計額を6億3,925万8,000円の見込み計上しております。これによりまして、平成30年度の資本的収支につきましては、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億3,590万9,000円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,148万5,000円、当年度分損益勘定留保資金2億3,086万7,000円、建設改良積立金7,355万7,000円で補填するものといたします。 第5条は、企業債について定めるものであります。起債の目的や限度額等につきましては、表に記載しているとおりでございます。平成30年度は3億円の借り入れを予定しております。 第6条は、一時借入金の限度額を定めるもので2億円と定めております。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものであります。 第8条は、議会の議決を必要とする流用経費として、職員給与費を7,665万7,000円及び交際費を1万円と定めるものであります。 第9条は、たな卸資産、量水器の購入限度額を定めるものであります。本年度は661万9,000円を限度額としております。 以上が、予算の内容であります。 続きまして、532、533ページをお願いいたします。 予算実施計画明細書につきまして御説明いたします。 まず、収益的収入及び支出の予算でございます。 収入の予算総額として、水道事業収益6億9,155万1,000円を見込み計上しております。 1款1項の営業収益6億6,250万9,000円の内訳は、1目給水収益が6億6,030万円、2目その他営業収益220万9,000円は、工事検査等の手数料収入及び一般会計から受け入れる消火栓維持修繕に係る費用であります。 2項営業外収益2,904万1,000円の内訳は、1目受取利息31万3,000円は定期預金等の利息であります。 2目長期前受金戻入2,800万2,000円は、補助金等の減価償却見合い分を順次収益化するものであります。 3目雑収益59万2,000円は、浄水場内の駐車場貸付並びに地震計や電柱の設置に伴う水道用地の貸付料であります。 4目消費税及び地方消費税還付金は13万4,000円の還付予定額であります。 3項特別利益の内訳としまして、1目過年度損益修正益は科目の設定であります。 次に、534、535ページをお願いいたします。 支出でございます。 支出の予算総額として、水道事業費用6億2,851万6,000円を見込み計上しております。 1款1項営業費用の1目原水及び浄水費1億2,589万4,000円は取水から浄水に係る費用と浄水場関係の維持管理に要する費用で、主なものは、委託料、動力費、薬品費及び職員2名分の人件費であります。 次に、536、537ページをお願いします。 2目配水及び給水費6,608万円は配給水管や配水池等の維持管理に要する経費で、委託料、修繕費、動力費、職員1名分の人件費が主なものであります。 538、539ページをお願いします。 3目総係費1億1,675万3,000円は、料金徴収や検針及び会計事務等の委託料並びに職員4名分の人件費、その他一般管理費等の経費であります。 540、541ページをお願いします。 4目減価償却費2億5,534万4,000円は、建物や構築物等の償却費用であります。 5目資産減耗費352万6,000円は、配水管布設がえ等の改良工事に伴う除却が主なものであります。 2項営業外費用1目支払利息6,091万6,000円は、長期借入金に対する企業債償還金利息59件分及び一時借入金の利息であります。 2項2目消費税及び地方消費税は、1,000円は科目の設定であります。 3項特別損失1目過年度損益修正損及び3項2目その他特別損失は科目の設定であります。 次に、542、543ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして、御説明申し上げます。 資本的収入としまして、3億334万9,000円を見込み計上しております。 1款1項1目企業債3億円は、改良工事9件分への充当を予定しております。 2項1目負担金334万9,000円は、消火栓新設等による一般会計からの負担金等であります。 544、545ページをお願いいたします。 資本的支出としまして、6億3,925万8,000円を見込み計上しております。 1款1項1目改良費4億4,090万5,000円は、市道船町東取出町線ほか1線配水管布設がえ工事ほか8件の工事及び緊急工事費並びに職員2名分の人件費等の費用であります。 2目量水器費70万8,000円は、水道メーターの新設取りつけの費用であります。 3目固定資産購入費376万4,000円は、検針員が毎月水道使用水量を検針するためのハンディターミナル10台の購入費用であります。 2項1目企業債償還金1億9,388万1,000円は施設整備事業等に充当した企業債に対する償還元金55件分であります。 以上が、平成30年度予算の概要であります。 なお、511ページから531ページに実施計画、キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表、注記表、予定損益計算書を付しておりますので、御参照を願います。 なお、建設改良工事の事業箇所表を別冊にて添付しておりますので、あわせてお目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程11 議案第11号 平成30年度新宮市簡易水道事業会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程11、議案第11号、平成30年度新宮市簡易水道事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 登地水道事業所工務課長。 ◎水道事業所工務課長(登地義明君) (登壇) ただいま議題となりました議案第11号、平成30年度新宮市簡易水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入ります、予算書の547ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定であります。 第2条は、業務の予定量を定めるものであります。(1)給水契約件数を840件、(2)年間総給水料を15万2,727立方メートルとし、以下、記載のとおり定めるものであります。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものであります。まず、収入ですが、営業収益、営業外収益、特別利益合わせまして、第1款水道事業収益の合計額を7,583万6,000円の見込み計上をしております。 次に、支出につきましては、営業費用、営業外費用、特別損失合わせまして、第1款水道事業費用の合計額を1億1,001万1,000円の見込み計上をしております。 第4条は、建設改良工事等の資本的収入及び支出の予定額を定めるものであります。まず収入ですが、第1款資本的収入の合計額は1億3,057万7,000円の収入を見込んでおります。その内訳につきましては、第1項企業債が9,200万円、第2項負担金が3,857万7,000円であります。 次に、548ページをお願いいたします。 支出につきましては、建設改良費、企業債償還金合わせまして、第1款資本的支出の合計額を1億3,378万4,000円の見込み計上をしております。これにより、平成30年度の資本的収支につきまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額320万7,000円は当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額320万7,000円で補填するものといたします。 第4条の2の特例的収入及び支出につきましては、特別会計から公営企業法適用による企業会計へ移行するための打ち切り決算で生じる未収金及び未払金を含めた当該年度で処理する見込み金でございます。この第4条の2につきましては、平成30年度限りのものです。 第5条は、企業債について定めるものであります。起債の目的や限度額等につきましては、表に記載しているとおりでございます。平成30年度は9,200万円の借り入れを予定しております。 第6条は、一時借入金の限度額を定めるもので1億円と定めております。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合の項目を定めたものであります。 第8条は、議会の議決を必要とする流用経費として、職員給与費を928万7,000円と定めるものであります。 549ページをお願いいたします。 第9条は、たな卸資産、量水器の購入限度額を定めるものであります。本年度は46万1,000円を限度額としております。 以上が、予算の内容でございます。 続きまして、570ページ、571ページをお願いいたします。 予算の実施計画明細書につきまして御説明いたします。 まず、収益的収入及び支出の予算でございます。 収入の予算総額として、水道事業収益7,583万6,000円を見込み計上しております。 1款1項の営業収益2,273万6,000円の内訳は、1目給水収益が2,272万1,000円、2目その他営業収益1万5,000円の主な内訳は、工事検査等の手数料収入でございます。 2項営業外収益5,309万9,000円の内訳ですが、1目受取利息の1,000円は科目設定でございます。 2目他会計負担金3,294万5,000円は一般会計からの繰入金でございます。 3目長期前受金戻入は2,015万円で、補助金等の減価償却見合い分を順次収益化するものであります。 4目雑収益の2,000円は、水道用地の貸付料でございます。 5目消費税及び地方消費税還付金の1,000円につきましては、科目設定であります。 3項1目過年度損益修正益の1,000円につきましても科目設定であります。 次に、572、573ページをお願いいたします。 支出でございます。 支出の予算総額として、水道事業費用1億1,001万1,000円を見込み計上しております。 1款1項営業費用の1目原水及び浄水費1,431万8,000円は取水から浄水に係る費用と浄水場関係の維持管理に要する費用で、主なものは、光熱水費、通信運搬費、手数料、修繕費でございます。 次に、574、575ページをお願いいたします。 2目配水及び給水費703万5,000円は、配給水管や配水池等の維持管理に要する経費で、委託料、手数料、修繕費が主なものでございます。 576、577ページをお願いします。 3目総係費1,696万4,000円は、料金徴収や検針及び会計事務等の委託料並びに職員1名分の人件費、その他一般管理費等の経費でございます。 578、579ページをお願いします。 4目減価償却費6,088万2,000円は、建物や構築物等の償却費用であります。 5目資産減耗費の2,000円は、科目の設定であります。 2項営業外費用1目の支払利息989万7,000円は長期借入金に対する企業債償還金利息34件分及び一時借入金の利息でございます。 2目雑支出の1,000円は、科目の設定であります。 3目消費税及び地方消費税の19万2,000円は、平成30年度の予算額で算出した消費税の支払い予定額であります。 3項特別損失の1目過年度損益修正損1,000円は科目の設定であります。 2目その他特別損失の71万9,000円は企業会計への移行時に発生する勤勉手当等の金額であります。 次に、580、581ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の予算につきまして、御説明申し上げます。 資本的収入としまして、1億3,057万7,000円を見込み計上しております。 1款1項1目企業債9,200万円は、改良工事1件への充当を予定しております。 2項1目の他会計負担金3,857万6,000円は、一般会計からの繰入金であります。 2目負担金の1,000円は科目設定であります。 582、583ページをお願いします。 資本的支出としまして、1億3,378万4,000円を見込み計上しております。 1款1項1目改良費9,305万8,000円は、西高田簡易水道施設整備事業の工事費が主なものです。 2目の固定資産購入費215万円は、検針員が毎月水道使用水量を検針するためのハンディターミナル6台分の購入費用であります。 2項1目の企業債償還金3,857万6,000円は施設整備事業等に充当した企業債に対する償還金34件分でございます。 以上が、平成30年度予算の概要であります。 なお、551ページから569ページに予算実施計画、キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表、予定損益計算書、注記表を付しておりますので、御参照をお願いいたします。 また、建設改良工事の事業箇所表を別冊にて添付しておりますので、あわせてお目通しいただきますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程12 議案第12号 平成30年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 ○議長(屋敷満雄君)  日程12、議案第12号、平成30年度新宮市立医療センター病院事業会計予算を議題といたします。 当局の説明を求めます。 佐藤医療センター庶務課長。 ◎医療センター庶務課長(佐藤尚久君) (登壇) ただいま議題となりました議案第12号、平成30年度新宮市立医療センター病院事業会計予算について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の585ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定でございます。 第2条は、業務の予定量を定めるもので、まず病床数は304床、次いで延べ患者数を入院が8万7,000人、外来が13万1,000人。また、1日の平均患者数を入院が238人、外来が537人とそれぞれ見込むものでございます。 次の第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入では医業収益及び医業外収益並びに特別利益を合わせまして、第1款病院事業収益の合計額を67億4,701万9,000円と見込み計上いたしております。また、支出では、医業費用及び医業外費用並びに特別損失を合わせまして、第1款病院事業費用の合計額を72億8,775万6,000円と見込み計上いたしております。 次の第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入では第1款資本的収入を7億8,633万4,000円と見込み計上いたしております。また、支出では第1款資本的支出の合計額を11億2,864万円と見込み計上いたしております。 なお、括弧書きにつきましては、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億4,230万6,000円について、過年度分損益勘定留保資金で補填するというものでございます。 恐れ入りますが、586ページをお願いいたします。 第5条は、看護師助産師奨学金貸付事業につきまして、平成31年度貸付開始分の募集と貸付対象者の決定を平成30年度から開始する必要がありますことから、当初予算の段階で債務負担行為の設定を行うものでございます。 次の第6条は、企業債の起債の目的、限度額、起債の方法などを定めるもので、施設設備等の改修及び医療機器等の購入のための財源としまして、3億1,560万円の借り入れを予定いたしております。 次の第7条は、一時借入金の限度額を定めるもので、5億円と定めております。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものでございます。 また、第9条は、給与費及び交際費については議会の議決を経なければ流用することができない旨を定めるものでございます。 次の第10条は、たな卸資産の購入限度額を定めるもので16億1,046万円と定めております。 それでは、内容につきまして、実施計画明細書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、616ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出のうち、まず収入1款病院事業収益、1項1目の入院収益は、前年度より5,775万円増の42億7,750万円を計上、延べ入院患者数は8万7,000人、病床利用率は約78.4%と見込んでおります。 次に、2目の外来収益は、前年度より1,975万円増の17億5,540万円を計上、延べ外来患者数は13万1,000人を見込んでおります。 3目その他医業収益は室料差額等でありますが、2億3,607万6,000円を見込み計上いたしております。 2項1目受取利息配当金は科目の設定であります。 2目他会計負担金6,860万9,000円は、企業債の償還利息に対しての一般会計負担金。 3目長期前受金戻入3億640万5,000円は、企業債の償還元金に対する一般会計負担金などのうち、対象資産の減価償却に対応して充当財源を順次収益化するもの。 4目国庫補助金は科目の設定であります。 5目県補助金は県指定のがん診療連携推進病院の機能強化を図るために設けられた補助金で200万円。 また、6目その他医業外収益5,983万4,000円は、食堂や売店などの施設使用料等であります。 3項1目過年度損益修正益及び2目固定資産売却益は科目の設定であります。 3目その他特別利益4,119万円は企業債償還元金に対する一般会計負担金などのうち、過年度において減価償却が済んでいる分を収益化するものであります。 618ページをお願いいたします。 次に、支出でございますが、1款病院事業費用、1項1目給与費34億4,545万4,000円は正職員310名分と嘱託職員等の給料、手当、賃金、報酬及び法定福利費並びに退職給付費及び賞与引当金の繰入額でございます。 2目材料費14億9,191万1,000円は、薬品費や診療材料費等であります。 620ページをお願いいたします。 3目経費16億4,911万8,000円は、光熱水費や修繕費、委託料、謝金等であります。 622ページをお願いいたします。 4目減価償却費5億4,316万7,000円は、建物や器械備品等の減価償却費であります。 5目資産減耗費670万7,000円は、医療機器等の除却に伴う残存価格等の見込み計上であります。 6目研究研修費3,104万8,000円は、医学図書の購入費や、医師や看護師などが学会や研修に参加する費用が主なものであります。 2項1目支払利息及び企業債取扱諸費1億569万4,000円は、企業債の償還利息26件分が主なものであります。 2目雑損失は科目の設定であります。 3目消費税及び地方消費税1,023万5,000円は、消費税等の納税額の見込み計上であります。 4目補助金241万8,000円は、通院等にバスを利用される方々の運賃の一部を助成するもので、1カ月当たり約2,000人分を見込み計上いたしております。 3項1目過年度損益修正損200万円は、過年度分の医療費の還付金等の見込み計上であります。 2目固定資産売却損及び3目その他特別損失は科目の設定であります。 以上が収益的収入及び支出でございます。 続きまして、624ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出につきまして御説明申し上げます。 まず、収入の1款資本的収入、1項1目の企業債は院内の施設設備等の改修及び医療機器等の購入の財源としまして3億1,560万円を予定するものであります。 2項1目の他会計負担金4億7,073万2,000円は、企業債の償還元金に対する一般会計負担金であります。 3項1目土地売却代金及び2目建物売却代金は科目の設定であります。 次に、支出でございますが、1款資本的支出、1項1目の施設整備費2億2,345万8,000円は自動火災報知設備の改修などを予定するものであります。 2目の資産購入費9,970万8,000円は、腹腔鏡手術に使用する装置など医療機器等19点の購入を予定するものであります。 3目リース債務費314万8,000円は、医療機器1件分の債務費用であります。 2項1目企業債償還金8億232万6,000円は、企業債の償還元金21件分であります。 以上が、資本的収入及び支出でございます。 なお、587ページから614ページに実施計画、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表及び予定損益計算書を付しておりますので、御参照のほどお願いいたします。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(屋敷満雄君)  本案について質疑に入ります。 7番、福田議員。 ◆7番(福田讓君)  585ページに平成30年度新宮市立医療センター病院事業会計予算として、業務の予定量として、1日平均患者数、入院238名、外来537名、これ平均ということですね。私、医療センターへ3日置きに玄関に掲示をされるデジタル計で見ているけれども、537名といったら相当な数が来なんだら平均にならんと思うけれどもね。ここへ上げてきた予算の中で537名平均あるということの根拠はどこですか。 ◎医療センター庶務課長(佐藤尚久君)  平均患者数を出すときには、土日祝日を抜いた平日だけで計算しております。最近のここ数年の推移を見ましても、平成28年度で12万8,000、約400人です。平成27年度が12万9,400人ということで推移いたしております。平日の昼間の人数は確かに500人を切るような数字というのが多いですが、それ以外に時間外にかかる救急の外来の方であるとか、あるいはお金の支払いがもしかしてない方というのもあって、議員おっしゃる総合案内のところにある表示より多い数になっているのかなというふうに思います。 ◆7番(福田讓君)  そうすれば537人の平均とったら、相当なかったらあかんで。280人とか300人のときが結構多い。だから537人も平均とすると600人以上も700人もあるときもあるということですかということをお聞きしているんです。平均にならんでしょう、537人と。相当な数が来なんだら平均にならんで。どんな計算したあるんな。 ◎医療センター庶務課長(佐藤尚久君)  今年度で言いますと、外来患者数、13万1,000人を見込んでおりまして、それを平日の日数である244日で割っております。 ◆7番(福田讓君)  だから、多いときで最高どのぐらいあるんですかと聞いとるんよ。それはっきりしてくれないとわからん。 ◎医療センター医療業務課長(山下泰司君)  外来の延べ患者数なんですけれども、ちょっと私のほう、今、平成29年度の月の数しか持ち合わせておりませんが、一番多い月が6月で大体1万1,114人おりました。 ◆7番(福田讓君)  難しいこと言いやるんじゃないんよ。医療センターにお客さんをたくさん来ていただくことに対して、大変うれしいんですよ。だから、多いときで600人以上のお客さんのある日は何日ありますかと聞いているんです。それは何月が一番多いのか。質疑しやるんやで。 ◎医療センター医療業務課長(山下泰司君)  すみません、今申し上げましたのは、平成29年6月の数字の6月全体の外来患者数になっております。 ちょっと1日当たりにつきましては、今、数字を持ち合わせておりませんのでちょっと調べさせていただきます。 ○議長(屋敷満雄君)  14番、田花議員。 ◆14番(田花操君)  この619ページの支出のほうをずっと見ていると賃金で3億4,264万8,000円計上したある。これ118人。118人で割ると1人300万円払うようになる。月にしたら25万円、臨時嘱託でこんなに払いやるのか。 ◎医療センター庶務課長(佐藤尚久君)  118人の内訳ですけれども、医師が12名、看護師23名、ナースエイド看護補助者が40名、技師が9名、事務員が19名などとなっております。 ◆14番(田花操君)  そうしたら、看護師から医師まで臨時に来てもらいやる人に対してここへ計上して、そしたら上の医師給のこの47人ら、これ嘱託の医師らというのは何人ぐらいおるのか。 ◎医療センター庶務課長(佐藤尚久君)  先ほど医師12名と言いましたけれども、医師は3名でございます。医師3名につきましては産婦人科、あと内科、現在でいいますと泌尿器科に臨時嘱託職員がおります。 ◆14番(田花操君)  そしたらこういう嘱託員の契約らというのは、どういう契約になるのか。日で契約するんか、それとも……。 ◎医療センター庶務課長(佐藤尚久君)  産婦人科の1名及び内科の1名につきましては年間で契約しております。賃金月額96万2,380円で契約いたしております。 ◆14番(田花操君)  そうしたら、上のこの医師給のほうへ入れていかなあかんのじゃないんか。1年契約……。身分もなんかちょっと曖昧やし、相当な額で、看護師とか補助員とかそういったあれやったらわかるけれども、何かこうわかりにくい積算になったある。 それと、621ページ、この賃借料で医師住宅借上料5,360万6,000円。これだけも出すんやったら医師住宅建てたほうが安いで。これをずっと医療センターある以上は払い続けるんやったら。紀南病院ら行ったらもう病院の横へ大きなん建ったある。あれは医師とどんな看護師が入ってあるんか、うちらも建てるスペースあるんやから、やっぱり五千何百万円も出すんやったら建てたほうがずっとあれやし、医師も安心するし、病院の利便性もよくなるやろうし、建てるスペースたくさんあるわだ、周りに。あんたらもう一々医師がここに来て、民間の賃貸のアパートを探すやで。それでええかどうかという問題もあるし、それで、前におった、私、前にも言うたけれども、庄村先生なんかはあちこちずっと安城から神戸から、あの先生ずっと回りやるけれども、医療センターどうですかと言うたら、医療センターは住宅一番悪いと言いやるよ。こんなへんぴなところへ来てもらうのに、住宅が悪いらいうようなことじゃやっぱり来てもらう先生に失礼やし、5,000万円も出して、いちいちあんたら探して、民間のアパートへすること自体が無駄や。ぜひ考えていくべきやろうと思う。 それとそのもう一枚奨学金制度のやつ、これ配ってくれたんか。机の上にあったけれども、医療センターの。机の上に置いてくれたあたよ。奨学金制度を医療センターが……。教育民生委員がもらったあるんか。 ○議長(屋敷満雄君)  配ってないで。 ◆14番(田花操君)  いやいや、私見るの初めてやからね。これ今回これとはあれやから、また聞かせてほしいと思うし、教育民生委員では配って、ほかの……。ああ、議員説明。 ○議長(屋敷満雄君)  議員説明で全員に配っている。 ◆14番(田花操君)  質問控えるけれども、また機会があったら言います。 以上。 ○議長(屋敷満雄君)  いいですか。 ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員に付託いたします。--------------------------------------- △日程13 請願第2号 旧丹鶴小学校跡地遺跡群と発掘予定地全体の保全活用ならびに熊野学センター・文化ホール・図書館の早期建設について
    ○議長(屋敷満雄君)  日程13、請願第2号、旧丹鶴小学校跡地遺跡群と発掘予定地全体の保全活用ならびに熊野学センター・文化ホール・図書館の早期建設についてを議題といたします。 請願第2号はお手元に配付の請願文書表のとおり、文化複合施設建設に係る遺構発掘調査及び都市再構築戦略事業調査特別委員に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  御異議なしと認めます。 よって、請願第2号は、文化複合施設建設に係る遺構発掘調査及び都市再構築戦略事業調査特別委員へ付託することに決定いたしました。--------------------------------------- △休会について ○議長(屋敷満雄君)  以上で、本日の議事日程は終了いたしました。 この際お諮りいたします。 議会運営の都合により、あす、3月2日から3月5日までの4日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(屋敷満雄君)  御異議なしと認めます。 よって、あす3月2日から3月5日までの4日間、休会することに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(屋敷満雄君)  以上により、次回の本会議は3月6日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は議事日程のとおり、その議事を終了いたしましたので、これをもって散会いたします。 本日は御苦労さまでした。 △散会 午後3時37分...